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平成19年第2回臨時会(第1日 4月 2日)

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  1. 伊賀市議会 2007-04-02
    平成19年第2回臨時会(第1日 4月 2日)


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    平成19年第2回臨時会(第1日 4月 2日)         平成19年第2回伊賀市議会臨時会会議録          平成19年4月2日(月曜日)(第1日)          ─────────────────────     平成19年4月2日(月)午前11時開議   日程第 1 会期決定について   日程第 2 会議録署名議員の指名について   日程第 3 議案第 69号 専決処分承認について                                上 程───採 決   日程第 4 議案第 70号 伊賀市立幼稚園条例の一部改正について                                上 程───採 決          ───────────────────── 〇会議に付した事件  議事日程のとおり          ───────────────────── 〇出席議員(34名)   議席番号    氏   名    議席番号    氏   名     1番  田 山 宏 弥 君   18番  中 本 徳 子 君     2番  本 城 善 昭 君   19番  桃 井 隆 子 君     3番  北 出 忠 良 君   20番  恒 岡 弘 二 君
        4番  木 津 直 樹 君   21番  土 井 裕 子 君     5番  空 森 栄 幸 君   22番  中 岡 久 徳 君     6番  渡久山 カナエ 君   23番  英   成 樹 君     7番  前 田 孝 也 君   24番  馬 場 登代光 君     8番  松 村 頼 清 君   25番  宮 ア 由 隆 君     9番  森   正 敏 君   26番  森 岡 昭 二 君    10番  森 本 さとし 君   27番  森 永 勝 二 君    11番  今 井 博 昭 君   28番  安 本 美栄子 君    12番  今 井 由 輝 君   29番  山 岡 耕 道 君    13番  岩 田 佐 俊 君   30番  小 丸 勍 司 君    14番  大 西 保 定 君   31番  森 野 廣 榮 君    15番  奥   邦 雄 君   32番  前 川 款 昭 君    16番  勝 矢 節 義 君   33番  本 村 幸四郎 君    17番  坂 井   悟 君   34番  葛 原 香 積 君          ───────────────────── 〇欠席議員(なし)          ───────────────────── 〇説明のため出席した者   職   名         氏     名   市長           今 岡 睦 之 君   副市長          権 蛇 英 明 君   副市長          内 保 博 仁 君   収入役          角 田 康 一 君   理事           廣   行 雄 君   総務部長         長谷川 正 俊 君   総務部次長        赤 澤 行 宏 君   総務部参事        岡 部 隆 次 君   財政課長         西 堀   薫 君   企画振興部長       中 嶋   孝 君   人権政策部長       澤 田 昌 彦 君   生活環境部長       永 持 嘉 宣 君   健康福祉部長       槌 野 策 司 君   産業振興部長       半 田 泰 士 君   建設部長         上 田 耕 二 君   消防長          山 崎 和 憲 君   伊賀支所長        西 出 健一郎 君   島ヶ原支所長       安 岡 千 明 君   阿山支所長        中 川 重 憲 君   大山田支所長       恵 村 孝 次 君   青山支所長        城 山 廣 三 君   市民病院事務長      武 藤 隆 勇 君   教育委員長        勝 本 順 子 君   教育長          味 岡 一 典 君   教育部長         森 永 喜久雄 君   水道事業管理者      濱   一 吉 君   監査委員         福 壽   勇 君   監査委員事務局長     松 本 博 臣 君   出納室長         岡 部 洋 子 君   税務課長         橋 本 浩 三 君          ───────────────────── 〇出席事務局職員   職   名         氏     名   局長           松 永 彰 生 君   次長           前 田 裕 三 君   副参事兼議事調査係長   花 岡 穣 一 君   主査           福 岡 英 明 君   主査           亀 井 英 樹 君   庶務係長         川 出 敦 子 君          ─────────────────────             (午前11時00分 開会) ○議長安本美栄子君)  おはようございます。  これより平成19年第2回伊賀市議会臨時会を開会いたします。  本日ただいまの出席議員数は34名、会議は成立いたしました。  お諮りいたします。本日の議事日程は、お手元配付のとおり取り扱うことにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長安本美栄子君)  ご異議なしと認めます。よって、本日の議事日程は、お手元配付のとおり決しました。  この際、諸般の報告をいたします。  地方自治法第235条の2に基づく例月出納検査結果報告平成19年1月分及び2月分でございますが、お手元配付のとおり報告がございましたので、ご了承願います。  さらに、この際、市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長。              (市長 今岡睦之君登壇) ○市長今岡睦之君)  おはようございます。  平成19年第2回伊賀市議会臨時会お願いをさせていただきましたところ、議員皆様方にはご多忙の中ご出席を賜り、まことにありがとうございます。また、平素市政各般にわたりましてご指導ご支援をいただいておりますことにつきましても、重ねて御礼申し上げます。  さらに、本日は忍者議会ということで、議長さんにお願いいたしましたところ、議員皆様方にお諮りをいただきまして、伊賀市始まって以来、初めての忍者議会を開催をさせていただくことができましたことを重ねて御礼申し上げる次第でございます。  さて、3月25日午前9時42分ごろでございますが、石川県能登地方を中心とする震度6強の地震が発生いたしました。52歳の女性の方が犠牲になられたほか、石川、富山、新潟の3県で208人の方が重軽傷を負われたということでございます。お亡くなりになられました方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さん方に心からお見舞いを申し上げております。  気象庁によりますと、今回の地震は、震源が海域でありますが、内陸直下型の地震と同じメカニズムで、どこでも起こり得る地震ということでございまして、予測は困難ということであります。また、けさほどでございますが、南太平洋のソロモン諸島付近でも、日本時間午前5時40分ごろにマグニチュード8.1という大変強い地震が発生いたしております。こういったことにより、本市といたしましては、危機管理重要性を再認識いたしまして、常に緊張感を持ちながら、伊賀地域防災計画に基づき、10万市民の安全、安心まちづくりに取り組んでまいらなければならないと存じます。  ことしは、記録的な暖冬の影響を受けまして、多くの地点でソメイヨシノの開花が早まったようでありますが、気象庁が発表しております桜の開花状況によりますと、津市では平年より6日早い3月26日の開花となりました。伊賀市内では、先般の寒の戻りのためか、まだまだこれからというところでございまして、これから咲く花を楽しんでいただくことができるわけでございます。市内の代表的な桜の名勝でございますが、社団法人の三重県観光連盟のホームページにおきまして、県下の代表的なお花見スポット一つとして紹介をされております上野公園のほか、霊山寺周辺、それから三国越林道、丸柱の徳王寺大山田支所から阿波までの服部川沿い大村神社付近の桜山などがございます。また、ライトピアおおやまだには三重の樹木百選に選ばれております桜の木もあります。もちろんこのほかにもそれぞれの地域皆様が大切に守ってこられております桜が多数あるかと存じますが、今後ともこの伊賀市が桜のまちになるよう活動を続けていきたいと考えております。  3月24日から伊賀上野NINJAフェスタ007が始まっております。議員皆様方には、忍者の変身どころあるいは忍者道場におきまして、ボランティアでお手伝いをいただいておりまして、大変お世話になっております。改めて御礼申し上げたいと思います。ありがとうございます。  オープニングイベント伊賀流忍者甲賀流忍者手裏剣対決の結果、ご案内のとおりでございまして、伊賀流忍者の方が劇的な勝利でございました。皆様のご期待に何とか添うことができました。このイベントでございますが、報道機関各社から取材をしていただきまして、日本全国伊賀市の情報を発信していただくことができました。おかげさまをもちまして、3月31日の土曜日、4月1日の日曜日には、伊賀市内観光施設への入り込み客の合計で、約1万7,000人余りとなってございまして、昨年より約2,600人多い方がこの地域を訪れてくれました。本日も多くの報道機関皆様がお見えになっておられますが、5月6日のゴールデンウイーク終了日まで、伊賀上野NINJAフェスタ007を開催いたしております。伊賀流おもてなしの心で市民皆様と職員が一丸となって、いろんな趣向を凝らしながら取り組みを行っておりますので、ぜひお出かけをいただきたいと存じます。  伊賀市は、古来から奈良、京都に隣接しておりまして、大和街道伊賀街道初瀬街道を有する交通の要衝でございます。伊賀流忍者俳聖松尾芭蕉横光利一のふるさと、吉田兼好ゆかりの地として、さまざまな歴史と文化の薫る地域でございます。NINJAフェスタにお出かけいただきましたら、これら関連スポットも訪れていただきたいと存じます。また、お帰りになる前には、市内に多数ある温泉でゆっくりとくつろいでいただけたらと願っております。  さて、本日は、伊賀市役所平成19年度の始まりの日でございます。先刻来、新規採用職員人事異動による新任の部長などへの辞令交付を行ってまいりました。気を引き締めて、この1年間一生懸命汗をかいてまいりますので、議員皆様市民皆様のご指導、ご支援お願いを申し上げる次第でございます。  本日の臨時議会でございますが、伊賀市税条例の一部を改正する条例専決処分のご承認お願いをいたしますほか、伊賀市立幼稚園条例の一部を改正する条例の議決を賜りたいと存じます。どうぞよろしくご審議を賜りまして、ご可決をいただきますよう重ねてお願いを申し上げます。  以上、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長安本美栄子君)  これより議事に入ります。  日程第1 会期決定についてを議題といたします。  本臨時会会期は、本日1日と定めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長安本美栄子君)  ご異議なしと認めます。よって、本臨時会会期は、本日1日と決しました。  次に、日程第2 会議録署名議員の指名についてを議題といたします。  会議規則第83条の規定により、議長において、29番 山岡耕道さん、30番小丸勍司さんの両名を指名いたします。  次に、日程第3 議案第69号を上程いたします。  当局の説明願います。  市長。              (市長 今岡睦之君登壇
    市長今岡睦之君)  ただいま上程いただきました議案第69号 専決処分承認についてでございますが、地方税法の一部を改正する法律が3月30日に交付され、一部を除きまして4月1日から施行されました。つきましては、この法改正に伴いまして、伊賀市税条例の一部を改正する条例につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をいたしましたので、ご報告申し上げますとともに、ご承認賜りたいと存じます。  それでは、市税条例改正内容につきましてご説明をさせていただく前に、まず平成19年度の国税税制改正概要についてご説明させていただきます。その概要でございますが、現下の経済財政状況等を踏まえまして、持続的な経済社会活性化を実現するためのあるべき税制の構築に向け、我が国経済成長基盤を整備する観点から、減価償却制度抜本的見直しを行うとともに、中小企業関係税制国際課税組織再編税制信託税制金融証券税制住宅土地税制納税環境整備等につきまして、所要措置を講ずることといたしております。  減価償却制度抜本的見直しにつきましては、平成19年4月1日以降に取得する減価償却資産につきまして、償却可能限度額及び残存価格を廃止いたしまして、耐用年数経過時点に1円まで償却できることとするとともに、250パーセント定率法を導入することといたしております。  次に、地方税税制改正の主な内容であります。市民税におきましては、上場株式等配当譲渡益に係る軽減税率適用期限を1年延長することや、個人投資家が投資したベンチャー企業株式譲渡益を2分の1に軽減する課税特例を2年間延長することなど、固定資産税では現在の社会情勢に対応する安心、安全のための税制として、高齢者障害者皆様が居住する既存住宅バリアフリー改修につきまして、税額を3分の1減額する特例措置を創設するということでございます。これらの税制改正に伴いまして、伊賀市税条例についても所要改正を行いますので、その内容につきましてご説明申し上げます。  本則中で信託法改正による新たな類型の信託等に対応した税制を整理するための所要改正、及び附則で規定しておりましたたばこ税税率本則規定する改正を行っております。また、附則におきましては、住宅バリアフリー改修促進税制を創設するための改正固定資産税における鉄軌道用地評価方法の変更を平成19年度に実施するための所要改正上場株式等配当譲渡益に係る軽減税率特例適用期限を1年延長する改正特定中小会社が発行した株式に係る譲渡所得等の2分の1課税特例適用期限を2年延長する改正、及び租税条例実施特例法改正に伴う個人の市民税所得割につきまして、所要規定の整理を行う改正をいたしております。  この条例は、平成19年3月30日に交付いたしまして、一部を除いて4月1日から施行いたしております。  もう既にご案内のように、平成18年度の税制改正によりまして、国税である所得税税率を下げまして、地方税である個人住民税税率を上げる税源移譲が今年度から行われております。この際、改正により、昨年まで3段階となっておりました個人住民税所得割税率は一律10パーセントになりましたが、所得に応じて所得税税率を現在の4段階から6段階にして調整することで、総額での負担がふえないようにバランスをとることと、人的控除額の差に応じた税額控除等措置によりまして、税源移譲の前後で原則として住民税所得税を合わせた税負担は基本的に変わらないようになっております。しかしながら、平成11年度から景気対策のために税負担軽減措置として導入されておりました住民税所得税定率減税が、経済状況改善等を踏まえまして廃止されたことに伴い、税の負担がふえることとなっております。  以上、税制改正概要とそれに伴う市税条例の一部改正についてご説明申し上げました。何とぞよろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長安本美栄子君)  説明に対し、ご質疑ございませんか。  葛原香積さん。 ○34番(葛原香積君)  伊賀市長、当局にお尋ね申す。  議案第69号、ただいま提案の上場株式等配当譲渡益に係る軽減税率適用期限が1年延長されるということでございますが、地方税ではその内容はどのようなものでありますのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長安本美栄子君)  答弁願います。  総務部長。            (総務部長 長谷川正俊登壇) ○総務部長長谷川正俊君)  このたびの上場株式配当等に係る軽減税率適用期限が1年延長されるということで、その地方税概要というご質問でございます。議員皆様方にはご承知のように、金融証券税制につきましては、従来株式譲渡益については申告分離課税を基本としておりました。上場株式等については、源泉分離課税の選択も認めていられたところでございますが、平成15年度の税制改正におきまして、証券税制申告制度についての見直しが行われ、所得税住民税合わせまして一律の20パーセントの源泉徴収となりまして、申告が不要となりました。また、株式譲渡益課税につきましては、国税地方税と合わせまして一律の20パーセントの源泉徴収のみで納税が完納する仕組みが導入されまして、地方税では株式等譲渡所得割が導入されたところでございます。  そうして、個人投資家の積極的な市場への参加を促す観点から、当時の株式市場の低迷、金融機関不良債権処理問題等、施策の課題に対応するため、上場株式等配当及び譲渡益に係る所得税個人住民税税率本則が20パーセントであるのに対しまして、平成15年4月から5年間の時限措置といたしまして、それぞれの軽減税率10パーセントとなり、配当につきましては平成20年3月30日まで、譲渡所得につきましては平成19年12月31日までの適用期限が設けられております。その後、この特例措置延長の是非につきまして、政府税制調査会における答申を踏まえまして、これらの優遇税制について金融所得課税の一本化の方針といたしまして、期限到来とともに廃止し、簡単でわかりやすい制度とすべきであるとされました。これによりまして、上場株式等配当に係る軽減税率特例及び上場株式等に係る譲渡所得等軽減税率特例は、1年延長し廃止することとなり、県民税配当割制度及び株式等譲渡所得割軽減税率が廃止されることとなりました。  具体的には、上場株式等配当については、本則20パーセントのところを軽減税率10パーセントとされている特例について、その適用期限平成21年3月31日まで1年延期されることとなりました。また、上場株式等譲渡益につきましては、本則20パーセントのところを軽減税率10パーセントとされている特例について、その適用期限平成20年12月31日まで1年延期されることとなりました。以上でございます。 ○議長安本美栄子君)  森永勝二さん。 ○27番(森永勝二君)  議長質問しておきたいと思います。  実は、この議案第69号は、地方税制改正ということで、もう既に専決処分をするということで議会では認めてあるわけですけども、その後の本会議承認されると、そういうことになるわけであります。私はこの改正内容というのは幾つかあるわけですけども、そのうちの一つですけども、減価償却制度の拡充の問題ですね、この問題について、一つはやっぱり大企業に対して大規模な減税をもたらすことになる、そのように判断をしています。減価償却資産の大きいトヨタ自動車やキャノンなどを含む大企業31社だけでも、約1,700億円に達する見込みであります。  もう一つの今回で改正する中身ですが、証券優遇税制の問題です。今それについては一定の答弁がありました。これについても、1年間で約2,652億円に達します。特に、申告所得合計が100億円を超えるわずか7名が、合計約200億円もの減税を受けてることがわかりました。1人当たり年約28億6,000万円もの減税、そんな計算になるわけです。  そこで、質問をしたいんですが、この証券優遇税制の問題で、伊賀市において具体的に何件の対象者があるのか、そしてどれぐらいの減税になるのか。その辺わかりましたら、報告願いたいと思います。 ○議長安本美栄子君)  答弁願います。  総務部長。 ○総務部長長谷川正俊君)  件数につきましては、現在把握しておりませんけれども、18年ベースでいきますと、約700万円の減ということでございます。以上です。 ○議長安本美栄子君)  他にございませんか。  奥邦雄さん。 ○15番(奥 邦雄君)  物申します。  固定資産税において、住宅バリアフリー改修にかかわる特例措置が創設されますが、その概要についてお尋ねをいたしたいと存じます。 ○議長安本美栄子君)  答弁願います。  総務部長。 ○総務部長長谷川正俊君)  このたびの税制改正につきまして、固定資産税における住宅バリアフリー改修に係る固定資産税減額特例制度ということでございますけれども、その概要について説明をさせていただきます。  この制度につきましては、安心、安全のための税制といたしまして、また高齢者及び障害者福祉施策の一環といたしまして創設をされました固定資産税特例措置でございます。この特例措置につきましては、固定資産税賦課期日が毎年1月1日でございます。したがいまして、平成19年1月1日現在に所在する居宅で、まず65歳以上の方、それから介護保険法の要介護もしくは要支援の認定を受けている方、また障害者の方が居住する住宅に限りまして、平成19年4月1日から平成22年3月31日までの間に、一定のバリアフリー等改修工事が完了したものにつきましては、工事内容等を確認することができる資料を添付していただきまして、市に申告をしていただいた場合、当該住宅に係る固定資産税税額を翌年度分に限り3分の1とする内容でございます。ただし、1戸当たり100平米相当分までに限るとされております。また、バリアフリー改修工事内容でございますが、浴室やトイレの改修などが主なものでございまして、その工事費用合計額が30万円以上のものが対象となりますので、工事内容等につきましては税務課資産税係の方へお問い合わせいただきたいと存じます。以上でございます。 ○議長安本美栄子君)  他にご質疑ございませんか。  恒岡弘二さん。 ○20番(恒岡弘二君)  今回の市税条例納税義務者の、5号までありますが、今ご質問の中で法人税額についてお聞きをしたいと思うんですが、まず市長説明によりますと、減価償却見直しについては、定率法だということの1点を、なぜそうなるんだろうかというふうに聞かせていただくのと同時に、今度、三位一体によりまして、この税源移譲がリンクするわけでございますけれども、伊賀市で大体この移譲によって、今度の改正によって、どのぐらいの金額が移譲されてくるのか。その2点を聞かせていただきたいと思います。 ○議長安本美栄子君)  答弁願います。  総務部長。 ○総務部長長谷川正俊君)  具体的な係数につきましては、ただいま調べておりますので、後刻報告をさせていただきますので、ご容赦いただきたいと思います。 ○議長安本美栄子君)  恒岡弘二さん。 ○20番(恒岡弘二君)  耐用年数定率法について、その定率法でなければならんということの中身について、説明を願います。 ○議長安本美栄子君)  答弁願います。  税務課長。             (税務課長 橋本浩三登壇) ○税務課長橋本浩三君)  税務課の橋本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ただいまお尋ねいただきました定率法につきましては、減価償却につきましては定率法と定額法と2種類ございます。定率法につきましては、減価償却の1年目から順次残存価格が減少してまいりますので、毎年、減価償却額というものが先細りっていいますか、少なくなっていきます。定額法というのは一定ですので、一定の期限のところまで参りますと、逆転することになってまいりますので、その時点でもって定額法に切りかえる、そういうことでございます。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長安本美栄子君)  他にご質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長安本美栄子君)  ご異議なしと認め、討論に入ります。ご意見ございませんか。  森永勝二君。 ○27番(森永勝二君)  今回上程されています議案第69号 専決処分承認について、反対をいたしたいと思います。  消費税が導入されてちょうど19年目です。今回までで約188兆円、これが市民、県民、国民の方たちが消費税として上納した部分であります。あわせて一方では、同じ時期に法人3税、法人税と法人事業税、法人住民税、これの減収が約164兆円です。ほぼ同じ金額の法人税の減収、減税があったということです。最初、消費税は福祉のためということで導入されたわけですけども、実態はそういうことです。  最近のここ二、三年の状況を見てますと、本当に大変です。例えば、福祉の社会保障の後退ですね。介護保険の問題、それから障害者自立支援法の問題、改悪がどんどん進んでます。それからもう一つは、定率減税含めて、住民税が今どんどん上がってるんですね。先日も予算特別委員会がありましたけども、この市税の状況を見ましても、17年度が約44億円、それが18年度が49億円、19年度が64億円に上がってるわけですね。市民税負担がふえてきてるわけです。それとあわせて今出てきてるのが、この税制改正ですけども、やっぱり全体の大きな流れというのは、法人税を下げていくっちゅうことと、優遇税制ですね、大企業、大資本家に対する優遇税制が全体の柱の中身です。  先ほどバリアフリーの問題も出ましたけども、今、介護保険で家の中を直す場合は20万円ですよね。30万円以上ということとなってまいりますと、一定の改造がやっぱりしなければ、固定資産税減税されないということになりますし、それからハイブリッドカーにしても、一般の庶民にはなかなかほど遠いものです。そういうことで、全体としてはやっぱり庶民には非常に冷たい税制改正と言わなければなりません。この流れはやっぱり当然変えないと、格差をどんどんふやしていくことになります。  したがって、私は、今回の第69号の専決処分承認については、反対をしたいと思います。以上です。 ○議長安本美栄子君)  他にご意見ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長安本美栄子君)  ご意見なしと認め、採決に入ります。  本案に対し、承認することに賛成の方の起立を求めます。              (賛 成 者 起 立) ○議長安本美栄子君)  起立多数でございます。よって、議案第69号は、承認いたしました。  次に、日程第4 議案第70号を上程いたします。  当局の説明願います。  市長。              (市長 今岡睦之君登壇) ○市長今岡睦之君)  ただいま上程いただきました議案第70号でございます。伊賀市立ふたば幼稚園園舎の耐震力不足問題への緊急対応といたしまして、臨時園舎に移転することに伴い、伊賀市立幼稚園条例の一部を改正いたしたいと存じます。  その内容でございますが、附則におきまして、当分の間、市立ふたば幼稚園の位置を現在の上野紺屋町3181番地から臨時園舎として使用いたします旧大山田西保育園の所在地であります平田646番地に改めようとするものでございます。  なお、本条例は議会の議決をいただきましたら、即日公布、執行することといたしております。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長安本美栄子君)
     説明に対し、ご質疑ございませんか。  渡久山カナエさん。 ○6番(渡久山カナエ君)  お尋ねいたします。  条例文の中に、園舎、当分の間でございますが、臨時園舎の期間はどのくらいと想定されているのでしょうか。 ○議長安本美栄子君)  答弁願います。  教育長。             (教育長 味岡一典君登壇) ○教育長(味岡一典君)  お答え申します。  当分の間と申しますのは、最長で平成19年度、20年度の2カ年と考えており、この2カ年で新園舎の建設を行いたいと考えておりますので、議員皆様方のお力添えをよろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長安本美栄子君)  森正敏さん。 ○9番(森 正敏君)  今の議案についてお尋ねをしたいと思いますが、きょうの最初の市長報告の中でもございましたように、先日、石川県で大地震が起こりまして、多くの方が被災されたわけでございますが、被災された皆さんには心からお見舞いを申し上げたいと思いますが、けさもまた南太平洋において8.1の巨大地震が発生をいたしております。この地震は、どこでも起こり得るという証明になると思いますが、先ほどのこの条例の中で話があったように、ふたば幼稚園の耐震結果は私どもに非常にショックを与えました。もちろん保護者の皆さんも大ショックだと思いますし、我々にとっても大きなショックでございます。そういう中で、旧大山田の西保育園へ緊急に移転するということでございますが、かなり遠方でございますので、今の人数そのまま行くのか、退園をする人もあるのか、あるいはまた違った幼稚園へかわっていくのがあるのか。そういうことについてお尋ねをしたいと思います。  もし、ほかの幼稚園へかわるんであれば、この4条の保育料についてでございますけれども、学年の中途で入園した者っていうのがございますが、その項が適用されるのかどうか。その点、2点についてお尋ねをいたしたいと思います。以上です。 ○議長安本美栄子君)  答弁願います。  教育長。 ○教育長(味岡一典君)  お答えを申し上げます。  議員皆様方にも大変ご心配をおかけしてまいりましたふたば幼稚園の耐震力不足問題でございますが、3月4日の説明会以降、3月10日から13日まで個別懇談会等も持たせていただき、19年度に通園予定であった保護者107人の意向調査を終えました。その結果、3歳児、4歳児、5歳児合わせまして97人の子供が大山田の臨時園舎へ通園いただくこととなりました。こうした事態にもかかわらず、90パーセントを超える子供たちが臨時園舎に通園いただくことになりましたのは、保護者の皆様のご理解、ご協力のたまものと感謝しているところでございます。  それから、後でご質問の件はそれが適用されるということでございますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。 ○議長安本美栄子君)  他にご質疑ございませんか。  森永勝二さん。 ○27番(森永勝二君)  今の議案の関係ですけども、平田ということになりますと、かなり遠いところになります。ほとんどの方がそこへかわられるということでは、それはよかったと思うんですが、一つは交通対策の問題が一つあるのではないかと。その辺はどのように考えられてるのかというのを1点。  それから、もう1点は、2年後に新しい園舎をつくるということですけども、住民の方たちが一番望んでるのは、やっぱり現在あるところから出ていかなければならないのかという、そういう心配に対する声が結構あります。したがって、そんな点も含めて、もう少し具体的に新しい園舎についてはどうしていくのか、どういう方向づけで進めていくのか、住民の声を十分生かせる、聞くということが大事だと思うんですが、その辺の対策も考えてご回答願います。 ○議長安本美栄子君)  答弁願います。  教育長。 ○教育長(味岡一典君)  お答えを申します。  遠方への交通対策をどう考えてるとかいうことでございますが、かなりやはり遠方になるわけでございまして、まずこれは保護者の方に対して、バスを利用される方、特に自動車等で送迎ができない方を中心として、希望をとらせていただきました。結果、30名ほどの方がバスを利用されるということですので、そのバスを設定をいたしたいというように思っております。これはふたばの園舎から大山田まで行くバスという形になります。  それから、2年後の新園舎の位置をどう考えてるのかということでございますが、これにつきましては、私が説明会のときに幾つかの場所を、これは一つの例として提示をした結果が、非常に大きな波紋を呼んでおるという状況がございまして、これはやはりそれぞれの園の保護者の皆様、それから園の職員、それからそれにかかわるところの地域住民の皆様方といろいろと今後論議をして、皆さんの合意の得られる新園舎を決定していきたいと思います。ただし、これはかなり時間的にも余裕がございませんので、早速にそういった検討をしていかなきゃならないんじゃないかというように思っておりますので、そういうご理解をいただきたいと思います。以上です。 ○議長安本美栄子君)  他にご質疑ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長安本美栄子君)  ご質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長安本美栄子君)  ご異議なしと認め、討論に入ります。ご意見ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長安本美栄子君)  ご意見なしと認め、採決に入ります。  本案に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛 成 者 起 立) ○議長安本美栄子君)  全会一致でございます。よって、議案第70号は、可決いたしました。  以上で本臨時会に付議されました案件は議了いたしました。  平成19年第2回伊賀市議会臨時会はこれをもちまして閉会といたします。慎重審議、まことにありがとうございました。             (午前11時40分 閉会)              ───────────── 地方自治法第123条第2項の規定により次に署名する。              議  長   安 本 美栄子              議  員   山 岡 耕 道              議  員   小 丸 勍 司...