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平成21年第10回定例会(第1日12月 2日)

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  1. 伊賀市議会 2009-12-02
    平成21年第10回定例会(第1日12月 2日)


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    最終取得日: 2021-10-02
    平成21年第10回定例会(第1日12月 2日)         平成21年第10回伊賀市議会(定例会)会議録          平成21年12月2日(水曜日)(第1日)          ─────────────────────    平成21年12月2日(水)午前10時開議  日程第 1 会期決定について    第 2 会議録署名議員の指名について    第 3 請願第5号の取り下げについて    第 4 市政に対する所信表明について    第 5 議案第118号 平成21年度三重県伊賀市一般会計補正予算(第4号)        議案第119号 平成21年度三重県伊賀市国民健康保険事業特別会計補                正予算(第3号)        議案第120号 平成21年度三重県簡易水道事業特別会計補正予算(第                1号)        議案第121号 平成21年度三重県伊賀市介護保険事業特別会計補正予                算(第2号)        議案第122号 平成21年度三重県伊賀市農業集落排水事業特別会計補                正予算(第1号)        議案第123号 平成21年度三重県伊賀市公共下水道事業特別会計補正                予算(第1号)
           議案第124号 平成21年度三重県伊賀市浄化槽事業特別会計補正予算                (第1号)        議案第125号 平成21年度三重県伊賀市市街地再開発事業特別会計補                正予算(第1号)        議案第126号 平成21年度三重県伊賀市後期高齢者医療特別会計補正                予算(第1号)        議案第127号 平成21年度三重県伊賀市島ヶ原財産区特別会計補正予                算(第1号)        議案第128号 平成21年度三重県伊賀市大山田財産区特別会計補正予                算(第1号)        議案第129号 平成21年度三重県伊賀市病院事業会計補正予算(第3                号)        議案第130号 平成21年度三重県伊賀市水道事業会計補正予算(第1                号)     一括上程───予算特別委員会設置付託    第 6 議案第131号 伊賀市ペット霊園の設置等に関する条例の制定について                        上 程───教育民生常任委員会付託    第 7 議案第132号 伊賀市職員の退職手当に関する条例の一部改正について    第 8 議案第133号 伊賀市総合計画審議会条例の一部改正について    第 9 議案第134号 伊賀市特別会計条例の一部改正について                          上 程───総務常任委員会付託    第10 議案第135号 伊賀市地区市民センター条例の一部改正について                        上 程───教育民生常任委員会付託    第11 議案第136号 伊賀市集会施設条例の一部改正について                        上 程───産業経済常任委員会付託    第12 議案第137号 伊賀市水道事業の設置等に関する条例の一部改正につい                て        議案第138号 伊賀市上水道事業給水条例の一部改正について        議案第139号 伊賀市簡易水道事業施設整備基金の設置、管理及び処分                に関する条例等の廃止について                       一括上程───建設水道常任委員会付託    第13 議案第140号 指定管理者の指定について    第14 議案第141号 地上デジタル放送対応テレビの買入れについて    第15 議案第142号 電子黒板の買入れについて                        上 程───教育民生常任委員会付託    第16 議案第143号 字の区域の変更について                          上 程───総務常任委員会付託    第17 発議第 8号 松村頼清議員に対する辞職勧告決議(案)について          ───────────────────── 〇会議に付した事件  議事日程のとおり          ───────────────────── 〇出席議員(28名)  議席番号    氏   名    議席番号    氏   名    1番  生 中 正 嗣 君   15番  渡久山 カナエ 君    2番  稲 森 稔 尚 君   16番  前 田 孝 也 君    3番  上 田 宗 久 君   17番  松 村 頼 清 君    4番  近 森 正 利 君   18番  今 井 由 輝 君    5番  中 井 洸 一 君   19番  奥   邦 雄 君    6番  中 谷 一 彦 君   20番  中 本 徳 子 君    7番  中 盛   汀 君   21番  岩 田 佐 俊 君    8番  西 澤 民 郎 君   22番  坂 井   悟 君    9番  百 上 真 奈 君   23番  桃 井 隆 子 君   10番  田 山 宏 弥 君   24番  安 本 美栄子 君   11番  本 城 善 昭 君   25番  中 岡 久 徳 君   12番  森   正 敏 君   26番  馬 場 登代光 君   13番  北 出 忠 良 君   27番  森 岡 昭 二 君   14番  空 森 栄 幸 君   28番  森 永 勝 二 君          ───────────────────── 〇欠席議員(なし)          ───────────────────── 〇欠  員(なし)          ───────────────────── 〇説明のため出席した者  職   名            氏     名   市長             内 保 博 仁 君   副市長            角 田 康 一 君   契約監理室検査技術監     島 川 和 也 君   総合危機管理室危機管理監   松 山 宗 達 君   総務部長           赤 澤 行 宏 君   企画振興部長         堂 山 敏 夫 君   人権政策部長         堀     忍 君   生活環境部長         山 崎 猛 夫 君   健康福祉部長         中 出 富 一 君   産業振興部長         半 田 泰 士 君   産業振興部参事        上 田 賢 博 君   建設部長           中 森   寛 君   水道事業管理者        淺 井 広 太 君   教育委員長          勝 本 順 子 君   教育長            味 岡 一 典 君   教育部長           松 永 彰 生 君   消防長            東   庸 介 君   監査委員           塚 脇 直 樹 君   監査委員事務局長       大 谷 泰 紀 君   市民病院事務長        野 口 英 敏 君   伊賀支所長          森 下 泰 成 君   島ヶ原支所長         西 岡 幸 彦 君   阿山支所長          澤 井   修 君   大山田支所長         福 永   保 君   青山支所長          奥 田 充 法 君   会計管理者          奥 井 平 和 君   総務課長           藤 岡 淳 次 君   財政課長           西 堀   薫 君          ───────────────────── 〇出席事務局職員  職   名            氏     名   局長             森 岡 良 夫 君   課長             森 田 克 義 君   議事調査係長         福 岡 秀 明 君          ─────────────────────
                (午前10時00分 開会) ○議長(坂井 悟君)  おはようございます。  それでは、これより平成21年第10回伊賀市議会定例会を開会いたします。  本日、ただいままでの出席議員数は28名、会議は成立しました。  お諮りいたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  そのように取り扱うことにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  異議なしと認めます。よって、本日の議事日程は、お手元に配付のとおり決しました。  この際、議事に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  地方自治法第180条第1項の規定による専決処分事項概要につきましては、お手元に配付のとおり報告がありましたので、ご了承願います。  これより議事に入ります。  日程第1 会期の決定についてを議題とします。  本定例会の会期は、本日より12月22日までの21日間と定めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日より12月22日までの21日間と決しました。  次に、日程第2 会議録署名議員の指名についてを議題とします。  15番 渡久山カナエ君、16番 前田孝也君の両名を指名します。  次に、日程第3 請願第5号の取り下げについてを議題といたします。  お諮りいたします。請願第5号、スポーツ施設の充実を求めることについては、請願者から取り下げたいとの申し出がありますので、これを許可することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  異議なしと認めます。よって、請願第5号の取り下げは、許可することに決しました。  次に、日程第4 市政に対する所信表明についてを議題といたします。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  皆さん、おはようございます。師走に入りまして、ことしも残すところ、あと1カ月となりました。伊賀路にも、いよいよ冬が到来しようといたしております。  本日、平成21年第10回伊賀市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆さん方にはご多忙の中、ご出席を賜りまして、まことにありがとうございます。また、日ごろから市政各般にわたりまして格別のご理解、ご支援をいただいておりますおかげで、順調に運営させていただいておりますことをご報告を申し上げるところでございます。  初めに、新型インフルエンザについてでございますが、本市におきましても保育所・園、幼稚園、小・中学校などでも流行しており、学年閉鎖や学級閉鎖などの感染拡大防止の措置をとっております。その中、去る11月13日にお亡くなりになりました市内在住の乳児の方が、新型インフルエンザに感染されていたと県から発表されました。心からご冥福を祈り申し上げるところでございます。県の発表によりますと、死因と新型インフルエンザとの因果関係は不明とされておりますが、このような重大な事態が再び起こらないよう、本市におきましても対策本部を引き続き設置し、感染拡大防止に努めてまいる所存でございます。市民の皆さんにおかれましては、手洗いやうがいの慣行によりまして、ご家庭での感染の防止に努めていただきますようお願いを申し上げるところでございます。  さて、国内政治情勢でございますが、鳩山民主党内閣が発足してから2カ月半が過ぎ、初めての臨時国会が開催されております。この臨時国会では、中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律など12法案が提出されておりますが、暫定税率廃止や子ども手当に関する法案など予算関連法案については提出されておらず、次の通常国会で審議されることとなっております。  国の予算編成の動向ですが、平成21年度補正予算については、新たな政策の財源確保のため、子育て応援特別手当学校地上デジタル化対応などの予算について一部執行停止の措置などの見直しが行われましたが、本市の事業の執行には大きな影響はありませんでした。しかしながら、地域医療再生臨時特例交付金、いわゆる地域医療再生基金でございますが、750億円減額をされたことにより、県が策定いたしました地域医療再生計画中勢伊賀保健医療圏に全県対策を含めまして100億円予算計上されていたものが25億円に減額をされました。中勢伊賀保健医療圏におきましては、上野総合市民病院名張市立病院の機能分担の推進など、伊賀地域の医療提供体制確保の取り組みが盛り込まれておりますので、減額については非常に残念でありますが、伊賀の地域医療のさまざまな課題を解決するため、引き続き、県に対しまして地域医療再生臨時特例交付金の効果的な活用をお願いをいたしてまいりたいと考えております。  また、平成22年度の国の当初予算概算要求の状況ですが、概算要求総額は95兆380億5,200万円で、平成21年度当初予算を約7.3パーセント上回り、過去最大の規模となっております。このうち政策に充てる一般歳出は54兆9,929億円で、鳩山政権がマニフェストで掲げた子ども手当創設、公立高校の実質無償化、農業の戸別所得補償など計4兆3,767億円を優先的に要求する一方、公共事業費を中心とした既存予算の削減は約1兆3,121億円にとどまっております。加えまして、景気低迷の影響で21年度の税収は当初見込み46兆1,000億円を大幅に下回り、40兆円を割り込む見通しで、税収落ち込みへの対応も求められておるところでございます。  そのため行政刷新会議では、概算要求予算のむだを洗い出すために地方交付税や診療報酬に加えまして、義務教育国庫負担金在日米軍駐留経費の日本側負担、いわゆる思いやり予算のうち基地従業員の給与に充てる労務費など447事業について事業仕分けという手法で予算の見直し行い、基金からの国庫返納分を合わせて総額約1兆8,000億円程度が削減される見込みとなりました。ただ、概算要求の95兆円の中にマニフェストに掲げたガソリン税などの暫定税率廃止分は要求に入っておらず、実行にはさらに2兆5,000億円程度が必要でありますので、マニフェストを実現するにはさらなる財源の確保が必要であると思われます。  地方財政についてでございますが、政府の地方分権改革推進委員会は11月9日、地方税財政改革に関する第4次勧告を鳩山首相に提出をいたしました。勧告では、地方交付税の必要額を確保するため、法人税や所得税など国税五税の約3割を充てている法定率の引き上げを要請しており、また、鳩山内閣が平成23年度の創設を打ち出している国庫補助金の一括交付金化については、交付基準の策定に当たり、地方自治体は自治体間の財政力格差に配慮するよう求めておるところでございます。  特に、暫定税率が廃止されますと、本市でも約15億円の減収が見込まれ、この減収分については、三重県市長会及び全国市長会を通じて、全額を地方特例交付金などで確実に補てんされることを強く求めてまいりたいと考えております。また、補助金の一括交付金化についても、交付金の対象となる分野や規模などが明らかにされていないため、地方が持続可能で安定的な財政運営ができるよう、抜本的な地方税財源の充実強化に向け要望していきたいと考えておるところでございます。  次に、市政の状況でございますが、10月末から市民の皆さんと市政や地域の課題について意見交換させていただくため、住民自治協議会の単位で地区懇談会を開催させていただいておりまして、昨日までに15地区を回らせていただきました。その中で、市街地についても、また、農山村地域につきましても、それぞれの地域がどうしたら活性化できるのかということについての話が多く出されました。  鳩山首相は、今臨時国会の所信表明で、これまでの日本の社会を支えてきた地域のきずな、すなわち地縁、血縁の地域共同体は失われつつあり、次に目指すべきは、スポーツや芸術文化活動、子育て、介護などのボランティア活動、環境保護運動、地域防災活動などでのつながりを活用した新しい共同体であると述べられております。本市におきましては、自治会という地域共同体は十二分にその役割を果たしていただいておりますが、自治会よりももう少し大きな単位でまちづくり活動を行っていただく必要があることや、住民だけではなく、地域のNPOや企業もまちづくりに参加していただく必要があるため、自治基本条例に基づく住民自治協議会を設立いただいております。しかし、その住民自治協議会と自治会の役割が不明確であることから、再度、市民の皆様のご意見をお聞かせいただき、有識者を含めた自治組織のあり方検討委員会にお諮りし、今年度中に両組織の役割分担について整理していきたいと考えております。  本市には、中心市街地、住宅地、それを取り巻く農山村地域があり、それぞれの地域には、地域独自の文化や伝統行事、また、人と人とのつながりなど誇れることがたくさんございます。そういった地域の特性を生かし、市民の皆さんみずからで自分たちの地域に必要な施策をお考えいただき、住民自治協議会の単位での芸術文化、環境保全、人権教育、自主防災などの活動を通して、新たな地域のきずなをつくっていただくことがまちづくりにとても大切なことだと考えております。それぞれの地域の地区懇談会で賜りました貴重なご意見や、しっかりやってくれの激励の声を重く受けとめさせていただき、まちづくりの活動を行政がしっかり支援していくことが、本市全体の活性化につながっていくことを確信させていただいているところでございます。  それでは、市政の主な施策につきまして、9月議会後の取り組みの概要を伊賀市総合計画の6つの分野について分野ごとにご説明申し上げ、議会並びに市民の皆さん方のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  第1は、健康・福祉の分野でございます。  伊賀地域救急輪番制でございますが、救急体制を維持するためには来年度も3病院輪番制を継続する必要があると考えますが、現状は大変厳しい状況にございます。なお、市民の皆さんには、開業医等での早目の受診と救急車の適正利用についてのさらなるご協力を賜るべく啓発に努めてまいりますとともに、適正利用のための対策も検討いたしてまいりたいと考えております。  伊賀地域における安心・安全の医療体制についてでありますが、伊賀地域医療体制整備計画検討委員会で話し合いを行っており、8月から現在まで計3回開催されております。第1回検討委員会では、現状と課題を踏まえた中で病院機能を再編する手法について、次の第2回検討委員会では、救急機能の集約化を段階的に推進していくことが協議されました。これを受けまして、第3回検討委員会では、現状の医療体制を再編する手法について、公立病院の経営統合の方向性を検討していくという、まとめをいただきました。本市におきましては、去る11月29日に伊賀地域の医療についての意見交換会を開催し、市民の皆さんの率直なご意見をいただいたところでございます。今後の検討委員会では、経営統合のあり方を含め、今ある医療資源の連携、有効活用による持続可能な地域医療体制について協議が進められますが、その議論の推移についても注視いただき、ご意見を賜りたいと存じます。  次に、保育所・園関係では、11月16日に伊賀市保育所(園)あり方検討委員会から、保育サービスや保育所・園の統合・民営化など、伊賀市における保育所・園の望ましい姿についてご提言をいただきました。今後は、次世代育成支援対策地域行動計画後期計画策定の中で本提言が生かされるよう検討してまいりたいと存じます。  介護保険の関係でございますが、第4期介護保険事業計画に認知症対策の推進を掲げておりますことから、地域における支援の充実のため、本年度から認知症サポーターの養成に本格的に取り組んでおります。このサポーターは、認知症を正しく理解し、本人や家族を温かく見守り、応援するボランティアの人のことを指しますが、計画の本年度の目標数値である300人を既に突破いたしております。また認知症に関する啓発の推進ということでは、今後、啓発用ガイドブック予防パンフレットを作成・配布いたしますとともに、昨年度に結成いたしました高齢者あんしん見守りネットワークを活用しながら取り組んでまいりたいと存じます。  次に、第2の分野は、生活・環境でございます。  治水関係では、川上ダム事業につきまして申し上げます。  淀川水系河川整備計画が本年の3月31日に策定されたことから、本体工事の着工に向けての準備工事として、転流工関係の工事である仮排水路トンネル工事やダムサイトへの進入路工事が着手をされております。しかしながら、新政権発足後、143カ所のダム事業について一時凍結し、再度ダムの必要性について検証を行い、それに基づき平成22年度以降の予算が見直されることになっております。本市といたしましては、川上ダムは治水対策及び水道水の安定供給のためどうしても必要なダム事業でありますので、国、県や各関係機関に対しましてダムの必要性を強く訴え続けてまいりたいと存じます。  次に、水道事業でございますが、水道事業の一元化につきましては、伊賀水道用水供給事業の施設が完成し、来年4月からこの施設が三重県から本市へ譲渡されることを機に、3つの上水道事業と8つの簡易水道事業を統一し、伊賀市水道事業として一元化を図りたいと存じます。加えまして、一層の水道事業の経営の効率化、健全化を図るためには料金体系や制度の統一が必要であり、それに伴います条例の改正等についても今議会で議案として上程させていただきますので、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。  次に、下水道関係でございますが、公共下水道では、事業実施中の希望が丘処理区と河合処理区につきまして、管路施設及び舗装工事の面整備を引き続き実施いたしてまいります。  農業集落排水事業では、継続中の神戸地区の建設工事を進めてまいりますとともに、花垣地区、依那古地区につきましても管路施設工事などの面整備を引き続き実施してまいります。また機能強化事業につきましては、計画的に更新を行っておりますが、今年度は府中地区で実施をいたしております。  都市計画関係です。伊賀市都市マスタープランにつきましては、地域別構想の作成に向け、各支所周辺の地域拠点となる地域などの住民の皆さんを対象にワークショップを開催させていただいているところでございます。このワークショップにおける意見等を参考にいたしまして都市マスタープラン策定委員会で審議いただき、地域別構想案をまとめてまいりたいと存じます。また、合併後から課題になっております都市計画の区域区分につきましても、線引きを存続するか、廃止するかを判断するに当たり、市民の皆さんのご意見を聞くため説明会を開催するとともに、議会の皆さん方にもご説明をさせていただき、ご意見を賜りたいと存じております。その後、将来都市像の実現のための土地利用規制や誘導と都市整備の方針をまとめ、都市マスタープラン策定委員会及び都市計画審議会にお諮りし、策定に向け調整をいたしてまいります。  次に、平成20年11月に認定を受けました中心市街地活性化基本計画は、5年後の活性化の目標を定め、中心市街地活性化協議会、株式会社まちづくり伊賀上野、民間事業者等が事業を実施いたしてまいりました。しかしながら、活性化に向けた48事業の中にはまちづくりに対する専門知識が必要な事業があり、具体的な問題解決に対応できる専門家、すなわちタウンマネージャーの必要性が検討され、設置について10月7日の中心市街地活性化協議会総会において承認をいただいたところでございます。今後、中心市街地活性化協議会のタウンマネージャー、株式会社まちづくり伊賀上野、市が一体となって、官民双方のノウハウを生かし基本計画の推進を図ってまいりたいと考えております。  また、中心市街地活性化の核事業である上野市駅前地区市街地再開発事業でありますが、現在、再開発ビルの実施設計業務に取り組んでおり、12月中旬ごろに再開発ビルの建築確認申請を行い、年度内の確認済み証取得を予定をいたしております。今後とも、権利者の皆様方及び国、県等関係機関と連携をし、議会のご指導、ご協力をいただきながら当再開発事業の推進に努めてまいりたいと考えております。  次に、危機管理体制の強化についてでございますが、市では、昨今の災害を教訓とし、避難勧告などの災害に関する情報を迅速に市民の皆さんにお伝えするため、災害時に役立つ、あんしん・防災ねっとの運用を11月2日より開始いたしました。市民の皆さんがお持ちの携帯電話のインターネット機能やパソコンを利用して、災害時における緊急情報などをごらんいただけることとなっております。特に、災害時緊急メールに携帯電話のメールアドレスを登録された方には、市からの緊急情報をメールでお知らせすることといたしておりますので、多くの市民の皆様のご登録をお願いを申し上げるところでございます。  また、11月2日から、犯罪を未然に防ぎ、安心、安全なまちづくりを推進するため伊賀市防犯対策補助事業を実施しております。この事業は、今年度に限りで、ご自宅の防犯対策にかかった費用のうち上限一万円を限度として補助する事業で、来年の1月15日が申請期限となっておりますことと、申請件数が250件を超えますと抽せんとさせていただきますことにつきまして、ご理解いただきますようお願いを申し上げるところでございます。  次に、第3の分野は、教育・文化でございます。  まず、校区再編についてでございます。  市立丸山中学校と成和中学校の統合を目指す仮称、上野南地区中学校建設事業につきましては、現在、学校への進入道路となります市道整備工事を進めるとともに、保護者、地域の代表者、学校長等で組織いただいております建設委員会を中心に中学校施設の基本設計案の作成に取り組んでいるところでございます。今後とも、地域の皆さん方等との協議を基調といたしまして事業を推進してまいる所存でございます。なお、建設スケジュールを調整させていただいた結果として、早期の造成工事の着手が必要となりましたことから、このたびの補正予算案に造成工事費を計上させていただきましたので、よろしくお願いをいたします。  続きまして、学校ICT環境整備事業についてでございますが、本事業では、教員1人1台の校務用パソコンが整備されるほか、全小・中学校の普通教室、特別支援教室に50型の地上デジタル放送対応テレビ及び教育用パソコンが整備され、情報通信技術を利用した学校教育環境の充実が飛躍的に推進されることと期待しているところでございますが、地上デジタル放送対応テレビの購入契約の締結並びに電子黒板購入契約の締結に係る2議案を今議会に上程させていただきますので、ご審議賜わりますようお願いをいたします。  加えまして、パソコン等の教育用情報機器の購入に係る議案につきましても、今議会中に追加上程させていただきたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  学校耐震化整備事業についてでございますが、経済危機対策の臨時交付金等を活用しながら、耐震力の不足する三田、古山、丸柱、比自岐、西柘植及び柘植の6小学校並びに丸山中学校の合わせて7校の屋内運動場の耐震補強工事を進めており、本年度中には完成見込みとなっているところでございます。また、今まで耐震診断が実施できなかったすべての学校の診断業務も行っており、本年度中には、その結果が判明する予定となっております。  次に、スポーツ活動の普及・振興でございますが、先月11月には第5回市民スポーツフェスティバルや2009伊賀上野シティマラソンを開催いたしました。それぞれの事業が市制5周年の節目の年でもありましたことから内容を充実したため、これまで以上の多くの参加者を得て、市民の皆さんのスポーツへの関心を高め、交流と健康の増進に寄与できたと考えさせていただいております。  人権施策でございますが、新政権になって千葉法務大臣が人権侵害救済機関の設置について取り組むことを明言しており、人権侵害の被害から救済する法律の制定は充実した内容で実現可能な段階になったと期待いたしております。本市といたしましても、差別や虐待などの人権侵害から被害者を救済するため、実効性のある人権擁護・人権救済制度を早期に確立することを全国市長会を通じて、引き続き国に要望してまいりたいと考えております。  あわせて、昨年8月から運用が開始されましたインターネット上の地図情報サービス、グーグル社のストリートビューにつきましても、プライバシー及び防犯上の問題とともに、二次利用により部落差別に悪用されている現状もあることから、国に対して法整備等を含め適切な措置を要望してまいる所存でございます。  人権啓発につきましては、11月11日から12月10日までの差別をなくす強調月間事業として、各支所ごとに小・中学生の人権作品の表彰、人権作文の朗読及び、さまざまな人権課題をテーマとした記念講演会やトーク&コンサート等のイベントを実施いたしております。また大型店舗での街頭啓発や企業への啓発訪問、また地域ではパネル展、ビデオフォーラム、地区懇談会などを開催しており、より多くの市民の方々が人権の大切さに気づき、学び、みずからの行動へとつながるよう、人権教育啓発の推進に努めているところであります。  同和施策でございますが、これまでの同和対策の総括から、生活環境の改善などで一定の成果が見られるものの、生活実態調査からも進学率の格差や中高年層における不安定就労、高齢期の収入格差など、教育、生活基盤等でなお多くの課題が残されております。また、日常に起こっている差別事件や結婚、就労の機会等に基本的人権が保障されていない現状があるなど、同和問題は依然として深刻にして重大な社会問題と言えます。こうした実態を真撃に受けとめ、伊賀市同和施策推進計画に基づき、個々の事業に対し現状と課題を整理した上で再構築などの検討を行い、課題解決に向けた実効性のある事業の推進に努めてまいりたいと考えております。  文化振興の推進についてでございますが、仮称、新芭蕉翁記念館につきましては、来年度の事業計画の策定に向けて、芭蕉関連資料のデータベース化と先進地の類似館の視察、情報収集等に取り組んでおるところでございます。  次に、第4の分野は、産業振興についてでございます。  本年は、夏から秋にかけての天候不順の日が続きましたので、お米の作柄が例年と比べてよくない状況であります。10月30日公表の作況指数は、全国が98の反収522キログラムに対し、伊賀地域は97の508キログラムとなっております。また、米政策につきましても戸別補償などの新しい政策が導入されると報道されておりますが、制度やシステムの細部につきましてはいまだ決定されておりません。そのような不透明な状況の中、農家の皆さんにおかれましては、小麦の播種や、米作の準備をしていただいておりますが、国の新たな制度が決まり次第、その制度の内容についてお知らせをさせていただきたいと存じます。また、どのような制度になりましても、関係機関と連携しながら伊賀米ブランドを守っていかなければならないと考えておるところでございます。  鳥獣害対策につきましては、昨年、伊賀市鳥獣害対策協議会を設立し、行政と地域が一体となって取り組む仕組みづくりを進めてまいりました。本年度は10地区でハード整備計画を作成し、被害防護さくやフェンスなどの侵入防止のハード事業を行っております。引き続き、他の地域におきましても、来年度の国の事業採択に向けて研修会等の開催や、ソフトとハードをバランスよく組み合わせた計画づくりを進めていく予定でありましたが、国の事業仕分けにおきまして鳥獣被害防止総合対策事業が地方移管と判定されましたので、今後の対応につきましては、国の事業の仕組みがどうなるのか見きわめながら、積極的な対策に取り組もうとされている地域の方々と十分協議をさせていただいて、適切な対応をしてまいりたいと考えております。  次に、耕作放棄地再生利用推進事業についてでございますが、この事業につきましても、国の事業仕分けにより来年度は予算計上見送りと判定されましたが、今年度は、耕作放棄地解消モデル地区の決定、実証圃の整備、作付、栽培管理、再生した農地で収穫した作物のモデル展示などを行っております。  次に、森林・林業につきましては、国の交付金事業を受けまして、緊急間伐推進事業、森林環境創造事業、高齢林整備間伐促進事業の各事業に取り組み、森林の整備のみならず、地球温暖化対策の一環として実施をしておるところでございます。  次に、農林関係の災害復旧についてでございますが、去る10月7日から8日にかけて発生しました台風18号による農地・農業用施設に係る被害件数は176カ所、林道災害も5カ所が発生いたしました。特に被害が集中しました青山支所管内の農地及び農業施設については、政令により激甚災害の指定を受けたため、災害復旧事業費の国庫補助が1割程度増額されることになっております。つきましては、早速現地調査を行い、被害額が40万円を下回る少額な箇所は自力復旧等で対応していただくよう調整いたしました結果、農地・農業用施設において90件の災害申請手続を行ったところでございます。  なお、被害が少額な小規模な災害箇所につきましても、伊賀市農林関係災害復旧事業及び土地改良事業等に対する小規模工事費支給要綱を適用し、農地・農業用施設、林業用施設の災害復旧について支援を行い、来春の営農活動に支障が出ないよう対処してまいる所存でございます。  次に、雇用対策についてでございます。全国の完全失業率は、5.1パーセントと前月と比較して0.2ポイント改善いたしましたが、水準自体が依然として悪く、年末に向けて厳しい雇用情勢が続くことが懸念されます。  また、伊賀地域の雇用状況も依然として厳しい状況にあり、有効求人倍率は、0.32と県下で2カ月連続最も低い数値となっております。こうした現状を受けまして、本市においても伊賀市緊急雇用経済対策会議をあす開催し、ハローワーク等、関係機関との情報の共有を図っていくことといたしています。また、国の緊急雇用創出事業などを活用いたしまして、現在、緊急雇用創出事業で28事業、ふるさと雇用再生特別基金事業で5事業を実施しておりまして、引き続き、事業の拡大に向けて進めてまいっているところでございます。  商工関係では、緊急経済対策の一つとして実施しましたプレミアムつき商品券の発行事業につきましては、消費の喚起を促し、地域経済の活性化を図ることを目的に行ったところ、早期に完売し、去る10月25日で利用期限が終了いたしました。結果といたしまして、発行総額6億6,000万円のうち99.8パーセントに当たる6億5,933万5,000円が換金され、市内事業所の売り上げアップと地域経済の活性化につながったものと考えております。  観光関係については、それぞれの地域で秋のイベント等が開催され、多くの観光客が訪れ、地域の方々との交流が図られました。今後も、次年度に向けまして観光入り込み客数の底上げを図りたく、精力的な観光キャンペーンの展開を図ってまいりたいと考えております。  次に、第5の分野は、交流基盤でございます。  関西本線の整備促進につきましては、関係促進団体とともに引き続き、利用促進事業の取り組みを進めているところでございます。本年度は、去る10月14日の鉄道の日に合わせまして、JR関西本線電化を進める会が伊賀上野駅や柘植駅などの地元各駅や大規模小売店において利用促進に係る街頭啓発を行いました。その他の利用促進イベントといたしましては、11月29日に島ヶ原観光協会などと共催で、伊賀上野駅から島ヶ原駅までの間における歴史街道ウオークを実施いたしております。また、三重県に対してもさらなる取り組みの強化を求めるとともに、11月17日にはJR西日本に対し、加茂−亀山間の電化促進、乗りかえ時間の改善など、利便性の向上について要望したところでございます。  次に、伊賀鉄道につきましては、現車両の老朽化に伴う更新の初年度としてl編成2両を2回に分けて導入されますが、その1回目といたしまして、新たな忍者号が今月19日にお披露目される予定となっております。また、昨年11月に立ち上げました伊賀鉄道を活性化させるための伊賀鉄道活性化連携計画協議会においては、先ほど申し上げました車両更新に伴う忍者号の観光仕様など、市や伊賀鉄道、そして地域住民が協働して行う事業の展開を図っているところであり、利用促進に向けた取り組みを一層強く推進いたしたいと考えております。  バス交通につきましては、来年度、伊賀市交通計画の見直しを予定しておりますが、その事前作業として、本年度中にバスや鉄道利用に関する市民アンケート調査を実施し、市民の皆さんのご意見等を参考に必要な改善、変更等の検討を進めてまいりたいと考えております。  次に、道路関係でございますが、地域間の交流や連携を促進する名阪国道の高規格化整備に伴いますインター改良整備及び南北軸の地域高規格道路名神名阪連絡道路の早期具体化や、国道368号の4車線化整備、国道422号三田坂バイパス、川上ダム整備に関連いたします県道青山美杉線、松阪青山線の一部区間の整備促進を初め、国道25号一ツ家バイパスや県道上野名張線バイパス、伊賀信楽線などの整備促進につきましても早期完成に向け、関係機関に強く働きかけてまいります。  また、これらの幹線道路に接続し、地域住民の暮らしを支える生活道路としての市道整備につきましては、道路特定財源の一般財源化等により今年度から創設された地域活力基盤創造交付金により佐那具千歳線ほか5路線を、また、道整備交付金事業として、ゆめが丘摺見線ほか2路線で道路改良工事を行うほか、市民生活に密着した道路整備も継続して進めてまいりたいと存じます。  このように道路整備は本市にとって地域の発展のため重要な事業であり、事業推進について国や関係機関に強く要望してまいりますが、国の来年度予算の概算要求で道路整備費が実質2割減となっていることや、行政刷新会議による事業仕分けで道路整備事業がコスト削減に努めると判定されたことなどから、来年度以降、道路整備が予定どおり進むかどうか、懸念するところでございます。  次に、公共土木施設の災害復旧についてでございますが、去る10月7日から8日にかけて発生しました台風18号により、道路施設35カ所、河川施設33カ所、合わせて68カ所が被害を受けました。今後は、12月14日から25日にかけて行われます国の災害査定を受けた後、できるだけ早期に工事を発注し、一日でも早く復旧ができるよう努めてまいる所存でございます。  第6の分野は、仕組みでございます。  伊賀市自治基本条例の見直しにつきましては、9月の議員全員懇談会においてその中間案をお示しし、概要説明をさせていただいたところでありますが、その後、10月にパブリックコメントを実施し、さらに、10月から11月にかけて実施しました自治組織及び行政組織に関する地区懇談会において地区の皆さんからいただいたご意見等をまとめまして、市民の代表の方にも参画いただいております伊賀市自治基本条例推進研究会や、市の重要施策を審議する政策調整会議における小会議において再度検討する予定でございます。  次に、市庁舎の整備についてでありますが、現在、庁舎建設検討委員会において現庁舎敷地での全面建てかえ・新築と南庁舎を改築・北庁舎を新築の2案に絞り、コストや機能性等を比較項目として検討が重ねられていると伺っております。今後、新築または改築についての方針及び庁舎建設基本構想案について、近く同委員会より答申をいただきましたら議員の皆さんにご報告申し上げるとともに、市民の皆さんから基本構想案についてのご意見を伺う12月19日、20日の2日間、ゆめぽりすセンターにおきましてタウンミーティングを開催する予定でございます。  新庁舎は、社会経済状況等に配慮し、不要な空間を排除した機能面重視の施設としながら、市民の安心・安全を担保する防災拠点機能などを兼ね備えた建物をイメージし、ゆとりのある駐車スペースの確保が必要であると考えております。また、庁舎建設に当たりましては、将来的な維持管理のコストやユニバーサルデザインに十二分に配慮した市民の皆さん方にとって利用しやすい庁舎で、しかも全体の経費が可能な限り安価になるよう計画をいたしてまいりたいと考えております。  行政情報の発信についてでございますが、市民主体の自治の実現のためには、市が持っている情報を市民の皆さんと共有することが基本となりますが、これは市が設置する審議会等の情報も含まれております。そのため審議会等の会議公開の実効性を確保し、透明で公正な運営を図るために庁内の意見等を募って、より充実した制度への見直し作業を進め、開かれた市政の推進及び市民の皆さんのまちづくりへの参画をより一層進めてまいります。  次に、私たちの生活に深いかかわりを持つテレビ放送が大きく変わってまいります。地上デジタルテレビ放送が完全に実施される2011年7月24日まで、あと残すところ1年半余りとなり、それぞれの世帯などでのデジタル化への準備が差し迫ったものとなってまいりました。アナログテレビ放送が終了するということをご存じの方は高い比率となっておりますが、地上デジタルテレビ放送を視聴していただくための作業や手続などについては、まだ十分に周知されている状態でないため、まだご準備いただいてない皆さん方への情報提供と相談体制の充実を図っていかなければなりません。つきましては、広報紙や市ホームページ、行政情報番組などを通じてデジタル化への情報を発信するとともに、総務省や関係機関と連携して市民の皆さんからの相談におこたえし、デジタルテレビ放送への移行を推進してまいります。  以上、9月議会以降の主な取り組みについてご報告を申し上げながら所信の一端を述べさせていただきました。これから寒い日がやってまいりますので、皆様におかれましては十分ご自愛いただき、ご活躍されますことをお祈りいたしますとともに、今後とも議員の皆さん方のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。  なお、本定例会に提出をさせていただきます諸議案につきまして、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(坂井 悟君)  暫時休憩いたします。
                (午前10時46分 休憩)             ─────────────             (午前10時46分 再開) ○議長(坂井 悟君)  休憩前に引き続き会議を再開します。  ただいまの所信表明の中で、2ページ、13行目「4兆3,767万円」とありましたのを「4兆3,767億円」と改めたい、それとまた5ページの13行目、14行目の「サポートセンター」とありましたのを「サポーター」と改めてください。また、13ページの下から4行目「道路整備交付金事業」とありましたのを「道整備交付金事業」と改めたいと市長より申し入れがありましたので、議長において議事録の訂正を行いますので、ご了承ください。よろしくお願いいたします。  次に、日程第5 議案第118号から議案第130号までの予算関係13議案を一括上程いたします。  当局の説明を求めます。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  先ほどは失礼しました。ご訂正よろしくお願いします。  ただいま上程をいただきました平成21年度一般会計補正予算(第4号)、国民健康保険事業特別会計など10特別会計の補正予算並びに病院事業会計など2企業会計補正予算につきまして、その概要をご説明申し上げます。  今回の補正は、各会計を通じまして本年度の人事院勧告の内容に準じた職員給与の改定及び年度内の職員異動、退職予定者に係る人件費について所要額の補正を行ったほか、国、県の補助認証の追加または変更がありました事業や、台風18号に伴う災害復旧事業に係る所要額などを中心に補正を行うものでございます。また、各施設の平成22年度の維持管理業務などにつきまして、必要な債務負担行為を設定するとともに、地方債では景気の悪化に伴う法人市民税の減収などを補てんする減収補てん債を計上するなど、それぞれ所要額を見込んだ補正を行っております。  まず、議案第118号の一般会計補正予算(第4号)につきましては、既定の予算額に歳入歳出それぞれ13億4,563万円を追加いたしまして、補正後の予算額を433億4,039万4,000円とするものでございます。  歳出補正の主な内容を申し上げますと、人件費ですが、人事院勧告に準ずる人件費の補正、職員異動及び退職予定者の増加等によります所要額を計上し、約3億1,090万円の増額補正を行っております。投資的経費では、全体で約8億3,890万円の増額を行っておりますが、主な事業といたしましては、消防設備整備事業で道路特定財源の一般財源化により平成21年度から創設されました地域活力基盤創造交付金事業で国からの補助認証の追加によりまして、消防ポンプ自動車及び高規格救急車の購入費、約5,520万円を新規計上いたしております。また、同交付金事業により西明寺ふるさと緑ヶ丘線など市道の6路線の整備を行っておりますが、それぞれの路線に対しまして補助認証の追加、変更がありましたので、あわせて1億300万円の減額といたしております。  単独事業では、仮称、上野南地区中学校建設事業で平成22年度において実施予定の造成工事を前倒しし執行することになりましたので、全体で約1億1,530万円増額を行いましたほか、平成22年4月1日からの機構改革のためなどに庁舎改修工事費3,000万円を追加いたしております。  また、災害復旧費では、10月の台風18号による大雨で被害を受けましたので、農林施設及び公共土木施設災害復旧費で合わせて約7億2,450万円の増額を行っております。  補助費等では、全体で約1億4,280万円の増額補正を行っておりますが、後期高齢者医療広域連合負担金1億円、新型インフルエンザ予防接種助成金、約3,770万円をそれぞれ追加いたしております。  物件費では、がん検診業務等委託料、約550万円、ふるさと雇用再生特別交付金事業委託料、約530万円をそれぞれ増額したほか、地域福祉推進事業で生活介護支援サポーター養成事業委託料360万円を新規計上し、全体で約2,870万円を増額いたしております。  扶助費では、全体で約1,410万円を増額いたしておりますが、介護訓練等給付費を約6,780万円、心身障害者医療費扶助費を約1,970万円、児童扶養手当扶助費1,000万円をそれぞれ増額いたしましたほか、子育て応援特別手当につきましては、政権交代により執行停止となりましたので、手当分9,000万円を減額いたしております。  維持補修費では、市営住宅維持補修経費を500万円、阿山、大山田支所の空調設備の修繕、約330万円を追加するなど、全体で約1,130万円の増額といたしております。  繰出金では、一般会計からの繰り出しの対象となっております職員人件費、事務経費などの変更に伴いまして所定の増額を行い、全体では約190万円の減額となっております。主なものは、国民健康保険事業特別会計繰出金を約3,740万円増額する一方、農業集落排水事業特別会計繰出金、約3,240万円、公共下水道事業特別会計繰出金、約770万円をそれぞれ減額いたしております。  以上、一般会計の歳出補正の財源といたしまして、国県支出金、地方債等の特定財源はそれぞれの事業費の変更に伴い所定の増減を行ったほか、一般財源では減収補てん債3億円を計上いたしております。  次に、議案第119号の国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)では、事業勘定で職員の給与改定及び異動等によりまして職員の人件費、約240万円を減額したほか、保険給付費全体で約5億1,480万円を増額、予備費2,840万円を減額し、全体で4億7,939万3,000円の増額補正といたしております。また、直営診療施設勘定では、職員人件費の補正などで244万8,000円の増額となっております。  議案第120号の簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)では、職員人件費、約2,300万円を減額、簡易水道事業施設整備基金積立金、約3,950万円を増額し、全体で1,310万円の増額補正といたしております。  議案第121号の介護保険事業特別会計補正予算(第2号)では、職員人件費、約640万円を増額いたしますほか地域介護・福祉空間整備等補助金を3,000万円減額し、介護基盤緊急整備等特別対策事業補助金550万円を増額するなど、全体で3,407万6,000円の増額補正といたしております。  次に、議案第122号の農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)では、全体で1,457万6,000円の増額補正といたしておりますが、平成20年度決算剰余金を財源に施設整備基金積立金、約2,770万円を追加するほか、神戸、花垣、依那古それぞれの地区の事業進捗状況に合わせて事業費の組み替え補正を行いましたほか、市債利子、約1,180万円を減額いたしております。  議案第123号の公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)では、全体で7,777万1,000円の増額補正を行っておりますが、平成20年度決算剰余金を財源に施設整備基金積立金、約7,670万円を追加いたしましたほか、市債利子、約990万円を減額いたしております。  議案第124号の浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)では、浄化槽清掃等補修点検業務委託料につきまして債務負担行為を設定をいたしております。  議案第125号の市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)では、仮設店舗清掃業務委託経費などにつきまして債務負担行為を設定をいたしております。  議案第126号の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)では、後期高齢者医療システム改修委託料につきまして、平成20年度で高齢者医療制度円滑運営臨時特例交付金を活用し前倒し執行を行いましたので、約340万円を減額いたしましたほか予備費に620万円を追加するなど、繰越金を財源に会計全体で323万4,000円の増額補正を行っております。  議案第127号の島ヶ原財産区特別会計補正予算(第1号)では、国の緊急雇用創出事業を活用して境界確認作業などを実施するため、一般会計からの繰入金を財源に作業員賃金などで145万1,000円を増額補正いたしております。  議案第128号の大山田財産区特別会計補正予算(第1号)では、全体で452万6,000円を増額いたしておりますが、大山田財産区積立金、約150万円を増額し、大山田地域の常夜灯の電気料金相当分53万1,000円を一般会計へ繰り出すこととしております。また、台風18号により管理道が被災いたしましたので、水源林造成事業により復旧工事費250万円を追加いたしております。  議案第129号の病院事業会計補正予算(第3号)では、収益的支出で職員給与費を約3,170万円減額するほか、循環器系の診療増加に伴い材料費、約3,200万円を増額し、全体で120万円の増額補正といたしております。  議案第130号の水道事業会計補正予算(第1号)では、職員給与費で約1,130万円を増額いたしましたほか、ゆめが丘浄水場等清掃業務委託料につきまして債務負担行為を設定いたしております。  以上、今回の補正は、一般会計、10特別会計及び2企業会計を合わせまして19億8,873万3,000円の追加を行いまして、補正後の全会計の予算総額を760億1,613万5,000円にしようとするものでございます。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。  済みません、説明の中で「議案第127号」のところを「議案第128号」と読み違えておりますので、ご訂正をお願いを申し上げます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ございますか。  岩田佐俊君。 ○21番(岩田佐俊君)  ただいま上程されました議案第118号から議案第130号までの予算関係13議案につきましては、議長を除く議員で構成する予算特別委員会を設置し、審査を付託したい旨の動議を提出いたします。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  ただいま岩田佐俊君から議案第118号から議案第130号までの予算関係13議案につきまして、議長の除く議員で構成する予算特別委員会を設置し、審査を付託したいとの動議が提出されました。所定の賛成者があり、動議は成立しました。  お諮りいたします。ただいまの動議のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  異議なしと認めます。よって、議案第118号から議案第130号までの予算関係13議案は、いずれも議長の除く議員で構成する予算特別委員会へ審査を付託いたします。  次に、日程第6 議案第131号を上程いたします。  当局の説明を求めます。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  ただいま上程をいただきました議案第131号でございますが、伊賀市ペット霊園の設置等に関する条例を制定いたしたいと存じます。  制定の理由でございますが、近年のペットブームにより全国にペット霊園が増加し、それに伴い全国各地で霊園をめぐるトラブルが発生いたしております。特に身近なトラブルが霊園の設置をめぐる地域住民とのトラブルでございまして、宗教的、社会的慣習にのっとってペットの供養等を行う場合は、ペットの死体は厚生労働省の見解でも廃棄物とはみなされず、ペット霊園の設置に関する法律の規制が全くないのが現状でございます。そこでペット霊園が地域住民との調和と合意を形成した上で設置され、円滑に維持管理及び運営されることを求め、伊賀市独自の条例を制定しようとするものでございます。  条例の主な内容でございますが、本条例の目的、設置許可の基準及び更新、地位の継承、立入検査、改善勧告、改善命令、許可の取り消し、使用禁止命令、氏名等の公表等について規定いたしております。また、附則におきまして、本条例の施行の際に既にペット霊園を設置している者は設置許可を受けた者とみなしており、本条例の条項に準じた設置の届けを求めるとともに、設置届を受理した日から許可更新の規定の適用を受けるものとする経過措置を設けております。  なお、この条例は、公布の日から起算して一月を経過した日から施行することといたしております。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ございますか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。  次に、日程第7 議案第132号を上程いたします。  当局の説明を求めます。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  ただいま上程をいただきました議案第132号でございますが、伊賀市職員の退職手当に関する条例の一部を改正いたしたいと存じます。  改正の理由でございますが、平成21年4月1日に国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、本市においても退職手当制度の一層の適正化を図り、在職期間中に懲戒免職処分を受けるべき行為があったと認められた場合、退職をした者に退職手当の返納を命ずることができることとする等の制度を設けるための改正でございます。  改正の主な内容でございますが、まず、退職手当支払い後に当該職員が在職期間中に懲戒免職処分を受けるべき行為があったと認められた場合、退職手当の返納を命ずることができる制度の創設でございます。  次に、当該職員が死亡している場合において、退職手当の支払い前であれば、その遺族等に対して支給制限を行い、また支払い後であれば、遺族等に返納を命ずることができる制度の創設でございます。また、退職手当の支給制限や返納を行う際には、処分を受ける者の権利保護を図るため市長の附属機関として審査機関を置くこととし、附則におきまして伊賀市特別職報酬等審議会条例の一部改正を行い、当該審議会の所掌事項に退職手当の支給制限等の審査を加えることといたしております。  なお、この条例は、公布の日から施行することとしており、第13条第17項の改正規定につきましては、平成22年4月1日から施行することといたしております。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ございますか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  質疑なしと認めます。よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託します。  次に、日程第8 議案第133号を上程いたします。  当局の説明を求めます。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  ただいま上程をいただきました議案第133号でございますが、伊賀市総合計画審議会条例の一部を改正いたしたいと存じます。  改正の理由及びその内容でございますが、平成22年度におきまして、平成23年度から5年間を計画期間とする総合計画後期基本計画の策定に係る審議会の開催を予定いたしておるところでございます。本計画の策定は、市議会での議決が必要な事案であり、議決機関と市長の附属機関を明確に分離する必要がございますことから、本条例におきまして審議会の組織について規定いたしております第3条第2項第1号の「市の議会議員」を削る所要の改正をいたしたいと存じます。  なお、この条例は、公布の日から施行することといたしております。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ございますか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  質疑なしと認めます。よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託いたします。  次に、日程第9 議案第134号を上程いたします。  当局の説明を求めます。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  ただいま上程をいただきました議案第134号でございますが、伊賀市特別会計条例の一部を改正いたしたいと存じます。  改正の理由でございますが、平成22年度から現在実施いたしております簡易水道事業を伊賀市水道事業として上水道事業へ一元化いたしますことから、伊賀市簡易水道事業特別会計を廃止する必要があるため本条例の一部を改正するものでございます。  改正の内容でございますが、本条例第3条におきまして「伊賀市簡易水道事業特別会計」の字句を、別表におきまして「伊賀市簡易水道事業特別会計」の項をそれぞれ削ることといたしております。
     なお、この条例は、平成22年4月1日から施行することといたしており、経過措置といたしまして、伊賀市簡易水道事業特別会計の平成21年度分の収入及び支出並びに決算については、なお従前の例による規定を設けております。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ございますか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  質疑なしと認めます。よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託します。  次に、日程第10 議案第135号を上程いたします。  当局の説明を求めます。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  ただいま上程をいただきました議案第135号でございますが、伊賀市地区市民センター条例の一部を改正いたしたいと存じます。  改正の理由及び内容でございますが、柘植地区におきまして柘植地区市民センターを、布引地区におきまして布引地区市民センターを新たに整備し、平成22年4月1日から開設することに伴い、柘植及び布引地区市民センターの名称及び位置を本条例第2条の表に追加しようとするものでございます。また、阿保地区市民センターにつきましては、地番の誤りのため修正しようとするものでございます。  なお、附則におきまして、この条例は平成22年4月1日から施行することといたしており、阿保地区市民センターの地番修正の部分につきましては公布の日から施行することにいたしております。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ございますか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。  次に、日程第11 議案第136号を上程いたします。  当局の説明を求めます。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  ただいま上程をいただきました議案第136号でございますが、伊賀市集会施設条例の一部を改正いたしたいと存じます。  改正の理由及び内容でございますが、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律に関し、耐用年数の経過しました諏訪生活改善センター、中之村生活改善センター、石川集落センター、下高尾多目的集会施設、青山羽根生活改善センター及び、耐用年数が経過しておりませんが、国より地元への移管の承認をいただきました槇山多目的集会施設を地元へ移管するに当たり、該当施設を本条例から削除いたしたいと存じます。  なお、この条例は、公布の日から施行することといたしております。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ありますか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  質疑なしと認めます。よって、本案は、産業経済常任委員会へ審査を付託します。  次に、日程第12 議案第137号、議案第138号及び議案第139号を一括上程いたします。  当局の説明を求めます。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  ただいま一括上程をいただきました議案第137号、伊賀市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について及び議案第138号、伊賀市上水道事業給水条例の一部改正について、議案第139号、伊賀市簡易水道事業施設整備基金の設置、管理及び処分に関する条例等の廃止についてをご説明申し上げたいと存じます。  改正及び廃止の理由でございますが、平成22年度から合併後、暫定として実施してまいりました旧上野市ほか5カ町村から継承した3つの上水道事業と8つの簡易水道事業を廃止するとともに、三重県伊賀市水道用水供給事業とあわせて新たに一元化した伊賀市水道事業を創設するため、関係条例の一部改正及び廃止を行おうとするものでございます。  まず、議案第137号の伊賀市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてでございますが、改正の主な内容は、水道事業を統一することにより変更となる別表の給水区域、給水人口、一日最大給水量の変更等、所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第138号、伊賀市上水道事業給水条例の一部改正についてでございますが、改正の主な内容は、水道事業一元化により変更となる別表の加入負担金、特別給水区域工事負担金及び給水使用料を改めるなど、所要の改正をいたしております。料金体系につきましては、現在3つの上水道区域、8つの簡易水道区域、8種類の料金体系をもって運営いたしておりますが、どの体系においても基本料金と使用料金から成り、基本料金には10立方メートルの使用料金を含んでおります。これを伊賀市全域に統一した料金体系とし、基本料金には使用料金を含まず、量水器の口径別に基本料金を設定し、使用料金は1立方メートルの使用から料金をいただくよう規定いたしております。  続いて、議案第139号、伊賀市簡易水道事業施設整備基金の設置、管理及び処分に関する条例等の廃止については、現在8つの簡易水道事業を実施しておりますが、平成22年度からの水道事業一元化に伴い、伊賀市簡易水道事業施設整備基金の設置、管理及び処分に関する条例、伊賀市簡易水道条例及び伊賀市簡易水道分担金条例をそれぞれ廃止するものでございます。  なお、これらの条例は、平成22年4月1日から施行することといたしております。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  質疑なしと認めます。よって、議案第137号、議案第138号及び議案第139号は、それぞれ建設水道常任委員会へ審査を付託します。  次に、日程第13 議案第140号を上程いたします。  当局の説明を求めます。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  ただいま上程をいただきました議案第140号でございますが、伊賀市グループホーム伊賀ホーム及び阿山ホームの指定管理者を指定いたしたいと存じます。  平成18年4月1日から平成23年3月31日までの期間、社会福祉法人伊賀市社会福祉協議会を指定管理者として指定をいたしておりましたが、平成21年7月2日付にて指定取り消し申し出書が提出されたことを受けまして、新たな指定管理者の選定を行うべく、去る11月2日に開催されました指定管理者選定委員会で審査されました結果、全体を通じ事業計画や入居者の処遇面等においてすぐれていること及び入居者に対する日中支援施設との連携が強固になり、昼夜の一貫した支援が図られることから社会福祉法人洗心福祉会を選定いただいたところでございます。これらのことを受けまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を賜りたいと存じます。  なお、指定期間は、22年4月1日から23年3月31日までといたしております。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ございますか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。  次に、日程第14 議案第141号を上程いたします。  当局の説明を求めます。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  ただいま上程をいただきました議案第141号でございますが、地上デジタル放送対応テレビの購入につきまして、地方自治法第96条第1項第8号の規定に基づき、議会の議決を賜りたいと存じます。  買い入れの理由でございますが、2011年7月のデジタル放送への移行に備え、市内小・中学校に377台、公民館に33台の地上デジタル放送対応テレビを配備するものでございます。去る10月22日に一般競争入札をいたしました結果、伊賀市の有限会社柘植電気工業所が7,449万9,600円で落札いたしましたので、同社と購入契約を締結いたしたいと存じます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ございますか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。  次に、日程第15 議案第142号を上程いたします。  当局の説明を求めます。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  ただいま上程をいただきました議案第142号でございますが、電子黒板の買い入れについて、地方自治法第96条第1項第8号の規定に基づき、議会の議決を賜りたいと存じます。  買い入れの理由でございますが、情報化教育に対応し、授業を効果的、効率的に行うことにより、わかりやすい授業の実施に資するため、市内にある36の小・中学校に各1台の電子黒板の配備を行うものでございます。去る10月22日に一般競争入札を行いました結果、伊賀市の合資会社双葉器械店が1,557万3,600円で落札いたしましたので、同社と購入契約を締結いたしたいと存じます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ございますか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託いたします。  次に、日程第16 議案第143号を上程いたします。  当局の説明を求めます。  市長。             (市長 内保博仁君登壇) ○市長(内保博仁君)  ただいま上程をいただきました議案第143号でございますが、字の区域の変更をいたしたく存じます。  県営経営体・育成基盤整備事業、中瀬川南地区の西明寺換地区の土地改良事業の施行に伴いまして耕地等が整理統合されました。つきましては、字の区域が従前のままでありますと、整形された一体化された区域とは無関係に字の区域が存続することになりまして地権者の土地の管理等に不合理が生じることとなりますことから、土地改良がなされた区画に従いまして字の区域の変更をしようとするものでございます。  なお、変更の時期は、地方自治法第260条第3項の規定に基づく効力発生の日といたしております。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ございますか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  質疑なしと認めます。よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託いたします。  暫時休憩いたします。             (午前11時22分 休憩)
                ─────────────             (午前11時23分 再開) ○議長(坂井 悟君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、日程第17 発議第8号、松村頼清議員に対する辞職勧告決議(案)についてを上程いたします。  発議者代表の説明を求めます。  前田孝也君。             (16番 前田孝也君登壇) ○16番(前田孝也君)  ただいま議題となりました発議第8号は、朗読をもって提案説明とさせていただきます。  松村頼清議員に対する辞職勧告決議(案)  松村頼清議員は、伊賀市議会議員政治倫理条例にのっとり、政治倫理に反するおそれがあるとして9名の議員から審査請求されたことに伴い伊賀市議会議員政治倫理審査会の調査が行われ、同審査会からの報告を受け、議長より辞職勧告がなされた。  松村頼清議員は、みずからが会長を務める神戸子ども会が主催するスキーツアーにおいて、児童を含む参加者の費用をみずからが会計管理し、その費用のうち、平成20年1月及び平成21年1月に実施した2回分の貸し切りバス代等、代金約35万円をバス会社からの請求があったにもかかわらず約1年6カ月間も支払わず、私的に流用していた。平成21年6月にバス会社から督促状が届き、7月末に全額支払いはしたものの、役職を利用し、夢ある子供たちの会費を私的に流用したことは道徳の欠如であり、公人である市議会議員としてあるまじき行為である。松村頼清議員は、真摯にこれらの点に思いをいたし、議長より辞職勧告があったときに、みずから潔く議員を辞職すべきであった。ついては、伊賀市議会として、松村頼清議員には社会的、道義的責任を真摯に受けとめ、公人としてみずからの責任を痛感し、速やかに市議会議員を辞職することを強く求めるものである。  以上決議する。  平成21年12月2日、三重県伊賀市議会  これをもって提案説明とさせていただきます。 ○議長(坂井 悟君)  説明に対し、ご質疑ございますか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案は、委員会を付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、ご異議ございますか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  異議なしと認めます。よって、討論に入ります。ご意見ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(坂井 悟君)  意見なしと認めます。  よって、採決に入ります。  本案に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。             (賛 成 者 起 立) ○議長(坂井 悟君)  起立多数であります。よって、発議第8号は、可決しました。  以上、本日の議事日程は終了いたしました。  なお、本会議の再開日は、来る12月8日午前10時といたします。  市政一般質問の通告書は、明日12月3日正午までに質問内容を詳細に記入の上、提出をお願いいたします。  また、去る11月25日開催の議会運営委員会でお願いいたしましたように、質問内容につきましては、それぞれの会派において重複しないように調整をいただきますよう、よろしくお願いいたします。  本日はこれをもって散会をいたします。ご苦労さまでございます。             (午前11時25分 散会)             ─────────────...