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平成27年総務常任委員会( 6月16日)
平成27年教育民生常任委員会( 6月16日)

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  1. 伊賀市議会 2015-06-16
    平成27年教育民生常任委員会( 6月16日)


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    平成27年教育民生常任委員会( 6月16日)              教育民生常任委員会会議録   1.開催日 平成27年6月16日 2.場 所 市議会第1委員会室 3.出席者 森正敏市川岳人赤堀久実、生中正嗣、百上真奈、田山宏弥岩田佐俊 4.欠席者 なし 5.理事者 澤田総務部長稲森総務部次長市政再生監西堀財務部長田槙財務部        次長兼管財課長増田健康福祉部長田中健康福祉部次長こども家庭課        長、福永市民病院副院長〔事務部門〕兼健診センターセンター長、野口        教育長伊室教育委員会事務局教育次長宮崎教育委員会事務局校区再編        推進監兼教育総務課長中林伊賀支所長地域振興総括監児玉大山田支        所長兼地域振興総括監百田総務課長瀧川契約監理課長松岡保険年金        課長、中井健康推進課長川瀬建築住宅課長中浦学校教育課長前山生        涯学習課長中央公民館長上野公民館長狩野文化財課長榮井建築住        宅課副参事兼事業第2係長 6.事務局 川口議事課長東主査橋本主任 7.案  件 1.請願第22号 (仮称)上野北部地区小学校新居小長田小)の校                 区再編に関することについて        2.議案第65号 伊賀市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正につ                 いて
           3.議案第68号 工事請負契約の締結について(崇広中学校屋内運動場                 耐震補強工事建築主体工事))        4.所管事務調査         (1)子宮頸がん予防ワクチンの接種の状況について 8.会議の次第             (午後 1時28分 開会) ○委員長(森 正敏君)  皆さん、こんにちは。  少しだけ早いんですけど、皆さんおそろいでございますので、本日は御苦労さんでございます。  ただいまから教育民生常任委員会を開催をさせていただきます。  本日、ただいまの出席委員数は7名。会議は成立をいたしました。  本委員会に審査を付託されました案件は、請願1件、それから議案2件です。議事の進行に御協力くださいますようお願いをいたします。  それから、会議の署名委員、生中委員さん、お願いをいたしたいと思います。  順次審査に入りますが、今回付託されている請願については、請願者意見陳述の希望があり待機をされております。審査に当たり、まず請願者の御意見をお伺いいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(森 正敏君)  異議なしと認めます。  それでは、第1項の請願第22号、仮称ですが、北部地区小学校新居小学校長田小学校)の校区再編に関することについてを議題といたします。  請願者に御入場いただきます。                 (請願者入室) ○委員長(森 正敏君)  一般の方の傍聴の申し出がありますので、伊賀市議会委員会条例第19条により許可をいたしておりますので、御了承ください。  それでは、請願皆さん御苦労さんでございます。  請願者の発言を許可いたします。  なお、発言は意見陳述に関する確認事項をお守りいただき、請願内容の範囲内で簡単に行っていただきますようよろしくお願いをいたします。  それでは、新居地区住民自治協議会の会長でいらっしゃいます山田正美さん、お願いをいたします。 ○請願者山田正美君)  失礼します。新居地区住民自治協議会山田正美と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、今回、上野北部地区小学校新居小長田小)の校区再編に関する請願書の提出に当たり、新居地区住民自治協議会長田地区住民自治協議会を代表いたしまして意見を申し上げます。  趣旨につきましては、請願書のとおりでございます。  当初の校区再編計画は、仮称北部小学校として新居・三田・長田小学校諏訪地区児童の統合による平成24年に開校予定でございました。その後、東日本大震災による国の施策として新居小学校耐震工事や市の方向転換によって三田小諏訪児童新居小長田小という2校分割となり、本年4月に三訪小学校が開校されました。  今日まで、統合予定の学校につきましては税の二重投資はしないとの方針から大きな改修もされず、空調設備、冷房、暖房はないということで、大変子供さんが苦労しております。  また、耐震工事による教室の暗さに耐えながら勉学に励む子供たちの姿に、特に両親、やっぱり心を痛めていると思います。それと、おじいさんおばあさん、特にやっぱりかわいい孫でございます。ちょっとでも苦労をなくすというんか、少しでも改善していただきたいと思っております。  また、昨年の平成26年2月には新居長田地区住民自治協議会、PTA、保育園、保育所保護者会の連名で2,757名の署名を添えて要望書を提出させていただきましたが、いまだ進展を見ない現状であります。  つきましては、教育の理念であります次代を担う子供たちの特によい環境で勉強に励めるように、一日でも早く統合校の開校をお願い申し上げたいと思います。議会の御理解、御賛同により採択いただきますようお願い申し上げます。一日でも早くよろしくお願いします。以上です。 ○委員長(森 正敏君)  ありがとうございました。おかけください。  説明が終わりました。  委員皆さん、本請願について御質疑ございませんか。  生中委員さん。 ○委員(生中正嗣君)  請願者にお尋ねするんですけどね、この請願文書の12行目なんですけどね、「財政事情等により市の方針が変更された」とあります。私から言えば、非常に優しいというかね、穏やかなというか、そういう表現なんですね。これはやっぱり自治協の配慮やと思うんですけどね、これは本来は市長の新しい場所に新しいものはあり得ないという方針転換からということで理解させてもうてよろしいですか。 ○委員長(森 正敏君)  山田会長さん。 ○請願者山田正美君)  そのとおりでございます。 ○委員長(森 正敏君)  生中さん。 ○委員(生中正嗣君)  私もこの校区再編につきましては、この北部以外にも過去7回ほど一般質問もさせていただきました。これは先ほど請願者のほうからもお話がありましたように、昨年2月に長田地区それから新居地区の住民の署名を添えて要望書を出しているわけなんです。だから今も説明ありましたように何ら進展もないということから、この請願が出されたわけですね。議会の議決を要するということでね。この請願を出されたことに対して、私、教育委員会教育長の思いというかね、御所見をお伺いします。 ○委員長(森 正敏君)  教育長。 ○教育長野口俊史君)  新居長田の両地区の皆さん方の意思といいますか、そういう請願につきましては教育委員会として重く受けとめて、それにのっとって、できることとできないことがありますけれども、誠実に対応させてもらっているというふうに思っております。 ○委員長(森 正敏君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  形どおりの御答弁と思いますけどね、これ例えばこの請願見出しですけどね、(仮称)上野北部地区小学校北部地区小学校というたらここに三田も、それから諏訪児童も入ることを上野北部地区小学校なんですね。あえて括弧して新居小長田小という書き方でこの請願が出されているわけなんですよ。本来、上野地区北部小学校なんてもう消えてるわけですやろ。  きのうもたまたま設立準備会がございました、新居長田のね。これ私、この教育基本方針持ってきました。これの一番の見出しにも、今年度、平成27年度の教育行政方針の中でも、成和東小学校成和西小学校環境整備を進めるとともに上野北部地区小学校阿山地区小学校、これ27年4月から三訪小学校が開校しているにもかかわらず、この上野北部地区小学校という名前を使ってること自体が、それはつくられたのは3月以前かもしれませんけど、こういうことなんですよ。だからきのうもそうですけれども、新居長田小設立準備会というのは上野北部地区校区再編検討協議会の中の、失礼な言い方ですけど下部組織というかね、三田・諏訪小学校新居長田の2つに分けた準備会でしょ。それ既にもう4月にスタートしてるんですから、本来は北部地区の小学校区再編検討協議会なんていうのは即に廃止をされて、そして新居長田校区再編検討協議会を立ち上げるべきなんですよ。なぜ、北部小学校校区検討協議会を残す理由はありますか、お答えください。 ○委員長(森 正敏君)  教育長。 ○教育長野口俊史君)  基本的には、北部地区校区再編の大きな枠の中で現在ずっとここまで校区再編が進められてきています。その中で、先ほど請願の方もありましたけれども、三田と諏訪地区、それから長田新居地区がそれぞれ2校ずつで統合していくということで進めてきているわけです。それを進めるに当たって、北部地区協議会の中でそれぞれ2校ずつのまた準備会をつくって行っていますので、北部地区協議会の中に2校、2校の準備会があるというふうに捉えているわけですよ。  現在、三訪小学校が開校しましたので、三田・諏訪地区についての2校の準備会についてはこれで役割を終えた。  そして今、その北部地区の中で長田新居地区準備会が行われているということで、北部地区のその協議会というのは現在残してあるちゅうか、その中で行われているというふうに考えているわけです。 ○委員長(森 正敏君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  今の教育長お答えで、ちゅうことは北部小学校校区再編検討協議会は今も存在するということで理解してよろしいんですか。 ○委員長(森 正敏君)  教育長。 ○教育長野口俊史君)  それで結構です。 ○委員長(森 正敏君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  そしたら、きのうの長田新居小設立準備会の例えば何かを決議した決めたこと、これは親組織というか、もとの組織である方々、実際に会長がおられるわけですね。鳥本さんという方がおられるわけですけれども、その方たちにそれを、例えば決めたことはそこで設立準備会の決めたことをさらにその北部小学校区再編検討協議会に上げて、そこで議論されるということになるんですか。だからそういう中途半端なことをするから、いつまでたっても校区再編が進まないということなんですよ。私はそう思います。  それと、もう1点お聞きするのは、きのうの教育課長の話の中で、その耐力度調査をしなければならないという話が出たんですね。これはなぜか。耐力があれば、今、教育委員会が提示しているのは新居小学校の校舎のところへ建てかえるということで進められてるわけですやろ。あとは2年間はその建てる間は長田へ行くのか、また新居へ仮設を建てるのかということですけれども、その耐力度を測定するということは、きのうの説明ではもしも耐力度があれば建て直す、つまり壊して建て直すということになれば国の補助が受けられないから、全て市の市単でしなければならないという御説明がありました。こんなん、もともと計画を出す前の基本中の基本なんですよね。まずはそれを測定を調査をして、そして我々地元に対して提案するのが本来の筋なんですよ。これ今何ぼ、きのうの計画を出されてましたけどね、これ耐力度調査によってこんなんまたまたゼロになったり、全く変わったことになる可能性も十分あるということを私はそう感じました。私はそう思いますが、どうですか。私の考え方は間違うてますか。耐力度があっても、市単が何ぼ要っても建てられるとお思いですか、いかがですか。 ○委員長(森 正敏君)  教育長。 ○教育長野口俊史君)  これもこれまでのその2校の話し合いの中で、この校舎をどういうふうに統合していくかという話し合いがずっとなされてきているわけです。その中で、初めは現在の校舎、南側にある校舎を新築をする。これは耐力度のあるなしにかかわらず老朽化をしていますから、そしてしかもここまで特に新居でずっと過ごされてきた子供たちあるいは保護者の方々が、もうこの老朽化は改修ではなくてぜひ建てかえてほしいということで、これも建てかえるという方針でずっと来ている。これは言っているわけです。  その後、北校舎の問題が出てきて北校舎も壊して、そして運動場を広げるということはできないかという要望を受けて現在に至っている。ただ、その中で問題になってきたのはといいますか、課題は体育館なんですね。体育館も大変老朽化しているんだけども、これもこの際建てかえてくれないかという要望もいただいています。プールもなんですけども。その体育館については、現在は建てかえる予定はないということでお答えをしてきたわけなんですけれども、その体育館耐力度調査をすることによって耐力度がないということであればこれは危険ですので、建てかえるという方向を示させてもらったわけです、その要望の中で。  だから現在、その耐力度調査をした結果どうのこうのというのはありますけれども、校舎については建てかえるという方針は変わっていないというふうに受け取ってもらって結構だと思います。 ○委員長(森 正敏君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  もうこの議論をすると何時間あっても足りませんけどね、これはまた一般質問でもさせてはいただきますけれども、結局ですよ、一番私が申し上げた、請願者に対してお聞きした一番のもとは、やっぱり市長の方針で変わったわけでしょ。これは間違いないですよね。そういうことでしょ。ただ、地元が言うてるのは、これ何遍も繰り返しになりますけども、新しい場所に新しいものはあり得ないと言っておきながら、庁舎は四十九に行ったということが地元の地区民が非常に憤慨をしているんですよ。その説明をしなさいとよう多分教育長さんも言われたと思いますけどね、そういうことなんですよ。  だから皆さん方、きのうも夜遅うまで来てくれました。これはっきり申し上げて、不燃物処理場やったら何の議論も要りませんやろ。きのう上げられた課題も要りません。全部解決できるわけです。今の運動場の話も。そうでしょ。そういうことなんですよ。  だからもう答弁は要りませんけど、早期にその地域の思いをぜひ酌み取っていただいて、本当に私から言えば庁舎よりも図書館よりももっと早くするのが私は子供たち教育環境の整備。今、教育委員会に言うてるのは、当初は子供たち教育環境の整備、行財政改革、もう一つは何でしたか、国の財政支援、この3つの柱やったんですよ。それが今は複式解消だけになってるやないですか。結局そういうことでしょ。複式解消をとりあえずせんなんということは、本来、今の校区再編計画になってるから、私から言えば後退をしてるわけです。そういうことなんですよ。私の意見はこれ以上言いません。以上でございます。 ○委員長(森 正敏君)  ほかに。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  今、請願の中身は、早く校区再編。つまり新居小学校長田小学校の統合を進めてほしいという請願の内容でした。  私がお聞きしたいのは、教育委員会のほうになるんですけれども、2つが今回の場合も現在の計画は新居小学校のところに新築という計画が出ております。長田小学校のほうは、いずれにしましても廃校という扱いになりますね。両方とも廃校という言葉にしたらちょっと微妙なんですけれども……。 ○教育長野口俊史君)  いや、両方。 ○委員(百上真奈君)  廃校ですよね。ただ、教育機能はなくなるということになります。
     現在、どこの学校でもそうですが、地域のいろんな方々が活動にも利用されています、体育館とか運動場とか。校舎については、その教育機能がなくなった時点で次の利活用をまず住民で、地域で議論して考えてくださいということを言われています。体育館グラウンドについては、今も申しましたように地域社会教育の場としていろいろされていますが、今後、教育機能がなくなったらそのことについては一体どうなっていきますか。住民のそういった活動の保障ということはどうなっていきますか。 ○委員長(森 正敏君)  校区再編推進監。 ○教育委員会事務局校区再編推進監兼教育総務課長(宮崎 寿君)  失礼いたします。校区再編推進監の宮崎です。  行政目的を終えるということで、学校設置条例というのに位置づけられております学校が廃校となる。すなわち役割を終えるということは、その財産自体普通財産という位置づけの財産に変化をいたします。  今、社会体育あるいは夜間グラウンド開放等地域の人に使っていただいているのは、行政財産のそういう社会体育利用というような規則等にも学校開放事業として位置づけられ利用いただいているわけですけれども、行政財産位置づけがなくなりますと普通財産になりまして、それを今までのように不特定多数の方に申し込みをして利用していただくという法的な部分、貸し付けるそういう制度、それがなくなってしまうことになります。  したがって、普通財産になりますと、特定の人がその普通財産を借りていただいて事業などグラウンドを利用いただいたり、あるいは何かの目的でイベントなどで使っていただくという際に、借りていただくということですね、賃貸借の関係で普通財産の貸借の関係で借りていただくということは可能にはなります。そういったことで、今までのように少し自由に使っていただくというようなことができなくなる。自由にといいますのは、制度にのっとって使用申請を出し、使用許可をもらい、ほんで規則に定められた利用料金を納めて使っていただいてるというような状態ではなくなってしまう。普通財産としての制約が出てくるというようなところでございます。 ○委員長(森 正敏君)  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  学校統合を進めるということは、先ほど申しましたようにそこが教育施設でなくなるというところが絶対出てくるわけですよね、その地域、学校ですね。  今、花垣地区のほうで説明されているのが、いろんな事情があって9月までは、つまりそれも花之木の改修とかがありますので、そういうことが済んだ9月ぐらいまでは今までどおり使えるけれども、9月以降は一つはさっき申したその借りるというようなことで……。 ○委員長(森 正敏君)  簡単にしてください。 ○委員(百上真奈君)  します。それはなぜか言います。それ以降は、逆に借りれなくなるとか使えなくなるという、今のようにサッカーとか子供たちがバレーとか使っているのが使えなくなるという。そのことによって、一方ではもしそんなふうに今までどおりにしたければ地域で管理しなさいというような説明で回っておられるというふうに聞きました。これは校区再編を進めるということは、先ほども申しましたようにこの請願を早くしてくださいという中身なので、もちろん私は賛成しようと思っていますが、早く進めるけれども、一方では教育機能を失う地域にとってはグラウンド体育館が従来どおりには使えなくなるというような話が聞こえてきたのでその確認をしたいと思いますし、そのことについてどうかということです。 ○委員長(森 正敏君)  校区再編推進監、宮崎さん。 ○教育委員会事務局校区再編推進監兼教育総務課長(宮崎 寿君)  失礼いたします。  普通財産になりましても、そのまま実は教育委員会で管理している財産という形で財産にしております。ただ、普通財産になりますと、その利活用目的が市全体として何に利用するのかということが決められまして、もちろん学校という地域の中心にある場所ですので、地域の方々の意見も聞きながらその利用方法は決めていくことになろうかと思います。  かつて廃校していた学校施設体育館グラウンドは、体育施設条例のほうに位置づけがえをいたしまして貸し付けてきたこともございました。しかしながら、御存じのように公共施設最適化計画などが出され、いわゆるファシリティーマネジメント、学校施設という大きい施設をそのままそういう体育施設条例などに位置づけて、行政財産としてずっと使用し続けることに対して、例えば地域で使われるんでしょうけど、その利用頻度と実際市が負担していかなければならない経費、そういったとこを総合的に判断しながら、今、公共施設最適化が進められてきているわけですけれども、そういった中ではやはり継続して市が管理していくことが非常に困難な状況になっているという状況でございます。  したがって、普通財産という位置づけですので、もし地域がみずから地域を活性化するためにその施設なりグラウンドなどが必要と判断され、もしそういううまく管理していくことができるならば、優先して地域のほうへお貸しすることができるのではないかというふうに考えているところです。 ○委員長(森 正敏君)  請願の趣旨に沿ってお願いしたいと思います。 ○委員(百上真奈君)  ありがとうございました。以上です。 ○委員長(森 正敏君)  もういいですか。 ○委員(百上真奈君)  はい。 ○委員長(森 正敏君)  ほかにございませんか。  田山委員。 ○委員田山宏弥君)  請願者の趣旨からいきますと、一日も早く教育環境の充実のために開校を早めてほしいんだということが今回の趣旨であろうと思うんです。  そこで、当局側にお伺いするわけですけども、この計画はもう当然先ほど生委員からありましたように北部地区校区再編の問題からいうて、今はもう新居長田をどういう形で一つの学校にするべく努力を進めるのかということになろうと思うんですけども、今言うように平成32年度の開校を予定されているということでありますけれども、この請願の趣旨からいって少しでも早く開校できるような施策というか、その可能性についてお伺いしたいと思います。 ○委員長(森 正敏君)  教育長。 ○教育長野口俊史君)  一応、新しく校舎ができ上がるには計画が2年、そして工事が2年ということで4年かかるというふうに考えています。28年度、29年度を計画、そして30年、31年度を工事ということになれば、32年度に統合がされるということになります。それをどうしてもということで事務的にうまく進めば、31年度、1年は少しできる可能性はあるかなというところですけども、これはちょっと状況で言い切れませんので、32年度という計画であくまでも進めていきたい。  今、おっしゃってもらいましたように、1年も早くという請願の方の思いは私のほうも全く同じで、何とか早くというのをずっと考えてきているわけです。ちょっと長くなってごめんなさい、一番初めは27年度に統合しようということを言ってたんですが、当然ですけども新居は今まだ古いままですので、そういう古いところで統合するのは困るという長田地区皆さん方の要望もありました。これも私わかりますので、27年度の統合は今のところなしになっている。  そしてその次には、校舎を工事する場合に長田のほうへ移動すれば30年度に統合はできます。だけどそれも今いろんなその両地域の方の思いの中で、ちょっと片方がよければ片方はちょっとこういう要望がある、こういう要望ができればちょっとまたこれも今のところもうちょっと考えさせてほしいとか、本当に合意合意を重ねてきて現在に至っていますので、気持ちは全く一緒ですので、できるだけ早くということですが、32年度をめど。そして、もし1年でも早くできれば31年度ということで考えています。 ○委員長(森 正敏君)  ほかにございませんか。  岩田委員。 ○委員岩田佐俊君)  これ早いのはいいことやけども、これ32年の4月に、もしもの話ししたらあかんのやけど、もし完成せえへんならこれどういう弊害が出てきますんや。できなかった場合、32年の4月に開校できなかった場合。延びた場合は何か弊害が出てきますか。それは32年の4月には必ず開校といって教育長は約束してくれたらいいんですけども、何か諸般の事情でもし4月に開校できなくて以降に延びた場合、何かその予算とかいろんな面でどんな弊害が出てきますか。 ○委員長(森 正敏君)  伊室次長。 ○教育委員会事務局教育次長(伊室春利君)  一番大きなのは、31年度までの合併特例債の大きな財源を利用できなくなるという状況が考えられます。そうなってきますと、本当に地域の方の思い、教育委員会の進めてきたことが非常に厳しい状況になることは予想されますので、そのようなことのないように何とか合併特例債の起債が借りられる時期までに統合と教育環境の整備を鋭意進めていきたいと考えるしか、もう今は努力をさせていただくとしかお答えできません。 ○委員長(森 正敏君)  岩田委員。 ○委員岩田佐俊君)  仮に延びた場合は、全部市単で補わなあかんわけですよね。 ○教育委員会事務局教育次長(伊室春利君)  別の有利な起債は、合併特例債は活用できませんが、普通の学校何とか、名前はちょっと、起債と、それからその他の財源については工夫をさせていただかなければならないと考えます。 ○委員長(森 正敏君)  ほかにございませんね。  質疑なしと認めます。  山田様、ありがとうございました。  それでは、討論に入りたいと思います。御意見ありませんか。  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  賛成の立場で意見を申し上げます。  本会議でも申し上げさせていただくつもりですけども、やっぱり地域の思い、子供たちの思いを十分しんしゃくされて、やっぱり1年早く、今も次長が言われたようにあかなんだら特例債使えまへんのや。しかしながら学校債ちゅうのがあんのやということですけども、やっぱり伊賀市の財政が厳しい厳しいという点、市長が言うてるわけですから、それをやっぱりなくするためにも私は努力をしていただきたいし、やっぱりいろんな先ほど言わさせてもらった課題がたくさんあります。その課題はもうわかってるわけですから、できない課題はできない、できる課題はできるということで精査していただいて、進めることが大事やと思いますので、そういうこともお願いをして私の意見とさせてもらいます。以上です。 ○委員長(森 正敏君)  ほかに。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  私も請願には賛成の立場で意見を申し上げたいと思います。  校区再編は、やはり子供たち教育環境をよくする上では早く進めていただきたいと思っています。  しかし、きょうの請願者住民自治協議会の会長であるのがあらわしているように、やはり学校を統合していく。つまり学校がなくなる地域にとっては、やはり地域にとっても大きな問題がある。その中の一つに、今、上げた財産が変わることによって、長田は毎晩グラウンドを使っています。毎晩夜10時まで電気がついているわけです。市長が中心市街地、夜遅くまで明かりがつくことが活性化や、にぎわいやとおっしゃっているのは、長田にとって学校の体育館グラウンドが電気がついていることが本当にまさに地域にとっては大事なことやと思っています。  ところが、やはりその財産の位置づけが変わることによって、また市が財政が厳しいから管理ができないということをもって、その地域の人たちが従来子供たち含めて使えてたものが使いにくくなる。もしくは使えなくなる。もしくはその管理を地域がしなければならない。光熱水費から草刈りから、そういったことを地域がしなければならない。それはやはり大きな問題だというふうに思っています。  ですので、この請願の趣旨にそのとおりだと思いますが、私は協議する中身、そのことも含めてやはりきっちりと地域の人たちと議論する場を持っていただきたいと思います、協議会の中で。開校してから実はこういう問題が起こるということを地域に提起するのではなく、その後もずっと長田もしくはほかでもそうですけども、廃校になっていく地域にとっては市長もよくおっしゃっています、一番いい場所に学校があった。そこが中心だったと。それが本当に住民自治活動の拠点となり続けられるようなことにしていただきたいと思っていますし、市長部局のほうもそれをしっかりと受けとめて議論を住民としっかりしていただきたい。そのことを意見を申し上げて、賛成といたします。 ○委員長(森 正敏君)  ほかに。  田山委員。 ○委員田山宏弥君)  もちろん賛成の立場で意見を申し上げたいと思うんですけども、伊賀市合併して10年を過ぎて、旧の町村部、旧の上野市、その学校の教育環境子供たちの格差というものがやっぱり顕著にあると思うんです。まだまだ整備されてない学校というのは、当然、新居長田以外にもまだまだあります。そういった意味では、伊賀市の子供たち教育環境が一日も早く統一した環境の中で子供たちが一緒になって、伊賀の子供たちはそういう環境の中で公平に学べるそういう環境を伊賀市として整備するということがこれ大前提の話でありますので、そういった意味でこの問題も含めてでありますけども、伊賀市全体の子供たち教育環境を一日も早く改善することをお願いして、賛成といたします。 ○委員長(森 正敏君)  ほかにございませんか。  ないようでございますので、採決に入ります。  請願第22号に対し、採択すべきことと決することに賛成の方の挙手をお願いします。               (賛 成 者 挙 手) ○委員長(森 正敏君)  全会一致であります。よって、請願第22号は、採択すべきものと決しました。  山田様、ありがとうございました。御退席いただいて結構でございます。御苦労さまでございました。                 (請願者退室) ○委員長(森 正敏君)  続いて、議案の審査に入ります。  既に本会議において議案に対する一定の説明がなされておりますので、このことを踏まえた審査となるよう、委員皆さん、当局の皆さんの御協力をお願いをいたします。  なお、説明者は所属、氏名を述べてから御発言ください。  まず、第2項、議案第65号、伊賀市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  補充の説明はありませんか。  保険年金課長、松岡課長。 ○保険年金課長(松岡美都子君)  失礼します。保険年金課の松岡でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
     ただいま議題となりました議案第65号、伊賀市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正について説明いたします。  5月19日の全員協議会で御説明を申し上げましたが、子ども医療費につきましては、昨年9月より中学生の入院分を拡大しまして実施したところです。  今回の改正は、医療の側面から子育て世代を支え、安心して子供を産み育てることができる環境整備をさらに充実させるため、受給資格の更新時期であるこの平成27年9月から中学校卒業までの通院医療費について、助成を拡大しようとするものです。  条例の改正内容ですが、資料の1ページをごらんください。第3条第4項ですが、中学校卒業までの入院費助成時の受給資格の認定についてはその都度行う旨の規定でしたが、このたび助成対象を中学校卒業までの通院医療費まで拡大することによりまして受給資格証を交付することになるため不要となり、削除しています。  続きまして、2ページをごらんください。第4条第4項ですが、中学校卒業まで入院医療費のみ助成する旨の規定ですが、助成対象を中学校卒業までの通院医療費まで拡大することにより、こちらの規定も不要となったため削除しています。  次に、第6条のただし書きですが、こちらの規定も受給資格証を交付しますので不要となりますことから削除しています。  以上で条例改正の説明を終わりますが、この条例は平成27年9月1日から施行することとしています。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○委員長(森 正敏君)  説明が終わりました。  説明に対して御質疑ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  済みません、大変同僚議員からもたくさん良い制度ということで拡大していただいてありがたいと思います。これは仕組みとしては、その対象者となる方々へのお知らせというか、そういうことは自動的にそういうふうな仕組みになっていくんですか、それとも何か申請みたいなのが必要なんですか。済みません、その手続だけ教えてください。 ○委員長(森 正敏君)  松岡保険年金課長。 ○保険年金課長(松岡美都子君)  失礼します。  広報につきましては、7月1日号と8月1日号で市民の皆さんに向けましてお知らせをする予定となっております。  対象者につきましては、こちらのほうから御案内と申請書、それから申請書の記入方法とか、あと返信用の封筒も入れまして案内通知をする予定になっております。その案内通知は、議会終わりまして議決をいただく予定としておりますその6月の末を予定しております。 ○委員長(森 正敏君)  ほかにございませんか。よろしいですか。  副委員長。 ○委員市川岳人君)  済みません、今回のこの中学生の通院まで無料ということなんですけど、対象となる人数というのはどれぐらいの方。本年度、これから数年間というようなそういう推移みたいなのわかりましたら。 ○委員長(森 正敏君)  松岡保険年金課長。 ○保険年金課長(松岡美都子君)  失礼します。  対象者につきましては、住民基本台帳の推計からおよそ2,600名ということになります。その中から、申請書を送る対象者につきましてはひとり親だとか、それから障がい者の子供さんを抜きましたおよそ2,300人程度と見込んでおります。  推移のほうにつきましては、対象者が少しずつ減ってくると思われますので、ちょっとそこのところはきちんとした推計は出させておりませんが、またこちらのほうで調べておきたいと思います。 ○委員長(森 正敏君)  市川委員。 ○委員市川岳人君)  わかりました。  2,500名ぐらいからどんどん減っていくというふうな方向性ということで、きのうの予算委員会でも第3子無料化についての財源措置ということについてお伺いしましたけれども、この中学通院無料、これはどういった財源措置をお考えで、これからそれなりのおよそ2,565万でしたか、ことしは、ということですけども、これからのそういった財源措置についてよろしくお願いします。 ○委員長(森 正敏君)  松岡保険年金課長。 ○保険年金課長(松岡美都子君)  失礼します。  財源につきましては、今回の通院の拡大につきましてはもう市単事業ということで一般財源を予定しております。ただ、今後この通院の拡大につきましての分は、県の補助事業とするべくこちらのほう、当局から要望をしていきたいと思っております。補助事業は対象全部の医療費の半分となっております。  また、こちらのほう、伊賀市まち・ひと・しごとの創生総合戦略掲載事業ということですけれども、この募集があった時点におきましては子ども医療費の拡大ということで27年度は予定はしておりませんでした。ということで、からだそだて事業のようにその財源を交付金を活用するということはしておりません。  ただ、これから福祉医療費制度の充実につきましては、子育ての支援施策としまして総合戦略の対象事業の位置づけということで、そのように進めてまいりたいと思っております。 ○委員市川岳人君)  わかりました。 ○委員長(森 正敏君)  ほかに。  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  細かい話で済みません。私の孫、同じ家に3人おりまんねん、該当者。これ通知、個別に3通来るのか一つの封筒に3人分来るのか、どんな方法を考えておられますか。 ○委員長(森 正敏君)  松岡課長。 ○保険年金課長(松岡美都子君)  子ども医療費につきましては子供が対象となりますので、それぞれ3人いらっしゃいましたら3人にそれぞれ通知を送ることになります。 ○委員(生中正嗣君)  わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(森 正敏君)  よろしいですか。 ○委員(生中正嗣君)  はい。 ○委員長(森 正敏君)  ほかにございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  予算常任委員会でも出てましたが、窓口負担を無料にした場合の国民健康保険療養給付費と国庫負担金が減額というようなことのペナルティーがあるというような仕組みについてというか、そのことについて伊賀市としてはどれぐらい影響がありますかというのはどうでしょう。もし今すぐあれでしたら、わかってる範囲でよろしいです。 ○委員長(森 正敏君)  松岡課長。 ○保険年金課長(松岡美都子君)  失礼します。  百上委員のお尋ねのその波及の医療費の額ですけれども、ちょっと伊賀市としてはそこの推計のほうは出しておりませんので、また資料のほうを調べましてお渡しさせていただけたらと思っております。 ○委員長(森 正敏君)  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(森 正敏君)  ないようですので、討論に入ります。御意見ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(森 正敏君)  ないようでございますので、採決に入ります。  議案第65号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。               (賛 成 者 挙 手) ○委員長(森 正敏君)  全会一致であります。よって、議案第65号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第3項、議案第68号、工事請負契約の締結について(崇広中学校屋内運動場耐震補強工事)を議題といたします。  補充の説明はありませんか。  宮崎推進監。 ○教育委員会事務局校区再編推進監兼教育総務課長(宮崎 寿君)  失礼いたします。  ただいま議題としていただきました議案第68号、工事請負契約の締結について御説明申し上げます。  崇広中学校屋内運動場につきましては、耐震診断を実施したところ構造耐震指標値、すなわちIs値が0.39でありましたことから、耐震補強計画等を進めてまいりました。  今回、屋内運動場耐震補強工事建築主体工事と電気・機械設備工事の2つに分けまして、このうち建築主体工事につきまして去る5月26日に総合評価方式により入札を行いました結果、市川建設株式会社が1億7,604万円で落札いたしましたので、工事請負契約の締結につきまして地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき、議会の議決をお願いしようとするものでございます。  入札の結果及び経過につきましては、議案書裏面に添付しております契約に関する調書、それから資料の6ページにつけさせていただいております総合評価方式入札経過表のとおりでございます。  工事の概要でございますが、このたびの工事は鉄筋コンクリートづくり2階建て、延べ床面積1,348平方メートルの屋内運動場を耐震補強しようとするもので、プレキャストコンクリート版製の既存屋根を重量負荷の少ない鉄骨下地金属板屋根に取りかえるとともに、西側壁面への耐震補強壁の設置、東面への壁面への構造スリットの設置の3つが主な内容となっておりまして、この工事によりまして構造耐震指標値を0.75備えるようにしようとするものでございます。  議案提出時に添付させていただいております資料の1ページには工事の配置図、資料2ページから5ページにかけましては建物の補強前の状況を左に、補強後を右に対比いたしました平面図、屋根伏せ図、立面図、断面図を掲載させていただいておりますので、御参照いただければというふうに思います。  なお、本工事の完成期限は27年10月30日としているところでございます。よろしく御審査くださいますようお願いいたします。 ○委員長(森 正敏君)  説明が終わりました。  説明に対して御意見ございませんか。  岩田委員。 ○委員岩田佐俊君)  この体育館はいつごろできたもんやな。 ○委員長(森 正敏君)
     宮崎推進監。 ○教育委員会事務局校区再編推進監兼教育総務課長(宮崎 寿君)  建設年度は昭和48年の2月の建設でございます。 ○委員長(森 正敏君)  岩田委員。 ○委員岩田佐俊君)  この時期にできたような体育館って、ほかにも耐震補強せんなんもんがあるんかいな。 ○委員長(森 正敏君)  宮崎推進監。 ○教育委員会事務局校区再編推進監兼教育総務課長(宮崎 寿君)  体育館の耐震補強は、この崇広中学校を除きまして全て終了しております。 ○委員長(森 正敏君)  ほかに。  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  今、完成が27年10月30日ということで、始めはどのぐらいになるのかということと、やっぱりその間、10月ということは夏休み中を主にと思うんですけれども、やっぱりクラブ活動とかそれからかなり崇広も社会体育夜間使用もやられてる中で、そこら辺の配慮というかそこら辺の対応というか、そこら辺をお考えやったらちょっと教えていただけますか。 ○委員長(森 正敏君)  宮崎推進監。 ○教育委員会事務局校区再編推進監兼教育総務課長(宮崎 寿君)  生徒への体育活動の影響を一番少なくというようなことで、夏休み期間中を中心に工事期間を設定をしているところでございますけれども、工事中はやはり配置図にございましたとおり仮設工事等もございまして、グラウンド体育館の使用ができません。  そこで、工事期間中の夏休み中のクラブ活動、それから9月のクラブ活動につきまして、サッカーについては三田のケイミュー株式会社のグラウンドをお借りすること、ケイミューというのは旧の松下電工さんですが、そこをお借りするようにしております。それから運動公園野球場、ここは野球とソフトボール。それから、陸上については陸上競技場。それから、バレー、男女バスケットについては勤労者体育館を9月末まで平日について全て押さえさせていただいて、その間の代替としてお使いいただくという計画でおります。 ○委員長(森 正敏君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  課長、済みません。例えばケイミューのグラウンドを使う場合、崇広からかなり遠いんねんけど、例えば歩きは無理やさかい電車とかバスとか、そこらは配慮はどうですか。 ○委員長(森 正敏君)  宮崎推進監。 ○教育委員会事務局校区再編推進監兼教育総務課長(宮崎 寿君)  ケイミューさんは、実はお借りしておりますのが夏休み期間中でございまして、夏休みのクラブ活動ということで御理解をいただいているというところでございます。 ○委員長(森 正敏君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  平日の部活は、だから影響なしということ。その場合はどうなの。 ○委員長(森 正敏君)  宮崎推進監。 ○教育委員会事務局校区再編推進監兼教育総務課長(宮崎 寿君)  平日については、多少御迷惑をかけるところも出てくるのかなというふうに思いますが、そのクラブ活動で移動は確かに運動公園なり場所はとってありますけれども、そこまで行っていただくのにはそれなりの少し御苦労をいただかなければならないという状況になります。 ○委員長(森 正敏君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  例えばサッカーは何もわざわざケイミューまで行かんでも、例えば西小もありゃ上高もありゃ、ちょっと離れた久米小もありゃやで、そこらは何か配慮できるのちゃいまんのか。と思います。もう回答はよろしいわ。  もう一つ。 ○委員長(森 正敏君)  生中委員。 ○委員(生中正嗣君)  私も時々体育館へ行くんですけどね、かなりその状況、耐震工事はわかりました。例えば斜光カーテンとか、あれ何か桃青中学校の古手ももろうてあるとか聞かせてもうてますし、前に床も板張りにしていただくちゅうようなことも聞かせてもらいましたし、その辺の改修というか、その辺の予定というのは、例えばいつとか、一緒にされるんかどうか知りませんが、教えてください。 ○委員長(森 正敏君)  宮崎推進監。 ○教育委員会事務局校区再編推進監兼教育総務課長(宮崎 寿君)  実は、この崇広中学校の体育館につきましては、先ほど岩田委員さんからも御質問いただきましたように48年の2月ということで42年を経過した非常に老朽化している建物です。もちろん耐震補強も必要でしたが、今おっしゃっているように大規模改造、大規模改修という事業も必要になってまいりまして、これ昨年度の設計時において実は大規模改修に向けた設計も終えているところでございます。  しかしながら、今回の耐震補強工事と同時発注をいたしますと、先ほど御質問いただきましたように子供たちのクラブ活動に非常に夏休み期間もっと工期が非常に長くなります。それから、フローリングの張りかえなども屋根は全部軽量のほうに張りかえて、床も張りかえるわけですから、屋根ない、床も張りかえる。ほとんどそういったような工事になってまいりまして、工期が長くなる。そういうことから、2期に分けさせていただいております。  したがって、来年事業化できるかどうかはわかりませんけれども、一応委員会としては予算要求をし、来年度の大規模改造事業につなげていきたい、こういうふうに思っております。  その少し大規模改造事業の中身ですけれども、床のフローリングの張りかえ、それから外部サッシの取りかえ、暗幕カーテン、トイレ全面改修、それから体育館の各室内の塗装改修、こういったことを予定しているところです。 ○委員長(森 正敏君)  よろしいですか。 ○委員(生中正嗣君)  ありがとうございました。わかりました。結構です。 ○委員長(森 正敏君)  ほかにないようでございますので、討論に入ります。御意見ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(森 正敏君)  ないようでございますので、採決に入ります。  議案第68号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。               (賛 成 者 挙 手) ○委員長(森 正敏君)  全会一致であります。よって、議案第68号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  以上で当委員会に付託された案件についての審査は終了いたします。  続いて、事項書に基づき本委員会所管事務調査を行います。  子宮頸がん予防ワクチンの接種の状況についてを議題といたします。  配付いただきました資料について、当局より説明を求めます。  中井健康推進課長。 ○健康推進課長(中井芳子君)  失礼いたします。健康推進課、中井と申します。よろしくお願いいたします。  ただいま議題となりました子宮頸がん予防ワクチンの接種状況について御説明いたします。  まず、予防接種実施となった状況についてですが、子宮頸がん予防ワクチンは平成23年2月より任意接種として予防接種を開始いたしており、全額公費負担で実施しております。その後、平成25年4月に定期接種となり、同年6月には予防接種後に広範な疼痛または運動障害を中心とする多様な症状など特異的に副反応が見られることから、国からの勧告によりまして接種の積極的な勧奨を一時中止いたしまして現在に至っているところです。  現在、伊賀市におきまして、この予防接種による副反応の報告は聞いておりません。  また、この定期接種の対応につきましては、平成25年6月14日付で厚生労働省健康局長から県を通じまして積極的勧奨は差し控えるとの勧告がありましたので、同日17日付で医師会及び各医療機関に対しましてその旨周知を行っております。  次に、伊賀市における接種状況につきましては、資料の2枚目に記載しておりますのでごらんください。  対象者が小学6年生から高校1年生までの女子で、6カ月間で1人当たり3回接種いたします。この表は、接種が始まった平成22年度から26年度までの接種者数となっております。左から順に、対象者の年、対象者数、回数別接種人数、合計は1回目から3回目の接種延べ人数となっており、次に3回まで接種を完了した者の割合となっています。次に、接種者の実人員となっております。対象者数、合計で4,201名のうち、接種実人員が2,259名の接種者数となっております。  この下の表につきましては、平成25年接種者数と平成26年接種者数は上の表の再掲となっております。  この子宮頸がん予防ワクチンを含め予防接種につきましては、毎年4月1日号の広報伊賀市において予防接種のお知らせを掲載し、市民に周知しております。  その中で、子宮頸がん予防ワクチンにつきましては、積極的な勧奨はしていませんとの旨記載をしているところです。  また、接種希望の方におきましては、各医療機関において予防接種についての説明を読んでいただき、同意のもと署名、問診等により御理解の上、予防接種を受けていただいておる状況です。  また、電話による問い合わせがあればその旨お伝えし、接種希望の方には希望の医療機関の先生に御相談いただくようにお伝えをさせていただいております。  今後、接種の再開につきましては、国の調査会において当該予防接種の取り扱いについて検討をしているところでございますので、再開についての情報はまだ現在のところありません。伊賀市としましても、国の状況に注視しながらその決定に従っていきたいと考えているところです。以上です。 ○委員長(森 正敏君)  この件について質疑をいただきたいと思いますが、ございませんか。  赤堀委員。 ○委員赤堀久実君)  済みません、平成25年でいろんな副作用じゃないかといういろんな運動障害が出てるということで、国としても積極的に推進しないという状況の中で、市として今まで1回、2回って3回受けないといけないじゃないですか。その上で、途中でそういうおそれがあるというのでやめてはる方も中にはいらっしゃる、多いかなと思うんです。この3回完了の方が83%で、あと10数%という方の中でそういう問い合わせとかってあるんですかね。市に対してどうかという、国がこういう問題があるんやけども、受けたいんやけどもどうかなという相談であったりとか。 ○委員長(森 正敏君)  中井課長。 ○健康推進課長(中井芳子君)  失礼します。  問い合わせはございます。そのときには、やっぱり接種の積極的な勧奨とか副作用の件については御説明をさせていただいて、本人さんの判断で接種していただくかどうか決めていただくようにしております。 ○委員長(森 正敏君)  赤堀委員。 ○委員赤堀久実君)  どれぐらい、何人ぐらいというか、この受けられなかった20%ぐらいの割合の方が全員そういう問い合わせがあってやめはるという状況なんですかね。その・・・・・を見て、もうやめるという感じなのか、ちょっとそこら辺、済みません。 ○委員長(森 正敏君)
     中井課長。 ○健康推進課長(中井芳子君)  失礼します。  問い合わせはほんの数件です。多分、医療機関のほうで先生に御相談されているかと思います。 ○委員長(森 正敏君)  ほかにございませんか。  国がこれは積極的に推進をしていたのをやめてから、おとついでちょうど丸2年になったわけですね。新聞にも載ってるんですけども、このワクチンの効用というんですか、これを打てばそういう副反応もあるわけですけれども、逆にどれだけの効果があるか、その辺は。難しいですか。(発言する者あり)  結構です。  ほかにございませんか、誰か。  赤堀委員さん。 ○委員赤堀久実君)  平成26年度の1回目、2回目って4名の方が受けられてますけど、新たにじゃ4名、その中でも受けてるという状況なんですよね。 ○委員長(森 正敏君)  中井課長。 ○健康推進課長(中井芳子君)  失礼します。  平成26年度で、新たに4名の方が接種されている状況です。 ○委員長(森 正敏君)  ほかには。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(森 正敏君)  ほかにないようでございますので、以上で所管事務の調査を終了いたします。  皆さん、ありがとうございました。本日取り扱った案件につきましては、今後も必要に応じて継続して調査をしていきたい。このように思っておりますので、御協力のほどをよろしくお願いいたします。  本日の委員長報告の作成については、私に御一任願います。  これをもちまして教育民生常任委員会を閉会いたします。ありがとうございました。  委員皆さんだけ、ちょっと残ってください。御苦労さまでした。  ちょっと待ってください。その他でちょっと聞きたいことがあるらしいので。 ○委員(百上真奈君)  済みません、ちょっと委員長に冒頭お願いしましたけど、短時間ですけど……。 ○委員長(森 正敏君)  短時間でお願いします。 ○委員(百上真奈君)  教育委員会になんですけども、今、教科書の採択時期が来ていまして、教科書の展示会等が各市町で行われるということがありますが、教育委員会としてお知らせが私は今のところ探してもなかったんで、その周知をどうしているのかということと、教育委員会制度が変わりましたが、採択権は教育委員会にあるということを確認させていただきたいんです。それで採択はいつ決まりますかという、3つだけお願いします。 ○委員長(森 正敏君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(中浦基之君)  失礼します。学校教育課の中浦でございます。  まず、教科書展示についてでございますが、6月の19日から7月の8日まで伊賀市の教育研究センター、上友生にありますそこの教科書センターで実施をさせていただきます。  周知につきましては、6月1日の広報伊賀市のほうでお知らせをさせていただいているところでございます。  2点目の採択にかかわって制度に伴う変更があるかということでございますが、これはございません。市町村教育委員会が採択の権限を有しているということは変わりはございません。  3点目の採択の時期でございますが、国により前年度の8月末までに定めるようにということが定められておりますので、本年度は来年度から中学校の教科書が採択される。一回採択されますと4年間使うということでございますので、ことしは中学校の採択の時期ということでございます。以上でございます。 ○委員長(森 正敏君)  いいですか。 ○委員(百上真奈君)  ありがとうございます。 ○委員長(森 正敏君)  ちょっと足とめて済みませんでした。              (午後 2時33分 閉会)             ―――――――――――――――...