伊賀市議会 2017-06-16
平成29年予算常任委員会( 6月16日)
心市街地推進課長、
堀山水道工務課長、
谷口教育総務課長、
澤田学校教育課
長、
狩野文化財課長、
6.事務局 百田局長、薮中課長、藤田主幹兼総務係長、森本主査[
議会改革担当]
7.案 件 1.議案第56号 平成29年度伊賀市
一般会計補正予算(第1号)
2.議案第57号 平成29年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予
算(第2号)
3.議案第58号 平成29年度伊賀市
水道事業会計補正予算(第1号)
4.議案第59号 平成29年度伊賀市
下水道事業会計補正予算
(第1号)
8.会議の次第
(午前10時00分 開会)
○委員長(嶋岡壯吉君)
おはようございます。
これより
予算常任委員会を開会します。
本日ただいままでの
出席委員数は23名、会議は成立いたしました。
会議録署名委員に、1番 川上善幸君を指名いたします。
本委員会に、審査を付託されておりますのは、議案第56号、平成29年度伊賀市
一般会計補正予算(第1号)、議案第57号、平成29年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第58号、平成29年度伊賀市
水道事業会計補正予算(第1号)及び、議案第59号、平成29年度伊賀市
下水道事業会計補正予算(第1号)の4議案であります。
それでは、議案第56号、平成29年度伊賀市
一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
当局の説明を求めます。
説明は、適切かつ簡略にお願いいたします。
財務部長。
○財務部長(田槙公博君)
おはようございます。財務部の田槙でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
ただいま議題となりました、議案第56号、平成29年度伊賀市
一般会計予算(第1号)について、御説明申し上げます。
今回の補正は国・県の補助事業の追加、変更に伴う事業費の補正や、
南庁舎整備に係る
設計業務委託料のほか、学校現場における業務改善に係る経費、
県指定有形文化財の解体修理に対する補助金などについて、所要額の補正を行っています。
また、
債務負担行為の補正について、
南庁舎整備工事のための基本計画、基本設計及び
実施設計業務委託経費を設定するとともに、地方債ではそれぞれの所要額について、追加及び変更の補正を行っています。
それでは、
補正予算書により補正予算の内容について、説明をさせていただきますので、予算書の1ページをお開きください。
第1条で
歳入歳出予算の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億9,554万4,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ429億8,259万5,000円としています。詳細につきましては、
事項別明細書により、後ほど説明させていただきます。
第2条の
債務負担行為の補正は、4ページの第2表、
債務負担行為補正で追加として、
南庁舎整備工事基本計画、基本設計及び
実施設計業務委託経費について、必要な
債務負担行為を設定するものです。
第3条の地方債の補正は4ページの第3表、
地方債補正で、追加として
南庁舎整備事業に係る地方債の限度額1,910万円を補正しています。
また、変更として
水道事業会計出資金など4事業について、それぞれの事業費の補正に対応し、限度額について所定の補正を行っています。
それでは、
補正予算書の
事項別明細書により歳出の主なものから、その事業に対する特定財源も合わせて説明させていただきます。16、17ページをごらんください。
第2款総務費、第1項
総務管理費、第14目
自治振興費、細目145
自治振興経費では、
自治総合センターからの
コミュニティ助成金を財源に、住民が自主的に行う
コミュニティ活動の促進や、
地域住民相互の連帯感の向上を目指し、それぞれの地域における
コミュニティ活動に必要な施設及び備品等を整備するため、
一般コミュニティでは友生地区の
住民自治協議会など、6団体へ1,410万円。
コミュニティセンター助成事業では岡鼻区へ1,500万円。合わせまして、
コミュニティ助成金2,910万円を計上しています。
第2項徴税費、第2目賦課費、細目163
賦課事務経費では、
国家賠償請求事件等の判決確定による賠償金172万4,000円及び
遅延損害金22万6,000円、合わせまして195万円を計上しています。
第4款衛生費、第1項
保健衛生費、第1目
保健衛生総務費、細目252
水道事業会計出資金では、
水道事業会計で行う国の補助認証の増加に伴い、出資金1,361万3,000円を増額しています。
18、19ページをごらんください。
第6
款農林業費、第1項農業費、第3目
農業振興費、細目327
経営体育成支援事業では、「人・農地プラン」に位置づけられた中心となる経営体の主体的な経営展開を支援するため、
経営体育成支援事業補助金300万円を計上しています。特定財源の国・県支出金は県の
経営体育成事業補助金です。
第5目
土地改良事業費では、目全体で1億2,352万円を増額していますが、細目308
土地改良事業管理経費、細々目52
土地改良施設維持管理適正化事業では、国の補助認証の追加により、農林関係、
土木事業費分担金及び
土地改良施設維持管理適正化事業交付金のほか、市債を財源に鶴喰池及び下池の
改修工事費1,025万円を計上しています。
細目311
県営土地改良事業、細々目51
県営事業負担金では、県の事業費が確定したことにより、
県営土地改良事業費分担金及び市債を財源に、
県営ため池等整備事業負担金など、5事業の負担金を合わせまして4,917万円を計上しています。
細目669細々目51
震災対策農業水利施設整備事業では、国の補助認証の追加により、県の
震災対策農業水利施設整備事業補助金を財源に、ため池の耐震診断を行うための委託料5,000万円を計上しています。
細目670細々目51
農業基盤整備促進事業では、国の補助認証の追加により、
島ノ川用水路及び新堂用水路を改修するため、
農業基盤整備促進事業工事費590万円を。愛田用水路改修するため、
農地耕作条件改善工事費820万円を計上しています。特定財源は県の
農業基盤整備促進事業補助金及び
農地耕作条件改善事業補助金のほか、
農林関係土木事業費分担金及び市債を充当しています。
20、21ページをごらんください。
第8款土木費、第2項
道路橋梁費、第3目
道路新設改良費では、目全体で6,786万6,000円を減額していますが、細目344
社会資本整備総合交付金事業で国の補助認証の変更により、細々目56
佐那具千歳線道路改良事業から、22、23ページの細々目84
大野木白樫線道路改良事業までの6事業で、それぞれ
説明欄記載のとおり、所要額の補正を行っています。特定財源の国・県支出金は、国の
社会資本整備総合交付金で、地方債はこの
交付金事業に充当する市債です。
第4目
橋梁維持費では、目全体で6,445万4,000円を増額していますが、細目344
社会資本整備総合交付金事業、細々目81
橋梁長寿命化修繕事業で、国の補助認証の変更及び追加により、
橋梁計画策定業務委託料4,600万円を増額し、
外山橋長寿命化修繕工事費1,878万円を計上しています。特定財源の国・県支出金は、国の
社会資本整備総合交付金で、地方債はこの
交付金事業に充当する市債です。
24、25ページをごらんください。
第3項河川費、第4目
ダム関連整備費、細目358
ダム周辺整備事業、細々目56
川上種生線他1線
道路改良事業では、国の補助認証の変更により、工事費など3,900万円を減額しています。特定財源の国・県支出金は、
社会資本整備総合交付金で、その他財源は
川上ダム周辺整備事業基金繰入金です。
第4項
都市計画費、第2目
市街地整備推進費、細目371
市街地整備推進事業、細々目57
南庁舎整備事業では、
南庁舎活用に係る費用便益の分析業務を行うための委託料497万9,000円を計上するほか、
南庁舎整備工事に係る基本計画、基本設計、
実施設計業務等の委託料として5,238万5,000円。合わせまして5,736万4,000円を計上しています。特例財源の地方債は
南庁舎整備設計業務委託料に充当する市債です。
第5目公園費、細目674細々目01
公園施設長寿命化対策支援事業では、国の補助認証の変更により、工事費1,000万円を減額しています。特定財源の国・県支出金は、国の
社会資本整備総合交付金で、地方債はこの
交付金事業に充当する市債です。
第10款教育費、第1項
教育総務費、第3目
義務教育振興費、細目408
児童生徒指導経費、細々目84学校現場における
業務改善加速事業では、三重県
教育委員会から、学校現場における業務改善について、集中的に取り組む市として、伊賀市が採択を受けたことにより、26、27ページまでの説明欄に記載の当該事業の実践研究に係る経費として690万円を計上しています。特定財源の国・県支出金は、県からの学校現場における
業務改善加速事業委託金です。
第5項
社会教育費、第2目
文化財保護費では、目全体で1,031万3,000円を増額していますが、細目434細々目51
文化財保存経費では、
県指定有形文化財である
春日神社拝殿解体修理に対する補助金920万円を計上し、細目436
文化財調査事業、細々目57
国史跡上野城跡植生調査経費では、本年行う
伊賀上野城高石垣の清掃に先駆けて
貴重植物保護のため、前回実施した
国史跡上野城跡植生調査の結果をもとに、貴重植物が生える場所にマーキングを行うための委託料111万3,000円を計上しています。
以上で、歳出の説明を終わらせていただき、歳入に移らせていただきます。歳出で説明させていただきました特定財源以外について、説明させていただきます。12、13ページをごらんください。
第19款繰入金、第2項
基金繰入金、第1目
財政調整基金繰入金では7,607万6,000円を増額しています。
以上で、歳入の説明を終わりますが、28ページ以降に
給与費明細書、
債務負担行為に関する調書、地方債に関する残高調書を添付していますので、ごらんいただき、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。これより質疑に入ります。
第1条、
歳入歳出予算の補正のうち、歳入、歳出それぞれ一括で審査したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御異議なしと認めます。
よって、そのように取り扱います。
なお、質疑に当たっては、
予算書ページ数と
細目番号等を述べてから行っていただくこととし、自己の意見を述べることなく、議案の中身について、その疑問点のみを発言いただくようお願いいたします。また、質疑の範囲が議題外にわたることとないように重ねてお願いをいたします。
まず、歳出について、予算に関する説明書16ページから27ページについて御質疑ありませんか。
西口委員。
○委員(西口和成君)
おはようございます。27ページの
文化財保存経費、春日神社の
拝殿改修費について、少しお伺いしたいんですけども。920万ということで計上されてます。これは県の
指定文化財ということで、大変貴重な文化財であるとともに、改修等々については疑義を唱えることはないんですが、920万円の根拠ですよね。後、総工費と総経費をお聞かせいただければと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
文化財課長。
○
文化財課長(狩野守正君)
文化財課の狩野でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議員御質問いただきました、この支出の根拠でございますが、県の補助事業が29年度総事業費4,600万円ということで、それに対しまして、三重県がその50%の2,300万円の補助をつけてまいりましたので、県の補助額の残額に対しまして、規定をしております5分の2の額をつけるということで、920万の金額をつけたところであります。
なお、この事業につきましては、現在まだ入札のほうが、当然でございますが進んでおりませんので、総額についてはおおよそ2億円を超える額になろうと考えておりますことと。それから事業の時期につきましても、おおよそ5年から6年くらいかかるんじゃないかというふうに考えております。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
西口委員。
○委員(西口和成君)
今の課長さんの説明の中では、確かに県の補助額は5分の2以内ということなんですけども、この補助要綱の中には単年度でしたら300万と。また複数年度にかかわるものでしたら、500万っていう規定があるんですけども、その件についてお聞かせください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
文化財課長。
○
文化財課長(狩野守正君)
ただいま議員おっしゃっていただきましたように、平成29年4月1日で告示をいたしました内容におきましては、この県の
指定文化財に係ります市の補助額については、県の補助したものの残りに対して5分の2の額を補助すると。ただし、上限額単年度の上限額を300万。複数年度の上限額を合計500万とするというふうに書いてございますが、その要綱の一番下の欄に、その他市長が認めるものということについては、予算に定める額というふうにただし書きをさせていただいておりますので、それに基づきまして、この分を加算をさせていただいたということでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
西口委員。
○委員(西口和成君)
市長が特段の事由があるときは、そういった形で認めるということはわかりました。ぜひとも春日神社すばらしい文化財だと思いますので、今後のためにも推進していただければと思います。ありがとうございました。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
質問させていただきます。一つは25ページになります。土木費、第4項
都市計画費の中の
市街地活性化推進事業、細目番号57
南庁舎整備事業に係る予算についてをお尋ねをいたします。
この間、議会と行政側と本当にたび重なる協議、議論と積み重ねてきて、再び今日こういった予算が出てきた、上程されたわけなんですけれども、このこと前回と違う部分、前回よりも金額がふえている部分は、どういったことかってことをまず教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
中心市街地推進課の堀川でございます。
前回と違うのはどういった点かというような御質問でございました。今回、工事費の確定、発注までの確定に至ります
基本計画業務、
基本設計業務、
実施設計業務、
耐震補強計画策定業務、これらの四つの段階、四つの工程を一括して実施する。一括して発注しようとするような予算とさせていただいております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
実施設計まで含めて、一括発注するということが違いだというか、前と違うところだと思うんですけれども。今、行政のほうは一貫して計画の中身を全く変更していませんね。前回の状況の中から、私は変わっていないというふうに思うんです。その中で基本方針。つまり大枠の中で行政は提案をして、私たちにも説明されていますけれども、その変更、今回一括発注をして、実施設計まで含むものとして、一括発注したときに、その中で例えば一方で、いろんな意見もある中で、例えば議会の意見もあります。それから
検討協議会の中での意見もありました。そういったことについて変更等できるのか。そうやってる中においても過程においても。そういったことはできるんですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
今回の予算、何回目ということもございまして、これから皆さんと一緒につくり上げていくというような、予算にしてまいりたいというふうに考えております。議会におかれましても、賑わい・まちづくり政策会議いうものを立ち上げていただきまして、にぎわいをつくっていくという議論をしていただいております。そこでは多様な御意見もいただいておりますので、ぜひ議員の皆様と一緒にこの予算を使いまして、策定をしていきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
今、つくり上げていくという言葉おっしゃいましたけれども、その土台は何ですか。つくり上げていく土台ですね。私が聞いたのは、市の方針っていうのは一切変わっていないと。中身については変わっていません。でもいろんな考えとか、意見とかあるからこそ、その意見は取り入れられるのかは、変更へきくのかというふうにお聞きしたんですけれども。では変更はきくというようにとっていくわけなんですか。
つまり例えば、私自身は質問の中で、住民合意とか理解、本当に得ているのかというのを思っています。つまり
大手コーヒーチェーン、
国際忍者センター、それから図書館、そういったものがギャラリーも含めて、今、出ているそういったことが、本当に住民の合意が得られているのかっていうことも、次の質問で聞こうと思ってるんですけど、それも合わせてなんですけど。そうなったときに、この2年間の中で、この計画を変わっていく。変えていくこともできるというふうに考えて、市は思ってるのかどうかとお聞きしたいんです。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
どういうふうにそのアジャスターをきかせていくのかということの御質問だというふうに思いますが、御懸念のようなことは私はないというふうに思っています。つまり皆さん方からも御意見をどんどんいただきたいし、それからいろんな市民の皆さんの意見もあるところでありますし。ですから、今まで申し上げてきた中では何を入れるか。複合施設として生かしていくときには、何を入れるかっていうのは、各施設としての
交流型図書館というものもありました。それから皆さん方のほうからは
芭蕉翁記念館を入れろという話もありました。それから
忍者ミュージアムのような集客力の高いものはどうかという話もありました。それから
観光インフォメーションセンターで効果、域内に及ぼすようなものも必要ではないか。あるいは三重大学の研究施設も必要ではないかということがありました。
たくさん提案をそれぞれにいただいてるわけでありますから、それを時間は限られてた中ではありますけれども、しっかりと意見を聞きながら、その
組み合わせてについては、言わばゼロベースでありますから、皆さん方の意見をしっかりとくみながら、組み立てていって、
ビーバイシーでどれが一番効果的なのかいうことも勘案しながら、しっかりと皆さん方と御意見を伺いながらやっていくということが大事なんではないかというふうに思います。
ちなみに
議員ホームページに書かれておりましたような、
ツタヤ図書館ではないかというような御指摘が、そんなのはまだまだ、どんな方式にするかっていうのは、誰も口にしたことはございませんので、そうしたことはこれからの課題だろうかというふうに思っておりますから、直営がよければ直営。民間委託がよければ民間。それは皆さん方と一緒に考えていけばいいことだというふうに思っております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
もう一度伺います。基本方針の変更はできるのかということをお答えいただきましたけど、市民の立場に立って質問させていただきます。市民の中にはこの建物を解体しろという意見も含めてありますので、そういったことも含めて、変更はきくのかということをお尋ねしたわけなんですけども。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
申し上げておりますように、この建物を
最適化計画の中で、複合施設として利用するっていうことは、もう既にある話でありますし、そしてスケジュール的な面の中で、新築なんてことはもうあり得ないわけですし、市民にとって大事なことは一番負担の少ない額で、市民の望む効果が得られるということが、一番大事なことであります。ですから、私も公約でそのようなことは申し上げてきましたけれども、新築ということはあり得ません。ですから、建設業界の方も、しっかりとここでリノベーションに力を発揮していただき、これから新居小学校であるとか、
給食センターであるとかいうところで、新築の成果を果実をしっかりと得ていただければいいのかなというふうに思っております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
もう1点。今回の事前の議会に対する説明の中で、図書館の整備について、都市再
構築戦略事業を財源にするために、6月末に概算を10月末に本要望の提出になっているというような説明がありました。この中身について、もう少し具体的なこと教えてください。
つまりこれについては、今の図書館の大枠の基本方針が図面でも示されておりますし、中身についても一定、この場所がということもありますよね。そういったことにはかかわって、この中身、どういったものを提出される予定になってるのか。教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
その予算の中に、調査費というのがあろうかと思いますけども、ですから皆さん方に、このABCの
組み合わせがいいのか。BCDの
組み合わせがいいのかというのを至急に皆さん方、いろんなスキームの中で提案をいただいてまとめて、それについて複数案を
ビーバイシー等々でやっていく。その中から挙げていくということになろうかというふうに思います。時間は潤沢にはありませんけれども、方向性としてはそういうことで御理解いただけませんか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
私、一般質問で取り上げましたけど、図書館の専門の建築家を加える。いつの段階で加えはるかを教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
最初、私申し上げました。どういう
組み合わせにするかっていうのは、皆さん方で決めていただくわけですから、それによって、スケジュールも決まってこようかというふうに思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
福田委員。
○委員(福田香織君)
同じく25ページの
南庁舎整備事業の細々目57庁舎整備及び
南庁舎活用計画策定業務委託料の497万9,000円の内容を、もうちょっと詳しく教えていただけますか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
庁舎整備及び
南庁舎活用計画策定業務委託料497万9,000円でございますけれども、国土交通省所管の交付金でございます、
社会資本整備総合交付金のメニューの一つでございます、都市再生整備計画に係る補助金申請に、必要となる資料を作成しようとするものでございます。先ほど市長が申し上げましたように、幾つかのパターンが考えられると思いますので、複数案について算出をしようというふうに考えております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
福田委員。
○委員(福田香織君)
確認ですけれども、これはそしたら、図書館の補助申請をするための業務委託の予算っていうことでよろしいですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
この補助メニューの中には、これまで御説明させていただいたのは、図書館部分について、該当するというふうに申し上げてまいりましたけれども、県・国との協議の中で、図書館以外にも該当する部分があるんじゃないかというようなことでございます。
私どもといたしましては、該当する部分についてはフルに活用させていただきまして、市民負担を少なくしようというふうに考えさせていただいてございますので、図書館部分以外にも該当するところがあればということでございますが、先ほど申し上げましたように、図書館についても機能の
組み合わせの中で、考えていくということでございますので、その
組み合わせによって、最大交付金を得られるパターンを考えまして、申請手続を行いたいというふうに考えております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
森川委員。
○委員(森川 徹君)
今の同じ質問なんですけど、25ページの57庁舎整備及び
南庁舎活用計画策定業務委託料。今の答弁からは図書館ありき、そのどうも図書館を整備するために、この申請がなかったら、図書館の補助金がもらえへんから、これをするんですよというふうに聞こえたんですけど、どうでしょう。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
たびたびきょうは申し上げているように、
組み合わせはいろいろありますから、その中で図書館が入るんだったら、そういう
ビーバイシーも出てくるということですので、それがありきでという話ではありません。
○委員長(嶋岡壯吉君)
森川委員。
○委員(森川 徹君)
これでも実際に図書館を入れるんやったら、この調査をしましたよという、資料がいるわけですよね。そういうことですよね。ということは、ここにもし図書館がなければ、全く白紙の状態で、図書館を入れる入れへんという議論に今なってなければ、この委託料っていうのは要らんのちゃうんかなと思うんですけど、どうですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
複合施設として利用するときに、どういう
組み合わせが一番
ビーバイシーで、いい
組み合わせになるのかという調査をしなければ、やっぱりできないわけですから、その辺のところの調査というのは必要ってことですね。複数の
組み合わせをいろいろ考えてみるということです。
○委員長(嶋岡壯吉君)
森川委員。
○委員(森川 徹君)
一定は理解できるんですけれども、どうも図書館ありきのように、僕だけかな。聞こえてんのは。どうかわかんないんですよ。ほかの議員さんたちはどう考えてらっしゃるのかはわからないんですけれども。全く白紙やったら、まずはこの委託料って何をするのか、決めるというか。そういう委託に聞こえるんやけれども、先ほどの説明やったら、どうもこの資料がなかったら、図書館の補助金をもらえへんから、これを出すんですよっていうふうに聞こえてしもうたのは、僕だけなのかなと思ってるんですよ。こんなところで余り議論してても仕方ないので終わりにしますけれども。これがそうであるならば、この予算すらも認められへんのちゃうんかなと思いますので、その辺はちょっとどうかなと思います。終わります。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
この交付金でございますけれども、先ほど申し上げましたように、県との協議の中で、図書館部分以外にも、例えば市民と交流するスペースであったり、高等教育機関であったり、補助の対象になる部分があるということでございますので、そういったところも研究をしてまいりたいというふうに考えます。そういったチャンスがあれば、ぜひ手を挙げていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
森川委員。
○委員(森川 徹君)
ごめんなさい。終わるって言いましたけど、じゃあ、逆に例えばここに図書館が入りません。今の図書館を改修して直して、新しい図書館にしますっていうときにも、この資料がいるんですか。どうなんでしょう。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
さまざまな要件ございまして、単独施設ではだめということになっておりまして、複合施設にして
組み合わせを行わないと、この補助金はもらえないということになっております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
森川委員。
○委員(森川 徹君)
何度も言いますけれども、今の図書館を複合施設にする。例えば今の図書館とプラスアルファ
大手コーヒーチェーンを入れれます。そういうことやったら、またこれとは別に同じ項目の委託料がついてくるってことですか。そう理解していいですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
補助金に合った機能を入れないとだめですので、今、調査をしている段階では商業施設、あるいは物販を販売するようなところについては、対象にならないということでございますので、その
組み合わせによって、対象になる場合があるということになります。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
27ページ、まず文化財保護経費、そちらのほうで。先ほどの説明の中で、市長が特に必要と認めた経費については、支出するということだったんですけれども、そのあたり特に必要と認めた理由について、もう少し御説明いただきたいなと思うんですけども。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
市長さんに御質問いただいてありがとうございます。
県がそのようにしてやろうと言ってくれてるので、しっかりとこの伊賀市もその有利なときに対応しないと、これはチャンスを逃すことになりますから、それが市長として必要と認めたということの理由でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
後、もう1点、これに関してお伺いします。大体5年ぐらいの事業になるということですけれども、この単年度はこういう形で出すと。これからの見通しについてっていうのがありましたら、教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
文化財課長。
○
文化財課長(狩野守正君)
今後の見通しというようなことで御質問いただきました。先ほどもちょっと申し上げましたが、これは非常に大型の建物でございまして、また国の重要文化財であります、観菩提寺の正月堂とほぼ同等か、それよりも古いかもしれない。天正伊賀の乱で織田信長からの焼き討ちを免れたという建物というようなことで、三重県内でも最古級の建物の一つであるというようなことで、国の指定になってもおかしくないというようなものでございます。
この県指定の物件につきましては、国の指定ではございませんので、当然国の補助金っていうのはいただけない。そうなってまいりますと、三重県のほうで2分の1を頑張っていただいて補助していただいて、その後を市のほうが市長が特に認めるというような形で、保護して行きたいというふうに考えてまいりますと、どうしても普通2億円と考えましても5年間であれば、年間4,000万円ずつやっていかなかきゃならないっていうようなこともありますので、今後、同じような考え方で県の財政状況も勘案しながら、県がどれだけつけていただけるか。それによる残額に対して5分の2をつけていくという形で、進めてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
理解させていただきました。後、25ページ。今までも質疑が行われておりますけれども、細目371細々目57
南庁舎整備事業で、先ほどの御説明の中で、
ビーバイシーの分析を行うということなんですけれども、複数案されるということで、複数案がどういったものなのかというところを説明していただきたいんですけど。一つは今の行政案だと思いますし、議会案が入ってるのかを含めて、
検討協議会の案というのが入っているのか。そういったところがどういう
組み合わせになってるのかを教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
先ほど申し述べたところでありますけれども、皆さん方の御意見や市民の皆さんの御意見を全て取りまとめて、どういう
組み合わせをするかということでありますから、私どもがこうこうという段階ではないということであります。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
これ今から計画策定業務委託するということですから、こちら側からこういうことを
ビーバイシーに出してくれというふうな投げかけになると思うんですけど、今、何も決まってない、その
組み合わせが決まってないんだったら、どうやって決めるのかなというのが素朴な疑問なんですよね。そのあたりどういったものを投げかけるのかというところを、今、この場で説明していただけないんですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
ですから、皆さん方といろいろ議論をしていただいて、まとめていただいて、そして私どもが頂戴するというようなことになるわけですから、皆さん方は客体ではなくて、主体であるという御認識をもっていただかなければならないと思いますよ。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
これからはその議論を行うってことなんですけど、どういう枠組みをつくって、どれくらいの期間でやるのかというのは、全く議会のほうには示されてないと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
副市長。
○副市長(大森秀俊君)
これからの議論ですけど、議会においては賑わい・まちづくり政策会議等で、十分議論をいただいておりますので、そこでいろんな御議論があるというのはお聞きしておりますから、せっかくそういう会議を議会のほうで設けていただいてますから、我々とともに政策会議の中で、議論をいただいた上で、お互いにまとめ上げていくというような主体をとればと。ただし速やかに行う必要があるかなと思っております。ぜひそういうふうに一緒になって、検討いただけたらというふうに思います。その会議をぜひ有効に利用させていただきたいと思っております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
政策会議ということで議会のほうで設置して、今まで議論してやってきたわけなんですけれども。なかなか意見がまとめられないというところで、先端、これはそれぞれの議員の意見として出すしかないよねっていうことになったんですけれども、そういうことは御存じですか。そういうあたり含めて、それの政策会議のほうでまとめるっていうことは、もはや議会としては難しいよねっていう、今そういう段階なってるんですけども、そういうことについては、考えられてたんでしょうか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
副市長。
○副市長(大森秀俊君)
せっかく議会っていうのは、一つの我々で言えば、車の両輪というふうに考えさせていただいておりますので、お互いにそれは議会の中で、御検討いただいた上でやらないと、私ども何をやったらいいか、それぞれゼロベースで考えるとまで言ってますので、ぜひそこで議論を修練して、やっぱり皆さん方、市民の方々が安心してできる。喜んでいただけるような施設をつくり上げようと言ってるわけですから、ぜひ御理解を賜りたいというふうに思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
同じ市街地の土木費の都市
市街地整備推進費で質問します。
今、一般質問、またこの議論で、市長は相当やっぱり我々の議会のほうに向いた答弁になってきております。これはすばらしいなと思います。
しかしながら、今までその説明は4月21日全員協議会、この資料いただきましたよね。このときに何て書いてあるんですか。現庁舎のリノベーションは整備費用18億5,000万で、補助金4億6,300万と書いてますよ。この4億6,000万何の交付金でした。合併特例債9億2,300万使えますって書いてますよ。これをどういうふうに、今の答弁で議会に説明されました。今この短期間の中で、理解しろっていうのはどういう意味なんかなと。
一般質問の答弁をお聞きしても、こっから変遷して変わっておるんであれば、全員協議会でまずかけて、皆さんに周知していただいて、その時間とともに、今言うてる意見収集は、これぐらいの時間は見てますよということの御説明があってしかるべきやと僕は思いますよ。予算の質問ですから、この中で求められてるのは、この事業認めてるか認めてないかということやから、これを変えるんであれば、順序が違うでしょ。僕は順序が違うと思います。この予算計上している意味がわかりません。もう一回説明してください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
答弁してください。
市長。
○市長(岡本 栄君)
複合施設として、リノベーションしようということは変わりないわけでありますから、その中で皆さん方の御意見はしっかりと尊重して、そして一緒に考えていただこうと、それが一番の方法であろうというふうに思いますから、これは予算を取り下げるとかっていう話ではなくて、その中でこれからいいものをつくろうと、皆さんでつくろうという話ですから、私はその辺のところはしっかりと御理解をいただきたいというふうに思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
これで答えになってると思ってはるんかな。我々が説明を受けてるの、こういうことをやりますよという説明です。そして我々の政策討論会のときにもってきた資料の中で、ライフサイクルコスト、また今までの経済効果のことが載ってます。経済効果はクラウドみたいなもん、雲なんですよ。どうなるかわからへん。
我々が聞きたいのは税金がどんだけ上がってくるのか。これを活性化、経済効果が上がりましたっていうことは、市民税がふえるとか、法人市民税がふえるとか、そういうことですよ。市民にとってメリットがあんのか。それとどんだけのお金をかけたかっていうのは一つなんです。この説明は要りません。こんな計算できへんのやから。
もう一つ。ライフサイクルコストが説明があります。この中で我々がいただいた中で。この中で17億円。また基礎的な数字、整備費用を4億6,400万円って書いてはるわけですよ。4億6,400万いうのは、18億5,000万から合併特例債や特例交付金を差し引いて4億6,400万ですよと。それと合わせて50年間に係る費用を書いてます。それが17億円です。よう覚えといてくださいね。それがライフサイクルコスト計算してます。
先日5月26日に職員研修、公共施設マネジメント、副市長初め、たくさんの人が行かれましたよね。皆行きましたよね。そのときの1ページ目にライフサイクルコストの計算って、こういうふうにしたらどうですかっていう案が出てました。この中には、企画設計コストから建設コスト、点検保守整備コスト、たまたまここに載ってんのは、鉄骨鉄筋コンクリートづくり、地下1階建て地上5階建て、床面積6,494平米。我々は5,800、6,000弱の建物ですね。これ事務所使用で使用年数60年のライフサイクルコストを計算されてます。何ぼやと思います。86億9,000万ですよ。60年間で。これは職員の方々に職員の研修で使われてる資料ですよ。
それを見て、この建物が17億円でライフサイクルコストを出してきてくれること自体が、信用できないって言ってるわけです。だから議論がされてませんよって、ずっと言い続けてるわけですよ。だからそれに対する議論をしましょうと。議論するのは当然だと僕思います。やろうと言ってる。予算でこん中でやるお金が無駄でしょうと。これはある程度進んだ中で、工事を進めていきましょうって、一緒にセットになってるんですよ。こんなつくってもらわんで結構ですやんか。まず議論をした上で、どういう建物をこの建物を残してっていうのは、市長の公約やから、私は全然反対してるわけじゃないです。どうやって使っていくんですか。みんなと一緒に考え、それを一番前進したし、僕は元の議論が元に戻ったと思ってます。この建物をどのように使っていくかという議論はするべきやと僕は思いますよ。その中で使えるか使えへんか。
その予算の計上の仕方が誰が考えても、時間がないって言いましたよね。合併特例債ってしましたね。合併特例債を使うっていう頭があるからでしょう。基金使えばいいじゃないですか。何年も残ってますやん。基金を使って十分な議会と市民が理解できる建物をつくれる予算計上にしてください。せやないと、内容が全然それと整合性がありません。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
今、中谷議員、合併特例債、合併特例債という話をされましたけど、私、急がなければならにというのは、庁舎が31年の1月に四十九町に移ります。そうすると、この部分がにぎわいをどうやって担保するのかということが、大きな課題になってくるわけです。ブランク期間を長引かせるということは、とてもこれは周囲の商店街の活性化、店舗展開、あるいは地価下落というようなものの悪影響が考えられる中で、1日も早くブランク期間をなくさなければいけない。このために早くしなければいけない。そのためにいろんな方法や考え方があるだろうということがおっしゃるとおりでありますけれども。要はその空白期間を最小にしなければいけないいうことです。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
担当課長にお伺いします。ただいまの25ページの細目371
市街地整備推進事業でございますが、先ほども補助申請出すのに、これ例えば新築をして図書館を含む複合施設、その補助金は活用できますか。どうですか。できるかどうかお答えください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
複合施設の
組み合わせによると思いますが、活用はできるというふうに思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
ありがとうございます。いろんな議員の方からお尋ねがございました。私、この予算計上された考え方をお聞かせいただきたいと思うんです。市長さん一生懸命御答弁されてましたですけどね。我々議会は解体をして、コンパクトな複合施設ということの提言をさせていただきました。私はずっとそれを訴えてまいりました。
平成26年からいろんな予算計上されてます。南庁舎にかかわって。この私の反対討論とか意見とか新聞の切り抜きとか、これだけあるんです。平成26年度の南庁舎利活用基本方針、基本計画策定委託料、
債務負担行為補正から始まりまして、その間、市長さんには御乱心議会とか、だだをこねているとか、そういうことも言われました。
そこで、この3月議会に南庁舎保存に係る予算1,706万4,000円。18対1で圧倒的な数で否決をさせていただいているんですね。私は当然の結果と思ってます。我々議会が平成27年9月に南庁舎を解体をし、複合施設を新築すべきとの議決、このとき市長さんは何とおっしゃいましたか。「それは意見表明であり、決議はその会期だけで消滅している。建物など市の財産に対する存廃、管理権は市長の専決事項である。そのことについて議会が議決をするのは、行政に対する越権行為です。疑義がある。そして市議選後の新しい議員に期待したい」と述べられておられるわけで、そういった考え方から、今回の5,700万で予算計上されたのかどうか。そのように理解してよろしいですか。いかがですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
予算委員会ですから、その中身について質疑をいただくのは、本来でありますけど、そのような御意見ということでお伺いはしておきますけれども、今度の新しい中で、皆さん方のそれぞれに御議論を深め、そして思いを深めていただいてると思いますので、また、皆さん方の御意見を伺っていきたいというふうに思っております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
市長さん、今もずっとね、我々と一緒に市民も交えて議論をして、それを取り入れるというようなこと申しておられます。今も中谷議員さんやら、いろんな議員さんから、わずか採決した後3カ月で何ら進展もなく、こうしてさらに大きな事業費を計上されてるわけです。これは全て税金なんですね。私はこれはまさしく議会軽視と言わざるを得ないわけであります。
皆さん方も御承知の3月議会に、我々庁舎整備特別委員会であった、今は亡き森岡議員が私は本当にあのときの言葉忘れません。「議会の議決の重みを全く無視した非常に卑劣な行為である」と言われています。私は本当に心の中に残っております。まさしくそのとおりなんです。
市長さんは御自分の意に沿うときは議会の議決は重いんやと、意に沿わないときは全く聞き入れない。これは皆さん方、御承知やと思います。今議会の同僚議員の一般質問の中で、市長は今も言うていただいてますけど、利活用については行政・議会・市民によって、方向性を提言してもらえばいい。幾らでもそう言われました。今も言われました。
これから、利活用を話し合おうって言うているにもかかわらず、上程されてるわけです。これ本会議までにこの予算取り下げられたらどうですか。いかがですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
余り突拍子なことをおっしゃるので、私も物の言いように困るわけですけども、十分論議をして議論をして、そして私どもも考えて今日至ってるわけであります。今、決議議決とおっしゃいましたけど、私は議決というものの重さはしっかりとしておりますし、決議というものは意見表明であるということの重みも、十分存じているつもりでございます。
これからは前を向いて、しっかりと行かなければいけない。市民の皆さんが何を、良識のある市民の皆さんがいつまでやってるのっていうのが、この伊賀市民の偽らざる心境であるというふうに思っておりますし、二元代表制の中で、議論を重ねるっていうのは当然の話であります。これは体質でもなく、議論であります。よりよい方向性を探りたいと思っております。
なお、今、申された中で、卑劣なという言葉がありましたけど、これは私にとっては、大変失敬な言葉であるというふうに思っておりますので、取り消しといていただきたい。
○委員長(嶋岡壯吉君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
市長さん、私は我々の特別委員会の委員長であった方が、そのように本会議で述べられた。これ議事録に載ってるんですよ。そのときに御指摘することであって、私はそのままこれ変えてどうやって言うんですか。それを紹介しただけですわ。そうでしょう。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
そのときに議会事務局のほうには、申し入れをしてございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
これ議事録そのまま残っております。当然のことなんですよ。別に人権を無視したり、そういうことじゃないんです。この行為そのものをこの方は言われておられるわけであります。それは理解していただかなければならないと思います。
それから先ほども同僚議員の質問の中で、合併特例債の期限が迫っている。4月3日の市民向けの説明会でもそうですわな。期限が迫ってる。負担をこうむるのは市民やと言うておられます。つまり、期限切れを言うたら理由にして、早く認めてほしい。議会が何にも、うんって言ってくれないから。だから市長は協議、協議言いますけど、解体も含めて議論乗ればいいんですよ。僕はそう思うんですよ。そうせんといつまでたっても着地点がないんです。どうですか。それも含めて議論されますか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
解体は既にない。どうしてそのように後ろ向きの発言ばかりされるのか、私には理解できません。
○委員長(嶋岡壯吉君)
副市長。
○副市長(大森秀俊君)
この施設の解体って、いろいろ議論はあるかもしれませんけども、実はちょっと私も調べてみたんですけど、この庁舎っていうのは、ちょっと質疑にわたる話じゃないんで、大変恐縮でございますが、昭和39年東京オリンピックのときにできたんで。
そのときは、伊賀市は第1期財政再建中でございまして、10年間再建中でございました。今となれば、その再建中によく、こういう庁舎ができたなということだろうと思います。今、夕張の例も御存じやと思いますけど、そんなこと起こりえない。そんなことあり得ない。ただやったと、なぜか。やっぱり当時の豊岡益人市長さんが、たまたま坂倉準三たる設計者を東大の文学部同学科の先輩だったらしいです。無理に頼み込んで、本当に安くしてつくっていただいた、物すごい熱意があったと思います。
したがって、その当時は非常に努力、皆さん苦労されて、この地にふさわしい庁舎を再建中でありながらつくったということがあったようで、我々はその努力っていうか、歴史をもっと学ばないといかんと。今これからリノベーションとかいろいろあるわけですから、そういうふうに思ってまして、それがやっと文化財的価値が認められるようになったと。これは申しませんけど、我々そういう歴史を伊賀市のこういう歴史を大事にするっていうのが大事かなと思ってます。
たまたまこれオリンピックの年にできたんですけど、もし、これがリノベーションできますと、また次のオリンピック2020年に利用できると。皆さんに出会い、新しい姿で見ていただけるという、こういう物語性が物すごいあるかなと思いまして、今インバウンドで2,000万人を目標にしてますけど、オリンピックのときに4,000万人っていうふうな倍を目標にしてます。そういった中で、伊賀市も一翼を担いたい。これはちょっとこの庁舎の別の価値から、そういうふうにしてもぜひお含みいただきたいというふうに思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
坂倉準三さんの偉大なことっていうのは、私もいろいろ聞かせていただきました。今まで本当に先ほど言ったように、これだけの書類を持って議長さんとも議論をさせていただきました。私は長なりますけど、坂倉準三さんが設計した崇広中学校、今はありませんけど、そっからスタートしてるんです。最終的に中央公民館もお仕事もさせていただきました。そんな議論をしてたら、時間何ぼあっても足りませんけど。
市長言われました。解体することが後ろ向きなんですか。市長さんは確かに公約で1万6,555人から負託を受けた。民意を得た。私は保存を訴えてきて市長になった。しかしながら、お二人に入れられた票、2万7,000超えてるんですね。あの方は解体を主張してたんですよ。そういうことなんです。後ろ向きではないんです。市民のために前向きに話をしてるんですよ。それを御理解いただきたい。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
一つだけお聞かせいただきたいと思います。24、25ページの
教育総務費、細目
児童生徒指導経費の細々目学校現場における
業務改善加速事業。これは新規事業でもあると思うんですけれども、概要の中に少し書いてくださっております。学校の組織としてのあり方であったり、管理職のリーダーシップやマネジメントのあり方、また教職員の業務のあり方、働き方の見直し。それと教員と多様な専門性を持つスタッフが一つのチームとして、専門性を生かした連携、分担等の実践の研究に係る費用っていうふうに書いておりますが。
その中でこの中にスクールソーシャルワーカーの報酬もあります。社会福祉士さんが今回1名就かれるということなんですけど。今まで三重県のほうから、派遣で多分伊賀市も来ていただいてやってたと思うんですが、具体的にこの事業、どういうふうな感じで専門性を持った方との連携を持ちながら、やっていくのかという事業の内容教えていただきたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
学校教育課長。
○学校教育課長(澤田 剛君)
学校教育課の澤田でございます。よろしくお願いいたします。
今、スクールソーシャルワーカーのこと、代表っていうか、出していただきましたけれども、そのほかにも学力向上にかかわるアドバイザーの謝金であったりとか、または外国語通訳謝金であったりとか、日本語指導のアドバイザー謝金であったりとか、生徒指導の研修会の謝金であったりとか、部活動支援、または管理職の産業医さんを研修にお呼びして、管理職の方に研修を受けていただくとかというような形で、スクールソーシャルワーカーにかかわらず、今、学校にたくさん課題があります。伊賀市にはたくさんの外国籍のお子さんもいらっしゃいます。生徒指導上の課題、たくさんございますので、そういった方をいろいろ学校に現在もかかわっていただいておりますが、さらにこの委託金によりまして充当しまして、これまでも取り組んでおりますが、さらに加速させて先生方の業務改善。そのことによりまして、最終的には教職員が子供たちと向き合う時間を確保するとともに、教職員が協力し合い、教育活動に意欲的に取り組む体制をつくる、環境をつくるということで、そういった専門の方、先生方は勉強を教えるのはプロでありますが、そうやっていろいろな課題を解決するのは、専門家のお力を借りたいと、そのことによって残業時間が長くなったりしておりますので、それを改善したいと考えております。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
いろんな学力であったり、さまざまな専門員の方が入っていうことだったんですけど、ちょっと特化して、この社会福祉士さん、新たに入るということで、その具体的な内容をちょっと教えていただきたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
学校教育課長。
○学校教育課長(澤田 剛君)
済みません。ちょっとその点、説明が足りませんでした。申しわけありません。
現在もお二人の方、スクールソーシャルワーカーとして、週に4日程度入っていただいております。その方をさらにこの種の今まで予算の中では、ちょっと足りませんので、さらにこのお金を同じ方にお願いしまして、取り組もうと思っております。
期間1日程度ふえるぐらいです。今、4日がさらに1日程度ふえるぐらいです。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
一人ふやして、今までよりもさらに子供たちのかかわりというか、充実していくということで理解していいんかなと思います。今、国でもそういう中でいろんな専門性を取り入れという流れの中なんですけども。
今すごく課題としてあるのが、専門職の方がちょっと孤立してしまう。浮いてしまうという部分があるというのをお聞きしました。しっかりとやっぱり教職員の方々との連携。子供さんのやっぱり今抱えてる問題をしっかり向き合って、全員が一緒になってやっていけれる仕組みづくりというのをまたしていただきたいと。終わります。
○委員長(嶋岡壯吉君)
学校教育課長。
○学校教育課長(澤田 剛君)
私どもが文部科学省のほうから、この事業のテーマとして選びましたのも、議員おっしゃるように専門スタッフ等による、学校でのチーム体制の構築というのをテーマに掲げております。議員おっしゃりますように、その点十分考えながら、研究進めてまいりたいと思います。ありがとうございました。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
近森委員。
○委員(近森正利君)
もう一度今の同じところなんですけども、このスクールソーシャルワーカーは42万5,000円。その下の業務従事者賃金は216万4,000円。こっちのほうが賃金大きいんですけども。このスクールカウンセラーであれば、常駐じゃなくって、伊賀市内を巡回してくれてるっていうイメージなんですけども、スクールソーシャルワーカーは今2名をまた増員するっていうことで、具体的にどういう体制で、どんな形で子供たちをサポートしていただけるのか教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
学校教育課長。
○学校教育課長(澤田 剛君)
スクールカウンセラーにつきましては、現在、県のほうから派遣いただいておりまして、教育研究センターで常駐させていただいております。このスクールソーシャルワーカーも、同じように県のスクールソーシャルワーカーも派遣できていただく場合もございます。
また、昨年度10月から市の予算のほうで、スクールソーシャルワーカーつけていただいておりますので、これも教育研究センターのほうに籍を置かせていただいて、スクールソーシャルワーカーを主に受け入れる相談ですが、ごめんなさい。スクールカウンセラーが受け入れるほう、聞くほうが専らですけれども、スクールソーシャルワーカーにつきましては、学校の困りごとに相談を受けまして、家庭訪問等もしていただいておりますし、市の他の福祉部局との連携により、その家庭の課題解決に働いてもいただいております。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかにございませんか。
岩田委員。
○委員(岩田佐俊君)
先ほどからお聞きしてますと、皆さんのいろんな御意見ございますけども、25ページの細目371
市街地整備推進事業の庁舎のことでございますけども、賑わい・まちづくり政策会議がございましたけども、これは決してこの庁舎を残すべくしての議論じゃございません。伊賀市全体のにぎわいを取り戻すために、どうしたらええかってことでさせていただきましたけども、その中でこの中の庁舎を利用しての賑わいということも、1考があったわけでございますけども。内容的には皆さん方、それぞれの御意見ございましたけども、さしずめ私が思うところでいきますと、市長がおっしゃるように、解体はあり得ないということでございますけども、私はそうは思いませんでした。私どものこの議長に対する答申で、市長さん見ていただいたと思うんですけども、また見ていただいてないようでしたら、一遍見ていただきたいと思います。
それから、私この予算上げてこられたのは、物すごい心外なんですっていうのは、この庁舎を図書館にしようが、コーヒーチェーンにしようが、ここの場所でそういうものをつくることには、何ら私は異論はないんです。ただ、この庁舎を利用することだけが、私は異論があるんです。
実は皆さん方ももう手元にあると思うんですけど、この庁舎、建物の調査の写真集、これ私いただいてあるんですけど、皆さん方も見ていただいたと思うんですけどね。これずっと写真撮って、細部にわたって鉄筋の中の調査とか、はつりをして、セメントの柱のコンクリートをはつって、中をしたときの写真なんですけど、1から4までのグレードがございまして、4っていうのが一番危険な状態なんですけども、この中で、やはり4っていうのもございまして、これはどういうことかって言うたら、鉄筋自体が腐食をしてるってことを書いてございます。
ですから、世間でよく言われてることは、今、市長さんはこの庁舎を解体はあり得ないと言われましたけども、市民の多くの皆さん方は解体があり得る。解体をしてくれっていう話でございまして、結局もつもんやったら、使ったらええ。リノベーションしたらいいと思うけども、そんな鉄筋の腐食を取りかえようと思ったら、そら新築以上に金がかかるんやないかということは、これは皆さん素人でもわかることやと思いますけども。
この中で使うという前提をもとに、この議論をされてるんやったら、私は大間違いやと思うんです。やはりこれ18億5,000万ですか。使ってリノベーションするって言ってますけども、私が言ってる細部の本体自体のそうしたところまで手を加えようとしたら、新築以上にかかると思うんです。
ですから、この市長さんが何としても残したいという、坂倉準三先生の建物。そら個人的には私は崇拝っていうんか、尊敬されてるのは自由やと思いますけれども、公共物件として使うには、これから何十年と私の孫やひ孫が使う物件に対しては、年間相当なまた修繕費っていうんか、それがほしくなるんではないかと、危惧してるわけでございまして。
市長さん、これどうしてもやっぱし残したいんですか。こういって本体自体がぼろいようにぽろぽろになって、世間では産廃庁舎なんて言われてるんですよね。それでもまだ残すっていう気持ちは捨てきれませんか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
大変に個人的な見解、思い込みを述べられたなというふうに思っております。これは第三者委員会のリポートもしっかり出ておりますし、おっしゃるような事項がどうなのかということは、堀川君のほうから少し述べさせていただきます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
鉄筋の調査のことについて、御質問なりいただきました。賑わい・まちづくり政策会議の資料にも出させていただきましたけれども、鉄筋の状況の報告書お出しさせていただきました。確かにグレード1から4までの段階の中で、4という部分がございます。ただ、報告書の中で触れられておりますように、既にこの部分については露出をしていたと。空気にさらされていた部分を調査したものでございますので、4であっても当然なのかなというふうに思います。そして大切なことはこれを適切な工事をすれば保存、あるいは使い続けることができるという指摘があるということについても、合わせて御紹介をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
岩田委員。
○委員(岩田佐俊君)
鉄筋が露出してるところって言いますけど、私もうたのはグレード4の一番ひどいとこなんですけども、中なんですよね。外ではございません。はつった中でございます。何でかって言ったら、この漏水によって中の鉄筋が腐食して、外の外部のセメントを押し出してるっていうようなことを書いてあるんですけどね。これ検査したところは、公益財団法人の三重県建設技術センターというところがやっていただいてあるんですよね。これってしっかりした機関ですよね。じゃないんですか。私はこれ信用して言ってるんですけど、これは役所としてはどのように位置づけているんですか。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
これは議会のほうに予算をお認めいただいて、第三者委員会を立ち上げ、検証していただこうということで、まとめていただいたリポートでありますし、その人選についてもしっかりと第三者の意見を担保できる組織だと、我々は関知することがなければ、手を下すこともできないというリポートをいただいたものでございます。これは非常に信頼性の高いものであります。
○委員長(嶋岡壯吉君)
岩田委員。
○委員(岩田佐俊君)
いわば、これで間違いないという検査機関の正当な写真だと思うんですけども。だとしたら、私はなおさらこの建物を残すというのはおかしいなという気がしてるんですけども。市民の人から何でこんなん残すのっていう話はしょっちゅう聞くんですけどね。一言、いや市長さんこの建物好きやさかいやろって話をしてるんですけども。それしか答えようがないんですよね。この調査結果でこんなんもしよかったら、市民の皆さん方に公表してもいいんですけども、そんなことせんだって、私は副市長さんおっしゃったように、議会と行政は車の両輪のごとくっていって言われましたけど、私も4年半ごろ前から、両輪ではないと思ってます。どうもかた輪で動いてるような気がしてならないんですけども。
そんなことで、もっと市民の声を行政は大きく耳を立てて聞いていただいて、いいことはいいですけども、市民の人はこのんでないというようなことでしたら、やはり行政として、特に市長さん心入れかえていただいてと思うんですけども、私だけの考えではどうもなりませんけども、何としても市民のための行政であってもらいたいと思ってます。終わります。
○委員長(嶋岡壯吉君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
2点お伺いをいたします。
まず27ページ、10款の教育費、それから目3
義務教育振興費の中で、同僚議員もお尋ねをいただいておりましたスクールソーシャルワーカーですが、この金額690万円は人件費でございますが、これ全て100%県の支出金であります。これすばらしい制度だと思います。この事業は単年度、ことしだけではなくして、ずっと継続的に県の支出金によるものが続くものであるのかどうかというふうなこと、まず最初に伺っておきたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
学校教育課長。
○学校教育課長(澤田 剛君)
この学校現場における
業務改善加速事業でありますが、国からは3カ年事業と聞いております。ただ、1年1年が当然契約になっておりますし、今年度のこの町の取り組み成果によりまして、また継続していただけるように、頑張らなあかんなと思っております。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
国事業3年、その後も継続のように努力はしていただける。あるいはもしかして、このSSWの人が来ていただいて、全てこの人にお任せをするから、次の人が育たない。専門性があるからなかなか専門性のある人を育てるというのは、一定の期間が必要でございます。けれども、類似の相談業務ですから、生徒であったり家族であったり、教師であったりというふうな、こういうふうな方々です。
特に現場の方からのお声で1点伺っておきたいと思うんですが、こういうふうにしてすばらしいひとたちが来ていただいて制度ができました。が、しかし、この制度が広く多くの方々に周知をされ、そして使い勝手がいいかどうというのは、今までからいろんな人を送り込んでくれているけれども、疑問である。
例えばいじめ相談員って、たくさんの方がいらっしゃいます。極めて使い勝手が悪い。相談しにくい。この仕組みが全くできていない。マニュアルをつくれとまではいきませんけれども、一定の指針というふうなものは、学校によって違うのか。先ほどもおっしゃっていただいた巡回する部分もあれば、教育事務所にいらっしゃるという、ワーカーさんだけではないんですけれども、そういう仕組みづくりというのは先生方であれば、どなたが見てもおわかりいただけるような、そういう基本的なものがつくられているのかどうか確認させてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
学校教育推進監。
○学校教育推進監(谷口修一君)
教育総務課の谷口です。
各学校でいろいろ悩みを持ってる子供さん、また保護者さんがたくさんおられます。その方にどう対応していくかっていう、とても重要なことで、市では教育研究センターのほうに、相談員さんを置いて、相談に当たっていただいてます。教育センターももちろん学校の相談に乗りますし、市で配置していただいたSSWさんも、これも昨年10月から相談に乗っていただいてるというようなところでございます。
それから、各学校がそれをどう周知するかと、これ一番大変なことです。ここにそんな相談あったのっていうのが、もちろんございます。学校では個々に相談を受けた方で、必要であれば教育センターのほうに、相談をしていただくということですが、やはり保護者の方に直接知らせるのが一番いいということで、この5月にこの黄色い紙で、こういう相談窓口が伊賀市にあるんですということで、毎年、これは配らせていただいております。子供たちが持って帰る資料たくさんありますので、保護者の方、十分伝わってるかということもございますので、今後もそういう窓口があるっていうことを保護者の方に時期を見て、またお知らせしながら、それぞれのところへ相談をかけていただくようにしていきたいというふうに思っております。何回か保護者の方に相談窓口を紹介していきたいなというふうに思ってますので、御理解ください。以上でございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
すばらしい制度でございますので、やっぱり活用しながら、よりよい教育環境に努めていただきたいと思います。
それではもう1点でございますが、先ほどから白熱しております、24、25ページ、8款土木費、4項
都市計画費、
市街地整備推進費のこの南庁舎の件でございますが。先ほど同僚議員が、担当の方にこんなことを伺いました。細目57
南庁舎整備事業の庁舎整備及び
南庁舎活用計画策定業務委託料497万円と、ここに計上をされておりますけれども、この算定根拠、どんなふうにして、この数字がここまで上がってきたのかっていうこと、お示しをいただきたいと質問をいたしました。
皆さん、これ理解できたんかな。すごいなと私は思ってます。この数字がここまで上がってきた、何がどんだけでこれがどんだけ、総額こんだけだから、何分の1のこうなのか。さっぱりわからない。まずそれを伺わせていただきたいと思います。算定根拠。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
歳出の根拠でございますけれども、業者のほうへ参考見積もりを徴しまして、その内容を精査いたしまして、提出させていただいたものでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
そこには何にもないところに見積もりをしていただくわけにはいきませんから、この広さであって、そしてここには何と何と何と何が入りますので、こういうふうなのに基づいてというふうに、事前に当局側からやっぱり提案をしていると思いますが、それが今日まで全協で長い間、説明を受けてきた内容であるのかどうか確認させてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中心市街地推進課長。
○
中心市街地推進課長(堀川敬二君)
先ほど御質問いただいた、その業務のというか、機能の
組み合わせにつきましては、発注後、このような
組み合わせで算出をしてくださいということで、こちらのほうから後で提示をすることになっておりますので、発注の段階ではそこまで必要はないということでございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
安本委員。
○委員(安本美栄子君)
それでは市長に1点確認をしておきたいと思います。
ここに計上をされてました5,736万4,000円でございますけれども、金額も変わってまいりました。先ほどから市長もおっしゃるように、一定議会からこの利活用について、どうしたらにぎわいが創設されるのか。もちろんベースはにぎわいでいいのか。いやいや、プラスやっぱり財源確保につながる経済活性化が一番なんだよね。にぎわってても財源確保につながっていなかったら、何にもならないよねっていうふうなこともあります。私は後者の視点を常に持っております。
この計上されました予算でございますが、今までから議会は提案をいたしました。そして市長の諮問機関である協議会さんも、両論併記という二つの答えが来ました。そして調整をしたと言いながら、当局は図書館を中心とする案を今まで議会に提案を全員協議会に説明をし、議会にも提案をしてまいりました。
そこで確認をさせていただくわけでございますが、私とこにも複数の議員がいろんな意見を出しました。何にしたらいいのか。山盛りあります。どれを取捨選択していいかわからない提案をしていることに、少し私たちも反省があります。それは集約をして、これとこれとこれの中からというふうに、可能な中での提案をしていないなというふうに、私は24分の1としての反省をもっております。
したがって、当局はどれを選択していいかわからない。とりあえずこういうふうなのが、自分とこに持っているから出しましょう。失礼ですけれども、私はこの程度の感覚しか持ってません。これでおおむね考えがいいのかどうか。さらには今、ゼロベースという言葉で表現をするならば、今から私たちは集約をするので、これとこれとこれと、こういうふうなのも入れてやってほしい。もう一つの案としては、これとこれとこれは絶対必要ですよというふうな、こういうふうなのを限られた期間ではございますけれども、議会と議論をし、さらに市民も加えながら、今までの出してきた答えを参考にしながら議論をしていく。これがゼロベースだと理解していいですか。その二つを確認いたします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
今おっしゃったとおりで、私はよいというふうに思いますし、それがなければ、よいものができないだろうし。さればこそ、早くそのプランを複数つくって、そうした調査というものも、やっていかなければいけないというふうに思っております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかに質疑ございませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
教育のほうでごめんなさい。私、先ほどは調査請求こっちのほうにしましたけど、この同僚議員もお聞きしています、25ページにあります学校現場における
業務改善加速事業のことについてなんですけど、もうちょっと詳細な聞き取りの中で教えていただきましたけれども、その中の賃金とか、謝礼金の中には、例えば外国語の通訳やアドバイザーの謝礼金、それから部活動の支援謝金とか、外国人児童生徒教育サポーターなど、そういったことも含まれてるとお聞きしました。
実はこういったことっていうのは、3年間の例えばこういった制度が終わって、じゃあ終われるかって言ったら、そういったことではないんですよね。伊賀市の子供たちのことを支援していく中では、とても必要なような項目も含めて、今回、提案された中で認められて、そういった人権なり、謝金とかも入っておりますが、私これ市長部局というか、予算を握っておられるところにも、ぜひ聞きたいんですけれども、これはやはり引き続き、これから継続してやらなければならない予算だと思っています。中身だと思っています。
教育委員会としては、今回これを通して、これにあてるということにもされておられますけれども、財政部のほう聞きたいのは、
教育委員会にも聞きたいですけど。継続して必要な中身だと思っていますので、今度、本当にこれをどういうふうにしていくのかということをお尋ねしときます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
教育次長。
○教育委員
会事務局教育次長(児玉泰清君)
教育次長の児玉でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
今の今後の継続ということでございますけども、当然、
教育委員会としては、こういった事業については、継続をしていきたいというのは、基本的にな考え方で持っております。
ただ、今も問題になっております、職員の働き方という部分の中で、やはり子供に接する時間が少なくなっているというのが、現状でもあります。まずそういったところをこの事業を使って改正をしていきたい。
また、その後、市当局にもいろいろと協議をする中で、この予算は獲得していきたいんですけども、これは市全体の予算のことがございますし、今、枠配分予算という中での部分もございますので、
教育委員会全体としてまた考えもしていきたいというふうに考えております。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
財政部のほうも、枠配分やということはあるかもしれませんけども、これやっぱり子供に直接かかわる部分と、それから今やっぱり多忙の中での理由って、部活動の指導の部分っていうのは、大変大きな問題になってると思うんですよ。国のほうでも。それで今回部活動の支援のほうについての謝金っていうのも入っている。だからやっぱりそのあり方も、伊賀市としても考えていかなきゃならないと思っています。
その大もとのことは、じゃあ何で伊賀市の教職員たちが多忙なのかっていう、それは何の原因なのかっていうのをしっかり分析しているのかっていうことが、根本にあると思うんですよ。それを解決するために今回この制度使ってやっていきたいということがあろうと思います。そこはもちろんそうだと思っているんですけれども、具体的なサポート体制についてのお金については、枠配分がある中では厳しいということだけでは終わらせていいのかということは、財政部にも聞きたいと思っているんですけども、伊賀市全体の問題ですからこそなんですけども。教えていただけたらと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
財務部長。
○財務部長(田槙公博君)
この事業、3年間の事業ということでございますので、3年間の中で効果、検証いたしまして、また3年後その中で、
教育委員会の枠配分のこともありますし、それ以降の事業では、十分検討していっていただきたいというふうに考えています。
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
以上で歳出の質疑を終了します
次に、歳入について御審査願います。予算に関する説明書は7ページから15ページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって、歳入の質疑を終了します。
以上で、第1条、
歳入歳出予算の補正についての質疑を終了いたします。
次に、予算書1ページ、第2条
債務負担行為の補正、第3条地方債の補正及び予算に関する説明書28ページ以降の
給与費明細書等について、御審査願います。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
以上で、議案第56号の質疑を終了します。
よって、討論に入ります。御意見ありませんか。
生中委員。
○委員(生中正嗣君)
議案第56号の伊賀市
一般会計補正予算につきましては、賛成の立場で意見を申し上げます。
今回補正予算につきましては、おおむね賛同させていただくところでございますけれども、一部の経費につきまして、疑義が残るところでございます。よって、本会議における審議の際には、また別の形で議論をさせていただきたいと思いますので、本委員会においては、賛成とさせていただきます。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
森川委員。
○委員(森川 徹君)
私もこの議案第56号には、賛成の立場で討論をさせていただきます。
同僚議員と同じ意見なんですけれども、やはり一部認められない部分がございますが、やっぱり大まかな補正予算という部分では、賛成をさせていただいて、また26日にはしかるべき対処をとらせていただきたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
私は議案第56号については、反対をさせていただきます。おおむねというか、必要な予算もありますけれども、詳細、反対の理由については、本会議でまた述べさせていただきます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
市川委員。
○委員(市川岳人君)
私は本
一般会計補正予算に賛成の立場で討論させていただきます。
今補正予算の主たるもの、市民生活にとって重要なものでありまして、必要な予算執行はしかるべき形でされるべきというふうに考えておりますが、一部疑義がございますので、私も本会議において、一部行動に移らせていただきたいと思います。
○委員長(嶋岡壯吉君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
賛成の立場で、討論させていただきます。
伊賀市
一般会計補正予算については、全体について賛成の立場です。しかしながら、市長のおっしゃるにぎわい創出に関しましては、今、求められてるところは、やはり地域外からの輸入、つまり大手カフェとかいう地域活性化、幻想に惑わされてるような感じがします。やはり現在の地域社会の存在する資源、今の地域住民のためにやるべきことが、地域のにぎわいになると思います。
まずは定住、今住んでいる方から、一番求められているのは何か。小規模の下水道事業であったり、周辺の学校の体育館の整備であったり、たくさんあります。人がおらなくなったところで、観光誘致しても全く意味がない。にぎわい創出の議論をしっかりすべきだと思いますので、これからの次の本会議では、意見を言わせていただきます。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
宮﨑委員。
○委員(宮﨑栄樹君)
この伊賀市
一般会計補正予算、賛成の立場で会派を代表して、討論をさせていただきます。
特に
南庁舎整備事業についてですが、まず単純な話で直せば使えるものを壊すのはもったいないっていうこと。そして、さらにこの南庁舎に文化的価値があるという客観的な評価は以前からありましたけど、去年7月に同じ近代モダニズム建築である東京の西洋美術館が、ユネスコの世界文化遺産に登録されたことで、さらにこの建物の客観的な評価が高まっているということを踏まえると、保存して有効活用するっていう判断をすることは、妥当かと思います。
もう一つは、今まで日本中で行われてきたスクラップアンドビルドっていう、繰り返しによる無表情な都市形成っていう。考え方からも脱却せなあかんと、リノベーションっていう新築でも耐震改修でもない手法で、建物の機能や財産価値を高めて、この客観的に評価が高まってる南庁舎に新たな価値をつけ加える。
そして歴史の町、文化の町である伊賀らしい、個性的なまちづくりをしていくことで、にぎわいや経済効果も生むことができます。そして、この町は再浮上できる。あるいはまた生き残っていくことができるってことを考えておりますので、賛成の立場ということで討論させていただきました。ありがとうございます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。よって、採決に入ります。
本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに、賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
起立多数であります。
よって、議案第56号は、原案どおり可決すべきものと決しました。
次に議案第57号、平成29年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
当局の説明を求めます。
健康福祉部長。
○健康福祉部長(稲森洋幸君)
健康福祉部、稲森でございます。
ただいま議題としていただきました議案第57号、平成29年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。予算書の1ページをごらんください。
第1条第1項で、事業勘定の既定の
歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ310万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ117億2,552万9,000円とするものでございます。
第2項では、
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、第1表、
歳入歳出予算補正によることといたしております。
それでは歳入から御説明を申し上げますので、8ページ、9ページをお開きください。
第5款第1項第1目前期高齢者交付金で310万円を増額し、補正後の額を33億7,379万4,000円といたしております。これは65歳から74歳までの被保険者に対し、被用者保険と国保間の財政調整を行った結果、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。
次に歳出について御説明申し上げます。10ページ、11ページをお開きください。
第4款第1項第1目前期高齢者納付金等で310万円を増額し、補正後の額を418万8,000円といたしております。拠出する金額の算定に当たりまして、平成28年度末に厚生労働大臣が定める率及び金額に、変更がございましたので、所要の額に補正を行うものでございます。
以上で、議案第57号の説明を終わります。よろしく御審査くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
本会計補正予算全般について御審査願います。御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって討論に入ります。御意見ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに、賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。
よって、議案第57号は、原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第58号、平成29年度伊賀市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
当局の説明を求めます
上下水道部長。
○上下水道部長(谷口昌平君)
上下水道部長の谷口でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議題としていただきました議案第58号、平成29年度伊賀市
水道事業会計補正予算(第1号)について説明しますので、予算書の1ページをごらんください。
第2条では、平成29年度伊賀市
水道事業会計予算、第2条に定めた業務の予定量の主要な建設改良事業の給水区域内配水施設事業7,844万9,000円を8,802万7,000円に。広域化促進事業5億860万円を5億5,457万8,000円に改めるものです。
主な理由としまして、国の
交付金事業により実施しています水道広域化促進事業について、国からの交付金において見込み額を上回る内示を受けたことから、当該事業の進捗を図ろうとするものです。
第3条では、予算第3条に定めた収益的収入の既決予定額35億1,754万1,000円を35億3,012万9,000円に改めるものです。
その内容は営業収益のうち、農業集落排水事業にかかわる水道管仮設工事にあてるための雑収益1,258万8,000円の増額です。収益的支出では既決予定額33億4,704万2,000円を33億6,004万2,000円に改めるものです。
その主な内容は、水道管仮設工事のための仮設管賃借料20万円や、工事請負費1,280万円の増額です。
第4条では、予算第4条、本文括弧書き中、不足する額11億1,549万1,000円を不足する額10億8,753万2,000円に改めるものです。
2ページをごらんいただきまして、資本的収入では既決予定額6億6,013万9,000円を7億365万4,000円に改めるものです。
その主な内容は、水道公益化促進事業の国庫補助金1,444万2,000円。企業債1,360万円。一般会計からの出資金1,360万円の増額や、農業集落排水事業のよる水道管移設工事負担金187万3,000円の増額を行うものです。
資本的支出では、既決予定額17億7,563万円を17億9,118万6,000円に改めるものです。
その主な内容は、建設改良費のうち配水及び給水施設費で、水道管移設のための設計委託料31万6,000円。工事請負費926万2,000円のそれぞれの増額。水道拡張費で、水道広域化促進事業における設計委託料1,079万1,000円の減額。工事請負費1,676万9,000円の増額です。
第5条では、予算第6条に定めた企業債の限度額を2億3,410万円を2億4,770万円に改めるものです。
3ページ以降に補正予算に関する説明書を添付しています。よろしく御審査いただきますようお願いします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
本会計補正予算全般について御審査願います。
御質疑ありませんか。
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
6ページの
水道事業会計補正予算の実施計画書。この資本的支出の中で、工事負担金が187万3,000円になってます。ということは、この農集に参画される件数がふえるということですね。場所と件数を教えてください。
○委員長(嶋岡壯吉君)
水道工務課長。
○水道工務課長(堀山和弘君)
水道工務課の堀山と申します。よろしくお願いします。
ただいま御質問いただきました、負担金187万3,000円ですけども。これは上水道として下水道事業の移設工事に伴って、下
水道事業会計のほうから、その移設補償に対する負担金として頂戴するものでございますので、下水道に加入云々ということでの負担金ではないということで御理解願います。お願いします。
済みません。場所なんですけども、場所につきましては、山田南地区の詳しく申し上げますと、真泥、出後の移設工事に伴う負担金ということになります。以上です。
○委員長(嶋岡壯吉君)
ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。御意見ありませんか
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに、賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。
よって、議案第58号は、原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第59号、平成29年度伊賀市
下水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。
当局の説明を求めます。
上下水道部長。
○上下水道部長(谷口昌平君)
ただいま議題としていただきました議案第59号、平成29年度伊賀市
下水道事業会計補正予算(第1号)について説明しますので、予算の1ページをごらんください。
第2条では、平成29年度伊賀市下
水道事業会計予算、第2条に定めた業務の予定量の主要な建設改良事業の管路整備費3億88万9,000円を4億8,828万9,000円に。処理場整備費1億7,017万2,000円を2億7,887万2,000円に改めるものです。
理由としましては、国の
交付金事業で実施しています農業集落排水事業、山田南地区及び公共下水道施設の長寿命化対策事業について、国からの交付金について見込み額を上回る内示を受けたことから、当該事業の進捗を図ろうとするものです。
第3条では、予算第3条に定めた収益的収入の既決予定額26億2,957万7,000円を26億3,207万7,000円に改めるものです。
その内容は、公共下水道事業においては、法改正により管路施設の適正な点検方法など、機能維持のための事業計画策定が義務づけられたため、
交付金事業を活用して策定をするための国庫補助金250万円の増額です。
収益的支出では、既決予定額26億4,886万円を26億5,386万円に改めるものです。
その内容は、事業計画策定委託料500万円の増額です。
2ページをごらんいただきまして、第4条では、予算第4条に定めた資本的収入の既決予定額13億9,224万5,000円を16億8,601万円に改めるもので、その主な内容は、農業集落排水事業山田南地区及び公共下水道施設の長寿命化対策事業に係る国庫補助金1億4,353万5,000円の増額。企業債1億4,830万円の増額等です。
資本的支出では、既決予定額13億6,910万1,000円を16億6,842万4,000円に改めるものです。その主な内容は建設改良費のうち、管路建設改良費では農業集落排水事業、山田南地区の工事費1億6,794万円の増額と、処理場建設改良費では、公共下水道施設の長寿命化対策事業の委託料として1億6,531万6,000円を増額し、工事費から5,661万6,000円の減額等をするものです。
第5条では、予算第5条に定めた
債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額について、本年度から本格的に上野新都市浄化センター及び柘植浄化センターの2施設の長寿命化対策事業に取り組む予定としており、予算及び事業内容の組みかえにより、上野新都市浄化センター、柘植浄化センター、それぞれに設計から管理までを包括する業務として、新たに長寿命化対策事業、業務委託経費をおこし、限度額を上野新都市浄化センターでは1億4,800万円。柘植浄化センターでは1億5,300万円に設定するものです。
3ページをごらんいただき、2件の設計業務委託経費を新たな業務委託経費に含めるため廃止し、2件の長寿命化対策事業工事経費はそれぞれ補助対象外工事分を見込んで、限度額を300万円にそれぞれ変更して、長寿命化対策事業業務委託経費に移行させるものです。
第6条では、予算第6条に定めた企業債の限度額2億1,790万円を3億6,620万円に改めるものです。
4ページをごらんいただき、第7条では予算第10条本文中、一般会計からこの会計を補助を受ける金額12億2,449万3,000円を12億2,430万2,000円に改めるものです。
5ページ以降に、補正予算に関する説明書を添付しています。よろしく御審査いただきますようお願いします。
○委員長(嶋岡壯吉君)
説明が終わりました。
本会計補正予算全般について御審査願います。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(嶋岡壯吉君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
本案に対し、原案どおり可決すべきものと決することに、賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(嶋岡壯吉君)
全会一致であります。
よって、議案第59号は、原案どおり可決すべきものと決しました。
以上で、当委員会に付託された議案の審議は、終了いたしました。
本日の委員会報告書及び委員長報告の作成については、私に御一任願いたいと思います。
予算常任委員会は、これをもって閉会します。
慎重審査、御苦労さまでございました。
(午前11時54分 閉会)
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