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  1. 伊賀市議会 2017-02-24
    平成29年予算常任委員会( 2月24日)


    取得元: 伊賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成29年予算常任委員会( 2月24日)               予算常任委員会会議録   1.開催日 平成29年2月24日 2.場  所 市議会議場 3.出席者 上田宗久、安本美栄子、赤堀久実、嶋岡壯吉、田中覚、福田香織、森川徹、       生中正嗣、近森正利、中井洸一、中谷一彦、百上真奈、田山宏弥、森正敏、       空森栄幸、前田孝也、岩田佐俊、中岡久徳、森岡昭二 4.欠席者 福岡正康 5.理事者 岡本市長、大森副市長、加藤危機管理監兼総合危機管理課長、西堀総務部長       、山本総務部次長兼秘書課長、藤岡企画振興部長、藤山企画振興部次長〔政       策、交通、文化担当〕兼上野支所長、宮崎財務部長、大橋人権生活環境部長       、高木人権生活環境部環境政策監兼廃棄物対策課長、稲森健康福祉部長、尾       登産業振興部長、清水建設部長、中井建設部理事〔産業集積開発担当〕兼建       設部次長、松居消防長、福永市民病院副院長〔事務部門〕兼健診センター副       センター長、森本会計管理者、北山水道事業管理者、谷口水道部長、野口教       育長、児玉教育委員会事務局教育次長、鈴木代表監査委員、松本監査委員事       務局長、松本伊賀支所長兼地域振興総括監、風早島ヶ原支所長兼地域振興総       括監、松本阿山支所長兼地域振興総括監、福永大山田支所長兼地域振興総括       監、森永青山支所長兼地域振興総括監、入本人事課長、東行財政改革推進課       長、風隼総合政策課長、滝川文化交流課長、前澤地域づくり推進課長、森交
          通政策課長、谷口管財課長、福岡財政課長、一路収税課長、東瀬債権管理課       長、月井市民生活課長、南住民課長、前川さくらリサイクルセンター所長兼       不燃物処理場長、藤岸障がい福祉課長、中西生活支援課長、中岡こども未来       課長、濱村保育幼稚園課長、松岡保険年金課長、中井健康推進課長、堀久農       林振興課長、岩野建設1課長兼総務管理係長、馬場教育総務課長、前山教育       委員会事務局参事兼生涯学習課長、澤田学校教育課長、清水上野図書館長、       澤田振興課長 6.事務局 百田局長、籔中課長兼議事調査係長、藤田総務係長 7.案  件 1.議案第 1号 平成29年度伊賀市一般会計予算        2.議案第 2号 平成29年度伊賀市国民健康保険事業特別会計予算        3.議案第 3号 平成29年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計予算        4.議案第 4号 平成29年度伊賀市駐車場事業特別会計予算        5.議案第 5号 平成29年度伊賀市介護保険事業特別会計予算        6.議案第 6号 平成29年度伊賀市サービスエリア特別会計予算        7.議案第 7号 平成29年度伊賀市後期高齢者医療特別会計予算        8.議案第 8号 平成29年度伊賀市病院事業会計予算        9.議案第 9号 平成29年度伊賀市水道事業会計予算        10.議案第10号 平成29年度伊賀市下水道事業会計予算        11.議案第11号 平成29年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計予算        12.議案第12号 平成29年度伊賀市大山田財産区特別会計予算        13.議案第13号 平成28年度伊賀市一般会計補正予算(第4号)        14.議案第14号 平成28年度伊賀市国民健康保険事業特別会計補正予                 算(第4号)        15.議案第15号 平成28年度伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計補正                 予算(第2号)        16.議案第16号 平成28年度伊賀市駐車場事業特別会計補正予算(第                 2号)        17.議案第17号 平成28年度伊賀市介護保険事業特別会計補正予算                 (第3号)        18.議案第18号 平成28年度伊賀市農業集落排水事業特別会計補正予                 算(第2号)        19.議案第19号 平成28年度伊賀市公共下水道事業特別会計補正予算                 (第2号)        20.議案第20号 平成28年度伊賀市浄化槽事業特別会計補正予算(第                 2号)        21.議案第21号 平成28年度伊賀市サービスエリア特別会計補正予算                 (第1号)        22.議案第22号 平成28年度伊賀市後期高齢者医療特別会計補正予算                 (第3号)        23.議案第23号 平成28年度伊賀市病院事業会計補正予算(第3号)        24.議案第24号 平成28年度伊賀市水道事業会計補正予算(第2号)        25.議案第25号 平成28年度伊賀市島ヶ原財産区特別会計補正予算                 (第1号)        26.議案第26号 平成28年度伊賀市大山田財産区特別会計補正予算                 (第1号)        27.議案第42号 平成28年度一般会計補正予算(第5号)        28.議案第43号 平成29年度一般会計補正予算(第1号) 8.会議の次第              (午前10時10分 開会) ○委員長(上田宗久君)  おはようございます。  これより予算常任委員会を開会します。  本日、ただいままでの出席委員数は18名、会議は成立いたしました。  会議録署名委員に、4番 田中覚委員を指名いたします。  本委員会に、審査を付託されておりますのは、議案第1号から議案第12号までの、平成29年度一般会計、特別会計、企業会計、財産区特別会計の各予算、議案第13号から議案第26号まで、及び議案第42号の、平成28年度一般会計、特別会計、企業会計、財産区特別会計の各補正予算、及び議案第43号の平成29年度一般会計補正予算の合計28議案であります。  本委員会は、本日と2月27日及び28日の3日間です。よって、議事の進行には、格別の御協力をお願いいたします。  次に、審査の方法について、お諮りいたします。  議案第1号から議案第12号までの、平成29年度予算のうち、議案第1号の一般会計予算については、歳出は各款ごとに、歳入は一括で、他の会計はそれぞれ会計ごとに、議案第13号から議案第26号までの平成28年度補正予算のうち、議案第13号の一般会計補正予算(第4号)については、歳出は各款ごとに、歳入は一括で、他の会計はそれぞれ会計ごとに、また、議案第42号の平成28年度一般会計補正予算(第5号)及び議案第43号の平成29年度一般会計補正予算(第1号)については、歳入歳出も含めて一括して審査をいたしたいと思いますが、これに、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御異議なしと認めます。  よって、そのように取り扱います。  なお、審査における質疑にあたっては、予算書及び予算に関する説明書のページ数、細目番号等を述べてから行っていただくこととし、自己の意見を述べることなく、議案の中身についてのみ発言いただくようお願いいたします。また、質疑の範囲が議題外にわたることのないように重ねてお願いします。  それでは議案第1号、平成29年度伊賀市一般会計予算を議題とします。  当局の説明を求めます。  なお、説明は適切かつ簡略にお願いします。  財務部長。 ○財務部長(宮崎 寿君)  おはようございます。  ただいま議題としていただきました、議案第1号、平成29年度伊賀市一般会計予算につきまして、約35分程度お時間を頂戴いたしまして、御説明をさせていただきます。  本年度の予算は、主要事業として汚泥再生処理センター整備事業、新庁舎整備事業、伊賀鉄道の新駅整備及び公有民営化に伴う事業、医療費の窓口無料化に向けたシステム改修費用、さらに事業推進2年目を迎える地方創生推進交付金事業に関しては、ひとが輝く地域が輝くためのシティプロモーション事業、及びUターンを視野に入れた、IGAMONO育成促進事業を計上しております。なお、地方創生推進交付金事業及び子育て支援基金を活用した事業につきましては、先日議案とともに配付しました資料に掲載しておりますので、御参照いただければと思います。  また、限られた時間での説明となりますので、毎年の予算から内容変更のあった事業や、地方創生推進交付金活用事業などを中心に、主なものを説明させていただきますので御理解をお願いいたします。  それでは、予算書の3ページをお開きください。まず、第1条で歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ427億8,705万1,000円と定めています。  第2条の債務負担行為及び第3条の地方債につきましては、9ページの第2表及び第3表によることとしておりますので、後ほど御説明いたします。  第4条の一時借入金では、一時借入金の借り入れ最高限度額を30億円と定めています。  第5条の歳出予算の流用では、人件費の流用につきまして同一款内で、これらの経費の各項間の流用ができることと定めています。  それでは、9ページをごらんください。第2表の債務負担行為ですが、市議会本会議録画映像配信業務委託経費など、5事業についてそれぞれ所要の期間と限度額を設定しようとするものです。  第3表の地方債では、交流拠点施設整備事業から10ページの下から3つ目、その他公用施設災害復旧事業までの27事業に充当する市債の限度額、及び臨時財政対策債の限度額として、総額55億3,518万8,000円を計上しております。  それでは、歳入歳出予算につきまして、まず歳出から各款別にその主なものを御説明させていただきますので、予算に関する説明書74、75ページをお開きください。  第1款、第1項、第1目議会費では、2億9,552万7,000円を計上していますが、主なものは細目101議会運営費で、77ページをごらんいただき、細々目05行政視察・政務活動等経費では、旅費、政務活動費など971万5,000円を上げています。  78、79ページをごらんください。第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では、46億8,321万6,000円を計上していますが、主なものとしましては細目003職員人件費で、定年退職予定者26名分の退職手当5億132万3,000円などを含めまして、19億1,308万3,000円となっております。  81ページにまいりまして、細目103庁舎管理経費では、83ページをごらんいただき、細々目51庁舎整備事業で23億7,062万1,000円を計上していますが、85ページにまいりまして、新庁舎の建設工事費として22億4,751万円、駐車場造成工事費として2,541万9,000円などが主なものとなっています。細々目54青山支所周辺施設等複合化整備事業では、青山支所及び周辺施設の複合化を図るための基本計画策定業務委託料として100万円を計上しています。  少し飛びますが90.91ページをお開きいただき、細目107、細々目01窓口業務経費では、平成29年10月から住民課の窓口業務を民間委託するための、窓口業務委託料1,970万1,000円など、2,387万3,000円を計上しています。  飛びまして、104、105ページをごらんください。第6目企画費では、11億1,236万9,000円を計上していますが、主なものでは細目121調査企画推進事務経費におきまして、107ページにまいり、細々目59地方創生推進事業で、地域人材育成支援業務委託料3,112万円など、3,333万4,000円を計上するとともに、細々目60、三重大学伊賀連携フィールド事業では、地域活性化センター運営補助金420万円などを含め476万1000円を、また、細々目61のシティプロモーション支援業務委託料800万円など、8,342万5,000円を計上しています。この107ページの細々目59から細々目61までは、地方創生推進交付金の対象事業となっております。  108、109ページをごらんください。細目122地域振興経費、細々目51鉄道網整備促進経費では、2,137万6,000円を計上していますが、主なものは111ページにまいりまして、JR佐那具駅前の公衆トイレ新設工事費1,323万4,000円などです。細々目55伊賀鉄道活性化促進事業では、5億6,307万6,000円を計上していますが、その主なものは113ページをごらんいただきまして、伊賀鉄道伊賀線車両改良工事委託料2,000万7,000円をはじめ、新駅設置に伴う費用として、伊賀鉄道伊賀線新駅整備事業工事委託料1億7,539万8,000円、新駅整備事業用地取得費323万4,000円、新駅設置事業費補助金8,931万6,000円、また公有民営化関連経費としまして、鉄道施設・車両設備修繕工事委託料4,107万円や、鉄道施設・車両設備更新工事委託料7,024万4,000円などを計上しております。  少し飛びまして118、119ページをごらんください。第7目文化振興費では2億2,966万1,000円を計上していますが、主なものは細目128文化振興経費、細々目01文化振興一般経費では、902万5,000円を計上しております。  121ページをごらんいただき、上野天神祭のダンジリ行事継承事業交付金670万円ですが、これは上野天神祭ダンジリ行事ユネスコ無形文化遺産登録を受け、保存継承に伴う地域負担軽減を目的に、補助金から交付金に内容を変更して計上したものでございます。  少し飛びまして126、127ページをごらんください。第9目情報化推進費では、4億583万5,000円を計上していますが、主なものは131ページまで飛んでいただきまして、細目140情報システム管理経費、一番下の細々目58情報システム更新経費では、現在使用している情報系システムの老朽化に対応するための委託料として、次期情報系システム構築業務委託料7,163万1,000円を含め、7,972万3,000円となっています。  133ページにまいりまして、細目654情報システム最適化経費では、細々目51基幹系情報システム最適化経費として、住民基本台帳などを管理する基幹系情報システムの保守期限の到来に対応するため、基幹系情報システム最適化委託料6,759万5,000円など、1億2,883万4,000円を計上しています。  第10目地区市民センター費では、3億494万円を計上していますが、細目141地区市民センター等維持管理経費で135ページをごらんいただきまして、細々目52地区市民センター施設改修事業として、花之木地区市民センター耐震補強及びトイレ改修などに係る工事費3,432万8,000円や、博要地区市民センターの大規模改修工事費2,105万9,000円など、5,542万4,000円を計上しています。  136、137ページをごらんください。第14目自治振興費では、1億8,771万3,000円を計上していますが、その主なものは細目146住民自治協議会推進経費の1億7,969万9,000円で、内容は139ページ記載の各地区住民自治協議会に交付する地域包括交付金などです。  少し飛びまして146、147ページをお開きください。第19目防災費では、1億2,363万円を計上していますが、主な内容は細目153防災対策経費、細々目01防災関係経費では、西高倉、諏訪、大道、奥田の各観測局及び伊賀市役所に設置しております山崩れ、地すべり監視装置の改修工事費7,274万5,000円などとなっております。  158、159ページをごらんください。第3項、第1目戸籍住民基本台帳費では、1億7,889万7,000円を計上していますが、その主なものは161ページをごらんいただき、細目677社会保障・税番号制度普及経費として、通知カード・個人番号カード関連事務経費交付金932万7,000円を含めまして、1,270万8,000円などとなっています。  170、171ページまで飛んでいただきまして、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費では、12億9,228万7,000円を計上していますが、主なものは183ページをごらんいただき、細目912臨時福祉給付金給付事業では、生活保護受給者を除く住民税非課税者を対象に、一人当たり1万5,000円を給付するための事業費として、3億840万5,000円を計上しています。  186、187ページをごらんください。第4目障害福祉費では、目全体で18億8,232万5,000円を計上していますが、主なものは189ページ下段、細目199障害者自立支援給付事業で、191ページになりますが細々目51介護・訓練等給付費15億4,543万8,000円などとなっております。  192、193ページにまいりまして、第5目福祉医療費では、5億1,448万6,000円を計上していますが、細目201一般事務経費、細々目51医療費助成経費として、4億3,683万4,000円を計上しており、その主なものは195ページにまいりまして、心身障害者医療扶助費、重度身体障害者医療扶助費、子ども医療扶助費などでございます。また、細々目52医療費助成経費(単独分)では、子ども医療扶助費を含め5,217万7,000円、細々目54医療費助成経費では、ゼロ歳から就学前までの子どもを対象に医療費の窓口無料化を行うための、医療助成システム改修委託料2,147万1,000円を計上しています。  少し飛びますが218、219ページをお開きください。第4項児童福祉費、第1目児童福祉総務費で3億5,701万円を計上していますが、225ページをごらんいただき、細目218、細々目01子育て支援対策事業で、子育て支援ヘルパー派遣事業委託料203万5,000円を上げたほか、細々目03子育て包括支援センター費では、上野南公園内でのにんにんパークを活用した休日子育て相談実施経費を計上しています。  229ページにまいりまして、細目220発達支援事業、細々目51発達支援センター運営事業では、臨床心理士、言語聴覚士の保育所、園、学校等への巡回訪問による相談指導実施のための経費のほか、細目691、細々目51結婚サポート事業では、市内で婚活等の結婚サポート事業を行う団体への補助金など、328万5,000円を計上しています。  230、231ページにまいりまして、第2目児童措置費では、34億9,294万1,000円を計上していますが、主なものは細目222私立保育所等補助金、細々目02私立保育所施設整備事業では、府中保育所施設整備に係る補助金3億8,194万6,000円などとなっております。  少し飛びますが、246、247ページをごらんください。第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費では、15億84万円を計上していますが、その主なものとして258、259ページまで飛んでいただきまして、細目251病院事業会計繰出金では、救急医療確保補助金や、医師確保対策補助金などで5億8,551万6,000円としておりますが、平成28年度まで計上していた財政健全化補助金は、経営改善を受け皆減としています。また、細目634水道事業会計繰出金は川上ダム建設に係る負担金を含めまして、2億5,229万6,000円となっています。
     第2目感染症予防費では、2億3,601万2,000円を計上していますが、その主なものは細目253感染症予防経費、細々目51予防接種業務経費で、261ページをごらんいただき、肺炎球菌、4種混合など予防接種法に基づく定期予防接種のA類疾病業務委託料1億5,358万7,000円、B類疾病業務委託料5,023万1,000円、その他乳幼児のおたふくかぜ、ロタウイルス、B型肝炎の予防接種業務委託料や助成金などを含めまして2億3,025万8,000円となっております。  第3目環境対策費、細目254、細々目51環境保全対策事業では、7,021万6,000円を計上していますが、263ページにまいりまして、新たな環境基本計画の策定のための委託料などを上げております。  少し飛びますが270、271ページをごらんください。第2項清掃費、第2目塵芥処理費では、14億6,254万5,000円を計上していますが、主なものでは細目262、細々目01ごみ収集経費では273ページにまいりまして、ごみ収集委託料3億9,281万3,000円のほか、ごみ分別アプリを導入のための委託料21万6,000円や、そのシステム使用料26万円、また細目263、細々目51ごみ燃料化及び施設維持管理経費では、275ページにまいりまして、ごみ燃料化施設維持管理及び保守点検業務委託料3億5,211万4,000円、RDF焼却処理業務等委託料1億7,330万7,000円などとなっています。  278、279ページをごらんください。第3目し尿処理費では、4億8,687万1,000円を計上していますが、主なものは281ページをごらんいただき、細目694汚泥再生処理センター建設事業で、汚泥再生処理センターの建設に係る設計・施工監理業務委託料、及び283ページの建設工事費などを合わせまして1億6,355万円です。  282、283ページの第5款、第1項労働費、第2目労働諸費では、6,848万6,000円を計上していますが、細目272シルバー人材センター運営等経費の、シルバー人材センター高年齢者就業機会確保事業費補助金1,493万8,000円などが主なものです。  少し飛びまして292、293ページをごらんください。第6款農林業費、第1項農業費、第3目農業振興費は、2億5,341万1,000円ですが、主なものとして細目290地域農政推進対策事業、細々目56農地集積協力金交付事業では295ページにまいりまして、農地集積協力金2,950万円、細目292鳥獣害防止事業では、伊賀市鳥獣害対策協議会事業負担金953万円を、細目293伊賀米等生産振興対策事業では、伊賀市農業再生協議会業務委託料1,453万5,000円を、細目294中山間地域等直接支払交付金事業では、297ページにまいりまして、支払交付金1億1,093万7,000円を、299ページの細目319特産農産物等振興事業では、地方創生推進交付金の対象事業である、食材フェアー開催委託料334万8,000円などをそれぞれ計上しています。  300、301ページをごらんください。第5目土地改良事業では2億5,825万4,000円を計上していますが、その主なものは細目669震災対策農業水利施設整備事業では、ハザードマップ作成業務委託料1,375万円を、303ページにまいりまして、細目673多面的機能支払交付金事業では、多面的機能支払交付金2億1,421万5,000円を上げております。  304、305ページの第7目畜産業費では、948万円を計上していますが、主なものは細目317畜産振興事業経費では、素牛1頭当たり1万円から1万5,000円の助成増額による伊賀牛畜産農家支援策として、優良素牛導入助成金690万円を、また細目695畜産振興事業費では、地方創生推進交付金対象事業として、和牛繁殖牛の受精卵を乳牛の子宮内に移植して子牛を生産する、ET事業の実施に向けた畜産振興検討業務委託料114万円を上げております。  306、307ページをごらんください。第2項林業費、第2目林業振興費では、9,283万7,000円を計上していますが、主なものとして細目322森林振興事業では、細々目51の森林環境創造事業から細々目61の緊急間伐・搬出間伐推進事業までの、5事業合わせまして3,060万1,000円を計上しております。  309ページにまいりまして、細目911みえ森と緑の県民税市町交付金事業として合わせて3,327万3,000円を計上しておりますが、事業としては細々目51の伊賀市ウッドスタート事業や、細々目52のみんなの里山整備活動推進事業、次のページにまいりまして細々目53伊賀の森っこ育成推進事業、細々目57未利用間伐材バイオマス利用推進事業などとなっております。  314、315ページをごらんください。第7款、第1項商工費、第3目観光費では、1億1,562万円を計上していますが、主なものは地方創生推進交付金対象事業として、細目336観光振興経費、細々目01観光戦略経費で、317ページにまいりまして、忍者都市宣言キャンペーン委託料700万円などとなっています。  少し飛びますが328、329ページをごらんください。第8款土木費、第2項道路橋りょう費、第3目道路新設改良費では、3億3,789万6,000円を計上していますが、歳出の主なものは細目344社会資本整備総合交付金事業で、細々目56佐那具千歳線道路改良事業など、8事業に2億8,989万6,000円を計上しています。  332、333ページの第4目橋りょう維持費では、1億236万円を計上していますが、主なものは細目344社会資本整備総合交付金事業では、335ページにまいりまして、伊賀市内の橋りょう長寿命化に関する計画策定を行うための、橋りょう計画策定業務委託料3,000万円や、西条橋長寿命化修繕工事5,400万円などを上げております。  342、343ページをごらんください。第4項都市計画費、第1目都市計画総務費では、2億1,054万5,000円を計上しておりますが、歳出の主なものは細目338事務管理経費では345ページにまいりまして、細々目02駅前安全推進事業として土地建物借上料435万円、347ページでは細目680立地適正化計画推進事業では、立地適正化計画推進業務委託料443万1,000円などを計上しております。  348、349ページをごらんください。第2目市街地整備推進費では、1億3,244万2,000円を計上していますが、歳出の主なものとして細目371市街地整備推進事業、細々目52街なみ環境整備事業では1億2,021万6,000円を、351ページにまいりまして、上野東町の北伊勢上野信用金庫跡地で整備を行うポケットパークや、成瀬平馬屋敷門の改修工事を行う経費として、街なみ環境整備事業工事費1億1,095万6,000円を上げております。  356、357ページをごらんください。第5項住宅費、第1目住宅管理費では、2億1,771万2,000円を計上していますが、歳出の主なものは359ページをごらんいただき、細目387住宅維持管理経費、細々目01住宅管理経費では361ページにまいりまして、滞納整理システムの改修委託料228万4,000円などです。  少し飛びますが370.371ページをごらんください。第9款、第1項消防費、第3目消防施設費では、8,253万8,000円を計上していますが、歳出の主なものは細目398消防施設整備事業、細々目51国補消防施設整備事業では、救急車の更新のための救急車購入費1,009万8,000円を、細々目53市単独消防施設整備事業では、先端屈折式はしごつき消防自動車のオーバーホールを行うための修繕料3,444万9,000円などとなっております。  少し飛びまして376、377ページをごらんください。第10款教育費、第1項教育総務費、第3目義務教育振興費では、2億111万円を計上していますが、歳出の主なものは383ページにまいりまして、細目408児童生徒指導経費の中の細々目54キャリア教育推進事業227万円は、地方創生加速化交付金事業として計上しています。  385ページでは、細々目83地域とともに学校マニフェスト推進事業で、学校支援地域本部推進事業補助金1,376万9,000円などを、細目409教職員研究研修費では、郷土教育教材作成事業委託料100万円などを上げております。  386、387ページをごらんください。第2項小学校費、第1目学校管理費では、6億1,894万2,000円を計上していますが、歳出の主なものは389ページの細目415学校管理経費ですが、393ページにまいりまして細目418施設整備事業では、島ヶ原小学校プールの水槽内塗装工事など、小学校施設改修工事費543万円を計上しています。  394、395ページでは、第3項中学校費、第1目学校管理費では、3億2,864万円を計上していますが、主なものは細目415学校管理経費ですが、399ページをごらんいただき、細目418施設整備事業では、緑ヶ丘中学校のトイレなどを改修する中学校施設改修工事費700万円を計上しています。  406、407ページをごらんください。第5項社会教育費、第1目社会教育総務費では、1億8,800万8,000円を計上していますが、歳出の主なものは細目430社会教育推進経費で409ページをごらんいただき、細々目52伊賀学推進支援事業では、地元の子供に伊賀の歴史や文化の興味づけのための、伊賀学推進支援事業補助金50万円を計上しています。  410、411ページにまいりまして、第2目文化財保護費では3,973万8,000円を計上していますが、歳出の主なものは細目434文化財保存経費ですが、413ページにまいりまして、細々目55全国国分寺サミット開催経費60万円を計上しております。  416、417ページをごらんください。第4目青少年育成費では、1,418万9,000円を計上していますが、歳出の主なものは細目441青少年健全育成事業で419ページをごらんいただきまして、細々目55学校支援地域本部推進事業では、地域の協力による小中学生の学習支援の場として、地域未来塾を開設するための委託料85万3,000円などを計上しています。  少し飛びますが、430.431ページをごらんください。第6項保健体育費、第1目保健体育総務費では、7,923万3,000円を計上していますが、歳出の主なものは435ページをごらんいただき、細目604国体事業経費では平成33年開催の三重国体の準備経費として509万8,000円を、細目606全国高校総体事業経費では、平成30年開催の全国高校総体の準備経費として98万円を計上しています。  第2目学校給食管理費では、3億7,634万3,000円を計上していますが、歳出の主なものは439ページにまいりまして、細目683小学校給食センター建設事業で、平成32年度の小学校給食センター開設に向けたPFIアドバイザリー業務委託料1,939万2,000円や、給食センター用地取得費3,010万円など、また、細目689給食施設改修事業では、新居小学校の改築により大山田給食センターでの調理対応を行うため必要となるセンター改修工事費2,697万1,000円を上げております。  440、441ページにまいりまして、第3目社会体育施設費では1億3,659万3,000円を計上していますが、歳出の主なものは細目456体育施設整備事業で、いがまちスポーツセンターの高圧受電変電施設を改修するための電気設備工事費1,421万5,000円などです。  442、443ページをごらんください。第12款、第1項公債費、第1目市債元金では、59億5,047万2,000円を、第2目市債利子では、4億9,926万5,000円を計上しています。  以上で、歳出の説明を終わらせていただきます。  続きまして、歳入の説明に移らせていただきますが、一般財源の主なもののみ御説明をさせていただきます。  13ページにお戻りください。第1款市税は、全体で143億427万4,000円を見込んでいます。  16、17ページをごらんください。第1項市民税、第1目個人では、前年度より470万円の減収を見込み、42億6,859万円を、第2目法人では、景気の緩やかな回復基調を反映し、約1,300万円の増収を見込み、14億7,476万5,000円としています。また、第2項、第1目固定資産税では、償却資産の増加を見込み、前年度より約1億6,800万円増収の75億1,378万1,000円としています。  18、19ページをごらんください。第3項軽自動車税では、前年度より約1,200万円減収の2億9,659万4,000円を計上しています。  第4項市たばこ税は前年度より約2,000万円の減収を見込み、6億7,680万9,000円としています。  20、21ページをごらんください。第7項入湯税は6,250万5,000円としています。  第2款地方譲与税、第1項地方揮発油譲与税では、1億5,709万9,000円を、第2項自動車重量譲与税では、3億6,097万3,000円をそれぞれ見込んでおります。  22、23ページをごらんください。第6款地方消費税交付金では、前年度より約1億5,023万1,000円減の16億3,497万2,000円を、第7款ゴルフ場利用税交付金では、1億9,054万2,000円を見込んでいます。  24、25ページをごらんください。第8款自動車取得税交付金では、1億4,756万3,000円を、第10款地方特例交付金では、4,239万8,000円を見込み、第11款地方交付税につきましては、普通交付税、特別交付税を合わせまして、前年度より4億4,850万円減額の97億4,450万円としております。  少し飛びますが50、51ページをごらんください。第17款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入の市有土地建物貸付収入は一般財源でございます。  少し飛びまして54、55ページをごらんください。第19款繰入金、第1項他会計繰入金、第1目駐車場事業特別会計繰入金も一般財源でございます。  56、57ページをごらんください。第2項基金繰入金、第1目財政調整基金繰入金では、財源調整のため3億1,200万円の繰入金を計上しております。  58、59ページをごらんください。第20款繰越金は一般財源の精査により、前年度より2億円減の3億円を見込んでおります。  60、61ページをごらんください。第21款諸収入、第1項延滞金、加算金及び過料は一般財源でございます。第2項、第1目市預金利子を200万1,000円と見込んでおります。  少し飛びますが72、73ページをごらんください。第22款、第1項市債、第9目臨時財政対策債は、地方交付税の代替財源で18億1,288万8,000円を計上しています。  以上で、歳入歳出予算の説明を終わらせていただきますが、446ページ以降に給与費明細書、継続費に関する調書、債務負担行為に関する調書及び地方債に関する調書を添付しておりますので、ごらんをいただきましてよろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○委員長(上田宗久君)  説明が終わりました。これより質疑に入ります。  まず第1条、歳入歳出予算のうち、歳出について各款ごとに審査願います。予算に関する説明書、第1款議会費74ページから77ページについて御質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第2款総務費78ページから171ページについて御質疑ありませんか。  森岡委員。 ○委員(森岡昭二君)  79ページの01職員人件費の時間外勤務手当について、これはそれぞれ各款項目それぞれの担当課といいますか、課ごとに上げておられます。そういう中で、総務費が一番大きく時間外上がっておりますので、ちょっと質問したいと思います。  ちょっと調べた金額が大体あってると思うんですけども。まず、時間外の本年度当初の一般会計ベースでのトータル、各部、課ごとの時間外のトータルが2億1,500万になっております。昨年度の当初は28年度この補正も入れて、決算見込みで大体3億になっておるわけでございます。29年度の当初予算の2億1,500万でしたら、28年度の決算見込みに比べますと3分の2しか当初予算で見てないわけでございます。  確かに、ここまで落としてしまうと、市役所の仕事が本当にスムーズにできるのかどうかということも心配でございますし、夜遅くまで部署においては電気をつけて頑張って残業していただいている方もおられます。そういう中で、当然時間外を減らす方法というのは、市としても考えていかなくてはならないと思うわけでございますが。  特に、大体例年3億円前後の決算になっておるわけです。本年度は2億1,500万円の当初予算の中で、いずれ実績に応じて補正の段階で、その決算見越して補正はされると思いますけども、その辺の考え方をお聞きしたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  人事課長。 ○人事課長(入本 理君)  おはようございます。人事課の入本です。よろしくお願いいたします。  今議員さんのお尋ねのとおり、本年度時間外のほう、かなり圧縮させていただいた予算になっております。まず、その原因といたしまして、平成29年度は今のところ選挙がございません。選挙の時間外手当というのが多い年になりますと、28年度でしたら3つの選挙がございまして、おおよそ5,700万円程度選挙費の時間外手当に充てられております。それと、あと残りの5,800万円程度削減というか縮小しているんですけれども、これは、先の28年の7月に市のほうで働き方の応援宣言等させていただいて、ワーク・ライフ・バランスの関係とか、めり張りのきいた時間外、だらだらした時間外はしないという、そういう努力、我々も努力して時間外を削減して、職員の健康管理に努めていきたいという、あくまでも努力目標でこの時間外の予算を設定させていただいたというところで、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  森岡委員。 ○委員(森岡昭二君)  当然、時間外につきましては、それぞれの部、課でどう減らしていくかということは考えていくべきところでございますけども、実際ブラック企業ではございませんけども、残業カットとかサービス残業じゃなくして、実際必要に応じた残業についてはきちっと賃金の残業手当、時間外手当の保障をしていくという、これにつきましては従来からきちっとしていただきまして、中途の決算見込みの段階で、補正が必要な場合は補正を上げていくという、そういう姿勢で臨んでいただきますようにお願い申し上げまして、質問を終わります。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  99ページ、財産管理費の中の草刈業務委託費が461万2,000円になってます。従前2年間ずっと760万円ぐらい、草刈業務に費用が充てられてましたけれども、300万円減らしてしまって草刈りというのはたくさん施設要望あると思うんですけども、この落とされた根拠を教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(谷口順一君)  失礼いたします。管財課の谷口でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  議員お尋ねの草刈り業務委託料でございますが、昨年度と予算の費目が少し変わってまして、現在461万2,000円に対応しておりますものは、各支所の振興課からの予算要求に基づいた予算ということで、5支所に係る部分でございます。そして、本庁に係る部分につきましては、その後に出てきます101ページでございますが、普通財産管理及び取得事業の中に草刈業務委託料というのがございます。この分と合わせまして、昨年度の予算額と同等になっておるということでございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  わかりました。ありがとうございました。続きまして、何点か質問します。  104ページの企画費の中の107ページに地方創生推進事業、シティプロモーション事業と各業務委託が出ています。地域人材育成支援業務委託、そしてシティプロモーションではふるさと納税包括プラン業務委託費、それからシティプロモーション支援業務委託、この内容と積算根拠を教えてもらえますか。 ○委員長(上田宗久君)  総合政策課長。 ○総合政策課長(風隼徳彰君)  総合政策課風隼でございます。よろしくお願いします。  今たくさん質問をいただいております。まず、一つ目の地方創生推進事業に係ります地域人材育成支援業務委託料でございます。この59番の地方創生推進事業、それと60番の三重大学伊賀連携フィールド事業、それと61番のシティプロモーション推進事業、いずれも本年度から始めております地域再生計画の認定を受けました、Uターンを視野に入れたIGAMONO育成促進事業、それとひとが輝く地域が輝くシティプロモーション事業、この大きな二つの事業の中の委託事業分となっております。  一つ目の地域人材育成支援業務委託料でございますが、これは3つの委託業務で構成をされております。一つ目が人材育成実践プログラム委託料ということで642万円を見てございます。これについては現在平成28年度の事業といたしまして、IGAMONO育成促進事業の中でIGAMONO育成ビジョンのようなものを現在つくっております。その中で現在20団体、約40名の方、それと高校生から始まりましたワークショップとか、いろいろ市民の皆さんの意見を聞かせていただいている状況でございます。  その中で、まとめじゃないんですけども、特に大学を進学された後でいずれの機関や団体も、そこで情報が途切れてしまうっていう課題を多く聞かせていただいております。そんな中で現状としては、成人式しか交流する場面がないことが課題ではないかということで提起をされている中で、このビジョンの中で小学生から社会人の若者に至りますまで、若者定住やUターンにつながる事業、コンテンツも検討をしております。そのコンテンツ、事業メニューの中で誰と誰が何をどうしていくのかについて、市内の高校とか企業と連携して実施する事業を少しそのメニューを考えておりますので、その事業実施の際に市内の企業であったりとか、高校生になるかわかりませんけども、そういったものの委託を少し考えている予算でございます。  それと二つ目に、ビジネス化支援業務委託料ということで、470万円見てございます。これについては、先ほどの人材育成実践プログラムが形になってきそうなものがありましたら、逆に市内の企業さんとかの参画をいただきまして、何か事業化できるもの、高校生レストランでも最近ございますけども、ああいった取り組みができないのかなということで、委託料として地域再生計画の事業の中で見させていただいてます。  それと、一番大きい人材育成情報データベース構築委託料で2,000万円見てございます。これについては、いろいろヒアリングとかさせていただいている中で、高校卒業した後の子供たちの足跡といいますか、追跡ができてないということが一番大きな課題なのかなと。それと、小さいうちからの郷土愛の育成とか、伊賀市に愛着を持っていただくことも、学校の話を聞いておりますと、支所のエリア単位では学校の中で授業があるんだけども、全体伊賀市としての教育が果たしてできてるのかなというところも少し課題としていただいてます。そういったもので、郷土教育の教本であったりとか、先進的な事業も少しデータベースとして、eラーニング等もできないのかなということで、そういったシステムの構築を考えている委託料としてございます。  それと、61番のシティプロモーション推進事業のほうの、まずふるさと納税包括プラン業務委託料でございますが、これにつきましては2,202万円ということで、これも額が大きくなっております。これの中身につきましては、今回ふるさと納税の寄附をいただく、年間の予算5,000万円と見込んでございます。その5,000万円のうち3割が大体返礼品ということにしておりますので、2,202万円のうち、1,500万円が返礼品の分という考え方になります。残り702万円については、今年度から入れております包括パッケージの利用料的なものということで、2種類この中にあるよという話になります。  ふるさと納税の包括パッケージを利用した理由については、まず日本で最大のポータルサイトでありますふるさとチョイスと連携して、ヤフー公金システムで寄附をいただけるということで、今年度については件数でございますけども、昨年1年間では263件が、本年度はもう1,976件と、寄附金についても5,000万円を超えてきております。こういった業務をこれからも金額がふえていく中では、なかなかその人の手当というのがつきませんので、こういった包括パッケージを利用することが、逆にアウトソーシングを進める中で効率的なのかなということで、引き続き本年度委託をしている業者にお願いしたいと考えております。  それと、シティプロモーション支援業務委託料のほうでございます。これも地域再生計画で進めております事業のうちの二つ、この中にございます。一つ目がシティプロモーション事業効果検証分析業務委託料ということで、これは500万円見てございます。これについては、特に観光プロモーションという部分もございますけども、観光に関する実態調査については、現在三重県観光レクリエーションの入込み調査であったりとか、実態報告書がありますけども、それだけではその市内にどれだけの消費があったのかとか、あとどこから誰が来て、どこへ行ったというところが、なかなか把握できないという課題があるかなということを考えています。  そんな中で関係事業者とか、団体の皆さんと連携・協力しながら、伊賀市に訪れられた方について、何か調査をして集計をするような方法を、現在今年度の事業として仕組みを考えておりますので、それの手法によっては市内の業者さんでありますのか、市外になるのかわからないですけども、そういったことを考えています。  あと最後に、シティプロモーション戦略改定委託料300万円と見てございますが、これについては現在ヒアリングとかワークショップを実施させていただいております。参加者の皆さんからはなかなか、例えば高校生でしたら「高校生同士が集まる機会がなかったんで今後もしてほしい」とか、社会人の皆様からもお声がけすると「また行ってもいいで」とか、そういったお声かけをいただいておりますので、そういった取り組みを平成29年度も継続して進めていって、その中の御意見をまた現在検討しておりますシティプロモーション指針等に反映をさせていきたいと、そんな事業でございます。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ありがとうございました。内容よくわかりました。特に市内の方々、高校生含めて、またその先にあるビジネスについても、地元企業の人とコミュニケーションとっていって、ここに居続けるようなものをつくっていただくと。僕はコンサルの費用がたくさん入っているのかなと思いました。しかしながら、地元で伊賀市内に落ちるようなお金になっていると。また、一番大きいふるさと納税包括プランについても、返戻金が1,500万も入っているということなので、この分については地元の意見をしっかり聞いていただきたいなと思っております。ありがとうございました。
     続きまして、115ページです。空き家対策推進事業費の中に、ちょっと内容が従前と変わってました。特に不動産鑑定士調査委託費、動産鑑定調査委託費、相続人等調査業務委託料、それから建物除却工事費、裁判所予納金となってます。この新しいようなものに変わってるようなので、ちょっとここの分について説明してください。 ○委員長(上田宗久君)  市民生活課長。 ○市民生活課長(月井敦子君)  市民生活課の月井でございます。よろしくお願いいたします。  来年度の予算におきまして変わったところといいますと、建物除却工事費ですとかいいますのは、代執行を予定しておりましてその費用でございます。代執行に伴いまして、動産鑑定調査の委託料でございますとか、不動産鑑定などが発生するということで、関連したものとなっております。  また、裁判所の予納金でございますけれども、空き家の中には所有者がいないもの、相続人がいないものも多数ございます。来年度におきましては、その所有者、相続人のいない空き家の管理、処分などにつきまして、財産管理人制度というのを使いまして、その財産管理人の報酬などに当たる費用としまして、裁判所におさめる予納金を予定しております。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  とうとう、この代執行を予定するようになったわけですね。その分についてはまた、どういうふうな経過を基づいて代執行。これ、何軒予定されてますか。 ○委員長(上田宗久君)  市民生活課長。 ○市民生活課長(月井敦子君)  実際は、代執行に至らないようにするのが一番いいかと思っているんですけれども、この見積もりは一応1軒、具体的なものがあるんですけれども、1軒の351万3,000円を予定しております。ただ、この1軒につきましても今勧告をする予定をしているんですけれども、できるだけその所有者さんとお会いして、そこに至らないような方法でしたいと思っております。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ありがとうございます。ぜひともその辺は、しっかり相談をされてから進めていっていただきたいと思います。予算取っとくことで、業務が進むと思いますので、よろしくお願いします。  続きまして、119ページの地域交通政策事業の中で、28年度はバス等交通対策事業補助金みたいなものが425万2,000円あったんですけど、今回はないんです。ということは、地域の交通共同事業の分はなくなったということで理解していいんですか。 ○委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)  失礼いたします。交通政策課森でございます。  地域交通対策事業でございますが、今回地域運行型バスの運行業務委託料が中心になっております。昨年度につきましては、比自岐地区のコスモス号におきまして車両の更新ということで、例年より予算が少し高くついておったということでございます。今年度につきましては、比自岐コスモス号の運行業務委託料、それから美旗地域のコミュニティバスが乗り入れております、きじが台地区のコミュニティバスの運行業務に係る補助金の分ということでございます。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  わかりました。地域公共交通は、それぞれ地域によって対策が必要やと思ってます。ぜひともゼロ予算で、対策課の方々がしっかりと聞き取って進めていっていただきたいと思います。  これ最後にします。169ページ、監査委員の件ですけども、監査委員報酬が236万4,000円になってます。この実際監査報酬というのは給料に当たるんですか、報酬に当たるんですか、また積算根拠とか必要なんですか。ちょっと教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  監査委員事務局長。 ○監査委員事務局長(松本成隆君)  失礼します。監査委員事務局の松本です。  報酬の根拠ですけども、識見委員さんが月額15万9,000円掛ける12カ月分、それから議選の委員さんの分が月額3万8,000円掛ける12カ月分で、これは伊賀市の報酬等の規定によって決められておる金額でございます。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  これは規定が決まってるんですね。月額15万9,000円、拘束時間も決まってるんですね。 ○委員長(上田宗久君)  監査委員事務局長。 ○監査委員事務局長(松本成隆君)  失礼します。拘束時間等は決まっておりません。月額の報酬として、こんだけの金額というふうに決まっております。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  これ、監査委員の報酬なんですけども、実際弁護士の報酬、顧問料として出てますよね。年間で300万ですか。それ以外に業務をされたら業務委託費が含まれてます。それだけの知識等々持っておられる方をして、その費用を算出されてると思うんですけども、監査委員の方も実際に専門職の方になっていただいているのであれば、実際にこの金額で十分な監査をしてもらえるのかと。  これ、今後考えていかないと大きな問題になると思います。これから監査委員の責任というのを問われてきます。この金額っちゅうのは非常に低い。我々から考えても、一般の監査委員の方々が公認会計士取られてですよ、年間の報酬に比べてどんだけ安く、それこそ継続してやっていかれる意欲もなくなるんちゃうかなと、僕は思っておりますので、監査委員には直接聞きませんけども、予算の中できちっと今後やってください。お願いします。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  何点かお尋ねしておきたいというように思います。  まず、2款の総務費についての83ページの目51の庁舎整備事業2億3,762万1,000円について、またその関連事項として85ページには、庁舎建設工事費22億4,751万円が計上されています。この22億につきましては、これは年額別の継続支払いであろうと、平成29年度の着工金、要は工事費の40%であろうと、こういうように思うわけなんですけども、先般2月14日にはこの工事の工事入札も行われまして落札もされております。この40%に対しての中間金、それから完成の完了金というのは、どれぐらい残るのかちょっと教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(谷口順一君)  失礼いたします。ただいま議員お尋ねの庁舎建設工事費22億4,751万円でございますが、この予算につきましては庁舎整備事業といたしまして、平成26年度から30年度の継続費の設定を既にいただいておる事業でございまして、そのうち本工事につきましては平成28年から30年度、この3年間の支出を予定しておるものでございまして、現時点におきましては工事費の設定額を56億1,883万2,000円としておりまして、それぞれの出来高払いということで29年度の出来高を見込んで、22億4,751万円としておるところでございます。  そして、既に28年度予算として、先ほど議員おっしゃられたとおり、前払い金として40%及び出来高払いということで、合計28年度予算で既に25億2,843万円を計上させていただいておるところでございます。以上でございます。 ○委員長(上田宗久君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  51億の設定で工事費の40%であると。40%までは法的にも構わないもんですからそれでいいんですけども、次の85ページですね。新庁舎意図伝達委託料として565万円ほど入ってます。これは、委託料、伝達って動線計画とかそういったものを、設計者から今度施工業者へ委託をしていく中の内容をしっかりと伝達する、その業務内容かとこういうように思うわけなんですけども、これは今回は565万円が入ってるわけなんですけども、総額金額というのは幾らになるのか、ちょっとまず教えていただけますか。 ○委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(谷口順一君)  失礼いたします。ただいまの新庁舎設計意図伝達業務委託料565万円でございますが、これも先ほどと同じく庁舎整備事業の、26年度から30年度の継続費の設定のうちということでございます。そして、本業務はそのうち28年度から30年度の支出を予定しておるという事業でございます。そして、ただいま御質問の設定の合計金額でございますが、継続費設定時の積算といたしましては1,193万円でございます。 ○委員長(上田宗久君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  全部の金額が1,193万円であると。これは47%ぐらい持ち出してるわけなんですけども、工事費っていうのは40%であると。47%とこの40%の根拠っていうのは、どういうふうにして算定されたものか、ちょっと教えていただきたいのと、この取り決めっていうのは私は聞いたことがないもんですから質問するんですけども、取り決めがあるのかどうかもちょっとあわせて聞かせてください。 ○委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(谷口順一君)  失礼いたします。まず、先ほどの意図伝達業務委託料でございますが、これにつきましても、先ほど前払い金として30%、そして出来高として一部計上しておりまして、28年度で428万円というような予算を設定いたしております。そして、工事費の進捗と委託料の進捗のパーセンテージが違うんじゃないかというようなことでございますが、まず、工事費につきましては29年度末工事の出来高見込みといたしまして、合計で80%を見込んでおります。そのうち、前払い金として40%見ておりますので、29年度分につきましてはプラス40%ということで、この22億という金額になっておるところでございます。  そして、伝達業務委託料につきましては、少しパーセンテージが高いというような御質問でございますが、この28年度でお支払いをするということになっております前払い金の30%、それから工事費の前払い金の40%ということでございます。これの違いといいますものは、まず会計規則の43条に規定をされておりまして、設計であったり調査等、これにつきましては30%の前金を支払うことができると。また、建設工事につきましては40%という規定がございます。これに伴いまして予算の額を定めさせていただいたということで、最終29年度末におきましては、工事費8割の完成を見込んでおるということから、その比率に合わせまして委託料のほうも、今回29年度で上げた額とさせていただいているところでございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(上田宗久君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  その工事、工事によって仕様に基づいて支払っていくわけなんですけども、通常は3分の1、3分の1、3分の1の支払いっていうのは普通の状態であり、今回は40%と、その比率に合わせてこの意図委託金も設定されたと。こういう内容で受けとめさせていただきます。  次に85ページなんですけども、これも同じようにこの庁舎関係なんですけれど、庁舎建設基金積立金154万7,000円、この残金についてちょっとお聞かせいただきたいというように思います。  私が勘違いしているのかもよくわかりませんけれども、まずこの元本というのは、前市長それから前々市長が庁舎は建設しなければいけないと、こういう前提のもとに庁舎基金というものをつくったはずです。15億ほどつくって。その中の調査費用1億5,000万を使いまして、13億5,000万ほどが残ってるかなと、こういうものに今回上がってる予算の154万7,000円が加味されるという、こういう状況の予算かなと、こういうように受けとめておるところでもあるんですけれども、それならば平成28年度末の残金というのは、しっかりと捕まえてると思いますので、何ぼに残っているのか、その残金をちょっと教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(谷口順一君)  失礼いたします。庁舎建設基金積立金でございますが、これにつきましては庁舎建設基金の運用から発生します定期預金であったり、普通預金の利子ということで154万7,000円を見込んでおるところでございます。  先ほど議員おっしゃられました現在の基金の残高ということでございますが、平成27年度末におきましては14億5,330万5,000円ということで、今年度工事発注に伴います取り崩しというようなものを見込みまして、平成28年度末におきましては12億8,747万8,000円ということを見込んでおるところでございます。以上でございます。 ○委員長(上田宗久君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  この12億ほど残っているという、こういう予算、これは調査費も含めて庁舎は建てなければいけないと、建てかえる必要があるという中で、せっかく今までの市長さんたちが苦労してためてきた基金でございますので、有効に使っていただきたいと、こういうように思います。  それから、103ページ2款総務費の管理費なんですけども、目922の滞納の対策金として911万7,000円が今回計上されているところなんですけども、この効果についてお尋ねしたいのが、本来の今回質問する内容でもあるんですけども、これは昨年度は確か602万計上されていたと思います。今回大幅に増額をされていると。911万という、こういう流れの中で、平成27年度の実績を聞かせてください。  また、その下のほうには弁護士の費用として120万が計上されているところなんですけども、この120万というのはどういう金額、根拠が何なのか、非常勤委託職員としての取り扱いにはなってると思うんですけれども、どれぐらい月勤務時間というのは充てがっておるのかというのと、それから債権回収対策会議の構成、それと会議っていうのは、これまでも取り沙汰されてきた内容もあります。こういった中でどれぐらいの会議をされてきた、この600万とか900万の対策用に充てているのか。  それから最後に、債権管理マニュアルの準備というのは、整備というのはどういうふうに準備をされて、整備をされているのかを聞かせてください。 ○委員長(上田宗久君)  債権管理課長。 ○債権管理課長(東瀬嘉章君)  債権管理課の東瀬です。よろしくお願いいたします。今お尋ねいただきました、多岐にわたるので一つずつ答えていきたいと思います。  来年度の予算といたしまして、債権管理費911万7,000円計上いたしておりまして、御指摘のとおり前年度より1.5倍ぐらいの予算となっております。この違いにつきましては、まず先ほどお尋ねの中にもございました弁護士報酬120万円、これは平成28年度は240万円でございましたが、時間数を半減いたしまして120万円ということになっております。これは、今年度は契約期間1年間で月20時間の契約でございました。来年度は契約期間1年間で月10時間ということで、時間数を半減して120万円としております。これの理由でございますが、弁護士業務委託料として318万7,000円というのを計上いたしておりまして、これは裁判として訴訟案件になった場合、今後回収業務で訴訟をしていく場合に、弁護士としての業務の委託をしていく場合の費用として、318万7,000円を計上いたしております。  あと手数料のところで、これも裁判に関するさまざまな手数料が発生してまいりますので、訴訟のときに必要な手数料を計上しております。そういった形の中で、主なものとしては弁護士報酬では120万円減額されておりますが、手数料とそれから弁護士業務委託料のところで増額しております中で、前年度との予算の1.5倍という違いが出てきております。  それと、どのような実績があったのかというお尋ねがございました。今年度平成28年度でございますが、先ほどからも言っておりますように非常勤嘱託職員として弁護士1名を雇用しておりまして、各課からの債権の管理にいろんな専門的な問い合わせがございまして、それに対応していただいております。契約期間1年ということで、月20時間の勤務となっております。
     それから債権回収対策会議のことのお尋ねがございました。主な債権所管課長、債権所管課というのが20前後ございますが、その中でも金額ですとか、それから件数ですとかを考えまして、主な債権の所管課長を11名で構成させていただいております。そこに財務部長を加えた構成で会議を開催しております。大体、今年度に関しましては例規の整備でありますとか、それからマニュアル整備、それから事務の進め方ということに関しまして年間8回開催させていただきました。  あと、マニュアルの整備についてのお尋ねがございましたが、今年度さまざまな各所管課に対してマニュアルを配布しております。今年度つくりましたマニュアルといたしましては、督促催告編、それから時効管理編、それから債権放棄編、それから債権回収事務の移管編、それから調査編となっております。以上紹介しましたマニュアルと、また別に必要に応じてマニュアルを整備していって、随時でき次第、各債権所管課のほうに配布していきたいと思っております。  あと実績といいますか、12月1日に条例の施行をいたしまして、そこから本格的に債権管理業務というものが、スタートしている形になるわけでございますので、まだ余り月数としてはたっておりませんので、詳細な債権の回収であるとかというところには、まだまだ至ってないところではございますが、その途中経過といたしましては、現在債権回収事務の移管ということで、9件の移管が予定されております。それから、もう1件移管の依頼が来ておりまして審査中でございます。  そういった形で、現状では債権額がどれぐらい下がったかという、具体的な数字のほうはまだ未確定でございますので、これについては来年度、出納閉鎖期が終わりましたら確定するものと考えております。よろしくお願いいたします。 ○委員長(上田宗久君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  602万円から1.5倍の911万円、これオーバーするほどかなりの今回増額という、こういう計上をしておりますので質問したんですけども。債権の減少額、多くなるのか少なくなるのか、そこらあたりの金額はまだ未確定であると、こういうようなお答えもいただきました。それならば、余りにもやっぱり格差があるもんですから、もう一つ聞かせてほしいのは、平成29年度の業務目標というのは、どのあたりにおいているのか少し聞かせてください。 ○委員長(上田宗久君)  債権管理課長。 ○債権管理課長(東瀬嘉章君)  平成29年度の業務の目標ということでございますが、引き続き平成28年度に行ってまいりました、条例制定以降行ってまいりました業務を引き続き続けていく中で、先ほどもありましたように、弁護士の契約期間はもちろん1年なんですが、月の時間数に関しましては10時間ということで、前年度よりも半分の時間にいたします。これは、先ほども予算の金額の説明にもございましたように、訴訟の案件に対する手数料でございますとか、それから弁護士業務委託料のほうで、そちらのほうで業務をしていただくということで、役所のほうで詰めていただいて勤務していただく時間数としては半減させていただいております。  それから債権回収対策会議については、従前からのいろいろな協議していただく内容があるごとに集まっていただいて、今後も事務の進め方等について協議を随時開催していきたいと思っております。  また、マニュアルも先ほどお尋ねがございましたがマニュアルにつきましても、今後も必要に応じて細かなマニュアルを作成いたしまして、随時配布していきたいと考えております。  あと、債権回収の目標ということで来年度、今年度の出納閉鎖が終わりましたら一応額が確定いたすと思いますので、その中で新年度の目標について各課に対して、目標額を設定していただくように依頼していきたいと考えております。  それと、今後実績につきましては、決算時期と同時に前年度の債権額の変動につきましては、議会のほうに報告させていただきたいと考えております。  あと、債権回収につきまして事務を各課から移管していただくことが一番、それがもとでございますが、それにつきましては随時その審査の移管を受けていくように、各課に対しても促していきたいと考えております。  それと、移管案件を進捗していく中で、これは訴訟していかなければならないとなった場合には、先ほど予算のほうでも提示をさせていただきました部分で予算を使いまして、訴訟のほうにも持っていきたいと考えております。  あと、債権放棄というのもあるわけでございますが、これにつきましてはそういった回収を進める中で、どうしてもこれはいろんな理由で放棄しなければならない、回収できないという案件が出てくるものについては、年度末に向けて放棄の手続をとっていただくように、各課に対してお願いしていくということでございます。  あと、いろいろな債権回収の事務を進める上において、各債権所管課の担当者がまだまだ今までもやってたとは思うんですが、より細かな専門的な知識を身につけていただくために、庁内での研修というものを実施していきたいなと考えております。いろんな分野別にマニュアルのほうもつくっておりますので、そのマニュアルに基づいたより詳しい説明もしながらの研修になっていくのかなというふうに考えております。そういった研修を受けていただいて各課ごとにも、債権の管理についてのスキルをアップしていっていただきたいなということでございます。  目標、先ほども説明しましたが、出納閉鎖後に各課の目標を。 ○委員長(上田宗久君)  答弁は簡潔にお願いいたします。 ○債権管理課長(東瀬嘉章君)  済みません。設定していただいて、一応そういうことでございます。細かな数字の部分については未確定でございます。以上でございます。 ○委員長(上田宗久君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  債権を回収する対策費用として911万、900万もここで掲げるわけで、その回収はしっかりとできるように、費用対効果を出していただきますようにお願いをしておきます。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  今の同僚議員の質問に関連しまして、回収目標の金額はまだ確定していないというか、そういうような目標を持つということが今の答弁でわかったんですが、一方で、これどこに聞いたらいいかわかんないんですけど、滞納の発生を抑える仕組みも一方で大事かと思うわけなんですけれども、相談に来られた方々がきちっとこの滞納相談に乗ってもらうとか、それから生活をもう一回やり直せるような、滞納整理の仕組みを以前は求めたわけなんですけれども、そういったことについては、予算上あらわれるのかどうかわかりませんけれども、伊賀市としてどうお考えか、債権管理担当の方にお聞きするのがいいかわからないんですけども教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  債権管理課長。 ○債権管理課長(東瀬嘉章君)  滞納される方というのは、当然生活にいろいろ問題をお抱えの方ということが多いと思いますので、そういった方からの滞納に対する御相談というのは、各それぞれの所管課に対してあると思います。その中ではどういった相談事がそれぞれの案件によってもあるので、細かいことはわかりませんけれども、今いろいろ考えられることは、そういった方の生活再建を考えながらの相談ということは、市民生活のほうでもいろんな相談業務も行われておりますので、そんなことも含めました流れで考えていけたらなとは考えております。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  今課長さんお答えいただいたわけですが、本当におっしゃる中であった市民生活課とか含めて、そういう場での相談とか仕組みをつくっていくことになろうかとは思います。  それともう1点。9件そういうふうに今、移管の予定がきてるということと、今申請1件上がってるということですが、そのチェックですね、移管していいのかどうかも含めての。私は以前第三者委員会みたいな、そういうのをおつくりなんですかと聞いたら、それはつくらないというふうにおっしゃってたわけなんですけども、今のチェック機能はどういうふうにされているのかという、移管するときの。マニュアルとかもつくられましたけど、そこについて、もし教えていただけたらと思うんですけども。 ○委員長(上田宗久君)  債権管理課長。 ○債権管理課長(東瀬嘉章君)  移管を受けまして、その案件につきまして、この案件を移管を受ける案件にするかどうかということの判断でございますが、いかんせんその移管をしてくる部署というのは、その課の案件しか見ておりませんもので、債権管理課におきましては庁内いろんな債権がございますので、その別の課の案件の中に同じ対象者の案件があるかないかとか、そんなことも広く確認いたしまして、その課だけの案件として扱ってもいいものかどうかとか、ほかの同じ対象者の案件があって、その課ではどういった取り扱いをしているのかということも考えながら、別の取り扱いになってはいけませんので、そこらはきちっと判断してこれは移管を受けますと、これはちょっと別の課でこういった取り扱いをしてるので受けませんとか、案件によってさまざま取り扱いの流れは変わりますので、今ここでこうですとばちっと言えない部分はございますけども、そういった細かい部分も考えながら案件の審査を行っておるということでございます。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  よくわかりました。ありがとうございます。今おっしゃるように、その債権管理課ができたことで、横断的にその方の情報がとらえるということが、今の答弁に反映されているというふうに思いました。そこでその適正なチェックがされているならば、それはそれでいいかと思います。  次に移ります。87ページの教育再生首長会議の負担金がことしも払われているわけですけれども、去年度どんなふうにしてこの2万円が生かされたのか、会議等に行かれるようなこともあったのかも含めて教えていただき、また今年度、この予算を再び上げられたその意義というものを教えていただけたらと思います。 ○委員長(上田宗久君)  秘書課長。 ○秘書課長(山本幸一郎君)  昨年度、ちょうど全国の首長会とかございますときに定期的に会合がございまして、そこへ公務日程と調整しながら市長のほうは出席をしていただいて、同じく会に入っておられます首長の方々と教育についての意見交換、あるいは先進的な事例の研修をいただいたところでございます。  本年度についても公務日程調整いたしますけれども、機会ございましたら出席いただいていろんな教育の今後のことについて、いろいろ意見交換なりをしていただきたい、このように考えております。 ○委員長(上田宗久君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  世の中には大変いろいろな考え方、見方というのがあるのを勉強するために伺わせていただいてるわけであります。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  考え方を学ぶためということでは、幅広くいかれたほうがいいと思うんですけれども、ただここについては教科書を採択にかかっての心配だとか、いろんなことが言われているところですし、全ての実態が入ってるわけじゃないんです。現在その加盟している自治体数がもしわかれば、それだけ教えといていただいていいですか。 ○委員長(上田宗久君)  秘書課長。 ○秘書課長(山本幸一郎君)  申しわけございません。正確な数字は把握しておりませんが、90余りだったと記憶しております。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  意見については、また討論のほうでいかせていただきたいと思います。  続きまして、91ページの窓口業務委託料ですね。細々目の107窓口業務経費の中の窓口業務委託料が、1,970万1,000円ということで上がっておりまして、10月からこれを実施するということです。これについては、この予算が費用対効果ということを私は余り使いたくないわけなんですけれども、委託するところっていうのは、今も入札されて決まってるんでしょうか。どういうところに委託するということが決まってるのかどうかということと、職員がその分何人減って、その分ほかの部署に移せるんだというようなことがわかれば教えていただけたらと思います。 ○委員長(上田宗久君)  住民課長。 ○住民課長(南 朋子君)  失礼いたします。住民課南です。よろしくお願いいたします。  ただいま業者の選定を行いますために、公募型のプロポーザル審査による選定を行う予定をしております。今年度中に業者を決定いたしまして、来年度4月以降に契約をし、10月本稼働の予定となっております。  また、委託をすることによりまして職員の減、何人減らせましてどういった部署へ配属ということなんですけれども、2年6カ月の契約をする予定でございまして、職員の減につきましては契約期間内に、前回のときにも説明をさせていただきましたように、ほかの行政需要のところへ職員のほうの配置等をする予定でございます。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  トップランナー方式という言葉が使われて、その公務労働を民間委託していく、もしくはその業務について最低のお金でやってるところに合わせなさいというふうに、国のほうが勧めていることによって、この窓口業務もそういう民間委託のほうが安くつくじゃないかということで、導入されていくという流れですし、国のほうはそういうトップランナー方式という、業務委託していく内容をどんどんふやしていってるわけなんですけども、市長のほうからも民間でできることは民間のほうにという言葉がありましたけれども、公務労働で今行っていることで、さらにそういった民間委託をしようとしている内容が、今検討されているならば教えていただけたらと思うんですけど。 ○委員長(上田宗久君)  総務部長。 ○総務部長(西堀 薫君)  失礼いたします。まずは、住民課の窓口を民営化というか、そういうものを導入いたしまして、その調子を見ながら、ほかの窓口の部分にも広げていくというふうなことは検討いたしております。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  市民の皆さんは、例えば市民病院であったりとか、水道であったりとか、窓口業務が民間にされているところもあるんですけれども、一番大事なのは一つは、やはり市民の個人情報等を扱うという意味での仕事に関して民間が入っていいのかっていうこととか、それからもちろん市民サービスが低下しないようにっていうようなことも必要かというふうに思います。  これは一方で、今から業者が決まっていくわけですけれども、市民のほうへの周知ですけれども、例えば窓口に行ってこうなるとかっていうような、具体的なことはこの年度内に始まりますので、そういったことについては今お知らせできるようなこととか、何かあるんでしょうか。 ○委員長(上田宗久君)  答弁願います。  住民課長。 ○住民課長(南 朋子君)  失礼いたします。来年度10月の本稼働を前にいたしまして、ホームページ等で周知のほうを図っていきたいと考えております。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。
    ○委員(百上真奈君)  また、意見は後で述べます。  続きまして、117ページの地域おこし協力隊支援委託料というのが、細々目71の移住・交流推進事業の中に上がっておりまして、前年度は当初予算は100万円で、今年度は280万円になっております。市長の所信表明というか、最初のお話の中に含まれてましたのが、今2名を配置していただいておりますけれども、今後必要と願う、そういったことにぜひ参加したいという方々にも、そのことを広げていくというようなことで書いてあったと思うんですけども、具体的にこの予算がふえてるっていうことは、今後地域おこし協力隊の方をふやす、またそういった地域を募集する、そういったことをやるためにふやしているのかってことをお尋ねします。 ○委員長(上田宗久君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  おっしゃるとおりの御認識でよかろうかと思いますが、ただ課題は地元でしっかりとどういうことをしていくのがいいのか、どういうふうに受け入れるのかということをしっかりと考えていかないと、これは失敗に終わるということでございます。 ○委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(前澤和也君)  失礼いたします。地域づくり推進課の前澤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  この地域おこし協力隊の委託料の280万ですけども、昨年度は当課のほうについておりまして、それを10月から大山田、11月から丸柱のほうへ着任をいただきましたので、当課についてたものを支所のほうに振り分けをさせていただきました。今年度につきましては、この地域おこし協力隊の280万のうち、140万ずつを阿山支所の振興課と、大山田支所振興課のほうに委託料としてつけさせていただいているところでございます。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ありがとうございました。市長の答弁はそのとおりだというふうに思いますし、だから住民がそういうふうに熟成していくというか、みずからの地域をそういう人たちと一緒におこしていこうという意識を広めるためにも、例えば研修とかそういったことの広報ですね、市民の皆さんにこういったことで今、この丸柱ではこういうことを行ってます、そういったことについてはされるのかどうかだけ教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  地域づくり推進課長。 ○地域づくり推進課長(前澤和也君)  失礼いたします。ただいまの地域おこし協力隊員がフェイスブックのほうを立ち上げていただきまして、それぞれ取り組みの状況を発信をいただいているというようなところでございますし、広報のほうでも移住交流の枠を設けていただいておりますので、その中でも地域おこし協力隊の部分についても若干広報等もさせていただいているというところと、これは地元の関係になるんですけれども、丸柱地域の住民自治協議会、それから阿波の住民自治協議会の広報誌にも、協力隊の状況等も掲載されているというような状況でございます。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  最後に。159ページの徴収事務経費の中の、三重地方税管理回収機構負担金の775万3,000円についてなんですけれども、これは前年度の予算とほとんど、予算的には当初予算と変わらないわけですけれども、これは結局実績としては、例えば幾ら機構に回して、そのうち幾ら回収できているのかっていうことをお尋ねしたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  収税課長。 ○収税課長(一路勝巳君)  失礼いたします。収税課の一路でございます。よろしくお願いいたします。  三重地方税回収機構への移管でございますけれども、平成27年度につきましては13件の案件を移管させていただきまして、徴収実績は2,053万6,788円でございます。以上でございます。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  この予算よりも実績として、回収としては金額は大きかったということだと思うんですけれども、例えば回収できない自治体も実は三重県下の中ではなかなかありまして、つまり回収機構のほうも存続意義としては、各自治体から移管がなければここ自身の存続が成り立たないわけなんで、無理くたそういったところへ送っているっていうところも、ほかの自治体ではあるっていうふうにお聞きはしたわけですけれども、そういった意味では、あともう1点は、例えば名張市はそこからもうやめたということで、そういう自治体もあります。伊賀市としてはこのことについて、この回収機構のほうへ回すというようなことについて、今後引き続きやっていくのかどうか、今の考え方についてだけ教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  収税課長。 ○収税課長(一路勝巳君)  失礼いたします。回収機構の移管の件でございますけれども、市のほうでできる限りのことはさせていただいておりますけれども、市のほうでは対応困難という事案もございますので、引き続き移管ということで進めさせていただきたいと思っております。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  先ほどの百上委員の教育再生会議の質疑に関し、当局より答弁の訂正を求めていますので、これを許可します。  答弁者は該当する予算書のページを述べてから答弁してください。  秘書課長。 ○秘書課長(山本幸一郎君)  申しわけございません。秘書課の山本でございます。  先ほど87ページ、教育再生会議の負担金の件で、件数どれだけ入っているかという部分、申しわけございません。私90余りと申し上げましたが、ただいま確認しました。153市の自治体が入っています。以上でございます。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  121ページ、上から5行目、上野天神祭のダンジリ行事継承事業交付金670万円を計上していただいてあります。補助金から交付金に上着を変えただけなのか、ユネスコ登録されて伊賀市の市民の財産として考えたときに、祭りそのものは三筋町の祭りなんだろうけれども、この財産を市として継承していくということと、そして片方では大変申しわけないけれども観光として使わさせていただこうというふうな部分、この二面性があると思うんですけども。極端に言えば、絞って言うならば。  そうすると、商工費あたりにその観光の部分が掲載されているのかなと思って、穴があくほど拝見したんですけども見当たらない。したがってこの交付金は、以前の補助金と背広だけを変えて減額したということなのか、先ほどから議論ありましたシティプロモーションあたりで新たなその計画、新たな取り組みをしていこうか、もしくは当初予算には間に合わなかったけれども、補正等で新たな角度から新たな手法を構築されようとしているのか、そのあたりをお教えください。 ○委員長(上田宗久君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(滝川博美君)  失礼いたします。文化交流課滝川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  この補助金ですけれども、29年度は交付金というふうなことで見直しをさせていただきました。こちらにつきましては、先ほど議員さんのほうからおっしゃられましたように、上野の天神祭りのダンジリ行事がユネスコへの登録がかなったということで、伊賀市民として世界に誇るべき文化遺産、財産であるというふうなことから、上野の地区振興補助金の中で対応させていただいておりましたけれども、伊賀市として支援をしていくというふうな必要があるというふうな位置づけで、交付金として単独の事業として交付をさせていただくことにさせていただきました。  交付につきましては、これまでの補助金でしたらば補助率というものがあったんですけれども、補助率を見直しをさせていただいて、100%の交付金というふうにさせていただきたいと思っております。  観光等との連携というふうなことでございましたが、直接観光からの事業費というふうなことはないようでございますが、観光協会であったりシティプロモーションであったりというふうなところから、しっかりと連携をしながら進めていきたいというふうに思っております。  また、自主団体の上野美術保存会さん等ともいろいろと御協議をさせていただいたり、支援をさせていただいたりというふうな相談の業務も充実させていきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(上田宗久君)  企画振興部長。 ○企画振興部長(藤岡淳次君)  少し補足をさせていただきます。従来のこの上野天神祭りの今年度の補助金につきましては837万円ということで、運営に係る補助金に加えまして、その中には小さな修繕も含めて837万円の予算を計上いたしておりました。これを交付金という形に改変をしまして、この670万円の内訳でありますけれども、鬼行列の運行に係る支援ということでございます。いろんな業務がございますので、それの地域の皆さん方、祭り町、あるいはダンジリ町の皆さん方が実際に運行していただくための経費、これを582万円見させていただきました。  加えまして、保存会をやはり組織の事務を司っていただく方の経費というのも必要であろうし、それからみずからが講演会を開いたり、イベントを開いたり、あるいはホームページを開設したり、チラシをつくったりと、そんないろんなPRも大変重要でありますので、もちろん市も支援をいたしますけれども、そういった部分の経費も88万円ということで見させていただきまして、合わせて670万円でございます。  小修繕と、それから大規模な修繕、これは文化財課のほうで一元して取り扱っていただこうということで、後ほどございますけれども355万円ほどの経費を見込んでおりまして、合わせますと1,025万円ということで、今年度と比べますと92万5,000円だったと思います。90万円余りの増額ということになっておりますので、その辺も含めて御理解をいただきたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  今御答弁いただきました、ありがとうございます。  したがって今抜けておりますのは、伊賀市の観光政策と、ダンジリ行事をどうコラボレーションしていくかというところが抜けている。そうすると、課長のほうの答弁いただいたように、シティプロモーションなり、他団体の連携をもって強化をしていくというふうに理解をしてよろしいでしょうか。 ○委員長(上田宗久君)  文化交流課長。 ○文化交流課長(滝川博美君)  失礼いたします。おっしゃられましたように、なるべく情報共有、横のつながりも強めていきながら、事務のほう行わせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(上田宗久君)  会議の途中でございますが、休憩といたします。  再開は午後1時10分といたします。              (午後 0時 4分 休憩)             ―――――――――――――――              (午後 1時10分 再開) ○委員長(上田宗久君)  休憩前に引き続き、会議を再開します。  第2款総務費について、御質疑ありませんか。  近森委員。 ○委員(近森正利君)  予算書の123ページの多文化共生センター管理運営経費ですが、これは今年度からセンターが設置をされました。そして来年度の予算としても同じく、このセンターを継続していくための予算がついていると思います。この中で今、町中にこれを設置されました。その状況の中で、利用者がどれくらい利用されているのか、このことが本当によかったのかという検証をお聞きしたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  市民生活課長。 ○市民生活課長(月井敦子君)  失礼いたします。昨年8月8日にセンターを設置いたしまして、半年余りたったんですけれども、実際のところ相談業務といたしましては、やはりこの市民生活課、市役所で受け付けるものが多くなっておりまして、相談業務自体は今のところ少ない件数ではございます。ただ、町中に設置しておりますので、先日も外国人の観光客の方が前を通られまして、表にスペイン語なり英語なりの表記がございましたので、立ち寄っていただきますとか、あるいは学習支援ですね、そういうものにも使っておりますので、今後PRをしながらぜひ有効に使っていただけるようなことをしていきたいと思っております。 ○委員長(上田宗久君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  そのセンターなんですけども、新庁舎ができたときには、この中に移すっていうようなことを聞いたような覚えがあるんですけど、ないですか。そこはどうでしょう。 ○委員長(上田宗久君)  市民生活課長。 ○市民生活課長(月井敦子君)  新庁舎に移すということは、これまで申し上げてございませんでした。 ○委員長(上田宗久君)
     近森委員。 ○委員(近森正利君)  わかりました。  そしたら続きまして、147ページの防災対策経費の中で山崩れ・地すべり監視装置改修工事という費用が入っております。さっき説明がありました箇所がわかったんですけども、その山すべり・地すべりを監視するっていうことは、この雨の降る時期を避けて工事をいつごろされるのか。また、工事の期間はどれぐらいかかるのかっていうことをお聞きしたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  危機管理監。 ○危機管理監(加藤 敦君)  失礼いたします。総合危機管理課加藤でございます。  山崩れ・地すべり監視装置改修工事でございますが、出水期もありますがちょっと着手とかその部分につきましては、まだ契約とか予定のほうは立っておりませんので。秋の台風時分には何とかしたいなというところはあります。ただ、今ある設置している施設をまず撤去していかなあかん部分もありますので、そこが間に災害とか心配されるようなことのないような形で、部分的にやっていきたいと思ってます。 ○委員長(上田宗久君)  近森委員。 ○委員(近森正利君)  その地すべりの監視装置が機能している間にちゃんと設置されるのか、それともなくなった状態がずっと続いてしまうような状況があるのかっていうのがちょっと心配やったんでお聞きしました。  あと、もう一つだけ。その下のほうの自主防災組織配備用備品購入費とか、自主防災組織活動推進補助金というところをお聞きしたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  答弁願います。  危機管理監。 ○危機管理監(加藤 敦君)  自主防災組織の部分でございますが、自主防災組織の組織育成の資機材の部分につきましては、新しく自主防災組織をつくられたところに対して、防災倉庫とか、中に必要な資機材のほうを貸与という形で、支給させていただく部分でございます。  それから、活性化促進の補助金のほうにつきましては、訓練等で使っていただいた経費の一部を補助という形で支援させていただいてたり、消防のホースの筒先とか、以前盗難にあった事例もございました。そういうのもこの補助のほうで対応させていただいたりしております。 ○委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  総務管理の中で91ページの説明欄、107窓口業務経費についてであります。同僚議員との質疑を伺っておりました。少し加えて3点伺っておきたいと思います。  まず第1点目は、業務内容について当局の説明では、住民課が行う業務というようなことを言ってらっしゃいました。我々市民が窓口で書面を求めるときに申請しますよね、紙が置いてあって。あれをやってるところはアウトソーシングになるのかどうかということがまず1点。  2点目は、業者選定をやろうとしているということでございますが、どういうふうなことを基準に、業者選定をしようとしているのかということが2点目。  3点目が委託料として1,970万1,000円というのが上がっております。この積算根拠。そしてこの金額は、職員がやるのと比較して高いのか安いのか、私たちにはさっぱりわかりません。やはり我々は市民に説明責任がありますので、なぜあそこ窓口になったんですか、アウトソーシングになったんですかというふうなときにも、加えてこの金額的なことも承知をしておきたいと思いますので、その比較した部分についておわかりでございましたら御説明願います。 ○委員長(上田宗久君)  住民課長。 ○住民課長(南 朋子君)  失礼いたします。今お尋ねをいただきました件ですけれども、まず1番目の業務範囲ですけれども、証明書窓口業務、また郵送請求業務、戸籍の届け書の入力業務、またフロアアシスタント業務を考えております。先ほどおっしゃっていただきました証明の窓口での受付、発行につきましては民間委託する業務とさせていただきたいと思っております。  2点目にお尋ねの委託料のことについてでございますが、こちらに上げさせていただいています金額につきましては、2年6カ月で契約をいたしますうちの29年度分。10月稼働ですので、6カ月間の経費を上げさせていただいております。  お尋ねの費用対効果につきましてですけれども、2年6カ月を通しまして職員が行います場合と委託に出した場合、約2,500万ぐらいの費用対効果が上がると以前にも説明させていただいてましたとおり、経費の削減が図れるものと思っております。  2番目に業者選定についてですが、どういった基準で選定されるかという御質問でございまして、こちらのほうにつきましては個人情報の取り扱い、特に住民課は個人情報が集積しています業務でございますので、個人情報の取り扱いにつきましては、受託者においてプライバシーマークですとか、そういったセキュリティの認定を要件とした業者を選定していきたいと考えております。以上でございます。 ○委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  一定理解をさせていただきました。特に人件費につきましては、2年6カ月間で2,500万円のメリットがあるということでございました。金額的なことを聞いたら、これすごい効果やなと、一瞬はそう思わせていただきます。  一方で、業者選定で業者というこの大きな枠組みで選定をするということになるというふうに、私は今の説明で理解をいたしました。でも職員の人事配置をするときは、やっぱり正面玄関のところで市民の皆さん方で窓口対応というふうなことは、やっぱり対面業務なんですよね。その人が持っているファーストインスピレーションであったり、そういうふうな人間と人間のかかわりというのがありますと、やっぱり業者で丸ごとで、今おっしゃっていただきましたセキュリティのことを理解してというふうな部分以外のものもあろうと思います。だから、やっぱりそこにお越しいただく人物というのは、行政としてはノータッチになるじゃないですか。その辺はどうお考えですか。 ○委員長(上田宗久君)  行財政改革推進課長。 ○行財政改革推進課長(東 浩一君)  失礼いたします。東でございます。  先ほどの御質問なんですけれども、先ほども御質問の中に業者選定の方法というようなこともございましたが、そちらの中に業務開始までの大きな要素の中でリクルート、それからリクルート後の研修体制ということが6カ月間、こちらの想定ですけども今6カ月間ということを想定して、業者が決まりましたら、この後のスケジュールを決めていきたいということを考えております。その中でしっかりと接遇、あるいは業務に関しての知識を積んでいただくこと、そういうものは最低限の研修内容として想定してございますので、そのあたりのことは私どもがかかわらせていただきまして、一定レベルに引き上げていっていただく中で現場に出ていただくと、こんなことを想定しております。 ○委員長(上田宗久君)  安本委員。 ○委員(安本美栄子君)  職員でしたら直接人物重視という配置があります。だけど、このアウトソーシングでしたら業者対業者でございますので、そうした着任していただく方々の研修期間を設けて、しっかりと研修を進めていくというふうな答弁でございましたので、一定理解をさせていただき、期待させていただいておきます。終わります。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  83ページの庁舎管理経費の中でお伺いしたいと思います。下から10行目ぐらいに、駐車場の施設管理業務委託料というのがあるんですが、これについては庁舎ですので庁舎の駐車場の管理委託やと思うんですが、昨年は885万円という金額を計上されてたんですが、ことしは確かに北庁舎跡の駐車場もきれいにされるし、それからあと管理経費も結局庁舎を来庁目的とそれから観光目的とで仕分けしたりするのに、かなり委託料がふえてくると思うんですが、昨年の885万から367万って、これこの金額で果たしてできるのかどうか。  ちょっと聞き及んでいるところによると、白鳳門駐車場を廃止するという話もちょっと聞いてはおるんですが、それにしても金額が非常に800何十万から300何万と減額が著しいので、その点の理由だけお聞きしておきたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(谷口順一君)  失礼いたします。駐車場につきましては、庁舎駐車場と今回新たに北側駐車場を駐車場特会の中で管理をするというようなことでございまして、庁舎に付随します駐車場につきましては、おっしゃられるとおり予算としては下がっておりますが、北駐車場の分につきまして駐車場特会のほうで見させていただいているということで御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  特別会計を新たに設けるんですか。 ○委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(谷口順一君)  失礼いたします。特別会計につきましては以前から駐車場特会ということで持っておりまして、その中で今回上野公園の第2駐車場という位置づけでございますので、そこで管理をさせていただきたいというふうに考えています。よろしくお願いします。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  はい。了解しました。  次の85ページの、青山支所の周辺の施設等複合化整備事業なんですが、これについては今現在公共施設の最適化計画の中で、第1次アクションプランの中には入ってると思いますので、ただ私も地元で議会報告会等でいろんな意見をお聞きしました。今回基本計画を策定されるということなんですが、この計画を策定するのに当局としては委託されると思うんですけど、どの程度まで基本的な計画ができているのか、それについて業者さんに委託しようとしているのか、その辺のこと、少し具体的なことをお聞かせください。 ○委員長(上田宗久君)  青山支所振興課長。  答弁願います。 ○青山支所振興課長(澤田之伸君)  失礼します。青山支所振興課の澤田です。  御質問いただきました青山支所周辺施設等複合化の、整備事業の中の基本計画策定業務委託でございますけども、公共施設最適化計画の第1期の実行計画に基づき、現在も支所の周辺の複合化について検討しているんですけども、その中で候補地であるとか、複合化の内容であるとか、そういうところはだんだん詰めてきているんですけども、その辺候補地、どこに支所の複合化をするであるとかっていうことであるとか、今の支所の跡地の利用であるとか、いろんなこと、どんなものを複合化していくかというそういう基本的なことを、計画を検討していくという内容でございます。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  今の御答弁ですと、当局としてはまだどこになるかっていうことが、ほぼ方向性もまだ定まってないという、そういう理解でよろしいか。 ○委員長(上田宗久君)  青山支所振興課長。 ○青山支所振興課長(澤田之伸君)  候補地につきましては、現在地であるとか青山北部公園であるとか、幾つかの候補地が今まで5つぐらいあったんですけども、その中から候補地幾つかに絞ってきております。青山北部公園であるとか、その辺のところが支所としては候補地としていいかなということで、住民自治協の代表者の方にも説明をさせていただいて、それをもとに今後検討を進めていくということでございます。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  地域からはいろんな多様な意見が出てると思います。やはり費用対効果とか財政的な問題、いろんな問題を複合的に当局としては考えられておりますけども、この100万円で基本計画の策定業務を委託しようとする場合は、業者さんに今言ったような多様な意見を全部シミュレーションして計算して、ここが一番ふさわしいとか、いろんな財政的な問題も含めて、利用者の立場から立った考え方とか、いろんなことを複合的にここがいいという、そういうことをさせようとしているんですか。 ○委員長(上田宗久君)  青山支所振興課長。 ○青山支所振興課長(澤田之伸君)  どのようなものを委託しようかとかっていうのは、まだちょっと案はないんですけども、金額が金額だけにどこかのコンサルタントにお願いするっていうことはできないのかなというふうに思ってます。いろんな方法が考えられますので、例えばどこかの大学に意見を求めるであるとかっていうのも一つのことなのかなということもありますので、その辺は今後どこに委託するのかとか、どんなことをお願いするのかまた考えていきたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  そういうような状況の中で100万円って、これ何か口上げのための予算措置したというようにしかとれないんですが、それではちょっと予算計上には時期尚早な感じ、私受けましたけど、そこは当局きちっとまた精査して、今後また急に大きな計画になってきたからそれが200万、300万いきましたって、こんなことになる可能性も多分に、今の答弁だとちょっと私危惧しましたので一応提言だけさせてもらいます。結構です。  それから次に、89ページの研修委託料のとこなんですけど、下から3行目です。これも職員さんの資質向上のためには非常に大事な項目かなと思いますけども、これ昨年度は342万円の委託料を設けてくれてありました。それから28年度決算ベースは出てませんけども、27年度の決算ベースでも300数十万円の決算ベースが出ておりました。今年度はどうしてこの135万ぐらいの委託料なのかなと。これは当然、職員さんの資質向上のためには、私はこの辺は十分に使っていただいて結構やと思いますけども、これだけ減額するっちゅう意図はどこにあるんですか。 ○委員長(上田宗久君)  人事課長。 ○人事課長(入本 理君)
     人事課の入本です。  研修経費のほうが減ってきているというふうな御質問かと思います。研修経費につきましては、いろいろ予算の財政事情の中で極力研修費の安い施設、またはそういう講師等を選別いたしまして、かなり予算組むのは大変だったんですけれども、特にその大きく研修の内容を変更したというわけではございません。ただ、できるだけ安いところで、例えばNOMAとかそういう民間の名古屋のほうの研修に行っていただくんでしたら、滋賀県のJIAMという近くのところへ研修に行っていただくとか、あと講師のほうも極力安く済むような方を選別して、研修のほうを進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  今の答弁は人事課長としては苦肉の策で、いろんな各項目が削減されている状況の中で、昨年度同様というわけにはいかないと。だから、講師・先生の、ランクあるんですよね、大体講師・先生も。だから、安い先生に委託してできるだけ抑えようという努力はわかるんですけど、やはり職員さんも研修受けるときには、やっぱり興味を持って研修受けようっていう、そういう環境づくりも必要やと思うんですよ。だから、高い先生がいいっていうわけではもちろんないんですけども、この辺の予算削減は私はやっぱり行政職員さんはもっともっと研修を重ねて、業務に支障のない範囲内ですけど。そういう形でやっていただきたいなと思いますので、これも申し添えておきます。  それから最後にもう1点。101ページの細目117、これ普通財産の管理及び取得事業なんですけど、これは取得事業はことしはないということでいいんですか。昨年はやっぱり取得費に150万円とかっていう予算が計上されてましたので、もし取得がなければ、例えば鑑定費用とか、あるいは測量費用とか、あるいは草刈り業務委託料、これは取得しないで今現在持っている普通財産を管理するために必要な経費をことしは上げられたと。昨年は見ますと、消耗品とか光熱水費とか草刈り業務とか、一旦警備費用とか、これ見たらなかったんですよね、昨年は。ことしはどう変わったのかっていうところだけ教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(谷口順一君)  失礼いたします。昨年度におきましては、この117普通財産管理及び取得事業ではなくて、前の財産管理費のほうで見させていただいていた経費というようなことでございます。  それと、取得につきましては、今の現在のところ取得を予定しておりませんもんですから、予算上は上げさせていただいていないというようなことでございます。ただ、こちらへ費目を変えさせていただいた一つの理由につきましては、今後ファシリティマネジメントの推進、公共施設の最適化というような中で、今まで普通財産の売却の収入につきましては、こういった経費に充てさせていただいていたというようなことから、ここで管理をする財産につきましては、今後売り払い等予定されるものであったり、普通財産の草刈りとかいうものについては、もう少し持っておらなあかんというところもございますけども、この普通財産管理の中で今後公共施設の最適化に向けた予算ということで、ここに費目を変えさせていただいたということでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  具体的に普通財産、私はちょっとあれなんですけど、普通財産て具体的に2、3例を挙げてください、どういったものが普通財産なのか。 ○委員長(上田宗久君)  管財課長。 ○管財課長(谷口順一君)  失礼いたします。今回一例でございますが、先ほど議員が申されました市有地測量業務委託料ということで、今回400万を上げさせていただいています。通常ですと普通財産の売り払いということで、一般の水路であったり、道路残地であったりという、購入の申し出があれば測量をかけて処分をさせていただいておったというような事実がございますけども、今回通年の100万に比べまして今回300万増額をさせていただいております。これは、一つ例といたしまして消防庁舎の跡地でございますが、ここの測量を予定いたしております。  今後公共施設の最適化ということから、旧の消防庁舎の利活用なり処分というのを考えていかなきゃならないということで、そこの今現在土地につきましては、近隣の市営駐車場、城北駐車場、またその間に走っております市道、ここが分筆されておらず、少し入り乱れておるというようなことからこの消防庁舎の敷地につきまして測量させていただきたい。それに伴います消耗品であるとかという部分をここで上げさせていただいたということでございます。以上でございます。 ○委員(中井洸一君)  わかりました。結構です。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  113ページ、鉄道施設・車両保守点検業務委託料、これちょっと内容教えていただけますでしょうか。 ○委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)  失礼いたします。交通政策課森でございます。  鉄道施設・車両設備保守点検業務委託料でございますが、こちらにつきましては、ことし4月1日からの伊賀線公有民営化に伴います、第三種鉄道事業者としての施設等の保守点検業務費用でございます。  内容につきましては、鉄道の安全運行のため、線路の日常巡回点検であるとか、車両の日常保守点検、こういったものに係る費用ということでございます。委託につきましては、伊賀鉄道株式会社への委託という形で考えているところでございます。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  線路と車両だけっていうと、鉄道設備、施設いうたら駅舎あると思うんですよ。市駅の駅、茅町か、西大手とか、いろいろ今利用してるとこ。そういうとこはもう何にも、これでは保守も何にもせんと、そのままずっと使いっ放しでしとくの。 ○委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)  失礼いたします。駅舎等の施設につきましても、保守点検の範囲ということで考えております。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  それやったらそう言うて答弁せなあかんやん。  それと、上野の駅舎とったら、つくってから非常に長いと。あれ、耐用年数というか、耐震診断したんか、あれがもつんか教えて。 ○委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)  失礼いたします。上野市の駅舎でございますが、大正時代の建築ということで、非常に古くなっております。改修しながら使い続けているということでございますが、耐震のほうも満たしていないということで、今後計画的に耐震補強のほうも考えていきたいというふうに思っております。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  そしたら、本当は近鉄から公有民営化までに、ある程度設備を整備するとか、これそんなん普通とちごたん。そやけど今さら言うても遅いさかい。そやけどもそうなってくると、耐震はせんなん、あこのトイレも見たら、市駅の駅トイレ行ったら非常に使い勝手が悪いと。あのトイレだけ改修しよう思ったら、あれもう何千万できかへんと思うんですよ。あの場所を整備しよう思ったら。それがまた今度公有民営化になったら、そういう施設整備もこれからどんどんどんいると。ほな赤字が2億ほどあるのに、そんな設備費がどんどこどんどこいくと。市民に負担がどんどんどんどんかかると、こういうことですわ。これそういうことは何も公有民営化までに考えへんかったんかを教えて。 ○委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)  失礼いたします。近鉄さんから資産を譲渡いただくまでに、最低限の前倒しの工事、これにつきましては実施をいただいているということもございますし、また、市駅の耐震補強については実施設計まで近鉄のほうで行っていただけるということで、今実施をいただいているところでございます。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  実施設計もやっていただくとは非常にありがたいと思うんです。そしたら、これから神戸向いて行くと、茅町、そして猪田道、依那古、丸山、これたくさん構造物あります。この構造物をこれからどうするんですか。あれも鉄道施設やと思う、今は閉鎖してあるけど。それなんかもこれからどうすんの。 ○委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)  失礼いたします。今伊賀線にある駅舎等々につきましては、やはりこれから保守等も生じてまいります。必要に応じてそういったメンテナンスも三種事業者である市が行っていくということになってまいります。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  そしたら、これまで閉鎖してあるとこ、中あけて見たことあるんかないんか知らんけど、そういうですね、あけて見たというような気配ちゅうのは何もないように思うんやけども、長いこと閉鎖してあったら、家も長いこと閉鎖してあったら、大分老朽化が進むと思うんですよ。そやからこれからやるというても、非常にお金がかかるわなと思うんです。簡単にここでやります言うても、そやけども建ってるもんもいただくと。そうしたら使えやんもんいただくんやったら、先に近鉄に壊してもうたらよかってん。そらもう言うても遅いですけども。そこらの考え方もっぺん聞かせて。 ○委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)  失礼いたします。前倒しでやっていただく工事の中には、最低限の駅舎の補修等とも入っておりますが、今後状態等も市のほうでしっかり確認をして、必要な部分の保守に取り組んでまいりたいというふうに思っております。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  なぜそういう話をするか言うたらですね、伊賀市、忍者市宣言したと。上野から猪田道までインバウンド、あこへ観光バス置いてあこでおりると。何にもトイレ行くとこもないと。すぐにバスはあこで待機してると、待機する場所もないと、こういうことですわな。ほな駅舎があって、駅舎が使えるようにします、そこにトイレも使えるようにすると言うたら、観光客も上野市から猪田道まで行くと。こういう格好になって観光客もふえるん違うかなと思って聞いとるんですよ。何にも猪田道の駅舎見て、一遍もあけた形跡ないし、そりゃ地元の人に使ってほしいと言うてもそういうことできませんわな。  それ後でまた勉強していただいたらいいけども、伊賀鉄道、これずっと16.6キロ見ると地震きたとき、この地震が東南海・南海地震で今騒がれてます。5強、6弱、そういうときはこの伊賀鉄道は自動でとまるんかな、教えて。 ○委員長(上田宗久君)  答弁願います。  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)  地震等のときのその運行が、安全にとまれるかどうかということでございます。私どもちょっと詳しい話は存じてないんですけども、運行にかかるそういういろいろなルールがあると思いますんで、それに従ってしっかり安全の確保はされるものと考えております。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  地震きてからやったらとめられると思うんですよ。いや、新幹線でもそうですよね。走っとって地震きたら九州でも脱線したと、そういう脱線する可能性が非常に高いもんか。走っとっても、自動で伊賀鉄道はそういう設備も整うとんのかいうのを聞いとるんですよ。 ○委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)  新幹線のように、地震を検知して自動的にとまるというような装置は備えてないというふうに思いますが、運行指令というようなセンターのほうから無線連絡なりが入って、運転手が手動でとめるというような形になろうかというふうに思います。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  できるだけ地震がないように願うだけです。  それと16.6キロの区間をいただくときに、ここは桑町のほうやと切土ですね、切ってると。そこ地震がきたときどうやとか。鉄橋、神戸の駅の鉄橋は100年ほどたってると。あの鉄橋はもつんかとか。西大手のほうから向こうの鉄橋ももつんかとか、そういう診断書というのはいただいてくれて、間違いないという保証があるんですか、教えて。 ○委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)
     そういった御指摘の点についても譲渡前にしっかり、近鉄さんのほうに確認させていただきたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  確認て、もうあと一月ほどしかないんですよ。そやから、その確認とるより、もうこういう資料がありますと。予算組んで保守点検せんなんと。そしたら耐震がもたへんと。神戸駅なんか鉄橋高いですわな。もたへんねやったら、ここ直していただくとかせなんと。やっぱり生命にかかわることです。今ごろそんな悠長な、確認しますと言うといて、ほなこれ予算上げて、こんなことで通るの。もうちょっと課長教えて。 ○委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)  保守等、また災害の対策についての予測できる部分については、今後再構築実施計画、10年間の修繕更新計画の中で見ているというようなことで聞いているところでございます。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  いやいや、耐震もたんとか、100年たってるやつがこれからあと10年もつ保証というのを聞いとんですよ。そんな10年間でしますって、そんなん今悪いということやんか。そうと違いますか。今の回答の答弁で、それ10年間で補修します言うんやったら、その分が悪いと。ほな皆さんに伊賀鉄道乗ってくださいと言うたとき、どこで脱線するかわからへん。安心ですよと、もう耐震はしてありますよというようなことを、この場で言うのが普通と違うんですか。もう一度お願いします。 ○委員長(上田宗久君)  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)  失礼いたします。議員御心配の部分というのは、大変そのとおりだろうというふうに思っております。今管理をいただいております近鉄さんのほうから、そういった安全性の部分について、最大限努力いただいて、保守のほうをやっていただいているということでございますので、それを信じているというようなところでございます。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  信じるとか信じへんと違って、人の生命ですよ。16.6キロいただいて、近鉄から3億のお金ただ預かっただけで、始まったら2億ほど赤字になると。それから修繕せんなん、これ見てそうですやろ。点検が9,000万、修繕4,000万、何千万、何千万のお金を使って、後ろ向きばっかり、そうですやろ。もう少し、聞いていただく皆さんに安心ですよ、伊賀鉄道乗ってください、一人でもたくさんの人乗ってくださいと、大丈夫ですというようなことをこの場で言うてもらわなですね、それやったら近鉄に任しといたほうがまし。 ○委員長(上田宗久君)  企画振興部長。 ○企画振興部長(藤岡淳次君)  大変御心配いただいておりますけれども、近鉄さんと協議をさせていただいた中で、大規模な修繕が必要な箇所はないのかとか、あるいは橋りょうについて大丈夫なのかというようなことも確認をさせていただきました。その中では、国土交通省の保安基準に基づいて、定期的に検査をやっているというようなことも伺っておりますし、できるだけ前倒しで工事をやってくださいというふうなことの結果が、1億1,700万円の前倒し工事をやっていただいたということでございます。  今後の10年間、当面は10年間の計画はしっかりと計画をつくりまして、近鉄さんのまいとしの保安点検、あるいは修繕も含めまして運行が大丈夫だろうというようなことで、今それも上げさせていただいておるところでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  中岡委員。 ○委員(中岡久徳君)  部長が大丈夫や言うんやったら、そしたら神戸の鉄橋、あれ88周年のとき、あれもう修理せないかんなと、見にきてもうてはるんですよ、橋脚の下があらわれたら危ないなあと。あの上のしずみ橋も、浅い浅いやつがですよ、とびかかってるんです、あれ修理せんなん。こういうことを言うとるんですよ。せやから近鉄が保安、安全ですよと言うんやったら、この鉄橋下は検査しましたと、こういう数値やから10年間は大丈夫ですよと、こういうもんを出さなあかんの違うん、今部長言うんやったら。それちょっと予算終わるまでに出して頂戴、それ。出せるんか。 ○委員長(上田宗久君)  企画振興部長。 ○企画振興部長(藤岡淳次君)  今いただいている資料を精査させていただいて、報告させていただくようにします。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第3款民生費、170ページから247ページについて御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  質問いたします。一つは、195ページの一般事務経費の中の細々目が54番、医療助成システム改修委託料なんですけれども。説明の中でもありましたように、未就学児を対象に、今実際には15歳まで、中学校卒業までは伊賀市の場合は医療費を無料にしていただいております、通院、入院とも。そのときに一旦窓口でお金を払って、後から帰っていくという制度になっております。でも、ほかの都道府県を含めて多くの自治体が、お財布なしで病院にかかれるようにということで、伊賀市のほうでは未就学児を対象にそのような形にしていくということです。  これにつきまして、改めて10月から実施というふうに聞いておりますけれども、それで確定なのかっていうことと、それから、現実には15歳というか中学校卒業までは無料ですが、お財布なしでいける年齢とそうでない年齢が出てくるということになりますので、その住み分けとか、そういったわかる、医療機関に行っても対象がどうなのかっていうようなわかる、そういった手法等を含めて実際にこれはどんな形で、市民の方々が利用できるようになるのかっていうことを教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  保険年金課長。 ○保険年金課長(松岡美都子君)  保険年金課松岡でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま百上議員さんからの開始時期でございますが、市長が所信表明で述べましたとおり、この29年の10月を目標に協議を進めておりまして、準備も進めております。  あと、子供医療費の窓口無料化を実施しまして、受給者が対象が6歳未満ということになりますので、そういったお子さんの対象になる方と、それからそれ以上の7歳以上のお子さん、子供の医療費につきまして、どういった区別をしていくのかということでございますが、受給者証を持って、現物給付の受給者証を発行することをもって、区別をさせていただきたいと思っております。それにつきましては、医療機関さんのほうでもこういった受給者証で区別をしますということで、十分に医療機関さんのほうと医師会を通じまして説明も申し上げまして、窓口のほうで混乱のないように、十分説明をしてまいりたいと思っております。以上でございます。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ありがとうございます。その受給者証の発行をもって、その違いをしっかりとやっていくということです。私が思いますのには、そういったこともしなくて済むためには15歳まで全て対象にするということが、最終目標としては大事かなというふうには思っておりますけれども、これについては多分それで漏れることがないとは思うんですよね、そういったことが。お母さんたちが行って、医療機関とも今ちゃんと打ち合わせをしてくれてますので、混乱のないようにしていただくことが大事かなと、大変よい制度ですので、混乱のないようにしていただけたらなというふうに思います。  次にいきまして、225ページの細目番号218子育て支援対策事業の中の子育て支援ヘルパー派遣事業委託料について、事業内容等教えていただけたらと思います。 ○委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(中岡久美君)  失礼いたします。こども未来課の中岡でございます。よろしくお願いいたします。  子育て支援ヘルパー派遣事業でございますけれども、この事業につきましては今年度から開始をするということで、始めさせていただいてございますけれども、実は実際に御利用いただきます場合に、どういうふうにして必要なお母さんのところへ行って、誰が聞き取りをして、どういう手続をしていくのかというふうなことも含めまして、法整備もなんですけれどもいろいろ事務であったりとか、その手続から人の流れを想像しましたときに、やっぱり御利用者さんが迷いなく、そして支援していただく方もトラブルのないようにしていきたいと思いまして、先進地である堺市のほうへ視察をさせていただきまして、実際に手続をしていただいたり、支援に入っていただいたりしている方であったりとか、保健師さんにその流れを聞かせていただきました。けれども、ただ単に要綱をつくっただけでできるのかということでは、そうではないというふうなことであったりとか、いろんな事業をしていく中でトラブルも発生しているというふうなことも聞かせていただきましたので、そこを利用者さんも、それから支援していただく方もスムーズに御活用いただくために、障がいのヘルパー事業者さんの役員の方々と何度も調整をさせていただいたり、そして庁内も健康推進課の保健師さんであったりとか、障がい福祉課さんにも御協議をさせていただいております。  事業の内容をもう一度申し上げます。産前とか産後で心身の負担が大きい時期に、お母さんの体調不良等によって家事とか育児が困難な状況であるにもかかわらず、核家族で近くに助けてくれる人がいない家庭や、保健師さんが赤ちゃん訪問をしていただく中で、養育に支援が必要な家庭に対してヘルパーさんに来ていただいて、家事とか育児支援を行う事業としてさせていただきたいと思っております。事業につきましては、今法整備も整いまして、育児支援についてのヘルパーさんへの研修もさせていただきながら、この4月から実際には稼働させていただきたいなと考えております。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  4月から稼働ということで、もうじきにそういうことが始まるということですので、これにつきましても周知というよりも、それは個別にそういう必要な方がおられるという方々については保健師さんなど、直接絞られて対象になっていくんだろうなと、今のお話を聞いて理解をいたしました。  それで、実際に県内でも四日市等をはじめ、実施しているところもあると聞きましたし、資料にもいただいた分にはあったりしたので、そういったところも参考にしながら、ぜひよりよいものにしていただけたらなというふうに思います。私たち自身もそういう相談があったときには、そういう制度がありますよということを知らせることも必要かなと思いますので、またさまざまなことが決まりましたら資料等いただけたらありがたいなというふうに思っています。  それから次に同じく、225ページの下にあります子育て包括支援センター費のことについてちょっとお尋ねをします。これについては、人件費等については余り変わらないので、多分専従の職員さんというか、一人おられるというふうに思うんですけども、この包括支援センターという、そもそもの役割ですね。ほかにも子育て支援センターって各支所単位に置かれてありますけども、ハイトピア伊賀の4階にあります子育て包括支援センターという名称及びその役割ですね。そういったことをまずお聞きしたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(中岡久美君)  失礼いたします。伊賀市は、子育て包括支援センター、ハイトピアに1カ所と、あと各支所単位で5カ所と、それから社会福祉法人、社会事業協会さんがされている民間の子育て支援センター2カ所と、森川病院さんでしていただいているエンゼルという子育て支援センター1カ所、合計9カ所ございます。今議員お尋ねの子育て包括支援センターの役割ですけれども、主に上野地区のお母さんと子供たちの居場所づくりであったり、いろんなお母さんとお父さん、それから子供たちの教室を開催させていただいております。それから一番大事な役割かなと思っておりますのが、やはりお母さんやお父さん、子育て世帯に子育ての情報を的確に収集して発信をしていくという、その情報の収集発信の拠点としても、役割を担わせていただかなければいけないのかなと思っておりますので、今ホームページもリニューアルされましたし、フェイスブック等でもいろんな全地区のさまざまな取り組みを発信させていただくという役割を、主に担わせていただきたいと考えております。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ありがとうございます。役割がわかりました。上野地域というか、規模的には一番大きい地域を担当していただくことになりますし、情報発信ていうのはそれだけにとどまらず、伊賀市全域に向かってという役割を持っていると思うんですけど、ところがその一方で職員の体制なんですけども、ここでは従事者の賃金が400万少しということは、やはり人一人分ちょっとあるのかないのかわからないんですけども、そういった体制なのではないかと、こう読み取れるわけですが、果たしてその体制で十分なのかっていうことを危惧しましたもんで、まず事業のことについてお尋ねをいたしました。  それから、いただいた資料の中に子育て相談広場事業というのが、子育て包括支援センターの中の事業としてあるというふうに、ちょっと予備の別の資料のほうでもらったのにもあったんですけれども、それについても69万4,000円から49万8,000円に、これは少し減ってるんですけど、そういった事業もここだけがやるんじゃなくて、保健師さんもあわせてやってると思うんですが、いずれにいたしましてもこの1人体制というか、職員体制がこれで十分なのかっていうことをお尋ねしたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(中岡久美君)  失礼いたします。子育て支援センターには正職員が1人と、それから今賃金のところでおっしゃっていただきました常勤の保育士を1人雇っておりますのと、あと非常勤で3人雇っております。あと、そのフロアには包括支援センターには、ファミリーサポートセンターのアドバイザーも嘱託職員としておりますし、今ハイトピア4階では主に子育てのいろんなことをさせていただいてますけれども、包括だけではなくて隣の健康推進課の保健師さんと一体的に連携をとらせていただいたりとか、あと、子供発達支援センターとも連携をとらせていただきながら、子供たち、お母さん、子育て世帯への支援もさせていただいておりますので、臨時職員さんだけでということではないということで御理解を賜りたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  フロア行きましたら、子育てにかかわる職員さんや専門家の方、職員もたくさんおられますので、確かにそれはそうかなと思ったりはするんですけれども。  あと、もう一つはこの子育て包括支援センター、あそこの場所が相談業務としては大変重要な役割になっていると思うんです。それも随分周知をされてきておりますので、毎日遊ばせるだけじゃなくて、いろんな形でお母さん方やお父さん方来られてると思うんですけども、以前にも別の議員からの質問もあったかと思うんですが、今土曜日も開所していただいている日もあるとお聞きしてますが、さらにその日曜日。つまり、切れ目のない子育て相談業務という意味では、子育ての相談業務だけじゃないんですけども、居場所づくりとして例えば日曜日の開所といったことについてのお考えというのはどうでしょうか。 ○委員長(上田宗久君)  こども未来課長。 ○こども未来課長(中岡久美君)  今議員お尋ねの日曜日の開所ということでございます。以前からも休みの日、お勤めしているお父さん、お母さんが多いので、土日の開所というようなことも御要望もありますけれども、現状といたしましてはこの4月からゆめが丘のにんにんパークを第2、第4日曜日に開設をさせていただいて、リピーターさんも1月末現在でたくさん利用者さんもいらっしゃいますので、そこで御相談を受けたり、体を動かして遊んでいただいたりと、親子の触れ合いをさせていただいておりますのと、ハイトピアでは第3土曜日に開所をさせていただいて、御利用していただいているということで、利活用していただいているということでございます。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  これは一つ検討課題かなと、こういう意味での切れ目のないという形もあるのではないかなと思いましたので、質問をさせていただきました。  次の227ページのからだそだて事業です、細々目04番の。これについては、昨年度と比べて実質当初予算ですけれども少なくなっていて、この一番下にあります事業推進補助金については、82万だったのが26万になっておりますけども、これはどういった理由でそうなっておりますか。 ○委員長(上田宗久君)  保育幼稚園課長。 ○保育幼稚園課長(濱村 昭君)  保育幼稚園課濱村でございます。  からだそだて事業につきましては、平成26年度の国の補正予算で地域住民生活緊急支援交付金を受けまして、27年度から実施をした事業でございます。27年度に先ほど議員さんおっしゃいました補助金につきましては、82万円という形で交付をさせていただきました。この中身につきましては、私立保育所のプロジェクト会議等への出席に伴う人件費ですとか、からだ向上プログラムの実践の用品等の購入に充てる補助金でございます。27年である一定の備品も購入いただいたということから、減額をさせていただいたというところでございます。 ○委員長(上田宗久君)
     百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。ありがとうございます。交付金に合わせたので、それで事業が終わったのでっていうことで理解をいたします。  231ページですね。保育所関係でお聞きしたいと思うんです。次の231ページから私立の保育所の予算が上がり、また公立保育所の予算も別のところで上がっていると思うんですけど、それにとどまらないところでのなんです。例えば国は今、家庭内保育であったりとか企業内事業所保育とかというのが一方で進めておりますけれども、伊賀市内の中で例えば企業内であったりとか、事業所の中で保育所を持っているところって、そういったことは行政としてつかめているのかっていうことをお尋ねしたいです。もしつかんでおられるならば、例えば何カ所ぐらいありますとか、そういったことも教えていただけたらと思うんです。 ○委員長(上田宗久君)  保育幼稚園課長。 ○保育幼稚園課長(濱村 昭君)  失礼いたします。事業所内保育所ですけれども、事業所内保育所につきましては、県がいろんなことを管轄しているということでございまして、市も同時に監査等は付き添いをさせていただいております。現状、事業所内保育所につきましては、7社程度開設いただいているというふうに把握をしております。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  市民に関係あるのかということなんですけれども、利用されるのは伊賀市内のお子さんであったりとか、その親御さんたちが使われたり、そこにお勤めに来られた方々も、それが伊賀市内の方なのかどうかはわかりませんけれども、ただやはり見えないところの部分の危険性であったりとか、いろんな問題があるかもわかりませんし、一方でそういったところが例えば地域の子供たちも受け入れてくれるような受け皿になっていくのかとかいう、その方向もあるのかっていうこともお聞きしたかったわけです。  国がそういうふうに進めている以上、伊賀市でも子供たちにかかわることなので、お尋ねをさせていただきました。そういったことが、伊賀市の予算を使って、また何かやっていくようなことがあるのかどうかもわかりませんけれども、実態はやはり把握しておく必要があるかと思いまして、今回お尋ねをさせていただきました。ありがとうございます。 ○委員長(上田宗久君)  他に御質問。  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  189ページ、障害者福祉費の中の54番障害者施設通所費助成事業です。これについては所管事務調査で提言もさせてもらいましたけども、この内容もう少し教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(藤岸 登君)  失礼いたします。障がい福祉課藤岸でございます。よろしくお願いします。  議員から今お尋ねいただきました施設の通所費助成ですけれども、委員会等で御提言いただきまして、見直しというか、当初は今年度28年度を最後で終了する予定でございましたが、形式的には同様の形でさせていただこうと考えております。対象者につきましては従来と変わりなく、訓練系の施設等に通われている方を対象とし、月に8日以上の方を対象とさせていただいております。公共の交通機関であったり、車の方も対象としてますけれども、自動車の方につきましては距離数に応じて、1日当たりの助成する金額を定めさせていただいたわけなんですけれども、自動車の部分だけ28年度より若干減額させていただいているというような状況でございます。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ありがとうございました。ぜひとも継続して働ける状態をつくってあげてください。  それで、243ページの生活保護総務費の中の、真ん中にあります被保護者就労準備支援事業業務委託料270万4,000円について、内容をお聞かせください。 ○委員長(上田宗久君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(中西一樹君)  失礼いたします。生活支援課長中西でございます。  議員御指摘の被保護者就労準備支援事業委託料につきましては、生活保護のほうと合わせまして伊賀市社協さんのほうに委託をいたしておりまして、引きこもりの方であったり、通常のすぐにハローワークに行って求職活動ができないような方に対しまして、そこへいくまでの履歴書の書き方であったりとか、引きこもりの方であった場合に、外へ出るところから始めるというところで、そういう支援をさせていただく事業でございます。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ということは、社協さんにこの就労の準備のための、足りない部分を本人さんに指導していくという事業やというふうな理解でいいんでしょうか。 ○委員長(上田宗久君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(中西一樹君)  そういうところの委託もございますし、あといがぐり工房さんであったり、市内の民間のそういう事業者さんにあっせんをいたしまして、そちらのほうで就労の習慣をつけていただくというところもあわせてさせていただいております。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ここで、この事業の中の部分で一番問題なのは、就労するための準備するための働き場所をどう広げていくかということになるんですけども、この中で事業的には自分とこの課で各事業所さんに、またその企業さんに回っていくということで理解していいんですかね。どこも委託していないということであれば、その担当課が積極的にその企業に働きかけるということの理解でいいんですか。 ○委員長(上田宗久君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(中西一樹君)  御指摘の点につきまして、12月議会でも御質問いただいたと思うんですが、その後ハローワークさん、それから市の労働部局と合同で、そういう受け入れが可能であろうと思われる事業所さんを、ハローワークさんのほうから御紹介いただきまして、現在1月ごろからずっと継続的に、そういう就労のあっせんのほうをお願いに回らせていただいているところでございます。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ありがとうございます。この就労準備のときに、やっぱり交通費等が御本人がかかります、実際には。こちらに来るときに、その費用等がどこも出ないということもありまして、その就労の向かう交通費等がどこかで補うように、この中に入ってるのかどうか教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(中西一樹君)  現状の委託契約の中には、その訓練生、非就労支援者の方に対する交通費等は含まれておりません。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  そしたらどうやってここまでやってきて、訓練を受けていくのかいうのは、この事業の中に入ってなければどっからお金出すんですか。 ○委員長(上田宗久君)  生活支援課長。 ○生活支援課長(中西一樹君)  現状では、御自身の御負担によって最寄りの事業所等へ行っていただいてるというのが現状でございます。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ここは矛盾してると思います。つくってそこへ来るようなものをしっかりサポートしないと、ここに来なさい、来れないから引きこもってるんですよ。だから来れるような準備もしてあげないとだめやと僕は思ってます。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  他に御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第4款衛生費、246ページから283ページについて、御質疑ありませんか。  近森委員。 ○委員(近森正利君)  273ページのごみ分別アプリ導入委託料が入っております。これは、この予算でどういうところまで進むのか、どういう時期にアプリが完成するのかということをお伺いいたします。 ○委員長(上田宗久君)  答弁願います。  環境政策監。 ○人権生活環境部環境政策監(高木忠幸君)  失礼いたしました。高木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  アプリの導入保守業務委託でございますけれど、内容といたしましては導入基本費用20万と、月額基本利用料2万円で予定をしております。導入予定といたしましては、今年度7月ぐらいから予定をしておりまして、それ以降はずっと進めるというふうに考えております。 ○委員長(上田宗久君)  よろしいですか。  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  273ページのごみ燃料化及び施設維持管理費です。総額9億467万2,000円、昨年とそんなに変わらないんですけど、中身を見ますと275ページにRDFの焼却処理業務委託料が1億7,330万7,000円、昨年1億904万9,000円から7,000万円近く上がってますが、内容について教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  さくらリサイクルセンター所長。 ○さくらリサイクルセンター所長(前川一幸君)  さくらリサイクルセンター前川と申します。  RDFの処理量ですが年々増加しておりまして、平成29年度からかなりふえるということでして、こちら基本的に平成28年度までの計画でございましたが、RDF持ち込みを構成する市町の要望で最長4年の延期を決定したところでございます。ただ、三重発電所の老朽化等によりまして管理費等が上がり、これにより構成市町の処理委託料が増額となった理由でございます。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  これは、岡本市長がRDFはやめましょうかという話をされました。されましたのにもかかわらず、これ見込まれるとしたらどんどん上がってくるんですよね。やめるということは、実際に考えておられないんですか。その部分というのは、これ7,000万も上がって、実際に水道光熱費とか電気代とかずっと下がってるわけですよね。その部分がここだけぐっと伸びるっていうのは、本当に撤退するというのはどっかで計画もされてんのか、されてないのか。これ上がったままで認めていいのかどうか、わからないんで教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  環境政策監。
    ○人権生活環境部環境政策監(高木忠幸君)  失礼いたします。今の中谷議員の御質問でございますけれど、これは平成20年度当初に、県がRDFの発電設備をもうやめたいということで、経緯があったんですけれど、そのときの伊賀市も含めた中の市町村が、それでは急遽10年以内では次の施設を建てることができないということで、32年度まで延長してもらいたいということの話の中から出てきました。  28年度で本来なら終了となっていたんですけれど、それを県が4年間延長する理由で、桑名の発電施設をオーバーホールしなければならないということで、4年間で予算的には約78億ほどの経費がいるということで、積算しますと28年度単価が1トン当たりRDF化単価で9,600円であったのが、29年度以降の4年間で1万5,276円というふうに、約1.6倍ほど上がってきているというのが今の全体的な流れでございます。  市長がやめたいというふうなことで、経過はきてるんですけれど、今後桑名のRDF、桑名市が今現在焼却炉をつくっておりまして、その中で32年が1年前倒しになるのか、2年に前倒しになるのかということもございますので、それを今後協議会等でなるべく早期にやめる形でいきたいというのが、担当の私としても考えておるところでございます。 ○委員長(上田宗久君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  少し補足をさせていただきますと、やめるについては足抜け料を請求されるわけです。足抜け料と申し上げましたけれども、何かというと、あんたところのごみが減ってくると発電量減るやないかと、その分を補填しろというスキームになっているわけです。それを今抜けるとどうなるのか、足抜け料こんだけ、もう少しやっておくとどれくらいになるのかというところのこういうカーブの、一番我々にとってメリットのあるところをとりあえずの関門としてこの3月いっぱい、桑名市がどういう方針を出されるかによって見きわめていきたいというふうに思っておりますが、根本的に申し上げると、もう皆さん御存じのとおりわざわざ燃料たいて、ぬれたごみを乾かしてというようなことの処理というのは、私はいかがなものかというふうに思っておりますので、やめたいという意向には変わりはございません。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  ありがとうございます。今言われたその金額がわからないから、我々のほうとしても働きかけができないわけで、しっかりその分検討していただいて、早く抜けるほうがやっぱり負担は減るわけですから。委託したら6億円ぐらいというようなお話を聞いておりますから、そん中で4億円がそれこそ浮くわけですよね。早ければ早いほど、早く検討していただいて、その計画をやめていただきたいと思います。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  他に御質疑ありませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  255ページ、下段です。244番健康21推進事業。この中身を拝見しておりますと、健康づくりのための委員会の報酬、推進報償費、消耗品費、修繕料、そして備品の購入費。どこをとりたててもさほど、これヘルシーピープル21っていった事業かな、どんと昔にあった。これの事業の意義がこの予算書では感じられません。中身をお教えいただくと同時に、こういう事業って結構ずっとやってきたから、仕方なくやり続けてるということありませんかというのが2点目。以上お答えください。 ○委員長(上田宗久君)  健康推進課長。 ○健康推進課長(中井芳子君)  失礼します。健康推進課中井でございます。よろしくお願いいたします。  健康づくり事業につきましては、今健康づくりの推進ということで、健康21計画に基づきまして各種事業を実施しているところですが、出前講座であったり、地域への支援、保健師が各地域で活動しております。それと、健康づくりの推進協議会というところで、計画の進捗状況であったりとか御審議をいただきまして進めているところです。  健康づくり事業につきましては、今まで健康の駅長さん、以前から御指摘をいただいておりますが、駅長さんが各地域で活動していただいておりましたが、今年度28年度末をもって廃止をいたしまして、市といたしまして各住民自治協議会のほうへかわって、支援をさせていただきたいと思っております。 ○委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  中身を御説明いただきましたので、一定の理解はさせていただくんですけれども、事業のつけかえであって、本当に伊賀市民に対して健康づくりを十分に周知をする、御理解をいただく、伊賀市民が皆元気である、こういうふうなことが感じ取れませんので、事業の趣旨はわかりましたので、実のあるものに結びつけていただくように要望しておきます。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  267ページの斎苑管理運営経費のことだけ、1点だけお尋ねしておきます。斎場のことにつきましては、そこを使われる方々が多くなっていて、待たされることが多くなっているという市民の声はたくさんあるわけなんですけども、それで一つは市内だけじゃなく市外の方々も、もちろん御利用されていることもありまして随分待たなきゃならない、その間お仕事も休まなきゃならなくって、なかなか大変やという話もお聞きするわけですが、伊賀市この斎場の管理運営、それからそれを増設していくとかそういったことについて、今の状況と鑑みて何かお考えがあるかどうかだけお聞きしておきます。 ○委員長(上田宗久君)  市民生活課長。 ○市民生活課長(月井敦子君)  失礼します。斎苑につきましては、建設後25年を経過しておりまして施設のほうも大変古くなってきております。確かに炉のほうも定期的に改修なりをして維持をしているわけなんですけれども、増設といいますか施設そのものを今後どうしていくのかという大きな意味で、長い計画を立てていく必要があるのかなと考えております。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  御答弁いただいたわけですけども、私は今の需要に見合わないので増設とかを考えたらどうですかということだったんですけども、今のお話しですと施設そのものをどうするかっていうことは、あり方そのものが変わっていくということも含めて検討されているのかどうか、またお聞きしたいと思うんですけど。 ○委員長(上田宗久君)  市民生活課長。 ○市民生活課長(月井敦子君)  現在のところ増設ということは考えてはいないんですけれども、計画といいますか、しばらくは、すぐに建てかえるという意味ではございませんけれども、ある程度いつまでも使っていける施設ではございませんので、いつぐらいから建てかえてどうするとかいうことを考えていく必要があると考えております。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第5款労働費、282ページから285ページについて御質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第6款農林業費、284ページから311ページについて御質疑ありませんか。  嶋岡委員。 ○委員(嶋岡壯吉君)  295ページの鳥獣害防止事業ですけども、獣害防止施設設置事業助成金と、伊賀市鳥獣害対策協議会事業負担金、これちょっと説明願います。 ○委員長(上田宗久君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀 久仁寿君)  農林振興課堀です。  今お尋ねのありました獣害防止施設設置事業助成金でございますが、これは2人以上の小規模の柵の助成金でございます。もう一つが伊賀市の鳥獣害対策協議会の事業負担金のほうでございますが、こちらも柵の補修等の負担金でございますが、こちらにつきましては基本的には、地区対応の補修の負担金ということで予算化しております。 ○委員長(上田宗久君)  嶋岡委員。 ○委員(嶋岡壯吉君)  ありがとうございます。そしたら助成金のほうは、要するに個人的には出すけども、鳥獣害の事業負担金は地区ごとに出すという解釈でよろしいんですか。 ○委員長(上田宗久君)  農林振興課長。 ○農林振興課長(堀 久仁寿君)  おっしゃるとおりでございまして、地区で取り組んでいただくというのが鳥獣害の有害対策ということで、効果があるということでこのような助成をしておるということでお考えいただければと思っております。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第7款商工費、310ページから323ページについて御質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第8款土木費、322ページから363ページについて御質疑ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  土木費の中の361ページの、大きな住宅費の中の個人住宅耐震等に含めてになるんですけれども、市長の施政方針の中で、高齢者とか寝たきりの介護が必要とされている方々に対して、命を守るための耐震シェルターの助成を4月から募集するというふうにお話をされたんですが、予算上どこに当てはまっているのかがちょっとよくわからなかったんですが、そのことについて4月から募集するということですので、実施方法等を教えていただけたらと思います。 ○委員長(上田宗久君)  答弁願います。  暫時休憩します。              (午後 2時36分 休憩)             ―――――――――――――――              (午後 2時37分 再開) ○委員長(上田宗久君)  会議を再開します。  会議の途中ですが、休憩といたします。再開は午後2時50分とします。              (午後 2時37分 休憩)             ―――――――――――――――              (午後 2時50分 再開) ○委員長(上田宗久君)  土木費について、御質疑ありませんか。  百上委員の質問について答弁いたします。  建設部長。 ○建設部長(清水仁敏君)
     百上委員の耐震シェルターの予算が、どこにあるかということでございますが、361ページの下から3行目、住宅建築物耐震改修等事業補助金、この中にシェルター2軒分の予算を見込んでおります。以上でございます。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  329ページ、社会資本整備総合交付金事業の中の細々目56佐那具千歳線、この事業はまいとし予算は上がってくるんですけど、現場の進捗が遅々として進まないというのが何年か続いているんですけど、ことしは昨年度に比べて倍とまではいきませんけど、かなり上がってるんですけど、当局としてはこれは見込みがあって予算計上されてるんでしょうか。まずその点、お伺いしたいと思います。市民の皆さんは、かなり開通を早期に熱望しておりますのでその辺をお聞かせください。 ○委員長(上田宗久君)  建設1課長。 ○建設1課長(岩野庄司君)  建設1課岩野でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま委員さんから御質問いただきました佐那具千歳線の進捗なり、ことし29年の予定でございますが、用地の関係で今まで延びてきた部分もございますが、交渉した結果内諾を得られているという状態の中で、今回予算計上させていただいた次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  内諾を得られているということは、この29年度で現在の国道へ接続できるという前提の予算ではないんですか。それともまだ30年、31年というふうに見込んで、ことしはこの程度できるであろうということでの予算計上ですか。 ○委員長(上田宗久君)  建設1課長。 ○建設1課長(岩野庄司君)  失礼いたします。ことしは用地について予算計上させていただきました。もちろん国に対する要望については、大きく要求をしているんですけれども、昨今の状態からちょっと予算のつきが悪い状態でございますので、それについては6月、9月なりの国の内示出た結果、補助認証で補正対応させていただくんですけれども、用地の取得ということで御理解をいただきたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  用地取得ということですけども、改良工事費で2,200万上がってますので、工事もするという前提でしょうね。はい、わかりました。  次に、その下の細々目69なんですが、これは今までの当局の説明では、この29年の3月に全線開通というふうに聞いてはおるんですが、29年度に道路改良事業として3,200万余り上がってるんですけど、これは今回供用開始ということで私は理解してるんですけど、まだ加えて29年度にどのような工事が必要なのか教えていただけますか。 ○委員長(上田宗久君)  建設1課長。 ○建設1課長(岩野庄司君)  失礼いたします。ゆめが丘摺見線についてですけれども、この3月で供用開始をさせていただくんですけれども、残っている境界ぐいの設置であるとか、案内板等の工事をさせていただきたいと考えている次第でございます。歩道の舗装が一部できるところがございますので、その部分についても一部ですがさせていただきたいと考えています。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  わかりました。それと最後に、先般の私の一般質問でもありました西明寺緑ヶ丘線の改良工事4,700万円、これは具体的にこの予算計上された工事費で延長何メーターぐらいを工事されようと、どの部分をされようとしてるのか。  それから、私の聞き及んでいるところによると、地下に農業排水の排水管が入っておって、それを一旦取り除かなければならないし、バイパス工事も必要やと、こういうふうにちょっと聞いてるんですが、そういう工事もちゃんとされた上での予算計上なのかを聞かせてください。 ○委員長(上田宗久君)  建設1課長。 ○建設1課長(岩野庄司君)  失礼いたします。ただいま西明寺緑ヶ丘線の工事費について御質問いただきました。平成29年度考えている工事内容については、まず国道163から60メーター間、この28年度繰り越し事業として改良工事を行います。その続きから170メーターを、平成29年度道路工として改良いたします。その中に文化財調査が含まれるということになりますので、御理解いただきたいと思います。  それから、橋りょうの詳細設計も入れてございますので、これに着手したいと考えてございます。おおむね在所の南側の市道との交差点までできたらと考えてございますので、よろしくお願いします。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  いろいろと条件制約もあるとは思うんですが、くどいようですけども一刻も早期に供用できるように強く望んで終わっておきます。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第9款消防費、362ページから371ページについて御質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第10款教育費、372ページから441ページについて御質疑ありませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  439ページ、638小学校の給食センターを建設しようというところで、PFIのアドバイザリー費の業務委託1,900万余り、これって高くないという素朴な疑問。PFIに移行していこう、PFIやれるもんならやっていこうということでしょうけれども、こんなにそのアドバイザリー費、どういうふうな組み立てをしていくかというPFIについて、高ければその事業が進んでいかないような気がするんですが、中身とともにお教えください。 ○委員長(上田宗久君)  答弁願います。  教育次長。 ○教育委員会事務局教育次長(児玉泰清君)  今お尋ねのPFIの費用でございます。PFIの費用につきましては、今議員もおっしゃっていただくように、本年度PFIに取り組むということで、いろんなこの事業に対するどういった対応が必要かということで、検討をしていくような時期になっております。  これにつきましては、参画をいただけるような事業者を検討したりですとか、あるいはその事業に対してどのような運営をしていくのか。また、給食のことでございますので、例えば食育の対応ですとか、いろんな幅広く給食センターを運営するための検討していく必要がございます。そういったところに専門家の意見を聞きながら進めていく形になっております。  また、これにつきましては専門の知識を持った方の委員会も設置をして、実施をしていく形になっておりまして、この組み立てにつきましては、また細かいことについては、また後で御報告をさせていただきたいと思いますけれども、大きな流れとしてはそういったことを考えております。 ○委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  私は確かに大事な事業であると思いますけれど、今の御説明だけでは外部へ委託することによって、その事業を完成させようということですが、職員の皆さん方がノウハウを構築する、積み上げていくということに対し欠けると思うんですが、そのあたりの危惧について御説明ください。 ○委員長(上田宗久君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(馬場 清君)  失礼いたします。教育総務課の馬場でございます。よろしくお願いいたします。  PFI事業の中でございますが、今年度の事業につきましては用地の取得費が3,010万円、残りにつきましてはPFIの委託料、事業の委託料ということになりまして、コンサルタント会社のほうに要求水準書、実施方針、またそれの作成でございますが、それの委託と合わせまして29年度中にそれらを公表いたしまして、実際の事業のほうを実施をいただきます特別目的会社の選定、この作業までを29年度末までに完了するというふうな内容で、作業のほうを委託をさせていただくところでございます。 ○委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  総額の予算ですので細かいことは申しませんが、先ほど指摘したように、職員一人一人がノウハウを構築をしていくということが大事。したがって、全て投げるということじゃなくて、もう少し委託の部分と教育委員会で構築する部分の精査をしながら、極力伊賀市にノウハウが残るような予算執行をお願いしたいと思います。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  389ページのスクールバス運転管理及び維持経費、小学校費です。それから第3項の同じく中学校費の、397ページのスクールバス運転管理及び維持経費ですけど、私これまで一般質問なり、予算委員会で絶えず要望なり質問もさせていただきました。これにつきましては、合併から非常に、特にスクールバスにつきましてはほとんど無料ということで、大変歓迎をしてるんですけど、一部の小学校、中学校で、中学費にかかわって自己負担をされている学校があるわけなんです。  その前に1点教えていただきたいのは、389ページの交通機関利用児童通学費補助金10万3,000円、それと中学校のほうの397遠距離通学費補助金131万5,000円、この中身を教えていただけますか。 ○委員長(上田宗久君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(馬場 清君)  失礼いたします。389ページの415学校管理経費、01一般管理運営経費の中の交通機関利用児童通学費補助金でございます。10万3,000円でございますが、この内容といたしましては小学校でございますが、交通機関を利用いただきました3キロ未満の方の定期等に、20%の補助をさせていただくというような内容でございます。内訳といたしましては長田小学校で3人、新居小学校で14人というふうな形で計上をさせていただいてございます。  あと、中学校費の397ページの415学校管理経費、01一般管理運営経費の中の、397ページの最後にございます遠距離通学費補助金でございます。131万5,000円の内訳でございますが、まず伊賀鉄道を5キロ未満で利用いただく方の定期の40%補助ということで、これの内訳63万2,170円ということで、東高倉の地域の皆様の37名というのを想定をいたしております。  また、その中には遠距離通学児童生徒通学費補助金交付要綱のほうで、年額3,600円というのを交付をさせていただく方がございます。この対象といたしましては大山田小学校が40名、霊峰中学校が44名ということで、合計いたしまして、この遠距離通学の関係が93万4,570円ということになります。  また、これ以外に自転車通学支援補助金交付要領に基づきまして、2万円上限ということで、自転車の購入費の補助をさせていただいている部分がございます。これにつきましては阿山の中学校の19名というのを想定させていただきまして38万円と、これが合計いたしまして131万5,000円という内容となっております。 ○委員長(上田宗久君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  ありがとうございます。よくわかりました。そこで、今課長御説明受けました。特に中学校の遠距離通学費補助金の中で、4割を市から補助していただいて、6割が個人負担ということです。今、中学生ですが5キロ未満、これも承知をしているんですけれども、例えば同じ、今東高倉って言いましたけど、崇広中学校校区なんですけれど、あと実は3地区、西高倉、岩倉、西山、この地区の子供たちはスクールバスということで、以前は私もそのスクールバスを利用した1人なんですけれども、当然自己負担、5キロ未満ですからございました。  しかしながら、先ほど申し上げたように、合併と同時に全額無料ということになっておるわけです。これは、大変ありがたいことなんですけれども、そこで東高倉さんの6割を伊賀鉄道の定期代負担しているということに対して、非常に不公平感を持ってるわけなんです。それやったら、私とこの地域もスクールバス出していただいたらどうかと、こういう声もあるわけなんです。  ですから、何を言いたいかというと、これ今課長言われました2割負担してる学校、それから先ほどみたいに4割の負担。これ、全部仮に公費で賄うとするならば、どのぐらいの経費必要ですか。教えていただけますか。大体で結構です。 ○委員長(上田宗久君)  答弁願います。  教育総務課長。 ○教育総務課長(馬場 清君)  申しわけございません。ちょっと全額の計算はただいましておりませんでしたもんですから、後刻また御報告させていただきたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  生中委員。
    ○委員(生中正嗣君)  それは後ほど報告いただいたらいいんですけど。  例えば運行業務委託料それぞれ小学校、中学校で1億1,900万、1億1,300万、これだけ出していただいてるわけなんです。恐らく、今私申し上げた、自己負担されている子供たちの負担金なんて、本当にわずかやと思うんです。そこら辺を、私なぜこだわるのか。私よくわからないんです。だからそこら辺をやっぱりもっと、子育て支援を加速すると言うておられるわけですから、特に不公平感を払拭するためにも、特に子育て支援基金もできたわけですから、そういうところから支援するのも、私は何にも市民のためになるわけです、子育て将来を担う子供たちのためになるわけですから、それも考えたら医療費の助成も一緒ですけれども、私は義務教育がやっぱり当然不公平感をなくすために出すべきだと思うんですけど、そんなことで、これ要望も含めまして、これ以上言いませんけれども、ぜひ御勘案をいただきたい、そのように思います。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  421ページ、公民館の管理経費の中で、真ん中から少し上、空調設備の保守点検業務委託料、それから5つ下の阿山公民館管理委託料、これについてお伺いします。  昨年も空調設備の保守点検委託料は10万円。これ一体どの部分をどんな点検をしてるんか、まず教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  答弁願います。  生涯学習課長。 ○生涯学習課長(前山恭子君)  生涯学習課前山でございます。  御質問の件につきましては、後刻詳しく阿山館長のほうからお答えしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  後刻報告と言いますが、今報告を受けないと次の質問に入れないんですが。 ○委員長(上田宗久君)  暫時休憩します。              (午後 3時12分 休憩)             ―――――――――――――――              (午後 3時13分 再開) ○委員長(上田宗久君)  会議を再開します。  財政課長。 ○財政課長(福岡秀明君)  失礼いたします。財政課の福岡でございます。  ちょっと詳細はあれなんですが、阿山公民館の管理委託料のほうでございますが、こちらのほうにつきましては、夜間の管理委託料になってございます。あと、10万円のほうがですね。 ○委員(中井洸一君)  もう結構です。追加で質問します。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  なぜ私聞いたかといいますと、この空調設備の保守点検委託料、これは公民館ですから阿山公民館のほかに、ハイトピアも公民館なんですよね。ハイトピアの保守点検はこれはそうじゃなくて、阿山公民館のみの空調設備の保守点検費用なのかということを聞きたかったんですが、その辺お答えできる方お願いいたします。 ○委員長(上田宗久君)  生涯学習課長。 ○生涯学習課長(前山恭子君)  失礼いたします。空調設備の保守点検につきましては、阿山ではなくて大山田公民館でございます。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  そうすると、阿山公民館の空調設備点検はどの項目で、どなたがやられてるんですか、主体となって、所管は。 ○委員長(上田宗久君)  生涯学習課長。 ○生涯学習課長(前山恭子君)  阿山文化センターでございますけれども、文化都市協会のほうに指定管理となっておりますので、指定管理料の中に含まれてると思っております。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  そうしますと、先ほど財政課長はこの阿山公民館の管理委託料、夜間と言いましたけど、夜間は特にどなたも常駐されてませんので、これはどういう意味ですか。夜間というのは、5時半以降の10時までの部分を指すわけですか、この委託っていうのは。 ○委員長(上田宗久君)  教育次長。 ○教育委員会事務局教育次長(児玉泰清君)  議員お尋ねの夜間管理委託料でございますけども、職員の勤務が5時15分までとなっております。公民館につきましては10時まで運用しておりますので、その間の夜間管理の委託を行っております。先ほど、財政のほうからお答えさせていただいた67万4,000円で、あとの分はということでございますが、これは消費税を入れまして72万7,000円幾らになっております。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  この部分の空調設備の保守点検は大山田公民館というお答えなんですが、阿山公民館の保守点検は指定管理料に入っているんで文都やと。そうすると、ここの空調は1年以上とまったままなんですよ。このとまったままをこのまま放置しておくのか。私聞きたかったのは、この保守点検した後は、そしたら当局はどのような報告を受けて、どのような対応してるのかってことを言いたかったので、こういう質問したんですが、今お聞きすることはこの部分ではできないということであれば、私また別のところからお聞きしたいんですが。  予算委員会の中で、もしその空調設備のリスク分担もあるんですけど、10万以上かかるというのはもう当然ながら聞いてますので、早速修理をするんであれば、予算計上してほしかったんですけど、その辺の予算計上はこの29年度予算の中にあるのかないのかってことなんですけど、これはちょっと項目とか細目を指定してお聞きできませんけども、お答えできるんであればしてほしいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  教育次長。 ○教育委員会事務局教育次長(児玉泰清君)  教育委員会のほうで、今のところ修繕の予算化はしてございませんけども、文都のほうに事業費のほうを委託しているという中で、その全体の修繕というところで、企画のほうで見ていただくということで話は聞いております。詳細についてはちょっと私はわからないんですけど。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  わかりました。今、教育次長は企画のほうでということなんですが、当然ながらもう1年以上とまってるっちゅうことは、何らかの当局は対応していただいていると思ったんですけど、先般の私の質問でも当然総務部長が上へ上がってきてないかもわかりませんという、そういう答弁もありましたので、ここはこの程度にとどめておきますけども、早急の対応をお願いして質問を終わります。 ○委員長(上田宗久君)  先ほどの生中委員の遠距離通学費補助金の質疑に関し、当局より答弁を求めていますので、これを許可します。  教育総務課長。 ○教育総務課長(馬場 清君)  失礼いたします。先ほどお尋ねいただきました、補助を受けていない個人負担の部分の金額ということでございます。自転車購入費、または年額の定額の補助の分につきましての不足分というのはちょっと不明でございますが。残ります伊賀鉄道を利用される分、また交通機関を利用される分の補助の負担分でございますが、総額で約210万ほど御負担をいただいておりまして、そのうち不足分が約140万ほどということになるかと思います。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  385ページの教育総務費の中にあります、細々目番号が83番地域とともに学校マニフェスト推進事業の予算ですね。特に学校支援地域本部推進事業補助金というものがあります。これについて説明をまずしてください。 ○委員長(上田宗久君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(澤田 剛君)  失礼いたします。学校教育課澤田です。よろしくお願いいたします。  これは、次年度より新しく項目を設けさせていただきました事業でございます。これまでは学校マニフェスト事業というものを、昨年度まではやっておりました。時代の流れといいましょうか、今国のほうでも地域の方たちとともに学校を支援し、学校応援団ということで教育長のほうからも答弁のときに言わせていただきましたけれども、そういった地域の方とともに学力、人権、キャリア、そして安全であるとか、学校長がマニフェストを掲げたものをともに取り組むという事業を改めてつくらせていただきました。  その際に、国や県からも補助金を受けまして、この事業を進めていきたいと思っておりまして、そのタイトルが学校支援地域本部事業となっております。以上でございます。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  地域とともにっていうのは、従来よりずっと国も伊賀市も言ってきているわけですけど、ここでは新たに学校支援地域本部推進事業、つまり学校支援地域本部をつくるということで、事前に資料をもらいましたし、それは理解したんです。それが、地域の人たちのみでつくっていくということになるんですけども、この教育総務のほうに上がってるということは、一体行政としては対策本部をつくっていくに当たって、どんな形で進めていくわけですか。地域住民がつくっていくわけですよね、これについては。そこのこともちょっと今説明の中では余りなかったので、地域住民の方々にかかわる部分ですので、もうちょっと説明していただけたらと思うんですけど。 ○委員長(上田宗久君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(澤田 剛君)  失礼いたします。現在、この審議をしていただきまして予算が確定しましたら、学校長に説明をさせていただきまして、学校長のほうから自治協の方であるとか、現在取り組んでいただいているPTAの方であるとか、学校評議員さんとかいろんな地域の方取り組んでいただいております、学校評価をはじめ。その方たちにお声をかけさせていただきまして、議員お尋ねの学校支援地域本部という事務局といいましょうか、それを立ち上げさせていただきます。  そして、そこに学校の管理職はじめ、これにかかわる教員も参画しまして、その本部の中で登下校であるとか、子供の安全であるとか、学校の学力支援であるとか、経営教育の支援であるとか、そんなメニューを出しまして、それで地域の方に地域の得意な分野の方、専門の方たくさんございますので、そこの本部からまたお声がけしていただきまして、進めさせていただこうと思っております。  およそ大体6月ぐらいからスタートできればと思っておりまして、この後具体的に学校が地域に働きかけまして、本部をつくりまして、いろんな方に参画していただくので、事務局になっておりますが、なんせまだ地域性もいろいろございます。伊賀市小中学校31校ありますので、その地域に応じて形をつくっていくことになりますし、既に柘植小学校区、中学校区では、ボランティア活動していただいている方もございますので、そこについては立ち上げは早いとは思うんですけども、全くゼロのところにつきましては、学校から呼びかけさせていただいて、地域とともにということを現在考えております。少々時間がかかるかわからないんですけれども、将来的なことも含めまして立ち上げていきたいと、地域の力をお借りしたいと思っております。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  つまりそういった意味では、学校が中心になって地域の組織をそうやってつくっていくということで理解をいたしました。  一方、その中に学習支援の部分については、地域のほうでやるというふうに思っているんですけども、それが多分419ページにあります、今度は社会教育費の中に含まれています細々目55学校支援地域本部推進事業の中の、地域未来塾事業委託料85万3,000円だと思うんですが、これについてはどういうお金に使うことができるのか、予算となっているのか教えてください。 ○委員長(上田宗久君)
     生涯学習課長。 ○生涯学習課長(前山恭子君)  失礼いたします。先ほどお尋ねの地域未来塾の件でございますけれども、この事業につきましては文部科学省の、学校を核とした地域力強化プランの中の学校・家庭・地域の連携協力推進事業の重点施策でございます。  地域未来塾は学校支援地域本部の一環でございまして、家庭での学習支援が十分に身についていない小中学生を対象といたしまして、大学生、そして地域の教員のOB、NPOなど地域の方々の協力によりまして、原則無料の学習支援でございます。  伊賀市におきましても経済的な不安から子供の進学への不安、そして諦め、塾や習い事をさせることへの必要性を感じながらも実施できないこと、そして学習習慣が身についていない現状があることから、実施に向けて検討を行い、この事業に取り組むことといたしました。  この委託料でございますけれども、学習支援員の謝礼であるとか、そして教材であるとか、そういうことに使っていただきます。以上でございます。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  そしたら、この社会教育の部分では、もう既に委託料、つまり上がってるということは、次のほうで先ほどおっしゃったことに当てはまるのかっていうことと、それから戻りまして先ほどの385ページにあります、この推進事業補助金1,376万9,000円ありますが、この金額は一体何に使われる、この補助金というのは。それも聞くの忘れたので教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(澤田 剛君)  この1,376万9,000円の内訳でございますが、385ページのところにもありますように、地域とともに学校マニフェスト推進事業となっておりますので、地域とともにの部分が学校支援地域本部事業で取り組みまして、そして学校マニフェスト事業という事業も今後地域の方にもお力をいただきまして、御支援いただきまして取り組んでいくということの、二つの内容を合わせたものになっております。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  マニフェスト事業も、全てを含んでの予算だということで理解してよろしいですね、学習支援だけじゃなくて。  そうしたら、また社会教育に戻るんですけども、この85万3,000円というのは、つまりこれから地域でそういう学習支援をやっていくということは、そういう予算が手を挙げたところはおりてくるということで理解をすればいいのか。そして、その積算根拠です。支援される方の委託料じゃなくて謝礼だというふうにおっしゃいましたけど、例えばどこかの地域で、学習未来塾を開くんだといったときに、謝礼が渡される。そういう根拠があるわけですね、金額の設定とかも。そこもうちょっと具体的に教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  生涯学習課長。 ○生涯学習課長(前山恭子君)  失礼いたします。この委託料の上の部分に書いてあります報償費につきましては、この地域コーディネーターの謝金といたしまして、1時間当たり国では1,480円とし、年間40日の謝礼を見込んでおります。  その下の委託料でございますけれども、学習支援員の謝礼、1時間当たり小学校では1,700円、中学校では2,000円ということでこの謝礼を見込んでおります。  そして、この事業につきましては国の補助事業でございまして、国3分の1、それから県3分の1、それから市3分の1の持ち出しでございます。 ○委員長(上田宗久君)  教育次長。 ○教育委員会事務局教育次長(児玉泰清君)  あと、議員のほうからこの事業が手を挙げたところがやっていけるのかというような御質問あったかと思います。  これにつきましては、本年度から始めていく事業でございまして、まずは地域の中でそういったことができるのかということを、まず地域の中の力を高めていただくことも大切かと思います。本年度は、そういったいろんな教えていただく方々が、この地域の中に潜在はしてると思うんですけども、それが今現在動きつつあるというところをモデル的にやらせていただいて、今後その地域の中で行っていただける、潜在を引き出していきながら広げていきたいと思っておりますので、たちまち手を挙げていただいても対応できるというような状況を考えてはおりません。まずはモデル的にやって、しっかり長期間にわたっていくと思いますので、それが担保できるような形がとれるのかというのを見定めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。それから、市長の所信表明の中で教師、教職員の働き方の意識改革の部分で、実証的研究を進めるというふうにおっしゃったわけなんです。これについては事前にもお聞きをして、国からそういったコーディネーター等を派遣するような、アドバイザーの方を派遣するような事業だというふうには教えていただいたんですが、予算の中では上がっているのでしょうかというのがわからなかったので教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(澤田 剛君)  失礼いたします。国のほうから県を通じまして、依頼というか委託の打診がありましたのが12月末でした。そして1月の始めに、これは伊賀市で取り組んでいけるという判断をしまして、昨日2月23日、文部科学省のほうに事業計画を上げたところです。したがいまして、約800万円の予算がつく予定なんですけれども、これにつきましては100%国予算で持っていただけるということを確認しておりますので、次の補正でということを考えております。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  わかりました。これは、20地域のモデル事業だということで伊賀市が計画を上げましたけども、800万の予定があるということですが、その教師が忙しくなるという理由はいっぱいあろうかと思いますが、一つ私は現場の中で気になっているのが、いつも学習支援員のことを思ってまして、それが385ページのその前に、383ページには特別支援教育充実事業がありまして、めくって業務従事者賃金ということで上がってるんですが、これがもし間違ってたら申しわけないんですけども、いわゆる学習支援員さんの予算であるのかどうか。予算であるならば、これは何人を見込んでいるのか。実は前年度の当初予算からは300万円ほど低くなっているわけですけども、その理由とかを教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(澤田 剛君)  失礼します。議員お尋ねの383ページの特別支援教育充実事業の中の教育支援員の部分ですが、これは支援を要する特別支援学級に入っているお子さんの教員は、学級の中で国・県から教員として任用されているわけですけども、その方たちだけではいろいろ支援が足りないといったらあれですけども、十分ではない部分を市のほうで任用させていただきまして、42.5人分、つけさせていただいております。これにつきましては、予算は低くなってるんですけれども、今まで賃金の差がいろいろありましたのを同一賃金にしまして、何とか人数を今年度並みに確保はさせていただいております。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  385ページの細目409教職員の研究研修費の中で、まず郷土教育教材作成というのがあるんですが、これは昨年度教育委員会制度変わって、総合教育会議の中で、これまでも教育委員会側としては郷土教育はやってきたということやったと思うんですが、市長は改めて、よりもっとしっかり伊賀市の郷土を知ってもらうためにも、今までどおりの教育もやってきたとは思うんだけども、もう少ししっかりした伊賀市独自の教材もつくって郷土教育をやりなさいというような、議事録にもそういう御発言がありました。  そこで、この事業委託料ってなってるんですが、これは教職員のための教材というふうにとらえられるんですが、子供たちがどんな教材、伊賀市の郷土教育のための教材をつくろうとしているのか。あくまでこれは教員の教材ですから、教員が子供たちに伊賀市の郷土教育をするための副本といいますか、なるんですけど、そこらは予算には上げられてないんでしょうか、子供たちのための、小中学生のための。 ○委員長(上田宗久君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(澤田 剛君)  失礼します。今年度同じように50万円補正でつけていただきまして、現在作成中です。それではまだ十分完成し切れておりませんので、この部分の100万円につきましては、教職員ではなくてその続きを作成するということで、子供たちが使用する教材を作成する予算でございます。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  わかりました。ところで、この細目51の中で消耗品が、これは消耗品が何を指すのかわかりませんけど、昨年は1,100万円消耗品を計上されてたんですが、ことしはたった30万ということで、何か差があるのか。去年はこういうことやったんで、1,100万分消耗品が必要やったのかっていう説明だけお願いしたいと。 ○委員長(上田宗久君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(澤田 剛君)  失礼します。昨年1,100万円と申しますのが、中学校の教科書が改訂されまして、その教科書、それから教職員が使う指導書ですね。それが1,100万円ほどかかります。今年度はそれがいきわたりましたのでございませんので、30万円となっております。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  わかりました。郷土教育については、市長の肝いりですので、この内容については市長から何かこういう伊賀のいいところあるから、こういうのを教材に入れなさいとか、入れたほうがいいとか、そういう何か御希望とか御意思がありましたか。 ○委員長(上田宗久君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  単なる歴史ではなくて地理であったり、あるいは偉人の話であったり、総合的に私たちが先人の生きてきた生き様、あるいは地域の姿を、また自分のものにしてしっかりとまた次の世代に引き継げるようなものを、幅広い鑑定の中から教材もセレクトするようにとお願いをしております。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  わかりました。歴史だけじゃなくて、いろんな幅の広い角度からいろんな郷土のことを知ろうと、そのための有効な教材にすると。私もそれでき上がったらぜひ見せていただきたいと思いますので、よろしくお願いして質問を終わります。 ○委員長(上田宗久君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  10款の教育費、427ページ、上から3行目あたりに書いてあります図書購入費について質問させていただきたいというように思います。  674万3,000円が今回記載されているわけなんですけれども、伊賀市は図書館の建物、この箱物についてはリノベーション、増改築、スライドとかそういった形でよく議論しております。この本の購入費については、674万が適切な金額なのかどうかも少しわかりにくいんですけれども、ただ、伊賀市のこの本をよく借りてる人たちの話を聞いてみますと、どうも専門書が少ないとか、本の数が少ないとか、そういったことをよく聞かせていただきます。  そこで、9万5,000人ほど住民おるわけなんですけども、その中の1人当たりの図書購入費っていうのはちゃんと総務省なり国の基準値ってのもあろうかと思いますので、まず住民に対しての図書購入費っていうのは一体どういう位置づけになってるのか聞かせてください。  まず伊賀市のほうと、そしてお隣の名張市さん、皆さんよく借りに行ってるみたいですので、名張市がどういうふうに違うのか。そして他市とその資料はすぐ出せるんですなら、ぜひ聞かせてください。 ○委員長(上田宗久君)  答弁願います。  上野図書館長。 ○上野図書館長(清水由美君)  失礼いたします。上野図書館の清水でございます。よろしくお願いいたします。  先ほど御質問いただきました来年度の図書購入費が674万3,000円ということで、市民1人当たりの図書費のほうがどの程度になっているかということでございますが、この674万3,000円の図書購入費は、これは上野図書館だけでございますので、その下の910図書室運営管理経費の中にも図書購入費がございます。127万8,000円でございます。これを合わせまして来年度の図書購入費が802万1,000円となります。  その金額を市民1人当たりに当てはめますと、来年度は84円ということになりまして、県内14市の図書館の中でも随分低い金額になります。隣の名張市が、今のところ日本図書館協会のほうが2016年の2月に発行した資料しかございませんので、平成26年度の金額になりますが127円でございますので、来年度は確かに伊賀市は厳しい状況にあると言えます。  全国の図書館の基準でございますが、図書館の平均状況でございますが、公立図書館整備状況について2014年の数字でございますと、8万人から10万人の図書館で、人口1人当たりの資料費が327円というような平均になっておりますので、確かに数字に当てはめてみますと、厳しいところがございます。  ただ、御指摘ございましたように、資料につきましてはできるだけリクエストのほうにも答えさせていただいておりますし、今は三重県立図書館等からいろいろと御支援をいただきまして相互貸借といいまして、貸し借りができる状況になってきております。どこの図書館も厳しい状況の中で、お互いに持っている資料を交換し合いながら御使用をいただくということで、市民の皆様にもサービスの低下につながらないよう頑張りたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  市長にもちょっとお伺いをしておきたいというように思います。図書館の建物という、これを増改築するなり、改善していくのはこれは大事なことだと私も思ってます、ぜひやっていただきたいと。こういう中で、この図書館の1人当たりの単価というのか、その内容を見させてもらいますと、さっき御答弁いただいたとおり、伊賀市は84円であると。名張市さんは127円、これがいいとか悪いとかこういう内容ではなく、住民のそれぞれの本を好きな人たちの話を聞くと、やっぱり専門書が伊賀市は少ないと。中身を充実させるということは大事なことだというように思うんですけども、このあたりの84円のとらえ方というのか、市長今後どういうふうにお考えなのか聞かせてください。 ○委員長(上田宗久君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  金額だけで言いますと、今いろんな金額が出てきて、それに比べると今一番低いわけでありますけど、大事なことは今国会図書館あるいは県立図書館、いろんなネットワークができていて、必ずしも買わなければいけないということはなくて、そういうものを有効に利用していくということですよね。そして何を買うかっていうセレクト、その選択というものも必要だと思います。ただ、うちの図書館で足りないのは、よく言われるのは専門書がないというようなことはよく言われるところでありますので、何を買えばいいのか、どんな方向性で整備をしていけばいいのか、というようなことは金額もさることながらしっかりと考えていく必要があるかなというふうに。ただ、個人的なことを申し上げれば、もう少しあったほうがいいよなというのは事実ではございます。 ○委員長(上田宗久君)
     前田委員。 ○委員(前田孝也君)  専門書の伊賀市特に少ないっていうのは、再々に聞かせていただいております。ぜひ改善をしていただくこと、これはもう市長の考え方一つでできることでもあろうと思いますので、考えていただきたいとこういうように思って質問を終わります。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  同じページです。425ページの図書館の管理費の中で、実際に施設管理、この中で一番問題なのは図書館があのまま残るか、リノベーションされて図書館移動されて、あそこの建物は芭蕉翁顕彰会、芭蕉の館になるということも出てますので、トイレの洋式化っていうのは当然しないと一番利用するのに困難な状態なんです。それはこの予算の中に何にも入ってない。これ、つぶすという計画じゃないんですよね。なぜ入ってないのか教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  上野図書館長。 ○上野図書館長(清水由美君)  確かに、トイレの洋式のお手洗いのほうが少のうございます。ただ、1階のほうに多目的のお手洗いもございまして、そちらは洋式便座でございますし、2階にも洋式を整えてございますので、今のところトイレの数が足らないという御要望をいただいておりませんので、来年度はその整備費のほうを見込んでおりません。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  今の図書館長、本当に市民の声聞いてはるのかね。実際我々、教民でお話し合いをしましたよ。そのときにトイレが洋式化もされてないし、手すりもないとか、ドアの要望っていうのは、同じときに聞いてたと思いますよ。要望がないっていうのはもともとおかしいんであって、要望は一番あったと思います。図書館を利用したい人の一番の要望は本も充実せなあかんし、施設を利用させてもらえる一番の要望を外すというのはやっぱりおかしいと思うんで、今の答弁は取り消してほしいなと思います。 ○委員長(上田宗久君)  上野図書館長。 ○上野図書館長(清水由美君)  失礼いたします。確かに教民の皆様方と図書館の御利用者の団体の皆様と勉強会をしていただきましたときに、確かに御要望はいただきました。その御要望につきましては、新しく図書館を整備していただきたいという御要望が第1でございまして、その中にトイレやそれから読み聞かせ室、その他のいろいろな項目が含まれていたと理解しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  わかりました。  そしたら、小学校と中学校の施設整備事業の中身を聞かせてもらいます。393ページ、小学校施設工事費543万円の学校とどのような工事をされるのかと、399ページの700万、中学校の施設整備。それぞれ学校と工事内容を教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(馬場 清君)  失礼いたします。393ページの418施設整備事業でございます。これにつきましては、特にどの学校ということではございませんでして、小学校全般で必要な部分の施設整備、改修を行わせていただくという金額の総額でございます。  あと、399ページ、こちらにつきましては中学校費の418番施設整備事業、51番の施設改修事業の中身でございますが、同じく小学校で一般的な施設改修ということで、その予算額が大体200万円というような予定をさせていただいてございます。残りの500万円でございますが、これにつきましては緑ヶ丘中学校のトイレの洋式化改修のほうを、500万で予定をさせていただいてるところでございます。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  小学校のほうは決まってないけど、施設改修工事を543万円出しているんですか。それおかしいでしょう。 ○委員長(上田宗久君)  教育次長。 ○教育委員会事務局教育次長(児玉泰清君)  失礼いたしました。この中には島ヶ原のプールの塗りかえ工事、これにつきましては300万ほどかかるわけでございますが、その経費を見込んでございます。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  それを踏まえて、391ページの維持管理経費の修繕費と、これが391ページは741万6,000円、そして下から3行目の施設補修材料費が130万円になってます。合わせますと、100万円以上減額になっているんですよね。  中学校につきましても、修繕費と補修材料費がトータルで100万円近く減ってます。実際に、今私たちが聞いているところでは、十分な修繕ができていないというふうにお聞きしてるんですけども、なぜこれ減額なってるんですか、教えてください。 ○委員長(上田宗久君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(馬場 清君)  失礼いたします。予算でございますけども、全体的に総額が少なくなっているという部分の中で、どうしても削れない、いわゆる法定点検でありますとか、そういうふうな削れない予算を除きまして、例えば学校配分でありますとかその辺も含めまして、全体的な予算減額されている中でやむを得ず、この修繕費につきましても削らざるを得ないような状態になっているということで、御理解をいただきたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  中谷委員。 ○委員(中谷一彦君)  わかりました。小学校、中学校の生徒さんのためにも、ここの予算を削っていくっていうのは、やっぱりおかしいと僕は思ってます。その辺指摘して終わります。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  先ほどの中岡委員の伊賀鉄道の質疑に関し、当局より答弁の訂正を求められていますので、これを許可します。  交通政策課長。 ○交通政策課長(森 健至君)  失礼いたします。交通政策課森でございます。  先ほどの総務費におきまして、中岡議員さんから御質問いただきました伊賀線の橋りょうの安全性、大丈夫なのかというお尋ねでございます。伊賀線の橋りょうの安全等の診断につきましては、橋りょう上部、いわゆる橋げた、それから橋りょうの下部、橋台とか橋脚でございますが、に対しまして変状の有無、またその進行性の把握のため2年に1度の周期で定期検査を行い、その結果によってより詳細な検査が必要となった場合は、個別に検査。地震、大雨等で変状発生のおそれがある場合は、随時検査を実施をしているということでございます。  特に橋りょうの下のほう、橋台、また橋脚については大きな橋を対象に状態把握のため、衝撃振動試験、ハンマー等をぶつけて反応を見るというようなものということのようです。また、洗掘試験といいまして水中にもぐりまして、状態を確認するというようなものを講じまして、検査を実施しているということだということでございます。  こうしたことによりまして、安全性を担保しているということでございます。現在の安全レベルを踏襲をいたしまして、引き続いて市のほうへ譲渡後も管理をしていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第11款災害復旧費、440ページから443ページについて御質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第12款公債費、442ページから445ページについて御質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  次に、予算に関する説明書、第13款予備費、444ページから445ページについて御質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  以上で、歳出の質疑を終了します。  次に、歳入について御審査願います。  歳入は一括審査を行います。予算に関する説明書、16ページから73ページについて御質疑ありませんか。  森委員。 ○委員(森 正敏君)  22ページ、6款地方消費税交付金、1項地方消費税交付金について質問させていただきたいと思います。  今回の予算は、昨年の予算よりもこの消費税の額が1億5,000万減額をされております。この1億5,000万の減額は、どうしてそんなに多く減額されたのか、まずそれを聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  財政課長。 ○財政課長(福岡秀明君)  財政課福岡でございます。森委員御質問の1億5,000万、昨年より落ちてございます。地方消費税交付金につきましては、地方の消費税、これが8%でございますが、そのうち6.3%が国、それから残りの1.7%が県のほうへ交付されまして、そのうちの2分の1につきまして市町のほうへ交付されるものでございます。その内訳といたしましても、人口とそれから従業員数によりまして配分されるものでございます。消費がこの地域が落ちてるということではなくて、全県内の消費が全般的に落ちてるということを、県のほうとも話ししまして確認済みでございます。 ○委員長(上田宗久君)  森委員。 ○委員(森 正敏君)  国が6.3%、地方が1.7%の配分ですね。15年度は4.9兆円あるわけです。その配分は先ほど課長がおっしゃったように、人口と企業の数に応じて配分されると。消費額もあるわけですけども、最終的にその地域で消費した額が消費額と言われてるんですけども、最近ネット通販で買うのがたくさんあるわけです、カタログ販売とか。そういうようなとこで買った場合に地方にカウントされるのかどうか、住んでいるところにカウントされるのかどうか。それとも通販の本社にそれがいくのかどうか、その辺についてお尋ねしたいと思います。 ○委員長(上田宗久君)  答弁願います。  財政部長。 ○財務部長(宮崎 寿君)  地方消費税でございますけれども、地方消費税の市町村案分を決めるまでに、市町村案分は先ほど回答しておりました、人口と従業者数による案分というような話でございますけれども、それまでに県単位で県へ消費税がおりてまいります。そのときに計算する消費税は他県から支払いを受けた分、あるいは他県に支出する額、そういった部分で調整をしております。そういう意味では、調整は一定されているというようなところにはなっております。他県から入ってくる消費税、あるいは他県に支出した消費税というようなところの調整はされておりますので、一定調整はされているというふうに考えてはおります。 ○委員長(上田宗久君)  森委員。 ○委員(森 正敏君)  たばこ税は当然地方で消費されたということで、今回は2,000万ほど少なくなってるわけですけども、15年度の小売額は120兆円あるそうです。そのうちのカタログ通販が5.6兆円ということで、17年度の税制大綱によって、これは通販の部分は消費税の配分の中から外そうという話があるそうなんですが、それは事実なんですか、どうですか、聞いてませんか。
    ○委員長(上田宗久君)  財政課長。 ○財政課長(福岡秀明君)  申しわけございません。その点につきましては、確認できておりませんので、申しわけございません。 ○委員(森 正敏君)  以上です。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  22ページなんですけども、ゴルフ場利用交付税。これ私素朴な疑問なんですけど、今の説明でも軒並み交付金とか税が減少の中で、なぜゴルフ利用税だけがふえてるのか、全くもって理解できないんですが、伊賀市で大きなゴルフ場がことし開業してそれで増を見込んでおられるのか、なぜこのゴルフ利用税だけがふえてるのか、その辺だけ御説明お願いします。 ○委員長(上田宗久君)  答弁願います。  財政課長。 ○財政課長(福岡秀明君)  失礼いたします。今回基本的にはゴルフ利用税につきましては、若干ずつ、本来決算ベースでは下がってきております。ただ予算ベース、今回決算ベースに予算をきっちり見込んでいきましたので、若干去年よりは上がったような形になってます。予算が去年は低く見積もり過ぎていたと、決算で上がってきたので本来のあるべき姿を見込みましたということでございます。 ○委員長(上田宗久君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  つまり読みが甘かったということやと思うんですけど、そういうことであればいいんですけどね。全項目ほとんど減少してるのに、ここだけ急にふえてるのが、私素朴な疑問やったんでお尋ねしました、わかりました。今度からそういうような、読みが誤らないような予算編成をお願いします。 ○委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  16ページをお願いいたします。市民税と固定資産税、この部分で今中井議員がおっしゃられたように、ここの部分も前年度の決算との整合性の中で甘く見積もったのか、見積もり間違いだったのかということなのか、それとも個人の市民税が随分と弱くなってきたということをマイナスで表現し、法人が少し頑張ってるよということをここで読み取ったらいいのか。  固定資産税については大きく土地が動くというふうなこと、もしくは土地の評価がえがあった、もしくはあるということなのか、そのあたりについてお尋ねします。 ○委員長(上田宗久君)  答弁願います。  財務部長。 ○財務部長(宮崎 寿君)  まず個人の部分でございますけれども、昨年度の当初予算に比べまして少し減っているということですけれども、ここの部分につきましては生産年齢人口等の減少等によりまして、個人の所得の自然現象的な部分が反映されていると考えております。  それから法人市民税につきましては、これは昨年度よりふえているわけですけれども、国全体、地方財政計画でも法人税は伸びるというふうに予定をされておりまして、その分を反映させた結果というふうになっております。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。  御質疑なしですか。  財務部長。 ○財務部長(宮崎 寿君)  固定資産税について回答するのを忘れておりました。固定資産税につきましては、最近非常に旺盛な償却資産に係る投資という部分が、金利の低減を受けまして。大きな企業で新たな事業所をつくっていただいたりというような投資が非常にございましたもんですから、償却資産の部分でかなり大きな伸びを示しているというところでございます。 ○委員長(上田宗久君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  法人は元気がいい、しかし生産人口は減ってきたので、個人の市民税についてはマイナスで見ているというのは少し無策なような気がいたしますので、先ほど歳出の部分でさまざまな議論をしてきましたけれども、リンクをしてやはり生産人口減ったけれども伸びていくんだというふうな覚悟を、今後示していただくようにお願いいたします。以上です。 ○委員長(上田宗久君)  他にございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  他に御質疑なしと認めます。  よって、歳入の質疑を終了します。  以上で、第1条歳入歳出予算についての質疑を終了します。  次に、予算書3ページの第2条債務負担行為、第3条地方債、第4条一時借入金、第5条歳出予算の流用及び予算に関する説明書、446ページ以降の給与明細書等について御審査願います。  御質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御質疑なしと認めます。  以上で、議案第1号の質疑は終了しました。  よって討論に入ります。  御意見ありませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  議案第1号の来年度平成29年度の伊賀市一般会計予算につきましては、さまざまな議論のある中で、進んで伊賀市としてやっていただく事業もありますけれども、対極的に見まして反対をさせていただきます。  詳しい意見につきましては、本会議で述べたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○委員長(上田宗久君)  他に御意見ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御意見なしと認めます。  よって採決に入ります。  議案第1号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○委員長(上田宗久君)  起立多数であります。  よって、議案第1号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  お諮りいたします。  会議の途中ですが、本日はこの程度にとどめ、2月27日に延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(上田宗久君)  御異議なしと認めます。  よって、本委員会は明日2月27日に延会いたします。会議時刻は午前10時といたします。本日は御苦労さまでした。              (午後 4時 5分 散会)             ―――――――――――――――...