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平成30年 9月定例会(第1日 8月24日)

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  1. 亀山市議会 2018-08-24
    平成30年 9月定例会(第1日 8月24日)


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    平成30年 9月定例会(第1日 8月24日)    平成30年8月24日(金)午前10時 開会及び開議 第  1 会議録署名議員の指名 第  2 会期の決定 第  3 諸報告 第  4 現況報告 第  5 議案第52号 亀山市放課後児童クラブ条例の一部改正について 第  6 議案第53号 亀山市営住宅条例の一部改正について 第  7 議案第54号 亀山市健康づくり関センター条例の廃止について 第  8 議案第55号 平成30年度亀山市一般会計補正予算(第2号)について 第  9 議案第56号 平成30年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1             号)について 第 10 議案第57号 平成29年度亀山市一般会計歳入歳出決算の認定について 第 11 議案第58号 平成29年度亀山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の             認定について 第 12 議案第59号 平成29年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算             の認定について 第 13 議案第60号 平成29年度亀山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の             認定について 第 14 議案第61号 平成29年度亀山市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定
                について 第 15 議案第62号 平成29年度亀山市工業用水道事業会計剰余金の処分及び決算             の認定について 第 16 議案第63号 平成29年度亀山市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算             の認定について 第 17 議案第64号 平成29年度亀山市病院事業会計決算の認定について 第 18 報告第11号 決算に関する附属書類の提出について 第 19 報告第12号 健全化判断比率の報告について 第 20 報告第13号 亀山市水道事業会計資金不足比率の報告について 第 21 報告第14号 亀山市工業用水道事業会計資金不足比率の報告について 第 22 報告第15号 亀山市公共下水道事業会計資金不足比率の報告について 第 23 報告第16号 亀山市病院事業会計資金不足比率の報告について 第 24 報告第17号 亀山市農業集落排水事業特別会計資金不足比率の報告について 第 25 報告第18号 専決処分の報告について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇出席議員(18名)    1番  今 岡 翔 平 君     2番  西 川 憲 行 君    3番  髙 島   真 君     4番  新   秀 隆 君    5番  尾 崎 邦 洋 君     6番  中 﨑 孝 彦 君    7番  福 沢 美由紀 君     8番  森   美和子 君    9番  鈴 木 達 夫 君    10番  岡 本 公 秀 君   11番  伊 藤 彦太郎 君    12番  宮 崎 勝 郎 君   13番  前 田 耕 一 君    14番  中 村 嘉 孝 君   15番  前 田   稔 君    16番  服 部 孝 規 君   17番  小 坂 直 親 君    18番  櫻 井 清 蔵 君 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇欠席議員(なし) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇会議に出席した説明員職氏名  市長              櫻 井 義 之 君  副市長             西 口 昌 利 君  総合政策部長          山 本 伸 治 君  生活文化部長          佐久間 利 夫 君  健康福祉部長          井 分 信 次 君  産業建設部長          大 澤 哲 也 君  上下水道部長          宮 﨑 哲 二 君  総合政策部次長         落 合   浩 君  生活文化部次長兼関支所長    嶋 村 明 彦 君  健康福祉部次長         伊 藤 早 苗 君  産業建設部次長         亀 渕 輝 男 君  生活文化部参事         深 水 隆 司 君  産業建設部参事         服 部 政 徳 君  産業建設部参事         草 川 保 重 君  会計管理者           渡 邉 知 子 君  消防長兼消防部長        平 松 敏 幸 君  地域医療統括官         伊 藤 誠 一 君  地域医療部長          古 田 秀 樹 君  教育長             服 部   裕 君  教育部長            草 川 吉 次 君  教育委員会事務局参事      亀 山   隆 君  監査委員            渡 部   満 君  監査委員事務局長        青 木 正 彦 君  選挙管理委員会事務局長     松 村   大 君 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇事務局職員  事務局長  草 川 博 昭   書記      水 越 いづみ  書記    村 主 健太郎 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇会議の次第                (午前10時02分 開会) ○議長(西川憲行君)  おはようございます。  ただいまから平成30年9月亀山市議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事につきましては、お手元に配付してあります議事日程第1号により取り進めます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第84条の規定により、議長におきまして、   4番 新   秀 隆 議員  13番 前 田 耕 一 議員 のご両名を指名します。  次に日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  今期定例会の会期は、本日から9月26日までの34日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(西川憲行君)  ご異議なしと認めます。  会期は、本日から9月26日までの34日間と決定しました。  次に日程第3、諸報告をします。  まず、今期定例会の議事説明のため、地方自治法第121条の規定に基づき、あらかじめ関係当局の出席を求めておきましたところ、お手元の配付文書のとおり、それぞれ出席を得ておりますので、ご了承願います。  なお、久野危機管理監及び豊田消防署長は、昨日からの台風20号に伴う大雨警報が継続中につき、引き続き災害対策本部の任務に当たるため、本日は欠席する旨の通知に接しておりますので、ご了承願います。  次に、監査委員から例月出納検査結果報告書4件が、教育委員会から平成29年度教育に関する事務の点検・評価報告書が、また社会福祉法人亀山社会福祉協議会から平成29年度事業報告書及び収支決算書がそれぞれ提出されておりますので、ごらんおきください。  次に日程第4、現況報告を行います。  初めに、市長に市政の現況について報告を求めます。  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  平成30年9月亀山市議会定例会の開会に当たり、市政の現況と今後の見通しについてご報告し、議員並びに市民の皆様のさらなるご理解とご協力をお願い申し上げます。  まず、さきの平成30年7月豪雨では、西日本を中心に甚大な被害が発生いたしました。改めて、お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表するとともに、ご遺族と被災された皆様にお見舞い申し上げます。  本市といたしましては、災害時応援協定を交わしている岡山県高梁市に対し、給水支援や災害見舞金のほか亀山中学校から高梁中学校へ応援メッセージを届けるとともに、三重県による災害支援の一環として、広島県熊野町へ避難所等の運営支援に職員を派遣するなど各種支援を行ったところであります。  ことしの夏は、この豪雨の後の記録的な猛暑、異例のルートをたどった台風12号等、過去に経験のない気象状況により、全国各地に多大な被害がもたらされました。本市におきましては、幸いにして大きな被害はなかったものの、猛暑による熱中症の救急搬送の急増等、少なからず影響が出ております。今後につきましては、こうした気象変動も視野に入れた的確な危機管理体制を整えてまいります。  さて、国の動向でありますが、政府においては、デフレからの脱却を確実なものとし、経済再生と財政健全化の双方を同時に実現していくため、先般、経済財政運営と改革の基本方針2018が閣議決定されました。  この方針においては、少子高齢化による成長制約の壁を打ち破るため、人づくり革命と生産性革命の具体策や働き方改革の推進等が示されており、さきの新しい経済政策パッケージに明記されたものに加え、幼児教育無償化の対象範囲を拡大することや、働き方改革関連法制の円滑な実施などが盛り込まれております。こうしたことは、市民生活や本市の行財政運営にも影響がございますので、情報収集と的確な対応に努めてまいります。  ところで、今月8日には、本年度2回目となる亀山市総合教育会議を開催し、教職員の働き方改革のための環境整備や、去る6月の大阪府北部地震を教訓とした児童・生徒の通学路の安全確保等について協議を行ったところであります。教職員の労働環境改善への方策や、児童・生徒の通学時の安全対策等亀山の子供たちの教育環境のさらなる充実に向けて、教育委員会と連携を密にした取り組みを進めてまいります。  こうした中、平成29年度一般会計の決算につきましては、第2次総合計画の初年度として事業の着実な推進を図りつつ、限られた財源を有効に活用し適切な執行に努めてまいりましたところ、歳入総額が214億3,246万3,000円、歳出総額が205億1,741万円となり、実質収支は6億7,709万5,000円の黒字となっております。  実質単年度収支につきましては、財政調整基金を6億6,757万3,000円取り崩したものの、市税や地方交付税が増収となったことから、赤字額が前年度の約14億1,000万円から約3億2,000万円に縮小し、基礎的財政収支(プライマリーバランス)は、市債の借り入れが増加いたしましたが、約7,000万円の赤字にとどめたところであります。  一方、財政の健全化を示す指標となる経常収支比率公債費負担比率については、市税等の一般財源の増収により前年度よりも好転し、実質赤字比率などの健全化判断比率についても、国が定める早期財政健全化や財政再生を図るべき基準に対して、大幅に下回る良好な比率となっております。また、財政調整基金残高は、前年度比で約5億円減の約35億円を確保し、市債残高は9年連続で減少となる約162億8,000万円となりました。  これらのことから、平成29年度の行財政運営は、新たな施策推進と一定の健全化の両立が図られたものと考えております。しかしながら、長期財政見通しでは、市税や地方交付税などの歳入の減収と、扶助費や投資的経費などの歳出の増加により、厳しい財政状況が見込まれますことから、第2次行財政改革大綱後期実施計画に位置づけた86の具体的取り組みを着実に実施し、持続可能な行財政運営の確立に努めてまいります。  それでは、市政の各部門にわたり、第2次亀山市総合計画の施策の体系に沿ってご説明申し上げます。
     まず、快適さを支える生活基盤の向上についてでございますが、都市づくりの推進のうち、亀山駅周辺整備事業につきましては、現在、2ブロック市街地再開発準備会において、安心かつ安定した市街地再開発事業の推進を図るため、同事業に組合員として参画する住宅開発事業者の選定が進められており、引き続き、市街地再開発組合設立や再開発ビルの基本設計に対する支援を行いつつ、区画道路整備等を着実に進めてまいります。  次に、住環境の向上につきましては、住生活基本計画が本年度で終了しますことから、次期計画の策定に向け、市民アンケートを実施したところであり、今月21日には、第1回目となる亀山市住生活基本計画策定委員会を開催いたしました。今後は、アンケート結果や現計画の課題等を踏まえ、策定委員会で意見を伺いながら、住まいづくりの指針となるよう進めてまいります。  なお、昭和50年度建設の市営住山住宅につきましては、耐用年数が超過し老朽化していることから、亀山市公営住宅等長寿命化計画において、順次用途廃止をすることとしておりますので、既に入居者が退去した6戸の住宅を廃止するため、関係条例の改正について、本議会に提案いたしております。  次いで、上下水道の充実のうち、農業集落排水事業では、施設の長寿命化や適切な維持管理の方針を示す最適整備構想を策定するため、先月2日、整備後間もない昼生地区を除いた市内13施設の機能診断調査に着手したところであり、各施設の状況に応じた適切な整備方針となるよう進めてまいります。  また、水道料金と公共下水道使用料につきましては、本年4月から、クレジットカードによる納付サービスを開始したところ、先月末現在の利用登録数は114件となり、順調に推移しております。引き続き、コンビニ収納とあわせて利用者の利便性向上に努めてまいります。  次に、公共交通網の充実では、来る10月からの乗合タクシーの運行開始に向け、地域まちづくり協議会を初めとした地域の皆様にご協力いただき、先般、市内約270カ所の地域停留所と公共的施設や医療・金融機関、商業施設等の特定目的地停留所約140カ所を設定したところです。また、今月20日から、各地区において、制度内容や事前登録に関する説明会を開催しております。先般、決定した愛称やシンボルマークも活用しながら、身近な交通手段として乗合タクシーを多くの方々に知っていただき、愛着を持ってご利用いただけるよう運行に向けた準備を進めてまいります。  次いで、安全・安心なまちづくりの推進では、さきの大阪府北部地震でのブロック塀倒壊による事故を受け、本市の公共施設のブロック塀について安全性の調査を行ったところであり、建築基準法に適合していないもの等については、順次安全対策を講じているところであります。現時点において、川崎地区及び城西地区コミュニティセンターのブロック塀の撤去が必要なことから、本議会に関係経費の補正予算を提案いたしております。  また、自助・共助を基本とした防災対策の推進として、来月30日、西野公園において亀山市総合防災訓練を実施いたします。訓練では、大規模地震や土砂災害が発生した際の被害軽減を図るため、市民の皆様の防災意識の向上を目的として、地域が主体となった訓練を行うことにより、地域防災力を高めてまいります。  一方、消防力の充実・強化として、今月10日、安坂山町鬼ヶ牙登山道において、亀山市消防山岳救助隊亀山警察山岳警備隊、三重県警察航空隊、三重県防災航空隊により、山岳遭難事故を想定した合同訓練を実施いたしました。平成25年度の亀山市消防山岳救助隊発足以降、初めて三重県警察航空隊の参画を得て、規模を拡大し実施したものであります。今後も、登山者への安全啓発を行うとともに、こうした訓練を通じて、災害対応力の強化を図ってまいります。  さらには、地域の安全・安心を確保するためには欠かせない消防団活動につきましては、先月22日、三重県消防学校で開催された三重県消防操法大会において、本市を代表して出場された亀山市消防団第4分団が、小型ポンプの部において見事に優勝されました。今後も、市民の安全・安心のため、より一層消防団活動に精励されますよう期待をするところであります。  次に、歴史的風致を生かしたまちづくりの推進のうち、関の山車会館整備事業につきましては、平成31年7月の開館に向けて鋭意進めているところでありますが、主屋である管理・展示棟の改修工事において追加補強による設計変更等が生じたことから、関係経費の予算補正について、本議会に提案いたしております。  次いで、歴史文化の継承・活用では、歴史博物館におきまして、来月2日まで、亀山市の1番を子供たちに伝え、郷土の魅力を調べて学ぶ亀博自由研究のひろば「亀山市の1番みーつけた。」を開催しております。また、来る10月開催予定の第31回企画展「明治150年 幕末明治そのときの亀山」の開催に向けて準備を進めており、今後もこうした企画展の開催により、本市の歴史や文化を学ぶ機会づくりに努めてまいります。  続きまして、健康で生きがいを持てる暮らしの充実について、ご説明申し上げます。  まず、地域福祉力の向上につきましては、貧困の連鎖の防止に向け、現在、本市の子育て世代の現状を把握し、取り組むべき課題や施策の方向性を分析するため、子どもの貧困に関する実態調査を実施しております。学校や関係団体へのヒアリング調査や、年内に実施予定の市民アンケートの結果も踏まえ、貧困の実態把握や課題整理を行い、学習支援や養育相談の充実につなげてまいります。  次に、健康づくり・地域医療の充実では、胃潰瘍や胃がん等の疾病予防のため、市内の中学校3年生の希望者を対象としたピロリ菌検査の結果、陽性となった生徒に対し、除治療費として2万円を限度に助成してまいります。また、糖尿病性腎症重症化予防等を目的に、国民健康保険加入者を対象として、糖尿病またはその疑いのある方への受診勧奨や保健指導を亀山医師会、医療センターと連携して実施してまいります。  一方、先月19日、20日には、千葉県松戸市において開催された第14回健康都市連合日本支部大会食生活改善推進協議会の方々とともに参加いたしました。先進的な取り組みに触れるとともに、実際に活動に携わっている方々とも交流を図っていただいたことは、今後の地域での活動にもつながるものと考えております。引き続き、先進的な事例を学びつつ、市民団体や地域の方々と協働した取り組みを進め、健康づくりの推進を図ってまいります。  なお、健康づくり関センターにつきましては、近年、保健福祉サービス総合保健福祉センターに集約して実施していることから、施設の稼働率が低くなっております。一方、こうした施設については、亀山市公共施設等総合管理計画において、他の施設との複合化・集約化を視野に入れた再編を行うこととしております。こうした中で、健康づくり関センターは、他の施設を利用することによりその設置目的を達成することができることから、本年度末をもって同センターを廃止するため、関係条例の廃止について本議会に提案いたしております。  一方、医療センターにつきましては、去る4月にステーション化した訪問看護事業の利用拡大に向けて取り組み、4月から6月までの3カ月間の実績は、利用者87人に対して、訪問回数は延べ335回となり、昨年度同時期と比較し、利用者数で19人、訪問回数で58回の増加となっております。  また、4床を増床し19床とした地域包括ケア病床は、おおむね満床となっており、料金を値下げした個室につきましても3室がほぼ満室となっております。今後につきましても、介護疲れ解消のための予定入院を取り入れるなど、医療サービスの充実を図るとともに、効率的な病床活用に努めてまいります。  次いで、スポーツの推進では、今月2日から6日にかけて、西野公園体育館を競技場として、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)ウエートリフティング競技大会が開催をされ、全国から総勢約400名の高校生選手が参加されました。大会運営には、亀山高等学校並びに亀山市スポーツ協会市内事業所の皆さんなど、多くの方々にご協力をいただいたところであります。また、大会において、亀山高等学校3年の増田竜星選手が、94キロ級で全種目を制して見事に優勝をされましたことは、大変喜ばしく健闘をたたえるものであります。  続きまして、交通拠点性を生かした都市活力の向上について、ご説明申し上げます。  まず、企業活動の促進・働く場の充実のうち、現在、白木町及び小川町地内において建設が進められている株式会社豊田自動織機の試験施設につきましては、今月末に完成の予定であり、施設稼働に向けた諸準備が進められております。  一方、現在、本市への進出を具体的に検討いただいている企業もありますことから、引き続き、本年度に予定されている新名神高速道路県内本線の開通等、さらなる充実が見込まれる交通インフラスマートインターチェンジ直結市内産業団地といった本市の優位性を生かした誘致活動を展開してまいります。  次に、地域に根差した商工業の活性化につきましては、にぎわいのある商業地域の形成に向け、新たに創設した亀山市空き店舗等活用支援事業補助金の利用者を募集したところ、東町商店街の空き店舗を活用した出店希望者を含め3件の応募がありました。亀山商工会議所に設置された選定委員会による審査を経て推薦をいただき、補助金の交付を決定したところであります。今後も、亀山商工会議所と連携を図り、市内空き店舗の把握や活用促進により、まちの魅力向上に努めてまいります。  また、新たなビジネスの創出に向け、本年度も、来月2日から4週にわたり市内で創業を考えている方や創業間もない方を対象とした創業塾を開催いたします。なお、受講者には、亀山商工会議所や金融機関等との連携による創業支援ネットワークカメヤマ創業アシスト」により、必要な支援を継続的に行うことで、市内での創業を促進してまいります。  一方、市内特産品のPRとして、先月29日、特産品相互取扱協定を締結する大阪府泉佐野市で開催された全国物産フェア2018に出展するとともに、今月4日、5日には、災害時相互援協定を締結する青森県五所川原市で開催された立佞武多物産フェアへ出展し、本市特産品であるろうそくやお茶等の販売及びPRを行ってまいりました。  今後においても、交流自治体のイベントに積極的に参加し、本市の特産品等の発信を行ってまいります。  次いで、農林業の振興につきましては、去る5月に菅内町地内の農業用排水路ブロック積みが崩壊したことから、次年度の作付に支障を来さぬよう当該施設を復旧するため、本議会に関係経費の予算補正を提案いたしております。また、先般、森林環境譲与税(仮称)を財源とした新たな森林管理システムの導入が盛り込まれた森林経営管理法が成立し、平成31年4月から施行されることとなりました。このシステムは、経営管理が行われていない森林を意欲と能力のある林業経営者につなぐ仕組みであり、本市といたしましても、鈴鹿森林組合や林業事業体と連携を図り、森林所有者への意識調査等、システムの着実な実施に努めてまいります。  次に、まちづくり観光の推進では、一般社団法人亀山市観光協会により、映画やドラマの舞台となるロケ地受け入れを一元的に担う仕組みとして亀山市フィルムコミッションの設立準備が進められております。本市の豊かな魅力を市内外に発信する新しい取り組みであり、市としても積極的な連携を図ってまいります。  また、来月1日から3カ月間、野村證券株式会社津支店の協力を得て、JR津駅前の同社の店頭ショーウィンドーを活用したシティプロモーションに取り組みます。「道に彩られたまち」をメーンテーマに、1カ月ごとのサブテーマに沿ったディスプレーに加え、映像を活用した情報発信も取り入れ効果的に本市の魅力をPRすることで、観光誘客や認知度向上につなげてまいります。  続きまして、子育てと子どもの成長を支える環境の充実について、ご説明申し上げます。  まず、安心して産み育てられる環境づくりの推進のうち、子どもの福祉医療費助成事業につきましては、来月から市内医療機関における未就学児を対象とした医療費の窓口無料化を実施するため、関係機関との調整を終え、近日中に対象者へ受給資格証を送付してまいります。  また、放課後児童クラブの充実に向けて、昼生小学校区の放課後児童クラブにつきましては、施設の老朽化等により現施設での運営が困難なことから、平成31年4月に公設の放課後児童クラブを学校敷地内に設置するため、現在、工事を進めております。また、関小学校区の放課後児童クラブにつきましては、施設需要の増加により利用を希望する児童の受け入れが困難となっていることから、受け入れが可能な施設への移転を行います。このため、必要となる関係条例の改正について、本議会に提案いたしております。  一方、長期休暇子どもの居場所事業につきましては、本年度の夏休み期間中の利用者が既に昨年度の約3倍となるなど、多くの利用がなされており、引き続き、保護者が安心して就労できる環境づくりに努めてまいります。  さらには、今月4日に開催された亀山市納涼大会におきまして、乳幼児を連れた保護者にも参加し楽しんでいただけるよう、授乳やおむつ交換の際に利用できる「赤ちゃん駅」を青少年研修センターに設置し、17組の親子にご利用いただきました。今後も、小さなお子さんがたくさん参加するイベントにおいて設置するなど、子育て中の保護者の方が安心して外出できる環境づくりに努めてまいります。  続きまして、市民力・地域力の活性化について、ご説明申し上げます。  まず、自立した地域まちづくり活動の促進のうち、地域まちづくり協議会支援事業につきましては、先月2日、自主的かつ主体的な取り組みを支援するための地域活性化支援事業補助金の交付に際し、公開プレゼンテーションによる選定委員会を開催したところであります。選定の結果、応募のあった全8地区の地域まちづくり協議会に補助金を順次交付しており、今後の活発な事業展開を期待するところであります。  次に、市民参画・協働の推進と多様な交流活動の促進では、協働事業提案制度において、3つの市民活動団体から事業提案がありましたことから、本年度の事業実施に向けて、協働コーディネーターを交え市民活動団体と協議を進めております。  また、移住交流の促進では、U・I・Jターン促進に向けた取り組みとして、地元での就職を考える若者等のメールマガジンへの登録を進めており、就職情報や市のイベント等の効果的な情報発信に努めてまいります。  続きまして、行政経営について、ご説明申し上げます。  まず、財産・情報の適正な管理・活用のうち、勤労文化会館及び放課後児童クラブの指定管理につきましては、平成31年度からの指定管理者の選定に当たり、本議会に債務負担行為の追加について予算補正を提案いたしております。  また、新庁舎の建設につきましては、基本構想の策定に当たり、庁内で検討を進めるとともに、策定支援業務委託を契約し、市民アンケートを実施したところであります。今後は、これらの結果を盛り込んだ中間案を10月をめどに取りまとめてまいります。  一方、平成29年度の行政評価につきましては、本年度に見直しを行った評価システムに基づき、前期基本計画に掲げる30の基本施策の推進状況や課題、今後の施策展開について、担当部長と意見交換を行ったところであります。こうした機会を通じて庁内の共通認識の醸成を図りつつ、前期基本計画の効率的・効果的な推進につなげてまいります。  なお、学校教育、生涯学習等、教育分野の詳細につきましては、後ほど教育委員会当局からご説明申し上げます。  最後に、本年5月21日から8月10日までの一般会計及び各特別会計に係る3,000万円以上1億5,000万円未満の工事請負契約につきましては、契約実績はございませんでした。  以上、簡単ではございますが、市政の現況についてのご報告及びご説明を申し上げました。何とぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西川憲行君)  市長の現況報告は終わりました。  続いて、教育長に教育行政の現況について報告を求めます。  服部教育長。 ○教育長(服部 裕君)(登壇)  おはようございます。  平成30年9月亀山市議会定例会の開会に当たり、教育行政の現況と今後の見通しについてご報告し、議員並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。  報告の前に、さきの平成30年7月豪雨により亡くなられた方々に対しまして深く哀悼の意を表すとともに、被災された皆様方に心からお見舞い申し上げます。  まず、教育に関する国の情勢でありますが、痛ましい児童の事件・事故が相次ぐ中、文部科学省は、学校・通学路におけるブロック塀等の安全点検や熱中症事故防止に向けた万全の対策を講ずるよう全国の市町教育委員会に発信しています。さらに、本年5月の新潟県における児童殺害事件を受け、登下校時の子供の安全確保に関する関係閣僚会議において、通学路の登下校時における総合的な防犯対策の強化が盛り込まれた登下校防犯プランが取りまとめられました。  また、本年6月には第3期教育振興基本計画が閣議決定され、2030年以降の社会の変化を見据えた教育政策のあり方が示されました。人生100年時代や超スマート社会の到来が見込まれる中、教育を通じて生涯にわたる一人一人の可能性とチャンスを最大化することを今後の教育施策の中心に据えるとし、2018年度から2022年度の5年間における教育政策の目標や進捗状況を把握するための指標、施策群が示されております。  次に、県の情勢でありますが、三重県いじめ防止条例を踏まえ、県内の事業所や団体に呼びかけ、三重県いじめ防止応援サポーターとして社会全体でいじめ防止の促進と機運を高めるとともに、11月のいじめ防止強化月間におけるいじめ防止フォーラムの開催や、来年1月末をめどに三重県いじめ防止基本方針の改訂が予定されているところでございます。  それでは、最初に学校教育関係について、ご説明申し上げます。  まず、この夏は過去に例を見ないほどの猛暑に見舞われ、児童・生徒の安全確保や健康保持につきましては、気象庁の高温注意情報や環境省の熱中症予防情報における暑さ指数を参考に、熱中症予防等について十分注意を払ってまいりました。幸い、命にかかわるような大きな事故はなく、有意義な夏休み生活を送れています。  次に、児童・生徒の通学路の安全確保につきましては、ブロック塀などの安全点検について、各学校のPTA等のご協力を得て、今月10日までに1次点検を終えました。この点検結果を受け、今後、関係部局と協議するとともに、危険箇所を精査の上、学校と情報共有し、児童・生徒の安全確保に向けた取り組みを進めてまいります。また、毎年実施しております交通安全にかかわる通学路の合同現場確認につきましては、今月上旬に実施したところであります。  次いで、教職員の働き方改革につきましては、総勤務時間縮減に向け、市内各小・中学校で進捗管理指標と目標値を設定し、その取り組みを進めているところでございますが、市全体としてさらに効果的な取り組みを進めるために、学校現場の声を反映した改善方策を取りまとめ、総合教育会議の場でも協議を行ったところであります。  次に、亀山市部活動ガイドラインにつきましては、国や県の部活動ガイドラインとの整合を図るために本年6月20日に一部を改訂し、より適切な活動時間や休養日の設定を示し、部活動指導の充実と教員の負担軽減を目指しているところでございます。  次いで、先月末に開催されました三重県中学校総合体育大会につきましては、鈴亀地区大会で好成績をおさめた7団体と個人7名が県大会へ出場し、そのうち中部中学校女子剣道部が団体で、亀山中学校柔道部2年生男子が個人で東海大会への出場を果たしました。また、陸上競技におきましては、中部中学校が男子400メートルリレー、男子3年1,500メートル、男子走り幅跳び、男子2年100メートルで東海大会に出場し、男子3年1,500メートルにおいては優勝し、さらに全国大会へも出場いたしました。選手の健闘をたたえるとともに、今後も多くの生徒が活躍できるよう支援を行ってまいります。  また、本年度は、今月上旬に全国高等学校総合体育大会ウエートリフティング競技大会が本市で開催されましたが、市内中学生に競技への興味、関心を持ってもらうよう、亀山高等学校ウエートリフティング部生徒の実演等も含めた講演会を市内3中学校において開催したところであります。  次に、今月4日、5日、昨年に引き続き、亀山市でNHK全国学校音楽コンクール三重県コンクールが開催され、本市から小学校3校、中学校2校が出場いたしました。どの学校も、これまでの練習の成果を十分に発揮し、元気な歌声をホールに響かせることができました。  次いで、道徳教育の推進につきましては、学習指導要領の改訂に伴い、今月8日開催の教育委員会第7回臨時会におきまして、平成31年度使用中学校教科用図書の採択を行ったところでございます。  今後も、道徳教育研修会等を通じて教職員の授業力向上を図りながら、考え、議論する道徳教育の醸成に努めてまいります。  また、いじめ問題への対応につきましては、亀山市いじめ防止基本方針に基づき、いじめの未然防止や早期発見・対応に努めております。さらに、不登校及び不登校ぎみの児童・生徒に対しましては、本人並びにその保護者の思いに向き合い、適応指導教室と学校、子ども未来課との密接な連携と情報共有を通じて、その対策の充実を図っているところでございます。  次に、学力向上につきましては、今月、全国学力・学習状況調査の結果が公表されました。本市の状況は、小・中学校あわせて10教科中9教科が県の平均正答率を下回りましたが、中学校の1教科は県の平均正答率と並びました。また、中学校の全教科において県との平均正答率の差が縮まり、無回答率も下がるなど一定の成果が見られました。さらに、小学校における自己肯定感の高まりや話し合い活動の充実、中学校におけるボランティア活動への参加状況や粘り強く問題に取り組む姿に改善が見られます。現在、市内児童・生徒の学力の状況を分析し、課題となる領域が改善できるよう、組織的な授業改善の継続と教員の授業力向上に努めるとともに、国の事業である主体的・対話的で深い学びの推進事業を活用しながら、学力向上を図ってまいります。  また、英語教育の充実発展に向け、今年度新たに三重の英語教育改革加速事業を受け、モデル校を指定して小学校における英語指導法の研究開発や小・中連携の推進に向けた取り組みを始めます。なお、今月上旬、鈴鹿峠自然の家にて、今年度から初めての取り組みとなる「英語デイキャンプin Kameyama」を開催したところ、市内の小学5・6年生から、予想を上回る42名の応募があり、ALTや亀山高等学校の生徒のボランティアスタッフの協力のもと、英語に楽しく親しむ1日となりました。  次いで、学習支援事業につきましては、受講者の拡大を図るため、事業の再周知に努めた結果、学習教室参加者が先月末現在で3中学校区合わせて30名となり、受講者がふえているところでございます。  続きまして、学校施設の整備関係について、ご説明申し上げます。  川崎小学校改築事業につきましては、順調に2期工事を進めており、来月末に中棟校舎が完成する予定であります。この中棟への引っ越しは10月を予定しており、現在、その準備を進めているところでございます。新校舎完成後は、旧校舎第3棟の解体、外構工事及びグラウンド改修工事を進めていきますが、今後も工事の安全管理を徹底するとともに、学校運営に配慮しつつ、来年3月の事業全体の完成に向け、鋭意取り組んでまいります。  次に、普通教室等空調機整備事業につきましては、亀山中学校及び中部中学校2校について、6月に機器の設置を終え、先月から冷房運転を開始しております。本年の大変厳しい暑さであった期間におきまして、空調機を使用することができたため、事業の効果を大きく得られたものと認識しております。なお、小学校については、来年度の工事に向け、その設計業務を進めているところでございます。また、亀山中学校の校舎内部改修工事など、夏休み期間に実施しております工事については、今月中に完成する予定であります。  一方、学校施設内におけるブロック塀につきましては、去る6月に実施しました点検の結果、亀山東小学校において、建築基準法の要件を満たさない塀が3カ所存在することが判明いたしました。うち1カ所については夏休み中に改修工事を実施し、緊急性を要しない2カ所については年内に改修を実施する予定であります。  続きまして、生涯学習関係について、ご説明申し上げます。  昨今の子供の安全を脅かす重大事件が発生している中、青少年総合支援センターで実施しております青色回転灯装着車による市内巡回につきましては、そのコースや巡回時間等の検証を進めているところでございます。より実効性の高い巡回を行い、子供が安心し、安全に暮らせる環境づくりを図ってまいります。  また、亀山っ子市民宣言の取り組みといたしまして関係諸団体や地域の方々のご協力を得て、本年もサマーキャンプやソフト・キックボール大会などの体験活動を重視した行事を夏休み期間に開催していただきました。  さらに、家庭教育の今後のあり方についての提言書につきまして、社会教育委員会においてご検討をいただいているところであります。  次に、地域で活躍できる人材の育成を目的とする地域人材キラリ育成事業につきましては、育成事業の方針やカリキュラム編成について協議する委員会を来月に開催するべく準備を行っているところでございます。  次いで、図書館関係につきましては、亀山市立図書館整備基本計画の実現に向けて、亀山駅周辺地区・2ブロック市街地再開発事業との調整を図りつつ、市民ワークショップなどを開催して広くご意見をいただきながら課題の整理を進めてまいります。また、図書館ボランティアの皆様のご協力をいただきながら、夏休み期間中に、読書感想文教室や手づくり絵本教室などのイベントを開催したところでございます。引き続き、子供を含む市民の皆様が本を身近に感じていただけるよう、読書環境づくりに努めてまいります。  最後に、教育功労者の表彰につきまして、本市の教育、学術及び文化の振興等に貢献していただきました方々に感謝の意を表するため、本年度、表彰制度を創設いたしました。現在、表彰候補者の選定を進めており、表彰式は10月に開催される教育懇談会に合わせて実施する予定でございます。  以上、教育行政の現況についてのご報告及びご説明を申し上げました。何とぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西川憲行君)  教育長の現況報告は終わりました。  会議の途中ですが、10分間休憩します。               (午前10時49分 休憩) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――               (午前10時59分 再開) ○議長(西川憲行君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に日程第5、議案第52号から日程第25、報告第18号までの21件を一括議題とします。  市長に上程各案に対する提案理由の説明を求めます。  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げたいと存じます。  まず、議案第52号亀山市放課後児童クラブ条例の一部改正についてでございますが、現在、昼生小学校区には民設民営の放課後児童クラブが設置されていますが、施設の老朽化等により、現施設での運営が困難な状況にあることから、平成31年4月1日に公設民営の放課後児童クラブを設置するため、所要の改正を行うものでございます。  一方、関小学校区には公設民営の放課後児童クラブを設置していますが、施設需要の増加により利用を希望する児童の受け入れが困難となっていることから、受け入れが可能な施設へ平成31年4月1日に移転するため、所要の改正を行うものでございます。  改正内容は、まず1つ目といたしまして、市が新たに設置する放課後児童クラブの名称、位置及び定員を定め、関小学校区放課後児童クラブの位置及び定員を改めます。  2つ目といたしまして、新たに設置する放課後児童クラブの開所時間を定めます。
     なお、施行日は平成31年4月1日とし、附則において、新たに設置する放課後児童クラブの管理を指定管理者に行わせるために必要な準備行為は、この条例の施行の日前においても行うことができることといたします。  次に、議案第53号亀山市営住宅条例の一部改正についてでございますが、昭和50年度建設の住山住宅につきましては、耐用年数が超過し老朽化していることから、亀山市公営住宅等長寿命化計画において、用途廃止とする判定を行っております。  こうした中、昭和50年度建設の住山住宅のうち、既に入居者が退去した市道亀山市斎場線の整備に関連する住宅について用途を廃止するため、所要の改正を行うものでございます。  改正内容は、老朽化した昭和50年度建設の住山住宅について、入居者が退去した6戸の用途を廃止いたします。  なお、施行日は公布の日といたします。  次に、議案第54号亀山市健康づくり関センター条例の廃止についてでございますが、亀山市健康づくり関センターでは、市民の健康の保持と推進を図るため、母子保健や成人保健の相談窓口、各種検診・健康診査など、地域に密着した保健福祉サービスを実施してまいりました。  しかしながら、近年、これらの保健福祉サービスにつきましては、亀山市総合保健福祉センターに集約して実施していることから、亀山市健康づくり関センターの稼働率が低くなっております。  一方、平成29年3月に策定した亀山市公共施設等総合管理計画では、保健・福祉施設の管理に関する基本方針として、稼働率の低い施設については、休止または他施設への転用も含め、周辺施設との複合化や類似施設との集約化を視野に入れた施設の再編を行うこととしております。  こうした中で、亀山市健康づくり関センターは、休止または他施設への転用を行った場合であっても、他の施設を利用することによりその設置目的を達成することができることから、本年度末をもって亀山市健康づくり関センターを廃止するため、本条例を廃止するものでございます。  なお、施行日は平成31年4月1日といたします。  続きまして、議案第55号平成30年度亀山市一般会計補正予算(第2号)についてでございますが、補正額は歳入歳出それぞれ8,367万円を追加し、補正後の予算総額を213億9,185万円といたしております。  最初に、債務負担行為補正として、放課後児童クラブ指定管理料ほか2事業について、債務負担行為の追加をいたしております。  続いて、歳出の主な補正内容についてご説明申し上げます。  総務費につきましては、先月発生いたしました豪雨被害に対する支援事業として、代理収納しております岡山県高梁市への代理寄附金を計上するほか、市税の過年度還付金を増額いたしております。  次に、民生費につきましては、国民健康保険事業特別会計において確定しました過年度返還金の財源として一般会計繰出金を増額するほか、生活保護法の改正に伴いシステム修正に要する経費を計上いたしております。  次に、農林水産業費につきましては、団体営かんがい排水事業として菅内町地内の農業用排水路の改修に要する経費を計上し、商工費につきましては、小規模事業資金融資保証料補給金を増額いたしております。  次に、教育費につきましては、関の山車会館整備事業に係る事業費を増額するほか、国・県等の委託事業の採択に伴い、教育に係る調査研究など委託事業を行う経費を計上いたしております。  続いて、歳入の主な補正内容についてご説明申し上げます。  国庫支出金につきましては、生活保護適正実施支援事業費補助金を計上し、県支出金につきましては、団体営かんがい排水事業費補助金のほか、主体的・対話的で深い学びの推進事業委託金を計上いたしております。  次に、寄附金につきましては、ふるさと納税代理寄附金を計上し、繰越金につきましては、今回の補正財源としまして前年度繰越金を計上いたしております。  次に、議案第56号平成30年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、補正額は歳入歳出それぞれ7,307万9,000円を追加し、補正後の予算総額を45億7,637万9,000円といたしております。  主な補正内容としましては、歳出につきましては、過年度療養給付費等負担金等の確定による返還金を計上いたしております。  一方、歳入につきましては、補正財源として前年度繰越金を計上するとともに、返還金の財源に不足が生じますことから、その他一般会計繰入金を計上いたしております。  以上が、一般会計補正予算及び特別会計補正予算の主な内容でございます。  なお、詳細につきましては副市長から説明いたしますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第57号平成29年度亀山市一般会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入総額214億3,246万3,130円に対し、歳出総額は205億1,740万9,663円となることから、歳入歳出差引額は9億1,505万3,467円となっております。  このうち、翌年度へ繰り越すべき財源である2億3,795万7,856円を差し引いた実質収支額は、6億7,709万5,611円の黒字となっております。  また、地方自治法第233条の2の規定により、実質収支額のうち3億4,000万円を財政調整基金に繰り入れております。  次に、議案第58号平成29年度亀山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入総額50億1,939万1,229円に対し、歳出総額は49億6,118万4,891円となることから、歳入歳出差引額は5,820万6,338円となっております。  このうち、収入不足に対する補填のための一般会計繰入金5,800万円を差し引いた収支額は、20万6,338円の黒字となっております。  次に、議案第59号平成29年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入総額9億5,867万6,281円に対し、歳出総額9億5,565万7,986円となることから、歳入歳出差引額は301万8,295円の黒字となっております。  次に、議案第60号平成29年度亀山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入総額4億6,692万4,802円に対し、歳出総額は4億5,090万9,750円となることから、歳入歳出差引額は1,601万5,052円の黒字となっております。  以上が、平成29年度の一般会計及び各特別会計の決算の状況でございます。  なお、詳細につきましては会計管理者から説明いたしますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第61号平成29年度亀山市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてでございますが、収益的収入13億4,246万8,738円に対し、同支出は12億494万4,718円となることから、消費税を差し引いた当年度純利益は9,933万7,121円となり、その他未処分利益剰余金変動額3億1,174万1,998円と合わせて、当年度未処分利益剰余金は4億1,107万9,119円となっております。  なお、当年度未処分利益剰余金の全額を、建設改良積立金への積み立て及び資本金に組み入れることといたします。  また、資本的収入1億6,936万3,340円に対し、同支出は7億6,133万694円となることから、収支差し引きで不足する額5億9,196万7,354円については、建設改良積立金などで補填いたしました。  次に、議案第62号平成29年度亀山市工業用水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてでございますが、収益的収入7,995万8,790円に対し、同支出は5,307万9,384円となることから、消費税を差し引いた当年度純利益は2,687万9,406円となり、前年度繰越利益剰余金1,510万4,866円と合わせて、当年度未処分利益剰余金は4,198万4,272円となっております。  なお、当年度未処分利益剰余金のうち3,000万円については、減債積立金及び建設改良積立金に積み立て、その残余を繰り越すものといたします。  また、資本的収入はなく、同支出は2,454万5,826円となっており、収支差し引きで不足する額2,454万5,826円については、過年度分損益勘定留保資金などで補填いたしました。  次に、議案第63号平成29年度亀山市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてでございますが、収益的収入9億4,014万7,234円に対し、同支出は8億9,319万2,746円となることから、消費税を差し引いた当年度純利益は2,557万4,823円となり、その他未処分利益剰余金変動額3,552万4,940円と合わせて、当年度未処分利益剰余金は6,109万9,763円となっております。  なお、当年度未処分利益剰余金は、全額を減債積立金への積み立て及び資本金に組み入れるものといたします。  また、資本的収入8億9,509万8,720円に対し、同支出は11億2,217万9,784円となることから、翌年度へ繰り越される支出の財源に充当する額1,590万円を除く収支差し引きで不足する額2億4,298万1,064円については、過年度分損益勘定留保資金などで補填いたしました。  次に、議案第64号平成29年度亀山市病院事業会計決算の認定についてでございますが、収益的収入15億4,502万4,580円に対し、同支出は16億6,474万8,176円となることから、消費税を差し引いた当年度純損失は1億1,643万9,085円となり、前年度繰越欠損金9億7,165万4,439円と合わせて、当年度未処理欠損金は10億8,809万3,524円となっております。  また、資本的収入1億3,079万6,912円に対し、同支出は2億3,472万2,074円となっていることから、収支差し引きで不足する額1億392万5,162円については、過年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。  以上、各企業会計決算の詳細につきましては、所管するそれぞれの担当部長から説明いたしますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、報告第11号決算に関する附属書類の提出についてでございますが、決算の認定に関連いたしまして、地方自治法及び同法施行令の規定により、主要施策の成果報告書など附属書類をあわせて提出いたしておりますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。  次に、報告第12号健全化判断比率の報告についてでございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、健全化判断比率とされる実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率を報告するものでございます。  平成29年度決算に基づく健全化判断比率のうち、実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、実質収支額、資金不足額ともに赤字となっておりませんので、指標なしとなっております。  また、実質公債費比率は、元利償還額及び準元利償還金の標準財政規模に対する割合をあらわし、1.4%となっております。  さらに、将来負担比率は、将来負担額に対し、充当可能財源等が上回るため、指標なしとなっております。このように、平成29年度決算に基づく健全化判断比率は、早期財政健全化及び財政再生の両基準に対して、十分に余裕を持った指標となっております。  次に、報告第13号から報告第17号までの資金不足比率の報告についてでございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、公営企業各会計の資金不足比率を報告するものでございます。  平成29年度決算に基づく資金不足比率は、資金不足額の営業収益に対する割合を示しており、各会計ともに資金不足が生じていないため、全て指数なしとなっております。  続きまして、報告第18号専決処分の報告についてでございますが、亀山市亀田町地内において発生した庁用車両による人身事故に伴う損害賠償の額を定めることについて、平成30年8月10日に地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  以上、議会にご提案申し上げております議案の説明といたします。何とぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西川憲行君)  市長の提案理由の説明は終わりました。  次に、副市長に平成30年度各会計補正予算についての補足説明を求めます。  西口副市長。 ○副市長(西口昌利君)(登壇)  ただいま議会に提出いたしました補正予算の主な項目につきまして、補足説明をさせていただきます。  まず初めに、議案第55号平成30年度亀山市一般会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  まず、補正予算書の3ページをお開きいただきたいと思います。  第2表 債務負担行為補正でございますが、平成31年度からの指定管理者の選定に当たりまして、放課後児童クラブ及び勤労文化会館に係る指定管理料を、また本年度完成を予定しております関の山車会館に係る警備保障業務など3事項について、平成31年度から平成35年度までの期間における債務負担行為の限度額を追加するものでございます。  続きまして、予算に関する説明書の歳出から、説明欄をごらんいただきながら主なものについてご説明申し上げます。  13ページをごらんください。  第2款総務費の上段、地区コミュニティセンター等管理運営費130万円につきましては、大阪北部地震を受けて実施しましたブロック塀の調査により改修が必要と判断いたしました川崎地区及び城西地区コミュニティセンターについて、その改修に要する工事請負費を計上させていただきました。  次の自主防災組織育成事業100万円につきましては、新たに設立いたします新川合自治会の自主防災組織に支給いたします防災資機材に係る備品購入費等を計上いたしております。  次の平成30年7月豪雨支援事業500万円につきましては、被災自治体への復興支援のための寄附金を代理で受け取り、受け取った寄附金を被災自治体へ届ける事業でございます。被災自治体の業務の軽減を図るための支援事業でございます。当市は岡山県高梁市に対する寄附金を受け取っておりますことから、高梁市へ支払うための代理寄附金として予算計上させていただきました。  下段の市税還付金等、過年度税過納還付金3,000万円につきましては、法人市民税及び固定資産税の償却資産において、過年度の修正申告等による還付金が生じましたことから、予算の不足分について増額計上させていただきました。  次に、15ページをごらんください。  第3款民生費の上段、国民健康保険事業、繰出金1,487万3,000円につきましては、国民健康保険事業特別会計において、平成29年度国民健康保険療養給付費等負担金等の確定により返還金が生じたことから、その財源としてその他一般会計繰入金1,487万3,000円の繰り出しを行うため増額いたしました。  中段の生活保護事業の一般管理費450万円につきましては、生活保護法の改正に伴うシステム修正委託料を計上いたしております。  下段の第6款農林水産業費、団体営かんがい排水事業1,400万円につきましては、国の補助事業であります農業水路等長寿命化・防災減災事業として実施するものでございまして、菅内町地内の農業用排水路において発生いたしました河床洗掘による排水路両側のブロック積みの崩壊箇所を改修するため経費を計上いたしました。  次に、17ページをごらんください。  上段の第7款商工費、一般事業、小規模事業資金融資保証料補給金400万円につきましては、平成30年度三重県小規模事業資金融資要綱が改正されたことにより、融資限度額が従来の1,500万円から2,500万円に引き上げられ、それに伴い保証料も増額となったことから、7月までの実績及び今後の見込みにより増額計上いたしております。  下段の第10款教育費、小学校の施設整備費100万円につきましては、調査結果に基づき亀山東小学校におけるプールシャワーのブロック塀の改修に要する工事請負費を計上させていただきました。  次に、19ページをごらんいただきたいと思います。  中段の関の山車会館整備事業686万9,000円につきましては、管理・展示棟改修工事において、想定よりも屋根基礎部分の破損が著しく、補強等が必要となったことなどから改修に係る工事費を増額し、また建築工事完了後の開館準備期間における警備システムの設置に要する経費を計上させていただきました。  下段の学力向上推進事業110万6,000円につきましては、市内小・中学校を対象とした主体的・対話的で深い学びの推進事業及び中部中学校区の小・中学校を対象とした英語教育改革加速事業が県委託事業として採択されたことから、また昨年度に引き続き亀山東小学校が国立教育政策研究所の教育課程研究指定校事業に指定されたことから、それぞれ委託事業に係る経費を計上させていただきました。  次に、21ページをごらんいただきたいと思います。  カリキュラム・マネジメント事業114万7,000円の減額につきましては、平成29、30年度の2カ年事業として採択されたものでございまして、本年度の委託事業費が確定いたしましたので、確定額に合わせて減額させていただきました。  続きまして、歳入の主なものについて説明申し上げます。  戻りまして、9ページをごらんいただきたいと思います。  上段の第14款国庫支出金の生活保護適正実施支援事業費補助金225万円につきましては、生活保護法の改正に伴うシステム改正の財源として補助率2分の1の補助金を計上いたしました。  次のカリキュラム・マネジメント事業委託金114万7,000円の減額につきましては、本年度の委託事業費が確定いたしましたことから、確定額に合わせて減額いたしております。  次に、中段の第15款県支出金の団体営かんがい排水事業費補助金700万円につきましては、菅内町地内の農業用排水路改修に係る補助率2分の1の補助金を計上いたしたところでございます。  下段の県委託金、主体的・対話的で深い学びの推進事業委託金50万4,000円、次の英語教育改革加速事業委託金34万円につきましては、市内小・中学校で実施する委託事業の財源として計上いたしております。  次に、11ページをごらんいただきたいと思います。  上段の第17款寄附金、ふるさと納税代理寄附金500万円につきましては、平成30年7月豪雨支援事業として岡山県高梁市への代理寄附金を受け入れるために計上いたしたところでございます。  中段の第19款繰越金の前年度繰越金でございますが、今回の補正予算の財源として7,132万5,000円を計上いたしました。  下段の第20款諸収入の高速自動車道救急業務交付金215万4,000円の減額につきましては、高速自動車道における救急業務に対して、中日本高速道路から交付される交付金でございまして、平成30年度の交付金額が確定いたしましたことから、確定額に合わせて減額をするものでございます。  また、次の教育課程研究指定校事業委嘱金26万2,000円につきましては、亀山東小学校が実施する委嘱事業の財源として、国立教育政策研究所からの委嘱金を計上させていただきました。  続きまして、議案第56号平成30年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  31ページをお開きいただきたいと思います。  まず、歳出でございますが、第6款諸支出金、その他償還金7,307万9,000円のうち、過年度精算返還金465万3,000円につきましては、平成29年度退職者療養給付費等交付金の確定による社会保険診療報酬支払基金への返還金を、また過年度負担金返還金6,842万6,000円につきましては、平成29年度療養給付費等負担金などの確定による国・県への返還金を計上いたしております。  次に、歳入でございますが、29ページに戻っていただきまして、上段の第4款繰入金、その他一般会計繰入金1,487万3,000円につきましては、平成29年度療養給付費等負担金などの返還金の財源不足に対しまして、一般会計から繰り入れを行うものでございます。  次の第6款繰越金、前年度繰越金5,820万6,000円につきましては、今回の補正予算の財源として平成29年度からの繰越金の全額を計上いたしたところでございます。  以上で、補正予算の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西川憲行君)
     副市長の補足説明は終わりました。  次に、平成29年度各会計決算について補足説明を求めます。  まず、会計管理者に平成29年度一般会計及び各特別会計歳入歳出決算についての補足説明を求めます。  渡邉会計管理者。 ○会計管理者(渡邉知子君)(登壇)  それでは、議案第57号から議案第60号までの平成29年度亀山市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算について、歳入の主なものと、歳出は主要事業の中から主なものについて決算状況のご説明をさせていただきます。  お手元の冊子、一般会計及び各特別会計歳入歳出決算書並びに決算の附属書類の30、31ページ、一般会計歳入歳出決算事項別明細書をごらんください。  まず、一般会計歳入の主なものでございますが、第1款市税は、主に法人市民税の増収により、調定額111億1,793万4,602円に対しまして、収入済額は106億1,376万3,189円で、前年に比べ2億7,922万4,000円、2.7%の増額となっております。  不納欠損額は3,951万5,762円、収入未済額は4億6,465万5,651円で、調定額に対します収納率は95.4%でございます。  また、市税の主な税目の収納率は、市民税は94.6%、固定資産税は96.0%、軽自動車税は87.3%、都市計画税は96.0%でございます。  次に、34、35ページ上段をごらんください。  第10款地方交付税の収入済額は、17億5,050万4,000円でございます。  次に、40、41ページ下段をごらんください。  第14款国庫支出金の収入済額は22億479万1,199円で、主なものは43ページ上段、社会福祉費負担金の障がい者自立支援給付費負担金及び児童福祉費負担金の児童手当負担金でございます。  次に、46、47ページ下段、第15款県支出金の収入済額は11億220万6,063円で、主なものは、49ページの上段にございます社会福祉費負担金の障がい者自立支援給付費負担金などでございます。  次に、56、57ページ下段、第18款繰入金の収入済額は7億6,104万7,762円で、主なものは財政調整基金及び減債基金からの繰入金でございます。  次に、60、61ページ中ほどの第19款繰越金の収入済額は5億2,924万8,425円で、前年度繰越金でございます。  次に、66、67ページ、第21款市債の収入済額は19億9,300万円で、主なものといたしまして、69ページ上段の臨時財政対策債を初め道路橋梁債の野村布気線整備事業債や亀山駅周辺整備事業債に伴います合併特例債、そして中ほどの小学校債の学校教育施設整備事業債などによるものでございます。  同ページ下段の歳入合計は、予算現額221億4,849万2,592円に対しまして、調定額は221億9,883万6,507円で、収入済額は214億3,246万3,130円でございます。  また、不納欠損額は4,139万1,322円、収入未済額は7億2,498万2,055円でございます。  続きまして、一般会計の歳出についてご説明させていただきます。  特に前年度と比較して増加した割合が高かったものは、教育費、災害復旧費、そして減少した割合が高いものは、衛生費、土木費、消防費などが主なものでございます。  まず、第2款総務費でございます。  93ページ上段をごらんください。  主なものは、地域まちづくり支援事業のうち、管理運営費は指定管理料など9,653万6,883円、また95ページ上段の地域まちづくり協議会支援事業、こちらは地域予算制度によります地域まちづくり交付金など2,464万3,311円、また97ページ下段、住民情報系システム事業で、こちら1億242万9,872円、また99ページ上段、内部情報系システム事業で4,264万1,534円は、主に保守委託料や機器使用料に要した経費でございます。  次に、第3款民生費でございますが、115ページ下段をごらんください。  繰出金のうち国民健康保険事業繰出金として3億4,357万9,109円、117ページ下段の自立支援事業は介護給付費などにより6億8,930万3,929円でございます。  そして、児童福祉費、135ページ上段ですが、民間保育所児童保護費のうち施設型給付・地域型保育事業は、6億536万1,955円で負担金が主なものでございます。  続きまして、第4款衛生費でございます。  147ページ上段をごらんください。  がん検診推進事業9,146万1,541円、163ページ上段の刈り草コンポスト化センター環境整備事業1億1,281万2,875円が主なものでございます。  次に、第6款農林水産業費でございますが、167ページ下段をごらんください。  有害鳥獣対策事業は1,885万222円で、獣害被害防止対策の補助金に要した経費が主なものでございます。  次に、第7款商工費でございますが、179ページ下段をごらんください。  地域生活交通再編事業は1億717万7,692円で、バス運行委託に要した経費が主なものでございます。  次に、第8款土木費でございますが、193ページ中ほどの合併特例事業をごらんください。  野村布気線整備事業におきまして、繰越明許費を含め2億8,236万1,520円で、工事請負費に要した経費が主なものでございます。  次に、第9款消防費でございますが、211ページ中ほどをごらんください。  防災基盤整備事業の車両整備費1億1,374万5,600円は、救助工作車1台などの購入費でございます。  続きまして、第10款教育費でございますが、219ページをごらんください。  中ほどの学校整備事業は、川崎小学校改築事業におきまして、逓次繰越費を含め11億9,686万1,050円で、電気及び機械設備工事、建築工事に要した経費が主なものでございます。  251ページ上段をごらんください。  関の山車会館整備事業は5,662万1,960円で、伝承活動棟及び展示棟改修工事が主なものでございます。  また、253ページ下段をごらんください。  西野公園体育館空調設備整備事業は8,688万6,400円で、空調設備工事が主なものでございます。  次に、第11款公債費でございますが、264、265ページ中ほどをごらんください。  元金償還金が21億2,785万9,411円、利子償還金が1億603万4,265円でございます。  次に、第12款諸支出金でございますが、同ページ下段をごらんください。  財政調整基金ほか9基金への積立金で1億1,515万1,724円が主なものでございます。  次に、第14款災害復旧費でございますが、268、269ページ下段をごらんください。  現年発生単独災害復旧事業の農業用施設等災害復旧費は4,454万5,803円で、補助金が主なものでございます。  次に、270、271ページ下段をごらんください。  歳出合計は、予算現額221億4,849万2,592円に対しまして、支出済額は205億1,740万9,663円、継続費逓次繰越は5億4,159万902円、繰越明許費は3億9,689万954円、不用額は6億9,260万1,073円でございます。  続きまして、国民健康保険事業特別会計です。  まず、歳入でございますが、274、275ページをごらんください。  第1款国民健康保険税の収入済額は8億8,515万1,999円、不納欠損額は7,068万9,975円、収入未済額は2億8,618万5,271円で、調定額に対します収納率は71.3%でございます。  276、277ページ中ほどの第3款国庫支出金の収入済額は、療養給付費等負担金など10億7,027万842円。  278、279ページ下段の第6款前期高齢者交付金の収入済額は13億8,390万6,045円。  第7款共同事業交付金の収入済額は10億2,390万6,524円で、280、281ページの第8款繰入金は一般会計繰入金で、3億4,357万9,109円でございます。  そして、282、283ページ下段の歳入合計をごらんください。  予算現額51億2,064万8,000円に対しまして、調定額は53億7,626万6,475円、収入済額は50億1,939万1,229円、不納欠損額は7,068万9,975円、収入未済額は2億8,618万5,271円でございます。  一方、歳出でございますが、286、287ページ中ほどをごらんください。  第2款保険給付費の支出済額は30億7,131万1,848円。  290、291ページ中ほどの第3款後期高齢者支援金等の支出済額は5億6,051万231円。  そして、292、293ページ下段の第7款共同事業拠出金の支出済額は9億6,196万510円でございます。  296、297ページ下段の歳出合計は、予算現額51億2,064万8,000円に対しまして、支出済額49億6,118万4,891円、不用額は1億5,946万3,109円でございます。  次に、後期高齢者医療事業特別会計でございます。  300及び301ページをごらんください。  まず、歳入でございますが、第1款後期高齢者医療保険料の収入済額は4億224万834円、不納欠損額は52万2,482円、収入未済額は330万2,647円で、調定額に対します収納率は98.8%でございます。  第3款繰入金は一般会計からの繰入金で、収入済額5億3,972万2,968円でございます。歳入合計は下段にございますとおり、予算現額9億5,737万4,000円に対しまして、調定額は9億6,250万1,410円、収入済額9億5,867万6,281円、不納欠損額52万2,482円、収入未済額は330万2,647円でございます。  一方、歳出でございますが、302、303ページ下段をごらんください。  後期高齢者医療広域連合納付金が支出の大半を占めており、その支出済額は9億4,113万9,449円でございます。  歳出の合計は304、305ページ下段にございますとおり、予算現額9億5,737万4,000円に対しまして支出済額9億5,565万7,986円、不用額は171万6,014円でございます。  最後に、農業集落排水事業特別会計でございます。  308、309ページをごらんください。  歳入でございますが、第2款使用料及び手数料は、施設使用料などで収入済額が1億976万7,140円、不納欠損額1万3,100円、収入未済額123万66円で、調定額に対します収納率は98.9%でございます。  第3款県支出金の収入済額が1,252万5,000円でございます。  第5款繰入金は、一般会計及び基金からの繰入金で、収入済額は3億1,677万4,000円でございます。  歳入合計は下段にございますとおり、予算現額4億6,308万2,000円に対しまして、調定額4億6,837万7,968円、収入済額4億6,692万4,802円、不納欠損額1万3,100円、収入未済額は144万66円でございます。  一方、歳出でございますが、第1款事業費では、311ページ下段の処理施設維持管理事業に要した経費1億9,037万4,772円。313ページ、第2款公債費で元金償還金1億4,863万8,501円、利子償還金5,670万6,787円が主なものでございます。  歳出合計は下段にございますとおり、予算現額4億6,308万2,000円に対しまして、支出済額は4億5,090万9,750円、不用額は1,217万2,250円でございます。  また、316ページから319ページにかけましては、一般会計、各特別会計の実質収支に関する調書でございます。一般会計実質収支額6億7,709万5,611円のうち、地方自治法第233条の2の規定により財政調整基金への繰入額は3億4,000万円でございます。  なお、322ページ以降の財産に関する調書、別冊の一般会計及び各特別会計決算資料についてはごらんおきいただきたいと存じます。  以上、簡単でございますが、平成29年度亀山市一般会計及び各特別会計の決算についてご説明申し上げました。何とぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西川憲行君)  会計管理者の補足説明は終わりました。  説明の途中ですが午後1時まで休憩します。               (午前11時55分 休憩) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――               (午後 1時00分 再開) ○議長(西川憲行君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、上下水道部長に、平成29年度亀山市水道事業会計決算について、平成29年亀山市工業用水道事業会計決算について及び平成29年度亀山市公共下水道事業会計決算についての補足説明を求めます。  宮﨑上下水道部長。 ○上下水道部長(宮﨑哲二君)(登壇)  それでは、議案第61号平成29年度亀山市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につきまして、補足説明を申し上げます。  平成29年度亀山市水道事業会計決算書の3ページ、4ページをお開きください。  収益的収入及び支出でございますが、収入、第1款水道事業収益の決算額は13億4,246万8,738円となり、その内訳は第1項営業収益11億8,340万3,755円で、その大半が給水収益でございます。  第2項営業外収益1億5,876万9,851円で、主なものは長期前受金戻入でございます。  一方、支出につきましては、第1款水道事業費用の決算額は12億494万4,718円となり、その内訳は第1項営業費用11億4,749万1,463円で、主なものは三重県企業庁への受水費、減価償却費、水道施設の維持管理に要した費用でございます。
     第2項営業外費用5,726万6,212円で、主なものは企業債利息でございます。  次に、5ページ、6ページの資本的収入及び支出でございますが、収入、第1款資本的収入の決算額は1億6,936万3,340円となり、その内訳は第1項企業債9,280万円で、安楽川を横断する配水管布設に伴うものでございます。  第2項工事負担金6,818万7,940円で、主なものは公共下水道事業に伴う配水管移設工事負担金や舗装復旧に伴う一般会計からの工事負担金でございます。  第3項負担金837万5,400円で、主なものは消火栓設置に伴う一般会計からの負担金でございます。  次に、支出でございますが、第1款資本的支出の決算額は7億6,133万694円となり、その内訳は第1項建設改良費5億8,758万5,994円で、16ページから18ページに記載の工事でございます。  第2項企業債償還金1億7,374万4,700円でございます。資本的収入額が資本的支出額に不足する額5億9,196万7,354円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,752万6,416円、当年度分損益勘定留保資金2億4,269万8,940円、減債積立金3,224万2,450円、建設改良積立金2億7,949万9,548円で補填しております。  これからご説明申し上げます損益計算書及び貸借対照表につきましては、消費税抜きで作成しております。  7ページの平成29年度亀山市水道事業損益計算書でございますが、営業収支につきましては、1の営業収益10億9,625万5,270円で、2の営業費用11億671万6,509円となっており、1,046万1,239円の営業損失となっております。  経常収支につきましては、3の営業外収益1億5,871万2,921円で、4の営業外費用4,901万6,641円で、9,923万5,041円の経常利益となります。これに特別利益、特別損失を加えますと、下から4段目、当年度純利益は9,933万7,121円でございます。  次に、8ページの下段、平成29年度亀山市水道事業剰余金処分計算書につきましては、未処分利益剰余金4億1,107万9,119円のうち、建設改良積立金に9,933万7,121円を積み立て、資本金に3億1,174万1,998円を組み入れるものでございます。  次に、9ページ、10ページの平成29年度亀山市水道事業貸借対照表でございますが、資産の部、1の固定資産のうち有形固定資産合計額は97億8,542万8,711円で、無形固定資産合計額は949万9,270円となっており、この増減明細につきましては、27ページ、28ページに記載しております。  2の流動資産は、現金・預金、未収金等で合計額は8億9,055万3,424円となっており、資産合計として106億8,548万1,405円でございます。  負債の部、3の固定負債は15億6,004万602円で、主に企業債でございます。  4の流動負債は4億8,663万8,284円で、主に来年度償還予定の企業債1億7,813万4,671円、工事請負費や三重県企業庁への受水費などの未払金2億6,175万2,454円でございます。企業債の明細につきましては、29ページから32ページに記載しております。  次に、5の繰延収益につきましては、長期前受金及び長期前受金収益化累計額の合計で、38億4,674万889円となっており、負債合計としまして58億9,341万9,775円となっております。  資本の部、6の資本金の合計額は42億8,024万8,650円となり、7の剰余金の合計額は5億1,181万2,980円となっております。  以上、負債資本合計として、106億8,548万1,405円でございます。  次に、23ページのキャッシュ・フロー計算書では、下から3段目のとおり、資金が1億5,195万6,097円減少し、期末残高は6億6,367万1,979円でございます。  以上が、議案第61号平成29年度亀山市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての補足説明でございます。  続きまして、議案第62号平成29年度亀山市工業用水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につきまして、補足説明を申し上げます。  平成29年度亀山市工業用水道事業会計決算書の3ページ、4ページをお開きください。  収益的収入及び支出でございますが、収入、第1款工業用水道事業収益の決算額は7,995万8,790円となり、その内訳は第1項営業収益7,326万734円で、2つの事業所からの給水収益でございます。  第2項営業外収益669万8,056円で、主なものは長期前受金戻入でございます。  一方、支出につきましては、第1款工業用水道事業費用の決算額は5,307万9,384円となり、その内訳は第1項営業費用4,378万4,426円で、主なものは減価償却費、施設の維持管理に要した費用でございます。  第2項営業外費用929万4,958円で、主なものは企業債利息でございます。  次に、5ページ、6ページの資本的収入及び支出でございますが、まず収入の決算額はゼロでございます。  支出でございますが、決算額は2,454万5,826円で、企業債償還金でございます。  資本的収入額が資本的支出額に不足する額2,454万5,826円は、過年度分損益勘定留保資金2,117万7,359円で、当年度分損益勘定留保資金336万8,467円で補填しております。  これからご説明申し上げます損益計算書及び貸借対照表につきましては、消費税抜きで作成しております。  7ページの平成29年度亀山市工業用水道事業損益計算書でございますが、営業収支につきましては、1の営業収益6,783万4,018円で、2の営業費用4,287万3,824円となっており、2,496万194円の営業利益となっております。  経常収支につきましては、3の営業外収益669万8,170円で、4の営業外費用477万8,958円となっており、2,687万9,406円の経常利益となり、下から4段目の当年度純利益は2,687万9,406円でございます。  次に、8ページ下段の平成29年度亀山市工業用水道事業剰余金処分計算書につきましては、未処分利益剰余金4,198万4,272円のうち3,000万円につきましては、減債積立金に1,000万円、建設改良積立金に2,000万円を積み立て、残余を繰り越すものでございます。  次に、9ページ、10ページの平成29年度亀山市工業用水道事業貸借対照表につきましては、まず資産の部、1の固定資産の有形固定資産合計額は4億6,524万4,560円となっており、この増減明細につきましては、19ページ、20ページに記載しております。  2の流動資産は、現金・預金及び未収金等で、合計額は2億3,056万7,468円となっており、資産合計は6億9,581万2,028円でございます。  負債の部、3の固定負債は2億9,372万975円で、主に企業債でございます。  4の流動負債は2,810万4,566円で、主に来年度償還予定の企業債1,785万4,865円でございます。企業債の明細につきましては、19ページ、20ページに記載しております。  5の繰延収益につきましては、長期前受金及び長期前受金収益化累計額で1億6,560万3,787円となっており、負債合計としまして4億8,742万9,328円となっております。  資本の部、6の資本金1,639万8,428円、7の剰余金の合計額は1億9,198万4,272円となっております。  以上、負債資本合計は、6億9,581万2,028円となっております。  次に、17ページのキャッシュ・フロー計算書では、下から3段目のとおり、資金が2,648万745円増加し、期末残高は2億2,435万182円でございます。  以上が、議案第62号平成29年度亀山市工業用水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての補足説明でございます。  続きまして、議案第63号平成29年度亀山市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につきまして、補足説明を申し上げます。  平成29年度亀山市公共下水道事業会計決算書の2ページ、3ページをお開きください。  まず、収益的収入及び支出でございますが、収入、第1款下水道事業収益の決算額は9億4,014万7,234円となり、その内訳は第1項営業収益4億4,695万8,490円で、その大半が下水道使用料でございます。  第2項営業外収益4億9,318万8,744円で、主なものは一般会計からの負担金及び長期前受金戻入でございます。  一方、支出につきましては、第1款下水道事業費用の決算額は8億9,319万2,746円となり、その内訳は第1項営業費用7億5,106万6,237円で、主なものは減価償却費、流域下水道維持管理負担金及び管路の維持管理費に要した費用でございます。  第2項営業外費用1億4,212万6,509円で、主なものは企業債利息でございます。  次に、4ページ、5ページの資本的収入及び支出でございますが、収入、第1款資本的収入の決算額は8億9,509万8,720円となり、その内訳は第1項企業債4億2,540万円で、公共下水道事業債及び流域下水道事業債でございます。  第2項他会計負担金9,671万5,000円と、第3項他会計補助金3,340万円は、一般会計からの繰入金でございます。  第4項国庫補助金2億5,650万円で、社会資本整備総合交付金でございます。  第5項負担金及び分担金8,308万3,720円で、主に受益者負担金でございます。  次に、支出でございますが、第1款資本的支出の決算額は11億2,217万9,784円となり、その内訳は第1項建設改良費7億5,806万8,130円で、主なものは37ページに記載の工事や設計業務委託でございます。  第2項企業債償還金3億6,411万1,654円でございます。  資本的収入額が資本的支出額に不足する額2億4,298万1,064円は当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,137万9,665円、減債積立金3,552万4,940円、過年度分損益勘定留保資金1億8,607万6,459円で補填しております。  これから説明申し上げます損益計算書及び貸借対照表につきましては、消費税抜きで作成しております。  6ページの平成29年度亀山市公共下水道事業損益計算書でございますが、営業収支につきましては、1の営業収益4億1,387万9,260円で、2の営業費用は7億2,974万7,449円となっており、3億1,586万8,189円の営業損失となっております。  経常収支につきましては、3の営業外収益4億8,846万8,965円、4の営業外費用1億4,702万5,953円で、2,557万4,823円の経常利益となっており、下から4段目の当年度純利益は2,557万4,823円でございます。  次に、10ページ、平成29年度亀山市公共下水道事業剰余金処分計算書(案)につきましては、未処分利益剰余金6,109万9,763円のうち資本金に3,552万4,940円を組み入れ、減債積立金に2,557万4,823円を積み立てるものでございます。  次に、12ページから13ページの平成29年度亀山市公共下水道事業貸借対照表につきましては、まず資産の部、1の固定資産のうち、有形固定資産合計額は146億9,812万5,976円で、無形固定資産は14億7,722万3,244円となっており、この増減明細につきましては20ページ、21ページに記載しております。  2の流動資産は、現金預金及び未収金で、合計額は7億8,278万7,572円となっており、資産合計は169億9,395万4,382円でございます。  負債の部、3の固定負債は80億6,062万3,820円で、主に企業債でございます。  4の流動負債は6億2,369万4,167円で、主に来年度償還予定の企業債3億8,287万7,920円、工事請負費や流域下水道維持管理負担金などの未払金2億3,353万2,487円でございます。企業債の明細につきましては、22ページから29ページに記載しております。  5の繰延収益につきましては、長期前受金で78億6,455万7,952円となっており、負債合計は165億4,887万5,939円となっております。  資本の部、6の資本金の合計額は、出資金も含め3億7,518万810円となり、7の剰余金の合計は資本剰余金と14ページの利益剰余金の合計で6,989万7,633円となっております。  以上、負債資本合計169億9,395万4,382円となっております。  次に、15ページのキャッシュ・フロー計算書では、下から3段目のとおり資金が858万3,944円増加し、期末残高は6億8,584万585円でございます。  以上が議案第63号平成29年度亀山市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての補足説明でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西川憲行君)  上下水道部長の補足説明は終わりました。  次に、地域医療部長に平成29年度亀山市病院事業会計決算についての補足説明を求めます。  古田地域医療部長。 ○地域医療部長(古田秀樹君)(登壇)  それでは、議案第64号平成29年度亀山市病院事業会計決算の認定について、補足説明を申し上げます。  平成29年度亀山市病院事業会計決算書の1、2ページをごらんください。  まず、収益的収入及び支出につきましては、収入合計は医業収益と医業外収益を合わせた病院事業収益で15億4,502万4,580円でございます。  これに対し、支出合計は医業費用と医業外費用、特別損失を合わせた病院事業費用で16億6,474万8,176円で、差し引きしますと1億1,972万3,596円の不足となっております。この不足額は、平成28年度と比較して1億4,118万6,178円減少しております。  次に、3、4ページをごらんください。  資本的収入及び支出のうち、出資金、補助金、企業債、寄附金、長期貸付金返還金を合わせた収入合計は1億3,079万6,912円。  これに対し、建設改良費、企業債償還金、投資、基金費を合わせた支出合計は2億3,472万2,074円でございます。差し引き1億392万5,162円の不足は、過年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。  次に、5ページの平成29年度亀山市病院事業損益計算書をごらんください。  ここからは法定書式によりまして、消費税抜きで記載しております。  まず、1の医業収益は13億603万4,414円で、これに対し2の医業費用が15億8,441万6,455円であり、差し引きしました医業収支は2億7,838万2,041円の医業損失となっております。  3の医業外収益は2億3,526万7,831円で、これに対し4の医業外費用が7,148万3,010円であり、差し引きしました医業外収支は1億6,378万4,821円の利益となっております。  これらの医業損失と医業外利益を差し引きいたしました1億1,459万7,220円が経常損失となり、そこに特別損失184万1,865円を算入いたしました平成29年度の純損失は1億1,643万9,085円となります。  次に、6ページの平成29年度亀山市病院事業剰余金計算書をごらんください。  表の資本金欄、自己資本金は政府債償還金元金の3分の2を補填いただく他会計出資金4,444万4,912円を加えまして、35億8,026万9,248円となっております。  剰余金欄、利益剰余金につきましては、当年度純損失1億1,643万9,085円の計上により、利益剰余金の当年度末残高がマイナス10億8,809万3,524円となり、資本合計は25億995万3,894円となっております。  下段の平成29年度亀山市病院事業欠損金処理計算書につきましては、当年度の処分額がありませんので、当年度末残高と処分後残高に変更はございません。  次に、7、8ページの平成29年度亀山市病院事業貸借対照表をごらんください。  まず、資産の部につきましては、1.固定資産は有形固定資産と無形固定資産、投資を合わせて25億570万4,589円となっております。  2.流動資産は、現金預金、未収金、貯蔵品で、合計6億2,744万1,965円となっております。資産合計は31億3,314万6,554円となっております。  次に、負債の部につきましては、3.固定負債は企業債とリース債務及び引当金で、合計2億2,379万4,131円、4.流動負債は企業債とリース債務、未払金、引当金等で、合計3億8,331万6,645円となっております。  5.繰延収益につきましては、1,608万1,884円を計上しております。  以上、負債合計は6億2,319万2,660円となっております。  8ページ下段の資本の部につきましては、6.資本金は自己資本金35億8,026万9,248円となっております。  7.剰余金は、資本剰余金1,777万8,170円と欠損金10億8,809万3,524円で、資本の合計は25億995万3,894円となっております。負債資本の合計は31億3,314万6,554円となり、資産の合計額と合致しております。  以上、議案第64号平成29年度亀山市病院事業会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。  なお、10ページ以降の附属書類もあわせてご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(西川憲行君)  地域医療部長の補足説明は終わりました。
     以上で上程各案に対する提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本日の会議はこの程度にとどめたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(西川憲行君)  ご異議なしと認めます。  そのように決定しました。  続いてお諮りします。  あす25日から9月3日までの10日間は、議案精査のため休会したいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(西川憲行君)  ご異議なしと認めます。  あす25日から9月3日までの10日間は、休会することに決定しました。  次の会議は9月4日午前10時から開き、上程各案に対する質疑を行います。  本日はこれにて散会します。                (午後 1時35分 散会)...