いなべ市議会 > 2009-12-22 >
平成21年第4回定例会(第5日12月22日)
平成21年第4回定例会(第5日12月22日)

ツイート シェア
  1. いなべ市議会 2009-12-22
    平成21年第4回定例会(第5日12月22日)


    取得元: いなべ市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    平成21年第4回定例会(第5日12月22日)                   平成21年               いなべ市議会(第4回)定例会             平成21年12月22日午前9時開会   開会(開議)の宣告 日程第 1        委員長報告 日程第 2 議案第60号 社会保険保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生              年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条              例の整備に関する条例の制定について 日程第 3 議案第61号 いなべ市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償              等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第 4 議案第62号 いなべ市消防団に関する条例の一部を改正する条例の制              定について 日程第 5 議案第63号 いなべ市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する              条例の制定について 日程第 6 議案第64号 いなべ市地域包括支援センター条例の一部を改正する条              例の制定について 日程第 7 議案第65号 財産無償譲渡について(市之原自治会への譲渡) 日程第 8 議案第66号 財産無償譲渡について(大井田自治会への譲渡)
    日程第 9 議案第67号 字の区域の変更について(員弁町松之木地区日程第10 議案第68号 いなべ市道路線の廃止について 日程第11 議案第69号 平成21年度いなべ市一般会計補正予算(第3号) 日程第12 議案第70号 平成21年度いなべ市農業集落排水事業特別会計補正予              算(第1号) 日程第13 議案第71号 平成21年度いなべ市下水道事業特別会計補正予算              (第2号) 日程第14 議案第72号 平成21年度いなべ市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第15 議案第73号 財産の取得について(小中学校教育用コンピュータ及び              周辺機器購入日程第16 議案第74号 財産の取得について(スクールバス購入) 追 加 日 程 追加日程第 1        閉会中の議員派遣について 追加日程第 2        委員会の閉会中の継続調査の申し出について 出席議員     1番 多 湖 克 典        11番 種 村 正 已     2番 川 瀬 利 夫        12番 伊 藤 弘 美     3番 小 林 昌 彦        13番 奥 岡 征 士     4番 近 藤 幸 洋        14番 林   正 男     5番 伊 藤 正 俊        16番 水 谷 治 喜     6番 衣 笠 民 子        17番 小 川 克 己     7番 小 林 俊 彦        18番 太 田 政 俊     8番 鈴 木 順 子        19番 清 水   實     9番 位 田 まさ子        20番 石 原   瞭    10番 岡   英 昭 3 欠席議員    15番 水 貝 一 道 4 地方自治法第121条により出席した者の職氏名 市長          日 沖   靖   教育長         日 沖   貴 会計管理者       二 宮 敏 夫   総務部長        奥 岡 史 郎 企画部長        名 村 之 彦   福祉部長        安 藤 喜 之 市民部長        安 藤 博 幸   農林商工部長      清 水 隆 徳 建設部長        小 寺 修 栄   水道部長        安 藤 三 成 まちづくり部次長    種 村 茂 高   まちづくり部次長    溝 口 勝 三 教育委員会教育次長   川 島   修   政策課長        岡   正 光 法務情報課長      川 添 隆 史 5 職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長      江 上 安比古   議会事務局次長     種 村 道 夫 議会事務局議事課長   太 田 正 人   議会事務局議事課主幹  市 川 哲 也               (午前 9時00分 開会) ○議長(伊藤弘美君)  おはようございます。  本日の定例会に15番、水貝一道君から一身上の都合による欠席届が提出されております。  ただいまの出席議員数は、19名であります。  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付の議事日程により進めてまいります。  日程第1、委員長報告を行います。  日程第2、議案第60号から日程第16、議案第74号までの15議案一括議題といたします。  去る12月15日の本会議にいて、常任委員会に付託をいたしました議案の審査は終了しておりますので、各委員長より審査結果の報告を求めます。  委員長報告は登壇して行ってください。  なお、報告終了後、委員長に対する質疑を行いますので、委員長質疑終了後、降壇を願います。討論、採決は各委員長に対する質疑がすべて終了したあとで行います。  それでは、初めに総務常任委員長川瀬利夫君。 ○総務常任委員長川瀬利夫君)  おはようございます。総務常任委員会委員長報告を行います。  本定例会において総務常任委員会が付託を受けました案件は、7議案でございます。審査は、12月15日本会議終了大安庁舎第3委員会室において、全委員出席のもと委員会を開き、担当者から内容説明を受け、慎重に行いました。  その中から主な質疑と採決の結果につき、順に報告をいたします。  まず、議案第61号、「いなべ市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、職員課長から説明を受けましたが、質疑討論はなく、採決の結果、議案第61号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第62号、「いなべ市消防団に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、総務課長から説明を受け、審査を行いました。  質疑では、今回の改正は等級の字句変更であり、市職員に準ずる金額等には関係がないと思われるが、旅費に関して規定に「捜索日数が加算されるのか」また、「出発地帰着地等の起点的なものはあるのか」、「山岳遭難救助、または平地における捜索とは違いはあるのか」という質疑があり、対する答弁は「旅費と出動に係る費用弁償とは異なり、旅費については、遠隔地へ赴いた場合に職員の旅費規程を準用し、費用弁償に関しては、出動1回につき、山岳、平地を問わず、救助活動として同額の5,000円が費用弁償として支給されます」とのことでした。  当議案に対する討論はなく、採決の結果、議案第62号は、全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第63号「いなべ市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について」は、総務課長から説明を受け、審査を行いました。  質疑では、「消防団員に対して、活動中における事故及びケガ等公務災害補償はどのようになっているのか」という質疑があり、対する答弁は「傷害補償介護補償遺族補償等のさまざまな障害補償があり、殉職された場合も補償の基礎額が9種類に区分されており、その基礎額に掛け率を乗じた金額が支給されます」とのことでした。  当議案に対する討論はなく、採決の結果、議案第63号は、全会一致により、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第65号、「財産無償譲渡について(市之原自治会への譲渡)」は、公有財産整備室長から説明を受け、審査を行いました。  質疑では、「員弁町市之原1312番地に対する課税評価額は」また「これ以外に市之原自治会所有の土地で、名義貸しがあるのか」という質疑があり、対する答弁は「評価額は5万1,188円であり、本物件以外にはありません」ということでした。  当議案に対する討論はなく、採決の結果、議案第65号は、全会一致により、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第66号、「財産無償譲渡について(大井田自治会への譲渡)及び議案第67号、字の区域の変更について(員弁町松之木地区)」は、公有財産整備室長及び管財課長から説明を受けましたが、質疑討論はなく、採決の結果、いずれの議案全会一致により、原案のどおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第69号、「平成21年度いなべ市一般会計補正予算第3号」のうち、総務常任委員会の所管の審査結果につき、報告いたします。  つきましては、各担当課長から説明を受け、審査を行いました。  まず、総務部の所管では、歳出の災害対策費防災施設整備事業費全国瞬時警報システム導入事業(通称、ジェイアラート)200万円に関し、「携帯電話のマイメルによる通報方法では、市民に対して十分な周知ができず、市費をむだに支出するのではないか。新たな方法はないのか」という質疑があり、対する答弁は「現在、市内では各旧町ごとに四つの広報無線があり、これをいなべ市の1波に統合し、国からの警報情報を流すのが理想ではある。ただ、広報無線の統合については、多額の費用がかかりますので、このシステム導入事業は、今後の整備の準備段階として考えていきたい」という説明でした。  次に、企画部の所管では、「歳入の地方特例交付金特別交付金、また地方交付税の金額に対しての内容」を問う質疑があり、答弁は「特例交付金関係については、今回、国からの補てん分として、エコ減税の関係で増額となっており、金額については、国から示される」という説明でした。  次に、まちづくり部の所管では、「コミバスを福祉バスに切りかえるにあたり、基本的に路線の変更はしないと聞いているが、要望等があった場合においては、見直しも可能であるか」という質疑があり、対する答弁は、「来年4月からの運行に関しては、利用者の方に混乱が起きるといけないので、当面の間、時間及び路線は現状のまま運行します。その後、柔軟な対応をしていきたい」という説明でした。  なお、当議案に対する討論はなく、採決を行った結果、議案第69号のうち、総務常任委員会の所管は、全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本定例会において、総務常任委員会が付託を受けました7議案の審査結果の報告を終わります。 ○議長(伊藤弘美君)  以上で、委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を許します。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  質疑なしと認めます。  これをもちまして、総務常任委員長報告に対する質疑を終わります。  次に、教育民生常任委員長、9番、位田まさ子君。 ○教育民生常任委員長位田まさ子君) 皆さん、おはようございます。それでは、教育民生常任委員会委員長報告をさせていただきます。  本定例会において、教育民生常任委員会が付託を受けました案件は、5議案でございます。審査は、12月15日本会議終了後、大安庁舎第1委員会室において、全員委員出席のもと委員会を開き、担当者から内容説明を受け、慎重に行いました。その中から主な質疑と採決の結果につきまして、順に報告をさせていただきます。  まず、議案第60号、「社会保険保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」は、保険年金課長から説明を受け、審査を行いました。  当議案は、国が厳しい社会情勢の影響を受け、厚生年金保険料の支払いに困窮する事業主等に配慮し、納期限から一定の期間の日数につき、延滞金を軽減する措置がとられため、本市における関係条例を改正するものであります。  質疑では、「延滞金の軽減によりどれだけの成果が期待できるのか」といった収納に関する問いがありました。対する答弁は、「現在、国民健康保険料介護保険料後期高齢者医療保険料延滞金については、いずれも今の厳しい社会情勢に配慮し、「条例に定める特別な事情」と判断の上、減免措置として現在徴収をしていない」ということでした。また、「延滞金は基本的に幾ら以上の金額から徴収をするのか」という質疑に対しては、「徴収する場合は、税と同様である」という答弁でした。  なお、当議案に対する討論はなく、採決の結果、議案第60号は、全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第64号、「いなべ市地域包括支援センター条例の一部を改正する条例の制定について」は、南地域包括センター長から説明を受けました。  当議案は、介護サービス事業者の不正の防止を行うため、介護保険法及び老人福祉法の一部を改正する法律が公布、施行されたことに伴い、介護保険法が一部改正され、それにより、地域包括支援センター条例設置等に関する関係条文を繰り下げるものであります。  なお、議案第64号につきましては、質疑討論はなく、採決の結果、全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第69号、「平成21年度いなべ市一般会計補正予算第3号」のうち、教育民生常任委員会の所管の審査結果につき、報告させていただきます。  つきましては、各担当者から説明を受け、審査を行いました。  なお、市民部の所管に対する質疑はございませんでしたので、教育委員会及び福祉部の所管につきまして、主なものを報告させていただきます。  まず、教育委員会の所管では、「地球温暖化防止対策事業費に関し、いなべ市中央公民館の事務所、ロビー等の照明を電灯式からLEDとも言われる発光ダイオードに変えることにより、どのような効果があるのか」といった趣旨の質疑があり、対する答弁は、「電気代が安くなることに加え、事業を展開する中で、LED化した施設を使っていくことは、環境面におけるいなべ市のPRにもなり、施設を使われる市民に向け、地球環境問題を訴えることもできる。施設の集客数の増加といった面での効果については、余り期待はしていない。なお、本事業は今年度が初めてであり、全国的な実例はこれからである。そのため、今後、全国的な実例が出てくれば、それをもとに今後の活用についての研究も行っていきたい」ということでした。  次に、歳出の公民館連絡協議会事業費の10万円に関する質疑がございました。答弁は、「石仏公民館の土地の借地料である。平成21年度からの契約に当たり、地主と自治会長を交え、話し合いを行った結果、使用料として市が地主に1年当たり10万円を支払うということで、今後、10年間の契約を行った」という説明でした。  次に、福祉部の所管では、歳出のありがとう券事業費30万円に関し、ありがとう券の趣旨を問う質疑がありました。答弁は、「ありがとう券は、感謝の気持ちを伝えるものである。そのため金銭的な対価は発生せず、換金や商品の購入には利用できない。なお、用途については、市民間のボランティア活動に対しての感謝の気持ちや、福祉バスの乗車の際に感謝の意を込めて使っていただいたり、人権啓発事業における人権講演会映画会の入場整理券的なものとしての使用も検討しているところである。今後は市民の皆様の知恵をいただきながら工夫をし、ボランティア通貨的なものに発展していけるよう考えている」という答弁でした。
     なお、議案第69号に対しては、反対の討論がございました。内容は「今回の職員給与引き下げについては、一貫して反対である。また、ありがとう券事業はわかりにくい施策であり、将来はどうなるかはわからないが、賛成できない」という討論でした。対する賛成討論はなく、採決を行った結果、議案第69号のうち、教育民生常任委員会の所管は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第73号、「財産の取得について(小中学校教育用コンピュータ及び周辺機器購入)」及び議案第74号、「財産の取得について(スクールバス購入)」は、教育総務課長から説明を受け、審査を行いました。  質疑では、議案第73号の小学校教育用コンピュータ及び周辺機器購入に関し、教育用コンピュータの購入の理由と配置先を問う質疑がありました。答弁は、「教育コンピュータ購入台数の内容は、デスクトップパソコンが363台、ノートパソコンが108台で、そのうち中学校については、1校40台を基準に小学校は1校20台を基準とし、市内19校の整備を図っていきたい。ついては、現在各学校に設置されているパソコンの更新時期もきているため、今回補助事業として国の補助を受け取得をしたい。なお、サーバーについては、藤原庁舎に設置し、管理については、専門である法務情報課と連携をとりながら、教育委員会で行っていく」という説明でした。  次に、議案第74号のスクールバス購入に関し、「放課後児童クラブに通う児童の下校にスクールバスを利用することはできないのか」との質疑には、「放課後児童クラブにおいて送迎を必要とするも場合には、送迎費の補助による支援を既に行っている。もし放課後児童クラブを含めた場合、下校時刻が異なるなど、本来のスクールバスの機能を失うことにもなる。あくまでも放課後児童クラブは民営という形をとっているため、一線を画して考えている」という答弁でした。  なお、議案第73号及び議案第74号に対する討論はなく、採決の結果、いずれの議案全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本定例会において、教育民生常任委員会が付託を受けました5議案の審査結果報告を終わります。 ○議長(伊藤弘美君)  以上で、委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を許します。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  質疑なしと認めます。  これをもちまして、教育民生常任委員長報告に対する質疑を終わります。  次に、産業建設常任委員長、3番、小林昌彦君。 ○産業建設常任委員長小林昌彦君)  産業建設常任委員会委員長報告を行います。  本定例会において、産業建設常任委員会が付託を受けました案件は、5議案でございます。審査は12月15日、本会議終了大安庁舎第2委員会室において、5名の委員の出席のもと委員会を開き、担当者から内容説明を受け、慎重に行いました。その中から主な質疑と採決の結果につき、順に報告をいたします。  まず、議案第68号、「いなべ市道路線の廃止について」は、建設部長から説明を受け、審査を行いました。  質疑では、「この道路は以前から市道路線であるが、廃止になった場合の管理はどうなるのか」という質疑があり、対する答弁は「道路としては法定外道路となり、最終的な管理については、地元との協議を考えている。地元からは起点、終点を通行止めにする要望があり、これから地元と協議をする」ということでありました。  なお、当議案に対する討論はなく、採決の結果、議案第68号は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第69号、「平成21年度いなべ市一般会計補正予算第3号」のうち、産業建設常任委員会の所管の審査結果につき報告をいたします。  つきましては、各担当者から説明を受け、審査を行いました。  まず、農林商工部の所管では、歳入の農地有効利用支援整備事業補助金、マイナス550万円に関し、「当初要望からの削減はどれくらいか」という質疑があり、対する答弁は「現段階では市内18カ所で自治会要望に基づき、工事を行う予定であるが、当初要望は36カ所ほどの予定であった。自治会長農家組合の役員には、年度当初に補助金等を充当して要望にこたえる予定であったが、政権交代により約半分の工事になった」ということでした。  また、歳出、観光客受入施設整備事業費100万円に関し、「宇賀渓への道を整備するのはよいが、工事基準補助基準があるか。また、観光協会からの要望事項に対して行政支援の基準があるか」という質疑があり、対する答弁は「この工事は国道421号線から入る道路であり、以前から狭い道はあった。国道から見えるように看板設置の要望があり、測量及び橋の設計は市で行って100万円という金額を算出した。市から発注をかけてもよいが、地元としては極力地元で工事をやりたい意見があり、それに見合った金額を補助して地元から発注できるように補助金という扱いで100万円を計上した」ということでした。  次に、建設部の所管では、歳出の地方道路整備交付金事業費に関し、「議会開会当日に工事請負費については、員弁町地内への組み替えと市長から説明を受けたが、公有財産購入費については、どこの場所か」という質疑があり、対する答弁は「員弁町地内の工事請負費がふえるので、同地内の公有財産購入費である。それに伴い補償費の増加も見込まれる」ということでした。  なお、水道部の所管につきましては、質疑はございませんでした。  討論につきましては、反対討論がありました。内容は「今回の補正の主なものは、先の人事院勧告による人件費の削減が大きなものであり、この点で条例改正でも反対したように、職員給与の削減は、民間の方の気がすむかもしれないが、地域経済を余計に冷やすということで前向きに解決される方向ではない。それを理由に反対する」ということでした。  採決の結果、議案第69号のうち、産業建設常任委員会の所管は賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第70号、「平成21年度いなべ市農業集落排水事業特別会計補正予算第1号」及び議案第71号、「平成21年度いなべ市下水道事業特別会計補正予算第2号」は、下水道課長から説明を受けましたが、質疑はありませんでした。なお、両議案に対する同様の反対討論がありました。  内容は、「これも先ほどと同じように、補正の大きなものは、人事院勧告による職員給与引き下げである。職員給与引き下げには反対という立場から特別会計補正予算にも反対する」ということでした。  採決の結果、いずれも賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第72号、「平成21年度いなべ市水道事業会計補正予算第2号」は、水道総務課長から説明を受け、審査を行いました。  質疑では、「新しい道路建設に伴う加圧ポンプ場を壊すのはわかるが、代替の加圧ポンプ場はあるのか。また、代替施設があるから壊すのか」という質疑があり、対する答弁は「この第1加圧ポンプ場については、現在使用していない。トヨタ車体を誘致したときに新しい加圧ポンプ場を造ったので、今まで資産として残していたが、壊しても何ら問題はない」ということでした。  なお、当議案に対する反対討論がありました。内容は、「これも同様に職員給与引き下げに反対なので、その点で反対する」ということでした。  採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本定例会において、産業建設常任委員会が付託を受けました5議案の審査結果報告を終わります。 ○議長(伊藤弘美君)  以上で、委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を許します。  質疑はございませんか。                (「質疑なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  質疑なしと認めます。  これをもちまして、産業建設常任委員長報告に対する質疑を終わります。  以上をもちまして、委員長報告を終結いたします。  これより、各議案ごと討論、採決を行います。  日程第2、議案第60号、社会保険保険料等に係る延滞金の軽減をするための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についての討論を行います。  討論はございませんか。                (「討論なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第60号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (全 員 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立全員であります。  よって、議案第60号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第3、議案第61号、いなべ市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての討論を行います。  討論はございませんか。                (「討論なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第61号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (全 員 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立全員であります。  よって、議案第61号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第4、議案第62号、いなべ市消防団に関する条例の一部を改正する条例の制定についての討論を行います。  討論はございませんか。                (「討論なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第62号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (全 員 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立全員であります。  よって、議案第62号には委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第5、議案第63号、いなべ市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についての討論を行います。  討論はございませんか。                (「討論なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論をおわります。  これより、議案第63号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (全 員 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立全員であります。  よって、議案第63号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第6、議案第64号、いなべ市地域包括支援センター条例の一部を改正する条例の制定についての討論を行います。  討論はございませんか。                (「討論なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第64号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (全 員 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立全員であります。  よって、議案第64号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第7、議案第65号、財産無償譲渡について(市之原自治会への譲渡)の討論を行います。  討論はございませんか。                (「討論なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第65号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (全 員 起 立)
    ○議長(伊藤弘美君)  起立全員であります。  よって、議案第65号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第8、議案第66号、財産無償譲渡について(大井田自治会への譲渡)の討論を行います。  討論はございませんか。                (「討論なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第66号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (全 員 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立全員であります。  よって、議案第66号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第9、議案第67号、字の区域の変更について(員弁町松之木地区)の討論を行います。  討論はございませんか。                (「討論なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第67号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (全 員 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立全員であります。  よって、議案第67号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第10、議案第68号、いなべ市道路線の廃止についての討論を行います。  討論はございませんか。                (「討論なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第68号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (全 員 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立全員であります。  よって、議案第68号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第11、議案第69号、平成21年度いなべ市一般会計補正予算第3号の討論を行います。  討論はございませんか。 ○議長(伊藤弘美君)  6番、衣笠民子君。 ○6番(衣笠民子君)  6番議員、日本共産党の衣笠民子です。  議案第69号、平成21年度いなべ市一般会計補正予算第3号について、反対の立場で討論をします。  今回の一般会計補正の主なものは、臨時議会で承認された職員給与引き下げに関する条例改正に伴う減額補正です。私ども日本共産党いなべ市議団は、条例改正に反対する討論でも述べましたように、職員給与引き下げのもとになっている国家公務員に対する人事院勧告が、国民に退場させられた自公明政権の不当な圧力のかかった勧告であり、職員給与引き下げることは、さらなる民間給与の引き下げを招き、デフレスパイラルに陥っている地域の経済を冷え込ませる結果となりかねず、決して住民の利益にはなりません。よって、反対をします。  また、市長の思いつきの施策であるありがとう券についても一般質問、委員会での審議を通しても妥当なものとは考えられず、この一般会計補正予算に計上されている印刷費等30万円もむだの支出であることも重ねて指摘しておきます。以上です。 ○議長(伊藤弘美君)  18番、太田政俊君。 ○18番(太田政俊君)  私は議案第69号、いなべ市の補正予算第3号について賛成の立場で討論を行いたいと思います。  まず第一、この補正予算に組み込まれた内容の中身です。障害者施設整備事業というようなことにつきましては、非常に国の予算が削減された。その中でまさに市長の思いつきと言いますか、市長の離れわざのような形で、市単独事業に組み込まれたということについて、改めて市長の熱意を感謝をさせていただきたいと思っておりまして、この場を借りて改めて市長の政治姿勢について敬意を表したいと思います。 ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第69号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (多 数 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立多数であります。  よって、議案第69号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第12、議案70号、平成21年度いなべ市農業集落排水事業特別会計補正予算第1号の討論を行います。  討論はございませんか。  20番、石原 瞭君。 ○20番(石原 瞭君)  今の討論がございましたけれども、私は農業集落排水の巻末にあります給与費明細書の中での職員の給与の引き下げについて、反対をいたします。公務員のバッシングの中で、民間に比べて高いので引き下げるというものでございますけれども、職員の給与を引き下げることは、景気が悪ければ引き下げが当たり前という状況を作り出し、さらなる民間給与の引き下げを招き、全体として地域経済を冷え込ませる結果につながると考えておりますので、反対をいたします。 ○議長(伊藤弘美君)  ほかにございませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第70号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (多 数 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立多数であります。  よって、議案第70号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第13号、議案第71号、平成21年度いなべ市下水道事業特別会計補正予算第2号の討論を行います。  討論はございませんか。  20番、石原 瞭君。 ○20番(石原 瞭君)  くどくは言いませんが、70号と同趣旨で反対をします。 ○議長(伊藤弘美君)  ほかに。                 (「なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第71号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (多 数 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立多数であります。  よって、議案第71号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第14、議案第72号、平成21年度いなべ市水道事業会計補正予算第2号の討論を行います。  討論はございませんか。  20番、石原 瞭君。 ○20番(石原 瞭君)  これも70号と同趣旨で反対いたします。 ○議長(伊藤弘美君)  ほかに。                 (「なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第72号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (多 数 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立多数であります。  よって、議案第72号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第15、議案第73号、財産の取得について(小中学校教育用コンピュータ及び周辺機器購入)の討論を行います。  討論はございませんか。                (「討論なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第73号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (全 員 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立全員であります。  よって、議案第73号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  日程第16、議案第74号、財産の取得について(スクールバス購入)の討論を行います。  討論はございませんか。
                   (「討論なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  これにて、討論を終わります。  これより、議案第74号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (全 員 起 立) ○議長(伊藤弘美君)  起立全員であります。  よって、議案第74号は委員長報告のとおり可決することに決しました。  暫時休憩いたします。                午前  9時46分 休憩                午前 10時00分 再開 ○議長(伊藤弘美君)  会議を再開いたします。  お諮りいたします。  閉会中の議員派遣についてを日程に追加し、追加日程第1として議題といたしたいと思います。  これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  異議なしと認めます。  よって、閉会中の議員派遣についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決しました。  追加日程第1、閉会中の議員派遣についてを議題といたします。  当面の閉会中の議員派遣につき、別紙のとおり派遣したいと思います。  これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  異議なしと認めます。  よって、当面の議員派遣については、別紙のとおり派遣することに決しました。  お諮りいたします。  議会運営委員長から議会の運営に関する事項等の閉会中の継続調査の申し出がありました。  よって、委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを日程に追加し、追加日程第2として議題といたしたいと思います。  これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  異議なしと認めます。  それでは、追加日程第2、委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。  お諮りいたします。  議会運営委員長からの申出のとおり、議会運営委員会が閉会中議会運営に関する事項等につき、継続調査を行うことに、ご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(伊藤弘美君)  異議なしと認めます。  よって、本件は議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。  これで、本定例会に付された案件の審議は、すべて終了いたしました。  それでは、以上をもちまして、平成21年第4回いなべ市議会定例会を閉会いたします。  ご苦労様でございました。               (午前10時02分 閉会)         地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。               いなべ市議会議長               いなべ市議会署名議員               いなべ市議会署名議員...