桑名市議会 2018-09-14
平成30年決算特別委員会教育福祉分科会 本文 開催日:2018-09-14
トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2018-09-14: 平成30年
決算特別委員会教育福祉分科会 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール
印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正
表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の
表示切り替え 全 392 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の
表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 分科会長(倉田明子) 選択 2 : 分科会長(倉田明子) 選択 3 : 分科会長(倉田明子) 選択 4 : 分科会長(倉田明子) 選択 5 : 分科会長(倉田明子) 選択 6 : 教育長(近藤久郎) 選択 7 : 教育部長(南川恒司) 選択 8 :
教育総務課長(山下範昭) 選択 9 : 分科会長(倉田明子) 選択 10 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 11 :
教育総務課主幹(
保健給食担当)(平野淳子) 選択 12 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 13 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 14 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 15 :
人権教育課長(水谷昌之) 選択 16 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 17 :
人権教育課長(水谷昌之) 選択 18 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 19 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 20 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 21 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 22 : 分科会長(倉田明子) 選択 23 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 24 :
教育総務課長(山下範昭) 選択 25 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 26 :
教育総務課長(山下範昭) 選択 27 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 28 :
教育総務課長(山下範昭) 選択 29 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 30 :
人権教育課長(水谷昌之) 選択 31 : 分科会長(倉田明子) 選択 32 :
人権教育課長(水谷昌之) 選択 33 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 34 : 学校支援課主幹(小中一貫教育担当)(尾関一夫) 選択 35 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 36 :
人権教育課長(水谷昌之) 選択 37 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 38 :
人権教育課長(水谷昌之) 選択 39 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 40 :
人権教育課長(水谷昌之) 選択 41 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 42 :
教育総務課長(山下範昭) 選択 43 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 44 :
教育総務課長(山下範昭) 選択 45 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 46 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 47 : 分科会長(倉田明子) 選択 48 :
分科会委員(飯田一美) 選択 49 : 分科会長(倉田明子) 選択 50 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 51 : 分科会長(倉田明子) 選択 52 :
教育総務課長(山下範昭) 選択 53 : 教育長(近藤久郎) 選択 54 :
分科会委員(飯田一美) 選択 55 :
教育総務課長(山下範昭) 選択 56 :
分科会委員(飯田一美) 選択 57 :
教育総務課主幹(
保健給食担当)(平野淳子) 選択 58 : 教育長(近藤久郎) 選択 59 : 分科会長(倉田明子) 選択 60 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 61 : 学校支援課主幹(小中一貫教育担当)(尾関一夫) 選択 62 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 63 : 学校支援課主幹(小中一貫教育担当)(尾関一夫) 選択 64 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 65 : 学校支援課主幹(小中一貫教育担当)(尾関一夫) 選択 66 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 67 : 教育長(近藤久郎) 選択 68 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 69 : 分科会長(倉田明子) 選択 70 :
分科会委員(渡邉清司) 選択 71 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 72 :
分科会委員(渡邉清司) 選択 73 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 74 :
分科会委員(渡邉清司) 選択 75 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 76 : 教育長(近藤久郎) 選択 77 :
分科会委員(渡邉清司) 選択 78 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 79 :
分科会委員(渡邉清司) 選択 80 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 81 :
分科会委員(渡邉清司) 選択 82 : 分科会長(倉田明子) 選択 83 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 84 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 85 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 86 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 87 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 88 : 学校支援課主幹(生徒指導担当)(谷岡伸悟) 選択 89 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 90 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 91 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 92 :
教育総務課長(山下範昭) 選択 93 : 教育長(近藤久郎) 選択 94 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 95 : 教育長(近藤久郎) 選択 96 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 97 : 分科会長(倉田明子) 選択 98 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 99 :
人権教育課長(水谷昌之) 選択 100 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 101 :
人権教育課長(水谷昌之) 選択 102 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 103 : 分科会長(倉田明子) 選択 104 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 105 : 分科会長(倉田明子) 選択 106 :
人権教育課長(水谷昌之) 選択 107 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 108 :
人権教育課長(水谷昌之) 選択 109 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 110 : 教育長(近藤久郎) 選択 111 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 112 : 分科会長(倉田明子) 選択 113 :
教育監兼学校支援課長(高木達成) 選択 114 : 分科会長(倉田明子) 選択 115 : 分科会長(倉田明子) 選択 116 : 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 117 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 118 : 分科会長(倉田明子) 選択 119 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 120 : 子ども未来課保育支援室長(服部孝二) 選択 121 : 分科会委員(伊藤惠一) 選択 122 : 子ども未来課保育支援室長(服部孝二) 選択 123 : 分科会長(倉田明子) 選択 124 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 125 : 分科会長(倉田明子) 選択 126 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 127 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 128 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 129 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 130 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 131 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 132 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 133 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 134 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 135 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 136 : 子ども未来課保育支援室長(服部孝二) 選択 137 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 138 : 分科会長(倉田明子) 選択 139 : 子ども未来課保育支援室長(服部孝二) 選択 140 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 141 : 子ども未来課長兼ふれあいプラザ館長(畑中伸也) 選択 142 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 143 : 子ども未来課長兼ふれあいプラザ館長(畑中伸也) 選択 144 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 145 : 分科会長(倉田明子) 選択 146 : 福祉総務課主幹(企画・計画担当)(新井崇史) 選択 147 : 分科会長(倉田明子) 選択 148 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 149 : 福祉総務課主幹(企画・計画担当)(新井崇史) 選択 150 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 151 : 福祉総務課主幹(企画・計画担当)(新井崇史) 選択 152 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 153 : 福祉総務課主幹(企画・計画担当)(新井崇史) 選択 154 : 分科会委員(箕浦逸郎) 選択 155 : 福祉総務課主幹(企画・計画担当)(新井崇史) 選択 156 : 分科会長(倉田明子) 選択 157 : 福祉総務課主幹(企画・計画担当)(新井崇史) 選択 158 : 分科会長(倉田明子) 選択 159 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 160 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 161 : 分科会長(倉田明子) 選択 162 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 163 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 164 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 165 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 166 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 167 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 168 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 169 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 170 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 171 : 分科会長(倉田明子) 選択 172 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 173 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 174 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 175 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 176 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 177 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 178 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 179 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 180 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 181 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 182 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 183 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 184 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 185 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 186 : 分科会長(倉田明子) 選択 187 : 分科会委員(渡邉清司) 選択 188 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 189 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 190 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 191 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 192 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 193 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 194 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 195 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 196 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 197 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 198 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 199 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 200 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 201 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 202 : 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子) 選択 203 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 204 : 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子) 選択 205 : 分科会長(倉田明子) 選択 206 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 207 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 208 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 209 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 210 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 211 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 212 : 分科会長(倉田明子) 選択 213 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 214 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 215 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 216 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 217 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 218 : 分科会長(倉田明子) 選択 219 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 220 : 分科会長(倉田明子) 選択 221 : 分科会委員(飯田一美) 選択 222 : 子ども未来課保育支援室主幹(保育担当)(伊藤喜三子) 選択 223 : 分科会長(倉田明子) 選択 224 : 分科会委員(飯田一美) 選択 225 : 子ども未来課保育支援室主幹(保育担当)(伊藤喜三子) 選択 226 : 分科会長(倉田明子) 選択 227 : 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子) 選択 228 : 分科会長(倉田明子) 選択 229 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 230 : 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子) 選択 231 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 232 : 分科会長(倉田明子) 選択 233 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 234 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 235 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 236 : 障害福祉課長(近藤裕司) 選択 237 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 238 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 239 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 240 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 241 : 分科会長(倉田明子) 選択 242 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 243 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 244 : 分科会長(倉田明子) 選択 245 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 246 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 247 : 分科会長(倉田明子) 選択 248 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 249 : 分科会長(倉田明子) 選択 250 : 副分科会長(満仲正次) 選択 251 : 子ども未来課保育支援室長(服部孝二) 選択 252 : 副分科会長(満仲正次) 選択 253 : 子ども未来課保育支援室長(服部孝二) 選択 254 : 副分科会長(満仲正次) 選択 255 : 子ども未来課保育支援室長(服部孝二) 選択 256 : 副分科会長(満仲正次) 選択 257 : 子ども未来課保育支援室長(服部孝二) 選択 258 : 副分科会長(満仲正次) 選択 259 : 子ども未来課保育支援室長(服部孝二) 選択 260 : 副分科会長(満仲正次) 選択 261 : 子ども未来課保育支援室長(服部孝二) 選択 262 : 副分科会長(満仲正次) 選択 263 : 分科会長(倉田明子) 選択 264 : 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子) 選択 265 : 分科会長(倉田明子) 選択 266 : 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子) 選択 267 : 分科会長(倉田明子) 選択 268 : 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子) 選択 269 : 分科会長(倉田明子) 選択 270 : 分科会委員(飯田一美) 選択 271 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 272 : 分科会委員(飯田一美) 選択 273 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 274 : 分科会委員(飯田一美) 選択 275 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 276 : 分科会委員(飯田一美) 選択 277 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 278 : 分科会委員(飯田一美) 選択 279 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 280 : 分科会委員(飯田一美) 選択 281 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 282 : 分科会委員(飯田一美) 選択 283 : 分科会長(倉田明子) 選択 284 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 285 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 286 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 287 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 288 : 分科会長(倉田明子) 選択 289 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 290 : 分科会長(倉田明子) 選択 291 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 292 : 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子) 選択 293 : 分科会長(倉田明子) 選択 294 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 295 : 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子) 選択 296 : 分科会長(倉田明子) 選択 297 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 298 : 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子) 選択 299 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 300 : 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子) 選択 301 : 分科会長(倉田明子) 選択 302 : 分科会委員(飯田一美) 選択 303 : 分科会長(倉田明子) 選択 304 : 分科会委員(飯田一美) 選択 305 : 分科会長(倉田明子) 選択 306 : 分科会長(倉田明子) 選択 307 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 308 : 分科会長(倉田明子) 選択 309 : 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦) 選択 310 : 分科会長(倉田明子) 選択 311 : 分科会委員(飯田一美) 選択 312 : 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦) 選択 313 : 分科会委員(飯田一美) 選択 314 : 分科会長(倉田明子) 選択 315 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 316 : 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦) 選択 317 : 分科会委員(水谷義雄) 選択 318 : 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦) 選択 319 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 320 : 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦) 選択 321 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 322 : 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦) 選択 323 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 324 : 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦) 選択 325 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 326 : 保健福祉部政策監(調整担当)(梅山靖洋) 選択 327 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 328 : 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦) 選択 329 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 330 : 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦) 選択 331 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 332 : 保健福祉部政策監(調整担当)(梅山靖洋) 選択 333 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 334 : 分科会長(倉田明子) 選択 335 : 副分科会長(満仲正次) 選択 336 : 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦) 選択 337 : 副分科会長(満仲正次) 選択 338 : 保健福祉部政策監(調整担当)(梅山靖洋) 選択 339 : 副分科会長(満仲正次) 選択 340 : 保健福祉部政策監(調整担当)(梅山靖洋) 選択 341 : 副分科会長(満仲正次) 選択 342 : 保健福祉部政策監(調整担当)(梅山靖洋) 選択 343 : 副分科会長(満仲正次) 選択 344 : 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 345 : 副分科会長(満仲正次) 選択 346 : 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 347 : 副分科会長(満仲正次) 選択 348 : 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 349 : 副分科会長(満仲正次) 選択 350 : 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 351 : 副分科会長(満仲正次) 選択 352 : 保健福祉部政策監(調整担当)(梅山靖洋) 選択 353 : 副分科会長(満仲正次) 選択 354 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 355 : 分科会長(倉田明子) 選択 356 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 357 : 分科会長(倉田明子) 選択 358 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 359 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 360 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 361 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 362 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 363 : 介護高齢課長(宇佐美亮次) 選択 364 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 365 : 分科会長(倉田明子) 選択 366 :
分科会委員(渡邉清司) 選択 367 : 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子) 選択 368 :
分科会委員(渡邉清司) 選択 369 : 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子) 選択 370 :
分科会委員(渡邉清司) 選択 371 : 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子) 選択 372 :
分科会委員(渡邉清司) 選択 373 : 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子) 選択 374 : 分科会長(倉田明子) 選択 375 : 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦) 選択 376 : 分科会長(倉田明子) 選択 377 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 378 : 分科会長(倉田明子) 選択 379 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 380 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 381 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 382 : 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明) 選択 383 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 384 : 分科会長(倉田明子) 選択 385 :
分科会委員(飯田一美) 選択 386 :
分科会委員(水谷義雄) 選択 387 :
分科会委員(渡邉清司) 選択 388 :
分科会委員(箕浦逸郎) 選択 389 :
分科会委員(伊藤惠一) 選択 390 : 副分科会長(満仲正次) 選択 391 : 分科会長(倉田明子) 選択 392 : 分科会長(倉田明子) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 午前10時03分 開会
○開会宣言
分科会長(倉田明子)
ただいまから決算特別委員会・教育福祉分科会を開会いたします。
私が本分科会の会長を務めることになりましたので、よろしくお願いいたします。
星野委員から欠席したいとの連絡がありましたので、よろしくお願いいたします。
傍聴希望の申し出がありますので、これを許可いたします。
───────────────────────────────────────
○分科会記録の署名
分科会委員
2: 分科会長(倉田明子)
本分科会記録の署名は、正・副分科会長が行いますので御了承願います。
───────────────────────────────────────
○審査案件の宣言
3: 分科会長(倉田明子)
本分科会の審査案件は、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、一般会計決算所管部門、国民健康保険事業特別会計決算、介護保険事業特別会計決算、後期高齢者医療事業特別会計決算及び地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計決算です。
───────────────────────────────────────
○分科会審査の順序
4: 分科会長(倉田明子)
審査順序につきましては、まず、教育委員会の所管部門審査、次に、保健福祉部、子ども未来局の所管部門審査の順で進めてまいります。
各所管部門においては、決算成果報告書の主な事業及び歳入歳出決算書について説明をしていただき、質疑を行います。全ての所管部門において、質疑が終わりましたら、議案第84号について、それぞれの所管部門を含めて、各委員より賛成、反対の意見表明を行っていただき、意見集約をいたします。ただし、集約が難しい場合は、挙手により賛否を確認させていただきますので、あらかじめ御了承願います。
それでは、お手元に配付の日程案のとおり進めたいと思います。
各委員並びに理事者の皆さんにお願いいたします。発言の際は、必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の氏名、当局においては職名を告げて発言してください。
───────────────────────────────────────
○議案第84号
5: 分科会長(倉田明子)
それでは、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
教育委員会所管部門について、当局より説明を求めます。
6: 教育長(近藤久郎)
改めまして、おはようございます。教育長の近藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、教育委員会の所管いたします事項の概要につきまして、まず3事業を教育部長から説明させていただきます。その後、主な事業の詳細につきまして、
教育総務課長のほうから説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
7: 教育部長(南川恒司)
おはようございます。教育部長の南川です。
それでは私から、教育委員会の主な施策の成果について、3点御説明いたします。
決算成果報告書の98ページをお願いいたします。
まずは、インターネット対策推進事業費につきましては、下の段、事業費欄のとおり、全額国費で賄われております。国からの委託事業として実施したものでございます。
上段の事業目的でございますが、子供たちが放課後や休日にインターネットやスマートフォンを利用する時間が多くなってきている現状があります。そういう中、中学生意見交流会や児童・生徒と保護者との意見交流会などを通しまして、インターネットやスマートフォンと適度な距離をとりつつ、そこからの情報をうまく活用していこうという児童・生徒や保護者の意識、日常の具体的な行動の変化に結びつけようとするものでございます。これは、教育委員会が平成27年1月から進めておりますスマホおやすみ運動の一環として展開したもので、桑名市教育委員会事務局指導課、現在の学校支援課でございます、と桑名市生涯学習・スポーツ課、桑名市PTA連合会、桑名市青少年育成市民会議、桑名青年会議所の5者がスマホおやすみ運動推進協議会を組織しまして、全市的に取り組んでいるものでございます。
事業の概要でございますが、スマホおやすみ運動推進協議会を核といたしまして、有識者やインターネット関連事業者、学校関係者などから成る青少年安心ネット・ワークショップ実行委員会を組織し、青少年安心ネット・ワークショップを開催するとともに、その結果をもとに啓発チラシを作成し広く広報を行いました。具体的には、第1段階としてのステージAは、桑名市、木曽岬町、いなべ市、東員町の中学生を対象に意見交流会、次の段階、ステージBとして、桑名市、木曽岬町の中学生と保護者との意見交流会、さらにステージCとして、桑名市、木曽岬町の小学生と保護者との意見交流会を実施いたしました。そして、3種類の啓発チラシを各2万部作成し、市内の市立、私立の幼稚園、保育所、保育園、小学校、中学校の保護者や教職員、さらに近隣の県立高校、県内各市町教育委員会、桑名市PTA連合会を初め、各関係団体などへ配付をいたしました。ワークショップ参加者に実施をしたアンケートでは、取り組み前と比べ、中学生で約20分、小学生で約12分、インターネットやスマートフォンの使用時間が短くなったというほか、保護者からは、保護者自身の使い方、向き合い方が子供たちに影響することを強く自覚することになったといった大人の課題を指摘する意見が多く寄せられるなど、今後の研修、啓発活動の方向性を見出すことができました。なお、スマホおやすみ運動については、各学校、関係機関における個別の取り組みも進んでまいりましたことから、平成30年度をもって本協議会としての取り組みに区切りをつけていきたいと考えております。
次に、決算成果報告書の106ページをお願いいたします。
大山田東小学校校舎増築事業費でございます。この事業は、平成27年度から平成29年度までの3カ年の継続事業として実施したところでございます。
まず、事業目的ですが、住宅団地開発等により児童数の増加が続く大山田東小学校の教室不足に対応するため、閉園となりました幼稚園舎を取り壊し、その敷地に校舎を増築することで、教室の確保を図ったものでございます。
事業内容といたしましては、校舎増築工事として4億5,592万2,000円の決算額となっております。建物の概要といたしましては、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上3階建てで、建築面積691.4平方メートル、延べ床面積1,747.3平米でございます。1階は普通教室1室、特別支援教室2室、職員室が1室で、2階と3階はそれぞれに普通教室4室を配置しております。現在3階が6年生、2階が5年生、1階の1教室は英語ルームとして、2教室は特別支援の教室として活用しております。また、機能面におきましても、各階で学年集会ができるようワークスペースが配置されており、座りながら読書に親しめる畳を敷き詰めた図書コーナーなどを配置することで、子供たちが交流できる広さを確保しております。
次に、事業に対する特定財源ですが、国の3分の1補助として、公立学校施設整備費負担金1億4,948万3,000円を充当いたしました。また、国庫補助金の裏に、みえ森と緑の県民税市町交付金基金繰入金として434万7,884円と合併特例事業債2億7,450万円を充当しております。この建物の壁面や天井、軒天の一部に三重県産の杉を活用することで、みえ森と緑の県民税市町交付金基金を充当させていただきました。
事業の成果といたしましては、校舎を増築することで児童数増加に伴う教室不足の解消となりました。また、グラウンドにありました2教室分の東プレハブ校舎を撤去したほか、4教室分の西プレハブ校舎については、大山田東
地区の放課後児童クラブ、学童保育所に使っていただいております。
大山田東小学校校舎増築事業費の説明は以上でございます。
次に、決算成果報告書の右のページ、107ページをお願いいたします。
就学前施設再編整備費でございます。この事業目的についてですが、公立幼稚園の再編を円滑に実施するため、園舎などの整備を行い、安全・安心な施設環境を整えようとするものでございます。事業内容といたしましては、再編に伴う広域の通園等に対応できるよう、送迎用駐車場整備及び諸整備などを行うもので、事業費の決算額は1,031万4,799円でございます。幼稚園ごとに内容を御説明いたしますと、陽和幼稚園、旧立教幼稚園でございますが、そこには送迎用駐車場の整備、それに伴います諸工事、洋式トイレの設置、物置の設置、銘板の設置を行いました。正和北幼稚園、旧七和幼稚園と正和南幼稚園、旧久米幼稚園では、それぞれ銘板の設置を行いました。その他、公印をそれぞれ新調しております。
次に、この事業に対する特定財源ですが、合併特例事業債840万円を充当しております。
事業の成果といたしましては、各幼稚園におきまして、予定どおり新たな園名で4月より保育を行っております。再編後は通園学区が廃止となり、今回の3園は小学校と併設しておりますので、それぞれの小学校区内の5歳児は今までどおり小学校の分団で登園します。それ以外の園児につきましては、保護者が送迎することとなっております。特に陽和幼稚園では4歳児、5歳児の2年保育を行っておりますことから、学区外からの通園が多く見込まれること、再編後新たに預かり保育を実施していることから、園児の保護者送迎が増加することを見込んでおりましたが、本事業により駐車場が整備されたことで、しっかりと対応ができております。
教育委員会の主な施策の成果につきましては、以上で終わります。
8:
教育総務課長(山下範昭)
教育総務課長の山下範昭です。どうぞよろしくお願いします。
議案第84号 平成29年度一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、教育委員会事務局で所管いたします事項につきまして、私から一括して御説明させていただきます。
それでは、一般会計特別会計歳入歳出決算書の124、125ページをお願いします。124、125ページです。
説明は、右側にございます備考欄に沿って、主なものを御説明させていただきます。
一番下から3行目の款2.総務費、項1.総務管理費、目6.財産管理費、大項目、基金積立金のうち、情報システム整備基金1億1,293万2,893円のうち1,289万8,000円は、学校施設の電気代を新電力に移行したことによる効果分等を財源に、今後整備が必要な教育用コンピューターなど、情報システムを整備するために積み立てた基金でございます。残りの額は情報政策室及び財政課分でございます。
続きまして、少し飛びますが、198、199ページをお願いします。198、199ページをお願いします。
款10.教育費、項1.教育総務費、目1.教育委員会費、教育委員会運営費235万7,078円は、教育長を除く教育委員会委員5名分の報酬と委員会の運営費でございます。
次に、目2.事務局費、特別職給1,346万4,291円は、特別職であります教育長の給料、職員手当及び共済組合手当負担金です。
次に、一般職給2億8,355万8,771円は、事務局職員36名分の人件費でございます。
次に、退職手当4,321万8,136円は、職員3名分の退職手当のほか、市町総合事務組合負担金21名分でございます。
次に、事務局管理費364万2,951円のうち職員健康管理費12万6,180円は、三重県市町村共済組合対象の職員16名と再任用1名、臨時職員2名の健康診断手数料でございます。
次に、私立学校等助成費320万5,800円は、私立の幼稚園、中学校、高等学校等に対する助成金でございます。
次に、財産管理費358万3,738円のうち教育総務課執行分71万1,868円は、幼稚園再編に伴い閉園となっております長島
地区の北部、中部、伊曽島幼稚園の除草など、施設の維持管理経費でございます。
1枚めくって、200、201ページをお願いします。
次に、目3.教育振興費、語学指導員経費2,193万4,674円は、小学校、中学校、幼稚園に対する外国語指導助手(ALT)4名の派遣に要した費用でございます。
次に、大項目で三つ目の児童生徒指導事業費5,888万4,377円のうち児童生徒指導対策事業費377万9,720円は、教科書を補助する副読本や中学校武道指導に係る経費のほか、進路指導、生徒指導の充実を図るために要した経費です。
次に、教師用教科書・指導書等配付事業費486万7,902円は、小・中学校に配付する教師用教科書、指導書の購入費です。
次に、二つ下のクラブ活動等推進事業費431万8,210円は、中学校部活動における県大会以上の大会に出場した生徒の旅費等の助成金でございます。
次に、小学校英語活動推進事業費424万7,657円は、小学校における英語活動支援員等8名の人件費でございます。
次に、学力向上推進業費2,482万6,189円は、少人数指導などを行うため、各中学校に配置した非常勤講師9名の人件費でございます。
次に、小中連携・一貫教育推進事業費123万1,000円は、小・中連携、一貫教育にかかわる研究を進めるため、中学校区8ブロックに研究費用を交付したものです。
次に、小中一貫教育推進事業費80万7,000円は、県の指定を受けて小・中一貫教育を推進するため、モデル校区として多度中学校ブロック5校へ研究費用としたものです。
次に、小学校英語コミュニケーション力育成事業費284万6,877円は、研究指定校における英語活動支援員1名の人件費や桑名イングリッシュキャンプの講師委託料、会場借上料等でございます。
次に、学校指導体制支援事業費941万4,690円は、生徒指導上の諸問題の解決に向けた多様な支援を行うため、スクールソーシャルワーカーを市内小・中学校へ派遣することや、児童・生徒の教育相談一般について、面談相談するための臨床心理士や特別支援教育士への報償費等です。
次に、インターネット対策推進事業費64万5,132円は、先ほど部長から主な施策の成果として御説明させていただいたとおりです。
次に、大項目で二つ下の高等学校進学奨励事業費360万9,000円は、経済的な理由により修学が困難な高等学校等在学生に対して進学奨励金を支給したものです。
次に、クリエイティブスクール推進事業費1,199万1,950円は、特色ある学校、園づくりを行うため、全ての幼稚園、小学校、中学校に対する費用及び学校評議員の報償費でございます。
次に、学校人権教育推進事業費のうち人権教育推進事業費98万5,969円は、本市人権教育の研究と実践を推進することを目的として、桑名市
同和教育研究推進協議会への補助金及び人権教育推進校2校に研究推進費用を交付等するものです。
次に、指導体制充実事業費283万9,228円は、教職員の人権意識と実践力向上のための研修会等講師謝礼及び各種研究大会への参加経費等です。
次に、資料編集事業費46万7,640円は、市内小学校及び中学校に配付しております副読本「あゆみ」の印刷費でございます。
次に、研究大会等参加費90万円は、桑名市を中心に開催された第51回三重県人権・
同和教育研究大会参加費300名分です。
次に、部活動エキスパート活用事業費61万1,300円は、市内中学校の部活動を支援するため、学校長が推薦する専門的な技術を持つ外部指導者を委嘱し、指導者を必要とする部活動における技術の向上や指導のための経費でございます。
1枚めくって、202、203ページをお願いします。
次に、「確かな学力」向上非常勤講師配置事業費611万4,419円は、算数と国語の少人数指導を推進するため小学校へ配置した非常勤講師4名の人件費でございます。
次に、外国人児童生徒教育推進事業費752万7,324円は、外国人児童・生徒に対して日本語指導等を行う非常勤協力員の賃金等でございます。
次に、多文化共生ひとづくり推進事業費79万4,181円は、外国人児童・生徒に対して初期対応指導を中心に日本語指導等を行う非常勤協力員の賃金等でございます。
次に、中学生職場体験事業費125万2,570円は、市内公立中学2年生を対象とした職場体験学習にかかわり、桑名市中学生職場体験事業推進委員会への委託料でございます。
次に、大項目で三つ下のいじめ防止対策事業費19万5,738円は、桑名市いじめ問題専門委員会委員の報酬及び旅費、桑名市いじめ問題対策連絡協議会委員の報償費でございます。
次に、行政情報化事業費、就園・就学管理システム事業費265万5,504円は、児童・生徒の学齢簿を管理し、就学援助の支給や私立幼稚園就園奨励費の支給を支援するシステムの整備等に伴う経費でございます。
次に、教育用コンピュータ整備事業費4,439万9,135円は、小・中学校の児童・生徒が使用するコンピューターの運用に要した費用でございます。
次に、特別支援教育推進事業費719万7,512円は、障がいのある児童・生徒への支援、援助を推進するため、特別支援教育推進校に派遣した非常勤講師5名の人件費等でございます。
次に、学校人権教育推進事業費(明許繰越分)、資料編集事業費80万3,280円は、市内小学校及び中学校に配付しております副読本「あゆみ」の指導書の印刷費等でございます。
次に、目4.教育研究所費でございます。適応指導教室事業費696万6,679円は、不登校の児童・生徒への支援を行う適応指導教室の施設管理運営費及び指導員等の報酬でございます。
次に、学力・教師力向上推進事業費146万1,828円は、教職員の授業力向上を目的に研修講座の開催や先進地視察のための旅費等に伴う費用でございます。
次に、乳幼児教育推進事業費69万4,784円は、桑名郡市の就学前教育の充実を図るため、公立、私立を問わず、教職員、保育者に実践講座や視察など研修の機会を設ける目的で、乳幼児教育推進協議会に負担金を交付したものでございます。
次に、小学校3・4年社会科副読本改訂事業費148万1,328円は、市内小学校3年生に配付しております社会科副読本「わたしたちの桑名市」の印刷費です。
次に、二つ下の施設整備費、適応指導教室建設事業費7,639万4,426円は、旧勤労青少年ホーム跡地に適応指導教室を建設するため、旧勤労青少年ホームの解体工事費と新築する適応指導教室の工事費及び監理業務委託料の前払い金の額です。
次に、大項目で二つ下の施設整備費(明許繰越分)、適応指導教室建設事業費335万480円は、旧勤労青少年ホーム跡地に適応指導教室を建設するため、基本設計業務と実施設計業務委託の精算払いの費用です。
1枚めくって、204、205ページをお願いします。
続きまして、項2.小学校費に移らせていただきます。
目1.学校管理費、一般職給1億8,487万5,712円は、用務員、調理員等40名の人件費でございます。
次に、大項目、退職手当4,290万445円は、調理員4名分の退職手当のほか、市町総合事務組合負担金4名分でございます。
次に、大項目、学校管理運営費4億2,361万424円は、小学校27校の管理及び運営に要した費用でございます。
次に、大項目、施設整備費、トイレ改修事業費165万2,400円は、大山田南小学校トイレ改修工事の設計業務委託費でございます。
次に、校務用コンピュータ事業費1,899万1,367円は、小学校教諭が使用するコンピューター438台分の運用に要した費用でございます。
次に、施設整備費(明許繰越分)4,977万7,200円のうち、トイレ改修事業費2,436万4,800円は、長島中部小学校のトイレ改修工事費でございます。
次に、安全管理対策施設整備事業費2,541万2,400円は、大山田北小学校のガラス飛散防止フィルム設置工事費です。
次に、目2.教育振興費、大項目、教材・教具費4,044万7,471円は、小学校27校分の教材教具や理科教育備品の購入費でございます。
1枚めくって、206、207ページをお願いします。
次に、大項目、就学奨励費4,813万9,541円は、経済的な理由により就学が困難な児童に対する援助費でございまして、要保護、準要保護で564件、特別支援で184件分でございます。
次に、学校図書館図書充実費229万7,895円は、小学校27校の図書館図書1,624冊の購入費でございます。
次に、目3.学校建設費でございますが、校舎等買収費(割賦金)2,660万72円は、藤が丘小学校の用地買収、施設建設費用の償還費でございます。
次とその次の学校建設事業費、大山田東小学校校舎増築事業費は、先ほど部長から主な施策の成果として御説明させていただいたとおりです。
続きまして、項3.中学校費に移らせていただきます。
目1.学校管理費、一般職給2,702万4,617円は、用務員等5名分の人件費でございます。
次に、退職手当131万1,648円は、市町総合事務組合負担金2名分でございます。
次に、大項目、学校管理運営費1億8,060万4,248円は、中学校9校の管理及び運営に要した費用でございます。
次に、施設整備費(明許繰越分)、安全管理対策施設整備事業費3,623万9,400円は、光風中学校及び光陵中学校のガラス飛散防止フィルム設置工事費です。
次に、目2.教育振興費、教材・教具費2,163万2,991円は、中学校9校の教材教具や理科教育備品の購入費でございます。
1枚めくって、208、209ページをお願いします。
次に、就学奨励費3,817万2,577円は、経済的な理由により就学が困難な生徒に対する援助費でございまして、要保護、準要保護で405件、特別支援で53件分でございます。
次に、学校図書館図書充実費78万7,219円は、中学校9校の図書館図書630冊の購入費でございます。
続きまして、項4.幼稚園費に移らせていただきます。
目1.幼稚園費、一般職給2億9,575万4,100円は、教諭等49名分の人件費でございます。
次に、退職手当4,959万9,117円は、教諭7名分の退職手当のほか、市町総合事務組合負担金3名分でございます。
次に、大項目、園管理運営費6,175万6,200円は、休園中の城東を含む幼稚園14園の管理及び運営に要した費用でございます。
次に、大項目、施設整備費、就学前施設再編整備費は、先ほど部長から主な施策の成果として御説明させていただいたとおりです。
次に、教材・教具費691万1,629円は、休園中の園を除いた幼稚園13園の教材や教具の購入費でございます。
次に、私立幼稚園就園奨励費補助金1億3,154万9,200円は、幼稚園教育の普及充実と保護者の経済的負担軽減を図るため、私立幼稚園の入園料、保育料の一部を補助するものでございまして、市内4園、市外6園、合計10園、959名分の補助額でございます。
続きまして、項5.社会教育費に移らせていただきます。
目1.社会教育総務費、一般職給4億6,056万8,428円のうち、教育総務課執行分4億5,332万1,026円は、80名分の人件費でございます。
1枚めくって、210、211ページをお願いいたします。
大項目、社会人権教育推進事業費230万628円のうち啓発推進事業費99万143円は、人権を考える意見発表会の開催や人権啓発冊子「なかま」の製作、配付等に要した経費でございます。
次に、学習活動推進事業費114万円は、中学校ブロック単位で実施した地域交流等の事業に要した費用でございます。この事業は、主に教育講演会や研修視察の経費でございます。
2枚めくって、214、215ページをお願いします。
目6.教育集会所費、大項目で上から二つ目の施設管理運営費534万8,754円は、深谷、深谷桑栄、長島教育集会所の3集会所の管理及び運営に要した費用でございます。
次に、大項目で二つ下の学習活動促進事業費467万4,961円は、各教育集会所で開催した学習教室や各種講座の開催経費でございます。
1枚めくって、216、217ページをお願いします。
項6.保健体育費に移らせていただきます。
目1.保健体育総務費、一般職給1億4,950万7,900円は、27名分の人件費でございます。
1枚めくって、218、219ページをお願いします。
次に、目2.学校保健体育費、大項目、学校保健事業費1億36万8,939円のうち、園児・児童・生徒安全対策事業費98万9,172円は、小学校児童に対する交通安全帽子などの配付に要した費用でございます。
次に、園児・児童・生徒健康診断費として5,452万9,806円を執行しています。
次に、一般管理費3,813万5,931円は、学校環境衛生検査や日本スポーツ振興センターの災害共済の加入負担金及び給付交付金等の費用でございます。
次に、大項目、学校給食事業費3億2,040万3,905円は、直営自校方式で実施しております小学校10校の給食管理経費、及び民間委託方式で実施しております小学校10校、中学校7校の給食調理等業務委託費でございます。
目3.学校給食センター費、大項目、多度学校給食センター費7,492万2,302円及び次の大項目、長島学校給食センター費8,794万5,898円は、それぞれ多度、長島
地区の幼稚園、小学校、中学校の園児、児童・生徒の給食用食材費や学校給食センターの管理運営、維持補修等に要した経費でございます。
以上、教育委員会で所管する事項につきまして御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
9: 分科会長(倉田明子)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
10:
分科会委員(箕浦逸郎)
まず、決算書のほうから。ちょうど今開いたので、219ページの給食の業務委託をされているんですけど、これはいいと思うんですけど、また、定期的に異物が混入すると思うんですけど、それって民間に委託されたところが出しているんですか。それとも、今、公がやっているほうが出しているのか、民間がやっているほうが出しているのか、割合は変わらないのか、多分わからないかもしれないんですけど。あと、データ数が少ないのでそんなに正確ではないと思うんですけど、何か傾向みたいなのがあったら教えてください。
11:
教育総務課主幹(
保健給食担当)(平野淳子)
皆さんも報道等で御存じのとおり、この9月11日に大山田北小学校で、五目きんぴらの具の中に、エリンギを切った際に、野菜裁断機を使って切っていたわけなんですが、その中に野菜を、エリンギを入れる際に、野菜を入れて押さえる歯とその中の回転している歯がすれまして、金属片が入ってしまうという事態が起きてしまいました。
傾向としましては、ここ過去3年におきましては、うちが委託をした学校が年間5件、この3年間、平成30年度、平成29年度、平成28年度におきましては年間5件起きておりますが、その5件ともが委託業者に委託をした学校で異物混入が起きております。
12:
分科会委員(箕浦逸郎)
喫食数が多分多いところからやっているので、データ的にもそうなりがちだと思うんですけど、何か余りにもその傾向ばかりがあるのであれば、契約内容を見直すなり考えていただければなと思いましたので。異物、多分ゼロにならないのでなかなか、金属探知機をつけて何かいろいろするのかというのもあるので、なるべく少なくなるように頑張っていただきたいと思います。
もう一個は、201ページの大項目の4番目、児童生徒指導事業費の教師用の教科書と指導書の配付で、これは予算的には800万円ぐらい多分上がってきて結構減ったかなと思うんですけど、これは何か理由があったら教えてください。
13:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
学校支援課長、高木でございます。
この指導書等につきましては、教科書が採択されて新しい教科書に変わってから年月がたって、不足分でありますとか、改訂分で一部補充をするという形になっておりますので、大きく大改訂が行われて入れかわったときはかなり多額の予算をいただくんですけれども、一般的には交換や補充分ということになりますので、金額は減ってくるということでございます。
14:
分科会委員(箕浦逸郎)
あと、予算書とか決算書はこれでいいんですけど、報告24号のほうの評価報告書のほうから質問させてもらいたいなと思うんですけど。
まず、7ページといっても皆さんが持っていない、持っていたら。パーソナルカルテの話で、これを見ていると、県のほうから何かフォーマットが出てきて、それでつくられているんですけど、何か率だけ見ているとかなり低いんですよね。パーソナルカルテの率が現状時で19.2%ですか、個別の指導計画に関して69.4%ということで、私、これ、何か義務的にも100%しなきゃいけないのかなと個人的には思っていて、これがたまたま県のやつが使いづらいからこうなってしまって個別のやつを使っているのか、その現状を教えてほしいなと思うんですけど。
15:
人権教育課長(水谷昌之)
人権教育課長、水谷です。よろしくお願いいたします。
先ほどのパーソナルカルテの件ですけれども、先ほどお話しいただいたように、個別の支援計画等、これは100%やっておるわけなんですが、県のほうとしては、こういうのをぜひ使ってくださいということが後から来たものですから、今、1年生に入ってくるお子さんからは順次お願いをして、その率は上がっておるんですけれども、これまでの状況の方の部分がどうしても残っているというところで、そこの部分で今はパーセントが低いという、そういうふうな状況でございます。
16:
分科会委員(箕浦逸郎)
ということは、基本的には100%、皆さんこういった計画みたいなのがつくられていると考えていいですね。ちなみに、これは療育センターのほうと、どういうような連携というか、協調というか、されていますか。
17:
人権教育課長(水谷昌之)
人権教育課の水谷です。
策定においては、基本、小学校ベースからのパーソナルカルテに上がっておるんですけれども、それまでに子供たちはそれぞれの、生まれてからの情報というものが入ってきますので、そういったものは当然療育センター、保育所、そして、または幼稚園等々から集まってくる、そういった情報が最終的にパーソナルカルテであったり、個別の支援計画、指導計画等に全部反映されてくると、そういう流れにはなっております。
18:
分科会委員(箕浦逸郎)
いっぱいあるんですけど、もう一個だけとりあえず言うと、道徳教育って研究とかいろいろされていて、いつも思うんですけど、この決算報告書の97ページで、今後の方向性の一番下に、子供たちのさらなる豊かな心情及び道徳的な態度を育成と書いてあるんですけど、何ですか、これ。何をもって豊かな心情と言って、何をもって道徳的な態度と言うんでしょうか。
19:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
学校支援課長、高木でございます。
これは、さまざまな道徳については、子供たちに考えてもらう徳目というか、例えば個性の尊重とか、さまざまなところで自分勝手をしないとか、いろいろな項目があるんですけれども、例えば個性を生かすという項目では、個性を生かすってどんなことということで、自分の個性ってどんなことだろうなと考えたり、じゃ、それを生かすってどんなことかということを、これまでの子供の体験とか、それから、それに参考になるいろんな読み物の教材があるんですけれども、そこで出てくる登場人物なんかの行動なんかを見ながら、今の自分はどうかなとか、自分の個性を生かすってこれからどうしていこうというのは子供たちが考えて、今後の自分の行動を、いろんな生活の場面で出会う事柄に対して、その振る舞いをしていくときの子供なりの基準なり判断の物差しを持つというところ、そして、実際にそれを態度に示していくというところ、そういったところが今お尋ねになったことかと思います。
20:
分科会委員(箕浦逸郎)
実際に、それだったらまだいいかなと思うんですけど、何か見ていると、やっぱり正解が一つあって、それに向かって突き進んでいくみたいな。要するに、価値観を一つにすることを目的としているんじゃないかなと個人的には感じていて、これは危険で、これは多分いじめのほうにもつながりますし、人権教育のほうもつながっていて、それで、今後の世界って、恐らく多様性をいかに認めていくか、違うことが当たり前で、違う考えがあって、私たちも議員、みんなめちゃくちゃ言っていると思うんですけど、みんなむちゃくちゃ言っているんですけど、一応認めながら、そういう意見もあるかという話で、そこにいじめとかは別に、大人なのでというのもあるかもしれないですけど、とにかく道徳教育は、私は多様性をいかに認めていくかということに主眼を置いてほしくて、これが道徳的なものだよみたいな、こうやってやらなきゃいけないよねという、何か画一的な同調圧力をさらに増すような装置としての学校はもうお断りなので、そういうところに気をつけてほしいなと思うんですけど。
21:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
今、箕浦委員が指摘していただいたとおりで、ついては昔ながらの道徳という言い方は変なんですけれども、読み物があって、こういうふうに振る舞うといいんだねと、理想像みたいなことでまとめて終わっていくというようなことになりがちであったということで、このあたりも反省を踏まえて、教科化をしていくときの部分として特に気をつけたいのは、おっしゃるとおり、討議議論する道徳ということで、子供たち同士が、僕はこう思う、私はこう思う、そうだね、そういう考え方もあるねという中で、ほかの子の考えも触れながら自分の考えを深めたり広げたりして、自分なりのやっぱり価値観なり基準を持っていってもらうというのが目的ですので、一つの方向性で、こうあるべきだというような形は、むしろ我々としては避けたいと考えておるところで、全く同感でございます。
22: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はございませんか。
23:
分科会委員(伊藤惠一)
何点か順番にお願いいたします。
まず、199ページですが、199ページの右の、全部備考欄でお聞きしていきますが、下のほう、市町総合事務組合負担金、この組織を簡単に、どこでどんなことをやっていらっしゃるのか教えてください。それから、同じページで私立等助成金が出ていますが、これはいろいろ、あっちにもこっちにも出ていると思うんですが、大体国なんかですと結構少しずつでも増額しているんですけれども、計算の仕方もあると思うんですけど、ここ10年ぐらい、多分これ、1人当たりの単価という場合と学校という場合もあるので、1校当たりというのもいろいろ、その助成とか補助金によって違うと思うんですが、特に変わっていませんか。ふえていますか、減っていますか。ふえておるとか減っておるということでしたら少し、表をまた後でいただくといいと思うんですけど、何も変わっていませんということでしたら、その一言で終わると思うんですが。お願いします。
24:
教育総務課長(山下範昭)
教育総務課長の山下です。
まず1点目の市町総合事務組合負担金ですけれども、合併前の旧多度町、旧長島町が退職金を支払うに当たって、この市町総合事務組合負担金に一旦積み立てて、その後そこから退職金を払うという制度をとっておりますので、旧多度町、長島町の職員のことはこちらで一旦積み立てるということになっております。
25:
分科会委員(伊藤惠一)
場所は津でしょうか。
26:
教育総務課長(山下範昭)
場所は津です。
それから、私立学校等助成費につきましては、この平成29年度から2割カットとしておりまして、まず、私立の中学校、高校で、桑名市からそちらの学校に通学している生徒さん分、1人当たり掛ける、桑名市内、津田さんですけれども、こちらは2,800円の単価となっております。それから、残りの暁学園、メリノール、それから、エスコラピオス学園、海星中学校、それと、鈴鹿の享栄学園、それから、大橋学園、こちらは2,600円となっております。昨年度までは3,400円と3,200円の単価でやっておりました。今は市内2,800円と市外が2,600円です。
それから、私立の幼稚園に対しまして、こちらは1園当たり20万円と。これも平成28年度までは24万円だったのを20万円にしております。それから、桑名高等学校定時制教育振興会は15万円ということで、この合計額が320万5,800円となっております。以上です。
27:
分科会委員(伊藤惠一)
1点だけ再質問させていただきます。この私立の関係ですが、またもとへ戻してください、少しでも増額してくださいという要請なり、そこら辺は来ておると思うんですが、いかがでしょうか。
28:
教育総務課長(山下範昭)
教育総務課長の山下です。
私立の中学校、高校のほうからは、一応毎年要望ということで、教育長が面会して、市の財政事情等、あと、教育の予算のほうを説明させていただいて、御納得というか、御説明させていただいております。当然幼稚園につきましても、単価が下がるときには、幼稚園の会長を通じて御説明させていただいたところです。以上です。
29:
分科会委員(伊藤惠一)
ありがとうございます。国は多分ふやしていると思いますもんで、これ以上減らさず、ふやす努力をしていただければなと思っております。
次に、203ページでございます。203ページの上のほうなんですが、中学生の職場体験ということですが、これはその職場の種類によっていろいろたくさんあると思うんですが、最近、多分一覧表なんかはいただいていないと思うので、またできたらいただければなと思うんですが。それで、これ、適、不適、向こうから御提案いただくのか、こちらからお願いしていくのかわからないんですが、どう決めるんですかね。不適当というような例というのはあるんですか、職場で。2点目ですけれども、下のほう、学力・教師力向上推進事業費のところで、いろいろ視察とか行かれると思うんですけれども、1、2例、どういうふうなところへ勉強に行かれるのか、少し特徴的なところがあれば教えてください。
それから、同じページの下のほうなんですが、適応指導教室ですね。これ、今、維持管理しているのはどちらでしょうか。お願いいたします。
30:
人権教育課長(水谷昌之)
人権教育課長、水谷です。よろしくお願いいたします。
職場体験につきましては、学校が基本的に開拓をしまして、学校が赴いて、こういう形で職場体験をしたいということで申し出をしますので、学校ごとに事業所の数も異なります。そのような形で進めさせていただいております。以上です。
31: 分科会長(倉田明子)
適しているとか不適切とかという点は。
32:
人権教育課長(水谷昌之)
適、不適というのは、結局そこでお話をさせていただいた中で、これは生徒には無理かなとかというところもありますので、学校としての開拓をしながらという中で進めております。
33:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
先に適応指導教室の関係のほうでございます。こちらのほうの予算の執行等で動いておるのは、学校支援課の教育研究所というところが実際には管理しております。
34: 学校支援課主幹(小中一貫教育担当)(尾関一夫)
学校支援課、尾関です。
学力・教師力向上推進事業の視察等ですけれども、一つは、幼稚園の先生が近隣の県のほうへ視察に2名行っております。そちらについて、具体的に今持ち合わせていないですけど、申しわけないです。もう一つは、研究所の所員が筑波のほうへ研修に行って、最近の学力とかということで行っております。以上です。
35:
分科会委員(伊藤惠一)
先ほどの職場体験なんですが、中学生からの希望なんかも聞いて開拓したりしていらっしゃるのかということも聞きたいのと、それから例えば、一つの学校でいいんですけど、光風なら光風でも、一覧をまたいただけたら、全部の学校というわけにいかないので、一つだけまた後でいただければうれしいなと。
36:
人権教育課長(水谷昌之)
人権教育課長、水谷です。
生徒の希望というよりは、お聞きしておるのは、やはり今までに当然ありますので、そこと人数とか、また、今年度はやめてほしいとか、いろんな情報をまず事業所とやりとりしまして、さらにこんな体験をさせたいというところを、職員のほうが事業所に出向いて受けていただけますでしょうかと、こういうやりとりをしながら開拓しておるというふうに、今のところはお伺いしております。
37:
分科会委員(伊藤惠一)
生徒からの希望は。
38:
人権教育課長(水谷昌之)
実際とっているかどうかというところは、今私の段階ではあれなんですけど。
39:
分科会委員(伊藤惠一)
またわかったら教えてください。
40:
人権教育課長(水谷昌之)
わかりました。
あと、各事業所も一覧表は一応いただいておりますので、光風あたりで、わかりました。またお届けさせていただきます。よろしくお願いします。
41:
分科会委員(伊藤惠一)
ありがとうございます。
それから、205ページですけれども、205ページの下のほうでトイレ改修事業があったと思うんですが、あと、管轄のあたりで何校ほど、これは残っておるというような今状況でしょうか。
42:
教育総務課長(山下範昭)
トイレ改修事業ですけれども、国の補助を受けて平成11年度からやっておりまして、27校中、小学校19校、70.4%と、一応中学校は平成12年度からやっておりまして100%となっております。以上です。
43:
分科会委員(伊藤惠一)
それから、207ページの学校の図書館の図書充実費でございますけれども、一時ゼロ円になったときもあったと思うんですが、これ、小学校、中学校、次のページもそうなんですが、多分1校当たりの基本の金額があって、あと、1人の小・中学生の単価を掛けたりとかいろいろ、計算の仕方はちょっとわからないんですけれども、あると思うんですけれども、その二つの単価と言えばいいのか、トータルで1人当たりの単価と計算するといいのかわかりませんけど、やはりそこら辺は大分減っておりますか。ここのところは変わらず推移していますか。ふえていることはないと思うんですけれども。
それから、どこにあるかわからないんですけど、同じ趣旨で、教材費、どこまで教材費に含めるかわからないんですけれども、例えばカラーコピーも教材費に含められるのかどうかわからないんですけれども、前も申したように、カラーコピー1枚もなかなかできないというような、そういう申し出があったと思うんですけれども、そのあたりの単価といいますか、どうやって出すのかわかりませんが、ふえているのか、減らしているのか、同額ぐらいでいっているのか、簡単にお願いできますか。
44:
教育総務課長(山下範昭)
教育総務課長、山下です。
学校図書館図書充実費で、単価は計算すれば出てくるんですけれども、小学校については今1,415円ぐらいになりますし、中学校は1,250円ぐらいになるんですけれども、これは特に今たまたまで、学校にどんな図書が欲しいのというところで、学校に配分した後、学校が買っていただいておる状況です。図書費としては、寄附をいただきますので、図書カード等、そのときは翌年度それで調整させていただいておりますけれども、できる限り減らさないような形で取り組んでおります。教材、教具、あるいは子供たちの理科備品とかですけれども、基本、子供たちにかかわるものは減らさないようにしております。学校で使う消耗品等も、一度平成28年度に見直して少し上げさせてもらってから、平成28年、29年、30年は同額で、できるだけ減らさないような形で取り組んでおりますので、よろしくお願いします。
45:
分科会委員(伊藤惠一)
両方ですけど、できたら10年分ぐらい資料をいただけるとまたありがたいですけど。慌てませんけど。推移をちょっと見たい。お願いします。
それと、あと最後ですけど、どこに載っているかわからないんですけれども、修学旅行費とかあると思うんですけれども、この決算の年度で東京のほうへ、学生、それから教員の方が行かれたということがあれば、少し御報告を簡単にお願いします。
46:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
学校支援課長、高木でございます。
基本的には、一番多いのはやっぱり東京方面への修学旅行ということでございます。あとは沖縄に行く学校が1校と、それから、あと長崎のほうに行く学校が1校というところで、あと残りは東京方面と。今9校でございますので、7校が東京方面になるかなと。
47: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑は。
48:
分科会委員(飯田一美)
飯田一美です。2点ほどお伺いいたしたいと思います。
決算書の207ページ、小学校費、ついでに209ページの中学校費の要保護、準要保護関係についてお尋ねしたいと思います。
経済的に支援が必要な子供が最近非常にふえているということを聞くわけですけれども、数年前と比べると平成29年度は、現在の現状はどれぐらいですかと。
それが1点と、もう1点は、決算書の219ページ、中学校給食事業関係についてでございます。給食への最近のあれでいきますと、ねじ等の混入が非常に今続いていると。平成29年度は何回ほどそういうことがあったのかと。それと、委託と直営とどちらの場合が多いのか、その対策は、また委託が進むとこのような発生が多くなるんじゃないかなという懸念がするので、その辺を御答弁願いたいと思います。以上です。
49: 分科会長(倉田明子)
飯田委員、二つ目の給食の異物混入の件は先ほど箕浦委員が、給食の異物混入、委託先がどうのこうのというのは先ほど箕浦委員が同じ質問をされまして、その答弁がございました。
(「ちょっと違うこともあるよ」と呼ぶ者あり)
50:
分科会委員(水谷義雄)
ちょっと補足説明だけしてやって。
51: 分科会長(倉田明子)
じゃ、2点、お願いいたします。
52:
教育総務課長(山下範昭)
教育総務課長の山下です。
先ほど、平成29年度の要保護、準要保護の方が今564名と説明しましたですけれども、平成23年度がたまたまうちは多くて630名みえましたので、そこからすると66名ほど減っているような状況です。中学校におきましても、中学校はそのピークがずれますので、3年後といいますか、平成25年度が428名でピークで、今ちょうど405名というところになっておりますので、そんなにふえてはいないし、多少減ったりふえたりというところで、今はそれぐらい減っているような状況です。以上でございます。
53: 教育長(近藤久郎)
補足ではないですが、私の分析していますのは、ちょうどリーマンショックがありましたのが平成20年から平成21年にかけてだったと思います。その後やっぱり余波がありまして、今、平成23年が一番ピークだと言っていましたけれども、平成21年度、平成22年度、平成23年度と徐々にふえてきています。そのときからまた、やっぱり財政が好転化してきたことによりまして、若干少なくなっているというような分析をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
54:
分科会委員(飯田一美)
御答弁ありがとうございました。その保護をする場合の基準、何を基準にしてこの子はこういう子供やとかされるのか、その辺のあれをお聞かせ願いたいと思います。
55:
教育総務課長(山下範昭)
教育総務課長の山下です。
もともと生活保護の基準がございまして、そちらの基準の所得が1.4倍以内の方の分の補助をこちらでしているような形です。給食費とか医療費とか教材費に対して補助している状況です。以上です。
56:
分科会委員(飯田一美)
飯田ですけど、ありがとうございます。
これは非常に大変難しい問題であると思うんですけれども、以前になるんですけれども、テレビを見ておりましたら、これは違うあれになると思うんですが、給食なんかなかなか払ってもらえないという、一遍そういうキャンペーンがありました。そのときに、大阪の父兄の方なんかですと、立派な家に住んでおって給食費を払わんと、その払わんでおって子供を学校へやっている。その払わん家庭の保護者が海外旅行に行ったとかというような例もあるので、慎重にこれはやっていただきたいなと思います。以上です。
57:
教育総務課主幹(
保健給食担当)(平野淳子)
教育総務課
保健給食担当主幹の平野です。
先ほどの飯田委員の質問ですが、異物の関係ですが、平成29年度は2回、いずれも委託をした学校から発生しております。
今後なんですが、委託は、正規調理員の採用が今現在行われていないような状況でありますので、正規調理員の定年退職にあわせまして順次委託を進めているような状況にございます。ですので、正規調理員の定年退職にあわせて委託化が進んでいくという状況にあります。以上でございます。
58: 教育長(近藤久郎)
少し補足させていただきます。
今、主幹が申し上げたような状況でございますが、先ほど箕浦委員にも御説明させていただいたとおり、どうしても食数が多いという部分もあります。78%がその状況でございますので、そのことも加味して考えても、やはりちょっと多過ぎるというふうに私も考えておりますので、早速委託業者を集めまして、また指導とともに、調理員への徹底をしていただきたいということと、今お話しいただいたように、契約条項等も今後見直していこうということも考えておりますので、よろしく御理解いただきますようお願いいたします。
59: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
60:
分科会委員(水谷義雄)
水谷です。
201ページの真ん中よりちょっと下、小・中一貫教育の推進事業で、これ、多度の分とほかの8ブロックと違う事業費で上がっておるんですが、何か違うんですかね。片方は小中連携・一貫教育推進事業費で、多度の場合が小中一貫教育推進事業費で、何が違うんですかね。
61: 学校支援課主幹(小中一貫教育担当)(尾関一夫)
学校支援課、尾関です。
こちらの小中一貫教育推進事業のほうにつきましては、平成27年度から3カ年で、県の委託事業ということで予算のほうをいただいておりまして、多度中学校区をモデルという形で推進をしているということで、3年ほど前からで、昨年度、平成29年度で終了ということになっている事業です。残り8ブロックのほうにつきましては、もう一つのほうの小中連携、一貫教育の推進事業ということでさせていただいたということになっております。
62:
分科会委員(水谷義雄)
中身はどう違うの。
63: 学校支援課主幹(小中一貫教育担当)(尾関一夫)
中身につきましては、多度中学校区におきましては、小・中一貫教育の推進をしていくためのソフト面でのモデルということもありまして、さまざまな部会をつくっての組織をつくり、先進的に学力向上のためにどのように先生方が9年間を協力してやっていくかということでやってきておりますので、中身的には多度のほうが推進委員会をつくって先進的にやっていただいているということになっておりますが。
64:
分科会委員(水谷義雄)
わかったようなわからんような話で。その目的は一緒でしょう。それで、片方のほうは、連携一貫教育のほうは、これは市の予算なんですか。そうですね。それで、その中身の事業が、僕は、事業費の中では連携と書いてあるけど、片方は書いていないだけの話で。それで、多度は一体教育をやるで特別な研修をやったのか、何かそこら辺の違い、具体的に何をやったということを言ってもらうとわかりやすいのかな。
65: 学校支援課主幹(小中一貫教育担当)(尾関一夫)
ちょっと言葉足らずで申しわけなかったです。
多度のほうで使わせていただいている推進事業のほうにつきましては、多度独自の組織をつくって推進しているということとともに、施設一体型のことも鑑みて先進地のほうへ視察に行っている、先生方に行っていただくような費用ということでも、こちらのほうからお支払いをさせていただいているということもございます。特にそこが大きな違いになっております。
66:
分科会委員(水谷義雄)
モデル事業をやりたいと教育長は盛んに去年の説明の中でもおっしゃってみえましたけど、今、この一貫教育、一体型でやろうとしている中で、学校も現実に建物も見、中身の話もこれは研修に行かれたわけですよね。それを踏まえて、去年から、夢にチャレンジしていくんやと、こんな話の中で説明があって、僕は、教育委員会がとりあえず小・中一貫校をつくっていく話は主導権をとらなあかんなと思っているんですけど。それから、これからの展開から去年そういうような研修もやっていきながら、説明会もやってきて、せんだって一般質問の中で僕がお聞きしても、まちづくり推進課で一応まとめてやっておるという話なんですけど、なかなかその先が、教育委員会としてはどうやってみえるのかわからないし、あちらのほうの推進課のほうのやっていることも全くわからないので、学校教育、この一貫校をつくる話だって教育委員会がいろいろ勉強してみえるので、それは主導権をとらなあかんと思っているんですけど、そこら辺の見解と、今、ここ半年か余りになるんですけど、研修をいろいろやってきた中で、夢に向かってチャレンジしようという立派に皆さんに発破をかけられた、その意気込み、やっぱり続けてほしいと思うんですけど。そこら辺、ここ半年ぐらいにどう展開されたのか、ちょっと聞かせていただくとありがたいですけど。
67: 教育長(近藤久郎)
教育長の近藤でございます。
決算のお話ですので、また補正の後のその他事項でもお話をさせていただこうと思っておるんですけれども、まずは今の尾関主幹に少し追加をさせていただきたいと思うんですけれども、尾関主幹が申し上げましたとおり、県の事業をお借りしてやらせていただいた3年間につきましては、今お話したように、まず、百聞は一見にしかずというところで、実際に先生方まで行ってもらったんですわ。校長先生と、それから、一般の先生にも行っていただこうということで、大分多度の先生方の認識の仕方、それから、小・中一貫教育に、あるいは小・中一貫校に対する意識は非常に高まったという状況がございました。これは市の単独事業でやったのとは別に、多度
地区についてはそうやってやらせていただいたというふうに考えておりますし、それから、多度の先生方で組織をつくっていただきましたので、ほかのブロックはまだやっていないんですけれども、じゃ、統合したときにどんなことをしていけばいいんだろうかということで、チャイムをどうするんだとか、生徒指導の部分をどうするんだとか、授業のつくりはどうするんだとか、あるいは、教具も小1から買うときには決めておいたほうがいいんじゃないかと。ばらばらでは困るんじゃないかと。今現在、修学旅行なんかは一緒に行っていただいておるんですけれども、多度中小は今別に行っているようですが、そのときにどういう取り組みをほかの行事でもやったらいいのかというようなところも、細かいところまで研究していただいておったというのが、ほかのブロックとの違いでございます。
それから、今おっしゃっていただいたように、教育委員会としてこの先どうしていくんだということでございますけれども、当然、本議会の中でも言わせていただいたように、2020年度から小・中一貫教育を全市的に始めていくと。これはもう既に答弁させていただいたように、本年度から準備をして着々と進めているという状況で、やはり一番大事なのは授業の改善だというふうに考えておりますので、それを小・中でやっていただいておって、学力調査でも、しっかりとした分析はまだできていませんが、ある程度効果が出てきていると。小・中の連携をしていただいた多度
地区については、かなり成果が上がっておるという状況でございます。
それから、今後につきましては、当然、まちづくり推進課と足並みをそろえていくということになりますが、これは、決算のところでそこまで言っていいですか。
68:
分科会委員(水谷義雄)
ありがとうございました。言って悪いことでも何でもないので、言っていただいても結構ですが、今おっしゃっていただいた、まちづくり推進課とやっぱり歩調を合わせてもらわなあかん部分で、どうもうまく進んでいないので、あと、これ、また皆さんで議論してほしいんですが、小・中一貫教育と一貫校、学校ですね、建設の話も、これはセットでひっついておるわけですよね。だから、校舎をつくることについては、教育委員会は別やと、こんな話にはならないので、そこら辺をしっかりと認識していただきたいんですよね。どうも最近、何もかも分けて分けてといって、こういうような話が多過ぎて。だから、ばらばらになっちゃって、どうもうまく動いていないような話なのでお尋ねしたので、また後で、その他事項で皆さんに一遍諮っていただいて、どうなんだということを、きょうは無理なんだろうと思うんですが、まちづくり推進課も呼んでいただきたいなと僕は思っているんですけど。まず、そこまでの話は結構ですわ。一緒になって、歩調を合わせていかなあかん部分で、せっかく今の先生方がいろいろ勉強してこられて、これ、ずるずるずるずる時間だけ経過していくと、そのときに一生懸命になって勉強していただいた先生がいなくなったら、また一から皆さんに勉強してもらわないかんと、そういうことが僕は当然起きるで、費用的な話もひっくるめてやっぱり考えていかなあかんのかなと。
それと、保護者の方も、いつからなんやろうなというような、そういう心構えを、早い機会からそういう環境づくりが必要なので、余りわけのわからんような話で動いているとまずいと僕は思っているので、そこら辺の連携のことについては、しっかり教育長、よろしくお願いしたいと思います。以上です。
69: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
70:
分科会委員(渡邉清司)
渡邉です。順次お伺いをいたしたいと思います。
まず、小学校の201ページの中に、結構いろいろありますよね。語学の指導員とか、それから、英語推進事業とか、コミュニケーション育成事業とか、いろいろやっていただいておるんですが、これの、かなり長いことALTもやってみえると思うんやけど、その費用対効果というのはどのように検証されておるのか、お聞かせ願えますか。
71:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
費用対効果ということになると、実際のところは生の子供たちがどういうふうな形で授業を受けておるかというところで、指導主事等が授業の様子を確認したりとか、そういったところが中心になってございますけれども、やはり私どものように、昔、英語の授業を受けておったイメージだと、テープの音を聞いて、新しい単語の練習を先生についてやって、それで、英語の文章を日本語に訳してというような感じで進んでいくことが多かったんですが、今はやっぱり積極的に教員も英語を使いながら、やっぱり対話とか使える英語という部分を積極的に、子供たちにもどんどん話をさせていったりとか、やっぱり生の発音、そういったものに触れさせて耳をもっと鍛えていくというようなところで、もちろん、もともと日本人の普通の教員も一生懸命勉強しておるんですけれども、やっぱりネイティブな発音というのがございますので、ALTの発音に触れたり、そういった触れ合いの中で、そういったことになれていくという部分には力を入れております。やっぱり授業のほうもそういった形で、非常に子供たちも積極的に参加して、みんなで一斉に発音したり、お互い会話の練習をしたりとかというようなことで、以前に比べるとそういうことが、もっと生き生きとした、生きた英語が使えるようにということを主眼にして行われております。今後、また大学入試等でも、パソコン等を使って耳から聞いて答えるとか、いろんなそういう新しいテストの方式も出てまいりますので、長い目で見ても、やっぱりそういう機会をどんどんどんどんふやしてあげることで、子供たちに本当に使える英語を少しでも身につけさせてやりたいなということで、授業のほうを見ておってもそういうようなイメージを持っておりますので、一定以上の効果はあるんだなというふうには考えています。
72:
分科会委員(渡邉清司)
ありがとう。わかりました。
じゃ、もう一つ、漠然とした質問をしたいんですが、将来、教育委員会というもの全体が、英語というものにどういうような形に子供たちを持っていこうという、今おっしゃってみえた、それからもう一歩進んで、もう一歩前に出たときに、英語というものを含めてどういうようなことを思って。よく外国に行かれる方は知ってみえると思いますが、まず入国、出国するときは簡単に日本から出るものは出すけど、向こうで入国するときに、かなりいろんなことを聞かれる場合がある。やっぱり実践の英語をしていくと、あなたは何をしに来たの、名刺は持っていますかとかいろいろ聞かれるんですけど、そういうことをやっていくような子供をつくるのか、それとも、もっと英語というものを踏まえて教育的なもの、そういうものをやっていくのか、今教育委員会がやっておる英語の教育に対しては先が見えていないものですから、私自身が、個人的な話になるかもわかりませんが、ちょっとその辺を、わかっている範囲で結構です、向かっておる方向性だけ言っていただければ結構ですので。
73:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
いろいろな点を上げることがあるかと思うんですけれども、一つは、桑名が今後、国際的にもインバウンドも積極的に発展させたいという中で、やっぱり桑名の文化とか桑名自慢みたいなことであるとか、それから、外国人に道を訪ねられたときに自然な形で案内したり、場合によっては、親しくなればそういったことを説明して上げられるような子供たちも出てほしいなと。それで桑名が、実際にいろんな仕事を子供たちがしていく中で、他国とかかわりを持って仕事をしていくような、実際には自分の生活の糧としてという子も出てくるかと思います。
それから、それ以外には、欲を言えば、やっぱり日本語とは違う言語に触れるということで、違う国なり文化なりの物の見方とか考え方というのは、そういった実際に教材に触れていく中で、そうか、こういう考え方もあるのかとか、そういったのを体験的に見ていくというようなこととか、そういう自分の視野を広げるという部分、実際の生活、自分の暮らし、生計を立てる部分で生かしてもらえるような子供、それから、実際に外国から来られる方等に対して、やっぱり桑名の市民としてさまざまな対応ができるとか、そういったことで言葉に触れるということで、自分の可能性なり生活なりをいろんな点で広げていくことができるかなというようなことを期待して、さまざまな場面、ことしも、これは今年度の話でいいますと、11月11日にコミュニティプラザで行わせていただくんですけれども、こちらでも今、市内の小学5年生と中学2年生でトークショーと桑名自慢ということで、今定期的に練習をしておるんですけれども、そんな発表会なんかも行って、そんなことで桑名の雰囲気を盛り上げたいなとも考えております。以上でございます。
74:
分科会委員(渡邉清司)
意外と日本人というのは、日本人だけで固まるんですね。今おっしゃってみえた外国に接するといっても、なかなか接していく人がいない。商社の人間やなんかでもしゃべっておると、外国におるんだけどほとんど日本人だけでコミュニティをとって、あとは何にも、外国の人とやっておらへんのと聞くと、いや、やっていないというのが多いんですよ。そういうのはなくなっていくんだろうなという思いがしておる。
それから、やはりここでもう一つ聞きたいのは、英語検定というのがございますね。そんなものをやっぱり取らせながら子供に自信を持たすということも一つの方法だと思うんですが、今大体何人ぐらい、中学生ぐらいで。中学生だと3級ぐらいかな。英検3級ぐらいが取れるのかな。何人ぐらい今チャレンジされているのか、また、何人ぐらい今英検を受かってみえるのか。
75:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
詳細な人数というのは、大変申しわけないんですが、今つかんでおらない状態なんですけれども、おおむね普通に勉強しておれば英検4級は卒業までに取れる。それで、普通にもうちょっと努力してやっておれば3級までは一般にはいけるかなと。かなり得意な子で、例えば外部の英会話スクール等々で勉強しておる子だと、準2級あたりを取る子もぽつぽつおるかなというぐらいのパターンやとは思っております。確かに漢字検定等を取っても、何級何級と順番に取れていくものについては、子供たちはやっぱり喜んでそれを目標にということはあると思いますし、これは見えておらないんですが、将来的にそういったものが一つの大学入試等のときの基準になったりというようなことも、どこまでこれは実現するかわかりませんけど、そんなこともございますので、その辺の動向は見据えながら、今後やっぱり必要な対応についてはまた考えていくこともしていきたいと思っております。
76: 教育長(近藤久郎)
少し補足をさせていただきます。
今、教育監が申し上げたとおりでございますが、私、データを持っていましたので、少しだけ紹介させていただきます。
平成28年度のデータでございますけれども、桑名市の中学校3年生のデータでございます。英検3級以上相当の英語力を持つ生徒が16.7%でございます。非常にまだ低いと。今申し上げたように、英検4級ぐらいの程度の子たちが標準なんだろうというふうに思っています。それとともに、前はある学校、公立中学校で英検会場を提供してやっておった時期もございました。そんなことを含めて、今後少し、そういう意味でも、英検のことについても考えていきたいと思っております。ただ、今、教育監が申し上げたところと同じなんですけど、英語だけを、例えば単語とか、それから、会話だけをということになると、やはり子供たちが世界の中でやっていくというわけにはいかないと思いますので、まずはやっぱりベースには国語があって、それで、考え方をしっかり持って、それを伝えたり、あるいは相手のことをしっかり聞いていくと、そういうコミュニケーションをとれるツールとして考えていかなくてはいけないので、まずは自分がしっかり考えを持つということには重きを置いて考えていきたいと思います。
私、一番印象深いのは、ジュニア・サミットのときに代表で出てくれた上堀内さん、よく御存じだと思いますけれども、彼と少し話す機会を得ましたので、ジュニア・サミットも終わってどういうふうに考えられましたかという御質問をさせていただいたたら、上堀内さんがおっしゃったのは、驚きましたと。外国の同じ年代の者と一緒にこうすることは非常にいい機会になったんですけれども、そのときに積極的に対話をしてくると。自分はちょっとおくれをとってしまったと。それで、考え方が、環境問題についても、これからの平和の問題についても、非常に積極的に考え方を持ってみえて、それをかなりアピールしてきていると。だから、これからはやっぱり日本人としても、そういう自分の考えをしっかり持って積極的にアピールすることは非常に大事じゃないかというようなお話を伺いましたので、やはりその面でも、桑名の子供たちがこれからの世の中を生きていくことは大事だと思いますし、恐らくこれからの子供たちは日本だけで一生を終わるということはないと思いますので、そんな意味でも、ある意味、英語に特化するわけじゃないですけれども、国語をベースとした英語教育というのを進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
77:
分科会委員(渡邉清司)
ありがとうございました。
じゃ、次のほうに行かせてもらっていいかな。
同じ201ページのところに高等学校進学奨励事業費というのが360万円ばかり見てあるんだけど、これ、講師か何かじゃなかったかな。違っておったかな、これ。何人ぐらいが、360万円ばかりの。
78:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
学校支援課の高木でございます。
この高等学校進学奨励事業、これは月々3,000円ということで、高等学校等に進学された子供さん、高3年齢までで支援をさせていただくということでございます。上限は今のところ105名ということでさせていただいておりまして、もし超えたらまた補正等をお願いせなあかんところですが、一応昨年は、最終的に3月の段階で受けていただいておる子供さんが105名きっかりでございました。ことしにつきましては、今のところは99名という状況になっております。この後、途中から、厳しくなったので欲しいというようなことも、お子さんもみえますので若干ふえます。そのあたりが今のところ、何とかそれでやりくりしておるというところですが、そういう性質のものでございます。
79:
分科会委員(渡邉清司)
ありがとうございました。
あと、適応指導教室の関係で、これ、二つあって、前、福島でやっていましたよね。それで今度新しくなったと。向こうのときの予算というのはどういう契約でやってあったのか。それで今現状、こっちへ移られて、向こうは空き家になっておるわけですわな、要は。その空き家のところを、例えばすぐ返すというわけにいかんと思うんですよね。やはり借りたものはちゃんと元通りにして返さないかんという部分もあって、そんなような予算というのはどこに書いてあるのかようわかりませんし、それで、こっちの新しいほうは何人ぐらいのスタッフでやっているのか教えて。
80:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
まず、前のふれあい教室をやっておった場所でございますけれども、これは賃貸をさせていただいておりまして、新しいところを建てていただきましたので、これは返却というか、契約を解消させていただいたところでございます。それから、それについての最終的に修繕をしてお返しせなあかんということなんですけれども、敷金が2カ月分入れてございました。それで、ちょっと不足した分もございまして、最終的にはその分については流用とさせていただいて、最終的には工事を10月ぐらいまでで終了してお返しするということで、契約自体は8月で済んでおります。
それから、あとスタッフでございますけれども、基本的には教員出身の担当が2名、それから、指導員が3名ということで、5名のスタッフで回しております。以上でございます。
81:
分科会委員(渡邉清司)
ありがとう。以上です。とりあえず。
82: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
83:
分科会委員(箕浦逸郎)
あと三つほど。
決算報告書の96ページの小学校英語コミュニケーション力なんですけど、僕の友達の教師の人もこれに割り当てられて、岐阜のほうですけど、やっていた人がいて、その人は、インプットをいっぱいすることが必要だよみたいな結論を出していたんですけど、桑名では1年間研究されて、何がわかって、今後どういった方向性でやっていくといいかというのがわかりましたら教えてください。成果を教えてください。
84:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
学校支援課長、高木でございます。
これにつきましては、基本的には、一つは、昨年度はイングリッシュキャンプということで鈴鹿のほうまで行ってまいったわけですけれども、一日英語漬けというような形で、ALTにも行ってもらって、あと、それ以外にはレゴブロックを使って活動するというふうなことで、さまざまな体験はしてもらったところでございます。
それから、コミュニケーションの授業の研究推進校としまして、城南小学校のほうで外国語活動をやらせていただきました。そのときには専属のJTEについてもらいまして、週2日、8時間ということでつけさせていただいて、大体1学級当たり年間35時間程度できたということで、特にモジュール活動では音声指導を中心に進めさせていただいたというようなことでございます。その結果についてはまた各校にも、こういう形で活動したということでの周知をさせていただいたところでございます。
85:
分科会委員(箕浦逸郎)
その結果、何がわかって、今後どう生かしていくかというところが知りたいんですけど。
86:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
先ほど箕浦委員におっしゃっていただきましたが、やっぱりインプットとアウトプットと、その分の特にアウトプットというのがなかなか、子供たちも恥ずかしがるとかというような点でできないということで、こういったところも音声指導をしていく中でしっかり、まずは当然聞き取るということは大事ですけれども、それをしっかり相手に伝えていくという経験をたくさんさせていったので、その点では子供たちは、いろいろな点で英語の楽しさとか、英語の表現のイメージとかそういったものは、あくまでも英語の授業というより英語活動でございますので、あくまで入門みたいなものにはなるんですけれども、体感はしてもらえたかなというふうには思っております。
87:
分科会委員(箕浦逸郎)
僕の実体験をちょっと言うと、英語をしゃべるときに何があれかって発音が恥ずかしいわけですよ。This is a penみたいな。それをみんなが笑うのでしゃべりたくなくなるんですけど、僕は結構日本語英語みたいな、発音はそんなネイティブと全然違いますけど、普通に通じるわけですよね、向こうで。誰も笑わないし誰も別に気にしないので、発音をとにかく気にしないでしゃべりまくって、恥ずかしいとかというのをなくしていただくと、まずそこからかなと。特に日本人しかいないとそうなりがちなので、それをお願いしたいなと思います。
次、行きますけど、101ページのこのいじめ関係のこれも、毎年やられていますけど、実際に読めていないんですけど、この意見書に桑名市におけるいじめ防止の施策がまとめられるということですけど、これ、中身、要点だけでいいので教えてもらっていいですか。
88: 学校支援課主幹(生徒指導担当)(谷岡伸悟)
学校支援課主幹、谷岡でございます。
桑名市におけるいじめ防止等の施策についてということで、平成29年の10月23日に意見書をいただいております。中身は、桑名市のいじめ防止基本方針というものがございますが、それに沿って検証をしていくような形で、それぞれの項目について、どのような実態かというのを事務局のほうから報告をさせていただいて、それについての意見をいただくという形で取りまとめております。基本的には桑名市の市として進めている、桑名市、桑名市教育委員会として進めている施策についての部分と、各学校でどのように行っているかという部分の大きな2本立て、それから、重大事態については、実際には重大事態というふうに認定して対応したものはゼロ件ではございますけれども、それについての考え方についてどうかとか、そのようなことを順次基本方針に沿って議論いただいたものをまとめていただきました。
それに加えて、最後に、優先して取り組むべき課題ということで、ここが恐らく議員の皆様のほうからの一番これからのポイントになるものというものを提示いただいて、6点いただいています。まずは教職員研修の充実をと。揺るぐことなくいじめの本質の捉え直しと児童・生徒理解の徹底をしてくださいと。これは、何がいじめかということを、もう一度改めて先生たちがしっかりと共通認識を持てるようにという御指摘をいただいています。これがまず1番のところ。それから、それと共通するんですが、認知にかかわる共通理解。つまり、主体的、積極的ないじめの認知を。これはいじめじゃないねというような形での対応ではなくて、子供の訴えを中心に、主体的、積極的にいじめを認知していくべきであるという方向性を確認すべきだと。それから、いじめ事案があったときに子供に対してどうかという際に、保護者と対立的な関係で子供にどうしていくかというような話に持っていくケースというのはよくもめるケースなんだけれども、やはり保護者と連携する、保護者と協働的な形で支援をしていくような展開、これに関してうまくいかなかったケースなどの報告をさせていただくと、やっぱりそこについての学校の姿勢というのをもう一度考えながら、保護者とともに子供を支えるというあたりの視線をしっかりと持つべきであると。そのような部分を含めた研修をしっかり充実させていけというようなお話になるかと思います。
それから、教育相談体制の充実ということで、桑名市の場合はスクールソーシャルワーカーを置かせていただいてあるわけですけれども、市の教育相談やスクールカウンセラーなど、きちっと子供たちが早期から相談できるような場所の確保をしっかりとしていくようにというような御意見をいただきました。
それから、広報などでもお話をしましたけれども、やはり子供たち自身が、これはいじめ防止条例にもかかわる部分なんですけれども、いじめをなくす主体的な主体者として子供たちを動かすべきであると。児童・生徒による取り組みの充実をやっぱり各学校では進めるべきであると。
最後は、いじめの通報、相談体制という意味で、ニーズに合った、ネット上への相談などについてもきちっと確保していくべきではないかというような御意見もいただきまして、本当におくればせながらになるんですけれども、今年度から、こういう意見も受けて、LINE相談とかは県がやっていただくという情報がありましたので、一応桑名市の教育委員会のホームページからでもいじめの相談ができるようにフォームをつくりまして、春から1件だけ相談をいただくことができましたが、相談窓口を多様にするということについてはよかったのではないかと、以上、6点の指摘をいただいて対応していっております。
89:
分科会委員(箕浦逸郎)
よくわかりました。今後も、特にLINEとかはほぼインフラみたいになっていますので、ぜひとも今後も。あと、いじめはゼロにならない。撲滅を目指すと書いていますけど、撲滅できないという前提で、また頑張ってください。絶対出ますから。閉鎖空間では絶対起こりますから。
最後に、あと、アクティブラーニングとかは多分研究されていると思うんですけど、僕、最近思うんですけど、中にゲームみたいな遊びも取り入れほしいなと思っていて、小学校とか中学生と話していても、割合がわからない子は、あれにも出ていましたけど、めちゃめちゃいて、80円の10%って幾らと聞くと、うーん、800円とかと言う子がいるわけです。それって、10%だから100分の10にして、あれ、掛けるのかな、割るかなとか言っているんですけど、そういうのじゃなくて、普通に買い物とか遊んでいたら、3割ぐらい頂戴よと言ったら3割くれるとか、何かそういう感覚がなくて、きのうも輪ゴムの弦の音の出方で、輪ゴムとかを伸ばしてぴんとやったら高い音が出るよねという、そういう感覚がなくて、その感覚から身につくと別に勉強しなくてもできる部分ってあるので、何かそういうのも取り入れたらいいかなと思ったんですけど、何かそういった研究みたいな、実際に授業改善って物すごい難しいと思うので、僕がいろいろ言うことがいいこととは余り思わないですけど、何かそういうのは、考え方とかありましたら教えてください。
90:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
学校支援課長、高木でございます。
本当に今おっしゃっていただいたように、非常に貴重な示唆をいただいておるところなんですけれども、やっぱり一つは、文科のほうも、これからの学びのところで言っておるのが、何のために学ぶんやという部分をやっぱり出してきております。だから、いろんな数式なり公式なり、いろんな原理なりというのを勉強しても、それは何なんと。自分の生活と何の関係があるのという部分が弱いと、どうしても定着も弱いし、やっぱり学ぶおもしろさもないなというようなところがございます。やっぱりそういった、おっしゃっていただいたような、実際の場面で何があらわれてくるのかとか、何よりやっぱり興味づけですね。子供たちはやっぱり興味を持ったことは積極的に学ぶし、しっかり身につけていきますので、導入のときに、きょう勉強することはこんなことかとか、おもしろそうやなという部分でも、そういう工夫は絶対要ると思います。
それから、これからはお互いに、自分はわからんことはわからんと言う、わからんと聞かれたら積極的に答えていくとか、そういう学びというのはすごい大事になってくると、よくアイスブレイキングとも言いますけれども、そんなことが遠慮なく言い合えるような人間関係をつくっていかないと、結局わからん子は恥ずかしいから言えないとか、間違ったら恥ずかしいとか、そんなことが出てきますので、本当はそういうゲームなんかもうまく取り入れたりしながら、子供の心をほぐして、本当にそういうふうに、わからんことはわからんし、間違ったら間違ったことほど学ぶことが多いんだよということを実感させていくということはすごく大事やと思いますので、今おっしゃっていただいたようなこと、今後も我々もそう思っておりますので、授業改善に生かしていきたいと思っております。
91:
分科会委員(伊藤惠一)
一つだけ。
199ページの真ん中辺の教育委員の報酬に関係してくるんですけれども、5名ぐらいいらっしゃったですか、教育委員は。市外、県外の方もいらっしゃったと思うんですけれども、桑名市に1年間でどのぐらい滞在されてみえますか。
92:
教育総務課長(山下範昭)
教育総務課長の山下です。
今、市内の方と、1人、東京のほうから松香委員が見えます。まず、定例会は毎月1回ございますので12日間と、あとは学校の研究発表会、あるいは卒業式とか見えていますので、具体的に何日というのはあれですけれども、そういう感じで来てもらっています。
93: 教育長(近藤久郎)
教育長の近藤でございます。
今、
教育総務課長が申し上げましたんですが、町田市から来ていただいていまして、かなりやっぱり遠いことは遠いのでちょっと心配しておったんですわ。それで、最初のころは宿泊をしていただいて、その次の日に出ていただくというようなことで参加していただいておったんですが、最近は朝早く出てきていただいて、それでということでかなり努力していただきまして、ほとんど御出席いただいています。だから月一の定例会には出ていただいていますし、それから学校訪問とか、あるいは研究発表会のほうにも出てきていただいて、この間は教育委員の研修会も松阪で行われたんですが、そちらも参加していただいております。そんなような形で、一時、体調を崩されたときはお休みになられたんですけれども、ほかはかなり出てきていただいておるというような状況でございます。よろしくお願いいたします。
94:
分科会委員(伊藤惠一)
公式のはいいんですけれども、公式じゃないところで桑名の教育、それから、教育以外の現状というのをやっぱり把握していかなきゃいけないと思うんですよね。そこら辺のことは、もちろん今は情報の共有とか、いろんなツールがあるのでできると思うんですけれども、果たしてそれで十分教育委員としての職責を果たしていけるのかどうかというあたりは、どうお考えになっていらっしゃいますか。
95: 教育長(近藤久郎)
教育長の近藤でございます。
今少しおっしゃっていただいたんですけれども、やはりSNSを使って非常に情報の交流はしております。特に英語教育については堪能な方でございますので、うちの担当と非常にやりとりをしていただいておって、定例会以外にもこちらへお越しいただいて御指導いただく場面もよくありますし、英語教育のほかにも御示唆いただく点がありまして、私ども、見えたときにはかなり話し込むような状況もありまして、通常のときはどうかということはそんな状態でやっていただいていますし、特に緊急の場合等はSNSで対応させていただいておるという状況でございますので、よろしく御理解いただきたいと思います。
96:
分科会委員(水谷義雄)
水谷です。
せんだって、いつやったかな、大山田北小学校の外国の方の子供さん、拝見させていただきに行ったのか、教えてもらいに行ったんですけど、どんどんどんどんと桑名へ、人気があるのか、ふえてきているという状況みたいなんですが、どんな感じなんですかね。今の、これからのこともひっくるめて。
97: 分科会長(倉田明子)
決算の、平成29年度の事業の中でということですか。
98:
分科会委員(水谷義雄)
言い方を変えるわ。一体今どのぐらい、過去から振り返って、数字をとってあると思うんですわ。ブラジル人が何人とか、中国人が何人とか、いろいろとってあるでしょう、それの推移、わかりますか、何年かの。
99:
人権教育課長(水谷昌之)
人権教育課、水谷です。
議会でも教育長のほうから御答弁をさせていただきましたが、ここ10年で約2倍にふえております。確かに中心はブラジル国籍の方が多いという状況でございます。以上です。
100:
分科会委員(水谷義雄)
倍になったというけど、人数もひっくるめて教えてください。
101:
人権教育課長(水谷昌之)
人権教育課長、水谷です。
昨年度、5月1日調査で120名の日本語指導が必要な外国人児童・生徒でした。それが10年前は約60名というところでございます。以上です。
102:
分科会委員(水谷義雄)
その中身の話も教えてもらえませんか。もうちょっと丁寧に教えてもらえるとありがたいんですけど。先生たちがどうなっているのか、それで対応できているのか。その子供たちが。
103: 分科会長(倉田明子)
この外国人児童生徒教育推進事業費の中でどのようなものが行われているかということですか。それで人数が足りているかというようなお話を。
104:
分科会委員(水谷義雄)
あなたに聞いておらへんやん。
105: 分科会長(倉田明子)
質問を確認しているんです。それでよろしいですか。
106:
人権教育課長(水谷昌之)
人権教育課長、水谷です。
今、人数のことをお話しさせていただきました。それで、当然ふえてくる段階に応じて、県または市のほうで講師等を派遣させていただいて、それが人数に対して十分かと言われますと、やはりまだまだふえつつある中で対応が十分、全てにおいて同じようにできる状況ではございません。また、日本語の学びも、全くゼロのお子さんもあれば、ある程度学んできたり、日本で育ったり、本当にさまざまでございますので、その一人一人に応じた日本語指導、また進路指導、そういったところが異なってございます。また言語も、実はブラジルのいわゆるポルトガル語、それからスペイン語、それから、フィリピン系の言語までは対応教員がおりますが、昨今、ロシアですとか、また、東南アジアのほうになりますと、実は通訳も含めた日本語指導の方というのは実際見つかっておりません。そうすると、本当に片言の易しい日本語ということになりまして、そういった形での日本語指導ということで進めているのが現状でございます。
107:
分科会委員(水谷義雄)
いろいろな方がみえることは僕も知っているんです。ある程度の日本語がわかってみえる方は、僕はまだいいやろうと思うんですけど、今言われたような全くわからない子もいる。それで、県からも幾らかは派遣してもらっているというんですが、完璧になるのは、特別の学校をつくらない限りは僕は無理やろうと思うのであれやけど、それから、職員をそれだけの配置、どうするのかなと僕は思っているので、これ、将来、何か話を聞いてみると、よその市からも、ここのほうがよく上手に丁寧に対応していただけるのでというようなことで、人がふえてくるというような話もおっしゃってみえたけど、どうなんですかね、それ。
108:
人権教育課長(水谷昌之)
確かに日本語指導に関して非常にたけた方が、10年前よりもっと前から来ていただいておりまして、その方については本当に中日教育賞もとっていただくような方もあります。確かにそういう方がいて、周りのうわさというものも広がる中で来られる方もございますけれども、昨年度は確かに企業誘致もございまして、昨年と一昨年、平成28年度から平成29年度にかけての早い段階では非常にふえました。ところが、平成29年度から今年度にかけては実はそんなにふえておりません、人数としては。ですので、いろんな情報が多分外国籍の子供さんの保護者の中である中で、自分たちのニーズに合った、そういったところでこちらに来ていただいている方があるというふうにはつかんでおります。
109:
分科会委員(水谷義雄)
この内訳の中でちょっと教えていただけませんか。ポルトガル語を今現在、わかりませんか。去年でもいいんですけど。
110: 教育長(近藤久郎)
教育長の近藤でございます。
昨年度のデータで申しわけありませんが、ポルトガル語、いわゆるブラジル系の子供さんが53名、それからスペイン語系、ペルーの方、こちらが22名、フィリピン系というのはタガログ語とビサヤ語になるんですけれども、合わせて27名、それから、中国系の方が12名、インドネシア系、パシュトーというのはこれはパキスタンですね、そちらとモンゴル、それからシンハラ、ベトナム語というのは各1名ずつというような状況でございまして、ロシア関係もありますし、そういう人は1名という形でございますので、トータル120名というような昨年度の状況でございます。今年度は123名ということで3名ふえたんですが、これも数が、今、
人権教育課長が申し上げたんですけれども、入ってくる人と出ていく方があって、だから減ったりふえたりの状況で徐々にふえているという状況です。
それと、私がちょっとつかんでいるところでは、永住をされる方と、それから、短期で見えてまた戻っていかれる方と2通りありまして、それぞれによって指導の仕方を変えていくような状況で私どもとしてはやらせてもらっています。永住の方には進路ガイダンス等をして、高等学校へ行っていただくということも必要ですし、帰っていかれる方は、やはりいろいろ労働条件によって点在していかれる方もありますので、そこら辺が非常に難しいところでございます。これは、おっしゃっていただいたように、県のほうにも毎年要望もしております。それから、国へも当然やらせていただいておるんですけれども、昨年度は急にふえましたので補正をいただいたというような状況もございます。これについては一つの大きな課題として捉えておりますので、今後も外国人の方が日本へ来られて、しっかりと学習もできるような環境だけは整えていきたいというふうに思っておりますが、今、水谷委員がおっしゃっていただいたように、完璧なものというまでにはまだまだ難しい部分があろうかなと思っていますので、ただ、これからの人口減少社会の中で、外国人の方がこうやって見えられることは当然ふえてくると思います。そんなところも含めて考えております。
それと、これはことしどうかと言われるとあれなんですけれども、一昨年でしたか、県のほうと話をしたときに、うちの外国人の数は、これは母数が違いますのであれですけれども、7番目やったと思いますわ。それで、今、もうちょっと上がっておるかもしれませんけれども、そのぐらいの、5番から7番ぐらいの外国人の方の人数になると思います。ただその中で、やはりどこが条件がいいのかと。これもはっきり言いまして企業さんですわ。そこの企業さんへ働きにいくかどうかというので、私どもが急にふえたのは食品関係の企業が桑名に誘致されたと、それが大きな原因でしたので、どこどこにどういう企業ができるかによって、その地域地域で変わってくるような状況もございますので、非常に悩ましいところもありますけれども、私どもとしては、できるだけ外国人の方たちが環境を整えて、学習の面でもできるような手だてをやっていきたいと思っておりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。
111:
分科会委員(水谷義雄)
ありがとうございました。もう昼ですので、また聞きます。
112: 分科会長(倉田明子)
教育の所管の質疑はこれでよろしいですか。
じゃ、1点だけ。
201ページの部活動エキスパート活用事業なんですけれども、質問です、いいですか、1個。201ページ、部活動エキスパート活用事業なんですけれども、これ、部活動のスキルアップだと思うんですけれども、何人いらっしゃってということと、それから、部活動とかスポーツをする中に苦手な先生たちのサポートにも入っていくのかなと思うんですが、あと、スポーツごとにほかの学校に行ってもいいということもあるんですけれども、先生たちの、ここはできませんというような御希望のところに、この人数で大体網羅されているのかという質問、お願いいたします。
113:
教育監兼学校支援課長(高木達成)
学校支援課長、高木でございます。
今のところ、15名という枠になっております。テニスや剣道等、さまざまな分野で行っていただいておりますけれども、何人で足りておるかといったら、どこまでそういった方に任せるかということで、国のほうも今後はそういった方を指導の中心にということも言っておるんですが、現実的にはまだまだできていない状態ですので、あくまで技術的な面をフォローしてもらうというレベルにとどまっているところが正直なところでございますので、やっぱりメーンの活動については顧問がついてやっておるところが中心になっております。
114: 分科会長(倉田明子)
わかりました。
では、以上で議案第84号のうち、教育委員会所管部門についての質疑は終了いたしました。
なお、本議案につきましては、初めに御案内したとおり、後ほどの保健福祉部、子ども未来局所管部門の質疑終了後に賛成、反対の意見表明及び意見集約を行いますので、よろしくお願いいたします。
ここで暫時休憩いたします。
午後0時18分 休憩
午後1時17分 再開
115: 分科会長(倉田明子)
休憩前に引き続き決算特別委員会・教育福祉分科会を再開します。
各理事者の皆さんにお願いいたします。発言する際は、必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の職名、氏名を告げ、発言してください。
それでは、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
本件の審査は、一般会計、特別会計ごとに分割して行います。
まず初めに、一般会計決算の保健福祉部、子ども未来局所管部門を審査いたします。
それでは、当局より説明を求めます。
116: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)
保健福祉部長の近藤でございます。
議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、保健福祉部の所管部分につきまして御説明申し上げます。
初めに、平成29年度決算成果報告書の主な事業3事業につきまして私から御説明を申し上げます。
座って失礼します。
それでは、決算成果報告書の34ページをお願いいたします。
事業名称、福祉総合相談事業費について御説明申し上げます。
初めに、事業の目的でございますが、高齢者や障がい、子育て等、複雑で深刻化する福祉分野の相談に対応するため総合相談窓口を設置するものでございます。
少子高齢化や核家族化の進行など、社会状況が変化する中、親の介護や子育ての悩み、また、経済的な課題など、福祉ニーズは多様化し、また、これらの課題が絡み合って複雑化したり、中には一つの世帯の中で複数分野の課題を抱えてしまう状況があり、相談したくてもどこに相談したらいいのかわからないとの市民からの声もありました。このようなことから、相談内容ごとに窓口が分かれているといった現状の縦割りをなくし、分野を問わず横断的かつ包括的に相談業務を行う窓口を設置したものでございます。
事業の内容といたしましては、大山田
地区を管轄エリアに持つ北部西地域包括支援センターの一部を大山田コミュニティプラザ内に移転し、従来からの高齢者の相談業務を行うだけなく、障がいや子育てなど複雑化する福祉分野の相談に、縦割りをできる限りなくした窓口として対応していくものでございます。
事業成果でございますけれども、平成29年4月1日に福祉なんでも相談センターを開設し、年間延べ2,971人、月平均247人程度の方に御利用していただき、相談内容を解決するために必要なサービスや手続等を紹介したり、必要に応じて関係部署や外部機関との連携を図りました。引き続き、市民の方が抱える困り事に対して、分野を問わず横断的にかつ包括的に相談業務を行い適切な支援につなげるため、福祉なんでも相談センターの充実に取り組んでまいりたいと考えております。
次に、事業費でございますが、平成29年度の予算額は1,578万6,000円で、財源内訳としまして、国支出金として我が事・丸ごとの地域づくり推進事業費補助金が1,125万円、ふるさと応援基金繰入金が410万円、一般財源が43万6,000円でございます。そして、平成29年度決算額は1,578万5,000円で、財源内訳としましては国支出金が1,125万円、ふるさと応援基金繰入金が410万円、一般財源が43万5,000円でございました。
続きまして、41ページをお願いいたします。
事業名称、地域子育て支援拠点整備費について御説明申し上げます。
事業の目的でございますが、年々低年齢児の保育需要が高まる中、公民連携手法により子育て支援センターを保育所から商業施設に移転し、あいたスペースを保育室として活用することで待機児童の解消を図るとともに、地域の子育て支援センターの拠点として事業を展開するものでございます。
事業の内容といたしましては、商業施設であるイオンモール桑名内に子育て支援センターを開設し、地域で活動している団体とも連携を図りながら、子育て支援のための情報収集、提供を初め、子育て全般に関する相談、支援を行う拠点として運営するものでございます。
事業成果でございますが、開設以来、毎月平均2,000人程度の御利用があり、子育て家庭の生活圏域である商業施設内に子育て支援センターがあることで、より多くの子育て家庭に情報発信することが可能となるとともに、利用者目線に沿った身近な相談場所として機能することができると考えております。
事業費でございますが、平成29年度予算額は2,459万2,000円で、財源内訳としましては、国支出金、県支出金ともに140万5,000円、ふるさと応援寄附金繰入金1,933万4,000円、一般財源244万8,000円でございます。平成29年度決算額は2,421万9,000円で、国支出金、県支出ともに458万3,000円、ふるさと応援基金繰入金1,505万3,000円でございました。
続きまして、45ページをお願いいたします。
事業名称、保育所等改修費等支援事業費補助金について御説明申し上げます。
事業の目的でございますが、共働き家庭などの増加により年々低年齢児の保育需要が伸びていることから、その受け入れ枠の確保を図るため小規模保育事業を行う事業者を選定し、改修費を補助したものでございます。
事業の内容につきましては、桑名市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例に規定する定員19名以下の小規模保育所を公募型プロポーザル方式にて募集し、建物の機能や保育経験などをもとに選定した事業所に対して補助基準額の範囲内で改修経費の4分の3を助成するものでございます。
事業成果でございますが、藤が丘
地区に小規模保育所1カ所を開設し、平成30年9月1日現在で14名の児童が入所しているところでございます。
事業費でございますが、平成29年度予算額は1,649万9,000円で、財源内訳としまして、国支出金1,466万6,000円、一般財源183万3,000円でございます。そして、平成29年度決算額は予算額と同額でございました。
以上、決算成果報告書の主な事業3事業につきまして御説明をさせていただきました。
続きまして、決算書に基づきまして、福祉総務課長から一般会計のうち所管部門につきまして御説明をさせていただきます。
117: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
福祉総務課の黒川でございます。
議案第84号のうち、平成29年度桑名市一般会計歳入歳出決算、保健福祉部の所管事項につきまして一括して御説明させていただきます。
なお、御質問に対します答弁につきましては各所管から申し上げますので、よろしくお願いいたします。
お手持ちの歳入歳出決算書をもとに、その施策につきまして主要なものを順次御説明申し上げます。
民生費につきましては、障害者福祉、高齢者福祉、児童福祉、生活保護等の各施策について、衛生費につきましては、保健衛生の施策につきまして執行いたしました経費でございます。
それでは、歳入歳出決算書の140、141ページをお開きください。
款3.民生費、項1.社会福祉費、目1.社会福祉総務費でございます。備考欄の大項目、上から三つ目の社会福祉協議会経費4,420万8,000円につきましては、社会福祉協議会に対します地域福祉推進事業への助成でございます。
次に、備考欄の大項目、二つ下の行政情報化事業費2,178万1,768円につきましては、福祉総合システムに係る賃貸借料、保守料、システム改修費及び社会保障・税番号制度システムの整備に係る費用でございます。
次に、142、143ページをごらんください。
備考欄の大項目、上から二つ目の福祉医療費助成費10億266万5,570円につきましては、障害者医療費、子ども医療費、一人親家庭等医療費にそれぞれ助成したものでございます。障害者医療費5億3,721万3,297円につきましては、延べ13万4,172件に助成をしております。子ども医療費4億779万8,031円につきましては、延べ20万6,210件に助成をしております。一人親家庭等医療費5,765万4,242円につきましては、延べ2万3,429件に助成をしております。
次に、備考欄の大項目、二つ下の臨時福祉給付金給付事業費2億7,341万4,430円につきましては、対象者の方に支給しました臨時福祉給付金及び給付金支給に係る電算処理、人材派遣の委託料等でございます。
次に、備考欄の大項目、一つ下の生活困窮者対策事業費2,335万2,894円は、生活困窮者自立支援法に基づく自立相談支援事業、住居確保給付金事業、家計相談支援事業及び学習支援事業の4種の事業に要した費用でございます。
次に、備考欄の大項目、一つ下の各種団体補助金等581万2,800円につきましては、民生委員・児童委員協議会連合会、保護司会等への交付金でございます。
次に、備考欄の大項目、四つ下の特別会計繰出金36億1,871万7,971円につきましては、三つの特別会計への繰出金でございます。国民健康保険事業特別会計に7億8,880万5,004円を、介護保険事業特別会計に14億4,018万7,000円を、後期高齢者医療事業特別会計に13億8,972万5,967円をそれぞれ繰り出したものでございます。
次に、備考欄の大項目、一つ下の福祉総合相談事業費1,578万5,025円につきましては、平成29年4月に開設した福祉なんでも相談センターに要した経費でございます。
次に、目2.社会福祉施設費、備考欄の大項目、二つ目の施設管理運営代行費1億4,900万円は、総合福祉会館を初めとする六つの福祉施設の指定管理料でございます。
次に、目3.障害者福祉費、備考欄の大項目、上から二つ目の障害者福祉一般事業費のうち、重度障害者自動車燃料費助成事業費1,326万6,800円及び重度障害者タクシー料金助成事業費648万9,340円につきましては、重度の障がいのある方の社会参加のために自動車の燃料費やタクシー料金の一部助成に要した費用でございます。
次に、144、145ページをお願いします。
備考欄の大項目、上から二つ目の障害者給付費1億4,350万2,795円につきましては、国の特別障害者手当等5,171万8,095円と市の障害者手当9,178万4,700円でございます。
次に、目4.障害者自立支援費でございますが、これは障害者総合支援法に基づくサービスの給付に関する費用でございます。
備考欄の大項目、二つ目の自立支援給付費の主な事業としまして、居宅介護等給付費1億3,243万7,470円は、ホームヘルパーが自宅を訪問し入浴や排せつ、食事介護等を行う援助に要する経費でございます。生活介護給付費7億5,293万6,925円は、重度障がいのある方が事業所へ通所し介護や生活支援を受けるための経費でございます。
共同生活援助給付費1億4,747万2,597円は、グループホームにおいて日常生活上の支援を受けるために要する経費でございます。また、訓練等給付費5億5,481万3,726円は、自立や就労に向けての訓練や活動支援のために要する経費でございます。
次に、備考欄の大項目、一つ下の地域生活支援事業費の主なものとしまして、相談支援等事業費4,076万168円は、障がいのある方や家族等に対してサービス等の情報提供及び助言等の相談支援を行う事業者への委託に関する経費でございます。日常生活用具給付等事業費2,857万5,714円は、日常生活における便宜を図るため、ストーマ装具等の日常生活用具の助成に要する経費でございます。また、地域活動支援センター事業費7,582万7,752円は、障がい者の方への創作的活動または生産活動の提供、社会との交流等の促進を図る通所事業所の経費でございます。
次に、目5.身体障害者福祉費の主なものとしまして、備考欄の大項目の二つ目、身体障害者給付事業費229万5,900円は、介護保険の対象とならない重度の障がいのある方へのおむつ代の助成に要する経費でございます。
次に、146、147ページをごらんください。
目6.知的障害者福祉費、備考欄の大項目、知的障害者福祉一般事業費の主なものといたしまして、職親委託費115万2,000円は、知的障がい者が職親である事業経営者のところへ通ったり住み込みをしながら自活に必要な指導、訓練を受ける費用でございます。
次に、目7.精神障害者福祉費、備考欄の大項目、精神障害者福祉一般事業費21万円は、主に精神障害者家族会への活動助成金でございます。
次に、目8.老人福祉費、備考欄の大項目、二つ目、老人福祉一般事業費のうち敬老の日関係経費167万591円につきましては、多度町、長島町の敬老会等に係る経費でございます。シルバー人材センター運営助成費等2,605万円は、桑名市シルバー人材センターへの補助金並びに貸付金に要した費用等でございます。老人クラブ助成費708万800円につきましては、地域における生きがいと健康づくりのため活動される老人クラブへ助成した経費でございます。成年後見制度利用支援事業費312万2,300円につきましては、制度の普及啓発、社会福祉協議会の法人後見の体制整備等に要する経費でございます。
次に、備考欄の大項目、ひとり暮らし老人対策事業費のうち緊急通報装置設置費275万5,958円につきましては、急病や災害等の緊急時に迅速かつ適切な対応をとることに不安があるひとり暮らし高齢者に通報機器を貸与したものでございます。
次に、備考欄の大項目、老人施設福祉事業費の老人福祉施設措置費851万9,702円につきましては、在宅で生活ができないと認めた要援護高齢者を養護老人ホームへ入所させた措置経費でございます。
次に、備考欄の大項目、二つ下の民間社会福祉施設等整備助成事業費(明許繰越分)32万4,000円につきましては、有料老人ホームにおける防犯カメラの設置に係る助成であり、財源であります国の補助金の交付決定が平成29年3月でございましたので繰り越しを行い交付したものでございます。
次に、148、149ページをお願いします。
目9.国民年金費でございます。備考欄の大項目、二つ目の一般事務費382万8,835円につきましては、国民年金の資格管理、異動処理等の窓口事務に要した経費でございます。
次に、目10.養護老人ホーム費、備考欄の施設管理運営代行費1億1,209万3,000円につきましては、養護老人ホーム清風園の運営を指定管理者である桑名市社会福祉協議会に委託した経費でございます。
次に、目11.隣保館費、大項目の備考欄、二つ目の施設管理運営費586万7,568円につきましては、深谷市民館及び深谷桑栄市民館の管理運営に要した経費でございます。
次に、150、151ページをお願いします。
項2.児童福祉費、目1.児童福祉総務費でございます。まず、備考欄の大項目の上から二つ目、施設管理費237万8,101円につきましては、子育て支援センター「憩いの広場」が入っております、ふれあいプラザの施設管理に要した経費でございます。
次に、備考欄の大項目、施設管理運営代行費の子育て支援拠点施設管理運営代行費368万6,840円は、陽だまりの丘複合施設「ぽかぽか」の施設管理を指定管理者である桑名市文化・スポーツ振興公社へ委託した経費でございます。
次に、備考欄の大項目、放課後児童対策事業費1億8,555万8,085円につきましては、学童保育所27カ所への運営委託料等の経費と旧大山田東プレハブ校舎を学童保育所に整備した経費でございます。
次に、備考欄の大項目、私立保育園運営費補助金7,555万6,200円につきましては、低年齢児や障がい児の受け入れ等に対する私立保育園17園への補助金でございます。
次に、備考欄の大項目、地域子育て支援センター事業費6,589万6,180円につきましては、市内3カ所の公民館で実施いたしました子育てサロン事業に要した経費、子ども・子育て応援センター「キラキラ」と「ぽかぽか」の運営経費など、公立の子育て支援センターの事業に要した経費と私立の子育て支援センター2施設への補助金、親支援プログラムのファシリテーター養成講座及びイオンモールに子育て支援センターを開設した整備費、そして子育て支援センター憩いの広場を民間に委託した経費でございます。
次に、備考欄の大項目、病児保育事業費1,923万4,000円につきましては、2カ所の病児、病後児保育の委託料でございます。
次に、備考欄の大項目、一時保育事業費713万2,132円は、サンファーレ内で行っております一時保育「さんさんルーム」を初めとした一時保育事業に係る経費でございます。
次に、備考欄の大項目、保育所管理運営事務費289万6,235円は、保育所入所などの事務に関する経費でございます。
次に、備考欄の大項目、二つ下のファミリーサポートセンター事業費776万円につきましては、NPO団体へのファミリーサポートセンター事業の委託料でございます。
次に、備考欄の大項目、不妊治療費助成事業費1,105万9,289円につきましては、特定不妊治療を受けられる方の経済的な負担の軽減を図る目的で支給しました助成費でございます。
次に、備考欄の大項目、二つ下の民間社会福祉施設等整備助成事業費2,319万3,800円につきましては、児童養護施設の建設費補助金及び私立保育園13園の非常通報装置設置と私立保育園2園の保育室等の改修補助金でございます。
次に、備考欄の大項目、児童健全育成総合相談事業費563万4,761円につきましては、子ども総合相談センターにおいて発達及び子育て全般に係る相談や虐待防止に関する活動等に係る経費でございます。
次に、備考欄の大項目、児童福祉給付費2億6,129万4,995円は、児童通所支援給付費として、主に障がい児の放課後等デイサービスに要した経費でございます。
次に、152、153ページをお願いします。
備考欄の大項目、二つ目の延長保育事業費386万6,000円は、延長保育を実施している私立保育園に対する補助金でございます。
次に、備考欄の大項目、保育所等改修費等支援事業費補助金1,649万9,000円につきましては、ゼロ歳から2歳の低年齢児の受け入れをふやすため小規模保育所1カ所を整備するに当たり、施設の改修に要した費用を補助した経費でございます。
次に、備考欄の大項目、公共施設等解体撤去事業費590万920円につきましては、大山田南学童保育所が大山田南小学校の敷地内にある旧幼稚園舎へ移転したことから、これまで利用しておりました旧大山田南学童保育所のプレハブ撤去に要した経費でございます。
次に、目2.児童措置費でございます。備考欄の大項目、保育園施設運営費18億2,537万3,890円につきましては、市内の児童が通う市内私立保育園17園に対する運営費と市外の保育園に対する運営費でございます。
次に、備考欄の大項目、助産施設措置費107万1,470円は、経済的理由により助産の措置が必要と認める妊産婦に対する扶助費でございます。
次に、備考欄の大項目、児童扶養手当給付費3億9,810万9,840円につきましては、ひとり親家庭に支給する児童扶養手当に関する経費でございます。
次に、備考欄の大項目、児童手当給付費24億1,149万5,289円につきましては、中学校修了までの児童を養育する保護者に支給する児童手当に関する経費でございます。
次に、備考欄の大項目、子ども・子育て支援施設型給付費5,462万6,436円につきましては、新制度に移行いたしました私立幼稚園等に対する給付費でございます。
次に、目3.母子福祉費、備考欄の大項目二つ目、母子家庭等自立支援給付事業費313万4,702円につきましては、ひとり親家庭の方が資格を取得する際の助成に関する経費でございます。
次に、備考欄の大項目、母子生活支援施設措置費2,611万9,437円につきましては、市外の母子生活支援施設への措置費でございます。
次に、目4.母子生活支援施設費、備考欄の大項目、施設管理運営費3,569万5,800円につきましては、母子生活支援施設「桑名山崎苑」の管理運営に係る委託料などでございます。
次に、154、155ページをお願いします。
目5.保育所費、備考欄の大項目、二つ目の保育管理費2億4,798万3,183円につきましては、公立保育所に勤務する臨時的任用職員の賃金等に係る経費及び公立保育所の保育士を補完する派遣保育士に要した経費でございます。
次に、備考欄の大項目、施設管理運営費7,745万2,196円につきましては、公立保育所9カ所の管理運営に要した経費でございます。
次に、備考欄の大項目、施設維持補修費480万1,288円につきましては、公立保育所の園舎及び遊具の老朽化に伴う修繕に要した経費でございます。
次に、備考欄の大項目、施設整備費574万4,520円につきましては、別館保育所の隣接地を寄附していただいたことから、家屋の撤去や樹木を伐採し利用者の駐車場として整備した経費でございます。
次に、備考欄の大項目、保育所給食事業費1億6,485万1,403円につきましては、公立保育所の給食に関する経費でございます。
次に、目6.療育センター費、備考欄の大項目、二つ目の施設管理運営費2,294万3,874円は、療育センターの管理運営に要した経費でございます。
次に、156、157ページをお願いします。
目7.児童センター費、備考欄の大項目、二つ目の施設管理運営費896万4,216円は、児童センターの管理運営に要した経費でございます。
次に、項3.生活保護費、目1.生活保護総務費でございます。備考欄の大項目、上から四つ目の生活保護救護施設措置費1,631万312円は、市外の救護施設に入所している生活保護者に係る措置費用でございます。
次に、158、159ページをお願いします。
目2.扶助費、備考欄の扶助費16億5,496万3,436円につきましては、生活保護法に基づく生活扶助、住宅扶助、教育扶助、医療扶助、介護扶助、生業扶助、出産扶助、葬祭扶助の8種の扶助と就労自立給付金に要した費用でございます。
次に、160、161ページをお願いします。
款4.衛生費、項1.保健衛生費、目1.保健衛生総務費でございますが、備考欄の大項目、上から二つ目の救急医療対策事業費のうち救急医療対策事業費4,305万2,430円につきましては、桑名医師会への一次救急医療体制運営委託料、市内五つの二次救急病院への輪番制病院運営費補助金、AED借り上げに要した経費などでございます。
次の小児救急医療対策事業費842万4,000円につきましては、小児救急への応援体制のための経費でございます。
次に、備考欄の大項目、各種団体補助金187万6,000円につきましては、桑名医師会立桑名看護専門学校及び桑名市健康推進員会への補助金でございます。
次に、備考欄の大項目、二つ下の(地独)桑名市総合医療センター経費のうち病院事業運営費負担金8億1,166万9,446円につきましては、総合医療センターへの普通交付税の病院事業参入分と共済費を負担したものでございます。
次に、162、163ページをお願いします。
備考欄、病院事業運営費交付金6,882万8,438円につきましては、地方独立行政法人移行前の在職期間相当分の退職者6名分の退職手当分でございます。
次の病院整備費29億9,390万円につきましては、新病院建設に伴う工事費及び医療機器整備費のうち総合医療センターへ出資した合併特例事業債分でございます。
次の病院整備交付金4,517万859円は、みえ森と緑の県民税市町交付金を財源として、総合医療センター新病院の待合ソファー、ラウンジのテーブル、椅子等の什器類を整備したものでございます。
次に、備考欄の大項目、二つ下の一般事務費1,944万円につきましては、総合医療センターから職員の駐車場代として受け入れた料金を株式会社山本本店へ支払った経費でございます。
次に、備考欄の大項目、特別会計繰出金4億4,886万5,035円につきましては、新病院整備事業に伴い特別会計を通じ総合医療センターに貸し付けた一般財源分等でございます。
次に、備考欄の大項目、公共施設等解体撤去事業費394万5,240円につきましては、桑名南医療センターの建物の解体撤去工事に係る設計の委託費でございます。
続きまして、目2.予防費、備考欄の大項目、予防接種事業費3億6,337万6,185円につきましては、BCGやポリオ及びMR、ヒブワクチン、小児肺炎球菌ワクチンなどの乳幼児や児童の予防接種及び高齢者インフルエンザの予防接種などを医療機関で行ったものでございます。
続きまして、目3.環境衛生費、備考欄の大項目の上から二つ目、施設管理運営代行費694万700円につきましては、深谷共同浴場さざれ湯と松ヶ島共同浴場の指定管理代行料でございます。
次に、164、165ページをお願いします。
目5.応急診療所費でございます。備考欄の大項目、施設管理運営費のうち施設管理費664万1,952円は、応急診療所に関する施設管理委託費、医薬材料や消耗品の購入費用などでございます。
その下の休日・夜間診療事業費1,819万2,358円は、主に応急診療所の医師、看護師、薬剤師へ支払いました報償金でございます。
続きまして、目6.保健センター費、備考欄、大項目、上から二つ目、PFI事業費5,878万1,943円は、図書館等複合公共施設の保健センター分に係るサービス対価でございます。
次に、備考欄の大項目、健康増進事業費7,563万5,720円につきましては、胃がん、子宮がん、乳がん、肺がん、結核などの各種検診や健康づくり講演会、料理教室といった健康教育などを実施したものでございます。
次に、備考欄の大項目、母子保健衛生事業費1億4,680万6,082円につきましては、主に妊産婦健康診査、乳幼児健康診査を医療機関へ委託したものと養育医療の給付費でございます。
以上、議案第84号のうち平成29年度桑名市一般会計歳入歳出決算、保健福祉部所管事項につきまして御説明をいたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
118: 分科会長(倉田明子)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
119:
分科会委員(伊藤惠一)
1点だけ簡単にお願いします。
先ほどの決算成果報告の中の45ページですけれども、補助額が4分の3だったと思うんですけれども、非常に高い補助率というのは、これは国の施策だからということでよろしいでしょうか。
120: 子ども未来課保育支援室長(服部孝二)
保育支援室、服部です。質問にお答えいたします。
小規模保育の基本額というのが2,200万円ございまして、その金額の4分の3を国の補助金を使って利用させていただいて補助させていただいたものでございます。
121:
分科会委員(伊藤惠一)
こういうのは多いんですか。4分の3というのは。普通、3分の1とか2分の1ですけど、特別な事業だからということですか。それとも、こういう保健というか、健康の関係は4分の3というのは多いんですか。
122: 子ども未来課保育支援室長(服部孝二)
保育支援室、服部です。
おおむね福祉の補助金というのは4分の3というのが多いんですけれども、うちの事業につきましては待機児童加速化プランというのに入っておるということで、うちのほうの負担というのは12分の1におさまっているという状況でございます。以上です。
123: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
124:
分科会委員(箕浦逸郎)
何点か予算に比べて決算が減っている分の理由を聞こうかと思うんですけど、143ページの、まず、福祉のまちづくり事業費、多分、半分ぐらいしか使われていないと思うんですけど、これの中身と理由を教えてください。
125: 分科会長(倉田明子)
答弁を求めます。
126: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
福祉のまちづくり事業費でございますが、これは地域自立支援協議会というものを行っておりまして、予算のほうではこれを年2回開催するとしておりますけれども、平成29年度につきましては計画の策定事業費のほうを上げさせていただいておりまして、その中で地域自立支援協議会の報酬分を3回出させていただいておりますので、例年より半分程度になっておるということでございます。以上でございます。
127:
分科会委員(箕浦逸郎)
多分、もとから要らなかったのかも。違いますね。いいです。
次は、タクシー料金助成事業費、当初予算のときも聞いた気がするんですけど、これも半分ぐらいしか使っていなくて、当初予算のときに理由を聞いていたら、ことし、その分、予算が減っていたと思うんですけど、タクシーのほうに振り分けて外出する人の数をふやしたかったけど思ったよりふえなかったので、たしか、実績に合わせて予算も平成30年度も減額したよという話をされていたと思うんですけど、実際、タクシーのほうに振り分けたと思うんですけどどれぐらい人数がふえたんでしょうか。
128: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
自動車燃料費のほうが、平成29年8月から一月当たり1,000円ということで半分にさせていただいて、タクシー料金のほうを1カ月当たり3枚から5枚というふうにさせていただきました。それ以降、8月から年度末まで移行された方が10人いらっしゃいました。平成30年4月以降ですけれども、現在までに10名いらっしゃるということで、それ以降、合わせて20名移行された方がいらっしゃいます。以上でございます。
129:
分科会委員(箕浦逸郎)
わかりました。今後も外出の機会をふやしたいとおっしゃられたので、そういったこと。
次は、次のページかな、145ページの上から二つ目の障害者虐待防止対策事業費も大分、4分の1ぐらいになっていると思うんですけど、これはどういった理由でしょうか。
130: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
これは、平成29年度、医師とか、また弁護士相談のほうを予算で上げさせていただいておるんですけれども、平成29年度については該当がなかったということでこのような数字になっております。以上でございます。
131:
分科会委員(箕浦逸郎)
相談者がいなかったということ。
132: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
虐待の通報という形は市のほうに3件ほどございましたが、その中で市のほうがいろいろお話を聞いて、相談とかカウンセリング、専門士にお話をする機会はなかったということでございます。以上でございます。
133:
分科会委員(箕浦逸郎)
いい予算の減り方ということですね。
あと、一番下のほうの障害者おむつ助成も大分減っていて、介護保険のほうから一応外れているということですけど、大分減ったんですけど、今後どうされていくかも含めて、どういった傾向なんでしょうか。
134: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
平成29年度は利用者が前年に比べて減っておるということで、中身を見てみますと、お亡くなりになられた方も何名かいらっしゃって、また、介護保険のほうに移行されたという方がいらっしゃいます。当初、52名の見込みで上げさせていただいておったんですが、最終的には43名の利用者の方であったということでございます。今後は推移とか状況を見ながらまた考えていきたいと思っております。以上でございます。
135:
分科会委員(箕浦逸郎)
長くて済みません。
決算成果報告書のほうの44ページですか、一番下の今後の方向性の部分で認定こども園を整備するために平成32年までやるけど、その後、見直しを含め検討するという、この見直しを含め検討するというのはどういう意味か、もうちょっと説明していただけますしょうか。
136: 子ども未来課保育支援室長(服部孝二)
ただいまの質問ですけれども、今年度繰り越しになって、1カ所の認定こども園、平成30年度に開園という形になっております。来年度以降なんですけれども、平成31年、平成32年とかけて、話としてだけ認定こども園をつくりたいというような話も出ておりますけれども、認定こども園については、子ども・子育て会議のほうで量と業務確保等を勘案しながらやっていくということになっておりますので、このような書き方をさせていただいております。以上です。
137:
分科会委員(箕浦逸郎)
僕、わかっていないんですけど、認定こども園って、例えば、移りたいと言われて市が断ることってできるんですか。今の言い方でいうと、別に、例えば、私立のほうで移行したいけど量が足りているから移行しなくていいよみたいな話は可能なんでしたっけ、何かよくわからない。
138: 分科会長(倉田明子)
答弁を求めます。
139: 子ども未来課保育支援室長(服部孝二)
こちらの件につきましては建設についてのことですので、実際の実員というんですか、入っている保育の児童の数とか、その辺のところにつきましては、子ども会議のほうで諮っていく形になります。
140:
分科会委員(箕浦逸郎)
よくわからないですけど、申しわけないですけど全然よくわからないです。
141: 子ども未来課長兼ふれあいプラザ館長(畑中伸也)
子ども未来課、畑中です。
質問の平成32年度まで、それ以降はどうなるということで、認定こども園に移行するに当たっては、やっぱり保育の選択肢の幅が広がるという形で、当然、国のほうも推奨しているんですけれども、ただ、待機児童の加速化プランが平成32年度までとなっておりますもんで、そこで一応、平成32年度でうちも見ているんですけれども、平成33年度以降に国の方向性も見ながら考えていきたいという形で見直しと書かせてもらったんですけれども、とりあえず、今のところ国の加速化プランがあるうちは、認定こども園に関しても同じような形で推進していくという立場ではあります。以上でございます。
142:
分科会委員(箕浦逸郎)
それは、国の方針はいいんですけど、だから、市として強制できるのって、例えば、お金を出さないでいいよとか、多分、建てかえのときにお金を出していると思うんですけど、そういうのも市として判断して、うちはもう出さないよというのができるんですか。そこの自由度がよくわからない。
143: 子ども未来課長兼ふれあいプラザ館長(畑中伸也)
子ども未来課、畑中です。
基本的に、出さないというか、推進をしている部分で、今のところは補助部分を出していく方向なんですけれども、ただ、今後、当然、財源等もございますもので、あとは、各
地区の量が、したいしたいと言いながらも、結構その部分に充足していれば、そこはまた協議になりますけれども、今のところは、そういう状況を勘案しながら考えていくという方向性でございます。
144:
分科会委員(箕浦逸郎)
もうやめておきましょうか。私の頭が追いつかないんですけど。
あと、1カ所どこかあったんですけど、どこでしょうか。探しますので一旦休憩します。
145: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。よろしいですか。
いいですか、倉田です。
成果報告書の34ページなんですけれども、福祉総合相談事業費で、地域包括プラス、そこから窓口を広げていったという形、福祉全般に広げていったということなんですけれども、相談者の地域性、いらした方の。市の中では初めてだと思うんですけど、どこからいらっしゃったかという地域性が出ているかどうかということと、それから、高齢者以外の相談はどの程度あったかをお願いいたします。どんな相談がどの程度あったか、お願いいたします。
146: 福祉総務課主幹(企画・計画担当)(新井崇史)
福祉総務課主幹の新井でございます。
福祉なんでも相談センターの平成29年度の実績ですけれども、相談の内訳といたしまして、全体の相談の89%ぐらいが介護に関することとなります。介護に関することとなりますと、北部西地域包括支援センターの一部を大山田
地区の管轄エリアに移転したという形になりますので、ほぼ大山田
地区に関する介護の相談ということになってくると思います。それ以外は、子供に関することでありますとか障がいに関することということが相談になってきますけれども、残りの1割ということになってきますので、その中の
地区割りまでは、申しわけないですけど把握していないんですけれども、桑名市全体で相談がセンターのほうにあったということになってまいります。以上でございます。
147: 分科会長(倉田明子)
一応、全体から相談が来たということで、わかりました。
148:
分科会委員(箕浦逸郎)
ちょうど倉田分科会長と同じところで、34ページで、1年以上かな、1年半ぐらいやられていて、一応、モデル
地区なのでモデル的なので、一応、検証を1年やってみての感想というか、こんないいことがあったとか、こんな課題があったとか、そういうのがあったら教えてください。
149: 福祉総務課主幹(企画・計画担当)(新井崇史)
福祉総務課主幹の新井でございます。
先ほど申し上げた介護に関することに関する相談件数で申し上げますと、なんでも相談センターができる前は、多度の本部があります北部西地域包括センターの管轄になるんですけれども、その前の年度までの相談件数に比べまして、大山田相談センターの件数も含めますと介護に関する相談としては大体1.5倍の件数となります。ですので、センター開設分だけ、大山田
地区に相談窓口がなかったのでなかなか相談できなかった相談者の方が大山田
地区の中にできた総合相談センターのほうに足を運ぶことができたんじゃないかというふうに考えております。
それから、相談の中身でございますけれども、単に介護とか子供、障がいに関すること、単体の相談ではなく、例えば複合的な相談として、障がいと介護に絡む相談でありますとか、そういった複合的な、本来であれば複数の課にまたがる相談をそこでまず、ワンストップで受けることができたというところは、そういう活用の仕方ができるというところも開設した効果になるかというふうに考えております。以上です。
150:
分科会委員(箕浦逸郎)
ということは、今のところ開いてよかったなということだと思うんですけど、今後、市内全体的に広げていくのか、それとも上のほうに書いていますけど、よろず相談所ということで福祉の枠も、もしかしたら取っ払うのかなというような感じもする。よろずって全部という意味ですか。よくわからないですけど、そこも取っ払って本当に何でも相談できる場所にするのかとか、今後、充実に取り組むということですけど、今のをやられてみて、今度どうされていくのかを教えてください。
151: 福祉総務課主幹(企画・計画担当)(新井崇史)
福祉総務課の新井でございます。
課題というところになるかどうかですけれども、ほぼ相談に占める割合として介護に関することが多くて、それ以外に関することが少なかったというところで、特に子供に関するところ、相談ということは、相談件数としてはなかなかふえていないんですけれども、これは分析というか解釈というかになりますけれども、例えば、親子健康手帳などは保健センターで発行して、その後の相談場所も、直接相談場所がわかっているので、あえて大山田のセンターのほうに行かないということが考えられるというような分析もしております。ですので、そういった直接の窓口がはっきりしているものについては、大山田センターを利用していく、あるいは若年層、若い親御さんの世帯であると車で移動しやすかったりというところで、市役所まで駆けつけることができるということもありますので、そういったところに関して相談を当然充実はさせていくんですけれども、どういった形でかかわっていけるかというのはこれから検討が必要なのかなというふうに思っております。
152:
分科会委員(箕浦逸郎)
全市的にどうされていくかというのは、まだ決まっていないという感じですかね。
153: 福祉総務課主幹(企画・計画担当)(新井崇史)
1年度たったところでの分析を進めておりますので、そういったところで今後どうしていくかというところは改めて結論を、方向性を出していきたいというふうに考えております。
154:
分科会委員(箕浦逸郎)
あと1個ですけど、まちづくり協議会のほうとも、もしかしたら似ているという言い方は変ですけど、要するに、窓口としてのなんでも相談というのは、もしかしたら地域担当職員の人たちが窓口化してあげて、地域の人たちとしゃべって、それを各所、専門家のところに持ち寄って解決する。コンシェルジュ的な窓口的な機能という意味では、まちづくり協議会のほうとももしかしたら似ているのかなと個人的には感じたんですけど、その辺の連携とか今後どうされていくとか、ありましたら、多分まだないと思うんですけど。
155: 福祉総務課主幹(企画・計画担当)(新井崇史)
福祉総務課の新井でございます。
委員おっしゃるとおり、まちづくり協議会とのかかわりというのは必要になってくる部分だと思います。なんでも総合相談センターとしては、まず、大山田に一つ目というところになりますので、それ以外の
地区におきましては、まちづくり協議会での相談、特に福祉に関する御相談というところもまず把握しながら、どういう連携をしていくかというところも考える必要はあるというふうに考えておりますので、今、相談件数については把握も努めております。
156: 分科会長(倉田明子)
よろしいですか、同じところで1点お願いします。
職員さんがみえて、庁内とも、本庁とも連携してもらっているということなんですけど、相談の中で、いや、この中でおさまり切らず本庁のほうにも相談というか、そこではおさまらなかったというケースもありましたか。
157: 福祉総務課主幹(企画・計画担当)(新井崇史)
福祉総務課の新井でございます。
センターの職員、もちろん各分野の相談を受ける関係で、各課の担当職員と研修とか交流を積みながら努めてはおりますけれども、その場で解決できない、あるいは専門的に市役所の各課のほうにつないだほうがいいというところに関しては、そちらの窓口を御紹介させていただいて引き継いでいるというような形をとっております。
158: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
159: 分科会委員(渡邉清司)
渡邉です。
まず、成果報告の51ページ、解体するのにも設計ってするのか。病院の南医療センターの解体の設計費なんだけど、設計というのはつくっていくときので、壊すのも設計するのやろうか。
160: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
これにつきましては、解体につきましてもやはり設計というのは必要ということでございまして、その事業であります。
161: 分科会長(倉田明子)
渡邉委員、よろしいですか。
162: 分科会委員(渡邉清司)
要るんやったら要るのやろうな。わからんけど。
(発言する者あり)
149ページの清風園について、ここは今何人ほどの方が清風園に入っていただいて、職員さんって何人ぐらいみえるか教えてください。
163: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
清風園に今、入居していらっしゃる方、43名ございます。職員につきましては、施設長が1名、看護師が1名、栄養士が2名、主任生活相談員が1名、生活相談員が1名、主任支援員が1名、それから支援員が5名、それ以外は非常勤、もしくは兼務になります。ですので、12名が常勤で勤めておるという形になります。
164: 分科会委員(渡邉清司)
ごめん。43名が入所ということやね。ということは、12名で回しておるのか。12名でこの43名をやってもらっておるのか。
165: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
現在の職員構成は今申し上げたとおりでございます。
166: 分科会委員(渡邉清司)
ありがとう。頑張ってもらってください。
それから、その中に、不用費の中で1万5,000円の備品購入費というのがあるよね。1万5,000円のことなんだけど、当初予算で1万5,000円、ついておいて要らないよということやったら、何を予定しておったか。
167: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
介護高齢課の宇佐美でございます。
備品購入費につきましては、消化器代でございます。使うときもあれば使わないときもあるということで、使ったら、それで補充で必要になってくるということで計上してございました。以上であります。
168: 分科会委員(渡邉清司)
ありがとう。
165ページのところで、今、応急診療所をやってみえるけど、ことしって使ったあれが何人ぐらい、延べで結構なんですか、利用されたんやろうか、夜間の。夜間の患者さんというのか、休日、夜間に利用された方。
169: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
福祉総務課の黒川でございます。
応急診療所につきましては、済みません、お待ちください。平成29年度の応急診療所のトータルにかかられた患者様の数は2,715名でございまして、そのうち子供さんが1,466名、大人の方が1,249名でございます。
170: 分科会委員(渡邉清司)
ありがとう。済みません。
171: 分科会長(倉田明子)
よろしいですか。
(発言する者あり)
172: 分科会委員(渡邉清司)
違う、違う。夜間。
173: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
夜間でございますかね。
174: 分科会委員(渡邉清司)
休日、夜間、延べやろう、これ。
175: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
それは延べでして、夜間と昼間というのは、申しわけございません。土曜日に診療を受けてみえる方が夜になるんですけれども、日曜日、祝日というのは昼間になるんですが、そこの、土曜日が何人で祝日、日曜日が何人という数字が今ございませんもんで、済みません。
176: 分科会委員(渡邉清司)
わかりました。おおむねわかりました。
177: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
ごめんなさい。わかりましたので、済みません、失礼します。
178: 分科会委員(渡邉清司)
ありがとう。
179: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
土曜日が368名、日曜日、祝日が2,347名。
180: 分科会委員(渡邉清司)
ありがとうございます。
もう一つだけ教えて、もう一つだけ、各種の161ページ、いろんなところに補助金を出してみえるんですが、その中の一つに看護学校へ出していただいておると思うんですけど、今年度というのか、医療センターのほうの看護師さんに来てくれたのはこの中から何人ぐらいおるのか。
181: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
福祉総務課、黒川でございます。
平成29年度なんですけれども、桑名市総合医療センターのほうに就職をされた方は5名でございまして、卒業生の総数は29名なんですけれども、その中の5名ということでございます。ちなみに、今年度は人数が少なくて、昨年度で言いますと、全体で45名の中で9名が総合医療センターのほうに就職をしていただいておるという状況でございます。
182: 分科会委員(渡邉清司)
例えば、もっとくださいとアピールしたりなんかできるのか。
183: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
額でございますか。
184: 分科会委員(渡邉清司)
看護師さん、もっと欲しい。足らんと言っておるわけやんね、今、医療センターは。だから、今じゃなくて、これから先も足らんくなるといかんもんで、この人らを育てていかないかんわけやね。そんなで何人ぐらいを、今、何人、5名とか9名とか、もっと頂戴って、もっと来てくださいという、これによって考え方は違うやろうけど。
185: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
福祉総務課、黒川ですけれども、こちらの看護学校は医師会立さんというところでございますので、医師会さんのほうにも働きかけて、もう少し桑名市総合医療センターのほうを宣伝していくというようなこともしていこうかなというところはございます。
186: 分科会長(倉田明子)
よろしいですか。
187: 分科会委員(渡邉清司)
ありがとう。営業して頑張って。
188: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
ありがとうございます。
189: 分科会委員(水谷義雄)
それに関連して、161ページの各種団体補助金の中に、以前に桑名市の中に就職してくださいというのかどうか知りませんけど、補助金か奨学金、勉強される方、今でもあるんですか。入っておるんですか。
190: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
福祉総務課の黒川でございます。
こちらのほうは、学校に対する補助金でございまして、委員のおっしゃられる、恐らく貸付金というか、就学の貸与金というのは医療センターのほうでしておりますので、これとは別でございますもんで。ただ、医療センターのほうも当然、そういう事業を今もやっております。
191: 分科会委員(水谷義雄)
済みませんでしたね。特に市としてはないんですね。
192: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
福祉総務課、黒川ですけれども、市のほうからそういった進学に関する貸し付けというようなものは市としてはございません。
193: 分科会委員(水谷義雄)
水谷です。
話が変わりますけど、145ページの障害者給付費の中で、国から来るのと市でお金を用立てしておるのと、両方あるんですね。特別障がい者のやつと普通の障がい者というんですか。どういう区別でどんな方がもらわれているのか、教えていただけると。
194: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
まず、特別障害者手当のほう、上のほうになりますけれども、こちらが国からの手当ということでございます。この中には20歳以上の特別障害者手当というものと20歳未満の児童の方に対する障害児福祉手当というものがございます。こちらは身体障害者手帳の1級または2級の一部、度合いとかによって、必ずということではないんですけれども。それと、療育手帳をお持ちのA1程度、最重度の方、これも一応の目安ということでございまして、それ以外でも受給できる場合もあるということでございます。それと、あと、重度の精神障害をお持ちの方で、こちらは日常生活に常時、介護が必要な状態の方ということでございます。手当の額は、月額で2万6,940円、障害児福祉手当ということでございますが、こちらは月額1万4,650円ということでございます。
それと、次に、障害者手当給付事業のほうですが、こちらが市の福祉手当ということでございまして、こちらの給付につきましては、身体手帳をお持ちの方、1級の方が2,000円、そして2級の方が1,500円、そして、3、4級の方が700円と、あと、知的障がい者、療育手帳をお持ちの方、最重度の方からA1、A2、そしてB1をお持ちの方に対して2,000円、そしてB2の方に対して700円、そして、あと、精神障がいの方に対して、1級、2級をお持ちの方に対しては2,000円、そして3級の方に対して700円ということでございます。以上でございます。
195: 分科会委員(水谷義雄)
特別障害者の人数、受けてみえる方の人数ですか、障がい者のほうと合わせてどのくらいみえるんですか。
196: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
まず、国の手当を受けていらっしゃいます方は、平成29年で120名、これは特別障害者手当、20歳以上の方が120名、そして、障害児福祉手当のほうが65名ということでございます。それと、あと、市の福祉手当のほうでございますが、平成29年度、身体手帳をお持ちの方で受けていらっしゃいます方が3,510名、そして、知的障がい者の方で759名、そして、精神障害手帳をお持ちの方が1,071名、合わせて5,340名ということになっております。以上でございます。
197: 分科会委員(水谷義雄)
ありがとうございました。
水谷です。
話が変わるんですが、下のほうの成年後見制度、これは老人のほうのもあるんですね。合わせてどのぐらいの方が利用されてみえるのか、それも教えてもらえませんか。
(発言する者あり)
198: 障害福祉課長(近藤裕司)
こちらは高齢者の方と障がい者の方とそれぞれ合わせてということなんですけれども。
199: 分科会委員(水谷義雄)
別々にでもよろしい。
200: 障害福祉課長(近藤裕司)
別々で。まず、障がいをお持ちの方で後見を受けていらっしゃる方、市のほうで例えば後見の報酬を出させていただいている方につきましては、障害福祉のほうからは2名の市民後見を受けていらっしゃいます方に報酬を出させていただいております。全体でということになりますと、市のほうでは何名の方が後見人をつけていらっしゃるということは把握できないのかなと思っております。以上でございます。
201: 分科会委員(水谷義雄)
もう一つの老人福祉のほうはどうですか。
202: 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子)
介護予防支援室、伊東でございます。
平成29年度でございますけれども、市長申し立ての件数のほうが4件になります。以上でございます。
203: 分科会委員(水谷義雄)
後で高齢者のほうのですか、老人のほう、今、4件の案件について利用されたという意味なんですか。最初の障がい者の方は2名、後見人をつけられるのに市として報酬を、後見人になられた方に報酬を払うについて支援をしているという意味で僕は受けとめたんですが、障がい者のほうはですよ。障がい者のほうはそういうふうに受け取ったんですよ。後で言われたのは件数で言われたので、それは、後見人の制度を利用したいということで相談を受けられたのかという意味にとっちゃったんですが、どうなんですか。
204: 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子)
介護予防支援室、伊東でございます。
大変失礼いたしました。市長申し立てが4件ですけれども、報酬助成のほうの件数はまた別になるんですけれども、少しお調べさせていただきたいのでお時間をいただけますでしょうか。
205: 分科会長(倉田明子)
水谷委員、ほかに。
206: 分科会委員(水谷義雄)
147ページの手話奉仕員等養成事業で、この事業でボランティアでやろうかという方なんだろうなと僕は思っているんですけど、何人ぐらい養成されましたか。
207: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
こちらは、手話奉仕員、養成を行うということで講座を開催しております。平成29年度、初級講座、中級講座、応用講座とそれぞれ内容を分けまして、それぞれ25回、20回、10回と、合わせて55回開催をしております。修了者ということで、初級の講座を修了された方が13名、そして中級の講座を修了された方が16名、応用の講座につきましては、これは中級を修了された方に対して研修という意味で応用の講座を受けていただいておりますので、全部で合わせて29名の方が修了されたということでございます。以上でございます。
208: 分科会委員(水谷義雄)
それは、1年間で講習を受けられると、難しい話じゃなくて一般的な講演か何かのときなんかのそういうときには、まあまあやっていただけるというような感覚で受け取ってよろしいんですか。レベルについては僕らは全然わからないので、例えば、初級では無理や、中級ぐらいやらないかんのかとか、それよりももう少しレベルを上げな対応できないのか。そんな難しい話じゃなくって、我々が一般的な会話をしているときに、そんなやっていただけるような感じですか。
209: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
この講座を受けていただいた方の中で、初級というと全く初めての方が一から覚えることですので、これはなかなか難しいかなということでございます。応用の研修を受けていただいて、それを何回もトレーニング、実践とか、そういう講座になってくるんですけれども、これを何回も受けられて、実際に手話の通訳者、実際に会議の場とかそういう場でされる方は手話通訳者というわけなんですけれども、それは、県のほうできちんともう一度講座のほうを受けていただいた後に手話の通訳士、通訳者としまして登録をいただくということでございまして、登録いただく方についてはほとんどできるんですけれども、講座を修了された方が全てできるかというと、そのあたりはわからないところもございます。以上でございます。
210: 分科会委員(水谷義雄)
ありがとうございました。
現実にこうやって講座を受けていただいて、今現在、福祉としてお願いできるような方、何人ぐらいみえるんですか。
211: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
現在、市のほうに登録をいただいている方が、手話の通訳者といたしまして10名、それと通訳士の方が3名いらっしゃいますので、合わせて13名の方が登録をいただいております。1年間、派遣回数、稼働の人数でございますが、これは、全部で延べ303回の派遣をいたしております。以上でございます。
212: 分科会長(倉田明子)
よろしいですか。
213: 分科会委員(水谷義雄)
ありがとうございました。
どこやったかな、障がいの方の補助器具ですか、何ていうんですか。車椅子とかいろいろ、どこでしたか、予算、決算が上がっているの。
(「145」と呼ぶ者あり)
145ページ、これか。補装具2,126万円、内訳を教えていただけませんか。どういうような内容のもので。
214: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
平成29年度、新しく交付する場合と、また修理をするという場合もございまして、交付の場合については126名の方が新しく交付という形です。それと修理をなされた方が97名でございます。内容としましては、結構多岐にわたるんですけれども、主なものといたしまして、義足であるとか車椅子もそうですし電動の車椅子とかもございますので、そのあたり多岐にはわたってまいりますのでお願いします。以上でございます。
215: 分科会委員(水谷義雄)
その補助率というのは何%というのはあるんですか。
216: 障害福祉課長(近藤裕司)
原則、本人負担が1割ということでございます。いろいろ上限額はございますが、原則1割ということでございます。以上でございます。
217: 分科会委員(水谷義雄)
それから、どこに書いてあるのか、僕、ようわからんですが、障がいになられて家の中を改装される方のお金というのは、どこかの補助はあるんですね。ないんですか。ないのやね。まあ、ええや。どこかにあるんやろうと思うけどさ。
(発言する者あり)
218: 分科会長(倉田明子)
介護保険のほうかな。障がいは。
219: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
そういった住宅改修というか、障がいをお持ちの方でリフォームというか、それ用の改修するということですよね。それにつきましては、145ページの地域生活支援事業費の中の日常生活用具給付等事業費というのがございまして、この中に一つの項目としてそういった改修のものが含まれております。以上でございます。
220: 分科会長(倉田明子)
よろしいですか。
221: 分科会委員(飯田一美)
飯田一美でございます。
2点ほどお尋ねいたします。
決算書の154ページの保育所費の全般から管理運営について、一つ目が、深谷北保育所が3月末で休園になりましたね。休園になって、施設管理運営費や維持補修費の中で適切に管理されているように予算もほかで休園しているのか、また、現状はどうなっておるのかお尋ねいたします。
そして、もう1点は、先ほども教育委員会でも質問したんですけれども、学校給食のねじ等の混入の問題が非常に桑名市の場合発生しておりますが、手づくりで安全な給食の提供がされていると思いますが、保育所の給食事業費の中ではアレルギー食の安全も含めどのような対応をしていただいておるのか御答弁願いたいと思います。
222: 子ども未来課保育支援室主幹(保育担当)(伊藤喜三子)
保育支援室、伊藤でございます。
1点目の保育所の施設管理運営費のことでございますが、委員おっしゃいますように、深谷北保育所は平成29年度から園児の減少から休園をさせていただいております。委員お尋ねの施設管理のほうは、警備保障を含めて電気等も適切に管理させていただいております。
2点目の給食に関してのことでございますが、私立、公立を含めてなんですけれども、調理前の食材とか調理過程においての異物混入の有無を複数の調理員で点検しておりまして、実施の徹底をしておりますし、お子さんに提供する前に保育士等も目視で点検しておりますので、御報告申し上げます。お願いいたします。
223: 分科会長(倉田明子)
飯田委員、よろしいですか。
224: 分科会委員(飯田一美)
給食の面でも、教育のほうも先ほども質問しておるんですけれども、非常に桑名市においては発生率が多いと思うんです、よそに比べると。やっぱり保育園でも、保育園はほとんど委託になったんですか。それとも保育園で給食をつくっておるんですか。どちらが多いんですかね。
225: 子ども未来課保育支援室主幹(保育担当)(伊藤喜三子)
保育支援室、伊藤でございます。
公立保育所の調理業務は全て民間の事業者さんに委託しております。委員おっしゃいました、最初のアレルギーの対応でございますけれども、アレルギーに対しては、例えば、誤食をしないようにお盆を変えるとか、きちっと正規の食事のものと区別できるようにいろいろ工夫させていただいておりまして、誤食等はございません。よろしくお願いいたします。
226: 分科会長(倉田明子)
飯田委員、よろしいでしょうか。
それでは、先ほどの水谷委員の再質問。
227: 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子)
介護予防支援室の伊東でございます。
大変お待たせいたしました。高齢者の方の報酬助成につきましては、平成29年度は7件で95万4,000円の助成になっております。しかしながら、こちらは先ほどの障害福祉課と財源のほうが変わりまして、高齢者のほうは特別会計のほうから報酬助成のほうを行っております。以上でございます。
228: 分科会長(倉田明子)
水谷委員、よろしいですか。
229: 分科会委員(水谷義雄)
じゃ、この支援事業の内訳、今回312万円、どんなことをされたのか、補助じゃないんだな、これな。何ですかね。中身を教えてください。
230: 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子)
介護予防支援室、伊東でございます。
介護から助成をしている事業の中身といたしましては、社会福祉協議会における福祉貢献サポートセンターの運営委員会の報酬費用ですとか、あと、成年後見のシンポジウムを開催しているシンポジウムの講習費や講師代、あと、市民後見人を養成するための開催するための講座の費用等になっております。以上でございます。
231: 分科会委員(水谷義雄)
そういうことなんや。
232: 分科会長(倉田明子)
水谷委員、いかがですか。よろしいでしょうか。
(「障がい、聞いておるのか」と呼ぶ者あり)
よろしいですか。よろしいですか。
233: 分科会委員(水谷義雄)
今の障がいのほうは、直接の報酬を出されておる話なのかな。そうでもないのかな。中身を教えてください。
234: 障害福祉課長(近藤裕司)
障害福祉課、近藤でございます。
成年後見の制度利用支援事業の中身だと思いますけれども、まず、こちらは福祉貢献サポートセンター、社協のほうへの委託費用ということと、それと、そのほか、後見人への報酬ということで、一般的に財産を余りお持ちでない方に対して、市が報酬をその方に対して負担するということになっておりまして、先ほど申し上げたとおりその方が2人と、その報酬費用ということでございます。
それと、あと、市長申し立てをする場合に、役務費といたしまして予算を用意しているところでございます。以上でございます。
235: 分科会委員(水谷義雄)
僕、聞きづらかったんですが、市長申し立てって、もう一遍、そこら辺の話を教えてもらえませんか、役務費。
236: 障害福祉課長(近藤裕司)
市長申し立てというのは、身寄りのない方というか、2親等、3親等、4親等とかございますけれども、その中で身内の中で申し立てができないような方に対して、市がかわりに申し立てを行うということで、そのための費用でございます。以上でございます。
237: 分科会委員(水谷義雄)
ありがとうございました。
147ページの敬老の日費関係費、経費、上がっているんですが、何人ぐらい、多度と長島、多度町時代、長島町時代からあるので、存続しておいていただくのは結構ですけど、年々来る人が減っていくんですね。そこら辺の思いや考えがあったらお聞きしたいのと、何人ぐらい来てもらっておるんですかね。ことしも、もう終わりましたけど、去年の実績の話でも、最近の傾向も含めて教えてください。
238: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
介護高齢課、宇佐美でございます。
参加された方からでございますが、多度につきましては145名の一般の方が参加をされてございます。それから、長島のほうですが、中部、北部、伊曽島でそれぞれ2回に分けてやってございますが、中部、北部で1,700人ちょっと、伊曽島のほうで545人の方の参加になってございます。ごめんなさい。失礼しました。
改めまして、申しわけございません。北部、中部で300……。
239: 分科会委員(水谷義雄)
えらい急に。
240: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
ごめんなさい。320人ほど、伊曽島のほうで75人の方の出席という形になっています。委員おっしゃられますように、年々参加者も減少傾向だというところでございます。市としてのかかわりといたしましては、現状での取り組みというのはなかなか難しいのかなというふうには思っております。ですので、まちづくり協議会であるとか、そのあたりに地域での取り組みというところに移行していくという考え方を、また、庁内でも協議を今後、その方向で協議をしていくということで考えておりますのでよろしくお願いいたします。
241: 分科会長(倉田明子)
よろしいですか。
242: 分科会委員(水谷義雄)
水谷です。
僕がうまくよう聞かなかったので申しわけないんですが、医療センター、何ページだったか。医療センター、どこでしたね。後ろのほうかな。医療センターへ……。
(「163」と呼ぶ者あり)
163ページ、これか。
医療センターの一般事務費の中で駐車場のお金を山本総合病院に払ったとかなんとかおっしゃったように思ったんですが、それについてもう一度、教えていただけませんか。1,944万円ですかね。どこにあるやらさっぱりわからん。
243: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
医療センターの1,944万円につきましては、医療センターの職員が駐車場を借りているお金なんですけれども、それが山本本店のほうが持っている駐車場になりますので、そのお金を一旦、市のほうで受けて、山本の本店のほうに支払いをさせていただいているという類いの経費でございますのでよろしくお願いいたします。
244: 分科会長(倉田明子)
水谷委員、よろしいですか。
245: 分科会委員(水谷義雄)
社会福祉協議会のあるところの隣かどこやしらんあるところを借りておるのか、どこを借りているんですかね、職員は。
246: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
福祉総務課、黒川です。
中央通りの愛昇殿の近くの薬局、大きなスギ薬局さんというんですかね。
(「スギヤマ」と呼ぶ者あり)
スギヤマ薬局さんですか、そこのところの立体駐車場がございまして、そこの場所になっております。
247: 分科会長(倉田明子)
よろしいですか。
248: 分科会委員(水谷義雄)
あそこね、わかりました。
249: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
250: 副分科会長(満仲正次)
満仲です。
1点だけ教えていただきたいんですけど、繰越明許費が合わないものですから、まず、こちらの決算報告書の44ページ、私立保育園の整備補助金、平成29年度予算が2億4,177万8,000円で、平成29年度決算が2,262万円ですよね。括弧書きで繰り越しを含むと書いてございますので、繰り越しは2億2,000万円ぐらいの繰り越しになると思うんですけど、決算書の151ページには繰越明許費で、この決算に該当すると思うんですけど、151ページの児童福祉費の繰越明許費が2億3,979万円になっておるんですよね。だから、2,000万円ぐらい数字が合わんのやけど、繰越明許費の中にはほかにも何か該当するものを繰り越しておるとしか考えられないんですけど、繰越明許費の内訳、教えてもらえますか。
251: 子ども未来課保育支援室長(服部孝二)
保育支援室、服部です。
内訳ですけれども、保育部分につきまして2億1,681万円、これが桑名市民間社会福祉施設整備補助金のほうを繰り越しております。
それともう1点なんですけど……。
252: 副分科会長(満仲正次)
もうちょっと、数字、はっきり言って。
253: 子ども未来課保育支援室長(服部孝二)
2億1,681万円、これが保育園部分、一つ認定こども園を建てたときの補助金なんですけれども、それの……。
254: 副分科会長(満仲正次)
2億1,800万円。
255: 子ども未来課保育支援室長(服部孝二)
2億1,681万円。
256: 副分科会長(満仲正次)
1,681万円。
257: 子ども未来課保育支援室長(服部孝二)
認定こども園につきましては、保育園部分と幼稚園部分、こども園の部分のほうがございまして、保育園部分のほうが2億1,681万円を繰り越させていただいて、幼稚園部分につきましては、桑名市認定こども園施設整備補助金といたしまして2,298万円、これを繰り越してございます。以上です。
258: 副分科会長(満仲正次)
ようわからんけど、それで合うのか、数字。数字、合うのか。合っておるのか、239790の。
259: 子ども未来課保育支援室長(服部孝二)
保育支援室、服部です。
合っております。以上です。
260: 副分科会長(満仲正次)
だから、決算報告書の44ページでいう繰り越し分、約2億1,900万円ちょいかな、その分と先ほど言われた、幾らやったっけ、忘れたけど、それを足すと239790になるわけですね。
261: 子ども未来課保育支援室長(服部孝二)
そのとおりでございます。
262: 副分科会長(満仲正次)
わかりました。以上です。
263: 分科会長(倉田明子)
よろしいですか。
ほかに質疑はありませんか。
1点お願いします。倉田です。
成果報告書の40ページの親支援プログラム推進事業費なんですけれども、申し込みが何人で認定されたのが何人かを教えてください。
264: 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子)
子ども未来課主幹、子ども応援担当をしております中村です。
最初に、申し込みをされたのは10名で、そのうちの3名の方に受けていただきました。認定は、今、実際に実践をしていただいていますので、その後の認定になるんですけれども、3名の方に認定が届く予定となっております。
265: 分科会長(倉田明子)
ありがとうございます。
実際問題、実践を正式に認定された後は、どのような活動に、事業に活動してもらうとかって決まっていることがあるんでしょうか。
266: 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子)
子ども応援担当の中村です。
今後、今、前期のプログラムと後期のプログラムのほうに2名ずつでしていただいているんですけれども、その後も桑名市が計画する親支援プログラムのほうに協力していただくという方向で参加していただくことになっております。よろしいでしょうか。
267: 分科会長(倉田明子)
倉田です。
具体的な事業というのは想定はされていないんでしょうか。
268: 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子)
NPプログラム、そのプログラムを立てていきますので、今後もそれに協力をしていただくという形になります。
269: 分科会長(倉田明子)
わかりました。
ほかにはないですか。
270: 分科会委員(飯田一美)
飯田一美ですけど、予算書の147ページの中にシルバー人材センター運営助成費2,605万円かな、出ておるんですけれども、これなんか独立採算制でやっておるのかな、ここは。どうでしょうか。
271: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
介護高齢課、宇佐美でございます。
独立採算制と申しますか、これは例年でございますが毎年補助金という形で1,600万円を支出してございます。それ以外の経費に関しては自身の財源で運営していくものというふうに考えております。以上でございます。
272: 分科会委員(飯田一美)
1年で恐らく会計のあれの報告なんかは市にちゃんと出ておるんですか。
273: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
実績としてはいただいてございます。
274: 分科会委員(飯田一美)
これって理事長さんは誰が決められますの、運営委員会の理事長さん、おりませんか。一番最初、松平龍太郎さんがやっておって、そして、その次が貝新さんのあれかな。知らんとるうちに次から次へかわっていって、最近では連合自治会長さんがやっていますやんか。誰が決めるんやろう、これは。
275: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
シルバー人材センターの中の理事会なり役員会なりというところで決まっているというふうに理解してございます。以上でございます。
276: 分科会委員(飯田一美)
よう理事長が、うちも本当の話が、家内が4級の身体障害者のあれを持っていますので、掃除なんかが肺気腫やもんで、できないんですわ。頼んであれをすると、ちゃんと1時間に幾らといってお支払いしていますやんか。ほんで、そんなのでみんな、もうけておるというといかんですけれども、それなりの賃金をあれしておるので、かなりたくさんのあれが抱えてみえるで、働きに行ってみえて、持っておられるで、そういう的な予算面も入ってきておるので、その辺に対して2,600万円も払っておるのやろう、桑名市が。その辺はちゃんと会計報告でチェックしておるやろうね。
277: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
実績報告としてはいただいてございますので、それに基づいて執行してございますので、よろしくお願いします。
278: 分科会委員(飯田一美)
職員って何人ぐらいで、市の職員は置いていないんですよね、今は。ほとんどあちらで専門の職員で、何人ぐらいみえますの。
279: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
介護高齢課、宇佐美でございます。
職員の人数までは現状は把握してございませんので、申しわけございません。
280: 分科会委員(飯田一美)
えっ。
281: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
今把握してございませんので、申しわけございません。改めて。
282: 分科会委員(飯田一美)
そうか。また後で教えてくれ。ありがとう。
283: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
284: 分科会委員(水谷義雄)
今の質問に関連して、1,600万円は補助金で、あとの残りは貸付金ですか。これっていつから始まったんですかね、貸付金というのは。
285: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
1,000万円については貸付金でございます。ただ、それが何年前かというのは、済みません、手元にはございませんが、恐らく、私が知る限り4年ぐらい前からはこの執行でございますのでよろしくお願いいたします。
286: 分科会委員(水谷義雄)
水谷です。
どこででも貸し付けるわけやないし、補助金もそれなりの理屈立てがされながら補助金を出している団体だと思うんですけど、各種団体の補助金はどんどんカットされて、ここは意外とありがたいところやろうなというふうに一般の方から見えるので、そこら辺の市としての見解をしっかりしておかな僕はあかんと思うんですよね。なぜここは、多少なりわからんことはないですよ、私たちだって。理屈のないのに貸し付けするわけじゃなしに、やっぱりそれなりの何かあるんでしょうけど。だから、なぜこういうような金額が貸し付けられているということについてはね。
基本的には、補助金の出る部分はわからんでもないんですよ。やっぱり福祉の関係なんていうと何でも補助金という話なので、そういう感覚でとれるとそうなんですが、今の飯田委員のおっしゃるのに、お願いするとまあまあ最低賃金ですか、そんなような感じで徴収される。それで、利益は出なくてもペイになるくらいの感覚で皆さん思っているんだけど、それでも足らんというのは、ある意味、会計検査なんかをやったときに、やっぱりもう少し運営の仕方を変えないかんとか、いろんな指導はあると思うんですよね。やっぱりそこら辺を市としてはしっかり見てほしいというのが飯田委員の言いたいところやと僕は思っているわけ。もし、その見解があったら。
287: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
介護高齢課、宇佐美でございます。
シルバー人材センターにつきましては、各所在地ごとにございます。それぞれの自治体のほうが高齢者の就労支援というところの、それを支援していくというところでどこも補助金なりを出しているという現状です。
平成26年に補助金が一斉にカットになった際に、このときも総額からかなりの額をカットして平成26年度以降1,600万円という額で落ちついて補助金を支出しているという形でございますので、以上、よろしくお願いしたいなと思います。
288: 分科会長(倉田明子)
よろしいですか。
289:
分科会委員(水谷義雄)
言われることもわからんでもないんですよ。一般の方から見たときに、あそこばっかり優遇しておるやないかと、こういう話になるので、やっぱりそこら辺のもっとわかりやすい説明ができるようにしないと、今の理事長の話にしたって経営改善にすぐれた人が行かれるとか、あるんだろうなと僕は思っている。意外と厳しさの中で何か緩いところもあるなと、こんなような気もせんでもない。それ以上言いませんけど、しっかり研究して自立できるような形になってくれると一番いいんだろうと思うんですけど、なかなか難しいという話も聞きますけど、難しいだけでは済まない時代なんだと僕は思っているんです。社会の情勢の中で変わっていく部分があるので、それ以上は言いませんけど、よろしく。
290: 分科会長(倉田明子)
ほかに。
291:
分科会委員(水谷義雄)
自分の聞きたいこと、忘れて聞いておったな。
41ページの成果報告の中のイオンモールで去年開設されたんですよね。2,000人ばかり利用者があったとかという話でしたか。途中から始まったんですね、あれ。それから、評判とか、これから直していかんなと、そういうような気がついたところ、何かありましたらお聞かせください。
292: 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子)
子ども未来課主幹、中村です。
「にこにこ」につきましては、特に商業施設の中にある支援センターということで家族での御利用がたくさんあるということで、買い物の間、御家族で連携をとって利用されるというような利点がありまして、大変たくさんの方に利用していただいております。課題といいますところでは、今後、一時保育もあわせて考えておりますので、そのあたりで支援センターと一時保育の両立ということで今後考えていくところでございます。よろしくお願いいたします。
293: 分科会長(倉田明子)
よろしいですか。
294:
分科会委員(水谷義雄)
開設している時間、日曜日もあるんですか。そういうこともひっくるめて内容を教えていただけませんか。
295: 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子)
子ども応援担当の中村です。
開所時間は10時から5時までとなっております。休みの定休は火曜日のみです。
296: 分科会長(倉田明子)
よろしいですか。
297:
分科会委員(水谷義雄)
そういう開所時間もひっくるめて、保護者の方々から、時間を長くしてくれとか、そういう話は全くありませんかね。
298: 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子)
子ども未来課主幹、中村です。
ほかの支援センターはお昼の時間帯に一旦閉所という形というか、時間をとらせていただいているんですけれども、「にこにこ」の場合は全て続けて継続して5時までやっておりますので、そういう点でも利用者の方からは利用しやすいという声をいただいています。特に時間帯についての御利用の御意見等はいただいてはいないので、今の現状の時間帯で継続していきたいと思っております。
299:
分科会委員(水谷義雄)
一遍に話をしやええのに、今、担当者、何人みえるんですか。
300: 子ども未来課主幹(子ども応援担当)(中村佐輝子)
子ども未来課主幹、中村です。
臨時職員さんと、ごめんなさい。再任用で来ていただいている方が1名と嘱託さんが1名と臨職さんが3名となっております。臨時職員で来ていただいているアルバイトの方が3名で、全部で5名です。
301: 分科会長(倉田明子)
水谷委員、よろしいですか。
ほかに質疑はありませんか。
では……。
302:
分科会委員(飯田一美)
関連でね、ごめんなさい。
303: 分科会長(倉田明子)
関連で、この決算の件で。
304:
分科会委員(飯田一美)
飯田です。
私たちも夏の暑いときに視察に会派でやっていただきまして、外で遊ばすところがあるんですね。そうすると、コンクリのところですもんで、物すごい暑いんですね。だから、人工芝とか、ああいうのを敷いていただいてやってあげてもらわんと、とてもじゃないが暑くて外で遊ばすということはできないと思うんですよ。
そして、一番道のほうに寄った花壇みたいなところがあるんですね。そこに側溝があります。その側溝なんかが、子供が足を突っ込んだらけがをするもとなんですよ。そういうところも、できたら早いうちに直してやってほしいなと。これはあくまでも要望でございます。よろしく。ありがとう。
305: 分科会長(倉田明子)
シルバー人材センターの職員数だけ調べておいてください。
ほかに質疑はないですね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。
ここで暫時休憩いたします。
午後3時19分 休憩
午後3時35分 再開
306: 分科会長(倉田明子)
休憩前に引き続き決算特別委員会・教育福祉分科会を再開いたします。
では、報告をお願いいたします。
307: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
介護高齢課、宇佐美でございます。
先ほど、シルバー人材センターの職員の数というところで確認をしてまいりました。職員は12名というところでございます。それから、理事長に関しましては、理事会の中で互選で選ぶということでございますので、よろしくお願いいたします。
308: 分科会長(倉田明子)
ありがとうございました。
次に、国民健康保険事業特別会計決算を審査いたします。
それでは、当局より説明を求めます。
309: 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦)
保険年金室の宮木です。
それでは、平成29年度国民健康保険事業特別会計の決算について、主なものを御説明申し上げます。
決算書の228ページ、229ページをごらんください。
まず、歳入の款1.国民健康保険税、項1.国民健康保険税につきましては、保険税収入を一般被保険者分と退職被保険者分に分け、収入済額は各節のとおりで、合計は収入済額の一番上のとおり29億2,387万5,442円、調定に対する収納率は76.34%でございました。また、現年度課税分と滞納繰越分の収納率では、それぞれ現年度分が94.15%、滞納繰越分は18.95%でございました。
230、231ページをごらんください。
款2.使用料及び手数料、項1.手数料、目1.総務手数料、節1.徴税手数料74万3,517円は督促手数料でございます。
款3.国庫支出金、項1.国庫負担金、目1.療養給付費等負担金20億3,154万8,422円、目2.高額医療費共同事業負担金6,279万339円、目3.特定健康診査等負担金1,900万7,000円をそれぞれ国から受け入れております。
項2.国庫補助金、目1.財政調整交付金4億9,633万8,000円は、市町村間の財政力の不均衡を調整するため受け入れております。
目7.システム開発費等補助金は、国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金として464万4,000円を受け入れております。
次に、款4.療養給付費交付金、項1.療養給付費交付金でございますが、232、233ページをごらんください。目1.療養給付費交付金2億2,098万1,978円は、退職被保険者等療養給付費交付金として退職者医療費の財源に充当するため、社会保険診療報酬支払基金から交付されたものでございます。
次に、款5.前期高齢者交付金、項1.前期高齢者交付金、目1.前期高齢者交付金42億6,437万8,076円は、保険者間の前期高齢者の医療費負担の不均衡を是正するものとして、社会保険診療報酬支払基金から交付されたものでございます。
次に、款6.県支出金、項1.県負担金、目1.高額医療費共同事業負担金6,279万339円、目2.特定健康診査等負担金1,900万7,000円、項2.県補助金、目1.財政調整交付金、節1.地域普通調整交付金3億5,881万1,000円、節2.地域特別調整交付金2億9,626万9,000円は、それぞれ県から受け入れております。
款7.共同事業交付金、項1.共同事業交付金、目1.高額医療費共同事業交付金2億2,825万7,660円及び目2.保険財政共同安定化事業交付金25億3,568万9,193円は、各市町国保間の保険税の平準化及び財政の安定化を図るための交付金でございます。
次に、234、235ページをごらんください。
款8.財産収入、項1.財産運用収入、目1.利子及び配当金は、国民健康保険給付費支払準備基金の利息利子として59万3,651円を受け入れております。
款9.繰入金、項1.他会計繰入金、目1.一般会計繰入金、節1.保険基盤安定繰入金5億7,425万6,142円は、所得の低い方の軽減措置に対する支援のため、節2.職員給与費等繰入金1億5,565万1,678円は、国保事務の人件費及び事務費に充当するため、節3.出産育児一時金等繰入金2,546万6,184円は、出産の際に要した費用に対して補助するために繰り入れております。また、節4.財政安定化支援事業繰入金3,343万1,000円は、高齢者が多いなど保険者の責めに帰さない事由により、地方交付税措置として一般会計に交付されているものを繰入金として受け入れたものでございます。
款10.諸収入は延滞金のほか、1枚めくっていただいて、236ページ、237ページに記載があります第三者行為、いわゆる交通事故等による保険会社からの納付金や他の保険への加入による医療費の返納金などの収入で、合計8,608万1,247円でございます。
238、239ページをごらんください。
款11.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金、節1.前年度繰越金1億2,101万6,749円は、前年度から本年度への繰越金でございます。
以上、歳入調定額の合計は、239ページの下段にありますとおり、154億3,314万1,026円、収入済額は145億2,162万7,617円となったところでございます。
続きまして、歳出につきまして、主なものについて御説明いたします。
240、241ページをごらんください。
款1.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、備考欄、一般職給9,572万5,567円につきましては、国保事業の運営に関係している職員15名の人件費でございます。
次に、項2.徴税費、目1.賦課徴収費、備考欄の2,486万7,352円は、国民健康保険税の賦課、徴収に要する経費、項3.運営協議会費、目1.運営協議会費、備考欄19万8,418円は、国民健康保険運営協議会に要した経費でございます。
次に、款2.保険給付費でございますが、242、243ページをごらんください。項1.療養諸費、目1.一般被保険者療養給付費の備考欄73億9,663万793円は、一般被保険者の医療費の保険者負担分として、目2.退職被保険者等療養給付費の備考欄1億7,124万3,960円は、退職被保険者の医療費の保険者負担分としてそれぞれ支出しております。
目3.一般被保険者療養費の備考欄6,972万3,291円、目4.退職被保険者等療養費の備考欄121万5,318円は、コルセットなどの補装具や、はり、きゅう及び柔道整復関係の療養費でございます。
目5.審査支払手数料の備考欄2,587万256円は、レセプト審査や共同事業電算処理支払い手数料などでございます。
次に、項2.高額療養費でございますが、被保険者が医療機関に支払った金額が自己負担限度額を超えた場合に償還される制度で、目1.一般被保険者高額療養費は9億7,513万3,624円、目2.退職被保険者等高額療養費は3,996万8,447円、目3.一般被保険者高額介護合算療養費は71万1,401円、目4.退職被保険者等高額介護合算療養費は449円でございました。
244、245ページをごらんください。
項3.移送費は、重病のため緊急入院や転院に要した費用でございますが、平成29年度の支出はございませんでした。
次に、項4.出産育児諸費、目1.出産育児一時金は、出産の際に要した費用の一時金として3,819万9,277円を給付しております。
次に、項5.葬祭諸費、目1.葬祭費は850万円を給付しております。
次に、款3.後期高齢者支援金等、項1.後期高齢者支援金等、目1.後期高齢者支援金は、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度への支援金として15億9,113万6,012円を、また、目2.後期高齢者関係事務費拠出金は事務費として10万2,989円を社会保険診療報酬支払基金へ納付しております。
次に、款4.前期高齢者納付金等、項1.前期高齢者納付金等、目1.前期高齢者納付金は、前期高齢者の医療費負担の不均衡是正のため568万5,517円を、また、目2.前期高齢者関係事務費拠出金は事務費として10万9,047円を、社会保険診療報酬支払基金へ納付しております。
246、247ページをごらんください。
款5.老人保健拠出金、項1.老人保健拠出金、目2.老人保健事務費拠出金の備考欄3万1,136円は、制度の改編により老人保健制度はなくなっておりますが、清算事業として事務費負担金を社会保険診療報酬支払基金へ拠出しております。
次に、款6.共同事業拠出金は、市町保険者が国保財政の安定のため行う共同事業への拠出金で、項1.共同事業拠出金、目1.高額医療費共同事業医療費拠出金は、1件80万円を超える高額医療費に対するもので2億4,942万9,169円を、目2.保険財政共同安定化事業拠出金は、保険者の保険税の標準化及び財政の安定化を図るため、県内の市町保険者が事業資金として拠出するもので27億4,415万3,082円を、目3.その他共同事業拠出金では1,953円を、それぞれ国保連合会へ拠出しております。
次に、款7.介護納付金でございますが、第2号被保険者の介護保険に要する費用分として5億6,918万7,029円を社会保険診療報酬支払基金に納付しております。
次に、款8.保健事業費、項1.特定健康診査等事業費でございますが、特定健診、特定保健指導の委託料やパンフレットの作成及び生活改善が必要な方への保健指導に係る経費で、備考欄のとおり1億1,561万9,743円を支出しております。
248、249ページをごらんください。
項2.保健事業費、目1.保健衛生普及費は、国保加入者のがん検診や人間ドック、各御家庭への医療費通知に係る経費などで、7,104万8,306円を支出しております。
次に、款9.基金積立金、項1.基金積立金、目1.準備基金積立金でございますが、基金運用利子59万3,651円を国民健康保険給付費支払準備基金へ積み立てたものでございます。
次に、款10.公債費、項1.公債費、目1.利子でございますが、資金運用のための一時借入金利子で、7万6,822円を支出いたしました。
次に、款11.諸支出金、項1.償還金及び還付加算金、目1.一般被保険者保険税還付金の備考欄1,445万3,919円、また、250、251ページをごらんいただきまして、目2.退職被保険者等保険税還付金の備考欄10万9,736円、目3.一般被保険者還付加算金の備考欄22万400円、目4.退職被保険者等還付加算金の備考欄1,200円につきましては、前年度以前にさかのぼって資格喪失した場合の還付金及び加算金でございます。
次に、目5.償還金でございますが、国の療養給付費等の負担金について概算交付したものを翌年度に精算するもので、療養給付費の確定により償還金7,950万295円が生じたものでございます。
次に、款12.予備費でございますが、支出はございませんでした。
以上、支出済額の合計は143億2,895万2,500円となったところでございます。
最後に、252ページをごらんください。
平成29年度国民健康保険事業特別会計の実質収支は、歳入総額145億2,162万7,617円、歳出総額143億2,895万2,500円で、差し引き1億9,267万5,117円となったところでございます。
以上、国民健康保険事業特別会計決算につきまして御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
310: 分科会長(倉田明子)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
311:
分科会委員(飯田一美)
飯田一美でございます。
決算書の231ページで、国からの補助金、あるいは交付金全般についてのことでお尋ねします。
年度末に国から特別な交付金が数年に一度は交付されております。平成29年度はどのようであったか、お教え願いたいと思います。
312: 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦)
委員御指摘の補助金は、ただいま言われました決算書230、231ページの款3.国庫支出金、項2.国庫補助金、目1.財政調整交付金、節2.財政特別調整交付金のことだと思いますけれども、平成29年度で1億4,069万4,000円交付されております。これは経営姿勢がよくて、国保運営をきちんとしている市町などに対して交付されるものでございます。以上でございます。
313:
分科会委員(飯田一美)
ありがとう。
314: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
315:
分科会委員(水谷義雄)
単純な質問で済みません。今までおって勉強不足で。
248ページの公債費、これ、借り入れ、一時借り入れせんならんというのは、何でせなあかんのですかね。
316: 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦)
例えば、歳入が入ってくる前に歳出した場合などに借り入れるものでございます。
317:
分科会委員(水谷義雄)
それはわかるんですけど、お金はあるんでしょう。基本的にはないの。
318: 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦)
保険年金室、宮木です。
トータルとして最後にはお金が余ると思うんですけれども、年度の途中でそういうことがあったときは借り入れるものだと認識しております。
319:
分科会委員(水谷義雄)
これ、財産目録がないので僕もようわからないんですが、基金がもうなくなったのかな。十何億円ありましたよね、何年か前に。
320: 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦)
保険年金室、宮木です。
平成29年度末残高でといいますか、平成30年5月末現在で11億3,195万円の基金がございます。
321:
分科会委員(水谷義雄)
一般の会社は日常の営業に必要なお金は持っておると思うんですけど、ここは、11億円預けておいて、借金は借金で銀行で借りて、日常のお金が足らなんだら、借りておいて、それで利子を払うように、そういうような仕組みなんですか。
322: 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦)
今、委員おっしゃられるとおりでございまして、基金から取り崩さないようにやりくりをしているというところでございます。
323:
分科会委員(水谷義雄)
そこら辺が僕らはよくわからないんですよね。これ、貯金で利子が幾らかは入ってくるんでしょうけど、借りたら、大した金額じゃないけど、予算を最初に27万3,000円上げる、決算額が最終的には7万6,000円になったのかな、何ですかな、これ。一時借入金の利息ね。何でこんなことをせないかんのかなと僕はよくわからんけど、一般の家庭なら、そんなわざわざ借金して、現金を持っておるなり何かしているんやろうと思うんですけど、そういうことはできないシステムになっているのかな。
324: 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦)
基金の取り崩しは、年度末におきましてやりくりができないと判断したときに取り崩してやるものと認識しております。
325:
分科会委員(水谷義雄)
そういうシステムでやっておるなら、僕は要らん金を支払うことはないなと思っていつも思うんだけど。
326: 保健福祉部政策監(調整担当)(梅山靖洋)
保健福祉部政策監、梅山です。
一般的にいいます、国保会計もそうなんですけれども、それぞれの会計におきましては単年度で歳入歳出を組んで予算をやっております。その旨、年度当初におきましては、例えば国民健康保険であれば、保険税として入ってくるお金よりも歳出が大きくなりますので、そういった際に、基金はありますけれども、基金につきましては全体として運用をしておりまして、別物として、基金にある部分の利息は利息で歳入を受けて基金に積み立てる。それで、単年度会計の不足分については、一旦借りたという形にさせてもらって利息を払うという形をとっておりますので、御理解よろしくお願いいたします。
327:
分科会委員(水谷義雄)
金利が、これ、7万6,822円でしたんやね。現実にはこれはどのくらいの金額なんですかね。借りられた金額。ちょこちょこ借りているのか。よくわかるんですよ、言われることは。言われることはわかるんだけど、一般的には、仕事をしても、入ってくるまでの経費を先払いせんならんときに、一般の企業は、そのお金、持っているじゃないですか、普通。手形を落とさんならんなというときには、もう既にその金も用意して事業をやっているのが普通やと僕は思っているわけ。一般企業の話ですよ。だから同じように、当初に10億円要るのなら10億円用意しておけば、僕は要らん金を借りに行かんだって済む話で、基金はこっちに置いておいて借金していて。それで、要らん費用が要らなけりゃいいですよ。という感覚で僕は聞いているんだけど、会計システム上、国のほうから借りなあかんぞという指導があるのか。何かあるんでしょうけど。
328: 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦)
制度の仕組みといたしまして、基金は基金として積み立てておきまして、国民健康保険の特別会計のほうは特別会計として運営しまして、単年度で幾ら黒字になったとか赤字になったとかというところを見たいので、そういうふうな仕組みになっていると思われます。
329:
分科会委員(水谷義雄)
そんなことを言うとね、最終的には黒字になるでいいじゃないと、そういう意味じゃないんですよ。黒字になるので、要らん経費を使ってもいいやないかと言われておるのと一緒ですに。突然金が要るようになったで、臨時的に支出するような事態になったで借りざるを得ないな、取り崩してくる暇がないのでという話ならわからんでもない。毎年毎年繰り返している中で、これは毎年借りてやっておるシステムやと僕は思うんですけどね。今気づいたのでそんな話をするんですけど。これから公会計システムが変わってくるじゃないですか。そういう中では、もっともっとシビアな話になってくると僕は思っている。そのために公会計を取り入れようと、こういう話やと僕は思っているんですよ。だから、何か行政のやられていることについて、そこら辺がよくわからない。やっぱりこれから考えていく。一般の家の方やったら、来月はこれだけ余分に要るで、そうしたら一応残しておくじゃないですかね。貯金があるなら。それで払いますやない。やりませんか。ということを聞いておる。
330: 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦)
基金に積み立ててございます金額は、過去の黒字になったといいますか、その辺の繰り越しされた分を積み立てておるお金でございまして、やはり単年度でどれぐらい収支があったということを詳しく調べるためには、今の制度になっていると思います。以上でございます。
331:
分科会委員(水谷義雄)
そんな答弁をされるもんで、何遍でも話をせんならんような話になるんですけどね。
要は、どっちにしたって、利子を払った7万6,822円分が余計黒字になるんですよ、自分たちの金を使ったら。利子を払わないんですから、借金ないんですから。そうでしょう。そうなるのと違いますか。それを言っている話。だから、これからの会計の仕組みはどんどん、それは今までの恒例に従ってやってみえるんでしょうけど、これは改善していくべき僕は問題やろうと思わんでもないんですけど、僕はその中へ現実に入っていないので、今の説明の中でしたら、何にもこちらに貯金があるのやったら、それを持ってきて流用できたら、僕は使ったらそれでいいと思うんやけど。例えば、こんな11億円ぐらい足らんくて、一遍に50億円ぐらい先に払わなあかんのやと、それならわからんでもないですね。基金を使ってもまだ足らんのやと。保険税が入ってきたら、それで今度は黒字になるんやと、そういうお金の流れになっておるという話ならわからんでもない。最終的に帳面をやったら基金として十何億円は残るんやと。おたくらの話は、前から繰り越してきておる基金は使ったらあかんという感覚、なぜ使えんのやということを僕は言っているわけや。
332: 保健福祉部政策監(調整担当)(梅山靖洋)
保健福祉部の梅山でございます。
委員言われることはごもっともだと思いますし、今回、平成29年度の予算におきましては、234ページ、235ページを見ていただきますと、一応基金繰入金という形で、款9、項2におきまして基金繰入金という形で当初予算をとっておりました。しかし、この基金を取り崩さずに、一時借入金という形でお金のほうを借り入れた形で運用しておる。それで、先ほど言われますように、公債費というのが発生をしてきたことでございます。さらには、この基金、もともと11億円あります基金につきましては、それぞれ利息というものも発生しておりまして、248ページ、249ページをごらんいただきますと、この基金に関する部分でございますが、利息のほうを積み立てにしておるという現実もあります。この運用については、申しわけございません、そのような形で、今現在基金から取り崩して運用するのではなく、別という形でやっておりますので、これについてはまた財政サイドとか出納サイドとも要相談させていただきたいと思いますので、御指摘等ありがとうございます。
333:
分科会委員(水谷義雄)
そういうことなんですよ。要は、不要な支出を減らしていくのが基本じゃないですか。こればかりじゃなくて、ほかのこともいろいろチェックしていくとあると思うんですけど、ただ、お金の流れを見ておると、何か変だな、金持ちなのに借金したと、こういう話になるので、やっぱり皆さんのお金ですから、そういうこともひっくるめてシビアに取り組んでいただけるとありがたいと思います。ありがとうございました。
334: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
335: 副分科会長(満仲正次)
満仲です。
水谷委員と同じような質問でございますけれども、要するに実質収支に関する調書ということで252ページ、最終的に収支で1億9,267万五千何がし黒字なんですよね。この黒字額が、翌年度の取り扱いはどうされるわけですか。翌年度に繰り越すべき財源に当てはまるんじゃない、これ。繰越額、この括弧の右側の継続費、逓次繰越額とか繰越明許費とか、これ全部ゼロになっているけど、この差し引きの1億9,200万何がしの取り扱いはどうするつもりですか。ここには何にも明示されていない。一般会計の場合は、この差引額については翌年度繰り越しとか、そういうふうに分けて一応書かれておるんですよね、調書に。だから、この差し引きの黒字額についての取り扱いはどうするつもりなんですか。この表からでは全然読み取れないですけどね。
336: 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦)
この1億9,267万5,117円につきましては、翌年度に繰り越すものでございます。
337: 副分科会長(満仲正次)
満仲です。
じゃ、どうしてこの下にその数字を持ってこないわけ。ゼロゼロにしてあるわけ、この表は。
338: 保健福祉部政策監(調整担当)(梅山靖洋)
保健福祉部政策監、梅山です。
まず、委員おっしゃられていますのは、4番のところの繰越額がゼロになっておるというところでよろしかったでしょうか。
339: 副分科会長(満仲正次)
そういうことです。だから、これの取り扱いはどう説明されるわけ。
340: 保健福祉部政策監(調整担当)(梅山靖洋)
保健福祉部、梅山です。
この4番に記載させていただきます翌年度へ繰り越すべき財源というものにつきましては、この年、平成29年度に実施しようと思いまして予算を上げまして、実施できなかったというとおかしいんですけれども、事業の進捗等ができなかったために、翌年度へ予算もあわせて繰り越しをするべき金額を上げさせていただきますもので、今回実質収支に上げさせていただきました1億9,200万円という数字は、その繰り越すべき事業がないという形に、翌年度の、特に使途が決まっていないと言うと語弊にはなるかもしれませんけれども、事業が決まっていない形で繰り越しを行うものでございますので、御理解賜りますようお願いいたします。
341: 副分科会長(満仲正次)
満仲です。
そういう説明では納得いかんわね。それじゃ、これ、どうするの、この1億9,200万円の取り扱いは。翌年度の財源に持ち越すんじゃないの、実質的に。
342: 保健福祉部政策監(調整担当)(梅山靖洋)
保健福祉部政策監、梅山でございます。
委員おっしゃられますように、翌年度へ繰り越して、翌年度で使う財源にしたり、あとは、その余剰分等につきましては基金のほうに積み立てていく金額でございます。
343: 副分科会長(満仲正次)
そうでしょう。ということは、この表の書き方はおかしいと思われない。何が根拠でこういう表にしたの。何かそういう決まりがあるのかね。
344: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)
先ほどの御説明をもう少しわかりやすく言わせていただきますと、収支があって、プラスやった部分というのは、この欄の3番目のところに上がっているのが、1億九千何がしというのが実際余ったというか、使わなかった部分ということでございます。その下に書いてあるのは、それで、実は来年度に使う当てがあるものというものを4番のところで上げるわけですわ。それで、繰り越しなんかで来年度使う当てがあれば、それを引いたものが5番に上がる実質収支額、これだけ残った、残ったうちで来年使うものを引いて、それが実際にことし余った分ですよというような、そんな表示の仕方ですもので、国保会計については来年度使う当てがないものですから、丸々それが残りますよ、それを来年度に繰り越しますよという、そういう表示でございますので、ほかのところに上がっているというのは、これだけ余りましたけど使う当てがあるんですわというものが上がっているんです。それを差し引いたのが5番の実質となりますので、国保の場合はそれを丸々来年度に繰り越しますよという、そういう表になっていますので御理解賜りますようお願い申し上げます。
345: 副分科会長(満仲正次)
それ、ちょっと説得力がないね。じゃ、このさっき見ていた明細の中で、繰越額というのがあるでしょう。繰入金か。繰入金じゃないな。収入欄の繰越金。収入欄に繰越金という項目がございますでしょう。これに該当するんじゃないですか。翌年度へ繰り越すべき財源というのは。
346: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)
保健福祉部長の近藤でございます。
満仲委員おっしゃるとおりでして、この平成29年度決算で歳入のところを繰越金と上がっているのが、これは平成28年度予算から平成29年度予算に繰り越した額はここに上がってくるわけです。同じように、今度は平成29年度でこれだけ実質収支がございますので、この額が来年度に繰り越すものですので、来年度になると、同じようにその額はここへ上がってくると。
347: 副分科会長(満仲正次)
ということは、先ほどの表の1番の継続繰越額という意味合いではないんですか。
348: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)
保健福祉部長の近藤でございます。
ここの4番の来年度へ繰り越すべき財源ですので、余ったものでもう使い道があるものは、それを差し引いたものが来年度に繰り越すものになりますので、そういうことです。例えば100万円で残っているとすると、その中から来年度もう使う道が10万円あるとなると、実質に繰り越すのは90万円というようなことになりますので、この4番というのが来年度使う当てがある財源というところですので、そういう意味で……。
349: 副分科会長(満仲正次)
だから、4番のこの1、2、3の、じゃ、内訳の意味合いはどういうふう。4番のこの(1)、(2)、(3)はどういう意味なの。
350: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)
来年度、平成30年度へ繰り越して使う当てのある財源、使う当てのあるお金ということですね。それは、国保会計のここではそういうものがないものですからゼロ円、それぞれ(1)、(2)、(3)がゼロ円で計上させていただいておるということになりますので、よろしくお願いします。
351: 副分科会長(満仲正次)
別にけちつけておるわけやないんだけど、会計法上、こういうふうに書きなさいという、何かあるわけ。
352: 保健福祉部政策監(調整担当)(梅山靖洋)
保健福祉部、梅山でございます。
確かなことは言えなくて申しわけございませんけれども、一応、会計法上、このような形で記載するということになっているかと思いますので、よろしくお願いいたします。
353: 副分科会長(満仲正次)
何回も同じことを聞いておっても始まらんですから、一回その辺、確認しておいてください。それで、会計法上、こういう書き方をしなさいというふうな指導があるのであればそれでいいかと思いますので、私、疑問に思ったから質問するだけですから、また後ほど確認しておいてください。以上です。
354:
分科会委員(水谷義雄)
公会計になってくると、損益計算書と貸借対照表が出てくるとよくわかるのね。それで、これは簡単な、入ってきた金から使った金を引いた差額をここに載せただけなのね。だから、その一番下に、今満仲委員が一番理解できるのは、差し引きの金額を次期繰越金と、回しますとか何とか書き方はあるんでしょうけど、繰越金として平成30年度に繰り越す金額がこの金額に、なるのかならないのか知りませんに、ちょっとの数字の差額は出てくる場合があると思うんだけど。そういう、彼も会社の経営を任されておった人やで、そういう企業のあれを見ているので、僕でもそうなんですけど、やっぱり行政のやっていることと全く民間のやっていることと違う、書き方が。だから、そういう書き方を余分に、面倒くさいかわからんけど、親切心で書いてもらうと、この残った金は次の次年度に繰り越しするんだなと理解してもらえたと思うんですわ。この金があるのに、何やこれはと、こうなるのが普通やと思う。僕は民間におったらそうやと思う。だから、そういうようなことが、民間の手法がだんだん入ってくるので、やっぱりそこら辺は考えながら対応してもらえるようにしていただくと、もっとわかりやすくなるね。単式簿記なんていうのはキャッシュ・フローだけの話でしょう。だから、僕らも随分迷いましたけど、そういうことで親切心を持ってこれから、いろんな人がみえるので、よろしくお願いします。
355: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
次に、介護保険事業特別会計決算を審査いたします。
それでは、当局より説明を求めます。
356: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
介護高齢課の宇佐美でございます。
それでは、平成29年度介護保険事業特別会計歳入歳出決算につきまして、主なものについて御説明を申し上げます。
お手元の決算書274、275ページをお願いいたします。
まず、歳入について御説明申し上げます。
款1.保険料の収入済額23億7,030万2,304円につきましては、現年度分特別徴収保険料と現年度分普通徴収保険料及び滞納繰越分普通徴収保険料でございます。全体の収納率は96.92%で、前年度対比プラス0.06%となっております。また、不納欠損額2,201万8,666円につきましては、法に基づき処理をいたしております。
次に、款2.分担金及び負担金の収入済額256万5,850円につきましては、認定審査会他町負担金として、認定審査会を共同設置しております木曽岬町の負担分と、生活保護受給者審査判定負担金として、生保受給者で第2号被保険者の審査判定負担金でございます。
次に、款4.国庫支出金の収入済額20億835万372円につきましては、介護サービス給付費に対する国の負担金としての介護給付費負担金、次のページの276、277ページに続いておりますが、調整交付金と地域支援事業交付金、そして、介護保険システム改修事業費補助金でございます。
次に、款5.支払基金交付金の収入済額24億6,819万2,509円につきましては、第2号被保険者の保険料として、社会保険診療報酬支払基金から受けております介護給付費交付金と地域支援事業支援交付金でございます。
次に、款6.県支出金の収入済額13億2,618万8,095円につきましては、県の負担金分として介護給付費負担金と、次ページ、278、279ページにございます地域支援事業交付金でございます。
次に、款8.繰入金の収入済額14億9,678万7,000円につきましては、一般会計から介護給付費、地域支援事業費、低所得者保険料軽減、それから、次ページの280、281ページにございます職員給与費等、事務費に対する繰入金といたしまして14億4,018万7,000円と、介護給付費準備基金繰入金5,660万円でございます。
次に、款9.繰越金の収入済額1億4,159万247円につきましては、平成28年度からの繰越金でございます。
収入の主なものについては以上でございます。
歳入合計は次ページ、282、283ページになりますが、調定額98億9,377万1,765円に対しまして、収入済額98億1,753万3,107円となったところでございます。
引き続きまして、歳出の主なものについて御説明をさせていただきます。
284ページ、285ページをお願いいたします。
款1.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、支出済額1億8,518万6,609円につきましては、一般職給として職員の人件費、一般管理事務費は主に社会保障・税番号制度対応を含む事務処理業務を行います電算システムに要した経費等でございます。
次に、項2.徴収費、目1.賦課徴収費896万2,529円につきましては、保険料の賦課徴収に係る事務費と介護保険推進員への報酬等でございます。
次に、項3.介護認定審査会費、目1の介護認定審査会費2,039万6,703円につきましては、木曽岬町と共同設置をいたします認定審査会に係る委員報酬と認定調査等に係るシステム経費でございます。
次ページ、286、287ページをお願いいたします。
次に、目2の認定調査等費5,526万267円につきましては、主治医意見書作成手数料と認定調査の委託に係る経費でございます。
次に、款2.保険給付費、項1.介護サービス等諸費、目1.居宅介護等サービス給付費79億6,064万292円につきましては、備考欄に記載の居宅介護等サービス給付費から、ページをめくっていただきまして、289ページの備考欄、居宅介護等サービス計画給付費まで、要介護1から要介護5と認定されました方の介護サービスに要した給付費でございます。
次に、項2.介護予防サービス等諸費、目1.居宅介護予防サービス給付費1億3,992万6,042円につきましては、要支援1、2と認定された方のサービス給付費といたしまして、備考欄の介護予防サービス給付費から介護予防サービス計画給付費までの各サービスの給付費でございます。
項4.高額介護サービス等費、目1.高額介護サービス費1億8,428万621円につきましては、1カ月の利用者負担額が自己負担限度額を超えた分につきまして、要介護1から5までの認定を受けられている利用者に償還したものでございます。
次の目2.高額介護予防サービス費24万3,152円につきましては、要支援1、2の認定を受けられている利用者に対しまして同様に償還をいたしたものでございます。また、想定以上に償還が発生いたしましたことから、目1、目2の間で4万5,152円を流用いたしております。
次に、項5.高額医療合算介護サービス等費についてでございます。次ページ、290、291ページをお願いいたします。目1.高額医療合算介護サービス費2,884万9,478円につきましては、年間の医療及び介護の自己負担額の合算額が所得区分に応じた世帯の負担限度額を超えた分につきまして、要介護認定を受けられている利用者に償還したものでございます。
目2の高額医療合算介護予防サービス費4万5,525円につきましては、同様に要支援認定を受けられている利用者を対象にしております。
次に、項6.特別給付費、目1.特別給付費1,268万5,993円につきましては、市町村特別給付といたしまして、訪問理美容サービス、おむつ購入費支援などのサービスに要した給付費でございます。
次に、項7.特定入所者介護サービス等費、目1.特定入所者介護サービス費の2億3,946万4,774円につきましては、要介護認定者を対象として入所や短期入所の際の居住費、食費の自己負担につきまして、低所得者の負担軽減を図るために負担上限額を定めまして、その上限を超える分を保険給付で行うものでございます。
次の目3.特定入所者介護予防サービス費25万1,460円につきましては、要支援認定者を対象とした同様のサービス給付費でございます。
次に、款3.地域支援事業費についてでございますが、次ページの292、293ページをお願いいたします。項1.介護予防・生活支援サービス事業費、目1.サービス事業費2億912万8,499円につきましては、介護予防・日常生活支援総合事業に伴う要支援1、2及びチェックリスト該当者へのサービスに要した経費でございます。
次の目2の介護予防ケアマネジメント事業費1,979万4,710円につきましては、介護予防・日常生活支援総合事業のサービス利用に伴うケアマネジメント費用でございます。
次に、項2.一般介護予防事業費、目1.一般介護予防事業費362万330円につきましては、高齢者及びその支援のための活動にかかわる人を対象に、介護支援ボランティア、高齢者サポーター養成講座等に係る経費でございます。
次に、項3.包括的支援事業・任意事業費、目1.総合相談事業費1億7,780万9,632円につきましては、市内5カ所に設置の地域包括支援センターへの業務委託料等でございます。
次ページ、294ページ、295ページをお願いいたします。
次に、目3の包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費238万4,470円につきましては、地域包括ケアシステム推進協議会の開催等に要した経費でございます。
次の目4.任意事業費741万4,855円につきましては、介護給付費等に要する費用の適正化のための事業等に係る経費でございます。任意事業とは地域支援事業の一つで、地域の実情に合わせて市町村の判断で任意に実施ができる事業でございまして、平成29年度に行った主な事業といたしましては、介護保険給付が適正に行われているかを確認する介護給付費適正化事業として569万5,426円、家族介護支援事業といたしまして21万6,000円などがございます。
次に、目5.在宅医療・介護連携推進事業費1,608万9,847円につきましては、地域における医療、介護の関係機関が連携をいたしまして、多職種協働による在宅医療、介護を一体的に提供できる体制を図るための経費でございます。
次に、目6の生活支援体制整備事業費2,550万3,199円につきましては、高齢者が住みなれた地域で暮らし続けることのできる支援体制づくりを推進するための経費でございます。
次ページの296ページ、297ページをお願いいたします。
次、目7.認知症総合支援事業費168万2,912円につきましては、認知症の早期診断、早期対応に向けた短期集中支援チームの設置、及び認知症の人が住みなれた地域で生活を継続できるための支援体制の構築に向けた認知症地域支援推進員業務等に係る経費でございます。
次に、款4.保健福祉事業費、項1.保健福祉事業費、目1.保健福祉事業費946万2,763円につきましては、桑名市日常生活圏域ニーズ調査「いきいき・くわな」の実施に係る経費でございます。
次に、款5.基金積立金、項1.基金積立金、目1.介護給付費準備基金積立金1億4,069万3,000円につきましては、前年度繰越金及び基金の利子を積み立てたものでございます。これによりまして基金残高は7億545万円余となりました。なお、基金残高につきましては、338、339ページに掲載をしてございます。
以上、歳出の主なものについて御説明を申し上げました。
次に、300ページをお願いいたします。
平成29年度の介護保険事業特別会計の歳入総額は98億1,753万3,107円、歳出総額は95億7,905万2,218円で、歳入歳出差引額及び実質収支額は2億3,848万889円となったところでございます。
介護保険事業特別会計につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
357: 分科会長(倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
358:
分科会委員(箕浦逸郎)
感想というか、数字の羅列はわかるんですけど、結局、介護事業、何がうまくいって何がうまくいかなかったのか、一つも見えないですね。基金はふえたので、きっと予想よりは介護率が下がったのかなというのは何となく推測できるんですけど、結局中身のところがわからないので、これは質問することじゃないかもしれないですけど、それがわかるような参考資料みたいなやつって、今後何かつけたりとかというのは無理なんですか。これ、多分聞いている人は誰もわからなくて、何の説明をされているのかもよくわからなくて、事業の中身もさっぱりわからないんですけど、これを僕が誰に言うべきなのかがさっぱりわからないんですけど、何とかならないんですか。
359: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
確かに数字だけという形もございますので、おっしゃるとおりかなというふうには思います。ですので、今後また検討させていただきまして、単年度ごと、どういうタイミングで出すのかというところはございますが、もうちょっとわかる資料というか、感覚的なところになるかもしれませんけれども、お示しできるものがあればというふうには思いますので、今後検討させていただきます。
360:
分科会委員(箕浦逸郎)
余り細かくつくっていただくと仕事になるのであれなので、計画があるじゃないですか。あれとのずれなり、数値の増減なり、そういうのでいいと思うので、何かあるといいなと思いますので、お願いします。
それで、質問なんですけど、実際今回の歳入で、介護の事業というのは順調に全体的に推移しているのか、それとも何か課題があって壁にぶつかっているのか、全体的にどういった感じなのか教えてください。
361: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
介護高齢課の宇佐美でございます。
戻って、計画の進捗等の話でございますが、毎年地域包括ケアの推進協議会というものがございます。そこの中でも進捗の程度というのは報告してございますので、その内容についてはホームページ等でも公開しておりますので、そちらも御参照いただければというふうに思います。
それから、先ほど申しましたとおり、給付費の伸びというところである程度成果が出ているのかなと。それがある程度抑えられているというところで成果があるのかなというふうには思っております。現状、地域包括ケアの取り組みいかんによって、それが成果が出ているというふうに我々は認識をしておりますので、そこの意識が、市民も含め、サービス事業者も含めて、それがあまねく広がっていくという、今後それがもっと広まっていくといいのにというふうには思っておりますので、そこは一つ課題なのかなというふうに思っております。
362:
分科会委員(箕浦逸郎)
地域包括ケアの取り組みがきいているとおっしゃられましたけど、具体的に一体どういった事業、通いの場をつくるであるとか、生活、名前を忘れましたけど、応援会議の他業種のああいう連携がきいているであるとか、何かそういった、何がよかったかというのはわかりますか。
363: 介護高齢課長(宇佐美亮次)
何分、何に対してどういう成果があったのかというところは、なかなか定量的に言えないところはあるんですけれども、例えば今一例で挙げさせていただいた応援会議、あれにつきましても、対象となった方、それから、それにかかわった専門職がそれぞれの見地でアドバイスなり、ケアプランに対してブラッシュアップを行っていくというところで、それをフィードバックした、ケアマネジャーが今後ケアプランを立てていくに当たって意識が変わっていく。それに引き続いて、利用者さんについても適正な介護保険の利用につながっていくといった部分、それぞれ定量的に見えるものではありませんけれども、例えばそういったところ。それで、必要な方が必要なサービスを受けていただく。それから、逆に言うと、不必要なサービスは受けていただかなくてもいいような形で事業を進めていくというところが一つ、地域の場でやっていただく通いの場とかというところもふえてきておりますし、そういったところで活躍される高齢者の方もふえていらっしゃる。それは実感として出ておりますので、そういったところの取り組み一つ一つが、最終的なこの教育費の、予想していたよりも低減されている、成果に結びついているのかなというふうに思います。
364:
分科会委員(箕浦逸郎)
最後ですけど、毎回言っていると思うので言われると思っていると思いますけど、今回もいきいき調査もされていたり、いろんなデータをとられているので、実際に何がいいか何が悪いかというのが見えると方向性を打ち出しやすいので、また、それを日本中に輸出というか、展開できるので、何かそのデータが示せて発表できると各地にも波及するので、そういう先進的なことをしていただけると、いろんなところに講演に呼ばれたりもすると思いますので、いろいろやられてみてください。以上です。
365: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑は。
366:
分科会委員(渡邉清司)
たくさん聞きたかったんですけど余り聞くと細かくなるから。
295ページの地域ケア会議推進事業費の中で、これ、230万円ぐらいかかっておるんですけど、何回ぐらいやって、何人でどんなような方が会議の中に参加してやってみえるのか。平成29年度は何回されましたか。これも毎回同じ人だと思うんだけど、何人で。
367: 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子)
介護予防支援室、伊東でございます。
こちらの地域ケア会議推進事業費につきましては、主に昨年度につきましては、介護保険の事業計画を策定するための委員報酬が主なものになっておりまして、そちらに御出席いただいている委員の皆様は、医師会であったりケアマネジャー、介護支援専門員ですとか、各種団体の代表の方になっております。開催をしておりますのは6回、昨年度は開催しております。以上でございます。
368:
分科会委員(渡邉清司)
これって全部、各医師会とか介護のケアマネとか、介護関係とか各種と言ってみえたんだけど、各種って、もうちょっと詳しくこの辺のところを。
369: 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子)
介護予防支援室、伊東でございます。
医師会、歯科医師会、薬剤師会、介護支援専門員協会、訪問看護協会、介護のサービス事業所、サービスごとですね、通所介護ですとか訪問介護、あと地域密着型サービス、あと、住民に近い方とすれば自治会長さん、あと民生委員の方、
地区社協の代表の方、ボランティアの協議会の代表の方などになっております。以上でございます。
370:
分科会委員(渡邉清司)
一番、地域包括ケアシステムか何かつくるときに集まってみえたような方々がやっていただいておるわけですね。ありがとうございました。
それから、同じく295ページの、もう一遍確認をさせていただきたいんですが、在宅医療の介護連携推進事業というのが1,600万円ばかりあるが、もうちょっと具体的に、もう少し砕いて教えてくれない。
371: 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子)
介護予防支援室、伊東でございます。
こちらの事業につきましては、医師会のほうに委託をしておる事業でございまして、医療と介護の連携がより進むようにということで、医療・介護連携支援センターというものを設置していただいております。そちらに係る経費でございます。その中でやっていただいている事業といたしましては、介護、医療のマップの作成であったり、あと、多職種が連携できるような、顔の見える関係づくりの研修会であったり、講演会であったり、ほかにもICTを活用した情報連携の部分の事業であったりと、さまざまな事業をやっていただいているところでございます。以上でございます。
372:
分科会委員(渡邉清司)
そんなこととか、もちろん細かいことはわかりませんが、この今の医師会に委託をして、今皆さんもこういうぐあいに関与しておりますけど、これでどのぐらいの成果が上がっておるのだろう。例えばこれはこうやって上がったよというのがわかったら。まだこれはフラットでわからないよというのも結構なんですが、上がっておるのなら教えてもらいたい。
373: 介護高齢課介護予防支援室長(伊東幸子)
さまざまな取り組みを進めている途中のところではありますけれども、多職種の顔の見える関係づくりに特に取り組みを始めておりまして、そちらにつきましては、医師会のほうからもただいま5合目であるとかという表現をされていますが、成果というところというよりは、まだ今途中というところというふうに認識しております。以上でございます。
374: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
次に、後期高齢者医療事業特別会計決算を審査いたします。
それでは、当局より説明を求めます。
375: 保健医療課保険年金室長(宮木嘉彦)
保険年金室の宮木です。
それでは、平成29年度後期高齢者医療事業特別会計決算について、主なものを御説明申し上げます。
款1.後期高齢者医療保険料、備考欄一番上の現年度分特別徴収保険料8億1,042万1,846円につきましては、被保険者からの年金天引きによる保険料収入でございます。備考欄、その次の現年度分普通徴収保険料5億5,124万503円につきましては、納付書、あるいは口座振替により納付された保険料収入でございます。その次の過年度分普通徴収保険料627万5,428円につきましては、過年度分の普通徴収保険料収入でございます。
次に、款2.使用料及び手数料でございますが、備考欄4番目、督促手数料10万2,900円につきましては、保険料に係る督促手数料収入でございます。
次に、款3.繰入金、項1.一般会計繰入金、備考欄、事務費繰入金9,495万2,969円につきましては、運営経費及び健康診査に要する事務費でございます。次に、保険基盤安定繰入金2億3,811万8,450円につきましては、所得の少ない被保険者に対する軽減措置に伴い、その軽減分を繰り入れるものでございます。次の療養給付費繰入金10億5,665万4,548円につきましては、平成29年度の療養給付費につきまして、各市町が三重県後期高齢者医療広域連合に納付するため繰り入れたものでございます。
款4.繰越金、項1.繰越金、備考欄、前年度繰越金465万6,892円につきましては、前年度の歳入歳出の差引額で平成28年度から繰り越したものでございます。
続きまして、304、305ページをごらんください。
款5.諸収入、項1.預金利子の備考欄1,823円につきましては、預金利子による収入でございます。
次の項2.雑入でございますが、備考欄の三重県後期高齢者医療広域連合派遣職員人件費負担金818万3,760円につきましては、広域連合に派遣しております職員の人件費でございます。
次の三重県後期高齢者医療広域連合過年度負担金154万8,992円は、保険料の還付に伴います広域連合からの負担金、次は、雇用保険料本人徴収金として1万5,715円、最後が三重県後期高齢者医療広域連合過年度療養給付費負担金6,244万1,204円で、歳入合計28億3,461万5,034円でございます。
306、307ページをごらんください。
続きまして、歳出でございます。
款1.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、備考欄一番上の一般職給1,871万7,737円は、職員4名分の人件費でございます。
次の管理事務費756万7,732円は、システムの管理費及び事務経費でございます。
次に、項2.徴収費、目1.賦課徴収費、備考欄の賦課徴収事務費559万9,870円は、賦課徴収事務に係るシステムの委託料及び事務経費でございます。
次に、款2.後期高齢者医療広域連合納付金、備考欄の後期高齢者医療広域連合納付金27億5,201万8,315円につきましては、広域連合の規約に定める負担割合に基づき納付するもので、一般会計納付金として1,239万3,000円、特別会計納付金として27億3,962万5,315円を納付しております。
次に、款3.公債費、備考欄、一時借入金利子3,289円は、資金運用時における一時借入金利子でございます。
次に、308、309ページをごらんください。
款4.諸支出金、項1.償還金及び還付加算金、備考欄一番上の保険料還付金103万3,267円は、前年度の保険料の還付等に要した費用でございます。次の督促料還付金600円は、督促手数料の還付に要した費用でございます。次の還付加算金3万3,700円につきましては、還付金への加算金でございます。
なお、款5.予備費の支出はなく、歳出総額27億8,497万4,510円でございました。
次に、310ページをごらんください。
平成29年度後期高齢者医療事業特別会計の実質収支でございますが、歳入総額28億3,461万5,034円、歳出総額27億8,497万4,510円で、歳入歳出差引額及び実質収支額は4,964万524円となったところでございます。
以上、桑名市後期高齢者医療事業特別会計決算につきまして御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
376: 分科会長(倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
次に、地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計決算を審査いたします。
それでは、当局より説明を求めます。
377: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
福祉総務課、黒川でございます。
平成29年度地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。
歳入歳出決算書の312、313ページをお願いいたします。
初めに、歳入についてでございます。
款1.事業収入、項1.事業収入、目1.移行前地方債元利収入につきましては、地方独立行政法人移行前に借り入れました地方債に対する元利償還金分としての総合医療センターからの返済金で、備考欄にございますように、元金分として652万132円、利子分として54万9,346円でございます。
次に、目2.貸付金元利収入につきましては、地方独立行政法人移行後に借り入れました地方債と一般財源貸付分に対する総合医療センターからの返済金で、元金分として2億16万2,630円、利子分として3,024万3,409円でございます。
次に、款2.県支出金、項1.県補助金、目1.地域医療再生臨時特例交付金8億3,713万1,000円につきましては、新病院建設に伴う工事費として交付されました地域医療再生臨時特例交付金分でございます。
次に、款3.繰入金、項1.他会計繰入金、目1.一般会計繰入金の建設改良費等繰入金4億4,886万5,035円につきましては、新病院への移転に係る経費や備品購入に係る費用を貸し付けした分と、特別会計内において収入と支出の時期が異なることにより発生する一時的な借り入れに対する利子の一般会計からの繰入分でございます。
次に、款4.市債、項1.市債、目1.病院債の病院事業債90億4,210万円につきましては、新病院建設に伴う工事費と医療機械備品を整備するために借り入れました病院事業債分でございます。
次に、款6.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金170万円につきましては、平成28年度工事のうち、契約金額が変更になったため繰り越したものでございます。
以上、歳入合計は、315ページの一番下にございますように、105億6,727万1,552円でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
316、317ページをお願いいたします。
款1.事業費、項1.事業費、目1.貸付金、備考欄、建設改良費等貸付金94億9,061万8,000円のうち、器械備品整備事業貸付金6,000万円につきましては、総合医療センターの医療器械備品の整備をするに当たり貸し付けました病院事業債分で、次の事業統合費等貸付金94億3,061万8,000円につきましては、新病院建設に伴う工事費、医療機器、備品購入及び移転費のために貸し付けました病院事業債分と一般財源貸付分でございます。
次に、目2.交付金、備考欄、建設改良費等交付金の事業統合費等交付金8億3,713万1,000円につきましては、新病院建設に伴う工事費として交付しました地域医療再生臨時特例交付金分でございます。
次に、目3.管理費、備考欄、一般会計繰出金124万6,720円につきましては、桑名市総合医療センターから償還された一般財源貸付分を特別会計から一般会計へ繰り出す分でございます。
次に、款2.公債費、項1.公債費、目1.元金、備考欄、地方債元金償還金2億713万6,042円のうち、移行前地方債元金償還金652万132円につきましては独法移行前の地方債の元金分で、次の病院事業債元金償還金2億61万5,910円につきましては独法移行後の地方債の元金分で、借入先の金融機関への償還金でございます。
次に、目2.利子、備考欄、地方債利子3,079万2,755円のうち、移行前地方債利子54万9,346円につきましては独法移行前の地方債の利子分で、次の病院事業債利子3,024万3,409円につきましては独法移行後の地方債の利子分でございます。
次の一時借入金利子34万7,035円につきましては、特別会計内において収入と支出の時期が異なることにより発生する一時的な借り入れに対する利子分でございます。
以上、歳出の合計は105億6,727万1,552円でございます。
続きまして、318ページをお願いいたします。
実質収支に関する調書でございますが、平成29年度の地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計につきましては、1、歳入総額105億6,727万1,552円、2、歳出総額105億6,727万1,552円で、3、歳入歳出の差引額、5、実質収支額ともにゼロ円でございます。
以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
378: 分科会長(倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
379:
分科会委員(水谷義雄)
317ページの、これ、病院へ行っている貸付金と交付金とあるんですよね。これの、収入のほうでいろいろ出てきておる中で、これ、合併特例債を使って貸し付けたものもあれば、そうでもないものもあるんだろうなと僕は思っているんですけど、ここら辺の内訳。結局、最終的に貸付金は戻ってくるけど、交付金というのは戻ってくるのか戻ってこないのか僕もようわからんのですけど、そこら辺、教えてもらえませんか。
380: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
福祉総務課、黒川でございます。
今、水谷委員のほうから言っていただました317ページの中で、建設改良費等貸付金の中の事業統合費等貸付金94億3,061万8,000円というのは、これは病院事業債の貸し付けでございます。次に、その下にございます建設改良費等交付金の事業統合費等交付金8億3,713万1,000円、これはいわゆる基金といいますか、地域医療再生臨時特例交付金で国のほうからいただくお金でございます。委員の言われました合併特例事業債なんですけれども、合併特例事業債につきましては、特別会計を経由せずに直接医療センターのほうに入りまして、一般会計のほうに戻っていただきまして、163ページをごらんいただけますでしょうか。163ページに上から二つ目に病院整備費というのがございまして、29億9,390万円、この病院整備費というのが合併特例事業費の分で貸し付けのほうになるという形でございますので、よろしくお願いいたします。
381:
分科会委員(水谷義雄)
今説明いただきました29億9,390万円、これ、今の合併特例債を利用して出資金になっておるんですか。どういうふうに理解したらいいのかな。出資金と一般会計の中でお聞きしていたんですけど。
382: 保健福祉部次長兼福祉総務課長(黒川浄明)
こちらの病院整備費につきましては出資金になっておりまして、病院のほうにそのまま行くんですけれども、交付税算入がございまして、70%は交付税算入のほうで市のほうに収入が入ってくるという形になっておりますので、よろしくお願いします。
383:
分科会委員(水谷義雄)
そういうことね。出資金、戻ってこんやでね。ありがとう。
384: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
以上で、議案第84号に関する本分科会の所管部門の質疑が全て終了しました。
次に、本議案に対する賛成または反対の意見表明及び意見集約を行いますが、ここで教育長と教育部長に入室していただきますので、しばらくお待ちください。
(教育長、教育部長入室)
これより教育委員会、保健福祉部、子ども未来局の所管部門を含め、議案第84号に対して賛成または反対の意見表明等を行っていただきます。
それでは、飯田委員から順にお願いします。
385:
分科会委員(飯田一美)
全部賛成。
386:
分科会委員(水谷義雄)
水谷です。
もう使ったものはしようがない話やで賛成させていただきますが、これからいろいろまた研究していただきたいこともあると思うんですけど、よろしくお願いしたいと思います。
387:
分科会委員(渡邉清司)
渡邉でございます。
まず、ここの決算の監査委員から出ておるようなことを、数字は言いませんが、繰り返しませんが、民生費も教育費も不用額が多いということで返ってきておりましたので、その辺はちゃんと精査しながら、次期、次年度の予算には事業と予算とちゃんと組んでいただければなと思います。それで、効果的、効率的にやっていけて行事もやっていただいておると思いますので、一応賛成はいたします。
388:
分科会委員(箕浦逸郎)
賛成です。教育委員会のほうは数字とか出していろいろ分析していただいて、やっていただけているなと感心していますけど、福祉のほう、もうちょっと頑張ってやっていただけるとありがたいです。以上です。
389:
分科会委員(伊藤惠一)
これまで反対討論してきた部分が含まれておりますので不認定です。
390: 副分科会長(満仲正次)
満仲です。
教育委員会のほうは、決算は一応もちろん認めさせていただきます。ただ、課題があるわけですよね。この間うち、本会議でもエアコンの問題。これは予算が非常に厳しい中で予算組みしていただいていますけど、不用額というか、使われない、予算申請をしておいて戻すお金も結構、両方、福祉もあるんですよね。だから、これ、来年の予算申請をするときに、本当に精査していただいた予算申請で、エアコンの経費が出てくるぐらいの精査を、ちょっと無理だけど、それぐらいのつもりでお願いしたいと思います。
福祉については、これはやっぱり一般会計からの繰入金が、いつまでも無尽蔵に一般会計から繰り入れられるとは限りません。それで、これ、国保、介護、それで後期高齢者、十何億円というそれぞれ繰入金をしているわけですよ。これ、無尽蔵にふえていったら、それこそ税収が少なくなっていく中、非常に扶助費が圧迫されて、ただでさえ厳しい予算がもっと厳しい予算を組まざるを得なくなってきますから、全くこれは、福祉だから聖域だというんじゃなくして、やはり予算の使い方については、教育と一緒で、よく精査して予算申請をお願いしたいと思います。以上です。
391: 分科会長(倉田明子)
以上で全委員の意見表明が終了いたしました。
本分科会の意見集約の結果として、賛成意見が多数であったことを全体会へ報告させていただきますので、御了承願います。
これで本分科会の審査案件は全て終了しました。
───────────────────────────────────────
○分科会審査報告書及び分科会長報告について
392: 分科会長(倉田明子)
最後に、本分科会の分科会審査報告書及び分科会長報告につきましては、いかが取り計らわせていただきましょうか。
(「正・副分科会長一任」と呼ぶ者あり)
正・副分科会長一任とのお声がありましたので、そのように決定させていただいてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
それでは、正・副分科会長に御一任願います。
以上で決算特別委員会・教育福祉分科会を閉会いたします。
午後5時16分 閉会
以上、会議の顛末を録しここに署名する。
分 科 会 長 倉 田 明 子
副分科会長 満 仲 正 次
発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...