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平成22年 6月定例会(第3日 6月17日)

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  1. 亀山市議会 2010-06-17
    平成22年 6月定例会(第3日 6月17日)


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    平成22年 6月定例会(第3日 6月17日)    平成22年6月17日(木)午前10時 開議 第  1 市政に関する一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇出席議員(22名)    1番  豊 田 恵 理 君     2番   福 沢 美由紀 君    3番  森   美和子 君     4番   鈴 木 達 夫 君    5番  岡 本 公 秀 君     6番   伊 藤 彦太郎 君    7番  前 田 耕 一 君     8番   中 村 嘉 孝 君    9番  宮 崎 勝 郎 君    10番   片 岡 武 男 君   11番  宮 村 和 典 君    12番   前 田   稔 君   13番  服 部 孝 規 君    14番   小 坂 直 親 君   15番  松 上   孝 君    16番   竹 井 道 男 君   17番  池 田 依 子 君    18番   大 井 捷 夫 君   19番  水 野 雪 男 君    20番   葛 西   豊 君   21番  櫻 井 清 蔵 君    22番   森   淳之祐 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    〇欠席議員(なし)   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇会議に出席した説明員職氏名  市長              櫻 井 義 之 君  副市長             安 田   正 君  企画部長            古 川 鉄 也 君  総務部長            広 森   繁 君  総務部参事(兼)契約監理室長  笠 井 泰 宏 君  市民部長            梅 本 公 宏 君  文化部長            川 戸 正 則 君  健康福祉部長          山 﨑 裕 康 君  環境・産業部長         国 分   純 君  建設部長            岡 崎 賢 一 君  上下水道部長          三 谷 久 夫 君  関支所長            稲 垣 勝 也 君  危機管理局長          片 岡 久 範 君  医療センター事務局長      伊 藤 誠 一 君  会計管理者           多 田 照 和 君  消防長             渥 美 正 行 君  教育委員会委員長        宮 﨑 洋 子 君  教育長             伊 東 靖 男 君  教育次長            上 田 寿 男 君  監査委員            落 合 弘 明 君  監査委員事務局長        宮 村 常 一 君  選挙管理委員会事務局長     井 上 友 市 君   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇事務局職員  事務局長      浦 野 光 雄  書記  松 村   大  書記        原   千 里   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇会議の次第               (午前10時00分 開議) ○議長(水野雪男君)  皆さん、おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事につきましては、お手元に配付の議事日程第3号により取り進めます。  これより日程第1、市政に関する一般質問を行います。  通告に従い、順次発言を許します。  4番 鈴木達夫議員。 ○4番(鈴木達夫君)(登壇)  皆さん、おはようございます。  一般質問のトップバッターをさせていただきます。  この質問席から見る理事者側の面々も新しくなり、何か活力をいただくような思いでございます。活力のある議場にすべく、質問させていただきます。よろしくお願いします。  私の質問は、亀山市の行政改革のあり方について二つ、先日出されました行政改革推進委員会の補助金のあり方について答申を受け、市はどのような対応を図るかということ。  二つ目は、指摘を受けました16事業のうち、例題的に2事業を取り上げて、その実態、答申、そして市の考え方を検証する場としたいと思います。よろしくお願いします。  まず、補助金のあり方の答申について、市はどのような対応を図るかということで、この諮問をした経緯をお聞きしたいと思いますが、その前に通告してありますので、最近議会中に出されました亀山市行政改革大綱に対しての実績報告書が出されております。この総括もあわせてお答えを願いたいと思います。どれぐらい達成できたか、あわせて答弁をお願いします。 ○議長(水野雪男君)  4番 鈴木達夫議員の質問に対する答弁を求めます。  古川企画部長。 ○企画部長(古川鉄也君)(登壇)  おはようございます。  まず、第1次行政改革大綱の総括でございますが、平成17年度から21年度までの5ヵ年の亀山市行政改革大綱につきましては、実施計画の実績報告書を資料として本会議に提出させていただいております。  実施計画90件のうち達成できたものは83件で、達成率は92%となっており、未達成となったものにつきましては、(仮称)第2次行政改革大綱に引き継ぐことを検討いたしております。  主な成果といたしましては、日曜窓口の開設による市民サービスの向上、協働事業の実施による市民協働参画の推進、指定管理者制度の公募の実施や事業仕分けによる経費削減、行政評価や人事考課制度の導入による行政運営の改善などが上げられており、行政改革は着実に推進できたものと評価いたしております。  次に、諮問した経緯でございますが、行政改革推進委員会へ補助金のあり方の諮問につきましては、平成18年3月に策定いたしました亀山市行政改革大綱、先ほど総括した大綱でございますが、それのうちの主要項目である受益と負担の公平と、透明性の向上における補助金の公費負担の適正化の取り組みに位置づけられております。それに基づきまして、まず平成20年6月に補助金・負担金の妥当性、必要性を検証するための基準であります補助金・負担金の適正化に関する基準を策定いたしております。さらに、市の財政状況が厳しさを増す中、持続可能な自治体経営を確立するためには、選択と集中が基本姿勢であるとの認識のもと、補助金について見直しを行ったものでございます。  具体的な諮問経緯につきましては、平成21年度予算における128の補助金のうち政策事業補助金、国の補助基準等で市の補助が義務づけられている補助金、事業仕分け済みの補助金、これは市の事業仕分けでございますが、補助金を除いた82の補助金について、補助金所管室による自己評価点数の低かったもの16の補助金について評価・検討の諮問をいたしたものでございます。 ○議長(水野雪男君)  鈴木達夫議員。 ○4番(鈴木達夫君)(登壇)  二つ確認をしたいと思います。  まず、行政改革大綱、19の主要項目、そして90の実施計画の中で83、92%が達成できたと、確実に成果があったんだという答弁をいただいたということ、これが一つ。もう一つの確認は、128の補助金のうち、政策的な補助金、あるいは国の制度で市が出さなければいけない補助金、そして事業仕分けでかかったものを除いた83のうち、各担当の所管室が自己評価をして、それで50点以下の16について諮問をし、答申を得たと。言ってみれば、さまざまな手法の中で一定のフィルターを通した後、この答申をいただいたという確認だけ二つさせてください。  そこで、次の質問をさせていただきます。  これに対して市の対応を二つ質問します。  一つ目は、自治法の解釈からすれば、市長が第三者に諮問をし、答申を得た。この事件については、市は尊重しなければならない、あるいは遵守しなければならないというような理解を私はしております。市の考え方はどうかということです。具体的に言えば、先ほども申し上げましたように、今回答申の結果が、継続が1件なんです。それから改善事業が4事業、そして改善と減額が8事業ございます。そして廃止が3事業になっています。市がこの答申を重く受けとめているとしたら、特に減額とか廃止、この部分については予算措置も含め、粛々と手続を進めるべきだというような考え方を持っていますが、どうかと。この答申に基づいて、具体的に予算を含めた形にするための手順とかスケジュールを聞きたいということが一つ。  二つ目は、この答申の重みについて全庁的なコンセンサス、あるいはコミュニケーションが図られているかということを、一例を挙げて質問をしたいと思います。  今回指摘を受けた16事業のうち、健康福祉部所管チビッ子広場整備事業補助金がございます。答申の評価内容は、管理主体が各自治会にお任せの状態です。今後、市で全体のチビッ子広場も含め、公園のあり方、管理について見直しをすべきであるということで、評価結果は改善という形になっています。また、財政の面からしてみれば、本年度の予算編成の考え方の中で、予算補正は緊急災害時に対する経費、あるいは制度が変わったときの、当初予算編成当時に議論がされていなかったものは、予算補正はしないというような考え方に基づいていると。これを見ますと、一方でそういう財政的な問題、それからもう一つは、この答申を受けながらも、この6月補正にチビッ子広場整備事業補助金20万、満額を予算計上しているんです。財政、それから健康福祉部にも聞きたいんですけれども、きょうは私は行政改革という視点からの質問ですので、企画部に質問をさせていただきますけれども、このチビッ子広場整備事業、特に管理のあり方に見直しの答申がありながら、予算補正が上がってきたことに対して一定のチェックをしたか、あるいは管理のあり方について何らかの議論や改善の確認をしたのか、この2点について質問をします。 ○議長(水野雪男君)  古川企画部長。 ○企画部長(古川鉄也君)(登壇)  まず、この答申を受けてどのような形で改善をしていくのかということでございますが、この資料の補助金負担金の適正化に関する基準に基づく補助金交付の決定というところにも書いていただいておりますが、平成23年度末までに補助金の内容見直しを実施すべきというふうに答申を受けておりまして、22年度、23年度、両年をあわせて補助金の内容を見直していきたいというふうに考えております。  ただ、補助金を交付している団体については、市と密接にかかわる補助団体でございまして、行政ができない部分について補完をしていただいているという部分もございますので、答申については最大限尊重しなければならないとは考えておりますが、それぞれの補助団体の現状も踏まえながら、可能な限り当然見直していくというようなことになろうかと思いますので、こういったことにつきましては、答申に沿うことは当然でございますが、補助団体の実情についても再度検証していきたいというふうに考えております。  それからもう1点、チビッ子広場整備事業補助金でございますが、この分についての委員会の評価といたしましては、鈴木議員がご指摘の評価内容の中で後段の部分だというふうに考えておりまして、管理自体も各自治会にお任せの状況であって、今後市全体でというふうなことでご指摘いただいたところでございます。  このチビッ子広場につきましては、公有地ではないということ、民有地のところに子供の遊具を設置するための補助というふうなことでございますので、基本的には民間で行っていただくというのが当然基本でございますが、こういった部分についての周知・徹底がなされていない側面もあるんではないかというようなご指摘だと思っておりますので、そういった考え方の中で、この整備補助金自体がだめだというふうなことの解釈は現在しておらないところでございます。  この答申をいただいた部分でございますし、そういった部分の中での周知については、健康福祉部と十分詰めて整理をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(水野雪男君)  鈴木達夫議員。 ○4番(鈴木達夫君)(登壇)  今のご答弁を聞いていますと、23年の末までにやればいいんだからというような悠長なことをおっしゃっていますけれども、ことしの市長の施政方針演説の三つのポイント、コンプライアンス、スピード、そしてコミュニケーション、この部分からしても、これはもう改善すべきところはすぐに改善するスピード感を持ってやっていただきたい。決してこのチビッ子広場整備事業補助金に対して不要だとかいう問題を言っているんではないんです。形として、いろんな環境の中でこのチビッ子広場の補正に上がってきたものをチェックしたり、あるいは庁内で議論をする、この場が非常に薄いというような印象を私は持ちました。やはり答申の重みについては、全庁的なコンセンサスをしっかり持っていただきたい。答申は重いんだということを改めて私は認識をしていただきたい。  それともう一つ、やはり先ほど言いましたけれども、いろんな手順を経て行政改革推進委員会へ諮問をして、答申を得たんです。言ってみれば、庁内でも、担当室の中でも議論をしながら、みずから75点のうち50点をつけたんです。行政改革推進委員会の中に、どうぞこの事案について検討してくださいと、言ってみれば、まないたの上に乗ったコイと同じ状態の中で私は答申を求めたという緊張感があっていいと思うんです。だから、やはりこの対応については、もう少し答申の重みについて確認をしていただきたい、そんな思いがしました。  次の質問をさせていただきます。  答申によれば、今回実施した16補助事業のうち、明確な補助金交付基準に基づき交付を行っている事業は3事業、言ってみれば13事業は明確な補助金交付基準が示されていない。この16事業だけでなく、補助金が128ある中で、交付基準が定まっていないのは今まだ幾つ残っているんですか、お願いします。 ○議長(水野雪男君)  古川企画部長。 ○企画部長(古川鉄也君)(登壇)  直近で確認させていただいたところ、28事業でございます。 ○議長(水野雪男君)  鈴木達夫議員。 ○4番(鈴木達夫君)(登壇)  明確な交付基準が定まっていない理由は何なんでしょうか。各室に部長は、ヒアリングあたりはしたんでしょうか。それから、いつまでにこれはできるんでしょうか。 ○議長(水野雪男君)  古川企画部長。 ○企画部長(古川鉄也君)(登壇)  まず、補助金の交付に当たりましては二つに分けておりまして、不特定多数を対象とするものについては要綱を定めております。それから、特定団体等を対象とするものについては、補助基準を定めるというようなことで通知をさせていただいております。  先ほどご答弁申し上げましたとおり、未策定なものについては現在28件でございまして、これらにつきまして、理由につきましては国が制定した実施要領を準用しているもの、それから補助形態ではなく、委託とすべきと考えられるもの、それからまた補助団体との調整が必要なものということで確認をさせていただいておりまして、そのため策定が遅延したものでございます。  現在、各部局に対しまして、早急に諸課題を解決して策定するように要請をいたしておりまして、なるべく早い時期にというふうなことで考えております。  それから、各室のヒアリングにつきましては、行政改革担当室長の方で確認をさせていただいております。 ○議長(水野雪男君)  鈴木達夫議員。 ○4番(鈴木達夫君)(登壇)  平成20年3月に監査委員の方から、この交付基準について、当時は109のうち62がまだ定まっていないと、急ぎなさいという意見書をいただきました。その後21年には、この62が約50に減ったと。ことし、今聞きますと二十幾つになったと。
     この項の1回目の総括をさせていただきたいんですけれども、亀山市は、平成18年に行政改革大綱、立派なものをつくったんです。コンプライアンスとか市民参画・協働を基礎に、公正な市政運営と市政の信頼度向上、これを目的に行政改革大綱をつくったと。そして、システム的にも行政推進体制、これは市長を最高責任者に、管理責任者を副市長、こういう形もつくったと。それから、ワーキンググループや、あるいは今回の行政推進委員会、外部的にもきっちり組織をしたんです。それから、事業仕分けについても他の市町に先んじて先駆的に亀山市はやりました。研究会、あるいは勉強会とか、大学の先生を招いて庁内ではたくさんの講習が行われているのも私も拝見をしています。そして、今回大綱の達成率が92%だと。非常に行政改革が表向きといいますか、上側は皮相的には進んでいるんです。  だけれども、今のお答えの中で、平成20年3月にご指摘をいただいたものが、まだ二十幾つも補助金に対する明確な交付基準が定まっていない。これ自体はやはりもう少し、もう形はできているんです。それから外部にも委託できていながら、本当に亀山市の市役所が本気、本心、本腰を入れてこれをやるかということが問われているんです。乱暴な言い方をすれば、たくさんの経費をかけて今まで勉強してきたんです。だから、もう勉強しなくてもいいということではないんですけれども、本当にやっていかないと、こんなことをしていたら、行政改革というのは私はできないと思うんです。身の丈に合った行財政改革と盛んに市長はおっしゃいますけれども、この辺をきっちりクリアにしていかないと身の丈に合った行財政改革はできていかない。そんな意味で、要綱が定まっていないということが一つの例なんですけれども、本当に行革が進んでいるのかどうか、その辺の認識を市長、あるいはもしお許しをいただくならば副市長。北川県政、行政改革を非常に推進をした三重県として全国的にも有名になりました。その中枢におられて、この現状をどう思われるかというコメントをいただければありがたいと思いますが、お願いします。 ○議長(水野雪男君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  おはようございます。  鈴木議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。  さまざまな観点からご指摘をちょうだいいたしました。平成17年からスタートしました第1次行政改革大綱、21年度まで展開をしてまいったところでございますけれども、やはり行政を取り巻く環境や今日に至るさまざまな歴史の中で、やはり時代に合った行政改革を推進していこうという取り組みを進めてきていただいたものと考えております。  ご指摘のように、今回の答申はしっかり受けとめさせていただいて、なお一層行政改革の第2ステージへ全庁挙げて力強く取り組んでいきたいというふうに考えておるところでございます。したがいまして、それぞれの部局のみならず、オール市役所として全庁的にこれを段階的にクリアしていくということが大事であろうかと考えておりまして、経営会議で指示をいたしておりますけれども、残る課題につきまして、今後もしっかり精査をさせていただいた上で第2次行政改革大綱の策定へとつなげていきたいという思いを強く持たせていただいておるところでございます。  行政改革は終わりなき改革であると、このように認識をいたしておりますので、その基本方針に沿って市役所を挙げて取り組んでいきたいと、そんな決意を持たせていただいておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  鈴木達夫議員。 ○4番(鈴木達夫君)(登壇)  3番目の項目に入ります。  私は、通告では、補助形態から事業委託への転換を指摘されているが、市の考え方はどうですかという質問ですけれども、私はこの答申、およそ四つぐらいのポイントがあると、自分自身そしゃくしております。  一つ目は、長期間、特定の団体に一定の補助金が交付され、事業自体が硬直化、あるいは既得権益化しているケースが多いので、補助金の終期、終わりの時期を明確にしなさいということが一つ。  二つ目は、補助金の目的、内容、特に成果や評価を市民に公表して、公平性とか透明性を高めなさいということが二つ目。  三つ目は、イベントに対して厳しい指摘を受けたと感じております。イベントのあり方、あるいはその補助金のあり方、特に事務局が市の職員と非常にかかわりを持って、多大な経費を要してはいないのか見直せということ。  そして四つ目が、補助形態から事業委託への変換、どう読んでも私はこれを理解できないんです。これを受けとめて、この部分をどう理解されているか。答申では、今後の補助金事業のあり方は、補助効果を市民に公表するとともに、できるだけ公募型補助金への移行を進め、従来の補助形態から事業委託への転換を図り、透明性、公平性を高め、市民と行政との協働により一層進めるべきであるということが書かれていますが、この補助形態から事業委託への転換、これをどう読んだか、どう受けとめているか教えていただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  古川企画部長。 ○企画部長(古川鉄也君)(登壇)  この転換の意味をどうとらえておるかということでございますが、補助形態とは、公益的な事業を主体性を持って実施する団体等に市が財政的な支援を行うものであり、事業委託とは、市が実施すべき事業を民間の資源や能力を活用して、より効果的な成果を生み出すものでございます。  答申における転換の意味は、補助事業において、本来市が責任を持って担うべきものについて補助から委託へ転換を図るべきであるという趣旨でとらえております。また反対に、市が担う領域が小さく、団体等が担う領域が大きいものにつきましては、補助形態とすべきものであると考えております。  したがいまして、補助事業につきましては、団体等と市のかかわりの度合いという公共的な観点から、公共領域をすみ分けまして、補助形態、あるいは場合によっては事業委託への転換というようなことで、適正な協働形態を形成することが必要であるというふうに考えております。 ○議長(水野雪男君)  鈴木達夫議員。 ○4番(鈴木達夫君)(登壇)  時間があまりありませんので、二つほど提案をさせていただきまして、この項を終わらせていただきます。  まず、細かいことですけれども、補助金という項目の中に、例えば医療の関係のインフルエンザの助成金、ヒブワクチンの助成金という項目、それから利子補給とか補給金という形で補助金の統一感がない。言ってみれば、助成補助金とか補給金補助とかいう形に統一をしたらどうかというような思い、これは細かいことです。  それからもう一つ、私が今のテーマにあります事業委託ということの観点からいえば、やはりここでもう一度市が民間の方にゆだねてもいいということを、もう少しメニューをたくさん拾っていく作業を市はしていただきたい。今まで多様な行政ニーズの中で、市が担うべきものを民間に委託できることをたくさん探す、この作業が少し足らないように思います。例えば、協働事業提案制度がございます。これは行政の方からの提案ですね、行政提案。この部分は、今市でやっていますが、皆さん、協働の精神でできますかという提案、これは過去にまだ三つしか行政は提案をしていただいていないんです。私は、この部分は探せば幾らでもあると思うんです。行政が民間に、あるいはボランティアの方、あるいは市民の方にゆだねられる事業を各部・室で探してみる、この作業をぜひやっていただきたい。これが、行政改革のこれからの本丸だと思うんです。ともすると行政改革というのは、経費削減で組織を小さくしたりどうこう、お金をどうこう、これに走りたがるんですけれども、削減することではなくて、体制を変えていくという視点でこの行政改革をぜひ進めていただきたいと思います。時間がありませんので、次の項に移りたいと思います。  二つの事例を挙げて、この行政改革、亀山のあり方を探りたいということで質問をしました。  まず、亀山市子ども会育成者連絡協議会、通称市子連と言っていますけれども、今から私も市子連と言いますけれども、市子連に対しても見直しの答申があります。その意味で市子連の今の活動状況、そして、この市子連だけではございませんが、答申の中で迂回補助という言葉がよく出ております。迂回補助とはどういうことか、そして食料費に対する考え方、この三つをあわせて答弁を願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  それでは、私の方から亀山市子ども会育成連絡者協議会につきまして、現在、この団体は各地区の95の団体の子ども会から構成されており、子ども会相互の連絡調整とその充実発展を図り、子供を健全に育てることを目的に、指導者研修会、ソフト、キックボール大会、野外体験学習及び宿泊体験、親子フェスティバルなどの活動をされており、子供の健全育成を推進していく上で、従来から本市の大きな力になっていただいております。  市といたしましては、これらの取り組みに対して、団体運営補助金として従来より定額の165万円の市補助金を交付し、子ども会育成者連絡協議会の活動支援を行っているところでございます。また、この補助金に対して、本年3月に行政改革推進委員会から、子ども会育成者支援が、補助金の目的にもかかわらず、補助金の支出では単位子ども会補助金、食料費、バス旅行等、適切でない支出が散見されます。子ども会の本来の役割を果たすための事業について補助を行うべきであるとの答申を受けました。  議員ご指摘の迂回補助と食料費における見解については、市の市子連の連絡協議会へ補助金が行っていまして、その中から単位子ども会に5,000円ずつ助成金が出されております。それが迂回補助と言われたものでございまして、一つは、その市子連に5,000円を出していますけれども、5,000円の使い道がチェックをされなかったことが問題でもあるんだろうというふうに認識をしているところでございます。  また、食料費の取り扱いにつきましては、この平成20年度の決算では、市子連のソフト、キックボール大会等で審判をしてもらう人にお弁当を出すと。そのお弁当代を補助対象内にしておったことが問題にされたことでございました。そのことから、食料費の取り扱いにつきましては、財源として市の補助金を充てることは、補助金・負担金の適正化に関する基準において飲食の経費は補助対象外とすると定めていることから、市補助金を食料費に充てないということを子ども会連絡協議会と協議いたしまして、平成21年度から補助対象にはしないことにいたしております。 ○議長(水野雪男君)  鈴木達夫議員。 ○4番(鈴木達夫君)(登壇)  ちょっと確認したいんですけれども、市子連に165万円行って、単位子ども会に5,000円ずつ、95の団体にやったと。この行為が悪いのか、今のご答弁ですと、5,000円の使い道が明確でないから悪いんだという、どちらなんですかね。その行為自体が悪いんですか、5,000円の使い道がきっちり確認できればそれでいいんでしょうかということ。  それからもう一つの考え方は、例えばこの市子連だけでなく婦人会連絡協議会等もこういうケースも見られました。考え方として、市子連が各子ども会の役員から選ばれた人が役員をされて、そしてその中で補助金をいただいてどういう使い道がいいかということを協議した中で、これは公平性とか平準性とかを考えれば、5,000円ずつ使い勝手のいいお金を渡すのが一番いいという議論をされて、あるいは皆さんに承認されて、5,000円いただくことが悪いことなんですかね。これはもちろん要綱には悪いと書いてあるもんでいいんですけれども、ちょっとその辺の考え方も、もう少し柔軟に考えた方が私はいいと思うということを指摘だけしておきます。  そしてもう一つ、例えば市子連の会計を見ますと、年間約4万円の食料費を使われているんですね。それで約半分が補助金の中から使われていて、約半分の2万円が皆さんから会費をいただいたものから支払われている。これが、生涯学習室が担当なんですね。そのことぐらい指導できなかったんですか、これ。会計をいただいているんですよ。今のお話ですと審判のお弁当が補助金から支払われている。これはやめて、皆さんの会費からお弁当代を出した方がいいですよと、要綱から。これは指導できなかったんですか。二つ、迂回補助した行為が悪いのか、5,000円の明細がないから悪いのかどうかということと、指導できなかったかという問題。ご答弁をお願いします。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  2点ご質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。  補助金というものの5,000円の問題でございますけれども、それは団体の目的等によっても若干変わるんだろうというふうに私は認識をしておりますけれども、亀山市の中で子ども会の育成支援をしていく上で、それは連合体でございますから、個々の団体が力をつけるために5,000円を出して、それがうまく回るんであれば、それも一つ必要なんだろうという私は認識を持っています。何でもかんでも迂回補助というよりも、それは参加団体でありますから、その95の団体が一つになって、個々の運動の成果がまとまってそれがうまく進むんだろうというふうな認識をいたしております。そういうことから、この5,000円を一概に出すことがすべて間違っておるというふうには思っておりません。しかし、その一律の5,000円の効果が本当にあるのかどうかは検証しないと、なかなか補助金の、貴重な税金を使っておるんですから、本当に効果があるんであれば、それは市に成りかわってその5,000円が生きてくれば、一つの手法なんだろうというふうな認識を持っておるところでございます。  2点目の食料費でございますけれども、若干認識が少し足らなかったんだろうというふうに私は思っています。というのは、食料費というのは飲食の夜の経費とかには充ててはいけないんだろうと。一つは、この食料費を私も見ておったんですけれども、キャンプをするときに氷を買ってくる、みんなが寄ってくるときに。その氷も食料費で買っていました。また、自分らの弁当じゃなくて審判さんの弁当に800円ぐらいの幕の内を出すことはいいのかなという認識をしておったということだろうというふうに思っています。しかし、その認識が少し、補助金・負担金の適正化に関する基準と担当部署の認識が少し、平成20年度は足らなかったんだろうというような認識を持っております。そういうことで、21年度からは自分たちの経費で賄っていただくことにしたという形でございます。 ○議長(水野雪男君)  鈴木達夫議員。 ○4番(鈴木達夫君)(登壇)  非常に的確なご答弁をいただいたという認識をしております。ある意味必要であり、容認もできる部分もあるということを、決して私は細かい話をしたくはありません。市子連が本当に少子化の中で、地域の中で、子供たちの育成の中でどう子ども会を位置づけるか、子ども会への加入、参加率も非常に悪くなっている。この辺の大きなことを事務局も一緒になって考えていくような市子連にしていただきたいということで、時間もありませんので、次に移ります。  集団転作推進事業補助金について質問をしたいんですけれども、国の戸別所得補償によって大きな制度変化が起きた中で、不幸にしてという言葉ではありませんけれども、今回、この答申をいただきました。二つ、一番目に質問させていただきます。  今の集団転作の実態、営農団地としてやっていると思います。どういう実態なのか。そして、この営農団地、転作の営農団地はどんな役割を担っているのかということと、それから今回の答申、この補助金に対してどんな結論が出たか、お答えください。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  まず集団転作の実態と役割でございますが、集団転作につきましては、市内で七つの営農組合で取り組んでいただいているところでございます。  21年度の面積的な実績といたしましては、麦で約62ヘクタール、レンゲで約4ヘクタール、また22年度は、麦で66ヘクタール、レンゲ約5ヘクタールというところになってございます。  また、転作の役割でございますが、生産性の高い高能率な水田農業の確立、これが一番でございまして、そのほかといたしまして受給率の向上、耕作放棄地対策、環境保全対策といったようなところがあると考えております。  それから、今回の戸別所得補償モデル対策において、どういうふうになったのかというところでございますが、集団転作の国からの交付金につきまして、昨年度は麦に1反当たり3万9,000円が交付されておりましたが、本年度はこれが3万5,000円というふうになりました。また、レンゲにつきましては、1反当たり3万9,700円が、地力向上という形では1万円、また景観作物という形では8,000円ということになりまして、従前に比べて減額となったというところでございます。 ○議長(水野雪男君)  鈴木達夫議員。 ○4番(鈴木達夫君)(登壇)  私の質問の仕方が悪かったようで、私が質問したのは、今回の行政改革推進委員会がこの転作事業に対してどんな答申をいただきましたかということを質問したつもりでしたが、国の戸別補償、転作についてのお金の変化をご答弁いただきました。  国の制度においても、今まで3万9,000円転作について補助金が出ていたものが、今回3万5,000円になると、そういう環境の中で、今回答申を得たこの市のお金が1万5,000円、もうこの補助金をやめなさいという答申を得ましたけれども、これによってこの集団営農団地にはどんな変化が起きるか、ご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  先ほどは失礼いたしました。  もう一度、まず答申の方からお答えさせていただきますと、答申の内容といたしましては、今後国の戸別所得補償モデル対策が出るので、それを踏まえて、一たん市が行っている集団転作の補助金については廃止をして、国の施策の方向性をまず見定めよと。その中で必要であれば新たな補助金を創設すべきであるというような答申をいただいたところでございます。  それからもう一つ、この市単独の補助金が、もし答申のように廃止となった場合の営農組合に対しての影響でございますが、これにつきましては、やはり先ほどの目的にもありましたように、水田農家の推進という形の中で、やはりその推進に非常に影響が出るというふうに考えているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  鈴木達夫議員。 ○4番(鈴木達夫君)(登壇)  最後の質問になりました。  結論として、この行政改革推進委員会の答申に対してどのような対応をするのかということ。私は、やはり諮問をし、答申を得たものについては尊重すべきであると。そして、あわせてこの機会に、今の水田転作についてかかわりを持った方、その環境と、しっかりとディスカッションをして、新たな亀山型の転作事業の考え方を示すいいチャンスだと思います。答申は答申だと、国の制度が変わるからしばらく見守りだという態度なのか、答申は答申として重く受けとめ、新たな制度を考えるのか。このあたりの答えをいただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  今回の答申につきましては、この補助金について見直しをする機会を与えていただいたというふうに思っております。  本年度の戸別所得補償モデル対策事業は、来年度の戸別所得補償制度の本格実施に向けたものでありまして、今年度は、国において事業の効果を検証するというところを聞いております。そんな中でその検証結果、また交付額、内容などの改正の動向も見据えながら、また市の営農組合のご意見も聞くということなどをして、この現在の集団転作推進事業補助金の見直しを考えていきたいと思います。  したがいまして、本年度の集団転作の補助金につきましては、昨年と同様の取り扱いをさせていただくというふうに思っております。 ○4番(鈴木達夫君)(登壇)  終わります。 ○議長(水野雪男君)  4番 鈴木達夫議員の質問は終わりました。  質問の途中ですが、10分間休憩いたします。               (午前10時47分 休憩)   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――               (午前10時58分 再開) ○議長(水野雪男君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、13番 服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)  それでは、通告に従い質問に入りますが、申しわけありませんが、順序を入れかえて質問をいたします。
     まず、JRに時刻表の改善を求める問題であります。  5月の連休ごろから、日本共産党として市政アンケートを配布し、多くの方から返信をいただきました。その中で、関の方から次のような声をいただきました。最も不便を感じているのは、関から亀山で乗りかえ、名古屋方面へ行くときの連絡待ち。私のように車に乗れない者には、公共交通機関であるJRの利便性を何とかしてほしい。亀山駅で毎日48分待ちではどうにもならないと、このように時刻表のコピーまでつけてアンケートを返していただきました。  ことし3月に改正されたこの時刻表を見ると、名古屋方面への待ち時間が9時台で46分、10時台で39分、11時から14時までの時間帯はすべて48分、15時台で44分となっており、昼間はほとんどの時間で50分ほどの待ち時間になります。帰りも同じように亀山駅で長い待ち時間があり、四日市へ行くだけで一日仕事になるというのです。また、もう一人の方からは、関西本線の亀山より西の連絡が悪い。関から四日市へ行くのに数十分待ち。これでは、公共交通機関を使えという方が無理ですと書いてくれています。これは、公共交通機関に頼るしかない市民にとっては本当に切実な問題です。こうした事態が起こるのは、国鉄の分割民営化で、亀山駅を境に亀山から東はJR東海、西はJR西日本にそれぞれ会社が分かれ、時刻表の作成もそれぞれが別々につくっていることが原因ではないでしょうか。  そこで、公共交通機関の利用を促進するためには、JR東海と西日本に対して、亀山駅での待ち時間を少なくするようダイヤ改正を求めるべきだと思いますが、見解をお聞きしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  13番 服部孝規議員の質問に対する答弁を求めます。  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  平成21年3月のダイヤ改正により、議員が言われましたように亀山駅での乗り継ぎ時間は、昼間を中心として、時間帯によっては40分を超える待ち時間というふうになっているところでございます。このことにつきましては、ダイヤ改正直後の平成21年3月にJR東海に改善の要望をまず行いました。それから昨年度、JR東海、西日本の両者に対しまして、三重県と県内各市町で構成しております三重県鉄道網整備促進期成同盟会を中心にしまして、沿線各団体とともに強く要望を行ったところであります。特にJR東海への要望にあっては、期成同盟会関西本線部会長として櫻井市長もJR東海本社訪問に同行し、要望を行ったところでございます。  柘植駅での草津線との接続時間の調整やダイヤ編成などの問題から、早急な改善は難しいようでございますが、亀山駅の乗り継ぎ時間短縮については、JR東海、西日本の両者がその必要性を認識は持っておるというふうに感じております。そんな中で、互いに調整しながら改善に向けて努力していくという回答もいただいております。  この要望を行った際には、こういうことも聞きました。当時の担当者が同席しまして、一緒に行かれた方が、こんな乗り継ぎの悪いダイヤを組むということは、JRの職員、担当者として恥ずべきことやというようなことを厳しい口調で言われたということもお聞きしております。そんな中で市としましては、今後ともこの改善要望をして、一日も早い改善となるように取り組んでいくという姿勢でおります。 ○議長(水野雪男君)  服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)  私もJRの職員から言われました。現場としても何とか改善したいんやと。だから、ぜひ自治体からも声を上げてくれということを言われております。やはり乗客からも言われるんですよね、これ。やっぱりどう考えてもこんな待ち時間は長過ぎるということだろうと思うんです。それで、私が聞いた話では、JR東海とJR西日本で協議する場があるんだという話も聞いておりますので、ぜひ精力的に市としても働きかけをしていただきたいと思います。  それで、第1次総合計画を見ますと、公共交通機関の整備として、一つは公共交通機関の利便性の向上を掲げてあります。JRに対して、関西本線、紀勢本線の複線電化や列車増発、乗り継ぎ時間の短縮等について働きかけますと明記がされているわけですね。だから、こういう問題についても、ぜひ先ほど部長が言われたように、やっぱりこれは大きな問題として、公共交通の利用を促進するという立場からもやっていただきたいと思います。  もう一つ、私がこの問題で言いたいのは、亀山市というのは5万の小さなまちですけれども、JRの駅が五つあるんですよね。加太、関、亀山、井田川、下庄という。だから、5万ぐらいのまちでJRの駅が五つもあるというのは、比較的私は珍しいんやないかと思うんです。それぞれの駅にはそれぞれの利用者の要望があります。例えば、下庄で話を聞きましたら、下庄駅をおりた乗客の方が、近くの家にトイレを借りに来るというのがあるんですね。何でやと言うたら、下庄駅にもトイレはあるんですよ。ところが、駅員がいなくて、トイレの管理がされていないためにトイレットペーパーがないことが多いんですって。だから、列車をおりてトイレへ入ったけど、トイレットペーパーがないというんで近くの家へ飛び込んでくるというようなことが起こっている。列車も1両編成だったりして、トイレのない車両があるらしいんですね。そうすると、本当に乗客は踏んだりけったりなんですよね。近所の方が好意的で、トイレットペーパーがなかったら自分のところのを持っていって入れているというような話まで聞きました。やっぱりこういう状況が出ているわけですよね。私はリニア中央新幹線、ずうっと批判してきましたけれども、ここへ多額の資金を投入する財政力があるんなら、なぜこういう生活に密着したところの路線を、わずかな費用でできるんですから、やらないのか。これは市民の声ですよ。ぜひ聞いていただきたいと思います。  やっぱり亀山駅だけじゃなしに、下庄駅だけでもなく、広く各五つの駅の利用者の声を聞いて、実態がどうなんだという調査をやるべきではないかというふうに私は思います。そこで、JR5駅で利用者のアンケートや実態調査を行って市民の要望をまとめて、先ほど言われたJR東海や西日本に改善を働きかけることをやるべきだと思いますけれども、見解をお聞きしたいと思います。それとあわせて、市長がこの問題にどういう姿勢で取り組まれるのか、その意気込みをお聞きしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  服部議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。  かつて鉄道のまちと呼称された亀山市でございまして、鉄道と市民生活に非常に密接な関係があるというふうに強く認識をいたしておるところでございます。したがいまして、今後も含めて、この駅の利便性ですとか鉄道の快適性、これはしっかり鉄道事業体に要請をしていきたいというふうに考えておるところでございます。  一方で、先ほど部長の方からも答弁をさせていただきましたダイヤの調整の問題でございますけれども、昨年私もJR東海本社で役員とも懇談をさせていただきましたが、やはり構造的にこの亀山でJRグループが東海、西日本と分離をしておりますので、ここの調整を、当然行政としてはこれを伝えてまいりますが、JRグループとして一層の調整を図っていただいて、ダイヤ改善に取り組んでいただきたいと強く要望いたしてまいったところであります。  一方で、名古屋-亀山間につきましては、快速の増便ですとかいろんなご配慮をいただいておりますが、とりわけ連絡の悪さにつきましては、しっかり認識をいただいておるというふうに思っておりますので、引き続いて最善を尽くしていていきたいというふうに考えておるところでございます。  一方で、駅の利便性につきましては、本来ならば鉄道事業者が利用者の方の利便性やご意向をしっかり受けとめて努力をされるというのが筋であろうかというふうに思っております。しかしながら、亀山市といたしましても、地域の要望といいますか、思いといいますか、このことを引き続いてJR各社に、両者に要望していきたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  具体的にニーズの把握の件でご答弁させていただきますが、JRでは、駅の待合室に意見箱というのを設置して利用者のご要望を把握しているというところは、JRとしても努めておるようでございますが、市としましては、各種行政懇談会、また自治会要望、それから議員ご提案いただきました内容などにより、利用者のニーズを把握して、今後も引き続き要望していくというふうに考えております。  それからもう1点、今まで取り組んでまいりました中の成果というようなことも答弁させていただきたいと思いますが、この21年3月のダイヤ改正におきまして、成果の部分として亀山-名古屋間の快速列車が、今まで快速はなかったんですが快速列車化をされたというのと、四日市-名古屋間の増便が実施され、利便性の向上が図られたと。これは、今までの要望が、亀山市だけではなく亀山-名古屋間の沿線の市町が合同で取り組んでおりますことから、直接四日市-名古屋間に関しては亀山市に関係はございませんが、この辺も図られたというところでございます。その一方で、この接続時間については、今まで以上に待ち時間の長い本数がふえたというところもございます。 ○議長(水野雪男君)  服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)  やはり亀山を境に二つの会社に分かれているというところが根本的な問題だと思いますので、これは議会の中でも意見があるんですけど、少なくとも亀山市内は一つの会社になるような形で、これはなかなか難しいですけど、会社間の話し合いがあるんで、もっと境界を西にずらすというようなことも、やっぱりこれは一つの会社であればその辺の融通がきくということで、こういうことも考えていかなあかんのかなというふうに思いますので、そういうことも含めていろいろと検討していただきたいて、ぜひこれは解消していただきたいと思います。  次に移ります。  平成21年度の亀山市社会福祉協議会の決算についてお聞きをいたします。  社会福祉協議会というのは、民間の社会福祉活動を推進することを目的とした営利を目的としない民間組織です。亀山市も社会福祉事業法に基づく社会福祉法人となっており、議会は、予算・決算を議決する権限はありません。しかし、今年度9,235万円もの補助金を出しています。そして、毎年市から多額の補助金を出しており、地方自治法で公共的団体という位置づけもされております。そういう意味で、今回お聞きをしたいと思います。  まず、決算書に、ことし3月末で1億円ほどの財政調整積立金があるんですけれども、なぜこれほどの積立金ができたのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  ご答弁をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。  社会福祉協議会の財政調整積立金についてでございますが、亀山市社会福祉協議会によりますと、財政調整積立金につきましては、将来にかけて退職金を別途積み立てているものの、正規職員の退職金が不足したり、新規の事業展開や不測の事態に備えるため、財政基盤の安定を図ることを目的として積み立てを行っているとのことでございます。  また、積立金の主な内訳といたしましては、平成12年に介護保険制度が導入されたことに伴いまして、社会福祉協議会が公益福祉事業として取り組んでおります在宅福祉サービス事業の訪問介護サービス事業や、居宅介護支援事業の収支差額の一部を積み立てているということでございます。  なお、市からの補助金は、亀山市補助金等交付規則によりまして単年度ですべて精算をされますので、財政調整積立金に市の補助金が累積されているということではございませんので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(水野雪男君)  服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)  補助金が当たっていないということが一つと、それから、私も財政調整積立金をゼロにしていいという思いはありません。一定額必要だろうと思います。  問題は、この中身をいろいろ見てみたんですけれども、平成17年度に7,240万だったのが毎年増加をしております。21年度には1億円を超えたという推移があります。その内訳が、先ほども言われましたように、毎年のようにヘルパーさんが行う訪問介護からの積み立てがあります。例えば、平成17年度は600万、18年度は500万、19年度800万、20年度400万、21年度800万円、この5年間で訪問介護での積み立てが3,100万円にもなっているんです。それから、またケアマネジャーが行う居宅介護、これでの積み立てが17年度に300万、21年度に400万だと。つまり、この5年間の積み立ての増加が、訪問介護と居宅介護の積み立てということになるんですよね。  そこでお聞きしたいのは、社会福祉協議会が事業者として提供している訪問介護、居宅介護、こういうサービスでこれだけ積み立てがなぜできるのか。どこから出てくるのか。この辺のところの仕組みをお聞きしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  先ほど答弁させていただきましたように、財政調整積立金は、社会福祉協議会が公営福祉事業として取り組んでおります在宅福祉サービス事業に伴うものでありまして、協議会内部で協議、決定されてきたものでございます。つきましては、市として的確に把握しているものではございませんので、ご理解をお願いいたしたいと思います。  なお、差額が出てくる主な要因でございますけれども、いろいろ福祉サービスを行っている事業の中で、職員の人件費に相当する部分に実際に支払う部分と、それから報酬として受け入れる部分、この辺に差が出てくるというふうに伺っております。 ○議長(水野雪男君)  服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)  市としては、それぞれの理事会というような団体、団体に理事会というのがあってそこが意思決定をしているんで、市があまり物を言うというのは言いにくいんだろうと思いますけれど、私が調べたところでいきますと、事業報告書もいただきました。それを見ますと、訪問介護サービス、いわゆるヘルパーさんの仕事をした分ですけれども、これが介護保険と障害者自立支援を合わせて4,800万円ほどの事業収入があるんです。そのうちの17%に当たる800万円が積み立てに回っている。それから居宅介護支援、これは主にケアマネジャーがやっている仕事ですけれども、介護給付費と、それから受託金収入を合わせると3,000万円ほどの事業収入があるんです。このうちの14%がまた、400万円ですけれども積み立てに回っているということですね。つまり、間違うことを恐れずに端的に言えば、ヘルパーさんやケアマネジャーさんが仕事をしてきた事業収入が、きっちりと人件費に反映されずに、積み立てに残りの分が、安い人件費という言い方をしましょうか、差額が積み立てに回っているんじゃないかというふうに私は思っているわけです。  そこでお聞きしたいのは、常勤のヘルパーさんと専任のケアマネジャーのうち、正規職員がどれだけいるのかをお聞きしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  現在、在宅福祉サービス事業の担当者は、正規職員はそれらの事業を担当します係長1名でございます。  なお、居宅介護支援事業を行います専任の介護支援専門員、ケアマネジャーでございますけれども、4名を常勤の嘱託職員として、そのほかにケアマネジャー、ホームヘルパーが常勤の嘱託員として任用してございます。 ○議長(水野雪男君)  服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)  要するに、正規職員は1名だけと、あとはみんな嘱託でやっているということですよね。当然嘱託ということになれば、賃金は安いということになると思うんですね。  これは、平成9年に介護保険法が成立をいたしまして、市町村や広域連合に対して介護保険事業計画の策定が義務づけをされた。平成12年度からこの計画がスタートをしたということですね。  今お聞きしましたら、財政調整積立金もこのころから始まっている。当初は、やはりこの事業がどんなふうに展開していくのかわからない中で、どうしても正規にするのは難しいという事情もありました。それで、嘱託という形でスタートをしたということですね。ところが、これもう10年以上たつんですね、スタートしてから。その間になぜこうした見直しがされなかったのか。この辺のところを、正規職員化をするとかいうようなことがなぜ考えられなかったのか、その点をお聞きしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  先ほどもご答弁させていただきましたけれども、協議会の内部のことでございますので、それぞれ理事会等で協議、決定をされてきたものでございますので、私どもとして的確に把握しているものではございませんけれども、協議会といたしましても、財政調整積立金の額は十分把握しておりますので、今後職員の待遇見直しといったものも念頭に置いているような話は伺っております。 ○議長(水野雪男君)  服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)  一つだけ部長に言いますけれども、市が理事会に頭越しにこうせいと言うのは無理ですよね。それはわかりますよ。けれど、的確に把握していないというのはおかしいでしょう、これは。物を言う言わんは別にして、事態は把握をするというのが当然ですよ。まず状況を把握する。その上でやっぱり理事会を尊重する、市としては。市としてどうしても言わなきゃならないところは、補助金も出しているんだしということで物を言わなきゃならんというところはあると思いますけれども、的確に把握していないというのはおかしい。この点だけ指摘しておきます。  それから次に、福祉ボランティア基金なんです。これも決算でいきますと1億7,400万円あります。この累積の積立金の金額というのは、ほぼこの金額で、横ばいで推移をしています。なぜこれほどの基金ができたのか。この辺の経過をお聞きしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  社会福祉協議会の福祉ボランティア基金でございますけれども、社会福祉協議会によりますと、社会福祉の増進を図ることを目的としまして、社会福祉協議会の基金として設置され、基金創設時における市からの3,000万円の出捐金及び社会福祉の増進を趣旨とする寄附金をもって積み立てられているということでございます。  また、基金の対象となる事業では、亀山市の社会福祉の向上のために行う事業で、1点目としまして、社会福祉に関係する事業のための諸経費、2点目としまして、福祉ボランティアの育成のための講座、研修、3点目としまして、福祉ボランティア活動のための広報、啓発、情報提供等、4点目としまして、その他社会福祉事業の目的達成に必要な事業に係る経費を支出しているとのことでございます。  基金の利息は低く推移しているため、基金の一部を充当しているということでございます。しかし、寄附金もありますことから、全体的に若干ですが、その差額が基金に積み立てられているということでございます。 ○議長(水野雪男君)  服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)  この基金については、社会福祉協議会の基金の設置、管理及び運営に関する規定というのがあって、その1条で社会福祉の増進を図るためこの基金を設置すると明記がされています。5条の処分というところでは、基金は、第1条の設置目的に充てる場合に限り処分することができる。つまり、社会福祉の増進を図るためであれば基金は使えますということなんですね。私は、この名称から、当時はボランティア活動にしか使えないんだと思っておったんですけれども、この基金の規定を見る限りは、社会福祉の増進を図るためという広い形で使える基金だということですね。この基金も本当に貴重な企業、団体、個人からの寄附金というのもこの積み立ての中にあるわけですね。それから、その基金の運用利息というものも入っております。やはり寄附の中には特定される方も見えるんですね。車いすの購入に充ててくださいとかいう方も見えますけれども、特に指定をせずに福祉のために使ってくださいという寄附をされるという方もあるというふうに聞いております。この基金を今後どういうふうに活用していくのかということは、やっぱり考える必要があるんじゃないかなというふうに思います。  それから、先ほどの答弁の中にありましたけれども、市から当初3,000万円の出捐金を出したということですよね。これについては、今も1億7,400万円もの基金があるんだから、当初の3,000万円の出捐金は、市へ返還すべきではないかと私は思います。この点についてお聞きしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  先ほどご答弁の中で申し上げました出捐金でございますけれども、この出捐金につきましては寄附金的な性格を有するものでございまして、返還を求めるとしましても、社会福祉協議会が解散するといったような場合に当てはまるものと考えております。ということで、ご理解をお願いいたします。 ○議長(水野雪男君)  服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)
     そういう法的な性格づけであればやむを得ませんけれども、ぜひ先ほども言いましたように、いろんな方が本当に善意でもって寄附をされているお金ですので、とにかく議会で言われたから何かに使わないかんというような発想は持たないでいただきたい。必要なものというのをきちっと精査をした上で使っていただきたいと思います。それを、できるだけ、先ほど言いましたように社会福祉の増進を図るという目的であれば使えるということですので、もっと知恵を出して、使えるようなものを考えていただきたいということを指摘しておきます。  最後に、市の外郭団体である社会福祉協議会、土地開発公社、地域社会振興会の顧問弁護士の報酬についてお聞きしたいと思います。  この問題については、平成16年3月議会で市の顧問弁護士の報酬を55%も引き上げるという議案との関連で、私はこの外郭団体の顧問弁護士の報酬も取り上げて、相談件数が少ないのに報酬が高過ぎではないかと。件数が多いから市の顧問弁護士の報酬を引き上げるというんなら、件数の少ない分を下げよということを言ったわけですけれども、これ以降変わっておりません。月2万円、年間24万円弁護士料が払われております。  そこで、この5年間、平成17年度以降の5年間ですけれども、この三つの外郭団体のそれぞれの相談件数についてお答えいただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  亀山市社会福祉協議会が実施しました弁護士の相談件数でございますけれども、平成17年度は1件で2回、平成18年度が1件で7回、平成19年度がゼロ件、平成20年度が1件で16回、平成21年度には1件で1回の、合計4件で26回の相談と聞いております。 ○議長(水野雪男君)  古川企画部長。 ○企画部長(古川鉄也君)(登壇)  土地開発公社と地域社会振興会は企画部の方で所管をしておりますので、ご答弁申し上げます。  亀山市土地開発公社につきましては、平成17年度が3件で相談回数が5回でございますが、それ以降はございません。  続きまして、地域社会振興会につきましては、17年度は1件で相談回数2回、18年度は1件で1回、19年度が1件で1回、20年度が2件で3回、21年度は1件で1回でございまして、合計6件で相談回数は8回でございます。 ○議長(水野雪男君)  服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)  ありがとうございました。  今の答弁でいくと、土地開発公社は17年に3件で5回あるだけで、あとの4年間は全く相談件数がないと。それから地域社会振興会は、5年で6件8回、それから社会福祉協議会は5年で、これは電話も含めてというふうに聞いています。26回ということであります。  三重弁護士会の法律相談センターを見ますと、一般の法律相談の場合の一般有料の場合、30分以内で5,000円ですよね。だから、もし1時間の相談をした場合でも1万円なんですよね。これで、例えば計算をすると、土地開発公社は5年間で5万円で済むんですよ。それから、ここは120万円払っていますね。5万円で済むところを120万払っておる。それから地域社会振興会は8万円で済むところを120万円払っておる。最も回数が多かった社会福祉協議会でも26万円で済むところを120万円払っておるわけです。特に土地開発公社は、平成18年から4年間、1件も相談をしていないのに毎年24万円を払い続けている。地域社会振興会については、顧問弁護士の報酬は市の補助金を充てているんですよ。これは適正ですか、こんな額。どう考えてもおかしいでしょう、これ。私が、さっきも言いましたように平成16年3月にこれを指摘しました。なぜこの見直しがされなかったのか、この点について答弁をお願いします。 ○議長(水野雪男君)  古川企画部長。 ○企画部長(古川鉄也君)(登壇)  まず顧問弁護士でございますが、ご承知のとおり、年間を通じた雇用契約を締結することにより、法律相談を行う場合、顧問料のほか報酬を要せず、また雇用契約により弁護士の迅速な対応が期待できるほか、協議会、あるいは外郭団体の職員が事務に携わる中で、いつでも専門家の知識、助言を聞くことができるという安心感を持つことができ、職務を公正・公平な立場で執行する上での基礎となるというようなことでございまして、そのような利点によりまして現在も顧問契約をさせていただいておるということでございます。  先ほどおっしゃられました分については、個々の相談件数でございますが、顧問弁護士という契約になりますと、2008年度アンケート結果による日本弁護士連合会によりますと、事業者の場合、通常1件に対して3万から5万ぐらいというふうなことで聞いておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)  もう一つ上げたいんですけれど、日本弁護士連合会、いわゆる日弁連のホームページを見ましたら、弁護士の報酬に関する規定というのがあります。その2条に弁護士の報酬ということが上がっておって、どう書いてあるかと。弁護士の報酬は経済的利益、事案の難易、時間及び労力、その他の事情に照らして、適正かつ妥当なものでなければならないと。これは日弁連の見解なんですね。この点からいっても、やっぱり適正さ、妥当さを欠くんではないでしょうか。  相談件数が少ないというような実情があるんなら、定額ではなくして、件数に応じた報酬額にすればいいじゃないかと私は思うんですが、受けてくれる弁護士もおると思いますよ、それで。そういうことにできないのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  古川企画部長。 ○企画部長(古川鉄也君)(登壇)  先ほど申されました分については、私どもも承知はしておりますが、まず顧問弁護士ということでございますので、いつでも相談に応じていただくというような利点がございます。また、当該の顧問弁護士については市の事情に精通しているというようなことでございますので、現在のところ今の状況の委託契約をいたしたいというふうな外郭団体の考え方もございまして、そういった方向でいきたいというふうに思っております。 ○議長(水野雪男君)  服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)  これだけ指摘しても直す気はないということですかね。これは、多分聞いている市民の皆さんは納得しないと思いますよ。なるほどそれは市が言うのがもっともやと。服部さんが間違っておるよというのであればあれですけれども、私は、少なくともこれはもっといろいろ見直しができると思います。  今回は、先ほども言いましたけれども、市が直接かかわっていない、例えば決定権がない理事会であるとか、そういうところでの外郭団体の問題であるということもあって、なかなか答えが言いづらいところもあるんですけれども、市長に最後に聞きたいんですけれども、今回幾つか指摘をさせていただきました。そういう点について、市長は今後どうしていくのかと。その辺の、具体的な話でなくていいですよ、取り組む姿勢というのを一度市長にお聞きしたいと思います。どういうふうにこの問題を取り組んでいくのか。服部さんは言うたけれども、これは検討するに値せんというのか、それなりに考える必要があるということなのか、その辺のことを聞きたい。 ○議長(水野雪男君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  ご指摘をいただいております外郭団体の顧問弁護士の形について今後どうするんだというご趣旨であったかと思いますが、先ほど答弁をさせていただいておりますように、結果として相談件数を、今の時点で件数の実績があるというところから見るのか、あるいは、いろんな想定できるようなさまざまな法律相談を含む外郭団体としての法律顧問として、それを担保していくのか、その立ち位置によって大きく変わるんだろうというふうに考えておるところであります。  昨今の、これは行政もそうでありますけれども、さまざまな法律にかかわる利害等々、非常に難しい要素がございます。したがいまして、これは外郭団体の意思ということも尊重させていただきますけれども、非常に適正、格安な顧問契約を行っていただいておるというふうに考えておりまして、それは意義があるのではないかというふうに思っておるところでございます。行政、市当局といたしましても、それを尊重させていただきながら対応させていただきたいと、現時点では考えておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  服部孝規議員。 ○13番(服部孝規君)(登壇)  今回、こういう外郭団体の決算を取り上げさせていただきました。やっぱり議会というところは、たとえ議決する権限がなくても、市の外郭団体、いわゆる先ほども言いました自治法でいう公共的な団体だという規定もあります。だから、当然これは適正な予算の執行がされるべきだというふうに思いますので、やはりこの点も今後我々は目を光らせていかなきゃならない。また、そういう団体に対してのきちっと意見を上げていかなきゃならないということを申し上げて、質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(水野雪男君)  13番 服部孝規議員の質問は終わりました。  次に、8番 中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  ちょうど時間どおりで昼を挟まないと思いましたんですが、残念ながら昼を挟むような感じになりました。  本日は大きく二つの項目、学童保育関係と地上デジタル放送の関係につきまして質問いたします。  質問前でございますけど、ここにある加太小学校区の学童保育所が、地域の関係者の皆様のご努力もございまして、建物もほぼ完成いたしまして、来月から使用できる状況となってまいりまして、以前、この場所に国の補助金を受けて建てた建物がございまして、耐用年数の関係でなかなか壊す許可がおりなかったんですけど、市の方で何度も国の方へ陳情等をしていただきまして、今回間に合ったということでございます。その節はいろいろお手数をかけまして、お礼を申し上げる次第でございます。  それでは、質問に入ります。  大きく1点目でございますが、放課後対策事業、放課後子どもプランについてです。  この事業というのは、目的として、地域社会の中で放課後に子供たちの安全で健やかな居場所づくりを推進するため、市町において教育委員会の主導のもとに福祉部局と連携し、原則として全小学校区において文部科学省の管轄である放課後子ども教室推進事業、それと厚生労働省管轄であります放課後児童健全育成事業という、学童保育でございますが、連携的に実施をしていく総合的な事業でございます。  まず最初に、平成19年度よりスタートしました放課後子ども教室について、現在の進捗状況についてお尋ねします。 ○議長(水野雪男君)  8番 中村嘉孝議員の質問に対する答弁を求めます。  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  放課後子ども教室推進事業、子ども教室の状況についてお答えをさせていただきます。  平成21年度の放課後子ども教室は、川崎、関、加太、野登、神辺、南小学校の6校区で実施しております。参加者数延べ1万3,063人、開催日数延べ724日となっております。  また、各校区では、サッカーとか野球、手芸、お菓子づくりなどの参加をしたくなるような魅力ある教室メニューを開校するとともに、保護者や地域の方々の協力を得て、放課後子ども教室を実施していただいております。  また、本年度は新たに西小学校で放課後子ども教室を実施しておりますが、約470名の児童を有する市内2番目の大規模校であり、事業実施において地域の方々の多大なるご協力を賜ってこの4月から開校いたしたところで、きょうの新聞にもこの西小学校の放課後子ども教室の状況が載っていたところでございます。 ○議長(水野雪男君)  中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  ご答弁によりますと、子ども教室も前向きにどんどん進んでいると理解させていただきました。  以前、昨年でしたか、質問させていただいた時点で、ご答弁の中で、総合的な放課後対策として放課後子どもプラン推進事業の趣旨に基づき、亀山市放課後子どもプラン運営委員会を組織して、関係機関からの委員とともに、子ども教室や学童保育、それぞれから何名か委員に参画していただきまして、事業の検討や諸課題の解決とともに地域における体制づくりに向けての協議を行っていると、そのようなご答弁を前回お聞きしたわけでございます。現在、この運営委員会の活動状況とメンバーの構成内容についてお尋ねいたします。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  放課後子どもプラン運営委員会についてどのような内容なのかということをお答えさせていただきます。  放課後子どもプラン運営委員会では、事業計画や実施後の検証、評価等に関することや、安全管理、広報活動及びボランティア等、地域の協力者の人材確保の方策に関することなどを検討することとなっております。  当委員会は、事業開始年度の平成19年度から活動しておりまして、任期は1年、委員数は15名以内で、放課後子ども教室、学童保育所、社会教育、学校、PTA、行政などの関係者で構成いたしております。  平成21年度におきましては2回開催しておりますが、6月には各教室の当該年度の事業についてや実施教室拡大について議論をいただいております。また、3月には、広報関係資料や次年度の取り組みについて検討及び情報交換をいただいているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  ご答弁によりますと、年に2回開催されておると、そのようなご答弁でございました。  いろいろ聞き及んでいるところから言いますと、年2回ではなかなかその機能を果たしていないんじゃないかというお声を聞いています。というのは、今学童保育の関係でいろいろな諸問題がたくさんございます。そういった中で、やはりこういった運営委員会の方へ、まだそういう運営委員会もどれだけの内容といいますか、わからない面もあるとは思うんですけど、どうも関係者にお聞きしましたところによりますと、もう少し年に何回も開催して、充実したものにしてほしいというお声も聞いておりますので、今後は福祉部局とも極力連携していただきまして、機能を高めるようにお願いしたいと思います。  子ども教室はこれで結構でございます。  それでは次に、厚生労働省管轄の放課後児童健全育成事業、これは事業の名前が長いんですけど、学童保育ということで今後言わせていただきます。  まず、亀山市の学童保育の現状でございますが、保育所の数とか入所児童の数、あと事業形態等につきましてお尋ねいたします。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  学童保育所でございますけれども、今年度、新たに加太小学校区に学童保育所ができましたことから、現在市内11小学校区のうち8小学校区、9ヵ所で設置をされております。  入所児童数は、5月1日現在で合計258人となってございます。  運営形態といたしましては、公設民営が4ヵ所、民設民営が5ヵ所となっており、そのうち公設の学童保育所につきましては、指定管理者制度を導入しているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  公設が三つの、あとは民設民営ということでございますね。  それとあと、11小学校区あるわけでございますけど、まだ未設置なのが3校だと思うんですが、その未設置の小学校につきましてどのようなお考えをお持ちか、お尋ねいたします。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長
    健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  学童保育所未設置の小学校区の方向性ということでございます。現在、学童保育所が整備されていない小学校区で設置の機運が高まってまいりましたら、その地域の取り組みに対しまして他の民設の学童保育所と同様、支援してまいりたいと存じます。  なお、未設置の小学校区は、神辺、白川、それと南小学校区でございます。 ○議長(水野雪男君)  中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  次に、学童保育の現状認識と今後のビジョン、市の考え方ということで、そういった表題でお尋ねしておるわけでございますが、市の考え方といいますより市長の考え方についてお尋ねしたいと思います。  学童保育が始まったのは1940年ごろでありまして、児童福祉法が改正され、放課後健全育成事業として学童保育が法制化されたのが1997年、そして、この事業が単に遊びを通した子供の健全育成にとどまらず、健康管理や安全の確保、そして情緒の安定など、保護者が労働等で昼間家庭にいない児童に対して生活の場として保障されるべきであると、そのようになったわけでございます。  学童保育が法制化されまして11年が経過したわけですが、法制度はまだまだ不十分なままで、公的責任もあいまいであり、実態は問題が多いのが現状でございます。こういった諸問題も多い中、学童保育の現状を再認識し、学童保育の原点に立ち返って考え直すことも今として必要ではないかと私は考えるところでございます。  原点とは何ぞやといいまして、これも抽象論になるのかもわかりませんが、それは、子供の健やかな育つ権利、それが自然権、自然の権利としてありまして、憲法を初めとするさまざまな法律や条例はそのことを全うすることを子供たちに約束しなければならないと。その精神が確固たる位置に立っておるということでございます。とりわけ自治体等がその先頭に立たなければ、子供たちの健やかな育ちというのはなかなか難しいと考えます。  そういった状況下、数十年前から、保育園を卒園されました小学校に入る子供をお持ちの親御さんたちが、引き続いての保育を求められて学童保育所をつくってきたわけでございまして、やはり継続的に子育てをしてくれる小学生のための保育所が必要だったと考えられるわけでございます。  確かにここ数年の間に、市長の公約もございまして、11小学校区の中で8、今度は9ですね。ほとんどの小学校区で開設されたわけでございますけど、事業形態の面から見ると公設民営は3ヵ所でありまして、指定管理になっておるわけでございますけど、あとは全部民設民営ということでございます。せめて今後は、問題点も多い中、現在の民設の部分も公設の方向性にいくべきだと私は考えております。  そういった中で、こういった公設公営の部分も含めまして、市長が今の現状をどこまでご理解しておみえになるのか、現状認識と今後の学童保育の方向性といいますか、そのビジョンにつきましてお尋ねしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  中村議員のご質問にお答えをさせていただきます。  学童保育所に関しますご所見をお聞かせいただきました。ご指摘のように学童保育所の歴史は非常に古いものがございますが、当初は必要とされる方々が自分たちで助け合って運営をしておった、そういう時代もございました。平成9年に学童保育所が法制化されて以降、施設の数は急速にふえてまいっておるところでございます。亀山市におきましても、平成10年に井田川小学校区の学童保育所「くれよんクラブ」が開設されて以来、今日11小学校区のうち8小学校区9ヵ所で開設ということと相なってまいりました。この間、地域の皆様方のご努力により順調に設置がなされ、運営がなされておりますことに大変感謝を申し上げたいというふうに考えておるところでございます。  私自身の考え方でございますけれども、今後亀山市の政策課題のテーマとして、次世代育成、あるいは子育て支援、非常に重要な政策領域というふうにとらえておるところでございまして、その中でも学童保育所は、行政だけではなくて地域の方々の力を必要とする施設であると認識をいたしております。今後もそれぞれの地域の特性に応じて、地域の皆さんとの協力・協働体制でもって放課後子ども対策の拠点整備を支援いたしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。  これもご指摘ございましたが、従来から公設化を求める声も伺っておるところでございますけれども、学童保育所は、地域の方々が地域の資源を活用して、継続的に子供たちを温かく見守っていただけるような意識の醸成が非常に重要な要素であるというふうに思っております。それはやがて非常に大きな地域の力となるというふうに考えておるところでございます。  ご指摘のような課題につきましては、去る4月26日に亀山市の各学童保育所で構成いたします学童保育所連絡会と意見交換の機会を持たせていただきましたが、今後も各運営委員会との協議の場を持ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。さらに教育委員会サイドと健康福祉サイドの一層の強化、ここのところは非常に大きな課題というふうにとらえております。このことにつきましても善処いたしてまいりたいというふうに考えておりますことと、多くの議員の皆様方のご理解をいただいておりますけども、学童保育所のそれぞれの地域の力、あるいは地域のきずなを高めるような環境をつくっていくということが非常に大事ではないかと考えておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  質問の途中ですが、昼食のため午後1時まで休憩いたします。               (午前11時59分 休憩)   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――               (午後 1時00分 再開) ○議長(水野雪男君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  8番 中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  昼休みを挟みましたんですが、市長のお考えはある程度理解させていただきました。  次に、市内学童保育所の諸問題につきましてお尋ねします。  先ほどのご答弁の中で、当市の学童保育所の8ヵ所は、それぞれ事業形態等が異なっておると。いろんな問題があるのが現実でございます。先般、市長のご答弁の中にもあったんですが、4月26日に、市長に対して市内の学童保育所の連絡会議の方が要望を出されたところでございます。その中を見せていただきまして、いろいろあったわけでございますが、二、三点に絞りましてお尋ねしたいと思います。  まず、事業形態についてでございますが、市の方針としては、民設民営を基本に考えていると、そういった方向に進むということでございますが、やはり民設民営では問題がかなり多いと考えているところでございます。また限界もあるんじゃないかと、そのように思います。  ちなみに、この三重県下というのは、全国で学童保育の関係をネットなんかで調べてみますと、47都道府県のうち下から5番目と、市長も知ってみえるとは思うんですが、三重県自体がおくれているといった状況の中で、公設公営の関係では、全国平均が42から43%、公設公営というのは全国ではかなり進んでいるわけでございます、余談でございますけど。  そういった中で、いろいろ民設民営については難しい問題があると思います。ある施設におきまして、学童保育の施設でございますが、老朽化のために保護者のみの負担で修復工事をしなければならないと。その際、工事費も民設のためぜんぜん、補助金がゼロというところがございます。公設の場合は保護者の負担なしでできるということで、全く不公平が生じているのではないかと私は考えておるところでございます。このことにつきましてお尋ねしたいと思います。  それと、また老朽化によります耐震工事が必要になってくると思います。そういった中で、これも公設と民設では、公設の場合は耐震工事も市の方でやっていただけるといった中で、やはりこういったことからも、いずれは公設に移行するべきだとも考えますが、そういうことを含めて、この2点についてお伺いいたしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  市内の9ヵ所の学童保育所のうち、5ヵ所が民設民営でございますが、このうち民家等を借りて運営しているところが3ヵ所ございます。そして修繕の問題等、さまざまな問題があると聞いているところでございます。特に修繕の経費に対する補助につきましては、現在の補助制度では施設の修繕に係る補助の規定がございませんので、それぞれの学童保育所の財源の中でご対応いただくということでございます。また、耐震の件につきましても、今後それぞれの学童保育所運営委員会等と十分検討してまいりたいと考えております。 ○議長(水野雪男君)  中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  わかりました。ということは、今後協議して、いずれは補助する形に持っていくというふうに理解してよろしいんですか、もう一度お願いします。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  ただいまの答弁で、いろいろ運営委員会等と協議をしていくというご答弁を申し上げましたけれども、現在の補助制度によります補助金、また利用料収入、これらの財源をもとに運営をお願いしたいというのが基本でございますので、そのようなご理解をいただくようにお話をさせていただきたいというふうには、原則考えてございます。 ○議長(水野雪男君)  中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  やっぱり完全な不公平感というのはわかると思うんですわ、だれが考えてもね。その辺はしっかり協議していただいて、公設の方は全く無料で、片一方は全額出さんならん、50万も出さんならんというのはおかしな話ですわな。その辺はきちっと補助できるような体制に持っていっていただきたいと、お願いします。  次に行きます。次に、民設民営の場合の施設では、現在、借地・借家とかいった状況で、賃貸契約を家主と3年ないし5年のスパンで結んでいるのが現状でございます。もちろん建物の面積、安全面の話もあるわけでございますけど、この賃貸契約が継続できなかった場合、たちまち新しく場所を探さなければならないということでございまして、なかなかそれが見つからないのが現状でございます。こういった場合、市としてはどのように今後考えてみえるのか、お伺いいたします。  それと、通所児童が10人に満たない大変小規模な学童保育というのがあるわけでございます。そこもかなり人件費が出ずに経営が困難。普通、大体30名以上の児童が通所してみえるところはそれなりにやっていけると思うんですが、10名以下というのはなかなか経営が困難と、そういった状況の中でございます。指導員の方々もなかなか集まりにくく、経営が難しいということでございまして、そういった特殊な事情に配慮した救済措置といいますか、市単独である程度の補助は今後考えていかれないのか、この2点につきましてお尋ねします。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  現在のところ、民設民営ということで、借地等をされている学童保育所が3ヵ所ございます。これらにつきましては、その設立に当たりましては、地域の皆さんの資源を活用いただくとともに、それぞれ熱意を持って設立されたところでございます。そういったことを前提に、また今後修繕等の問題もありますし、またいつまで借りられるかと、そういった問題もお聞きしているところでございます。これらにつきましても、今後それぞれの運営委員会と十分協議の場を持ってまいりたいと存じております。  また、学童保育所の運営に対する補助金につきましては、国や県の基準に基づきまして交付しているところでございます。そのため、学童保育所開設から3年以内を除き、10人以上の児童数を有する学童保育所が補助の対象となっているところでございます。つまり、10人未満の学童保育所につきましては、3年間の補助となっております。これは県の補助制度に基づく扱いでございます。ぜひとも地域におきまして入所児童数が増加する、そういったお取り組みもいただきたいと、このように考えているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  時間も迫ってまいりましたので、急いでいきます。  そういった特殊な事情のところには特別な配慮をしていただきたいと、そういうことでございます。  次に、その補助金要綱ですけど、概略でよろしいんで、ちょっと説明していただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  学童保育所への補助は、亀山市放課後児童健全育成事業補助金交付要綱に基づき交付をいたしております。この要綱は、国庫補助金の補助基準額に準じて定めているものでございますが、国は学童保育に係る事業費について、その半分を利用料として保護者が負担し、残りの半分を国・県・市それぞれが3分の1ずつ負担するという積算のもとに補助基準額を定めております。亀山市におきましては、学童保育所開設時に、国の基準とは別に、開始費補助金として、施設設置、または改修に係る経費及び備品購入に係る経費の補助を行っております。また、土地・建物の借用費につきましても補助を行っているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  国の方も、やはり補助金の額が少ないということで、平成22年の本年度は少し増額した予算も出ているそうでございます。期待しているところでございます。  次に行きます。最後に条件整備でございますが、量的・質的な拡充と格差の是正ということでございますが、この学童保育というのは、法制化されたものの、不十分な内容の制度であったため、今日でも量的・質的にも大きな問題を抱えているところでございます。前段でも述べさせていただいたところでございますけど、学童保育は、国や自治体に一定の責任が生じるようなところがこの児童福祉法の中に表現はあるわけでございますけど、制度の内容は今の保育制度に比べまして大変不十分なものでございます。  国の学童保育制度の問題点というのは、三つほどあると思いますので、ちょっと述べさせていただきますと、一つ目は、公的責任があいまいであると。市町村は学童保育の利用促進への努力義務しかうたってないということでございます。二つ目は、児童福祉施設ではなくて、児童福祉事業といったような仕組みになっておりますので、法的には最低基準が決められていないということ。三つ目は、予算措置があいまいで、補助金も大変少ないと。学童保育の補助金は、法的に決められた予算措置ではないので、奨励的な補助金といった位置づけになっているところが問題であると、そのように考えておるところでございます。このことに対しまして、これは国のことでございますけど、市はどのようなお考えがあるか、お尋ねしたいと思います。  それと、学童保育所は、保育園と比べまして、施設とか設備とか、自治体の窓口対応、自治体間の格差とか施設間の格差、そういうのが見られるということ。子供や保護者の視点に立った公的サービスとしての量的・質的な拡充と格差の是正が必要と考えますが、この2点につきましてお考えをお聞きします。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  学童保育所につきましては、平成19年に国におきまして、総合的な放課後対策を推進するため放課後子どもプラン推進事業が施行されたことに伴いまして、学童保育所の質の向上に資することを目的といたしまして、放課後児童クラブガイドラインが策定されたところでございます。このガイドラインは、学童保育所を運営するに当たりまして、初めて国が必要な基本的事項を示し、望ましい方向を示したものでございます。市といたしましても、示されましたガイドラインを参考に、各学童保育所の運営状況を確認し、その質の向上が図られるよう助言または支援していきたいと思います。それによりまして施設間の格差といったものの是正にもつながってこようかというふうに考えております。 ○議長(水野雪男君)  中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  とにかくその条件整備というのは大変おくれていると思います。学童保育は、育ち盛りの子供たちが長時間過ごす毎日の生活の場であると、そういうところでございます。子供たちが安全に健やかに育つことができる生活が保障されなければならないわけでございます。そのためには、事業目的や対象児童、適正規模、職員の配置基準や施設の基準、事業内容、安全対策等について運営基準が定められる必要があるとも考えているところでございます。  いろんな意見を出させていただいたわけでございますが、諸問題の多い中、少なくとも当面は公的機関が推進力となりまして、長期・短期の目標を定めて、利用しやすい仕組みを導入するとともに、学童保育の充実を目指していくことが必要だと、そのように考えております。  少し要望した中をまとめてみますと、今後は公設民営の方向性が必要だと思います。それと、子供の生活の場としての環境整備が必要と。それと指導員の待遇等も大事だと思います。それから安全策の強化、それとか事故の体制整備、公的サービスとしての地域間・施設間の格差是正と、この4点ぐらいはどうしても今後進めていただきたい事柄だと思いますが、市長として、これにつきまして何か考えがありましたら、一言お願いしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  議員ご指摘のさまざまな課題につきましては、今日まで努力を重ねておりますけれども、なかなか市単独で解消できない部分もあり、ご指摘いただいた部分につきましては、今後の課題としてとらえさせていただきたいというふうに考えておるところでございます。いずれにいたしましても、先ほど私自身も基本的な考え方を申し上げさせていただきましたので、先ほどの部長の答弁もございますけれども、学童保育の運営状況を随時確認させていただいた上で、その向上が図られるような支援をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  どうもありがとうございました。これで学童保育関係は終わります。  次に、大きく二つ目でございますが、地デジ放送の移行についてお尋ねしたいと思います。  市内の難視聴(受信障害)地域の対応でございますけど、2011年7月24日までに地上アナログ放送が終了し、デジタル放送に移行するわけでございまして、もう1年しかないわけでございます。昨年も聞いたわけでございますが、この難視聴地域というのは、市内の中で加太地区と野登の坂本地区と、その2ヵ所と聞いております。難視聴対策として4点ぐらいありまして、1点目が、電波の強化、2点目がケーブルテレビの加入、3点目が有線共聴の新設、4点目が個別受信アンテナの高性能化と、この4点があるということをお聞きしたんですが、やはりこんな中でもケーブルテレビを活用するのが最上の策だという答弁でございました。こういった地デジへの移行は国のプロジェクト、大事業でございますが、まだまだ全国的にも放送体制の未整備で、こういった受信不可能な地域が多々あると、そのように聞いております。  私も、難視聴地域に対する方策につきまして、前回、ギャップフィラーとかIP通信とか、そういったことを提案させていただいたところでございますが、現状には向いていなかったと、そのような回答でございました。しかしながら、こういった難視聴地域におきましては、選択の余地がございません。そういった中でハンディを持っておるわけでございます。ケーブルテレビの加入率が高いというのも、やはり国の強制的な施策の中で、こういった特殊な地域に対して、市の方では、加入代の軽減とか、ZTVに何らかの優遇措置といいますか、そういうことを働きかけるというような、そういったお気持ちは全然ないのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  古川企画部長
    ○企画部長(古川鉄也君)(登壇)  市内の難視聴地域への対応でございますが、議員申されましたとおり、総務省によりますと、市内におきまして地理的条件から地上デジタル放送波を受信できないとされている、いわゆる難視聴地区は、加太地区と安坂山町坂本地区でございまして、現在も変わりございません。  総務省が行っている難視聴対策は、4点申されました。その中で、電波強化、それから有線共聴の新設、さらには個別受信アンテナの高性能化を実施するためには、例えばケーブルテレビに加入する場合については1万5,000円でございますが、これと比較しても高額な経費が必要となりまして、地域の住民の皆様にもご負担いただかなければならない経費も発生するということでございます。当市におきましては、全市域にケーブルテレビ網が張りめぐらされており、ケーブルテレビへの加入促進が最も最適な方法であるというふうに現在も考えております。  安坂山町坂本地区では、ケーブルテレビ加入世帯は約94%ということになっておりまして、現在も未加入世帯については2世帯のみということでございます。また、加太地区のケーブルテレビ加入率は、本年5月現在で約74%に達しておりますことから、加太地区の皆様方にもさらにケーブルテレビの加入促進をしていきたいというふうに考えております。なお、市全体のケーブルテレビ加入率も約69%に達しておりまして、難視聴地域のこの2地区については、この数字を上回っているところでございます。今後、難視聴2地区の未加入世帯に対しましては、総務省との連携も含めて、ケーブルテレビへの加入を促進するチラシを配布する予定でございます。  市の対策といたしまして、ケーブルテレビ利用料金の補助というようなことでございますが、現在のところ、難視聴地域であっても、毎月の利用料金を補助するということは考えておりません。 ○議長(水野雪男君)  中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  なかなか1ヵ所に限って補助というのは難しいかなあとは思います。  次に移ります。地上デジタル放送移行に伴うテレビの買いかえ時の不法投棄についてでございますが、この質問は昨年もさせていただきました。あれから1年たったわけでございますけど、このテレビの不法投棄が一段と各所にふえているということを聞き及んでおります。そういった中で、再度質問をさせていただいたわけでございます。  そもそもこういったことになったのは、皆さんもご承知のとおりだと思うんですけど、家電リサイクル法が一番の悪い原因といいますか、リサイクル法も、メリットもあるんですけど、僕はデメリットの方が多いんじゃないかと、そのように個人的には思います。正式な名前が「特定家庭用機器再商品化法」と言うそうです。これがリサイクル法の正式名称だそうでございますけど、平成10年に施行されたものでございます。家電4品目のうち、特にテレビといいますのは一家に何台も持ってみえるのが現状でございまして、四、五台廃棄しますと、1台につき二、三千円で、二、三万する場合もございますので、1台買えるんじゃないかと。1台は買えないんですけど、それぐらい廃棄するのに費用が要ると、それが現実でございます。アナログ放送が終了する時点で、ごみによるテレビといいますのは、全国的にも6,500万台ぐらいになるんじゃないかと、そのように予想されているところでもございまして、不法投棄されましたブラウン管というのは、やはり有害物質も含んでおるところから、水源地の面からもかなり大変な問題じゃないかと、そのように考えます。  そこでお尋ねしたいと思いますが、昨年から現在まで、不法投棄、特にテレビ等でございますけど、どれぐらいふえてきたのか、お伺いいたしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  家電リサイクル法の対象品目の不法投棄の現況でございますが、テレビから言いますと、平成19年度で市内で122台、20年度137台、21年度186台と、だんだんふえてきております。エアコンとか洗濯機、そんなものを全体的に見ても、19年234台、20年238台、21年339台と、これもふえてきております。全体的な中でもテレビは一番ふえてきておると。その中で、原因としては、議員今言われたような、地上デジタル放送への移行に伴う買いかえ時の不法投棄というのが一番の原因かなあというふうに思っておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  中村嘉孝議員。 ○8番(中村嘉孝君)(登壇)  やはりご答弁の中で、かなり不法投棄がふえているということを理解させていただきました。  それと、不法投棄のパトロール等にも力を入れていただいておるということでございまして、捨てていくのが夜中の真っ暗な時間帯に捨てていくので、パトロールしていただいてもなかなか夜中までできるわけじゃございませんので、防ぐのは難しいかなあとは思っておるわけでございますが、今後とも一段とふえる不法投棄に対しまして、市内全域も大変広いんでございますけど、不法投棄防止のために万全を期していただきたいと、そのようにお願いを申し上げます。今後、ぜひとも家電の引き取りの際のPRとか販売事業者との連携と、その辺のところもよろしくお願いいたしたいと思います。  いろいろ不法投棄の問題には、根本的な対策というのはなかなか難しい面もございます。そういった中で、結局迷惑をこうむるのはこういった地方でございますので、今後できるだけ不法投棄のないように万全の策を講じていただきたいと、そのように要望いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(水野雪男君)  8番 中村嘉孝議員の質問は終わりました。  次に、9番 宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  緑風公明クラブの宮崎でございます。  今議会には、5項目にわたりまして質問させていただきます。  それから、質問に入る前に、議長にお許しをいただきたいと思います。きょうの質問の中で、鈴木議員の質問に関しまして私の思いをちょっと述べさせていただきたい。お許し願えますか。ありがとうございます。  鈴木議員の質問されましたことにつきましては、当然私も同感でございます。そのとおりだと私は思っています。私もソフトボール協会の一員で、ソフトボールの審判もやっておる一員でございます。そういう中で、弁当の件が出まして、今後は、私どもは子ども会、スポーツ少年団等々のソフトボールの普及並びに育成に当たっている団体でございまして、そういう中で弁当の問題が出ました。我々現場で審判をする一員といたしましては、今後自弁でやっていきたいなあというふうに、私も反省しておりますので、今後よろしくお願いいたします。当然鈴木議員が指摘されたことは、私も補助金につきましては同感でございます。それを申しておきたいと思います。よろしくお願いします。  それでは、私の質問に入らせていただきます。  まず1項目めですが、亀山市の雇用対策と、中小企業・商店等の支援についてお尋ねしたいと思います。  亀山市においては、内陸型工業が盛んになり、特にシャープ誘致以来経済効果も上がってきたが、アメリカのリーマンショック以来、我が国の経済成長が急激に悪化した中、当市もそのあおりによって落ち込んだ。その中、税収も激しく落ち込みました。特に雇用についても落ち込んできたものと思っております。そこで、2点ほどお尋ねしたいと思います。  まず1点目ですが、亀山市の雇用対策について、どのように考えているのかお尋ねします。  次に、雇用対策のために当市の中小企業・商店等へどのようにしていくのか、お尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(水野雪男君)  9番 宮崎勝郎議員の質問に対する答弁を求めます。  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  まず、雇用についてどういうふうに考えているのかというお尋ねでございますが、雇用につきましては、一時に比較しては求職数は増加しておりますけれども、雇用情勢は依然厳しい状況にあるというような認識はいたしております。そのような中にありまして、市といたしましては、国・県の役割、それから市の役割、その辺をまず明確にしております。その中で、国・県といたしましては、法人・個人を対象とした大規模な支援、市といたしましては、市民の生活の部門を支援すると、そういうような整理をして取り組んでおるところでございます。市の具体的な取り組みといたしましては、さまざまな支援制度の情報の提供、それとか相談窓口の設置、住まい対策としまして緊急避難用住宅の開設とか、雇用対策といたしまして緊急雇用創出事業、こういったものに取り組んでまいりました。今後も引き続き雇用情勢が安定するまではこういった取り組みで進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  経済がこのような状況になりまして、大変な時期だと私も思っております。当然国においても施策は講じられておりますが、市はやはりそれぞれ住民に直結するところでございます。そういう中で、この雇用対策、また中小企業の対策についても、大変だと思いますがお願いしたいなあと。  特に日本経済新聞社の試算で、私見ますと、麻生政権時に行った雇用対策、いわゆる休業補償等をして、平成21年9月時点で完全失業率が9.5%というふうになって、その後もさらにまた悪化したものと私は思っております。そういう中で、例えば本年度、この22年の春に、三重県の調査でございますが、就職を希望したができなかった学生の数でございます。高校生で133人、短大・専門学校で46人、大学で299人と、合計388人が就職できなかったというふうに聞き及んでおります。そういう中で、市としてトライアル対策がとれないかというふうに思います。そういうような雇用対策の中でのトライアル雇用ができないかということを、まずお尋ねしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  このたびの経済不況に対する雇用対策として、先ほども言いました、国・県におきまして雇用を守るためのさまざまな支援制度が設けられているところでございます。例えば景気の変動等により事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が労働者の雇用を維持した場合、休業手当の5分の4が助成される制度、また事業主が派遣労働者や就職困難な年長のフリーターなどを正規雇用する場合、対象者1名に100万円の助成が行われる制度、また議員先ほど申されましたトライアル雇用として、就職困難者の3ヵ月の試行雇用を実施した場合、1人当たり月4万円が支給され、その後、正式に雇用すれば100万円が支給される制度など、多くの制度が国・県において設けられているところでございます。市としましては、トライアル雇用などにつきましては、この国・県の制度を利用していただき、このようなことがあるということをホームページや広報などを通じまして事業主にお伝えをいたすとともに、市としての中小事業者の資金繰りを支援するセーフティーネット融資の認定事務、それから小規模事業資金融資保証の補給をする、こういった支援を現在も行っておりますので、引き続きとっていきたいというふうに考えております。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  このような対策についても、それぞれ市民の皆さんもあまりわからない。こういうのをもう少しPRしていただいて、また事業主にも十分働きかけていただいて、雇用を万全にお願いしたいなあというふうに思っておりますし、その中で、やはり中小企業・商店等への支援も何か考えられないかと、そういう施策は考えられないのかというふうにもう一度お尋ねしたいと思います。東町の商店街を見ましても、シャッター街と言うのはオーバーかもわかりませんが、シャッターが閉まっている店もたくさんございます。そういう部分から見ても、景気の悪いときの支援が行政としてできないかということを、もう一度お尋ねしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  中小企業さん、また商店の方々に対しての支援の中で市で考えておりますのは、一つ、人材育成支援というものがあろうかと思います。亀山の商工会議所とも連携をして、それぞれの支援センターがいろいろございますが、そこを紹介するとともに、このほかにもいろいろ施策を検討していきたいと思っております。例えば今、人材育成支援という形の中で商店さんに対してお勧めしておりますのが、中小商業レベルアップ推進事業という施策を市でとっておりまして、これにより人材を育成していくという形のものをとっているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  万全の対策を講じられまして、雇用、また中小企業等の支援をよろしくお願いしたいと思います。  それから、大きく二つ目の項目でございます。  安心して子育てのできる環境整備について、3点ほどお尋ねいたします。  子育てについては、政府において子ども手当の支給も始まり、当初は2万6,000円と公約したものが1万3,000円となりました。また、当市においても、市民への公約により中学校までの子ども医療費が無料化になり、子育てがしやすい環境も整ってきましたが、しかし、子供が保育園に入れないとの市民の声も聞きます。  そこで、現在の亀山市における保育サービスはこれでよいのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  現状の保育所のサービスでございますけれども、保育園の開所時間は、通常保育として平日は午前7時30分から午後6時30分までとなっております。また、土曜日につきましては、ほとんどの園で正午までとなっておりますが、亀山愛児園では午後1時まで、野登ルンビニ園は午後5時まで開所しております。  現在の保育所の現状でいいのかということでございますけれども、例えば延長保育、それから夜間保育、また待機児童対策、こういったものについて十分協議する必要があるというふうに思っておりますし、今後それらの方向性といいますか、プランでも示しているように、検討を重ねてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  いろいろ保育のサービスはやられております。また今後の検討事項も今答弁いただきました。  私がここで特に申したいのは、今の例えば保育園に入れない子供さんが何人ぐらいおるのか。待機児童というんですか、そういうような部分でお聞かせ願いたいと思うわけでございます。聞くところによると、三十数名というふうにも聞いております。それであれば、保育園を拡張してでも待機児童ゼロにしてあげたいなあというふうに私は思っておりますので、行政としてどのような考えをお持ちになっておるのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  現在の保育園の待機児童でございますけれども、昨年度、第二愛護園の増築工事によりまして定員を20名増員し、公立・私立合わせて945名の定員としております。しかし、経済状況の悪化等による社会不安の影響や核家族化の進行などによりまして、子供を幼いうちから保育園に預ける人がふえているということもありまして、1・2歳児を中心に入所希望者が増加し、ことし4月1日現在で30名の待機児童が発生しております。来年度、私立の保育園の進出によりまして、定員がさらに20名増員される予定と伺っておりますが、今後も待機児童対策について検討してまいりたいと思っております。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  前向きな答えととっていいのかどうか、ちょっと私も判断に苦しむんですが、やはり待機ゼロという目標を持たないと、第二愛護園が20人増員しましたよと。そうだけども、現在30人待機児童がおるということであれば、何とか一時的な預かりの託児所的なものでも福祉の中で考えられないか、そういう部分の考えは全然持たないのかどうか、再度お尋ねします。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  待機児童対策としまして託児所等を考えられないかということでございますけれども、現在のところ、待機児童対策といたしましては、定員に達していない保育所を案内したり、またファミリーサポートセンターの利用、民間の託児所、これはシルバー人材センターに「ひよこ」がございますが、そちらを紹介させていただいたりということで行っております。ご指摘の託児所につきましては、今後十分検討してまいりたいと、このように思います。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  ありがとうございました。それじゃあ次に進めていきます。  高等学校における授業料の無償化が政府により進めてこられました。私は、幼児教育と小・中学校の給食、副教材の無償化についても必要と思いますが、当市としての考えはないのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  3点ほどご質問をいただきまして、順次お答えをさせていただきたいというふうに思います。  まず、公立幼稚園の保育料につきましては、保護者の方に園児1人当たり月6,000円、年間7万2,000円のご負担をいただいております。また、保護者負担の軽減という点におきましては、国の補助金も活用しながら、公立幼稚園においては減免、私立幼稚園においては補助制度を設けております。幼稚園教育につきましては、義務教育ではなく、希望する幼児が対象であること、また保育園児との負担のバランスもございますので、受益に対する負担は必要と考えているところでございます。  次に、小・中学校の給食費につきましてお答えをさせていただきます。  小・中学校の給食費につきましては、学校給食法第11条及び同施行令第2条に、保護者が負担すべき額として規定されているところでございます。現在、食材費のみ保護者に負担をいただいているところでございます。  次に、副教材についてでございますが、現在、文部科学省より心のノートや英語ノートが、また市からは小学校3・4年生が使用する社会科副読本を無償配布されているところでございます。そのほか図工教材や問題集、資料集につきましては、年間で小学校で約9,500円程度、中学校では約1万8,000円程度、保護者より徴収を行っているところでございます。法律により義務教育の授業料及び教科書につきましては無償となっておりますが、図工教材や問題集、資料集等につきましては、児童・生徒一人一人の作品や学習履歴となることから、受益者負担が妥当と考えているところでございます。
    ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  当然幼稚園については義務教育ではないので保育料は取ると。それから、法律で決まっておるので、保護者から給食、副教材については取るというような答弁、当然私も予測はしておりました。しかし、亀山市の次世代を担っていく子供たちを育成するためには、こういう部分で、今私が無償化と言いましたけれども、無償化までもいかなくても、何か援助でもできないかというふうに思っております。  ちょっと通告していないので申しわけないんですが、例えば給食費、副教材等の滞納の部分、わかればお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  給食費の滞納でございますけれども、現在のところ、滞納者が30名程度お見えになります。その中で、当市の低所得者に対しまして準要保護児童生徒援助制度というのがございまして、低所得者の人については、市の方から給食費とか学用品費とか、修学旅行費の援助を3ヵ月に1遍支給いたしております。そのことで三十数名おる滞納者の中のそれをお支払いさせていただくと、そこから大部分の人が払っていただいておるという形で、現在、実質の滞納者は6名だというふうに考えておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  いろいろ手は打っていただいておると思いますが、やはり滞納者も6名見えると。滞納者の中には、やはり生活の問題、いろいろあろうと思います。そういうものを十分見ていただいた上で援助をしていってほしいなあというふうに思っておりますし、当然私がここで出させていただいたのは、給食、副教材等の無償化に向けてもさらに、国の法律は決まっておりますけれども、自治体としてどのようなこれからの取り組みをしていくのか、これは最後にまとめて、私が申しておる件については市長の考えもちょっとお聞かせ願いたいと思いますので、最後で結構でございます。  それじゃあ次に、高校、大学への進学について、授業料と生活費を給付する給付型奨学金の創設の考えはないか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  議員ご質問の奨学金につきましては、高等学校への進学に対して三重県高等学校等修学奨学金制度等があり、中学校在学中に予約申し込みをいたします。この制度を中学校を通して保護者に周知しておるところでございます。本市におきましても、毎年数名が利用いただいておるところでございます。  またこの制度は、本年度から他の奨学金制度との併用が可能となり、また連帯保証人の年齢制限や住所要件の緩和などの改正が行われましたので、より利用しやすい制度となってきました。高等学校におきまして、本年度から授業料が無償となり、高校生を持つ家庭への支援となっております。大学等の奨学金につきましては、一般的にそれぞれの大学の制度を利用することになり、三重県におきましては、進学時に進学支援利子補給制度が準備されているところでございます。  奨学金につきましては、今日的課題だと認識をいたしておりますが、本市といたしましては、個々のケースにつきまして、県の奨学金制度の周知、説明に努めているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  高校については無償化になってきたので、その部分は要らないと思います。しかし、今答弁の中で聞かせていただいておると、県とか国とかの制度を述べられております。  私がここでお尋ねしておるのは、当市としてそういう制度が創設できないかという質問に立っているつもりでございます。そういう考えはあるのかないのか、再度お尋ねします。教育長、ありましたらお願いします。 ○議長(水野雪男君)  伊東教育長。 ○教育長(伊東靖男君)(登壇)  給付型奨学金の創設を考えているかということでお答えさせていただきます。  現在、当市では亀山市看護師等修学資金を実施しておりますが、高校・大学生等を対象とした奨学金につきましては実施しておりません。県内29市町があるわけですが、この中で既に16市町が給付型奨学金、あるいは貸与型奨学金、こういった奨学金を実施しております。中には大学生だけとか、しばらく市内で勤務したら返さなくてもいいというふうないろんな種類がございますので、いろいろ研究しながら、当市でもそういう奨学金の創設ができるかどうか、検討してまいりたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  看護師、実業型の制度は持っておられると。しかし、私が特にここで申しておるのは、今後亀山市を背負っていただく子供の教育のために、私が申しました給付型奨学金等の制度、県下でも、今教育長の答弁の中ではあるということであります。そういう部分も検討するという答弁をいただきました。できるだけ早い時期にしていただければ幸いかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは次に、安心して暮らせるまちづくりについてお尋ねしたいと思います。  先般、鈴鹿川において、雨の中、市職員、消防職員、消防団員による本年度の水防訓練が実施されました。成果は当然あったと私も思っておりますし、参加されました皆さん方には敬意を表したいと、またご苦労さんでございました。  しかし、訓練により技術等を身につけても、肝心の河川が整備されていなければならないと私は思っております。市内を流れる鈴鹿川、安楽川、椋川、中ノ川等の河川においては、土砂が堆積し、河床が上がってきております。また草が生え、木が茂っております。また山についても、里山、また奥山も荒れ放題でございます。大雨が降ったときにいっとき水が出ますと、大変なことになると思います。そういう部分での水防対策については十分であるのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  水防対策としての河川の土砂堆積等の対応に関しまして、市内の国及び県管理河川における最近の維持管理実績と今後の対応方針についてご説明申し上げます。  鈴鹿川の県管理区間につきましては、平成21年度に関町新所地内久我橋上下流部における河床掘削を実施しており、今年度はその上流部からJR関西本線の鉄橋下流部にかけての区間において実施が計画されております。  鈴鹿川の国土交通省の管理区間につきましては、平成21年度末から国道306号にかかる亀山大橋から県道亀山白山線にかかる亀山橋の区間において、河川内の立竹木の伐採を実施しております。安楽川につきましては、平成20年度に県道四日市関線にかかる両尾橋の上流部で河床掘削を実施しております。また、中ノ川につきましては、平成21年度に三寺町地内の三寺橋下流部から昼生小学校近くにかかる光於堂橋にかけての区間で河床掘削を実施しており、今年度はこの光於堂橋からJR紀勢本線の鉄橋にかけての河床掘削が予定されております。また、椋川につきましては、順次県の方で整備を進めていただいているところでございます。  このように、国・県が管理する河川の土砂しゅんせつにつきましては、河川災害の防止及び河川環境の保全などの見地から、地域からの要望も考慮した上で、緊急性の高い箇所から継続的に実施していただいているところでございます。  また、今後の事業見込みにつきましては、県及び国土交通省の河川関係の維持管理予算が圧縮されているために厳しい状況と伺っておりますが、必要な区間につきましては実施を検討していくと伺っておりますので、引き続いて各河川管理者と十分な調整を図ってまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  いろいろ整備なり対処についてのことをお聞かせ願えました。  実際、鈴鹿川を例にとります。亀山橋のあたりを見たことがありますか。すごいですよ。大水が出たら、当然上から流れたきた流木がひっかかるぐらいの立ち木が立っております。やはりそういうような一つの例を見ても、対策はすぐさま必要だと私は思っております。災害が発生して、何か皆さん方に被害が出たら、これはやはり国の責任だと私は思っております。そういう部分から見ましても、対策は多少講じられておる中で、もっと市から強い要望ができないか。国においても、福祉とか教育とか、いろんな部分での手当の創設なりはできております。しかし、人命を奪う災害については緊急性が必要だと思いますので、そういう部分から見ても、それぞれの自治体から国にそういう要望をもっと上げるべきではないかと私は思っております。国会の中でもいろいろそういうような部分も指摘がされておりますが、やはり地方からも上げていくべきではないかと、かように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、亀山市の地震対策等については、防災計画により対応されておりますが、平素の地震対策についても、危機管理局の組織も整備し、建物の耐震化においても進められております。また、橋の耐震化も進められています。今後、東海地震、東南海地震の発生が危惧されておる中、今後の地震対策の推進を図っていかなければならないと思っておりますので、その対応についてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  片岡危機管理局長。 ○危機管理局長(片岡久範君)(登壇)  大地震に対する現状の対策といたしましては、平成20年5月に策定しました亀山市耐震化促進計画に基づき各公共施設の耐震補強等を図るとともに、一般住宅を対象とした木造住宅耐震補強事業を緊急施策として位置づけ、当市独自の取り組みとして、補強事業に取り壊し要件等を加え、県下でも充実した制度として住宅の耐震化を進めております。また、市内の大工さんや建築士さんで構成された亀山市耐震推進委員会との連携により、木造住宅が多い地域を中心に、各自治会へ直接働きかけたことから、県内でもトップクラスの実績を上げ、当市の耐震化率は昨年度末で約83%となっております。今年度も耐震化促進計画に基づき積極的に事業を進め、平成23年度までに公共施設で100%、対象家屋では90%の耐震化率を目指します。また、各地域で展開する防災訓練や行政出前講座等へ積極的に出向き、大地震に対する普及・啓発を図っていきたいと考えております。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  ありがとうございました。目標も掲げられて、耐震化も進めるということでございます。当然公共施設につきましては23年で100%と思います。それから一般の目標を90%という高い目標でございます。これは、皆さん方がその耐震診断なりを十分されておるのかという部分もさらにPRしていただきまして、地震対策についての推進を図っていただきたいと思っております。こういう部分は、いつ何どき起こるかわかりません。地震については予測ができないと私も思っております。そういう部分からも万全を期していただきたいなと、かように思っております。  訓練等につきましても、防災訓練を中心に各地域で亀山市の防災訓練をやられておりますので、そういう部分からもさらによろしくお願いしたいなと思っております。  それから、次、最近各地で凶悪な殺人事件とか凶悪な事件が発生しております。市内ではそのような凶悪事件は聞いておりませんけれども、空き巣、盗み等の事件が多く発生していると私は聞いております。防犯対策はこれでよいのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  片岡危機管理局長。 ○危機管理局長(片岡久範君)(登壇)  防犯活動の状況につきましては、亀山市防犯委員会等の協力により防犯に対する意識高揚を図り、住民の自主的な防犯活動を進め、警察署、その他関係機関と連絡を蜜にして、空き巣、車上ねらいの被害防止等に努めているところでございます。また、振り込め詐欺や新しい形態の犯罪防止にも重点活動として取り組んでいるところであり、防犯委員さんが中心となって行っていただく各地域での防犯懇談会や、警察署から発信されるSOSネットワークの情報により、速やかに地域の安全を図っていただけるよう、住民の自主的な防犯活動を積極的に推進してまいります。 ○議長(水野雪男君)  梅本市民部長。 ○市民部長(梅本公宏君)(登壇)  防犯対策ということで、市民部が担当いたしております地域の防犯対策の一つといたしまして、防犯灯施設に対する補助金交付要綱に基づき、自治会が設置する防犯灯設置費に対して、2万円を上限として3分の2の補助金の交付いたしております。平成21年度におきましては117基、117万8,800円の補助金を交付しております。また、自治会が設置し管理をしておる防犯灯の電気料金につきましても、防犯灯管理費補助金として全額の1,275万6,837円を交付いたしているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  防犯対策については防犯委員さんを中心に活動してもらっておりますが、地域で見ますと、例えば今、補導センターですか、青色パトロールで深夜までやっていただいておる。また地域においては、和田南部地区の青色パトロールを走らせてもらっております。そういうので啓蒙もできるかなというふうに思っております。特に青少年の育成の問題と防犯も兼ねた深夜までのパトロールについては、非常にありがたく私も思っております。特にパトロールが走っておれば、盗みもしにくくなるだろうというふうに思っておりますので、今後もさらにそういう部分についてご検討していただいて、充実を図って、市内全域お願いしたいなあというふうに思っております。よろしくお願いしたいと思います。  それでは、次に交通対策についてお尋ねいたします。  先般も国道1号線で死亡事故が発生いたしました。当市の交通対策も死者ゼロを目指して頑張っておられると思っております。特にまた小学校の児童に対しても、地域の皆さんにより見守り隊の活動により、児童の安全が確保されていることに対しましては敬意を表したいと思います。  その中で、亀山市の交通対策は万全であるのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  梅本市民部長。 ○市民部長(梅本公宏君)(登壇)  交通安全対策といたしましては、市長を会長とした亀山市交通安全協議会において、交通事故のない明るい社会づくりなどを目的に、亀山地区交通安全協会や亀山警察署、関係団体と連携・協力し、啓発運動を実施しているところでございます。議員も申されたように、先般6月4日に関町市瀬地内で交通死亡事故が発生いたしました際には、6月4日、5日、7日の3日間、亀山地区交通安全協会及び亀山警察署交通課と連携し、関町市瀬地内の国道1号線沿いで交通安全緊急啓発運動として、ミルミルウェーブの活動を実施したところでございます。また、四季の交通安全運動の期間におきましては、関係機関と連携した出動式を初め、交通安全啓発物品の配布や市庁舎に懸垂幕、広報、ケーブルテレビなどを通じ、交通安全を呼びかけているところでございます。また、交通安全シルバースクール、子ども交通安全教室を開催し、交通安全意識の醸成に努めているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  特に啓蒙なり意識の醸成、向上ということで対策はされております。そういう部分は、私もこれでいいのかなというふうに思ってもおりますが、しかし、交通安全の施設、例えばガードレールなり歩道の設置なり、これが万全であるのか、これからどのように進めていくのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  道路施設による交通安全対策ということでございますが、特に児童・生徒の通学路となっている道路につきましては、側溝にふたをし、外側線の設置、路肩舗装をカラー舗装で行う等、車道と歩道を識別化し、また交差点内の車道につきましても、注意喚起として、路面表示であるとかカラー舗装等を行い、交通安全対策に努めているところでございます。横断歩道や信号機の設置に関しましても、地元自治会や公安委員会との連絡・調整を図りながら進めております。今後も地域のご要望にこたえられるよう、鋭意努力をしてまいりたいと存じます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  鋭意努力されております。しかし、私、先般も事故に遭遇したわけです。楠平尾地区の私どもの家から楠平尾野村線、いわゆる農免道路の交差点で事故が発生している。あそこも子供の通学路でございます。私も以前から、そういう部分からもとらえて整備の要望はお願いしておったんですが、いまだに姿が見えてきません。そういう部分からも、一つを例にとってもそのようなことでございますので、これからの対策、それぞれの自治会等からも、また学校等からも要望が出てきておると思います。啓蒙も大事だと思いますが、施設も私は大事だと思いますので、その点、考えがありましたらお聞かせ願いたい。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  道路の整備につきましては、例えば歩道の整備を新設するであるとか、改良の方法も抜本的な改良方法もあろうかというふうに存じます。ただし、地形や道路の状況、交通状況、またネットワークの特性であるとか、沿道の立地状況等々、また新しく歩道設置であるとか交通安全対策をするに当たっては、地元の土地のご提供とか、そういった調整等も図っていく必要もあろうかと思います。そういったものを含めまして、市民部のソフト事業とあわせて連携を図り、地元との調整を図りながら交通安全対策を進めてまいりたいというふうに存じます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  そういう推進によろしくお願いしたいと思います。
     それでは次に、行方不明者の対策についてお尋ねいたします。  先般5月16日に、「安心めーる」にて75歳の方が行方不明になったとメール受信しました。その後どうなったのかなあというふうに私は気にかけておったんですが、見つかったのかなあというふうに思っておったんですが、5月27日に発見されたとのメールを受信しました。その方は亡くなっていたとのことでございます。発生から発見まで約10日余り経過していたとのことですが、そういう部分から、市はどのような対策を講じているのか。個人のことやで個人にお任せするのか、どういう考えを持っておるのかお聞かせ願いたいと思いますし、最近は高齢化により徘回される方も多くなってきていると聞いております。このような事案に対して対策は講じているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  片岡危機管理局長。 ○危機管理局長(片岡久範君)(登壇)  行方不明者の捜索依頼に対する対応につきましては、警察署等からの一報を受けた後、直ちに行方不明者のご家族等から詳細な状況、捜索に対する意向について聴取した上で、かねてから市関係部署で調整しております申し合わせに従い、早期に捜索活動を開始することとなっております。この申し合わせでは、危機管理局は捜索に必要な情報等を得るための関係機関への連絡・調整を行い、消防本部は消防団とともに捜索活動を主な任務とし、それぞれの部署がそれぞれの役割を確実に遂行することで、行方不明者の早期発見に努めているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  当然危機管理局としては、元でございますので、対策は講じられていると。当然消防についても、消防団にお世話になったり、職員で捜索をされておると思いますが、これはやはり根本的な問題が出てこようと思います。先ほど申しましたように、高齢化によって徘回者がふえるという部分から見たら、福祉の問題だと私は思っておりますが、福祉の答弁がなかったので、非常に残念でございます。やはりこの部分については、福祉がこれから先どのように対策を講じていくのか、お聞かせ願いたい。福祉が急であれば、市長なり、副市長、どなたかすぐに答えられる方にお願いしたい。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  高齢者の徘回対策ということでございますが、最近、認知症により徘回する高齢者は増加をしております。これは市内でも見られることでありまして、ご質問の対策につきましては、亀山市老人日常生活用具給付事業におきまして徘回探索装置の給付を行っております。この事業は、GPS機能で高齢者を捜し出す仕組みでございまして、徘回が見られる認知症の状態にある高齢者の家族に対し、携帯電話程度の大きさの探索端末を給付し、高齢者が外出時に所持することで、徘回等行方不明になったときに居場所を特定できるものでございます。この機器につきましては、加入料金が発生しますので、その部分は5,250円でございますけれども、市で負担し、毎月の利用料としまして、月額525円でございますが、これは個人負担となっております。  またほかに、地域の方の見守り体制の整備が大切でありますことから、認知症サポーターの養成を行っておりまして、養成講座を受講していただきまして、認知症に対する正しい知識を持ち、認知症の方や家族を支援することといたしております。市におきましては、高齢障がい支援室内の地域包括支援センター、「きずな」と申しますが、こちらにおいて養成講座を開催し、平成22年3月末現在で233人の養成を行い、地域で活躍をしていただいているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  福祉でもかなりの対応はしていただいておるというふうにお聞かせ願えました。これは市民にもっと周知して、このGPS機器を持てるようにしていただければ、とうとい人命が失われなくても済むんじゃないかというふうに思っております。そういう部分から、それぞれの各持ち場で連携をとっていただいて、万全を期していただきたいなと、かように思っております。  それから、次にですが、全国的にグループホームとか遊技場等の火災が発生しております。民家においても死者の発生する火災が最近多くなってきているのかなというふうに私も思っておりますが、その中で、先般も新聞で見たかと思うんですが、当亀山市の消防本部においても、立入検査を即実行されておるのは、非常に対処が早かった、ご苦労さんだなというふうに私も思っております。  そこで、今後の火災防止の観点から、どのように火災予防対策を推進されるのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  渥美消防長。 ○消防長(渥美正行君)(登壇)  宮崎議員のご質問にお答えを申し上げたいと思います。  先ほどの火災に関するご指摘でございますけれども、まずもってご理解いただきたいことは、亀山市における今の火災の現状、後ほど全国的なものも申し上げますけれども、まずそれであろうと、このように思います。  本市の火災の発生状況、ちなみに昨年1年間の発生件数は、トータル的に24件でございます。そのうち住家火災、建物火災が4件であります。もちろん負傷者もゼロと、昨年1年間ではそういう状況であります。前年と比較しましても、トータル的にマイナス9件であり、住家火災にあってはマイナス15件であったと数字的には出ております。私こちらへ着任をさせていただいて、今の実態というのはいかにと、このように精査をさせていただきました。過去10年の統計を見てみましても、ちょうど平成15年がピークでございます。トータル的に50件。半分の二十数件が建物火災である、こういう数字上の顕著なあらわれであります。先ほど来から出ておりますいろんな面での議員ご指摘の安心・安全、ちょうど平成16年ぐらいから、危機管理の面から国民全体の中で安心・安全が叫ばれ、防犯もしかりでありますし、こういう危機管理の面でもトータル的に叫ばれ、行政が主体的にとらえたという中で、当市におきましてもしっかりとした財政投資もされたわけであります。こういった面からして、亀山市民の防災意識は非常に高まりを見せたんではないかなあと、このように考えております。そしてまた、もちろん61年に及ぶ歴史でありますけれども、地域に根差した活動、消防団の存在価値もありますし、消防団員のこれまで長年に培ったノウハウ、あるいは育成、こういったものが根づいたものではないかなと思います。ことしに限りましては、昨日までに火災件数8件、不幸にしてこの3月には少年1人がけがをしておりますけれども、住家火災が1件と、こういう極めていい方向で亀山市においては進んでおります。  全国的には、先ほどご指摘がありましたように、自力で避難できないグループホームに入所されているご老人が多数犠牲になっておるという実態でありますけれども、当市におきましても、いろんな角度で立入検査を実施させていただいております。トータル的に施設総数は16件ありますけれども、すべて対応しております。ただ、内情を見ておりますと、期限はまだ余裕があるわけでありますけれども、スプリンクラーの設置とか、あるいは避難誘導、あるいは自主的な消防訓練、こういったところがまだまだおくれておるのが実態でございます。この実態というのを、まさに消防本部として、関係団体としっかり連携を図りながら今後の活動を進めてまいりたいと思っております。いずれにしましても、市民の皆さん方の防火意識がいかに高まるか、これが課題だと、私たちもそれが重点であろうと、このように考えております。いろんな面でまたご指導をいただければと思います。以上でございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  私も消防職員でございました。当時、私が在職しておる時分には、先ほど答弁の中にありました50件、それ以上に60件もあった時期がございました。そういう中で、皆さん方の平素の努力、また市民の皆さん方のご理解でこれだけの件数に減ったものというふうに私は理解しておりますし、今後、防火管理体制、さらには火災予防の市民に対する対策も十分講じていただきたいなというふうにお願いして、終わりたいと思います。  それでは次に、亀山市の農林業政策の向上についてお尋ねいたします。  最近、農業においては非常に経営が難しく、赤字になることがほとんどと聞いております。そのような中、今までには鳥インフルエンザとか、また最近では牛・豚の口蹄疫の発生、国としても対策には苦慮されております。特に宮崎県を中心に口蹄疫が発生しております。主体の県として、平素のご苦労に対しての敬意を表したいと思います。  昨年、国において政権がかわったとき、稲の戸別所得補償制度が出され、私どもにも6月中に申請するようにとのことであります。これは私はばらまきであると思っておりますし、抜本的な解消になるのか疑問に思っているところでございます。このような戸別所得補償制度を満足に思っているのか、今後亀山市の農業政策をどのように考えているのか、取り組みについてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  亀山市の農業政策についてでございますが、まず本年度から始まっております戸別所得補償モデル対策についてでございますが、この対策としましては、日ごろから米農家については赤字に陥っておりまして、市として全体的に支援をさせていただくということは非常に困難の中、国においてこういう対策を、1戸当たり販売農家に対して1万5,000円という支援が出されたという形の中では、それなりに評価はさせていただいておるところでございます。亀山の農家は、米農家だけでなく、野菜生産農家、畜産農家、お茶農家と、さまざまな農家があるところでございます。その農家につきましては、今たちまちこういう施策をというものはございませんが、今後は、農家の方々とさまざまなお話し合いの場も持たせていただきまして、農家の生の声を聞かさせていただいて、課題・要望をいただいて政策につなげていくというような考えを持ってございます。そんな中で、今、地産地消という形の中で取り組んでございますのが、学校給食に対して、その方々と協議をしながら取り組んでいるところはございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  当然皆さん方の声を聞いてこれからの対応と。私、ほかの議員さんもそうですが、農業政策については、ずうっと以前から毎回毎回のように訴えておる。今、農家の皆さんの生の声を聞いて対策を考えると。生ぬるいんじゃございませんか。私から見たら、今まで議員それぞれ提案されておる中でも、今の答弁の中では、対策は私は遅いんじゃないかというふうに思っております。特に新しく1年間市長もされました、そういう部分から見て、今までの部分も、また考えは後でお聞かせ願いたいと思います。ちょっと苦言でございましたが、呈しておきたいと思います。  次に、豊かな亀山の森林を守るための施策は今後どのように考えていくのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  林業施策につきましては、昨年12月に国の方で、森林林業の再生に向けた政策という形の中で森林林業再生プランが示されたところでございます。その主な内容といたしましては、今後10年以内に外材に打ちかつ国内林業の基盤を確立する。林業木材産業を地域産業として再生する。また安定供給体制を構築して、強い木材産業を確立するというような内容になってございます。そんな中で、まだ具体的な施策は示されておりませんが、その施策が示され次第、市としても取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  この森林対策については、私どもの会派の小坂議員が今までもるる質問なり要望なりしておられます。私は私なりに考えてみますと、森林を守り立派な木を育てるためにも、例えば地域の木材を使った建物、今現在関中学校でも地産の木材で建築されておりますが、公共施設の木材化とか、そういう部分の利用促進も図っていただくなり、そういうふうな部分から見て地元の亀山の森林を守るという努力していただきたいなと思っておりますし、また材木のチップ化によるバイオマスの利用についてどのように考えられておるのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  まず1点目の、地域木材の利用を公共施設にというところでございますが、これにつきましても、農林水産省の方からもそういうふうに今回のプランの中で位置づけもしてございます。ですので、市といたしましても、プランが具体化され次第、そういうふうに取り組んでいきたいと思っております。  それからもう1点、バイオマスの関係でございますが、そんな中で、いわゆるC材と言われるチップ材が多量に出てまいりますことから、木質バイオマスへの利用についても調査し、いろいろ研究をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  いろいろな答弁をいただきました。私は自分なりに考えも述べさせていただきましたが、今までの部分で、市長の所見がありましたらお聞かせ願いたいと思います。まだもう一つ私は持っておりますので、今まで申しました部分のみお願いしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  宮崎議員のご質問にお答えをさせていただきますが、議員のご質問、非常に多岐にわたってご質問いただいております。いずれも市民にとって、また亀山市にとりまして、課題を抱えたり、今後に対してこうあるべきだというご提言であったというふうに思っておりますが、二つに分けて、例えば経済、地域産業、今の農業、雇用と、こういう分野と、それから市民の皆さんの安心・安全にかかわる交通対策であったり防犯対策であったり、こういう両面が根幹にあるんだろうというふうに感じさせていただいておりました。  やはり地域経済、雇用政策といいますか、この部分は、国・県・市町村の中でそれぞれ役割があるんだろうと。ここを明確にしながら、国・県の制度も大きく動いておりますので、その中で亀山市としてできることをしっかりと手を打っていきたいと、このように感じさせていただいておるところでありました。  それから防犯、交通、それから徘回の問題、子育ての問題、ご指摘をいただいておりますけれども、しかしその中に、亀山市のまちの特徴といいますか、市民の皆さんのさまざまな取り組みと行政の取り組みがうまくかみ合いながら、今日まで培ってきた大きな財産があるんだろうというふうに思っております。これを総合的に高めていくような施策展開であったり、市民の皆さんとの信頼や協働のあり方をさらに模索していく必要があるんではないかということを改めて感じさせていただいたところでございます。個々の質問、具体的なご指摘もございましたが、庁内でしっかり受けとめさせていただきながら、改善努力をいたしてまいりたいというふうに考えておるところであります。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  ありがとうございました。市長の思いもよく聞かせていただきました。今後の推進をよろしくお願いしたいと思います。  最後になりましたが、亀山市の財源確保についての考え、特に亀山市の税収減に対してどのように考えておられるのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  広森総務部長。 ○総務部長(広森 繁君)(登壇)  長引く景気の低迷から、企業収益の落ち込みによります法人市民税の減収、また固定資産税の大幅な減収が見込まれることに加えまして、今後、公債費の償還のピークを迎えるといったことから、本市の財政運営は非常に厳しい状況になることが予想されております。このような中、行財政改革などによる徹底した歳出削減への取り組みはもちろんでありますが、自主財源の確保への取り組みを図ることも不可欠でございます。地方分権の推進に伴い、自己決定・自己責任を確立するため、自主財源の根幹をなす市税収入の安定的な確保や収納率の向上が極めて重要であると考えているところでございます。市税等の収納対策を引き続き強化することはもちろんでありますが、企業立地政策による安定的な市税収入の確保、また公共施設の使用料などについては受益に応じた負担の適正化を図ることや、未利用資産の売却や有効利用を進めるなど、財源確保に向けた取り組みを積極的に推進する必要があるというふうに考えているところでございます。また、住環境等の整備を進めることによりまして、働くまちから住むまちとしての魅力を高め、定住化による税収の確保につなげることも重要ではないかなというふうに考えております。若年就業者の市内居住を促すためには、子供を安心して産み育てられ、未来に希望が持てるまちとなるよう、保護者の不安や負担を軽減する幅広い子育て支援など、暮らしの質を高める諸施策を実施いたしまして、まちの魅力をトータルに高め、亀山に愛着を持ち、将来にわたって住み続けたくなるようなまちづくりを進めることも重要ではないかなというふうに考えているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  いわゆる財源については非常に国においても厳しいものだと思っておりますし、国でも消費税の増税とか、いろいろな部分でも公債費等のあれを出すというふうに思っています。特に私も、例えば亀山市で事業を起こす場合、公募型市民債とか、そういう公募債はできないのかというふうにも思っています。先ほど総務部長の答弁の中では、まちづくりをして定住化を図ってやっていくという答弁でございました。私もいろいろな部分できょうは提言もさせてもらい、いろいろ要望もさせていただきましたが、そういう部分もこういう部分につながってくるものと私はしておったわけでございます。  そういう中で、特に今回お聞かせ願いたいのは、市民公募債とか、そういう部分を発行するのかどうか、考えはあるのかどうか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  広森総務部長。 ○総務部長(広森 繁君)(登壇)  市民公募債の発行はどうだというご質問でございますけれども、私も4月でしたか、総務委員会の方の視察に同行させていただきまして、いろいろと勉強させていただきました。その中で、いろいろ公募債のメリットなりデメリットなりお聞きをいたしておりますので、また市長の方のマニフェストにも書かれておりますので、今後十分な検討をさせていただきまして、発行できる状態になれば、市民の皆さんにぜひとも活用いただきたいなあというふうに思っておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  宮崎勝郎議員。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  財源確保につきましては、特に国も、それぞれの地方公共団体にしても、各自でいろいろ模索し、苦しんでおる部分でもございます。当市もいっときは、先ほど申しましたように伸び盛りでございましたが、今、考えてみますと、多少下がりぎみかなというふうにも思っております。そういう部分、税については非常に各地で論議されております。例えば住民税の10%減税とかいろいろな部分が各地で、国においては先ほど申しましたように消費税の増税とか、逆に住民税の減税とか、いろんな部分で取り組まれております。亀山市としては、今後そういう部分から見て、市長はどういう考えを持っておるのかお聞かせ願いたいと思いますし、非常に苦しい時期ではあろうと思います。この部分を乗り越えて、明るいまちづくりに励んでいただきたいなと。市長の考えをもう一度、所見がありましたらお聞かせ願いたいと思います。それで終わりたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  市長の所見はということでございますが、やはり大きく国と地方の役割分担、あるいは地域主権といいますか、こういう変化の中にあります。亀山市は、亀山市の地域の力を本当に結集して、この変化を乗り越えていくという大事な局面であるというふうに思っております。もちろん財政のことや市民生活や産業のこと、いろんな課題は、きょうもご指摘いただきましたが、たくさんありますけれども、そういうものを本当に市民の皆さんと行政が協働しながら、創意工夫と責任を持って力を合わせて乗り越えていくと、そのことが大事ではないかというふうに思っておるところでございます。  いずれにいたしましても、分権時代の中で亀山市がこれからも持続的な発展を遂げていけるよう、そして財政の問題、今行財政刷新会議で庁内で議論させていただいておりますけれども、できるだけ早くそういうトータルの方向や具体策をお示しさせていただきたいと考えておりますので、議員並びに市民の皆様方のご鞭撻をよろしくお願い申し上げたいと存じます。 ○9番(宮崎勝郎君)(登壇)  どうもありがとうございました。これで終わります。 ○議長(水野雪男君)  9番 宮崎勝郎議員の質問は終わりました。  質問の途中ですが、10分間休憩いたします。               (午後 2時51分 休憩)
      ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――               (午後 3時02分 再開) ○議長(水野雪男君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、7番 前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  市民クラブの前田耕一でございます。  サッカーのワールドカップ南アフリカ大会で、日本代表チームが先日の予選リーグの初戦にカメルーン代表チームを破って、決勝トーナメントに向かってさい先よいスタートを切ってくれました。そんなことで、今週は、きょうのような梅雨時の気候が苦手な私もあまり気にすることなく、気分よく6月議会に臨んでおります。今からの質問に対しても、私の意に沿った明快な答弁をいただき、日本代表チームの勝利と同じように、気分よく一般質問が終われることを期待して、通告に従い、早速質問に入らせていただきます。  まず最初に、公営施設の管理について3点をお伺いいたします。  市内の公園には、遊具、トイレ、ベンチなどの施設・設備が設置されております。しかし、すべての公園に設置されているわけではなく、一部の公園にしか設置されておりません。  そこで、まず1点目として、公園における設備・施設の設置基準はどのようになっているのか、お伺いいたします。よろしくお願いします。 ○議長(水野雪男君)  7番 前田耕一議員に対する答弁を求めます。  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  遊具の設置基準についてというご質問でございます。都市公園等を設置する場合、どの遊具を幾つ設置しなければならないといった国や県の一律の基準はございません。また、亀山市においても、市独自の遊具の一律の基準はなく、公園個々の位置形状や利用形態、また公園周辺の地域のご意見を踏まえ、個別に検討し、設置しているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  そうしますと、今現在施設がある地域の公園以外に、例えば新たに設置の要望がもし出た場合、それについての判断をされる方向性というのは定めておるんでしょうか、確認いたします。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  先ほどもご答弁させていただきましたように、基準というものはございませんので、地域のご意見を踏まえて、その場に設置をするべきかどうかというのは個別に議論し、判断してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  あと数件質問を抱えておりますので、この件につきましてはこれで終わりますけれども、どの所管で検討・協議されるかというのが本当はお聞きしたかったんですけれども、もしそういうケースが出た場合に、どこでするかということは、はっきりした明確な方向性を出しておいていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  では2点目として、今度は公園内の遊具について限定してしまいますけれども、遊具についてお伺いをいたします。  市内の公園、都市公園とか農業公園等ございますけれども、ここに設置して現在、亀山市として管理している遊具の種類と数量はどのぐらいあるのか、お示しいただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  遊具の種類と数量ということでございます。農業公園についてはちょっと把握してございませんが、亀山市の都市公園は、現在81公園でございます。そのうち遊具があるのは56公園でございます。遊具の主なものとしては、複合遊具が14基、ブランコが39基、滑り台38基、砂場も遊具という考え方で30ヵ所、ジャングルジム14基、鉄棒30基、シーソー4基という状況でございます。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  農村公園の遊具の関係でございますが、農村公園の場合は、地元と管理委託契約を締結しておりまして、管理を地元にお願いしておるところでございますので、数量等については把握してございません。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  都市公園の方は56公園で、相当多くの遊具が設置されておるようでございますし、農村公園、今所管部長が、数は把握していないけれども、そこそこの数の遊具は設置されているのは多分確認されてみえると思うんですが、管理につきましては、農村公園は地域の自治会に、コミュニティーか自治会かわかりませんけれども、委託されて管理されてみえるということに理解をさせていただきますけれども、都市公園の方、56公園の遊具の管理は、どちらの方へお願いしてもらっているんでしょうか、確認いたします。それから、その管理の方法もあわせて答弁いただければ幸いです。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  公園の維持管理につきましては、現在、亀山市地域社会振興会が指定管理者になっております。その指定管理の業務の中で遊具の安全点検に関して実施しています。その点検に関しましては、国の指針であります、都市公園における遊具の安全確保に関する指針及び日本公園施設業協会の遊具の安全に関する基準に準じまして、亀山市公園遊具等点検実施要領に基づきまして実施いただいているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  幸いにして市内の公園遊具による大きな事故は、亀山市の場合発生していないというふうに私は理解しておりますけれども、実際にこういう施設がある以上は、いつ何どき事故が起こるやもしれません。事故の原因につきましても、公園遊具等の不備とか遊具そのものの構造、あるいは本人、保護者の不注意などがほとんどと考えますが、起こってからでは遅過ぎると思います。  そこで3点目としまして、安全管理に向けた管理計画について、具体的な計画が策定されているのかをお伺いしたいと思います。先ほど部長の方から、国交省の方で策定されております都市公園における遊具の安全確保に関する指針のご答弁がありましたので、多分この指針に基づいて管理計画がなされていると思うんですけれども、その管理計画がどの辺まで周知されているのかなあというのを疑問に感じているんですね。  例えば、これは確かに都市公園となっていましたけれども、公園であれば、都市公園であっても農業公園でも一緒かと思うんですけれども、農業公園の方まで周知は行き渡っているかどうかとか、あるいは指定管理にしている地域社会振興会の方へも十分周知されて、理解されてみえるかどうか、その辺のところを確認したいと思います。  それと、これにあわせて、日本公園施設業協会という組織で、これは社団法人の組織と聞いておりますけれども、遊具メーカーの自主基準として、遊具の安全に関する基準を策定しておられるようでございます。ここが、多分国交省の指導のもとだと思うんですけれども、保護者や指導者対象の遊具利用の手引書、「なかよく遊ぼう安全に」という手引書らしいんですけれども、こういうのを作成して、啓発活動用として、保育園とか幼稚園とか、小学校に過去配布されていたようです。これが市内の保護者、あるいは指導者対象に過去に配布されて、現在も生きてそれが有効に活用されているかどうか、その辺のところを確認したいんですが、よろしくお願いいたします。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  管理方法とその指導等につきまして、それぞれ1件ずつご質問をいただいております。  まず管理計画、管理方法につきましては、先ほどもご答弁申し上げました亀山市公園遊具等点検実施要領に基づきまして、地域社会振興会の方で点検等を行っていただいておるところでございますが、その点検回数としましては、専門業者による安全点検が年2回、日常点検が週1回程度となっております。なお、専門業者による安全点検結果をもとに、修繕を必要とするものを的確に把握するとともに、年次的で効率的な遊具修繕を実施しており、また指定管理者からの毎回の報告を市担当室でその都度確認しているところでございます。  また、先ほど2点目としまして、保護者への手引書の指導等につきましては、今その情報はございませんので、後ほど確認の上、ご答弁申し上げます。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  農村公園につきましては、委託契約書の中に、地元さんにおきまして施設の管理を行っていただきまして、その管理の中には、遊具の保守点検とか修理というような項目はございますが、管理計画についてはうたっていないところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  3回目に入ります。  表向きの計画とか管理は行われているように感じますけれども、実際に遊具を見てみますと、必ずしもきっちりと管理されているように見えない部分というのが結構あるんですね。この指針の中とか、日本公園施設業協会の遊具の安全に関する基準を見てみましても、例えば遊具の支柱のところへはゴム系の資材を活用して、倒れて頭を打っても支障のないようにとか、あるいは基礎部分の角張ったところが出ないようにとか、あるいはないようにとか、あるいは基礎部分は地中に埋めておきなさいとか、そういうようなものが多分明記されていると思うんですよ。例えば滑り台とかブランコの着地部分は水たまりにならないようにとか、だからそこへマットを置いてというような安全確保とか、こういうことも結構書いてあると思うんですけれども、そういうところを見てきますと、まだ結構漏れというのがあろうかと思いますので、再度チェックしていただいて、的確な対応をお願いしたいなあと。特に事故というのは、子供さんが4歳から6歳が一番多い。それから1歳から3歳というふうになっておりますので、やっぱり相当ナーバスな対応をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  なぜ私が今回こんなことを質問させてもらったかと申しますと、今回は遊具を申し上げましたけれども、例えばベンチ、コンクリートのベンチがございますね、あちこちに。その角が全部角張っていますわ。ああいうのなんかもちょっと丸みをつけるように削ってもらうとか、ゴムでとめて、倒れても頭を打たないようにとか、そういう配慮ということも考えていただきたいなということ。それから、管理の中では、例えばトイレなんかでも、ここで言ってしまっていいのかわかりませんけれども、天神の親水公園、トイレなんかもずうっと使えませんわね。何のためにあるんだというような感じで、使用禁止になっていますけれども、あるいはますみ児童公園の遊具のペンキが本当にはげてしまって、ほとんどないとか、そういうのを見ておりますと、本当に管理がきちっと対応できているのかなあというふうに疑問を感じたから、今回この質問をさせていただきました。  社会振興会なんかも、先日の新聞に出ておりましたけれども、公園安全見守り隊というボランティア募集というのが入っておりましたけれども、こういう方なんか、確かにご努力いただいてチェックはしてくれると思うんですけれども、先ほど言いましたような、安全対策に対する指針なんか十分に目にとめてもらっているかどうか、あるいはそこまで指導されているかと。多分されていないと思うんですよ。先ほど言いました公園施設業協会では、遊具の日常点検講習会というのを毎年やっているらしいです。そこへ管理者のどなたかが行って受講して、管理のエキスパートとして対応していくような行政の姿勢を出していただければありがたいと思います。答弁は必要ございませんので、これで公園に関する質問を終わりたいと思います。  2件目としまして、校庭芝生化モデル事業についてお伺いいたします。  学校グラウンドの芝生化については、私自身の夢でもございますし、今回の事業が良好な結果となって後に続くことを切に願っておりますが、それだけにモデルケースとしての南小学校運動場の芝生化事業が順調に進捗・成功することを期待して、3点をお伺いいたします。  まず1点目として、この事業は、当初は鳥取方式によるポット苗による芝生化と聞いておりましたが、まき芝による芝生化に工法が変更になったとお聞きしております。工法変更の経過内容と、その理由についてお伺いいたします。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  ただいまご質問の芝の方式でございますけれども、鳥取方式は、繁殖力が旺盛で、踏みつけによる損傷の回復力が早い芝を使った、子供が遊べる環境を維持するだけの必要最小限の維持管理作業を行う方式であり、その芝生化の手法の一つとしてポット苗移植がございます。この手法は、芝の芽をポットで2ヵ月程度育苗し、生育した芝苗を校庭に移植する方法であり、コスト面や施工手間などから全国的な注目を浴びているところでございます。本市において校庭の芝生化を行うのに当たり、鳥取市や県内など、芝生化を行った箇所の見学を行うとともに、関係資料や聞き取りによる施工例の情報収集により、土壌環境など、地域的な課題や苗の入手方法など検討を重ね、さらに研究をしてまいったところでございます。芝苗の移植方法には、ポット苗の移植のほか、張り芝やまき芝工法などがあり、当工事の設計を行う上で、改めて経費、施工手間、養生期間、維持管理面などから工法を比較検討いたしました。その結果、まき芝工法を当工事に取り入れた次第でございます。この工法は、張り芝に使用する切り芝をほぐした芝苗を人力で均等にばらまき、専用の機械で表土に混入した後、転圧する工法であり、低コストで施工も簡易であり、ポット苗に比べて養生期間もやや短く、芝の根が均等に行き渡るため、凹凸が出にくい特徴があるため、今後の維持管理も含めて有効な工法であると判断し、採用したものでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  ポット苗からまき芝に変更になったと。多分どちらの方法によっても、芝そのものはティフトン・バミューダグラスということで、生育、あるいは完成してからの支障についても特別影響はないかと思うんですけれども、3月の予算委員会も含めて、あるいは一般質問も含めて、あるいは質疑も含めて、多分議員諸氏すべてがポット苗というふうにイメージしていたと思うんですわ。いつの間にかまき芝に変わったと。質問も答弁もポット苗を前提に進めておりましたので、もし変わったんであれば、何らかの方法で教育民生委員会なりでご報告いただければよかったなあと。  といいますのは、多分理事者側も、それから教民委員会も、あるいは学校の校長先生ら地域の関係者も、ポット芝の工事は、見学、あるいは視察に行かれてみえると思いますけれども、まき芝はどんなものか全然見ていないと思うんですね、恐らく。だから、そういうところの対応は漏れのないように、的確にお願いしたいと思いますので、今さら言ってもしようがございませんけれども、特にその辺のところをちょっと苦言申し上げて、2点目の質問に入ります。  9月の運動会は芝生の上で実施したいと、目標もおありのようですが、工事の現況と、9月に向けての今後のスケジュールについてお伺いいたします。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  芝生化の工事の現況でございますけれども、5月中旬から芝生に自動散水を行うためのスプリンクラーを設置し、またスプリンクラーを太陽光発電により制御するコントローラーの設置工事を行ったところでございます。引き続きグラウンドの表土の攪拌及び施肥等を行い、芝の植えつけに適した土壌改良を行ったところでございます。本日朝から芝苗を植えつける作業を行ったところでございまして、先ほど休憩時間に報告を受けましたけれども、まき芝をして、それを転圧するみたいな形で、今作業を大部分行っているというふうに聞いております。植えつけ方法ですけれども、先ほど言いましたように、切り芝をほぐした芝苗を人力で均等にまいて、専用の機械で表土に混入していくと。転圧を行い、植えつけを行う作業でございます。また、来る19日の土曜日には、亀山南小学校PTAを中心とした芝まきの体験も予定されていると聞いておるところでございます。また南小学校の子ども会では、プロジェクトみたいなチームを組んで、この南小学校の芝生化の研究も行っていると聞いております。この植えつけ作業が終了次第、芝生植生管理のための養生期間をとり、芝生の育成状況を見ながら、芝刈り、散水、施肥などを実施し、9月上旬から使用を開始する予定をいたしておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  きょう芝をまいて、いよいよ本当に姿形、工法がわかってくるような状況かと思うんですけれども、芝生は生き物ですから、9月に運動会に使うという形までできるとしまして、施工業者から工事終了で引き渡しがございますわね。これはいつの時点になるんですか。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  引き渡しの予定は、10月上旬を予定しておりまして、それまでに少し管理もしていただきたいというふうに工期をとってございます。工期は、契約上は10月12日といたしておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  じゃあ3点目の質問に入ります。  工事が終了して、そこで終わりますけれども、先ほど言いましたように、生き物ですから、そこからが芝生は大事だろうと思うんですね。そこからの管理は、だれがどのように、どうやってやっていくのかということ。その辺のところの具体的なスケジュール、あるいは半年計画か年間計画かわかりませんけれども、具体的な10月以降のスケジュールはできているのかどうか、お伺いします。
    ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  芝の維持管理といたしましては、散水や芝刈り、施肥、除草などから、破損箇所等の修復や土壌改善等、さまざまな要素に対して対応が必要となってまいります。また、グラウンドの使用状況や気候などの自然環境によっても維持管理の程度や範囲については大きく異なることがありますので、芝の育成状況を見ながら、他の事例や専門的な関係者等からの意見や提案をいただくなどして、小学校の校庭としての機能が維持できるレベルの管理を行ってまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  先ほどの教育次長の話ですと、職員とか学校周辺の者が今後管理をしていくというような答弁と私は理解しておるんですけれども、芝というのはそんなたやすいものじゃないんですね。特に生育が始まって3年ぐらいというのは、相当ナーバスになって対応していかないとできないと思うんです。現在、亀山市内に芝を使っている施設、例えば野球場、西野公園ですね。それからソフトボール場、東野公園、あるいは多目的広場、あるいは亀山公園、ございますけれども、非常に管理が悪い。恐らく土壌の手入れとかそんなことをしていないと思うんですよ。というのは、だれもわからないからですね。ですから、もし南小学校も従来のやり方でやったら、多分二の舞を踏むんじゃないかと思います。そういうことで、実際に作業をする現場の人間というのは、どなたでも特別頭は必要ないと思うし、知識は要らないと思うんですけれども、やっぱりここというときに指導を仰ぐためには、芝のプロ、アドバイザーというのは必要かと思うんですよ。そういう方にお願いして、1年なり2年なり管理をお任せする方が、あるいは指導を仰ぐ方がいいかと思いますので、その辺のところ、ご所見をお願いしたいと思います。  これは参考ですけれども、南小学校のちょっと前に、鈴鹿市の国府小学校が同じようなやり方で事業展開をし出しました。あそこの場合には、鈴鹿のライオンズクラブとか、あるいはNPOの芝生を研究しているグループなんですけれども、3年間そこが面倒を見ると言っているんですね。そのNPOには、当然芝のプロといいますか、芝屋さんも入って、3年間そこのグループで管理していきますと。3年、4年たてば軌道に乗ってきて、そんなに心配することはないかと思うんですけれども、それまでの間は、十分にそういうベテランの方、あるいはプロの方を利用して、アドバイスを仰いで対応していかないと、簡単に対応できないかと思いますので、その辺のところ、考えていただく余地があるかどうか、その1点と、もう1点は、3月時点ではオーバーシート、9月10月に冬芝をまいて、冬も緑のグラウンドというような予算も組んであったと思うんですけれども、その辺のところはどうなっているか、あわせて確認したいと思います。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  2点ほどご質問をいただきましたので、お答えさせていただきます。  1点は、他の専門家の協力を得てやっていかないのかという話でございますけれども、まず先ほども申し上げましたとおり、他の事例や専門的な関係者からの意見や提案はいただきたいと思っていますし、それについては小学校の校庭としての機能を維持できるレベルの管理を行う上でというふうに、今のところ考えております。  次に、オーバーシート、それについては、今のところ考えていないということでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  オーバーシートは考えていないということでございますけれども、3月には予定に入っていましたわね。それと同じように、先ほどの芝の手法が変わったのも、勝手にころころ変わっていくみたいな感じで、恐らく理事者側の方はほとんど知らんのじゃないですか。それから、議員諸氏も当然冬オーバーシートは進んでいくと思っていると思うんですけれども、もし変わるんであれば、委員会かなんかで、その時点である程度の報告を行っていっていただきたいと思います。その辺のところ、ご所見をお伺いします。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  先ほども申し上げましたとおり、芝は生き物でございますので、今のところオーバーシートも考えていませんけれども、状況に応じて、必要であれば専門家の意見も聞いて、施工上必要であれば、そういう対応はしていかなければならないんだろうというふうにも思っています。  それと、できるだけ資料というのは配付もさせていただいておると思いますけれども、足らないところがあれば、今後皆さん方のご要望に応じられるように努力をしていきたいというふうに思っていますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  昨日の県議会でも、新政みえの舘議員が芝生化については積極的に進めるということについての質問をされて、その答弁の中にも、芝生化ということは非常に重要なことだというような答弁がございましたので、ぜひ亀山の方も失敗しないように対応をお願いしたいと思います。  それと、くどいようでございますけれども、プロのアドバイザー、弁護士じゃないですけれども、顧問契約を結ぶぐらいの気持ちであっていいかげんだと思います。それだけ強く申し添えて、3件目に質問に入りたいと思います。  3件目の質問は、図書館への名誉市民「中村晉也コーナー」の新設について、2点をお伺いいたします。  亀山市の名誉市民第1号として、彫刻家の中村晉也氏が認定されて、本年1月の市制5周年記念式典の場でその称号と記念品が贈呈されたことは、皆様記憶に新しいことと考えます。しかし、それ以降、中村氏に関する特別な企画とか計画は聞いておりませんでしたが、新年度に入ってから図書館に「中村晉也コーナー」が新設されております。  そこで、まず1点目として、「中村晉也コーナー」設置の経緯とその目的についてお伺いいたします。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  図書館に中村晉也氏のコーナーを設置した経緯でございますが、名誉市民であり、文化勲章受賞者であります中村氏の存在を、書籍を通じて市民の皆様に知ってもらいたいとの思いから設置いたしたものでございます。中村氏の書籍は書店でも入手不可なものが多くあり、今回、中村晉也美術館にお願いし、寄贈していただきましたので、書籍によりその作品集を紹介し、少しでも名誉市民であります中村晉也氏を知ってほしいとの思いから考えたものでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  私、新聞報道で、「中村晉也コーナー」というのができたというのを見まして、本当に喜びました。早速図書館へ行って、どんなものがあるんかなあと思って見たんですけれども、はっきり申しまして、余りにもお粗末過ぎます。理事者側の方、それから議員の方も含めて、あのコーナーを見て、立派なものができたなあと、いいなあと思われる方は、多分一人もいないかと思います。見せていただいた書籍、写真集とか5冊、それこそ図書館の入り口の隅っこに立ててあるだけで、それに略歴と写真が1枚だけです。本はあっちを向いたりこっちを向いたり。5冊しかないから、こんな幅のある書棚だったら、あちこちしますわね。そんな状態で現在に至っていると思うんですけれども、余りにもお粗末過ぎます。もしあれをご本人が目にされたら、恐らく相当頭にきてというか、かっかされるんじゃないかなあというような状態、これはちょっと言い過ぎかもわかりませんけれども、私はそう感じました。あの程度であれば、何もわざわざあそこへコーナーをつくらなくても、5冊の書籍を書棚へ並べて、そこへちょっと紹介の文を入れておけば十分かと思いますよ。ですから、あのコーナーをつくったのが、書籍・写真集発行図書の紹介のコーナーなのか、それとも中村晉也氏そのものを紹介するコーナーなのかはっきりしないんです。今のお話ですと、作品集等の紹介コーナーというように理解させていただきましたけれども、それでいいんでしょうか、再度確認します。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  先ほどお答えさせていただきましたように、図書館におきましては、中村晉也氏の書籍を見ていただこうという思いで設置したもので、図書の中村晉也氏のコーナーというふうに私たちは理解して図書館に設置いたしたものでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  そうしますと、あそこは図書館の、あるいは教育委員会の方でああいうコーナーを設けるということで対応して現在あそこに至っておるのか。書籍は多分直接図書館へ中村先生から贈呈されないと思うんですね。多分市長部局の企画部か市長の方へお届けいただいていると思うんですけれども、あるいは市長部局の方から何らかの形で協力要請されたと思うんですけれども、その辺のところの経過をちょっと教えていただきたいんですが。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  先ほども少しお話しをさせていただきましたけれども、図書館の方から中村晉也美術館にお願いをして、本をお譲りいただけないだろうかというお話をさせていただいて、中村晉也美術館の方から寄贈をいただいたところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  ありがとうございます。よくわからないですけれども、わかったということで、そういうことで終わりたいと思います。  そうしますと、結局、図書館の方では、多少は中村晉也先生の作品を紹介するという努力をされたというように理解させてもらっていいんですけれども、そうなりますと、名誉市民の中村さんそのものを市民の方々に紹介するためのコーナーとか企画というのは、市長部局の文化部になりますか、企画部になりますか。それについて具体的なアクションというのは、起こされる計画はあるのかないのか、もしあるんであれば、具体的な方法をお示しいただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  古川企画部長。 ○企画部長(古川鉄也君)(登壇)  中村晉也先生の名誉市民の議決をしていただいた以降、断続的に市長を中心にしてお話をさせていただいているというところでございます。  それで、中村晉也先生の功績をもっと市民の皆様方に知っていただくために、先生の作品を見ていただこうと、本年度につきましては市展に作品の出展を依頼しております。6月末には中村晉也先生が亀山にお越しいただき、市展の会場となります市文化会館も見ていただくというような予定もしております。さらに、できれば、市展の開催中に市民の方々との交流の場、対話の場というのも設定できないかとの思いがございます。先生は何分お忙しい方でございまして、日程調整も非常に難しいところはございますが、今後とも先生と十分お話しをさせていただいて、先ほど申しました市民の方々との交流の場、対話の場を設定していきたいというふうに思っております。  なお、窓口につきましては、実際の市展ということになりますと文化部ですが、企画部と文化部と連動して今現在対応しておるというところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  では、2回目の質問に入らせていただきます。  6月末にお越しになる可能性があるということでございますけれども、それであればなおさらですけれども、せっかくいただいた書籍を利用して、作品紹介コーナーじゃなしに、本当の中村晉也コーナーというのをつくるべきかと思います。場所は図書館じゃなくてもいいじゃないですか。確かにあの方が絡んでいる書籍というのは、たしか七、八冊しかないと私も記憶しているんですけれども、書籍だけじゃなしに、中村先生を紹介した雑誌とか、あるいは個展なんかのパンフレットとか、そういうようなものは手を尽くせば結構出てくるんじゃないかと思うんですよ。私もちらっとオークションなんかを見ましたら、オークションにも出ております、800円、1,000円の値段で。そんなものを何かの形で入れるとかやったり、あるいはポスターとか、そういうものを集めることは可能かと思うんですよ。なぜそういうものを集める努力をなされないのかなあと。また、庁内にも中村さんの作品はございますわね、レプリカが、大きい小さいは別として。そういうようなものを市民の目にとまるところへ公開してもいいじゃないですか。そして中村晉也さんのコーナーというのをつくって、いつでもどなたにも目にしていただけるようなブースをつくるべきだと思うんですけれども、その辺のところについては、当然教育委員会じゃなしに、先ほど言われた企画部の方も絡むと思いますので、ご所見があればお伺いしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  古川企画部長。 ○企画部長(古川鉄也君)(登壇)  まず図書館の方については、また教育委員会の方にお願いをいたしまして、書籍の増冊というようなことについても市長部局の方からお願いしていきたいというふうに考えておるところでございます。  それから、先ほどの部分につきましては、まず市展の方に先生の作品の出展の依頼というふうなこともございまして、そういった先生との長いおつき合いをさせていただく中で、まず市展の方の作品の出展依頼というふうなこと、順番にさせていただくと。それから、庁舎の中も、ご承知のとおりかなり狭隘でございますので、そういった先生の意向も含めて、議員申されるように、もう少し早くというようなこともございますが、十分調整を図りつつ、作品展示等についても考えていきたいというように思いますので、もうしばらくお時間の方もいただきたいというふうに思います。 ○議長(水野雪男君)  前田耕一議員。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  3回目の質問させていただきます。  先ほど順序を踏んでとおっしゃいましたけれども、まず最初に簡単にできるのは、コーナーの設置だと思いますよ。1週間、10日もあれば立派なコーナーができると思います。企画の中で十分に資料をそろえることができなければ、市内には中村先生を囲んだ親睦会もございます。多分その辺にご協力をお願いしたら、いろんな資料をお持ちかと思うんですよ。ポスターばっかりでもよろしいじゃないですか、写真ばっかりでも。そういうのを有効に利用して、少しでも中村さんを市民の皆さんにご理解いただくということを努力いただきたいと思います。今お聞きしていると、どうも名誉市民にすることがまず第一だとか、大きな作品を見てもらうのが第一だとおっしゃいますけれども、本当に簡単に見てもらえるような身近なものでコーナーをつくるのも一つの方法かと思いますので、ぜひ早急にそういうご努力を。別に図書館じゃなくても、庁内でなくても、博物館でも、文化会館でもどこでも構わないと思いますので、ぜひ早急にそういうブースを設けることについてお進めいただきたいと。  最後に、一言、市長、ご所見があればお伺いして、質問を終わります。 ○議長(水野雪男君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  前田議員のご質問にお答えをいたしたいと思います。  中村晉也先生のご功績、あるいはお人柄、ぜひとも市民の皆さんに広く知っていただいて、これをまたこれからの文化振興やまちづくり、人づくりに生かしていければと、私自身も強く願っておるところでございます。  そういう中で、今回の図書館への図書のコーナーの設置というのは、年間9万人のご利用を図書館はいただいておりますので、今ご指摘のように、身近に触れていただくというようなコーナーとして設置をさせていただいたものでございます。しかし、今後、ご指摘の趣旨も踏まえながら、どういう方法ができるかというのは少し検討させていただいて、お時間をいただく中で、ぜひともそういう体制をとっていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長から発言を求められておりますので、許可します。  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  先ほどの公園管理のところで、保護者のための手引きは今どうなっているのかというようなご質問がございまして、それについてお答えをしたいと存じます。  現在、日本公園施設業協会からのパンフレットで、「なかよく遊ぼう安全に」ということで、学校の先生方と保護者のためのテキストというものがインターネット上で出てございます。それには幼児編、児童編というものがございまして、現在我々としても、特にこれに関してのPR活動等はしてございませんが、また小学校、幼稚園等でどれだけこれが活用されているかというのも現在のところ不明ではございますが、これがインターネット上からダウンロードできるものでございますので、今後、こういったテキストを幅広く活用していただきたいというふうに考えております。 ○7番(前田耕一君)(登壇)  よろしくお願いします。終わります。 ○議長(水野雪男君)  7番 前田耕一議員の質問は終わりました。  質疑の途中ですが、10分間休憩いたします。               (午後 3時54分 休憩)   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――               (午後 4時05分 再開) ○議長(水野雪男君)
     休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、6番 伊藤彦太郎議員。 ○6番(伊藤彦太郎君)(登壇)  それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  まず、幼保一元化ということで通告させていただいています。  幼保一元化につきましては、第1次総合計画前期基本計画に、亀山東幼稚園と第二愛護園の合築を進める。幼稚園・保育所の連携及び一体化については、特区申請も含め検討するとありました。特に東幼稚園と第二愛護園については、地元の森 淳之祐議員さんも気にされていましたけれども、基本計画に載っていたにもかかわらず、結果的に断念という形になり、今回も亀山東幼稚園のみの新築が行われることになりました。その後、これらの幼保一元化について、亀山市としてどのような状況にあるのか、まずは現状をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  6番 伊藤彦太郎議員に対する答弁を求めます。  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  幼保一元化についての現時点での市の考えはということでございますが、近年の経済状況の悪化に伴います社会不安や核家族化の進行などにより、幼いうちから子供を保育園に預ける家庭がふえており、保育園の入園希望者は年々ふえております。そんなような中、待機児童も出ておりますので、その解消のためには、保育園の定員の拡大のほか、認定子ども園や幼保の一元化、こういったことも含めて協議をする必要があると考えておりますので、今年度、保育所あり方検討委員会を設置いたしまして、その中で検討してまいりたいと存じます。 ○議長(水野雪男君)  6番 伊藤彦太郎議員。 ○6番(伊藤彦太郎君)(登壇)  子ども園という話が出ました。前々から子ども園という話は私も出しておりますし、ほかの議員さんも言われている部分もありますし、今、幼保一元化の中では、子ども園というのが一番一つの形態であるとは思われます。保育所のあり方検討委員会でも言われると。また子育ち応援プランにも検討するという話が出ておりました。実際そういうふうなことで、向いておってもらうんだなあというのはようわかるんですけれども、ただ、先ほども申し上げましたように、実際に基本計画に載っていたにもかかわらず、それが断念されたというような経緯もあります。今後一体どのように検討されていくのか、そしてどう実施計画に反映させていくおつもりなのか、この辺をお聞かせ願いたいと思います。基本計画に、この特区申請も含めてというのもまだ生きていると思います。この辺どうされていくのか、どう実施計画に反映されていくのか、お聞かせ願いたいと思います。  また、今回この質問をさせていただくことになった最大のきっかけは、今年度の当初に行われました教育民生委員会の管内視察で、就任したばかりの安田副市長に同行いただいたわけですけれども、その安田副市長の方から、関の幼稚園と保育所の合築園舎であるアスレで、同じ年のお子さんなのに、片や幼稚園、片や保育園ということで、別々の扱いをされているような感じで、非常に違和感があると。なぜ同じにできないのかというような、そんな旨の発言をされたと思います。まさしく我々もそういうふうに思っております。この東幼稚園と第二愛護園の合築の話を出しましたけれども、たしか前副市長が中心になって采配を振るわれているような様子が感じられました。この副市長から安田副市長のこの言葉が出ると、これによって幼保一元化という流れがもしかしたら進むんじゃないのかなというふうに期待したわけなんですけれども、安田副市長が率直に幼稚園と保育園の垣根を疑問視されたこの状況を、市として、市長、どういうふうに受けとめられるのか、あわせてお聞かせ願えればと思います。 ○議長(水野雪男君)  安田副市長。 ○副市長(安田 正君)(登壇)  教育民生委員会の視察させていただいたときの私の発言というようなことでございますので、私の方からお答えをさせていただきます。  「幼保一元化」という言葉はずうっと以前から言われておって、なかなか実現できなかった非常に大きな問題でございまして、ずうっとこれは引きずっておるというふうに考えております。それで、幼保一元化を具体化する事業として、平成6年に認定子ども園という制度が設立されましたが、この4月までに全国では523件ぐらいしか認定子ども園として運営をされていないという、そういう制度を適用されていないという、そんな状況でございまして、私もここへ来るまで、生活部が私学の補助金を担当いたしておりましたので、私学の幼稚園に補助金を通じて少し状況を聞いたことがございます。厚生労働省と文部科学省に対する申請事務作業が非常に煩雑だということと、特に私学でございますので、事業主体が大きなメリットがないというようなことがなかなか進まない状況の原因というふうな形で認識をしております。  今回、関乳幼児センターアスレに行かせていただきまして、平成16年に幼稚園と保育所が合築をし、保護者の事情にかかわりなく、子育て支援施設として整備されたということで認識をしております。そのうちの関の幼稚園におきましては、保護者の子育て支援をするため、在園する4歳児、5歳児のうち、預かり保育を希望する児童に対して、日々の教育時間終了後から4時までの保育を実施しておるというふうなことを聞かせていただきまして、このような状況を見ますと、まさに幼保一元化にいま一歩のところまでこういう運営形態が来ておるのかなと、そういう印象を強く受けたのでああいうふうな発言になったというふうに考えております。  子育てに対する家庭のニーズが多様化しておるというのは、先ほどの部長の話でございますし、もう1点、幼稚園を選択する子供さんが少なくなってきておると、これも現実でございまして、こういう外部要因の変化を踏まえましていろいろ考えていきますと、幼稚園の預かり保育の活用も選択肢の一つでございますが、さらに一歩進めました幼保一元化や認定子ども園の実施についてはさまざまな課題がございます。かなり保育所と幼稚園では制度全体が違いますので、そういう課題がございますけど、そういうことを今年度、保育所あり方検討委員会の中で検討をして、結論を導き出していきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(水野雪男君)  伊藤彦太郎議員。 ○6番(伊藤彦太郎君)(登壇)  今年度中に結論をということでしたけれども、先ほどちょっと実施計画にどう反映していくのかという部分で答弁がなかったというふうに思いますので、その後に実施計画をするということなのかどうなのか、実施計画に反映するかどうかの結論を今年度中に出すということでしょうか。その点をまず確認させていただきたいということと、先ほど副市長の方から関の幼稚園のことがありました。やはり幼稚園の預かり保育、この預かり保育が存在しているということで、子ども園というのもかなり進みつつあるような感じではないのかというふうに言っていただきまして、まさに私はその辺のことを指摘したかったわけではあるんですけれども、子ども園というのがいろんな課題があると。その課題があるのはようわかるんですけれども、まず今回土俵に乗せてほしいということで、そういうふうな指摘をさせていただいておるわけですけれども、その点も含めまして、この実施計画にどう載せていくのかというのが、本年度中に結論を出すということでいいのかどうかという、この点について聞かせていただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  ただいま、保育所あり方検討委員会を設置しまして、そちらの方で今後の方向性を議論していくというふうなご答弁をさせていただいております。この検討結果によりましてその方向性を施策として具体化していくものと考えておりますが、その内容によりまして実施計画にどう反映していくか、またタイミングはいつなのか、そういうことにつきましては企画部の方とも十分詰めていきたいと、このように考えております。 ○議長(水野雪男君)  伊藤彦太郎議員。 ○6番(伊藤彦太郎君)(登壇)  あまり実施計画をどうするかというような感じが伝わってこなかったんですけれども、とりあえず今年度中に何らかの結論は出してもらえるという話でしたので、今までそういう議論もなかなか行われなかった部分があるようですので、まずはそれに期待させていただきます。  続きまして、もう一つの項目、先ほども安田副市長の方から預かり保育に触れていただきましたんで、幼稚園における預かり保育の拡充ということでお聞かせ願いたいと思います。  以前の議会からも待機児童増加の話は出ておりました。今回でも出ております。幼保一元化の一つの形態である、先ほど来から言っております認定子ども園につきましても、平成20年9月議会の一般質問で竹井議員の方から、幼稚園の預かり保育の機能を持たせることについての、いわゆる幼稚園型の認定子ども園の可能性についての示唆がありました。その中で、竹井議員からの指摘、幼稚園の幅が非常に広がってくると。さまざまな就労形態の中で幼稚園機能ではなかなか回しづらい面がある。かといって保育園までは行き切れないというような、こういう就労形態の場合、幼稚園型の認定子ども園、幼稚園の幅を広げることによって、そういう方の受け皿になるのではないのかなという指摘があったわけですけれども、私もまさしくそういうふうなことを思っておりまして、この幼保一元化の子ども園、幼稚園型なんですけれども、副市長の言葉にもありましたけれども、現在、関幼稚園でのみ午後2時から4時までの預かり保育が行われております。これを6時までに拡大すれば、待機児童を受け入れるということも可能ではないかというふうにも思われます。また、2時から4時の間であったとしても、関幼稚園に限らず、市内の幼稚園に拡充すれば、4時まで預かってもらえれば、パートの勤務の方でもお子さんを預けることができるかもしれない、こういうことも起こり得るのではないのかと。この幼稚園における預かり保育の拡充を、待機児童の解消とか、こういうことも含めまして、子ども園に対する一つの実施の試行、取り組みとしまして、一度やってみたらどうかというふうにも思っておるんですけれども、その辺のお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  まず、現在行っている関幼稚園の預かり保育の状況でございますけれども、預かり保育の対象となる4歳児の24名中11名、5歳児の29名中5名、計16名が利用をいたしておるところでございます。なお、預かり保育については、園児1人当たり3,500円を保護者の方から余分にちょうだいしているところでございます。  議員ご質問の預かり保育の時間延長と他の幼稚園への拡大についてでございますが、預かり保育につきましては、平成20年度に実施した市の事業仕分けにおいて、他のサービスと重複するなどの指摘がございましたので、見直しが必要だと考えております。しかしながら、預かり保育単独ではなく、保育サービスの全体的な考え方を整理した上での見直し作業が必要であると考えておりますことから、先ほど健康福祉部長が申し上げましたとおり、保育所と幼稚園の一元化についての検討の場でさまざまな観点から十分な議論が必要であるというふうに考えているところでございます。また、国におきましても、幼保一元化についての新たな動きも見られるので、国の動向にも注目してまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  伊藤彦太郎議員。 ○6番(伊藤彦太郎君)(登壇)  事業仕分けの対象になったということですね。確かに保育園に隣接していながら幼稚園で預かり保育をしているというのは矛盾している。確かにそれはようわかります。ただ、私は、話としては逆じゃないのかなと思うんですわ。今待機児童が明らかにふえていると。そんな中で、ここでもし幼稚園での預かり保育をなくしてしまったら、これは確実に保育園に流れることになりますね、理屈としては。そうすると、今待機児童がふえておる、そして幼稚園の方は少ない。この話の中で、さらに少ない幼稚園から保育園に流すことになるんですよ。確かに決まりとしてはその方が正しいかもしれませんけれども、実態に即しているかというと、これはむしろ逆で、幼稚園で預かり保育を少しでも拡大することによって、保育園でもしかしたら4時まで預かってもらったら十分かもわからんというようなお子さんらのために、幼稚園に引っ張ってきたらどうだと言うておるわけです。だから、確かに話としてはそのとおりだと思いますけれども、決まりとしてはね、手続としては。ただ、実態を考えた上で一番有効的なのは、私はむしろ保育園で待機児童がおるんだったら、待機児童の方を引っ張ってこれるような、幼稚園で済むんだったら幼稚園で済むような形にしたらどうだろうと。それこそ竹井議員の指摘にあったように、さまざまな就労形態に応じるような形をとってみたらどうだと。あくまでもこれは試行でも結構ですよ。そうしたらどうだろうと言うておるんですけれども、その点についてもう一度お考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  現在、亀山市の幼稚園におきましても、定員の抽せんをしている状況でございまして、その幼稚園にすぐさま空きがあるような状況ではございませんので、その点もご了解をいただきたいというふうに思っております。 ○議長(水野雪男君)  伊藤彦太郎議員。 ○6番(伊藤彦太郎君)(登壇)  それでは、時間もないので次にまいらせていただきます。  ちなみに私は、子ども園をつくることが目的ではないと思っております。あくまでも待機児童をなくすこと、あるいは竹井議員が言われたように、さまざまな就労形態に応じたサービスを行うことだと思っておりますので、その延長線上に待機児童の解消があると思っておりますので、検討されるということですので、その検討を見守りたいと思います。  それでは、バスの方に行かせていただきます。  バス路線(西部Aルート)についてお聞かせ願います。  西部Aルートにつきましては、関坂下方面から医療センターやあいあいに至るバス路線で、関坂下地区の特に移動手段を持たない高齢者の方々に好評を得ていますけれども、帰りの便の中で、昼の12時10分から3時10分まで3時間近い空き時間があります。高齢者の方々も家でいろいろ仕事をせなあかんで、できたらこの間に1便ぐらいできんもんかなあというようなご意見もいただきました。増便の考えは一般的にないのか、この辺をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  コミュニティバス西部Aルートは、関坂下地区と総合保健福祉センターを結ぶ路線でありまして、総合保健福祉センターから関坂下方面へは、日曜日と祝日を除き1日に3便運行しておりまして、発車時刻は11時、12時10分、15時10分となっております。西部Aルートの運行ダイヤにつきましては、主に坂下地区、中学生の通学時間、同じく高校生の通学における関駅での鉄道接続時間、それから医療センターへの利用時間などを考慮して編成しているところでございます。  議員ご指摘のとおり、午後の保健福祉センター、医療センターからの帰りの便につきましては、12時10分の次は15時10分ということになっておりまして、大変長い間時間が空いておると。そういう形の中で1便増便できないかということでございますが、増便を行いました場合、他の時間帯とのダイヤ、それから経路への影響などがございますことから、なかなか難しい面もございます。  亀山市のバス運行につきましては、移動困難者の日常生活における最低限度の移動性を維持確保すると、これを目的として経路や便数などについて地域公共交通会議において協議し、決定して、効率的な運行ということを努めておりますことから、増便や配車バランスなどの見直しにつきましては、利用実態、それから地域の意見、また他のダイヤへの影響などを十分考慮させていただいて、公共交通会議で協議して、検討していくというふうに考えております。 ○議長(水野雪男君)  伊藤彦太郎議員。 ○6番(伊藤彦太郎君)(登壇)  他のダイヤとか便への影響というのがありましたけれども、細かい話をさせていただきますと、例えば12時10分から坂下方面に向かう便があるんですけれども、この後、12時47分に坂下に到着しまして、12時50分に折り返して関方面に来るわけなんですけれども、1時8分に関駅に着く。その関駅からバスセンターの方に運転手さんが休憩に行かれて、その後、もう1回あいあいに来られるわけです。それが15時10分までずうっと空いているわけですよね。例えばこれで関駅に1時8分に到着した後に、そのまま一たんあいあいに来てもらって、多分ほかの便とも考えれば、1時22分に着くはずです。1時22分に着いたその後に、1往復余分ではあるんですけれども、1時半ぐらいに関方面に向かってもらえれば、多分2時大分前には着くと思います。1時四十五、六分には着くと思います。1時四十五、六分から関に着いて、その後バスセンターで休憩していただいても、大体1時間ぐらいの休憩時間が確保できるんですね。そんなにほかのダイヤにも影響せんと確保できるとは思うんですよね。しかも、これで戻る便を一つふやすことにはなります。そんなに影響があるんだろうかと思うんですけれども、今回、バスの問題ではあるんですけれども、よく「医療センターの再生」という言葉が出ています。医療センターを利用したいという方は、関方面でもいっぱいいらっしゃるわけですね。ただ、そこまで行く手段がないと。医療センターの再生と言われるんだったら、そこに至るまでの移動手段というのももっと確保してほしい。医療センターで見てもらった後に帰る便というのが、結局3時10分まで2時間も3時間も待たなあかんと、それが大変だという意見があると。医療センターの利用促進という観点から、やはりもう1便増便がないのかと、この辺、市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  伊藤議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。  この西部Aルートのダイヤ等々につきまして、今部長の方からもご答弁をさせていただきましたが、全体をしっかり見きわめる必要があるんではないか、そのように考えておりますことと、地域公共交通会議で協議をしてまいる必要があろうというふうに考えておるところでございます。  それと、医療センターの再生の中で、利用いただく方が関坂下地区からその利便性を確保すべきではないかというようなご趣旨で、増便ができないかということでございました。かなり今医療センターをご利用いただく皆さんがふえ始めておりまして、とりわけ関地区からのご利用いただく方々が増加しておるという報告もちょうだいしておるところでございます。一方で、私自身も存じ上げておりますが、関地区の皆さん、ある市民の方が、鉄道で関駅から亀山駅にお越しをいただいて、毎日のようにさわやか号に乗り継いでいただいて医療センターをご利用いただいておる市民の方も存じ上げておるところでございます。そういう中にありまして、亀山市といたしましては、医療センターへの通院等には積極的にバス利用を図っていただきたいと考えておりまして、現在、医療センターへは、西部Aルートのほか、さわやか号、野登白川地区自主運行バス、東部ルートを合わせて1日に36便が乗り入れておるという現状でございます。しかし、現在の西部Aルートの運行ダイヤが医療センターを利用しづらい時間設定になっているようでしたら、改善の必要もあろうかと、このように思っておりますが、今後も利用実態や利用者の皆様の意見を踏まえながらダイヤの見直しを行い、効率的・効果的なバス運行に努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。あと全体をそれぞれのルートでうまくつなぎ合わせるような発想が必要であろうということと、鉄路とバスをうまく組み合わせるようなことを考えながら、財政的な問題もございますけれども、しかし、今そういうことを総合的に今後検討させていただきたいというふうに思っておるところであります。 ○議長(水野雪男君)  伊藤彦太郎議員。 ○6番(伊藤彦太郎君)(登壇)  いろいろと考えていただいておるんやなあということはようわかります。ただ、時間もありませんもんで次に行かせていただきますけれども、最後に、西部Aルートにつきまして、市の中心部である市役所や亀山駅へ乗り入れをしてほしいという意見も私は耳にしました。直接の乗り入れはできないのか、その点につきましてお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  先ほど申しました基本的な考えもございますが、市周辺地域からの各路線、これは市中心部の亀山駅・市役所・医療センターなどを巡回するさわやか号に連絡すると、そういう基本を一応持ってございます。そんな中から、現在西部Aルートの乗り継ぎという拠点はあいあいという形になってございますので、さわやか号の方に乗り継いでいただいて、そして市内の方へ回っていただくという形が基本になってございます。  議員ご指摘の西部Aルートを市役所なり駅なりの方へ連結するという形の点につきましては、やはりこれもダイヤの関係とか、さわやか号、鉄道などの利用者の減少とか、そういった非効率的な運転にもつながるかと思います。しかしながら、いろいろな観点もございますので、慎重に協議しながら、また検討をしていくというところでございます。 ○議長(水野雪男君)  伊藤彦太郎議員。 ○6番(伊藤彦太郎君)(登壇)  さわやか号に連結しておると聞きましたけれども、ほかの路線を見ても、直接乗り入れている路線も何本かありますよね。白川も川崎も南部も、現時点でほかの路線も中心部へ乗り入れていますわ。もちろん連結もしているでしょうけれども、連結以外にも直接乗り入れている便もあると思います。そういったことができないのかということですわ。ほかがおかしいと言っているんじゃないですよ。それが本当だと思うんですよ。前々からコンパクトシティというのがありました。市中心部を充実させて、中心部へ周辺部からの足を確保する、そういう話だったと思いますけれども、そうすると、ちょっとその話と矛盾するんではないのかなあという気がしておりますけれども、その点どうなんでしょうか。  先ほど服部議員からもJRの連結が非常に悪いという指摘がありました。鉄路とバスと先ほど市長もおっしゃいました。JRに要望しても、20年ぐらいなかなか改善がなされていないという言葉もあります。そういう意味では、やっぱりバスをとにかく市中心部へ乗り入れることによって、このJRの乗りかえとか、この辺の乗りかえ時間という部分も解消されていくんではないのかなというふうに思われるんですけれども、高齢者の方というと、やはりさわやか号への乗りかえというのもかなり大変な部分もあると思います。高齢者の方の足の確保という部分では、まず亀山の中心部に乗り入れる、そういうふうなことも考えていってもいいんではないのかなと思いますけれども、その点のお考えをもう一度聞かせていただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  古川企画部長。 ○企画部長(古川鉄也君)(登壇)  私の方からは、都市マスタープラン、あるいは総合計画を所管している立場からお答えさせていただきたいと思います。  内容について、コンパクトシティというような考え方、それをすべて全面に出しているわけではございませんが、こういった考え方と矛盾するんではないかというふうなことで、そのことについてご答弁させていただきたいと思います。  第1次総合計画基本構想の都市形成の考え方の中では、市街地の拡散を抑え、機能が集積したコンパクトな市街地の形成整備を図り、市街地と各地区及び周辺市との広域連携ネットワークを強めることで都市全体の総合力を高め、全体的に調和し、一体的に発展していく都市づくりを進めていくとしております。具体的には、環状線と言っておりますが、県道鈴鹿関線、和賀白川線、亀田川合線、国道306号線沿い、またはその内側に都市機能の集積を図り、各地区から環状線への道路、公共交通の連携を充実することで、各地区においても暮らしやすい都市を形成するものでございます。このような観点からも、西部ルートは環状線沿いのあいあいを発着点とし、さわやか号と連携を図ったバス路線を構築しております。この部分につきましては、先ほど国分部長が申しました鉄道の利用者の減少というようなことも考慮の上というようなことでございます。  一方、連携を図る公共交通ネットワークのうち、鉄道は都市基幹交通としての重要な役割があり、その活用を図っていくことが持続発展可能な都市形成に資するものであると考えております。  そのような視点からも、関駅、亀山駅のバス・アンド・レールライドを含めた交通形態は、一つの地域と市中心部の連携の形であると考えておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  他のバスが駅の方まで乗り入れておるという点について、少し触れたいと思います。
     地域バスの位置づけでございますが、これは各地域から今言いましたように市の中心部の主要拠点、または生活で使っている駅を結ぶという位置づけがございます。その考えから、野登白川ルートとか東部ルート、その辺は生活で使っている駅まで乗り入れておるという点がございます。西部Aルートにつきましては、合併に伴いまして、まず生活に使っている駅であると、関駅があると思います。ただ、西部Aルートにつきましては、合併に伴いまして、あいあい、医療センター、要するに福祉・医療を目的としたところに直接行くという新市の一体感の醸成の一助とするという方向が公共交通会議でも出まして、あいあいまで行くようになったという経過がございます。ただ、議員ご所見のように、亀山駅まで西部Aルートという希望の声が多いとか、利用をどんどんしていただけるということでありましたら、またいろいろな検討も必要かと思っております。  そしてもう1点、市の方もいろいろ考えていかなあかんことが一つあると思います。それは、さわやか号の巡回の時間とかコース、これをまだまだPR不足で、市民の方がご存じない方もたくさん見えるというようなことも思っております、反省点としてですね。そんな中で、例えばあいあいと亀山駅をAルートですと約10分、Bルートになりますと25分かかるんですけど、割に早い時間で接続をしておるということもございますので、こういったPRもどんどんしていくべきかなあというふうには思っております。 ○議長(水野雪男君)  伊藤彦太郎議員。 ○6番(伊藤彦太郎君)(登壇)  ちょっと会派の時間まで食い込みまして申しわけありませんけれども、最後に一つだけお聞かせ願いたいと思います。  生活にかかわる駅までとかということだったんですけれども、なぜ市の中心部にというふうに言うかといいますと、結局、旧関町側の人間としては、やっぱり市の中心というのは亀山駅の周辺だというふうに思っておるわけですよ。だから、行くのでも、関支所でいいじゃないかというんじゃなくて、やはり亀山の市役所に向かいたい。関駅に向かいたいじゃなくて、やはり亀山の中心に行くべきだと、関の者の意識としてはそうなっておるわけですよ。何が一体感の醸成だというふうな気がしますね、そんなもの。  きのう、総合計画の市民アンケートを見ました。いろいろ見てみましたら、このアンケートの中で、将来亀山に住み続けたいかというと、「ずうっと住み続けたい」が85.4%あって、暮らしの現状について、「老後に不安を感じている」というのが82.7%。こういう状況で、亀山の現状についてということで、満足度のワースト1位が「バスが便利である」ということですよ。逆に言ったら、バスが便利でないということが1番の現状ですよ。ワースト2位が「鉄道が便利である」ですよ。ワースト3位が「亀山駅とその周辺が整備されている」ですよ。裏返せば、バスと鉄道網を便利にしてもらって、亀山駅とその周辺を充実してもらって、そしてそこに行けるようしてほしいという、この市民の願いがあるはずですよ。転出したい理由も書いてありました。1位が「交通網の整備が不十分なために周辺都市に出かけづらい」というのがあって、2位が「買い物が不便」ですよ。こんな状況を見たときに、やはりバス路線を充実させるということが、今後の高齢者福祉とかそういうふうなことにおいても、一つの大きなアンケートの成果だと思うんですよ、こういうふうなことを考えるんなら。  市長が経年変化ということを口にされました。まさしくそういうふうなニーズですね。私もここまで高齢者のバス対するニーズが上がってくるとは思いもしませんでしたわ。でも、そういう実態をきちっとつかんでいただくということこそが櫻井市長に求められていることだと思いますので、私もこういった声を、アンケートじゃなくて直接言われましたけれども、こういうのも一つの市民の声として、ぜひ次の施策に反映していただきたいと思いますけれども、もう一度市長のご所見をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  地方都市におけます、とりわけ亀山もそうでありますけれども、公共交通政策、これは本当にどこの自治体も非常に研究をしたり実践をしたり、苦悩しておるというふうに考えておるところでございます。ご指摘のように、特にご高齢の皆さんや移動困難者の皆様方の足を確保していこうという取り組みを今日まで拡充して、いろんな工夫を入れながら今日に至っておるというふうに考えておるところでございます。  一方で、多くの市民の皆さんのニーズはかなり多岐にわたっております。またそれにおこたえをしようとすると、当然制約もあろうかと思っております。そういうことを総合的に、この西部Aルートだけではなくて、亀山の市内全域の全体のバランスとか、そういうことを考えながら、あるいは今回拡充させていただきました高齢者の皆さんのタクシーチケットの助成、こういう制度と組み合わせながら、あるいはまた新たな方法もあろうかと思っておりますけれども、そういうものを組み合わせながら、最大公約数を何とか亀山市として検討・研究しながら実現をいたしていきたいというふうに考えておるところでございます。  今、バスの運行に対しまして、1億1,000万ほどの公費を予算化いたしておるところでございますけれども、多分本当に多様なニーズにこたえようとすると、3億、5億、10億、20億かけてもすべてを網羅することは不可能であろうというふうに思っておりますので、いろんな手法、あるいは実態、そういうことを市民の皆さんもご理解いただきながら、バランスの中で最善の検討をいたしていきたいと、現時点で考えておるところでございます。 ○6番(伊藤彦太郎君)(登壇)  ありがとうございました。 ○議長(水野雪男君)  6番 伊藤彦太郎議員の質問は終わりました。  本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。  次に、2番 福沢美由紀議員。 ○2番(福沢美由紀君)(登壇)  福沢美由紀でございます。通告に従いまして質問をさせていただきます。  昨日に引き続きまして、国民健康保険について別件でお伺いいたします。  亀山市の国民健康保険税は、支払い能力に応じて賦課されます応能割、これは所得割・資産割がありますけれども、これと、支払い能力に関係なく等しく賦課される応益割、均等割と平等割、この大きく二つに分けられます。それぞれの割合は、今50対50とのことです。応益割、これはお金持ちであろうがなかろうが等しくくかけられる割合ですので、これが低いほど所得が低い方が払いやすい税額となってくるんですが、法定減免制度のうち、7割、5割、2割軽減という一番軽減率の高いものを活用するためには、応益割の占める割合を45から55%の範囲に抑えなければなりませんでした。しかし、22年度、地方税制改正に伴いまして、この応益割の占める割合にかかわらず、7割、5割、2割軽減の活用が可能となることになりました。昨日質疑いたしました非自発的失業者に対する減免は、該当される方が申請することにより可能となる減免制度でしたが、これは、保険者である亀山市がこの改正を受けてどう適用するかを決めることによって、より払いやすい税額になるかどうかが決まります。いただいた資料では、23年度の保険税率見直し時に適用を検討とありますので、今すぐに結果が出るとは思っておりませんが、国保に関してはとてもたくさんの議論があったことですので、あえてお伺いいたします。  応益割の占める割合を下げる、より払いやすい税率になるという方向で検討していかれる考えがあるのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  2番 福沢美由紀議員の質問に対する答弁を求めます。  梅本市民部長。 ○市民部長(梅本公宏君)(登壇)  応益割にかかる7割、5割、2割の軽減を、今後、亀山市としてどう考えるのかというようなご質問でございます。  議員もご承知のように、平成22年度の国民健康保険税に関係いたします地方税制改正の概要につきましては、本年の3月議会において資料を提出いたしたところでございます。その中で、国民健康保険税を減額賦課する際、議員も今述べられたように、現行制度では応益割、これは全体の税額に占める均等割額と平等割額の割合が45から55%である場合、7割、5割、2割の軽減措置が可能とされておりました。今回の改正によりまして、応益割合にかかわらず、保険者の判断により7割、5割、2割の軽減措置が可能となったところでございます。本市におきましては、平成21年3月議会に亀山市国民健康保険税条例を一部改正した際、平成21年度の応益割合を50%程度として、所得の低い方に不利とならないように負担基準に沿うよう平準化を行ったところでございます。今後の国保事業につきましては、賦課限度額の引き上げや軽減措置が緩和された地方税制改正の意義を十分意識しながら、まずは平成21年度の国保財政を検証してまいりたいと考えております。また、国の動向も見据えた将来展望をしっかりシミュレーションしてまいりたいと考えております。 ○議長(水野雪男君)  福沢美由紀議員。 ○2番(福沢美由紀君)(登壇)  部長も答弁でおっしゃったように、課税限度額が引き上げられることがセットになっておりますので、国会でも共産党の議員が、医者にかかれずに亡くなった方の督促状の束を見せながら質問をしましたが、ぜひともこの改正の意図を酌み取っていただいて、次のことしの条例が冬に出てくるんだと思うんですけれども、市民は注目しておりますので、いい結果を出していただきたいなと思っております。  あわせて、資格証明書の発行についてお尋ねします。  現在、発行数を含め、対応や現状をお聞かせください。小・中の子供さんをお持ちの短期証がきちんと手渡っているかどうかとか、高校生についても新しい動きがあるようですので、あわせてお聞かせください。 ○議長(水野雪男君)  梅本市民部長。 ○市民部長(梅本公宏君)(登壇)  資格証明書の発行状況ということでのお尋ねに、まずお答えをさせていただきます。  資格証明書の交付につきましては、税の納期限から1年を経過しても滞納し、正当な理由もなく納税相談に応じていただけない、また納税誓約を誠実に履行していただけない場合に限り、資格証明書を交付しております。平成21年度では35件となっております。また、短期証の交付につきましては、1ヵ月の短期証の交付は、交付基準に基づきまして納税誓約を約束していたが、納付が不確実な世帯、これが1ヵ月の短期証の交付世帯。それから3ヵ月の短期証の交付は、定期的に分納しているが、納付額が年額の2分の1を下回る世帯。それから6ヵ月の短期証の交付は、定期的に分納しており、納付額が年額の2分の1を上回る世帯となっており、発行の状況といたしましては、平成21年度で1ヵ月の短期証が241件、3ヵ月の短期証が114件、6ヵ月の短期証が51件となっております。資格証明書等の発行の取り扱いにつきましては、前回、前々回もご質問をいただいておる中でご答弁もさせていただいておるんですけれども、機械的に一律的に運用することなく、交付対象者の生活実情を十分把握し、慎重な対応を行っているところでございます。  それから、小学校、高校生の対象ということで、実数はちょっと今手元に持っておりませんけれども、議員が今おっしゃられたように、本年7月からは資格証明書の交付世帯及び短期証、これは1ヵ月、3ヵ月の方が対象でございますけれども、交付世帯の高校生世代までに対して、有効期限を6ヵ月とする被保険者証を交付するよう国の制度が改まったことから、現在、対象者に対して、今月中に交付できるよう準備いたしているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  福沢美由紀議員。 ○2番(福沢美由紀君)(登壇)  せっかくのこういういいことですので、前向きに動いてきましたので、せっかく発行した短期証が役所に滞っていることのないように、できるだけ接触をしていただいて、届けていただくようにお願いしておきたいと思います。  もう一つ、最後に、先ほども何度も部長も言うていましたんで、部長はよくおわかりだと思うんですけれども、やはり私たち相談を受ける中で、払いたくても払えない人、それと悪質な滞納者、それは対応を全然別にしていただきたいということをあえてここで申し上げたいと思います。払いたくても払えないのに、悪質な滞納者扱いをされたような思いをしている方がまだおられます。国の制度もどんどんこうやって変わっていく中で、市役所の対応としても、払いたくても払えない人は、仕事がなくなったり、病気であったりすることが多いので、かえって温かく励まして、本当に前向きに、また元気になって納税してもらえるようにかかわっていただけるとありがたいと思います。対応について、ご意見、コメントがありましたらお願いします。 ○議長(水野雪男君)  梅本市民部長。 ○市民部長(梅本公宏君)(登壇)  資格証明書を発行している世帯、それに近い世帯の方々の相談というのがご趣旨だと存じます。今35件とご報告をさせていただいたんですけれども、毎年うちの担当職員が訪問を今も続けておるわけですけれども、なかなか会える機会も少ないということから、引き続き重点的にといいますか、訪問や、それから所得の状況、調査を進めていき、生活実態の把握に今後も十分努めてまいりたいと存じます。 ○議長(水野雪男君)  福沢美由紀議員。 ○2番(福沢美由紀君)(登壇)  次の質問に移りたいと思います。  有害鳥獣対策についてお伺いします。  いろんな地域で市政報告会など、皆さんのお声を聞いていますと、有害鳥獣の声がたくさん上がってまいりました。これをちょっと見ていただきたいんですけれども、これはこの前、野上がり祭に私は間に合わなかったんですけれども、棚田がどんなかなと思って見に行きましたら、せっかく植えた苗が上がちょん切られたような形になっているのが見えますでしょうか。私はこういうのを初めて見たので、写真を撮ったりじっと見ておりましたら、地元の方が、これがシカが食べた跡だと。これも今ならまだどんどん上がってくるんだけど、二、三回食べられたら、もうお米はできないんだというふうに言われていました。この田んぼはこのようにさくがしてあったんですけれども、角のないシカはひっかからないので、さくをくぐって中に入って食べたそうです。また猿の話も聞きました。一生懸命つくったお野菜がどんどんどんどん食べられるし、今まで白菜は食べられへんなあと思って安心してつくっておったら、今度は食べられたと。もうやる気を失って、家でこもってはる、そんな話も聞きました。また、シカがふえたことと関連しまして、ヤマビルがふえて、山の仕事が本当に大変になった、そういう話も聞きました。  そこでお聞きしたいと思います。シカについてまずお聞きします。生息数も含めて、被害の現状と、市が行っている対策についてお伺いします。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  まず被害の現状でございますが、ニホンジカによる市内の被害の現状は、平成20年度で農作物被害は稲で面積128アール、被害金額28万4,000円。森林被害はスギ・ヒノキで面積500アール、被害金額1,500万円となっておりまして、山間部を中心に被害が発生して、その額も年々増加してきておるというところでございます。  それから生息数でございますが、県の特定獣害保護管理計画によりますと、平成17年度の調査では、本市を初めとする鈴鹿山地、布引山地は、津市、松阪市、大台町の西部の台高山地に次いで生息密度が高くなっておりまして、例えば1平方キロ当たり関町坂下地内では59頭、安坂山町地内では50頭と推測をされております。また、最近ではその生息数がさらに増加しているものと推測されます。  対策の現状でございますが、そのような中にありまして、市では大きく二つ対策を行ってまいりました。一つは、被害の未然防止対策としての防護さくの設置に対する補助であります。1,000平米以上の農地に設置する場合に必要な資材の購入に要する費用の4分の3以内で、補助額15万円を限度として行っております。もう一つは、銃器による捕獲でありまして、狩猟免許を所持し、捕獲に精通してみえる猟友会亀山支部、関支部に委託をしているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  福沢美由紀議員。 ○2番(福沢美由紀君)(登壇)  こういう声をたくさん聞きましたので、市もさくや猟友会にお願いしたりしてみえるんですけれども、勉強会がちょうど津でありましたので、私も伺いました。三重県じゅうから市の担当職員や議員さんもいっぱい見えていました。この先生は、独立行政法人農研機構近畿中国四国農業研究センターの鳥獣害研究チーム長をしておられます井上雅央氏です。どうして集落に来る獣がふえたんでしょうかというお話から始まりましたけれども、まず言われるのが、温暖化、暖冬、そしてスギ・ヒノキの人工林の増加、過疎化、高齢化による耕作放棄地の増加、またハンターの減少、そういうことを言われる市の職員や議員や研究者が多いんですけれども、そういうことを言うているところは獣害はなくなりませんと、まずおっしゃいました。私は、まずそうだろうなあと思っていましたもんで、びっくりして聞いていますと、駆除とさくのみでは限界だという話になりまして、じゃあどうしてふえたんだというお話でした。  一つが、年じゅう質のよいえさがあって、そして人間は怖くないと学習をすると、えづけに成功して動物がふえるんだと、原理はそれだけだとおっしゃいました。春から秋にかけて1,000頭分のえさがあったとしても、冬に10頭分しかえさがなかったら、その集落には10頭しか生きられないと。だから、えさが年じゅうあるということが問題なんだと。例えて言うならば、お魚のあらなんかが台所に置いてあって、何でハエが来るんだろうと一生懸命追い回すよりも、そこをきれいにすればいいというような、そういう言い方でした。えさには2種類あると言われた。一つ目が、食べると人間が怒ってくるえさ、二つ目は、食べても人間が怒らないえさ。今問題になっているのは、この2番目の、食べても人間が怒らないえさだそうです。コシヒカリのひこばえであるとか、雑草であるとか、こういうものがすごく多くなっている。秋にあぜの草を刈ることによって、本当だったら冬は枯れて春に芽吹くはずだった草が、またあとは実をつけて枯れるだけの予定だった夏草、秋の草が、冬ごろに一斉に芽吹いてくる。やわらかい草が萌えてくる。冬場の田んぼの草を1平米刈ってみたら300グラムあったと。1反に直したら300キロだと。3ヵ月分の大人のシカのえさに匹敵するそうです。あぜ草はもっとたくさんで、1平米で1キログラムあったと。雑草というのは、シカだけじゃなくて、猿もイノシシも食べるんだと。ほかにも人間が怒らないえさは、畑のとり残し野菜とかキャベツ。キャベツをとったときに外側の葉をほかしてくるとか、大根を引いたときに葉っぱをほかしてきた、そういうごみです。そしてもう一つ大きいのが、シカ保護増殖事業と言って皮肉ってみえたんですけれども、林道や農道や、国道や河川などの整備事業、送電線や携帯無線のアンテナ整備。国立公園であろうがなかろうが、大体道などをつくると、のり面に牧草を吹きつけて地盤をしっかりさせる。これがばあーっと出てきて、秋に刈り取っているので、冬もずうっとベルト状にえさがあると。これだけシカが大好きなえさを増産しておいて、ふえない方がおかしいと、そういうお話でした。  私はちょうど休憩時間に、びっくりして坂本の方に、シカのことを聞いたもんですから、こんな話を聞いているんだけど、どう思いますかとすぐに電話をしたんです。そうしたら、棚田は皆さんがたくさんいらっしゃると。写真撮りにこの間も遠くからいらっしゃった。いつでも草刈りをしてきれいにしておくもんだから、秋に草を刈るなと言われても、大変でできませんと言われました。確かにそうだろうなと私も思いましたが、そのお話、シカがあるところというのは大体どこでもそういう問題を抱えているということですね。この先生の話のまとめとしては、昔から脈々と続けられている林道整備とか農作業というものの一つ一つには、この作業をすることでシカについての影響はどうだろうかということが想定されていないものであるので、やっぱりここらでシカや猿やイノシシ、それぞれに対して作業をきちんと検証し直す時期に来ているんじゃないかということを言われていました。年に1頭しか子供を産まないシカがこんなにすくすくと育って、全部ふえている、餓死しないということは、やはり今までどおりの施策をしていても解決が見られないということ、そこだけは私も納得ができました。  いろんな市の施策もあります。農業もありますけれども、検討をしていく時期にあるということを一つ指摘しておきまして、時間も少ないですので、猿のことも続けて言いたいと思います。猿による被害の現状と対策についても、あわせてお伺いしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  猿の被害の現状でございますが、平成20年度で農作物被害は稲で30アール、果樹で500アール、野菜で1万5,000アール、被害総額124万5,000円となっております。シカや猿による被害につきましては、市への被害届、また農業共済、また鈴鹿森林組合さんからお聞きしたものを合わせたものでございまして、市へ連絡がないものは含まれておりませんので、実際はもっと多いと思われます。  それから、対策の現状でございますが、猿につきましては、追い払い用の花火、それから猟友会への駆除委託、電波発信機の取りつけ、モンキードッグ、猿用のさくの補助などでございます。 ○議長(水野雪男君)  福沢美由紀議員。 ○2番(福沢美由紀君)(登壇)  先ほどのシカにしても猿にしても、やっぱり被害が大変深刻な状況になっているということがわかります。サルどこネットというのがあって、亀山でも大変頑張っていただいている。「猿のごちそうは、隠す、囲む、回収する。猿は直接人の手で来たとき来るたび追い払う。地域で力を合わせて猿に円満退去してもらいましょう」と、こういうパンフレットがあります。これを使って被害が減少した例があると伺いましたので、それについてお伺いしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  サルどこネットでございますが、市が委託しております猿巡視員の方が収集した位置情報を、携帯メーリングサービス、またはホームページなどで公開するというような形になってございます。亀山市内では130人の方がこのサービスを利用していただいており、猿の位置がいち早く把握できるということで、被害の軽減につながっているのかなあというふうに考えております。 ○議長(水野雪男君)  福沢美由紀議員。 ○2番(福沢美由紀君)(登壇)  このサルどこネットを私が聞いたのは、使って被害が減少した例があると、太森町の方で。これは情報をいただくだけですので、情報をいただいてどう動くかということが被害が減るかどうかだと思うんですけれども、きちっとみんなで地域で協力して追い払いをやったと。チームを組んでやったと。そういうまちづくりということも含めて頑張ったのが被害減少につながったのではないかということを伺いました。また登録者数もたくさんあればあるほど、情報を発信することもできるし受けることもできますし、お猿は先回りされておどかされるのが一番嫌だそうですので、ぜひともこれのアピールにも努めていただきたいと思います。  先ほどシカのところで言いました、どうしてふえたのかというのは、えさがふえたのと人なれをしたんだという話があったんですけれども、私もこの片棒を担いでいたなあと思うことがあって、お猿が木におるとかいっても、何もしないで見過ごしてしまったりとか、本当に雑草を食べているだけだったらそっと見ておくとか、追い払いもおどかしもしないという行動を一回一回積み重ねることによって、人は大丈夫だなと学習するそうですので、たくさんの人がみんなで猿を追い払うということが本当に大事で、これをほうっておいたら、どこもかしこも奈良公園みたいに、また猿の公園みたいになってしまうので、深刻に受けとめていただいて、市も地域も頑張って、今回提案したいなと思って質問させてもらいました。  その先生の講演会の一番大事なところは、まず、さくや駆除をするためにみんなで学習をすることが大事ですと言っていました。獣害に強いまちづくりであるとか、取られない畑、取られない田んぼのつくり方のコツがあるらしいので、そういうことを地域で学習することによって成功している例がたくさんありますので、そういうところにみんなで、前リニアにみんなで乗りに行ったようなことがありましたけれども、獣害に強いまちに農家の方と行政とみんなで行くとか、そういうことも含めて、ぜひ新しい今までとは違う策を練っていただきたい。私も看護婦をしていましたけれども、15年たったら、けがをしたら消毒するのが当たり前だったけど、今は消毒したらあかんとか、全部常識が変わっていますので、こういう獣害対策もきっと長い目で見て変わる時期にあると思うので、ぜひとも研究をいただきたいんですけれども、最後にコメントをいただきたいと思います。その意気込みをお聞かせください。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  先ほどの生息数からも答弁させていただきましたように、とってもとってもふえておるというような状況でございます。そんな中で、議員ご提案いただきました内容もいろいろ研究していきまして、減少に取り組んでいきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  福沢美由紀議員。 ○2番(福沢美由紀君)(登壇)  大紀町とか、獣害に強いまちが一番たくさん研修にも来ていましたので、頑張っていただきたいと思います。
     次に、農家の後継者対策についてお伺いします。  現状把握と現施策についてお伺いしたいと思います。農家といってもいろいろあるんですけれども、数がつかみやすいのが水田だそうですので、それについてお伺いします。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  現在の亀山市の農家数につきましては、年々減少しておりまして、農林業センサスによりますと、昭和50年以降は5年毎に約400戸ずつ減少しており、平成17年度の農家数は2,063戸というふうになっておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  福沢美由紀議員。 ○2番(福沢美由紀君)(登壇)  戸数が減って、減った分をその人が大手にやっていてうまいこと回っているならいいんですけれども、やめた分だけ耕作放棄地がふえているんでは困るんですけれども、そこら辺の兼ね合いはどうでしょうか。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  先ほどの農家数も減っていったという状況の中、耕作放棄地につきましては、面積的に10年以上放棄している田んぼで253ヘクタール、畑で147ヘクタール。また、保全管理というか、いつでも耕作が可能な状態にしておくという田んぼは111ヘクタール、畑79ヘクタールというところでございます。 ○議長(水野雪男君)  福沢美由紀議員。 ○2番(福沢美由紀君)(登壇)  耕作放棄地もふえているということだと思います。  どうしてこういうことを聞いたといいますと、それも坂本で伺いましたのが、石積みをしてみえるときに、全然農業をしてなかった方がお米をつくりたいとおっしゃったと。くわ一本も持っていない方だったんだけれども、皆さんが支えて今やってみえるみたいなんですけれども、そういう方が見えたときに何か施策はないのかと言われたんですね。前に一遍、農業大学の学費のみでいいのかという質問をどなたかしてみえたと思うんですけれども、その後検討されたことがありますか。ほかに何か施策はありますか。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  施策的には、市の施策といたしましては、以前も議会にご答弁させていただいております、農業大学を終了した方に対しての施策でございます。またこのほかに県でも新たに農業を志す方の支援をしておりますのが就農支援資金制度、これにより研修資金とか就農準備金とか、こういったものの貸し付けに対して支援をするという制度がございます。 ○議長(水野雪男君)  福沢美由紀議員。 ○2番(福沢美由紀君)(登壇)  情報を差し上げるのも一つの仕事かと思いますけれども、ぜひもっと多面的にとらえていただきたいと思います。  次に、戸別所得補償に関連して、市ができることはないかということで質問させていただきます。  市単で補助をしていることについて、一遍やめたらどうかという質問もありましたけれども、私は、所得が減らないように、去年並みに上乗せすることはできないかという意味で質問させていただきます。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  亀山市では、鈴木議員にもご答弁させていただきましたが、営農組合さんなんかの集団転作について支援をさせていただいておると。これは、この戸別補償モデルができ上がりました今年度におきましても、同様、今までどおりに支援をさせていただくというところでございます。 ○議長(水野雪男君)  福沢美由紀議員。 ○2番(福沢美由紀君)(登壇)  先ほどの獣害についても、この後継者対策についても、抜本的には国の農政を変えていく問題だと思いますので、市単だけでどうこうとすぐに結果が出ることはないと思うんですけれども、政権がかわっても農業予算を減らした中での施策ですし、大変だとは思いますけれども、やはり皆さんの声を聞いていますと、一つ言われるのが、もっと農政を勉強して、僕らの私たちの立場をわかってほしいというようなことを言われるんですね。いろいろもっと私らにいい情報を提供してほしいということを、1ヵ所だけでなくて、ほかでも言われましたんで、ぜひともいろんな研究をして、親身になって農政、頑張っていただきたいなと思います。そのことをお願いいたしまして、きょうの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(水野雪男君)  2番 福沢美由紀議員の質問は終わりました。  質問の途中ですが、10分間休憩いたします。               (午後 5時25分 休憩)   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――               (午後 5時36分 再開) ○議長(水野雪男君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、5番 岡本公秀議員。 ○5番(岡本公秀君)(登壇)  それでは、まず最初に選挙の投票率向上への施策について質問を行いたいと思います。  世界には民主主義という名がつきながら、全然民主主義じゃない国もあるわけでございますが、すぐ端にもね。我が日本国は正真正銘の民主主義国家であり、すべての有権者は選挙での投票をもって自分の政治的意思をあらわすことができると、そうなっておるわけです。それゆえ、投票率が高い方が多くの有権者の意思を正確に反映できるというのは、これはもっともなことであります。例えば、関東地方のある県の知事選で、投票率が三十二、三%というと、3人に1人行ったと。あと残りの3人に2人がどういう投票行動をしたかによって結果がころっと変わるということは当然あり得ることですけれども、亀山市では三十何%ということはあまりないんですが、それでも多い方が正確な有権者の意思を反映できることに変わりはない。  そこで、ことしの7月には参議員の選挙、10月には市議会議員の選挙がありますが、投票率の向上のためにどのような方策を考えているか、お伺いしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  5番 岡本公秀議員の質問に対する答弁を求めます。  井上選挙管理委員会事務局長。 ○選挙管理委員会事務局長(井上友市君)(登壇)  まず初めに、参議員の選挙がやっときのう決まりまして、7月11日に投開票というところで、選挙管理委員会といたしましては今から一生懸命事務に専念したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  岡本議員さんのお尋ねの件でございますが、選挙啓発につきましては、選挙時の市広報、市ホームページへの掲載、ケーブルテレビの文字放送、懸垂幕の作成などを行っており、また、投票日の周知を図るために広報車により市内を巡回しております。  なお、市議会議員の選挙におきましては、亀山市の明るい選挙推進協議会の委員さんとともに、市内での街頭啓発も予定をしているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  岡本公秀議員。 ○5番(岡本公秀君)(登壇)  選挙管理委員の方々もいろいろと広報活動をやられて、なかなかご努力が大変だと思います。最近はホームページというのがありましたので、昔はなかったですけど、そういうところも活用して周知徹底を図っていただきたいと思います。  それで、平成18年の市議会議員の選挙と、平成21年の市長選挙の投票率を各投票所別にリストアップしたのがあるわけでございますが、その投票率の低い投票所を下から四つばかし上げますと、共通しておるところがあるんですよね。それ以外は時と場合によってばらつきがあるんですが、その二つは具体的に言いますと、長明寺町の集会所と能褒野町の公民館、この二つがこの2回の選挙に下から四つ悪いところを上げると二つとも顔を出しておると。この原因は何かと。個別の理由があるかと思いますが、まずこの原因の推定をしていただきたいと。  それからまた、現在の亀山じゅうの投票所の配置ですね。それとポスター掲示場、200ヵ所ぐらいありますが、この配置はここ何年の間ぐらい変わっていないのか。もう判で押したように大昔からきておるのか、随時、随時変更があるのか、その辺のこともご説明をいただきたい。 ○議長(水野雪男君)  井上選挙管理委員会事務局長。 ○選挙管理委員会事務局長(井上友市君)(登壇)  岡本議員さんのお尋ねの、長明寺町集会所と能褒野の公民館でございますが、市内の投票所でも見られますように、比較的若年層の居住が多い地域であるのと、能褒野町におきましては、最近、単身者が入居をいたしますマンションやアパートの増加によることが原因ではないかと思っております。  また、現在の投票所とポスターの配置でございますが、投票所につきましては、市内の各コミュニティーや山間地域などを考慮いたしまして、合併前の配置場所で31ヵ所ということになっております。  ポスター掲示場につきましては、公職選挙法施行令第111条の規定で、各投票所の有権者数と面積により設置数が定められており、現在189ヵ所となっております。  設置場所につきましては、土地並びに建物の管理者の都合により多少の移動はございますが、ほとんどは変わっていないというところでございます。 ○議長(水野雪男君)  岡本公秀議員。 ○5番(岡本公秀君)(登壇)  ポスター掲示場などは法律で一定の数は決められると。投票所もそうですけれども、先ほどのほとんど変わっていないということは、具体的に言うとどのぐらいの年数変わっていないんですかね、ちょっと教えてもらえませんか。 ○議長(水野雪男君)  井上選挙管理委員会事務局長。 ○選挙管理委員会事務局長(井上友市君)(登壇)  旧関町におきましては、一緒の数だと思います。旧亀山地区につきましては、合併以前より少し、二、三ヵ所はふえておるように思っております。  場所につきましては、先ほど言いましたように、管理者さんのご都合により多少ずれたところもありますけれど、ほぼ皆さんの目につく場所を中心に設置いたしておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  岡本公秀議員。 ○5番(岡本公秀君)(登壇)  そうすると、ポスターの設置場所と投票所に関しては微妙な変更はあっても、前と同じようなことを延々とやっておると、そう判断してもいいわけですね。わかりました。  それから、ちょっとこれはまた話は変わりますが、これは将来に向けての課題ですが、電子投票とか郵便投票、こういった制度に関してはどのような考えを持っているのかお示し願いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  井上選挙管理委員会事務局長。 ○選挙管理委員会事務局長(井上友市君)(登壇)  電子投票につきましては、以前もご質問をいただきましたこともあるんですが、現在は国政選挙や全国の自治体におきましても、いまだ取り組みが進んでいないのが現状でございます。  電子投票のメリットといたしましては、開票時間の短縮、使用する紙の量の少量化でございます。またデメリットといたしましては、投票に使用する機器類のリース代が極めて高価格であるというのと、故障を生じたときの対応によっては選挙の無効事由が生じる可能性があるということと、候補者の多い選挙では、画面の表示上、公平性に欠けるのではないかということでございます。今後は、国及び各自治体の動向を見ながら取り組んでまいりたいと思います。  郵便投票でございますが、公職選挙法の第149条第2項で、身体に重度の障がいがある人で、一定の基準を満たしている場合には郵便による不在者投票ができ、現在市内で17人の方が登録されております。市の広報にも掲載して周知も行っておりますし、一定の有効期間が参りました方には、個別に再度の申請をしていただくように通知をいたしておるところでございます。  先ほど申しました、公職選挙法第49条の第2項であります。申しわけございません。 ○議長(水野雪男君)  岡本公秀議員。 ○5番(岡本公秀君)(登壇)  電子投票は、やはりやるとしたら多数の人間が出るんじゃなくて1人、2人と、やはり市長とか知事とかそういった方が向くんじゃなかろうかと思っていましたけど、いろんなトラブルとか、そういう問題があるんで、きょうあすにできる話じゃないと。それはよくわかります。  郵便投票なんかも私はもうちょっと対象を拡大して、身体障がいの何級とか、ばあっと決めてやるそうですが、もうちょっと広くした方が、期日前投票も最近はかなり楽になったんですが、この郵便投票ももうちょっと対象範囲を拡大することはできないのかと思うんですけど、その辺いかがですか。 ○議長(水野雪男君)  井上選挙管理委員会事務局長。 ○選挙管理委員会事務局長(井上友市君)(登壇)  郵便投票でございますが、先ほども申しましたように公職選挙法の49条の第2項で決められておりますので、私どもとしては、その法に従うということでございます。
    ○議長(水野雪男君)  岡本公秀議員。 ○5番(岡本公秀君)(登壇)  よくわかりました。  それで、先ほどいろいろと局長の方から説明をいただきましたけど、やはりいろんな手段を使っての啓発活動ですね、これはどこでもやっておることでございますし、それなりに有効なものであると。これはもうやらなければならない、当然のことですね。しかしながら、やはり啓発活動だけで物事が少しでもよくなったらええんやけどね、なかなかそうはいかない。  具体的に言いますと、投票所に足を運びやすい環境整備というのも私はかなり重要なことだと思うんですよね。先ほど私が言いました、投票率の低いところがあると。今回、私が取り上げるのは、長明寺町の集会所を取り上げたいんですよね。これは、長明寺町、名越を除く田村町、みずきが丘、太森町の人々の投票所ということでございますが、人口はどうかといいますと、5月1日で長明寺が428人、田村が、これはオール田村で1,145人、みずきが丘が1,854人、太森町491人、これだけの方が長明寺町の投票所へ足を運ばれると、もちろん有権者だけですけどね。  しかしながら、ご存じの方もたくさんおられると思いますが、長明寺町集会所というのは、地図でもちょっとわかりにくいところもありますし、そこへたどり着くまでが道幅も狭くて、前から車が来るとちょっとすれ違いに困るようなところですね。もちろんその施設の駐車場も狭いと。その隣にある国道306号線は、これまた交通量が多くて、甚だ2本の足では横断が難しいと、そういうところなんですよね。こういう悪条件なんですよ。特にみずきが丘の方がおっしゃるには、ここが一番人口が多いわけですね、もちろん子供さんも多いけど。子供さんが多いということは、子供さんを連れて投票に行かなあかんという家庭も多いわけですよね。子供さんが大きくなったら親だけで行けばいいんだけど。そうすると、どうしても自動車にちょっと乗っていくとか、特に雨が降ったら自動車で行くと。そういう背景を考えますと、みずきが丘の人にとっては、長明寺町の集会所は、そういった物理的条件が悪い。このような悪条件をそのまま放置しておいて啓発活動を行っても、やはり大きな改善はないと思うんですよ、私は。  それで、私が今回提案したいのは、みずきが丘には道伯幼稚園というのがありますね。あそこの一室をできればお借りして、そこで投票所をつくってはどうかということですね。そうしますと、みずきが丘の方にとっては非常に行きやすいと。太森の人にとっても行きやすくなるわけですね。こういった物理的な条件をそのままほったらかしにしておいて、昔からあそこやからあそこでやると、よそへ動かすのは面倒くさいとか、そういうふうなことでいつまでもほうっておくと、やはりこれは鐘と太鼓で投票に行ってくださいと言っても、やはりなかなか人は動かないと思うんですが、いかがですか。 ○議長(水野雪男君)  井上選挙管理委員会事務局長。 ○選挙管理委員会事務局長(井上友市君)(登壇)  先ほど岡本議員さんが申されました有権者の数といたしましては、6月2日現在で、第15投票区になるんですが、合計が2,268人で、うちみずきが丘が1,053人となっております。  それと、先ほどから申されます長明寺の集会所の設置でございますけれど、以前は、同地区は平成10年までは第14投票所といたしまして、中部中学校の体育館や調理室をお借りいたしまして、田村町、長明寺町、太森町、みずほ台の地域が投票所として行っておりました。平成11年からは、みずほ台の入居がほぼ終わり、有権者数も2,000人を超えましたことから、公営施設でありますみずほ台幼稚園に投票所としたところでございます。  また、そのころ長明寺の集会所も新しく同時期に建てかえられ、3地区の中心であったので、自治会のご協力をいただき設置いたしたところでございます。その後、みずきが丘団地の造成により、同投票所へ統合いたしましたところでございます。  今後、ある程度入居者の増加の推移を見まして、新設または移設等を含め検討してまいりたいと思っております。 ○議長(水野雪男君)  岡本公秀議員。 ○5番(岡本公秀君)(登壇)  いろいろ、地域地域で人口分布が変わってくるから、それに応じて投票所も動くこともあると思いますが、これからの状況を見ますと、やはりみずきが丘はまだどんどん人がふえる可能性が非常に高いと思うんですよね。それで、先ほどの答弁やったら、人口の増加の推移を見ながらとおっしゃっていますけれども、推移を見ながら何年先ということははっきりわからんわけですが、少なくとも現在の状況では、みずきが丘の人にとってみたら非常に投票所へ行きづらい状況に来られておるということですわね。わしらはこんな悪い条件で投票に行くなということになるだろうと、そんなことにとられても仕方がないと、僕はそう思うんですよね。  まず、民主主義にとっては、やはり投票というのは基本的な行為なんですよね。だから、投票をやりやすい条件を整備するというのも非常に重要なんですよ。ただ、鐘と太鼓でたたいて、ティッシュペーパーを配って、前みたいに投票に行ったら投票済みの証明をもらって、それを持っていったらKカードのポイントが倍とか、そういうことをやるのはあかんとは言わへんよ。だけど、もっと本質的な問題は、やはり行きやすい状況をつくると。それも、できるだけ早急にやると。  だから、私は、ことしの10月の市議選にはみずきが丘に道伯幼稚園を借りてやってもええと思うんですよね。そんな、先延ばし先延ばしで、もっと人口がふえたら、ふえたらっていったら何年先の話なんですかと僕は言いたくなる。そんなことですから、現在の投票所、ほかにもそういうふうな悪条件のところがあるかもしれませんけれども、やはりこういったことは、それなりに状況を見てやはり臨機応変に変えていくことも必要やし、ポスター掲示場も、もうここの場所はあまり意味がないなあと思ったら変えてもらってもええし。やはり前と同じことをやっておるのは一番楽でよろしいわね、何も考えんでええから。そうやけど、やはり状況に応じて随時変えていくということは、僕は必要やと思うから、私の方の希望としては、やはり10月の市議選には、参議員選には間に合わへんやろうで、やはり道伯で幼稚園をお借りして、一つ投票所をつくっていただくと、結構皆さんね、それに啓発活動が重なったら、やはりかなり投票率が改善されるんではないかと、私はそう思っておりますので、できる限りの努力をお願いしたいと思っております。  この質問はこれで終わります。  その次に、二つ目の質問ですね。幼児、児童の虐待の防止について、このことに関して質問を行いたいと思います。  新聞、テレビで幼児、児童の虐待事件が報道をされております。非常に痛ましい事件で、最近もお隣の鈴鹿市で起き、関係者の方は大変心を痛めたと思います。  それで、このような痛ましい事件を防止するには、子供の体の傷とかあざとか、またやけどの跡とか、そういった状況を発見することによって子供の状態がある程度推定できるわけですね。それが大切やと言われておるんですね。だから、そういうのを発見する機会というものは、むやみやたらと服を脱がすわけにいかんから、やはり幼児や児童の身体や発育の状態を把握するための健康診断の機会というのが大切なわけですが、幼稚園、保育園、小学校に通っている子供及び小学校には行っていないけれども、幼稚園、保育園にもどこにも行っていない、ずうっと家庭におる子供、そういった子供に関して、それぞれどういった健康診断の制度となっているのか、その制度に関して説明をしていただきたい。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  幼児、児童の健康診断及び身体検査についてということでございます。  健康福祉部が実施しております、乳幼児から小学校就学前までの健康診断と身体検査についてご説明をさせていただきます。  保育園におきましては年に2回、9月と3月に嘱託員による健康診断を実施いたしております。また、身体検査につきましては、毎月、園長や保育士が児童の身長と体重をはかっております。また、乳幼児健診による就学前の健康診査といたしましては、1歳までの乳児期には4ヵ月児健診、10ヵ月児健診を医療機関で実施し、それ以降は1歳6ヵ月児健診、3歳児健診と、総合保健福祉センターでの集団健診として行っております。なお、いずれの健診や身体検査も衣服を脱いだり、児童の様子を観察するなど、そういう機会があり、注意深く見守ることとしております。 ○議長(水野雪男君)  上田教育次長。 ○教育次長(上田寿男君)(登壇)  それでは、私の方から、教育委員会所管の幼児、児童・生徒の健康診断についてお答えをさせていただきます。  幼児、児童・生徒の健康診断につきましては、学校保健安全法第13条第1項において、学校において定期的に行わなければならないと定められております。また、期間といたしましては、学校保健安全法施行規則第5条第1項において、毎学年6月30日までに行うものとすると定められているところでございます。  検査項目といたしましても、同施行規則に定められておりまして、身長、体重測定、歯及び口腔の疾病及び異常の有無、耳鼻咽頭疾患及び皮膚疾患の有無等の検査を行っております。  また、幼児、児童・生徒の健康教育や保健指導に生かすことを第一目的としまして、毎朝の健康観察及び二、三ヵ月に1度の体重測定を実施しているところでございます。  幼児、児童・生徒への虐待防止につきましては、児童虐待の防止等に関する法律内容を学校及び教職員に再三周知しているところであります。したがいまして、学校現場では早期発見の努力義務や速やかな通告義務を意識しながら、日ごろから幼児、児童・生徒の状況把握に努めているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  岡本公秀議員。 ○5番(岡本公秀君)(登壇)  それでは、学校に入ってしまうとかなり頻繁にこういうのが行われると。幼稚園とか保育園に通っている子供さんも毎月の身体検査があると。しかしながら、そうじゃない子供に関しては非常に身体検査の密度が薄いと、そういうふうに考えてもいいわけですね、健康福祉部長にお伺いします。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  ただいまご答弁を申し上げましたとおり、保育園に入るまでの児童といたしましては、1歳6ヵ月児、それから3歳児健診を集団健診として行っているところでございます。したがいまして、4歳、5歳まで保育園に入らない場合には、現在のところ把握はいたしておりません。 ○議長(水野雪男君)  岡本公秀議員。 ○5番(岡本公秀君)(登壇)  そうしますと、3歳児健診までは法的に決まっておるけれども、それから保育園、幼稚園に行っていただくと毎月の身体検査で把握できるけれども、保育園も幼稚園も行かない、小学校へ入るまでどこにも行かないという子供は、完全に一つのエアポケットに入ってしまうというか、何があってもわからん、把握のしようがないと、そういうふうに判断してもええかと思うんですよね。  それで、虐待が疑われるような兆候が見られた場合、県の児童相談所との連携というものは一体どうなっておるのかと。また、児童相談所の反応が鈍い場合、なかなかみこしを上げない、そういうときに市としてはどのような対策をとっておるのか、どのような対応をしているのか、これを伺いたい。  また、よく新聞なんかにも載っていますが、危険性の高い家庭というのがありますね、児童虐待の。これは端的に言うと、母親と子供のおる家庭に同居人の男がいると。それが非常に危険性が高いと言われておりますが、そういった家庭の構造ですね。表から見てわからん家庭の構造に関して市が把握できるのか、それもお伺いしたい。  また、先ほど言いました、小学校へ行くまでで幼稚園にも保育園にも行かないと。それで先ほど答弁のあった子供の健康診断の通知を出しても全く顔を見せない、そういう家庭に関しては当然把握しておると思いますが、どういうふうに対応しているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  虐待の兆候が見られる場合の対応と、児童相談所との連携という中で、まずは市の対応はどこまでかということでございますけれども、市の体制といたしましては、本年度から子供の総合支援を行う子ども支援室と児童福祉制度全般にかかわる子ども家庭室が一体になって、子供の育ちをサポートするための部署として子ども総合センターを設置したところでございます。この子ども総合センターは、健康福祉部長をセンター長にするほか、コーディネーターとして臨床心理士を専門監に配置し、先ほどの2室を軸にして保健福祉、教育、医療が連携し、0歳から18歳に達するまでの子供の育ちの継続的な支援及び相談窓口の一元化を図っております。  また、情報を共有するため、関係機関のネットワークの充実を行いました。  児童相談所との連携についてでございますが、関係機関の連携の中で児童虐待等の継続案件や随時案件につきまして、亀山市要保護児童対策地域協議会要綱及び亀山市子ども・女性支援連携協議会要綱で示されておりますケース会議を持っておりまして、児童相談所職員を交えた担当者レベルによります個別支援方法などの意見交換を行っております。  そこで、児童虐待に係ります市の対応範囲でございますけれども、児童虐待が発生した場合は、児童福祉法等の規定によりまして、発見者は一般市民、関係者にかかわらず、児童相談所または市町村に通告する義務がございます。そして、市や関係者からの通告を受けて、県の機関である児童相談所が関係者の意見を聞き取り、家庭分離や施設入所の最終的な判断を行っております。これは児童相談所が児童福祉法のもとで、一時的に子供を預かる権限、一時保護の権限でございますが、施設入所の承認を家庭裁判所に求める権限を行使できるものとなっているからでございます。  なお、市は子供を家庭分離するまでの面接、訪問、支援を行うこと。そして、家庭分離を要するタイミングを見きわめ、児童相談所に通告することなどが主な業務になると考えられます。  また、そのためにネットワークでさまざまな関係者がサポートを続ける情報の多さが市の虐待対応に適切に対応できるかの判断資料となってくるものでございます。  次に、虐待の兆候が見られる場合の家庭の状況の把握についてでございますが、近年の離婚率の増加に伴い、内縁関係の中で継父母が子供を育てることも見受けられます。このような家庭の実態については、市では情報の把握はいたしておりません。ただ、家庭不和や経済的、職業的不安が生じたりすると、その矛先が弱者である子供に向かいやすくなることがあります。現実的には虐待を早期に発見することは難しいので、例えば、市が保護者の方と接する機会や、就園、就学児童であれば児童の言動から察知されることを見逃さないなど、注意深くかかわる意識が関係者には望まれるものでございます。  いずれにいたしましても、早い段階での家庭の状況把握を行うことが重要と考えております。  それから、市が行う健診に来ない家庭への対応についてでございますが、1歳6ヵ月児健診や3歳児健診は大事なフォローのきっかけとなっておりまして、事例では、健診の場が虐待等のケースを見つける機会にもなると考えられるものでございます。子育て支援センターや保育園等に通うといった支援のきっかけづくりにもなっております。  また、健診自体を未受診になっているということは、虐待のリスク要因であるとの報告もございます。このような家族への対応といたしまして、受診勧奨を通じまして状態把握をしたり、場合によっては地域の民生委員、児童委員との連携でサポートする支援を進める形としております。  また、健診受診後、未就園になってしまうケースもありますので、このような事例を漏らすことなく拾えて支援できるよう、ネットワークの網を張ることが重要と考えております。 ○議長(水野雪男君)  岡本公秀議員。 ○5番(岡本公秀君)(登壇)  虐待というのを発見するには、やはり担当者の注意深い目といいますか、ちょっとした兆候を見逃さないとか、それを私は大切やと思うんですよね。  ところで、この前鈴鹿であった虐待事件ですけれども、これは結果的に刑事事件になりましたが、この案件について、やはり亀山市の担当の人もいろいろ感想を持ったと思うんですけど、市の担当者の率直な所見を伺いたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  山﨑健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山﨑裕康君)(登壇)  児童虐待が刑事事件となる場合、その多くは傷害罪、また要保護責任者遺棄罪など重大な事件となり、その経緯は児童相談所や市町村、医者等が警察へ通報することが現実には多く、必然的に虐待者と子供との分離が必要となってまいります。  児童虐待には独自の対人関係によりけがをさせたりするとの研究があり、子供は必要以上に虐待が起きているのは自分が悪いからだと自分を責め、また、保護者の側はいらいらが虐待の原因と潜在的に思っていたものが、いつしか虐待をすることで親自身のいらいらを発散する形に変質化してしまうことがあるとされております。その意味で、刑事事件として取り扱われるケースが発生することはやむを得ないことだと考えますが、場合によっては、虐待防止のために効果的な方法とも言えます。事実、警察へ通報することで刑事事件化したケースがありましたが、そうしないと虐待はとまりませんし、また、そうすることでそれ以降の子供の安全を図ることができるものでございます。  このように刑事事件として取り上げることの必要性は高く、特に信頼関係のつくりにくい虐待者である保護者への対応においては重要な方法の一つと考えられているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  岡本公秀議員。 ○5番(岡本公秀君)(登壇)  この鈴鹿の事件に関して新聞に載っていましたね、県の児童相談所の動きが鈍いと。僕はそういう所見をこの場ではっきりと、市の担当者として県の児童相談所に対して、あんたら何をやっておるんだと、温度差があるやないかと新聞に載っていましたよ。そういう所見をこの場で言ってもらってもよかったんですよね。もちろん県は県でいろいろ言い分もあるでしょうね、今、県議会でもいろいろ追及されておるみたいですね。だけど、そういうふうなことをいろいろあれやこれや、例えば強制的に親子を分離しても、それなら分離した子供は一体どこへ持っていくのとかいう、収容場所はあるのかないのかという、そういうことを言い出したら切りがないですよ。だけど、そういうことはやはり何とかせな、そうせんことには子供の命がかかっておるから。  私、最後に言わせてもらいますけれども、やはりせっかくこの世の中に生まれて、頼りになるのは親だけやんか。その肝心の親からじゃけんに扱われて死亡したり、大きな心に傷を負ったりすると、本当に痛ましいことですね。また、この結果、その保護者もどうなるかというと、保護者も無事では済まんわね。当然、刑事事件で刑事被告人になるんやから。結局、二重な悲劇ですわな。子供は子供で悲劇、親は親で悲劇と。だから、それになるまでに食いとめなあかんわけですよ。  私は、いろいろ周辺の事情もあると思いますが、やはり一番身近なのは市の担当やから、市の担当者は、やはりアンテナを高く上げて、ちょっとした兆候を見逃さんようにしていただきたい。そして、県の児童相談所の方へやはり当然のことながら通報して、県の児童相談所がみこしをなかなか上げない、腰が重いかもしれませんが、やはりそこをせっついて何とか動いてくれと、そうこうするうちに事件が起こって新聞に載ったら、もう後の祭りということですから、市の担当の方もいろいろ忙しいので大変やと思いますけれども、虐待防止を図って、亀山市からこのようなことのないように努力をしていただきたいということをお願いして、質問を終わります。以上です。 ○議長(水野雪男君)  5番 岡本公秀議員の質問は終わりました。  次に、12番 前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  緑風公明クラブの前田 稔です。  朝から大変お疲れだと思いますけれども、私は最終バッターの9番バッターですので、気合いを入れて質問していきたいと思いますので、答弁の方も気合いを入れて明確にお答えをいただきたいということを申し上げて、質問に入りたいというふうに思います。  まず1番目なんですけれども、亀山市歴史的風致維持向上計画について質問をします。  この歴史的風致維持向上計画は、平成21年1月19日に認定を受け、それから今1年半になります。  事業計画は、都市公園の維持及び整備に関する事業、道路の整備に関する事業、歴史的建造物の保存、復原に関する事業、歴史的風致の維持向上に資するソフト事業の大きく四つに分かれています。  この計画の期間は平成29年度までで、10年間でございます。今は2年ぐらいが過ぎたところですけれども、まず1回目の質問といたしまして、計画された事業がどの程度進んでいるのか、各事業について進捗状況をお伺いします。 ○議長(水野雪男君)  12番 前田 稔議員の質問に対する答弁を求めます。  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  亀山市歴史的風致維持向上計画の各事業の進捗ということでございます。
     歴史まちづくり法の認定を受けました亀山市歴史的風致維持向上計画の重点区域内において、現在、歴史的環境形成総合支援事業として国からの支援を受け、各種事業を実施しているところでございます。  主な事業では、平成20年度事業としては、関宿周辺環境整備事業として、足湯の整備、旧舘家住宅保存整備事業や、亀山公園及び周辺の歴史的環境整備事業を実施し、平成21年度事業としては、鈴鹿峠自然の家改修工事や、旧亀山城多門櫓保存整備事業として調査、設計を実施いたしました。平成22年度事業では、加藤家屋敷保存整備事業として母屋の調査、多門櫓の復原工事等を実施する予定でございます。  重点区域内の市の主要事業で、同法による歴史的な位置づけが可能なものにつきましては、認定計画の中に記載し、位置づけておりますので、国の支援を得ながら効果的におおむね予定どおり事業を実施いたしておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  それでは、その中で20年度の事業となっておりました関宿周辺環境整備事業で足湯の整備をされたわけですけれども、これは20年度でこの関宿周辺の整備事業は終わってしまうのか、また、これから継続して何か事業が、持続すれば29年度まで何かそういう事業はできるのかどうかということをお聞きしたいと思います。  それからもう一つ、この中には市長さんのマニフェストにもある「関の山車」会館の整備事業というのも、この歴史的風致維持向上計画の中に入っておるわけで、これについては調査費とかそういうのが前に予算が上がっていたんですけれども、今どのぐらい進んでいるのか、2点お答えをいただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  川戸文化部長。 ○文化部長(川戸正則君)(登壇)  関宿周辺の整備につきましてご質問をいただきました。  先ほど建設部長から答弁がありましたけれども、足湯の交流施設を20年度には整備いたしております。このほかに、この関宿周辺につきましては、駐車場の整備など課題にあるものもございます。今後活用する国の補助事業等については、事業の内容に応じて選択していく必要がありますので、この歴史的環境形成総合支援事業を活用していく場合には、国との調整を行って、亀山市歴史的風致維持向上計画の見直し等を行っていく必要があると考えております。  それからもう1点、「関の山車」会館のお話がありました。  「関の山車」会館の整備につきましては、これまで関宿、関の山保存会とともに会館のあり方や運営方法などについて、先進事例などを参考としながら調査研究を行ってきたところであります。その結果を平成21年度に(仮称)関の山会館整備基本計画として取りまとめております。当事業につきましては、亀山市歴史的風致維持向上計画に位置づけを行っております。歴史的環境形成総合支援事業の活用も考えております。今後、整備場所や施設の詳細等について関係機関と調整を行ってまいりたいと考えておりまして、現在は、平成22年度には予算は計上いたしておりません。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  わかりました。  そうすると、関宿の周辺環境整備事業は、新たにいろいろとこういう歴史的なことで周辺を環境整備したいということがあれば、まだ29年度の中で事業をしていくことができるということで確認させていただいてよろしいですか。  それからもう一つ、市長さんのマニフェストにもある「関の山車」会館ですけれども、これは市長のマニフェストに書かれてあるので、市長さんにお答えをしていただきたいと思うんですけれども、やっぱりそれなりの市長さんの思い、構想があってマニフェストに書かれてあるんだろうというふうに思いますので、その辺のところのご所見、思いを聞かせていただきたいというふうに思います。 ○議長(水野雪男君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  前田議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。  「関の山車」会館の整備でありますけれども、その前段であります歴まちの指定もあわせて、やはり亀山市に残ります歴史的風致、あるいは文化的資産、これはやっぱり今後のまちづくりの大きな柱としていきたいと。その中には「関の山車」会館初め、幾つかの非常に象徴的な支援といいますか、遺産があると。やはりこれを生かしていこうという思いをマニフェストの中に組み込ませていただいたものでございます。  ちょうど私が就任をさせていただいたのが昨年の2月でございますけれども、その10日前に歴まちの第1号認定をいただいたということで、本当にご尽力いただいた多くの皆様方の努力に敬意を表したいと思っておりますが、現在ご案内のように21年度から調査等々具現化を進めておるところでございまして、少し以前にもお答えさせていただいたことがあったかなあと思っておるんですけれども、地域の事情といいますか、状況といいますか、こういうものをしっかり正確に把握をさせていただく中で、今その調整を進めておるところでございます。慎重に、なおかつ的確にこの事業を推進していって、「関の山車」会館の具現化に向けて努力をいたしてまいりたいと、現時点でも強く考えておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  それでは、次の質問に入ります。  今般、亀山市景観条例というのが上がっておりますけれども、その景観条例と歴史的風致維持向上計画との関係というのは非常に深いものがあるというふうに思われますので、その整合性と必要性についてお伺いしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  歴まち法と景観法との関係ということでございます。  歴史まちづくり法の認定を受けました亀山市歴史的風致維持向上計画の重点区域内におきましては、旧東海道沿道や亀山城址や関宿周辺等の歴史的な資源や景観を有する区域となっております。したがいまして、亀山市景観計画においても景観上重要な地域に位置づけたいと考えておりますので、この地域では景観法の市の景観計画で位置づけ、歴まち法で支援を受け、その両輪となって良好な景観形成を推進していきたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  この景観条例ができると歴史的景観重点区域地区というのに指定されてくるわけなんですが、関宿の場合は関宿重要伝統的建造物群保存地区条例というのがあるんですよね。そうすると、この景観条例とどちらを優先するのか、それはかぶってくるのか、景観条例から外れるのか、そこら辺のところをちょっと明確にお答えいただきたいと思います。  それともう一つ、先ほど言った歴史的景観重点区域に指定される部分には、亀山城周辺も含まれてくるものと考えます。例えば、野村のとこら辺のことなんですけれども、あそこの市道、前に一回言わせていただきましたけど、歩道がカラー舗装になりました。それが歴まち法ができる、認定を受ける前に塗られたんじゃなかったかなあと思うんですけれども、あのときは見解としては安全性ということでやったと思うんですが、あの色になったということで、今回、この景観条例ができてくると、この景観条例は、今後開発を行ったり、建屋建築物をつくったりというところで審議をされるということなんですけれども、既存のものについては対象にならないというふうに聞いていますけれども、市に財産権があるものに関しては、その審議会の対象にはなるのかならないのか、お答えをいただきたいと思います。2点です。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  まず1点目の重点区域の関係でございますけれども、関宿重要伝統的建造物群保存地区につきましては、文化財保護法により、現在、景観法に基づく届け出対象行為の適用除外区域となっております。したがいまして、特に伝建地区の現在の保存基準や内容が変わることはございません。  また、関宿の周辺部に関しては景観法の対象となりますので、景観計画の形成基準の方でよりよい景観づくりが推進できるものと考えているところでございます。  また、カラー舗装の件でございますけれども、これはまた歴まち法の中で舗装の美装化等についても具体化していくことというふうに考えておりますが、景観法の中では、これからどういうふうな位置づけで基準を決めていくかという検討にはなってくると思いますが、その中で色の基準等についても決まってくるものというふうに考えられますが、現在、景観法のご答弁の中でも申し上げましたように、既存の施設についてがそのまま届け出等の適用であったりとか、改良命令が出るといったようなことはございませんので、その基準が決まった中で、そこが改良されたりとか、手を入れられるときに届け出の対象となって、その中で審査がされていくという形になっておるというふうに考えております。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  1点目の関宿の重要伝統的建造物群保存地区に関しては、重要伝統的建造物群保存地区条例の方で縛っていくということで、景観条例から外れるよと。その周辺については、大きなマンションだとか、いろいろ申請が出た場合はいろいろ審議されるよという話ですね。  もう一つの方は、野村の方のカラー舗装については、ただ、その景観重点地区に指定されて、その審議会がありますよね。それは既存のものだからそこで審議がされるのか、されないのかということだけお聞きしたいんです。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  既存のものですので、審議会の中で既存のものをこれがおかしいから改良していく必要があるとか、そういう審議の対象にはならないというふうに考えております。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  市に財産権のあるものですよね、それはやっぱりもう過去にそういうものができたおったから直していかないということでよろしいんですね、景観条例の中で重点区域になっておっても。市はもう直さないと。要するに審議はもうしなくて、それはもう絶対変えないということでよろしいんですね、あそこの野村の舗装は。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  景観条例の中で景観計画をつくって審議していくものは、先ほども申し上げたように、新たにそういう行為が起きたものに対してそれをどうかということを審査していくと。また、審議会の中はそういう景観計画をつくっていくに当たっての審議でございますので、審議会の中で届け出の行為を審査するということではございませんので、いずれにしましても、届け出の行為に対して審査をしていくということでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  それでは3番目に移りますけれども、東海道街道環境整備事業についてですけれども、これは平成25年から29年度の事業となっておりますが、これはどのような整備をするのか、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  東海道街道環境整備事業でございますが、歴まち法の歴史的環境形成総合支援事業の中で、平成25年から29年の予定で、旧東海道の歴史的な趣のある箇所で路面の美装化や、案内標識、休憩施設の設置等を計画しているところでございますが、具体的な内容に関しましては、今後、関係部署と連携して取り組んでまいりたいと存じます。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  この東海道街道環境整備事業ですけれども、この中には鈴鹿峠、太岡寺、野村集落、坂下宿の東海道上の路面の美装化、案内標識、休憩施設等を設置し、街道環境を整備するというふうに書いてあるんですね。東海自然歩道というのがあるんですね、坂下から鈴鹿峠までの間なんですけれども、坂下にちょうど岩屋観音というのがあるんですけれども、そこから東海自然歩道というのがあります。それは山の方についておりまして、片山神社のところ、入り口へ出てきて、そこからまた東海自然歩道と、ここから東海道とクロスするんですけれども、岩屋観音から片山神社の間は東海道と自然歩道とは分かれているんですね。そうすると、ハイキングに来る方なんかは、東海自然歩道が東海道だと思って、そっちの山の方へ入っていくんですよ。非常に急な階段があって、そこへ行くもんで、やっぱりこれも看板、よく言われますんで、これは東海自然歩道と東海道は違いますので、それをはっきり明確にするような看板を設置していただけたらというふうに思っています。片山神社から登ったところは東海自然歩道じゃなく県の管理になっています。以前、関町時代のときですけれども、階段じゃなかったのに、安全性の面からということで階段になったんですね。相当、いろいろ要望したんですけれども、前の状態と違うから階段ではいかんよということを言わせていただいたんですけれども、今回、歴史風致の中でこういう復原ということになれば、この階段がええのか悪いのかということも含めて、復原するということも考えて、これは25年からの事業ですので、またその辺も考えていただきたいなあと。時間はたっぷりありますので、一度考えていただきたいと。  それから、そこに馬の水飲み石というのがあったんですよ。それは歴史的事情があって、あるところへ行っています。そこには違うものが、真四角の似ても似つかないような馬の水飲み石というのが今置いてあるんですね。だから、もしこの歴史的風致維持向上計画でそういうことを復原することができるんなら、今行っているものが返ってくればいいんですけれども、なかなかそれは難しいということであれば、物はありますので同じものを復原することができると思いますので、そこにもう一回同じものをつくって今のとかえると。今は真四角のコンクリートでつくったものがありますので、そういうのも検討していただきたい。  それから、これは野村からずうっと東海道があります。そのポイントポイントに一里塚というのがありますね、野村の一里塚。一里塚をずうっと4キロずつにあるんで、それは関宿の東の追分のところにもありますし、もう一つ、弁天のところにもあります。それから、鈴鹿峠のちょうど片山神社の手前ですけれども、そこは影も形もなくて碑もありませんけれども、そのあたりにあったというふうに言われています。ですので、そういった一里塚の整備ということも要望をしておきたいというふうに思います。  これは25年から29年度までの事業で行われるんであれば、こういうこともこの中に検討していただいて、作業をしていただきたいなあというふうに思います。  何かこれについてご所見があればお聞きをしたいと思うんですけど。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  峠周辺及び東海道周辺の整備に関してさまざまご意見、提案をいただきました。先ほども申し上げました、これから29年までの事業計画の事業実施を検討していく際に、総合的に整備し、効果的な推進ができるように努めてまいりたいと存じます。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  それでは4番目の質問に入りますが、一般的に神社、仏閣なんですけれども、この重点区域内にある由緒ある神社、仏閣、これについて、例えば復原や修復をするということになれば、財産権は市にないという場合ですけれども、この場合は個人負担はどのぐらいになるのか。まず、これを実行するとなったときに、歴史的風致は一般には国から2分の1の補助が出るというふうに聞いていますけれども、こういった場合の修復、復原ができるのかどうか。また、できるとすればその個人負担ですね、個人あるいは団体ですけれども、そういう負担はどれぐらいになるのか、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  岡崎建設部長。 ○建設部長(岡崎賢一君)(登壇)  歴まち法では、市町村の認定計画に記載されている歴史的風致形成建造物の指定の方針に基づき、歴史上価値の高い建造物や、歴史的風致を形成しているものを歴史的風致形成建造物に指定できるものというふうになっております。これに指定されたものは、例えば歴史的環境形成総合支援事業のコア事業として国の補助対象のものとなります。  民間所有の建造物でも歴史的風致形成建造物の指定は可能でございますので、その場合の補助率は、国が3分の1、市が3分の1、民間3分の1というふうになっております。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  国が3分の1、市が3分の1、そして個人または団体が3分の1ということでお聞きしました。例えば、東海道の鈴鹿峠のところに片山神社というのがありまして、平成12年ぐらいに本殿が焼失したわけですけれども、そこは椿大神社よりも由緒ある神社だというふうに聞いております。そこのまず階段の部分が非常に危険な状態になっております。片山神社は市の史跡にもなっておるんですけれども、例えば、その階段の部分を修復するといった場合には、そこの負担は片山神社がそこの3分の1でいいのか、例えば、本殿を修復、復原するようなことになれば、それは同じような3分の1でいいのか、そこら辺のところをちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  川戸文化部長。
    ○文化部長(川戸正則君)(登壇)  片山神社の話ですので、市の指定史跡ということで私の方から答弁させていただきます。  片山神社につきましては、昭和53年9月に市の史跡として文化財に指定しております。境内の石垣は寛政9年、1797年に刊行された伊勢参宮名所図会に現在と変わらない姿で描かれておりまして、史跡としての歴史的な価値を示す重要な要素と考えております。  市の指定文化財の保存整備に関しましては、亀山市文化財保護条例に基づきまして、修理等に要する経費の3分の1までを事業者に補助することができる制度となっておりまして、片山神社の石垣の修理につきましては、これに該当するものと考えております。  先ほど、建設部からも答弁がありましたとおり、歴史まちづくり法に基づく歴史的風致形成建造物への指定によりまして、事業者にとってはより有利な修理事業の組み立ても考えられますので、この辺は所有者の意見とあわせて制度の研究を行ってまいりたいと考えております。  さきに本殿の復原についてご質問がありましたけれども、本殿につきましては既に焼失をしておりますし、史跡指定ということで、建物としては文化財になっておりませんので、これを直接公的な資金を入れていくということは難しいと考えております。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  ありがとうございました。  それでは、大きな2番目の有害鳥獣対策について、先ほども福沢議員からるるお話がありまして、いろいろと教えていただきました。これは私なりにまた違う角度から質問をさせていただきたいというふうに思いますが、まず1番目ですけれども、被害状況について、これはシカと猿だけではなく全体でイノシシもおるし、鳥もいるだろうし、その辺も含めて全体の被害状況を教えていただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  猿、シカ、イノシシをあわせた被害状況でございますが、平成20年度で農作物被害は、面積159ヘクタール、被害額195万3,000円、森林被害は、面積5ヘクタール、被害額1,500万円となってございます。地域的には野登、白川、それから加太、坂下地区が多く被害が出ておるというところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  これは先ほどの猿とシカと一緒なんですか、ほかの全体を含めて、イノシシも含めて。  それでは、県の補助金はどのように使われているのか。県からも補助金が出ておるはずなんですが、この獣害被害防止対策事業補助金の内容についてちょっと詳しい内容を教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  県の補助金、鳥獣害防止総合対策事業のことであると存じますが、この事業はソフト事業とハード事業からになってございまして、この事業で何を亀山市において行っていくかというのは、亀山市鳥獣被害防止対策推進会議というところで協議を行いまして、決定していくというふうになってございます。  そして、22年度につきましても、まずソフト事業への取り組みを行うというところで決定をしたところでございまして、例えばモンキードッグの育成とか、猿位置情報システムの運用、こういったもので利用するという形になってございます。  また、この県事業の中ではハード事業で利用することもできますけれども、個々で設置するさくなどは対象になることができませんと、集落単位で設置する、そういったものが対象になってくるというものでございます。したがいまして、個々で設置するようなさくについては、今、亀山市でご支援させていただいております補助要綱のものをご利用いただくという形になってございます。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  そのソフト事業に県の補助が充てられておって、ハード事業には充てられていないということで、この獣害被害防止対策事業補助ですね、今回補正でも上がっているんですけれども、先ほども福沢さんのときにもありましたけれども、1,000平米ですね。1反ですか、それは対象の面積になっておるということでしたけれども、関のときは、私ははっきり記憶はしていないんですけれども、その補助額については4分の3だったと思うんですけれども、それも市の補助と県の補助と一緒に使われていて、その面積については1反以上というふうではなかったというふうに思っておるんですが、いかがですか。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  議員ご指摘のとおり、旧関時代には面積条件はなかったというような形で聞いてございます。そして、合併協議会の資料でも確認しましたが、面積要件は記載はありません。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  今、その1反以上というのは、その根拠がよくわからないんですけれども、関のときの話をしますと、1反より小さい、例えば一般の農家じゃないところの畑をつくっておる人たちも、その補助金から資材を購入しておりをつくったんですね。畑を囲んで、屋根も全部網にしたんですね。そうすると、それは確実に猿もイノシシもシカも入らないようになりました。それは一軒だけしたって、その隣の方へ行きますんで、隣もみんな大体そうやって、上限が20万だったからかわかりませんけれども、大体皆さん、私のところの近くは大体そういうふうな、見た目はおかしいんですけど、最初は何で人間がおりの中で畑をつくらんならんやろうなあというふうに思いましたけれども、笑っておったんですけど、これは一番効果的ではあるとは思います。ですので、私たちのところには以前も猿が集団でやってきたんですけれども、最近はそういうことがなくなりました。  ですので、この1反というのは、電さくとかさくを対象にしているし、田んぼとか大きなところを対象にしているんじゃないかなあと思うんで、みんながそういう形で完全に防御するということがやっぱり効果があるのかなあというふうに思いますんで、この補助の緩和ですね。面積を緩和していただいて、やっぱりせっかく定年退職してちょっと家で菜園でもつくって、自分の食べるところぐらいの畑をつくろうかと思っておっても、やはり食べごろになったなあと思うと猿が取っていくんですよね、いいところで大体。賢いんですよ、猿は。だから、そういう各戸が、先ほど福沢さんが言われていましたように、本当につくる気がなくなってしまいます。そうなると、やっぱり荒廃した耕作地がどんどんふえていくという形になりますので、そういうことを考えれば、これは毎年出さなくていいですよね、一回出したら何年も10年も、パイプで頑丈なものをつくりますんで、非常に効果はあるというふうに思います。イノシシやシカというのはさくで対応できると思いますけれども、猿なんかは登ってきますし、平気で網なんかでも、ちょっと大きな穴が開いておったら中へ入ってきますんで、やはり金網なんかにすると非常にいいというふうに思いますんで、1反以上というところを緩和する気持ちはあるのかどうか、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  まず1点、私、ひょっとしたら先ほどの福沢議員に対するご答弁の中で漏らしておった部分があるかもわかりません。交付条件なんですが、1,000平米以上でございますが、2人以上で1,000平米以上という定義になってございます。それで、ただし2人が地理的な要件などによって無理な場合は1人でも可というような形で、私、答弁を漏らしておったかわかりませんので、ちょっと訂正しておわび申し上げます。  そして、今言われた面積条件の緩和でございますが、一応補助金である以上、一定な基準が必要ということで、面積を1,000平米というふうに設定をしているところでございます。ただ、ここ最近、小さな面積の畑にも設置したいというお話が市の方にも届いております。この補助金は、農林作物の被害を防止し、農林業の振興を図るというような定義づけ、目的がございまして、そういうことから家庭菜園まで対象にすることはちょっとできないというような判断をしておりますが、農業という観点から、この1,000平米が適切な面積であるかどうかというようなところについても今後検討をいたしたいというふうに思っております。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  それでは、3番目の他の有害鳥獣対策ということで、ちょっとうちの会派の森 淳之祐議員から提案をいただいたオオカミのおしっこというのがあるんで、ウルフピーという商品なんですけれども、これが有効だというふうに聞いております。これはつるしておくだけで、猛獣に対してのにおいで、猿やシカ、イノシシが寄りつかないというふうな効果があるというふうに聞いております。これについても何か担当者として把握しておることがあればご所見をいただきたいのと、それから、先ほど猿の追い払いの話も出ていましたよね。ある自治会で、大勢の方で猿の追い払い作戦をやるというふうに聞いておるんですけれども、結局、それは他の地域へ追い払うだけで、また他の地域の人がその猿の被害に遭うという可能性で、イタチごっこではないのかなあというふうに思うんですけれども、猿の追い払いというのは本当に効果があるのかどうか、その辺もご所見を伺いたいと思います。  市として、何かほかに有効な対策があるのかどうか、お聞きをしたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  まず、オオカミのおしっこについては、ちょっと私の知っておる者が菰野で実験をしたということを言っておりました。そして、その実験結果ですが、確かに1ヵ月ぐらいは効果があったそうです。ただ、そのにおいになれるというか、1ヵ月後はまた同じような状況やったと。たまたまそういう者が知っておったもんで、そういうことでございます。  それから、追い払い作戦でございますが、市で今推奨しておりますのは、やはり集団で、皆さんで追い払いをしていただくということで、効果は確かにあるということで聞いております。あすですか、そういうことをされるという地区のお話もお聞きしましたが、そのときにやはりほかの地域に行くだけやないかと。そのほかの地域が困るんやないかというお話もお聞きしました。ただ、追い払いを行うときに、NPOの、今、猿を巡視していただいておる、その方もそこへ一緒に行かれて、いろいろアドバイスをするというようなことも聞いておりますので、そういう方たちの指導も得ながら集団で取り組んでいただくと効果はやはりあるのかなあというふうに思います。  そして、そのほかに猿を追っ払う方法でございますが、やはり特効薬的なものはまだ見つかっておりません。そんな中で、うちの職員が先進地の視察というようなものを、議会さんでしたか、委員会さんで行かれたときに見てまいりまして、一緒に行かせていただきまして、集落全体をぐるりと取り囲む防護さくを設置することにより、シカやイノシシの被害が大幅に軽減できた、そういう集落があったということも言うておりましたので、これらも参考にして、その他のものも含めさらに研究していきたいというふうに思っております。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  全体を囲むということも、それも方法だと思いますが、先ほども言いましたように畑をおりで囲んでしまうというのも確実な方法だと思いますし、駆除、これも必要なことだというふうに思います。イノシシやシカは肉を食べることができるんで結構駆除してくれると思うんですが、猿はなかなか駆除しにくいようにハンターの方からも聞いています。ですけれども、やはりこの辺を駆除していくことが効果的なことだと思います。制度は変わって、市の方で駆除をする数とか、そんなんを設定できるようになったというふうに聞いておりますんで、そこら辺も含めて、どれぐらい1頭当たり出ているのかわかりませんけれども、賞金というか、その辺も今後ちょっとふやすことによって駆除する数がふえてくるんじゃないかなあというふうに思いますんで、その辺のところについてのご所見があればお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(水野雪男君)  国分環境・産業部長。 ○環境・産業部長(国分 純君)(登壇)  議員おっしゃられるように、猿1頭につき幾らというような形で委託をしておるというようなところでございますので、その辺の価格的なものは適正価格というような形も考えて取り組んでいきたいというふうに思っております。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  それでは、大きな3番目の方に入りたいと思います。  映画のロケ地誘致ということで、一昨年の夏ごろなんですけれども、鈴鹿峠自然の家で旧坂下小学校なんですけれども、ここで映画のロケが行われました。これは吉本興業のキム兄という監督が、女優が来て、女優の倍賞さんが出演をしておりました。数日間、ロケ隊が来ていまして、撮影を行われました。ただ、この映画が全国で興行されたかどうかはわかりませんでした。ところが、何かのきっかけで竹井議員さんと話をしておりましたら、その映画のDVDを持っているということで、それがわかりまして、そのDVDを見ましたら、冒頭から旧坂下小学校のアップの映像が映りまして、グラウンドで倍賞さんがドラム缶の中で古本を、昭和初期か戦後間もなくぐらいかな、「ニセ札づくり」とかいう映画だったんですけれども、そこで古本を焼いておって、そして、そのグラウンドで子供たちが走っているというような映像が冒頭に出てきまして、すごいなあというふうに思ったわけなんです。  それから、四、五年前ですけれども、NHKのBSのドラマで、オダギリジョーという俳優さんが坂下小学校にも来てロケをしていきました。これも年末の2時間スペシャルか何かであったと思うんですが、2回ほどそういうロケも来ておりましたし、また、一昨年の年末でしたか、これも関宿でNHKのBSで「最後の戦犯」というドラマがありまして、これは私もエキストラとして出ました。朝から行って、それは終戦直後の引揚者の格好をしてくれということで、メイクもしてもらって、その当時の服装にしてゲートルを巻いて、かばんを提げて行ったんですけれども、朝からそういう作業をして、ずうっとなかなか番が回ってこなくて、どこで出るのかなあと思ったら、またそこを歩いてくれとか言われて、関の皆さんも何人か出まして、荷車を引いたりとか、そういう引揚者の格好で歩いてくれとか、陶器を売ってくれと。というのは、関宿じゃなくて、岐阜県の多治見が設定なんだそうです。多治見弁で、急におまえ、多治見弁で陶器を売る役してくれと言われて、多治見の方のレクチャーをしていただきながら一生懸命やったんですけど、結果、私は一個も映っていなかったんですけど、ほかの人は後ろ姿だとか、いろいろ映っていて、最後にテロップで関宿の皆さんというふうに1行しか出ていなかったんですけれども、有名な俳優の方も来ていまして、ちょうど嶋村さんの家の前あたりなんですね。そこを本当に映画のセットみたいな、そのときの状況にして古い車を持ってきて、そこで俳優さんも2回ぐらい、がーっと車に乗ったシーンだけを撮ってすぐに帰られましたけど、私は1日おって、何も結局成果はなかったということで残念な結果でしたんですが、そういうことで坂下宿とか関宿、やっぱり映画のロケ地としてもいいのかなあというふうに思います。ですので、全国にもフィルムコミッション事務局というのができていまして、まだこの亀山市にはそういうのがないですし、三重県でも菰野町とか一部できていますけれども、ないので、この辺のことについて、せっかく文化部もできましたので、誘致活動について、そういう考えはないのかお聞きをしたいというふうに思います。 ○議長(水野雪男君)  川戸文化部長。 ○文化部長(川戸正則君)(登壇)  ロケ地誘致についての考え方は持ってみえるかということです。  亀山市には、関宿、亀山城周辺、鈴鹿峠自然の家などの本物の歴史資源や、坂本の棚田、市内に今なお残る未舗装の土の道などの自然景観は、映画やドラマの撮影地として活用いただける景観であると考えております。  議員がご紹介されましたように、映画やドラマの撮影は、最近では平成20年度に鈴鹿峠自然の家におきまして映画の撮影、また関宿と三寺町地内の未舗装の道路においてテレビドラマの撮影がいずれも昭和20年代の時代背景として行われております。撮影の際には、豚汁の振るまいとか、議員おっしゃられましたようにエキストラでの出演など、地域の皆様のご協力をいただきながら観光協会及び市が連携して進めたものでございます。  映画やテレビドラマの撮影の誘致・協力を行うフィルムコミッションは、県下でも商工会議所や観光協会、あるいは市民団体の方が設立されておりまして、市といたしましては行政主導で設立を進めるという形ではなくて、やはり市民の方々や民間主導での設立気運が盛り上がってきましたら後方支援をしてまいりたいと考えております。  なお、テレビの取材や撮影協力の依頼がありましたら、これまでも観光協会と連携して全面的に協力させていただいているところでございます。 ○議長(水野雪男君)  前田 稔議員。 ○12番(前田 稔君)(登壇)  有名な映画とかドラマの撮影が行われるロケ地というのは有名になり、観光客もふえて経済効果も非常に大きいというふうに思います。  当市の観光振興ビジョンの中のシティープロモーション事業というところが書いてありまして、その中で映画、テレビ、ロケなどの誘致活動を推進しますというふうに書かれています。ですので、この中で市としてもそういうふうにやっていくというふうに書いてあるので、ぜひともそのような方向で、民間事務局ができる間でもやっていただきたいなあというふうに思いますし、また、この間の新聞で平成23年度放映のNHKの大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」というので、主人公の江というのは、津市や伊勢志摩がゆかりの地ということで、そこで津市や伊勢志摩をPRするために地域活性化のために実行委員会を立ち上げたという新聞記事も載っていました。ですので、こういうことは非常に経済効果も大きくなって、知名度も上がってくると思いますので、この辺のことについて、最後に関宿とか坂下小学校にゆかりのある副市長と、それから市長さんと、最後にお2人のご所見をお伺いして、私の質問を終わりたいと思います。 ○議長(水野雪男君)  櫻井市長。 ○市長(櫻井義之君)(登壇)  建設的なご提案をいただいているものというふうに拝聴させていただきました。  ご案内のように、亀山市は、かつてでございますけれども、カンヌの映画祭でグランプリをとられました「地獄門」という映画でございましたが、監督であります衣笠貞之助さんの生誕の地でございます。あるいは、ピアニスト、歌人として活躍された橘 糸重さん、あるいは最近ですと彫刻界の第一人者、名誉市民の中村晉也さんですとか、あるいは俳優の葛山信吾さん、文化芸術関係でさまざまな方々を輩出した地であるというふうに自負をいたしております。その中でご提案のことの内容でございますけれども、やっぱり地域文化を高めていく活動として非常に有効な手だてではないかというふうにも考えておりますし、私ども住んでいる市民にとりましても愛着や誇り、あるいは新たな発見につながるんではないかというふうに思っておるところでございます。  何よりもまちを情報発信していくと、シティープロモーションの視点から、さまざまな取り組みを進めていく一つの要素かなあという思いもいたしておりますし、私自身も国立劇場、名張、鳥羽、津市さんと連携しながら国立劇場を、大変お世話になっておりますけれども、接触を持たせていただいたり、先般も東映の関係者の皆さんといろいろお話をさせていただきました。シティープロモーションを強化していこうという考え方を強く持たせていただいております。  先ほど部長の方からも答弁をさせていただきましたけれども、過去にも坂下、あるいは三寺、この関宿、市内でたくさんのそういう局面がございましたけれども、今後、市民団体や民間の活動が立ち上がってまいりますれば、それをしっかりと後方支援をしてつなげていきたいというふうに考えておるところでございます。  また、撮影が、あるいは誘致ができました折には、議員にはエキストラでまたご出演をお願いいたしたいと考えておるところでございます。  もう1点の視点で、ぜひこのすばらしい、そういうことをできる亀山のまちの景観を守り育てていきたいというふうに考えておりますので、今議会、景観条例をご提案させていただいておりますが、どうぞよろしくご理解をいただきたいと存じます。 ○議長(水野雪男君)  安田副市長。 ○副市長(安田 正君)(登壇)  この間、何十年ぶりかに私の母校の坂下小学校へ行かせていただきまして、四国かどこかのテレビで見たんですけど、ぞうきんがけの競争をできるような長い廊下があるところがあるんですけど、ここでもやっておるんですかと言ったら、ちゃんとやっていますというお話だったと思います。それとアルバムが置いてありまして、ちょうど私の卒業したときの写真もその中にちゃんと入っていまして、非常に懐かしかったなあと思っております。  今回、景観法が景観形成の団体にあるというふうなことで考えてみますと、やはり文化の視覚化というか、文化の見える化をするのがやっぱり景観だというふうに私は思っておりまして、今後、景観形成計画を立てていく段階でも、こういう時代背景を持った建物とか、自然的な景観も当然我々人間がかかわるからやはり一つの山の形というのが出てくるわけでございますので、そういうような観点で行政は考え、景観形成計画をいろいろ市民の方と議論をしていくようなことになればいいなあというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(水野雪男君)  12番 前田 稔議員の質問は終わりました。  以上で本日予定いたしておりました議員の質問は終了いたしました。  次に、お諮りいたします。
     まだ質問は終了しておりませんが、本日の会議はこの程度にとどめ、明日にお願いしたいと思います。  これに異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○議長(水野雪男君)  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定いたしました。  明18日は午前10時から会議を開き、引き続き市政に関する一般質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。               (午後 7時17分 散会)...