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  1. 桑名市議会 2018-09-19
    平成30年都市経済常任委員会 本文 開催日:2018-09-19


    取得元: 桑名市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-09
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2018-09-19: 平成30年都市経済常任委員会 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 272 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  委員長(佐藤 肇) 選択 2 :  委員長(佐藤 肇) 選択 3 :  委員長(佐藤 肇) 選択 4 :  都市整備部長中村博明) 選択 5 :  委員(辻内裕也) 選択 6 :  都市整備部長中村博明) 選択 7 :  委員(辻内裕也) 選択 8 :  都市整備部長中村博明) 選択 9 :  委員長(佐藤 肇) 選択 10 :  委員長(佐藤 肇) 選択 11 :  委員長(佐藤 肇) 選択 12 :  委員長(佐藤 肇) 選択 13 :  都市整備部長中村博明) 選択 14 :  都市管理課長伊藤隆光) 選択 15 :  委員長(佐藤 肇) 選択 16 :  委員(愛敬重之) 選択 17 :  アセットマネジメント課主幹道路維持担当)(加古勇司) 選択 18 :  委員長(佐藤 肇) 選択 19 :  委員(愛敬重之) 選択 20 :  委員長(佐藤 肇) 選択 21 :  委員(伊藤真人) 選択 22 :  アセットマネジメント課長(加藤和広) 選択 23 :  委員長(佐藤 肇) 選択 24 :  委員(辻内裕也) 選択 25 :  都市整備部長中村博明) 選択 26 :  委員長(佐藤 肇) 選択 27 :  委員(石田正子) 選択 28 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 29 :  委員長(佐藤 肇) 選択 30 :  副委員長(冨田 薫) 選択 31 :  アセットマネジメント課長(加藤和広) 選択 32 :  副委員長(冨田 薫) 選択 33 :  アセットマネジメント課長(加藤和広) 選択 34 :  副委員長(冨田 薫) 選択 35 :  アセットマネジメント課長(加藤和広) 選択 36 :  委員長(佐藤 肇) 選択 37 :  委員(南澤幸美) 選択 38 :  都市整備部長中村博明) 選択 39 :  委員長(佐藤 肇) 選択 40 :  委員(石田正子) 選択 41 :  都市整備部長中村博明) 選択 42 :  委員長(佐藤 肇) 選択 43 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 44 :  委員長(佐藤 肇) 選択 45 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 46 :  委員長(佐藤 肇) 選択 47 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 48 :  委員長(佐藤 肇) 選択 49 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 50 :  委員長(佐藤 肇) 選択 51 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 52 :  委員長(佐藤 肇) 選択 53 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 54 :  委員長(佐藤 肇) 選択 55 :  委員長(佐藤 肇) 選択 56 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 57 :  委員長(佐藤 肇) 選択 58 :  委員(伊藤真人) 選択 59 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 60 :  委員長(佐藤 肇) 選択 61 :  委員長(佐藤 肇) 選択 62 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 63 :  委員長(佐藤 肇) 選択 64 :  委員(南澤幸美) 選択 65 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 66 :  委員長(佐藤 肇) 選択 67 :  委員(南澤幸美) 選択 68 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 69 :  委員長(佐藤 肇) 選択 70 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 71 :  委員長(佐藤 肇) 選択 72 :  都市整備部長中村博明) 選択 73 :  委員長(佐藤 肇) 選択 74 :  都市整備部長中村博明) 選択 75 :  委員長(佐藤 肇) 選択 76 :  都市整備部長中村博明) 選択 77 :  委員長(佐藤 肇) 選択 78 :  都市整備部長中村博明) 選択 79 :  委員長(佐藤 肇) 選択 80 :  都市整備部長中村博明) 選択 81 :  委員長(佐藤 肇) 選択 82 :  都市整備部長中村博明) 選択 83 :  委員長(佐藤 肇) 選択 84 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 85 :  委員長(佐藤 肇) 選択 86 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 87 :  委員長(佐藤 肇) 選択 88 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 89 :  委員長(佐藤 肇) 選択 90 :  都市整備部長中村博明) 選択 91 :  委員長(佐藤 肇) 選択 92 :  都市整備部長中村博明) 選択 93 :  委員長(佐藤 肇) 選択 94 :  都市整備部長中村博明) 選択 95 :  委員長(佐藤 肇) 選択 96 :  都市整備部長中村博明) 選択 97 :  委員長(佐藤 肇) 選択 98 :  都市整備部長中村博明) 選択 99 :  委員長(佐藤 肇) 選択 100 :  都市整備部長中村博明) 選択 101 :  委員長(佐藤 肇) 選択 102 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 103 :  委員長(佐藤 肇) 選択 104 :  委員(伊藤真人) 選択 105 :  都市整備部長中村博明) 選択 106 :  副委員長(冨田 薫) 選択 107 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 108 :  委員長(佐藤 肇) 選択 109 :  委員(石田正子) 選択 110 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 111 :  委員長(佐藤 肇) 選択 112 :  委員(石田正子) 選択 113 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 114 :  委員(石田正子) 選択 115 :  委員長(佐藤 肇) 選択 116 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 117 :  委員長(佐藤 肇) 選択 118 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 119 :  委員長(佐藤 肇) 選択 120 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 121 :  委員長(佐藤 肇) 選択 122 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 123 :  委員長(佐藤 肇) 選択 124 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 125 :  委員長(佐藤 肇) 選択 126 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 127 :  委員長(佐藤 肇) 選択 128 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 129 :  委員長(佐藤 肇) 選択 130 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 131 :  委員長(佐藤 肇) 選択 132 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 133 :  委員長(佐藤 肇) 選択 134 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 135 :  委員長(佐藤 肇) 選択 136 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 137 :  委員長(佐藤 肇) 選択 138 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 139 :  委員(伊藤真人) 選択 140 :  建築開発課長(西尾英哲) 選択 141 :  委員(伊藤真人) 選択 142 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 143 :  委員長(佐藤 肇) 選択 144 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 145 :  委員長(佐藤 肇) 選択 146 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 147 :  委員長(佐藤 肇) 選択 148 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 149 :  委員長(佐藤 肇) 選択 150 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 151 :  委員長(佐藤 肇) 選択 152 :  委員(石田正子) 選択 153 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 154 :  委員(石田正子) 選択 155 :  土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治) 選択 156 :  委員長(佐藤 肇) 選択 157 :  都市整備部長中村博明) 選択 158 :  委員長(佐藤 肇) 選択 159 :  委員(石田正子) 選択 160 :  委員長(佐藤 肇) 選択 161 :  委員(石田正子) 選択 162 :  委員長(佐藤 肇) 選択 163 :  委員(石田正子) 選択 164 :  委員長(佐藤 肇) 選択 165 :  委員(石田正子) 選択 166 :  委員長(佐藤 肇) 選択 167 :  委員(石田正子) 選択 168 :  副委員長(冨田 薫) 選択 169 :  委員長(佐藤 肇) 選択 170 :  都市整備課長(出口敏幸) 選択 171 :  委員長(佐藤 肇) 選択 172 :  委員(伊藤真人) 選択 173 :  都市整備課長(出口敏幸) 選択 174 :  委員(伊藤真人) 選択 175 :  都市整備部長中村博明) 選択 176 :  委員(伊藤真人) 選択 177 :  都市整備部長中村博明) 選択 178 :  委員(愛敬重之) 選択 179 :  委員長(佐藤 肇) 選択 180 :  委員(愛敬重之) 選択 181 :  委員長(佐藤 肇) 選択 182 :  委員(大森 啓) 選択 183 :  都市整備課長(出口敏幸) 選択 184 :  委員長(佐藤 肇) 選択 185 :  委員長(佐藤 肇) 選択 186 :  委員長(佐藤 肇) 選択 187 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 188 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 189 :  委員長(佐藤 肇) 選択 190 :  委員(愛敬重之) 選択 191 :  農林水産課長(筧 直樹) 選択 192 :  委員(愛敬重之) 選択 193 :  委員長(佐藤 肇) 選択 194 :  委員(南澤幸美) 選択 195 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 196 :  委員(南澤幸美) 選択 197 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 198 :  委員(南澤幸美) 選択 199 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 200 :  委員長(佐藤 肇) 選択 201 :  委員(南澤幸美) 選択 202 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 203 :  副委員長(冨田 薫) 選択 204 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 205 :  副委員長(冨田 薫) 選択 206 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 207 :  委員長(佐藤 肇) 選択 208 :  委員(石田正子) 選択 209 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 210 :  委員(石田正子) 選択 211 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 212 :  委員(辻内裕也) 選択 213 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 214 :  委員長(佐藤 肇) 選択 215 :  委員(伊藤真人) 選択 216 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 217 :  委員(伊藤真人) 選択 218 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 219 :  委員長(佐藤 肇) 選択 220 :  委員(大森 啓) 選択 221 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 222 :  委員長(佐藤 肇) 選択 223 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 224 :  委員長(佐藤 肇) 選択 225 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 226 :  委員長(佐藤 肇) 選択 227 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 228 :  委員長(佐藤 肇) 選択 229 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 230 :  委員長(佐藤 肇) 選択 231 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 232 :  委員長(佐藤 肇) 選択 233 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 234 :  委員長(佐藤 肇) 選択 235 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 236 :  委員長(佐藤 肇) 選択 237 :  委員(伊藤真人) 選択 238 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 239 :  委員(伊藤真人) 選択 240 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 241 :  委員(伊藤真人) 選択 242 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 243 :  委員(南澤幸美) 選択 244 :  委員長(佐藤 肇) 選択 245 :  産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔) 選択 246 :  委員長(佐藤 肇) 選択 247 :  委員長(佐藤 肇) 選択 248 :  観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 249 :  委員長(佐藤 肇) 選択 250 :  委員(伊藤真人) 選択 251 :  観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 252 :  委員長(佐藤 肇) 選択 253 :  委員(石田正子) 選択 254 :  観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 255 :  委員長(佐藤 肇) 選択 256 :  委員長(佐藤 肇) 選択 257 :  観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 258 :  委員長(佐藤 肇) 選択 259 :  委員(伊藤真人) 選択 260 :  観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 261 :  委員長(佐藤 肇) 選択 262 :  委員(大森 啓) 選択 263 :  観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 264 :  委員(伊藤真人) 選択 265 :  観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志) 選択 266 :  委員長(佐藤 肇) 選択 267 :  委員長(佐藤 肇) 選択 268 :  委員長(佐藤 肇) 選択 269 :  委員長(佐藤 肇) 選択 270 :  委員長(佐藤 肇) 選択 271 :  委員長(佐藤 肇) 選択 272 :  委員長(佐藤 肇) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午前9時58分 開議  ○開議宣言 委員長(佐藤 肇)  それでは、出席委員が定足数に達しておりますので、昨日に引き続き、都市経済委員会を再開いたします。  傍聴ございませんね。    ───────────────────────────────────────  ○委員会記録の署名委員 2: 委員長(佐藤 肇)  委員会記録署名委員は、申し合わせにより正・副委員長が行いますので、御了承願います。    ─────────────────────────────────────── 3: 委員長(佐藤 肇)  ここで、都市整備部長のほうから報告があるということでございますので、発言を許します。 4: 都市整備部長中村博明)  おはようございます。昨日に引き続きまして、本日、視察からということでよろしくお願いをいたします。座って失礼をいたします。  御報告なんですが、昨日、9月18日の正午ごろ、市営東新町市営住宅の1号棟北側駐輪場内で自転車が燃えておりまして、それを市民が発見して消防署に通報していただきました。消防車が着くころにはもう市民の方がバケツで消していただいたんですが、確認をしましたところ、不審火であるということで警察のほうにも届け出をさせていただくということで手はずを進めていたんですが、特に大きな被害がなかったということで、警察としましては市からの被害届は受理しないということで落ちついております。  原因については目下調査中でありますが、きょうの中日新聞に実はもう一件、その2時間後ぐらいに住宅火災がありまして、ちょっと今、関連も調べていただいているというようなことでございます。また続報がありましたら御報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。以上でございます。 5: 委員(辻内裕也)  警察が被害届を受理しないというのは、どういう意味なんですか。 6: 都市整備部長中村博明)  警察は、市としての被害が建物の自転車置き場の天井部分にすすがついただけで、燃えた被害が自転車3台と、それから買い物カートが1台と、空気入れが1台ということで、いずれも個人のものだということで、個人の方からの被害届があれば受理をするけれども、市からの被害届というのは二次的な被害であるということで、直接の被害でないので受理しないというようなことになったというふうに聞いております。
    7: 委員(辻内裕也)  被害届は受理しないけれども、不審火としての捜査はするという、捜査はしますよね。 8: 都市整備部長中村博明)  そのように聞いております。 9: 委員長(佐藤 肇)  いいですか。    ───────────────────────────────────────  ○現地視察 10: 委員長(佐藤 肇)  それでは、ここで、昨日の委員会において御決定いただきました現地視察のため、暫時休憩いたします。                                     午前10時01分 休憩                                     午前11時17分 再開 11: 委員長(佐藤 肇)  それでは、休憩前に引き続き都市経済委員会を再開いたします。  発言につきまして委員並びに当局の皆さんにお願いを申し上げます。発言の際は必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の氏名、当局においては職名を告げて発言をお願いいたします。  これより都市整備部所管部門の審査を行います。    ───────────────────────────────────────  ○議案第78号 12: 委員長(佐藤 肇)  初めに、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)第1条 歳入歳出予算中 所管部門を議題といたします。  当局より説明を求めます。 13: 都市整備部長中村博明)  都市整備部長の中村でございます。視察、どうもありがとうございました。  引き続きまして、都市整備部所管部門の議案審査をよろしくお願いいたします。付託されました各議案につきまして御説明を申し上げます。  まず、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)につきまして、一括して都市管理課長から説明をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 14: 都市管理課長伊藤隆光)  都市管理課長の伊藤でございます。どうもおはようございます。それでは、どうぞよろしくお願いいたします。  議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)につきまして御説明を申し上げます。  それでは、恐れ入りますが、議案第78号の24、25ページをごらんください。  款8.土木費、項1.土木管理費、目1.土木総務費、25ページの説明欄、耐震改修促進事業費のうち、避難路沿道建築物耐震支援事業費1,702万5,000円の増につきましては、建築物の耐震改修の促進に関する法律で補助の実施が義務づけられた建築物の耐震診断に係る費用の補助金でございます。なお、財源は、県支出金1,331万8,000円のうち1,156万8,000円と、一般財源545万7,000円でございます。  民間建築物アスベスト改修事業費175万円につきましては、不特定多数の者が利用する建築物のうち、吹きつけアスベストの含有の疑われる建築物の調査に要する費用の補助金でございます。なお、財源は県支出金のみで、1,331万8,000円のうち175万円でございます。  次に、項2.道路橋りょう費、目2.道路維持費、25ページの説明欄、道路施設管理費5,000万円の増につきましては、歩行者専用道路、市道等の樹木の適正管理を推進し、交差点、標識、街路灯付近の支障となる樹木を伐採するために必要な委託料でございます。  次に、項4.都市計画費、目1.都市計画総務費、25ページの説明欄、一般事務費34万7,000円の増につきましては、他部局が所管しておりましたパッカー車を都市整備部で再利用するために必要となる燃料費、車検整備費用などの経費でございます。  次に、目3.公園費、25ページの説明欄、公園施設管理費のうち、一般管理費800万円の増につきましては、公園の適正管理を推進し、老木や大木化した樹木を伐採するために必要な委託料でございます。公園施設維持補修費76万6,000円の増につきましては、本年6月に発生した大阪府北部を震源とした地震を踏まえ、危険と判断された京町公園のブロック塀の解体撤去及び新設に要する工事費でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 15: 委員長(佐藤 肇)  以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はありませんか。 16: 委員(愛敬重之)  説明欄の道路施設管理費5,000万円増と、それから、公園施設管理費の800万円増ということで、当初予算のときもちょっと大丈夫かなということでちょっと心配はしていたんですけれども、今回、増額ということでちょっと安心はしているんですけれども、来年ぐらいのレベルできちんとそういう樹木の管理とか、雑草の除去とか、そういうことをちゃんとしていただけるのかというところで質問をさせていただきます。お願いします。 17: アセットマネジメント課主幹道路維持担当)(加古勇司)  アセットマネジメント課主幹、加古と申します。よろしくお願いいたします。  先ほど御質問いただきました街路樹等に係る補正の5,000万円につきましては、先ほど当局から御説明させていただきましたとおり、歩道専用道路、市道等の樹木の適正な管理を推進するため、交差点や標識、街路灯の付近の樹木を伐採するためにこれに係る委託料を増額させていただくものでございますので、御理解いただきますようよろしくお願いします。  また、樹木管理、除草委託料につきましては、平成29年度の決算額におきまして1億3,600万1,720円、平成30年度の当初予算額は1億2,908万9,000円ということになっておりますが、前年度からの不足分につきましては、必要最小限での除草面積や当課職員での自前での除草の作業等で対応したいと考えておりますので、よろしくお願いします。  それから、公園等につきましても補正予算で上げさせていただいております800万円につきましては、公園の樹木の適正な管理を推進するため、老木であったり、大径木等を伐採するための費用でございます。この費用につきましても、平成29年度の決算額におきまして8,887万5,206円ということになっておりまして、平成30年度の当初予算額は7,877万2,000円というふうな額で、こちらにつきましても不足分については必要最小限度の除草面積や当課の職員による除草で対応したいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上です。 18: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。 19: 委員(愛敬重之)  はい。ありがとうございました。 20: 委員長(佐藤 肇)  ほかに。 21: 委員(伊藤真人)  今の件に関してですけれども、道路施設管理費の5,000万円、これ、松の木を中心に樹木の間引きというか、伐採というか、そういうような話をお伺いしているのと、その具体的なちょっと事業内容の御説明と、下の公園施設管理費も大木を取り除くというようなことなんですが、地元との協議、説明、これ、十分行われておるのかというところをちょっと御説明していただきたいと思います。 22: アセットマネジメント課長(加藤和広)  アセットマネジメント課の加藤でございます。  伐採を計画しております街路樹につきましては、10路線を考えておりまして、全体で650本ほどを計画しております。これは、全て地元との協議をすることを前提に考えておりますので、今現在、自治会には回覧等でこの木を切りますということで印をつけさせていただいておりまして、その結果が出ましたころから伐採を行いたいと考えております。  公園樹木に対しましても一応、目印をつけさせていただきまして、公園の所在する自治会と協議いたしまして伐採を考えております。公園につきましては、今のところ7施設を考えております。それで、全体で369本を考えております。そのうち、190本ほどは自前で切りたいと考えております。以上です。 23: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。 24: 委員(辻内裕也)  辻内です。  愛敬委員の質問に関連してですけれども、今、加古主幹のほうからは限られた予算の関係上、自前の職員で対応できるところはやっていただいておるということで、私、恐らくこの中で一番アセットにお願いに行く回数が多くて、もう最近も何かもう行くのが嫌らしいぐらいになっておるんですけれども、ただ、住民の皆さんのこの部分についての要望というのものが非常に多くて、ただ、今の自前の職員でやっていただいて大変ありがたいんですけれども、やっぱり体制としてはなかなかもう限界にきている、本当によくやっていただいていると思うんですけれども、この部分についてはやっぱり来年度に向けて、きちんと予算の面でも配慮をしていただきたいなというふうに思いますが、部長としてどういうふうに考えていますか。 25: 都市整備部長中村博明)  都市整備部の中村です。  評価をしていただきましてありがとうございます。アセットマネジメント課につきましては、来年度、人事のほうには、今、清掃センターのほうに現業職が何名かおみえになりますので、何名かでいいのでこちらに連れてきていただけないかという要望はさせていただいております。今回も高額な5,800万円という維持管理費の補正予算を上げさせていただきますので、来年度当初はちょっともう少し絞るような話を財政と協議をしているところではありますけれども、できる限り予算については確保してまいりたいと思いますので、また御支援のほど、よろしくお願いをいたします。以上でございます。 26: 委員長(佐藤 肇)  ほかによろしいですか。  石田委員、どうぞ。 27: 委員(石田正子)  石田です。先ほどはありがとうございました。  道路の整備、公園の整備を含めてですけど、地元で結構草刈りしたりとか、いろいろしているんですけれども、実際にはもう地域の人たちも高齢化してきて、なかなか草刈りも今までは頑張ってやっていた部分あるんですけど、やっぱりやれなくなってきているので、市の応援を頼めないかということも地元から声も上がっているんですね。なので、市全体のまちの環境を整えていく上でも樹木のいろんな整備することとか、除草を含めて、そういう取り組みはやっぱり行政のほうで手だてをとっていただくことがやっぱり地元要望としては広がっているので、そういう意味では現業職、また迎えてということも言われたり、パッカー車の導入も考えていただいているようなんですけれど、そこのところをまた要望として伝えたいと思いますので、よろしくお願いします。  それと、もう一つ、アスベスト関係のところですけれども、何か調査をするという内容でというふうにさっき説明があったと思うんですけれども、アスベスト対策をどうするかというのは大きな問題にもなっているし、健康被害のところも大きいので、今後、その調査はどういうふうに進めていくか、その撤去ということが必要なんだと思いますけど、その辺の周知とかというのはどう考えていらっしゃるのか、ちょっと教えてください。以上です。 28: 建築開発課長(西尾英哲)  建築開発課長の西尾です。  ただいま質問がありましたアスベスト対策の事業費関係につきまして、桑名市内にアスベストの対象となる建築物、これにつきましては平成17年から始まっておりまして、当初、1,000平方メートル以上の建築物を対象に調査が必要になっておりました。そのうち、222件対象でございました。全て調査のほうは済んでおります。  それから、平成29年6月に社会資本整備審議会、こちらの国の機関のほうの提言を受けて、急遽300平方メートル以上、1,000平方メートル未満の建築物、不特定多数が利用する建築物についても調査の必要性というのが提言として出されました。それを受けて技術的助言が発せられましたものですから、急遽、アスベスト対象になる件数、桑名市内には、昭和31年から平成元年が対象になるんですけれども、37件でその中で未調査が7件ありました。その7件に対しての調査の補助、国が10分10、全て出される補助になります。その調査の結果を受けて、今後の維持管理について所有者には啓発していくというような形になります。改修についても同様に啓発していくという取り組みになっておりますので、よろしく御理解をお願いします。 29: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。 30: 副委員長(冨田 薫)  副委員長の冨田です。  また、道路施設管理費のほうに戻るんですけれども、伐採というところなんですけれども、これ、信号とか、カーブミラーとか、防犯灯、そういったところのみという考えでよかったかという確認と、それから、あとは、伐採の方法を、本当に木だけ切って根元を残すのか、根元まで抜いちゃうのか、もしくは、下の花壇というか、要は、根元の部分、そこをどうやって処理していくかとか、そういうちょっと細かいところになりますけど、よろしくお願いします。 31: アセットマネジメント課長(加藤和広)  アセットマネジメント課の加藤でございます。  先ほどの質問の中ですけれども、伐採につきましては業者による判断のもとなんですけれども、まず、信号とか交通安全施設に支障となる支障木を切りまして、まず、根元で抑えるだけにしておきます。要は、抜根をかけますと、また、それなりの費用がかかりまして、そこにあります植樹ますもゆがんでいるところがあります。また、歩道の舗装がゆがんでいるところもありますが、費用の面で大変となってきますので、まずは、支障になる樹木を根元で切らさせていただきますので、よろしくお願いいたします。以上です。 32: 副委員長(冨田 薫)  多分そうかなとは思ったんですけれども、問題はその安全性というところで、事故とか、そういったものにつながらんかなというちょっと心配はしておるんですけど、そこら辺はどうですかね。 33: アセットマネジメント課長(加藤和広)  アセットマネジメント課の加藤です。  切り株につきましては、十分安全性を確保した上で対処したいと考えておりますので、御理解ください。 34: 副委員長(冨田 薫)  私もよくわからないんですけど、木がどういうものかという、切ってまた何年かすると、やっぱり伸びてきちゃいますよね。 35: アセットマネジメント課長(加藤和広)  また切り株のところから脇芽とかありますもんで、また脇芽はまた切り刻むというか、切り落とすという考えでいきたいと思います。 36: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。  よろしいですか、ほかの皆さん。 37: 委員(南澤幸美)  今の件ですけど、くどいようですけれども、公園のほうは切り株残してつまずくとか、そんなのも含めて、やっぱり最終的には金も要ることやけれども、やっぱり抜いてもらうのとあかんのと違うかな、公園関係は特にと思いますが、いかがでしょうか。 38: 都市整備部長中村博明)  都市整備部の中村でございます。
     南澤委員おっしゃいますように、最終的にはもう全て、歩道につきましても公園につきましても抜根は必要だと思っております。財政当局のほうにはある程度、時期が来ましたらその費用を計上できるような形で調整はさせていただいておりますので、ちょっとお時間をいただくということでお願いをしたいと思います。以上でございます。 39: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。 40: 委員(石田正子)  樹木の伐採が今話題になっていますけれども、ちょっと違う点で思うのは、木が結構な本数言われたんですけど、それだけ分、木が減ってしまうとなると、緑化計画ってありますよね。その辺からいくと、街路樹もそれこそ邪魔になってはいけないんですけれども、並木街みたいな感じのイメージはあったりすると、一定の木というのも要るのかなという思いもあるんですけど、緑化計画というか、そういうところとの整合性というか、まちの景観もあるでしょうし、邪魔になるものはやっぱりそれは取り除く必要があるとは思うんですけど、そういうイメージのこととの兼ね合わせというか、その辺は何かお考えありますか。そこだけ教えてください。 41: 都市整備部長中村博明)  都市整備部の中村でございます。  石田委員おっしゃいますように、まちにやっぱり緑はあったにこしたことはないと思っておりますので、これも少し時間をかけさせていただいて、高木のものを中低木に植えかえていくということについては少し時間をとった計画として考えております。一応、財政当局のほうにもいずれは中低木に植えかえるということも申し上げてありますので、ちょっと時間をいただいて調整をさせていただきたいということで御理解いただきたいと思います。以上でございます。 42: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。  じゃ、ちょっとアスベストの件で、ちょっともう一度確認を含めて。  平成17年からいくと300平米以上1,000平米未満ですか、対象が222件で、そのうち、昭和31年から37件が該当するとおっしゃいましたね。何がどう該当するの、これ。222件から37件に一挙に減っているのは。 43: 建築開発課長(西尾英哲)  建築開発課長、西尾です。  ちょっと先ほどの平成17年の数字の訂正も含めてお答えさせていただきます。済みません、失礼しました。  まず、アスベストの調査、これ、対象になるのは昭和31年から平成元年までに施工された建築物が対象とされております。そのうち、平成17年度にアスベストの調査が必要であった物件というのが、対象規模が1,000平方メートル以上の建築物、これが市内には215件ございました。これは民間のものに限ってです。そのうち全て調査済みという報告はいただいております。  また、平成29年6月には国のほうの社会資本整備審議会、こちらの提言を受けまして、300平方メートル以上、1,000平方メートル未満の建築物も対象になりました。そこで、市内には37件対象の建築物がございまして、その37件に対して調査の状況というのを確認したところ、残り7件調査していないという状況にありました。これにつきましては、国のほうの方針がありますので、補助金、国が10分の10負担するという形で制度を創設いただいておりますものですから、そのための窓口として市町村で、要は、トンネル事業になるんですけれども、そういう形で対応していただきたいということがございましたので、今回、補正予算の要求をさせていただきました。  特に、吹きつけアスベストにもいろんな種類があるんですけれども、それの含有の有無、これについての調査ですので、その調査の結果を受けて、所有者において改修、あるいは撤去、そういったものをしていただくための目安になりますので、桑名市としましてはその結果により指導していきたいというふうに考えております。 44: 委員長(佐藤 肇)  そうすると、先ほど37件が対象で、未調査分が今回7件で、7件に対して補助をすると。その30件については、完了しておるところもあるのか。それとも調査しっ放しか。その現状はどうなっているの。 45: 建築開発課長(西尾英哲)  建築開発課、西尾です。  この37件、先ほどの215件を含めて、大規模な建築物につきましては定期報告という制度がございます。その中で常に状況については把握させていただいて、必要により計画的に改修を行うようにというふうには指示はしております。小規模な建築物になりますと、その定期報告制度に係ってこないものですから、注意喚起の文書、これについては送って啓発をしているところでございます。 46: 委員長(佐藤 肇)  いやいや、だから、その30件はやったところとやらんところとあるの。 47: 建築開発課長(西尾英哲)  30件につきましてはやってあります。調査して確認されたものと、設計当初から確認されたものと、アスベストの有無については判断された内容の物件が30件あるということになります。 48: 委員長(佐藤 肇)  30件はもうアスベストは撤去されておるわけか。 49: 建築開発課長(西尾英哲)  いや……。 50: 委員長(佐藤 肇)  じゃないんでしょう。 51: 建築開発課長(西尾英哲)  ええ、撤去についてはこれからの指導になってきます。 52: 委員長(佐藤 肇)  そうすると、例えば、民間ですので、30件アスベストを撤去するについて補助は考えていらっしゃるの。それとも、もう勝手にやりなさいという、法的根拠はあるんですか、これ、やらなきゃいけないとか、罰則とかそういうのは。 53: 建築開発課長(西尾英哲)  建築開発課長、西尾です。  法的義務といいますか、もともとアスベスト自体が耐火被覆ですとか、断熱、これについて推奨していた材料、それについて発がん性が見つかってきたということで、国のほうも裁判のほうでいろいろ負けている現状もありますので、そういった国策の中での対応になります。  改修補助についてもあるんですけれども、まだ次のステップに行く前にまずもって調査が完了する必要性がございます。その手順を踏んでいる段階でございます。 54: 委員長(佐藤 肇)  わかりました。  ほかにはないですね。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  ないようですので、以上で質疑を終結します。  本議案につきましては、初めに御案内したとおり、後ほどの産業振興部所管部門の質疑終了後に討論、採決を行いますので、よろしくお願いいたします。    ───────────────────────────────────────  ○議案第98号 55: 委員長(佐藤 肇)  次に、議案第98号 桑名市建築開発関係手数料条例の制定についてを議題といたします。  当局より説明を求めます。 56: 建築開発課長(西尾英哲)  建築開発課長、西尾です。  議案第98号 桑名市建築開発関係手数料条例の制定につきまして、議案書の条44ページから条91ページとなりますので、御確認のほうをよろしくお願いします。  初めに、提案理由であります条91ページの制定のあらましをごらんください。  制定のあらましといたしまして、桑名市手数料条例において建築開発関係手数料が多数を占めることから、建築基準法の改正による新規手数料を定めることに合わせ整理を行い、建築開発関係手数料の条例を制定するものであります。  お手数ですが、条の44ページに戻っていただきまして、第1条のほうから説明させていただきます。  第1条としましては、趣旨としまして地方自治法第227条の規定により、建築開発関係の事務について徴収する手数料をこの条例で定めるものでございます。  第2条は、手数料の種類及び金額を定めるものでございます。第1号から第9号に掲げる法律及び条例の申請手続の審査に係る手数料の金額を、条45ページ下段にあります別表第1から条90ページの別表第9の各号の表の中で定めております。  第3条は、手数料の徴収の時期等を定めております。  第4条では減免等について、第5条はその他といたしまして、この条例の実施に必要な事項は別に定めることを規定しております。  また、第6条は、罰則といたしまして手数料の徴収の手続に違反したものに対して5万円以下の過料に処することを規定しております。  その下の附則につきまして、附則の1でございますが、条例の施行日を規定しております。  附則の2は経過措置を、また、次のページ、45ページになりますが、附則の3には、この条例の制定施行に伴い、現行の桑名市手数料条例の一部を改正することを規定しております。  その改正条項を定めておりますが、大きくは今回制定したいと考えております建築開発関係手数料条例に引用する部分の条文をそのまま抜き取ってくる形になりますもので、その条項ずれ等について記載されております。  なお、建築基準法の改正による新規手数料の追加等の部分につきましては、少しページをめくりまして、条51ページ、ごらんいただけますでしょうか。そちらの10の項になるんですが、建築基準法第43条第2項第1号の規定に基づく建築の接道の認定、この審査の手数料として1件につき2万7,000円を、また、次の11の項、こちらのほうは条文自体の条項ずれを整理したものでございますので、金額については変更ございません。  さらに、少しページを進めていただきまして、条56ページ、同表の第1中の44の項、こちらの建築基準法第85条第6項の規定に基づく仮設興行場等の建築の許可、これの審査手数料として1件につき16万円を追加しております。  そのほか、法律の改正とは別なのですが、わかりにくい点を修正した部分が条58ページ、別表2の備考にございます。  ページを進めまして、条68ページでございますが、こちらの備考欄に3を加えまして長期優良住宅認定申請の総戸数についての説明書きを追記させていただきました。  説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 57: 委員長(佐藤 肇)  ありがとうございました。  以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はありませんか。 58: 委員(伊藤真人)  一つはこの条文の第6条の過料というのは、もともとあったのか、これ、新たにつくる条例に新たに加えたものなのかというのが一つお聞きしたいのと、それで、条文の中身のさっき言われた10番と44番の新規のもの、これは今まで本来はもらわなければいけなかった手数料が条例の中で定めていなかったのか、上位法がこういうふうに変わったから新たに設けられたのか教えていただきたいと思います。 59: 建築開発課長(西尾英哲)  ただいまの2点、お答えさせていただきます。  まず、過料につきましては、現行の桑名市手数料条例の規定に既に入っている内容でございます。これを準拠しております。  2点目の別表第1の10の項と44の項、新たに加えた部分ですが、こちらが改正建築基準法の中で新たに条文として加わった認定及び許可の審査の項目でございます。それに対しての新規の手数料の徴収になります。 60: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、ほかにないようですので、以上で質疑を終結します。  次に、議案に対する討論を行います。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結します。  これより採決します。  議案第98号 桑名市建築開発関係手数料条例の制定については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、原案のとおり決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議案第105号 61: 委員長(佐藤 肇)  それでは、次に、議案第105号 市道の変更についてを議題といたします。  当局より説明を求めます。 62: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  土木課の佐藤でございます。現地視察、御苦労さまでした。
     現地視察いただきました議案第105号 市道の変更につきまして御説明申し上げます。  それでは、恐れ入りますが、議案目録、議案第105号をごらんください。よろしいでしょうか。  それでは、道路法第10条第3項の規定に基づきまして、市道の変更を行うものでございます。  1、変更する路線をごらんください。  変更する路線につきましては、路線番号K183044、路線名、西方蓮花寺線でございます。変更前の起点につきましては、大字蓮花寺字馬喰谷1042番1地先でございます。終点は新西方4丁目232番1地先に対しまして、起点につきましては変更前と同様であり、終点を大字蓮花寺字高塚1444番2地先に変更するものであります。そこで、変更前の延長757メートル、幅員1.9から6.8メートルに対しまして、延長190.3メーター、幅員2.5から6.0メーターに変更するものでございます。  次に、蓮花寺他地区、変更路線図のほうをごらんください。  同路線につきましては、図の左下、黒丸で印をしてございます起点を蓮花寺住宅の東側を流れます蓮花寺川右岸側を起点としております。終点を図の右上の三角で示しております新西方地区の桑部播磨線から、変更を左中央部分の三角で示しておりますところに変更するものでございます。なお、同地区で実施されております現地を視察いただきました資料にもございましたように、3地区の開発行為によって、点線部分の延長566.7メートルを廃止する内容でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 63: 委員長(佐藤 肇)  ありがとうございました。  以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はありませんか。 64: 委員(南澤幸美)  今回の議案である市道の変更ですが、開発行為に伴う部分的な廃道ということですが、一般的に開発行為によりこの部分の底地はどのようになるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 65: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  一般的に開発行為に伴う市道の変更、部分的な廃道につきましては、開発許可の時点では底地は市の名義のままで残ります。なお、その後の開発行為の着手届後につきましては、申請者への売却、もしくは、開発後の市道予定地などに登記をつけかえるということになります。以上です。 66: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。 67: 委員(南澤幸美)  確認しますが、現場が着手されるまでは底地は桑名市の名義であるということでよろしいんですね。 68: 建築開発課長(西尾英哲)  建築開発課長、西尾です。  開発区域のこちらの市道認定が係っている部分の底地につきましては、赤道及び市有地、その上に市道認定が係っている状況にありますので、市有地の部分、あるいは赤道の部分、開発区域内で必要となる開発エリアにつきましては払い下げと、あと、開発区域で市道に改めて設置される場合にはつけかえ等の行為がそれぞれ道路管理者と協議がされておるという状況にあります。 69: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。ほかの皆さん、よろしいか。  じゃ、私から何点かちょっと御質問させていただきます。  この間、過日、会派の勉強会でこの議案を見させていただいて、そのときまでは気がつかなかったんですけれども、たしか係争中だったということで工事がとまっていたはずです。それはどういう理由なんだということで総務部長がよくわからないから、一遍所管からお話しさせるということで、幾つか私も経験上、私事をしゃべってもいけないですけれども、いろんな土地の開発とか今まで立ち会いもしてきました。それで、認証するについて後味の悪い思いもしております。そんなようなのを含めてちょっとお聞きをするんですけれども、そのもめているところというのは何がどういうふうに、誰と誰がどういうふうにまず係争しているのか、その点、まず、1点お伺いします。 70: 建築開発課長(西尾英哲)  建築開発課長の西尾です。  係争中という部分、具体には市のほうで把握はしておりません。ただ、聞き及んでいる中でのお話になりますけれども、その部分についてはちょっと回答は控えさせていただきたいと思いますが、現状、この問題となっている部分に関しましては、現地視察の資料、こちらのほうの北側の開発エリア、こちらの中に土地が入っているという状況になっております。その中で、土地の権利についての係争と伺っております。 71: 委員長(佐藤 肇)  いや、その土地の権利というのは誰が、名前は言えないんでしょうけれども、例えば、Aさんがどこに対して訴えているわけ。 72: 都市整備部長中村博明)  都市整備部の中村でございます。  個人の名前がありますので、名前は伏せさせていただくということで、土地についてはもとの地権者さんがみえます。もとの地権者さんが最初にAという方に売られまして、このAという方に売られたときには市街化区域の農地でしたので、農地転用に係る届け出が必要となります。この届け出が連名でできなかったということで仮登記になっているというふうに伺っております。この状態のままでもとの地権者、所有者の方がまた別の第三者の方に売買をされまして、このときにはここはもちろん推察するんですけれども、地権者の方と、それから売買をされた方の同意があって、農地法の届け出をされたということで、こちらの後の順位の方については所有権の移転が、本登記がついておるという状態になっております。ですから、登記簿上の所有者は後順位の本登記がついている方というふうに一般的には不動産登記上は言われるというふうに考えております。  今、係争になっておりますのは、後の所有権者、本登記のついた方が仮登記の方に対して仮登記を抹消するという請求をされているというのが係争だというふうに聞いております。以上でございます。 73: 委員長(佐藤 肇)  そうすると、繰り返しますが、もとの人の所有者を例えばAさんとしますね。今、仮登記を持っている人がBさんとします。そのAさんが何をどうしたか、もう1人別の人に売られたという、この方が本登記を持っているわけですね。仮にCさんとしますね。そうすると、Bさんが仮登記で、CさんがBさんに対して訴えているということ、仮登記を処分してくれということで。 74: 都市整備部長中村博明)  都市整備部の中村でございます。  これはもう推測の域を出ない部分もあるんですけれども、本登記を持っているCさんが前順位の仮登記のBさんに対して、この仮登記は権利がないから抹消しろという請求をされているんだというふうに聞いております。 75: 委員長(佐藤 肇)  Aさんがね。 76: 都市整備部長中村博明)  Cさんですね。CさんがBさんに対して前順位の仮登記を抹消する請求をされているというふうに聞いております。 77: 委員長(佐藤 肇)  その仮登記をなされた時期というのはいつなんですか。 78: 都市整備部長中村博明)  仮登記が平成29年1月12日。 79: 委員長(佐藤 肇)  1月12日。 80: 都市整備部長中村博明)  はい。本登記が平成30年5月31日となっております。 81: 委員長(佐藤 肇)  もう開発始まっていますね。 82: 都市整備部長中村博明)  どこの部分になりますか。 83: 委員長(佐藤 肇)  今やっている開発というのはもう既に工事始まっていますね、この時点ですと。平成29年1月12日というと。 84: 建築開発課長(西尾英哲)  建築開発課長の西尾です。  今、土地がそこの対象となる敷地についてはまだ未着手の開発区域でございます。 85: 委員長(佐藤 肇)  いやいや、そうじゃなくて、医療法人尚徳会さんのほうの工事は平成29年1月12日には始まっていますね、もう既に。 86: 建築開発課長(西尾英哲)  着手につきましては、平成29年2月28日に施工者が決定されておりまして、平成30年1月に変更もさらにかけておりますが、着手のほうはもう既になされております。 87: 委員長(佐藤 肇)  経験上いくと、これ、市道があるということで、もう仮にBさん、Aさんが二重売買なのかよくわかりませんが、Bさんにお売りになった、それがあくまでも仮登記、Aさんがもう一度転売をしたということで、そこに恐らくBさんにしてもCさんにしても市道があって、自分の土地は市道に隣接しているであろうということで何かの思惑があってお買いになられたんだろうと推測をするわけなんですが、そうしますと、ここの市道がなくなるということになると、Bさんにしろ、Cさんにしろ、非常に土地価も下がっちゃうでしょうし、それから、非常に困ることが出てきますね。  それと、もう1点、これは農地ですから、BさんとかCさんというのは5ヘクタールぐらいは持ってみえるの、売買はできないと思うんですが、農地の場合、今は法律変わったのかな、よくわかりませんが、農地ですと農家の方でないと買えませんわね、5ヘクタール、じゃない50アール耕作していなきゃ。その辺、ちょっと教えてください。 88: 建築開発課長(西尾英哲)  まず、農地の売買につきましては、市街化区域内農地ですので、既にもう市街化区域として位置づけられておりますので……。 89: 委員長(佐藤 肇)  あっ、これ、市街化なの。 90: 都市整備部長中村博明)  ええ、市街化区域なんです。ですので、届け出だけで、農業委員会に対する連名の届け出だけで売買ができるということになっております。 91: 委員長(佐藤 肇)  あっ、そうなんだ、市街化。 92: 都市整備部長中村博明)  市街化です。 93: 委員長(佐藤 肇)  平成4年のときの線引きで……。 94: 都市整備部長中村博明)  そうですね。 95: 委員長(佐藤 肇)  この辺は市街化になっているの。 96: 都市整備部長中村博明)  はい、もうこの山一体、全部。 97: 委員長(佐藤 肇)  そうすると、固定資産税、結構たくさんもらっているわけ。 98: 都市整備部長中村博明)  そうですね。山林ですので、宅地ほどの価格はかかっていないと思っていますけれども……。 99: 委員長(佐藤 肇)  多少の評価は違うでしょうけれども。 100: 都市整備部長中村博明)  市街化調整区域内の山林よりは高い固定資産税になっていると。 101: 委員長(佐藤 肇)  市街化区域ですか、これ。 102: 建築開発課長(西尾英哲)  はい。もともとこの地域、何回か開発の話があっては消え、あっては消えという土地で、この20年ぐらいの間でも何度か開発の話は出ては消え、出ては消えとしている土地だというふうに認識しております。 103: 委員長(佐藤 肇)
     じゃ、何でもできるわけですね、市街化ですから、極端なことを言えば、ということですね。 104: 委員(伊藤真人)  今の民民のもめごとと今回の市道の廃止は関係ないということですね。 105: 都市整備部長中村博明)  今の係争中は、きょう見ていただいた北側の新たに開発される住宅地のところで、今回、廃道するところというのは、ヨナハのところを通って奥に入っていくんですが、見ていただきましたとおり、あそこを市道として利用している方がもう見受けられない。あそこで何らかの生産活動なり、生活活動なり、営利活動なりをしていることも見受けられないということで、道路としての廃道ができると判断をしたものでございます。以上でございます。 106: 副委員長(冨田 薫)  副委員長の冨田です。  確認になるんですけれども、現地で説明はいただいたんですが、青い橋ありますよね、あの陸橋、あれも市道の一部になっておるものですから、当然、廃道にすればあれを壊さなきゃいけないというところで、あの費用についてはどういうふうになっておるのかという説明を。 107: 建築開発課長(西尾英哲)  国道421号の上にあります陸橋につきましては、市道認定が係っておる部分でございますが、そこの部分の撤去につきましては、病院側の開発事業の中で撤去されると伺っております。 108: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。 109: 委員(石田正子)  市道を廃止する理由というのは今、現にそう利用度があるとは認められないということで廃道にするという意味を言われたのかなと思うんですけど、これだけの大規模な開発になるというか、ここには3社書かれていますけど、かなりの規模の大きい開発なんですけど、この開発許可そのものはどういった形で認可するというか、ちょっとそのベースになるところをちょっと教えてほしいなと思うんですけど。 110: 建築開発課長(西尾英哲)  建築開発課長の西尾です。  まず、開発事業を行いたいというまず前段のほうからちょっと説明させていただきます。  まず、一定規模、3,000平方メートル以下かそれ以上か、1ヘクタールを超えるかという部分で流れが変わってくるんですけれども、今回は1ヘクタール以上の物件がそれぞれございます。それぞれについてでございますけれども、まず、事前相談を受けまして、そこの中、特に水の流れ、分水嶺等がございます。そういった流れ、排水、そういう部分をどう考えていくのかとか、あと、区域は確定しているかとか、そういった基礎的な部分、その前に先ほど市街化調整区域かどうかというようなお話もありました。立地要件も当然もあります。その部分を相談対応で整理していきます。  その次に、事前協議という段階に入りまして、個別にかかわってくる部署、それぞれ所管の部分と、事前の打ち合わせをしていくというような流れになってきます。  その次に、協議の事前がとれまして、協議願というのを正式に受ける形になるんですけれども、その際には大体おおむね技術基準のほうを満たしていただく、例えば、造成の方法ですとか、擁壁、あるいは調整池、そういったものの構造、容量、そういったものが大体まとまってくる状況になります。  それから、その協議が終わりますと、実際に許可申請書、こちらのほうを受け付ける形になります。その段階ではもうほぼ許可できるところまでの審査のほうはできる状況にありますので、あとはもう決裁に要する時間、そういったものから対応していくその時間でほぼ許可になっていくということになります。  あと、事前相談、事前協議の中で開発指導要綱を適用していきますので、市の持っておる要綱の中には、当然ながら開発に係る部分の関係者への説明会を行ってください、その報告を下さいというような指導、行政指導が加わりますので、その対応がなされての結果になるというふうになっております。 111: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。 112: 委員(石田正子)  開発の許可を出していくという点では、出されている人が複数出てくると、規模的には小さくても合算すればこれだけの面積を示すことになると思うんですけど、そうなった場合に、トータル的に例えば山の部分なので、例えば、水の処理、分水嶺があると言われたんですけど、水の処理どうするかとかという点でも共通の課題になってくると思うんですけど、個別だとそのルールに該当しないよということもあるのかもしれないんですけど、これだけ規模が大きいとなると調整池あたりがどうなっているかというのは、裾野に住んでいる者としてはとても不安なんですけれども、今も工事が始まってから川の水の色が大きく変化しているのもたびたび見ているし、その点では調整池がまだできる段階ではありませんけれども、もう開発が始まっていれば、そうやって流れ方は随分変わってきているのかなと思うんですけど、もうそういう調整を含めて、周囲の状況を見た上での開発の許可というのにはならないのか、そういう周辺の影響というのは開発許可の中に考慮されるべき項目としてあるのかないのか、そこをちょっと教えてください。 113: 建築開発課長(西尾英哲)  ただいまの石田委員の質問につきましては、開発の協議及び相談対応の中で全て網羅しておりますので、御理解いただけますでしょうか。特に水の色が変化しているという部分に関しましては、常に事業者のほう、こちらのほうには管理はしていただくように指導はしておりまして、その辺の報告もいただいておりますし、今やっている区域が発生元という、そういう部分について事業者側もその辺は出てくれば当然対応している内容になりますので、その部分ではトータル的に3社別々に許可はありますけれども、河川管理者も含めて協議しておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。 114: 委員(石田正子)  なぜこだわるかというと、開発がこの一面が影響するとしても、申請の仕方が何日かずれて半分ずつ出して実際に行われて開発許可が出ている地域があって、そうすると、それぞれには何も調整池つくらなくても大丈夫だよの基準なんですけど、合算してでき上がりは一面となると、周囲はやっぱり水の問題が出たという事例もあるので、そういう意味ではこれ、大規模の開発になっているし、今のところ3社になっていますけど、かかわる人が複数あると、その部分、その部分ではクリアできている項目であっても、トータルすると全然規模違うよということになるかなと思うので、そういう意味では開発の区域全体がわかるのは市だと思うので、その辺を含めてきちっとした指導が要るのではないかなと思って質問させていただきましたので、よろしくお願いします。 115: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。 116: 建築開発課長(西尾英哲)  今の部分につきましては、ちょうど3,000平米から1ヘクタール、この間で発生する事象なので、市としましても特に開発相談の際には十分注意喚起を行っております。今後も引き続き指導していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 117: 委員長(佐藤 肇)  じゃ、もう1点、一条工務店側の開発のほう、僕、市街化と今初めて聞いて、大変不勉強で申しわけないんですけれども、市街化区域だとなおさらこうやって市道がついていて、もともとのAさんの持っている土地というのは普通の平地だったら、非常に価値観の高いところですね。市街化で、なおかつ市道が通っているということで、それを当て込んで買われたかどうかはわかりません、または、別の思惑があるのかわかりませんけれども、Bさんが最初買って仮登記になった。それをもう一度、もとのAさんがCさんに売って、本登記が変わっておるというと、逆に、Cさんは、この開発許可を出すときにCさんの印鑑がとってあるのか、Aさんか、Bさんなのか、どっちなんですか。 118: 建築開発課長(西尾英哲)  開発許可の時点におきましては、Aさんの印鑑です。 119: 委員長(佐藤 肇)  もとの持ち主の方の印鑑があるわけですね。 120: 建築開発課長(西尾英哲)  はい。直近に行われました変更許可に対しましては、Cさんの印鑑です。 121: 委員長(佐藤 肇)  ちょっと待ってください。開発許可はAさんで……。 122: 建築開発課長(西尾英哲)  平成26年の開発許可に際してはAさん、平成30年8月20日の変更許可に際しては所有が変わっておりますのでCさん……。 123: 委員長(佐藤 肇)  Cさんね。 124: 建築開発課長(西尾英哲)  こちらのほうから同意の印鑑をもらっております。 125: 委員長(佐藤 肇)  だから、CさんとBさんがもめておるわけやね、仮と本登記ということでね、ということになるわけですね。だから、したがって、なぜくどくど申しわけないけれども、市道が通っているということは非常に、ましてや市街化ですと、土地価が非常に高いわけですね、開発された場合に。当然、多分、Cさんにしても、Bさんにしても、市道があるということを前提に購入なさったんじゃないかと推測するわけなんですけれども、そうすると、今ここで市道がなくなるということになると、どっちに移るのか知りませんが、BさんかCさんか知りませんけれども、その方の価値観というのはがくんと下がっちゃうわけですね。そのあたり、市が関与しておって、もっとこの開発許可の前であれば問題ないんですが、もう工事始まって、ましてやCさんなんか平成30年8月、ついこの間ですね、かなりの思惑があるだろうと推測はします。ということは、やっぱり市道に近いという、開発されれば市道があるから、いろんな意味の権利の申し入れができるんじゃないかと、あくまでもこれは私の推測ですけれども、市が一応、こういうふうに関与している、市道が関与しているということについては非常に慎重にならざるを得ないのと違うのかなというのが僕の思いですが、その点いかがですか。 126: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  土木課の佐藤でございます。  一般的に市道の廃止につきましては、その沿線に隣接される方、この地権者の方に同意を得ると、1枚挟んだ方については、あくまで同意を求めないということで私ども、そういった手続で進めております。ですので、今回の案件についても開発行為ではございますが、この道路の沿線に隣接する方ではないということも踏まえて今回、こういったふうで議案として出させていただいておりますので、よろしくお願いします。 127: 委員長(佐藤 肇)  もう一度、じゃ、土木課長、本当に隣接していないのは間違いないですね。CさんかBさんか知りませんけれども、の土地、だとしたら、Cさんの印鑑があるというのはおかしいじゃないの。 128: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  Cさんの印鑑はあくまで開発に伴う同意の印鑑で、市道に関する同意というものとは別でございます。 129: 委員長(佐藤 肇)  その開発許可というのは、本登記が最優先されるわけですね、仮登記じゃなくて。だから、今、Cさんの印鑑が押してあるとおっしゃいましたね。その土地というのは、先ほど、もう一度確認しますが、市道には隣接しないわけね。 130: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  隣接はしていないです。 131: 委員長(佐藤 肇)  していないわけですね。市道に隣接していなくて、周辺の普通僕らが立ち会いすると、隣接とか、道路を挟んで隣もというようなことで立ち会いによく行きますけれども、それは関係ないのかな。 132: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  土木課の佐藤です。  道路がある境界、私どもが境界立ち会いを求める場合は、道路に隣接された方の境界立ち会いを求めます。道路を挟んで1枚奥の方に関しての立ち会いは、あくまで市との境界は市側が求めますが、1枚挟んだ奥の方との境界については民民同士のお話という取り扱いになります。 133: 委員長(佐藤 肇)  だから、市道は全く関係ないということですね。 134: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  はい。 135: 委員長(佐藤 肇)  もう一度確認しますけれども。 136: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  はい。 137: 委員長(佐藤 肇)  間違いないですね。 138: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  はい。 139: 委員(伊藤真人)  今回の市道の廃止というのは、もう造成工事進んでいるのにその後から廃止というのは、どうも合点がいかないといいますか、開発事業者側からすると、廃止を先にしていただいてから造成するというのが普通じゃないのかなと思うんです。よその開発でも開発と道路をつくるのが同時にできないというのが開発事業者側のいろんな御意見をお伺いしておるところではありますけれども、それを同時にはどうしてできないのかな。道路をつくって市道認定をもらわないことには開発の許可が出ないというのが、何かおかしな話だと思うんですが、やる側としては同時にやりたいわけですよね。 140: 建築開発課長(西尾英哲)  建築開発課長、西尾です。  例えば、土地区画整理事業ですと全て凍結してしまいますので、その行為自体が同時に進めることは可能です。ただ、都市計画法の第29条の開発行為になりますので、その制限まではかかってこないと、個別法により対応していく必要性がどうしても生じます。その中で調整を図るために、都計法第32条の道路管理者等、あるいは公共施設管理者の協議が発生するわけなんですけれども、その協議の中でどういった手順で進めていくのかというのは調整される内容です。  特に、当市の場合は、実際に工事を進めながら、その状況に応じて協議しながら対応していたというのが現状ですし、今回のような事例自体がそもそも余りなくて、赤道が中に入っている場合のつけかえのケースが今までございました。他市の事例でも認定道路を挟んでの開発行為というのはなかなか余り見られないんですが、実際に市のやり方ですと、工事の進捗に応じて協議しながら対応していくというスタンスでやっておりますし、もうちょっと前段で全てつけかえ道路まで認定して、でき上がってから着手となると、その行為に踏み込むまでにまたさわる工事が発生しますので、どちらが先かというような、そういう問題も生じてきます。その辺がございますので、当市においては工事の進捗に合わせて対応しているというのが現状です。 141: 委員(伊藤真人)  事業者さんにお伺いすると、他市ではできるのに、どうして桑名はできないのという話なんです。協議の中でやっていけばできる話なんですけど、市道のつけかえだとか、道路を先に完成させなきゃ開発行為ができないということ自体が本当に無駄なお金が要るというお話を聞くので、もう少し融通きかせて、今回の場合でも造成する前にもう市道を外しちゃったら一遍に造成できるんですよね、これ。どうなんですかね。認定外すのが、タイミングが遅いんじゃないかということをちょっと。 142: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  土木課の佐藤でございます。  伊藤委員おっしゃられるように、なかなか今回の3地区が時間差で開発行為が伴うということはなかなか例としてない状況でしたもので、今後、これを糧にいたしまして、手続につきましては手順を踏んでいきたい、御指摘のとおり、差異のないよう進めていきたいと思いますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 143: 委員長(佐藤 肇)  じゃ、細かいことですけど、この市道は仮にこのまま残すの、開発された後はこの市道はどうなるの。 144: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  土木課の佐藤でございます。  開発後は新たな市道なるものができますもので、そちらにつけかわるという認識でございます。 145: 委員長(佐藤 肇)  それはまだ決まっていないわけ。 146: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  今計画されております土地利用計画の中に、事、一条側については区画道路なるものが整備される。また、尚徳会のほうにつきましても一条側と連携した形での道路の整備ということで、相応が行きどまりになるようなことのないような道路計画になっていますので、新たな開発の終了後については現状以上の市道が整備されるという計画になっております。
    147: 委員長(佐藤 肇)  これを端的にいうと、等価交換ということでいいわけですね、今の現状、市道の面積と、今度、新しくできるであろう市道とは等価交換。 148: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  土木課の佐藤です。  今、尚徳会さんのほうについては売却で物事は進めております。ただ、一条側についてはほぼほぼ等積以上の、まだ売却云々の話はしていないんですが、地籍としては今以上の地籍が道路として帰属される予定をしております。だから、今回の道路の一部分がその道路の中に含まれるということを想定します。以上です。 149: 委員長(佐藤 肇)  じゃ、ヨナハさんの売買というのはどういうふうにするの。全然価値観が違いますね、今、現状と、新しくなるのとは。 150: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  あくまで申請者のほうが公共用地について売却してほしいということで申請者が買うという認識をしております。ですので、事一つ一つの申請者側との協議の中で、今以上の道路施設を整備するから帰属してください、整備後は市のほうに帰属させていただきたいといった、それとも買われて、新たに整備した後、帰属してくださいというような協議を進めながら、それぞれ道路については整備しております。 151: 委員長(佐藤 肇)  ほかよろしいですね。 152: 委員(石田正子)  何か道路のことでこういうように悩ましいことはなかったなと思うんですけど、ちょっとどう判断したらいいのか、ちょっと迷うところがあるんですけれども、今のこの開発が手がけられてから、この道路をどう扱うかということになっている議案だと思うんですけど、今後、それぞれの開発者の地域内を道路がいろいろ建設されると思うんですけれども、いろいろ行き渡るに当たって、そうすると、また市道の認定というのは出てくるのかなと思うんですけど、それが今この時点ではわからないというか、まだ図面的に確保できやんというか、そういうのもあるから、とりあえずはこれ、消すような話なんですかね。何か順番とか、出すタイミングとかが何かちょっとちぐはぐのような形で議案に上がってきているような感じがして、ちょっとはっきり言って何か判断困るなというか、そんな感じするんですけど、何かもう少し何かわかることにならないかなと思って。 153: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  石田委員おっしゃられるように、先ほども申しましたように、今回、3地区のちょっと時間差を置いた開発ということで、やはりなかなかないケースの中での手続になってしまったと思います。今後、これを例として、手続についてはもう少しスムーズにしてまいりたいと思いますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。 154: 委員(石田正子)  今後はこれを参考にするかもしれんけど、今現在のこの悩ましい問題はどう解決するんですかね。もうこれで、とりあえずこれは市道の線をなしにして、次は仕切り直しでするという意味ですよね。だから、また新たに市道認定の議案に出てくる話かもしれないんですけど、この問題が解決し切っていない状況の中での市道の取り扱いなり、地域のそれぞれの区画というかの問題が何かすっきりいっていなくて、Aさんとか、Bさんとか、Cさんがいろいろ出てきて、まだ折り合いはついていませんよの話になると、なかなかこの状況の中で認めがたしかなと思うんですけど、その辺、もう少しすっきりする説明ってありますか。 155: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(佐藤良治)  今回の案件については、一つのポイントが開発行為の許可。開発行為の許可というのは、開発計画に基づいて現状の公共用地が計画の中での新しい道路につけかわるということを想定して、現状の道路について廃止をするという方針でございます。ですもんで、まず、廃止をした後に開発行為で造成をする。造成をした後に完成した暁に帰属を受けたものを新たに市道認定するという形で、まずは廃止して、工事をして、新たなものをつくって、つくった後に帰属を受けるということですので、その間の期間はやむを得ないかなと。  これは、一般的に法的の認可を得る区画整理事業におきましても、区画整理事業については認可の時点で一定の地区内の使用収益の停止という行為を伴います。そういった中で工事を実施し、できた暁には認定を打つという手続になりますので、これについては現状やむを得ないかなと思いますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 156: 委員長(佐藤 肇)  石田委員、いいですか。  じゃ、最後に嫌なことを言いますけれども、お二方とも御異議が出たように、この市道認定の申請は非常に端的に言って遅いと思いますね。もっと早くからなぜわかり切ったときからやるべきだったんじゃないかなという思いと、ここで、例えば、市道の今の廃止を認定して、議会が認めたから行政も突っぱねられるということになると、議会も非常に迷惑をこうむるわけですね。いろいろときのうも副委員長ともちょっと話をしておったんですが、私はよくわからなかったのでやっと資料でわかったんですけれども、今後、CさんとBさんが訴訟を起こしておいて、これはあくまでも民民だから行政関係ありませんが、あくまでもここに市道があったからこうなったんだと、Aさんから買ったんだということで訴えられたときに、市としての対応並びに議会としての、一言で簡単に言えば、議会のとばっちりはございませんね。確認をとっておきます。 157: 都市整備部長中村博明)  都市整備部の中村でございます。  いろいろ御議論いただいておりますが、委員の皆様おっしゃるとおり、市道の廃止の議案については当局側としても遅過ぎるというふうに私も考えております。本来であれば、病院側の開発の許可、もしくは着手のときに廃道しておくべきであったという案件だというふうに思っております。その経緯につきましてもちょっとこれ以上、私も4月に来たばかりでわかりませんので、それ以上申し上げませんが、客観的に見て遅いと思っております。  それから、もう1点、訴訟の件ですけれども、これにつきましては公共物としての道路の使用権というものにつきましては、大正時代の判例がありまして、公物の、大正時代の判例なんですね。これが今でもこの判例として生きている、リーディングケースとして生きているということで、公物が廃止されたことなどによる当該公物の自由使用ができなかったことについて利用者が廃止処分の取り消しなどを求めることができるかという形で、これはずっと議論をされていると、明治、大正にかけて議論をされたと。その結果につきましては、当該公物に対し、利用の権利を有していないと、権利ではないという判断が裁判所でなされておりまして、その利用を妨げられたとしても権利侵害を理由として廃止処分の違法性を公物管理者、これは市ですね、公物管理者に対して主張することができないという判断がされておりますので、仮に廃道の隣接地であって、そこから廃道の許可というか、同意をもらえなかったとして、廃道したとしても、その結果、その使用に対してできなかったということに対して訴えることはできない、これは法律では原告適格というんですけれども、原告適格上の適格を有していないということで、裁判所では棄却ではなく、却下をされる案件だというふうに認識をしております。  ただ、当市としましてもやはり通常、日常生活の中で、その道路を利用している方がみえる場合については、この判例に基づくことなく、やはり慎重に対処するということで、できる限りの同意を得ていただいているというふうに判断をしております。これは県も同じ見解だというふうに認識をしておりますので、その分につきましては御理解をいただきたいと思っておりますし、訴訟になれば、これは訴訟になれば受けて立つしかないと思っておりますので、それについても十分押さえているということで御理解いただきたいと思います。以上でございます。 158: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  じゃ、質疑がないようですので、以上で質疑を終結します。  次に、議案に対する討論を行います。  討論はありませんか。 159: 委員(石田正子)  もっと簡単に考えれることかなと思っていたんですけど、やっぱり今、問題をいろいろ抱えているという点からいくと、段取り的にはもっと早くに対応しなきゃいけなかった部分もあったかと思うんですけれど、一旦、この係争中の問題が少しでも解決する方向を見出してから、残された時間、開発が始まれば、また市道認定というか、公道をどうするかという問題も出てくると思うんですけど、その調整も見ながらもう少し見合わせたほうがいいかなというか、そんな感じがしていて、ちょっと今、結論を出すのは難しいです。 160: 委員長(佐藤 肇)  今の話……。 161: 委員(石田正子)  賛成できないなというか。 162: 委員長(佐藤 肇)  継続審議という意味も含めて。 163: 委員(石田正子)  それも考えてほしいと思う。 164: 委員長(佐藤 肇)  今のお話ですと、継続審議も含めてという意味。そこまでは言っていないのね。 165: 委員(石田正子)  今の時点でいろいろ説明も伺って考えたんですけれども、今の時点で結論出しにくいなというか、そんな感じがするし、解決しなきゃいけない問題はきっちりあるということははっきりわかったので、そこの見通しをもう少しはっきりさせるべきではないかなということで、私は今ちょっと結論を出しにくい状態です。なので、待てるものとかはちょっとどうかわからないです。 166: 委員長(佐藤 肇)  だから、賛成でもない、反対でもない、もうちょっと様子を見ましょうということは、一言で言えば、継続審議という……。 167: 委員(石田正子)  はい、ちょっと様子を見させていただけるものなら、そうしてほしい。 168: 副委員長(冨田 薫)  じゃ、賛成の立場で討論をさせていただきます。  市道認定については、係争中の問題等、隣接していないというところで、別に係争しておる事件と、この市道の廃止については関係性がないのかなというのが一つと、それから、市道である限り、今の状況で、例えば、災害が起きたときにやっぱり市道の土砂崩れ、そういったことも心配なので、逆に早くあそこは廃道にしたほうがいいかなと。あとは、さっき青い橋、あの陸橋の部分についてもやはりかなり老朽化しておりますので、廃道していくことで、しかもコスト的に民間のほうでやっていただけるのであれば、やはりこういうタイミングでやっていったほうが市全体のためにもなるんじゃないかなということで、私はこの案件には賛成いたします。 169: 委員長(佐藤 肇)  ほかによろしいですか。討論ございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、討論がございましたので、これより採決をいたします。  議案第105号 市道の変更については、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。                    (賛成者挙手)  ありがとうございます。  挙手多数と認め、本議案は原案のとおり決しました。  以上で都市整備部の所管部門における付託議案の審査は終了いたしました。  ここで、当局から桑名市立地適正化計画(案)について報告の申し出がありますので、これを許可いたします。 170: 都市整備課長(出口敏幸)  都市整備課長の出口でございます。  それでは、桑名市立地適正化計画(案)につきまして御報告を申し上げます。  恐れ入りますが、配付させていただいております資料、桑名市立地適正化計画(案)概要版をごらんください。  初めに、1、立地適正化計画とはについてでございますが、現在の日本におきまして、今後、人口の急激な減少と高齢化の進行が予測されますことから、都市における今後のまちづくりは高齢者や子育て世代にとって安心できる健康で快適な生活環境の実現、また、財政面及び経済面において持続可能な都市経営をいかに可能とするかが大きな課題となっております。  こういった中、国によりまして医療、福祉、商業の施設や住居等がまとまって立地し、地域住民が公共交通の利用によりこれらの生活利便施設等にアクセスができるなど、交通機能との連携も含めた都市構造の集約化が必要であるとの考えから、平成26年8月の都市再生特別措置法の改正により、立地適正化計画制度が創設され、コンパクトなまちづくりに向けた法的な枠組みが整備されました。  立地適正化計画の基本的な考えといたしましては、右のイメージ図のように一定の都市の区域において、医療、福祉、商業施設などの生活サービス機能を備えた複数の拠点を都市機能誘導区域として設定し、これらを鉄道や主要バス路線などの公共交通で結び、さらに各拠点の周辺に居住誘導区域を設定することにより、それぞれの居住者が公共交通を介して生活サービス機能を身近でスムーズに利用できるような多極・ネットワーク型の都市構造の構築を目指すものであります。  本市におきましても、将来の人口減少、超高齢社会に対応するため、この立地適正化計画を活用し、コンパクトで持続可能なまちづくりに向けた取り組みを進めるため、平成27年度から本計画の策定に着手をいたしました。  なお、計画期間につきましてはおおむね20年とし、また、施策の達成状況に関しまして、今後の人口の動態や社会状況の変化に応じ、おおむね5年ごとに評価を行い、また、おおむね10年をめどに必要に応じて見直しを行うこととしております。  次に、2、立地適正化計画の位置づけでございますが、この計画は、上位計画であります桑名市総合計画や三重県が策定しております桑名都市計画区域マスタープランに即するとともに、本市の都市計画マスタープランの一部としたまちづくりの計画として位置づけをしております。  3番、人口の将来見通しにおきましては、本市の総合計画や国立社会保障・人口問題研究所による推計により将来人口の見通しについて把握を行いました。総合計画では、平成27年から20年間で約1万100人の減少が見込まれておりますほか、下の図にございますように、高齢者の割合につきましてもほとんどの地域で30%以上となることが見込まれております。  このような見通しを踏まえまして、4番、桑名市における集約型都市構造の必要性におきましては、今後の人口減少、高齢化社会に対応するための都市構造に関する課題としまして、1)中心市街地の活性化、2)公共交通の利便性、持続可能性、3)生活サービス施設の利便性、持続可能性、4)丘陵地の住宅団地におけるコミュニティ形成、5)インフラの既存ストックの有効活用、6)災害に対する市街地の安全性、この六つの視点からの課題の抽出をいたしました。  5番の立地適正化計画に関する基本的な方針につきましては、計画策定に当たり、特に現行の都市計画マスタープランとの整合性を考慮し、今回の立地適正化計画の基本理念を、桑名市特有の歴史、文化を受け継ぎ、今後の人口減少、超高齢社会に対応する持続可能な安全で快適な都市環境の形成とし、将来都市像を、快適な暮らしを次世代にも誇れるまちといたしました。  その上で、まちづくり方針として、先ほど申し上げました六つの視点による課題を踏まえ、1)から6)の基本的な方針を定め、このまちづくり方針を具体化するために鉄道駅やバス停付近を基本とした拠点を市内に配置し、それぞれを鉄道やバスといった公共交通を都市軸としたネットワークを形成し、各種都市機能の維持、集積を図ることで拠点周辺の居住地と一体となったコンパクトな都市構造の構築を目指します。  各拠点は、それぞれの成り立ちや地理的要因から、中心拠点、地域拠点、地域生活拠点の3種類に分類し、鉄道とバスが交わる中心拠点として桑名駅周辺地区を、鉄道による都市軸上に位置し、各地域において市民生活の中心となる地域拠点として多度駅、長島駅、星川駅周辺地区の3カ所を、そして、バスによる都市軸上に位置し、地域拠点を補完する地域生活拠点として大山田地区と新西方地区のバス停周辺の2カ所、合計6カ所の拠点を設定いたしました。  3ページ左側下の図は、各拠点と公共交通との関係を図式化したもので、3ページ右側上の図につきましては、市域における集約型都市構造のイメージを図式化したものでございます。  次に、6、都市機能誘導区域の設定についてでございますが、集約型都市構造の構築のため、都市機能の誘導に当たり、方針1の居住の促進に向けて、拠点機能に応じた施設立地を誘導、さらに、方針2の都市づくり上の重点課題へ対応するための戦略的な施設の立地誘導から、この二つの方針から集約型都市構造を実現するため、先ほど御説明いたしました6カ所の拠点を都市機能誘導区域として設定し、それぞれの拠点に応じた施設立地を誘導することにより、生活サービス機能の存続を図ります。  4ページから9ページまでの図につきましては、都市機能誘導区域として設定いたしました各区域のエリアを示したものでございます。  桑名駅周辺地区については半径1キロ、その他の地区は半径800メートルのエリアで、青色の線で太く縁取りをしております市街化区域であるエリアが実際の都市機能誘導区域でございます。  次に、誘導施設の設定についてでございますが、誘導施設は都市機能誘導区域ごとに立地すべき施設として設定される施設のことで、子育て支援施設、商業施設、高齢者福祉施設などが挙げられます。市内6カ所の都市機能誘導区域ごとにその区域内の都市機能等の立地状況を確認し、誘導すべき施設について検討いたしました。検討の結果、本市の都市機能誘導区域においては、誘導施設として保育所等、または商業施設を設定することとし、各区域における誘導の有無については10ページの左上の表のとおりといたしました。  なお、各誘導施設の定義は表中に記載の施設で、各区域における誘導施設は二重丸の印で表示されているものでございます。二重丸印の誘導施設につきましては、都市再生特別措置法に基づく届け出の対象施設となり、六つの都市機能誘導区域外で誘導施設を整備しようとする場合は事前に市への届け出をする必要がございます。  続きまして、7、居住誘導区域の設定について御説明申し上げます。  居住誘導区域とは、先ほど御説明いたしました都市機能誘導区域とともに立地適正化計画において設定が必須となるもので、将来における人口減少の中にあっても人口密度を維持することにより、生活サービスやコミュニティーが持続的に確保されるように居住を誘導すべき区域でございます。  居住誘導区域の設定に当たりましては、方針1の中心市街地への居住誘導、方針2の公共交通沿線への居住誘導、方針3の郊外の住宅団地や既存集落などにおける人口維持と、さらには、方針4、災害危険性の低い地域への居住誘導、この四つの方針に基づき、区域の設定の基本的な考え方と区域から除外すべきエリアについて整理を行いました。  結果、市街化区域のうち、さきに設定しました六つの都市機能誘導区域のエリア、公共交通沿線で鉄道駅からおおむね800メートルの圏内と、路線バスのバス停からおおむね300メートルの圏内、また、既に人口が定着している市街地で目安として人口密度がおおむね30人、ヘクタール以上当たりの人口密度の区域をベースとしまして、そこから土砂災害特別警戒区域のような災害リスクの高い地域や、多度地区の工業団地や陽だまりの丘のビジネスリサーチパークや総合運動公園、また、外苑の緑地、また、長島温泉周辺の市街化区域といった居住を誘導することが適切でない地域を除外し、区域を設定いたしました。  11ページ左側の図の黄緑色で着色してある地域が居住誘導区域として設定したエリアでございます。  11ページの右側上段の居住誘導区域外における届け出制度につきましては、市街化区域内であって、例えば、長島温泉周辺のような居住誘導区域外の地域においては、図にお示ししているような規模の開発行為や建築等の行為を行う場合、事前に市へ届け出をする必要がございます。  最後に、8番、目標値と評価方法でございますが、立地適正化計画の策定においては、計画により市が目指す目標値の設定が必須となっており、また、その目標値を達成することにより期待される効果についても示していく必要がございます。そこで、本計画における施策、誘導方針により目指す目標値として、居住誘導区域内の人口密度を設定しました。  具体的には、現状値の居住誘導区域内の人口密度が1ヘクタール当たり42.9人であったものが、現状のまま推移した場合には、西暦2035年には1ヘクタール当たり39.2人になると推計されますが、この計画により居住の誘導や都市機能の集積を図り、西暦2035年において1ヘクタール当たり40人の人口密度を確保することを目標といたしました。  さらに、この目標値を達成することにより、居住誘導区域における人口集積が進むことで効率的な公共施設等の配置が可能となるため、公共施設の延べ床面積の削減、具体的には、西暦2035年には本市の公共施設の延べ床面積を13.2%削減することが効果として期待されます。  なお、本市における公共施設の削減については、桑名市公共施設等総合管理計画において定められており、その計画によると、平成27年度から50年後の西暦2064年までに施設総量の延べ床面積の33%の削減を目指しております。  これらの目標値や期待される効果、施策の達成状況に関してはPDCAサイクルの考えに基づき、今後の人口動態や社会状況の変化等の状況に応じ、本計画の記載内容についておおむね5年ごとに評価を行い、おおむね10年をめどに必要に応じて見直しを行ってまいります。  計画の内容については以上でございます。  なお、本計画の内容につきましては、ことし3月にパブリックコメントを実施しましたところ、長島地区における災害危険度を踏まえた都市機能の誘導に関する御意見、中心拠点であります桑名駅周辺における都市機能に関する御意見、居住誘導区域の設定に関する御意見、計画の評価の期間に関する御意見等がございました。  本計画の公表に向けたスケジュールにつきましては、さきの8月28日に開催されました桑名市自治会連合会の役員会におきまして本計画について御説明を申し上げ、今後、10月5日開催予定の自治会連合会の理事会での御説明を行いました後、10月19日に住民説明会を開催し、その後、11月開催予定の本市の都市計画審議会への報告を経て公表を行う予定でございます。
     以上が桑名市立地適正化計画(案)についての御報告でございます。ありがとうございました。 171: 委員長(佐藤 肇)  どうもありがとうございました。  この件につき、お聞き漏らしがございましたら御発言をお願いします。 172: 委員(伊藤真人)  伊藤です。  お聞き漏らしじゃないんやけれども、最終的に公マネになるんですよね。立地適正化計画というのは、公マネにつながっていくんですよね。 173: 都市整備課長(出口敏幸)  将来、行政としましてはやはり人口減少と生産人口……。 174: 委員(伊藤真人)  その説明はわかっていますんやけど、人口減っていくので公共施設を減らしていこうという、公共施設マネジメントにつながっていくんですよねという話。 175: 都市整備部長中村博明)  都市整備部の中村でございます。  直接的につながるということではないというふうには思っておりますが、ただ、居住誘導ゾーンを設定してコンパクトシティーを推進していきますと、郊外にある公共施設について見直しは必須になってくるんじゃないかというふうに考えております。以上でございます。 176: 委員(伊藤真人)  そうなると、僕、議会でも言っておるけど、これ、学校含むのか、含まないのかって、学校が公共施設の総面積の50%近く占めておって、学校を含まない中で33%減らしたら、今の公共施設が20%ぐらいしか残らないけど、それで行政って成り立っていくのと思うんだけど、その辺のつり合いというか、立地適正化というか、公共施設のマネジメントのつり合いをどうやって考えてみえるのかな。学校を入れなきゃ減らんでしょう、33%。 177: 都市整備部長中村博明)  都市整備部の中村でございます。  公マネの計画についてちょっとここではっきり申し上げることはなかなか難しいんですが、ただ、今の我々が知っている限り、公マネの計画の中で学校はちょっとその中に入れていくと、非常に進捗が難しくなるというか、読めないというところがあって抜いたというふうに伺っておりますので、立地適正化計画は、あくまでもゾーンを定めて、そこに人口を集約していこうと、なかなか難しい計画なんですけれども、最終的にはゾーンを設定して、集約かかった後に公共施設、どうあるべきかと考えていかざるを得ないのかなというふうに考えております。以上でございます。 178: 委員(愛敬重之)  案の段階なのでちょっと修正になるのかなというところで、8ページなんですけど、これ、F1マートじゃないと思うんですよ、これ。Fマートだと思います。F1ってなかったね。 179: 委員長(佐藤 肇)  書いてあるわね。 180: 委員(愛敬重之)  Fマートやと思いますわ。ちょっとここ、確認しておいてください。以上です。  変わったよね、やっぱり。               (「変わっている」と呼ぶ者あり)  よかった。 181: 委員長(佐藤 肇)  ほかにありませんね。 182: 委員(大森 啓)  ちょっと6ページの長島駅周辺地区についてなんですけれども、この円があるんですが、この円が川にかぶさっているんですよね、長良川に。長良川よりも実はこれ、ずらしていくと、さらに人口密度の高い住宅団地なんかが出てくるんですけれども、この計画、そのあたり、ちょっと御説明いただけたらと思うんですけど。 183: 都市整備課長(出口敏幸)  この拠点というんですか、都市機能誘導区域の設定の考え方の中では、駅の周辺という位置づけのもとなんですけれども、必ず中心が駅であったりとかということにはなっておりませんが、そんな中でこの市街化区域の中にある公共的なサービス機能の配置状況で、その円を、例えば、長島の公民館とかが入るような形でこのエリアを設定させていただいておる関係で、今、このような円の配置になっています。あくまでもこの円は都市機能誘導区域のエリアでありますので、居住を誘導する区域に関しては、この外側の市街化区域に関しましても居住誘導区域として居住の誘導を図って人口の密度の維持は図っていく予定でございますので、よろしく御理解賜りますようお願いします。 184: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。いいですか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、ないようですから、この件に関しては以上で終了します。  大変申しわけございません。ちょっと前後して恐縮なんですが、先ほどの議案第105号の賛否の時点で、石田委員のほうから今迷っているということで継続審査というふうにとるような御発言もございましたので、ここで念のために動議として議案第105号について継続審査にするということをお諮りいたしたいと思いますので、よろしくひとつお願いいたします。  議案第105号につきまして、ただいまの動議のとおり、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。                    (賛成者挙手)  ありがとうございました。  挙手少数と認め、議案第105号は継続審査とすることは否決されました。  済みませんでした。ありがとうございました。  ここで暫時休憩します。                                     午後1時04分 休憩                                     午後2時16分 再開 185: 委員長(佐藤 肇)  それでは、休憩前に引き続き都市経済委員会を再開いたします。  当局の皆さんにお願いを申し上げます。発言する際は必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の職名、氏名を告げて発言をお願いいたします。  これより産業振興部所管部門の審査を行います。    ───────────────────────────────────────  ○議案第78号 186: 委員長(佐藤 肇)  初めに、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)第1条 歳入歳出予算中 所管部門を議題といたします。  当局より説明を求めます。 187: 産業振興部長(後藤政志)  産業振興部の後藤でございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。  ただいま上程となりました議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)のうち、産業振興部が所管をいたします部分について主管課長より説明をさせますので、どうぞよろしくお願いいたします。 188: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  商工課長、高橋でございます。  議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)のうち、産業振興部が所管いたします事項について私から一括して御説明申し上げます。なお、御質問に対する答弁につきましては、各所管からいたしますのでよろしくお願いいたします。  それでは、議案第78号の22、23ページをお願いいたします。  ページの中段ですが、款6.農林水産業費、項1.農林水産業費、目2.農林水産業総務費、説明欄、行政情報化事業費の水田転作システム事業費増60万6,000円につきましては、改元されることに伴い、農地情報転作システムにおける和暦表示の新元号対応に要する改修経費でございます。  次に、目4.農地総務費、説明欄、市単事業の林道復旧事業費189万5,000円につきましては、多度町内の林道において山側斜面が崩壊したことにより林道等に支障が出ているため、調査、機能回復に要する経費でございます。  続きまして、款7.商工費、項1.商工費、目2.商工業振興費、説明欄、ブランド推進事業費の物産振興事業費増200万円につきましては、市が出資しております株式会社まちづくり桑名から物産観光振興、小規模事業者の販路拡大等に取り組むくわなまちの駅事業を承継した法人に対し、3年間の期限を定めて支援をするものであります。  以上が産業振興部の所管する一般会計補正予算(第2号)の説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 189: 委員長(佐藤 肇)  ありがとうございました。  以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はありませんか。 190: 委員(愛敬重之)  1点だけちょっとお願いします。  前回もちょっとこの林道なんですけれども、視察に行ってきたんですが、かなり大変なことになっていたんですけれども、どのぐらいのレベルの回復工事を行われるのか、少しちょっと情報等あれば教えてください。お願いします。 191: 農林水産課長(筧 直樹)  農林水産課長の筧です。  回復工事の内容という御質問だったと思うんですが、少し長くなりますが、林道が塞がれておりますのは、山の斜面の崩落によるものです。この山の斜面の修復工事につきましては、治山事業で県事業でございます。現在のところ、平成31年度から県に取りかかっていただくように市から県に要望しております。一方、地元古野地区からは林道の機能回復に強い御要望がございます。  こういった中、さらなる山の斜面崩落が危惧される中での林道部の機能回復でございますので、林道の山側に大型土のうを置きまして、落石等を想定した安全対策を施した上で、少なくとも通路は確保したいと、そのように考えております。 192: 委員(愛敬重之)  ありがとうございました。 193: 委員長(佐藤 肇)  ほかによろしいですか。 194: 委員(南澤幸美)  ブランド推進事業費の中の物産振興事業費増、これ、くわなまちの駅ということで、この補助金の定義というのは、何でこれ、200万円つけてもらったんやけど、何の定義になるの、これ。人件費なのか。とにかく200万円の根拠、この補正で結局通った場合、3年間と言っていますが、今年度は例えば10月2日に一回終わるんやけど、10月からか、半年間やわな。半年間なのか、9月までの分か、そこのところを含めてちょっと教えてください。 195: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  この200万円の補助金なんですが、補助金の定義といいますと、そもそも市が団体の行う事業に対して公益上必要があるということで、その事業を実施するに当たる経費の補助をするというのが補助金の目的ですが、対象としている事業というのは、今、既にまちの駅で行われておる市内の事業者70社余りから商品を集めて、桑名市のお土産屋、唯一のいろんな商品を集めたお土産屋としての機能で、小規模事業者の販路の確保の場になっているということがありますので、それを存続していきたいということ。それから、そこに立ち寄られる観光客の方、市内外からお見えになった方に対して名所旧跡の案内とか、話題になっているようなお店の紹介とか、一部、観光案内等も行っていただいているので、そういう観光PR、それから、他市町でいろんなイベントがあった際に、桑名の名産品を持って、そこで物産観光のPRをしていただいておるというような、そういうような事業に対して市としては、今まで株式会社まちづくり桑名が担っていた部分を承継していただくということで、そういう事業に対しての補助をしていきたいというふうに考えています。今年度は残り半年ということなんですが、この200万円は今年度分ということで3年間で来年、再来年と後の2カ年で3年間分ということで、来年の8月までの分ということではないです。各年度年度で補助金を出していきたいというふうに考えています。 196: 委員(南澤幸美)  いろんな目的でやられるということはわかったんですが、やはり今、いろんな補助金をカットしておる中で200万円って、これ、大きいなというふうに思っています。3年間のその後、どうするのかわかりませんけれども、その後どうするのか。 197: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  商工課、高橋でございます。  確かに200万円という金額は大きな金額なんですが、これまでまちづくり桑名に市としても出資をして、そういう物産の販売というか、物産振興にも取り組んでいただいておるということで、それを市としては支援をしてきているわけですので、そのあたりについてその火を消さないで、できるだけ承継していただくというところで補助をしていきたいというふうに考えています。  3年過ぎたらどうするのかということですが、一応、市の補助を今、全体的に見直しもしておるんですけど、桑名市の補助金交付基準という中にも補助金はできる限り終期を定めて、全て3年以内の終期を制定して、更新が必要な場合には見直しを行っていくというような指針が示されていますので、3年でとりあえずは自立をしていただくということで、3年間というふうに今回、期限を切らさせていただいています。その後、じゃ、更新で見直しをするのかというと、今のところ、3年間で自立をしていただきたいということで、更新の予定としては持っていないというようなことで、相手にはお伝えをしております。 198: 委員(南澤幸美)  確かにこれ、70社入っておるということで、その入っておる店がある程度、負担しやいいんかなと私は思っていたんですけれども、この継承は民間、どこがするの、これ。 199: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  会社としては、もともとまちづくり桑名にみえた社員さんが立ち上げをされたんですけれども、合同会社くわなまちの駅というふうな新しい法人を立ち上げられて、この事業を承継していただいております。 200: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。 201: 委員(南澤幸美)  金額的にも半年で今回は200万円になりますし、やっぱり商工会等、特に三川商工会も減らされておるということもあって、三川商工会には100万円ちょっとこそ出していないということもあって、確かに金額も大きいということでちょっと質問させていただきました。何か考えがあれば、よろしくお願いします。
    202: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  商工課、高橋でございます。  三川商工会の補助金については、かつてはかなり高額な補助が出ていたという経緯もあるんですが、桑名商工会議所の会員数というか、商工会議所としての規模と、三川商工会の会員さんの会員数とか、その規模に応じて補助金のバランスをとらさせていただいたという経緯がありますので、その額の多い、少ないというのは、この200万円が確かにかなりの高額になるということは認識しておるんですが、そのあたりはちょっと商工会議所の補助金の額と一概に高い、安いと比較はできないので、そのあたりはちょっと御理解をいただきたいというふうに思います。  3年間の中でも今年度の経営状況等を見て、来年度以降もさらに補助金が少なくできれば、補助金のほうは見直しをしていきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 203: 副委員長(冨田 薫)  副委員長の冨田です。  ブランド、さっきの物産振興事業費、200万円の積算根拠、何に大体どれぐらい使ってと、概算でも結構ですので、ちょっと教えていただけますか。 204: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  商工課、高橋でございます。  積算の根拠としておる経費としては、店舗の家賃、それから、先ほども少し御説明させていただいた他市町へのイベントでの出張販売等、その経費、それから光熱水費、その他、事務の消耗品であるとか、車のリース料等、それらを一応、補助対象としております。それ以外にまちづくり桑名解散に当たって、そこで雇用されておりましたパート、アルバイトの従業員4名がみえたんですけれども、その方たちの雇用も継承していただくということを条件というか、前提にしていまして、そのパート、アルバイトの方の4名分の人件費も一応、対象とさせていただいています。それらの総合計が約700万円程度というふうに見込んでいまして、そのうちの200万円程度を今回、補助をさせていただくというような。ただ、今申し上げた700万円というのは年間でですので、今年度は、それの実際、6月に事業承継がされていまして、既に、それ以降の経費分として年間の大体75%、700万円の75%に対して200万円補助するというような、そういうような考えで200万円というふうな積算をしております。 205: 副委員長(冨田 薫)  続きまして、同じような話、ここの話なんですけれども、例えば、仮に、まちの駅のようなことを、先ほども話がありました商工会議所とか、そういったところが私たちがやりますといった場合、例えばこの200万円というのは出るものなのかどうか。 206: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  これ、先ほども少し言いましたように、株式会社まちづくり桑名が解散するに当たって、今までまちづくり桑名に対して市が補助ではないですけれども、委託という形の中である程度経費を見てきたという部分もありますので、それの承継ということで今回はほかにやるところが出てきたから、全部、じゃ、補助するのかということではなくて、やはり今まで市が取り組んできたことに対しての継続性ということでの補助で、しかも独立してやっていただくのが前提ですので、3年間というふうに期限を切らさせていただいて補助をすると、まちづくり桑名で雇用されていた方の雇用先も一応確保していくというような、そういうような考えに基づく補助金ですので、ほかには補助する予定はございません。 207: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。  ほかによろしいですか。 208: 委員(石田正子)  石田です。  まちづくり桑名を立ち上げるのも結構大変な中で立ち上げてきて、動きがあったと思うんですけど、果たしてきた役割をこれで終わるんですけれども、どの程度のことで市に貢献する部分があったのか、その辺は検証されているんでしょうか。その辺をちょっと教えてください。 209: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  商工課、高橋でございます。  立ち上げ当初は中心市街地の活性化であるとか、にぎわい創出、観光客を呼び込むとか、いろんな思いを持って船での周遊の舟運事業、そういうことの立ち上げとか、例えば、新しく創業される方の創業支援のような形で八間通のところの一角を借りられて、そこで店、トライアル事業のような形のことをやられたりとか、さまざまなことに取り組んでいただいて、なかなかそれがうまく軌道に乗らなかったということで現在に至っていますので、結果としてはなかなか今、目に見えてこういう効果がありましたというようなことには結びついていないので、こんなような結果になったというか、最終的には解散せざるを得ないというような状況になってしまったというふうに思っております。 210: 委員(石田正子)  石田です。  機能しにくいというか、何かやりにくさを残して引き継いだのかなという気もせんでもないんですけど、でも結構、費用を投入して立ち上げてきたような記憶があるんですけれども、その辺で今、いろんなところでまちづくり、まちづくりとテーマがつく中でまちづくりの名前をずっと最初から持っておったような気もするんですけど、そういう意味では、周辺のまちづくりにかかわる部分の事業がいろいろ立ち上がってくる中で、商業的なところを中心にしてきたのかなと思うんですけれども、何かその辺で今の流れの中でやりにくさを残してしまったのかなという感じがするんですけど、その内容を継承するということですけど、要は、物販というか、その辺に力を入れていかれるということなんですけど、桑名の名物品がどう広がるかということがここに係ってくるのかなというふうに思いますけど、その辺の商品の取り扱いというのは今後どう進めていくというふうに受けとめてみえるのか、ちょっとその辺だけ1点、お願いします。 211: 産業振興部長(後藤政志)  まちづくり桑名の件なんですけれども、課長も申し上げましたように、当初、中心市街地活性化の事業の担い手として設立されたという経緯があります。そういう中でサンファーレと、それと、六華苑のロッカ、それと、空き店舗対策事業、それと、もう一つがこういった地元特産品の地元での販売と交流する自治体の出張での特産品の販売と、それと、情報発信というようなものが主な事業でやってきました。  そういう中で、今回、時代の移り変わりとともに、サンファーレとロッカについては違う主体でというようなことで、今、そういうような準備なりを作業としてはさせていただいております。残る空き店舗対策事業であったりという部分については、やはり桑名独特の文化もあるんですけれども、なかなか空き店舗を手放さないという、そういう所有者の方が多いということと、やはり、本会議でも申し上げましたけど、業種がどうしても偏ってしまう。これは、飲食と、それと美容というところにどうしても偏ってしまうという傾向があって、やっぱり市場で見たときには長く営業するというようなケースが非常に少ないということもあって、これもなかなか先が見えづらい状況にあったということだと思っております。  そういう中で、やはり地元特産品については地元にたくさんの小規模事業者がつくられる逸品がありますもんで、こういうものを寺町の空き店舗を活用してまちづくり、今度新しくつくる法人で販売と、それと、市のほうがなかなかほかの自治体まで出向いてそういった特産品を情報発信したり、売ったりというようなことがなかなか行き届かない部分がありますもんで、こういった事業を中心に担っていただくということで、補助という形で今回、予算を計上させていただいたといういきさつです。これも当然、市の補助金のルールにのっとる形で、やはり事業として継続していただくには、いつまでも補助を出していると、やっぱり補助ありきの事業になってしまいますので、できるだけ収益性の高いところをやっぱり今後考えていただいて、少しでも来年、再来年と3年ありますけど、補助金が少しでも市のほうも減らされるように3年で打ち切りというような形で今回、補助金のほうを計上させていただいたという経緯でございますので、よろしくお願いをいたします。 212: 委員(辻内裕也)  今まで市外に向けて桑名の物産をPRする機会をつくっていただいておったという説明をさっきからしていただいていますけれども、どれぐらいのペースで市外に桑名の物産をPRする機会というのはつくられておったんでしょう。 213: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  例年、年に5、6回ということです。2カ月に1回ぐらいのペースで外へ行っていただいておる。例えば、大垣のお祭りであるとか、今度、今年度でもこの後予定しているのは、名古屋の金山で桑名の物産をやるというようなものに出向いていただくとか、そういうことで年に数回、各地へ行っていただいております。遠いところでは、昨年度は大阪まで、大阪城の中のイベントで桑名の物産を販売していただいてPRしていただくとか、そういうことにも取り組んでいただいております。 214: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。 215: 委員(伊藤真人)  物産振興という面で物産振興会との関係はどうなんですか。 216: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  物産振興協会は、事業主の集まりですので、なかなかそういう外向けの実働部隊として販売に行くというのはなかなかやっていただけない部分があるので、そこをかわりに担っていただいておるというふうに考えております。 217: 委員(伊藤真人)  伊藤です。  そうすると、物産振興協会の委託で行っておるということですか。全く関係なく、まちの駅はまちの駅、振興協会は振興協会ということですか。 218: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  商工課の高橋です。  場合によっては物産振興協会から搬送料だけ負担していただいたりとか、そういう場合もございます。 219: 委員長(佐藤 肇)  いいですか。 220: 委員(大森 啓)  まちづくり桑名の承継となるくわなまちの駅なんですけど、これ、何で合同会社という形態になっているんですか。 221: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  ちょっとどうしてその形態をとられたかというのは、済みません、把握しておりませんので、ごめんなさい。 222: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。  じゃ、ちょっと関連して、合同会社というのはどういう会社、会社法でいくと合資とか株式とかいろいろ、有限とか、今。  それと、ついでにこれ、報告第22号でまちづくりの来ていますね。そこに詳しく書いてあるんですけれども、これは代表者は誰なの、合同会社というと。いや、個人名、差しさわりがあるんやったら結構ですよ。結構だけれども、組織を教えて。 223: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  商工課、高橋です。  合同会社というのは、株式会社と違うのは当然、株式の発行がない。出資者が全員そこの社員であるという形をとります。設立に当たってはその社員が1名から、一人で法人が立ち上げれるという形になっています。社員の任期も特には定めがないということになります。あと、何かメリットというと、特には。あとは、株主総会に当たるものは、出資者だけの社員の総会で事足りるというような形のものですね。最低資本金も株式と合同会社で何の違いもありませんし、1円以上で設立できるということになっていますので、ちょっと詳しくはわかりませんけど……。 224: 委員長(佐藤 肇)  そうすると、例えば一人で資本金は限定あらへんの、1,000万円とか100万円とか。 225: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  とか、下限はないですね。 226: 委員長(佐藤 肇)  下限も上限もないんやね。 227: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  はい。 228: 委員長(佐藤 肇)  今、4人で出資という、4人ってパートでしょう、これ。 229: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  いやいや、出資者は多分お二人やと思います。 230: 委員長(佐藤 肇)  お二人。 231: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  はい。御家族で。 232: 委員長(佐藤 肇)  御夫婦ということ。 233: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  いや、親子と聞いています、親子で。代表が息子さんで、父親のほうが以前のまちづくり桑名にいた社員さんというふうに。だから、息子さんが立ち上げられた。 234: 委員長(佐藤 肇)  それと、もう1点、さっきから補助金の問題、半期で今、補正が200万円ということは、このまま来年いくと400万円になるわけ。 235: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  そのあたりは、400万円は想定はしていません。もう少し抑えた形で補助したいというふうに今。 236: 委員長(佐藤 肇)  そういうこと。 237: 委員(伊藤真人)  今までの話を聞いておると、何か雇用の確保が重点的にあって、何か人件費の補助みたいなような感じがするんですね。そうと違います。そうすると、商工会なんかは多度なんかは110万円でしょう。人件費も出ない、商工会の雇用の確保はどうでもええけど、こっちは雇用確保しやなあかんという、何かおかしくないかなと思うんですが、どうですか。 238: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  商工課、高橋です。  当然、以前のまちづくり桑名にみえたパートの方の会社を解散するに当たって雇用先を確保してあげるというのも大事なことだとは思うんですが、そのためだけにこの補助をするというふうには考えていないです。できる限りその事業を継続していただくための経費ということで、家賃がかなり大きいですので、当然、人件費も大きな金額なんですけど、そういうものに対してその補助金を充てていただくというふうに考えていますので、決して人件費だけの補助ということでは見ていないです。 239: 委員(伊藤真人)  例えば、補助を出すに当たって、これ、人件費には使わないでくださいねという補助の出し方もありますわね。そうはしないですか。家賃補助なら家賃補助で。 240: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  ただ、会社を興した人の人件費までは含めずに、あくまでも雇用されていたパートさんとアルバイトさんの賃金を補助の対象にしているということで、今回はまちづくり桑名解散に当たっての一応、支援の一部でもありますので、そこらあたりは人件費を除くと、なかなかそこの雇用が確保されないという部分もあったので、人件費も含めてというふうにしております。 241: 委員(伊藤真人)  違和感があるのは、民間会社の人件費も含めた補助を出すということに違和感があるんです。ほかのところが言ってきたら、やっぱり出さなあかんわねとか、まちづくりの解散の経緯もありますやろうけれども、なかなか理解してもらえないところもあるのかなと、その辺がというふうに思いますけど、どうですかね。 242: 産業振興部長(後藤政志)  産業振興部、後藤です。  委員御指摘のことについては、一般論からするとやはり違和感を覚えることだと思います。ただ、まちづくり桑名の解散に当たっては、市がサンファーレと、それとロッカは直接的には関係ないんですけれども、どうしてもロッカのほうも影響を受けたということもあって、そのあたりでそこで働いていらっしゃったパートさんまで影響はどうなのかという判断があって、その一部は見させていただくという、そういう組み立てで今回させていただいております。  それと、いろいろ経済団体、商工会議所であったり、商工会であったりというような部分については、県連であるとか、県の補助であるとか、あるいは、県の産業支援センターであるとかというような関係団体もあって、そういうところとの事業の中でやっておりますので、先ほどというか以前に課長のほうからも話をさせていただきましたけれども、単純な比較はちょっとここではできないのかなというような思いを持っておりますので、よろしくお願いいたします。
    243: 委員(南澤幸美)  話はよくわかったんですけど、トータル的な予算は700万円ぐらいかかるということですから、家賃も含めていろんなものも含めてですから、余り人件費、人件費というと、ちょっと違和感があるもんで、そこのところだけはよく話をしていただきたいなというふうに思います。 244: 委員長(佐藤 肇)  ほかによろしいですか。  これ、先ほど来から聞いておると、これ、まちづくりが解散する、まだ解散していませんね。まちづくり、いつ解散するか知りませんけれども、たしか5,000万円でしたっけ。そのうち半分、市が出資しているんですね。そういう兼ね合いがあるのと違うの、これ。さっきから聞いていると、こんな個人に200万円ぽんと出すのなら、別にイベントやってもらうなら、イベント会社へ頼んだほうが安いのと違う、年5、6回のPRだけやったら。それを理由づけに200万円を物品販売も含めておるというお話だったんですけれども、それやったらイベント会社にプロに任せてPRしてもらったほうがよっぽどお上手にいけるのと違うかなと思いもするんですが、その辺、どうなんですか。 245: 産業振興部次長兼商工課長(高橋 潔)  商工課、高橋です。  今、行っていただいておる外向きのイベントでの物品販売というのは、桑名市内の商品を製造しているところから、当然仕入れて持っていって、販売してくるという、よくイベントで立っているテントの中で1ブースもらってそこで売るということですので、そういうことだけ請け負っていただく事業者というのがあるのかというと、ここは市内事業者、自分のところの今、まちの駅の中でお取引をしている70以上の事業者からこういうイベントに商品を出しませんかということで集めていただいて、車で運んでいただいて、売っていただく、そういうことをしていただいているので、それ、委託でやればやれるかもしれませんけど、もう少し経費がかかるのかなという気はしますし、委員長おっしゃるように、まちづくり桑名解散に伴って事業承継ということが前提にあるのはもう間違いないです。 246: 委員長(佐藤 肇)  そうすると、まちづくり桑名の経営手腕がよくなかったということですね、一口に、そんなことを言うとお叱りを受けるけれども。桑名市を含めて半分持っているんだもんね、桑名市。2,500万円投資しているんでしょう、これ、たしか。それからいくと、何か今の補助金カットの時勢に何か安易な気もしますけどね。それは、もう愚痴として聞いておいてください。  ほかによろしいですか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、ほかに質疑はございませんので、以上で質疑を終結します。  以上で議案第78号における本委員会の所管部門について、説明と質疑が全て終了しました。  ここで、討論、採決のため、都市整備部長に入室していただきます。                  (都市整備部長入室)  これより、産業振興部及び都市整備部の所管部門を含め、議案に対する討論を行います。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結します。  これより採決します。  議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)第1条 歳入歳出予算中 所管部門は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、原案のとおり決しました。  ここで、御苦労さまでございます、都市整備部長に退室をしていただきます。                  (都市整備部長退室)    ───────────────────────────────────────  ○議案第97号 247: 委員長(佐藤 肇)  それでは、次に、議案第97号 桑名市住吉浦休憩施設条例の制定についてを議題といたします。  当局より説明を求めます。 248: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)  観光文化課の川瀬でございます。  議案目録の条41ページをお願いいたします。  議案第97号 桑名市住吉浦休憩施設条例の制定について御説明を申し上げます。  住吉浦休憩施設につきましては、指定管理者制度を導入し、施設の管理を行ってまいりました。しかしながら、昨今の社会情勢の変化、時代の変化に対応していく上で施設の維持管理につきましてさまざまな手法がとられるようになってきております。そんな中でこの施設を今後どのように管理運営していくことが市民の方にとってよいのか、市民ニーズに応えられるかを考えていく必要があります。そうした中、指定管理のあり方について一度検証を行おうとするため、平成31年3月31日で現在の契約期間が終了することから、一旦、市の直営に変更したいと考えております。このため、条例の全部を改正しようとするものでございます。  第4条の休業日につきまして、現在の条例では12月28日から翌年1月3日までとしておりますが、六華苑の休苑日に合わせて12月29日から翌年1月3日までと変更させていただいております。その他、利用時間等、運用に関しまして変更はございません。施行期日は平成31年4月1日とさせていただいております。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 249: 委員長(佐藤 肇)  ありがとうございました。  以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はございませんか。 250: 委員(伊藤真人)  伊藤ですけど、これって債務負担行為には上がっていないんやけれども、直営するのに、これ、どうしてかな。 251: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)  観光文化課の川瀬です。  住吉浦休憩施設と六華苑と2施設合わせて、今現在、指定管理に出しておりますので、今回の債務負担行為につきましても六華苑と住吉浦休憩施設と合わせた金額で債務負担行為を計上させていただいております。 252: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。  ほかにございますか。 253: 委員(石田正子)  石田です。  指定管理者制度については一貫して導入することについては異論を唱えてきた立場にあるんですけれども、そういう意味で見直しをかけるということですが、あっさりそっちに移っていくのに事柄が進んだとはちょっと思えない部分もあるんですけど、そういう意味では、今、運営のやり方がいろいろ多種多様になってきているというふうなことも含めて検討の余地があるというふうに言われたようにも受けとめた部分があるんですが、そういう意味では一旦、直営に戻すということでこの条例としては直営にするということなんですけれども、今後の見通しとしてはまた違う方式の狙いがあるというか、そういうことも視野に入っている中での今回の決定ということになるんでしょうか。その辺、伺います。 254: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)  観光文化課の川瀬でございます。  今の時点で将来的にどういった管理運営方法をとるのかというところは特にございません。ただ、先ほども申しましたように、さまざまな手法が出てきておりますので、この施設をどういうふうな形で管理運営をしていくのがよりよいのかというところを検討して答えを出していきたいというふうに考えているところですので、よろしくお願いしたいと思います。 255: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  それじゃ、質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。  次に、議案に対する討論を行います。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結します。  これより採決します。  議案第97号 桑名市住吉浦休憩施設条例の制定については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、よって、原案のとおり決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議案第104号 256: 委員長(佐藤 肇)  次に、議案第104号 桑名市六華苑条例の制定についてを議題といたします。  当局より説明を求めます。 257: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)  観光文化課の川瀬でございます。  議案目録の条112ページをお願いいたします。  議案第104号 桑名市六華苑条例の制定につきまして御説明を申し上げます。  この条例の制定につきましてなんですけれども、制定の理由につきましては先ほど御審議をいただきました桑名市住吉浦休憩施設条例と同様の趣旨で、一旦直営に戻すために条例の全部を改正しようとするものでございます。開苑日、開苑時間等に変更はございません。ただ、最近、テレビドラマの撮影等で時間外でありますとか、休苑日、または、臨時に休苑をして施設を利用したいという方がふえておりますことから、新たに第11条としまして開苑時間外等の使用料を設けさせていただきました。  金額につきましては、条115ページ、別表第3に記載のとおり、平日の開苑時間外につきましては1時間について1万8,000円、休苑日の午前9時から午後5時までについては1日について12万円、休苑日の午前9時から午後5時まで以外の時間につきましては1時間について1万8,000円、臨時休苑日の午前9時から午後5時までについては1日について18万円、臨時休苑日の午前9時から午後5時以外の時間については1時間について1万8,000円というふうにしたいと考えております。  施行期日は平成31年4月1日としております。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 258: 委員長(佐藤 肇)  ありがとうございました。  以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はありませんか。 259: 委員(伊藤真人)  教えてほしいんですけど、休苑日と臨時休苑日とどうして使用料が違うんですか。 260: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)  観光文化課の川瀬です。  臨時休苑日につきましては、本来開苑しているところを臨時に休苑をしますので、本来であれば入場者が見えて入ってくるはずであった入苑料収入というものをちょっと乗せさせていただいておるということでございます。 261: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。  ほかにございませんか。 262: 委員(大森 啓)  ちょっとした疑問なんですけれども、桑名市教育委員会がこれはかかわってきているようなんですよね、この条例においては。桑名市教育委員会があくまでもこの管理主体になるということなんでしょうか。 263: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)  観光文化課の川瀬でございます。  本来は教育委員会でやるべきことを、補助執行という形で市長部局のほうでさせていただいておりますので、こういうふうな記載の方法になっております。 264: 委員(伊藤真人)  議会でもちょっと言ったんですけど、市長部局にありながら、権者が教育委員会というのは何かおかしいのと違いますかということで、法的に変えられないのか、法的にこれは許されるのか、どういう見解なんでしょうかね。 265: 観光文化課長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(川瀬保志)  現状の中でいえば、法律的に問題があるものでもなく、一般的なことであるというふうに理解はしております。
    266: 委員長(佐藤 肇)  よろしいですか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  それじゃ、質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。  次に、議案に対する討論を行います。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結します。  これより採決します。  議案第104号 桑名市六華苑条例の制定については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、原案のとおり決しました。  以上で本委員会の付託議案の審査は全て終了いたしました。  ここで暫時休憩します。                                     午後3時06分 休憩                                     午後3時23分 再開 267: 委員長(佐藤 肇)  休憩前に引き続き都市経済委員会を再開いたします。    ───────────────────────────────────────  ○所管事務調査について 268: 委員長(佐藤 肇)  それでは、本委員会の所管事務調査を議題といたします。  これは、委員会が閉会中に特定事件の調査を実施するに当たり、必要な議決をお願いするものであります。  本委員会の閉会中の特定事件としての所管事務調査事項は、お手元に配付いたしましたとおり決定したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ───────────────────────────────────────  ○委員会調査研究報告書について 269: 委員長(佐藤 肇)  続いて、委員会調査研究報告書についてですが、8月27日の全員協議会で本委員会の事業評価案の報告に対し特段御意見等はございませんでした。  つきましては、お手元に配付いたしております調査研究報告書(案)のとおり、本日付で議長に提出したいと思いますが、御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ───────────────────────────────────────  ○閉会中の継続調査について 270: 委員長(佐藤 肇)  次に、閉会中の継続調査についてお諮りします。  先ほど決定しました所管事務調査については、議長に対し、それぞれ閉会中の継続調査の申し出をしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、そのように決定します。    ───────────────────────────────────────  ○閉会中の委員派遣について 271: 委員長(佐藤 肇)  次に、閉会中の委員派遣についてお諮りします。  閉会中の調査案件の調査を行う場合、議長に対し、委員派遣承認要求を行うこととし、その手続を正・副委員長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、そのように決定します。    ───────────────────────────────────────  ○委員会審査報告書及び委員長報告について 272: 委員長(佐藤 肇)  最後に、本委員会の委員会審査報告書及び委員長報告につきましては、いかが取り計らわせていただきましょうか。              (「正・副委員長一任」と呼ぶ者あり)  正・副委員長一任とのお声がありましたので、そのように決定させていただいてよろしいでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、正・副委員長に一任願います。  以上で都市経済委員会を閉会いたします。                                     午後3時25分 閉会  委員会条例第31条の規定により、ここに署名する。       委  員  長       佐 藤   肇       副 委 員 長       冨 田   薫 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...