桑名市議会 2019-12-17
令和元年都市経済常任委員会 本文 開催日:2019-12-17
○現地視察
5:
委員長(
愛敬重之)
審査に当たり、あらかじめ1点御了承いただきたいと思います。今回、本
委員会に付託の議案において、特段現地視察を要するものがないと思いますので、これを省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議ありませんので、現地視察を省略します。
委員並びに当局の皆さんにお願いします。
発言する際には必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の氏名、当局においては職名を告げて
発言してください。
───────────────────────────────────────
○議案第145号
6:
委員長(
愛敬重之)
これより上下水道部所管部門の審査を行います。
それでは、議案第145号 令和元年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。
当局より説明を求めます。
7:
上下水道部長(
伊藤恒之)
皆さん、おはようございます。
上下水道部長の伊藤でございます。
ただいま議題となりました議案第145号につきまして、
企画総務課長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
8:
上下水道部次長兼
企画総務課長兼
水道技術管理者(森
浩木)
企画総務課の森でございます。
議案第145号 令和元年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
それでは、議案第145号 令和元年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)の1ページをごらんください。
第2条、収益的収入及び支出でございますが、25万4,000円を増額し、第1款、水道事業収益を29億9,066万8,000円に、第3項、特別利益を26万4,000円とするものでございます。
6ページをごらんください。
令和元年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)実施計画明細、収益的収入及び支出、収入でございます。
款1.水道事業収益、項3.特別利益、目1.過年度損益修正益は、既決予定額1万円に補正予定額25万4,000円を増額し、計26万4,000円とするもので、内訳説明をごらんください。
消費税の還付に伴う還付加算金で、市が中間納付した消費税につきまして、税額が確定したことにより還付が発生し、それに伴う加算金でございます。
以上、議案第145号 令和元年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
9:
委員長(
愛敬重之)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
10:
委員(
市野善隆)
市野です。おはようございます。
確認だけしたいんですが、中間納付で交付になったということですが、水道料金には消費税が加算をされていただくことになります。これを借受消費税として、工事が多かったことによって、あるいは事務用品とか、そういうやつでも消費税があるんですが、支払った差額でこれだけ戻ってきたと理解してよろしいんでしょうか。
11:
上下水道部次長兼
企画総務課長兼
水道技術管理者(森
浩木)
消費税につきましては、市野
委員がおっしゃるように、借受消費税と仮払消費税の差ということになりますが、水道事業会計の場合、額が大きいものですから、前年の消費税に基づいて、税務署より中間申告をするようにという指導がございます。今回は、その中間納付として納めた額と確定した消費税を差し引きしたときに還付が生じたということになりますので、お願いいたします。以上です。
12:
委員長(
愛敬重之)
ほかに。
13:
委員(
伊藤惠一)
私は、今の説明でわからなかったんですけど、どんなものに対して消費税を払って、どれだけ払って、これだけ返ってきたのかも、簡単にお願いします。
14:
上下水道部次長兼
企画総務課長兼
水道技術管理者(森
浩木)
どれだけというのはあれなんですが、水道料金に一緒に支払っていただくのが、借受消費税としてうちがいただくものです。工事をしたときにうちが支払うものが、仮払消費税として業者のほうに支払っております。済みません、手元に正確な数字がないので、正確な数字はお答えできませんけれども、還付につきましては、8月16日に2,423万3,400円が還付となっておりますので、よろしくお願いいたします。
15:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
16:
委員(
石田正子)
済みません、数字がよくわからなくてあれなんですけど、9月議会のときにも消費税の問題があって、それはちょっと指摘をさせてもらったんですけれども、今回は、会計上、消費税がどう影響したかというのが、今のでわかり切らなかったので、もう少し補足してもらえますか。
17:
委員長(
愛敬重之)
当局の説明を求めます。
18:
上下水道部次長兼
企画総務課長兼
水道技術管理者(森
浩木)
9月議会のときの消費税は、下水道の中間納付の還付金で、それに係る還付加算金ということで計上させていただいております。下水のほうは額が小さかったので、桑名税務署管内の案件ということで、桑名税務署のほうで還付を受けたので時期的には早かったんですけど、今回、額が大きかったので、名古屋国税局の案件となりましたので、このように時間的に差が生じておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。
19:
委員(
石田正子)
消費税額というか、トータル分の金額によって、9月議会では下水道が先に議案として出てきて、今回、水道のほうは12月議会に出てきたということですか。
20:
上下水道部次長兼
企画総務課長兼
水道技術管理者(森
浩木)
具体的に申しますと、下水のほうは約856万円の還付ということで、額がそれほど大きくないということで、桑名税務署の案件となりました。今回の案件は、先ほど申し上げましたように、2,423万円余ということで、額が大きいので、名古屋国税局の案件ということで、時期が変わったということになっております。よろしくお願いいたします。
21:
委員(
石田正子)
まだわからなくて、済みません。要は、消費税が上がった分の負担は、消費税が上がったことによって支出がふえたということになりますか。それと、逆に、事業をしているということで還付されるとなると、戻りがあるということですか。その差し引きがどうなのか。
22:
上下水道部次長兼
企画総務課長兼
水道技術管理者(森
浩木)
石田
委員がおっしゃるように、今回は事業をたくさんしたので、水道課として工事業者にたくさんの消費税を払ったということで、皆さんからいただいた消費税よりもたくさんの消費税を支払ったということで還付となっております。よろしくお願いします。
23:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
次に、議案に対する討論を行います。
討論はありませんか。
24:
委員(
石田正子)
この議案に対しては、それでいいのかなという気もしていたんですけれども、よくよく聞いていくと、消費税が影響しているということで、消費税増税に関しての影響はあるということで、それについては指摘をしておきたいと思います。お願いします。
25:
委員長(
愛敬重之)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですから、以上で討論を終結します。
これより採決します。
議案第145号 令和元年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
挙手多数と認め、本議案は原案のとおり決しました。
以上で、上下水道部の所管部門における付託議案の審査は終了いたしました。
ここで暫時休憩をいたします。
午前10時10分 休憩
午前10時31分 再開
26:
委員長(
愛敬重之)
休憩前に引き続き都市経済
委員会を再開いたします。
当局の皆さんにお願いします。
発言する際は必ずマイクボタン押し、挙手をしてから自己の職名、氏名を告げて
発言してください。
───────────────────────────────────────
○議案第142号
27:
委員長(
愛敬重之)
これより産業振興部所管部門の審査を行います。
初めに、議案第142号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第9号)第1条 歳入歳出予算中 所管部門を議題といたします。
当局より説明を求めます。
28: 産業振興部長(高橋 潔)
おはようございます。産業振興部長の高橋でございます。
産業振興部の所管部門についての審査をどうぞよろしくお願いいたします。座って失礼します。
それでは、議案第142号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第9号)のうち、産業振興部が所管する部分について、農林水産課長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
29: 農林水産課長(筧 直樹)
おはようございます。農林水産課長の筧です。
それでは、議案第142号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第9号)について、産業振興部農林水産課所管に関する事項について御説明申し上げます。
説明の方法は、予算書左ページの目ごとに、右ページの説明欄に沿って御説明申し上げます。
それでは、議案目録24、25ページをお願いいたします。
款6.農林水産業費、項1.農林水産業費、目2.農林水産業総務費、説明欄、農業関係費のうち、農地中間管理事業費増33万2,000円につきましては、農地中間管理機構を利用し、農地の集積を行った農業者に対する補助金でございます。財源につきましては、全額県支出金、農地利用集積交付金でございます。
次に、目4.農地総務費、説明欄、県営事業負担金のうち、湛水防除事業増95万円につきましては、県営事業である長島中部地区大島排水機場の改修工事における計画変更に伴う事業負担金でございます。財源につきましては、災害関連債と一般財源でございます。
次のため池等整備事業増1,390万円につきましては、県営事業である蛎塚大ため池の改修工事における県の事業採択に伴う事業負担金でございます。財源につきましては、災害関連債と一般財源でございます。
以上、令和元年度桑名市一般会計補正予算(第9号)のうち、産業振興部が所管する事項の説明について御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
30:
委員長(
愛敬重之)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
31:
委員(
伊藤惠一)
先ほどの災害関連債でしたか、それの借りれる条件というのを教えていただけますか。
32: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(伊藤康洋)
農林水産課主幹の伊藤でございます。
この事業のため池等の整備、それからあと、大島については湛水防除ということでして、そういう災害防止等を考えた中で、起債としては90%ぐらいが充てられるというふうには伺っておるところでございます。
33:
委員(
伊藤惠一)
何でかと。
34: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(伊藤康洋)
詳細的には、財源的なところは私ではわかりにくいところがございますが、またお知らせさせていただきたいと思います。
35:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
36:
委員(
市野善隆)
市野ですけど、農地中間管理機構について、3名の地権者と説明を受けたんですが、今回3名でどれぐらいの農地が集積できたか、わかったら教えてください。
37: 農林水産課長(筧 直樹)
農林水産課、筧です。
3名で合計面積が221アールでございます。
38:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
39:
委員(
石田正子)
ため池のところなんですけど、ため池の名称を言われたんですけど、今回災害でため池がダメージを受けたところがあったと思うんですけど、それは費目というか、名目的には違うことになりますか。災害復旧みたいなことに、災害やったらそうなるというか、そうすると予算の費目が変わるんですかね。実際に対応していただいているところがあったと思うんですけど、そういう意味では、ため池も随分傷んできているところもあって、これを計画的にやっていかんと、水がたまっている部分があふれ出すおそれもあって、また違う危険があるのかなと思うんですけど、その辺の計画的な維持補修というか、その中の一環としての位置づけと見てよろしかったでしょうか。その点、お願いします。
40:
委員長(
愛敬重之)
説明を求めます。
41: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(伊藤康洋)
委員がおっしゃられるとおりの内容でよろしいかと思います。維持等については、今後もまた計画的に進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
42:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
43:
委員(
伊藤惠一)
聞き逃したと思うんですけど、大島排水機場の計画変更を簡単に一言でお願いします。
44: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(伊藤康洋)
農林水産課主幹の伊藤でございます。
計画変更なんですが、これについては、事業自体が事業計画に基づいて事業を進めております。その中で、事業内容の、例えば工法だとか、いろいろ事業費だとか、そういったものが変更になってきた場合については、事業計画書というものを見直していくということになっておりますので、それにかかわってくるということで、負担金を今回増額させていただいたということで、内容を精査していって事業計画書をつくり直すというか、変更していくという業務というふうに報告を受けております。例えば、内容的には、計画しておった中で見えなかった部分の処分費だとか、埋設でいろんなものが出てきたとか、そういったところで事業内容が変わったとか。
45:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
本議案につきましては、初めに御案内したとおり、後ほどの都市整備部所管部門の質疑終了後に討論、採決を行います。
───────────────────────────────────────
○議案第155号
46:
委員長(
愛敬重之)
次に、議案第155号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。
当局より説明を求めます。
47: 駅周辺整備課長(西田喜久)
駅周辺整備課長の西田でございます。よろしくお願いをいたします。
それでは、議案第155号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第10号)について御説明を申し上げます。
議案第155号の12ページ、13ページをお願いいたします。
款8.土木費、項4.都市計画費、目4.
土地区画整理事業費の説明欄、ブランド推進事業費、桑名駅自由通路整備事業費について、今回の補正予算にて6億円の増額をお願いするものでございます。現在、継続費にて進めております桑名駅自由通路整備事業について、国より補正予算による社会資本整備総合交付金、都市・地域交通戦略推進事業の追加要望が可能になるとの連絡を受けましたことから、今後の施工部分の財源確保のため必要な事業経費を計上するものでございます。
この補助金は駅舎部分の整備に充てるもので、これから実施いたします天井、壁、床の仕上げなどの内装工事や、電気設備、機械設備などの設備工事のための経費でございます。
次に、財源につきましては、国庫支出金並びに市債につきまして、この補正予算の均衡を図るため所要の額を計上させていただきました。それにあわせまして、継続費の内訳も、来年度予定分を今年度分に変更させていただいております。継続費全体の事業費に変更はございませんので、よろしくお願いをいたします。
説明は以上となります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。
48:
委員長(
愛敬重之)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
49:
委員(
伊藤惠一)
また聞き損なっちゃって申しわけないけど、電気設備とか何とかというのは、工事をもう一遍教えてもらえますか、どういう工事か。
50: 駅周辺整備課長(西田喜久)
駅周辺整備課長の西田でございます。
電気設備関係につきましては、基本的に、駅舎内の電気設備になってまいります。まず、駅舎部分の整備の中で、これから実施するのが、天井、壁、床の仕上げなどの内装工事が、まず大きな内装工事と。それとまた別途、電気設備であったり、機械、そういった設備の設備工事、こういったところになります。以上でございます。
51:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
52:
委員(
石田正子)
石田です。
これは、大枠は変わらないという説明を最初に聞いたので、大枠を決めてしまっていたので、先取りか、後取りかみたいな感じの違いかなという印象は持っていたんですけれども、でも、いろいろ考えてみると、この自由通路に関しての工事のありようについては、店舗が予定を立てていたところが使わなくなって戻ってくるとか、戻るのか、こっちに来るという感じになったことがあったりとかしているし、それから、今回、先にもらうにしても、ちょっと気になるのは、消費税の取り扱いがどうなるのかというか、いろんな工事で、例えば物価スライドで上がった分、後から消費税を計算しておくんやった、忘れておったというようなことがあって補正がついたりとかということがほかの事業でも見受けられるんですけれど、ここの場合は、さっき言ったみたいに、外枠、大枠は決まっているからもう変更はないという見方でいいのかどうか。また、こうやっていろんな設備投資をしていくとなると、また経費がプラスされる部分も出てくるのかなというふうに思うところもあるんですけれど、これできっちりそういう変更はなしでいけるのかどうか。だから、総額に変更はないという説明を受けたものの、事業者や、例えば交付に関する費用に変更があるという点での大きな影響は出てくるのかなというか。そういう意味では、事業進捗にいろいろ左右される部分があろうかと思うんですけれど、その辺はどういうふうに見ておられるのかお聞きします、今回の費用に関して。
53:
委員長(
愛敬重之)
説明を求めます。
54: 駅周辺整備課長(西田喜久)
駅周辺整備課の西田でございます。
今、石田
委員のほうからの御質問というのは、全体の総枠について、特に消費税等の引き上げ等がございましたことから、この継続費でお願いさせていただいておる、約97億円余の予算を今お願いしておるところなんですけれども、その額に大きな変更はないのかというような御質問だと思います。
実際のところ、現時点ではありますけれども、この総枠内で事業を進めるべく鉄道事業者と協議のほうをしております。どういう形で進めていくかというと、総枠を決める中で事業を進めておりますので、企業の努力等もいただきながら、現時点では97億円余の枠内で進めていく予定でございますので、よろしくお願いをいたします。
55:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
56:
委員(水谷憲治)
水谷でございます。
3点ほどお伺いしたいんですけれども、今回、要望活動がかなって、国庫補助金の2億円の内示を受けての今回の補正に至ったと理解してよろしいんでしょうかということと、また、この年度末までに6億円の追加工事をするというのは、材料やらその他の手配等、難しいと思うんですけれども、年度末までには予算上の繰り越し処理をされるんでしょうか。
あと最後に、関連しまして、今回のこの6億円を含めた97億円余り、継続費の駅やら自由通路、解体等、ほかの内訳がわかれば教えていただきたいです。以上です。
57:
委員長(
愛敬重之)
説明を求めます。
58: 駅周辺整備課長(西田喜久)
駅周辺整備課、西田でございます。
まず、3点のうちの1点目の要望活動の成果であるのかというところでございますが、現在、自由通路整備事業につきましては、国の機関、国土交通省、財務省、国土交通省の場合は、本省と、あと中部地方整備局のほうなんですけれども、こちらのほうに今現時点では年2回要望活動をさせていただいております。要望のほうも、議長初め、市長と要望活動を行っております。そういった中で、今回、県を通じて国のほうから追加の交付が可能であるというお話をいただきましたので、要望活動の一定の成果であるというふうに捉えております。これが1点目でございます。
2点目ですけれども、6億円という予算、この予算について、今年度内でどのように執行していくのかというような御質問であったと思います。基本的に、今回進めております事業につきましては、継続費で予算を計上させていただきながらも、年度内で事業者と年度計画を立てながら事業を進めております。その出来高によって精算をしながら進めております。先ほども御説明させていただきましたように、今年度につきましては、主に外装工事を進めて、年が明けて、この年度内ですけれども、内装工事へ入ってまいります。翌年度、令和2年度になっても、内装工事を進めて仕上げをしていくという予定ですので、その出来高の部分をできるだけ早く清算できるような形で進めていきたいというふうには考えております。ただ、全体の中で、まだ繰り越しということも一部出てくるということは想定をさせていただいております。これが2点目になります。
それから、97億円の内訳はというところなんですけれども、まず、本体の自由通路部分につきましては、約97億円のうち、現時点ではございますけれども、約25億円程度が自由通路の整備費用になります。駅舎部分、JR、近鉄、養老鉄道になりますけれども、こちらのほうが約65億円。あと取り壊し、旧駅舎の解体、こういったところが約7億円程度を予定しております。以上でございます。
59:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
60:
委員(
伊藤惠一)
本当は土木に質問したほうがええかなと思うんですけど、産業が出てきてみえますので質問するんですけど、今後の世代に期待してという当然意味があって質問していくんですけれども、これは、今回いろいろ先ほど説明していただいたんですけど、内訳ですよね、工事、全てJRかどこか、鉄道関連会社に委託ということでよろしかったでしょうか。
61: 駅周辺整備課長(西田喜久)
委員御指摘のとおり、鉄道事業者に委託をさせていただいております。以上でございます。
62:
委員(
伊藤惠一)
それで、やっぱり土木に質問したいんですけど、例えば、お聞きにはなってみえると思うんですけれども、鉄道の線路をまたぐ工事なんかは、なかなか自治体が……。
63:
委員長(
愛敬重之)
先ほどの鉄道をまたぐ……。
64:
委員(
伊藤惠一)
今、これは前段やで、聞いて、最後まで。またぐ場合は、なかなか自治体が直接というのは難しいんですけど、この工事、今お聞きした点に関しては、鉄道業者がやらなくても市でもできるというような工事と認識してみえますか。全部できますか。何割ぐらいやったらできますか。
65:
委員長(
愛敬重之)
伊藤
委員、この質問というのは、土木のときにも質問されていましたよね。土木の踏切のときの質問をされていましたよね。
66:
委員(
伊藤惠一)
それはね。だから、きょうのこの予算に関して質問……。
67:
委員長(
愛敬重之)
この予算に関してということやね。
68:
委員(
伊藤惠一)
今、説明してもらった事業の内容に関して。
69:
委員長(
愛敬重之)
わかりました。
70: 駅周辺整備課長(西田喜久)
駅周辺整備課の西田でございます。
技術的に、鉄道、今、
委員おっしゃられたとおり、跨線というか、高架をまたぐ部分もございますが、駅舎部分についても、自由通路全体を含めて、基本的には、技術的に鉄道事業者に委託をしないとなかなかできないというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
71:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
72:
委員(
市野善隆)
1個だけ確認したいんですが、それぞれの駅舎、自由通路、それから解体の費用を聞きました。継続費のほうですが、令和3年度に5億6,800万円あるんですが、国庫補助金が出ておるということ。一般で考えたら、解体というのは補助金がおりんと思うんですけれども、そうすると、解体してつくる部分、いわゆる建物というか、駅舎なり、通路なり、外構であったり、令和3年度は、解体だけじゃなくて、クロスする部分もあると理解していいんでしょうか。
73: 駅周辺整備課長(西田喜久)
駅周辺整備課、西田でございます。
委員御指摘のとおりでございます。内容といたしましては、令和3年については、基本的には解体工事がメーンになります。ただ、駅舎部分、それから跨線橋の部分を解体していきますと、ホーム内の上屋がなくなってしまいます。そういった上屋を復旧するような工事費、こういったところについては国費の対象になりますので、予算として国費の部分も計上させていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。
74:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
次に、議案に対する討論を行います。
討論はありませんか。
75:
委員(
石田正子)
討論させていただきます。
議案第155号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第10号)ですけど、桑名駅の自由通路整備事業費が増額ということですが、総額は変更なしという説明を受けましたけれども、今までの経過からいくと、事業者や、それから交付に関しての変更に大きな影響を受けながらの事業進捗に対しては、いささか疑問を感じるところがありますので、同意できないということにします。
76:
委員長(
愛敬重之)
ほかに討論ありませんか。
77:
委員(
伊藤惠一)
ぜひ、自治体側でできるところはやっていっていただければ、非常に節税にもなっていきますので、今後の世代に期待して、今回はそこまでいかなかったですし、東金井の踏切でも時間がなくてということだったんですけれども、きょうの予算も含めて今後検討していっていただけるんだろうなと思って、期待しながら、意見としては、予算的な補助金の補助率といいますか、そういうような関係も、これまで言っておるとおりでありまして、賛成はできないなというところで、期待して討論しております。以上です。
78:
委員長(
愛敬重之)
ほかに討論ありませんか。
79:
委員(
市野善隆)
市野ですけど、賛成の立場で
発言します。
来年の8月末には、自由通路と駅舎が一部供用開始というか、できるわけです。そのために向かって、6億円のうちの2億円の補助金が取れたということは、令和3年度全てのことが終わる、前倒し的なことがあったということについては理解をしますので、賛成をいたします。ただ、よく考えれば、駅舎部分に関しては、非常に老朽化が激しいので、例えば地震対応とかで、本来であれば、行政としては、その部分に関して、例えば、鉄道事業者の責任として何らかのことを、この事業が始まった当初から、特に副市長あたりが行って、一定の負担を求めるというのが本来の姿であろうし、過去には、補助の見直しがあって、15億円から20億円、市の負担がふえたわけですよね。その段階でも行けただろうし、そのことに関しては、いろんな事業を進めるに当たって、相手方に一定の負担を求めるというのは私は必要だったというふうに思います。基本的には賛成します。
80:
委員長(
愛敬重之)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですから、以上で討論を終結します。
これより採決します。
議案第155号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第10号)は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
挙手多数と認め、本議案は原案のとおり決しました。
以上で、産業振興部の所管部門における付託議案の審査は終了いたしました。
ここで暫時休憩します。
午前10時57分 休憩
午前11時37分 再開
81:
委員長(
愛敬重之)
休憩前に引き続き都市経済
委員会を再開いたします。
当局の皆さんにお願いします。
発言する際は、必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の職名、氏名を告げて
発言してください。
───────────────────────────────────────
○議案第142号
82:
委員長(
愛敬重之)
これより都市整備部所管部門の審査を行います。
初めに、議案第142号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第9号)第1条 歳入歳出予算中 所管部門を議題といたします。
当局より説明を求めます。
83: 都市整備部長(西尾英哲)
都市整備部長の西尾です。
引き続き、都市整備部所管部門の審査をどうぞよろしくお願いします。
付託されました各議案につきまして御説明を申し上げます。
まず、議案第142号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第9号)につきましては、一括して都市管理課長から説明をさせていただきますので、よろしく申し上げます。
84: 都市管理課長(伊藤隆光)
都市管理課長の伊藤です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、議案第142号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第9号)につきまして御説明をさせていただきます。
恐れ入りますが、議案第142号の24、25ページをごらんください。
款8.土木費、項2.道路橋りょう費、目2.道路維持費、25ページの説明欄、市民満足度向上事業費の道路施設維持補修費225万円の増は、各自治会への聞き取り調査に基づき、道路の路肩修繕を行うための費用でございます。また、道路施設管理費465万円は、各自治会への聞き取り調査に基づき、交差点の右折レーンを増設するもので、道路の渋滞緩和及び通行車両の安全を確保するための費用でございます。
次に、目5.交通安全対策費の説明欄、市民満足度向上事業費の交通安全施設設置費583万円の増は、各自治会への聞き取り調査に基づく区画線の塗り直しや注意看板の設置など、交通安全施設の維持修繕に要する費用でございます。
次に、項3.河川費、目1.河川総務費の説明欄、市民満足度向上事業費の河川維持補修費180万円の増は、各自治会への聞き取り調査に基づき、水路の柵板修繕を行うための費用でございます。
続きまして、26ページ、27ページをごらんください。
項4.都市計画費、目1.都市計画総務費、27ページの説明欄、屋外広告物簡易除却事業費93万5,000円の増は、令和2年4月1日から屋外広告物に関する業務が三重県から権限移譲されることに伴い、必要となる備品等を購入するための費用でございます。
また、都市計画推進事業費の多度町力尾地区緊急自然災害防止対策事業3,147万7,000円は、本年9月、桑名市多度力尾
土地区画整理事業の施行区域内において、市が管理する緑地の土砂が大雨により崩壊したため、その対策に要する費用を計上するものでございます。
具体的には、当該区画整理が事業中であるため、桑名市多度力尾
土地区画整理組合と協定を締結し、組合において対策事業を実施するための建設事業負担金でございます。なお、財源は、市債、緊急自然災害防止対策事業債3,140万円と一般財源7万7,000円でございます。
議案第142号につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
85:
委員長(
愛敬重之)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
86:
委員(
市野善隆)
ようけあるので、2回に分けます。
屋外広告物簡易除却事業費ということで、93万5,000円、それに必要な備品とか、そういったものを買うということは理解をします。例えば、屋外広告物の範疇というのは、そもそもどこまでのことを言うんですか。社会通念上、よからぬ張り紙があちこちの電柱とかにしてありますよね。そういったものまでを含むのかということ。
例えば、正確に言うと、全国各地で、PTAとか交通安全の団体が飛び出し坊やをやっていますけれども、あれも、本来で言うと、許可を得ていなくて設置しておるわけですから、あれも違反であるか、違反でないかといったら、違反だと思うんですよ。でも、社会通念上は許されるわけですよね。まず、屋外広告物の範疇というのは、どこまでをどうやって指すのかというのを示してください。
87: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
都市整備課長の高柳です。よろしくお願いします。
先ほどの御質問、屋外広告物とはどこまでの範囲なのかということなんですけれども、こちらのほうにつきましては、三重県の屋外広告物条例のほうに定義がされておりまして、常時または一定の期間継続して屋外で公衆に表示されるものというふうに定められておりまして、先ほど御質問にありました張り紙であったりとか、張り札、立て看版、看板につきましては、屋外広告物に該当するものになります。以上です。
88:
委員(
市野善隆)
備品を買って、結構なことだと思います、それは必要なものですから。人のことは、ちゃんと4月以降、この備品を使う人というのは、きちっと確保できるというのは、人事当局と確認されておるんでしょうか。
例えば、市民環境部のほうですか、桑名市がやっておるいわゆる青パトですね、警察のOBを臨時職員として雇って、あれでパトロールすることも十分可能かと思うんですけれども、そのために例えば3人も4人も人が要るということは、私はいかがなものかと思うんですが。あのパトロールも、防犯目的で、抑止力だといって、安心・安全ですから、私は、あの人たちが道路維持修繕まで、ちょっとした陥没ですね、アスファルト補修繕のレミファルトでやっていってもいいんじゃないかと言ったんですが、連絡を受けてやるんだということでお茶を濁されたような、かつて答弁をされてしまったんですが、どういうような計画を立てられているんでしょうか、この予算を使うために。
89: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
都市整備課長、高柳です。
来年度の人事につきましては、屋外広告物が来年の令和2年4月1日から権限移譲されますので、それに対して必要な配置につきましては、人事当局のほうに人員の配置をお願いしておるところでございます。以上です。
90:
委員長(
愛敬重之)
ほかに。
91:
委員(
市野善隆)
部長、これは言っておきますけど、せっかくパトロールしておる人がおるわけですから、それもいわゆる安心・安全ですから、そこのことはきちっと部間で連携をしてください。これは言っておきます。
発言だけで結構です。
92:
委員長(
愛敬重之)
ほかに。
93:
委員(渡邉清司)
備品というのは何を買うの。
94:
委員長(
愛敬重之)
説明を求めます。
95: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
備品につきましては、打ち抜き器と許可シールと許可印のその3種類を準備する予定になっております。以上です。
96:
委員(渡邉清司)
現場でやるというのは、そのへらがぴっぴっと使えるぐらいの程度のものをここでとるだけの話か。それはそうやわな。大きなものなら外注せないかんもんね。
97:
委員長(
愛敬重之)
説明を求めます。
98: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
今回、準備するものは、許可に関するものですので、広告物に張ったりするシールとか、押したりする印とか、広告物に打ち抜くものを準備させていただくんですけれども。先ほど言われたようなスクレーパーというか、剥がすようなものにつきましては、現在うちのほうで、除却のほうにつきましては、簡易除却ということで権限がこちらのほうに来ていますので、現在も備品等はございますので、そういったものについては今回のものに含まれておりません。以上です。
99:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありますか。
100:
委員(
市野善隆)
市野です。
市民満足度調査事業について聞きたいと思います。
9月でも事業が上がってきたときに、会派の勉強会のときに、積算がされているから、ざっくりではなくて、何カ所か、どの地区かという
一覧表が欲しいと言ったら、出せないということで、9月の
委員長にも申し込みましたが、出せないと。それは行政内のルールというけれども、自分たちが出してきた以上は、本来、行政のあり方というのは、この工事をしますから、こういう積算をしましたからやるというのが、僕はルールだと思うんですよ。そこは聞きません。今回は
委員長に言いませんでした、場所の
一覧表が欲しいと。せめて市民満足度調査事業、道路施設維持補修費増、それから道路施設管理費、交通安全施設事業費増、河川維持補修費増、それぞれの事業で何カ所乗っかっていますかというぐらいは言えませんか。
101: アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広)
アセットマネジメント課の加藤ですが、まず、市民満足度につきまして御答弁します。
道路維持補修費では1カ所です。それで道路管理につきましては、地区をまたぎますが、これが3カ所ぐらいです。交通安全施設は、管理の箇所とダブっておりますので、これも3カ所ぐらいと思います。河川維持修繕につきましては1カ所です。以上でございます。
102:
委員(
市野善隆)
やっていただくのは結構なことですから反対はするつもりはないんですが、これはいずれも、本来やったら普通の維持修繕の工事の範疇なり、やらなきゃいけないことですよね、現実的な話としては。そこだけ確認したいんですが。
103:
委員長(
愛敬重之)
説明を求めます。
104: アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広)
従来ですと、傷んでいるところはすぐに補修しますが、また改めて市長が歩かれて、視察の上、要望いただいてきたところを計上させていただきました。
105:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
106:
委員(
石田正子)
石田です。
今、道路とか、いろいろ河川とか言われて上げられたんですけれども、本来、道路やったら維持補修費がそれに見合った予算として確保されていなきゃいけないわけですよね。道路維持補修費がどんどん減っているんじゃないかというのを何回か前に指摘もさせてもらって、そのとおりだということやったんですけれども、今、特に道路のラインが消えているとか、交通安全につながるというか、危険を伴う部分もあって、そういう意味でのラインをきっちり引いてもらうこととか、横断歩道もどこを渡ったらええのかわからんとか、一旦停止もどこにとまるのかわからない。そうやのに警察官が立っていて、一旦停止を怠ったと切符を切る人もおったりして、すごい矛盾を感じるようなことが現にあるわけですよ。
だから、そういう意味では、きちんとラインがあってこその話だと思うんですけど、それがなかなかきちんとしていなくて、やっぱり安全にかかわるところなので、そこは徹底してほしいなと思うんですけど、今聞いたら、数が1カ所、3カ所という数字が出ていたので、今不足となっているところはそれで間に合う話ですか。計画的にと言っても進捗が遅いような感じはするんですけど、今の不足の状態を見るとね。その辺でちょっとお考えを聞きたいということと、河川についても、河川も今雨が多かったりすると、氾濫の危険というか、堤防が決壊するんじゃないかとかあって、川の中に茂っている木の伐採とか、それから、たまってきている土砂とか石なんかを除去してほしいというのもあって、地域の方も清掃活動に参加されたりしているんですけど、そういう意味では、今の状況から見て、この予算というのはどういうふうに見ておられるのか、計画があるのなら聞きたい。
107: アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加藤和広)
アセットマネジメント課の加藤です。
今、維持管理費につきましては、予算の厳しい折、前年度と同じようなことで抑えられております。そのため、このような市民満足度の向上を図るために、市長要望に対して予算を計上させているのが現状でございます。また、今、白線等々のことを言われましたが、通学路緊急対策事業のほうで大分予算を上げてありますもので、今年度大分描けると思います。また、規制に関しまして、横断歩道とか停止線等は公安
委員会の設置するものでありますので、そこら辺で呼びかけていきたいと考えております。
また、河川のしゅんせつ、また雑木に対しましては、市民満足度のほうでも予算計上させてもらっておりますが、しゅんせつのほうも、維持管理費の予算内で及ぶところによって処理していきたいと考えておりますので、御理解ください。
108:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
以上で、議案第142号における本
委員会の所管部門については、説明と質疑が全て終了しました。
ここで、討論、採決のため、産業振興部長に入室していただきます。
(産業振興部長入室)
これより、産業振興部及び都市整備部の所管部門を含め、議案に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結します。
これより採決します。
議案第142号 令和元年度桑名市一般会計補正予算(第9号)第1条 歳入歳出予算中 所管部門は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって原案のとおり決しました。
ここで産業振興部長には退室していただきます。
(産業振興部長退室)
───────────────────────────────────────
○議案第151号
109:
委員長(
愛敬重之)
次に、議案第151号 桑名市手数料条例の一部改正について及び議案第153号 桑名市屋外広告物審議会条例の制定についての2議案を一括議題といたします。
当局より説明を求めます。
110: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
都市整備課長の高柳です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、議案第151号 桑名市手数料条例の一部改正について及び議案第153号 桑名市屋外広告物審議会条例の制定については相関連いたしますので、一括して御説明させていただきます。
まず、議案第151号 桑名市手数料条例の一部改正についてでございますが、条の61ページをごらんください。
改正のあらましにありますとおり、本条例の一部改正は、三重県から権限移譲を受けた三重県屋外広告物条例に関する事務のうち、許可に係る手数料を定めるため所要の改正を行うものでございます。
このページの新旧対照表をごらんください。
具体的には、第2条の第24号として、三重県屋外広告物条例関係の許可手数料、別表第8に定める額を加え、別表第7の次に別表第8を加えるものでございます。手数料の額につきましては、三重県が定める額を準用しております。
次に、議案第153号 桑名市屋外広告物審議会条例の制定について御説明いたします。
条の67ページをごらんください。
制定のあらましにありますとおり、本条例は、三重県から権限移譲を受けた三重県屋外広告物条例に関する事務のうち、重要事項を調査、審議する機関として、桑名市屋外広告物審議会を設置するため条例を制定するものでございます。
1枚戻っていただきまして、条の66ページをごらんください。
主な項目について御説明いたします。
まず、第1条の設置でございますが、これは、先ほど制定のあらましで説明したとおりでございます。
次に、第2条の所掌事務を規定しており、審議会は、市長の諮問に応じ、次に掲げる事項について審議するとしております。第1号では、県条例第3条第1項及び第4条第1項第5号に規定する区域等の指定または変更に関すること、第2号では、県条例第8条第1項に規定する広告物景観地区の指定または変更に関すること、第3条では、県条例第8条の2第1項に規定する広告物景観地区基本方針及び広告物景観地区掲出基準の策定または変更に関すること、そして、第4号では、県条例第8条の2第6項に規定する意見書に関することとしております。
次に、第3条は組織について規定しており、審議会は
委員10人以内をもって組織するとしています。また、第3項では
委員の任期を2年と定めています。
次に、第4条では会長について規定しており、第2項では、会長は
委員の互選によってこれを定める。また、第6条では、審議会の事務は、都市整備部都市整備課において処理するとしております。
議案第153号につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
111:
委員長(
愛敬重之)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
112:
委員(
伊藤惠一)
まず、第151号のほうで、条61から62にかけて、改正後ということの表があるんですが、具体的に、張り紙とか、立て看板とか、次の62ページにわたって、その他のものまでいろいろあるんですが、文字で読めばわかるに決まっているんですけど、もう少し具体的にどういうものが、イメージが湧かないんですけど、例えば例を出して説明していただけますか、簡単に。
113:
委員長(
愛敬重之)
説明を求めます。
114: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
都市整備課、高柳です。
具体的には、先ほどもありました張り紙につきましては、よく電柱とかに張ってあるようなものであったりとか、住宅の案内看板とか、ああいったものとか、あとポスターとか、案内標識とか、そういったほぼほぼ全てのものになります。以上でございます。
115:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
116:
委員(
市野善隆)
2議案ですから両方に係るものとして。権限移譲されますよね。三重県内で既にされているというか、来年の4月1日にスタートするというのは、具体的にどういった市町があるんでしょうか。まずこれが1点。
手数料条例をつくりますけれども、年間何件ぐらい申請が出てきそうだということというのは、わかればで結構ですわ。
それから、当然手数料条例は入るんですが、権限移譲ですから、今、ぱっと考えたら、当然権限移譲されて、仕事は向こうが減るわけですから、その分の財源を県からもらえるんですか。どうなるんですか。
117:
委員長(
愛敬重之)
説明を求めます。
118: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
都市整備課、高柳です。
3点御質問をいただいておりますので、権限移譲をこれまでに受けておる他市町があるかということなんですけれども、これまでに5市町受けておりまして、具体的には、鈴鹿市、津市、松阪市、大台町、大紀町の5市町になります。
2点目につきましては、許可件数なんですけれども、こちらのほうにつきましては、昨年度実績、県のほうの実績を聞き取りしておりまして、総数としましては、3,600件出てくるという予定になって……。
119:
委員(
市野善隆)
桑名市内でか。
120: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
桑名市の建設事務所の件数になります。
121:
委員(
市野善隆)
1年間でか。
122: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
1年間です。
追加させていただきますと、3,600件なんですけれども、申請件数としては820件程度でして、1件の許可の申請の中に複数出てくるという形になりますので、件数としては3,600件となりまして、申請件数としては820件程度というふうに聞いております。
最後に、権限移譲を受けてということで、三重県のほうからも財源としては予算は入ってくる予定になっております。以上です。
123:
委員(
市野善隆)
歳入として入るわけやな。
124: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
はい、入ってきます。
125:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
126:
委員(
石田正子)
これは、
委員になる人が出るわけですよね。俗に言う識見高くと言われる人が出てくるんだと思うんですけど、どういう資格をお持ちの方がこの審査に当たられるのか、そこを教えてください。
127: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
整備課、高柳です。
審議会の
委員の資格ということなんですけれども、現在想定しておるものとしましては、都市景観や建築デザイン等の分野における大学教授であったりとか、屋外広告物に関する団体の役員であったりと、あと建築士会員の中から選任者を推薦していただくような予定で考えております。以上です。
128:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
129:
委員(
伊藤惠一)
第153号のほうで数点お聞きしたいんですが、まず、第2条第1項の関係ですが、各号ですね。これは、今あるということですか。そのまま県のを引き継いでくるというのか、つくるというのか、それを教えていただきたいのと、全部言いますけど、第5条関係の会議、今、申請件数はお聞きしたんですけど、大体年何回ぐらい開かれているというか、予想をお聞かせ願いたいのと、最後に、県の仕事は減ると思うんですけれども、県との関係というのは残るんですか、何かのことで、こういう調整というか。
130:
委員長(
愛敬重之)
説明を求めます。
131: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
都市整備課、高柳です。
御質問のまず1点目ですけれども、こちらのほうの区域とかの指定とかの範囲なんですけど、まずは、県の、今指定されておりますので、そちらのほうを引き継ぐというふうに考えております。
2点目の開催予定につきましては、年1回程度になります。あくまでもこちらのほうの審議会のほうにつきましては、許可ではなくて、こちらの第2条に関することを審議していただきますので、許可件数とはまた別物かなというふうには考えておりますので。うちのほうの都市整備課のほうで許可はしていくという形になります。
3点目が、三重県との関連なんですけれども、こちらのほうが、第2条第4項のところで、県条例の第8条の2第6項に規定する意見書というところで、こちらのほうの意見書は県知事に出していく形になりますので……。
132:
委員(
伊藤惠一)
ごめんね。もう一遍だけちょっと第何条か教えて。
133: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
申しわけないです。第2条第1項第4号、意見に関することとなりますので、こちらのほうの意見は、県知事のほうに意見をすることになりますので、そこの部分で、関連性というのは県との……。
134:
委員(
伊藤惠一)
県知事の意見か。
135: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
はい。という形になりますので、そこの部分で、県と双方で協議とかはまた出てくるかなと思いますので、関係は続くのかなというふうに考えております。以上です。
136:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
137:
委員(
市野善隆)
もう一つだけ確認させてください。
権限移譲されることによって、どっちかといえば、許可をするとか、手数料を納めさせるというのが主たる業務になりますよね。さっき言ったんですけど、権限移譲されることによって、規制というの、これは警察の範疇とか、防犯の範疇になるかもしれないんですけど、不法なものに対して指導するということも入ってくるわけですか。
138: 都市整備課長兼都市整備課建築審査室長(高柳貴久蔵)
当然、屋外広告物に当たるもので違反するものであれば、先ほど、パトロールというふうなことになりますので、そちらのほうの指導とかをしていくことになります。
139:
委員長(
愛敬重之)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を集結します。
次に、議案に対する討論を一括して行います。なお、討論に当たっては、いずれの議案に対するものか明確にした上で行っていただくようお願いします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結します。
これより採決します。
議案第151号 桑名市手数料条例の一部改正について及び議案第153号 桑名市屋外広告物審議会条例の制定については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第151号及び議案第153号の2議案は原案のとおり決しました。
以上で、本
委員会の付託議案の審査は全て終了いたしました。
ここで暫時休憩をいたします。
午後0時09分 休憩
午後1時07分 再開
140:
委員長(
愛敬重之)
休憩前に引き続き都市経済
委員会を再開いたします。
傍聴希望の申し出がありますので、これを許可いたします。
ここで暫時休憩します。
午後1時08分 休憩
午後1時49分 再開
141:
委員長(
愛敬重之)
休憩前に引き続き都市経済
委員会を再開いたします。
───────────────────────────────────────
○所管事務調査について
142:
委員長(
愛敬重之)
それでは、本
委員会の所管事務調査を議題といたします。
これは、
委員会が閉会中に特定事件の調査を実施するに当たり必要な議決をお願いするものであります。本
委員会の閉会中の特定事件としての所管事務調査事項は、お手元に配付しましたとおり決定したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
───────────────────────────────────────
○閉会中の継続調査について
143:
委員長(
愛敬重之)
次に、閉会中の継続調査についてお諮りします。
先ほど決定しました所管事務調査については、議長に対し、それぞれ閉会中の継続調査の申し出をしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
異議なしと認め、そのように決定します。
───────────────────────────────────────
○閉会中の
委員派遣について
144:
委員長(
愛敬重之)
次に、閉会中の
委員派遣についてお諮りします。
閉会中の調査案件の調査を行う場合、議長に対し
委員派遣承認要求を行うこととし、その手続を正・副
委員長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定します。
───────────────────────────────────────
○
委員会審査報告書及び
委員長報告について
145:
委員長(
愛敬重之)
最後に、本
委員会の
委員会審査報告書及び
委員長報告につきましては、いかが取り計らわせていただきましょうか。
(「正・副
委員長一任」と呼ぶ者あり)
正・副
委員長一任とのお声がありましたので、そのように決定させていただいてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
それでは、正・副
委員長に一任願います。
以上で都市経済
委員会を閉会いたします。
午後1時51分 閉会
委員会条例第31条の規定により、ここに署名する。
委 員 長 愛 敬 重 之
副 委 員 長 太 田 誠
発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...