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平成30年第3回定例会(第6号) 名簿 開催日:2018-10-02
平成30年第3回定例会(第6号) 本文 開催日:2018-10-02

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  1. 桑名市議会 2018-10-02
    平成30年第3回定例会(第6号) 本文 開催日:2018-10-02


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2018-10-02: 平成30年第3回定例会(第6号) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 34 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  議長竹石正徳選択 2 :  市長(伊藤徳宇選択 3 :  議長竹石正徳選択 4 :  議長竹石正徳選択 5 :  議長竹石正徳選択 6 :  総務安全委員長飯田尚人選択 7 :  議長竹石正徳選択 8 :  教育福祉委員長倉田明子選択 9 :  議長竹石正徳選択 10 :  都市経済委員長(佐藤 肇) 選択 11 :  議長竹石正徳選択 12 :  決算特別委員長南澤幸美選択 13 :  議長竹石正徳選択 14 :  20番(石田正子選択 15 :  議長竹石正徳選択 16 :  24番(伊藤研司選択 17 :  議長竹石正徳選択 18 :  16番(伊藤惠一) 選択 19 :  議長竹石正徳選択 20 :  7番(畑 紀子) 選択 21 :  議長竹石正徳選択 22 :  議長竹石正徳選択 23 :  議長竹石正徳選択 24 :  市長(伊藤徳宇選択 25 :  議長竹石正徳選択 26 :  議長竹石正徳選択 27 :  市長(伊藤徳宇選択 28 :  議長竹石正徳選択 29 :  議長竹石正徳選択 30 :  教育福祉委員長倉田明子選択 31 :  議長竹石正徳選択 32 :  議長竹石正徳選択 33 :  市長(伊藤徳宇選択 34 :  議長竹石正徳) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午後1時02分 開議  ○開議の宣告 議長竹石正徳)  開会に先立ち、市長から一昨日の台風24号について、当市への影響や当市の対応などについて発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長。 2: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  開会に先立ちまして、9月30日の台風24号における災害などの状況につきまして御報告を申し上げます。  今回の台風につきましては、前回の台風21号と同様に、非常に強い勢力を保ったまま本土に上陸のおそれがありました。そのため、9月30日午前8時に22地区、3万3,649世帯、7万8,890人を対象に避難準備情報、高齢者等避難開始を発令いたしました。また、高潮による洪水の危険性が高まったことから、同日午後2時に同地区を対象に避難勧告を発令いたしました。避難の状況につきましては、最大372世帯、614名の方が38カ所の避難所に避難をされたところでございます。  本日までの被害状況につきましては、暴風による窓ガラスの破損が5件、街路樹の倒木が5件、屋根の破損が4件などのほか、市内約2,800戸で停電が発生をいたしましたが、幸い人命にかかわる大きな被害はございませんでした。  現在も台風25号が接近をしておりまして、引き続き警戒をしてまいる所存でございます。皆様も今後の気象情報に御注意いただき、早目の準備をお願いいたしたいと思います。以上でございます。 3: 議長竹石正徳)  ただいまのとおりでございますので、よろしくお願いを申し上げます。  出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程及び議事説明員は、お手元に配付のとおりでございますので、よろしくお願いをいたします。  これより日程に従い取り進めます。    ───────────────────────────────────────  ○会議録署名議員の指名 4: 議長竹石正徳)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、伊藤真人議員及び渡邉清司議員を指名いたします。
       ───────────────────────────────────────  ○議案第78号ないし議案第107号、請願第2号ないし請願第5号 5: 議長竹石正徳)  次に、日程第2、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)ないし議案第107号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)の30議案及び日程第3、請願第2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願書ないし請願第5号 防災対策の充実を求める請願書の請願4件を一括議題といたします。  これより上程議案等に関し、各委員長の報告を求めます。  まず、総務安全委員長の報告を求めます。  11番 飯田尚人議員。 6: 総務安全委員長飯田尚人)(登壇)  ただいま議題となりました日程のうち、総務安全委員会に付託されました関係議案について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)所管部門については、歳出において、消防費のうち非常備消防費中、消防団活動費について、購入予定の手袋は団の装備品として扱うのかとの質問があり、原則として個人への貸与品として考えているとの説明がありました。  また、債務負担行為の追加について、施設の管理、運営方法を見直すに当たり、政策的にどのように整理したのかとの質問があり、指定管理を継続すると契約期間にとらわれ、市民ニーズの把握が困難であったり、施設の機能集約や民間活力の投入などの機会に対し、柔軟かつ迅速な対応ができないといった弊害が生じる。そこで、全ての施設をマネジメントできるよう、一旦直営に戻し、時代の変化に柔軟に対応した新たな公共施設の再構築につなげたいと考えているとの説明がありました。  また、他の委員より、直営に戻し、業務委託を行う際、費用が重複するようなことはないかとの質問があり、業務委託の内容に関しては仕様書をしっかりと精査した上で契約に臨むため、費用が重複するようなことはないとの説明がありました。  さらに、他の委員より、施設を直営することにより、そこに勤める職員の雇用にも影響が及び、生活が大変になるという点は理解してもらいたいとの意見がありました。  原案に対する討論として、賛成としながらも、施設の管理、運営を指定管理から直営に戻すことにより経費は増大することになるが、サービス水準は現状維持、もしくは、向上させるようにお願いしたいとの討論がありました。  次に、議案第87号 桑名市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正については、保育士を任期付職員として任用するに当たり、保育の現場や子ども未来局の理解は得たのかとの質問があり、本議案の検討過程では、随時子ども未来局と連携しており、現場にも理解いただいていると考えているとの説明がありました。  また、委員より、即戦力となる人材を採用するとのことだが、職歴による給与加算はあるのかとの質問があり、職歴による加算はなく、基準となる職種に応じて一定の給与を支払うことになるとの説明がありました。  原案に対する討論として、保育士不足解消の一助となるため賛成するが、保育現場の職員体制を築く本来のあり方ではない点を指摘するとの討論がありました。  次に、議案第96号 桑名市健康増進施設整備・運営事業実施事業者選定委員会条例の制定については、条例で選定方法をプロポーザル方式に限定するのはなぜかとの質問があり、本事業はコラボ・ラボに御提案いただいたものであり、現在のところ、市としてはプロポーザル方式で審査したいと考えているとの説明がありました。  また、他の委員より、これまでの事業費を問う質問があり、合併以前から平成29年度末までで温泉の掘削費及び維持費、また、土地の造成費を含め、4億5,600万円程度であるとの説明がありました。  次に、議案第99号 桑名市パブリックセンター条例の制定については、名称をパブリックセンターとした意図を問う質問があり、親しみやすい片仮名表記とし、どなたでも使用していただける公の施設という意味を込めてこの案としたとの説明がありました。  原案に対する討論として、収益性が上がり、誰でも使えるという点に賛成、現在の活動は担保されるということを信じ、基本的には賛成するが、将来的には日本語の名称を考えてもらいたいとの討論がありました。  次に、議案第100号 桑名市大山田コミュニティプラザ条例の制定についてないし議案第103号 桑名市体育施設条例の一部改正については、指定管理から直営に戻すことにより、経費の増大が見込まれる中、サービス水準は維持していただきたいと考えるが、当局の認識はとの質問があり、社会環境の変化に合わせ、施設運営のあり方を抜本的に見直す時期に来ている。将来的には、提供するサービスについても変化させざるを得ない部分があり、庁内でしっかりと議論を交わした上で、今後のあり方について引き続き検討を行っていくとの説明がありました。  原案に対する討論として、基本的には賛成だが、住民の理解が得られるようなサービスの提供をしてもらいたいとの討論がありました。  次に、議案第106号 財産の取得について(水槽付消防ポンプ自動車)は、車両の更新基準は定めているのかとの質問があり、桑名市消防本部において更新基準は18年と定めているとの説明がありました。  また、委員より車両の納期を問う質問があり、本議案が議決された場合、平成31年1月中の納車を予定しているとの説明がありました。  そのほか、議案第107号に対しては、特段の意見はありませんでした。  以上の経過により、審査の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、当委員会に付託された10議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、当委員会の所管事務調査については、閉会中も引き続き調査研究を要するものと決した次第であります。  これをもちまして、総務安全委員会の審査報告といたします。 7: 議長竹石正徳)  次に、教育福祉委員長の報告を求めます。  10番 倉田明子議員。 8: 教育福祉委員長倉田明子)(登壇)  ただいま議題となりました日程のうち、教育福祉委員会に付託されました関係議案等について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)所管部門に対しては、民生費のうち保健福祉部所管部門について、元号の改正に伴う福祉分野全体のシステム改修費用を問う質問があり、保健福祉部全体で862万3,000円であるとの説明がありました。  また、他の委員から、西暦表記にすれば、改元されるたびにシステム改修をしなくても済むのではないかとの質問があり、西暦表記、あるいは併記への変更については、全庁的に協議する必要があると考えているとの説明がありました。  続いて、教育費のうち教育振興費中、いじめ防止対策事業費について、地域福祉計画とあわせて策定される自殺対策計画との関連について問う質問があり、直接的に関連はないが、自殺対策基本法の改定により、教育分野においても取り組みが求められているため作成するものであるとの説明がありました。  さらに、委員から、学校における自殺対策の現状と今後について問う質問があり、全ての学校に配置されているスクールカウンセラーを中心に助言を行い、状況によってはスクールソーシャルワーカーも含めて対応している。今後は保健福祉部とも連携し、いつでも相談できるような体制づくりを進めていきたいと考えているとの説明がありました。  次に、学校管理費中、空調設備整備事業費について委託内容を問う質問があり、市立小学校、幼稚園の教室へエアコンを設置する際の導入方法や導入に至るまでのスケジュール、必要な財源等、エアコンを効率的、また、適切に設置するための調査検討業務であるとの説明がありました。  さらに、委員から、委託業務の終了の目途について問う質問があり、年度内を目標としている。国の動向を注視しながら進めていきたいとの説明がありました。  なお、原案に対する討論として、元号の改正に関する予算に対し、西暦表記でよいと考えているため反対との討論がありました。  次に、議案第79号 平成30年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第81号 平成30年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第82号 平成30年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)については、特段の質疑はなく、原案に対する討論として元号の改正に関する予算に対し、西暦表記でよいと考えているため反対との討論がありました。  次に、議案第88号 桑名市総合福祉会館条例の制定についてないし議案第95号 桑名市学童保育所条例の制定については、指定管理から直営に戻すことにより市民サービスの低下につながらないかとの質問があり、市民サービスが低下しないようスムーズに移行するための準備を着実に進めていくとの説明がありました。  また、他の委員から、直営に戻した後の施設管理運営手法について問う質問があり、指定管理を外すことにより、さまざまな可能性が広がってくる。いろいろな意見をいただきながら施設の性質等も考慮し、今後の方向性についてしっかりと検討していきたいとの説明がありました。  さらに、他の委員から、指定管理者制度の導入から十数年が経過した今、なぜ直営に戻すのかとの質問があり、公民連携の手法については、これまで指定管理者制度が一般的であったが、現在ではPFI等、さまざまな手法が考えられることから、これらの活用を含めて検討するためとの説明がありました。  なお、原案に対する討論として、直営が一時的なものであり、将来的に公民連携を考えているという方向性について反対、指定管理から直営に戻すに当たって、市民に対し丁寧な説明を行うことを求めて賛成、また、賛成とするものの、施設運営の手法の見込みを立てるなど全体的に事前準備をしておくべきだったのではないかとの意見がありました。  次に、請願第2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願書及び請願第3号 教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求める請願書については、いずれも意見表明において、大きな方向で教育費がふえることについては賛成との意見がありました。  次に、請願第4号 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書及び請願第5号 防災対策の充実を求める請願書については、特段の異議、意見はありませんでした。  以上の経過により、審査の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、当委員会に付託されました12議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきもの、また、請願第2号ないし請願第5号の請願4件につきましては採択すべきものと決しました。  最後に、当委員会の所管事務調査については、閉会中も引き続き調査研究を要するものと決した次第であります。  これをもちまして、教育福祉委員会の審査報告といたします。 9: 議長竹石正徳)  次に、都市経済委員長の報告を求めます。  22番 佐藤 肇議員。 10: 都市経済委員長(佐藤 肇)(登壇)  皆さん、こんにちは。  ただいま議題となりました日程のうち、都市経済委員会に付託されました関係議案について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  最初に、市道西方蓮花寺線の現地視察を行い、当局から市道の変更について説明を受けました。  次に、審査の内容ですが、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)所管部門については、農林水産業費のうち農地総務費中、林道復旧事業費について、機能回復工事の内容を問う質問があり、さらなる斜面崩落が危惧されるため、林道の山側に大型土のうを設置し、落石等を想定した安全対策を施した上で、通路としての機能回復を図る工事であるとの説明がありました。  続いて、商工費のうち商工業振興費中、物産振興事業費増について、補正額の積算根拠を問う質問があり、店舗家賃や他市町村で開催されるイベントでの出張販売等に係る経費、株式会社まちづくり桑名の解散に伴う従業員4名分の雇用に係る人件費など、総額約700万円のうち200万円を補助するものであるとの説明がありました。  これに対して他の委員からは、補助対象に人件費を含めることについての見解を問う質問があり、株式会社まちづくり桑名の解散に伴う事業承継に対して支援することが前提にあり、その支援の一つとして雇用されていたパート、アルバイトに係る人件費を対象としているとの説明がありました。  また、他の委員からは、3年間に限り支援するとの説明であったが、更新は考えているのかとの質問があり、市の補助金交付基準に基づき、3年の終期を設定している。自立をして事業継続していただくためにも更新の予定はしていないとの説明がありました。  続いて、土木費のうち土木総務費中、民間アスベスト改修事業費について、調査対象及び調査の結果、アスベストの含有が認められた場合の対応を問う質問があり、昭和31年から平成元年に建築された300平米以上、1,000平米未満の不特定多数が利用する建築物37件のうち、未調査であった7件が調査対象である。調査の結果、アスベストの含有が認められた建築物の所有者に対しては、今後の維持管理や改修について指導していきたいとの説明がありました。  次に、道路維持費中、道路施設管理費増について、具体的な事業内容を問う質問があり、市道10路線の街路樹について、全体で650本程度の伐採を計画しているとの説明がありました。  また、他の委員からは、樹木の伐採について市民からの要望は非常に多く、職員での対応にも限界がある。来年度当初予算を増額し、対応していただけないかとの質問があり、人員の増員は既に要望させていただいている。当初予算においてもできる限り確保していただけるよう財政当局と協議をしていきたいとの説明がありました。  次に、議案第80号 平成30年度桑名市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、事業費のうち管理費中、農業集落排水整備支援事業基金増について、基金総額及び基金の使途を問う質問があり、基金総額は378万4,000円であり、起債償還のために積み立てているとの説明がありました。  次に、議案第83号 平成30年度桑名市下水道事業会計補正予算(第1号)については、城之堀ポンプ場ポンプ設備改築工事委託について、増額理由を問う質問があり、雨水ポンプを分解整備し点検した結果、部品の不良が発見されたため、部品交換に伴う費用を計上したとの説明がありました。  次に、議案第97号 桑名市住吉浦休憩施設条例の制定については、市直営後の管理運営について見通しを問う質問があり、将来的な施設の管理運営については、社会情勢の変化等も踏まえ、よりよい手法を模索していきたいとの説明がありました。  次に、議案第98号 桑名市建築開発関係手数料条例の制定については、新規に追加した二つの手数料について、本来もらうべき手数料をこれまで条例に定めていなかったのかとの質問があり、改正建築基準法で新たに条文として追加された認定及び許可の申請手数料について定めたものであるとの説明がありました。  次に、議案第104号 桑名市六華苑条例の制定については、休苑日と臨時休苑日で使用料が異なる理由を問う質問があり、開苑していれば本来見込める入苑料収入分を臨時休苑日の使用料には上乗せしているとの説明がありました。  次に、議案第105号 市道の変更については、廃止を予定している市道の一部である陸橋について、撤去に係る費用負担を問う質問があり、国道421号にかかる陸橋については、病院用地の開発事業の中で撤去される予定であるとの説明がありました。  また、他の委員からは、係争中の敷地について、廃止を予定している市道に接道していないのか。また、市道の廃止について係争中の敷地地権者の同意が必要ではないのかとの質問があり、係争中の敷地は当該市道に接道しておらず、市道の廃止について同意を得る必要はないとの説明がありました。  また、委員からは、もっと早く市道の廃止をすべきではなかったのかとの質問があり、本来であれば病院用地の開発許可、もしくは開発行為の着手の際に廃止しておくべきであったと認識している。今後はこの経験を踏まえ、スムーズな手続に努めていきたいとの説明がありました。  原案に対する討論の中で、係争中の事件が解決の方向に向かうまでは結論を出すことは見合わせたいと継続審査を求める意見があり、採決の結果、継続審査とすることは否決されました。  また、係争中の敷地について、廃止を予定している市道に接道しておらず、市道の廃止とは関係性がないこと。また、市道部分の土砂災害、陸橋の老朽化や撤去費用は民間負担であることを考慮すると、このタイミングで廃止するべきであるとの賛成討論がありました。  以上の経過により、当委員会に付託されました7議案については、審査の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、当委員会の所管事務調査については、閉会中も引き続き調査研究を要するものと決した次第であります。  これをもちまして、都市経済委員会の審査報告といたします。 11: 議長竹石正徳)  以上で、各常任委員長の報告は終了いたしました。  次に、決算特別委員長の報告を求めます。  21番 南澤幸美議員。 12: 決算特別委員長南澤幸美)(登壇)  皆さん、こんにちは。決算特別委員会委員長の南澤でございます。  それでは、決算特別委員会に付託されました関係議案について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、決算特別委員会は、議長及び議会選出の監査委員を除く全議員で構成し、三つの分科会を設置の上、各分科会で詳細な審査を行いました。  分科会審査は9月14日から3日間の日程で行い、その後、26日に全体会を開催し、各分科会長からの報告を受け、質疑、討論を経て、最終的に委員会として、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第85号 平成29年度桑名市水道事業会計決算の認定については、いずれも原案のとおり認定すべきもの、議案第86号 平成29年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、可決及び認定すべきものと決しました。  討論では、まず、議案第84号に対する反対討論として、各公共施設の使用料の値上げを図ったこと。市の財政が厳しいと強調しながらも新病院の建設、桑名駅西土地区画整理事業、桑名駅東西自由通路事業などの大型事業に多額の予算を投じ、市民の要求に応えていないこと。行政が直接行うべき施策、業務などに対し、公民連携のもと民間委託、民間参入がさらに進められたこと。同和行政の終結に踏み切らず、同和関連予算が盛り込まれていること。総合支所の地区市民センター化、地区市民センターの廃止は行政サービスの切り捨てであること。以上のことから一般会計に反対。  また、各特別会計については、国民健康保険事業では、基金を活用して加入者の負担軽減が行われていないこと。税額の引き上げによる負担増。県下統一広域化を進めたこと。住宅新築資金等貸付事業は、依然として一般会計からの繰り入れで賄われていること。貸付事業は終了しており、会計の精算を行うべきであること。市営駐車場事業では、指定管理で管理運営が行われていること。使用料の引き上げが行われたこと。農業集落排水事業では、受益者負担を強いていながら、一般会計からの繰り入れを行っていること。使用料が引き上げられたこと。介護保険事業では、要支援の介護外しが先駆けて実施されたこと。総合事業の実施のもとサービスが低下していること。後期高齢者医療事業は、年齢で区分する医療制度であること。高齢者負担増となっていること。独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業では、市が肩がわりして債務を行い、貸し付けていること。財政が厳しいとしながらも、多額の経費が会計に繰り返し計上されていること。以上のことから、反対との討論がありました。  次に、賛成討論として、災害時に市民の大切な生命、財産を保護するため、前年に引き続きデジタル同報系行政無線を整備したほか、地域の中核病院として本年4月1日に開院した新病院の整備事業に対し財政措置を行っている。さらには、交通結節機能の強化による地域交流の活性化のため、桑名駅自由通路及び橋上駅舎の整備を2020年供用開始に向け、事業着手を行っている。また、保育ニーズの高まりに対応するため、子育て家庭の生活圏域である商業施設の中に公民連携の手法を活用し、子育て支援施設を開設している。厳しい財政状況を受け、継続的に財政健全化に対する取り組みが実施されているが、今後も地方交付税の合併算定替による特例の段階的縮減を受け、さらに厳しさが増すと思われる。今後、事業形態の変更、廃止及び削減等を含めた事業の見直しを行うに当たっては、住民、関係団体及び議会に丁寧な説明に努めるよう特にお願いして賛成という討論がありました。  次に、議案第85号については、高い水の購入、検針、集金業務、経営審議会等の業務委託に問題があること。使用料の値上げを行ったことから反対という討論がありました。  次に、議案第86号については、料金値上げを行ったことから反対という討論がありました。  また、最後に、26日の全体会において、市長から平成29年度の決算について、経常収支比率は、経常経費の伸びを抑制し、また、地方消費税交付金等が増加したことが要因となり改善した。このほか、実質公債費比率は、一部組合に対する公債費負担の減少により、将来負担比率についても将来負担額に対する充当可能な基金残高の増加が要因となり、改善している。  しかしながら、我が国は2040年にかけて高齢化がさらに進展し、人口は縮減していく時代が到来し、大きな転換点を迎えている。本市においても今後、自主財源となる市税等も将来的に伸び悩むことが懸念される中で、社会情勢や市民ニーズの変化に機敏に対応していくことが求められ、加えて、歳入では合併算定替の特例措置の段階的縮減が平成31年度まで続き、また、歳出では公債費や扶助費の増加が見込まれる。このため、引き続き行財政改革を進め、公民連携の取り組み等の新たな手法も導入しながら、財政健全化に努めていく。  今議会が終了すると、本格的に平成31年度予算の編成に入る。今年度は、予算編成に当たって先ほどのような背景を踏まえ、抜本的な見直しとして事業ごとに性質別のグループ分けを行った上で、全ての事業について見直しを行っている。本格的な予算編成作業に着手する前の早い段階から検討、調整を行うことで、その結果を平成31年度予算編成に反映させ、厳しい財政状況の中ではあるが、社会情勢や市民ニーズの変化に対応した予算を編成していきたいとの発言がありましたので、あわせて御報告申し上げます。  これをもちまして、決算特別委員会の審査報告といたします。 13: 議長竹石正徳)  以上で、決算特別委員長の報告は終了いたしました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。
                    (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論は賛成または反対の立場を明確に表明していただくよう特にお願いいたします。  討論の通告がありますので、発言を許します。  20番 石田正子議員。 14: 20番(石田正子)(登壇)  皆さん、こんにちは。石田正子です。  2018年第3回9月議会に上程されました議案に対して反対の立場で討論させていただきます。  まず、1番目、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定については、一般会計の問題点は、市の財政が厳しいとして市民生活を支える行政の本来の姿勢を崩し、行財政改革路線を突き進んでいます。一方、財政が厳しいと強調しながらも新病院建設や桑名駅西土地区画整理事業等、大型事業に多額の予算を投じ、市民の切実な要求は先送りになり、市民要求に応えていません。  払いたくても払えず、滞納せざるを得ない状況を十分に把握せず、三重地方税管理回収機構に回しています。分担金を払って市民に厳しい取り立てをすることは行き過ぎています。脱退した自治体もある状況があります。  自衛官募集事務、北勢防衛協会、国民保護計画に係る経費について行うべきではありません。  小・中一貫教育の調査研究をするとして、小・中一貫については市民の要求を十分に得ることができず、一旦計画された場所に設置することを白紙撤回せざるを得ない事態になりました。小・中一貫教育は客観的なテーブルにのせて、住民、自治会、教職員、保護者、児童・生徒の多くの意見を取り入れて、総合的に判断していくべき問題だと考えています。  道徳教育総合事業費については必要なのか。この事業は道徳の教科化が狙いであって、教職員に余分な負担を強いるものであり、教育の右傾化、時の権力者の思いのまま人間をつくっていくということにつながるものです。  学校給食の業務委託、幼稚園の統廃合が進みました。  防災・危機管理、まちづくり推進の市長直轄は、市長の権限を加速するものであって、さらには、生涯学習・スポーツ、文化の所属変更は、教育委員会に戻すべきだと考えます。  同和行政の終結に踏み切らず、同和関連予算が盛り込まれている点を指摘します。  人権教育推進事業費、人権保育事業が依然と続いております。  行政が直接行うべき事業、業務などをPFI事業、指定管理者制度、業務委託などが公民連携の推進のもとに民間委託、民間参入がさらに進められました。  公共施設の使用料、利用料の引き上げは、市民負担を負わすものです。  総合支所、地区市民センター、公民館等の機能転換、いわゆる廃止は認められません。  各特別会計については、まず、国民健康保険事業は、基金の活用として加入者の負担軽減がなされていないこと、税額の引き上げ、負担増、県下統一広域化を進めてきたことに問題があります。  二つ目に、住宅新築資金等貸付事業は、貸付事業は終了しております。会計の精算を行うべきであること、改修が滞っているその穴埋めは依然と一般会計の繰り入れで賄われていること。  3番目に、市営駐車場事業は、指定管理で管理運営が行われていること、使用料の引き上げが行われたこと。  4番目、農業集落排水事業は、受益者負担を強いていながら一般会計の繰り入れを行っていること、使用料の引き上げが行われた点。  5番目に、介護保険事業は、要支援の介護外しが全国に先駆けて実施されたこと、総合事業の実施のもとサービスの低下が行われたことです。  六つ目に、後期高齢者医療事業は、年齢で区分する医療保険制度であることに問題があります。高齢者の負担増となっていること。  7番目に、独立行政法人桑名市医療センター施設整備等貸付事業は、桑名市が肩がわりをして債務を行い、貸し付けを行っていること、財政が厳しいとしながらも多額経費が会計に繰り返し計上されていることです。  2番目に、議案第85号 平成29年度桑名市水道事業会計決算の認定については、使っていない長良川水系として高く買わされていること、検針、集金業務、修繕、受付などの業務委託が行われていること、水道使用料の値上げを行い、市民に負担を負わせたことを指摘します。  議案第86号 平成29年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、料金値上げは市民負担増であることをまずもって指摘し、容認できません。  以上、問題点を指摘して、決算の認定には同意できないものといたします。  4番目に、議案第99号 桑名市パブリックセンター条例の制定については、公民館の目的として、公民館は市町村、その他一定区域内の住民のために実際、生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の循環を図り、生活と文化の振興、社会福祉の推進に寄与することを目的とするとうたっています。このことは、公民館は単なる貸し館施設ではなく、地域の日常生活と密着して、その課題解決を図るための総合的な社会教育施設であることを示しています。その意味では、住民自治や住民全体の機能と性格を持った施設です。このような目的を持った公民館ですが、時代とともに時代時代に応じて変遷を繰り返し、現在に至っています。市民の方から存続の声が寄せられました。公民館の機能を変えるとして、社会教育法に支えられている公民館を事実上の廃止は容認できません。誰もが使いやすい施設にすることは必要なことですが、今まで培ってきた社会教育法に基づく公民館としての存続をすることの意味は大きいと思います。貸し館施設に切りかえることは容認できません。  以上、4議案に対しての反対の討論とさせていただきます。以上です。 15: 議長竹石正徳)  次に、通告により24番 伊藤研司議員。 16: 24番(伊藤研司)(登壇)  まちづくり戦略室の伊藤研司でございます。  議案第99号 桑名市パブリックセンター条例の制定について、賛成討論を行わせていただきます。  私自身がなぜ中央公民館のこの問題についてこだわって、あえて今回も賛成討論をするかということを説明させていただきます。2000年初頭から桑名市では虐待、いわゆる実母、実父による虐待事件が1年置きに頻発いたしました。そこで、私は、裁判を、いわゆる子供を虐待した裁判を傍聴することから、やはり殺す側にも非常に悩ましい問題があったということを現実の問題として知り得ました。  そこで、何が問題かというと、やはり母親同士、また、母親も父親も含めて子育て世帯がお互いに交流できる場、当時でいいますと、子育てサロンか子育てキッズの必要性を私は各所管に訴えまして、中央公民館でそういう子育てサロン事業とか、子育てキッズ事業の必要性を訴え、何とか実現に向けて要望をいたしましたが、実は、公民館法ではなかなかできないということでございました。そのときから現在の公民館法、公民館法を取り除いて全ての方たちが使える施設にしない、それが私は公共の責務だと考えるようになりました。子育て世代も子供の問題も教育の問題もじいちゃん、ばあちゃんも全ての方が使えて多世代型交流できる施設、また、収益も何とか財源を、みずからが収益事業を行っていかないと、人口減になる特に2025年問題が叫ばれている今日、今日的課題として非常に重要な課題になってくると考え、私は公民館法を外していただくように訴えておりました。  子育てキッズに関しましては、大山田、城南、七和では、いわゆる地区市民センターと一緒になって開館しているところでは行っていただくことができました。それから、子供の虐待防止条例を策定、制定していただきまして、それ以後、偶然であるかもわかりませんが、虐待死事件は桑名市では起こっていないのであります。この件に関しましては市長並びに行政の方々に非常に感謝を申し上げる次第であります。  この条例に関して、当局からは現在の利用の活動機会を担保した上で、設置の目的を社会教育法第24条で位置づけられた公民館から地方自治法第24条第1項の規定に基づく公の施設へと転換させて利用度を高めた貸し館等施設へ変更するとともに、桑名市民全ての皆様に親しみ、利用していただける桑名市パブリックセンターへと名称変更し、利用者の皆様が多角的活用が図れるような施設としていきたいと考えておりますという答えもございましたし、さらに、料金体系につきましても、現在料金と変更はございませんということでありました。  以上をもって賛成討論といたしますが、一言だけ、うちの会派で、まちづくり戦略室でこの条例について議論をしていましたが、できたらパブリックという名前よりも私たちのまちづくり戦略室では、誰でも公民館か、誰でもホールというふうに名づけていただいたら、もっともっとよかったかなということを発言させていただきまして、賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。 17: 議長竹石正徳)  次に、通告により16番 伊藤惠一議員。 18: 16番(伊藤惠一)(登壇)  皆様、改めましてこんにちは。  それでは、通告にのっとり、まず、25議案に対し同意できない理由を申し述べます。  議案第78号 2018年度桑名市一般会計補正予算(第2号)については、1点目が新元号、2,622万円余予算で、市民感覚からすればこの安くない金額を元号変更のたびに支出するのは全くの無駄であり、ぜひジュニア・サミットやインバウンドで通用しないガラ携表記ではなく、世界で通用する西暦表記予算に変更賜りたく存じます。これは議案番号のみ申し上げますが、第79号、第81号から第83号も同様です。  2点目は、小山の、税金を1円も使わないのなら、公共とは全く無関係で、なおかつ、中身は全くの秘密で審査しようもなく、既存の民業圧迫の懸念も指摘される土地利用予算に関し、民間に売るためのものであるのならいざ知らず、医学的にもその効果を証明できない単なる民間の金もうけのために名前を健康増進とつけただけの施設のための予算、これは議案番号のみ申し上げますが、第96号も同様です。  3点目は、10年以上も前から指摘しているのか、小学校等のエアコン関連予算がようやく登場してきたことはまことに結構かと存じます。が、方法論としてPFI方式を含めというその本質は、繰り返し指摘しているように、公民連携ではなく、独占資本である民が公の予算を食い物にして、自治体を破壊するシステムであり、この点に関しては断じて受け入れられないのであります。  なお、このPFIが視野に入った議案、番号のみ申し上げますが、第88号から第95号、第97号並びに第100号から第104号も同様であります。とともに、直営化に関して異議を述べるものでないことを申し添えます。  次に、議案第84号 2017年度一般、特別会計決算については、当初予算及び各定例会における討論のとおりですが、その中でも特に申し述べておきたいことの1点目は、子供を3人産み育てられるまちと言いながら、例えば、教育予算に関し、私立学校等助成費を前年度よりマイナス20%も減額に。先生方がこの時代に小学生のためにカラーコピー一枚できないと訴えられる消耗品費が4年前の2013年度より小学校ではマイナス36%、中学校ではマイナス35%もの減額、かつて予算案をゼロ円にして議会が否決して復活させた図書充実費では、同様に小学校では何と実にマイナス76%、中学校では怒りを通り越すのではないかと思われるマイナス83%の減額であります。これでどうして認定ができるのですか。このように桑名市政、教育委員会が教育に不熱心であるのは、議案第99号 中央公民館廃止条例案も同じであります。  2点目は、PFI事業にも関連する施設一体型小・中一貫校を軸とした多度地区小中一貫校多機能複合化事業に関し、数年前に香川県まんのう町で同様の施設を見せていただきましたが、吉幾三の世界、図書館ねえ、あるわけねえ、おらのまちにはノウハウねえ、体育館ねえ、スポーツジムは何者だ。で、これらを学校と隣接、共用してくっつけたという、決してばかにするのではなく、のどかな、ある意味、非常にうらやましい、よい意味の田舎の政策であります。全く都市自治体の桑名市が考えるべき施策でないことは明白ではありませんか。  議案第85号 2017年度水道事業決算については料金値上げ、議案第86号 2017年度下水道事業決算については使用料値上げ、最後に、議案第87号については、任期つきという労働者の使い捨てがその主な理由であります。  続いて、請願2件について大賛成の理由を申し述べます。  まず、請願第3号 教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求める請願書については、2016年度の多度地区の1学級当たりの小学生数は21.18人で、OECD平均の21.2人と同じ、同中学生数は20.7人で、OECD平均の23.3人よりも少なく、先進国に近づいているのであります。  しかしながら、これを小・中一貫校に統合すると、1学級当たり35人から、教育福祉委員会で品川区でもお聞きしてきたように、40人へと教育環境が悪化、教育政策が数十年後退するのであります。よって、この請願は、桑名市教育委員会の進める小・中一貫校の計画に対して真っ向から反対するものであります。  また、請願第5号 防災対策の充実を求める請願書についても避難所となる学校施設の整備、充実を求めるものであり、桑名市の小学校全27校を全て潰して小・中一貫校に統合しようとする計画に対して、これも真っ向から反対するものであります。  以上、賛成の理由といたします。 19: 議長竹石正徳)  次に、通告により7番 畑 紀子議員。 20: 7番(畑 紀子)(登壇)  皆さん、こんにちは。公明党の畑 紀子でございます。  議長の御指名をいただきましたので、ただいまから議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。  まず、平成29年度の国内の景気状況を振り返りますと、企業収益が過去最高となる中で、雇用、所得環境が改善し、所得の増加が消費や投資の拡大につながるという経済の好循環が着実なものとなりました。  また、労働市場では、本年5月時点で有効求人倍率が1.60倍となり、完全失業率も2.2%の水準まで低下しており、企業の人手不足感は四半世紀ぶりの高水準となっております。  こうした中で、昨年来、企業は人材の確保や省力化に向けた取り組みを迫られており、人手不足感の高まりを反映してパートタイム労働者を中心に賃金が上昇し、正社員を含めた一般労働者の賃金の伸びについても徐々に高まりつつあります。さらには、個人消費も雇用、所得環境の改善度合いに比べてやや力強さに欠ける感はありますが、持ち直しを続けております。  このような状況の中、結果としまして、本市の平成29年度の一般会計決算は、歳入が前年度比2.1%増の539億3,103万円余で、歳出が前年度比2.4%増の521億9,894万円余で、翌年度繰越財源1億2,481万円余を差し引いた16億727万円余が実質収支額となりました。  財政指標では、経常収支比率が前年度から1.1%改善し98.1%、健全化判断比率では実質公債費の比率が10.5%で前年度から0.4%改善となっております。また、将来負担比率でも54.6%と、前年度から1.8%減と改善をしております。いずれも早期健全化基準を大きく下回っております。  歳入につきましては、一般財源の主な内容を見てみますと、市税では、対前年度比較で7,508万円余の増、率にしまして0.3%の増となっております。主な増減は市民税の個人分が大きく、額にして1億1,292万円余の増で、率にしますと1.3%の増となっております。このほかでは、固定資産税で1億976万円の増となっております。一方、減少の主なものは、市民税の法人分で1億958万円余の減となっております。  このように、増減はございますものの、市税は平成26年度から前年度対比で増額に転じ、平成29年度はこうした景気回復基調の中、また、98.8%と高い徴収率の維持と相まって、昨年度に引き続き増額となっております。このことにつきましては大変努力をされたものと感じておりますし、評価するものでございます。また、総合計画に基づいて、地域の特性に配慮しながら、各種の行政サービスに取り組まれたことに対しましても評価をいたします。  さて、平成29年度は伊藤徳宇市長にとりまして、実質的な2期目のスタートの年となりました。そこで、限られた財源を有効に活用し、市の将来のために着実に事業推進を図らなければならない事業に重点的に予算配分を行うなど、2期目という新たなステージに立って市政運営に取り組まれたものと感じております。  このことを踏まえ、賛成いたします主な点を申し述べさせていただきます。  まず、防災、減災では、災害時に市民の大切な生命、財産を保護するため、前年に引き続きデジタル同報系行政無線を整備されましたほか、地域医療では、地域の中核病院として本年4月1日に開院いたしました新病院の整備事業に対し財政措置もされました。  さらには、中心市街地整備では、交通結節機能の強化による地域交流の活性化のため、桑名駅自由通路及び橋上駅舎を整備し、2020年の供用開始に向けた事業に着手をされております。  また、子ども・子育て支援では、保育ニーズの高まりに対応するため、子育て家庭の生活圏域である商業施設の中に公民連携の手法を活用し、子育て支援施設を開設するとともに、教育では、高度情報化社会に生きる児童・生徒に効果的なICTを活用する能力の育成を行うための環境整備に取り組まれました。  そのほかの各分野におきましても一定の成果が上げられており、評価するものでございます。  次に、国民健康保険事業特別会計を初めとする七つの特別会計の歳入決算は379億5,688万円余で、歳出決算額は374億7,609万円余となり、歳入歳出差引額は4億8,079万円余となっております。中でも、介護保険事業の実質収支額が2億3,848万円余と大きく生じましたほか、いずれもおおむね健全財政を堅持されたと評価いたします。  しかしながら、歳入未済額につきましては、その解消に向けて鋭意取り組まれ、一定の成果を上げておられますが、負担の公平性と歳入確保の観点から、引き続き効果的な収納対策と新たな収入未済額の発生防止に取り組んでいただきますようお願い申し上げます。  最後に、厳しい財政状況を受けて、継続的に財政健全化に対する取り組みが実施をされているところでございますが、今後も地方交付税の合併算定替による特例の段階的縮減を受け、さらに厳しさが増すと思われますので、今後、事業形態の変更、廃止及び削減等を含めた事業の見直しを行うに当たりましては、住民、関係団体及び議会に丁寧な説明を努めていただきますよう特にお願いを申し上げます。  また、今定例会開会初日、冒頭に市監査委員より、今後も市の財政状況は厳しい状態が続くと思われますが、職員一人一人が常にコスト意識を持ち、公民連携提案収入などのさらなる自主財源確保にも取り組まれるとともに、事務事業を執行する際には、最少の経費で最大の効果が得られるよう、緊急性、必要などを考慮し、市政の発展と市民福祉の向上に努められますことを期待すると御報告もいただきました。  このようなことも真摯に受けとめさせていただき、先ほど述べました主な項目につきまして賛意を示させていただきまして、私の賛成討論とさせていただきます。何とぞ議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 21: 議長竹石正徳)  ただいま討論がありましたので、議案等を分割して採決いたします。  まず、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、議案第79号 平成30年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第81号 平成30年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)ないし議案第83号 平成30年度桑名市下水道事業会計補正予算(第1号)、議案第87号 桑名市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてないし議案第97号 桑名市住吉浦休憩施設条例の制定について及び議案第100号 桑名市大山田コミュニティプラザ条例の制定についてないし議案第104号 桑名市六華苑条例の制定についての21議案を一括して起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。  本件を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  ありがとうございました。  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてないし議案第86号 平成29年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について及び議案第99号 桑名市パブリックセンター条例の制定についての4議案を一括して起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決、認定であります。  本件を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  ありがとうございました。  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決、認定することに決しました。  次に、議案第80号 平成30年度桑名市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第98号 桑名市建築開発関係手数料条例の制定について及び議案第105号 市道の変更についてないし議案第107号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)の5議案並びに請願第2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願書ないし請願第5号 防災対策の充実を求める請願書の請願4件を一括して採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決、採択であります。  本件を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
                   (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決、採択することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○閉会中の継続調査について 22: 議長竹石正徳)  次に、日程第4、閉会中の継続調査についてを議題といたします。  各常任委員長からは、所管事務の調査について、会議規則第102条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、それぞれ閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。各常任委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、各常任委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議案第108号 23: 議長竹石正徳)  次に、日程第5、議案第108号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 24: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  それでは、ただいま上程になりました議案第108号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。  今回の一般会計補正予算(第3号)は、衛生費の予算増額をお願いするものでございます。委員会提出議案として本議会におきまして、桑名市路上喫煙の防止に関する条例が政策条例として策定されましたことから、この条例への対応を図るものでございます。  内容といたしましては、条例の趣旨であります路上での喫煙に起因する受動喫煙による健康への被害を防ぐため、路上喫煙区域内での喫煙を防止し、健康で快適な生活の促進のために必要な啓発などの経費を計上させていただきました。チラシなどの啓発物品や路面ステッカー、表示看板などの掲示により、来年4月の条例施行に向け条例の周知を図りつつ、路上喫煙防止の取り組みへの理解、協力を促してまいります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 25: 議長竹石正徳)  以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第108号は、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第108号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第108号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。  お諮りいたします。議案第108号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第108号は、原案のとおり可決することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議案第109号ないし議案第113号 26: 議長竹石正徳)  次に、日程第6、議案第109号 人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めるについてないし議案第113号 人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めるについての5議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 27: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  それでは、ただいま上程となりました議案第109号ないし議案第113号の人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めるについて御説明申し上げます。  本市人権擁護委員として御活躍をいただいております竹村典子氏、西田喜久子氏、黒田幸美氏、西村さとみ氏、樋口典宏氏には、本年12月31日をもって任期が満了いたします。  竹村典子氏、西田喜久子氏、黒田幸美氏、西村さとみ氏には、人権擁護委員として御尽力をいただいているところであり、資性温厚にして人格識見高く、本委員として最適任者でありますので、引き続き推薦いたしたいと存じます。  また、樋口典宏氏には、今任期末で退任されますので、その後任に加藤隆明氏を推薦いたしたいと存じます。  加藤隆明氏につきましては、本市職員として勤務された後、保育園を運営されるなど、地域の人権課題、子供の人権に御尽力されておられます。資性温厚にして人格識見高く、広く社会の実情に通じ、本委員として最適任者であると存じます。よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。  なお、御退任になられます樋口典宏氏には平成21年から本市人権擁護委員として御尽力いただき、基本的人権擁護のため、幅広い御活躍を賜りました。ここに深甚なる感謝の意を表する次第であります。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 28: 議長竹石正徳)  以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第109号ないし議案第113号は、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  異議なしと認めます。よって、議案第109号ないし議案第113号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議案第109号 人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めるについてないし議案第113号 人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めるについての5議案を一括して採決いたします。  お諮りいたします。議案第109号ないし議案第113号は、これに同意することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第109号ないし議案第113号は、これに同意することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○委員会提出議案第2号ないし委員会提出議案第5号 29: 議長竹石正徳)  次に、日程第7、委員会提出議案第2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める意見書ないし委員会提出議案第5号 防災対策の充実を求める意見書の4議案を一括議題といたします。  これより委員会提出議案第2号ないし委員会提出議案第5号の提案理由の説明を求めます。  10番 倉田明子議員。 30: 教育福祉委員長倉田明子)(登壇)  教育福祉委員長倉田明子でございます。  ただいま議題となりました委員会提出議案第2号ないし第5号の提案説明を朗読をもってかえさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、委員会提出議案第2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める意見書。  義務教育費国庫負担制度は、憲法上の要請に基づく義務教育の根幹である無償制、教育の機会均等を保障し、教育水準の維持向上を図るため、国が責任を持って必要な財源を措置するとの趣旨で確立された制度である。  昭和60年に義務教育費国庫負担金の対象外となった教材費等は、地方交付税として一般財源の中に組み込まれてはいるものの、例えば一般財源化された教材費等のうち、教育用コンピューター機器端末の整備にかかる経費については、学習指導要領の改訂により、プログラミング教育の導入が予定されているにもかかわらず、地方の財政状況により、機器端末の整備状況は都道府県で格差があり、さらに三重県内においても地域間で大きな格差が生じている。  また、教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018~2022年度)では、より高い水準の目標値が掲げられたが、その財源については引き続き一般財源による地方財政措置となっている。  義務教育の水準を安定的に確保し、地域間格差が生じないようにするためには、一般財源ではなく、国庫負担金による財源の確保とその増額が必要である。  よって、国においては義務教育費国庫負担制度の存続とさらなる充実を図られるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  次に、委員会提出議案第3号 教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求める意見書。  平成29年、義務標準法が改正され、小・中学校における障害に応じた特別の指導や日本語能力に課題のある児童生徒への指導のための教職員の基礎定数が新設された。  しかしながら、少人数学級によるきめ細やかで質の高い教育を実現するための学級編成については、平成23年に小学校1年生の学級編成の標準が40人から35人に引き下げられた以降は法改正による引き下げは行われていない。我が国の1クラス当たりの児童・生徒数は小学校、中学校ともに経済協力開発機構(OECD)の加盟国平均を大きく上回っている。  また、近年では複雑化、多様化する教育諸課題が教職員に集中することが問題視される中、これまでも県費、市費による加配教職員を配置し、教育水準の維持向上を図ってきたところであるが、新学習指導要領への移行及び全面改訂の時期を迎えた今、教職員がよりきめ細かく児童・生徒一人一人と向き合うためのさらなる環境整備が必要である。また、教職員のみならず、園児、児童・生徒に対する環境整備の面においても、昨今の猛暑の中、落ちついて学習に取り組むためには、幼稚園、小学校、中学校の各普通教室及び特別教室へエアコンを設置することが必要である。  このような中、教育予算を拡充し、教職員定数の充実も含めた教育条件の整備を進めていくことが、山積する教育課題の解決を図り、子供たち一人一人を大切にし、子供たちの豊かな学びを保障することにつながると考える。  よって、国において、教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算の拡充を図られるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  次に、委員会提出議案第4号 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書。  厚生労働省の国民生活基礎調査によると、子どもの貧困率は13.9%となり、子供のおよそ7人に1人が貧困状態にあると言える。特に、ひとり親家庭の相対貧困率は50.8%と、大人が2人以上いる世帯の貧困率(10.7%)に比べ経済状況は非常に厳しくなっている。子供の進学率についても、ひとり親家庭(高校等93.9%、大学等23.9%)は全世帯(高校等96.5%、大学等53.7%)を下回っており、子供の貧困対策の大きな柱として教育支援は不可欠である。  また、子供の貧困対策においては、さまざまな生活背景から課題を抱えた子供たちに対して、教育相談の充実や、学校だけでは解決が困難な事案について関連機関と連携した支援を行うなどの取り組みが必要であり、心理相談や福祉の専門職であるスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの配置拡充が重要である。  我が国においては、大学等の高等教育段階の総教育支出のうち、65%が私費負担で賄われており、これは経済協力開発機構(OECD)加盟国平均の30%を大きく上回っている。平成29年度から、高等教育段階において、国による給付型奨学金が創設されたが、平成30年度の学生生活調査結果においては、貸与型奨学金の返還にかかる負担を理由に、受給申請を諦めている学生がふえている実態が指摘されている。  こうした課題を踏まえ、家庭での経済格差を教育の格差につなげることなく、全ての子供たちの学ぶ機会を保障するため、国において子供の貧困対策の推進と就学、修学保障制度の拡充を図られるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  次に、委員会提出議案第5号 防災対策の充実を求める意見書。  近年、発生が危惧されている南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告)では、東海地方が大きく被災した場合、三重県内の避難者数は、地震発生翌日には約35から56万人にのぼり、1カ月後においても約10から20万人が避難所生活を続けることになると推計されている。  多くの地域住民が避難所生活を送る上で、避難所には耐震、耐火性などの安全対策はもとより、避難者の生活を支えるトイレや発電設備、飲料水の確保などの対策が求められる。
     しかしながら平成30年4月現在、県内の公立学校のうち、9割以上に当たる540校が避難所指定を受けているにもかかわらず、防災関係施設、設備の設置率は、屋内運動場多目的トイレ28.4%、貯水槽、プールの浄水装置等69.2%など、十分であるとは言えない。  また、窓ガラスや外壁などの落下及び飛散防止対策においては、実施率22.3%と低い状況となっており、学校施設の老朽化とあわせて早急な対策が求められる。  さらに、避難所に指定される学校においては、地域と連携してどのような初期対応が必要か、また教職員が避難所運営にどうかかわるか等の議論も必要である。  巨大地震等の災害を想定した学校設備の整備を進め、それらがより一層生かされるよう、学校、家庭、地域が連携した防災、減災の地域づくりが急務である。  よって、国において、巨大地震等の災害を想定した防災対策の充実を図られるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  以上4議案について、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。  以上でございます。 31: 議長竹石正徳)  以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております委員会提出議案第2号ないし委員会提出議案第5号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会に付託をいたしません。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより、委員会提出議案第2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める意見書ないし委員会提出議案第5号 防災対策の充実を求める意見書の4議案を一括して採決いたします。  委員会提出議案第2号ないし委員会提出議案第5号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、委員会提出議案第2号ないし委員会提出議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。  お諮りいたします。今期定例会において議決されました議案中、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任いただきたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○閉会の宣告 32: 議長竹石正徳)  以上をもって、本定例会の日程は全部終了いたします。  会議を閉じます。  高いところから恐縮ではございますが、閉会に当たり、本席より一言御挨拶申し上げます。  去る9月5日開会いたしました今任期最後の定例会に付議されました案件を全て議了し、ここに無事閉会の運びとなりました。この間、議員各位におかれましては、終始熱心に御審議をいただきますとともに、議事運営につきましては格別の御協力をいただきましたこと、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  また、市当局の皆様におかれましては、審議の過程において議員各位から数々の御意見や御要望などを十分尊重され、桑名市のさらなる発展に一層の努力、尽力を賜りますようお願いいたしたいと存じます。  さて、1年を振り返りますと、強く印象に残っておりますのが、議長就任直後に市長とともに国土交通大臣と面会し、直接大臣に桑名駅関連の事業に対する国からの支援について要望を行ったことでございます。要望の結果、桑名駅自由通路及び東西駅前広場の整備に合わせた橋上駅舎化事業につきましては、しっかりと国費の配分をいただき、現在工事が進められているところであります。  今後も市議会といたしましても、国に対してさらなる支援をお願いするとともに、市におかれましては着実な事業推進を図っていただきますよう、切に望みます。  さて、本定例会は議員の任期、最後の議会となりました。これを機会に御勇退されます議員各位には、多年にわたる御活躍と御厚情に対し、深い敬意と感謝の意をあらわさせていただきますとともに、今後とも格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。  また、引き続き立候補予定の議員各位におかれましては、厳しい試練の機会ではございますが、見事めでたく御当選の上、再びこの議場に相集い、市政に参画されますことを心より御祈念申し上げる次第でございます。  私は、昨年12月に皆様の温かい御推挙により議長に就任させていただき、三重県北勢地域の中核都市を構築するべく、議員各位とともに懸命に努力をさせていただきました。就任すると同時に議会改革推進特別委員会を立ち上げ、議長選挙に際し、所信表明で申し上げました議会みずからによる桑名市議会史上初の政策条例の策定に着手いたしました。  本定例会初日に可決となりました桑名市路上喫煙の防止に関する条例はその成果であり、制定に向けた取り組みにつきましては、議員各位には何度も御協議、御検討をいただきましたこと、まことに感慨ひとしおであります。これからも市民の思いを議員提案による政策条例として制定していただきたいと思います。  私ごとで恐縮でございますが、平成3年の初当選から今日まで、合併以前から通算いたしまして7期27年余りの長きにわたり、議員各位を初め、事務局職員及び市当局の皆様の御指導、御協力のもと、無事大過なくその職責を果たし得ましたのも私にとりましてまことに光栄に感じさせていただくとともに、望外の喜びでございました。そして、今任期をもちまして引退をさせていただくことになりました。ここに深く感謝の意を表し、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  終わりに臨み、桑名市のますますの発展、繁栄、末永き躍進を心より御祈念申し上げ、御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。  なお、この際、市長から御挨拶があれば伺います。  市長。 33: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  議長のお許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。  今定例会におきましては、去る9月5日の開会以来、本日までの28日間にわたり、議員の皆様には慎重かつ熱心に御審議を賜りました。提案いたしました諸議案につきましてそれぞれ原案どおりお認めいただき、厚く御礼を申し上げます。  また、先ほどは、人事案件につきましても、原案どおり御同意を賜りまして、重ねて御礼を申し上げます。  今議会中にいただきました貴重な御意見、御提言等につきましては、これらを十分尊重し、さらに適切な市政運営に努めてまいりたいと存じます。議員各位のなお一層の御指導と御協力をいただきますようお願いを申し上げます。  さて、12月2日には市議会議員選挙が予定をされております。立候補される方々につきましては、どうか市民の信任を受けられまして、再び本市の発展のために御活躍をされますことを切に願うものであります。  また、今期限りで御勇退されます議員の皆様方には、市政の推進に一方ならぬ御尽力をいただきましたことに心より感謝を申し上げます。先ほど議長挨拶の中で、竹石議長も今期限りの御勇退を表明されました。27年余りの長きにわたり、桑名市政の発展のために市議会議員として御尽力いただきましたことに改めて御礼を申し上げたいというふうに思います。今期限りで御勇退されます議員の皆様方には、御勇退後もそれぞれのお立場から在任中と変わることなく御指導とお力添えを賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  最後になりましたが、少しずつ過ごしやすい季節になってまいりましたものの、季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもございます。議員の皆様方におかれましては、健康管理には十分御留意をいただきまして、さらなる御健勝と御活躍を御祈念申し上げ、甚だ簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 34: 議長竹石正徳)  これをもって、平成30年第3回桑名市議会定例会を閉会いたします。                                     午後2時32分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        議     長       竹 石 正 徳        署 名 議 員       伊 藤 真 人        署 名 議 員       渡 邉 清 司 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...