○常任委員会委員の選任について
5:
議長(
渡邉清司)
これより日程第2、常任委員会委員の選任についてを議題といたし
ます。
お諮りいたし
ます。常任委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付いたし
ました常任委員会名簿のとおり
議長から指名いたしたいと思い
ます。これに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、ただいま指名いたし
ました方々をそれぞれの常任委員会委員に選任
することに決し
ました。
次に、各常任委員会の正・副委員長の互選をお願いいたしたいと思い
ますので、総務安全委員会は第1会議室へ、教育福祉委員会は第2会議室へ、都市経済委員会は第3会議室へ、それぞれ御参集願い
ます。
暫時休憩いたし
ます。
午前10時14分 休憩
午前10時24分 再開
6:
議長(
渡邉清司)
休憩前に引き続き会議を開き
ます。
ただいま各常任委員会の正・副委員長を御決定いただき
ましたので、その結果を事務局長から報告いたさ
せます。
7:
議会事務局長(
加藤眞毅)
各常任委員会の正・副委員長互選の結果を御報告申し上げ
ます。敬称は省略
させていただき
ます。
総務安全委員会委員長、冨田 薫、同副委員長、諏訪輝富。
教育福祉委員会委員長、辻内裕也、同副委員長、森 英一。
都市経済委員会委員長、愛敬重之、同副委員長、太田 誠。
以上のとおり御報告申し上げ
ます。
8:
議長(
渡邉清司)
ただいま事務局長から御報告を申し上げ
ましたとおりでござい
ます。どうぞ御了承をお願いいたし
ます。
───────────────────────────────────────
○議会運営委員の選任について
9:
議長(
渡邉清司)
次に、日程第3、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたし
ます。
お諮りいたし
ます。議会運営委員会の委員については、委員会条例第4条第2項の規定に基づき、その定数を9人といたしたいと思い
ます。これに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、議会運営委員会の委員の定数を9人と
することに決し
ました。
これより議会運営委員会委員の選任を行い
ます。
議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付いたし
ました議会運営委員会名簿のとおり
議長から指名いたしたいと思い
ます。これに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、ただいま指名いたし
ました方々を議会運営委員会委員に選任
することに決し
ました。
次に、議会運営委員会の正・副委員長の互選をお願いいたしたいと思い
ますので、委員の方は第1会議室へ御参集願い
ます。
暫時休憩いたし
ます。
午前10時27分 休憩
午前10時37分 再開
10:
議長(
渡邉清司)
休憩前に引き続き会議を開き
ます。
ただいま議会運営委員会の正・副委員長を御決定いただき
ましたので、その結果を事務局長から報告いたさ
せます。
11:
議会事務局長(
加藤眞毅)
議会運営委員会の正・副委員長互選の結果を御報告申し上げ
ます。敬称は省略
させていただき
ます。
議会運営委員会委員長、南澤幸美、同副委員長、満仲正次。
以上のとおり御報告申し上げ
ます。
12:
議長(
渡邉清司)
ただいま事務局長から御報告を申し上げ
ましたとおりでござい
ます。どうぞ御了承をお願いいたし
ます。
なお、議会運営委員会委員長から、委員会の調査事件について、会議規則第102条の規定により、お手元に配付のとおり、閉会中の継続調査の申し出があり
ます。
お諮りいたし
ます。議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決し
ました。
───────────────────────────────────────
○選挙第3号
13:
議長(
渡邉清司)
次に、日程第4、選挙第3号 桑名広域清掃事業組合議会議員の選挙についてを行い
ます。
お諮りいたし
ます。選挙の方法につき
ましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思い
ます。これに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決し
ました。
お諮りいたし
ます。指名の方法については、
議長において指名
することにいたしたいと思い
ます。これに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、
議長において指名いたし
ます。
桑名広域清掃事業組合議会議員に、森下幸泰議員、成田久美子議員、森 英一議員、満仲正次議員、辻内裕也議員、愛敬重之議員、市野善隆議員、
石田正子議員を指名いたし
ます。
お諮りいたし
ます。ただいま
議長において指名いたし
ました方々を桑名広域清掃事業組合議会議員の当選人として定めることに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、ただいま指名いたし
ました8名の方々が桑名広域清掃事業組合議会議員に当選
され
ました。
ただいま当選
され
ました8名の方々は議場におられ
ますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による
告知をいたし
ます。
───────────────────────────────────────
○選挙第4号
14:
議長(
渡邉清司)
次に、日程第5、選挙第4号 桑名・員弁広域連合議会議員の選挙についてを行い
ます。
お諮りいたし
ます。選挙の方法につき
ましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思い
ます。これに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決し
ました。
お諮りいたし
ます。指名の方法については、
議長において指名
することにいたしたいと思い
ます。これに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、
議長において指名
することに決し
ました。
桑名・員弁広域連合議会議員に、水谷真幸議員、渡辺仁美議員、仮屋武人議員、水谷憲治議員、多屋真美議員、諏訪輝富議員、冨田 薫議員、畑 紀子議員、倉田明子議員、伊藤真人議員を指名いたし
ます。
お諮りいたし
ます。ただいま
議長において指名いたし
ました方々を桑名・員弁広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、ただいま指名いたし
ました10名の方々が桑名・員弁広域連合議会議員に当選
され
ました。
ただいま当選
され
ました10名の方々は議場におられ
ますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による
告知をいたし
ます。
───────────────────────────────────────
○選挙第5号
15:
議長(
渡邉清司)
次に、日程第6、選挙第5号 三重県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙についてを行い
ます。
お諮りいたし
ます。選挙の方法につき
ましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思い
ます。これに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決し
ました。
お諮りいたし
ます。指名の方法は、
議長において指名
することにいたしたいと思い
ます。これに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、
議長において指名
することに決し
ました。
三重県後期高齢者医療広域連合議会議員に、私、
渡邉清司を指名いたし
ます。
お諮りいたし
ます。ただいま
議長において指名いたし
ました私を三重県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、ただいま指名いたし
ました私、
渡邉清司が三重県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選をいたし
ました。
会議規則第32条第2項の規定による当選の
告知をいたし
ます。
ここで暫時休憩いたし
ます。
午前10時43分 休憩
午前10時54分 再開
16:
議長(
渡邉清司)
休憩前に引き続き会議を開き
ます。
───────────────────────────────────────
○議案第115号ないし議案第122号
17:
議長(
渡邉清司)
次に、日程第7、議案第115号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第5号)ないし議案第122号 桑名市職員給与条例等の一部改正についての8議案を一括議題といたし
ます。
市長から提案理由の説明を求め
ます。
市長。
18: 市長(
伊藤徳宇)(登壇)
おはようござい
ます。
本日は、第4回市議会
定例会を招集いたし
ましたところ、議員各位には年の瀬を迎え何かとお忙しい中、御参集いただき
ましてまことにありがとうござい
ます。
皆様方におかれ
ましては、今般行われ
ました市議会議員選挙におきまして、市民の負託を受けられ、晴れて当選の栄に浴
され
ました。心からお祝いを申し上げ
ます。一度に11名の方が初当選ということは桑名市議会として初めてです。新しく議員になられた皆様におかれ
ましては、市政に対するさまざまな問題意識をお持ちだと思い
ますので、私たちもそれをしっかり受けとめさせていただき、課題解決できるよう、この議場において真摯に議論を深められるよう、よろしくお願いいたし
ます。また、2期目以上の議員の皆様には、市政運営に対しまして、これまで以上のさらなる御指導と格別の御協力を賜り
ますようお願い申し上げ
ます。
それでは、本議会において御審議いただく諸議案の説明に先立ち
まして、国の動向、また、現在の市政の情勢等について申し述べたいと思い
ます。
まず、国の動向についてであり
ます。
本年10月の臨時閣議で安倍首相は、消費税率を2019年10月に現行の8%から10%へ引き上げる方針を正式に表明
しました。増税に踏み切った背景には、国内経済の回復基調が続き、一定の家計負担は乗り切れると判断
したと見られ
ます。この消費税増税の目的は、全世代型の社会保障制度への転換と財政健全化を同時に進めていくというもので、あらゆる施策を総動員
して経済に影響を及ぼさないよう全力で対応
すると
しており
ます。増税で得た税収の半分は子育て世代への支援を充実
させるために使い、残りは政府の借金返済に充てると
しており
ます。今後は景気に影響が出ないよう、政府の取り組みに注視
していきたいと考えており
ます。
また、2025年、国際博覧会の開催国が大阪を候補地と
する日本に決まり、経済波及効果約2兆円を想定
するビッグプロジェクトの誘致に成功
しました。2020年、東京オリンピック、パラリンピック開催後の新たな目標となり得るものであると思い
ます。万博は新しい技術や商品が生まれ、生活が便利になるきっかけになると言われてい
ます。また、人とものを呼び寄せることで、日本の持続的な経済成長につなげることができるのではないかと考え
ます。
次に、現在の市政の情勢等についてであり
ます。
本市では、市民の皆様の意識や生活スタイルなどを把握
し、総合計画にある各施策の進行を確認
するため、平成27年度の実施から3年ぶりとなる市民満足度調査を実施いたし
ました。6月から7月にかけて市内在住の15歳以上の市民3,500人を対象に行い、有効回答数1,333件、有効回収率は38.1%であり
ました。性別では女性からの回答が多く、年齢別では60歳以上の人が約半数を占め、特に75歳以上の人からの回答が高い割合となり
ました。調査結果を前回調査と比較いたし
ましたところ、この6年間最も力を入れてきた行財政改革、中心市街地、地域医療、健康づくりの分野は満足度が上昇
しました。しかし一方で、防犯、交通安全、防災、公共交通、道路といった市民の皆様の身近な部分については、満足度の低下、もしくは重要度の上昇といった変化が見られたところであり
ます。これらの結果につき
ましては、平成27年度からスタート
し平成31年度で前期5年間の期間満了を迎える総合計画の見直しへの反映など、今後の市政運営や行財政改革の基礎資料として活用
してまいり
ます。
また、本市におきましては現在、次年度の当初予算編成を進めており
ますが、平成31年度はいよいよ普通交付税の合併の特例措置が受けられる最終年度となり
ます。一般財源の減少が見込まれる非常に厳しい中、行財政改革、公共施設マネジメント、新たな手法、アイデアによる事業と施設と人のシェアを行いながらも、変化に適応
するための重点政策に対してもしっかりと投資を
することを基本方針に掲げ、自治体が担う役割の変化に対応
し、それぞれのよさを生かした持続的なサービスを提供できるよう編成に取り組んでいるところであり
ます。
昨今の社会情勢と
しまして、少子高齢化に伴う人口構造の変化など、さまざまな環境の変化が続いており
ます。刻々と変わる私たちを取り巻く環境の変化にしっかり対応できるよう、本市におきましては総合計画で掲げる七つのビジョンの推進に加え、その計画に基づき
ます11の重点プロジェクトを推進
することにより、このような変化に対応
し、成長
し続けるまちとなるよう取り組んでいるところでござい
ます。
早いもので、私が市長に就任
しまして2期目の折り返し地点となり
ました。この間、市民の皆様、議員の皆様から貴重な御意見、温かい御支援をいただき市政運営ができ
ましたことを心から御礼申し上げ
ます。
それでは、私の就任以来、本市の将来像を実現
するため、総合計画で掲げており
ます七つのビジョンに沿って、11の重点プロジェクトを中心に、その大要や取り組み等を申し述べたいと思い
ます。
まず、「中央集権型から全員参加型の市政に」についてであり
ます。
少子高齢化に伴う人口構造の変化が進む中、住民の皆様お一人お一人が主体的に地域のまちづくりに取り組むことができる体制の構築を目指し、地域創造プロジェクト(案)を推進
してい
ます。プロジェクトの具体的な取り組みのファーストステップとして、本年4月に総合支所と地区市民センターの行政業務の集約化と効率化を図ると同時に、七つの地区市民センターと各地区の公民館を地域のまちづくりの推進の場と
するために、まちづくり拠点施設へと機能転換を図り
ました。現在、まちづくり拠点施設では新たな住民主体の取り組みとして、こども食堂や寺子屋塾、地域住民の集いの場として御利用いただく地域も出てきており
ます。
また、窓口の廃止に伴い、新たなサービスとして、住民票などの証明書の宅配サービスや証明書発行機能を搭載
したマルチコピー機を市内7カ所のまちづくり拠点施設へ設置
するとともに、市内5カ所の郵便局に各種証明書を発行できる体制を整え
ました。
また、(仮称)まちづくり協議会の形成に向け
ましては、準備組織の設立や先進地視察や地域課題を共有
するための検討の場づくりなど、各地域の実状に合わせた取り組みを、少しずつではあり
ますが進めていただいているところです。
今後もまちづくり拠点施設を各地域でのまちづくりの核となる場所としてお使いいただくとともに、(仮称)まちづくり協議会の形成に向けた支援を積極的に進めてまいり
ます。
次に、「命を守ることが最優先」についてであり
ます。
防災対策といたし
まして、洪水などの災害から市民の大切な生命や財産を守るため、桑名地区の浸水が想定
される地域に、災害情報の迅速な伝達手段として効果的なデジタル同報系防災行政無線の子局53基を設置
し、既に運用を開始
しており
ます。現在は多度地区の浸水想定地域と長島地区全域におきまして、アナログからデジタル化への整備を行っているところであり
ます。
また、現在、災害時に行政が被災
し、資源に制約がある中においても適切に業務を進めるため、業務継続計画(BCP)を策定中であり、策定後には速やかに受援計画の策定に取りかかり、市の防災力向上に努めてまいりたいと考えており
ます。
また、地域医療対策としましては、地域医療体制の整備及び充実を掲げて取り組んでき
ました新病院、桑名市総合医療センターが4月1日に開院
し、5月1日から診療をスタート
しており
ます。新病院は外来棟と入院棟から成り、1、2階は駐車場と
しており、津波などの災害時にも医療提供体制を継続
することが可能となっており
ます。病床数につき
ましては新入院棟の321床に加え、今年度に改修工事を行った西棟に79床が整備
され、合計400床となり
ます。なお、新入院棟は、脳卒中、循環器、消化器など、臓器別に内科医と外科医が一緒になって診療に当たる配置となっており、診療の効率化と医療技術の向上を図っており
ます。市と
しましても、引き続き地域医療体制をさらに安定的で継続的なものに
し、市民の皆様の命を守っていけるよう、桑名市総合医療センターとともに取り組んでまいり
ます。
また、少子高齢化や核家族化の進行など社会状況が変化
する中、親の介護や子育ての悩み、また経済的な課題など、福祉ニーズは多様化
し、また、これらの課題が絡み合って複雑化
したり、中には一つの世帯の中で複数分野の課題を抱えてしまう状況があり、相談
したくてもどこに相談
したらいいのかわからないという声もあり
ました。このようなことから、相談内容ごとに窓口が分かれているといった縦割りをなくし、分野を問わず横断的かつ包括的に相談業務を行う窓口として福祉なんでも相談センターを大山田コミュニティプラザ内に設置
しました。相談内容を解決
するために必要なサービスや手続などを紹介
したり、必要に応じて関係部署や外部機関との連携を図り
ました。
また、近年、少子高齢化や核家族化の進行、ひとり親世帯の増加、地域のつながりの希薄化などにより、家庭内、そして地域内での支援の力が低下
してい
ます。そのような状況の中で、人口が減少
し、人材の確保が難しくなるなど、地域社会を取り巻く環境が大きく変化
する現代におきましては、新たな時代に対応
した社会福祉サービスの提供体制を確立
することが必要であると考えており
ます。こうした思いから、これからは地域全体で支える仕組み、また、高齢者、障がい者、子供など、個別の対象者に限らない包括的かつ総合的な福祉サービス支援体制の構築が必要と考え、多世代交流、多機能型の福祉拠点、多世代共生型施設、(仮称)福祉ヴィレッジの整備を促進
し、新しい福祉の形をお示し
するものであり
ます。現在、事業者の選定に向け第1次審査が終了
し、第2次審査の準備を進めているところでござい
ます。
また、本市では、健康づくりの考え方としては、いかに健康で過ごすことのできる期間を長く保つか、いわゆる健康寿命の延伸が大切だと考えており
ます。そのためには市民の皆さん御自身が、食事に気をつける、運動
する、健診を受けるなど、健康を意識
した生活を送っていただくことが大切です。そこで、民間企業からコラボ・ラボ桑名のフリー型提案を受けて、市民の皆さんがより積極的に健康づくりを行うきっかけとして、スマートフォンの歩数計アプリ「RenoBody」を桑名市公認健康アプリとして採用
しました。このアプリは歩数の計測や消費カロリーの確認など手軽に健康管理ができ、ポイントが貯まる機能があり
ます。今後も、市民が主体的に健康づくりが行えるような取り組みを進めてまいり
ます。
次に、「こどもを3人育てられるまち」についてであり
ます。
本市では待機児童は出ており
ませんが、年々低年齢児の保育需要が高まる中、公民連携手法により、桑陽保育所内にあり
ました桑名市地域子育て支援センターを公営では県内で初めて商業施設であり
ますイオンモール桑名に移設
しました。桑陽保育所のあいたスペースを保育室として活用
することで保育需要に応えられるように
するものです。また、子育て支援センターは子育て全般に関する相談、支援を行う拠点として運営
するもので、子育て家庭の生活圏域の商業施設であるイオンモール桑名内に開設
することで、より多くの子育て家庭に情報発信
することが可能となるとともに、利用者目線に沿った身近な相談場所として機能
しており
ます。
また、2020年4月には全市的に小・中一貫教育を導入
してまいり
ますが、小・中一貫教育を推進
する上で、市全体の施設一体型小・中一貫校のモデルとなる新しい学校施設のあり方を見据えた事業として、多度地区での建設を目指している施設一体型小中一貫校多機能複合化事業は、少子高齢化などの社会情勢の変化や周りの状況の変化に立ち向かうことができる子供の育成を地域全体で支え、新たな地域コミュニティを創出
する機能、例えば社会教育や福祉関連などを複合施設として整備
しようと
するものであり
ます。現在、平成29年度中に開催
した説明会等を踏まえ
まして、地域、保護者の方々や教員などの御意見をより一層お聞きできるよう対話を行っており、多度地区小中一貫校多機能複合化事業基本構想、基本計画の策定に向けた準備に取り組んでおり
ます。
次に、「世界に向けて開かれたまち」についてであり
ます。
2016年、本市を主会場として開催
され
ましたジュニア・サミット以降、昨年5月30日から6月2日まで、台湾高雄市からの教育旅行の受け入れが実現
し、私立では津田学園小学校、公立では立教、精義、城東小学校に受け入れの御協力をいただき、互いの学校紹介や桑名の千羽鶴の折り紙体験などを通じて交流を図り
ました。この教育旅行では、津田学園保護者の御協力でホームステイも快く受け入れていただき、親睦を深めていただき
ました。本年10月にも台湾からの教育旅行視察団が桑名市へ訪問
され、桑名の魅力をPRいたし
ました。今後の教育旅行の受け入れにつながるよう取り組んでまいり
ます。
また、本市教育委員会では、再来年度から完全実施
される新学習指導要領のもと、積極的に英語を使ってコミュニケーションがとれる子供を育てるため桑名市英語教育プランを作成
しました。指導要領では、小学校3、4年生が英語活動、小学校5年生から中学校3年生までが英語科となり
ます。このプランは、さらに小学校1、2年生にも英語に親しむ活動を取り入れ、9年間を通して英語教育を進めようと
する桑名独自のものです。今年度からは移行措置としてプランの一部を開始
しており
ます。その一環として、小学校5年生と中学校2年生を対象と
した桑名子ども英語コンテストをNPOとの共催で開催
しました。このコンテストは、英語の正確さや流暢さを競う従来のものとは違い、自分たちらしい発表内容や元気のよいパフォーマンスなどを審査対象と
した他に類を見ない取り組みで、当日は500名を超える来場者とともに大変盛り上がり
ました。これらの取り組みを通じて、桑名市の外国語教育をさらに充実
させてまいり
ます。
また、本市では2016年度に、国際観光まちづくりKUWANAにおける事業の一貫として、産業観光や教育旅行の関係者を海外から招致
するインバウンドによる地域の活性化に取り組んでおり
ます。昨年6月に、本市における産業観光の推進による地域活性化を図ることを目的に、産官学で桑名市産業観光まちづくり協議会を設立
し、地域一体となって取り組んでまいり
ました。その結果、公益社団法人日本観光振興協会主催の第11回産業観光まちづくり大賞において、最高の賞である金賞を三重県内で初めて受賞
することができ
ました。市内の企業が経営のノウハウや人材育成の方法などを学ぶために海外から訪れる企業視察の受け入れを行い、宿泊、飲食、買い物での消費を促し、経済活性化につなげることができ
ました。また、企業視察において、製造過程の見学だけではなく、企業の持つ経営理念なども観光資源と捉えた視点、手法の新しさや、市、企業、大学が地域ぐるみで取り組んでいる点などが評価を
され
ました。今後も、国内外への情報の積極的な発信や海外からの誘客に取り組んでまいり
ます。
次に、「地理的優位性を活かした元気なまち」についてであり
ます。
市の玄関口としてふさわしい桑名駅となるよう、桑名駅自由通路整備、桑名駅周辺地区整備事業、駅西土地区画整理事業などを推進
しており
ます。桑名駅自由通路が完成
しますと、東西を自由に通行できるようになり
ます。この自由通路は、現在の桑名駅がある位置から南へ約80メートルの位置に整備
します。あわせて、JR桑名駅、近鉄桑名駅及び養老鉄道桑名駅を自由通路に面する形で移設
することにより、北勢線への乗り継ぎがこれまでより円滑になり
ます。また、桑名駅周辺地区整備事業におきまして、市として基本的な整備方針を示すものとして桑名駅周辺地区整備構想を策定
しました。これをもとに民間事業者の資金や経営能力、技術能力を活用
し、効率的かつ効果的な事業の推進を図り
ます。
また、桑名駅西側において桑名駅西土地区画整理事業が施行中であり、桑名駅西口へのアクセス道路や駅前広場整備及び密集住宅地の住環境改善を行い、より住みやすいまちに
するための整備を進めており
ます。これらの整備により、桑名駅及び駅周辺がより安全に便利に生まれ変わるよう進めてまいり
ます。
次に、「桑名をまちごと『ブランド』に」についてであり
ます。
本市には全国屈指のテーマパーク、ナガシマリゾートやユネスコ無形文化遺産に登録
されている桑名石取祭、特産のハマグリ料理に代表
される食など、桑名ならではのほかにはまねできない魅力、まさに桑名の本物がたくさんあり
ます。「本物力こそ、桑名力。」をキャッチコピーとして、桑名をまちごとブランドに
すべく、全国に桑名の魅力や価値を情報発信
しており
ます。平成26年度からはマスメディアが集積
する首都圏におけるPRに力を入れており、今年度から3カ年の契約で株式会社ポニーキャニオンに東京PR事務局を委託
しており
ます。3カ年のPRに当たって「魅力みつけびと」として3人の方に就任
してもらい
ました。今年のテーマを「食」、来年のテーマを「歴史」、再来年のテーマを「祭り」として事業を進めてまいり
ます。
このほか、本年9月には、木曽三川に面する桑名の水辺エリアであり、六華苑や諸戸氏庭園などがある住吉地区の魅力を生かし、この水辺空間等を積極的に観光や地域活性化につなげていくことを目的に、水辺マルシェ、水辺バルを国土交通省木曽川下流河川事務所と共催で開催
しました。七里の渡し公園で行ったマルシェには2日間で8,000人が来場
しました。住吉の防災桟橋周辺で行ったバルでは、桑名の食材を使った新しい料理やしつらえを提案
し、住吉地区の魅力向上を図り
ました。今後も桑名をまちごとブランド化
するため、プロモーション活動を積極的に行ってまいり
ます。
次に、「納税者の視点で次の世代に責任ある財政に」についてであり
ます。
市長就任後、一貫
して取り組んでまいり
ましたのが行財政改革でござい
ます。合併算定替による特例措置の段階的縮減による普通交付税が減少
する大変厳しい期間の中で、健全化に取り組む改革を進めてまいり
ました。補助金の見直し、事業の見直し、あらゆる使用料、利用料の見直しなど市政の棚卸を行ったことで、多くの市民の皆様から御指摘をいただいたことも事実であり
ます。しかし、その改革を断行
したことで毎年継続
して予算編成を行うことができ、経常収支比率も好転
させることができ
ました。
もう一方で、将来に対しての負担を減らすという改革も同時並行で行ってまいり
ました。土地開発公社の解散を初め、国の財政手当がある有利な地方債を活用
することによって、将来負担比率も毎年度数値を好転
させてまいり
ました。先ほども申し
ましたが、平成31年度で、合併算定替による特例措置の段階的縮減による普通交付税が減少となる最終年度となり
ます。また、桑名広域清掃事業組合で行っているごみ処理が新施設に移行
すれば、経費負担が大きく軽減
される見込みで、2020年度の予算編成からは大幅な財政改善が見込めると考えており
ます。とはいえ、今後も財政健全化の取り組みに加え、これまで以上に公共施設マネジメントや公民連携の取り組みを推進
していく必要があると考えているところでござい
ます。
以上、七つのビジョンに11の重点プロジェクトを中心にひもづけて、取り組んでおり
ます事業の大要を述べてまいり
ました。
厳しい財政状況の中、解決
していかなければならない課題はたくさんござい
ます。平成30年4月には、国会において、合併
した市町村が公共施設の整備などに充てる合併特例債の発行期限を再延長
する改正特例法が成立いたし
ました。本市の合併特例債の発行期限は平成31年度末までとなっており
ますが、予算の執行状況や補助事業の内示率などにより、予定
しており
ました計画額が変動
していることもあり、期限を延長
することで合併特例債の有効活用に努めていきたいと考えており
ます。
また、課題解決に向けて、総合企画及び調整をよりスピーディーに、より効果的に行うことができるよう、まちづくり推進課と政策経営課を統合
し、組織の強化を図るため市組織条例の一部改正議案を提出
させていただいており
ます。今後、人口減少社会で、自治体の職員数は半減
すると言われてい
ます。その少ない職員で自治体が本来担うべき機能を発揮
しなければならない時代が迫っており、今後の自治体行政について、将来を見据えた長期的な視点を持って取り組んでいかなければなり
ません。
日々、目まぐるしい速さで進化
している技術革新のAI、RPAやICT等を効率的に業務に取りこむことで働き方改革にもつなげることができ、また、単純手作業に携わる職員の負担を軽減
し、政策の企画立案など、職員でなければできない業務に注力できるように
することが重要になってくると考え
ます。そのためには、この社会のスピードについていける力、知識、考え方を持った職員を育成
していかなければならないと考えており
ます。
総務省に設置
され
ました自治体戦略2040構想研究会では、新たな自治体行政の基本的な考え方として、個々の自治体行政のフルセット主義からの脱却、スマート自治体への転換、圏域単位での行政の推進を挙げており
ます。その研究の概要をもとに、私と30歳代の若手職員が昼食をとりながら意見交換を
するスタディーランチを月に1度実施
しており、次の世代との情報共有、さらに意識の共有を図っているところでござい
ます。
最後に、先般、市議会常任委員会からいただき
ました市の事務事業に対する政策提言につき
ましてはしっかりと受けとめ、改善等の対応を
してまいりたいと考えており
ます。
昨今の人口減少社会の中で、魅力あるまちづくりを推進
し、「行ってみたい、住んでみたい、住み続けたい桑名」に
していくため、二元代表制のもと、議員の皆様と議論を深めてまいりたいと考えており
ますので、引き続き、市民の皆様、議員の皆様の一層の御支援と御協力をお願い申し上げ
ます。
それでは、今
定例会に提案いたし
ました諸議案のうち、初めに、人件費に係る補正予算及び条例の一部改正の議案につき
まして御説明申し上げ
ます。
まず、議案第115号 平成30年度一般会計補正予算(第5号)ないし議案第120号 平成30年度下水道事業会計補正予算(第2号)につき
ましては、人事院勧告に基づき、職員の期末・勤勉手当の支給割合の変更、給料表の改正等を行ったことによるものと、あわせて人事異動に伴う人件費を計上いたし
ました。
次に、議案第121号 桑名市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正につき
ましては、人事院勧告に基づき、指定職員の期末・勤勉手当の支給割合に準じている議員の期末手当支給割合を改正
するものであり
ます。
次に、議案第122号 桑名市職員給与条例等の一部改正につき
ましては、人事院勧告に基づき、職員の期末・勤勉手当の支給割合の変更、給料表の改正等、所要の改正を行うものであり
ます。よろしく御審議賜り
ますようお願い申し上げ
ます。
19:
議長(
渡邉清司)
以上をもって、提案理由の説明は終了いたし
ました。
これより上程議案に対する議案質疑に入るのであり
ますが、通告があり
ませんので質疑なしと認め、これをもって議案質疑を終結いたし
ます。
お諮りいたし
ます。ただいま議題となっており
ます議案第115号ないし議案第122号の8議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思い
ます。これに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、議案第115号ないし議案第122号は委員会の付託を省略
することに決し
ました。
これより討論に入り
ます。
討論は、賛成または反対の立場を明確に表明
していただくよう特にお願いいたし
ます。
討論の通告があり
ますので、
発言を許し
ます。
23番
石田正子議員。
20: 23番(
石田正子)(登壇)
皆さん、こんにちは。日本共産党の
石田正子です。会派を代表いたし
まして、今回の即決分に上程
され
ました8議案中、3議案に対して反対の討論を行い
ます。
まず、議案第115号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第5号)については、款1.議会費、議員報酬等増70万1,000円、款2.総務費、特別職給増21万7,000円についてと、それと、議案第121号 桑名市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、議案第122号 桑名市職員給与条例等の一部改正について、あわせて討論
させていただき
ます。
職員給与条例については、第3条、市長、副市長についてのところだけ取り上げたいと思い
ます。
この3議案については同様な理由ですので、あわせて討論
したいと思い
ますが、現在の経済状況の中、給与が減っている、年金がどんどん減っていく、生活がやりにくくなっているという市民の皆さんの思いが強くなってい
ます。その中で、議員報酬はいかがなものかというような声も寄せられており
ます。貧困と格差の広がりは深刻な状況であり、私どもが先般行い
ました市民アンケートにも、生活が苦しいと答えた方がたくさんあり、その主な要因は、どんどん年金が減っている、給与が減っている、ふえないなどが上げられていたのが特徴的に受けとめており
ます。
このような状況下で、市民の方からは、議員報酬、特別職給の給与についても引き下げるべきだという御意見もあり
ました。このような状況の中、人事院勧告について、一般職給は生活給であることから人事院勧告には大いに賛成
するわけであり
ますが、議員、そして特別職については、人事院勧告を見合わせるべきだという点を理由に
しまして、同意できないものといたし
ます。
以上で反対討論と
させていただき
ます。
21:
議長(
渡邉清司)
以上で討論を終結いたし
ます。
ただいま討論があり
ましたので、議案を分割
して採決いたし
ます。
まず、議案第115号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第5号)、議案第121号 桑名市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について及び議案第122号 桑名市職員給与条例等の一部改正についての3議案を一括
して起立による採決をいたし
ます。
お諮りいたし
ます。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求め
ます。
(賛成者起立)
ありがとうござい
ました。起立多数であり
ます。よって、本件は原案のとおり可決
することに決し
ました。
次に、議案第116号 平成30年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)ないし議案第120号 平成30年度桑名市下水道事業会計補正予算(第2号)の5議案を一括
して採決いたし
ます。
議案第116号ないし議案第120号は、原案のとおり可決
することに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め
ます。よって、議案第116号ないし議案第120号は、原案のとおり可決
することに決し
ました。
───────────────────────────────────────
○議案第123号ないし議案第137号、報告第30号ないし報告第32号
22:
議長(
渡邉清司)
次に、日程第8、議案第123号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第6号)ないし議案第137号 地方独立行政法人桑名市総合医療センターによる重要な財産の譲渡の認可についての15議案及び日程第9、報告第30号 地方独立行政法人桑名市総合医療センター第2期中期目標の期間終了時に見込まれる中期目標の期間における業務実績に関する評価結果の報告についてないし報告第32号 専決処分の報告について(地方自治法第180条第2項に基づく報告)の報告3件を一括議題といたし
ます。
市長より提案理由の説明及び報告を求め
ます。
市長。
23: 市長(
伊藤徳宇)(登壇)
それでは、今
定例会に提案いたし
ました人件費以外の諸議案15件及び報告3件について、その概要を順次御説明いたし
ます。
まず、議案第123号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第6号)につき
ましては、補正予算(第5号)で御説明いたし
ました人件費関係以外の費用であり、台風災害に対する復旧費のほか、前年度の補助事業の精査による国県支出金等返還金など、緊急を要する費用を主なものとして計上いたし
ました。
それでは、一般会計補正予算(第6号)について、まず、歳出から主なものを御説明申し上げ
ます。
総務費では、国県支出金等返還金で、前年度の補助事業の精査による返還金を計上いたし
ました。
民生費では、重度の障がい者のグループホーム利用者の増及び障害者施設入所者の増に対応
するための費用を計上いたし
ました。また、不足
する保育士を賄う派遣保育士の費用を増額いたし
ましたほか、児童通所施設の利用者の増加と報酬改定に対応
するための費用などを計上いたし
ました。このほか、現在、馬道にあり
ます放置自転車等保管所を清掃センターへ移転
するとともに、保管所跡地を駐輪場として整備
する費用を計上いたし
ました。
農林水産業費では、国の支援対策により、さきの台風21号で被災
した農家の経営再建に対し助成
する費用を計上いたし
ました。
土木費では、さきの台風において、市内各地の道路及び施設等に多くの被害が生じており
ますことから、維持補修のための費用を計上いたし
ました。また、大島水門について、ふぐあい診断に伴う修繕工事費用を計上いたし
ました。
消防費では、さきの台風21号、24号で避難所を開設
した際に、避難者の方々に提供
しました食料の補充、毛布のクリーニング等に係る費用を計上いたし
ましたほか、消火栓の修繕において、工事費の上昇及び水道管布設替え工事に伴う修繕数の増に対応
するための費用を計上いたし
ました。
最後に教育費では、土木費と同様、さきの台風により、市内の各学校及び幼稚園において、雨漏り等多くの被害が生じており
ますことから、施設の維持補修費を計上いたし
ましたほか、故障
した学校給食用備品の更新費用を計上いたし
ました。また、来年3月に開催
され
ます第91回選抜高等学校野球大会に市内の津田学園高等学校が出場
する見込みであることから、激励金等の経費を計上いたし
ました。また、平成31年度から3年間、沿線市町で北勢線事業運営支援を行う北勢線運営支援事業補助金及び平成31年度に災害時受援計画等の策定業務を委託
することに伴い、それぞれ債務負担行為を設定いたし
ます。
続き
まして、歳入の主なものについて申し上げ
ます。
国県支出金は、補助対象事業費などの実績から整理いたし
ました。
繰入金は、ふるさと応援基金繰入金及び公共施設整備基金繰入金について、必要な額を基金より繰り入れを行い
ました。
繰越金は、この予算の収支の均衡を図るため、前年度繰越金の残額を計上いたし
ました。
諸収入は、事業に基づき発生
する収入などを精査
し、計上いたし
ました。
次に、議案第124号 平成30年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につき
ましては、納付金の確定に伴う増額分を計上いたし
ましたほか、平成29年度の療養給付費等の実績に伴い国庫支出金の超過額が発生
しましたので、返還
する費用などを計上いたし
ました。
次に、議案第125号 平成30年度介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につき
ましては、平成29年度の給付実績等につき
まして、国県支出金の超過額が発生
しましたことから返還
する費用を計上いたし
ましたほか、職員の退職に伴い代替として任用
する臨時的任用職員の賃金等を計上いたし
ました。
次に、議案第126号 平成30年度後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)につき
ましては、後期高齢者医療広域連合電算処理に関するシステムの更新費用を計上いたし
ました。
次に、議案第127号 平成30年度地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計補正予算(第1号)につき
ましては、旧桑名西医療センターの跡地売却に伴い、病院事業債を繰上償還
する費用を計上いたし
ましたほか、新病院整備事業に係る地域医療再生臨時特例交付金のうち、消費税仕入れ控除税額に当たる金額を返還
する費用を計上いたし
ました。
次に、議案第128号 平成30年度水道事業会計補正予算(第2号)につき
ましては、三重県自治体共同積算システムに使用
されているソフトの有償化に伴う費用及び基幹管路布設替え工事の工法変更に伴う費用を計上いたし
ました。
次に、議案第129号 平成30年度下水道事業会計補正予算(第3号)につき
ましては、水道事業と同様に、三重県自治体共同積算システムに使用
されているソフトの有償化に伴う費用を計上いたし
ました。
次に、議案第130号 桑名市議会議員及び桑名市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部改正につき
ましては、公職選挙法の改正に伴い、市議会議員の選挙の公営対象を改正
するものであり
ます。
次に、議案第131号 桑名市組織条例の一部改正につき
ましては、平成31年4月の組織再編により所要の改正を行うものであり
ます。
次に、議案第132号 桑名駅前複合公共施設条例の廃止につき
ましては、サンファーレ北館売却に伴い条例を廃止
するものであり
ます。
次に、議案第133号 財産の処分につき
ましては、サンファーレ北館売却に伴う財産の処分であり
ます。
次に、議案第134号 財産の無償貸付けにつき
ましては、北勢線の鉄道用地として、三岐鉄道株式会社に土地を無償で貸し付けようと
するものであり
ます。
次に、議案第135号 市道の認定及び変更につき
ましては、それぞれ開発行為に伴う新西方地区における市道の認定及び能部地区の変更を行うものであり
ます。
次に、議案第136号 地方独立行政法人桑名市総合医療センターが達成
すべき業務運営に関する目標を定めることにつきましては、総合医療センターの第3期中期目標を定めることについて、地方独立行政法人法第25条第3項の規定により議決を求めるものであり
ます。
次に、議案第137号 地方独立行政法人桑名市総合医療センターによる重要な財産の譲渡の認可につき
ましては、旧桑名西医療センターの跡地売却の認可について、地方独立行政法人法第44条第2項の規定により議決を求めるものであり
ます。
以上、上程の各案件につき
まして大要を御説明申し上げ
ました。よろしく御審議いただき
ますようお願い申し上げ
ます。
続き
まして、報告3件について御説明申し上げ
ます。
まず、報告第30号の地方独立行政法人桑名市総合医療センターの第2期中期目標の期間の終了時に見込まれる中期目標の期間における業務実績に関する評価結果の報告につき
ましては、桑名市総合医療センターから提出
された事業報告書をもとに、桑名市総合医療センター評価委員会から業務実績に関する評価に対する意見を聴取
し、評価を行い
ましたので、地方独立行政法人法第28条第5項の規定により御報告申し上げるものであり
ます。
次に、報告第31号及び第32号の専決処分の報告につき
ましては、議決により委任を受け、市長が専決処分
することができる事項として指定
されている損害賠償について専決処分
したもので、地方自治法第180条第2項の規定に基づき御報告申し上げるものであり
ます。よろしく御了承賜り
ますようお願い申し上げ
ます。
24:
議長(
渡邉清司)
以上をもって、提案理由の説明及び報告は終了いたし
ました。
ただいま議題となっており
ます各議案につき
ましては、本日は提案理由の説明にとどめることといたし
ます。
───────────────────────────────────────
○散会の宣告
25:
議長(
渡邉清司)
これをもちまして、本日の日程は全部終了いたし
ました。
次回は、来る25日午前10時に会議を開き
ます。
本日は、これをもって散会いたし
ます。
午前11時45分 散会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名
する。
議 長 渡 邉 清 司
署 名 議 員 渡 辺 仁 美
署 名 議 員 水 谷 憲 治
発言が指定
されてい
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