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  1. 亀山市議会 2015-11-12
    平成27年第1回臨時会(第1日11月12日)


    取得元: 亀山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-12
    平成27年第1回臨時会(第1日11月12日)    平成27年11月12日(木)午前10時 開会及び開議 第  1 会議録署名議員の指名 第  2 会期の決定 第  3 諸報告 第  4 議案第78号 亀山市議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関す             る条例等の一部改正について 第  5 議案第79号 平成27年度亀山一般会計補正予算(第3号)について    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――出席議員(18名)    1番  今 岡 翔 平 君     2番  西 川 憲 行 君    3番  髙 島   真 君     4番  新   秀 隆 君    5番  尾 崎 邦 洋 君     6番  中 﨑 孝 彦 君    7番  豊 田 恵 理 君     8番  福 沢 美由紀 君    9番  森   美和子 君    10番  鈴 木 達 夫 君   11番  岡 本 公 秀 君    12番  宮 崎 勝 郎 君   13番  前 田 耕 一 君    14番  中 村 嘉 孝 君
      15番  前 田   稔 君    16番  服 部 孝 規 君   17番  小 坂 直 親 君    18番  櫻 井 清 蔵 君    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――欠席議員(なし)    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――会議に出席した説明員職氏名  市長              櫻 井 義 之 君  副市長             広 森   繁 君  企画総務部長          山 本 伸 治 君  財務部長            上 田 寿 男 君  市民文化部長          石 井 敏 行 君  健康福祉部長(兼)医療センター理事                  伊 藤 誠 一 君  環境産業部長          西 口 昌 利 君  建設部長            高 士 和 也 君  医療センター事務局長      落 合   浩 君  危機管理局長          井 分 信 次 君  文化振興局長          広 森 洋 子 君  関支所長            坂 口 一 郎 君  子ども総合センター長      若 林 喜美代 君  上下水道局長          草 川 博 昭 君  財務部参事           松 本 昭 一 君  市民文化部参事         深 水 隆 司 君  健康福祉部参事         水 谷 和 久 君  会計管理者           西 口 美由紀 君  消防長             中 根 英 二 君  消防次長            服 部 和 也 君  消防署参事           平 松 敏 幸 君  教育委員会委員長        肥 田 岩 男 君  教育長             伊 藤 ふじ子 君  教育次長            佐久間 利 夫 君  監査委員            渡 部   満 君  監査委員事務局         宮 﨑 吉 男 君  選挙管理委員会事務局長     松 村   大 君    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――事務局職員  事務局長  松 井 元 郎   議事調査室長   渡 邉 靖 文  書記    髙 野 利 人    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――会議の次第                (午前10時02分 開会) ○議長前田 稔君)  皆さん、おはようございます。  ただいまから平成27年第1回亀山市議会臨時会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事につきましては、お手元に配付してあります議事日程第1号により取り進めます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第84条の規定により、議長におきまして、   4番 新   秀 隆 議員  16番 服 部 孝 規 議員 のご両名を指名します。  次に日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本臨時会会期は、本日からあす13日までの2日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長前田 稔君)  ご異議なしと認めます。  会期は、本日からあす13日までの2日間と決定しました。  次に日程第3、諸報告をします。  まず、本臨時会議事説明のため、地方自治法第121条の規定に基づき、あらかじめ関係当局の出席を求めておきましたところ、お手元の配付文書のとおりそれぞれ出席を得ておりますので、ご了承願います。  次に、監査委員から例月出納検査結果報告書4件及び平成27年度定期監査結果報告書提出されておりますので、ご報告します。  次に日程第4、議案第78号及び日程第5、議案第79号の2件を一括議題とします。  市長上程議案に対する提案理由説明を求めます。  櫻井市長。 ○市長櫻井義之君)(登壇)  それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、提案理由説明を申し上げたいと存じます。  まず、議案第78号亀山市議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例等の一部改正についてでございますが、被用者年金制度一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の一部が平成27年10月1日に施行され、共済年金厚生年金に統合されました。  また、関連する諸政令について所要の規定整備が行われ、地方公務員災害補償法施行令及び非常勤消防団員等に係る損害補償基準を定める政令改正する政令平成27年9月30日に公布され、同年10月1日に施行されました。これらに対応するため、関係する4つの条例について一括して所要の改正を行うものでございます。  改正内容は、まず1つ目といたしまして、亀山市議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例の一部改正でございますが、共済年金厚生年金に統合されたことに伴い、地方公務員災害補償法施行令改正されたことから、同令と同様に規定整備を行います。  2つ目といたしまして、亀山消防団員等公務災害補償条例の一部改正でございますが、共済年金厚生年金に統合されたことに伴い、非常勤消防団員等に係る損害補償基準を定める政令改正されたことから、同令と同様に規定整備を行います。  3つ目といたしまして、亀山市職員の再任用に関する条例の一部改正でございますが、共済年金厚生年金に統合されたことに伴い、本条例で引用している「地方公務員等共済組合法附則第18条の2第1項第1号」を「厚生年金保険法附則第7条の3第1項第4号」に改めます。  4つ目といたしまして、亀山職員退職手当支給条例の一部改正でございますが、共済年金厚生年金に統合されたことに伴い、本条例で引用している「地方公務員等共済組合法第84条第2項」を「厚生年金保険法第47条第2項」に改めます。  なお、施行日は公布の日とし、平成27年10月1日から適用することといたします。  次に、議案第79号平成27年度亀山一般会計補正予算(第3号)についてでございますが、補正額歳入歳出それぞれ1,590万円を追加し、補正後の予算総額を208億9,542万4,000円といたしております。  今回の補正予算につきましては、さきの台風15号及び台風18号により被災した農業用施設災害復旧に係る関係経費を計上いたしております。  なお、詳細につきましては、副市長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上、簡単ではございますが、今議会にご提案申し上げております議案説明といたします。何とぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長前田 稔君)  市長提案理由説明は終わりました。  次に、副市長平成27年度一般会計補正予算補足説明を求めます。  広森副市長。 ○副市長(広森 繁君)(登壇)  おはようございます。  今議会提出をいたしました一般会計補正予算(第3号)につきまして補足説明をさせていただきます。  今回の補正につきましては、去る8月の台風15号及び9月の台風18号によります農業用施設災害復旧費予算補正をお願いするものでございます。  それでは、予算に関する説明書の歳出から順次ご説明を申し上げます。  8、9ページをお開きいただきたいと存じます。  第14款災害復旧費の第2目現年発生農林水産業施設災害復旧費補助災害復旧事業でございますが、下庄町地内の東鎌塚農道路肩のり面崩落に伴います災害復旧事業工事請負費として140万円を計上いたしました。  次の単独災害復旧事業農業用施設等災害復旧事業1,450万円につきましては、安坂山町地内の岩坪用水路復旧工事請負費60万円を計上するほか、地元施工による原材料費190万円と建設機械等の借り上げに係る補助金1,200万円を計上させていただきました。  続きまして、歳入でございますが、戻りまして6、7ページでございます。  第12款分担金及び負担金の第2目災害復旧費分担金につきましては、亀山農林水産事業分担金条例に基づきます受益者分担金9万8,000円を計上いたしております。  次の第15款県支出金の第8目災害復旧費県補助金につきましては、東鎌塚農道災害復旧工事に係る県補助金91万円を計上いたしてございます。  次に、第19款繰越金につきましては、今回の補正予算に要します一般財源といたしまして、前年度繰越金1,459万2,000円を計上いたしました。  最後に、第21款市債の第6目災害復旧債につきましては、東鎌塚農道復旧に係る財源といたしまして、補助災害復旧事業債30万円を計上いたしております。  以上をもちまして、一般会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長前田 稔君)  副市長補足説明は終わりました。  これより本各案について質疑を行います。  通告に従い、順次発言を許します。  7番 豊田恵理議員
    ○7番(豊田恵理君)(登壇)  おはようございます。  創政クラブ豊田でございます。  通告に従い質疑をいたします。  まず、議案第78号亀山市議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例等の一部改正についてですが、資料によりますと、地方公務員災害補償法施行令及び非常勤消防団員等に係る損害補償基準を定める政令改正する政令がことし9月30日に公布され、同年10月1日に施行されたとございます。  しかし、ネット等で調べますと、この議案について、既に9月定例会で上程されているところもあるようです。  各市の状況と、なぜ亀山市は9月定例会で提案しなかったのかについてお聞きいたします。 ○議長前田 稔君)  7番 豊田恵理議員質疑に対する答弁を求めます。  山本企画総務部長。 ○企画総務部長山本伸治君)(登壇)  おはようございます。  まず、9月定例会提出できなかった理由でございますが、9月定例議会会期中におきましては、政令改正内容及び公布日につきまして未確定でありましたもので、提出を見送らせていただいたところでございます。  また、今回の条例改正は、万が一公務災害補償等に該当される方があった場合でも、平成27年10月1日に遡及適用ができるものであり、該当者不利益をこうむることがないことから、専決処分は行わず、今議会での提出とさせていただいたところでございます。  それと、各市の状況でございますが、今回、私どもとしては一括で4条例を上げさせていただいておりまして、その関係で、まず本市を除く県内13市の条例提出状況でございますが、1市は専決処分を行っております。また、議員指摘のように、2市につきましては、法の施行日が10月1日、つまり9月定例議会会期中であったため、議会最終日追加提案を行っておるということでございまして、残りの10市につきましては、12月定例議会提出する予定と伺っているところでございます。 ○議長前田 稔君)  豊田議員。 ○7番(豊田恵理君)(登壇)  地方公務員災害補償法施行令及び非常勤消防団員等に係る損害補償基準を定める政令改正する政令というのは、既に10月1日より施行されているのですが、亀山市議会では本日上程されました。現在11月12日ですが、この間に公務災害というのはなかったのか。また、もしあれば、どう対応するのかということについてお答えください。 ○議長前田 稔君)  山本部長。 ○企画総務部長山本伸治君)(登壇)  本年10月1日から本日まで、公務災害発生はございませんでしたが、先ほど申し上げましたように、万が一条例の公布までに公務災害発生したといたしましても、10月1日に遡及適用することといたしておりますことから、該当者不利益をこうむることはございません。  また、現在、公務災害補償等により年金給付を受けている市職員及び消防団員該当者は存在しないものでございます。 ○議長前田 稔君)  豊田議員。 ○7番(豊田恵理君)(登壇)  遡及適用と伺いましたので、次の質問に移りたいと思います。  この条例施行するに当たり、どのような影響が起こるのか、こちらについてお答えください。 ○議長前田 稔君)  山本部長。 ○企画総務部長山本伸治君)(登壇)  影響につきましては、共済年金厚生年金に統合された影響についてご答弁を申し上げたいと思います。  まず、制度面につきましては、基本的に厚生年金制度にそろえることになりますことから、共済年金加入者にとっては、加入年齢の制限、在職中の年金支給停止方法等、一部差異が生じてまいります。  しかしながら、大きな変更点といたしましては、公務員にのみ認められていました職域部分の廃止、いわゆる3階建ての部分でございます。それと、保険料率の引き上げの2点がございます。  まず、第1点目の職域部分の廃止につきましては、既に受給権のある方の年金支給額影響はございませんが、これから年金を受給される方については、平成27年9月までの共済年金加入期間がある場合、その期間に応じた職域部分年金は支給されますものの、10月以降職域部分が廃止されるため、支給額は減額となります。  また、第2点目の保険料率でございますが、現在公務員に適用される保険料率は17.278%であり、平成30年9月には厚生年金保険料率と同じ18.3%に引き上げられることとなります。このことから、加入者の掛金及び事業主である市の負担金も増額となってまいります。 ○議長前田 稔君)  豊田議員。 ○7番(豊田恵理君)(登壇)  この条例についてですけれども、これは国の改正ではございますけれども、さまざまな面で職員の方々にとってはかなり士気が落ちるものではないかと思うんですけれども、その辺についての対応とかというのは考えていらっしゃるのかどうかお聞かせください。 ○議長前田 稔君)  山本部長。 ○企画総務部長山本伸治君)(登壇)  今回、統一の大きな趣旨といたしましては、公的年金公務員だけ特別にするというのではなくて、国家公務員地方公務員も私学の学校共済厚生年金も一元化して、同じ掛金を払ったものについては同じ額を支給するという公的年金全体の理解ということで進められてきた制度だというふうに認識しておりますもので、こういった内容をしっかり職員にも周知いたしまして、理解を図っていきたいというふうに考えております。 ○7番(豊田恵理君)(登壇)  以上で終わります。 ○議長前田 稔君)  7番 豊田恵理議員質疑は終わりました。  次に、12番 宮崎勝郎議員。 ○12番(宮崎勝郎君)(登壇)  緑風会宮崎でございます。  今回、この議会に上程されました議案第78号亀山市議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例等の一部改正について、先ほど豊田議員質疑をされましたし、私の後に服部議員質疑されます。重なる部分もあろうかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。  このたび、被用者年金制度一元化等を図るための厚生年金法等の一部を改正する法律が、今度、その中での地方公務員災害補償法施行令、それから非常勤消防団員等に係る損害補償基準を定める政令改正がされました。9月30日に公布され、10月1日から施行されております。その中で、今回この議案改正が行われるわけでございますが、その中で、私、まず第1条の亀山市議会議員その他非常勤職員公務災害等に関する条例の一部改正についての改正内容お尋ねいたします。 ○議長前田 稔君)  12番 宮崎勝郎議員質疑に対する答弁を求めます。  山本企画総務部長。 ○企画総務部長山本伸治君)(登壇)  第1条の改正内容につきましては、共済年金厚生年金との統合に伴い、議員指摘地方公務員災害補償法施行令改正されたことにより、同令と同様の規定整備を行うものでございます。  具体的には、ほかの法律による給付との調整を図るために規定されている法律名について、共済年金厚生年金が統合されたことに伴う引用法律名改正と、調整を図るための法律記載順施行令と同様にすることが大きな変更点でございまして、調整率等につきましては、現行条例と同一であり、変更はございません。 ○議長前田 稔君)  宮崎議員。 ○12番(宮崎勝郎君)(登壇)  改正内容は聞かせていただきました。いわゆる共済年金厚生年金の統合というのがもとだと思いますが、この条例によりますと、それぞれ4本の条例がありますね。これを一本化して上程されております。まずそれを、最後に聞こうと思っておったんですが、ちょっと先にお聞きしたいと思います。 ○議長前田 稔君)  山本部長。 ○企画総務部長山本伸治君)(登壇)  今回の条例改正は、議員指摘のとおり、亀山市議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例の一部改正と、亀山消防団員等公務災害補償条例の一部改正と、亀山市職員の再任用に関する条例の一部改正と、亀山職員退職手当支給条例の一部改正、この4つの条例を一括して改正するものでございます。これにつきましては、全て平成27年10月1日にその一部が施行されました被用者年金制度一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律改正に起因するものであります。  このことから、個別に提出するのではなく、一括して提出をさせていただいたところでございます。 ○議長前田 稔君)  宮崎議員。 ○12番(宮崎勝郎君)(登壇)  一括上程ということで、わかりました。  それと、先ほどの豊田議員からも質疑があったわけでございますけれども、やはりこういうのが10月1日の法律施行ですけれども、やはり9月議会には私は無理だと思うんですけれども、専決が今までいろいろな場面で行われております。こういうのは、この後、服部議員が尋ねられると思うんですが、やはり遡及適用があるので、今でいいのやというような考えでいいのか。私は、こんなものこそ専決するべきではないのかなというふうに自分は思っておるんですが、その考えはいかがなものか。 ○議長前田 稔君)  山本部長。 ○企画総務部長山本伸治君)(登壇)  確かに9月定例議会中の会期中で、例えば改正内容でありますとか公布日が未確定でありましたもので、結果的には9月議会提出することは無理だったというふうに思います。  それと、その中で、9月定例会終了後に専決すべき事項ではないかというご指摘でございますが、私どもも、この件については専決をすべきかどうかというふうに考えたところなんですけれども、やはり遡及適用ができるということと、また議会ともご相談をさせていただいた上で、次回の議会がふさわしいのではないかということもございまして、今議会での提案とさせていただいたところでございます。 ○議長前田 稔君)  宮崎議員。 ○12番(宮崎勝郎君)(登壇)  わかりました。  これが一番早い臨時会に改めて提案されたということで、もっと早く臨時会をするべきではなかったか、逆に言えば。日にちが全くないので大変だったと思うんですけれども、これからいろいろまた検討も願いたいなと。  それじゃあ、次に第2条の亀山消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、改正内容についてお尋ねいたします。 ○議長前田 稔君)  服部消防次長。 ○消防次長服部和也君)(登壇)  おはようございます。  第2条の関係部分についてのお尋ねでございます。  第2条の改正内容につきましては、共済年金厚生年金との統合に伴い、非常勤消防団員等に係る損害補償基準を定める政令改正されましたことにより、特殊公務災害に係る加算額等について、規定整備を行うものでございます。 ○議長前田 稔君)  宮崎議員。 ○12番(宮崎勝郎君)(登壇)  改正内容は、よくわかりました。  それでは1点だけ、条例の中身をお尋ねしたいと思うんですが、附則の第8条に出ておりますが、その中の1番、別表の中ですけれども、傷病補償年金(第22条に規定する公務上の災害に係るものを除く)と。それから、2に傷病補償年金(第22条に規定する公務上の災害に係るものに限る)とか、もともとはなかったんですけれども、今回このようにほかの障害補償年金とか遺族補償年金とか全部ついておるんですけれども、これについて、なぜ2つに分けておるのか。  例えば傷病補償年金は、今の「除く」とか「限る」というような改正になっておるんですが、そこらのわけをちょっとお聞かせ願いたいんですが。 ○議長前田 稔君)  服部次長。 ○消防次長服部和也君)(登壇
     まず、消防団員等公務災害補償条例の第22条についてご説明をさせていただきます。  第22条は、先ほど少しご答弁をさせていただきましたが、特殊公務災害ということについての規定でございます。  特殊公務災害とは、生命または身体に対する高度の危険が予測される状況のもとにおいて、火災の鎮圧、または暴風、豪雨、洪水等の異常な事態の発生における人命の救助、その他の被害の防御に従事中に受けた公務上の災害のことであり、その場合においては傷病補償年金障害補償年金、または遺族補償年金について、当該年金の額に最大100分の50を加算した額とする特例がございます。この特例部分が減額され不利益とならないよう、新たに調整率規定するものでございます。 ○議長前田 稔君)  宮崎議員。 ○12番(宮崎勝郎君)(登壇)  そのような中身は聞かせもらってわかりましたが、そうなると、やはり災害に対する指揮命令系統というのは非常に大事ではないのかなというふうに、一般質問になっていくかもわかりませんけれども、そういう考えも持つものと私は思っておりますし、また消防団員等賞じゅつ金条例とのかかわりは関係ないのかどうか確認したいと思います。 ○議長前田 稔君)  服部次長。 ○消防次長服部和也君)(登壇)  指揮命令系統の重要さについてのお尋ねでございます。  ご承知のように、東日本大震災を受けまして、特に危険な状況下の中での下命をすることについて、私どもが知り得ている状況の中でも、特殊公務災害の対象になられた方の議論が今まさに行われておると聞いておるところであります。よって、危険な状況下での災害に対応する場合の指揮命令系統のあり方、またその内容について、しっかりと状況を精査した中で、団員の方々に下命をするということの重要性を改めて認識をしておるところでございます。  また、賞じゅつ金については、今回の改正は、先ほど申しましたように政令改正に伴います改正ということで、ご理解を賜りたいと思います。 ○議長前田 稔君)  宮崎議員。 ○12番(宮崎勝郎君)(登壇)  いずれにしましても、その部分については、先ほども答弁いただきましたが、指揮者の判断というのは非常に大事かと思いますので、今後さらなる検証をお願いしたいなというふうに思って、終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長前田 稔君)  12番 宮崎勝郎議員質疑は終わりました。  次に、16番 服部孝規議員。 ○16番(服部孝規君)(登壇)  それでは、通告に従い質疑をいたします。  私も同じく、議案第78号の質疑をさせていただきます。  ただし、もう2人の方がかなり私が聞きたかったことを聞いてみえますので、ダブらない範囲でやらせていただきたいと思います。  まず、1番目にお聞きしたいのは、この今回の条例改正のもとになった共済年金厚生年金の一元化という問題の中身をちょっと説明いただきたいと思います。 ○議長前田 稔君)  16番 服部孝規議員質疑に対する答弁を求めます。  山本企画総務部長。 ○企画総務部長山本伸治君)(登壇)  まず、今回の一元化法の中身ということでございますが、これにつきましては、平成24年8月に成立しました被用者年金制度の一元化を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律につきまして、その一部が平成27年10月1日に施行され、ここで共済年金制度と厚生年金制度が統一されることとなりました。  中身ということでございますが、特にこの法律によりまして、国家公務員共済と地方公務員共済と私立学校共済、それと厚生年金が全て統一になり、全てが保険料が、少し段階を経てですけれども、保険料が同じになって、支給も同じになるということが大きな中身でございます。 ○議長前田 稔君)  服部議員。 ○16番(服部孝規君)(登壇)  端的に言うと、厚生年金に、いわゆる共済、国家公務員地方公務員、それから私立の学校の人たちのを引き下げようと。だから、負担はふやそうと、掛金はふやそうと、給付は減らそうと、こういう形で厚生年金に合わせるという内容だろうというふうに思います。  これは、今回の議案の主題ではありませんのであれですけれども、私は年金の被用者年金の一番の問題というのは、やっぱり低年金の方が見える問題、それから年金をもらえない無年金の方がまだまだ見えるという、この問題が最大の問題だと思いますので、まずやっぱりここにメスを入れないとあかんのではないのかなと思います。  だから、特に国民年金とか、それから厚生年金でも低い部分の方が見えますので、そこの底上げがまず、やっぱり年金、被用者年金を改革するのであれば、まずここをやるのが私は最優先の課題だというふうに思います。そのことだけ指摘をしておきたいと思います。  それから、2つ目遡及適用の問題ですけれども、先ほど答弁遡及適用するというふうに言われましたし、それから現時点で該当する人はいないということでしたので、これについては省きたいと思います。  ただ、やっぱり今回、9月議会で出せなかったのかということについては、やっぱり国会が安保法制で随分延長された影響を受けて、本来でしたらスムーズに国会がいっておれば9月議会にもうちゃんと間に合うように、政令もちゃんと調ったんだろうと思うんですけれども、これができなかったという事情があるんだろうというふうに思います。  もう1つ、ついでに言うと、臨時国会を開けということを言っていますけれども、どうも開きそうにないと。こうなってくると、今度は人事院勧告が出されておりながら、いつもだと12月の議会で人事院勧告について改正ができるんですけれども、ところがこれもできなくなるという。これが通常国会になってからと。これも遡及適用といえば遡及適用になるんですけれども、やっぱりこの辺の問題というのは、国に本当に随分影響を受けておるなというね。地方分権と言いながら、そういう影響を受けているなということをこの問題で私は感じます。  3番目の問題です。  よくわからないのは、新旧対照表とかいろいろ見てみましたけど、いろんな数字が並んでいるんですよ。0.86とか、0.七幾つとか、それが左右比べてもなかなかわかりづらい。この数字が一体どういうことなのかというのが非常に理解しづらいんです。  3番目にお聞きしたいのは、改正前と改正後でどんな影響が出るのかということなんですけれども、具体的にいうと、いわゆる改正によって、現行のままで済むのか、それとも金額が増額になるのか減額になるのかという、このあたりのところをやっぱり具体的に説明をいただかないと、この表だけではわかりにくいということで、答弁を求めたいと思います。 ○議長前田 稔君)  山本部長。 ○企画総務部長山本伸治君)(登壇)  今回、一元化法によりまして、年金が減額になるとか保険料率が引き上げになるというのは、これは大もとの法律によって行われることで、これは豊田議員にご答弁させていただいたとおりでございますが、今回、服部議員からは、条例改正が行われたときにどんな影響が出るのか、そのご答弁をさせていただきたいと思います。  今回の被用者年金制度の一元化を図るための厚生年金保険法の一部を改正する法律施行に基づき、今回、第1条から第4条までの改正を上げさせていただいております。  まず、第1条の亀山市議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例、第3条の亀山市職員の再任用に関する条例、第4条の亀山職員退職手当支給条例、これにつきましては、引用法律名改正と、今ちょっと服部議員からご指摘を受けました新旧対照表の中で、法律記載順施行令と同様にするために合わせていただきましたもので、かなり順番がずれておったりしたり、あと、新しい改正の中には一元化法という新しい法律も入ってまいりましたもので、かなりその辺のボリュームが膨らんでおりますが、現実的には率の変更というのは、1条、3条、4条ではございませんもので、特に大きな影響が生じるということは考えていないところでございます。 ○議長前田 稔君)  服部消防次長。 ○消防次長服部和也君)(登壇)  私のほうからは、第2条関係の内容についてご答弁を申し上げます。  第2条の改正内容につきましては、一元化法に対応した調整であり、基本的には改正前と改正後で、年金損害補償算出に係る調整率に変更はございません。  ただし、先ほども少し宮崎議員にもご答弁をさせていただきましたが、特殊公務災害につきましては、新たな調整率規定して不利益とならないようにするものでありますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長前田 稔君)  服部議員。 ○16番(服部孝規君)(登壇)  じゃあ、改正前と改正後で、特に大きな損害であるとかというようなことも生じないということを確認した上で、質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長前田 稔君)  16番 服部孝規議員質疑は終わりました。  以上で、予定しておりました通告による質疑は終了し、議案第78号及び議案第79号に対する質疑を終結します。  続いて、ただいま議題となっております議案第78号及び議案第79号の2件については、お手元に配付してあります付託議案一覧表のとおり、それぞれ所管する常任委員会にその審査を付託します。        付 託 議 案 一 覧 表    総務委員会 議案第78号 亀山市議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例等の一部改正について    予算決算委員会 議案第79号 平成27年度亀山一般会計補正予算(第3号)について ○議長前田 稔君)  次にお諮りします。  本日の会議はこの程度にとどめたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長前田 稔君)  ご異議なしと認めます。  そのように決定しました。  あす13日は午前10時から会議を開き、付託議案の審議を行います。  本日はこれにて散会します。                (午前10時43分 散会)...