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令和2年第1回定例会(第7号) 本文 開催日:2020-03-23
令和2年第1回定例会(第7号) 名簿 開催日:2020-03-23

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  1. 桑名市議会 2020-03-23
    令和2年第1回定例会(第7号) 本文 開催日:2020-03-23


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-03-23: 令和2年第1回定例会(第7号) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 46 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  議長伊藤真人選択 2 :  議長伊藤真人選択 3 :  議長伊藤真人選択 4 :  総務安全委員長倉田明子選択 5 :  議長伊藤真人選択 6 :  教育福祉委員長辻内裕也選択 7 :  議長伊藤真人選択 8 :  都市経済委員長愛敬重之選択 9 :  議長伊藤真人選択 10 :  予算特別委員長冨田 薫) 選択 11 :  議長伊藤真人選択 12 :  21番(伊藤惠一) 選択 13 :  議長伊藤真人選択 14 :  予算特別委員長冨田 薫) 選択 15 :  議長伊藤真人選択 16 :  6番(多屋真美選択 17 :  議長伊藤真人選択 18 :  22番(渡邉清司選択 19 :  議長伊藤真人選択 20 :  21番(伊藤惠一) 選択 21 :  議長伊藤真人選択 22 :  13番(満仲正次) 選択 23 :  議長伊藤真人選択 24 :  4番(仮屋武人) 選択 25 :  議長伊藤真人選択 26 :  議長伊藤真人選択 27 :  議長伊藤真人選択 28 :  市長(伊藤徳宇) 選択 29 :  議長伊藤真人選択 30 :  議長伊藤真人選択 31 :  市長(伊藤徳宇) 選択 32 :  議長伊藤真人選択 33 :  議長伊藤真人選択 34 :  市長(伊藤徳宇) 選択 35 :  議長伊藤真人選択 36 :  議長伊藤真人選択 37 :  議長伊藤真人選択 38 :  14番(辻内裕也選択 39 :  議長伊藤真人選択 40 :  議長伊藤真人選択 41 :  議長伊藤真人選択 42 :  議会事務局長(南川恒司) 選択 43 :  議長伊藤真人選択 44 :  議長伊藤真人選択 45 :  市長(伊藤徳宇) 選択 46 :  議長伊藤真人) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午後1時00分 開議  ○開議の宣告 議長伊藤真人)  出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  これより日程に従い取り進めます。  本日の議事日程及び議事説明員は、お手元に配付のとおりでございますので、御了承願います。    ───────────────────────────────────────  ○会議録署名議員の指名 2: 議長伊藤真人)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、渡辺仁美議員及び伊藤研司議員を指名いたします。    ───────────────────────────────────────  ○議案第2号ないし議案第38号 3: 議長伊藤真人)  次に、日程第2、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算ないし議案第38号 令和2年度桑名市一般会計補正予算(第1号)の37議案を一括議題といたします。  これより上程議案に関し各委員長の報告を求めます。  まず、総務安全委員長の報告を求めます。  18番 倉田明子議員。 4: 総務安全委員長倉田明子)(登壇)  ただいま議題となりました日程のうち、総務安全委員会に付託されました関係議案について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
     まず、議案第11号 桑名市組織条例の一部改正については、条例改正の目的を問う質問があり、移管先のブランド推進課では既に文化に関連する事業も行っており、一元化することでよりスムーズな連携が可能となり、情報発信力の強化を図れると考えているとの説明がありました。  また、他の委員より、市民からは度重なる組織変更に文化軽視を危惧する声も聞こえてくるが、市の見解はとの質問があり、軽視はしていない。ブランドの一つとして、より一層注力していく考えであるとの説明がありました。  次に、議案第14号 桑名市職員の服務の宣誓に関する条例及び桑名市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正については、会計年度任用職員の宣誓方法について問う質問があり、任用時に宣誓書へ署名、押印をしていただき、各所管に提出していただく予定であるとの説明がありました。  次に、議案第17号 桑名市有財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正については、公益性が高いと認める基準について問う質問があり、具体的には規定しておらず、案件ごとに適宜判断していくとの説明がありました。  次に、議案第23号 桑名市文化財保護条例等の一部改正については、アルファベット表記の部局名があるが、名称をつける際の決まり等はあるのかとの質問があり、決まりはなく国の法令等で使用されている名称を参考にしているとの説明がありました。  また、他の委員より、案内看板等の庁内表示について問う質問があり、条例施行日である4月1日から新しい部局名称での表記となるよう作業を進める予定であるとの説明がありました。  次に、議案第30号 令和元年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)については、歳入において、事業収入のうち貸付事業収入について増額理由を問う質問があり、滞納や分納されていた方の一括返済が4件ほどあったことが主な要因と考えているとの説明がありました。  そのほか、議案第12号、議案第13号、議案第19号、議案第25号、議案第26号、議案第28号及び議案第38号に対しては特段の異議、意見はありませんでした。  以上の経過により、審査の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、当委員会に付託されました12議案につきましてはいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、当委員会の所管事務調査については、閉会中も引き続き調査研究を要するものと決した次第であります。  これをもちまして、総務安全委員会の審査報告といたします。 5: 議長伊藤真人)  次に、教育福祉委員長の報告を求めます。  14番 辻内裕也議員。 6: 教育福祉委員長辻内裕也)(登壇)  それでは、ただいま議題となりました日程のうち、教育福祉委員会に付託されました関係議案について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第15号 桑名市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、条例改正の理由を問う質問があり、薬剤師会のかねてからの要望を受け、近隣市の状況を鑑み、報酬の見直しを行ったとの説明がありました。  次に、議案第18号国民健康保険税条例の一部改正については、限度額の引上げにより影響を受ける世帯数と基礎課税額58万円以下の世帯への影響について問う質問があり、限度額の引上げにより179世帯が3万円増加する。基礎課税額58万円以下の世帯への影響はないとの説明がありました。  原案に対する討論として、限度額の引上げは利用者の負担増であり、国が財政支援すべきと考えるため反対との討論がありました。  次に、議案第28号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第12号)所管部門については、民生費のうち社会福祉総務費中、民生委員・児童委員推薦会経費について、民生委員の充足数を問う質問があり、定数257名のうち9名の欠員があり、9地区が未確定であるため、引き続き欠員補充できるよう努力していくとの説明がありました。  さらに、他の委員より、欠員のある地区への対応を問う質問があり、地区長や近隣の民生委員で対応していただいているとの説明がありました。  同じく社会福祉総務費中、低所得者・子育て世帯向けプレミアム付商品券事業費について、販売率が伸びなかった理由を問う質問があり、商品券は申請をして引換券が交付され、引換券を持って商品券を購入してお店で使用するといった手続の複雑さ、また、購入するための資金準備の問題によるものと考えるとの説明がありました。  次に、議案第33号 令和元年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)について、特段の質疑はなく、原案に対する討論として、介護報酬の削減により事業者が十分なサービスを提供できないこと。保険料の増額が十分なサービスの提供につながっていないこと。基金を還元して事業の充実を図るべきであり反対との討論がありました。  次に、議案第35号 令和元年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、特段の質疑はなく、原案に対する討論として、会計の改善が図られていない点、返還の見通しがない点を指摘し反対との討論がありました。  そのほか、議案第29号、議案第34号に対しては、特段の異議、意見はありませんでした。  以上の経過により、審査の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、当委員会に付託されました7議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、当委員会の所管事務調査については、閉会中も引き続き調査研究を要するものと決した次第であります。  これをもちまして、教育福祉委員会の審査報告といたします。 7: 議長伊藤真人)  次に、都市経済委員長の報告を求めます。  16番 愛敬重之議員。 8: 都市経済委員長愛敬重之)(登壇)  ただいま議題となりました日程のうち、都市経済委員会に付託されました関係議案について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第16号 桑名市特別会計条例の一部改正について及び議案第31号 令和元年度桑名市市営駐車場事業特別会計補正予算(第1号)については、地方債の繰上償還額及び国費の返還額を問う質問があり、繰上償還額については1億3,180万円余、国費の返還額については2,500万円程度であるとの説明がありました。  原案に対する討論として、店舗も撤退し、にぎわいも失われ、駐車料金も上がっていくと思われるため反対。アスベスト対策を講じるなど、市費を投じて再建してきた施設を売却し、清算することには異論があるため反対との討論。また、賛成としながらも、売却に関する説明会で出された市民や利用者の声が売却後の運営に反映されているか、また、売却後の影響について、今後も検証を続けていただきたいとの意見がありました。  次に、議案第20号 桑名市企業等誘致促進条例の一部改正については、条例改正に至った経緯を問う質問があり、製造業をはじめ市内企業においても人手不足が深刻であり、増設の際に雇用要件を満たすことができず、奨励措置を受けられなかったケースがあることが市内企業への聞き取り等によって分かってきた。これを踏まえ、増設等に伴う奨励措置について、雇用要件を外すことでより積極的な設備投資を推進していきたいと考えているとの説明がありました。  また、他の委員より、条例改正による新たな奨励措置の対象となる見込み件数を問う質問があり、昨年度の工場等の増設件数から推測すると年間5件程度であるとの説明がありました。  原案に対する討論として、体力のある企業への優遇措置であり、零細企業への支援にならないため反対。ふるさと納税と同様に、自治体間の足の引っ張り合いであり、奨励措置を廃止する方向に注力すべきであり反対との討論がありました。  次に、議案第21号 桑名市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正については、自転車通行帯を導入することで歩行者の安全性が確保されるのかとの質問があり、自転車通行帯は車道内の左側に設けるため、歩道内を自転車が通行することはなくなるが、車道内を自転車と自動車が併走することになる。道路幅員や歩行者、車両の通行量を鑑みて運用について検討していきたいとの説明がありました。  次に、議案第22号 桑名市建築開発関係手数料条例の一部改正については、今回の条例改正によって申請に係る手数料はどのように変わるのかとの質問があり、改正によって廊下、階段等の共用部分が手数料の算定上除かれることになり、仮に共用部分が500平方メートル程度であれば手数料は約2万9,000円安くなるとの説明がありました。  次に、議案第24号 桑名市上下水道事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正については、条例改正により給与が減る職員はいるのかとの質問があり、今回の条例改正に伴い給与の増減はないとの説明がありました。  原案に対する討論として、非正規雇用の増加を招くこと、また、雇用の安定を図ることができないと思われるため、会計年度任用職員制度の導入には反対。これまで労働三権の制限を受けなかった人まで制限を受けることになるため反対との討論がありました。  次に、議案第27号 市道の認定及び変更については、桑名駅自由通路の起点を南側から北側の昇降部に移したのはなぜかとの質問があり、南側については桑名駅周辺施設整備事業の事業区域に入っており、建築物が建設されるなど、提案によって流動的になるため起点を北側に移したとの説明がありました。  原案に対する討論として、桑名駅自由通路の階段の幅員が現状より狭くなり、安全性に疑義があるため反対との討論がありました。  次に、議案第28号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第12号)所管部門については、総務費のうち交通対策費中、養老線運営支援事業費増について支援内容を問う質問があり、養老線管理機構の構成7市町において、養老線支援のため平成30年度より民間事業者に対して寄附金を募っている。本市では増額した20万円を含め11社から合計185万円の寄附金を募り、養老線管理機構を通じて養老線の存続に向け養老鉄道に支援しているとの説明がありました。  次に、商工費のうち観光費中、施設管理運営費減について、なぜ観光案内所の設置を断念することになったのかとの質問があり、9月補正予算可決後、飲食事業者3者と交渉を重ねてきたが、採算面や事業スキーム、飲食スペースの席数の確保など課題も多く、合意には至らなかったため、観光協会と相談の上取りやめることとしたとの説明がありました。  原案に対する討論として、サンファーレ北館の土地貸付収入が基金に積み立てられていること、観光案内所の設置場所について話がまとまらないことを指摘して反対。サンファーレ関連の収入を指摘して反対との討論。また、賛成としながらも、災害復旧費関連事業については出水期までに工事を完了していただきたいとの意見がありました。  次に、議案第36号 令和元年度桑名市水道事業会計補正予算(第4号)については、資本的支出のうち工事請負費について、減額理由及び進捗状況を問う質問があり、国土交通省により伊勢大橋関連工事の進捗が遅れたことに伴い、水道本管の布設工事ができなかったこと、また、東邦ガスのガス管更新工事に合わせて老朽化した水道管の布設替えを予定していたが、工事の見通しが立たなくなり、減額補正した。その他についてはおおむね予定どおり進捗しているとの説明がありました。  原案に対する討論として、消費税について増額補正されており、会計を圧迫しているため反対。災害派遣をすることは結構であるが、派遣される職員の健康を考えた派遣先等の検討がされていないため反対との討論。また、賛成としながらも、当初予定していた工事については全て年度内に終わらせるよう努めていただきたいとの意見がありました。  次に、議案第37号 令和元年度桑名市下水道事業会計補正予算(第3号)については、特段の質疑はなく、原案に対する討論として、下水道事業会計における消費税の在り方について反対。減額補正した項目もあるが、おおむね当初予定していた事業を実施しており、賛成との討論がありました。  次に、議案第38号 令和2年度桑名市一般会計補正予算(第1号)所管部門については、補正に伴い総事業費も1億8,000万円増額されることになるのかとの質問があり、令和2年度と令和3年度の継続費の内訳などを変更しており、全体の事業費に変更はないとの説明がありました。  原案に対する討論として、自由通路の昇降部に設置する階段の安全面を指摘して反対。観光案内所の件など事業の進め方を指摘して反対との討論がありました。  そのほか、議案第32号に対しては、特段意見はありませんでした。  以上の経過により、当委員会に付託されました12議案については、審査の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、当委員会の所管事務調査については、閉会中も引き続き調査研究を要するものと決した次第であります。  これをもちまして、都市経済委員会の審査報告といたします。 9: 議長伊藤真人)  最後に、予算特別委員長の報告を求めます。  12番 冨田 薫議員。 10: 予算特別委員長冨田 薫)(登壇)  ただいま議題となりました日程のうち、予算特別委員会に付託されました関係議案について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、予算特別委員会は議長を除く全議員で構成し、三つの分科会を設置の上、各分科会で詳細な審査を行いました。  分科会審査は3月4日から3日間の日程で行い、16日には全体会を開催いたしました。  全体会では、各分科会長から審査報告を受け、報告に対する質疑終了後、予算9議案に対する討論を経て、最終的に委員会として、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算ないし議案第10号、桑名市下水道事業会計予算の9議案につきましては、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、去る2月28日の本会議において、当委員会に審査要望のありましたPFI事業費の件については、当委員会の総務安全分科会において当局から説明を受け、質疑、協議という順で審査をいたしました。  その結果、図書館等複合公共施設におけるPFI事業の契約を解除し、市の直営に戻すことについては、損害賠償金などの補償に大きなリスクを伴う。サービスの低下が懸念される。現状の運営方法については、総務省からも一定の評価を得ている等の意見が出され、契約を解除せず、現状のまま事業を継続していただきたいとの意見が委員の多数を占めました。  次に、討論では、まず、議案第2号に対する反対討論として、公民連携事業の推進により民間参入が進められ、市民サービスが低下、削減されていること。会計年度任用職員制度の導入は処遇改善にならないこと。スマート自治体推進事業及び行政情報化事業は自治体職員の削減や行政サービスの削減につながること。まちづくり協議会の設立に向け準備されているが、住民の力で地域づくりができるのかが問われていること。多度地区小・中一貫校推進事業が地域住民の納得できるものになっていないこと。自衛隊募集事務、三重地方税管理回収機構負担金、みえ森と緑の県民税市町交付基金、個人番号カード交付事業、小・中一貫教育関連、同和関連事業費、PFI事業、学校給食の業務委託化、多世代共生施設整備事業の民営化、桑名市総合医療センターへの貸付経費が盛り込まれていること。桑名駅西土地区画整理事業の長期化、桑名駅自由通路事業、企業等誘致奨励金は企業優遇であることを指摘して反対との討論がありました。  次に、議案第2号に対する賛成討論として、多世代共生型整備事業として、新しい福祉の形として、総合的な福祉施策や福祉サービスを提供できる仕組みの構築に取り組まれていること。市民の暮らしの安心・安全確保のため、南海トラフ地震による津波浸水被害を想定し、津波避難誘導デッキの整備や河川のしゅんせつ等の治水対策強化に取り組まれていること。多言語対応の翻訳システムを導入するなど、誰にも選ばれる桑名市になり得る未来に向け、取り組まれていることを評価するとともに、新型コロナウイルス感染症による影響を想定した財政対応をお願いし賛成との討論がありました。  次に、議案第3号については、保険税額の上限が引き上げられ、加入者への負担増になっていること。保険税の引下げに対しての検討が進められていないことを指摘し反対との討論がありました。  次に、議案第4号については、2021年まで一般会計からの繰入れが続くということに加え、回収が困難な状況が続く会計になっていることを指摘して反対との討論がありました。  次に、議案第5号については、受益者負担になっていること、一般会計からの繰入れが続いていること。流域下水道への接続など、事業自体を見直す余地があることを指摘し反対との討論がありました。  次に、議案第6号については、40歳から64歳までの保険料の引上げが行われていること。地域ケア会議の推進が十分でないこと。高齢者の増加に対して認定サービス利用が減っていること。介護報酬の削減で事業所が立ち行かない状況が出ていることなど、事業についての問題を指摘し反対との討論がありました。  次に、議案第7号については、年齢で区分する医療保険制度であることを指摘し反対との討論がありました。  次に、議案第8号については、返還が確実に保障されていない状況での貸付けに対して問題があることを指摘し反対との討論がありました。  次に、議案第9号については、受益者負担であること。高い長良川水系の水の購入が会計の負担となっていることを指摘し反対との討論がありました。  次に、議案第10号については、水道事業会計から長期貸付けを行っていること。受益者負担であること。消費税増税分が盛り込まれていることを指摘し反対との討論がありました。  また、最後に16日の全体会において、市長から令和2年度当初予算は市長就任以降2期目の最後の当初予算編成であり、これまで皆様の御理解、御協力の下、行財政改革を進めてきた結果、明るい兆しが見えてきたと感じている。今回の予算編成では、安定的な運営のため、繰越金の計上を抑えるとともに、財政調整基金からの繰り出しも控えることで、将来に備えた基金残高の確保を図ることができた。  また、当初予算は災害に打ち勝つまち、果敢に挑戦、変革するまち、誰一人取り残さないまちという三つの特徴を持った予算として編成した。令和2年度は総合計画後期基本計画のスタートの年であり、安定した財政基盤を堅持しながらも、次世代に向けた新しい挑戦を行っていくための年でもあり、今を生きる市民の皆様の暮らしの満足度を高めつつ、次世代への責任も堅持して、持続可能なまちづくりへとつなげてまいりたいと考えている。今後とも御支援、御指導をいただきたいとの発言がありましたので、併せて御報告申し上げます。  これをもちまして、予算特別委員会の審査報告といたします。 11: 議長伊藤真人)  以上で各常任委員長及び予算特別委員長の報告は終了いたしました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  21番 伊藤惠一議員。 12: 21番(伊藤惠一)(登壇)  予算特別委員会、冨田委員長様、PFI事業費関連の審査報告、誠にありがとうございました。それに関し、ごく簡単に2点質疑をさせていただきますので、お答えいただける範囲で結構ですので、よろしくお願いいたします。  私、先般、時間がございましたので、この委員会を傍聴させていただきました。ということで、先ほど御報告いただいた内容をもう少しだけ説明を追加して、質疑に至った理由とともに申し述べたく存じます。  さて、審査の過程で各委員の皆様の御意見表明が何点かございました。まず、1点目は金利も高くないということでございました。委員の皆様には、図書館から頂いた年度ごとの金利表もお渡しさせていただいてありましたけれども、それらを足し算すると金利が幾らかというのは出てくるんですが、さきの2月28日の本会議でもお示しさせていただきましたが、このままPFIを15年間続けると3億2,900万円余、直営に戻すと17年間で3,400万円余ということで、PFIは10倍ほどかかるというようなことでございますが、なぜそれが高くないのか少々疑問に思っております。皆様はいかがお考えでしょうか。  また、2点目でございます。このような意見がございました。スタッフが頑張っている、だんだんよくなってきたという御意見でございました。それでは、PFIでない多度や長島のスタッフは頑張っていないのでしょうか。制度は関係ないのではありませんか。  とともに、2018年9月定例会の会議録をお読みいただければ詳細が書いてございますが、例えば三大指標、図書館の満足度といいますか、評価は三大調査、三大指標で成り立っている。そのうちの一つですけれども、運営サービスの満足度はどれだけであったかということは58.2%であった。非常に低い満足度であった。  それで、一番大事な蔵書、図書ですよね。一番大事な蔵書は満足度が僅か29.4%であったと。これは学校であったら落第、議会であれば否決であろうと思うんですけれども、日本、世界でワーストの図書館ではないかと言われておりましたが、児童サービスに至っても27%、それからCD、DVDは僅か19%。その結果、1日当たりの入館者数は当初に比べて25.6%減っておりました。逆にだんだん悪くなってきたのではありませんか。  さらに、3点目でございますが、15年もきれいに維持してサービスは直営よりもよいというふうな御意見がございました。果たして一体どこにそんな根拠があるのでしょうか。  もし今日SPCが潰れて、潰すことはないんですけれども、何らかの理由で明日から図書館を市の直営に戻さなければならないとなった場合、サービスはどのようになるかといいますと、全く同じであります。  例えば、開館時間が9時から9時とか、開館日数が年300日以上とか、先ほどのきれいさという点をおっしゃってみえるんだと思うんですけれども、全く変わりません。それはなぜかといえば、皆様方が毎年この3月定例会で債務負担行為を議決しておっていただいているからでございます。今定例会におきましてもその債務負担行為が出てきております。これは図書館でも確認をいたしております。  ところが、同じサービスかというとむしろサービスはよくなる。よくなるのであります。それも2016年6月定例会で申しておりますので、会議録をお読みください。慶應大学の須賀千絵先生はPFIの第一人者でございますけれども、PFIの発祥のイギリスへも調査研究を行っていらっしゃる方なんですが、直接伺ったところ、民間に技術があるわけではない、公共のほうがノウハウも持っているというふうに証言をされているのであります。  4点目は、直営に戻すと多額な損害金が発生するという御意見がございました。これも図書館で再度確認いたしましたが、契約書には損害金と言える項目は2項目明記されております。その一つが損害金と言えるかどうか分かりませんけれども、建設費の残金でございます。これも先般御表明させていただきましたし、図書館からの資料は委員の皆様方にもお渡しさせていただいてあったと思いますが、建設費残金は12.1億円、税別でございます。  それから、これが損害金だろうと思うんですけれども、金利に関しましては15年分で3.2億円、これも先般お示しさせていただいております。これを払ってでも、先般お示ししたように十数億円から二十数億円直営のほうが安いと。しかも、サービスがよくなるということでございます。  最後に御意見がございました総務省PFI調査報告書には一定以上の評価があるという御意見がございました。この調査報告書には桑名も出てまいります。私も読まさせていただきました。そうすると、何が書いてあるかといえば、桑名市とSPCとの契約内容の確認と現状の報告のみでございました。  ただ1点だけ、国庫補助が得られなかったことが課題であると書かれておりました。あとは何も書いてございませんでした。これはPFIを始めたのが総務省自身でございますから、そして推進をしたいというふうに書かれておりましたので、結論ありきのやらせと言われても仕方のないレポートなのではないでしょうか。  ということで、審査依頼日に私は倉田委員長に説明に参りましょうかというふうにお尋ねさせていただきました。お呼びがかかりませんでしたので、傍聴もしておりましたけれども、残念ながら説明はさせていただけませんでした。
     もし、私じゃなくても説明する人がいたら、先ほどのように、じゃ、どうしましょうかというふうに議論が深まって、しかしながら、確かに局長や伊藤惠一の試算はあるが、心もとないから、専門家、第三者のコンサルに試算させて、これは御意見がございましたけど、ということになったかもしれません。そして、コンサル分の予算を増額させて議決、もう予算を取りなさいという決議、あるいは附帯意見がついたかもしれないのでございます。  以上のことから、1点目、なぜ先ほどの委員長報告しか作れなかったのか、その原因は何か。  また、なぜ説明員、例えば私を呼ばずに審査して、結果先ほどの報告書になったのか。  以上、2点よろしくお願いいたします。 13: 議長伊藤真人)  ただいまの伊藤惠一議員の質疑に対して委員長の答弁を求めます。  冨田 薫議員。 14: 予算特別委員長冨田 薫)(登壇)  ただいまの伊藤惠一議員の御質問にお答えさせていただきます。  予算特別委員会のほうでは、総務安全分科会のほうで話し合われた内容を予算分科会のほうで審査しておりますので、詳細については報告のとおりということになりますので、よろしくお願い申し上げます。 15: 議長伊藤真人)  伊藤惠一議員、再質疑はよろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論は、賛成または反対の立場を明確に表明していただくよう特にお願いをいたします。  討論の通告がありますので、発言を許します。  6番 多屋真美議員。 16: 6番(多屋真美)(登壇)  こんにちは。日本共産党の多屋真美です。  会派を代表しまして、2020年第1回定例市議会に上程されました議案のうち25議案に対し反対の討論をさせていただきます。  議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算については、公民連携を進めるとして民間参入が進められ、市民サービスの低下となっていることを指摘いたします。  予算に多く盛り込まれています会計年度任用職員給与においては、会計年度任用職員制度はいつでも雇い止めが可能な有期雇用の非正規職員であり、不安定雇用を進め、給与面ほか手当など、様々な点で処遇改善とならない制度であり、制度そのものに問題があることを指摘します。  各所管別としては、総務安全部門においては、同和問題をはじめとする様々な人権問題云々と明記し、同和行政の終結に踏み切らず、同和関連予算が盛り込まれている点を指摘します。  自衛隊の募集事務、国民保護計画、北勢防衛協会の分担金、社会保障、税番号システム事業費、取立ての厳しい三重地方税管理回収機構負担金が市民負担で行われていますが、これは取りやめるべきです。離脱をしている自治体も出てきております。  PFI事業や財政管理事務により公共施設マネジメントが進められ、市民サービスの削減になるものとして同意できません。  生涯学習、社会教育、行政サービスが市民のためのものとなっていません。コラボ・ラボなど官民連携を進め、行政の果たすべき役割が市民の求めるものに応え、暮らしを支えるものから外れてきています。  まちづくり拠点施設費、施設管理費については、まちづくり協議会の設立に向けて準備がされていますが、各地域で住民の力で地域づくりができるのかが問われています。  みえ森と緑の県民税市町交付基金については、県の施策として、森林対策政策の下、予算が確保されるべきであり、国民負担を強いてその下で基金とするということについては同意できません。  行政、自治体の在り方を大きく変えようとするスマート自治体推進事業費、行政情報化事業費は自治体職員の削減、行政サービスの削減につながるものとして同意できません。  また、証明書のコンビニ交付サービス事業費、個人番号カード交付事業費など、個人情報管理に問題があることを指摘します。  森林環境譲与税基金、人権政策費など、内容に問題があることを指摘します。  教育福祉部門においては、多度地区小・中一貫校推進事業が地域住民の方が納得できるものになっていません。教育、地域の様々な点において内容の十分な検討が必要です。  多世代共生型施設事業が民営化路線へ進んでいます。福祉行政はしっかりと行政が行うべきものであることから、ありようが大きく崩されていると考えます。  小・中一貫教育関連が9年間教育や規模を大きくした教育に疑問があること、教育ICTが急速に推進されていること、学校や教員、教育環境の整備をすべきであること、同和事業関連費が多く盛り込まれていること、食育からそれる学校給食の業務委託化が進んでいること、医療センターへの貸付けの経費が盛り込まれていることに問題があります。  都市経済部門においては、地域経済を活性化することは地元中小業者の支援策を講じることにあります。桑名駅西土地区画整理事業は事業開始から長期化し、終了のめどもついていない事業となっており、多額の費用を長期間投入しています。市民への周知不足であり、住民合意を取る必要があります。  駅自由通路事業については民間主導のため、予定されていた計画を変更することとなる事態が起き、市に負担が生じています。  議案第3号 令和2年度桑名市国民健康保険事業特別会計予算については、保険税額の上限が引き上げられ、加入者の負担増になっています。また、保険税の算定については、全国知事会と全国市長会などでも引下げについての意見が出されているにもかかわらず、その方向に進んでいません。公費投入による保険税の引下げの検討が進められていないことを指摘します。  議案第4号 令和2年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算については、依然と一般会計からの繰入れが続いていること、回収に困難さが増しているという会計については改善を求めます。  議案第5号、令和2年度農業集落排水事業特別会計予算については、受益者負担であること、そして、一般会計からの繰入れが続いている点を指摘します。流域下水道への接続など、事業自体を見直すべきです。  議案第6号 令和2年度桑名市介護保険事業特別会計予算については、40歳から64歳までの保険料の引上げが行われること、本人の理解と合意、自己決定による自立支援に資するサービスの利用を広げる市民による地域ケア会議の推進が十分でないこと、高齢者の増加に対して認定サービス利用が減り、利用者は保険料が上がっても十分なサービスが受けられていない状態であること、介護報酬の削減で事業所が立ち行かない状況が出てきているなどの問題を指摘します。基金を還元して保険料の引下げ、事業の改善を図ることを求めます。  議案第7号 令和2年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計予算については、年齢として区分があることについては問題があると当初から指摘しております。高齢者は保険料が上がり、負担増となっている問題を指摘します。  議案第8号 令和2年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計予算については医療センターへの出資ですが、返還される保障が明らかでない点を指摘します。  議案第9号 令和2年度桑名市水道事業会計予算については、現在使っていない高い長良川水系の購入費用については不要であることを問題とします。  議案第10号 令和2年度桑名市下水道事業会計予算については、下水道事業の計画はまだまだ進んでおらず、未整備地域が残されて解消の方向に進んでいないことを問題とします。  議案第14号 桑名市職員の服務の宣誓に関する条例及び桑名市議会の職員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する一部改正については、会計年度職員を含んでいることに同意できません。  議案第16号 桑名市特別会計条例の一部改正については、市民の財産を売り払い、条例を廃止することについて同意できません。  議案第17号 桑名市有財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正については、公民連携を推進するためのものであり、公民連携ありきに問題があります。  議案第18号、国民健康保険税条例の一部改正については、課税限度額の引上げは利用者の負担増となることに同意できません。高い国民健康保険料に対し、国の財政支援を求めるべきです。  議案第20号 桑名市企業等誘致促進条例の一部改正については、企業優遇施策であることから同意できません。  議案第23号 桑名市文化財保護条例等の一部改正については、第3条、桑名市子ども・子育て会議条例中、教育総務課教育環境整備室を新たな学校づくり課に改めるとありますが、学校再編成が狙いとしていることから同意できません。  議案第24号 桑名市上下水道事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正については、会計年度職員制度に問題があることから同意できません。  議案第25号 財産の処分については、市費を投じて施設建設し、維持管理してきた施設を民間業者に売却することに同意できません。  議案第28号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第12号)については、桑名駅西土地区画整理事業費4億7,767万1,000円減となり、事業の進捗が進まない事業でありながら、予算計上されながらも減額の金額が大き過ぎることから同意できません。  議案第31号 令和元年度桑名市市営駐車場事業特別会計補正予算(第1号)については、駐車場の売却を行ったことに同意できません。  議案第32号 令和元年度桑名市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、一般会計からの繰入れが続いていること、受益者負担であることに同意できません。事業の先行きがないなら、広域下水道への接続など事業自体の検討が必要ではないでしょうか。  議案第33号 令和元年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)については、事業所に対しての介護報酬の削減により事業が立ち行かない、サービスが提供できない状況が起きています。利用者にとって、保険料は上がっても十分なサービスが受けられない状態であることに同意できません。基金を還元して事業の充実を図るべきです。  議案第35号 令和元年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計補正予算(第1号)については、会計の改善が図られていない点、返還の見通しがない点に同意できません。  議案第36号 令和元年度桑名市水道事業会計補正予算(第4号)については、県水として長良川河口堰の水を買わされている。消費税の転嫁がされていることに同意できません。  議案第37号 令和元年度桑名市下水道事業会計補正予算(第3号)については、消費税の転嫁がされていることに同意できません。  議案第38号 令和2年度桑名市一般会計補正予算(第1号)については、民間主導のため予定されていた計画も変更することが既に起き、市の負担が生じていることに同意できません。  消費税増税、今回の新型コロナウイルスの影響で市民の負担増、暮らしの困窮が予想されます。  市民の暮らしを支える市政となるよう、以上を反対の理由として述べさせていただきました。 17: 議長伊藤真人)  次に、通告により22番 渡邉清司議員。 18: 22番(渡邉清司)(登壇)  改めまして、こんにちは。会派絆の渡邉清司でございます。  議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算につきまして、会派を代表いたしまして賛成の立場から討論をいたします。  まず冒頭に、新型コロナウイルスでお亡くなりになった方々に心より冥福をお祈り申し上げ、また、治療中の方々に心よりお見舞いを申し上げます。  さて、市長は就任以来、桑名市の厳しい財政状況の中、公民連携手法の導入や公共施設マネジメント推進などの行財政改革を継続的に取り組んでこられました結果、徐々にではありますが、財政の硬直化を脱し、財政状況も健全化へと向かっているものと思っております。  また、業務の効率化を求めるだけではなく、いち早く新しい時代を捉えたAI、RPAなど、ICTを活用した働き方改革を図り、職員が生き生きと働ける職場環境の整備や行政サービスの水準を落とすことなく、事業の見直しや、少子高齢化や人口減少などによって将来予想される課題に対応する取組を進めていかれるだろうと考えております。  このような中、令和2年度は市民の命や財産を守り、安全・安心して暮らせるまちを最優先とし、未来へつながる持続可能なまちを目指した予算編成がなされるものと推察をいたします。加えて、職員一人一人が変わる、変える意識を持って改革に取り組み、その改革の成果をしっかりと評価するがんばり見える化予算を創設され、現状に満足することなく、さらに一歩前へ踏み込むという市長の意気込みが反映された予算編成がなされたことに評価をいたしたいと思います。  それでは、予算の中から賛同いたします主な事業を申し上げます。  令和2年度一般会計予算では、前年比0.4%の増額となっておりますが、財政調整基金からの繰入金を22.9%減額するなど、新しい福祉の形として高齢者、障がい者、子供などに対し、通所や入所、相談などを包括的に提供する多世代共生型施設(仮称)福祉ヴィレッジ整備事業は、市がこれまで既存施設において提供してきたサービス及び機能に加え、多世代交流、共生のまちづくりを実現させ、持続可能で効率的な施設運営を可能とする民間ノウハウを生かして整備することで、総合的な施設や福祉サービスを提供できる仕組みを構築するものと評価をいたします。  次に、防災面では、南海トラフ地震による津波浸水被害の想定に対し、長島伊曽島地区に一時的な避難施設として、津波避難誘導デッキの整備と、河川氾濫などの浸水被害に備えるために、河川のしゅんせつ等の治水対策の強化は、近年相次ぐ自然災害に対しての不安を軽減させ、市民の暮らしの安心・安全につながる事業と評価をいたします。  次に、地域の方々、保護者の方々と話合いを重ね、候補地と開校の目標時期が明らかにされた多度地区小・中一貫教育校整備事業につきましては、今後も地元の皆さんとより具体的で丁寧な話合いを継続して進めていただき、将来的な桑名市全体の計画も含め、子供たちの生きる力を育む学習環境の整備を期待いたします。  次に、外国人住民が年々増加をする状況で、多言語対応の翻訳システムを導入するなど、外国から来た人をフォローできる体制は、安心して長く桑名で生活ができる住みやすく、誰にでも選ばれる桑名市になり得る未来に向けた取組と評価をいたします。  最後に、事務の一部を外部委託することで、行政職員が集中して効率的にやるべき仕事を遂行できる体制づくりと、繁忙期に柔軟に人員配置をするなど、弾力的な職員体制の構築は、職員の働き方改革と併せて住民の向上へとつながる施策と評価をいたします。  以上、予算について賛同いたします主な施策について数点申し上げましたが、最後に新型コロナウイルスの拡大が国の経済状況にとどまらず、日々の社会生活にも様々な影響を及ぼし、国民の不安も募ってきている状況でございます。  桑名市においても新型コロナウイルス感染症対策本部が設置をされ、対応されておりますが、あらゆる場面を想定した上で、迅速で柔軟な財政対応を念頭に置き、取り組まれることを申し上げまして、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算の賛成討論といたします。何とぞ皆様の御賛同賜りますようよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。 19: 議長伊藤真人)  次に、通告により21番 伊藤惠一議員。 20: 21番(伊藤惠一)(登壇)  皆様、改めまして、こんにちは。  二元代表制、あるいは車の両輪ではなく、議会はドライバーですから、議案として例えれば、上程されてきたAI自動車プログラムを手放しで過信するのではなく、常に修正、削除、議会で言えば反対し、お乗りいただいている市民の皆様の安全を守らなければなりません。  そこで、その必要性のある17事案に対し、通告にのっとり理由を申し述べます。  議案番号でのみ申し上げる場合もございますが、第2号、2020年度桑名市一般会計予算において、くしくも今回のコロナウイルスが群れるな、すなわち小・中一貫教育・校関連予算は不適切、小・中学生を1か所に集めるのではなく、多度西小学校の復活も含め、分散させよと警告。  世界保健機関WHOや茨城大学附属小学校の先生、また、保護者も、小学生の健康のため及び最も教育効果の高い1小学校当たり100人以下の複式学級を含む小規模校とすべきであるとの勧告や指示、かつ何よりも文部科学省自身が先般自身の調査結果に基づいて、施設一体型並びに小・中一貫教育は失敗と告白しているのであります。  それに比して、桑名市民は立派であります。昨年5月に市内全域でWi-Fiが使えるようにとの御意見を頂き、担当部署に伝えましたが、小・中一貫の予算と労力があるのならさっさと組み替えて、国内の一部の自治体や中国、また、イタリアのように、学校での事業はとまってもオンライン授業ができる環境を直ちに整備すべきであります。  また、コロナは平生の予算が適切か否かも教えてくれていますが、例えば大阪市は感染拡大の経済対策として、小学校給食の無償化を前倒しするために今定例会予算を修正いたします。一方の桑名市の同予算では、子供たちから預かった給食食材費を県内の天下り団体を経由させ、毎年600万円以上をピンはねさせているのであります。これが桑名市教育委員会が何度も本会議で答弁している子供たちによりよい教育環境を提供していくことの意味なのでありますか。  さらには、7年連続の200兆円規模の大企業の貯金、内部留保増とその反動で労働分配率も下がり続ける中、安倍政権や桑名市は何の事前準備もさせず、何の準備もせず、かつ不十分な事後対応で教育を含む過剰な経済の停滞を引き起こしているのであります。それにもかかわらず、議案第20号も同じですが、企業等誘致促進予算に関し新規雇用要件が一部外されようとしています。これではただ単なる固定資産税免除の規定であり、前述の現在のコロナによる経済情勢からそのような予算は、それら当該企業からは正当に頂き、よって、相対的な弱者である一般市民、労働者の同様の固定資産税免除に使われるべきであり、予算案等の修正を議会はいたすべきであります。  今回のコロナのように、1929年から繰り返される恐慌の引き金が何で、いつ引かれるかは予測不可能な中、桑名市も30年間といった市有地貸しに関する、これは議案第17号も含みますが、例えば多度天王平温泉用地、堂ヶ峰公園用地、桑名駅周辺、そして市北庁舎等の予算案及び事業名には現れてこない予算が計上されていますが、公民連携という名の失敗した場合に変更が著しく困難で、誰も責任を取らず、全て市民と次の世代にツケを回す公と民の悪いところが増幅されることはPFIで実証済みではありませんか。  その中でも、例えば堂ヶ峰公園用地は、療育センターの充実は結構なことと存じますが、土地購入時に作成した利用計画は議会、イコール市民に対する約束、契約で、時効はなく、代替地も用意されないのであれば、だましたと言われても仕方がないのであります。  見えにくい予算としては、今年度にも使用されている例えば知事との対談で使われた長島水辺のやすらぎパークの維持管理費、旅費、ガソリン代等のIR関連予算であります。1992年、山梨県でカジノ長者が見せしめのため惨殺されたとされる事件が起きましたが、そのようなばくち、賭博に汚染された社会を次の世代に残すのか。銭は欲しいさ、でも、そこまでは落ちぶれとらんと旧南島町の故小倉正巳さんらが芦浜原発を阻止し、放射能汚染から三重県を守った、そんな社会を引き継いでいくのか。  桑名駅に関連しては自由通路の予算、これは議案第27号及び第38号も含みますが、現在東口を出ると左右に幅3.05メートルと3.60メートル、計6.65メートルの階段があります。これが計画では2.5メートルと2.0メートル、計4.5メートル、現在より幅員が2.15メートルも狭くなります。次の世代には期待いたしますが、今後通行量が増え、自転車も混在するとなれば、明石市での花火大会死亡事故も思い起こされ、安全性に疑義が生じるのではありませんか。  この問題の原因の一つに、担当部局がころころと3回も変わったことが指摘されています。首尾一貫性がなくなり、ノウハウも蓄積せず、専門外の分野も担当せざるを得ず、責任の所在も曖昧にならざるを得ません。よって、議案第11号及び同第23号も含みます。  続いて、防犯カメラ設置補助金について、昨年の刑法犯が敗戦後最少、2002年より71%強減少、格段に安全性が増せばシーソーと同じで、本来は防犯カメラを減少させ、市民の人権、プライバシーを守り、増大させる必要性が生じます。つまり、やむにやまれぬ設置であっても、これまで以上に厳格な運用が求められ、そのガイドラインの見直しが必要不可欠となってまいります。しかしながら、去る2月28日の本会議でただした措置は考えられておらず、よって時代遅れの現ガイドラインの修正がまず先でありましょう。  最後に、会計年度任用職員に関する予算について、収入アップにつながれば一歩前進、それ自体は結構なことかと存じます。しかし、議案第4号並びに同第24号も含みますが、その制度導入の問題点、すなわち、憲法で認められているストライキ権をはじめ、労働三権の一つでも下位の法律、条例で制限されることがあってはならないのであります。  なぜなら、例えばそれがあれば森友学園の文書改ざん命令にも抵抗でき、命を落とされる方も出なかったのでありましょう。御冥福をお祈りいたします。これは他人事ではなく、我が桑名市においても先般小・中一貫教育・校を説明する全員協議会資料に改ざんと取られても仕方のない記載があったではありませんか。
     なお、総括として、本予算案が現市長の任期内に収まる抑制的なものになっていない点も申し添えます。  水道、下水道に関する議案第9号、10号、36号並びに37号については、先ほど申し述べた理由に含まれるもの以外、白河市への職員の応援派遣は健康面から他の方法を取っていただきたかったこと、また、交通の不便な施設の職員から駐車場料金を取るべきでないことほかであります。なお、今後の安全でおいしい安価な水の供給に大変期待が持てる点は評価させていただきたく存じます。  議案第12号のまちづくり拠点に関する条例改正案につきましては、地方自治法第244条第1項の住民の福祉を増進する目的に沿わない目的外使用をさせる条項の追加自体が既に違法であります。  議案第11号、同第28号並びに同第31号は、末広駐車場及びサンファーレ売却失敗の予算が計上されている点であります。  以上これまでの討論は省略し、あるいは、他の討論をお聞きください。以上です。 21: 議長伊藤真人)  次に、通告により13番 満仲正次議員。 22: 13番(満仲正次)(登壇)  改めまして、皆さん、こんにちは。桑風クラブの満仲正次でございます。  議長のお許しをいただきましたので、会派を代表いたしまして、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計当初予算案に賛成の立場で討論させていただきます。  発言冒頭、新型コロナウイルスに関連し、所見を少し述べさせていただきます。  国の休園、休校、あるいはイベント自粛等の要請に当市も応じ、市民生活はあらゆる側面で大きな影響が発生しております。桑名市議会もこれに対応するため、3月9日、新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める意見書を可決いたしました。また、本日は、先週18日の議会運営委員会で協議されました学童保育等への対応のため、補正予算、議案第39号が追加上程される運びとなっております。  今回の新型コロナウイルスによる感染症の影響は、大人から子供まで全ての市民生活に多大なる悪影響を与えております。行政で対応できることには速やかなる実行をよろしくお願いいたします。  それでは、本題に入りますが、令和2年度桑名市一般会計当初予算案について、多数の事業の中から賛同、評価すべき事業の一部を申し上げます。  まず、1番目に、近年の集中豪雨や防災に対応するため、緊急浚渫推進事業及びため池等整備事業、2)、桑名の新たな玄関口となる本年8月末運用開始予定の桑名駅自由通路整備事業、3)として、昭和47年に都市計画が決定してから48年が経過し、さらなる事業推進が求められる中、一定の形が見えつつある桑名駅西土地区画整理事業、4)、南海トラフ巨大地震に対応するため、長島伊曽島地区の津波避難施設整備事業、5)、福祉総合相談事業について、多度、長島地区への拡大、6)、教育振興におけるICT活用学力向上事業、以上の項目について特に評価したいと考えます。  また、来年度に推進する大型事業、多度地区小・中一貫校新設事業、堂ヶ峰公園に予定している多世代共生型福祉施設整備事業については今後克服すべき課題もたくさんございます。市民との協議、理解を前提に進めていただきたくお願いいたします。  次に、まちづくり協議会結成の推進に向けて、総務安全委員会の事業評価で指摘もあったように、各地区で結成に向けて準備状況等に温度差が見られる中、さらなる事業推進を図り、一括交付金制度の早期確立をお願いいたします。  次に、一般会計、上水道会計において、工事等を発注する場合、迅速な防災対応、市内企業の育成等も考慮した入札制度の検討をお願いします。  次に、総合医療センターの経営についてでございますが、当市は多額の債務負担をしており、常に経営状況の監視を怠ることのないよう、また、90%以上の病床稼働率を目指した病院経営をお願いいたします。  最後に、度々組織改編が行われ、市民から困惑を感じる声も聞かれます。新たな課題への対応と理解できる部分もありますが、組織の課や係の命名についてはその目的がどこにあるのか、市民目線で考えてください。  例えば、都市整備部のアセットマネジメント課の言葉の意味は、辞書によると金融資産の維持管理を表しており、本来の業務内容とはかなり意味合いが違います。また、県内の他市町で道路、公園等の維持管理を担当する部署でアセットマネジメントを使用しているところはございません。また、アルファベット表記についても再考をお願いいたします。  それでは、最後に全ての事業推進に際し、市民、関係者との十分な協議やさらなる行財政改革をお願いし、賛成討論といたします。議員各位の御賛同をお願い申し上げます。以上でございます。 23: 議長伊藤真人)  次に、通告により4番 仮屋武人議員。 24: 4番(仮屋武人)(登壇)  皆さん、こんにちは。4番、桑風クラブ、仮屋武人でございます。  議長のお許しをいただきましたので、ただいまから議案第11号及び第23号について、賛成の立場より討論させていただきます。  この議案は、組織再編に伴い所要の改正を行うものでございます。  まず、議案第11号において、文化財の所管を産業振興部観光文化課から市長公室ブランド推進課に変更されました。市民の方からも、文化に関することの所管が産業振興部に入っているのは違和感があるとの声も頂いており、今回ブランド推進課に変更されたのは賛成でございます。  文化財の所管が以前より度々変わっているのも事実であるところから、これも市民の方より文化を軽視しているのではないかとの御意見もございましたが、委員会におきまして当局より、文化財の取組に真摯に向き合うための組織再編であるとの返答も頂いており、改めて賛成とさせていただきます。  また、第23号議案中第4条、交通会議の庶務を都市整備部都市整備課より市長公室政策創造課MaaS推進室への変更についてですが、これまで都市整備課にありました北勢線、養老線、養老鉄道、コミュニティバス、この部分とまちづくり推進課におきまして、県内でも先進して実証実験を行ってまいりました自動運転の研究等を一元化し、未来への公共交通を考え対策するため、市長公室内にMaaS推進室を設置する動きは賛成でございます。  MaaSはモビリティ・アズ・ア・サービスの略であり、ICT、スマホを代表する情報通信技術を活用し、バスや電車、タクシー、飛行機など、自家用車以外の公共交通を一元化し、途切れのないサービスを構築していく。国はもとより世界的に広がっている考え方です。  しかしながら、市民の皆さんにとってはまだまだなじみがなく、MaaS推進室と書いてございましても何を行っているのか分からないのが現実かと思います。そこで、説明書き等、例えば下に括弧書きで日本語表記をするなど、市民に分かりやすく表記をし、市民に優しい市役所であっていただきたく思います。  以上の提案を申しつけ加えまして、賛成討論とさせていただきます。以上でございます。ありがとうございます。 25: 議長伊藤真人)  以上で討論を終結いたします。  ただいま討論がありましたので、議案を分割して採決いたします。  まず、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算、議案第9号 令和2年度桑名市水道事業会計予算、議案第10号 令和2年度桑名市下水道事業会計予算、議案第14号 桑名市職員の服務の宣誓に関する条例及び桑名市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について、議案第16号 桑名市特別会計条例の一部改正について、議案第17号 桑名市有財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正について、議案第20号 桑名市企業等誘致促進条例の一部改正について、議案第23号 桑名市文化財保護条例等の一部改正について、議案第24号 桑名市上下水道事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、議案第28号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第12号)、議案第31号 令和元年度桑名市市営駐車場事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第36号 令和元年度桑名市水道事業会計補正予算(第4号)ないし議案第38号 令和2年度桑名市一般会計補正予算(第1号)の14議案を一括して起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。  本件を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  確認いたしますので、しばらくそのままでお待ちください。  ありがとうございました。  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議案第3号 令和2年度桑名市国民健康保険事業特別会計予算ないし議案第8号 令和2年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計予算、議案第18号 桑名市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第25号 財産の処分について、議案第32号 令和元年度桑名市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第33号 令和元年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)及び議案第35号 令和元年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の11議案を一括して起立により採決をいたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。  本件を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  しばらくお待ちください。  ありがとうございました。  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議案第11号 桑名市組織条例の一部改正について、議案第12号 桑名市まちづくり拠点施設条例の一部改正について及び議案第27号 市道の認定及び変更についての3議案を一括して起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。  本件は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  ありがとうございました。  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議案第13号 桑名市印鑑条例の一部改正について、議案第15号 桑名市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第19号 桑名市斎場条例の一部改正について、議案第21号 桑名市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正について、議案第22号 桑名市建築開発関係手数料条例の一部改正について、議案第26号 桑名市指定金融機関の指定について、議案第29号 令和元年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第30号 令和元年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第34号 令和元年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)の9議案を一括して採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。  本件を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○閉会中の継続調査について 26: 議長伊藤真人)  次に、日程第3、閉会中の継続調査についてを議題といたします。  各常任委員長からは、所管事務の調査について、会議規則第102条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、それぞれ閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りいたします。各常任委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、各常任委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議案第39号 27: 議長伊藤真人)  次に、日程第4、議案第39号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第13号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 28: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  それでは、ただいま上程となりました議案第39号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第13号)につきまして御説明申し上げます。  今回の一般会計補正予算(第13号)は、国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策に基づき民生費の増額をお願いするものであります。  まず、小学校の臨時休校により子供の居場所確保のため、学童保育所を午前中から開所するための経費やマスク、消毒液等の購入費用など、感染防止を図るために必要な経費に対して補助を行うための費用を計上いたしました。  また、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、私立保育園では備品等を購入する費用を補助金として、公立保育所では消耗品等を購入する費用を計上いたしました。  歳入につきましては、国庫支出金等を歳出事業に応じて所要の額を計上いたしました。  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 29: 議長伊藤真人)  以上をもって提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第39号は、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第39号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第39号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第13号)を採決いたします。  お諮りいたします。議案第39号は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第39号は原案のとおり可決することに決しました。
       ───────────────────────────────────────  ○議案第40号 30: 議長伊藤真人)  次に、日程第5、議案第40号 監査委員の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。  これより市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 31: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  それでは、ただいま上程となりました議案第40号 監査委員の選任につき同意を求めるについて御説明申し上げます。  本市監査委員として、平成29年から御活躍いただいております加藤隆良氏には、このたび今月22日をもって辞任したい旨の申出があり、これを受理いたしました。このため、新たに監査委員として、久徳直矢氏を御選任申し上げたいと存じます。  税理士として御活躍中の久徳直矢氏は、人格が高潔で優れた識見を有しており、本市監査委員として最適任者でありますので、御提案申し上げた次第であります。よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。  なお、この機会に御退任になられます加藤隆良氏の長年にわたる御功績に対しまして、深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。 32: 議長伊藤真人)  以上をもって提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第40号は、議会運営委員会の了承を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第40号は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結いたします。  お諮りいたします。議案第40号 監査委員の選任につき同意を求めるについては、これに同意することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第40号はこれに同意することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議案第41号及び議案第42号 33: 議長伊藤真人)  次に、日程第6、議案第41号 人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めるについて及び議案第42号 人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めるについての2議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 34: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  ただいま上程となりました議案第41号及び議案第42号 人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めるについて御説明申し上げます。  本市人権擁護委員として平成21年から御活躍いただいております酒井上子氏には、このたび本年6月30日をもって辞任したい旨の申出があり、これを受理いたしました。  同じく、本市人権擁護委員として、平成23年から御活躍をいただいております加藤文枝氏には、本年6月30日を持って任期が完了いたしますところ、任期満了をもって退任されることとなりました。このため、新たに人権擁護委員として、近藤尚志氏、佐々木智教氏を御推薦申し上げたいと存じます。  両氏は人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解があり、本委員として最適任者であると存じます。よろしく御同意いただきますようお願い申し上げます。  なお、この機会に御退任になられます酒井上子氏、加藤文枝氏の長年にわたる御功績に対しまして、深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。 35: 議長伊藤真人)  以上をもって提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第41号及び議案第42号は、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第41号及び議案第42号は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第41号 人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めるについて及び議案第42号 人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めるについての2議案を一括して採決いたします。  お諮りいたします。議案第41号及び議案第42号は、これに同意することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第41号及び議案第42号は、これに同意することに決しました。  ここで暫時休憩いたします。                                     午後2時39分 休憩                                     午後2時54分 再開 36: 議長伊藤真人)  休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────────────  ○議員提出議案第2号 37: 議長伊藤真人)  次に、日程第7、議員提出議案第2号 桑名市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。  これより議員提出議案第2号の提案理由の説明を求めます。  14番 辻内裕也議員。 38: 14番(辻内裕也)(登壇)  それでは、ただいま議題となりました議員提出議案第2号 桑名市議会委員会条例の一部改正について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。  今定例会において、桑名市組織条例の一部改正及び桑名市文化財保護条例等の一部改正が上程、可決されました。この改正は、これまで経済環境部の所管であった文化分野に関する事項、都市整備部の所管であった公共交通分野に関する事項を新たに4月1日より市長公室の所管事務とする内容を含むものでありますことから、委員会審査の円滑化のため、当局の組織変更に対応し、これまで都市経済委員会の所管であった文化分野に関する事項及び公共交通分野に関する事項を総務安全委員会の所管とするため、また、あわせて防犯・交通分野に関する事項についても総務安全委員会の所管とするため、所定の改正を行うものでございます。  以上、議員提出議案の提案理由といたします。議員の皆様の御賛同をいただきたく、よろしくお願いをいたします。  申し訳ございません。先ほど私「産業振興部」と申し上げるところを「経済環境部」と申し上げました。産業振興部に訂正をさせていただきます。以上でございます。 39: 議長伊藤真人)  以上をもって提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第2号は、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議員提出議案第2号 桑名市議会委員会条例の一部改正についてを採決いたします。  お諮りいたします。議員提出議案第2号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議会改革推進特別委員会の設置について 40: 議長伊藤真人)  次に、日程第8、議会改革推進特別委員会の設置についてを議題といたします。  お諮りいたします。本件は、開かれた議会を目指し、新しい議会の在り方を構築するため、8名の委員をもって構成する議会改革推進特別委員会を設置するものであります。  設置期間は今任期中とし、議会の閉会中も調査ができるものといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、本件についてはそのように決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました議会改革推進特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、森下幸泰議員、多屋真美議員、満仲正次議員、畑 紀子議員、松田正美議員、市野善隆議員、渡邉清司議員、南澤幸美議員、以上8名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、議会改革推進特別委員会の委員については先ほど指名いたしました8名とすることに決しました。
     ただいまから議会改革推進特別委員会の正・副委員長の互選を第3会議室において開催いたしますので、委員の方は御参集願います。  ここで暫時休憩をいたします。                                     午後3時00分 休憩                                     午後3時09分 再開 41: 議長伊藤真人)  休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に開催されました議会改革推進特別委員会におきまして正・副委員長を御決定いただきましたので、その結果を事務局長から報告いたさせます。 42: 議会事務局長(南川恒司)  議会改革推進特別委員会の正・副委員長互選の結果を御報告申し上げます。  敬称は省略させていただきます。  議会改革推進特別委員会委員長、渡邉清司、副委員長、市野善隆。  以上のとおり御報告申し上げます。 43: 議長伊藤真人)  ただいま事務局長から報告を申し上げましたとおりでございますので、御了承願います。  お諮りいたします。今期定例会において議決されました議案中、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任いただきたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○閉会の宣告 44: 議長伊藤真人)  以上をもって、本定例会の日程は全部終了いたしました。  会議を閉じます。  市長、この際、御挨拶があればお伺いをいたします。  市長。 45: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  議長のお許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。  本年第1回の今定例会におきましては、去る2月20日の開会以来、本日まで33日間にわたり、議員の皆様には、終始熱心に御審議を賜りました。今定例会に提案いたしました諸議案について、それぞれ原案どおりお認めいただき、厚く御礼を申し上げます。  また、先ほどは追加上程させていただきました補正予算案、人事案件につきましても原案どおり可決、御同意をいただきまして、重ねて御礼を申し上げます。  今定例会は新型コロナウイルスの感染が拡大する中での開催となりましたが、議員の皆様には委員会における審議等に際しまして格別の御理解と御配慮を賜り、ここに改めて感謝を申し上げたいと思います。  さて、今定例会冒頭でも申し上げましたとおり、今年は私が市長に就任をしてから2期8年の最後の年となります。引き続き七つのビジョンの下、現在、そして将来の課題を解決するための施策を着実に実行し、「次世代へと続く 快適な暮らしの中で ゆるぎない魅力が 本物として 成長し続けるまち 桑名」の実現に向け、全力で取り組んでまいりますことをここに改めて市民の皆様にお誓い申し上げるものであります。  また、このたび地域の代表者の皆様方から今後について激励のお言葉を頂きました。大変光栄なことと感謝申し上げますと同時に、責任の重さを痛感しているところであります。  しかし、現在日本国中を大混乱に陥れている新型コロナウイルス感染症につきましては、WHOがパンデミック(世界的大流行)を宣言するなど、世界的にも感染がさらに拡大する状況が続いております。本市では1月末に県内で初の感染者が確認されると、直ちに新型コロナウイルス感染症連絡調整会議を開催し、庁内での情報共有と対応策の協議を行ってまいりました。  また、先月末には、安倍総理大臣が全国の小・中・高校に臨時休校の要請を行ったことを受け、私を本部長とする新型コロナウイルス感染症対策本部を設置して全庁的な対応を現在続けているところであります。  終息が見通せない中、市民生活にも深刻な影響が生じておりますが、市民の皆様をお守りすることが今私に課せられた使命であると考えております。私が先頭に立って必要な措置をあらゆる角度から迅速かつ的確に講じてまいります。議員の皆様におかれましては、なお一層の御指導と御協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  季節は春に向かって寒さも緩んでまいりましたが、まだまだ寒暖の差が大きい時期でございます。  最後になりましたが、議員の皆様にはくれぐれも健康には御留意いただき、さらなる御健勝と御活躍を御祈念申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 46: 議長伊藤真人)  これをもって、令和2年第1回桑名市議会定例会を閉会いたします。                                     午後3時15分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        議     長       伊 藤 真 人        署 名 議 員       渡 辺 仁 美        署 名 議 員       伊 藤 研 司 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...