伊賀市議会 2018-06-19
平成30年産業建設常任委員会( 6月19日)
では、早速ですが議案第72号、伊賀市
水道事業給水条例の一部
改正についてをお願いいたします。
では、あの
提案者よろしくお願いいたします。
水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
失礼いたします。
上下水道部の藤山でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
ただいま議題としていただきました議案第72号、伊賀市
水道事業給水条例の一部
改正について、御説明をさせていただきます。
はじめに、本
条例改正の目的ですが、本市では
人口減少に伴い
生活用水事業が
減少傾向にある一方、
企業などの
事業活動に伴う
工場用水や
業務営業用水、その中でも
大口事業者において
水需要の伸びが大きく、
使用水量面のみならず
料金収入面でも
企業活動が
市民生活を支える構図となっています。こうした状況を踏まえ、より
水道を使いやすくすることで
企業の
生産意欲の向上と
水道使用料の増加を促し
水道料金収入の維持安定につなげることを目的として、現在
水道を使用していただいている
工場等で特に
使用料の多い
大口事業者を
対象とした
水道料金の
減額制度を導入いたしたく、
当該減額制度の期間や
適用要件、
料金単価などこの
制度を実施するために必要となる規定を本
条例で定めようとするものでございます。また、この
水道料金減額制度とは別に、
水道をさらに使いやすくすることで
企業の
新規立地を促し
設備投資の促進による雇用の拡大や若者の
定住化、
新規移住の促進など
地域経済の
活性化に向けた
環境整備にもつながるよう口径の大きい
水道管理負担金の
減額制度を導入いたしたく
減額対象と
量水器の口径や用途、
減額適用後の
負担金の額などこの
制度を実施するために必要となる規定を本
条例で定めようとするものでございます。
続きまして、
改正の内容について御説明をさせていただきます。
資料の
条例新旧対照表の1ページをごらんいただきたいと思います。
まず、
条例第11条で規定している
管理負担金につきまして、第7項として
一般用の用途に使用する
水道のうち
公共施設、
公共的施設及び
集合住宅以外のように使用する
量水器の口径40ミリメートル以上のものに係る
負担金を同条第1項で規定する別表第1に定めた
負担金の額にかかわらず表に記載のとおりにする旨の
特例規定を追加しております。具体的には
量水器の口径40ミリメートルから150ミリメートル以上までのものについて、別表第1の額から50%を
減額することとし、40ミリメートルを67万5,000円。50ミリメートルを104万2,200円。75ミリメートルを251万1,000円と定め、100ミリメートル及び150ミリメートル以上のものについては、同条第1項の規定に基づき
管理者が別に定める額から50%を
減額することとしております。なお、
減額の
対象とする
使用用途につきましては、
工場用及び
業務営業用と考えておりますが、本
条例では
工場用、業務、
営業用という
用途区分がないことから条文上は
一般用の用途のうち
公共施設、
公共的施設及び
集合住宅以外に使用するものを
対象とする旨の表記としております。
2ページをごらんいただきたいと思います。
次に本
条例の
制定附則におきまして、第31条関係の別表第4で規定している
料金について、
重量料金の
減額に係る
特例規定として第7項から第10項までの4項を追加しております。第7項では、平成30年10月1日から平成33年3月31日までの間、別表第4に規定する
一般用の用途に
水道を使用するもののうち
公共施設、
公共的施設、
集合住宅以外のように3年以上継続して伊賀市の
水道を使用し、直近3年間の
使用水量の1年当たりの平均が7,200立方メートル以上であるものについて、
減額料金適用の基準となる
使用水量として
基準水量を個別に認定することができることとしております。ただし、
料金を完納していないもの、直近3年間に
料金の納期に遅延があったもの、伊賀市上
水道からの分水を受けているものについては、この認定の
対象外としております。第8項では、第7項の規定により、
基準水量を設定した場合において
当該基準水量に0.95を乗じて得た水量を超える
使用水量に係る
重量料金について、第31条第1項の規定による別表第4で定めた
料金単価にかかわらず1立方メートルにつき259.2円とすることとしております。第9項では、第8項の規定による
重量料金について平成30年10月1日以後に実施する検針に係る
料金の算定から適用することとしております。第10項では、第7項の規定による
基準水量の認定を取り消すことができる場合について、
使用者を変更したとき、用途を
一般用以外に変更したとき、納期までに
料金を支払わなかったとき、この
条例に基づく
使用者の義務を誠実に履行していないと認められるとき、新たに
地下水利用による
自己水源を開設したときとしております。なお、この
改正条例は交付の日から施行し、
改正後の第11条第7項に定める
加入負担金の特例につきましては、平成30年4月1日から適用することとしております。また、別の資料として
大口需要者水道料金減額制度及び
水道加入負担金減額制度の概要というのをお配りさせていただいております。ここでは、
制度の要点や
水事業及び
水道料金の推移、
加入負担金の状況などを記載をしておりますので、合わせてごらんをいただきたいと思います。
以上が伊賀市
水道事業給水条例の一部
改正の概要ですが、その他この
条例の施行にかんし、必要な事項につきましては伊賀市
水道事業給水条例施行規則において、別途所要の
改正を行いたいと考えております。説明は以上でございます。よろしく御審査いただきますよお願い申し上げます。
○
委員長(
上田宗久君)
ありがとうございました。説明が終わりました。
ただいまより質疑に移ります。
質問のある方、挙手をお願いいたします。
宮﨑委員。
○
委員(
宮﨑栄樹君)
すいません。今回の
条例改正で
水道料金減額と
加入負担金減額をするということですが、そもそもこの水が安くなったら伊賀にきたいと言ってるような
企業はあるのかということを見通しを含めてお願いします。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
具体的にどの
企業がきたいとかっていうことについては
水道料金が安くなったからと理由ではなく、
産業振興部のほうで別途
南部丘陵地の
開発等に向けた
調査等において
企業等が立地をしたいというふうな情報を得ております。また、ゆめが丘の
企業においても新たにこう増設をしたいというふうなことはお伺いをさせていただいているところでございます。ただ、
水道料金が安くなったからというふうなことではなく、私どもとしまして
水道事業者といたしましては
水道料金をこういう
制度で安くすることによって
企業の
事業活動のほうを後押しをしたいというふうな考えてこの
制度を創設しているものでございます。
○
委員長(
上田宗久君)
宮﨑委員。
○
委員(
宮﨑栄樹君)
ありがとうございます。あともう1点伺いたいのが、今回は
企業に対する優遇ですけど、市民の
皆さんが払っている
水道料金というのもすごく高くて県内で2番目とか3番目っていうふうに聞いてます。今回のこの
条例の
改正の目的、
改正理由っていうところに若者の
定住化とか
新規移住の促進、
地域経済の
活性化というふうなこともあげられているんですけど、そういう意味では生活者含めた全体の
料金を見直すっていうことも必要になってくるかと思いますが、そういう具体的な検討っていうのあるのでしょうか。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
今回のこの
制度の創設につきましては、冒頭御説明をさせていただいたんですけれども、
人口減少で
生活用水の利用が減少している中で
使用水量面あるいは
料金収入面においても
企業さんのほうでかなり支えていただいているというふうな現状でございます。そういった現状からこれまでこの
水道の維持安定に貢献をしていただいた
企業に還元をしていくというふうな考えでこの
制度を創設しているわけでございます。
生活用水への対応ということになりますと、現在のこの減少している状況の中では
生活用水に対する
減額制度を導入するとなりましたらさらに減収が増加するというふうなことも考えられますので、
生活用水に対する
制度のというふうにつきましては、改めて考えていきたいというふうに考えておるところでございます。
○
委員長(
上田宗久君)
ほかに。
市川委員。
○
委員(
市川岳人君)
資料をいただいて2ページ。ほかの
自治体事例を参考にされているということですけれども、そういう
自治体の
導入効果でしたら、調べられていると思うんですけれども、ざっくりでいいですけども御説明いただければと思います。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
この
制度を創設するにあたって参考とした
自治体の中で県内では
四日市市が導入をしております。その効果ということにつきましては、
四日市市のほうでは導入当初は効果が見られたというふうなことは聞かせてはいただいておりますけれども、使用している水量が落ちついてくるとその効果については新規の
事業者、そういうふうな部分でふえない限りはちょっと見込みにくいものがあるのかなというふうなことを聞かせていただいているところでございます。
○
委員長(
上田宗久君)
市川委員。
○
委員(
市川岳人君)
わかりました。あとですね、
加入負担金のほうですね。こちらもいただいた資料では
県内自治体の比較を9ページで表示していただいてます。伊賀市が際立って高いというような状況ですけれども、これあのこれが導入された場合、伊賀市はどういう位置づけにかわるんですか。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
お配りさせていただいております資料の7ページのほうに
比較表というのをつけさせていただいております。今回この
加入負担金の
減免制度の
対象となるのが42ミリメートル以上の口径のものでございまして、現状ではおっしゃるとおり40ミリ以上については県内の平均の約2.5倍から2.7倍の高さで、
料金の高さでいいますと一番高いことになります。
減額する、半額に
減額することによりまして、例えば40ミリの口径でございましたら
加入負担金は67万5,000円というふうになりますので、鈴鹿市、津市の次の3番目になるというふうなものでございます。50ミリ、75ミリにつきましても、県内13市のうちで3番目になってくるというふうなことでございます。
○
委員長(
上田宗久君)
市川委員。
○
委員(
市川岳人君)
あとですね。手続的なところでお伺いしたいんですけれども、
四日市なんか申請が必要だったと思うんですけれども、これいただいた資料だったら
条例でちょっと私自身がちょっと把握できなかったんですけど、この適用にあたって何かこう手続的なところっていうのはどういうふうになってますか。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
今回のこの
減額、上記の
減額制度につきましては、各
事業者様のほうから申請をいただくということで考えております。具体的な書式やあるいは内容につきましては、
施行規則のほうで定めていきたいというふうに考えております。
○
委員長(
上田宗久君)
中谷委員。
○
委員(
中谷一彦君)
今
同僚議員がいいました申請。申請しないと
料金さげないということ。特別やから。そういう意識してるわけ。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
あの今回の
制度につきましては、申請をしていただいた
事業所のみ対応させていただくということで考えております。
○
委員長(
上田宗久君)
中谷委員。
○
委員(
中谷一彦君)
ちょっとそれやったら問題があるんちゃうかなと。やっぱり市がこうやってしたんであれば今いてはる人。今使っていただいている方について特例をしようということでしょう。にもかかわらず、言うてけえへんかったらせえへんっていうようなその態度がどうなんかないうのが一つね。これ一つね。もう一つ僕が心配しているのは、これをやることで
料金が減りますよねと。
収入が減りますよねと。それはどう影響するのかなというのが不安なんです。これをすることによってね。これは今のどっかにのってるの。我々に資料としてくれてるわけ。その。これは前の全協のときの資料。もらったやつ。ほんでこの分についてはその計画については改めてきっちりしたものつくるわけ。
水道計画出てましたやんか。
シミュレーション。10年間ぐらいの
シミュレーションも出てましたよね。
水道事業はこうやから
水道料金あげませんよねっていう話でした。ということは、これで10年間の
シミュレーションされて、
減額していきますよね。その分についてどうなるんかっていうのは前の答えになってんの。ただ、上げへんよって。
料金上げへんていうだけであって、実際に
収益自体が
減額するのははっきりしてますよね。今計算される。今使ってる人の
料金帯かえるわけやから。で、今の部分についてはどんだけ減るんかっていうのをしとかないと今一番心配するのは、
収入減ったら費用、原価を減らす。原価を減らす中には
湧水率を上げなあかんからいうていろんな
漏水管を直しているようなものが抑えられたら収益は変わりませんよねと。
維持管理抑えんねんから。そんなとんでもないことしたらですよ。地震起こって今でも高槻でどっかぼんぼんぼんやって
老朽管のやつ出てんのに。
老朽管の整備はせえへんはその辺の部分をやっぱりしっかりした答えをもらわんとね。今住んでる人はどうなるかいうことやねん。ほな、後からくる人のことばっかり言うてくれてはんねんけどね。今住んでる人どないなんのっていうことが基本やないとおかしいです。かえることも。何ぼ一方的に新しいとこ来るんですかって、来るか来るけへんかわからへんのに。で、
収入が高い人はわかりますよ。
工業用水が高いいうのはわかりますよ。だけど、その部分も減らしたらどこに影響するかいうのは、計画上ちゃんと出したものを速やかに出してくれへんかったら、我々審議するにあたっても難しいんちゃうかなと。僕は思ってます。何かあるんやったら教えてください。
○
委員長(
上田宗久君)
水道管理者。
下水道管理者。
○
上下水道事業管理者(
北山太加視君)
まず、この
制度の概要についての御審査をいただくわけでございますが、
対象となる
企業さんにつきましては、
申請主義という説明はさせていただいてるんですけれども、この
制度ができ上がりました時点で
企業さん、
対象となる月600立米、年間7,200立方メートル以上の
対象になる
企業さんにはしっかりと案内をさせていただいて、ただ
申請主義という
考え方では
企業さんのほうも認識もいただかなあきませんもので、
制度の変更で毎年変わっていくとかそういうときがくるかもわかりませんので、
申請主義で対応させていただきたい。案内をさせていただいて、
申請主義で申請をしていただくようにしっかりと説明をさせていただこうと、こういうふうに考えております。それから、
収入が減るということについては一時的にはそういうことが発生いたします。そのことにつきましては、先ほどの説明で申し上げましたように
民生用の
水道使用料が年々低下の一途をたどっておりまして、
企業の
使用料の増加で
水道事業の
収入が支えられているという中でこの
制度を導入させていただいたものでございまして、影響の
シミュレーションまでは確実なものはつくっておりませんが
一定対象とさせていただきますこの
制度の原資については年間1,000万円程度になるのではないかなと、見込みをさせていただいておりまして既に
策定済みの
水道事業基本計画と
水道事業経営戦略については現行のままとさせていただけたらと考えているところでございます。それから、今住まいされている住民の
皆さん、そして進出していただいている
企業さん等々のことが主であって、未来のこれから先に進出してくれる
企業さん等々の視点の総意につきましてのことでございますが、副次的な効果として
企業の進出が例えばあれば
水道利用が上がって、
水道の将来の安定的な
収入につながっていくと、そういうものを考えさせていただいておりますので、その辺のところで御理解をいただけたらと思っております。
○
委員長(
上田宗久君)
中谷委員。
○
委員(
中谷一彦君)
今の
管理者の説明であれば1,000万円減収しますよねと。その部分から今はっきりした目途がないとやっぱり民生の住民のほうのやつはどんどん
人口減少してんのこれ間違いないです。これは。減っていくの決まってますよね。人口が減ったら使う量も減んねんから間違いなく。その分補おうと言うてるときにこれを下げるということは、新しい
企業さん来ないと
加入負担金がふえると。1,000万円ふえたらいいわけですよ。
利用料金、その
水道料金の
収入が1,000万円減るんやったらですよ。簡単に言えばその
負担金が、
水道負担金が新しい
企業が1,000万円ずつ来てくれはったらそれも減るわけないじゃないですか。これね。理屈はそうでしょう。理屈はそういうことですよね。この1,000万円っていうのをどう考えるかやから、もともとですよ。この計画の中にですよ。計画の中に工業利用される方がどういう計画でどれぐらいの
水道の
加入負担金を見込んでたか。そこからどんだけ組みかえるかいうことでしょう。戦略のところですよ。もともと
加入負担金が計算されたものが予想されてるものがあれば。ほんで、今度はこれが減りますよねというものをちゃんと出してもらわなあかんわね。もともと。いやいやもう考えてません言うねんやったら来た分だけふえるわけやから。来た分だけふえるんやからその戦略的にはこの新しい
企業に来てもらえるような努力をそうこうと一緒にしてふやせば住民の
水道料金に対する
負担はなくなるわけですやんか。逆にね。ふえるわけやから。そうしたらそもそもの
利用料もふえてくるわけでしょ。そういうのを
シミュレーションがきちっとあってね。きちっとあって、そういうことをしてもらわないと今住んでる人に
料金を上げるなんていうのは言語道断やねんね。これを下げることによって。で、
維持管理費も抑えるなんていうのは絶対にあきませんよ。計画から。ようけ減りました。赤字になるかもわからんからその保水量減らすということがあってはいけないことですやんか。そうでしょう。あくまでも
水道会計は別会計やから
公会計なんだからその
料金っていうのにその
収入で
維持管理をしているわけですね。基本的にはそういう
考え方で進んでるわけですやんか。なら、これ大きく振り子を振られるんであればその部分をやっぱり、僕は賛成なんですよ。賛成だけどそういう計画はぴちっとしてなかったら実際にこれをやったにもかかわらず全然こうへん。新しい人が来ませんよねと。そしたら実際にこの収支は赤になってきますよね。そしたら今使ってる人に最終的には
負担がくるわけじゃないですか。その部分の払拭しとかなあかんからしっかりした計画っちゅうのは重要ですよということであえていってます。その計画をしっかり出していただいて、その部分については安心できるような、またそれを営業かけてもらえるような仕組みをつくってほしいの一つ。もう一つね、これ
単価表でね、この259.2円っていうしようもない数字を使ってるんやけど、これ税込みやからですやんかな。
税抜きで計算したら240円の単価になってるようです。1.08だったら240円ですやんか。
立方メートルあたり。そういうことじゃないの。これややこしいで。これもう時期すぐ10%に
消費税上がろうかって言うてる話やから
税抜き処理でね。
税抜きで表示しますというほうがわかりやすいように思うんですよ。ほんで、別途
消費税を徴収するというような書き方してもらえへんかったらね。また1.08で割って何やねんっていうことになるから普通は
消費税が変化しますもんで、別途
消費税をもらうっていう書き方のほうが僕はいいと思います。以上。
○
委員長(
上田宗久君)
はい。よろしいですか。
他にございませんか。
委員外議員から発言の申し入れがありますが、これを許可することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
上田宗久君)
桃井さん。
○
委員外議員(
桃井弘子君)
すいません。あのすいません。
減額の参考とされた他市の事例の中にどうして隣の名張市の事例がないのかを教えていただけますか。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
この
企業を
対象とした
料金の
減額制度について私どものほうで考えている部分で類似した部分では名張市では該当するものがなかった。
四日市市、県内では
四日市市さんのほうがあったというふうなことでございます。
○
委員長(
上田宗久君)
桃井弘子議員。
○
委員外議員(
桃井弘子君)
すいません。ありがとうございます。では、すいません。年間7,200立米ぎりぎりに使われている
企業さんのほうが割合はこれ安くなるんじゃないでしょうか。
使用水量に応じた
減額っていうのはできなかったんでしょうか。100社あるって聞かせてもらってるんですけど、すごく使ってる
企業さんとその7,200立米ぎりぎりの
企業さんっていらっしゃると思うんですね。でも、これ見させてもらったら
減額は一律ですよね。割合に応じた
減額っていうのは考えられなかったんでしょうか。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
基準として年間7,200立方メートル以上をお使いいただいている
企業が
対象となるということで、例えば7,200すぐ近い超えてる部分での人でも
基準水量の95%を
対象としております。超えた部分を
対象としておりますので、同水量であっても5%の部分については
対象に必ずなってくるというふうな考えてございます。当然その
使用水量が多ければ多いほど
減額っていうか、の部分は大きな部分はありますけれども、7,200を超えておれば
対象になるということで御理解をいただけたらなというふうに思います。
○
委員長(
上田宗久君)
他にございませんか。
川上委員。
○
委員(
川上善幸君)
多分一番大事なことやと思うんですけども、安くするということ先ほど言うてくれますけどもこれも一番大事なポイントで、その
企業へのアピール。今まで高かったですよね。
料金がね。これそのままやったら誰も何も知らん。知らんままやったら何も変わらへん。アピールすることによってこれが知られていって、
企業誘致にもつながる。ここが一番大事やと思うんですけれども、その辺はどういうふうにしていくのか、どう考えているのか教えてください。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
水道料金の
減額制度の分につきましては、3年以上当市で
水道を利用していただいているっていうふうなのが条件になっておりますので、市内の
企業さんに
管理者申し上げましたようにしっかりと案内をさせていただきたいというふうに思っております。で、新規の
加入負担金につきましては、例えば市内の
企業であっても口径を大きくする増径の部分についても
対象となります。そういった部分については合わせて市内の
企業さんへ御案内をさせていただくというものに加えまして、
産業振興部さんのほうとも連携をした中で新規の
企業立地の部分での施策として
水道事業としてできることの中で入れていただいて誘致の際に同じような案内をしていただきたいというふうに考えておるところでございます。具体的にはまたホームページであるとか、広報、そういった媒体を使ってPRのほうはしていきたいというふうに考えております。
○
委員長(
上田宗久君)
川上委員。
○
委員(
川上善幸君)
待ってるだけでは何も変わらへんのでやっぱりその辺しっかりPRせんとあかんと思いますし、でも先ほど
同僚議員もいってましたけれども、これで赤字になっていったら元もこもあらへんのでその辺のバランスっちゅうのすごい大事やと思うので、経営という観念からみたらその辺は非常に大事な分になってくると思うのでしっかりとまた検証、また御案内、PRをお願いしたいと思います。以上です。
○
委員長(
上田宗久君)
嶋岡
委員。
○
委員(
嶋岡壯吉君)
これ要するに大口のその会社には
減額するという話ですけれども、もともと伊賀市には
工業用水ないですよね。全部
生活用水使ってるんでしょ。使ってる、
工業用水あるところはもともと
工業用水安いからそれで
企業としては成り立ってますけども、伊賀市は要するに
生活用水を使ってもらってると。その分だけこれで調整しようという考えですかね。今。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
工業用水については、これはもし今から伊賀市で
工業用水をしようということになりましたら、今の上
水道施設とは別に
工業用水のための専用の浄水の施設でありますとか、専用の
水道管そういった部分を新たに建設するというふうになりますもので、多額の経費も費用もかかってくるということになりますので、
工業用水の供給ということについてはこれからもできないというふうには判断をしております。ただ、
委員おっしゃるようにそのかわりに今回のことをするのかっていうことなんですけれども、今回の部分については先の説明の繰り返しになるかもわかりませんけれども、大口の
水需要者であります
企業さんが支えていただいているというふうな中でそれを一定還元をした中で
企業活動をさらに活発化するとともに
水道の
料金収入とか運営についても維持安定につなげていきたいというふうな思いで創設をしているものでございますので、必ず
工業用水をできないからこれをするんだっていうふうなことだけではございません。
○
委員長(
上田宗久君)
嶋岡
委員。
○
委員(
嶋岡壯吉君)
その別に
工業用水どうのこうのじゃないんですけども、実際多分大口のところは飲料水なくてもいいと思ってます。ところが、金額が高いと今新しいところは地下水をくみ上げてやられてるところもございますので、それはやっぱり
水道料金が高いからそういうことやられてるんかなと思ってるわけです。今、新しく
工業用水つくろう思ったら設備費がむちゃくちゃかかると。そんだけ金かけても値打ちあるんかと。そのかわりこれ
生活用水を下げたほうがメリットがあるからやられたんかなと私は思ったんですけど、それどうですかね。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
おっしゃるように
企業のほうも地下水のほうで
自己水源を確保するっていうふうなことも出てきております。ただ、国の
水道ビジョンの中でも地下水等の
自己水源を利用する
企業等へ
料金の賦課方法など、経営的な観点での対応が必要だというふうなのも国のビジョンのほうでうたっております。伊賀市といたしましても、より
水道を使いやすくする、あるいは地下水からの転換、あるいは地下水のかわりに使っていただきたいというふうな思いもおっしゃるように今回の
制度の創設の中にはございます。したがいまして、こういったことを十分御案内をさせていただいて、使いやすい
水道の中で
企業活動のほうも活発にしていただきたいというふうな思いでございます。
○
委員長(
上田宗久君)
北出
委員。
○
委員(
北出忠良君)
私もちょっと後で地下水のこと聞こうかなと思ってたんですけども、これに対して伊賀市は規制とかそんなん何もないんですか。その点どうですやろ。
○
委員長(
上田宗久君)
下
水道事業管理者。
○
上下水道事業管理者(
北山太加視君)
今規制はございません。
○
委員長(
上田宗久君)
北出
委員。
○
委員(
北出忠良君)
そしたらもうそれぞれ
企業が勝手にしたら100メーターぐらい掘ったら問題ないっちゅうことですさな。これ嶋岡議員言われたように要は
水道料金高いさかいに地下水掘ってやろうって。旧の伊賀町で言えばそういった
企業もあります。そうした中で要は浅かったらそのいろんな形で地域に影響出てきますんでさな。やっぱりそれなりの深く掘ってもうて影響のないようなやり方っちゅうのは話あってしてあるんですけども、旧の伊賀町においてもそういった規制はなかったっていうことでよろしいか。部長どうやろ。座ってる部長。私、規制がな、ちょっとあったように思うんやけどな。
○
委員長(
上田宗久君)
水道部長。
○
上下水道部長(清水仁敏君)
上下水道部長の清水です。ただいま
委員おっしゃられた伊賀町での規制っていう件ですけれども、合併前の伊賀町に環境
条例というのがありまして、その環境
条例で井戸を掘る際にも地区の同意を得ることというそういった一文がありましたので、それで地区へ井戸を掘る業者は協議にいってたということはございました。
○
委員長(
上田宗久君)
北出
委員。
○
委員(
北出忠良君)
そういうことですねん。やっぱり地域にわからんうちにさな。工業団地やったら工業団地、勝手にずっと掘ってさな。やっぱりその影響とかそういうな影響もやっぱり考えていかなあかんわけやで、今全てのとこでかなりないしょでも、ないしょっていうか認めてられてるのかわからんけども、掘ってあるところもあると思うんやすけどさな。そういった形がやっぱりもう少し割合でもそういう
水道使用料に影響してきているのではないかなとこのように思うんですけども、そういった影響はないんですか。
企業。
○
委員長(
上田宗久君)
下
水道事業管理者。
○
上下水道事業管理者(
北山太加視君)
水道利用につきましては、井戸水。当初井戸水の
企業さんがいて、それから取水量は恐らくふえていって、またいろんな水質の絡みと思うんですけれども、
水道利用に転換をしてきていただいている
企業さんもございます。また、進出当時から
水道水を利用していただいていて、
自己水源を確保して
使用水量は半分ぐらいに減った
企業さんもおられますし、いろいろでこぼこがある状況でございます。そんな中ですけれども水質という面では、
水道利用が一番安心できるということではお勧めをさせていただきたいし、そのことで井戸を掘ろうとしている方をちょっとでもちゅうちょさせて使っていただけるようにとも考えるところです。
○
委員長(
上田宗久君)
他にございませんか。
嶋岡
委員。
○
委員(
嶋岡壯吉君)
実は、地下水で水脈は皆一定じゃないと思います。だから中には鉄分が含まれたりどうのこうのということで上げた水が全てそのまま使えるわけではないと思いますんで、精製せないかん。それを考えれば
水道水を買ったほうが安いと判断される会社もあると思います。だから、それはやってみなわからへんからとりあえず安いやろうと思ってやってみた結果がそうであったということも含めまして、今度
水道のほうでその金額を下げていただいて調整してまた自分とこでやったけど結局は悪かったから再度戻るときであっても、その辺協力して金額調整をしていただきたいと思います。以上、お願いです。
○
委員長(
上田宗久君)
下
水道事業管理者。
○
上下水道事業管理者(
北山太加視君)
ちょっとデータを申し上げさせていただきますと、ちょっと手持ちの資料で申しわけないんですけども、平成24年度から28年度の間で
使用水量は2.1倍になった
企業さんもおられます。それから、ある
企業さんでは同じ24年度から28年度の間で14倍になった
企業さんがおられます。半面、
自己水源を確保されて、40%ほど下がった
企業さんもおられますし、
使用水量が約60%下がった
企業さんもおられます。以上でございます。
○
委員長(
上田宗久君)
他にございませんか。
中谷委員。
○
委員(
中谷一彦君)
負担金はもう4月1日から
減額しようということですやんかな。4月1日。もう4月1日からっていう
対象企業っていうのは何社かあるんですか。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
この30年4月からの
対象ですけども、現在その増径で1件ございます。
○
委員(
中谷一彦君)
どこの。薬屋さん。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
企業さんです。
○
委員長(
上田宗久君)
中谷委員。
○
委員(
中谷一彦君)
すいません。この分についてはこの
料金は増径やからこの金額計算するとき従前使ってたこれ3年前の数字をもってきますんやな。3年間で7,200立方メートル使ってる人じゃないわけ。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
4月1日から遡って適用するのは
加入負担金です。
○
委員(
中谷一彦君)
料金の特例を使うところっていうのはこの分で3年前から使ってる平均値を出さなあかんということになってくると、なってくると新しく出された方は
対象になりませんよね。今の話やったら。それと今みたいに増設しはるところね。会社が増設しはるところはその
対象になるのかならへんのか教えてください。
○
委員長(
上田宗久君)
お答えください。
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
企業さんで増設していくっていうふうなものというのもこれから出てこようかなと思います。私どものほうはメーターについて一つのメーターでその対応していくということで、合算してやるっていうことではございません。
○
委員長(
上田宗久君)
中谷委員。
○
委員(
中谷一彦君)
そしたら新しいメーターをつけへんかって、新しい、会社がところへつくりはりました、工場をつくりはりましたよと。ほんならそのときに新しい
加入負担金が出たからそこはもう減免の
対象には今ならへんということやね。そういう認識でいいんですね。そういう認識でいいんですね。そういうサービスでええねんね。本来やったらこの人はせっかく増築して今言うてる市のために雇用をふやそうという人に対してそういうふうな道を選ぶということで理解していいんですか、私は。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道部次長。
○
上下水道次長(
藤山善之君)
この
制度の内容といたしましては、今申し上げましたように
量水器一つについて考えていくということでございますので、一つの
企業が二つをもってる部分で合算をしていくということは考えてはおりません。
○
委員長(
上田宗久君)
桃井弘子さん。弘子議員。
○
委員外議員(
桃井弘子君)
すいません。嶋岡議員と北出議員に関連するんですけども、地下水に対しての規制はないと。地下水、井戸水、鉄分が多くてろ過されてる
企業さんもたくさんいらっしゃるって聞いてます。あともう井戸がすごく枯れてきているので圧をかけて水を出してるところもあるっていうふうに聞いてるんですけれども、その地下水を使わずに上水を使ってもらいたいがためにこれをつくっていただいたと思うんですけどね。この
制度が開始されたときに、上水を使ってもらう分でどれぐらい
水道料金上がる、使っていただけるかっていう見込みはされてるんでしょうか。さっき40%減の
企業と60%の減の
企業があるっておっしゃいましたけど、どんだけ使ってるかわからへんから。
○
委員長(
上田宗久君)
上下水道事業管理者。
○
委員外議員(
桃井弘子君)
わからないですよね。
○
上下水道事業管理者(
北山太加視君)
本年の4月の
水道料金の
収入は対前年度同月の比較して30万円増、それから5月がちょっと忘れましたですけど300万円増加になっていたと思っておりますので、旺盛な
企業活動が今のところまだ続いていただいているというふうに受けとめております。
○
委員長(
上田宗久君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
上田宗久君)
これで、質疑を終結させていただきます。
討論に移ります。
御意見ございませんか。
中谷委員。
○
委員(
中谷一彦君)
ちょっと今議論をしてましてね。その従前からお使いの方々が増設されたりした方々に対してのもの。また今言うてる地下水から
水道にかえられる人についてのちょっと恩恵がね。やっぱり推進する上においてはその
使用料金、
利用料金が3年前遡らんとそれに特例にあてはまらへんとかいうのについては、ちょっと賛成しにくいかなと。もう少し、練って計画をつくっていただいて今転換できるように推進できるほうがいいんじゃないかという思いがありますので、今回ちょっと継続審議にしてほしいなというふうに思います。
○
委員長(
上田宗久君)
はい。ほかに御意見ございませんか。
北出
委員。
○
委員(
北出忠良君)
いろんな問題になってしまうんですけども、次3年後の見直しもありますけど何も3年にこだわらずにですね。検討していただくというような方向に期待して賛成させていただきたいと思います。
○
委員長(
上田宗久君)
他にございませんか。
宮﨑委員。
○
委員(
宮﨑栄樹君)
すいません。えっと、反対の討論します。
企業が来る見通しもない中、
減額するのはどうかっていうこともありますし、その今回の
条例改正の内容について言えば、その
減額の
対象企業100
事業所で年間1,000万円の減収ということですが、平均すると1社あたり年間10万で月々8,333円とかの
減額で、これで果たしてこの
生産意欲が高まるのかっていうのと、あるいは
企業誘致につながるのかっていうことを考えるとすごい疑問に思います。その
条例改正の目的で若者の
定住化とか
新規移住の促進とか
地域経済の
活性化とかいうことも言われてますが、そういうことが達成できるようには思えませんし、その
企業が来る見通しもないのでそれであるならその生活者の
水道料金を下げるべきというか下げるほうが
水道部さんが言われる目的を達成することに直接的に影響がある、つながっていくのじゃないかということを思いますので、反対とします。以上です。
○
委員長(
上田宗久君)
今、賛成、反対、それと継続審査の意見が出ました。
ただいま継続審査とする旨の発言がございましたので、まずはお諮りします。
議案第72号について、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めたいと思います。
(賛 成 者 挙 手)
○
委員長(
上田宗久君)
賛成多数ですね。
継続審査に、議案第72号は継続審査が多数であります。よって、議案第72号は継続審査とすべきものと決しました。
次に、第2項。議案第73号、
島ヶ原農産物処理加工施設の設置に関する
条例の廃止について、説明を求めます。
島ヶ原支所長。
○島ヶ原支所長(池本洋人君)
失礼します。島ヶ原支所、池本でございます。
今回追加説明のほうございませんので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
委員長(
上田宗久君)
説明なしでございます。
提案説明ございませんでしたけども、質疑ございませんか。
市川委員。
○
委員(
市川岳人君)
本会議のほうで提案説明いただいている内容として理解をさせていただくんですけれども、奥村区の自治会から地元の地域コミュニティーの場として活用したいということで、協議が整ったというふうに伺っております。地元として、今まで一応その農産物の加工センターということですけれども、どういう形の活用してきて、これから今回廃止以降どういう形で活用していくか、どういう内容になってるんですかね。活用方法の中身ですね。
○
委員長(
上田宗久君)
島ヶ原支所長。
○島ヶ原支所長(池本洋人君)
この農産物加工施設なんですけれども、地区住民のほうの集まる場として、また地区内の農業でありますとか、農村の保全管理の事業の中心施設として有効に今現在活用をされてございます。そして、今後はちょっとその施設の敷地の中に区民広場というのがございます。そこで、健康増進の事業であったりとか、友愛事業であったりとか積極的に取り組んでいただいて地域の
人口減少がございますので、その過疎化の進行に伴い低下した集落機能を増幅をさせていただきたいと考えております。以上です。
○
委員長(
上田宗久君)
市川委員。
○
委員(
市川岳人君)
無償貸し付けということですけれども、維持費ですね。これは地元で
負担していただくことになるんですかね。そのあたりとあと無償貸し付けにした理由というのは結局いろんな検討があったと思うんですけど、最終的にこれに至った理由というのはあるんですか。
○
委員長(
上田宗久君)
島ヶ原支所長。
○島ヶ原支所長(池本洋人君)
貸し付けの、無償貸し付けのことなんですけども、このゼロ円にさせていただきましたのは、この施設自体が鉄骨造で補助金をいただいているというふうなもので、対応年数が35年ございます。今現在30年がたっておりまして、後対応年数のほうがあと5年残っておりますので、貸し付け、売却の場合は補助金の返還のほうもなる可能性がございますので、その辺で地元のほうの借受のほうの要望もありまして、今回ゼロ円とさせていただきたいと思います。
○
委員長(
上田宗久君)
他にございませんか。
川上委員。
○
委員(
川上善幸君)
すいません。ちょっとこの廃止理由のところに書いてある当初の行政目的は達成されたと考えられるためということなんですけども、もうちょっと具体的にここちょっと教えてもらえますか。
○
委員長(
上田宗久君)
島ヶ原支所長。
○島ヶ原支所長(池本洋人君)
失礼します。この施設につきましては昭和62年に農産物の集荷、そして加工の出荷の施設として特産品づくりなどの農業技術の研修の拠点として建てられました。これは、地域農業の拠点整備の補助金を活用して建てられたんですけども、この加工品っていいますのが、キュウリのかす漬けのほうなんですけども、これが一定のほうの役割を終えて今川南地区っていうところに一部移動させていただきまして、今継続してますので一応奥村区としては一応は終了したというふうな形でございます。
○
委員長(
上田宗久君)
川上委員。
○
委員(
川上善幸君)
全然説明になってないんですけども。あの何を基準にもって目的が達成されたか数字的なもんとか具体的なもんが聞きたかったんですけども、その辺はどうですか。何をもって達成ってみたのか。
○
委員長(
上田宗久君)
答弁願えますか。
答弁願えますか。
島ヶ原支所長。
○島ヶ原支所長(池本洋人君)
今の当初の農産物の集荷とか出荷とか特産品としてはキュウリであるとかいんげんであるとかそういうなものを生産して出荷のほうしてたんですけども、先ほど言わせてもらったようにキュウリのほうの漬け込み量が大体年間2トンございました。その中で奥村区のほうが高齢化による生産のほうもできなくなってきたというような形でその生産のほうを川南区のほうへ映させていただきました。その農産物の当初のキュウリの加工技術のほうも一段落したというふうなことで先ほど申し上げましたように、当初の目的は終了したというふうなことで御理解いただきたいと思います。
○
委員長(
上田宗久君)
川上委員。
○
委員(
川上善幸君)
反対してるわけじゃないんですけども、その辺きっちりと説明できたらもっとわかりやすかったんですけども、非常に微妙な説明だったんで、高齢化であるとか、相手の目的が達成、相互の段階的にもう終えたという何か微妙な発言やったんですけども、まあいいです、わかりました。はい。以上です。
○
委員長(
上田宗久君)
福田
委員。
○副
委員長(
福田香織君)
すいません。
川上委員さんのちょっと関連なんですけども、以前は農産物の集荷とかそういったところに使われていたということで年間2トンぐらいのキュウリのかす漬けとかそういったものをつくってらしたっていうことなんですけれども、この建物の中にあった設備とかそういった財産的なものがあったのかと思うんですけれども、そういったものは今はもう現在その機械とか設備みたいなものはないというふうなことですか。川南地区のほうにもう移動させたということですか。
○
委員長(
上田宗久君)
島ヶ原支所長。
○島ヶ原支所長(池本洋人君)
添えつけの備品的なものはないんですけども、移動させたのはそのときに漬け込んであったそのかす漬けのたるの関係は移動をさせていただきました。
○副
委員長(
福田香織君)
そしたらもう今は財産的なその備品とか什器とかそういったものはないということですね。
○
委員長(
上田宗久君)
島ヶ原支所長。
○島ヶ原支所長(池本洋人君)
そういうふうな財産的なものは今現在ございません。
○
委員長(
上田宗久君)
他にございませんか。
これをもって、ないようですので質疑を終了させていただきます。
次、討論に移らせていただきます。
御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
上田宗久君)
なしですか。
はい。じゃあ、採決に移ります。
議案第73号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛 成 者 挙 手)
○
委員長(
上田宗久君)
全会一致であります。
よって、議案第73号は原案どおり可決すべきものと決しました。
以上で、当
委員会に付託された案件についての審査は終了しました。
続いて、第3項
伊賀市役所新
庁舎建設工事について、進捗と
免震構造の所管業務調査を行いますが、一旦休憩とします。当局の方は退席していただいて結構です。この後、
委員におかれましては時間まで少し打ち合わせを行いますのでしばらくお待ちください。どうも御苦労さまでございました。
(当 局 退 席)
○
委員長(
上田宗久君)
すいません。再開いたします。
再開いたします。すんません。
3時から新庁舎建設場所において説明をいただきますので、各
委員におかれましては、公用車で移動されるか自家用車で直接いくかを報告してください。
どちらでいかれますか。
向こうで解散します。
ほな全員。
○
委員(
北出忠良君)
一応基本はさ、公務やからさ。公用車用意しといてもらわなあかん。
○
委員長(
上田宗久君)
公用車も用意してますんで。
○
委員(
北出忠良君)
そやけども、向こうで解散やったら。いまだに休憩でいってさ、むこっちいってさ、こっち戻って来て産建の
委員会終了しますっていうことと違うっちゅうことやね。
○
委員長(
上田宗久君)
そうです。だから。私もそれをこっちに戻ってこなあかんかと思ってたんですけど、もうあっこで解散するということで
事務局と打ち合わせできてますんで、申しわけないです。問題ないようです。
○副
委員長(
福田香織君)
とめるのは県庁舎の駐車場。
○議事課(岡井良行君)
公用車、もしやったら乗っていただいたら結構です。
ただね、どうせこっちへ。
○
委員(
北出忠良君)
原則やな。
○
委員(
中谷一彦君)
原則は行って戻って来てやるんやった。
○
委員長(
上田宗久君)
そういうことでお願いできますか。
もう誰も乗らない。
○議事課(岡井良行君)
どうします。
○副
委員長(
福田香織君)
どうしましょう。
○
委員(
北出忠良君)
私言うのはな、原則でな、もうほんまやったら公用車みんなで乗っていって、こっちへ帰ってくる原則はやっぱり大事と違うかっちゅうこと言いたいだけや。それと付き添いで行く人が自分と勝手にって議員活動で行ったらええだけでさ。原則外してさ、もう勝手にさ、自動車で行こうとそうやって決めんのはいかがなんもんかなと思ったさかいさ。一応言うとかなあかんと思った。
○
委員長(
上田宗久君)
まあ、公用車も準備してあるんですけど、自分の車で行かれる方がほとんどやったもんで。ほとんどって公用。
○
委員(
北出忠良君)
今聞いたんよ、そういうたん。
○副
委員長(
福田香織君)
いや、公用車のつもりはしてたんだけど。
○
委員(
市川岳人君)
確認はしといたほうがよかった。
○
委員(
北出忠良君)
先にな。先に原則言って言うてさ。そういう形すべきやで。やっぱり
事務局もやっぱりもうちょっときちっとそこんとこ言うてあげなあかんわ。そうせな、あのこれみんな公務なってっさかいさ。こっち行くのもここへ事項書上がってるわけや。そやさかい、そこんとこはきちっとやっぱりしとかなあかんちゃう。その分みんなあの向こうついてそのまま帰ってしもて、ほないつ解散したって言うたら話になるからな。けじめ。
○
委員長(
上田宗久君)
私もそこで解散でするっていうことで言わせていただいてあったんですけど、えらい申しわけないです。ほとんどの方がもうほとんど全部自分の車で行かれるっていうことですんで、またそこで閉会宣言をさせていただきます。
○
委員(
市川岳人君)
よろしくお願いします。
○
委員長(
上田宗久君)
それと御相談なんですけど、あの行政視察についてちょっと御相談なんですけども、1案、2案がございまして、1案のほうは10月29日から31日。月曜日から水曜日。2案が、平成30年11月5日から7日まで。この日程で調整させていただきたいと思います。ちなみに、今日、昨日でしたかね。教育民生常任
委員会は10月29日から31日までが行政視察になる。これ一緒に日程が重なってもいいんわね。
○副
委員長(
福田香織君)
いいんですよね。
問題ないですよね。
○
委員(
北出忠良君)
そんなんかまへんわ。
(日程調整)
○
委員長(
上田宗久君)
はい。はい。ほんだら29、30、31日で決めさせていただきたいと思います。月、火、水でございます。ほんで、あの行く方面につきましては、事前に副
委員長と二人で相談させていただいて
事務局とも相談させていただいたんですけども、北陸方面。福井、石川、富山を予定させて、今のところ予定させていただいております。テーマについてはまちづくり環境を中心に検討中でございますけども、皆様方にもいい案がございましたら言っていただければと思いますけれども。また。
○
委員(
市川岳人君)
何関係って。
○
委員長(
上田宗久君)
まちづくり関係。
○議事課(岡井良行君)
また何かありましたら。
○
委員長(
上田宗久君)
ありましたら。
○議事課(岡井良行君)
早いうちに。
○
委員長(
上田宗久君)
中心市街地。
よろしくお願いいたします。
それでは、3時からっていうことになっておりますので、3時までに四十九の新庁舎建設現場に、事務所に御集合お願いいたします。
暫時休憩します。
(午後 2時36分 閉会)
―――――――――――――――...