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平成30年12月定例会(第6日12月21日)

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  1. 亀山市議会 2018-12-21
    平成30年12月定例会(第6日12月21日)


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    平成30年12月定例会(第6日12月21日)    平成30年12月21日(金)午前10時 開議 第  1 議案第   70号 亀山市議会議員及び亀山市長の選挙における選挙運動用                自動車の使用等の公営に関する条例の一部改正について 第  2 議案第   71号 亀山市一般職任期付職員採用等に関する条例の一部                改正について 第  3 議案第   72号 亀山市職員給与条例の一部改正について 第  4 議案第   73号 亀山市税条例の一部改正について 第  5 議案第   74号 亀山市道路占用料徴収条例の一部改正について 第  6 議案第   75号 亀山市営住宅条例の一部改正について 第  7 議案第   76号 平成30年度亀山市一般会計補正予算(第4号)につい                て 第  8 議案第   77号 平成30年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算                (第2号)について 第  9 議案第   78号 平成30年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予                算(第1号)について 第 10 議案第   79号 平成30年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算                (第1号)について 第 11 議案第   80号 平成30年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1                号)について
    第 12 議案第   81号 農事調停について 第 13 議案第   82号 指定管理者の指定について 第 14 議案第   83号 指定管理者の指定について 第 15 議案第   84号 指定管理者の指定について 第 16 議案第   85号 指定管理者の指定について 第 17 議案第   86号 指定管理者の指定について 第 18 議案第   87号 指定管理者の指定について 第 19 議案第   88号 指定管理者の指定について 第 20 議案第   89号 指定管理者の指定について 第 21 議案第   90号 指定管理者の指定について 第 22 議案第   91号 指定管理者の指定について 第 23 議案第   92号 指定管理者の指定について 第 24 議案第   93号 市道路線の認定について 第 25 議案第   94号 市道路線の認定について 第 26 議案第   95号 市道路線の認定について 第 27 議案第   96号 市道路線の認定について 第 28 議案第   97号 市道路線の廃止について 第 29 議案第   98号 亀山市教育委員会委員の任命について 第 30 議員提出議案第3号 乗合タクシー制度の見直しとタクシー料金助成事業の存                続を求める決議 第 31 閉会中の継続調査について   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――出席議員(18名)    1番  草 川 卓 也 君     2番  中 島 雅 代 君    3番  森   英 之 君     4番  今 岡 翔 平 君    5番  新   秀 隆 君     6番  尾 崎 邦 洋 君    7番  中 﨑 孝 彦 君     8番  豊 田 恵 理 君    9番  福 沢 美由紀 君    10番  森   美和子 君   11番  鈴 木 達 夫 君    12番  岡 本 公 秀 君   13番  伊 藤 彦太郎 君    14番  前 田 耕 一 君   15番  前 田   稔 君    16番  服 部 孝 規 君   17番  小 坂 直 親 君    18番  櫻 井 清 蔵 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――欠席議員(なし)   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇会議に出席した説明員職氏名  市長              櫻 井 義 之 君  副市長             西 口 昌 利 君  総合政策部長          山 本 伸 治 君  生活文化部長          佐久間 利 夫 君  健康福祉部長          井 分 信 次 君  産業建設部長          大 澤 哲 也 君  上下水道部長          宮 﨑 哲 二 君  危機管理監           久 野 友 彦 君  総合政策部次長         落 合   浩 君  生活文化部次長関支所長    青 木 正 彦 君  健康福祉部次長         伊 藤 早 苗 君  産業建設部次長         亀 渕 輝 男 君  生活文化部参事         深 水 隆 司 君  産業建設部参事         服 部 政 徳 君  産業建設部参事         草 川 保 重 君  会計管理者           渡 邉 知 子 君  消防長消防部長        平 松 敏 幸 君  消防署長            豊 田 邦 敏 君  地域医療統括官         伊 藤 誠 一 君  地域医療部長          古 田 秀 樹 君  教育長             服 部   裕 君  教育部長            草 川 吉 次 君  教育委員会事務局参事      亀 山   隆 君  監査委員            渡 部   満 君  監査委員事務局長        木 﨑 保 光 君  選挙管理委員会事務局長     松 村   大 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――事務局職員  事務局長  草 川 博 昭   書記      水 越 いづみ  書記    村 主 健太郎   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇会議の次第               (午前10時00分 開議) ○議長(小坂直親君)  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事につきましては、お手元に配付の議事日程第6号により取り進めます。  それでは、去る10日の本会議におきまして、所管の各常任委員会にその審査を付託しました日程第1、議案第70号から日程第28、議案第97号までの28件を一括議題といたします。  各常任委員会委員長から、委員会における審査の経過と結果について報告を求めます。                 総務委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、亀山市議会会議規則第104条の規定により報告します。                      記  議案第70号 亀山市議会議員及び亀山市長の選挙における選挙運動用自動車使用等         の公営に関する条例の一部改正について               原案可決  議案第71号 亀山市一般職任期付職員採用等に関する条例の一部改正について  原案可決  議案第72号 亀山市職員給与条例の一部改正について               原案可決  議案第73号 亀山市税条例の一部改正について                  原案可決  議案第81号 農事調停について                         原案可決  平成30年12月18日                          総務委員会委員長 今 岡 翔 平 亀山市議会議長 小 坂 直 親 様   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                教育民生委員会審査報告書
     本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、亀山市議会会議規則第104条の規定により報告します。                      記  議案第82号 指定管理者の指定について                     原案可決  議案第83号 指定管理者の指定について                     原案可決  議案第84号 指定管理者の指定について                     原案可決  議案第85号 指定管理者の指定について                     原案可決  議案第86号 指定管理者の指定について                     原案可決  議案第87号 指定管理者の指定について                     原案可決  議案第88号 指定管理者の指定について                     原案可決  議案第89号 指定管理者の指定について                     原案可決  議案第90号 指定管理者の指定について                     原案可決  平成30年12月17日                        教育民生委員会委員長 福 沢 美由紀 亀山市議会議長 小 坂 直 親 様   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                産業建設委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、亀山市議会会議規則第104条の規定により報告します。                      記  議案第74号 亀山市道路占用料徴収条例の一部改正について            原案可決  議案第75号 亀山市営住宅条例の一部改正について                原案可決  議案第91号 指定管理者の指定について                     原案可決  議案第92号 指定管理者の指定について                     原案可決  議案第93号 市道路線の認定について                      原案可決  議案第94号 市道路線の認定について                      原案可決  議案第95号 市道路線の認定について                      原案可決  議案第96号 市道路線の認定について                      原案可決  議案第97号 市道路線の廃止について                      原案可決  平成30年12月14日                        産業建設委員会委員長 伊 藤 彦太郎 亀山市議会議長 小 坂 直 親 様   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                予算決算委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、亀山市議会会議規則第104条の規定により報告します。                      記  議案第76号 平成30年度亀山市一般会計補正予算(第4号)について       原案可決  議案第77号 平成30年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につ         いて                               原案可決  議案第78号 平成30年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)に         ついて                              原案可決  議案第79号 平成30年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につ         いて                               原案可決  議案第80号 平成30年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について  原案可決  平成30年12月20日                        予算決算委員会委員長 岡 本 公 秀 亀山市議会議長 小 坂 直 親 様 ○議長(小坂直親君)  初めに、今岡翔平総務委員会委員長。 ○4番(今岡翔平君)(登壇)  ただいまから、総務委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。  去る10日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、18日に委員会を開催いたしました。  まず、担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。  初めに、議案第70号亀山市議会議員及び亀山市長の選挙における選挙運動用自動車使用等の公営に関する条例の一部改正については、公職選挙法の改正に伴い、市議会議員の選挙において選挙運動用ビラを頒布することができるようになったことから、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、選挙運動用ビラ頒布期日について質疑があり、これについては、告示日以降、選挙期日の前日までであるとの答弁でありました。  次に、選挙運動用ビラ頒布枚数確認方法について質疑があり、これについては、申請枚数に応じて、選挙管理委員会から証紙を交付するとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第71号亀山一般職任期付職員採用等に関する条例の一部改正については、平成30年8月の人事院勧告に鑑みた国の一般職任期付職員給与改定取り扱いに準じ、市の一般職任期付職員の給与を改定するため、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、特定任期付職員の人数と配置について質疑があり、これについては、行政不服審査法等で申し立てがあった場合に審理を行う審理員1名を採用しているとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第72号亀山職員給与条例の一部改正については、平成30年8月の人事院勧告に鑑みた国の一般職に属する職員の給与改定取り扱いに準じ、市の一般職に属する職員の給与を改定するため、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第73号亀山税条例の一部改正については、地方税法及び租税特別措置法が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第81号農事調定については、住山町地内の農地に係る所有権移転登記手続請求農事調停事件の調停を成立させることについて、議会の議決を求めるものです。  審査の過程では、農事調停に至った経緯について質疑があり、これについては、今回補正予算で計上している用地の中に農地が含まれているが、農地法では、市は普通財産として農地を取得できないため、民事調停法における農事調停を行うこととなったとの答弁でありました。  次に、市が地権者農事調停を提案したのかとの質疑があり、これについては、顧問弁護士から農事調停の制度を伺い、所有者に話をして了解されたとの答弁でありました。  次に、討論では鈴鹿農業協同組合葬祭場用地の取得のための農事調停であるが、土地利用が明確になっておらず、時期尚早であるとの理由から反対討論が、また、この用地を取得することで、周囲の市有地と合わせると大きな土地になり、今後の市道和賀白川線の開通により、一体的な活用の可能性があるとの理由から賛成討論がありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、賛成者多数で原案のとおり可決することに決定しました。  以上、総務委員会審査報告といたします。 ○議長(小坂直親君)  次に、福沢美由紀教育民生委員会委員長。 ○9番(福沢美由紀君)(登壇)  ただいまから、教育民生委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。  去る10日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、17日に委員会を開催いたしました。  まず、担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。  初めに、議案第82号指定管理者の指定については、亀山市運動施設指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。  審査の過程では、応募2社の提案額に基づく計算及び配点と各評価の根拠について質疑があり、これについては、相対評価は、各応募者が出してきた提案額によって序列を決めるため点数評価しており、絶対評価は、当初示した条件額に対し、どれだけ安価な提案額が示されたかを評価の計算式で算出している。それらを合算することにより、全体的にどれだけ提案額が低く抑えられているか判断している。指定管理料については、三幸・スポーツマックス共同事業体のほうがB社より点数が低いが、それ以外の二十数項目の評価項目全てを勘案して総合点で判断すると、三幸・スポーツマックス共同事業体が上回ったとの答弁でありました。  次に、総合計点について質疑があり、これについては、B社は849点、三幸・スポーツマックス共同事業体は898点で、その差は全体の49点であるとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第83号、議案第84号、議案第85号、議案第86号、議案第87号及び議案第88号の指定管理者の指定については、亀山東小学校放課後児童クラブ、昼生小学校放課後児童クラブ井田川小学校放課後児童クラブ井田川小学校区第二放課後児童クラブ川崎小学校放課後児童クラブ関小学校放課後児童クラブ指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。  審査の過程では、指定管理料の金額が5年間、毎年上がっていることについて質疑があり、これについては、いろいろな加算分や処遇改善等により、上昇率が年約2%と計算しているため、その分を見越して一律2%ずつ加算しているとの答弁でありました。
     以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第89号指定管理者の指定については、亀山市文化会館・亀山市中央コミュニティセンター指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。  審査の過程では、5年間の指定管理料の金額が毎年異なっている根拠について質疑があり、これについては、法定点検等実施頻度や内容により、年度によって差が生じているとの答弁でありました。  次に、選定評価を行うに当たり、所定の計算方法により算出した額を総合評価配点変換表を用いて変換する理由について質疑があり、これについては、委員1人あたりの配点が10点となっていることから、変換表を用いて配点をしているとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第90号指定管理者の指定については、亀山市石水渓キャンプ場施設指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。  審査の過程では、各施設ごと選定評価における総配点の差異について質疑があり、これについては、通常、選定委員1人あたりの配点が250点であり、委員5人の総合点で1,250点となっているが、第2回選定委員会で、選定委員が4人しか出席できなかったため、委員4人の総合で1,000点となっているとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  以上、教育民生委員会審査報告といたします。 ○議長(小坂直親君)  次に、伊藤彦太郎産業建設委員会委員長。 ○13番(伊藤彦太郎君)(登壇)  ただいまから、産業建設委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。  去る10日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、14日に委員会を開催いたしました。  まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。  初めに、議案第74号亀山道路占用料徴収条例の一部改正については、道路法が改正されたことに伴い所要の改正を行うものです。  審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第75号亀山市営住宅条例の一部改正については、民間活用市営住宅事業により新たに借り上げる賃貸共同住宅24戸について、市営住宅として設置及び管理を行うこととするため、所要の改正を行うものです。  審査の過程では、この議案にも関連する新しい亀山市住生活基本計画はいつ提示されるのかとの質疑があり、これについては、今年度末に策定するため、12月末に産業建設委員会で中間案を説明するとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第91号指定管理者の指定については、亀山市勤労文化会館指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。  審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第92号指定管理者の指定については、亀山市都市公園施設等指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。  審査の過程では、選定理由にこれまでの事業実績が評価できるとあるが、これまでの実績があるところと、新しいところをそれぞれどう評価するのかとの質疑があり、これについては、評価項目として、施設の管理運営業務の配点が重くなっている。もう一者もほかで管理の実績があり、プレゼンテーションの中で委員が判断したとの答弁でありました。  次に、評価基準指定管理料が安価に抑えられているかという項目があるが、どちらが安かったのかとの質疑があり、これについては、地域社会振興会が3億4,664万円であるのに対し、ほかの1者が3億4,177万2,000円で、486万8,000円安かったが、基準に基づき採点し、点数は同じであるとの答弁でありました。  次に、安かったほうと高かったほうの採点が一緒というのは理解できない、何のために安価に抑える基準があるのかとの質疑があり、これについては、前もって幅を持たせた基準を決めており、たまたま同じ幅に入ったとの答弁でありました。  次に、安価な提案がされても点数が一緒になるのは配点に問題があるのではないか、また、指定管理料の評価が低過ぎるのではないかとの質疑があり、これについては、選定の物差し、配分等も含めてしっかり検証し、改善すべきものは改善していくとの答弁でありました。  次に、評価基準は公表されているのかとの質疑があり、これについては、公募の際、ホームページに仕様書で上げているが、詳細なものではないとの答弁でありました。なお、これについては、事前に採点基準等をオープンに評価すべきであるとの意見がありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第93号、議案第94号、議案第95号及び議案第96号の市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である市道川合36号線、37号線、38号線及び39号線の路線の認定について議会の議決を求めるものです。  審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、川合から井田川小学校に向かう市道川合みどり線は非常に狭い。開発で戸数がふえると道路事情が変化するがどう考えているのかとの質疑があり、これについては、今回の開発区域の下で新たな開発があり、その中で、市道川合28号線から通り抜けできる幅員6メートルの道路が整備される予定である。また、井田川小学校までの坂道について計画はないが、小学生の通学路等であるため、PTA要望の危険箇所点検の中で安全対策を講じていきたいとの答弁でありました。  次に、このような開発が道路まで波及することから、周辺道路の状況で開発をとめることができないのかとの質疑があり、これについては、開発に際しては原則幅員6メートルの道路が指導の根幹であるが、市街地等について難しい場合は、幅員4メートルとして待避所をつくることを指導しているとの答弁でありました。  以上のような議論を経て、採決の結果、原案のとおり全会一致で可決することに決定しました。  次に、議案第97号市道路線の廃止については、一般交通の用に供する必要がなくなった能褒野12号線の路線の廃止について議会の議決を求めるものです。  審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。  以上、産業建設委員会審査報告といたします。 ○議長(小坂直親君)  次に、岡本公秀予算決算委員会委員長。 ○12番(岡本公秀君)(登壇)  ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果についてご報告いたします。  去る10日の本会議で当委員会に付託のありました、議案第76号平成30年度亀山市一般会計補正予算(第4号)について、議案第77号平成30年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第78号平成30年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第79号平成30年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について及び議案第80号平成30年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)についての平成30年度各会計補正予算5議案については、同日、当委員会を開き、分科会を設置して各分科会で審査することを決定し、14日に産業建設分科会、17日に教育民生分科会、18日に総務分科会を開催し、それぞれ審査を行いました。  そして、20日に市長、副市長初め関係部長の出席を得て当委員会を開催し、各分科会の会長から審査の経過について報告を受けました。  その結果、議案第76号については、委員から2つの修正案が提出されました。  一つは、市有財産管理費について、道路用地の購入に際し残地の購入はしないという市の方針が崩れることや、市営斎場の近くに新たに葬祭場が建設されることで、市営斎場の使用料が減収となるなどの理由により、事業費9,947万9,000円を全額減額、関連する歳入、繰越明許費補正も減額するとともに、亀山駅周辺整備事業について、見通しの立たない補正や繰り越しを認めることは、地方財政法が求める会計年度独立の原則の立場から許されるものではないなどの理由により、事業費6億1,030万円のうち、亀山駅前広場整備事業負担金2億2,050万円、亀山駅前線整備事業負担金460万円及び市街地再開発事業補助金2億8,920万円の合計5億1,430万円を減額、関連する歳入、繰越明許費補正、地方債補正も減額する修正案が提出されました。  もう一つは、市有財産管理費について、所有者との道路用地部分の売買契約が、既に11月13日に締結されていることが明らかとなり、今回の補正理由の前提条件が大きく変わってきたことから、議案審査にも影響するなどの理由により事業費9,947万9,000円を全額減額、関連する歳入、繰越明許費補正も減額する修正案が提出されました。  次に、これらの修正案については、亀山駅周辺整備事業における社会資本整備総合交付金を減額して一旦国に戻すことによる市への影響等について、質疑がありました。  次に、議案第76号の原案については、市道和賀白川線の道路用地の買い取り交渉が難航しているという一方で、売買契約が済んでいることが明らかになり、残地の購入は意味がなく、全ての説明において信憑性が疑われ、再度の説明が必要であるとの理由から反対討論が、また、亀山駅周辺整備事業に係る部分の修正案については、この事業の成否は費用の採算性であり、国からの交付金を一旦返還すれば、今後の補助金配分は非常に厳しくなることから、今回の補正予算は、ほとんどが次年度への繰り越しという特異なケースではあるが、やむを得ない補正であるとの理由から反対討論がありました。  そして、採決の結果、2つの修正案については、賛成者少数で否決し、原案については、可否同数となったことから、委員長は可決と裁決しました。  次に、議案第77号から議案第80号までの平成30年度各会計補正予算の4議案については、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上、予算決算委員会審査報告といたします。 ○議長(小坂直親君)  各常任委員会委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  4番 今岡翔平議員。 ○4番(今岡翔平君)(登壇)  予算決算委員会の委員長報告について質疑があります。  きのう、委員の中から、可否同数になって委員長が可決ということで、なぜ可決にしたかということで、委員長が可決にした理由を書いてほしいという要望があったと思うんですけれども、それについてちょっと記載が見受けられないように見えるんですがいかがでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  4番 今岡翔平議員の質疑に対する答弁を求めます。  岡本議員。 ○12番(岡本公秀君)(登壇)  私、予算決算委員長の岡本は、自分の考えに従って態度を表明しただけのことであり、特段の記入する理由はございません。 ○議長(小坂直親君)  4番 今岡翔平議員。 ○4番(今岡翔平君)(登壇)  すると、きのう要望が出た時点で、それを記載する必要がないという答えができたと思うんですけれども、その要望が出た際に特に返答がなくて、今記入する理由がないという答えがちょっと腑に落ちないんですけど、そのあたりはいかがでしょうか。つまり、きのうは要望を受けたように見えたんですけど、きょうそういうお答えになるということが腑に落ちないところなんですがいかがでしょうか。 ○議長(小坂直親君)  12番 岡本議員。 ○12番(岡本公秀君)(登壇)  委員長報告の作成に当たって事務局と相談した結果、以上のような報告となったということでございます。以上です。 ○議長(小坂直親君)  18番 櫻井清蔵議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  今、我が同僚の今岡議員から、委員長報告について質問がありましたけれども、事務局と相談してというようなことは、議会は一体何と思ってみえるのか、それがまず一点。それから、委員長報告の中に、議案第76号の原案については市道和賀白川線の道路用地の買い取り交渉が難航しているという一方でと、決してこれは難航していなかったということは、きのうも私も言わせていただきましたけれども、先ほども委員から1つの書類を拝見させていただきました。その中で、権利変更が既に、所有者移転が平成30年11月13日売買、所有者、亀山市、平成30年12月5日、第2万3727号のことで明らかになっておるということも、委員長はご存じで、このような委員長報告をされたのか。それで今、今岡議員が言われたように、判断基準はやっぱり可否同数になった場合には、委員会の中、私も言わせていただいたけれども、はっきり委員長としての判断を明記していただきたいということを言いました。にもかかわらず、私の判断でやりましたと、その判断根拠を私は知りたい、あなたの。この事案をどのように捉えられておるのか、委員長として。それをお聞きしたい。事務局と相談してそういうようなことをやったということは、議会として言語道断なことやと私は思う。それを知りたい、それをはっきり明確にお答え願いたい、委員長として。それをお願いしたい。 ○議長(小坂直親君)  18番 櫻井議員の質疑に対する答弁を求めます。  岡本議員。 ○12番(岡本公秀君)(登壇)  今回の委員長報告の最終ページに記載されておりますように、今回の補正予算は、特異なケースではありますが、やむを得ない補正であると、そういう判断で来ております。この文章で私の態度は一応示されたと思っております。そして、事務局と相談云々とおっしゃいますが、これは必ず議会と事務局とはそれなりに連携をとってやるべきだと、そういう考えで、委員長が独断で文章を上げるわけでもないと、それは思っております。以上です。 ○議長(小坂直親君)  櫻井議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  今の岡本委員長の発言によりますと、どうも議会事務局が責任があるようなことのような発言に受けました。亀山市議会は18名で構成され、予算決算委員会は議長を除く17名で構成されております。当然、17名で構成された場合には、その案件によって可否同数ということが起こり得る可能性があるわけです。その中で、委員長が議会事務局に責任を転嫁させるというようなことやなしに、あなた自身の考えをここで述べていただいて、そして委員長報告をさせていただいたというようなことが、この場で言えないんですか、あなたは。そのことについてお答え願いたい。事務局にそういうような責任を転嫁することはならん。 ○議長(小坂直親君)  岡本議員。 ○12番(岡本公秀君)(登壇)  私は何も事務局に責任を転嫁したわけではございません。委員長の私の意向で、事務局のほうがこの文章を作成していただいて、そして私がそれを夕べ目を通して、これで行きましょうと、そういういきさつがあったということだけであって、事務局から提示されたやつをただ右から左に読んでおると、そういうわけではございません。 ○議長(小坂直親君)  ほかに。                 (「なし」の声あり) ○議長(小坂直親君)  ないようですので、各委員長の報告に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第70号から議案第97号までの28件について討論を行います。  通告に従い、順次発言を許します。  9番 福沢美由紀議員。 ○9番(福沢美由紀君)(登壇)  日本共産党を代表し、議案第76号平成30年度亀山市一般会計補正予算(第4号)について及び議案第81号農事調停についての2議案に、反対の立場で討論します。  まず、補正予算です。  問題のある予算の一つは、鈴鹿農業協同組合が東御幸町に葬祭場を建設する計画に対して、市が代替地として市営住山住宅の南側の土地を造成した上で貸し付けるための予算です。1億円近い予算を使うにしては、余りにも説得力のない説明や答弁でした。
     第1に、東御幸町での葬祭場建設は、農協内部でも異論があり住民の理解が得られるかどうかでも大きな疑問があります。市が補正予算を組んでまで代替地を提案しなくても、他の土地を検討せざるを得ない状況であります。  第2に、市が代替地として提案する市営住山住宅の南側の土地は市営斎場に近く、建設されれば民間の葬祭場としては4つ目となります。市営斎場は、平成21年度のオープン以降利用者が減り続けており、新たな施設建設によりさらに減ることが予想されます。市が積極的にかかわる必然性が見当たりません。  第3に、道路用地を購入する際、残地は購入しないという市の方針に反して、市道和賀白川線の東側の土地まで購入することになっています。事業目的もなく、畑地となっていますが、セイタカアワダチソウが繁茂し荒れた土地です。市の方針が崩れ、今後の用地購入にも支障が生じてきます。  そして、最後に許しがたいのが、議会に対する不誠実な対応です。市道和賀白川線の用地購入の契約が11月には既に締結されていたのに、その事実を隠したまま議会に対し説明してきたことです。審議の前提を軽んじる許しがたい行為です。  反対するもう一つの予算は、亀山駅周辺整備事業関連です。  反対する理由は、補正や繰り越しをしても予算執行の見込みが立たない事業費が含まれているからです。これは、本会議での議案質疑や産業建設分科会で指摘したように、補正や繰り越しをしても権利者との建物及び土地等の補償、権利変還者への動産移転や営業休止補償等、既存建築物の除却及び整地など、今後のスケジュールにあるような2020年1月ごろからの解体、施設建築工事というのは到底無理なことです。議会が見通しの立たない補正や繰り越しを認めることは、財政法が求める会計年度独立の原則という立場からも許されるものではありません。議論の中で、国の補助金を返してしまうと今後に支障が出るという意見がありました。しかし、議会が真っ先に考えなければいけないのは、権利者のことです。もし予算が組まれ、それに合わせて日程が決められれば、それに合わせるように権利者に早期の決断を迫ることになります。いまだに全員合意のない中で強引に進めれば、権利者を苦しめることにしかなりません。  また、もう一つの視点として、市民全体のことも考えなければなりません。大幅に区域が広がり、基本設計は大きく変更になりました。しかし、市民は説明も聞いていません。予算の執行の見通しが立たない中、今は一旦立ちどまり、櫻井市長が常々言われるように、しっかりと丁寧に進めるべきときではないでしょうか。  最後に、この補正予算には幼稚園や小学校の空調機整備事業を前倒しで実施する補正など、必要なものが含まれています。そのため、昨日の予算決算委員会で、以上に述べた2つの問題のある予算を削る修正案を出しましたが、賛成者少数で否決されたため、やむなくこの補正予算に反対するものです。  次に、議案第81号の農事調停ですが、この議案は補正予算が成立することが前提となるため、補正予算に反対する立場から賛成できません。  議員各位のご賛同を求め、討論といたします。 ○議長(小坂直親君)  9番 福沢美由紀議員の討論は終わりました。  次に、10番 森 美和子議員。 ○10番(森 美和子君)(登壇)  公明党を代表して、議案第76号平成30年度亀山市一般会計補正予算(第4号)及び議案第81号農事調停について、賛成の立場で討論します。  まず、議案第76号平成30年度亀山市一般会計補正予算についてです。  特に、私も本会議で質疑をいたしましたが、第8款土木費、亀山駅周辺整備事業及び第2表繰越明許費補正追加の亀山駅周辺整備事業についてであります。今回の補正予算6億1,030万円は、国の社会資本整備総合交付金が前倒しで支給決定されたことにより、市街地再開発事業における転出者への建物及び土地等の補償費や、亀山駅前広場整備における建物及び土地等の補償費、都市計画道路亀山駅前線における建物等の補償費などが計上されております。  また、特に大きな議論になったのが、今回の補正予算を含む14億3,470万円が繰越明許費として次年度に繰り越されることでありました。第1種市街地再開発事業で最も重要なことは、民間事業であることから採算性であり、国の補助金の確保は市にとって財政面で極めて重要であると思います。予算を認めないで、仮に補助金や交付金を国に返した場合、亀山市への今後の査定が非常に厳しいものになることが考えられるという執行部の見解も確認しました。補助金や交付金はこの事業だけではありませんので、今後の亀山市の財政にも少なからず影響があるように思われます。  また、今回繰り越される14億3,470万円のほとんどが補償費で、質疑の中でも確認をいたしましたが、組合設立以後は順次事業の進捗が図られていくというものでありました。また、全ての権利関係者の合意を取りつけることは重要であることは言うまでもありませんが、なかなか理解していただけない住民の方に対しては、個々の生活プランや状況が違う中で、その方に合った協議を丁寧にしていくとの答弁もありました。この機会を逃せば、市民や地域の方々の長年の願いであった亀山駅前を変えようとした亀山駅周辺の再生が大幅におくれるだけでなく、事業自体が頓挫する可能性もあります。おおむねの権利関係者が、長年の研究、検討を重ねてきた中で、苦渋の決断をされ、合意し、組合設立が間近に迫ってきた中では、市の総合計画に基づきしっかりと事業の推進を進めるべきです。以上のような理由から、今回はやむを得ない補正であるとし、亀山駅周辺整備事業を含むこの議案には賛成するものであります。  次に、議案第81号農事調停についてです。  この議案は、今回市が取得する土地の一部には農地が含まれており、市は農地を普通財産として取得できないことから農事調停に至ったものであります。  今回の用地取得によって、一部は鈴鹿農業協同組合に貸し付けることになって活用できますが、それ以外の土地については現時点で具体的なことは決まっておりません。しかしながら、今回取得する土地の周辺部は市有地であることから、市道和賀白川線の開通後においては、一体的な活用の可能性があると見込まれます。また、文化会館の隣接地に葬祭場が建設されたならば、しめやかにとり行われる葬儀の隣で、文化会館を利用した大きなイベントが行われる可能性もあり、さらには周辺の交通渋滞など、ふさわしい立地状況とはいえません。亀山市が、鈴鹿農業協同組合に対して葬祭場の建設地の変更を要請し、了解を得たことは評価できます。  以上のような理由により、この議案には賛成するものであります。  最後に執行部に対して一言申し上げます。  今定例会で、議会に対して不誠実な対応がありました。このことで議会が混乱したことも事実です。以後、このようなことのないよう誠実な対応を求めます。  以上、議員各位の賛同を求め、討論といたします。 ○議長(小坂直親君)  10番 森 美和子議員の討論は終わりました。  次に、8番 豊田恵理議員。 ○8番(豊田恵理君)(登壇)  議案第76号平成30年度亀山市一般会計補正予算(第4号)について及び議案第81号農事調停について、反対の立場で討論いたします。  これらの議案に対しては、多々将来に向けての疑問点と不明点があり、議案質疑でもただしたところ、金額等においては、鑑定を出し妥当であることや、また、取り決めていない将来的な契約についてもきちんと公正証書を交わすなど示されたこと、また、行政側の言う和賀白川線の進捗を鑑み、いまだ問題は含むものの一定の理解はできるとして、私は2日前までは賛成の立場でありました。  しかしながら、委員会も終わって間もなく、さまざまな情報が流れてきて、そもそも私たち議会に提示された議案自体の目的と理由が虚偽に当たるのではないかという疑いが出ており、この状況で賛否をとることは不可能であるという判断に至りました。  既に道路用地は所有件移転登記が済んでいるということについて、きのうの討論の段階では、まだその確証が私においてはとれておらず、正式にお伝えはできませんでしたが、その後、担当課から当該土地の登記事項証明書をもらい、平成30年11月13日に売買契約が交わされ、同年12月5日に所有件移転が受け付けされたということがわかりました。つまり、私たちが全員協議会で説明を受けた11月21日以前に、既に土地所有者と売買契約済みであったということです。  この事実は、用地買収が難航しており和賀白川線の開通がおくれていると報告を受けている議会に対しては、早急に伝えなければならない重要な事実であるはずです。しかしながら、全員協議会ではその事実は知らされず、資料には和賀白川線の当該土地の買収交渉が難航しているという旨のことが書いてございます。いまだに公式にその事実は伝えられていないまま、私たちは今、議場で採決を迫られております。おかしくないでしょうか。この事実がわかっていれば、この12月議会で行われてきた議論、中身、全て随分変わってくるはずです。既に売買契約がなされているのなら、所有権が亀山市に移転しているのなら、和賀白川線の道路用地取得のために土地所有者が要請するとした、残地を購入するという市の言い分が全く成り立たなくなる。この議案自体が、今回の残地購入の意味がないということになります。亀山市の事務決裁規程で別表を確認したところ、共通専決事項の21の欄で200万円以上の公有財産購入の契約行為は市長決裁となっています。事務決裁規程上、公有財産を所管する総合政策部で多分合議されて、次長、副市長、市長の決裁の上で用地取得の意思決定がなされているはずであるのに、全員協議会、定例会では、最後まで用地買収が難航しているという状態のままでした。当然ながら、この残地の買い取りについては反対をせざるを得ません。またこれにかかわる農協との契約などにおいても、この議案にかかわる全ての説明において信憑性が疑われる状況にありますので、再度の説明が必要であり、現状では賛成できません。  これは、議会に対する説明責任を果たしていない市に対して、議会が厳しく追及すべき案件です。議員各位はそれをきちんと把握、理解していただき、この案件に対応していただきたいと思います。  また、市は誠意を持ってこの件に関して説明をしていただきたいということを申し上げ、私の反対討論とさせていただきます。 ○議長(小坂直親君)  8番 豊田恵理議員の討論は終わりました。  次に、18番 櫻井清蔵議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  勇政の櫻井清蔵でございます。  反対の討論をさせていただきたいと思っております。  今回の議案について2名の方が反対討論をされ、1名の方が私の前に賛成討論をされております。  まず、議案第76号の今回の補正予算について、賛成討論者において権利者、市民が要望しておるという部分について大変ひっかかることがありました。市民が果たして今の状況の中で賛成をされておるのかということも検証が十分されておりません。本来、開発事業というのは、その地権者である組合員の全員合意に基づいて、このような事業を進めていくのが本来の開発事業だと、私は過去の経験上、そのように認識しております。賛成討論者において、この予算を国に返上した場合に、今後亀山市に大きな影響を及ぼすというご意見がございました。果たして、この国の補助金がどのような経緯に基づいて、この補助金が拠出されておるのかということについても、大変疑問に思っております。  本来なら、この国の補助金事業というのは、地域住民の地権者の、権利者の全員合意に基づいて、国というのは補助金というのを交付してくるわけです。にもかかわらず、亀山市はいかにも地域の方が合意をされたというような形で、組合が、県のほうへ開発組合の申請書を出させておると、これは明らかに市としての立場、行政としての立場、それが大変、地権者、市民に対する説明責任がなされていない。こういうようなことであると私は思っております。  また、この補正においてもう一件、和賀白川線でございますけれども、先ほど予算決算委員会委員長にいろいろただしました。私も予算決算委員会でいろんなことで討論もさせていただきました。いかにも地権者の方が、この和賀白川線道路用地に対して、大変困難やというようなことが述べられたと、これは明らかに議会に対する虚偽の報告です。私どもは、この事実を知りませんだもので、いろんなことで委員会等で協議もしました。そこについて大変お叱りを受けて、きのうも討論の前で頭を下げさせていただきましたけれども、やはり、行政が、議会が、または市民がという中で、私は市民本位の行政をすべきだと思います。  櫻井市長は、よくこのように言われます。市民に開かれた市政を目指す、市民に理解をいただける市政をやるということを、事あるごと、事ある場所で、このように述べられております。この議会において、和賀白川線の道路用地、または農協問題等々を包み隠さず、やっぱりきちっと報告されて、そして議会に審議をかけて今日に移るのが本来の形であると思っています。  今回、議案第81号において農事調停ということがされています。福沢議員が反対討論の中でいろいろ言われました。果たして今のところで、農協が協議前に、亀山市が手を出す前にそこに立地した場合にその土地が大変やと、森議員もそういうふうに言われました。賛成討論で。確かに、私もそのように思います。だけどやはり、その経過、経緯、そのようなことをきちっと議会に説明した中でこういうような議案を提出して、それで農事調停に至るような説明をするべきということが、なされていない。  やっぱり議会への説明責任というよりも市民への説明責任がなされていないこの2つの議案については、私は反対せざるを得ません。どうか、議員各位のご賛同を得て、私の考え方に賛同をいただき、この議案に反対していただきたいと思います。 ○議長(小坂直親君)  18番 櫻井清蔵議員の討論は終わりました。  以上で通告による討論を終結し、議案第70号から議案第97号までの28件について、起立により採決を行います。  採決に先立って、この際お諮りします。  起立採決の際、着席している場合は、その議案に対して反対とみなすことにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小坂直親君)  ご異議なしと認めます。  起立採決により着席している場合は反対とみなすこととします。  それではまず、討論のありました議案第76号平成30年度亀山市一般会計補正予算(第4号)について、起立により採決を行います。  本案についての委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものとしております。  本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(小坂直親君)  ご着席願います。  起立多数であります。  したがって、議案第76号平成30年度亀山市一般会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決することに決定しました。  次に、同じく討論のありました議案第81号農事調停について、起立により採決を行います。  本案についての委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものとしております。  本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(小坂直親君)  ご着席願います。  起立多数であります。  したがって、議案第81号農事調停については、原案のとおり可決することに決定しました。  次に、討論のありました議案以外の議案第70号から議案第75号まで、議案第77号から議案第80号まで及び議案第82号から議案第97号までの26件について、一括して起立により採決を行います。  本各案についての各委員長の報告は、いずれも原案のとおり可決すべきものとしております。  本各案を各委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(小坂直親君)  ご着席願います。  起立全員であります。  したがって、  議案第70号 亀山市議会議員及び亀山市長の選挙における選挙運動用自動車使用等の公営に関する条例の一部改正について  議案第71号 亀山市一般職任期付職員採用等に関する条例の一部改正について  議案第72号 亀山市職員給与条例の一部改正について  議案第73号 亀山市税条例の一部改正について  議案第74号 亀山市道路占用料徴収条例の一部改正について  議案第75号 亀山市営住宅条例の一部改正について  議案第77号 平成30年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について  議案第78号 平成30年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について  議案第79号 平成30年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について  議案第80号 平成30年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について  議案第82号 指定管理者の指定について  議案第83号 指定管理者の指定について  議案第84号 指定管理者の指定について  議案第85号 指定管理者の指定について  議案第86号 指定管理者の指定について  議案第87号 指定管理者の指定について  議案第88号 指定管理者の指定について
     議案第89号 指定管理者の指定について  議案第90号 指定管理者の指定について  議案第91号 指定管理者の指定について  議案第92号 指定管理者の指定について  議案第93号 市道路線の認定について  議案第94号 市道路線の認定について  議案第95号 市道路線の認定について  議案第96号 市道路線の認定について  議案第97号 市道路線の廃止について は、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。  会議の途中ですが、10分間休憩いたします。               (午前11時01分 休憩)   ─────────────────────────────────────               (午前11時12分 再開) ○議長(小坂直親君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第29、議案第98号を議題とします。  市長に提案理由の説明を求めます。  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げたいと存じます。  議案第98号亀山教育委員会委員の任命についてでございますが、亀山市教育委員会委員の井上恭司氏は、平成31年2月21日をもって任期満了となりますので、その後任の委員として亀山市関町白木一色1458番地にお住まいの若林喜美代氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。  なお、任期は、平成31年2月22日から4年間でございます。  以上、簡単ではございますが、議会にご提案申し上げております議案の説明といたします。  追加の提案となりましたが、何とぞ、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小坂直親君)  市長の提案理由の説明は終わりました。  次に、議案第98号について質疑を行いますが、通告はありませんので質疑を終結します。  続いてお諮りします。  ただいま議題となっております議案第98号については、会議規則第36条第3項の規定により常任委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小坂直親君)  ご異議なしと認めます。  議案第98号については、常任委員会への付託を省略することに決定しました。  次に、議案第98号について討論を行いますが、通告はありませんので討論を終結し、議案第98号亀山教育委員会委員の任命について、起立により採決を行います。  本案について、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(小坂直親君)  ご着席願います。  起立全員であります。  したがって、議案第98号亀山教育委員会委員の任命については、原案のとおり同意することに決定しました。  会議の途中ですが、暫時休憩いたします。               (午前11時14分 休憩)   ─────────────────────────────────────               (午前11時44分 再開) ○議長(小坂直親君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第30、議員提出議案第3号を議題とします。  提出者に提案理由の説明を求めます。  18番 櫻井清蔵議員。 ○18番(櫻井清蔵君)(登壇)  ただいま上程いただきました議員提出議案第3号乗合タクシー制度の見直しとタクシー料金助成事業の存続を求める決議について、決議の朗読をもって提案理由とさせていただきます。  乗合タクシー制度の見直しとタクシー料金助成事業の存続を求める決議。  亀山市では、市民の身近な交通手段を確保することについて、これまで実施してきた地域公共交通であるコミュニティバス路線等の再編では限界があることから、平成30年10月より、バスとタクシーの中間的なサービスとして、乗合タクシーの運行を開始した。  これは、満75歳以上の人や、4輪運転免許を持たない満65歳以上の人、心身的な理由で自動車を運転できない人などが、事前にタクシーを予約し、他の人と乗り合いにより、あらかじめ定めた出発地から目的地までを低料金で利用できるものである。  この乗合タクシー制度について、亀山市議会では、制度の運用がスタートする前から、予約が前日の15時までであることや、運行時間が平日の10時から15時までであるということ、出発地及び目的地が限定されていることなどを初め、さまざまな課題・問題点を指摘し、制度の再構築を求めてきた。  一方、市では、これまで高齢者や障がい者(児)の社会活動を促進するため、タクシーを利用する場合に、その料金の一部を助成するタクシー料金助成事業を実施しているが、平成31年4月から、基本的に満75歳以上の方は、1万円のタクシー券の助成がなくなり、乗合タクシー制度に移行することになっている。  しかし、乗合タクシー制度がスタートして2カ月間の実績を見ても、登録者数及び利用者数ともに当初の目標に達しておらず、課題も多くあり、とても公共交通というにはほど遠い状況である。  そこで、タクシー料金助成事業は、あくまで福祉施策として行われるもので、地域公共交通とは性質が異なることから、このタクシー券を一部を除いて廃止するのであるならば、乗合タクシー制度が地域公共交通として十分機能し、市民にとって利用しやすい制度となるよう見直され、タクシー券交付の必要性がなくなった後に廃止するべきである。  よって、亀山市議会として、乗合タクシー制度の見直しと、タクシー料金助成事業の存続について、下記のとおり強く求めここに決議する。  記1.乗合タクシー制度が、地域公共交通として市民がより利用しやすい制度となるよう十分検証し、早期に見直しを行うこと。  2.タクシー料金助成事業については、乗合タクシー制度の見直しが終了し、利便性の高い制度として定着するまでの間は、現行制度を存続すること。  以上、議員提出議案の提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(小坂直親君)  以上で提案理由の説明は終わりました。  これより本案について質疑を行いますが、通告はありませんので質疑を終結します。  続いてお諮りします。  議員提出議案第3号については、会議規則第36条第3項の規定により常任委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小坂直親君)  ご異議なしと認めます。  議員提出議案第3号は、常任委員会への付託を省略することに決定しました。  次に、本案について討論を行いますが、通告はありませんので討論を終結し、議員提出議案第3号乗合タクシー制度の見直しとタクシー料金助成事業の存続を求める決議について、起立により採決を行います。  本案を原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(小坂直親君)  ご着席ください。  起立全員であります。  したがって、議員提出議案第3号乗合タクシー制度の見直しとタクシー料金助成事業の存続を求める決議については、原案のとおり可決することに決定しました。  次に、日程第31、閉会中の継続調査についてを議題とします。  総務委員会教育民生委員会産業建設委員会の各委員長から、各委員会における所管事務調査について、会議規則第105条の規定に基づき、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。                閉会中の継続調査申出書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、亀山市議会会議規則第105条の規定により申し出ます。                     記 1.事 件   「働き方改革」について 2.理 由   高度化・多様化する住民ニーズに迅速かつ効果的に対応するため、ICTを活用して業務改善を図るなど、市職員の働き方について調査・研究を行う。 3.期 間   平成30年12月21日~平成31年9月30日  平成30年12月20日                            総務委員会委員長 今 岡 翔 平 亀山市議会議長 小 坂 直 親 様   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                   閉会中の継続調査申出書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、亀山市議会会議規則第105条の規定により申し出ます。                     記 1.事 件   「青少年の自立支援」について 2.理 由   亀山市は、0歳から18歳までの途切れのない支援に取り組んではいるが、青少年の自立に向け、早い段階からの適切な支援について調査・研究を行う。 3.期 間   平成30年12月21日~平成31年9月30日  平成30年12月20日                          教育民生委員会委員長 福 沢 美由紀 亀山市議会議長 小 坂 直 親 様   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――                閉会中の継続調査申出書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、亀山市議会会議規則第105条の規定により申し出ます。                     記 1.事 件   「災害に対応できるインフラ整備」について 2.理 由   従来の想定を超える自然災害や開発等の行為により発生するおそれのある人為災害等に対応していくため、市内の災害発生原因及び道路、河川、上下水道等の現状を把握し、今後のインフラ整備のあり方について調査・研究を行う。 3.期 間   平成30年12月21日~平成31年9月30日  平成30年12月20日                          産業建設委員会委員長 伊 藤 彦太郎 亀山市議会議長 小 坂 直 親 様 ○議長(小坂直親君)  お諮りします。  各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査にすることについてご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小坂直親君)  ご異議なしと認めます。  各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査にすることに決定しました。  以上で今期定例会の議事を全て議了しました。  議事を閉じ、閉会したいと思います。  これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(小坂直親君)  ご異議なしと認めます。  平成30年12月亀山市議会定例会はこれをもって閉会します。ご苦労さまでございました。               (午前11時52分 閉会)   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 平成30年12月21日              議  長      小 坂 直 親              2  番      中 島 雅 代              11 番      鈴 木 達 夫...