伊賀市議会 > 2018-03-23 >
平成30年第 1回定例会(第6日 3月23日)

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  1. 伊賀市議会 2018-03-23
    平成30年第 1回定例会(第6日 3月23日)


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    平成30年第 1回定例会(第6日 3月23日)         平成30年第1回伊賀市議会(定例会)会議録          平成30年3月23日(金曜日)(第6日)          ─────────────────────────    平成30年3月23日(金)午前10時開議  日程第 1 議案第1号から議案第24号まで、議案第54号から議案第56号まで及        び発議第1号        (予算常任委員長報告、質疑、討論、採決)        議案第  1号 平成30年度伊賀市一般会計予算        議案第  2号 平成30年度伊賀市国民健康保険事業特別会計予算        議案第  3号 平成30年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計予算        議案第  4号 平成30年度伊賀市駐車場事業特別会計予算        議案第  5号 平成30年度伊賀市介護保険事業特別会計予算        議案第  6号 平成30年度伊賀市伊賀市サービスエリア特別会計予算        議案第  7号 平成30年度伊賀市後期高齢者医療特別会計予算        議案第  8号 平成30年度伊賀市病院事業会計予算        議案第  9号 平成30年度伊賀市水道事業会計予算        議案第 10号 平成30年度伊賀市下水道事業会計予算        議案第 11号 平成30年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計予算        議案第 12号 平成30年度伊賀市大山田財産区特別会計予算
           議案第 13号 平成29年度伊賀市一般会計補正予算(第7号)        議案第 14号 平成29年度伊賀市国民健康保険事業特別会計補正予算                (第6号)        議案第 15号 平成29年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計補正予                算(第2号)        議案第 16号 平成29年度伊賀市駐車場事業特別会計補正予算(第2                号)        議案第 17号 平成29年度伊賀市介護保険事業特別会計補正予算(第                3号)        議案第 18号 平成29年度伊賀市サービスエリア特別会計補正予算(                第1号)        議案第 19号 平成29年度伊賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(                第3号)        議案第 20号 平成29年度伊賀市病院事業会計補正予算(第4号)        議案第 21号 平成29年度伊賀市水道事業会計補正予算(第5号)        議案第 22号 平成29年度伊賀市下水道事業会計補正予算(第4号)        議案第 23号 平成29年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計補正予算(第                1号)        議案第 24号 平成29年度伊賀市大山田財産区特別会計補正予算(第                2号)        議案第 54号 平成30年度伊賀市食肉センター特別会計予算        議案第 55号 平成30年度一般会計補正予算(第1号)        議案第 56号 平成29年度一般会計補正予算(第8号)        発議第  1号 議案第1号平成30年度伊賀市一般会計予算及び議案第                55号平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第1号)                に対する修正について    第 2 閉会中の継続審査の申し出        (総務常任委員長経過報告、質疑、討論、採決)        議案第 25号 伊賀市公共施設最適化基金条例の制定について    第 3 議案第26号、議案第28号から議案第34号まで、議案第45号から議        案第48号まで、議案第57号及び議案第61号        (総務常任委員長報告、質疑、討論、採決)        議案第 26号 伊賀市土砂等の埋め立て等による土壌汚染及び災害の発                生の防止に関する条例の制定について        議案第 28号 伊賀市職員の退職手当に関する条例の一部改正について        議案第 29号 蓑虫庵条例の一部改正について        議案第 30号 伊賀市体育施設条例の一部改正について        議案第 31号 伊賀市男女共同参画推進条例等の一部改正について        議案第 32号 伊賀市隣保館条例の一部改正について        議案第 33号 伊賀市行政サービス巡回車の運行及び管理に関する条例                の一部改正について        議案第 34号 委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部                改正について        議案第 45号 伊賀市史編さん条例の廃止について        議案第 46号 指定管理者の指定について(蓑虫庵)        議案第 47号 指定管理者の指定について(上野ふれあいプラザ及び上                野ふれあいプラザ駐車場)        議案第 48号 訴え提起前の和解の申し立てについて        議案第 57号 伊賀市・名張市広域行政事務組合の解散に伴う財産処分                に関する協議について        議案第 61号 伊賀市地域振興基金の設置、管理及び処分に関する条例                の一部改正について    第 4 委員会発議第1号(説明、質疑、付託省略、討論、採決)        発委第  1号 議案第26号伊賀市土砂等の埋め立て等による土壌汚染                及び災害の発生の防止に関する条例の制定に対する附帯                決議    第 5 議案第27号、議案第35号から議案第40号まで、及び議案第63号        (教育民生常任委員長報告、質疑、討論、採決)        議案第 27号 伊賀市指定居宅介護支援等の事業の人員、運営に関する                基準を定める条例の制定について        議案第 35号 伊賀市障がい者グループホーム設置及び管理に関する条                例の一部改正について        議案第 36号 伊賀市子育て支援センターの設置及び管理に関する条例                の一部改正について        議案第 37号 伊賀市介護保険条例の一部改正について        議案第 38号 伊賀市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び                運営に関する基準を定める条例等の一部改正について        議案第 39号 伊賀市国民健康保険税条例及び伊賀市国民健康保険条例                の一部改正について        議案第 40号 伊賀市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について        議案第 63号 財産の無償譲渡について    第 6 議案第41号から議案第44号まで、議案第49号から議案第51号まで        、議案第58号から議案第60号まで及び議案第62号        (産業建設常任委員長報告、質疑、討論、採決)        議案第 41号 伊賀市農業振興地域整備促進協議会条例等の一部改正に                ついて        議案第 42号 伊賀市都市公園条例の一部改正について        議案第 43号 伊賀市手数料条例の一部改正について        議案第 44号 伊賀市水道事業給水条例の一部改正について        議案第 49号 市道路線の認定について        議案第 50号 市道路線の変更について        議案第 51号 市道路線の廃止について        議案第 58号 伊賀市食肉センター設置条例の制定について        議案第 59号 伊賀市食肉センター施設整備等基金の設置、管理及び処                分に関する条例の制定について        議案第 60号 伊賀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正につ                いて        議案第 62号 伊賀市特別会計条例の一部改正について    第 7 議案第 64号 (説明、質疑、付託省略、討論、採決)        議案第 64号 教育長の任命について    第 8 議案第65号及び議案第66号(説明、質疑、付託省略、討論、採決)        議案第 65号 人権擁護委員候補者の推薦について        議案第 66号 人権擁護委員候補者の推薦について    第 9 報告第1号から報告第5号まで(説明、質疑)        報告第  1号 地方自治法指定法人の経営状況を説明する書類の提出に                ついて(株式会社俳都ピア)        報告第  2号 地方自治法指定法人の経営状況を説明する書類の提出に                ついて(伊賀市土地開発公社)        報告第  3号 地方自治法指定法人の経営状況を説明する書類の提出に                ついて(公益財団法人伊賀市文化都市協会)
           報告第  4号 地方自治法指定法人の経営状況を説明する書類の提出に                ついて(一般社団法人大山田農林業公社)        報告第  5号 地方自治法指定法人の経営状況を説明する書類の提出に                ついて(有限会社大山田ファーム)          ───────────────────────── 〇会議に付した事件   議事日程のとおり          ───────────────────────── 〇出席議員(24名)   議席番号    氏   名     議席番号    氏   名     1番  川 上 善 幸 君    13番  福 田 香 織 君     2番  北 森   徹 君    14番  森 川   徹 君     3番  信 田 利 樹 君    15番  生 中 正 嗣 君     4番  西 口 和 成 君    16番  上 田 宗 久 君     5番  福 村 教 親 君    17番  近 森 正 利 君     6番  宮 﨑 栄 樹 君    18番  中 谷 一 彦 君     7番  桃 井 弘 子 君    19番  百 上 真 奈 君     8番  山 下 典 子 君    20番  北 出 忠 良 君     9番  市 川 岳 人 君    21番  空 森 栄 幸 君    10番  赤 堀 久 実 君    22番  岩 田 佐 俊 君    11番  嶋 岡 壯 吉 君    23番  安 本 美栄子 君    12番  田 中   覚 君    24番  中 岡 久 徳 君          ───────────────────────── 〇欠席議員(なし)          ───────────────────────── 〇欠  員(なし)          ───────────────────────── 〇説明のため出席した者  職   名            氏     名   市長             岡 本   栄 君   副市長            大 森 秀 俊 君   参与             西 堀   薫 君   危機管理監兼総合危機管理課長 加 藤   敦 君   総務部長           藤 岡 淳 次 君   総務部次長兼人事課長     入 本   理 君   企画振興部長         宮 崎   寿 君   企画振興部次長        前 川 浩 也 君   財務部長           田 槙 公 博 君   財務部次長          中 林 靖 裕 君   人権生活環境部長       大 橋 久 和 君   人権生活環境部人権生活調整監兼   市民生活課長         田 中 克 典 君   健康福祉部長         稲 森 洋 幸 君   健康福祉部次長        田 中   満 君   産業振興部長         尾 登   誠 君   産業振興部次長兼   営業本部事務局長       東   弘 久 君   建設部長           清 水 仁 敏 君   建設部理事[産業集積開発担当]兼   建設部次長          中 井 秀 幸 君   消防長            久 保 安 治 君   消防次長〔総務担当〕     城 戸 直 人 君   市民病院副院長[事務部門]兼   健診センター副センター長       松 田 克 彦 君   会計管理者          前 山 恭 子 君   上下水道事業管理者      北 山 太加視 君   上下水道部長         谷 口 昌 平 君   教育長            笹 原 秀 夫 君   教育委員会事務局教育次長   児 玉 泰 清 君   教育委員会事務局学校教育推進監                  谷 口 修 一 君   代表監査委員         鈴 木 陽 介 君   監査委員事務局長       松 本 成 隆 君   阿山支所長兼地域振興総括監松 本 和 久 君   農業委員会事務局長兼   産業振興部理事        服 部 智 秀 君       ───────────────────────── 〇出席事務局職員  職   名            氏     名   局長             百 田 光 礼 君   議事課主幹兼議事調査係長   岡 井 良 行 君   議事課主査[議会改革担当]   森 本 一 生 君   議事課長           籔 中 英 行 君          ─────────────────────────                (午前10時00分 開議) ○議長(空森栄幸君)  おはようございます。  これより、本日の会議を開きます。  本日、ただいままでの出席議員数は24名、会議は成立しました。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。  なお、本日説明員として追加のあった者の役職と氏名は、お手元に配付のとおりであります。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。  市長。               (市長 岡本 栄君登壇) ○市長(岡本 栄君)  このたび、市の職員が公営住宅入居者の個人情報を外部へ漏らしたことが判明をいたしました。ふだんから職員には法令遵守、危機管理意識の情勢を徹底すべく努めているところですが、今回の事案が発生したことは非常に残念であります。議員の皆さんを初め、市民の皆さんに対し、この場をおかりしておわびを申し上げるところであります。  この定例会においても議員から職員の守秘義務について質問があり、守秘義務の徹底について答弁を行ったところです。そのような中で、今回の公営住宅の入居者に係る情報を漏らしたことで市民の皆さんからの信頼を損ねる事態なったことは非常に残念です。  この上は早急に事案の全容解明に取り組むこととします。また、原因の究明並びに再発の防止に努めるとともに、関係職員に対し分限懲罰審査委員会を開き厳正に対処するなど、信頼の回復に努めてまいります。  以上、公営住宅入居者の個人情報を外部に漏らしたことに係るおわびと、そして再発防止に向けての取り組み等の報告とさせていただきます。 ○議長(空森栄幸君)  これより議事に入ります。  日程第1 議案第1号から議案第24号まで、議案第54号から議案第56号まで及び発議第1号の予算関係28議案を一括して議題とします。  まず、議案第1号から議案第24号まで、及び議案第54号から議案第56号までの27議案に関し、予算常任委員長の報告を求めます。  予算常任委員長。               (11番 嶋岡壯吉君登壇) ○11番(嶋岡壯吉君)  おはようございます。ただいま議題となりました予算常任委員会に付託された27議案について審査の経過と結果を報告いたします。  当委員会は3月12日から3月14日までの3日間、執行部出席のもとで審査を行いました。なお、議案の内容については、議案上程時に説明がなされておりますので、省略いたします。  また、審査に当たり、多岐にわたり質疑応答がなされたところでございますが、当委員会は議長を除く議員全員で構成されており、内容については十分御承知のことと存じますので、質疑に関する報告についても省略し、討論と審査の結果を報告いたします。
     まず議案第1号について、討論において賛成の立場から、幾つかの事業が時期尚早と思われるので、本会議において意見を述べたいとの意見がありました。また反対の立場から本会議において理由を述べたいとの意見がありました。  審査の結果、本案は賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議案第2号について、討論において反対の立場から、国保財政の県一元化により結果的には保険料の増額となり、一般会計から法定外繰り入れを行うなどして保険料を抑えるべきである。他の意見は、本会議で述べたいとの意見がありました。  審査の結果、本案は賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号について、討論において反対の立場から、来年度は保険料の引き上げが予定されているが、自治体によって基金を使い、その上げ幅を抑えたりして努力されているところもあるとの意見がありました。  審査の結果、本案は賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号について、討論において反対の立場から、国はこの医療制度創設時に大きな批判があったため軽減特例を設けざるを得なかったものであるが、それを廃止するには、低所得者にとって負担が倍増するものであるゆえ、反対をしたいとの意見がありました。  審査の結果、本案は賛成多数で可決すべきものと決しました。  議案第3号、議案第4号、議案第6号、議案第8号から議案第24号まで、議案第54号から議案第56号までの23議案については特に意見もなく、審査の結果、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。  以上、審査の経過と結果を御報告申し上げ、委員長報告といたします。  よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(空森栄幸君)  次に、議案第1号平成30年度伊賀市一般会計予算及び議案第55号平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第1号)に対する修正案である発議第1号に対し、発議者代表の説明を求めます。  中谷一彦君。               (18番 中谷一彦君登壇) ○18番(中谷一彦君)  ただいま議題となりました発議第1号、議案第1号平成30年度伊賀市一般会計予算及び議案第55号平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第1号)に対して、一部修正したいと思います。  修正の理由ですが、議案第1号平成30年度伊賀市一般会計予算に計上されているふれあいプラザ解体工事設計業務委託料はふれあいプラザに入居する伊賀市社会福祉協議会等の移転先が決まっていないこと、また北泉邸住宅利活用基本構想策定業務委託料については、市の総合計画などにおいてもその利活用の具体的な位置づけがなされていないこと。  以上のことから、これらの委託料について修正削除しようとするものであります。  修正の内容は、議案第1号の第1表歳入歳出予算、歳出第2款総務費第1項総務管理費のうち、当該経費分1,021万2,000円及び第1表歳入歳出予算、歳出第10款教育費第5項社会教育費のうち、当該経費分162万円減額し、あわせて同表の歳入も減額し、第1条第1項の歳入歳出予算の総額をそれぞれ453億3,507万5,000円に修正するほか、第4表地方債においても必要な修正をしようとするものである。  なお、議案第55号の修正については、議案第1号の修正に伴い所用の修正を行うものであります。  以上よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(空森栄幸君)  説明が終わりました。  まず、議案第1号平成30年度伊賀市一般会計予算及び議案第1号及び議案第55号の修正案である発議第1号の2議案に対し質疑を行います。  御質疑ありませんか。  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  発議者に伺います。まずその北泉邸の予算についてですが、北泉邸は国の指定の登録有形文化財を受けているということで、そういうことに対しての評価というのはどういうふうにされているんでしょうか。 ○議長(空森栄幸君)  中谷議員。 ○18番(中谷一彦君)  評価自体については、皆さんの意見を含めてお聞きするところでございますが、この内容につきましては、まだ全然総合計画にも記載されてない。具体的な内容についても記載されていないということで、減額しようと思っております。 ○議長(空森栄幸君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  その総合計画にないということですけど、その国のほうでは今の国会で議論されていて文化財保護法改正というところで、そういう地域の資源を有効活用して地域振興という流れって、そういう支援もしていこうということがまさに議論されて閣議決定もされたわけなんですけど、ということなので、そういうこととは少し逆行するようなこの修正案じゃないかということを思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(空森栄幸君)  中谷議員。 ○18番(中谷一彦君)  全く議論の論点がずれてまして、総合計画に載っていないものを先んじてやるということは、当然その場がなければいけないと思います。その議論がされた後であれば、委託料というのは当然乗せられるべきやと私は思っていますし、その議論が全ての中で議論されてないということで、時期尚早ということで削除しています。 ○議長(空森栄幸君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  済みません。ちょっと最後に確認なんですけど、このふれあいプラザの予算と北泉邸の予算を2つ一緒に修正案に入れてきたという理由、別々じゃなくて一緒にしたという理由というのを教えてください。 ○議長(空森栄幸君)  中谷議員。 ○18番(中谷一彦君)  いや、一緒に出すべきやと思っているからです。 ○議長(空森栄幸君)  他に御質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御質疑なしと認めます。  よって、同じく2議案に対する討論に入ります。  御意見ありませんか。  百上議員。 ○19番(百上真奈君)  私は議案第1号の平成30年度伊賀市一般会計予算について反対の立場から意見を申し上げます。委員長報告に反対をし、予算に反対の立場から意見を申し上げます。  来年度の予算ですけれども、新庁舎建設や汚泥再生処理センターなど、大型の建設事業があるため当初予算としてはふえています。中でも厳しい財政の中で約65億円の新庁舎建設事業は周辺道路の整備など、さらなる支出が想定されるため、引き続き市民負担を増大させないよう、必要な範囲にとどめるようにしていただきたいと思います。  景気のよさを実感できず、実質賃金が減り続け、社会保障費削減により負担増、サービス削減、年金引き下げで生活が苦しくなったと感じる市民はふえています。貧困と格差が拡大する中で生活困窮や介護、子育てなどで深刻かつ複合的な問題を抱える市民が年々ふえており、行政の役割と責任はますます重要です。  よって、そのかなめになる職員については、職員定員適正化計画による定数削減は見直し、必要な正規職員の採用と非正規職員の処遇改善、保健師、社会福祉士、管理栄養士、看護師等の専門職の増員を求めます。  また、機構改革により地域包括支援センターの役割があらゆることの相談窓口、ケアプラン作成、福祉総合調整と業務範囲も業務量もふえる一方、市民にとってわかりやすく機敏な対応がしてもらえるようになるのか不透明です。市民にわかりやすい相談窓口になり業務が適正に行われるよう、職員、専門職の充実を求めます。  教育費では、県内14市中13市で就学援助の入学準備金を国の通達どおり倍増にしているのに、伊賀市だけが据え置きにしたことは子供の貧困対策をないがしろにするものです。必ず増額し、小学校入学前の支給を実施してください。  図書館のあり方は、自治体の文化力、教育力をあらわします。図書購入費を増額し、地域間格差をなくしてください。  2002年3月、同和対策事業の法律は特別な対策をなお続けていくことは、差別解消に必ずしも有効でなく、人口移動が激しい状況の中で同和地区、同和関係者に対象を限定した施策を続けることは業務上困難だという理由で終了しました。また同和地区という行政上の概念はなくなりました。伊賀市が同和施策を行うことは、同和施策を行う地域の住民を旧身分であると行政が認定することであり、部落差別解消をおくらせることになると考えます。よって同和施策はやめるべきです。  市役所の窓口業務は、市民サービスの向上と個人情報保護の両方が求められます。昨年10月から始まった住民課の窓口業務の民間委託は来年度も継続する予算になっていますが、個人情報を公務員以外の方が使うことや、業務委託により偽装請負と公務労働によるワーキングプアを生む懸念があるためやめるべきです。  来年度予算にも委託業務がたくさん含まれていますが、民間委託や地域に移行することによって、サービス低下や市民や地域の負担増、地域間格差を生じさせてはなりません。また、委託先や委託理由、委託条件等が透明性の高い公正なものでなければなりません。改めて委託業務の検証と必要であれば見直しを求めます。  国の政策追随でなく市民生活の実態をしっかりと把握し、地域経済を支える中小企業や農林業を支援し、市民の安全と福祉向上という地方自治体の役割を果たしていただくことを強く求めて意見を申し上げ、反対といたします。 ○議長(空森栄幸君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  私は会派を代表しまして、議案第1号平成30年度伊賀市一般会計予算ほか発議第1号補正予算修正に対しまして賛成の立場から討論に参加をいたします。  今議会では来年度事業や予算に対しまして、予算委員会を通してさまざまな検証を行ってまいりました。そうしたことを踏まえて意見を申し上げたいと思います。  ふれあいプラザに関しましては、テナント、特に社会福祉協議会の次の受け皿も決定していない段階での予算計上は時期尚早であると考えております。また北泉邸住宅につきましては市の総合計画においても具体的位置づけがないままでの予算計上も同じく時期尚早であり、具体的な議論を踏まえて予算計上がなされるべきと考えております。  次に、公共交通について意見を申し上げます。  まずはバスについてありますが、かねてより予算委員会においても市内バスの重複解消が課題として指摘されております。路線バス、行政バス、スクールバスの見直しにより大きな予算の節減が見込めますし、伊賀市も推進の立場であると答弁をいただいておりますので、いち早く予算に反映できる、垣根を超えた横断的な取り組みが必要と考えます。  次に、伊賀鉄道について申し上げます。従前より発表されホームページでも公表されていた収支計画の変更、最終的な計画につきましては、議会において公式の説明を受けておりません。それに基づいた予算を今議会で計上されておりますけれども、その予算計上をするならば、まずは説明が先であったのではないかと指摘をさせていただきたいというふうに思います。また公有民営化の1年を間もなく迎えますが、ネーミングライツや広告ラッピングなど、当初計画していた事業がスムーズに実行されていくようお願いをいたします。  我々会派は負担や課題を次世代に先送りしない、責任ある市政の実現を目指しております。その実現のためには、市政、行政、議会が一丸となっていく必要がある、そのように考えております。さまざまな問題解決に対しまして、オール伊賀市で取り組んでいく中で、我々も率先して取り組んでいくためにも、議会、市民が納得できる透明性のある予算の執行を行う必要性を申し添えまして賛成の討論といたします。 ○議長(空森栄幸君)  宮﨑議員。 ○6番(宮﨑栄樹君)  平成30年度伊賀市一般会計予算に賛成、そして発議第1号に反対の立場で討論をさせていただきます。  まず北泉住宅利活用基本構想策定業務委託料については削除すべきでないというふうに考えます。その文化財を有効活用していくんだということ、あるいは地域の資源を有効活用していくんだということにブレーキをかけるというふうに考えます。  ふれあいプラザ解体工事設計業務委託料については、私は削除すべきだと考えます。ふれあいプラザは人の流れを大きくつくり出している施設であることから、中心市街地活性化という視点で検討をし直すべきじゃないかということ。また、地域の方々の理解を得られていないということも上げられます。  最後にふれあいプラザ、そして北泉邸の2つの予算を1つにまとめて修正案を出されたことについて申し上げたいんですが、ばらばらに修正案を出していただけたら、私はふれあいプラザのほうは賛成できたわけなんですが、そういった合意形成を広げようという意思が感じられないということで、この修正案は余りにも不誠実であるということ、市民目線ではないということは明らかだということを申し上げまして反対の討論とします。 ○議長(空森栄幸君)  他に御意見。  安本議員。 ○23番(安本美栄子君)  原案に一部反対、発議にイレギュラーな賛成の仕方で討論をしていきたいと思います。  まず原案でございます議案第1号でございますけれども、10款の教育費、先ほどから議題となっておりますが、この歴史的風致の関係の業務委託料でございます。予算委員会では当局の説明は、利活用についてコンサルにお願いをするという委託先のお話をされました。紛れもなくこの伊賀市に住んでいる人たち、住みたい、住み続けたいとする、そういうスローガンを持っているならば、ここに住んでいる人たちがどういうふうな活用をしたいのか、そういうふうなことが議会にも提示をされておりませんでした。我々は市民代表機関でございますので、そうした観点からみんなで議論をしながら決めていくのが望ましいのであろうと思います。  伊賀市に無縁かどうかわかりませんけれども、コンサルに丸投げをする。この行為を私はよろしくないと思いまして、これには原案を反対しておきたいと思います。がしかし、一方で総務費の財産管理ふれあいプラザについては、私は賛成をしておきたいと思います。  今も同僚議員からお話がありましたように、この発議の仕方に私は一点の疑義が感じられます。なぜならば、個々の事業の是非を問いたいと思います。そして、そのことが適正な表決態度につながるからだと思っております。  がしかし、現状、発議が2つ一緒に出てまいりましたので、いずれかを取らなければいけませんので、今回は原案に反対をし、発議に賛成の立場をとります。 ○議長(空森栄幸君)  他にございませんか。  田中議員。 ○12番(田中 覚君)  まず、発議第1号賛成の立場です。そして、その上で一般会計予算及びその補正予算には賛成の立場で討論に参加をさせていただきたいと思います。
     まずこの委員会を通じて、収入増の歳入の部分、収入増の努力が見られない。歳出より歳入が増加していく。歳出することによって歳入が増加していくというチェーンが今回の予算の中でも見られなかった。安易な市債の増額、繰り入れが多く見られたと思います。  歳出においては、先ほど市川議員のほうからもお話がありましたように、赤字廃線代替バス、スクールバスの重複路線、ことしも計上されました。しかしまあ、今年度中でも見直していこうという努力が見られましたので、そういう御答弁いただきましたので、仕方ないかということで若干諦め感のもとに賛成したいと思いますし、Uターン、Jターン、Iターン、この事業については工夫が見られない、前年どおりだった。薄っぺらなそんな感じがありましたので、十分に事業を展開、執行していただく中で一層の努力を期待したいなと、こんなことを思います。  道路予算、またはその道路における安全、施設の予算が余り伸びていない。地域住民、もしくは自治協の要望は非常に多いけれども、なかなか予算化されないということは予算の組んでいくときの知恵として、うまく展開していただけないかな。  北泉邸のことも、この議案に出ておりました。歴史的文化的、そういうふうな価値。文化政策に位置づけをせずに、ただにぎわいにという位置づけでは大変残念な気持ちなんです。文化にきちっと位置づけてこそ、その物語が生まれ、伊賀市の発展につながるんだろうな。こんなことを思いながら発議第1号賛成をし、一般会計予算、補正予算には賛成の立場で討論に参加させていただきました。どうぞ議員の皆さんよろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(空森栄幸君)  他に御意見なしと認めます。  よって、議案第1号及び発議第1号の2議案について採決に入ります。  採決は、発議第1号、議案第1号の順にそれぞれ単独で行います。  まず、発議第1号に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  起立多数であります。  よって、発議第1号は可決されました。  ただいま、発議第1号が可決されましたので、発議第1号で修正議決された部分を除く、議案第1号の原案について可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  起立多数であります。  よって、発議第1号で修正議決された部分を除く、議案第1号は可決されました。  次に、議案第2号から議案第24号まで及び議案第54号から議案第56号までの26議案について御質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御質疑なしと認めます。  よって、同じく26議案に対する討論に入ります。  御意見ありませんか。  百上議員。 ○19番(百上真奈君)  議案第2号国民健康保険事業特別会計、及び議案第5号介護保険事業特別会計予算、そして議案第7号の後期高齢者医療特別会計については委員長報告に反対し、予算そのものに反対の立場で意見を申し上げます。  議案第2号国民健康保険事業特別会計予算は、4月から市町村の国民健康保険の主体が県に移行しますが、この予算は国民健康保険税が12%引き上げる予算になっているため反対をいたします。  議案第5号介護保険事業特別会計予算は、今後3年間の介護保険料を4.3%引き上げる予算であり、基準額は271円上がって6,524円になります。負担能力に応じた保険料になるような見直しも十分されていないため反対をいたします。  議案第7号後期高齢者医療特別会計予算については、軽減特例が廃止され保険料が上がる予算であるために反対をいたします。  以上です。 ○議長(空森栄幸君)  他に御意見ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  採決は、議案第2号、議案第5号、議案第7号及び先ほど発議第1号で修正議決された議案第55号の4議案は単独で、他の22議案は一括で行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御異議なしと認めます。  よって、そのように取り扱います。  まず議案第2号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  起立多数であります。  よって、議案第2号は可決されました。  次に議案第5号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  起立多数であります。  よって、議案第5号は可決されました。  次に、議案第7号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  起立多数であります。  よって、議案第7号は可決されました。  次に、先ほど発議第1号で修正議決された議案第55号の原案について可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。  よって、発議第1号で修正議決された議案第55号は可決されました。  次に、議案第3号、議案第4号、議案第6号、議案第8号から議案第24号まで、議案第54号及び議案第56号の22議案に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。  よって、議案第3号、議案第4号、議案第6号、議案第8号から議案第24号まで、議案第54号及び議案第56号の22議案はいずれも可決されました。  次に、日程第2 閉会中の継続審査の申し出を議題とします。  総務常任委員長から、議案第25号についてお手元に配付のとおり閉会中の継続審査の申し出がありました。委員長から審査経過の説明をいただきます。  総務常任委員長。               (22番 岩田佐俊君登壇) ○22番(岩田佐俊君)  ただいま議題となりました総務常任委員会に付託された15議案のうち、議案第25号伊賀市公共施設最適化基金条例の制定についての1議案について、閉会中の継続審査の申し出に係る審査の経過を報告いたします。  審査は3月16日に、執行部出席のもと審査を行いました。委員から積み立てルールの土地・建物1,000万円、貸付料2,000万円で目的が達成できるのか、また財調基金から移管はしないのかとの質疑があり、当局からは市有財産を積極的に購買し、積み立てていきたい。基金から移管は考えていないとの答弁がありました。  また基金設置の発生源は、第7条において市長が別に定めるべきであるが何を想定しているのか、基金の総額を想定するべきである。最適化1期計画で予定されている建物除去費用はとの質疑があり、当局からは発生源は今年度高額な土地売却代金が入ったため、第7条は財源計画などを想定している。除却費用は把握していないとの答弁がありました。  その他、不要施設は売却し、プラスになるようなマネジメントをするべき。ふれあいプラザの売却見通しなどの質疑がありました。  討論において、賛成の立場から、基金の設置に賛成するが、規則の制定を条件とするとの意見がありました。  さらには、目的等は理解できるが、別段の定めが具体化されるまで待ちたい。規則、要綱がない未成熟な条例であると感じる。議論を重ねていきたいとのことから、継続審査にすべきとの意見があり、採決の結果、賛成多数で閉会中も継続審査するべきものと決しました。  以上、委員会における審査の経過報告といたします。よろしく御審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(空森栄幸君)  説明に対し御質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。  御意見ありませんか。  安本議員。 ○23番(安本美栄子君)  議案第25号でございますが、私は委員会でも原案に賛成の立場をとり、ただいまの委員長報告継続について反対の立場をとらせていただきます。  理由といたしましては、賛成はいたしますけれども、第7条の基金の管理及び処分に関する必要な事項は、市長が別に定めるとなっておりましたので、規則等々がつくられて、そしてそれも一緒に提示をしていただいて、審査をさせていただくというふうなことで、そういうふうなものを早急におつくりをいただくということと、そして、それらにかかわらないものは別途協議をするというふうな内容をつけ加えていただきたいということを申し上げまして、賛成の立場をとりました。  なぜならば、その審議以前に平成29年度の補正予算の審議がございました。私どもは、その基金の積み立てとして1億320万円を認めたところであります。金額を認めましたので、つまりその貯金箱には少し不備だけれども、しっかりとした形をつくるべきだと、そういうふうな考えの中から原案の賛成の立場をとらせていただきます。 ○議長(空森栄幸君)  他に御意見ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  議案第25号に対し、委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)
     起立多数であります。  よって、議案第25号は閉会中の継続審査とすることに決しました。  次に、日程第3 議案第26号、議案第28号から議案第34号まで、議案第45号から議案第48号まで、議案第57号及び議案第61号の14議案を一括して議題とします。  本案に関し、総務常任委員長の報告を求めます。  総務常任委員長。               (22番 岩田佐俊君登壇) ○22番(岩田佐俊君)  ただいま議題となりました総務常任委員会に付託された15議案のうち14議案につきまして、審査の経過と結果を報告いたします。  当委員会の審査は3月16日に、執行部出席のもと審査を行いました。なお、議案の内容につきましては、上程時に説明がなされていますので、省略いたします。  まず議案第26号、伊賀市土砂等の埋め立て等による土壌汚染及び災害の発生の防止に関する条例の制定についてでございますけども、委員からは条例の発生源は、事業者に対して許認可制度にしなかった理由はとの質疑があり、当局からは平成26年に島ヶ原で起こった不適切な土砂持ち込み事案及び伊賀市残土条例の制定を求める請願採択による県内他市町においても同様である。理念的な条例としたとの答弁がありました。  また、理念条例は理解できるが、適用範囲や立入検査の基準が不備であると思うが考え方は、また他の条例制定が進んでいない理由はとの質疑に対し、当局からは、不十分な部分は多くある。状況に応じて必要であれば厳しい条例に改定していきたい。県内で伊賀市以外では残土問題がない。また、他の法令、すなわち廃掃法で取り締まれるための制定の考えはないようであるとの答弁がありました。  さらには、パブリックコメントで意見や対応、島ヶ原の土砂持ち込み事案は廃掃法での対応の有無、改正への確認などの質疑がありました。条例の存在価値を十分に発揮してもらいたいとの要望もあったところでございます。  討論において、賛成の立場から、目的にはほど遠い条例となったが、これをステップとして住みやすい地域となるよう、必要な部分は取り入れてもらいたいとの意見がありました。  審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。その後委員から、目的達成にかかる検証及び必要な見直しの検討を施行日から3年位内に専門家を含めた第三者機関を設置し、行うことを求める附帯決議の動議が出され、委員からは決議案に対し3年以内に条例を見直すことでいいかとの質疑があり、提案者からはそういうことで提出した。また、目安として3年位内としたが、事案が発生したら直ちに見直していくことも含んでいるとの答弁がありました。  決議案に対する討論は特になく、採決の結果、全会一致で附帯決議を付すことに決しました。  1つ飛びまして、次に議案第29号、蓑虫庵条例の一部改正についてでございますけども、委員からは火曜日を休館とすることで、観光客への影響は。またデータに基づいての火曜日なのか。なぜ週に1日休みが必要か。観光に力を入れていることと逆行するのではとの質疑があり、当局からは他の観光施設もあり、これまでの運営、これからの運営を考慮して1日休館日を設けた。過去3年間の実績では、平均して火曜日の入館者が少ない。指定管理者の雇用の問題や火曜日の1日平均入館者数7人に対する指定管理料の効果などを勘案したとの答弁がありました。  さらには芭蕉関連施設において休館日を設けていく構想はあるかとの問いに、週に1日休館することによって指定管理料は減るのかとの質疑に対し、当局からは今後は週1回の休みを考えていきたい。また以前は記念館と一体で指定管理をしていただいたため、単独での比較は難しいとの答弁がありました。  討論において、賛成の立場から、入館者をふやす努力をされたいとの意見がありました。  審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第30号、伊賀市体育施設条例の一部改正についてでございますけども、委員からは、閉館に当たって、市民からの聞き取りなどを行ったのか。民間のプールに振りかえるなどの対応策は。また自治協への説明はとの質疑があり、当局からは市民全体が対象となるため考えていなかった。民間へのあっせんは考えていない。一般開放期間や時間が長い大山田・阿山のB&Gを御利用いただきたい。設置されている小田町の自治協へは説明を行ったとの答弁がありました。  さらには解体費用、解体費、5,700万円で9年間運用できる考えは、前倒しの理由はなどの質疑がありました。  討論において、反対の立場から、解体費に対する補助金のタイミング、市民の意見聴取がされていない、時期尚早である。また、賛成の立場からは、説明責任を果たしていない。代替案が不十分であるが、これらを実行していただきたいとの意見がありました。  審査の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。  1つ飛びまして、次に議案第33号、伊賀市行政サービス巡回車の運行及び管理に関する条例の一部改正についてでございますけども、委員からはどのようなメンバーで協議されてきたのか。路線変更等による利用者増の見込みはとの質疑があり、当局からは29年7月に行政案を作成、住民自治協議会連絡会へ提案、4つの自治協運営協議会で意見集約、阿山中との打ち合わせ、公共交通活性化再生協議会阿山地域部会を経て伊賀市公共交通活性化再生協議会に上程、承認を得た。  また、現在阿山地域の行政バス利用者は1便当たり平均0.5人である。原因は通学に利用できない時間帯であった。今後、早朝、夕刻の時間帯の運行により、学生の利用が見込めるとの答弁がありました。  さらには、地域運行バスへ移行の予定はとの質疑に対し、当局からは路線改正の様子を見ながら、地域との協議を進めていきたいとの答弁がありました。  討論において、特に意見もなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第34号、委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてございますけども、委員からは拘束時間が債権管理課の弁護士と同じで間違いはないかとの質疑があり、当局からは債権管理課の弁護士は月28時間、監査委員の拘束時間は、28年度で323時間とほぼ同様であるとの答弁がありました。  さらには、税理士は高度の専門知識を要するものと想定しているのかとの質疑に対し、当局からは今は想定していないとの答弁がありました。  討論においては、特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  また1つ飛びますが、次に議案第46号、指定管理者の指定について(蓑虫庵)でございますが、委員からは記念館は直営にした。整合性がとれないと思うが蓑虫庵と記念館との見解の違いはとの質疑があり、当局からは記念館は資料の保存、展示の役割を担っていることや、学芸員の身分の安定に努めるため直営とした。蓑虫庵は、顕彰会が培ってきた知識、実績を発揮してもらうため指定管理としたとの答弁がございました。  さらには、関係自治協から指定管理を受託したいという話はあったのかという質疑に対し、当局からは将来的に受託したいという意向の話はあった。自治協で部会を立ち上げられたので、市も参加しているとの答弁がありました。  討論においては特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  また1つ飛びますが、次に議案第48号、訴え提訴前の和解の申し立てについてでございます。委員からは、税の場合は、給与の差し押さえをするが違いは。今後の進め方はとの質疑があり、当局からは私債権であり、強制徴収は市に権限が与えられていないため、全て裁判所を通した措置となる。和解が不履行の場合はすぐに強制執行ができるものとなっている。専決処分できる範囲内で1件行った。簡易裁判所で取り扱う案件は全て専決できれば、スムーズに進んでいくのではないかと考えるとの答弁がありました。  討論において特に意見はなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  最後に残っております、議案第28号、伊賀市職員の退職手当に関する条例の一部改正について、議案第31号、伊賀市男女共同参画推進条例等の一部改正について、議案第32号、伊賀市隣保館条例の一部改正について、議案第45号、伊賀市史編さん条例の廃止についてですが、議案第47号、指定管理者の指定について(上野ふれあいプラザ及び上野ふれあいプラザ駐車場)でございますけれども、議案第57号、伊賀市・名張市広域行政事務組合の解散に伴う財産処分に関する協議について、議案第61号、伊賀市地域振興基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正についての以上7議案につきましては、委員からは特に質疑はなく、討論においても別に意見もなく、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  以上、委員長報告とさせていただきます。どうぞよろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(空森栄幸君)  報告に対し御質疑ありませんか。  北出議員。 ○20番(北出忠良君)  26号についてですけども、委員会の中で、条文が修正する議論がなされたのかどうか、それを修正して、修正されなかったからその附帯決議が出るようになったのかどうか、そこのところを委員長にお伺いしたいと思います。 ○議長(空森栄幸君)  岩田委員長。 ○22番(岩田佐俊君)  出なかったので附帯決議が出たものでございます。 ○議長(空森栄幸君)  よろしいですか。  他に御質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。  御意見ありませんか。  百上議員。 ○19番(百上真奈君)  議案第26号及び議案第28号、議案第35号について反対の立場で意見を申し上げます。  といいますのは、1つは26号の土砂等の埋め立て等による条例のことなんですけども、委員長報告の中で附帯決議の提案もあったというふうにお聞きしました。以下の採決もかかわるんですが、土砂の廃棄物処理法の対象に土砂はなりませんし、土壌汚染対策の対象にもならないために土砂を規制する条例制定を求めてまいりました、私は。  それで、伊賀市がこのたび県内で初めて条例を制定することについては賛成するものでもありますし、敬意を表したいと思います。しかし中身が重要だと思います。パブリックコメントでは67名、241件の意見が市民から寄せられましたが、その多くは届け出制でなく許可制にすること、罰則規定を設けることでした。私もそのことを12月の一般質問でも求めたわけなんですが、結局この条例には反映されておりません。  委員会では大変慎重な審議が行われましたが、審議の中で行政は不十分な条例であることを認め、伊賀市のようは理念条例は調べた中ではなかったと答えております。市民の安心・安全な生活環境、自然環境を守るためには許可制及び罰則規定が必要であると考えますので、この条例の中身についての反対ということで意見を申し上げます。  それから、議案第28号の伊賀市職員の退職手当に関する条例の一部改正ですが、国家公務員の退職手当の支給水準が引き下げられたため、国の制度改正に準じて、伊賀市職員の引き下げを行うものです。2012年に約400万円引き下げたことに続く引き下げで、公務労働者の生涯設計に大きな影響を及ぼすもので、退職後も課せられる守秘義務や雇用保険の適用がない。労働基本権が制約されているなど、公務労働者の特殊性をないがしろにするものであるため、この条例改正については原案に反対をいたします。  議案第30号の伊賀市体育施設条例の一部改正ですが、伊賀市は公共施設最適化計画に基づき、体育施設の統合、縮小、廃止を進めていますが、体育施設についてはどの施設を廃止し、どの施設を継続していくかは、平成30年度策定を目指している伊賀市体育施設再編計画(仮称)において、伊賀市スポーツ推進審議会等で意見をいただきながら検討を進めるとしています。  ところが、その計画をつくる前から審議会の意見も業者の意見も聞かずに、今議会で突然廃止条例案を出してきたというふうに私は思います。国体に向けた芝生広場の整備があるということですが、一方でそのような順番を経ず、市民の声を聞かずに毎年5,000人の市民が利用していた公共施設を一方的に廃止することは到底市民の理解が得られるものではないと思います。  阿山や大山田のプールや民間のプールは上野運動公園プールにかわるものだと市は説明しておりますが、本当にかわるものになるか明確なお答えはありませんでした。計画どおり再編計画を策定し、審議会や市民の声をしっかり聞くことをしていただくよう求めて原案に反対をいたします。 ○議長(空森栄幸君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  私は会派を代表いたしまして、議案第26号並びに関しましては委員長報告に賛成、原案に賛成の立場から討論をさせていただきます。  不当に産業廃棄物を投棄する業者や不適切な残土埋め立てによる土壌汚染や土砂災害等の発生はあってはならないものであり、そうしたものから市民やその生活環境を守ることは伊賀市のみならず、国・県ともに早急に解決すべき問題であると考えます。  平成26年、島ヶ原地内で起こりました残土への不適正土砂混入問題に端を発し、条例制定の請願が採択され、本条例案の上程にまでたどり着いたわけでありますが、大切なことは過去に起こったことや現在市内で起きている問題につきまして、既にある法令に違反しているにもかかわらず対応できない現状をいかに解決するかにあります。理念的条例ではありますが、まず1つ目のステップと考えまして賛成をさせていただきたいと思います。  続きまして、議案第30号でございますが、委員長報告に反対、原案に反対の立場で討論させていただきます。  今回の市の改正理由ですが、老朽化が著しい上野運動公園プールを公共施設最適化計画に基づき廃止するものであるとしております。しかしながら、最適化計画では廃止が2020年度から4年間としており、本議案は計画どおりとは言えない前倒ししたものであると言えます。  また昨年より休止している50メートルプールの更新費用の問題があるという報告を受けておりますが、昨年の市スポーツ振興課の説明によりますと、2019年度以降にプール全体を廃止、取り壊しをする方向で検討しているとのことでありました。  以上のことから、本議案は計画の前倒しのさらにそのまた前倒しであると考えております。更新費用が課題であることは理解できますが、50メートルプールを休止した昨年も25メートルプール、幼児用プールは開放し、利用者数は26営業日で2,553人と一定の利用があり、突然の閉鎖には利用者や市民の戸惑いの声が上がっております。  また、廃止後の他の市営プールへの誘導や学校施設プールの一般開放など、廃止後の代替利用の検討も表面的であり、十分納得するだけの答弁はなかった上に説明不足の回答が目立ちました。一般利用者の声を聞く機会も設けず、前倒しに際し、広く市民説明の場を設けることもなく、プール全体の廃止をすることは強引であると言わざるを得ず、このような早急な決め方に不安を覚えております。  よって我々は当初の最適化計画のとおり、最低でも2018年度は上野運動公園プールを維持することが総合的に勘案して妥当だと考えております。以上のことから我々は本条例の一部改正につきましては反対とさせていただきます。 ○議長(空森栄幸君)  近森議員。 ○17番(近森正利君)  議案第30号、伊賀市体育施設条例の一部改正についてですが、会派を代表して御意見を述べさせていただきます。  まずは委員長報告に反対、改正に反対の立場で御意見を申し上げます。  上野運動公園プールを廃止することに対しては絶対に反対であります。実際に利用している市民からの全く意見も聞かず、まず子供たちには阿山や大山田のB&Gプールがあるから、そちらを利用してくださいというような意見がありました。その中で遠方のため上野地域の子供たちが本当に自転車や徒歩で行けるような考慮も全くされておりません。その中で予算削減のためと一方的な廃止には反対をいたします。 ○議長(空森栄幸君)  他に御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  採決は、議案ごとに行います  まず、議案第26号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  起立多数であります。よって、議案第26号は可決されました。  岩田議員。 ○22番(岩田佐俊君)  ただいま可決されました議案第26号に対し、総務常任委員として附帯決議を提出する動議をいたします。 ○議長(空森栄幸君)  ただいま、総務常任委員長から議案第26号に対する附帯決議提出の動議がありましたが、日程の途中でありますので、日程第3が終了後に取り扱うことにいたします。  次に、議案第28号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  起立多数であります。よって、議案第28号は可決されました。  次に、議案第29号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。
                   (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第29号は可決されました。  次に、議案第30号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  起立少数であります。よって、議案第30号は否決されました。  次に、議案第31号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第31号は可決されました。  次に、議案第32号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第32号は可決されました。  次に、議案第33号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第33号は可決されました。  次に、議案第34号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第34号は可決されました。  次に、議案第45号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第45号は可決されました。  次に、議案第46号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第46号は可決されました。  次に、議案第47号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第47号は可決されました。  次に、議案第48号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第48号は可決されました。  次に、議案第57号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第57号は可決されました。  次に、議案第61号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第61号は可決されました。  会議の途中ですが、先ほどの総務常任委員長による議案第26号に対する附帯決議提出の動議に関して、資料の配付を行いますので、暫時休憩いたします。               (午前11時00分 休憩)              ―――――――――――――――               (午前11時02分 再開) ○議長(空森栄幸君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  先ほど、総務常任委員長から、議案第26号、伊賀市土砂等の埋め立て等による土壌汚染及び災害の発生の防止に関する条例の制定に対する附帯決議案が提出され、動議は成立しました。  お諮りします。  この際、発委第1号、議案第26号、伊賀市土砂等の埋め立て等による土壌汚染及び災害の発生の防止に関する条例の制定に対する附帯決議についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御異議なしと認めます。  よって、発委第1号を日程に追加し議題とすることに決しました。  提出者の説明を求めます。  総務常任委員長。               (22番 岩田佐俊君登壇) ○22番(岩田佐俊君)  ただいま議題となりました発委第1号、議案第26号、伊賀市土砂等の埋め立て等による土壌汚染及び災害の防止に関する条例の制定に対する附帯決議について、その理由及び内容を説明申し上げます。  本条例は土壌汚染等の未然防止を図り、土砂等の流出等による災害を防止し、もって市民の安全と良好な生活環境を確保することを目的としています。よって、目的達成に係る検証及び必要な見直しの検討を、施行日から3年以内に専門家を含めた第三者機関を設置し行うことを求めるものであります。  以上、よろしく御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(空森栄幸君)  暫時休憩します。               (午前11時04分 休憩)              ―――――――――――――――               (午前11時18分 再開) ○議長(空森栄幸君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  先ほど委員会発議で提案のあった議案について、委員長から訂正を求められておりますので、これを許可します。  総務常任委員長。               (22番 岩田佐俊君登壇) ○22番(岩田佐俊君)  先ほど提案しました附帯決議ですが、議案名に誤りがありましたので、訂正をいたします。議案名ですが、伊賀市土砂等の埋め立て等による土壌汚染及び災害の防止に関する条例の制定についてを、伊賀市土砂等の埋め立て等による土壌汚染及び災害の発生の防止に関する条例の制定についてに訂正願います。  大変申しわけございませんでした。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(空森栄幸君)  説明に対し御質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御質疑なしと認めます。  なお、発委第1号については、会議規則第39条第2項の規定により委員会付託を省略します。  よって、討論に入ります。  御意見ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  発委第1号に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  起立多数であります。  よって、発委第1号は可決されました。  以下、日程を順次繰り下げ、日程第4を第5とし、議案第27号、議案第35号から議案第40号まで、及び議案第63号の8議案を一括して議題とします。  本案に関し教育民生常任委員長の報告を求めます。  教育民生常任委員長。
                  (14番 森川 徹君登壇) ○14番(森川 徹君)  ただいま議題となりました教育民生常任委員会に付託された8議案について、審査の経過と結果を報告をいたします。  当委員会は、3月15日に執行部出席のもと審査を行いました。なお、議案の内容につきましては、議案上程時に説明がなされておりますので、省略をさせていただきます。  まず議案第27号、伊賀市指定居宅介護支援等の事業の人員、運営に関する基準を定める条例の制定についてですが、委員から、地域のボランティア団体や老人クラブと連携をするが、個人情報の取り扱いはあるのかとの質疑に対し、当局からは具体的なプランの提供ではなく、地域の中でどのような活動があるのか、要介護の方がどういうところに行けるのかの情報提供であるとの答弁がありました。  さらに、所管事務が県から市に移管されるが財源等の補助はあるのか、また事務量はふえるのかとの質疑に対し、当局からは移管に伴う財源等の補助はない。また事務量はふえるため人事担当にも伝えているとの答弁がありました。  そのほか、指定居宅介護要支援等の事業所の数や通常のケアプランよりかけ離れた回数の訪問介護についての質疑がありました。  討論において、賛成の立場から、訪問介護の回数が多いケアプランの届け出についてはケアマネジャーが萎縮することにならないよう運用すべきとの意見がありました。  審査の結果、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第35号、伊賀市障がい者グループホーム設置及び管理に関する条例の一部改正についてですが、委員から、特に質疑はなく、審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第36号、伊賀市子育て支援センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてですが、委員からどれくらい広くなるのかとの質疑に対し、当局からはプレイルームは71平方メートル、支援員の会議室は21平方メートルとなるとの答弁がありました。  また、子育て支援センターの職員体制と利用者数はとの質疑に対し、当局からは、支援員4名で常時2名を配置している。利用者は年間延べ2,000組との答弁がありました。  さらには、利用者だけでなく、広く広報をとの質疑に対し、当局からは市広報や市内の他の支援センターにも移転の周知をするとの答弁がありました。  審査の結果、討論において特に意見はなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第37号、伊賀市介護保険条例の一部改正についてですが、委員から介護保険料が上がっていく根拠はとの質疑に対して、当局からは3年間の給付の見込み量、公費割合、保険料分等で決まり、給付量が増加傾向にあるためとの答弁がありました。  また介護保険料の増について、他団体との比較はとの質疑に対して、当局からは県下25団体中伸び率は17番目、金額は7番目であるとの答弁がありました。  さらには、基金の繰り入れにより軽減することができたのではとの質疑に対し、当局からは当初予算で計上してはいないが、基金の取り崩しは3年間で3億円を予定しているとの答弁がありました。そのほか生活保護受給者の介護保険や介護保険収納率が100%でない原因などについての質疑がありました。  討論において、反対の立場から、介護保険料が上がる制度そのものを見直す必要がある。低所得者の保険料率や段階の見直しなど負担を減らす努力が必要との意見がありました。  審査の結果、本案は賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に議案第38号、伊賀市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備、及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正についてですが、委員から障がい者、高齢者の方が一緒に支援サービスを受けるが、障がい児も一緒なのかとの質疑に対して、当局からはそのとおりである。発達支援と放課後デイサービスが対象となっているとの答弁がありました。  さらに、障がい者と高齢者のヘルパーの研修や交流はとの質疑に対し、当局からは障がい者の担当と連携し検討していくとの答弁がありました。  そのほか、伊賀管内においてこの制度が運営できる施設や身体的拘束等についての質疑などがありました。  また委員外議員からは、介護医療院創設の内容と開設についてわかりやすい説明をとの質疑に対し、当局からは資料について後日提出するとの答弁がありました。  討論において、賛成の立場から、共生型サービスや介護医療院などについてわかりやすい説明を。福祉・医療・介護が連携したサービスができるようにしてほしい。介護サービスの受け皿がないので、市として検討してほしいとの意見がありました。  審査の結果、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第39号、伊賀市国民健康保険税条例及び伊賀市国民健康保険条例についてですが、委員から、県で統一することによって、保険料が平均30%上がることになった理由はとの質疑に対して、当局からは県から示された保険料率は繰越金など一切加味せず、医療費の伸びを3%上がる見込みで試算しているとの答弁がありました。  さらに、一般会計からの繰り入れは検討したかとの質疑に対し、当局からは基金があるので法定外繰り入れはしなかったとの答弁がありました。そのほか資格証明書世帯が多い理由や医療費適正化の取り組みについての質疑などがありました。  討論において、反対の立場から、保険料が上がり市民への負担がふえる。所得に占める保険料の割合が大きい。低所得者への配慮が必要との意見がありました。  審査の結果、本案は賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に議案第40号、伊賀市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてですが、委員から住所地特例が35人とのことだが、今後ふえるのか、減るのかとの質疑に対して、当局からは1人暮らしの高齢者がふえることで、住所地特例は今後ふえると思われるとの答弁がありました。  審査の結果、討論において特に意見はなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に議案第63号、財産の無償譲渡についてですが、委員から、議員全員協議会での畿内会理事長の説明では岡波病院移転後の桑町の土地について、伊賀市に無償で譲渡してもよいとの考えだったがその後どうなったのかとの質疑に対して、当局からは議員全員協議会以降、詳細な協議はしていない。今後議論していくとの答弁がありました。  さらに、貸与期間が50年間となっているが、市の規定があるのか。今後岡波病院が方針転換する危惧はないのかとの質疑に対し、当局からは公益性が高い公共団体であり公有財産管理規則で50年と決められている。土地使用貸借契約では何かあった場合の協議について条項に設けたいとの答弁がありました。そのほか契約の貸与条件や今までの譲渡、貸し付けの申し出についての質疑などがありました。  また委員外議員からは、6月に鑑定評価を行っているがそれまでに話が進んでいたのか。また、他の廃校となった学校の鑑定評価を行ったのかとの質疑に対し、当局からは畿内会では現病院施設の老朽化などにより10年以内の新設移転を検討。昨年3月に副市長に申し入れがあり、成和中跡地を移転先候補の1つとして考えていたため、検討するための準備として鑑定評価を実施した。その後、基本計画・要望書の提出の依頼をした。また、他の廃校の鑑定評価は行っていないとの答弁がありました。  討論において、賛成の立場から、地域医療の充実のため、また場所的にも賛成である。移転後の桑町の土地について協議した上で進めてほしい。  さらには、便宜を与えたいうような疑惑を持たれないようにすべきなどの意見がありました。  審査の結果、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  以上、委員長報告といたします。よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(空森栄幸君)  報告に対し御質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。  御意見ありませんか。  田中議員。 ○12番(田中 覚君)  議案第63号財産の無償譲渡について、賛成の立場を表明させていただき、討論に参加をさせていただきたいと思います。  私たちこの伊賀市の市民の命を守るために岡波さんが伊賀市ともしくは伊賀市民病院と連携していただいて、そして質、量を高めていくということは大切なことだろうと認識させていただいております。しかしながら、この議案を提出される背景について、少し疑義がありますので、この機会に意見を述べさせていただきたいと思います。  2月27日にこの定例会が開催されました。同時に63号、財産の無償譲渡について議案が提出されました。背景がわかりません。したがって一切のその意志形成プロセスの資料をお出しをいただきたい、このことを申しました。追加資料として頂戴いたしました。追加資料を頂戴しましたけれども、1月に岡波病院さんから要望書をいただいた。それからのその意志形成のプロセスだということでいただいたんです。  しかし、今、委員長報告にありましたように、昨年の3月に申しわけございません、昨年の6月にもう既に土地の鑑定評価が行われ、いや昨年の3月に岡波さんから、そこを使わせてほしい。成和中学校の跡地を使わさせてほしいという依頼があった。その情報は一切公開されませんでした。  同時に昨年の12月21日の全員協議会、ここにおいて手狭になった岡波さんが市内のどこかに移転されるときに、その総合連携協定がインセンティブにはなりませんかという質問をさせていただいた。そのときに一切ありませんというふうな市長からの御答弁を聞かせていただきました。皆さん方の棚入れ、資料ボックスの中に追加資料としておありになったと思いますけれども、情報公開で黒塗りにされた分ですけれども、実は1月の12日、岡波病院さんが御挨拶に来られて、本件の内容をお伝えいただいたときに、市長の答弁は先ほどの総合連携協定があるのでいいじゃないか、こういう表現がここに記載されております。協定を生かしていきたい、こういう表現がある。  つまり、伊賀市の意志形成のプロセスはほとんどが公開されずに、私たち議員が少ない情報で議論をせざるを得ないという姿勢、もしくは市長のその答弁が12月の21日ではインセンティブはない。総合連携協定のインセンティブはないとおっしゃって、年変わって1月の12日、1月も経たないうちに協定があるからというふうなことで、この事業はゴーされた。  したがいまして、冒頭戻りますけれども、私たちの命を守るために質やら量を守ることは大事でありますけれども、この伊賀市の意志形成のプロセスがオープンになっていない。正々堂々としていないことに対して疑義がある。  今、神戸の駅前のバス転回場で百条委員会が開催されていることも議員の皆さん方はもう既に御案内です。執行部の皆さん方も御案内です。これは、その意志形成の中で、そのプロセスの中で随分とおかしいことがあったんではないかということが、百条委員会の議題となっている。これも見方によれば、そういうことにつながっていくと思われる。こんなことが伊賀市の姿勢とするならば、いかがなもんかなという意見があります。  しかし、何度も繰り返しますけれども、命の守るための質と量を確保するために議員の皆さん方の賛成をお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(空森栄幸君)  百上議員。 ○19番(百上真奈君)  私は議案第37号、伊賀市介護保険条例の一部改正と、議案第39号の国民健康保険税条例及び伊賀市国民健康保険条例の一部改正について、委員長報告に反対し、原案に反対をする意見を申し上げます。  まず議案第37号ですが、3年ごとに介護保険料の見直しが行われていますが、この条例改正は来年度から3年間の保険料を4.3%に引き上げるものです。介護保険が始まった2000年度ってゼロ円からスタートしておりまして、翌年の2001年度の保険料は月2,900円余りでしたが、現在月6,000円代と倍増しています。伊賀市も4月から今期よりも271円上がって6,524円になります。  なぜ介護保険料が上がり続けるのか、今も説明ありましたが、結局自治体が必要な介護サービスを見込んで計算される保険料ですから、高齢者がふえて介護サービス利用者がふえれば際限なく保険料が高くなる仕組みだからです。今後8,000円代になるのではないかという見通しも言われております。  今も報告ありましたように、県下25団体中、今回の引き上げで伊賀市は7番目と高位になりました。一方県下では保険料を据え置くところが3団体、引き下げする事業者もあります。少しでも負担能力に応じたよりきめ細かな保険料にするために所得段階等を伊賀市の11段階から細かい14段階に今回見直したところもあります。年金からいやおうなしに引き落とされる保険料が高くて困るという声がたくさんありますが、伊賀市も少しでも負担の少なくなる対応をとるべきだったと思います。  介護保険は公費5割、保険料5割になっていますが、今後際限なく高くなる保険料を払えなくなる高齢者がふえることは明らかで、これを打開するには公費負担をふやすことしかない。これは自治体関係者の一致した要求です。制度を維持するために一層の給付削減や保険料、利用料の負担増を強いるのではなく、介護保険制度の抜本的見直しをすべきだと申し上げまして、意見と申し上げます。  それから第39号の国民健康保険税のことですが、4月から市町村の国保が財政運営主体が県に移行いたします。新制度は被保険者の多くが低所得者であるにもかかわらず、保険料が高いという国保の構造問題は何ら解決しないばかりか、保険税引き上げで国保加入者の負担増が押しつけられるものになってしまいました。  具体的には伊賀市の保険税が12%の引き上げです。これは大変大きな負担増になりますし、他の自治体のように法定外繰り入れを入れることによって引き下げの上げ幅を抑制することも今回されていません。基金を入れたことは実際あるんですけれども。一方で滞納者数は三重県全体でも40万人、25万世帯の加入者のうち18%に当たる4万5,000世帯が滞納です。伊賀市も同様に、喫緊の滞納が2,369件で18%。そのうち差し押さえ件数が364件と。これはやはり県下でも多いほうです。保険税を1年以上滞納すると保険証が取り上げられるかわりに資格証明書が発行されますが、医療費は全額自己負担になります。これは317世帯に発行されておりまして、この数も県下では大変多いほうです。  保険税が所得の13%から15%を占めるという大変高いことに、さらなる引き上げは本当に医療を受けられない人も出てくることがさらにふえると予想されます。私は国保は社会保障としての医療保障を行う社会保険の1つですので、国保負担の増額を求めるとともに、この構造問題の改善を図ることを国が責任を持って行うべきであるということを申し上げまして、反対をいたします。 ○議長(空森栄幸君)  他に御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  採決は、議案ごとに行います  まず、議案第27号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第27号は可決されました。  次に、議案第35号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第35号は可決されました。  次に、議案第36号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第36号は可決されました。  次に、議案第37号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  起立多数であります。よって、議案第37号は可決されました。  次に、議案第38号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第38号は可決されました。  次に、議案第39号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  起立多数であります。よって、議案第39号は可決されました。  次に、議案第40号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第40号は可決されました。
     次に、議案第63号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第63号は可決されました。  次に、日程第5を第6とし、議案第41号から議案第44号まで、議案第49号から議案第51号まで、議案第58号から議案第60号まで及び議案第62号の11議案を一括して議題とします。  本案に関し、産業建設常任委員長の報告を求めます。  産業建設常任委員長。               (24番 中岡久徳君登壇) ○24番(中岡久徳君)  ただいま、議題となりました産業建設常任委員会に付託された11議案について、審査の経過と結果を報告いたします。  当委員会は、3月15日に執行部出席のもと審査を行いました。なお、議案の内容につきましては、省略させていただきます。  議案第41号、伊賀市農業振興地域整備促進協議会条例等の一部改正についてですが、委員からは特に質疑はなく、審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第42号、伊賀市都市公園条例の一部改正についてですが、委員から上野運動公園における運動施設の割合はとの質疑に対し、当局より57%であるとの答弁がありました。  審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第43号、伊賀市手数料条例の一部改正についてですが、委員から手数料の値上げの根拠はとの質疑に対し、当局より法令の基準の改正によるものであるとの答弁がありました。  審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第44号、伊賀市水道事業給水条例の一部改正についてですが、委員から今までに補償問題が起きたことはあるかとの質疑に対し、当局より合併後はないとの答弁がありました。  また委員から濁水などにより市が責任を負わない範囲を広げる理由はとの質疑に対し、当局より濁水の責任は市だけではなく、やむを得ない理由などもあり、他市の条例も参考にし、市に責任がある場合のみとした。また平成28、29年の濁水事故を調査したところ、水道事業者に責任のないものが6割以上あったとの答弁がありました。そのほか濁水などの過失についての質疑などがありました。  討論において、反対の立場から、実際に市民が損害を受けることから、市が責任を負うべきであるとの意見もありました。  審査の結果、本案は賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第49号、市道路線の認定についてですが、委員から四十九東部7号線は白線が薄いなど、現状のまま県から譲渡を受けたのかとの質疑に対し、当局より現状のまま譲渡を受けたものであるとの答弁がありました。  審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第50号、市道路線の変更についてですが、委員から特に質疑はなく、審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第51号、市道路線の廃止についてですが、委員から特に質疑もなく、審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第58号、伊賀市食肉センター設置条例の制定ですが、委員から動物の福祉の観点から屠畜しているかの質疑に対し、苦痛を与えないように配慮をしているとの答弁がありました。  審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第59号、伊賀市食肉センター施設整備等基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定についてですが、委員から食肉センター解体費用の見込みはとの質疑に対し、当局より3,500万円程度を見込んでいるとの答弁がありました。  審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第60号、伊賀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてですが、委員からは特殊勤務手当支給の根拠はとの質疑に対し、当局よりセンターが古く、労働が過酷であるためとの答弁がありました。そのほか、食肉センター職員の勤務状況についての質疑がありました。  審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第62号、伊賀市特別会計条例の一部改正についてですが、委員から特別会計で行うメリットはとの質疑に対し、当局より伊賀市・名張市広域行政事務組合解散に伴い、利用者の同意が得られるまで伊賀市で運営の継続をするためとの答弁がありました。  審査の結果、特に意見もなく、本案は全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  よろしく御審査いただきますようお願いします。 ○議長(空森栄幸君)  報告に対し御質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。  御意見ありませんか。  近森議員。 ○17番(近森正利君)  議案第44号、伊賀市水道事業給水条例の一部改正について、会派を代表して委員長報告に反対し、改正に反対の立場で意見を申し上げます。  今回の条例改正では、市が損害を補償しない範囲を現在給水の制限または停止から、給水の制限もしくは停止または断水、漏水、もしくは濁水に改める。断水、漏水、もしくは濁水を損害賠償しない範囲に追加をいたしました。現条例では非常災害、水道施設の損傷のため、給水の制限または停止は、これはやむを得ないのではあると私も理解ができますが、今回追加した断水、漏水、もしくは濁水を市は責任を負わないのは理解ができません。  この委員会の質疑の中でも民法上で対応するという、そういう答弁がありました。説明がありました。これは非常に無責任でありますと思いますので、この改正には反対をいたします。 ○議長(空森栄幸君)  福村議員。 ○5番(福村教親君)  議案第44号、水道給水条例の一部改正につきまして、反対の立場で討論に参加させていただきます。  委員会では一旦賛成をさせていただきましたが、再度熟議の上、反対といたします。  本条例改正案第20条第3項、この条文をそのまま読ませていただきますと、損害補償をしてもらえない免責範囲がむやみに広がるように思われます。そもそも公道部分に接した給水管の管理は事業管理者が善良な管理者の注意をもって行うべきものであります。  昨年も市内で何件も水道事故や濁水があり、後の検証において水道施設の日常の管理体制や定期的な施設、機械器具の点検体制について、改めて漏れや見落としがないか、さまざまな角度から見直しを行う取り組みを行うものとしているところでございます。  しかし条例改正による免責範囲の拡大が日常管理の徹底にマイナスに影響する可能性もございます。また昨年の三田地域の水道事故では人為的な操作の誤りではなく、予期できない突発的な機器の故障に起因する事故であったことから、濁水による利用者への個別保障はできないとの判断に至ったところでございます。すなわち条例改正せずとも、伊賀市が適正管理を行っているならば、補償責任は負わないことは可能であり、現実にそのような運用をしていると考えております。  以上のことから、条例改正の差し迫った必要性がないことから、私は本条例の一部改正について反対とさせていただきます。 ○議長(空森栄幸君)  他に御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  採決は、議案ごとに行います  まず、議案第41号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第41号は可決されました。  次に、議案第42号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第42号は可決されました。  次に、議案第43号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第43号は可決されました。  次に、議案第44号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  起立少数であります。よって、議案第44号は否決されました。  次に、議案第49号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第49号は可決されました。  次に、議案第50号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第50号は可決されました。  次に、議案第51号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第51号は可決されました。  次に、議案第58号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第58号は可決されました。  次に、議案第59号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第59号は可決されました。  次に、議案第60号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第60号は可決されました。  次に、議案第62号に対し、委員長報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立)
    ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第62号は可決されました。  次に、日程第6を第7とし、議案第64号を議題とします。  当局の説明を求めます。  市長。               (市長 岡本 栄君登壇) ○市長(岡本 栄君)  ただいま上程の議案第64号教育長の任命についてですが、現在教育長に就任の笹原秀夫氏の任期が本年3月31日に満了します。  つきましては、笹原氏を引き続き任命したいと思いますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意をいただきたいと思います。  略歴等の詳細につきましては、お手元に配付した資料のとおりですが、笹原氏は、伊賀市上野池町にお住まいで61歳。平成29年5月29日から教育長に就任をいただいています。  なお、教育長の任期ですが、平成30年4月1日から3年間としています。  よろしく審議いただきますようお願いします。 ○議長(空森栄幸君)  説明に対し、御質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御質疑なしと認めます。  お諮りします。本案については、委員会の付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  御意見ありませんか。  山下議員。 ○8番(山下典子君)  議案第64号に賛成の立場で討論させていただきます。  笹原教育長は就任以来、教育現場を自分で見て、教育現場の改善に努めていらっしゃいます。そして、土曜授業をなくすことをきちんと調査をした上で早く判断したことは評価することができます。それは推進監という役職があり、その支えがあったのでできたのではないかと思います。今後の人事の体制が変わっても、学校教育をしっかりと見ていくという役割を継続していただくことをお願いして賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(空森栄幸君)  他にございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  他に御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  議案第64号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第64号は同意されました。  次に、日程第7を第8とし、議案第65号及び議案第66号の2議案を一括して議題とします。  当局の説明を求めます。  市長。               (市長 岡本 栄君登壇) ○市長(岡本 栄君)  ただいま上程の議案第65号及び議案第66号の人権擁護委員候補者の推薦についてですが、現在、人権擁護委員に就任されております中森淳子氏、大薮勢津子氏の任期が平成30年3月31日に満了します。  つきましては、後任の人権擁護委員候補者として、今井和子氏、川口恵美子氏を推薦したいと思いますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものです。  お二人の略歴等の詳細につきましては、お手元に配付した資料のとおりです。  まず、今井氏ですが、伊賀市三田にお住まいで58歳です。伊賀市立保育所や伊賀市社会福祉協議会などを経て、現在は伊賀市健康福祉部こども未来課子育て包括支援センターに勤務されています。  次に川口氏ですが、伊賀市笠部にお住まいで60歳です。一般事業所を退職後、現在は、猪田地区市民センターに勤務されております。  なお、委員の任期は、平成30年7月1日から3年間となっています。  よろしく審議いただきますようお願いをいたします。 ○議長(空森栄幸君)  説明に対し、御質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御質疑なしと認めます。  お諮りします。本案については、委員会の付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  御意見ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  採決は議案ごとに行います。  まず、議案第65号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第65号は同意されました。  次に、議案第66号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。                (賛 成 者 起 立) ○議長(空森栄幸君)  全会一致であります。よって、議案第66号は同意されました。  次に、日程第8を第9とし、報告第1号から報告第5号までを一括して議題とします。  当局の説明を求めます。  市長。               (市長 岡本 栄君登壇) ○市長(岡本 栄君)  ただいま上程の報告第1号から報告第5号までの地方自治法指定法人の経営状況を説明する書類の提出について報告します。  地方自治法第221条第3項の法人であります株式会社俳都ピア、伊賀市土地開発公社、公益財団法人伊賀市文化都市協会、一般社団法人大山田農林業公社及び有限会社大山田ファームの、平成30年4月1日から平成31年3月31日までの間における事業計画に関する書類を、同法第243条の3第2項の規定により報告をいたします。  まず、報告第1号の株式会社俳都ピアの概要ですが、ハイトピア伊賀の1階及び2階テナントにかかる不動産賃貸業務及び1階での小売店Yショップの直営を行っています。  平成30年度の事業計画ですが、テナント賃貸業務においては、29年度テナントの入れかわりと空き区画への新規テナント入居もあり満床での経営となります。テナント会を中心にチラシ及びクーポンの発行など販促活動を実施し、来客数の増加と各テナントの売り上げ増につなげ、テナントの経営安定に向け取り組みます。  また、1階直営のYショップについては、29年度から店舗責任者を配置し、経営向上に努めています。総合収支計画では、売上高で28年度決算より、およそ1,000万円多い、7,812万6,000円とし、当期損失を28年度決算よりおよそ870万円少ない、141万8,000円としています。  なお、この損失については、利益剰余金での充当を予定しています。  次に、報告第2号の伊賀市土地開発公社の事業計画の概要です。  公有地取得事業として、新たに公社が取得する土地はありません。譲渡事業では、小学校給食センター用地について、29年度伊賀市への買い戻しを予定しておりましたが、事業計画の変更により30年度で譲渡3,046万4,000円を予定しています。  また予算としては、収益的収入及び支出では、収入3,052万4,000円、支出3,029万4,000円としています。資本的収入及び支出では支出が2万1,000円としています。  次に、報告第3号の公益財団法人伊賀市文化都市協会の事業計画の概要です。  公益財団法人伊賀市文化都市協会は、伊賀地域内の関係機関・団体との連携、地域や市民との協働を一層推進しながら、地域における広範な文化的資源や営みの連携・融合等を推進する文化がつなぐまちづくりに取り組みます。  文化ホール、文化財施設等を活用した各種の文化づくり事業の展開によって、地域住民の教育、芸術文化、体験学習、生涯学習の振興に資するばかりでなく、文化振興を手段とした新しい地域の創造に挑戦するとしています。また、産学官連携による地域産業創造センター、ゆめテクノ伊賀の運営を通じ、環境・食・文化等に関する地域産業の振興に資する事業の計画もしています。  収支予算としては、経常収益の合計が5億980万3,000円で、その内訳は、公益目的事業会計で4億7,535万8,000円、収益事業等会計で576万9,000円、法人会計で2,867万6,000円を見込んでいます。経常費用では、合計が5億1,161万6,000円で、その内訳は、公益目的事業会計で4億7,984万8,000円、収益事業等会計で309万2,000円、法人会計で2,867万6,000円で、当期経常増減額は、181万3,000円の減額となる見込みです。  このことにより、一般正味財産期末残高は1億9,486万6,964円となり、指定正味財産期末残高2億1,127万7,188円を合わせ、正味財産期末残高は4億614万4,152円を見込んでいます。  次に、報告第4号の一般社団法人大山田農林業公社の事業計画の概要です。  公益目的事業では、農地保全管理事業や特産品開発事業、菜種搾油施設管理事業などを、収益事業では、農産物加工所運営事業や菜種搾油施設運営事業、そのほか農業経営などを計画しています。  予算としては、収入の部で農地保全管理事業などの公益目的事業会計が、1,313万円、農産物加工所運営事業など収益事業等会計が3,901万円、法人会計が979万200円で、合計6,193万200円を計上し、支出の部では、公益目的事業会計で、1,733万9,610円、収益事業等会計で、3,690万5,230円、法人会計で、738万7,111円、合わせて6,163万1,951円としています。これにより、当期一般正味財産増減額は、29万8,249円を見込んでいます。  最後に、報告第5号有限会社大山田ファームの事業計画の概要です。  一般社団法人大山田農林業公社が行う、土地利用調整に伴う農業経営及び農作業の受託などを計画しています。  予算としては、収入の部で農作物販売収入3,200万円、農作業受託収入550万円、奨励助成金1,990万円と営業外収入61万800円を合わせまして5,801万800円を計上し、支出の部では材料費1,110万円、労務費750万円、外注加工費460万円、経費1,779万円、人件費1,356万5,000円などで、合わせて5,702万3,200円としています。これにより、当期純利益は、99万6,800円を見込んでいます。
     以上、報告をいたします。 ○議長(空森栄幸君)  説明に対し、御質疑、御意見ありませんか。  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  報告第1号、株式会社俳都ピアについてお伺いをいたします。  平成30年度事業計画をお示しいただきまして、本年度はかねてよりテナント対策というのが課題となっていたところ、満床で経営していただけるということですばらしいことだと思うんですけれども、今2階に公の商工労働課、中心市街地推進課が入居しております。  ただしかしながら、平成31年1月より新庁舎に移転を予定しておると思いますので、中活及び商工労働課の2課が移転後のテナントというのはどのようになっているのか、今もって入居予定の方がいるのかというところを含めてお示しください。 ○議長(空森栄幸君)  財務部長。              (財務部長 田槙公博君登壇) ○財務部長(田槙公博君)  失礼します。財務部です。  31年新庁舎開庁してからのハイトピアに入っている部門ですけども、今もっては、その後新庁舎に移転した後のテナントについては決まってはおりません。 ○議長(空森栄幸君)  市川議員。 ○9番(市川岳人君)  ということは、今を含めてこれから考えていくというところで、今までも例えば上野支所を入れてだったり、そういった公の機関を入れるとかいうそういった意見なんかも出ていたと思うんですけれども、そういうふうなことも含めて協議していくと理解してよろしいですか。 ○議長(空森栄幸君)  財務部長。              (財務部長 田槙公博君登壇) ○財務部長(田槙公博君)  失礼します。議員おっしゃったようなことも含めて検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(空森栄幸君)  他に御質疑、御意見ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(空森栄幸君)  なしと認めます。  よって、報告第1号から報告第5号までは、当局の説明のとおり、御了承願います。  以上で、本定例会に付議されました案件は、全て議了しました。  去る2月27日に開会しました、平成30年第1回伊賀市議会定例会は、これをもって閉会します。  長らくの慎重審議、ありがとうございました。               (午後 0時06分 閉会)              ――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定により次に署名する。              議  長   空 森 栄 幸              議  員   田 中   覚              議  員   福 田 香 織...