いなべ市議会 > 2017-09-01 >
平成29年第3回定例会(第1日 9月 1日)
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  1. いなべ市議会 2017-09-01
    平成29年第3回定例会(第1日 9月 1日)


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    平成29年第3回定例会(第1日 9月 1日)                 平成29年            いなべ市議会(第3回)定例会            平成29年9月1日午前9時開会   開会(開議)の宣告 日程第 1        会議録署名議員の指名 日程第 2        会期の決定 日程第 3        諸般の報告 日程第 4 報告第 9号 平成28年度いなべ健全化判断比率報告について 日程第 5 報告第10号 平成28年度いなべ市農業集落排水事業特別会計資金不              足比率報告について 日程第 6 報告第11号 平成28年度いなべ市下水道事業特別会計資金不足比率              の報告について 日程第 7 報告第12号 平成28年度いなべ水道事業会計資金不足比率報告              について 日程第 8 報告第13号 平成28年度一般財団法人ほくせいふれあい財団決算等              の報告について 日程第 9 報告第14号 平成28年度教育委員会の点検及び評価報告書の提出に              ついて
    日程第10 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることに              ついて 日程第11 諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることに              ついて 日程第12 議案第26号 委員会委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部              を改正する条例の制定について 日程第13 議案第27号 いなべ市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の              一部を改正する条例の制定について 日程第14 議案第28号 いなべ市税条例の一部を改正する条例の制定について 日程第15 議案第29号 いなべ市立田農園条例の制定について 日程第16 議案第30号 いなべ給水条例の一部を改正する条例の制定について 日程第17 議案第31号 いなべ市学校施設の利用に関する条例等の一部を改正す              る条例の制定について 日程第18 議案第32号 財産の取得について(員弁東保育園建設用地) 日程第19 議案第33号 財産の取得について(丹生川久下2区119号線道路改              良事業用地) 日程第20 議案第34号 平成29年度いなべ市一般会計補正予算(第1号) 日程第21 議案第35号 平成29年度いなべ市国民健康保険特別会計補正予算              (第1号) 日程第22 議案第36号 平成29年度いなべ市後期高齢者医療特別会計補正予算              (第1号) 日程第23 議案第37号 平成29年度いなべ介護保険特別会計補正予算(第              1号) 日程第24 議案第38号 平成29年度いなべ市下水道事業特別会計補正予算(第              1号) 日程第25 議案第39号 平成29年度いなべ水道事業会計補正予算(第1号) 日程第26 認定第 1号 平成28年度いなべ市一般会計歳入歳出決算認定につい              て 日程第27 認定第 2号 平成28年度いなべ市国民健康保険特別会計歳入歳出決              算認定について 日程第28 認定第 3号 平成28年度いなべ市後期高齢者医療特別会計歳入歳出              決算認定について 日程第29 認定第 4号 平成28年度いなべ介護保険特別会計歳入歳出決算認              定について 日程第30 認定第 5号 平成28年度いなべ市農業集落排水事業特別会計歳入歳              出決算認定について 日程第31 認定第 6号 平成28年度いなべ市下水道事業特別会計歳入歳出決算              認定について 日程第32 認定第 7号 平成28年度いなべ水道事業会計決算認定及び未処分              利益剰余金の処分について 日程第33        請願について 2 出席議員     1番 新 山 英 洋        11番 清 水   實     2番 伊 藤 智 子        12番 水 谷 治 喜     3番 小 川 幹 則        13番 衣 笠 民 子     4番 岡   恒 和        14番 鈴 木 順 子     5番 渡 邊 忠比古        15番 岡   英 昭     6番 清 水 隆 弘        16番 位 田 まさ子     7番 多 湖 克 典        17番 林   正 男     8番 川 瀬 幸 子        18番 伊 藤 弘 美     9番 伊 藤 正 俊        19番 種 村 正 已    10番 川 瀬 利 夫        20番 小 川 克 己 3 欠席議員    な し 4 地方自治法第121条により出席した者の職氏名 市長          日 沖   靖   副市長         吉 田 桂 治 教育長         片 山 富 男   代表監査委員      羽 場 恭 博 監査委員事務局長    廣 谷 茂 敏   企画部長        岡   正 光 総務部長        瀬 古 忠 光   総合窓口部長      野 口 和 也 都市整備部長      岡   忠 義   市民部長        近 藤 文 子 環境部長        川 﨑 力 弥   福祉部長        小 林 政 俊 健康こども部長     佐 野 謙 二   農林商工部長      川 瀬 清 秀 建設部長        瀬 木 憲 治   水道部長        藤 田   勉 会計管理者       小 川 和 幸   教育部長        岸 本 勝 哉 5 職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長      因   真 人   議会事務局次長議事課長                                   和 波 孝 明 議事課課長補佐     加 藤 貞 夫   議事課主幹       城 野 雅 子             (午前9時00分 開会) ○議長(川瀬利夫君)  改めまして、おはようございます。本日は、平成29年第3回いなべ市議会定例会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。  ただいまの出席議員数は20名であります。  定足数に達しておりますので、平成29年第3回いなべ市議会定例会を開会いたします。  これより、本日の会議を開きます。  CTYから撮影の申し込みがありましたので、許可をいたしました。  本日の会議は、お手元に配付の議事日程により進めてまいります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、14番、鈴木順子君、15番、岡 英昭君を指名いたします。  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から9月22日までの22日間といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から9月22日までの22日間と決しました。  日程第3、諸般の報告を行います。  議長の会議等についての報告及び議員派遣に関する報告並びに監査委員からの例月出納検査の結果報告を諸報告つづりとしてお手元に配付いたしましたので、御了承願います。  お諮りいたします。  日程第4、報告第9号から、日程第9、報告第14号までの6案件を一括議題といたします。  これに御異議ございませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  異議なしと認めます。  よって、日程第4、報告第9号から、日程第9、報告第14号までの6案件は一括議題とすることに決しました。  日程第4、報告第9号、平成28年度いなべ健全化判断比率報告についてから、日程第9、報告第14号、平成28年度教育委員会の点検及び評価報告書の提出についてまでの6案件について説明を求めます。  市長、日沖 靖君。
    ○市長(日沖 靖君)  皆さん、おはようございます。本日ここに、平成29年第3回いなべ市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆さんには早朝より参集いただき、心より感謝を申し上げます。日ごろ、市政発展のために御尽力いただいておりますことを、重ねて感謝と敬意を申し上げたいと思います。  それでは、報告書報告議案参考資料を開いていただけるとありがたいと思います。  報告第9号、平成28年度いなべ健全化判断比率報告につきましては、資料の1、2ページをあわせてお開きいただきますとありがたいと思います。  一番最初は、実質赤字比率です。この実質赤字比率公営企業会計を除く普通会計標準財政規模との赤字比率でございます。平成27年度は赤字ではなく、健全です。もう少し詳しく見ますと、平成27年度は0.95%の黒字でしたけれども、平成28年度は4.44%の黒字で、黒字幅が大きくなり、より健全度が増しているということでございます。  次に、連結実質赤字比率につきましては、全会計の実質赤字標準財政規模で除したもので、平成27年度が19.64%、平成28年度が26.37%で、黒字幅平成27年度より多くなっており、より健全度が高まっていると御理解をいただけるとありがたいと思います。  実質公債費比率につきましては、元利償還金標準財政規模で除したものでございます。平成27年度が10.5%、平成28年度が9.4%で、改善しております。これにつきましては、平成25年に借り入れをした合併特例債短期償還を積極的にやってまいりました。この短期償還が終了しましたので、公債費が少なくなり、公債費比率が少なくなったということでございます。  最後に、将来負担比率につきましては、昨年度がマイナス35.4%、平成28年度がマイナス20.1%で、将来比率はゼロであることはかわりないんですけども、マイナス度合いが若干ゼロに近づきました。これにつきましては、一般会計起債残高が増加しました。平成28年度は事業が物すごく多うございました。建設事業をするということは借り入れを起こしますから、借入残高がふえたために、将来負担比率が若干ふえたということです。いずれにしましても、将来負担比率ゼロ以下でございますので、非常に健全度を保っていると御理解いただけるとありがたいと思います。  続きまして、報告第10号、平成28年度いなべ市農業集落排水事業特別会計資金不足比率報告につきましては、5ページの下のほう、平成27年度はマイナス44.8%で、今回はマイナス40.6%、いずれにしましても資金不足にはなっておりませんし、大幅黒字ですから、御安心いただけるとありがたいと思います。  続きまして、報告第11号、平成28年度いなべ市下水道事業特別会計資金不足比率報告については、7ページを見ていただきますと、平成27年度が13.3%の黒字、平成28年度は16.1%の黒字で、黒字幅が多くなっております。健全度が増していると御理解いただけるとありがたいと思います。  続きまして、報告第12号、平成28年度いなべ水道事業会計資金不足比率報告については、9ページをごらんいただきますと、水道事業につきましても、平成27年度はマイナス275.7%が、平成28年度はマイナス279%で、黒字幅が広がっております。したがいまして、健全度が増していると御理解いただけるとありがたいと思います。  続きまして、報告第13号、平成28年度一般財団法人ほくせいふれあい財団決算等報告については、14ページをお開きいただきますと、売り上げ等実績表が載っております。  ほくせいふれあい財団の主な事業は青川峡キャンピングパーク阿下喜温泉の2事業でございます。青川峡キャンピングパークにつきましては、平成28年度は4万2,542人で、平成27年度に比べて入場者数は6%ふえております。売上高は11%の増加で、1億4,000万円を計上しております。おかげさまで、右肩上がりでふえておりますので、ありがたい話です。  続きまして、16ページを開いていただきますと、阿下喜温泉事業部、1行目、入浴者数は13万7,211人で、平成27年度よりも4,762人減少しております。しかし、売り上げ実績につきましては、1億1,000万円余で、平成27年度に比べて425万円増加しております。これにつきましては、料金改定平成29年4月からと発表いたしましたので、3月の回数券駆け込み需要が少し膨らんだ背景がございます。  20ページを開いていただきますと、特に阿下喜温泉につきましては指定管理料という形で赤字でございます。指定管理料という形で当初予算で4,644万円計上させていただいております。その中で、収益が上がった分だけ戻していただいて、実質の指定管理料をここに記載させていただいてます。平成27年度が3,800万円余の実質の指定管理料で、平成28年度は2,900万円で900万円改善しております。約3,000万円の指定管理料で、実質経営赤字が続いていると御理解いただけるとありがたいと思います。  28ページをごらんいただきますと、平成29年度4月から入浴料の改定をさせていただきました。特に土日に集中されますと、夜間電力を利用して加熱しておりますので、お湯の量が足りなくなります。土日を抑える意味で値上げをさせていただきました。平日は550円、土日については650円で、回数券は13枚つづりで、若干ですけど値上げをさせていただき、平日利用者には余り負担のかからないように配慮させていただいておる状況でございます。  あとは教育委員会からよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(川瀬利夫君)  教育長片山富男君。 ○教育長片山富男君)  おはようございます。それでは私から、報告第14号、平成28年度教育委員会の点検及び評価報告書の提出についてを説明させていただきます。  右肩4-2をごらんいただきたいと思います。  このたびの報告は、教育委員会は効果的な教育行政の推進に資するとともに、市民への説明責任を果たしていくために、毎年、教育長及び事務局事務執行を含む教育委員会の事務の管理状況について、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図りつつ点検・評価を行うこととし、その結果に関する報告書を作成し、議会に提出するとともに公表することと、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に定められているところから行うものでございます。  教育委員会では、平成19年度から、毎年、いなべ教育要覧を作成し、教育委員会の主要な施策を点検・評価してまいりました。本年度から点検及び評価がより効果的なものになるよう、いなべ総合計画実施計画及び財政計画事務事業評価に沿って教育委員会事務の点検及び評価報告書を作成しているところでございます。  したがって、本報告書中事業の評価の欄の総合評価につきましては、事務事業評価作成要領に基づいて入力した数値から自動計算し、判定されているところです。  本年度も外部から3名の点検・評価者をお願いいたしまして、事務の課題や今後の方策などについて御意見をいただきました。  ここに、点検・評価の結果を報告をいたします。  報告書の1ページから76ページにかけましては、教育委員会による事業の点検と評価を記載しております。  これらの点検・評価につきましては、77ページに記載されておりますように、3名の評価者の御意見は、平成28年度事業実施状況については、おおむね適切であるという御意見をいただいております。  また、今後、教育委員会が考慮して改善及び検討を加えるべきこととして、質問と総括という形で、77ページから79ページにかけて記載いたしております。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(川瀬利夫君)  市長及び教育長の説明が終わりましたが、補足説明がありましたら、許可をいたします。             (「ありません」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  以上で、報告の説明を終わります。  傍聴人に方に申し上げます。傍聴人の方々は、いなべ市議会傍聴規則を遵守くださるようお願いします。  それでは、これより報告6件に対する質問を許可いたします。  まず、報告第9号、平成28年度いなべ健全化判断比率報告についてに対する質問はございませんか。             (「質問なし」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  次に、報告第10号、平成28年度いなべ市農業集落排水事業特別会計資金不足比率報告についてに対する質問はございませんか。             (「質問なし」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  次に、報告第11号、平成28年度いなべ市下水道事業特別会計資金不足比率報告についてに対する質問はございませんか。             (「質問なし」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  次に、報告第12号、平成28年度いなべ水道事業会計資金不足比率報告についてに対する質問はございませんか。  4番、岡 恒和君。 ○4番(岡 恒和君)  4番議員、日本共産党、岡 恒和です。  資金不足額のところですが、22億7,436万7,000円ということで、マイナスというかプラスというかなんですが、これまでの年次の推移はどのようになっていますでしょうか。 ○議長(川瀬利夫君)  水道部長、藤田 勉君。 ○水道部長(藤田 勉君)  ただいまの御質問に対してお答えいたします。  年次の推移に関しましての数値は持ってはございません。先ほど市長から説明がございましたように、前年との比較での黒字の幅の数値しかもってございません。  以上でございます。 ○議長(川瀬利夫君)  4番、岡 恒和君。 ○4番(岡 恒和君)  意見書で、給水原価供給単価のところで、類似都市と比べると1円ぐらい利益が多いというか、差が大きいわけですけれども、その後の16ページでいくと、類似都市と比べると103.8円と103.26円でほとんど変わらないんですけども、この給水単価供給原価の差額1円が、最終的なところでは収益率として余り変わらないというのはどういう理由があるんでしょうか。 ○議長(川瀬利夫君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  確かに販売もお安いですし、仕入れもお安いですから、収益は余り変わらないということです。ここに出てくるのはあくまでも収益ですから、その差です。いなべ市の場合は、原価も安いし供給も安いと御理解いただけるとありがたいと思います。  以上です。 ○議長(川瀬利夫君)  岡 恒和君。 ○4番(岡 恒和君)  給水原価供給原価で、類似都市と比べると1円差、たくさん利幅があるわけですが、それがどうして最終的にはそんな変わらないようになるのかということがさっきの質問の趣旨です。  追加して言えば、意見の中で、平成27年度に比べて利益率、比率が0.4ポイント低下しているんですが、その低下した要因はどこにあるんでしょうか。 ○議長(川瀬利夫君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  見ていただきますと、有収水量類似都市と比べて大分追いついてきましたけども、2ページを開いていただきますと、昨年度が77.6%残ってますけども、81.4%まで改善してきました。いなべ市の特徴として不明水が多いということですから、積極的に管の施設更新をしております。設備投資をしておりますので、資本的なことにつきましては、設備投資が多いために、少しそこでとっていると御理解いただけるとありがたいと思います。  以上です。 ○議長(川瀬利夫君)  ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  次に、報告第13号、平成28年度一般財団法人ほくせいふれあい財団決算等報告について質問はございませんか。             (「質問なし」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  次に、報告第14号、平成28年度教育委員会の点検及び評価報告書の提出について質問はございませんか。  6番、清水隆弘君。 ○6番(清水隆弘君)  6番議員、創風会清水隆弘でございます。  33ページの学校健診事業についてお尋ねいたします。  事業の概要につきまして、1番から7番、心電図検査まであります。等と書いてございますが、等について何がございますか、まずお尋ねいたします。 ○議長(川瀬利夫君)  教育長片山富男君。 ○教育長片山富男君)  主な事業につきまして、1点目から7点目を上げさせていただきました。これが主たるもので、等につきましては、ちょっと今、資料を持ち合わせておりませんが、主要な取り組みは、この1点目から7点目と御理解いただきたいと思います。 ○議長(川瀬利夫君)  清水隆弘君。 ○6番(清水隆弘君)  また、後で教えてください。  実施結果等のところに書いてございますように、学校保健安全法第13条及び学校保健安全法施行規則第5条、第6条に基づきということなんですけども、例えば施行規則第6条に1番からずらっと書いてございまして、その中の5番に、目の疾病及び異常の有無ということがあるわけです。それは上のほうに戻ってもらうと、(2)眼科健診(小学校1年生)にあるかと思うんですけども、一般質問でもたださせていただきましたけども、色覚検査がここに入っているかどうかの確認をさせてください。 ○議長(川瀬利夫君)  教育長片山富男君。 ○教育長片山富男君)  前に議員から御質問いただいたところでも御答弁させていただいたように、色覚検査はしております。 ○議長(川瀬利夫君)  清水隆弘君。 ○6番(清水隆弘君)  私の質問は、入っているか、入ってないかだったんですけども、色覚検査していただいてますけども、この検査には入ってないと思うんです。なぜかといいますと、入っているんであれば、100%がうその数字になると。私が一般質問させていただいて、おととしから去年に関しては、小学校は倍増したと聞いております。確かに、私も子どもおりますけども、非常に丁寧な文書をいただいて、これは色覚検査を受けないといけないなというような文書が来ましたけども、残念ながら、中学生では、昨年、1人も受けなかったという報告を受けております。これは非常に私は残念で、色覚検査はもちろん急になるようなものではなくて、劣性遺伝ですので、小学校のときに1回やっておけば、その子は治ることはないし、急に色覚異常になることはないんですけれども、前回の質問、御答弁いただいた中では、進路を決める中学生はしっかりと色覚検査も含めて進路指導をやっていくとおっしゃっていただいたので、そのあたりもしっかりとまたやっていただきたいなと申し上げまして、これはちょっと質問ではなくて要望のようになってしまいましたけども、学校健診事業をさらに進めていただきたいと思います。  終わります。 ○議長(川瀬利夫君)  ほかに。  2番、伊藤智子君。 ○2番(伊藤智子君)  一番初めのはじめにというところで、これをつくっている学識経験者とかそういう方を選んでいるということなんですけれど、どういう基準で、どういうふうに決められているか教えてください。 ○議長(川瀬利夫君)  教育長片山富男君。 ○教育長片山富男君)  学識経験者ということで3名の外部の有識者に点検・評価をお願いいたしております。今、議員御質問いただきましたように、教育委員会の主要施策については、学校教育分野、社会教育分野、それから社会体育分野等ございます。学校施設設備等につきましても学校教育分野に含まれますので、それも含めまして、今、申し上げましたように、学校教育分野と社会教育分野、社会スポーツ分野です。  それぞれをきちんと評価いただくために、1名は保護者代表を選任させていただいております。この保護者代表は市P連の母親代表、いわゆる保護者を代表する母親の代表の方、それからもう1名は、社会教育、社会スポーツ全般につきまして幅広い識見を有していただいております、社会教育委員も務めていただきました有識者でございます。それからもう1名は学校教育分野で、学校教育に長年従事され、そして市内の小中学校の校長を経験された、学校現場で学校教育に携わった者、この3名にお願いしております。 ○議長(川瀬利夫君)  伊藤智子君。 ○2番(伊藤智子君)  その3名は教育委員会が選ばれるということで、これができ上がってから、もう一度、点検なさるということは、どういうふうになさってますか。 ○議長(川瀬利夫君)  教育長片山富男君。 ○教育長片山富男君)  この3名の点検・評価者に対しまして、教育委員会で作成しました点検・評価報告書を事前に送付させていただきまして、十分精査いただいた上で意見をいただいております。 ○議長(川瀬利夫君)  伊藤智子君。 ○2番(伊藤智子君)  それをしていただいてから、この結果が出て、その点検はもう一度なさってますか。 ○議長(川瀬利夫君)  教育長片山富男君。 ○教育長片山富男君)  点検・評価は、今、申し上げましたように1回でございますので、その部分で、もう一度、点検・評価はしておりません。 ○議長(川瀬利夫君)  ほかに。  4番、岡 恒和君。 ○4番(岡 恒和君)  73ページの希少動植物保全事業のところなんですが、実施時期が平成18年から平成23年となっています。この時期は、ちょうど、藤原鉱山の新しい鉱区での採掘に伴う環境アセスメントをやっている途中だと思います。環境影響評価書がつくられていくところだと思います。そこではたくさんの希少な動植物や、あるいは地形について、どのように保全を図るのか、あるいは種の保全なり移植なりとかいろいろなことが環境アセスの中で計画されているわけですが、その時期の調査が終わっているので、昨年から藤原鉱山、新たに採掘開始していますので、その環境影響評価書に基づく保全がきちんとなされているのか、そういうことについても、今後、環境保全事業として調査を行う必要があると思うんですが、次期の調査の予定はありますか。 ○議長(川瀬利夫君)  教育長片山富男君。 ○教育長片山富男君)  今、御質問いただいた部分についてはございません。あくまで73ページにつきましては、これまでに実施してきたものについての報告でございます。 ○議長(川瀬利夫君)  岡 恒和君。 ○4番(岡 恒和君)  この事業が希少動植物の保全事業ということで、目的は報告書をつくることでもありませんし、中身としては保全をすることが最終的な目的になると思います。そういう意味で、この事業にふさわしい、今、やらなければならない差し迫った必要があると思いますので、ぜひ次期の調査についても検討していく必要があると思いますが、その必要性についてはどうお考えですか。 ○議長(川瀬利夫君)  教育長片山富男君。 ○教育長片山富男君)  今、議員申されましたように、必要なものについては、今後、自然学習室を中心にしながら、外部の協力も得ながら進めてまいります。差し当たってこれをというものについては、今の段階ではございません。
    ○議長(川瀬利夫君)  ほかに。  清水 實君。 ○11番(清水 實君)  今、岡君が質問した件によく似てますんやけど、最近、私のほうへ入ってきたニュースで、これと関係があるんですが、国の天然記念物のイヌワシはもういなくなって1年半ほどなりますが、藤原で、最近、見た経験があるという情報もありますが、その点についてはきちっと確認されておりますか。  それと、今、岡君が言われたように、あくまでも国の天然記念物ぐらいのクラスは、専門的な人が銭金を問わず、継続的にやっぱり調査をする義務が教育長にあると思うんですが、それだけの責任が持てるのかどうかお答えいただきたい。 ○議長(川瀬利夫君)  教育長片山富男君。 ○教育長片山富男君)  今、清水議員御指摘いただきましたイヌワシの件でございますが、外部の大変熱心な方々から、目視確認がされていることは聞いております。  ただ、教育委員会として、このことについて、今、取り組む計画は持ち合わせておりません。 ○議長(川瀬利夫君)  清水 實君。 ○11番(清水 實君)  それは天然記念物の保護を放棄した教育長の答えと受け取ってよろしいですな。あんた、無責任過ぎるわさ。反省しておくれ。  以上。 ○議長(川瀬利夫君)  ほかにありませんか。  8番、川瀬幸子君。 ○8番(川瀬幸子君)  40ページの文化芸術活動促進事業についてお尋ねします。  ここでは、地域文化振興事業委託の委託料で855万円と、あと名フィルやら市民祭やら和太鼓、各金額が載ってますけども、地域文化振興事業委託料でどのようなことがされているのか、ちょっと私も全部は把握してませんけども、この名古屋フィルハーモニーの委託料は600万円となってますが、内訳はここでは聞けるか聞けないかわからないですけど、こんなにかかるものなんでしょうか。 ○議長(川瀬利夫君)  教育部長、岸本勝哉君。 ○教育部長(岸本勝哉君)  ただいまの御質問にお答えしたいと思います。  名古屋フィルハーモニー交響楽団定期演奏会開催委託、委託料600万円でございますが、総額でこれぐらいのお金がかかるということでございます。 ○議長(川瀬利夫君)  川瀬幸子君。 ○8番(川瀬幸子君)  地域文化振興事業委託料で期待したいことですけども、名フィルに関して600万円かかると書いてありますけども、クラッシックや和太鼓というものが主になっていて、例えば市民はほかにも文化に対しては求めているものがあると思うんです、身近な文化を感じるもの。そういう事業が、ここいなべ市になってから少ないような気がします。例えば、お年寄りからよく演歌やそういうものもやってほしいなと、以前から要望はありました。そういった事業は全然考えていないのか、それとも市民が勝手に開いてくれるもので期待されているのか。でも、やっぱり文化芸術活動というのであれば、市民に対してももうちょっと幅の広いものを開催していただく気持ちがあるかどうかお聞きします。 ○議長(川瀬利夫君)  教育部長、岸本勝哉君。 ○教育部長(岸本勝哉君)  この文化芸術活動促進事業につきましては、文化協会に事業委託をしております。内容につきましても、文化協会から事業内容について協議をしていただきまして、いろいろな方面から文化事業についてしていきたいということで検討はしております。今後、そのような要望があれば、市民際の代表者、サークルの代表者から御意見を頂戴しておりますので、検討する余地は十分ございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(川瀬利夫君)  ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  以上で、報告に対する質問を終わります。  日程第4から日程第9を終了いたします。  お諮りいたします。  日程第10、諮問第2号から、日程第32、認定第7号までの23議案を一括議題といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  異議なしと認めます。  よって、日程第10、諮問第2号から、日程第32、認定第7号までの23議案は一括議題とすることに決しました。  日程第10、諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから、日程第32、認定第7号、平成28年度いなべ水道事業会計決算認定及び未処分利益剰余金の処分についてまでの23議案について、提案理由の説明を求めます。  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  議案書と資料をお開きいただけるとありがたいと思っております。  まず、諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることにつきまして、5ページでございます。  人権擁護委員10名のうち一木尚子委員が、平成29年12月31日をもって任期満了となられるため、引き続き、同氏を人権擁護委員の候補として法務大臣へ推選しようとするものでございます。  経歴につきましては、資料の4ページをごらんいただけるとありがたいと思っております。  続きまして、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、人権擁護委員に小森久人さんを推選しようとするものでございます。  経歴につきましては、資料5ページをごらんいただけるとありがたいと思っております。  続きまして、議案第26号、委員会委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、共通投票所の投票管理者及び投票立会人に係る費用弁償等を定めるため、委員会委員等の報酬及び費用弁償に関する条例を改正しようとするものでございます。  内容につきましては、資料の6ページを見ていただきますと、国の法律改正によりまして、共通投票所を設置することが可能となりました。いなべ市の選挙管理委員会としましたら、今のところ、共通投票所は考えておりませんけれども、条例上、共通投票所の投票管理者及び立会人に対する費用弁償の規定を設けておきたいと思っております。以後は選挙管理委員会の判断になろうと思いますので、私からは控えさせていただきます。  それと、立会人の短時間立ち会いの制度の創設ということで、立会人が13時間に及びますので、各自治会とかいろいろ御協力いただいているんですけども、大変な御苦労をいただいております。例えば半日で交代とか、そういうことが可能なように条例上していきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、議案第27号、いなべ市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、公益的法人等へ一般職員の地方公務員の派遣に関する法律の中で、派遣することができない職員から再任用職員を除きたいということでございます。  11ページに、任期を定めて任用される臨時職員は、公益的法人への派遣、例えば社会福祉協議会であるとか、ほくせいふれあい財団であるとか、NPO法人であるとかに市から派遣することはできません。職員は、今も青川峡キャンピングパークに行っていただいてますけれども、派遣することは可能です。ですけど、臨時職員については派遣できない状況になっております。再任用職員の年金の計算とかでいろいろな考慮をして、例えば体育協会であったり、そういう法人に対して派遣できるようにさせていただきたいという改正案でございます。  これにつきましては、あくまでも再任用職員に限定した形で、臨時職員全部ではございません。再任用職員の派遣を許していただけるように改正をお願いしたいということでございます。  続きまして、議案第28号、いなべ市税条例の一部を改正する条例の制定については、個人住民税の配偶者及び配偶者特別控除の見直しの案件です。これは、国で既に法改正がなされております。  資料の7、8ページを見ていただきますと、配偶者控除が103万円から150万円に拡大を、そして配偶者特別控除が201万円まで段階的に拡大を法改正でなされました。それを条例上も反映したいということでございます。  続きまして、議案第29号、いなべ市立田農園条例の制定については、立田農園を設置する条例でございます。  きのこの森と一体的に整備を進めております立田農園ですけども、篠立舞谷に整備を進めさせていただいてます。それを第3条で指定管理者に業務を行うようにということで、指定管理者制度を導入したいということと、第6条、市民農園を置くということで、市民農園の料金を第7条で規定させていただいております。1平方メートル当たり年間1,000円以内で規定させていただき、運用していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、議案第30号、いなべ給水条例の一部を改正する条例の制定についてです。  いなべ市の水道事業の債務につきまして、債務者の破産、死亡、行方不明等により徴収見込みのない水道料金等の債務について、今までは1件、1件、議会の議決をいただかないと、債務の滞納整理ができなかったので、物すごく累積しております。破産件数16件で83万円余、そして住居なしの方が20件ぐらいで95万円ぐらいたまっています。所在不明の方は195件で520万円余たまっておりますので、こういった徴収見込みが全く望めないものにつきましては、債権放棄をさせていただけたらと思っております。債権放棄できる具体的な基準を条例に定めまして、債権管理の適正化を図ろうとするための条例でございますので、よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、議案第31号、いなべ市学校施設の利用に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、学校施設のうち体育施設の利用規定は今までどおり変更せず、普通教室の利用に関して、社会活動の利用がないことから、利用施設から除いていきたいことが一点。  それと、公民館、文化施設、体育施設につきましては、利用者の利用時間の細分化の要望がございますので、1時間から30分単位に細かくさせていただきたいのが二点目、  三点目につきましては、いなべ運動公園体育館における個人利用は、いなべ体育館を除けばできないことになっておりますけど、いなべ体育館だけ条例で個人利用が可能となっておりますので、その運用規定をほかの体育館と同じようにさせていただく改正でございます。よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、28ページ、議案第32号、財産の取得について(員弁東保育園新園舎建設用地)につきましては、員弁東保育園の用地を員弁土地開発公社から買い受けさせていただきたいと思っております。  資料の9ページに位置図を載せさせていただきました。ごらんになった方もいらっしゃると思いますけども、全て農地だったところを、盛り土をして整地をし、いつでも建設できるところまでいきましたので、その土地を員弁土地開発公社から買い受けさせていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、議案第33号、財産の取得について(丹生川久下2区119号線道路改良事業用地)は、資料の10ページをごらんいただきますと位置図が載っております。  丹生川の青川右岸側です。梨本サービスからヒノキブン株式会社あたりまでの新しい道です。その中に丹生川中農事組合さんの所有地がございます。その所有地を購入させていただきまして、道路整備できる形に用地取得をしていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、補正予算に移ります。  議案第34号、平成29年度いなべ市一般会計補正予算(第1号)につきましては、補正予算書と補正予算の概要もあわせてごらんいただけるとありがたいと思っております。  補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ4億8,282万3,000円を追加いたしまして、264億1,282万3,000円としようとするものでございます。  内容につきましては、3-1、補正予算の概要で説明させていただきたいと思います。3-1をまとめましたので、見ながらお願いできるとありがたいと思います。  一番初め、グリーン・ツーリズムテストマーケティング事業251万6,000円につきましては、川原、鼎、立田地区で小さなごちそう体験という形で、緑豊かなところで都市住民と交流をということで、地元の方も御協力いただきまして、1回10名ぐらいの単位で、6回ぐらい、各地区ばらばらで単発でやっております。それをもう少しまとまった形で実施できないかということです。そして、町歩きパンフレットを作成するということで、地域の暮らしの魅力をテーマとしてマップのようなものをつくらせていただくのに250万円の半分ぐらいの経費を、そしてまた、今までは、川原、鼎、立田地区の4自治会でございますけども、個別にしていたイベントを、もう少しまとまった形でできないかということをテスト的にやらせていただこうということです。これにつきましては、県の補助事業が2分の1入っており、歳入もあるということで御判断いただけるとありがたいと思っております。  次に、戦没者慰霊碑整備補助金360万1,000円です。内容は、今回は門前自治会が270万円掛ける2分の1、16自治会ありますけども、石槫地区が450万円掛ける2分の1、2カ所を予定させていただいております。  戦後72年たちまして、慰霊碑が少し老朽化してきました。修復事業といいましても、建立された経緯が、自治会で建てられたのか、遺族で建てられたのか、経緯として不明確な部分も多々ございます。市として何らかの補助をしなければ、遺族の方もどんどん数が減っており、遺族だけにお任せすることは、72年もたってますから、現存の遺族の方は、亡くなった方の顔も知らない方も結構みえますので、維持管理すらできない状況になってまいりました。自治会で建てられた四十数基につきましては2分の1補助をさせていただきながら進めたいと思いますので、御理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、新庁舎建設事業、オフィス環境支援業務委託料230万円は、新庁舎の什器、備品の新規購入と移設計画などを立てていきたいということで計上させていただきました。  次に、地域力強化推進事業、「我が事・丸ごと」の地域づくり推進事業390万4,000円の補正につきましては、厚生労働省から地域の見守りや支え合い活動をどんどん強化しなさいと言われております。それで、各自治会に、今までのふれあいサロンを福祉委員会という形に変えて、そこに民生委員、市役所の職員、社会福祉協議会のコーディネーターも入った形での福祉委員会をつくっていただいて、より強化をということでお願いしております。そこに国が4分の3補助事業とうたわれてきましたので、単費を巻きかえた形で、総事業1,254万9,000円に対して4分の3の900万円の国の補助を入れた形でコーディネーターを雇用させていただき、より地域福祉を進めていきたいと思っております。  続きまして、地域介護基盤整備支援事業、訪問診療医療機関支援事業補助金につきましては、訪問医療が、今、ほとんどされておりません。医師の過重な負担になりますので、なかなか訪問していただける医師がいらっしゃらないのが現状です。9割の方が病院でお亡くなりになります。自宅では1割に減少してまいりました。最後のみとりまで自宅でと、厚生労働省も強く言ってはいるんですけれども、終末期医療を見ていただく訪問医がいらっしゃらないのが大きな課題でした。  今回、大安平塚地区に平山医師が来ていただいて、事務局も含めて5人ぐらいの体制でどんぐり診療所を9月1日から開設いただきました。そこに対して、訪問専用車両を200万円掛ける4分の3を2台で300万円、そして携帯型超音波診断装置100万円掛ける2分の1で50万円、解析装置つき携帯型心電計80万円掛ける2分の1で40万円、運営費20万円、計410万円の補助をさせていただいて、訪問医療をいなべ市全域で開始をいただけるということです。非常にありがたい話ですから、御理解いただけるとありがたいと思っております。  それに伴いまして、いなべ市の在宅医療・介護連携支援センターを長寿福祉課内で設置をさせていただくことで進めております。より在宅医療・介護を進めていきたいと思っております。  一番下、高齢者施設防犯対策強化事業補助金57万5,000円につきましては、養護老人ホーム翠明院の防犯カメラ、防護フェンス115万円の2分の1の補助でございます。これは2分の1国費、そして翠明院が2分の1を出すということです。中里ダムのほうの特別養護老人ホームではなく、鼎のコンクリート建てのほうですので、よろしくお願いしたいと思います。  次のページ、水道事業会計補助事業、緊急遮断弁設置工事費出資金5,000万円は、配水池に緊急遮断弁の設置を行いたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  ごみ処理事業で1,000万円を計上させていただきました。これにつきましては、藤原の一般廃棄物最終処分場の付近から鉛が検出されております。その原因を突きとめるために、一説には電池を、過去、埋められた経緯がございます。その場所が、過去の職員にお聞きしてもよくわかりません。その探査をさせていただいて、掘り起こす必要があろうかと思っておりますので、探査も含めて計上させていただきました。  続きまして、あじさいクリーンセンター事業で、定期点検において発見された修繕が必要な箇所の修繕工事2,332万8,000円でございます。  次に、経営体等育成事業は農林のほうで、種村牧場さんへの補助金でございます。自走式マニアスプレッダとミニホイールローダー300万円でございます。これは国費でございますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、有害鳥獣駆除報償費345万円計上させていただきました。この内訳は、成獣2万円掛ける148頭、幼獣1万円掛ける49頭で計算させていただきましたけれども、全体としては345万円補正をさせていただいて、計1,650万円になります。幼獣と成獣で違ってまいりますけども、約1,000頭の処理になろうと思います。  続きまして、獣害対策施設整備工事費、埋設地の整備とジビエ生産施設整備1,188万9,000円につきましては、1枚物の資料をつけさせていただきました。  かねてから、捕獲した鹿とイノシシ、特に鹿は大きいですから、埋設処理が非常に難しいと指摘を受け、焼却処理をと議員の皆さんから要望がありました。一足飛びに焼却処理といいますと、非常にイニシャルコストもかかります。埋設できない事案につきましては、市で埋設場所をとりあえずつくらせていただいて、限定した形で埋設処理をさせていただけたらということです。議員から埋設処理場も紹介いただきました。埋設処理場は中里ダムのすぐ近くで、上之山田1359番地の1でございます。ここの土地を購入させていただいて、そこに埋設処理場を建設させていただき、皆さんどうぞというわけじゃなくて、あくまでも限定した形です。成獣2万円の費用の中で、埋設処理をこちらでするときは2万円は出ません。埋設処理費を含めて2万円を出させていただくことも猟友会さんにも御納得いただきながら、極めて限定した形ですけども、埋設処理を始めていきたいと思っております。それが一点。  もう一点は、ジビエ生産施設ですが、立田農園の近くで、上之山田1134番地16で、道路よりも少し上がって、道路からは見えないところです。  ちょっと資料を見ていただきますと、ジビエ生産施設で、イノシシ、鹿の食肉加工をさせていただけたらということで、ジビエ工房という仮の名前をつけさせていただきました。鉄骨平家建てで、図はあくまでもイメージです。床面積は49.5平米で非常に小さな建物でございます。イノシシ、鹿をそこで処理をさせていただこうということです。1日、最大でも3頭ぐらいしかできないだろうということでございます。  食肉のフローということで図を提示をさせていただきました。  まず、イノシシ、鹿は、銃で1割、おりで9割になっており、ほぼおりで捕獲したものです。イノシシ、鹿をその場でとめざしをしまして、直ちに放血を行い、60分以内に施設に搬入します。時間との勝負でございます。どんどん劣化いたします。施設は腐敗を嫌いますから、室内25度以下で保ちまして、1頭当たり、処理も含めて80分以内に解体を行います。とめざしをして60分以内に施設に搬入し、それからさらに80分以内に解体処理を行うということでございます。でないと、新鮮なお肉ができませんので、とても売り物にはならないということでございます。  とめざしから血抜きまでは現場で行って、ジビエ工房に持ち込まれた後に、外で水洗いをしまして、下処理をします。そして、第一処理室の中で内臓を取り出して、皮をはぎます。次の部屋に行きます。そこで、部位の解体をし、売り物になるお肉と残渣を分けます。精肉されたものは真空パックで冷蔵保存させていただき、残渣も冷蔵で保存をし、処理を適切に行うということを考えております。  それにつきまして、国からの補助がおりてまいりましたので、今年度中に建設させていただきたいと思っております。  次に、農作物有害鳥獣防除施設整備事業で、電気柵を市場と上之山田と大貝戸で220万円、合計は1,020万円になります。  農業基盤整備事業で農業用施設整備事業762万2,000円、合計で4,698万5,000円となります。  道路橋梁維持補修工事費は、道路維持管理の自治会要望が非常に多うございますので、5,600万円計上させていただき、7,600万円にさせていただくものでございます。  次に、市道樹木枝伐採工事費3,300万円計上させていただきました。合計6,697万1,000円となります。  消防水利整備事業、消火栓新設工事負担金で750万円を計上させていただきました。これも自治会要望でございます。  下水道事業特別会計に移ります。  下水道施設維持管理事業、下水道施設維持修繕工事費2,000万円を計上させていただきました。下水管の老朽化により、道路舗装も含め、マンホールが飛び出ている箇所もありますので、道路と一体化の工事をしていきたいと思います。2,000万円の計上に対して合計金額は5,600万円の修繕費になります。  最後、下水道施設整備事業で、開発に伴う下水管の敷設工事が300万円で、合計9,700万円を計上させてもらいました。追加させていただいた箇所は、石槫下と松之木の住宅開発に伴う下水管の事業です。  一般会計は以上でございます。  続きまして、特別会計に行きます。  議案第35号、平成29年度いなべ市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でございます。  51ページ、これは決算が確定したことにより、前年度繰越金の増額補正と共同事業交付金の減額補正でございます。歳出につきましては、過年度還付金の増額補正でございます。  続きまして、議案第36号、平成29年度いなべ市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、73ページをお開きいただきますと、歳入歳出それぞれ3,261万5,000円を追加し、歳入歳出それぞれ9億3,321万5,000円としようとするものでございます。  これにつきましては、決算が確定したことによる前年度繰越金の増額補正が主な内容でございます。  続きまして、85ページ、議案第37号、平成29年度いなべ介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、先ほど申しました在宅医療・介護連携支援センター事業の設立に伴う増額補正と、決算確定による繰越金の増額補正が主な内容でございます。  続きまして、103ページ、議案第38号、平成29年度いなべ市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、歳入歳出それぞれ5,247万2,000円を追加いたしまして、18億3,767万2,000円にしようとするものでございます。
     これは、決算の確定による繰越金の増額補正、歳出では、管路マンホール付近の舗装維持管理修繕工事及び宅地開発に伴う管路布設工事による事業の増額補正でございます。  続きまして、議案第39号、平成29年度いなべ水道事業会計補正予算(第1号)は、収益的支出では、自治会要望による消火栓の新設工事に伴う増額補正です。資本的収入では、緊急遮断弁における財源組みかえ、企業債の確定、企業債の元利償還金の減額補正が主な内容でございます。  補正予算は以上でございます。  次に、決算に移らせていただきます。  いなべ市の決算状況を見ていただけるとありがたいと思います。  2ページ、一般会計から説明します。  表3、一般会計決算収支状況を見ていただきますと、実質単年度収支がマイナス1億738万9,000円となりました。昨年度がマイナス約13億円ですので、数値は大幅に改善しております。  右の図2、一般会計決算の推移を見ていただきますと、支出につきましては253億円で、平成25年度も事業が多かったんですけども、それと同額で過去最高の支出をさせていただきました。特に建設事業が多かったということで、それについては起債もしますし、事業もしますので、実質単年度収支が赤に傾くということでマイナスになっております。  次に、5ページを見ていただきますと、今度は税でございます。  図4、市税収入額の推移で、平成28年度は91億7,000万円で、内訳は昨年より改善しました。企業収益の増加が主な内容です。企業の法人税分が3億4,000万円の増で、約48.5%増となりました。それと、企業の皆さんが積極的に設備投資をしていただきますので、償却資産の固定資産税が2億3,000万円伸びましたので、それが大きく寄与して、昨年より多くなったということでございます。  次に、9ページをごらんいただきますと、今度は地方交付税の推移でございます。  図5を見ていただきますと、地方交付税はだんだん減らされる傾向にありますけれども、ここに来て、あと1億円ぐらいしか普通交付税は減らないかなという形です。いなべ市は地域おこし協力隊とか、東員町さんとの定住自立圏の事業の関係上、特別交付税が多く、4億4,000万円いただいております。特別交付税で交付税をいただきながら、事業を進めていると御理解いただけるとありがたいと思います。  10ページを開いていただきますと、いなべ市の財政力指数でございます。  平成29年度の数値が発表になりましたので、今から申し上げます。  図7、3カ年の平均値、平成28年度が0.832で、右隣の平成29年度、0.843が3年間の平均でございます。  図8、単年度では、平成28年度が0.807でございますけれども、平成29年度は0.852の財政力指数で、改善をしております。  平成28年度は県下6位ぐらいでしたけど、そこそこの線はいくと思いますので、財政力はいいほうだと御理解いただけるとありがたいと思います。  次に、17ページを見ていただきますと、今度は市債です。  図9、市債発行額・依存度の推移を見ていただきますと、平成28年度は事業は多うございましたので、市債発行も46億円と過去最高を記録させていただきました。依存率も17%と突出して多いと御理解いただけるとありがたいと思います。  内容は、障がい者グループホームの新設工事、農と福祉の活性化事業、緊急避難場所整備事業、庁舎建設に充当するための9億円の借り入れなどいろいろございますので、突出して多かったと御理解いただけるとありがたいと思います。  次に、29ページを開いていただきますと、性質別決算の推移で、いなべ市は人件費が少のうございます。過去10年間を比較しますと、平成19年度が34億7,000万円で、平成28年度は29億4,000万円になっております。  それと比べて、隣の扶助費が、平成19年は12億円だったのが、平成28年度が30億円を突破し、3倍近くになってきております。社会保障費がいかに地方財政の負担と言ったらおかしいですけども、になっているということでございます。  特別会計に移らせていただきます。  31ページ、特別会計全般でございますけれども、全部で117億円に対して111億円の歳出で黒字でございます。先ほどの健全化比率と同じと御理解いただけるとありがたいと思っております。  次に、47ページを開いていただきますと、合併特例債をどれだけ使ったかが載っております。  いなべ市の合併特例債の枠は235億円でございます。そのうち、平成28年度までに161億円を使わせていただきました。残りについても使い切らせていただきたいと思っております。非常に有利な交付税でございますので、これは計画的に使う予定で、平成30年度までには使い切りたいと思っております。  ほかの市町村で合併特例債の再延長を求める要請をする動きがございます。三重県の市長会でも話題になりました。ほとんどの市町村が合併特例債を使い切れないということでの要望でございました。いなべ市は計画的に使っておりますので、使い切らせていただきたいと思っております。  次の49ページをごらんいただきますと、借金残高はどうなってるんだということで、全会計の地方債の推移、図30を見ていただきますと、全会計として、平成28年度は364億円で、昨年度よりもふえました。平成28年度は事業が多く、借金をして事業をしますので、当然多くなるという形でございます。  52ページを開いていただきますと、全会計の基金は158億円で、昨年よりも1億円多くなりました。これだけの事業をさせていただいておりますけども、基金もふえているので、財政は安定化していると御理解いただけるとありがたいと思っております。  59ページを見ていただきますと、図39、経常収支比率の推移で、平成27年度は経常収支比率はほぼ100%でございました。これは短期償還により借金払いを優先しましたので、元利償還に当たるお金が多かったものですから、経常経費が多くなったということですけども、平成28年度はそれが減少しておりますので、87.8%で大分下がっております。ですけども、やはり経常経費が多くなっております。各市町村、多くなっておりますけども、基準として80%という数値が上がっておりますので、80%を目標に経費の削減に努めていきたいと思っております。  63ページ、類似団体との比較だけちょっと説明をさせていただきます。  図44は、平成27年度決算の比較でございます。平成28年度決算とはちょっと違いますけれども、類似団体との歳入を比較したもので、いなべ市は税収入が多いので、地方交付税が少ないという形です。今、事業をやって積極的に地方債を使ってますので、地方債は多くなっております。  次の65ページの図45、性質別歳出決算の比較でございます。  よそと比べると人件費が少ないです。扶助費も少なくなっておりますけど、今回はここに建設費が入ってきておりません。平成28年度は福祉施設が大分入ってきましたので多くなります。  公債費がよそよりも多いのは、短期償還を含めて積極的に返しておりますので、公債費は多くなる傾向にあるということでございます。  次に、67ページ、図46、目的別歳出決算の比較で、これも平成27年度決算ですけども、総合窓口の人件費そのものが総務費に入ってきますので、総務費が若干多くなっております。  民生費が多いということです。  教育費が少ないのは、学校建設費が平成27年度決算には入って来なかったと思います。  公債費がよそよりも多いのは、積極的に元利償還をしておりますので、多くなっております。  次の69ページを見ていただきますと、実質公債費比率の推移でございます。  平成28年度は6.5%、平成26年度は13.3%でした。これは短期償還したために公債費が多くなりました。今回はその影響が終わりましたので、6.5%で非常に低くなっていると御理解いただけるとありがたいと思っております。  以上です。 ○議長(川瀬利夫君)  市長の説明が終わりました。  補足説明がありましたら、許可をいたします。             (「ありません」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  以上で、提案理由の説明を終わります。  これより、日程第10、諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、質疑を許します。  質疑はございませんか。             (「質疑なし」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  次に、日程第11、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、質疑を許します。  質疑はございませんか。             (「質疑なし」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  質疑を終結します。  お諮りいたします。  諮問第2号及び諮問第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(川瀬利夫君)  異議なしと認めます。  よって、諮問第2号及び諮問第3号は、委員会付託を省略することに決しました。  諮問第2号及び諮問第3号の人事に関する件については、以上をもって本日の審議を終了します。  日程第33、請願についてを議題といたします。  本日までに受理した5件の請願については、請願文書表のとおりで、会議規則第148条第1項に基づき、所管となる常任委員会に付託いたします。  なお、本日説明がありました日程第12、議案第26号から、日程第32、認定第7号までの21議案につきましては、9月12日の本会議において総括質疑を行います。  よって、質疑の発言希望者は、お手元に配付の質疑通告書により、9月5日正午までに議会事務局へ提出くださるようお願いします。  以上をもちまして、本日の日程は全て終了しました。  次回の本会議は、9月6日午前9時に再開し、一般質問を行います。  それでは、本日はこれをもちまして散会といたします。             (午前10時26分 散会)       地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。                いなべ市議会議長                いなべ市議会署名議員                いなべ市議会署名議員...