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平成30年第3回定例会(第4日 9月12日)
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  1. いなべ市議会 2018-09-12
    平成30年第3回定例会(第4日 9月12日)


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    平成30年第3回定例会(第4日 9月12日)                   平成30年               いなべ市議会(第3回)定例会              平成30年9月12日午前9時開会   開会(開議)の宣告 日程第 1 議案第27号 いなべ市ふるさと応援基金条例の制定について 日程第 2 議案第28号 いなべ市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正              する条例の制定について 日程第 3 議案第29号 いなべ就学援助費支給条例の一部を改正する条例の制              定について 日程第 4 議案第30号 平成30年度いなべ市一般会計補正予算(第1号) 日程第 5 議案第31号 平成30年度いなべ市国民健康保険特別会計補正予算              (第1号) 日程第 6 議案第32号 平成30年度いなべ市後期高齢者医療特別会計補正予算              (第1号) 日程第 7 議案第33号 平成30年度いなべ介護保険特別会計補正予算(第              1号) 日程第 8 議案第34号 平成30年度いなべ市農業集落排水事業特別会計補正予              算(第1号)
    日程第 9 議案第35号 平成30年度いなべ市下水道事業特別会計補正予算(第              1号) 日程第10 議案第36号 平成30年度いなべ水道事業会計補正予算(第1号) 日程第11 認定第 1号 平成29年度いなべ市一般会計歳入歳出決算認定につい              て 日程第12 認定第 2号 平成29年度いなべ市国民健康保険特別会計歳入歳出決              算認定について 日程第13 認定第 3号 平成29年度いなべ市後期高齢者医療特別会計歳入歳出              決算認定について 日程第14 認定第 4号 平成29年度いなべ介護保険特別会計歳入歳出決算認              定について 日程第15 認定第 5号 平成29年度いなべ市農業集落排水事業特別会計歳入歳              出決算認定について 日程第16 認定第 6号 平成29年度いなべ市下水道事業特別会計歳入歳出決算              認定について 日程第17 認定第 7号 平成29年度いなべ水道事業会計決算認定及び未処分              利益剰余金の処分について 2 出席議員     1番 西 井 真理子        10番 清 水 隆 弘     2番 篠 原 史 紀        11番 川 瀬 利 夫     3番 片 山 秀 樹        12番 水 谷 治 喜     4番 近 藤 英 昭        13番 衣 笠 民 子     5番 神 谷   篤        14番 鈴 木 順 子     6番 新 山 英 洋        15番 岡   英 昭     7番 伊 藤 智 子        16番 位 田 まさ子     8番 小 川 幹 則        17番 林   正 男     9番 岡   恒 和        18番 種 村 正 已 3 欠席議員    な し 4 地方自治法第121条により出席した者の職氏名 市長          日 沖   靖   副市長         吉 田 桂 治 教育長         片 山 富 男   企画部長        相 馬 雅 史 総務部長        渡 邊 修 司   総合窓口部長      瀬 木   光 都市整備部長      種 村 明 広   市民部長        服 部 郁 夫 環境部長        川 﨑 力 弥   福祉部長        小 林 政 俊 健康こども部長     佐 野 謙 二   建設部長        瀬 木 憲 治 水道部長        藤 田   勉   会計管理者       小 川 和 幸 教育部長        村 中 哲 哉   法務課長        出 口 和 典 5 職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長      藤 野 芳 次   議会事務局次長議事課長                                   奥 岡 昌 英 議事課課長補佐     加 藤 貞 夫   議事課主幹       城 野 雅 子                (午前9時00分 開会) ○議長(林 正男君)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員数は18名であります。  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付の議事日程により進めてまいります。  日程第1、議案第27号から、日程第17、認定第7号までの17議案を一括議題といたします。  これより、17議案に対する総括質疑を行います。  質疑通告者については、9月6日に配付の通告書のとおりです。  なお、質疑及び答弁は全て自席で行ってください。  質疑は一問一答とし、時間は答弁を含め30分以内となっております。  それでは、質疑を許可いたします。  受付1番、岡 恒和君。  9番、岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  皆さん、おはようございます。9番議員、日本共産党の岡 恒和です。通告書に基づいて質問を行います。  議案第30号、平成30年度いなべ市一般会計補正予算(第1号)について。  款9教育費、項1教育総務費、目2事務局費、節19負担金補助及び交付金外部人材の協力による移住交流の促進について質問いたします。  (1)配置方法等について。  ①配置場所はどこになるのか。  ②勤務日、時間等はどのようになるのか。  (2)活用方法について。  ①教師に対する研修等支援を行うのか。実際に授業に参加して支援をするのか。  ②活用期間はいつからいつまでか。  よろしくお願いします。 ○議長(林 正男君)  教育部長村中哲哉君。 ○教育部長村中哲哉君)  おはようございます。それでは、ただいまの御質問に答弁させていただきます。  まず、①ICT支援員配置場所ですが、今回、補正予算に計上した地域おこし企業人活用事業によるICT支援員は2名で、この2名につきましては、主として山郷小学校石槫小学校に配置する予定でございます。  それから、②勤務日、時間等についてでございますが、勤務日につきましては10月から3月までの6カ月間、2名で延べ144日間を配置する予定でございます。  また、勤務時間は午前8時30分から午後4時30分までの予定でございます。  続きまして、(2)活用方法でございます。  ①教師に対する研修等支援なのか、実際に授業に参加して支援するのかでございますが、基本的には教師に対する支援となります。  支援の内容は、授業準備支援授業中の支援研修会等支援などが考えられます。  授業準備支援では、授業で使うICTを活用した資料や教材などを教員が作成する際に支援します。  授業中の支援では、教員とともに実際の授業に入り、教員のICT機器の操作を支援します。  また、時には児童のICT機器の操作を支援する場合もあるかと思います。  研修会等支援については、ICT機器操作方法や各教科におけるICT機器の効果的な活用方法など、教員を対象とした研修会を行う予定でございます。  それから、②活用期間についてですが、本年10月から平成32年度末までの2年半を予定しております。  以上でございます。 ○議長(林 正男君)  岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  授業にも直接入るということなんですが、支援員の方は教員免許は所持しているんでしょうか。 ○議長(林 正男君)  教育部長村中哲哉君。 ○教育部長村中哲哉君)  教員免許を所持しているか、していないかは把握しておりません。授業には入りますが、先ほども申しましたように、児童に対しては機器の操作の支援を行い、授業内容の指導や支援はいたしませんので、教員免許は必要ないかと考えております。  以上です。 ○議長(林 正男君)  岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  3年間の活用となると思うんですが、移住はされるんでしょうか。 ○議長(林 正男君)  教育部長村中哲哉君。 ○教育部長村中哲哉君)  今回、活用いたします地域おこし企業人につきましては、移住の要件はありませんので、移住しないかするかは御本人の判断次第です。  以上です。 ○議長(林 正男君)  岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  この事業は年度の途中からになるわけですが、学校からの要望はあったんでしょうか。 ○議長(林 正男君)  教育部長村中哲哉君。 ○教育部長村中哲哉君)  今年度導入いたしましたICT事業につきましては、当初予算で大きく見ていただいておりましたので、実際には8月から各学校への機器の整備や教員に対する支援の部分は始まっております。  今回、補正予算に上げました2名につきましては、この地域おこし企業人としては10月からとなりますが、支援自体は実際には8月から動いていただいているということで、学校側、あるいは教員側から増員の要請があったわけではなく、当初からの予定の人数でございます。
     以上です。 ○議長(林 正男君)  岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  最初の説明ではベネッセからということだったんですが、なぜベネッセだったんでしょうか。 ○議長(林 正男君)  教育部長村中哲哉君。 ○教育部長村中哲哉君)  当初から契約しているのは教育産業ですけれども、教育産業がソフトの部分、学校に対する支援の部分についてはベネッセを使っており、今回も同じベネッセを使うことでさせてもらっております。  以上です。 ○議長(林 正男君)  岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  予算として530万円上がっているわけですが、特別交付税措置がされると思うんですが、どれだけの割合でされますか。 ○議長(林 正男君)  企画部長相馬雅史君。 ○企画部長相馬雅史君)  補正予算に計上しています530万円全額特別交付税に算入されます。 ○議長(林 正男君)  岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  総務省からの文書を見ると、特別交付税はかかった費用の0.5となっているんですけど、そうではないんですか。 ○議長(林 正男君)  企画部長相馬雅史君。 ○企画部長相馬雅史君)  地域おこし企業人受け入れの期間中に要する経費として全額で、半額というのは、地域おこし企業人受け入れの期間前に要する経費とか、それから地域おこし企業人の発案、提案した事業に要する経費が0.5を乗じるとなっておりますので、今回は地域おこし企業人受け入れの期間中に要する経費で全額算入されることになります。 ○議長(林 正男君)  岡 恒和君。 ○9番(岡 恒和君)  ということは、一人当たり年間350万円までは全額交付税措置されるということでよろしいでしょうか。 ○議長(林 正男君)  企画部長相馬雅史君。 ○企画部長相馬雅史君)  そのとおりです。 ○議長(林 正男君)  岡 恒和君の質疑を終了します。  次に、受付2番、衣笠民子君。  13番、衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  13番議員、日本共産党衣笠民子です。  認定第7号、平成29年度いなべ水道事業会計決算認定及び未処分利益剰余金の処分について、通告書に従って4点にわたって質問します。  (1)平成29年度決算において、資本の部、剰余金合計は8億556万7,939円です。それについて2点お聞きいたします。  ①剰余金合計額の推移は。合併時の平成16年度、そして平成21年度、平成25年度でお聞かせください。  ②約9億円の水道事業に対して、剰余金合計額についての評価はどのようにできるかお聞かせください。  (2)平成29年度決算では、有収率が大幅に改善されました。そのことについて2点お伺いいたします。  ①平成26年度から改善傾向に転じましたが、漏水対策等どのような対策をしてきたのか。年度ごととった対策の説明をお願いいたします。  ②平成25年度、平成27年度で大きく有収率が下がりましたが、今後、こうした問題発生を早期に発見する手だてはどのように考えているかお聞かせください。  (3)今後の見通しについて2点お聞きします。  ①年間収水量は533万立方メートルで推移してきました。今後の推移予測をお聞かせください。  ②損益勘定留保資金は過去最高の18億8,000万円となりました。今後の見通しをお聞かせください。  (4)いなべ水道事業会計決算審査意見書について2点お聞きいたします。  ①平成29年度決算では、有収率大幅改善類似都市85%を超える87.4%となりました。監査委員は、決算審査意見書結びにおいて、当年度純利益は1億円を超えているが、有収率の向上を図るなどとしています。有収率はさらに上げられると考えているのか、また、どのぐらいを目標と考えているのかお聞かせください。  ②監査委員は、決算審査意見書結びにおいて、経年管路システム機器等の更新及び耐震化への対応等整備投資は避けられない課題である。当年度の純利益は1億円を超えているが、この課題を踏まえ、財政基盤の強化を図るためとあります。水道事業において、どのくらいの財政基盤が必要と考えているのかお聞かせください。  以上です。 ○議長(林 正男君)  水道部長、藤田 勉君。 ○水道部長(藤田 勉君)  それでは、順次、答弁をさせていただきます。  まず、(1)平成29年度決算において、資本の部、剰余金合計は8億556万7,939円である。  ①剰余金合計の推移はの御質問でございますが、合併時、平成16年度においての残高は5億2,502万1,675円、平成21年度につきましては4億826万3,813円と、この期間におきましては1億1,675万7,862円減少しております。平成25年度につきましては7億5,835万2,816円で、平成21年度に比べると3億5,008万9,003円増加しております。  この主な要因ですが、平成16年度から平成21年度に減少したことにつきましては、平成18年度において利息が5%を超える高い率の企業債を繰り上げ償還したことによるものでございます。  また、平成21年度から平成25年度の増につきましては、平成20年10月1日、平成22年9月1日、平成24年7月1日の料金統一を含める3回の料金改定によるものでございます。  次に、②約9億円の水道事業に対して、剰余金合計額についての評価でございますが、いなべ市の決算状況の中に、平成29年度水道事業収益9億6,690万9,000円に対し、水道事業費用8億6,655万1,000円、純利益1億35万8,000円となっております。剰余金留保基準がございませんので評価は難しいということですが、今後の水道事業健全運営において貴重な財源だと考えております。  次に、(2)平成29年度決算では有収率が大幅に改善された。  ①平成26年度から改善方向に転じたが、漏水対策等どのような対策をしてきたのか。年度ごとにとった対策の説明を求めるの御質問ですが、漏水につきましては、以前から発見次第、漏水修繕工事は行ってまいりました。平成27年度から平成29年度にかけて市内一円で漏水調査を行い、漏水箇所を発見次第、修繕工事を行ってきた状況でございます。  年度ごとに詳しく説明をさせていただきますと、この漏水調査の方法は音聴調査、いわゆる漏水による異常音を確認して発見する方法で行いました。  漏水調査の内容といたしましては、平成27年度は大安町全域、水道本管の調査を191.76キロメートル、また、水道本管から個人さん宅のメーターまでの給水管の漏れがないか戸別の調査を5,977戸を実施しました。  平成28年度につきましては、員弁町全域及び北勢町の一部174.31キロメートル、戸別では5,329戸を調査いたしました。  平成29年度におきましては、北勢町の一部と藤原町全域196.5キロメートル、戸別では6,539戸、3年間合計で1万7,845戸の戸別調査、562.57キロメートルの水道本管の調査を実施いたしました。  その調査結果といたしまして、平成27年度は大安町地内で31カ所の漏水を発見し、修繕工事を行いました。  平成28年度におきましては、員弁町地内で21カ所、北勢町の一部で22カ所、合計43カ所の漏水を発見し、修繕いたしました。  平成29年度は、北勢町の一部48カ所と藤原町地内31カ所、合計79カ所の漏水を発見し、修繕工事を終えた状況でございます。3年間合計では153カ所の漏水を発見し、修繕工事を行いました。  次に、②平成25年度、平成27年度で大きく有収率が下がったが、今後、こうした問題発生を早期に発見する手だてはの御質問でございますが、有収率維持、向上のためには、配水量無効水量を減らすこと、すなわち漏水を減らすことが有効であります。  漏水は地上に流れ出し、目視等で確認できる地上漏水と、地表にはあらわれず、確認しがたい地下漏水がございます。地上漏水は年間を通し配水管及び給水管漏水修繕工事により発見次第、即時、対応しておりますが、地下漏水漏水状況を直接確認することが困難なことから、長時間、地中で漏水し続けることになり、有収率低下につながる要因でございます。  有収率向上の基本は漏水の縮減であり、率向上には漏水調査の実施が重要です。特に地下漏水早期発見には漏水調査が欠かせないと考えます。  今後も前回調査のノウハウを生かしながら、定期的かつ計画的に漏水調査を行い、あわせて修繕工事を進めることで有収率の維持、向上に努めたいと考えます。  次に、(3)今後の見通しについて。  ①年間収水量は533万立方メートルで推移してきた。今後の推移予想はの御質問でございますが、平成25年度と平成29年度を対比してみますと、有収水量は5万9,457立方メートルの減でございます。給水人口につきましても658人の減少となっております。いなべ市の総人口は増減を繰り返しながらほぼ横ばいで推移しております。よって、過去5年間の有収水量もおおむね横ばいに推移してきております。  人口ビジョンの中では、国立社会保障人口問題研究所の推計によりますと、平成37年の本市の人口は4万2,000人まで減少すると推計され、一方、第2次いなべ総合計画におきましては、平成37年の人口は4万4,000人と設定されております。どちらの推計も現在の人口を下回ることになり、将来的には人口の減少により、年間有収水量も若干減少すると推測いたします。  次に、②損益勘定留保資金が過去最高の18億8,000万円となった。今後の見通しはでございますが、損益勘定留保資金資本的収支不足額を補填する資金でございます。本来は設備の耐用年数が経過した更新改良工事費の資金として留保するものでございますが、以前から市単独工事などを含む建設改良工事費企業債の償還にも補填しております。このことから、今後、老朽管更新にあわせた耐震管布設工事や設備の更新工事を行うことで、今後は資金の減少が予想されると考えております。  次に、(4)いなべ水道事業会計決算審査意見書の中で、①有収率はさらに上げられると考えているのか。また、どれくらいを目標と考えているのかにつきましては、第2次いなべ総合計画基本計画の中で、暮らしを支える上水道の充実、安定給水の推進を基本事業に掲げ、上水道の有収率平成37年度の最終目標値として90.0%としております。  各配水池配水量グラフを日々監視をしておりますが、現在も地下漏水が発生していると考えられる区域があります。  前の御質問でもお答えさせていただきましたが、今後も定期的かつ計画的に漏水調査を行い、あわせて修繕工事を進めることで、最終目標値が達成できるよう有収率の維持、向上を目指したいと考えます。  次に、②水道事業においてどれぐらいの財政基盤が必要と考えているのかの御質問でございますが、現在、主要な配水池緊急遮断弁設置工事を行い、平成31年度で完了予定でございます。その後、老朽管更新工事にあわせて管路の耐震化工事を進めていく予定でございます。  管路更新事業費算出は口径の大小、管種、河川横断に伴う水管橋鉄道下横断仮設配管測量設計費等を含め積算が必要ですが、現在、試算は行っておりません。しかし、現状の工事費単価から推測いたしますと、総事業費で約600億円の資金が必要かと想定しております。  現在、平成29年度、平成30年度で進めておりますいなべ市新水道ビジョンとともに、いなべ水道事業アセットマネジメント計画、また、いなべ水道事業経営戦略において、投資及び財政計画について今年度中に詳細に取りまとめる予定でございます。  以上でございます。 ○議長(林 正男君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  一番最初の剰余金合計額についてお聞きいたしますけれども、これからどのぐらいの金額で推移していくと考えているのかお聞かせください。 ○議長(林 正男君)  水道部長、藤田 勉君。 ○水道部長(藤田 勉君)  先ほども答弁はさせていただいたんですが、予定といたしましては、いよいよ平成32年度から老朽管布設がえに対して耐震管工事を進めていきたいと考えております。それによって、少しずつ資金は減少していくと推測しております。  以上です。 ○議長(林 正男君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  剰余金及び損益勘定留保資金は、水道企業会計の中で必要に応じて使える、いわゆる基金、貯金と考えてよいのかお聞かせください。 ○議長(林 正男君)  水道部長、藤田 勉君。 ○水道部長(藤田 勉君)  損益勘定留保資金につきましては資本的収支の補填、剰余金につきましては建設改良費企業債元金償還に充てる資金でございますので、議員御指摘のとおりでございます。  以上です。 ○議長(林 正男君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  今後、老朽管更新や、それに伴っての耐震化整備などの更新を行っていくわけですけれども、そうしたことを行う財源は、先ほどの答弁でありましたけれども、いなべ市の水道企業会計にはその財源はあるという認識でよろしいでしょうか。 ○議長(林 正男君)  水道部長、藤田 勉君。 ○水道部長(藤田 勉君)  現在の水道事業会計におきましては、健全な事業運営ができていると考えておりますけれども、先ほども述べさせていただいたように、今年度中に水道ビジョン経営戦略もでき上りまして、その後、詳細な金額についてはお示しできるかと思うんですが、多額な工事費がこれから要ることで、剰余金留保資金は若干減少傾向だと推測しております。 ○議長(林 正男君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  水道ビジョンなどの計画を立てるので、それで無理のない計画でやっていくことは可能ということでよろしいでしょうか。 ○議長(林 正男君)  水道部長、藤田 勉君。 ○水道部長(藤田 勉君)  実質、工事担当をしております水道工務課職員は、臨時職員、課長を含め8人で、その人数の中で何十億円の工事を一度にすることは物理的に無理ですので、それに沿った計画を練っているところです。議員おっしゃるように、予算の範囲内で行っていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(林 正男君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  一番最後に聞いた監査委員の意見では、財政基盤の強化を図るということも書いてありましたけれども、水道事業において、どのくらいの財政基盤が必要という何か決めはあるんでしょうか。 ○議長(林 正男君)  水道部長、藤田 勉君。 ○水道部長(藤田 勉君)  例えば留保資金を幾ら持て、剰余金を幾ら持てという基準はございません。  以上です。 ○議長(林 正男君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  水道料金の傾向についてお聞きしますけれども、平成28年度9月議会の総括質疑で、一般家庭と大口使用者の料金について、北勢地域の5市5町との比較を、私、お聞きいたしました。  そのときの答弁では、一般家庭の水道料金は本市は高いほうから5番目、大口使用者は高いほうから7番目でした。つまりは、一般家庭はほぼ他市町並み、大口利用者は水道料金が安い傾向と言えたわけですけれども、現在もその傾向は変わらないのかお聞かせください。 ○議長(林 正男君)  水道部長、藤田 勉君。 ○水道部長(藤田 勉君)  いなべ市に関しましては、その順位は変わってございません。それ以降、桑名市さんは料金改定されて、桑名市の順位が変動しておりますけれども、いなべ市については変わっておりません。  以上でございます。 ○議長(林 正男君)  衣笠民子君。 ○13番(衣笠民子君)  これで質問を終わります。 ○議長(林 正男君)  衣笠民子君の質疑を終了します。
     これにて、総括質疑を終了します。  なお、ただいま議題となっております日程第1、議案第27号から、日程第17、認定第7号までの17議案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  以上で、本日の日程は全て終了しました。  次回の本会議は、9月21日午前9時に再開します。  それでは、本日はこれをもちまして散会いたします。                (午前9時34分 散会)         地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。                いなべ市議会議長                いなべ市議会署名議員                いなべ市議会署名議員...