桑名市議会 2017-12-05
平成29年第4回定例会(第1号) 本文 開催日:2017-12-05
5:
議長(
伊藤真人)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、佐藤 肇議員及び中村浩三議員を指名いたします。
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○会期の決定
6:
議長(
伊藤真人)
次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期
定例会の会期は、本日から12月26日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月26日までの22日間と決しました。
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○議案第161号ないし議案第168号
7:
議長(
伊藤真人)
次に、日程第3、議案第161号 平成29年度桑名市一般会計補正予算(第5号)ないし議案第168号 桑名市職員給与条例等の一部改正についての8議案を一括議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
市長。
8:
市長(
伊藤徳宇)(登壇)
おはようございます。
本日は、第4回市議会
定例会を招集いたしましたところ、議員各位には年の瀬を迎え、何かとお忙しい中、御参集いただきましてまことにありがとうございます。
私が
市長に就任しまして5年が経過しようとしております。この間、市民の皆様、議員の皆様から貴重な御意見、温かい御支援をいただき、市政運営ができましたことを心から御礼申し上げます。
定例会の開会に当たり、提出いたしました各案件の説明に先立ちまして、国の動向、また、昨年の選挙時に公約として掲げました重点プロジェクトを初め、現在の市政の情勢や主な事業の概要について申し述べさせていただきます。
まず、国の動向についてであります。
国政におきましては、10月22日に第48回衆議院議員総選挙が行われ、第4次安倍内閣が発足いたしました。所信表明で首相は、待機児童の解消を目標とする考えを示すとともに、幼児教育、保育無償化について、2020年度までに3歳から5歳まで全ての子供たちの費用を無償化すると宣言されました。高額所得者には助成に上限を設けること、また、基準となる所得水準は示されていなかったりと現在のところ詳細はまだ見えてきませんが、今後の政府の動きを注視してまいります。社会全体で子育てを支える形がつくられるよう、全力で取り組む環境が整えられることを期待するものであります。
次に、防災対策についてであります。
ことしは10月に2週連続で大型台風の接近がありました。台風21号が接近した10月22日には、選挙が執り行われておりましたところに避難所を開設しましたので、職員を総動員して対応いたしました。この台風での被害状況は、床上浸水1戸、床下浸水6戸を初め、道路被害としては冠水のための通行どめや土砂の流出など多くの被害が発生いたしました。
人命にかかわる大きな被害がなかったことは幸いですが、今後も市民の皆様の命や暮らしを守るために防災対策を進めてまいります。その一環として進めております同報系防災行政無線整備につきましては、平成29年度に計画しておりました防災行政無線の桑名地区45カ所の設置工事が予定どおり終了し、桑名地区におきましては全53カ所の設置が完了いたしました。
今後はJアラート連動試験放送等を実施し、市民の皆様への災害情報を伝達するソフト面の整備を順次進め、機器の運用を図ってまいります。また、次年度以降は長島地区及び多度地区の防災行政無線を既設のアナログ波からデジタル波へシステムを更新してまいります。
次に、新病院整備事業についてであります。
新病院建設工事の進捗状況につきまして、10月末現在の工事進捗率は90%となっており、おおむね順調に工事が進んでおります。新入院棟、新外来棟につきましてはともに仮設の覆いも撤去され、建物の全容が確認できるようになりました。
地域の中核病院としての役割を担う総合医療センター新病院は、平成30年1月末の工事完了、そして4月開院に向けて着実に準備を進めてまいります。つきましては、4月1日に新病院開院のオープニングセレモニーを開催させていただきたいと考えておりますので、市議会の皆様にもぜひ御出席をお願いいたします。
また、1週間をかけて関係者、一般の方向けの内覧会をさせていただく予定をしております。患者さんにつきましては、4月中に順次、西、南の医療センターの入院患者さんも含め、新病院に移っていただきまして、外来診療につきましては5月1日から開始をする予定でございます。
次に、桑名駅周辺の整備についてであります。
現在、桑名駅自由通路整備事業に先立ち、暫定桑名駅東口駅前広場整備工事に取りかかっております。年明けには、自由通路整備事業及びJRの橋上駅舎化の整備工事が始まる予定でございます。
また、桑名駅西土地区画整理事業で進めております中断移転住宅につきましては、公民連携の手法を用い、コラボ・ラボ桑名の窓口で提案を募集し、事業者が決定しました。
中断移転住宅は年度内の完成を目指して取り組んでおり、完成後は一団で仮移転をしていただくことにより移転先、いわゆる仮換地の早期整備を図り、街区整備の進捗を高め、また、桑名駅自由通路整備事業とあわせて駅周辺の整備を進めてまいります。工事期間中、桑名駅及び東西の駅前広場を利用される皆様には大変御迷惑をおかけいたしますが、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
次に、地域子育て支援拠点整備事業についてであります。
暮らしの中で子育て家庭のさまざまな相談や情報提供を行う拠点施設、地域子育て支援センター「にこにこ」をイオン桑名2番街に12月16日にオープンいたします。桑名の子供たちを初め、保護者の方も笑顔いっぱいになれるようにとの思いを込めて施設の愛称を「にこにこ」とさせていただきました。
この施設は、イオンモール桑名と市が公民連携で設置をいたしました。利用者目線に立ち、商業施設という市民の暮らしの中に子育て支援センターを設置できましたことを大変うれしく思っております。商業施設内では、県内初の公営の子育て支援センターとなります。商業施設でありますことから駐車場も完備されており、土曜日、日曜日のお買い物の際などに多くの方に利用していただくことを期待しているところです。
次に、地域創造プロジェクト(案)についてであります。
さきの
定例会では、プロジェクトの第1段階の取り組みといたしまして、平成30年4月に多度町、長島町総合支所を地区市民センター化し、大山田地区市民センターを除く7地区市民センター及び各地区公民館をまちづくりの拠点施設へと機能転換を図るための議案の議決をいただいたところです。
現在、機能転換に向けた調整を行うとともに、改めて地域の皆様へ説明や意見交換の場を設けるための準備をしているところでございます。今後さらに地域のまちづくりを進めるための場づくり、拠点づくりと地域自治組織、(仮称)まちづくり協議会の形成に向け、地域の皆様との対話を重ねながらしっかりと取り組みを進めてまいります。
また、11月25日には、大山田コミュニティプラザにおきまして地域が描くまちづくりセミナーを開催いたしました。県内の自治体で地域自治組織のサポートに取り組んでおられます四日市大学の岩崎学長に御講演をいただくとともに、県内で早くから地域自治組織を立ち上げられている名張市のほか、県外からは島根県雲南市の方にもお越しをいただき、私も参加してパネルディスカッションを行いました。他の自治体の地域づくりのあり方や取り組みを参考にしながら、市民の皆様とともにこれからの桑名の新しいまちづくりを考えていきたいと思っております。
以上のように、公約として掲げました事業につきましては着実に進んでおります。厳しい財政状況の中、限られた財源で多様化、複雑化する市民ニーズに対応するため、行政の既成概念にとらわれない柔軟な発想や民間などのノウハウを活用した公民連携の手法を取り入れていくことが必要であると感じております。
最後に、先般市議会常任委員会からいただきました市の事務事業に対する政策提言につきましてはしっかりと受けとめ、改善等の対応をしてまいりたいと考えておりますので、引き続き市民の皆様、議員の皆様の一層の御支援と御協力をお願い申し上げます。
それでは、今
定例会に提案いたしました諸議案のうち、初めに人件費に係る補正予算及び条例の一部改正の議案につきまして御説明申し上げます。
まず、議案第161号 平成29年度桑名市一般会計補正予算(第5号)ないし議案第166号 平成29年度桑名市下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、人事院勧告に基づき、月例給の引き上げや勤勉手当の支給割合の増などのため必要な額を計上し、あわせて人事異動等に伴う人件費を計上いたしました。
次に、議案第167号 桑名市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正につきましては、人事院勧告に基づき、指定職員の期末・勤勉手当の支給割合に準じている議員の期末手当支給割合を改正するものであります。
次に、議案第168号 桑名市職員給与条例等の一部改正につきましては、人事院勧告に基づき職員の期末・勤勉手当の支給割合の変更、給料表の改正等、所要の改正を行うものであります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
9:
議長(
伊藤真人)
以上をもって提案理由の説明は終了いたしました。
これより上程議案に対する議案質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、これをもって議案質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第161号ないし議案第168号の8議案は、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
御異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第161号ないし議案第168号の8議案は、委員会の付託を省略することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。よって、議案第161号ないし議案第168号の8議案は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論は賛成、または反対の立場を明確に表明していただくよう特にお願いをいたします。
討論の通告がありますので、
発言を許します。
1番
箕浦逸郎議員。
10: 1番(
箕浦逸郎)(登壇)
おはようございます。まちづくり戦略室の箕浦です。
議案第161号から議案第166号と議案第168号のいわゆる人事院勧告によって市の職員の人たちの給料のベースアップが図られるといった議案に反対の立場から討論させていただきます。
反対の理由といたしましては大きく三つあるんですが、その前にちょっと中身を、議案質疑の時間がなかったので言わせていただきますと、人事院勧告によって一般職の方が大体平均で年間で4.4万円のベースアップをすると。議員の方が0.05カ月分のいわゆるボーナスがふえると。特別職の方は0.1カ月分のボーナスがふえて、総額で大体7,000万円弱ですか。6,700万円あたりというようなもので、指定職員のみ基本的にはアップするよというようなものです。
実際の反対の理由なんですが、一つ目はこの3月から各種公共料金、施設の利用料であるとか上下水道の料金もアップしました。保育園、幼稚園の料金もアップしますというわけで、一方では値上げを市民にお願いして、さらに当局の答弁でよく財政が厳しい、財政が厳しいと言っていろんな事業をカットしている中で、なぜこの人事院勧告にはすんなり従うのか。それがよくわからないので反対しております。
二つ目は、これは毎年言っているんですが、民間の平均給与と比較しても桑名市の職員の給料は十分高いという部分もあって、何で人事院勧告に丸々毎回従っているのかというのがよくわからないので、それがもう一つ。
三つ目の理由が、9月か6月議会かちょっと聞いたと思うんですけど、住居手当があるんですが、これは平成21年度の人事院勧告によって廃止しなさいと勧告されているんですが、それはなぜか継続したまま。一方では人事院勧告に従って今回は上げると。完全なるダブルスタンダードでありますので、この辺もすっきりせず、以上三つの理由によって反対をいたします。
ちなみに議案第167号は議員の給与が上がるやつなんですが、それも言うまでもなく反対なので、ここではちょっと省略させていただきます。
11:
議長(
伊藤真人)
次に、通告により24番
伊藤研司議員。
12: 24番(
伊藤研司)(登壇)
おはようございます。まちづくり戦略室の
伊藤研司でございます。
議案第167号 桑名市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、反対討論をいたします。
簡単に三つの理由から反対いたします。実は私自身個人的にはお金はどれだけあってもいいんですが、欲しいんですが、この三つの理由から反対いたします。私自身障がいのある方を支援する社会福祉法人やNPOでの支援員の待遇を自身の活動を通して知っていること、いかにここで働く方たちの待遇が悪いかということを私自身先ほども言いましたが、自身の活動を通して知っております。
2番目に、私自身報酬と政務活動費の抜本的な見直しを訴えていることからして反対いたします。
三つ目には、所得金額階級別世帯数の相対度分布から見ると、100万円から500万円が最も多く、中央値は418万円なんですね。平均ではよくマスコミでは525万円とか528万円という数字が出てきますが、中央値は418万円なんです。労働者は大変です。
以上の三つの理由から、議案第167号 桑名市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について反対いたします。
なお、私自身は他団体からの報酬は全て供託していただいております。他団体に頼んで供託していただいておりますので、別に桑名市当局の方にもお願いするんですが、私自身反対する以上、市当局の方々に迷惑がかからなければ法務局で供託していただくことも私は望んでおります。以上でございます。
13:
議長(
伊藤真人)
次に、通告により18番
星野公平議員。
14: 18番(
星野公平)(登壇)
おはようございます。日本共産党の
星野公平です。
ただいま議題になっております議案第161号 平成29年度桑名市一般会計補正予算(第5号)から議案第168号 桑名市職員給与条例等の一部改正についての8議案全てに対して反対の討論を行います。
反対の理由の1番目は、人事院勧告の内容について十分な審査が行われていないということであります。時間は十分あります。行政と議会の責任で臨時議会を開催するとか、少なくとも先ほど私は異議を申し立てましたけれども、委員会付託して市民の皆さんに見える化を図るべきではないでしょうか。
議案第167号 桑名市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてと議案第168号 桑名市職員給与条例等の一部改正についてですが、
市長説明によりますと人事院勧告に基づき指定職員の期末・勤勉手当の支給割合に準じている議員の期末手当支給割合を改正する。人事院勧告に基づき職員の期末・勤勉手当の支給割合の変更、給料表の改正等、所要の改正を行うということであります。
反対の理由の二つ目ですけれども、人事院勧告の内容は先ほど箕浦議員からも説明がありましたけれども、給料で平均0.15%アップ、一時金で、一時金という呼び名が統一されておりませんけれども、0.05カ月から0.1カ月のアップでありますけれども、これに市民の皆さん方は納得されるのでしょうか。
安倍政権の経済政策の失敗、アベノミクスの失敗ですけれども、一般の労働者の賃金はふえておりません。桑名に住んでおられる方の賃金も私は同じだと思っております。
それと、議案第168号は私が何度も言っております桑名市職員給与条例等になっており、三つの条例の改正を同時に行おうとするものであります。
市長説明にはありませんでしたが、桑名
市長及び副
市長の給与及び旅費に関する条例の一部改正、桑名市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部改正も含まれているわけであります。議案のタイトルだけを見てもわかりません。もっとわかりやすくすべきであります。
市長の一時金も上がるんです。
次に、議案第161号 平成29年度桑名市一般会計補正予算(第5号)から議案第166号 平成29年度桑名市下水道事業会計補正予算(第1号)でありますけれども、
市長説明によりますと人事院勧告に基づき月例給の引き上げや勤勉手当の支給割合の増などのため、必要額を計上するということになっております。
先ほどの
市長の冒頭の説明にありましたように、桑名市について厳しい財政状況の中、限られた財源という言葉がありました。桑名市は職員も含めて、議会の一部の人もそうですけれども、金がない、金がないと言いながら職員給料のために1億5,000万円も前年度繰越金からぽんと出せるのです。
ことしの初めにも西別所北部土地区画整理事業の終えんのためと言って賦課金一億数千万円を拠出しました。桑名にお金がないというのはうそであります。お金がないわけではありません。住民サービスを
市長が率先してけちっているのであります。この問題については即決せずに、1月度にしても問題ないのではないでしょうか。この年末に当たって生活に困る職員がいるとは聞いておりません。
この3点の反対の理由をもちまして反対討論とします。
15:
議長(
伊藤真人)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
これをもって討論を終結いたします。
ただいま討論がありましたので、議案を分割して採決いたします。
まず、議案第161号 平成29年度桑名市一般会計補正予算(第5号)ないし議案第166号 平成29年度桑名市下水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第168号 桑名市職員給与条例等の一部改正についての7議案を一括して起立により採決いたします。
お諮りいたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第167号 桑名市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。
お諮りいたします。議案第167号は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。よって、議案第167号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議案第169号ないし議案第183号、報告第25号ないし報告第27号
16:
議長(
伊藤真人)
次に、日程第4、議案第169号 平成29年度桑名市一般会計補正予算(第6号)ないし議案第183号 地方独立行政法人桑名市総合医療センター第2期中期計画の一部変更の認可をすることについての15議案及び日程第5、報告第25号 専決処分の報告について(地方自治法第180条第2項に基づく報告)ないし報告第27号 議決事件に該当しない契約について(本庁他ネットワーク機器更新一式の賃貸借(長期継続契約))の3件を一括議題といたします。
市長より提案理由の説明及び報告を求めます。
市長。
17:
市長(
伊藤徳宇)(登壇)
それでは、今
定例会に提案いたしました人件費以外の諸議案15件及び報告3件について、その概要を順次御説明いたします。
まず、議案第169号 平成29年度桑名市一般会計補正予算(第6号)につきましては、補正予算(第5号)で御説明いたしました人件費関係以外の費用であり、7月豪雨及び台風災害に対する復旧費のほか、前年度の補助事業の精査による国県支出金等返還金など、緊急を要する費用を主なものとして計上いたしました。
それでは、一般会計補正予算(第6号)について、まず、歳出から主なものを御説明申し上げます。
総務費では、公益財団法人三重県文化振興事業団の助成金を活用し、子育て世代の男性を対象とした家事参画促進に向けた簡単料理参画セミナーを開催する経費を計上いたしました。
また、職員の異動に伴い、税の賦課業務に使用するシステムの追加ライセンス購入費用を計上しましたほか、前年度の補助事業の精査による国県支出金等返還金を計上いたしました。
民生費では、学童保育所の事業委託料について、国の単価改正及び児童の増加に対応するための費用を計上いたしました。
また、私立保育園の運営費におきましても、国の単価改正及び園児の増加に対応するための措置費を計上いたしましたほか、児童通所施設の利用者と事業所の増加に対応するための費用などを計上いたしました。
衛生費では、みえ森と緑の県民税を活用し、桑名市総合医療センターの什器を整備する費用などを計上いたしました。
農林水産業費では、農地中間管理機構を利用して農地の集積を行い、効率的な農業経営を行うための支援を実施するほか、さきの台風21号により被災しました農業用施設の復旧のための費用を計上いたしました。
土木費では、7月の豪雨及びさきの台風において、市内各地の道路及び河川等に多くの被害が生じておりますことから、維持補修のための費用を計上いたしました。
教育費では、土木費と同様、さきの台風において、市内の各学校及び幼稚園において雨漏り等多くの被害が生じておりますことから、施設の維持補修費を計上いたしました。
最後に、災害復旧事業についてでありますが、7月10日の大雨に伴い、播磨地区の農道のり面及び深谷地区の水路のり面がそれぞれ崩落したことに伴い、災害認定を受けて補修するための費用を計上いたしました。
また、災害申請を予定しております10月22日の台風21号による大雨で崩落した立会川の河川のり面及び播磨、深谷地区の農道のり面の復旧に要する費用を計上いたしました。
また、深谷共同浴場、松ヶ島共同浴場及び桑名市城東地区複合施設の3施設の指定管理者の指定に伴い、それぞれ債務負担行為を設定いたします。
続きまして、歳入の主なものについて申し上げます。
分担金及び負担金は、私立保育所の負担金について実績を見込み整理いたしました。
国県支出金は、補助対象事業費などの実績から見込み整理をいたしました。
繰入金は、みえ森と緑の県民税交付金事業について必要な額を基金より繰り入れを行いました。
繰越金は、この予算の収支の均衡を図るため、前年度繰越金の残額を計上しました。
諸収入は、事業費の増に伴い見込まれる額を精査し、計上いたしました。
市債は、補助災害復旧事業の財源として所要の額を計上いたしました。
次に、議案第170号 平成29年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、平成28年度の療養給付費等の実績に伴い国庫支出金の超過額が発生しましたので、返還する費用などを計上いたしました。
次に、議案第171号 平成29年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、平成28年度の給付実績等につきまして国庫支出金の超過額が発生しましたことから、返還する費用を計上しましたほか、平成30年度4月施行の制度改正に対応するためのシステム改修費を計上いたしました。
次に、議案第172号 平成29年度桑名市下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、本年度から実施しておりますコストキャップ型下水道に係る普及拡大に伴い、各地区における説明会の増加及び年度末供用開始に向けて受益地等の公図取得など、事前調査と現地確認業務への対応のための費用を計上いたしました。
次に、議案第173号 桑名市組織条例の一部改正につきましては、平成30年4月の組織再編により所要の改正を行うものであります。
次に、議案第174号 桑名市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第175号 桑名市共同浴場条例の一部改正につきましては、利用料金の見直しにより施設の利用料金を改定するため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第176号 桑名市商業業務誘導地区建築条例の制定につきましては、商業業務誘導地区内における建築物の建築の制限又は禁止について定めることにより、商業その他の業務の活性化を図るため条例を制定するものであります。
次に、議案第177号 桑名市立幼稚園条例の一部改正につきましては、平成30年度の市立幼稚園の再編に伴い、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第178号 桑名市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正につきましては、上下水道事業の充実を図るため、より一層の
市長部局との連携に向け、平成30年4月から上下水道事業管理者を置かないものとするため、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第179号 地方独立行政法人桑名市総合医療センター定款の一部を変更することにつきましては、平成30年4月に新病院が開院することに伴い、所要の変更を行うものであります。
次に、議案第180号 工事請負契約の変更について(大山田東小学校校舎増築(建築)工事)につきましては、大山田東小学校校舎増築(建築)工事に関し、設計労務単価の運用に係る特例措置に伴い、請負代金額の変更を行うものであります。
次に、議案第181号 公の施設の指定管理者の指定につきましては、市内2カ所の共同浴場の指定管理者の指定期間が平成30年3月31日をもって満了するため、新たに指定しようとするものであります。
次に、議案第182号 公の施設の指定管理者の指定につきましては、城東地区複合施設の指定管理者の指定期間が平成30年3月31日をもって満了するため、新たに指定しようとするものであります。
次に、議案第183号 地方独立行政法人桑名市総合医療センター第2期中期計画の一部変更の認可をすることにつきましては、平成30年4月に新病院が開院することに伴い、第2期中期計画について所要の変更が行われたため、その認可をするものであります。
以上、上程の各案件につきまして大要を御説明申し上げました。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
続きまして、報告3件について御説明申し上げます。
まず、報告第25号の専決処分の報告につきましては、議決により委任を受け、
市長が専決処分することができる事項として指定されている損害賠償について、この度、相手方と和解が成立いたしましたので、専決処分し、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、議会に報告するものであります。
次に、報告第26号の議決事件に該当しない契約につきましては、中断移転住宅定期建物賃貸借契約を締結いたしましたので、御報告申し上げます。
次に、報告第27号の議決事件に該当しない契約につきましては、本庁他ネットワーク機器更新一式の賃貸借契約を締結いたしましたので、御報告申し上げます。
以上、御報告申し上げました。よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。
18:
議長(
伊藤真人)
以上をもって、提案理由の説明及び報告は終了いたしました。
ただいま議題となっております各議案につきましては、本日は提案理由の説明にとどめることといたします。
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○
議長の辞職について
19:
議長(
伊藤真人)
次に、日程第6、
議長の辞職についてを議題といたします。
本件は私の一身上に関する案件でありますので、地方自治法第117条の規定により退席をいたします。副
議長、よろしくお願いをいたします。
(
議長退場)
(副
議長着席)
20: 副
議長(
飯田尚人)
議長伊藤真人議員から
議長の辞職願が提出されております。書記をして朗読いたさせます。
21:
議会事務局次長(
中村江里子)
辞職願
このたび一身上の都合により桑名市議会
議長を辞職いたしたくお願いいたします。
平成29年12月5日
桑名市議会副
議長 飯田尚人様
桑名市議会
議長 伊藤真人
22: 副
議長(
飯田尚人)
お諮りいたします。
伊藤真人議員の
議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、
伊藤真人議員の
議長の辞職を許可することに決しました。
(
伊藤真人議員入場)
伊藤真人議員、この際御挨拶があれば伺います。
23: 15番(
伊藤真人)(登壇)
改めまして、こんにちは。
辞職に関して異議ありと出るのを楽しみに期待しておりましたけれども、すんなりと通ってしまいました。あっという間の1年間でございましたけれども、本当に皆さん御協力ありがとうございました。以上でございます。(拍手)
24: 副
議長(
飯田尚人)
次に、日程第7、選挙第2号
議長の選挙についてに入るのでありますが、ただいまから各派代表者会議を開催いたしますので、代表者の方は
議長応接室へ御参集願います。
ここで暫時休憩いたします。
午前10時42分 休憩
午前11時57分 再開
25: 副
議長(
飯田尚人)
休憩前に引き続き会議を開きます。
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○選挙第2号
26: 副
議長(
飯田尚人)
これより日程第7、選挙第2号
議長の選挙についてを行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
ただいまの出席議員数は23人であります。
投票用紙を配付いたさせます。
(投票用紙配付)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名をフルネームで1名記載の上、1番議員から順次投票願います。
(各議員投票)
投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に
箕浦逸郎議員及び愛敬重之議員を指名いたします。
それでは、両議員の立ち会いをお願いいたします。
(開票)
それでは、選挙の結果を事務局長より報告いたさせます。
27: 議会事務局長(加藤眞毅)
ただいま行われました
議長選挙の開票の結果を御報告申し上げます。
投票総数23票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち、有効投票21票、無効投票2票。敬称を省略させていただきます。有効投票中、竹石正徳19票、石田正子1票、伊藤惠一1票。
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は6票でございます。
以上でございます。
28: 副
議長(
飯田尚人)
ただいまの報告のとおり、桑名市議会
議長には竹石正徳議員が当選されました。
議長に当選されました竹石議員は議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
この際、御挨拶があれば伺います。
29:
議長(竹石正徳)(登壇)
皆さん、こんにちは。
先ほどは皆様の御推挙によりまして第16代になるんですかね。
議長に当選をさせていただきました。これからは議会円満運営のために全力を尽くしてまいりたいと考えております。議員の皆様、また、当局の皆さん、どうかよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
30: 副
議長(
飯田尚人)
以上をもちまして私の職務は終わりましたので、
議長と交代いたします。
皆様方の御協力、どうもありがとうございました。
議長、
議長席にお着きください。
(副
議長退席)
(
議長着席)
───────────────────────────────────────
○副
議長の辞職について
31:
議長(竹石正徳)
次に、日程第8、副
議長の辞職についてを議題といたします。
(副
議長退場)
副
議長飯田尚人議員から副
議長の辞職願が提出されております。書記をして朗読いたさせます。
32:
議会事務局次長(
中村江里子)
辞職願
このたび一身上の都合により桑名市議会副
議長を辞職いたしたくお願いいたします。
平成29年12月5日
桑名市議会
議長 竹石正徳様
桑名市議会副
議長 飯田尚人
33:
議長(竹石正徳)
お諮りいたします。
飯田尚人議員の副
議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、
飯田尚人議員の副
議長の辞職を許可することに決しました。
(
飯田尚人議員入場)
飯田尚人議員、この際御挨拶があれば伺います。
34: 11番(
飯田尚人)(登壇)
1年間ふなれな副
議長ではございましたが、皆様に御協力をいただき、何とか務め上げることができました。ありがとうございました。(拍手)
35:
議長(竹石正徳)
ここで暫時休憩いたします。
午後0時11分 休憩
午後1時15分 再開
36:
議長(竹石正徳)
休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、日程第9、選挙第3号 副
議長の選挙についてに入るのですが、ただいまから各派代表者会議を開催いたしますので、代表者の方は
議長応接室に御参集願います。
ここで暫時休憩いたします。
午後1時15分 休憩
午後2時20分 再開
37:
議長(竹石正徳)
休憩前に引き続き会議を開きます。
───────────────────────────────────────
○選挙第3号
38:
議長(竹石正徳)
これより日程第9、選挙第3号 副
議長の選挙についてを行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
ただいまの出席議員数は24人であります。
投票用紙を配付いたさせます。
(投票用紙配付)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
(投票箱点検)
異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名をフルネームで1名記載の上、1番議員から順次投票願います。
(各議員投票)
投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に中村浩三議員及び畑 紀子議員を指名いたします。
それでは、両議員の立ち会いをお願いいたします。
(開票)
選挙の結果を事務局長より報告いたさせます。
39: 議会事務局長(加藤眞毅)
ただいま行われました副
議長選挙の開票の結果を御報告申し上げます。
投票総数24票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち、有効投票23票、無効投票1票。敬称を省略させていただきます。有効投票中、辻内裕也22票、石田正子1票。
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は6票でございます。
以上でございます。
40:
議長(竹石正徳)
ただいまの報告のとおり、桑名市議会副
議長には辻内裕也議員が当選されました。
副
議長に当選されました辻内裕也議員は議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
この際、御挨拶があれば伺います。
41: 副
議長(辻内裕也)(登壇)
ただいま皆様の御推挙によりまして桑名市議会副
議長に選任をいただきました。改めて今この職責の重さというものを痛感しております。大変微力ではありますが、この1年間しっかりと竹石
議長を支えて円滑な議事の運営に努力をしていきます。引き続き御指導のほどよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。(拍手)
───────────────────────────────────────
○散会の宣告
42:
議長(竹石正徳)
これをもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
次回は、明6日午前10時に会議を開きます。
本日は、これをもって散会いたします。
午後2時31分 散会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 竹 石 正 徳
前 議 長 伊 藤 真 人
前 副 議 長 飯 田 尚 人
署 名 議 員 佐 藤 肇
署 名 議 員 中 村 浩 三
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