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平成30年第4回定例会(第5号) 名簿 開催日:2018-12-27
平成30年第4回定例会(第5号) 本文 開催日:2018-12-27

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  1. 桑名市議会 2018-12-27
    平成30年第4回定例会(第5号) 本文 開催日:2018-12-27


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2018-12-27: 平成30年第4回定例会(第5号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 229 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  副議長(松田正美) 選択 2 :  副議長(松田正美) 選択 3 :  副議長(松田正美) 選択 4 :  21番(伊藤惠一) 選択 5 :  副議長(松田正美) 選択 6 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 7 :  副議長(松田正美) 選択 8 :  市民環境部長(伊藤 豊) 選択 9 :  副議長(松田正美) 選択 10 :  教育長(近藤久郎) 選択 11 :  副議長(松田正美) 選択 12 :  都市整備部長(中村博明) 選択 13 :  副議長(松田正美) 選択 14 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 15 :  副議長(松田正美) 選択 16 :  市長公室長(久保康司) 選択 17 :  副議長(松田正美) 選択 18 :  21番(伊藤惠一) 選択 19 :  副議長(松田正美) 選択 20 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 21 :  副議長(松田正美) 選択 22 :  21番(伊藤惠一) 選択 23 :  副議長(松田正美) 選択 24 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 25 :  副議長(松田正美) 選択 26 :  21番(伊藤惠一) 選択 27 :  副議長(松田正美) 選択 28 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 29 :  副議長(松田正美) 選択 30 :  21番(伊藤惠一) 選択 31 :  副議長(松田正美) 選択 32 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 33 :  21番(伊藤惠一) 選択 34 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 35 :  副議長(松田正美) 選択 36 :  21番(伊藤惠一) 選択 37 :  副議長(松田正美) 選択 38 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 39 :  副議長(松田正美) 選択 40 :  21番(伊藤惠一) 選択 41 :  副議長(松田正美) 選択 42 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 43 :  副議長(松田正美) 選択 44 :  21番(伊藤惠一) 選択 45 :  副議長(松田正美) 選択 46 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 47 :  副議長(松田正美) 選択 48 :  21番(伊藤惠一) 選択 49 :  副議長(松田正美) 選択 50 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 51 :  副議長(松田正美) 選択 52 :  21番(伊藤惠一) 選択 53 :  副議長(松田正美) 選択 54 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 55 :  副議長(松田正美) 選択 56 :  21番(伊藤惠一) 選択 57 :  副議長(松田正美) 選択 58 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 59 :  副議長(松田正美) 選択 60 :  21番(伊藤惠一) 選択 61 :  副議長(松田正美) 選択 62 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 63 :  副議長(松田正美) 選択 64 :  21番(伊藤惠一) 選択 65 :  副議長(松田正美) 選択 66 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 67 :  副議長(松田正美) 選択 68 :  21番(伊藤惠一) 選択 69 :  副議長(松田正美) 選択 70 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 71 :  副議長(松田正美) 選択 72 :  21番(伊藤惠一) 選択 73 :  副議長(松田正美) 選択 74 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 75 :  副議長(松田正美) 選択 76 :  21番(伊藤惠一) 選択 77 :  副議長(松田正美) 選択 78 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 79 :  副議長(松田正美) 選択 80 :  21番(伊藤惠一) 選択 81 :  副議長(松田正美) 選択 82 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 83 :  副議長(松田正美) 選択 84 :  21番(伊藤惠一) 選択 85 :  副議長(松田正美) 選択 86 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 87 :  副議長(松田正美) 選択 88 :  21番(伊藤惠一) 選択 89 :  副議長(松田正美) 選択 90 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 91 :  副議長(松田正美) 選択 92 :  21番(伊藤惠一) 選択 93 :  副議長(松田正美) 選択 94 :  10番(太田 誠) 選択 95 :  副議長(松田正美) 選択 96 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 97 :  副議長(松田正美) 選択 98 :  10番(太田 誠) 選択 99 :  副議長(松田正美) 選択 100 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 101 :  副議長(松田正美) 選択 102 :  10番(太田 誠) 選択 103 :  副議長(松田正美) 選択 104 :  都市整備部長(中村博明) 選択 105 :  副議長(松田正美) 選択 106 :  10番(太田 誠) 選択 107 :  副議長(松田正美) 選択 108 :  都市整備部長(中村博明) 選択 109 :  副議長(松田正美) 選択 110 :  10番(太田 誠) 選択 111 :  副議長(松田正美) 選択 112 :  都市整備部長(中村博明) 選択 113 :  副議長(松田正美) 選択 114 :  10番(太田 誠) 選択 115 :  副議長(松田正美) 選択 116 :  市長(伊藤徳宇) 選択 117 :  副議長(松田正美) 選択 118 :  10番(太田 誠) 選択 119 :  副議長(松田正美) 選択 120 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 121 :  副議長(松田正美) 選択 122 :  10番(太田 誠) 選択 123 :  副議長(松田正美) 選択 124 :  総務部長(平野勝弘) 選択 125 :  副議長(松田正美) 選択 126 :  10番(太田 誠) 選択 127 :  副議長(松田正美) 選択 128 :  都市整備部長(中村博明) 選択 129 :  副議長(松田正美) 選択 130 :  10番(太田 誠) 選択 131 :  副議長(松田正美) 選択 132 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 133 :  副議長(松田正美) 選択 134 :  10番(太田 誠) 選択 135 :  副議長(松田正美) 選択 136 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 137 :  副議長(松田正美) 選択 138 :  10番(太田 誠) 選択 139 :  副議長(松田正美) 選択 140 :  議長(渡邉清司) 選択 141 :  11番(諏訪輝富) 選択 142 :  議長(渡邉清司) 選択 143 :  統括監(伊藤恒之) 選択 144 :  議長(渡邉清司) 選択 145 :  11番(諏訪輝富) 選択 146 :  議長(渡邉清司) 選択 147 :  統括監(伊藤恒之) 選択 148 :  議長(渡邉清司) 選択 149 :  11番(諏訪輝富) 選択 150 :  議長(渡邉清司) 選択 151 :  統括監(伊藤恒之) 選択 152 :  議長(渡邉清司) 選択 153 :  11番(諏訪輝富) 選択 154 :  議長(渡邉清司) 選択 155 :  都市整備部長(中村博明) 選択 156 :  議長(渡邉清司) 選択 157 :  11番(諏訪輝富) 選択 158 :  議長(渡邉清司) 選択 159 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 160 :  議長(渡邉清司) 選択 161 :  11番(諏訪輝富) 選択 162 :  議長(渡邉清司) 選択 163 :  5番(水谷憲治) 選択 164 :  議長(渡邉清司) 選択 165 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 166 :  議長(渡邉清司) 選択 167 :  5番(水谷憲治) 選択 168 :  議長(渡邉清司) 選択 169 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 170 :  議長(渡邉清司) 選択 171 :  5番(水谷憲治) 選択 172 :  議長(渡邉清司) 選択 173 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 174 :  議長(渡邉清司) 選択 175 :  5番(水谷憲治) 選択 176 :  議長(渡邉清司) 選択 177 :  保健福祉部子ども未来局長(三浦喜久子) 選択 178 :  議長(渡邉清司) 選択 179 :  5番(水谷憲治) 選択 180 :  議長(渡邉清司) 選択 181 :  議長(渡邉清司) 選択 182 :  4番(仮屋武人) 選択 183 :  議長(渡邉清司) 選択 184 :  総務部長(平野勝弘) 選択 185 :  議長(渡邉清司) 選択 186 :  4番(仮屋武人) 選択 187 :  議長(渡邉清司) 選択 188 :  総務部長(平野勝弘) 選択 189 :  議長(渡邉清司) 選択 190 :  4番(仮屋武人) 選択 191 :  議長(渡邉清司) 選択 192 :  総務部長(平野勝弘) 選択 193 :  議長(渡邉清司) 選択 194 :  4番(仮屋武人) 選択 195 :  議長(渡邉清司) 選択 196 :  都市整備部長(中村博明) 選択 197 :  議長(渡邉清司) 選択 198 :  4番(仮屋武人) 選択 199 :  議長(渡邉清司) 選択 200 :  都市整備部長(中村博明) 選択 201 :  議長(渡邉清司) 選択 202 :  4番(仮屋武人) 選択 203 :  議長(渡邉清司) 選択 204 :  都市整備部長(中村博明) 選択 205 :  議長(渡邉清司) 選択 206 :  4番(仮屋武人) 選択 207 :  議長(渡邉清司) 選択 208 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 209 :  議長(渡邉清司) 選択 210 :  4番(仮屋武人) 選択 211 :  議長(渡邉清司) 選択 212 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 213 :  議長(渡邉清司) 選択 214 :  4番(仮屋武人) 選択 215 :  議長(渡邉清司) 選択 216 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 217 :  議長(渡邉清司) 選択 218 :  4番(仮屋武人) 選択 219 :  議長(渡邉清司) 選択 220 :  議長(渡邉清司) 選択 221 :  市長(伊藤徳宇) 選択 222 :  議長(渡邉清司) 選択 223 :  26番(伊藤研司) 選択 224 :  議長(渡邉清司) 選択 225 :  都市整備部長(中村博明) 選択 226 :  議長(渡邉清司) 選択 227 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 228 :  議長(渡邉清司) 選択 229 :  議長(渡邉清司) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午前10時00分 開議  ○開議の宣告 副議長(松田正美)  開議に先立ちお断りいたします。  午前の議事につきましては、議長の職務を副議長の私が取り進めたいと思います。よろしく御協力のほどお願い申し上げます。  出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程及び議事説明員は、お手元に配付のとおりでございますので、御了承願います。  これより日程に従い取り進めます。    ───────────────────────────────────────  ○会議録署名議員の指名 2: 副議長(松田正美)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、森 英一議員及び冨田 薫議員を指名いたします。    ───────────────────────────────────────  ○一般質問 3: 副議長(松田正美)  次に、日程第2、一般質問を昨日に引き続き行います。  それでは、通告がありますので、発言を許します。  21番 伊藤惠一議員。 4: 21番(伊藤惠一)(登壇)
     皆様、改めまして、おはようございます。  先日長島のお百姓さんの女性の方が、安倍政権は恐ろしい。また、戦争の準備をしている。憲兵が引っ張りに来ると。一方で自衛隊は必要との男性がいましたが、お隣さんと仲よくするのに何をされるかわからないから、サバイバルナイフを用意するがごときで、果たしてそれでその目的は達成できるのでしょうか。  二度と再び戦争をしてはいけない。そして、その準備をしてもいけない。これが私の人生の、そして議員としての原則で、迷ったときにはこの予算、あるいは議案は平和の方向に行くのか、それとも辺野古を軍事基地化したり、いずもを空母化したりといった戦争の方向に行くためのものかで判断してまいります。  また、故星野公平議員の御冥福をお祈りいたすとともに、日本、否、世界の平和と市民を思うあの熱意と正義感を引き継いでまいりたく存じます。  そこで、73年前の侵略戦争の主体の一つである独占資本が図書館を通じて桑名市を食い物にしているPFI事業に関し、その契約自体の検証と見直しを再度求めたく存じます。  次に、50年も前に資源学で、あるいは10年から18年前には中部大学の武田邦彦教授が資源リサイクルのうそを証言されていますが、理論的には3.5倍以上、桑名市を含む日本全体で7倍以上の資源、労力、税金が浪費されている。貴金属、アルミ、鉄、銅以外の資源物分別事業見直しに関し、9月からの進みぐあいをお知らせください。  続いて、多少年度は違いますが、小学校1学級の学生数は2016年度桑名市全体平均で27.4人、OECD加盟国平均で21.2人、多度地区で21.2人、これはWHOの勧告、最も教育効果が高いと実証されている16人以下に近づいているのですが、小・中一貫教育校をつくると約35人に、先進地と言われる品川区では40人学級となり、半世紀以上も教育環境が逆行、悪化し、次の世代を担う子や先生方にツケを回すことになるのですが、現在の20人台から16人以下に近づける何の実行策もなければ直ちに中止すべきではありませんか。  4番目は、日物谷を初め需要と空き室があっても予算がないために供給できないという市営住宅に関し、福祉の観点からその部署とタイアップして予算を確保されてはいかがですか。  5番目は、振り込め詐欺等から市民を守るため、定期的に優秀な相談員、職員みずからまちづくり拠点等に出向き、講演、相談会、体験の共有等を図られてはいかがとの御指摘にお答え賜りたく存じます。  6番目は、生産緑地に関し、既に26年が経過し、四日市市では3年前から毎年その指定及び解除が実施されていますが、都市部の貴重な農地でもあるこれらの保全、見直しについてお尋ねいたします。  最後に、職員研修に際し、市のやり方に対して批判的な態度で外部に情報を伝える者がいれば、今はこれを罰する法律はないが、行く行くは注意したほうがいいとの威嚇に近い言論の自由をも脅かす発言内容があったと指摘されていますが、いかが。以上です。 5: 副議長(松田正美)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 6: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)(登壇)  おはようございます。  伊藤惠一議員の一般質問1、図書館等PFI事業、(1)契約自体の見直しと検証をについて御答弁を申し上げます。  本PFI事業契約の見直しと検証につきましては、これまでも御答弁させていただいておりますとおり、市と事業者が協働で事業の効率化を図りながら、市民サービスの低下を招くことがないよう、市は市が要求した業務水準の維持と確実な契約履行を確認することで契約に沿っての検証を行っております。  この契約ですが、平成14年6月議会において議決をいただきまして本契約となっております。平成16年10月1月から30年間、維持管理と運営を行い、平成46年、2034年10月に所有権が市に移転されることになっております。  長期間の契約を継続する上では、事業を取り巻くさまざまな環境要因の変化に対応しなければならず、そのためには提供するサービスや業務内容の見直しを行っていく必要がございます。市は事業者が常に利用者ニーズの把握に努めているか、常に改善意識や問題意識を持っているかなどの契約業務の履行を確認することで、利用者ニーズや施設を取り巻く環境変化に対応していくための見直しや検証を行っているところでございます。  今後も引き続き本契約満了まで市と民間企業とが連携を密にし、市民の皆さんがより利用しやすく魅力的な公共施設となるようさらに努力を重ね、この事業に取り組んでまいりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 7: 副議長(松田正美)  市民環境部長。 8: 市民環境部長(伊藤 豊)(登壇)  おはようございます。  所管いたします事項2、ゴミ・リサイクル事業、(1)見直しの進み具合はついて御答弁申し上げます。  ごみリサイクル事業につきましては、これまでもプラスチックごみを代表的に御質問いただいておりますが、本市といたしましては桑名市一般廃棄物処理基本計画や桑名市分別収集計画においてプラスチックごみも含め分別して収集し、再資源化を図るものと位置づけております。  代表的な例といたしまして、プラスチックごみにつきましては容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律の趣旨に基づき、桑名広域清掃事業組合のプラスチック圧縮こん包施設において分別収集した容器包装廃棄物の再資源化と3Rの推進に取り組んできたところでございます。  国においても本年6月に閣議決定された第四次循環型社会形成推進基本計画を受け、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための戦略のあり方について審議が進められており、プラスチック資源循環戦略(案)が中間整理され、現在パブリックコメントが実施されております。  分ければ資源、まぜればごみの考えに立ち、資源化のために必要な分別回収、リサイクル等が徹底されるよう推進を図るとし、分別回収、収集運搬、選別、リサイクルの連携、協働と全体適正化を通じて、費用の最小化と資源有効利用率の最大化を社会全体で実現できる持続的な回収リサイクルシステムの構築を進めるとされています。プラスチックごみに限らず廃棄物の発生抑制、循環的な利用を行うことが必要とされており、分別回収は不可欠であります。また、分別を啓発することで3Rの推進、ごみ減量へもつながるものと考えております。  今後も国の動向等を注視しつつ、桑名広域清掃事業組合や他の構成団体とも連携して慎重に方向性を見きわめていく必要がありますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 9: 副議長(松田正美)  教育長。 10: 教育長(近藤久郎)(登壇)  おはようございます。  伊藤惠一議員の一般質問3、小中一貫教育・校について、(1)『子らにツケを回すな!』?について御答弁申し上げます。  議員御指摘のとおり、小規模校には一人一人により時間をかけて指導できることや、あるいは意見や感想を発表できる機会がふえることなど、小規模校ならではのよさがあるということについては私も認識をしているところでございます。  一方でこれからの変化の激しい社会を生き抜く上では、他者の多様な考えに触れながらみずからの考えを構築したり、他者と協働しながら目的に応じた納得解を見出したりする力が求められており、こうした力の育成にはやはり一定の集団規模を確保することが望ましいと考えております。  学校規模といたしましては、平成28年5月に設置いたしました学校教育あり方検討委員会において、国や県が示す適正規模をもとに御議論をいただき、今後新たに設置する小・中一貫校の規模は1学年2学級から3学級が望ましいとの答申をいただきました。市といたしましても、この基準を参考にしながら検討をしてまいりたいと考えております。  また、小・中一貫校の設置後も目的に応じて少人数で活動する機会を確保するなど、子供たち一人一人が生き生きと活動できる工夫を考えてまいりたいと思っております。  いずれにいたしましても、子供たちにとってどのような教育環境が望ましいのかを第一に考えまして、保護者や地域の皆様と丁寧に話し合い、御理解をいただきながら進めてまいりたいと思っております。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 11: 副議長(松田正美)  都市整備部長。 12: 都市整備部長(中村博明)(登壇)  おはようございます。  伊藤惠一議員の一般質問2点に御答弁を申し上げます。  まず、1点目の4、市営住宅についてであります。  市営住宅は、住宅に困窮する低所得者を対象に、低廉な家賃で賃貸をするため市が建設をしております住宅であります。本市では現在177棟、960戸の市営住宅を運営管理しており、議員御案内の日物谷住宅につきましては市営住宅の中で一番新しく、また唯一エレベーターを完備しておりますことから、障がいを持つ方や高齢者の方々などに対応できる住宅であると考えております。  毎年定期的に実施をしております市営住宅の入居募集の際に空き部屋があった場合は基本的に募集を行っておりまして、加えて障がいを持つ方や高齢者の方の専用枠を設けた募集も行っております。障がいを持つ方や高齢者、ひとり親家庭など、いわゆる社会的弱者に配慮した募集についても現在並行して行っております。  ただし、市営住宅の入居募集に当たりましては、議員御案内のとおり限られた予算の範囲で入居のための修繕を行う必要があるため、全ての空き部屋を募集することは困難な状況になっております。  議員からは、福祉部局とタイアップし、予算を融通してもらうことで空き部屋の修繕ができないかなどの御質問を頂戴したと考えておりますが、予算は部局別、目的別に編成をされておりますことから、必要であれば部局のほうで財政部局と協議をさせていただき編成をしていくものと考えております。  さきに述べましたように、本市では障がいを持つ方や高齢者の方などの住宅施策として、入居募集時に専用枠を設けるほか、本年度より高齢者等特定単身者の入居要件を一部緩和するなどの対応をしております。  また、ひとり親家庭や外国人の方なども含めたいわゆる住宅確保要配慮者の方々の住宅施策として、本年度社会福祉協議会とともに三重県居住支援連絡会に入会し、不動産関係団体や関係部局、関係機関等との連携を図りながらさまざまな居住支援サービスの提供を始めたところであります。今後も社会的弱者と言われます方々の住宅施策を推進するため、必要な予算を確保するとともに関係部局との連携に努めてまいります。  次に、6、生産緑地について御答弁を申し上げます。  市街化区域内における農地は、災害時の貯水機能や延焼防止など、防災空間としての役割のほか、良好な景観としての役割や農産物の供給などさまざまな機能を持ち、重要な役割を担っております。  本市では市街化区域内の農地の保全を図るための有効な手段として生産緑地の指定を行っており、指定に基づき30年間の営農を継続していただくこととなり、都市農地の確保に努めております。生産緑地に指定をされますと固定資産税について一般農地と同様に極めて低い税額に抑えられますほか、相続税の納税猶予措置などが適用されることとなります。  生産緑地の指定につきましては旧桑名地区では平成4年に、旧多度地区、旧長島地区では平成17年と平成21年に指定をしており、旧桑名地区の生産緑地につきましては平成34年に30年の指定期間の満了を迎えることとなります。30年経過後の生産緑地につきましては、さらに10年間の営農を希望されるかどうか確認をした上で、希望される場合につきましては特定生産緑地として指定を行い、希望されない場合は宅地として課税をすることとなり、活用については土地所有者に委ねられることとなります。  旧桑名地区が4年後には指定から30年が経過し、期間の満了を迎えますが、指定当時の所有者の方が多く高齢となり、営農の継続を希望されない方も相当数あると考えられます。生産緑地は農地であることが大前提となるため、農地として管理されない場合は当然除外することとなります。  その一方で都市農地は貯水機能など重要な役割を持ちますことから、著しく農地が減少することとならないよう、現在の生産緑地の特定生産緑地への移行に合わせて新たに生産緑地として追加指定することにつきましても、平成34年度までに見直しとあり方について検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。以上でございます。 13: 副議長(松田正美)  産業振興部長。 14: 産業振興部長(後藤政志)(登壇)  おはようございます。  所管をいたします事項5、『市民を守る!』、(1)『振り込めサギ』等対策の充実をについて御答弁を申し上げます。  本市の消費生活相談事業につきましては、平日午前10時から正午まで、午後1時から午後3時まで、市役所地下1階に設置をしております消費生活相談室におきまして、専門知識を有する消費生活相談員が消費者トラブル、架空請求や多重債務などの消費生活に関する相談を行っております。同時に、消費生活相談専用ダイヤルを設けて電話相談も受け付けており、直接お越しいただけない場合も相談できる体制をとっております。  また、消費トラブル以外にも被害者の多くが高齢者である振り込め詐欺など、特殊詐欺等の被害防止のため、市生活安全対策室では桑名警察署や桑名地域生活安全協会と連携し、犯罪発生情報の発信のほか、桑名ふれあいトークを通じて防犯をテーマに講話を実施しており、被害の未然防止に努めているところでございます。特に桑名地域生活安全協会では自治会を初め老人クラブや宅老所等を回り、特殊詐欺など被害防止のための講話も実施いただいております。  議員からは、消費生活相談を積極的に地域に出向いて実施してはという御提案をいただきましたが、消費生活相談員は資格要件もございますことから人材確保も難しく、定期的に各地域に出向いて相談業務を行うことは現状難しいところでございます。  しかしながら、消費トラブル被害や詐欺等の犯罪被害の未然防止はもちろんのこと、万一被害に遭われた方も泣き寝入りすることなく、適切な対処につながるようさまざまな機会を通じて啓発を行っていくことは重要であります。まちづくり拠点施設等で活動される地域住民の集まりにおいて、ふれあいトークなどを通じ被害に遭わないための啓発に努めてまいります。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 15: 副議長(松田正美)  市長公室長。 16: 市長公室長(久保康司)(登壇)  おはようございます。  所管いたします事項7、職員研修、(1)『あり方』について御答弁申し上げます。  議員御指摘の研修につきましては、8月下旬に全職員向けの職員力向上研修のうちの一つ、職員個人による外部への情報伝達、情報発信の際の留意点について行った研修でございます。  この中で情報伝達、情報発信は基本的には自由で、市民などへの積極的な情報伝達、情報発信はむしろ望ましいものと言えますとしておりました。その上で全体の奉仕者に課せられたルールを守るようにとの趣旨で、例えば市の施策に関する情報では公表済みに限って伝達、発信するなど、市職員に対する信頼の確保などの観点からの内容でございました。  しかしながら、講師の話し方の抑揚、用いた資料等により受講者、すなわち受け手側にはこの趣旨がうまく伝わらなかったといたしましたら反省、改善すべきであると考えます。  いずれにいたしましても、職員向けの各種研修につきましては誤解を招かないことはもちろんのこと、よりわかりやすい内容とするように留意してまいりたいと考えております。御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (21番議員挙手) 17: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 18: 21番(伊藤惠一)  それぞれ、一部を除いて簡潔に端的に御答弁ありがとうございました。多少前後するかもしれませんが、よろしくお願いいたします。  まず、図書館のPFI事業に関しまして、これまでどおり契約自体の検証と見直しはしないというような御答弁であったと思います。でありますので、通告にのっとりこれまでの答弁、それから本日の答弁に対して何点か順次再質問をさせていただきたいと存じます。何点かありますので、一度には無理ですので、順次質問させていただきたいと思います。  まず、前回の、これまでもそうなんですけれども、例えばPFIが支持されているというような理由の中で満足度調査なんかもありました。これは皆さんも聞いておっていただいたんですけれども、何十、何百項目ある中の一つだけの満足度をとってきて、80%台とか90%台とか非常に高い満足度をいただいておるからPFIはいいんだというような御答弁であったんですが、しかし、中には10%台、20%台の満足度結果があった部分を、ある意味隠ぺいなのかわかりませんけれども、言わずに満足度が高いというような答弁をされてきました。  9月定例会でも入館者数の件で県下一であると。約51万人入館しているからPFIはいいんだというような御答弁がありましたけど、実数は何人ですか。51万人というのは本当に入館した数なんですか。違うと思いますけれども、実数を教えてください。 19: 副議長(松田正美)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 20: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  伊藤惠一議員の再質問に御答弁申し上げます。  図書館の利用者アンケートにつきましてはさきの議会でも御答弁をさせていただいたところでございますが、主に図書館全般についてや運営サービスについて、また蔵書の資料やその他図書館の利用についてさまざまな項目につきましてお答えをいただいておるところでございます。  さきの議会でも申し上げておりますが、特に図書館全般につきましては過ごしやすさでありますとか、雰囲気でありますとか清潔感、空調というところについて非常に高い満足度もいただいておりますし、運営サービスについては貸し出しの冊数でありますとか職員の対応等についても高い満足度をいただいておるところでございます。  一方で議員からも御指摘いただいておる部分、やや不満や不満という部分も各項目あるところもございます。そういった点につきましてはその不満であるとか、やや不満であるという部分がこれから業務をしていただく中でさらに満足であるとか、非常に満足であるとか、というように、改善していけるように日々運営しております特定目的会社SPCとも話し合いや検証を行いながらより快適に御利用いただけるような形で努めてまいりたいと考えております。  2点目ですが、図書館の入館者数でございます。平成29年度は終わっておりますので、このデータで申し上げますと中央図書館の入館者数は51万969名でございます。以上でございます。                   (21番議員挙手) 21: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 22: 21番(伊藤惠一)  その数字は申し上げたとおりじゃないですか。私は実数はどれだけですかというふうにお聞きしておるんです。きちっと答えてください。今から局長が図書館へ行かれて入り口へ100万回往復してください。そうしたら入館者数は100万人ふえるんですよ。だから、実数を答えてください。きちんと入館した数を。入っていない人もいるでしょう。いろいろ数字を足した51万人でしょう。 23: 副議長(松田正美)
     当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 24: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  こちらは入館者数ということでございます。51万969名、これを開館日数301日で割りますと1日当たりの入館者数1,698名でございます。これは実際に図書館に入館していただいた方の数でございます。以上でございます。                   (21番議員挙手) 25: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 26: 21番(伊藤惠一)  入館した方がトイレへ行かれるとか、お昼へ行くとか、そのほかで出入りしたらそれもカウントでしょう。違うんですか。非常に根拠の薄弱な数字ですよね。これをどうしてPFIの満足されている、支持されている根拠になるんですか。検証できるんですか。それは。その数字は。ただ単にオートマチックの機械でカウントしているだけじゃないですか。モニターしてみえるんでしょう。職員の方は。できるんですか。できないでしょう。実数がどれだけか。 27: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 28: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  先ほど来申し上げておりますが、こちらの数字は桑名市中央図書館に入館していただいた方の数ということで当館で把握しておる数字ということでございます。よろしくお願いいたします。                   (21番議員挙手) 29: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 30: 21番(伊藤惠一)  だから、モニタリングできないという、把握できない数字じゃないですか。1人の人が1回余分に出たらこれは半分になりますよね。51万人の半分。25、6万人。それだけしか入っていないということになるじゃないですか。できない数字を持ってきて、1点だけ数字を持ってきて、じゃ、PFI結構ですということにはならないじゃないですか。答えれないじゃないですか。  それから、前回貸し出し冊数のこともおっしゃられました。こちらも入館者数と一緒で県下一、75万冊というようなお話でございました。しかし、図書館学で図書館の魅力というのは何をもって魅力とはかるわけですか。入館者数ですか。違うと思いますけれども、図書館のプロフェッショナルでしたらお答えできると思いますけれども、どうですか。 31: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 32: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  確かに入館者数につきましては以前の直営のときから比べまして、PFI事業を16年から始めたことによって大幅な入館者数の増しということは一つの御利用満足につながっておる部分もあると思います。あと開館時間が9時から21時に大幅に広がったことについて、幅広い世代のお客様がお越しいただけるということにもつながっておると思います。  その他、入館者数がふえたからそれがストレートに満足度につながっておるかというわけじゃなくて、いろんな形でアンケートをいただきながら、またモニタリング調査等を行いながら、いろんな項目について御質問させていただく中で満足度が高い数字をいただいておるということでお答えさせていただいているところでございます。よろしくお願いします。 33: 21番(伊藤惠一)  貸し出し冊数を答えなかった。貸し出し冊数のことを言った、今。そんなこと言っておらへん。 34: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  貸し出し冊数につきましても、入館者数等の増加とあわせまして貸し出し冊数も直営のときと比べまして大幅にふえておるということは一つの指標となるものと考えております。よろしくお願いいたします。                   (21番議員挙手) 35: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 36: 21番(伊藤惠一)  そういう答弁はもう二番煎じじゃないですか。とっくに私が論破しているじゃないですか。2004年度の開館から2016年度にかけて入館者数は1日当たり27%減っている。貸し出し冊数も23%減っていると言っているじゃないですか。何を言っているんですか。  それで、今お答えになられた貸し出し冊数の件、75万冊、信用できる数字ですかということですけど、これは全然信用できる数字じゃないんですね。  その前にこの貸し出し冊数の件ですけど、今質問をしたけど、お答えがなかったですけど、もう一遍答えてください。図書館の魅力というのは図書館学と言いましたね。これは何ではかるかというと建物、それから本、職員、この三大要素があると言われておるんですね。それで、この中で何を特に見るかというと本だけでいい、貸し出し冊数だけでいいと言われているんです。だから、この75万冊というのは信用できる数字ですかとお聞きしておるんです。もう一遍答えてください。 37: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 38: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  73万冊余の貸し出し冊数については当館で把握しておる正確な数字でございます。よろしくお願いいたします。                   (21番議員挙手) 39: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 40: 21番(伊藤惠一)  そんな、あなたわかってみえるんじゃないですか。わかっていて答えてみえるのか、わからなくて答えてみえるのかどっちなんですか。私が2015年6月5日に聞き取りさせていただきました。そのときには2014年度、平成26年度の貸し出し冊数が79万冊でした。今よりも多い、5万冊。じゃ、その中の純粋な本の貸し出し冊数はどれだけかというふうにお聞きしたら大体58から60万冊と聞いたんですね。79万冊のうちの75%しか純粋な本の貸し出し冊数になっていないんです。違うじゃないですか。それを根拠にどうして支持されていると言えるんですか。 41: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 42: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  私どもの公表しておる貸し出し冊数としては、先ほど来申し上げております70万冊余の数字ということでございます。よろしくお願いいたします。                   (21番議員挙手) 43: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 44: 21番(伊藤惠一)  それは本だけじゃないでしょう。ほかのものが入っているからでしょう。ですから、75%と言えば前回でも今回でも答えられた75万冊というのは75%を掛けると大体56万冊ですね。これは県下トップじゃないんですよ。県下トップだから入館者数も、貸し出し冊数も、だから、すばらしいんだというような一部分だけの答弁で答えておられますけど、違いますよ。  ですから、これ56万冊を合併前の桑名市だけの人口約11万3,000人で割ると1人5冊ぐらいですね。借りられるのは。これは平凡な数字なんですよ。同じような規模で比べると。先進市は18.6冊、これは前にも私はお答えしていますよ。答弁に対して、違うでしょうと。何でこんな二番煎じの答弁でPFIがすばらしいと言えるんですか。平凡ですよ。何もPFIをやる必要はない。 45: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 46: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  本事業につきましてはここ30年間の契約という中で平成16年10月から30年間でやらせていただいておるわけですけれども、その中で30年間安定的な図書館運営とサービス水準の維持と向上を図るというところで民間事業者と連携して行っておる事業でございます。  議員が申されます貸し出し冊数等につきましては、時代の流れの中で図書の貸し出し等についても全国的にも減少傾向というところもございます。そういうことも含めまして、これからさらに図書館の利用促進を図りながら、貸し出し冊数についても増加が見込めるような形で努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。                   (21番議員挙手) 47: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 48: 21番(伊藤惠一)  魅力であるとか、だから、民間とやるんだと言われますけれども、それでは例えばその75万冊、51万人が使用するとして、75万冊割る51万人というのは1人何冊借りているんですか。1.46冊ですね。入館者数1人に対して。桑名市は。四日市はトップじゃないと言われるんですけれども、入館者数はその半分以下の22万人です。しかし、73万冊借りてみえる。ということは入館者1人当たり3.36冊借りてみえるんですね。それは桑名市の2.3倍魅力があるということじゃないですか。何もPFIをやらなくたって公がやることによって2.3倍もの魅力があるということじゃないですか。 49: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 50: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  四日市市等の事例も踏まえて御質問をいただいておりますが、桑名市中央図書館は先ほど来申し上げておりますけれども、旧図書館と新図書館から比較しますと貸し出し冊数というのは大幅に増加しておるということは間違いではございません。  それとともに先ほど来申し上げておりますが、全体的には図書の貸し出しの減少ということも時代の流れとともに来ておる中で、いかにこれからほかの、全国的な課題ではあるんですけれども、図書館に興味を持っていただいてより本を借りていただくかということについては努力していく必要があると考えております。よろしくお願いいたします。                   (21番議員挙手) 51: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 52: 21番(伊藤惠一)  鹿島は前も言いましたけど、清水建設とリニアで談合をしているんですね。繰り返し。わかってみえますよね。そういうところに注文を出してもいいんですか。清水建設は岐阜で迷惑をかけたということで社会責任をとって、125億円で落札しているんですね、新庁舎を、それを辞退しているんですよ。  同じような仲間、リニアの談合仲間でSPCの中核企業である鹿島も、建物の価値は10億円を切っていると思うんですけれども、放棄していただいて社会的責任を果たしていただいたらいかがですか。言われたんですか。そういうふうに。 53: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 54: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  本契約でございますが、平成16年10月1日から30年間の契約ということでございます。現在契約途中の状況でございます。御理解いただきますようお願いいたします。                   (21番議員挙手) 55: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 56: 21番(伊藤惠一)  だから、その契約に対して検証して見直ししてくださいというふうに、議会からも契約解除を強く望むというふうな提言をしているわけじゃないですか。ですから、局長が、市長、副市長が局長に対して指示できないなら、できないんじゃなくてされないんなら局長がみずから市長、副市長に対して私が責任を持ってやりますと言えばいいんじゃないですか。説得されたら。それが仕事じゃないんですか。ここで表明されたらどうですか。別に市長や副市長がみずから手を下すわけじゃないんです。仕事をしてください。 57: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 58: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  先ほど来申し上げていますが、今後も引き続き本契約満了までこの事業を継続してまいりますということでございます。よろしくお願いいたします。                   (21番議員挙手) 59: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。
    60: 21番(伊藤惠一)  継続していくということは後追いをしていくということじゃないんですか。それは。皆様の、局長のOBの方が契約した十数年前に。それを後追いしていくというだけじゃないですか。局長のお仲間の方がこういうことを言っていらっしゃる。これはこのままお伝えしますけど、行政の仕事というものはどんな仕事でも後追い行政でよいと豪語したウマ・シカ、音読みで読むのか訓読みで読むか知りませんけど、適当に読んでください。ウマ・シカな役人が昔はたくさんいましたがというふうに言ってみえるんですよ。  後追い行政するんですか。私はそんなことを言っていないです。やっぱり次の世代のために、よりよい行政をするために、市民のために、後追いじゃなくてこれから先の、もうこれまでのことは仕方がないですよ。契約したことは。これからの仕事をしてくださいというふうにお願いしておるわけです。 61: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 62: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  市は契約に沿いまして金利の見直しや物価の改定、また運営、維持管理の業務が適正に実施されておるかどうか検証しておるところでございます。また、市民の皆さんのニーズや社会情勢に応じました業務内容へ変更、必要が生じた場合は要求水準の内容を見直すことも随時検討しておるところでございます。  業務水準の見直しについては事業者と協議をしながら、図書館のシステム関連の利用の低いサービス等を廃止するなど、いろんな形でサービス対価を極力抑えるような見直しも行っておるところでございます。  また、市民ニーズの把握や社会情勢に応じた業務の内容の確認については先ほど来話題となっておりますモニタリングでありますとかアンケート結果というところで適時その履行確認ということを行っておりますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。                   (21番議員挙手) 63: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 64: 21番(伊藤惠一)  そういう答弁は100万回聞きましたよ。契約の中の話でしょう、それは。それは全然関係ないじゃないですか。関係ない答弁をしないでくださいよ。  西尾市は立派ですよね。ちゃんとPFIを見直しています。それから、近江八幡市もそうです。何だったら聞いてきてされたらどうですか。参考にして。やってみえるところがあるんですから、ぜひ市長や副市長を説得して頑張ってください。局長がやるしか、誰もやる人がいないんですから。 65: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 66: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  これまで何度も答弁させていただいておりますが、現時点で解約するということになりますと残りの契約期間の利息部分も含んだ残額分全てを支払った上で、さらに民法上の損害賠償金等も発生する中で、いろんなことが市としてもリスクもございます。また、直営に戻した場合は施設の維持管理費でありますとか図書館運営のためのいろんな予算も必要になってくるところでございます。現時点で解約して直営に戻すというのは考えておりませんので、よろしくお願いいたします。                   (21番議員挙手) 67: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 68: 21番(伊藤惠一)  構成メンバーが法的な違反をしたら、こちらから損害賠償できるというのは契約があるんですよ。そういうところを読んでください。できますよ。やれば。  それから、今西尾市の話をさせていただいたんですけど、どうですか。されたら。それは市長が、西尾市の市長は御立派なんでしょうけれども、PFIの見直しを掲げて昨年現職を破って当選されたということなんですが、桑名市はどうなんですか。立派な市長じゃないですか。局長も立派な局長じゃないんですか。西尾市にまさるとも劣らないと私は思っておりますけれども、できると思いますけど、どうですか。劣るんですか。私は劣らないと思いますけど。よそでできる。 69: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 70: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  先ほど来申し上げております。繰り返しになりますが、本契約満了まで引き続きPFI事業、確実な契約履行を確認しながら契約に沿っての検証を行って継続してまいりたいと考えております。西尾市の事例を御紹介いただきましたけれども、そちらのほうについては随時研究等をしてまいりたいと考えております。                   (21番議員挙手) 71: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 72: 21番(伊藤惠一)  研究は誰でもするんですよ。実行してください。もう2年前から言っているので、2年以上前から言っているんですから。誰かにそんたくしてみえるんですか。市民の皆さんにそんたくしてくださいよ。 73: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 74: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  より利用しやすく、図書館に皆さんがお越しいただけるようにサービスの向上に努めてまいりたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。以上でございます。                   (21番議員挙手) 75: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 76: 21番(伊藤惠一)  サービスの向上に努めてまいりますってTRCですよね。図書館流通センター。これはSPC、桑名メディアライヴ株式会社の主要な構成メンバーですけれども、これの大幹部の小川俊彦さん、御存じですよね。PFIに対して何て言ってみえるか御存じですか。 77: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 78: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えします。  存じません。存じておりません。                   (21番議員挙手) 79: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 80: 21番(伊藤惠一)  このTRCの桑名メディアライヴ株式会社の主要構成メンバーですけれども、この大幹部の小川俊彦さんはPFIに未来はないとおっしゃってみえるんです。続けるんですか。本人が言っているんです。 81: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 82: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  市の考え方としましては、先ほど来御答弁申し上げることを繰り返すことになりますが、本契約満了まで引き続き連携を密にしながらPFI事業を進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。                   (21番議員挙手) 83: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 84: 21番(伊藤惠一)  このように今まで何一ついいところがない。全くない、ゼロですよ。一体執行機関の内部では問題にはなっていないんですか。何を議論していらっしゃるんですか。内部で。内部でおかしいですよねって、局長の答弁はおかしいですよね。あるんじゃないですか。 85: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 86: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  市としましては事業者ともお話ししながら、関係者協議会等も通じまして適正な契約履行、また、サービスの要求水準等の確認を行いながら、とはいいながら時代の社会情勢に応じた業務内容の確認もしながらサービス対価を極力抑えるように努めておるというところでございます。よろしくお願いいたします。                   (21番議員挙手) 87: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 88: 21番(伊藤惠一)  繰り返し答弁していらっしゃいますけれども、事業者ともとか、今までも課題をと、努めてまいりたいと、さらに努力を重ねて、何一つ解決できていない。できないじゃないですか。この契約の中では。事態は悪化の一途じゃないですか。 89: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 90: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  平成16年から事業開始後おおむね15年が経過するところでございますが、現時点におきまして30年の契約の半ば、ちょうど半分折り返しというところでございますが、特定目的会社、契約相手方についての事業履行は全くもって適正であると捉えております。よろしくお願いします。                   (21番議員挙手) 91: 副議長(松田正美)  伊藤惠一議員。 92: 21番(伊藤惠一)  それはここで聞いてみえる人や市民の人は笑っていますよ。  前も申し上げましたけれども、公共のほうがノウハウを持っている。民間がやるとどんどんどんどん満足度が減っていく。実数も減っていく。慶應義塾大学の須賀千絵さんが言われたじゃないですか。公共のほうがノウハウを持っている。契約解除すれば今の館長が力量を発揮されるのかわかりませんけれども、新しい館長を雇うなりしてぜひいい図書館にしたいと思っております。  きのうも合併算定替とか言って非常に予算が少ない。苦しいと言ってみえたんですけれども、転がっているんですよね。32億円とかこれで20年間で。ごみリサイクルでも26億円以上ですか。あるんですよね。それをどうしてとりにいかれないのかということですよね。公共の非能率ですよね。ごみリサイクルでも7倍の税金が無駄に垂れ流されているわけですから、これはまた改めて3月にさせていただきたいと思います。  それから、ごみリサイクルに関して、また3月に進捗状況をお聞きいたします。  それから、3番目の小・中一貫教育校に関して御理解をって理解できませんので、またこれは改めてさせていただきたいと思います。  答弁は結構です。ありがとうございました。 93: 副議長(松田正美)  次に、通告により10番 太田 誠議員。 94: 10番(太田 誠)(登壇)  皆様、おはようございます。  議長のお許しをいただきましたので、初めての一般質問を一問一答方式で行わせていただきます。  去る12月2日に市議会議員の選挙が行われまして、市民の皆様の御負託をいただきましてここに議席を頂戴いたしました。本日議会議員として、その責任を新たにさせていただきますとともに、与えられたこの職責につきまして一生懸命頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。しかし、何分にもまだ新人でございまして、至らぬところも多々あろうかと存じますが、今後とも御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願いをいたします。  以上申し上げまして、早速質問に入らせていただきたいと思います。当局におかれましては簡潔で明確な御答弁をよろしくお願いいたします。  それでは、大項目1、地域創造プロジェクトについて。  平成30年4月から多度、長島の総合支所は地区市民センターとなりました。具体的にはことしの4月から戸籍や住民票などの各種証明書、こういった発行業務、そしてまた市民の身近な行政窓口サービス、こういったサービスがこれまで総合支所においては完結をいたしておったわけでございます。しかしながら、今回総合支所全体の機能が見直されまして、業務の集約化と効率化を図るため、多度の、そして長島の行政拠点が市役所に変更されたということでございます。  改革の観点からこれまで職員の人件費、さらには臨時職員の賃金、そして施設の維持管理費として使われていたお金を、市民に直結する地域のまちづくりの活動資金に充てていこうとするものと伺っておるところでございます。  市のホームページ、平成29年8月23日の地域創造プロジェクト(案)の意見に対する回答集によりますと、総合支所の職員が大幅に削減された場合は行政サービスの低下はもとより、防災体制等の大きな不安を感じるが、どのように対応するのかという質問に対しまして、当局からは地域創造プロジェクト(案)を進めるに当たり、懸念される事項について、継続して関係所管課と協議を行っております。地域住民の皆様からも御意見を頂戴しながら、引き続き地域住民の皆様に御不安を与えることのないよう、代替案の検討を含め可能な限りの対応を図ってまいりますと回答されています。  そこで、順次質問をさせていただきます。
     (1)総合支所の地区市民センター化について、1)市民の要望と、市の対応について及びさらに業務の集約化と効率化に伴う職員及び臨時職員の賃金のこれら人件費と、施設維持管理費の地区ごとの総額についてお調べいただき、2)業務効率化による地区毎の経費削減額についてお尋ねをいたします。よろしくお願いをいたします。 95: 副議長(松田正美)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 96: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)(登壇)  太田議員御質問の大項目1、地域創造プロジェクトについて、(1)総合支所の地区市民センター化について、2点御質問をいただいておりますので、順次御答弁申し上げます。  まず、1)の市民の要望と、市の対応についてですが、多度町、長島町の両総合支所の業務につきましては地区市民センター化に伴い戸籍住民登録関係業務、保健福祉関係業務など、旧住民福祉課が所管しておりました業務については引き続き地区市民センターにおいて継続をしております。  また、旧地域振興課が所管しておりました業務につきましては、一定の地域性を踏まえた上で業務の集約化、効率化が可能な業務については本庁所管課へ業務の移管を行ったところであります。  議員から御質問いただいております市民の要望の有無についてでございますが、昨年度本機能転換に当たり開催した地域での説明会におきまして、御参加いただきました市民の皆様よりさまざまな御意見を頂戴いたしておるところでございます。  とりわけ議員からも御案内がありましたが、総合支所が担っておりました防災機能や防災体制について数多くの御不安や御懸念のお声をいただいておりましたことから、本年度より多度町、長島町在住の職員を優先とした派遣チームを編成し、防災力を落とすことのないよう体制の整備を行ったところであります。今後におきましても、できる限り地域の住民の皆様の御不安や御懸念を払拭できるよう努めてまいりたいと考えております。  次に、2)の業務効率化による地区毎の経費削減額について御答弁を申し上げます。  多度町、長島町両総合支所を地区市民センターとしたことによりまして、当然のことながら一定程度財政的な効果も見込んでおるところでございます。当初予算額での比較で御説明を申し上げますと、平成29年度多度町総合支所に係る施設管理費3,281万7,000円に対しまして、平成30年度多度地区市民センターに係る施設管理費は2,408万2,000円、また平成29年度長島町総合支所施設管理費3,349万7,000円に対しまして平成30年度長島地区市民センター施設管理費は2,010万4,000円を予算措置しており、当初予算額ベースではございますが、合わせまして2,200万円余の減額となっております。  また、職員の配置数につきましても、昨年度と本年度におきまして多度で7名、長島7名をそれぞれ減員といたしましたことから、人件費につきましても相当額の効果を見込んでおるところでございます。  市が現在進めております地域創造プロジェクト(案)は人口減少、少子高齢化社会の進展を見据え、地域の住民の皆さんが寄り合い、それぞれに持つ知識や経験、情報やネットワークの共有化を図ることで、複雑化、多様化する地域課題に対しその解決に取り組む(仮称)まちづくり協議会の形成を目指し、よりよいまちの実現を図ることを目的としています。  その取り組みにおけるファーストステップは総合支所の地区市民センター化、地区市民センター、公民館のまちづくり拠点施設への機能転換を行うことで地域のまちづくりの核となる場所づくりを行うとともに、地域のまちづくりに係る財源の創出、また地域担当職員を配置し、今後の地域のまちづくり活動を側面的に支援する体制をとる人、物、金の考え方の転換でございます。  とりわけ金の部分におきましては、その財源を中長期的に確保するために昨年度新たにまちづくり応援基金を創設し、まずは5,000万円の積み立てを行ったところであります。今後の地域のまちづくりをバックアップするための貴重な財源として有効に活用してまいりたいと考えております。  本プロジェクトの推進により新しい時代を見据えた地域のまちづくり施策を進めてまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 97: 副議長(松田正美)  太田議員、再質問はありますか。                   (10番議員挙手)  太田議員。 98: 10番(太田 誠)  御答弁ありがとうございました。それでは、再質問をさせていただきます。  私は先ほど質問の中で人件費については職員及び臨時職員の賃金というふうな形でお示しをお願いしたんですけれども、維持管理費については2,200万円余ということで金額を提示いただいたんですが、人件費のほうはちょっと今説明が漏れておると思いますので、再度御答弁をよろしくお願いしたいと思います。お願いいたします。 99: 副議長(松田正美)  地域コミュニティ局長。 100: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  太田議員の再質問に御答弁を申し上げます。  多度町、長島町両総合支所を地区市民センター化したことによります人件費の相当額でございますが、これはあくまで平成30年4月1日現在の職員の平均給与月額を基準として、概算ではございますが、多度、長島それぞれ4,300万円余の差となる見込みでございます。  なお、議員申されました臨時的任用職員の賃金につきましては、先ほど答弁で申し上げました施設管理費2,200万円余の減額の中に含まれておるというところでございます。長島地区市民センターにおいて1名の減、予算額ベースになりますと100万円余の減となっておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。                   (10番議員挙手) 101: 副議長(松田正美)  太田議員。 102: 10番(太田 誠)  ありがとうございました。  ただいまの説明でございますと1施設当たり4,300万円程度ということですから、両施設で8,600万円というふうなこと、それから維持管理のほうで2,200万円、1億円を超えるような経費が節減されておるというふうなことで理解させていただきました。このことについてはまた次の質問のほうへつなげたいと思っております。よろしくお願いをいたしたいと思います。  それでは、次に大項目の2、公共交通について、桑名市民満足度調査を踏まえた公共交通のあり方について、多度、長島地域の公共交通のあり方を中心にお尋ねをさせていただきます。  市長は、七つのビジョンで桑名対多度、長島ではなく、桑名の未来のために全員参加型市政で山積する課題を解決とおっしゃっておられます。桑名の未来のためにも多度、長島の公共交通問題の解決をぜひお願いしたいと思っております。  特に多度、長島地域の民間バス路線は多度地域においてはございません。そして、長島地域においても国道23号以北ということで、この地域はほとんどないのに等しい状況でございます。こうした中で交通の空白地域、それから、不便地域の解消を図るための国策といたしましてコミュニティバスがあるというふうに私認識をいたしております。  その反面、公的資金で支えられるコミュニティバスは自立の運営を原則とする路線バスを補完するものであるということ、さらに導入に際して路線区域、運行時刻等において整合性を図ること、路線や区域について路線バスと実質的に競合することのないよう関係者からヒアリングをすることが望ましいと伺っておるところでございます。  では、現在の桑名のコミュニティバスについてでございますが、K-バスの桑名の各路線、これは1日当たり6から8便で運行されておりますが、多度では美鹿ルートのみ1日当たり7から8便あるものの北回りでは1日当たり2便、南回りでは1日当たり3便であります。  また、長島では1日当たり北回り、南回りともおのおの4便で運行されており、しかも多度、長島においては4月から行政拠点が市役所に変更されたにもかかわらず、依然としてそれぞれの町内を循環しています。  そこで、昨日も冨田議員から一般質問がございましたように、ことしの桑名市民満足度調査の調査結果から多度、長島地域の公共交通は今後重点的に取り組むことが期待される分野に該当していると理解をいたしておりますが、この状況から1)公共交通の地域間格差についてお尋ねをいたします。  次に、今回の選挙で私も4月から多度、長島の方とお話をする中で、たくさんの方からわざわざ多度から遠路、そして長島から伊勢大橋や国道23号の揖斐長良大橋を渡って直接市役所へ行かなければならなくなったこと、あわせて行政拠点の変更に伴う交通アクセスの改善の意見を、特に高齢者から多くお聞きをいたしました。中には市役所までタクシーで行くという方も数人いらっしゃいました。そこで、2)Kバスが依然として多度・長島町内を循環している理由についてお尋ねをいたします。  続きまして、今後はこの5月に開院をされました桑名市総合医療センターへの動線として、通院者と市役所へのK-バスの利用者の相乗効果を期待するとともに、運行本数の倍増を市民の方は求められておりますが、そこで3)市民ニーズに対する市の見解についてお尋ねをいたします。  あわせまして現在桑名市総人口に占める65歳以上の割合は25%強ということでございますが、この先約20年後の2040年にはおよそ3人のうち1人が高齢者となるわけでございます。そこで、4)高齢者の運転免許証返納の促進策についてお伺いをいたします。  また、ことし7月1日から日曜日のK-バスが全路線で運休となり、長島地域ではバスの早便に変わり、朝7時30分から8時30分の間はデマンド乗合タクシーの試験運行が予約制で始まりました。この日曜日のK-バスが全路線で運休されたこと、そして、長島地域ではデマンド乗合タクシーの試験運転に伴いまして、5)公共交通の経費削減策とそれに対する市民の声についてお尋ねをいたします。よろしくお願いをいたします。 103: 副議長(松田正美)  当局の答弁を求めます。  都市整備部長。 104: 都市整備部長(中村博明)(登壇)  太田議員の一般質問の2、公共交通について5点御質問をいただいておりますので、順次御答弁を申し上げます。  まず、1)の地域間格差についてでありますが、現在の桑名地区、多度地区、長島地区のバス路線及び本数は桑名地区と比較しますと民間バス会社及びコミュニティバスともに少なくなっております。これにつきましては、民間バス路線は採算性が合わず運行をしていないということが推測をされますが、コミュニティバスの運行本数につきましては周辺の人口が一番大きな要因となると考えておりますが、そのほか面積、利用者の動向等により路線の本数等の設定をしているというところでございます。  今回実施をいたしました市民満足度調査では、市民の皆様の公共交通に対する重要度が高い反面、利便性などの観点などにより満足度が低いという結果になっております。特に多度、長島地区でこの傾向が高くなった要因の一つになっているのがこの運行本数の問題であるかと思っております。  次に、2)、多度、長島町内を循環している理由でございますが、市の公共交通網の考え方では市内の公共交通は鉄道を1次交通、バスを2次交通と捉え、自宅から目的地に移動する手段として、自宅の最寄りの停留所からバスで鉄道の駅まで行っていただき、鉄道で目的地へ向かうという利用方法を想定していることとしております。  また、コミュニティバスの運行事業は平成16年の合併前から、桑名市では平成12年の実証実験を終え、平成13年4月1日から運行を開始しておりまして、合併後旧多度町、旧長島町の地域で運行をしております。合併時の調整に基づき、それまで異なる形式で運行しておりました旧2町の御意見を伺いながら旧1市2町の中を巡回させていただいたという経緯がございます。  次に、3)市民ニーズに対する市の見解についてでありますが、公共交通に対する満足度が低いことにつきましては部局としましても非常に危機感を持って取り組まなければならない課題であると認識をしております。  御指摘のとおり、多度町及び長島町両総合支所の市民センター化により本庁への事務の集約化が図られたことや、総合医療センターの開院などにより多度、長島地区の皆さんが中心市街地へ移動するニーズが大幅に高まっていると認識をしております。このことにつきましては、さきの部長会議におきましても部局の課題提案として発表し、市全体の情報共有を図っております。  また、今後の対策を講じるための検討材料としまして、コミュニティバスの利用者のニーズを把握するため多度及び長島ルートの利用者の方々にアンケートを実施しております。アンケートではさまざまな御意見をいただいており、現在資料の精査を進めておりますが、その中では中心市街地へ直接乗り入れてほしいという声と、駅における鉄道の結節の利便性を高めてほしいという両方の御意見をいただいておりますことから、どのような形で見直しを図るか現在検討を進めております。  また、今後さらに幅広いニーズを把握するため、都市総合交通戦略の策定の中で市内全域を対象としたアンケートを予定しており、これらの結果などを総合的に検証し、今後のコミュニティバスの運営に反映してまいりたいと考えております。  次に、4)高齢者の運転免許証返納の促進策についてでありますが、コミュニティバスでは運転経歴証明書をお持ちの方に通常の回数券より2枚多いお得な回数券を御購入いただける促進策を講じております。  高齢化社会の進展により高齢者の皆様の自動車事故が後を絶たず、運転困難な方は今後も増加の一途をたどることが予想される中で、高齢者対策の一環として運転免許返納につながる施策の必要性は十分認識をしており、何らかの施策を講じる必要があるというふうに認識をしております。  最後に、5)、公共交通の経費削減策についてであります。  御案内のとおり、本年7月1日からは日曜日のバスの運休と長島地区の一部においてデマンド乗合タクシーの運行を開始しております。日曜日の運行に関しましては、移動する手段がなくなり不便になったことから運行再開の要望を幾つかいただいております。  また、デマンド乗合タクシーに関しましては、他人と乗車をすることに違和感があるといった御意見や、わざわざタクシー会社に連絡しなければならないため不便になったなどとの御意見をいただいております。  事業全体のコストとしましては、日曜運休とデマンド乗合タクシーの導入などにより人件費や燃料費の高騰にもかかわらず前年度比で140万円余の削減となりましたが、日曜日の運休やデマンドタクシーの導入による利用者の減少が満足度の低下につながったことは否めない事実であると考えております。  いずれにいたしましても、今回の満足度調査の結果を踏まえ、特にコミュニティバス事業につきましては抜本的な見直しが必要であると考えております。しかしながら、現行の予算を増額することは市全体の予算編成の中では困難だというふうに考えております。  そもそもコミュニティバスは民間路線の運行しない交通空白地域の移動手段と捉えられており、ある程度の不採算はやむを得ないと考えられます。一つの路線を増加するには他の路線を減らす必要があります。非常に厳しい判断を迫られることになりますが、多度地域、長島地域から桑名駅周辺の乗り入れとあわせ、交通空白地域の解消のため、地域公共交通会議の意見などを踏まえ、運行の形態をお示ししてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。以上でございます。 105: 副議長(松田正美)  太田議員、再質問はありますか。                   (10番議員挙手)  太田議員。 106: 10番(太田 誠)  御答弁ありがとうございました。それでは、1)の公共交通の地域間格差からお尋ねをしてまいりたいと思います。  御答弁の中でたしか重要度が高い反面、利用されていないというように述べられたと思いますが、これは先ほども質問させていただきましたが、多度地域におきましても北回り、そしてまた南回り2便から3便程度、長島地区におきましても北回り、南回りそれぞれ4便しかございません。こういった利便性が桑名の6便から8便に比べますと非常に悪いというのが今回市民満足度調査にも私は反映されているのではないかと思っております。  多度と長島では非常に地域的に広範囲であるということから、バス1台のみの運行では非常に無理があるというふうに考えておりますが、その点についてお伺いをいたします。いかがでしょうか。 107: 副議長(松田正美)  都市整備部長。 108: 都市整備部長(中村博明)  再質問に御答弁を申し上げます。  部局としましての考えは太田議員のおっしゃるとおりだというふうに認識をしております。バスの本数をふやせば多度、長島の皆様の満足度というのはある程度上がってくるというふうに想定をしておりますが、その辺を踏まえた上でどのように見直しをするかという検討をさせていただきたいと考えております。以上でございます。                   (10番議員挙手) 109: 副議長(松田正美)  太田議員。 110: 10番(太田 誠)  よろしく御検討をお願いいたしたいと思います。  それでは、続いて2)の関係について御質問させていただきたいと思います。  2)で多度、長島町内を現在も循環している理由について、行政拠点が桑名に変わりましたが、長島、多度には鉄道があるから原則鉄道で桑名のほうへお越しくださいという意味でしょうか。これはさきの地域創造プロジェクトの結果でございまして、市役所へ行かざるを得なくなったものと私は考えておりますが、現実桑名市におきましても北勢線でK-バスの西部北ルートにおきましては七和から例えば大仲新田まで、そして、またK-バスの同じく養老鉄道の関係につきましても播磨から深谷あたり、こういったところをコミュニティバスと鉄道が競合しておると思っておりますが、このことについてお尋ねをいたします。よろしく御答弁をお願いいたします。 111: 副議長(松田正美)  都市整備部長。 112: 都市整備部長(中村博明)  太田議員の再質問に御答弁を申し上げます。  現在のルートでは北勢線と重複している部分があるということは桑名市内でございます。これにつきましては北勢線の乗客をK-バスがとっているとか、例えば民間バスの路線の乗客をコミバスがとっているという御意見もいただいておりますので、その辺については配慮をする必要があるんだろうというふうに認識をしております。以上でございます。                   (10番議員挙手) 113: 副議長(松田正美)  太田議員。 114: 10番(太田 誠)  ありがとうございます。  私は、鉄道沿線においてもこういったコミバスが走っているよということについて、長島は多度はということで、それぞれ鉄道でというふうなことでおっしゃいましたから質問をさせていただいたところでございます。  先ほど市民ニーズのところで今回利用者アンケートの結果、中心市街地への乗り入れ、さらには鉄道等との利便性を高めてほしいという意見があったというふうにお伺いをいたしました。多度、長島から市役所だけではなく、桑名市の総合医療センターへもコミュニティバスを走らせてほしい、また便数をふやしてほしいという3)、市民のニーズに対しまして市のトップでございます市長に直接伺ってもよろしいでしょうか。お尋ねをいたしたいと思います。
    115: 副議長(松田正美)  市長。 116: 市長(伊藤徳宇)  おはようございます。  太田議員の再質問に御答弁を申し上げます。  これまでのK-バスが多度、長島の町の中を循環するという形で運行してきたというのは、まさに今都市整備部長が答弁をしたとおりでありますし、その中で今太田議員からの提案といいますか、やはり市民センター化に伴って長島の中、多度の中だけで行政事務が完結できなくなっている。また、桑名に新しい総合医療センターができたのに、あそこに直接公共交通で行きにくい状況があるということは私も大変賛同するところでもあります。  その中で、先ほども答弁で申し上げたと思いますが、部長会議の中で都市整備部のほうから多度、長島から、特にセンターからこの桑名市役所までの直接ダイレクトにつなぐような公共交通の必要性ということも提案をいただいておりますので、私としてもしっかりとこれを受けとめて、今後の公共交通、K-バスの走らせ方についてしっかりと考えてまいりたいというふうに思っております。以上でございます。                   (10番議員挙手) 117: 副議長(松田正美)  太田議員。 118: 10番(太田 誠)  市長から御答弁いただきましてありがとうございました。多度、長島からの市民ニーズに対する前向きな御検討をよろしくお願いいたしたいと思います。  続きまして、4)の高齢者の運転免許証返納の促進策について、これからはさきの質問でも高齢者がすごい勢いでふえてまいります。こうした中で公共交通の充実はもとより、介護、福祉のこういった高齢者対策の観点から免許証返納の促進策は考えられないものでしょうか。お尋ねをいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。 119: 副議長(松田正美)  保健福祉部長。 120: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)  太田議員の再質問に御答弁申し上げます。  福祉部局といたしましても、免許返納につながる施策の必要性というものは認識しておりますので、都市整備部と連携、協議しながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。                   (10番議員挙手) 121: 副議長(松田正美)  太田議員。 122: 10番(太田 誠)  御答弁ありがとうございました。  それでは、最後に次の5)の公共交通の経費の削減策とそれに対する市民の声についてお尋ねをいたします。  先ほどの答弁から、7月1日から全路線が運休することになったと。そして、また運行再開を望む要望も幾つかあったというふうにお聞きしましたし、また、その削減額が140万円程度であったということもお聞きしまして次の質問をさせていただきますが、たしかこのコミュニティバスについては交通空白地域、そしてまた不便地域の解消を図るための国策であるというふうに私は認識しておるわけでございますが、たしか交付税措置がなされていると思いますが、何割でございましたかお答えをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 123: 副議長(松田正美)  総務部長。 124: 総務部長(平野勝弘)  太田議員の再質問にお答えいたします。  コミュニティバスの運行費が交付税措置をされているのかということで何割程度、どの程度かというお尋ねであったと思います。現在のところ所要の経費として、委託料について8割が交付税措置されている状況になっております。以上でございます。                   (10番議員挙手) 125: 副議長(松田正美)  太田議員。 126: 10番(太田 誠)  御答弁ありがとうございます。  コミュニティバスの運行経費については8割の交付税措置がなされているということでございます。そこで、市民満足度の改善、そしてまた高齢者対策の観点から、財政的には大変厳しいとは伺っておりますが、この多度、長島からの桑名駅周辺への乗り入れとあわせて日曜日の全路線運休の見直しについても御検討をよろしくお願いしたいと思っております。  なお、デマンド乗合タクシーの状況については昨日の森議員への答弁で理解をさせていただきましたので、次の質問に移りたいと思います。  それでは、大項目3、伊勢大橋の架け替え工事についてでございますが、伊勢大橋は昭和9年度に竣工して長年の雨水や塩害の影響により老朽化も進んでいるということでございますが、また、現在の橋は南海トラフの巨大地震により発生が想定されている津波に対しても脆弱な状況でございますし、また慢性的な交通渋滞を引き起こしております。  市民は早期完成を首を長くして待っているところでございますが、このことについて(1)、当初平成27年度から5年間で新しい橋をかけるとの工事説明を受けましたが、本当に予定どおり完成するのでしょうか。また、工事関係者を初め市民への周知の方法はどのように考えてみえるのでしょうか。  そこで、1)工事は予定通りの完成を目指しているか、2)遅延している場合はその理由について、3)早期完成に向けた市独自の取り組みについてお尋ねをいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。 127: 副議長(松田正美)  都市整備部長。 128: 都市整備部長(中村博明)(登壇)  太田議員の一般質問の3、伊勢大橋の架け替え工事について、3点御質問を頂戴しておりますので、御答弁を申し上げます。  伊勢大橋の架け替え工事につきましては、国道1号における長島町又木の県道水郷公園線交差点から北浜町地内の4車線から2車線に狭まる地点までの延長3.9キロメートルの区間にて進められております国道1号桑名東部拡幅事業の一環として、伊勢大橋架け替え関連区間延長2.1キロメートルにて国土交通省で実施をしていただいているところであります。  この架け替え区間におきましては平成27年度から工事着手し、橋脚15基のうち9基が完成し、今年度は揖斐川左岸の1橋並びに長島、福島地内の両陸上における取りつけ部において進捗をしていただいております。  そこで、1)工事は予定通りの完成を目指しているかについてでありますが、当初新聞報道などでおおむね5年での架け替えを目指すとのことでありましたが、現在のところ、完成年度についての具体的な明示はなく、粛々と工事を進めていただいているという状況でございます。  次に、2)遅延している場合はその理由についてでありますが、市としましてはどこまで遅延をしているのか具体的に把握はできておりませんが、一部事業に対して支障となっております物件の対応により予定どおりの進捗が見込めない状況であると伺っているところであります。  最後に、これらを含めた中での3)早期完成に向けた市独自の取り組みについてでありますが、市といたしましては交通渋滞の解消はもとより、昭和9年竣工の現在の橋梁に対しまして、耐震化を含め更新並びに架け替えによる取りつけ部の河川堤防の高潮化が進められますことからも、早期完成を国に働きかけるため、連合自治会、地元各種企業、運輸関連団体の方々に御参画をいただき、平成29年7月に当該事業の促進期成同盟会を設立し、予算確保を中心とした要望活動を継続して実施しているところであります。  また、市といたしましても、事業主体であります国土交通省へ地元自治体として可能な範囲で協力をさせていただくことで早期完成に努めてまいります。  今後とも関係者の皆様の御理解、御協力をいただきながら、当該事業の早期完成に向け努力をしてまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。以上でございます。 129: 副議長(松田正美)  太田議員、再質問はありますか。                   (10番議員挙手)  太田議員。 130: 10番(太田 誠)  御答弁ありがとうございました。  現時点においてはまだ国土交通省からの具体的な工期の明示がされていないということで理解をさせていただきましたが、いずれにいたしましても、この伊勢大橋の早期完成、これは慢性的な交通渋滞の解消、さらには耐震性もすぐれた橋になって、とにかく地震時の避難経路、そしてまた緊急輸送路として確保できることから、市民は完成を本当に首を長くして待っているところでございますので、今後とも市当局におかれましても早期完成に向けて協力と働きかけをよろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、次、大項目の4で小学校及び幼稚園の空調設備に関する整備事業についてということでございますが、この件につきましては昨日森議員への答弁で理解をさせていただきましたが、私のほうからちょっと議長、要望だけさせていただいてもよろしゅうございますか。               (「要望はあかんぞ」と呼ぶ者あり)  あかんですか。はい。承知をいたしました。それでは、この質問については割愛をさせていただきます。  それでは、最後に大項目5、図書館の設置及び運営上の望ましい基準についてからお伺いをいたします。  (1)ふるさと多度文学館と長島輪中図書館について、4月から多度、長島の方とお話をさせていただく中で近年二つの図書館の新刊の蔵書数が少なくなったとお聞きをいたしております。この二つの図書館は本当にロケーションがよく落ちついて読書ができること、さらには特に子供に人気の図書館であることから、1)文科省の基準を踏まえた最近10年間の図書購入状況と将来の見通しについてお尋ねをいたします。よろしくお願いをいたします。 131: 副議長(松田正美)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 132: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)(登壇)  太田議員の一般質問5、図書館の設置及び運営上の望ましい基準について、(1)ふるさと多度文学館と長島輪中図書館について、1)文科省の基準を踏まえた最近10年間の図書購入状況と将来の見通しについて御答弁申し上げます。  図書館の設置及び運営上の望ましい基準につきましては、図書館法第7条の2におきまして、文部科学大臣は図書館の健全な発達を図るためにこの基準を定め、これを公表するものとすると定められており、これに基づき平成24年12月に現在の基準が示されております。この中の図書館資料の項目におきましては、市町村立図書館は充実したサービスを実施する上で必要となる十分な量の図書館資料を計画的に整備するよう努めるものとすると定められております。  そこで、議員御質問のふるさと多度文学館及び長島輪中図書館の10年間の図書購入状況でございますが、ふるさと多度文学館の平成20年度図書購入費が517万6,000円、平成30年度の予算額は180万2,000円と65.1%の減となっております。  また、長島輪中図書館につきましては1,646万7,000円から267万5,000円と83.7%の減になっておりますが、長島輪中図書館につきまして平成20年度は平成18年度の開館に伴い図書を充実する時期でもあったということもありまして、10年前と比較しますと大幅に減少をしております。いずれにしましても、両館の図書購入費はこの10年間で段階的な減額となっている状況でございます。  このような中で充実した図書館サービスを実施するためには、購入する図書を精査し、ニーズに合ったものを購入するようにしております。さらに市立図書館3館を連携した相互の貸し出しサービスを有効に活用することで、利用者が必要とされている図書を提供できるよう今後も対応をしてまいりたいと考えております。  また、将来の見通しについての御質問につきましては、ふるさと多度文学館と長島輪中図書館だけでなく、中央図書館も含めた市立図書館3館におきまして運営コストの削減やスリム化を目指しながら、中央図書館を中心として、ふるさと多度文学館と長島輪中図書館については、地域の特色を生かした図書館としての新たな取り組みや運営手法等を検討していきたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (10番議員挙手) 133: 副議長(松田正美)  太田議員。 134: 10番(太田 誠)  御答弁ありがとうございました。  市民の方がおっしゃるように、図書購入費がここ10年間で段階的に大幅に減額されていることについては確認をさせていただきました。  御答弁の中で多度、長島の二つの図書館の図書購入費の減額分を、中央図書館を含む3館の相互貸借でもって今後も進めていくという旨の御説明がございました。  子供たちを初めとして、ほとんどの図書館の利用者、実際には図書館に来て本を見て、そしてまた新しい本や思いがけない本との遭遇、出会いをきっかけといたしまして、ちょっと読んでからこの本を借りてみたいなというようなことで借りていただいておると思います。私はこれがまさしく図書館の魅力であると思っておるところでございますが、図書購入費の減額は来館者の減少につながっていると私は思っておりますので、このことを申し伝えて次の質問に関連をいたしておりますので、進みたいと思います。  次に、市長の先日の提案説明におきましても、市の健康づくりの考え方として、いかに健康で過ごすことのできる期間を長く保つか。いわゆる健康寿命の延伸が大切だとおっしゃってみえましたが、私もまさに同感でございます。  そこで、私は読書も知識や教養を深めるだけでなく、健康寿命にも深い関係があり、読書をするだけで元気で楽しい老後が送れるなんて私も最高だと思っておるところでございます。  先日NHKの番組で健康寿命と読書の関係が取り上げられていました。その結果、本や雑誌をよく読む人は健康寿命が長いという結果が得られたということでございますが、そこで(2)読書の効果について市当局の見解を求めます。よろしくお願いいたします。 135: 副議長(松田正美)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 136: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)(登壇)  太田議員の一般質問の5、図書館の設置及び運営上の望ましい基準について、(2)読書の効果について御答弁を申し上げます。  議員から御案内がありましたとおり、先般テレビ放送でAIによる分析の結果、読書と健康寿命との関係が取り上げられており、健康寿命の全国1位となっている山梨県が図書館数や学校司書普及率においても全国平均を上回っていることからも、健康寿命に読書が関係しているという結果が得られたという内容の紹介がありました。また、アメリカの大学の研究におきまして1週間に3.5時間、つまり1日当たり30分の読書をする人は健康寿命が長くなるといった内容の論文も発表をされているというところでございます。  市といたしましては、このようなメディア等からの情報発信も踏まえまして読書について改めて関心を持っていただき、一人でも多くの方に図書館を御利用いただけるよう、来館者の増加に向けさまざまな取り組みに努めてまいりますので、御理解いただきますようお願いいたします。以上でございます。 137: 副議長(松田正美)  太田議員、再質問はありますか。                   (10番議員挙手)  太田議員。 138: 10番(太田 誠)  御答弁ありがとうございました。  読書も知識や教養を深めるだけでなく、健康寿命も長くなるという効果があるようでございます。一人でも多くの人に図書館を利用していただけるよう、また、市の健康づくりの考え方としても私はマッチしていると思っておりますので、市民が求めている、特に直営館である多度、長島の二つの図書館の図書購入費の拡充に向けても御配慮をお願いしたいと考えております。  以上で私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 139: 副議長(松田正美)
     ここで暫時休憩といたします。                                     午前11時42分 休憩                                     午後1時00分 再開 140: 議長(渡邉清司)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、通告により11番 諏訪輝富議員。 141: 11番(諏訪輝富)(登壇)  皆様、こんにちは。桑風クラブの諏訪輝富でございます。議長のお許しをいただきましたので、一問一答にて質問をさせていただきます。  新人議員として、1期目のスタートを切らせていただきました。市民の皆様が子供から御高齢の方々まで、あらゆる面で安心に暮らせるまちを目指し活動をしてまいりたいと考えております。皆様、御指導をよろしくお願い申し上げます。  初めに、質問への説明を含め数点申し上げたいと思います。自治会を初め、ボランティア活動を通じ、特に防災を中心としたまちづくりにかかわらせていただきました。本年の世相をあらわす漢字も災の一文字が選ばれ、安心・安全なまちは市民全ての皆様方が強く望み求めるものです。  来年2019年は桑名で202名、長島で383名、合計585名の方が犠牲となられた昭和34年9月26日の伊勢湾台風から60年を迎えます。私は台風当時7歳で小学校1年生でありましたが、鮮明にその記憶が残っております。夜8時半ごろに床上浸水が始まり、階段10段のうち7段まで浸水し、2階へ避難し、命が救われました。  なかなか水位が下がらず、家の片づけも始められない状態がしばらく続いたように記憶しております。御遺体をだびに付す幾筋もの煙も鮮明に記憶しております。学校から電通学園への集団疎開後、一時期桑名で避難生活を送りました。二度とこのような災害がないことを願っております。  市長は、一昨日の議会で伊勢湾台風から60年を迎える2019年を防災意識向上元年にしたいと御答弁されました。私も全く同じ思いであります。以上を申し上げて質問に入りたいと思います。  質問の1番、防災について、1項目め、避難施設について。  桑名市は木曽三川下流域に位置し、全国有数の海抜ゼロメートル地帯が広がる濃尾平野の中心に位置をしております。水に恵まれ、木曽三川、伊勢湾から多大な恵みを得ており、かつてはこの地方の水運の中心に位置し、東海道五十三次の42番目の宿場町として発展してまいりました。また、幾多の水害を克服してきたまちでもあります。  スーパー伊勢湾台風の言葉も一般的になってきております。また、国の地震調査委員会の予測では、南海トラフ巨大地震が今後30年間のうちにマグニチュード8から9クラスで発生確率が70から80%と予測しております。津波高潮対策は長島のみならず、揖斐、長良、木曽川下流域に住む市民全体の課題であります。  市は長島に人工の高台、命山整備の方針です。木曽三川流域では命山ではなく、史実では助命壇と呼んでおります。堤防の一部や神社仏閣を高くし助命壇と呼び、長島町史にその記述もあります。この呼び方はインターネット上で海津市等の事例も検索が可能となっております。ぜひ命名の際にはこの点も御配慮いただければと思います。  市議会の会議録の検索、合併後10年間継続した地域審議会の関係者の方からお聞きしますと、長島においては防災拠点3カ所整備の合意の上で合併したとお聞きしております。現状は長島中部地区に整備されたのみで、北部地区は用地取得と基本計画の立案でその進捗が進んでおりません。また、どの高さまで土盛りをする計画なんでしょうか。また、伊曽島地区では地元自治会連合会と協議中とお聞きしております。  そこで、現状と課題につきまして、1)、市全体の津波・高潮対策、避難施設の課題について、2)長島地区における避難施設整備について御答弁をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 142: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  統括監。 143: 統括監(伊藤恒之)(登壇)  所管いたします事項1、防災について、(1)避難施設について、1)市全域の津波・高潮避難施設の課題について、2)長島地区における避難施設整備について御答弁申し上げます。  まず、初めに1)市全域の津波・高潮避難施設の課題についてでございますが、地震が発生し、津波のおそれがある場合には、津波が来る前にまずみずからが高台へ避難をするということが最も大切であります。その上で逃げおくれた場合などのために、市では津波避難ビルとしまして公共施設のほか、民間施設との協定によるものを含めまして桑名地区に22カ所、多度地区に2カ所、長島地区に7カ所、合計31カ所を設定させていただいております。  昨年も長島地区におきまして、マンションを1次避難施設として使用させていただけるよう協定を締結させていただきました。今後も御協力いただける施設があれば協定の締結に向け取り組んでまいりたいと考えております。  また、高潮による浸水につきましては、現在各避難所につきましてより詳細な浸水想定を行い、その使用可否の見直しを行っているところでございます。今後できる限り早急に公表できるよう努めてまいりたいと考えております。  次に、2)長島地区における避難施設整備についてでございますが、長島町では長島防災コミュニティセンターを平成19年に整備し、現在避難施設としてだけではなく長島町の防災活動の拠点として、また、コミュニティ活動の場として多くの皆様に御利用いただいております。  また、北部地区では公共工事の建設発生土などの受け入れによりくすのき園運動防災公園を造成中で、現在全体計画約6万4,800立方メートルのうち平成29年度までに約3万4,800立方メートル、残り約3万立方メートルを見込みとしまして2022年度の盛り土完成を目指して取り組んでいるところであります。  伊曽島地区におきましては、今月10日、伊曽島地区自治会連合会から避難施設について地元の皆さんで御協議いただいた結果を要望書という形で頂戴いたしました。今後その内容を踏まえまして、地元の皆様と協議を重ねながら整備に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  災害はいつ起こるかわかりません。できる限り早期に整備できるよう努めてまいりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (11番議員挙手) 144: 議長(渡邉清司)  諏訪議員、どうぞ。 145: 11番(諏訪輝富)  答弁ありがとうございました。  続きまして、質問の2項目めになりますけれども、避難所開設時における課題につきまして質問をさせていただきたいと思います。  本年4月に総合支所が市民センター化されました。長島地区の自治会から、早急な組織再編は住民サービスの低下、市民感情への影響、災害時の公助の部分等で心配される声が多数寄せられました。自治会連合会として要望書を提出されたと伺っております。この思いは多度地区でも同じではないかと思いました。また、市のほうは一定の対応をされたということで感謝を申し上げております。  本年台風21号、24号等が接近しまして、避難準備情報、避難勧告が発令された年でもありました。そこで、避難準備情報、避難勧告発令時における台風ごとの避難所となった避難場所の箇所数、世帯数及び避難者数を示していただきまして、災害対策本部として検証した諸課題についてお尋ねしたいと思います。  次に、実際に避難場所を訪問させていただいたんですけれども、ちょっと驚いたんですが、長島の場合、高潮被害が想定されている中で、海抜ゼロメートルのグラウンドと同一レベルの体育館が避難所となっているところを確認させていただきました。  そのような避難場所が的確な避難場所であったのか、ちょっと疑問に思った次第であります。以上から避難状況について御答弁をお願いしたいと思います。 146: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  統括監。 147: 統括監(伊藤恒之)(登壇)  所管いたします事項1、防災について、(2)避難所開設時における課題について、1)避難状況について御答弁申し上げます。  本年9月4日に襲来した台風21号では、午前7時に避難準備・高齢者等避難開始を発令、避難所60カ所を開設し、42カ所に190世帯、299人の方々が避難されました。また、9月30日に襲来した台風24号では、午前8時に避難準備・高齢者等避難開始を発令、避難所60カ所を開設いたしました。  その後、高潮の危険性が高まったことを受け、午後2時に避難勧告を発令するとともに、既に避難されていた4カ所、56名の方々に御移動いただいた上で、浸水のおそれがある避難所8カ所を閉鎖し、同じく浸水のおそれがある体育館などに避難されていた方々につきましても校舎の上階に御移動いただきました。避難所を移動された方々には大変御迷惑をおかけいたしました。最終的には41カ所の避難所に434世帯、726人の方々が避難されました。  今後につきましては、これを教訓に台風の状況や潮位などをより的確に把握し、避難所の開設について生かしていく必要があると考えているところでございます。  また、身近な避難所に避難したところ開設されていなかったというような状況を防ぐために、平常時から災害種別によっては開設しない避難所があることの周知や、災害時に開設している避難所の情報発信につきまして検討を行ってまいりたいと考えております。  今後もこれまでの災害に学びながら、より実効性のある避難所開設、運営ができるよう取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (11番議員挙手) 148: 議長(渡邉清司)  諏訪輝富議員。 149: 11番(諏訪輝富)  一つ再質問をさせていただきたいと思います。  避難準備情報が一番最初に出るわけですけれども、この発令が夜間になることも当然あるとは思うんですけれども、そういうときに避難準備情報等が出ましても御高齢の方、あるいはお体が御不自由な方は避難できない場合もあるかと思うんですけれども、その際に避難準備情報を発令される基準となるものがもしお示しいただけるのであれば、そういう場合を想定して明るいうちに自主的に避難をするだとか、そういうことが可能になるのではないか。そうすると避難をする際の危険度、リスクが下がるんじゃないかと思うんですけれども、その辺のところの基準についてお教えいただける部分があればぜひお願いしたいと思います。 150: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  統括監。 151: 統括監(伊藤恒之)  再質問にお答えいたします。  避難情報の発令には明確な基準があるわけではありませんが、気象情報や河川の水位など、さまざまな状況を踏まえて発令することになります。  ことしの台風21号、24号では、昨年の台風21号で避難勧告の発令が深夜になってしまい、その事例を教訓に今回空振りを恐れず避難しやすい明るい時間帯での発令を行ったところでございますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (11番議員挙手) 152: 議長(渡邉清司)  諏訪輝富議員。 153: 11番(諏訪輝富)  御答弁ありがとうございます。  続きまして、質問の3項目め、木曽三川堤防補強及び河床(員弁川を含む)ですけれども、この件につきましてお伺いしたいと思います。  数カ月間市内をめぐる中で、数年前まで木曽三川堤防の補強工事が長島を含む市内全域で行われておりましたけれども、この光景も少なくなってきていると感じております。  昭和34年9月26日の伊勢湾台風の後コンクリートで覆った高潮堤防が整備され、その後地下水のくみ上げによる地盤沈下が問題となり、緊急的にかさ上げ工事が行われ、平成7年1月17日の阪神・淡路大震災での港や堤防の護岸の沈下、崩壊等により堤防外側の高水敷や矢板工事のスピードも上がったと関係者の方々からお聞きしております。  また、その後の堤防内の土砂の密度の低下や空洞の可能性等により補強工事が行われております。堤防補強工事はどの程度まで進捗しているのでしょうか。  次に、木曽川には大潮の時期にJR木曽川橋の上流、木曽川河川敷グラウンドを前に川幅の約3分の1を占めるような大きな干潟が発生し、一般的に考えれば増水時に水の流れの妨げとなるものと思われるような状況になっていると思います。揖斐、長良川では見られませんが、これらの河床もどのような状況になっているのか、もしつかんでいらっしゃればお伺いしたいと思います。  次に、増水時には、木曽三川のほか員弁川を含む河川敷にも水がつかる状態となります。河川敷に樹木等が生い茂り、水の流れの妨げとなる現状が見受けられます。  木曽三川は一級河川であり、国土交通省の管理と承知しておりますが、このような状況を見ると関係機関と協議が行われているのかどうか若干不安になる皆さんもいらっしゃるかと思います。そういう方のお声にお応えいただきたいと思います。  それで、1)として、堤防補強の進捗と今後の計画について、2)、河床、員弁川を含みますけれども、この状況等につきまして御答弁をお願いしたいと思います。 154: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  都市整備部長。 155: 都市整備部長(中村博明)(登壇)  諏訪議員の一般質問1、防災についての(3)、木曽三川の堤防補強と河床に対する市の取り組みについて、2点御質問を頂戴しておりますので、順次御答弁を申し上げます。  まず、1)堤防補強の進捗と今後の計画についてでありますが、国内最大のゼロメートル地帯である木曽三川河口部は南海トラフ巨大地震などによる津波の遡上及び堤防の沈下などのおそれがありますことから、現在国土交通省で木曽三川の高潮並びに耐震対策などの堤防補強を進めていただいております。  そこで、まず高潮対策に対する高潮堤防につきましては、現在のところ揖斐川右岸堤福岡町地先にて整備が進められ、橋梁取りつけ部以外の箇所については完了をしているとのことであります。  また、耐震対策につきましては、地震後の堤防高が津波水位以下となる区間を津波対策区間として優先的に工事を進めていただいており、木曽三川のうち木曽川のみが区間となり、市内では木曽川右岸が区間となっております。  この津波対策区間は、現在のところ国道23号から下流部分につきましてはおおむね完成し、今年度につきましては上流部の長島町鎌ケ地地先で着手をいただいており、残りの区間2.5キロメートルを平成35年度をめどに完成に向けて事業を進めていただいているとのことでございます。  また、海岸堤防の耐震対策につきましても、施工主体である三重県が長島町地区海岸の施工を完了し、現在、城南地区海岸の施工を進めていただいているとのことでございます。  市といたしましても、河川堤防並びに海岸堤防を含め、早期完成に向け事業機関であります国土交通省や三重県への直接の要望とともに、全国市長会や関係市町を含めた木曽三川下流改修工事促進期成同盟会、中部直轄河川治水期成同盟会連合会を通じて関係機関へ継続して要望してまいりたいと考えております。  次に、2)河床(員弁川を含む)についてでございますが、木曽三川に関しましては河川法に基づき管理者であります国が木曽川水系河川整備計画を定め、災害の発生防止、維持管理、環境保全などを計画的に進めているとのことであります。さきの堤防補強につきましてもこの計画に基づき進められております。  そこで、木曽川につきましては岐阜県美濃加茂市周辺で大規模に発生をいたしました昭和58年9月の洪水と同規模の洪水が発生しても安全に流下させることを目的に整備がされており、議員御指摘の長島運動公園付近の干潟につきましても現在のところ特に支障にはなっておりませんが、今後も状況把握に努めていくとのことでございます。  また、県管理河川でございます員弁川につきましては、市といたしましても適切な維持管理をしていただきたいということで、しゅんせつ並びに河道内の樹木などの撤去を継続して要望しているところであります。  堆積土砂のしゅんせつにつきましては、平成24年から平成29年度にかけて流下阻害になっている局所的なしゅんせつを2万5,000立米ほど実施しているとのことでございますが、限られた予算の中で残土処分先がないとのことで、県としましても苦慮をしているところであり、今後本市といたしましても残土の処分先の提供などに努めることでしゅんせつを進めていただくよう協議、調整などを行ってまいりたいと考えております。  また、河道内の樹木などの撤去に関しましては、平成21年から平成26年度にかけ国道23号から国道1号の区間にて伐採をしていただいているところであり、平成27年度以降から今年度にかけて東名阪自動車道付近を実施しているとのことでございます。  この樹木伐採に関しましては県主導のもと住民参加型の樹木伐採を実施しており、定期的に地域自治会を初め一般の方々の参加を集い実施していただいており、市といたしましても職員参加の上伐採撤去などに協力をさせていただいているところであります。  議員御指摘のとおり、市管理以外の河川に関しましては引き続き事前防災としての整備、維持管理を進めていただきますよう、関係機関へ要望、協議並びに協力などを行ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。以上でございます。                   (11番議員挙手) 156: 議長(渡邉清司)  諏訪輝富議員。 157: 11番(諏訪輝富)  答弁ありがとうございました。
     続きまして、質問の4項目め、雨水排水能力について質問をさせていただきたいと思います。  市内をめぐる中で農業従事者の方々にたびたびお話を伺う機会をいただきました。農地を持たない私にとりまして、水田等が豪雨時には水をためる調整池の役割を果たすことを改めて感じる時間となりました。市内全域に農地が広がっております。ぜひ農地の保全を図り、浸水被害を防いでいただきたいと思っております。  現状として、排水路に土砂堆積が見られる箇所が見受けられますが、現地確認と検証、その対策をお願いいたしたいと思います。  また、関係者の方からお聞きした話としまして、雨水排水には大きく二つの形式があって、国土交通省所管の都市下水道事業、農林水産省所管の水田等が広がる地域には農地を調整池として考慮する湛水防除事業としての排水に分かれるとお聞きいたしました。いずれも市民生活の足元の問題であります。関係施設の適切な維持管理をお願いいたします。  ことしの台風24号は風台風として市内各地に長時間の停電が発生いたしました。市民の方々から私のところに、幸い雨は少なかったものの排水機は停電でも稼働しているのか。とりわけ長島町の排水機場は大丈夫か市へ問い合わせてほしいという連絡をいただきました。  排水機には動力を電気とするモーターや水中ポンプ型の排水機と石油燃料によるエンジン型の排水機があるとお聞きしております。排水区域ごとに仮に1台の排水機が停電により稼働しなくなっても、自家発電機による全ての排水区域で排水が可能なのでしょうか。その辺のところちょっとお伺いしたいと思います。  また、その場合どの程度の時間対応できるものなのか、そこのところをお伺いしたいと思います。停電時の雨水排水能力について御答弁をお願いしたいと思います。 158: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  産業振興部長。 159: 産業振興部長(後藤政志)(登壇)  所管をいたします事項1、防災について、(4)雨水排水対策について、1)停電時の排水能力について御答弁を申し上げます。  市内には、国や県の施設も合わせて排水機場が桑名地区には4機場、長島地区には14機場、多度地区には7機場の合計25機場ございます。  また、雨水ポンプ場といたしまして11機場、内訳は桑名地区9機場、多度地区1機場、国土交通省1排水機場で、さきに申し上げました排水機場と合わせまして合計36機場がございます。  議員御指摘のありました長島地区は堤防に囲まれた輪中地帯であり、自然排水ができず排水機場による強制排水に頼らなければならない地域であります。長島地区は湛水防除事業により四つの排水区域に分かれており、受益面積966.4ヘクタールを賄い、ポンプ総数23基が全て稼働したときの排水能力は45.72立方メートル毎秒で、木曽川水系、長良川や木曽川及び伊勢湾へ放流をいたしております。  日常の運転につきましては機場によってはさまざまでありますが、水位による自動運転を行い、一定水位を保つよう毎日稼働をいたしております。降雨が予想される場合には事前に排水操作を行い、水位を下げるなど対策に努めているところであります。  また、大雨洪水注意報、警報発令時などには速やかに排水機場のほうに操作員が常駐し、排水操作を行う体制を基本としつつ、長島地区市民センターに常勤している職員が排水操作補助ができる体制も整えております。  配備してある23機のポンプ動力の内訳といたしましては、電気ポンプ14基、エンジンポンプは9基で、停電時にはエンジンポンプによる排水となっており、状況にもよりますが、24時間程度連続運転が可能であります。  近年多発する集中豪雨や予想をはるかに超える降雨量、大型化する台風など、排水機場の重要性が高いことから、排水路を含む既存施設の適正な維持管理に努めつつ、国や県の補助を頂戴し土地改良施設維持管理適正化事業の実施や、県営農村地域防災減災事業である大島排水機場について、平成33年度の完成を目指し事業進捗を図っているところであります。  今後も湛水被害を未然に防止するよう努めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (11番議員挙手) 160: 議長(渡邉清司)  諏訪輝富議員。 161: 11番(諏訪輝富)  御答弁ありがとうございました。  最初にも申し上げましたけれども、海抜ゼロメートル地域が非常に多いこの地域でございます。住民の皆さんが安全・安心に暮らせるように、今お伺いしましたそれぞれ各部署の皆さんには引き続き御尽力を賜りまして、よろしく進めていただきますようにお願いいたしまして、ちょっと時間が早いんですけれども、私の質問のほうを終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。 162: 議長(渡邉清司)  次に、通告により5番 水谷憲治議員。 163: 5番(水谷憲治)(登壇)  皆さん、こんにちは。5番議員、桑風クラブの水谷憲治でございます。議員として1期目のスタートをさせていただきました。皆様御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。  議長のお許しをいただきましたので、一問一答にて質問をさせていただきます。  初めに、質問につながる市政に関する所見を数点申し上げます。  桑名市には多くの観光資源がございます。私の故郷であります多度町内には多度山、多度大社、多度峡、多度天然プールとございます。多度史、いわゆる現代版によりますと昭和32年7月1日には多度峡キャンプ場が新設され、農業用水ダムを天然プールとし、ボートも2そう備えられました。  昭和35年3月20日から5月8日まで毎日新聞と近畿日本鉄道などと提携して伸び行く農業と観光多度ステートフェアが開かれまして、多度駅から多度大社までの道路をにぎやかに飾り、公民館などを利用して農業と観光館、子供館、農業機械館など三つの展示のほかに、公園に遊具を備えて遊園地としました。  昭和39年には多度町と近鉄とが協働して多度山頂の観光開発を推進することになりまして、同年7月には山頂に展望台が完成しました。  また、多度峡の観光におきましては、昭和37年に木造2階建てのレストハウスを建てて夏の観光客を楽しませる計画を立てているとございます。さらに同年7月に多度公楽社の所有地を多度町が借り受けまして、その土地を多度町観光協会に貸し付け観光開発を進めることになり、日本経済が高度成長するとともにまちおこしと言える観光開発が行われました。  また、お隣の長島町では日本国内のみならず世界でも有数の観光施設ナガシマリゾート、そして、旧桑名市内には桑名藩11万石として栄えた城跡を公園とした九華公園、そして六華苑を初めとする名所、旧跡が残っております。  最近では桑名市博物館におきまして村正IIの企画展が10月6日から11月25日まで開催され、7,459名の入館者であったと質問聞き取りで伺いました。また、この企画展だけでも飲食等を含めればどれだけ市内に経済効果があったのかと推測します。ぜひこのように埋もれた観光資源を見つけ出し、多くの観光資源を生かし、観光施策の充実、発信、桑名全体の活性化を目指していただきたいと思います。  また、ジュニア・サミットが開催され2年半が経過いたしました。市民にはその余韻が希薄化し、桑名への人の入りの効果も薄れてきていると思われます。以上を申し上げまして質問に入らせていただきます。  1番、地域活性化について、(1)観光施策について。  質問の初めに私の感じる観光施策の所見を申し述べさせていただきましたが、再度申し上げますが、ぜひ観光資源を生かし、地域活性化を目指していただきたいと願っておりますが、市全体の観光施策とその状況、課題はどのように把握されているのでしょうか。  次に、多度地域においてここ数年、商工会加盟事業者などを含む多くの方の強い意思によりさまざまなイベント等が開催されるようになりました。近年では、毎月第2日曜日に多度大社前朝市が開催されております。寺町三八市のようなにぎわいを創出できるようになってほしいと願っております。  そして、来年4月7日には、東海地方のみならず全国屈指の大会となった第6回多度山トレイルランも開催されます。昨年はインターネットでの申し込みが約30分で定員に達したと関係者の方から伺いました。こうした地域の方の熱意が私たちにも伝わってくる一方、多度山へのハイキングや散策に訪れる方などの玄関口となる多度駅の時計はここ数年故障のままの状態です。早期の修繕をお願いしたいと思います。  また、多度の観光資源、ルートを考えるには、多度駅からの終点は多度大社や多度山頂、多度天然プールまでと多くの方が思い浮かべられるのではないでしょうか。市はさまざまな施設の運営形態の見直しを図っております。その影響かもしれませんが、多度天然プールの将来的な展望、廃止されるのではないかと関係者から心配する声も聞かれます。  皆さんは多度天然プールの歴史はどれぐらいあるか御存じでしょうか。実は約90年もあり、昭和3年7月4日発行の伊勢新聞によりますと同年7月1日のオープン時には早稲田大学水泳部3名の方が泳法を披露したと多度町史にも記述があり、私自身も幼少のころより何度も訪れた思い出の場所でございます。そして、夏の多度の観光の目玉の施設であり、存続を願っております。  そこで、以上を申し述べまして、現状と課題を含め、1)市全体の観光施策の状況について、2)多度地域における観光施策の状況について御答弁ください。 164: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  産業振興部長。 165: 産業振興部長(後藤政志)(登壇)  所管をいたします事項1、地域活性化について、(1)観光施策について、2点御質問をいただいておりますので、御答弁を申し上げます。  まず、1)市全体の観光施策の状況についてでありますが、市の基本的な観光施策における考え方といたしましては、従来はイベントを実施することによって観光客を増加させることを目標に事業を実施する傾向が強かったように感じます。  確かに多くの観光客の方々にお越しいただくことは観光コンテンツとしての魅力があるからこそであり、非常に重要なことと考えております。そこで、地域が一体となったおもてなしはもちろんのこと、これらのコンテンツを包含し、地域をマネジメントする仕組みがより重要なことであると考えております。  こういった考え方をもとに実施している観光事業の一つに産業観光があります。この事業は多くの海外の企業経営者の方々が市内の企業に効率的なものづくりの考え方や改善活動、人材育成について視察に来ることを機会として捉え、市内に視察に来た際にホテルでの宿泊、さらには飲食店などを御利用いただくことによって消費喚起につなげようとするものであります。  この事業においても市内のホテルでの宿泊、飲食にうまくつながることもありますが、残念ながら市外での宿泊といったケースもございます。市内に滞在している間にどのように消費にまでつなげていくのかの仕組みづくりが重要な課題と考えております。いずれにいたしましても、産業観光を初め各事業において稼ぐ観光の視点で事業を進めてまいりたいと考えております。  次に、2)多度地域における観光施策の状況について、議員からは多度峡天然プールについて市民の皆様から将来的に廃止になるとのお声もあると御指摘をいただきました。多度峡天然プールについては例年1カ月半余りの期間で約2万人を超える方が訪れる市の重要な観光資源と認識をしており、現時点では廃止をするという考えはありません。  ことし多度町観光協会から子供たちが遊ぶには天然プールの川底が乱れていると危険であることから何とか整地をしてほしいとの御要望をいただき、市としても急遽対応したところであります。そこで、来年度につきましては、通常の天然プールの設置費等の費用に加え、整地に係る費用についても検討しているところであります。よろしく御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。                   (5番議員挙手) 166: 議長(渡邉清司)  水谷憲治議員。 167: 5番(水谷憲治)  御答弁ありがとうございました。  私も長年観光業に携わっておりまして多少は知識もあるかと思いますので、皆さんとともにいいものをつくっていければいいなと思いますし、あとくどいようですが、多度の玄関口であります駅の時計でございますけれども、早急に対応していただければと思います。  続きまして、2番、桑名駅周辺整備についてでございます。  (1)駅周辺活性化策について、桑名駅はまちの玄関口とも言え、周辺を含め活性化をされることを願っております。昭和47年2月に都市計画決定された桑名駅西土地区画整理事業、現在工事が始まった桑名駅東西自由通路、駅橋上化事業、一部整備、開通した道路事業の蛎塚益生線との関連もあり、その計画は市ホームページで知ることができます。  桑名駅東口に基本的に民間資本を主体としたホテル、商業施設、行政窓口等の機能を備えた商業施設の整備も計画されることは理解しております。また、これに関して、平成28年12月に提案募集をされていることも理解しておりますが、どれくらい応募があったのでしょうか。面積的に十分ではなく、高層化したビルとなった場合、駅景観を損なわないかを心配する市民の方の声も伺います。  私は、仕事の関係上で全国の駅をめぐった中で、駅や駅前広場等の空間に余裕のある駅が駅前でのイベントや活性化策に有効と印象を持っておりますが、近隣の例を挙げますと津駅前ストリートまつり、ぎふ羽島駅前フェスなどがございます。  また、名古屋駅におきまして、リニア中央新幹線開業後は1日124万人の現在の乗降客数から最低でも13%増の約140万人と予想されております。その影響下において桑名駅では現在整備中の駅東西自由通路、駅橋上化で桑名駅の利用数がどれだけ増加するか予想はされているのでしょうか。  そして、名古屋駅を利用される方々の中で一人でも多くの方が桑名へ訪れていただけるようにするにはどうすればよいかお考えでしょうか。そこで、1)桑名駅利用者数の現状と今後の予測について、2)現状と課題について、3)今後の計画について御答弁をお願いいたします。 168: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  産業振興部長。 169: 産業振興部長(後藤政志)(登壇)  所管をいたします事項2、桑名駅周辺整備について、(1)駅周辺活性化策について、3点御質問をいただいておりますので、順次御答弁を申し上げます。  まず、1)桑名駅利用者数の現状と今後の予測についてでありますが、平成30年度三重県統計書によりますと、最新データとして平成28年度のJR、近鉄、養老鉄道の桑名駅の1日の乗車人員及び三岐鉄道の西桑名駅の1日の乗車人員の合計は約2万2,000人となっており、往復で利用されていると考えますと1日約4万4,000人の方が駅を御利用いただいていることになります。  今後の予測につきましてはさまざまな考え方があると思われますが、例えば桑名市人口ビジョンの将来人口推計の増減率を参考にし、その率をそのまま駅利用者数に当てはめて算出をいたしますと人口減少の影響により平成47年度、2035年の駅利用者数は約4万1,000人と試算されます。  しかしながら、駅周辺整備に伴って観光入り込み客数の増加が見込まれることや、交通結節機能の強化によって利用者数の増加が見込まれることなど、駅の利用者数が増加する要因はあると考えております。  また、自由通路や桑名駅西口へのアクセス道路等の整備に伴い、駅東西の往来の利便性、安全性が高まることにより今まで以上に多くの市民の方に駅前を御利用いただけるものと考えております。  続きまして、2)現状と課題についてでありますが、本年8月には桑名駅周辺整備の基本的な方針を示した桑名駅周辺地区整備構想を策定し、公表をさせていただいております。  先ほど議員からは平成28年12月の提案募集について御質問がございましたが、このときには10社から提案募集があり、整備構想策定の大変貴重な御意見として参考にさせていただいております。また、この構想は関係団体や交通事業者との意見交換会でいただいた御意見も踏まえながら作成を進めてきたものであり、駅周辺地区の現状や課題につきましてはこの構想の中で整理をさせていただいております。  主なものといたしましては、人口減少や少子高齢化に対応するためのコンパクトシティーの実現や桑名市の魅力を外部に発信するため、駅周辺整備を生かした桑名ブランドの整備、あるいは駅東西の交通機能の役割分担、また、駅周辺へのにぎわい創出のための民間開発の誘導等について、検討及び整備が必要であるといたしております。  最後に3)今後の計画についてでありますが、自由通路等整備事業につきましては平成32年度、2020年供用開始に向け現在整備を進めているところであります。この自由通路等整備事業とあわせて駅周辺整備を進めてまいりたいと考えておりますが、先ほどの課題も踏まえ今後は整備構想に記載したまちづくりの方針や整備方針案、機能配置イメージ等をもとに整備を進めてまいります。  また、この整備事業は公民連携手法により民間事業者のノウハウやアイデアを積極的に取り入れていきたいと考えており、現在民間事業者から事業提案をいただくための募集要項の作成を行っております。  募集要項の作成につきましては、交通事業者などとの協議、調整や要項に記載する各種条件整理に少し時間を要しているところでありますが、早期の事業進捗に向け鋭意取り組んでいるところであります。事業の概要等がまとまり次第、できるだけ速やかに議員の皆様にもお示ししてまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても、駅前の利便性を向上させるとともに、にぎわいや活力のある駅前となり、市民の方や市外から桑名市を訪れていただく方に御満足いただけるような駅前となるよう努めてまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (5番議員挙手) 170: 議長(渡邉清司)  水谷憲治議員。 171: 5番(水谷憲治)  御答弁ありがとうございました。  やはり駅といいますのは一般の家庭の玄関と同じで整理整頓をされていないといい旅もお出かけもできないかと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  次に、移ります。質問の三つ目、桑名市総合医療センターについてです。  (1)新病院開院後の利用者等の声についてでございますが、3院体制から本年5月より1院体制で北勢地区の医療のかなめとして、市民の皆さんの御期待に応える医療機関となっていただきたいと強く願っております。  効率性の高い地方独立行政法人として、市や市議会がどのようにかかわっているのか、議員になる前までは疑問を感じておりましたが、今議会議案第136号の桑名市総合医療センターが達成すべき業務運営に関する目標を定めることについてを拝見いたしまして市議会も運営に関し検証すべき立場にあることが理解できました。  新病院が開院しまして6カ月が経過しましたが、3院から1院となり、職場風土や運営全般に関して、まだ意識の醸成も十分でない部分があると思いますが、早期にその意思統一を図り、さらに市民の皆さんの期待に応える医療機関となっていただきたいと思います。  また、利用者から聞こえてくる声として、朝の通勤、通学時間帯の送迎等の路上駐車や駐車場不足、それに応じた交通安全対策の問題があると考えます。市が深く関与すべき病院であり、医療センターと市が一体的にその問題に取り組んでいただきたいと考えます。  そこで、質問の1)利用者の声を総括してどのような声を聞き、市としてはどのようにお考えいただいているか。2)駐車場不足について、3)周辺の交通安全対策について御答弁をお願いいたします。 172: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  保健福祉部長。
    173: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)(登壇)  所管いたします事項3、桑名市総合医療センターについて、(1)新病院開院後の利用者等の声について、3点御質問をいただいておりますので、順次御答弁申し上げます。  初めに、1)利用者の声を総括してでございますが、桑名市総合医療センターが5月から診療を開始して以来、来院者の皆様から院内に設置している御意見箱等から待ち時間が長いなど、さまざまな御意見、御要望を頂戴しているところでございます。  医療センターとしましても朝の採血受付時間を前倒しし混雑の解消を図ったり、総合受付と自動精算機の床に足跡ステッカーを設置し、順番待ち時の混乱の改善を図っております。  また、入院棟と外来棟の1階に長椅子を設置し、バスやタクシーをお持ちの方が建物内で座っていただけるようになったことなど対応を実施しているところでございます。  今後におきましても、皆様からいただきます貴重なお声に対しましては病院職員で構成する院内委員会におきまして改善策を検討し、可能な限り対応するとともに、その内容について院内にてお知らせしていきます。  次に、2)駐車場不足についてでございますが、現在医療センターが設置しております3カ所の駐車場は合計210台ございます。これらの院内駐車場には警備員を3名配置し、各駐車場の混雑状況に合わせてお車を誘導するほか、周辺指定駐車場、末広、サンファーレ、NTNシティホール、市役所南の4市営駐車場を御案内しております。現時点では院内駐車場の全てが常時満車とはなっておりませんが、来年度から開始予定の旧東医療センターB・C棟解体後、跡地に駐車場の整備を検討していると伺っております。  次に、3)周辺の交通安全対策についてですが、現在来院者の送迎に伴う車両等により道路が混雑している時間帯がございます。医療センターとしましては、来院者の送迎には院内駐車場御利用の啓発に努めるとともに、今後車椅子の来院者への対応や警備員の誘導等の対応を検討してまいりたいとのことでございます。市といたしましても、設立団体として医療センターから定期的に報告を受けて情報を共有しており、改善に向けて取り組んでまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (5番議員挙手) 174: 議長(渡邉清司)  水谷憲治議員。 175: 5番(水谷憲治)  御答弁ありがとうございました。  私の住まいが本当に病院の目の前でございまして毎日毎夜通っておりますが、夜はそうでもないんですが、やはり朝の時間帯は送迎のお車であったり、業者のお車がひどいときは二重になったりするので、非常に危なく感じておりました。また、そういった打開策が見つかればいいなと思っておりますので、もし何か思い当たることがありましたらまた御相談をさせていただきたいと思います。ありがとうございます。  続きまして、質問の4番、「こどもを3人育てられるまち」について、(1)子ども達の安心安全についてでございます。  子供を持つ親として、子供たちの命、人権が守られる社会になってほしいと強く願っております。社会環境の変化等により、保護者からの子供への虐待で命にかかわるような社会問題が後を絶ちません。新聞やテレビ等の報道でもたびたび見ることができます。  直近では、12月18日読売新聞で政府がまとめた児童虐待防止の対策強化、いわゆる新プランの概要の記事が掲載されました。その概要は2017年度の児童相談所が対応した児童虐待数は全国で13万3,778件、2016年度の児童福祉法改正で全国の市区町村に子ども家庭総合支援拠点の整備を努力義務としましたが、人手不足で本年2月時点で設置されているのは106市町村にとどまっております。政府は、新プランでは財政面で支援しながら約1,700の全国の市区町村に設置を促すとした内容でございます。  関係者から質問聞き取りで伺いましたところ、桑名市では保健福祉部から本年4月に子育て全般にかかわる部分を分離し、子ども未来局を新設されたと。早くから子ども総合相談センターが設置され、児童相談所、警察等と連携してその役目を担っていると伺っておりますが、潜在的に人手不足の状況、児童相談所との連携はどのようになっているのでしょうか。  そこで、桑名市の児童虐待の状況を含め、1)児童虐待の現状について、2)児童相談所等との連携と課題について御答弁ください。 176: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  子ども未来局長。 177: 保健福祉部子ども未来局長(三浦喜久子)(登壇)  所管いたします事項4、「こどもを3人育てられるまち」について、(1)子ども達の安心安全について、2点御質問いただいておりますので、順次御答弁申し上げます。  初めに、1)児童虐待の現状についてでございますが、本市の児童虐待相談件数は平成29年度においては142件で前年度から53件増加しております。今年度11月末現在では116件となっており、昨年度より増加の傾向にございます。増加の原因といたしましては、児童虐待への意識の高まりによる相談や通告がふえたことに加え、夫婦間の面前DVを心理的虐待と位置づけ、警察からの通告が徹底されるようになったことによるものと考えております。  次に、同じく平成29年度の種別ごとの件数でございますが、身体的虐待52件、性的虐待1件、心理的虐待55件、ネグレクトが34件となっております。虐待の背景には生活困窮や貧困、精神疾患などの病気、夫婦間のDVなど、さまざまな問題が複合的に絡み合っており、解決には関係機関のより一層の連携が必要となっております。  次に、2)児童相談所等との連携と課題についてでございますが、子ども総合相談センターを事務局とする要保護児童対策地域協議会を児童福祉法に基づき設置し、児童相談所を初め警察、医療機関、学校、保育所など、庁内、庁外の関係機関が連携を図り、役割分担のもと児童虐待防止に取り組んでいるところでございます。  本市の最近の傾向といたしまして、何らかの問題を抱え見守りや支援を必要とする御家庭の転入が目立ちますことから、自治体間、あるいは児童相談所等、各関係機関における引き継ぎと情報共有の徹底がこれまで以上に求められております。こうした御家庭に対しましては引き続き各関係機関の連携のもと継続した支援を行い、児童虐待の未然防止に努めてまいりたいと考えております。  また、議員御紹介の子ども家庭総合支援拠点でございますが、今月18日付で国から通知がございました児童虐待防止対策体制総合強化プランの内容を踏まえ、地域社会で子供の命を守るための体制強化について検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (5番議員挙手) 178: 議長(渡邉清司)  水谷憲治議員。 179: 5番(水谷憲治)  御答弁ありがとうございました。  やはり子供というのは未来の桑名、日本を背負って立つ大事な宝だと思いますので、市全体でそういった悲しい事件、事故が起こらないようにしていければなと思います。  申しわけございません。ちょっと時間を余らせてしまいましたけれども、以上にさせていただきます。ありがとうございました。 180: 議長(渡邉清司)  ここで暫時休憩をいたします。                                     午後2時10分 休憩                                     午後2時24分 再開 181: 議長(渡邉清司)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、通告により4番 仮屋武人議員。 182: 4番(仮屋武人)(登壇)  皆さん、こんにちは。  1期目をスタートさせていただきました桑風クラブ、仮屋武人でございます。桑名を元気にという当初の思いを忘れることなく、経営者の目線から桑名の財政、地域活性はもとより各種案件に取り組んでいく所存でございます。御指導をよろしくお願い申し上げます。  議長のお許しをいただきましたので、一問一答にて質問させていただきます。  質問に先立ちまして、さきに行われました市議会議員選挙において市民の方よりお聞きしたことを述べたいと思います。  各議員より報告がございましたので、細かい数字は割愛させていただきますが、結果投票率が下がり続けております。これはひとえに立候補者であります私どもの活動不足と言わざるを得ませんが、一部で簡単に改善できる部分もあり、今後のあり方について御検討いただきたい事項がございます。  まずはある女性の方からの声をそのまま朗読させていただきます。投票所において受け付けする際、大きな声で自分の名前を確認される。免許証等で本人確認をするならまだしも、ただ大きな声で名前を呼ばれる。体育館等では普通の声でも大きくなってしまう中、大きな声で自分の名前を呼ばれると周りの人の目がすごく気になり嫌な気分になる。それが嫌で家族中が選挙に行かない、と聞きました。  私の知る範囲で益世地区で3世帯、城南地区で5世帯ほど同じような意見がございました。余り人目に触れたくない人はたくさんみえます。確認するにしろ小さな声でするようにできないか、お名前は間違えありませんかと聞くような対応にできないか、改善が可能であれば検討してほしいと思います。  選挙は公正で公平に行う必要がありますが、このような小さな不満で選挙に行かない方もたくさんみえると思います。私も市民の声を拾っていきますが、当局の皆様もぜひ気をつけていただき、ともに投票率を高めていきたいと考えております。以上を申し上げて質問に移らさせていただきます。  大項目1、各種団体の運営について、(1)、各種団体への補助金等についてですが、私自身が商店連合会や商工会議所、観光協会などの青年部にての活動の中、また、PTA活動などをする節々で補助金削減があり、活動が縮小もしくは一部打ち切りになるなどの現実に直面してまいりました。  青年部などは団体からの役員等からの通告で一方的に補助金が打ち切られ、執行部に話を聞きにいきますと、市が決めたことであり、今さら市の方針は変わることがないよと押し切られ、納得をせざるを得ないのが現実でございました。中にはまちづくり、まちおこしに欠かすことができない事業もたくさんあり、縮小傾向にあるのが懸念されます。  議会会議録などを検索しますと、以前に補助金削減に対し議論をされていることが見受けられました。平成26年度当初予算において各種補助金が一律2割カットされておりました。どのような団体でも、また会社組織の中でもどうしても必要なもの、改善の余地があるもの、無駄なもの等を見きわめる仕分け作業が必須かと思います。一律にカットしてしまうのは少し乱暴に感じました。  予算がないからと本当に必要なものまでなくしてしまうと、後に発生するであったであろう利益まで失うことになります。利益というのは金銭だけでなく、まちの活性や市民間の交流、福祉、医療関係までの目に見えない利益も含まれます。これを審議する平成26年3月定例会におきまして、二委員会より各種団体の役割が一層重視される中、十分考慮する必要がある。団体の事業に影響がないように特段の配慮を求めるとございます。その後も本会議、委員会等でもその影響を問う内容の質問がされています。  そこで、1)一律削減に至った経緯と聴き取り調査の結果について、2)各種団体への影響について、御答弁お願いいたします。 183: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  総務部長。 184: 総務部長(平野勝弘)(登壇)  所管いたします事項、一般質問1、各種団体の運営について、(1)各種団体への補助金交付等について、1)一律削減に至った経緯と聴き取り調査の結果について、2)各種団体への影響について、2点御質問をいただいておりますので、相関連いたしますので、一括して御答弁を申し上げます。  初めに、一律削減に至った経緯でございますが、議員からは各団体で活動しておられた折の状況も踏まえ平成26年当時の補助金削減の経緯をお尋ねでありました。  5年前の平成26年度当初予算編成の当時には市の合併後10年が経過し、国からの地方交付税が毎年3億円程度、5年間にわたり削減されるという交付税の合併算定替を間近に控え、事業の圧縮、見直しを図っておりました。また、高齢化が進む中の社会保障費の増大も懸念する状況にありました。これまでどおりの財源確保が数年にわたりままならない見通しの中、苦渋の選択として、補助金についても原則20%削減の方針を示し、各団体の皆様にも御協力をお願いしたものでございます。  その後についても交付税の合併算定替による影響が続く中、毎年の当初予算編成時には社会のさまざまな変化、多様化する市民ニーズに的確に対応していくため、限られた予算を毎年の予算枠の中で適正に配分するよう努めているところであります。予算編成作業や予算査定では全事業ベースでの見直しを行い、補助金につきましても同様に見直しを行っているところでございます。  次に、各団体への影響及び調査結果についてでございますが、議員からは平成26年3月定例会での議論も踏まえ、当時の補助金の削減による各団体への影響をお尋ねでありますが、平成26年当時影響が及ぶ春以降の状況について、その年の7月に庁内組織の行政改革推進本部が各種補助金に関する状況について影響及び調査を行っております。  その結果では、各団体が事業運営の見直しを行った、また、団体の事業支出を減少させたとの回答が半数以上を占めることになり、活動への影響を感じ取っております。各種団体を初め市民の皆様からもさまざまな声をいただいており、真摯に受けとめ見直しを行ってまいりました。  議員御指摘のところでありますが、単に補助金削減をするのではなく、まちづくりや地域づくりに資するか、また事業の将来性や必要性をしっかり見きわめ、事業を一本一本見直すよう努めておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。                   (4番議員挙手) 185: 議長(渡邉清司)  仮屋武人議員。 186: 4番(仮屋武人)  御答弁ありがとうございます。再質問させていただきます。  まず、私の今まで活動してきた中で感じるところでありますと、実際補助金をもらい続けるためだけに事業を行ってしまう団体も、寂しい話ですが、見受けられるのも事実でございます。しかしながら、まちのためを真剣に考える団体ももちろん多数ございます。  補助金事業などによる直接の利益や活性はもちろんでございますが、事業者同士の交流の中での横のつながりや自己啓発により大きな利益ももたらします。もちろん申請があればどの団体にも補助金を出していたら切りがないのも事実でございます。  私たち企業用の補助金制度もたくさんありますが、いずれもしっかりとした計画書及び報告書の提出が前提で、その中より厳正なる審査で補助対象企業が決定いたします。市の補助金制度も審査制にて行い、将来性や貢献性をはかった上での支給制にし、必要なところへ必要な分を届けていくという形にしてはいかがでしょうか。御答弁をよろしくお願い申し上げます。 187: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  総務部長。 188: 総務部長(平野勝弘)  仮屋議員の再質問に御答弁を申し上げます。  議員からは将来性や社会性なども踏まえて厳格な審査の上、支給してはどうかとの御指摘をいただきました。現在補助金の交付についてでありますけれども、補助金の適正な交付に資するため、現在桑名市行政改革推進委員会という第三者委員会、いわゆる外部有識者と公募委員からなっていただいておりますけれども、そういった組織においても補助金の執行状況を分析していただいております。そこでの指摘や課題を踏まえまして、現在補助金支出のガイドラインも見直して改めているところでございます。  今年度につきまして、この6月においても議会の全員協議会で予算の考え方と補助金の見直しについても御報告を申し上げて、補助金の見直しの作業を今進めているところでございます。見直しの手順におきましては、補助金の支出先となります各種団体等の趣旨、また目的やその役割について現状どうなっているのかといったことを各所管に指示させていただきまして活動状況の把握に努め、実態や必要性に合わせた補助金支出になるよう取り組んでおりますので、よろしく御理解賜りますようお願いします。                   (4番議員挙手) 189: 議長(渡邉清司)  仮屋議員。 190: 4番(仮屋武人)  ありがとうございます。  先ほどの答弁の中で、行政改革推進委員会が今のところ設立されておるということを聞きましたが、私が調べたところによりますと補助金を出している対象件数が273件、種別にしても26種、総額約11億円払っていると調べてありますが、この推進委員会の中の有識者や公募委員とありましたが、大体何人ぐらいの方で構成されていて、どんな方がこの中に見えるのか、わかりましたら教えていただけますか。 191: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  総務部長。 192: 総務部長(平野勝弘)  再質問にお答えいたします。  桑名市行政改革推進委員会につきましてですが、第三者委員会ということで外部有識者、公募委員からなっておりますけれども、今現在委員としては税理士の方、また国の関係の委員をしていただいている方、また、金融関係の方、そういった外部の民間の見識のある方になっていただいておるというところでありますし、公募委員につきましても1名公募させていただいて参画をしていただいているというような状況でございます。  そうした中でこの補助金についての支給状況、また交付状況の基準についても御意見をいただいておるというところでございますので、よろしくお願いいたします。                   (4番議員挙手) 193: 議長(渡邉清司)  仮屋議員。 194: 4番(仮屋武人)
     御答弁ありがとうございます。  各団体ですね。特に私が深くかかわりました青年団体というのは桑名市の中小企業の将来を担う若き経営者が集まる団体でございます。まちの活性化はもとより、雇用先、若者の教育、先は税収面まで強く関係してくると考えております。削減のみを前提とする見直しではなく、必要なところに必要な分を届ける制度の見直しをお願い申し上げます。  続きまして、大項目2、交通弱者対策について、(1)、桑名コミュニティバス、通称K-バス路線についてです。  まず、通称K-バスの趣旨は、日中自由に車を利用できない方の通院や買い物等のサポートを目的として運行していますと市のホームページにございます。私の地元城南地区の国道23号より東側、福岡、太平、立田ぐらいの地域になるんですが、市営バスも含めてバスの路線が今のところ一切ございません。  車に乗れない交通弱者であります高齢者の割合も比較的高い地域になってきており、病院や買い物にも行けず孤立状態になってございます。通学に向かう高校生、大学生も遠い駅まで自転車での通学となっており、人口減少の問題も懸念されます。また、高齢者の方が外に出ることにより少なからず買い物等の経済効果、地域活性にもつながると考えております。  午前中の太田議員への答弁の中で、K-バスの定義は民間バスが走らない交通空白の地域へ走らせるのが前提と都市整備部長がおっしゃっておりました。まさしくこの地域のことかと私は感じました。約20年前の試行運転、アンケート調査では利用者が少ないという判断になっていると思いますが、現在の状況も踏まえ改めて検討してほしいというのが住民からの切なる声でございます。  そこで、23号線より東側地区への対応について、2)今後の路線増幅の展望について御答弁をよろしくお願いいたします。 195: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  都市整備部長。 196: 都市整備部長(中村博明)(登壇)  仮屋議員の一般質問の2、交通弱者対策についての(1)桑名市コミュニティバス「K-バス」路線について、2点の御質問をいただいておりますので、御答弁を申し上げます。  本市のコミュニティバスは、日常自由に車を利用できない方の通院や買い物等のサポートを目的とし、合併前の旧桑名市で平成11年度から平成12年度までの2カ年の試行運転を経て平成13年度から本格運行を開始しております。当初は3ルートで運行しておりましたが、平成16年度に桑名地区の2ルートを増設し、多度町、長島町との合併後の平成18年度に多度地区、長島地区での運行を開始し、現在市内で合わせて7ルートの路線で運行を実施しております。  そこで、まず1)23号線より東側(福岡、太平、立田)地区への対応についてでありますが、議員御案内のとおり城南地区の国道23号から東側につきましては現在ほとんどのエリアが路線バスやコミュニティバスが運行していない公共交通の空白地域になっております。  この地域のコミュニティバスの運行につきましては、平成12年9月から11月までの3カ月間の試行運転の際、城南地区南部ルートに福岡町、太平町、立田町などを経由する経路が設定をされ運行しておりましたが、他のルートと比べ著しく利用客が少なかったこともあり、平成13年度の本格運行の際にはルートの設定が見送られ現在に至っているところであります。  当該ルートにつきましては今年度自治会連合会からの要望としては伺っていないと記憶をしておりますが、この地域でも高齢化が進行しており、これまで自家用車に依存しておられた高齢者の皆様の移動手段をどのように確保すればよいのかが課題となってまいりますことから、今後地元の皆様の要望などもお聞きしながら運行ルートの見直しの際に検討してまいりたいと考えております。  次に、2)今後の路線増幅の展望についてでありますが、コミュニティバスの役割は本来路線バスが運行していない交通空白地域の交通弱者の移動手段を確保することを目的としております。これは今議員御案内のとおりかと思っております。  現状におきましては路線バスと重複が見られるルートも一部見受けられ、バス事業者から乗客がコミュニティバスに流れているとの御指摘もいただいております。路線バスとの役割分担を明確にするためにも、コミュニティバス全体のルートの設定の見直しを行う必要があると考えており、加えて交通空白地域の市民の皆様の意向も踏まえながらルートの設定を検討してまいりたいと考えております。  しかしながら、現在の予算から大幅に増額することは市の予算編成上困難なこともあります。新たな路線をふやせば他の路線を減らすということになります。減らしたところではサービスの低下に対する御批判も出てくることが予想されますので、慎重に検討してまいる必要があるかと思っております。  また、人件費、燃料費の増という社会経済の情勢も密接に関連をしてまいりますので、慎重かつ丁寧に対応していくことを考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。以上でございます。                   (4番議員挙手) 197: 議長(渡邉清司)  仮屋議員。 198: 4番(仮屋武人)  御答弁ありがとうございます。  私がちょっと調べたところとか聞いたところによりますと、ルートを1路線ぐらいふやすと1,000万円から1,500万円ほど必要になると聞きましたが、新たに一つ新しい路線をふやすという話でもなく、僕は今ある路線をちょっと迂回してもらうというか、っていうイメージの中での提案でしたのですが、それに対してこんなにたくさんお金がかかるとは到底思えないんですが、例えばあっちの国道23号の東側に行くとしたときに想定される金額的なものが把握できていましたら教えていただきたいんですが、よろしいでしょうか。 199: 議長(渡邉清司)  当局の御答弁を求めます。  都市整備部長。 200: 都市整備部長(中村博明)  仮屋議員の再質問に御答弁を申し上げます。  コストにつきましては、具体的にどのルートをどの時間走らせるかということが確立しないとはっきりしたものはわかりませんが、現行の7ルートを走らせる中で1億円近いコストがかかっているということになってまいります。  今現在のコストの中で走らせようとしますと、先ほども申し上げましたとおり違うところのルートを間引いて走らせるということになりますので、部局としましては何とかコストをかけずに他のルートから回してまいりたいというふうには考えております。  ただし、その際先ほども申し上げましたが、サービスの低下になるところ、地域への説明が必要になってまいると思いますので、そのあたりを慎重に検討させていただきたいというふうに考えております。以上でございます。                   (4番議員挙手) 201: 議長(渡邉清司)  仮屋議員。 202: 4番(仮屋武人)  ありがとうございます。  ほかの重複ルートと話し合いながらふやしていただけるということで前向きな御回答と受け取りまして、よろしくお願い申し上げます。  なお、(2)のデマンド乗合タクシーに関しましては、先日の森議員の質問とかなりの部分重複してしまいますが、申しわけない。確認のため(2)長島町『デマンド乗合タクシー』について、1)試行運転の結果と今後の見通しについて御答弁をよろしくお願い申し上げます。 203: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  都市整備部長。 204: 都市整備部長(中村博明)(登壇)  仮屋議員の一般質問の2、交通弱者対策についての(2)長島町『デマンド乗合タクシー』について御答弁を申し上げます。  1)試行運転の結果と今後の見通しについてでありますが、デマンド乗合タクシーは市内で最も利用者が少なかった長島地区の朝便で本年7月から試行運転を開始させていただいております。  まず、デマンド乗合タクシーの利用状況についてでありますが、7月の運行開始から11月末までの利用者は93人で、バスで運行を行っていました前年度の同期間の279人から比較をしますと約3分の1と大幅に減少をしております。  予約が面倒で利用者が減っているのではないかについてでありますが、御指摘のとおり利用者の減少につきましては電話予約に手間を要することや新しい利用方法への不安、知らない人と乗車をすることに対する抵抗感などから御利用を敬遠されていることが推測されます。しかしながら、利用者数は月ごとに徐々にではありますが、上昇傾向にありますことから、今後の推移を注視してまいりたいと考えております。  次に、デマンド乗合タクシーが有効であれば立田、太平、福岡町でもというようなことを聞き取りの際にお聞きをしておりますが、これにつきましてはデマンド乗合タクシーも長島地区におきまして試験運行を開始したばかりであり、デマンドタクシーがよいのか、従来のバスがよいのか判断するのにいましばらく検証が必要であると考えているところであります。  引き続き試験運行を実施しながら、運行ルートの見直しとあわせてデマンド乗合タクシーだけでなく新たな手法の導入についても研究してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いを申し上げます。以上でございます。                   (4番議員挙手) 205: 議長(渡邉清司)  仮屋議員。 206: 4番(仮屋武人)  ありがとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  それでは、続きまして大項目3、スポーツ環境整備について、(1)少年野球グラウンド不足についてでございます。  現在桑名市には16の少年野球チームがございます。練習は基本土曜日、日曜日になりますが、そのどちらかはサッカーチームが使用いたしますので、土曜日、日曜日どちらかはグラウンドが必要となってまいるのが現状でございます。現在はアイリスパーク、九華公園野球グラウンド、北部野球場及び深谷野球場の4カ所に市の運営している野球場がとどまっており、グラウンドの取り合いが必至の状況になってございます。  グラウンドがとれない場合は無理やりに練習試合を組み、寒い時期にはけがをしてしまうという報告も上がってきております。また、いずれも2時間使用で4,000円ほど料金がかかり、保護者への負担も大きいものになっております。子供たちが不安なくスポーツに取り組み、健全な成長を促すためにも、グラウンドの増設、料金設定の見直しをしてほしいという声が保護者及び指導者の皆様から上がってきております。  重ねまして、グラウンド外周にネットがない学校もたくさんございまして、私も見に行きましたが、近隣の車にファールの球が当たってしまい、トラブルになっているという報告もあわせて聞いており、早急の対応が必要な状況でございます。  そこで、1)利用条件及び実態について、2)今後の対策について御答弁よろしくお願い申し上げます。 207: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 208: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)(登壇)  所管いたします事項、一般質問3、スポーツ環境整備について、(1)少年野球グラウンド不足について、2点御質問をいただいておりますので、順次御答弁申し上げます。  初めに、1)利用条件及び実態についてでございますが、少年野球チームが活用されているグラウンドとしましては各小学校の学校開放による運動場や市内体育施設の野球場、グラウンドがございます。  議員から御案内のとおり、多度アイリスパーク球場、九華公園野球場、北部野球場、また深谷野球場については御指摘のとおり土日、祝日などはほとんど利用していただいている状況でございます。  なお、市内では、これらの野球場のほかに野球ができる施設といたしまして長島運動公園や多度アイリスパークグラウンドがございます。こちらの施設につきましては、さきに述べました4カ所の野球場と比較しまして比較的あきのある状況でございますので、可能な限り御検討をいただければと思います。  また、利用条件の料金につきましては、施設の維持管理、また補修等の財源確保の観点から、施設の利用については受益者負担を原則とさせていただいているというところでございます。  なお、料金設定につきましては、本年度から基本指針に基づき使用料の見直しをさせていただいたところではございますが、他市の同規模施設と比較をいたしましても高い設定とはなっていないというのが現状でございます。  次に、2)今後の対策についてでございますが、外周に防球ネットがない学校があることにつきましては、今後学校や教育委員会など関係所管とその必要性につきまして確認し、検討してまいりたいと考えております。今後とも子供たちが安心してスポーツに取り組めるよう努めてまいりますので、御理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。                   (4番議員挙手) 209: 議長(渡邉清司)  仮屋議員。 210: 4番(仮屋武人)  御答弁ありがとうございます。  一つ再質問でお願いしたいんですが、利用料金が上がってきているというのを保護者の方から私は聞いておりまして、いろいろ調べさせていただいたんですが、私の知る範囲の中でここ数年ではすごく上がっている感じはしないんですが、この10年間ぐらいで利用料金というのは上がっているかどうかというのはわかりましたら教えていただきたいと思います。 211: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 212: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問にお答えいたします。  先ほどの答弁でもお答えしましたけれども、本年度からそれぞれのグラウンドにつきましては使用料の見直しについての基本指針というところに基づきまして使用料の見直しをさせていただいたというところでございます。ですので、使用料の見直しが始まったというところでより利用者の方には負担が重くなっているというような御懸念もあるのかなと思います。  そういうところも踏まえまして、今後、先ほど御案内しましたが、比較的あきのある施設もございますので、御利用いただきたいと思いますし、また、使用料が上がっている中ではありますが、他市の状況等も勘案しますと桑名市だけが突出して高い料金設定をしているというわけではないということも申し添えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。                   (4番議員挙手) 213: 議長(渡邉清司)  仮屋議員。 214: 4番(仮屋武人)  ありがとうございます。  もう一つ市民の皆様から素朴な疑問で上がってきていますので、御質問したいんですけれども、廃校になった小学校のグラウンドなんかは、あれは使用できないのかなみたいな質問がございましたので、お答えいただきたいと思います。 215: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 216: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  仮屋議員の再質問にお答えいたします。  廃校になった学校のグラウンドということで、特に旧多度西小学校の件かと思われますが、旧多度西小学校につきましては平成24年度に跡地の利用計画というのを市のほうから募集をしまして、募集に応募していただきまして選定を受けました特定非営利活動法人がものづくりや自然体験をできる教室を行うことで、現在年間を通じましての使用許可を得て活動をしていただいているような状況でございます。そのことから少年野球チームに御利用いただくことはできないというような状況でございます。  なお、今後使用者が変更になるような場合につきましては、管理面も含めまして関係所管とも協議した上で利用の検討を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。                   (4番議員挙手) 217: 議長(渡邉清司)
     仮屋議員。 218: 4番(仮屋武人)  ありがとうございます。  市内のチームの中には自分たちで空地を整地して整備して使っているチームがございました。保護者の皆さんや指導者の方々はできるだけの努力を重ねていらっしゃるのが現状と思います。  また、少年ラグビーなんかの競技人口が少ないスポーツの皆さんも練習場不足に直面されてございます。子供たちが豊かに安心してスポーツができる環境づくりをお願い申し上げまして、私の質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございます。 219: 議長(渡邉清司)  これをもって一般質問を終結いたします。  なお、各常任委員会の開催につきましては、来る1月7日午前10時から総務安全委員会が第1会議室、教育福祉委員会が第2会議室で、また8日午前10時から都市経済委員会が第2会議室でそれぞれ開催されますので、念のため申し上げます。    ───────────────────────────────────────  ○議案第138号ないし議案第140号 220: 議長(渡邉清司)  次に、日程第3、議案第138号 桑名市営駐車場条例の廃止についてないし議案第140号 土地の処分についての3議案を一括議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。  市長。 221: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  それでは、ただいま上程になりました議案第138号桑名市営駐車場条例の廃止ないし議案第140号土地の処分につきまして御説明を申し上げます。  まず、議案第138号桑名市営駐車場条例の廃止につきましては、サンファーレ北館及び市営末広駐車場の売却に伴い条例を廃止するものであります。  次に、議案第139号財産の処分につきましては、市営末広駐車場の売却に伴う財産の処分でございます。  次に、議案第140号土地の処分につきましては、多度第2工業団地内の市有地の売却に伴う土地の処分でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 222: 議長(渡邉清司)  以上をもって提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  それでは、通告がありますので、発言を許します。  26番 伊藤研司議員。 223: 26番(伊藤研司)(登壇)  無会派の伊藤研司でございます。今、3時2分ぐらいですか。  今、市長のほうから議案第138号桑名市営駐車場条例の廃止につきまして、サンファーレ北館及び市営末広駐車場の売却に伴い条例を廃止するものでありますとの言葉がありました。  そこで、質疑させていただきます。3点させていただきます。  1番目に、駐車場条例の廃止に伴い桑名駅東側の二つの駐車場、すなわちサンファーレと末広が市直営から民間の経営へと移ることになるのでありますが、民間だけの運営になることで市民生活への影響はあるのかないのか。もしもあるようであれば具体的にお答えください。  2番目、今回の譲渡によって利用料金はどうなるのでしょうか。そこで、落札者に対しては今後利用に関する約束事、制限を設けているのかどうかもお答えください。  3番目として、以前は桑名駅西口に結構大きな民間の駐車場がありました。市長は覚えておられるか。覚えておられるそうなんですが、今後駅周辺に公共の駐車場を整備する予定はあるのかないのか。また、予定があれば何台ぐらいの駐車場なのか。以上3点についてお答えください。 224: 議長(渡邉清司)  当局の答弁を求めます。  都市整備部長。 225: 都市整備部長(中村博明)(登壇)  伊藤研司議員の議案質疑、議案第138号 桑名市営駐車場条例の廃止についての(1)市民への影響、(2)利用料金は落札者に対して指導するのかについて、特に都市整備部が所管をいたします末広駐車場に関しての御答弁を申し上げます。  まず、(1)市民への影響についてでありますが、今回末広駐車場は都市計画駐車場のまま売却をさせていただいております。そのため、都市計画の決定を変更しない限り市営駐車場としての規模及び機能は売却後も継続され、引き続き御利用いただけるものと考えておりますので、駐車場の利用に関しては市民の皆様にそれほど大きな影響がないものと考えております。  次に、(2)利用料金は落札者に対して指導するのかについてでありますが、駐車場の使用料の設定は譲渡先の駐車場経営の根幹をなしますことから、一時利用、定期利用ともに売却条件には入れておりません。  しかしながら、現在御契約をいただいております定期利用者及び貸し店舗利用者の方々に急激に御不便、御迷惑をおかけしないようにするため、売却後2年間は契約を継続して御利用いただけることを条件としております。  また、利用料金につきましても今後各種の協議をしていく中で、できる限り利用料金の値上げをしないようにお願いをしていくことは考えておりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。以上でございます。 226: 議長(渡邉清司)  産業振興部長。 227: 産業振興部長(後藤政志)(登壇)  伊藤研司議員の議案質疑1、議案第138号 桑名市営駐車場条例の廃止について、3点御質問をいただいておりますので、所管をいたします部分について御答弁を申し上げます。  まず、(1)市民への影響についてでございますが、私からはサンファーレ北館にございます桑名駅前駐車場に関して御答弁を申し上げます。  サンファーレ北館を民間譲渡することによる影響についてでございますが、サンファーレ北館の売却につきましては建物のみの売却とし、土地は事業用定期借地で30年間の貸し付けを予定いたしております。  これにより建物の建てかえ等による事業変更は難しいことや南館マンション用駐車場の確保も必要なことから、現状の駐車場事業の継続を前提として売却をしており、民間へ移行後も駅前での駐車場機能には影響がないものと考えております。  次に、(2)利用料金は落札者に対して指導するのかについてでございますが、サンファーレ北館の売却に際し、市とサンファーレ南館の管理組合との覚書を継承することが条件にございます。したがいまして、マンション住民用の駐車場は今後落札者と管理組合の間で覚書の内容変更等の協議により料金等も決定されることになりますが、その他の駐車料金につきましては特に条件は設定をいたしておりません。  また、覚書により台数が確保されるマンション住民用以外の定期駐車の契約に関しましては売却時の条件はございませんので、特に強制力はありませんが、現在の利用者に影響が出ないよう契約の継続、料金の設定に配慮いただくよう市から落札者に要望をさせていただいているところでございます。  最後に、(3)今後駅周辺に公共による駐車場の整備予定はあるのかについてでございますが、サンファーレの駐車場におきましては駐車場整備の継続を前提に売却をいたしておりますので、駅周辺地区の駐車場機能は引き続き確保されるものと考えております。  なお、駅周辺地区での駐車場利用に対するニーズは高く、現在でも民間による月決めや時間貸し駐車場が多く存在いたしております。そこで桑名駅周辺地区整備構想の中でも交通結節機能として駅利用者のための駐車場整備を位置づけており、今後は民間提案において駐車場需要に対応していただきたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 228: 議長(渡邉清司)  再質問はよろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第138号ないし議案第140号の3議案につきましては都市経済委員会に付託いたします。    ───────────────────────────────────────  ○散会の宣告 229: 議長(渡邉清司)  以上をもちまして、本日の日程は全部終了をいたしました。  次回は、来る1月16日午後1時に会議を開きます。  本日は、これにて散会いたします。                                     午後3時11分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        議     長       渡 邉 清 司        副  議  長       松 田 正 美        署 名 議 員       森   英 一        署 名 議 員       冨 田   薫 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...