名張市議会 > 2012-09-26 >
09月26日-07号

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  1. 名張市議会 2012-09-26
    09月26日-07号


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    平成24年第353回( 9月)定例会         平成24年名張市議会第353回定例会会議録 第7号              平成24年9月26日(水曜日)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                 議事日程 第7号          平成24年9月26日(水曜日) 午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 議案第60号 名張市産業振興基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について   議案第61号 名張市応急診療所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第62号 名張市暴力団排除条例の一部を改正する条例の制定について   議案第63号 名張市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について   議案第64号 名張市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定について   議案第65号 名張市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について   議案第66号 名張市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について   議案第67号 市道路線の認定について第3 議案第68号 平成24年度名張市一般会計補正予算(第2号)について   議案第69号 平成24年度名張市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について   議案第70号 平成24年度名張市介護保険特別会計補正予算(第1号)について第4 議案第71号 平成23年度名張市一般会計歳入歳出決算の認定について   議案第72号 平成23年度名張市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第73号 平成23年度名張市東山墓園造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第74号 平成23年度名張市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第75号 平成23年度名張市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第76号 平成23年度名張市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第77号 平成23年度名張市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第78号 平成23年度名張市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第79号 平成23年度名張市病院事業会計決算の認定について   議案第80号 平成23年度名張市水道事業会計決算の認定について第5 議案第81号 権利の放棄について第6 議員提出議案第8号 税制の抜本改革の確実な実施を求める意見書の提出について   議員提出議案第9号 中小企業の成長支援策の拡充を求める意見書の提出について第7 請願、陳情について第8 議案第82号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて第9 議案第83号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  本日の会議に付した事件   第 1    ~   議事日程のとおり   第 7  日程追加 議員提出議案第10号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める意見書の提出について       議員提出議案第11号 保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書の提出について       議員提出議案第12号 「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める意見書の提出について       議員提出議案第13号 防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める意見書の提出について   第 8    ~   議事日程のとおり   第 9~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  出席議員   富田真由美      常俊 朋子      森岡 秀之      豊岡千代子   幸松孝太郎      吉田 正己      浦崎 陽介      森脇 和徳   細矢 一宏      三原 淳子      高田 稔嗣      田合  豪   吉住美智子      石井  政      永岡  禎      川合  滋   福田 博行      橋本マサ子      柳生 大輔      山下 松一~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  欠席議員   なし~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  説明のため出席した者   市長        亀井 利克       副市長       前田 國男   教育委員長     福田みゆき       教育長       上島 和久   監査委員      黒岩 良信       総務部長      中野 栄蔵   企画財政部長    山口 伴尚       危機管理担当部長  生杉 哲寛   調整監       杉永 光价       地域部長      奥村 和子   市民部長      田畑 和明       生活環境部長    夏秋 佳生   健康福祉部長    西本  実       子ども部長     旭  善宏   産業部長      橋本 裕徳       都市整備部長    前田 芳久   会計管理者     高橋 則男       上下水道部長    道岡 武郎   教育次長      中野 伸宏       市立病院副院長   岩本 信博   市立病院事務局長  竹内 禎高       消防長       宇都宮淳二   環境衛生担当参事  田中  実       監査委員事務局長  増岡 秀一   農業委員会事務局長 朝野 陽助       秘書室長      菅生 治郎~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  事務局職員出席者   事務局長      田中 耕作       次長        米山 暢子   議事法務室長    牧田  優       書記        村山 周作~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     午前10時0分開議  (議長福田博行議長席に着く) ○議長(福田博行) ただいまから本日の会議を開きます。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(福田博行) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において常俊朋子議員森岡秀之議員を指名いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2  議案第60号 名張市産業振興基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について 議案第61号 名張市応急診療所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第62号 名張市暴力団排除条例の一部を改正する条例の制定について 議案第63号 名張市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について 議案第64号 名張市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定について 議案第65号 名張市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について 議案第66号 名張市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 議案第67号 市道路線の認定について ○議長(福田博行) 日程第2、議案第60号から議案第67号までの8議案を一括議題といたします。 まず、総務企画委員長の報告を求めます。 総務企画委員長。  (議員森脇和徳登壇) ◆総務企画委員長森脇和徳) 総務企画委員会に審査を付託されました議案第62号及び議案第64号から議案第66号までの4議案について審査の経過並びにその結果をご報告申し上げます。 初めに、議案第62号、名張市暴力団排除条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部改正に伴い、引用条文の条項ずれを整理するため、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、当該条項ずれの内容について質疑があり、執行部からは用語の意義の規定中三重県暴力追放運動推進センターについての説明に引用している根拠条文が法律改正により移動したものであるとの答弁がありました。 また、三重県内または名張市内で暴力団排除条例が適用された事例の有無について質疑があり、執行部からは具体的な事例はなかったとの答弁がありました。 さらに、市内に暴力団の事務所またはそれに準じたものの有無、また事件、事例の有無について質疑があり、執行部からは市内に暴力団事務所はなく、事件、事例はないとの答弁がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第64号、名張市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は災害対策基本法の一部改正に伴い、市町村災害対策本部について規定が整備されたため、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、特に質疑、意見等はなく、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第65号、名張市防災会議条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は災害対策基本法の一部改正に伴い、防災会議組織の充実を図るため所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、今後の防災会議に対する考え方について質疑があり、執行部からはそれぞれの地域に応じた対応が可能な体制を整備するため、今後も努力していくとの答弁がありました。 また、現在の会議の委員構成と新たに委嘱しようとする委員について質疑があり、執行部からは現在は40名であり、今後多様な意見、特に女性の視点の意見を取り入れるため、女性消防団員や県の防災コーディネーターの資格を取得した方等を新たに5名程度委嘱したいとの答弁がありました。 また、各地区の防災管理体制の状況について質疑があり、各地域の自主防災隊の活動内容は地域によって温度差がある状況であるが、今般ハザードマップも配布する中で、地域での防災意識を高めていくための活動を通じ、各地域の防災組織の育成、強化を図っていきたいとの答弁がありました。 その後、採決した結果、本案は挙手全員をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第66号、名張市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は急速充電設備を設置する際の位置、構造及び管理に関する基準について規定を整備するため所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、国内の急速充電設備の普及状況について質疑があり、執行部からは2020年までに自動車会社等各種関連会社により4,000カ所にふやされていくとの報道もあり、現在4万カ所あるガソリンスタンドからガソリンと電気の両方の供給がされる仕組みづくりへの転換が考えられているとの答弁がありました。 また、市内で急速充電器を製造する企業の有無について質疑があり、執行部からは急速充電設備の製造は確認できていないが、バッテリーの製造は確認しており、工場への立入検査も行っているとの答弁がありました。 さらに、設備の点検を行う体制についての質疑があり、執行部からは設置の届け出や点検の報告の義務はないが、国から示された全国的な基準に基づき製造、設置、維持管理されるものについて条例の基準に基づき現場確認、立入検査等により安全確認を行うものであり、点検に必要な電気知識の習得等の研修により職員の資質向上に努めてまいりたいとの答弁がありました。 その他、設備について消防本部への届け出が不要であるが、今後市内に設置された場合はきちんと立入検査を行い、安全対策をとってもらいたいとの意見がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(福田博行) 総務企画委員長の報告が終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。(「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、教育民生委員長の報告を求めます。 教育民生委員長。  (議員吉住美智子登壇) ◆教育民生委員長吉住美智子) 教育民生委員会に審査付託されました議案第61号、名張市応急診療所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、審査の経過並びにその結果をご報告申し上げます。 本議案は、勤務する医師、薬剤師等の負担を軽減することで休日及び夜間の1次救急医療体制の維持継続を図ることができるよう診療時間及び診療受け付け時間を明確に定めるため、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、平成23年度の年間受診者数のうち小児の受診者数はどれくらいかとの質疑があり、執行部からは約6割の方が小児でしたとの答弁がありました。 また、かかりつけ医の利用を促進する取り組みも進めるべきではないかという意見や、受け付け時間の変更後も柔軟な対応をお願いしたいといった意見が出されました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決するべきものと決定いたしました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(福田博行) 教育民生委員長の報告が終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、産業建設委員長の報告を求めます。 産業建設委員長。  (議員吉田正己登壇) ◆産業建設委員長(吉田正己) 産業建設委員会に審査を付託されました議案第60号、議案第63号及び議案第67号の3議案について審査の経過並びにその結果をご報告申し上げます。 初めに、議案第60号、名張市産業振興基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定についてでございますが、本議案は地域産業界の交流促進、教育機関または研究機関と市内民間企業との連携推進、新たな地域資源の開発等名張市における産業振興を図るために、名張市産業振興基金を設置しようとするものであります。 委員会におきましては、具体的な取り組みの開始時期について質疑があり、執行部からは平成25年度から事業を取り組めるよう検討していきたいとの答弁がありました。 また、基金への今後の積み立てについて質疑があり、執行部からは現段階においては今回の寄附金の積み立て以外具体的な検討はしていないとの答弁がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第63号、名張市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本議案は下水道法施行令の一部改正に伴い、除害施設の設置等をしなければならない水質の基準について規定を整備するため、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、用水路の水質検査の取り組みについて質疑があり、執行部からは水道法に基づき配水池ごとに管末で毎日検査を行っているとの答弁がありました。 また、名張川の水質検査において質疑があり、執行部からは木津川上流河川事務所市生活環境部からそれぞれ報告を受けており、いずれも環境基準点を満たしているとの答弁がありました。 さらに、指定物質として追加されたジオキサンの市内での検出の可能性について質疑があり、執行部からは県に確認の結果、当該物質を発生させる特定施設は市内には存在しないとの報告を受けており、また水道部門の原水調査においても検出されていないとの答弁がありました。 そのほか、条例で上位法を参照する表記が増加しているため、市民がわかりやすいよう上位法の参照部分はホームページ等において説明する等の検討をお願いしたいとの意見がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第67号、市道路線の認定についてでございますが、本議案は旧柏原市営住宅地の道路を今後の跡地利用に備え、市道として認定するため、所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、幅員が狭い、当該道路に係る今後の整備について質疑があり、執行部からは最低限の4メートルの拡幅を検討しているとの答弁がありました。 その後、採決した結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告申し上げます。 ○議長(福田博行) 産業建設委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第60号から議案第67号までの8議案について一括採決いたします。 総務企画委員長教育民生委員長産業建設委員長の報告はいずれも可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、議案第60号から議案第67号までの8議案はいずれも原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3  議案第68号 平成24年度名張市一般会計補正予算(第2号)について 議案第69号 平成24年度名張市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について 議案第70号 平成24年度名張市介護保険特別会計補正予算(第1号)について ○議長(福田博行) 日程第3、議案第68号から議案第70号までの3議案を一括議題とし、去る9月12日に引き続き、これより質疑を行います。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第68号から議案第70号までの3議案については、議会規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、議案第68号から議案第70号までの3議案については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第68号から議案第70号までの3議案について一括採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、議案第68号から議案第70号までの3議案はいずれも原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4  議案第71号 平成23年度名張市一般会計歳入歳出決算の認定について 議案第72号 平成23年度名張市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第73号 平成23年度名張市東山墓園造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第74号 平成23年度名張市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第75号 平成23年度名張市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第76号 平成23年度名張市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第77号 平成23年度名張市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第78号 平成23年度名張市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第79号 平成23年度名張市病院事業会計決算の認定について 議案第80号 平成23年度名張市水道事業会計決算の認定について ○議長(福田博行) 日程第4、議案第71号から議案第80号までの10議案を一括議題とし、決算特別委員長の報告を求めます。 決算特別委員長。  (議員森脇和徳登壇) ◆決算特別委員長森脇和徳) 決算特別委員会に審査を付託されました平成23年度名張市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定並びに病院事業会計決算水道事業会計決算の認定に係る議案第71号から議案第80号までの10議案につきまして、審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。 この決算の認定に係る10議案は、去る9月4日の開会日に市長の提案理由の説明、副市長の細部説明の後、監査委員からの審査結果の報告を受け、9月13日の本会議においての質疑の後、議員全員による決算特別委員会を設置し、これに付託の上審査を行うこととなり、総務企画委員長のゆえをもちまして私が特別委員会の委員長を務めさせていただくことになったものであります。 決算特別委員会は、去る9月14日及び18日に開催し、14日は一般会計及び各特別会計について、18日は各公営企業会計について審査を行いました。 平成23年度の本市の財政は、世界的な経済危機を背景として景気低迷の長期化や厳しい雇用情勢等の影響を受けての市税収入の減少、また東日本大震災の復興に伴う影響などにより大変厳しい予算編成となりましたが、市政一新プログラム財政早期健全化計画による行財政改革に継続的に取り組み、人件費の抑制や考査制度に基づく事務事業の見直しなどによる経費の節減を図った結果、一般会計の決算は実質収支額が3億4,802万6,000円の黒字となりましたが、実質単年度収支では9億5,694万円の赤字となっております。 また、各特別会計の決算については、実質収支は黒字となったものの、単年度収支では3特別会計が赤字となっております。 さらに、公営企業会計の決算については、2会計ともに純損失を計上するなど、依然厳しい財政状況であります。 当委員会は、このような財政状況を踏まえつつ、9月13日の本会議に引き続き、各会計の決算審査を行ったものであります。 なお、各会計の決算額及び財政健全化法に基づく指標を含む財政指数等については、提案理由の説明及び細部説明と決算審査意見書において報告を受けておりますので省略させていただくこととし、以下、当委員会における質疑の主な概要を申し上げます。 これらの質疑に対する当局の答弁のほか、意見、要望がありましたが、議員全員が出席されておりましたので、細部の説明は省略させていただきます。 まず、一般会計及び各特別会計でございますが、一般会計については歳出において総務費では職員研修の実施内容及び成果、地域づくり組織取り組み状況と市のかかわり、男女共同参画推進事業取り組み内容及び市民への発信状況、収納強化対策の成果、民生費では扶助費の増加の要因及び今後の見通し、緊急通報システム利用者減少理由及びシステムの見直し、子ども発達支援推進事業取り組み内容、保育所、学校教育に係る同和対策事業一般施策化、衛生費では空き地の雑草対策の現状及び地域での取り組み家庭での剪定枝等の処理に係る支援、有料ごみ袋の販売実績及びサイズの見直しなどについてでありました。 商工費では、エコツーリズム事業の実施内容、名張市観光協会補助金による協会の活動内容及び成果、勤労者福祉会館の利用状況、収支状況、耐震工事及びバリアフリー対策、土木費では国道368号線の4車線化の進捗状況及び国道165号の奈良県域の整備計画、幹線道路の街路樹の適正管理、都市公園安全・安心対策緊急総合事業の進捗状況並びに公園の防災性向上対策及びバリアフリー対策、教育費では小学校耐震改修事業繰り越し内容及び今後の見通しなどについてでありました。 次に、特別会計については、介護保険特別会計では運営状況の総括、保険料滞納者の状況及び滞納者への対応、保険料所得段階の見直し、介護サービス内容の変更に対する事業所の対応などについてでありました。 ただいま申し上げました質疑の後、討論は本会議で行うこととし、採決をいたしました結果、議案第71号及び議案第76号から議案第78号までの4議案は起立多数をもって、議案第72号から議案第75号までの4議案は全員異議なく認定することに決しました。 次に、公営企業会計でございますが、病院事業会計では一般会計繰入金及び病床稼働率の今後の見通し、小児救急の拡充内容、医師、看護師の勤務の改善状況、患者アンケートの実施状況、情報発信の取り組み、地域医療機関との連携強化、収益確保の取り組み、未収金の件数及び金額、人材育成確保に関する取り組み、高度医療の状況、老人保健施設ゆりの里の入所状況及び入所待機者の状況、作業療法士職員数の皆減理由、水道事業会計では水道事業財政運営の今後の見通し、水道料金改定以外の増収対策、人材育成に関する取り組みなどについてでありました。 ただいま申し上げました質疑の後、討論は本会議で行うこととし、採決をいたしました結果、議案第79号及び議案第80号は起立全員をもって認定することに決しました。 以上、審査の概要と採決の結果を申し上げまして、本議案の審査結果の報告といたします。 ○議長(福田博行) 決算特別委員長の報告が終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 三原淳子議員。  (議員三原淳子登壇) ◆議員(三原淳子) 議案第71号、平成23年度名張市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論いたします。 これまで平成15年度から財政健全化緊急対策で投資的事業の抑制、給付事業や補助金の見直し、総人件費抑制が行われ、同時に市政一新プログラムで職員の適正化や地域予算制度を導入し、削減、抑制効果額は約54億円、続いて平成19年度から平成21年度の第2次市政一新プログラムでは、さらなる職員数の削減と人件費の抑制の給料カット、それから受益者負担の適正化として一般廃棄物手数料の見直しと家庭ごみ袋の有料化などで約30億円の効果額とされております。 平成21年度からは、平成22年から平成24年までの3年間で土地区画整理事業の清算、市立病院と土地開発公社の経営健全化に多額の費用がかかり、平成24年度には累積赤字が財政健全化団体の基準を超えるとして財政早期健全化計画が策定されました。その主なものでは、民間活力の導入として保育所の民営化を進め、市政一新プログラムとあわせて実行されております。 私ども日本共産党市議団は、この時点で財源不足の23億8,600万円より多額の35億5,000万円にも及ぶ削減は不要であることを提言してまいりました。 このような中で、平成23年度から平成27年度の中期財政見通しで平成24年度の累積赤字は国の政策に伴う地方交付税の増額や経済対策交付金の歳入増加で改善し、平成23年度の災害復旧費などに支出を含んでも10億2,600万円から5億4,000万円と当初の見込みより赤字額が大幅に改善することが明らかになっております。 さて、平成23年度の決算では、歳入額で個人市民税が前年比で2,300万円余減少し、老人保護費等負担金や保育所運営負担金、すなわち保育料は利用料、入所者がふえているにもかかわらず、前年度比で3.1%の減少となっており、保育料の収入未済額も増加傾向が続いております。 このことから、高齢者と子育て世代の所得が減少し、苦しい生活状況がうかがえるのではないでしょうか。 また、平成22年度から土地区画整理、地域開発債の清算が始まっており、歳出は当然ながら歳入にあわせた予算執行で緊縮財政であります。 そんな中で、3億4,000万円余の黒字決算、全庁的に平成24年度の赤字解消に向けて我慢の1年だったのではないでしょうか。中期財政見通しで、平成23年度は収支差し引きゼロとなっておりますが、決算では3億4,000万円余の黒字となっております。歳入総額が前年度比3.3%減少となっている中での黒字決算です。これは、本来するべき事業が実施されず、市民の要望やニーズが後回しになっているのではないでしょうか。 市民の声に対して、財政難と自助共助ばかりでは市民の行政への不信と生活や将来への不安は高まるばかりであります。財政の健全化は重要であり、やらなければならないことであります。しかし、ただ黒字にすればいいというものではないはずです。市民の安心できる暮らしを守り、子供たちの成長と教育環境を整える自治体の責務を果たさなければなりません。 景気回復の兆しも先が見えず、下方修正がされております。市民の皆さんが納めた税を緊縮ばかりではなく、限りある財源を存分に活用して暮らしを守り、地域資源を生かし、名張市民が元気になる施策を求めて討論といたします。 ○議長(福田博行) 山下松一議員。  (議員山下松一登壇) ◆議員(山下松一) ただいま議題となっております議案第71号、平成23年度名張市一般会計歳入歳出決算の認定について、先ほどは反対の立場で討論をされましたけれども、私は賛成の立場で討論をいたしたいと存じます。 平成23年度一般会計の決算状況につきましては、世界的な金融経済危機を背景に長引く不景気や雇用情勢の悪化などの影響から、市税収入の減少など、非常に厳しい財政運営が見込まれてきた中ではありましたけれども、財政早期健全化計画市政一新プログラムに基づく目的基金の活用や収納強化対策などの取り組みにより、適切な財源確保が図られたものと考えているところであります。 また、実質収支につきましても黒字になっており、効率的な行政運営を図りながら必要な行政サービスの提供、さらに医師確保対策の一環としての寄附講座、在宅医療支援センターの開設などの市民の安全・安心を守るための事業、子ども発達支援センターやマイ保育ステーションなど開設するなど、生むに優しい環境整備など、名張躍進に向けた新しい事業についても適切に予算措置がなされており、一定の評価をさせていただいたところであります。 しかしながら、平成24年度は約5億円余りの赤字を見込む予算編成を余儀なくされております。今後も、厳しい財政状況が見込まれております。市政一新プログラム並びに財政早期健全化計画の着実な推進による適正かつ効率的な予算執行に努められ、平成24年度の財源不足の縮減、平成24年度の単年度黒字への回復、その後の速やかな累積赤字の解消を目指し、より一層の財政健全化に努めていただき、名張躍進の実現に向けて邁進されることをご期待申し上げ、私の賛成討論といたします。議員の皆さん方の賛同、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(福田博行) 橋本マサ子議員。  (橋本マサ子登壇) ◆議員(橋本マサ子) ただいま上程されております議案第76号、平成23年度名張市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第77号、平成23年度名張市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第78号、平成23年度名張市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論を行います。 まず、国民健康保険特別会計から申し上げます。 当年度の予算現額75億6,000万円余に対しての執行率は97.8%となっています。この中で、何よりも目につく数字は収入未済額の5億3,600万円余の金額であり、1つの特別会計としては余りにも大きな数字となっています。ここに払いにくい実態が裏づけされていると言えます。 保険給付費も確かに増加しておりますけれども、それでも4億6,000万円余の剰余金が生まれ、黒字決算となりました。ここ数年、この状況が維持できており、7億円余の基金の一部を活用しての保険税の引き下げが今こそ求められているのではないでしょうか。 ご存じのように、国民健康保険皆保険のスタート当初、国保の世帯主の多数派は農林水産業と自営業でしたが、現在では非正規労働者を初めとする被用者と年金生活者などの無職者が国保世帯主の7割以上を占めるようになっています。バブル崩壊直前の1990年度、国保加入世帯の平均所得は年240万円ほどでしたが、20年後の2010年度は148万円ほどにまで落ち込みました。 不況、構造改革による自営業者や農家の経営難とともに雇用破壊で低賃金の非正規労働者が大量に国保に流入しました。そしてまた、低所得の高齢者が国保加入者の多数を占めるようになったことも大きな要因と言えます。 時期を同じくして、1人当たりの国保税はおよそ6万円から9万円にはね上がりました。このように、所得と保険税との流れをてんびんにかけただけで払い切れない状況が生まれるだろうことは想像できます。年金生活者や失業者が加入する国保は、もともと適切な国庫負担なしに成り立たない医療保険であることは、私が言うまでもありません。 歴代政権は、国庫負担を削減し続け、加入者の実態を顧みずに見直そうともしませんでした。これでは、国保会計は財政難、保険税の高騰、そして滞納者増という悪循環を抜け出せるはずがありません。 政府は、このような状況を放置したまま、今度は広域化を実施することで負担増と徴収強化の路線を拡大して、国保の住民福祉としての機能を切り捨て、徹底した給付の抑制に追い込もうとしています。 先般の通常国会に、国保広域化を社会保障と税の一体改革のメニューの一つに位置づけて、国保の都道府県単位化を実行する国保法改定案が提出され、成立しております。このことから、具体化が進められたなら、運営が住民から遠くなり、現状でも資格証明書の発行が182世帯、短期保険証が685世帯に発行され、住民の苦しみが伝わってきている状態なのに、これを改善するどころか加入者は一層窮地に追い込まれることになるでしょう。 以上、国庫負担の復元で国保税の引き下げなど、加入者が安心できる国民健康保険の改善を求めて反対の討論といたします。 続きまして、介護保険特別会計について申し上げます。 社会保障と税の一体改革は、介護の分野でも効率化や重点化を掲げ、介護サービスの削減と負担増を打ち出しました。団塊の世代が75歳になる2025年に要介護認定者数を現行ベースより3%程度減少するという目標を掲げています。軽度者からの介護取り上げや負担増を強いる一方、在宅強化の名のもとにコストのかかる施設の利用抑制を強める方針が伺えるようで、社会全体で介護を、安心できる介護をという国民の期待から見直しのたびに遠のいていきます。 介護が必要になっても、自宅で過ごしたいという願いは皆共通した思いでありますが、自宅での受け皿がままならないといった現実があり、やはり最低限の施設サービスの充実が求められます。 名張市では、現在の特別養護老人ホームや老人保健施設、療養型介護施設数ではとてもニーズに応え切れる状況ではなく、補完する形で地域密着型の小規模な施設計画を取り組んでいただいています。 しかし、このような施設を運営するには、必要な費用からサービス内容まで全て介護保険制度の枠での実施であり、事業者は大変なご苦労をされながら知恵を働かせつつ、ボランティア精神にあふれた職員に支えられているようです。 さて、高い保険料はここでも高齢者を悩ませています。先般のご答弁でも、5月31日現在で561名の滞納が発生しているとのことでした。保険料の段階別で見ると、基準額以下の人、つまり第1段階が飛び抜けて多く、第4段階までの滞納率が高い実態にあります。162名の人は分納、相談がない人は2年を超えたら不納欠損で処理というお答えでした。会計上は処理できても、滞納者一人一人にとってその後どうなるのか、必要なときに介護が受けられるのだろうか、制度の上から見るとその保障はありません。 介護の利用者にとっても、提供する側からしても、この制度にかかわる人たちが今後増加の一途をたどることから、さまざまな立場の人たちが気持ちよく過ごせる内容へと改善することが求められています。 それには、制度をもっとシンプルにして、誰でもわかりやすい内容に改善する必要があります。そのために、ケアマネジャーに権限を持たせ、高齢者の体調に寄り添った介護ができ、ヘルパーが働きがいを感じられる仕組みをつくることです。そして、介護報酬の実質的な引き上げを行うとともに、保険料や利用料の軽減が図れるよう国の財源手当てを強化して、持続可能な制度にすることを求めるものです。 最後に、後期高齢者医療保険について申し上げます。 75歳以上の高齢者が強制的に移行させられた後期高齢者医療保険の制度が始まって、ことし4月から3回目の保険料改定がありました。ご存じのように、保険料は引き上げされました。これは、高齢者の1人当たりの医療費の増大や若年人口の減少に伴って、75歳以上の高齢者が保険料として負担する率がスタートした時点で10%であったものが10.51%へと引き上げされたためです。 このまま継続されるなら、2年ごとの見直しのたびに保険料がどんどん引き上げされていきます。長年ご苦労された高齢者に別枠の医療保険や窓口負担を求めるなどと冷たい国はほかにありません。一日も早くもとの制度に戻すべきではないでしょうか。 以上、この3つの特別会計につきまして反対の立場での討論を行いました。議員の皆さんのご賛同をお願い申し上げます。 ○議長(福田博行) これをもって討論を終結いたします。 これよりまず議案第71号について採決いたします。 決算特別委員長の報告は認定であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(福田博行) 起立多数であります。よって、議案第71号は認定されました。 続いて、議案第76号から議案第78号の3議案について一括採決いたします。 決算特別委員長の報告は認定であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(福田博行) 起立多数であります。よって、議案第76号から議案第78号までの3議案はいずれも認定されました。 続いて、議案第72号から議案第75号まで、及び議案第79号、議案第80号の6議案について一括採決いたします。 決算特別委員長の報告は認定であります。本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、議案第72号から議案第75号まで及び議案第79号、議案第80号の6議案はいずれも認定されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5  議案第81号 権利の放棄について ○議長(福田博行) 日程第5、議案第81号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。  (市長亀井利克登壇) ◎市長(亀井利克) ただいま上程されました議案第81号、権利の放棄につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 本年6月の定例会におきまして、名張市土地開発公社の解散及び解散に必要な財源としての第三セクター等改革推進債の許可申請につきまして、それぞれ議決をいただいたところでございます。 これを受けまして、市は昨日、公社の金融機関から借り入れ債務の全額12億3,700万円を代位弁済いたしました。つきましては、公社に対する求償権に基づき、債権額の請求を行った結果、公社が現在保有している土地、建物による代物弁済によってもなお残る市の債権残額は9,609万9,491円となりました。 公社の解散に伴う三重県知事の許可を得るためには、公社の債務の解消が要件となっておりますことから、残る債権を放棄することについて、地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 なお、本議案をご決定ただきました後には、三重県知事へ公社解散の認可申請を行うことといたしてございます。何とぞよろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願いを申し上げ、提案理由のご説明といたします。 ○議長(福田博行) これより質疑を行います。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 質疑がないようでありますから、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第81号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 異議なしと認めます。よって、議案第81号につきましては委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第81号について採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 異議なしと認めます。よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6  議員提出議案第8号 税制の抜本改革の確実な実施を求める意見書の提出について 議員提出議案第9号 中小企業の成長支援策の拡充を求める意見書の提出について ○議長(福田博行) 日程第6、議員提出議案第8号及び議員提出議案第9号の2議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 石井 政議員。  (議員石井 政登壇) ◆議員(石井政) ただいま議題となりました議員提出議案第8号及び議員提出議案第9号の2議案について、提出者を代表いたしまして提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議員提出議案第8号の税制の抜本改革の確実な実施を求める意見書の提出につきましては、消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の成立に伴い、低所得者の負担がより過重とならないよう富の再分配機能を強化する必要があることから、政府関係機関に対し消費税の税率引き上げ前に所得税の最高税率の引き上げを初めとした税制の抜本改革を確実に実施するよう要望するものであります。 日本は、世界に類を見ない少子・高齢社会に進んでまいります。これは、世界も注目している文明史的課題でもあります。国家財政は、税収よりも赤字国債が上回る予算を組まざるを得ない状況であります。一方で、社会保障費は毎年1兆円を超える自然増を余儀なくされており、2011年度では国会予算をはるかに上回る107兆円という給付費であります。しかも、2025年には141兆円になると推計されています。 支え手となる生産年齢人口が減少する中で、社会保障費が毎年増大し続けていくわけでございます。しかも、GDPに占める国債残高は世界の国々の中でも突出して高い状況にあります。 日本の国債のほとんどが国内で賄われているといえども、膨大な借金は確実に将来世代に負担を強いることになります。今の私たちの世代が日本の将来に対し、強い意志と責任を果たさなければなりません。真の大衆直結の政治は、民主主義の負の側面として指摘されているポピュリズム、大衆迎合主義とは対極に位置すると考えます。 国民の一時的な感情に迎合するのではなく、国民に密着してニーズをしっかりと深くつかみ、将来の国民生活や国の利益を見据えて政策をつくり上げる、そうしてつくり上げた政策はそれが国民にとって耳ざわりの悪いものであったとしても果敢に実行し、説明責任を尽くせば、必ず国民の理解と信頼が得られるものと確信するものであります。 政治は、100かゼロ、つまり賛成か反対の二極だけで判断するのではなく、時には生活者の側に立った条件闘争も必要であります。今回の社会保障と税の一体改革により、今後増大する社会保障の機能強化が図られたところです。例えば、公的年金の受給資格を10年にすることが合意され、現在無年金の方がこれによって20万人救済されることや、子育て支援策の拡充も明記されています。 消費税の増税の一部が公共事業に回されるのではないかといった意見もあるところでございますが、社会保障費のみに充てると法律に明記されています。これを実行しなければ、明らかに法律違反であります。このことは、今後しっかり私たちも監視をしていく必要があります。 以上のことから、消費税の税率引き上げで低所得者の負担がより過重とならないよう本意見書により税制の抜本改革を先送りすることなく、確実に実施するよう要望するものであります。 次に、議員提出議案第9号の中小企業の成長支援策の拡充を求める意見書の提出につきましては、地域の経済と雇用のかなめとして非常に大きな役割を果たしながらも、苦しい経営を余儀なくされている中小企業について、その活性化を図ることが本格的な経済成長への道を確立するために重要であると考えます。 現在のデフレ脱却を図り、需要創出に向かうためには、日本の強みを生かした新たな成長戦略が必要です。エネルギー、環境、健康、医療、暮らしの安全などの分野で企業の潜在力を引き出すために、政府関係機関に対して事業環境の改善や経営力の強化等、中小企業の成長に資する施策の充実を図るよう要望するものであります。 以上、よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(福田博行) これより質疑を行います。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第8号及び議案提出議案第9号の2議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第8号及び議員提出議案第9号の2議案につきましては委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 橋本マサ子議員。  (議員橋本マサ子登壇) ◆議員(橋本マサ子) ただいま提案のありました議員提出議案第8号、税制の抜本改革の確実な実施を求める意見書の提出について、反対の立場で討論を行います。 本意見書は、去る8月10日に衆議院本会議で民主、自民、公明の3党合意のもとに可決された消費税の増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法が実施される前に修正合意した税制の抜本改革を確実に実施することを求めています。 ご存じのように、増税が成立した後の世論調査を見ても、過半数が増税成立を評価しないと答えています。92%の国民が暮らしに影響すると嘆いています。 この意見書は、増税前に一部税制の抜本改革を求めているだけであり、国民の不安を解消できる内容となっていません。国民の過半数がこれ以上増税されたら暮らしや営業の見通しが立たないと言っているのです。ですから、消費増税に頼らずに、社会保障の充実と財政危機を打開するためにはどうするかという立場で考えなければならないのではないでしょうか。 3党が合意した増税法の内容は、増税ありきに固執しており、社会保障制度改革推進法は社会保障費の抑制を明記しています。医療や介護の給付を引き下げる社会保障解体法と言えるものです。 基本政策でも、社会保障は自助、自立を第一に共助と公助を組み合わせ、社会保険制度、社会保障制度でなく社会保険制度を基本にすると主張しています。つまり、保険料の負担なければ給付なし、この保険主義を徹底して、社会保障における国の責任を投げ捨てようとしているのです。 さらに、不足は増税分を成長戦略、防災、減災を口実にした大型の公共事業に充てることが明記されているのです。消費税を10%にすることで13.5兆円の増収になりますが、社会保障の充実にはたった2.7兆円しか充てられず、残る10.8兆円はゆとりと見て10年間で108兆円を民主党、自民党、公明党の3党で公共投資の計画推進を競い合う構図が見てとれます。 3%の消費税が導入されたとき、高齢化社会に対応するためとしながら、結局消費税収の6%しか充てられてきませんでした。また、財政再建のために消費増税が必要だと言いますが、過去の例を見ても無理だということがわかります。 1997年に5%へと引き上げされましたが、翌年には名目GDPが11兆円も落ち込み、そして税収は53.9兆円から49.4兆円へと落ち込みました。景気が悪化して、所得税と法人税が激減したためです。増税が実施されますと、悪循環が繰り返されるだけです。 私どもは、大型の公共事業や軍事費、原発推進の予算や政党助成金を見直して歳出の無駄を一掃すること、富裕層に応分の負担を求め、大企業の減税を見直すなどを行えば、消費税分の財源を生み出すことができると試算しています。 議員提案のもう一つの意見書で、中小企業の成長支援策の拡充が求められました。これに反対するものではありませんが、この目的を果たそうと思うには、消費税の増税をストップさせることが何よりも必要なことだと思います。大企業に眠っている260兆円余の内部留保の4%、約10兆円を社会に還元させれば、460万人の新しい雇用を生み出すことができます。 以上、申し述べたことは、国民の一時的な感情ではありません。これ以上消費税が引き上げされたら、暮らしていけない、営業が成り立たないと言っているのです。 以上のことなどから、増税の撤回を求めて、それに見合う財源手当てを提案し、日本経済を活性化させる方策を求める意見書こそ国民の不安を払拭できる対策であることを述べて、本意見書の提出に反対の討論とさせていただきます。 ○議長(福田博行) 以上をもって討論を終結いたします。 これよりまず議員提出議案第8号について採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(福田博行) 起立多数であります。よって、議員提出議案第8号は原案のとおり可決されました。 続いて、議員提出議案第9号について採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第9号は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7  請願、陳情について  平成24年請願第4号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願  平成24年請願第5号 保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願  平成24年請願第6号 「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める請願  平成24年請願第7号 防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める請願 ○議長(福田博行) 日程第7、請願、陳情についてを議題といたします。 平成24年請願第4号から請願第7号までの4件の請願について一括して委員会の審査の報告を求めます。 教育民生委員長。  (議員吉住美智子登壇) ◆教育民生委員長吉住美智子) 教育民生委員会に審査を付託されました名張市すずらん台東3番町220番地、三重県教職員組合名張支部執行委員長林辰久ほか2名提出の平成24年請願第4号から請願第7号までの4件の請願について審査の経過並びにその結果をご報告申し上げます。 まず、請願第4号、義務教育費国庫負担制度の存続とさらなる充実を求める請願についてでございますが、本請願は義務教育費国庫負担制度の存続を求めるとともに、さらなる充実を進めるよう政府関係機関及び国会に対し意見書の提出を求めるものであります。 委員会におきましては、国が定めた教育費の基準に対し、三重県で予算措置された比率について質疑があり、執行部からは平成19年度で全国平均65.3%に対し、49%となっているとの答弁がありました。 また、これまでにも同様の意見書が国に提出されているが、国の状況はどうなっているのかとの質疑があり、執行部からは文部科学省の予算要求の際、各地方議会からの意見書が大きな後ろ盾になっていると聞いているとの答弁がありました。 さらに、教育予算と学力の関係についての分析も国や県にお願いしてほしいという意見や、義務教育の費用を国がしっかり確保することが必要であり、請願に賛成するという意見が出されました。 その後、採決の結果、本請願は全員異議なく採択することに決定いたしました。 次に、請願第5号、保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願についてでございますが、本請願は全ての子供たちの学ぶ機会を保障するため、保護者負担を軽減し、就学・修学保障制度を拡充するよう政府関係機関及び国会に対し意見書の提出を求めるものであります。 委員会におきましては、家庭の経済状況にかかわらず、学びたい子供がしっかりと学べる環境づくりが必要であり、請願に賛成するという意見が出されました。 その後、採決の結果、本請願は全員異議なく採択することに決定いたしました。 次に、請願第6号、「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める請願についてでございますが、本請願は少人数学級の推進や教職員配置の改善に係る「教職員定数改善計画」を着実に実施するとともに、教育予算を拡充するよう政府関係機関及び国会に対し意見書の提出を求めるものであります。 委員会におきましては、現在の尖閣諸島や竹島の問題について、学校現場でどのような教育をされているのかとの質疑があり、執行部からはこの問題に限らず、時事問題についてはさまざまな機会において学習指導要綱の趣旨に基づいた指導を行っているとの答弁がありました。 また、名張市の一般会計に占める教育予算の割合が国や県に比べ低くなっていることについて質疑があり、執行部からは市の予算には教職員の人件費が全て入っているわけではなく、それを考慮すれば国、県の予算配分と比べても大きな遜色はないと思っているとの答弁がありました。 また、本年度からの小学校2年生の35人学級の実施が法改正による制度化でなく、職員の加配による対応となったことについて質疑があり、執行部からは制度化により定数がふえれば加配職員を別の場所で有効に生かすことができるため、早急な法改正が必要であるとの答弁がありました。 さらに、定数改善計画においては、突発的な状況に応じ、教職員を柔軟にふやせるようなことも考えてもらうべきではないかといった意見が出されました。 その後、採決の結果、本請願は全員異議なく採択することに決定いたしました。 最後に、請願第7号、防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める請願についてでございますが、本請願は巨大地震等の災害を想定した防災対策の見直しを初め、総合的な学校安全対策の充実を進めるよう政府関係機関及び国会に対し意見書の提出を求めるものでございます。 委員会におきましては、国及び名張市における小・中学校の耐震化率について質疑があり、執行部からは本年4月現在で全国平均では80%を超えているのに対し、名張市は74.7%となっているとの答弁がありました。 また、名張市の耐震化率が全国平均に届くのは何年後ぐらいになるのかとの質疑があり、執行部からは各年に2棟程度工事を実施することで約2%ずつ上がっていくことになるが、各学校の老朽化が進んでいるため、今後の統廃合の中で学校建設の計画も含めて考えていく必要があると思っているとの答弁がありました。 さらに、統廃合が進む中でもし新しい学校をつくる場合は、避難所としての機能も加味した総合的な地域の拠点とし、防災と学校の両面からうまく予算がとれるよう国に提案してみてはどうかという意見が出されました。 その後、採決の結果、本請願は全員異議なく採択することに決定いたしました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(福田博行) 教育民生委員長の報告が終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 質疑がないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより平成24年請願第4号から請願第7号までの4件の請願について一括採決いたします。 教育民生委員長の報告はいずれも採択であります。 本請願は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、平成24年請願第4号から請願第7号までの4件の請願はいずれも委員長の報告のとおり採択することに決しました。 暫時休憩いたします。(休憩午前11時3分) ○議長(福田博行) 会議を再開いたします。(再開午前11時4分)           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(福田博行) お諮りいたします。 この際、議員提出議案第10号、義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める意見書の提出について、議員提出議案第11号、保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書の提出について、議員提出議案第12号、「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める意見書の提出について及び議員提出議案第13号、防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める意見書の提出についての4議案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第10号、議員提出議案第11号、議員提出議案第12号及び議員提出議案第13号の4議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。 △日程追加  議員提出議案第10号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める意見書の提出について 議員提出議案第11号 保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書の提出について 議員提出議案第12号 「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める意見書の提出について 議員提出議案第13号 防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める意見書の提出について ○議長(福田博行) 議員提出議案第10号から議員提出議案第13号までの4議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 柳生大輔議員。  (議員柳生大輔登壇) ◆議員(柳生大輔) ただいま議題となりました議員提出議案第10号から議員提出議案第13号までの4議案について、一括して提出者を代表いたしまして提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議員提出議案第10号の義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める意見書の提出につきましては、本制度に係る国庫負担率の縮減や一般財源化が推し進められる中で、未来を担う子供たちの豊かな学びがその時々の地方の財政状況に影響されることのないよう国に対し制度の存続とさらなる充実を要望するものであります。 次に、議員提出議案第11号の保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書の提出につきましては、近年の厳しい経済雇用情勢の中、経済的理由から学びたくても学べない状況が依然として大きな課題となっていることから、国に対し保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度を拡充するよう要望するものであります。 次に、議員提出議案第12号の「教職員定数改善計画」の着実な実施と教育予算拡充を求める意見書の提出につきましては、少人数学級の推進等に関する教職員定数改善計画を着実に実施し、教育の質の向上を図るとともに教育予算を拡充しようと国に要望するものであります。 最後に、議員提出議案第13号の防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める意見書の提出につきましては、東南海・南海地震や東海地震による被害が危惧される中で、学校耐震化を早急に完了させ、防災対策の見直しを図るとともに、学校内外で子供の命や安全を守るため、総合的な学校安全対策の充実を進めるよう国に対し要望するものであります。 以上、よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由のご説明といたします。 ○議長(福田博行) これより質疑を行います。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第10号から議員提出議案第13号までの10議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第10号から議員提出議案第13号までの4議案については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより議員提出議案第10号から議員提出議案第13号議案までの4議案について一括採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第10号から議員提出議案第13号までの4議案はいずれも原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8  議案第82号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて ○議長(福田博行) 日程第8、議案第82号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。  (市長亀井利克登壇) ◎市長(亀井利克) ただいま上程されました議案第82号、教育委員会委員の任命につき同意を求めることにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 この議案は、教育委員会委員をお務めいただいております北橋正敏氏が平成24年10月1日をもって任期満了となり、退任いただくことになりました。後任として瀧永善樹氏を任命することにつき、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条の規定により、議会の同意を求めるものであります。 ご承知のとおり、瀧永氏は教育、学術及び文化に関し深い識見を有し、その人格も高潔で市民の人望も厚く、教育委員としてまさに適任者であると確信し、委員をお願いするものでございます。何とぞよろしくご同意を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由のご説明といたします。 ○議長(福田博行) これより質疑を行います。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 質疑がないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第82号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、議案第82号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第82号について採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、議案第82号は同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9  議案第83号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(福田博行) 日程第9、議案第83号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。  (市長亀井利克登壇) ◎市長(亀井利克) ただいま上程されました議案第83号、公平委員会委員の選任につき同意を求めることにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 この議案は、平成24年10月1日をもちまして任期が満了いたします公平委員会委員山中美代子氏の後任として再度同氏を選任することにつき、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めるものであります。 ご承知のとおり、山中氏は地方行政に豊富な経験と深い識見を有し、また人格は高潔で公平委員会委員としてまさに適任者であると確信し、引き続き委員をお願いするものでございます。何とぞよろしくご同意を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由のご説明といたします。 ○議長(福田博行) これより質疑を行います。  (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) 質疑がないようでありますから、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第83号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、議案第83号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより議案第83号について採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田博行) ご異議なしと認めます。よって、議案第83号は同意することに決しました。 以上をもちまして本日の議事は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。     午前11時14分散会           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議長は、この会議録をつくり、署名者とともに署名する。 議 長 議 員 議 員...