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  1. 亀山市議会 2019-09-19
    令和元年総務委員会( 9月19日)


    取得元: 亀山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-12
    令和元年総務委員 9月19日)                総務委員会議録   1 開催日時 令和元年9月19日(木) 午前10時53分~午後3時25分 2 開催場所 第1委員室 3 出席委員 委員長   今 岡 翔 平        副委員長  新   秀 隆        委員    草 川 卓 也  森   英 之  前 田 耕 一              櫻 井 清 蔵        議長    小 坂 直 親        副議長   中 﨑 孝 彦 4 欠席委員 なし 5 理事者  副市長   西 口 昌 利  代表監査委員   渡 部   満        消防長   平 松 敏 幸  総合政策部長   山 本 伸 治        総合政策部次長        危機管理監    久 野  彦              落 合   浩        消防部長  豊 田 邦 敏  消防署長     原   博 幸        政策課長  笠 井 武 洋  総務課長     原 田 和 伸        財務課長  田 中 直 樹  工事検査監(兼)設計監査監                                松 永 政 司        税務課長  辻 村 俊 孝  防災安全課長   鳥 喰 教 義
           会計管理者(兼)会計課長              渡 邉 知 子  消防総務課長   豊 田 達 也        予防課長  豊 田 賢 治  情報指令課長   駒 田 博 之        北東分署長 坂   裕 哉  監査委員事務局長 木 﨑 保 光        選挙管理委員事務局長    生活文化部長   佐久間 利 夫              松 村   大        健康福祉部長(兼)福祉事務所長              井 分 信 次                       産業建設部長   大 澤 哲 也        地域医療部長         市民課長     桜 井 伸 仁              古 田 秀 樹        健康福祉部参事(兼)子ども未来課長              豊 田 達 也                       産業建設部参事(兼)都市整備課長                                草 川 保 重        病院総務課長              宮 村 信 廣 6 事務局  議会事務局長              草 川 博 昭        村 主 健太郎  西 口 幸 伸 7 案件  1.議案の審査          議案第60号 亀山市会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手                 当に関する条例の制定について          議案第61号 亀山市手数料条例の一部改正について          議案第69号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の                 施行に伴う関係条例の整備について          議案第70号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を                 図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う                 関係条例の整理について          議案第84号 亀山市及び鈴鹿市におけるはしご自動車に関する連携                 協約の締結に関する協議について       2.提出資料の説明       3.一般質問       4.その他 8 経過  次のとおり                午前10時53分  開  ○今岡翔平委員長  ただいまから総務委員を開会します。  本日の委員はお手元に配付しました事項書のとおり取り進めます。  11日の本会議について当委員に付託されました議案は、議案第60号亀山市会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の制定について、議案第61号亀山市手数料条例の一部改正について、議案第69号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について、議案第70号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理について、議案第84号亀山市及び鈴鹿市におけるはしご自動車に関する連携協約の締結に関する協議についての5議案です。  本日の日程でございますが、初めに議案第61号亀山市手数料条例の一部改正について、議案第70号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理についての順で審査を行い、続いて議案第60号亀山市会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の制定について並びに議案第69号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備については関連がありますので一括議題として審査を行い、最後に議案第84号亀山市及び鈴鹿市におけるはしご自動車に関する連携協約の締結に関する協議について審査を行いたいと思いますが、そのように進めさせていただいてよろしいでしょうか。                 (「はい」の声あり) ○今岡翔平委員長  それでは、そのような日程で進めさせていただきます。  また、分科に引き続き、委員インターネットによりライブ及び録画配信を行います。インターネット配信議案審査終了まで行いますのでご承知おきください。  それでは、まず議案第61号亀山市手数料条例の一部改正についてを議題とします。  なお、この議案の審査には関連する生活文化部長、市民課長、産業建設部長産業建設部参事にも出席いただいておりますので、ご了承ください。  理事者側に提案理由の説明をお願いします。  山本総合政策部長。 ○山本総合政策部長  それでは、議案第61号亀山市手数料条例の一部改正についてご説明を申し上げます。  条例制定・改廃の背景及び趣旨の2ページ、3ページをごらんいただきたいと存じます。  制定・改廃の背景と趣旨でございますが、まず1点目として、市民の利便性の向上を図るため、令和2年2月からマイナンバーカードを利用して各種証明書を交付する証明書等コンビニ交付事業を開始すること。  2点目として消費税及び地方消費税税率引き上げに伴い、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令により、地方公共団体の手数料の標準に関する政令が改正され、令和元年10月1日から施行されること。  3点目として、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律により、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律が改正され、公布の日から起算して6月を超えない範囲内において、政令で定める日から施行することに伴い、複数の建築物に係る建築物エネルギー消費性能向上計画の認定事務が追加されること、以上の3点に関連して、所要の改正を行うものでございます。  改正内容でございますが、まず1点目として、住民票または戸籍の付票の写し、印鑑登録証明書所得証明書及び課税証明書について、コンビニエンスストア等の多機能端末機による交付を促進するため、当該多機能端末機により交付する場合の手数料を1件につき200円とすることといたします。  また、当該多機能端末機による交付には、手数料の免除の規定は適用しないことといたします。  2つ目として、浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所及び浮きふたつき特定屋外タンク貯蔵所の設置の許可の申請に係る審査事務手数料の標準額が見直されることから、その審査事務手数料について改めることといたします。  3つ目として、単体の建築物を対象としている建築物エネルギー消費性能向上計画認定に複数の建築物に係る認定が追加されることから、当該認定事務に係る手数料について、申請棟数に応じて単体の建築物に係る手数料の金額を合算して得た金額とするよう改めることといたします。  なお、浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所等の設置の許可の申請に係る審査事務手数料に関する改正規定の施行日は、令和元年10月1日とし、住民票の写し等の交付に係る手数料に関する改正規定の施行日は、令和2年2月1日といたします。  また、建築物エネルギー消費性能向上計画認定事務に係る手数料に関する改正規定の施行日は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律の施行の日といたします。  以上、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 ○今岡翔平委員長  以上で説明が終わりました。  これより議案第61号について質疑に入ります。  質疑のある方は、順次発言をどうぞ。  新委員。 ○新秀隆副委員長  1つだけお伺いしたいんですけど、コンビニエンスストアを使っての作業というのは、職員の労力がなくなるので、300円の通常の分が200円になるというのは理解できるんですけど、この浮き屋根式のやつは単価でいうと1万円とか上がっておるんですけど、これはそれほど労力がかかる何か変更点があるんでしょうか。 ○今岡翔平委員長  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  担当課長から答弁させていただきます。 ○今岡翔平委員長  豊田予防課長。 ○豊田予防課長  先ほどのご質問についてですが、今回の手数料につきましては、消防に関連する手数料だけでなく、その他手数料ほかにも上がるものがございまして、この上がる根拠につきましては、国のほうで人件費等々試算して、この3つの手数料、それぞれ1万円上がるというふうに示されたものでございます。 ○今岡翔平委員長  新委員。 ○新秀隆副委員長  国に準じて、いろいろ上がるという、いろいろがちょっと理解できないところがあるんですけれども、何か特別なことがあるようでしたらお聞かせいただきたいんですけど。 ○今岡翔平委員長  答弁できますか。  豊田予防課長。 ○豊田予防課長  先ほども申し上げましたように、国のほうで直近の人件費や物件費等の変動を加味した試算を行って、この3つを上げるようにというふうに示されたものでございます。 ○今岡翔平委員長  ほかにご質問いかがでしょうか。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  この条例改正に伴う、要はマイナンバーカードを持っておる人のみの優遇策ということやな。  ところが、これ予算委員でもちょっと聞こうと思っておったんやけれども、交付事業で30年度もかなり金が余っておるんだけれども、今登録者数、何名お見えになるのかさ、基本的に全市民が登録できるわけやな。どんなぐらいやってみえるのか、わかる数字。 ○今岡翔平委員長  佐久間部長。 ○佐久間生活文化部長  まず、コンビニ交付事業につきましては、あくまでもマイナンバーカードを持って、それで手続をするということになりますので、その持っている方が対象になるわけでございます。  あと、登録者数につきましては、数というか割合で申し上げますと、人口に対して十数パーセントの方が今現在マイナンバーカードを持っております。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  そうすると、基本的にマイナンバーカード、このコンビニと言うけれども、セキュリティーの部分、情報漏えい、そこら辺はどうなっておるんや。確かに300円のが200円になる、450円のものがあれになると。ただし、住民票とか所得証明とか課税証明書、このセキュリティーは、金が登録した人は200円になるんだけれども、要するにコンビニ店の店員さんがその処理をするわけやわな。それはどんなシステムになっておるの、これ。どういうふうに受け渡しさ。ちょっと教えて。 ○今岡翔平委員長  佐久間部長。 ○佐久間生活文化部長  まず、このコンビニ交付サービスにつきましては、コンビニの店員さんはかかわりません。あくまでも証明書が欲しい人がコンビニに行かれて、そしてそこに置いてあります多機能端末機を本人さんが操作して出していただくということでございますので、店員さんに見られるということはございません。  あと、セキュリティーの関係で申し上げますと、コンビニ交付ではLGWANとか専用回線を使って通信をしておりますので、内容が暗号化されて通信されますので、そのデータが盗まれるとか、そういうような心配はございませんし、証明書発行後にはデータはその多機能端末機から自動的に消去されまして残らない仕組みとなっております。また、マイナンバーカードを取り忘れとかそういうことがないように、証明書が発行されましてボタンを押すまではカードを取ってくださいというような音声案内が流れるような形で、取り忘れの防止の仕組みも整っております。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  セキュリティーの面については万全やと。この間報道があったけど、中国やったかな、日本にあるデータを日本人のハッカーが何とかという報道があったけどさ、それも関係ないのやな、絶対防止できておるんやな。 ○今岡翔平委員長  佐久間部長。 ○佐久間生活文化部長  先ほど申しましたとおり、専用回線でやっておりますので、そういうような心配はないと考えております。 ○今岡翔平委員長  ほかにご質問いかがでしょうか。                 (発言する者なし) ○今岡翔平委員長  それではないようですので、以上で議案第61号に対する質疑を終結します。  次に、この議案について自由討議を行いますか。                 (「なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  それでは、自由討議は行わないこととします。  次に、討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  討論はないようですので、討論を終結し、議案第61号亀山市手数料条例の一部改正について採決を行います。  採決に先立って、この際お諮りします。
     挙手採決の際、挙手されない委員は反対とみなすことといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  ご異議なしと認めます。  したがって、挙手採決により挙手されない場合は反対とみなすこととします。  それでは、議案第61号亀山市手数料条例の一部改正については、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○今岡翔平委員長  挙手全員であります。  よって、議案第61号亀山市手数料条例の一部改正については原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第70号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理についてを議題とします。  なお、この議案の審査については、関連する健康福祉部長健康福祉部参事地域医療部長病院総務課長にも出席いただいておりますので、ご了承ください。  理事者側に提案理由の説明をお願いします。  山本部長。 ○山本総合政策部長  それでは、議案第70号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理についてご説明を申し上げます。  条例制定・改廃の背景及び趣旨の14、15ページをお開きいただきたいと存じます。  成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律により、地方公務員法が改正され、令和元年12月14日から施行されること等に伴い、関係する6つの条例について所要の改正を行うものでございます。  改正内容は、成年被後見人、または被保佐人であることをもって、一律に職員となり、または競争試験、もしくは選考を受けることができないとする措置が見直されることなどから、関係する条項を改めることといたします。  まず、第1条による改正として、亀山市職員の分限に関する条例の一部を改正し、同条例で引用している地方公務員法第16条第2号が同条第1号に繰り上げられることに伴う条項の整理を行います。  第2条による改正として、亀山市職員給与条例の一部を改正し、同条例で引用している地方公務員法第16条第1号が削除されることに伴う条項の整理を行います。  第3条による改正として、亀山市職員退職手当支給条例の一部を改正し、同条例で引用している地方公務員法第16条第1号が削除されることに伴う条項の整理を行います。  第4条による改正として、亀山市消防団条例の一部を改正し、消防団員になることができないものから成年被後見人、または被保佐人を削除します。  第5条による改正として、亀山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正し、同条例で引用している児童福祉法第34条の20第1項第4号が同項第3号に繰り上げられることに伴う条項の整理を行います。  第6条による改正として、亀山市病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正し、同条例で引用している地方公務員法第16条第1号が削除されることに伴う条項の整理を行います。  なお、第1条から第4条まで及び第6条による改正の施行日は、令和元年12月14日とし、第5条による改正の施行日は公布の日といたします。  以上、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 ○今岡翔平委員長  以上で、説明は終わりました。  これより議案第70号について質疑に入ります。  質疑のある方は順次発言をどうぞ。  よろしいですか。                 (「はい」の声あり) ○今岡翔平委員長  ないようですので、以上で議案第70号に対する質疑を終結します。  次に、この議案について自由討議を行いますか。                 (「なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  それでは、自由討議は行わないこととします。  次に討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  ないようですので、討論を終結し、議案第70号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理について採決を行います。  本案について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○今岡翔平委員長  挙手全員であります。  よって、議案第70号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理については原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第60号亀山市会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の制定について、並びに議案第69号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備についての2議案は同じ法律の改正によるものであることから一括議題とします。  理事者側に提案理由の説明をお願いします。  山本部長。 ○山本総合政策部長  それでは、議案第60号亀山市会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の制定について及び議案第69号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について、あわせてご説明を申し上げます。  まず、議案第60号亀山市会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の制定についてでございますが、条例制定・改廃の背景及び趣旨の1ページをごらんいただきたいと存じます。  一般職の非常勤職員の任用等に関する制度を明確化することを目的とした会計年度任用職員制度を創設するとともに、会計年度任用職員に対する期末手当の支給を可能とするため、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律により、地方公務員法及び地方自治法が改正され、令和2年4月1日から施行されます。  これらの改正に伴い、改正後の地方自治法第203条の2第5項の規定に基づき、会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当の額並びにその支給方法について条例で定める必要があることからこの条例を制定するものでございます。  制定内容は1つ目として、職員の報酬、費用弁償及び期末手当の額並びにその支給方法について定めることを目的といたします。  2つ目として、職員の報酬の額を定めるほか、報酬の支給に関し必要な事項を定めることといたします。  3つ目として、職員に対する費用弁償について定めることといたします。  4つ目として、職員に対する期末手当の支給月数を年1.45月とするほか、支給に関し必要な事項について定めることといたします。  5つ目として、職員に対する報酬、費用弁償及び期末手当の口座振替について定めることといたします。  6つ目として、この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は規則で定めることといたします。  なお、施行日は令和2年4月1日といたします。  続きまして、議案第69号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備についてご説明を申し上げます。  条例制定・改廃の背景及び趣旨の12ページ、13ページをごらんいただきたいと存じます。  本条例につきましては、議案第60号にも関連する条例の整備で、令和2年4月1日からの会計年度任用職員制度創設に伴い、関係する8つの条例について所要の改正を行うものでございます。  改正内容は、地方公務員法の改正により、一会計年度を超えない範囲で置かれる非常勤の職である会計年度任用職員に関する規定が設けられることから、関係する条項を改めるものでございます。  第1条による改正として、亀山市職員の分限に関する条例の一部を改正し、会計年度任用職員の休職の期間を任命権者が定める任期の期間内とすることといたします。  第2条による改正として、亀山市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正し、会計年度任用職員パートタイム)に対する報酬を減給の対象とすることといたします。  第3条による改正として、亀山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正し、会計年度任用職員育児休業取得に関する条項の整理を行います。  第4条による改正として、亀山市委員の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正し、同条例で引用している地方自治法第203条の2第4項が第5項に繰り下がること等に伴う条項の整理を行います。また、地方公務員法の改正により特別職の範囲が厳格化され、家庭相談員一般職非常勤職員となることから、関係する条項の整理を行います。  第5条による改正として、会計年度任用職員に対する給付については、別の条例で定めることとすることから、亀山市職員給与条例の一部を改正し、関係する条項の整理を行うことといたします。  第6条による改正として、会計年度任用職員パートタイム)は、退職手当の支給対象とならないことから、亀山市職員退職手当支給条例の一部を改正し、関係する条項の整理を行うことといたします。  第7条による改正として、会計年度任用職員パートタイム)は、人事行政の運営等の状況の公表の対象とならないことから、亀山市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正し、関係する条項の整理を行います。  第8条による改正として、亀山市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正し、同条例で引用している地方公務員法第22条が改められることに伴う条項の整理を行います。  なお、施行日は令和2年4月1日といたします。  また、議案第60号及び議案第69号に係る委員資料として、亀山市における会計年度任用職員制度の基本的な考え方を追加で提出させていただきましたので、総務課長から説明をいたします。 ○今岡翔平委員長  原田総務課長。 ○原田総務課長  それでは、資料2、亀山市における会計年度任用職員制度の基本的な考え方についてご説明を申し上げます。  条例に係る施行規則などにつきましては、現在詳細について検討中の状況ではございますけれども、規則に規定する内容も含めまして、現時点での考え方を資料としてまとめさせていただいておりますので、説明をさせていただきます。  まず、1.職の設置及び人数でございますが、3ページの別紙1もあわせてごらん願いたいと思います。  別紙1の左側、現行の表をごらんいただきましたとおり、現在19の区分によりまして賃金の時間給を設定しております。これを会計年度任用職員制度では、右側の移行案に記載してございますが、業務ごとに一般業務、福祉業務、及び教育業務の3区分に分け、さらに職務内容等により3区分をおおむね6種類の区分に分けたいと考えております。それぞれの業務についての上限額につきましては、条例で定めることといたしております。また、これによりがたい場合につきましては、別途設定をすることといたしております。  職名につきましては、別紙1の現行に記載しております職名のように、詳細な職名を定める予定でございます。  また、任用の人数につきましては、現在もそうでございますけれども、各所属から提出される任用計画を基礎としまして、次年度の任用計画を策定する中で決定をいたします。  次に、2.勤務条件をごらんください。  1日の勤務時間は7時間45分以内、年間勤務日数は240日以内とします。これは現在の非常勤職員と同じでございます。  休暇につきましては、4ページの別紙2をごらんください。  最後のページでございますが、国家公務員の非常勤職員の休暇等と右端のほうに亀山市におけます現在の制度の有無が記載してございます。国家公務員の非常勤職員に制度化されており、本市におきまして制度化されていないものにつきましては、基本的には導入の方向で検討いたしております。  次に、1ページに戻っていただきまして、3.の給付等をごらん願います。  報酬の額につきましては、任用2年目以降は、前年度までに勤務した前歴を勘案し、報酬額を増額して決定いたします。期末手当につきましては、条例で規定しておりますように、年2回、6月期と12月期それぞれ0.725月、年間1.45月分を支給することといたします。また、通勤手当相当額等につきましては、現在と同様に支給いたします。  めくっていただきまして2ページをごらんください。  4.募集及び採用でございますが、現在任用しております非常勤職員につきましては、会計年度任用職員制度への移行について、説明等により案内をさせていただきたいと思っております。  また、選考につきましては、現在任用している非常勤職員の業務実績、業務経験を踏まえまして選考を行いまして、次年度に募集が必要な職が発生した場合には広報等により募集を行いたいと考えております。  最後に、5.今後のスケジュールでございますが、本議会で関係条例を議決いただきましたなら、10月に市内部での担当者説明を、11月に現在任用中の非常勤職員の方々を対象とした説明を開催したいと思っております。その後、職員募集と選考を行いまして、来年度4月から制度を開始したいと考えております。  以上、簡単ではございますが、資料に2の説明とさせていただきます。 ○今岡翔平委員長  以上で、説明は終わりました。  これより議案第60号及び議案第69号について質疑に入ります。  質疑のある方は順次発言をどうぞ。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  ちょっと教えてほしいんですけれども、資料2によって現行19区分になっておると。移行案は一般業務、福祉業務、教育業務と3つに分けてあるんだけれども、区分ナンバーをここへ入れてもらうわけにいかんかいな、区分ナンバーを。この19が3つの区分に分けられたんだから、区分番号。それから聞きたいんやわ。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  総務課長からご答弁申し上げます。 ○今岡翔平委員長  原田課長。 ○原田総務課長  一般業務、福祉業務、教育業務の区分番号を入れるということでございますので、一般業務につきましては、この区分1から19をそれぞれどこがどこということではございませんでして、この区分1から19をそれぞれ、例えば一般業務ですと現在考えておりますのは事務補助とか給食調理員とか介助員とか応接員が一般業務になろうかなというふうに考えております。  福祉業務につきましては、保育士とか幼稚園教諭、保健師、社会福祉士、そういった職がなるのかと考えておりまして、さらに教育業務につきましては、司書とか学芸員、補導員とか部活動指導員、こういった職の方々が教育業務ということで、この1から19をそれぞれ一つ一つの職をどこの3区分になるかというふうなことで、今整理をしているところでございます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  整理したやつが議案で出ておるんやで、それをこの移行後の案にはめたやつがありますやろ。それを示してほしいと言うておる。私はわからんもん、これ。担当者はわかっておるけれども、例えば今言われたように、教育部門には給食調理員とかそういうようなことはわかっておるけれども、例えば応接員、応接補助員というのは教育部門に入ってくるわけやんか。軽作業員というのは一般業務に入ってくるのかと。給食調理員と介助員と生活支援員は、給食調理員の方と介助員の方は教育業務に入るけれども、生活支援員というのは福祉の部分に入ってくるんやろ、違うの。そういうふうに、私ら1つずつこれを自分なりにわからんなりに分析を私らがせんならんのかい。資料等出すんやったら、一般業務というのは区分1のこれとこれとこの業務の方とこの業務とこの業務が一般業務に入ると。一般業務の区分1の中にもこの方とこの方は福祉区分に入るというような区分表を示していただけませんやろうかという質問なんですけれども、ご理解いただきましたでしょうか。 ○今岡翔平委員長  原田課長。 ○原田総務課長  今現在、検討中でございまして、明確なものは今そのそれぞれの区分におきまして、例えば区分10ですと、結構いろんな業務がまじっているんですが、そこら辺が例えば情報インストラクターですと、業務補助職というふうになっておりますし、補導員につきましては教育職、そういった区分に分かれていくもんですから、例えば区分1が一般業務とかそういった区分はできていないんです。ですので、それを整理したものを……。
    ○今岡翔平委員長  それは今議会中で出せるものですか。  原田課長。 ○原田総務課長  ある程度のものは出せます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  だからさ、国の改正で任用職員制度というのをこの議会に提案しておるんやったら、その区分、今議長の配慮でこれを出したみたいだけれども、よその市町では12月の定例に提案する議会もあるということを聞いているんだけれども、これは委員長から聞いているんだけれども、私らにわけもわからんと議案を認めてくれって、数があったら物事は進んでいくような安易な考え方じゃ物事はすまんでの。  だから、これは区分がきちっとできてから提案をすべきであったんかと、まずそれが第一やと私は思う。やっぱりこの現行で19区分して、区分内容がまだ定かじゃありません、今後の検討でございますで、そのものを議案として提出することすら、僕はあかんと思っておるんや、行政として。私も議運の委員をさせてもらったけれども、そこでわからんだもんで、今質問させてもろうておるけれども、提案を12月に延ばすべきやないかと私は思う。こんなまだわからんのやったら。それは総務部長どうやな。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  まず、確かに委員おっしゃられるように、14市中6市は12月定例の提案というふうになっておりますが、これは本会議でご答弁させていただいたんですが、私どもの任用の予定でいきますと、12月に会計年度任用職員、一般の非常勤職員も12月に例年募集をさせていただいておりますので、その12月の段階で、例えば期末手当等の条件等が決まっていないと募集に影響を及ぼしますことから、9月定例の提案とさせていただいたところでございます。  それと、もう一点ご指摘のありました19区分が今の段階ではっきりしないということでございますが、基本的にはこの19区分が一般業務、福祉業務、教育業務、基本的にはどこに配分されるかというのは、基本的には考え方がございますので、今の段階で区分が不明確であるということではなくて、若干の整理が必要な部分があるかもわかりませんが、おおむね基本的な考え方はできておりますので、そういった中でご提案を申し上げたというところでございます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  そうすると、未確定の中で議会に審議を委ねておるというふうに理解させてもろうてよろしいかな。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  今回条例で出させていただいている条例の内容といたしましては、未確定な部分というのは一つもございません。ただ、一旦規則の中で議論する部分の中で、若干確定ができていない部分はございますが、条例として提案している内容について未確定な部分はないものと認識をしております。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  ほんならこの19区分がきちっと当てはまるように説明はできますやんか。何でできやんのや。できておるんやったら、この区分はどこに、その移行後の一般業務、福祉業務、教育業務、それにこれはこれ、ここは、例えば1、2、一番少ないやつで、区分3で給食調理員を区分3の1、介助員を区分3の2、生活支援員を区分3の3というふうにナンバリングを打っていったら、例えば区分3の1は下の教育業務と、介助員は区分3の2は教育業務と、生活支援員は福祉区分3の3は福祉業務というふうに、こういうふうにずうっと、私が見ておってもこうやってできる。それから、例えば区分4の母子・父子自立支援員は福祉やな、生涯学習推進員はこれは福祉なのか、福祉かな、教育かい、教育委員に生涯学習があるか。ごみ収集とか、そんないろんなことがあるやんかな、できやんのかなこれは。言うてくれんことには、次に進めやんのや、私。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  今の段階で口頭で申し上げる形でよろしゅうございますか。           (「ペーパー出して。控えるのかい」の声あり) ○今岡翔平委員長  午後に出せますか、この割り振ったものというのは。  山本部長。 ○山本総合政策部長  じゃあ午後に出させていただきます。 ○今岡翔平委員長  よろしいですか。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  午後から出してもらうけど、委員長のご配慮でこうやって資料を出してもらうけど、そんな質問が出てくるということは、想定してこやないかんわさ。  だから、現行の区分はどういうふうに分割するんやというのは、それが君ら行政職の専門員の行政専門の職員やで、正規職員の仕事やでさ。午後から待っておるわ、その資料。  それから、この任用職員制度、ちょっとお聞きしたいんやけれども、行政としてメリット・デメリットってあると思うんやわ。それをちょっとお答え願いたい。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  まず、メリットとしましては、この法改正の趣旨でもございますが、まずこれまで地方公務員法地方自治法の中で、任用が不明確であったもの、これも本会議でご答弁させていただきましたが、地方公務員法の第3条の特別職として任用するもの、17条の非常勤職員として任用するもの、22条の臨時的任用とするもの、過去にはこの3種類の任用がございましたが、今回会計年度任用職員制度を導入するに当たり、第22条の2ということで、新たに会計年度任用職員という制度が設けられましたので、この任用が厳格化されるということが1点メリットというふうに考えております。  それと、もう一点は、地方自治法の改正によりまして、期末手当の支給が可能になったということで、一定の処遇改善が図れるということでございまして、こういったことによりまして、働く方の処遇改善が図られるということで、これもメリットであろうというふうに考えております。  一方で、デメリットということでございますが、行政としてのということでご質問がございましたが、行政といたしましては、やはり期末手当等を支給することと、有給休暇等を拡大することによりまして、一定の財政負担等が生じますので、これにつきましては国への要望もさせていただいておるところですが、例年よりも一定の財政負担が生じるというところが懸案の事項であろうというふうに認識をしておるところでございます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  今行政のメリット・デメリットを聞かせてもろうた。  次に、その任用職員の対象とする方のメリット・デメリットはどういうふうに認識をしてみえるのか。対象者のな。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  一方で、働く方のメリット・デメリットということでございますが、働く方のメリットといたしましては、やはり処遇改善が図られるということで、今回報酬になりますことから、今まで時間単価というのは、皆さん一律でございましたが、これが経験年数が加味されるということで、長年働いた方については、1年目で働いた方と、その経験年数が加味されるということで、一定モチベーションも上がるものというふうに考えておりますし、また先ほどご説明申し上げた期末手当の支給もさせていただけるということで、これも一定の処遇改善になろうかと思いますし、休暇制度につきましても、今まで以上に拡充を考えておりますので、そういった処遇面におきましてメリットが生ずるものというふうに考えております。  ただ、もう一方でデメリット、これはデメリットになるかどうかはわかりませんが、これも本会議でご議論いただきました。例えば扶養の範囲内で働かれる方、一般的には130万円未満ということになりますが、この扶養を超えて、こういう制度が充実することによって扶養の範囲内を超えてしまうという方については、それはありがたくないことでありまして、そういったところは今後採用の段階や勤務時間等で配慮が必要なことになってくるのであろうというふうに認識をしております。 ○今岡翔平委員長  ほかにご質問のある方いかがですか。  草川委員。 ○草川卓也委員  先ほど、行政としてのデメリットで上げていただいた財政負担というところは私はやっぱり重要だと思っていまして、約予算措置8,000万円の増額というふうに本会議でも聞いておりましたけれども、ちょっと確認も兼ねてですけれども、これに対する対応をちょっといま一度伺いたいと思います。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  まず、草川委員からもございましたように、来年度の財政負担としては8,000万円程度を考えているところでございまして、2年目以降につきましては、やはり経験年数を加味していくということでありますとか、あと最低賃金等の引き上げ、これも一つ加味する必要があるということで、8,000万円以上の増額になってくるものというふうに認識をしております。その上で、私どもといたしましては前回6月に議会からも国への意見書を提出いただきましたように、現在、私どもも市長等を通じて国への特定財源の要望をさせていただいておりまして、しっかりその特定財源の要望を市長を通じてやっていかなくてはならないというふうに考えております。  ただ、今のメリットの中でも申し上げましたように、やはり非常勤職員さんが働く環境を整えるということは、行政としても重要なことですので、そういったことも含めて財源措置については確保していきたいと、そのように考えているところでございます。 ○今岡翔平委員長  草川委員。 ○草川卓也委員  国への特定財源の要望というところが対策として先ほどから上げていただいていますけど、それ以外に例えば効率的な人員配置だとか、そういった庁内、行政のほうでできることとしてどういったことが上げられますでしょうか。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  現在、会計年度任用職員制度に移行することによって、職員の大きな増減というのは考えていないところでございますが、やはり議員ご指摘のとおり、これからはいろんなICTの利活用でありますとか、そういったことを利用して、機械でできることについては機械でやっていくということ、そういったことによって人員を削減していくということは一定考えられることであり、これは正規、非正規どちらにも言えることであろうかと思いますが、そういったICTの利活用ということは大きな課題であろうというふうに考えております。 ○今岡翔平委員長  草川委員。 ○草川卓也委員  ICTの利活用ということでしたけど、ほかにも例えば国がたしか指針に上げていたと思うんですけれども、ICT利活用に加えてアウトソーシングというところを推進すべきだというような、そういった指針も出ていたと思うんですけど、ここに対して市としてはどういった方針を持っていらっしゃいますでしょうか。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  以前でも行革で、アウトソーシングということについては、いろいろ議論を重ねてきたところでございますが、現在において今の市の業務をアウトソーシングしていくということについては、具体的なことについては考えていないところでございまして、これから行財政改革大綱も策定いたしますし、定員適正化計画も策定いたしますので、そういったところで一つの議論にはなってくるかもわかりませんが、現在のところ業務はアウトソーシングしていくというような考え方は持っていないところでございます。 ○今岡翔平委員長  ほかにご質問いかがですか。  森委員。 ○森英之委員  まず、議案のところでも質問させていただいたと思いますが、まず確認は、今の正規職員の方が、逆に負担になってしまうようなことはないのかということを確認させていただきます。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  正規職員の負担ということでございますが、今回会計年度任用職員制度につきましては、メリットとして職の限定化と期末手当の支給というのを上げさせていただきました。こちらについては、待遇改善が図られていくということで、モチベーションについては上がるものであろうというふうに推察もいたしますし、会計年度任用職員制度に移行することによって、非常勤職員の大幅な削減等も考えていないところで、基本的には現状維持というふうに考えておりますので、この制度に移行することによりまして、正規職員に負担がかかるということは現時点ではないものと考えているところでございます。 ○今岡翔平委員長  森委員。 ○森英之委員  その中で、正規職員の方と会計年度任用職員の方の業務の区分けといいますか、そこは改めてきっちり進めていただきたいと思います。  もう一つ、医療センターで勤務される方、この臨時職員、非常勤職員の方、この条例の対象になるのかどうかお聞かせください。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  医療センターに勤務する職員も会計年度任用職員制度へ移行していくものというふうに考えております。 ○今岡翔平委員長  森委員。 ○森英之委員  それから、午後からちょっと議論させてもらう時間があるかどうかわかりませんが、この別紙1のこの区分19までの業務の方、これ区分けはされているんですが、この区分けの方、ほぼ全員該当される方がおるのかどうか、不在の職名の方もおられるのかどうかも聞かせてください。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  総務課長からお答えします。 ○今岡翔平委員長  原田課長。 ○原田総務課長  現在の区分1から19は現在をもって表に掲載されている職名でございまして、現実には例えば区分1の軽作業員とか警備員とか、あと区分6の宿直員とか、区分17防災技術専門員、そういった職の方は現時点で任用はされておりません。 ○今岡翔平委員長  今のは正確な実数ですか、ほかに漏れはないですか、いないというのは。  原田課長。 ○原田総務課長  代表的というか、何点か言いましたが、あと就労支援員、区分4ですね。あと、区分5ですと日直員、敷地整備員、区分10ですと滞納処分財産調査員、戸籍取扱専門員、関衛生センター員、自然環境専門員、区分13の健康指導士、以上が現時点では任用がないということです。 ○今岡翔平委員長  森委員。 ○森英之委員  もう一点だけ。  別紙2のほうの休暇制度というのがございますけれども、これが今回の休暇制度で拡充ということなんですが、例えば現行に対して年次有給休暇等がふえる項目が今の規定よりも取得日数が増加する項目はありますでしょうか。 ○今岡翔平委員長  原田課長。 ○原田総務課長  基本的にはここにございます亀山市制度なしとして、例えば現住居の滅失等とか出勤困難というのは、先ほど私申し上げましたが、導入に向けて検討をするんですが、そのほか現在制度があるものにつきましては、これによりましてふえるということはないです。基本的に同じ、あるいは年次有給休暇につきましては、若干いい制度も持っておりますので、ふえるということはございません。休暇自体がふえるというふうに考えております。 ○今岡翔平委員長  森委員。 ○森英之委員  休暇がふえるということはいいことだと思いますけれども、さらに正規職員の方を含めて、休日のとり方、計画取得といいますか、職場の中でそういうことがさらに必要になってくるのではないかと思いますので、職場の中で正規職員の方を含めて計画的に取得できるような、そういう仕組みを改めてつくっていただくというようなことも必要かと思っていますので、その点またご検討いただければと思います。以上です。 ○今岡翔平委員長  ほかにご質問。  新委員。 ○新秀隆副委員長  先ほど来から、メリット・デメリットということであったんですけど、会計年度任用職員の方に対するメリットの中で、今答弁いただいたところでは、勤続年数的なもんでアップしていくというところがあったんですけど、能力的な今後いろいろICTを使ったりとか、そういうふうな専門的な分野に能力がある能力給的な考えはあるもんだとは私は思っているんですけど、その点についていかがでしょう。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  現在国が示しております制度の中では、能力給的なことによって単価を上げていくという制度構築はされていないところでございまして、やはり今回単価を見直していくのはあくまでも経験年数というところに絞られておるというのが現状でございます。 ○今岡翔平委員長  新委員。 ○新秀隆副委員長  国の方向性等はあると思うんですけど、ただ単に長けりゃいいというものでもなく、今の世の中の社会を見てみますと、やっぱり先輩を追い抜いていくというふうな企業的な感覚はやっぱり持つべきではないかというふうな亀山市独自のそういう考えも今後、一つ置いておいていただきたいなという希望的なことを言うてはいけませんのですけど、議案でございますので、その辺がないということを、今回はないということだけ認識いたしました。 ○今岡翔平委員長  ほかにご質問いかがですか。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  今ちょっと森君から聞かせてもらったんやけれども、これは数字間違ごうておったら、今ちょっと計算したやつやで数字を出したやつやからあかんけど、現行1から19までと、各職名で88職名があるわけやな、これ全部足すとな。今その現在、職種として採用していないのが日直とか敷地整備員とか、関衛生センターとか、いろいろ出てきたけれども、結局この議案がどうたらスケジュール表で令和元年12月に会計年度任用職員の募集を行って、1月に職員選考を行うという中で、この88職名の中で、ちなみに登山専門指導員とある、こんなん任用職員であり得んわな。その中で、この88職名の中で、任用職員募集をする職種名、それをどこまで絞ってみえるか、その区分も午後から出してくれ。全てが任用職員募集をかけるわけないやろ、これ。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  今回職員募集に当たりましては、基本的には各部、各課から任用計画というのを予算要求と同時に出していただきまして、その任用計画に基づいて募集を行わせていただきたいと思っております。ただ、その中で、例えば事務補助員につきましては、当然毎年任用はさせていただきますが、例えば今回、任用計画で上がってくる人数と現在働いてみえる事務補助員さんがそれ以上にお見えになりまして、また今お見えになる事務補助員さんが来年も職を希望されるということになれば事務補助員さんの募集は行いませんので、やはり正式な形としては、各部局から任用計画を出していただいた後に正式な職名等の募集等はさせていただきますので、現時点では詳細にはお答えはできないところでございます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  その整理もできていないわけか。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  任用計画そのものは予算要求時に出していただきますので、各部局の中で、来年度以降どういう職員が必要であるということについては、予算要求の段階の任用計画で判断をさせていただいておりますので、来年度以降のどなたを任用していくかということについては、現時点でははっきりとは決まっていないところでございます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  この平成31年度というか、令和元年度というか、そこの現時点での任用職員として該当する職名はあるやろ、あるべきやというのは今の給食調理員の方とか今の用務員の方とかあるやろ。それは出せるやろ、現行のやつは。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  現時点において来年も引き続き働かれるということを前提とするようなことであれば出させていただきます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  午後からそれも出してくれ。ぜひとも資料として。どういうふうな職種があるか。  それで、ざっと見せてもろうても、例えば18区分の電気主任技術者とかボイラー・タービン主任者とか廃棄物処理管理主任技師とか、これは委託業務でやっておるんやで、例えば防災技術専門員って、各部署で防災担当者というのはあるわな、施設によって。職員がその資格を持って設置せんならんはずや、こんな大きなところは。資格を持っておる方がこの防災技術専門員という形で資格を持っておるはずや、何級といって、違うかな。そこら辺は別に任用せんでも、正規の職員で別にいいやろ。免許証を借りておるとか、そんなんあるやんか。その区分を。  それから10の補導員とか、言うたら切りがないんや、これ。そういう区分はできるはずやでさ。
    ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  まず、この19区分の中から、一般業務、福祉業務、教育業務にどういうことが、この3つの中にどれが該当するかというのを1つ出させていただきます。  それと、もう一つは、今現在の中で働いて見える方が、この19区分の中でどれだけの方が見えて、それが来年度任用計画にもよりますが、来年度も引き続き働かれるとしたら、どの区分の方が残られるかという、そういうようなところまでは出させていただけます。 ○今岡翔平委員長  それは、総合政策部の予測で出すということですよね。今から正確な数字を聞くというわけじゃなくて、大体こんなもんやろうという数字が出てくるということですね。  山本部長。 ○山本総合政策部長  今現在、任用しておる方を前提として出させていただくということになります。 ○今岡翔平委員長  質疑の途中ですが、午後1時まで休憩します。               午前11時58分  休 憩               午後 1時00分  再 開 ○今岡翔平委員長  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  まず、午前中にお願いさせていただきました資料につきまして、総務課長より少しご説明をいただきますのでお願いします。  原田課長。 ○原田総務課長  それでは、午前中に櫻井委員のほうからご要望のありました資料を配付させていただきました。私のほうから説明をさせていただきます。  資料1と2を配付させていただいたんですが、資料1につきましては、本日の追加資料2の別紙1の現行19区分を一般業務、福祉業務、教育業務というところに割り振ったものが資料1のほうでございます。  それと、資料2のほうにつきましては、現在任用している職員の数を入れたものですので、任用していない職名はこちらに入っておりません。現在配置しております任用中の職員の人数を括弧書きで書いてあります。一般業務ですと応接補助員6というふうなことが、これは人数でございます。  そういった中で人数全体は、記載がございませんが、一般業務が367人、福祉業務が144人、教育業務が65人で、合わせて合計で576人を任用しているという状況でございます。ただ、この中には部活動指導員と教員と併任という形の職員もおりますので、実際には572人の任用をしているという状況でございます。  それと、この資料1、2につきましては、現在事務サイドで検討中の案でございますので、これがここからまださらにちょっと精査というふうなことも考えておりますけれども、現在の案としてつくっておる表でございます。以上です。 ○今岡翔平委員長  説明は終わりました。  引き続き、議案第60号及び議案第69号について、質疑のある方は順次発言をどうぞ。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  お願いして、昼どきに申しわけなかったことを、まずお礼を申し上げて、確認の意味ですが、任用職員として、基本的に私が思うのは、学校教育関係で、これというわけではないんやけれども、特に福祉部門の保育士、幼稚園教諭、それからそこら辺の主な任用職員の方がおると。それからここには看護師さんも見えるんやけれども、給食調理員はどこに入っておるんや。栄養士だけか。給食調理員の方は、ここに入っていないのかな。 ○今岡翔平委員長  給食調理員は一般業務です。 ○櫻井清蔵委員  一般業務か。  こうやって分けてある中で、午前中にメリット・デメリットを聞かしてもろうたんだけれども、これは国のあれで、働きがいがある、報酬を得てもらうための任用制度であるということがメリットになっておると。  だけど、デメリットの中で、草川君も言われたように、財政的に負担が大きくなると思うけれども、要は第1次、第2次と定員適正化計画があったわな。その中で、何遍でもこれ言うんやけど、合併直後に、亀山市と関町が合併して600人以上の正規の職員ができたと。ほかには、臨時、非常勤の方もお見えになったと。それで今の540名ばかに、5%カットでやっていたと。  それに余りにもとらわれ過ぎて、やっぱり必要な部署には正規の方を配置して、やっぱり正規職員の個々に負担がかからんようにするのが定員適正化計画であると、私はそれが定員適正化計画の理念やと思っておるの。  ある部署には、こういうことを言うたら語弊があるけど必要以上の人員がおって、ある部署には非常勤の方を多くせんことには、その業務ができないというような状況になっておるのが今亀山市やさ。それが今の572名になるわけさ。  だから、基本的に任用制度を制度化することによって、定員適正化計画に対して影響は、正規職員の増員という、そういうようなことを考慮に、あくまでも影響を及ぼすということを私は非常に懸念しておるんですわ。そういうことは私だけの心配事かな。やっぱり正規を配置するべきところには正規を配置せなあかんと。議会でも各議員からのいろんな質問の中でも、特に正規の栄養士の方が、調理員が見えない園もあると。それは正規の方を置くべきではないかという。再三質問にあるわな。討論もされておると。  定員適正化計画とは一体何ぞやということを、もう少し第4次のときは考え直さんとと思うんですわ。そういう中でこの任用制度というのを考えていくべきではないかなと私は思うんやけれども、それに対する答弁があったらちょっと教えてもらいたい。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  委員御指摘のとおり、今定員適正化計画は、合併から1次、2次、3次と進んでおりまして、令和2年4月1日までが3次の計画で、それ以降が4次の計画で、まさに今4次の計画を策定しておるところでございます。  これも、委員からもご指摘がありましたように、この計画策定の中では真に正規が必要な部署においてはしっかりと正規を配置していくという、今そういう考え方の中で計画策定を進めておるところでございまして、ご指摘のご意見を踏まえてしっかりと計画を策定していきたいと、そのように考えております。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  その計画書をしっかり見せてもらいたいけれども、やっぱり正規の方をふやせば、それはいろんな諸手当とかいろんなことで、市全体の支出の人件費としては上がるかわからんけれども、やっぱり行政というのは市民を主体にした中での業務をやっていかなあかんと思うておるのさ。  その業務をやるのに、市の職員のある特定の部署に負担が、その部署全体の職員全体に負担がかからんようにやっぱり計画を組んでもらいたいと思います。そこら辺は第4次で見せてください。  働き方のメリット・デメリットについて、聞かせてもらった。処遇は改善、それでいろんな経験でモチベーションが上がるとか、期末手当が出るとか休暇手当が出るでいいねやと。それから、デメリットで扶養範囲を超える方が出てきたと。  そうしたらこの任用制度をつくったときに、最低賃金保障、年収というのは幾らぐらいを想定してみえるんやな。結局が今でも言われたように、年収130万で扶養に入って、夫婦共稼ぎと言ったらいいけれども、ひとり親家庭の方やったらこれはありがたいことやけれども、結局夫婦共稼ぎの場合に、扶養をした中で、正直子供も大きくなったし、子供の養育費も要るから、せめてたとえ130万の範囲内で時間を都合して勤務をしようかと言って、非常勤を希望してかなりの人が臨時職員になってみえる方も見えると思うのさ。  そやけど、この任用制度になって、こんなメリットのようなことで、130万を超えて扶養に入れなかった場合に、それの手当てをしないかんのさ。その一番最低限の年間賃金というか、どんなぐらいを想定してみえるか、一遍教えてください。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  今回、最低賃金のほうが見直しになりまして、また平均で27円のアップということになりまして、恐らく10月1日から三重県は施行されると思うんですが、最低賃金870円というふうな目安になってこようかというふうに考えております。  私どもといたしてましては、一つ最低賃金は、実は地方公務員法の中では、最低賃金を守らなくてはならないという義務はないんですが、基本的には最低賃金というのは上回る金額というのを保障するという考え方のもとに、これまでからも事務を進めておりましたので、まず最低賃金として870円というものが一つ基準になってこようかなと思っております。  これを7.75掛けますと、日当で6,700円ということになります。これが1日の勤務をフルに働いていただいた場合で、約6,700円程度になってこようかというふうに思います。  この6,700円につきましては、例えば扶養に入りたい方であれば、ここで勤務日数を減らしていくと年収を130万までに抑えられるという中で、例えば15日勤務の方が見えたり、17日勤務の方が見えたり、20日勤務の方が見えたりということで、ここで月の勤務日数を調整することによって130万までに抑えていただいて、扶養に入る範囲で働いていただくということになります。  例えば、扶養を超えてもいいという形で、仮に20日間働いたといたしますと、約160万ぐらいの年収になろうかというふうに考えておりまして、このあたりがしっかり最低の賃金で働いていただいて、20日程度働いていただいた中の、年収としては160万ぐらいが一つの目安になると、そのように今、考えているところでございます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  160万の総所得では、結局ここに当然職員やで、雇用保険、それから年金も入っておるのかな、それから引いたら、160万の年間所得でそれを引いたら、半分こやな。  そうすると、130万と変わらへんと違うの。年間約130万ぐらいにならへんのと違うか。そうすると扶養のままのほうがいいんと違うのかな。  私が聞きたいのは、160万を想定しておるということかな、大体最低所得を。  そうやったら、何にも、同じ、例えばやで。保育園の担任をやりました。正規の方は年収何ぼか、担任で例えば10年以上勤務しておる中で、期末賞与が4.45か、掛ける12カ月。その方が月何ぼもらってはるか知らんけどさ、10年の人が。月平均20万として、三百二十何万になるわさ。  片一方は三百二十何万で、当然保険も掛けている中で、片一方は160万で同じ仕事をしておったら、気の毒やと思わん。  私は任用職員をするためにはもっと上を設定、年間200日って、職員は年間土・日で57週で、合計で270日ぐらいかな、年間、土・日・祭日が抜けて。そうしたら70日分は働いてもらったら今の6,000円って、70掛ける6,000円で四十何万やんか。そうすると200万を超えるわけや、フルタイムで。  私が思うには、大体任用職員にしてもらうためやったら、最低保障賃金というのは230万を超えんことにはあかんと違うかなと私は思うけど。あんたの想定の160万と私の260万と開きが大分あるんやけど。そこまでしていけば、この任用職員制度というのが十分機能すると思うけどさ。どうやな、そこら辺。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  済みません。私、今回最低賃金という形で、例えば事務補助員を一つ例に挙げさせていただいてお答えをさせていただきましたが、例えば保育士さんでいきますと、例えば時給は1,100円とか1,200円とかになりますので、最低で幾らかというご質問でしたので、最賃を一つモデルとして計算をさせていただきましたので、少し保育士さんとは年収が異なってくるだろうというふうに思っております。  それと、今回、160万と申し上げましたのには、まだ会計年度任用職員制度に移行するまでの金額を今お示しさせていただいた中で、期末手当の部分が含まれておりませんし、今回単価を見直しさせていただく部分もそこには含まれて、今の時点での金額をお示しさせていただきましたので、会計年度任用職員制度へ移行することによって、もう少し年収アップにはなろうかというふうに思いますが、ただ委員おっしゃるように、130万円の壁というのが、なかなか、やはり働く方にとっては厳しくて、少し超えただけでは、やはりメリットというのは享受できないというのはご指摘のとおりだと思いますので、会計年度任用職員制度を導入させていただいたので、これで全てクリアできるということは考えておりませんので、今ご指摘いただいた部分も含めて待遇改善には引き続き努めてまいりたいと、そのように考えております。 ○今岡翔平委員長  ほかにご質問いかがですか。                 (「なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  ないようですので、以上で議案第60号及び議案第69号に対する質疑を終結します。  次に、この議案について自由討議を行いますか。                 (「なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  それでは自由討議は行わないこととします。  次に、討論はありませんか。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  いろいろ質問させていただいたんですけれども、やっぱり今回上程されておる議案について、もう少し行政として、今も答弁にありましたように、第4次定員適正化計画等々も踏まえた中での、そういうことも考えをまとめておいて、国の制度であっても、全てをやるべきやと。やっぱりその説明責任というのが、私はされていないと思いますもんで、この議案については賛成しかねますので、その旨だけ表明させていただきます。 ○今岡翔平委員長  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  ないようですので、討論を終結し、議案第60号及び議案69号について、それぞれ採決を行います。  それではまず、議案第60号亀山市会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○今岡翔平委員長  賛成者多数であります。  よって、議案第60号亀山市会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の制定については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第69号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○今岡翔平委員長  賛成者多数であります。  よって、議案第69号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第84号亀山市及び鈴鹿市におけるはしご自動車に関する連携協約の締結に関する協議についてを議題とします。  理事者側に提案理由の説明をお願いします。  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  それでは、議案第84号亀山市及び鈴鹿市におけるはしご自動車に関する連携協約の締結に関する協議について、ご説明申し上げます。  提案理由としましては、亀山市及び鈴鹿市におけるはしご自動車に関する連携協約の締結に関し鈴鹿市と協議することについて、地方自治法第252条の2第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、鈴鹿市及び亀山市におけるはしご自動車に関する連携協約の主な内容について、ご説明させていただきます。  別紙鈴鹿市及び亀山市におけるはしご自動車に関する連携協約をごらんいただきたいと存じます。  まず、目的としまして、鈴鹿市及び亀山市が相互に連携し、消防力の向上を図るとともに効率的な行政運営を促進するため、基本的な方針及び役割分担を定めます。  次に、基本方針として、目的を達成するため、消防力の向上と施設などの整備の推進について役割を分担し、連携して事務を執行します。  3つ目として、連携して実施する取り組みははしご自動車の整備に関する取り組みとし、役割分担については鈴鹿市が中心となり、亀山市と連携してはしご自動車の整備及び運用に取り組みます。  4つ目として、経費負担は、はしご自動車の整備に要する費用については50%を両市で均等に負担し、残り50%をそれぞれの当該年度の基本財政需要額の消防費に応じた割合により負担します。また、整備の費用以外の経費については両市で協議して定めます。  以上、簡単ではございますが、議案第84号のご説明とさせていただきます。どうぞ、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 ○今岡翔平委員長  以上で説明は終わりました。  これより議案第84号について質疑に入ります。  質疑のある方は順次発言をどうぞ。  草川委員。 ○草川卓也委員  今回の連携協約の締結に関する協議についてということなんですけど、財政面で負担が大きく軽減されるということは大いに歓迎したいことだなと思うんですけど、その一方で一部考えなければいけないことは、想定外の備えというものがどれだけ影響してくるのかというところかなと思っているところです。  はしご車って、火事はもちろんですけど、災害時などにも使える、そういった消防力という意味ではとても大切なものだとは思うんですけれども、今回の三重県北部での集中豪雨だとか、今どういった災害があるかわからない、本当に先ほども申し上げましたけれども、想定外の事態への備えというものが大切になってくる中で、共同運用することによって新たな不安みたいなものが生まれるということは、ある意味デメリットという面ではどのような認識があるのか、そこに関してお伺いします。 ○今岡翔平委員長  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  今特殊な災害とかの対応ですけれども、はしご車の共同整備をするということで、まず不安があると言われますと、はしご車の取り扱いに関することが考えられます。  そういったことに関しましては、まず整備されて、出動頻度が少ないということで、もともとはしご車の活動自体が少ないということで、そういったデメリットの部分は余り考えられないということを思っておりますけれども、取り扱いに関しては、整備された時点で支障が出ないように合同訓練を実施したりとか、そういったことをしまして災害対応に備えたいと考えております。  また、想定外のものに関しましては、隣接市の応援とかも考えておりますので、そういったことを隣接する津市とか伊賀市などの応援も考えております。 ○今岡翔平委員長  草川委員。 ○草川卓也委員  運用の細かいところはこれから協議するところがあるのかなと思いますけれども、現時点でわかる範囲で教えていただきたいんですけど、例えば亀山市と鈴鹿市で同時に、ないにこしたことはないんですけど、同時にはしご車が必要となるような事案が発生、かつ同時多発的に発生した場合というのは、どのような運用、対応になるのかというところを教えてください。 ○今岡翔平委員長  豊田消防部長
    豊田消防部長  同時といいますか、重なった場合は、通報が早く入ったほうを優先して出動させます。  2つ目の事案、出動ができない場合も考えられますけれども、それは先ほども申しましたとおり、隣接する津市あるいは伊賀市のほうからの応援を要請します。ただ、鈴鹿市のほうであれば、津市それから四日市のほうからの応援も考えられます。 ○今岡翔平委員長  草川委員。 ○草川卓也委員  また同じく運用上の話なんですけれども、例えばはしご車を運用している中で、事故が発生した場合、そういったとき、補償の問題、はしご車の修理もそうですけど、物損、人損だとか、そういった補償に関してはどのように検討されていますか。 ○今岡翔平委員長  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  運用に関しましては、相互の消防署に交互に配備するということになっておりますので、その配備されている署で事故が発生した場合は、その担当している市のほうで負担することになっております。 ○今岡翔平委員長  草川委員。 ○草川卓也委員  確認なんですけど、つまり亀山のほうで配備されているときに事故が起きた、その場合はもう100%亀山市のほうで対応するということですか。 ○今岡翔平委員長  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  そのとおりです。 ○今岡翔平委員長  草川委員。 ○草川卓也委員  同じく運用上で、先ほど事故の話をしたんですけれども、維持管理にもお金がかかると思うんですけれども、維持管理費は亀山と鈴鹿でどのように分けて管理していくんでしょうか。 ○今岡翔平委員長  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  維持管理に関しましては、負担割合に応じて負担するというような考えでおります。 ○今岡翔平委員長  草川委員。 ○草川卓也委員  以前参考資料でいただいたところですけれども、負担割合というところ、具体的に亀山と鈴鹿でパーセンテージであらわせますかね。 ○今岡翔平委員長  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  先ほども言いましたけれど、50%は均等割、残りの50%は基準財政需要額に応じて負担するということですので、パーセンテージにしますと、亀山市が32%、鈴鹿市が68%ぐらいになると考えております。 ○今岡翔平委員長  草川委員。 ○草川卓也委員  その負担割合に応じて、その亀山市と鈴鹿市で配備する日数も変わってくるというふうに認識しているんですけれども、そういう認識でまずよろしかったですかね。一応確認で。 ○今岡翔平委員長  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  その負担割合に応じて配置します。  けれども、何日間亀山に置いて、鈴鹿市に何日間というふうなことに関しましては、今後協議して決めていく予定をしております。 ○今岡翔平委員長  草川委員。 ○草川卓也委員  鈴鹿市に配備されているときに、亀山市においてははしご車の対応に当たっている人員に関してはどのように配置される予定ですか。 ○今岡翔平委員長  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  鈴鹿市に配備されるときは、当然災害があれば鈴鹿市から来ていただきますけれど、余剰人員に関しましては、私どもの消火の増強につながるものと考えております。 ○今岡翔平委員長  草川委員。 ○草川卓也委員  細かいことをいろいろと聞かせてもらいました。  ちょっと最後に確認したいんですけど、はしご車、今回この共同運用という形に今回議案出ているんですけど、そもそも亀山市ではしご車を購入したとき、何で必要と思ってはしご車を購入したのかという、そういった経緯も一つ重要じゃないかなと思っていまして、そこの経緯に関してわかりましたらお答えいただければと思います。 ○今岡翔平委員長  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  私が記憶しておりますのは、シャープの亀山工場が進出したときに、建物が高いということではしご自動車の配備を決めたというふうに認識しております。 ○今岡翔平委員長  草川委員。 ○草川卓也委員  となると、今後、企業誘致を亀山市が進めていく中で、共同運用になることによってそれが一つデメリットになるということはないのでしょうか。つまり、シャープが来るときにはしご車があるかどうかということが一つ重要な要件になったということだと思うんですけれども、そういった他の影響というものはございますか。 ○今岡翔平委員長  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  企業誘致ということですけれど、確かに建物が高いということで、はしご車に関しましては必要なことは認識しております。  そういったことで、共同整備をするということで、工業団地であれば鈴鹿市から約30分ほどで到着するというふうに考えております。そういったことで、30分の間に亀山市のほうの人員が増強されているということで、そういったところでカバーができるというふうに考えております。  そういったことで、そういった影響は少ないものと考えております。 ○今岡翔平委員長  ほかにご質問。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  いろんな経緯はそれなりに理解しておるんやけど、68と32と、負担割合やな。草川君が言ったのと逆やけど、いっそのこと鈴鹿市に常駐させておきゃいいの。別に亀山の本署にはしご車を置いておく必要ないと私は思っておる。  というのは、非常時のときには鈴鹿から、先ほど言ったように最低4名が乗ってこんならん。多けりゃ6名乗ってくると思う。応援に要請があったら来てくれると。逆に亀山市に置いておって、ただでさえ職員少ないのに、6名向こうに乗っていったら6名鈴鹿市の現場へ取られるわけや。  だから、負担割合とかそんなことはもう決まっておるんやったら、68対32って、私は別に8対2でもいいと思っておるんや。鈴鹿の均等割の50というのは僕は気に入らんのやけど。  だから、今後の協議の中で、今の話やけど、鈴鹿から30分で来られる範囲やったら、鈴鹿の中央道路が本署やと思うで、一年中あそこに置いておきゃ私はいいと思う。そういうふうに協議を進めてほしい。まさに亀山市の車庫にはしご車を入れる必要は私はないと思う。そういうような協議を進めてほしいけどさ。  それで、亀山市ではしご車が必要な火災が起こったときは、鈴鹿から応援に来ていただくという方法がある。鈴鹿で火災があるときに亀山市の車庫に入っておったら、亀山市の消防職員が現場に取られるわけや。  これは広域消防でいろんな協定を結んでおるけれども、私はもう費用負担も、悪なったときの費用負担も決めた、購入期間も決めた、それで場所はこの負担割合の68対32の負担割合で亀山と鈴鹿とあっちゃこっちゃに置き出した場合に、鈴鹿で事故を起こしてもその負担割合でお互いに修理をしたらいいんやがなと思う。  亀山に来たって、亀山がみんな持っておくことはないの。鈴鹿で事故を起こしても亀山市もそれを応分に修理にお金を出すのは当然のことやと思う。広域消防を組むのには。  だから、車両の配置場所は鈴鹿市の中央道路の本署に配備して置くべきやと、そのはしご車がなくなるまで。そういうふうに私は思うけれども、私、間違っておるかいな。亀山市に持ってきてもらわんでいいと思う。どうやな、消防長。 ○今岡翔平委員長  平松消防長。 ○平松消防長  今、櫻井委員おっしゃったご意見、確かに私どももそのようなことを当初議論をさせていただいております。  しかし、これは委託ではなくて、共同で運用していくということで、このはしごを共同で整備して、共同で運用をしていこうという話し合いのもと、この連携協約が実現したわけでございます。  また、亀山市民の方に、今まで配置してございましたはしご車が突然消えるということも、やっぱり安心・安全にもちょっとつながっていかない部分もございますので、確かに半分半分という意見もありましたんですけれども、それでは今の委員がおっしゃったように人員が取られるというところもございまして、うちのほうは確かに鈴鹿に比べると半分以下の職員数でございます。ですから、そのはしご車を運用するのにはかなり負担もありますので、このような感じで均等割の分割のパーセントで配置をするというふうなことで、今は進めておりますし、それに関しては亀山市にはしご車が年間3割から3.5割ぐらいの日数で配置をされるということで、安心・安全を市民に与えられるということでご理解をいただきたいと、このように思っております。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  基本的に、はしご車が通常点検を一月にやるときに、鈴鹿の中央道路の本署に亀山市のはしご車担当の専門員というか、担当者を当然誰と誰と指示出すと思うんやわな、配置を。  そういう人が鈴鹿市の本署に出向いて点検業務のときには共同で点検業務をやると。はしご車を今まで市民の目に出てきたんは、出初め式と防火フェアだけさ。それ以外にははしご車は、活躍というか、市民には目に触れておらんわけ。  確かに、市内の小学生が消防署を訪問したときに、はしご車に上らせて、乗って、こんななんですよといって披露したこともあるかわからんけれども、防火フェアと出初め式とは、お互いの消防署と消防団との調整をつければ、別に何ぼでも調整はつくと思う。  ただし、通常点検の折には、亀山市の職員が当然はしご車というのがあったら、そういうのも組織があると思う。はしご車要員というのが。その人らが鈴鹿の本署へ出向いて、それで鈴鹿市の消防署のはしご車の隊員と共同で点検作業をするということで済むと私は思うけれども、あかんかな。  私は、日数割りで亀山市に持ってこんならんという意味がわからん。 ○今岡翔平委員長  平松消防長。 ○平松消防長  重複するようで申しわけございませんけど、やはり整備してあったものが、365日置いてあったものが急になくなるというのは、市民に対する不安もあおることになろうかと、このように思いまして、高額ということもありまして、今回共同で整備するということに決まりまして、まるっきりなくなるというのは、ちょっと不安になるというふうに考えて、このようなことを考えた次第であります。どうかご理解をいただきたいと思います。 ○今岡翔平委員長  よろしいですか。                 (発言する者あり) ○今岡翔平委員長  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  済みません。先ほど草川委員から聞かれました負担割合のパーセンテージですけれど、ちょっと私間違えまして、答弁間違えましたので、修正させていただきたいと思います。  亀山市が38%、鈴鹿市が62%でした。申しわけありませんでした。訂正させていただきます。 ○今岡翔平委員長  よろしいですか。                 (発言する者なし) ○今岡翔平委員長  以上で、質疑がないようですので、議案第84号に対する質疑終結させていただきます。  次に、この議案について自由討議を行いますか。                 (「なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  自由討議は行わないこととします。  次に、討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  ないようですので、討論を終結し、議案第84号亀山市及び鈴鹿市におけるはしご自動車に関する連携協約の締結に関する協議について、採決を行います。  本案について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○今岡翔平委員長  挙手全員であります。  よって、議案第84号亀山市及び鈴鹿市におけるはしご自動車に関する連携協約の締結に関する協議については原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で当委員に付託されました議案の審査は全て終了しました。  お諮りします。  ただいま審査を終えました議案の審査についての委員長報告の作成は、委員長に一任願いたいと思いますがよろしいでしょうか。                (「異議なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  また、特に意見等を加える事項はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  それでは、委員長に一任いただいたものとします。  以上で議案の審査は終了します。  5分間休憩します。                午後1時43分  休 憩                午後1時48分  再 開 ○今岡翔平委員長  休憩前に引き続き、会議を再開します。  次に、提出資料についてでございます。  それでは、当委員に提出されました資料について、理事者側に説明を求めます。  山本総合政策部長。 ○山本総合政策部長  資料1.新庁舎整備事業につきまして、財務課長からご説明申し上げます。 ○今岡翔平委員長  田中財務課長。 ○田中財務課長  それでは、新庁舎整備についてご説明申し上げます。  資料の1枚目をごらんください。  当該事業は、第2次亀山市総合計画前期基本計画第2次実施計画に基づき、令和元年度及び令和2年度の2カ年において亀山市新庁舎整備基本計画の策定を、令和3年度において新庁舎の建設予定地の決定を行うものでございます。  事業を進めるに当たり、1の検討体制でございますが、中央の上段にあります市長、副市長等で構成します庁議が体制の最上位の組織であり、その指示を受け、調査検討する、副市長を委員長とし、部長級で構成します庁内検討委員、また、その指示を受け、調査研究する課長級で構成しますワーキンググループ、そして事務局は財務課の契約管財グループでございます。  また、その下の新庁舎整備基本計画等検討委員は、本年7月に設置した有識者や各種団体の代表者、市民等で構成する外部委員であり、さまざまな意見や提案をいただく場とさせていただき、右側の専門業者は、計画策定に係る支援業務を行う委託業者でございます。
     また、中段の左側の市民、各種団体においては、平成30年度に実施いたしましたアンケートや本年度実施いたしますワークショップ等、また来年度パブリックコメントによる意見聴取を、右側の市議会に対しましては、中間案やパブコメ案のほか、必要に応じて意見をいただきたいと考えております。  次に、1枚めくっていただきまして、(1)新庁舎整備基本計画等検討委員でございますが、新庁舎の整備に関する基本計画の策定、その他必要な事項について検討するため、本年7月1日に設置いたしました外部委員であります。任期は令和元年7月1日から令和4年3月31日までとなっております。ごらんの名簿のとおり、委員は13名で、学識経験者や公共的団体の代表者、公募委員等で構成いたしております。委員長は名古屋大学大学院環境学研究科准教授の小松 尚先生、また副委員長は亀山商工会議所会頭の岩佐憲治委員でございます。既に本年7月16日に第1回会議を開催いたしたところでございます。  次に、(2)専門業者でございますが、基本計画を策定するに当たり、その支援を受けるため、亀山市新庁舎整備基本計画策定支援業務委託の契約締結を行ったところであり、契約期間は令和元年7月10日から令和3年3月25日まで、契約先は三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社名古屋で、契約金額は1,635万7,000円でございます。契約方法については、公募型プロポーザルによる随意契約でございます。新庁舎の規模や配置計画、建築構造の方針の検討、市民ワークショップや会議等の運営支援を委託するものでございます。  最後のページをごらんください。  2の検討内容及び工程でございますが、令和元年度から令和3年度までの3カ年の工程を示しております。  左側の検討内容として、1の新庁舎の基本的考え方から6の事業計画まで6項目に区分して検討してまいります。  また、下段のほうで、外部の委員であります新庁舎整備基本計画等検討委員の工程と、市民、各種団体等への意見聴取の方法と時期を示しております。  全体的な工程としましては、本年度末に中間案を策定し、令和2年度末に基本計画を策定、令和3年度末に建設予定地の決定という流れでございまして、現在は、検討項目の1から3までを検討するに当たり、庁舎や駐車場の規模を確定させるため、関支所、あいあい、環境センターという分散した機能をどこまで集約するかを検討しています。  また、5の建設候補地の選定については、現在、建設予定地検討ワーキンググループにおいて、基本構想に掲げる建設候補地選定の考え方や、利便性、安全性、実現性などの条件をもとに、候補地としてふさわしい土地を抽出している段階でございます。抽出した土地を調査した後、庁内検討委員や外部委員などにおいて絞り込みを行い、5カ所程度に選定を行い、基本計画に位置づけます。その後、令和3年度に5カ所程度から1カ所に決定をいたしてまいります。  このように基本計画の策定を進めていきますが、市議会へは、基本計画の中間案やパブリックコメント案、建設予定地の決定など、必要に応じて説明を行ってまいります。  簡単ですが、説明とさせていただきます。 ○今岡翔平委員長  以上で提出資料の説明は終わりました。  この提出資料に対する質問をお受けしたいと思います。  何かございましたら順次発言をどうぞ。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  そもそも論なんだけど、平成17年1月11日に亀山市と関町と合併して、合併特例債の5大事業としてこの新庁舎建設というのをやって、今の市長が平成21年の選挙で凍結で出てきたと。凍結で出てきて、まさか3期12年の間にこんな話が湧いてくるとは私は夢にも思わなんだけれども、それで、プロポーザルで1,635万7,000円、金がないと言っておって、プロポーザルでこれを発注しておるんだけれども、以前、川原林君が新庁舎準備室の室長で、私の記憶によると、総面積1万平米、駐車台数までは覚えていないけど、駐車台数は400台だったかな。建屋が6階建てで一応できておったのが、それがもう御破算になったけれども。それで、こういうふうに、基本計画検討委員で、こういうような方がお見えになって、いろんな協議をしてみえるんやけれども、前回の協議したものに基づいてこの協議を運営したのか。この1,635万7,000円のプロポーザルを使うて、これを模索するのか。  そもそもこの庁舎建設という話はどこから湧いているんだ、そこから聞きたいわ。誰の意思や。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  平成19年度に庁舎建設基金を設置しまして、基本構想の素案がつくられました。そして、平成20年の世界的金融危機の発生によって、市の財政状況の悪化が見込まれる中、櫻井市長が就任されて、庁舎建設より優先すべき政策課題があるとして凍結をされました。その後、平成28年4月に発生した熊本地震におきまして、防災拠点としての庁舎のあり方を再度見直す機会となったことで、平成29年4月から新庁舎建設に向けての取り組みを本格的にスタートしたということでございます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  いや、だからそれは誰の意思やと言っておるの。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  それは市として建設をやっていくということを決定したということです。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  いや、市として、それなら市の職員はみんな望んだの。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  市の職員というよりも、最終的にはトップ、市長になりますけれども、庁議も経て、建設に向けてスタートしたということでございます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  市長の意思で庁議をかけたわけやろう。  本来ならこれは26年にもう建っておるのさ、本来なら。合併特例債の25億で建っておったわけ。だけど、25億を、それはいろんな、北東分署をつくったり、関の山車会館をつくったり、それから関南部コミュニティをつくったり、野村布気線の延伸、それから衛生公苑、それから何やら、むちゃくちゃもろもろをつくって、残った10億を今度は駅前再開発にぼーんと全部放り込んだわ。  この間の一般質問で尾崎議員が質問されたわな、財源で国の補助金はありませんかと。ゼロですという答弁を山本君はされたわな。落合君がしたかどうか知らんけど。基本的に合併特例債を活用することによって、これは交付税措置が7割あるから、この事業を、合併協議で新庁舎の建設をしてやっていくと。  そのときに私が聞いたのは、和賀白川線か、これは何やなと言ったら、そのときの田中亮太市長さんが合併の象徴でございますという路線やと。野村布気線もそうらしいと。それから市営斎場か、これも両市町の共同事業であると。それで、関中学校の建設、これは関地区にちょっとやっておかんと、関の住民が、地区の者がごちゃごちゃ言うとあかんで、関の中学校に六、七億使うたと。  庁議によると言うけど、凍結を決める中で、この間もその質問にあったように、今までに改修費で幾らだったと言ったら、この耐震工事、当初、合併直後に8,000万の耐震工事をやっておる。その上に工事や何かで2億何千万の金を使うておると。これは必要な金かはわからんけれども、その耐震工事は、26年に建設を予定しておるけれども、それまでに災害があったらあかんで、とりあえず8,000万を使うて耐震補強しようやないかということでやったんやと。  市長の認識が違うのな、答弁を聞いておると。耐震補強もしてありますのでいいんだというようなことを言うた答弁もあるんやわ。  庁議と言うけれども、市長の判断やろう、これは。市長が建てたいと言い出したんかな。彼の場合はあと2年ぐらいしかないんやでな。  それで、今の話やけど、選定の用地を令和3年に1カ所に選定するという、これも期限を切っておるわな。そうすると、お金の積み立てもこれからどうするのか知らんけど、2億つぎ込むのか知らんけどさ。  もう一遍聞くわ。最初に26年建設のためにつくった膨大な資料、そういうのは今もこの基本計画の検討委員に提出しておるのか、していないのか、確認したい、もう一遍。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  19年につくった基本構想の素案はあります。それも参考にしがてら……。  それを検討委員に提出したということですか、外部に。ちょっと聞き取れなかったんですけれども、この外部の検討委員には、それは提出しておりません。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  新庁舎整備基本計画等検討委員、これは名古屋大学の先生から各団体の長の人が見えるけど、そこに出してあるのかな、ないのかな。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  1回会議を開きましたけれども、その際には出してはおりません。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  なぜやな。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  19年の基本構想の素案ですけれども、去年につくった基本構想がございますので、それをもとに、それを提出しております。去年、平成31年3月につくった基本構想に基づくということで、それを出しております。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  その時点では、もう市長は新庁舎を建てるという腹を決めておったわけやな。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  総合計画の実施計画にもこの委託料も盛ってありますので、その建設に向けて市として決めておるということです。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  そうすると、よう忘れやんのやけれども、何で庁舎建設をあなたは凍結しておるんだと、凍結したんだということを聞いたときに、こういうような答弁だったと思う、彼が就任早々のときに。合併特例債というけれども、あくまでも借金であると。借金を次世代に残すのは、私としては非常にその判断がしにくいので、庁舎を凍結して、25億円の合併特例債使用をやめたということを言うているのな。  だけど、考えたら、今、合併特例債は亀山と関で配分が103億か111億かと思うんや。その中で、13億か12億、要するに有効に使える合併特例債は九十六、七億やと思うんや。それがもうゼロなんさ、駅前に放り込んだので。  そうやって、そんな……。そのときリーマンショック云々と言うたけど、リーマンショックが起ころうが関係ないことなんだ、これは。それを覆しておるわけだな、市長は今。そこにおればいいんやけど、出てこんでな。  だけど、令和3年に1カ所に絞り込むということを本当にここで言うていいのかい、はっきり。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  ここで言うというよりも、この建設の基本構想の最後のほうに、建設スケジュールというのがもう出しておりますけど、そこには用地の決定を3年にするというふうなことは、あくまでそれは現庁舎から移転した場合。ただ、用地買収とかは時間がかかりますので……。  令和3年度に決定するというふうなことは、もう基本構想に明記しております。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  建設はあと9年後やろう。10年後に建てると言っておるんやろう、最初の発表のときは。それから、言うてから1年たって、9年後に建てるのに、もう土地を再来年に決定するの。  まだ計画ができていないのに、その計画の度合いによっては、もっと敷地が幾ら要ると。そうすると、この建設敷地面積は、どんだけを今このプロポーザルで言うたわけ。何平米か、総面積、建設予定地の必要面積。それをこのプロポーザルで提案しておらな、駐車場は何台、当初僕、1万平米で、6階建てで、駐車台数は400台と聞いておるんやけど、そうすると2万要るのか、1万5,000で済むのか、1万で済むのか。その面積を確定しておらな、この建設予定地の買収も立地もどこに行くのかわからへんがな。そこら辺はプロポーザルで数字が出ておるの、これ。 ○今岡翔平委員長  田中課長。 ○田中財務課長  面積でございますが、今年度、建設予定地検討ワーキンググループで現在抽出をしておるところなんですけれども、その条件としまして、9,000平米以上の土地を確保できる場所ということで、最低9,000平米の土地を確保できるところをまず抽出するということでしております。  敷地の面積につきましては、現在、庁舎が関支所、環境センター、あいあいというふうな形で分散していますので、それをどこまで集約するかによって面積が変わってくるということで、まずその集約についてを今検討しておるところでございます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  その集約って、どこで集約するの、検討って。この検討委員か。 ○今岡翔平委員長  田中課長。 ○田中財務課長  部長級で構成します庁内検討委員でございます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  だから、やっぱり先人が考えたことを参考に物事を進めていくと俗によく言うんやけど、やっぱり以前に、そこには防災機能の防災会議ができる会議室があったり、どんな構造かはわからんけれども、構造上、それで問題ないと言うておるけどさ、建築基準法は。なぜそこら辺で、その前にできたやつをたたきにして、僕が言ったのは、あえてプロポーザルせんならんことやったんかな、庁内協議も。  どんな協議をやっておるんや、月に何回やっているのか。どんな話し合いをしておるのか。議事録を持っておるのか。そういうようなものはありますかいな。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  今までに何回、ちょっと忘れました、二、三回ですけれども、議事録もございます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  それは公表してもらえるな、どんな話をしておるのか。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  個人名とか出て、個人名というのはどうしても、そういう情報公開上、公開できない部分は消させてもらいますけれども、公表はさせていただきます。 ○今岡翔平委員長  小坂議長。 ○小坂直親議長  今までいろんな質問がようけ出ておるんやけど、この結局2番の検討内容と工程の中で、市議に対して、基本計画の中間案やとか、パブリックコメントとか、建設用地は必要に応じて説明すると。じゃあ、議会を一体何と思っておるのか。議会は検討したらあかんのかということだ。だから、今みたいな意見が出てくるの。  議会棟は検討しないんですか、これ。説明を受けるだけになっておるんです、これ。ということは、事後説明ですやん。だから、こういう問題が起こってくると思うんでね。  この庁舎建設やったら、当然、議会としては庁舎建設特別委員をつくらんならんぐらいで、やっぱり執行部と議会がお互いに意見をする。あなた方のこの説明では、説明するだけで、協議するとは書いていないんです、これ。だから、こういう問題、櫻井さんがいろんな質問しても、全部事後報告であるから、意見が合わない、説明も不十分で終わってしまうと。だから、考え方そのものが、説明さえしたらそれで済むんやという執行部のスタンスが悪い。議会と協議をしようという気が全然ない、この文章では。だから、こういう問題が起こってくる。  だから、これは10年先とはいえども、場所まで決めるんやったら、議会としても特別委員をつくらんならんのです、当然。そして、やっぱり議論していかんならんけど、きょうの説明では、あくまでも説明、事後報告、現状報告だけで、だから櫻井さんのようにいろんな質問しても十分な回答が出てこない。だから、皆さん方が議会に対してどういうスタンスでおるのかというのが、あくまで説明で終わって、議会と議論しようという姿勢が見られん。だから、こういう問題になっておるということをもう一遍しっかりと説明し直さんと、もう一遍出発点から出ないと、この議論は出発点に立たん、着くことはできへんと思う。  こういう説明だけで済ませたらいいという今後のスケジュールは、そんなことでは困る、議会に対して。議会と議論しようという姿勢がない。だから、こういう問題が起こるんで、その辺、もう一遍、再度、市長からでも、山本部長でも、もう一遍その辺のスタンスを考えてもらいたい。  だから、こういう問題で、いろんな議論が出ても議論にならない。議会軽視もいいところやな、これは。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  決して議会には説明だけというふうな考え方は持っておりませんので、今、議長おっしゃられたような形で、しっかりと協議できるような形で進めてまいりたいと思いますので、また、議会におかれては、例えば特別委員等を設置いただいて、協議をさせていただくような形で、またこちらとしてもよろしくお願いしたいというふうに考えております。 ○今岡翔平委員長  ほかにご意見、ご質問、いかがですか。                 (「なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  ちょっとなければ、この際、私も委員として質疑をしたいので、委員長の職務を新副委員長と暫時交代いたします。 ○新秀隆副委員長  それでは、暫時委員長の職務を行います。よろしくお願いします。  それじゃあ、引き続き質疑を続けます。今岡委員。 ○今岡翔平委員長  私のほうから質問は、この基本計画等検討委員で、1回集まってもらったということなんですけれども、2つちょっと疑問がありまして、1つが、さっきも議長や櫻井委員からも意見があったんですけれども、私たちに全然その具体的な情報というのが出ていないんですよね。だから、まちのどの辺に庁舎を建てるかとか、どれぐらいの広さになるかとか、どれぐらいの高さになるかとか、どんな機能を持たせるかというのが我々でもわからないのに、この計画の検討をする人って一般の方だと思うんです、主に。何かこういう方々が議論をできるように持っていけるのかというのがまず疑問なんですが、そのあたりいかがですか。 ○新秀隆副委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  その委員の方には、この31年3月につくった建設基本構想、ここにはこれをお示しして説明しておりますので、規模であるとか、ある程度のことは載っておりますので、これをお渡しして議論していただいております。 ○新秀隆副委員長  今岡委員。 ○今岡翔平委員長  基本構想って議会も見ているやつですよね。その基本構想も見させていただいた上で、まだ具体的なことはわからないという認識で言っているんですけれども、そのあたりはいかがですかね。つまり、その基本構想をもらって、私たち議会というか、少なくとも私は具体的な庁舎のイメージというのができないなと思った中で、基本構想を渡したとしても、一般的な見識を持っている方ってなかなか想定しづらいと思うんですけど、その基本構想をもとにきちんと議論って進んでいるんですかという。 ○新秀隆副委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  まだ1回目のときは、委員の委嘱とか基本構想の説明でした。そして、これから、今から機能であるとか集約についてはワーキンググループとか庁内検討委員で検討していきますという段階ですので、まだ具体的なところまで外部の検討委員では話は進んでおりません。
    ○新秀隆副委員長  今岡委員。 ○今岡翔平委員長  もう一つ、ちょっとさっきと逆の意見なんですけれども、庁舎を一番使うのって誰かというと、もちろん市民がやってきてサービスを受ける拠点でもあるんですけど、職員がいて、職員の職場になるわけなんですけれども、その職員の職場としてどうあるべきかという意見はどういうふうに収集していきますか。 ○新秀隆副委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  これは部長級で構成する庁内の検討委員で議論していくのと、また若手の職員の方にもいろいろ、どういう方法かはまた考えますけれども、意見を聴取する予定でございます。 ○新秀隆副委員長  今岡委員。 ○今岡翔平委員長  最後に確認です。  また検討委員なんですけれども、じゃあ次回以降は、具体的な、活発な議論というのがどんどん交わされていくというようなイメージであるという認識でよかったですか。 ○新秀隆副委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  こっちが資料、検討内容を示すごとに、議論は活発になってくると思っております。 ○新秀隆副委員長  今岡委員、ほかに質問はないようでしたら、委員長の職務を今岡委員長と交代いたします。 ○今岡翔平委員長  ほかに提出資料に関して質問のある方。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  改めてこの資料の一番最後を見せてもろうておると、今も議長と話しておったんですけれども、検討内容及び工程、基本計画の策定に当たり下記のとおり検討を進めていきます。市議会へは、検討の進捗状況を随時報告するとともに、基本計画の中間案やパブリックコメント案、建設予定地の決定など、必要に応じて説明を行いますという出だしで、1から6まであって、令和元年度には新庁舎の機能、行政機能集約、その後、来年度で、中間案(1から3)の検討、建設予定地等の検討で、令和2年には、2から6の検討、それで令和元年度の最終案、1から6の検討、令和3年には建設予定地の検討、検討委員案、そして最後に建設予定地の決定、委員の案と、こうあるの。その下に、市民・各種団体等、ワークショップでパブリックコメント、私らはその市民・各種団体等に入るわけですな、議会は。この枠の中で、議会の「議」の字は上に書いてあるだけなんだわ。  ちょっと今、議長が言われたように、もう全部検討した後、予定地まで決めて、だけど今の市長の任期が令和2年か3年か、私らは令和3年10月まで任期があるんやけど、今の18名は。市議会はこの表の中に入れてもろうてないわけだな。関係ないんだな、議会は。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  1ページをごらんいただきたいんですけど……。            (「いや、表さ。この表やんか」の声あり) ○落合総合政策部次長  この表は検討内容と工程ということですけど、1ページには、右側のほうに市議会、説明、意見……。     (「説明、意見やないか。意見はどこに行くんや、それなら」の声あり) ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  確かにこの表の表には立派な表が書いてあるわ、説明と意見を聞くと。その説明を聞かせてもろうたら、何かわけのわからんことを言うておるんやんか。やっぱりほかの人は理解しておるかわからん、私は頭悪いで、私らの頭でも理解できるように説明してくれやさ。  だけど、この最後の表は、この表のかがみやわさ。だけど、その一番最後の表は、全て集約、検討、検討、検討、検討、決定やで。その決定事項の中に市議会の「市」もないわけや。その決定をしてから市議会に説明を行う、そうやな、必要に応じて。という意味合いの表やな、これは。そういうふうに理解させてもろうていいな。  それで、ワークショップというのはあれやな、パブリックコメントというのも、これは市民・各種団体等や。そうすると、じゃあもう一遍言います。私も亀山市民です。各種団体の一員やわな。そういうふうに理解させてもいいのかな、いかんかなということを聞きたいの。この表の中でやで。市議会の位置づけを教えてくれ。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  確かにこの一番最後の検討内容及び工程のところには、この表の中には書いていない……。         (「ないものは存在しておらへんやないか」の声あり) ○落合総合政策部次長  一番上のところに、市議会へは検討の進捗状況を随時報告するとともにと、説明を行いますと文章では市議会という言葉は出てきております。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  そうすると、随時報告するだけで、もう議会はいいのやと、何もね。また櫻井というやつがごちゃごちゃごちゃごちゃと言うておるわというような程度のものなんかな。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  決してそのようなことではございません。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  先ほども申し上げましたが、ちょっとこの場でそのようなお話をさせていただくのは筋が違うと思いますが、また議会の中でもご議論いただく場をつくっていただきましたら、その委員とともに協議をさせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  またこれ、私もそれなりに議員をさせてもろうておるけど、関の時代は関ロッジ運営特別委員やな、国民健康保険特別委員とやって、その次は総合スポーツ公園特別委員とか、それで亀山市は亀山西小学校建設特別委員とあったと思うんや。だけど、何やら亀山市もようけいろんな特別委員をつくっておるはずや。それで、ああでもない、こうでもないという意見をやった中でやってきたわけだ。それで、随時説明して、それで議会は予算だけ賛成多数で認めてもろうたらいいんやと。  だけど、このまず庁舎機能について、市議会の意見を聞かせてもらいたいという、それをまずせなあかんわさ、これでいいのかと言って。もっとすごいのが、建設予定地の検討委員、これは検討委員という部長級の庁内検討でやるということやろう。それぞれ皆さん、各地区から出てきておるわけやな、議員として。そうすると、議員というのは、地域のための議員ではないと私は思っておるの、長いこと議員をさせてもろうておるけれども。この旧亀山市、旧関町全域が私ども議員としての活動の場やと思うておるの。ほかの議員の方もそのように思って議員になって、市民のために、市政をよくするために、こうやって厳しい選挙戦を戦って議員になってみえるんやさ。それなのに、やっぱりその人らにこんなことを報告するのではあかんのや。  それは市長の姿勢も悪いけどな、私から言わせれば。後から決めたことをさも当然のように言うてくる市長も副市長もそうやけど、そのスタンスで君らも気の毒な部分もあると思うけれども、それはまた一遍市長にしかと言うておいてくれや。 ○今岡翔平委員長  ほかにないですか、大丈夫ですか。                 (発言する者あり) ○今岡翔平委員長  じゃあ、以上の質問、ご意見のほうを踏まえていただければと思います。  ほかにご質問がなければ、提出資料に対する質問を終わります。  次に、この際、当委員の所管に関する一般質問をお受けします。  初めに、櫻井委員から事前に住山町地内の市有地の鈴鹿農業協同組合との賃貸借契約について副市長に質問したいという申し出があり、本日、副市長に出席いただいておりますので、櫻井委員からの質問と、またそれに関連する質問をお受けしたいと思います。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  ここに農協との賃貸借契約書をちょっともろうてんけれども、平米300円で賃貸をやっておるんやけれども、令和元年6月1日、もっとなぜ議会に対する説明をできなかったんか、それ以前の話から。  基本的にいろんなことで買うべき土地は買わなあかん。そうすると、目的を持ってこの土地を購入しておるわけやな、農協の建設用地として。それで、この賃貸借契約を結んだわけ。なぜもっと前にこの報告ができなかったんや。もっと詳しく。 ○今岡翔平委員長  西口副市長。 ○西口副市長  この関係につきましては、本会議なり、全員協議なり、いろいろ今まで説明をしてきましたけれども、ご承知のように、昨年3月に東御幸の農協の支店の横に農協の葬祭場を計画されておるという情報に接して、それからいろいろ交渉を重ねた結果、10月に葬祭場については住山のほうで建築をしていただく、それから東御幸の現駐車場については市の文化会館の駐車場でお借りするということのおおむねの合意が調ったのが昨年の10月で、それについて11月に全員協議で議会のほうに報告させていただいた。その後、12月の定例で関連議案を提出させていただいて、お認めいただいた後、この住山のほうの賃貸借契約の中身の協議と、それから東御幸のほうの賃貸借料の協議を並行して進めておって、おおむね連休前、4月末ぐらいに協議が調いましたので、5月の全員協議で再度報告させていただいたと、この契約書については6月1日に契約をしたと、そういう流れでございますので、市としては、その都度その都度、適切に報告させていただいたというふうに考えております。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  あなたと私の認識が違うと言われたらそこまでやし、あなたは逐一報告をしておると言い張るんやったら、それで構わへんけれども、それ以前の問題やわね、この物件に対する。あなたは今、文化会館の西側の駐車場のことを言われたもんで、あれは教育民生委員の管轄の施設やで、どこまで言えるのか知りませんけど、それ以前の問題で、やっぱり物事を決めていく過程における報告は、あなたはそれを十分もうやってきたという認識を持っているのか、再度聞きたい。十分したんかな。 ○今岡翔平委員長  西口副市長。 ○西口副市長  十二分ではなかったかもわかりませんけど、ある程度十分に議会のほうへは説明させていただいたと認識しております。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  いや、私は、いろんなトラブルの中で、不要な用地購入をした物件の関連の事業であって、和賀白川線の延伸の土地は必要やと思う、一つの合併事業ですから。あなたが補正予算を組んだときに、4,000万でこの造成事業をかけたな。この発注は千百二十何万だと思う。当初に4,000万出して、こんなに差金が出ておるんやで。繰越金が1,000万で、事業差金が2,237万6,214円出ておるんのや。予算現額、平成30年度の一般会計歳出決算の認定の中で、総務費、1項総務管理費、財産管理費、工事請負費、不用額2,237万6,214円、予算現額4,877万8,694円、支出済額1,540万2,480円、一般管理費、これは工事費だな、1,144万8,600円、それで翌年度繰り越しが1,100万、不用額2,237万6,214円、これが出ておるんのやがな。それで、これが建っておるんのや、農協さんが。農協さんが今建てておるわ、建設地へ。  何やらわけのわからんボードを使って説明していましたわな。それで十分だと思ってみえるのやったら、それでよろしい。もうそれ以上聞いても仕方ない。  文化会館の駐車場の件は、また後々やらせてもらうけれども、やはり副市長たるもの、それなりに交渉事をするときには、やっぱり相手方、農協との懇談は何回ぐらいされたんやな、この協議については。何月から。向こうからも出向いていたという確認も私はとっておるのや、農協から。総務部長、それと、生活文化部長も亀山市へ何遍でも足を運ばせてもろうたと、それでこの協議をやってきたと。それがいつぐらいやったいうたら、もう元号がかわるぐらいから彼らは来ておるんのやで。そういう報告を聞いておるんのやて。本人から私聞いてん、電話して。その辺で私も知っておるから。元号がかわる前からこの協議をしておるんやと言うんや。きのう、きょう決まった話と違うのや。それが丁寧な説明をしてきたんかい、議会に。どうかな。 ○今岡翔平委員長  西口副市長。 ○西口副市長  何度も申し上げますが、市としては、議会に対して、ある程度その合意が達した段階の場面場面で、議会のほうへは、全員協議なり、それからまた12月では補正予算も含めて議案を上げさせていただいておりますので、丁寧に説明させていただいてきたつもりではおります。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  最後にもう一点。  この賃貸物件の財産取得で、その賃貸の契約で、契約番号1番、A、3,539.26平米と、物件、契約物件2,279.31平米。これを見せたる、みんなに。これやな。  この中でのり面は、当然これは借りた者が刈るのか、貸した者が刈るのか。何でこれにのり面入れたら、もっとこの契約の③契約物件、③があってしかるべきもんなん、この土地借料というのは。そういうような交渉はできなかったんかな。  こののり面も、当然この建てた敷地を、財産管理上、この緑の部分ののり面は、当然、賃貸借契約の中で、財産その3で賃貸せなあかんの、これは。これやな、これ、緑のところ。これは、式場の建屋及び駐車場及び進入路及びのり面を、一体的にこれを使用する物件なの。それをあえてのり面だけは外してあるのや。これはどういうわけやな、この契約書は。 ○今岡翔平委員長  西口副市長。 ○西口副市長  のり面については、委員おっしゃるように、付随する土地として一体ではないかというご意見もあろうかと思います。ただ、そののり面を今回含まなかったことについては、昨年の3月に情報に接して、4月以降、いろいろ交渉する中で、協議の結果ということしかちょっと申し上げることはできないと思います。  ただ、今ちょっと委員がお示しになった……。もう一度ちょっと済みませんが、私のほうからお示しさせていただきましょうか。  この緑色がのり面でございますが、これは上が西になっております。右が北ですね。この北側と東側のこの部分ののり面については、上ののり面、恐らく将来道路ののり面になる部分ではないかということでございまして、それとあと、例えば進入口がありますが、現在の市道と進入口に囲まれた部分については、のり面というには余りにも大き過ぎるのではないかというふうに考えておりまして、いろんなそれぞれの意見を出し合った結果、協議の結果、今、委員がお手元に持たれておる契約書の内容になったと、そういうことでございます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  それはあなたと農協が昨年の3月に協議しておって、昨年って去年やな。去年から接触しておるんのやがな。                (「4月以降」の声あり) ○櫻井清蔵委員  昨年の3月と言うたやんか、今。                 (発言する者あり) ○櫻井清蔵委員  だけど、3月からわかっておったわけや。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  だけど、基本的にのり面というのは、平地で造成したところは平米300円と。のり面はたとえ50円でももらわなあかんのや。これは一体のもの。  それで、将来道路ができる。そんなことを言ったら、これは斎場建設したら木下さんが怒るやん。別にちゃんとこれ、対抗できる道路がちゃんとできて、こんな拡幅する事業の工事の、ここは市営斎場へ行く道路ですに。そのときにきちっと道路敷として歩道をつけて、これは工事してありますよ。拡幅工事というのは将来あるの、これ。こんなん理由にならんて。  基本的に、それはともかくとして、のり面は、平米300円よりも安い3割引として、平米100円としてのり面を一体のものとして換算して賃貸するのが普通。土地の賃貸の常識なんや。私は非常識かわからんな、あなたから言うたら。まあいい、もうそれは済んでしもうたんやで、もう何とも仕方ありませんと言われれば、それで終わりやけど、そういうような細かいところに目を配っていただかんことには困る。なおかつ報告もきちっとしてもらわな困る。あなたは十分したと言うけれども、私はこの案件については納得できやん。  もう一つつけ加えると、農協の組合長が、その農協の組合員からの希望が多かったもんでいう話があったんやけれども、私、総代に出してもろうておったら、岡本常務には、何で亀山市は6つもあるのに、なぜもう一つつくるのや、必要ないやないかな、いいのかな、経営がと、こういうような意見があったことをつけ加えて、私は終わります。終わり。 ○今岡翔平委員長  ほかに鈴鹿農協との賃貸借契約について副市長に質問はございませんか。                 (発言する者なし) ○今岡翔平委員長  なければ、副市長は退席されます。副市長ありがとうございました。  ほかに質問がございましたら順次発言をどうぞ。  森委員。 ○森英之委員  少し長くなっているところで恐縮でありますけれども、少し一般質問という形でさせていただきたいと思います。  今回、会計年度任用職員の計画というところの中の話がありまして、それにかかわるところとしまして、その影響は少ないということを聞いておりますけれども、正規職員の方にも少なからず影響が懸念される中で質問させていただきたいと思っています。  今、男性職員の方も含めて、育休の取得を進めているところでございますけれども、取得が進むことで、現場で働く正規職員が減少することになるということの懸念がございます。他市では育児休暇取得者を定数条例の対象外としている例もあるんですけれども、先ほども少し出ていましたが、定員適正化計画の中で対象外とする考えはあるのかないのかということが今の段階でわかればお聞かせいただけますでしょうか。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  総務課長からご答弁申し上げます。 ○今岡翔平委員長  原田課長。 ○原田総務課長  今ご指摘いただきました育休の職員につきましては、特に保育現場とかそういったところで多いのが現状でございまして、そういったところが非常勤職員が多くなっている要因の一つにもなっているんですけれども、そういったところも、今、休職者につきましては、定数条例に入れないというふうなことになっているんですが、育休者については、そういったところもなっておりませんので、議会の本会議でも答弁のやりとりでありましたが、正規職員を配置すべきところには正規職員というところもあったんですが、その育休者のことも勘案しながら次期定員適正化計画は策定したいなというふうなことは考えております。 ○今岡翔平委員長  森委員。 ○森英之委員  働き方改革ということも言われておりますけれども、その中で、女性が働きやすい職場ということと、男性職員も含めて働きやすい職場という環境をつくる上では非常に大事かと思っていますので、ご検討いただきたいということを申し上げたいと思います。  それと、例えば消防も女性の署員の方が入署されて活躍されているとお聞きしておる中で、そのような状況も今後懸念がされます。そういうことも含めてご検討いただきたいというのが1つ。  それともう一つ、例えば消防の方でいいますと、例えば人事交流以外にも派遣をされていて職場を離れるというような状況が幾つかあります。そういう状況の中で、人員が少ない中で対応されているということもございますので、その消防署のところから離れる場合は人員からカウントしないというような、そのようなことで対応している自治体も多くあろうという認識をしております。その考えについてはどうお考えか、お聞かせいただけますでしょうか。 ○今岡翔平委員長  豊田消防部長。 ○豊田消防部長  消防職員で県とか市部局のほうへ派遣されている職員に関しましては、定数からは除外されております。 ○今岡翔平委員長  森委員。 ○森英之委員  そのようなことということなんですけれども、例えば人事交流なんかもあることを聞いているんですけれども、一つ亀山市に、例えば防災のところに配置されている方もいらっしゃるかと思います。ただ、その交流の中で、逆に消防のほうには今現在そういう派遣がされていないということを聞いていますし、あるいは消防学校等に新卒の方、新しく採用された方は当然研修を受ける必要があるということ、それから教官等で数年現場を離れる方もおられるということを聞いています。そうなると、やっぱり人員としては少なくなるというのは、これはおのずと発生してしまいますので、そのあたりの対応というのは今後改善の余地があるかなと思っているんですけど、その辺のお考えをお聞かせください。 ○豊田消防部長  今現在、消防職員の定数は83名で、実員としましては81名となっております。そういった中で派遣されている職員が、現在、県の消防学校の教官1名、それから市部局のほうへ1名、それから、今現在、初任科のほうへ1名派遣しておりますけれど、そのうち定数から除外されているのは、県への教官派遣と、それから市部局へ行っております1名に関しましては定数から除外されております。  この考えとしましては、派遣して、逆にこちらのほうへ交換で来ていただける場合は、定数として含みますけれど、来ていただける職員がいない場合は、定数から除外されているのが現状であります。
    ○森英之委員  大体お考えを聞かせていただきましたけれども、先ほども冒頭で申し上げたとおり、育休のところに関しましては、今後、亀山市の職員の方にも波及は及ぶところでございますので、そのあたりも含めて、適正化計画にしっかり取り組んでいただきたいと思っています。  それともう一つだけ、駅前開発とか、今度、整備グループが設置されておりますけれども、今後、先ほどもありましたが、庁舎建設等、あるいはリニア建設等は進めていただく必要があると思っています。その中で、今の人員ではなかなか人手不足というのが露呈されるんではないかという懸念がされるんですけれども、それらを見据えた計画になる、そういう専門の部署を設けたりですとか、そのようなところに関しては人員を多く配置するとか、そのような考えはあるのか、お聞かせください。 ○今岡翔平委員長  山本部長。 ○山本総合政策部長  今回、第4次定員適正化計画を現在策定しておるところでございまして、この計画期間は5年間ということでございます。今ご指摘のありました駅前開発でありますとか、新庁舎、リニア、リニアにつきましてはもう少し時間がかかるかもわかりませんが、そういった大規模な事業の配置も含めて定員適正化計画の策定を進めてまいりたいと考えております。 ○今岡翔平委員長  ほかに一般質問の方。  草川委員。 ○草川卓也委員  台風15号の影響で、千葉のほうでいまだに停電、10日間たってもまだ2万以上の戸数が停電しているという、こういった大規模停電に対する、亀山市の場合、その備えといいますか、そういった想定をした対策というのはどのようなものをお考えでしょうか。 ○今岡翔平委員長  久野危機管理監。 ○久野危機管理監  まずは、今回の千葉県の台風の教訓をさらに生かすべき考えをこれから持っていきたいなと思っています。  今の現状につきましては、担当の防災安全課長から発電機等の数の数値を説明させていただきますが、やはり自然界がもとにはなっておるんですが、文明の弱さが露呈したのかなという私の私見ですが、考えております。ですので、今後、この発電機とかそのようなものの用意も改めて考え直しますが、やはりそこにはなかなか限界があるのかなあと。今回でも、行政、あるいは国、県、あるいは電力会社、総ぐるみでしておりますが、このような状態になって、停電の期間、戸数が多いということになりますもんで、やはりその一つは人の力、人間の力をもう一度戻して、言葉はあれなんですけど、原始的といいますか、そのようなことで人づくりをしていかな、これは到底、文明の社会がなかなか自然界の脅威には追いついていかんのかなという考えが一つにあるところでございます。  ただ、そうは言いましても、そのように放置しておくわけにもいきませんもんで、今後、やはりこの電気のライフライン、電気、水道が今後もう少し考えを持っていって強くする対応、いわゆる今は大地震災害、あるいは風水害とか言うていますが、やはりこのライフラインが一つのキーになってくるなという思いを新たにしたところでございますもんで、今後それらに向かって対応はしていきたいなと思っています。ただ、やはり一人一人、個人の力が必要なのかなあというところを強く感じておるところでございます。  現在の自家発電機の数につきましては、防災安全課長から答弁させます。 ○鳥喰防災安全課長  各指定避難所が15カ所ございまして、今の現在の備蓄状況なんですけれども、小型発電機、中型発電機というのがございまして、それが中央倉庫に14基、そして関防災倉庫に18基、そして各指定避難所15カ所に小型発電機を1個ないし2個備蓄している状態でございます。 ○今岡翔平委員長  久野危機管理監。 ○久野危機管理監  追加で。  ですもんで、総合的に自家発電機は、今言いましたように、指定避難所にも一、二個置いていまして、総合計49基亀山は備えておるところでございます。 ○今岡翔平委員長  草川委員。 ○草川卓也委員  個人の力も必要ですし、行政としてのクライシスマネジメントでしたっけ、そういったものもぜひ意識を高めていっていただきたいなと思います。  今回の千葉の中でよく指摘されているのが、電柱が多く倒れたことによって車が通れなくなるということもあり、それによって復旧がおくれているといった、そういったことも聞いておりますけれども、かなりコストがかかる話ではあるんですけれども、無電柱化というものに対して、これはちょっと部署が違うかもしれないですけれども、危機管理、そういった防災の面からの意見、どういった認識をお持ちかということを伺いたいと思います。 ○今岡翔平委員長  久野危機管理監。 ○久野危機管理監  まず電柱の倒壊につきましては、台風以外にも、大地震についても想定させていただいておりまして、建設業協会の協力を得て道路啓開をしていくということは前提に考えております。  2番目のご質問ですが、無電柱化、これにつきましては、たまたまでございますが、旧関町で私担当しておりまして、町通りはさせていただいたわけですが、ただ、無電柱化でもいろいろあるんですけど、地中化につきましては、なかなかすごいコストがかかってきますし、中部電力だけにお願いしていくというわけにもいかず、私見ではございますが、多分地元行政もある程度分相応の負担をしていかんならんということで、すごい先の将来的にはやはり無電柱化が一つには利点もあるとは思っておるところでございますが、なかなか現実的には難しいのかなと。ただ、無電柱化は、逆に大地震の際には大きなまた脅威という考えもございますもんで、今回の台風に伴いますものは地中化のほうが有利ではあると思いますが、今度は、大きな地震に対しては、無電柱化になりますと脅威が出て、1つ崩れると復旧が長期間になるのかなというような私の私見でございますが、そのように思っておるところでございます。 ○今岡翔平委員長  ほかに一般質問はいかがですか。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  今、亀山市の入札のあり方をちょっと聞きたいんやけど、ちなみにこれは30年度の予算書から引っ張ってきたんやけど、出屋の排水路工事、例の地元負担金が不明確で地元負担金が取れんという事業やったと思うけれども、これは予算現額が3,200万で、支払い済み額が、工事請負費が3,199万9,320円、執行率が99.9978%って、こんなもん100%に近いさ。  今、亀山市の入札は、当然、一般競争入札、指名競争入札、郵便やな。総合評価方式はやっていないと思うけれども、随契もやっていないかわからんけれども、一遍これも含めて、工事請負費やったら、大体、普通、一般的に高くても九十一、二。だったらどうやけど、このちょっと予算書を見ておったら、これ、99.99という、差金が680円しか出やん、こんな工事契約というのは、請負契約という考えは、今入札制度はどないになっておるの、市の。  俗に言う私も入札制度特別委員の委員長をさせてもろうて、最低価格を設けるべきとかどうのこうのということも委員から提案をさせてもろうたんやけれども、一体今の入札は最低価格を持っておるのか、予定価格を持っておるのか、この入札はどうなっておるのか、一遍そこを教えてもらうわけにいかんかいな。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  一般競争入札と、指名競争入札と、中には特定の場合は随意契約もまだ存在します。そして、最低制限価格はまだ設けておりません。  今、櫻井委員が言われた99.何%のこの落札というのは、私、ちょっと記憶にないんですけれども。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  第6款農林水産業費、第1項農林水産業費、第5目農地費、出屋排水路整備事業、ここの項目の中。こんなん異常な入札やぞ。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  この出屋は3,200万で、当初契約が2,959万2,000円、そして変更契約をしていまして、それで3,199万になったもので、当初契約は2,959万2,000円です。増額の変更をしておるもんで、ぎりぎり予算現額に、もう本当にニアリーになっておるんですけれども、当初契約ではもっと下がっております。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  私はそんなことの内訳はわからんで、予算書、決算書の中から見る以外に私はわからんで、当初は二千九百何ぼって、その後追加工事があったって、それなら当初の積算が悪かったんか。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  工事やで増額とか減額というのはやっぱり起き得るものですので、当初契約で最終まで行くというほうが工事の場合まれであると考えております。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  いや、これは、地元負担金は何で取らんのかというと、議会で多分議長がやられたと思うんやけれども、その質問があって、そのときには、家庭雑排水が流入しておるもんで、その水路の利用者が農地やなしに特定のやな、受益者が設定できやんもんで、これには地元負担金の農業従事者からの負担金は徴収しませんという答弁やったと思うんや。違うか。それが追加があったって、そうすると当初に契約した入札が間違うておったんかな。  よく基本的に下水道工事の場合は、当初5,000万盛っておったら、入札の結果4,500万で済んだと、500万余ったと。そうすると、あと500万分、それを繰り込めと言うて追加を出す場合がある、下水の場合は。だけど、これは水路の災害によって生じた事業やぞ、これ、増水によって。だから、この水路を直さんことには農耕に支障を来すために、この予算計上をしましたと。ただし、説明のところに、その農業者の使用者及びその地域に住む住民の生活排水が流入するもんで、受益者が特定できないもんで地元負担金を徴収しなかったという事案やに、これ。これは特に覚えておる事案なんやわ。  入札結果からしたら何ぼほど足らんの、それなら。差額。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  櫻井委員が言われておるのは、菅内の排水路の件ではないでしょうか。                 (発言する者あり) ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  ちょっとこの辺は調べさせていただきます。 ○今岡翔平委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  それならもう一つ、予定価格というのは設定しておるのかな、入札に。 ○今岡翔平委員長  落合次長。 ○落合総合政策部次長  予定価格は設定しております。 ○今岡翔平委員長  それでは、一般質問は大丈夫ですか、よろしいですか。                 (発言する者なし) ○今岡翔平委員長  なければ、以上で一般質問を終わります。  ここで執行部には退席いただきます。ありがとうございました。  暫時休憩します。                午後3時07分  休 憩                午後3時18分  再 開 ○今岡翔平委員長  休憩前に引き続き、会議を再開します。  次に、その他の項でございます。  ただいまお手元に配付しました所管事務調査報告書については、8月27日の委員で最終決定いただいた報告書について、正・副委員長で最終的な確認を行い、用語の整理を行ったものですので、後刻ご確認ください。  この内容で9月27日の閉会日に私から報告させていただきます。委員の皆様におかれましては、テーマ決定以来、計8回にわたり熱心なご議論をいただき、まことにありがとうございました。  次に、過去の所管事務調査における提言に対する検証についてでございますが、このたび執行部より平成26年から平成29年の4年分の提言に対する取り組み状況について経過報告が提出されましたので、内容について事務局より説明いたさせます。  事務局 西口さん。 ○西口議会事務局員  平成26年から平成29年の4年間における総務委員、教育民生委員及び産業建設委員の所管事務調査による提言に対する執行部の取り組み状況について、別添のとおり提出がございました。  資料のほうは、これを見ていただきますと、平成26年分から平成28年分と平成29年分というふうになってございまして、それぞれ書式が異なっております。  まず、平成26年から平成28年分の提言に対する取り組みにつきましては、2段表で表示をさせていただいております。これは、前回の調査に対する回答と平成31年3月末の取り組み状況の回答を比較できるように、2段の表記をしております。  次に、平成29年分の提言に対する取り組み状況の書式については、初回の書式ということでございますので、A4横の1段表記ということで表示をさせていただいております。  なお、この提言に対する取り組み状況の調査の取り扱いについては、前回は、総務委員のほうとしては、各委員のほうで今後の活動の中で確認をしていくというような形で対応していただいたということになっております。以上でございます。 ○今岡翔平委員長  説明は終わりました。  この経過報告の取り扱いについては、各委員の判断に委ねられておりますので、この経過報告について担当部署から説明・聞き取りを行うのか、また委員だけで確認を行うのか、それとも各委員がそれぞれの議員活動の中で確認をしていく程度とするのか、皆様のご意見を伺いたいと思います。  なお、昨年執行部より提出されました平成23年から平成28年の6年分の提言に対する取り組み状況については、本年度、当委員としては、現在の所管事務調査を優先することとしたため、特に聞き取りは行っておりません。  それでは、何かご意見について、執行部の説明・聞き取りを行うのか、委員だけで確認するのか、それとももう各委員が一般質問なり委員で確認をしていくという程度にするのか、いかがでしょうか。  前田委員。 ○前田耕一委員  これって、各委員でとりあえず質問とかそんなのを含めて、先ほどすごく意識していくテーマについて、確認、質疑、質問で対応していくほうが、中身の細かい事柄に対応していけるんじゃないかと思うけどな。全員でやるとか、それをしていったら、通り一遍になってしまう可能性もあるもんでな。 ○今岡翔平委員長  前田委員の意見でしたが、ほかにいかがでしょうか。  新委員。 ○新秀隆副委員長  私も中身をちょっと確認する時間が欲しいのと、内容的には先ほどの前田委員の言われたような形になりそうだなと、私の今の一意見ですけど。 ○今岡翔平委員長  そうしたら、特にご意見なければ、多分皆さん、一般質問とか、議案質疑もそうなんですけれども、議論していくに当たって、前に議会で提言したこととかの議事録とか執行部が出しておった方針とかを踏まえて議論をしていくと思うんですけれども、そういったところにこの所管事務調査もそれぞれ活用していただくという形で、総務委員としては、各委員がそれぞれの議員活動の中で確認をしていくという形でさせていただきたいと思いますが、それでご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○今岡翔平委員長  それでは、各委員がそれぞれ議員活動の中で確認をしていく程度とさせていただきます。  本日の案件は以上でございますが、ほかに何かありませんでしょうか。                 (発言する者なし) ○今岡翔平委員長  ないようですので、以上で総務委員を閉会します。                 午後3時25分  閉  亀山市議会委員条例第30条の規定により、ここに署名する。   令和 元 年 9 月 19 日          総務委員委員長  今 岡 翔 平...