• 雨水貯留管(/)
ツイート シェア
  1. 亀山市議会 2018-06-01
    平成30年 6月定例会(第1日 6月 1日)


    取得元: 亀山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-12
    平成30年 6月定例会(第1日 6月 1日)    平成30年6月1日(金)午前10時 開会及び開議 第  1 会議録署名議員の指名 第  2 会期の決定 第  3 諸報告 第  4 現況報告 第  5 議案第42号 亀山市税条例等の一部改正について 第  6 議案第43号 亀山市都市計画税条例の一部改正について 第  7 議案第44号 亀山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を             定める条例の一部改正について 第  8 議案第45号 亀山市国民健康保険税条例の一部改正について 第  9 議案第46号 平成30年度亀山市一般会計補正予算(第1号)について 第 10 議案第47号 財産の取得について 第 11 議案第48号 専決処分した事件の承認について 第 12 議案第49号 専決処分した事件の承認について 第 13 議案第50号 専決処分した事件の承認について 第 14 議案第51号 専決処分した事件の承認について 第 15 報告第 4号 平成29年度亀山市一般会計継続費繰越計算書について 第 16 報告第 5号 平成29年度亀山市一般会計繰越明許費繰越計算書について 第 17 報告第 6号 平成29年度亀山市水道事業会計予算繰越計算書について
    第 18 報告第 7号 平成29年度亀山市公共下水道事業会計予算繰越計算書につい             て 第 19 報告第 8号 平成29年度亀山市病院事業会計予算繰越計算書について 第 20 報告第 9号 専決処分の報告について 第 21 報告第10号 放棄した私債権の報告について   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇出席議員(18名)    1番  今 岡 翔 平 君     2番  西 川 憲 行 君    3番  髙 島   真 君     4番  新   秀 隆 君    5番  尾 崎 邦 洋 君     6番  中 﨑 孝 彦 君    7番  福 沢 美由紀 君     8番  森   美和子 君    9番  鈴 木 達 夫 君    10番  岡 本 公 秀 君   11番  伊 藤 彦太郎 君    12番  宮 崎 勝 郎 君   13番  前 田 耕 一 君    14番  中 村 嘉 孝 君   15番  前 田   稔 君    16番  服 部 孝 規 君   17番  小 坂 直 親 君    18番  櫻 井 清 蔵 君   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇欠席議員(なし)   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇会議に出席した説明員職氏名  市長              櫻 井 義 之 君  副市長             西 口 昌 利 君  総合政策部長          山 本 伸 治 君  生活文化部長          佐久間 利 夫 君  健康福祉部長          井 分 信 次 君  産業建設部長          大 澤 哲 也 君  上下水道部長          宮 﨑 哲 二 君  危機管理監           久 野 友 彦 君  総合政策部次長         落 合   浩 君  生活文化部次長兼関支所長    嶋 村 明 彦 君  健康福祉部次長         伊 藤 早 苗 君  産業建設部次長         亀 渕 輝 男 君  生活文化部参事         深 水 隆 司 君  産業建設部参事         服 部 政 徳 君  産業建設部参事         草 川 保 重 君  会計管理者           渡 邉 知 子 君  消防長兼消防部長        平 松 敏 幸 君  消防署長            豊 田 邦 敏 君  地域医療統括官         伊 藤 誠 一 君  地域医療部長          古 田 秀 樹 君  教育長             服 部   裕 君  教育部長            草 川 吉 次 君  教育委員会事務局参事      亀 山   隆 君  監査委員            渡 部   満 君  監査委員事務局長        青 木 正 彦 君  選挙管理委員会事務局長     松 村   大 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――事務局職員  事務局長  草 川 博 昭   議事調査課長  渡 邉 靖 文  書記    水 越 いづみ   書記      村 主 健太郎   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇会議の次第               (午前10時02分 開会) ○議長(西川憲行君)  おはようございます。  ただいまから平成30年6月亀山市議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事につきましては、お手元に配付してあります議事日程第1号により取り進めます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第84条の規定により、議長におきまして、   3番 髙 島   真 議員  12番 宮 崎 勝 郎 議員 のご両名を指名します。  次に日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  今期定例会の会期は、本日から6月26日までの26日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(西川憲行君)  ご異議なしと認めます。  会期は、本日から6月26日までの26日間と決定しました。  次に日程第3、諸報告をします。  まず、今期定例会の議事説明のため、地方自治法第121条の規定に基づき、あらかじめ関係当局の出席を求めておきましたところ、お手元の配付文書のとおり、それぞれ出席を得ておりますので、ご了承願います。  次に、監査委員から例月出納検査結果報告書4件及び平成29年度工事監査結果報告書が、また亀山市土地開発公社公益財団法人亀山地域社会振興会及び公益社団法人亀山シルバー人材センターから、平成29年度事業報告書及び収支決算書がそれぞれ提出されておりますので、ごらんおきください。  次に日程第4、現況報告を行います。  初めに、市長に市政の現況について報告を求めます。  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  平成30年6月亀山市議会定例会の開会に当たり、市政の現況と今後の見通しについてご報告し、議員並びに市民の皆様のさらなるご理解とご協力をお願い申し上げます。  さて、我が国の経済につきましては、内閣府の月例経済報告において、雇用・所得環境の改善が続く中で、緩やかな回復が続くことが期待されるものの、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があるとしています。  政府は、経済再生と財政健全化の双方を同時に実現していくため、ニッポン一億総活躍プランや新しい経済政策パッケージを着実に実行することとし、一億総活躍社会の実現に向けた横断的課題である働き方改革については、今国会において関連法案の成立を図ることとしております。  また、経済財政諮問会議においては、地方行財政や教育について、今後の改革のあり方や重点課題の議論が進められており、こうした動向につきましては、市政運営にも影響がございますので、引き続き情報収集と議論の動向を注視してまいります。  こうした中、本市におきましては、中心的都市拠点の求心力向上を目指して進めております亀山駅周辺整備事業において、2ブロック地区における第1種市街地再開発事業及び都市計画道路等に係る都市計画の決定及び変更を行いましたので、引き続き市街地再開発組合設立や再開発ビルの基本設計に対する支援を行いつつ、区画道路整備等を着実に進めてまいります。  一方、先月10日には、亀山市総合教育会議を開催し、教育委員会がまとめた亀山市立図書館整備基本計画(案)の報告を受け、協議を行ったところであり、今後は第1種市街地再開発事業との整合を図るべく、教育委員会や関係者とのさらなる連携により進めてまいります。  ところで、本年8月に迫りました全国高等学校総合体育大会インターハイウエートリフティング競技大会が、同月2日の競技別開会式を皮切りに3日から6日まで行われます。大会に際しましては、運営を支える側として、亀山高等学校放送部の皆さんに会場アナウンスや記録撮影を担っていただくなど、若い力も得て大会を盛り上げてまいります。この大会を通じて、市民の皆さんに地元選手の活躍やトップレベルの競技を身近に感じていただく機会の創出、市内外からお越しの方々へのおもてなし等、大会の成功に向けて万全の体制で臨んでまいります。  それでは、市政の各部門にわたり、第2次亀山市総合計画の施策の体系に沿ってご説明申し上げます。  まず、「快適さを支える生活基盤の向上」についてでございますが、都市づくりの推進のうち、亀山市都市マスタープラン策定事業につきましては、地域の実情や課題を把握するため、去る3月から、全ての地域まちづくり協議会を対象に地域懇談会を開催しているところです。引き続き広く市民の皆様の意見を伺うため、ワークショップの開催や今後まとめる計画素案について、市民協議会都市計画審議会での議論を踏まえ、都市づくりの指針となる計画策定を進めてまいります。  次に、住環境の向上では、来月から県外からの移住者を対象とした空き家リフォームに対する支援内容を拡充するとともに、県内からの移住者も新たに支援対象としてまいります。  また、先月15日には、住宅金融支援機構による借入金の金利優遇制度について、支援機構と亀山市移住促進のための空き家リノベーション支援事業に係る相互協力に関する協定を締結いたしたところであり、こうした取り組みにより、空き家の活用による移住促進を図ってまいります。  次いで、上下水道の充実のうち、上水道事業につきましては、亀山・関テクノヒルズに新たに完成した分譲地の加圧ポンプ施設に関し、去る3月に建築工事及び機械・電気設備工事の契約を締結いたしましたので、本年11月の完成を目指し進めてまいります。  一方、公共下水道事業につきましては、去る3月に阿野田町、天神二丁目等の一部区域において供用を開始いたしました。これにより、公共下水道処理人口普及率は昨年度より2.1ポイント増の52.4%となったところであり、引き続き下水道未普及地域での整備を進めてまいります。  次に、道路の保全・整備につきましては、歩行者や自転車等交通弱者の安全な通行を確保するため、亀山警察署により、亀山東小学校区域約25ヘクタールにおいて、自動車の最高速度30キロの規制を定めるゾーン30の整備が進められており、来月中に規制が開始されます。本市といたしましても、交通安全対策として市道の路面表示を行うなど、亀山警察署と連携を図りながら進めてまいります。  また、市道の災害復旧工事のうち、川崎白木線道路災害復旧工事につきましては、片側交互通行を行いながら、本年10月の完成に向けて工事を進めており、下白木8号線道路災害復旧工事につきましても、来月の完成を予定しております。  一方、先月10日に関町金場地内で発生したのり面崩落に伴い、一般国道25号の関町金場から加太市場間が全面通行どめとなっております。当該道路は、地域の生活道路としても利用されており、市民の皆様には、大変ご不便をおかけしておりますことから、道路管理者である三重県に対し、引き続き早期復旧を働きかけてまいります。  次いで、公共交通網の充実では、新たな公共交通手段として、本年10月からの乗合タクシーの運行に向け、地域まちづくり協議会を初めとした地域の皆様に対し、制度の説明や地域停留所設置のご相談をさせていただいております。  また、先月には、運行に先立ち、乗合タクシーの愛称及びシンボルマークを募集したところであり、乗合タクシーを多くの方々に知っていただき、身近な交通手段として愛着を持ってご利用いただけるよう進めてまいります。  次に、安心・安全なまちづくりの推進のうち、自助・共助を基本とした防災対策の推進につきましては、昨年度、災害発生時に要支援者の生命と身体を守ることを目的に作成した避難行動要支援者名簿を、指定避難所の代表者や民生委員等避難支援者に配付させていただいたところであります。今後は、名簿情報の定期的な更新や庁内における情報共有を行ってまいります。  また、消防力の充実強化として、本市と鈴鹿市によるはしご車等の共同整備について、その効果や課題の整理ができましたことから、今後、共同整備に関する実施計画の策定を進めてまいります。
     一方、地域の安心・安全を確保するために欠かせない消防団につきましては、来月22日に三重県消防学校で開催されます平成30年度三重県消防操法大会の小型ポンプの部に、本市を代表して亀山市消防団第4分団が出場することになっており、連日連夜訓練を重ねているところであります。  次いで、低炭素・循環型社会の構築につきましては、環境負荷の少ない社会づくりに向け、見直しを行った新たな環境活動ポイント制度(AKP、オール亀山ポイント)の参加者を募集しているところであります。多くの皆様にご参加いただけるよう、獲得ポイントの上限を変更するとともに、参加者が自発的にAKPを広めていく行動に対する紹介ポイントなどを新設いたしました。こうした取り組みにより、市域全体の省エネ行動・省資源活動の一層の促進を図ってまいります。  一方、廃棄物処理施設の適正管理として、総合環境センターごみ溶融処理施設について、耐用年数を迎える高調波抑制装置等主要な設備を更新するため、先月、大規模整備工事に着手したところであります。引き続き老朽化した設備・機器を計画的に更新し、施設の適正管理に努めてまいります。  次に、自然との共生につきましては、現在、本市加太地区、津市、伊賀市の三市にまたがる布引山地の山林において、大規模な風力発電施設の計画が進められており、先日、この計画に関して事業の中止を求める約3,500名の署名が提出されたところであります。今後は、環境調査や個別法に基づく手続が行われますので、必要な局面において適切な判断をしてまいります。  また、先月25日には、本市が鈴鹿川等の源流域である誇りと責任を持ち、産学民官が連携・協働して豊かな地域資源である森林・里山・農地・生物多様性等を保全していくため、新たに鈴鹿川等源流森林づくり協議会を設立したところであり、特に企業においては、市内外約40社に参画いただいたものであります。今後は、本協議会において、源流域の森林を保全するための活動計画について検討を行い、本年度中の策定に向け進めてまいります。  次いで、歴史的風致を生かしたまちづくりの推進のうち、関の山車会館整備事業につきましては、現在、管理・収蔵展示館の改修工事、地域交流施設の新築工事を実施しており、来年7月の開館に向けて事業を進めてまいります。  次に、歴史文化の継承・活用につきましては、本市と天然記念物ネコギギの保全に関する協定を締結する鈴鹿高等学校が、先月13日に開催された全国野鳥保護のつどいにおいて、環境大臣賞を受賞されました。ネコギギの生息域外での飼育・繁殖を成功させるなど、高等学校での前例がない功績が評価されたものであり、今後も連携した取り組みを進めてまいります。  一方、歴史博物館では、今月10日まで、企画展「学生がひもといた亀山―亀山高校郷土史クラブ―」を開催しております。この企画展では、戦後間もなく発足し、平成の初めに活動を終えた亀山高校郷土史クラブの歴史・民俗等、各分野にわたる調査と研究の様子が、学生みずからが執筆した郷土研究誌や発掘した出土遺物等を通して知ることができます。今後も、こうした企画展の開催により、歴史や文化を学ぶ機会づくりに努めてまいります。  続きまして、「健康で生きがいを持てる暮らしの充実」についてご説明申し上げます。  まず、地域福祉力の向上のうち、地域福祉力強化推進事業につきましては、4月から亀山市社会福祉協議会にコミュニティ・ソーシャル・ワーカー(CSW)を2名配置し、要援護者の課題解決に向けた支援体制を整えたところであります。  また、本市の第2次亀山市地域福祉計画と、市社会福祉協議会の亀山市地域福祉活動計画について、現在、市社会福祉協議会とともに、地域まちづくり協議会への説明を行っており、地域の皆様の理解と協力を得ながら、地域住民の助け合い、支え合いの仕組みづくりの促進に努めてまいります。  次に、健康づくり・地域医療の充実では、他県で確認された麻しんの発症事例を受け、本市の対応といたしましては、ホームページで注意喚起を行ったところであります。なお、麻しんの予防接種につきましては、本市では、国の接種率目標95%に対し、平成25年度から昨年度まで毎年97%以上と高い水準になっており、定期接種の案内に加え、定期健診時において声かけを行うなど、感染症予防に努めてまいります。  また、健康な暮らしの支援として、市民一人一人が健康と向き合っていただけるよう、がん検診や予防接種等の受け付けを順次開始するとともに、健康づくりに関する情報を盛り込んだ「健康づくりのてびき」を市広報5月1日号とあわせて全戸配付したところであります。さらに、ピロリ菌の検査につきましては、胃潰瘍や胃がん等の疾病予防のため、市内中学校3年生の希望する生徒を対象に、鈴鹿亀山薬剤師会の協力のもと、中学校の健康診断時にあわせて実施したところあります。  一方、医療センターにつきましては、4月にステーション化した訪問看護事業の利用PRを市内外の医療機関や介護保険事業所等に行うなど、利用拡大に向け取り組んでおります。4月の訪問実績といたしましては、利用者29名に対して、延べ97回の訪問看護を行っております。  また、4床増床し19床とした地域包括ケア病床につきましては、おおむね16床から18床が利用されております。中でも、料金を値下げした個室につきましては、3室ともにほぼ満室の状態であり、利用環境の向上と効率的な病床活用を図っております。  次に、高齢者の地域生活支援の充実のうち、徘回高齢者の見守り支援として、本年4月から行方不明者の早期の発見・保護を図るため、QRコードを活用した徘回高齢者見守りシールの交付を行っており、今後も亀山警察署民生児童委員協議会連合会等関係機関の協力のもと、救援体制の整備や利用促進を図ってまいります。  次いで、障がい者の自立と社会参加の促進につきましては、昨年度に策定いたしました第2次亀山市障がい者福祉計画に基づき、医療的ケア児を支援する協議の場の設置や、多様な精神疾患等に対応できる支援体制の構築に向け取り組んでおり、去る4月には、鈴鹿厚生病院障害者総合相談支援センターあい等関係機関による会議を開催するなど、連携して進めております。  次に、スポーツの推進では、先月20日、亀山市体育協会が特定非営利活動法人亀山スポーツ協会として新たな一歩を踏み出されたところです。同協会は、昭和30年の発足以来、長い歴史の中でスポーツ人口の増加と市民の体力、競技力の向上を目的として、市民スポーツの普及に大きく貢献いただいております。全国高等学校総合体育大会インターハイ)や国民体育大会の開催を控える本市のスポーツ振興の中核を担う組織として期待するとともに、同協会の活動を支援してまいります。  続きまして、「交通拠点性を生かした都市活力の向上」についてご説明申し上げます。  まず、企業活動の促進、働く場の充実につきましては、昨年度に新たな分譲地が完成した亀山・関テクノヒルズへの企業立地を促進するため、先月16日から18日まで、東京国際展示場において開催された企業立地フェア2018に、産業団地の開発事業者とともにブース出展を行い、本市をPRいたしました。また、来場企業を対象として、本市のすぐれた立地特性や制度拡充を図った産業振興奨励制度等を紹介するなど、トップセールスを行ったところであります。  なお、現在、本市への進出を具体的に検討いただいている企業もありますことから、引き続き三重県や産業団地の開発事業者と連携を図り、企業誘致の推進に取り組んでまいります。  次に、地域に根差した商工業の活性化につきましては、にぎわいのある商業地域の形成に向け、先月、亀山市空き店舗等活用支援事業補助金制度をスタートいたしました。今後は、市内の空き店舗情報を把握する亀山商工会議所と連携を図りながら、制度の積極的な利用促進に努め、市内での創業等につなげてまいります。  また、去る4月30日、亀山サンシャインパークにおいて、本市と交流のある7自治体とともに、各市の特産品や観光資源等を広く発信する亀山市交流自治体特産品フェアを開催し、多くの方々にご来場いただきました。今後においても、交流自治体のイベントに積極的に参加するなど、機会を捉え本市の特産品等の発信を行ってまいります。  次いで、農林業の振興のうち、亀山市農業振興地域整備計画の策定につきましては、先月、農業委員会、JA等の代表者等で組織する亀山市農業振興地域整備促進協議会を開催し、計画の見直しについてご意見を伺ったところであります。引き続き農業振興地域の整備に関する施策を計画的に推進するため、三重県とも協議を行いながら、本年度中の策定に向け取り組んでまいります。  次に、まちづくり観光の推進につきましては、観光地の魅力づくりとして、先月18日、石水渓観光協会鈴鹿高等学校、亀山市地域社会振興会との間で、亀山7座トレイル登山道観光資源活用協定書を締結いたしました。今後は、鈴鹿山脈や布引山地の登山道の維持管理や情報発信等に連携して取り組むことにより、貴重な観光資源として次世代へ継承してまいります。  また、本市出身の世界的アルピニストである故尾崎隆氏の功績につきましても、あわせて広く発信してまいります。  続きまして、「子育てと子どもの成長を支える環境の充実」についてご説明申し上げます。  まず、安心して産み育てられる環境づくりの推進のうち、子どもの福祉医療費助成事業につきましては、本年9月から、市内医療機関における未就学児を対象とした医療費の窓口無料化を実施するため、関係機関との協議や受給資格者証の更新等、事業の円滑な実施に向け準備を進めているところであります。  一方、認定こども園整備事業につきましては、新たな施設やこれに伴う関係道路整備について、城西地区まちづくり協議会地元自治会への事業説明を進めており、引き続き地域の皆様の貴重なご意見を伺いながら事業を進めてまいります。  また、本年4月の組織・機構再編により、就学前の子供の一体的な教育・保育の環境を整えるため、教育・保育に関する窓口等を一元化する体制としたことに加え、4月から新たに配置した指導主事や教職員指導員による就学前教育の指導を保育園や認定こども園においても行うことにより、保育内容の充実と小学校への円滑な「つなぎ」につなげてまいります。  さらに、子育てが孤立しない環境づくりとして、西町で開設予定の小規模児童養護施設及び児童短期入所運営事業者と、去る4月1日に施設整備や運営に関する契約を締結したところであります。今後は平成32年度の開設に向け、運営事業者とともに準備を進めてまいります。  また、子どもに関する相談につきましては、三重県立子ども心身発達医療センターから、これまでの理学療法士及び心理判定員に加え、本年度から新たに作業療法士の派遣を受けることにより、療育の質の向上を図ったところであります。  続きまして、「市民力・地域力の活性化」についてご説明申し上げます。  まず、自立した地域まちづくり活動の促進のうち、地域まちづくり協議会につきましては、先月までに全ての地域において地域まちづくり計画が策定されたところであります。本市といたしましても、今後の自立した活動を支援するため、先月から亀山市地域まちづくり協議会連絡会議と連携し、ファシリテーション技術を学ぶ研修会を開催するなど、地域の担い手育成支援に努めているところであります。  次に、市民参画・協働の推進と多様な交流活動の促進のうち、協働事業提案制度につきましては、今月3日、市民協働センターにおいて、昨年度に実施した協働事業の成果報告を行うとともに、まちが元気になる協働についての講演会を開催するなど、協働に関する情報発信や意識啓発に努めてまいります。  また、市民活動応援事業につきましては、地域まちづくり協議会における応援券の使用率は上昇し、登録団体数も増加しておりますことから、引き続き制度の浸透と活用を促進してまいります。  一方、若者交流推進事業につきましては、去る3月にかめやま若者未来会議の活動報告会を開催し、地元自治会や市民団体等約40人の参加者と交流を行いました。また、先月20日には、新たなメンバーを迎えてキックオフミーティングを開催したところであり、引き続き若者の積極的なまちづくりへの参画を促進してまいります。  続きまして、「行政経営」についてご説明申し上げます。  まず、職員の能力を生かせる組織力の強化のうち、組織マネジメントの強化として、新たに再編した組織において、本年度の各部の使命・目標及び実施方針を定め、先月、公表したところであります。引き続き新たな組織において、第2次総合計画に掲げた施策を着実に推進するため、部の果たす役割・目標を明確にし、効果的・効率的な行政経営を進めてまいります。  次に、財産・情報の適正な管理・活用のうち、文化会館及び運動施設等の指定管理につきましては、本年度末でその期限を迎えますことから、新たな指定管理者の選定に当たり、本議会に債務負担行為の追加について予算補正を提案いたしております。  次いで、行財政改革の推進につきましては、第2次行財政改革大綱の前期実施計画が昨年度に終了したことから、その実績や成果等を踏まえ、先月、計画期間を2年とする後期実施計画を策定したところであります。今後も持続可能な行財政運営に向け、計画に位置づけた取り組みを着実に実践してまいります。  なお、学校教育、生涯学習等、教育分野の詳細につきましては、後ほど教育委員会当局からご説明申し上げます。  最後に、本年2月11日から5月20日までの一般会計及び各特別会計に係る3,000万円以上1億5,000万円未満の工事請負契約の状況は、別紙のとおりでございましたので、ご高覧賜りたいと存じます。  以上、簡単ではございますが、市政の現況についてのご報告及びご説明を申し上げました。何とぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西川憲行君)  市長の現況報告は終わりました。  続いて、教育長に教育行政の現況について報告を求めます。  服部教育長。 ○教育長(服部 裕君)(登壇)  おはようございます。  平成30年6月亀山市議会定例会の開会に当たり、教育行政の現況と今後の見通しについてご報告し、議員並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。  まず、教育に関する国の情勢でありますが、本年3月、中央教育審議会から第3期教育振興基本計画についての答申が出されました。人生100年時代や超スマート社会の到来など、2030年以降の社会の変化を見据えた教育政策のあり方が示され、今後、第3期教育振興基本計画の策定に反映される予定です。  また、本年4月には、第四次子供の読書活動の推進に関する基本的な計画が閣議決定されました。この計画では、本年度からおおむね5年間にわたる子供の読書活動の推進に関する基本方針と具体的な方策が明らかにされました。  さらに、本年4月には、平成30年度全国学力・学習状況調査が行われました。調査結果の公表は7月下旬ごろの予定とされております。  次に、県の情勢でありますが、学力の向上におきまして、県指導主事の学校訪問による支援を継続するとともに、授業改善や効果的な少人数指導の推進等を進めているところであります。また、指導資料「わかる・できる育成カリキュラム」を作成するとのことであります。  また、いじめ防止対策として、いじめを初めとするさまざまな悩みを有する中高生を対象とした相談窓口、「子どもLINE相談みえ」が新規に開設されました。  一方、教職員の働き方改革につきましては、全ての県内公立学校が統一して総勤務時間縮減の取り組みを進めるとともに、部活動指導員やスクール・サポート・スタッフの配置事業がスタートしようとしています。  また、本年3月に「三重県保幼小の円滑な接続のための手引き」が作成され、保幼小の教職員が円滑な接続に資する保育・教育活動を適切に行うための指導の工夫例が示されているところであります。  こうした国や県の動向や施策を見きわめつつ、教育委員会といたしましては、引き続き亀山市教育大綱の基本理念「学びあふれる教育のまちかめやま」の具現化に向け、亀山市学校教育ビジョン、亀山市生涯学習計画及び亀山市子どもの読書活動推進計画の具体的な実践を着実に推進してまいります。  それでは、最初に学校教育関係についてご説明申し上げます。  まず、学校体制の充実につきましては、本年度当初から本市独自の少人数教育推進教員を9名、複式学級解消教員と部活動指導員をそれぞれ2名配置し、指導体制の充実を図ったところであります。また、学習生活相談員や介助員、看護師、生活支援員等の配置を行うことにより、きめ細やかな支援体制の充実を図っております。  次に、教職員の働き方改革の取り組みといたしましては、外部人材の活用や学校閉校日の拡大を進めるとともに、本年度も引き続き各学校で、時間外労働削減に向けた目標を定め、業務改善等の進捗状況を把握しながら総勤務時間縮減を推進してまいります。  次いで、学校給食につきましては、県費栄養教諭1名の増員が実現したことに伴い、より一層の安全・安心な学校給食の提供と食育指導の充実に努めてまいります。  次に、学習環境の厳しい生徒を対象とした学習支援事業につきましては、本年度、3中学校合わせて25名の生徒の参加により順調なスタートを切っております。引き続き該当家庭への周知を進め、受講生徒数の拡大に努めてまいります。  次いで、学校保健関係につきまして、現在、沖縄県や愛知県のほか、県内におきましても麻しんの感染事例が報道されております。今後も広範な地域における感染拡大が危惧され、これに備えるため、先月、市内小・中学生の保護者に対して、児童・生徒が予防接種を受けていない場合は、できるだけ早いうちに接種を受けるよう推奨いたしました。また、先月下旬から今月初旬における市内3中学校3年生の沖縄方面の修学旅行実施については、亀山医師会のご協力も得ながら、先行して参加生徒や引率教員の予防接種歴等を把握するとともに、未接種の場合は強く接種を推奨し、感染の危険性を最大限減らして実施しているところであります。なお、全教職員に対しまして、予防接種未接種等の場合は、速やかに接種する旨の通知をいたしたところであります。  次いで、特別支援教育の推進につきましては、これまで市内小・中学校4校に設置しておりました通級指導教室に加え、本年度、新たに川崎小学校に「まなびの教室」開設の運びとなり、6月中の開設に向けて準備を進めているところであります。  次に、新学習指導要領につきましては、市内全ての小学校におきまして特別の教科、道徳や外国語教育の先行実施が始まっております。本年度から英語担当の指導主事1名を配置し、指導の充実を図るとともに、外国語教育における小・中連携した取り組みを行ってまいります。加えて、小学生が楽しく英語になれ親しみ、学校で学習している英語を使用してコミュニケーションをとる機会を創出するため、夏季休業期間中を利用した英語キャンプの準備に取りかかっているところであります。また、中学校では、道徳の教科化に向けた教科書採択等に取り組んでまいります。  次いで、学力向上につきましては、教職員の授業力向上、授業改善等に向けた教職員研修を実施するとともに、書く力の育成を軸とする学力向上の取り組みを進め、言語活動の充実による思考・判断・活用力の育成に取り組んでいるところであります。  一方、体力向上につきましては、1学校1運動プロジェクトを継続するとともに、体力向上に係る外部講師を小学校・幼稚園等に派遣し、子供の運動能力の向上と教員の指導力の向上を図ってまいります。  次に、就学前教育の充実につきましては、本年度から保幼小連携の強化に向けて指導主事1名を配置し、亀山市保幼小接続カリキュラム及び保幼共通カリキュラムの実践を進めてまいります。また、昨年度から毎月市広報に掲載しております「かめやま教育通信」において、ゼロ歳からの子育てアドバイスを連載し、就学前教育の重要性について広く市民の皆様に発信しております。  次いで、豊かな心を育む教育につきましては、本年2月に改訂いたしました亀山市人権教育基本方針の周知を図りながら、各校の人権教育カリキュラムづくりを進め、人権を守るために積極的に行動できる主体者づくりに取り組んでまいります。  次に、生徒指導につきましては、いじめや不登校の問題の未然防止やその解消に向けて、道徳教育、人権教育の充実を初め、全ての学校教育活動を通して、ともに認め合い、支え合う学級集団づくりに取り組んでまいります。また、不登校児童・生徒への支援等については、個別の支援シートの活用を進め、小・中学校間や適応指導教室を初めとした関係機関と連携した取り組みを進めております。  次いで、情報教育につきましては、子供たちの確かな学力を育むため、教職員へのタブレット型パソコンの導入を行い、教職員のICT教育に対する資質向上を支援してまいります。また、新学習指導要領で必修化される小学校でのプログラミング教育については、研究協力校を中心に、計画的に授業研究を進めてまいります。  最後に、本年3月に、教育委員会と鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部との連携協定を締結いたしました。今後、学校教育や生涯学習の分野での相互協力を一層深めてまいります。なお、現在、鈴鹿大学連携事業「つなぐ育ち研修会」の8月実施に向けて、不登校や特別支援に関する講演会を企画中であります。  続きまして、学校施設の整備関係についてご説明申し上げます。  川崎小学校改築事業につきましては、現在、2期工事の校舎中棟の建設中でありますが、順調に工事は進捗しております。今後も工事の安全管理に十分注意するとともに、学校運営に配慮しながら、9月の校舎完成、さらに来年3月の事業全体完成に向けて進めてまいります。  なお、新校舎に設置する椅子、机など、什器備品に係る契約について、本議会において議案を提出させていただいております。  次に、普通教室等空調機整備事業につきましては、亀山中学校及び中部中学校の2校について、今月中に機器設置の完了を目指し、順調に工事を進めております。また、小学校につきましては、来年度の工事に向けた設計業務の発注の事務を進めているところであります。  そのほか、亀山中学校の校舎内部改修工事など、学校の夏季休業期間に実施予定の工事につきましても、その発注の事務を進めているところであります。  続きまして、生涯学習関係についてご説明申し上げます。  まず、昨年度から市民ワークショップなどによって広くご意見をいただきながら策定作業を進めてまいりました亀山市立図書館整備基本計画につきましては、先月10日に開催されました総合教育会議も踏まえ、先日、計画の策定を行ったところでございます。今後も、市民ワークショップや図書館整備推進委員会を継続しつつ、関係機関などと十分な連携を図りながら着実に事業を進めてまいります。  次に、公民館講座につきましては、4月に募集を行い、477名の市民の皆様から応募をいただき、各講座が順調にスタートしたところであります。  また、(仮称)市民大学と公民館講座とが一体的になった、地域で活躍する人材育成を進めるための仕組みづくりにつきましては、推進委員会の立ち上げに向けて準備を進めているところでございます。  次いで、家庭教育支援事業につきましては、長期的展望に立った家庭教育支援のあり方について、先進地視察を行うとともに社会教育委員会等における検討を進めてまいります。  次に、青少年総合支援センターにつきましては、青少年の自立支援に向け、社会的な自立に向けての就労支援も含めた支援業務とともに、不登校児童・生徒への支援など、学校との連携強化を進めてまいります。  また、先月、新潟県において女子児童が下校途中に殺害されるという大変痛ましい事件が発生しました。このことを受け、各学校長に対して防犯教室等を早期に開催し、児童・生徒の安全確保に努めるよう指導したところでございます。あわせて、小・中学校の入学時に配付しております防犯ブザーの携帯について注意喚起するとともに、パトロール時の声かけも強化しているところであります。  最後に、市立図書館につきましては、読書に親しむ環境づくりを一層推進するため、図書資料の展示や各種行事の企画を継続するとともに、その情報発信を積極的に行ってまいります。  以上、教育行政の現況についてのご報告及びご説明を申し上げました。何とぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西川憲行君)  教育長の現況報告は終わりました。  会議の途中ですが、10分間休憩します。               (午前10時50分 休憩)   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――               (午前10時59分 再開) ○議長(西川憲行君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第5、議案第42号から日程第21、報告第10号までの17件を一括議題とします。  市長に上程各案に対する提案理由の説明を求めます。  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)
     それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げたいと存じます。  まず、議案第42号亀山市税条例等の一部改正についてでございますが、地方税法等の一部を改正する法律により地方税法が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  改正内容は、まず1つ目といたしまして、内国法人の外国関係会社に係る所得の課税の特例(外国子会社合算税制)について、二重課税調整の観点から、内国法人が合算課税の適用を受ける場合に、外国関係会社に対して課された法人税等、地方法人税及び法人住民税の額のうち、合算対象とされた所得に対応する部分に相当する金額を控除する場合において、法人税及び地方法人税の額から控除し切れなかった金額を法人住民税の額から控除いたします。  2つ目といたしまして、喫煙用の製造たばこの区分に加熱式たばこを加え、加熱式たばこに係る市たばこ税の課税標準を定めます。なお、現在、加熱式たばこは、パイプたばことして区分されていることから、新たに定める加熱式たばこに係る市たばこ税の課税標準の換算方法については、段階的に導入いたします。  3つ目といたしまして、加熱式たばこの喫煙用具であって加熱により蒸気となるグリセリンその他の物品、またはこれらの混合物を充填したものは、製造たばことみなして本条例を適用いたします。なお、製造たばこの区分は、加熱式たばこといたします。  4つ目といたしまして、市たばこ税の税率を改定いたします。  5つ目といたしまして、紙巻きたばこ3級品に係る税率の引き上げを、平成31年4月から同年10月1日に延期するとともに、税率の引き上げに伴う手持ち品課税に係る税率を改定いたします。  6つ目といたしまして、地方団体が課税標準の特例措置の内容を条例で定めることができる地域決定型地方税制特例措置(通称わがまち特例)が、特例割合等を見直した上で適用期限が延長され、または新たに導入されたことに伴い、当該施設等に係る固定資産税の課税標準の特例割合を定めることといたします。  まず、平成30年4月1日から平成32年3月31日までの間に取得された水質汚濁防止法に規定する特定施設、または特定地域施設を設置する工場、または事業場の汚水、または廃液の処理施設の償却資産に係る固定資産税の課税標準の特例割合は2分の1といたします。  また、土壌汚染対策法に規定する特定有害物質の排出、または飛散の抑制に資する施設に係るわがまち特例は、特例期間が終了したことから、関係する規定を削除するとともに、平成30年4月1日から平成33年3月31日までの間に取得された雨水貯留浸透施設の償却資産に係る固定資産税の課税標準の特例割合は4分の3といたします。  また、平成30年4月1日から平成32年3月31日までの間に新たに取得された特定再生可能エネルギー発電設備の償却資産に係る固定資産税の課税標準の特例割合を定めることといたします。  また、中小事業者等が生産性向上特別措置法の施行日から、平成33年3月31日までの期間内に認定先端設備等導入計画に従って取得をした先端設備等に該当する機械装置等の償却資産に係る固定資産税の課税標準の特例割合はゼロといたします。  7つ目といたしまして、地方税法の一部改正に伴う規定の整備を行います。  なお、第1条関係の施行日は、公布の日といたします。ただし、市たばこ税関係の施行日は、平成30年10月1日とし、中小事業者等が認定先端設備等導入計画に従って取得をした先端設備等に該当する機械装置等に対して課する固定資産税に関する規定の施行日は、生産性向上特別措置法の施行の日、またはこの条例の公布の日のいずれか遅い日といたします。  また、第2条関係の施行日は平成31年10月1日とし、第3条関係の施行日は平成32年10月1日とし、第4条関係の施行日は平成33年10月1日とし、第5条関係の施行日は平成34年10月1日とし、第6条関係の施行日は平成30年10月1日といたします。  なお、平成28年4月1日から平成30年3月31日までの間に取得された水質汚濁防止法に規定する特定施設、または特定地域施設を設置する工場、または事業場の汚水、または廃液の処理施設、土壌汚染対策法に規定する特定有害物質の排出、または飛散の抑制に資する施設及び特定再生可能エネルギー発電設備並びに平成24年4月1日から平成30年3月31日までの間に取得された雨水貯留浸透施設に対して課する固定資産税については、なお従前の例によるとする経過措置を設けます。  また、平成30年10月1日、平成32年10月1日及び平成33年10月1日における市たばこ税の税率の改定に伴う手持ち品課税の税率について、それぞれ1,000本につき430円とする経過措置を設けます。  次に、議案第43号亀山市都市計画税条例の一部改正についてでございますが、地方税法等の一部を改正する法律により地方税法が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  改正内容は、まず第1条関係でございますが、本条例で引用している地方税法附則第15条第19項が改められたことに伴い、条項の整理を行います。  次に、第2条関係でございますが、本条例で引用している地方税法附則第15条第44項が同条第43項に繰り上げられたことに伴い、条項の整理を行います。  なお、第1条関係の施行日は公布の日とし、第2条関係の施行日は平成31年4月1日といたします。  次に、議案第44号亀山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございますが、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令により放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が改正され、放課後児童支援員の資格要件に関する基準が見直されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  改正内容は、改正された基準に従い、放課後児童支援員の資格要件を改めることといたします。  まず1つ目といたしまして、幼稚園等の教諭となる資格を有する者については、教育職員免許状の更新を受けていない者であっても、放課後児童支援員の資格要件に該当することを明確にするため、教育職員免許法第4条に規定する免許状を有する者に改めます。  2つ目といたしまして、5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者であって、市長が適当と認めたものを新たに加えます。  なお、施行日は公布の日といたします。  次に、議案第45号亀山市国民健康保険税条例の一部改正についてでございますが、マイナンバー制度における情報連携により事実が把握できる場合は、国民健康保険の事務手続の一部について確認書類の提示が不要となったことから、所要の改正を行うものでございます。  改正内容は、非自発的失業に対する国民健康保険税の課税の特例に係る申告手続において、特例対象被保険者等であることの確認のために提示が必要である雇用保険受給資格者証をマイナンバーによる情報連携により把握できるときは、提示が不要となるようにいたします。  なお、施行日は公布の日といたします。  続きまして、議案第46号平成30年度亀山市一般会計補正予算(第1号)についてでございますが、補正額は、歳入歳出それぞれ718万円を追加し、補正後の予算総額を213億818万円といたしております。  最初に、債務負担行為補正につきましては、本年度末で指定管理期間が終了する施設について新たに指定管理者の選定を行うことから、当該施設の指定管理料について、債務負担行為をすることができる期間及び限度額を定めております。  続いて、歳出の主な補正内容をご説明申し上げます。  総務費につきましては、地域まちづくり協議会の備品整備に対するコミュニティ助成事業補助金を計上いたしております。  民生費につきましては、障害者総合支援法の改正に伴う電算システムの修正委託料を計上いたしております。  土木費につきましては、国の交付金配分額の増加により、公園施設長寿命化計画の策定に係る委託料を増額いたしております。  教育費につきましては、亀山市地域社会振興会が実施する地域ふれあいコンサートに対する地域の芸術環境づくり助成金を計上いたしております。  続いて、歳入の主な補正内容をご説明申し上げます。  国庫支出金につきましては、法改正による電算システム修正に係る財源として、障害者地域生活支援事業費等補助金を計上するほか、社会資本整備総合交付金について、国の交付金配分額の増加に伴い増額いたしております。  諸収入につきましては、コミュニティ助成事業助成金を計上し、繰越金につきましては、今回の予算補正に係る財源として、前年度繰越金を計上いたしております。  以上が今回提案をいたしました一般会計補正予算の主な内容でございます。詳細につきましては、副市長から説明いたしますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第47号財産の取得についてでございますが、亀山市立川崎小学校校舎改築工事において整備する諸室内に設置する什器備品の取得につきまして、平成30年5月10日付で仮契約いたしましたので、地方自治法第96条第1項第8号及び亀山市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  取得の方法は指名競争入札で、取得価格は5,999万7,672円、契約の相手方は、亀山市川崎町4675番地、株式会社誠文社亀山営業所、営業所長 金田 力でございます。  続きまして、議案第48号専決処分した事件の承認についてでございますが、関の山車会館整備事業に係る繰越明許費補正について、平成29年度亀山市一般会計補正予算(第8号)を地方自治法第179条第1項の規定により、平成30年3月30日に専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。  補正内容は、関の山車会館整備事業のうち、地域交流施設新築工事等において年度内完成が見込めないことから、繰越明許費について変更いたしたものでございます。  なお、詳細につきましては、副市長から説明いたしますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第49号専決処分した事件の承認についてでございますが、地方税法等の一部を改正する法律の公布に伴い、平成30年4月1日から施行が必要であった規定について、亀山市税条例の一部改正を平成30年3月31日付で地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものでございます。  改正内容は、まず1つ目といたしまして、市民税関係でございますが、法人市民税に係る納期限の延長の場合の延滞金について、納付すべき税額を減少させる減額更正があった後に増加させる増額更正等があった場合には、増額更正等により納付すべき税額のうち、延長後の申告期限前に納付がされていた部分は、その納付がされていた期間を延滞金の計算期間から控除して計算することといたしました。  2つ目といたしまして、固定資産税関係でございますが、平成9年度以降3年ごとに講じられてきた土地における固定資産税の負担調整措置の仕組みを平成32年度まで延長する措置が講じられたことに伴い、本条例において関連する条項の整備を行ったものでございます。  なお、施行日は平成30年4月1日とし、市民税関係については平成29年1月1日以後に申告書の提出期限が到来する法人市民税に係る延滞金について、固定資産税関係については平成30年度以後の年度分の固定資産税について適用することといたしました。  次に、議案第50号専決処分した事件の承認についてでございますが、地方税法等の一部を改正する法律の公布に伴い、平成30年4月1日から施行が必要であった規定について、亀山市都市計画税条例の一部改正を平成30年3月31日付で地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものでございます。  改正内容は、平成9年度以降3年ごとに講じられてきた土地における都市計画税の負担調整措置の仕組みを平成32年度まで延長する措置が講じられたことに伴い、本条例において関連する条項の整備を行ったものでございます。  なお、施行日は平成30年4月1日とし、平成30年度以後の年度分の都市計画税について適用することといたしました。  次に、議案第51号専決処分した事件の承認についてでございますが、地方税法施行令等の一部を改正する政令の公布に伴い、平成30年4月1日から施行が必要であった規定について、亀山市国民健康保険税条例の一部改正を平成30年3月31日付で地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものでございます。  改正内容は、国民健康保険税の軽減対象の拡大のため、被保険者均等割額及び世帯別平等割額を減額する基準について改正するもので、5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定における被保険者の数に乗ずる金額を27万5,000円に引き上げることといたします。また、2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定における被保険者の数に乗ずる金額を50万円に引き上げることといたします。  なお、施行日は平成30年4月1日とし、平成30年度以後の年度分の国民健康保険税について適用することといたしました。  続きまして、報告第4号平成29年度亀山市一般会計継続費繰越計算書についてでございますが、川崎小学校改築事業に係る継続費につきまして繰越額が確定し、平成30年度へ逓次繰り越しいたしましたので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告するものでございます。  次に、報告第5号平成29年度亀山市一般会計繰越明許費繰越計算書についてでございますが、地域医療介護総合確保基金事業など12事業につきまして繰越額が確定をし、平成30年度へ繰り越しいたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。  次に、報告第6号平成29年度亀山市水道事業会計予算繰越計算書についてでございますが、亀山・関テクノヒルズ加圧ポンプ施設建築工事などの建設改良費につきまして繰越額が確定し、平成30年度へ繰り越しいたしましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものでございます。  次に、報告第7号平成29年度亀山市公共下水道事業会計予算繰越計算書についてでございますが、本町南部処理分区下水道渠布設工事などの建設改良費につきまして繰越額が確定をし、平成30年度へ繰り越しいたしましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものでございます。  次に、報告第8号平成29年度亀山市病院事業会計予算繰越計算書についてでございますが、建設改良費のうち医療センター設備改修工事設計監理業務委託につきまして繰越額が確定し、平成30年度へ繰り越しいたしましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものでございます。  続きまして、報告第9号専決処分の報告についてでございますが、亀山市立図書館の駐車場内において発生した庁用車両による物損事故に伴う損害賠償の額を定めることについて、平成30年4月18日に地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  続きまして、報告第10号放棄した私債権の報告についてでございますが、亀山市の私債権の管理に関する条例第8条第1項の規定により、市の私債権を放棄いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  以上、議会にご提案申し上げております議案の説明といたします。何とぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西川憲行君)  市長の提案理由の説明は終わりました。  次に、副市長に議案第46号平成30年度亀山市一般会計補正予算(第1号)について及び議案第48号専決処分した事件の承認についての補足説明を求めます。  西口副市長。 ○副市長(西口昌利君)(登壇)  それでは、今議会に提出をいたしました、まず平成30年度一般会計補正予算(第1号)について補足説明をさせていただきます。  補正予算書2ページをごらんいただきたいと思います。  下段の第2表 債務負担行為補正の追加でございますが、平成31年度からの指定管理者の選定に当たりまして、石水渓キャンプ場施設指定管理料など4事項につきまして、平成31年度から平成35年度までの期間における債務負担行為の限度額をそれぞれ定めるものでございます。  次に、歳入歳出関係でございますが、今回の補正は、新たに国庫補助金等財源の手だてがついたものについて計上させていただいております。  予算に関する説明書の歳出から、説明欄をごらんいただきながら、順次説明をいたします。  9ページをごらんください。  上段、第2款総務費の地区コミュニティセンター等管理運営費360万円につきましては、城東地区及び城西地区まちづくり協議会の備品整備事業が一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業として採択されましたので、市を経由して交付するまちづくり協議会への補助金を計上するものでございます。備品の内容につきましては、印刷機とカラーコピー機をそれぞれの地区が購入しようとするものでございます。  次に、中段の第3款民生費の地域生活支援事業88万円につきましては、障害者総合支援法の改正等に伴う電算システムの修正委託料を計上いたしました。  次に、下段の第8款土木費の公園施設長寿命化事業200万円につきましては、国の交付金配分額の増加によりまして、亀山西野、東野の各公園につきまして、施設長寿命化計画策定対象施設を32施設から47施設にふやしたことによる委託料の増額を計上いたしました。  次に、11ページ中段の第10款教育費の文化振興一般事業70万円につきましては、総務費と同様、一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業に、公益財団法人亀山地域社会振興会が実施するまち奏で~かめやま音楽堂~地域ふれあいコンサート事業が採択されましたので、市を経由して地域社会振興会へ交付する地域芸術環境づくり助成金を計上いたしました。  続きまして、歳入について説明申し上げます。  戻りまして7ページをごらんいただきたいと思います。  上段の第14款国庫支出金の障害者地域生活支援事業費等補助金44万円につきましては、地域生活支援事業のシステム修正に係る補正の財源として、次の社会資本整備総合交付金100万円につきましては、公営施設長寿命化事業の計画策定に係る補正の財源としてそれぞれ計上させていただきました。補助率は2分の1でございます。  次に、中段の第19款繰越金の前年度繰越金124万円につきましては、今回の補正予算の財源として計上いたしました。  次に、下段の第20款諸収入、総務費雑入のコミュニティ助成事業助成金360万円につきましては、先ほど歳出で申し上げました城東地区及び城西地区まちづくり協議会の備品整備に対する補助金の財源として、次の教育費雑入のコミュニティ助成事業助成金70万円につきましては、地域社会振興会に対する地域の芸術環境づくり助成金の財源として計上いたしました。  次のその他雑入20万円につきましては、公益財団法人岡田文化財団からの助成金であり、歴史博物館が実施いたします第31回企画展明治150年「幕末明治そのときの亀山」(仮題)の財源として計上いたしました。  続きまして、平成30年3月30日に専決処分いたしました平成29年度一般会計補正予算(第8号)についてご説明申し上げます。  今回の補正につきましては、関の山車会館整備事業のうち、地域交流施設新築工事等につきまして年度内完成が見込めないことから、繰越明許費の変更を行ったものでございます。  それでは、補正予算書の2ページをごらんいただきたいと思います。  第1表 繰越明許費補正でございますが、関の山車会館整備事業につきましては、平成29年12月補正において、管理・展示棟改修工事等の繰越明許費を追加いたしたところでございますが、加えて地域交流施設新築工事等においても入札不調による設計見直しなどに時間を要したことから、年度内完成が見込めず繰越明許費の変更をいたすものでございます。  以上で、平成30年度一般会計補正予算(第1号)及び平成30年3月30日に専決処分いたしました平成29年度一般会計補正予算(第8号)の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(西川憲行君)  副市長の補足説明は終わりました。  以上で、上程各案に対する提案説明は終わりました。  お諮りします。  本日の会議はこの程度にとどめたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(西川憲行君)  ご異議なしと認めます。  そのように決定しました。  続いてお諮りします。  あす2日から11日までの10日間は、議案精査のため休会したいと思います。これにご異議ありませんか。
                   (「異議なし」の声あり) ○議長(西川憲行君)  ご異議なしと認めます。  あす2日から11日までの10日間は、休会することに決定しました。  次の会議は12日午前10時から開き、上程各案に対する質疑を行います。  本日はこれにて散会します。               (午前11時30分 散会)...