桑名市議会 > 2020-09-11 >
令和2年第3回定例会(第5号) 本文 開催日:2020-09-11
令和2年第3回定例会(第5号) 名簿 開催日:2020-09-11

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  1. 桑名市議会 2020-09-11
    令和2年第3回定例会(第5号) 本文 開催日:2020-09-11


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    最終取得日: 2023-05-09
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-09-11: 令和2年第3回定例会(第5号) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 134 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  議長伊藤真人選択 2 :  市長伊藤徳宇選択 3 :  議長伊藤真人選択 4 :  議長伊藤真人選択 5 :  議長伊藤真人選択 6 :  11番(諏訪輝富選択 7 :  議長伊藤真人選択 8 :  理事防災危機管理担当)(久保康司選択 9 :  議長伊藤真人選択 10 :  11番(諏訪輝富選択 11 :  議長伊藤真人選択 12 :  理事防災危機管理担当)(久保康司選択 13 :  議長伊藤真人選択 14 :  11番(諏訪輝富選択 15 :  議長伊藤真人選択 16 :  理事防災危機管理担当)(久保康司選択 17 :  議長伊藤真人選択 18 :  11番(諏訪輝富選択 19 :  議長伊藤真人選択 20 :  副市長水谷正雄選択 21 :  議長伊藤真人選択 22 :  11番(諏訪輝富選択 23 :  議長伊藤真人選択 24 :  総務部理事(法務担当)兼総務課長(金子洋三) 選択 25 :  議長伊藤真人選択 26 :  11番(諏訪輝富選択 27 :  議長伊藤真人選択 28 :  14番(辻内裕也) 選択 29 :  議長伊藤真人選択 30 :  市長伊藤徳宇選択 31 :  議長伊藤真人選択 32 :  14番(辻内裕也) 選択 33 :  議長伊藤真人選択 34 :  市長伊藤徳宇選択 35 :  議長伊藤真人選択 36 :  14番(辻内裕也) 選択 37 :  議長伊藤真人選択 38 :  副市長水谷正雄選択 39 :  議長伊藤真人選択 40 :  14番(辻内裕也) 選択 41 :  議長伊藤真人選択 42 :  19番(市野善隆) 選択 43 :  議長伊藤真人選択 44 :  19番(市野善隆) 選択 45 :  議長伊藤真人選択 46 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 47 :  議長伊藤真人選択 48 :  19番(市野善隆) 選択 49 :  議長伊藤真人選択 50 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 51 :  議長伊藤真人選択 52 :  19番(市野善隆) 選択 53 :  議長伊藤真人選択 54 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 55 :  議長伊藤真人選択 56 :  19番(市野善隆) 選択 57 :  議長伊藤真人選択 58 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 59 :  議長伊藤真人選択 60 :  19番(市野善隆) 選択 61 :  議長伊藤真人選択 62 :  市民環境部長(後藤政志) 選択 63 :  議長伊藤真人選択 64 :  19番(市野善隆) 選択 65 :  議長伊藤真人選択 66 :  市民環境部長(後藤政志) 選択 67 :  議長伊藤真人選択 68 :  19番(市野善隆) 選択 69 :  議長伊藤真人選択 70 :  市民環境部長(後藤政志) 選択 71 :  議長伊藤真人選択 72 :  19番(市野善隆) 選択 73 :  議長伊藤真人選択 74 :  市民環境部長(後藤政志) 選択 75 :  議長伊藤真人選択 76 :  19番(市野善隆) 選択 77 :  議長伊藤真人選択 78 :  統括監兼市長公室長(加藤眞毅) 選択 79 :  議長伊藤真人選択 80 :  19番(市野善隆) 選択 81 :  議長伊藤真人選択 82 :  統括監兼市長公室長(加藤眞毅) 選択 83 :  議長伊藤真人選択 84 :  19番(市野善隆) 選択 85 :  議長伊藤真人選択 86 :  教育長(近藤久郎) 選択 87 :  議長伊藤真人選択 88 :  19番(市野善隆) 選択 89 :  議長伊藤真人選択 90 :  教育長(近藤久郎) 選択 91 :  議長伊藤真人選択 92 :  19番(市野善隆) 選択 93 :  議長伊藤真人選択 94 :  議長伊藤真人選択 95 :  19番(市野善隆) 選択 96 :  議長伊藤真人選択 97 :  7番(成田久美子) 選択 98 :  議長伊藤真人選択 99 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 100 :  議長伊藤真人選択 101 :  7番(成田久美子) 選択 102 :  議長伊藤真人選択 103 :  教育部長(中村江里子) 選択 104 :  議長伊藤真人選択 105 :  7番(成田久美子) 選択 106 :  議長伊藤真人選択 107 :  教育長(近藤久郎) 選択 108 :  議長伊藤真人選択 109 :  7番(成田久美子) 選択 110 :  議長伊藤真人選択 111 :  市民環境部地域コミュニティ局長(堀田嘉一) 選択 112 :  議長伊藤真人選択 113 :  7番(成田久美子) 選択 114 :  議長伊藤真人選択 115 :  教育部長(中村江里子) 選択 116 :  議長伊藤真人選択 117 :  7番(成田久美子) 選択 118 :  議長伊藤真人選択 119 :  教育部長(中村江里子) 選択 120 :  議長伊藤真人選択 121 :  7番(成田久美子) 選択 122 :  議長伊藤真人選択 123 :  産業振興部長(高橋 潔) 選択 124 :  議長伊藤真人選択 125 :  7番(成田久美子) 選択 126 :  議長伊藤真人選択 127 :  市長伊藤徳宇選択 128 :  議長伊藤真人選択 129 :  7番(成田久美子) 選択 130 :  議長伊藤真人選択 131 :  議長伊藤真人選択 132 :  市長伊藤徳宇選択 133 :  議長伊藤真人選択 134 :  議長伊藤真人) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午前10時00分 開議  ○開議の宣告 議長伊藤真人)  おはようございます。  開会に先立ち、市長から昨晩の大雨による当市の被害状況などについて発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長。 2: 市長伊藤徳宇)(登壇)  おはようございます。  再開に先立ちまして、昨晩の大雨における災害の状況につきまして御報告を申し上げます。  昨日夕刻より、三重県北部に暖かく湿った空気が流れ込むとともに、上空に寒気が入ったことにより大気の状態が非常に不安定となり、桑名市内で時間雨量最大76ミリの大雨となりました。  この大雨により県道142号桑名東員線、新西方1丁目の西方インターチェンジで、道路の冠水により車両2台が水没、通行止めとなりましたほか、東金井地内の員弁川右岸で男性2人が取り残され、消防などが救助に当たるという事案が発生をいたしました。  また、先ほど申し上げました県道142号桑名東員線、新西方1丁目の西方インターチェンジのほか、長島運動公園管理通路、藤が丘蓮花寺線など7か所の道路が冠水により通行止めとなりました。  このほかにも、久米小学校の給食室などに雨水が流れ込む被害がありましたほか、蓮花寺地内の宅地造成箇所から民家敷地内の一部に土砂が流れ込むという事案も発生をしております。  現在も被害状況を収集中ではございますが、幸いこれまでに人命に関わるような大きな被害の情報は入っておりません。今後、大きな被害を伴う新たな情報が入りましたら、改めて御報告をさせていただきたいと思います。  既に台風シーズンにも入っております。今後も気を抜くことなく対応に当たってまいりますので、よろしくお願いをいたします。 3: 議長伊藤真人)  ただいまのとおりでございますので、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程及び議事説明員は、お手元に配付のとおりでございますので、御了承願います。  これより日程に従い取り進めます。
       ───────────────────────────────────────  ○会議録署名議員の指名 4: 議長伊藤真人)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、森 英一議員及び太田 誠議員を指名いたします。    ───────────────────────────────────────  ○一般質問 5: 議長伊藤真人)  これより日程第2、一般質問を昨日に引き続き行います。  それでは、通告がありますので、発言を許します。  11番 諏訪輝富議員。 6: 11番(諏訪輝富)(登壇)  皆さん、おはようございます。11番、桑風クラブ、諏訪輝富でございます。  議長のお許しをいただきましたので、一問一答にて一般質問を行わせていただきます。  まず、今般の新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応で、医療従事者並びに保健所の皆様の御尽力に対しまして、心より感謝申し上げます。また、各種給付金に関する申請、確認作業等、担当されました皆様にも重ねて感謝申し上げます。  さらに、9月6日襲来の台風10号の対応並びに、昨日から本日未明にかけまして大雨警報の発令がありまして、災害対策本部が設置されました。対応されました市職員の皆様にも重ねて感謝とお礼を申し上げます。  それでは、一般質問に入らせていただきます。項目につきましては、さきの議員の一般質問と重複する部分がございますが、私なりの視点、思いがございますので、質問のほうをさせていただきたいと思います。  それでは、一般質問に入らせていただきます。  大項目1、防災について、中項目(1)、防災拠点施設整備について、1)、桑名市防災拠点施設の整備進捗状況及び今後の予定について。  現在建設が進められております桑名市防災拠点施設も完成を目前に控えまして、工事の進捗状況を確認させていただきたいと思います。建物部分が完成いたしますと、ソフト部分の臨時の医療救護所としての役割を含め、桑名市の防災拠点施設の中心施設として、今後の展望が明らかになると思います。供用開始時期を含め、今後の予定についてお伺いいたします。よろしく御答弁お願いいたします。 7: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  理事。 8: 理事防災危機管理担当)(久保康司)(登壇)  おはようございます。  所管いたします事項1、防災について、(1)桑名市防災拠点施設について、1)整備の進捗状況について、2)今後の予定については相関連いたしますので、一括して御答弁申し上げます。  星見ヶ丘地区に整備中の桑名市防災拠点施設は、管理棟と総合棟の建設工事と舗装工事を含む外構工事があり、現在、管理棟の建設工事が終了し、倉庫棟の建設工事については、おおむね80%の進捗状況で進められているところでございます。この倉庫等の建設工事の進捗に合わせて、敷地の舗装工事などを含む外構工事を予定しております。  これらの工事に併せまして、施設で使用するフォークリフトや、ローラーコンベア、エアーテント、その他備品等につきましても配備を進めているところでございます。  次に、施設の完成についてでございますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、あまり大きな式典は難しいと思っておりますが、現在の予定といたしましては、11月1日日曜日に竣工式を開催させていただきたいと考えているところでございます。  また、大規模災害時にこの施設をより効果的に使うことができるよう、令和3年3月には、三重県をはじめ医師会や、協定を締結している企業の皆様にも御協力をいただき、受援訓練を実施したいと考えております。  平常時は別といたしまして、この施設を災害対応のために頻繁に使うことがないことを願うばかりでございますが、今後、いざというときのために、できる限りの準備を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (11番議員挙手) 9: 議長伊藤真人)  諏訪議員。 10: 11番(諏訪輝富)  御答弁ありがとうございます。  当施設は、文字どおり大規模災害発生の場合、拠点であり、有事の際の利活用の方法等、関係者間の周知徹底には万全を期しておいていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、(2)、新型コロナウイルス感染症の現状を踏まえた避難所運営についてお伺いしたいと思います。  昨日現在の感染状況ですけれども、三重県で444名、うち桑名市で37名でございます。  1)、避難所ごとの収容人数について、避難所の密集を避けるため、1人当たりの専有面積が明示され、加えて、通路、配布物資、保管場所等を考慮した場合、避難所収容人数が当初想定よりも大幅に減少することとなります。避難をしてきた方を、夜間、風雨激しいところ、収容人数に余裕のある他の避難所まで移動させたり、収容人数が超過した場合、避難所への入場を制限したというふうな事例も報告されております。  広報くわなの9月号記載の、風水害時におけるこれからの市の避難対策という防災特集が今回明示されまして、避難所の基本的な考えが示されました。  それによりますと、長島の場合ですけれども、波浪警報を除く警報が発令されました場合、以前は避難所として指定されておりました長島の北部小学校、中部小学校、伊曽島小学校及び長島中学が浸水想定区域に立地しているということで、避難所として開設しない、そういうこととなっております。  それに代わりまして、伊曽島のまちづくり拠点施設、長島の地区市民センターの3階、長島防災コミュニティセンターの3か所が開設されることとなりました。以前に比べ、収容人数は相当数減員になっていると思われます。避難所ごとの収容人数の把握が必要かと考えます。  これは、避難ごとの収容人数を把握することによりまして、対応していただく職員の皆さんの間の連携を強化して、先ほどもちょっと触れましたけれども、収容人数が超過したとき等、空いているところに移動させるだとか、そういうことがスムーズに行えるようになるんじゃないかと思っております。当局の見解を求めます。  それと、先ほど申しました長島中部小学校のほうには、ここは災害時の避難所ですの立て看板が設置されております。ちょっとほかの学校等は未確認ですが、看板の撤去予定等についてもお伺いできればと思いますので、よろしくお願いいたします。 11: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  理事。 12: 理事防災危機管理担当)(久保康司)  所管いたします事項1、防災について、(2)新型コロナウイルス感染症の現況を踏まえた避難所の運営について、1)収容人数について、2)入場時の対応について、順次御答弁申し上げます。  まず、1)収容人数についてでございます。  議員からも御紹介いただきましたが、広報くわな9月号におきまして、風水害時におけるこれからの市の避難対策といたしまして、新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点も踏まえた、避難対策や、開設する避難所、超大型台風の接近が予想される場合の対応などについて周知をさせていただいたところでございます。  具体的に申し上げますと、避難所は、小・中学校からではなく、まちづくり拠点施設を優先的に開設していくことや、浸水想定区域内にある避難所の開設は最小限にとどめること、開設する避難所や開設するタイミングなどをお示しさせていただきました。  しかしながら、現在、地域防災計画でお示ししている避難所等の収容人数は、避難所の避難環境や感染症対策を考慮していないため、実際の運用においては、大規模風水害などで多くの避難者が発生した場合、避難所が不足することも考えられます。  このため、広報でも、自宅が安全な場合には自宅にとどまっていただくことや、避難しなければならない場合でも、親戚や知人の御自宅など、御自身で避難先が確保できる場合はそちらへ避難していただくことも、併せてお願いをさせていただいております。  避難所の収容人数につきましては、こういった課題を踏まえて現在検証中であり、昨年度末に津波浸水想定区域内にお住まいの方を対象に実施させていただきました避難行動に関する意識調査の結果も参考に、策定を進めている広域避難計画に反映させてまいりたいと考えております。  なお、避難所に設置している看板につきましては、設置時期が古いものもあり、表記の仕方については課題として捉えており、それぞれの避難所が対応可能な災害種別に応じて、分かりやすく表記していかなければならないと考えております。  次に、2)入場時の対応についてでございますが、優先的に開設するとしている避難所には、既に臨時議会でお認めいただいた予算を活用し、非接触型体温計や消毒液、フェースシールド、マスク、ゴム手袋、靴袋などを配備させていただきました。避難所の皆様には、入場時に体温測定と問診票の記入に御協力いただくほか、靴袋の利用や手指の消毒などをお願いすることとしており、スペースを空けての避難にも御協力をいただくこととしております。  その上で、感染を疑う方が避難されてこられた場合は、可能な限りほかの避難者とは別の部屋で待機していただいたり、別の部屋を御用意するのが難しい場合はプライベートルームなども活用したりして、なるべく避難場所や動線を分けるほか、共有部分については定期的に消毒を行うなど、できる限り状況に応じた対応を行いたいと考えているところでございます。  また、避難所担当職員につきましては、通常時の避難所の対応のほかにも、新型コロナウイルス感染症の対応にも当たる必要があることから、限られた職員数でありますが、避難所の数に応じて可能な限り職員を増員できる体制も整えているところでございます。  いずれにいたしましても、避難所での感染リスクをゼロにすることは困難であります。避難者の皆様には、感染症の症状の有無にかかわらず、御自宅での避難は本当に危険なのか、親戚や知人の家などへの避難はできないのか、いま一度確認をしていただいた上で公的避難所へ避難していただきたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (11番議員挙手) 13: 議長伊藤真人)  諏訪議員。 14: 11番(諏訪輝富)  御答弁ありがとうございました。  広報くわな9月号で示されました自宅にての垂直避難、安全な場所に立地する友人、知人宅への分散避難の市民の皆様への周知、こちらについては、まだまだしていく必要がある事項であると思います。あらゆる機会を通じて、周知に努めていただくようにお願いしたいと思います。  続きまして、(3)になります。適切な避難行動をとるために必要な判断材料の提供について、1)三重県公表の高潮浸水想定区域図に基づくハザードマップの更新について、桑名市作成の防災マップの基礎資料となるデータであり、市民の皆さんの避難行動の判断材料となる最も重要な資料であります。最新データによる防災マップの更新時期についてお伺いいたします。  広報くわなの9月号の防災特集による新指定避難場所を周知徹底するためにも、早期の防災ハザードマップの更新が必要と考えます。防災ハザードマップの更新配布時を含め、防災ハザードマップに対する認知度向上、利活用方法の周知等、具体的に検討されていることがありましたらお示しいただきたいと思います。よろしくお願いします。 15: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  理事。 16: 理事防災危機管理担当)(久保康司)  所管いたします事項1、防災について、(3)適切な避難行動をとるために必要な判断材料の提供について、1)三重県公表の高潮浸水想定区域図に基づくハザードマップの更新について御答弁申し上げます。  市では、平成31年3月に、洪水、津波、土砂災害、それぞれのハザードマップを掲載した桑名市防災マップを作成し、各戸配布させていただきました。  しかしながら、さきの議員にも御答弁をさせていただきましたが、先月、三重県から発表された高潮浸水想定をはじめ、新たな土砂災害警戒区域の指定や、中小河川の浸水想定区域図が公表されてきている状況であります。  また、市といたしましても、今回、風水害時の避難所の開設方針を見直したことを踏まえ、防災マップの更新が必要な時期に来ているものと認識しております。  新たな防災マップの発行時期につきましては、今年度から事前準備を進め、県との調整を図りながら作成したいと考えており、来年度の春の出水期に間に合わせることを目標にしたいと思っております。  新しいハザードマップは、各ハザードに対応する避難所のほか、河川ごとの浸水状況や、ため池ハザードマップについても掲載したいと考えております。これによりハザードマップがより身近なものとなり、地域の防災訓練などでも御利用いただくなど、その地域の危険性の理解につながればと考えているところでございます。御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。                   (11番議員挙手) 17: 議長伊藤真人)  諏訪議員。 18: 11番(諏訪輝富)  御答弁ありがとうございます。  更新されるハザードマップは、市民の皆様にとって今まで以上に身近なものとして利活用していただく必要があると思います。ぜひ、先ほども申し上げましたけれども、その利用方法だとか、見方だとか、そういうことについての周知、その辺のところを積極的に進めていっていただきますようにお願いしたいと思います。  それでは、大項目の2に移らさせていただきます。  三重とこわか国体について、(1)桑名市における準備状況について、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、鹿児島県による国体開催が微妙な状況ではありますが、桑名市開催予定の正式競技としての女子ゴルフ競技、公開競技としての武術太極拳を通して、開催都市桑名を全国にアピールする絶好の機会と捉え、産官学連携し、お越しいただく選手、役員、観客の皆様へのおもてなし体制を万全なものとして臨む必要があると考えます。  未定、不確実な部分が多い現状ではありますが、今現在の準備状況についてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 19: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  水谷副市長。 20: 副市長水谷正雄)(登壇)  おはようございます。  諏訪議員から、三重とこわか国体について、桑名市における準備状況について御質問をいただきましたので、御答弁を申し上げます。  まず、現在の国民体育大会の状況ですが、今年開催予定の鹿児島国体の動向が気になっておりましたところ、6月19日に、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年の秋には開催しないで延期をし、具体的な開催時期については可能な限り早期に結論を出すよう調整、検討する旨の発表がありました。  7月31日には、鹿児島県知事が佐賀県知事を訪問し、佐賀県における開催予定の2023年に鹿児島県が開催し、佐賀県は鹿児島県の翌年に行うよう協力を求め、8月19日に、佐賀県がこの要請を受け入れると発表されました。  現在は、佐賀県の後に開催予定である滋賀県などとの調整が進められている状況でございます。  このようなことから、鹿児島国体の延期が来年の三重とこわか国体開催に影響を与えることはありませんけれども、新型コロナウイルス感染症の影響は引き続き懸念されますことから、三重県及び各市町の実行委員会は、感染拡大防止を想定しながら開催準備を進めているところでございます。  次に、本市における国体開催に向けた準備状況ですが、正式競技として、女子ゴルフが桑名カントリークラブにおいて、また、公開競技として、武術太極拳がヤマモリ体育館において、それぞれ開催される予定で、この二つの競技が円滑に行われるよう取り組んでいるところでございます。  国体は、県より、実行委員会を設立して開催準備を進める方針が示されており、本市におきましても、今年1月に、実行委員会の設立に向けた三重とこわか国体桑名市実行委員会設立発起人会を開催し、4月には、市民、関係機関、企業、行政が一体となった総勢約80名で組織する三重とこわか国体桑名市実行委員会を設立いたしました。
     桑名市実行委員会では、総会、常任委員会、専門委員会の各種会議を通じて、事業計画や予算、会則をはじめ、広報や競技会運営、輸送交通といった基本計画の策定、さらには、準備を具体的な行動に移すための各種要項の策定、大会会場を設営するための設計などを進めております。  今後は、確実な競技開催に向けて、実行委員会の皆様のお力をおかりしながら、開催準備に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、啓発活動につきましては、市役所本庁舎や、新しくなりました桑名駅などへの懸垂幕、横断幕や、本庁舎1階エレベータードアへの国体開催デザインのフイルムラッピング、女子ゴルフの競技会場である桑名カントリークラブ周辺に開催告知看板を設置する準備等を進めております。  また、来年3月には、桑名カントリークラブにおいて、三重とこわか国体開催記念桑名市ゴルフ大会を開催する予定でございます。  次に、おもてなしについてでありますが、三重とこわか国体の開催は、先ほど議員のほうからも御紹介、御提案がございましたように、本市を広く全国にPRする絶好の機会でもあります。三重県の実行委員会が進める県内各市町PR事業の文化プログラム一覧へ、石取祭などの掲載や、各市町の郷土料理等のレシピ集に桑名のハマグリ、シジミ料理のレシピを掲載する予定でございます。  また、本市から優勝選手に対し、副賞として桑名の名産品の贈呈と、全選手、監督、役員、観覧者の方へは、桑名を代表するお菓子などを振る舞う予定もしております。  競技会会場では、飲食や物産販売を行うブースを設けたり、市内小・中学生が応援メッセージを手書きした応援のぼり旗や、同じく応援メッセージつきのプランターを飾る計画もございます。  このような取組を通じて、各関係機関と連携を密に取りながら、また、平成27年の和歌山国体以降、担当職員が出向いて各大会の様子も見てきておりますので、さきに開催をしている県の情報を有効に活用し、全国から集まる皆様方に、おもてなしの心で対応させていただきたいと思っております。  桑名市を全国にPRするとともに、思い出に残る三重とこわか国体となるよう、来年の開催に向け、準備を進めてまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。                   (11番議員挙手) 21: 議長伊藤真人)  諏訪議員。 22: 11番(諏訪輝富)  御答弁ありがとうございます。  コロナウイルスの感染状況が収束に向かっていない現在、ちょっと来年の開催というのもどうなのかなという心配する部分はあるんですけれども、今、先の心配をすることよりも、今何ができるかということを考えた場合に、今、準備をできることをこつこつと一つずつ積み重ねていくことが重要かと思います。実行委員会のリードの下で、大会をぜひ盛り上げるということで、チーム桑名の力、底力をぜひ発揮していきたいと思いますので、よろしくまたお願いしたいと思います。  続きまして、大項目3、特別定額給付金について、(1)、特別定額給付金支給事業が8月20日にて終了いたしました。桑名市の特別定額給付金の支給対象件数並びに支給実績件数、支給実績割合、さきの議員にも御答弁いただいておりますけれども、こちらのほうをもう一度お聞かせいただきたいと思います。  それと、今回の支給申請事務を通しまして、課題として考えられたことがあれば、今回同様の事務作業の参考とすべき事例を含めてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 23: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  総務部理事。 24: 総務部理事(法務担当)兼総務課長(金子洋三)(登壇)  おはようございます。  諏訪議員の一般質問、大項目3、特別定額給付金について、(1)給付実績及び課題について、2点御質問をいただいておりますので、順に御答弁申し上げます。  まず、1)給付実績についてでございますが、今回の特別定額給付金につきましては、非常に多くの世帯から申請書を御提出いただきました。  その事務処理に当たっては、桑名市役所全庁の職員の自主的な応援により、オール桑名市役所で取り組みました。また、一人でも多くの方に給付金を受け取っていただくよう個別にお知らせをしたほか、高齢者独り世帯など、申請に支援が必要と思われる方に対しては、関係部局と連携を図り、状況によっては個別訪問での対応も行いました。  その結果、さきの議員にも御答弁申し上げたとおり、特別定額給付金の支給実績件数は、支給対象5万9,979世帯に対し5万9,788件で、率にして99.68%となっております。  申請のあった世帯に対しては、今月3日の振込みをもって、全ての支給が完了しております。  次に、2)課題についてでございますが、今回の特別定額給付金では、短い期間に大変多くの方から申請をいただきました。申請書の処理に当たっては、データの入力、添付書類の確認、入力したデータの確認に至るまで人の手が必要であり、迅速な給付を行うために、最終的には人海戦術によらざるを得ませんでした。  また、今年の冬に始まったコロナ禍において、申請方法を郵便とオンラインに限りましたが、直接窓口に申請書をお持ちになる市民の方も少なくありませんでした。  オンラインによる申請については、マイナンバーカードの普及率が低いことや、システム上の不備、不具合もあり、利用された方はごく少数にとどまりました。  そのほか、受給権者を世帯主とする制度設計であったことから、現代の多様な家族の在り方などにそぐわない面があったこと、受給権者以外の方による申請や、数件ではございますが申請期限後の申請があったことなど、制度や手続の周知徹底の難しさを感じたことなど、多くの課題を認識させられたところでございます。  あらゆる市民サービスを迅速かつきめ細やかに提供するには、書面主義、対面主義を改めるなど、従来の窓口業務の在り方や各種手続の方法を根本から改める必要があると強く感じているところでございます。  その手段として、行政のデジタル化は極めて有効であると考えておりますが、同時に、市民の皆様にとって分かりやすく使いやすい仕組みを構築するとともに、市民の皆様の御理解を得ること、職員の意識改革や業務体制の整備なども不可欠な条件でございます。  こうした取組を今後も続けてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (11番議員挙手) 25: 議長伊藤真人)  諏訪議員。 26: 11番(諏訪輝富)  御答弁ありがとうございました。  今回の課題の中には、桑名市としてはいかんともし難いことも多かったように思っております。今後、何事にも市民の皆様に分かりやすく使いやすい仕組みの構築といいますか、そういうことを通じて、サービスの提供を引き続きお願いできればと思いますので、よろしく御尽力賜りますようにお願いしたいと思います。  ちょっと時間的にも早いのですが、以上にて一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 27: 議長伊藤真人)  次に、通告により14番 辻内裕也議員。 28: 14番(辻内裕也)(登壇)  皆さん、おはようございます。会派絆の辻内裕也でございます。  今日は持ち時間20分になりますので、早速質問に入らせていただきたいと思います。一問一答式にて行います。  初めに、企業誘致推進に伴う基盤整備についてお伺いいたします。  今回、コロナ禍で、私が改めて思ったのは、私たち市民の生活というのは、その地域の財政に大きく左右されるということです。特に今回のような非常時においては、よりその影響が大きくなると思います。休業補償金のときもそうであったように、あのとき、この政策の機動性を確保したのは、間違いなく私は強い財政だったと思います。  そこで、この財政基盤強化に向けての取組でありますけれども、これまでの歳出削減を中心とした取組から、フェーズが変わって、また新たなステージに移りつつある中で、今の桑名市が取り組むべきテーマの一つが、私はこの企業誘致だというふうに思っています。  桑名市における企業誘致については、これまで、産業誘導ゾーンに指定されている多度町の南部地域を中心に積極的に進められてきましたけれども、このエリアに企業誘致する上での長年の課題というのが、先日、松田議員からも指摘があったように、これは幹線道路からのアクセス網が非常に脆弱であったということです。  この部分について、具体的には四日市多度線、御衣野下野代線のこの両県道の改良計画でありますが、この部分については、毎年、市から県にも要望をいただいておるし、先日の市長と知事との一対一対談の中でも、この両県道の整備のみならず、企業誘致の推進に伴って、アクセス道路の整備について改めて意見交換があったというふうに伺っております。  そこで、企業誘致推進に伴う基盤整備についてということで、中項目、道路アクセス網について、現在の進捗状況について、今後の整備計画について2点、お伺いいたします。お願いいたします。 29: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  市長。 30: 市長伊藤徳宇)(登壇)  私からは、辻内議員の一般質問の1、企業誘致推進に伴う基盤整備について、(1)道路アクセス網について、2点御質問をいただいておりますので、順次御答弁を申し上げます。  まず、1)の現在の進捗状況についてですが、これまで多度南部の御衣野、力尾周辺地区における産業誘導ゾーンへのアクセス道路としての整備が、本市の重要な課題の一つとしてきたところであります。  この課題を解決するため、国道258号を経由し、東側からアクセスをする県道御衣野下野代線について、三重県により本年度から線形改良を実施するための測量設計に着手いただいたところでございます。  また、国道421号を経由し西側からアクセスをする県道四日市多度線につきましても、未改良区間の嘉例川地区の用地測量とともに、星川地内における交差点の改良を予定していただいております。  産業誘導ゾーンへの企業誘致に対するアクセス網を確保するための整備が着実に進められているということは、これまでの三重県に対しての要望活動の成果であると感じておりまして、三重県に対しても心から感謝申し上げたいというふうに思います。  次に、2)今後の整備計画についてでございますが、昨年の新名神自動車道の新四日市ジャンクションから亀山西ジャンクションまでの区間が開通をされたことにより、これまでの東名阪自動車道における渋滞が劇的に解消されたところでございます。  また、新名神の大津ジャンクションから高槻ジャンクションまでの区間が令和5年度に開通を予定されておりますことから、これにより現在の滋賀県内における草津ジャンクション周辺の渋滞も解消されることが予測されます。  本市周辺に目を向けますと、東海環状自動車道が令和8年度に全面開通を予定されており、さきの提案説明でも御説明をいたしましたとおり、高速道路を中心としたさらなる本市の地理的優位性が確保されるものと期待をしております。  このような背景の中、多度南部エリアの企業立地のニーズはますます高まり、さらなる企業誘致の推進により確固たる財政基盤を確立することで、本市の持続可能なまちづくりや行政運営に取り組んでまいりたいと考えております。  現状においては、さきに述べました県道2路線の整備には、それぞれ嘉例川地区、下野代地区といった既成集落を通過いたしますことから、今後、企業立地が進むことにより交通量の増加が予測され、両地区への影響等を危惧するところでございます。  そこで、本市といたしましても、両県道のみに頼ることなく、さらなるアクセス網を確立するため、東名阪自動車道の桑名東インターチェンジと桑名インターチェンジの中間に位置します大山田パーキングエリアにスマートインターチェンジの設置を目指し、新たな道路網の整備を検討してまいりたいと考えております。  このスマートインターチェンジへの期待といたしましては、現在、多度南部エリアのアクセス道路であります両県道の交通量の軽減に加え、高速バスによる陽だまりの丘、大山田団地といった大規模な住宅団地からインターチェンジへの距離が短くなることにより、立地企業のみならず、地域住民の通勤・通学の所要時間の短縮が期待をされます。  また、国道258号、県道四日市多度線は、洪水時に浸水する区域が存在しており、この新たなネットワークができることにより、災害発生時におけるリダンダンシーが確保され、企業活動の継続性や防災拠点となる多度地区市民センターなどへの物資輸送といった経路の確保も期待ができます。  このように、企業誘致の推進のみならず、市民の方々の利便性の向上並びに大規模災害等に対する様々な活動を行う上で、大山田パーキングエリアへのスマートインターチェンジの設置につきましては、11月の市長選挙で、改めて市民の皆様の負託にお応えすることとなりましたら、私の次期任期の中で設置を目指してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。                   (14番議員挙手) 31: 議長伊藤真人)  辻内議員。 32: 14番(辻内裕也)  ありがとうございました。  1点だけ、答弁の確認だけさせていただきたいと思いますが、スマートインターチェンジの部分です。  大山田パーキングエリアに設置を目指すということでありました。新たな企業を誘致する上での基盤を整備することを目的に、また、この地域の利便性も図られるということでありましたが、そのほかにも、一般的にこのスマートインターチェンジは、例えば観光の誘客であったり、渋滞の緩和にもつながるということで、今、全国の自治体がこぞってスマートインターチェンジの整備に名のりを上げている中で、桑名市も整備を検討していくということです。  確認をしたいのは、整備の時期でありますが、今の答弁の中では、11月の市長選挙で市長が当選された場合、次期の任期4年間の間に設置、整備をしたいということでありましたが、この部分に、私の理解に間違いなかったでしょうか。 33: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  市長。 34: 市長伊藤徳宇)  辻内議員の再質問に御答弁を申し上げます。  先ほど御答弁申し上げましたように、この大山田パーキングエリアへのスマートインターチェンジの設置につきましては、市民の皆様から御負託を受けることとなりましたら、私の次の任期内にしっかりと設置できるように全力を尽くしてまいりたいというふうに考えております。以上です。                   (14番議員挙手) 35: 議長伊藤真人)  辻内議員。 36: 14番(辻内裕也)  ありがとうございました。  次に、選挙改革プロジェクトチームの提言内容についてお伺いいたします。  現在のコロナ禍のような有事についてはもちろん、いわゆる平時においても、国であるとか、地域の行く末とか、運命を最後に左右するのは、やっぱり私は政治のリーダーシップだったと思います。  今、このコロナ禍の有事において、改めて選挙に対する、リーダーを選ぶ選挙に思いを強く致すわけでありますが、昨年10月に、投票率の向上を目的に、庁内に若手の職員を中心とした選挙改革プロジェクトチームというものが立ち上がりました。  この7月に、そのプロジェクトチーム内の普及啓発、投票所、開票所という三つのグループから、それぞれ提言がなされました。  そこで、この三つの提言内容についてと、特に、この提言をいつ、どの選挙のタイミングから実施していくのかということについてお伺いしたいと思います。 37: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  水谷副市長。 38: 副市長水谷正雄)(登壇)  辻内裕也議員の一般質問、大項目の2、選挙改革プロジェクトについて、(1)提言内容につきまして御答弁を申し上げます。  先ほど議員のほうからも御紹介いただきましたとおり、昨年10月に、投票率の向上その他、選挙に関する諸問題を議論するため、若手職員を中心にした選挙改革プロジェクトチームを立ち上げ、今年7月に、普及啓発、投票、開票の三つのテーマについて、桑名市選挙管理委員会委員長が提言を受けたところでございます。提言発表の際は、多くの議員の方々にも御出席をいただいたというふうに伺っております。
     提言の内容でございますが、一つ目の普及啓発は、中学生に選挙啓発を実施してもらい、周りの有権者への啓発や、早い段階から選挙に対する関心を高めてもらう提言となっております。  二つ目の投票は、いつでもどこでも選挙と題して、有権者のライフスタイルに合わせた新たな投票環境を整えるほか、多くの人に選挙に興味を持っていただけるよう、選挙事務従事者を公募制度にするなどの提言となっております。  三つ目の開票は、さらなる開票時間の短縮を目指し、作業体制を見直すことなどの提言となっております。  こうした提言を受け、選挙管理委員会では、本年11月執行予定の桑名市長選挙から、新しい取組を順次実施していく予定であると伺っております。  まず、普及啓発での新しい取組として、中学生がモデルになった選挙啓発ポスターの作成や、中学生の声による選挙啓発エンドレステープを作成して、広報車から流すことを予定しています。  また、投票での新しい取組として、桑名市長選挙におきまして、県内初となる低床バスによる移動式期日前投票所を桑名駅前広場や市内の高等学校、Aコープ長島店に開設するほか、サンシティ内に期日前投票所を新たに設置するなど、期日前投票所を増設することを予定しています。  さらに、投票立会人については、従来、地元の自治会関係者を中心にお願いをしておりましたが、投票所で選挙事務に実際に従事することにより選挙をより身近で感じていただくことを目的に、一般公募を既に開始し、応募もいただいているところでございます。  私といたしましても、こうした取組により選挙への関心が高まり、若年層を含む有権者全体の投票率が向上することを期待しております。  今後につきましても、選挙管理委員会では、投票率や投票環境の向上などに向けて、方法や効果を検証しながら、様々な取組を続けていくものと考えております。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。                   (14番議員挙手) 39: 議長伊藤真人)  辻内議員。 40: 14番(辻内裕也)  ありがとうございました。まず初めに、このプロジェクトチームに参加をされた職員、若い職員ばかりでした。皆さん、就業時間外に活動をして、今回、このようなすばらしい提言をしていただきましたので、ぜひ改めて市長からも、また声をかけてあげてほしいなというふうに思います。  今回の提言の中で私が特に目を引いたのが、低床バスによる移動式期日前投票所を市内の高等学校に置くという提案でありました。若年層の投票率を向上させるのに、どこの選管も非常に苦戦しておる中で、県内初ということでありますが、かなり進んだ先進事例となっていくのかなというふうに思っています。  私、実は、この任期が始まって、一番初めの一般質問で、選挙のことについて取り上げました。小沢一郎さんの言葉を引用して、国民主権の日本において、主権者たる国民が、その主権を唯一行使できる数少ない機会がこの選挙なんです。だから選挙は大事で、民主主義の基本は選挙なんだよということでした。  小沢さんに対する思いは別にして、この部分については私も全く同じであって、今まで選挙に行っていたけど行けなくなった層が見えます、お年寄りですね。そういった意味では、1票を投じたいと思われている方が投票できるような環境を整備していくということが、私は民主主義を守っていくということになると思います。  移動式のバスについても、まさしく、投票に行きたいけれども、今、自分の足では行けない、投票所が遠くて行けないという方の思いにつながることにもなっていくと思いますので、ぜひこの市長選挙から移動式のバスの投票所については実施をされるということでありますが、しっかりと検証していただいて、そういった方々の思いにも応えていただきたいなというふうに思います。  最後に、皆さん、私と市長の関係はよく御存じなので、私が言うと非常に生々しくなりますけれども、11月の市長選挙、今回のこのプロジェクトチームから出された案が功を奏して、1票を投じたいと思っている方がきちんと選挙に行っていただいて、まさに有事にも強い覚悟を持ったリーダーが選ばれることを期待して、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 41: 議長伊藤真人)  次に、通告により19番 市野善隆議員。 42: 19番(市野善隆)(登壇)  19番議員、桑風クラブの市野善隆です。議長のお許しをいただきましたので、一問一答にて質問します。  質問冒頭、市政に関して所見などを数点申し上げます。なお、質問の2点目については、割愛をさせていただきます。大変失礼をいたしました。  初めに、防災についての所見です。  昨夜も被害がありましたが、本日、9月11日は、東海地方に大規模浸水被害をもたらした東海豪雨から20年目を迎えます。停滞した秋雨前線に太平洋上からの台風の湿った風が吹き込み、10日から時折雨が降り始め、11日午後から12日深夜未明までにかけ、ゲリラ豪雨が度々発生し、被災した地域では、これは桑名を含みますが、時間雨量100ミリ以上、総雨量は400ミリから600ミリを記録しました。交通網も大規模な混乱が生じ、帰宅困難者の発生や、国道1号などの冠水などにより、幹線道路では大規模渋滞も発生しております。  これにより、桑名地区でも浸水対策が見直され、排水機の増設あるいは強化や、とりわけ立花公園のテニスコートは冠水したことにより、掘り下げてテニスコートとして調整池がされたと聞いております。  防災面への備えとして、この議場で度々申しましたが、現場にしか答えはありません。巡視の在り方など、再度見直しを求めたいと私は考えます。  また、県による浸水想定区域の見直しにより、避難所開設所も見直しをされています。今議会において度々議員から指摘がございましたが、市民に十分周知をされているのか疑問が残ります。十分周知をお願いしたいと存じます。  デジタル同報系防災行政無線も一定の整備はされましたが、聞き取りにくいとした市民の声を数多く聞きます。防災情報の伝達手段に、携帯、ネット環境に頼ることなく、可能な限り全市民へ伝達可能な手法、防災行政無線の個別受信機や防災FMなど、中心となる基地局、それをつなぐ中継局も場合により必要になると考えられますが、御検討いただきたく存じます。  次に、多文化共生施策について、桑名市では初となる外国人のニーズ調査が今回実施されます。大変期待をしております。私がここで期待をするのが、調査により出てきた、調査をしたという事実よりも、何ができて何を実行するのか、ここに期待と思います。とりわけ子供たちは、保護者の経済状況にかなり影響を受けます。  また、このコロナ禍でも、本来でしたら夏休み期間中、ガンバチアンドとした、日本語教育が必要な外国人児童・生徒の集中講座は、コロナ禍により中止をされましたが、こういった子供たちに何が支援できるのか、しっかりと検討いただきたく存じます。  次に、予算として、命山整備事業、津波避難誘導デッキについて、伊曽島地区に人口の高台の整備が検討、推進されております。ここで、度々議場で申し上げましたが、古きに学び新しきを知る、これも大事なことです。  静岡県流域で、高潮津波避難場所として人が造成した高台を命山と言います。一方、木曽三川流域では、助命檀と呼びます。助ける命の仏壇の檀と書きます。これこうやって古くは命名しています。  しかしながら、桑名管内でこれを知る人は、極めて少なくなっています。教員の方も、お話ししたところ、何と言われました。災害に温故知新、古きに学び新しきを知ることが重要です。お隣、木曽岬町では、新庁舎に設けられた高台を助命檀と命名しております。  また、これだけは皆さんに知っておきたいんですが、建設予定地、伊曽島幼稚園周辺になるわけですが、あの南側の道路、その隔てたところには、反対の道路、反対側には、桑名署の独身寮があるわけですが、あの道路は度々冠水しております。東海豪雨も、伊曽島幼稚園が孤立化をいたしました。大雨のときに、仮にそこに避難をしなくても、ちょっとした大雨で場合により道路冠水をしているというのが避難所の真横にあっていいのかと私は思います。これを知る方も大変少なくなってきました。この14年間で、私は度々見かけました、住民からの通報などを受けて。よくお考えいただきたいというふうに思います。  それから、教育分野の人事施策について……。 43: 議長伊藤真人)  質問者に申し上げます。通告書に沿った質問をよろしくお願いいたします。 44: 19番(市野善隆)  所見を述べておりますので、すみません。  人事施策について、県教委の教育籍を一旦離籍し市教委で勤務されている方が長くなっているのを見受けられます。コロナ禍の状況で、子供の様子も大変変わってきていると思います。できれば私は、4年ぐらいで学校現場へ戻していただきたい、そんなことを願っております。  それでは、質問に移ります。  質問の1番、福祉ヴィレッジについて、事業全体の諸課題から2点、1点目として総事業費を問う。  この計画に全面的に反対するものではありません。イメージとして、私もそうあるべきだというふうに思っております。  しかし、基本的な問題として、多くの課題、疑問が残ります。整備事業費としての市社会福祉協議会が現在保有する合併時の1市2町の基金を含めた、現在高10億1,000万円余の基金、あるいは内部留保資金からの取崩し、法で定められた国、県、市からの補助金、借入れによって資金調達すると、これまでの説明や答弁ですが、そもそも整備事業費がどれだけになるのか、かつ、桑名市負担額も、市議会市民に何ら説明されていません。紆余曲折を経て、整備場所は、現在地から伝馬公園、堂ヶ峰公園と変遷してきました。堂ヶ峰公園での整備は、現在基本設計中であることから、現段階で分かるものとして、伝馬公園とした場合の整備概算総事業費、その負担割合をお示しください。  次に、2点目、今後の事業継続を見据えた実施事業者の管理、監督について、運営を含めた資金計画、事業の継続性について。  社会福祉法人の監査は、市町村をまたがない場合、社会福祉法第56条第1項の規定ほかにより地方自治体へ権限移譲され、桑名市が管理、監督する立場にあります。  議会事務局で閲覧可能な市社協の令和元年度社会福祉事業、公益事業、決算総括表を閲覧したところ、18事業を行い、およそ13億円の歳入歳出決算規模です。  事業中、今回現在、市社協に委託している養護老人ホーム清風園の運営費は年間1億1,500万円、母子寮山崎苑は2,800万円の決算規模で、剰余金が出ているわけでもありません。事業推進に当たる社協職員数も、正規、非正規を含み、およそ300人弱に達するような規模です。  民間社会福祉法人、保育園ほかの経営者と懇談した際、運営をする際、将来を見据え積立てを行うのは、経営は厳しく、新規職員の給与スタートは公務員に準じても、昇給を抑制、人生節目、節目の退職などもあり、そこから発生する余剰金で、運営積立金、施設整備等の借入れを返済しているのが一般的とお聞きし、現場の声として納得し、理解もできます。  一方、市社会福祉協議会は、基本、公務員に準じる給与体系です。とすれば、示した2事業での余剰金も見られなく、保育所療育センターに関して、数年は市からの職員派遣で余剰金を発生させることができても、将来的な資金面での運営の担保は、いかに説明するのでしょうか、所見を求めます。以上、お願いします。 45: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  保健福祉部長。 46: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)(登壇)  おはようございます。  所管いたします事項1、福祉ヴィレッジについて、(1)事業全体の諸課題について問うについて2点御質問をいただいておりますので、順次御答弁申し上げます。  まず、1)総事業費についてでございますが、伝馬公園に福祉ヴィレッジを整備するものとして、社会福祉法人桑名市社会福祉協議会から提案いただいた事業計画では、事業費が約19億円、この資金の内訳としまして、国、県、市から交付される施設整備補助金が約6億2,000万円、独立行政法人福祉医療機構からの融資が4億3,000万円、自己資金が約8億5,000万円を計上されておりました。  次に、2)今後の事業継続を見据えた実施事業者の管理・監督についてでございますが、福祉ヴィレッジの枠組みといたしましては、社協がこれまでに培った福祉サービスの提供ノウハウを活用していただきつつ、事業を自立的に実施していくものとなっております。  これを踏まえ、社協におきましては、施設の稼働後、各事業における利用者からの利用料や給付費、措置費などで運営していくことになりますが、市といたしましても、事業の移管とともに市がその後の事業に関わりを持たなくなるといった一般的な民営化ではなく、市と社協が連携、協力して取り組んでいく事業であると認識しております。  このため、療育センターの部分において、市からの職員派遣を含む公的関与を可能とするなど、これまでのサービス水準の維持及び事業の継続に向けた支援を行っていくことを想定しているところであり、これらの事業の枠組みの下で、事業の継続性につきましては、社協において十分に検討していただいているものと考えております。  いずれにいたしましても、今後も本事業がよりよいものとなるよう、しっかりと取り組んでまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (19番議員挙手) 47: 議長伊藤真人)  市野議員。 48: 19番(市野善隆)  何点か再質問します。  今まで私以外の方が、福祉ヴィレッジ事業について何回か質問してきました。  今回の答弁で、初めて伝馬公園と仮定して、19億円というふうな数字が出てきたわけです。そして社協の自己資金を使うと、それは借入れが4億3,000万円、それから、自己資金としては、幾らだったでしょうか、使うわけですね。  それで、私が言いたいのは、例えば4億3,000万円の借入れをするとしても、20年償還であればおよそ1.2倍になります。単独として約5億円返さなきゃいけない。20年であれば2,500万円、平均1年間に、そうなるわけです。とすれば、それが十分返せると管理監督者として判断されたのか、そこがお聞きしたいんですが、お願いします。 49: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  保健福祉部長。 50: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)  市野議員の再質問に御答弁申し上げます。  社協の借入金につきましては、社協の財務状況に照らし、返済可能な計画を想定した上で、社協のほうで見積もられておるというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。                   (19番議員挙手) 51: 議長伊藤真人)  市野議員。 52: 19番(市野善隆)  次の質問ですが、自己資金として8億5,000万円を出すということです。  私は、議会事務局で閲覧可能な事業の歳入歳出総括を見させていただきました。そこに基金は10億円余りとあったんですが、決してこの10億円ばかりでなく、内部留保資金も別にありますから、それを使って8億5,000万円の自己資金を出すわけですね。19億円の総事業費と考えましたが、イメージするにしては、私は、仮に伝馬公園であったら22億円から5億円ぐらいかなと思ったので、ちょっと安いのではないかなというふうにイメージするんですが、将来的な社協の事業継続を見据えて、基金借入れは85%をぽんと支出するというのは、例えば財政調整基金でも85%を出すというのは、非常に極めて異例な財政運営だと思うんですが、その辺はいかにお考えでしょうか。 53: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  保健福祉部長。 54: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)  市野議員の再質問に御答弁申し上げます。  一般的に、社会福祉法人は、その非営利性、また、公益性によりまして、運営に当たっては強い規制を受ける一方で、税制をはじめとした優遇措置がありまして、それによって蓄積した、いわゆる内部留保につきましては、社会福祉事業や公営企業への投資や地域還元することが求められております。  こういった考えに沿いながら、事業の継続性について十分検討をして計画されているものと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。                   (19番議員挙手) 55: 議長伊藤真人)  市野議員。 56: 19番(市野善隆)  では、最後の再質問になりますが、質問で、社協の職員、正規、非正規約300人、まだ280人ぐらいだと記憶しておるんですが、聞き取りで、そういったことをお聞きをいたしました。  この4施設が完全に社協のほうへ行くと、職員の派遣もありますが、4施設でおおよそ80人ぐらいの方が働いていらっしゃるわけです。とすれば、社協自体として350人ぐらいのすごい大きな、中企業ぐらいの組織になるわけですね。  今現在、堂ヶ峰公園でやりますが、当然、その計画書も見せていただいて、総事業費も分かると思います。私が、事業を継続するため一番大事なことは、担保するんです、担保があるかと、社協として5年、10年先の経営計画という、数字的なものですが、ぜひともそれを、その段階、つまり堂ヶ峰公園の計画が定まった場合、そういったものに関して、計画を見せていただきたいんですが、そういったことは可能でしょうか。 57: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  保健福祉部長。
    58: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)  市野議員の再質問に御答弁申し上げます。  社協におかれましては、事業を自立的に実施していくという基本的な枠組みの下で、事業の継続性について十分に検討をしていただいて、計画をされているものと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。                   (19番議員挙手) 59: 議長伊藤真人)  市野議員。 60: 19番(市野善隆)  答弁は要りませんが、市が強く関与する保育園が一つ増えるということは、単純に、園長と主任、いわゆる幼児と乳児、3人で増えるわけですよね。これだけで約2,000万円ぐらい要るわけです。  社協に仮に堂ヶ峰公園を整備してもらった、山崎を残すとした場合、つまり保育園が実質的に一つ増えるわけですが、とすれば、子育て支援策、保育施策は需要が多いですから、だんだん増加をしてきます。さらにそれを増やして圧迫をする、社協にとっても負担になる、市にとっても負担になる、これ、ダブルパンチになっては、事業継続として非常に難しいわけです。かといって、私は、山崎の乳児保育所を廃止せよとは、継続はしてほしいと思っております。一度そういうことも十分御検討いただいて、管理監督者としての責任を果たしていただきたい、そのように思います。  次に、質問の2番に移ります。  冒頭申しましたが、2点目は割愛をさせていただきます。  質問の2番、RDF(ゴミ固形化燃料)事業について、事業参加した一地方自治体としての見解、事業に参加した一地方自治体の議員の立場で発言します。特に県の負担割合についてです。  昨年10月県議会で、県政史上最大の汚点としての総括の議論が始まり、しかるべき段階で、県、県議会として総括がされると思います。  本年と昨年8月19日、安全祈願に参列をさせていただく機会をいただき、昨年の県からの言葉に、三重県RDF化構想で、県内地方自治体に参加を求めたにもかかわらず、これに何ら触れられていないことに違和感、疑問を感じ、終了後、関係者に、県が広域清掃事業組合RDF製造施設の解体に、事業費の3分の1、最大1億円の疑問、異論を話したところ、思わぬ言葉が返ってきました。  県が夢の発電として政策誘導し、三重県企業庁が実施主体となり、県内地方自治体に参加を求めた事業でありながら、爆発事故を発生させ、2名の消防士が殉職されました。深く御冥福をお祈りします。  関係者の御尽力により、解体経費──県としての解体経費ですが──最大1億円は、ゼロが1億円になった経緯はありますが、20億円から30億円は必要と推測され、製造施設を解体するとなれば、桑名市単独の最終的な負担は、15億円から20億円以上と推測をされます。財政調整基金も半減以上するかもしれません。結果的に市の財政調整基金も一部減り、これは市民負担となります。  最終的には、RDF運営協議会、組合議会で議論されることになりますが、基本として、参加した一地方自治体としての意見を持って協議されるべきことであります。県議会で総括の議論が発せられたことは、事業参加した地方自治体にとって、解体経費、県負担拡充や、ごみや環境事業に対し、新たな県負担制度、過去の行政事務の調査、研究により、新たな事業提案などを県に強く求め、市の負担、つまり市民負担の軽減を図るのが本来の一地方自治体の責務ではないかと考えます。  以上を踏まえ、県負担として、解体撤去費の負担割合について市の見解を求めます。お願いします。 61: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  市民環境部長。 62: 市民環境部長(後藤政志)(登壇)  所管をいたします事項2、RDF(ゴミ固形燃料)事業について、(1)事業参加した一地方自治体として見解・総括を求める、1)解体撤去費の負担割合について市の見解はについて御答弁を申し上げます。  三重県は、市町村の可燃ごみを固形燃料化して焼却、発電を行うRDF化構想を県内市町村と一体に進め、RDF焼却発電事業を行ってきました。  三重県が進めるRDF化構想に基づき、桑名広域清掃事業組合では、可燃ごみをRDF化して、隣接する企業庁の三重ごみ固形燃料発電所に搬入を行い、企業庁が焼却、発電を行っておりましたが、昨年9月の新可燃ごみ焼却施設の試験稼働に伴い、発電所の操業は停止したところでございます。  そこで、1)、解体撤去費の負担割合についての市の見解はとの御質問でございますが、RDF化施設の今後の方針などにつきましては、現段階において決定はいたしておりません。また、三重県の負担に関する御指摘につきましては、本来、このRDF化施設の解体などは国や県の補助対象に該当しないことから、補助金及び助成金等はございません。  しかし、桑名広域清掃事業組合議会議員による数度の要望書の提出もあり、平成30年12月に、ポストRDFに向けた施設整備等補助金交付要領の制定に至ったものと伺っております。この要領は、RDF施設に代わる新たな施設整備や、既存のRDF化施設の改修及び解体撤去等について、その費用の3分の1かつ上限1億円を三重県が補助するものでございます。  今後、桑名広域清掃事業組合において、この補助金を最大限有効活用していくものと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (19番議員挙手) 63: 議長伊藤真人)  市野議員。 64: 19番(市野善隆)  答弁をいただきました。何点か再質問します。あくまで一地方自治体の議員としての立場です。  私は思うんですが、市民の負担軽減を図るのが市の最大の責務であります。本当に財政調整基金から、一遍に15億円、20億円出ていくんだということは、極めて異例なことになるわけで、財政運営としては。  そこで、例えば、質問の答弁にもありましたが、三重県企業庁が実施主体ということになりました。これは企業庁でいいますと、発電事業の分野でございます。平成27年4月1日に、県企業庁は、発電事業を、中部電力へ10か所、100億円の譲渡対価で売却の決定をして、県企業庁としては、あるいは県と企業庁全体としては、財政は厳しくても、この分野においては軽減されたと、増になったわけですね。過去の赤字を補填するということもあるかもしれませんが、何らかの提案を考えてやるのが、私は市の責務ではないかと思います。  ごみ固形化燃料、RDFについても、考えれば、単独の市としては一番多く送っておったのは桑名市になります。とすれば、おおよそ26ぐらいの地方自治体、合併前になりますが、参加をした事業でありますので、ほかの地方自治体も、桑名市がどういった意見を持つかというのをすごく期待しているんじゃないかというふうに私は思いますが、いかがでしょうか。 65: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  市民環境部長。 66: 市民環境部長(後藤政志)  市野議員の再質問にお答えをさせていただきます。  議員のほうからありましたけれども、桑名広域清掃事業組合の構成をする一自治体でございます。当然のことながら、予算措置につきましても、広域清掃の組合のほうで審議されるものでありますし、その負担については、市の議会を通じて負担をすることになりますので、よろしくお願いをいたします。                   (19番議員挙手) 67: 議長伊藤真人)  市野議員。 68: 19番(市野善隆)  あまり前向きな答弁ではないんですが、これまで、今回、議会で北勢線に関しては市としてはこうしていきたいんだと、最終的には、そこは議会がありませんが、北勢線運営協議会で決定をされるわけです。  市としては、このままにしておいていいんだろうかという考えなんでしょうか。いかがでしょうか。 69: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  市民環境部長。 70: 市民環境部長(後藤政志)  市野議員の再質問にお答えをさせていただきます。  先ほども申し上げておりますけれども、あくまでも構成する団体の合意をもってやることでございますので、御理解いただきたいと思います。                   (19番議員挙手) 71: 議長伊藤真人)  市野議員。 72: 19番(市野善隆)  もちろん構成する団体の一員であります。しかし、一地方自治体としての意見や結論をもって、そこで協議をしてもらうというわけです。一地方自治体としてどういった御意見をお持ちでしょうかということを聞いているわけです。  質問を変えたいと思いますが、結局、1年半前倒しにして、発電事業は、県企業庁としては、RDFの発電事業が終わったわけです。これによって県も負担軽減が相当されております、県も県企業庁も。  そこで、この事業収束ということは、一地方自治体として、少なくとも、このRDFの製造施設が解体されるまで、さらに加えるのであれば、隣接する県の発電所が解体され、その跡地利用が決まるまで、その負担軽減が桑名市にないまでが事業終了と考えてよろしいんでしょうか。いかがでしょうか。 73: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  市民環境部長。 74: 市民環境部長(後藤政志)  市野議員の再質問にお答えをさせていただきます。  県の企業庁の施設につきましては、解体のほうをやっていただいた後、県の施設の所有となりますので、それで事業が終了する、しないということではないと思っておりますので、よろしくお願いいたします。                   (19番議員挙手) 75: 議長伊藤真人)  市野議員。 76: 19番(市野善隆)  私は、中心となった桑名市ですから、一地方自治体としての意見が聞きたかったんですが、出てまいりませんので、これ以上やりません。  しかし、市民に負担軽減を求めるのが市の責務であります。この点だけは、何らかの措置、何らかの御検討をいただきたいということを申し上げて、次の質問に移ります。  質問の3番、全員参加型市政について、(1)市の考える「全員参加型市政」とは。  事業推進に当たっては、強い決意を持って臨むことが必要ですが、考え方の違いとして、総括するばかりでなく、少なくとも市民に納得をしていただける事業推進でなければなりません。  例として個別資料を上げますが、個々の質問はいたしません。  福祉ヴィレッジについてはさきに申したとおりです。施設配置とのバランスも考えなければならないとか、あるいは、福祉施設にと土地を寄附された故山崎氏の志は、一地方自治体として尊重すべきことであります。地区内周辺の民間保育所経営者も、もろ手を挙げて全面賛成しているわけではないとした意見があるのも聞き漏れてきます。  次に、多度小・中一貫校について、計画に疑問を呈される方の御意見を真摯に伺うと、納得、理解できることも多くあります。  平成14年3月発行、多度町史考古編に記されたとおり、天王平遺跡は、多度町最大の遺跡として、東西550メートル、南北1キロに遺物が濃密に散布している。その時代は、縄文時代から鎌倉時代、過去の道路事業ほかに関わる線状の発掘、つまり帯状の発掘ですが、昭和55年のゼロ次調査から平成12年の6次調査の7回にわたる発掘事例は、昭和7年、多度中小学校から水神の霊、疫病神を祭る土の馬、土馬が発掘されたことから、相当の遅れを心配され、平成7年4月開校を目指すことが困難である。仮に、全国でも貴重な文化財や、相当数の遺跡群が発掘され、保存となれば、計画そのものを修正、あるいは凍結する可能性は否定できない。こうした御意見は、違った視点では、市を擁護する立場であるとも考えられます。  一方、市はこうした意見に対して、傾聴対話したとは言い難い側面を感じています。  次に、地域創造プロジェクト(案)市民センター窓口廃止について、これまで、この議場において、私も度々、議員が質問、発言したとおりで、地元説明会でも相当市民から厳しい意見を受けた経緯や、総務安全委員会事業評価報告のとおりで、事業推進されていません。そのほか、補助金の一律2割カットもありました。全員参加市政であるには、結論ありきでなく、政策立案段階、発表した後にも、現場傾聴対話主義でなければなりません。  以上、主要施策を含め、市の考える全員参加型市政を総括して所見を求めます。以上、お願いします。 77: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  統括監兼市長公室長。 78: 統括監兼市長公室長(加藤眞毅)(登壇)  所管いたします事項3、全員参加型市政について、(1)市の考える「全員参加型市政」とはについて御答弁申し上げます。  近年、少子高齢化、人口減少など社会情勢が大きく変化し、行政は、それに伴う社会構造の変化や市民ニーズの多様化など、様々な課題に対応していかなければなりません。人、物、金といった限りある資源の中で、行政だけで意思決定を行い、施策を実施するのであれば、これらの課題を解決することはできず、市民の皆様や関係者の皆様と一緒になって、地域のあるべき姿を共有しながら、あらゆる手段を検討し、まちづくりを進めていく必要があると考えております。  議員御案内の全員参加型市政は、平成27年からスタートいたしました桑名市総合計画の中で掲げた七つのビジョンの一つ、「中央集権型から全員参加型の市政に」に位置づけており、様々な課題に対応していくために、市民の皆様と関係者の皆様、行政がしっかりと対話を行い、本市に関係する方々と共に、全員が参加をする市政を目指すものでございます。  また、平成27年9月に国連サミットで採択された、誰一人取り残さないことを理念といたします持続可能な開発目標、SDGsの考え方や、超スマート社会を推進するSociety5.0の考え方など、我々を取り巻く環境は大きく変化しており、これらの考え方を踏まえたまちづくりが今後必要不可欠となっております。  特に、このSDGsの考え方は、本市が掲げる総合計画に位置づけた全員参加型市政と方向性が一致しており、総合計画を推進することで、持続的な市民の安全・安心な暮らしや豊かな地域社会の実現が図られるところであります。  施策の実施に当たりましては、先ほど来申し上げましたように、行政が地域に出向き、市民の御意見に耳を傾けるとともに、関係する市民の方々と対話する、この姿勢こそが重要であると考えております。今後につきましても、全員参加型市政の下、誰一人取り残さない持続可能なまちづくりを推進していきたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (19番議員挙手) 79: 議長伊藤真人)  市野議員。 80: 19番(市野善隆)  1点再質問します。  全員参加型市政の前に、中央集権型から全員参加型市政とあったわけです。結局、市としては、答えを決めて、その結論を推進する、それは強い姿勢を持ってやることは、事業推進が必要ということは十分理解をしております。  ただ、相当数、市民からいろんな疑問や疑念を抱かれたままされてしまって、例えば以前、副市長、まちづくり協議会や地域創造プロジェクト(案)のときに、あれだけの市民の意見を聞いたというのは、桑名市にとっても初ではないかというふうに思います。  私が言いたいことは、やっぱり変えることによって、市の信用、信頼を勝ち得るというふうになろうかというふうに思います。十分な合意形成をされたというふうにまちづくり協議会に関しても言えません。あの段階で、例えば、窓口業務は取りあえず現状維持して、協議会をつくりたいんだと、その後考えますよと言えば、ひょっとしたら、この段階で全部できてたかもしれないわけです。
     窓口業務を廃止したことによって、市として、住民から、市民サービスの低下につながったりして、そこにいろんな諸問題が発生したわけです。全て結果ありきでこれを決めていくんでしょうか、これから市の施策として。いかかでしょうか。個々の質問はいたしません。 81: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  統括監兼市長公室長。 82: 統括監兼市長公室長(加藤眞毅)  市野議員の再質問に御答弁申し上げます。  もちろん、答えを決めて推進していくというわけではございませんで、方向性をお示しして、その中で、先ほど来申し上げておりますように、十分説明をした上で、皆様の意見を聞きながら推進をしていくという姿勢は何ら変わりませんので、その点を御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。                   (19番議員挙手) 83: 議長伊藤真人)  市野議員。 84: 19番(市野善隆)  変わりませんというか、どのように理解していいのか分からない答弁でした。  次の質問に移ります。  質問の4番、伊曽島町、長島町悠分校について、県立移管への課題から2点。  分校としてスタートして、約10年が経過しました。この問題は、そもそも学校問題が解決しないうちに県議会本会議で、県こども局長が、協議が整っていないにもかかわらず、整ったとして着工する趣旨の発言をしたことから起因しています。  当初、地元市議として、学校問題、県立か市立かが明確にならないと着工できないとお聞きしていましたが、整備運営法人から、2週間後に工事着工、杭打機が入るが、地元説明会に県、市の協力が得られず、説明会を開催せず着工しなければならない状況になったので相談に乗ってほしいとの連絡を受け、同時に、地元自治会から、子供らのことであり理解はするが、法人から行政側の協力がないとは、県が計画した事業でありながらいかがなものか、地元も困惑していると連絡をいただいたことで、深く関わることになりました。  これを受けて、市、市教委に対し協力要請いたしましたが、当時、十分な回答が得られず、県庁まで出向き、県教委、こども局職員10名ほどと2時間余り話合いをしました。これは最初、断られたんですが、最終的にこっちが強引に行ったわけです。強引といいますか、権利を使ったりして行ったわけです。話は進展せず、地元説明会、着工後も5回ほど、地域住民、PTAに対し説明会が開催され、結果的に県が紛糾させた経緯があります。  これまでの全国の先進事例、教育分野は県立の滋賀県のさざなみ学園、埼玉県の嵐山学園も視察をさせていただき、経緯もありますが、県立、市立の違い、とりわけ職員配置が県立の場合多くなる優位性から、県立で普通学級に準じる教育を実施すれば、児童・生徒らに生活、治療、学習、福祉面での向上が大いに期待できると考えます。  毎年、県に対する次年度桑名市要望書にも県立移管が示されていますが、何ら進展せず、津では、同様の施設の学習分野が県立移管された経緯もあります。また、前桑風クラブでは、県教育庁の現地視察を求めたが、視察が実現されたのでしょうか。  児童・生徒も、県内ばかりでなく、周辺都府県からの入所が多いのも現状です。  以上を含めて、県内における先進事例の調査研究、諸課題は何か、所見を求めます。以上、お願いします。 85: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  教育長。 86: 教育長(近藤久郎)(登壇)  皆さん、こんにちは。  市野議員の一般質問4、長島中学校・伊曽島小学校悠分校について、(1)県立移管への課題について、2点御質問をいただいておりますので、順次御答弁を申し上げます。  まず、1)県内における移管事例の調査研究についてでございます。  県内では、平成29年4月に、三重県立子ども心身発達医療センターの開設に伴い、津市立高茶屋小学校あすなろ分校、南郊中学校あすなろ分校が、県立緑ヶ丘特別支援学校、県立城山特別支援学校草の実分校と統合整備をされました。そして、三重県立かがやき特別支援学校あすなろ分校となったわけでございます。  あすなろ分校に在籍する児童・生徒は、病弱者でありまして、外来治療では対応困難な身体、神経症状を有する精神疾患等の病状で、医療と連携して、治療プログラムに沿った教育を受けております。  次に、2)諸課題は何かについて御答弁申し上げます。  悠分校には、9月1日現在で小学校に12名、中学校に11名、合わせて23名の児童・生徒が在籍をしております。出身地域別では、市内から2名、県内市外から9名、県外から12名となっております。  また、本年度の教員配置につきましては、伊曽島小学校悠分校が兼務校長1名、教諭2名、講師2名、長島中学校悠分校が兼務校長1名、教頭1名、教諭6名、講師2名、養護助教諭1名、事務職員1名となっておりまして、県立並みの人員配置となっております。  市教育委員会といたしましては、在籍児童・生徒のほとんどが県外、市外からという状況と、市の枠を超え、より効果的な教育を実践することのできる専門性の高い有能な教職員の確保が必要であることなどから、悠分校の県立への移管を強く要望しているところでございます。悠分校が建設されてから、毎年、県知事や県教育委員会に対しまして、市保健福祉部と連携をして、県立への移管の要望を繰り返し行ってきたところでございます。本年7月には、県教育長が悠分校の視察に見え、子供の様子や施設を熱心に見学され、悠分校への理解を深めていただいたと感じております。  しかしながら、県、県教育委員会は、県立へ移管することに関しては、悠分校に在籍する児童・生徒が、自閉症、情緒障がいに該当するという理由から、引き続き市立の小・中学校の特別支援学級での対応が適当であるとの方針を示しているところでございます。  今後も、市保健福祉部と連携をして、市立から県立への移管が実現するよう、県及び県教育委員会に働きかけをしてまいりたいと考えております。御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (19番議員挙手) 87: 議長伊藤真人)  市野議員。残り時間が少なくなっております。簡潔にお願いいたします。 88: 19番(市野善隆)  答弁をいただきました。私が特に気になっておるのが、学校運営費、分校運営費の問題です。表に見えないいろんな課題を一番よく知っておるのは、恐らくこの議場の中でも、私と教育長のお二人ではないかと思います。教育長、その辺りのことも、しっかり御認識をいただいておるんでしょうか。 89: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  教育長。 90: 教育長(近藤久郎)  市野議員の再質問にお答えします。  この件につきましては、桑名市の学校条例の一部改正に対する附帯決議がございますので、その精神にのっとって、私どもとしてはしっかりと注視していきたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (19番議員挙手) 91: 議長伊藤真人)  市野議員。 92: 19番(市野善隆)  しっかりと受け止めていただきました。  市保健福祉部、子ども未来局長、しっかりと市教育委員会と連携していただきたいというふうに思います。以上で終わります。 93: 議長伊藤真人)  時間が来ておりますので、発言を中止してください。  ここで暫時休憩いたします。                                     午前11時44分 休憩                                     午後1時00分 再開 94: 議長伊藤真人)  休憩前に引き続き会議を開きます。  午前中の市野善隆議員の一般質問につきまして発言の訂正を求められておりますので、これを許可いたします。  19番 市野善隆議員。 95: 19番(市野善隆)  失礼をいたします。質問の3番、全員参加型市政におきまして、例として挙げた多度小・中一貫校につきまして、本来、令和7年4月開校を目指すと発言すべきところ、平成7年4月と発言しました。令和7年4月開校を目指すに訂正をいただきたく存じます。よろしくお願いいたします。おわびして訂正いたします。 96: 議長伊藤真人)  次に、通告により7番 成田久美子議員。 97: 7番(成田久美子)(登壇)  こんにちは。会派絆の成田久美子でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一問一答で質問をさせていただきます。  桑名の玄関口である桑名駅が一新し、8月30日の始発から新桑名駅に命が吹き込まれました。その当日、自由通路を自転車を引きながら歩く後ろ姿を見送りながら、改めて自由通路の意義を感じました。東と西を分断していた桑名駅でしたが、自由通路にて動線が大きく変わり、今後ますます桑名駅の変貌に伴う活性化と人の流れに大いに期待が膨らみます。  そこで、そんな中、人口減少、少子高齢化、コロナ禍、地球温暖化と様々な問題に対応し、誰一人取り残さない持続可能な社会に向けての質問をさせていただきます。  では、大項目1、障害者福祉について、(1)(仮称)福祉ヴィレッジ構想について、1)ショートステイ・グループホームについて質問をさせていただきます。  先日、肢体不自由児者の保護者の方々よりお話を聞く機会がございました。  成長し、体は大人になっても、幼少期と同じく、自分がいなければ生活していくことができない我が子を支える日々は、並大抵の苦労ではありません。  そんな中、自分が病気やけがのとき、親の介護を余儀なくされたとき、冠婚葬祭などに安心して預けられる場所をと、福祉ヴィレッジへの願いが皆さんにはあります。桑名市内にも確かに対応している施設はありますが、肢体不自由児者の保護者の方々からすれば、対応が難しいと預かっていただけないことが多く、諦めざるを得ない状態だそうです。ぜひ新しい福祉の形として、障がい者、そして支える家族の希望を一身に受け建設される福祉ヴィレッジに、ほかでは十分に対応をしていただけない障がいのある方々に手厚いショートステイの整備をお願いしたいと思います。  いつもの慣れた場所で、慣れた職員の下、ショートステイできることは、本人の精神的な負担を減らし、安心して生活ができ、保護者も何の心配もなく預けることができます。後には、緊急時だけでなく、介護する側の心と体のリフレッシュにも対応できるよう、柔軟な受入拡大を進めていただきたいと思います。  また、明日から頑張ろうと思える気力を養っていただくことは、桑名市の障がい者福祉の観点から見ても大切なことです。そして、親が高齢となり、面倒が見れなくなったとき、そのときの不安もあります。ショートステイとともに、グループホームの拡充に対しても十分お考えいただきたいと思います。  そこでお伺いいたします。  現在、受入れが難しい障がいのある方々のショートステイ、グループホームに関して、福祉ヴィレッジでの構想はどのようにお考えか、お聞かせください。よろしくお願いいたします。 98: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  保健福祉部長。 99: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)(登壇)  所管いたします事項1、障害者福祉について、(1)(仮称)福祉ヴィレッジ構想について、1)ショートステイ・グループホームについて御答弁申し上げます。  多世代共生型施設、(仮称)福祉ヴィレッジの実施事業者を公募した際、選定した社会福祉法人桑名市社会福祉協議会からは、療育センターの機能としてのショートステイについて、障がい児、障がい者用にベッドを確保し、緊急時や、保護者等の体調管理や休養などが必要なときに活用していくことが提案されております。  ショートステイ機能につきましては、社協において可能な範囲で実施していこうとしており、今後、具体的な運営面など、整備が必要な課題について詳細を詰め、福祉ヴィレッジの運営開始後、施設の運営がある程度軌道に乗ってから実施していくことが考えられております。  また、グループホームにつきましては、当初の提案には含まれておらず、現在も社協において実施は予定されておりません。  福祉ヴィレッジに関する社協の計画において、児童発達支援から生活介護事業を通じた各年代の切れ目のない障がい福祉サービスを提供できることは、大きなメリットであり、その効果に期待しております。  しかしながら、市といたしましては、これらの課題を全て福祉ヴィレッジで完結させるというよりも、市全体のこととして捉え、支えていこうとする視点を持つ必要があると考えております。  これまでも、障がい児、障がい者の方々やその御家族が安心して生活できるよう、障がい福祉サービスの向上に向けた取組を継続的に行っている中で、民間事業者に対しましては、必要な施設整備を働きかけているところでございます。  この点に関しまして、現在、市内では、民間事業者によるグループホームの整備計画が進められていることから、課題解決の一助につながるとともに、介護者の負担軽減や高齢化にも応えることができるのではないかと受け止めております。  いずれにいたしましても、これらの課題解決に向けて、福祉ヴィレッジにつきましては、市と社協の連携を今後も密にしつつ、市全体の障がい福祉サービスとしましては、民間事業者の協力を求めながら、引き続き、障がい児、障がい者の方々と、その御家族を取り巻く環境の整備に努めてまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (7番議員挙手) 100: 議長伊藤真人)  成田議員。 101: 7番(成田久美子)  ありがとうございました。  前向きな御答弁をいただけたこと、安心につながる第一歩だと思います。  今、自分の生活圏では、障がいとは関係なく生活されている方が多いでしょう。私もそうです。でも、我が事と考えを巡らせば、自分もいつ障がいを負う身になるか分かりません。以前にもこの場で言いましたが、他人事ではなく、我が事なのです。肢体不自由児者保護者会の皆さんは、10年以上前から必要性を訴えていらっしゃいました。その間の努力を思うと、頭が下がる思いです。不安を取り除くことが寄り添うことではないでしょうか。支援を必要な方々が安心して過ごせることは、私たちにとっても安心につながります。ぜひ確実な実行計画をよろしくお願いいたします。  それでは、次、大項目2、公立幼稚園の今後についての質問に移らさせていただきます。(1)大きな変革(無償化)後の対応について、1)存続にかかわる園の再編実施計画についてお伺いいたします。  公立幼稚園に関しましては、何度も質問の機会をいただいております。なぜ何度も質問をしているのか。それは、働くお母さんが増え、生活状況も変わり、3歳から無償化となったにもかかわらず、公立幼稚園の教育体制を望む方々がいらっしゃるからです。そして、私も子供を公立幼稚園に通わせた母として、公立幼稚園を望む気持ちが分かるからです。
     各小学校に併設され、就学前、5歳児は地域の公立幼稚園へ通うことが当たり前だった頃から考えると、公立幼稚園は縮小の一途をたどっております。  幼児教育無償化がスタートし、公立幼稚園離れが加速いたしました。無償化となり、2年目の申込みが8月31日で締め切られ、休園4園、開園が7園となり、1年保育の園が全てなくなったことになります。桑名市として、この状況をどのように思っているのか。そして、この申込み人数を見てどう思うのか。  3歳児保育はしません。こども園の移行もありません。答申で決めた経緯があるため、動かせません。これでは、状況判断を迫られている現状を見て見ぬふりをしているとしか考えられません。  教育長も、支援を必要な子供たちの居場所を残すためにも、公立幼稚園をなくすつもりはないと言われました。その言葉どおり、今年度は、3園に対し、特別支援のための先生の補充を行っていただきました。そのスピード感を持って、公立幼稚園の存続に向けての対策をお願いしたいと思います。このままじわじわと少なくなるようでは、来年度、あるのかないのか、通いたいと、そのような思いを持っている保護者の方だけでなく、職員の皆さんにとっても不安になるばかりです。  小学校に併設の幼稚園がある7年教育制度がなくなったことにより、地域の幼稚園に通うというメリットは、ほぼなくなっている状況です。幼稚園でも、少人数での教育が幼児の発達にどう影響するかを考え、ある程度の人数クラスでの教育体制を整えるのであるならば、将来構想のとおり、地域の就学前施設の状況を見ながら、統合も考え、園の編成の見直しも必要なときに来ているのではないでしょうか。  来年の申込みもまた減少することは、きっと当局の皆様もお見通しだと思います。ぜひ先を見据えた対策をお考えいただき、そのお考えをお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 102: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  教育部長。 103: 教育部長(中村江里子)(登壇)  所管いたします事項2、公立幼稚園の今後について、(1)大きな変革(無償化)後の対策について、1)存続にかかわる園の再編実施計画について御答弁申し上げます。  本市では、公立幼稚園の園児数の減少により、子供たちの社会性を育むための望ましい集団規模を維持することが難しい状況となってきたことから、平成24年8月に、桑名市就学前再編検討委員会からの答申に基づき、桑名市就学前施設再編実施計画を策定し、公立幼稚園の再編を行ってまいりました。  答申には、11園の再編と併記して、将来構想として、5園での再編が示されております。  その中で、まず、第1段階として、中学校ブロックを基本として、地域性などを加味しながら、平成27年から平成30年にかけて、24園から11園へ再編を行い、計画構想の1クラス20人以上となる園の確保を図ったところでございます。  しかしながら、再編後も、残念ながら園児数の減少が続き、2年連続で休園しなければならない園が発生し、現在8園が開園している状況でございます。また、来年度の入園募集を行いましたところ、新たに正和北幼稚園を休園しなければならない結果となりました。この状況を見てまいりますと、議員御指摘のように、将来構想として5園への再編も視野に入れていく必要性の高まりを感じているところでございます。  厳しい状況ではございますが、公立幼稚園への信頼を高められるように、各園における教育活動の一層の充実に努め、公立幼稚園の再編についても引き続き検討してまいりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (7番議員挙手) 104: 議長伊藤真人)  成田議員。 105: 7番(成田久美子)  ありがとうございます。  5園の編成も視野に入れていく必要性との答弁がありましたが、一つ再質をさせていただきます。  平成25年6月、桑名市就学前施設再編成実施計画の答申にも、将来構想として5園が明記されています。このまま自然消滅で5園に編入されていくのも、この状況では遠い将来ではありません。  来年度から2年保育の園のみの開園となります。しかし、2年保育の園も、厳しい申込み人数は変わりありません。  そこで、来年度の申込みまでにはまだ1年の期間があり、十分調査研究する期間もありますので、それまでに次のステップに移行されるのかどうか、答弁にありました5園への着地点とは、いつ頃をお考えなのでしょうか、早急に示していく必要が来ていると思います。  平成25年の再編計画のときには、幼稚園と保育園の人事交流もあり、誰でもこども園に勤務できるようにと、自主的に保育士資格も取得し、こども園に向けての準備もされていたとお聞きしております。幼稚園と保育園が一枚板になれた、そんな実感があったそうです。  着地点のお考えに関しましては、ぜひそのとき先頭に立っておられた教育長のお考えをお聞かせください。よろしくお願いいたします。 106: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  教育長。 107: 教育長(近藤久郎)(登壇)  成田議員の再質問にお答えいたします。  先ほど教育部長からお答えしたように、5園への再編につきましては、先ほど議員もおっしゃっていただいたように、保育所との関連も十分ございますので、子ども未来局としっかりと連携をして、慎重に検討してまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (7番議員挙手) 108: 議長伊藤真人)  成田議員。 109: 7番(成田久美子)  ありがとうございます。  着地点の時期、具体的にはまだ全くお答えにはしていただけませんでしたけれども、ぜひとも今の緊急性は十分に感じていただいておると思いますので、よろしくお願いいたします。  今年度、多度幼稚園は、11人の申込みで締切りを迎えました。そして、休園となります。自然環境もよく、伸び伸びとした園舎で思い切り体を動かし、過ごすことを希望されていた11人でした。何とかならないのという熱望されたお電話もあったと伺っております。公立幼稚園と私立幼稚園の共存共栄のためにも、早急な対応をぜひともよろしくお願いいたします。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  3番、プール施設の整備についてお伺いいたします。(1)総合運動公園プール施設の整備について、総合運動公園の事業計画には、4工区までの計画があり、これまでテニスコート、多目的運動公園、サッカー場と、3工区まで完成しております。最後に、プールと体育館の計画が残っている状態です。  以前より、プール計画が都市伝説のようにうわさとして飛び交っております。桑名市の現状、公共プールは年月も経過しておりますし、今後、維持管理にも相当な設備投資が必要な状況もお聞きしております。となれば、計画どおり、新たなプールを建設することも一つの方法だと考えますが、建設には相当な金額もかかることも十分分かります。  そこで、今後の総合運動公園におけるプール計画についてはどのようにお考えか、お聞かせください。よろしくお願いいたします。 110: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 111: 市民環境部地域コミュニティ局長(堀田嘉一)(登壇)  所管いたします事項3、プール施設整備について、(1)総合運動公園プール施設の整備について御答弁申し上げます。  現在、吉之丸にございます市民プールにつきましては、昭和56年に整備がされ、50メートルと25メートルの競泳プールや流水プールなどがあり、夏季の期間には、市民の皆様の憩いの場として、御家族連れや水泳競技の練習など、多くの方に御利用いただいております。  しかしながら、駐車場が狭いことや、建築後約40年が経過していることから、施設の老朽化に伴う修繕費の増大や、大規模改修の必要性などが課題となっているところでございます。  また、議員が言われます、平成4年度に計画がされました桑名都市計画公園事業、桑名市総合運動公園の事業計画は、既に整備を終え、供用を開始していますテニスコートや多目的運動広場、サッカー場などのほかに、未整備となっていますプール及び体育館等の計画がございます。  この計画につきましては、事業認可より約30年が経過しておりますが、その間に、利用者の需要の変化やライフスタイルの多様化、スポーツ施設全体の老朽化、将来の人口減少など、これらの状況を考えますと、市内スポーツ施設全体の将来を見据えた新たな整備方針が必要となってまいります。  また、スポーツ施設の整備には、多額の建設費や、建設後の長期にわたる維持管理費用なども必要となってきますことから、社会情勢も念頭に入れながら、慎重に検討をしていく必要があると考えております。  さらに、公共施設等の最適な管理を実現していくために、平成27年に策定されました桑名市公共施設等総合管理計画の基本方針であります施設の集約化や、機能充実に向けた対応につきましても、今後必要となってまいります。  いずれにいたしましても、本市のスポーツ施設につきましては、施設を利用されます市民の皆様やスポーツ関連団体等と連携、協力しながら、多くの市民の皆様に安心して御利用いただけるよう検討してまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (7番議員挙手) 112: 議長伊藤真人)  成田議員。 113: 7番(成田久美子)  ありがとうございました。  やはりすぐに施設建設は難しい状況との御答弁をいただきました。やはり社会情勢や市の財政を考えると仕方ないお答えなのかなとも思いますけれども、今後、必要になってくるものであるならば、やはりやりくりを考えないといけないと思います。  今から、そのやりくりを踏まえての質問をさせていただきます。  (2)、今後の学校における水泳授業について御質問させていただきます。  桑名市には、小・中学校のプールが現在36あります。そのプールに関し、以前の質問で、それぞれ水道使用料、水質維持のための薬品、ろ過装置の維持管理費用などが毎年かかり、ほぼ30年を超える施設となり、老朽化による修繕費の必要があるとの答弁をいただいております。今後かかってくる必要経費と老朽化に伴う設備投資は、なくなることはありません。新しく造れば2億円以上の予算が必要となってきます。  そして、もう一つ考えなければいけない大切なことは、昨年は水温上昇により授業回数が減り、今年度はコロナ禍に加え、水泳授業がない状況です。今後、地球温暖化により気温上昇が抑えられるとは考えにくい状況下で、毎年のプール授業がどんどんできなくなる可能性があります。それは、水難事故から我が身を守るためにも、避けなくてはなりません。  プールの老朽化、水泳を学ぶ機会、両方から見ても、このまま先延ばしする問題ではないと思います。  学校のプールをなくし、36のプールに係る経費を新しいプール建設に使う大きな改革も、多度の小・中一貫校新築工事も迫る中、将来を見据えて考える時期に来ていると思います。そうなれば、子供たちの水泳授業も、気温や天候、四季に左右されることなくできるようになります。  ただ、全市も広く、移動時間で授業を圧迫する問題もあります。そこで、まず、近隣に民間プールがある学校から試験的に委託をし、年間を通してのプール活用ができるように考えることはできないでしょうか。  水泳授業は、義務教育の間しかなかなか受ける機会がありません。水に親しみ、泳ぎができるように、プール施設への考え方、切替えをどのようにお考えかお聞かせください。  3月には、民間委託に注視し、質問をさせていただきましたが、今回、学校プール施設の今後の使用問題も含め、改めて質問をさせていただきました。よろしくお願いいたします。 114: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  教育部長。 115: 教育部長(中村江里子)  所管いたします事項3、プール施設整備について、(2)今後の学校における水泳授業への活用について御答弁申し上げます。  先ほど議員から御案内のとおり、各公立小・中学校のプール施設につきましては、維持管理の費用負担や老朽化により修繕費の増加が大きな課題となっております。  また、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止対策により、同時に多くの児童・生徒が使用する更衣室の密集、密接を避けるため、水泳授業と夏季休業中のプール開放を中止させていただいたところでございます。  今後の水泳授業への活用につきましては、将来にわたり安定的なプール授業が行えるよう、議員御案内の市民、民間委託も含めまして、新型コロナウイルス感染症や熱中症、地球温暖化に伴う猛暑に対応した先進的な事例の研究を行ってまいりたいと考えております。御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (7番議員挙手) 116: 議長伊藤真人)  成田議員。 117: 7番(成田久美子)  ありがとうございます。  民間委託に関しまして、前向きなお考えをお伺いいたしました。  そこで、一つ再質をさせていただきます。  前回の質問の際も、民間委託に関して、他市で実地されている状況も把握し、総合教育会議においても議論がなされたとお聞きしました。そして、よりよい教育環境の充実を目指し、研究していくとのお答えでしたが、桑名市には五つの民間プールがあります。その民間業者へ、現実的に向けての聞き取りなどはされましたか。具体的な進捗状況などありましたらお聞かせください。よろしくお願いいたします。 118: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  教育部長。 119: 教育部長(中村江里子)  成田議員の再質問に御答弁申し上げます。  成田議員から、何か具体的な進捗状況はという御質問でございますけれども、まず、平成30年度に、先進的に民間委託を導入された松阪市のほうへ行政視察を行わさせていただきまして、行政と民間、それぞれのお話を伺って、導入の可能性について研究のほうを行ってまいりました。  また、現在は、民間の事業者の指導者の派遣を受けまして、各学校で水難事故などの対応に、着衣水泳の授業を実施しているところでございます。  今後につきましても、民間事業者の意向もございますので、他市町の事例も参考に研究してまいりたいと思いますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (7番議員挙手) 120: 議長伊藤真人)  成田議員。 121: 7番(成田久美子)  ありがとうございます。
     民間プール委託に関して着実に進んでいただいていることをお聞きして安心いたしました。やはりこれが実現可能になるには、民間プールの大きな御協力がまず第一に必要になってきますので、そちらとの折衝など、しっかりとやっていただければと思います。  今後、民間の健康増進施設としても、子供のプール授業にしても、これから取捨選択をしていかなければならない重要な時期に本当に来ています。一つの問題を見るだけでなく、連携した取組をぜひともお願いしたいと思います。それが無駄遣いをなくし、やりくりで持続可能な桑名市を目指すことにつながると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  では、次に、質問に移らせていただきます。  最後の4番、桑名の観光について、(1)歴史的な観光資源について、1)東海道五十三次42番目の宿場町を活かす取り組みについてお伺いをいたします。  先日、長きにわたり多くの人の往来を見守った桑名駅が幕を閉じ、新しい桑名の玄関口に命が吹き込まれました。私もおばあちゃんとなり、孫を持つ身となりましたけれども、小さな、私がまだ子供の頃から、本当に何度も何度も利用した旧桑名駅でした。最後の日には、本当に感慨無量というか、あちこちの写真を撮って記念に残した次第です。  長年の問題であった、東と西を分断していると言われてきた桑名駅でしたが、自由通路で結ばれ、桑名駅を中心に大きな変貌を遂げる計画が実行されています。  そのオープニングセレモニーでの市長及び商工会の中澤会頭の御挨拶に、東海道五十三次の話が盛り込まれておりました。  市長からは、駅舎を含む自由通路の設計に関し、桑名宿の玄関口を象徴する伊勢の国一の鳥居もコンセプトの一つであること、そして、中澤会頭からは、駅という字は馬をつないでおく早馬制度のための場所で、往来が絶えないところというところから来ていて、代表的な使われ方としては、江戸時代の東海道に代表される宿駅がある。桑名は、東海道五十三次の宿駅であり、桑名そのものが駅として栄えてきた場所であるというお話がありました。御挨拶の中にも盛り込まれるほど、桑名にとりまして五十三次の宿場は重要な観光資源であります。  そして、東海道五十三次ウオークは、健康志向の高まりもあり、中高年に人気です。実は、私も、友人夫婦3組で、日本橋から三条大橋まで、公共交通もちょっと取り入れながら歩いた経験があります。五十三次の宿場を全て見てきた者として、今の状況がとても残念で、せっかくの資源をもっと観光誘致に生かす取組ができないものかと思っておりました。  桑名駅は唯一の海上からのルートで、七里の渡という独特な雰囲気があります。そして、歴史を語る公園も、当時の面影を残す石垣を横に見ながら建設されていますが、せっかくの施設も、東海道五十三次ウオークで訪れた方への印象を思うと、寂れた感じを受けてしまいかねない状況です。  日本に市町村は1,724あります。その中で、歴史ある東海道の宿場はたった53しかありません。それを考えると、ぜひともその希少価値ある宿場を大きく取り上げ、観光に生かすとともに、今後の世代に残していってほしいと思います。  桑名の歴史的背景を知ることは、郷土愛にもつながる大切なことだと思います。東海道五十三次宿場町を活かした観光への取組をお聞かせください。よろしくお願いいたします。 122: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  産業振興部長。 123: 産業振興部長(高橋 潔)(登壇)  成田議員の一般質問4、桑名の観光について、(1)歴史的な観光資源について、1)東海道五十三次42番目の宿場町を活かす取り組みについて御答弁申し上げます。  本市は、今、議員からも御紹介のあったとおり、江戸時代から東海道の42番目の宿場町として栄えてまいりました。旧東海道の近くには、国の重要文化財に指定されている六華苑をはじめ、伊勢の国への玄関口となる七里の渡跡と、一の鳥居、桜の季節は特ににぎわう九華公園には桑名城の城壁が残り、また、旧東海道をモチーフとした歴史を語る公園も整備されており、歴史的資源や観光資源が集積されています。  議員御紹介のとおり、このエリアには毎年多くの方がウオーキングやサイクリングなどで訪れ、情緒ある町並みを楽しみ、歴史の一端に触れていただいているところであります。  また、今年3月には、民間融資によって設立された桑名ブランド協議会において、住吉地区及び七里の渡周辺を活性化させるための課題解決に向けた方向性をまとめた桑名ブランドマスタープランが作成されております。今後、このエリアににぎわいを創出する取組が、民間中心で作成された桑名ブランドマスタープランに沿って、民間事業者において活発に行われることに期待をしているところであります。  また、それに呼応する形で、市内の事業者など地域の方と連携し、広く意見を聞きながら、新しく生まれ変わった桑名駅から、この住吉地区や旧東海道の史跡巡りなど、市内を回遊していただける効果的な方策を考えていくことが重要と考えております。  コロナ禍にあって、桑名の歴史、文化に思いをはせながら、ウオーキングなどを楽しんでいただくことを、ウィズコロナにおける新しい旅行スタイルとしてPRしていくことも検討してまいりたいと思います。  いずれにいたしましても、桑名市にある歴史や自然、食や生活文化などのあらゆる観光資源を絡め、地域の消費喚起につなげていくことが有意義なことと考えますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (7番議員挙手) 124: 議長伊藤真人)  成田議員。 125: 7番(成田久美子)  ありがとうございました。  本当に五十三次という宿場町、各53の宿場を見てまいりましたけれども、どこをとっても特徴ある、何かを出そうという努力を皆さんされている。全て写真に残して、後で見返しても思い出に浸ることがたくさんできる、そんなような観光地になっておりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。どこにもない桑名が持つ歴史的資産、東海道の宿場に興味を持って桑名を訪れる方が、そこから桑名の名所、旧所、史跡を訪れ、食にもつながっていきます。民間が中心となって桑名の観光を引っ張っていただけるように、また、やる気の持続をサポートできるよう、今ある施設や資産を有効に活用し、整備などをぜひお願いしたいと思います。  では、次に、(2)観光の総括と今後のビジョンについての質問に移ります。  何度も言いますけれども、桑名駅の玄関口が新しくなり、ちまたでは、案内板がトリックアートですごいと、新しい桑名駅がバズっているという話もお聞きしました。桑名が取り上げられると私もうれしく思いますし、これからの桑名の観光に大変期待をしています。  そこで、これまでジュニア・サミット以降、MICE誘致や産業観光といった新しい事業にも取り組み、歴史や伝統文化を生かす取組もされてみえたかと思います。今、コロナ禍で、観光は厳しいときだと思いますが、新しきを取り入れ、古きを守りながら、これからの桑名の観光をどのように発展させ、地域活性化につなげていくのか、これまでの総括と今後のビジョンについてお聞かせください。よろしくお願いいたします。 126: 議長伊藤真人)  当局の答弁を求めます。  市長。 127: 市長伊藤徳宇)(登壇)  私からは、成田議員の一般質問の4、桑名の観光について、(2)観光の総括と今後のビジョンについて御答弁を申し上げます。  これまで2期8年にわたり、様々なことに挑戦し、取り組んでまいりましたが、平成から令和へと時代が移りゆく中で、環境の変化は著しく、そのたびに状況の変化に合わせて事業を進めてまいりました。  中でも、観光については非常に大きく変わったなと感じております。従来はイベント中心で、多くの観光客に来ていただければそれで成功といった雰囲気がございましたけれども、改めて事業の意味と効果をしっかりと考え、地域にお金を落ちて、地域が潤うということが観光であるというふうに考えるようになっています。  そこで、議員から御質問の、これまでの観光の総括ということでありますが、私自身、印象深いものを述べさせていただきます。  総合計画にございます「世界に向けて開かれたまち」のとおり、桑名が誇れるものを世界に向けて発信をする大きな機会を得ることができました。平成28年4月のジュニア・サミットであります。このジュニア・サミットの開催に当たっては、多くの市民の皆様やボランティアの方々の多大なる御協力をいただきました。また、企業の皆様からは、多大なる御寄附、御支援をいただき、税金を使うことなく、市民一体となった大事業を成功裏に終えることができました。この会場で行った桑名石取祭の見学、また体験というのは、世界各国のジュニア・サミット参加者にも大変喜ばれ、大いなる盛り上がりとなったところであります。  そして、同じ年の12月には、桑名石取祭の祭車行事がユネスコ無形文化遺産に登録されました。桑名の宝が世界の宝になったということで、世界から注目され、石取祭の関係者の方々にとっても大きな自信と誇りにつながったように感じております。  また、誘致をしたジュニア・サミットを生かして、ポストジュニア・サミットという事業にも取り組んできました。平成30年には、桑名で初めてMICEの誘致に成功し、国際会議が開催されました。開催地であります大型レジャー施設以外にも、桑名駅周辺の飲食店などにも大変にぎわい、地域経済の活性化に意味があったと、改めてその効果を実感いたしております。  また、産官学で、桑名市産業観光まちづくり協議会を設立し、地域一体となって産業観光の推進にも取り組み始めました。今では、協議会が自ら収益を得る組織となりまして、文字どおり、稼ぐ観光を推し進めております。  この先駆的な取組が認められ、公益社団法人日本観光振興協会主催の第11回産業観光まちづくり大賞において、最高の賞である金賞を県内で初めて受賞いたしました。メディア取材のほか、国をはじめ全国から多くの自治体や議員の視察もあり、注目される事業となりました。  このようにインバウンド事業が大きく花を咲かせることになりましたのは、もともと桑名にあった資源が核となり、その資源が有機的に結びつくことができたからと考えております。桑名にはまだまだ世界に誇れる資源がたくさんあるということを確信したところです。  次に、今後のビジョンでございますが、11月の市長選挙で、改めて市民の皆様の御負託にお応えすることとなりましたら、観光の効果が市内全域に大きく波及するような観光都市となるべく精いっぱい努めてまいりたいと考えております。  観光は、関連する産業の裾野が大変広く、地域経済への波及効果の大きい分野であります。そのため、地域の観光産業の振興を図ることは、地域だけでなく、市全体が元気な、活気あるまちにつながります。  先日、桑名駅自由通路、橋上駅舎が完成をいたしました。今後は、市内企業によって複合施設が建設をされ、駅前には観光案内所が整備される予定となっています。桑名の観光の顔が新しくなり、そこには、桑名が世界に誇る石取祭の祭車が飾られ、観光客の方をお迎えするように進めております。この新しい桑名駅から、住吉、七里の渡エリア、寺町エリアなどへの動線の強化や、国内有数のレジャー施設との連携をさらに進めてまいりたいと考えております。  また、まだまだ顕在化していない桑名の有する資源を磨き上げ、この地のポテンシャルの高さを最大限に生かしていく取組を考えていきます。  ウィズコロナにおける今後の観光といたしまして、人の生活様式の中で、人の生活や仕事、旅行といった概念が大きく変化をしてきており、ワーケーションなどの新たな取組についても、地域資源を活用しながら検討してまいりたいと考えております。  コロナ禍によりまして、これまで進めてきたインバウンド事業については、残念ながら大変厳しい状況にあり、事業の見直しを余儀なくされています。  しかし、国も観光立国を目指す中では、国内観光と同時に、訪日観光の振興も重要であると位置づけ、訪日外国人旅行者6,000万人時代を見据えた準備をすることが必要であるとしております。本市におきましても、アフターコロナをしっかりと見据え、しかるべきタイミングに備え足固めをし、次の展開を考えてまいります。  いずれにいたしましても、地方創生につながり、市民の皆様にとって誇りと愛着の持てる活気にあふれた地域づくりを目指し、桑名の観光施策を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。  最後になりますが、コロナ禍で観光業に携わられている皆様には大変厳しい状況でありますけれども、明けない夜はありません。コロナ禍で地域経済を停滞させたままにすることはできません。市民の皆様の健康を守りつつ、地域経済を力強く回復させるため、取り組んでまいります。引き続き御支援いただきますようによろしくお願いを申し上げます。                   (7番議員挙手) 128: 議長伊藤真人)  成田議員。 129: 7番(成田久美子)  市長の観光についての思いが伝わる答弁、ありがとうございました。  市長の答弁の中にあったジュニア・サミットにも、書道ブースで参加したときのあのにぎやかな海外の子供たちとの交流を、答弁を聞きながら思い出しました。ほかに、これまでに挑戦されてきたMICE誘致や産業観光など、インバウンドのお話がありましたが、やはり現在のコロナ禍では難しい状況ではあります。  しかし、今後の国内の人口減少などを考えると、観光振興にはインバウンドが絶対に必要だと思います。ぜひアフターコロナに向けた施策を考えていただきたいと思います。  コロナ禍で、観光全体がこのような状況になっていますが、明けない夜はありませんという市長の言葉に、次に進んでいく希望が見えた気がいたしました。  桑名駅周辺の変貌に後押しされて、桑名の観光が大きな産業として存在感を示し、地域が活気づくことだと思います。市長が言われた、誇りと愛着を持ち、市民一人一人が桑名観光大使の気持ちで、桑名に来てくださいとお声がけできるように、ぜひとも観光政策を推進、お願いをいたします。  少し早いのではありますけれども、これで私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 130: 議長伊藤真人)  これをもって一般質問を終結いたします。  なお、各常任委員会の開催につきましては、14日午前10時から、総務安全委員会が第1会議室で、教育福祉委員会が第2会議室で、また15日午前10時から、都市経済委員会が第1会議室でそれぞれ開催されます。  なお、各常任委員会開会後、決算特別委員会の各分科会が開催され、分科会終了後、常任委員会が再開されます。  また、25日午前10時から、決算特別委員会の全体会が第1会議室で開催されますので、念のため申し上げます。    ───────────────────────────────────────  ○議案第108号 131: 議長伊藤真人)  次に、日程第3、議案第108号 令和2年度桑名市一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。 132: 市長伊藤徳宇)(登壇)  それでは、ただいま上程となりました議案第108号 令和2年度桑名市一般会計補正予算(第10号)につきまして御説明申し上げます。  今回の一般会計補正予算(第10号)は、商工費の増額をお願いし、観光イベント、観光資源を、より安全で集客力の高いものへと磨き上げるための実証事業を実施しようとするものでございます。  現在、国におきましては、訪日外国人旅行者6,000万人時代を見据え、幅広い国や地域から来訪する観光客を受け入れるための基盤整備に加え、今般のコロナ禍を受けて、新しい生活様式を取り入れた新たな観光を構築するための施策を進めているところでございます。  そこで、本市におきましても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況にあっても、人々が安心・安全に観光ができるよう、新しい生活様式を取り入れた新たな観光について、その在り方を考え、感染防止対策の検証を重ねながら、そのスタイルを構築していくためのもので、ひいては、ウィズコロナ時代における先進的な取組を桑名モデルとして全国に向けて発信するとともに、全国に先駆けて実現できるよう、実証事業に取り組むための費用をお願いするものでございます。  なお、歳入につきましては、今般新設された観光庁の誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業補助金を見込んだ国庫支出金でございますが、補助の採択が、当初予定されていた8月中旬から9月中旬にずれ込む中で、速やかに実証事業を開始する必要もあることから、追加上程をお願いしたものでございます。  今回の新たな観光に向けての実証事業といたしましては、三つの事業に取り組んでまいります。  まず、第1の事業といたしましては、全国産業観光フォーラムの開催でございます。  コロナ禍における新しい生活様式での会議の開催や視察の在り方について、検証を重ねながら進めてまいりたいと考えております。  第2の事業といたしましては、企画体験型市内周遊バスツアーでございます。  感染防止対策に万全を期し、桑名の本物力あふれる観光資源とコラボした新しい生活様式を兼ね備えた体験型のバスツアーを提供してまいりたいと考えております。  第3の事業といたしましては、地域一体化誘客事業でございます。  このたび、桑名の観光の顔である桑名駅が新しくなり、今後、駅前に観光案内所が整備されていくことになります。そこで、桑名駅から住吉、七里の渡エリアや寺町エリアへの動線をはじめ、国内有数のレジャー施設との連携など、人々の往来が進む本当の意味での観光都市となるべく、実証事業を企画し、新しい生活様式に基づく万全な感染防止対策の下、進めてまいりたいと考えております。  この事業の実施に当たっては、市内の観光関係者等によるワークショップなどを開催し、話合いを行いながら、地域の方々が自ら事業を実施していくような実証事業として進めてまいります。  今回の事業は、ただ単に人の往来を活発に進めるものではなく、現在のコロナ禍において、新しい生活様式に基づく万全な感染防止の方策を考え、検証を行いながら、新しい観光の在り方を構築していくための一体的な実証事業でございます。現下の厳しい状況を傍観しているだけでは、感染症の影響によってますます桑名の観光は厳しい状況となります。  今回の事業は、桑名の観光が次のステージに向けて第一歩を踏み出すための取組であると考えておりますので、議員の皆様方におかれましては、何とぞ御理解、御協力をお願いしたいと思っております。  以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 133: 議長伊藤真人)  以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第108号につきましては、都市経済委員会に付託いたします。    ───────────────────────────────────────
     ○散会の宣告 134: 議長伊藤真人)  以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。  次回は、来る9月30日午後1時に会議を開きます。  本日は、これをもって散会いたします。                                     午後1時57分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        議     長       伊 藤 真 人        署 名 議 員       森   英 一        署 名 議 員       太 田   誠 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...