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令和 2年12月定例会(第5日12月21日)

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  1. 亀山市議会 2020-12-21
    令和 2年12月定例会(第5日12月21日)


    取得元: 亀山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-12
    令和 2年12月定例会(第5日12月21日)    令和2年12月21日(月)午前10時 開議 第  1 議案第 80号 亀山市税外収入金に対する過料及び延滞金に関する条例の一              部改正について 第  2 議案第 81号 亀山市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について 第  3 議案第 82号 亀山市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正に              ついて 第  4 議案第 83号 亀山市水道事業等の設置等に関する条例の一部改正について 第  5 議案第 84号 亀山市火災予防条例の一部改正について 第  6 議案第 85号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第9号)について 第  7 議案第 86号 令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3              号)について 第  8 議案第 87号 令和2年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第              1号)について 第  9 議案第 88号 令和2年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2              号)について 第 10 議案第 89号 令和2年度亀山市水道事業会計補正予算(第1号)について 第 11 議案第 90号 令和2年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)に              ついて 第 12 議案第 91号 令和2年度亀山市病院事業会計補正予算(第4号)について
    第 13 議案第 92号 財産の取得について 第 14 議案第 93号 損害賠償の額を定めることについて 第 15 議案第 94号 損害賠償の額を定めることについて 第 16 議案第 95号 市道路線の認定について 第 17 議案第 96号 市道路線の認定について 第 18 議案第 97号 市道路線の認定について 第 19 議案第 98号 市道路線の認定について 第 20 議案第 99号 市道路線の認定について 第 21 議案第100号 市道路線の認定について 第 22 議案第101号 市道路線の認定について 第 23 議案第102号 市道路線の認定について 第 24 議案第103号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第10号)について 第 25 閉会中の継続調査について   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇追加日程 第  1 緊急質問   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇出席議員(18名)    1番  草 川 卓 也 君     2番  中 島 雅 代 君    3番  森   英 之 君     4番  今 岡 翔 平 君    5番  新   秀 隆 君     6番  尾 崎 邦 洋 君    7番  中 﨑 孝 彦 君     8番  豊 田 恵 理 君    9番  福 沢 美由紀 君    10番  森   美和子 君   11番  鈴 木 達 夫 君    12番  岡 本 公 秀 君   13番  伊 藤 彦太郎 君    14番  前 田 耕 一 君   15番  前 田   稔 君    16番  服 部 孝 規 君   17番  小 坂 直 親 君    18番  櫻 井 清 蔵 君   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇欠席議員(なし)   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇会議に出席した説明員職氏名  市長              櫻 井 義 之 君  副市長             西 口 昌 利 君  総合政策部長          山 本 伸 治 君  生活文化部長          佐久間 利 夫 君  健康福祉部長          古 田 秀 樹 君  産業建設部長          大 澤 哲 也 君  上下水道部長          宮 﨑 哲 二 君  危機管理監           服 部 政 徳 君  総合政策部次長         青 木 正 彦 君  生活文化部参事兼関支所長    辻 村 俊 孝 君  健康福祉部次長         伊 藤 早 苗 君  産業建設部次長         亀 渕 輝 男 君  生活文化部次長         谷 口 広 幸 君  産業建設部参事         久 野 友 彦 君  産業建設部参事         田 所   学 君  健康福祉部参事         豊 田 達 也 君  会計管理者           米 津 ひろみ 君  消防長             平 松 敏 幸 君  消防部長            豊 田 邦 敏 君  消防署長            原   博 幸 君  地域医療統括官         上 田 寿 男 君  教育長             服 部   裕 君  教育部長            亀 山   隆 君  教育委員会事務局参事      桜 井 伸 仁 君  監査委員            渡 部   満 君  監査委員事務局長        木 﨑 保 光 君  選挙管理委員会事務局長     松 村   大 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――事務局職員  事務局長  井 分 信 次   書記      水 越 いづみ  書記    西 口 幸 伸   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇会議の次第               (午前10時00分 開議) ○議長(中﨑孝彦君)  皆さん、おはようございます。  これより、本日の会議を開きます。  なお、草川地域医療部長は都合により本日は欠席する旨の通知に接しておりますので、ご了承願います。  本日の議事につきましては、お手元に配付の議事日程第5号より取り進めます。  それでは、去る7日の本会議におきまして、所管の各常任委員会にその審査を付託しました日程第1、議案第80号から日程第23、議案第102号までの23件を一括議題といたします。  各常任委員会委員長から、委員会における審査の経過と結果について報告を求めます。                 総務委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、亀山市議会会議規則第104条の規定により報告します。                      記  議案第80号 亀山市税外収入金に対する過料及び延滞金に関する条例の一部改正につ         いて                               原案可決  議案第81号 亀山市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について        原案可決  議案第82号 亀山市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について   原案可決  議案第84号 亀山市火災予防条例の一部改正について               原案可決  令和2年12月15日                          総務委員会委員長 前 田   稔 亀山市議会議長 中 﨑 孝 彦 様   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                教育民生委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、亀山市議会会議規則第104条の規定により報告します。                      記
     議案第92号 財産の取得について                        原案可決  令和2年12月14日                        教育民生委員会委員長 森   美和子 亀山市議会議長 中 﨑 孝 彦 様   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                産業建設委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、亀山市議会会議規則第104条の規定により報告します。                      記  議案第 83号 亀山市水道事業等の設置等に関する条例の一部改正について     原案可決  議案第 93号 損害賠償の額を定めることについて                原案可決  議案第 94号 損害賠償の額を定めることについて                原案可決  議案第 95号 市道路線の認定について                     原案可決  議案第 96号 市道路線の認定について                     原案可決  議案第 97号 市道路線の認定について                     原案可決  議案第 98号 市道路線の認定について                     原案可決  議案第 99号 市道路線の認定について                     原案可決  議案第100号 市道路線の認定について                     原案可決  議案第101号 市道路線の認定について                     原案可決  議案第102号 市道路線の認定について                     原案可決  令和2年12月11日                        産業建設委員会委員長 伊 藤 彦太郎 亀山市議会議長 中 﨑 孝 彦 様   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                予算決算委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、亀山市議会会議規則第104条の規定により報告します。                      記  議案第85号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第9号)について        原案可決  議案第86号 令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につい         て                                原案可決  議案第87号 令和2年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につ         いて                               原案可決  議案第88号 令和2年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につい         て                                原案可決  議案第89号 令和2年度亀山市水道事業会計補正予算(第1号)について      原案可決  議案第90号 令和2年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について   原案可決  議案第91号 令和2年度亀山市病院事業会計補正予算(第4号)について      原案可決  令和2年12月18日                        予算決算委員会委員長 新   秀 隆 亀山市議会議長 中 﨑 孝 彦 様 ○議長(中﨑孝彦君)  初めに、前田 稔総務委員会委員長。 ○15番(前田 稔君)(登壇)  ただいまから、総務委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。  去る7日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、15日、委員会を開催いたしました。  まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。  初めに、議案第80号亀山市税外収入金に対する過料及び延滞金に関する条例の一部改正について、議案第81号亀山市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について及び議案第82号亀山市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正については、租税特別措置法の一部改正がされ、令和3年1月1日から延滞税における特例基準割合延滞税特例基準割合に改められることから所要の改正を行うものです。  審査の過程では、延滞金の状況に関する質疑があり、これについては、令和元年度の決算で約10件、徴収額は34万9,492円で、ほとんどが保育料の延滞金であるとの答弁でありました。  次に、延滞金の処理に関する質疑があり、これについては、最終的に徴収できなかったものについては不納欠損となるとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第84号亀山市火災予防条例の一部改正については、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令が改正され、令和3年4月1日から急速充電設備の位置、構造及び管理に関する基準が見直されることに伴い、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、改正内容の周知に関する質疑があり、これについては、改正内容はホームページ等を通じて周知していくとの答弁でありました。  次に、既存の設備の届出に関する質疑があり、これについては、市内の既存設備で今回の条例改正の対象になるものはないが、今後、50キロワットを超える設備が令和3年4月までに設置される場合は、現行の条例に従って変電設備として審査するとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  以上、総務委員会の審査報告といたします。 ○議長(中﨑孝彦君)  次に、森 美和子教育民生委員会委員長。 ○10番(森 美和子君)(登壇)  ただいまから、教育民生委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。  去る7日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、14日に委員会を開催いたしました。  まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。  議案第92号財産の取得については、亀山市立図書館の施設の用に供するため、図書館保留床の取得について、議会の議決を求めるものです。  審査の過程では、今回21億8,820万円で取得する図書館の保留床にはどこまでのものが含まれるのかとの質疑があり、これについては、図書館に対する共有持分の土地代と、図書館の専有部分と共有部分である。その中で、図書館の専有部分には床の仕上げや内装仕上げ、エアコンを含む空調設備、照明設備、作りつけの椅子や家具、館内の看板等が含まれるとの答弁でありました。  次に、図書館は区分所有となるが、100%市の所有でない財産を行政財産として位置づけられるのかとの質疑があり、これについては、図書館は専有部分が行政財産になるとの答弁でありました。  次に、土地・建物の区分所有の考え方について質疑があり、これについては、土地は公益施設として44.3147%を市が所有する。また、建物は土地の比率にするものではなく、公益施設の専有面積割合として52.8%を市が所有するとの答弁でありました。  次に、区分所有の場合、将来、増改築等の必要が生じた場合はどうなるのかとの質疑があり、これについては、区分所有法において、建て替えの決議には特別決議として区分所有者及び議決権の各5分の4以上の賛成が必要と定められているとの答弁でありました。  次に、区分所有として取得するため制約の多い財産になるが、将来的に対応できるのかとの質疑があり、これについては、一般的な再開発事業においては区分所有は全国各地で行われ、都市再開発法や区分所有法等、様々な法律の中で一定程度確保されており、同様の行政事例は多々あるとの答弁でありました。  次に、公益保留床取得に係る負担金の額に対する市長から再開発組合への承諾は財産取得の議決後に行うべきではないのかとの質疑があり、これについては、財産取得の議案を提出するに当たり、参加組合員協定書に基づき負担金の額について協議する必要があり、再開発組合からの額の提示を受け、市から承諾書を出したが、なお書きで負担金の額については議案が可決された場合に確定するとしているとの答弁でありました。  次に、公共施設白書では更新時期まで10年もある現在の図書館の建て替えを優先することについて質疑があり、これについては、駅前再開発という大きな目的のために教育委員会も図書館の移転新築について良としたとの答弁でありました。  次に、再開発組合と市が締結する参加組合員に関する契約書における守秘義務の条項の必要性について質疑があり、これについては、契約で知り得た相手方の情報等を漏らしてはならないという一般的な条項であり、議会への資料提出を制限するというものではないとの答弁でありました。  次に、この議案については、亀山駅前への新図書館建設は市民の理解を得られていない事業であること、また耐用年数が10年以上も残っている現図書館を建て替えることは優先すべき事業ではないとの理由から反対討論がありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、賛成者多数で原案のとおり可決することに決定しました。  以上、教育民生委員会の審査報告といたします。 ○議長(中﨑孝彦君)  次に、伊藤彦太郎産業建設委員会委員長。 ○13番(伊藤彦太郎君)(登壇)  ただいまから、産業建設委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。  去る7日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、11日に委員会を開催いたしました。  まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。  初めに、議案第83号亀山市水道事業等の設置等に関する条例の一部改正については、菅内町地内に計画中である事業用地の造成に伴い給水区域を拡張する必要があることから、水道法に基づく変更の届出を行うに当たり、事業計画における給水人口及び1日最大給水量を見直したことにより所要の改正を行うものです。  審査の過程では、1日最大給水量の見直しは、新しく拡張した菅内地区の6.7ヘクタールとシャープの水量のみを勘案し、テクノヒルズの拡張やほかの企業系の水道量等は勘案していないのかとの質疑があり、これについては、1日最大給水量は工場用水だけで算出したわけではなく、生活用、業務営業用、工場用についても北中勢水道以外の工場と北中勢水道に関する工場とに分けて算出しており、北中勢水道の分の工場用が大きく増加することから3万1,500立方メートルとなったとの答弁でありました。  次に、菅内町地内の当該地区における都市マスタープランでの位置づけに関する質疑があり、これについては、今回の事業予定地の土地利用の配置方針としては、関インターチェンジから交通の利便性が高い県道鈴鹿関線の沿道であり、近隣の鈴鹿市の土地利用に合わせた物流系土地利用の誘導を検討する幹線道路沿道ゾーンに隣接したエリアになっており、都市マスタープランとの整合は図られているとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
     次に、議案第93号及び議案第94号損害賠償の額を定めることについては、田村町地内の農業集落排水処理施設田村地区浄化センターにおける汚水流出事故に伴う損害賠償の額を定めることについて、議会の議決を求めるものです。  審査の前に現地確認を行い、審査の過程では質疑はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第95号市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である川合44号線の市道路線の認定について、議会の議決を求めるものです。  審査の前に現地確認を行い、審査の過程では質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第96号及び議案第97号市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である和田31号線及び和田32号線の市道路線の認定について、議会の議決を求めるものです。  審査の前に現地確認を行い、審査の過程では質疑はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第98号市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である能褒野51号線の市道路線の認定について、議会の議決を求めるものです。  審査の前に現地確認を行い、審査の過程では質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第99号、議案第100号、議案第101号及び議案第102号市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である西町3号線、西町4号線、西町5号線及び西町6号線の市道路線の認定について、議会の議決を求めるものです。  審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、西町3号線から駅前2号線に出るところは左への一方通行となっているが標識が見えにくく、誤って右折する可能性があるのではないかとの質疑があり、これについては、開発協議の中で一方通行の標識を設置することで防げるとの考えから開発許可になったとの答弁でありました。  なお、この一方通行の標識については、事故があってはいけないので、今後、様子を見ていただきたいとの意見がありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  以上、産業建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(中﨑孝彦君)  次に、新 秀隆予算決算委員会委員長。 ○5番(新 秀隆君)(登壇)  ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。  去る7日の本会議で当委員会に付託のありました、議案第85号令和2年度亀山市一般会計補正予算(第9号)について、議案第86号令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、議案第87号令和2年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第88号令和2年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第89号令和2年度亀山市水道事業会計補正予算(第1号)について、議案第90号令和2年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について及び議案第91号令和2年度亀山市病院事業会計補正予算(第4号)についての令和2年度各会計補正予算の7議案については、同日、当委員会を開き、分科会を設置して各分科会で審査することを決定し、11日に産業建設分科会、14日に教育民生分科会、15日に総務分科会を開催し、それぞれ審査を行いました。  そして、18日に関係部長等の出席を得て、当委員会を開催しました。  まず、各分科会の会長から審査の経過について報告を受け、これらの報告に対する質疑はありませんでした。  次に、議案第85号令和2年度亀山市一般会計補正予算(第9号)については、債務負担行為補正図書館保留床購入費(追加分)において、亀山駅前への新図書館建設は市民合意が全く得られていない事業であり、指定避難所である東小学校体育館の雨漏りをはじめ、最低限やらねばならない学校の環境整備が後回しにされ、優先順位が低い図書館の建て替えが優先されることは市民の理解が得られないなどの理由から反対討論がありました。  そして、この議案については、採決の結果、賛成者多数で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第86号から議案第91号までの6議案については、採決の結果、いずれも全会一致で、原案のとおり可決することに決定しました。  なお、予算決算委員会として、執行部におかれましては、委員の質疑には的確に答弁できるよう十分に準備した上で審査に臨まれたいとの意見を申し添えます。  以上、予算決算委員会の審査報告といたします。 ○議長(中﨑孝彦君)  各常任委員会委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(中﨑孝彦君)  ないようですので、各委員長報告に対する質疑を終結します。  次に、議案第80号から議案第102号までの23件について討論を行います。  通告に従い発言を許します。  16番 服部孝規議員。 ○16番(服部孝規君)(登壇)  日本共産党を代表して、議案第85号令和2年度亀山市一般会計補正予算(第9号)及び議案第92号財産の取得についての2議案に反対の立場で討論します。  まず、一般会計補正予算です。  債務負担行為補正のうち、図書館保留床購入費追加分です。  これは、図書館の新築工事の工事期間が令和3年度から令和4年度に延長になることに伴い、図書館保留床の取得価格21億8,820万円のうち、令和4年度に支出することになる9億8,820万円を追加するものです。  そもそも、今回のJR亀山駅の新図書館建設は、市民合意が全く得られていない事業です。  2018年8月に、教育委員会は市民の意見を全く聞くことなく勝手に駅前への図書館移転を決めました。しかし、圧倒的に多くの市民は現在の緑豊かな亀山公園内に図書館をと求めており、移転には市民合意がありません。  また、現在の図書館は、市の公共施設白書によれば建て替えの時期まで10年以上あり、多くの教育施設の中で建て替えの優先順位は低いものです。例を挙げれば、亀山中学校の体育館は建て替え時期が2005年とされながら、いまだに建て替え計画すらありません。また、教育民生分科会で議論が集中した亀山東小学校は、指定避難所となっている体育館の雨漏りをはじめ、漏電のおそれがある分電盤や地下で漏水している家庭科室、給湯管、さらに防災上重要な非常階段の扉など、修繕箇所が山積みです。  こうした、最低限やらなければならない学校の環境整備が後回しにされ、建て替え時期で言えば優先順位が低い図書館が優先されることは、到底、市民の理解が得られません。  次に、同じく教育民生分科会で議論になりました放課後児童クラブ運営費のうち、放課後児童健全育成事業560万円です。  社会福祉法人日の本福祉会による放課後児童クラブ新設に対する補助ですが、現在の施設のまま指導員のスペースを潰すなど、改修で40人2単位から40人3単位、合計120人の定員にするというものです。  市は、1人当たり1.65平方メートルという基準は満たされており、問題ないとの答弁でした。しかし、遊び場もなく、学校から遠い施設、コロナの時代に現在の1人当たりの面積基準はあまりにも劣悪です。  井田川小学校区にはミニ団地の開発が多く、子供の数は増える一方、市は毎年幼稚園や保育園も含め調査をして入所のニーズを把握しているにもかかわらず、安全で適切な場所を探して整備してこなかったのは怠慢です。  以上の理由により、問題のある予算を含むこの議案には反対するものです。  次に、財産の取得についてです。  この議案は、図書館整備事業で保留床の購入を進め、来年1月に亀山駅周辺2ブロック地区市街地再開発組合と参加組合員契約の締結を予定していることから財産の取得をするというものであります。  この議案が可決されれば、21億8,820万円を公益保留床の負担金として市街地再開発組合に支払うというものです。  この議案は、約22億円という金額が妥当かどうか以前に、駅前への新図書館建設が妥当なのかどうかの問題です。先ほど、一般会計補正予算の反対理由で述べましたので詳しくは言いませんが、反対する理由の一つは、移転に市民合意が全くないこと。2つ目に、老朽化し、建て替えを急ぐべき学校施設が多い中で、建て替えまで10年以上ある図書館を優先すべきではないということです。  以上の理由により、この2議案には反対するものです。議員各位のご賛同を求め、討論とします。 ○議長(中﨑孝彦君)  16番 服部孝規議員の討論は終わりました。  以上で、通告による討論を終結し、議案第80号から議案第102号までの23件について、起立により採決を行います。  採決に先立って、この際お諮りします。  起立採決の際、着席している場合は、その議案に対して反対とみなすことにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(中﨑孝彦君)  ご異議なしと認めます。  起立により着席している場合は反対とみなすこととします。  それではまず、討論のありました議案第85号令和2年度亀山市一般会計補正予算(第9号)について、起立により採決を行います。  本案についての委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものとしております。  本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(中﨑孝彦君)  ご着席願います。  起立多数であります。  したがって、議案第85号令和2年度亀山市一般会計補正予算(第9号)については、原案のとおり可決することに決定しました。  次に、同じく討論のありました議案第92号財産の取得について、起立により採決を行います。  本案についての委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものとしております。  本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(中﨑孝彦君)  ご着席願います。  起立多数であります。  したがって、議案第92号財産の取得については、原案のとおり可決することに決定しました。  次に、討論のありました議案以外の議案第80号から議案第84号まで、議案第86号から議案第91号まで及び議案第93号から議案第102号までの21件について、一括して起立により採決を行います。  本各案についての各委員長の報告は、いずれも原案のとおり可決すべきものとしております。  本各案を各委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(中﨑孝彦君)  ご着席願います。  起立全員であります。  したがって、  議案第80号 亀山市税外収入金に対する過料及び延滞金に関する条例の一部改正について  議案第81号 亀山市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について  議案第82号 亀山市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について  議案第83号 亀山市水道事業等の設置等に関する条例の一部改正について  議案第84号 亀山市火災予防条例の一部改正について  議案第86号 令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について  議案第87号 令和2年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について  議案第88号 令和2年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について  議案第89号 令和2年度亀山市水道事業会計補正予算(第1号)について  議案第90号 令和2年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について  議案第91号 令和2年度亀山市病院事業会計補正予算(第4号)について  議案第93号 損害賠償の額を定めることについて  議案第94号 損害賠償の額を定めることについて
     議案第95号 市道路線の認定について  議案第96号 市道路線の認定について  議案第97号 市道路線の認定について  議案第98号 市道路線の認定について  議案第99号 市道路線の認定について  議案第100号 市道路線の認定について  議案第101号 市道路線の認定について  議案第102号 市道路線の認定について は、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。  次に、日程第24、議案第103号を議題とします。  市長に提案理由の説明を求めます。  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げたいと存じます。  議案第103号令和2年度亀山市一般会計補正予算(第10号)についてでございますが、補正額は、歳入歳出それぞれ3,078万円を追加し、補正後の予算総額を283億4,273万3,000円といたしております。  今回の補正予算は、今月11日、政府において独り親に対する臨時特別給付金の再支給が閣議決定されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている低所得の独り親世帯を支援する制度として、さきの6月定例会で計上いたしましたひとり親世帯臨時特別給付金の基本給付の再支給を年内に行うため、必要な経費を計上いたしたものでございます。  まず、歳出でございますが、第3款民生費の児童扶養手当給付費にシステム修正委託料や再支給する交付金など、合計3,078万円を計上いたしております。  次に、歳入でございますが、今回の補正財源として、第15款国庫支出金の母子家庭等対策総合支援事業費補助金3,078万円を計上いたしております。  以上、簡単ではございますが、今議会にご提案申し上げております議案の説明といたします。  追加の提案となりましたが、何とぞ、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中﨑孝彦君)  市長の提案理由の説明は終わりました。  これより、議案第103号に対する質疑を行います。  初めに申し上げておきます。  質疑は、議題となっております事件について、その内容を明確にするため説明を求めるものです。  したがって、自己の意見を述べることなく、また議題の範囲を超えたり、一般質問にならないようご注意いただくとともに、発言は簡潔にお願いいたします。  通告に従い、発言を許します。  1番 草川卓也議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  会派結の草川でございます。  通告に従いまして議案質疑をさせていただきます。  議案第103号令和2年度亀山市一般会計補正予算(第10号)、児童扶養手当給付金の増額補正について伺います。  (1)番としまして、補正予算の概要についてでございます。  まず、この補正予算が必要となった経緯と目的、また給付金の対象者や積算額の内訳など、概要について伺います。 ○議長(中﨑孝彦君)  1番 草川卓也議員の質疑に対する答弁を求めます。  伊藤健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(伊藤早苗君)(登壇)  おはようございます。  今回の補正予算につきましては、今月11日、政府において閣議決定され国の予備費に盛り込まれましたひとり親世帯臨時特別給付金の基本給付の年内再支給について、これに必要となる経費として案内通知に伴う通信運搬費3万円、口座振替に係る手数料4万8,000円、システム修正に係る委託料13万2,000円、給付費として交付金3,057万円の、合わせて3,078万円を計上いたしました。  このひとり親世帯臨時特別給付金につきましては、本年6月に国の第2次補正予算に盛り込まれた制度でございまして、本市におきましては6月定例会に補正計上し、8月から基本給付及び追加給付を支給しているところでございます。  こうした中、独り親世帯はその生活実態が依然厳しい状況にあることを踏まえ、今回、基本給付を再支給するものでございます。  その対象者につきましては、原則8月からの支給を受けている初回受給者の方となりますが、まだ手続をされず受給されていない方につきましても、今回、申請をいただくことで対象となるものでございます。  それで、支給額につきましては、初回と同様に児童扶養手当受給対象者等に対し1世帯当たり5万円、第2子以降は1人当たり3万円を支給するものでございます。  なお、初回給付との違いとして、追加給付はございません。 ○議長(中﨑孝彦君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  では、少し細かいところを確認したいと思いますけれども、今回の再支給において申請が必要な方というのはどういった方になるのかというところを確認したいと思います。 ○議長(中﨑孝彦君)  伊藤次長。 ○健康福祉部次長(伊藤早苗君)(登壇)  6月の給付をした後、その後、児童扶養手当の対象者となった方等につきましては、本当は申請なしで行くということなんですけれども、そういうことをまだ、そのときの対象者であるにもかかわらずまだ申請をしていらっしゃらない方ということになってきます。 ○議長(中﨑孝彦君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  初回の給付を申請すれば受けられた方がまだ申請していないという、そういった方は、今回申請をすれば受けることができる。それはつまり、初回の申請分の初回の給付金も受けられる、それで追加も受けられる、両方受けられるということでよろしかったですか。これを確認させていただきます。 ○議長(中﨑孝彦君)  伊藤次長。 ○健康福祉部次長(伊藤早苗君)(登壇)  議員おっしゃったとおり、そのとおり今回のも前の分も、合わせて支給されるということになります。 ○議長(中﨑孝彦君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  初回分と追加分、両方受けられるということで、かなり大きいことだと思いますので、もし自分は対象ではないかというような方がいらっしゃったら、ぜひ問合せしていただきたいなと、申請していただきたいなと思います。  それで、もう一点伺いたいんですけれども、初回の特別給付を受けた世帯には申請なしで自動的に支給されるという説明がありましたけれども、今回の再支給までに、例えば再婚をされて独り親ではなくなったとか、そういったふうに世帯の要件とか条件が変わった場合というのはどうなるのか確認したいと思います。 ○議長(中﨑孝彦君)  伊藤次長。 ○健康福祉部次長(伊藤早苗君)(登壇)  初回の給付から要件が変わった場合ということで、例えば議員がおっしゃっていただいたように、初回の給付以降にご結婚された方、あるいは事情により子供さんの人数が変わられた方など、世帯構成に異動があった方につきましても、今回は初回の基本給付と同様の金額給付となります。  また、初回の給付以降に市外へ転出された方につきましても、本市から支給することとなっております。 ○議長(中﨑孝彦君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  いろいろと概要を確認させていただきました。  ちょっと少し質問の趣旨を変えたいと思いますけれども、今回もこれに関しては国の施策でございますけれども、亀山市は独り親世帯の実情についてどこまで把握しており、この特別給付によってどのような影響、効果があると期待するかというところ、ご所見を伺いたいと思います。 ○議長(中﨑孝彦君)  伊藤次長。 ○健康福祉部次長(伊藤早苗君)(登壇)  まず、独り親世帯の実情把握につきましては、これまでからも児童扶養手当支給事務において世帯数等の把握をしております。世帯数に関しましては、今回の給付金が児童扶養手当の対象者をベースとしておりまして、これまで約360件の実績となっております。  一方、市の課税資料から寡婦控除の対象も約360件でありますが、未申告の方も見えると考えられますので、正確な世帯数の把握は難しいところでございます。  次に、その効果につきましては、コロナの影響が続く中、生活実態が依然厳しい状況にあることを踏まえますと、今回の再支給は時期的にも生活支援として効果があるものと考えております。 ○議長(中﨑孝彦君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  そういった効果を期待するところでありますけれども、今回、対象としては児童扶養手当の方が大多数であるかなと思います。ということは、この市内にはこの特別給付金の対象にならない独り親世帯の方もいらっしゃると思います。  支援すべきその独り親世帯の範囲であったり、給付額については今回追加分はないということですけれども、どのような認識であるか。つまりは、今回の再支給に関して、国が定めた対象者の範囲や給付額で支援を必要とする独り親世帯に対して十分な支援ができる、できているという認識か、そこについてちょっと確認したいと思います。 ○議長(中﨑孝彦君)  伊藤次長。 ○健康福祉部次長(伊藤早苗君)(登壇)  今回の再支給は年末年始に向けた支援であることから、年内に支給することを第一にしております。そのため、支給に係る事務手続等も非常にタイトな期間で速やかに対応する必要がございますので、原則、初回給付の対象者と範囲や金額を変えずに実施するものでございます。  したがいまして、再支給の対象や金額は必ずしも十分とは言えないかもしれませんが、今回はまずは年内にお届けすることで年末年始の生活支援としてまいりたいと考えております。 ○議長(中﨑孝彦君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  まずは確実に年内に早急に対応していただく、確かに大切なことだと思います。  また、先ほども少しありましたように、初回のやつを受けていない方にも正確に今回の再支給分とともに確実に支給していく、こういったことを徹底していただくことがまず必要かなと思います。  その中でもあえて、ちょっと1つ問題提起をしたいのは、これは今回の再支給に限った話ではないんですけれども、離婚調停中の方、DV避難の方。特殊な事情で夫婦別居されている、いわゆる独り親に対する支援についてはどのように見ていくのかであります。戸籍上は独り親ではなく、児童扶養手当の対象にならないケースもあると思います。しかしながら事実上は独り親世帯と同じ、もしくはそれ以上の支援が必要な家庭もあると推察します。  そこで伺いますけれども、低所得でありながらも児童扶養手当の対象とならない、例えば離婚調停中の独り親、DV避難の独り親に対する支援についてはどのように認識した上で、今回、この予算計上をされたのか、対応できるのかどうかというところを確認したいと思います。 ○議長(中﨑孝彦君)
     伊藤次長。 ○健康福祉部次長(伊藤早苗君)(登壇)  まず、DV避難者や離婚調停中の独り親につきましては、その実態把握が難しいといった状況がございます。そうした中、DV避難の独り親につきましては、裁判所の証明や申立てに対する認定などにより対象となるもので、本市におきましても実績がございますので、予算計上に含めております。一方、離婚調停中の場合につきましては、制度上、原則的には対象とはならないものでございます。 ○議長(中﨑孝彦君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  DV避難の方に関しては、一定の条件を満たせば今回の対象にもなっているということでしたけれども、離婚調停中の方は対象にならないということでありました。  これはやっぱり実態を、なかなか全て把握するのは難しいと思いますけれども、こういった方々が一定数市内にいらっしゃるということはある程度想定した上で、先ほどから申し上げているように、今回、国のこの施策でございますので、そこを確実にやることは大切ですけれども、やはり基礎自治体としてはそこでは救い切れないところをしっかりと制度として予算計上していくということが大切ではないかなと思います。  例えば、四日市市の事例など少し調べたところによりますと、その離婚調停中、協議中の方に関しては、配偶者と別居し、かつ婚姻を解消した際には受給資格者と、児童扶養手当の受給資格者ということだと思いますけれども、受給資格者となることが想定される児童と同居する父、または母、つまり離婚、婚姻解消した際に対象となる方に関しては申請いただければ支給しますよ、これは市独自に支給しますよという、そういった制度を設けているということであります。  こういったところに関してもう少し検討できなかったのか、そういったことを検討されたのかというところ、ちょっとなかなか難しいところだと思いますけれども、そういったところのある程度柔軟な対応ということは今回のところでも可能ではないのか、できないのかというところをちょっと確認したいと思います。 ○議長(中﨑孝彦君)  伊藤次長。 ○健康福祉部次長(伊藤早苗君)(登壇)  議員に紹介していただいたように、他市ではそのようなことを考えた例もあるとは聞いているんですけれども、本市としましては、これまでからもまあまあ「けいぞく」「はぐくみ」等、亀山独自の取組を進めてきたところでございまして、今後も様々な支援策が必要となってまいりますことから、そのとき国の第3次補正等の内容も見極め、本市としてもしっかりと独自の取組を検討してまいりたいと考えているところです。  今回につきましては、最低でまずは年内支給をというところを考えたところでございます。 ○議長(中﨑孝彦君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  あくまで国の施策というところでありますので、なかなか難しいというところ、確認させていただきました。その分、しっかりとこの決められた部分、年内支給というところに関して確実にお願いしたいなと思います。  次に、少し経費についてを、給付金についていろいろと伺ってきましたのでそれ以外のところについても確認したいと思います。  通信運搬費等、手数料、システム修正委託料ということで、合計約21万円計上されておりますけれども、特別給付に関わる業務がこれで増加することによって時間外の勤務手当みたいなものも出てくるのではないかなと思いますけれども、それは国庫補助という形で見てもらえないのかどうかということを確認したいと思います。 ○議長(中﨑孝彦君)  伊藤次長。 ○健康福祉部次長(伊藤早苗君)(登壇)  議員がおっしゃられるように、今回の再支給に際しましては事務負担の増加による時間外勤務手当等も発生しております。こうした人件費につきましては、既決予算で人をまず対応することとし、国への補助金申請時に計上することで財源としてまいります。国のほうへは上げていく予定です。 ○議長(中﨑孝彦君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  それでは(2)番、対象者への通知と申請時期についてというところに移りたいと思います。  給付金の対象者は申請の手続が要らない方と必要な方に分かれるというところを確認させていただきましたけれども、対象者への通知はどのように実施されるのか確認したいと思います。 ○議長(中﨑孝彦君)  伊藤次長。 ○健康福祉部次長(伊藤早苗君)(登壇)  まず第1回、初回の基本給付を受給している世帯につきましては、既に口座情報等支給実績があり状況を把握しておりますので申請は不要となります。そういう方がほとんどなんですけれども、こうした方につきましては直接個別に案内を通知するとともに、市ホームページでも周知してまいります。  また、初回の基本給付の対象者でまだ申請されていない方につきましては、あまり見えるとは考えられないんですけれども、再支給分の基本給付と合わせて今回申請していただくことにより支給するものでございます。  そうした方につきましては、引き続き申請資格や給付期間等、広く市広報やホームページにて周知してまいります。お早めに申請を行っていただきたいと考えているところです。 ○議長(中﨑孝彦君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  申請が必要な方は決して数としては多くないと思いますけれども、ホームページ、広報をなかなか隅々まで見るとは限らないので、できる限り広報に載せるにしても分かりやすく載せていただくなど、工夫をお願いしたいと思います。  先ほどから年内にお願い、年内にお願いと言ってきましたけれども、国は初回の特別給付を受けた方々、つまり自動的に支給する方に関しては、可能な限り年内支給をということで求めております。  亀山市ではこの年内が本当に可能なのかどうかというところをちょっと確認したいと思います。 ○議長(中﨑孝彦君)  伊藤次長。 ○健康福祉部次長(伊藤早苗君)(登壇)  議員お話しいただきましたように、本再支給の趣旨は独り親世帯の、主に年末年始に向けた財源支援でありますことから年内にお届けできるよう手続を進めてまいります。  具体的に申しますと、この補正予算をお認めいただいた後は対象者への案内通知、支払い手続等を速やかに進め、今月25日をめどに口座振込により支給する予定でございます。 ○議長(中﨑孝彦君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  年末業務量が大変なところだと思いますけれども、25日をめどということで、ぜひ気合を入れてお願いしたいと思います。  では、先ほどのその初回の給付を受けた方のお話だと思うんですけれども、先ほどから申したように申請がまた必要な方に関して、これから申請をしてくる方に関しては年内支給というのは可能なんでしょうか。これはどれぐらいになるんでしょうか、一応確認したいと思います。 ○議長(中﨑孝彦君)  伊藤次長。 ○健康福祉部次長(伊藤早苗君)(登壇)  これから申請される方につきましては、件数的には初回給付の実績から見て非常に限定的な世帯件数になるとは想定しております。そうした場合、認定や振込等の事務手続が必要となりますので、年内支給は難しいものと考えております。 ○議長(中﨑孝彦君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  なかなか難しいところだということは理解いたしますが、できる限り迅速に支給ができるように努めていただきたいなと思います。  最後にまとめますけれども、初回給付を受けた方々への年内支給、これはまず確実に実施していただくことと、新たに申請していただいた方に対してもできる限り迅速かつ初回支給と再支給、これを正確に実施していただくことを特にご留意いただきたいなと思います。  広く独り親世帯の支援のために広報をしっかりされて、市民の声にしっかりと耳を傾けながら、また今回課題が残るところも少し私は感じましたけれども、今後ぜひ対応を、そういった方々の声もしっかりと耳を傾けながら、柔軟に亀山市として引き続き今後対応していただくことをお願いいたしまして質疑を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(中﨑孝彦君)  1番 草川卓也議員の質疑は終わりました。  以上で予定しておりました通告による質疑を終了し、議案第103号に対する質疑を終結します。  続いて、ただいま議題となっております議案第103号については、お手元に配付してあります付託議案一覧表のとおり予算決算委員会にその審査を付託します。        付 託 議 案 一 覧 表    予算決算委員会 議案第103号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第10号)について ○議長(中﨑孝彦君)  委員会開催のため、暫時休憩します。               (午前10時58分 休憩)   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――               (午後 1時15分 再開) ○議長(中﨑孝彦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど、予算決算委員会にその審査を付託しました議案第103号を議題とします。  予算決算委員会委員長から、委員会における審査の経過と結果について報告を求めます。                予算決算委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、亀山市議会会議規則第104条の規定により報告します。                      記  議案第103号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第10号)について      原案可決  令和2年12月21日                        予算決算委員会委員長 新   秀 隆 亀山市議会議長 中 﨑 孝 彦 様 ○議長(中﨑孝彦君)  新 秀隆予算決算委員会委員長。  新委員長。 ○5番(新 秀隆君)(登壇)
     ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。  先ほどの本会議で当委員会に付託のありました、議案第103号令和2年度亀山市一般会計補正予算(第10号)についての審査に当たるため、当委員会を開催いたしました。  まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。  審査の過程では、歳入の国庫支出金、国庫補助金、民生費国庫補助金、母子家庭等対策総合支援事業費補助金の増額補正において、支給のための職員人件費は国からどのように支払われるのかとの質疑があり、これについては、国庫補助率は10分の10であり、今年度の国庫補助金申請の対象とされているとの答弁でありました。  次に、歳出の民生費、児童福祉費、児童福祉総務費、児童扶養手当給付金の増額補正において、申請が必要な方の要件について質疑があり、これについては、公的年金給付等を受けていることにより児童扶養手当の支給を受けていない方で、児童扶養手当に係る支給制限限度額を下回る方及び新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった方であるとの答弁でありました。  次に、支給要件のうち、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変した場合の基準日はいつになるのかとの質疑があり、これについては、児童扶養手当は前年度所得を基準とするが、今回の取扱いは幅を広めて取っていく考えであり、本年度の直近の収入で11月や10月がよかったときや、その前月と比べて下降度合いが大きいという場合は、計算上12か月相当に置き換え児童扶養手当の水準と見比べて判断するとの答弁でありました。  次に、前回の給付実績の世帯数と今回の給付対象世帯数が違うのはなぜかとの質疑があり、これについては、今回の再支給には追加給付がないため、給付対象世帯数が異なっているとの答弁でありました。  次に、申請をすれば給付金を受給できることが伝わっていない場合があるのではないかとの質疑があり、これについては、対象者全体の把握が困難なため、ホームページや広報で周知していくとともに、2月末までの期限のため、対象者への確認のアナウンスも行っていく。また、新型コロナウイルス感染症の影響で家計が急変した場合の対象者の方は自己申告となるので、まずは相談していただくことになるとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  以上、予算決算委員会の審査報告といたします。 ○議長(中﨑孝彦君)  予算決算委員会委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(中﨑孝彦君)  ないようですので、委員長報告に対する質疑を終結します。  次に、議案第103号について討論を行いますが、通告はありませんので討論を終結し、議案第103号令和2年度亀山市一般会計補正予算(第10号)について、起立により採決を行います。  本案についての委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものとしております。  本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(中﨑孝彦君)  ご着席願います。  起立全員であります。  したがって、議案第103号令和2年度亀山市一般会計補正予算(第10号)については、原案のとおり可決することに決定しました。  次に、日程第25、閉会中の継続審査についてを議題とします。  総務委員会教育民生委員会産業建設委員会の各委員長から、各委員会における所管事務調査について、会議規則第105条の規定に基づきお手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。                閉会中の継続調査申出書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、亀山市議会会議規則第105条の規定により申し出ます。                      記 1.事 件   「消防力の強化」について 2.理 由   安全・安心なまちの実現を目指し、地域の実情に応じた消防力を維持していくた         め、消防設備や資機材の充実、機動力の強化、消防活動体制の整備など、災害対         応力の向上に向けた取組について調査・研究を行う。 3.期 間   令和2年12月22日~令和3年9月30日  令和2年12月18日                          総務委員会委員長 前 田   稔 亀山市議会議長 中 﨑 孝 彦 様   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                閉会中の継続調査申出書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、亀山市議会会議規則第105条の規定により申し出ます。                      記 1.事 件   「環境への配慮とコスト削減を踏まえた将来のごみ処理の在り方」について 2.理 由   「2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロ」の実現に向け、環境負荷の         低減とコスト削減を目指したごみ処理について、将来の処理施設のあり方も含め、         調査・研究を行う。 3.期 間   令和2年12月22日~令和3年9月30日  令和2年12月18日                        教育民生委員会委員長 森   美和子 亀山市議会議長 中 﨑 孝 彦 様   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                閉会中の継続調査申出書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、亀山市議会会議規則第105条の規定により申し出ます。                      記 1.事 件   「次世代の公共交通政策」について 2.理 由   交通サービスの課題を解決し、利用する全ての市民が効率的で快適に移動可能と         なる公共交通について調査・研究を行う。 3.期 間   令和2年12月22日~令和3年9月30日  令和2年12月18日                        産業建設委員会委員長 伊 藤 彦太郎 亀山市議会議長 中 﨑 孝 彦 様 ○議長(中﨑孝彦君)  お諮りします。  各委員長の申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(中﨑孝彦君)  ご異議なしと認めます。  各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。  次に、お諮りします。  先ほど、小坂直親議員から、年末・年始に向けての新型コロナウイルス感染症対策についての緊急質問の通告がございました。  小坂直親議員の緊急質問に同意の上、日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。                   (賛成者起立) ○議長(中﨑孝彦君)
     ご着席ください。  起立全員です。  したがって、小坂直親議員の緊急質問に同意の上、日程に追加し、発言を許可することに決定しました。  会議の途中ですが、暫時休憩します。               (午後 1時23分 休憩)   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――               (午後 1時48分 再開) ○議長(中﨑孝彦君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、緊急質問を行います。  通告に従い、発言を許します。  17番 小坂直親議員。 ○17番(小坂直親君)(登壇)  まず、議長はじめ議員の皆様方にご賛同いただき、緊急質問の場を与えていただいたことに感謝を申し上げたいと思います。  多くの市民が不安を持っております。年末・年始に向けて新型コロナウイルス感染症対策について、緊急質問をさせていただきます。  皆様もご承知のとおり、12月に入り、全国的に新型コロナウイルスの感染者数は増え続け、毎日のように各都道府県の感染者数が更新をされております。いつ、誰が感染してもおかしくない状況が続いております。  亀山市でもこれまで9人が感染し、また三重県本庁舎、また病院等でクラスターが発生しており、亀山市としても最大限の警戒感と危機感を持って感染防止対策を行っていかなければならないと思っているところであります。  このような中、年末年始を控え、各医療機関も休みに入っているところが多く、もし発熱などの症状が出た場合に市民はどうしたらいいのか、どこへ相談したらいいのか、どこの医療機関を受診したらいいのか、PCR検査はいつどこで受けられるのかなど、市民も大変不安に思っているところであります。  そうしたことから、今質問にあります年末年始における市、それから保健所、医療機関等への対応をどのように、今この年末年始に取り組む予定であるのかというのが1点。  それと、例年の年末年始とは違います。早くから市民に対して周知を図るとともに、市の体制も万全を期すべきだと思います。いまだに市の広報紙には、ホームページにも何ら周知が図られていません。市はどのように考えてみえるのか、市民への周知について。  2点併せてお尋ねいたします。 ○議長(中﨑孝彦君)  17番 小坂直親議員の質問に対する答弁を求めます。  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  まず、年末年始におけます緊急の対応のお尋ねでございますが、今の現状を踏まえまして私どもがしっかり対応してまいりたいと考えております。  それで、年末年始におけます緊急の対応につきましては、先般の広報12月16日号でお示しをさせていただきましたとおり、亀山市医師会のご協力と、市立医療センターによりまして救急医療当番医の対応とさせていただいております。その上で、市民の皆様方には新型コロナウイルス感染症対策につきまして様々な不安やご懸念もあろうかというふうに存じますので、来る12月29日から1月3日までの6日間、市総合保健福祉センター「あいあい」におきましてコールセンターを設置いたしまして対応に当たってまいりたいと考えております。  なお、市民の皆様への周知につきましては、現在作成をいたしております今週末から来週にかけて配付となります広報の1月1日号及び亀山市ホームページ等で行ってまいりたいと考えております。 ○議長(中﨑孝彦君)  小坂直親議員。 ○17番(小坂直親君)(登壇)  それは今までと何ら変わりはないんだ、それだから不安に思っておるんですよ。周知できているんか。市民に対して広報でって、12月の広報は去年どおりですよ、当番医が載っておるだけで何もそんなに詳しいことは何も書いていないんです。1月号って、もうほとんど原稿は出来上がっておるじゃない。そんなPRをすることすら不十分ですよ、やっぱり。だから今不安がっておるわけですよ。  それはちょっとおかしいと思うんです。それからまたホームページでと言ったけど、ホームページでするのやったら、何をどういうふうにするのかということを市民に分かってもらわんことには、ホームページでやりますと言うだけでは、市民はどのようにしてやられるのかを知りたいわけです。何として周知してもらえるのかと、そういうことが全然書かれていないので対応が不十分ですよということを言うておるんですよ。  もし発熱したら、例えば38度の熱が出たらどうしたらいいの、どこへ相談して何をしたらいいのかということですよ。だから、12月16日の当番医でも、皮膚科とか産婦人科とか、そんなところで抗体検査ができるはずがないです。何ぼ当番医で医者を開けてもらっておっても。  やはりもし発熱したらどうするのか、発熱してもコロナなのか、単なるインフルエンザなのか、それすら判定ができへんのに、どこで判定してもらうんですかということですよ。それによって、家族もあるわけです。だから、それについてどこへ誰に言ってと。  「あいあい」で対応するんやったら何人、どのような相談でもコロナに関することは全て「あいあい」で何時から何時まで、夜間についてはどうやという。休みですから、こういうふうにして相談を全て受けますという具体的な対応を出してもらわんことには市民は分からんわけですよ。だから不十分だと言うんですよ。  だからもう少し具体的に。陽性になった場合、陽性になるかならんか、インフルエンザかコロナか分からん。だから市民はどこへ行ったらいいのかと。コロナであればすぐ保健所の人が対応してくれると思うけど、それすら分からんそれ以前の問題でどのように市民は。  全部休みですよ、だからどこへ相談して対応してもらえるのかということを聞いておるんです。  もう少し具体的に質問に答弁していただきたい。 ○議長(中﨑孝彦君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  ご案内だと思いますけれども、発熱等の症状がある場合につきましては、これは年末年始に限らず、私どもも三重県のほうも、まずはかかりつけ医等の身近な医療機関へ受診前に電話でご相談をください。そして、もしその医療機関等々、いわゆる相談する医療機関等に迷われる場合につきましては、三重県の保健所にあります受診相談センター、並びに救急医療情報センターにお問合せをくださいと、こういう大きな仕組みが出来上がっておるところであります。  それで、私どもは先ほど少し申し上げましたが、この年末年始に向けてこれに併せまして12月29日から1月3日までの6日間につきまして、「あいあい」にこのコールセンターを設置させていただこうと、このように今準備をさせていただいておるところでございまして、具体的なことということなんですが、基本的にはそういう関係機関とも連携の上、市としてもそういう窓口を設置してこれに対応させていただくと。これにつきましては、今からの印刷、それから配付ということになりますが、広報の1月1日号でしっかりお示しをさせていただくということになろうかと思いますので。  ただ、今おっしゃっておられる、もし発熱等が生じた場合、従来の仕組みも当然、年末年始においてもしっかり機能していくわけでありますが、ただおっしゃるように医療機関が極めて制限をされますので、この間の救急対応につきましては先ほど申し上げましたように、医師会、それから関係機関と連携の下に対応させていただいておるところでございますので……。                  (発言する者あり) ○市長(櫻井義之君)(登壇)  詳細につきましては、担当部長からお答えをさせていただきます。 ○議長(中﨑孝彦君)  古田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(古田秀樹君)(登壇)  市長が申し上げました健康福祉部内にコールセンターを設置して市民の皆様からのお問合せに対応する窓口でございますけれども、12月29日から1月3日まで、普通の執務時間ですので、朝の8時30分から夕方17時15分までの間、コールセンターを開設させていただいて、職員が交代で出勤して対応させていただく予定でございます。 ○議長(中﨑孝彦君)  小坂議員。 ○17番(小坂直親君)(登壇)  コールセンターは急遽今つくられるようになったと、そんなものは遅いです。それなら、それをしたのも市民にどうやって周知するんかということですね。結局、1月号でっていうことやけれども広報はほとんど出来上がっておるんですよ、29日に配付するものは。  それと今市長も、高熱のときは保健所やとか、それから医師会やとかそういうところと協議するって、そういうことすら市民の人は知らんわけですよ、そんなことはひとつも。  だから、市民の人はやっぱり、市は今コールセンターをつくるということですけど、そういうことを一々保健所や県に聞かんでも市で第一歩を対応するという体制が必要やないかと言っているんですがな。  コールセンターをするのやったらそれでいい。そうやけど、時間は昼ばっかりやなしにやっぱり夜間もある。それと、かかりつけ医についても、今の広報に載っておるのは担当医だけですよ。そこにそんなら抗体検査ができるところとできんところがありますよ。抗体検査ができるのは内科ぐらいですよ。ほかはどんだけ当番医を胃腸科や眼科がしておったかて何も役に立たんわけです。実際、機能は果たさんわけです。そのことすら市民は知らんわけですよ、どこの医者へ行ったらいいのかということも。  抗体検査をしてもらわんことには分からんわけですがな。それすら、どこができるのかできへんかということも市民は知らん。そんなことをもう少し、市民に分かりやすく対応する必要があるんやないかというふうに思うんですよ。  県やとか保健所やなしに、市民はたちまち熱が上がったらどうしたらいいんだと。だから「あいあい」のコールセンターへ来てくださいということを周知する。広報があかんのやったら、もう年末年始回ってでもやるべきやというふうに思うし、また、もう一つ大きな意味では、PCR検査は医療センターでは今までの開業のときと合わせてしてくれると。やっぱりこんな非常事態であれば、公的病院がうちはあるわけですよ。それぞれ市にも市民病院があるわな。やっぱりこういう緊急の事態のときには救急の二次救急で受けるべきですよ。  コロナに対しても、この場でせっかくの公的機関が十分に相談に乗っていけると。「あいあい」とコールセンターと医療センターがお互いに、せっかくの公的医療機関があるんだから、それを大きく開放して対応するというような考え方はあるのかないのか、伺いたいです。 ○議長(中﨑孝彦君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  今日に至りますまでに、亀山市としてのこの一連のコロナに対する対策につきましては、今ご指摘のように、市本庁、それから当然「あいあい」も含む本庁、それから医療センター、ここが一体的に総合対策を展開いたしてまいりました。  これは基本的にそのように思っておりますし、今、くしくもおっしゃられたような思いでもって本市としては県内最速のPCRセンターの設置でありますとか、あるいは発熱外来の設置でありますとか、それと今の「あいあい」との医療福祉部門とのしっかりした連携も体制としてはそのようにつくり上げてきておるところでございます。  この年末年始におきましても、当然、我々としては今ご指摘の広報等は今から印刷でございますので、今申し上げたようなことをしっかり中に具体的なことも書き込ませていただいて、本週末以降、年内、市民の皆さんのご自宅のほうへ配付をさせていただく段取りでございますので、そこらはしっかり対応させていただきたいと思います。  併せて、関係機関と連携の上、しっかりこの年末年始の対応を図ってまいりたいというふうに考えているところであります。 ○議長(中﨑孝彦君)  小坂議員。 ○17番(小坂直親君)(登壇)  対応してきたという、その具体的な対応が市民に見えてこないから、私は再三質問をしているんです。もう少し市民に分かりやすくしていただきたいというのと、今の亀山市の医療センターは同じような休みやなしに。PCR検査の開設はしたというものの、29日から3日まで休みですね、できないわけですね、結局。せっかく開けても。それは、そこでPCR検査をしてもそれを解析するところが休みであるからできないということやけど、それすらやっぱり市民はどうしたらいいのかということを知るべきやと思うんです。  もう少し具体的にもっとしてほしいのと、今、広報でほぼ出来上がったやつを校正をかけるということやけど、こんな事態であれば市民に広報の前に号外でも出して、緊急事態宣言ですよというぐらい市長が広報に挟んででも、このコロナ対策についてはこのように対応しますと。広報の細かい字を読んでも分からんようなところの隅っこに書かんと、号外を入れてでも緊急対策とでも入れて市民に周知する。それぐらいの対応をしないとなかなか、市民はどうしたらいいだろうかということだと思うんです。  そんなことから、市長の答弁はどうしても……。総合的な判断とか県とか国とかやなしに市独自としてどうするべきやと、今のままやったら私は不十分だと思うんです、対応が。そんなことも含めてもう少し市民に分かりやすい、危機感を持って対応をしていただきたい。  市民はますます不安がっておるので、周知徹底は広報に今から修正をかけて隅っこへ書くんやなしに、号外でも挟んで緊急対策というぐらいのを挟んで、コロナにかかったり、インフルエンザにかかったり、高熱が出たらどうするんやということを市民に分かりやすく、折り込みでも入れて周知徹底をするぐらいのつもりで、市民に周知徹底していただくというふうにお願いをしまして、緊急質問とさせていただきます。 ○議長(中﨑孝彦君)  17番 小坂直親議員の質問は終わりました。  以上で緊急質問は終了しました。  以上で今期定例会の議事を全て議了しました。  議事を閉じ、閉会したいと思います。  これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(中﨑孝彦君)  ご異議なしと認めます。  令和2年12月亀山市議会定例会はこれをもって閉会します。ご苦労さまでした。               (午後 2時05分 閉会)   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 令和2年12月21日              議  長      中 﨑 孝 彦              8  番      豊 田 恵 理              15 番      前 田   稔...