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令和 2年 3月定例会(第7日 3月26日)

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  1. 亀山市議会 2020-03-26
    令和 2年 3月定例会(第7日 3月26日)


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    令和 2年 3月定例会(第7日 3月26日)    令和2年3月26日(木)午前10時 開議 第  1 議案第 1号 亀山市職員定数条例の一部改正について 第  2 議案第 2号 亀山市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部              改正について 第  3 議案第 3号 亀山市手数料条例の一部改正について 第  4 議案第 4号 亀山市基金条例の一部改正について 第  5 議案第 5号 亀山市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正につ              いて 第  6 議案第 6号 亀山市水道事業給水条例の一部改正について 第  7 議案第 7号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整              理に関する条例について 第  8 議案第 8号 令和元年度亀山市一般会計補正予算(第5号)について 第  9 議案第 9号 令和元年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)              について 第 10 議案第10号 令和元年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2              号)について 第 11 議案第11号 令和元年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)              について 第 12 議案第12号 令和元年度亀山市水道事業会計補正予算(第1号)について
    第 13 議案第13号 令和元年度亀山市工業用水道事業会計補正予算(第1号)につ              いて 第 14 議案第14号 令和元年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)につ              いて 第 15 議案第15号 令和元年度亀山市病院事業会計補正予算(第2号)について 第 16 議案第16号 令和2年度亀山市一般会計予算について 第 17 議案第17号 令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計予算について 第 18 議案第18号 令和2年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計予算について 第 19 議案第19号 令和2年度亀山市農業集落排水事業特別会計予算について 第 20 議案第20号 令和2年度亀山市水道事業会計予算について 第 21 議案第21号 令和2年度亀山市工業用水道事業会計予算について 第 22 議案第22号 令和2年度亀山市公共下水道事業会計予算について 第 23 議案第23号 令和2年度亀山市病院事業会計予算について 第 24 議案第24号 財産の無償譲渡について 第 25 議案第25号 市道路線の認定について 第 26 議案第26号 亀山市教育委員会委員の任命について 第 27 議員提出議案第1号 乗合タクシー制度の更なる充実を求める決議 第 28 議員提出議案第2号 新型コロナウイルス感染症対策に関する決議   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇出席議員(18名)    1番  草 川 卓 也 君     2番  中 島 雅 代 君    3番  森   英 之 君     4番  今 岡 翔 平 君    5番  新   秀 隆 君     6番  尾 崎 邦 洋 君    7番  中 﨑 孝 彦 君     8番  豊 田 恵 理 君    9番  福 沢 美由紀 君    10番  森   美和子 君   11番  鈴 木 達 夫 君    12番  岡 本 公 秀 君   13番  伊 藤 彦太郎 君    14番  前 田 耕 一 君   15番  前 田   稔 君    16番  服 部 孝 規 君   17番  小 坂 直 親 君    18番  櫻 井 清 蔵 君   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇欠席議員(なし)   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇会議に出席した説明員職氏名  市長              櫻 井 義 之 君  副市長             西 口 昌 利 君  総合政策部長          山 本 伸 治 君  生活文化部長          佐久間 利 夫 君  健康福祉部長          井 分 信 次 君  産業建設部長          大 澤 哲 也 君  上下水道部長          宮 﨑 哲 二 君  危機管理監           服 部 政 徳 君  総合政策部次長         落 合   浩 君  生活文化部次長兼関支所長    青 木 正 彦 君  健康福祉部次長         伊 藤 早 苗 君  産業建設部次長         亀 渕 輝 男 君  生活文化部参事         深 水 隆 司 君  産業建設部参事         久 野 友 彦 君  産業建設部参事         草 川 保 重 君  会計管理者           渡 邉 知 子 君  消防長             平 松 敏 幸 君  消防部長            豊 田 邦 敏 君  消防署長            原   博 幸 君  生活文化部参事         谷 口 広 幸 君  地域医療統括官         伊 藤 誠 一 君  地域医療部長          古 田 秀 樹 君  教育長             服 部   裕 君  教育部長            草 川 吉 次 君  教育委員会事務局参事      亀 山   隆 君  健康福祉部参事         豊 田 達 也 君  監査委員事務局長        木 﨑 保 光 君  選挙管理委員会         松 村   大 君  監査委員            渡 部   満 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――事務局職員  事務局長  草 川 博 昭   議事調査課長  渡 邉 靖 文  書記    水 越 いづみ   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇会議の次第               (午前10時00分 開議) ○議長(小坂直親君)  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事につきましては、お手元に配付の議事日程第7号により取り進めます。  それでは、去る11日の本会議におきまして、所管の各常任委員会にその審査を付託しました日程第1、議案第1号から日程第25、議案第25号までの25件を一括議題とします。  各常任委員会委員長から、委員会における審査の経過と結果について報告を求めます。                 総務委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、亀山市議会会議規則第104条の規定により報告します。                      記  議案第 1号 亀山市職員定数条例の一部改正について               原案可決  議案第 7号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関す         る条例について                          原案可決  議案第24号 財産の無償譲渡について                      原案可決  令和2年3月18日                          総務委員会委員長 尾 崎 邦 洋 亀山市議会議長 小 坂 直 親 様   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                産業建設委員会審査報告書
     本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、亀山市議会会議規則第104条の規定により報告します。                      記  議案第 2号 亀山市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につ         いて                               原案可決  議案第 3号 亀山市手数料条例の一部改正について                原案可決  議案第 4号 亀山市基金条例の一部改正について                 原案可決  議案第 5号 亀山市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正について   原案可決  議案第 6号 亀山市水道事業給水条例の一部改正について             原案可決  議案第25号 市道路線の認定について                      原案可決  令和2年3月16日                        産業建設委員会委員長 岡 本 公 秀 亀山市議会議長 小 坂 直 親 様   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                予算決算委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、亀山市議会会議規則第104条の規定により報告します。                      記  議案第 8号 令和元年度亀山市一般会計補正予算(第5号)について        原案可決  議案第 9号 令和元年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)につい         て                                原案可決  議案第10号 令和元年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)につ         いて                               原案可決  議案第11号 令和元年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につい         て                                原案可決  議案第12号 令和元年度亀山市水道事業会計補正予算(第1号)について      原案可決  議案第13号 令和元年度亀山市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について   原案可決  議案第14号 令和元年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について   原案可決  議案第15号 令和元年度亀山市病院事業会計補正予算(第2号)について      原案可決  議案第16号 令和2年度亀山市一般会計予算について               原案可決  議案第17号 令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計予算について       原案可決  議案第18号 令和2年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計予算について      原案可決  議案第19号 令和2年度亀山市農業集落排水事業特別会計予算について       原案可決  議案第20号 令和2年度亀山市水道事業会計予算について             原案可決  議案第21号 令和2年度亀山市工業用水道事業会計予算について          原案可決  議案第22号 令和2年度亀山市公共下水道事業会計予算について          原案可決  議案第23号 令和2年度亀山市病院事業会計予算について             原案可決  令和2年3月24日                        予算決算委員会委員長 中 﨑 孝 彦 亀山市議会議長 小 坂 直 親 様 ○議長(小坂直親君)  初めに、尾崎邦洋総務委員会委員長。 ○6番(尾崎邦洋君登壇)  ただいまから、総務委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。  去る11日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、18日に委員会を開催いたしました。  まず担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。  初めに、議案第1号亀山市職員定数条例の一部改正については、職員の定数を維持しつつ、さらに多様化する行政需要への対応を図ることを目的とし、育児休業者を職員の定数に含まないこととするため、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、改正によるメリットとデメリットに関する質疑があり、これについては、メリットは、これまで育児休業者の代替職員は全て臨時職員であったのが、正規職員を配置できるため、よりフレキシブルな職員配置ができる。デメリットとしては、人件費が増加するとの答弁でありました。  次に、正規職員の増加につながるのかとの質疑があり、これについては、必要なところに正規職員を配置することから非正規職員から正規職員へ替わっていくため、その比率は高まっていくとの認識を持っているとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第7号地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例については、地方自治法が改正され、第243条の2が第243条の2の2に繰り下げられることに伴い、関係する4つの条例について条項の整理を行うため、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、質疑がなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第24号財産の無償譲渡については、亀山市消防団の車両の運用が取りやめとなったことに伴い、使用していない建物を自治会の活動を支援するため、無償譲渡することについて、議会の議決を求めるものです。  審査の過程では、質疑がなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決をすることに決定しました。  以上、総務委員会の審査報告といたします。 ○議長(小坂直親君)  次に、岡本公秀産業建設委員会委員長。 ○12番(岡本公秀君登壇)  ただいまから、産業建設委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。  去る11日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、16日に委員会を開催いたしました。  まず担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。  初めに、議案第2号亀山市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員に関し、県を通じて国から交付される農地利用最適化交付金を活用し、令和2年度から新たに農業委員等の活動及び成果の実績に応じた報酬を支給するため、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、能率給の財源に関する質疑があり、これについては、全額国の交付金を活用するものであるとの答弁でありました。  次に、能率給の算定根拠に関する質疑があり、これについては、活動実績は各委員からの活動報告により確認する。成果は、利用権設定の申請により農地の集積がどれだけ進んだか、また地域の調査により遊休農地をどれだけ解消できたかを確認するとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第3号亀山市手数料条例の一部改正については、建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令及び建築物に係るエネルギーの使用の合理化の一層の促進、その他の建築物の低炭素化の促進のために誘導すべき基準が改正され、共同住宅等の共用部分に係る一次エネルギー消費量の評価について、申請者の申請に基づき、共用部分を算定しない評価方法が追加されたことから、関係する手数料の額を見直すため、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、該当件数に関する質疑があり、これについては、過去数年の実績を見ると、これに該当する物件はほとんどないとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第4号亀山市基金条例の一部改正については、森林の整備及びその促進に関する施策に要する資金として、森林環境譲与税を積み立てる基金を新たに設置するため、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、森林環境整備基金の使途に関する質疑があり、これについては、森林経営管理法に基づく森林経営管理事業を優先的に取り組むこととし、それ以外に法律で定める人材の育成や普及啓発、木材の利用促進などに使用していくとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第5号亀山市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正については、道路構造令が改正され、自転車道の設置に関する基準が改められたことに伴い、改正後の政令と同様の基準を条例で定めるため、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、安全面への配慮に関する質疑があり、これについては、これまでは自動車と歩行者の安全を考えてきたが、自転車の通行量の増加に伴い、今回自転車通行帯の設置要件を規定し、自動車、歩行者及び自転車の安全を図るものであるとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第6号亀山市水道事業給水条例の一部改正については、市が給水を受ける北中勢水道用水供給事業北勢系長良川水系の基本料金が令和2年度から引き下げられることに伴い、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、基本料金の引下げの根拠に関する質疑があり、これについては、三重県企業庁から施設の建設改良等に要した資金に充てるために借り入れた企業債の利息や、減価償却費の減によるものと伺っているとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第25号市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である栄町26号線の市道路線の認定について、議会の議決を求めるものです。  審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  以上、産業建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(小坂直親君)  次に、中﨑孝彦予算決算委員会委員長。 ○7番(中﨑孝彦君登壇)  ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。  去る11日の本会議で当委員会に付託のありました議案第8号から議案第15号までの令和元年度各会計補正予算8議案及び議案第16号から議案第23号までの令和2年度各会計予算8議案の審査に当たるため、23日及び24日の2日間にわたり委員会を開催いたしました。  初めに、議案第16号令和2年度亀山市一般会計予算について、議案第17号令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計予算について、議案第18号令和2年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計予算について、議案第19号令和2年度亀山市農業集落排水事業特別会計予算について、議案第20号令和2年度亀山市水道事業会計予算について、議案第21号令和2年度亀山市工業用水道事業会計予算について、議案第22号令和2年度亀山市公共下水道事業会計予算について及び議案第23号令和2年度亀山市病院事業会計予算についての8議案の審査を行いました。  その結果、議案第16号令和2年度亀山市一般会計予算については、長期財政見通し財政調整基金は年々減少が見込まれているにもかかわらず、その基金を13億円取り崩して大きな規模の予算編成をしたことは、今後新庁舎建設やリニア亀山駅整備などの大型事業が予定され、さらには次々と更新時期を迎える公共施設に多額の更新費用が必要となる中、将来を見ていないと言わざるを得ない。また、市民の理解が少なく、翌年度への繰越しが当たり前となっている亀山駅周辺整備事業や、多くの市民の声に背を向けたタクシー料金助成事業の大幅な削減、事業の効果が不明なまま5,000万円もの積み増しをするリニア基金、完全給食とすることが決まったのに検討するだけという中学校給食など問題のある予算が幾つも含まれており、将来の財政負担を考慮することなく大規模事業優先で、市民の命と暮らしを守り、切実な要求に十分応える予算になっていないとの理由から反対討論がありました。
     次に、議案第17号令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計予算については、国民健康保険は、他の医療保険と比べ被保険者の所得が一番低く、所得に占める国民健康保険税の割合が一番高いという構造的な問題は依然として解決していないが、被保険者の命と暮らしを守るとりでであり、高過ぎる保険税の引下げを行うべきであるとの理由から反対討論がありました。  次に、議案第18号令和2年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計予算については、保険料は2年ごとに改正が行われ、来年度が改正の年で、高齢者が支払った保険料は2年の精算で、次の保険料を引き下げる形で返還されるべきところであるが、今回は先々増える高齢者の保険給付を心配して基金を残し、保険料の引下げが行われていない予算であるとの理由から反対討論がありました。  そして、これらの議案については、採決の結果、いずれも賛成者多数で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第19号から議案第23号までの5議案については、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  なお、委員会として、一つ、委員会の審査の過程において出された意見を十分に尊重して、計画的・効率的な予算の執行に取り組まれるとともに、令和2年度からスタートする第3次行財政改革大綱及び前期実施計画の具現化に向け、歳入の確保と徹底した歳出の削減に努め、早期に成果を上げられたい。  一つ、各種基金については、亀山市基金活用指針に基づき、適切に運用されたい。  特に、令和2年度当初予算は財政調整基金を13億円取り崩しての予算編成であるが、基金残高が減少する中、事業の選択と集中により歳入に見合った歳出の実現に向け、基金の取崩しは慎重に判断されたい。  また、庁舎建設基金については、現在新庁舎整備基本計画の策定段階であることから、今後は当初予算から積立金を計上されたい。  一つ、亀山駅周辺整備事業については、平成30年度行政経営の重点方針に掲げながら約14億円を次年度に繰り越し、令和元年度も約3億7,000万円を次年度に繰り越すこととなったが、これまでの亀山駅周辺整備事業特別委員会で出された意見や地元の意向を踏まえ、慎重かつ確実な予算の執行に努められたい。  なお、全体事業費(図書館保留床購入費を含む)については、これ以上増額することのないよう取り組まれたい。  一つ、新たに策定された第4次定員適正化計画に基づき、必要な部署には適正に正規職員を配置するとともに、非正規職員の会計年度任用職員制度への移行に伴い、職員の正規職員化に努められたい。  以上、4点の意見を申し添えたところであります。  次に、議案第8号令和元年度亀山市一般会計補正予算(第5号)について、議案第9号令和元年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、議案第10号令和元年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第11号令和元年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第12号令和元年度亀山市水道事業会計補正予算(第1号)について、議案第13号令和元年度亀山市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について、議案第14号令和元年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について及び議案第15号令和元年度亀山市病院事業会計補正予算(第2号)についての8議案は、総務分科会教育民生分科会産業建設分科会にそれぞれ審査を分担したことから、審査の経過内容について、各分科会長から報告を受けました。  その結果、議案第8号令和元年度亀山市一般会計補正予算(第5号)については、亀山駅周辺整備事業の繰越明許費補正は、当初予算額の81%を繰り越す異常なもので、国から補助金が下りるため執行できるかどうか分からないが予算に計上したというのが実態で、このような経緯を持つ繰越しを認めるわけにはいかない。また、情報教育推進事業の増額補正は、児童・生徒1人に1台のタブレットを整備するためのネットワークを完備するものであるが、今の教育現場で最も予算措置が必要なのは、正規の教員を増やし、教員の多忙化の解消を図ることである。さらに、タブレットの導入は国の補助では足りず、その後の維持管理費も全て自治体の負担となるほか、指導する教員の負担も増えることになるなどの理由から反対討論がありました。  そして、この議案については、採決の結果、賛成者多数で原案のとおり可決することに決定しました。  また、議案第9号から議案第15号までの7議案については、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  以上、予算決算委員会の審査報告といたします。 ○議長(小坂直親君)  各常任委員会委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(小坂直親君)  ないようですので、各委員長の報告に対する質疑を終結します。  次に、議案第1号から議案第25号までの25件について討論を行います。  通告に従い、順次発言を許します。  16番 服部孝規議員。 ○16番(服部孝規君登壇)  日本共産党を代表して、議案第16号令和2年度亀山市一般会計予算について、議案第17号令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計予算について及び議案第18号令和2年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計予算の3議案に反対の立場で討論します。  まず、一般会計予算についてです。  来年度予算は、財政調整基金を13億円取り崩して予算編成がされ、前年度比8.1%増で過去2番目に大きな規模の積極的な予算です。  しかし、長期財政見通しでは、財政調整基金は年々減少が見込まれ、総合計画の後期基本計画がスタートする2022年度には、今のように多額の財政調整基金を取り崩しての予算編成はできなくなるおそれがあります。このことについては、櫻井市長も質疑の中で認められました。  さらにその後も、土地購入費を除き50億円ほどかかると予想される新庁舎建設や、中間駅に決まれば新庁舎以上の費用がかかるとされるリニア亀山駅整備事業が予定され、また老朽化が進み、次々と更新時期を迎える公共施設の更新費用に年間二十数億円がかかるなど、多額の支出が予想されています。また、多発する災害への予算も必要になります。  このように、長期的な財政見通しで今後を見れば、来年度にこれほど大きな規模の予算編成をしたことは、将来を見ない予算編成だと言わざるを得ません。予算の中身も問題です。特に総事業費71億円の新図書館を含む亀山駅周辺整備事業の予算が突出して多く計上されていますが、この事業に対する市民の理解は少なく、地域の権利者の人たちの願いにも反する事業になっています。また、毎年のように予算の執行率が極めて悪く、翌年度への繰越しが当たり前になっていることも問題であります。さらに、必要のなくなったコンサルへの委託料も問題です。  市民の暮らしを守る最前線で仕事をする職員体制も大きな問題を抱えています。来年度から会計年度任用職員制度がスタートしますが、この制度の導入理由である正規職員を置くべきところに非正規職員を置いていたのを改め、正規職員をきちんと配置するということが方向性としては示されましたが、まだ具体的にはなされていません。その一方で、設置の必要性が疑問視される理事職を年間600万もの人件費をかけて置いていますが、その人件費は正規職員の増員に充てるべきです。  さらに、個別の予算でも、多くの市民の声に背を向けたタクシー料金助成事業の大幅な削減、事業の効果が不明なまま5,000万円もの積み増しをするリニア基金、完全給食とすることが決まったのに検討するだけという中学校給食、また待機児童がゼロにならない実態があるのに、認定こども園にこだわって老朽化した公立保育園の建て替えを行い、待機児童を解消するという予算がない保育園、市民のプライバシーを守る保証がないまま推進されるマイナンバーカード事業など、問題のある予算が幾つも含まれております。  以上のとおり、将来の財政負担を考慮することなく、大規模事業優先で市民の命と暮らしを守り、切実な要求に十分応えない問題のある、この議案には反対するものです。  次に、国民健康保険事業特別会計予算についてです。  国民健康保険が他の医療保険と比べ、被保険者の所得が一番低く、所得に占める保険税の割合は一番高いという構造的な課題が依然として解決していない中、被保険者の命と暮らしを守るとりでである国民健康保険事業の果たす役割は大切です。高過ぎる国保税に対し、保険税の引下げが行われないことが反対する第一の理由です。  保険税を滞納したときに発行される短期証について質疑をしましたが、悪質な滞納者でもないのに199件の短期証が発行されており、特に1か月証が多く、被保険者の負担やストレスは重いものです。社会保障でありながら、このペナルティーは重過ぎます。滞納整理と保険証の発行を分けることや、悪質滞納者と生活困窮者の滞納を分けることが必要です。支払い可能な保険税にすることや、質疑で紹介した横浜市のように全て正規の保険証を発行することで、被保険者の医療を受ける権利を守り、健康を守るべきだと考え、この議案には反対いたします。  最後に、後期高齢者医療事業特別会計予算についてであります。  後期高齢者医療保険事業の保険料は、2年ごとに改正され、来年度は改正の年度です。改正の内容を質疑したところ、値上げをするとのことでした。決算で出た剰余金のうち、保険料については高齢者が払い過ぎたものであり、保険料の引下げという形で返還すべきものです。今回の予算は、先々増える高齢者の保険給付を心配して基金を残し、保険料の引下げが行われなかった予算であり、反対するものです。  議員各位のご賛同を求め、討論といたします。 ○議長(小坂直親君)  16番 服部孝規議員の討論は終わりました。  次に、10番 森 美和子議員。 ○10番(森 美和子君登壇)  公明党の森 美和子です。  公明党を代表して、議案第16号令和2年度亀山市一般会計予算について賛成の立場で討論します。  今回の予算には、幼児教育・保育の無償化に係る予算、このたびの学校休業に伴い、非常にお世話になった放課後児童クラブ運営支援の予算、井田川小学校増築工事や給食室の改修工事費用、地域のにぎわい、交流、情報発信の場として活用予定のJR加太駅舎改修事業費、自立した地域まちづくりの活動を支援する地域まちづくり協議会支援事業費、近年多発している豪雨災害などに対応するための浸水シミュレーションに基づく浸水対策計画の策定や総合的な防災マップの作成事業費、さらに道路橋梁の修繕費など市民生活に欠かせない大事な予算が計上されております。  次に、質疑を通して明らかになった内容を申し述べます。  まず子育て関係については、従来の健診に加え口腔ケアを行うことで、流産の抑制や子供の乳歯の形成に効果が期待をされる妊婦・歯科健診と、弱視の早期発見につながる3歳児眼科健診が新たに計上されています。また、定期予防接種に加え、亀山市は任意接種についても費用助成をしておりますが、新たに百日せき・ジフテリア・破傷風の混合ワクチンに対する費用助成も計上されております。成長に伴い効果の切れる百日せきのワクチンを打つことで、兄弟間の蔓延を防ぐ効果を期待いたします。  亀山市の母子保健関係の健診率は90%を超えていることに加え、未受診者への働きかけをアウトリーチも含めされており、妊産婦をサポートすることで児童虐待の防止にもつながることなど非常に重要な予算となっております。  次に、コミュニティソーシャルワーカーを配置し、8050問題やごみ屋敷等、複雑、絡み合う地域課題に対応している地域福祉力強化推進事業です。新年度から社会福祉協議会に委託しているコミュニティソーシャルワーカー2名を正規職員とし、新たにひきこもり状態にある方への支援強化として行政専門員を配置し、情報発信の在り方、実態把握の方法などを行う予算となっており、大いに評価する予算です。ただ、質疑でも明らかなように、年々相談件数は増えている中で、コミュニティソーシャルワーカー1人当たりの相談者は約120人ということから、過重労働にならないよう関係部署との連携の中での対応を求めておきます。  次に、乗合タクシー制度です。  この事業は、今年度において、乗合タクシーに登録された方がタクシー券を頂けるといった誘導措置によって、登録率も前年度の27.6%から45.9%になっており、延べ利用者数も1,729人と伸びております。質疑の中で、地域停留所まで歩くことが困難な場合の対処として、まちづくり協議会から市に申請をすることで拡大が可能なこと、特定目的地の拡大に関しても、病院や大型商業施設以外にも小規模事業所なども設置可能であり、負担金に関しても検討するとの答弁があり、改善の方向性は確認できました。ただ、市が言う乗合タクシー制度のよさがまだまだ市民には伝わってはおらず、今回初めて全員協議会で提出された乗合タクシーとタクシー券の自己負担額の比較資料のように、分かりやすく、地域に応じた説明をさらに求めます。また、市民から出された意見をしっかりと分析・改善することも併せて求めます。  次に、個人番号カード交付事業についてです。  交付率の低さが指摘されておりますが、今年の2月よりマイナンバーカードを活用することで、住民票などの各種証明書が全国のコンビニで発行できることなど、多様な働き方に対処した取組もされており、新年度にはマイナポイントの事業も始まるなど、利便性の向上も進んでおります。  しかし、ICT利活用計画に示されたマイナポータルの子育てワンストップサービスなど、若い世代への交付率の向上につながる可能性のある取組を先延ばししていることは、交付率の低下の一因になっているとも言えます。新年度には検討されると答弁されましたので、今後、交付率の向上に向けて全庁的な活用を検討されることを求めておきます。  次に、教育費の情報教育推進事業についてです。  これは、国のGIGAスクール構想に基づき、全小・中学校の校内通信ネットワーク整備と児童・生徒1人1台端末機を令和5年度までに購入する事業であります。社会のデジタル化が進む中、子供たちが情報を読み解き、活用していく力を育むと同時に、世界的な視点では、欧米諸国に比べて、日本はパソコンを活用した学習が十分でないことも指摘されており、導入による効果は大いに期待します。  また、近年の不登校児童の増加など現行の教育環境になじまない子供が少なからず存在する中では、機器を活用した新たな取組も必要であり、今回のような学校休業の措置に対してなど様々な情報の活用も期待できるものです。  次に、亀山駅周辺整備事業です。  新年度に計上されているのは2ブロックの建物に対する補助金3億4,300万円、亀山駅前線の道路工事に係る負担金2億3,500万円、亀山駅前広場の整備に係る負担金1億7,000万円が主なものです。本会議や特別委員会で、14億円の繰越金が今年度中に執行できるのか議論になりましたが、本会議において、権利変換計画の知事認可が下りたため執行見込みが立ったと答弁されました。さらに、今年度予算も約3億7,000万円繰り越されていますが、新年度において工事着工の見通しが立ったことから、年度内の予算執行が見込めると答弁されております。  今後は、繰越しすることなく年度内執行すること、また市民や地域の方々の長年の願いであった亀山駅周辺の再生が計画どおりに進められること、そのためには今後も市民の皆さんに丁寧な説明をすることを求め、やむを得ない予算であることから賛成します。  最後に、今回の新型コロナウイルスが今後どのように市民生活への影響や経済的な影響を及ぼすか先が見えない状況であります。国の動向を注視しながら、新年度予算の速やかな執行を望みます。  以上のような理由から、令和2年度の一般会計予算に対して賛成します。  議員各位の賛同を求め、討論といたします。 ○議長(小坂直親君)  10番 森 美和子議員の討論は終わりました。  次に、9番 福沢美由紀議員。 ○9番(福沢美由紀君登壇)  日本共産党を代表して、議案第8号令和元年度亀山市一般会計補正予算(第5号)について、反対の立場で討論いたします。  まず第2表 繰越明許費補正、土木費の亀山駅周辺整備事業3億7,159万5,000円です。この事業の当初予算額は4億5,837万円であり、その81%を繰り越すという異常なものです。市は答弁で、予算成立後の権利変換に関して、地権者との協議の遅れなどを理由にしましたが、これは理由になりません。なぜなら、昨年3月の予算審議の時点で、全員合意を目指すのであれば年度内の予算執行は無理だと指摘したとおりの経過をたどっているからです。つまり、国から補助金が下りるので執行できるかどうか分からないが、予算に計上したというのが実態です。このような経緯を持つ繰越しを認めるわけにはいきません。  次に、第10款教育費、小学校費及び中学校費の情報教育推進事業です。この事業は、国のGIGAスクール構想により、令和5年度までに児童・生徒1人に1台のタブレットと小学校・中学校への校内通信ネットワーク整備を完備するものです。今回の予算は、このうちの校内通信ネットワーク整備に関するもので、小学校費1億461万8,000円と中学校費3,905万5,000円で、財源は国庫補助金と起債です。  まず今の教育現場で最も予算措置が必要なのは、正規の教員を増やし、教員の多忙化の解消を図ることであり、GIGAスクール構想がそれに優先するものではありません。また、この構想では、児童・生徒1人に1台のタブレットが必要となり、1台当たり4万5,000円の国の補助が考えられていますが、それでは足りず、その後の維持管理費は全て自治体の負担となり、かなりの財源が必要になってまいります。さらに、児童・生徒を指導する教員の負担も増えます。  国は、個別最適化された学びを実現すると言いますが、もたらされるのは学びの分断だという教育関係者からの指摘があります。また、子供たちがタブレットでそれぞれ異なる課題に取り組むようになれば、集団の中で学び、人格の完成を目指す学校教育の在り方が根本から壊れてしまうという声も教育現場から出ています。  以上のような理由により、この補正予算には反対するものです。  議員各位のご賛同を求め、討論といたします。 ○議長(小坂直親君)  9番 福沢美由紀議員の討論は終わりました。  以上で、通告による討論を終結し、議案第1号から議案第25号までの25件について、起立により採決を行います。  採決に先立って、この際お諮りします。  起立採決の際、着席している場合は、その議案に対して反対とみなすことにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小坂直親君)  ご異議なしと認めます。  起立採決により着席している場合は反対とみなすこととします。  それではまず、討論のありました議案第8号令和元年度亀山市一般会計補正予算(第5号)について、起立により採決を行います。  本案についての委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものとしております。  本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(小坂直親君)  ご着席願います。  起立多数であります。  したがって、議案第8号令和元年度亀山市一般会計補正予算(第5号)については、原案のとおり可決することに決定しました。  次に、同じく討論のありました議案第16号令和2年度亀山市一般会計予算について、起立により採決を行います。  本案についての委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものとしております。  本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立)
    ○議長(小坂直親君)  ご着席願います。  起立多数であります。  したがって、議案第16号令和2年度亀山市一般会計予算については、原案のとおり可決することに決定しました。  次に、同じく討論のありました議案第17号令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計予算について、起立により採決を行います。  本案についての委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものとしております。  本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(小坂直親君)  ご着席願います。  起立多数であります。  したがって、議案第17号令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計予算については、原案のとおり可決することに決定しました。  次に、同じく討論のありました議案第18号令和2年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計予算について、起立により採決を行います。  本案についての委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものとしております。  本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(小坂直親君)  ご着席願います。  起立多数であります。  したがって、議案第18号亀山市後期高齢者医療事業特別会計予算については、原案のとおり可決することに決定しました。  次に、討論のありました議案以外の議案第1号から議案第7号まで、議案第9号から議案第15号まで及び議案第19号から議案第25号までの21件について、一括して起立により採決を行います。  本案についての各委員長の報告は、いずれも原案のとおり可決すべきものとしております。  本各案を各委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(小坂直親君)  ご着席願います。  起立全員であります。  したがって、  議案第 1号 亀山市職員定数条例の一部改正について  議案第 2号 亀山市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について  議案第 3号 亀山市手数料条例の一部改正について  議案第 4号 亀山市基金条例の一部改正について  議案第 5号 亀山市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正について  議案第 6号 亀山市水道事業給水条例の一部改正について  議案第 7号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について  議案第 9号 令和元年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について  議案第10号 令和元年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について  議案第11号 令和元年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について  議案第12号 令和元年度亀山市水道事業会計補正予算(第1号)について  議案第13号 令和元年度亀山市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について  議案第14号 令和元年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について  議案第15号 令和元年度亀山市病院事業会計補正予算(第2号)について  議案第19号 令和2年度亀山市農業集落排水事業特別会計予算について  議案第20号 令和2年度亀山市水道事業会計予算について  議案第21号 令和2年度亀山市工業用水道事業会計予算について  議案第22号 令和2年度亀山市公共下水道事業会計予算について  議案第23号 令和2年度亀山市病院事業会計予算について  議案第24号 財産の無償譲渡について  議案第25号 市道路線の認定について は、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。  次に、日程第26、議案第26号を議題といたします。  市長に提案理由の説明を求めます。  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君登壇)  それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げたいと存じます。  議案第26号亀山市教育委員会委員の任命についてでございますが、亀山市教育委員会委員の宮村由久氏は、令和2年3月27日をもって任期満了となりますので、引き続き同委員として任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  なお、任期は令和2年3月28日から4年間でございます。  以上、簡単ではございますが、議会にご提案申し上げております議案の説明といたします。  追加の提案となりましたが、何とぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小坂直親君)  市長の提案理由の説明は終わりました。  これより、議案第26号について質疑を行いますが、通告はありませんので、質疑を終結します。  続いてお諮りします。  ただいま議題となっております議案第26号については、会議規則第36条第3項の規定により常任委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小坂直親君)  ご異議なしと認めます。  議案第26号については、常任委員会への付託を省略することに決定しました。  次に、議案第26号について討論を行いますが、通告はありませんので、討論を終結し、議案第26号について起立により採決を行います。  議案第26号亀山市教育委員会委員の任命について、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(小坂直親君)  ご着席願います。  起立全員であります。  したがって、議案第26号亀山市教育委員会委員の任命については、原案のとおり同意することに決定しました。  会議の途中ですが、10分間休憩をいたします。               (午前10時50分 休憩)   ─────────────────────────────────────               (午前10時58分 再開) ○議長(小坂直親君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第27、議員提出議案第1号及び日程第28、議員提出議案第2号の2件を一括議題といたします。  提出者に提案理由の説明を求めます。  初めに、18番 櫻井清蔵議員。 ○18番(櫻井清蔵君登壇)  それでは、議長のお許しを得ましたので、ただいま上程いただきました議員提出議案第1号乗合タクシー制度の更なる充実を求める決議について、決議文の朗読をもって提案理由の説明といたします。  乗合タクシー制度の更なる充実を求める決議。  市は、令和2年4月から高齢者や障がい者(児)の社会活動を促進するためのタクシー料金助成事業について、障がい者及び75歳以上で乗合タクシーの利用ができない人を除き、タクシー券の交付を廃止し、乗合タクシー制度への移行を決定した。  亀山市議会では、平成30年10月に地域公共交通として、乗合タクシー制度がスタートし、平成31年4月からタクシー券が一部を除き廃止されることを受け、平成30年12月定例会において、乗合タクシー制度が地域公共交通として市民がより利用しやすい制度となるよう十分検証し、早期に見直しを行うこと及びタクシー料金助成事業は、乗合タクシー制度見直しが終了し、利便性の高い制度として定着するまでの間は、現行制度の存続を求める内容の決議を全会一致で可決した。  その結果、タクシー料金助成事業は1年間存続されたものの、その間の登録者及び利用者の増加は、タクシー料金助成の申請時に乗合タクシーの登録が義務づけされたこと、また登録者全員に3,000円の無料体験乗車券が配布されたことによるもので、十分な検証が行われたとは言えない。さらに、この無料体験乗車券は令和2年度も継続されるが、そこまでしなければ乗合タクシーの普及が図れないような制度では問題である。  また、制度の見直しについても運行日は土曜日が加わったものの、運行時間は10時から15時が9時30分から15時30分と僅か30分ずつの延長にとどまり、利便性にはさほど向上していない。具体的には運行時間が短いことや当日の予約はできないため、目的地からの帰りの利用が困難であること、地域停留所間の利用や市外への利用ができないことなど市民の改善を求める声は多い。  そのような状況の中で、今回の乗合タクシー制度の移行は、4,000人を超える市民からタクシー券存続の要望書が提出されたが、その市民の思いは届かず、また議会の全会一致の決議をも受け入れられない結果となり、極めて遺憾であると言わざるを得ない。  そこで、タクシー料金助成事業は、あくまで福祉施策であることから、このタクシー券を一部除いて廃止するのであれば、乗合タクシー制度が地域公共交通として十分機能して、市民にとって利用しやすい制度となるよう、早急に見直すべきである。  よって、亀山市議会として乗合タクシー制度の見直しについて、改めて下記のとおり強く求めここに決議する。  一つ、「乗合タクシー制度」が地域公共交通として市民がより利用しやすいものとなるよう、直ちに制度の再構築を行うこと。  以上、議員提出議案の提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく、ご審議のほどお願いいたします。 ○議長(小坂直親君)  次に、14番 前田耕一議員。 ○14番(前田耕一君登壇)
     ただいま上程いただきました議員提出議案第2号新型コロナウイルス感染症対策に関する決議について、決議文の朗読をもって提案理由の説明をいたします。  新型コロナウイルス感染症対策に関する決議。  中華人民共和国湖北省武漢市において発生した新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)は、急速な勢いで世界各地に拡大し、多くの感染者・死亡者が発生しており、世界保健機関(WHO)が「パンデミック(世界的な大流行)と言える」と表明するなど、国際的な脅威となっている。  我が国においては、「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置し、専門家会議の助言を受けながら、国内における感染対策を進めてきており、3月14日には、首相による「緊急事態宣言」を可能とする「新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正法」を施行するなど、対策の強化を図っているところであるが、いまだ終息のめどは立たず、事態は長期化が予想され、社会的、経済的影響が深刻化することが懸念される。  こうした中、市においては、放課後児童クラブや放課後等デイサービスなどの協力を得て市内全幼稚園、小・中学校を臨時休業としたほか、市が主催するイベントの中止・延期や公共施設の使用を一部制限するなどの感染防止策を講じ、3月16日には、櫻井市長を本部長とする「亀山市新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置し、さらなる感染防止対策に取り組まれているところであるが、三重県内においても感染者が増加しており、まだまだ予断を許さない状況にある。  よって、市においては、市民の安心・安全を確保するため、的確な情報提供を行い、市民の不安解消に努めるとともに、三重県(鈴鹿保健所)や市内の医療機関などの関係機関と連携して、感染の拡大防止に向けて徹底した対策を講じること、さらに、今後の国の緊急経済対策について、市独自の支援策も含め、迅速に予算措置して対応されるよう強く求める。  また、市議会としても、3月13日に市議会危機管理対策本部を設置し、行政と連携・協力して感染の拡大防止に全力を挙げて取り組むものである。  以上、決議する。  以上、議員提出議案の提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小坂直親君)  以上で提案理由の説明は終わりました。  これより議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号の2件について質疑を行いますが、通告はありませんので、質疑を終結します。  続いてお諮りします。  議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号の2件については、会議規則第36条第3項の規定により常任委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小坂直親君)  ご異議なしと認めます。  議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号の2件については、常任委員会への付託を省略することに決定しました。  次に、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号の2件について討論を行いますが、通告はありませんので、討論を終結し、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号の2件について起立により採決を行います。  初めに議員提出議案第1号乗合タクシー制度の更なる充実を求める決議について、起立により採決を行います。本案を、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(小坂直親君)  ご着席願います。  起立全員であります。  したがって、議員提出議案第1号乗合タクシー制度の更なる充実を求める決議は、原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議員提出議案第2号新型コロナウイルス感染症対策に関する決議について、起立により採決を行います。本案を、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(小坂直親君)  ご着席願います。  起立全員であります。  したがって、議員提出議案第2号新型コロナウイルス感染症対策に関する決議は、原案のとおり可決することに決定しました。  次にお諮りします。  以上で今期定例会の議事を全て議了しました。  議事を閉じ、閉会したいと思います。  これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小坂直親君)  ご異議なしと認めます。  令和2年3月亀山市議会定例会はこれをもって閉会します。ご苦労さまでした。               (午前11時10分 閉会)   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 令和2年3月26日              議  長      小 坂 直 親              1  番      草 川 卓 也              10 番      森   美和子...