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いなべ市議会
>
2018-09-12
>
平成30年第3回定例会(第4日 9月12日)
平成30年第3回定例会(第4日 9月12日)
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令和元年第4回定例会(第3日12月 5日)
平成26年第2回定例会(第5日 6月20日)
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いなべ市議会 2018-09-12
平成30年第3回定例会(第4日 9月12日)
取得元:
いなべ市議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-15
平成
30年第3回
定例会
(第4日 9月12日)
平成
30年 い
なべ市議会
(第3回)
定例会
平成
30年9月12日午前9時開会 開会(開議)の宣告
日程
第 1 議案第27号 い
なべ市ふるさと応援基金条例
の制定について
日程
第 2 議案第28号 い
なべ市印鑑
の登録及び証明に関する条例の一部を改正 する条例の制定について
日程
第 3 議案第29号
いなべ
市
就学援助費支給条例
の一部を改正する条例の制 定について
日程
第 4 議案第30号
平成
30年度い
なべ市一般会計補正予算
(第1号)
日程
第 5 議案第31号
平成
30年度い
なべ市国民健康保険特別会計補正予算
(第1号)
日程
第 6 議案第32号
平成
30年度い
なべ市後期高齢者医療特別会計補正予算
(第1号)
日程
第 7 議案第33号
平成
30年度
いなべ
市
介護保険特別会計補正予算
(第 1号)
日程
第 8 議案第34号
平成
30年度い
なべ市農業集落排水事業特別会計補正予
算(第1号)
日程
第 9 議案第35号
平成
30年度い
なべ市下水道事業特別会計補正予算
(第 1号)
日程
第10 議案第36号
平成
30年度
いなべ
市
水道事業会計補正予算
(第1号)
日程
第11
認定
第 1号
平成
29年度い
なべ市一般会計歳入歳出決算認定
につい て
日程
第12
認定
第 2号
平成
29年度い
なべ市国民健康保険特別会計歳入歳出決
算認定
について
日程
第13
認定
第 3号
平成
29年度い
なべ市後期高齢者医療特別会計歳入歳出
決算認定
について
日程
第14
認定
第 4号
平成
29年度
いなべ
市
介護保険特別会計歳入歳出決算認
定について
日程
第15
認定
第 5号
平成
29年度い
なべ市農業集落排水事業特別会計歳入歳
出
決算認定
について
日程
第16
認定
第 6号
平成
29年度い
なべ市下水道事業特別会計歳入歳出決算
認定
について
日程
第17
認定
第 7号
平成
29年度
いなべ
市
水道事業会計決算認定
及び未処分
利益剰余金
の処分について 2
出席議員
1番 西 井 真理子 10番 清 水 隆 弘 2番 篠 原 史 紀 11番 川 瀬 利 夫 3番 片 山 秀 樹 12番 水 谷 治 喜 4番 近 藤 英 昭 13番 衣 笠 民 子 5番 神 谷 篤 14番 鈴 木 順 子 6番 新 山 英 洋 15番 岡 英 昭 7番 伊 藤 智 子 16番 位 田 まさ子 8番 小 川 幹 則 17番 林 正 男 9番 岡 恒 和 18番 種 村 正 已 3
欠席議員
な し 4
地方自治法
第121条により出席した者の
職氏名
市長 日 沖 靖 副市長 吉 田 桂 治
教育長
片 山 富 男
企画部長
相 馬 雅 史
総務部長
渡 邊 修 司
総合窓口部長
瀬 木 光
都市整備部長
種 村 明 広
市民部長
服 部 郁 夫
環境部長
川 﨑 力 弥
福祉部長
小 林 政 俊
健康こども部長
佐 野 謙 二
建設部長
瀬 木 憲 治
水道部長
藤 田 勉
会計管理者
小 川 和 幸
教育部長
村 中 哲 哉
法務課長
出 口 和 典 5 職務のため出席した者の
職氏名
議会事務局長
藤 野 芳 次
議会事務局次長
兼
議事課長
奥 岡 昌 英
議事課課長補佐
加 藤 貞 夫
議事課主幹
城 野 雅 子 (午前9時00分 開会) ○
議長
(林
正男
君)
皆さん
、おはようございます。 ただいまの
出席議員数
は18名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の
日程
は、お手元に配付の
議事日程
により進めてまいります。
日程
第1、議案第27号から、
日程
第17、
認定
第7号までの17議案を
一括議題
といたします。 これより、17議案に対する
総括質疑
を行います。
質疑通告者
については、9月6日に配付の
通告書
のとおりです。 なお、質疑及び答弁は全て自席で行ってください。 質疑は一問一答とし、時間は答弁を含め30分以内となっております。 それでは、質疑を許可いたします。 受付1番、岡
恒和
君。 9番、岡
恒和
君。 ○9番(岡
恒和
君)
皆さん
、おはようございます。9番議員、
日本共産党
の岡
恒和
です。
通告書
に基づいて質問を行います。 議案第30号、
平成
30年度い
なべ市一般会計補正予算
(第1号)について。 款9
教育費
、項1
教育総務費
、目2
事務局費
、節19
負担金補助
及び
交付金
、
外部人材
の協力による
移住交流
の促進について質問いたします。 (1)
配置方法等
について。
①配置場所
はどこになるのか。
②勤務日
、時間等はどのようになるのか。 (2)
活用方法
について。
①教師
に対する
研修等
の
支援
を行うのか。実際に
授業
に参加して
支援
をするのか。
②活用期間
はいつからいつまでか。 よろしくお願いします。 ○
議長
(林
正男
君)
教育部長
、
村中哲哉
君。 ○
教育部長
(
村中哲哉
君) おはようございます。それでは、ただいまの御質問に答弁させていただきます。 まず、
①ICT支援員
の
配置場所
ですが、今回、
補正予算
に計上した
地域おこし企業人活用事業
による
ICT支援員
は2名で、この2名につきましては、主として
山郷小学校
と
石槫小学校
に配置する予定でございます。 それから、
②勤務日
、時間等についてでございますが、
勤務日
につきましては10月から3月までの6カ月間、2名で延べ144日間を配置する予定でございます。 また、勤務時間は午前8時30分から午後4時30分までの予定でございます。 続きまして、(2)
活用方法
でございます。
①教師
に対する
研修等
の
支援
なのか、実際に
授業
に参加して
支援
するのかでございますが、基本的には教師に対する
支援
となります。
支援
の内容は、
授業準備
の
支援
、
授業
中の
支援
、
研修会等
の
支援
などが考えられます。
授業準備
の
支援
では、
授業
で使う
ICT
を活用した資料や教材などを教員が作成する際に
支援
します。
授業
中の
支援
では、教員とともに実際の
授業
に入り、教員の
ICT機器
の操作を
支援
します。 また、時には児童の
ICT機器
の操作を
支援
する場合もあるかと思います。
研修会等
の
支援
については、
ICT機器
の
操作方法
や各教科における
ICT機器
の効果的な
活用方法
など、教員を対象とした
研修会
を行う予定でございます。 それから、
②活用期間
についてですが、本年10月から
平成
32年度末までの2年半を予定しております。 以上でございます。 ○
議長
(林
正男
君) 岡
恒和
君。 ○9番(岡
恒和
君)
授業
にも直接入るということなんですが、
支援員
の方は
教員免許
は所持しているんでしょうか。 ○
議長
(林
正男
君)
教育部長
、
村中哲哉
君。 ○
教育部長
(
村中哲哉
君)
教員免許
を所持しているか、していないかは把握しておりません。
授業
には入りますが、
先ほど
も申しましたように、児童に対しては機器の操作の
支援
を行い、
授業内容
の指導や
支援
はいたしませんので、
教員免許
は必要ないかと考えております。 以上です。 ○
議長
(林
正男
君) 岡
恒和
君。 ○9番(岡
恒和
君) 3年間の活用となると思うんですが、移住はされるんでしょうか。 ○
議長
(林
正男
君)
教育部長
、
村中哲哉
君。 ○
教育部長
(
村中哲哉
君) 今回、活用いたします
地域おこし企業人
につきましては、移住の要件はありませんので、移住しないかするかは御本人の判断次第です。 以上です。 ○
議長
(林
正男
君) 岡
恒和
君。 ○9番(岡
恒和
君) この
事業
は年度の途中からになるわけですが、学校からの要望はあったんでしょうか。 ○
議長
(林
正男
君)
教育部長
、
村中哲哉
君。 ○
教育部長
(
村中哲哉
君) 今年度導入いたしました
ICT
の
事業
につきましては、当初予算で大きく見ていただいておりましたので、実際には8月から各学校への機器の整備や教員に対する
支援
の部分は始まっております。 今回、
補正予算
に上げました2名につきましては、この
地域おこし企業人
としては10月からとなりますが、
支援自体
は実際には8月から動いていただいているということで、
学校側
、あるいは
教員側
から増員の要請があったわけではなく、当初からの予定の人数でございます。
以上です。 ○
議長
(林
正男
君) 岡
恒和
君。 ○9番(岡
恒和
君) 最初の説明では
ベネッセ
からということだったんですが、なぜ
ベネッセ
だったんでしょうか。 ○
議長
(林
正男
君)
教育部長
、
村中哲哉
君。 ○
教育部長
(
村中哲哉
君) 当初から契約しているのは
教育産業
ですけれども、
教育産業
がソフトの部分、学校に対する
支援
の部分については
ベネッセ
を使っており、今回も同じ
ベネッセ
を使うことでさせてもらっております。 以上です。 ○
議長
(林
正男
君) 岡
恒和
君。 ○9番(岡
恒和
君) 予算として530万円上がっているわけですが、
特別交付税措置
がされると思うんですが、どれだけの割合でされますか。 ○
議長
(林
正男
君)
企画部長
、
相馬雅史
君。 ○
企画部長
(
相馬雅史
君)
補正予算
に計上しています530万円
全額特別交付税
に算入されます。 ○
議長
(林
正男
君) 岡
恒和
君。 ○9番(岡
恒和
君)
総務省
からの文書を見ると、
特別交付税
はかかった費用の0.5となっているんですけど、そうではないんですか。 ○
議長
(林
正男
君)
企画部長
、
相馬雅史
君。 ○
企画部長
(
相馬雅史
君)
地域おこし企業人
の
受け入れ
の期間中に要する経費として全額で、半額というのは、
地域おこし企業人
の
受け入れ
の期間前に要する経費とか、それから
地域おこし企業人
の発案、提案した
事業
に要する経費が0.5を乗じるとなっておりますので、今回は
地域おこし企業人
の
受け入れ
の期間中に要する経費で全額算入されることになります。 ○
議長
(林
正男
君) 岡
恒和
君。 ○9番(岡
恒和
君) ということは、一人
当たり年間
350万円までは全額交付税措置されるということでよろしいでしょうか。 ○
議長
(林
正男
君)
企画部長
、
相馬雅史
君。 ○
企画部長
(
相馬雅史
君) そのとおりです。 ○
議長
(林
正男
君) 岡
恒和
君の質疑を終了します。 次に、受付2番、
衣笠民子
君。 13番、
衣笠民子
君。 ○13番(
衣笠民子
君) 13番議員、
日本共産党
の
衣笠民子
です。
認定
第7号、
平成
29年度
いなべ
市
水道事業会計決算認定
及び未
処分利益剰余金
の処分について、
通告書
に従って4点にわたって質問します。 (1)
平成
29年度
決算
において、資本の部、
剰余金合計
は8億556万7,939円です。それについて2点お聞きいたします。
①剰余金合計額
の推移は。合併時の
平成
16年度、そして
平成
21年度、
平成
25年度でお聞かせください。 ②約9億円の
水道事業
に対して、
剰余金合計額
についての評価はどのようにできるかお聞かせください。 (2)
平成
29年度
決算
では、有
収率
が大幅に改善されました。そのことについて2点お伺いいたします。
①平成
26年度から
改善傾向
に転じましたが、
漏水対策等
どのような対策をしてきたのか。
年度ごと
とった対策の説明をお願いいたします。
②平成
25年度、
平成
27年度で大きく有
収率
が下がりましたが、今後、こうした
問題発生
を早期に発見する
手だて
はどのように考えているかお聞かせください。 (3)今後の
見通し
について2点お聞きします。
①年間
有
収水量
は533万立方メートルで推移してきました。今後の
推移予測
をお聞かせください。
②損益勘定留保資金
は過去最高の18億8,000万円となりました。今後の
見通し
をお聞かせください。 (4)
いなべ
市
水道事業会計決算審査意見書
について2点お聞きいたします。
①平成
29年度
決算
では、有
収率
の
大幅改善
で
類似都市
85%を超える87.4%となりました。
監査委員
は、
決算審査意見書結び
において、
当年度
純利益は1億円を超えているが、有
収率
の向上を図るなどとしています。有
収率
はさらに上げられると考えているのか、また、どのぐらいを目標と考えているのかお聞かせください。
②監査委員
は、
決算審査意見書結び
において、
経年管路
や
システム機器等
の更新及び
耐震化
への
対応等
の
整備投資
は避けられない課題である。
当年度
の純利益は1億円を超えているが、この課題を踏まえ、
財政基盤
の強化を図るためとあります。
水道事業
において、どのくらいの
財政基盤
が必要と考えているのかお聞かせください。 以上です。 ○
議長
(林
正男
君)
水道部長
、藤田 勉君。 ○
水道部長
(藤田 勉君) それでは、順次、答弁をさせていただきます。 まず、(1)
平成
29年度
決算
において、資本の部、
剰余金合計
は8億556万7,939円である。
①剰余金合計
の推移はの御質問でございますが、合併時、
平成
16年度においての残高は5億2,502万1,675円、
平成
21年度につきましては4億826万3,813円と、この期間におきましては1億1,675万7,862円減少しております。
平成
25年度につきましては7億5,835万2,816円で、
平成
21年度に比べると3億5,008万9,003円増加しております。 この主な要因ですが、
平成
16年度から
平成
21年度に減少したことにつきましては、
平成
18年度において利息が5%を超える高い率の
企業債
を繰り上げ償還したことによるものでございます。 また、
平成
21年度から
平成
25年度の増につきましては、
平成
20年10月1日、
平成
22年9月1日、
平成
24年7月1日の
料金統一
を含める3回の
料金改定
によるものでございます。 次に、②約9億円の
水道事業
に対して、
剰余金合計額
についての評価でございますが、
いなべ
市の
決算状況
の中に、
平成
29年度
水道事業収益
9億6,690万9,000円に対し、
水道事業費用
8億6,655万1,000円、純利益1億35万8,000円となっております。
剰余金
の
留保基準
がございませんので評価は難しいということですが、今後の
水道事業
の
健全運営
において貴重な財源だと考えております。 次に、(2)
平成
29年度
決算
では有
収率
が大幅に改善された。
①平成
26年度から
改善方向
に転じたが、
漏水対策等
どのような対策をしてきたのか。
年度ごと
にとった対策の説明を求めるの御質問ですが、
漏水
につきましては、以前から発見次第、
漏水
の
修繕工事
は行ってまいりました。
平成
27年度から
平成
29年度にかけて市内一円で
漏水調査
を行い、
漏水箇所
を発見次第、
修繕工事
を行ってきた状況でございます。
年度ごと
に詳しく説明をさせていただきますと、この
漏水調査
の方法は
音聴調査
、いわゆる
漏水
による
異常音
を確認して発見する方法で行いました。
漏水調査
の内容といたしましては、
平成
27年度は大安町全域、
水道本管
の調査を191.76キロメートル、また、
水道本管
から個人さん宅のメーターまでの
給水管
の漏れがないか戸別の調査を5,977戸を実施しました。
平成
28年度につきましては、員弁町全域及び北勢町の一部174.31キロメートル、戸別では5,329戸を調査いたしました。
平成
29年度におきましては、北勢町の一部と藤原町全域196.5キロメートル、戸別では6,539戸、3年間
合計
で1万7,845戸の
戸別調査
、562.57キロメートルの
水道本管
の調査を実施いたしました。 その調査結果といたしまして、
平成
27年度は大安町地内で31カ所の
漏水
を発見し、
修繕工事
を行いました。
平成
28年度におきましては、員弁町地内で21カ所、北勢町の一部で22カ所、
合計
43カ所の
漏水
を発見し、修繕いたしました。
平成
29年度は、北勢町の一部48カ所と藤原町地内31カ所、
合計
79カ所の
漏水
を発見し、
修繕工事
を終えた状況でございます。3年間
合計
では153カ所の
漏水
を発見し、
修繕工事
を行いました。 次に、
②平成
25年度、
平成
27年度で大きく有
収率
が下がったが、今後、こうした
問題発生
を早期に発見する
手だて
はの御質問でございますが、有
収率維持
、向上のためには、
配水量
の
無効水量
を減らすこと、すなわち
漏水
を減らすことが有効であります。
漏水
は地上に流れ出し、
目視等
で確認できる
地上漏水
と、地表にはあらわれず、確認しがたい
地下漏水
がございます。
地上漏水
は年間を通し
配水管
及び
給水管漏水修繕工事
により発見次第、即時、対応しておりますが、
地下漏水
は
漏水状況
を直接確認することが困難なことから、長時間、地中で
漏水
し続けることになり、有
収率低下
につながる要因でございます。 有
収率向上
の基本は
漏水
の縮減であり、
率向上
には
漏水調査
の実施が重要です。特に
地下漏水
の
早期発見
には
漏水調査
が欠かせないと考えます。 今後も
前回調査
のノウハウを生かしながら、定期的かつ計画的に
漏水調査
を行い、あわせて
修繕工事
を進めることで有
収率
の維持、向上に努めたいと考えます。 次に、(3)今後の
見通し
について。
①年間
有
収水量
は533万立方メートルで推移してきた。今後の
推移予想
はの御質問でございますが、
平成
25年度と
平成
29年度を対比してみますと、有
収水量
は5万9,457立方メートルの減でございます。
給水人口
につきましても658人の減少となっております。
いなべ
市の総人口は増減を繰り返しながらほぼ
横ばい
で推移しております。よって、過去5年間の有
収水量
もおおむね
横ばい
に推移してきております。
人口ビジョン
の中では、
国立社会保障
・
人口問題研究所
の推計によりますと、
平成
37年の本市の人口は4万2,000人まで減少すると推計され、一方、第2次
いなべ
市
総合計画
におきましては、
平成
37年の人口は4万4,000人と設定されております。どちらの推計も現在の人口を下回ることになり、将来的には人口の減少により、年間有
収水量
も若干減少すると推測いたします。 次に、
②損益勘定留保資金
が過去最高の18億8,000万円となった。今後の
見通し
はでございますが、
損益勘定留保資金
は
資本的収支
の
不足額
を補填する資金でございます。本来は設備の
耐用年数
が経過した
更新改良工事費
の資金として留保するものでございますが、以前から
市単独工事
などを含む
建設改良工事費
や
企業債
の償還にも補填しております。このことから、今後、
老朽管更新
にあわせた
耐震管布設工事
や設備の
更新工事
を行うことで、今後は資金の減少が予想されると考えております。 次に、(4)
いなべ
市
水道事業会計決算審査意見書
の中で、①有
収率
はさらに上げられると考えているのか。また、どれくらいを目標と考えているのかにつきましては、第2次
いなべ
市
総合計画
・
基本計画
の中で、暮らしを支える
上水道
の充実、
安定給水
の推進を
基本事業
に掲げ、
上水道
の有
収率
を
平成
37年度の
最終目標値
として90.0%としております。 各
配水池
の
配水量グラフ
を日々監視をしておりますが、現在も
地下漏水
が発生していると考えられる区域があります。 前の御質問でもお答えさせていただきましたが、今後も定期的かつ計画的に
漏水調査
を行い、あわせて
修繕工事
を進めることで、
最終目標値
が達成できるよう有
収率
の維持、向上を目指したいと考えます。 次に、
②水道事業
においてどれぐらいの
財政基盤
が必要と考えているのかの御質問でございますが、現在、主要な
配水池
に
緊急遮断弁設置工事
を行い、
平成
31年度で
完了予定
でございます。その後、
老朽管更新工事
にあわせて管路の
耐震化工事
を進めていく予定でございます。
管路更新
の
事業費算出
は口径の大小、管種、
河川横断
に伴う
水管橋
、
鉄道下横断
、
仮設配管
、
測量設計費等
を含め積算が必要ですが、現在、試算は行っておりません。しかし、現状の
工事費単価
から推測いたしますと、総
事業費
で約600億円の資金が必要かと想定しております。 現在、
平成
29年度、
平成
30年度で進めており
ますいなべ市新水道ビジョン
とともに、
いなべ
市
水道事業アセットマネジメント計画
、また、
いなべ
市
水道事業経営戦略
において、投資及び
財政計画
について今年度中に詳細に取りまとめる予定でございます。 以上でございます。 ○
議長
(林
正男
君)
衣笠民子
君。 ○13番(
衣笠民子
君) 一番最初の
剰余金合計額
についてお聞きいたしますけれども、これからどのぐらいの金額で推移していくと考えているのかお聞かせください。 ○
議長
(林
正男
君)
水道部長
、藤田 勉君。 ○
水道部長
(藤田 勉君)
先ほど
も答弁はさせていただいたんですが、予定といたしましては、いよいよ
平成
32年度から
老朽管布設
がえに対して
耐震管
の
工事
を進めていきたいと考えております。それによって、少しずつ資金は減少していくと推測しております。 以上です。 ○
議長
(林
正男
君)
衣笠民子
君。 ○13番(
衣笠民子
君)
剰余金
及び
損益勘定留保資金
は、
水道企業会計
の中で必要に応じて使える、いわゆる基金、貯金と考えてよいのかお聞かせください。 ○
議長
(林
正男
君)
水道部長
、藤田 勉君。 ○
水道部長
(藤田 勉君)
損益勘定留保資金
につきましては
資本的収支
の補填、
剰余金
につきましては
建設改良費
、
企業債元金償還
に充てる資金でございますので、議員御指摘のとおりでございます。 以上です。 ○
議長
(林
正男
君)
衣笠民子
君。 ○13番(
衣笠民子
君) 今後、
老朽管更新
や、それに伴っての
耐震化整備
などの更新を行っていくわけですけれども、そうしたことを行う財源は、
先ほど
の答弁でありましたけれども、
いなべ
市の
水道企業会計
にはその財源はあるという認識でよろしいでしょうか。 ○
議長
(林
正男
君)
水道部長
、藤田 勉君。 ○
水道部長
(藤田 勉君) 現在の
水道事業会計
におきましては、健全な
事業運営
ができていると考えておりますけれども、
先ほど
も述べさせていただいたように、今年度中に
水道ビジョン
、
経営戦略
もでき上りまして、その後、詳細な金額についてはお示しできるかと思うんですが、多額な
工事費
がこれから要ることで、
剰余金
や
留保資金
は若干
減少傾向
だと推測しております。 ○
議長
(林
正男
君)
衣笠民子
君。 ○13番(
衣笠民子
君)
水道ビジョン
などの計画を立てるので、それで無理のない計画でやっていくことは可能ということでよろしいでしょうか。 ○
議長
(林
正男
君)
水道部長
、藤田 勉君。 ○
水道部長
(藤田 勉君) 実質、
工事担当
をしております
水道工務課職員
は、
臨時職員
、課長を含め8人で、その人数の中で何十億円の
工事
を一度にすることは物理的に無理ですので、それに沿った計画を練っているところです。議員おっしゃるように、予算の範囲内で行っていきたいと考えております。 以上です。 ○
議長
(林
正男
君)
衣笠民子
君。 ○13番(
衣笠民子
君) 一番最後に聞いた
監査委員
の意見では、
財政基盤
の強化を図るということも書いてありましたけれども、
水道事業
において、どのくらいの
財政基盤
が必要という何か決めはあるんでしょうか。 ○
議長
(林
正男
君)
水道部長
、藤田 勉君。 ○
水道部長
(藤田 勉君) 例えば
留保資金
を幾ら持て、
剰余金
を幾ら持てという基準はございません。 以上です。 ○
議長
(林
正男
君)
衣笠民子
君。 ○13番(
衣笠民子
君) 水道料金の傾向についてお聞きしますけれども、
平成
28年度9月議会の
総括質疑
で、一般家庭と大口使用者の料金について、北勢地域の5市5町との比較を、私、お聞きいたしました。 そのときの答弁では、一般家庭の水道料金は本市は高いほうから5番目、大口使用者は高いほうから7番目でした。つまりは、一般家庭はほぼ他市町並み、大口利用者は水道料金が安い傾向と言えたわけですけれども、現在もその傾向は変わらないのかお聞かせください。 ○
議長
(林
正男
君)
水道部長
、藤田 勉君。 ○
水道部長
(藤田 勉君)
いなべ
市に関しましては、その順位は変わってございません。それ以降、桑名市さんは
料金改定
されて、桑名市の順位が変動しておりますけれども、
いなべ
市については変わっておりません。 以上でございます。 ○
議長
(林
正男
君)
衣笠民子
君。 ○13番(
衣笠民子
君) これで質問を終わります。 ○
議長
(林
正男
君)
衣笠民子
君の質疑を終了します。
これにて、
総括質疑
を終了します。 なお、ただいま議題となっております
日程
第1、議案第27号から、
日程
第17、
認定
第7号までの17議案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 以上で、本日の
日程
は全て終了しました。 次回の本会議は、9月21日午前9時に再開します。 それでは、本日はこれをもちまして散会いたします。 (午前9時34分 散会)
地方自治法
第123条の規定により、ここに署名する。 い
なべ市議会
議長
い
なべ市議会
署名議員 い
なべ市議会
署名議員...
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