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  1. 鈴鹿市議会 2016-03-09
    平成28年予算決算委員会文教環境分科会( 3月 9日)


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    平成28年予算決算委員会文教環境分科会( 3月 9日)          予算決算委員会 文教環境分科会会議録   1 開催日   平成28年3月9日(水) 2 場 所   第2委員会室 3 出席者   委員長   後藤 光雄   副委員長  森田 英治         委  員  永戸 孝之   委  員  山口 善之         委  員  山中 智博   委  員  大西 克美         委  員  森川ヤスエ 4 欠席者   なし 5 説明員   教育長                   玉川登美男         教育委員会事務局教育次長          篠原 政也         教育委員会事務局参事            冨田 佳宏         参事兼教育総務課長             前田 靖子         教育総務課副参事兼総務GL         永井 洋一         教育総務課副参事兼学校施設GL       棚瀨 研一         学校教育課長                山田 洋一         学校教育課副参事兼学事GL         實義 幹夫         学校教育課主幹兼教職員GL         山中  勝         学校教育課主幹兼保健給食GL        善福 一博
            学校教育課主幹学校給食センター所長    上濱  謙         学校教育課主幹兼第二学校給食センター所長  冨田 秀彦         教育指導課長                山田 純生         教育指導課副参事兼指導GL         世古 基子         教育指導課副参事兼研究GL         三浦 洋子         教育支援課長                薗田 雅司         教育支援課副参事兼学校支援GL       神原 由明         教育支援課主幹子ども支援GL       市川  泰         健康づくり課長               古市 素朗         健康づくり課副参事兼地域医療GL      伊藤 京子         環境部長                  米川 重治         環境部次長                 小河 謙一         環境政策課長                勝田 成仁         環境政策課副参事兼総務GL         水野 敦子         環境政策課副参事兼環境政策GL       佐藤  剛         環境政策課副参事兼環境保全GL       福中 正道         環境政策課副参事兼斎苑長          堀内 秀清         廃棄物対策課長               鈴木 佳明         廃棄物対策課副参事兼管理GL        中村 康史         廃棄物対策課副参事兼企画推進GL      田中 直人         廃棄物対策課主幹廃棄物対策GL      岩嵜 好洋         参事兼開発整備課長             匹田 大樹         開発整備課副参事兼管理計画GL       坂本 悦子         開発整備課副参事兼建設GL         佐竹 嘉保         開発整備課副参事兼清掃センター改修対策室長 魚見 良之         清掃センター所長              廣田 雅美         清掃センター副参事兼管理GL        櫻井 元晴         クリーンセンター所長            坂  秀樹         クリーンセンター主幹兼管理GL       江藤 真治         文化振興部長                古川  滋         参事兼文化課長               井上 陽子         文化課副参事兼文化振興GL         三谷  隆         文化課副参事兼文化財GL          宮崎 哲郎         文化課副参事兼市民会館長          澤田 克己         文化課副参事兼文化会館長          伊藤  淳         参事兼生涯学習課長             浅野  浩         生涯学習課副参事兼生涯学習GL       豊田 正人         生涯学習課主幹兼管理GL          船入真由美         参事兼スポーツ課長             石坂  健         スポーツ課副参事              今村 隆之         スポーツ課副参事兼管理GL         川出 喜則         図書館長                  北川 清美         図書館副参事                三村 純一         参事兼考古博物館長             澤井  環         考古博物館副参事兼管理企画GL       上田いすず         考古博物館副参事兼埋蔵文化財GL      川久保治彦 6 事務局   書記                    谷口 雅子 7 会議に付した事件  1 教育委員会事務局所管分    議案の審査     議案第 1号 平成28年度鈴鹿市一般会計予算の関係分     議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)の関係分  2 環境部所管分    議案の審査     議案第 1号 平成28年度鈴鹿市一般会計予算の関係分     議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)の関係分  3 文化振興部所管分    議案の審査     議案第 1号 平成28年度鈴鹿市一般会計予算の関係分     議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)の関係分           ――――――――――――――――              午前10時00分開会 ○後藤委員長  皆さん,おはようございます。  出席委員が定足数に達しておりますので,ただいまから予算決算委員会文教環境分科会を開会いたします。  きょうは,ちなみに教育委員会事務局からのスタートとなりますのでよろしくお願いします。  冒頭,2月26日付で給食中に発見された異物についてということで,プリントをいただいてるんですが,教育委員会からスタートということで一言発言をさせていただきたいんですが,鈴鹿市第二学校給食センターをつくるときに,1カ所でつくって多く配膳するということは,リスクを負うんだということを,反対討論とかいろいろなところで発言がされました。  これはプラスチック片で済んでるんですけど,例えば,本当に大きな被害を招く薬剤だとか薬物が,そういったものに塗り込まれたりしたときのリスクを考えると,非常に恐ろしいことですので,今後,またかというような状況になってきつつありますけど,防げない混入というのはあると思いますけど,防がなきゃいけないという混入に関しては,徹底してやってほしいというお願いをして,委員会を開始したいと思います。  ただいまから,予算決算委員会文教環境分科会を開会いたします。  お配りした事項書のとおり進めていきますので,よろしくお願いいたします。  8日の予算決算委員会にて,当分科会に分担送付されました議案は,議案第1号の関係分,議案第27号の関係分の2件でございます。  なお,分科会で予算議案を審査するに当たりまして,御承知のことと存じますが,当初予算の議案につきましては,2月19日の本会議にて,市長及び副市長から提案説明があり,また,事前に各部局別の当初予算書参考資料が配付されておりますので,執行部からの提案説明は省略することとなっております。  また,1点御注意願います。本分科会での予算審査においては,各種の参考資料を御活用いただくことと思いますが,質疑に際しては,対象となる事業の款,項,目と,その事業が記載されている資料の該当ページを述べていただくよう,お願いいたします。  また,執行部におかれましては,発言する際は発言ボタンを押していただいて,役職・氏名を言ってから発言をいただきますように,お願いを申し上げます。  それでは,まず,教育委員会所管分よりお願いいたします。  教育長,お願いいたします。 ○玉川教育長  おはようございます。昨日までの一般質問に続きまして,本日,文教環境委員会を開いていただきまして,また本日よろしくお願いしたいと思います。  今回は,午後,県教育委員会と連動いたしまして,一般教職員の異動内示の臨時校長会を予定しておりますことから,最初に御審議をしていただくことになりました。  いよいよ,この4月より鈴鹿市教育振興計画がスタートするときでもございますので,よいスタートが切れますようよろしくお願いいたしますとともに,また,明後日,中学校の卒業式もございますので,また花を添えていただきますように,あわせてお願いをいたしまして,本日御審議賜りますようよろしくお願いいたします。  それと合わせて,先ほど,委員長のほうからお話ございました私ども給食の異物混入につきましては,当然学校現場,それからつくるところにつきましても,十分気をつけているところでございます。  そういう中で,今回,先ほどございましたようなプラスチック片,それからそれ以外にも出ております。これは全て報告する形をとっておりますが,現場としては,かなりぴりぴりして実際には作業に当たっております。そういう中で,今回こういう形で見つかったということにつきましては,原因も含めまして,今後また学校のほうにも,また現場のほうにもあわせて指導の方はしてまいりたいと,こう思っておりますので,よろしくお願いいたしたいというふうに思っております。ありがとうございます。 ○後藤委員長  それでは,議案第1号 平成28年度鈴鹿市一般会計予算の関係分を議題といたします。  当初予算議案ですので,分科会での説明は省略し,質疑に入ります。御質疑のある方は御発言を願います。  よろしいでしょうか。  大西委員。 ○大西委員  予算書27ページ,第4目の教育費負担金日本スポーツ振興センター共済掛金負担金ですが,歳入も歳出も出てくるものですから,余りようわからんのやけども,小学校,中学校,幼稚園おのおの保護者の負担分があって,それで,これは県費になってくるのかな,市費じゃなくて,ちょっとようわからんねやけども,ここら辺の関係を。例えば,小学校で509万8,000円ということで1万196人分,中学校256万5,000円で5,130人分,幼稚園11万9,000円で568人分ということで,55ページになってくると給付金として予算計上されとるわけですけども,保護者の負担金はわかるんですけども,行政の負担金はどのぐらいあるのか,それともなしで保護者の負担金だけで,けがをしたときの処理費用とか,そういう保障ですな,こういうのがどういうふうになっとるのか,ちょっとはっきりようわからんので,歳入も歳出も出てきとるので,あと県費は入ってくるのかどうかということをちょっとお伺いします。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  それでは,ただいまの御質問でございますが,まず歳入のほうでございますが,これは,保護者の負担してる分と市費のほうで負担していく分がございます。小中学校で一般ですと,掛金が全部で945円,1人当たりかかるんでございますが,そのうち保護者負担分が500円,これが歳入に計上してございます。公費の負担が残りの445円分というのが,一般の御家庭でございます。  これが,準要保護とか要保護の御家庭は,またかわりまして,準要保護でございますと,掛金は同じ945円なんですが,スポーツ振興センターのほうからの補助がいただきますもので,公費負担715円,保護者負担はゼロでございます。保護家庭も同じでございまして,掛金が安くなりまして65円になるんですが,センターの補助以外に公費が55円出ると,1人当たりでございます。  幼稚園につきましては,掛金295円でございまして,保護者負担が210円,公費負担が85円という形になっております。  それから,歳出のほうについてでございますけれども,基本的にはこの掛金をもとに,けがとかで病院にかかった場合には,スポーツ振興センターからお金をいただきます。一度は市のほうに入ってきまして,それを市から,またお支払いをするという形になりますもので,それで,先ほど議員おっしゃっていただきました小学校費雑入,中学校費雑入,55ページでございますけれども,幼稚園費雑入,1,000万円,1,100万円,50万円とそれぞれ書いてございますが,これはもう毎年の例年の額をもとに仮で置いている額でございますので,実質には給付した額に最終的にはなるということでございます。  以上でございます。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  そうすると,保護者の負担分で,保護者500円で市費が445円,これ県費入ってないんやね,学校関係やけど。それで子供の傷害関係を保険として賄っとるということで,それでもし,事故があった場合は,センターから一遍市へ入って,入金されて,それから個人へいくというような考えで,何人けがするかもわからんので,例年どおりの予算を計上しとるということでよろしいんですか。わかりました。  じゃあ,続けてよろしいですか。147ページ,教育委員会費の委員費用弁償ですね,22万5,000円は先進市の視察補助ということで,いろいろ小中一貫教育とか,最近は先進項目が出てきとるわけなんですけども,こういうところへ行っとるというふうに思うんですけども,今年の予定はどうなんでしょうか,まだ決まってないのか。 ○後藤委員長  教育総務課長。 ○前田参事兼教育総務課長  今,委員から御質問のありましたとおり,こちらは教育長及び教育委員会委員の先進地視察のための旅費でございます。  今年度は,福井市のほうに行きまして,課題解決手だての工夫,算数的活動の充実等の視察に行ってまいりました。  それから,同じく福井市の中学校には,教科センター方式による授業展開等についてということで視察に行ってまいりました。  昨年度は,先ほど委員がおっしゃっていただいたように,京都市のほうへ小中一貫教育について,小学校,中学校の視察に行ってまいりました。  来年度の予定でございますが,これから教育委員とテーマを絞りまして,そちらの先進地をこれから選択させていただくところでございます。まだ予定は立っておりません。
     以上です。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  じゃあ,次に,ちょっと新規事業について伺いたいと思うんですけども,149ページ,不登校対策推進事業費733万8,000円ということで,もちろん新規事業ということで,小学校にはカウンセラーがあるので,ことしから中学校に支援員を設置していくということですね。733万8,000円ということですから,当然,人件費になってくるのかなと思うんですけども,何名で予定されておるかということと,多分,OBの人であろうと,この金額であると。ということで,1人ではないと思うんですけども,ここら辺の内容をお聞かせください。 ○後藤委員長  教育支援課長。 ○薗田教育支援課長  中学校の不登校対策の支援員の新規のことについて,お答えさせていただきます。  平成28年度につけさせていただく中学校を対象とした不登校対策の支援員ですが,一応,2名を予定しておりまして,対象となる中学校については大体2校から4校のあたりの学校のほうへ配置をするというふうな予定でおります。  教職員のOBを2名採用して対応しようと考えております。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  不登校は,ちょっと減ってきた可能性があるということだったんですけど,ここ5年ぐらい前から200人から一気に300人にふえたというときがあって,私も随分質問させてもろうとるんですけども,減少傾向にあるのか。そこでもう1つ,2名ということで,2校から4校ということで,10校のあとの半分はどうすんねやというようなことで,モデルケースが好きなほうやから,まずテストをするのかなと思うんですけど,やっぱりやるときは一気にやらんと,不登校生がなくならんのではないかなと。本来なら倍ぐらいの予算をつけて,一気に不登校生をなくしていくという形をとってったほうのが私はええと思うんですけども,そこら辺の考えをお願いできますか。 ○後藤委員長  教育支援課長。 ○薗田教育支援課長  まず,1点目の減少傾向なのかどうかということなんですが,まだ,本年度の年度全体の数値は出てないんですけども。 ○大西委員  去年,昨年度で減少になっとるかどうか。 ○薗田教育支援課長  昨年度については,中学校は214名が215名ということだったので,ほぼ横ばいだったと思います。小学校のほうは,平成25年から平成26年にかけて84名から64名に減少しております。  本年度については,まだ2月末の段階なんですが,中学校については,昨年度の2月末の数値と比較しますと,マイナス9名ということで9名の減少。それから,小学校につきましても,昨年度の2月段階と比較しますと15名の減少という結果になっております。  それから,不登校対策の支援員ということなんですが,実際に,委員おっしゃられるように,全ての学校に配置して対応していくことがすごく効果的かなというふうなことは思うんですが,実際,退職の教職員OBということになりますので,人材の確保という部分もありますし,実際に,平成27年度ですね,学識経験者はもう中学校のほうには派遣をしておりまして,いろいろな課題の整理というか,そういったあたりのことも進めてきております。  小学校と同じようなスクールライフサポーターという形で,それでいいのかどうかというあたりのこともありますので,中学校は結構思春期という時期もあって,いろいろな校内の体制づくりの部分であったりとか,関係機関へのつないでいくというふうなことであったりとかということをスムーズにしていくことが非常に,不登校生徒の減少につながるということも出てきておりますので,そういったところで,来年度確保できる人数からスタートさせていただくということで,2名ということでスタートをさせていただいております。  最終的には,各中学校区にそういう人が1人ずついたほうがいいのかなというふうには思っておりますが。  以上です。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  モデル的にやっていくということなので,中学校10校で2名やと本来割り当てとしては5校分,そこに常設されるのか,隣の学校へ行くのかわからんけども,一応,全中学校を回らんと,うちの学校にはそういう支援員がおるんやと,相談できる人もおるんやということを促さんと,あるところはおって,あるところはおらんというのでは,やっぱり不登校生の対策にならんと思うんでね,できたら2名のOBの支援員が,曜日別にして各学校を回ると。全中学校に支援員がおるので相談してくださいとか,ということをもうちょっと啓発せんと,子供たちもかわいそうかなと思うんで,そこら辺だけお願いしときます。  もう1点だけ,151ページ新規事業で,小中学校職員室等緊急時通報システム。この事業費が1,826万5,000円で,特に職員室に通報システムを設置するということやと思うんですけども,夜間が対象になるのかなという感じもせんではないんですけども,やっぱり明るいときも非常に大事なことで,留守がちになりつつある職員室等そういうところなもんですから,ちょっと内容をはっきり伺いたいなと思って。個数的に1,826万5,000円ですから,30校の10校で40校ですな。40校で割って幼稚園は入ってこうへんと思うねんやけど。40校分になると,単価がこんなものかなというふうな感じで,高いのか安いのか,ちょっとようわからんですけども,入札でなっとると思うんですけど,入札状況,内容をちょっとお聞かせください。 ○後藤委員長  教育総務課長。 ○前田参事兼教育総務課長  委員からの御質問の緊急通報システムについてでございますが,委員がおっしゃいましたように,これは今回,小中に施設の防犯対策として民間の専門業者の機械警備の業務委託というか,導入するということになります。  実は,これまで小学校には校内の緊急事通報装置スクールガードいうふうに呼んでおりましたけれども,こちらは不審者侵入に対応するため池田小学校事件の後を受けまして,各学校に順次小学校に不審者侵入防止用スクールガードを導入してきたんですけれども,こちらのほうが,もう更新の時期を過ぎまして,修繕をしながら使ってはきたんですが,かなり誤作動が多くなりまして,昼間だけではなく,こちら夜間も通報することができるんですが,それは直接校長のところだったり,それから教頭のところだったり,あと教育委員会教育支援課のほうなんですけれども,通報が入って第一報で駆けつけなければいけないのは,そういった職員だったので,職員の負担もございましたので,今回は民間業者への委託ということでさせていただきたいと思っております。  こちらのほう,入札はまだこれから,もちろん予算をお認めいただいた後に入札ということになりますので,どのぐらいの価格でというのは,これ,参考見積もりをとったもので上げさせていただいてはおりますけれども,またこれからになるかと思います。  以上です。 ○後藤委員長  内容は。 ○前田参事兼教育総務課長  申しわけございません。内容につきましては,先ほど委員からおっしゃっていただきましたように職員室と,あと校長室等に機械を設置して,それを機械で反応して業者のほうに連絡が入って,業者の担当がまず駆けつけて,それから関係者,学校関係者であったり,教育委員会に連絡を入れていただくようなシステムに,夜間が中心になるシステムになります。  以上です。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  池田小以来スクールガードをつけてやってきて,職員室等に夜間もずっと電気をつけるというような対策をとってきとったわけですよね。今回新しく通報システムをつけることによって,夜間の照明,電気は消してもええのかな,ちょっと節約できるんかなと思って。全校ずっとつけとると,電気代もばかにならんので,新しい通報システムが入ったらそれにお任せして,照明は消してもええのかなと私は判断するんですが,ここら辺の考えはどうですか。 ○後藤委員長  教育総務課長。 ○前田参事兼教育総務課長  こちらにつきましては,これから導入に当たっては,校園長会とも協議をしまして,また校長先生方の御意見も聞きながら検討してまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 ○後藤委員長  他に質問はございませんか。  山口委員。 ○山口委員  関連ですが,149ページの不登校対策の関係ですけど,不登校対策アドバイザーと支援員の大きな違いって,ちょっとここにちらっと書いてあるんですけど,もうちょっと具体的に教えていただけませんか。 ○後藤委員長  教育支援課長。 ○薗田教育支援課長  まず,アドバイザーのほうですが,これは中学校を対象に派遣させていただいてます学識経験者になります。  具体的には,三重大学の瀬戸美奈子先生という先生がこれに当たりまして,本年度は3校の学校に入っていただきまして,いろいろ校内委員会であったり,全体研修会などであったり,そういう研修とかの講師をしていただいたり,指導助言をいただいたりというふうな形になっております。  不登校対策の支援員につきましては,先ほど説明させていただいたみたいに,教職員のOBで,小学校に派遣しているスクールライフサポーターという,この方たちは,登校支援をしていただく一般の地域の方になるんですけども,不登校対策の支援員の方については,実際にはそういう登校支援と,それから校内の適応指導教室というのが中学校には設けられてますので,そこでの適応支援であったりとか,また教員OBということになっておりますので,いろいろな担当職員への指導助言とか,そういうアドバイザーも含めて対応していただこうというふうに考えております。 ○後藤委員長  山口委員。 ○山口委員  もう1つ,同じ話ばっかりで済みませんけど,151ページの通報システムですけど,校舎外に,例えば,監視カメラ,そんなんはつかないですか。というのは,運動場で花火やったり,いろいろ最近,夜,夏場になるとうろうろするのが多くて,実際に撮らなくても抑止のためにつけてるだけでも大分違うんかなと,ちょっと感じておったもんですから,そのあたりはどうでしょうか。 ○後藤委員長  教育総務課長。 ○前田参事兼教育総務課長  今の想定では,現在の想定ではカメラまではちょっと考えてはおりません。 ○後藤委員長  他に,よろしいでしょうか。  永戸委員。 ○永戸委員  159ページ,愛宕幼稚園の施設整備費の部分が700万円ということで,予算そのものの問題とは別にしまして,このときに地域住民への説明会云々の部分というところが,あのときの答弁では,本当に必要ないよというような形の答弁やったかと思うんですが,今後の部分の公共施設マネジメントの部分も含めて,今後,教育関係の公共施設は非常に多いわけですが,こういったときに,各住民の要望等がかなりいろいろな要望があろうかと思います。こういったときの説明と同時に,ニーズの把握といった意味の部分は,今後本当にどうしていくのかなという部分が,市としても協働推進指針みたいなものをしっかりつくっておられるわけですし,こんなところを確実にやっていかないと,本当の生活の利便等も含めて,ニーズに対応し切れない部分が出てくると思うんですが,この辺のところについて,いかがでしょうか。 ○後藤委員長  教育総務課長。 ○前田参事兼教育総務課長  愛宕幼稚園の解体につきまして,先日も質疑で中西議員のほうからいただきまして,その際の答弁でもさせてはいただきましたけれども,今回,幼稚園の再編の地元の説明の中ででも跡地の利用についてPTA役員の方々からも駐車場が欲しいというお声もいただいておりました。  それから,自治会からも要望もいただいておりまして,また私ども幼稚園の廃園とかのときには,必ず保健福祉部の放課後児童クラブ,いわゆる学童のほうで利活用する必要はないかというのは,もちろん直接聞いたりもさせていただいて,また庁内的にも,全庁に向けて利活用があればということで,お話はさせていただいております。  庁内の各課におきましても,地元のいろいろな声を常に把握しておりますので,そういったところを通して地元の方々の声も反映されているのではないかというふうに思っております。そういったことを総合的に勘案しまして,要望のあった駐車場にということを考えましたので,今回,全く地元の声を無視したかというと,私どもはそのようには考えてはいません。  ただし,今回,こういった解体の費用をお認めいただくことができましたらば,年度明け早々に,解体事業というのは非常に近隣の方々にも御迷惑をおかけいたしますので,その部分の説明は自治会長さんを通して,ぜひ,させていただきたいとは考えております。  以上でございます。 ○後藤委員長  永戸委員。 ○永戸委員  今回,この予算の件で話させてもらって,今後の部分についてもいろいろな各地域でこういうことが起こってこようかと思いますが,それも含めてそういう答弁の形を踏襲するということでよろしいですか。 ○後藤委員長  教育総務課長。 ○前田参事兼教育総務課長  そうですね,そのときそのときの状況に応じてさせていただきたいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。 ○後藤委員長  教育総務課長は,いろいろチェックしたという回答だったんですけど,議会の中でそういうずれが,質問とのずれがありましたので,十分ではないという質問がありましたので,先ほど言ったように,今後の地元への報告とか連絡というのは,重々よろしくお願いします。  あと,ほかによろしいでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  小学校,中学校,幼稚園ともに連携するんですけども,小学校が151ページかな,学校の健康診断の委託料ってありますよね。小学校費だと151ページで,中学校費でいくと154ページかな,校医・歯科医・薬剤師,健康診断等委託料というのが155ページですね,中学だと。小学校だったら151ページで,この健康診断の子供たちの健康状態を把握するというので,学校でやっていることはよくわかっているんですが,教育委員会として市内の子供たちの健康状態というのは,把握する手段というのを,これでやるのかどうか,学校の健診で,学校でずっと6年なら6年,中学までの9年間申し送りをしながら健康管理をするのか,その辺については,どうでしょうかね。  特に,虫歯,歯科健診などは,事後の管理もすごく大事だと思うんですね。要治療ということがあれば早い目に対応するということはとても大事ですし,口腔ケアというのは,老後に入ってもすごく大事な健康管理の1つなので,その辺の問題を最近気になりだしたので,どういうふうに管理されているのか伺います。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  まず,今の健康診断委託料につきましてでございますが,子供たちの尿検査でございますとか,心臓健診等,あと教職員の健康診断も入っておるんでございますけども,そういったもの,あるいは給食従事者に対する検査等を計上しておるものでございます。  それから,後半の森川委員おっしゃっていただきました歯の治療等も含めた健康の状況の把握についてでございますが,私どもとしましては,やはり学校が第一義的に子供たちを目の前にしておりますし,それぞれの学校に養護教諭を中心に見る体制ができておりますもので,学校のほうから検査結果を保護者の方にきちんと通知をし,それを回収するということ。それから,また治療を進んでない方につきましては養護教諭,担任等が中心になって,再度治療を進めていただくというふうな形で,できるだけ治療をしていただくような方向で考えております。  以上でございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  先日,保険医協会さんから陳情書に添付されてきた資料を見ていますと,他市は報告調査をすると,データがきちんとまとまっているけれど,鈴鹿市は提出されていなかったので,そういう点で,学校に任せ切りなので情報の収集が難しかったのかなというふうに思ったんですけど,そのあたりはどうでしょうか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  今のデータのというのが,ちょっとなかなかどこのものかというのがわからないところもございますもので,あれなんですけれども,例えば,虫歯のある子の率とか人数とかは全部把握はもちろん,私どもしております。ただ,それが処置してあるかどうかということにつきましては,そこまでの把握はないということでございますもので,また,その資料も,教えていただきましたら,私ども,またあとで調べたいと思っております。  以上でございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  もう1つ,引き続き健診なんですが,就学時の健康診断というのがふだんから行われていて毎年,その中でこれまでは特別支援の必要なお子さんの健診も含まってたと思うんですけど,観察も。今回5歳児健診をすることとの関連では,どういうふうになってくる,普通に今までどおりの健診をするという。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  5歳児健診のほうは,また保健福祉部さんのほうでやっていただくかと思っておるんでございますが,私どもとしましては,就学時健診はそのまま継続するというつもりでおります。  以上です。 ○後藤委員長  山中委員。 ○山中委員  山中です。よろしくお願いします。  ページでいうと148,149かと思います。教育総務費,情報化推進費ですね,教育情報化推進計画のこと,一度またどういうような計画になるのか,概要を説明いただけたらと思いますが,お願いいたします。 ○後藤委員長  教育指導課長。 ○山田教育指導課長  教育情報化推進事業につきましてですけれども,小中学校における情報機器等の充実を図りまして,学校ホームページでの教育情報の発信とか,学校図書館の情報システムの管理を行って利活用を促進するものです。  小中学校におきましては,情報機器等の整備を行って,安全に学校ネットワークを運用するための,言ってみれば保守・監視管理を委託するものでございます。  具体的には,児童生徒用のパソコンとか校務用のパソコンなどのネットワークの管理,学校ホームページの運用パソコンの管理,学校図書館の情報システムの管理など,各種サーバー及びファイアウオールの保守・監視の管理でございます。  以上です。 ○後藤委員長  山中委員。 ○山中委員  ありがとうございます。  教育情報化推進計画のほう,もう一度改めて立てられるということだったかと思うんですけれども,どのような計画になるのかというのを,もう一度改めてお願いいたします。 ○後藤委員長  教育総務課長。 ○前田参事兼教育総務課長  平成28年度,まず,予算化させていただいている50万円は,教育情報化推進計画のための事前の調査ということになるんですけれども,これは今現在,私どもはCIO補佐官,情報統括監補佐官に相談をさせていただきながら,この1年ずっと相談をさせていただきながら学校の現状把握に努めてまいりました。  昨年の夏には,実際の機器の状態,私物・校用を問わず,全ての教職員を対象にアンケートをとりまして,また学校にもアンケートをとりまして,どういった学校の状態であるのかというのを把握させていただきました。  また,来年度の50万円では,ネットワークを中心に現状把握に努めまして,課題の整理をさせていただきます。そして,課題はセキュリティー面,運用性,操作性,それから機能の面,それから信頼性などに分類したもので,課題の整理をさせていただいて,その対策を立てて,これによって将来像,どのくらいの期間でどのくらいの経費でどこまでのことができるかということを,計画をして,それを計画に乗せていきながらということを予定しております。  以上です。 ○後藤委員長  山中委員。 ○山中委員  ありがとうございます。  といいますと,例えば,今後計画を立てるということですけれども,今,一方,保守ということ,例えば,サーバーとか今のお話あったと思うんですけれども,今,サーバーのほうなり,保守管理に使っていただくお金が,今年度計上していただくお金が,計画をしていただいた結果,例えば,あれ払ったけど要らんかったなというふうなことにはなったりというのはないでしょうかと思って,一度確認させていただきます。 ○後藤委員長  参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  それにつきましては,今,指導課のほうでやっておりますのは子供たちのほうのパソコンが主なんですけども,今度,総務のほうで考えてますのは,先生の校務用パソコンといいまして,職員室で使うパソコンの部分と,それと子供たちが教室なりパソコン教室で使ったり,あるいは普通教室でも使えるという,校内LANをどう構築していくのかというのを,総合的に立てるのは教育総務のほうでやりますので,今,指導課でやっていただいとるのが無駄にならんように,それはCIO補佐官からもお金が無駄にならんようにという形で,特に校務用のパソコンも,うち去年とことしでノート型パソコンを配ったりしますので,その辺も必ず無駄にならんような計画を立てたいと思ってます。  以上です。 ○後藤委員長  森田委員。 ○森田委員  今のに関して,説明が非常にわかりづらいというか,今回の事業説明で149ページに,今言った教育情報化推進費というのが同じ項目で,去年は2,000万円の予算に対して今回は50万円というので,今言った課題の調査が上がってて,同じく149ページで教育情報化推進費ということで,去年は875万8,000円で,1,754万3,000円でコンピュータの故障対応とかインストールのスポット保守とかいうふうな項目が載ってます。
     151ページには,ちょっと内容が違うんですが,タブレット端末のこの辺の取り組みを支援するということで,ICTモデル事業ということで,482万8,000円,モデル事業校なんかはわかりませんけど。  あと153ページで小学校の情報機器にかかる技術能力や情報処理能力を高める中で,向上を目指すということで,インターネットの使用料等が2,517万4,000円,それと同じく155ページで,中学生用で同じような項目が上がってて,実際何にどこがどういうふうにかかわって,重なってないのかというのが,非常にわかりにくい状況で,インストール費用にかかってるのか,インターネットの通信費にかかってるのか,購入費にかかってるのか,調査のためにかかってるのか,それで,さっき言われた50万円についても,課題を見つける調査にどれだけの人が,どのようにお金をかけて,それが50万円になるかということが非常に見えにくいもんで,その辺全体をわかりやすいように説明していただけませんでしょうか。 ○後藤委員長  教育指導課長。 ○山田教育指導課長  教育指導課分のところになります。149ページの先ほどの教育情報化推進費につきましては,先ほど説明をさせていただきました部分です。  今回,予算のほうが増額されておりますのは,ちょっと専門用語的になって申しわけないんですけれども,プロキシ中継サーバーとかウイルススキャンサーバー等が保守の期間が過ぎます。それに伴いまして,この機器の更新をしなくてはいけないというふうなところから,そのプロキシ中継サーバー更新の作業一式代,ウイルススキャンサーバー更新対応機器の作業一式代と,あと職員室にルーターがきてるんですけれども,それも耐用年数がちょっと前に切れておりまして,通信のふぐあい等も多数出てきておりますことから,これの更新代を,そのあたりが増額分となっております。ネットワークに関する保守管理系のものが,教育情報化推進費のほうになります。  次の,151ページのICT教育推進モデル事業費につきましては,これについては,皆さん御存じのように,教育ICTのモデル校が,小学校2校と中学校1校,モデル校としてあるんですが,そこに配置をさせていただきました機器類,それのリース代が主にこの金額,3校分の機器のリース代ですね,それが教育ICTのところになります。  次の153ページ,学校教育情報化推進費,小学校です。その次の155ページの同じく学校教育情報化推進費,中学校,この2つにつきましては,小学校につきましては,タブレット型パソコンが平均20台ずつ,28校に配布をされております。中学校にはノート型パソコンが40台ずつ9の中学校に配布をされております。そのリース代がこの予算のほうに計上されているというふうなところで,維持管理のほうの費用になります。新しく何かを購入するとかふやすとかいう金額ではございません。  以上です。 ○後藤委員長  森田委員。 ○森田委員  説明はわかりました。結局それに使う費用といいますか,ここにあるタブレットとかその辺と,インターネット使用料が幾らであるのかとか,あと最初のところであったプロキシ中継サーバーであるとか,スキャンサーバーとかルーターの更新というのがどれぐらいの費用なんかということも,ちょっともっと詳細に内容を書いていただかないと,それが適正なのか,どういう状態になってるかというのが,正しいのかどうかというのを判断しないと,金額が非常にでかいですから,台数が何台で,どのような形になってるかということの詳細情報,今は結構ですので,後でください。とりあえず内容としては理解しましたので。 ○後藤委員長  資料提出は可能でしょうか。  教育指導課長。 ○山田教育指導課長  今,委員から御質問ありました機器類ですけれども,プロキシ中継サーバー更新の作業一式ですけれども,224万円。 ○後藤委員長  資料として出していただけるかどうかの質問をしたんです。 ○山田教育指導課長  それじゃ,まとめさせてもらって,提出させてもらいます。 ○後藤委員長  資料の提出,よろしくお願いします。  ほかに,ございませんか。  森田委員。 ○森田委員  151ページ,学校規模適正化事業費ということで,児童生徒数の中長期的推移の基礎調査を行うということなんですけど,これは市内全域を行うのか,一定地域を行うのか,行うとしたらどういう業者に対してどのような調査を行うのかということ,1,000万円という非常に大きな金額ですので,その正確度,実際それをどのように活用するのか,ある意味,いきなり市街化調整区域が市街化区域になれば,住宅がぼんと建って大きく変わるということが,どちらかというと一番大きな要因として発生してくると思いますので,その辺のとこも含めて,どういうふうな調査を行うのかを教えていただきたいと。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  この件につきましては,一般質問,質疑等でもいろいろ御質問等いただいておるところでございまして,私どもといたしましては,今のところは10年推計というものを私ども独自で調査をさせていただいております。これは市民課のほうにあるデータをもとに,行政区の単位をの,もう一回,各校区ごとに全部細かく分けまして,それをそれぞれ小学校,中学校ごとにやっておるものでございます。  それでは,自然増減というのが,一番主でございまして,生まれた子は基本的にはそこにおるというのしか,私ども手法としてはございませんもので,そのような手法で現在やっております。  ただ,それでは,なかなか実際のところとは乖離しておる可能性も出るということで,今回についてでございますけど,まずは委員おっしゃっておられる全小学校区,それから中学校区も,それは上がってくるので中学校区ももちろんそうなってくるんでございますが,その数をもう一度,きちんと推計に,今私どもがやっておる10年推計と同じものを,まずしてもらうと。  ただ,その場合に,特に,私ども一番気になってるのは,開発動向,市街化が外れるかどうかというのは,本当に大きいんでございますけども,それ以外にでも,宅地開発というので,現在旭が丘であるとか,道伯のほうであるとか,大きい開発も最近起こってございますもので,そういったものも踏まえて人口の動向を推測をしていただくような形で,民間のいろいろ総合研究所等,あると思いますもので,そういったところに委託をさせていただいて,調査をやっていただくというふうなことを考えております。  それをもとに,各校区の人数をもとに,ある程度この人数であれば将来的にこの学級数になるだろうという見込みであるとか,現在の校舎の教室数等の絡みであるとかも,ある程度,適正かどうかというのをいただいた上で,その調査をもとに,内部的な検討を行う資料とさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○後藤委員長  森田委員。 ○森田委員  わかりました。推測するのは,10年先までの人数を推測する。どこまでの推測をされるのか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  私どもとしましては,議会の答弁でも一般質問で言わせていただいたのですが,できれば30年先ぐらいまでを見越したいなというふうには考えております。  ただ,現実的に30年できるのかということもございますもので,20年とかで,ある程度,年数が,例えば,見直し見直しという形もいるかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○後藤委員長  森田委員。 ○森田委員  確かに,本当に開発が解除されるかどうかという部分で大きく変わってくる可能性がある中で,今予定されてる開発部分であれば,逆に庁内でも十分推測ができるだろうという中で,その開発,業者が今後の推測まで,どこまで正確にできて,この1,000万円という金額が,十分それに見合うだけの成果を出してもらえるかどうかの確信,その辺の正確性というのは,どの程度思われてるか,教えてもらえますか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  実際にも,こういった統廃合に向けて,よそ,例えば,世田谷区等でも調査をされてるのを,私ども調べております。そこでも,なかなかそういった,私どもに近い状況で,過大規模校という白子中,旭が丘小のような学校と,例えば単学級になるような学校で,統廃合していかなあかんような学校があるということでございますもので,そういったところも,このような調査をしていただいておりまして,それも毎年,そこは毎年見直すということもやってもらっとる状況でございます。  私どもとしましては,私どもの自然増減よりは正確度は高くなるだろうということと,あと宅地開発等も,私ども実際には,私のとこへも回ってきて判こ押させてもろうとるところあるんですが,それが何年先なのかとか,あるいはその宅地が一気にどどっと,例えば,旭が丘とか,ああいったところは割とできてすぐにばっと埋まりました。  ただ,場所によってはちょっとずつ開発していって,同じ260,270あっても,ちょっとずつ埋まっていくとかいうこともございますもので,そういったことも専門的なノウハウを持っている外部に委託することによって,私どもがやるよりも,より正確なものが出るというふうに考えておりますもので,ちょっと答えになっとるかどうかわかりませんけど。  以上でございます。 ○後藤委員長  よろしいですか。  森川委員。 ○森川委員  まず,今の関連で伺いたいんですが,幼稚園の統廃合じゃないけど,整備計画は,これまでの手法でやってましたよね,中学校区で。あれも,数年先,10年ほど先を見越してやってて,小学校,学校の適正規模になると,コンサルを入れないとできないというのは,ちょっとよくわからないところがあるんですが,入れるまでもなく,都会の人口動態というのは,出入りがすごく激しいので,それはわかるんですけども,地方都市の場合には,さほど大きな,急激に若い人がいっぱいふえてくるというような工場立地もかなり大きなホンダさん並みの企業立地がない限りは難しいと思うんですね。そういうことを考えた場合に,こんな1,000万円もかける,財政が厳しいというときに,こういうことをするべきではないと思うんですけども,答弁は多分同じように,私たちがするよりはとおっしゃるでしょうけども,幼稚園の再編計画をしたときの手法で大方いけるんではないかと思うんですけど,その辺の検討はどうされましたか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  幼稚園の再編整備は,実際に休園というのが何園かで始まっておりました。それで,私ども開園基準というのを下回る園が複数出てきたということで,園児数の減少傾向も見えておりましたし,保育所のニーズの変化ということもございましたもので,これにつきましては,私どもの推計というか,予測もそこそこでいけるかなというふうに思っておりました。  ただ,小中学校におきましては,やはり幼稚園とは規模も違いますし,数も違いますもので,先ほどからおっしゃっていただいてますように大規模校の対策というのは,もちろんそうなんでございますが,小規模校の対策というのになりますと,やはり数がどういうふうになっていくのか,出生率との関係も入ってまいりますもので,そういったことも含めて総合的に考えていただくということで,やはり,特に小学校区の小さい規模の学校というところについては,私どもの従来の手法ではなかなか難しいということで,それをまずやると,また,場合によっては,それを,これも結果が出ないとわからないんですけど,どういった結果が出るか,それについてより細かく,もうちょっと詳しいデータをつくってほしいというふうなことも可能性としてはあるということを見越しまして,それは大規模も含めてなんですけど,このような予算計上をさせていただいております。  以上でございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  先ほど,細かく見直しをかけていくとおっしゃられたんですが,この見直しは誰がかけるんですか。このコンサルで定期的に見直しをかけていくのか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  まず,当然データを出していただきますもので,それを私どもいただいて,内部的な検討はそれでやります。それと並行して,例えば,3年後であるとか5年後であるとか,それもまた,委託した業者にお願いしまして,同じ手法で見直してもらうと,そのときには当然,私どもも実際のずれというのがわかるはずでございますもので,職員がそのあと,また何年か置きにやるとしましても,その間は職員のほうで,こういった推移をするんだなというのは,少しずつ学習できるというふうには考えておりますが,基本的には依頼したコンサル等で見直しはしていただくというふうに考えております。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,最初はどういうふうにコンサルを選定するかは別にして,見直しをかけるとなったら,同じ事業者でないと見直しの手法が違ってくるので,永遠にこの業者とつき合うという,そういう発想になるんですけど,よろしいんでしょうか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  当然,その手法によってやっていただくということでございますので,今のところはそのような方向で考えております。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  147ページの総合教育会議等運営費というところで,協議調整内容に関するアドバイザーの報償費ということなんですが,この総合教育会議のアドバイザーというのは,どういう方を想定して,どういう方にお願いするんでしょうか。 ○後藤委員長  教育総務課長。 ○前田参事兼教育総務課長  こちら,申しわけございませんが,教育費ではございますが,市長の主宰となりますので,企画課担当になります。申しわけございません。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  小学校,中学校,幼稚園と学びサポート環境づくり費用というのがあって,そこに支援員というのが幼稚園の場合ですと16人,小学校だと介助員,支援員それから講師等々があるんですが,この配置の基準についてとそれから幼稚園の支援員という方はどういうお仕事をされるのか,非常勤講師も,学校の介助員と支援員と非常勤講師というところがちょっとよくわからないんですけれども。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  まず違いでございますが,まず小中学校の介助員,支援員でございますが,介助員というのは,特別支援学級在籍のお子さんに対して,日常等の支援等を行っていただく方を私ども介助員と呼んでおります。それに対しまして,支援員というのは,通常の学級に在籍する,例えば,発達障害のあるお子さんであるとか,見守りが必要なお子さんにつく場合を支援員というふうに私ども便宜上,呼ばしていただいております。幼稚園につきましては,特別支援学級はございませんもので,支援員という名称にはなっておりますが,実際には,例えば,特別支援学級に在籍するお子さんについても当然含めて,介助員,支援員両方の役割をするという形で考えております。それから,非常勤講師と申しますのは,これは先生方と同じで授業をしていただく方でございまして,教員免許所有でお一人で授業をしていただける方でございます。それから、少人数指導であるとか特別支援教育対応というのは特別支援教育のコーディネーターというのが今どこの学校もございまして,そういった方がいろんな仕事をコーディネートしていただくための時間を生み出すために,その時間をその方がかわりに授業をしていただくような時間に使っていただく講師が特別支援教育対応非常勤講師となっております。  以上でございます。 ○後藤委員長  森川議員。 ○森川委員  仕事の内容は幼稚園ですと16人ですから,全ての幼稚園に配置されているわけではないと思うんですけれども,どういうお仕事をまずするんでしょうか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  幼稚園は,先生の数がまず小中学校と違いましてかなり少なくなっております。さらに,幼稚園でございますのでなかなか集団生活が初めてのお子さん四,五歳で初めて入られる方が多ございますので,例えば,急に飛び出して行ってしまうとか,友達に対して人間関係がつくれず手が出てしまうとか,そういったお子さんがいらっしゃいますので,そういったお子さんに対して横でついていただいて,例えば見守りというか介助的なことも含めてでございますけども,していただくというのが主な仕事になっております。  以上でございます。 ○後藤委員長  森川議員。 ○森川委員  普通教室に在籍している場合には,特に小学校でもまだ多動だったりということがあると思うんですね。そうしますと授業,全体の授業の進捗にも影響してくるということもあって,できるだけ要請があったときには,介助員や支援員さんの配置はすごく大事だと思うんです。もう1つは,非常勤講師を複数担当みたいな形で,正規の授業担当と支援の必要なお子さんに寄り添った授業時間の担当というふうな方法も必要かなと思うんですけど,ここで取り出し授業というのは,そういうお子さんは別のところで授業をするというそういう考え方でよろしいんですか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  この非常勤講師につきましては,基本的に少人数指導というのは,少人数授業大きく分けて2通り,チームティーチングというて2人が同時に教えるという形,それは例えば今の見守りが必要なお子さんがいる場合はそういった形もできると思いますし,習熟度とか,習熟度ではなくても少人数に2つのクラスに,40人を,20人20人に分けてそれぞれ授業を教えるというふうな活用のいずれかをしていただいております。取り出しのものにつきましては,基本的には市の非常勤講師等での対応ではございませんと,学校の方でなんとか工夫をしていただいて授業数を生み出していただいているというとこでございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと学校の方でとおっしゃいますと,現在その学校に配属されていらっしゃる教員の数の中で,何とかやりくりをしているという感じになるわけですね。鈴鹿市としてもう少し,その辺の手厚い人員配置というのは,私は学校現場には必要ではないかと思うんですけれども,特に多動のお子さんですと1人につきっきりになってしまいますので,教師が授業をしながらそういうこともするのは大変難しい部分があると思うんですね。だから,そういう場合は少人数にしてグループを小さくすることで落ち着いて授業ができる環境もできるかと思うんでその辺の考慮というのを今後ぜひやっていただきたいのですが,教育予算が大変難しいなと思うんですけど,どうでしょうか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  今のようなことでございますけども,例えば,少人数の授業でも,学校長の方がやはり多動のお子さんとか,少人数でも見守りが必要な学年を優先的に私どもと相談する中で,学年の決め方は学校長で決定できますもので,そういった形でしていただくというのが1つと,授業中,多動のお子さんについては,支援員という先ほど申しました特別支援学級以外の寄り添いをしていただく方なんですけれども,この方々を年々ふやしております。次年度も小学校の方では人数,介助員・支援員の枠はふやしておりますもので,あと幼稚園の方も人数が少ないということで,この枠は介助員・支援員についてはふやしておりますもので,限られた予算の中で何とか少しずつでも学校の方にうまくやっていただけるように努力しているところでございます。 ○後藤委員長  1時間たちましたので,ここで休憩をとらさせていただきたいと思います。あの時計で10分に再開させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。              午前11時03分休憩         -------------------------------------------              午前11時10分再開 ○後藤委員長  休憩前に引き続き,分科会を再開させていただきたいと思うのですが,質問に対してこの事業の内容を問う質問は当然なんですけれども,この予算を執行するに当たりどうであるかというような視点からの質問に簡潔に,的確に質問をしていただけるように進行に協力をお願いしたいと思います。引き続いて委員会を再開します。 ○後藤委員長  永戸議員。 ○永戸委員  155ページの学校運営費,施設管理費,中学校の部分で,1つ今回の校区弾力化でですね,白子中学校の部分におきましては,予想80人のところ35人ということで,非常に思ったより少ない状況になっているということで今後の状況はどうなるかということも踏まえてですね,ここに施設管理・運営費の部分で白子中学校の部分の詳細がわかりづらいんですが,そんなことの想定も含めた施設管理の部分というのは十分にこれで手当てできているのかという部分ですね,31学級あるけれども実質33学級とかいう話も出ておりましたけれども,そんなことも含めたこの施設管理・運営費,職員の配置も含めて,そんなことも含めた部分はこの予算で十分に足りていて,子供たちの学習環境はしっかり担保されるのかという部分をお聞かせいただきたい。 ○後藤委員長  参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  先ほど,議員さんが言われました155ページの中学校費の施設管理委託料の部分ですか。これは,中学校の施設の校舎の修繕をする費用がここに入っています。施設管理のほうが委託のほうで,その下が修繕になるんですけれども今の御質問だと白子中学校のプレハブの話,何の話になりますか。 ○後藤委員長  永戸議員。 ○永戸委員  要するに,31学級の分で実質33学級という部分で不足している部分が設備面であるやないですかということですよね。そんな部分をどうするのかということと,手当てされているのかという部分ですね。 ○冨田教育委員会事務局参事  それはですね,次の157ページを見ていただきますと,上の中学校費の一番下の部分に仮設教室というのが今回上げさせていただいているのですが,これは白子中に2つ仮設教室をつくる予定の予算でございます。  以上です。 ○後藤委員長  永戸議員。 ○永戸委員  とりあえず今期2つなんですけど,予算はそうなんですけど,将来的な部分も含めたときに,推定ではないんですけども,その辺のとこの部分はどういうふうに見込んでおられますか。 ○後藤委員長  参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  先ほど学校教育課のほうも言いましたけど,学校規模の適正化と適正配置の調査も見てですね,それを中期的にどうなっていくか見がてら,白子中学校,大分老朽化が進んでおりますので,校舎の建て直しやその辺も考慮していかなければならないなと思っております。  以上です。 ○後藤委員長  永戸議員。 ○永戸委員  非常にアバウトなんですが,適正規模の調査はそれこそ10年とか30年とかいう話なんでね,これ5年くらい前から白子中学はわかっている状況の中で,ここをどうしていくかという部分のところを,予算が今期は仮設で2教室みたいなイメージですけども,その後,建て替えとかなどについてはどういうような計画がしっかりと整備されるのかという話ですね,ある程度の5年とかいうランクではしっかりと調査もし,どうなると推移は見ておられるでしょうから,そんなとこも含めたときにっていう話ですね。 ○後藤委員長  参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  おっしゃるとおりだと思います。この調査が終わりましたら次のどこの学校を改修していく,どの体育館を直していくという計画を今の4年,次の4年にどこをかけていくかということをこれは早いうちに決めさせていただく予定でおります。  以上です。 ○後藤委員長  永戸議員。
    ○永戸委員  物理的な設備の部分もそうですけどね,随分前からマンモスがあるがゆえの,教育環境の悪化というのはそれとは別にあるわけでございますので,そんなことも含めて子供たちがしっかりと学習できる環境の整備は,本当に必須であると思いますからということでございます。もう1つ続けてもよろしいですか。 ○後藤委員長  はい,どうぞ。  永戸委員。 ○永戸委員  もう1つ別件ですね,1,000万円の適正維持の部分の調査の件ですけども,これの部分の違う視点なんですけども,コスト面で1,000万円というのはコンサル業者に頼んでの見積もり額が1,000万円であるのか,それから例えば仕様として,こういう状況でこういう部分の調査結果を得る仕様みたいなものがあってそれを幾つかの業者に出して,出てきた一番安いのが30年間調査で1,000万円なのかという部分も含めて,お聞かせいただきたいと思います。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  はい,この調査でございますが,なかなか全国的にやっているところは少なく,業者も先ほど世田谷の例を出させていただきましたけれども,世田谷は複数の業者に依頼をして数百万であったという情報はいただいておりまして,それをもとに出させていただいております。ただ,ここら辺ですと,そういったコンサルの業者がどれだけあるかという形もございますもので,もう一度,第2段階の調査等も含めてですね,精査をする可能性もあるということで,そのような額を出させていただいております。 ○後藤委員長  永戸議員。 ○永戸委員  そうするとまだ詳細みたいなところではなくて,1,000万円も結構アバウトな形での1,000万円を計上したという話ではあるわけですよね。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  アバウトといいますか,はっきりとした額が出ているかというとなかなか苦しいところもございますけれども,ある程度よそさんが世田谷が出されたのが平成23年か22年にやられてある程度の額でしたもので,それよりは多めにしなければならないということで考えさせていただいたことと,あとうちのほうがどの程度のものをやるのかということもですね,またそれにもよって変わってまいりますもので,よりうちとして正確なデータをつけるようなものをお願いをしたいというふうに考えておりまして,仕様等はこれから考えていかなければならないところだと思っております。  以上です。 ○永戸委員  はい。わかりました。ありがとうございます。 ○後藤委員長  山中委員。 ○山中委員  はい,山中です。改めて,先ほど森川さんがちょっとおっしゃったことに関係するんですけど,152・153ページ,学びサポート環境づくりに関してですけれども,小学校費,教育振興費ですね。取り出しに関しては例えば学校ごとに御配慮でということですけども,というと,鈴鹿市としては基本的には取り出すことを奨励しているわけではないというような形になるんでしょうか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  奨励していることにならないかということなんですけども,人的な面については,なかなかそういった授業をするための人的配置を県でもございませんし,市のほうでもなかなか出来てないというところでございますもので,先ほどちょっと申しました特別支援のコーディネーターの時間を生み出すというものを一部ちょっと流用していただいてもいいとような条件を私どもつけさせてもらっているんですけれども,学校において出来る範囲で必要に応じてやっていただくと,難しい場合は先ほど申しましたとおり,支援員とか介助員さんがついてもらうというふうな工夫でやっていただいているということでございます。 ○後藤委員長  山中議員。 ○山中委員  ありがとうございます。学校をこの前,拝見させていただいたときにですね,もちろん取り出しされたいという御希望もある反面,教室がないと。なかなかその中でもやりくりしていただく,パーティションつくっていただいてしている中でやっていただいている。そういうところで例えば,今よりも介助員,支援員を手厚くってことですけれども,学校現場のいろいろ例えばお話を伺うと非常勤さんよりはできたら介助員さんをふやしていただきたいなあなんていう,これふやしたということですけども,これでとりあえずはある程度何とか対応できるんではないかという御判断でしたでしょうか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  そうでございます。介助員につきましては年度当初配置させていただいて,追加で,できる範囲でっていうのはわかっていただいていると思いますもので,予算のことも校長先生方御存じでその後の追加要望はないというふうには考えているのですが,途中でどうしても特別支援学級につけてほしいというお声がございませんでした。ただ,この支援員につきましては要望多数ございますもので,私どもとしましては4月になりまして様子を見にいかせてもらいます。全て要望のあった学校全部見に行かせていただいてそれで優先度の高いところからつけると,それでその年は多分6月から7月から2年間つけるという形で,それでずらしてですね,小学校につきましては4人,5人をずらしてこういうふうに9人枠というのをやっておりました。ただ,この要望がこちらはやはり多ございますもので,いまの取り出しにもかかわると思うのですが,なかなかできないので,複数で見れる体制,大人がついてということで,そういった形もありまして,ちょっと支援員・介助員の分を特に小学校のほうは人員的に中学校より厳しいので,ふやしておるところでございます。あと,それと1点,私,先ほど取り出しのための人はついてないというふうに申しましたが,学習支援という県の定数があるんですけれども,これはですね,不登校であるとか,そういった適応がなかなかしにくいお子さんに対して自由に使えると,お1人ついてるところが,小学校,中学校にはそれぞれ,全ての学校においてではないんですが,何人かはついておりますもので,そういった方の活用はしていただいとるところでございます。 ○後藤委員長  山中委員。 ○山中委員  ありがとうございます。例えば,学校を拝見したところ,問題をお抱えの親御さんが直接入られて,そういう方がおられることで,御自分のお子さんも安定されますし,同時にほかの子供さんも御一緒に見ていただくという感じで,学校の現場の先生のお話を伺いますと,介助員なのか支援員,値段でいうとちょっと安くなるんですかね,720円なんていうぐらいの時給ということも伺ったことがあるんですけども,ですからそれがふえるほうがやっぱり教室が少ないことを考えるとっていうお声も何カ所かいただきましたもので,そういう方向も一つお考えいただけたらいいのかなあと思いました。ありがとうございます。 ○後藤委員長  森田委員。 ○森田委員  先ほど,大西議員が説明された151ページの通報システムで今までのスクールガードのシステムが契約終了に伴うということでお聞きしましたけども,今回,1,826万5,000円で夜間中心ということですけれども,前回までの費用はどれくらい発生したのかわかりますか。 ○後藤委員長  教育総務課副参事。 ○棚瀨教育総務課副参事兼学校施設GL  先ほど,御説明させていただいたように,17年からこの事業を導入させていただきまして,4年に分けて,投資をしております。合計投資額が,2,597万2,800円でございます。  以上でございます。 ○後藤委員長  森田委員 ○森田委員  はい,4年間で2,500万ということは,1年間当たり600万くらいでやってきた。今回の新システムにすると,これは毎年1,800万強かかるというふうな判断でよろしいわけでしょうか。 ○後藤委員長  教育総務課副参事。 ○棚瀨教育総務課副参事兼学校施設GL  当初年度ですね,機械の設置の費用がかかっております。そういったことで,もし,毎年入札をかけてく予定なんですが,継続するようなことであれば,維持管理費は月2万2,000円とか安くなりますけども,業者がかわれば,また機械設置が必要になってきますが,基本的にはつけたものを,月払いしていくということになります。  以上でございます。 ○後藤委員長  森田委員。 ○森田委員  今回は当初だから高いと。ちなみに大まかでいいもので,そのまま継続する場合であれば,来年以降はどれぐらいの金額になるのか,概算わかりますか。 ○後藤委員長  教育総務課長。 ○前田参事兼教育総務課長  29年度以降は,1,103万6000円を予定しております。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  149ページの,学校支援チーム事業費,これの問題解決等をする専門委員ということで,たびたびお話を伺うんですがこの内容でいきますと4名の専門嘱託職員ということで,去年の事例で構いませんので大体どういう問題に対応していくつもりなのかということを教えて下さい。 ○後藤委員長  教育支援課長。 ○薗田教育支援課長  学校問題の解決支援チームのほうですが,昨年度が4件対応するケースがございました。平成27年度は4件,対応をしております。個別の事案になりますので詳しいことはちょっとお伝えさせていただけないとは思うんですが,基本的には子供への対応のことについて学校と保護者の間でなかなかいろんな親の要望であったりとか,そういったことに関して応えきれないような状況が生まれたりという,トラブルが学校だけでは解決できないときに,教育委員会のチームのメンバーであったり,ここに上げさせていただいた専門嘱託職員の方に入っていただいて,今年も保護者と学校の間に入っていただいて対応させていただいたケースがございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  警察官OBというのははっきりわかるんですけれども,その他専門的な知見を有する嘱託職員といいますと,どういう職種の方がここの支援員として入ってらっしゃるんでしょうか。 ○後藤委員長  教育支援課長。 ○薗田教育支援課長  この平成27年度,専門委員として入っていただいているのは,精神科医の方,それから企業関係者の方,学識経験者の方,保護司の方,この4名を専門委員として入っていただいております。 ○後藤委員長  森川議員。 ○森川委員  わかりました。ありがとうございます。その次の同じ149ページの学校図書館巡回指導費なんですが,これは小学校で各校6回ずつ,中学校で5回ずつということなんですが,1年間を考えた場合に1学期に1回行くか行かないかですね,この数でいきますと。3シーズンですから1学期に2回ずつですね。学期に2回ずつ学校に行くという程度で,学力向上とかいろんな対応が出てきていますけれども,図書館,図書活用を推進しようと思ったときにここの部分はすごく大事だと思うんですが,その辺についてはこの程度の問題解決でよろしいんでしょうかね。 ○後藤委員長  教育指導課長。 ○山田教育指導課長  学校図書館の活用についてにかかわってくるかと思うんですけれども,来年度も引き続きこの学校図書館巡回指導事業におきまして,小中学校に図書についての専門性の高い学校図書館巡回指導員を派遣して,学校図書館の環境整備とか授業での活用を支援していくためのものなんですけども,年間でいきますと,学期を平均すると2回ずつというところで,それで十分なのかというところで,十分ではございませんが,来ていただきまして,いろんなそこで意見とか相談とか乗っていただいて,それをもとに学校のほうの図書館担当の方がですね,そのことを受けまして,取り組みのほうを進めると。壁にぶち当たったりとか課題が出てきたときにはですね,図書館巡回員の方が来られたときにそこで相談をするとか,また教育指導課のほうでも学校図書館担当者会というのを年に3回開いておりますので,その時に学校図書館の運営とか環境整備,選書とか廃棄,授業での活用等を周知して担当者の力量を高めていこうと考えております。  同様に学校図書館システム研修会というのも同時にまた,開かせていただいて担当者がスムーズにシステムのほうの操作ができるようなそういう支援もまたしていくというふうに思っています。  本年度ですけれども,1月から3月にかけて,教育指導課の職員で全ての学校図書館を訪問させていただきました。実態把握というところで,図書館の環境とか書架の状況とか,担当の先生の悩みとかそういうものも聞くことを同時に実態把握をさせていただきました。この,把握をさせていただいた声等を次年度には,この実態にあった具体的な手立てというものを各学校のほうに支援をしていきたいと思っておりますので,この巡回指導員で全てというふうなことではなく,それを活用もしながら,いろんな取り組みを進めていきたいと考えております。  以上です。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  いつまでたっても,巡回指導員の巡回回数を1回,2回ふやした程度では,抜本的な解決にはならないと思うんですよね。ボランティアをしている方からも,お手紙をいただいたこともあるんですが,やっぱりボランティアするにしてもちゃんと母体がしっかりしていないと難しいんだということもおっしゃっていたので,ぜひ,司書の配置というのを基本的に据えて議論もしていただきたいんですが,その辺の議論は全然なさらずに,前年並みに1回増えやそうかという程度のその予算措置に見えるんですが,どうでしょうか。 ○後藤委員長  教育指導課長。 ○山田教育指導課長  限られた予算内でのことでもございますので,巡回指導のほうを回数をできれば月に1回ぐらいの程度,巡回をしていただくのがいいかなとは思うんですが,なかなかそこまでいっておりません。教育委員会内でも,そのあたりの議論はさせていただきまして,委員からも,以前からもいろいろとアイデアのほうもいただいております。学校に入ってもらっている図書のボランティアの方とか,学校を退職をされた方で司書の免許をお持ちの方とか,そういう方を来年度はぜひとも活用できるようなシステムを考えていきたいというふうに,それは考えております。  以上です。 ○後藤委員長  司書のことについては,次年度の要望も上げていますし,委員会でも何度も出てますので,時間的にもそろそろ質疑の時間を打ち切りたいと思うんですが,どうしてもという質問がありましたら。  山口委員。 ○山口委員  159ページのコミュニティ・スクールの件なんですけど,414万2,000円ですか,40校ですので,各校10万ぐらいの予算ということですけど,1校当たりは少ないんですけど,全体にしたら400万円を超えるという中で,ちょっといろいろ聞くのが,学校で問題がいろいろ起こってることが運営協議会に全然伝わってこないと,こういう話をいろいろ聞くもんですから,それは校長がとめとるのかどうか知りませんけど,それでは何のために運営協議会をつくったのかわからんというような私も気がするし,せっかく月1回ずつ運営委員会開いてますよね。その中で全然共有されないんだったら,こんなんやっとってもしゃあないやないかとという意見,それから,これは平成20年から始まったんかな。ちょっと記憶定かじゃないんですけど,一気に40校ばっとつくったというような感じですので,なかなか何のためにかわかってない運営協議会の人らもはっきりいっておるのが事実で,学校の先生ら,去年は校長先生と,あと担当者というのがいますよね。もうちょっと何かただ会議開いてるだけに今なってるところが多いとちょっと聞くもんですから,これだけの予算出しとるんですから,もうちょっと一回,原点に返ってもらうように,これは要望になるんですけど,していただければと思いますので,ちょっと実態を把握されてるかどうかわかりませんけど,ちょっとそんな状況を私は何遍も聞くもんですから,できたら改善してほしいという要望も含めてです。 ○後藤委員長  予算の内容とかよろしいですか。  はい,大西委員。 ○大西委員  就学援助費と就学奨励費の件で,予算書が153ページ,小学校やね。中学校が155ページになってくると思うんですけども,小学校でいくと,就学援助費8,880万7,000円で,中学校は8,414万5,000円かな。それと,奨励費のほう,特別支援のほうですね。これが小学校が465万9,000円,それから,中学校のほうが307万7,000円ということなんですけども,生活保護,また準ずるような家庭で教材を配付すると,補助していくということなんですけども,これは景気の動向によって随分変わってくるんやないかなと私は見とるんですね。去年の決算書を見とらんで悪いんですけども,去年より,ことしのほうが悪いんで,予算的に上積みの予算になってるのかどうか。当然,足らんなら補正を組んでもやっとかないかんねんけども,やる道は幾らもあると思うんですけども,あくまでの当初予算で去年より上回った予算になっとるかというようなところなんですけども,対象人数分を教えてください。小学校から。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  就学援助につきましては,対象人数でございますけれども,年々ふえております。  まず,小学校のほうでございますけれども,どちらかというと,要保護のほうはちょっと減っておるんでございますが,準要保護のほうが増加しておりまして,合計数では増加しているという大まかな傾向でございます。  人数につきましては,来年度,準要保護が1,300人,小学校でございます。要保護は60人と見込んでおります。 ○大西委員  足した分やな。 ○山田学校教育課長  足して1,360人と小学校のほうが見込んでおります。  続きまして,中学校でございますが,こちらも要保護のほうは減ってきておりまして,準要保護はふえるという傾向でございまして,来年度の見込みは,準要保護が790人,要保護が30人,合わせて820人というふうに見込んでおります。  以上でございます。 ○大西委員  特別支援は。 ○山田学校教育課長  それから,特別支援のほうでございますけれども,こちらにつきましては,まず,小学校のほうでございますが,来年度132人と見込んでおりまして,これは今年度の見込みと同数でございます。若干減っておる傾向でございます。  続きまして,中学校のほうでございますけれども,こちらも来年度の見込み50人というふうに読んでおりまして,こちらも大体,若干減少傾向,昨年と同数で,傾向としては減少傾向というふうに考えております。  以上でございます。 ○後藤委員長  大西委員,予算資料に詳しく出していただいて配付されているので,それ以外の分でお願いします。 ○大西委員  昨年と比べての増減関係はどうなんですかね。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  増減,額ということでございますか。 ○大西委員  人数が額になってくるんやろうけどな。 ○山田学校教育課長  先ほど申しましたように,人数がふえておる関係でございまして,額としても若干増という形になっております。  以上でございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  167ページになるかな,第二学校給食センターの調理等委託業務費なんですが,この中で第二給食センターの調理部門の人員構成みたいなのがわかれば教えていただきたいんですけど。調理師さんの正規か非正規かもわかれば教えてください。 ○後藤委員長  第二学校給食センター所長。 ○冨田学校教育課主幹兼第二学校給食センター所長  第二学校給食センターのほうから報告させてもらいます。  委託先の事業者になってきますけれども,調理に携わってみえる方,正規の職員がおよそ20人で,パートの従業員がおよそ40人,合わせて60人というふうに聞いております。  以上です。 ○後藤委員長  よろしいでしょうか。他にありますでしょうか。  山中委員。 ○山中委員  済みません,1点。ページ数で言うと,150,151の小学校費,学校管理費,光熱水費なんですけれども,済みません,私もちょっと不勉強なんですけれども,電力自由化なんていっておっしゃってみえますけれども,例えば,新電力とかそういうところへ学校なんかは確かに校舎数も多い,いろいろ施設数が多いのかなということで,そういうことをお考えになられたことっていうのはありましたでしょうか。 ○後藤委員長  教育総務課長。 ○前田参事兼教育総務課長  現在のところ検討はされてないんですけれども,管財のほうで学校も含めて電力消費量の調査などを今していただいておりまして,また,学校はたくさんの電力を使っておりますので,今後は視野に入れて考えていかなければならないとは考えておりますが,今のところちょっと進めてはおりません。  以上です。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  先ほどの中学校の給食にかかわる問題なんですが,去年いろんな声をいただいて,食事量が少ないという対応とか,それから,感想として,最近味がという声も聞こえてくるんですが,そういうことは,そちらのほうには届いてるのか,今後どう改善していくのかという点はどうでしょうか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  今の点でございますけれども,当初はちょっと給食の量が少ないという声も私ども聞いておりました。全生徒にアンケートを中学校給食のほうさせていただいたんでございますが,量としては適度が最も多ございまして,多いというお子さんも,少ないというお子さんも同じぐらいございましたもので,それで今は配膳で食べる前に量が多いと思う方は返してくださいと。少ないと思う人はおかわりをもらってくださいという形で,それはまず教室内でやってくださいと。場合によっては,それは学年間とかも含めて,学級間,学年間も含めてできるところはやってくださいということで今対応しておるところでございますもので,残食という形もございますもので,そういった形で今対応してるところでございます。  以上です。 ○後藤委員長  よろしいでしょうか。  森川委員。
    ○森川委員  そうしますと,残菜の量というのは比較的少ないほうなのか,小学校と比べてどうかというのはどうでしょうか。 ○後藤委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  今回,一般質問もいただきましたもので,そこでも答弁させていただいておるんでございますが,小学校,中学校を比較しますと,どうしても中学校のほうが多ございます。これは,今までがお弁当で自分の好きなものを中心に食べておったものが,好みでない献立も出るというのが理由として1つあるかなと考えておりますが,小学校,中学校40校を平均して出しました残量が,ちょっと済みません,記憶にない,5.2かそれぐらいやったと思うんです,議会の答弁させていただいて。5%強の残食量で,環境省が調査したところが平均6.9%というのが全国的に出ておりましたもので,それと比較すると本市における残量は少ないほうであると考えております。  以上です。 ○後藤委員長  ほかによろしいでしょうか。  では,以上で本件の教育委員会所管分の質疑を終了いたします。  採決は,後ほどまとめて行いますので,御了承ください。  次に,平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)の関係分を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。  教育総務課長。 ○前田参事兼教育総務課長  それでは,議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)のうち,教育委員会が所管いたします項目について,説明申し上げます。  まず,教育費の補正の概要から説明させていただきます。  議案書の5ページ,6ページをごらんください。  まず,第10款教育費でございますが,補正前の額は56億731万2,000円でございます。今回の補正は,3億273万1,000円の減額補正でございまして,補正後の額は53億458万1,000円となります。各項の補正額及び補正前後の額は,第1項教育総務費から第6項保健体育費に記載のとおりでございます。  次に,12ページ,13ページをごらんください。  第10款教育費の減額補正額3億273万1,000円の財源内訳でございますが,国県支出金が150万9,000円の増額,地方債が1億8,200万円の減額,その他が1,033万3,000円の減額,一般財源が1億1,190万7,000円の減額でございます。  続きまして,歳入でございますが,14ページ,15ページをごらんください。  第13款使用料及び手数料,第2項手数料,第7目幼稚園費手数料の督促手数料7,000円は,幼稚園の保育料に係る督促手数料でございます。  次に,16ページ,17ページをごらんください。  第14款国庫支出金,第1項国庫負担金,第3目教育費国庫負担金の小学校施設整備事業費負担金3,496万5,000円は,稲生小学校校舎棟増築工事の補助対象経費の変更に係る国庫負担金でございます。  次に,18ページ,19ページをごらんください。  第14款国庫支出金,第2項国庫補助金,第7目教育費国庫補助金の幼稚園型一時預かり事業費補助金131万4,000円の減額は,幼稚園型一時預かり事業が未実施になったことによるものでございます。  次に,定住外国人の子供の就学促進事業費補助金302万3,000円は,不就学となっている外国人の子供を対象に,公立学校等への就学に必要な支援を実施するための事業が補助採択されたことによるものでございます。  次に,学校施設環境改善交付金3,272万9,000円の減額は,平田野中学校旧校舎解体工事,及び千代崎中学校つり天井改修工事において,入札差金が発生したことに伴い事業費が減少したことによるものでございます。  次に,20ページ,21ページをごらんください。  第15款県支出金,第2項県補助金,第6目教育費県補助金の外国人児童生徒受入促進事業費補助金,63万8,000円の減額は,帰国・外国人児童生徒等の受入促進に係る事業の補助金交付決定に伴うものでございます。  次に,幼稚園型一時預かり事業費補助金131万4,000円の減額は,先ほど説明申し上げました教育費国庫補助金同様の減額理由でございます。  次に,補習等のための指導員等派遣事業費補助金26万6,000円は,外国人児童等の学力補習を行うための指導員等派遣事業費補助金の採択によるものでございます。  次に,第3項委託金,第6目教育費委託金の5万円の減額は,外国人児童生徒学習支援事業委託金の減額によるものでございます。  次に,24ページ,25ページをごらんください。  第20款諸収入,第5項雑入,第10目教育費雑入の仮処分保証金返還金等225万1,000円は,旧神戸中学校敷地内に残存する民有地の時効取得に関する処分禁止仮処分申立事件に係る保証金が,所有権移転登記完了に伴い,処分禁止仮処分の手続が完了したことにより返還されたものでございます。  次に,第21款市債,第1項市債,第6目教育費市債,小学校建設債1億5,410万円,中学校建設債230万円,それぞれの減額は,ともに工事入札差金が発生したことなどに伴う事業費減少により減額するものでございます。  続きまして,歳出でございますが,48ページ,49ページをごらんください。  第10款教育費,第1項教育総務費,第2目事務局費,人件費1,979万9,000円の減額につきましては,人事異動により減額するものでございます。  次に,臨時雇人賃金の800万円の減額は,育児休業取得に係る補充職員が見込み数に達しなかったことによる減額でございます。  次に,訴訟費の103万4,000円の増額は,旧神戸中学校敷地内に残存する民有地の時効取得における郵送代や印紙代の実費立てかえ分及び弁護士報酬の精算分でございます。  次に,第3目教育振興費,外国人児童生徒サポート事業費,受入促進事業費の78万9,000円の減額は,県補助金の減額に伴う減額でございます。  次に,外国人児童生徒サポート事業費,学習支援事業費の5万円の減額は,委託金の減額に伴う減額でございます。  次に,みえスタディ・チェック事業費の460万7,000円の減額は,今年度から印刷配布を含めた全額を県事業で実施することとなりましたことから,事業費全額を減額するものでございます。  次に,50ページ,51ページをごらんください。  幼稚園型一時預かり事業費の394万2,000円の減額は,今年度,幼稚園型一時預かり事業が未実施となったことにより,事業費全額を減額するものでございます。  次に,第2項小学校費,第1目学校管理費,人件費3,016万8,000円の減額につきましては,人事異動などにより減額するものでございます。  次に,学校運営費,光熱水費の300万円の減額は,小学校において使用する電気及び水道使用料の減量が見込まれるため減額するものでございます。  次に,給食調理室運営費,臨時雇人賃金の225万円の減額は,人事異動に伴い,給食調理に従事する嘱託職員の配置が減員となりましたことと,臨時給食調理員の配置減に伴い減額するものでございます。  次に,給食調理室運営費,光熱水費の200万円の減額は,給食調理室において使用いたしますプロパンガスの単価及び使用量の減少に伴い減額するものでございます。  次に,第2目教育振興費,学びサポート環境づくり事業費の700万円の減額は,特別支援が必要な児童に係る介助員の配置減に伴い減額するものでございます。  次に,第3目学校建設費,稲生小学校施設整備費,校舎の7,000万円の減額は,稲生小学校舎棟増築工事に係る入札差金などを減額するものでございます。  次に,第3項中学校費,第1目学校管理費,人件費の1,016万9,000円の増額につきましては,人事異動により増額するものでございます。  次に,第2目教育振興費,学びサポート環境づくり事業費の690万円の減額は,特別支援が必要な児童に係る介助員の配置減と非常勤講師の配置減に伴い減額するものでございます。  次に,第3目学校建設費,平田野中学校施設整備費,旧校舎の4,500万円の減額は,平田野中学校旧校舎の解体工事に係る入札差金を減額するものでございます。  次に,52ページ,53ページをごらんください。  教育施設環境整備費,つり天井改修の310万7,000円の減額と,教育施設環境整備費,アリーナ改修の39万2,000円の減額は,いずれも工事の入札差金を減額するものでございます。  続きまして,第4項幼稚園費,第1目幼稚園費,人件費の840万1,000円の増額につきましては,人事異動に伴い増額するものでございます。  続きまして,第5項社会教育費,第1目社会教育総務費,人件費1,072万9,000円の減額につきましては,人事異動などに伴い減額するものでございます。  次に,54ページ,55ページをごらんください。  第6項保健体育費,第1目保健体育総務費,人件費993万1,000円の減額につきましては,人事異動に伴い減額するものでございます。  次に,第4目学校給食センター費,人件費144万7,000円の減額につきましては,人事異動に伴い減額するものでございます。  次に,施設改修費1,358万8,000円の減額は,学校給食センターのドックシェルター改修2期工事の入札差金を減額するものでございます。  次に,第二学校給食センター管理運営費,給食調理等委託料の121万8,000円の減額は,第二学校給食センターの廃棄物収集運搬処理委託の入札差金を減額するものでございます。  次に,第二学校給食センター管理運営費,施設管理委託料の3,340万の減額は,第二学校給食センターの除害施設産業廃棄物収集運搬処分業務委託において,排出量及び処分回数減に伴い減額するものでございます。  最後にページを戻っていただきまして,8ページをごらんください。  第4表の地方債補正でございますが,小学校建設事業,中学校建設事業につきましては,先ほどの歳入における市債の説明のとおりでございます。  私からの説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます ○後藤委員長  説明は終わりました。質疑に入るところですが,ちょうど時間が12時2分前になっておりますので,ここで一時休憩をとらせていただきます。  再開を13時にさせていただきます。よろしくお願いいたします。              午前11時58分休憩         -------------------------------------------              午後 1時00分再開 ○後藤委員長  皆さんおそろいですので分科会を再開させていただきたいと思います。  説明が終わって質疑に入るところからですので,御質疑があれば,御発言を願います。  森川委員。 ○森川委員  55ページの第二学校給食センターの施設管理委託料で減額の理由が,産廃処分の回数が減ったとおっしゃられたので,産廃って何だろうなということで,ちょっと具体的に教えてください。 ○後藤委員長  第二学校給食センター所長。 ○冨田学校教育課主幹兼第二学校給食センター所長  第二学校給食センターの施設管理委託料ですが,第二学校給食センターに設置されている給食の排水処理システムである除害施設から排出される汚泥の処分に当たります。この汚泥が産業廃棄物に当たりまして,その処分費用が計上されております。その中で,設計上,1日当たり7,000食の対応で設計されておりますけれども,学校は学校行事とかテストとか週休日,夏休み,冬休み,長期休業とかがありまして,計算どおりに汚泥がと発生しなかったという状況で今回減額をお願いするものであります。  以上です。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  汚泥というのは,残菜とは違って,普通でいったら合併浄化槽,家庭でいったら合併浄化槽みたいなもので,そこに堆積したのが汚泥として産廃に当たるという捉え方でいいんですか。 ○後藤委員長  第二学校給食センター所長。 ○冨田学校教育課主幹兼第二学校給食センター所長  委員のおっしゃるとおり,浄化槽の大きい版というような形で理解していただければ結構かと思います。ただ,し尿が入らないもので,それが水処理施設浄化処理システムという形になりまして,そこから排出されるものが産業廃棄物という形になってきます。そのために,し尿の処理とは別扱いになってきます。  以上です。 ○後藤委員長  ほかに質疑はございませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○後藤委員長  よろしいでしょうか。  ほかに御質疑がなければ,以上で本件の教育委員会所管分の質疑を終了いたします。  森川委員から質疑があるようですので戻ります。  森川委員。 ○森川委員  済みません,申しわけないです。  49ページ,みえスタディ・チェック事業の印刷費や配布が県事業として県が直接行うことになったということで減額になっていて,新年度予算にそのことが何も触れられてないのは,もう直に学校と県との話し合いになるという捉え方でいいんでしょうか。その結果はどういうふうに教育委員会に反映されるんですか。 ○後藤委員長  教育指導課長。 ○山田教育指導課長  委員おっしゃられるように,来年度の予算には計上しておりません。全て県の事業費で賄うことになっております。学校と直のやりとりというふうなこと,県のほうが業者に委託をして,問題作成から印刷をして,各学校へ直接配送するというふうなことになります。学校のほうでは,子供たちがその検査を受けて,そして学校のほうで採点したデータを市教委のほうへまず送ってもらって,市教委を経由して県のほうへ提出すると。県のほうで分析等を行うというふうな,そういう形になっております。  以上です。 ○後藤委員長  よろしいでしょうか。  それでは,以上で質疑を終了いたします。  採決は,他の部の質疑終了後,まとめて行いますので御了承ください。  それでは,ここで分科会を休憩いたします。  執行部の入れかえを行います。学校教育課さん,教育指導課さん以外は退出をいただいて結構です。お疲れさまでした。              午後 1時03分休憩         -------------------------------------------              午後 1時35分再開 ○後藤委員長  それでは,休憩前に引き続き,文教環境分科会を再開いたします。
     環境部所管分へ移ります。なお,発言の際は発言ボタンを押していただいて,職・氏名を言ってから発言をいただきますようにお願いをいたします。  環境部長,お願いいたします。 ○米川環境部長  委員の皆さん,こんにちは。  本日は文教環境委員会並びに分科会を開催いただきまして,どうもありがとうございます。  また,平素は環境部の事業推進に御理解を賜っておりまして,まことにありがとうございます。  本日,私どものほうから提案させていただいておりますのは,分科会のほうでございますが,議案第1号 平成28年度鈴鹿市一般会計予算の環境部関係分及び議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)の環境部関係分の2件並びに委員会におかれましては,議案の第26号でございますが,工事請負契約の1件でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして,挨拶にかえさせていただきます。本日はよろしくお願いします。 ○後藤委員長  それでは,議案第1号 平成28年度鈴鹿市一般会計予算の関係分を議題といたします。  当初予算議案ですので,分科会での説明は省略し,質疑に入ります。御質疑のある方は御発言願います。  森川委員。 ○森川委員  111ページの施設整備費の2,069万2,000円で,これ事業説明によると,清掃センターが立地する地域の子育て支援センターの施設を移転するとか,公民館,地区市民センターとか,いろいろ説明があって,同じエリアに消防分署の建設も含めた一体整備事業として実施するというふうにあるんですけど,なかなかわかりにくいので,具体的に御説明いただけますか。 ○後藤委員長  開発整備課長。 ○匹田参事兼開発整備課長  森川委員が言ってみえた部分で,確認も含めて説明させていただきます。  この地域整備開発費なんですが,清掃センターが先ほど話していただいたように立地しております天名地区の住環境整備の一環としまして,天名地区市民センターと天名の公民館,それと,清掃センターの隣に建っております子育て支援センターりんりんを一体的に整備を行うとともに,鈴鹿市の構想も考慮しまして,鈴鹿市南部地域の消防体制の強化を図るために,同じエリアに消防分署を一体的に整備するものでございます。  経緯というか,その辺の話なんですけど,従来から清掃センターが立地しております天名地区からは,公民館,地区市民センターというのが鈴鹿市内でも四,五番目,五,六番目ぐらいに古い建物になってきております。立地条件も集落の中にあるということから,移設・建てかえということの要望が以前から出されておりました。それに加えて,今回清掃センターの稼働延長ということで了承を得た中で,施設の利便性のよいところに一体的に整備してほしいという御要望がありました。それと子育て支援センターりんりんの部分におきましても,清掃センターが今回大規模改修工事を行うに当たりまして,渋滞緩和策としてりんりんを移設して滞留帯をつくりたいということで考えておりましたところ,地元の要望といたしまして,天名地区からの要望といたしましても,子育て支援センター的なものを一体的に天名地区のほうにできやんかというような御要望もありました。それと,全員協議会でもお話あったと思いますけど,消防力の強化という部分で位置的にここが最適やということで,一体的な整備の位置としましては,今考えておりますのは,御薗,徳田のほうに流れております中ノ川,中勢バイパスが今工事中でありまして,その中ノ川を越えて中勢バイパスのところにランプ,出入り口ができますもんで,その際に建設をしていこうというような予定で,今考えております。  以上でございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,もう1点,場所的にはりんりんの今ある場所を,りんりんをあそこからどけて,その天名地区の今,公民館が建っているところに移すという考え方。あの近辺にいくのか,両方移って中ノ川の,その対岸みたいなところへいくという考え方ですか。 ○後藤委員長  開発整備課長。 ○匹田参事兼開発整備課長  森川委員が後で言われたほうの子育て支援センターりんりんも動きますし,今の天名地区の地区市民センター,公民館も動いて中勢バイパスのランプのあたりに2つ動かしてそこに建設するという予定でおります。 ○後藤委員長  よろしいでしょうか。ほかに御質疑。  大西委員。 ○大西委員  歳入予算のところでちょっとお尋ねをいたします。第20款諸収入,第5項雑入の第4目。 ○後藤委員長  ページ数,済みません。 ○大西委員  53ページ。 ○後藤委員長  53ページです。 ○大西委員  衛生費雑入の第2節清掃費雑入のうち,リサイクル物品売り払い収入として2,988万5,000円が計上されております。ことしから小型リサイクルへの取り組みを拡充して,パソコンの回収を始めるということになっておりますけども,その具体的な内容と予算の見積もりについてお伺いをいたします。 ○後藤委員長  廃棄物対策課長。 ○鈴木廃棄物対策課長  まず,パソコン回収についての具体的な取り組みについて説明させていただきます。ことしの4月1日から不燃物リサイクルセンターに直接持ち込んでいただいたものにつきましてパソコンの回収を始めます。対象とするものは,ノート型パソコンや一体型パソコンなどのパソコン本体とディスプレーです。ただし,ごみ集積所へ出すことや粗大ごみでの収集はできません。パソコンの廃棄につきましては,これまでどおりメーカーによる回収も御利用いただけますが,直接リサイクルセンターに持ち込んでいただければ,リサイクル料金等の費用もかかりませんので,市民の方には選択肢がふえる形になると思います。  それと予算見積もりについてですが,先ほどおっしゃられましたリサイクル物品売り払い収入2,988万5,000円のうち,小型家電の売り払い収入として100万円,これを見込んでおります。これは,前年予算の見積もりより4万円の減となっております。  以上です。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  小型家電の売り払い収入として100万円を見込んでいて,前年より4万円の減ということらしいんですが,このパソコンを回収して売り払い収入は増加すると,私は思うんですけども,この前年より減というのはどうなんかなと思うんですけども,この見積もりについてちょっとお伺いをしたいと。  それから,経済的にも非常に落ち込みがあるんで,中国経済とかね,そういう悪化があるんで,ちょっと落ち込む可能性が非常に多いというふうに考えておるんですけども,そこら辺の考えについてはどうですか。 ○後藤委員長  廃棄物対策課長。 ○鈴木廃棄物対策課長  おっしゃられるとおり,パソコンの回収を始めます。それによって小型家電の,いわゆる売り払い,これは量的にはふえると考えております。ところが,先ほどお話もありましたとおり,中国を初めとした世界的な経済の落ち込みといいますか,そういうふうなことで,いわゆるスクラップ,小型家電はレアメタルというのを中心にやっているわけなんですけども,鉄,アルミ等価格の下落が続いておる。それで,最近ますますその傾向が強くなっておりまして,今年度の5分の1から10分の1程度に,小型家電の売り払い単価が下落する可能性があるというふうなところまできております。そのため昨年度より減るという見積もりを当初したんですけども,ちょっとこの結果,減り方がこれでは済まない,昨年度の2分の1以下になる可能性もあるというふうに考えております。  以上です。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  じゃ,次に予算書105ページですね。街路灯等へのLED照明導入促進事業費644万ですね。これはですね,街路灯への維持管理と思っておるんですけども,672灯分というふうに伺っておるんですけども,街路灯に関しては教育委員会であったり,環境部であったりとか,いろいろ所管によって負担をしておるわけなんですけど,維持管理のね。この672灯というのは,どういうところのものか,例えば国道のアンダー,地下通路とかね,ああいうところとか入ってるのかどうかというところ,そこら辺をまずお聞きいたします。 ○後藤委員長  環境政策課長。 ○勝田環境政策課長  先ほどのLED照明導入促進事業の予算額644万円について回答させていただきます。  まず街路灯へのLED照明導入促進事業でございますけども,これは街路灯へのLED照明リース料で,637万9,000円がそのリース料でございます。平成26年度にプロポーザル方式によって事業者を決定して,LED化の導入調査をもとに交換した既設灯,先ほど言われました672灯でございまして,その内訳は,通学路が86灯,地下道が373灯,公園灯が199灯,施設ということで14灯でございます。 ○大西委員  もう1回言うてくれる。通学路が。 ○勝田環境政策課長  通学路が86灯,地下道が373灯,公園が199灯,施設が14灯でございます。 ○大西委員  要は,この644万というのは,その672灯分の管理費というようなことでよろしいですか。導入促進事業費になっとるんやけど,導入促進というと,まだこれからもようけしていかなあかんのかなと思うんやけど,この今回の予算は644万円で672灯分のLEDの管理をしていくという予算でよろしいですか。 ○後藤委員長  環境政策課長。 ○勝田環境政策課長  この分につきましては,リース料ということでございまして,先ほど言いました26年度に設置した分の27年度から10年間にわたるリース料の,この額は1年分でございます。 ○大西委員  10年間分の1年やね。 ○後藤委員長  よろしいでしょうか。ほかに質疑ございますか。  山中委員。 ○山中委員  山中です。こんにちは。  私,歳入のほうからちょっとお聞きしたいんですけども,予算書30ページ,31ページになりますでしょうか,第2項手数料,第3目衛生費手数料で,清掃費手数料ですね。これ今,例えば清掃センター分で,こちらのほうで資料いただいた分ですけれども,参考資料ですね。清掃センター分で2億9,171万9,000円という,これ手数料の徴収かと思うんですけども,私,ちょっとお問い合わせもあって,興味があって調べさせていただいたら,条例で,今,鈴鹿市のほうでは手数料の徴収というのはその都度徴収されておる,現金で徴収されておるということですけれども,これ例えば清掃センターのほうですと,日によって,月曜日でしたでしょうか,割と年末年始なんかも大変混んだりですとか,例えば手数料を払うことによって混んだりするのかななんてちょっと想像したりですとか,やっぱり今こういう他市さん,他市町調べさせて,拝見させていただきますと,他市町さんでも手数料を月ごとに払うですとか,先払いですとか,今後,ショッピングセンターなんか行きますとプリペイドカードみたいなのもあったりしますけども,そういうことをいろいろ鑑みていただくとどうなのかな,こういう手数料というのも,例えば現金でその都度払うのではなくて,何かほかの払い方っていうのもあるのかななんてちょっと思ったりもしとるんですけども,そこら辺のお考えというのはいかがでしょうか。 ○後藤委員長  清掃センター所長。 ○廣田清掃センター所長  ただいま質問がありました手数料の現金払いのことについてですけども,先ほど委員がおっしゃってみえたように,手数料の徴収につきましては,鈴鹿市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の施行規則で搬入の都度徴収するとなっておりまして,その都度現金で支払っていただいております。先ほど提案していただいたように,新しい方法としまして,例えばプリペイドカードや電子マネーを導入というようなことも考えられると思いますが,システムを導入するのに初期投資が大分必要になってくるということが考えられます。その一方で許可業者さん以外の方でもそういうものであれば利用できるというメリットがあります。手数料の後払いについては,滞納するというリスクが発生しますということから,そのあたりをどのような対策をして考えていくかということが必要になってくると思います。県内でも津市や四日市市,松阪市が一月分をまとめて翌月,納付書で支払うという方法を取り入れていると聞いておりますので,それぞれの導入経過や現在の問題点を,事例に参考にいたしまして,費用対効果なども含めて検討させていただきたいと考えますので,御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○後藤委員長  現金払いによる混雑に関しての回答はありますか。  清掃センター所長。 ○廣田清掃センター所長  確かに月曜日は週の中でも一番混雑がいたしますし,ゴールデンウイークなんかでも一般の家庭のごみの搬入で混雑いたします。出口で混雑するときには,家庭ごみで料金の対象にならない方については計量所を通らずに帰っていただいたりとか,一般収集のパッカー車も入り口では計量しますけども,もう出口では計量しないというやり方を昨年度から導入しておりまして,やっぱり支払いするという部分では混雑はいたします。一旦車からおりてお金払って,釣りもらってということでは混雑しますけども,それを磁気カードですればその辺は解消できるかなとは思いますけども,先ほど言いましたように,初期の導入コストでありますとか,そういうことも考えた上で導入するかどうかということは考えていかなあかんのかなというふうには思います。 ○後藤委員長  山中委員。 ○山中委員  ありがとうございます。その他市町さんで,例えば,いつからそういうふうに変わられたか私も調べあぐねとるんですけども,現金徴収から月払いなりに変わったことによって,未払いが発生したのかですとか,そこら辺も少しお考えいただいて,やっぱり利用者さんの立場からすると,利便性が向上するのかなというふうにも,ふと思いましたもので,また御検討いただければと思います。ありがとうございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  109ページの清掃業務費,清掃費のほうですね。清掃業務費のほうで,深谷処理場跡地の管理費なんですけども,昨年に比べると少し予算が増額しているように思うんですが,その増加の内訳をまず教えてください。 ○後藤委員長  廃棄物対策課長。 ○鈴木廃棄物対策課長  施設跡地管理費ということで,深谷分,そうですね。 ○森川委員  前年度の当初予算と比べると増額してるんですが,この増額してる理由をちょっと教えて。 ○後藤委員長  廃棄物対策課長。 ○鈴木廃棄物対策課長  今の御質問いただきました,昨年度の予算と比べて増加しておるというところでございますけども,施設跡地管理費,深谷分,何かといいますと,深谷処理場,平成9年までですか,最終処分場として活用しておったんですけども,その後閉鎖いたしまして,現在跡地の管理,浸出水の処理等をしておると。現況は深谷公園になってると,そういうところでございます。  それで,昨年度予算額に比べまして,今年度約500万から600万ぐらい増加しておるというところでございます。一番大きな要因といたしましては,来年度,観測井戸の増設を行うということでございます。どういうことかといいますと,一般廃棄物最終処分場を閉鎖しましてから,いわゆる廃掃法に基づいて浸出水,要はごみの層を通った雨水等をきれいにしてまた放出するわけなんですけども,そのあたりの周辺環境への影響がないかどうか,観測井戸というのを,今,1,2,3と3カ所つくって観測しておるんですけども,平成22年,今から5年から6年前なんですけども,観測井戸から環境値を超過するヒ素が検出されたということで,そのヒ素の観測,これを重点的に行っておるわけなんですが,5年を経過しましても特に観測井戸№3,一番東側,いわゆる一番低いところなんですけども,ここからのヒ素の環境基準値を上回る数値がおさまらないという状況の中で,地元の自治会様からも大変不安の声をいただいておりますし,市といたしましても責任持った維持管理をしていく必要があるということで,観測井戸を,№3,一番東側,一番低いところにある観測井戸のやや南側にもう1つ観測井戸を掘って,ボーリング調査も含めてヒ素を含めた水質の観測を強化しましょうというふうなことで,それに対する工事費,それとそれに対するコンサルタントの委託含めて500万から600万ぐらい増額しておるというのが一番大きな理由でございます。  以上です。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,今のところ,そのヒ素が基準値よりも高い理由みたいなのが余り特定できないので,もう1カ所ふやして,その場所を違えたらいいのかどうかというのも含めて調べようということなんでしょうかね。 ○後藤委員長  環境部長。 ○米川環境部長  今ですね,廃棄物対策課長のほうから経緯のほうは言わせてもらったわけなんですけど,その周辺ということで,処理施設がございまして,当然雨が降って,ごみを通って下へたまったものを処理して流しておるということなんですけど,通常でいうと,中の,原水っていうんですけど,要は雨水がごみを通ってきた水の中にはですね,実は含まれておらんわけなんですわ。周辺のですね,農業用井戸とか,農業用水路から,環境基準を上回るヒ素が出てきましたもんで,それで,ちょっとそこが原因じゃないかということで,地元の方も心配されておりますもんで,それで原因究明のために,今まで取っとるとこありますよね,№3まであるんですけど,新たに,ちょっと違う場所も掘って,そこもちょっと一回確認してみようかということでやらさせてもらうということが一番の理由でございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  その点はわかりました。しっかり,やっぱり対策をとれる体制をつくっていただきたいというふうに思います。  もう1点は,清掃センターの人件費で14人分,臨時雇人賃金と出ているのですが,清掃センターの施設の運営そのものは,業者に委託していると思うんですね。清掃センターの事業そのものは。そうしますと,この人件費に含まれる鈴鹿市の職員というのは,どういうお仕事を基本的にはするのでしょうか。施設の職員と一緒になってやる部分もあるのか,委託業者と同じ仕事をする部分もあるのか,それか,もう全く分離した仕事なのかというのはどうでしょう。 ○後藤委員長  清掃センター所長。 ○廣田清掃センター所長  今,清掃センターに勤務しています職員は,例えば,維持管理の工事なんかの設計とかですね,小規模な修繕の設計とかという,そういう維持管理の設計,大規模な定期点検の設計なんかの監督員をしたりとかっていう仕事もやっておりますけども,そういう技術職員,それと庶務全般をやります事務職員,それとごみの搬入の受付業務を行う職員,それから,プラットホームで搬入してくるごみの受け入れの補助をする職員ということで,現在,臨時職員も含めて22人おりまして,そのうちの,先ほどお話がありました臨時職員といいますのは,発電設備を持っておりますので,ボイラー,タービンの主任技術者と,それから大きな電気を扱いますので,電気主任技術者の方と,それから受付でパソコンを操作します女性の方2名,合計4名も入れた上での22名となっております。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,委託している事業者の皆さんと共同でやる仕事には,余りかかわらない感じですか。 ○後藤委員長  開発整備課長。 ○匹田参事兼開発整備課長  ちょっと担当かわりましたのですけど,今回議案で上げさせていただいとるその部分にもかかわってきますもんで説明させてもらいますと,これは来年28年度分の人件費です。来年は,今回DBOという形で発注させていただいて,JFEが入札,落札しまして,これから本契約という形で進んでいく予定でおりますけど,来年は工事のほうは設計をやります。維持管理運営という運転の部分では,いわゆる勉強の期間になります。JFEが鈴鹿市清掃センターをどのように運営していくかということで,いろんな受け入れ一つをとっても鈴鹿市特有の部分もありますし,どういうシステムで鈴鹿市が処理をしておるのかというのを1年間かけて勉強してノウハウを身につけてもらうという形の勉強の期間です。来年の28年度は清掃センターの職員は,ことし27年度の業務と同じようなことをやりながら,JFEの職員にそのノウハウを教えていくという部分になってきますもんで,28年度分に関しては委託という形ではありません。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  別に出ている議案との関係もあるんでしょうけど,現状は今委託していますよね。運転管理は。その運転管理の皆さんと,やっぱり職員が一緒にする,事業を受ける事業者なので,その施設の運転技術というのは別に引き継ぎが要らないのかもしれませんけれども,そのあたりの問題も含まってくるんですよね。あと職員の働き方というのが,共同で仕事をしてる場合に,余り不快感を与えないような,やっぱり職員の節度みたいなものも求められるので,一緒にやっぱり働く機会があるのかどうかというのは,管理する側としても,市の職員に対しては厳しい対応が必要になるんではないかという思いがあるので,ちょっと伺ったんですけれど。 ○後藤委員長  清掃センター所長。 ○廣田清掃センター所長  現在の委託会社と共同で作業するのはプラットホームでの一般市民の方が持ち込まれたごみの荷おろしのときに,向こうの委託業者の職員の方だけではちょっとおろすのにちょっと時間がかかってしまう,時間がかかると渋滞してしまうということで市の職員が,例えば草をおろす,剪定した小枝をおろすというときには結構時間がかかりますね。そういうときにお手伝いをする。それとあとは,委託業者の職員と持ち込んできた市民の方の間で,放れるのか放れないのかということでちょっともめることもあったりとかしますので,そのときは中に入って丁寧な説明をして,捨てられるものは捨てていただくし,捨てられないものは持って帰っていただくとか,あと車両の誘導のときに接触事故とか,そういうものが起こらないように監視するというのも市側の職員のプラットホームでの業務になります。 ○後藤委員長  よろしいでしょうか。ほかに。  山口委員。 ○山口委員  予算書109ページ,ごみ資源化推進費の内訳を教えてほしいんですけど,この中のごみ処理機の台数と,この3,400万の中の金額を教えてください。 ○後藤委員長  廃棄物対策課長。 ○鈴木廃棄物対策課長  ごみ資源化推進費3,475万9,000円ですけども,主な内訳といたしましては,資源ごみ回収活動奨励金,これにつきましては,PTA等団体の資源ごみ回収活動に対する奨励金ということです。それと先ほどお話ありました生ごみ処理機購入助成金ということで,生ごみ処理機を購入された方に上限1万5,000円ということで,半額助成金を出させていただく。あとは資源ごみの運搬委託料,そういうふうなものもあります。その中で今お話がございました,生ごみ処理機の助成金につきましては,今年度130万円の予算を見込んでおります。内訳といたしましては,補助,助成金を130件お支払いする,それで頭打ち1万5,000円については80件,残り50件については2,000円ということで積算しております。以前も決算委員会のときに御意見いただいたんですけども,生ごみ処理機,大きく2つに分かれまして,昔ながらのぼかし剤を入れたりして,いわゆる堆肥化する,いわゆるバケツのようなもの,それともう1つは家電製品としまして,10万円近くするものもあるんですけども,キッチンに置いて,生ごみを翌日には乾燥して容量を減らして堆肥等でされると,そういうふうなことで大きく2つに大別されるということでございます。  それと,ここのところの生ごみ処理機の助成金事業の実績なんですけども,大体年間100万円前後ということで推移しております。ですので,昨年度と比べて100万円予算の,ちょっと減らしておると,そういうふうな現状でございます。 ○後藤委員長  山口委員。 ○山口委員   これ全体の普及率って,こんなん調査しておるんですか。 ○後藤委員長  廃棄物対策課長。 ○鈴木廃棄物対策課長  普及率等について調査はいたしておりません。 ○後藤委員長  山口委員。 ○山口委員  要はごみの減量化ということなんでしょうから,普及率わからないというのも,ちょっと調べる必要もあるのじゃないかなと。  それと,例えば搬入するところ,搬入先,まあ御薗になるんでしょうけど,その生ごみの比率,そんなんはわかってみえるのかどうか,ちょっと教えてください。 ○後藤委員長  環境部長。 ○米川環境部長  比率につきましては,清掃センターにおきまして組成調査というのを行っておりまして,生ごみ自体が,清掃センターですよね,搬入される場合に。当然それはピット内で検査をしております関係で,事業系のごみも一緒に入る中の比率なんですけど,生ごみが17%ぐらいです。組成調査の結果でございますが。それはもちろん年に何回かやっておるんですけど,平均的に15から17ぐらいのパーセントで推移しておるという形でございます。もちろん水分も多分に含んでおりますので,もちろんとった場所によっていろいろ変わってくる場合はあるんですけど,そんな形でございます。
    ○後藤委員長  山口委員。 ○山口委員  わかりました。あと普及率上げていかないと,やみくもに補助金出しとっても余り意味がないのかなと思いますので,ちょっとその辺。 ○後藤委員長  環境部長。 ○米川環境部長  山口委員言われたとおりでございまして,普及率等についても,今後調査をさせてもらうのと,生ごみ処理機も,今もう,ある程度広がっておって,もちろん年に何度か広報すずかの環境館におきまして啓発はさせてもろうとるんですけど,やっぱりぼかし等利用される方というと,家の近くに畑があって庭があってという方がほとんどの方がそうで,使われとる方というのは,もう本当に何年って,もう最初のほうからやられておって,今,買いかえの時期,2回目の買いかえぐらいに入っとるぐらいのあれですので,今後も,普及啓発を重ねましてですね,より普及することによってごみが減ってきますので,頑張って普及啓発させてもらいたいと思います。  以上でございます。 ○後藤委員長  よろしいでしょうか。  大西委員。 ○大西委員  簡単に聞いていきますけども,108ページの清掃センター費,前年度比4,093万円の減額内容を教えていただきたいということと,110ページのクリーンセンター費,これも前年度比756万9,000円の減額になっております。それから,106ページの斎苑費853万5,000円の増額というところなんですけども,この斎苑のほうは施設の長寿命化への基本設計をコンサルへ委託した分かなというふうに思っとるんですけども,そこもちょっと教えていただきたいんですね。順番にお願いできますか。 ○後藤委員長  清掃センター所長。 ○廣田清掃センター所長  それでは,清掃センター費,前年度比4,093万円減額の内容について説明させていただきます。  業務費のうち,需用費の消耗品で,焼却設備の特殊部品の消耗品の購入を,29年度から包括委託に入っていきますので,なるべく在庫を持たないということで,28年度は消耗品の購入を極力抑えた関係で1,037万円ほど減額となっております。  また,維持管理費のうちの委託料の施設管理委託料,施設整備保守点検で,焼却設備等定期保守点検整備業務委託,計装機器保守点検業務委託,ごみクレーン等定期保守点検業務委託,この3つも27年度とは点検内容が変わったということで減額になっておりまして,この3つで3,000万円ほどの減額となっております。以上,合わせておおよそですけど4,000万円,ほかにも増減がありまして,前年度比として4,093万円という減額になっております。  以上です。 ○後藤委員長  クリーンセンター所長。 ○坂クリーンセンター所長  クリーンセンター費の中の756万9,000円の減の内訳でございますが,施設管理委託料の中に,脱水汚泥の運搬費というのがございまして,梅雨時等にクリーンセンターから清掃センターまで汚泥を運搬しておるんですけども,その梅雨時はどうしても清掃センターの発熱量,汚泥が入ることによってごみの発熱量が下がりますので,市外へ運搬をしておりました。それを,かなり清掃センターのほうのごみのカロリーも上がってまいりましたので,もう市外へ運搬しないようにいたしまして,施設管理委託料全体として124万1,000円の減額になっております。  それと,維持管理費の中なんですけども,ことし,3年ごとに,精密機能検査というのを法定でしなければならないんですが,来年度それがございませんので312万8,000円の減となっております。  それと施設整備費でございますが,これが約1,188万円ほど減になっております。これは修繕費の関係で,工期的な関係でどうしてもちょっと工事ができないという関係で減になっておるんですけども,ただその修繕費のほうが,880万円増になっておりまして,これはし尿貯留槽というし尿をためておく槽があるんですが,そこのコンクリートが腐食が激しくて,どうしてもやり直さざるを得ないという形になっております。それで差し引き,ほかのちょっと細かいのもあるんですが,差し引きいたしますと当該部分の金になるということでございます。 ○後藤委員長  環境政策課長。 ○勝田環境政策課長  斎苑費の増額でございますけども,人件費を差し引きますと約853万ほどの増額となります。その大きな理由といたしましては,施設整備費といたしまして,先ほど言われましたように斎苑の基本構想の策定業務委託費,これが1,000万円を計上しております。計上理由といたしましては,斎苑は昭和59年に建設され,昭和60年より新斎苑として運営が行われて31年がたちます。外見は大理石などを使って,それほど古くは見えませんが,設備等は非常に老朽化が進んでおりまして,毎年修繕を繰り返しておるような現状でございます。また,火葬炉も10年ごとに大規模改修の時期がありまして,その時期がきておるということと,将来的には,死亡者数の増加というのがありまして,それに対応するためにも火葬炉の増設も必要と考えております。そういった中で火葬場につきましては,必要不可欠な施設でございますけども,やはり現在の鈴鹿市の財政状況等を鑑みますと,安易に建てかえもできないような状況にあります。そういった中で鈴鹿市総合計画2023にも斎苑の長寿命化を含めた維持整備について位置づけておりまして,今回の予算では斎苑の基本構想を策定してまいります。  また,減額の理由としましては,火葬炉用の燃料費の単価の値下がりによって141万ほど減額しておりますので,その差額で約853万ほどの増ということになっております。  以上です。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  清掃センターの大きなところは,4,093万円のうち,3,000万が点検内容でというようなことでしたね。これ点検内容で3,000万も減るんですか。ちょっとそこら辺詳しく。 ○後藤委員長  清掃センター所長。 ○廣田清掃センター所長  3,000万のうちの2,000万円は,27年度が蒸気タービンの保守点検で,4年に1度の開放点検を行う年に当たっておりまして,28年度はその部分がなくなるということで,蒸気タービンの整備そのものがなくなったということで2,000万円ほど減額になっております。  以上です。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  4年に1回やから要らなくなるということやね。これは2,000万円やったかな。  それから,クリーンセンターのほうは,汚泥の運搬が市外へやっとったんがやらなくてもいいようになって124万円減ってきたと。これ,よろしいわな。あと何やったっけな,あと500万円ぐらいあるのは。 ○後藤委員長  クリーンセンター所長。 ○坂クリーンセンター所長  精密機能検査というのが3年に1度ずつございまして,それが312万円ほど下がっております。それと,ことし大きな工事をやっております。ブロアの更新とかって大きな工事をやっておるんですけども,その工事はちょっと来年度はなかなかほかの防食の関係の工事で,工期的になかなか取り合いがとませんもので,それらをやめて防食のほうに,修繕工事のほうに重点を置くという形で800万,そこで800万増で,差し引きで300万ほど下がっております。  以上です。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  斎苑のほうなんですけど,長寿命化でコンサルへの委託料やと思うんですけど,施設自体は,あれは耐震あるのかな。斎苑の施設自体,炉は何年かにかえとるやんか。新しくかえとるけど,施設自体が40何年もたっとるのに耐震はあるのか,ないのかちょっと聞きたい。建物のことやな。 ○後藤委員長  環境政策課長。 ○勝田環境政策課長  先ほど言いましたように,31年たっておりますけども,耐震については鉄筋コンクリートですもので50年の。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  耐震があるということで安心してますけど,炉に関しては,高齢化ですからね,お亡くなりになる方がたくさんお見えになるんで,今まで以上にふえてくるのと思うんですよね。せっかく市内在住におっても市外へ持っていくということもあるんで,できるだけ炉についてはふやす傾向で持っていってほしいなと思ってますけどもな。それのコンサル料として853万,高いな。安ならんの,もっと。入札かい,これ。 ○後藤委員長  環境政策課長。 ○勝田環境政策課長  当初,基本構想だけの予定ではおったんですけども,それですと大体半分ぐらい500万ぐらいの見積もりはあったんですが,その長寿命化というのも,改めて追加させてもらったらこのような額になってきた。ただ,今後当然,入札じゃなくてプロポーザルの考えで進めていこうと思っておりますので,当然この額よりはもう少し下がってくるかとは思いますけども。  以上です。 ○大西委員  はい,結構です。 ○後藤委員長  よろしいでしょうか。  環境部長。 ○米川環境部長  ちょっと追加で,説明させていただきますと,当然,建物が古くなってというのが一番の理由なんですけども,もっと,ちょっと理由がございまして,先ほどちらっと触れたんですけど,これから人口が減っていくという中で,平成42年ぐらいやと思うですけど,死者の数がもうピークを迎えるんですわ。40年代の真ん中ぐらいまでかな,45年ぐらいまでがピークになって,今,年間で1,500ぐらいやったかな,それが2,500人ぐらいにピークのときになるんですわ。それで,今6炉で,2炉使わんと維持管理して回してやっとるわけですが,6炉で最終的にもう回せやん状況が将来的に出てきて8炉にせなあかん。それで,今俗に言われておるペット霊園,ペットの何とかっていうのがいろいろあって,そういうのも含めまして,近隣の市町等がかなり改修をしてきておりますので,当然,今担当のほうからも言いましたけど,来年,構想をつくって再来年から工事に入れるかって言うたら,これはちょっと無理な話で,当然,公共施設マネジメント等もございますので,その中で,また勘案する中で計画的に,建てかえに向けてか,清掃センターみたいに動かしながらできるもんなんかというのも含めまして,ちょっと来年検討しようかなという,そういうふうな予算でございますので,よろしくお願いしたいと思います。 ○後藤委員長  永戸委員。 ○永戸委員  2つ教えてください。1つは105ページの地球温暖化防止啓発事業費という部分の明細を教えていただきたいのと,もう1件は深谷処理場でヒ素が検出されたということで,その検査等の部分で増額予算ということなんですが,その増額予算でこの辺のところのヒ素の部分のところというのは,その増額分で決着を見る十分な予算なのか,過去にそういうことはたびたびあって,時間とともにそれはもう検出されなくなるんだというようなレベルなのか,将来において非常に,拡大すれば非常に怖い部分もございますから,そんなことも含めてその予算が妥当なのか,その部分も含めてちょっとお教えいただきたいなと。 ○後藤委員長  環境政策課長。 ○勝田環境政策課長  予算書104ページ,105ページの地球温暖化防止啓発事業費335万5,000円の内訳でございますけども,こちらにつきましては,報償費,記念品等,各イベント等があったときの記念品等で4万4,000円,それと旅費として10万3,000円,消耗品等で20万3,000円,あと賞状を作成しておりまして,5,000円,それと新たに,地球温暖化防止の各種啓発事業委託ということで300万を計上しております。  以上が内訳です。 ○後藤委員長  永戸委員。 ○永戸委員  啓発事業委託というのは,内容的には何になるんですか。 ○後藤委員長  環境政策課長。 ○勝田環境政策課長  これにつきましては,環境省の補助事業でございまして,市長が先頭に立って国民運動である「COOL CHOICE」ですね,賢い選択というやつなんですけども,それを踏まえました地球温暖化対策を市民や各種団体と協力して継続的に実施して行うための啓発事業でございまして,現在想定しておりますのは,市内のメディアを利用して,ケーブルテレビやFMラジオ,それを利用して市長みずからが地球温暖化対策の啓発を行うというようなことです。 ○後藤委員長  廃棄物対策課長。 ○鈴木廃棄物対策課長  それでは,旧深谷処理場のヒ素の件について御説明させていただきます。まず経緯でございますけども,深谷処理場につきましては,平成9年をもちまして閉鎖しております。埋め立てが始まったのが昭和47年でございます。その後,浸出水の処理施設を稼働しまして,最終処分場の管理で行っとるというのが現状です。  それでヒ素の検出なんですけども,まず,廃棄物を埋めた層というのがございまして,そこには雨水が当然通りますので,そこにいわゆる浸出水をくみ出す井戸をつくりまして,処理施設に送って浄化して放流しておるということであります。それで,放流基準というのがまずございます。一般廃棄物処理施設,廃止したとしましても,処理施設から出る放流水の基準というのは,ヒ素につきましても基準値以内でございます。また,原水,処理する前,廃棄物層を通った水につきましても検査してみますと,ヒ素の値については基準値以内でございます。それで,現況,問題となっておりますのが,平成22年から観測井戸を3つつくってあると申し上げましたけども,№3,これは廃棄物を埋めた場所から一番遠いところにある観測井戸なんですけども,ここの井戸から環境基準値を上回る数値が出たということです。それで,環境基準値というのは何かというと,これは,行政等々が目指すべき基準値ということでございます。ですので,環境基準値を超えたということがすぐさま周辺環境に悪影響を及ぼす,そういうふうな意味のものではございません。  それと,御質問いただきました,今回の観測井戸の増設,あるいはボーリング調査なんですけども,これまで大学教授,あるいは業者のほうで調査等も行ってきたところであるんですけども,明確な原因はわかりません。ただ,ヒ素自体が自然界に普通にあるものですので,自然由来の可能性が高いというところでございます。しかしながら,平成22年からもう5年を経過しましても,一向に環境基準値を下回るような条件にならないということで,当然地元の方としましては,余り安心できる状態ではないと,そのような中でコンサルタントのほうで自然由来であるのか,廃棄物由来であるのか,その辺も含めて原因をまず究明するという中で,今回ボーリングさせていただきますのは,№3の観測井戸に,恐らく地下水の流れの方向としてこのあたりから地下水がきておるようで,というようふうなところをボーリング調査する。それによって,どれぐらいの土壌,あるいは地下水の中にヒ素が検出されるかによって,また次の方法を考えていくということですので,委員から御提起いただきました,今回が最終になるというふうなことは,ちょっとまだ保証できない。というより,また今回の調査を受けて次の調査が要るかもしれないと,そういうところです。  以上です。 ○後藤委員長  永戸委員。 ○永戸委員  ありがとうございます。基準を超えているけども,その基準は大きく超えてるわけではなくて,基準を超えたという部分で農作物への影響とかも,人体の影響も全くないということでよろしいですね。ありがとうございます。 ○後藤委員長  質疑の途中ですが,1時間たちましたが,休憩とりましょうか。どうしましょうか。  じゃ,質疑の途中ですが,ここで休憩をとりたいと思います。              午後 2時32分休憩         -------------------------------------------              午後 2時40分再開 ○後藤委員長  それでは,休憩前に引き続いて,質疑を続けさせていただきます。御質疑ございます方。  森川委員。 ○森川委員  あと1点だけ,111ページの地域整備開発費の中で,939万7,000円の中にいろいろ御説明があるんですが,その中に視察研修等委託料というのがあるんですけども,研修等委託というのは,旅行会社に研修を委託するというのじゃなくて,どういうこと。 ○後藤委員長  開発整備課長。 ○匹田参事兼開発整備課長  今委員がおっしゃられたその部分です。リサイクルセンターのほうの地元さんでつくっていただいておる環境保全連絡協議会というのがあります。それで年1回視察に行って,研修も含めて,最終処分場とかリサイクルセンター,ごみ処理場という部分の理解を深めていただくということで行っております。それの旅行会社への委託ということで上げさせていただいております。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,旅行会社に委託するということは,費用も全て含めてということですよね。毎年これ出てきますよね。ずっとリサイクルセンターはどんなものか勉強しに行かなきゃいけないのか。 ○後藤委員長  開発整備課長。 ○匹田参事兼開発整備課長  その辺はうちのほうも考えております。というのは,今までリサイクルセンターがPFI事業でやるとか,最終処分場を工事やるとか,小型家電リサイクルをリサイクルセンターのほうでやるとか,ということで,いろいろそういう節目,節目のときにほかの自治体さんなんかに見に行って,どういう部分で,例えばリサイクルの小型家電がリサイクルとして役立っておるのかということを見ていただいて,その地元さんにとってもそのリサイクルセンター,最終処分場というのが,よう言われるんですけど,迷惑施設という部分で言われるんですけど,リサイクルの部分で,廃棄物処理という部分で役立っとる施設ですよというのも含めて,それで,小型家電のリサイクルというのは,こういう形でシステムで流れていきますというのも御理解をいただくというために,いろいろ視察の場所を考えて今までやっておるということです。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  施設を建設するとき,その了解を得ようということで,こういう施設は先に設置したところではどういう問題があるかとか,どういうものかっていうのは一目見ることにこしたことはありませんのでわかるんですけども,運営が順調に行っている中で視察というのがちょっとよく理解ができないんですけど,それはどういうこと,だからずっと続くのかどうか。施設がある間ずっと続くんですか。 ○後藤委員長  開発整備課長。 ○匹田参事兼開発整備課長  いや,そのつもりはございません。 ○森川委員  わかりました。 ○後藤委員長  森田委員。 ○森田委員  これは105ページで,新規事業なんですけど,地球温暖化対策実行計画推進事業費,環境省のカーボンマネジメントの強化事業の補助対象ということで補助費が出ててそのままなんですけど,ちょっと内容を見てても実行計画を改定するという,実際この400万円使って何をするのかという部分教えてもらえたらでお願いします。 ○後藤委員長  環境政策課長。 ○勝田環境政策課長  この辺につきましては,先ほど言いましたように環境省の補助事業でございまして,これにつきましては,毎年,市のほうでも実行計画はつくっておったんですけども,国のほうが平成27年7月の地球温暖化対策推進本部で決定された「日本の約束草案」,それに掲げられた日本の2030年度の温室効果ガス排出削減目標で,地方公共団体については40%の削減を目指すというような形になっております。それをもとに,鈴鹿市も地球温暖化対策実行計画(事務事業編)というものを,改定していこうというもので業者に委託してつくる予定でございます。 ○後藤委員長  森田委員。 ○森田委員  ということは,計画をつくるのに業者委託して400万円で計画をつくっていただくというふうに理解してよろしいわけですか。 ○後藤委員長  環境政策課長。 ○勝田環境政策課長  はい,その予定です。 ○森田委員  わかりました。 ○後藤委員長  よろしいでしょうか。以上で本件の環境部所管分の質疑を終了いたします。採決は他の部局の質疑終了後,まとめて行いますので,御了承ください。  次に議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)の関係分を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。  環境政策課長。 ○勝田環境政策課長  それでは,私からは議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)のうち,環境政策課の所管いたします補正予算について説明申し上げます。  議案書22ページ,23ページをお開きください。  歳入の補正でございます。第17款寄附金,第1項寄附金,第4目衛生費寄附金でございますが,自然環境保全費寄附金といたしまして5,000円を補正するものでございます。自然環境保全費寄附金につきましては,すずか応援寄附金といたしまして,自然や景観の保全に活用を希望するとのことで,昨年の8月に寄附をいただいたものでございます。  続きまして,同じく議案書22ページ,23ページで第20款諸収入,第5項雑入,第4目衛生費雑入でございますが,防災拠点等への再生可能エネルギー等導入推進事業補助金といたしまして1,100万円を減額補正するものでございます。  次に議案書36ページ,37ページをお開きください。  歳出の補正でございます。第4款衛生費,第1項保健衛生費,第5目公害対策費でございますが,地球温暖化防止対策費の避難経路へのLED灯導入事業費で,入札差金等1,100万円を減額補正するものでございます。補助率が100%の事業でございますので,歳入,歳出ともに減額補正するものでございます。  よろしく御審議賜りますよう,お願いいたします。
    ○後藤委員長  開発整備課長。 ○匹田参事兼開発整備課長  それでは,開発整備課のほうから,議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)のうち,開発整備課所管分につきまして説明させていただきます。  予算書の38ページ,39ページをおあけください。  歳出についてでございますが,上の表をごらんください。第4款衛生費,第2項清掃費,第6目不燃物リサイクルセンター費,第17節公有財産購入費8,541万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。内訳といたしましては,鈴鹿市不燃物リサイクルセンター事業用地として,鈴鹿市土地開発公社に先行取得していただいた用地のうち,4,946平方メートルを再取得するための経費として7,412万4,000円と,同じく事業用地内の土地852平方メートルを購入するための費用で,平成27年度の土地取得事業特別会計にて先行取得した土地を買い戻すための経費として1,128万9,000円でございます。よろしく御理解を賜りますよう,お願い申し上げます。  説明は以上でございます。 ○後藤委員長  清掃センター所長。 ○廣田清掃センター所長  それでは,議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)のうち,清掃センター所管分につきまして御説明させていただきます。  歳入についてでございますが,予算書の14ページ,15ページをお開きください。第13款使用料及び手数料,第2項手数料,第3目衛生費手数料,第2節清掃費手数料2,000万円の増額補正をお願いするものでございます。これは,清掃センターへ持ち込まれるごみ焼却手数料で,事業系ごみの搬入量が当初見込みより1,250トンの増加が見込まれるためでございます。  続きまして,予算書の36ページ,37ページをおあけください。第4款衛生費,第2項清掃費,第3目清掃センター費,第11節需用費,第8細節光熱水費696万円の減額補正をお願いするものでございます。これは,電気代で,当初の見込みより施設の効率的な運転ができたことで電気使用量の減少が見込まれるためでございます。  続きまして,予算書の38ページ,39ページをお開きください。第4款衛生費,第2項清掃費,第3目清掃センター費,第13節委託料,第9細節その他委託料842万4,000円の減額補正をお願いするものでございます。これは,焼却灰の処理業務委託費で,当初の見込みより4%程度処分量の減少が見込まれるためでございます。よろしく御理解賜りますよう,お願い申し上げます。  以上です。 ○後藤委員長  クリーンセンター所長。 ○坂クリーンセンター所長  議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)のうち,クリーンセンター所管分について御説明させていただきます。  まず歳入の補正でございますが,予算書の24ページ,25ページをお開きください。第21款市債,第1項市債,第2目衛生費市債,第1節清掃費市債,第2細節クリーンセンター施設整備債について240万円の増額補正をお願いするものでございます。これは起債事業でありますクリーンセンター施設整備費の増額に伴う財源更正でございます。施設整備工事が,当初予定いたしておりました2,700万円から3,017万2,000円に増額となったためでございます。  続きまして,歳出でございますが,予算書の38ページ,39ページをお開きください。第4款衛生費,第2項清掃費,第4目クリーンセンター費,第11節需用費の光熱水費1,000万円の減額補正をお願いするものでございます。これは,電気料金の減額補正でございまして,原油価格の急激な下落などによって,電気料金の燃料費調整単価が大幅に低下したこと等によりまして,光熱水費の減額になるものでございます。  以上でクリーンセンターの補正予算の説明を終わらさせていただきます。 ○後藤委員長  説明は終わりましたので質疑に入ります。御質疑があれば御発言願います。  森田委員。 ○森田委員  不燃物リサイクルセンターの土地取得で,詳細は石田議員の質問の中で大体わかったんですけど,借地が46.6%残るというような説明があったと思うんですけど,今回購入は8,500万円だけど,借地料というのはどれぐらい今年度かかる予定なのかというか,来年度というか,残った部分について教えてもらえますか。 ○後藤委員長  開発整備課長。 ○匹田参事兼開発整備課長  平成28年度の予算書にも載っておると思うんですけど,約7,000万円ぐらいになると思います。 ○森田委員  ありがとうございます。 ○後藤委員長  ほか,よろしいでしょうか。  それでは,ないようですので,以上で本件の環境部所管分の質疑を終了いたします。採決は,他の部局の質疑終了後,まとめて行いますので,御了承ください。  それでは,分科会を休憩いたしまして委員会に入りますが,執行部の入れかえ,開発整備課さん以外は退出をしてください。  お疲れさまでした。ありがとうございました。              午後 2時54分休憩         -------------------------------------------              午後 3時35分再開 ○後藤委員長  よろしいでしょうか。  それでは,引き続き,文教環境分科会を再開いたします。  次に文化振興部所管へ移ります。  なお,発言の際は発言ボタンを押していただいて,職・氏名を言ってから発言をいただきますようにお願いをいたします。  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  皆様,こんにちは。本日はお忙しい中,またちょっとお疲れのところ,文教環境委員会を開催いただきましてありがとうございます。  本日,文化振興部の所管する案件としましては,予算決算委員会分科会には,議案第1号 平成28年度鈴鹿市一般会計予算の関係分及び議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)関係分,また常任委員会には,議案第19号 鈴鹿市立公民館条例の一部改正についての3件でございます。  慎重に御審議賜り,御承認いただきますよう,よろしくお願い申し上げます。 ○後藤委員長  それでは,議案第1号 平成28年度鈴鹿市一般会計予算の関係分を議題といたします。当初予算議案ですので,分科会での説明は省略し,質疑に入ります。質疑のある方,御発言願います。  大西委員。 ○大西委員  73ページ,国体開催準備費119万5,000円とインターハイ開催準備費42万6,000円の内訳と準備委員会のメンバー構成をお伺いいたします。 ○後藤委員長  スポーツ課長。 ○石坂参事兼スポーツ課長  それでは,まず最初に来年度になりますけども,スポーツ課の中に国体推進室というのをつくりまして,その中で平成30年のインターハイ,平成33年の三重とこわか国体に向けて,これから準備が進んでいくわけでございます。その中で今回上げさせていただいております,まず平成30年のほうの全国高等学校総合体育大会に向けての準備といたしまして,これはことしインターハイが中国地方のほうでございますので,その広島を含めた,そういうところへ鈴鹿で開催します4競技,水球,サッカー,ハンドボール,ソフトテニスというのを視察に行くという費用を上げさせていただいております。  それともう1つ,今度は平成33年度開催の三重国体に向けての準備ということで,これは,ことしにちょっと今準備をしておいて来年度になりますけども,準備委員会というのを立ち上げる予定でございます。準備委員会が28年度の7月ぐらいをめどに準備されていきます。大体人数としましては,130名から150名ぐらいの委員を募って準備委員会を立ち上げていきたいというふうに思っております。当然,視察の中にも,委員会の中の準備委員さんも入っていただいて,岩手でございますので,岩手のほうにその競技を視察に行っていただくという,その部分,それと国体が終わりますと,事業概要説明会という,これはもう行政レベルの説明会というのが開催市が行いまして,こういうような,どのような状況でそれが進められたかという,行政レベルの会議がございます。それにもやはり参加をさせていただいて情報を収集していくというような形で対応させていただきたいと思います。それの旅費という形で上げさせていただいております。  以上でございます。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  わかりました。視察をしに行くということですね。  それで,来年,推進室がスポーツ課のところへできるわけやね。それで職員は何人体制になるのか,国体,それからインターハイの担当やね。その職員の体制は何人規模というのをお伺いします。 ○後藤委員長  スポーツ課長。 ○石坂参事兼スポーツ課長  今のところ要望しておる人数が確定するかどうかというのは,まだわかりませんけども,できれば4名から5名という形で要望はさせていただいております。  以上でございます。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  次に,73ページ,市立体育館の大規模改修費1,540万円ですね。これもインターハイ,国体に向けての改修になってこようと思うんですけども,これの今後の進め方ですね,工期,予定というか,どのようにやっていくのかというのをちょっとお伺いします。 ○後藤委員長  スポーツ課長。 ○石坂参事兼スポーツ課長  体育館でございますけども,三重とこわか国体のハンドボールの競技会場になっております。昨年ですけども,8月19日にハンドボールの中央競技団体のほうからの正規視察を受けまして,これはいろんなところでもお話させていただいておりますけども,アリーナの床の全面改修であったりとか,照明設備の更新ということを国体までに修繕してくださいというふうに言われております。それに合わせての修繕,改修になっていくわけなんですけども,とりあえず,まず28年度で基本調査を行う。基本調査をまず行います。これ,ある程度,今の消防法であるとか,建築基準法,いろいろこれも変わっとる部分もありますので,適合しとるかという部分もまず見ながら,それを行いまして,それとあわせて実施設計のほうも,これは2カ年で行いたいというふうな考えでございます。これからの中でその実施設計の中でも,それ以外にどこを直していかないけないかというのも,当然床とかめくりますと,その下にある配管がどうなっとるかというのもわかってくると思います。それによって予算,工期というのを確認しながらこれから進めていく。それまでの,それのまず取っかかりの部分というふうに御理解いただけるとありがたいと思います。  以上でございます。 ○後藤委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  ちょっとつけ加えさせていただきまして,委員会のほうから,閉会中のでいただいております空調関係につきましても,この28年度,29年度で2カ年にわたる実施計画の中で,新しく変えたらどうなんかとか,そういった検証もきちっとさせていただく予定でございますので,よろしくお願いいたします。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  次にいきます。69ページ,市民会館。市民会館使用料が966万2,000円,文化会館使用料が2,027万9,000円ということで,どうも見ても使用料が少ない。赤字運営というかね。維持費に何千万もかかっとるわけやから,下手すると何億になるわけで,それで,収入面として非常に少ないなと。特に市民ホールが1,000万いかんと,収入が。稼働率が50%いってないのやないかなと思うぐらい,いつもあいてる。これは委託しとるわけですよね,事業を事業団に。文化振興事業団とか,そういうところへ委託しとるんで,直接担当課としては手は下せないような感じなんですけども,芸文協とか,文化振興事業団やね,やっとるわけやから,ただ,余りにも稼働率が低いんで,ちょっとこの,こんな景気になってくると,大きな赤字運営,もともと赤字でも市民のための施設やから,やってかないかんという公共の役割はよくわかるんですよ。だけども,国保の赤字やいろんな問題が出てきとる,その財源がない時代に,果たしてこれだけの赤字運営をやっとってええのかというところがあるのと,何で100%稼働できないかというところね。50%ぐらいやと思うんやけど,稼働率また教えてもらいたいんですが,そこら辺をお伺いしたいのです。 ○後藤委員長  文化課長。 ○井上参事兼文化課長  それでは,稼働率のほうからお答えさせていただきます。まず,ホールですけれども,これ26年度の使用の稼働率ということでございまして,使用率はホールで53.9%でございます。 ○大西委員  市民ホールやね,これ。 ○井上参事兼文化課長  はい,市民会館のホールでございます。文化会館のホールはですね。 ○大西委員  ええよ,展示室言うて。 ○井上参事兼文化課長  展示室は,ちょっと低くなっておりまして17.8パーセントでございます。文化会館のほうでございますが,26年度,けやきホールが63パーセントでございます。 ○大西委員  けやきともう1つあったな。 ○井上参事兼文化課長  はい。さつきプラザのほうが64.5パーセントです。これが26年度の使用率ということでございます。  それと,維持費,維持管理に見合う使用料が得られていないというようなことに,関してでございますけれども,管理運営は,市民会館も文化会館も市が直営で行っております。実質,この両館とも貸し館というのが基本でございますので,自主的な事業は行っておりません。委員がおっしゃったように,市の文化事業は文化振興事業団が担っていただいているというような現状でございまして,確かに50から60ぐらいの稼働率であいてる日もたくさんございますけれども,やはり,今から大規模改修を行わせていただいて,そして天井を安全なものにして,そしてバリアフリー化をさせていただいて,エレベーターをつけるとか,非常に使いやすいような状況にさせていただいた後は,やはりそういった稼働率を上げる努力というものも当然していかなければならないというふうに考えておりますので,展示室も,今非常に稼働率が低いのは,エレベーターがないということもありまして,荷物を運んだり,人が上がるときに非常に不便な状態ですので,そういったものもエレベーターをつけることで稼働率のアップにもつながると思いますし,あとトイレのほうも,今現在,男女一緒のトイレとなっておりますので,そういったものをきちんと改修をさせていただいて,男女別,そしてみんなのトイレも設置させていただく予定でございまして,あと,今展示室がガラスが薄くて,壁が薄くて少しリハーサルとか練習に使用したいという希望はあっても,なかなか使えない状態ですので,そこら辺も改修をさせていただいて,今後はいろんな練習とか,いろんなリハーサルとか,そういったものにも使えるような形で改修を進めてまいりたいと思います。予算をお認めいただいた後の話なんですけれども,そういうことで努力をしていきたいというふうには考えております。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  今改修して,私たちの要望は聞かんと改修しとるわけやと。椅子も全部新たにするということでね,私らは高齢化社会やから椅子も大きくして,通路の幅も前後の幅も広くして,キャパの1,200を1,000になっても700になってもええやないかと,みんなが使いやすい,見やすいものにしてくれというふうに私は言うとったんやけど,聞かんとまた1,200しとるんやけど,その1,200というキャパが本当に使いやすいかどうかが,稼働率に出てくるのね。中途半端なんやね,1,200というのが。まだ500やと,文化会館のさつきがあるし,五,六百やとね。それで,800ぐらいもってくるとか,何かそういうふうにしてよそみたいに2,000とか大きくするのやったら,2,000ぐらいにもっていかなあかんと思うんやけど,どうも今の時代に1,000というのはね,使いにくい。幼稚園の発表会にしても学校の発表会にしてもそない要らない。要は使ってもらわなあかんのやろうけどね。キャパ数の問題もあるんで,その改修の椅子の大きさもね,従来どおり直すだけというふうに今やっとるわけやけど,仕方がないんやけど,今言うてもね。だけど,使いやすいようにしますって言って展示室にもエレベーターをつけるということ,これはええことなんね。それで,男女のトイレも直したり,喫煙所は隅へ持っていくとかね,いろんなことをやっとるけど,それはええんやけど,やっぱりどうしても稼働率が低いんで,財政が上り状況なときに,私も質問で今回言うとるけど,平成19年度ぐらいは財調でも100億ぐらいあった時代,今は30億しかない。このような時代で財調を崩して予算を組んでくような時代に,やっぱり赤字をいつまでも続けるのが市民のサービスと,市民サービスと思っとるのは,私はよくないんやないかなと思うんね。赤字運営を減らして,その市税の負担を和らげるという努力を今後,今行政に求められとるような時代やと私は思うんね。それで,500円安いからとか,そんなんで市民は喜ばへんと思うんやね。いかに稼働率を上げて,この,特に市民ホールが1,000万いかんというね,使用料で。これはね,誰がやってもあかんと思うね。行く行くは指定管理者制度をもっていかなあかんと思うんやけど,今の状況で指定管理にしたら受けるところはないんやないかなと,私は思うんやけど,その指定管理に対する考えはどうなんですか。一言だけでいいですけど。 ○後藤委員長  文化課長。 ○井上参事兼文化課長  当然,それを考えながら,今進めさせていただいております。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  文化会館に自販機が設置してないのね。今,公共施設はネーミングライツやらいろんなことで,自販機やら置いて,公民館とかそういうところへも置くようになって,収益を上げるようになってきとるんやけど,文化会館は喫茶店があるでか何でかちょっとようわからんねやけど,あっこだけ置いてないというのはちょっと,それだけお願いできますか。 ○後藤委員長  文化課長。 ○井上参事兼文化課長  文化会館に,確かにございません。喫茶店がありますので,そこの営業に支障が出るというふうな,そういう意見もあるんですけれども,やはり時代の流れといいますか,そういった自販機で飲み物を求めたい方もたくさんあるのも現状でございますので,今後はちょっと前向きに検討させていただいて,なるべく自販機を置けるような状況にしてまいりたいというふうには考えております。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  水とかね,お茶の自販機が欲しい人おるんでね,必ずしもコーヒーやないんで,そこら辺考えて,前向きに考えていってください。結構です。 ○後藤委員長  ほかに質疑ございますか。  森川委員。 ○森川委員  今の大西委員さんの質問とちょっとダブる部分もあるかと思うんですが,施設耐震整備費について,もう少し詳しく教えてもらえますか。市民会館の施設,,69ページですね。先ほどちらっと,展示室の改修もエレベーターをつけるようなことを伺ったんですが,私どもも使ってみて荷物の搬入が本当に大変だし,お手洗いの問題も大変苦労したのを覚えているので,その辺の改修がやっぱり図られていかないと難しいかなというふうに思うんですけど。 ○後藤委員長  文化課長。 ○井上参事兼文化課長  お手元のほうに,図面をお配りさせていただいております。カラーのほうが現状ですね。そして,1階と2階というふうに,2枚目に白黒のほうが改修後の市民会館の図面でございます。白黒のほうが改修後です。カラーが現状,今の状態でございます。  そして,内容といいますと。 ○古川文化振興部長   白黒の図面に従ってちょっと説明をさせていただきます。この白黒のほうですね,まず1階のほうです。 ○井上参事兼文化課長  よろしいでしょうか。まず一番改修のメーンといいますのは,当然ホールとロビーのつり天井の改修でございます。 ○後藤委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  この図面の,まず,玄関から市民会館の入り口のほうから説明をさせていただきます。まず,今の手で開けるような扉になっております玄関を自動扉に全てかえさせていただきまして,この図面で見ますと右上の風除室と書いてあるところでございます。白黒図面の右上ですね。風除室,ここをまず自動扉にかえさせていただきます。それで,入ってすぐの,図面上でいくと,左側のEVと書いたエレベーターをそこに設置しまして,2階へ,展示室のほうへ上がれるようにということで考えております。  それから続きまして,風除室からロビーのほうへ入っていただきましてすぐのところに多目的便所というのが書かせていただいてあるかと思います。ここ今クロークのような形になってほとんど使っていないところなんですけど,ここをみんなのトイレのような障害を持たれた方,あるいは妊産婦の方,いろんな方がお使いいただけるようなトイレを考えております。同じこのトイレにつきましては,そのまま真っすぐ下に下がっていただいて,もう1カ所,喫煙室の上にも多目的便所というのが書いてあると思いますけど,2カ所そういうものを設置をさせていただきます。  そして,ロビーの真ん中あたりに授乳室というのが2つ設けてございますが,女子トイレの前あたりになるんですけども,ここにきちっとした分離型の授乳室を2カ所設けさせていただいて,なるべく喫煙室から離した場所で授乳をしていただけるようにというふうに考えております。  それから男子トイレ,女子トイレにつきましても,中を全て改修します。今,ちょっと基準に合ってないようなサイズですので,全て改修させていただいて,なおかつ女子の便所の中にパウダールーム的なものも少しつくらさせていただく予定でございます。  あと,先ほどから大西委員がおっしゃってみえるように,左側の椅子席は全部取りかえをさせていただく予定でございます。  あと,それぞれ消防法に関係したスプリンクラーとか,そういったものの設置,あるいは楽屋の改修とかですね,そういったものをさせていただく予定でございます。  そして次めくっていただくと,2階のほうの図面があるかと思うんですけども,2階の図面のカラーやなしに白黒のほうでございますが,非常によく似た図面で申しわけございませんが,2階のほうですね,エレベーターを上がったところから説明をさせていただきますと,エレベーターを上がりますと,そのまま展示場のほうに入れるようにということで,展示室のほうも今階段ですので,スロープを北側の窓側に沿ってつくらさせていただきます。それと,エレベーターホールを上がっていただいて,催し物のときは右にも出られるようにさせていただいて,座席が上のほうの方については,どうしても階段等を下から上がっていただかななりませんので,逆にエレベーターで上がっていただいて,少し下がっていただいて着席していただけるようなことを考えております。  それから,先ほどの展示室の一番左側のところですけども,トイレを,ちょっと機械室との間に縦長でトイレの絵があると思いますが,これで男子トイレ,女子トイレを分けた形でつくらせていただきまして,展示室の利用しかないときは,こちらのほうを利用いただけるように改修をさせていただく予定でございます。  大ざっぱ的には,そういった大きな部分では,そういった改修をさせていただく予定でございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,今は展示室へ入っていく入り口と,市民会館のホールへ入る入り口とが別々になっていたけれども,入り口は1つで,中へ入ってからエレベーターを利用したり,2階へ上がったりできるようにするんですか。 ○後藤委員長  文化課長。 ○井上参事兼文化課長  今は展示室へ入っていくところ,エレベーターを設置するところがございますよね。そこから入っていっていただきますよね。そして展示室へ入るようになってますし,また,今後は,エレベーターを使いたい方が両方入れるようにという,そういう設定をさせていただいてます。例えばお年寄りの方とかが階段を上がるのが大変で,2階席をとってる場合なんかにエレベーターをお使いいただいて,そして展示室の入り口のところまで行っていただいてホールへ入れるという,そういうふうな流れができるような改修を考えております。
    ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,市民会館を利用する方もエレベーターを利用して2階席へ,ホールを利用するときにも,その2階席のほうにはエレベーターから行けるように,今の展示室の流れで行けるようにするということなんですね。展示室とホールとの間は,多分今はドアで仕切られていたと思うんですけど,それはそのまま仕切りはついていくわけですか。 ○後藤委員長  文化課長。 ○井上参事兼文化課長  そのとおりでございます。 ○森川委員  それと,これで多分,展示室の利用頻度は少し広がるんではないかなというふうに思いますし,トイレの改修というのは,いろんなイベントをするときに大変有効だと思うんですよね。使い勝手のいいトイレというのはよろしいし,子供さんを連れた方にも配慮された授乳室をちゃんと設けたというところもとてもいいことかなというふうに思います。  市民ホールとか文化会館というところは,市民の文化行事にできるだけたくさん使っていただくという点では,安ければ安い方が私たちはいいと思うんですね。そうでないと,そこの敷居が高いといろんな行事がやりにくくなるという点では,極力上げるなということは,私たちは要望しているんですけれども,採算のとれる施設ではないですよね。基本的に採算がとれる施設ではないと思っていますので,そういう点では,やっぱりもうちょっと,使い勝手がよくって,できるだけ稼働率を多くするというのは大事ですけど,使用料そのものについては,できるだけ安く,その上で一定,金額の維持ができればいい。文化事業にそんなにお金を出さなくてもいいぐらいの事業を市民レベルでやれると,それはありがたいことですけどね。ありがとうございます。 ○後藤委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  大西委員からの御意見,それから森川委員からの御意見,両方ともいろいろ参考にさせていただくのは多いんですけども,まず1つ,ちょっとうちが考えてるのは,貸し館とそこでやる事業は区別をさせていただきたいなと。そこでやる事業が黒字になるか,赤字になるかというのは事業のやり方で,席を満席にして料金を幾らか取れば黒字にはなってくると。ただ,うちがやらしていただいておるのは貸し館事業で,ホールを貸し出しましょうと,そういった方たちに。そこの中で黒字になるというのは非常に難しいかなと。これは極力,なるべく収入は,大西委員言われるように上げていかなあかんと思っております。ただ,やはりこういった市民会館とか,そういった施設というのは,ある程度,市民の誰もが利用できるような料金で,ある程度の質を確保できるサービスを提供していくのが公共の目的の1つかなと。それで,なぜかといいますと,やっぱり整備や維持管理・運営にもすごい投資が要ります。今回も要ります。ただ,これが民間で,市内でそういうホールをやっとるところがあるかというと,ほとんど地方では,民間ホールというのは経営上成り立たないような状況が多いです。やっぱりそういったことを,民間で成り立たない部分について,やはり公共が全市域を対象とした望ましい質や量のサービスを確保していくというのもやっぱり役目かなと思っておりますので,極力,稼働率を上げることは,大西委員おっしゃられるように,ことは極力やっていきたいと思っておりますが,それで100%運営費を賄えるかというと,そこのところはちょっと厳しいところもあるかなと考えておるのが現状でございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  確かに,今,部長がおっしゃられるような姿勢でいっていただきたいなと思うんですね。私どもも子供を育てているころ,子供の演劇サークルなどに参加しながら,その演劇を見る機会をつくったり,いろいろしてまいりましたが,そういうときに会館の使用料が高いと,結局,保護者のレベルでは,なかなかそういう劇団を呼んだりとかいうのが難しくなってくるので,使用料が極力安ければ,本物のものを呼ぶところにもっと入場料を使えるという点でいいものを呼び込んでいくということができるので,それはすごくありがたいので,その姿勢はやっぱり持ってていただきたいなと思います。 ○後藤委員長  予算質疑ですので,よろしくお願いします。ほかにございませんか。  山口委員。 ○山口委員  まず予算書の53ページの雑入,市立体育館ネーミングライツ,石垣池のネーミングライツ,このことについてちょっと詳しく教えてください。 ○後藤委員長  スポーツ課長。 ○石坂参事兼スポーツ課長  ネーミングライツに関しまして,昨年の12月2日になりますけども,市立体育館と石垣池の陸上競技場を,AGF鈴鹿さんのほうでネーミングライツをとるということで,AGF鈴鹿体育館,AGF鈴鹿陸上競技場という形で,体育館のほうは年間300万円,陸上競技場のほうは年間200万円という形で6年間の契約を結ばさせていただいた,この分の収入ということになっております。  以上でございます。 ○後藤委員長  山口委員。 ○山口委員  わかりました。次に予算書73ページ,シティマラソン開催費についてですが,これ700万円使うということですが,人数的に,今ここに書いてある7,500人とかありますけど,推移をまず教えていただきたいのと,ボランティアをたくさんの方にやってもらっているという経緯がありますけど,ボランティアって何人の方に,今実際やってもらってるのかちょっと教えてください。 ○後藤委員長  スポーツ課長。 ○石坂参事兼スポーツ課長  今までの参加申込者数ですけども,25年度が7,762名,26年が7,483名で,平成27年度が7,559名の参加になっております。一応7,500名ということで,定員を締めておりますけども,申し込みの関係,インターネットであったりとか,郵便振替とか,その辺の関係があって,ぴたっと数字は合いませんので,そういうような状況になっております。  それと,それに対しましてのボランティアは,27年度は580名のスタッフの方が参加していただいて,この大会を盛り上げていただいたというような状況でございます。  以上でございます。 ○後藤委員長  山口委員。 ○山口委員  これ580人の方,いろんな形で応募されてると思うんですけど,これも例えば年々,ふえとるのか,なかなか集めにくい状況なのか,現実にちょっと私もかかわったことあるんで,集めづらい状況というのはわかってるんですけど,高校の野球部まで引っ張り出さなあかんというような状況も存じ上げてはおるんですけど,ちょっと状況教えてください。 ○後藤委員長  スポーツ課長。 ○石坂参事兼スポーツ課長  先ほど山口委員言われたように,580名,何とかいろんな団体が声をかけていただいて集めておるのが状況でございます。当然のことながら,マラソン,ジョギングも含めてですので,高校の陸上部,中学校の陸上部を中心にボランティアも参加していただいておりますし,それとは別に白子高校の野球部さんであったりとか,稲生高校のバスケット部さんであったりとか,いろんな方も協力してあげるよという方も来てもらってます。ちょっと名前はかわりますけども,ランポーレさんの選手の方も出ていただいたりとかして,何とかこの大会をおもてなしの部分も含めて盛り上げていこうというような,今ボランティアの体制になっております。今後,ちょっと維持していくのは難しいかわかりませんけども,引き続きお願いは続けて,こういうような大会を運営していきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ○後藤委員長  山口委員。 ○山口委員  鈴鹿シティマラソンって,非常に全国的に有名になりつつはあると思うんですけど,人数的なものとか,ボランティアの数も,なかなか難しいと思いますので,とにかく頼んでもらわんことにはボランティアも集まらんと思いますので,また,よろしくお願いします。 ○後藤委員長  スポーツ課長。 ○石坂参事兼スポーツ課長  大会も含めて,当然運営も含めて,鈴鹿の陸協さんであったりとかに協力をいただいて進めております。どうしてもほかの大会も重なってくる時期でございますので,よその大会で,少し大きな大会があればそちらのほうに人が流れるということもあるんですけども,何とか7,500人ぐらいが毎年来ていただいとるということがありますので,それはまたサーキットを使ったマラソンをするという,ジョギングをするという,魅力であるというふうに思っております。ですので,その方らが,気分よく走っていただけるような,数もこの辺ぐらいがやはり限度なんかなというふうにも思っておりますので,そういうような形で進めさせていただきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  部長と私の意見は合わんのでいかんのやけど,何で7,500人やと,私から言わすとね。何で1万人にせんのやと。というて,駐車場の問題とかボランティアの問題とかという話なんやけど。せっかく鈴鹿の名所のサーキットの中のレーシングコースを走れるという,最大限のメリットがあるんで,募集要項見ても7,500人定員って書いてあるんで,何で1万人目指さんかなと思って,部長に聞いたら,「いや,もう駐車場いっぱいですわ」って言うけど,私は,そういう人たちがいろんなところから来てもろて,終わってから,鈴鹿のまちを賑わしてもらいたいわけよ。そのまま帰ってもらうんやなくて。そうすると,観光振興にもなるし,物産が動くし,というようなことで,やっぱりそういういろんな行事は,これから大きな行事がないんで,目玉行事として1万人やってってもらいたいわけやけど,予算がないというわけやないと,私は思っるのやけど,その考えはどうですか。予算はないですか。 ○後藤委員長  スポーツ課長。 ○石坂参事兼スポーツ課長  予算はこれで十分であると思っておりますし,当然参加料とかその辺も含めての話やと思いますので,それはマラソンの実行委員会の形式を立ち上げてやっておりますので,市としては,今回も700万円という,これがつきましたら,これはその実行委員会に委託をするというような部分の金額になってくると思います。その中で,いろいろ1万人という話もそうなんですけども,やはり,ただ,申し込みも1カ月半ぐらいとっておって,7,500名で切っとるわけではございませんので,ふえたら,もう少し申し込みがふえるかもわかりませんし,ただ,今までのずっと流れを見ておると,別に切らんでも大体これぐらいの人数になっていくというような状況にもなっておりますし,先ほど言わせていただいたように,やはり競技を運営していく中で,やはり駐車場の問題も1つありますし,当然コースへおりていくときの,やはり通路もやはり,そういうようなコースに出るためのあそこは通路ではございませんので,どうしても出発時間が近づいてくると,皆さんが集まってきて非常に危ない状況もございます。当然のことながら,コースの中で10キロを走ったり,5.6キロを走ったりとしますので,コースも,待っとる人もおる横を10キロが走っていくとか,いろいろ,その工夫はいろいろあります。やはりこれがもう少し人数がふえて1万になると,やはりそういうところの危険性というのは非常にふえてくる,あるいはレースを走られる方が,やはりちょっとこの大会はっていうようなイメージにつながるということもございますので,できればこういうような形で,今の形がその実行委員会の中でも,これぐらいの人数も含めて行うのがベストであるというふうな意見もいただいておりますので,そういう中で協議をさせていただいておるというような状況でございます。  以上です。 ○後藤委員長  山中委員。 ○山中委員  ありがとうございます。図書館費ということでちょっとお伺いしたいと思います。162ページ,163ページかと思います。運営サービス事業費の中で,これ図書館のコンピュータシステムの更新ということ,これも含まれてるかと思うんですが,更新というと,これ新しくつくりかえるのか,何か維持管理,何かこう新しい,いい何かがなるのか,ちょっと御説明いただけたらと思いまして。 ○後藤委員長  図書館長。 ○北川図書館長  更新ということで,5年ごとに更新が必要ということが言われてまして,来年度はその年に当たるということで,大きな転換を迎えることになっております。  以上です。 ○後藤委員長  山中委員。 ○山中委員  今,これ図書館のページですけど,全くじゃあ,新しいものができ上がるような形になるんでしょうか。 ○後藤委員長  図書館長。 ○北川図書館長  内容については,今まだ仕様書もできておりませんので,どのように変わるかというのは決まっておりません。今,ごらんいただいてる,その図書館ホームページのトップページにつきましては,図書館システムが変わることによって連動して変わるというものではなくて,今でいう,秘書広報課と協議をしまして,中身,表示方法というのを図書館と協議をして決めているところです。  以上です。 ○後藤委員長  山中委員。 ○山中委員  ありがとうございます。以前,実はホームページのことを質問させていただきまして,すぐに改善いただきまして,非常に使いやすくなったかなと,私も思ってありがとうございます。また1つ提案というとあれなんですけれど,これ先ほど申し上げたページなんですが,例えば津市さんですと,よろしいんですかね,ここへ出させていただいても。例えばこれ津市さんホームページですけども,ここからもう実は本を検索できるんですよね,入れていただいて。これ今の鈴鹿ですと,ここから1つクリックしてもう2つ目にいかないと本が検索できないんですね。そういうようなところも1つ御提案というか,御検討いただいてもいいのかなというふうにひとつ思いましたが,どうですか,いかがでしょうか。 ○後藤委員長  図書館長。 ○北川図書館長  今回予算計上をしておりまして,それをお認めいただきましたら,その予算の範囲内で業者さんとの契約が結ばれるということになりますので,予算の範囲内でできることは,できるだけ利用者の利便性を向上できるように努めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  163ページのバリアフリー整備の3,500万円について伺います。石薬師のトイレ改修工事というふうにうたってありますけれども,これでいきますと,鈴鹿市の公民館のバリアフリーとか,男女別のトイレの改修ができていないところ,あと幾つ残るのか,その費用についても,もう少し丁寧に教えてください。 ○後藤委員長  生涯学習課長。 ○浅野参事兼生涯学習課長  28年度につきましては,石薬師公民館の男女別トイレを実施させていただきます。それ以降につきまして,今のところ実施設計を組んでいる公民館がございまして,それぞれ28年度,29年度,30年度と3館決まっておりますもので,その分については男女別トイレの整備に向けてやっていきたいと考えておるところでございます。  その後,残っているところもあるんですけれども,それにつきましては今,なかなか公共施設の見直しもございますもので,とにかく今決まっておるところの3館について当面の課題として事業を進めていきたいと考えているところでございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  できるだけ早くしていただきたいのと,高齢者がふえてきますと利用にすごく不便を来しますので,そのあたりの検討をぜひしていただければなと思います。今回の石薬師公民館の場合はトイレの改修だけで3,500万円ですか,そのほかついでに何か。 ○後藤委員長  生涯学習課長。 ○浅野参事兼生涯学習課長  石薬師のトイレの改修ですけれども,女子トイレと多目的トイレの両方を増築して設置すると。今現在の共用のトイレを男子のトイレに改修する。そのほかに,増築していくことになりますと,植栽の部分であるとか掲示板の部分であるとか,そこら辺の撤去や造成も必要になってまいります。そのほか,地盤がやわらかいというふうなこともございまして,そういった地盤の改良工事とか,浄化槽についても合併浄化槽にかえていく,今のを取りかえて合併浄化槽にかえる,そのほか車椅子用のスロープの設置とか,玄関ホールの床,壁,天井,そういったところもございますもので,こういった3,500万円というふうな費用になっているところでございます。  それと,先ほどあと何館残っているのか,3つしたところあと何館残っているのかにつきましては,4館残っておりますもので,それについては今後整備をしていく中で考えてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  よくわかりました。  それでは,次の図書館サービスのところで,先ほど運営サービス事業費でシステムの更新については山中委員さんが聞いていただいたんですが,今回,今までは余りサービス事業費という捉え方はしてなかったと思うんですけども,説明を読んでいますと,図書館の木製備品購入とかあるんですよね。これは多分みえ森と緑の県民税市町交付金を活用した事業だと思うんですが,最近の図書館へ行って大変感激したというか,お金をかけずに施設整備をやったというところですばらしいなと思ったんですけれども,今回の活用はどういうところに使われるんでしょうか。 ○後藤委員長  図書館長。 ○北川図書館長  確認なんですが,みえ森と緑の交付金の使い方をということでよろしかったでしょうか。はい,わかりました。今年度は先ほど言っていただいたように,本館のかなりの多くのものを買いました。あと,次年度につきましては図書館の雑誌入れですね,雑誌を入れる専用の棚というのが,一般的な本を立てる棚ではないものなんです。多分,図書館に来ていただいた方は御存じと思いますけど,新刊,最新号を棚の手前に置いて,バックナンバーをふたをあけて中にしまい込むという,そういう専用のがあるんですが,それを購入するのが1点。それが38万5,000円がその棚用です。あと残りが手づくり用キットというものを300組購入しまして,図書館に来ていただいた児童の方を中心に,おうちで使っていただける机の上に置く本棚をつくっていただいて,持って帰っていただきたいと。家に帰ってもみえの森と緑を感じていただいて,学習に専念していただければなと思いまして,そのようなことを考えております。  以上です。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,それはすごくよくわかりましたが,次の図書館費の図書購入費の部分ですが,去年は2,200万ぐらいだったと思うんですけど,ことしも少しはふえていますが,これの内容はDVD等の購入がふえていくということもあってふえたのかなという気もしないでもないですけど,どういうところがふえてきたのか教えてください。 ○後藤委員長  図書館長。 ○北川図書館長  以前に200万円ふえたものにつきましては視聴覚資料をふやすという理由で増額をしていただきました。27年度につきましては,図書館に自販機を2台設置するという予定がございまして,その建物収入ですね,そちらを見込んだものが40万円アップということで,27年度は2,240万円だったんですけれども,入札をしました結果,その自販機の収入分が112万円ほどありましたもので,その分そのまま図書購入費につけていただくようにしました。  購入の内容につきましては,江島の改修が28年度に計上してございますが,改修した後,そこに置く本を購入するのに多分に充てているところでございます。ほかにも全体的に予算をふやしているものもございますが,図書館の本の中で児童書だけではなくて,一般書のほうにも振り分けてはおりますけれども,全体的にこの数字を使っていきたいと思っております。  以上です。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  自販機を設置することで自助努力をしたというのはすごいすばらしいことかなというふうに思えるんですけども,もう1つ,先ほどの答弁の中にもありました江島の分館の改修というのはどのようにしていかれるんでしょうか。 ○後藤委員長  図書館長。 ○北川図書館長  江島の改修につきましては,まず昨年の9月末まで入っていただいてました鈴鹿市芸術文化協会の事務所があったんですけれども,そこが市役所の別館第3のほうに移っていただきましたので,会議室30平米ほどのところがまるっとあきました。そこを壁とか床も整備をしまして,入り口で靴を脱いで全て入っていただけるようにするために,まずじゅうたんを敷くのと,その会議室の壁紙をかえたり,あるいは照明を閲覧用のにかえたりというようなところと,パーティションが2カ所あるんですけれども,1カ所のパーティションは取り外します。もう1カ所のパーティションは事務所側から閲覧室を,事務所と閲覧室の間にあるパーティションなんですが,事務所から閲覧室が全然見えないですので,それが見えるように,ガラスにはならないと思いますけど,見える,スケルトンのような,そういう素材のものにかえていただいて,中で子供さんが危ないことしてないかということが見えるようにしていきたいというふうに思っております。主な改修は以上でございます。 ○後藤委員長  森川委員。 ○森川委員  全てじゅうたんにして,靴を脱がないと入れないというのはちょっと使い勝手が悪くならないかなという心配があるんですけども,その辺は,現状でそうしたほうがいいという判断をされたんでしょうか。 ○後藤委員長  図書館長。 ○北川図書館長  現在も児童書が置いてある閲覧室にはじゅうたんが敷いてありまして,奥の今回改修する部屋に行く通路分だけじゅうたんの色が変わってまして,色が変わっているところだけ土足でもいいよという,今のほうが使い勝手が悪いという感じなんですね。大きな閲覧室と色の変わっている通路を挟んだ反対側にも本が置いてあるんですけども,そこの本を見るには,土足のところをまたいでというか,はだしのまま移動しなければいけませんので,そういった不便がなくなりますし,現在も江島を使っていただいている利用者さんは主に小さいお子さんを連れてきていただく方ですので,はいはいをしたりですとか,そこで寝転んだりとかいうようなことも,じゅうたんならではのよさだと思っていますので,そういったことが今の利用者さんはなれていらっしゃるということもあります。なので,通路で靴を脱ぐのではなくて,入り口のところで脱いでいただいて,全体を靴なしで過ごしていただけるというふうにしたいと思っております。 ○後藤委員長  永戸委員。 ○永戸委員  考古博物館の保存整備事業費ということでかなり多額の5,512万円というのがありますが,ページは161ですね。これの目的,内容,工事業者の選定,見積もり部分等について,御説明をお願いいたします。 ○後藤委員長  考古博物館長。 ○澤井参事兼考古博物館長  伊勢国分寺跡の保存整備事業ですけれども,伊勢国分寺のところを歴史公園として整備保存しているところなんですけれども,来年度の整備内容ですけれども,まずは遺構明示標示として掘立柱建物を建てることになっております。そちらのほうが4,000万かかります。その後,土塁,土系鋪装とか,芝張りとか,サインの設置工事で1,500万円,あとそういう整備に関する指導委員会のほうの会議で12万円を予定しております。内訳はそういう形になっております。 ○後藤委員長  永戸委員。 ○永戸委員  工事業者とかの。 ○後藤委員長  考古博物館長。 ○澤井参事兼考古博物館長  工事業者は課外工事でやっておりますので,うちで直接じゃなくって,よその課ですね,例えば市街地整備とかそちらのほうで入札をしていただいております。 ○後藤委員長  永戸委員。 ○永戸委員  そうすると,これは中身のいろいろな改修工事とかというのではなくて,外身の公園化に伴う部分というふうに考えていいんですね,そうすると。 ○後藤委員長  考古博物館長。 ○澤井参事兼考古博物館長  おっしゃったとおり,公園にするための整備で,遺跡のほうを残しながら公園に整備していくということでございます。  以上です。 ○後藤委員長  永戸委員。 ○永戸委員  目的としては,公園化にして,より集客しながら文化財の魅力を発信するみたいなイメージの目的になるんですか。 ○後藤委員長  考古博物館長。 ○澤井参事兼考古博物館長  そうですね。伊勢国分寺跡を,国の史跡でございますので,そちらのほうをきちっと整備して,隣に隣接しております考古博物館,そちらのほうで一応ガイダンス施設ということで,そちらのほうでその内容について展示とかをして,両方合わせて文化財を発信していく施設ということにさせてもらっております。
     以上です。 ○後藤委員長  山中委員。 ○山中委員  永戸委員の質問にちょっと関連するんですけど,そちらの集客ということ,私も考古博物館数回しか行ったことなくて申しわけないんですが,でも楽しく拝見させていただきまして,特別展なんかも。一方,28ページ,29ページなんかの歳入を拝見しますと,博物館観覧料は45万円ということになるんでしょうか,年間通してということですね。大西委員も御指摘あったかと思うんですけど,集客をやっぱり高めていただく,そういうような今後の御予定というか,お考えをお聞かせいただけたらと思うんですけど。 ○後藤委員長  考古博物館長。 ○澤井参事兼考古博物館長  観覧料なんですけれども,入館料は当然無料なんですけれども,これは特別展,企画展に伴う観覧料なんですけれども,入館者のほうは多分ことし1万人超えてるんですが,ほとんど無料で入っていただく方が多いということで,70歳以上なんかは無料ですし,身体障害者の方も無料ですし,あと講演会とかいろいろイベントしたときにも無料で開放しておりますので,どちらかというとうちらのほうは文化を広めていくというところですので,余りそれで収入を見込んでいるというんではなくて,広く文化のほうを知っていただき,勉強していただく施設ということですので,そういうふうには,観覧料ということは余り考えておりません。  以上です。 ○後藤委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  ちょっと補足なんですけども,博物館法に原則無料とせよというのが書かれております。ですから原則無料で,ただし,法律のただし書きの中で,実費等が必要な,いろいろな展示をやる場合はそれについてはある程度は徴収してもいいよという博物館法の規定がございますので,原則無料という法律の規定に基づいてやらせていただいております。 ○後藤委員長  山中委員。 ○山中委員  不勉強でした。ありがとうございます。今,ちょっとまたホームページということを,先ほど図書館に申し上げましたので,ホームページも拝見しますと,特別展なんかも御掲示いただいておるんですけども,残念ながら実は新着情報,特別展開催していますって書いてあるんですが,これも多分終わっとるんですね。ですので,そういうふうなところでも,もちろん広く市民の方に知っていただくんでしたら,そういうところももう少しお力を入れていただく,例えばメニューなんかも拝見しますと,このごろのホームページですとアクセスみたいな形でわかりやすく,どういうふうに行くんですよなんていう,そこら辺も少し御考慮,メニューなんかでもいただいてもいいのかななんていう,ちょっと思ったりもしましたので,また御検討いただければと思います。 ○後藤委員長  考古博物館長。 ○澤井参事兼考古博物館長  御意見いろいろありがとうございます。そのように検討させていただきます。ありがとうございました。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  69ページ,文化振興事業補助4,259万2,000円。文化振興事業団への補助金だと思うんですけど,文化振興事業団の事業内容が何かこの補助金にもたれたような内容としか見受けられないんですよね。いつまでも補助があって,ずっとこの金額はもらえるもんやと,もらえるって言ったらおかしいな,補助やから本来の活動の一部に充てるというぐらいのものでないといかんと思うんね。文化振興事業団,今は前市長の川岸さんが会長でやってみえる。あと女の子がみえて,事務局がうちから行っとるというようなことで,女の子に聞いても給料安いしっていうて,ぼやいとるのやけど,それはもうけやんであかんのやわと言うとるのやけど,冒頭にも言うたように,この文化振興事業団は4,500万円なら4,500万円の仕事でええと思とるのかどうか,要はね。文化を振興する事業団やで,補助金をもうたらそれだけの活動でええかというような,私はそれはちょっと違うやないかなと思うんやね。あくまでも補助やから,もうちょっとひとり立ちができるように今のうちにやっていってもらわないと,いつまでも鈴鹿市が4,500万円出しとるかというと,そうでもないと私は思うんやね。減っていくときもくると思うんやね,2,000万円ぐらいになるときもあろうかと思う。そのときにやっていけるような体制を今とっておいてもらわんと大変なことになると思うんやね,文化振興について。そこら辺はこの4,259万2,000円かの決算すると思うんやね,文化振興事業団がこの金額に対しての。活動率というか,そういうのはどうなんやろうね。残る年もあるわけか。足らん部分もあるわけか。補助金やから私は足らんで当然やと思とるんやけど,ここの決算関係はどないなっとんのかなと思って,当然部長らが行くんやないかなと思うんやけど,行かへんのか。金出したらそのまま。ちょっと,その補助を出しとるところをやっぱりちょっと見やんといかんのやないかなと私は思うんね。 ○後藤委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  まず補助につきましては事業団の活動,決算につきましては議会のほうへ毎年きちっと報告をさせていただいておりますので,そちらのほうの内訳を見ていただければ詳細がわかっていただけると思います。うちのこの事業につきましては,主に確かに文化振興事業団の経営部分,事務費的な部分の補助とあとはうちの委託事業,文芸賞とか美術展の委託事業で,それ以外に文化振興事業団としてもいろいろなイベントとかはやっております。ただ,採算的には厳しいという状況はうちはお聞きはしておりますし,いろいろなところ,理事会等にもうちの課長たちは行っておりますので,そこら辺はきちっと聞いてきております。ただ,詳細な内訳については毎年きちっと自治法に基づいた報告をさせていただいておる中で,議会のほうにも提出をさせていただいておりますが,ちょっとこの場に細かい数字を持っておりませんので,そちらをごらんいただければありがたいかと思います。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  議会に報告があるということはわかっとるのやけど,私も見とるからわかっとるのやけども,わかっとった上で言うとるのやけど,ちょっと出すほうから,市から補助を出すほう側から見ると,もうちょっと力つけてってくれよとかね,そういうアドバイスはしないとどうなんかなと私は思うんやけども,どうですか。 ○後藤委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  市のほうからは例えばもっと協賛事業で,協賛企業をとってくださいとか,それからあるいは将来の指定管理に向けてそんな体制はとっていけますかと,それやったら自分とこで中をとってください,それから活動範囲が定款のほうで三重県内となってますので,鈴鹿市民会館に限らずに県文を使ったりしてもっと集客できるイベントで,そちらで収益を上げることも考えてくださいというのは毎年,冒頭に局長等にはお話はさせていただいております。ですから,今後徐々に向こうも改善をしていただけるということを聞いておりますので,来年度以降またいろいろな発想が出てくるかなと思っております。  以上でございます。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  最後に,補助金額なんやけど,これが妥当かどうかというところなんやけど,事業団のほうからもうちょっと上げてくれとか,そんなことはないんですか。 ○後藤委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  美術展等については多少,27年度で上げております。それプラス市のほうもお手伝いをやっており,本来,委託事業ですので,完結していただかなあかんのですけども,やはり人員的に少ない部分がございます。ただ,人件費については今のところ,それ以上上げていくと市も相当の財政負担になってまいりますので,逆に自分たちの事業で確保をある程度,収益も上げていただいて,その中から出せる体制も整えてってくださいという前提の中で,今,一応現状維持でずっと通させてはいただいております。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  最後のところは私と部長,一緒の考えやな。そこはな。合うたで,よかったです。  以上です。 ○後藤委員長  山中委員。 ○山中委員  72ページ,73ページからなんですけれども,三重バイオレットアイリスに対する補助金ということで監査委員さんからの報告書にもあったんですけれども,補助金の,こちらのほうに精算根拠が不明であるのでというような御提言が,何か文言がありましたので,この今回の補助金60万円というのは,これの御指摘を受けてこのお金になったということでよろしかったんでしょうか。 ○後藤委員長  スポーツ課長。 ○石坂参事兼スポーツ課長  この金額は昨年と同じ金額を予定させていただいております。その部分で御指摘いただいた部分はどういうような積み上げも含めてこの額になったのかということを御指摘いただいておりますので,その分については今,ちゃんと精査した分を出させていただくというような対応にさせていただいております。それがちゃんと積み上げてこの額になったというのはちゃんと報告できるような,そういうような額というふうに判断しております。  以上です。 ○後藤委員長  山口委員。 ○山口委員  1点だけ,73ページの管理運営委託料,野球場のことですけど,石垣池と桜の森,軟式野球場は同じなんですけど,こんなに倍も違うというのは何がこんなにかかるのかなと,ちょっと教えてください。 ○後藤委員長  スポーツ課長。 ○石坂参事兼スポーツ課長  石垣よりも今の桜の森の部分だと思うんですけども,今まで野球場として余り使ってない状況の中から,これを今から野球場で使うということで,芝の部分であったりとか,あとグラウンドの土の部分の改良というのがとてもこれからかかってくるということで,この2年間ぐらいはそこのまず野球場としての機能をちゃんと維持できるようにこの額を決めさせていただいております。ある程度落ちついてくれば,当然のことながら石垣,西部のような形で対応できるというふうに思っておりますので,当初の間はしばらく芝の管理,土の管理というのをちょっとさせていただきたいというふうに思ってこの額にさせていただいております。  以上です。 ○後藤委員長  70分ほど経過しましたので,1号議案の質疑は終了させていただいて,第27号の質疑に入る前に5分間の休憩をいただきたいと思います。              午後 4時45分休憩         -------------------------------------------              午後 4時54分再開 ○後藤委員長  休憩前に引き続き,分科会を再開いたします。議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)の関係分を議題といたします。  提案理由の説明をお願いします。 ○後藤委員長  文化課長。 ○井上参事兼文化課長  議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)のうち文化振興部の所管するものについて説明させていただきます。先に歳出から説明させていただきます。  今回の補正は事業の確定に伴い減額補正をさせていただくものでございます。補正予算書の26ページをお開きください。総務費,総務管理費,文化振興費の委託料,一番下の段でございますが,1,000万円の減額は市民会館のつり天井耐震改修外工事実施設計業務委託費の入札差金による減額補正でございます。説明は29ページにわたっております。  次に52ページ,53ページをお開きください。教育費,社会教育費,文化財保護費の説明欄の埋蔵文化財保護費70万円の減額は,緑と歴史にふれる古墳・城館等整備補助事業補助金の対象となる応募がなかったことによるものでございます。同じく,緊急発掘調査費480万円の減額は間瀬口遺跡1件のみの事業であったため,事業対象が縮小されたことによるものでございます。  次は,同じく52ページの第2目公民館費の施設整備費のうち,栄公民館3,716万5,000円の減額は太陽光発電パネル及び蓄電池等設置工事の入札差金が生じたことよるものでございます。  次のページの同じく公民館費の施設整備費のうち,バリアフリー整備393万1,000円の減額は,深伊沢公民館トイレ増築工事設計委託について,当初は増築を含む内容の外部設計委託を予定しておりましたが,建物内部の改修でトイレを設置する方法に変更したため,外部設計委託の必要がなくなったことによるものでございます。  最後になりましたが,歳入の説明に入らせていただきます。予算書24ページでございます。市債の第6目教育費市債のうち,説明欄の最下段ですが,公民館施設整備債2,560万円の減額は深伊沢と栄公民館の施設整備に伴う事業費が減額したことにより起債額を変更するものでございます。  説明は以上です。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○後藤委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  ちょっと補足をさせていただきます。先ほど53ページの予算書,施設整備費の栄公民館の3,716万5,000円の減額のところにつきまして,文化課長が太陽光発電パネル及び蓄電池等設置工事の入札差金と説明させていただきましたが,それに本体の建設工事の入札差金も加わっての金額でございますので,補足をさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 ○後藤委員長  説明は終わりましたので,質疑に入ります。  御質疑があれば御発言願います。  森川委員。 ○森川委員  55ページのバリアフリー整備費の393万1,000円の減額で,先ほどの説明でいきますと,設計を外部に委託しようと思っていたものを,取りやめたということですよね。外部に委託しないで内部でできるということは,どういうこと。 ○後藤委員長  生涯学習課長。 ○浅野参事兼生涯学習課長  当初は増築も含めて考えておりましたもので,増築しなければなかなかそれができないというふうな考え方であったんですけれども,再度見直していく中で,現状の中でもできると,そこで設計ができましたというふうなことでしたもので,その設計分について393万1,000円を減額させてもらったものでございます。 ○後藤委員長  文化振興部長。 ○古川文化振興部長  補足をさせていただきます。これ外部に設計委託を増築でしようと思っておったんですけど,内部でしたもので,管財営繕課の市の職員で設計ができました。ですから外部委託の費用がなくなったということで,その額をまるっきり減額をさせていただくということでございますので,外にできた中にできたのと違いまして,設計自体を市の職員でできたということで減額をさせていただきました。  以上でございます。 ○後藤委員長  ほかに質疑。  大西委員。 ○大西委員  ちょっと聞き漏らしかもわからんので,もう一遍教えていただきたいんですけど,53ページの埋蔵文化財保護費70万円ですね,減額。これ応募がなかったっていうようなことをちょっと聞いたんですけど,どういう内容の応募か。 ○後藤委員長  考古博物館長。 ○澤井参事兼考古博物館長  こちらの70万円ですけれども,県の森と緑の補助金を使った事業なんですけれども,名前が緑と歴史にふれる古墳・城館等整備補助事業というのを立ち上げまして,例えば隣接地に隣接してある古墳とかがあった場合に,そこに鬱蒼としてきたというときに,本来は地権者の方がやっていただくんですけれども,例えば重機入れてやるような,竹がぐわっと来ているときに,この補助金を使いまして,それで整備をさせていただいて,後で古墳として市民の方からもわかるようにきれいに整備をするようにしたいなと考えているんですけれども,それで対象となるような地権者のところにお話は行ったんですけれども,やはりなかなか本人さんのほうもそこまで同意が得られなかったということで,応募がなかったということでございます。また引き続き来年もそういうところには御協力いただけるように働きかけていきたいなと思っております。  以上です。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  地権者の同意が得られなかったので工事はできなかったということなんですね。基金の活用ができやんだと。これ対象となる物件というか,箇所というか,どのぐらいあるんですか。 ○後藤委員長  考古博物館長。 ○澤井参事兼考古博物館長  遺跡自体はまず1,300ぐらい市内にございます。そのうちの古墳というのが半分の600ぐらいあるんですけれども,ほとんどが形をとどめていなくて,あとこういう住宅地に隣接,ほとんど畑とかだったら余り,そのままでも,里山としてそのまま保全しておけばいいんですけれども,隣接ですと,近所から草が伸びてきたということで,景観上悪いので苦情が出たりしますので,そういうところは10件ほどございます。そのうちの一番緊急性の高い,そこは地権者が,自分が古墳を守りしていくのがちょっとあれで,破壊してしまいたいような,そういうお話があったので,そこでちょっとお話をさせていただいているという状況です。 ○後藤委員長  大西委員。 ○大西委員  すると,今後もとりあえず引き続き,あと対象者がようけおるもんで,そういうところへ声をかけていくということやね。 ○後藤委員長  考古博物館長。 ○三村参事兼考古博物館長  はい,そうでございます。 ○後藤委員長  ほかに質疑ございますか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○後藤委員長  ないようですので,以上で本件の文化振興部所管分の質疑を終了いたします。  これより採決を行いますが,教育長と環境部長に入室いただきますので,しばらくお待ちください。  委員会議案第19号に関係ない執行部さんには退室していただいて結構です。お疲れさまでした。             〔教育長,環境部長入室〕 ○後藤委員長  それでは,引き続き文教環境分科会を再開いたします。  それでは,議案第1号及び議案第27号の採決に移りたいと思いますが,まず議案第1号について討論がございましたら御発言をお願いいたします。  森川委員。 ○森川委員  日本共産党の森川です。私どもは今回の平成28年度鈴鹿市一般会計予算については大筋で反対の立場です。しかし,この委員会での審議を見ていましたらあえて反対はしないでおこうという,反対はしませんという態度で討論をさせていただきます。  持続可能な社会とか優しい社会というのはやっぱり教育とかがとても大切にされるものでなければいけないというふうに考えてはいるんですね。財政が厳しいときほど教育というのは力を入れなければいけない問題ではないかなというふうに思っております。それで減額の幅が大きくて7%にまで教育予算を削っているというこの現実をやっぱり改めるために,教育長にはもうちょっと頑張って執行部と財政と議論をしていただきたいなという,一つ大きな問題点として入れさせていただきます。  施設改修が長寿命化などと合わせて行われて,施設改修がおくれていく中で,今回の教育予算の中にはトイレの改修とか,学校施設の抜本的な改善に向かう予算が何も入っていなかったなというのはとても残念です。特別支援教育の発達障害児などの対応というのは本当に発達支援が必要なお子さんだけの問題ではなくて,一緒に学ぶ教室内での苦労や子供たちの育ちを応援するという点ではとても大事なので,教員の加配とか,支援員の配置というのはその都度きちんと行っていただきたいというふうに思います。  学校図書については,特に司書の配置というのは絶対必要不可欠な問題だと思うので,今のように巡回指導だけで外部に委託しているようなやり方ではなくて,内部でちゃんと職員を抱えて,足りないながらでも内部で職員を抱えてやるという方向へ進めていっていただきたいということを希望として強く求めていきたいと思います。  文化振興部の問題では,市民会館を大幅に耐震改修と合わせて改善をして,皆さんの利便性をよくしようという点では,特に展示室へのエレベーター設置というのはとてもすばらしいことだと思います。大変待たれていたことなので,ぜひ早急に改善をしていっていただきたいと思います。  図書館,公民館などの改修も利便性を高めようと思えば,施設の改修というのはどうしても不可欠ですし,図書費を購入する費用をふやすこともあわせて大事にしていっていただきたいと思います。この点での意見を少し述べさせていただいて,反対はしませんという態度でいきますので,よろしくお願いします。 ○後藤委員長  ほかに。  森田委員。 ○森田委員  私,全体的な中では本当に森川さんが言われたように教育予算が減って,本来,最低限しなきゃいけないようなトイレとか,最低限の設備自体の予算が入ってないというふうな部分というような組み方というのが非常に問題であると。また教育予算が少ない中で,今回,学校規模適正化事業費ということで1,000万円が計上されています。ここにこのお金をかけるというのが,今回の中でも質問させていただいた中で,非常にこれが確実に効果を出すとはとても思えないという意味がありますので,この予算の執行に当たっては,さらにその内容とか細かいことを議会に諮っていただいて,きちっと説明をして議会からの承認を受けていただきたいという要望を加えた中で,予算全体としては賛成をさせていただくというようなところで考えておりますので,よろしくお願いします。 ○後藤委員長  ほかに。  永戸委員。 ○永戸委員  基本的に賛成討論というふうにさせていただきますが,きょうも質疑させていただいたように,例の愛宕幼稚園の跡地整備費の部分が,説明の部分,それからニーズの聞き取りの部分も含めて,確実にされたという説明でありましたけども,より多くの人々,住民に対してのそういう部分を今後,確実にはかっていっていただくということ,これからもいろいろ出てくると思いますので,公共施設の部分については。確実に住民ニーズの部分の把握,それから結果が決まったことの説明責任という部分をより多くの自治会さん,PTAだけに限らず,より多くの方にしっかりとやっていただくと。それを条件に賛成討論とさせていただきます。 ○後藤委員長  ほかに討論ございますでしょうか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○後藤委員長  なければ,議案第1号を採決いたします。  議案第1号 平成28年度鈴鹿市一般会計予算の関係分について,原案に賛成の方は挙手をお願いいたします。              〔賛 成 者 挙 手〕 ○後藤委員長  挙手全員であります。よって,議案第1号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第27号について討論がございましたら御発言をお願いいたします。  森川委員。 ○森川委員  日本共産党の森川です。  議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)についても,同じように全体的には国保問題が含まっていたりして反対ですけれども,委員会所管分については反対するものではありませんでの,賛成の立場で臨みたいと思います。 ○後藤委員長  ほかに討論ございますでしょうか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○後藤委員長  ないようですので,これより議案第27号を採決いたします。  議案第27号 平成27年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)の関係分について,原案に賛成の方は挙手をお願いいたします。              〔賛 成 者 挙 手〕 ○後藤委員長  挙手全員であります。よって,議案第27号は可決すべきものと決しました。  以上で,当分科会に分担送付されました議案の審査は全て終了いたしました。  分科会委員長報告でございますが,正副分科会委員長に一任ということで御了承いただきたいと思いますが,御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○後藤委員長  御異議ございませんので,正副分科会委員長一任ということで御了承願います。  以上で,予算決算委員会文教環境分科会を閉会いたします。              午後 5時15分閉会         -------------------------------------------    鈴鹿市議会委員会条例第29条第1項の規定によりここに署名する。             予算決算委員会文教環境分科会委員長 後 藤 光 雄...