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令和2年予算特別委員会 本文 開催日:2020-03-16
令和2年予算特別委員会 名簿 開催日:2020-03-16

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  1. 桑名市議会 2020-03-16
    令和2年予算特別委員会 本文 開催日:2020-03-16


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-03-16: 令和2年予算特別委員会 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 17 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  委員長冨田 薫) 選択 2 :  市長伊藤徳宇選択 3 :  委員長冨田 薫) 選択 4 :  委員長冨田 薫) 選択 5 :  委員長冨田 薫) 選択 6 :  総務安全分科会長倉田明子選択 7 :  委員長冨田 薫) 選択 8 :  教育福祉分科会長(内裕也選択 9 :  委員長冨田 薫) 選択 10 :  都市経済分科会長愛敬重之選択 11 :  委員長冨田 薫) 選択 12 :  委員多屋真美選択 13 :  委員長冨田 薫) 選択 14 :  委員渡邉清司選択 15 :  委員長冨田 薫) 選択 16 :  市長伊藤徳宇選択 17 :  委員長冨田 薫) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午前9時59分 開会  ○開会宣言 委員長冨田 薫)  本日は、開会に先立ち、今回、桑名保健所管内において、新型コロナウイルス感染症患者が発生したことに関して、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。 2: 市長伊藤徳宇)  おはようございます。  開会に先立ちまして、新型コロナウイルスについて、一言申し上げたいと思います。  既に報道などにより御承知かと思いますが、3月14日土曜日、桑名保健所管内で、新型コロナウイルス感染症患者が確認をされました。この桑名保健所管内というのは、桑名市、いなべ市、木曽岬、東員、菰野、川越、朝日が含まれております。四日市の保健所がいろいろ変わった関係で、そこまで桑名保健所管内で広がっておるというところになります。  三重県の発表によりますと、感染者桑名保健所管内居住者であり、クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の乗客であった70代の日本人男性、現在は県内の感染症指定医療機関に入院をされております。下船後、公共交通機関を使用し自宅まで戻ったものの、不特定多数との濃厚接触はなく、外出の際にはマスクを着用しておったということであります。濃厚接触者は御家族の方1名のみで、この方に対するPCR検査の結果は陰性でありました。また、帰宅後に接触のあった1名に対しても、念のためPCR検査を実施し、陰性を確認したとのことでございます。  発表につきまして、本人同意が得られれば居住市町まで公表されるものの、現段階においては同意が得られていないということでございます。  市といたしましても、市民の皆様不安解消感染拡大防止に向けて、国や県など関係機関と連携を密にし、迅速かつ適切に対応できるよう全力を挙げて取り組んでまいる所存であります。  議員の皆様におかれましても、御理解と御協力、また感染予防の徹底をお願いいたしたいと思います。以上でございます。 3: 委員長冨田 薫)  ただいまのとおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから予算特別委員会開会いたします。    ───────────────────────────────────────  ○委員会記録の署名委員 4: 委員長冨田 薫)  委員会記録署名委員は、申合せにより正・副委員長が行いますので、御了承いただきたいと思います。    ───────────────────────────────────────
     ○議案第2号ないし議案第10号 5: 委員長冨田 薫)  それでは、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算ないし議案第10号 令和2年度桑名市下水道事業会計予算の9議案を一括議題といたします。  これより各分科会長から各分科会における審査の経過と結果の報告を求めます。各分科会長の報告の後に報告に対する質疑に入ります。  それでは、まず、総務安全分科会長から報告を求めます。 6: 総務安全分科会長倉田明子)  着座にて失礼いたします。  総務安全分科会における審査の概要を御報告申し上げます。  本分科会の審査案件は、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算所管部門及び議案第4号 令和2年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の2議案であります。  最初に、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算所管部分の審査においては、歳入において、市税のうち、法人について、積算根拠を問う質問があり、法人税割の税率引下げに伴い、約13.6%減の額で計上したとの説明がありました。  続いて、歳出において、総務費のうち、一般管理費中、防犯灯設置補助金について、年間申請数の上限について問う質問があり、来年度は本年度と同じく1自治会当たり3灯で考えているが、今後アンケート調査を実施の上、上限数の増加についても検討していきたいとの説明がありました。  同じく一般管理費中、防犯カメラ設置補助金について、対象団体は自治会とのことだが、通学路など、申請自治会の管轄区域外を設置場所とするものについても補助の対象となるのかとの質問があり、設置場所を管轄する自治会の同意など所定の要件を満たせば補助の対象となるとの説明がありました。  次に、文書広報費中、ホームページリニューアル事業について、事業の進め方について問う質問があり、庁内だけでなく市民の皆様の声も聴いた上で、利用のしやすいホームページを作っていきたいとの説明がありました。  また、他の委員より、先進自治体の情報収集を行っているのかとの質問があり、日本広報協会の実施するコンクールにおいて表彰対象となったホームページ等の調査をしているとの説明がありました。  次に、企画費中、ブランド推進事業費について、住吉地区及び七里の渡周辺におけるまちづくり推進事業について、宿場の茶店一がオープンしてから半年余りが経過し、当初期待されていた回遊拠点としての役割を現時点では担えていないように感じられるが、今後市としてはどのように位置づけていくお考えかとの質問があり、当初の想定と異なる部分は確かに出てきているが、位置づけは変わらない。見えてきた課題については、改善を図っていくとの説明がありました。  同じく企画費中、地域コミュニティ推進事業費について、新規事業として計画されているアドバイザリー事業の実施目的を問う質問があり、地域の方々や地域担当職員等の悩み事に対し、外部有識者より専門的なアドバイスをしていただくことで、意識の醸成や地域課題の解決を図っていきたいとの説明がありました。  続いて、消防費のうち、常備消防費中、車両購入費について、高層マンションの棟数が増加傾向にあるが、更新前よりも全長の長いはしごを搭載した車両を購入するという考えはないのかとの質問があり、既に長島木曽岬分署の配備車両として保有しており、現状の体制で対応可能と判断しているとの説明がありました。  同じく常備消防費中、消火栓整備費について、既設消火栓の改修は割合としてどの程度残っているのかとの質問があり、全体に対する進捗率という考え方はなく、年に一度の調査結果を勘案した上で、予算に応じて改修しているとの説明がありました。  次に、議案第4号 令和2年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の審査においては、歳入全般について、収納率の見込みについて問う質問があり、現年分の収納率ということで約26%を見込んでいるとの説明がありました。  以上の経過により、お手元に配付の分科会審査報告のとおり、議案第2号所管部門及び議案第4号については、意見集約の結果、全会一致で賛成でありましたので、御報告申し上げます。  なお、去る2月28日の本会議において、審査要望のありましたPFI事業費の件については、まず、当局から説明を受け、その後、質疑、協議という順で審査いたしました。その結果、図書館等複合公共施設におけるPFI事業の契約を解除し、市の直営に戻すことについては、損害賠償金などの補償に大きなリスクを伴う。サービスの低下が懸念される。現状の運営方法については総務省からも一定の評価を得ている等の意見が出され、契約を解除せず、現状のまま事業継続していただきたいとの意見が委員の多数を占めました。  これをもちまして、総務安全分科会の審査報告といたします。 7: 委員長冨田 薫)  ありがとうございます。  以上で、総務安全分科会長の報告は終了いたしました。  これより総務安全分科会長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑はないようですので、以上で質疑を終結いたします。  それでは、次に、教育福祉分科会長から報告を求めます。 8: 教育福祉分科会長(内裕也)  教育福祉分科会における審査の概要を御報告申し上げます。  本分科会の審査案件は、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算所管部分ほか各特別会計4議案であります。  まず、一般会計予算所管部分において、民生費のうち、社会福祉総務費中、福祉総合相談事業費について、新たに開設する相談窓口について、その詳細を問う質問があり、北部西地域包括支援センター及び北部東地域包括支援センター内に設置予定であり、総合相談の職員は、地域包括支援相談員の業務を兼務した各1名を配置する。開設時間について、両地域包括支援センターの開所時間に準ずるとの説明がありました。  さらに、ほかの委員より、相談スペースは十分確保されているのかとの質問があり、各センターに既存の相談スペースがあり、十分な広さが確保されているとの説明がありました。  次に、社会福祉施設費中、多世代共生型施設整備事業費について、設計等業務委託の内容を問う質問があり、堂ヶ峰公園の土地の造成の設計を含んだものであるとの説明がありました。  さらに、委員より、事業整備の主体を問う質問があり、堂ヶ峰公園の地域交流スペースは、市が整備し、施設と店舗は事業者が整備するものであるとの説明がありました。  次に、保育所費中、IoT保育管理事業費について、ICTシステムの試験的運用の内容と今後の方向性を問う質問があり、長島中部保育所と桑陽保育所にシステムを試験的に導入し登園管理を行っており、保育士の事務量軽減に効果があると考えている。今後は他の保育所への導入についても検討していきたいとの説明がありました。  同じく保育所費中、家庭での食育推進とパパママ家事時短事業費について、事業実施に至った経緯を問う質問があり、時間に追われ食育を進めることが難しいと考えている保護者の悩みに応えるため、食育推進及び家事の時短支援を図ることを目的に実施することとしたとの説明がありました。  さらに他の委員より、今後、私立保育園にも事業を広げる考えはあるのかとの質問があり、提案し、要望があれば、検討していくとの説明がありました。  続いて、教育振興費中、不登校対策事業費について、三重大学との共同研究の内容を問う質問があり、不登校の実態調査や追跡調査、さらに実践校を指定した校内適応指導教室に三重大学教授と学生ボランティアが入り対応しており、来年度はこれらの成果を踏まえて、不登校の未然防止に向け研究を進めていきたいとの説明がありました。  同じく教育振興費中、ICT活用学力向上事業費について、今後の計画を問う質問があり、現在、深谷教育集会所に試験的に導入しており、深谷小学校と連携し放課後学習の時間を確保しながら活用している。その成果について検証しながら、基礎的な学力の定着を目指し、今後は横方向へ広げていきたいとの説明がありました。  次に、小中一貫校費中、多度地区小中一貫校整備事業費について、来年度の事業内容を問う質問があり、来年度については現地測量や用地測量、補償調査を予算化している。令和7年4月の開校を目標に鋭意努力していくとの説明がありました。  次に、学校管理費中、教職員働き方改革推進事業費について、時間外の緊急連絡の対応について問う質問があり、教育委員会課長級以上の職員が携帯電話を当番制で所持し対応するとの説明がありました。  さらに、他の委員より、市内全部の学校の対応は可能なのか、保護者への説明はあるのかとの質問があり、対応し切れない場合は、台数を増やすなどして考えていく。保護者には文書を配布し、理解を求めるとの説明がありました。  本件に対する主な意見表明としては、反対意見として、会計年度任用職員制度、多世代共生型施設整備事業の民間への移管、同和事業関連費、保健衛生費の特別会計への繰出し、環境衛生費の指定管理、多度地区小中一貫校整備事業、教育ICT環境整備事業、ICT活用学力向上事業、学校給食事業の業務委託のそれぞれに反対との意見。また、賛成としながらも、多世代共生型施設整備事業費について、議会にしっかりと親切丁寧な説明をしてから協議をしていただきたい。多度地区小中一貫校の整備事業費については、地域住民と議会への十分な説明を求めるとともに、令和7年に向けて優れた学校を設立していただくよう期待するとの意見がありました。  続いて、議案第3号、国民健康保険事業特別会計予算において、予算総額が前年度比で微減であるのに、一般会計繰入金が微増であるのはなぜかとの質問があり、保険者数の減少分及び保険税減税の制度による軽減分を法定内繰入れとして一般会計から補填しているため、一般会計繰入金が増えているとの説明がありました。  本件に対する主な意見表明としては、反対意見として、国民健康保険の利用者の負担が増えていること、保険税の引上げもされていることから反対との意見がありました。  続いて、議案第6号、介護保険事業特別会計予算について、特段の質疑はなく、意見表明としては、反対意見として、負担増となっている割にサービスが充実していないため反対との意見。また、賛成としながらも、介護予防に力を入れていただきたいとの意見がありました。  続いて、議案第7号、後期高齢者医療事業特別会計予算に対する意見表明では、反対意見として、保険料が上がり負担増となっている点で反対との意見がありました。  続いて、議案第8号、地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計予算に対する意見表明では、反対意見として、経営状態としては返済の保証が明らかになっていないのではないかという点で反対との意見がありました。  以上の経過により、お手元に配付の分科会審査報告書のとおり、議案第2号所管部門、議案第3号及び議案第6号ないし議案第8号については、意見集約の結果、いずれも賛成意見が多数でありますので、御報告申し上げます。  これをもちまして、教育福祉分科会の審査報告といたします。 9: 委員長冨田 薫)  以上で教育福祉分科会長の報告は終了いたしました。  これより教育福祉分科会長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  それでは、次に、都市経済分科会長から報告を求めます。 10: 都市経済分科会長愛敬重之)  都市経済分科会における審査の概要を御報告申し上げます。  本分科会の審査案件は、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算所管部門ほか3議案であります。  初めに、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算所管部門においては、産業振興部門について、事業の見直しや廃止等、予算編成の大綱を問う質問があり、みえ県展移動展開催事業費や林道復旧事業費など、事業完了に伴い皆減したものはあるが、政策的意図により事業を縮小、廃止したものはないとの説明がありました。  続いて、総務費のうち、交通対策費中、北勢線運営支援事業費について、支援状況を問う質問があり、平成30年度に締結した協定に基づき、令和元年度から令和3年度までの3年間については支援していくことが決まっている。存続を求める利用者の声もあり、今後も支援を継続していくことになると思うとの説明がありました。これに対し、委員より、いつまでも支援するのではなく、自立していただくよう、三岐鉄道に働きかけるべきではないかとの質問があり、運営改善に努めていただくよう、運営協議会の中で意見を述べていきたいとの説明がありました。  続いて、農林水産業費のうち、農林水産業総務費中、農林業施設等整備事業費について、具体的な事業内容を問う質問があり、輪中の郷の体験農園等として借りていた土地の一部を地権者に返還するため、原状復旧及び境界確定に係る経費などを計上したとの説明がありました。  次に、農地総務費中、排水機場運転管理業務について、業務委託内容を問う質問があり、台風や大雨の際、適切に排水機場の運転操作等を行うため、排水機場の運転支援管理について業務委託するものであるとの説明がありました。  続いて、商工費のうち、商工業振興費中、物産振興事業費について、株式会社まちづくり桑名の解散に伴うくわなまちの駅への支援はいつまで続けるのかとの質問があり、令和2年度が最終年度になるとの説明がありました。  次に、観光費中、施設管理運営費について、積算根拠を問う質問があり、4月から7月までの4か月間については、現在の観光案内所の管理運営費として予算計上し、8月以降については、現在観光協会と協議中である新たな観光案内所について、家賃等の予算を計上したとの説明がありました。  続いて、土木総務費中、宅地耐震化推進事業について、事業内容を問う質問があり、造成された年代調査等の基礎資料の整理や現地踏査、第2次スクリーニングの優先度評価を行い、その結果を基に宅地カルテ等を作成するとの説明がありました。  また、委員より、大規模盛土造成地は市内に何か所あるのか、また、危険と判断された場合、対策工事はどのように行っていくのかとの質問があり、大規模盛土造成地は市内に57か所、約33ヘクタール存在する。対策工事については、現在国において検討中であり、その動向に注視しながら今後検討していきたいとの説明がありました。  同じく、土木総務費中、狭あい道路整備等推進事業について、前年度対比増額計上した理由を問う質問があり、過去に後退用地として寄附を受けたが、これまで未整備であった箇所について舗装や側溝等の整備に係る費用を計上したとの説明がありました。  次に、道路新設改良費中、国土強靱化推進事業費について、森忠地区と江場中野小貝須線の側溝整備について、工事単価に差異が生じているのはなぜかとの質問があり、森忠地区については、雨水管を埋設し整備するものであり、既存のL型側溝をU字側溝に入れ替える江場中野小貝須線より単価が高くなっているとの説明がありました。  次に、交通安全対策費中、交通安全施設設置費について、前年度対比1,700万円減の理由を問う質問があり、今年度は通学路等緊急安全対策事業費及び市民満足度向上事業費として増額補正した。そのうち約2,000万円を翌年度に繰り越す予定であることから、事業配分の均衡を保つため減額したとの説明がありました。  次に、都市計画総務費中、屋外広告物事業費について、財源として160万円余の一般財源を充てているが、三重県から業務を権限移譲するメリットはあるのかとの質問があり、景観行政と併せて業務に当たることで、地域に沿った屋外広告物の規制等をかけることができるとの説明がありました。  次に、土地区画整理事業費中、桑名駅周辺施設整備事業費について、令和2年度の事業スケジュールを問う質問があり、年度内に決定予定の優先交渉権者と基本協定の締結に向けてリスク分担等の協議を行い、基本協定締結後は、業務実施協定の締結に向けて、さらに詳細な内容を詰めていく予定であるとの説明がありました。  同じく、土地区画整理事業費中、土地区画整備事業費について、事業費の見直しは定期的に行っているのかとの質問があり、平成13年の事業認可以降、3回の事業計画の変更を行っており、現在の総事業費284億5,000万円については、当初から6億1,000万円増額されている。今後、事業認可を変更し10年延伸する予定であり、総事業費の増額が見込まれるため、その見直し作業を現在行っているとの説明がありました。  なお、本件に対する主な意見表明として、反対意見として、企業等誘致奨励金に同意できないこと。桑名駅西土地区画整理事業について、事業進捗の遅れを指摘して反対。北勢線、養老線について、自立した運営に移行すべきであること。企業等誘致奨励金は自治体間の足の引っ張り合いであることを指摘して反対との意見。また、賛成としながらも、予算の執行に当たっては、市民目線、市民ファーストで進めていただきたい。工事に関しては、繰越しをせず当初の予定量を年度内に完了していただきたい。駅西土地区画整理事業について、事業進捗に努めていただきたい。緊急浚渫推進事業費について、3,000万円の予算を有効に活用していただきたい。将来の予算に反映されるよう、必要なものとそうでないものをしっかりと見極め、予算を執行していただきたいとの意見がありました。  次に、議案第5号 令和2年度桑名市農業集落排水事業特別会計においては、事業費のうち、建設改良費中、施設整備費について、流域下水道に接続するため工事費を計上しているのかとの質問があり、エリア内で新規に家を建てた際の公共汚水ますなどの設置工事費を予算計上しているとの説明がありました。  なお、本件に対する主な意見表明では、反対意見として、一般会計からの繰入れが依然として続いていること、流域下水道への接続など事業自体を見直す余地があることを指摘して反対との意見。また、賛成としながらも、流域下水道へ接続する準備だけはしていただきたいとの意見がありました。  次に、議案第9号 令和2年度桑名市水道事業会計予算においては、桑名長島連絡管整備事業について、事業内容を問う質問があり、桑名側の福島地内及び長島側の西外面地内において、水道管の布設工事を予定しているとの説明がありました。  これに対し、他の委員より、連絡管が整備され桑名から長島に送水することができれば、長島において自己水のみで配水することができるのかとの質問があり、桑名長島連絡管の計画水量は1日2,500立方メートルであり、全てを自己水で賄うことはできず、引き続き県水を使用しなければならないとの説明がありました。  なお、本件に対する主な意見表明では、反対意見として、受益者負担になっていること。使用していない長良川水系が会計の負担になっていることを指摘して反対。下水道事業会計への長期貸付金1億円を水道料金の値下げに使っていただきたいとの意見。また、賛成としながらも、市内業者の育成という観点から、工事の発注に際しては配慮をしていただきたい。災害対策訓練について、イベント的にならないようしっかりと取り組んでいただきたい。有収率の向上、配水管の耐震性の向上に努めていただきたいとの意見がありました。  次に、議案第10号 令和2年度桑名市下水道事業会計予算においては、水道事業会計から借入金1億円は必要なのかとの質問があり、起債の償還月に現金預金残高が数千万円まで減ってしまうため、水道事業会計からの繰入れは必要であるとの説明がありました。  また、委員より、コストキャップ型下水道において、日本下水道事業団の工事の発注方法を問う質問があり、工事の発注については、日本下水道事業団の基準に基づき行われているが、第2期以降は現場に応じた規模で発注していくと聞いている。市内企業の活用に協力いただけるよう、今後も要望していきたいとの説明がありました。  また、他の委員より、技術職員の育成及び人員の確保について、どのように考えているのかとの質問があり、現場を通じて技術力の向上、継承に努めていきたい。また、技術職員の人員の確保については、人事課と協議し前向きに取り組んでいきたいとの説明がありました。  なお、本件に対する主な意見表明では、反対意見として、水道事業会計からの長期貸付を指摘して反対。下水道使用料に消費税が課せられていること、受益者負担であること、下水道の普及に努めていただいているが、進捗が見られていないことを指摘して反対との意見。また、賛成としながらも、市内企業育成の観点からも、コストキャップを含め、工事の発注については配慮されたい。下水道普及率の向上に努めていただきたいとの意見がありました。  以上の経過により、お手元の配付の分科会審査報告書のとおり、議案第2号所管部門、議案第5号、議案第9号及び議案第10号については、意見集約の結果、いずれも賛成意見が多数でありましたことを御報告申し上げます。  これをもちまして、都市経済分科会の審査報告といたします。以上です。 11: 委員長冨田 薫)  以上で、都市経済分科会長の報告は終了いたしました。  これより都市経済分科会長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  ないようですから、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  本委員会における討論はできるだけ簡潔に行っていただき、詳細は本会議で述べていただきますようよろしくお願いいたします。  それでは、討論はありませんか。 12: 委員多屋真美)  多屋です。
     出されました議案に対して、会派を代表して反対の立場で意見を述べさせていただきます。  議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算については、公民連携事業推進により、様々な民間参入が推し進められ、市民サービスの低下、削減がされていることを指摘します。予算に多く盛り込まれています会計年度任用職員給与においては、会計年度任用職員制度の制度そのものに問題があり、処遇改善とならないという点を指摘します。  各所管としては、総務安全部門においては、自衛隊の募集事務、取立ての厳しい三重地方税管理回収機構負担金、同和事業関連予算が市民負担で行われていることに同意できません。PFI事業費や財政管理事務費においても、公共施設マネジメントが進められ市民サービスの削減になるものとして同意できません。コラボ・ラボなど、官民連携を進め、行政の果たすべき役割が市民の求めるものに応え、暮らしを支えるものから外れてきています。まちづくり拠点施設費、施設管理費については、まちづくり協議会の設立に向けて準備がされていますが、各地域で住民の力で地域づくりができるのかが問われていることを指摘します。みえ森と緑の県民税市町交付金基金については、県の森林対策施策として予算が確保されるべきです。行政自治体の在り方を大きく変えようとするスマート自治体推進事業費、行政情報化事業費は自治体職員の削減、行政サービスの削減につながるものとして同意できません。また、証明書のコンビニ交付サービス事業費、個人番号カード交付事業費等、個人情報管理に問題があることを指摘します。森林環境譲与税基金など、内容に問題があることを指摘します。  教育福祉部門においては、多度地区小中一貫校推進事業が、地域住民の方が納得できるものになっていないこと。内容の十分な検討が必要であること。小・中一貫教育が、教育関連が9年間教育や規模を大きくした教育に疑問があること。教育ICTが急速に推進されること。学校や教員、教育環境の整備をすべきであること。多世代共生型施設事業が民営化となること。同和事業関連費が多く盛り込まれていること。食育からそれる学校給食の業務委託化が進んでいること。医療センターへの貸付けの経費が盛り込まれていること、以上の点を指摘し、同意できません。  都市経済部門においては、地域経済を活性させることは地元中小業者の支援策を講じることにあります。桑名駅西土地区画整理事業は、事業開始から長期化し、終了のめどもつかず、多額の費用を長期間投入していること。駅自由通路事業については、民間主導のため、予定されていた計画を変更することとなる事態が起き、市に負担が生じていることを問題として指摘し、同意できません。企業等誘致奨励金は企業優遇のため、同意できません。  議案第3号 令和2年度桑名市国民健康保険事業特別会計予算については、保険税額の上限が引き上げられ、市民の負担増になっています。また、保険税の算定については、全国知事会と全国市長会などでも引下げについての意見が出されているにもかかわらず、その方向に進んでいません。公費投入による保険税の引下げの検討が進められていないことを指摘します。  議案第4号 令和2年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算については、2021年まで一般会計からの繰入れが続くということ、回収が困難となっている会計については、改善を求めます。  議案第5号 令和2年度農業集落排水事業特別会計予算については、受益者負担になっていること、一般会計からの繰入れが続いている点、流域下水道への接続など、事業自体を見直す余地があることを指摘します。  議案第6号 令和2年度桑名市介護保険事業特別会計予算については、40歳から64歳までの保険料の引上げが行われること、本人の理解と合意、自己決定による自立支援に資するサービスの利用を広げる市民による地域ケア会議の推進が十分でないこと、高齢者の増加に対して認定サービス利用が減り、利用者は保険料が上がっても十分なサービスが受けられていない状態であること、介護報酬の削減で事業所が立ち行かない状況が出てきているなどの問題を指摘します。基金を還元して保険料の引下げ、事業の改善を図ることを求めます。  議案第7号 令和2年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計予算については、年齢として区分があることに対し問題があると当初から指摘しております。高齢者は保険料が上がり、負担増となっています。  議案第8号 令和2年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計予算については、医療センターへの出資が、返還される保証が明らかでない点を指摘します。  議案第9号 令和2年度桑名市水道事業会計予算については、受益者負担であること、現在使っていない、高い長良川河口堰の水が会計の負担になっていることを指摘します。長期貸付金1億円を水道料金の値下げに使っていただくことを求めます。  議案第10号 令和2年度桑名市下水道事業会計予算については、水道事業会計からの長期貸付を指摘します。下水道使用料に消費税が課せられていること、受益者負担であること、下水道の普及に努めていただいているが、進捗が見られないことを指摘します。  以上、反対の理由を述べさせていただきました。以上です。 13: 委員長冨田 薫)  ほかに討論ありませんか。 14: 委員渡邉清司)  渡邉でございます。  私からは、議案第2号の令和2年度桑名市一般会計予算について、賛成の立場から討論を行います。  評価につきましては、ただいま分科会長から報告がございましたが、改めて賛同する事業を例題として、2、3を提示して申し上げます。  まず、新しい福祉の形として、多世代共生型施設(仮称)福祉ヴィレッジの整備事業は、複合的な福祉施設や福祉サービスを提供できる仕組みを構築されるものと評価いたします。  次に、防災面では、南海トラフ地震による津波浸水被害の想定に対して、長島伊曽島地区において、津波避難誘導デッキの整備と河川氾濫などの浸水被害に備えるため、河川のしゅんせつ等の治水対策強化は市民の暮らしの安心・安全につながる事業であり、評価をいたします。  次に、外国人住民が年々増す状況の中で、多言語対応の翻訳システムを導入するなど、外国から来た人をフォローできる体制は、誰にでも選ばれる桑名市になれるものであり、未来に向けての取組であることを評価いたします。  最後にしますが、最近、新型コロナウイルスの拡大が日々社会生活にも様々な影響を及ぼしてきている状況であります。先ほども市長から報告がありましたが、桑名保健所管内でも感染者が確認されました。本市においても、あらゆる場面を想定いたしました財政体制をお願いいたしまして、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算について賛意を示させていただき、賛成討論といたします。以上です。 15: 委員長冨田 薫)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決は、議案第2号ないし議案第10号を分割して行います。  それでは、まず、議案第2号 令和2年度桑名市一般会計予算を起立により採決いたします。  議案第2号については、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  しばらくそのままでお待ちください。起立多数と認め、議案第2号については原案のとおり決しました。  次に、議案第3号 令和2年度桑名市国民健康保険事業特別会計予算を起立により採決いたします。  議案第3号については、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  しばらくそのままでお待ちください。起立多数と認め、議案第3号については原案のとおり決しました。  次に、議案第4号 令和2年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を起立により採決いたします。  議案第4号については、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  しばらくお待ちください。起立多数と認め、議案第4号については原案のとおり決しました。  次に、議案第5号 令和2年度桑名市農業集落排水事業特別会計予算を起立により採決いたします。  議案第5号については、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数と認め、議案第5号については原案のとおり決しました。  次に、議案第6号 令和2年度桑名市介護保険事業特別会計予算を起立により採決いたします。  議案第6号については、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数と認め、議案第6号については原案のとおり決しました。  次に、議案第7号 令和2年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計予算を起立により採決いたします。  議案第7号については、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数と認め、議案第7号については原案のとおり決しました。  次に、議案第8号 令和2年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計予算を起立により採決いたします。  議案第8号については、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数と認め、議案第8号については原案のとおり決しました。  次に、議案第9号 令和2年度桑名市水道事業会計予算を起立により採決いたします。  議案第9号については、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数と認め、議案第9号については原案のとおり決しました。  次に、議案第10号 令和2年度桑名市下水道事業会計予算を起立により採決いたします。  議案第10号については、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数と認め、議案第10号については原案のとおり決しました。  以上で、本委員会に付託されました9議案に対する審査は終了いたしました。  最後に、本委員会の委員会審査報告書及び委員長報告の文案につきましては、正・副委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  以上で、予算特別委員会に付託されました案件の審査は全て終了いたしました。  それでは、最後に、市長、何かございましたら、御発言いただきたいと思います。 16: 市長伊藤徳宇)  委員長に御配慮いただきまして、発言の機会を頂戴いたしましたので、一言申し上げさせていただきたいと思います。  各分科会におかれましては、令和2年度当初予算に関する9議案について熱心に御審議を賜り、また、先ほどは全体会として全ての議案について御了承いただきましたことに厚く御礼を申し上げます。  また、感染が拡大をしております新型コロナウイルス感染症への対応の中、皆様には予算特別委員会各分科会におきまして、現地視察を中止いただくなど、御配慮を賜りましたことを感謝申し上げたいというふうに思います。  予算特別委員会では、2月14日及び17日の全体会において、概要を御説明申し上げてから継続的にかつ集中的に当初予算について、時間をかけ、活発な御議論、御審議をいただいたところでございます。  当局といたしましても、十分に準備をさせていただいたところではありますが、新型コロナウイルス感染症への対応を行う中、至らない点もあったかと存じます。また、改善の必要な点につきましては、今後の課題としてしっかりと対応させていただきたいと思っております。  さて、御審議を賜りました令和2年度当初予算案でございますが、私が市長に就任をしてから2期目の最後の当初予算編成となりました。これまで市民の皆様をはじめ、議員の皆様関係者の皆様の御理解、御協力を賜りながら、行財政改革を進めてきた結果、財政の危機的な状況は突破し、明るい兆しが見えてきたと感じております。  また、この予算の編成では、安定的な財政運営のため、繰越金の計上を抑えるとともに、財政調整基金からの繰出しも控え、将来に備えた基金残高の確保を図ることができました。所信でも申し上げましたが、この当初予算は、市民の命や財産をしっかりと守り、暮らしの安全・安心が確保されるまちを目指す。また、変化のスピードが速い社会情勢を的確に捉え、挑戦、変革を恐れず、未来へつなぐ持続可能なを目指すとの思いを込め、災害に打ち克つまち、果敢に挑戦・変革するまち、誰一人取り残さないまちという三つの特徴を持った予算として編成をいたしました。  また、令和2年度は総合計画後期基本計画のスタートの年であり、安定した財政基盤を堅持しながらも次の世代に向けた新しい挑戦を行っていくための年でもあり、今を生きる市民の皆様の暮らしの満足度を高めつつ、次世代への責任も堅持して、持続可能なまちづくりへとつなげてまいりたいと考えております。  今後とも、議員の皆様方からの御支援、御指導を改めてお願い申し上げまして、お礼の言葉と代えさせていただきます。ありがとうございました。 17: 委員長冨田 薫)  ありがとうございました。  以上で予算特別委員会を閉会いたします。                                     午前10時50分 閉会  委員会条例第31条の規定により、ここに署名する。       委  員  長       冨 田   薫       副 委 員 長        内 裕 也 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...