伊賀市議会 2016-12-01
平成28年第 6回定例会(第1日12月 1日)
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〇欠 員(3名)
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〇説明のため出席した者
職 名 氏 名
市長 岡 本 栄 君
参与 大 森 秀 俊 君
危機管理監兼総合危機管理課長 加 藤 敦 君
総務部長 西 堀 薫 君
総務部次長兼秘書課長 山 本 幸一郎 君
企画振興部長 藤 岡 淳 次 君
企画振興部次長[
政策、交通、文化担当]兼
上野支所長、
地域振興総括監 藤 山 善 之 君
財務部長 宮 崎 寿 君
人権生活環境部長 大 橋 久 和 君
健康福祉部長 稲 森 洋 幸 君
産業振興部長 尾 登 誠 君
建設部長 清 水 仁 敏 君
建設部理事[
産業集積開発担当]兼
建設部次長 中 井 秀 幸 君
消防長 松 居 豊 君
市民病院副院長[事務部門]兼
健診センター副
センター長 福 永 泰 治 君
伊賀支所長兼
地域振興総括監 松 本 浩 典 君
島ケ原支所長兼
地域振興総括監、振興課長
風 早 孝 昭 君
阿山支所長兼
地域振興総括監 松 本 和 久 君
大山田支所長兼
地域振興総括監 福 永 富美子 君
青山支所長兼
地域振興総括監 森 永 典 生 君
会計管理者 森 本 君 枝 君
水道事業管理者 北 山 太加視 君
水道部長 谷 口 昌 平 君
教育長 野 口 俊 史 君
教育委員会事務局教育次長 児 玉 泰 清 君
代表監査委員 鈴 木 陽 介 君
監査委員事務局長 松 本 成 隆 君
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〇
出席事務局職員
職 名 氏 名
局長 百 田 光 礼 君
議事課主査[議会改革担当] 森 本 一 生 君
議事課長兼
議事調査係長 籔 中 英 行 君
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(午前10時00分 開会)
○議長(
北出忠良君)
おはようございます。
議事に入る前に、本日未明、
上野天神祭の
ダンジリ行事が
ユネスコ無形文化遺産に正式登録されました。そのことにつきまして、関係者の皆様にお祝いを申し上げたいと思います。400年余りの歴史を有する我が市の
上野天神祭の
ダンジリ行事は、これまで地域の方々の一方ならぬ御苦労のもと、守り続けられてきたものでございます。地域の方々を初め、関係者の皆様に敬意を表しますとともに、このたびの
無形文化遺産登録について、心よりお慶び申し上げいたいと思います。
それでは、ただいまから平成28年第6回
伊賀市議会定例会を開会します。
本日、ただいままでの
出席議員数は21名、会議は成立しました。
本日の
議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
なお、今定例会に説明員として出席いただいている者の役職と氏名はお手元に配付のとおりであります。
この際、議案の訂正について当局から発言を求められていますので、これを許可します。
総務部長。
(
総務部長 西堀 薫君登壇)
○
総務部長(西堀 薫君)
失礼いたします。
まことに恐れ入りますが、議案に関する
説明書類の訂正をお願いしたいと存じます。去る11月24日に告示をし、送付をさせていただきました議案の
説明書類の一部に誤りがございました。その内容につきましては、議案第160号、議案第168号及び議案169号の予算に関する説明書でございます。お手元に配付させていただいております正誤表のとおり訂正をお願いしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
北出忠良君)
それでは、これより議事に入ります。
日程第1
会期決定を議題とします。
本定例会の会期は、本日より12月22日までの22日間と定めたいと思いますが、これに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御異議なしと認めます。
よって、会期は22日間と決定しました。
次に、日程第2
会議録署名議員の指名を議題とします。
会議規則第90条の規定により、本職において、5番 福岡正康君、6番 福田香織君の両名を指名します。
次に、日程第3
市長所信表明を議題とします。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
皆さん、改めましておはようございます。
先ほど議長さんからもお話がございましたけれども、今朝2時過ぎ大変うれしいニュースが飛び込んでまいりました。私ども
伊賀市民が待ち望んだ
ユネスコ無形文化遺産への記載、すなわち登録の一報でありました。伊賀市を愛する一人として大変喜ばしく誇りに思い感激をしているところであります。これを祝って、朝から皆さんとお祝いをしてまいりました。改めて長い間保存継承していただきました保存会を初めとする関係者の皆さんに心から御礼を申し上げたいというふうに思います。これからも将来に末永く継承していくとともに先人から引き継がれた伊賀の文化を初め、魅力を世界に向け発信していきたいというふうに決意をしたところでございます。
さて本日、平成28年第6回
伊賀市議会定例会を招集をいたしました。議員の皆さんには、本日からの22日間、審議よろしくお願いをいたします。
議案の提案の前に、所信表明の時間を頂戴いたしました。2期目に当たっての所信をまず述べさせていただきたいと思います。
先の市長選挙におきまして多くの市民の皆さんの温かい御支援をいただきました。引き続き市長として、この伊賀市のかじ取りをさせていただくこととなりました。改めてその責任の重さを痛感するとともに、市民の皆さんの大きな期待と信頼に応えられるよう、全力を傾注して市政運営に取り組んでいく所存であります。
平成28年第6回
伊賀市議会定例会の開会に当たり、2期目の市政を担うに当たっての所信の一端を述べ、引き続き、議員の皆さんと市民の皆さんの理解・協力をお願いしたいというふうに思います。
厳しい財政状況の中、庁舎の整備、
地域医療の問題など多くの課題が山積している市政の見直し、しがらみのない市民主体の
市政ヘリセットをするために、「今のままではあかんやろ」を掲げまして、私たちのまちをもう一度建て直したいとの願いで、4年前に就任させていただいたところであります。そして、ムダのない財政、医療の再生、観光・農林業の再生を重要施策として、勇気と覚悟を持ち、なすべきことをなすという覚悟で取り組んでまいりました。
その結果、ムダのない財政では、市債残高をおよそ125億円減らし、
一般会計における基金をおよそ22億円積み増しをいたしました。人口減少や
合併算定替え終了に伴い予測されます歳入の減少に対応し、将来における
社会保障関係費等の増大に備えながら、将来の伊賀市を担う若い世代が夢を持って暮らせる伊賀市を引き継ぐべく、
公共施設の最適化にも着手をいたしました。
医療の再生では、就任当初16人でありました医師数を22人に増員させ、ヘリポートの整備、全病棟の再開、そして稼働率も大幅に上げ、
一般会計からの補填も大きく改善させました。
観光・農林業の再生では、私の持てる力、持てるつながりの全てを生かし、
トップセールスで伊賀のいいものを首都圏、関西圏、そして海外に発信してまいりました。また、伊賀米、伊賀牛、伊賀酒を初めとする伊賀産(いがもの)の生産者への支援強化、
伊賀ブランドの認定を行い、
ブランド力の強化を図ったところであります。
さらには、中学生以下の医療費や第3子以降の保育料の無料化、
子育て支援基金の創設など、
子育て環境の充実に取り組みました。
また、他に先駆け、全世代型の
地域包括ケアシステム構築を目指した第3次伊賀市
地域福祉計画の策定と、自助・互助・共助の
仕組みづくり、保健・医療・福祉分野の連携、
福祉総合相談体制の構築の3つの機能強化を中心に、強固な
ネットワークづくりに着手したところであります。
このほかにも、安心・安全の消防庁舎の新築、新庁舎の整備、治水対策の推進など、積み残された課題を整理しつつ諸施策を進め、誇れる伊賀市の再生に向け、歩みを進めてきたと自負をしているところであります。
先の市長選では、
人口減少社会を迎え、財政規模の縮小が予測される中、持続可能な伊賀市の
まちづくりに向け、
子ども医療費の窓口負担の無料化など「子どもは伊賀の宝」、そして移住・交流促進、伊賀の特色を生かした
企業誘致など「誇れる伊賀、選ばれる
伊賀づくり」、
市民病院の
経営健全化や
医療福祉の連携などの「住み続けたい
伊賀づくり」、南庁舎のリノベーションや歴史と文化を生かした
まちづくりに向けた「にぎわいを取り戻す」そうした事柄を公約に掲げ、これまでの成果と課題を訴え、市民の皆さんの信任をいただくことができました。
以下に、主なものを述べさせていただきます。
子どもは伊賀の宝では、第3子以降の保育料の無料化を継続実施しながら、幼児期の教育・保育をさらに充実させるため、今後も増加が見込まれる低年齢児の保育
需要への対応として、
施設整備を進めるとともに、保育の質の向上、保育士・
看護師等の確保に努めます。
子どもの健康保持と
子育て環境の充実は、保健師等の専門職が個別に母子の不安・悩みの相談や
サービス等の情報を提供し、必要となる支援機関に適切につなぐなど、妊娠・出産・子育てまでの切れ目ない
サポート体制、
伊賀流子育て応援の術として充実させるとともに、子供への支援は未来への投資と考え、中学卒業までの通院や入院に対する医療費の助成を継続しつつ、伊賀市独自で、
子ども医療費の
窓口無料化の実施に取り組みます。今後、
医療機関等の関係機関と十分に協議を行いつつ、
システム構築や運用に係る詳細を決定するなど、平成29年10月の実施を目標に準備を進めます。
教育については、一人一人が輝くことを理念とした教育大綱に基づき、地域・家庭と連携して、確かな学力の定着、
キャリア教育の推進、
郷土教育に取り組みます。伊賀市のことを学ぶことにより、郷土を愛する心を育み、社会活動に積極的に参加する姿勢や主権者としての自覚を育てることが重要であります。この充実を図るため
郷土学習教材の作成を始めており、29年度から活用してまいります。
また、市民の一人一人が、LGBTなどの
性的マイノリティーといったさまざまな少数者の人権課題にも関心を持ち、差別の現実に目を向け、全ての人の人権が守られ、平和・人権・多様性が尊重される社会の実現を目指し、第3次伊賀市
人権施策総合計画を平成29度中に策定をいたします。
誇れる伊賀、選ばれる
伊賀づくりでは、東京や大阪などで開催されます全国規模の
移住相談会への
ブース出展に加え、11月に東京で開催した
忍者フェスタin上野恩賜公園、
浅草感謝祭でも
移住相談ブースの設置を行いました。こうした取り組みが移住につながったケースが生まれてまいっております。今後も選ばれる伊賀になるとともに、移り住んだ人たちが地域にとけ込み、市民として地域を活性化させていく存在となるよう、
シティプロモーションの推進など取り組みを加速化させます。
また、伊賀及びその周辺地域の人口が減少している中、古くからの生活圏、経済圏に基づいて、
構成自治体が連携・協力して定住の
受け皿づくり、人口のダムを形成するため、伊賀・
山城南定住自立圏共生ビジョンを年度内に策定することとし、11月28日には伊賀・
山城南定住自立圏共生ビジョン懇談会を設置し、策定作業を加速化させています。
企業誘致については、来年3月に供用開始を予定している
市道ゆめが丘摺見線沿道の丘陵に、およそ20ヘクタールの民間開発による新たな
工業団地計画を推し進めています。できるだけ早い時期に成果を上げるべく、事業の課題を整理し、
事業着手、
民間開発事業者の募集、
企業向けアンケートで回答をした企業へのアプローチを進めてまいります。
住み続けたい
伊賀づくりでは、
伊賀鉄道伊賀線を初め、公共交通を生かした
まちづくりを進めます。
伊賀鉄道伊賀線は、今後の伊賀市の
まちづくりに欠かせないインフラとして、来年度からの
公有民営方式移行のため
鉄道事業再
構築実施計画の策定や、施設等の引き渡しに向けた諸準備を
鉄道事業者と連携して確実に進めています。
伊賀線存続支援のために
近畿日本鉄道株式会社から支払われる一時金は、
伊賀線経営安定化のための基金として積み立てるべく、今
議会定例会に
補正予算とともに
条例制定議案を提出しているところであります。また、先の議会で、75歳以上を対象としました
伊賀鉄道無料パスの発行の請願が採択されたことを受け、検討を進めてまいります。
バス路線の運行改善に向け、市が主体となって運行している
廃止代替バスや
行政サービス巡回車などの全ての曜日、全ての便に職員が乗車をいたしまして、利用者などから聞き取り調査を行いました。これにより得た情報を精査し、利用実態や
利用者ニーズに応じた効率的な運行体制の構築に努めていきたいと考えています。
下水道事業であります。平成29年度から
地方公営企業法の適用を行い、経営基盤の強化や
財政マネジメントの向上を図ることとしています。
公共下水道事業は、伊賀市
生活排水処理施設整備計画に基づき、
公共下水道全体計画を策定をしました。まず旧市街地を初めとして、早期の事業化に取り組みます。
都市計画では、平成26年2月の
土地利用管理手法検討委員会の提言を受け、市内の
都市計画区域の再編と、自主条例による統一した土地利用の
管理手法の導入により多核連携型の都市構造を目指すとの方針を決定しました。今後は十分な市民の方々への説明を行いながら原案を精査し、平成30年度に運用できるよう、
都市計画区域の見直しや条例の施行に向けたさまざまな手続を進めていきます。
市民病院については、医師22人、
常勤看護師128人、技師46人のスタッフで、70%以上の稼働率となっています。外来も、1日平均300人となっており、駐車場の満車状態が多く、このため来年度には駐車場の確保を行います。現在、
救急日でなくても、平日においては、消化器疾患患者を受け入れる体制を構築しました。
今後の医療体制の強化のため、まず第一にさらなる
救急体制の確立を図ります。第二に、伊賀地域でのがん診療連携推進病院として、がん患者の治療の向上を図ります。第三に、伊賀地域唯一の災害拠点病院としての役割を果たすとともに、市内の2つの病院における病院間の連携と分担をさらに推し進めます。
保健・医療・福祉分野の連携については、
地域福祉計画推進委員会の専門部会である保健・医療・福祉分野の連携検討会において、伊賀医師会、伊賀歯科医師会、伊賀薬剤師会初め、医療や介護の専門職の皆さんに参画をいただき、医療や介護、福祉ニーズのある方が在宅で生活できることを目指した多職種連携について協議を重ねています。今年度、その取り組みの一環として在宅患者の薬の管理の
仕組みづくりをスタートさせたいと考えており、今
議会定例会に
補正予算を提出しているところであります。
生活困窮者への支援については、第3次伊賀市
地域福祉計画に基づき、生活困窮者の自立と尊厳の確保を最も重要な目標とし、経済的な困窮のほか、社会的孤立や孤独、社会からの排除などの生活のしづらさの解決を目指し、本人の意思に基づき自立に向けた継続的な支援を行うとともに、地域全体で生活困窮者の自立に向けた支援の
仕組みづくりを進めていきます。
生活保護を含め生活に困窮する世帯への迅速なセーフティネットの提供に努めるとともに、関係機関との連携を図り、困窮状態に陥る可能性のある世帯の早期発見にも努めます。
また、この11月に三重大学が、大学として地方創生を推進するため、地域課題の解決の中核拠点として伊賀地域と東紀州地域の2カ所にサテライトを設置しました。伊賀市に設置された伊賀サテライトは、産官学金労言が連携する中核拠点、ワンストップ窓口として、これまでの三重大学伊賀研究拠点や三重大学伊賀連携フィールドの活動を継続しつつ、2つの拠点を統括する機能を有するとされています。
一方、11月2日には近畿大学社会連携推進センター長の訪問があり、互いのメリットを生かした連携の可能性について意見交換をしたところであります。現在、産業振興、若者定住などの課題解消に向け、近畿大学の総合大学としての機能を十分に活用すべく、包括連携協定の締結を目指し、調整を進めているところであります。いずれにしても、大学等との連携を深めることで、その知見を生かしつつ、学生等と連携し、伊賀市に多くの若者が定住できるよう取り組みを進めたいと考えているところです。
にぎわいを取り戻すでは、若者や働く世代、子育て世代の交流の場の整備であります。今回の市長選を通し、市役所移転後の庁舎地を核とした市街地のにぎわいづくりについて、現庁舎をリノベーションし、図書館等の生涯学習機能や忍者関連施設、高等教育機関などをあわせ持ち、1年365日朝から夜までライフスタイルに応じて、若い世代や観光客はもとより多くの皆さんにしっかりと活用いただける施設として活用し、31億円の経済効果を生み出していくことを訴えてまいりました。
現庁舎は、7月にイコモス(国際記念物遺跡会議)から世界遺産の登録を受けた東京の国立西洋美術館の設計者であります、ル・コルビュジエの弟子に当たる坂倉準三の設計によるものであります。取り壊してしまうことは簡単でありますが、文化的価値の高い建物を活用し、もったいないの考えを大切にして、経費的にも景観や歴史
まちづくりの観点からも、有効であると考えます。
今回の公約として、市民の皆さんに訴えたところであり、御負託をいただきました。この課題については、早く次のステップに進めるべきとの民意であると理解をしております。合併特例債や補助金などを活用できる期限も迫っており、機能配置の検討等の基本計画の策定を進め、少しでも早くにぎわいが創出できるよう完成を目指したいと考えております。
このたびの、
ユネスコ無形文化遺産への登録を受けました
上野天神祭の
ダンジリ行事を世界に誇る伊賀市の宝として、観光資源とするとともに、この登録を機におよそ400年にわたり受け継がれてまいりました
上野天神祭を少子高齢化、人口減少化の中でも保存継承していけますよう、市もしっかりとバックアップしていきたいと考えています。
また、10月1日に行われました奥の細道サミットの総会において、俳句の
ユネスコ無形文化遺産登録推進事業への賛同を提案し、総会で議決をいただいたところであります。今後も、俳聖松尾芭蕉生誕の地として、俳句に関係する自治体等との連携を強化するなど、登録に向けての取り組みを強化したいと考えています。
農業の面では、人・農地プランの策定や農地中間管理実施を一層推進します。年々生産者や肥育頭数が減少し、素牛価格の上昇が大きな課題であります伊賀牛の生産について、その振興と高級肉生産のため、より安価な方法でよりよい素牛導入をすることで農家の経営を安定させると同時に、品質の向上、
ブランド力の向上による高付加価値に資する独自の優良伊賀牛生産の仕組みを研究することで、高品質肉の安定供給を図るための支援を拡大したいと考えています。
森林・林業の振興の面では、従来からの林業経営に対する支援に加え、未利用間伐材の山林からの搬出を目的とした未利用間伐材バイオマス利用推進事業を開始しており、再生可能エネルギーの推進はもとより、林業や地域経済の活性化に向け、さらに推進したいと考えています。
以上、公約に掲げました4つの項目から主なものを述べました。
現在、伊賀市では、平成29年度から向こう4年間を計画期間とした第2次再生計画の策定作業を進めていますが、この計画の3つのテーマとして、ガバナンスの確立、市政再生の深化・進展、そして誇れる伊賀市、選ばれる伊賀市を掲げております。
伊賀市が掲げる将来像を実現するには、行政による取り組みだけではなく、多様な主体が当事者意識を持って、目標を共有し、協働することで、地域を育む取り組みを継続的に行っていくこと、すなわちガバナンスが重要としています。
このため、第2次再生計画では、伊賀市自治基本条例に掲げます補完性の原則に基づき、各主体に期待される役割を明らかにしていきます。また、これまで進めてきたムダのない財政運営と市民目線・市民感覚による市政を基軸とした、分権型の
まちづくりに向けた市政再生への取り組みを、市政のマネジメント機能を深化・進展させながら、スピード感と市民目線を持って引き続き取り組むこととします。
ムダのない財政運営へのさらなる取り組み、行政総合マネジメントシステムの強化と、最適化計画に基づく
公共施設の維持・管理・活用を推進します。そして、人口減少が加速する中、今後ますます自治体間競争が激化することが考えられるところであります。
伊賀市まち・ひと・しごと創生総合戦略においても「来たい・住みたい・住み続けたい“伊賀”づくり」をテーマに、市内外から選ばれる伊賀市であり、市民が誇れる伊賀市であることを目指します。誇れる伊賀市、選ばれる伊賀市を目指して、伊賀流や伊賀らしさにこだわった
まちづくり、地域づくりを進め、地方創生へとつなげるために、これからも
トップセールスで取り組みたいと考えているところであります。
先ほど申し述べました私の公約については、この3つのテーマを勘案し、第2次再生計画分野別計画の各施策にしっかり反映させ、職員の皆さんへも示したいと考えています。
以上、所信の一端を述べさせていただきました。市民の皆さんから寄せられました期待と信頼をしっかりと受けとめ、その負託に応えるため、職員と一丸となって使命遂行に誠心誠意努力してまいります。今後とも市民の皆さん、議員の皆さんの理解・協力を賜りますようよろしくお願いをいたします。
なお、本
議会定例会に提出いたしました諸議案につきましても、よろしく審議、可決賜りますようお願いを申し上げます。ありがとうございました。
○議長(
北出忠良君)
次に、日程第4 請願第36号を議題とします。
今定例会におきまして、本日までに受理した請願は1件で、お手元に配付の請願文書表のとおりです。請願第36号については、教育民生常任委員会へ審査を付託します。
次に、日程第5 議案第160号から議案第169号までの10議案を一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程の平成28年度
一般会計補正予算第3号、国民健康保険事業特別会計など7特別会計の
補正予算、並びに病院事業会計など2企業会計
補正予算について、その概要を説明します。
今回の補正は、各会計を通じ、人事院勧告や人事異動に伴う職員人件費、国県補助金事業の事業費の増減に伴う所要額の補正を行うほか、
伊賀線経営安定化等基金の新規創設に伴う基金積み立て、中学生の医療費無料化に伴う子ども医療扶助費、自治体情報ネットワーク強靭性向上のための電算機器購入費、新庁舎建設用地の造成工事に係る庁舎敷地造成工事費、また国の平成28年度
補正予算で可決された臨時福祉給付金を支給するための電算処理等委託料などの補正を行っています。
また、継続費補正については、汚泥再生処理センター建設事業として、工期を平成28年度から平成31年度まで、工事総額49億7,298万8,000円の設定をしています。
債務負担行為補正については、住民課の窓口業務を民営化するための窓口業務委託経費、伊賀鉄道の公営化による鉄道施設、車両設備保守点検業務委託経費、住民基本台帳の基幹系情報システム更新業務及び各施設の平成29年度維持管理業務などについて必要な債務負担行為を設定するとともに、地方債ではそれぞれ所要額を見込む補正を行っています。
まず、議案第160号の
一般会計補正予算第3号については、既定の予算額に、歳入歳出それぞれ4億7,211万9,000円を追加し、補正後の予算額を歳入歳出それぞれ465億4,354万3,000円とするものです。
歳出補正の主な内容は、職員人件費では、平成27年度、28年度の人事院勧告及び、職員異動等により4,135万円の増額となっています。
物件費では、全体で4,600万円を増額していますが、主なものとしまして、情報システムの強靭化対策においてさらに安全性を高めるため、メール無害化装置を導入するための電算機器購入費1,444万5,000円を増額しています。
また、篤志家から上野図書館の図書購入についての寄附があったため、図書購入費で6万7,000円、上野商工会議所女性部会からの寄附による玩具などの備品等購入費5万円、上野東ロータリークラブからの寄附による絵本購入のための消耗品費3万円を増額しています。
維持補修費では、全体で1,312万5,000円を増額していますが、しろなみ湯の天井を改修するための、共同浴場施設改修工事費356万4,000円などを増額しています。
扶助費では、全体で2,181万9,000円を増額していますが、27年度から開始しています中学生の医療費の無料化による医療費の増額により子ども医療扶助費1,943万2,000円を増額したことなどによるものです。
補助費等では、全体で3,305万9,000円を増額していますが、国の企業会計繰出基準の変更による
水道事業会計繰出金1,929万1,000円、児童福祉費の過年度国庫支出金精算返還金617万1,000円の増額などが主なものです。
投資的経費では、全体で4,842万8,000円の増額を行っていますが、その主なものとして、給食センターの用地取得年度の変更により3,010万円を減額する一方、新庁舎建設に係る敷地造成工事の工期短縮及び工法の変更による庁舎敷地造成工事費1,327万4,000円などを増額しています。そのほか、国県補助金の追加認証等による所要額の補正を行っています。
また、伊賀市に影響をもたらしました平成28年6月25日豪雨、8月30日の台風第10号、9月20日の台風第16号による補助対象外工事等の単独農林施設災害復旧費2,775万円、単独公共土木施設災害復旧費3,365万4,000円を計上しています。
積立金では、
伊賀線経営安定化等基金の新規創設による積立金3億円を計上しています。
繰出金では、介護保険事業特別会計繰出金1,839万9,000円などを増額する一方、農業集落排水事業特別会計繰出金では178万4,000円を減額し、全体では1,763万8,000円の増額としています。
歳入では、特定財源として国県支出金、寄附金などを増額する一方、市債を減額したほか、一般財源として特別土地保有税の増額や財政調整基金からの繰り入れを増額しています。
次に、議案第161号の
国民健康保険事業特別会計補正予算第3号では、会計全体で5,063万円を増額していますが、事業勘定で職員人件費26万8,000円などを増額したほか、国庫補助を財源とした国民健康保険システム改修委託料25万6,000円や、高額医療費拠出金5,010万6,000円をそれぞれ増額しています。
また、直営診療施設勘定では、職員人件費2万5,000円の増額を行うとともに、医薬品衛生材料費を2万5,000円の減額を行う財源更正をしています。
議案第162号の
駐車場事業特別会計補正予算第1号では、平成28年4月1日から業務を行うため、警備業務について債務負担行為を設定しています。
議案第163号の
介護保険事業特別会計補正予算第2号では、全体で5,562万3,000円を減額していますが、職員人件費で2,216万6,000円、特定入所者介護サービス給付費8,432万9,000円、施設介護サービス給付費4,316万1,000円の増額など各種給付費の増減を行うとともに、在宅患者の薬の管理を行うための
仕組みづくりのための、保健・医療・福祉分野の連携体制構築事業164万6,000円、介護従事者の介護業務負担軽減に資する介護ロボットを導入するため、地域介護・福祉空間整備等補助金92万7,000円などの増額を行っています。
議案第164号の
農業集落排水事業特別会計補正予算第1号では、山田南地区の
施設整備について事業費の組みかえ補正を行うとともに、西高倉地区の排水処理施設の国庫補助不採択による省エネ機器導入事業を減額しています。また、剰余金について
施設整備基金への積立金の増額を行っています。
議案第165号の
公共下水道事業特別会計補正予算第1号では、柘植浄化センターの長寿命化事業設計業務委託料366万4,000円、遠心脱水機分解点検業務委託費275万4,000円などの長寿命化対策事業の所要額の補正を行うとともに、剰余金について
施設整備基金への積立金の増額を行っています。
議案第166号の
浄化槽事業特別会計補正予算第1号では、保守点検業務委託について債務負担行為を設定しています。
議案第167号の
後期高齢者医療特別会計補正予算第2号では、職員人件費5万1,000円の増額となっています。
議案第168号の
病院事業会計補正予算第2号では、収益的支出で職員給与費6,034万6,000円を減額しています。
議案第169号の
水道事業会計補正予算第1号では、職員人件費や国庫補助事業等の補助認証に伴う所要の補正を行うことにより、収益的支出で1,386万2,000円の減額、資本的支出で1億5,699万1,000円の減額、全体では1億7,085万3,000円の減額としています。
以上、今回の補正は、
一般会計、7特別会計及び2企業会計を合わせまして、2億6,484万7,000円を追加し、補正後の全会計の予算総額を825億5,856万8,000円にするものです。
よろしく審議をお願いします。
○議長(
北出忠良君)
説明が終わりました。
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御質疑なしと認めます。
よって、議案第160号から議案第169号までの10議案は、予算常任委員会へ審査を付託します。
次に、日程第6 議案第170号から議案第186号までの17議案を一括して議題といたします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程の議案第170号から議案第186号までの17議案について説明します。
まず、議案第170号ですが、
伊賀線経営安定化等基金条例を制定したいと思います。
制定の理由ですが、
伊賀鉄道伊賀線は平成29年4月1日をもって、市が第三種
鉄道事業者となり、鉄道施設の保守管理及び整備を行うこと、また、第二種
鉄道事業者となる伊賀鉄道株式会社に
鉄道事業による利益が発生した場合は、その額を市に支出いただき同線の事業運営に活用し、損失が発生した場合は市が損失額を支援することで維持存続を図ることとしています。このことから、同線の経営安定化等を目的とし、同線の事業運営に要する資金に充てるための基金を設置しようとするものであります。条例の主な内容ですが、基金の設置、積み立て、管理、運用益金の処理等について規定しております。
なお、この条例は、公布の日から施行することとしています。
次に、議案第171号ですが、伊賀市
農業委員会の委員及び
農地利用最適化推進委員の定数を定める条例を制定したいと思います。
制定の理由ですが、本年4月の農業委員等に関する法律の改正に伴い、
農業委員会の委員の公選制が廃止され、委員は市長が議会の同意を得て任命することとされました。また、農業委員とは別に、
農業委員会は、農地等の利用の最適化の推進のための活動を行う
農地利用最適化推進委員を設置することとされ、農業委員及び推進委員の定数は条例で定めることから、本条例を制定しようとするものであります。
条例の内容ですが、農業委員の定数は、政令で定める基準定数の24人とし、推進委員の定数は、現在の農業委員の担当地区の農地面積等を勘案し56人としています。
なお、この条例は、現在の農業委員の任期が平成29年7月19日までであることから、平成29年7月20日から施行することとしています。
また、この条例の制定に伴い、附則第2項では伊賀市
農業委員会条例ほか3条例を廃止し、第3項では農業委員等の報酬額の見直し及び新たに推進委員の報酬額を定めるため委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を、第4項では第3項の一部改正に伴う経過措置規定を、第5項では法律の改正に伴い所要の改正が必要な伊賀市選挙
管理委員会等の要求により出頭した者等の実費弁償に関する条例の一部改正をするほか、附則第6項では、準備行為として、農業委員の任命及び推進委員の委嘱に関し必要な行為は、この条例の施行日前においても行うことができるものとしています。
次に、議案第172号ですが、伊賀市職員の給与に関する条例の一部を改正したいと思います。
改正の理由ですが、平成28年8月の人事院勧告において、民間給与が国家公務員の給料を平均708円、率にして0.17%上回っており、行政職俸給表の初任給及び若年層について1,500円程度の引き上げ、その他については400円程度を引き上げ、その他の俸給表については、行政職俸給表を基本に均衡を保った形で引き上げるとした勧告があり、国家公務員は、平成28年4月1日にさかのぼって、見直す法案が成立しています。
また、平成28年12月に支給する勤勉手当についても、0.10月分引き上げを行うこととしています。伊賀市は、国家公務員と同じ俸給表を準用していることから、人事院勧告に基づいた給料表の改正と勤勉手当率の引き上げについて、国の動向を見ながら、職員組合と協議してきましたが、協議が整いましたのでこの条例の一部を改正しようとするものであります。
改正の主な内容ですが、6月と12月に支給される勤勉手当について、それぞれ、100分の80.0を100分の85.0にし、合計0.10月分引き上げるほか、別表第1行政職給料表、及び別表第3医療職給料表について、国の人事院勧告に基づいた引き上げとしています。このほか、給与制度の改正として、民間企業における配偶者に係る手当をめぐる状況の変化などを踏まえ、配偶者にかかる扶養手当について、これまでの1万3,000円から段階的に6,500円まで引き下げ、それを原資に、これまで6,500円だった子に係る扶養手当を1万円まで段階的に引き上げる勧告が行われ、平成29年4月1日から実施することとなっています。伊賀市におきましても、国と同様の改正を行うこととし、組合と協議を行い、所要の改正を行っています。
なお、この条例は、公布の日から施行し、扶養手当の改正については、平成29年4月1日から、給料表の引き上げ及び勤勉手当の引き上げについては、平成28年4月1日にさかのぼって適用することとしています。また、附則の第3項から第5項では、平成28年6月及び12月の勤勉手当について、本年度に限り、6月に支給される勤勉手当の支給率を12月分として算定し支給するための特例規定等を定め、第6項では、改正前の給与の支払いは、改正後の給与の内払いとみなす規定を定めています。また、第7項では、扶養手当を段階的に見直すための経過措置を定めています。
次に、議案第173号ですが、
芭蕉翁記念館及び
蓑虫庵条例の一部を改正したいと思います。
改正の理由ですが、平成27年12月議会におきまして、
芭蕉翁記念館及び蓑虫庵は、今後の管理運営形態を市直営化を視野に入れ検討するため、指定管理期間を本年度の1年間とする条例改正をしたところであります。これまで、来年度以降の施設の管理運営等について、
指定管理者である公益財団法人芭蕉翁顕彰会と協議をしてきましたが、課題等の解決・手続等について、あとしばらくの時間を要することから、来年度も施設の管理運営は
指定管理者制度とするため、本条例の一部を改正しようとするものです。
改正の内容ですが、附則におきまして、平成29年4月1日からの
指定管理者の指定期間を1年間とする規定を加えるものであります。
なお、この条例は、平成29年4月1日から施行することとしています。
次に、議案第174号ですが、伊賀市市税条例の一部を改正したいと思います。
改正の理由ですが、外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の改正に伴い、特例適用利子等及び特例適用配当等に係る個人の市民税の課税の特例を定めるため、本条例の一部を改正しようとするものです。
改正の主な内容ですが、附則におきまして、特例適用利子等または特例適用配当等を有する者に対し、当該特例適用利子等の額または特例適用配当等の額に係る所得を分離課税する特例規定を定めるものです。
なお、この条例は平成29年1月1日から施行することとしておりますが、経過措置としまして、この条例の施行の日以後に支払いを受けるべき特例適用利子等及び特例適用配当等に係る個人の市民税について適用するものとしています。
次に、議案第175号ですが、伊賀市
放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正したいと思います。
改正の理由ですが、新居放課後児童クラブは現在新居小学校の空き教室を利用して実施していますが、校舎の新築工事に伴い小学校近くの民家へ当面の間移転し、成和東放課後児童クラブは、現在、成和東小学校地内に建設中のため、暫定的に地区の公民館を借用し実施していますが、施設工事の完了に伴い移転しようとするものです。また、これまで、小学校の長期休業期間中における早朝利用料金を定めていなかったことから、当該料金を定めるため、この条例の一部を改正しようとするものです。
改正の内容ですが、別表1の新居放課後児童クラブ及び成和東放課後児童クラブの位置を改め、別表2におきまして、小学校の長期休業期間中の早朝利用料金を1日200円と定めるものであります。
なお、この条例は平成29年4月1日から施行することとしています。
次に、議案第176号ですが、伊賀市
国民健康保険税条例の一部を改正したいと思います。
改正の理由ですが、外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の改正に伴い、特例適用利子等及び特例適用配当等に係る国民健康保険税の課税の特例を定めるため、本条例の一部を改正しようとするものです。
改正の主な内容ですが、附則におきまして、市民税で分離課税される特例適用利子等の額及び特例適用配当等の額を国民健康保険税の所得割額の算定及び軽減判定に用いる総所得金額に含める特例規定を定めるものです。
なお、この条例は、平成29年1月1日から施行することとしていますが、適用区分としまして、この条例の施行の日以後の国民健康保険税について適用するものとしています。
次に、議案第177号ですが、伊賀市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正したいと思います。
改正の理由ですが、現在、教育長の給与は伊賀市長及び副市長の給与の特例に関する条例の制定趣旨に倣って減額していますが、この条例の失効に伴い均衡を保つため、本条例の一部を改正しようとするものです。
改正の内容ですが、附則におきまして、給与の特例規定を削除し、教育長の給与を従来額に戻すものであります。
なお、この条例は、平成29年1月1日から施行することとしています。
次に、議案第178号ですが、伊賀市の
水道事業の設置等に関する条例の一部を改正したいと思います。
改正の理由ですが、総務省では、平成27年度から平成31年度までの5年間で
地方公営企業法非適用事業の公営企業会計への移行を要請しており、資産規模が大きく、住民生活に密着したサービスを提供している
下水道事業は、特にその必要性が高いことから重点的な取り組みが求められています。このことから、平成29年4月から
下水道事業は
地方公営企業法を適用し、公営企業に移行することとし、また業務の効率化、合理化による経営基盤強化等を図るため、水道部と建設部下水道課を組織統合することに伴い、本条例の一部を改正しようとするものです。
改正の主な内容ですが、条例名を伊賀市
水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例に改め、
下水道事業に関する規定を追加するほか、
水道事業管理者を上下
水道事業管理者に改めるものです。
なお、この条例は平成29年4月1日から施行することとしています。また、附則におきまして、組織統合に伴い整備が必要な、伊賀市行政組織条例ほか20条例の一部改正等をしています。
次に、議案第179号ですが、
上野歴史民俗資料館の設置及び管理に関する条例を廃止したいと思います。
廃止の理由ですが、
上野歴史民俗資料館は、伊賀市に関連する民俗資料及び歴史資料を収蔵・展示し、広く観覧に供することにより郷土文化の振興に資する場として、広く利用いただいてきた施設ですが、市内には当施設のほか、柘植歴史民俗資料館及び大山田郷土資料館の類似施設があり、当施設はこれら3施設の中で最も維持管理経費がかかっている現状であります。このような状況を踏まえ、
公共施設最適化計画において、資料館の機能を他の施設に移転し、この施設は民間等に貸し付けを行う方針であることから、この条例を廃止しようとするものです。
なお、この条例は、施設を廃止することの市民への周知期間や、民間事業者等が新年度から利用するための準備期間を確保する観点から、平成29年3月1日から施行することとしています。
次に、議案第180号から議案第184号までの5つの議案ですが、
指定管理者の指定について、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。今回は、新たに
指定管理者制度を導入する施設が4施設、指定管理期間の満了に伴い、
指定管理者の指定を行う施設が5施設あり、これらの
指定管理者について指定を行うものです。
まず、議案第180号の
伊賀市民体育館、
伊賀市民弓道場、
伊賀市民多目的広場及び
伊賀市民体育館管理棟は公益財団法人伊賀市文化都市協会に、議案第181号の
放課後児童クラブふたばは社会福祉法人伊賀市社会事業協会に、議案第182号の菜の舎及び
バイオ燃料センターは一般社団法人大山田農林業公社に、議案第183号の
阿山交流促進施設は阿山物産振興協同組合に、議案第184号の
赤井家住宅は公益財団法人伊賀市文化都市協会に、それぞれ
指定管理者の指定を行おうとするものです。
なお、指定管理期間ですが平成29年4月1日から、
伊賀市民体育館、
伊賀市民弓道場、
伊賀市民多目的広場、
伊賀市民体育館管理棟及び
赤井家住宅については3年、それ以外の施設については5年となっています。
次に、議案第185号の財産の無償譲渡についてですが、旧花垣小学校校舎及び附属施設を無償譲渡することについて、
地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。
譲渡の理由ですが、旧花垣小学校は、平成27年4月1日の成和西小学校開校に伴い小学校としての役割を果たし廃校となりました。旧小学校は花垣地域の中心に位置し、花垣地区住民の自治活動との係わりが強い施設であり、廃校後、施設の利活用について住民自治協議会と協議を進めてきた結果、本年5月に地域より旧花垣小学校校舎など関連施設の無償譲渡に関する要望を受け、また8月には公有財産の譲渡の申請を受けましたので、校舎や倉庫などの建物を譲渡しようとするものです。なお、譲渡の相手方は、花垣地区住民自治協議会です。
次に、議案第186号の損害賠償の額を定めることについてですが、昨年3月に伊賀市が管理する伊賀市平野西町117番地所在のくれは水辺公園内で、相手方が句碑説明板と支柱の間に右手薬指を挟み、この指の末端部を損傷した事故により、治療費、逸失利益等の損害賠償の額を203万3,425円に定めることについて、
地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決を求めるものです。
よろしく審議をお願いいたします。
○議長(
北出忠良君)
説明が終わりました。
以上、17議案について一括して質疑を行います。
なお、質疑は会議規則第58条の規定により、同一議題につき1人3回まで、また申し合わせにより答弁を含めて20分以内となっていますので、御了承願います。
また、この後、各常任委員会へ議案審査の付託を行いますので、質疑にあたっては、それぞれ所属する常任委員会へ付託予定以外の議案についてとし、意見を述べることなく、簡潔・明瞭に行ってください。
それでは、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御質疑なしと認めます。
よって、議案第170号、議案第172号から議案第174号まで、及び議案第180号の5議案は総務常任委員会へ、議案第171号、議案第178号、議案第182号から議案第184号まで、及び議案第186号の6議案は産業建設常任委員会へ、議案第175号から議案第177号まで、議案第179号、議案第181号、及び議案第185号の6議案は教育民生常任委員会へそれぞれ審査を付託いたします。
次に、日程第7 議案第187号を議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程いただきました議案第187号、
教育委員会委員の任命についてですが、現在
教育委員会委員に就任いただいております勝本順子氏の任期が本年12月24日に満了します。つきましては、後任の
教育委員会委員として内藤扶基氏を任命したいと思いますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意をいただきたいと思います。
略歴等の詳細につきましては、お手元に配付させていただいています資料のとおりですが、内藤氏は伊賀市桐ケ丘お住まいで49歳。平成5年三重県職員を退職され、平成22年から有限会社青山町新聞舗代表取締役に就任されております。
なお、委員の任期ですが、平成28年12月25日から4年間としています。よろしく審議をいただきますようお願いいたします。
○議長(
北出忠良君)
説明が終わりました。
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。本案は
委員会付託を省略し、討論に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第187号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第187号は同意されました。
次に、日程第8 議案第188号を議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程いただきました議案第188号、
公平委員会委員の選任についてですが、公平委員会の委員に御就任をいただいております堀川一成氏の任期が平成28年12月24日に満了します。つきましては、後任の
公平委員会委員として、松永彰生氏を新たに選任したいと思いますので、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の同意をいただきたいと思います。
略歴等の詳細については、お手元に配付させていただいております資料のとおりでありますが、松永氏は伊賀市四十九町にお住まいで67歳。元伊賀市職員で平成22年3月に退職、その後平成22年4月から平成23年5月まで公益財団法人芭蕉翁顕彰会に、平成23年5月から平成26年6月まで公益財団法人伊賀市文化都市協会にそれぞれお勤めになられ、現在伊賀市明るい選挙推進協議会委員並びに、四十九町自治会副会長を務められております。
なお、委員の任期ですが、平成28年12月25日から4年間としています。よろしく審議いただきますようお願いをいたします。
○議長(
北出忠良君)
説明が終わりました。
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。本案は
委員会付託を省略し、討論に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第188号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第188号は同意されました。
次に、日程第9 議案第189号から議案第194号までの6議案を一括して議題といたします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程いただきました、議案第189号から議案第194号までの
固定資産評価審査委員会委員の選任についてですが、固定資産評価審査委員会の委員に就任をいただいております井正明氏、中居喜芳氏、城康展氏、富岡通郎氏、内田秀弘氏の任期が平成28年12月8日に、田中孝雄氏の任期が平成28年12月24日にそれぞれ満了します。つきましては、後任の固定資産評価審査委員会の委員として、中居喜芳氏、城康展氏、富岡通郎氏、内田秀弘氏を引き続き、柘植明美氏、秋永啓子氏を新たに選任したいと思いますので、地方税法第423条第3項の規定に基づき議会の同意をいただきたいと思います。
それぞれの方の略歴等の詳細については、お手元に配付させていただいています資料のとおりです。
まず、中居氏ですが、伊賀市緑ケ丘西町にお住まいで68歳。平成25年12月から伊賀市
固定資産評価審査委員会委員をお務めいただいております。
次に、城氏ですが、伊賀市上友田にお住まいで69歳。平成25年12月から伊賀市
固定資産評価審査委員会委員をお務めいただいております。
次に、富岡氏ですが、伊賀市平田にお住まいで62歳。平成25年12月から伊賀市
固定資産評価審査委員会委員をお務めいただいております。
次に、内田氏ですが、伊賀市北山にお住まいで65歳。平成25年12月から伊賀市
固定資産評価審査委員会委員をお務めいただいております。
次に、柘植氏ですが、伊賀市下柘植にお住まいで64歳。元三重県職員で平成25年3月に退職されています。
最後に、秋永氏ですが、伊賀市小田町にお住まいで62歳。元伊賀市職員で平成27年3月に退職。その後1年間再任用で勤務されていました。
なお、委員の任期ですが、中居氏、城氏、富岡氏、内田氏、柘植氏については平成28年12月9日から、秋永氏については平成28年12月25日からそれぞれ3年間としています。よろしく審議いただきますよう、お願いをいたします。
○議長(
北出忠良君)
説明が終わりました。
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。本案は
委員会付託を省略し、討論に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は議案ごとに行います。
まず議案第189号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第189号は同意されました。
次に、議案第190号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第190号は同意されました。
次に、議案第191号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第191号は同意されました。
次に、議案第192号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第192号は同意されました。
次に、議案第193号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第193号は同意されました。
次に、議案第194号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第194号は同意されました。
次に、日程第10 議案第195号から議案第201号までの7議案を一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程いただきました、議案第195号から議案第201号までの
島ヶ原財産区
管理委員の選任についてですが、現在、
島ヶ原財産区
管理委員に就任いただいています7人の任期が平成28年12月16日に満了します。つきましては、後任の
島ヶ原財産区
管理委員として、岩井大行氏、勝島清三氏、土山米徳氏、山秀成氏、川肇氏、松永寿久氏、裏谷健治氏を新たに選任したいと思います。伊賀市
島ヶ原財産区管理会条例第3条の規定により、議会の同意をいただきたいと思います。
なお、候補者の選任に当たりましては、島ヶ原地域
まちづくり協議会から推薦をいただいています。それぞれの方の略歴等の詳細につきましては、お手元に配付しました資料のとおりです。
まず、岩井氏ですが、伊賀市島ヶ原16番地にお住まいで68歳。平成23年3月まで愛知県警察にお勤めいただいておりました。
次に、勝島氏ですが、伊賀市島ヶ原3817番地にお住まいで、69歳。平成17年3月に寿工業株式会社を退職され、現在、中村区区長をお務めいただいています。
次に、土山氏ですが、伊賀市島ヶ原6267番地にお住まいで、69歳。平成19年1月まで、JR西日本旅客鉄道株式会社に勤務され、島ヶ原村議会議員、
伊賀市議会議員、町区区長を歴任され、現在は島ヶ原地区人権同和教育推進協議会会長を務められています。
次に、山氏ですが、伊賀市島ヶ原7420番地にお住まいで、62歳。平成26年9月まで奈良信用金庫にお勤めいただいておりました。
次に、川氏ですが、伊賀市島ヶ原12309番地にお住まいで、57歳。平成5年3月に横河工事株式会社を退職され、現在は、株式会社共同技術コンサルタントに勤務されています。
次に、松永氏ですが、伊賀市島ヶ原16143番地の1にお住まいで、69歳。平成16年3月に株式会社日本旅行を退職後、しまがはら郷づくり公社代表理事、中矢区区長をお務めいただいていました。
次に、裏谷氏ですが、伊賀市島ヶ原11388番地の8にお住まいで、69歳。南京都信用金庫を経て、木津川市山城町商工会を退職後は、不見上区区長をお務めいただいていました。
なお、委員の任期は、平成28年12月17日から4年間であります。よろしく審議いただきますよう、お願いをいたします。
○議長(
北出忠良君)
説明が終わりました。
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。本案は
委員会付託を省略し、討論に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は議案ごとに行います。
まず、議案第195号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第195号は同意されました。
次に、議案第196号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第196号は同意されました。
次に、議案第197号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第197号は同意されました。
次に、議案第198号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第198号は同意されました。
次に、議案第199号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第199号は同意されました。
次に、議案第200号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第200号は同意されました。
次に、議案第201号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第201号は同意されました。
次に、日程第11 議案第202号から議案第208号までの7議案を一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程いただきました、議案第202号から議案第208号までの
大山田財産区
管理委員の選任についてですが、現在、
大山田財産区
管理委員に就任をいただいています7人の任期が、平成28年12月26日に満了します。つきましては、後任の
大山田財産区
管理委員として、豆本弘文氏、松本正美氏、西尾孝典氏を引き続き、中澤敏之氏、馬岡清史氏、福持久郎氏、蛭澤公雄氏を新たに選任したいと思います。伊賀市
大山田財産区管理会条例第3条の規定により、議会の同意をいただきたいと思います。
なお、候補者の選任に当たりましては、大山田支所管内3地域の住民自治協議会から推薦をいただいています。それぞれの方の略歴等の詳細につきましては、お手元に配付しました資料のとおりです。
まず、豆本氏でありますが、伊賀市中村312番地にお住まいで、69歳。平成24年12月から
大山田財産区
管理委員をお務めいただいています。
次に、松本氏ですが、伊賀市富永1759番地にお住まいで、66歳。平成24年12月から
大山田財産区
管理委員をお務めいただいています。
次に、西尾氏ですが、伊賀市鳳凰寺231番地にお住まいで、60歳。平成24年12月から
大山田財産区
管理委員をお務めいただいています。
次に、中澤氏ですが、伊賀市出後723番地にお住まいで、68歳。
近畿日本鉄道株式会社を退職後、出後区長を歴任され、現在は山田南地区農業集落排水事業役員を務められています。
次に、馬岡氏ですが、伊賀市奥馬野694番地の1にお住まいで、68歳。伊賀森林組合を退職後、平成27年4月から奥馬野区長をお務めいただいています。
次に、福持氏ですが、伊賀市川北604番地にお住まいで、68歳。株式会社ナカテツを退職後、平成27年4月から伊賀市・名張市広域行政事務組合損害評価委員をお務めいただいています。
次に、蛭澤氏ですが、伊賀市上阿波2762番地にお住まいで、67歳。平成22年にマルヨ興産株式会社を退職後、現在、農業に従事されています。
なお、委員の任期は、平成28年12月27日から4年間としています。よろしく審議いただきますよう、お願いをいたします。
○議長(
北出忠良君)
説明が終わりました。
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。本案は
委員会付託を省略し、討論に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は議案ごとに行います。
まず、議案第202号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第202号は同意されました。
次に、議案第203号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第203号は同意されました。
次に、議案第204号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第204号は同意されました。
次に、議案第205号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第205号は同意されました。
次に、議案第206号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第206号は同意されました。
次に、議案第207号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第207号は同意されました。
次に、議案第208号に対し、同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、議案第208号は同意されました。
次に、日程第12 発議第16号を議題とします。
提出者の説明を求めます。
田山宏弥君。
(16番 田山宏弥君登壇)
○16番(田山宏弥君)
ただいま、議題となりました発議第16号でございますが、
地方自治法第180条第1項の規定により、市長において専決処分することができる事項について議会が指定する事項の一部を改正したいと存じます。
改正の理由ですが、伊賀市債権管理条例が本日施行となり、当局においては債権回収業務に一層取り組んでいただくところですが、当該業務の迅速化と効率性を高めるため、一定の価格以下の訴えの定義等に関して市長が専決処分できるものとして、当該事項を指定しようとするものです。
改正の内容ですが、新たに指定する事項に訴訟物の価額が裁判所法第33条第1項第1号の規定により、簡易裁判所が裁判権を有することとされる価額以下の
地方自治法第240条第1項に規定する債権の徴収に係る訴えの提起、和解及び調停に関することを加えるとともに、既存の指定事項のうち、第4項、住宅新築資金等貸付金及び福祉資金貸付金の償還に係る訴えの提起、和解及び調停に関することについては、新たに加える事項に含まれることから削除いたします。
なお、この事項は議決の日から効力を生じるものといたしております。
以上、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願いいたします。
○議長(
北出忠良君)
説明が終わりました。
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。本案は
委員会付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
発議第16号に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
北出忠良君)
全会一致であります。
よって、発議第16号は可決されました。
次に、日程第13 伊賀市
選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。
お諮りします。選挙の方法については、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
選挙
管理委員及び補充員については、それぞれ4名を議長において指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御異議なしと認めます。
よって、議長において指名いたします。
選挙
管理委員に、池口法行君、福川喜志子君、山菅善文君、竹岡良昌君、以上4名を、また、補充員につきましては、順位第1番、藤田建五君、順位第2番、馬岡裕子君、順位第3番、吉藤綾子君、順位第4番、松井隆昇君、以上4名をそれぞれ指名します。
ただいま本職において指名しましたそれぞれ4名を選挙
管理委員及び補充員の当選者と定めることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名しましたとおり、選挙
管理委員に池口法行君、福川喜志子君、山菅善文君、竹岡良昌君、以上4名が、また補充員につきましては、順位第1番、藤田建五君、順位第2番、馬岡裕子君、順位第3番、吉藤綾子君、順位第4番、松井隆昇君、以上4名がそれぞれ当選されました。
以上で、本日の
議事日程は終了しました。
なお、明日12月2日から12月7日まで議案精読のため休会とし、12月8日午前10時から、本会議を再開したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北出忠良君)
御異議なしと認め、そのように決定しました。
なお、市政一般質問の通告書は明日、12月2日正午までに詳細記入の上、提出願います。
また、内容につきましては、それぞれ議員間において、重複しないよう調整いただきますよう、よろしくお願いいたします。
本日はこれをもって散会します。御苦労さまでした。
(午前11時13分 散会)
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