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  1. 桑名市議会 2018-09-10
    平成30年第3回定例会(第2号) 本文 開催日:2018-09-10


    取得元: 桑名市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-09
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2018-09-10: 平成30年第3回定例会(第2号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 303 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  議長(竹石正徳) 選択 2 :  議長(竹石正徳) 選択 3 :  議長(竹石正徳) 選択 4 :  24番(伊藤研司) 選択 5 :  議長(竹石正徳) 選択 6 :  教育長(近藤久郎) 選択 7 :  議長(竹石正徳) 選択 8 :  24番(伊藤研司) 選択 9 :  議長(竹石正徳) 選択 10 :  市長(伊藤徳宇) 選択 11 :  議長(竹石正徳) 選択 12 :  教育部長(南川恒司) 選択 13 :  議長(竹石正徳) 選択 14 :  24番(伊藤研司) 選択 15 :  議長(竹石正徳) 選択 16 :  教育部長(南川恒司) 選択 17 :  議長(竹石正徳) 選択 18 :  24番(伊藤研司) 選択 19 :  議長(竹石正徳) 選択 20 :  市長(伊藤徳宇) 選択 21 :  議長(竹石正徳) 選択 22 :  15番(伊藤真人) 選択 23 :  議長(竹石正徳) 選択 24 :  市長(伊藤徳宇) 選択 25 :  議長(竹石正徳) 選択 26 :  教育部長(南川恒司) 選択 27 :  議長(竹石正徳) 選択 28 :  15番(伊藤真人) 選択 29 :  議長(竹石正徳) 選択 30 :  都市整備部長(中村博明) 選択 31 :  議長(竹石正徳) 選択 32 :  15番(伊藤真人) 選択 33 :  議長(竹石正徳) 選択 34 :  都市整備部長(中村博明) 選択 35 :  議長(竹石正徳) 選択 36 :  15番(伊藤真人) 選択 37 :  議長(竹石正徳) 選択 38 :  教育部長(南川恒司) 選択 39 :  議長(竹石正徳) 選択 40 :  15番(伊藤真人) 選択 41 :  議長(竹石正徳) 選択 42 :  教育部長(南川恒司) 選択 43 :  議長(竹石正徳) 選択 44 :  15番(伊藤真人) 選択 45 :  議長(竹石正徳) 選択 46 :  教育部長(南川恒司) 選択 47 :  議長(竹石正徳) 選択 48 :  15番(伊藤真人) 選択 49 :  議長(竹石正徳) 選択 50 :  教育部長(南川恒司) 選択 51 :  議長(竹石正徳) 選択 52 :  15番(伊藤真人) 選択 53 :  議長(竹石正徳) 選択 54 :  市長公室長(久保康司) 選択 55 :  議長(竹石正徳) 選択 56 :  15番(伊藤真人) 選択 57 :  議長(竹石正徳) 選択 58 :  市長公室長(久保康司) 選択 59 :  議長(竹石正徳) 選択 60 :  15番(伊藤真人) 選択 61 :  議長(竹石正徳) 選択 62 :  市長公室長(久保康司) 選択 63 :  議長(竹石正徳) 選択 64 :  15番(伊藤真人) 選択 65 :  議長(竹石正徳) 選択 66 :  総務部長(平野勝弘) 選択 67 :  議長(竹石正徳) 選択 68 :  15番(伊藤真人) 選択 69 :  議長(竹石正徳) 選択 70 :  総務部長(平野勝弘) 選択 71 :  議長(竹石正徳) 選択 72 :  15番(伊藤真人) 選択 73 :  議長(竹石正徳) 選択 74 :  総務部長(平野勝弘) 選択 75 :  議長(竹石正徳) 選択 76 :  15番(伊藤真人) 選択 77 :  議長(竹石正徳) 選択 78 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 79 :  議長(竹石正徳) 選択 80 :  15番(伊藤真人) 選択 81 :  議長(竹石正徳) 選択 82 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 83 :  議長(竹石正徳) 選択 84 :  15番(伊藤真人) 選択 85 :  議長(竹石正徳) 選択 86 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 87 :  議長(竹石正徳) 選択 88 :  議長(竹石正徳) 選択 89 :  議会事務局長(加藤眞毅) 選択 90 :  議長(竹石正徳) 選択 91 :  議長(竹石正徳) 選択 92 :  9番(松田正美) 選択 93 :  議長(竹石正徳) 選択 94 :  議長(竹石正徳) 選択 95 :  24番(伊藤研司) 選択 96 :  議長(竹石正徳) 選択 97 :  保健福祉部子ども未来局長(三浦喜久子) 選択 98 :  議長(竹石正徳) 選択 99 :  24番(伊藤研司) 選択 100 :  議長(竹石正徳) 選択 101 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 102 :  議長(竹石正徳) 選択 103 :  24番(伊藤研司) 選択 104 :  議長(竹石正徳) 選択 105 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 106 :  議長(竹石正徳) 選択 107 :  24番(伊藤研司) 選択 108 :  議長(竹石正徳) 選択 109 :  市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸) 選択 110 :  議長(竹石正徳) 選択 111 :  24番(伊藤研司) 選択 112 :  議長(竹石正徳) 選択 113 :  保健福祉部子ども未来局長(三浦喜久子) 選択 114 :  議長(竹石正徳) 選択 115 :  9番(松田正美) 選択 116 :  議長(竹石正徳) 選択 117 :  市長公室長(久保康司) 選択 118 :  議長(竹石正徳) 選択 119 :  9番(松田正美) 選択 120 :  議長(竹石正徳) 選択 121 :  市長公室長(久保康司) 選択 122 :  議長(竹石正徳) 選択 123 :  9番(松田正美) 選択 124 :  議長(竹石正徳) 選択 125 :  市長公室長(久保康司) 選択 126 :  議長(竹石正徳) 選択 127 :  9番(松田正美) 選択 128 :  議長(竹石正徳) 選択 129 :  市長公室長(久保康司) 選択 130 :  議長(竹石正徳) 選択 131 :  9番(松田正美) 選択 132 :  議長(竹石正徳) 選択 133 :  市長公室長(久保康司) 選択 134 :  議長(竹石正徳) 選択 135 :  9番(松田正美) 選択 136 :  議長(竹石正徳) 選択 137 :  市長公室長(久保康司) 選択 138 :  議長(竹石正徳) 選択 139 :  9番(松田正美) 選択 140 :  議長(竹石正徳) 選択 141 :  市長公室長(久保康司) 選択 142 :  議長(竹石正徳) 選択 143 :  9番(松田正美) 選択 144 :  議長(竹石正徳) 選択 145 :  市長公室長(久保康司) 選択 146 :  議長(竹石正徳) 選択 147 :  9番(松田正美) 選択 148 :  議長(竹石正徳) 選択 149 :  市長公室長(久保康司) 選択 150 :  議長(竹石正徳) 選択 151 :  9番(松田正美) 選択 152 :  議長(竹石正徳) 選択 153 :  市長公室長(久保康司) 選択 154 :  議長(竹石正徳) 選択 155 :  9番(松田正美) 選択 156 :  議長(竹石正徳) 選択 157 :  教育部長(南川恒司) 選択 158 :  議長(竹石正徳) 選択 159 :  9番(松田正美) 選択 160 :  議長(竹石正徳) 選択 161 :  教育部長(南川恒司) 選択 162 :  議長(竹石正徳) 選択 163 :  9番(松田正美) 選択 164 :  議長(竹石正徳) 選択 165 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 166 :  議長(竹石正徳) 選択 167 :  9番(松田正美) 選択 168 :  議長(竹石正徳) 選択 169 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 170 :  議長(竹石正徳) 選択 171 :  9番(松田正美) 選択 172 :  議長(竹石正徳) 選択 173 :  統括監(伊藤恒之) 選択 174 :  議長(竹石正徳) 選択 175 :  9番(松田正美) 選択 176 :  議長(竹石正徳) 選択 177 :  統括監(伊藤恒之) 選択 178 :  議長(竹石正徳) 選択 179 :  9番(松田正美) 選択 180 :  議長(竹石正徳) 選択 181 :  統括監(伊藤恒之) 選択 182 :  議長(竹石正徳) 選択 183 :  9番(松田正美) 選択 184 :  議長(竹石正徳) 選択 185 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 186 :  議長(竹石正徳) 選択 187 :  9番(松田正美) 選択 188 :  議長(竹石正徳) 選択 189 :  副市長(伊藤敬三) 選択 190 :  議長(竹石正徳) 選択 191 :  9番(松田正美) 選択 192 :  議長(竹石正徳) 選択 193 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 194 :  議長(竹石正徳) 選択 195 :  議長(竹石正徳) 選択 196 :  17番(渡邉清司) 選択 197 :  議長(竹石正徳) 選択 198 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 199 :  議長(竹石正徳) 選択 200 :  17番(渡邉清司) 選択 201 :  議長(竹石正徳) 選択 202 :  保健福祉部子ども未来局長(三浦喜久子) 選択 203 :  議長(竹石正徳) 選択 204 :  市民環境部長(伊藤 豊) 選択 205 :  議長(竹石正徳) 選択 206 :  17番(渡邉清司) 選択 207 :  議長(竹石正徳) 選択 208 :  市長(伊藤徳宇) 選択 209 :  議長(竹石正徳) 選択 210 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 211 :  議長(竹石正徳) 選択 212 :  17番(渡邉清司) 選択 213 :  議長(竹石正徳) 選択 214 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 215 :  議長(竹石正徳) 選択 216 :  17番(渡邉清司) 選択 217 :  議長(竹石正徳) 選択 218 :  都市整備部長(中村博明) 選択 219 :  議長(竹石正徳) 選択 220 :  17番(渡邉清司) 選択 221 :  議長(竹石正徳) 選択 222 :  都市整備部長(中村博明) 選択 223 :  議長(竹石正徳) 選択 224 :  17番(渡邉清司) 選択 225 :  議長(竹石正徳) 選択 226 :  13番(大橋博二) 選択 227 :  議長(竹石正徳) 選択 228 :  市長公室長(久保康司) 選択 229 :  議長(竹石正徳) 選択 230 :  13番(大橋博二) 選択 231 :  議長(竹石正徳) 選択 232 :  市長公室長(久保康司) 選択 233 :  議長(竹石正徳) 選択 234 :  13番(大橋博二) 選択 235 :  議長(竹石正徳) 選択 236 :  市長公室長(久保康司) 選択 237 :  議長(竹石正徳) 選択 238 :  13番(大橋博二) 選択 239 :  議長(竹石正徳) 選択 240 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 241 :  議長(竹石正徳) 選択 242 :  13番(大橋博二) 選択 243 :  議長(竹石正徳) 選択 244 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 245 :  議長(竹石正徳) 選択 246 :  13番(大橋博二) 選択 247 :  議長(竹石正徳) 選択 248 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 249 :  議長(竹石正徳) 選択 250 :  13番(大橋博二) 選択 251 :  議長(竹石正徳) 選択 252 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 253 :  議長(竹石正徳) 選択 254 :  13番(大橋博二) 選択 255 :  議長(竹石正徳) 選択 256 :  産業振興部長(後藤政志) 選択 257 :  議長(竹石正徳) 選択 258 :  13番(大橋博二) 選択 259 :  議長(竹石正徳) 選択 260 :  市長公室長(久保康司) 選択 261 :  議長(竹石正徳) 選択 262 :  13番(大橋博二) 選択 263 :  議長(竹石正徳) 選択 264 :  市長公室長(久保康司) 選択 265 :  議長(竹石正徳) 選択 266 :  13番(大橋博二) 選択 267 :  議長(竹石正徳) 選択 268 :  都市整備部長(中村博明) 選択 269 :  議長(竹石正徳) 選択 270 :  13番(大橋博二) 選択 271 :  議長(竹石正徳) 選択 272 :  都市整備部長(中村博明) 選択 273 :  議長(竹石正徳) 選択 274 :  13番(大橋博二) 選択 275 :  議長(竹石正徳) 選択 276 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 277 :  議長(竹石正徳) 選択 278 :  13番(大橋博二) 選択 279 :  議長(竹石正徳) 選択 280 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 281 :  議長(竹石正徳) 選択 282 :  13番(大橋博二) 選択 283 :  議長(竹石正徳) 選択 284 :  保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正) 選択 285 :  議長(竹石正徳) 選択 286 :  13番(大橋博二) 選択 287 :  議長(竹石正徳) 選択 288 :  統括監(伊藤恒之) 選択 289 :  議長(竹石正徳) 選択 290 :  13番(大橋博二) 選択 291 :  議長(竹石正徳) 選択 292 :  統括監(伊藤恒之) 選択 293 :  議長(竹石正徳) 選択 294 :  13番(大橋博二) 選択 295 :  議長(竹石正徳) 選択 296 :  統括監(伊藤恒之) 選択 297 :  議長(竹石正徳) 選択 298 :  13番(大橋博二) 選択 299 :  議長(竹石正徳) 選択 300 :  市長(伊藤徳宇) 選択 301 :  議長(竹石正徳) 選択 302 :  13番(大橋博二) 選択 303 :  議長(竹石正徳) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午前10時00分 開議  ○開議の宣告 議長(竹石正徳)  出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程及び議事説明員は、お手元に配付のとおりでございますので、御了承願います。  これより日程に従い取り進めます。    ───────────────────────────────────────  ○会議録署名議員の指名 2: 議長(竹石正徳)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、石田正子議員及び南澤幸美議員を指名いたします。    ───────────────────────────────────────  ○議案第78号ないし議案第107号 3: 議長(竹石正徳)  次に、日程第2、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)ないし議案第107号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)の30議案を一括議題といたします。  これより議案質疑を行いますが、発言を許可する前に議長として一言申し上げます。  本会議での議案質疑または一般質問に当たっては、初回から一問一答方式で質問される議員の方は、質問の初めにその旨を告げていただきますようお願いいたします。  また、議案質疑に当たっては、議案審査に直接関係ない発言は厳に慎むとともに、従来からお願いをしていることではありますが、質問者におかれましては、質疑、質問に当たっては議題及び通告書に沿った発言をしていただくようお願い申し上げますとともに、理事者におかれましては、的確、簡明な答弁に努められるようお願いを申し上げます。  なお、理事者の方は再質問等に対する答弁を自席において行っていただきます。自席における答弁につきましては、議長の許可を得た上で、その場で起立の上行われるようお願いを申し上げます。また、反問を行う場合は意思表示を明確にし、議長の許可を得た上で行われるようお願い申し上げます。  それでは、通告がありますので、発言を許します。
     24番 伊藤研司議員。 4: 24番(伊藤研司)(登壇)  おはようございます。まちづくり戦略室の伊藤研司と申します。よろしくお願いいたします。  一問一答でございます。  私、苦節27年目で108回、今回、当選させていただいてから連続で108回です。桑名市議会では私が多分初めてなんですが、全国の市に私、一昨年、手紙を全部出させていただきまして、私なりに調べたところでは、全国で二十何人みえるそうなんですね、100回以上。私を除いて、その全ての方がある党に属している方で、党に属していない人間は私1人だということです。三重県では私1人でございますので、よろしくお願いいたします。苦節27年目でございます。  それでは、発言させていただきます。  一問一答です。  議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、(1)款10.教育費、項1.教育総務費、目3.教育振興費中、いじめ防止対策事業費、1)、活用についてでございます。  自殺予防を踏まえた心の健康教育の推進モデルとして、教職員及び学校の児童・生徒への指導や支援につながるための研究、冊子作成のための経費(補正前30万8,000円)、補正額としては39万9,000円、合計70万7,000円が計上されていることには、私、感謝いたします。  しかし、私の経験からしても自殺予防を踏まえたいじめ対策が、冊子を作成し、教職員に配付しただけで予防できるほど、自殺予防はそれほど甘くはないことは、教育長を初めとして理解されていると思っての発言であります。この冊子の活用方法を含め、実際の活動実践について答弁願います。よろしくお願いいたします。 5: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  教育長。 6: 教育長(近藤久郎)(登壇)  おはようございます。  所管いたします事項1、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、(1)款10.教育費、項1.教育総務費、目3.教育振興費中、いじめ防止対策事業費、1)活用方法について御答弁を申し上げます。  先ほど議員からもお話しいただいたとおり、本事業は自殺予防を踏まえた心の健康教育を推進するため、児童・生徒への指導や支援に関する研究を行うものでございます。  具体的な研究の柱は、児童・生徒が強い心理的負担を受けた場合等における対処の仕方を身につけるための教育、いわゆるSOSの出し方に関する教育の推進について研究すること、そして、精神的な不安定さを抱える子供をどのように理解し、支援するのか、基本的な整備をすること、この2点となります。  成果につきましては、教師向け冊子を作成、配付し、伝達研修会を実施するほか、これを活用して、来年度から全ての中学校におけるSOSの出し方に関する教育を進めてまいります。  さらに、本市でも死にたいという言葉を発するなど、精神的な不安定さを抱える児童・生徒への支援事例が増加している中、一例一例への対応において、本冊子は大いに活用できるものと考えております。  なお、御指摘のありましたとおり、児童・生徒の自殺問題の対応は学校のみで進めるものではなく、地域との連携のもと、地域社会が一体となって推し進めていくものでございます。  今後は、本取り組みを保護者、地域の皆様とも共有しながら、児童・生徒の見守りや支援の充実につなげてまいりたいと考えております。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。                   (24番議員挙手) 7: 議長(竹石正徳)  伊藤研司議員。 8: 24番(伊藤研司)  ありがとうございます。  次に、2番、款10.教育費、項2.小学校費、目1.学校管理費中、空調設備整備事業費、1)調査検討業務の委託内容は?、2)(時期を含め)どのように判断されるのか?でございます。  648万円が調査検討業務費として計上されています。夏季の気温上昇による児童、園児の体調管理や学習及び保育環境の向上のため、市立小学校、幼稚園の教室等への空調設備整備に係る調査検討業務を委託すると説明にもあり、市長提案説明でも、重要な課題として認識している、国の支援の動向に注視しているとあります。  また、文科省も愛知県の場合は全額補正予算で84件認められたという報道もございます。  そして、エアコン導入を決めてから設計や工事完了までに、事務手続を含めて最短でも1年強、段階的に導入すれば4年から5年はかかるとされるという情報があります。  また、文科省では、予算額の3分の1は補助するとの情報もあります。  そこでお聞きいたしますが、調査検討業務の委託内容はということでございます。よろしくお願いいたします。  2番として、時期を含め整備事業はどのように判断されるのか、以上、答弁願います。 9: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長。 10: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  おはようございます。  私からは、伊藤研司議員の議案質疑のうち、大項目1、議案第78号一般会計補正予算のうち、空調設備整備事業費につきまして、まずは総括的に御答弁を申し上げます。  ことしは全国的に記録的な猛暑が続き、本市におきましても、8月3日には、県内史上最高となる39.8度を記録したところでございます。  教室などへのエアコン設置につきましてはかねてより、教育環境整備の大きな課題として捉えていたところではありましたが、厳しい財政事情の中、設置に踏み切るまでには至らなかったところでございます。  こうした中、この夏の災害レベルの猛暑を受け、国においては菅官房長官が、政府として小・中学校のエアコン設置に対する財政支援を行う考えを示されたところでございます。菅官房長官は記者会見の中でも、来年の夏までに間に合うように責任を持って対処したいといった発言もなされております。  あわせまして、この桑名市におきましてはエアコン設置について、保護者の方、地域住民の方、学校関係者など多方面から御要望をいただいておるところであり、私といたしましても皆様の声を重く受けとめております。子供たちの安全と健康を守りたいという気持ちは私も同じであります。  これらのことから、私といたしまして、国の財政支援を期待し、エアコン設置をさせていただきたいと考えまして、今定例会にエアコン整備に係る調査検討業務委託費を補正計上させていただいたところであります。  詳細な内容につきましては、この後、担当部長より説明をさせていただきますが、一刻も早いエアコン設備の整備を、国の支援のもと進めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 11: 議長(竹石正徳)  教育部長。 12: 教育部長(南川恒司)(登壇)  おはようございます。  所管いたします事項1、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、(2)款10.教育費、項2.小学校費、目1.学校管理費中、空調設備整備事業費について、2点御質問をいただいておりますので、順次御答弁申し上げます。  まず、1)調査検討業務の委託内容は?についてでございますが、その内容といたしましては、本市の現状にあった導入方法や、動力源の違いによる初期導入費用、ランニングコスト、導入スケジュールなど、専門的見地による検討及び計画を立ててもらうこととなっております。この調査検討業務を行うことで、導入に向けてのより適切な判断をすることができるようになるものと考えております。  次に、2)(時期を含め)どのように判断されるのか?についてでございますが、議員からは、特定財源の補助金や地方債についても当てにできるのかといった御懸念をいただいております。  エアコン設置の事業の財源として、補助金と合併特例事業債など地方債をあわせて充当することは、制度上可能となっています。その財源につきましては、エアコン設置には多額の費用を要することもあり、国の支援の動向に注視していきたいと考えております。  今後、今定例会でお認めいただければ、調査検討業務委託を実施して、エアコン設置に向けて取り組んでまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 13: 議長(竹石正徳)  再質問。                   (24番議員挙手)  伊藤研司議員。 14: 24番(伊藤研司)  伊藤研司です。  できたらもう一回お聞きしたいので、ちょっと再質問させていただきますが、いわゆる補助メニューなんですね。一つの事業に二つできるかということなんですよね。裏づけとしての合併特例債と文科省の補助金と、この二つができるかということなんですね、そのことについてお聞きしたいのと。それから市長、ありがとうございました。前向きな答弁、非常にありがとうございました。  官房長官は、市長も言われましたが、夏までには事業を開始したいと。そうなった場合、桑名市として一斉にできるのかということですね。少しずつやっていくのか。例えば一校一校やっていくのか。そうした場合、予算の確保とか、事業者の確保、そのことについてどのように考えておられるのか、できたら市長か、副市長か、答弁していただきたいんですが。 15: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  教育部長。 16: 教育部長(南川恒司)  伊藤議員の再質問にお答えいたします。  まず、財源のことなんですけれども、補助金と地方債をあわせて充当するということは制度上可能となっております。  また、導入時期というか、方法なんですけれども、エアコンの設置につきましては、できるだけ早く設置が実現できるように、国の支援策の動向も含めまして業務委託業者と相談しながら、順序、あるいは1年、単年度でするのか、また、計画的に導入していくのかというあたりも相談しながら検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。                   (24番議員挙手) 17: 議長(竹石正徳)  伊藤研司議員。 18: 24番(伊藤研司)  市長がせっかく答弁していただいて、くどくどとちょっと申しわけないんですが、名古屋市も当初予算ではだめだったと。しかし、補正では、違う、愛知県、全部認められたという報道もあるわけですね。  例えば桑名市も、今回の菅官房長官の発言からして、多分全国の自治体で、一斉、競争でやるんじゃないかなと思っているんですね。そういった場合、桑名市が、変な言い方をすると、委託を、返事があった後でそれをやっていって、事業者の選定とか、例えばガスにするか、電気にするかとか、いろいろあるわけですね。そういうことで間に合うのか。  それで、国からの補助金が本当にもらえるのかということを含めて、どういうふうに、大体でいいですから、考えておられるのか、ちょっと答弁していただきたいんですけれども。 19: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長。 20: 市長(伊藤徳宇)  伊藤議員の再質問に御答弁を申し上げたいというふうに思います。  菅官房長官のお言葉ですので、私、非常に重いものだというふうに受けとめていますし、国においてもそれなりに対応されるんだというふうに思っています。  また、その中でさまざまな課題があるというのは、先ほど伊藤議員が御指摘いただいた部分も含めてかなりあると思っています。  また、私も近隣の市長たちと意見交換をする中で、やはり我々のようなところと、それから今既にエアコンの設置をしていて、それを前倒しできるんじゃないかみたいな議論をされているまちなどいろんなまちがあります。  その中で、市長会としてもそれをどこに対してもしっかりと公平になるように言っていこうじゃないかというような声も今出てきていますので、桑名がおくれないように、私としてもしっかりと進めてまいりたいという思いでございますので、御理解を賜りたいというふうに思っております。 21: 議長(竹石正徳)  再質問、よろしいですか。  次に、通告により15番 伊藤真人議員。 22: 15番(伊藤真人)(登壇)  おはようございます。フォーラム新桑名の伊藤真人でございます。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、一問一答にて、通告に従いまして質問をさせていただきたいと思います。  まず、大きな1番、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、(1)款10.教育費、項3.中学校費、目1.学校管理費他、1)公共施設のブロック塀改修事業についてお伺いをいたします。  今回、ただいま申し上げました中学校の学校管理費、または小学校、学校管理費、環境衛生費の共同浴場事業費、都市計画費公園施設維持補修費にブロック塀の改修費が含まれております。これは、6月18日に大阪府北部を震源といたします地震が発生いたしまして、高槻市の小学校でブロック塀が倒壊し、登校中の児童が下敷きになり死亡するといった大変痛ましい事故が発生したことを受けまして、文科省から緊急点検の要請を受け、桑名市でも点検を行い、今回の計上がブロック塀の解体撤去に伴う費用ということは十分理解をしております。私も二度とこのような痛ましい事故が起こらないように願う次第でございます。  国は調査を含めた補助メニューを考えているとお聞きしております。そこで、桑名市として、国の動向をどのように見きわめて、この事業を進めていくのか。私もまた、緊急性については十分認識をしておりますが、安全面と財政面の兼ね合い等、どのように考えておみえなのかお伺いをいたします。 23: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長。 24: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  私からは、伊藤真人議員の議案質疑のうち、大項目の1、議案第78号桑名市一般会計補正予算のうち、公共施設のブロック塀改修事業について、総括的に御答弁を申し上げたいと思います。
     去る9月6日、北海道胆振地方で発生し、震度7を記録した平成30年北海道胆振東部地震において、甚大な被害に遭われました皆様におかれましては、心からお見舞いを申し上げたいと思います。  私といたしましても、いつ、どこで、どんな災害が起こるかわからない、そんな時代になったということを踏まえまして、今後、さらなる防災対策の充実に努めてまいりたいというふうに考えております。  さきの市議会定例会提案説明にて申し述べましたとおり、6月18日、大阪府北部地震における高槻市立小学校のブロック塀が倒壊し、登校中の児童が死亡するという痛ましい事故が発生したわけであります。  この事故を受けまして、翌日の6月19日から桑名市内の公共施設のブロック塀の緊急点検を行いましたところ、光風中学校と成徳中学校で補強が不十分なブロック塀が確認されましたので、速やかに対応し、撤去を終えております。  その後、日進小学校と多度中学校においても補強が不十分なブロック塀が確認されましたので、現在、解体撤去を進めております。  また、教育施設以外におきましても、京町公園のブロック塀などの公共施設にて解体撤去を進めており、これに要する経費を計上させていただいたところです。  私といたしましては、命や財産を守る備えを整え、安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。  議員御指摘の国のブロック塀等の安全対策に係る今後の支援措置の動向など十分見きわめて、この事業を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。 25: 議長(竹石正徳)  教育部長。 26: 教育部長(南川恒司)(登壇)  所管いたします事項1、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、(1)款10.教育費、項3.中学校費、目1.学校管理費他、1)公共施設のブロック塀改修事業について御答弁申し上げます。  本事業は、市長の答弁にもありましたとおり、ブロック塀倒壊に伴う児童死亡事故を受けて、公共施設のブロック塀を緊急点検し、結果、補強が不十分と判断された光風中学校プール、成徳中学校プールのブロック塀を撤去し、その後、公道に面しておりませんが、詳細調査で補強不十分とされた多度中学校プール、日進小学校内のブロック塀について、速やかに撤去するための事業でございます。  今後も本市の教育施設における耐震対策の状況や劣化、損傷の安全点検などを随時実施してまいります。  議員御指摘のとおり、安全面と財政面の兼ね合いと、国のブロック塀などの安全対策にかかわる今後の支援措置の動向を十分見きわめて、児童・生徒の安全確保に努めてまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (15番議員挙手) 27: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 28: 15番(伊藤真人)  御答弁ありがとうございました。  今回の予算では公共施設のみでございますけれども、市民の安全ということを考えますと、民間のブロック塀やれんが塀というのも対象に入れなければいけないのかなというふうに思っております。他市の助成を見ますと、結構、民間のブロック塀等の撤去助成制度というのが設けられております。  そこで、桑名市ではこのような助成制度につきまして、どのように考えてみえるのかお伺いいたします。 29: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  都市整備部長。 30: 都市整備部長(中村博明)  おはようございます。  伊藤議員の再質問に御答弁を申し上げます。  現在、三重県では、三重県における住宅・建築物の安全性の向上(防災・安全)という計画が策定されております。この計画を受けて、国土交通省の社会資本整備総合交付金を受けて、事業を展開されておりまして、この中に市町を巻き込んで事業をやっております。  住宅、木造耐震の補強という事業はこの主なものでありますが、この事業の効果促進事業の中に住宅ブロック塀の除却を入れ込むことは可能となっておりますので、現在、部局として、この事業を使って、市内全体で事業が展開できるかどうかということにつきまして、他市の状況を見ながら検討しているということでございますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。                   (15番議員挙手) 31: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 32: 15番(伊藤真人)  県の補助事業に乗っかってということでございましたけれども、結構、他市では、市単でやってみえるところがたくさんあるんですが、その辺はいかがでしょうか。 33: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  都市整備部長。 34: 都市整備部長(中村博明)  伊藤議員の再質問に御答弁を申し上げます。  市単でやるということになりますと、実数が今全然把握できていないという状況もありまして、皆さんがどれぐらいかかるかという見当も、ちょっと申しわけないんですが、つかないという状況ですので、他市が、例えば道路に面している部分だけをやっているのか、違法であると考えられるブロック塀を全て対象にしているか、ちょっとその辺のあたりのことも含めて検討してまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようにお願いを申し上げます。以上でございます。                   (15番議員挙手) 35: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 36: 15番(伊藤真人)  ありがとうございます。  それでは、次、行きます。  (2)款10.教育費、項2.小学校費、目1.学校管理費他、1)小学校・幼稚園・教育集会所の雨漏り改修についてお伺いをいたします。  先週、9月4日でしたか、猛烈な勢力を持って日本に上陸いたしました台風21号によりまして、桑名市内におきましても被害があったと聞いております。当然のことながら、今後も台風などの災害で、学校等の施設、教育施設にも被害が発生することが予測できますが、今回の予算計上のみでトータル的な改修費用は足りるのかということをお伺いいたします。 37: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  教育部長。 38: 教育部長(南川恒司)(登壇)  所管いたします事項1、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、(2)款10.教育費、項2.小学校費、目1.学校管理費他、1)小学校・幼稚園・教育集会所の雨漏り改修について御答弁申し上げます。  7月初旬に西日本を中心に北海道や中部地方など全国的に災害をもたらした大雨により、本市におきましても学校施設などに被害が発生いたしました。  小学校では、日進、修徳、大成、桑部、久米、大和、多度青葉の七つの小学校において雨漏りの被害が発生しました。幼稚園では、成徳南幼稚園(旧大成幼稚園)において、北面、南面それぞれの屋根の軒どいが強風、大雨により破損いたしました。また、長島教育集会所においても雨漏りが発生しております。今定例会には、これらの施設被害の修繕費用を計上させていただいたところでございます。  議員が御懸念されておりますその後の台風などの災害でさらに被害が拡大しているのではということですが、7月末には台風12号、先週にも台風21号が襲来いたしましたことから、学校施設についても雨漏りなどの被害が発生している状況であります。これらの被害もあわせて精査し、より効率的な修繕ができるように検討したいと考えているところです。  いずれにいたしましても、台風や大雨による学校施設などの被害につきましては、子供や教職員の安全・安心を優先に考え、緊急性の高いものから順に修繕を進めたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (15番議員挙手) 39: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 40: 15番(伊藤真人)  ありがとうございます。  災害が多発する中、本当に避難所の大切さというのを実感しておるんですけれども、今回の雨漏り改修に関しまして、小学校等での避難所に関する予算というのは含まれているのでしょうか。 41: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  教育部長。 42: 教育部長(南川恒司)  伊藤真人議員の再質問にお答えいたします。  先ほど、七つの小学校の雨漏り修繕の中で、多度小学校の体育館の雨漏り修繕も含まれております。以上でございます。                   (15番議員挙手) 43: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 44: 15番(伊藤真人)  それでは、次、行きます。  (3)款10.教育費、項2.小学校費、目1.学校管理費、1)小学校エアコン調査について、調査の内容と今後のスケジュールについてお伺いをするということでございますが、前出議員への答弁で大体は理解をしておりますが、二つだけ質問をさせていただきたいのは、この予算、調査の中に、私立の幼稚園等は含まれているのかどうか。それと、市長答弁にもありましたように、国の支援のもと進めていきたいということでございました。例えば国の支援がなかったら、この事業は進まないのか、その辺を教えていただきたいと思います。 45: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  教育部長。 46: 教育部長(南川恒司)(登壇)  所管いたします事項1、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、(2)款10.教育費、項2.小学校費、目1.学校管理費、1)小学校エアコン調査について、調査の内容と今後のスケジュールについて御答弁申し上げます。  先ほど市長の答弁にもありましたが、国からの補助を受けることにつきましては、現段階におきましては単一年度の考えから、国の補助を年度を超えて受けることは難しいと思われます。今後も国の動向を見きわめて、対応を考えていきたいと考えております。  また、小・中学校のエアコン整備について国の補助がない場合についてでございますが、現段階におきましては国の財政支援を期待いたしまして、その動向を見きわめながら小・中学校などの教育施設のエアコン整備を進めていきたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (15番議員挙手) 47: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 48: 15番(伊藤真人)  最初の質問ではっきりわからなかったんですが、このエアコンの調査費の中に、私立の幼稚園は含まれるかどうかというのが一つお聞きしたかったのと、国の補助がなければ進まないのかというところで、見きわめてというのがよくわからないんですが。先ほどの市長のお話からも、他市の市長ともいろいろ意見交換をされて、既に進められているところもあるということで、補助金の後づけというのはできるのかできないのかって、その可能性についてちょっとお答え願いたいと思います。 49: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  教育部長。 50: 教育部長(南川恒司)  伊藤真人議員の再質問にお答えいたします。  私立の幼稚園につきましては、今のところ計画の中では考えてはおりません。まず、公立の小学校普通教室、公立の幼稚園の保育室を優先に考えております。  そして、2点目でございますが、国の補助につきましては、まず、補助ありきの場合の計画を立てていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。                   (15番議員挙手) 51: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 52: 15番(伊藤真人)  補助メニューができることを祈っていますけれども、よろしくお願いいたしたいと思います。
     次に、(4)、行きます。  債務負担行為補正についてお伺いします。  1)指定管理から直営にする為の予算の算定基準はということで、今回、債務負担行為の補正の総額補正のところで、総合計画に関するもの以外は、全て指定管理者導入の施設の直営化に係る債務負担行為でございます。計38施設の限度額として、7億9,000万円余が計上されております。この限度額の算定基準についてお伺いをいたします。 53: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 54: 市長公室長(久保康司)(登壇)  おはようございます。  伊藤真人議員の議案質疑1、議案第78号 平成30年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、(4)債務負担行為補正、1)指定管理から直営にする為の予算の算定基準はについて御答弁申し上げます。  本市では、平成18年度から指定管理者制度を導入し、市民サービスの向上や歳出経費の削減について一定の成果を上げてきました。  しかし、導入から10年以上経過し、制度改正や規制緩和などが進んだことにより、現在では指定管理者制度以外にも、施設運営に新たな民間活力手法を導入することが可能となってきております。  本市といたしましては、指定管理者制度を否定するものではなく、一旦、直営化することで新たな施設運営の形を制約のない状態で検討し、市民の皆様のニーズに合った新たな公共施設空間の再構築を進めたいと考えております。  議員御質問の債務負担行為は、時代に対応した施設運営の見直しとして、指定管理者制度導入施設のうち、平成30年度末で期間満了となります38の施設を平成31年4月から一旦直営化することに伴い、施設の管理運営に必要な委託業務の契約手続などをスムーズに移行させるため、設定させていただくものでございます。  算定基準といたしましては、指定管理者制度の導入実績からの算定ではなく、改めて直営化の際に必要となる経費について、施設ごとに見積書の徴収や基本単価の積算により費用を算定しております。  これまでの運営にとらわれず、公共施設空間の再構築により、社会情勢の変化に伴う市民ニーズに対応した施設運営を進めてまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (15番議員挙手) 55: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 56: 15番(伊藤真人)  今回の算定基準は、あくまでも新たに算定をし直したということでよろしいでしょうか。今までの指定管理料をもとにということであると、少し問題があるのではないかなという思いがしております。それはなぜかといいますと、指定管理も競争入札で、それぞれの民間の努力で管理料が抑えられているというふうに思っておりますので、例えばそれをもとに算定されたのであれば、低過ぎるんじゃないか。もしくは、指定管理に移行する前の直でやっていたときのやつを基準に算定されれば、それはそれで参考になると思うんですが、もう一度確認をさせていただきたいと思います。 57: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 58: 市長公室長(久保康司)  伊藤真人議員の再質問に御答弁申し上げます。  先ほども御説明させていただきましたが、改めて直営化の際に必要となる経費、それにつきまして見積もりを徴収して算定した部分と、それから、設計積算基準、それらで出せるものにつきましては、それを積み上げて算定をさせていただいておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (15番議員挙手) 59: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 60: 15番(伊藤真人)  最初の答弁でですけれども、スムーズに移行するという答弁がございました。このスムーズというのがどうして今回の補正上程になったのかというところにかかってくるんだと思いますが、今後のスケジュールを教えていただければと思います。 61: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 62: 市長公室長(久保康司)  伊藤真人議員の再質問に御答弁を申し上げます。  平成31年度からの直営化に当たりましては、市民サービスに影響が出ないように、現行の指定管理者から業務をスムーズに引き継ぐ必要があると考えております。  したがいまして、管理運営に係る業務を来年度4月から開始するため、契約の手続と現在の指定管理者との引き継ぎに約6カ月ぐらいの期間は必要であると想定しております。  それに伴い、今回の定例会で債務負担行為の設定をお願いするものでございますので、よろしくお願い申し上げます。                   (15番議員挙手) 63: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 64: 15番(伊藤真人)  ありがとうございました。  次の大きな2番、行きます。  議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、(1)執行残についてお伺いをいたします。  今回の監査委員報告にもありますように、毎年のように指摘をされているところでありますが、不用額の縮減に努められたいとの指摘がなされております。不用額の発生は、事業が進捗していく中で結果として事業費が想定を下回ったり、やむを得ない場合も多分にあろうかと思います。  しかし、財政状況が厳しい中、多額の不用額が生じ、市民サービスに直接支障を来しているような状況があるのであれば、それは問題であると考えております。  そこで、主にどのような性質の予算が不用額として出ているのか、また、監査委員のこのような指摘に対してどのような対処をとっているのか、お尋ねをいたします。 65: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  総務部長。 66: 総務部長(平野勝弘)(登壇)  おはようございます。  所管いたします事項、一般質問2、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、(1)執行残について御質問を頂戴しておりますので、御答弁を申し上げます。  歳出予算の不用額につきましては、議員御指摘のとおり、決算時の多額の不用額について、決算審査において監査委員から、不用額の縮減について御意見をいただいているところでございます。  平成29年度の決算における状況では、まず、一般会計におきましては、総額9億3,892万円の不用額が生じております。  主な要因といたしましては、人件費や扶助費といった最終補正時に必要額を見込むことが困難な経費などに多くの不用額が生じているところでございます。前年度との比較では6,152万円、率にしては6.1%減少しており、改善はしておりますものの不用額が生じているところでございます。  次に、特別会計におきましては、総額6億6,516万円の不用額が生じております。特に、国民健康保険事業特別会計においては4億9,145万円、介護保険事業特別会計においては1億1,029万円となっており、主な要因といたしましては、保険給付費や拠出金等といった経費などに多くの不用額が生じているところでございます。  そのような中、予算編成時には過大な予算要求にならないように適切な予算計上に努めることや、不用額が生じた場合は最終補正にて減額することについて周知徹底し、改善を図っているところでございます。  さきにも御説明申し上げましたが、不用額につきましては、最終補正時に必要額を見込むことが困難な経費などに多くの不用額が生じているところでございますが、職員一人一人がコスト意識を持ち、不用額の縮減に努めてまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても、限られた財源に加え、人口減少など社会構造が大きく変化する中、市民サービスの低下につながらないように今後も適正な予算編成と予算執行に努めてまいりますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  失礼いたしました。先ほどの答弁の中で、所管いたします事項、一般質問と申し上げました。失礼いたしました。議案質疑でございました。 67: 議長(竹石正徳)  再質問。                   (15番議員挙手)  伊藤真人議員。 68: 15番(伊藤真人)  ありがとうございました。  先ほどお聞きしました歳出の不用額に加えまして、歳入の伸びも合わせて実質収支額が約16億円出ております。この16億円は今後どう生かされていくのか、お聞かせを願いたいと思います。 69: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  総務部長。 70: 総務部長(平野勝弘)  伊藤真人議員の再質問にお答えをいたします。  実質収支の使い道のお尋ねであったかと思います。実質収支につきましては、実質収支がプラスとなった場合には、地方財政法に基づきまして、半分を財政調整基金へ積み立てるとしております。また、残り半分については、繰越金として補正予算の財源と考えております。不測の事態や突発的な事象へ対応するための備えとしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。                   (15番議員挙手) 71: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 72: 15番(伊藤真人)  よろしくお願いいたします。  続きまして、(2)欠損についてお伺いをいたします。  これも監査委員報告にありますように、各部署においては法的措置を含め、その解消に向け取り組まれ、一定の成果を上げているところでありますが、依然として残高は多額のものとなっております。負担の公平性と歳入確保の観点から適切な債権管理を行い、効果的な収納対策と新たな収入未済額の発生防止に取り組まれたいというふうな報告がされております。  歳入は市の運営において根幹となるものでございます。全ての事業の支出、その年の歳入から捻出されるものであり、歳入と歳出のバランスは市の運営において常に意識されるものと思っております。欠損につきましては、収入として入る予定としていたものが入らないということを認めることになります。どのように精査をされているのかお伺いいたします。 73: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  総務部長。 74: 総務部長(平野勝弘)(登壇)  所管いたします事項2、議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、(2)欠損について御答弁を申し上げます。  地方税における欠損につきましては、地方税法を根拠に財産や生活実態を調査し、処分の決定を行っております。  地方税法第15条の7では、これ以上処分すべき財産がないときや生活保護を受けたときなどは処分を停止するとされておりますことから、その後もその状態が続くかどうかを調査し、続いていると判断されて、初めて欠損ということに至ります。処分に至る経緯の調査では、他機関への問い合わせや単に自宅訪問ということでなく、権限に基づく捜索という行為において動産の所有状況まで調べ、時には、財産処分等により整理、精査も進めております。  この欠損につきましては、本来、皆様から公正にお納めいただき、行政サービスの財源とすべきものであります。引き続き市民の方を初め事業者の方にも御理解いただけるよう、公平公正であることを常に確保していくことを意識し、さまざまな手法で精査して対処してまいりますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (15番議員挙手) 75: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 76: 15番(伊藤真人)  ありがとうございました。  あくまでも公平公正な対応をよろしくお願いいたします。  それでは、3番、議案第99号 桑名市パブリックセンター条例の制定について、(1)公民館条例との違いは何か、お伺いをいたします。  説明では、幅広いニーズに対応した会館にするための公民館条例の廃止と新たな条例の制定というふうに伺っておりますが、具体的に何が違うのかというところを御説明願います。
    77: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 78: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)(登壇)  おはようございます。  所管いたします事項、議案質疑3、議案第99号 桑名市パブリックセンター条例の制定について、(1)公民館条例との違いは何かについて御答弁申し上げます。  現行の公民館条例は、社会教育法第20条に基づき、住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与する目的を達成するために公民館を設置し、同法第24条の規定に基づき、公民館の設置及び管理に関し必要な事項を定めているところでございます。  教育基本法では、社会教育の振興を図る施設は公民館のみと限定しておらず、他の公共施設でも可能となっていることから、教育基本法の生涯学習の理念に規定する社会教育の振興を図るとともに、あいている時間帯の部屋を有効活用できるよう、新たな条例では、社会教育法第24条で位置づけられた公民館から地方自治法第244条第1項の規定に基づく公の施設へと転換を図り、利用者の皆様の幅広いニーズに対応した貸し館等施設へと変更するとともに、市民の文化及び教養の向上並びに福祉の増進を図るため、センターの設置及び管理に関する必要な事項を定めるものでございます。  公民館条例との違いといたしましては、利用者の皆様の多角的活用が図られるような施設として、今後の幅広い利用を鑑みまして、許認可権者を教育委員会から市長へ変更いたしますとともに、社会教育法第23条の運営方針に違反する際の利用許可の制限の項目を削り、営利等を目的とする利用が可能となってまいります。  また、使用料に関し、収益性のある貸し館等施設へ機能を変更するため、営利等の目的で利用する際の項目を設定させていただいております。  別表にあります使用料につきましては、現在料金と変更はございません。  現在の中央公民館につきましては、市の公共施設等総合管理計画第1次アクションプランに基づき、現利用者の強い存続希望等を鑑み、収益性のある貸し館等の利活用を検討するという今後の方針が明確になっておりまして、現利用者の皆様には、教育基本法や社会教育法の理念にのっとり、社会教育の振興という観点から活動拠点施設として活動をしていただき、先行予約につきましても年間を通じての活動を担保するため、今後もその扱いは継続をしてまいります。  この先行予約につきましては、公民館が公の施設として機能転換されることに伴い、今後、現行の桑名市公民館条例施行規則にかわり、新たな条例施行規則に盛り込む予定としております。  また、現在、公民館が実施しております文化祭、作品展におきましても、継続の方向でございます。  このたびの条例につきましては、現利用者の活動機会を担保した上で、社会教育法の制限を外し、収益性の向上を図る施設とするものでございますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (15番議員挙手) 79: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 80: 15番(伊藤真人)  答弁ありがとうございました。  先ほどの答弁でもありましたが、幅広いニーズに対応した会館にするために、また、教育基本法、社会教育法の理念にのっとり、社会教育の振興という観点から活動の拠点施設という位置づけがされているにもかかわらず、許認可権者が教育委員会ではなく、市長になるのはどうしてでしょうか。  この件に関しましては、他の施設でもそのような事例がちょっと見受けられるんですが、例えば、担当課が市長部局になって、許認可権者が教育委員会であったり、また、その逆であったりというのがあるんですが、その辺の許認可権者の考え方をちょっとお教え願いたいと思います。 81: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 82: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  伊藤議員の再質問にお答えいたします。  伊藤議員からは、活動拠点施設としての位置づけではあるものの、社会教育法の位置づけから地方自治法への位置づけに変わるということで、その考え方についてということでございます。  これは先ほども御答弁申し上げましたが、新しいパブリックセンターにおきましても、今現在活動していただいています現利用者の皆さんの強い存続希望等も含めて、活動拠点としての先行予約でありますとかというところを担保させていただくというところでございますが、その一方で、さらに多角的な、いろんな皆様の幅広いニーズにお答えするという中で、社会教育法の枠にとらわれずに、地方自治法に基づく公の施設というような位置づけとさせていただいております。  ただ、御指摘いただきましたように、このパブリックセンターのほかの施設にも許認可権者が教育委員会というような施設もあるということを御案内いただきましたけれども、それらの施設につきましても今後、施設の管理運営方法を検討していく中で、施設利用も含め許認可権者等の変更についても検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。                   (15番議員挙手) 83: 議長(竹石正徳)  伊藤真人議員。 84: 15番(伊藤真人)  ありがとうございました。  それと、今回、この全く形態の変わった施設になるということで、現在の利用率が36%ぐらいでしたかね。その利用率の目標とか利用料収入の目標というものは何か設けられているのかどうかお聞かせください。 85: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 86: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  再質問に御答弁申し上げます。  議員からも御案内ありましたように、中央公民館の年間利用率でございますが、平成29年度、中央公民館としての年間利用率、36%ということでございます。  また、使用料収入につきましては、これも平成29年度の実績ですと、約262万円ということでございます。  具体的に、パブリックセンターに機能を変更して、36%を何%、また、262万円を何円というような目標数値の設定は現時点ではいたしておりませんが、当然ながら、多角的に皆様の御利用をいただく中で、この36%という数字がさらに大きくなるように、また、収入につきましてもいろんな方からの御利用をいただく中で、より多くの収入を得る中で、施設運営をしていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 87: 議長(竹石正徳)  よろしいですか。           (「ありがとうございました」と15番議員の声あり)  以上をもって、議案質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第78号ないし議案第83号、議案第87号ないし議案第107号の27議案につきましては、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第84号 平成29年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてないし議案第86号 平成29年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての3議案は、議長及び監査委員を除く23名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第84号ないし議案第86号については、議長及び監査委員を除く23名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、付託の上、審査することに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長及び監査委員を除く議員全員、23名を指名いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、そのように決しました。  次に、決算特別委員会の正・副委員長の互選をお願いしたいと思いますので、委員23名の方は第1会議室へ御参集願います。  暫時休憩いたします。                                     午前11時03分 休憩                                     午前11時18分 再開 88: 議長(竹石正徳)  休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま決算特別委員会の正・副委員長を御決定いただきましたので、その結果を事務局長から報告いたさせます。 89: 議会事務局長(加藤眞毅)  決算特別委員会の正・副委員長互選の結果を御報告申し上げます。  敬称は省略させていただきます。  決算特別委員会委員長、南澤幸美、同副委員長、辻内裕也。  以上のとおり御報告申し上げます。 90: 議長(竹石正徳)  ただいま事務局長から御報告を申し上げましたとおりでございます。どうぞ御了承をお願いいたします。    ───────────────────────────────────────  ○請願第2号ないし請願第5号 91: 議長(竹石正徳)  次に、日程第3、請願第2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願書ないし請願第5号 防災対策の充実を求める請願書の請願4件を一括議題といたします。  これより、請願について、紹介議員の補足説明を求めます。  9番 松田正美議員。 92: 9番(松田正美)(登壇)  フォーラム新桑名の松田正美です。ただいまから、教育関連の請願4件につきまして、朗読をもちまして説明にかえさせていただきたいと思います。  なお、提出者は、桑名市PTA連合会会長、それから、桑名郡市小中学校長会会長、それから、三重県教職員組合桑名支部支部長でございます。  請願第2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願書。  請願の趣旨。  義務教育費国庫負担制度が存続、充実され、国の責務として必要な財源が確保されるよう決議いただき、国の関係機関に意見書を提出いただくようお願い申し上げます。  請願の理由。  義務教育費国庫負担制度は、憲法の要請に基づく義務教育の根幹である無償制、教育の機会均等を保障し、教育水準の維持向上をはかるため、国が責任を持って必要な財源を措置するとの趣旨で確立された制度です。  しかしながら、1985年に義務教育費国庫負担金の対象外となった教材費等は一般財源の中に組み込まれています。例えば、学習指導要領等改訂によりプログラミング教育等が導入されていくにもかかわらず、教育用コンピューター機器端末の整備状況は都道府県で格差があり、三重県内においても地域間格差が明らかです。さらに、教育のICT化に向けた環境整備5カ年計画では、より高い水準の目標値が掲げられましたが、引き続き一般財源による地方財政措置となっています。  義務教育の水準を安定的に確保し、地域間格差が生じないようにするためには、一般財源ではなく、国庫負担金による財源の確保とその増額が必要です。  以上のような理由から、義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を強く切望するものであります。  次に、請願第3号 教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求める請願書。  請願の趣旨。  子供たちの豊かな学びの保障に向け、教職員定数改善計画の策定、実施と教育予算の拡充を行うよう決議いただき、国の関係機関に意見書を提出いただくようお願い申し上げます。  請願の理由。  2017年、義務標準法が改正され、小・中学校等における障がいに応じた特別の指導や日本語能力に課題のある児童・生徒への指導のための教員が基礎定数化されました。  しかしながら、学級編制については、2011年に小学校1年生における標準が40人から35人に引き下げられて以降、法改正による引き下げはされていません。経済協力開発機構(OECD)加盟国と比較すると、日本の1クラス当たりの児童・生徒数は小学校27人、中学校32人と、平均、小学校21人、中学校23人を大きく上回っています。  昨今の猛暑に対して、園児・児童・生徒が落ちついて学習に取り組むためには、幼・小・中学校各普通教室及び特別教室へのエアコンの設置が必要です。また、これまでも県費、市費による加配教職員を配置し、教育水準の維持向上を図ってきたところですが、新学習指導要領等への移行及び全面改訂の時期を迎えた今、教職員がよりきめ細かく児童・生徒一人一人と向き合うためのさらなる環境整備が必要です。  2017年における日本の教育機関に対する公財政支出は対GDP比4.4%で、OECD加盟国平均3.2%に及びません。教育予算を拡充し、教職員定数の充実も含めた教育条件の整備を進めていくことが、山積する教育課題の解決を図り、子供たち一人一人を大切にし、子供たちの豊かな学びを保障することにつながります。  以上のような理由から、少人数学級編成を進めるための教職員定数改善計画の策定、実施と教育予算の拡充を強く切望するものです。  次に、請願……。                   (発言する者あり)  済みません。教育機関に対する公財政支出で対GDP比4.4%、その後、OECD加盟国平均3.2%と申し上げましたが、5.2%の誤りです。5.2%でございます。訂正させていただきます。失礼しました。  請願第4号 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書。
     請願の趣旨。  子供の貧困対策の推進と就学・修学支援にかかわる制度が拡充するよう決議いただき、国の関係機関に意見書を提出いただくようお願い申し上げます。  請願の理由。  厚労省の国民生活基礎調査によると子供の貧困率は13.9%となり、およそ子供7人に1人の割合で貧困状態にあると言えます。また、子供がいる世帯のうち、ひとり親など大人が1人の世帯の相対貧困率は50.8%と、大人が2人以上いる世帯、貧困率10.7%より著しく厳しい経済状況に置かれています。子供の進学率においても、ひとり親世帯、高校等で93.9%、大学等で23.9%。これらひとり親世帯は、全世帯の高校等96.5%、大学等53.7%を下回っています。子供の貧困対策の大きな柱として、教育支援は不可欠です。  また、子供の貧困対策においては、さまざまな生活背景から課題を抱えた子供たちに対して教育相談などを充実する取り組みや、学校だけでは解決が困難な事案について関係機関と連携した支援を行うなどの取り組みが必要です。心理や福祉の専門職であるスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの配置拡充が求められています。  日本において、大学等の高等教育段階での総教育支出のうち、65%が私費負担で賄われています。2017年のOECD平均では30%です。2017年度から高等教育段階において国による給付型奨学金が創設されましたが、学生生活調査結果においては、貸与型奨学金の返還に係る負担を理由に受給申請を諦めている学生がふえている実態が指摘されています。  以上のような理由から、全ての子供たちの学ぶ機会を保障するため、子供たちの貧困対策の推進と、就学、修学保障制度の拡充を強く切望するものです。  請願第5号 防災対策の充実を求める請願書。  請願の趣旨。  子供たちの安心・安全を保障するため、巨大地震等の災害を想定した防災対策の充実を図るよう決議いただき、国の関係機関に意見書を提出いただくようお願い申し上げます。  請願の理由。  南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告)では、東海地方が大きく被災した場合、三重県内の避難者数は地震発生翌日で約35万人から56万人に上り、1カ月後においても約10万から20万人が避難所生活を続けることになると推計されています。  2018年4月現在、県内の公立学校のうち、9割以上に当たる540校の学校が避難所指定を受けています。  しかし、防災関係施設、設備の設置率は、屋内運動場、多目的トイレ28.4%、貯水槽、プールの浄化装置69.2%など、十分であるとは言えません。また、窓ガラスや外壁などの落下及び飛散防止対策は実施率22.3%と低い状況となっており、学校施設老朽化とあわせて、早急な対策が求められています。さらには、避難所となった学校において、地域と連携してどのような初期対応が必要か、教職員が避難所運営にどうかかわるか等の議論も必要です。  地震や風水害等、さまざまな災害を想定した学校施設、設備の整備を進めた上で、それがより一層生かされるよう、学校、家庭、地域が連携した防災、減災の地域づくりが急務です。  以上のような理由から、巨大地震等の災害を想定した防災対策の充実を進めることを強く切望するものです。  請願に関しては以上でございます。議員の皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 93: 議長(竹石正徳)  以上をもって、補足説明は終了いたしました。  ただいま議題となっております請願第2号ないし請願第5号の4件の請願につきましては、お手元に配付いたしております請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  ここで暫時休憩いたします。                                     午前11時31分 休憩                                     午後1時00分 再開    ───────────────────────────────────────  ○一般質問 94: 議長(竹石正徳)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第4、これより市政に対する一般質問を行います。  それでは、通告がありますので、発言を許します。  24番 伊藤研司議員。 95: 24番(伊藤研司)(登壇)  まちづくり戦略室の伊藤研司です。  一問一答で質問させていただきます。  いつものように、これ、パネルなんですが、これはいなべ保育園です。遊びの保育をやっている保育園です。遊びで育てるという保育園です。  これは、下が夏休みの在良の福祉センターで、高齢者、障害者、それから学校が違う学童の保育をやっているところです。  上、こちらが城南地区市民センター、公民館、今、まちづくり拠点施設で、夏休みの学習会をやっている写真です。  下が各旧地区市民センター、公民館にはあるんですが、金庫です。村当時の金庫が残っています。これを児童向けのタイムカプセルにしたらどうかということも所長なんかと話し合ってきました。  以上がパネルで紹介させていただいたところでございます。  まず1番目に、こどもを3人育てられるまち、1番として、夏休み期間中の学童保育の検証ということです。  一部の保護者、児童から伝え聞くところでは、学童保育所は楽しい、いろいろな経験をさせてもらった等々のお話も聞きました。社協が運営主体で、高齢者、プラス障害者、プラス異なる学校区、学年の小学生の児童が同じ場所で活動する試みは全国的にも珍しく、私自身もどうなることやらと心配する面もありましたが、実際に運営が始まってしばらくたったころに、保護者からの手紙をいただいているような話も聞きまして、ほっといたしました。  そこで伺いますが、人数、保護者からの御意見等を含んでの検証結果について答弁を願います。よろしくお願いいたします。 96: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  子ども未来局長。 97: 保健福祉部子ども未来局長(三浦喜久子)(登壇)  所管いたします事項1、こどもを3人育てられるまち、(1)夏休み期間中の学童保育の検証について御答弁申し上げます。  今年度の夏休み学童保育所につきましては、くわなメディアライヴ、桑名福祉センター、大成学童保育所の3カ所にて実施させていただいたところでございます。  申し込みをされた世帯数、児童数は全体で124世帯147名となっており、昨年度の申込者と比較いたしまして29名増加しており、夏休みの学童保育所のニーズの高さを感じているところでございます。  中でも、くわなメディアライヴでは、図書館での読み聞かせ会や、人権センターと一緒になって紙芝居や工作づくりを行うなど、他部署とも連携して夏休みの子供の見守り事業に取り組むことができたところでございます。  また、桑名福祉センターでは、多くの高齢者の方と触れ合う中でペットボトルや麻ひもを使っての帽子づくりを教えていただいたり、一緒に将棋や囲碁を楽しむ姿がございました。また、8月に行われた夏祭りでは、高齢者や障がい者の方と一緒に輪投げや金魚すくいのゲームをしたり、かき氷を食べるなど、触れ合いを深めるとともに、子供たちが手づくりのみこしを担ぐ姿に高齢者や障がい者の方たちからも自然と笑顔があふれるなど、多世代の交流を通しての触れ合いの大切さを実感したところでございます。  また、現在、集計を行っているところではございますが、アンケート結果では、違う学校や学年の子と交流する機会はふだんなく、楽しい経験になった、安全な場所で預かってもらえ、安心して仕事に集中することができた、送迎の際に図書館に行く機会がふえたなど、御意見をいただいているところでございます。  今後につきましても、利用されるお子様や保護者の方が利用しやすく、安心して預けていただけるような夏休みの学童保育所の設置に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (24番議員挙手) 98: 議長(竹石正徳)  伊藤研司議員。 99: 24番(伊藤研司)  ありがとうございました。  これ、本当に全国的にも珍しい取り組みでしたので、もうちょっとアピールをしていただきたかったかなと思っていますし、これからも、来年からも、ぜひ続けていっていただきたい取り組みだと思っております。  次に、2番目として、学校・保育所()・まちづくり拠点施設の連携ということです。  三つ子の魂百までとのことわざもあるように、乳幼児期の子育て、保護者や地域との関係が重要であることは、私が述べるまでもないことであります。  自然の中で、友達と触れ合う中で、命の大切さ、すなわち、一度失った命はリセットできないことを含め、自然に学んでいったのではないかと、子供のころには、そうやって思っております。  しかし、時代の流れでは仕方ないと思いますが、今では遊びまでも管理されているのではないかと危惧することさえあります。  そこで、鍵っ子対策を含め、地域の子供の居場所づくり、例えば寺子屋塾、子ども食堂、子供を中心とした施設づくり、先ほども言いましたが、高齢者、プラス障害者、プラス異なる学校区の、さらにまた異なる学年の小学生の児童が同じ場所で活動する試みが、私は今後のまちづくり拠点施設の基礎的な考え、実践課題の取り組みの一つとして考えられるのかなとも思っております。  その件について答弁を願います。 100: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 101: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)(登壇)  所管いたします事項、一般質問1、こどもを3人育てられるまち、(2)学校・保育所()・まちづくり拠点施設の連携について御答弁申し上げます。  議員御案内のとおり、今回の夏休み期間の学童保育所の開催は、新たな場所で実施することにより地域での新たな連携を生み、学童利用者である子供と保護者、また、福祉センターを利用される高齢者や障がい者の方々から好評を得ることができたと認識しております。議員からは、そのような事例を学校や保育所、そしてまちづくり拠点施設での取り組みに生かしていくべきではと御提案をいただいたところでございます。  とりわけ、まちづくり拠点施設におきまして、育児や子育て世代の方々に御利用いただくことにより、子供たち、保護者の世代、そしておじいちゃん、おばあちゃんの世代といった多世代の皆様が集う場所となることは、まちづくり拠点施設が本来目指すべき姿、あり方を具現化するものであります。  既に一部のまちづくり拠点施設で取り組みが始まっております子ども食堂、寺小屋塾に加えまして、子供の一時預かりや夏休み中の学童保育などは、それぞれの地域における子供たちの安心できる居場所づくりとして、地域ぐるみで子育てをサポートすることが可能となる取り組みであると思っております。  さらには、このような地域ぐるみの子育てをきっかけに、その後、地域のさまざまなまちづくりに御参加いただけるようになっていくことで、地域の力がより強くなっていくものと思っており、これは(仮称)まちづくり協議会の目指すべきところでもあると考えております。  また、これからの地域のまちづくりを進める上で、地域の子供は地域で育てるという考え方は、まさに地域のことは「地域で決める・地域で取り組む」という地域創造プロジェクト(案)におきます地域運営の基本方針にも合致するものであります。  今後もまちづくり拠点施設の積極的な活用に努めてまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。                   (24番議員挙手) 102: 議長(竹石正徳)  伊藤研司議員。 103: 24番(伊藤研司)  伊藤研司です。ありがとうございました。  まちづくり拠点施設は、私も当初は反対しておりましたが、もうここまで来ると、何としてもやっていかないといけないと思っております。そうすることによって地域が元気になる。私は、やっぱりマイナスをいかにプラスにするか。  私が当初、第1回目に拠点施設を回ったときには、先ほどパネルでお示しいたしました金庫なんかがどうやったらいいんだとか、片づけるのには結構、何十万円も金がかかるという話を聞いたんですけれども、これを例えば、児童を中心とした、いわゆるタイムカプセルにして、子供をまず集めると、ということは私の経験からしても子供が中心であれば、じいさん、ばあさんが来ますし、父親、母親も来るわけですから、やっぱりまず子供を中心として私は考えていくのかなと思っております。  その件についてまず答弁していただきたいのと、それともう一つ、まちづくり拠点施設のお金集めなんかどうするんだということを聞くんですが、私もよく聞きます。そうすると、今やっている資源ごみ、ありますね。それをどういうふうに集めていくのか、資源ごみを地域のものにしていくという、もうちょっとそういうような融通もきかせていただいて、それをまちづくり拠点施設の収入にやっていくような考え方も私は必要なんじゃないかなと。そういうことも当局のほうから地域に提案していただくというような時期に入っているのかなと思います。  この2点ついてちょっと答弁願います。 104: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 105: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  伊藤議員の再質問にお答えいたします。  まちづくり拠点施設、これまでも一部のまちづくり拠点施設では既に、子ども食堂を初めとしますさまざまな御利用のあり方を考えていただいているところでございますが、これを今後さらに、このような拠点施設の使い方がある地域でやっていただいていますよということを全市内に事例として広くお知らせしていくことが重要であるのかなと思います。  特に、さきの議会でも申し上げておりますが、このまちづくり拠点施設に集まる人たちとして、やはりまず、子供たちが身近に、学校が終わった後ですとか、そういう機会に何げなく寄っていただける施設であるということが重要であると思いますし、そうすることで、育てられる保護者の世代の方々、また、おじいさん、おばあさんたちの世代も、子供がそこに集まっていることで施設の求心力になるというと言い方はあれかわかりませんけれども、非常に施設に活気が生まれると思います。  その中で、御提案いただいたように、今のまちづくり拠点施設に残っている、古くからある金庫でございますけれども、それをいろんな形、タイムカプセルというようなお話もありましたけれども、そういうものを利用して、古くからある村役場の施設でもありますので、そういう歴史も含めてイベントとして使っていただけることで、子供たちのわくわくやどきどきというのも喚起できれば、なおその施設としての魅力も高まるのかなと思いますので、御提案いただくことを参考に、ぜひとも取り入れてまいりたいなと思っております。  また、地域の集金といいますか、お金を稼ぐ力ということでの御案内もありましたけれども、これにつきましても、それぞれの地域で活動をしていくことについては違いがあると思いますが、ただ、我々、今後、まちづくり協議会というのを御提案させていただくに当たりまして、やはり継続的に活動が続いていくような仕組みづくりというのは何より重要でございまして、その一つの取り組みとしまして、そういった資源ごみの回収でありますとか、その地域の実情に応じた地域活動の中でお金を生み出すような仕組みづくりも検討できるのかなと思います。  それぞれの地区でさまざまな活動があると思いますが、そういうのを実情に照らし合わせながら、私どものほうからいろんな事業活動についての御提案をしていきたいなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。                   (24番議員挙手) 106: 議長(竹石正徳)  伊藤研司議員。 107: 24番(伊藤研司)  もう一回、ちょっと質問させていただきますが、私もまちづくり拠点施設を3日間にわたって回らさせていただきました。そのときに非常に感じたのは、私は以前は、単独公民館のほうが実は難しいのかなと思っていた。以前の地域の地区市民センター、公民館のほうは意外とスムーズにいくんじゃないかなとは思っていたんですが、いろいろな話を地域の方とかスタッフの方とかお聞きする中でわかったんですけれども、結局、極論を言っちゃえば、地域の自治会費とか、盆踊りのお金とか、全部それを職員が今やっておられる。管理をやっておられる。まず、そういうことを地域に戻す、地域でやっていただくことから始めないと、なかなか拠点施設のあり方が私は難しいんじゃないかなということを非常に感じました。そういうことから行政挙げて、そういうような取り組みをまず地域に戻す、そういうことから私は始めるのがいいんじゃないかなと思っています。  実は、私は益世小学校出身で、今でも益世学区に住んでいるんですが、益世学区では今、ゾーン30というのが非常に盛り上がりまして、今の連合自治会長が先頭になって、ゾーン30を城南と協力というか、連携しながら取り組みをされています。
     ですから、一つの課題を地域と話し合っていただく。そういうようなことがやっぱり今局長のみえるところの仕事なんじゃないかなと思うんですが、まず、私は今抱えている予算とかそういうことも、やっぱり地域に戻していただきたい。そのことについてちょっと簡単に答弁お願いしたいんですが。 108: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  地域コミュニティ局長。 109: 市民環境部地域コミュニティ局長(松岡孝幸)  伊藤議員の再質問にお答えいたします。  特にまちづくり拠点施設の中でも、旧地区市民センターでありました七つのまちづくり拠点施設につきましては、これまでは、この3月までは、いわゆる行政の出先機関という位置づけの中で長い歴史を重ねてきた部分もありまして、そこにお住まいの方々も、なかなかこれが4月になったからといって、急にまちづくりの拠点施設ですよ、くるっと切りかえができるというのも、まだまだ時間がかかる部分があると思います。  また、その中で、地域の事務局的な扱いとして、いろんな団体さんの事務をサポートしておったということもあるんですけれども、先ほども申し上げましたまちづくり協議会の基本的な考え方として、地域のことは「地域で決める・地域で取り組んでいく」という基本方針がある中で、そのようないわゆる事務的な部分についても、地域の方に積極的に取り組んでいただけるような流れを、これは今後つくっていかなくてはならないのかなと考えております。  単独公民館のあった地区につきましては、そういうところが徐々に行われているのかなと思いますが、これは旧地区市民センターからこの4月にまちづくり拠点施設になったというところで、一定の時間、そういう機能転換の浸透につきましては時間がかかる部分もあると思いますが、少しずつではあると思いますが、各地区を担当しておる地域担当職員もその辺、しっかりと地域の皆さんにアナウンスしながら、今後、地域主体のまちづくりということを考えていく中で、いろんな事務的な取り扱いの部分もやっていただけるような感じで進めていきたいなと考えております。よろしくお願いいたします。                   (24番議員挙手) 110: 議長(竹石正徳)  伊藤研司議員。どうぞ。 111: 24番(伊藤研司)  ありがとうございました。  それでは、3番目として、乳幼児への虐待ということです。  桑名市に通告されている加害者、実父と実母の数、虐待の内訳、身体的虐待とか、いわゆるネグレクトとか、暴言とか、面前DVを含んで等々、桑名市の実態についてお願いいたします。  例えば8月30日の中日新聞夕刊の報道では、心中以外で亡くなった子供の母親の半数が予期しない妊娠だったと指摘され、妊娠期から支援が必要な母親を早期に把握し、継続的な支援が必要と記事にはありますが、桑名市の現状、実態について答弁を願います。 112: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  子ども未来局長。 113: 保健福祉部子ども未来局長(三浦喜久子)(登壇)  所管いたします事項1、こどもを3人育てられるまち、(3)乳幼児への虐待の実態について御答弁申し上げます。  本市の児童虐待相談件数は、平成29年度においては142件で、前年度から53件増でございました。  内訳といたしましては、身体的虐待52件、性的虐待1件、心理的虐待55件、保護怠慢、拒否、いわゆるネグレクトが34件でございました。  増加の背景には、児童虐待の問題の社会的認知が広まり通告がふえたことや、子供の前で親が配偶者に暴力を振るう面前DVを警察が心理的虐待と位置づけ、児童相談所に通告することが義務づけられるようになったことなどが考えられます。  今後につきましても引き続き、子供が安全・安心に暮らせるよう、また、痛ましい事件が起こることのないよう、児童相談所、警察を初め、教育機関、保育所、NPO団体、民生委員、児童委員など子供にかかわる関係者と連携し、虐待防止に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。 114: 議長(竹石正徳)  お疲れさまでした。  次に、通告により9番 松田正美議員。 115: 9番(松田正美)(登壇)  フォーラム新桑名の松田正美です。  一問一答方式で一般質問を行います。  大きく三つ、8項目にわたって質問いたします。  1番目、人事施策と組織のあり方について、人事院勧告について、今年度人事院勧告を受けての今後の対応についてお伺いいたします。  先月8月10日、人事院より国家公務員の給与等に関する、いわゆる2018年人事院勧告が行われました。これは国家公務員対象でございますが、桑名市はそれに準じて、これまで給与等の是正を行ってきました。  そこで、その内容と市としての今後の対応について、その考え方をお伺いいたしたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 116: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 117: 市長公室長(久保康司)(登壇)  所管いたします事項1、人事施策と組織のあり方について、(1)人事院勧告について、1)今年度人事院勧告を受けての今後の対応について御答弁申し上げます。  人事院勧告につきましては、労働基本権制約の代償措置として、社会一般の情勢に適応した適正な給与を確保する機能を有するもので、国家公務員の給与水準を民間企業従業員の給与水準と均衡させること、いわゆる民間準拠を基本とした勧告でございます。  桑名市職員の給与につきましては、地方公務員法にも情勢適用の原則が規定されていること、また、本市に人事委員会を設置していないことから、毎年度、人事院勧告の内容を参考とさせていただいているところでございます。  本年8月10日に出されました人事院勧告の主な内容でございますが、民間給与が国家公務員給与を0.16%上回ったため、また、民間の初任給との間に差があることから、初任給を1,500円引き上げ、若年層については1,000円程度、その他については400円の引き上げを基本とする俸給表の改定を行うこととしています。  また、期末・勤勉手当について、民間の支給割合との均衡を図るため、支給月数を0.05カ月引き上げ4.45カ月とし、民間の支給状況等を踏まえ、勤務実績に応じた給与を推進するため、引き上げ分を勤勉手当に配分することとしています。  国におきましては、人事院勧告を踏まえた給与関係閣僚会議を開催し、人事院勧告制度を尊重するとの基本姿勢に立ち、適正な結論を得られるよう国の財政状況、経済社会情勢など、国政全般の観点から検討したいとの報道もございますが、現段階において決定はされておりません。  今後は、過去の状況から推察いたしますと、さらに給与関係閣僚会議で取り扱い方針を協議し、その結果を踏まえて閣議において人事院勧告に関する取り扱いが正式に決定された後、給与法改正法案として国会に提出されていく流れになるのではないかと思われます。また、三重県においても同様の時期に、人事委員会から給与勧告が示されるのではないかと考えています。  これら国、県の動向を注視するとともに、他市の状況等も確認しながら総合的に判断するとともに、また、職員団体とも十分に協議を行いながら慎重に対応してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 118: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 119: 9番(松田正美)  再質問をお願いしたいと思います。  人事院勧告は若干ですけれども、上がるということで、当然、影響額もあるわけなんですけど、桑名市として、その影響額も加味してどの程度なものか。要は完全実施をお願いしたいわけなんですが、その点についての基本的な考えについて、再度、済みません、お願いします。 120: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 121: 市長公室長(久保康司)  松田議員の再質問に御答弁申し上げます。  いずれにいたしましても、その結論を出すに当たりまして、必要不可欠な影響額を今算出中でございます。これも踏まえ、先ほど御答弁申し上げました人事院勧告の趣旨に基づくなどして検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 122: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 123: 9番(松田正美)  もう1点は委員会あたりで、また少し踏み込んだ質問をさせていただきますので。  年内支給という考え方、それについてはどうですか。 124: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 125: 市長公室長(久保康司)  松田議員の再質問に御答弁申し上げます。  支給に当たりましては、市議会におきまして補正予算の要求の議決が必要になると考えております。  実施の方向となった場合、年内支給の条件となります次の12月定例会の日程も鑑みながら、先ほどの御答弁のとおり、国、県、他市からの情報に注視し、職員団体とも協議してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 126: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 127: 9番(松田正美)  どうもありがとうございます。  12月定例会が、とにかく12月2日にメンバー交代がありますので、その後直ちに市議会が招集されると思います。できたら初日に決裁いただくとか、そんなこともこれから検討いただきたいなというふうに思います。  次に、市の組織と任用についてお伺いします。2番目です。  保育教育職を含む来年度の採用計画について伺いたいと思います。  職種別の応募状況についてはどんな状況かお聞かせください。また、任期付職員の考え方というこれまでちょっとなじみのなかった用語が出ています。なぜそうした採用をするのか、その意義についてお聞かせいただきたいと思います。  また、2番目、組織改編が行われています。このところ、この4月と7月にわたって実施された組織の変更の目的とその後の実施状況について、改めて問題、課題の有無も含めまして、御答弁いただきたいというふうに思います。以上です。お願いします。 128: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 129: 市長公室長(久保康司)(登壇)  松田議員の一般質問1、人事施策と組織のあり方について、(2)市の組織と任用について、2点御質問をいただいておりますので、順次御答弁申し上げます。  まず、1)来年度採用計画について(保育教育職含む)につきまして、来年度の職員採用試験の職種ごとに、締め切り時の応募状況等を御報告させていただきます。  事務職につきましては、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づく身体障がい者の方も含めまして、募集人員7名に対し、応募者が127名でございました。  次に、技術職のうち、土木職につきましては、募集人員1名程度に対し、9名の応募がございました。技術職のうち、建築職につきましては、募集人員1名程度に対し、4名の応募をいただきました。また、技術職のうち、電気職につきましては、募集人員1名程度に対し、3名の応募がございました。  次に、保育教育職につきまして、募集人員2名程度に対し、17名の応募をいただきました。  最後に、消防職につきましては、募集人員7名に対し、51名の応募となっております。  以上、全体で211名に御応募いただいたところでございます。  また、本定例会では、桑名市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正を上程させていただいております。  現在、桑名市におきましても、多様化する行政ニーズに対応するため、任期のない常勤職員、いわゆる正規職員のほか、事務の種類や性質に応じ、多様な任用、勤務形態を活用させていただいております。  このうち、任期付職員につきましては、本格的業務に従事する者として相応の給与や休暇等の勤務条件を適用しつつ、3年ないし5年以内という複数年の任期を設定できることから、最適な任用、勤務形態の人員構成には有効な手段であると考えております。このため、任期付職員制度をさらに活用し、これまでの正規職員とあわせ、それぞれの事務や現場の実情に即した形を実現し、市民ニーズに沿った行政サービスを提供してまいります。  これを踏まえて、来年度には任期付職員としての保育士も採用をさせていただきたく、先ほどの条例の一部改正を上程させていただいたところでございます。  次に、2)組織改編についてでございますが、平成30年4月の組織改編におきまして、地域のコミュニティー活動と生涯学習、スポーツの分野とが密接に連携することが求められていることを踏まえ、市民環境部の中に地域コミュニティーと生涯学習、スポーツを所管する地域コミュニティ局を設置いたしました。また、「こどもを3人育てられるまち」をさらに推進し、関連事業の縦割り打破を具現化するために、子供に関する事業を集約し、保健福祉部内に子ども未来局を新設したところでございます。  これを踏まえ、7月1日付で地域コミュニティ局の2課をくわなメディアライヴへ、くわなメディアライヴにございました保健福祉部の保健医療課、さらに子ども未来局の子育て支援課につきまして本庁2階へ引っ越しを行い、子供関連窓口をワンフロアに集約させていただきました。
     議員からの御質問の中では御心配などもいただきましたが、4月の組織改編、また、7月の引っ越しにつきましては、市民の皆様の利便性の向上を目指して行ったところでございます。  今後も市民サービスの向上に資するよう、時代のニーズに沿った組織改編に努めてまいりますが、職員団体との意見交換なども行いながら実施してまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 130: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 131: 9番(松田正美)  どうもありがとうございました。  君たちはどういきるか、これはですね、桑名市の職員の採用です。  吉野源三郎さんという人が「君たちはどう生きるか」、私の子供のころに出た本なんですが、すごく売れて、私も再度改めてまいりました。そのことは今関係ないですけど、そういうタイトルで募集がされています。  そこで、ちょっとお聞きします。  近ごろ、国の、あるいは県の職員採用の中で、障がい者の雇用について問題になっています。実際の雇用と人員が違っている。桑名市においてはその点、大丈夫ですよね。その点、どうですか。 132: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 133: 市長公室長(久保康司)  松田議員の再質問に御答弁申し上げます。  障がい者雇用率につきましては、本市におきましては、対象となる手帳で確認をさせていただいております。  ちなみに今年度は、本市の場合2.55%で、法定雇用率2.5%を上回っている状況でございます。                   (9番議員挙手) 134: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 135: 9番(松田正美)  ぜひきちっと、できたらそれを上回る雇用率といいますか、そんな状況で桑名市も取り組んでいただきたいと思います。  あと2、3点、お伺いしたいと思います。  採用計画に入るわけなんですが、保育現場では慢性的な人員不足というのが続いています。これは桑名市だけじゃないんだと思いますが、この点についてどういうような把握ないしお考えでいらっしゃるか、当局の考え、お聞かせください。 136: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 137: 市長公室長(久保康司)  松田議員の再質問に御答弁申し上げます。  議員御指摘の保育現場におきまして、今、多様な任用、勤務形態を活用させていただいてはおりますが、先ほど御答弁させていただきました任期つきの職員も含め、柔軟に対応しながら、保育ニーズに対応できる体制を構築していきたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 138: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 139: 9番(松田正美)  その任期付雇用形態というのが私はちょっと気になるわけです。正規と臨時とのそういった……。私、持ち時間が限られていますので、たくさんまだ質問したいことがあるので、できたら委員会のほうで聞きますけれども。少しまた、本当にその任期つきでいいのかどうかという課題だけは持っておっていただきたいなというふうに思います。  やっぱり雇用というのは、正規の方がきちっと一生の仕事として、それぐらい私は、保育現場というのは重要な部分だというふうに思いますね。子供を3人育てる桑名でしたら、当然、そういった姿勢で臨んでいただける形態が望ましいと思うんですが、このことについてはもうそれ以上、ここできょうはお聞きしません。ひとつそのことを頭の中に入れていただきたいなと思います。  具体的なことをちょっとお伺いします。  保育職の大半というのは、今、女性職員が大半です。たしか今、桑名市、男性職員、保育職って2名でしたよね。  そこで、子育てと仕事の両立に悩んで、結果として退職される女性の職員がおるわけですね。こういったことについてのどういった対策をとっていいのかという考えのところを一つ。女性が生涯働けるような職場づくりというのは、まず、この市役所というところでやはりもう示さないと、私は。民間にやっぱりね。  今回のような障がい者の方の雇用もそうなんですけど、その肝心かなめのところが実態と違うことをやっておっては、日本のこの中での信用といいますかね。やっぱり範となるのは、公共がやっぱり範にならなくちゃいけない。そういう意味でもちょっと、女性の方の働く職場としての保育職についての見解、聞かせてください。 140: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 141: 市長公室長(久保康司)  松田議員の再質問に御答弁申し上げます。  特に、保育教育職につきましては、昭和49年4月2日以降に生まれた方を対象とするということで、幅広く募集をさせていただいているのは現状でございます。それに加え、先ほども御説明をさせていただいております任期付職員についてで、また幅広く募集を視野に入れて取り組んでまいろうと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 142: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 143: 9番(松田正美)  職員採用のことについては、これぐらいにしておきます。  次に、組織の改編に関して、2点ほどお伺いしたいというふうに思います。  私の質問は全て、私が思いついたりなんかで質問はしておりません。全て、その当事者ないし私のところへ寄せられる市民の方の声を、ここで質問として形にさせていただいています。  そこで、市民の方も職員も、本庁舎とメディアライヴの間を行き来しています。特に自治会関係の方がこちら、本庁のところで、例えば2階農林、4階の土木、そして、自治会関係の話といいますか、それはメディアライヴと、そういった形で多分御不便をおかけしておるわけですね。  このことについて、どの程度理解されてみえるのか。多分声は届いていると思いますが、見解、聞かせてください。 144: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 145: 市長公室長(久保康司)  松田議員の再質問に御答弁申し上げます。  市民の皆様方の利便性の向上を図った、2局の新設でございました。その結果、御不便をおかけしている部分が発生したところにつきましては重く受けとめております。  ただ、今後、さらに市民の皆様のお声も聞きながら、職員団体の皆様との協議も踏まえて、時代に即した最適な市民サービスを提供できる体制の構築に努めてまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 146: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 147: 9番(松田正美)  ありがとうございます。  スピード感を持って、組織が何か、いろいろ手を加えています。もう一つ、スピード感を持って、市民の方が改めてほしいと。もしそういった、今言ったことが市民の方に納得していただけるのなら、私はこの状態でずっといいと思います。でも、できたらこうしてほしいというふうなことで、市の中枢の方もそれはという場合は、できるだけスピード感を持って、また、組織のほうを改める方向、これも取り組んでいただきたいなというふうに思います。  この件については、それぐらいにさせていただきます。  次に、(3)働きやすい職場環境についてお伺いいたします。  働きやすい職場環境について、働き方改革でいろいろと取り組んでおられます。マスコミ報道でも働き方改革が報道されない日はないぐらいで、桑名市については、時差出勤制度、それから、働き方改革に関するいろんな取り組みをされているというふうにお聞きしています。その取り組み内容について、ここで改めてお聞かせいただきたいと思います。お願いします。 148: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 149: 市長公室長(久保康司)(登壇)  松田議員の一般質問1、人事施策と組織のあり方について、(3)働きやすい職場環境について、1)働き方改革について(給食現場含む)について御答弁申し上げます。  市では、職員のワーク・ライフ・バランスの推進及び公務能率の向上を図るため、本年7月より自己都合理由でも取得できる時差出勤制度を取り入れたところでございます。1カ月経過後に調査しましたところ、延べ66件の取得がありました。取得する理由は問わないとしていることから、その内容は把握できませんが、それぞれの生活に合わせて取得されていると考えております。  働きやすい職場環境の創出のため、各部の政策監などを中心に組織しました働き方改革プロジェクト会議の中で、共通する業務などについて効率化を図るべく検討を重ねるなど取り組んでいるところでございます。  仕事へのやりがいを持ち、自身の生活も大切にしながら、健康で長く活躍できる職場環境をつくるために、今後は規定やルールをつくるといった制度面だけでなく、意識改革を含めたソフト面にも力を入れて、改善を進めてまいりたいと考えております。  また、給食現場につきましては、調理室はガス回転釜を使って調理するため室温が高くなり、調理員は厳しい職場環境の中で業務を行っておりますが、給食現場のエアコン設置については、現在の給食室では壁や天井の強度等の問題があることから、設置が困難な状況にあります。そのような状況ではありますが、意識的な水分摂取、休憩の回数増加や休憩場所の確保によって、調理員の体調管理に配慮したいと考えております。  調理業務の職場環境については少しでも改善できるよう今後も工夫を重ねてまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 150: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 151: 9番(松田正美)  この件に関して、済みません、2点だけ。  働き方改革プロジェクト会議というのをおっしゃってみえました。どういった方がどういった検討をされたのか、あるいはしてみえるのか、それについてお伺いします。 152: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 153: 市長公室長(久保康司)  松田議員の再質問に御答弁申し上げます。  働き方改革プロジェクト会議は、各課1名のメンバーと各部のリーダーで組織しております。リーダーには各部の政策監と、政策監のいない上下水道部、消防本部につきましては課長1名を選出しております。  今年度は共通の業務についてルールを作成し、仕事の効率化を図ることを検討しております。  毎月1回リーダー会議を開催し、必要があればメンバーにも意見を紹介しながら、検討を重ねております。  今後も職員の負担を減らしていくよう努めてまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 154: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。
    155: 9番(松田正美)  ありがとうございます。  もう1点、後段の、先ほどのお答えの中の、学校現場の中に、意外と知られていないんですけれども、給食現場というのがあるんですよね。そこというのは、外の気温が高い状態の中で、そこからなお一層、また高くなるわけですよね。湿度も高いと。そういった中、見落とされると思います。  今回、特に私が頭出しで調理現場というふうにお伺いしたのは、その点。児童・生徒がいる教室については一つ大きな、今回の定例会でエアコン設置に向けての動きがあったなというふうに、期待しています。やっぱり給食室の現場の扱いについては、ぜひ再度考えていただきたいというふうに思います。  ちょっとその点、もう少し踏み込んだ回答があるんやったら、お願いしたいんですけど。教育か市長公室長のほうから。 156: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  教育部長。 157: 教育部長(南川恒司)  松田議員の再質問にお答えいたします。  議員がおっしゃるように、調理室は非常に夏場は高温になります。その高温を少しでも和らげるために、桑名地区の小学校全ての調理員休憩室にエアコンを設置しております。また、多度や長島の学校給食センターでは、事務室、更衣室、会議室などにエアコンが設置してあります。また、夏場は調理室にスポットクーラーを導入し、暑さ対策として取り組んでおります。  それとまた、調理室のエアコン導入についてでございますが、エアコン導入につきましては、まずは、小学校の普通教室と幼稚園の保育室について導入を考えていきたいと思います。小・中学校の特別教室あるいは調理室へのエアコン設置につきましては、業務委託業者とも相談をしながら考えていきたいと思います。よろしく御理解賜りますようお願いいたします。                   (9番議員挙手) 158: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 159: 9番(松田正美)  ありがとうございます。  2番目に行きます。2の市の諸施策についてお伺いいたします。  1番目の教育施策における優先順位について。  2020年度から小学校で、翌2021年度から中学校でそれぞれ新学習指導要領に基づいた教育内容へと大きな改革がなされます。ICT環境下での教育が本格稼働となるため、その整備が求められています。また、学校をめぐる災害対策も急がれます。  加えて、ことしの夏以降の異常とも言える気候に備えることも強力に求められています。  そこで、桑名市として直近の教育施策での優先順位について所見をお聞かせいただきたいというふうに思います。お願いします。 160: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  教育部長。 161: 教育部長(南川恒司)(登壇)  所管いたします事項2、市の諸施策について、(1)教育施策における優先順位について御答弁申し上げます。  本市では、くわなっ子教育ビジョンに「“夢を持ち その夢に向かって努力する子”」の育成を掲げ、子供たちの確かな学力の向上、豊かな心と健やかな体の育成、教育環境の整備などを柱として、さまざまな施策を進めてまいりました。  また、議員御案内のとおり、2020年度から小学校で、2021年度からは中学校で新学習指導要領が完全実施となることから、さらなる教育の充実を目指した教育改革に向けても準備を進めているところでございます。  学習指導面では、主体的、対話的で深い学びをキーワードに授業改革を図ることが大きな目標ですが、これを支える学習環境の改善として、ICT環境の整備は欠かすことができません。これにより、観察や記録、発表や意見交流、自力思考、協議、まとめなど、学習活動のあらゆる場面での効果的な活用が期待されています。  本市では、中学校は平成21年度、小学校は平成24年度以来、教育用コンピューターなどの更新を行っておりませんでした。今回の学習指導要領改訂の時期に合わせて、本年度より整備に向けた予算化を行っております。  また、子供の命を守るという面からは、東日本大震災を教訓に、校舎や体育館の耐震工事を優先的に推し進めました。既に耐震化は完了しており、これに付随した窓ガラスの飛散防止フィルムの設置工事につきましても順次進めているところでございます。  さらには、快適な学校生活の保障という面から、中長期的な見通しを持ちながらトイレ改修工事を行ってまいりましたが、近年の気温の上昇を受けまして、学校や幼稚園へのエアコン設置についても重要な課題と位置づけております。とりわけ、ことしの夏は異常気象と称されるほど気温が高い日が続きましたので、エアコン設置の必要性を改めて強く認識したところでございます。  こうした中、今年度は6月から9月末までの間、小・中学校の教室や幼稚園の保育室の室温調査を実施しております。この調査結果も参考にしながら、今後のエアコン設置に向けた調査の業務委託費として、今定例会に補正計上させていただきました。  以上、申し上げましたとおり、今後もその時々の教育情勢や社会的背景、本市の教育現場の現状と課題をしっかりと捉えながら、事業の優先順位を考えて、教育施策に反映してまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 162: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 163: 9番(松田正美)  ありがとうございます。  多分、今は市民の方や学校関係者等々、議会の雰囲気もそうなんですけど、やっぱりエアコンを早くつけてあげたいなという、そういうことだというふうに思います。このことについては私の後で、またいろんな方が質問されるようです。私も強く、できるだけ早い工事施工をお願いしたいというふうに思います。  私からは、窓ガラスの飛散防止。これについても私どもの手元に数字をいただいています。窓ガラス飛散防止フィルムの設置について実施校。小学校は実施率が59.3%。これは体育館ですね。それから、校舎は約30%です。中学校においては、体育館の飛散防止フィルム設置、これが66.7%。同じく、校舎については44%。こういうことです。まだまだこれは続けていただかなければならないというふうに思います。  もう1点、トイレの改修についても、小学校では、70%の学校でトイレ改修、行われています。まだ8校、30%の学校。中学校はもう全て実施されたということでございます。ぜひこれについても、予算のこともあると思いますが、実施についてよろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、福祉施策における優先順位についてお伺いしたいというふうに思います。  言うまでもなく、福祉の課題というのは多世代にまたがっています。子供から高齢者の方、障がい者の方、いろんな方が対象になるわけです。どの課題もそれぞれの必要とされる方、行政に求められる需要といいますか、期待というのは大きいものがあると思います。  こうした状況下で、市はどうやって優先順位、施策の何を先にして、これは後にするとか、そういったことについての課題解決の方法について、今どのように考えておられるのか。福祉ヴィレッジも関係あると思います、これは仮称の。そういったことも含めて、お聞きしたいと思います。  市の福祉施策における優先順位についてお伺いいたします。 164: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  保健福祉部長。 165: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)(登壇)  所管いたします事項2、市の諸施策について、(2)福祉施策における優先順位について御答弁申し上げます。  まず、市における施策のうち、重要度の高いものといたしましては、11の重点プロジェクトに位置づけている施策が挙げられます。このうち、保健福祉分野に属する施策として、大山田地区での総合的な地域包括支援センターの設置、健康マイレージ制度の導入、それから、多世代共生型施設、(仮称)福祉ヴィレッジの整備促進がございます。  また、保健福祉部で所管しております施策のうち、国民健康保険などの医療保険、保育所や介護サービスなどの社会福祉、生活保護に代表される公的扶助といった国の社会保障制度に基づくものは、その実施が義務的であるため、優先度が高くなってまいります。  議員からは福祉ヴィレッジ整備事業と保健福祉部の他の施策との兼ね合いをどうしていくのかという趣旨の御質問をいただきましたが、福祉ヴィレッジの整備は重点プロジェクトに位置づけられておりますとおり、全庁的な取り組みでございます。また、国が目指している地域共生社会の実現に向けた投資の側面を持つ事業と言えますので、他の施策との兼ね合いの中で位置づけるのは難しい部分があると考えます。  いずれにいたしましても、財政状況を含め、限られた資源の中で、効果的な施策の展開が必要であります。少子高齢化、核家族化といった社会情勢の動向を見きわめながら、福祉を取り巻く環境の変化を捉えて、必要な施策を講じてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 166: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 167: 9番(松田正美)  どうもありがとうございました。  一つだけ質問といいますか、申し上げたいと思います。  私は福祉施策における優先順位って本当に難しいと思います。  例えば、若い夫婦がいて、早くマイホームを建てたいと、そんなうちは限られた収入の中で週に1回外食に行くところを2週間に1回とか、中身も行くにしても少し安いところへとか、そういうふうに一生懸命やるわけですよね。人間は、何か夢を実現するためにはやっぱりそれなりに我慢といいますか、そういったことをするわけですけれど、それはその家族の中で世帯主がいて、奥さんがいて、子供たちがいて、そこで合意を得れば、それなりに我慢できると。  私が多度の件もそうですけど、福祉ヴィレッジのことも心配するのは、市が大きな、市長なりに夢があったとします。福祉ヴィレッジをとにかくつくりたいと。そのことは、私、非常いいことだと思います。ですけれど、みんな、やっぱり桑名市の財政って、そんなによくないということを知っているわけですよね。  そんな中で、この福祉ヴィレッジの構想なり、大型プロジェクトなり。今回は福祉ヴィレッジにしておきます。そのことをやることの必要性とほかの事業との兼ね合いをきちっと、市民やこの議会の中で納得のいくような説明をしていただければ、私は反対するものでもありません。  多分、私は、少し時期をずらせばええのかなというふうに思います。例えば、多度の小・中一貫、それから福祉ヴィレッジが一遍にこの時期が重なってしまったら、恐らく起債の償還にしろ、そういったものに、非常に大きな負担になると思うんですね。  だから、そういったことについてきちっと整理をして、議会なり、市民なりに説明をしていただければ、こういうふうな返済で、市民の皆さんにはこの程度で大丈夫なんですよと、そういった手順を踏んでいただきたいなというふうに思います。  これはどなたにあれか、そのとおりだと思うんですけれど、見解、聞かせていただきたいというふうに思います。 168: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  保健福祉部長。 169: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)  松田議員の再質問に御答弁申し上げます。  この事業でございますけれども、現在の社会情勢の変化によりまして、福祉分野を取り巻く環境というものは変化をしてきております。国もこのような新たな時代に対応した福祉の提供ビジョンといたしまして、制度や分野ごとの縦割りや、支え手、受け手という、そのような関係を超えて地域をともにつくっていく、地域共生社会というものを目指しております。  その一方で、山崎乳児保育所を初めとする各施設というものが老朽化が進んでおりまして、施設の更新が必要な時期に差しかかっております。  そこで、この事業につきましては、単に今ある四つの施設を建てかえるだけではなくて、民間事業者の方からの提案によりまして、他の福祉事業や機能を加えた多機能型の新たな施設において、複合的な福祉サービスを提供しようとするものでございます。  国が示す福祉のあるべき姿を市の施策の方針をもって実現しようとするものがこの事業でございますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 170: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 171: 9番(松田正美)  次に移ります。  防災施策についてお聞きします。  このところ、新聞紙上、数日の間、テレビのチャンネルは、北海道の地震災害の関連、それから大阪地域のさきの台風、その後の状況、中国地方を初め各地の豪雨災害、そういった報道で日々追われています。  地球的な温暖化や我が国特有の地震国ということだけでは説明し切れない大きな変動期にあるかもしれないというような不安な気持ちにもなります。そんな中で、災害対策についてこれまでとは違った意識転換を、対策を図らないと、多分、この未曽有の災害といいますか、次から次へ来る災害について対処できないんじゃないかなというふうに私は思います。  当然、桑名市としても、従来とは違った大きな発想の転換をされようというふうに考えていらっしゃると思いますが、この点について、防災施策としてどのようにお考えなのか、ひとつお願いしたいと思います。 172: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  統括監。 173: 統括監(伊藤恒之)(登壇)  所管いたします事項2、市の諸施策について、(3)防災施策について、1)地震・豪雨対策について御答弁申し上げます。  近年、日本各地にもたらされている豪雨災害の状況を鑑みますと過去の常識をはるかに超えており、これからは気象庁が発表します数十年に一度の大雨ではなくなる可能性が高いと考えられます。  また、東日本大震災以降、震度7の大震災が熊本地震、そして、今月6日に北海道で発生しました。そのような中、桑名市は木曽三川や員弁川に囲まれ、海抜ゼロメートル地帯が広がる長島地区や城南地区など、また、土砂災害に対する警戒が必要な多度地区などで形成されており、災害時には海、山、川、いずれに対しましても警戒が必要となります。南海トラフ巨大地震が発生した場合には、長島地区や城南地区を初め多くの浸水想定区域では、液状化危険度が極めて高いと想定されております。  平成30年7月豪雨におきましては、自分の住んでいるところは大丈夫という正常性バイアスや多数派同調バイアスが働き、避難指示などの情報を過小評価した結果、避難がおくれた方が多かったと報道もされております。大災害が発生した場合、市を初めとする公的機関が災害対応に当たることはもちろんですが、それには限界があります。そこで、災害時には、自分の身は自分で守る自助を基本とし、隣近所や地域で助け合う共助が重要となります。  市といたしましては、自治会組織や自主防災組織が取り組まれます防災訓練を通して、地域における共助の確立、あるいは、防災講話やふれあいトークなどの機会を通じ、それぞれの地域が現在の状況に形成されてきた歴史や特性などを地域の皆様と共有するとともに、洪水ハザードマップなどを活用し、お住まいの地域における危険性の周知を図ることにより、市民の皆様の防災力の向上に努めてまいりたいと考えております。  また、市長からの提案説明にもございましたが、平成30年7月の西日本豪雨におきましては、三重県からの要請により、保健師、消防士を含め多数の職員を被災地支援活動に派遣させていただきました。派遣後は、実際に活動した職員が市長、副市長へ直接活動内容の報告を行いました。  また、8月21日、30日に開催しました職員力向上研修におきましても、実際に活動した職員から全職員向けに報告会を開催し、その活動での自身の感想も含めまして発表していただきました。その中で、避難所運営の理想は、当初から主体は避難者などとしたほうがよいのではないか、さらには、職員は復旧や業務継続に尽力することが早期復旧などの近道になるのではといった感想も聞かれました。  あわせまして、この報告会に先立ちまして、防災指導監から、広島県熊野町災害対応の教訓と桑名市職員の備え、としたテーマで研修会を開催し、効果的に職員の防災意識の向上につなげたところでございます。実際に派遣活動に当たった職員だけでなく、こうした報告会や研修を通して、市職員の防災意識向上につなげてまいりたいと考えております。  今後も南海トラフ巨大地震やゲリラ豪雨などが懸念される中、本市におきまして想定外という言葉を使うことのないよう、防災力の向上に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
                      (9番議員挙手) 174: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 175: 9番(松田正美)  ありがとうございました。  今回、私は防災といっても、いっぱい、広範囲に質問させていただきたいこと、あるわけなんですけど、2点だけ、割合身近でできることの提案をさせていただきたいなというふうに思います。  職員の方が派遣されて、その後、持ち帰られた。さきの熊本地震でも指摘されたことですけれども、多分、桑名市では大丈夫だと思いますが、災害が起こった直後に災害対策本部に誰もいない状況にならないような、そういったあらかじめの打ち合わせといいますか、やっぱりそれをきちっとやっておかないと、広島の熊野町でしたかね、そこで初動体制の中で、市長、町長かな、とあと1名ぐらいしか職員がいなくて、肝心の職員が全部現場へ行ってしまって、かかってくる電話や何かに対応できなかったという。熊本でもやっぱり同じ、そういった事例がありました。  このことについての再度の徹底をお願いしたいということ。どうすればいいのか。多分、初期対応マニュアル、私はそれが必要だと思うんですが、その点についてお願いします。 176: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  統括監。 177: 統括監(伊藤恒之)  再質問に御答弁いたします。  発災初期におきましては、被災状況についての情報収集、国や県との連携、支援の受け入れなど、市職員が行わなければならない業務は多岐にわたります。その際に職員が避難所運営に終始当たりますと、災害復旧に重大な影響を及ぼすおそれがございますので、避難所担当職員は避難所を開設後、必要な事務を行い、その後速やかに持ち場に戻り、非常時、応急業務に従事することが重要であると考えております。そのため、3年に1回、自治会連合会で実施していただいております自主防災訓練では、避難所運営などについて実際に学んでいただいております。  議員からは、災害発生時の初期対応マニュアルの作成が大事であると御指摘をいただきました。現在、市におきましては業務継続計画の策定作業を進めておりまして、その中で、発災初期に職員がどのような対応に当たるべきかを明らかにしてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 178: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 179: 9番(松田正美)  ありがとうございます。  もう1点だけ、済みません。市民向けの備えマップといいますか、かなり前にマップが出たわけなんですけど、多分、今の現状では、それがやっぱり合わない部分がかなり出てきたと思います。それについてのお考え、市のお考え、お聞かせてください。 180: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  統括監。 181: 統括監(伊藤恒之)  再質問に御答弁いたします。  市では、本年6月4日、株式会社ゼンリン様と桑名市防災マップ共同発行に関する協定を締結いたしました。これは、市民生活に必要な防災情報をまとめました防災マップの発行を株式会社ゼンリン様との共同事業により、市民の皆様の安心・安全を目的に、今年度末か来年度早々に全世帯へ無償で配付させていただくものでございます。  内容につきましては、津波ハザードマップ、洪水ハザードマップ、土砂災害警戒区域図や防災情報などを掲載させていただく予定でございますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 182: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 183: 9番(松田正美)  ありがとうございました。  次、4番目、文化施策について。  文化施策の関連予算についてお伺いしたいというふうに思います。  やがて来年度の予算編成が、多分、10月くらいから本格化するというふうに思います。文化に関しては、どのような姿勢で臨まれるのか、その点、お願いします。 184: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  産業振興部長。 185: 産業振興部長(後藤政志)(登壇)  所管をいたします事項2、市の諸施策について、(4)文化施策について、1)文化施策関連予算について御答弁を申し上げます。  桑名市総合計画では、10年後に目指す姿として、誰もが積極的に文化芸術活動に参加できる環境が整い、市民が誇りを持てるまちになると掲げております。  現状の取り組みといたしましては、市民展、市民芸術文化祭、講演会、展示会、観察会を初めとした事業を開催し、市民の皆さんに文化芸術に親しむ場を提供いたしております。  そのほかには平成29年度に全国近代化遺産連絡協議会桑名大会でのシンポジウムの開催や、平成30年度には第60回近畿・東海・北陸ブロック民俗芸能大会の開催を予定するなど、幅広く市民の皆さんに文化や芸術などに親しんでいただく場の提供に努めております。  そこで、文化施策関連の予算でございますが、厳しい財政状況の中、今年度と同程度の事業が実施できるように努めてまいりたいと考えております。  今後につきましても、引き続き多くの市民の皆さんが日常的に楽しむことができる文化事業、講演会や展示会などに、市民の方々が文化芸術活動などに参加、触れることのできる機会をふやし、文化芸術への意識を高めてまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 186: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 187: 9番(松田正美)  ありがとうございました。ぜひ予算確保にはよろしくお願いしたいと思います。  大きな3、新病院についてお伺いします。  ことし4月、新病院、桑名市総合医療センターが開院しました。翌5月には外来診療を開始しました。高度医療、完結型のがん治療、小児救急、出産関連医療など二次病院としての機能をあわせ持つ、この圏域での待望の病院がスタートしました。  そこで、経営面からの新病院と新たに今後に期待される病院の役割、これについて市としての考えをお聞かせを願いたいと思います。 188: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  伊藤副市長。 189: 副市長(伊藤敬三)(登壇)  皆さん、こんにちは。  御質問をいただいております事項3、新病院について、総合医療センターの現況と今後について御答弁申し上げます。  議員に御心配いただいております現状の赤字等についての見通しについて御説明をさせていただきます。  市長提案の中でもございましたが、医療センターは平成29年度決算におきまして、経常損失として5億5,000万円、臨時的な損失として新病院整備に伴う建物や医療機器などに係る控除対象外消費税額である約12億2,000万円を合わせた約17億7,000万円の欠損となりましたが、過年度及び今後発生する欠損金等を合わせまして、この先25年程度で解消する見込みであると報告を受けております。  なお、キャッシュベースでのシミュレーションにつきましては、平成30年度はキャッシュ・フローはマイナスとなる見込みでございますが、平成31年度からは400床で稼働いたしますことからプラスに転じると見込んでおり、平成28年1月の全員協議会でお示しをいたしましたとおり、ほぼ想定どおりに推移をしていると報告を受けております。  市といたしましても、設立団体として医療センターから定期的に報告を受けて情報を共有しており、ともに経営状況の改善に努めているところでございますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (9番議員挙手) 190: 議長(竹石正徳)  松田正美議員。 191: 9番(松田正美)  お金のことはおおむねわかりました。  1点だけ、済みません。やっぱり総合医療センター、市が関与しておるわけですから、災害拠点として、地域の防災拠点としての役割を担っていく必要があると思います。この点についての市の姿勢についてお伺いします。 192: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  保健福祉部長。 193: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)  松田議員の再質問に御答弁申し上げます。  総合医療センターでは災害拠点病院というものを目指していただいておりまして、今、既にハード面につきましては、非常用発電機とかの設置とか、3階ロビーの活用で、ここで救急で運ばれた方の酸素供給や吸引ができる構造になっております。  ソフト面といたしまして、災害派遣医療チーム、DMATの整備や業務継続計画の整備をしていただいておりまして、拠点病院の指定に向けて取り組んでいただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。 194: 議長(竹石正徳)  ここで暫時休憩いたします。                                     午後2時25分 休憩                                     午後2時40分 再開 195: 議長(竹石正徳)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、通告により17番 渡邉清司議員。 196: 17番(渡邉清司)(登壇)  皆さん、こんにちは。会派絆の渡邉清司でございます。  議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一般質問を一問一答で行わさせていただきます。  ことしの3月の定例会で、人口減少と高齢化が進む日本の社会で想定される課題について、それを考察されました河合雅司氏の「未来の年表」を御紹介いたしました。そのときにあわせて、桑名市版の未来の年表をと提言もさせていただいたところでございます。  その後、「未来の年表2」でも、これからの日本に起きると予測される多くの課題が取り上げられております。その中で私がちょっと興味を示したのが、後継者問題というのを紹介を少しさせていただきたいと思います。私の友人からも、そろそろ会社の優先課題になってきたな、そんなような話も聞きます。  そんなところから本の内容も要約させていただきますと、経営者の高齢化と後継者不足による企業の廃業は、2025年までに650万人の雇用が奪われ、約22兆円のGDPが失われると予測をされております。後継者問題は、地域社会への影響にとどまらず、廃業で成熟した技術が途絶え、技術が海外へ流出することで国際競争力が落ち込むなど、日本の経済にも大きな影響を与えることが懸念されると書かれております。  また、昨年、桑名市内で撮影されましたNHKドラマの「マチ工場のオンナ」は、父親の急死により突然社長に就任をし、会社経営に奮闘する物語でありました。市内でも身近な場所で撮影されたこともあり、ごらんになられた方も多かったことと思います。このドラマのモデルになった東京都大田区にあるダイヤ精機株式会社の諏訪貴子社長も、事業継承を円滑に行うポイントは、何よりも早目に準備を始めることと言っておられます。  また、「2017年版中小企業白書」では、中小企業の経営者の引退時期は68歳、69歳と推察がされております。さらに、2025年までに70歳を超える経営者は約245万人と見込まれることからも、次の経営者に事業を継承していくことが必要と示しております。事業継承の準備には、育成を含めると5年から10年程度かかると言われていることからも、経営者の判断が求められるところであります。  この三重県においても、県内の中小企業の経営者の引退について、後継者をつくらず廃業した場合、2025年には約8万3,000人の雇用が失われ、県内総生産に約3,300億円の損失が発生すると試算をされております。  このために、県では経営者が引退した後も事業が継続できるよう、昨年8月には商工団体や金融機関などによる県事業承継ネットワークについて、経営者の交代に向けた準備を企業が進められているかについて診断を始めております。  本年度は、経営者が高齢化した中小企業の事業を第三者に引き継ぐために必要な株式や資産を取得する資金として、後継者に5,000万円を上限に低金利で融資をする事業承継支援資金の制度が設立されております。  さらに、6月からは、県内八つの金融機関と人材サービスの会社が協力をして、廃業を検討する企業の引き継ぎ先を見つけるサービスも始まっております。  鈴木三重県知事も県が開いた事業承継のフォーラムでは、円滑な事業承継なくして地方の創生はあり得ないとして、事業承継は経営者だけの問題だと捉えがちでございますが、行政が積極的にかかわらなければならないと認識を示されております。  本市においても、市内の企業の事業承継が円滑に行われるために、行政としても支援が必要ではないのかなと、そんなことも思わせていただきました。国や県とあわせて、金融機関や商工会議所などと連携を含め、今後の議論を進めていく必要があると考えているところでもあります。  それでは、一般質問を始めさせていただきます。御答弁よろしくお願いをいたします。  初めに、サンファーレ北館の売却についてお尋ねをいたします。
     さきの全員協議会において、桑名駅前複合公共施設、サンファーレ北館の売却に向けた説明がされ、議会側との協議事項を示されました。前回、3月定例会での御答弁なども含め、私が感じた思いや確認などを質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。そのときにおいても、議論の場を惜しまないとお聞きもしておりますので、よろしくお願いをいたします。  まず初めに、前回、3月の議会から、利用料を改定して収入の増加を見込まれるとのお考えを伺いました。そのお考えとして、価値のあるうちに売却がしたいとの見解だったと思っております。  しかし、その後に民間利用者などの意見から、駐車場機能の維持、第三者への転売はしないなどの考慮から、30年の定期借地つきで建物のみ売却へと変更をされたところでございます。  新しい公共施設には費用はどうなのか、将来の大規模改修の経費がかからないうちに売却がいいのか、値上げをお願いして、収入増を図りながら残していくのがよいのか、私の中では今は考えがまとまらないところが正直なところであります。うまくもっていけば、改修を先延ばしにできるのでないか、その期間に社会環境の変化もあるのかもと考えております。今、考えられるのは、例えば、機能を絞り込んで、場所の見直し、管理体制の見直し、業務委託先の見直しなどもあるのではないかと考えております。  そこでお伺いをいたします。  (1)関係者等への説明についてであります。  1)変更に至った経緯についてですが、3月定例会で運営方式の見直しなど、時間をかけてあらゆる手だてを考えて、御検討くださいと提言をいたしました。その後、執行部におかれまして、変更に至った経緯についてお聞かせをいただきたいと思います。  2)、関係者への説明についてでございます。  関係者への丁寧な説明や議論などは行われてきたのでしょうか。また、相談会や事前の説明などは行われてきたのか。この2点、あわせてお聞きをいたします。  3)、管理組合等との協議についてであります。  管理組合やテナントとの協議は行われてきたのでしょうか、お聞かせください。  4)変更についてお聞きをいたします。  これらの説明会や協議をする中で、協議内容をお聞かせいただきたいと思います。その結果もあわせてお伺いをいたします。  以上4点お伺いいたしました。御答弁よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 197: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  産業振興部長。 198: 産業振興部長(後藤政志)(登壇)  所管をいたします事項1、サンファーレ北館の売却について、(1)関係者等への説明について、4点御質問をいただきましたので、順次御答弁を申し上げます。  まず、1)変更に至った経緯についてでございますが、議員からは、売却だけでなく、運営方法の見直しなど、あらゆる手だての検討がなされたのかとのお尋ねかと思います。  サンファーレ北館の売却についての検討では、市が保有し続ける必要性のある施設であるかについて検討を行い、民間で十分に担うことができる施設であることから、公共施設等総合管理計画に基づく第1次アクションプランに位置づけたところでございます。収益が見込める施設を売却しなくてもよいのではとの御意見もいただいておりますが、収益が見込めるからこそ、民間で担っていただける駐車場と商業テナントビルであると判断をいたしております。  その上で、市が売却した場合に想定される問題について、さまざまな関係者の方の御意見をお聞きしながら協議をしてまいりました。その結果、現在お示しをしている事業用定期借地での建物売却が最適であると判断をしたところであります。  次に、2)相談会や説明会などの開催についてでございますが、関係者への説明や議論につきましては、桑名商工会議所の役員と総務運営委員会の方に対し、これまで説明会2回と意見交換の機会を持ちました。商工会議所の会員には、駅前の商業者を初め、旧パルビルの整備の際に御協力をいただいた関係者の方も含まれておりますことから、売却について丁寧な説明に努め、意見交換をしてまいりました。  その中で、当初の土地建物の一括売却では、転売によりサンファーレ北館がマンションなどに建てかわることが懸念され、駅前での駐車場機能と商業機能が失われるだけでなく、サンファーレ南館の機能維持も危ぶまれるとの不安を明かされました。これは、将来を見据えた公共施設マネジメントの観点での売却は理解するものの、駅前の整備における市の果たすべき役割があるのではないかとの御指摘であったかと思います。  そこで、市といたしましても、サンファーレ整備時の市の果たした役割を踏まえつつ、御指摘に対しては真摯に検討をしてきたところでございます。結果として、売却後も市の一定の関与が可能な売却方法へ変更した次第でございます。  次に、3)管理組合やテナントとの協議についてであります。  マンション管理組合とも、昨年度の協議から売却方法、売却条件の整理をして、今年度に再度説明に伺い、北館、南館の一体管理、駐車場の機能維持等を一定期間担保する売却方法について御理解を得ております。  また、テナント事業者の皆さんへは昨年度と今年度に説明会を開催し、参加者には個別に説明に伺うなど、全事業者に丁寧に対応させていただき、売却について理解をいただいたところでもあります。  最後に、4)変更について、異論はなかったのかとの御質問でありますが、駐車場の機能維持と転売及び建てかえを危惧する御意見が多かったこともあり、その不安を解消する意味から売却方法の変更は非常に好意的に受けとめられ、特に異論はございませんでした。  時間は少々かかりましたが、さまざまな関係者の皆様に一定の理解を得られましたことから、今後は売却手続を着実に進めてまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (17番議員挙手) 199: 議長(竹石正徳)  渡邉清司議員。 200: 17番(渡邉清司)  産業振興部長、御答弁いただきましてありがとうございました。  確認のためにちょっと聞いて、今回、質問させていただいたんですが、事業者とか関係者にはかなり綿密に丁寧に真摯に議論をされて、うまく理解もされたというふうに受けとめられましたので、この辺にしておきます。また、これから各論に入ると議論になってくると思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、次に移ります。  (2)売却後の行政サービスについてお尋ねをいたしたいと思います。  これは一時保育さんさんルームについてであります。また全員協議会の中で、サンファーレ北館売却後、一時保育さんさんルームの機能を桑陽保育所やイオンの「にこにこ」へ移動することだったと思っております。  一時的に移動をお願いすることには理解はいたします。しかし、駅周辺には時間もかかることから、その間のサービスはどのようにお考えなのかを、利用者の方々に対して、また、どのようなお考えをお持ちなのかをお聞かせください。  2)として、サテライトオフィスについてであります。  初めて議会に正式に示されましたサテライトオフィスをメディアライヴへ移転し、新しい駅周辺の整備の中で、新たな窓口を検討するとのことでございました。  サンファーレ売却後のサテライトオフィスについて、整備が終了するまでの市民サービスはどのようにされるお考えなのかをお聞かせください。また、利用者への対応などはどうなっていくのかもお伺いをいたします。  以上2点、よろしくお願いをいたします。 201: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  子ども未来局長。 202: 保健福祉部子ども未来局長(三浦喜久子)(登壇)  所管いたします事項1、サンファーレ北館の売却について、(2)売却後の行政サービスについて、1)一時保育所「さんさんルーム」について御答弁申し上げます。  一時保育事業は、急な仕事を初め、保護者の病気のときや冠婚葬祭、また、子育てのリフレッシュをしたいときなどに、一時的にお子さんをお預かりするサービスでございます。  利用者数といたしましては、平成29年度実績で1,311名となっており、1日当たりの平均利用人数は、長時間利用で約3名、短時間利用で1名でございました。  議員お尋ねのサンファーレ北館の売却後における一時保育につきましては、長時間利用の方は桑名駅にも近い桑陽保育所を初め、既存の保育所で引き続き実施してまいりたいと考えております。また、短時間利用の方につきましては、既存の保育所に加えて商業施設内で多くの方が利用されることから、新たにイオンモール桑名にあります子育て支援センター「にこにこ」においても実施できるよう、準備を進めているところでございます。  一時保育事業は、保育所を利用していない御家庭にとって、緊急時などにお預かりできる非常に大切な事業であると考えております。今後、サンファーレ北館の売却に伴い、移転するに当たりましては、利用時間など詳細が決まり次第、さんさんルームを初め、保育所や子育て支援センター、広報やホームページ等で周知に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 203: 議長(竹石正徳)  市民環境部長。 204: 市民環境部長(伊藤 豊)(登壇)  所管いたします事項1、サンファーレ北館の売却について、(2)売却後の行政サービスについて、2)サテライトオフィスについて御答弁申し上げます。  サテライトオフィスについては、土日、祝祭日を含め、年間約300日開館しています。利用される方は年間約2万5,000人で、取り扱う件数は約4万2,000件に上り、市民ニーズに必要な施設となっています。  さきの全員協議会において、サンファーレ北館の売却にあわせ、サテライトオフィスについては、利用者も多くあることや、今後、駅周辺に新たな行政窓口を整備する予定であるため、その整備ができるまでの間、土日、祝祭日や夜間も開館しているメディアライヴを暫定的に移転先としたいと御説明申し上げましたが、協議会での御意見も踏まえるとともに、桑栄メイト、サンファーレの連絡通路の撤去工事や桑栄メイトの撤去工事の進捗を勘案し、市民の皆様、利用者の皆様の安全・安心を第一にさらに検討してまいりたいと思いますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。                   (17番議員挙手) 205: 議長(竹石正徳)  渡邉清司議員。 206: 17番(渡邉清司)  子ども未来局長と市民環境部長、ありがとうございました。  再質問ではないんですが、一言申し上げたいなと思うんですが。これ、多くの方が今も利用されているというような施設でございます。だから、いろいろ考えてはいただいておると思うんですけど、利用される方々に不安や不便をかけることのないようにしっかりとその辺をやっていただきたいということを、提言だけにいたしまして、要望にとどめておきますので、議長、お願いいたします。  じゃ、続きまして、大項目2、桑名駅周辺整備事業についてお尋ねをいたします。  サンファーレ売却後の行政サービスの維持方法についてお伺いをいたしました。あくまでもこれらは一時的な対応策であり、桑名の駅周辺整備事業としてのグランドデザインはしっかりと描いていただき、それに沿った形で、今後は事業も進めていかなければならないと考えております。  公民連携による桑名駅周辺整備では、行政の役割はグランドデザイン、自由通路、プラス民間の役割は資金とノウハウで、駅周辺の活性化を図っていく方向だと受けとめております。また、3月定例会では、平成29年度中に整備構想案を作成し、パブリックコメントを実施、募集要項を定め、平成30年度中に事業者選定、各種方法を考えているとお聞きもいたしました。既存施設の利用についても、土地を売却すると一時的な収入のみになる、さまざまな土地利用を見据えて民間事業者への土地利用を図りたいことと、既存の施設についても連携していくことや、統廃合による施設の利用のしやすさ等を考慮することで検討していくと御答弁もいただきました。  そこで、お伺いをいたします。  グランドデザイン策定までの進め方についてであります。  駅周辺のグランドデザインは、現時点で描けておられるのでしょうか。形として議会にも提出されていないので伺っているわけでございますが、駅周辺のグランドデザインの進め方についてお聞かせをください。  2)現在までの民間事業者との意見交換についてであります。  駅周辺全体のグランドデザインや既存施設の活用についてどのような意見が交わされたのかお聞かせをください。  3)です。桑名駅周辺の必要な機能についてであります。  駅周辺全体の整備を進めていく上で、当局が必要と思っておられる機能はどのようなものなのでしょうか。また、その機能はどこに整備すればよいのかお聞かせをください。  最後の4番目でございますが、平成32年度に自由通路の供用開始となる予定でございますが、その周辺整備を行うに当たり、都市計画上の法的手続はどのようなものかお伺いをいたします。  以上四つでございます。お願いいたします。 207: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長。 208: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  私からは、渡邉議員の一般質問の大項目の2、桑名駅周辺整備事業についてのグランドデザインにつきまして、総括して御答弁を申し上げたいと思います。  桑名駅周辺地区につきましては、今後のリニア新幹線開業後には東京-名古屋間が約40分で結ばれるということで、本市から東京までも約1時間で行き来ができるということもあり、県内では他市町よりも地理的優位性は高く、群を抜いているものと考えております。  利便性が非常に高いこと、また、市場性も見込まれる地区であるということから、この駅周辺整備事業につきましては、公民連携手法により民間事業者からの提案を受け、整備を進めていきたいと考えておるところでありまして、桑名駅周辺のグランドデザインの作成については、民間事業者のノウハウやアイデアを積極的に取り入れていきたいと考えております。  先般、桑名駅周辺地区整備構想を公表させていただきましたが、この整備構想の中では、桑名駅周辺地区のにぎわい創出やコンパクトシティーを実現するために、市として必要と考える機能などについてお示しをさせていただいているところでございます。この整備構想を具現化していくに当たり、現在、民間事業者から事業提案をいただくための募集要項の作成に取り組んでおります。市が考える必要機能と民間事業者のアイデアがうまく融合することで、よりよい新しい桑名の顔づくりができるものと考えております。  今後も、市民の方にとっては満足度が高まり、また、市内外から人が集まるにぎわいと活力ある拠点となるような、桑名市のグランドデザインの作成に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。  答弁の詳細につきましては、担当部長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 209: 議長(竹石正徳)  産業振興部長。 210: 産業振興部長(後藤政志)(登壇)  所管をいたします事項2、桑名駅周辺整備事業について、(1)グランドデザインについて、4点御質問をいただいておりますので、順次御答弁を申し上げます。  まずは、1)策定までの進め方についてでございます。  桑名駅周辺地区整備事業におきましては、民間事業者の資金や経営能力などを活用し、公民連携手法により整備を進めていくため、民間事業者から事業提案をいただきたいと考えております。  そこで、まずは各種団体や交通事業者等で構成される意見交換会からの御意見やパブリックコメントを踏まえ、本市の桑名駅周辺整備の基本的な方針を示した桑名駅周辺地区整備構想を策定し、先般、公表をさせていただきました。現在はこの整備構想を踏まえ、民間事業者からの事業提案をいただくための募集要項を作成しており、今年度中に優先交渉権者が決定できるよう取り組んでおります。  したがいまして、桑名駅周辺のグランドデザインにつきましては、優先交渉権者が決定後、各種法的手続や優先交渉権者との協議などを行った上で公表してまいりたいと考えております。  次に、2)現在までの民間事業者との意見交換についてでございますが、先ほど御答弁を申し上げました桑名駅周辺地区整備構想は、一昨年度に実施をいたしましたサウンディング調査による事業者の方々からの提案や御意見を踏まえ、また、関係団体や交通事業者との意見交換会でいただいた御意見も踏まえながら作成を進めてまいりました。  この事業は駅周辺地区の整備を一体的に行っていく必要があり、駅前広場や交通広場の再編を図っていく必要もあることから、交通事業者とは既に対話を進めているところでございます。今後も国土交通省発行の「PPP事業における官民対話・事業者選定プロセスに関する運用ガイド」に基づき、民間事業者との意見交換を進めてまいりたいと考えております。  次に、3)必要な機能についてでございます。  本市が必要と考える機能などにつきましては、整備構想の中でまちづくりの方針や整備方針案として取りまとめております。  まちづくりの方針では、桑名駅東口は、にぎわいを生み出す都市機能を集積させるとともに、中心市街地への歴史的、文化的資源の回遊性を強化するといたしております。一方、桑名駅西口は、市民生活の拠点として誰もが安心して暮らせる都市機能を集積させ、コンパクトシティーを実現するといたしております。
     整備方針案の中では、交通広場の再編や駅利用者の安全な歩行者通路の確保といった交通結節機能、ホテルや観光案内所、物産販売所といったシンボル機能、子育て支援、行政窓口、駅前交番といった生活利便機能等が必要な機能であることをお示しいたしております。  市として必要と考える機能や配置等につきましては引き続き検討を行ってまいりますが、現在作成を進めております募集要項では、必要機能や諸条件についてより具体的にお示ししたいと考えております。  最後に、4)法的手続きについてでございますが、現在の桑名駅東口の駅前広場は昭和44年に都市計画決定されており、バス、自家用車、タクシー等の交通ロータリーや歩行者空間が整備されております。  他方、桑名駅西口では、土地区画整理事業によりアクセス道路の整備や駅前広場の整備が進められており、現在進めております駅周辺整備事業とあわせ、将来的にはバスや自家用車の乗り入れなど、駅東西での交通量の分担が大きく変わることが予想されます。  そこで、現在、将来の交通動線を見据えた交通量の推計を行うとともに、バス事業者やタクシー事業者との協議を進めており、新しい駅前広場、交通広場の必要台数等の整理を行っております。  なお、都市計画決定の変更に当たりましては、さきに御答弁を申し上げました民間事業者からの提案による駅周辺の新しい施設配置にも影響いたしますことから、これらとの整合性を図った上で見直しを行っていく必要がございます。  これらの法的整理につきましては、次年度以降、グランドデザインの公表準備と同時進行で進めてまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (17番議員挙手) 211: 議長(竹石正徳)  渡邉清司議員。 212: 17番(渡邉清司)  市長と産業振興部長、御答弁どうもありがとうございました。  次の質問に入るんですが、これ、今、市長や部長から答弁いただいた、再質問みたいな質問になってしまいますが、ひとつその辺は御理解いただきたいと思っております。  それでは、中項目の2として、本市からの提案についてであります。  これは、単なる私が思っている中で、民間だけに任せるという方法ではないかと思いますが、お聞きしておると民間のほうにずーっとちょっと体重が乗っているのかな、シフトしているのかなという思いがいたしましたので、それではもう少し考え方を変えてほしいなという思いから、この質問をさせていただくんですが、せっかく市がキャンバスの上に桑名のグランドデザインを描くのでありますから、オール市役所、オール桑名というような形でそういう手法も少しは入れて、皆さん、民間も含めてしっかり議論をしながら、よりよい機能としていただければありがたい、そんな思いから考えておりました。  結論としては何が言いたいかといいますと、行政、民間あわせてお互いに知恵を絞り出して、いいグランドデザインをつくっていきながら、次のステップに入っていけたらいいなという思いがいたしました。何か話がございましたら、お聞きをいたしますが。 213: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  産業振興部長。 214: 産業振興部長(後藤政志)(登壇)  所管いたします事項2、桑名駅周辺整備事業について、(2)本市からの提案について御答弁を申し上げます。  本事業は、先ほども御答弁させていただきましたとおり、公民連携手法により、民間事業者のアイデアやノウハウを活用させていただきながら進めてまいりたいと考えております。  しかしながら、全てを民間任せにするわけではなく、市として必要な機能などについてはきちんと御提示していく必要があると考えております。  先般公表をさせていただきました整備構想の中でも、まちづくりの方針や整備方針案についてお示しさせていただいておりますが、現在作成を行っております募集要項では、市として必要と思われる機能や諸条件についてより詳細に記載し、募集を行いたいと考えております。  例えば、交通結節機能につきましては、新しい駅前広場、交通広場をつくっていくため、現在、バス事業者やタクシー事業者と乗降台数や待機スペース等の協議を行っております。  また、各種必要機能や配置等につきましても、庁内外の関係者と協議を行いながら条件などの整理を行っており、これらの諸条件は募集要項に盛り込んでまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても、市民の皆様に御満足いただけるような駅周辺のグランドデザインを作成していくためには、議員御指摘のとおり、民間事業者の提案だけで決定していくのではなく、行政側からも基本方針や必要機能、デザインなどをしっかり示した上で、お互いに知恵を出し合いながら進めていくことが肝要であると考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (17番議員挙手) 215: 議長(竹石正徳)  渡邉清司議員。 216: 17番(渡邉清司)  どうもありがとうございました。  それでは、次に、桑名駅西土地区画整理事業についてお尋ねをいたします。  桑名駅周辺整備事業について、駅東口、西口で進めていくことについてを今までお聞きいたしました。桑名駅西口での道路整備や広場の整備が今進められておるわけでございますが、その区画整理事業もあと数年ぐらいで仕上げになってくるんだろうと期待をいたしております。  そこで、2点ほどお伺いをいたします。  駅西口までの道路整備の進捗状況についてお聞かせください。  2点目であります。整備の見通しについてお伺いを2点いたしたいと思いますので、お願いをいたします。 217: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  都市整備部長。 218: 都市整備部長(中村博明)(登壇)  渡邉議員一般質問3、桑名駅西土地区画整理事業についての(1)桑名駅西口までの道路整備について、2点御質問を頂戴しておりますので、順次御答弁を申し上げます。  まず、1)進捗状況についてでありますが、現在、桑名駅自由通路及び橋上駅舎化など駅周辺整備事業にあわせ、駅西口周辺のアクセス整備を中心として、集中的に事業を進めさせていただいております。  道路の整備状況では、事業区域内を南北に縦断する都市計画道路蛎塚益生線について、当該土地区画整理事業区域北端までの区間が平成27年度に完成をしており、そこから南への区画整理区域内、現在、駅前の山ノ手通交差点付近にあります桑名信用金庫駅西支店手前までの工事につきまして、今年度、発注を予定しております。  また、蛎塚益生線から桑名駅西口をコの字型に結ぶ都市計画道路西口駅前線につきましても来年度から整備に着手する予定としており、道路の計画路線上及びこれに接する街区の方々への補償交渉を進めて、昨年度末に建設しました中断移転住宅桑名駅西コラボハウスを活用しながら、効率的な移転を目指して、桑名駅西広場に向かう道路整備を進めてまいります。  次に、整備の見通しについてでありますが、当該地域のように皆様がお住まいの既成市街地での土地区画整理事業は、道路の計画路線上に係る移転、用地買収を行う道路事業とは異なり、順番に玉突き移転を進めるため、仮換地や道路用地などの確保をしながら、ある程度、大きな区域を目標として進めていく必要があります。  地域の住民の皆様には住みなれた土地や家を離れていただく方もあり、厳しいお願いを求めていかなければならないケースも多く、お住まいの方々、権利者の方々への交渉を丁寧に積み重ね、御理解をいただきながら事業を進めてまいります。  当面の目標としましては、桑名駅整備に合わせたアクセス確保を主眼に、駅西広場を中心として蛎塚益生線と桑名中央線の交差点、桑名高校の南側の道路の坂道をおりたところになりますが、ここまでの事業進捗を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。                   (17番議員挙手) 219: 議長(竹石正徳)  渡邉清司議員。 220: 17番(渡邉清司)  どうもありがとうございました。  おおむね理解はいたしたんですが、蛎塚益生線から駅の広場にコの字型として、来年いっぱいには整備ができるのかなというようなほうでお聞きしましたが、一生懸命頑張っていただかなあかんと。ここまでやって、もうちょっと立派なものをつくっていただかなあかんのですから、お願いいたしますね。  それでは、次に、それ以降、その以降ね、部長、の駅西のイメージというのは、今、どのようにお考えなのかお聞かせをいただきます。 221: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  都市整備部長。 222: 都市整備部長(中村博明)(登壇)  渡邉議員の一般質問の(2)新しい駅西のイメージについて御答弁を申し上げます。  駅西土地区画整理事業区域では、市の西部地域や桑員地域の玄関口としての拠点形成の役割も担うことになるため、生活道路としての区画道路の整備とあわせまして、都市計画道路である幹線道路を整備することで、円滑な交通体系の確立を図ってまいりたいと考えております。  また、駅西口周辺の用途地域が商業地域となっているエリアでは、商業機能等の立地が期待できますことから、利便性の高い良好な住環境整備を目標として事業を進めてまいります。  これら土地区画整理事業と並行して、駅西直近部におきましては、本年8月に策定をいたしました桑名駅周辺地区整備構想に基づき、本年度中に公募を予定しております民間資本の誘導により、整備を進めてまいりたいと考えております。  この整備構想の中では、駅西口周辺地区のまちづくりの方針として、誰もが安心して暮らせる都市機能を集積させ、コンパクトシティーの実現を目指すとしており、機能としましては、市民の利便性を高める生活利便施設や安全で便利な交通広場、駅と直結した居住空間を配置していきたいと考えております。  市民の利便性を高める生活利便施設では、例えば、行政窓口や商業施設、子育て支援施設など、また、安全で便利な交通広場では、これまで利用できましたタクシーや一般車両のほか、新たに路線バスが乗り入れできるよう、道路やバスロータリーの整備を進めてまいりたいと考えております。  このほか、駅と直結した居住空間では、例えば、駅から雨にぬれずに行けるような分譲、賃貸住宅や高齢者住宅などの整備も行っていければと考えており、現在、提案事業者との対話を進めているところであります。  いずれにいたしましても、今後実施されます公募の中でしっかりと本市の意向が反映された民間提案をいただけるよう対話を重ねながら、駅西のエリアが、多くの方に桑名に住んでみたい、ずっと住み続けたいと思っていただけるような整備を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解、御支援を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。                   (17番議員挙手) 223: 議長(竹石正徳)  渡邉清司議員。 224: 17番(渡邉清司)  どうも部長、ありがとうございました。  もう時間が余りないもんですから、思いだけちょっと伝えて終わります。  いろいろ、部長、夢を語っていただいてありがとうございました。総論的な夢だろうと思いますから、これから具体的になってくるんだろうと。  桑名駅、桑名の玄関口である桑名駅、三重県の北の玄関口でもあるわけでございますが、今、民間のアイデアやノウハウ、機能性をとおっしゃってみえましたが、ここに一つ市長、加えてくれませんか。市民の憩いの場としての場所もつくってやってほしい。今の駅にタッチするような民間の建物をつくるんだろうけど、余り陰になったりするような、ほかの方々に迷惑がかかるようなものはちょっと考えながらやっていただきたい。  そんなことも提言させていただきまして、時間となりました。終わらせていただきます。ありがとうございました。 225: 議長(竹石正徳)  次に、通告により13番 大橋博二議員。 226: 13番(大橋博二)(登壇)  皆さん、こんにちは。新志会の大橋博二です。  議長のお許しをいただきましたので、一問一答方式で質問させていただきます。  私の最後の質問の前に、一言、お話だけさせていただきます。  議員になりはや12年、自分なりに当市の福祉、地域活性化など、少しは貢献できたかなと思います。今後は自分自身が介護のお世話にならないよう頑張ってみようかと思います。  また、昨日、知り合いの玄関の前に子猫が8匹捨てられていました。恐らく生後20日ぐらいだと思います。私に連絡が来ても、保健所で殺処分か、ボランティアを探すしかない状況です。たまたま私、ボランティア知り合いがおりましたもんで、今回は子猫も難を逃れましたけど、やはりこれは動物を飼う方のモラルの問題だと私は思っております。  もしも8匹のかわいい子猫を見つけて、保健所へ持っていくってなかなかできないし、私はたまたまそのボランティアを知っていたから助けていただいたけど、皆さんならどうされますかということで質問に入ります。  桑名ほんぱくについて。  本年も公式ガイドブック2018年版が制作され、冊子が配られました。ことしで3年目になり、地域資源を活用し、小規模な地域体験プログラムの集合体、魅力ある企画が満載です。9月2日より事前申し込みも始まり、成功をおさめると思います。  しかし、担当課で毎年制作するのでしょうか。私は、参加者と民間業者で制作していただいたほうがよいと考えます。ある程度、規格もパターンも決まってきました。決まっている仕事にできる職員が時間を費やすのは無駄だと思います。企画力、技術力などがあるブランド推進課が次のステップで新しい企画を考える、新たな企画と地域力が育つと考えます。  そこで、今後の方向性についてお伺いいたします。 227: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 228: 市長公室長(久保康司)(登壇)  所管をいたします一般質問1、地域活性化について、(1)元気なまちづくりとは、1)桑名ほんぱくについて御答弁を申し上げます。  桑名本物力博覧会、いわゆる桑名ほんぱくは、地域ならではの体験プログラムをたくさん集めて実施する催しで、桑名の魅力的な素材を盛り込んだ内容で企画をしております。本格開催から3年目となる今年度は48団体に参加いただき、53プログラムを開催する予定となっています。  開催期間は9月23日から12月13日の82日間です。9月2日からプログラムの申し込み受け付けが始まっておりまして、9月5日時点における申し込み率は54%となっております。  そこで、御質問いただきました今後の方向性といたしましては、将来的に、桑名ほんぱくの事務局を民間に移管することを検討しておりますが、そのためには自主財源と運営を担う人材の確保が必要となります。  自主財源を確保するための取り組みとして、平成29年度から桑名ほんぱく公式ガイドブックへの企業広告の掲載募集を開始いたしました。昨年度は14社で108万円、今年度は21社で155万円の収入となりました。また、今年度から新たに参加されるプログラム企画運営者、いわゆるパートナーの方から、エントリー料を徴収しております。こちらは46万円の収入となりました。  運営を担う人材確保の取り組みとして、今年度から桑名ほんぱくの企画、運営に参加していただける方をプログラム企画運営者等から募集し、5人の方に参加していただいております。桑名ほんぱく参加者に魅力的な桑名が伝わるよう、ガイドブック、ポスターの撮影企画や、オープニングセレモニーの運営に携わっていただいております。  今後はより深く運営に携わっていただけるよう考えており、事務局の民間移管に向けて自主財源の確保及び人材育成に努めるとともに、桑名の魅力を市内外の皆様方に知ってもらえるようにプログラムの充実も図ってまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
                      (13番議員挙手) 229: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 230: 13番(大橋博二)  御答弁ありがとうございます。  これは別府温泉泊とか、長良川温泉泊という、そこから始まって、桑名で独自で体験できるということで、桑名ほんぱくって、つくられました。今では本当に他市町もまねするぐらい上手にできている、物すごく期待する部分だと私は思っております。  そこの中で、今、155万円と46万円ということで、掲載料とエントリー料ということで201万円、集まったわけですよね。それで、予算でたしか400万円を使っておると思うんですけど、逆に、あと200万円を足して預けたほうが私はいいと考えますけど、最初にまず、目標額として幾らぐらい集める予定で、これ、やったのか、ちょっと教えていただきたいんですけど。 231: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 232: 市長公室長(久保康司)  大橋議員の再質問に御答弁申し上げます。  今年度につきましては、120万円を目標金額としておりました。  引き続き、財源確保につきましては努力していくつもりでございます。御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (13番議員挙手) 233: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 234: 13番(大橋博二)  ありがとうございます。  そうすると、もう201万円集まったということは立派なもんですよね。だから、もうあと200万円ぐらいで、民間に預けるならぜひ民間に預けていただけたらと私は思います。  また、答弁の中で、新たな企画と新たな進化ということを私、求めておったんですけど、何か新しい進化なんかあったのかどうか。わかれば。 235: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 236: 市長公室長(久保康司)  大橋議員の再質問について御答弁申し上げます。  桑名ほんぱくの新たな進化ということで、通年で開催が可能かどうかというところを現在検討しております。全てのプログラムを通年で開催するということはできないと思いますが、可能なプログラムから個々にビジネス化をさせていくことで、桑名ほんぱくの通年開催が可能になるのではないかということで考えております。また、外国人向けのプログラムの開催も検討しているところでございます。  他の地域の体験型博覧会でも外国人向けの開催を進めているところがあると伺っておりますので、情報を収集しながら取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (13番議員挙手) 237: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 238: 13番(大橋博二)  ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。  次に、特別企画展「村正II」について。  本年も10月6日より村正展が開催されます。8月23日にはテレビ番組で桑名の村正が紹介され、本年も大成功に終わると思います。  しかし、相変わらず駐車場不足は補えないと思います。  また、当市の歴史文化の財産は、全国区に匹敵するものも多く残されています。博物館で保管する収蔵庫も限度があり、今後どのように貴重品を保管するのか、また、東海道に残された100年以上の民家、蔵もほとんど取り壊されている現状があります。  明治、大正、昭和の歴史的財産の確保もままならない現実があり、いつまでも六華苑、石取会館、博物館のこの3点セットでは、再度訪れたいまちに少し希薄のように思われます。村正ブームから何を考えるのか。市長の言われる「本物力こそ、桑名力。」ではないでしょうか。  そこで、特別企画展、村正展から考えることについてお伺いいたします。 239: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  産業振興部長。 240: 産業振興部長(後藤政志)(登壇)  所管をいたします事項1、地域活性化について、(2)特別企画展「村正II」について、1)村正展から考えることはについて御答弁を申し上げます。  平成28年に開催をいたしました村正展は、全国から約1万5,000人の方に来館をいただき、桑名市博物館開館以来最高の来場者数を記録いたしました。よいもの、本物を展示することによって、これだけ多くの方に来館いただけることを実感いたしました。  ことし10月から開催をいたします「村正II」展につきましても、議員御指摘のとおり、テレビ番組で紹介されたこと、また、若い方に人気のゲームであります刀剣乱舞-ONLINE-とのコラボレーションなどにより、前回以上の来館者数を期待しているところでございます。  しかしながら、議員御指摘の駐車場不足、収蔵庫の問題など多くの問題を博物館が抱えていること、また、東海道に残された明治、大正、昭和の歴史的財産の保護などの課題につきましても認識をいたしているところでございます。  博物館の新築移転につきましては、公共施設マネジメントの観点からも博物館機能や石取会館機能を集約し、うまく活用し、桑名のブランドを発信できるよう検討してまいりたいと考えております。  また、六華苑、石取会館、博物館以外にも、七里の渡、諸戸氏庭園、多度大社など、魅力ある歴史的観光スポットも数多くございますので、さらに積極的にPRを行っていきたいと考えております。  特に博物館におきましては、今後も桑名の歴史、文化を感じていただける魅力ある、もう一度訪れたいと思っていただけるような企画展を開催し、多くの方にお越しいただきたいと考えております。  また、東海道筋に残る文化的価値のある建造物につきましては、その保存と活用について民間団体などの協力を得ながら所有者とのマッチングを図り、歴史的財産として保存できるよう検討してまいりたいと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (13番議員挙手) 241: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 242: 13番(大橋博二)  御答弁ありがとうございます。  まず、歴史はお金で買えないということを前提でちょっとお話しさせていただきたいんですけど。  やはり今もアイデアとしては、民間団体と所有者をマッチングするということを検討するとおっしゃいましたよね。これ、本当にすばらしいことですけど、今まで検討という言葉、私、余り信用できないんですよ。いつまでにやるというのを一回、ちょっと教えていただければと思いますけど。 243: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  産業振興部長。 244: 産業振興部長(後藤政志)  大橋議員の再質問にお答えをさせていただきます。  議員のほうからは、東海道筋にある歴史的な建物についての保存をいつまでにやるのかというようなことかと思いますけれども、確かに、歴史ある町家などの建物も東海道筋には残されておりまして、先ほども民間団体とということをお答えさせていただきました。  これは当然所有者もございますし、そういった所有者との協議であるとか、あるいはいろんな国の計画であるとか、そういったこともございますので、いつということはやっぱり相手がありますので申し上げられませんけれども、少しずつでも進めてまいりたいという思いでございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (13番議員挙手) 245: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 246: 13番(大橋博二)  ありがとうございます。  確かに、早急な答えというのは無理かもわかりませんけど、これ、城南では、城南の宝といって、歴史のちょっといろんな残ったものとか文化についての本を個人で出されたり、やはりくわな新聞なんかにも、ことし、前回かな、立見鑑三郎を出したり、やっぱり皆さん、歴史に関しては結構前向きに考えて、桑名のまちづくりのためにやっておるわけですよね。だから、東海道を歩いても、正直、蔵は残っていない、何もない普通の道をただ歩いておるだけでは、なかなか人は訪れないと私は思います。どう考えますか。 247: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  産業振興部長。 248: 産業振興部長(後藤政志)  大橋議員の再質問にお答えをさせていただきます。  どう考えるのかということなんですけれども、やはり歩いていて、残されている建物も数少なくなってきているという実感がございます。  ただ、先ほども申し上げましたとおりでございますけれども、やはりそこには所有の関係がございますので、その方との協議、どういう土地活用をしたいのかとか、そういうところもありますので、でき得る限り我々としては可能な範囲で協議を、お話をお伺いするなりのようなことを一歩でも少しでも前へ進めていくことができればなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。                   (13番議員挙手) 249: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 250: 13番(大橋博二)  ありがとうございます。ぜひ、期待しておりますのでよろしくお願いします。  それでは、桑名水郷花火大会について。  桑名の夏の風物詩、水郷花火大会は市民の楽しみの一つです。協賛していただく企業、関係者の皆様には感謝いたします。  ことしは、台風の影響で予定されていた日程は中止となりました。予備日を入れ、3日間、安全確保のため、中止はやむを得ないと理解いたします。有料チケットの返金は100%できたのでしょうか。  ここで確認ですが、市民目線でいえば、市と観光協会は同じだと思っている方が多くおられ、年内に開催されるのか、完全に中止なのか理解できず、協賛チケットの処理の問い合わせが私のところにもあります。  そこで、中止になったことしの花火の処理、経費、年内開催はあるのか、また、市民への対応についてお伺いいたします。 251: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  産業振興部長。 252: 産業振興部長(後藤政志)(登壇)  所管をいたします事項1、地域活性化について、(3)桑名水郷花火大会について、1)中止以降の対応について御答弁を申し上げます。  桑名水郷花火大会は昭和9年から行われている伝統的な行事として、また、石取祭と並び桑名の夏の風物詩として、市民の皆様から愛され、親しまれております。この大会が協賛者、近隣住民の方々を初めとする多くの皆様の御理解と御支援により開催されてきたことに感謝をいたしております。  さて、今夏の台風12号の影響により、予定をいたしておりました7月28日から30日までの予備日を含む3日間においては開催をすることができない状況となり、やむなく中止とさせていただきました。  3日間の中止を受けて、有料席チケットの返金につきましては、委託をしておりますチケット販売会社により、9月30日を締め切りとして払い戻しの処理が進められております。打ち上げ協賛の皆様へは、中止決定の日から順次中止の御連絡を差し上げ、また、一般協賛の皆様には、ホームページなどで周知を行ってまいりました。御協賛に関しまして、お渡しをしている招待券につきましては、再開催の可能性を視野に入れつつ、廃棄しないようにお問い合わせにはお答えをいたしております。  ホームページなどで再開催の可否については関係者において協議すると公表いたしておりますが、これまでにも非常に多くの皆様からお問い合わせをいただき、市民の方のみならず、遠来のお客様からも再開催を望まれる声を多数お伺いいたしております。  現在の状況につきまして、桑名市観光協会に確認を行いましたところ、皆様のお声を反映し、ことしじゅうの再開催に向け、日程調整を含む関係機関との協議や、協賛者の皆様との折衝を継続していると聞いております。  また、観光協会当初予算の花火大会運営に係る総事業費は約8,260万円で、そのうち、7,800万円を花火打ち上げ委託、会場設営等の委託料に計上いたしております。大会の運営に係る費用は約900万円、また、今回延期になったことによる経費が概算で860万円程度必要となっております。  再開催に向けましては、7月開催と同程度の会場設営などを行う場合、約1,330万円の費用が必要であり、さらなる収入源が見込めないことから花火打ち上げ委託費から流用せざるを得ないこととなり、打ち上げ内容を7割程度に圧縮する必要があると伺っております。
     最後になりますが、完全中止となった場合の花火の処理につきましては、適正に保管することにより、次回以降に取り置きの可能なものもあるとお聞きしておりますが、今シーズン中の打ち上げを目安に製作した発火性の高いものもあり、一部は再利用ができず、解体処理をすることなど、花火業者において処分となるとのことであります。当然のことながら、処分するに当たりましても相応の費用が必要となってまいります。  いずれにいたしましても、喫緊の課題であると認識をいたしておりますので、皆様の御期待に沿えるよう、また、来年以降にも継続的に開催され、地域の活性化や観光振興に寄与する本市の一大催事であることを念頭に、関係機関との協議、観光協会への助言等に努めてまいります。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (13番議員挙手) 253: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 254: 13番(大橋博二)  どうも御答弁ありがとうございます。主催者事情はよく理解できました。  ホームページなんかで見ると、3日間中止なのか、全面的に中止なのか、よくわからないところもやはりありました。そこの中で、協賛した皆さんがチケットをどうするのと、もうほかったよとか、いろんな話もやっぱり出ています。やっぱりこれは説明責任の問題だと私は考えています。やはりずーっとこれ、あやふやで来るのはいいのかなと。  今言われた事情は大体わかったのでいいんですけど、一般市民の方は観光協会も全てがわかっていないから、やはり桑名市に、僕らに聞かれるのが多いんですよ。そこの中での話ですけど、やはり説明責任をきちっとしていかなくては、11月にするのかなとかいろんなうわさは出ております。これは市民が勝手に言っておるうわさだけであって、やはりきちっとその辺だけ、今後、責任を持って、決定したときには、説明はどういうふうにするのかわかりませんけど、やっていただけるんでしょうね。よろしくお願いします。 255: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  産業振興部長。 256: 産業振興部長(後藤政志)  大橋議員の再質問にお答えをさせていただきます。  再開催の日程が決まればということになりますけれども、当然、観光協会のほうでも周知することになりますけれども、市といたしましても、日程が決まりましたらできる限り周知に協力をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。                   (13番議員挙手) 257: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 258: 13番(大橋博二)  ぜひよろしくお願いします。  やはり桑名は、順調にいけば7月の末が花火で、それで8月の初めの日曜日が石取の本楽ということで、これが桑名の夏という感じで捉えておりますから、物すごく皆さんは楽しみにしてみえると思います。ぜひよろしくお願いします。  次に移ります。クラウドファンディングについて。  クラウドファンディングとは、不特定多数の人が通常、インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことをいいます。例を挙げますと、東山動物園では2013年にコアラ応援プロジェクトで、目標金額100万円のところ、475万円が集まりました。  今回の桑名市の花火大会でも、二つのクラウドファンディングが実行されたと伺いました。  一つは、民間の方々で、デッカイ花火を打ち上げたいワン!!というグループが目標金額50万円のところ、支援総額284万4,000円あり、349人の方から応援していただいたそうです。  二つ目は、市長がクラウドファンディングによる地域活性に関する連携協定を結ばれた企業で、公民連携の形で、テーマは超ワイドな空中ナイアガラ花火プロジェクトです。支援金を募集いたしました。こちらの件は、結果を探しましたがどこにも掲載されていません。どうなったのでしょうか。  今後、このような手法は魅力があれば、全国から応援支援金が成立すると考えます。今後もこの手法、公民連携でクラウドファンディングを利用するのか、考え方についてお伺いいたします。 259: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 260: 市長公室長(久保康司)(登壇)  大橋議員の一般質問1、地域活性化について、(4)クラウドファンディングについて、1)公民連携と考え方について御答弁申し上げます。  クラウドファンディングとは、議員御説明のように、インターネットを利用して、特定のプロジェクトに対する支援を呼びかけ、不特定多数の方から資金調達をする仕組みのことです。  市では、公民連携ワンストップ対話窓口、コラボ・ラボ桑名に御提案をいただいたことから、ことしの5月にクラウドファンディングサイト運営者と金融機関の3者でクラウドファンディングによる地域活性化に関する連携協定を結びました。  この協定に基づき、桑名市観光協会が起案者となり、目標金額50万円で桑名水郷花火大会のフィナーレを飾る空中ナイアガラ、スターマインをグレードアップするプロジェクトが実施されました。結果、目標金額には至りませんでしたが、集まった金額は約30万円余、34名の方から応援をいただきました。また、プロジェクトを実施することによってクラウドファンディングサイトや新聞でPRをすることができ、桑名水郷花火大会自体を広く周知することができました。  しかしながら、目標金額に達成できなかったことを踏まえ、クラウドファンディングを活用する場合、多くの皆様にこのプロジェクトを応援したいという思いを持っていただき、また、クラウドファンディングを利用する人に興味を持ってもらえる要素の研究が必要であると感じております。  プロジェクトに魅力があれば、全国からの応援資金が見込めますことから、今後も市の地域活性化にクラウドファンディングなどの資金調達方法を検討し、活用してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (13番議員挙手) 261: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 262: 13番(大橋博二)  御答弁ありがとうございました。  まず、支援金を提供して花火を出してくれる人に本当に感謝しております。また、反省もされて、すごく前向きな答弁をいただいたんですけど、やはり一つ間違うと、こういうような手法的なものは難しいところがあるのかなと、私も簡単に集まるのかなと思っておったけど、意外と集まらないことも現状として今出ました。  今後、例えばクラウドファンディングの使い方としては、先ほど、歴史のことを言いましたけど、歴史的価値の保存とか再現などに成功すれば、すごく資金調達にもなり、非常におもしろいと思います。また、なかなかこの桑名市の予算、出ない。おもしろいことがあれば、職員さんなんかが利用するということも、また一つの手だと私は考えております。  反省は反省、今後の展開として本当にやるべきことだと私は考えておりますもんで、ぜひその辺のこと、もう一度、ちょっとお願いしたいと思います。 263: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長公室長。 264: 市長公室長(久保康司)  大橋議員の再質問について御答弁申し上げます。  議員がお話しされましたように、クラウドファンディングにつきましては、さまざまな分野で利用が可能だと考えております。今後も市の地域活性化、そういうものにクラウドファンディングの活用を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (13番議員挙手) 265: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 266: 13番(大橋博二)  ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。  次に、デマンド乗合タクシーについて。  長島において今年7月1日から、朝7時30分より8時30分までの1時間、予約制デマンド乗合タクシーの試験運行がスタートしました。市民負担は200円です。まだまだ未知数で、多くのデータはとられていないと思いますが、私にも時間がないのでよろしくお願いいたします。  市民の乗り合いタクシーへの認識、負担費用はどのようになるのか。今後、多度地区で実現できるのか。地域の特性を生かした施策はあるのか。コミュニティバスなどとの経費の違いは。高齢化の中の福祉バスなどの有益性についてどう考えるのか。  そこで、費用対効果についてお伺いいたします。 267: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  都市整備部長。 268: 都市整備部長(中村博明)(登壇)  大橋議員の一般質問の2、交通対策について御質問をいただいておりますので、御答弁を申し上げます。  議員御案内のデマンド乗合タクシーは、利用者から予約があった場合のみ、コミュニティバスの停留所を利用して、タクシー車両によって運行を行う形態のことであります。  本市では、コミュニティバスの利用者の伸び悩みから、その打開策の一つとして、デマンド乗合タクシーを本年7月1日から、市内で最も利用者の少なかった長島地区の朝便で試験運行を開始したところであります。  デマンド乗合タクシーの市民の皆様の認識でありますが、デマンド乗合タクシーは、従前のバス方式と異なり、御利用をいただく際に電話予約が必要なことから、ホームページや自治会への回覧、バス車内等で利用方法等を周知させていただきました。その効果もあり、これまで大きな混乱もなく、運行させていただいている状況となっております。  これまでの運行状況としましては、営業日に対する稼働率はおおむね50%で、利用者数は昨年度のバスの利用者数と比較しますと減少しておりますが、まだ、現在、運行を開始したばかりですので、今後の動向を注視してまいりたいと考えております。  次に、費用負担についてでありますが、利用者がいない場合でも運行するバスと比較しますと、乗り合いタクシーの場合は、現在のところ運行回数が少ないことから費用は減少しており、バスと比較しますとおおむね5分の1のコストとなっております。  また、今後、多度地区や他の地域にもデマンド乗合タクシーを運行するのかとの御質問でありますが、現在実施しております長島地区の検証結果と地域の特性なども見ながら、導入の是非を判断していきたいと考えております。  次に、デマンド乗合タクシーとコミュニティバスの経費の違いについてでありますが、バスは年間契約をしておりますが、デマンド乗合タクシーの場合は、先ほども申し上げましたとおり、予約が入った場合のみ運行しており、走行距離に応じてタクシー料金を市が負担するという違いがあります。  最後に、近隣の他市で実施されております福祉バスとの比較でございますが、一般的に、福祉バスは福祉に軸足を置いて乗客を輸送するもので、無料で利用できることが最大の特徴となっております。これに対しまして、コミュニティバスは公共交通としての性格上有料となっており、日中の移動が困難な方々の通院や買い物の移動手段として、利用者の最も身近で最後のとりでと言われる重要な交通手段であると考えております。  そのため、他のさまざまな事業や御質問をいただいております福祉バスとは異なり、事業費のおおむね8割程度が国の特別交付税の交付対象となっており、現段階では事業の効果を求めるよりも交通弱者の移動手段の確保に重きが置かれている事業であると考えております。  本市のコミュニティバスにつきましては、利用者の伸び悩みもあり、議員の皆様を初め、市民の皆様からも非常に厳しい御指摘をいただいておりますが、少なくとも国の手厚い支援を受けられる間は事業を継続しながら、ルートの見直しや時間帯の見直しなどにより利用者の増加策を講じてまいりたいと考えておりますので、御理解、御支援を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。                   (13番議員挙手) 269: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 270: 13番(大橋博二)  御答弁ありがとうございます。  まず、7月の乗車人数と負担金額、教えていただければと思いますけど。 271: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  都市整備部長。 272: 都市整備部長(中村博明)  再質問に御答弁を申し上げます。  朝便の乗り合いタクシーの利用者は、26日のバスの運行日のうち13回、延べ14人となっております。  ちなみに昨年度の、平成29年7月のコミュニティバスの同じルートの利用者は39名となっております。以上でございます。                   (13番議員挙手) 273: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 274: 13番(大橋博二)  まだまだデータ的に出ていない感じで、私もちょっと質問が早かったかなと思うんですけど。  いなべのほうでも、ちょっと私、調べたんですけど、今、いなべの福祉バスは、福祉バスじゃなしに、どんな人でも乗れるという、子供から大人まで乗れるという形で、無料でこれをスタートしておるんですよ。やはり地域地域に合わせて、バスとかタクシーとかいろいろやっていかないけない時代が来ておると私は感じております。  ぜひ今後も、これを、データをもうちょっと出していただいて、いろんな検討をしていただいて、地域地域の特性に合わせたやり方でやっていただければと思います。ありがとうございました。  次に、公的保険外サービスの創出と活用促進について。  団塊の世代が75歳以上になる2025年を目途に、重度な要介護状態になっても住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい、医療、介護、生活支援、介護予防が一体的に提供される構築を推進しています。  今後、認知症高齢者や単身高齢者世帯の増加に伴い、医療や介護サービス以外でも、在宅生活を継続するための日常的な生活支援を必要とする高齢者の増加が見込まれます。  豊明市では全国初として、平成29年2月、民間企業9社と公的保険外サービス創出・促進に関する協定を締結し、高齢者の快適な暮らしをサポートするため、介護保険ではサービスできないニーズを満たす民間サービスを市民に積極的に紹介する取り組みを始めました。これまでタブー視されてきた行政と特定の民間企業のサービスの連携は全国初で注目されています。  これは、介護サービスを利用した要支援1の認定者の1年後の重度化率を調査した結果、57%が悪化しています。4人に1人が要介護状態になっていたのがわかりました。
     多くの症例から二つの結果がわかりました。一つ目は、要支援高齢者は、これまで送ってきた普通の暮らしを取り戻していくための支援は、単に外出をデイサービスに、家事をヘルパーに置きかえることでは決して達成できないということ、二つ目は、自立した生活のための手段の提供を通じ本人の意欲までアプローチできなければ、エンドレスな介護サービスの利用となり、結果として重度化してしまうことである。これらのことから、地域にあるものは何でも活用するという発想が生まれました。  今後は、高齢者が地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、高齢者や家族の多様なニーズに応える保険外サービスが重要になります。当市の保険外サービスの創出と活用促進についてお伺いいたします。よろしくお願いします。 275: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  保健福祉部長。 276: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)(登壇)  所管いたします事項3、高齢者対策について、(1)高齢者支援について、1)公的保険外サービスの創出と活用促進について御答弁申し上げます。  本市では、介護保険法に基づく全国一律のサービスから、平成27年度に市町村が独自に取り組む介護予防・日常生活支援総合事業が開始されたことと並行し、高齢者の方の介護予防、自立支援に対してさまざまな企業、団体、事業者等の協力を得ながら、介護保険内外のサービスの創出、発掘に進めております。さまざまな御協力もいただき、桑名市においては要支援1、2の方の1年後の状況の変化は、改善、変化なしが7割以上を占め、悪化も県の平均より5%以上低い結果となっております。  介護保険内の総合事業においては、シルバー人材センターに委託し、家庭内の生活支援を行うえぷろんサービスを提供し、その他、介護事業所、医療機関等の空きスペースを活用し、介護予防のための健康・ケア教室も開催しております。  そして、議員のおっしゃいます介護保険外としては、さまざまな民間事業者の生活支援、家事支援サービスやスーパーやコンビニの宅配、配食サービスなどを一覧表にまとめ、市民の方から御要望、御質問があった際には、各地域包括支援センターや市の窓口で御説明や提供を行っております。  また、桑名市独自の取り組みとしましては、認知症について理解を深めるために、認知症の方も地域の方も気軽に参加していただけるオレンジカフェについても、喫茶店、商店街、お寺、医療機関等、さまざまなところに御協力をいただき、開催をしております。  高齢者、障がい者、子供についても、異変を感じたら市へお知らせいただく見守りネットワーク事業として、さまざまな企業、団体に御協力をいただいております。  さらに、地域住民同士が日常のお困り事を助け合う精義おたすけ隊、益世支え愛といった仕組みを地域単位で構築されている例もございます。  このように、桑名市も民間企業から住民同士の支え合いなど、幅広く介護保険外のサービスの創出、活用促進を図りつつあります。そして、議員からは豊明市の好事例を御紹介いただきましたが、当市も多くの方々に御協力をいただけるなど、よいところをさらに充実させてまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (13番議員挙手) 277: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 278: 13番(大橋博二)  御答弁ありがとうございました。  今、いろいろ説明を聞いて、高齢者対策で桑名市、すばらしいものやなと、逆に、私も思ったんですけど。  特に、ちょっと私、1点だけ聞きたいんですけど、地域住民の日常の困り事を助け合うということで、この精義おたすけ隊、それから益世支え愛かな、こんなので事例ってちょっと教えていただけますか。私、知識がないもので、事例があれば教えてください。何をやっているかということ。 279: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  保健福祉部長。 280: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)  大橋議員の再質問に御答弁申し上げます。  精義おたすけ隊は、元気な高齢者の方が子育て世帯や虚弱高齢者をお助けしようと考えられまして、活動を始められております。  具体的には、共働き世帯の保育園児のナプキンのアイロンがけとか、産後のお母さんにかわっての幼稚園児の付き添い、それから、虚弱高齢者のお宅のすだれの取りつけとか、あと、粗大ごみの片づけのお手伝いなどをされております。  それから、益世におきましては、御自身でできなくなった庭木の伐採や除草、それからごみ出し等々をされているということでございます。よろしくお願いします。                   (13番議員挙手) 281: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 282: 13番(大橋博二)  地域でそういうものができてくるということは、やはりされる方も元気ならやるし、やってもらう側も意外と安心ができる。顔見知りの方ですから安心できるということになりますよね。だから、やはりこういうことがこの桑名市の28学区でできれば、もっと進歩するというか、そのような形になると考えますけど、こういうのは私も意外と知らなかったんですけど、28学区でいろいろと説明とかそんなのって、ありますか。ちょっとお伺いいたします。 283: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  保健福祉部長。 284: 保健福祉部長兼社会福祉事務所長(近藤 正)  大橋議員の再質問に御答弁申し上げます。  市といたしましても、このような取り組みは非常によい取り組みというふうに考えておりますもので、今後も各地域への働きかけを行うとともに、各地域での取り組みを支援してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。                   (13番議員挙手) 285: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 286: 13番(大橋博二)  どうもありがとうございます。本当にいい方法ばっかり私も聞いて、日進地区でもぜひつくりたいなと思って、逆に、私も今聞いて思いました。ありがとうございます。  それでは、次に移ります。  災害を受ける力、受援力について。  受援計画について。  災害があれば、日本全国から支援に駆けつけるボランティアの活動をよく耳にします。支援力が大きくなれば、受援計画が必要です。災害時に被災地外からやってくるボランティアは、被災地の土地カンがありません。地域の情報処理をしておけば、ボランティアの受け入れの際に役立てることができます。  平常時からの情報処理活動、支援受け入れ体制の整備、支援を受け入れるための環境づくりなどが必要になっています。例えば、市内では、ボランティア受け入れ体制は中央公民館になっていますが、そこが被災地ならどうするのでしょうか。ボランティアが長期にわたり滞在、活動される場合、500人、1,000人単位でも受け入れが可能でしょうか。自治会、民生委員などの連携、災害は想定外で済まされないと思います。  そこで、災害を乗り切る受援計画についてお伺いいたします。 287: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  統括監。 288: 統括監(伊藤恒之)(登壇)  所管いたします事項4、災害対策について、(1)受援力について、1)災害を乗り切る受援計画について御答弁申し上げます。  本年5月20日、新しく完成しました三重県広域防災拠点、北勢拠点におきまして、三重県受援体制整備に向けた活動実験が行われ、本市のほか、社会福祉協議会も参加し、自治体応援職員の受け入れや人的・物的資源の受け入れ、ラストワンマイル輸送の検討が行われました。本市といたしましても改めて、受援計画の必要性を再認識したところでございます。  現在、本市におきましては受援計画は策定しておりませんが、地域防災計画に、災害対策本部におきましてボランティアの受け入れ及び活動支援が必要と判断した場合、桑名市社会福祉協議会に対しまして、災害ボランティアセンターの設置を要請することとしております。そして、災害ボランティアセンターは、みえ災害ボランティア支援センターと連携を図りながら、市内外からのボランティアを受け入れることになります。  活動拠点といたしましては、中央公民館、多度まちづくり拠点施設、長島まちづくり拠点施設の3カ所を設定しております。ところが、活動拠点が被災した場合は、その都度、状況を見ながら、代替施設を提供することになると考えております。  市といたしましても、災害の局面、必要な資源の把握、人的・物的資源の流れ、応援対象となる業務の整理が必要となります。また、必要と思われる情報を自治会、民生児童委員、ボランティアの方々に円滑に伝えることができるよう、連携の強化に努めてまいりたいと考えております。  このことから、受援計画策定につきましては、災害時に非常に重要であると思いますので作成する方向で考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (13番議員挙手) 289: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 290: 13番(大橋博二)  御答弁ありがとうございます。  前も少し聞いたんですけど、職員が派遣で行ったら、相手の受け入れが、体制が悪くて行けなかったとか、そんな話もちょっとお聞きしておるんですけど、やはり受援計画というのはすごく大事なことだと思います。  また、私も伊勢湾台風の体験者というか、経験者ですもんで、国道1号より東側は、水が来たり何かした場合は、非常にリスクの高いところだと私は思っております。そこの中で、中央公民館って言われたもんで、ちょっと心配だなと。かわりにどこか、もしも何かあったときはかわりがあるのかなという感じで、ちょっとお聞きしようかなと思いますけど。お願いします。 291: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  統括監。 292: 統括監(伊藤恒之)  再質問にお答えいたします。  被災の状況にもよりますけれども、基本的には、高台の施設を想定しておりますので、よろしくお願いいたします。                   (13番議員挙手) 293: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 294: 13番(大橋博二)  済みません、高台の施設というのはどこを指すわけですか。 295: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  統括監。 296: 統括監(伊藤恒之)  先ほど御答弁いたしました中央公民館であれば、例えば、大山田コミュニティプラザであるとか、多度まちづくり拠点施設であれば、ふるさと多度文学館、長島まちづくり拠点施設であれば、輪中ドームなどが想定されますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。                   (13番議員挙手) 297: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 298: 13番(大橋博二)  ありがとうございます。二重三重に囲んでもらうとやはり安心ですもんで、ぜひよろしくお願いします。  それでは最後の、医療的ケア児が普通に通学できるには。  本年度より当市では、幼稚園児2名、1年生2名、計4名の医療的ケア児が通園、通学しています。国の取り組みも始まっていますが、医療的ケアが必要な子供を通学させるには、今までは親の付き添いが必要な現状でした。そこで、安心し、解決できない問題がありました。当市では学校が医療的ケアをする看護師の配置を決定したからこそ、この取り組みが実際に学校現場で反映されたと考えます。この取り組みは全国的にも先進事例だと思います。  ただ、医療的ケア児は今後、増加の傾向があり、看護師の確保、医療の連携、卒業後、親と子供の年齢がともに上がっていく中で、医療的ケアの必要な人たちが地域の中で自分たちのペースで暮らしていくのはどうしたらいいのか、まだまだ多くの課題があると考えます。  そこで、医療と学校の連携についてお伺いいたします。よろしくお願いします。 299: 議長(竹石正徳)  当局の答弁を求めます。  市長。 300: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  私からは、大橋議員の一般質問のうち、大項目の5、医療対策について、医療的ケア児の就学支援につきまして御答弁を申し上げます。  議員御案内のとおり、本市におきましては平成30年4月から、医療的ケアが必要な子供の就、就学に応じて、幼稚園2、小学校2校に各1名ずつ、計4名の看護師を配置し、対応をスタートしたところでございます。  看護師は、学校生活全般を見守りながら、県教育委員会作成の学校における医療的ケア実施マニュアルを参考に保護者との面談を重ね、医療、機関による医療指導に従い、随時必要な処置を進めておるというところでございます。
     今年度、桑名市総合医療センターが開設されました。この中にNICU、いわゆる新生児集中治療室の設置がされ、周産期医療などの充実を図ることとしております。今後、医療的ケア児への対応につきまして、病院ともより一層の連携を図ってまいりたいと考えております。  また、現在、小児在宅医療推進のため、医療、福祉及び教育関係者などによる医療的ケアの連携ネットワーク、e-ケアネットが桑員地区で継続的に開催をされております。四日市市など他市町とも情報交換や連携の輪が広がっているところであります。  しかしながら、昨今の看護師不足により、看護師の確保につきましては非常に厳しい状況でございます。また、現在、国からの医療的ケアに関する補助事業につきましては義務教育段階に限られておりまして、幼稚園においては補助事業がございません。  こうした状況を打開したいということもあり、7月9日に三重県知事との1対1対談が開催されましたが、この中で医療的ケアにつきまして、知事と対談をさせていただいたところであります。今後の体制整備及び看護師の人員確保、任用のための予算確保などにつきまして、私から国に対する財源確保の提言を行い、また、鈴木知事からは力強い国への要望の意思を確認したところでもございます。  今後も医療と教育及び福祉関係機関等との情報共有を進め、医療的ケアが必要な未就学児の実態把握にも努めながら、幼少期から学齢期及び青年期を見通した途切れのない支援に努めてまいりたいと考えております。子供たちの健やかな成長に向け、引き続き取り組んでまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。  また、最後になりますが、先ほど大橋議員から最後の質問ということがありましたけれども、3期12年にわたりまして、桑名市政に対しまして大変御指導、また、アドバイスをいただけましたことに改めて御礼を申し上げたいというふうに思います。どうもありがとうございました。                   (13番議員挙手) 301: 議長(竹石正徳)  大橋博二議員。 302: 13番(大橋博二)  もう、時間はありますけど、再質問はやめます。ありがとうございました。褒めてもらったので、もうやめます。ありがとうございます。    ───────────────────────────────────────  ○散会の宣告 303: 議長(竹石正徳)  本日はこの程度にとどめ、あとの方は明11日にお願いすることにいたします。  明11日は、午前10時に会議を開きます。  本日は、これにて散会いたします。                                     午後4時23分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        議     長       竹 石 正 徳        署 名 議 員       石 田 正 子        署 名 議 員       南 澤 幸 美 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...