伊賀市議会 > 2014-03-17 >
平成26年教育民生常任委員会( 3月17日)
平成26年産業建設常任委員会( 3月17日)

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  1. 伊賀市議会 2014-03-17
    平成26年教育民生常任委員会( 3月17日)


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    平成26年教育民生常任委員会( 3月17日)               教育民生常任委員会会議録   1.開催日  平成26年3月17日 2.場所   市議会第1委員会室 3.出席者  田山宏弥、森川 徹、福岡正康福田香織近森正利中井洸一、百上真奈、前田孝也 4.欠席者  なし 5.理事者  岡本市長、辻上副市長、橋本総務部長澤田総務部次長総務課長山下健康福祉部長増田市民病院副院長兼事務部長・健診センターセンター長勝本教育委員長野口教育長前田教育委員会事務局長学校教育課長伊室教育委員会事務局校区再編推進監兼教育総務課長松本教育委員会事務局参事スポーツ振興課長西口大山田支所長振興課長澤田介護高齢福祉課長西島保険年金課長田中庶務課長兼健診センター副参事、中林経営企画課長中西医療事務課長、前川健診管理課長 6.事務局  森本局長山本議事課長中矢主幹議事調査係長 7.案件   1.請願第9号 「要支援者への介護予防給付の従来どおりの継続」「特別養護老人ホームへの入所を要介護3以上に限定せず従来どおりとすること」「利用者負担増の中止」を求めることについて 2.請願第10号 平成33年みえ国体開催並びに平成32年東京五輪キャンプ招致に向け、スポーツ施設整備拡充を求めることについて 3.議案第37号 伊賀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について 4.議案第38号 伊賀市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正について 5.議案第39号 伊賀市国民健康保険条例及び伊賀市健診センター設置条例の一部改正について 6.議案第40号 伊賀市体育施設条例の一部改正について 8.会議の次第              (午前9時58分 開会) ○委員長田山宏弥君)  皆さんおはようございます。  定刻少し前ではございますけれども、おそろいをいただきましたので、ただいまから教育民生常任委員会を開催をいたします。
     本日、ただいままでの出席委員数は8名、会議は成立いたしました。  署名委員に、百上委員、お願いをいたします。  一般の方の傍聴の申し出があり、伊賀市議会委員会条例第19条により許可しておりますので、御了承ください。  この際、市長から御挨拶をいただきたいと思います。  市長。 ○市長(岡本 栄君)  皆さんおはようございます。  3月定例会に提案させていただきました議案のうち、今から教育民生常任委員会に審査を付託されました請願2件、それから議案4件につきまして審査をいただくということでございます。  それぞれの議案の内容につきましては、後ほど担当のほうから説明をいたします。よろしくお願いいたします。 ○委員長田山宏弥君)  ありがとうございました。  本委員会に審査を付託された案件は、請願2件、議案4件であります。  委員の皆様におかれましては、議事進行に御協力くださいますようお願いを申し上げます。  なお、請願第9号については、請願者より提供された資料がございますので、委員の皆様方にはそれぞれ御確認をいただきたいと思います。  順次審査に入ります。  第1項、請願第9号、「要支援者への介護予防給付の従来どおりの継続」「特別養護老人ホームへの入所を要介護3以上に限定せず従来どおりとすること」「利用者負担増の中止」を求めることについてを議題とします。  本請願については、請願者から意見陳述の希望があり、既に待機されておられますので、審査に当たり、まず請願者からの御意見を伺いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田山宏弥君)  御異議なしと認めます。  それでは、請願者に御入室いただきます。  暫時休憩いたします。             (午前10時00分 休憩)             ─────────────             (午前10時01分 再開) ○委員長田山宏弥君)  会議を再開します。  請願者の発言を許可します。  なお、発言は、意見陳述に関する確認事項をお守りいただき、請願内容の範囲内で簡明に行ってください。  それでは、三重県社会保障推進協議会藤井新一様、どうぞ。 ○請願者藤井新一君)  貴重なお時間いただきまして、ありがとうございます。  介護保険の要支援の利用者さんを介護保険から外すという、市町でそれを制度設計するという形に今大きく見直しがされてるんですけれども、私どもとしては今の制度を引き続き続けていくことが必要だということでお願いしています。  資料の中で「要支援の方にも、介護保険による支援が必要です」という8ページの資料をお渡ししたんですけれども、これは津のほうの調査ですけれども、要支援を利用されている方が約200名の方から声をいただきました。それから33の事業所から声をいただきました。  御協力は、三重県の居宅支援協会も県全体でも御協力いただいてのアンケートなんですけれども、開いていただきまして2ページにありますように、要支援の方と言いながら80代の方が大変多いということで、80代の方はちょっとした体調の崩れでもたちまち要介護とか、あるいは医療が必要になるというような方ですので、やはり専門家の見守りが必要だというふうに考えています。  3ページのところでは、介護保険が使えなくなるとどういうことで困りますかということを書いているわけですけれども、入浴とか、あるいは食事とか、掃除、あるいは交流、そういうようなところでやはり今の生活が維持できなくなるというそういう方が大半であるということで、今の制度の中で要介護にならずに済んでいる、医療を使わずに済んでいる方がやはり大変になるんではないかというのがこのアンケートの中から言えます。  4ページ、5ページには、その声が書かれています。これは全部読み上げるとお時間ありませんけれども、例えば一つ、生活が困るということで書いてる方は、脳梗塞の後遺症があり、ひとり暮らしでできることが少なくなっているので、介護サービスが利用できなくなったら日常生活も困難になることがある、このようなことを多くの方が書かれています。ですから要支援と言いながら実際にはデイサービスや、あるいは訪問介護サービスがなければ生活できないという方が大変多くいらっしゃるという現状の中で今制度が先に見直されるというのは大変問題があるのではないかというふうに考えています。  6ページからは、事業所アンケートをさせていただいて、事業所のほうも、これ一番最初のほうにありますけれども、ある事業所さんは重度化の予防が大事ということで積極的に要支援の方を受け入れてきたと。現状でも3割、30%の方が要支援の方という、ですからその保証が、介護報酬がどうなるかわからんということになれば事業ができなくなるかもしれない、そういう事業所がある。ただでさえ今経営は厳しい中で、そういうことでサービスがなくなる可能性もありますし、あと最近でよくあります高齢者の施設、住宅も介護保険の収入がなければ受け入れることができない、そういうような回答もこの中でありました。経営の問題としても、あるいは利用者さんの実態からいってもとりあえず今の制度をやっぱりまず維持する。本当に地域で安心して暮らせるシステムができた上で見直すのであればまだわかりますけれども、先にそこを見直してしまうのはやはり早計ではないかなということで、現状の制度を守っていただきたいということでお願いしてるとこです。  もう1枚、ちょっとお時間あれで申しわけないんですけど、三重県の市町さんに今回の見直しについてどうかということでアンケートをさせていただきまして、25の市町から回答いただきました。介護の5次事業計画とかそういうことのあれもあるんですが、その一番右下の3のところで第6期の3カ年で市町の責任で現行の予防給付地域支援事業に置きかえることができますかというアンケートをさせていただきまして、可能と答えた市町は17%しかありません。不可能という答えが41%、国の判断がわからないので判断今はできませんというところが42%ということになっております。  伊賀市さんは、地域包括支援センターの整備をして、それから社会福祉協議会等ノウハウを使って何とかやれるんではないかという回答いただいてますけれども、いずれにしても市町の当局の行政の方にも、また制度設計から、あるいは本当に何かあったときにどう対応するのか等今の制度から大きく変わってくる中で責任が重くなっていくようなことになって、やっぱり見通しが大変厳しいというのが全体の回答ということになっております。  以上のような理由で今の見直しをとりあえずはやめていただいて、今の制度の中でよりよい方向へ進めていただきたいということで請願の採択をぜひお願いいたします。以上です。 ○委員長田山宏弥君)  ありがとうございました。  本請願に対し御質疑などございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ここ常任委員会ですので、伊賀市の要支援1、2の方の人数と、それからあとホームヘルパー及びデイサービスを利用されてる方の人数を改めて教えてください。 ○委員長田山宏弥君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(澤田之伸君)  失礼します。介護高齢福祉課の澤田でございます。要支援認定者数は、26年の1月末現在で1,615名です。そのうち要支援1が810名、要支援2が805名です。  それからそのうち訪問介護を利用されてる方が、ホームヘルプサービスですね、233名、通所介護デイサービスを利用されてる方が327名でございます。以上です。 ○委員長田山宏弥君)  他に御質疑ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  今、請願者のほうからの説明では、伊賀市は、社会福祉協議会とか法人のこと、ノウハウを使って、それからまた地域包括支援センターの充実とおっしゃっていますけども、これ実際のところ同等のサービスですね、今実際にホームヘルプと、それからデイサービスというサービスを利用されてる方々に対してそういったことが保障できるというふうにお考えはあるんですか。考えておられますか。 ○委員長田山宏弥君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山下 豊君)  失礼いたします。健康福祉部、山下でございます。同等のサービスというような部分なんですけども、これについてはもう委員御承知のとおりなんですけども、2025年問題に先駆けて、そういった先ほども言われました地域包括支援センター複数設置とか今までにない地域ケアネットワーク会議とか、そういった部分の中の地域支援事業ですね、これについて積極的にやらさせていただきますので、その保障という部分については今のところ断定しかねますけども、努力をさせていただくというようなことでございます。 ○委員長田山宏弥君)  他に御質疑ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ごめんなさい。済みません。もう1点、あと伊賀市として介護事業者事業所もたくさんありますし、御利用されてる方々、またその間に入ってくださってるケアマネジャーの方々もおられますが、国はこの動きで見直しをしようということで今進めておりますけれども、それに先立って伊賀市としては、現場の声ですね、現状を把握するためにもその方々の声を聞く、調査をするようなことは現時点ではどんなことされて、これからどんなことを計画されていますか。 ○委員長田山宏弥君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山下 豊君)  失礼いたします。伊賀市の高齢者輝きプランがございまして、それに対します今高齢者実態調査なりでニーズ調査を行っておるわけなんですけども、そういった部分の中での市民の意見等もお聞きしながら計画に反映していきたいというようなことに考えております。 ○委員長田山宏弥君)  他に。  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  基本的なことまず1点目教えてください。このように要介護3以上に限定するに至った国の施策の大きな理由が幾つかあると思うんですけども、その辺をまず行政からお聞きしたいと思いますけど。 ○委員長田山宏弥君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山下 豊君)  失礼いたします。もう2025年問題というような部分の中で団塊の世代が後期高齢になるということで、そういった部分の中では介護、そしてまた医療の需要が増大するわけでございます。そういった部分で費用負担公平化という部分も図らなければならないし、いわゆる稼働年齢層が少なくなり、かけてる人が少なくなるわけでございます。そういった部分の中ではある程度の高齢者に対しての応分の負担というような部分、そういった部分の費用負担公平化というのが第一に上げられるのではないかと思っております。 ○委員長田山宏弥君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  そうしますと今現在の要介護の認定の基準というのはもちろんありますけども、今後それを見直すというようなことは今のところありますか。やっぱり介護基準、認定は今までどおりというふうに考えてよろしいか。 ○委員長田山宏弥君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山下 豊君)  今のところちょっと未定でございます。 ○委員長田山宏弥君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  それから伊賀市のほうも一昨年でしたか、介護保険料値上げしました。今後もしこれを伊賀市の場合に限ってこういうふうに広げた場合、介護保険料が当然値下げにはならん、値上げになると思うんですけども、市のほうではそういうシミュレーションみたいことはされたことありますか。 ○委員長田山宏弥君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山下 豊君)  済みません。まだ国のガイドライン等が示されてないのと、そしてまたそういった部分については高齢者輝きプランというような部分の中でも検証していきたいというようなことで思っております。 ○委員長田山宏弥君)  他に御質疑ございませんか。  近森委員。 ○委員(近森正利君)  済みません。今、部長がおっしゃった応分の負担という部分もあると思うんですけども、サービスの充実というところも、私この介護保険制度見直しに関する意見、これに対しての請願が今回出てると思うんですけど、これに関してサービスの充実も非常に書かれてると思うんですけども、その点はどうでしょう。
    委員長田山宏弥君)  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山下 豊君)  済みません。説明不足で申しわけございません。地域支援事業というような形の中では、やはり地域に根差したそういった部分のサービスという部分に充実をしておきたいというようなことで、先ほども申しましたようにそういった社会福祉協議会、いわゆる地域の力を発掘いたしまして、地域での見守りとかそういった部分の充実において健康寿命を延ばすという部分、それと障がい期間を短くするというような部分の中で介護、医療の需要を抑えていきたいというように思っております。 ○委員長田山宏弥君)  他に御質疑ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  ごめんなさい。もう1点、要介護、支援というものが出てきた理由は何でしたっけ。要介護から支援。制度の改正、見直しです。 ○委員長田山宏弥君)  介護高齢福祉課長。 ○介護高齢福祉課長(澤田之伸君)  詳しくはもう一度調べさせていただきたいと思いますが、基本的に要支援というのは、一定の例えば配食サービスをするであるとか、見守りがあるということで日常生活が営めるという方だと。要介護状態といいますのは、何らかの介護が必要な方という、そこの判断が分かれてるということでございます。 ○委員長田山宏弥君)  他に御質疑ございませんか。  御質疑なしと認めます。  請願者の方におかれましては、引き続き傍聴いただくこともできますが、退席いただいても結構です。  それでは、討論に入ります。御意見ありませんか。  近森委員。 ○委員(近森正利君)  済みません。そしたら請願の1番の要支援に対する介護予防給付とか、あと2番、3番あります。  その中でこの介護保険制度の中を全部読むと、例えば元気高齢者と二次予防事業者対象隔てることなく住民運営の通いの場を充実していくとか、あとは要介護3以上に限定するというところなんですけども、要介護1、2の要介護者であってもやむを得ない事情により特養以外での生活が著しく困難であると認める場合は、市町村の適切な関与のもと施設ごとに設置している入所検討委員会を経て特例的に特養への入所を認めることが適当であるということも書かれてます。  また、国の責任というところでも消費税率の引き上げに伴う低所得者対策強化を踏まえ基準額に乗ずる割合をさらに引き下げ、その引き下げた分について現行の給付費の50%の公費負担に加えて公費を投入するということも書かれてますんで、この請願に対しましては反対をさせていただきます。 ○委員長田山宏弥君)  他に御意見ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  私は、この請願に対して賛成の立場で意見を言いたいんですけれども、多分どの委員さんにも身近なところで介護を受けておられる方とか御存じな方おられると思うんですよね。その方々がやっぱり今そのいろんな介護サービス受けることによって自立した生活ができていたり、それからあと家族人たちもそれによって仕事に行ったりとか、当たり前の生活ができてると。でもこの人たちからもしホームヘルプさん来てもらえなくなったら、デイサービスに行けないようになったらどんなことになるやろうって身近なところでおられると思うんです、伊賀市。もちろんここにおられる委員さんの周りにも。  今、請願者がおっしゃったように、掃除や買い物や、そういった入浴とかというのは、本当に元気で暮らしていくための大もとでありますし、そのためにもこのサービス、この要支援1、2の中で利用されてる方々がそこから利用できなくなるということは一体どんなことになるか想像できます。それがさらに心身機能の低下とか閉じこもりとかということになりますよね。  特に伊賀市では、地域の法人とか社協なんかの利用、地域の見回りとおっしゃってますけれども、それがもちろん大事ですが、それだけではカバーできない専門的なサービスが必要やと。これは私が伊賀市の中で事業所とかを聞き取りに行ったときにおっしゃってる声なんです。ケアマネジャーさんからも聞いてきました。ですのでやはりそういった意味では今回この1、2の部分につきましても大変大きな問題だと、国が見直そうとしてることは大きな問題と思います。あと事業所が成り立たないということも、まさにそういったことをおっしゃってました。  それからあと介護重度化を招くと実は介護保険で使うお金が本当にふえるんです。私いつも言ってるように、元気でいれば介護保険を使わなくていいけれども、重度になればなるほどそれはやっぱりたくさん使わなきゃならないと。今さっき日常生活が営めるかどうかということが要介護と要支援の違いがあるとおっしゃってましたが、そのとこら辺では大事なことだと思います。日常生活が営めてこそ介護なりいろんなお金を使わなくて済むということでは、そのことをぜひ委員の皆さんには考えていただきたいと思うんです。かえって介護費用が膨らめばさらに国の財政を圧迫するということです。もともと介護保険制度というのは、みんなで介護、社会として介護を支えていこうということで始まった制度ですので、そういった意味では国が財政的な責任を負うことは当然のことですし、伊賀市においても行政がやっぱり今までどおり介護保障ができるかどうかもわからないままで行くのは全国の町村会とか介護福祉会からも懸念の声が出されております。  そういった意味ではこの自治体、それから地方議会として国に対して請願内容の声を上げることは今必要だと思いますので、その立場でこの請願については妥当だと考え、賛成いたします。 ○委員長田山宏弥君)  他に御意見。  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  私は、国の今の置かれてる状況とかということも非常にやっぱり危惧するとこもあるんですけども、伊賀市の状況も今ちょっと若干お聞きしたし、私もそれなりに把握してることもございますので、今現時点でこの請願を採択すべきかどうかということで、伊賀市としてですよ、国全体のことも当然考えないかんわけなんですけども、私は伊賀市の議員として今現在伊賀市議会としてはこの採択をすべきかどうかということを判断したときには、今の当局からの説明もお聞きしたし、私も2人の要介護者を抱えております。介護サービス受けてるんですけども、当然在宅介護という形で今やってますし、今後、団塊の世代がふえていったときにこれがどうなるかということが非常にやっぱり圧迫するということもありますので、可能な限り伊賀市としては地域包括支援センターとかいろんな社会福祉協議会ともに元気で長寿でおるということの政策を進めてる中で極力そういうふうにすべきだというふうに私も考えておりますので、またその時期が来ればこういう採択もすべき時期が来るかもわかりませんけど、今現時点では少し時期的にはまずいといいますか、時期尚早かなと思いますので、とりあえず現時点では方向性は賛成なんですけども、現時点では不採択ということでしたいと思います。 ○委員長田山宏弥君)  他に御意見ございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田山宏弥君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  請願第9号に対し、採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。             (賛 成 者 挙 手) ○委員長田山宏弥君)  賛成少数であります。よって、請願第9号は、不採択すべきものと決しました。  請願者の方、御苦労さまでございました。退席いただいて結構でございます。  次に、第2項、請願第10号、平成33年みえ国体開催並びに平成32年東京五輪キャンプ招致に向け、スポーツ施設整備拡充を求めることについてを議題とします。  本請願についても請願者から意見陳述の希望があり、既に待機されておられますので、審査に当たり、まず請願者の御意見を伺いたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田山宏弥君)  御異議なしと認めます。  それでは、請願者に御入室いただきます。  暫時休憩します。             (午前10時23分 休憩)             ─────────────             (午前10時24分 再開) ○委員長田山宏弥君)  それでは、会議を再開いたします。  請願者の発言を許可します。  なお、発言は、意見陳述に関する確認事項をお守りいただき、請願内容の範囲内で簡明に行ってください。  伊賀市サッカー協会上林良畝会長、どうぞ。 ○請願者上林良畝君)  失礼いたします。平素は、伊賀市におけるサッカーの活動に御尽力、御協力をいただきまして、本当にありがとうございます。なでしこリーグの開催に向けて昨年度はグラウンドの整備並びに応援をいただきました。本当にありがとうございました。  そうした中で平成33年の三重国体並びに平成32年の東京五輪キャンプの招致に向けて、私たちの協会においてはスポーツ施設の拡充を皆様にお願いをしたいと思います。  請願の内容につきましては、文書のとおりでございますが、こうしたスポーツ施設の充実によって今、伊賀市では若い人たちの流出が多く見られます。今私たちの協会で活動をしてくれてるサッカー人口については、なでしこリーグのくノ一を初めキッズ、保育園から80代の人まで多くの方がサッカーを楽しんでくれています。そうした中でスポーツ施設が少し少ないように思われますので、そうしたことをお考えをいただいてひとつよろしくお願いをしたいと思います。  もうこの前、50年前にはみえ国体がございました。そのときは土のグラウンドでよかったんですけども、これからの国体におきましては芝生のグラウンドか人工芝のグラウンドが必要になってきます。そしてまた、平成14年にワールドカップがあったときに南アフリカがキャンプ地として伊賀市を利用していただきました。そういうことも踏まえて私たちのこの請願をひとつよろしく御検討いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長田山宏弥君)  ありがとうございました。  本請願に対し御質疑ございませんか。  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  私ももう切に望んできたところなんですが、ここで請願として具体的に4項目出されてますので、この項目の中で当局としてどの辺まで今まで過去の経緯の中で協議検討されたかということを何点かお聞きしたいと思います。  まず1点目の33年の三重国体におけるサッカー種目の誘致、これについては我々一人一人の議員もそれなりに把握してるところでございますけども、議会として当局からこのような取り組みをしてるんだ、あるいはまた今こんな状況だという説明を現時点の最新の情報を提供していただきたく、まず1点目お伺いします。 ○委員長田山宏弥君)  答弁願います。  スポーツ振興課長。 ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)  スポーツ振興課の松本でございます。よろしくお願いします。現在国民体育大会に向けて伊賀市として申請をしておる種目は、以前に議会のほうでも報告させていただきましたように女子のサッカーと軟式野球でございます。  その後、市の希望とは別に三重県の種目協会さんのほうから県を通じましてどうしてもお願いしたいという競技が出てまいりまして、市としても可能であればいけるんじゃないかということで、新たに剣道、それとハンドボールの1会場ですね、それを先ほども言いましたが、県の協会並びに県の意向を踏まえて伊賀市として誘致しようということで考えておるところでございます。 ○委員長田山宏弥君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  としますと逆に県のほうから依頼をされたのが剣道とハンドボールの1会場ということなんですけど、こちらから逆にお願いしてる女子サッカーと軟式野球についての一番最新の状況だけ教えていただけますか。 ○委員長田山宏弥君)  スポーツ振興課長。 ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)  失礼します。サッカーにつきましては、3種目ございまして、少年の男子、そして一般の男子、そして一般の女子と、そういう3つのカテゴリーでございます。少年の男子につきましては、四日市中央工業の関係から四日市市が強い要望をされております。そして成年の男子につきましては、鈴鹿市のほうで開催される可能性が高いと考えております。  それと女子でございますが、伊賀市とともに伊勢市が名乗りを上げておられます。ただ、三重県サッカー協会の方とのお話並びに伊賀市にはくノ一が存在するというところで、県のサッカー協会とされましても伊勢市で1回戦、2回戦、全体で16チームございますので、1回戦、2回戦を行いますと、あと4チームが残るということで、準決勝、決勝を伊賀市のほうで開催をできればというふうに考えていただいております。  軟式野球につきましては、5会場ほど必要らしいでございますので、そのうちの1会場として、伊賀市は25年と26年で野球場を整備しておりますので、それで一つの会場として使っていただけるということになると思います。 ○委員長田山宏弥君)  他に。  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  わかりました。そしたら今、課長が言われたような方向性で実現するかどうかということは今現時点ではもちろん言えませんけども、そういうふうな方向で進んでるということだけは理解いたしました。  それから昨年の9月に東京五輪が招致すること決定したんですけども、この2項目めについては、まだ半年ぐらいしかたってないんですけども、東京五輪ということで、これについては伊賀市としては何か取り組みの予定とかいうことは現在考えておられることございますか。 ○委員長田山宏弥君)  スポーツ振興課長。 ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)
     国民体育大会の前年の年ということで、県のほうから県のほうが誘致をしていきたいという意向を各市町に示されております。ただ、伊賀市といたしましては、どのようなものが招致できるか、どのようなものを呼べば地域の振興に大きく寄与できるかということを詳細にはまだ検討はしておりません。 ○委員長田山宏弥君)  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  なら最後、今から4年前でしたか、3年前でしたか、グラウンドの芝生化という形でゆめが丘の多目的グラウンドの請願が出たとき、それを採択いたしたんですが、その後の状況をお聞きしたいことと、それから今くノ一が練習しておりますプリマハムのグラウンドあるんですけども、かなりグラウンドの状況は余りよくないところで、ナイター施設がありますけども、練習されてると聞いてるんですけど、あそこを行政が入って整備するということは可能かどうかというその2点最後にお聞きしたいと思います。 ○委員長田山宏弥君)  スポーツ振興課長。 ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)  平成22年の3月の議会でゆめが丘の多目的広場の人工芝生化という請願が採択をされております。その後、数年にわたりまして予算化の要望もしてきたわけでございますが、ゆめが丘の場所が住宅地の中にある、さらには中学校建設用地としての用途指定がされている、そういういろんな絡みもございまして今現在実現には至っておらない状況でございます。合併特例債の使える期間中にはゆめが丘の多目的も含めますが、どこかにそういうものができたらということで構想といいますか、検討はさせていただいておるところでございます。  次に、くノ一の練習場としてのプリマハムでございますが、委員御承知のように土のグラウンドということで、再三くノ一さんのほうからは土のグラウンドで練習をしておるのはLリーグの中を見てもくノ一だけやということで、何とか芝のグラウンドを整備されたいという要望も聞いております。ただ、早急には市としては整備できませんので、運動公園の競技場を、短時間でございますが、特別に使っていただいておるというところがございます。  そしてプリマハムのグラウンドに芝生なりの整備はできないかということでございますが、今まで検討したことはございませんので、即答はできないわけでございますが、ただ一つ例といたしましては、松下電工、現在のケイミューという会社でございますが、そこのグラウンドに総合型地域スポーツクラブのフューチャーという団体があるんですが、そこが芝生を植えたいということでtotoの申請を去年されました。ただ、通らなかったので、実現ができなかったんですけども、そういう方法もあるのかなというふうに思います。 ○委員長田山宏弥君)  他に御質疑ございませんか。  副委員長。 ○委員(森川 徹君)  先ほど三重国体で女子サッカーを誘致したいと。結局伊勢市に1回戦、2回戦を持っていただいて、準決勝、決勝を伊賀でしたいと。伊勢市さんはどういうふうに言うてるのかという、今おわかりですか。それで納得してくれてるんですか。 ○委員長田山宏弥君)  スポーツ振興課長。 ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)  失礼します。伊勢市さんとの話はしたことはないんですけども、県のサッカー協会によりますと決勝は天然芝で行いたいという意向でございます。伊勢市には現在人工芝コートはあるんですけども、天然芝コートがないということで、伊勢市もそれは納得していただいてるものなりというふうに思ってはおるんですが、確認をしたいと思います。 ○委員長田山宏弥君)  他に御質疑。  副委員長。 ○委員(森川 徹君)  その天然芝のグラウンドも万が一伊勢市にできたら、伊勢市に全ての試合多分持っていかれると思うんですよ。今、伊賀市がゆっくり構えてるようにしか僕は見えないんですよね。ないという話も今なんですけども、伊賀市としては今後どういうふうな、準決勝、決勝だけで本当に持ってこれるのかというのも僕疑問ですし、本当に持ってこれるような活動を今からどういうふうにしていくのかちょっと教えていただきたいんですけど。 ○委員長田山宏弥君)  スポーツ振興課長。 ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)  失礼します。試合会場を確保はできていると考えておりますが、練習会場として芝生あるいは天然芝の練習場がないと御不便をおかけするという可能性が高いと思います。それで先ほども申しましたが、伊賀市のどこか適当なグラウンドを天然芝あるいは人工芝で合併特例債の期間中に整備をしていきたいなというふうに考えております。以上でございます。 ○委員長田山宏弥君)  副委員長。 ○委員(森川 徹君)  もう1点、最後なんですけど、この4つ目のJリーグ基準スタジアムの建設の検討ということなんですけども、これ伊賀市として万が一つくるとなったら、国からの補助金だったり、先ほど言われたようにtotoのあれがあると思うんですけども、どういうふうな割合でどういうふうな考えを持っているのか今おわかりであればちょっとお答えいただきたいんですけど。 ○委員長田山宏弥君)  教育委員会事務局長。 ○教育委員会事務局長兼学校教育課長(前田明伸君)  Jリーグというふうになりますと、サッカー、バスケット、また野球等々ですけども、やはり県というのが大きく前へ出てきます。そのような状況の中ですけども、やはり県がいかにこのJリーグというものを見据えて、その整備のために進めていくのかと、また地域としてその考え方に基づいてどう対処していくのかということでございますので、そのような状況がまだ生まれておりませんもので、その時点でまた考慮していきたいと考えてます。 ○委員長田山宏弥君)  他に御質疑ございませんか。  御質疑なしと認めます。  請願者の方におかれましては、引き続き傍聴いただくこともできますが、御退席いただいても結構です。  それでは、討論に入ります。御意見ございませんか。  副委員長。 ○委員(森川 徹君)  賛成の立場で討論させていただきます。  特にこの三重国体の種目誘致という意味では、本当にスポーツツーリズムという意味ではぜひともやっていただきたいなと思うので、この請願には賛成したいのと、それからグラウンドの芝生化ですね、三重県だけじゃなくて、伊賀市、やはり芝生のグラウンド、先ほど伊勢市の例が出てましたけれども、伊勢市には大人のフルコートのサッカー場が6面たしかあると思うんです、人工芝の。大人はそうなんですけれども、少年の青少年育成という意味ではサッカースポーツ少年団とか中学生、また高校生がそういった天然芝じゃなくて人工芝のグラウンドを使うというのも物すごく魅力的ですし、技術向上だったりとかそういうことにもつながると思うので、このグラウンドの芝生化にも賛成ですので、この請願には賛成させていただきます。 ○委員長田山宏弥君)  他にございませんか。  ないようですので、 採決に入ります。  請願第10号に対し、採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。             (賛 成 者 挙 手) ○委員長田山宏弥君)  全会一致であります。よって、請願第10号は、採択すべきものと決しました。  請願者の方、御苦労さまでございました。  それでは、引き続き、議案の審査に入りますが、既に本会議において、それぞれの議案に対する一定の説明及び質疑がなされておりますので、このことを踏まえた審査となるよう、委員及び当局の皆様の御協力をお願いをいたします。  なお、説明者は所属、氏名を述べてから御発言ください。  それでは、第3項、議案第37号、伊賀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを議題とします。  補充説明ございますか。  病院庶務課長。 ○庶務課長兼健診センター副参事(田中 満君)  失礼いたします。上野総合市民病院庶務課の田中でございます。よろしくお願いいたします。ただいま議題としていただきました議案第37号、伊賀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてでございますが、上野総合市民病院における夜間看護体制及び訪問看護ステーションの相談体制の向上を図ることを目的としまして、本条例の一部を改正しようとするものでございます。  お手元に配付をさせていただきました新旧対照表をごらんいただきたいと思います。改正の内容でございますが、病棟または救急外来に勤務する看護師等が正規の勤務時間による勤務の一部または全部を22時から翌日5時までに行われる看護等の業務に従事したときに支給する夜間看護手当の額を勤務時間が4時間以上の場合8,000円を9,000円に、2時間以上4時間未満の場合7,000円を8,000円に、2時間未満の場合5,000円を6,000円に増額しようとするものでございます。  また、当院訪問看護ステーションに勤務する看護師が利用者からの相談等に備え待機を命ぜられたとき、17時30分から翌日8時30分までについては1回当たり1,500円、8時30分から翌日8時30分までについては2,000円の待機手当を創設しようとするものでございます。待機につきましては、1年365日を考えております。  なお、この条例の施行日ですが、平成26年4月1日から施行することとしております。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長田山宏弥君)  説明に対し御質疑ございませんか。  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  議案第37号、特殊勤務の条例改正なんですけども、これをなぜ今、この3月議会に提案する理由というのは何なんでしょうか、ちょっと聞かせていただけますか。 ○委員長田山宏弥君)  病院庶務課長。 ○庶務課長兼健診センター副参事(田中 満君)  失礼いたします。こちらの特殊勤務手当でございますので、一定の市、病院としての方向性を示させていただきたい。それを年度の途中ではなしに年度当初からと考えて今回上程をさせていただきました。今年度でございますけども、現場の看護師、看護助手等と現場の意見をいろいろ聞く中でこの夜間看護手当の増額というもの、そういった意見が出てまいりまして、それから十分な議論をさせていただいた後に今回上程をさせていただいたということでございます。 ○委員長田山宏弥君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  夜間看護手当8,000円を9,000円、7,000円を8,000円、5,000円を6,000円、時間の割合によってこうしてあれするんですが、いずれにしても1,000円というのは、この1,000円の根拠というのは何なんでしょうか。 ○委員長田山宏弥君)  病院庶務課長。 ○庶務課長兼健診センター副参事(田中 満君)  失礼いたします。近隣の病院の状況等も踏まえまして、1,000円という額を考えさせていただきました。例えば名張市立病院さんにおきましては、当院が現在8,000円と規定をしております額が8,500円でございます。あと岡波総合病院さんにつきましては、考え方、計算の方法が若干違うんですけども、1回当たりの深夜勤務手当が1万1,200円と決められております。当院8,000円にプラス平均の時間給掛ける7時間、22時から翌5時までの間の時間でございますけども、労基法上に定められております25%の上乗せという部分、それらの額を足しますと1万800円でございます。こういった現状から近隣の病院さんより少し高く設定をさせていただきたいというようなことがございまして、1,000円という額を設定させていただきました。 ○委員長田山宏弥君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  何で今ごろこの時期に上げてくるのと聞いたのも、この1,000円の根拠お尋ねしたのもそうなんですけども、要は看護師の夜勤をするその看護師さんが余り金額安かったらやり手がないとか、それから看護師そのものの確保するときにあんまり安い給料ではなかなか来手がないと、こういった問題もあろうから最終的にこういうふうに値段を上げていこうという、こういうことだろうと思うんですけれども、それにあわせて名張市の、そして岡波病院の状況というものを聞かせていただく中では納得するところがあるんです。  ただ、何でこういう質問をするかというと、もっと早くこれ対応すべき話じゃないのと、こういう考え方をしてるんです。病院の看護師が足りへんというのは、もう従来から言われてることでした。それを今のこの土壇場になってするんではなくて、もっと去年の6月、9月あたりからこの問題というのは出さなければいけない問題じゃないのということを言いたいんです。要は12月にも僻地のこの報酬料の改正の問題がありましたよね。1カ月勤務した場合25万とか、それから往診の場合ですか、6,000円云々のもんが1件につき何ぼというのも改正したわけですよ。そのときに同時にこれをすればいいんじゃないのという考え方が非常にあるんです。もちろん知ってますよ。本庁のほうの考え方のものが12月の提案した一部改正で、これが病院は現場のもんで、ルートが違うという問題もあると思うんですけど、いずれにしてももっとこういうものは早く対応すべきじゃないのというようなこういう考え方があるんですけど、このあたりはどうでしょうか。 ○委員長田山宏弥君)  病院庶務課長。 ○庶務課長兼健診センター副参事(田中 満君)  失礼いたします。今、委員さんおっしゃっていただきました、先ほども私お答えさせていただいたように、以前から現場の者、スタッフとは話をしておりました。しかしながら、看護師確保につなげていきたいというようなこともございますんですけども、やはりこういった特殊勤務手当というのは年度を当初といたしまして考えていくべきではないかということで、当院の病院内及び市の幹部、伊賀市全体を見渡した中でこの時期にお願いをしたいということになったわけでございます。 ○委員長田山宏弥君)  他に御質疑ございませんか。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  同様に、この訪問看護ステーションの新たにですか、1,500円と2,000円の手当の部分がつくというこの根拠とか考え方教えてください。 ○委員長田山宏弥君)  病院庶務課長。 ○庶務課長兼健診センター副参事(田中 満君)  失礼いたします。訪問看護ステーションの待機手当でございますが、お近くの病院さんでは岡波総合病院さんが事業のほうをしていただいております。この岡波総合病院さんの状況を確認をした中では、今回提案をさせていただきました同額、平日の夜間でございましたら1,500円、休日等でございましたら2,000円ということでございまして、そのようなことも参考にさせていただきまして設定をさせていただきました。 ○委員長田山宏弥君)
     他に御質疑ございませんか。  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。御意見ございませんか。  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  議案第37号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。             (賛 成 者 挙 手) ○委員長田山宏弥君)  全会一致であります。よって、議案第37号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第4項、議案第38号、伊賀市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正についてを議題とします。  補充説明はありますか。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山下 豊君)  失礼いたします。ただいま議題としていただきました議案第38号、伊賀市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正について説明をいたします。  子ども医療費は、現在県から2分の1の補助を受け小学校卒業までの入院及び通院について実施しています。中学卒業までを補助金の対象とするよう県へ要望しているところでございますが、今回安心して子育てができる環境づくりへの取り組みとして市の単独事業での対象範囲の拡大をいたしたいと考えております。  拡大の内容としましては、平成24年9月から子ども医療の対象範囲を拡大したことで助成額が大きく増加する中で、高額となりやすい入院医療費について中学校卒業まで拡大いたします。  また、中学生については、全員に受給資格証を交付する形ではなく、入院の都度申請をしていただき助成をいたしたいと考えております。  なお、この条例は、平成26年9月1日から施行することとしています。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長田山宏弥君)  説明に対し御質疑ございませんか。  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。御意見ございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田山宏弥君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  議案第38号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。             (賛 成 者 挙 手) ○委員長田山宏弥君)  全会一致であります。よって、議案第38号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第5項、議案第39号、伊賀市国民健康保険条例及び伊賀市健診センター設置条例の一部改正についてを議題とします。  補充説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山下 豊君)  失礼いたします。ただいま議題としていただきました議案第39号、伊賀市国民健康保険条例及び伊賀市健診センター設置条例の一部改正について説明いたします。  改正の理由ですが、平成26年4月1日の診療報酬の改定に伴い診療報酬の算定方法を厚生労働省の告示番号により規定している条例について見直しを行うものです。  まず、伊賀市国民健康保険条例の一部改正ですが、診療報酬のうち往診料及び歯科診療料について定められた国の加算規定にかかわらず、それらを一部負担金には加えないといういわば当市の独自規定であり、現状に即していないと思われるため条文を削るものです。  次に、伊賀市健診センター設置条例の一部改正ですが、診療報酬の算定基準の規定については厚生労働省の告示によることから、条例の本則中に厚生労働省の告示年及び告示番号を記載しているため告示が出されるたびに告示年及び告示番号を改めるための条例改正を行ってきました。今回厚生労働省の告示番号等を表記しない規定に改めることにより今後、同省から出される告示に対しても条例改正を行うことがなくなります。  なお、この条例は、平成26年4月1日から施行することとしています。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長田山宏弥君)  説明に対し御質疑ございませんか。  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。御意見ございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田山宏弥君)  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  議案第39号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。             (賛 成 者 挙 手) ○委員長田山宏弥君)  全会一致であります。よって、議案第39号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第6項、議案第40号、伊賀市体育施設条例の一部改正についてを議題とします。  補充説明を求めます。  スポーツ振興課長。 ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)  失礼いたします。スポーツ振興課の松本でございます。ただいま議題としていただきました議案第40号、伊賀市体育施設条例の一部改正について御説明申し上げます。  改正の理由は、2点でございます。  まず1点目は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第24条第1項の規定に基づき、平成26年4月からスポーツに関することを市長が管理及び執行することとしたことでございます。  2点目は、昨年の台風18号により浸水被害をこうむり、現在は使用を休止している大山田せせらぎ運動公園について、平成26年4月からは地域住民の憩いの場として活用いただくため市体育施設から削除しようとすることから現在の条例の一部改正を行おうとするものでございます。  改正の主な内容につきましては、新旧対照表により説明をさせていただきます。まず2ページになりますが、第2条につきまして、改正前の第15号、大山田せせらぎ運動公園、伊賀市平田725番地を削除し、同条第16号以降を繰り上げる改正を行います。  次に、第3条は、第2条で第15号を削除して、第16号以下を繰り上げるために市直営施設と指定管理施設の区分を第2条に合わせるための改正となります。  また、第6条は「伊賀市教育委員会」を「市長」に、第7条から第14条及び第17条は「委員会」を「市長」に改めようとするものでございます。  さらには別表第1の9ページ、別表第2の11ページ、別表第3の17ページも同様の改正を行おうとするものでございます。  なお、この条例は平成26年4月1日から施行し、経過措置といたしましては議案に記載のとおりでございます。よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。 ○委員長田山宏弥君)  説明に対し御質疑ございませんか。  福岡委員。 ○委員(福岡正康君)  2点お願いします。  1点目は、このスポーツ施設として直営施設なり、文都以外に指定管理してる施設があるわけですけども、地域住民に説明するときにそのあたりをきちっと説明されたかどうかということと、2点目については、全員協議会のときに地元として3つの自治協があるんですけども、3つの自治協の会長さんに了承を得たというふうな発言もござったわけでございますけども、現実は1自治会長が反対されとるということ、それと利用団体について何も説明されてないというふうに聞いておりますもんで、そのあたりについてお願いします。 ○委員長田山宏弥君)  スポーツ振興課長。 ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)  失礼します。2月の21日の全員協議会で福岡議員のほうから地元への説明はどうだったかということで、3つの自治協の会長さん全てが集まっていただいた会議で報告をさせていただき、了承得たというふうに回答いたしましたが、その後、思い違いであるということがわかりまして、訂正の文書を各議員さんに出させていただいたところでございます。実際には3人のうちの2人の自治協議会長さんと3人の自治協の事務局長さんがその場にはお見えでございました。そしてその欠席されておった方が反対されていた会長さんだということは、今初めてお聞きをいたしました。  そして大山田地区といたしまして、地区の自治協が3つあるわけですけども、その中の代表会長が阿波の会長さんであったということで、阿波の会長さんはその日は出席をいただいておりました。そしてたびたびの被害のごとに市の税金なり血税を投入して修復することについての是非をお話をしたわけですが、市の体育施設から外すことはいたし方ないというお話をその日にいただいたと、それは間違いないところでございます。  また、利用団体についての説明でございますが、台風のためにしばらく中止はさせていただきたいということは当然受付のほうで利用者に対して問い合わせ、申し込み等がありましたときには指定管理者のほうで対応をするように申し伝えてございます。  台風被害までに利用されていた団体は11団体でございまして、そのうち2団体は市外からの利用ということで、市内利用の方々につきましては9団体のうち2つが大山田の夏まつり実行委員会様であったり、大山田の収穫まつり実行委員会様であったりという目的外利用という形での御利用をいただいております。この目的外利用と申しましても、利用者9,000人余りの中の5,000人以上占めるのがこの目的外利用の方々でございます。そして実際スポーツをされとる団体につきましては、ゆめが丘の多目的グラウンドであったり、阿山の第2運動公園であったり、さるびの温泉のゲートボール場であったり、島ヶ原中学校のグラウンドであったりということで移っていただいて利用をしていただいておるという状況でございます。条例が改正が認めていただきましたならば、さらにはこの団体を含めて周知をしていきたいと考えております。 ○委員長田山宏弥君)  福岡委員。 ○委員(福岡正康君)  余り話すのをもうやめとこうと実は思ってるんですけども、ちょっともう2点ばかり、誤解あるもんで、収穫まつりもやられておるというふうな答弁が本会議のとこにもあったんですけども、収穫まつりはここではやられておりませんので、やはり地元のことですので、地元というか、目の前のことですもんで、もう少しきちっと調査していただきたいと思います。  それと今の藤森会長の話でございますけども、これ2点目ですけども、最初直営なり指定管理で管理しているところもあるのをきちっと説明していただいたかどうかというのを質問したと思うんですけども、藤森自治会長のとこが自分とこで指定管理で阿波のグラウンドを管理してまして、ほんで相応の維持管理費もいただいておりますもんで、藤森会長としてはそのようなきちっとした維持管理もあわせてやっていただくというふうなことで、市が管理してもらうことに関してはどのような市の説明しやすいような手法でいいいうふうに思っていたというふうなことを聞いております。もうあんまり細かいぐちゃぐちゃっとした話はしたくないと思ってですけども、以上です。 ○委員長田山宏弥君)  スポーツ振興課長。 ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)  済みません。1点目の収穫まつりの関係でございますが、収穫まつりのための駐車場としての利用をしていただいております。駐車場を利用していただこうと思いましたら、グラウンドもとっていただかないと使えないというふうになっております。駐車場だけの貸し出しには市は応じておりませんので、その場合はグラウンドを借りていただいた上で駐車場を借りていただくと、そういうことで収穫まつりの利用ということでございます。  ただ、先ほど申しました5,000人ほどの利用というのは、夏まつりだけの利用でございます。  そして指定管理の関係でございますが、当然せせらぎ運動公園は文化都市協会が管理いたします22施設のうちの一つでありますということは説明はさせていただきました。そしてその指定管理のほうからも外しますということも話したと考えておりますというか、確信しております。 ○委員長田山宏弥君)  福岡委員。 ○委員(福岡正康君)  いや、余り言いたくないと思ったんですけども、駐車場として管理するのとスポーツ施設として管理するのと維持管理の手法がかなり違うと思うんですけど、何かその辺もう少し温かい思いで地元のほうに説明していただきたいと思います。  ほんで2点目の文都としてはそら指定管理の話はしていただいたと思いますけども、市のスポーツ施設として直営の施設があるとか、そんなんは説明していただいてないと思うんですけど。もうこんで私やめます。 ○委員長田山宏弥君)  他に御質疑ございませんか。  副委員長。 ○委員(森川 徹君)  初歩的なことちょっとお伺いします。あそこの大山田せせらぎ運動公園に市が管理してる備品があると思うんです。サッカーゴールであったりとかバックネットであったり、その辺は今後あそこが管理外になったらどこへ持っていくのか、そこへそのまま寄附するのか、どうなんでしょう。 ○委員長田山宏弥君)  スポーツ振興課長
    ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)  サッカーゴールにつきましては、サッカー協会さんからの御要望もございまして、少年用のサッカーゴールにつきましては多目的グラウンドのほうへ、ゆめが丘でございますが、それと大人のサッカーゴールにつきましてはいがまちのグラウンドのほうへ移動させたいというふうに思っております。  さらにバックネットにつきましては、固定のものでございますので、それを引き揚げるというのも大変でございますので、そのまま次の利用に使っていただくというか、移行したいと思います。 ○委員長田山宏弥君)  他に。  福田委員。 ○委員(福田香織君)  何か本会議の答弁で化石広場もあるようにお聞きしたと思うんですけど、そちらの管理ももう地元に任せるという形でしょうか。 ○委員長田山宏弥君)  スポーツ振興課長。 ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)  化石広場につきましては、一体としてのスポーツ施設の中にちょうど真ん中にある施設、あれだけはあずまやといいますか、休憩所と含めて無料の施設というふうになってございます。台風のたびにあっこも泥が入るわけですけども、伊賀市の化石の愛好家の皆様方があっこを大事にしていただいておりまして、当然うちのほうへも手伝いの要請があるわけですけども、泥を手で取ったりということで修復をさせていただいております。体育施設から外しましても次の管理の段階で同じように化石広場は市民の方に開放して使っていただけると、そのように考えております。 ○委員長田山宏弥君)  他に。  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  基本的には地元の3自治協、つまり大山田地域としては、ここをスポーツ施設から外して直営にするということについては同意してるというふうには私は伺ってますし、地元の方からもそういった方向性については納得なりされてると思うんですが、やはり具体的にはこれまで除草作業等をシルバー人材センターに年間100何万ですか、それでやってきたという経過、事実がありますので、それを全て地元の3自治協に管理を任すのか、いやいや、そうじゃなくって、やはりもう最低限度この辺までは地元がやるんだけど、あとは市でやってくださいよと、そういうある程度のすみ分けみたいなことを地元がまだそこまで納得というか、合意ができてないように聞いてるんですけども、教育委員会としてはその辺をある程度提示をしてあげて、地元が具体的にここまでやったら管理をするという前提でスポーツ施設の移行を納得するという、こういう方向性かと私は理解してるんですけど、そこらの具体的なお話はどこまで3つの自治協さんの代表者にされてるのか、その辺の説明をいただければありがたいですが。  それと市長さんのほうへも3自治協からの陳情なり要望があったと思います。そのときの地元は、要望というのはかなり高いレベルで要望されるのが通常ですので、そのときは市長さんとしてはどのようにお答えされたのかもあわせてお答えできる範囲内で御説明いただけたらと思います。 ○委員長田山宏弥君)  市長。 ○市長(岡本 栄君)  地元の方とお話ししたのは、土砂を取り除く経費についてはなるべく安い方法で積算をして提出していただいたら私たちもそれには出資をさせて、出させていただくという話と、それからあとは支所のほうでトイレであるとか照明であるとかというようなことも当面やらなければいけないだろうというお話もさせていただいた。あと日常的な管理については、皆さん方のできる範囲をしっかりと考えていただいて、なるべく地元でやっていただけることは地元でやっていただくというふうにしていきたいというようなことを他の同類の施設と合わせて差のないように方向性で考えていけたらいいねというようなお話にはわかっておりますし、申し上げました。 ○委員(中井洸一君)  市長の話はそうです。  だからあと当局からもう少し詳細の。 ○市長(岡本 栄君)  教育委員会事務局長。 ○教育委員会事務局長兼学校教育課長(前田明伸君)  失礼いたします。私どものほうは預かっておりますのが社会体育施設、スポーツ施設でございます。  このスポーツ施設につきましては従来から説明をさせていただいておりますように、このまま施設として継続していくことができないという判断から廃止ということの準備を進めてきたわけでございます。その中で地域の方への説明ということで先ほど課長のほうが答弁いたしましたように自治協の会長さん、また地区のセンター長さん交えましてお話もし、自治会の会長さんには決してこの場だけではなしに、私どもはもっと細部の自治会まで出かけて説明をいたしますけどもということで発言をしたわけですけども、私どものほうで承ったというふうなことでございます。  そのような中でこのスポーツ施設としての最低限できることは何かというようなことで、先ほど市長から説明をいただきましたようにある部分使えるまでのところまでスポーツのほうでは考えていきましょうと。ですから新年度に当たりましては、その利用につきましてはどういう方向性でここを活用していくかということは市長のほうで住民の方々と十分御協議をいただきまして、その結果をもって進めていくということでございますので、今御発言をいただきました今後のということになりますと市長のほうからの回答というふうになるわけでございます。 ○委員長田山宏弥君)  他に御質疑ございませんか。  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  議案第40号は、これは伊賀市体育施設条例の一部改正で、特に大山田せせらぎ公園についてなんですけども、伊賀市体育施設条例の関連すること一つ質問させていただきたいと思うんですが、よろしいですか。 ○委員長田山宏弥君)  はい。 ○委員(前田孝也君)  けさ実はサッカーの指導員という方から電話があったんです。その中でこの関連づけで質問させていただきたいと思いますけども、上野運動公園競技場、サッカー場の件なんですけれども、このサッカー場は当然伊賀市の文化都市協会のほうに今は指定管理という形で出されており、運用されております。その中で伊賀市文化都市協会のほうへ教育委員会のほうから要望なり意見を出すことができるんかどうかというのをまず聞かせていただきたいというふうに思います。 ○委員長田山宏弥君)  スポーツ振興課長。 ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)  教育委員会あるいは市としての要望、意見は出しております。 ○委員長田山宏弥君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  それでしたらちょっと確認をしていただきたいんですけども、このサッカー場どうも一般の方、それから中学生、小学生、こういったグループの方々が利用しにくいと。その利用しにくいのは、1日に2時間とか、子供2試合しかできないとか、決勝戦、準決勝の試合しかできないとか、こういったことの規制が非常に厳しいと、こういう中でこの運動公園がサッカー場として利用できにくいと。その理由というのは、どうやら芝の問題があると、芝が傷むから、これを管理するためにこういった規制がかかってるという、こういう内容を聞かせていただき、ぜひスポーツの活性化のため、サッカーの活性化のためにもう少しオープンにしてほしいと、こういうふうな要望が上がってますが、確認をまずしてますか、こういった内容の案件が市民から不満があることを。 ○委員長田山宏弥君)  スポーツ振興課長。 ○教育委員会事務局参事兼スポーツ振興課長(松本和久君)  失礼します。指定管理者のほうでそのような要望がとまってることも多いんですけども、年に何回かは直接聞かせていただく機会がございます。ただ、委員さん今言われましたように天然芝でございますので、回数をふやしてスポーツ振興に寄与したいわけですけども、芝の状態がある一定以上を保ちたいという施設側の私たちのほうの思いもございますので、いろんな規制というか、規定をつくらせていただいて制限をさせていただいてるというのが現状でございます。 ○委員長田山宏弥君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  これは関連質問ですんで、このあたりにしときたいと思いますが、ぜひ利用しやすいようにそういうふうな取り計らいをお願いいたします。 ○委員長田山宏弥君)  福岡委員。 ○委員(福岡正康君)  ちょっと事実関係だけしっかりとしときたいんですけども、・・・・、私の地元の自治会長さんはスポーツ施設から外すことについて明確に反対されております。  それとちょっと誤解与えているのは、直営で市が管理するという内容ですけども、直営で市が普通財産として管理するのか、直営でスポーツ施設として管理するのか、そのあたりがちょっと地元の人にとって理解できていないという事実も報告させていただきます。以上です。 ○委員長田山宏弥君)  質疑ではないですね。  他に御質疑ございませんか。(「今の答弁はどうなんですか」と呼ぶ者あり)いや、質疑ではないので答弁は結構です。  他に。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  もう一回ごめんなさい。中井委員さんがおっしゃった質問の答弁がなかったように思ったんですが、つまりわからないですけど、今あのまま管理の仕方が私、草刈り、除草作業はシルバー人材センターさんに任せてされてるということ。(「今まではね」と呼ぶ者あり)今はね。それが今後なくなるのかということですね。  それとあと市長のほうのお話では、地元でできる範囲を考えてもらいというふうにお話ししたと。やっぱり市のやることと地元がやることというのがよくわからないんですね、私も聞いてて、どういうふうに今後なっていくのか、それもう一回教えていただきたいんですけども、管理の問題ですけど。 ○委員長田山宏弥君)  大山田支所長。 ○大山田支所長兼振興課長(西口敏之君)  失礼します。大山田支所長の西口です。4月以降の今後の管理の件です。地元、大山田には3つの自治協議会がございまして、そちらの方と今現在市長も申しましたように今後の管理の仕方について話をしてるとこでございます。  その中で先ほど委員さんのほうの指摘がございましたように、従前につきましては除草作業等で170万円の指定管理料含んでおったと、そのことは承知してるとこでございます。それで自治協さんと現在お話し中で、完全合意は至っておりませんが、自治協さんとしても今までは何も草刈り等はやってないんですけども、何らか自分らのできる範囲で、せめて草刈り程度は協力をしていただけるというところまで話は行ってるんですけども、管理の主体がどっちになるんか、そこらの面を含めまして今ちょっと総合的に話し合ってるところでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○委員長田山宏弥君)  他に御質疑ございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長田山宏弥君)  御質疑なしと認めます。  よって、討論に入ります。御意見ございませんか。  福岡委員。 ○委員(福岡正康君)  今の質疑の中でもいろいろあったと思いますけども、地元に対してきちっとしたまず説明がされてないのが一番問題ですねけども、それとこれからというのもはっきりしていませんもんで、私は別に急にスポーツ施設から外す、もう1年ぐらい様子見てからでも十分じゃないかという意味でこのスポーツ施設から外すことに関して反対いたします。 ○委員長田山宏弥君)  他に。  百上委員。 ○委員(百上真奈君)  この今回の議案については2つのことが含まれてまして、最初の部分については機構改革に伴って教育委員会から市長部局のほうへ移るという内容ではあるんですけど、ただ2つ目の内容につきましては、やはり今後の問題ですね、管理の特にやはり住民の方が不安に思っておられることは、もちろん今までどおり使用できるかどうかということ。それはなぜかといえば管理がどうなっていくかということだと思うんです。その管理については、現在まだ話し合ってる最中だし、完全に地元とは合意ができてないということです。一定地元の人たちが参加して管理をしていくということはよそのところでもやられてるので、それは必要かと思いますが、ただやはり今回その話がまだ不十分な段階でとりあえずこんなふうに変えるということは逆に時期尚早かなと思いますので、私としてはこれについては反対したいというふうに思います。 ○委員長田山宏弥君)  副委員長。 ○委員(森川 徹君)  私も反対の立場なんですけれども、地元の方への説明が本当になされないんじゃないかな。地元の方からお電話いただいたんですけれども、そんなことは聞いてないと。言うた、言わへんだ、聞いた、聞かへんだの話に若干なってるのかなと。僕、一般質問でもさせていただいたんですけれども、そのときの答弁も住民の方は聞いていて、そこがなくなったらどうするんやという答えで阿山やらいがまちに行ってもらえばいいと、そういう冷たい答弁やったと。自転車やら歩いてそこへゲートボールなりグラウンドゴルフをしに行ってた皆さんが阿山まで、またいがまちまでどないして行ったらいいんやと、そういうお声もいただきました。  ほんで管理をしやへんようになったグラウンドというのは、僕グラウンドいろいろ見てきたんですけれども、本当に荒れていくんですよね。もう周辺の草刈り機で草を刈るだけじゃなくて、今までグラウンドとして使ってた部分がだんだん草生えてきて、それ草刈り機では全然間に合わないんですよね。一つ一つひいていかなあんので、そういう面の管理というのも本当に大変になってくると思うんです。  ほんで台風被害で使えへんようになったからまた台風被害が来たら管理するの大変やから市の体育施設から外すというのもよくわかるんですけれども、過去5年間で3回というのは確かに多いと思うんです、被害が。しかし、20年間、長い目で見ても3回なんですよ。そういう意味でもうちょっと長い目で見ても、先ほどのお二方の討論でも出てましたけれども、もう少し長い目で見ていただいて、台風被害でもそんな何千万もかけて整備せんでも何百万でも過去にはできてたこともあるんですから、そういう面ではもうちょっと地元への配慮というのもしていただきたいな。僕は阿山の人間ですけど、本当大山田あそこのグラウンド僕よく使うので、大山田の方の気持ちもよくよくわかりますので、そういう面で地元の方をもう少し考えていただきたいなと。  ほんでまた最初に言わせてもうたように、本当に説明というのがなされてないのかな。自治協の会長さんには言うたけれども、言うたらそんでええのか、それも僕ちょっとクエスチョンな部分ありますし、大事な問題は市長が出向いて説明会を開きました、そんなことあるのにこの大山田のことに関しては3自治協を呼んで説明したからもういいでしょではなくて、もう少し大山田の方に皆さんにアナウンスできるようなものをちょっと考えていただきたいなと思いますので、反対させていただきます。以上です。 ○委員長田山宏弥君)  他に御意見ございませんか。  中井委員。 ○委員(中井洸一君)  一応賛成の立場で意見を言わせていただきます。
     一連の皆さん、委員のお話も聞かせていただきました。特にこのスポーツ振興に関する部局が市長さんのもとに今後、地域振興も含めてやられるということになった以上、このせせらぎ運動公園に関しましてはスポーツ施設として残すということであれば当然それは私も望むところなんですが、やはり今後の財政とかいろんなこと現状、これからのゲリラ豪雨、集中豪雨、そういったものを想定したときに最小限度の管理でスポーツ施設以外のことで活用していくという方向性について私も納得をしております。  ただ、地元の方が特に高齢者に近い方がグラウンドゴルフとかゲートボールとかそういったことも利用するには特にやぶさかではないということですし、ただほかの委員言われたようにサッカーとか野球とかということになってくると少し、バックネットは残るということで、あえて使えないということではないとは思うんですが、完全なスポーツ施設としての規格を備えてないので公式な試合とかそういったことはできないと思うんですが、生涯学習の範囲内では地元の方に十分楽しんでいただける施設にこれからも市が直営で管理するということではっきり明確にうたってますので、市のほうで責任ある対応していただきたいということを期待も申し上げ、そしてまた地元の方への説明をこれから十分に、自治会単位あるいは自治協でも結構ですけども、十分に今後の管理方法の手法と、それから管理責任の明確化をしていただくということを条件に賛成したいと思います。 ○委員長田山宏弥君)  前田委員。 ○委員(前田孝也君)  今、中井委員があらまし私が手挙げて言おうとしたことは言いましたので、もう省きたいと思うんですけれども、ただこの説明というもの、住民説明なんですけれども、この説明については私は住民自治協議会の役員の方々からそれぞれ意見を聞かせてもらいました。その中ではきちんと説明がされてたと、そういうことと、管理の問題も今言われてるわけなんですけども、この管理の問題も大まかに大体説明が終わってる。あとは細かい部分というのが、これはどこの案件に対してもあることですし、今後進めていける範囲内のことであると、こういうような意味合いからこの議案第40号については賛成をしておきたいと、こういうふうに思います。 ○委員長田山宏弥君)  福岡委員。 ○委員(福岡正康君)  ……(発言する者あり) ○委員長田山宏弥君)  他に御意見ございませんか。  御意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  議案第40号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。             (賛 成 者 挙 手) ○委員長田山宏弥君)  賛成少数であります。よって、議案第40号は、否決すべきものと決しました。  以上で当委員会に付託された案件についての審査は終了しました。  長時間にわたりありがとうございました。  なお、本日の委員会報告書及び委員長報告の作成については、私に御一任願いたいと思います。  これをもちまして教育民生常任委員会を閉会いたします。             (午前11時30分 閉会)             ─────────────...