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令和元年 9月定例会(第5日 9月13日)

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  1. 亀山市議会 2019-09-13
    令和元年 9月定例会(第5日 9月13日)


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    令和元年 9月定例会(第5日 9月13日)    令和元年9月13日(金)午前10時 開議 第  1 諸報告 第  2 市政に関する一般質問   ───────────────────────────────────── 〇本日会議に付した事件  議事日程とおり   ───────────────────────────────────── 〇出席議員(18名)    1番  草 川 卓 也 君     2番  中 島 雅 代 君    3番  森   英 之 君     4番  今 岡 翔 平 君    5番  新   秀 隆 君     6番  尾 崎 邦 洋 君    7番  中 﨑 孝 彦 君     8番  豊 田 恵 理 君    9番  福 沢 美由紀 君    10番  森   美和子 君   11番  鈴 木 達 夫 君    12番  岡 本 公 秀 君   13番  伊 藤 彦太郎 君    14番  前 田 耕 一 君   15番  前 田   稔 君    16番  服 部 孝 規 君   17番  小 坂 直 親 君    18番  櫻 井 清 蔵 君   ───────────────────────────────────── 〇欠席議員(なし)
      ───────────────────────────────────── 〇会議に出席した説明員職氏名  市長              櫻 井 義 之 君  副市長             西 口 昌 利 君  総合政策部長          山 本 伸 治 君  生活文化部長          佐久間 利 夫 君  健康福祉部長          井 分 信 次 君  産業建設部長          大 澤 哲 也 君  上下水道部長          宮 﨑 哲 二 君  危機管理監           久 野 友 彦 君  総合政策部次長         落 合   浩 君  生活文化部次長兼関支所長    青 木 正 彦 君  健康福祉部次長         伊 藤 早 苗 君  産業建設部次長         亀 渕 輝 男 君  生活文化部参事         深 水 隆 司 君  生活文化部参事         谷 口 広 幸 君  健康福祉部参事         豊 田 達 也 君  産業建設部参事         服 部 政 徳 君  産業建設部参事         草 川 保 重 君  会計管理者           渡 邉 知 子 君  消防長             平 松 敏 幸 君  消防部長            豊 田 邦 敏 君  消防署長            原   博 幸 君  地域医療統括官         伊 藤 誠 一 君  地域医療部長          古 田 秀 樹 君  教育長             服 部   裕 君  教育部長            草 川 吉 次 君  教育委員会事務局参事      亀 山   隆 君  監査委員            渡 部   満 君  監査委員事務局長        木 﨑 保 光 君  選挙管理委員会事務局長     松 村   大 君   ───────────────────────────────────── 〇事務局職員  事務局長  草 川 博 昭   書記      水 越 いづみ  書記    西 口 幸 伸   ───────────────────────────────────── 〇会議次第                (午前10時00分 開議) ○議長(小坂直親君)  おはようございます。  ただいまから本日会議を開きます。  本日議事につきましては、お手元に配付議事日程第5号により取り進めます。  これより日程第1、諸報告をします。  教育委員会から平成30年度、教育に関する事務点検、評価報告書が提出されましたので、ごらんおきください。  次に、日程第2、市政に関する一般質問を行います。  通告に従い、順次発言を許可します。  18番 櫻井清蔵議員。  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  皆さんおはようございます。  勇政櫻井でございます。  それでは、一般質問に移らせていただきたいと思います。  まず、市営若草住宅火災地でございますけれども、7月20日午後10時45分に市営住宅若草住宅が火災を発生し、住宅9棟ほぼ全焼ということで、ちょっと確認したいことがございますので、的確な答弁をお願いしたいと思います。  火災原因については、恐らく不審火で、詳細は恐らく不明やと思いますけれども、まずお聞きしたい。  ちょっと写真を出していただきたいと思います。  これは、私ほうから見た若草住宅です。東側、棟も落ちております。  次、見てください。  これが、それを拡大した状況です。  次、行ってください。  これは、東側から見た状況で、周辺はたくさんな民家が集合したところに若草住宅が建っておりまして、侵入防止柵が設置されております。  次、行ってください。  これが、それを拡大した状況で、前2棟、大方全焼。後ろ側は大体5戸ないし6戸が全焼しておると。  次、行ってください。  これがそれを拡大したやつ。  もう一つ、お願いいたします。  これが2棟並んでおる棟で、前南側から北側へ移った状況で、火災が発生しております。  次、行ってください。  これがそれを拡大したやつで、かなり私も現場、私も消防団一員ですもんで、現場消火にも当たりました。かなり炎で火の粉も飛んで、周辺住民方は大変恐怖を感じたと。ちなみにお隣に住んでみえる高齢者方は、避難もおぼつかなく大変怖い思いをしたということで、苦慮してみえました。  次、行ってください。  これは、内部をちょっと中に入ったわけなんですけれども、フェンス内側から撮影をしてきました。  これは、かなり後片づけがしてあるんだけれども、かなり延焼状況です。  というようなことで、ちょっと元へ戻してもろうて、この解体時期についてお聞きしたいんですけれども、またそれとあわせてですが、ことし3月と6月定例会において、当該若草市営住宅用途廃止が議決をされ、議決後、速やかに予算も3月予算で議決されて、早急に解体しておれば、この火災が起こらなんだと。周辺住民方にも不安を感じさせなかったというんですけれども、まずなぜそのことをちょっと取り上げたといいますと、ちょっと写真を出していただきたいんですけれども、このような状況で大風が吹いたときに、かなり音がすると。もういつ物が飛んでくるかわからんということで、不安で仕方がないと。だから、早う撤去してもらいたいという要望を地域方がおっしゃってみえます。  なぜ、ほんなら一遍、一体解体時期はいつなか、ちょっとそれをご答弁いただきたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  18番 櫻井清蔵議員質疑に対する答弁を求めます。  大澤産業建設部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  若草住宅でございますが、住みかえ等により入居者方が全て退去をされましたことから、平成31年3月定例会、それと令和元年6月定例会で用途廃止等議会議決をいただきまして、9月ごろ解体工事発注に向けて準備中でございました。  現在、解体工事入札発注に向けて準備をしているところでございまして、できるだけ速やかに解体工事発注を行い、10月から11月で解体処分・整地等を完了したいと、そのように進めておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  10月から11月にかけてという話ですけれども、基本的に、ほんならもとへ戻りますけれども、なぜその3月、6月に用途廃止して、予算もついて、すぐかからなかったんか。その点について、もし何が原因やったかということですな。  というは、平成28年9月30日に条例第24号で、亀山市空家対策等推進に関する条例が制定されております。その中に、第2条2に管理不完全空き家等について保安上危険おそれがある状態。イ、そのまま放置したら衛生上有害となるおそれある状態。ウ、適切な管理を行えない等々景観を損なう状況ということで、空き家持ち主責務としていろいろなことを規定してあります。そこ中で、空き家持ち主は亀山市です。10条ですか、管理不完全状態空き家に対する処置をして、市長はうんちくと書いてある。11条に緊急安全処置として、勧告したけれども、言うことを聞かんなら、空き家所有者、所有地及び当該処置内容を告知するという条例がこの条文中にあるわけですよ。にもかかわらず、その予算がついた、今から火事が起こったで10月か11月ぐらいに解体する予定やと、予算がついたら速やかにそれを指示するは市長責任やないかと思います。  火事が起こってから10月か11月に解体する予定でしたと。そんな答弁が、この条例は一体何やったんですか。こういうような市所有する市営住宅を用途廃止をもう3月、6月に決まったら、既に8月段階では解体が終わってなあかん。にもかかわらず、火事が起こってから、やにわにですな、今聞いたら10月から11月予定でございますというものではないと私は思う。  市長、そういう指示は、このいろんな用途廃止条例を出すときには、用途廃止を完了した段階で速やかに解体をすべきやという指示を出されたか出されていないか、それを一遍確認したい、市長。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  市営若草住宅解体につきましては、計画的に図面等発注準備を年度に入りまして進めておったところでありますけれども、当該住宅につきましては、建築年が相当古いということ、増改築がなされてきたという状況でありまして、発注に必要な図面がなくて、図面作成をしておりました関係から、その図面作成を急ぎ、解体準備をしていくということで、進めておったところでございます。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  担当者にその6月用途廃止した段階で、この空家対策等条例を制定した建前上、早急にかかれという指示を出されたか出されていないか。その増改築をしていて、図面作成とかうんちく言いますけれども、予算を設定する段階に、常に増改築された状況図面はあった中で予算を組んだはずですよ。それは今言いわけでは、言いわけではあかんですよ。やっぱり物事をするには、市がやることは市が模範を示して、市民に空き家等定義に書いてあることを市民皆様方に協働してもらうというが市政あり方ではないかと思うのに、増改築して図面ができていないから、今になっておるんやというふうなは言いわけですに。あなたはその条例をつくっただけで、物事を進めるため条例重みというはどこまで認識しているか、私は不思議でしようがない。  だから、10月か11月かわからんという問題ではないと思うんです。囲みました、けれども、囲いをしてできるんやったら、あそこ分だけでも速やかに、火災発生が7月20日ですよ。8月20日、一月後には解体作業に移るが普通やないですか。にもかかわらず、今日までほうってあると。聞いてみると10月か11月だと。あと一月か二月待たんならんと。それでいいんですか、市長。そんな認識かな、あなた市政は。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  まず、早く解体しておれば7月20日火災につながらなかったんではないかというご趣旨であろうと思いますが、ご案内ように3月議会、そして6月議会、これは用途廃止等議会承認等手続を経て、その解体作業に入っていくということで、6月議会を経た後対応でございましたので、解体工事準備を進めておったということで、これはご理解をいただきたいというふうに思います。  それから、火災によりまして、今から解体を急ぎ進めよということご趣旨で、私どもも進めてまいりたいというふうに思っておるところでありますが、議会にもご案内ように、火災場合この燃焼した部材は一般廃棄物でありますけれども、燃焼していない部材につきましては産業廃棄物という扱いにもなってまいります。
     したがいまして、その処理方法が異なりますことから、設計図書修正をいたしておりましたので、ちょっと今当初は9月で解体予定を7月以降しておりましたけれども、少し若干ずれ込んでおるということであります。  準備が整い次第、その解体に入ってまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  9月に発注する予定だったって、そうすると私がこの質問を出した聞き取りときに、こんな、これは大澤君にごめんしておくれよ、君に後からぺっと言われるとあかんけどな。  本当はこの解体は、若草住宅、城山住宅4棟、それから観音山3棟、それを一括発注するためにということでしたんや。そうやもんでおくれたということで、話を聞いています。  だけど、確かに火災現場その部材というか、それが3倍になるか、それから、ほんなら一遍写真を出してもらえませんかな。  これは、ここ部分は、恐らく産業廃棄物にならんと。民間火災場合においても、こういうは全焼した場合あれは、環境センター焼却炉で焼却できます。  それから、もう一つ見てください。前やつを、写真を。  恐らく、これトタンとか、そこら辺は恐らくいろんなあれですけれども、そもそも産業廃棄物になるかどうか知りませんけれども、そんな計算は簡単にできる、そんなものは、やろうと思ったら。わしやったら4日間でする、そんなものは。皆さんやったらプロですからな。なのに、そういうような言いわけをしておらんと、おくれたことに対して、素直に受け答えしてもらわんことにはあかんと私は思う。  もう計算が今どんな状況で進んでおんやな。そうすると10月なんか11月なんか、その解体は。もう7月20日から、うざうざ約2カ月弱たつわけや。そんに難しい計算なんかな。そんに難しいもんじゃないと思うけどね。  やっぱり、こんなん火事が起こった場合後処理は、速やかに手をつけると。市長がそれを指示せなあかん。現場を見ても燃え方がおかしい。皆、退去に対してそれなり退去費用を出しておるはず。本当はこのあんだけ燃え方をするわけがない。私、その消防団に四十五、六年在籍させてもろうておるけれども、現場もいろいろ見てきました。あそこはみんな空やったら、骨組みと床、畳ぐらいやったら、あんな燃え方は絶対しない。だけど、何かその聞くところによると、前住んでいた人道具がみんな入っておったと。だからああいうような燃え方したと。それで、火災状況にはポンポンポンポンと破裂音がしたと。音がするスプレー缶とかそんなんあったんかもしれん。だけど、そんな管理もせず、この火災にときに起こったと。  だからやっぱり、そんな状況もきちっと把握した中でやっていただきたいと思うけれども、10月なんか11月なんか、一遍いつまでに完了するか。一遍ここで市長約束して。いつまでにすると。担当部局にそういうふうに指示すると。  10月末までに更地にするか、できやんか、ここで一遍確約してください、市長。できやんか。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  可能な限り準備が完了次第、撤去させていただくように、速やかに対応させていただきたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  あなた市政は全てそうなん。  やっぱり、物事というは、やっぱり手を打つときには早う手を打たなあかん。手を打つときに打っておかんと、後で後悔を残す。  私も70年人生中でようけ後悔を残したことある。あのときこうやってしておけばよかったかなというようなことを、市長ですから、5万人市民皆さんに納得いける市政を運営していただきたい。  時間がないので、次に移りたいんですけれども、横断歩道ことが書いてあるんですけれども、いかなことは、私も6月に横断歩道質問をさせてもろうた。その後、ここでパネル出した野尻公民館前と、それからあそこ和賀白川線ところ、井尻歩道橋がこけたところ白線は引いてあったんですけれども、いろんな箇所をやっていただいたと思うけれども、みなみ保育園歩道は、まだいまだに補修されておらん。一体この381カ所という報告やったんですけれども、今までどんだけ手当てをされたか、一遍報告願いたいと思う。 ○議長(小坂直親君)  服部産業建設部参事。 ○産業建設部参事(服部政徳君)(登壇)  おはようございます。  横断歩道白線塗りかえ、修復につきましては、亀山警察署対応となりますが、市内には横断歩道設置交差点は381カ所あります。  昨年度に横断歩道塗りかえ修復を31本実施済みと伺っております。今年度は市内159本塗りかえ修復を既に発注済みで、現在工事実施中と伺っております。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  何せ、マイタウン亀山和賀白川線横断歩道を利用して、歩行者に優しいまちづくり横断歩道は歩行者が優先ですと題して心構えを紹介する映像をされました、この私質問前で。これ嫌みかなと私は思ったけどな。だけど、言わんことには159カ所をやるつもりやと。残り、早急にやっていただきたい。そうせんことには、やっぱりこんな放映を過去2回したらしいですけれども、やっぱりもっと市長、ちょっと市内を回ってトークをやるも結構ですけれども、お忙しい体やで、市内全域を回ることはできやんかもわからんけれども、たとえ1時間でもつくって、一遍市内道路をあなた目でぐるっと回って、どんな状況やということを確認していただくわけにいきませんやろか。どうですやろ。そんなことはようしまへんかな。忙しいかな。そんなことしておる暇ないかな。一遍たとえ1日、1週間に1時間ぐらい時間をつくって、そうすると大体私も選挙で1週間市内を回るんですけれども、大体そんなことはできると思うんですけれども、一遍そんなようなことをしてもらうわけにはいきませんかいな、市長。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  当然、日夜、市内各地で状況については目を配って、その実態把握に努めさせていただいておりますし、当然その中で対応すべきものというは改善できるように努力をさせていただいておりますし、今後におきましても可能な限り実態把握に努めてまいりたいと思います。  実際、私自身も月に一応100キロ歩くというが目標でございますので、年間1,200キロぐらいになりますので、本当に市内外ありますけれども、特に市内交通安全についてその状況とか、そこはしっかり見ていきたいというふうに思っております。  当然、私だけ目ではあきませんので、全庁職員、それから市民皆さん、議会皆さん、それぞれ情報をいただいて、適切な対応ができるように努力をいたしてまいりたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  しっかり努力して、亀山市全域で全長、国道から県道から市道から、そら何キロかというはちょっと勉強不足で記憶しておりませんけれども、本当に市長が歩いておれば、部長人は各方面から来てみえるので、横断歩道が消えておるところはチェックをしてもろうて、地図上に落としていくという指示をあなたから出していただきたいと思います。  次、ちょっと乗合タクシータクシー券について、きのう福沢議員がいろいろ質問をされました。そこで、乗合タクシー制度、確かにいろんな数字を出しておると。2,900強人から登録をされておると。利用者が六百何十人と利用がふえましたと。3,000円お試し券を配ってやってきたけれども、まだまだですな。市内停留所も15カ所ふやすというようなことですけれども、やはり私はこの乗合タクシー停留所は、前回言わせてもろうたように、青から地域停留所から特定停留所ではなしに、地域停留所から地域停留所、青から青へ乗れるようにこの乗合タクシー制度を改正したらどうやという思いを持っておるんですけれども、市長はそんなお考えはないですか、まず。  地域待合所から、例えば私が住んでおる関町新所、中木戸停留所から、議長見える明神停留所まで、青から青へ行く。そういうような制度にすれば、それから連れところへ遊びに行くときにタクシーで行こうかと、歩いて行かんとということができると思うんです。  今、青から赤という制度になっておるんです、この停留所設置場所が。それを青から青へ移動をできるような制度改正をすべきやと私は思うけれども、市長にはそういうお考えはないか。あくまでも青から特定停車場ですか、そこへ行きやというので、これを突き進むんかどうか。私提案ですよ、これは。地域から地域へ行ける乗合タクシー制度にすれば、もう少し利用者がふえるんやないかと私は思うけれども、いかがかな、市長。市長提案に対するお考えを聞かせてください。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  今地域停留所間運行について提案ということでありますが、ご案内ように現在制度を見直して本年度スタートいたしまして、ちょうど5カ月経過いたしたところでございますが、少し報告をさせていただいたように、タクシー利用状況につきましては、登録者数や利用者数ともに増加傾向となってございますので、そのまずは定着をさせるということ。その上で、現行制度へ見直しや今後対応につきましても、その効果等々を見ながら今後それは対応していくということになろうかと思います。  幾つか現状制度が全て完結したものというふうにも考えておりませんが、ぜひこの制度が多く皆さんにご活用していただいて、しっかり定着できるように、そしてその中で、よりいい制度として機能できるようにバージョンアップができたらというふうに考えております。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  市長もあっちこっち行ってみえるであれだけど、私は一部方としかお話をさせてもろうてないんですけれども、こういう声は市長は聞いていませんかな。  タクシー券交付については、議会決議をもって31年度予算、この年度予算に計上されて、タクシー券は廃止ところが復活しました。それで、タクシー券をもらいに行ったと、関支所へね。交付については乗合タクシー登録をしてもらわんことには、このタクシー券は渡せませんと。渡されたけど、やむを得んで、わし乗合タクシーをいつも予約をするもかなわんし、あんなんわけがわからんと。使い勝手も悪い。だけど、タクシー券が欲しいで登録はしてきたがなと。ほいでタクシー券1枚をもろうてきたというお声を市長はお聞きになっておりませんかな。それで、お試し券3,000円、ついでにもろうてきたと。ただやで、ただって自分ら税金を納めたお金ですから、使わなもったいないで、せっかくやから使こうたわなと。だけど、タクシー券が欲しいがために、きのう報告では2,916人かな、その登録者がふえたと。だけどタクシー券が欲しいから私は登録してきたんやと、乗合タクシー使い勝手はわからんという状況ですよ。そう言うていました。  そういうところが、これが今状況です。私も小さい幅狭いつき合いある方なんです。市長は全市的にいろんな方とおつき合いしてみえるで、そういうようなお声は当然聞いてみえると思うんですけれども、それが私は乗合タクシー登録者数がふえた要因やと私は思うています。  ところで、確認したいんですけれども、昨今議会決議で乗合タクシー制度が定着するまで、タクシー券交付を継続すべきであるということで決議をしたと思うんですけれども、きのう福沢君質問で健康福祉部長答弁によると、来年度はわからんと、担当部長ほうは答弁は通っておる。これは政策的なことですから、市長判断やと思っています。  市長として、まだまだ乗合タクシー制度は定着しておらんと私は理解しておる。市長が今言われたように、乗合タクシー制度は道半ばということです。だから、定着しておるとは、まだ制度いろんなことについては、確立しておらんやろうという認識を持ってみえるは今答弁だと私は聞きましたで、令和2年度当初予算にこのタクシー券交付を継続するかしないか。すべきと私は思う。市長もここではっきり、市民方も何人も方がこの議会実況を聞いてみえる方も、タクシー券交付を令和2年度当初予算に盛り込みますということを明言してもらえませんかいな。できまへんか。やっぱりこれはまた、いろいろ部内で検討して検討せんことには判断がつかんと言われるか。これは市長政策なんです。  というは、タクシー券交付ですな、これは平成19年3月30日に亀山市告示第42号、亀山市長田中亮太さんときに、亀山市タクシー料金助成事業実施要綱によってやったんです。施行は19年4月1日からこれをやられると。それが、目的とか定義が書いてあるんですけれども、やっぱり引きこもりをなくすためにということで、このタクシー券制度が田中亮太さんが市長さんときにこうやって、そしてあなたになって乗合タクシーになって、タクシー券を廃止するというようになったんですけれども、やはりまだ乗合タクシー制度が定着していない中で、もう一遍言いますけれども、令和2年度当初予算に、タクシー券交付を継続をするかせんか、ここでちょっとはっきり明言してもらえませんかな。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  高齢者タクシー料金助成事業対象者ほとんど方は、乗合タクシー制度を利用して外出をしていただけることから、当該制度、この新しい制度利用をお願いするものでございます。  その一方で、先般もご質問ありましたが、障がい者方にはこれまでどおりタクシー料金助成事業を利用いただいたり、あるいはセダン型利用が可能な方につきましては、タクシー券、または乗合タクシーかいずれかを選択することができるものとしたいというふうに考えております。  この今回制度につきましては、先般来から利用者お声もお伝えさせていただいておりますけれども、ご自身目的に合わせ利用できるという非常にいいお声、喜びお声でありますとか、乗合タクシーで遠距離を乗車された方につきましては、何度も病院へ、あるいは買い物に使えるということで、こういうことで非常に現行タクシー料金よりも実費負担が少なかったと声もいただいておりますので、私どもとしてはこのような状況を鑑みまして、そして今、新制度5カ月という状況でございますので、さっき議員ふれていただきました乗合タクシー制度自体が非常にわかりにくいとか、一回ご利用いただくとこのよさというは体感いただけるんですが、そういうことにつきまして最善努力をさらにしながら、登録者や利用促進に今年度しっかり努めていきたいというふうに考えております。  そういうことによりまして、来年度予算については今からでありますけれども、こういう状況を鑑みまして、基本的には乗合タクシー制度移行を進めてまいりたいというふうに考えておるところであります。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  あのね、私は時間ないねん。ぐにゃぐにゃわけわからん、来年もするかせんかだけで言うてもろうたらいいだけな。その判断はあなたしかできやん、市長として。ほか副市長以下担当部局ではできやん。市長として来年も継続するかせんか、乗合タクシーどうのこうのうんちくと違う。このタクシー券交付をするかせんかを聞きたい、私は。それはあなたしか判断ができやん。それを聞いておるんやに。言えんかな、ここでは。来年も継続するということは。それを聞いておる。わかった。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  今新制度へ移行を基本的に亀山市としては進めておるところであります。  その意味では、議会からご提言もいただいておりますが、この定着に向けて努力を今続けておるという中で、この状況を鑑みまして、この制度へ移行をしっかり定着をさせていくという方向で、現時点では考えておるということであります。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  そうすると、はっきり令和2年度にはタクシー券交付制度はゼロと、なしということやな。それでよろしいな、イエスかノーかでええわ、はっきり言って。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  今その定着に向けて努力をいたしておりますので、予算編成は今からでございますし、令和2年度以降どうするかということについては、その状況を鑑みて判断をさせていただくと。基本的には方針につきましては、申し上げてきたとおりであります。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  こんなのらりくらりした者には、もうこ市は任しておれん、私は、あんたみたいな者には、本当に。ごがわいてくるわ、あんたとしゃべっておると。  するかせんかと言うたら、せんつもりやったらせんと言うたらええ。その判断をせんから、物事が全て進んでいかん。これぐらい言いねいな。ほんならもう時間ないもんで申しわけないけど、ちょっと飛ばしますけれども、次に移りますよ。  就任当時、亀山駅2番ホーム、3番ホームに待合所をつくってくださいと、私はあなたに就任早々に聞いた。努力しますと言うたけど、いまだにできておらん。なぜやねん、これ。エレベーターは3基できた。それで、あなたはその駅前周辺整備ということで、多額何十億も金を投入しようとしておると。にもかかわらず、2番、3番ホーム、その市内外から来られる方待合所ところに、ホームに私はあなたが就任して間なしに、待合所を設置していただきたいと、あと何年したらいいんですか。あそこに1億も2億もかからないんですわ、待合所をつくるのに。私もざっと見ておっても、高うても800万あったらできる。それをいまだにできやん。それがあなた優柔不断さなんや。もう答弁聞いても、またこれもう一遍詰めます、次12月までにその答えを探しておいてください。もっと大事なことを言わなんもんで、そっちへ移りますわ、あと12分しかないもんで。  県管理の国道25号線について質問を出してあります。  この国道25号線崩落現場は、以前と違うて片側通行となっていますけれども、まず復旧時期についてということを聞きたいんですけれども、その前にちょっと申し上げたい。  あそこ国道25号線崩落は、1回目が平成25年台風18号大雨によって、関町金場加太市場間、路肩が崩壊。9月15日20時30分から全面通行どめということになります。迂回路として、あるといいんですけれども、国交省報告によると、県が報告書等、孤立集落はないと、人身・物損事故はないというんですけれども、1回目が平成25年あれです。これは路肩が崩壊した。2回目が平成30年5月10日にのり面崩落、これは通行どめですよ。それで、通行規制もやったと。それで、復旧工事が平成31年3月4日月曜日、復旧工事が完了したと。  住民道路、名阪つくって、久我インターから向井インター迂回路で、機能は確保されているという安堵をしておるんですけれども、今回は3回目、令和元年6月12日発生でのり面が崩落したと。これは、該当区間は延長2.9キロで全面通行止めをしたが、仮設防護柵を設置して、応急工事をしたもんで片側通行をやったと。片側通行区間は延長20メートルぐらいらしいです。  過去3回こういうような崩落が起こったときに、復旧時期についてちょっと聞きたいと思いますけれども、もう時間がありませんもんで、以前、さき議会でも市場坂東線拡幅に伴う地権者交渉状況はどうなっておるんやということでお尋ねしたい。  議長もいろいろお骨折りをいただいておりますけれども、この過去3回、もう3回目ですよ。そのたびに加太地域方は困っておるんですよ。ちなみに加太地域70歳以上人数は312名です。男性131名、女性181名。18歳以下お子さんを入れて935名方が加太地域に住んでみえる、この道路を使ってね。それにこの3回崩落があって、当然迂回路である市場坂東線700メートル拡幅工事、700メートルで恐らくどんだけかかっても1億金はかかりませんよ。にもかかわらず、工事をするため交渉をあなたはこの今までにされてきたんか。それも担当に任してあんか。  あそこは諸戸林業さん所有林やと思うんです、あの路肩ほうが。それを地権者と、これは通告してあるんですよ、市場坂東線拡幅に伴う地権者に対する交渉状況を知りたいということを通告してありますけれども、市長、これどのような状況なんですかね。今言われたように3回これやっておるんです。それで前回も、あの道路は明治時代につくったとき道路なんです。県道25号は。今後、大雨、この全国で集中豪雨でたくさんいろんな災害が起きておるんです。これ3回目ということは、まだ4回目も5回目もあるんですよ。そのたびに加太地域方は困窮されるんですよ。それをせめても名阪国道があるでええやないかと言いますけれども、名阪国道は70歳以上312名高齢者運転免許保持者が何名見えるか知りませんけれども、名阪国道は通行するが怖いと。あそこは60キロ規制なんですよ。伊賀からは80キロなんですけれども、曲がりくねって坂があって、あそこは大体一般車両で大体80キロぐらいでみんなトラックや県外人らは通っています、走っています。そこへ高齢者方が名阪には入りにくいから何とかしてほしいというが市場坂東線改良なんですよ。当然その改良するために700メートル改良その地権者と交渉を市長はされたんかされていないか。していなかったらしていないでよろしいよ、していないと言うてくれたら。ちょっとお答え願いたい。
    ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  6月議会でも申し上げましたが、全市的な視点からどのような検討をしていくか、整理をしていくかという段階でございまして、その上でこの路線につきまして、事業決定、主要事業として進めるかどうかという決定にも至っておりませんので、地権者と交渉はしておりません。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  そうすると、これ今3回災害があった、今後災害、大雨がいつ降るかわからんと。今、ことしは台風襲来年やということを聞いています。この間も関東で多大な被害が出ておると。以前にはいなべでも水あれで死亡者が出ておると。あそこはまた崩れるに決まっておるんですよ。そうすると、その計画に全庁的なうんちくって、そうすると加太地域が、そうすると名阪雨量規制があるんですよ。国道雨量規制というが。  雨量規制として、規制区間として直轄道路、国道1号線は関町沓掛、これが180ミリ。名阪国道が柘植間で200ミリ降ったら交通規制がかかるんですよ。25号は金場加太間は100ミリ。これで交通規制がかかると。  だから、市道市場坂東線を確認したら、これは交通規制がかからんと思っておりますけれども、唯一これが加太地域唯一迂回路なんですよ。それに対して、今答弁で加太地域方は納得せんと思う。総合的に計画しやな、これから計画にないからそんな交渉はまだしていませんと。そうすると、私らが言うていた、私もこれ2回目質問ですよ、留保されましたよ。議会で再三こうやって質問しておるけれども、そういうような質問は私は、二元代表制とあなたはよく言う。議員質問は聞きっ放しやと。ある者意見は聞くけど、ある者は聞けやんと。地域実情も把握せんと、あなたは市政を運営されておるんかな、そうすると。やっぱり計画に乗らんことには物事が進まんかな。  この迂回路は急務を要する事案やという認識はないということやな。それをもう一遍、なかったらないと言ってください。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  丁寧に説明をさせていただくつもりでおりますので、途中を抜いて最後ところご質問をいただきましたので、先ほどそのようにお答えをさせていただきましたが、ちょうど6月末にも地元加太地区から自治会ほうからもご要望をいただいておるところであります。この拡幅改良整備要望ということでいただいておりますし、議会からも当然いただいて承知をいたしております。  どのようにこの路線を考えていくか、財源問題、その手法問題、いろいろあろうかと思います。あわせてこれは全市的にはさまざまなご要望を道路改良、道路整備につきましてもいただいておりますので、議員、本路線整備に1億前後、1億まででいけるという話を今いただきましたが、かなりそれ以上予算が必要というふうに考えておりますので、全市的にそこら手法も含めて、どのようにしていくかということを検討させていただいておるということであります。  その上で、議会と行政と関係でいきますと、やっぱり単年度3,000万を超える道路整備につきましては、主要事業に位置づけて、議会にということで年次で進めておりますので、そういう意思決定ため検討を現在進めておるということで、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  もう時間がないのに、私もこれもうこうして議会議員になって9回選挙をくぐらせてもろうてきたけれども、こんなつまらん質問を首長とした久しぶりやわ。  首長たる者、仕事を何を先にせなあかん、何を優先すべきかと、予算がないて、あなたはこの年に10億予算を黒字やったと言うておる。だけど、片っ方では8億3,000万不用額を出しておると。それで、金がない。金がないことないやんかな。駅前がどんどんと、そうすると駅前御幸8号線には何億使うた。2億上使うておるんですよ。どんだけ人がどんなんか知りませんけれども。  加太地域孤立を防ぐために、市場坂東線拡幅工事は急務です。700メートルでメーター10万かかって7,000万ですよ。それが何が道路計画とか、眠たいことを言うておるんやな。  やっぱり首長として何を優先すべきか、何をすべきか、誰と交渉すべきかということをしっかり、あなたももう長いこと政治家をやっておるんやから、そんなことはわかっておると思う。その中でこれからあと残り任期を全うしてください。せめて、市民ために市民ため政治をしてください。ありがとうございました。 ○議長(小坂直親君)  18番 櫻井清蔵議員質問は終わりました。  会議途中ですが、10分間休憩いたします。               (午前10時52分 休憩)   ─────────────────────────────────────               (午前11時03分 再開) ○議長(小坂直親君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、8番 豊田恵理議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  それでは、通告に従い質問をいたします。  まず9月定例会では、テーマとして空き家と乗合タクシー制度2つ質問をさせていただきました。どちらテーマもほか議員と重なっている部分がありますため、質問が重複する部分につきましては省かせていただきたいと思います。  それではまず、空家等対策事業についてお聞きをいたします。  項目で、まず空き家活用について、そして現状についてとございますが、まず空き家現状についてお聞きをしたいと思います。  亀山市空き家に関する窓口相談状況について、件数はどのぐらいなか。またどのような相談内容なかと傾向について質問をします。 ○議長(小坂直親君)  8番 豊田恵理議員質問に対する答弁を求めます。  大澤産業建設部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  空き家活用について現状ということでございますけれども、今年度、固定資産税納税通知書に空き家対策に関するチラシを同封いたしまして、その効果もあったということで、空き家所有者方から多く相談をいただいておりまして、その相談状況でございますが、売却ということに関して30件程度、解体が20件程度、合わせておおむね50件相談をいただいておるところでございます。  その傾向でございますけれども、昭和期に建築されたものが多く、売却相談につきましては、やはり県外、市外に在住方から多くいただいておりまして、解体相談につきましては、市内に在住建てかえに伴う解体、その相談を多くいただいておるような状況でございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  それでは次に、亀山市には以前から空き家問題に関係する支援や補助制度がございますが、どういった制度があるか。また活用状況についてもお聞きします。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  まず既存空き家活用補助制度ということでございますけれども、まず県外から転入者方が空き家を改修する場合、空き家リノベーション支援事業といたしまして、最大150万円補助制度がございます。  また、市外から転入者方が空き家を改修する場合、空き家リフォーム支援事業といたしまして最大こちら50万円補助制度がございます。  これら補助制度でございますけれども、それに対しまして空き家多くはやはり昭和56年5月以前旧耐震基準で建築されておりまして、その場合は耐震基準を満たすため耐震補強工事がその補助制度に乗る場合には必要になってまいりますので、非常に多額費用を要することになってまいります。  それらことから、補助制度利用につきましては、先ほど申し上げた2点につきましては非常に少ないというようなことで、そのほか旧耐震基準空き家を購入される場合でありますけれども、これ通常耐震対策木造住宅耐震対策除却、解体補助金を活用することができまして、こちらは最大30万円でございますけれども、解体後その後に新築をされるという場合も見受けられます。  そのほか、木造耐震でありますけれども、最大110万円補助、プラスリフォームをした場合は最大40万円補助というようなことで、昨年度空き家についてその耐震を利用されたは1件実績があったところでございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  それでは次項目、空き家情報バンク制度についてお聞きをしたいと思います。  今までもたびたび質問や提言をさせていただいた中で、市ほうでもさまざまな実践を行っていただいており、空き家登録数も以前と比べて随分件数はふえております。  空き家情報バンク制度現状について、2日前かな、今岡議員質問中で、問い合わせ件数などは答弁中でありまして、市内外で30件ぐらいだったかと思うんですけれども、その制度へ問い合わせうちで登録に対する、つまり契約ではなくて物件に対する内容ではなくて、登録に対する内容についてちょっとお聞きしたいんですけれども、どういった内容が多かったか。  納税通知書に一緒にくっつけていたということで、単なる問い合わせが多かったか。または具体的に登録に至ったかとか、そういうところでわかるところで教えていただきたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  まず、空き家情報バンク制度でございますけれども、市内空き家売却、賃貸をしたい方と物件購入等を希望される方を結びつける取り組みとして行っておるところでございまして、先ほど、議員もご紹介いただきましたとおり、固定資産税納税通知書に新たに空き家対策チラシを同封したということで、空き家情報バンクにつきましても、新たに18件登録ができたというところでございまして、現在、22軒空き家についてホームページで掲載をしておるところでございまして、その傾向ということで申し上げますと、賃貸よりやはり売却物件ほうが多く登録をされておる状況でございます。  本年度8月末まで実績といたしましては、新規登録が18件、そのうち成約ができたが1件、現在商談中になっておりますが2件というような状況でございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  次に、またこれもちょっと細かいんですけれども、空き家情報バンク物件に対する問い合わせ、つまり、購入したいとか借りたいという物件に対する問い合わせについて、お聞きをちょっとしたいんですけれども、問い合わせ自体は市内在住者が多いか、それとも市外方が多いかというをわかる範囲で教えていただければと思います。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  問い合わせでありますけれども、市外方から問い合わせを多くいただいており、市外方ですね。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  それでは、この空き家情報バンク制度生かし方についてですが、何か新しい取り組みやお考え等はありますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  この空き家情報バンク傾向ということで、やはり比較的築年数が浅くというか新しい物件ということですね、それに耐震性がやはり確保されておる物件、また価格が割安な物件に多く相談、また希望者が多いというような傾向が見えてまいりましたので、やはりそのような成約しやすい条件、このような観点を踏まえまして、この制度自体利用される方がわかりやすい、また欲しい情報がわかりやすく提供できるように、まずは提供内容充実をさらに図っていければと思っておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  恐らく問い合わせされた方というは、ホームページ空き家情報バンクを見て問い合わせをされていると思います。  ただ、ホームページ、空き家情報バンク制度登録が書いてあるページというがなかなか見づらいかなというが私第一印象でして、以前一度、改修していただいてはあるものの、例えば鈴鹿市、お隣鈴鹿市さんホームページでは空き家バンクを検索しますと、移住・定住ポータルサイトというところに飛びまして、トップ画面に物件がもう写真つきで並んでおりまして、よくご存じという形で今うなずいておられますけれども、本当に知りたい売却価格、所在地、構造、築年数、こういった簡単な情報がついていて、詳細についてクリックしてPDFで見られるという形になっています。  一方、じゃあ亀山市はどうなかといいますと、ごらんになった方はわかると思うんですけれども、字面でだあっと並んでおりまして、確かにPDFをクリックしていただきますと、そこに飛びまして写真もついているんですけれども、昔4件ぐらいしかなかった当時だったらまだよかったんですが、もう今22件があるということでして、そういうふうに一つ一つをクリックしていかなきゃいけないというは、なかなか購入意欲にもちょっと影響するかなというところもございますので、見やすく探しやすいページを考える必要もあるかなということで、ちょっとお話しさせていただきました。  私ほうで、お薦めというは以前にお伝えしましたけれども、島根県雲南市ほっこり雲南定住サイトというがございまして、ぜひ見ていただくとわかるんですけど、こちらほうはやっぱりポータルサイト中で空き家バンク情報だけでなくて、いろんな地域情報なども入っております。  亀山市もすごく見やすい定住サイト、「住めば、ゆうゆう。」があるんですけれども、その「ゆうゆう。」サイトから空き家バンクへリンクはあるんですけど、空き家バンクから「ゆうゆう。」に多分なかったと思うんですね。その辺もちょっとまた確認をしていただきたいと思います。  では、次に移ります。  3番目今後方向性について。  空き家活用についてお聞きしております。確かに、民間内で流通という視点もございますが、一方で市が主体で行う空き家活用という視点も存在します。  前回も、文化財保護視点で質問させていただきまして、国も生かされていない文化財活用を積極的に進める方向に向かっておりまして、亀山市でも関宿など古民家を生かした施設が複数今ございます。  もちろん、文化財だけでなく、一般空き家でも立地的に生かせるなどさまざまな活用が見込まれますが、そのような視点で、現在または将来に亀山市が考えている空き家活用事例というはあるでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。
    産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  空き家活用につきましては、空き家情報バンク制度によります空き家情報提供、移住施策に絡めた県外、市外から移住者で空き家を改修される方へ改修費一部補助制度、先ほどご紹介させていただきましたけれども、そういう補助制度などを行っておるところでございまして、また、空き家等を改修いたしました宿泊施設、交流施設として活用、また古民家として活用、そのほか住宅循環システム構築など、やはり関係部署と連携が必要となってまいりますので、連携を図りながら今後研究も検討も進めてまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  現在、整備を進めている西町児童短期入所施設も、ここは疾病や仕事などで一時的に子供養育が難しい場合に利用できる施設として平成32年に開所予定とお聞きしておりますけれども、これは何か所有者ご厚意で寄附された空き家だったと思うですが、実はこれ半年前ぐらいに、ある里親会ほうに参加させていただく機会がありまして、そこでこの施設をつくるに際して、近隣地域皆さんさまざまな人理解や助けがあったとお聞きしております。  このような公的に関与する空き家活用にはその周辺と連携が大事になります。そこで、このような空き家に関する地域と情報共有についてどのようにお考えがあるかをお聞きします。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  地域と情報共有、連携でございますけれども、平成27年度、28年度にかけまして、各自治会にご協力をいただきまして、空き家調査ほうをさせていただいて、当時空き家現状を把握させていただいたところでございます。  今後につきましても、自治会と連携を図りながら空き家把握をやっぱり行っていく必要があると考えてございまして、活用できる空き家所有者方に活用を働きかけるなど、地域とともに取り組んでいくということも重要かと考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  本当に地域とともにというはとても大事だと思いますので、協働で一緒に頑張っていってもらいたいと思います。  ちょっと次に移りたいと思います。  今度は、空き家保全についてですが、平成28年9月に亀山市空家等対策推進に関する条例が、29年3月に亀山市空家等対策計画が作成されております。  現在特定空家、管理不全状態空き家数、また講じた措置など現状と傾向についてお聞きいたします。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  特定空家等と管理不全状態空き家につきましては、亀山市空家等対策協議会におきまして認定をしておるところでございまして、特定空家等につきましては、これまで8件認定を行っておりまして、そのうち4件が解体済みで解消されております。2件は解体予定で、現在解体予定でございまして、そのうち1件は解体補助金申請をいただいておるところでございまして、もう1件については、解体業者選定をされておるというような状況でございます。  一方、管理不全状態空き家等でございますけれども、これまで18件認定を行っておりまして、そのうち3件が解決済みということでございまして、1件は、草木繁茂による景観問題解消ということ、2件は解体をして解消していただいたというところでありまして、引き続き、空き家状況を把握いたしまして、特定空家等や管理不全状態等空き家認定、また速やかな対応を促してまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  特定空家、管理不全状態空き家、何よりも本当に空き家というが地域に大きな影響を与えていくがわかっておりますし、またこれからもどんどんふえていくということも予想されております。  これ、とても大事なこととして活用も保全もですけれども、何より早く気づいて、早く手を打つというがとても大事になりますので、私としても今後も先進事例などにアンテナを張って、解決につながる方法を探っていきたいと思いますが、市ほうもぜひ十分に視点をそちらほうに向けていただきたいと思います。  それでは、乗合タクシー制度について、質問をさせていただきます。  乗合タクシー制度について、間もなく1年を迎えるということで今回改めて質問をさせていただきました。  私、以前からこのデマンド交通を推進すべきという立場で今まで来ましたので、この乗合タクシー導入については歓迎をしておるですけれども、なかなか導入が難しいということも最初から理解はしております。そのような中でも、さまざま工夫をされて、状況も今改善に向かっているというふうなお話を聞いております。  そこでまず、最初に制度利用状況についてかなり細かく聞いていきたいんですけれども、きのう答弁中で、登録者が2,900人を超えておりまして、乗合率なんですが、ちょっとメモができなかったので、2人以上で乗る乗合率についてはどのぐらいなかについてお聞きしたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  2人以上で乗る乗合率ということでございますけれども、本年度も昨年度と実績はこれまでほとんど同じでございまして、1便当たり1.2人というような状況でございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  次に、予約成約率についてお聞きします。  つまり、このシステムでは事前予約が必要になりますけれども、その乗りたいという登録者方が時間どおりに乗車できるかどうかという率についてわかりましたら教えてください。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  タクシー事業者へ聞き取りでございますけれども、それによりますと予約を断らせていただくようなことはないということでございまして、ご予約をいただいた方全て利用者が希望どおり時間に、現在、ご利用いただいている状況ということで伺っておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  現在は、お断りすることはないということでお聞きさせていただきました。  乗合タクシー目的一つとして、バスが通らない空白地域をなくすことがありましたが、登録者数と利用率について、これ地域別傾向というはありますでしょうか。  今までバス路線がなかった地域方が登録が多いとか、利用が多いとかそういった傾向があれば教えてください。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  地域別傾向ということでございますけれども、まずは登録数ということでご答弁をさせていただきますと、75歳以上人口に対する割合、市全体といたしまして、約44%方が登録をしておりまして、その中で地区別に開催をいたしました事前登録説明会などで、多数お集まりいただいた地区では50%を超える方に登録をいただいておるところもございます。  一方、地域別利用状況に関しましては、市街地とその他地域に明確な差は、現在ないところでございまして、積極的に利用者登録に取り組んでいただいた地区、また通院などで定期的にご利用いただく方がいらっしゃる地区については、率も上がって好調な利用をいただいておるような状況でございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  やはり地域で説明、理解度とかもあるかなと少し感じました。  次に、利用傾向についてお聞きします。  この乗合タクシー利用仕方ですけれども、主にどういったご利用がされているかを傾向があれば教えてください。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  利用傾向ということでありますが、利用頻度が高い停留場を見てみますと、市立医療センターを初めといたしました医療機関、福祉施設そして商業施設が上位を占めておるようなことでございまして、当初から乗合タクシー主な用途として想定をしておりました通院と買い物、これにご活用いただいておると、そのように思われるものでございます。  特に、今年度利用傾向でありますけれども、単独及び乗合自動車、いずれも基本エリア500円、乗合でしたら400円エリアでありますけれども、そのエリア内で利用が87.7%というような状況になっておるところであります。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  傾向が狙いどおりといいますか、予想どおりで医療機関、商業施設等ということで、利用時間帯もお聞きするつもりでしたけれども、大体わかってくるということですね。  では、次に移りたいんですけれども、バス停について質問いたします。  最初に、地域で調査、決定がされたバス停から途中で増設をしておりますが、これはどのような理由からなかお聞きします。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  地域停留場ということでお答えをさせていただきますが、乗合タクシー地域停留場設置につきましては、各自治会に一、二カ所程度、またその間隔については500メートル程度という基準で最初スタートをしておりまして、昨日もご答弁申し上げておりますけれども、地域によってはやはり急な坂道があったり、また集落が分散をされておったり、停留場まで高低差があったり、また間に大きな交通量が多い道路があって危険だというような場合もございまして、地域それぞれ事情で個別に対応ほうをさせていただいておるところでありまして、各地域まちづくり協議会から停留場設置要望については、随時受け付けほうをさせていただいておりまして、要望書に基づいて亀山市地域公共交通会議で合意を得た上でありますけれども、昨年度乗合タクシー運行開始後15カ所、地域停留場を増設いたしたところでございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  そうしますと、また今後、地域停留所増設や変更要望があった場合なんですが、どのぐらいスパンで要求に対応できるか、どのぐらい待てば対応できるかということと、先ほども地域公共交通会議から決定というふうにありましたけど、その変更過程について、どのような過程を経るか教えてください。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  まず、地域公共交通会議でありますけれども、おおむね2カ月から3カ月間隔で開催をさせていただいておりまして、そこで合意を得るというようなことになってございます。  また、その合意やり方といいますか、地図上で既存地域停留場をお示しいたしまして、さらに新しく増設する地域停留所、それも示した中で500メートル範囲、それも整理をして、さらにその地域で事情、その辺を説明させていただいて合意をいただくというようなところでございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  一定ルールはある中で、個々事情に応じてきめ細かくは対応していただけるということで確認をさせていただきました。  最後に、費用についてお聞きをします。  現在、1回利用で500円費用負担で乗合タクシーに乗ることができるとなっておりますが、乗降区域が3つゾーンに分けられており、ゾーンをまたぐごとにプラス500円という料金設定がなされているということですね。  このシステム周知が進み、利用率が増加することで、乗合率などが上昇していくと、市民還元ではないですけど、理想乗合システム環境に近づいた場合に、この料金設定についても減額をするなど変更というは考えられるか。  また、タクシー助成金ではタクシーメーターによって料金が決まるために、まち中心にある病院やスーパー、ここが一番ご利用が多いんですけれども、特にそこから遠い地域に住む方にとっては住む場所によって距離不公平、料金不公平が生じるということが今までございました。  今回ゾーン制によって一定解消はあったと思いますけれども、これについてもゾーン外へ移動に対する加算料減額などは考えられるかについてお聞きします。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  利用料金、またゾーン設定ということでありますけれども、現時点ではまだスタートしたばかりでございますので、料金またゾーンについても現行どおりで進めてまいりたいと考えてございまして、将来的に、利用率が上がってさまざまな部分検証もさせていただいた中で、ゾーン、基本ゾーンについては、この乗合タクシーシステム中で、今ままで行くかなと思っておりますけれども、将来的な検討になるかなと。
    ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  可能性はあるということでお聞きをさせていただきました。  それでは、次項目に移ります。  市と事業者連携、ここでは委託先タクシー会社ということになりますが、その連携体制についてお聞きいたします。  亀山市は、この乗合タクシー制度中で、委託会社とどのようにかかわっているでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  現在、タクシー事業者につきましては、運行メーターによる料金を委託料でお支払いをしておるところでございまして、その流れ、ふだん乗合タクシー予約等流れでございますけれども、基本的に運行前日に事業者から市ほうへ提出をされます運行計画書、これによりまして利用者、運行件数、乗合状況を把握いたします。  平日は毎日タクシー事業者と連絡をとり合いまして、常に情報共有をしております。また、1カ月間業務が終了した際には、事業者から提出されます実績報告書、運行明細書によりまして、運行実績を精査、確認をいたしておりまして、地区別動向利用等も分析をしておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  次質問で、タクシー利用に関するデータ収集をどうしているかなということをちょっとお聞きしたかったんですけれども、運行前日に運行計画書が送られてくる。連絡をとり合っている。最終的に1カ月に1回実績報告書ということで、結構密に連絡をとり合っているということでお聞きをしております。  あと、利用者タクシー利用に関する意見や希望データ収集に関して、こちらはきのう福沢議員答弁中で、登録者に直接お電話でお話を聞いているということを答弁中で聞きました。  その運用データにつきましては、通告聞き取り際にも利用ごと、予約ごとにファクスで送られてくるということで、何か聞き取り際にアナログですねという意見を申し上げたんですけれども、こういったファクスでもいいんですけれども、こういったデータというは保管していくですよね、恐らく。データで集積していくと思うですが、市長に1つお伺いをしたいと思います。  先日全員協議会中で、第3次亀山市行財政改革大綱概要を説明されまして、その中内容中で、ルーチンワークについてはAIやRPAを利用して職員生産性、向上性をふやす。つまり、単純な定型作業というを自動化する技術、こういったものを導入していこうということなんですけれども、私、まさにこの乗合タクシーこそ、この機能を生かすに適切なんだと思うんですけれども、市長お考えはどうでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  今、触れられましたまさにアナログな対応であろうかと思いますけれども、このオンデマンド乗合タクシー制度がさらに将来的に定着をし、バージョンアップをしていく中で、今ご指摘ような、いわゆるデータを分析し、またそれが事業者におかれても配車へ連動するようなそういう仕組みができ上がっていくことが望ましいというふうに思っておりますし、私どもその利用動向をデータ蓄積中で判断をし、次対策に変えることができれば効果的であろうと思いますので、本当にICTあるいはRPA、そのような活用に向けて努力をしていきたいというふうに思います。  まだ現実はその前段階で、極めてアナログな対応でありますけれども、しっかりこの制度がより広く定着化できますように、まずは努力をしてまいりたいというふうに思います。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  前向きな答弁をいただいたと思います。  少しずつこの乗合タクシー制度というを育てていくといいますか、よくよくしていく。  特に、本当にこの乗合タクシー制度なんですけれども、いいカスタマイズ、自分たち使い勝手といいますか、利用に合わせて変化することが細かいところでできるというが本当にいいところだと思っております。  この乗合タクシー制度では、利用者に必ず登録をしてもらうというところがございますので、個々利用把握がとても、個々利用というが把握可能です。もちろん、個人情報保護ため対策も既にできた状態でありますし、利用状況を把握し、人流れであったり、人動きがわかるということは、このシステムをより利用者ニーズに合わせるために役に立っていきます。そのデータというは公共交通だけでなく、都市計画、総合計画にも役立つはずです。  前も2,000人にアンケート調査を実施しても、やはり100%返信が返ってくるということはないんですけれども、この動きというは100%確実にわかる、そして正確であるというがいいメリットであると思っております。  確実なデータとして、アンケート補強としてもぜひ導入ご検討を少しずつでもしていっていただきたいと提言をしておきます。  では、3番に移りたいと思います。  市と地域と連携体制について。  これですが、この乗合タクシー制度導入や活用、市民へ周知など、地域と連携は欠かせません。亀山市はこのタクシー制度に関して、地域とは今お話中でどのようにかかわっているかということはお話をしていただきました。  一方で、地域へ情報提供、広報についてはどのようにされているか。また、地域にお住まい利用者声というはどのように集めているかについてお聞きしたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  まず、乗合タクシー周知でありますけれども、これまでから市広報へ掲載、またケーブルテレビZTVで放送、さらに出前講座で制度周知等を実施させていただいてきたところでございまして、また、乗合タクシー利用者方へ電話聞き取りは行っておりますし、そのほか昨年度、登録されたものの利用されなかった方についても電話でご意見、なぜ利用されないかというようなご意見を聞かせていただいたところでございまして、本年度もまた同じようなことでお声を集めたいと考えておるところでございます。  利用者ご意見でありますけれども、やはり制度を見直したこと、無料体験乗車券配付ともに好評いただいております。そのことから、今後も引き続き、しっかり広報で紹介、出前講座で制度周知など利用促進啓発をしっかりやっていきたいと思っておりますし、またご依頼があれば、地域まちづくり協議会とか自治会等各種団体につきましても、随時訪問させていただいて、ご説明をさせていただきたいと考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  それでは、次に移りたいと思います。  次項目、地域生活交通再編事業で位置づけについてです。  こちら中で、地域生活交通として鉄道、バス、タクシー等ございますが、このような交通手段と連携、ここでは交通手段中で乗合タクシー位置づけというはどういったものなかについてお聞きをしたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  まず、乗合タクシー制度導入に至った経緯でありますけれども、バス路線再編による交通不便地域解消限界、また運転免許証返納者へ対応増加、そして市内地域公共交通が抱えるさまざまな課題を解消していくということで、鉄道やバスなどを補完する新しい新たな公共交通として乗合タクシー運行を開始したものでございまして、しかしながら、乗合タクシーだけで公共交通全てを賄おうという考えではございませんでして、鉄道、バス、一般タクシーといった公共交通手段にさらに乗合タクシーを加えていただきまして、利用者皆さんが使いやすいものを選択、あるいは組み合わせを行っていただきまして、最も効率的、効果的な方法で活用いただきたいと、そのように考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  本当に今公共交通あり方というは、全国各地中でもさまざまな取り組みをされておりまして、いろんな考え方やいろんなシステムが動いていると思うんですけれども、やはりバス一本でやっていこうとか、デマンドタクシーだけでやっていこうというところは一つもなくて、やはり組み合わせ、そして選択肢一つとしてということで、今回新しくその一つとして選択肢がふえたわけなんですけれども、それでは最後公共交通利用者状況についてお聞きをしたいと思います。  特にバスですね、コミュニティバス等もございますけれども、バスについて現状、そして利用状況、傾向についてお聞きをいたします。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  バス現状ということでありますけれども、公共交通うちバスにつきましては、現在10路線、そのうち営業路線が2路線、廃止代替路線が2路線、市コミュニティバスが6路線でございまして、その30年度利用実績ということになりますけれども、市内バス路線等利用者総数は、乗合タクシー利用者を含めまして31万3,053人ということで、約31万3,000人というようなことになってございまして、平成29年度、この利用者総数が30万9,412人ということで、30万9,000人でありますけれども、それと比較をいたしまして、特に営業路線利用者方が大幅に増加をしておりまして、3,641人、平成30年度はバス利用者が増加したと、年間でありますけれども。そのような状況でございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  乗合タクシーが導入されたも平成30年度ということで、影響はどうなかと聞きたいですけれども、なかなかちょっと難しいと思いますので、次に移りたいと思います。  運転免許返納状況について、こちらですけれども、平成23年6月定例会でも私この免許返納についてお聞きした記憶があるんですけど、随分ふえているかなという思いがありまして、お聞きしました。  亀山市自主返納状況についてお聞きいたします。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  亀山市内方で運転免許返納数は、平成28年度は63人でございまして、平成29年度は166人、平成30年度は160人と近年大幅な増加傾向にあるということで、亀山警察署から伺っておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  この乗合タクシー制度につきましても、運転免許証返納者へ対策がその主な理由であるという市答弁も過去にございます。  運転免許返納が進まない大きな理由一つに代替となる交通手段がないというもありました。その一助一つとなるが、この乗合タクシーであるはずだと思っております。  私も、移動手段として市民皆さん移動選択手段というが1つふえるということで、すごくよいなとは思っているんですけれども、だからこそ、より理解がやっぱりどうしても今追いついていないかなというところもございまして、理解が深まって、利用が促進し、それによってよりよいシステムを構築していく、それにつながっていくことを期待しております。  なぜならば、この乗合システムというは、バスと鉄道とは違い、先ほども申しましたけれども、さまざまなカスタマイズができる、利用者好みや使い勝手で、自分仕様に合わせて仕様変更ができるというところが本当にこのデマンド交通大きなメリットです。市民と業者と市、これがともに連携して自分たちにぴったり、亀山市にぴったり移動手段をこれからつくっていけるという可能性をとても持っているシステムであると思います。  そこが乗合タクシー最もよいところ、最も強みであると思っているんですが、一方でこのデマンド交通を導入した自治体、失敗に終わったところも多数ございまして、私が視察に行った自治体幾つかございますけど、その中でももう3つデマンド交通から撤退しております。  だからこそ、やっと生まれたこのシステムというを一丸となって守って、守り育てていきたいと思っております。そこで、最後に市長にこの乗合タクシーお考えについてお聞きをいたします。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  大変力強いエールをいただいておると思っておりますが、超高齢社会が進展をしていきます中で、今本当にこの新しい制度が市民皆さん、特に高齢者皆さん本当に日常大変必要なセーフティネットとして、これが機能できるようにということで導入をいたしました。  いろいろ課題はございますけれども、しっかりこれが定着をして、そしてより利用促進でおっしるように、この新たなより進んだシステムとして展開できますことを、本当に願っておりますし、多分、これはよそにできて、この亀山にできないはずはないという、そういう思いからスタートをいたしました。ぜひ、まちを挙げて、5年10年かかるかわかりませんけれども、この仕組みが本当に亀山モデルとしてしっかりと定着できますように、そんな思いで進めてまいりたいたいと、こう思っております。  多分、超高齢社会を本当にしっかり支える基盤一つとして、そのように育てていくことができればと願っておりますので、議員各位また市民皆様引き続きご協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  豊田議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  時間がありますので、もうちょっとだけ。  質問ではなくて、済みません、市長にも今、お話しいただきましたけれども、ぜひ担当者方々もデマンド交通を長く続けている、例えば10年以上続けているところもございます。そういったところでぜひ調査してきてほしい。なぜ続いているかとか、なぜ親しまれているか。こういったことを自治体に視察に行って、話を聞いてくるだけでなくて、実際にそのまちを歩いてみてもらって、地域声を聞いていただければわかることって結構あったりするんです。  すごくいいよとかいう声をやっぱり聞きますので、何度も私、事例紹介している玉城町さん、県内にありますけど、そういったところとか、私がこの質問を始める前から、安曇野市とかでも結構ずうっとあづみんというバスが走っているんですけど、これも職員さんがいいよと亀山市に訪れてきたときにお友達になったんですけど、言っていらっしゃいました。  このシステムが私が守り育てていくことで、将来的には私たちが支えて守られるものになるように育んでいきたいと気持ちを込めまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(小坂直親君)  8番 豊田恵理議員質問は終わりました。  会議途中ですが、午後1時まで休憩します。               (午前11時54分 休憩)   ─────────────────────────────────────               (午後 1時01分 再開) ○議長(小坂直親君)
     休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、1番 草川卓也議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  草川卓也でございます。  それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  まずは、さらなる交通拠点性向上についてということで、リニア中央新幹線品川-名古屋間2027年開業によるインパクトについてでございます。  これまでリニアに関しては、2023年に駅位置が決定されますので、それまではPRに注力、また基金を着実に積み立てると、そして駅位置が確定したら2037年全線開業までにリニア駅周辺まちづくり、そしてまたアクセス道路など周辺インフラ整備を進める、そういった検討を行うというが主な内容だったと認識しております。  今回、私が質問で強調したいは、2027年に予定している品川-名古屋間開業によって名古屋という都市求心力が急拡大するということであります。この2027年、リニア名古屋インパクトを亀山市はどう捉えるべきか、これが今回テーマでございます。  1枚目資料をごらんください。  上表をごらんください。  2時間圏人口、その名とおり、ある都市に2時間で行ける距離にいる人口でありますが、名古屋が品川、大阪を抜いて日本最大となります。アクセス性よい大都市という意味では名古屋が初めて日本一となる、そういった国土構造に転換されるわけでございます。名古屋と直接つながる中部圏には特に大きな経済効果が期待されます。  そして、そのまま下表をごらんください。  中部圏経済効果がまとめられています。愛知・岐阜・長野経済効果が群を抜いておりますが、これは2027年、名古屋開業時点で中間駅ができるのでこれは当然でございます。名古屋より西に位置する都市では、三重県が最大経済波及効果があると想定されているわけです。これをいかに生かすかが重要だと考えます。  では、お伺いいたします。  このような2027年インパクトで、亀山市にどのような影響があるか、また交通結節点として求められる施策とは何か、市見解を伺います。 ○議長(小坂直親君)  1番 草川卓也議員質問に対する答弁を求めます。  山本総合政策部長。 ○総合政策部長(山本伸治君)(登壇)  国家的プロジェクトでありますリニア中央新幹線2027年品川-名古屋間先行開業は、東京-名古屋2大都市圏を約40分で結ぶ、まさにスーパーメガリージョン母体に相当する経済圏誕生につながってまいりますので、そのインパクトは非常に大きく、必然的に関係都市にも波及的影響が強く及ぶものと予測をいたしているところでございます。  中部圏におきましては、一大ターミナル機能を有する名古屋駅と、その周辺において都市集積や経済活動が促進されますので、名古屋へ通勤・通学圏域である本市におきましても、産業、経済面で波及を初め、観光誘客による交流人口増加、通勤・通学圏拡大、居住人口増加など幅広くプラス面で波及効果が期待できると考えているところでございます。  あわせまして、隣接県における先行開業は、リニア利用実態や開業後都市変化が駅誘致に取り組む本市を初め、三重県内へ具体的に伝わりやすいとも考えられますので、全線開業時県内停車駅設置後中間駅都市に対する期待は飛躍的に高まるものと考えているところでございます。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  亀山から名古屋へとそういった接続性ということで、居住人口増加というものも期待できるというご答弁をいただきました。  それで、2枚目資料をごらんください。  名古屋開業時における東京と時間短縮がまず1つ目に書かれております。  亀山市は約30%ということで、名古屋から100キロ圏とありますけれども、実際ところ、亀山駅と名古屋駅は距離にしておよそ60キロ程度でございますので、実際鈴鹿市とそう変わりませんし、津市よりも名古屋駅から近いはずです。では、なぜ津市よりもこの短縮率が低いかといいますと、ご存じとおり、亀山駅から発車する特急列車がない上に、いまだに亀山-四日市間が単線だからであると理解しております。  そこで下ほうを見ていただきたいんですけれども、2027年名古屋開業時周辺地域づくり方向性とあります。亀山市はタイプ2に位置しておりまして、名古屋駅へアクセス性向上、これが重要となる都市と位置づけられております。名古屋駅へアクセス性と地域拠点駅使いやすさを高めることにより発展が期待できるとあります。  では、お伺いします。  どうすれば、亀山駅から名古屋駅へアクセス性向上を実現することができると考えますか。 ○議長(小坂直親君)  山本部長。 ○総合政策部長(山本伸治君)(登壇)  リニア中央新幹線先行開業後は、生活圏拡大やビジネス需要増加等によりまして、リニアによる首都圏方面へ移動需要が高まることが予想され、その際名古屋駅でリニア利用はJR在来線によるアクセスが主流になると見込まれますので、リニア在来線間鉄道連携ため名古屋駅へアクセス強化や移動快適性向上を促進する取り組みが必要になってくるものと考えているところでございます。  一方で、地域資源磨き上げやにぎわい創出、地域発信力強化、観光交流促進など交流人口、定住人口、関係人口増加を初め、住みやすさや都市魅力度、地域ポテンシャル向上につながる、そういった関連施策を幅広い分野で展開していくことも必要になってくると考えているところでございます。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  ありがとうございます。  鉄道連携、またそういった交流人口などを意識して、地域ポテンシャルを高めていくということでありましたが、先ほどから申し上げているように、亀山市はこれだけ共通拠点性が高いと言われつつも、亀山駅から名古屋駅アクセスというは改善されつつあるとはいえ、まだまだ不十分であるとそのように認識しております。  先日、配付されたアンケート、第2次亀山総合計画前期基本計画推進ため市民アンケート調査報告によりますと、市民が最も重要だと思っている取り組みでありながら、最も満足度低い取り組み一つにこの鉄道利便性というものが該当しておりました。  なので、そこでお伺いしますけれども、名古屋駅へアクセス性向上ために亀山市民悲願でもありますこの関西本線複線化による鉄道利便性向上、これ今こそ必須であると考えますけれども、市見解と今後取り組みについてお伺いします。 ○議長(小坂直親君)  大澤産業建設部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  今後複線電化進め方ということでございますけれども、関西本線複線電化を初めまして、さまざまな要望を行っておりますが、2027年品川-名古屋リニア開通によりまして、輸送量も増加し、在来線必要もますます高まるものと思われます。  そのことから、今後も鉄道を利用される市民皆様利便性が向上するように、引き続き三重県及び沿線自治体等と連携をいたしまして、鉄道事業者へ要望活動を行うとともに、利用者増を目指した利用促進啓発活動に取り組んでまいりたいと考えております。  特に、名古屋駅へアクセス強化でありますけれども、交通拠点として本市地域ポテンシャルを高め、先行開業時リニア効果を優位に得ることにつながると考えられます。そのため、県内、中勢、伊賀方面、滋賀方面など広域で利用者増も視野に入れながら、在来線利便性向上、とりわけ複線化に向けまして、リニア亀山市民会議で取り組みを含めて引き続きJR東海や関係機関に働きかけを行うとともに、利用促進を図る取り組みを積極的に展開してまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  2027年インパクトがある中でますます促進していくというご答弁だと理解いたしましたが、これからますますこの沿線地域においても少子・高齢化といいますか、人口減少が進んでまいりますので、やっぱり乗降客数に影響があります。やっぱりこれは急がなければいけないことだと思いますので、こちらはぜひ市長自身も市民会議会長もされていらっしゃいますので、ますます積極的に推進していただければと思います。  また先ほど少し触れましたが、亀山駅には特急列車がありません。亀山-四日市間、複線だろうが単線だろうが亀山駅にぜひ必要なは、リニア接続ライナーと呼べるようなそういった特急列車であると思っております。2027年リニア名古屋開業に合わせて、亀山駅と名古屋駅を例えば40分程度でつなぐような特急列車があれば、リニア接続を求めて、先ほど広域連携話をいただきましたけれども、多く地域から亀山駅に人が集まって、交流が盛んになると、そういった経済活動につながるものと考えております。  リニア接続ライナー、名称はこだわりませんけれども、そのような特急列車が亀山市には必要だと考えますが、市見解と今後JR東海などと交渉余地について伺います。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  議員ご提案リニア接続ライナー、名古屋駅まで特急列車ということでありますけれども、在来線拡充によるそういう列車運行につきましては、やはりリニアへ快適なアクセスが可能になる有効な手法一つであるとは考えておるところでございますが、現行快速便を超える運行拡充となってまいりますので、やはり単線で運行では限界があるということも踏まえまして、複線化とあわせた中で検討、この後要望活動を進めていくということになってまいると思っております。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  ぜひ、その広域連携優位性などを考慮してJR東海と交渉であるとか、その中で可能性をぜひ見出していただきたいと思います。こういった特急列車は亀山市にとって絶対大きな求心力となるということを強調したいと思います。  このように2023年リニア亀山駅が確定したとしても、2037年開業までに亀山市求心力を高める取り組みというはあらゆる形で絶対必要だと思っております。  その中で、後背地という言葉がございます。ある都市周辺にあってその都市と結びつき強い地域ことを指します。いわゆる経済的勢力圏と言われますけれども、この後背地が大きいほど都市規模が大きいと言われております。自治体間競争と昨今言われますけれども、これからは広域連携による共存共栄時代であると私は考えております。  そこでお伺いしますが、亀山市はその後背地拡大についてどのような施策を考えているか伺います。 ○議長(小坂直親君)  山本部長。 ○総合政策部長(山本伸治君)(登壇)  市として後背地をどのように広げていくかということでございますが、リニア中央新幹線先行開業による中部圏インパクトは、名古屋市を中心に広範に及ぶものと想定されますので、その効果的な活用や取り組み展開につきましても、広域的な連携が不可欠であると考えているところでございます。  そうした観点からは、三重県下29市町が参画し、早くから取り組みを展開するリニア中央新幹線建設促進三重県期成同盟会を初め、在来線整備促進を図る三重県鉄道網整備促進期成同盟会、関西本線沿線4県20市町村で構成する関西本線整備・利用促進連盟、関西本線JR西日本沿線自治体で組織する関西本線木津亀山駅間活性化同盟会、さらには伊賀・甲賀・亀山広域連携推進会議など県内外広域連携組織体制を基礎に、引き続き県はもとより関係自治体、関係団体と連携を一層密にしながら、一体的な取り組みを図ることが重要であり、そうした取り組みを通じましてリニア効果を生かす圏域づくりへ深い理解や連帯感がさらに醸成されてくるものと考えているところでございます。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  2027年、このインパクトこういった情報、こういった共有がまだまだだと思いますので、ぜひそういった取り組みを進めていっていただければと思います。  資料順番前後いたしますが、先に4枚目地図資料をごらんください。  先ほどからお話しいただいておりますが、私も例えば新名神高速道路を通じた滋賀県と接続、特に大津、草津、甲賀、土山だの、そういった都市と接続というは大変重要になってくると思っております。  滋賀県から名古屋へは必ず1県またがなくてはならないという意味でも、まだまだアクセスに課題が残るかなと、これは私見でございます。  だからこそ、滋賀県方々が名古屋駅からリニアに乗るためには、亀山駅を経由すれば便利なんだというそういった仕組みをつくる必要があると思っております。そうすれば交流人口は格段にふえます。そのためには、絶対にリニア接続ライナーがなければ魅力がないというが私考えでございます。これは、アクセスという点で魅力でございます。後背地拡大ために、ぜひ亀山市として積極的に取り組んでいただきたいなと思っております。  そして、次に移りますが、後背地から訪れる方々にとって魅力的な亀山駅、その亀山駅前というはどのようなものでしょうか。  資料に戻りますけれども、2枚目資料をもう一度ごらんください。  この下黄色で塗ってある部分でございますが、地域拠点駅として使いやすさを高めることにより発展が期待できる、この地域というは何も亀山市だけではなく、後背地全て含めた地域だと思っております。地域拠点駅として使いやすさをどのように向上させていくことができると思うか、見解をお聞かせください。 ○議長(小坂直親君)  山本部長。 ○総合政策部長(山本伸治君)(登壇)  まず、亀山駅にリニア駅が設置されますと、これは先日来ご答弁させていただいておりますが、新駅という形で設置という形になろうかというふうに考えておりまして、やはりリニア新駅と在来線亀山駅、これが相互に相乗効果をあらわして、それぞれ利便性が高まることが非常に重要であるというふうに確信をしておるところでございまして、そういった意味ではリニア新駅と在来線亀山駅アクセス、これがさらに向上することが重要であり、ひいては在来線亀山駅周辺整備、こういったものが相乗的に進められることがリニア新駅と相乗効果も増す要因になってくるものと、そんな認識を持っておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  私自身も亀山駅周辺発展というものが、この亀山市求心力を高めるという意味でも、とても重要であるとそのように考えております。  滋賀方面から、例えば高速道路で亀山駅に来たものの、十分な駐車場がなければお話になりませんし、高速バスで乗り入れるならバスターミナルも必要になると思います。  名古屋まで電車で快適に乗り継げるように、乗り合わせ時間に駅前で快適に過ごせると、そういう空間も必要になってくると思います。そこから初めて地元と交流が生まれ、経済活動や観光、そういったものにつながっていく。求心力を高めるためには、駅前発展というが絶対に必要不可欠だと強調したいと思います。  そして、3枚目資料をごらんください。  リニア開業による地域活性化構図であります。  一番上を読み上げますと、リニア開業後沿線地域では経済効率高い立地を生かして、産業機能を誘致し、民間償却資産増進を図るべきであると、また質高い交流人口推進を図る必要があるとあります。  今まで申し上げてきた交流人口というは、ピラミッド一番上部分で、地域外から消費増加によって、経済活性化が期待できるというものであります。その交流人口を定住促進へつなげていくためには、求められるは地域として魅力、亀山市総合計画「緑健都かめやま」これを着実に推進することで実現できると考えております。  そして、最も優先して計画的に取り組むべきとされているは、ピラミッド土台となる産業機能高度化、雇用確保、民間償却資産増進であります。  亀山市も名古屋とアクセス性を生かすことで、さらなる産業集積チャンスが訪れると、先ほどから答弁をいただいておりますが、ここで再度4枚目地図資料をごらんください。  黄色で示したは、私が書いたんですけれども、亀山、名古屋、大津、草津、このあたりを結ぶ高速道路、これは求心力高まる名古屋から2027年インパクト波及効果を周辺地域にもたらすために重要なネットワークであると思っております。
     この地図を見てとおり、名古屋圏経済連携に滋賀県がかかわるためには、亀山市というが重要なポジションにあることがわかると思います。さらなる企業誘致や物流拠点集積というものが期待できると考えております。  では、お伺いしますが、このように名古屋圏経済活動が活発化する中で、亀山市強みとしてPRできるものとは何でしょうか。 ○議長(小坂直親君)  山本部長。 ○総合政策部長(山本伸治君)(登壇)  亀山市強みということでございますが、リニアを一つ例にとってお答えをさせていただきますと、リニア先行開業時前には、全線開業に向け、名古屋-大阪間ルートや駅位置も決定されてまいりますので、リニア中間駅市内設置を促進する観点からも、これも議員ご指摘でございましたが、引き続き第2次総合計画に基づき、交通拠点性向上を初め、魅力ある都市づくりに向け、産業立地推進、中心的都市拠点強化、健康都市政策推進、子育て環境充実、自然・歴史資源保全・活用など「緑健都」具現化に資する施策を重層的に展開していく必要があるというふうに考えております。  そうした施策を推進していく一つ大きな基盤になってきますが、やはり亀山市産業立地上交通要衝でありますところでありますとか、また都市魅力を高めるため歴史資源、こういったものが大きな亀山市アピールポイントであり、魅力であるとそのように認識をしておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  さらなる産業集積、これをするには亀山市には新たな受け皿というものが必要だと思います。  2027年という新たな目標ができた以上、それに照準を合わせて、企業誘致政策、特に新たな産業団地に関しては、これはもうすぐにできるものではないと思いますので、今から早急に進めるべきだと考えます。  これも3月に質問したこと継続質問になりますけれども、新しい産業団地検討状況確認等、2027年に向けて今から何ができるか伺いたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  亀山市交通拠点性強み、また内陸部に位置するという地震災害リスクが低いという強み、これら強みを生かしまして、これまでから多様な業種企業誘致を進めてまいったところでございます。  今後さらに、鈴鹿亀山線なども入ってまいりまして道路交通アクセス充実、リニア駅誘致など本市立地環境ポテンシャル高まりが見込まれますことから、さらに企業からニーズも高まってくるものと予想しておるところでございまして、昨年3月に完成をしました亀山関テクノヒルズでありますけれども、新分譲地10区画には既に5社8区画へ進出が決定をしておるところでございまして、残りは2区画になっておるところでございます。  既存分譲区画もありますものの、今後立地環境ポテンシャル高まりを考えますと、議員が申されますような企業受け皿となる新たな工業適地は必要になってくるだろうと考えておるところでございまして、今後につきまして、インフラ整備等民間企業等へ支援を含めまして検討を進めてまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  大きな進捗はないということだと思いますけれども、2027年という目標に向かってひとつ動いていただきたいなと思います。  この項目最後に、市長にお伺いいたします。  令和4年、2022年スタートする予定後期基本計画において、先ほどから申し上げておりますけれども、2023年、リニア亀山駅決定後まちづくり、そういったこと検討は恐らく追加されていくだろうと予測しておりますけれども、先ほどから私、申し上げておりますリニア接続ライナーや複線電化、駅前整備、鉄道アクセス、利便性向上と、高速道路ネットワーク経済広域連携による新たな産業集積など、2027年リニア名古屋、このインパクトを想定した施策、こういったものを記載すべきと考えますが、市長考えをお伺いいたします。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  ご案内ような、ご指摘ような本市は古くから交通要衝として中部、関西、両圏中間に位置をしながら、その機能を最大限に発揮しながら都市発展を遂げてまいりました。  こうした中で、リニア中央新幹線先行開業や新名神高速道路県内本線開通による高速道路ネットワーク充実強化は、本市資質や強みを飛躍的に高める新たな動きでありまして、その効果は産業振興を初め、ご指摘ように観光・文化、それから居住・定住促進など幅広い分野に及ぶものであると考えております。  とりわけ、2027年リニア先行開業によるインパクトは、本市都市成長に大きな影響を及ぼすと当然予測をされますので、これら波及的効果を本市持続的発展に結びつけていけますよう、中・長期的な展望に立ちながら、引き続き「緑健都」実現に向けた重層的な施策推進を着実に展開してまいらなければならないと考えておるところであります。  議員からは、今、名古屋へアクセス強化、広域的視点で産業振興、それから後背地と連携重要性、そういう意味では滋賀県湖東地区、湖南地区が本当に今、この地で動いておるいろんな動きに対してかなり関心と、またさまざまなアプローチを今、いただいておるところでありまして、私どもはそれを見越して、い・こ・か連携でありますとか、鈴鹿山麓無限∞会議でありますとか、いろんな取り組みを展開してきておりますけれども、幾つか政策分野とあわせまして、広域的な市内関係も含めたこの関係充実をしっかり高めていくことが極めて大事だと思っております。ご提言も踏まえまして、リニアインパクトへ効果的な展開をしっかりと進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  ありがとうございます。  じゃあ続いて、航空宇宙産業についてでございます。  航空宇宙産業は、世界的な成長産業とされております。日本における航空宇宙産業は特に名古屋を中心とした三重県北部を含む中部圏で成長が期待されているところであります。  3月議会で私質問に対して市長はこのように答弁されました。成長が期待される航空宇宙関連産業なども視野に入れながら企業誘致を促進したいと。  では、お伺いいたしますが、3月から今まで、航空宇宙関連企業とはどのようなかかわりを持ち、また産業集積についてどのような検討がなされてきたかお伺いします。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  本市航空宇宙産業関連企業誘致でございますが、平成24年度に三重県と共同で策定をいたしました亀山地域産業活性化基本計画、これにおきまして、航空宇宙関連企業誘致及び集積を図るとしております。  また、平成27年12月には、アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区推進協議会へ参画をいたしまして、誘致に向けて環境整備をしてまいりました。  そのような中で、議員が申されましたように、航空宇宙関連産業は、世界旅客需要増加を背景に成長が期待される産業でありまして、素材から加工、組み立て、生産設備、サービス分野まで産業裾野が広く、異業種と流通と相乗効果も多い産業だと認識をしておりまして、本年4月には、市長みずからが愛知県内航空宇宙関連企業に出向いていただきまして、トップセールスを行ったところでございます。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  トップセールスをぜひ続けて、引き続きお願いしたいと思いますが、まず、市内航空宇宙関連産業企業立地、また北勢地区、三重県北部航空宇宙関連企業立地状況についてお伺いしたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  まず、市内航空宇宙産業関連企業でありますけれども、国際戦略特区、アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区といたしまして、能褒野町にございます株式会社南条製作所が平成28年3月に総合特別区域指定を受けているところでございます。  また、北勢地区でございますが、本市で特区指定を受けている株式会社南条製作所を含めまして、7市町で延べ15社が特区指定を受けているところでございます。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  北勢地区でそれだけ企業立地が進んでいるということでございますが、南条製作所さん話が出ました。  こちらは能褒野に工場がございますけれども、鈴鹿に本社を置く会社でございます。ラジオを聞いておりますと、南条製作所さんが新しい工場建設ために最近従業員を連日ラジオで募集しているを聞きます。とても勢いがあるなという実感を持ちます。  調べたところ、鈴鹿市ほうでは平成28年、この時点で航空宇宙産業に特化した産業奨励制度というものを充実させております。地域で産業を育てようとしています。  亀山市こそ、このすぐれた立地環境を生かして、積極的に実効性ある政策を持ってこの成長産業を育てるべきではないでしょうか。ちょっと遅きに失するんじゃないかという印象を持ちます。今亀山市産業奨励制度、特別に変更しなければ、期間は令和3年まででございますので、今ところ、特に航空宇宙産業を意識しておりません。今後、航空宇宙産業に特化した奨励制度を充実させる必要があると考えますが、見解を伺います。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  本市地域産業地域活性化計画では、航空宇宙産業関連につきましては、今後成長も期待できることから、さらなる集積や需要高度化を図るとしております。  また、産業持続的な成長を実現していくためには、経済状況や産業構造変化にも対応できる多様な産業集積を図る必要がありまして、航空宇宙関連産業等成長分野企業誘致や本地域へものづくりを支える既存産業一層高度化、高付加価値化を支援することが必要であると考えております。  しかしながら、本市奨励金制度でございますが、現在航空宇宙関連産業を対象にはしておりますものの、鈴鹿市ような成長産業に特化した特例は設けていないところでございます。現在奨励金制度でございますが、令和3年度までとなっておりますので、今後制度見直し際、特例必要も含めて検討してまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  ぜひお願いしたいと思います。  現状、先ほどから話に出ておりますアジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区、三重県では今ところ北部もそうですけれども、主要区域として三菱重工株式会社松阪工場地区というものが指定されております。松阪では、三菱重工株式会社を中心に航空機部品生産協同組合をつくり、効率的な生産体制というものが構築されております。  亀山市もこれを参考に、ぜひ交通結節点たるポテンシャルを多いに生かした、北勢地域航空宇宙産業クラスター形成検討、こういった広域連携を他市と協力しながら進めるべきだと考えますが、市長見解を最後伺います。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  三重県を含みますこの中部地域は、日本航空機部品5割以上、それから航空機機体部品で約8割を生産する我が国随一航空宇宙産業拠点となってございます。  現在、本市は特区活用等々、そして南条製作所さんが立地をいただいておるところでありますけれども、今ご指摘ように、中部・近畿両圏中間に位置する地理的優位性、それから交通結節点、あるいはそのネットワーク等々、大変アドバンテージが本市にはございます。さらに今後ますますそれはポテンシャルが高まるものというふうに考えております。  この後につきましても、本市強みを生かしつつも、今、ご指摘ように鈴鹿、四日市市を初めといたします北勢地区、市町10市町ありますが、と連携は当然大変重要でございますので、このクラスター形成につきまして、北勢地域で連携を模索していきたいと思いますし、その研究を進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  ありがとうございました。  では最後に、亀山駅周辺整備事業についてでございます。  ちょっと時間が押してまいりましたので、少し質問を飛ばしますが、昨日一般質問でも取り上げられておりました。2ブロック地区、市街地再開発事業実施に向けた工事着工、竣工まで今後スケジュール、これに関しては現在進めている権利変換計画認可や施工業者プロポーザルが予定よりおくれておりますけれども、これに関しては鋭意努力上、スケジュールに影響ないようにしていくといった答弁があったものと認識しております。  そこで、先日駅周辺整備事業特別委員会で提出されました資料中に参加組合員協定書、こういったものが入っておりました。そんな中、図書館保留床購入、これによって亀山市が2ブロック地区市街地再開発組合参加組合員に加わることになるということです。参加組合員になった市は、市街地再開発組合理事として参画するか、また参画するであれば、その時期はいつになるか、確認したいと思います。 ○議長(小坂直親君)  亀渕産業建設部次長。 ○産業建設部次長(亀渕輝男君)(登壇)  亀山市は、市街地再開発組合が施行いたします施設建築物公益保留床を取得する予定でございまして、これが本年8月21日に再開発組合と参画組合員協定書締結をいたしました。  今後、協定書に基づきまして、組合総会において市を参加組合員とする組合定款変更が承認されましたら、保留床取得者として組合一員となるものでございます。  また、理事として市参画につきましては、理事会及び総会において選出されることが必要でありますが、市といたしましては、保留床取得者として利用推進に参画することは重要であると考えておりまして、理事としても参画してまいりたいというふうに考えております。  なお、理事として参画時期でございますが、早い段階で参画できるよう、組合と協議を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  では、その理事には市からどなたが名前を連ねることになりますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  亀渕次長。
    産業建設部次長(亀渕輝男君)(登壇)  市街地再開発事業における組合員は、保留床取得者である亀山市として参画することから市長が組合員となります。  その上で、理事として参画する場合理事人選につきましては、現時点では未定でございますが、市職員より人選することとなると考えております。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  組合員は市長で、理事はまだ未定ということでございました。  私は、今こそ市長リーダーシップに期待したいと、そのように思っております。今こそが、この事業、駅前周辺整備事業分水嶺であると、そのように考えております。  権利変換計画、この認可を年内にということで聞いておりますが、これは当然相手様いらっしゃることでございますので、年内にまとまるという確約はまだないと思います。もちろん、昨日一般質問答弁もありましたように、法的手段というものはあるということでしたが、スケジュールどおりこの権利変換計画が認可されるように、全員合意を目指して、最大限努力をされるというはもちろん当然ことだと思います。  であれば、その最大限努力とは何かと考えたとき、私は市長リーダーシップ、それで権利者皆様心を一つにしていただきたい。そして、また市民皆様心を一つにしていただきたいと思っております。そのために、今こそ原点に戻るべきだと思います。  なぜこの亀山駅周辺整備事業が必要なか、私は今回質問で言い続けてきました。2027年リニア名古屋開業までに関西本線複線化、リニア接続ライナー実現、亀山駅駐車場を初め、バスターミナルなどインフラ整備、それによって亀山駅が滋賀県から来るリニア乗客交通拠点、滞在地となり、また交流、経済活動が生まれると、そのような亀山市求心力を高めるような駅前発展というが絶対に必要だと思います。  亀山市産業、商業、観光結節点となり、そしてまた市民交流もちろん、市外と交流、にぎわい、そしてまた居住地として魅力もある、未来亀山市へそとしてなるがこの亀山駅前であり、その礎をつくるがこの駅前再開発事業であると思います。その礎にならなければいけないと思います。  その礎をつくるため、この駅前事業、市長にお伺いしたい。駅前周辺整備事業がなぜ必要なか、改めてその必要性、市長思いを市民皆様に伝えるつもりでお答えいただきたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  亀山駅が設置をされまして、来年がまさに関西鉄道亀山駅設置から130年という節目を迎えております。そういう中で、本市がこの鉄道を中心に本当にまちが今日まで発展をしてまいりました。また、新しい時代を迎えて、未来に向けて、また今ご指摘ような大きなうねり中に本市は置かれております。  そういう中で、この亀山市がこれからもその機能を最大限発揮して、まちが持続的に成長するため、本当に大変重要な事業と位置づけて多く皆さんとともに今日を迎えております。  亀山駅正面区画におけます市街地再開発事業実施は、にぎわい中心となる施設整備や住宅確保が図られるなど都市魅力向上に大きく寄与するものでございますし、先ほどお話リニア中央新幹線市内停車駅が誘致されることで、本市市内停車駅を核としたまちづくりとして求心力は高まると、このように考えております。  その意味からもこの亀山駅前整備事業が今後亀山市大きなインパクトとなり得ると、そのように考え、総合計画に位置づけ、きょうを迎えておりますが、今後まち求心力を高める中心市街地求心力を高める上でも大変重要な事業でございますので、今後ともしっかりとこの事業を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  昨年末、私、自分議会報告中に、こういった記事を書きました。  駅前周辺整備事業、地元皆様が主体となってここまでやってきたと。この機を逃したらこの次は一体誰がやるかと、そういった趣旨記事を書きました。そうしたら、駅前ある方から電話がかかってきました。  草川さん、涙が出るよと。本当にこの事業が前に進まないということに対して、なかなか進みが遅いということに対してとても歯がゆい思いをされていたんだと思いました。その受話器を通して聞いた声を私は忘れることができません。  市長はよくご存じだと思います。駅前ために、つまりはこの亀山市ためにさまざまな立場で命を削りながらこの絵を描いてきた方々がいらっしゃいます。将来亀山市ために必要だと、総合計画で戦略プロジェクトにも加えられている、そしてまた市長自身もマニフェェストにも書かれているこの駅前事業、市民と約束したこの事業、市長を信じて突き進んできた方もいますし、市長を信じて、市長に期待していらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。今こそ、この事業分水嶺でありますので、最後、最後はこの市長リーダーシップ、市長が本気でこの事業を絶対に前に進めるという断固たる決意、その思いが市民に伝わるかどうかが、この事業を決めると思います。  組合事業だと言われればそのとおりですけれども、しかし、間違いなく亀山市未来を左右する事業であると思います。最後に市長に伺います。亀山駅周辺整備事業は、亀山市未来に絶対に必要な事業であると市長リーダーシップで何が何でも前に進める意志がおありですか。市民ために絶対に実行すべき事業なんだという、そういった決意を市民皆様にお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  この亀山駅周辺整備事業、先ほど申し上げましたように、多く皆さんとともに今日を迎えてまいりました。分水嶺とおっしゃられましたが、まさに大事な局面であろうというふうに思っております。強い意志を持って、この亀山駅前再生事業、新図書館整備を含みますこの亀山駅前再生事業をしっかりと前に進めてまいりたいというふうに考えております。  議員各位、市民皆さん一層ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  草川議員。 ○1番(草川卓也君)(登壇)  ありがとうございます。  答弁中にもありましたけれども、来年、亀山駅が開業してから130周年でございます。いま一度、この市民皆様心を一つに、駅前をどうよくしていくかとみんなで考えることができるような、そういったイベントもぜひ企画していただきたいと、そのように考えております。  市民一丸となってこの亀山駅周辺整備事業が前に進むように最大限努力、市長リーダーシップを持って進めるというお願いを改めて申し上げまして、質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(小坂直親君)  1番 草川卓也議員質問は終わりました。  会議途中ですが、10分間休憩いたします。               (午後 1時50分 休憩)   ─────────────────────────────────────               (午後 2時00分 再開) ○議長(小坂直親君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、2番 中島雅代議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  中島雅代でございます。  通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まずは、有害生物へ対策についてといたしまして、セアカゴケグモ、スズメバチ、ジャンボタニシについて、順番にお伺いをしてまいります。  まず、セアカゴケグモについてですが、8月19日に川崎小学校学校連絡メールより、川崎小学区内でセアカゴケグモが発見されたと連絡が入りました。セアカゴケグモは、オーストラリアでは死亡例もある外来有毒害虫で、数年前に亀山市内でも初めて発見されたと記憶しております。子供たち遊び場や通学路など、生活圏内に潜む危険性がありますので、改めて状況や対応などをお伺いしていきたいと思います。  まずは、今まで対応について順を追ってお伺いいたします。  セアカゴケグモが市内で最初に確認されたは、いつだったでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  2番 中島雅代議員質問に対する答弁を求めます。  佐久間生活文化部長。 ○生活文化部長(佐久間利夫君)(登壇)  セアカゴケグモにつきましては、平成26年9月5日に市内太岡寺町のり面で発見されまして、通報を受けました市職員が現地に向かいまして、2匹存在を確認し、殺虫スプレーにて駆除をいたしたところでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  その際初期対応についてどのようなものだったか、時系列で説明ほうをお願いいたします。 ○議長(小坂直親君)  佐久間部長。 ○生活文化部長(佐久間利夫君)(登壇)  9月5日に発見されまして、しばらく後17日にもまた別ところで、アイリス町住民方から民家前でセアカゴケグモが発見されて、住民みずから駆除したという通報を受けております。それを受けまして、市では9月19日に市ホームページとかめやま・安心めーるで市民へ注意喚起と情報提供を行うとともに、「広報かめやま」にも記事を掲載しまして、駆除に関する周知を行いましたし、また10月に入りましても庁内各部署に対しまして、それぞれが所管する施設における生息調査と駆除をお願いしたところでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  では、その初期対応について、拡大防止ですとかについて適切であったかということは、検証ほうはされましたでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  佐久間部長。 ○生活文化部長(佐久間利夫君)(登壇)  議員がおっしゃいましたとおり、日本で初めて見つかりましたが平成7年、大阪府高石市で発見されておりまして、当初、オーストラリアで死亡例もあるということで、猛毒ということが言われておったわけでございますが、実際はセアカゴケグモにつきましては非常におとなしいクモでございまして、さわろうとしない限りは刺さないと、かまないというようなこともございました。  そのようなことで、住民皆さんに対しましては、発見された場合にはまずはさわらない。そして、もしさわるとしても、靴で踏み潰すというような対処でお願いしてまいりました。そのことで、実際、その後で住民方が被害に遭われたということは聞いておりませんので、効果はあったと考えております。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  では、これまで市内で発見件数をお伺いいたします。また、発見数多い地区など、分布に特徴などありますでしょうか、あわせてお伺いいたします。 ○議長(小坂直親君)  佐久間部長。 ○生活文化部長(佐久間利夫君)(登壇)  市で初めて発見された平成26年度以降、セアカゴケグモに関します通報は53件ございました。昨年9月からちょうど1年間には14件という形で通報いただいております。  確認された地域でございますが、サンシャインパークとか工業団地周辺布気町とか太岡寺町ほか、国道1号線や306号線、主要県道周辺羽若町とかアイリス町、能褒野町、みずほ台などで多くなっておりまして、市外から大型車両流入や通過等によるものと考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  それでは、写真ほうをごらんください。  こちらは、環境省セアカゴケグモに対する注意喚起資料です。  こちらによりますと、重症化した場合、抗毒素血清治療が必要になるとことですが、抗毒素血清ある病院は亀山市内にはあるでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  佐久間部長。 ○生活文化部長(佐久間利夫君)(登壇)  その血清関係につきまして、保健所に確認しましたところ、医療機関が必要な場合につきまして、保健所に連絡しまして、保健所から指示で、県内血清備蓄機関ある病院がございまして、そちらほうから必要な医療機関へ供給されるということでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  わかりました。ありがとうございます。
     では、現在セアカゴケグモが発見された場合に対して、市が行っている対応をお伺いいたします。 ○議長(小坂直親君)  佐久間部長。 ○生活文化部長(佐久間利夫君)(登壇)  セアカゴケグモにつきましては、現在、発見者または土地建物所有者、管理者が個別に駆除いただいておりますので、市では定期的に「広報かめやま」にセアカゴケグモに関する記事を掲載しまして、発見しても、先ほども申しましたとおり、素手ではさわらないこと、もしかまれた場合には医療機関を受診することなど注意喚起を行うとともに、駆除方法についても周知を行っているところでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  注意喚起と周知とことでしたけれども、住民方、身近な危険に対して不安を感じていらっしゃいます。今対応でこれは十分なんでしょうか。これ以上拡大防止などはできないんでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(小坂直親君)  佐久間部長。 ○生活文化部長(佐久間利夫君)(登壇)  市は、市所有する施設内にすみついていないか適宜確認して、発見した場合は駆除しておりますし、市民皆さんにも、もし発見された場合には駆除いただければと考えております。この対応につきましては、各市同じような状況で、市民皆さんと一緒に駆除いただいておるという状況にございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  ですけれども、せめて学校通学路ですとか、保育所、幼稚園近くで、定期的に点検ですとか駆除等をしていただければなと思います。  それから、セアカゴケグモもそうですけれども、ヒアリですとか、今まで名前も聞いたこともないような有害な外来種が発生しております。今後も有害外来種がふえてくる、出てくる可能性は十分あると思うんですけれども、今回件を踏まえまして、どのような対応をされますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  佐久間部長。 ○生活文化部長(佐久間利夫君)(登壇)  先ほどおっしゃいましたヒアリとか人体に影響あるおそれあるものにつきましては、特に国内に定着する前水際対策が重要でございますので、港湾で対応を中心に、国や地方公共団体、港湾管理者、荷主、物流業者等が連携して対応すべきであろうと考えております。入ってくるものにもよるかと思いますが、もし危険な外来生物が本市へ侵入した場合には、一旦定着してしまうと私たち生活へ影響も防ぐために、多大な労力が必要になることも考えられますので、早期に国や県など関係機関と十分連携し、適宜必要な対策を講じるとともに、市民皆さんへ注意喚起や対応方法について周知を徹底してまいりたいと考えております。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  わかりました。今後も、流通ですとか気候変動などで、今まで亀山に住んでいなかった危険なものが入ってくる可能性は大いにありますので、人命、それから財産保護を優先して、適切な方法で対応ほうをよろしくお願いいたします。  では続きまして、秋にかけて活動が活発化するスズメバチについてお伺いいたします。  こちらは、激しいアレルギー反応アナフィラキシーショックを起こして死亡する例がよく知られております。今週も和歌山県で男性がスズメバチに刺されて亡くなられたり、きのうは島根県で中学生が校外学習中に襲われたと報道がありました。  亀山市内にも広く分布をしていると思います。その駆除について、現状ほうをお伺いいしたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  佐久間部長。 ○生活文化部長(佐久間利夫君)(登壇)  スズメバチなど蜂の巣駆除に関しましては、蜂用防護服無償貸し出しを本庁や関支所、総合環境センターで行っておりまして、使用者みずからで対応していただいております。なお、市内に在住する65歳以上高齢者、または障害者手帳所持者のみで構成する世帯でありまして、市内に直系2親等以内親族がいない場合方を対象に、申し出がありました場合には、生活支援策として居住する敷地内駆除を健康福祉部と連携して実施し、被害未然防止に努めているところでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  それでは、空き地ですとか空き家に巣が発見された場合は、どういう対応をされるでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  佐久間部長。 ○生活文化部長(佐久間利夫君)(登壇)  空き地や空き家場合につきましては、所有者等を調査、確認上、その方に連絡をとりまして、所有者による対応をお願いしているところでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  毎年被害出ているものですので、適切に対処していただきたいと思います。  次に、8月29日に中日新聞で報道されましたジャンボタニシについてお伺いをいたします。  私も現場ほうは確認してまいりましたが、ジャンボタニシ繁殖した田んぼには、これぐらい大きいものからすごく小さいものまで、まさに本当に無数かなりジャンボタニシがおりましたし、卵も数多く産みつけられておりました。  ことしは稲が大きくなってから繁殖したようで、大きな被害にはならなかったそうですけれども、ジャンボタニシは稲若い芽を好んで食べてしまうということで、このまま繁殖してしまうと、来年以降、かなり大きな被害になるではないかと心配しております。  松阪市では、6月23日にジャンボタニシが繁殖した田んぼで、植えたばかり稲を食べ尽くされたとして報道をされております。松阪市では、その3年前から発生をしており、ことしは調査をした田んぼうち3割に被害が出たということです。それを受けて、ことし6月議会で700万円補正予算をつけて、駆除ために石灰窒素購入費補助事業を行っております。繁殖力が強く、天敵も少ないため、今うちに絶滅に近い形にしておかなければならない問題です。  こちら写真をごらんください。  こちらは、環境省注意喚起資料です。  貝自体には寄生虫、それから卵には毒があって、人がさわるは危険とことです。  現在市内状況ほう、どのように把握しているかをお伺いいたします。 ○議長(小坂直親君)  大澤産業建設部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  スクミリンゴガイ、いわゆるジャンボタニシでありますけれども、体長5センチから8センチに成長して、日本には1980年代に食用として南米から持ち込まれたものでございます。やわらかな葉を好みまして、水稲など農作物を食害することから、現在は植物防疫法に基づく有害動物に指定をされております。稲作場合、特に田植え後、二、三週間若くてやわらかい苗が、食害被害に遭いやすいようでございます。  そのような中で、市内でジャンボタニシ発生状況でございますが、川崎町地内一部区域、50アール、5反ほど田んぼで発生を確認しておりますが、議員ご紹介とおり、地元営農組合方からは、今年度は幸い収穫に当たって目立った被害はなかったと伺っておるところでございます。  今後も市内発生状況につきましては、しっかり把握をしてまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  まだ一部地域ということですけれども、松阪市では緊急で補正予算を組んでいますけれども、亀山市ではどのように対応するおつもりでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  現在、市でジャンボタニシ発生予防に対する補助制度はないところでございまして、今回、一部区域、限定された区域でありますので、補正予算についても考えていないところでございます。  なお、今回ジャンボタニシが発生をした地元営農組合でございますけれども、三重県四日市鈴鹿地域農業改良普及センター指導を受けまして、特に個体数多かった2枚田んぼにつきましては、田んぼを乾燥させてジャンボタニシが生息できる環境をなくしまして、11月から麦作を行う、小麦播種ですね、小麦をつくると、そういう予定と伺っておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  補正は考えていらっしゃらないということですけれども、農家方が植えたばかり稲を食べられてしまうというは、もう本当に大変な死活問題でございます。  来年以降、もしふえてしまって、被害を受けた場合補償というも考えていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  今後も三重県四日市鈴鹿地域農業改良普及センター、また鈴鹿農協、三重県農業共済組合三泗鈴亀支所と情報交換を行いまして、発生状況とか対応について情報収集は図ってまいりたいと考えておるところでございます。そのような中で、被害について市が直接補償するという制度はございませんが、三重県農業共済組合が窓口でございますけれども、ジャンボタニシに限らず、獣害や風水害で被害を受けて収穫に影響があった場合補償を行う農業共済制度がございます。現在は任意加入となってございますけれども、そちら農業共済制度ご利用をお願いしたいと考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  駆除ために薬剤を散布するなど対応をすると、かなり大きな負担になると聞いております。農家これ以上負担をふやさないためにも、繁殖してしまったところには被害を拡大させないように駆除、緊急に対応する必要があると思います。初期対応が大切ですので、どうぞよろしくお願いいたします。  では続きまして、学校周辺安全対策についてです。  まずこちらをごらんください。  能褒野町内にある川崎小学校周辺道路です。赤、黄色、緑で囲んだ部分がございます。画面上川崎小学校北西地域から国道306号線へと向かうルートは、川崎小学校すぐ西を通る黄色で囲んだルートと、その西を通る緑市道能褒野25号線を通るルートがございましたが、今は黄色ルートを閉じましたので、現在は緑色市道能褒野25号線を通るルートしかなく、そこルートが大変交通量がふえました。  また、次写真をごらんください。  この写真は、先ほど緑色市道能褒野25号線と赤色県道637号、辺法寺加佐登線交わる部分です。  ここは、カーブ途中で合流をしますので、非常に危険でございます。市道能褒野25号線は、写真をごらんになったとおり、道幅も狭くて車が対向することはできません。私、ここから中学生と見られる生徒自転車がかなり勢いで飛び出してくるを何度も目撃しております。自転車交通ルール徹底はもちろんですけれども、能褒野地区は亀山でも貴重な人口がふえている地域でございます。子供も多く、今後も心配でございます。  将来的には、道幅拡幅ですとか、新たに道路整備をするということも視野に入れていかなくてはいけないと思いますが、市ではこの危険を解消するためにはどのようなことをお考えでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  服部産業建設部参事。 ○産業建設部参事(服部政徳君)(登壇)  議員が申される市道能褒野25号線は、3.4メーターから4メーター道路であります。当道路は、県道辺法寺加佐登停車場線と交差点が市道能褒野25号線ではカーブと接し、危険であること、また市道能褒野25号線が狭隘であり、対向もできない道路であり、危険であることは地元からも伺っております。  道路管理者といたしまして、ドライバーへ注意喚起として市道能褒野25号線側路面へ文字表示等を検討し、住民安全確保に努めてまいりたいと思っております。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  市道ほうは対応していただけるということですけれども、県道ほう、こちらはトラックが多く通りますので、こちらほうにも対策が必要だと思いますが、県道側はどうされますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  服部参事。 ○産業建設部参事(服部政徳君)(登壇)
     写真でも、パネルほうでも表示されておりましたんですけど、カーブ中ということで、ロットラインみたいな点線も引かれております。ただ、県ほうには、管理者は県管理ですので、地元からこういうふうな意見があったというふうなことも踏まえて、また対応を検討させていただきたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  市道だからすぐやる、県道だからなかなか難しいということではなくて、どちらも市民が通る道路ですので、対応ほうよろしくお願いいたします。  また、道幅拡幅ですとか新たに道路を整備するなどは考えられないでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  服部参事。 ○産業建設部参事(服部政徳君)(登壇)  市道能褒野25号線を拡幅改良するにつきましては、家屋移転もあること、また県道辺法寺加佐登停車場線と交差点改良も含めたくさん課題が、この場所を拡幅する上で難しい状況でございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  住民安全を第一に考えていただきたいと思います。また、当面子供たち安全については、対応・対策どのようにお考えでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  草川教育部長。 ○教育部長(草川吉次君)(登壇)  本市では、通学路安全確保に向けた取り組み仕組みといたしまして、亀山市通学路交通安全プログラムといったものがございます。  このプログラムに対して、これまで当該交差点に関するご要望はいただいていないところでございますが、ご指摘交差点は県道辺法寺加佐登停車場線北側に接しており、歩道は設置されておらず、また交差点へ進入もあり、通行には十分な注意が必要であると認識をいたしております。  現在、当該交差点を通行する中部中学校生徒は3人で、学校及び地域方々により交通安全指導、注意喚起を行っていただいておるという状況でございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  引き続き、安全に通行できるようによろしくお願いいたします。  続きまして、長明寺町内北東分署横断歩道についてでございます。  次地図をごらんください。  国道306号線を通る通勤者、それからトラック、川崎南保育園送迎保護者、通学する中部中学校生徒もおり、こちらはかなり交通量多い交差点です。  また、次写真をごらんください。  これは、先ほど地図と同じ場所写真です。  ここは、カーブで見通しが悪く、信号機もございません。市では、この現状をどのように把握していらっしゃいますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  草川部長。 ○教育部長(草川吉次君)(登壇)  現状把握ということで、現在、当該交差点を通行する中部中学校生徒は123人でございまして、当交差点では警察による交通整理や、また学校による登校指導が行われております。当該交差点は、国道306号交通量が多く、加えてみずきが丘から国道に、あるいは国道から川崎南保育園側に進入する車により、朝夕混雑は激しい状況でございます。また、国道306号西側に接して歩道が設置されていないことから、危険性が相当高い交差点であると把握しております。  これらことから、生徒通行には、十分な注意が必要であると認識をいたしております。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  では、その状況を把握しまして、市ではどんな状態が好ましいと考えておりますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  草川部長。 ○教育部長(草川吉次君)(登壇)  当該交差点につきましては、非常に交通量が多いということから、過去交通安全プログラム中でPTAほうから信号機設置ご要望が出されました。その結果、警察を中心とする関係者間では設置方向で進んでおりましたが、一部地域からご理解が得られず、ご要望いただいた場所へ信号機設置には至らなかったというような状況がございます。  交通安全対策には、これら信号機、横断歩道などハード面整備、また歩行者、自転車交通ルール遵守、さらにドライバー交通マナー徹底、それぞれ重要な問題がございますが、教育委員会といたしましては今後も引き続き、保護者や地域方々ご協力をいただきながら、学校を中心として生徒へ交通安全教育、安全指導を徹底してまいりたいと考えております。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  それでは、市としてこの危険を解消するために、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  草川部長。 ○教育部長(草川吉次君)(登壇)  先ほども申し上げましたが、信号機設置に至らなかったというような過去経緯がございますが、何とか地域ご理解をいただいて、信号機設置方向で、また再度交通安全プログラムほうへ提出いただきたいというようなことで考えております。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  なかなか難しいようですけれども、こちら自治会ですとか、まち協境目でもございますし、交差点周辺住民生活もありますので、対応は難しいとは思いますけれども、合意形成を図るためにどのような努力をなさいますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  平成27年、28年度に先ほど申し上げたような地元ご要望を直接もいただきましたし、PTAや自治会長やまち協や多く皆さんご努力で三重県警がその判断でやろうということになりました。しかし、当時、ある一部自治会地域でありますが、役員交代とかいろいろあったやに伺っておりますけれども、全体合意が得られなかったということで、この信号機設置がご破算になったという経過で、その後、二、三年経過いたしておる状況であります。  今、申し上げましたように、地域さまざまなご事情や思いがあろうかと思いますが、私どもとしては、その地域中で合意形成ができますように粘り強く、また働きかけをさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  それでは、市長にお伺いいたします。  ここに限らず、市内道路状況について、何を大切にしていらっしゃいますでしょうか。優先順位はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  かつては道路に求められる要素、どちらかというと産業を中心にした、あるいは通過交通、そういう時代があったかというふうに思います。  したがいまして、古い時代にでき上がった道路につきましては、歩道が設置されてなかったりとか、あるいはその幅が非常に狭かったりだとか、そういう道路がたくさん市内にはあろうかと思っております。  しかしながら、今日交通社会もかなり台数も、あるいはそのマナーにつきましてもさまざまな課題を抱えておりますが、やはり交通弱者、お年寄りや子供たち、全て市民に言えるわけでありますけれども、交通弱者が安心をして通れるような環境を整えていくということは極めて重要だというふうに思っておりまして、そういう視点から道路整備を努力いたしてまいりたいと思います。  さらにもう一点重要なことは、このハード面だけではなくて、やっぱりソフト面、あるいは意識マナーも含めたこの啓発活動を、まちを挙げてしっかり徹底していくということは、もう一方で重要だというふうに認識をいたしておるところであります。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  地域方は本気で、この能褒野、それから長明寺この2つ危険箇所について心配されております。特に子供たち安全について高い関心を持っていただいておりますので、その思いを知っていただきたいと思いまして、質問させていただきました。  標識ですとか、信号、それから歩道、歩道橋、それから道路カラー舗装なども、できることは学校でしたり、保護者、周辺住民方とよく話し合って対応していただきたいと思います。  それでは続きまして、買い物弱者について質問させていただきたいと思います。  全国的に高齢者交通事故が相次ぎまして、身近なところでも運転免許証返納話が出てまいりました。その方、2日に一度、リハビリに行っていらっしゃったんですけれども、しかしながら車がなければ通院ができないところにお住まいです。自分で車で運転をしていけば、好きな時間に行って、好きな時間に帰ってこられるんですけれども、帰りにスーパーに寄ることもできたんですけれども、今までは1回数百円で済んでいたリハビリが、運転免許証を返納してしまうと、タクシー券だけでは同じような頻度では行けなくなってしまいます。乗合タクシーでは500円距離であったとしても、往復して、それからリハビリで施術を受けたら、従来3倍以上出費になります。そもそも認知機能衰えを感じて運転免許証を返納していらっしゃいますので、タクシー予約はなかなかハードルが高いようです。また、病院ですとか、リハビリは帰り時間予測は難しいですし、途中に買い物に行くということもままならないので、不便を感じていらっしゃいます。このような方、実際は多いではないでしょうか。  車は、亀山で生活にはなくてはならないもので、タクシー券乗合タクシーとたくさん議論はされておりますけれども、市民生活質を担保するためには、移動手段確保はさらなる検討が必要なではないかと思います。  今回は、特に買い物について的を絞って質問をしていきたいと思います。  まず、買い物弱者定義についてですけれども、ここでは農林水産省65歳以上車を持っていない、買い物ができる店舗まで500メートル以上距離ある方とさせていただきます。500メートルとは、大体歩いて10分ぐらいかかる距離です。  この買い物弱者については、国でも問題視をされておりまして、農林水産省や内閣府、経済産業省などで店舗向けですとか、生活支援、交通などさまざまな分野で補助金を出しております。総務省では、買い物弱者応援マニュアルですとか、買い物弱者対策に関する実態調査を発表しております。これには、買い物弱者を行政上課題と捉え、積極的に関与することとされております。  私は、継続できる仕組みを考えて、行政や住民、事業者、それから各種団体と連携をして取り組むべき問題だと思っております。例えば事業所に移動販売や宅配買い物サービスとともに、見守りサービスを委託したりですとか、民生委員さんや自治会長にアンケートやヒアリングを行ったり、空き家や公共施設活用規制緩和などでございます。  まずは、住民側、事業者側、自治会などニーズ把握が必要不可欠でございますけれども、まずは市内現状はどのように把握をされていますでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  買い物弱者でございますけれども、経済産業省では、流通機能や交通網弱体化とともに、食料品等日常買い物が困難な状況に置かれている人々を指すものとされております。  市では、運転免許を返納された方などに買い物に関する調査等も現在、実施はしていないところではございます。そのような中で、高齢者免許保有状況でありますけれども、昨年度160人方が免許を返納されたと亀山警察署から伺っております。この運転免許返納を理由に乗合タクシー登録をいただいた方もいらっしゃいますことから、乗合タクシーも活用していただきながら、買い物ほうに利用していただければと思っておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  市内実態は、把握するべきことかなとは思います。  東京都練馬区では、こういったニーズ把握をして、モデル事業を行いまして、そこから課題を洗い出しております。宮城県登米市では、高齢者安心・安全な生活環境実現として、買い物困難者支援マニュアルを作成しております。  ほか市町でも移動販売ですとか、ミニスーパー誘致などを行っておりますが、亀山市内でも移動販売を行っている地域があると聞いております。亀山市内で、ほかにも何か事例ほうございますでしょうか、把握はしていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)
     亀山市内におきましても、スーパーマーケット、また各小売店によります生鮮食品等宅配サービス、そのほか具体的には東町商店街有志方によりまして食料品とか医療品、化粧品など移動販売が行われておるところでございまして、高齢者方、またお店まで距離がある方などに大変好評を得ているということをお聞きしているところでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  熊本県熊本市では、買い物弱者向けガイドブック、お買いものサポート便利帳を作成して、熊本市内商品配達ができるお店、それから自宅や店舗へ送迎ができるお店など、サービスを地区別にまとめて情報提供をしていらっしゃいます。  亀山市でも、市内事業所サービスですとか、この地域ではこんなことをしていますなど事例を情報共有して、市内全体で買い物しやすい、暮らし向上を目指すということが必要ではないかなと思います。  高齢者方が買い物に出かけることや、商品がおうちに届くということも必要ですけれども、実際に商品を手にとって選ぶという喜びもありますので、地域で買い物へ行く方を募って、その方たちを送迎するという買い物支援バスを走らせるということも検討ができると思いますが、今後対応など見解ほうをお伺いしたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  大澤部長。 ○産業建設部長(大澤哲也君)(登壇)  買い物弱者方へ支援でありますけれども、まず、先ほど少し乗合タクシーについて触れさせていただきましたけれども、まず地域公共交通による支援があるかと思っております。乗合タクシーでありますけれども、特定目的地停留所ということで、協賛をいただいた4店舗民間商業施設ほうも停留所としております。日常的なお買い物にも利用いただけますし、また市内バスでありますけれども、商業施設へ乗り入れもしておるところでございます。また、そのほか支援でありますけれども、商業分野から支援もあるかと思いますけれども、まずは商業分野から支援ということになりますと、もととなるサービス拡充が一つ要件みたいな形になってくるかなと思いまして、そういう新たな事業展開について市創業支援制度を活用していただいて、ビジネスを始めていただくことで、買い物弱者全体を支援していくというふうに考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  中島議員。 ○2番(中島雅代君)(登壇)  買い物をすることで外出をするきっかけになったり、体力づくりですとか、認知症予防にもなることは期待されております。私たちも、いずれ車を乗ることをやめる日が来ます。なので、高齢者方と同じように将来について不安を持っております。ですので、市民福祉向上、それから生活を守る対策をしていく必要があると思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  時間を余らせましたけれども、以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(小坂直親君)  2番 中島雅代議員質問は終わりました。  会議途中ですが、10分間休憩いたします。               (午後 2時45分 休憩)   ─────────────────────────────────────               (午後 2時54分 再開) ○議長(小坂直親君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、3番 森 英之議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  森 英之でございます。  一般質問、最後となりました。質問させていただきたいと思います。よろしくお願いします。  通告に従い、今回は3つ大きなテーマを質問させていただきたいと思っています。  1つ目が道路安全対策についてということ、それから防災・減災対策についてというところ、それから今回議案にも上がっておりましたが、幼保無償化導入における今後課題についてということで、質問させていただきたいと思います。  それでは、道路安全対策についてというところからです。  先ほど、中島議員ほうからもございましたけれども、この通学路危険箇所についてというところに関しましては、どのようなことで対応されているかお聞かせください。 ○議長(小坂直親君)  3番 森 英之議員質問に対する答弁を求めます。  草川教育部長。 ○教育部長(草川吉次君)(登壇)  通学路安全対策についてでございますが、通学路交通安全プログラムというがございまして、これは関係機関が連携して、児童・生徒が安全に通学できるよう通学路安全確保を図ることが目的で、本市独自取り組みでございます。  まず、その点検流れでございますが、地域、PTA、各学校から要望をPTA連合会が取りまとめまして、教育委員会へ要望書を提出いただいた後、その内容について地域代表、PTA、学校、国・県及び市道路管理者、警察、教育委員会、その他市関係部署が連携しまして、要望箇所情報共有と合同点検を実施しております。  具体的には、毎年6月下旬にPTA連合会から要望書が提出され、7月に道路管理者など関係者による連絡会において要望箇所確認を行います。その上で8月に関係者による現地合同点検を実施しまして、年度内に教育委員会において関係機関対応を取りまとめ、速やかにPTA連合会へ回答させていただくとともに、対策結果については市ホームページにて公表をさせていただいております。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  交通安全プログラムというところでは、私もことし3月定例会で交通安全対策一つとして、通学路安全対策については少し質問させてもらった中でこの交通安全プログラムという話は出てきました。  この交通安全プログラムについては、どのように行われているかなあというふうなところで、非常に気にしておりました。  お手元に資料がございますので見ていただきたいんですけれども、この通学路点検一年流れについてということで、これは交通安全プログラムということで、ホームページほうで教育委員会からお知らせというところ通学路安全対策より抜粋させていただいております。先ほど、部長ほうから説明いただいたとおり、この一年流れでは4月、5月に通学路要望該当箇所検討、それから6月に通学路要望書類提出、それから7月、8月で合同点検実施ということになっていると思います。  私としましては、たまたま8月1週目だったと記憶していますが、ちょうどこの点検をしているところに遭遇させていただいて、私はちょっとPTA立場として、学校先生にお願いして、少し立ち会いをさせていただきました。その中で、阿野田町ほう箇所だったんですが、東部地区コミュニティに入るところですね、南側から左右に、左に向いて入るところ、阿野田公民館ちょうど前あたりなんですが、横断歩道が2カ所ありまして、その2カ所ある南側ところが見通しが悪いんで、横断歩道を外してほしいというが東小側から要望でありました。ところが、その日ではなかったんですが、別日に中学校から要望を受けて、その点検をすることになった中で聞きますと、そのもう一つ南側下庄から来る中学生通学路としては、阿野田公民館南側横断歩道ですね、先ほど言いましたは、済みません、北側間違いでございました。北側横断歩道は外してもらいたいというが小学校から要望でございまして、その南側ところ横断歩道につきましては、中学校がそこを亀山中学校へ通うに通るんで、信号設置を要望されたというような内容でありました。その学校中で、ごくごく近い横断歩道中で要望が出てきたということで、それに関しましては、やはり教育委員中で整備が必要ではないかというふうに、私も思わせていただいたところなんですが、それに加えて、そのような形で一つは信号設置、横断歩道廃止ということが出てまいりました。  そのような実態を見たときに、どうも確認していきますと、そのさらに北側には今度、鹿島橋ができたことによって信号が設置されましたということで、そのごくごく近いところにはなかなか信号設置が難しいというところもございました。そんなことで、その交通安全プログラム点検中で出てきた内容が、後でこのような形で会議等開催で特に話し合われることになろうかと思うんですけど、そんなことを私も確認をした中で聞かせていただきました。  このような内容で、やはりプログラム交通安全対策中では、通学路に関しましては、そのように安全対策といいますか、交通安全プログラムがあるということでありました。それ以外に、通学路以外に関しましては、どのような対策があるか、どのように対応しているかお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  服部産業建設部参事。 ○産業建設部参事(服部政徳君)(登壇)  通学路以外ということですので、私ほうからご答弁させていただきます。  通学路以外交通安全対策につきましては、道路パトロール実施と地域からご要望によります施設面安全対策を講じております。特に施設面では、ガードレール、カーブミラー、区画線、道路照明灯など工事を行っているところでございます。一方、信号機、停止線、横断歩道など交通規制に関しましては、公安委員会、警察で整備を行っていただいているところでございます。  今後も、パトロール実施や亀山警察署連携を密に図りながら、整備に努めてまいりたいと存じます。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  その通学路以外ところ安全対策について、例えば要望があった場合には、どこ部門ところで受けられて、それをどのような今度対応に持っていくか、そこをお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  服部参事。 ○産業建設部参事(服部政徳君)(登壇)  自治会からご要望がございましたら、土木課ほうで受けております。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  土木課ほうで受けていただいて、それが例えば市道であれば市ほうで、県道であれば県ほうにつなぐという形でよろしかったでしょうかね、そのような形をとっていただくということでございました。  この中で、交通安全プログラムに私が実際立ち会った中では、例えば今般、先日も起きました大津市で起きました交差点で大きな事故がありましたね。その対応を受けて、例えば通学子供たち列に車が突っ込んでこないようにガードレールを設置するとか、そのような要望も出されてくる可能性がある中で、一つ今回立ち会い中であったが、その交差点中で歩行者場所がかなり広くとられているので、左折をするに当たっても、車がそこへ乗り入れて、信号無視といいますか、ショートカットをしてそこへ入っていくような危険な箇所もあるということを聞きました。その中でどのような対応をされるかといいますと、例えばガードレールでいきますと、当然費用もかかります、時間もかかりますという中で、その立ち会い中で議論されていたが、例えばラバー製ポール、特に最近オレンジ色そういうものが見られると思うんですが、それを簡単に設置することによって、そこへ入っていけないように抑制をするようなことをしてはどうかとか、そういうような議論をされておりました。この8月1週目非常に暑い時期だったんですけれども、皆さんが自分管轄、市、あるいは県方も立ち会っていただいて、その管轄中でどのようなことができるかということを真剣に議論していただいていましたんで、私、初めてそういうに遭遇しましたけれども、非常に心強く感じました。真剣に考えていただいているということ、それからこの交通安全プログラムが、この一年流れ中で非常に有効に働いているということを感じさせていただきました。  一方で、先ほども課題ところを申し上げましたけれども、地域要望としましては、阿野田公民館ところ信号設置は、特に地元方は望まないということを聞きました。そのような形で、その安全プログラム中では自治会要望もあって、そのような動きをとるということがされるわけですけれども、ところが実際地域要望とは異なるというような事象が今回も出てきております。  先ほど資料2枚目を見ていただけますでしょうか。  留意事項中にちょっと赤字で私、入れさせていただいたんですけど、この要望書ですね、その前にこの通学路要望においては市通学路交通安全プログラムをもとに、要望、点検、協議、判定という年度を通したプロセスを踏んで行うものであることから、国、県、市に対する道路要望としては優先度が高くなりますと書いてあります。それに加えて要望書を提出際は、必ず自治会、各学校(園)、各学校PTA等で情報共有を行ってくださいということで明記されております。  これは、交通安全プログラムを当然使って要望を出す中では、地元要望といいますか、そこも情報共有を図るということが前提になってくるということであります。その中で、例えば今回私がたまたま立ち会わせてもらったがそういうところだったんですが、この交通安全プログラムを出す中で、地元方と合意形成を図るということはなかなか難しいことなかなあ、いやそれとも仕組みとしてあるものなかというところが疑問に感じました。  このような場合、地元合意形成を図るというような仕組みといいますか、そういうものは今でもあるか、仕組みとしてあるかどうか、それをお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  深水生活文化部参事。 ○生活文化部参事(深水隆司君)(登壇)  地域で話し合いや協議場としましては、地域まちづくり協議会が上げられると思います。地域まちづくり協議会は、各地域自治会、婦人会、老人クラブ、子ども会、PTAなど団体や地域住民で構成しておりまして、地域課題解決に向けて取り組むために協議する仕組みを持った組織でございます。地域内には、さまざまな考え方を持つ団体や住民方がお見えでございます。そうした中で協議につきまして、それぞれ意見や考え違いを乗り越えまして、合意を図っていただいているものと、現在、認識しているところでございます。  そのような中におきまして、各団体が抱える地域課題につきましては、多様な主体が参画しております地域まちづくり協議会会議場でご議論をいただき、合意形成を図っていただければと考えているところでございます。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  そのような形で協議する仕組みがあるということであります。しかし、十分機能しているかどうかと言われますと、疑問なところもあるかと思います。これは、例えばコミュニティでも複数自治会が、全部コミュニティがそうかと思いますが、複数自治会で形成されているということもあって、当然ながら自治会長等もそこに加わってくる形になろうかと思います。  したがいまして、そこ全体合意形成をとるというは、簡単なようでなかなか難しい面もあるではないかなというふうに思っています。そこが、今日、コミュニティ組織いいところでもあるんですけれども、今なかなか難しい点でもあるかなというふうに推察できるところであります。  したがいまして、またその合意形成が図られるように、行政としても、亀山市としてもしっかり支援をしていただきたいというふうに思っているところであります。  道路安全対策としましては、以上とさせていただきます。  続いて質問に移らせていただきます。  防災・減災対策についてということであります。  これも先日、森 美和子議員からも一般質問等されておりました。本日でも、また千葉県ほうでは停電も続いているということを聞きます。大変な自然災害が猛威を振るっているということを改めて感じているところでありますが、この防災・減災対策についてというところ行政役割というは非常に大きいものがあると思います。この安全・安心をもたらすという意味でも非常に大きなものがあるというふうに認識しております。  11月30日に、この東野公園で総合防災訓練があるということで説明もございました。改めてこの目的内容についてお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  久野危機管理監。 ○危機管理監(久野友彦君)(登壇)  今年度亀山市総合防災訓練につきましては、南海トラフ地震などによる大規模地震災害及び巨大化様相が際立つ台風や局地的豪雨による災害に対しまして、被害軽減を図るために、また地域総合的な防災力を高めることを目的に実施を予定しており、11月30日土曜日に東野公園で行う予定です。  訓練対象地域といたしましては、東野公園体育館を指定避難所とする井田川南地区を中心とする14自治会及びまちづくり協議会でございます。  主な訓練といたしましては、自宅から一時避難場所へ避難する訓練及び一時避難場所から指定避難所へ集団避難を行う訓練、避難所運営組織立ち上げから運営まで訓練、避難所生活体験訓練、炊き出し訓練など訓練を行う予定となっております。さらには、各防災関係機関協力によりまして、災害派遣車両展示、防災啓発、展示ブース見学体験、小学生向け子供防災体験などを実施する予定でございます。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  ありがとうございます。  その総合防災訓練という役割、非常に重要かと思います。その中で今、各地域でも望まれているが、自主防災組織がきのうまで議論中でも組織率82.9%でしたかね、その数字でございました。これは一見高いように見えますけど、まだまだ不足している面があるではないかなというように思っています。その組織率拡大が望まれる一方で、この活動内容、例えばもし有事、これはあってはいけないといいますか、望むところではございませんが、もし有事が発生した場合に、先ほどございました総合防災訓練中で一時避難場所から指定避難所まで避難ルートを使って避難訓練とございましたが、その有事場合迅速な対応、最もその場に応じた訓練というは必要かなあと思っています。その中で、例えば点呼をとるとかその辺、本当有事が発生したとき連絡網でありますとか、そういうところが各地域地域条件に応じた防災訓練というが必要かなと思っています。その各地域地域防災訓練取り組み方、そのあたりについてお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)
     久野管理監。 ○危機管理監(久野友彦君)(登壇)  自主防災組織につきましては、現在155団体組織が形成され、自治会数換算では結成率は82.9%となっております。実情といたしましては、やはり地域によっては熟度といいますか、温度差がありまして、活動内容も異なっているが実情であることは認識しておる次第でございます。  その中で、実際には防災訓練をされます自主防災組織、あるいは出前講座で済んでおられる地域・自主防災組織、もう一つは、やはり何も出前講座とか防災訓練をせずに済まされておる地域がありまして、最近いろんなところへ行かせていただく中で、行政といたしましては自助・共助を一つ柱、そして公助を一つ柱として説明させていただいており、いわゆる公助につきましては行政がやっていくことでございまして、行政がやるべきこと。ただし、何遍も申しておるとおり、大きな被害になりますと、行政機能が麻痺するということを想定しておりますもので、何とか自助・共助力を高めたいということで、自主防災組織に対しましていろんな方面から啓発をやらせていただいており、今年度、広報には防災コラムというコーナーを1つつくらせていただいて、あらゆるところで、よい意味危機的な意識を持っていただくように啓発しておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  そのように、この防災コラムとかを入れていただくというは、非常にいいことかなと思います。やはりこの9月、防災月間でありますけれども、いつ起こるかわからないということに対して、ふだんからやっぱり意識を持っていくというは本当に大事なことでありますので、よい取り組みかと思いますので、実施していただければと思っています。  それから、来年度、ハザードマップ見直しを行うということでございます。やはり万が一災害が発生した場合緊急避難、点呼、それから安否確認等は、本当に必要かと思っていますので、実際地域に応じた防災訓練等は、ノウハウも含めてきっちり連携をとっていただきたいというふうに思っています。  それから、その防災マップに載っています一時避難場所でございます。一時避難場所役割というはどのようなものかということを教えていただけますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  久野管理監。 ○危機管理監(久野友彦君)(登壇)  一時避難場所でございますが、亀山市地域防災計画で定義しております一時避難場所は、災害対策基本法上指定緊急避難場所ことで、災害が発生し、または発生するおそれがある場合に、その危険から逃れるため避難場所であり、亀山市場合は地震災害時に利用することとしており、各地区主に公園、緑地、広場など、現在200カ所を指定しておる次第でございます。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  私もこの立場になって関心を持つといいますか、勉強させていただかなくてはいけないという立場中で、そのハザードマップを見て、一時避難場所というは、いわゆる建物ではなくて広場を指しているわけですね。ですので、先ほど管理監おっしゃっていただきましたけれども、そういう観点から、一時的に逃げるといいますか、避難をする場所というが一時避難場所ということであろうかと思います。これは、市民方で一時避難場所というと建物を指しているんじゃないかなというふうに、なかなか誤解されている方もいらっしゃるかと思いますので、そこも周知が必要じゃないかなというふうに思っているところであります。  その一時避難場所なんですけれども、もし想定される避難というときに、例えば公民館であったり、集会所であったり、またコミュニティであったり、そういう建物が十分想定されるということになろうかと思います。その一時避難場所からそういう想定される避難できる可能な場所に一旦避難をするということになろうかと思いますけれども、それに当たってはこの防災という観点から行政としてはその集会所等はどういう役割があるとお考えでしょうか、お聞かせください。 ○議長(小坂直親君)  久野管理監。 ○危機管理監(久野友彦君)(登壇)  もう少しお時間をいただきたいは、やはり一時避難場所と指定避難所がございます。一時避難場所については説明をさせていただきましたが、ちょっと指定避難所説明もさせていただきたいと思います。  指定避難所につきましては、災害発生時に災害危険性がなくなるまで必要な間、滞在するため施設、または災害により家に戻れなくなった住民が一時的に滞在するため施設でありまして、主に小・中学校体育館など15カ所を指定しておりますもので、現在亀山市運用をもう一度説明させていただきますと、地震災害時場合は、地震発生時に各家庭で地震が起きた場合、一時的に避難をしていただくが一時避難場所でございます。その後、状況によりまして、各自主防災組織や自治会などで集団的に指定避難所、いわゆる小・中学校を中心にした15指定避難所へ避難をしていただく手段を市民皆様に周知させていただいくところでございます。  一方、風水害場合につきましては、近く河川氾濫や近く山や谷、崖などが崩れるおそれある場合に、早目避難をしていただくため、また暴風雨から身安全を守り、その危険性がなくなるまで滞在をしていただくために、強固な公共建築物である指定避難所へ避難していただいておると。ですので、地震と風水害をちょっと運用を変えていまして、風水害場合は、亀山市から避難情報を出した段階で指定避難所へ避難していただくと。地震時につきましては、いつ何時起こるかわかりませんもんで、各地区で指定しておる指定避難場所へ避難していただいて、その状況により次指定避難所へ行っていただくということになっております。  現状といたしましては、平成26年に策定しました防災洪水ハザードマップを今現在見直す作業を行っております。それに伴いまして、現在各自治会長や自主防災組織長に対しまして、現行避難所見直し、今ままでよいかどうか意向調査をちょうど今行っておるところでございます。この意向調査に基づきまして、一時避難場所が変更されるか追加される地区があるか、または指定避難所については15指定避難所をふやすつもりはないんですが、今指定避難所で地区としてよいかどうか。というは新しい道がついたり、大きな橋がついたもんで、この地区についてはというようなご希望意向調査をさせてもろうておるところでございます。  ただ、しかしながら、そのご希望をいただきまして、協議もさせていただきますが、地区によりましては洪水浸水想定区域や土砂災害区域など、自然条件が厳しいところもあると熟知しておりますので、全て施設が100点満点がとれるとは思っておらない次第でございまして、それを今後、協議させていただいて、各自主防災組織長、あるいは自治会長と相談させていただいて、今後つくっていきます防災洪水ハザードマップ等に反映していきたいなあと思っておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  その指定避難所と一時避難場所考え方がよくわかりました。  その中で、一時避難場所として場所、先ほどもおっしゃっていただきました、もし場所変更があれば、これからその変更も可能と、反映もしていただけるということでございました。例えば一時避難場所としては、市内にも幾つか大きなスーパー等も進出されてきております。例えばスーパー駐車場であれば、大変広い場所が確保できますし、その後、食料や飲み水を確保しやすい場所ではないかなあと、そういう大きな利点があるではないかなあというふうに考えたりします。そんな声も聞きますので、例えばスーパー、あるいは工場事業所駐車場等が一時避難場所として追加等が、その地元意向も当然酌んでということになると思いますが、可能なかどうかお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  久野管理監。 ○危機管理監(久野友彦君)(登壇)  もう一度、1つだけ解釈なんですが、今から約10月末までに各自治会長様、各自主防災組織長から意向はお聞きしますが、それで全てできるというわけではございませんので、その点もひとつご確認をしていただき、そして一時避難場所でございますが、現在でも私有地はございます。ただし、一時避難場所を追加、あるいは変更されるにつきましては、やはり一番地域自治会さんなどが知っておられますもんで、自治会皆さんでご相談はいただきたいんですが、正式な指定になりますと、災害対策基本法に基づき所有者同意が必要となりますもので、相談はさせていただきますが、事前に所有者とよく相談をしていただきたいと思っておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  そうですね、地域から当然ここは一時避難場所でいいじゃないかと、簡単に出していただいて、それが直ちに取り上げられるということはないかと、それは認識しておるところであります。したがって、そういう一時避難場所要望が出された場合には、その役割を含めてきっちり精査いただきたいというふうに思っています。  その中で、先ほども申し上げましたとおり、その一時避難場所、例えば地元事業所であったり、そういう商店であったりというところが地域貢献というところからもそういう申し出があれば、同意できるというところもあるではないかなというふうに思います。そういうことがあれば、ぜひ進めていっていただきたいですし、それが来年ハザードマップへ反映というは時間的に難しいかと思いますけれども、それは地元要望と、あるいは地域貢献からしていただくということがあれば、ぜひ話を聞いていただいて進めていただきたいというふうに思っています。  その一時避難場所から、例えば集会所、公民館等で一時的に難を逃れるために滞在をするということは十分想定されるところでありますが、例えば公民館等その辺避難所として機能確保とか、あるいは一時的な避難に耐えるだけ耐震等が構造物として耐えられるものかどうかというところは、地元方は非常に気になされているところではないかなというふうに思っています。集会場等耐震等、あるいは構造物修繕等ということが要望としてできる仕組みがあるか、それをお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  佐久間生活文化部長。 ○生活文化部長(佐久間利夫君)(登壇)  自治会が所有されます集会所につきましては、亀山市自治会集会施設に対する建築等助成金交付要綱に基づきまして、地区住民生活・文化向上及び自治振興に資することを目的に、自治会単位で建築する集会施設新築、増築、改築または修繕に要する費用一部を助成しておるところでございます。助成金対象となる増築、改築、修繕にかかわる要件といたしましては、増築、改築、修繕にかかわる費用が10万円以上もので、屋根、土台、床、壁、天井等主要な構造修繕等で、防災または施設利用上必要なものとしております。また助成額につきましては、助成対象事業費に応じて助成限度額が定められて、毎年度予算範囲内で決定しておるところでございますので、詳細につきましてはまちづくり協働課までご相談いただきたいと存じます。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  そういう仕組みがあるということで、少し安心しました。機能修繕といいますか、そういうところに関しましては、例えば地元自治会が常々からそういう積み立てをする中で、これから機能を確保するために、そういうことをされている自治体も多いと思います。ただ、高額になるはすぐ予測が可能なところでありますので、こういう助成制度を十分生かせていければ、安全・安心につながるではないかなと思いますので、そういった自治会連合会等を通じて、その辺仕組みがあるということは周知いただきたいなあというふうに思っています。  このような形で、やっぱり行政防災・減災に対する役割というは非常に重要かと思っていますので、これからも行政役割をきっちり努めていただきたいということを期待させていただきたいと思っています。  続いて、3つ目幼保無償化についてというところ、幼保無償化導入における今後課題についてというところに移らせていただきます。  この件に関しましては、議案で出されておりますので、非常に重要な議案一つでありますので、ここまでいろんな議論がされてきた中であります。その中で、保護者意向確認という中で70%強が変化ないということ。それから、10.3%だったと思いますが、保育園に通わせたい。それから、7.1%が幼稚園という数字だったと思っています。そういうような形で大きな数字ではないということ答弁があったと思います。  そのような中ではありますけれども、保育士確保というは全国自治体、これは本当に共通な課題かと認識はしておりますけれども、特に保育士確保というところでは必須であるというふうに考えています。  そのような状況中で亀山市としてはどう考えているかお聞かせください。 ○議長(小坂直親君)  豊田健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(豊田達也君)(登壇)  保育士という人材でございますが、これは保育所を運営する上で最も重要な要素でありまして、当然その確保につきましては、保育所等運営をする上で最も重要な項目であるというふうに考えております。  今回幼児教育・保育無償化によりまして、一定保育需要高まりは考えられますことから、現在でも困難な保育士人材確保につきましても、重要度はさらに高まってくるだろうというふうに考えております。現時点におきましては、公立施設人員配置につきましては必要数確保についてはできてはおりますものの、決して余力があるわけではございませんし、今後出入りも想定されますことから、常に必要な人材を確保できるように努めていかなければならないというふうに考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  この無償化という制度導入というは、やはり市民方、小さなお子さんをお持ち保護者方に関しましては非常にいい話ではある一方、保育というところ質が確保できるか、担保できるか、そのようなことは皆さん心配されていることかと思います。その中で保育士確保というは必須ということでありますので、その点を踏まえて、亀山市としましてもきっちり対応を図っていただきたいというふうに思っているところであります。  今後、幼保無償化による保育ニーズ高まりを受けるということは、当然ことかと思っておりますけれども、今後亀山市推進計画、そのような観点からどう考えているかお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  豊田参事。 ○健康福祉部参事(豊田達也君)(登壇)  今回この幼児教育・保育無償化影響のみならず、現在、少子化進展でありますとか、女性就労意向高まりなど、保育ニーズにかかわるさまざまな環境変化というものが見込まれております。こうした中で今後ニーズに適切に対応していけるように、まず一つには受け皿問題があるんではないかと考えております。そうしたものにつきましては、就学前教育・保育施設再編必要性というもの高まりというもあろうかと思います。  そういうものに当たりましては、今後必要量確保でありますとか、多様なニーズへ対応を受けとめられますように、現在策定を進めております次期子ども・子育て支援事業計画中においても、その考え方、方向性などを示していくというふうに考えております。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  そうですね、これからニーズを含めて考えていかなくちゃいけないということかと思います。そういう点からしますと、子ども・子育て支援事業計画というがあると思います。それに対して、現在計画に対する進捗状況あたり、それから幼稚園、保育園統廃合を含めてその辺認定こども園増設等を考えているかどうか、その辺をお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  豊田参事。 ○健康福祉部参事(豊田達也君)(登壇)  まず、子ども・子育て支援事業計画策定進捗状況でございますが、現在現計画が今年度までということで、現在、鋭意策定を外部会議にも諮りながら進めておるところでございます。  それから、もう一点多様なニーズ受け皿となる施設再編等に関しましては、やはりこれにつきましては現在支援事業計画でもその基本方針として認定こども園化というふうなことは方向性として示しておりますので、そこあたりは踏襲していく考え方になろうかというふうに現時点では考えておるところでございます。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  その認定こども園増設等も当然視野に入ってくるということでございました。  この間、南崎町1つ開設に向けて準備を進めているというところを認識しておりますけれども、今後展開については、例えば一定規模人数を受け入れが可能な規模ですとか、あるいは駐車場確保というところから、ある程度余裕がある場所に選定をする必要があるではないかなというふうに、利用者側から視点でいいますと感じるところであります。そんなところを含めて、今後、この支援事業計画、新たに策定していただくということですので、今後早い段階で示していただければというふうに思います。  その中で、やはり先ほど質問に戻る形になりますけど、保育士確保というは、絶対命題かと思っています。これから認定こども園という形がふえてくるという中で、保育質を落とさないという観点からも、優秀な保育士を確保するというは命題かと思います。その中で、今回議案にもありましたが、会計年度任用職員制度ということに立ち返ってくるではないかなというふうに思います。それを受けて、やはりこの会計年度任用職員制度というところは、行財政改革流れで今日至っているというところは十分認識しておりますけれども、それを受けて、例えば保育士確保を含めて、この正規職員登用という点からも十分考えていっていただきたいという点はあるんですけれども、最後に市長にお伺いいたします。  この会計年度任用職員制度を含めて、この市職員方々働きやすさ環境づくりについて、市長思い等をお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  今、ご指摘をいただいておりますが、この幼児教育・保育を支えるマンパワーは極めて重要でありますし、各自治体大変苦労しておりますけれども、その確保ために。その意味で、正規職員皆さん、さらには非常勤多く方が今、頑張ってそれを支えてくれておりますが、今お話しありました会計年度任用職員制度、新しい制度導入は、今後保育ニーズ、事業量もふえてまいりますし、多様な課題に対応していくという意味からも、極めて有効に活用する必要があろうというふうに思っておるところであります。  働き方改革という視点からというご質問でもございますけれども、やはり幼児教育・保育を支えるマンパワーが本当に意欲と働きがいを持って、その職を全うできるような環境を整えていかなくてはなりませんし、全て職に通じますけれども、今回新しい制度が今後私ども行政サービス質をさらに前に進めていく、市民皆さん本当に満足度につながるような制度として生かしていきたいというふうに考えておりますので、今後ともご協力ほどよろしくお願いいたします。 ○議長(小坂直親君)  森議員。 ○3番(森 英之君)(登壇)  その会計年度任用職員制度というところは、今回、制度化するということになりましたけれども、行政役割としてもこれは非常に重要かなあと思っています。これは、全国的なことでありますけれども、この働き方多様性一つということでありますので、その選択一つではあります。働き方一つではありますけれども、その正規職員方と非正規あり方というところに関しては、今回、この制度を見詰め直す非常に大事な機会になるではないかなというふうに思っています。  したがいまして、この亀山市に限らず、労働界としても非常に重要な案件かと思っていますので、また行政面からも働きやすい環境をつくる意味からも、しっかり尽力いただきたいというふうに思っています。  最後に、以上をお願いいたしまして、私質問とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(小坂直親君)  3番 森 英之議員質問は終わりました。  以上で、予定をしておりました通告による質問は終了しました。
     これより、一般質問に対する関連質問ですが、通告はありませんので関連質問を終わります。  以上で、日程第2に掲げた市政に関する一般質問を終結します。  次に、お諮りします。  あす14日から26日まで13日間は各常任委員会における付託事案審査ため休会したいと思います。これにご異議ございませんか。                (「異議なし」声あり) ○議長(小坂直親君)  ご異議なしと認めます。  あす14日から26日まで13日間は休会することに決定しました。  続いて、お諮りします。  本日会議はこの程度にとどめたいと思います。これにご異議ございませんか。                (「異議なし」声あり) ○議長(小坂直親君)  ご異議なしと認めます。  休会明け27日は午前10時から会議を開き、付託議案審査を行います。  本日はこれにて散会します。ご苦労さまでございました。                (午後 3時43分 散会)...