◆
総務企画委員長(森岡秀之) 総務企画委員会に審査を付託されました議案第12号から議案第16号までの5議案について、審査の経過並びにその結果をご報告申し上げます。 初めに、議案第12号、名張市
監査委員条例等の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は
地方自治法の一部改正に伴い、関係条例について所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、特に質疑、意見等はなく、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第13号、名張市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の制定の趣旨を踏まえ、印鑑登録の欠格事由について成年被後見人であることにかえて意思能力を有しない者とするほか、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、特に質疑、意見等はなく、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第14号、名張市職員の服務の宣誓に関する条例及び名張市学校職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は
地方公務員法及び
地方自治法の一部改正により、会計年度任用職員の制度が創設されることに伴い、その服務の宣誓に係る規定を整備するため、関係条例について所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、令和2年度の会計年度任用職員の内訳について質疑があり、執行部からは、フルタイムの会計年度任用職員が12人、パートタイムの会計年度任用職員が441人であるとの答弁がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第15号、議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は
地方公務員法及び
地方自治法の一部改正により、会計年度任用職員の制度が創設されることに伴い、常勤の職員と同様に給与等を支給されることとなる非常勤の職員について公務災害に係る補償基礎額を定めるほか、規定を整理するため、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、会計年度任用職員の公務災害補償について質疑があり、執行部からは、同一任命権者による任用期間が12カ月を超えないフルタイムの会計年度任用職員等について本案が適用され、その他の会計年度任用職員は別の制度により補償されるとの答弁がありました。また、パートタイムの会計年度任用職員への一時金について質疑があり、執行部からは、今年の7月ぐらいに交付税算入の形が明らかになるので、それを見きわめてから対応したいとの答弁がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第16号、名張市市税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は三重県における自動車税の減免の取り扱いに準じて、精神障害者または知的障害者が運転する軽自動車等を軽自動車税の種別割の減免対象とする等のため、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、特に質疑、意見等はなく、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、ご報告申し上げます。
○議長(
富田真由美)
総務企画委員長の報告が終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、教育民生委員長の報告を求めます。 教育民生委員長。 (議員阪本忠幸登壇)
◆教育民生委員長(阪本忠幸) 教育民生委員会に審査を付託されました議案第11号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第22号及び議案第38号の6議案について、審査の経過並びにその結果をご報告申し上げます。 まず、議案第11号、名張市
太陽光発電設備の設置に係る手続等に関する条例の制定についてでございますが、本議案は円滑かつ適切に
太陽光発電設備による事業を行うためには事業者が地域住民との合意形成を図り、かつ関係法令を遵守することが必要であることに鑑み、そのことに通じて災害の発生の防止並びに良好な景観、自然環境及び生活環境の保全を図るため、事業者が遵守すべき事項、その他
太陽光発電設備の設置及び維持管理に関し、必要な事項を定めようとするものであります。 委員会におきましては、既に設置されている
太陽光発電設備への対応についての質疑があり、執行部からは、経過措置に該当する箇所、特に住宅地内に設置されているものについては早急に対応したいとの答弁がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第18号、名張市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は国の
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、連携施設の確保業務の緩和、自園調理に関する規定の適用を猶予する期間の延長、小規模保育事業等の職員配置に係る条例等についての規定を整備するため、所定の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、改正による市内施設への影響について質疑があり、執行部からは、自園調理に関する規定の猶予期間の延長については、給食を実施していない家庭的保育事業所1カ所が引き続き保育を受けることが可能になる。また、小規模保育事業等の職員配置に係る特例については、朝、夕方の子供の少ない時間帯において保育士にかわり子育て支援員となった職員を配置することで保育士の負担軽減を図ることができ、処遇改善につながるとの答弁がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第19号、名張市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は児童福祉法の一部改正により、放課後児童支援員の資格に係る国の基準が従うべき基準から参酌すべき基準とされたこと等に伴い、当該資格を有する者の配置に係る本市の実情を踏まえ、要件の緩和を行うため、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、放課後児童支援員の人数についての質疑があり、執行部からは、令和元年5月1日現在、支援員は63名、補助員67名、合計130名で運用しているとの答弁がありました。また、研修終了予定者を終了した者として扱う経過措置の期間についての質疑があり、子供の数は減少しているものの、保育、放課後児童クラブの人数は増加している状況を勘案し、期間を当分の間としているとの答弁がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第20号、名張市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は本市における
国民健康保険事業の持続可能な運営に必要な財政基盤を確保することを目的として、
国民健康保険税の額を改定するため、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、国保会計の見える化について質疑があり、執行部からは、保険事業を推進することにより、国から補助金が増加される、また医療費の増加が抑制され、結果として保険税の上昇を抑えることができる。このことを市民に丁寧に説明していきたいとの答弁がありました。また、新型コロナウイルスの影響を受け、市民の所得が下がる可能性が高いため、国の状況を鑑みながら柔軟に対応をお願いしたいとの意見がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第22号、名張市
奨学金条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は大学等における修学の支援に関する法律に基づき、修学に係る経済的な支援が実施されることに伴い、大学等に在学する者に対する支給奨学金を廃止するほか、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、国の奨学金の拡充はあるが、申請に伴う決定、給付がおくれて、必要な時期に支給されないことがある。スムーズに次の学習する機会を得るため、早急に対応いただくよう基礎自治体として国に働きかけていただきたいとの意見がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第38号、
名張市立病院使用料及び
手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は保険医療機関及び保険医療養担当規則の一部改正に伴い、紹介状がない場合の初診に係る選定療養費の額を決定するほか、再診に係る選定療養費の額を定めるため、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、紹介状なしに初診で来られる方の数が多い。かかりつけ医に行ってもらうためにどうするかとの質疑があり、執行部からは、市立病院が2次医療の病院であることの説明を丁寧に行っていることで理解を得たい。また、新設する再診に係る選定療養費を有効利用し、できるだけ早く開業医に帰すことで診療所と機能分化し、連携強化していくこととの答弁がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、ご報告申し上げます。
○議長(
富田真由美) 教育民生委員長の報告が終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。 柏議員。
◆議員(柏元三) 第11号議案の名張市
太陽光発電設備の設置にかかわる手続等に関する条例。この中で、実は質問時間が非常に少なくて十分確認できなかったことが2点あります。 それで、まず1点がこの条例の主役といいますか、地域住民、その地域住民というのに対して配慮すべき地域住民と、それは次に掲げる者をいうというので、隣接する土地の所有権者とか、これは隣近所だからもう直接的な当事者になります。この4項に事業区域に隣接する土地の区域を含む基礎的コミュニティーの住民ということは、実際に設置されるところよりもエリアが広くなる。例えば自治会であるとかそういうのを指してるんじゃないかなと思うんですけど、もっと広く言えば地域づくりとか、なんか地域づくり条例でいうって書いてますけど、この場合に市役所として、市長としてこの業者から申請を受ける場合、地域住民との話し合いが十分できましたよということに関して隣接する住民の了解が必要なのか、あるいは基礎的コミュニティーの了解が必要なのか、両方とも必要なのか。このようなことは、常任委員会ではどのような解釈されたんでしょうか。
○議長(
富田真由美) 阪本教育民生委員長。 (議員阪本忠幸登壇)
◆教育民生委員長(阪本忠幸) 柏 元三議員の質疑にお答え申し上げます。 今、質疑されたような内容の意見は、本委員会の質疑にはございませんでした。質問がありませんでしたので、議論されておりません。
○議長(
富田真由美) ほかに質疑はございませんか。 柏議員に申し上げます。 先ほど教育民生委員長が述べられたように、教育民生委員長の報告に対する質疑でございますので、十分注意をして行ってください。 柏 元三議員。
◆議員(柏元三) 質疑がなかったという報告であったので、質問はありません。
○議長(
富田真由美) ほかに質疑はございませんか。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。 次に、産業建設委員長の報告を求めます。 産業建設委員長。 (議員荊原広樹登壇)
◆産業建設委員長(荊原広樹) 産業建設委員会に審査を付託されました議案第17号、議案第21号及び議案第23号から議案第27号までの7議案について、審査の経過並びにその結果をご報告申し上げます。 まず、議案第17号、名張市
手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令等の一部改正により、低炭素建築物新築等計画、建築物エネルギー消費性能向上計画及び建築物のエネルギー消費性能の認定について、共同住宅等の共用部分を計算しない評価方法が追加されたことに伴い、当該認定に係る手数料の規定を整備するため、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、建築確認申請との関係について質疑があり、執行部からは、一定規模以上の非住宅建築物については建築確認と連動して判定され、その他の建築物については別に届け出がされるとの答弁がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第21号、名張市
公共下水道事業運営審議会条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は名張市公共下水道事業運営審議会を上下水道事業の円滑な運営を図るための附属機関とするため、その設置の目的、名称及び所掌事務について、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、特に質疑、意見等はなく、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第23号から議案第25号、市道路線の認定について及び議案第26号、市道路線の廃止についてでございます。議案第23号は国土交通省が実施する名張川改修事業に伴い、議案第24号及び議案第25号は開発行為に伴い、それぞれ新規に道路を築造した路線を市道として認定するものであります。また、議案第26号は開発行為に伴い、機能を喪失する当該市道の路線を廃止するものであります。 委員会におきましては、市道路線の認定に係る基準や考え方について質疑があり、執行部からは、開発行為に係るものについては都市計画法に基づく義務ということで移管を受け、道路の幅員が基本的に6メートル以上でということで指導を行った。公共施設である道路は、開発事業完了後も適切に管理する必要があるから市で行っていくのが基本方針である。開発事業者よりみずから維持管理していくという申し出があれば、移管を受けることはないとの答弁がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第27号、名張市
先端産業立地促進条例による施設指定についてでございますが、本議案は中西金属工業株式会社より名張市
先端産業立地促進条例第3条に基づく施設の指定の申請があり、先端産業の立地を促進するために必要な省令措置を講ずる施設として指定するため、議決を求めるものであります。 委員会におきましては、指定要件である増設施設の取得予定価格について質疑があり、執行部からは、要件である5,000万円以上となることは確認しているが、工事の入札前の段階というところから詳しい金額の記載は控えているとの答弁がありました。また、市内新規雇用者について質疑があり、執行部からは、市民から新たに雇用する以外に、従業員が転居してきて市民になる場合も含まれ、毎年の交付申請の際に雇用契約書の写し等で確認を行っていくとの答弁がありました。さらに、可能な限り市民の雇用が続くように努力していってほしいとの意見がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、ご報告申し上げます。
○議長(
富田真由美) 産業建設委員長の報告が終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。
三原淳子議員。 (
議員三原淳子登壇)
◆議員(三原淳子) 議案第20号、
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。 被保険者が無職や年金生活者の高齢者など、低所得者層、所得250万円までが83.3%である名張市
国民健康保険、この税率を引き上げる提案がされました。国保基金が枯渇したことが理由であります。名張市
国民健康保険会計は一般会計からの法定外繰り入れはせずに、法定内繰り入れのみでずっと黒字決算です。これまで、2009年にも名張市
国民健康保険税の引き上げが行われました。当時、県内8番目の保険税額で3億円の黒字決算でした。そのときの国保基金、8億6,750万3,000円です。それからも、毎年黒字で基金を積み上げて、2013年度には10億5,000万円までたまっています。基金の取り崩しは値上げを行った後から始まり、2014年2億円、2015年には2億7,000万円、2017年には1億円、2018年には1億8,000万円、2019年には2億1,400万円を取り崩す予定で、残高が9,000万円に減ってしまったということであります。また、値上げをした後から、翌年から国保会計から一般会計への繰り出しをしています。2010年は1億1,698万3,000円、2011年が6,100万460円、2012年が3億642万7,112円、2013年が1億3,377万円、2018年が2億3,687万5,000円です。2009年に国保税を値上げしてから一般会計への繰り出しを始めて、それでも2013年には基金が10億円たまっていた。これは、名張市の国保に係る医療給付が少なかったことをあらわしているんではないでしょうか。しかしながら、基金を取り崩し続けて、ついに基金が枯渇した。そして、国保財政が回らないので、保険税を上げる。被保険者から3億円増しで徴収する。それが今回のこの提案の内容ではないですか。そもそも国保会計から一般会計への繰り出しの目的、それは健康づくりをして医療給付を抑えることが目的、それは同時に国保税の引き上げを抑えることでもあったはずです。ところが、今回の税率引き上げは、被保険者、特に低所得者層にとって余りにも重い負担です。加入世帯、本年2月末で1万551世帯、被保険者は1万6,609人です。滞納世帯は1,293世帯、12%、滞納額は2億6,505万4,632円。預貯金があったら差し押さえなどを行うので、本当に払えない、本当に納められない、これが現状ではないでしょうか。納めたくても納められない。この中には、子供のいる世帯も69世帯あるんです。今回のモデルケース、300万円の所得、夫婦2人と子供2人の4人家族、保険税は56万8,600円、三重県の中でも4番目に高い額になるんです。さらに、低い所得では2割、5割、7割軽減があったとしても、生活保護世帯より低い可処分所得になってしまいます。コロナウイルスにより、仕事が滞り、収入がない自営業者、フリーランス、非正規労働者、この条例が可決されたら前年の所得で課税となり、生活ができない、税が納められない、そして保険証が手元になくて医療が受けられない、死活問題になるんじゃないでしょうか。今、この時期にこの税率の大幅値上げ、するべきではありません。どうか皆さん、議員の皆さんの賛同をお願いいたします。
○議長(
富田真由美) 以上をもって討論を終結いたします。 これよりまず議案第20号について採決いたします。 教育民生委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
富田真由美) 起立多数であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号から議案第19号まで、議案第21号から議案第27号まで及び議案第38号の17議案について一括採決いたします。
総務企画委員長、教育民生委員長、産業建設委員長の報告はいずれも可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第11号から議案第19号まで、議案第21号から議案第27号まで及び議案第38号の17議案はいずれも原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。(休憩午前10時57分)
○議長(
富田真由美) 会議を再開いたします。(再開午前10時59分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
富田真由美) お諮りします。 この際、名張市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第43号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
△日程追加 議案第43号 名張市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(
富田真由美) 議案第43号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長亀井利克登壇)
◎市長(亀井利克) ただいま上程されました議案第43号、名張市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本議案は、
新型コロナウイルス感染症による事業活動の縮小、休業等の市民生活への影響に鑑み、令和2年度における
国民健康保険税の課税の特例措置を定めるため、所要の改正を行おうとするものでございます。 以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げ、提案理由のご説明といたします。
○議長(
富田真由美) これより質疑を行います。
三原淳子議員。
◆議員(三原淳子) 国保税の引き上げの少しだけの軽減が提案されたんですけれども、やはりそれでも3億円多く取るものが2億円になっただけであって、負担増は大きいわけです。 ここで質問をします。 名張市の前期高齢者の交付金の精査による影響。どのように2020年度を考え、これから先どんなふうに考えているのか。これは
国民健康保険の運営にかかわることですから、お聞きしたいと思います。
○議長(
富田真由美) 市民部長。
◎市民部長(牧田優) 前期高齢者交付金のことにつきましてなんですけども、こちらの前期高齢者交付金は都道府県化になりましたら、それ以降は直接市には入ってくるものではなくて都道府県に入ってくるものということで、そして都道府県で納付金を算定する上で、その医療費等から納付金、前期高齢者交付金などを控除して、特定財源を控除して、残りの額として納付金が算定されまして、その納付金を各市町に割り当てるということになっております。ですので、私どものほうではその前期高齢者交付金がこれからどういう動向になっていくのかというのは、直接はちょっとわからないわけなんですけども、基本的に前期高齢者交付金と申しますのはいろんな社会保険があります中で、企業の中の組合保険であるとか協会けんぽと言われるもの、そして自営業の方については
国民健康保険があるわけでございます。その保険の被保険者の構成を比べてみますと、
国民健康保険が突出して前期高齢者等の被保険者が多いということでございますので、それに係る被保険者の医療費、これが当然
国民健康保険については高くなってくるであろうということでございますので、そういう被保険者の年齢構成による医療費の格差があってはならないということでございますので、そういったことを調整するために前期高齢者が低い保険者から
国民健康保険のほうに拠出するような形で、それが交付金として割り当てが来るということでございます。ですので、今後のことを考えますと前期高齢者というのがまだふえ続けているということでございますので、前期高齢者の交付金もふえてくるのではないんであろうかと思いますけども、そういった前期高齢者の方、特にこの中では団塊の世代の方が今多いという現状がございますので、そういった方が後期高齢者のほうに移行していった場合には、今度は逆に前期高齢者の方がそれほど多くないという状況になるとしたらならば、これまでのような前期高齢者交付金の伸びはそれほどないのではないかなというのが今もっての感想でございます。
○議長(
富田真由美)
三原淳子議員。
◆議員(三原淳子) 前期高齢者の交付金は今のところはまだふえる、しかし将来的には減るだろうということでありました。 そして、もう一つ質問です。 県のほうの広域化になりまして、県の標準保険税率というのが示されています。そこで保険税の計算の率というのが県で示されたんですけれども、その所得割についてなんです。名張の所得割は高いんですね。最初に出ましたときの高い保険税改定のときは13.9%、そしてこの見直し案でも12.94%。県が名張市の標準税率を計算したときの所得割というのは11.22%なんですね。これはどうして名張市は所得割を高くしてるのか、お答えいただきたいと思います。
○議長(
富田真由美) 市民部長。
◎市民部長(牧田優) 先ほど申し上げましたように納付金、各市町に課せられます納付金の算定のときに、まずはちょっと概要を申し上げますけども、全国的に必要な医療費というのを国がどの程度になるかという係数等をそれまでの医療費の伸びに応じて各都道府県に示します。それに応じて、三重県で必要な医療費はどうなるのかと。そして、それに対して先ほど申し上げましたような前期高齢者の交付金であるとか、その他国が負担する交付金であるとか負担金であるとか、そういう特定財源を引いて残りの金額が納付金として算定されて、それが市町に割り振られると。そのときに県から市町に割り振るときに、所得割、均等割、平等割というのが割り振られるわけなんですけども、そのときに所得割でみる金額は大体これだけですよという金額が県から示されます。それについては、単純に県内の所得、被保険者の総所得、それに占める名張市の被保険者の総所得、そういった額で案分した額を中心として、それで所得階層の所得水準の全国比で、三重県が所得水準が低いというか高いとかそういうこと、三重県は低いんですけども、そういったことを加味して所得割というのを課せられてくるという、そういう計算方法になります。そのときに客観的にそういう所得割、シェアですね、そういったことを数字が用いられるんですけども、それは数年前の数字、直近の今年度とかという数字ではないというの、まず一つあります。ですので、私どもが算定している中では令和元年度のその所得を基準に考えておりますので、そのあたりが完全に一致するということはございませんのでそれが多少違いが生じているのが1点ということと、そして先ほども申し上げました所得割、均等割、平等割、これらの税率があります。均等割、平等割については2万円何ぼとか幾らとかというふうに金額で出るわけなんですけども、その所得割と均等割、平等割、これの比率を国では50対50というふうに言ってるんですけども、そういたしますと今回の私どもがご提案させていただいてる保険税率の伸び、これについては大体どの所得階層であっても、低所得の方であっても高所得な方であっても同じぐらいの伸びになっていくと、50対50の場合ですね。ですので、そういった場合にやっぱり低所得の方については伸びを高所得の方と同じにすべきではないのではないかと、すべきではないというようなことから、名張市におきまして今回提案させていただいている率については、高額世帯の方にはちょっと申しわけないんですけども、高額世帯の方にはちょっと伸びが大きい形になっております。モデルケースで示したように所得階層によって差が生じてくると。ですので、そういった所得にちょっと負荷をかけるということで、私どもが考えておりましたこの税率が若干県よりも所得割の率でいうと高くなっていると、そういった違いがあるということでございます。
○議長(
富田真由美)
三原淳子議員。
◆議員(三原淳子) 均等割、平等割と所得割、50対50で計算したということでありますが、所得がある方には負担をしていただくということなんですけどね。250万円までの所得、いわゆる低所得者層がもう80%超えてるわけですよ。300万円なったら90%近くなってくるところで、本当にこの負担できる割合かということなんですね。税は応能負担が原則です。医療費が上がるからその負担をしてもらうというだけではなくて、やはり生活ができなければ、また安心した国民皆保険でなければ意味がないわけで、負担能力を超えた負担というのは本当に今上げるべきではないというふうに私は思います。 後で討論いたします。
○議長(
富田真由美) ほかに質疑はございませんか。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第43号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ご異議なしと認めます。よって議案第43号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。
三原淳子議員。 (
議員三原淳子登壇)
◆議員(三原淳子) 議案第43号、名張市
国民健康保険税条例の一部改正について、反対の立場で討論いたします。 先ほど
国民健康保険税率の大幅引き上げが成立されましたが、
新型コロナウイルス感染症での市民生活への影響を鑑みて、引き上げ額を3億円から少し減額して2億円にするということであります。しかし、それでも40歳以上、夫婦2人と子供2人の4人家族、300万円所得で53万2,300円。8万5,000円、17.82%の値上げ。夫婦2人年金生活、所得120万円で17万1,400円。2万2,900円、15.42%の値上げ、これは2割軽減を使ってもこの値上げです。夫婦2人、年金生活所得0円、2万8,900円で2,300円、8.65%の値上げ、これも7割軽減を使ってもこれだけの値上げです。協会けんぽなど社会保険では、所得の10%ほどがこの保険税の負担割合です。しかし、
国民健康保険税は全国平均で所得の15%から20%が負担となってる。そして、名張市は改定される最初に可決されたのが19%、今回令和2年度案は18%、全国平均の中でも高い位置を示しています。そして、県も標準保険税率、先ほど言いましたように所得割が名張市は高いんですね。三重県が示した平均を総合して全体として見た保険税率よりも名張市の所得割が高くなっている。こういう状態であります。また、三重県
国民健康保険運営協議会、令和2年2月10日に行われて、その中で令和2年度
国民健康保険事業に係る
保険給付費の伸び率、これは0.85%の見込みだと、各市町で負担する納付金は減るであろうと、こういうことが示されているんです。三重県全体で約30億円減ると、6.04%の減になるというふうに見込んでる。そして、負担がふえるのは1市のみ、あとの28市町は減るというふうに三重県の運営協議会では示されてるんですね。ふえる1市はどういうところかといったら、前期高齢者の交付金の精査による交付金が影響する、そのことでいわゆる交付金が減るから負担が減るだろうということです。しかし、今先ほど質問したら、今のところ名張市は前期高齢者の交付金はふえるということで、たちまちここに減っていくと、入らないということではないということでありました。後期高齢者支援金や介護納付金に係る1人当たりの負担は全体としてふえていくものの、医療給付については大きなふえ、伸びはないという見解なんです。そして、被保険者は減っていく。そして、医療総額も減少していくということなんですね。それらのことを踏まえて、今名張市がこの大幅値上げをする必要があるのかということなんです。基金がなくなったからといって大幅値上げをして、前回のように余裕を持って基金をためていく、そういう運営ではなくて、被保険者の暮らす生活をしっかりと見た保険税額を決めていかなければならないということであります。名張市の被保険者1人当たりの医療給付、県下の中で、29市町の中で平成30年は14番目だったんです。平成29年は18番目、名張の医療給付は低いんです。それなのにこの値上げで、県下で上位のほうの保険税額になってしまうということであります。
地方六団体、全国知事会、全国都道府県議会議長会、全国市長会、全国市議会議長会、全国町村会、全国町村議長会ももう住民の負担はこれ以上求めることは困難と、2018年11月国保制度改善強化全国大会で決議されてます。公費投入を行って、社会保障として国が財政支援を行い、子供の均等割の軽減、そして新たな制度創設を要求しています。多くの市民が高過ぎて払えないと苦しんでいるんです。国保税は負担能力を超えてます。今でも超えてます。値下げこそが必要です。市民の生活を脅かす、市民を医療から遠ざけるこの引き上げ、見直し案にしてもまだ重い。この引き上げをせずに今年度は見送る、そのことを求めたいと思います。国保税の引き上げをしない、このことを求めて討論といたします。議員の皆さんの賛同をお願いいたします。
○議長(
富田真由美) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第43号について採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
富田真由美) 起立多数であります。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。
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△日程第4 議案第39号 副市長の選任につき同意を求めることについて
○議長(
富田真由美) 日程第4、議案第39号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長亀井利克登壇)
◎市長(亀井利克) ただいま上程されました議案第39号、副市長の選任につき同意を求めることにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 この議案は、3月31日をもちまして任期が満了いたします副市長前田國男氏の後任として森上浩伸氏を選任することにつきまして、
地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めるものであります。 前田氏には、平成20年4月から3期12年の長きにわたり、私の補佐として本市行政の発展にご尽力賜りました。この場をおかりいたしまして、心より厚くお礼を申し上げます。 後任として選任を予定しております森上氏は、人格、識見、行政手腕から考えまして、副市長としてまさに適任者であると確信し、ご提案を申し上げた次第であります。 何とぞよろしくご同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由のご説明といたします。
○議長(
富田真由美) これより質疑を行います。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第39号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第39号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第39号について採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第39号は同意することに決しました。
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△日程第5 議案第40号 教育長の任命につき同意を求めることについて
○議長(
富田真由美) 日程第5、議案第40号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長亀井利克登壇)
◎市長(亀井利克) ただいま上程されました議案第40号、教育長の任命につき同意を求めることにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 この議案は、3月31日をもちまして任期が満了いたします教育長上島和久氏の後任として西山嘉一氏を任命することにつきまして、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 上島氏には、平成17年4月から3期12年の間は教育委員、教育長として、また平成29年4月からは現行の新たな教育委員会制度に基づく教育長として1期3年、合わせて4期15年の長きにわたり本市教育行政の発展にご尽力賜りました。この場をおかりいたしまして、心より厚くお礼を申し上げます。 後任といたしまして任命を予定しております西山氏は、教育行政に関し深い識見や経験を有し、その人格も高潔で、教育長としてまさに適任者であると確信し、ご提案を申し上げた次第であります。 何とぞよろしくご同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由のご説明といたします。
○議長(
富田真由美) これより質疑を行います。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第40号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第40号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第40号について採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第40号は同意することに決しました。
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△日程第6 議案第41号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
○議長(
富田真由美) 日程第6、議案第41号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 (市長亀井利克登壇)
◎市長(亀井利克) ただいま上程されました議案第41号、
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 この議案は、3月31日をもちまして任期が満了いたします
固定資産評価審査委員会委員大塚耕二氏の後任として、再度同氏を選任することにつき、
地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 ご承知のとおり、大塚氏は
地方行政に精通され、
固定資産評価審査委員会委員としてまさに適任者であると確信し、引き続き委員をお願いするものであります。 何とぞよろしくご同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由のご説明といたします。
○議長(
富田真由美) これより質疑を行います。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第41号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第41号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第41号について採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第41号は同意することに決しました。
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△日程第7 議案第42号
人権擁護委員の推薦について
○議長(
富田真由美) 日程第7、議案第42号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(亀井利克) ただいま上程されました議案第42号、
人権擁護委員の推薦につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 この議案は、
人権擁護委員北川廣一氏の任期が満了することに伴い、
人権擁護委員法第6条第3項の定めるところにより、法務大臣に後任委員候補者の推薦手続をいたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 北川氏は、
人権擁護委員に就任以来、5期15年にわたり、人権相談を初めとした職務に献身的な努力をいただいており、今後もさらに充実した人権擁護活動を行っていただけることを確信し、再度推薦しようとするものであります。 何とぞよろしくご同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由のご説明といたします。
○議長(
富田真由美) これより質疑を行います。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第42号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第42号につきましては委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第42号について採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
富田真由美) ご異議なしと認めます。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 ただいま市長から発言を求められておりますので、この際これを許可します。 市長。 (市長亀井利克登壇)
◎市長(亀井利克) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げたいと存じます。 議員の皆様には、去る3月3日の開会以来、本日まで終始ご熱心にご審議を賜りまして、令和2年度名張市
一般会計予算を初め、提出させていただきました全ての議案を滞りなく議了いただき、まことにありがとうございました。 本会議あるいは委員会を通じまして、福祉、環境、教育、市立病院経営などの重要課題につきまして、多岐にわたるご意見やご提案を頂戴いたしました。議員の皆様からの貴重なご意見を真摯に受けとめ、今後これらを十分尊重いたしまして、施策の推進に努めてまいりたいと存じます。 世界中に猛威を振るっております新型コロナウイルス感染拡大は、今なお終息を迎えることができない状況でございます。 本市においては、2月25日に市主催のイベントに係る中止または延期の判断基準を策定し、3月末まで市が主催いたしますイベントの中止や市の施設の休館を決断させていただきました。さらに、3月10日に伊賀上野保健所管内で
新型コロナウイルス感染症患者が発生いたしましたことから、
新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、各所管の情報共有と適切な対応に努めてきたところでございます。 また、当初は3月2日から15日までの14日間といたしておりました市内全小中学校の臨時休業につきましても、3月24日まで延伸せざるを得ないという苦渋の決断もいたしました。これまでの間、市民の皆様を初め、保護者の皆様、各放課後児童クラブ等の関係団体の皆様の多大なご尽力に深く感謝を申し上げます。 一方で、伊賀保健所管内では新たな感染症患者が発生していないこと、市民生活への影響等を熟慮し、4月から市内の公共施設を通常稼働するとともに、十分な対策を講じながら行事も開催していくよう現在準備を進めておりますが、市民の皆様にはもうしばらく各自で感染予防対策をお願い申し上げます。 先ほどからご承認をいただきました私と長年にわたり名張市政を担ってまいりました副市長の前田國男氏、教育長の上島和久氏の両氏が3月末をもってご退任いただくこととなりました。 前田氏におかれましては、副市長として平成20年4月から3期12年間、上島氏におかれましては、教育長として平成17年4月から4期15年間、両氏とも大変長きにわたり市政の中枢を担っていただいてまいりました。改めまして厚くお礼申し上げますとともに、退任後のお二人のますますのご健康とご多幸を心よりご祈念を申し上げるものでございます。 最後に、今日まで議員の皆様方から温かいご指導をいただいてまいりました職員が、この3月末をもちまして退職することになりますが、先日来、退職職員に対し、議員の皆様から心からなるねぎらいのお言葉を賜り、まことにありがとうございました。重ねてお礼を申し上げます。 私といたしましても、今日までそれぞれの職員の尽力によってつつがなく各種事業を展開することができましたことに深く感謝をいたしております。退職職員の皆様には、これまでの数々の業績と長年のご苦労に深く御礼申し上げますとともに、今後ますますのご活躍をご祈念を申し上げます。 以上、甚だ簡単ではございますが、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(
富田真由美) 以上をもちまして
今期定例会に付議された事件は全て終了いたしました。 令和2年3月第390回定例会はこれにて閉会いたします。 午前11時32分閉会
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議長は、この会議録をつくり、署名者とともに署名する。 議 長 議 員 議 員...