いなべ市議会 > 2020-03-24 >
令和 2年第1回定例会(第6日 3月24日)
令和 2年第1回定例会(第6日 3月24日)

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  1. いなべ市議会 2020-03-24
    令和 2年第1回定例会(第6日 3月24日)


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    令和 2年第1回定例会(第6日 3月24日)                    令和2年               いなべ市議会(第1回)定例会              令和2年3月24日午前9時開会   開会(開議)の宣告 日程第 1        委員長報告 日程第 2 議案第 1号 いなべ市避難行動支援者名簿情報の提供に関する条例              の制定について 日程第 3 議案第 2号 いなべ市部設置条例及びいなべ市支所設置条例の一部を              改正する条例の制定について 日程第 4 議案第 3号 いなべ市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償              等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 日程第 5 議案第 4号 いなべ市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正              する条例の制定について 日程第 6 議案第 5号 いなべ市児童館条例を廃止する条例の制定について 日程第 7 議案第 6号 いなべ市森林環境基金条例の制定について 日程第 8 議案第 7号 財産の取得について(藤原小中学校スクールバス購入) 日程第 9 議案第 8号 平成31年度(令和元年度)いなべ市一般会計補正予算              (第7号)
    日程第10 議案第 9号 平成31年度(令和元年度)いなべ市国民健康保険特別              会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第10号 平成31年度(令和元年度)いなべ市後期高齢者医療特              別会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第11号 平成31年度(令和元年度)いなべ市介護保険特別会計              補正予算(第2号) 日程第13 議案第12号 平成31年度(令和元年度)いなべ市水道事業会計補正              予算(第3号) 日程第14 議案第13号 平成31年度(令和元年度)いなべ市下水道事業会計補              正予算(第3号) 日程第15 議案第14号 令和2年度いなべ市一般会計予算 日程第16 議案第15号 令和2年度いなべ市国民健康保険特別会計予算 日程第17 議案第16号 令和2年度いなべ市後期高齢者医療特別会計予算 日程第18 議案第17号 令和2年度いなべ市介護保険特別会計予算 日程第19 議案第18号 令和2年度いなべ市水道事業会計予算 日程第20 議案第19号 令和2年度いなべ市下水道事業会計予算 日程第21 議案第20号 平成31年度(令和元年度)いなべ市一般会計補正予算              (第8号) 日程第22 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることに              ついて 日程第23 同意第 1号 いなべ市副市長の選任につき同意を求めることについて 日程第24 同意第 2号 いなべ市教育長の任命につき同意を求めることについて 日程第25 同意第 3号 いなべ市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同              意を求めることについて 日程第26 議案第21号 平成31年度(令和元年度)いなべ市一般会計補正予算              (第9号) 追 加 日 程 追加日程第 1        委員会の閉会中の継続調査の申し出について 追加日程第 2        閉会中の議員派遣について 2 出席議員     1番 西 井 真理子        10番 清 水 隆 弘     2番 篠 原 史 紀        11番 川 瀬 利 夫     3番 片 山 秀 樹        12番 水 谷 治 喜     4番 原 田 敬 司        13番 衣 笠 民 子     5番 神 谷   篤        14番 鈴 木 順 子     6番 新 山 英 洋        15番 岡   英 昭     7番 伊 藤 智 子        16番 位 田 まさ子     8番 小 川 幹 則        17番 林   正 男     9番 岡   恒 和        18番 種 村 正 已 3 欠席議員    な し 4 地方自治法第121条により出席した者の職氏名 市長          日 沖   靖   副市長         吉 田 桂 治 教育長         片 山 富 男   企画部長        相 馬 雅 史 総務部長        二 井 春 樹   総合窓口部長      伊 藤 憲 子 都市整備部長      種 村 明 広   市民部長        服 部 郁 夫 環境部長        小 林 幸 次   福祉部長        佐 野 英 明 健康こども部長     舘   康 平   農林商工部長      岡 本 浩 一 建設部長        鈴 木   信   水道部長        水 谷   浩 会計管理者       和 波 孝 明   教育部長        水 谷 喜 広 法務課長        出 口 和 典   監査委員事務局長    伊 町 裕 一 5 職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長議事課長 奥 岡 昌 英   議事課課長補佐     齋 藤 義 喜 議事課主幹       大 槻 暁 子                (午前9時00分 開会) ○議長(水谷治喜君)  おはようございます。  ただいまの出席議員数は定数に達しておりますので、これより会議を開きます。  CTYから撮影の申し込みがありましたので、それを許可いたしました。  本日の会議は、お手元に配付の議事日程により進めてまいります。  日程第1、委員長報告を行います。  日程第2、議案第1号から、日程第21、議案第20号までの20議案を一括議題といたします。  本定例会において、各常任委員会に付託いたしました議案の審査が全て終了しております。  よって、各委員長より審査結果の報告を求めます。  委員長報告は登壇して行ってください。  なお、討論、採決は、委員長報告に対する質疑が全て終了した後で行います。  それでは初めに、総務経済常任委員長新山英洋君。  6番、新山英洋君。 ○6番(新山英洋君)  おはようございます。総務経済常任委員会の審査結果の報告を申し上げます。  総務経済常任委員会は、3月11日午前9時より、予算決算常任委員会総務経済分科会後、全委員の出席のもと、付託を受けた議案4件につき審査を行いました。  審査は担当者から説明を受け、慎重に行い、その結果、議案第1号、いなべ市避難行動支援者名簿情報の提供に関する条例の制定について、議案第6号、いなべ市森林環境基金条例の制定についての2議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、議案第2号、いなべ市部設置条例及びいなべ市支所設置条例の一部を改正する条例の制定について、議案第3号、いなべ市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についての2議案については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務経済常任委員会が付託を受けました4議案の審査結果報告を終わります。 ○議長(水谷治喜君)  総務経済常任委員長の報告が終わりました。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  質疑なしと認めます。  これをもちまして、総務経済常任委員長の報告に対する質疑を終わります。  次に、都市教育民生常任委員会委員長、林 正男君。  17番、林 正男君。 ○17番(林 正男君)  おはようございます。都市教育民生常任委員会の審査結果の報告を申し上げます。  本定例会において、都市教育民生常任委員会が付託を受けた議案は3議案であります。  審査は、3月12日午前9時より、予算決算常任委員会都市教育民生分科会後、全員の出席のもと委員会を開き、担当者から説明を受け、審査を行いました。  議案につきましては、担当者から説明を受け、慎重に審査を行った結果、議案第4号、いなべ市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第5号、いなべ市児童館条例を廃止する条例の制定について及び議案第7号、財産の取得について(藤原小中学校スクールバス購入)の3議案は、全て全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、都市教育民生常任委員会が付託を受けました議案審査の結果の報告を終わります。 ○議長(水谷治喜君)  都市教育民生常任委員長の報告が終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を許可します。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  質疑なしと認めます。  これをもちまして、都市教育民生常任委員長の報告に対する質疑を終わります。  最後に、予算決算常任委員長小川幹則君。  8番、小川幹則君。 ○8番(小川幹則君)  おはようございます。それでは、予算決算常任委員会の審査結果の報告を申し上げます。  去る10日の本会議において、当委員会に付託されました案件は議案13件でございます。付託同日、当委員会を開き、各分科会付託議案を分担送付し、11日に総務経済分科会、12日に都市教育民生分科会を開いて審査を行い、18日に執行部の出席を求めて当委員会を開き、各分科会委員長審査報告を受けました。
     その結果、議案第8号、平成31年度(令和元年度)いなべ市一般会計補正予算(第7号)、議案第9号、平成31年度(令和元年度)いなべ市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第10号、平成31年度(令和元年度)いなべ市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第11号、平成31年度(令和元年度)いなべ市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第12号、平成31年度(令和元年度)いなべ市水道事業会計補正予算(第3号)、議案第13号、平成31年度(令和元年度)いなべ市下水道事業会計補正予算(第3号)、議案第15号、令和2年度いなべ市国民健康保険特別会計予算、議案第17号、令和2年度いなべ市介護保険特別会計予算、議案第18号、令和2年度いなべ市水道事業会計予算、議案第19号、令和2年度いなべ市下水道事業会計予算、議案第20号、平成31年度(令和元年度)いなべ市一般会計補正予算(第8号)の11議案については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第14号、令和2年度いなべ市一般会計予算及び議案第16号、令和2年度いなべ市後期高齢者医療特別会計予算の2議案は、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、予算決算常任委員会が付託を受けました13議案の審査結果報告を終わります。 ○議長(水谷治喜君)  予算決算常任委員長の報告が終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を許します。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  質疑なしと認めます。  これをもちまして、予算決算常任委員長の報告に対する質疑を終わります。  以上をもちまして、委員長報告を終結いたします。  これより、案件ごとに討論、採決を行います。  念のために申し上げます。  電子採決システムによる表決の際、採決の確定時にいずれのボタンも押してないときは、反対ボタンを押したものとみなします。  日程第2、議案第1号、いなべ市避難行動支援者名簿情報の提供に関する条例の制定については、討論の通告がありませんので、採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。  次に、日程第3、議案第2号の討論を行います。  発言を許可します。  9番、岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  9番議員、日本共産党、岡 恒和です。議案第2号、いなべ市部設置条例及びいなべ市支所設置条例の一部を改正する条例の制定についてに対し、反対の立場で討論します。  本条例案は、総合窓口部を廃止し、あわせて、これまで分庁舎としてあった員弁、藤原、大安の各庁舎を支所とし、藤原庁舎は解体、大安庁舎は閉鎖し、それぞれ藤原文化センター大安公民館へと移転しようとするものです。  総合窓口部は、合併以来、総合窓口を設け、市長の平成18年の第3回定例会の発言では、市民の皆様は今までの四つの役所のほうに来ていただきましたら、そこで全てのサービスが原則として受けられるという市民サービスとして重要な役割を果たしてきました。今回の条例改正は、これまで提供されてきた市民サービスを低下させるものです。また、廃止により各庁舎支所機能が大きく低下することになります。  市長は、平成26年第1回定例会で、その支所機能はどういった機能かということですが、やはり市民の皆さんが気軽に御相談をいただけるような相談窓口になろうかと思っております。今の総合窓口のような全てを完備することが必要なのかどうか、その是非も含めて、5年後にはマイナンバー法案の実施に多分なろうと思います。そしたら、住民票の発行とか、今の納税の証明書、そういった発行業務が要らなくなる可能性があるんです、コンピュータで照合しますので。ですから、そのときのニーズに合わせた形で支所機能をつくっていきたいと思います。少なくとも口頭でのいろんな相談業務は受け付けるような相談員がいて、相談をできるような体制をとっていきたいと思います。こう述べています。要約すれば、住民票発行等の業務はマイナンバー制度による不要になるかもしれないが、相談員がいて相談ができる体制はとっていくということです。  今回の条例改正案は、相談体制はなくし、証明書の発行のみを行うというものであり、このときの市長の発言に全く反するものです。新庁舎が運用開始されて1年もたたないうちに、市民の了解を得ることもせず提案するというのでは、市民の理解は得られません。本条例案は撤回し、改めて市民への説明、了解を求めるべき事案と考え、反対します。 ○議長(水谷治喜君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第2号、いなべ市部設置条例及びいなべ市支所設置条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。  よって、本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。  次に、日程第4、議案第3号の討論を行います。  発言を許可します。  9番、岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  9番議員、日本共産党、岡 恒和です。  議案第3号、いなべ市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてに対し、反対の立場で討論します。  本条例案は、会計年度任用職員が創設されたことから、主に、1、公務災害補償規定を適用できるようにすること。二つ、市職員CTO職員給与条例を整理するもの。3、会計年度任用職員条例の修正をしようとするものからなっています。このうち1と2については当然の措置であり、賛成いたします。しかし、3の修正については、条例にあったパートタイム会計年度任用職員にも総則的には期末手当が支給できるという規定を支給できなくするものであり、賛成できません。期末手当をできなくなる規定にするのではなく、個別の条項においても期末手当の支給ができるようにすることを求めます。  また、性格の異なる条例を一本化して提案することについては、議決権を最大限尊重する立場からも賛成できません。  以上をもって、反対討論とします。 ○議長(水谷治喜君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第3号、いなべ市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。  よって、本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。  次に、日程第5、議案第4号、いなべ市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第14、議案第13号、平成31年度(令和元年度)いなべ市下水道事業会計補正予算(第3号)は、討論の通告がありませんので、一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。  次に、日程第15、議案第14号の討論を行います。  発言を許可します。  13番、衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  13番議員、日本共産党衣笠民子です。  議案第14号、令和2年度いなべ市一般会計予算に、日本共産党いなべ市議団を代表して、反対の立場で討論します。  令和2年度一般会計予算は、日沖市長行政運営に対する姿勢をあらわすものです。今までも指摘してきたことですが、三つの点で問題があると考えています。一点目、展望に立った市政運営がされていない。二点目、全庁的にいろんなことが共有されていない。三点目、検討、決定過程が明らかでないということです。  旧4庁舎の使い方については、平成26年3月10日に出されたいなべ市新庁舎整備基本方針公共施設の統廃合に関する行政改革委員会からの答申に基づき整備方針がまとめられ、新庁舎建設住民説明会でも使われました。  しかし、さまざまな変更がされてきましたが、変更に当たっての検討過程は明らかではありません。これからの計画は市長の独断で進めず、検討過程を明らかにした計画を立て、市民や議会のチェックを受けて進めるべきです。  温水プールについては、第一義的な必要性は市内全ての小学校の授業に使うということならば、場所は総合福祉センター用地でいいのかということになりますが、場所の検討なく、総合福祉センター用地ありきで設計業務予算が計上され、事業がスタートすることになり、問題です。  にぎわいの森については、今回、グリーンクリエイティブいなべ施設整備事業費が計上されていますが、市長は、議会がにぎわいの森について否決して、そば屋をなくして用地があいたからなどと述べるなど、そもそもにぎわい森事業が税金を5億円かけて地元の活性化にどう貢献させていくのか計画が不十分でした。今回のグリーンクリエイティブいなべ施設整備の規模、役割でいいのか疑問です。これから発足するまちづくり法人も、私どもが提案してきた商工会や観光協会自治会長会などとの連携も不十分ではないかと危惧するところです。  会計年度任用職員については、臨時職員から会計年度任用職員に変わるもとになった法改正は、国家公務員臨時職員に出されていた期末手当を出せるようにするものであり、国の予算も計上されました。しかし、いなべ市では7時間30分の勤務として、15分短いだけでパートタイム会計年度任用職員として期末手当を出さないものとしていて問題です。  少子化対策については、定住につなげる具体策を問うた質問に対する市長の答弁は、いなべ市の魅力を発信し、知ってもらって、来てもらって、体験してもらう、それが発展して、住んでみようかなと定住につながる、これが自然の流れということでした。いなべ市には合併特例措置がなくなっても、特別交付税をふやすなど、住民の願いを実現する財政力があり、その認識もありながら、相変わらず住民の願いに沿った施策には後ろ向きです。若い世帯を呼び込む手だては待ったなしです。子どもを産み育てやすい町、高齢者になっても、免許を返上しても、自分で病院や買い物、好きな催し物に出かけられる福祉バスの充実した町を目指すべきです。  上手な財政運営で生み出した財源は、住民の福祉の増進とともにいなべ市の未来をつくるために、若い世帯を呼び込む子育て政策のさらなる充実で、子育て一番の町をアピールするよう提案します。  給食費無料化子ども医療費窓口無料化子ども医療費無料化所得制限の撤廃、就学援助対象拡大国民健康保険料子ども均等割減免など実行すべきです。  臨時雇用で対応するのではなく、必要なところにはきちんと正規雇用で対応すべきです。若い人を正規雇用することで、事業もその人の生活も持続可能になります。  住民の暮らしは一層大変になっています。地方自治体の役割は、住民の福祉の増進です。事業の全体像をしっかり定め、議会や住民に説明責任を果たし、住民の実態に沿った住民の暮らし、命応援を何より大切にする市政運営をするよう求めます。  最後に、総合窓口が各支所の窓口に変わる問題ですが、これまで住民サービスワンストップでという発想から、大安町で採用してきた総合窓口を合併後も各庁舎に置いてきました。各支所の窓口では限られた証明書の発行だけになり、明らかに住民サービスが低下します。  今回の予算上は、平成31年度と同様の額が計上されています。人員配置などサービス低下がないように求め、反対討論といたします。 ○議長(水谷治喜君)  次に、賛成の発言を許可します。  15番、岡 英昭君。 ○15番(岡 英昭君)  15番、いなべ未来、岡 英昭でございます。賛成の立場で討論いたします。  代表質問でも申し上げましたが、新しい令和の御代となって初の日沖市長による施政方針が示されました。令和2年度一般会計予算は、その中でも明らかになったように、特例債は終了したものの、健全財政を維持するために有利な起債の活用や、地域おこし協力隊集落支援員の活用を積極的に行い、また、投資的経費を抑制することによって、市民サービスに影響が出ないよう考慮されております。  そして、新庁舎建設事業に係る債務の償還に対応するための準備にも取り組みつつ、中学校にICT整備スクールバス購入事業、市民の健康を守るための市民温水プール設計事業あじさいクリーンセンターの拡充、災害対策の取り組みなど、福祉、教育に重点を置き、SDGsなど先進的、戦略的なまちづくりを推進するための予算編成となっております。  現在、新型コロナウイルスが猛威を振るい、予想だにしなかった世界経済への悪影響の広がる中で、いなべ市を含めた地域経済の疲弊が懸念されるところではありますが、職員の皆様には、さらに交付金、補助金の活用、企業誘致など積極的に取り組んでいただき、また、日沖市長にはリーダーシップを発揮していただき、市民の生活向上のため手腕を大いに振るっていただくことを期待し、賛成討論といたします。 ○議長(水谷治喜君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第14号、令和2年度いなべ市一般会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。  よって、本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。  次に、日程第16、議案第15号、令和2年度いなべ市国民健康保険特別会計予算は、討論の通告がありませんので、採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  御異議なしと認めます。
     よって、本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。  次に、日程第17、議案第16号の討論を行います。  発言を許可いたします。  13番、衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  13番議員、日本共産党衣笠民子です。  議案第16号、令和2年度いなべ市後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場で討論します。  後期高齢者医療制度は、制度発足当時より問題になっているように、75歳以上という比較的医療費がかかりやすい高齢者ばかりを対象とする制度であり、保険機能が働きにくい問題点を持っています。2年ごとに保険料が見直されるとされていますが、2年ごとに値上げとなりやすい仕組みと言えます。令和2年度は保険料の値上げになります。しかも当初とられてきた軽減措置も段階的になくなり、負担がふえます。また、年金は物価上昇に見合うだけ上げられることはなく、高齢者の生活を圧迫しています。また、県一本の広域で実施されているため、市民の実態に合わせた保険料を決定することもできない仕組みです。高齢になっても安心して暮らせ、必要があれば、安心して重症化する前に医療を受けられる仕組みに変えられるべきです。  よって、令和2年度いなべ市後期高齢者医療特別会計予算に反対します。 ○議長(水谷治喜君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第16号、令和2年度いなべ市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。  よって、本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。  日程第18、議案第17号、令和2年度いなべ市介護保険特別会計予算から、日程第21、議案第20号、平成31年度(令和元年度)いなべ市一般会計補正予算(第8号)の4件は、討論の通告がありませんので、一括して採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。  次に、日程第22、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、討論の通告がありませんので、採決いたします。  お諮りします。  本案は、原案のとおり同意することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  御異議なしと認めます。  よって、諮問第1号は原案のとおり同意することに決しました。  次に、日程第23、同意第1号の討論を行います。  発言を許可いたします。  13番、衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  13番議員、日本共産党衣笠民子です。  同意第1号、いなべ市副市長の選任につき同意を求めることについて、反対の立場で討論します。  施政方針で上げられていた事業も、マンパワーが足らないとして計画が進まない実態があります。いなべ市のような小規模な市で副市長を置くより、足りない職員を一人でも多く正規雇用で確保することが必要と考えます。これまでと同様に、私ども日本共産党いなべ市議団は、副市長は置かず、その分は一層市長に頑張っていただくということで、副市長選任同意案件に反対いたします。 ○議長(水谷治喜君)  これにて、討論を終わります。  これより、同意第1号、いなべ市副市長の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  次に、日程第24、同意第2号、いなべ市教育長の任命につき同意を求めることについては、討論の通告がありませんので、採決いたします。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  日程第25、同意第3号、いなべ市固定資産評価審査委員会の委員の選任つき同意を求めることについては、討論の通告がありませんので、採決いたします。  お諮りします。  本案は、原案のとおり同意することに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  御異議なしと認めます。  よって、原案のとおり同意することに決しました。  日程第26、議案第21号、平成31年度(令和元年度)いなべ市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  それでは、右肩3−4と3−5をお開きいただけるとありがたいと思います。  平成31年度(令和元年度)いなべ市一般補正予算(第9号)でございます。4億2,300万円を追加しまして、歳入歳出それぞれ233億5,996万9,000円としようとするものでございます。  3−4議案書の13ページの歳出を見ていただきますと、令和2年3月11日付で地方創生拠点整備交付金事業の事業採択を受けましたので、その交付金を活用いたしまして、宇賀渓のキャンプ場のつり橋の修繕、センターハウス、コテージ、その他環境整備を行うために宇賀渓観光協会に対して補助をさせていただこうとするものでございます。  金額につきましては、補助対象額が4億1,669万2,000円でございまして、その2分の1が交付金でございます。そしてもう半分、対象額の2分の1が起債で100%充当、50%が交付税算入で戻ってまいります。実質上4分の3の補助事業と認識いただけるとありがたいと思います。  そして、つり橋の整備540万円と事務費につきまして、560万円に対しましては、100%起債充当、30%交付税算入という補助制度を採択を受けることができましたので、これをもちまして補正予算(第9号)で提案させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  市長の説明が終わりましたが、補足説明があれば許可いたします。               (「ありません」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  これより、議案第21号に対する質疑を許可いたします。  質疑はございませんか。  15番、岡 英昭君。 ○15番(岡 英昭君)  地元議員といたしまして、貴重な観光財産である宇賀渓の整備に国の交付金がつき、さらなる開発、発展が期待できますことは感佩に堪えないところであります。  石槫七大字生産森林組合、石槫四大、宇賀渓観光協会が、私ども組合員等、地元の人にアンケートをとっていただいた中で、駐車場が狭い、駐車料金の徴収態度が悪いなど、駐車場に関することで宇賀渓のイメージダウンをさせているとの声が多々ありました。その中で、整備内容の中に駐車場についての記述がないのですけれども、その件はどうでしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  農林商工部長、岡本浩一君。 ○農林商工部長(岡本浩一君)  それでは、駐車場の整備でございますが、今後、今ある駐車場も活用し、また新たに駐車場を建設する、オートキャンプ等も整備を考えております。この整備については、キャンプ場の専門家に依頼したいなという考えでございます。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  岡 英昭君。 ○15番(岡 英昭君)  ぜひとも駐車場を広くとっていただいて、イメージアップを図っていただきたいと思います。  アンケートをたくさんとっていただいておるんですけども、地元の悲願の声でもありますアンケート結果は積極的に活用いただけるものでしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  農林商工部長、岡本浩一君。 ○農林商工部長(岡本浩一君)  アンケートの結果の中にも、現在は施設が老朽化しておるとかいろいろな御意見をいただきまして、年齢、性別関係なく、80%の方が宇賀渓キャンプ場は魅力的ではないというような地元の方々の御意見をいただいております。そこで、そしたらどういった形でにぎわいの場所にしていくかということも、地元の方々が、皆さん、協力いただいて、にぎわいのあるような形で施設整備をお願いしたいということも回答いただいておりますので、そのような形で地元の意向を十分加味しながら進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(水谷治喜君)  ほかに質疑はございませんか。  9番、岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  市内には青川峡キャンピングパークがあるわけですが、そことの差異はどこに求めているんでしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  青川峡キャンピングパークは北勢町時代に建設いただいて、そして初心者でも気軽に集える、アウトドアを体験できる施設になっております。それとは少し路線を変えた形で、プロ好みというとおかしいですけども、山を愛する人、アウトドアに徹するような方が集っていただけるような施設にしていけたらなと。少しコンセプトは変えていけたらなと思います。  そして、大きく問題になるのが水の問題です。青川峡キャンピングパークは下水道、水道が近くまで通っております。ですけど、宇賀渓は水道水源から非常に遠く離れております。下水施設も下水道が上っていくには非常に遠い。逆に言いますと、都会の雰囲気をそのまま河原に持ち込まれるようなキャンプ場ではなくて、本当に自然を愛する方が集っていただけるキャンプ場にできればなと思っております。連動はしますけれども、少しコンセプトは変えていけたらなと思っております。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  対象が違うというか、コンセプトが違うということなんですが、4億円以上の補助事業になるわけですが、この事業の完成の暁には、どの程度の利用客を見込んでいるのか教えてください。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  具体的には想定しておりません。先ほど申しましたように、人数ありきで都会の居酒屋を河原に持ってくるようなことは望んでおりませんので、人数を目的、指標として、それを最大限達成するように目標設定することはしないでおこうと思っております。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  直近の利用客数を教えていただけますか。 ○議長(水谷治喜君)  農林商工部長、岡本浩一君。 ○農林商工部長(岡本浩一君)  直近の宇賀渓キャンプ場への入場者、それから宇賀渓の奥には竜ヶ岳という大安町で一番の山があるんですが、そこの入山者数として、平成30年度では約3万8,000人、平成29年度では3万人、平成28年度で2万6,000人で年々増加しておると。竜ヶ岳については、登山者においては中級、上級クラスの山であると聞いております。  それとまた、キャンプを利用する方については、年間1,500人程度、それと、老朽化しておるバンガローとかヒュッテについては年々減少しておると。バンガローについては年間60組程度、ヒュッテはちょっと大型の建物ですが、これは年間30組、バーベキューの設備のあるところについては3,700人程度と観光協会から報告を受けております。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  岡 恒和君。
    ○9番(岡 恒和君)  基礎的な数字をいただきましてありがとうございます。  青川峡キャンピングパークについては、車で来られる方が中心だと思うんですが、ここについては、そういう都会から来てということではなくて、簡単で乗りつけてということではなくてとお話があったんですが、交通アクセスについて、石榑トンネルがあることで車は来れるわけですが、公共交通機関を利用しての利用がなかなか難しいと思うんですが、その辺はどう考えてみえるんでしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  今後の検討課題として議論していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  ほかに質疑はございませんか。  4番、原田敬司君。 ○4番(原田敬司君)  日沖 靖市長の5期目のマニフェストというか、目標としてカートラベルがあると思うんですけども、今回の案件はこれに絡んでいるんでしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  カートラベルのメーンの会場にするには、ここは狭うございますので、この地区でやろうとするのは非常に難しい状況です。ですから、落合橋よりも左手になりますけど、カートラベルであれば、石榑南の土地をお借りするか、もっと下のエリアとかそのあたりで展開するか、少し位置を変えざるを得ないのかなと思っております。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  原田敬司君。 ○4番(原田敬司君)  現在で結構なので、今、日沖 靖市長の頭の中で描かれている候補地というのは、落合橋周辺以外にも複数あるんでしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  カートラベルの場所についての質疑はこの質疑には関係ありませんので、この議案に関係ある質疑を行ってください。  よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  13番、衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  宇賀渓活性化事業計画として資料が出されていますけれども、この資料中のこのアンケートは市がとったということでよろしいんでしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  農林商工部長、岡本浩一君。 ○農林商工部長(岡本浩一君)  このアンケートについては、石榑小学校区域の組合員934戸あるんですが、そこについては、宇賀渓観光協会が中心になって、設問内容とか集計を全て行っていただきました。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  先ほどの質問でアンケートは酌み取っていただけるのかということでしたので、しかしアンケートは地元がとって、その結果を市は酌み取るのかということでよろしいんでしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  農林商工部長、岡本浩一君。 ○農林商工部長(岡本浩一君)  地元とともに市としましてもできる限りの協力はしていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  宇賀渓と市のこれまでのかかわりをお聞きしたいんですけれども、例えば国定公園として指定されているので、市が管理にかかわってきたとか、整備に補助金を出してきたとか、そんなようなことになると思いますが、この宇賀渓と市のこれまでのかかわりをお聞かせください。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  大安町時代から登竜荘という国民宿舎という形でスタートさせていただきました。それで悲願である東近江とのトンネル事業で、東近江は非常に観光には力を入れておられます。トンネルを抜けて、旧大安町と永源寺町、そして当時の八日市市との観光交流も含めて、宇賀渓が我々の滋賀県に向けての玄関口になりますので、さまざまな形でつり橋、コテージ、バンガローなどの事業につきましても、国の補助事業を使って市の事業でつくったというのが多うございます。一番最初は国民宿舎の時代から三岐鉄道に観光事業を担っていただいておりました。その後、個人さんが請け負っていただいたケースもあります。そして、七大字生産森林組合は観光協会と実態は一緒なんですけども、そういった地元の方で管理をいただいているのが現状でございます。水道水の管理もやっていただいている状況でございます。地元の七大字生産森林組合、四大字生産森林組合、観光協会などの地元の方と市が一緒になって活性化をずっとやってきたと。民間事業がなかなか難しくなってまいりましたので、地元の方と市が一緒になって、今、活性化をしている状況に移りつつあります。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  今回の4億円以上の補助金というのは、宇賀渓観光協会にお出しするということでよろしいですか。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  はい、補助事業でございます。補助金でございます。 ○議長(水谷治喜君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  そうしますと、今回の補助金で建設された施設の所有はどこになりますか。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  宇賀渓観光協会です。 ○議長(水谷治喜君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  それでは、その補助金支出の根拠はどのような条例、要綱で規定されるんでしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  今の衣笠民子君の質問の答弁を求めます。  衣笠民子君、もう一度、質問してください。 ○13番(衣笠民子君)  補助金支出の根拠はどのような条例、要綱で規定するんでしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  地方自治法で規定されております。 ○議長(水谷治喜君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  これまでのかかわりは先ほどお聞きしたんですけれども、宇賀渓地域全体と市のこれからのかかわりはどのようにしていくんでしょうか。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  先ほど述べさせていただいたとおりです。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  先ほどの質問で、上下水道が十分でないというお話でした。でも、町なかの飲み屋に行くようではないのでという話でしたけれども、しかしセンターハウスとかコテージとか新しくして、利用者がふえてくれば、やっぱり自然環境を保つためには、どのような形かわかりませんけど、それなりの上下水道の整備が必要になるかと思うんですが、そのことについてはどのようにお考えですか。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  大規模に上下水道を持っていこうと思っても、落合橋よりも上まで持っていくのは難しいと思っております。先ほど原田議員の言いかけられたこともありますけど、永源寺という土地があります。その下で大規模なカートラベルの事業を展開するのは可能になってくると思います。ですから、コンセプトを分ける必要があると思います。たくさんの方に来ていただいて、カートラベルでそこで一時を過ごしていただくという施設はもう少し下流域で整備をせざるを得ないのかなと。ここの河川沿いの今の宇賀渓の商店街と言われるところとかキャンプ場で、大規模なことは不可能だと思っております。そこのところは、今後、計画を立てていく段階で、第一弾なのか、第二弾なのか、ここの案では第一弾という形で、宇賀渓の今の敷地内での投資を考えておりますけど、第二弾をどういうふうに考えていくかが課題になってくるかなと思っております。 ○議長(水谷治喜君)  いやいや、市長、合併浄化槽で対応するとか、そういう質問じゃないの。  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  大規模にしないということですけれども、でも今回、センターハウスとかコテージとかやはり整備をすれば、利用者はそれなりにふえると思います。宇賀渓は自然環境が大事なので、自然環境を保つためには、それなりの対応が必要だと思いますが、考えは。お聞かせください。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  それなりの対応を実施してまいります。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  衣笠民子君、発言時間、残り1分少々です。 ○13番(衣笠民子君)  もう一つは、駐車場の問題、先ほども出ていました。駐車場を市が借り上げるとか、市民があそこへ行くのには自動車で行くしかほとんどなかなかないので、市民が気軽に自然に触れるために使えるようにするなど、結構、補助金も出すわけですから、そういうことを考える必要があるかと思うんですが、そういう考えは今のところありますか。 ○議長(水谷治喜君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  青川峡キャンピングパークは閉じた空間でございます。ですから、お客様しか行けない状況があります。宇賀渓を同じような形で閉じた空間にするのか、それとも、今のように一般開放して、どなたでも行ける状況にするのか、今後の経営の問題がありますので、これについてはまだ議論が深まっておりませんので、今、明確な答えを持ち合わせておりません。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  しかし、国税も入るわけですけど、市の補助金も入れるわけですから、市民も気軽に自然に触れられるような、そうしたやっぱり施策が必要かと思っていますので、そうしたこともこれからの議論ということですので、考慮していただけたらなと思います。  以上です。 ○議長(水谷治喜君)  これにて、質疑を終結いたします。  次に、議案第21号の討論を行います。  発言を許可いたします。                 (「なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  なしと認めます。  これにて、討論を終わります。  これより、議案第21号、平成31年度(令和元年度)いなべ市一般会計補正予算(第9号)を採決いたします。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。  よって、本案は可決することに決しました。  ここで、暫時休憩いたします。                午前 10時01分 休憩                午前 10時15分 再開 ○議長(水谷治喜君)  再開いたします。  休憩前に続き、会議を続けます。  お諮りします。  議会運営委員会委員長から、令和2年議会における議会の運営に関する事項等の閉会中の継続調査の申し出が、総務経済、都市教育民生、予算決算の各常任委員長から所管事務調査の閉会中の継続調査の申し出がありました。  よって、委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを日程に追加し、追加日程第1として議題といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  異議なしと認めます。  それでは、追加日程第1、委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。  本件は、各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに、御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。  お諮りします。  閉会中の議員派遣についてを日程に追加し、追加日程第2として議題といたしたいと思います。
     これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  異議なしと認めます。  それでは、追加日程第2、閉会中の議員派遣についてを議題といたします。  当面の議員派遣については、お手元に配付の別紙のとおり派遣いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  異議なしと認めます。  よって、閉会中の議員派遣については、別紙のとおり派遣することに決しました。  これにて、本定例会に付議された事件は全て議了いたしました。  お諮りします。  本定例会中の本会議における議員の発言について、後刻、速記録を調査し、不穏当な発言があったならば、議長において善処いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水谷治喜君)  異議なしと認めます。  ここで、閉会に先立ち、3月末日をもって退任されます吉田副市長、片山教育長及び同じく3月末日をもって退職されます伊町監査委員事務局長、相馬企画部長、二井総務部長、伊藤総合窓口部長、種村都市整備部長、服部市民部長、小林環境部長、佐野福祉部長、鈴木建設部長、水谷水道部長、奥岡議会事務局長の皆様に対し、議会を代表して一言お礼の言葉を申し上げます。  まず、吉田副市長におかれましては、平成28年3月の議会同意を経て、4月に副市長に就任されました。以来、今日まで多面にわたり御貢献いただきました。これまで国から来ていただいた副市長さんとして最も長い4年間を務めていただきました。  市主催のイベントには公私を問わず参加をいただき、市に溶け込む努力を積極的に行っていただきました。特にそば祭りにはそば打ちメンバーの一人として来場者にそばを振る舞っていただきました。  また、豚コレラや降雨災害等の非常時には、指揮官として的確な指示をしていただきました。  合併以降、最大規模の事業である新庁舎建設の際には、専門的な知見からさまざまな助言をいただきました。  また、市の発展には欠かせない東海環状自動車道早期開通や、大安インターのオープニングセレモニーの際には、多大なる御尽力をいただきました。  いなべ市のために寄与された御功績は極めて大きく、ここに深く感謝を申し上げます。4年間、本当にありがとうございました。  次に、片山教育長におかれましては、平成24年4月、議会同意を経て、教育長に就任され、以来、8年間の長きにわたり御貢献をいただきました。  中でも、平成24年度から学校規模の適正化に取り組み、平成25年度には新しい学校づくり推進ビジョンを作成し、小中一貫教育の推進と、複式学級、複々式学級が深刻化する藤原地区5小学校の教育条件を整備するための統合に力を注がれました。その尽力により、平成26年4月に義務教育9年間を見通した連続性と一貫性のある施設一体型小中一貫教育校として、新たに藤原中学校に隣接した藤原小学校を開校させました。  ほかにも、ICT教育の推進、天然記念物ネコギギ保護増殖事業を積極的に推し進め、また、員弁東小学校、大安中学校、笠間小学校の改築工事を完成させました。  これら教育行政への功績は極めて大きく、ここに深く感謝を申し上げます。8年間、本当にありがとうございました。  その他、退職されます11名の皆様には、市の幹部として的確に職務を遂行され、市政発展のため寄与された御功績は極めて大きく、ここに深く感謝を申し上げます。  今後につきましても、本市発展のため、引き続き、御助言などを賜りますようお願いを申し上げます。  退職される皆さんはお体にくれぐれも留意され、それぞれのお立場での御活躍を心より祈念いたしまして、簡単ではございますが、歓送の言葉とさせていただきます。本当にありがとうございました。  それでは、以上をもちまして、令和2年第1回いなべ市議会定例会を閉会いたします。               (午前10時22分 散会)         地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。                いなべ市議会議長                いなべ市議会署名議員                いなべ市議会署名議員...