では、座って失礼いたします。
多度地区小中一貫校整備事業の概要につきましては、
全員協議会の中で何度か御協議をいただき、去る7月7日にプロポーザルによる事業者公募を開始いたしております。公募開始後、本事業への参加を検討いただいております事業者との質疑応答や対話を重ねてまいりました。本日は、提案書類の受付が近づく中、本契約までの今後のスケジュールにつきまして御報告申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。
それでは、詳細につきましては、新たな
学校づくり課長から御説明をいたします。
6: 新たな
学校づくり課長(筧
直樹)
おはようございます。教育委員会、新たな学校づくり課の筧です。よろしくお願いします。
着座にて失礼します。
私からは、多度地区小中一貫校整備事業の本契約までの今後のスケジュールにつきまして御報告させていただきます。
それでは、お手元の資料を御覧ください。
1ページ、事業スケジュールについてでございます。
多度地区小中一貫校整備事業につきましては、先ほど
教育長よりお伝えいたしましたとおり、既に7月7日に公募を開始いたしております。来月、11月10日が、提案書類受付の締切日となっております。その後の手続につきましては、提案書類がそろっているか、市の求める要求水準を満たしているかといった基礎審査などを行い、年内には事業者選定委員会を開催いたしまして、優先交渉権者を決定する予定でございます。
このことと並行いたしまして、事業者の提案価格が、さきの
全員協議会において御説明いたしましたように、現計予算の70億8,000万円を超えることが想定されますので、12月議会におきましては、物価上昇等を考慮した令和4年度予算の補正を上程させていただきたいと考えております。補正予算の額につきましては、優先交渉権者の決定前のため、事業者の提案価格に基づき、適正な額について議案を提出したいと考えております。補正予算をお認めいただければ、議決後に優先交渉権者を受注者とする仮契約書の締結をさせていただく予定でございます。
年が明けまして、来年1月には臨時議会をお願いし、多度地区小中一貫校整備事業における本契約締結のため、議会の議決及び仮契約に基づき予算の整理をさせていただきたいと考えております。
多度の子供たちのよりよい教育に資することができる小・中一貫校の一日も早い整備に向けて、庁内連携して準備を進め、引き続き事業進捗を図ってまいります。
報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
7:
議長(
辻内裕也)
ありがとうございました。
ただいまの説明について、お聞き漏らし等がありましたら御
発言願います。
8: 21番(
伊藤惠一)
前に説明していただいたかどうかちょっと記憶がないんですけど、プラスアルファということで。どこまで、上限というのは決めていますか、そちらでは。決めていたら幾らですか。
9: 新たな
学校づくり課長(筧
直樹)
11月10日が提案書類の受付締切日でございますので、この場ではお答えを差し控えさせていただきたいと考えております。
10: 21番(
伊藤惠一)
提案の中身じゃなくて、市としてどこまで出す考えなのか、それ以上は出しませんよというような数字を聞いておるんです。
11:
教育次長(
小中一貫校整備担当)(
小林代二)
教育次長の小林でございます。
提案価格に対する競争を妨げることになりますので、市の増額の想定額というものは持っておりませんし、具体的に今、お示しをすることはできません。
事業者は提案、参加するまでにかなりの人とお金もかけて参加してもらいますので、何としても受注したいというふうに、各者考えてみえると思います。一旦70億8,000万円という市の基準価格を示している以上、飛び抜けて高値で入れてくることは、可能性としては低いのかなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
12: 21番(
伊藤惠一)
最後ですけど、仮にそういうふうな提案、交渉権者というか金額が決まったとして、プラスアルファでね。それ以上、また順次、物価高とか、いろんな人件費とかどのくらい増えていく、それはどこぐらいまで想定して許容すると考えていますか、1割か2割か3割か。当然、契約の中に入ってくるんじゃないかと思っていますけれども。
13:
教育次長(
小中一貫校整備担当)(
小林代二)
教育次長の小林でございます。
まず、受注後は、契約書に基づきまして、物価上昇、スライドに関しましてはそういった情報が入っておりますので、その中で、受注者と発注者協議の上で、物価動向も踏まえた上で協議して変更すべき額を決めていくという形になります。以上でございます。
14: 20番(
伊藤真人)
伊藤です。
現在、何者の応募があるんでしょうか。
15:
教育次長(
小中一貫校整備担当)(
小林代二)
教育次長の小林でございます。
参加表明いただいているところは複数者はございますが、競争の妨げになってしまいますので、現在のところ、具体的な数はお示しすることはできませんので、御了承いただきたいと思います。以上です。
16: 19番(
市野善隆)
市野です。
事業スケジュールをこうやって書いていただいたんですが、これに付随する事業もあるわけですよね、進入路とか。いろんなことは多度でちらほらお聞きをしたんですが、基本的な考え方では、事業本契約をする予定の段階には、進入路のいろんな諸
問題、つまり買収とか、それは全て解決していると理解したこの事業スケジュールなんでしょうか。当然、工事搬入路とかができるんですから、ここが結構ポイントになると思うんですけど、いかがでしょうか。
17:
教育次長(
小中一貫校整備担当)(
小林代二)
教育次長の小林でございます。
進入路につきましては、歩車分離のための拡幅整備を行うということで、この9月の補正予算でその事業費を計上させていただいております。現在、鋭意、沿道の地権者と用地交渉の準備を進めておるところでございます。並行して、用地測量等の業務を発注してまいりますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。
18: 19番(
市野善隆)
歩行者と車を分離するために拡幅をするわけですが、おおむね事業に対しては、その路線の方々、対象の方々は御理解をいただいて、前向きというふうに理解してよろしいんですか。
19: 新たな
学校づくり課主幹(
小中一貫校担当)(
伊藤昭人)
新たな
学校づくり課主幹の伊藤と申します。
私、
道路事業の関係で、地権者の方と交渉しておりますけれども、おおむねの方には御了解をいただいております。以上でございます。
20: 13番(満
仲正次)
予算面についてちょっとお聞きしますけれども、補正で。現状、建設資材の物価が、ここ半年、1年は非常に値上がりしているという状況ですよね。今回、契約するに当たって、要するに当初予算枠をオーバーするんじゃないかという見込みの中で補正を考えておると、これは分かるわけです。
ただ、これ、工期が3年以上になるわけですよ。これ、完成時期がまだ明確に示されておらない状況ですよね。そういう中で、この3年間の工期をいかに考慮する、どういうふうに予算枠の中で考慮していくかということを考えておるかどうか。
これは、上がるばかりじゃない、下がる要素もあるしね。コロナとかウクライナだとか、ああいう突発的な、世界的な大きな事象というか要素が発生する可能性はあるわけなんですけれども、工期が1年ぐらいならともかく、3年という工期を考えて、やっぱりその辺を考慮した予算を取られておかないといかんと思うんですけど、それについてはどう考えておるか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
21:
教育次長(
小中一貫校整備担当)(
小林代二)
教育次長の小林でございます。
物価上昇等に関しましては、今、状況として先行き、分からない部分が多いと考えております。日本建設業連合会というところが出している、8月時点なんですが、やっぱり建築関係、建設関係の物価というのは、10%以上は上昇しているというのが今の状況です。これがこの先、どのような上昇傾向になるか、また、議員御指摘されたとおり、下がる可能性も考えられるという中で、全体事業が1年を超える事業になってまいりますので、先ほどもお答えしたとおり、契約条項の中でそういったものに関しましては、極端な物価上昇等、物価の下降に関しましてもそうなんですが、当初の請負金額から著しく金額の差異が出た場合には、事業者と発注者で協議の上、適正に価格を変更するなり対処していくというふうな形になりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。
22:
議長(
辻内裕也)
ほかによろしいでしょうか。
23: 3番(森下幸泰)
森下ですけれども、前回のプロポのときの説明にもあったかもしれないんですけれども、これからこのスケジュールに従って審査をしていくわけになりますけれども、最近のプロポの結果を見ていると、整備に係る事業費のところが一番、決定の決め手になっていることが多いかなというふうに思うんですけれども、やっぱり学校ですので、これからもう何十年も使っていくということを考えると、当初の整備費だけではなくて、やっぱり維持管理のコストがどうなるかというところも含めて検討いただきたいと思いますし、また、桑名市としては、やっぱりゼロカーボンシティ宣言もしているということもありますので、そういったところで、例えば空調に関しても、自然エネルギーを使った空調ですとか、そういったゼロカーボンシティにもつながるような、そういったところも評価をしていただきたいなというふうに思いますけれども、その辺りはどういうふうにお考えでしょうか。
24: 新たな
学校づくり課長(筧
直樹)
新たな学校づくり課の筧です。
その点につきましてなんですが、やはり提案内容と提案価格、そういったところをやはり総合的に評価して選定いたしたいというように考えています。
25:
議長(
辻内裕也)
ほかによろしいでしょうか。
26: 26番(伊藤研司)
伊藤研司です。
統廃合と一緒に、跡地活用の
問題が全然、今日もちょっとぐらいは出てくるかなと思ったんですけれども、これを成功させるためには、四日市市でも、今日も新聞に出ていましたが、やっぱり笹川地区でもそうなんですが、私が知っているところの藤原、藤原と桑名というのはちょっと違いますが、でも、やっぱり跡地活用の
問題が非常に重要視され、これこそ本当に地域主権というか、跡地活用の
問題は本当に地域主権なんですよね。
だから、やっぱりそれは、本来ならば私は同時並行で進めていくのがよかったんじゃないかなと思うんですけれども、こういうことですのでしようがないんですが、今後、やっぱり跡地活用の
問題と統廃合と一緒になって、小・中一貫と平行して進めていっていただきたいなと思っています。
以上、答弁は要りません。
27:
議長(
辻内裕也)
ほかによろしいでしょうか。いいですかね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、この件については以上で終了いたします。
当局の皆様、ありがとうございました。
(理事者退室)
以上で本日の案件は全て終了しました。
これをもって
全員協議会を閉会いたします。
午前10時15分 閉会
以上、会議の顛末を録しここに署名する。
議 長 辻 内 裕 也
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