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平成27年第1回定例会(第7号) 名簿 開催日:2015-03-20
平成27年第1回定例会(第7号) 本文 開催日:2015-03-20

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  1. 桑名市議会 2015-03-20
    平成27年第1回定例会(第7号) 本文 開催日:2015-03-20


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2015-03-20: 平成27年第1回定例会(第7号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 71 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  議長(渡邉清司) 選択 2 :  議長(渡邉清司) 選択 3 :  議長(渡邉清司) 選択 4 :  総務安全委員長市野善隆) 選択 5 :  議長(渡邉清司) 選択 6 :  教育福祉委員長松田正美) 選択 7 :  議長(渡邉清司) 選択 8 :  都市経済委員長(冨田 薫) 選択 9 :  議長(渡邉清司) 選択 10 :  12番(市野善隆) 選択 11 :  議長(渡邉清司) 選択 12 :  16番(伊藤惠一) 選択 13 :  議長(渡邉清司) 選択 14 :  総務安全委員長市野善隆) 選択 15 :  議長(渡邉清司) 選択 16 :  都市経済委員長(冨田 薫) 選択 17 :  議長(渡邉清司) 選択 18 :  議長(渡邉清司) 選択 19 :  議長(渡邉清司) 選択 20 :  9番(松田正美) 選択 21 :  議長(渡邉清司) 選択 22 :  18番(星野公平) 選択 23 :  議長(渡邉清司) 選択 24 :  1番(箕浦逸郎) 選択 25 :  議長(渡邉清司) 選択 26 :  16番(伊藤惠一) 選択 27 :  議長(渡邉清司) 選択 28 :  14番(小川満美) 選択 29 :  議長(渡邉清司) 選択 30 :  議長(渡邉清司) 選択 31 :  議長(渡邉清司) 選択 32 :  市長(伊藤徳宇) 選択 33 :  議長(渡邉清司) 選択 34 :  18番(星野公平) 選択 35 :  議長(渡邉清司) 選択 36 :  市長(伊藤徳宇) 選択 37 :  議長(渡邉清司) 選択 38 :  近藤久郎 選択 39 :  議長(渡邉清司) 選択 40 :  市長(伊藤徳宇) 選択 41 :  議長(渡邉清司) 選択 42 :  18番(星野公平) 選択 43 :  議長(渡邉清司) 選択 44 :  市長(伊藤徳宇) 選択 45 :  議長(渡邉清司) 選択 46 :  議長(渡邉清司) 選択 47 :  21番(南澤幸美) 選択 48 :  議長(渡邉清司) 選択 49 :  議長(渡邉清司) 選択 50 :  23番(竹石正徳) 選択 51 :  議長(渡邉清司) 選択 52 :  16番(伊藤惠一) 選択 53 :  議長(渡邉清司) 選択 54 :  23番(竹石正徳) 選択 55 :  議長(渡邉清司) 選択 56 :  議長(渡邉清司) 選択 57 :  21番(南澤幸美) 選択 58 :  議長(渡邉清司) 選択 59 :  20番(石田正子) 選択 60 :  議長(渡邉清司) 選択 61 :  21番(南澤幸美) 選択 62 :  議長(渡邉清司) 選択 63 :  20番(石田正子) 選択 64 :  議長(渡邉清司) 選択 65 :  議長(渡邉清司) 選択 66 :  副市長(田中謙一) 選択 67 :  議長(渡邉清司) 選択 68 :  教育長(伊藤茂一) 選択 69 :  議長(渡邉清司) 選択 70 :  市長(伊藤徳宇) 選択 71 :  議長(渡邉清司) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午後1時00分 開議  ○開議の宣告 議長(渡邉清司)  出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  これより日程に従い取り進めます。  本日の議事日程及び議事説明員は、お手元に配付のとおりでございますので、御了承願います。    ───────────────────────────────────────  ○会議録署名議員の指名 2: 議長(渡邉清司)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、中村浩三議員及び大森 啓議員を指名いたします。    ───────────────────────────────────────  ○議案第1号ないし議案第55号 3: 議長(渡邉清司)  次に、日程第2、議案第1号 平成27年度桑名市一般会計予算ないし議案第55号 桑名市上下水道事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についての55議案を一括議題といたします。  これより上程議案に関し、各常任委員長の報告を求めます。  まず、総務安全委員長の報告を求めます。  12番 市野善隆議員。 4: 総務安全委員長市野善隆)(登壇)  ただいま議題となりました日程のうち、総務安全委員会に付託されました関係議案について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
     まず、星見ヶ丘防災拠点施設整備予定地、大山田終末処理場及び人権センター移転予定場所の現地視察を行い、当局から説明を受けました。  次に、主な質疑についてですが、議案第1号 平成27年度桑名市一般会計予算所管部門については、皆減となった事業費を例示した上で、予算編成に対する考え方を問う質問があり、当局から、これまでも当初予算の編成時には財政調整基金を取り崩し、繰り入れを行ってきたところであるが、平成27年度当初予算においても削減に取り組んだものの10億円の計上に至っており、この点については非常に危機感を持っている。厳しい予算編成になっていることは十分認識しており、予算の内容を検討してふやすべきものもあろうとは思うが、今後も当初予算の編成に当たっては、財政調整基金繰入金がゼロとなるよう努めていきたいと考えているとの説明がありました。  また、総務費中、行政評価推進事業費について、実施予定の市民満足度調査は郵送により行うとのことだが、調査の精度を増すという観点から、一部について聞き取り調査を実施する考えはないかとの質問があり、当局から調査方法については改めて検討していきたいと考えているとの説明がありました。  また、防犯灯設置補助金について、平成26年度予算額から半減している経緯と今後の運営について問う質問があり、当局から、平成27年度予算が500万円となった主な要因は、補助率を5分の4から2分の1にするとともに、補助上限額も2万円から1万5,000円に見直しをしたことによるものである。なお、申請団体には全て補助金を出させていただく考えを持っているとの説明がありました。  さらに、委員からは、予算の減額に伴い、防犯灯を設置できない自治会が出てくるのではないかとの質問があり、当局から、申請は全て受け付けるが、申請件数が多ければ、補助上限額を下げて対応することになるとの説明がありました。  他の委員からは、市民の安心・安全を考えたら、厳しい財政状況にあっても削減すべきではない。市民のことを考えた対応はできなかったのかとの質問があり、当局から、財政当局との話し合いの中で、本来の事業のあり方等を検討した結果、このような予算計上となったとの説明がありました。  他の委員からは、朝日町の事例から見ても、防犯灯の果たす役割は非常に重要であり、子供の命、人生にかかわることである。地域の人や自治会が考える以前に、行政みずからが情報収集し、対応すべきではないかとの意見がありました。  また、パブリックリレーション事業費について、東京PR事務局の効果を問う質問があり、当局から、昨年5月に開設して以来、首都圏から桑名の歴史や文化、観光、自然等の魅力を発信し、27年2月末現在、新聞や雑誌やウエブ等も含め、900件以上取り上げられ、広告換算費でも6,100万円ほどの効果があったとされている。また、三重テラスを活用した桑名の食材大試食市などのイベントも行っており、今後も引き続きPRに努めていきたいと考えているとの説明がありました。  また、国際化推進事業費について、国際交流姉妹都市提携に向けた業務の必要性を問う質問があり、当局から、他市町の事例からその効果を持続できているかなどの問題点があることは認識しているが、海外からの旅行者の誘致や海外への発信など、本市の将来を見据えた上で有益と考え、提携先選定調査の予算を計上しているとの説明がありました。  また、国際交流姉妹都市提携に向けた業務120万円の詳細を問う質問があり、当局から、120万円の内訳としては、国際交流姉妹都市提携先を選定するための選定調査業務支援委託料80万円、自治体の国際交流などを支援する一般財団法人自治体国際化協会との調整などを行うため、旅費と先進事例等の視察旅費を合わせた40万円となっているとの説明がありました。  また、提携先について、どこか視野に入れているところはあるのかとの質問があり、当局から、現在のところ視野に入れているところはないとの説明がありました。委員からは、事業の内容から判断して、行政としてほかに行う事業があるのではないかとの意見がありました。  また、消防費中、消防救急デジタル無線整備事業費について、市のイニシャルコストとランニングコストの負担率を問う質問があり、当局から、新消防指令センターの整備に係る費用負担の割合については、平成25年3月27日に締結した四日市市、桑名市及び菰野町における消防通信指令事務の共同処理に係る基本的事項に関する確認書に基づき、共同で整備を行う活動波基地局整備費、新消防指令センターとなる四日市市消防本部中消防署中央分署の改修等経費及びそれらの保守に関する経費については、均等割70%、人口割30%で、指令施設等の通信運搬費や光熱水費等の維持管理に関する経費は人口割となっている。具体的な負担割合については、共同整備費及び保守費は35.929%、維持管理費は37.041%となっているとの説明がありました。  また、消防本部所管部門における賃借不動産、桑名方面団第9分団車庫兼詰所の土地について、平成27年8月に契約解除となっているが、地権者ときちんとした話し合いが行われ、納得いただいているのかとの質問があり、当局から、新第9分団車庫兼詰所は29日に竣工し、新たな場所で業務を開始する。地権者の方には、現在の第9分団車庫兼詰所の解体工事が完了する27年8月まで消防本部で借地し、その後は教育委員会で借用したい旨、お話しさせていただいているとの説明がありました。  また、防災拠点施設整備事業費について、防災拠点スペースの天端はアスファルト舗装とあるが、雨水への対策はとの質問があり、当局から、アスファルト舗装については拠点となる防災倉庫の周辺部のみとしており、残余の部分はヘリポートや訓練スペースとしており、現状としては芝生を考えているとの説明がありました。  さらに、委員からは、地域の方々に対する説明は行ったのかとの質問があり、当局から、地域の方々への説明は、今後、教育委員会とともに行っていきたいと考えているとの説明がありました。  他の委員からは、あれだけ大きな土地全てを防災拠点とするというのは疑問が残る。この計画の経緯と土地の有効利用についての考えはとの質問があり、計画に当たっては、平成28年度の土地開発公社の解散に向けた取り組みの中で、もともと中学校用地として購入された土地をいかに有効活用するかというところで、地方債の活用などを含めた関係所管での協議の結果、この事業を進めていくという結論に至った。土地の有効活用については、西側が大きな斜面となっていることから、その形状を生かして民間事業者による太陽光発電施設の設置を計画に盛り込むことも検討したい、また、防災訓練の場として使用するためにも、相応のスペースが必要と考えているとの説明がありました。  原案に対する討論として、財政状況が厳しいと言いながら、市政運営が進められる中、ブランド推進、公共施設マネジメントなどに取り組んでいるが、市民に対する行政サービスを削るものとなっている。市民に対してなすべき基本は公共の福祉に徹することであり、本来の役割をしっかりと果たすことに力を入れるべきである。また、社会保障と税の一体改革や税番号制度が推進されているが、消費税増税や税負担が強まり、貧困と格差が広がる中、市民生活を守る立場に立った市政運営や市民の暮らしを守る市政の必要性を指摘し、反対。  他の委員からは、当該予算において多くの必要な事業があることは認識しているが、喫緊の課題として国際交流姉妹都市提携に向けた業務を進める一方で、防犯灯設置補助金における大幅な削減には疑問が残る。行財政改革の必要性は十分認識しているものの、市民と行政の信頼関係のもとに予算は計上すべきと考えることから反対との討論がありました。  次に、議案第3号 平成27年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算については、一般会計繰入金の今後の見通しを問う質問があり、当局から近年の収納率の低下と起債償還のピーク時が重なったことから、結果として差額を一般会計から繰り入れ、起債償還金に充てている状況となっている。しかし、今後、その金額は縮小していくものと考えており、平成33年度末までの一般会計からの繰入金は約8,630万円余と予想しているとの説明がありました。  原案に対する討論として、会計のつくり方そのものに問題があったこと、一定の努力は認められるものの、一般会計からの繰り入れが依然として続いていることから反対との討論がありました。  次に、議案第13号 桑名市人権センター条例の一部改正については、人権センターの移転理由を問う質問があり、当局から、さまざまな活動を行う中で課題となっていた若い世代への啓発機会をより確保できると考えたこと、また、人権啓発の拠点として市の中心部に位置していること、展示スペースが確保できること、相談室が確保できることなどの基本的な条件も考慮し、移転という判断に至ったとの説明がありました。  原案に対する討論として、PFI事業施設に移動することにより、人権政策費の費用としては上乗せになることから反対との討論がありました。  次に、議案第14号 桑名市職員定数条例の一部改正については、条例改正に伴う消防力の充実について問う質問があり、当局から、増員により消防車両の搭乗率が向上するものと考えるとの説明がありました。  次に、議案第17号 桑名市職員給与条例の一部改正について及び議案第55号 桑名市上下水道事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正については、改正による影響を問う質問があり、当局から、給料表は平均2%下がるが、地域手当が3%から6%に上がるとともに、現給保障も3年間引き続き行われることから、それほど影響はないものと考えているとの説明がありました。  原案に対する討論として、議案第17号については、給与制度の総合的な見直しを受け、昇給が1号俸抑制されていること、給料表が引き下げられていることから反対との討論がありました。  次に、議案第18号 桑名市職員退職手当支給条例の一部改正については、早期退職募集制度の導入による影響を考えた上での改正かとの質問があり、当局から、早期退職募集制度の年齢対象は45歳以上となっているが、規程制定時に年齢別人員の構成状況を勘案して年齢を決めることもできることから、その中で検討していきたいとの説明がありました。  原案に対する討論として、今後、日本の労働人口が激変する中で、あえて年齢を45歳に下げてきたことに疑義を感じることから反対、意欲を持って働ける職場づくりを進めていく上でふさわしくないことから反対、今回の早期退職募集制度は総合的な検討が加えられたものではないため反対との討論がありました。  次に、議案第34号 桑名市教育委員会の教育長の給与等に関する条例の一部改正については、新教育長の給与等はどのように変わるのかとの質問があり、当局から、給与については、現在の教育長と同額であるが、新制度下においては特別職になることから、これまで支給していた扶養手当や住居手当を廃止し、通勤手当のみの支給とし、期末・勤勉手当が一本化され、期末手当のみの支給とのなるとの説明がありました。  原案に対する討論として、教育行政のあり方を大きく変えていく一つであり、懸念すべき点が多くあることから反対との討論がありました。  次に、議案第45号 平成26年度桑名市一般会計補正予算(第7号)所管部門については、繰越明許費の補正における社会保障・税番号制度システム整備について、繰越理由の詳細を問う質問があり、当局から、制度の導入スケジュールが決定しているものの、システムの詳細等に関する情報がややおくれ、システム構築、改修に向けての作業がスムーズに進んでいない部分もあることから、厚生労働省関係については全て繰り越しをしているとの説明がありました。  原案に対する討論として、当該予算にはふるさと応援寄附金の収入で積み立てをする予算が盛り込まれている。さまざまな議論を呼んでいるふるさと納税がさらに大きく拡大されることについて、問題があることを指摘し、反対との討論がありました。  次に、議案第47号 平成26年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)については、公債費における財源更正の主な理由を問う質問があり、当局から、当初見込みより貸付金償還金が112万4,000円増となったことによるものであるとの説明がありました。  次に、議案第54号 平成26年度桑名市一般会計補正予算(第8号)所管部門については、消防団活動費について、全消防団員に配備する救助用安全靴の性能を確認する質問がありました。  原案に対する討論として、地域住民生活等緊急支援のための交付金は地域を再生することにはつながらないことから反対との討論がありました。  そのほか、議案第11号 桑名市情報公開条例の一部改正について、議案第12号 桑名市行政手続条例の一部改正について、議案第15号 桑名市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について及び議案第27号 桑名市地域包括ケアシステム推進協議会条例等の一部改正については、特段異議はありませんでした。  以上の経過により、当委員会に付託されました15議案については、審査の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、議案第1号所管部門は否決すべきもの、ほかの14議案はいずれも原案どおり可決すべきものと決しました。  最後に、当委員会の所管事務調査については、閉会中も引き続き調査研究を要するものと決した次第であります。  これをもちまして、総務安全委員会の審査報告といたします。 5: 議長(渡邉清司)  次に、教育福祉委員長の報告を求めます。  9番 松田正美議員。 6: 教育福祉委員長松田正美)(登壇)  ただいま議題となりました日程のうち、教育福祉委員会に付託されました関係議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  まず最初に、耐震補強工事を予定している多度保育所、解体撤去を予定している教育研究所の現地視察を行い、当局から説明を受けました。  次に、主な質疑についてですが、議案第1号 平成27年度桑名市一般会計予算所管部門については、社会福祉総務費中、社会福祉協議会に対する補助金及び交付金について、補助金等の総額が前年度対比約2,500万円の減額となっているが、その理由はとの質問があり、当局から、平成27年度の予算編成における財政健全化の方針を受け、社会福祉協議会と協議し、見直しを重ねてきた結果である。見直しに関しては、運営補助金に入っていた事業分人件費及び運営補助金に入っていた事業費分を地域福祉推進事業補助金へ組み替え、法人運営の人件費については削減することとしたとの説明がありました。  また、療育センター費中、施設管理運営費について、療育センターの給食業務委託は子供たちに合わせたきめ細やかな対応が可能なのかとの質問があり、当局から、療育センターの子供たちのことを考え、仕様書作成に当たっては、センター職員、栄養士から内容を確認し、進めていこうと考えているとの説明がありました。  また、教育振興費中、心の教室相談員配置事業費について、前年度対比約350万の減額となっているが、その理由はとの質問があり、当局から、事業実績及び県の事業であるスクールカウンセラーの配置が整ってきたことから、市単独事業としては減額とした。今後についても、スクールカウンセラーの増員要望を県に対し行っていきたいと考えているとの説明がありました。  また、学校図書館図書充実費の未計上について問う質問があり、当局から、学校図書館の蔵書充実の必要性は認識しているものの、学校図書館において国が示す基準に十分達していることから、平成27年度予算に限り予算計上を見送ったところであるとの説明がありました。  関連して、図書は日々出版されており、それに対しどう対応するかが重要である。数があればいいという問題ではない。新しい本、また、古くても必要な本の購入を真剣に考えるべきとの意見があり、当局から、予算計上を見送ったことは苦渋の選択であったが、現段階では不確定ではあるが、民間から図書の寄贈の話をいただいているとの説明がありました。  また、他の委員から、大切なことは、図書室に新刊図書が配架されることによって読みに行きたいと思うことである。新刊図書が配架されなければ図書室に行かなくなるおそれもあるが、市の考えはとの質問があり、当局から、子供たちの興味を引くためには、新しい図書をできるだけ早く取り入れることも必要であることから、中央図書館の学校貸し出しを利用することも考えている。また、各学校に配分している教材・教具費からの購入も検討していきたいと考えているとの説明がありました。  原案に対する討論として、マイナンバー制度導入関連予算、指定管理者制度、PFI施設導入経費、業務の民間委託、一般会計から特別会計への費用負担、教育委員会委員報酬の日額制、学校図書購入費の皆減、人権施策、学校・療育センター給食の民間委託の推進、公民館分室の経費に反対、他の委員から厳しい財政状況を反映し、本来であれば、子供たちの十分な教育環境を整えるため、予算措置されるはずの教育予算を大幅に削減することについては疑問が残る。しかしながら、当委員会に付託された議案第1号当初予算は、市民生活に直結し、滞れば直接市民生活に影響を及ぼす議案であることから、速やかに執行していただきたいと考え、削除された学校図書費に対し、特段の措置を求める旨の意見を付して賛成、また、他の委員から、敬老祝い金について、脳死は人の死ではないとの考えのもと、最高齢者が脳死となり得ること、学童保育所の耐震・防火対策の不備、音楽療法推進事業費減、マイナンバー制度、PFI施設導入経費、教育委員会委員報酬の日額制、修学旅行関連予算、学校図書購入費の皆減、教育委員会の所管部門が総務部に移管されること、ブランド推進事業費特別展示費、給食の民間委託、幼稚園・学校給食へのジオキサン米の使用について反対、さらに、他の委員から、予算の組み替えにより学校図書費は捻出できることから反対との討論がありました。  次に、議案第2号 平成27年度桑名市国民健康保険事業特別会計予算については、新規事業について問う質問があり、当局から、新しい事業として国民健康保険加入の希望者に対するがん検診の実施及び特定保健指導の外部委託を考えているとの説明がありました。  原案に対する討論として、マイナンバー制度導入関連予算があること、がん検診の負担分を一般会計から国民健康保険事業特別会計に回していることから反対との討論がありました。  次に、議案第6号 平成27年度桑名市介護保険事業特別会計予算については、要支援1、2の方を介護保険の給付対象から地域支援事業へ完全に移行するのはいつになるのかとの質問があり、当局から、国の全体的な制度として完全に移行するのは平成29年度末になるが、本市は平成27年度末までに移行していくとの説明がありました。  原案に対する討論として、1号被保険者に対する介護保険料の値上げがあること、マイナンバー制度導入関連予算があること、特別給付という形で新たな負担を設けること、以上3点を指摘し、反対との討論がありました。  次に、議案第7号 平成27年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計予算については、原案に対する討論として、病院を利用すると保険料に反映されるシステム、被保険者の意見がなかなか反映されないこと、マイナンバー制度導入関連予算があること、以上3点を指摘し、反対との討論がありました。  次に、議案第8号 平成27年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計予算については、新病院がどの程度進捗すると見込んでの予算かとの質問があり、当局から、平成27年度は全体の38%を予算計上している。残りの62%については、平成28年度に予算計上する予定であるとの説明がありました。  原案に対する討論として、貸付金返還の可能性が低いことから反対との討論がありました。  次に、議案第16号 桑名市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、教育委員会委員報酬を月額から日額に変更する理由を問う質問があり、当局から、実際に出席していただく会議及び活動を根拠とする報酬体系にしようとするものであるとの説明がありました。  原案に対する討論として、委員の報酬を月額制から日額制に変更することについて反対との討論がありました。  次に、議案第21号 桑名市敬老祝金条例の一部改正については、米寿と白寿の祝い金廃止の理由について問う質問があり、全市的な経費節減による見直しを図る中で、高齢者に対する他の事業に財源を充てるための廃止であるとの説明がありました。また、他の委員から、最高齢者が脳死の場合どうなるのかとの質問があり、当局から、医師の死亡診断書に基づき判断することになるとの説明がありました。  原案に対する討論として、高齢者を尊敬し、祝う気持ちが感じられない。このことは、桑名ブランドの低下につながると考え、反対。最高齢者が脳死となり得ることもあり、脳死は人の死ではないと考えることから反対との討論がありました。  次に、議案第22号 桑名市保育所条例の一部改正については、利用者負担額決定の手続について問う質問があり、当局から、利用者負担額については規則に委任し、市長の権限において負担額を定めさせていただくとの説明がありました。  原案に対する討論として、4月から施行される子ども・子育て支援法に基づくものであり、その財源には消費税増税分が充てられていること、また、支援法には多くの問題点があることから反対との討論がありました。  次に、議案第23号 桑名市保育の実施に関する条例の廃止については、原案に対する討論として、議案第22号と同様に、子ども・子育て支援法に基づくものであるため反対との討論がありました。  次に、議案第24号 桑名市子ども・子育て会議条例の一部改正については、公募委員について問う質問があり、当局から、保護者代表ということで公募した2名の方に出席していただいている。ただ、現在委嘱している委員の任期は平成26年度末であるため、来年度以降の委員構成については今後検討していくとの説明がありました。  原案に対する討論として、会議に公募委員を入れるのか不明確であるため反対との討論がありました。  次に、議案第25号 桑名市共同浴場条例の一部改正については、さざれ湯は高齢者にとって社会との接点の場であり、情報交換の場でもある。年間27日間の営業日がふえることにより利用者数はどのくらいふえると見込んでいるのかとの質問があり、当局から、土曜日、日曜日1日の平均利用者数は約210人であることから、年間で約5,670人の利用者増を見込んでいるとの説明がありました。  次に、議案第26号 桑名市介護保険条例の一部改正について、特別給付及び保健福祉事業を一般会計から特別会計の負担とした理由について問う質問があり、当局から、新年度予算編成に向けた事業の見直しの中で既存の事業を特別会計の負担とすることによって事業の継続を図ったものであるとの説明がありました。  原案に対する討論として、特別会計に特別給付及び保健福祉事業の追加により新たな負担を設けること、介護保険料を引き上げることに反対、消費税増税分を財源としていることに反対との討論がありました。  次に、議案第28号 桑名市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第29号 桑名市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第30号 桑名市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定について及び議案第31号 桑名市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の制定については、基準が緩和されているが、利用者にとってサービスの低下につながるのではないかとの質問があり、当局から、施設への受け入れ定員をふやす改正ではあるが、利用者数に対する職員の配置基準を緩和しているわけではない。受け入れ定数の増に合わせて職員数も増員させることとなる。基準内で定員をふやす改正であるため、サービスが低下するものではないとの説明がありました。  次に、議案第33号 桑名市教育委員会の委員の定数を定める条例の制定については、委員定数を増員する理由はとの質問があり、当局から、委員が1人でも多いほうが意見が出やすいこと、また、今後の委員には、スポーツと文化にすぐれた経験を持つ人が必要とのことから定員を5名としたとの説明がありました。  次に、議案第36号 桑名市幼稚園条例の一部改正については、月額の利用者負担額の上限が5,500円と変わっていないが、減額についての議論はなかったのかとの質問があり、当局から、新制度導入に当たっては円滑な移行及び公立と私立の役割や受益のバランス等を考慮し、今回の金額を維持するという結論に至ったとの説明がありました。  原案に対する討論として、今後、利用者負担額の変更もあり得るため反対との討論がありました。  次に、議案第37号 桑名市小学校給食調理業務等委託業者選定委員会条例の制定については、給食は現在何%が委託となっているのか、また、計画として、今後100%委託の予定かとの質問があり、当局から、給食センター以外の小学校20校のうち、現在6校を委託し、今回3校を合わせると9校となる。計画に関しては、学校規模、調理員の退職年度等のこともあるが、最終的には100%委託を考えている。ただし、全面委託ではなく、食材の調達や研修等の部分については市として直接管理するとの説明がありました。  原案に対する討論として、学校給食の民間委託に反対、どこで誰が調理するかも非常に大事なことである、歯どめという点からも給食にかかわる51%以上は公共が行うべきであり、そのあたりの計画がないことから反対との討論がありました。  次に、議案第38号 桑名市生涯学習推進計画策定委員会条例の制定について、委員会を設置するメリットはとの質問があり、公募委員を含め、さまざまな委員の意見を聞くことで市民ニーズを的確に把握することができると考えているとの説明がありました。  原案に対する討論として、委員会の必要性を感じないため反対、教育委員会の所管部門が総務部に移管されることに反対、市民の声を聞く、そのための方法を行政では考えることこそが全員参加型の市政につながると考え賛成との討論がありました。  次に、議案第36号 桑名市立図書館条例の一部改正については、なぜ開館時間を1時間短縮するのかとの質問があり、午後5時以降の利用者の減及び維持管理費、職員の人件費を考慮し、開館時間を1時間短縮するものである。なお、その時間帯の利用者に対しては中央図書館の利用を周知させていただくとの説明がありました。  原案に対する討論として、財源は考えれば確保することができると考えるため、開館時間の短縮には反対との討論がありました。  次に、議案第41号 桑名市プレイルーム条例の一部改正については、市のイベント参加者の託児施設使用に当たり、市内、市外の区別により使用料に差をつけることについて市の考えはとの質問があり、当局から、現在、生涯学習施設の使用に当たっては、市外の方からは市内の方の2倍の使用料を徴収している。子育てについては広域的に取り組む必要があることから、今回の額とさせていただいたとの説明がありました。  原案に対する討論として、他市町に対し、バーターを申し入れ、よりよい市民サービス提供を行うべきであり、値上げする必要はないと考えるため反対、子供は社会で育てていくべきと考えている。市内の方と市外の方で使用料を変えることに反対との討論がありました。  次に、議案第42号 桑名市スポーツ推進審議会条例等の一部改正について及び議案第43号 桑名市体育施設条例の一部改正については、原案に対する討論として、教育委員会の所管部門を市長部局に移管することに反対との討論がありました。  次に、議案第45号 平成26年度桑名市一般会計補正予算(第7号)所管部門については、繰越明許費の補正において、社会保障・税番号制度システム整備費の執行時期を問う質問があり、当局から、平成27年度において、国からの改修要件の提示があった場合、速やかに執行するとの説明がありました。  また、他の委員から、学校管理費中、安全管理費対策施設整備事業費減について、次年度へ組み替えるとのことだが、安全管理対策をおくらせて大丈夫かとの質問があり、当局から、現状の事業の進捗については、国の補助により1年前倒しで取り組んでいる。前倒しの事業形態からおくれが生じているよう感じられるが、計画的に事業は進んでいるとの説明がありました。  原案に対する討論として、マイナンバー制度に反対であるため、マイナンバー制度導入予算の繰越明許費がある本補正予算に反対、国民年金費の財源更正に反対との討論がありました。  次に、議案第46号 平成26年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)については、年金積み立ての目的を問う質問があり、当局から、平成27年度における保険税の税率の改定に基金を活用させていただくとの説明がありました。  原案に対する討論として、マイナンバー制度に反対であるため、マイナンバー制度導入予算の繰越明許費がある本補正予算に反対との討論がありました。  次に、議案第49号 平成26年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)については、地域密着型介護サービス給付費、介護予防サービス給付費及び特定入所者介護サービス給付費の増の理由について問う質問があり、当局から、当初見込みに対してサービス利用者数が著しく伸びていることから、今回補正させていただいたとの説明がありました。  原案に対する討論として、マイナンバー制度に反対であるため、マイナンバー制度導入予算の繰越明許費がある本補正予算に反対との討論がありました。  次に、議案第50号 平成26年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)については、原案に対する討論として、年齢で差別していること、病院を利用すると保険料に反映されるシステム及びマイナンバー制度に反対であるため、マイナンバー制度導入予算の繰越明許費がある本補正予算に反対との討論がありました。  次に、議案第51号 平成26年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計補正予算(第1号)については、病院事業債13億3,780万円の減額理由を問う質問があり、当局から、新病院整備のための工事費の財源として、病院事業債を充てていたが、入札が不調であったため減額となったとの説明がありました。  原案に対する討論として、新病院建設の見通しがないこと、貸付金返還の可能性が低いことから反対との討論がありました。  次に、議案第54号 平成26年度桑名市一般会計補正予算(第8号)については、今回補正の事業がなぜ地方創生先行型に該当するのかとの質問があり、当局から、桑名の子供たちの桑名を愛する心を育てるには、桑名をしっかりと知ってもらうことが必要であることから、今回の対象事業としたとの説明がありました。原案に対する討論として、今回、補正の事業は緊急性を感じられないため反対、放射線管理区域へ子供たちを派遣すること、偉人についての定義が不明確であること、補正予算の財源に公債費が含まれていることから反対との討論がありました。  そのほか、議案第35号 桑名市教育委員会の教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定について及び議案第40号 くわなメディアライヴ条例の一部改正については、特段異議、意見はありませんでした。  以上の経過により、当委員会に付託されました32議案については、審査の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、議案第1号所管部門は否決すべきもの、ほかの31議案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、当委員会の所管事務調査については、閉会中も引き続き調査研究を要するものと決した次第であります。  これをもちまして、教育福祉委員会の審査報告といたします。  まことに申しわけございません。2点訂正させていただきます。  議案第39号のくだりで、桑名市立図書館条例の一部改正について、議案第39号と言うべきところを36号と言い誤りました。39号と訂正させていただきます。
     もう一点、議案第46号中でございますが、平成26年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)については、基金積み立ての目的を問う質問と申し上げるべきところを年金積み立てと申し上げました。正しくは基金積み立てでございますので、以上2点訂正をいたします。  失礼いたしました。 7: 議長(渡邉清司)  次に、都市経済委員長の報告を求めます。  3番 冨田 薫議員。 8: 都市経済委員長(冨田 薫)(登壇)  ただいま議題となりました日程のうち、都市経済委員会に付託されました関係議案について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  最初に、道路ストック対策事業である太一丸江場線、甚内ポンプ場、(仮称)堂ヶ峰公園、総合運動公園、企業等誘致奨励金対象の事業所のある桑名ビジネスリサーチパーク及び蛎塚益生線の現地視察を行い、当局から説明を受けました。  次に、審査の内容ですが、議案第1号 平成27年度桑名市一般会計予算所管部門のうち、環境衛生費中、合併処理浄化槽設置整備事業補助金について、下水道の認可区域では補助が受けられないが、いつ工事が始まるかわからない状態でトイレ等の改修が必要となった場合の救済措置はとの質問があり、下水道の認可区域における浄化槽の設置について、7人槽の設置が必要な場合に5人槽でも設置できるという緩和措置はあるが、補助はないとの説明がありました。  また、交通対策費中、コミュニティバス運行事業について、費用対効果の観点から今後のコミュニティバスの運用を見直す考えはとの質問があり、来年度は地元からの協力を得て、今島地区内にバス停を新設し、試行的に簡易デマンドを実施する予定である。また、1週間当たりの乗車と降車の合計利用者数が1人に満たないバス停については、検証期間を設けて見直しを行うことを検討しているとの説明がありました。  また、輪中の郷費について、今後の維持管理費を含めた施設の活用・運営方法を問う質問があり、今後もさまざまな方法で輪中の郷をPRしていくとともに、施設の維持管理費を考慮しながら、体験農園における料金設定についても検討していかなければならないと考えているとの説明がありました。  また、都市計画総務費中、立地適正化計画策定事業の詳細を問う質問があり、都市再生特別措置法の改正に伴い、将来の人口減少等に対応していくため、医療、福祉、商業施設等を集約し、居住誘導区域を定める計画で、本年度は庁内体制の整備を行うとともに策定していきたいとの説明がありました。  また、土地区画整理事業費中、桑名駅周辺施設整備事業の内容を問う質問があり、平成26年度に引き続き平成27年度も基本設計の事業費圧縮等を目的に、東西自由通路の整備を行う橋上駅舎化等基本設計修正業務を行う予定であるとの説明がありました。  また、委員からは、駅西土地区画整理事業は移転補償が計画どおり遂行されていない一方で、東西自由通路を含む駅周辺整備事業が推進されている現状があるが、駅周辺の利便性を確保するためにも一体的な整備が必要ではとの質問があり、財政状況に鑑みながら、工事・移転計画や整備スケジュールを作成するとともに、双方の事業を一体的に進めていきたいとの説明がありました。  さらに、他の委員からは、東西自由通路の総事業費60億円余りに対し、国の補助が現段階で40%、残りを合併特例債で措置するとのことであり、合併特例債の期限は理解するが、新病院整備も先行きが不透明な中、この事業を進めることには疑義が残るとの意見がありました。  原案に対する討論として、駅西土地区画整理事業の整備計画や財源措置等が明確に示されていない中で、多額の費用を要する東西自由通路の整備を伴う橋上駅舎化の修正設計費が計上されている予算には反対との討論がありました。  次に、議案第4号 平成27年度桑名市市営駐車場事業特別会計予算について、昨年から新たな指定管理者となり、収入をふやすための取り組みとしてレンタサイクルの提案があったが、現状はどのようになっているのかとの質問があり、本年3月中にレンタサイクルを5台設置する予定であるとの説明がありました。  さらに、他の委員から、収入をふやし、一般会計からの繰り入れを減らすために、そのほかにどのような施策を考えているのかとの質問があり、定期駐車は90台で満車となっており、7名が待機している。また、一時利用は60台で、稼働率は62.5%である現状を踏まえ、少しでも収益を上げるために定期駐車の台数を拡充することなどを検討しているとの説明がありました。  次に、議案第5号 平成27年度桑名市農業集落排水事業特別会計予算について、施設整備費中、多度地区について詳細を問う質問があり、美鹿地区の機能強化の実施設計及び浄化センターの改修工事の予算であるとの説明がありました。  次に、議案第9号 平成27年度桑名市水道事業会計予算について、コストである給水原価137.6円に対し、供給単価が108.5円であり、純損失が約3億7,640万円だが、大丈夫なのかとの質問があり、売れば売るほど損をする状態である。予算に経営計画策定業務委託料等を計上しているところであり、料金の改定、見直しも含めて今後の経営計画を策定し、水道ビジョンに沿った経営を行っていきたいとの説明がありました。  次に、議案第10号 平成27年度桑名市下水道事業会計予算について、コストキャップ型下水道事業費(基本設計)が計上され、事業費の2割削減を掲げているが、美浜町では同事業で3割削減としている。この相違の理由はとの質問があり、これまでもコスト削減を図ってきた現状に鑑み、2割削減の目標を立てたところであるとの説明がありました。  次に、議案第20号 桑名市手数料条例の一部改正については、今回の改正によりどの程度手数料がふえるのかとの質問があり、申請件数が平成25年度と同数として試算した場合、手数料は21万円程度増加するとの説明がありました。  次に、議案第32号 桑名市市民農園条例の一部改正について、借地料を除いた管理費部分が赤字であるが、市民農園は必要なのか。使用料を見直すのであれば、管理費も含めて収支が均衡する使用料とすべきではとの質問があり、市民農園では、都市住民の余暇の増加と安全な食材、風土や緑への志向に対応し、都市との交流の機会を創造するものであり、必要性はある。使用料は、市外からの利用で収支が均衡するように設定したところで、市内利用については、市民サービスの一環と考えるとの説明がありました。  次に、議案第45号 平成26年度桑名市一般会計補正予算(第7号)所管部門について、農林水産業振興費中、みえ森と緑の県民税市町交付金基金について、使途を問う質問があり、多度の森林伐採、植栽、ベンチづくりなど木材に関連する事業を行った上で、残金を基金に積み立て、市全体で学校で森林について学ぶ教育や、三重県産の木材を利用した机や椅子、体育館フローリングの張りかえなどに活用していくなど、検討していくとの説明がありました。  次に、土地区画整理事業費中、桑名駅西土地区画整理事業について、補正内容の詳細を問う質問があり、減額については国の交付金がつかなかったために地区外移転の方の補償ができず、来年度におくらせるものである。繰り越しについては、移転補償の説明に時間を要しているため、契約まで至っていない方にかかわるものであるとの説明がありました。  原案に対する討論として、桑名駅橋上駅舎化の修正の委託料について反対との討論がありました。  次に、議案第52号 平成26年度桑名市水道事業会計補正予算(第4号)について、給水収益が約1,000万ふえた理由はとの質問があり、ある企業が臨時的に水を大量使用したことによるとの説明がありました。  次に、議案第53号 平成26年度桑名市下水道事業会計補正予算(第2号)について、水道事業会計の営業収益増に対し、下水道事業会計は営業収益減となっているが、比例はしないのかとの質問があり、水を大量に使用した企業のある地域は下水道が整備されていないことから比例していないとの説明がありました。  次に、議案第54号 平成26年度桑名市一般会計補正予算(第8号)所管部門のうち、商工業振興費中、地域商業活性化支援事業について、プレミアムつき商品券の運用面の詳細を問う質問があり、平成21年に商品券を発行した実績を踏まえ、市内の大型店も含めて利用できるものを検討している。今回はプレミアム率が20%であり、関係団体と意見交換する中で、大型店と個店の利用比率等も含めて設定していきたいとの説明がありました。  そのほか、議案第19号 桑名市みえ森と緑の県民税市町交付金基金条例の制定について、議案第44号 市道の認定及び変更について及び議案第48号 平成26年度桑名市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、特段異議、意見はありませんでした。  以上の経過により、審査の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、当委員会に付託されました14議案のうち、議案第1号所管部門につきましては否決すべきもの、ほかの13議案につきましては原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、当委員会の所管事務調査については、閉会中も引き続き調査研究を要するものと決した次第であります。  これをもちまして、都市経済委員会の審査報告といたします。  済みません、ちょっと訂正をお願いいたします。  議案第1号 平成27年度桑名市一般会計予算所管部門のうち、こちらの都市計画総務費中の立地適正化計画策定事業のうち、私、本年度は庁内体制の整備を行うとともに策定していきたいとただいま説明いたしましたが、こちら、来年度はの間違いでございます。大変申しわけございません。 9: 議長(渡邉清司)  以上で各常任委員長の報告は終了いたしました。  次に、議案第1号 平成27年度桑名市一般会計予算に対する修正案が市野善隆議員外2名から提出されております。  本動議は、所定の提出者がありますので、成立しております。  この際、提出者の説明を求めます。  12番 市野善隆議員。 10: 12番(市野善隆)(登壇)  提出者を代表して、議案第1号 平成27年度桑名市一般会計予算に対する修正案を地方自治法第115条の3及び桑名市議会会議規則第16条の規定により提出します。  議案第1号 平成27年度桑名市一般会計予算の一部を次のように修正する。  本修正案は、歳入歳出総額502億5,827万7,000円を修正せず、総務費、総務管理費中2事業、土木費、都市計画費、土地区画整理事業費中1事業、教育費、小学校費、教育振興費中1事業、同じく、中学校費、教育振興費中1事業、計5事業に対し修正などを加えるものであります。  総務費では、防犯灯設置補助金は、市民の安心・安全に欠かせず、平成25年8月に発生した隣接朝日町の事件を鑑みれば、その必要性が極めて高く、原案では対前年度比2分の1の500万円を計上されましたが、新総合計画、命を守ることが最優先からも、到底賛同できるものではありません。このため、総務費、総務管理費、一般管理費中、防犯灯設置補助金は実績等を考慮して400万円増額し、900万円とするものです。  次に、同じく、総務費の国際化推進事業費中、国際交流姉妹都市提携に関しては、新総合計画には示されているが、学校図書館図書充実費をゼロ予算などまでして、調査費、原案120万円とすることは、厳しい財政状況を勘案すれば、喫緊の課題とは考えられません。このため、総務費、総務管理費、企画費中、国際化推進事業費426万4,000円のうち、国際交流姉妹都市提携先調査の中から60万円減額し、366万4,000円とするものです。  次に、土木費では、ブランド推進事業費中、桑名駅周辺施設整備事業費、桑名駅自由通路・駅橋上化事業に関し、都市計画決定及び事業認可手続等として、想定事業費約60億円の事業に事実上着手するため、原案4,000万円が示されております。  この約60億円の財源内訳は、現段階で国庫補助金40%、その残りの95%は合併特例債。さらに、そのうち70%は地方交付税により補填されると説明を受けたが、現在の社会情勢を考えれば、さらにその額は増加すると考えられ、桑名市の最重要課題、新病院整備に関し、2回の応札者なし、3回目で応札者はあったものの、予定価格に達せず協議中で、入札3カ月経過した現段階でも契約に至らず、さらに市の財政負担の可能性を否定できるものではありません。このため、桑名駅自由通路・駅橋上化事業は、桑名駅西土地区画整理事業などと一体化して進められた経緯に鑑み、土木費、都市計画費、土地区画整理事業費中、ブランド推進事業費、桑名駅周辺施設整備事業費、原案4,000万円のうち、詳細設計のうち1,000万円を減額し、3,000万円とするものです。  ただし、その執行に際しては、新病院整備に関し、早期にその方向性、解決策などを市議会に示し、市議会と協議後に執行されることと、当初予算参考資料に示された桑名駅周辺整備事業計画などに関し、周辺住民などへ説明責任を果たされることを強く求めます。  次に、教育費では、小・中学校の学校図書館図書充実費は、原案ではゼロ予算とされています。学校図書は、教育全般、人の育成などに大きな役割を担い、市内全小・中学校では、始業前に読書により心を落ちつかせ、1日の授業をスタートさせる朝読書が実施され、学力向上、文字への関心、人権平和教育など、教育課題への対応に学校図書館図書の充実は欠かせない事業であります。  市教委としても、予算編成方針により、各部に配分された枠内での予算編成の中で厳しい選択を迫られ、ゼロ予算とし、説明では、学校図書館の図書充実率が学校規模、クラス数に応じた国の定める標準冊数より高く、対策として、学校が市中央図書館の図書を借りるなどとしているが、その時期に読むべき新しい内容の図書も存在します。  このため、新総合計画、7つのビジョンに示された「こどもを3人育てられるまち」、小学校27校7,700名余の児童、中学校9校4,000名余の生徒への影響も大きいことから、教育費、小学校費、教育振興費中、ゼロ予算が示された学校図書館図書充実事業費405万円、同じく、中学校費、教育振興費中、学校図書館図書充実費255万円を計上するものであります。  さて、修正案に至る経緯としては、全員参加型市政、「本物力こそ、桑名力。」などを目指すのであれば、行財政改革は時には痛みを伴うものであるが、市民生活、市民サービスへの影響を配慮し、本来、市民、団体、議会の声に積極的に耳を傾け、公正、公平、対等な立場で対話により諸課題を解決し、地域づくり、市民、団体と行政の信頼関係向上などを目指して進められるべきであります。  また、原案で示された事業では、補助金など、削減、縮小、廃止をされた案件もあり、本来、総合的な視点での検討や、市議会との協議、第三者機関などによる慎重な対応がなされるべきであります。示された原案では、これらにより進められたとは言いがたい側面もあり、今後修正などが必要な場合も考えられます。また、事業の考え方、説明に際し、適切でない発言や説明責任を果たせなかったこともありました。  こうしたことから、3常任委員会において、市議会も厳しい選択を迫られ、苦渋の決断の上、否決となり、本修正案を提出するに至っています。  今後さらに市議会も、市民生活、市民サービスの向上、議会改革の推進を目指し活動することを市民の皆様に強くお誓い申し上げます。  以上、本修正案の提案説明といたします。議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 11: 議長(渡邉清司)  これより、委員長報告及び議案第1号の修正案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                   (16番議員挙手)  伊藤惠一議員。 12: 16番(伊藤惠一)(登壇)  各常任委員会委員長報告に対しまして、3点ほどお伺いをさせていただきたいと存じます。  よく聞いておりましたつもりでございますが、聞き漏らしの点も含めて御答弁のほどをよろしくお願い申し上げます。  まず、1点目でございます。  これが、担当委員会が総務安全委員会か、都市経済委員会かわかりませんので、委員長様、よろしくお願いいたします。  まず、RDF、桑名広域清掃事業組合操出金か負担金か、その件に関してでございます。  これは、皆様御存じのとおり、最近、ヨドバシカメラの件で、これは力尾土地区画整理事業の関係でございますが、環境影響評価に対する貸出金に関しましては、これは返ってきたというふうに聞いております。が、今年度までに20億9,000万円余の貸し付けが整理事業に関してなされておるというふうに聞いております。桑名広域分は13億余でございますから、桑名市分は何億になるのか案分すればわかると思いますが、果たしてこれに関して返していただいておるのか、あるいは返済契約、計画はどのようになっておるのか、桑名市の責任はあるのか。この事業に関しては、市が責任をおろしたというふうにも聞いておりますが、このあたりの御説明をお願い申し上げます。  2点目に関してでございます。  これは都市経済委員会でございます。舗装に関してでございますが、上之輪嘉例川線に関しまして、一体舗装費に幾らかかっておるのかということでございますが、1平方メートル当たり上之輪嘉例川線では約7,230円かかっております。一方、間々国道線に関しまして、この舗装、近鉄の線路をまたぐということもあるんですが、1平方メートル当たり352万5,000円かかっております。舗装に、片や7,230円、1平方メートル当たりに対して、352万5,000円かかっておるというのは一体どういうことか。果たして積算が、根拠が正しいのかどうか。当然鉄道のこともあるんですが、余りにもかけ離れた数字でございます。ここら辺の合理的な説明をよろしくお願い申し上げます。  それから、3点目でございます。  これも、どちらの委員会か、総務安全か、都市経済かわかりませんが、よろしくお願いいたします。  これは、ネーミングライツ、広告料収入、200万円収入ということに関してでございますが、これは、皆様御存じのとおり、イラク戦争でわかるように、アメリカ軍は侵略のための軍隊であります。そのアメリカ軍と一体化を目指す自衛隊は、小泉元首相が認めたように、実質軍隊であります。すなわち、違憲の軍隊であります。一般論として、ネーミングライツの対象企業がそのような無効な軍隊に武器や兵器の部品を納める兵器軍需産業でないとどう証明されているのか、その根拠をお示し、御報告賜りたく存じます。  以上、よろしくお願いいたします。 13: 議長(渡邉清司)  ただいまの伊藤惠一議員の質疑に対して委員長の答弁を求めます。  12番 市野善隆議員。 14: 総務安全委員長市野善隆)(登壇)  先ほどの質問に対して答弁申し上げます。  私の委員会、総務安全委員会ではそのような議論はされておりませんので、御理解いただきますようにお願いを申し上げます。                (「どちらの」と呼ぶ者あり)  1件目の広域清掃の操出金のことでございます。それと、もう1点、ネーミングライツのことでございます。 15: 議長(渡邉清司)  3番 冨田 薫議員。 16: 都市経済委員長(冨田 薫)(登壇)  ただいまの伊藤議員の御質問にお答えいたします。  上之輪嘉例川線の道路についての議論は、今回、委員会の中では特段の議論はありませんでした。以上です。 17: 議長(渡邉清司)  伊藤惠一議員、再質疑はございませんか。                (「はい」と16番議員の声あり)  ほかに質疑はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 18: 議長(渡邉清司)  質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。  ここで暫時休憩をいたします。                                     午後2時16分 休憩                                     午後2時30分 再開 19: 議長(渡邉清司
     休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、これより修正案を含む討論に入ります。  討論は、賛成または反対の立場を明確に表明していただくよう、特にお願いをいたします。  討論の通告がありますので、発言を許します。  9番 松田正美議員。 20: 9番(松田正美)(登壇)  フォーラム新桑名の松田正美です。  私は、議案第17号 桑名市職員給与条例の一部改正について、反対の立場から討論を行います。  この条例は、昨年12月に最終報告がなされました地方公務員の給与制度の総合的見直しに関する検討会報告書に沿った内容になっています。その要旨をかいつまんで申しますと、地方公務員の給与は地域民間給与をできる限り反映すること、民間でなされている高年齢層の給与水準について適正値を求めつつ、地域配分によって是正をしようというものであります。  これまで本市においては、極めて忠実に人事院勧告を遵守し、国の考えに沿った形で市職員の給与を決めてまいりました。平成26年度におきましても、人事院においては、民間の約1万2,500事業所、約49万人の個人別給与を調査し、その結果、76円民間のほうが公務員より高いという結論を出すに至っています。勧告は、76円という金額の性質上、改定は行わないということになりましたが、その意味は大きいと思います。  ただ、私が問いたいのは、このようにして毎年毎年きちんと民間給与との精査の上に出された勧告の積み上げで現在の公務員給与が形としてあるにもかかわらず、給与をさらに総合的に見直しをしなさいという考え方が政府を中心に声高に出始めていることです。  総合的な見直しという考え方を推し進めるならば、これまでの人事院勧告が過っていた、どこかで間違っていたと認めることになります。これはいかにも矛盾しています。もう一度人事院勧告の原点に立ち返るべきと思います。人事院のこれまでの姿勢は、その扱いで時々の問題はあったにしても、基本的には私は適正であったと考えております。また、地方分権の趣旨からも、国の一律的な地方自治体への要請行為、これは分権の流れに大きく反するものと考えます。  以上の理由から、給与の総合的見直しを含んだ今回の条例改正に反対の立場で討論といたします。  議案第17号 桑名市給与条例の一部改正については反対です。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 21: 議長(渡邉清司)  次に、通告により18番 星野公平議員。 22: 18番(星野公平)(登壇)  こんにちは。日本共産党桑名市議団の星野公平です。  日本共産党桑名市議団を代表して、提案されている55議案中、農業集落排水事業特別会計を除く来年度予算9議案と、今年度補正予算のうち、2つの一般会計を含む7議案、それに条例制定3議案、条例の一部改正15議案、条例の廃止1議案の合計35議案に反対の理由を述べて討論といたします。  1番目、議案第1号 平成27年度桑名市一般会計予算。  福祉の心のない市民に冷たい予算であり、伊藤市長の言うブランド推進予算であります。ところが、新病院建設には49億円、土地の買い戻しには26億円も使う総額500億円を超えるアンバランスな予算になっております。到底同意できません。  財政が厳しいと言って、ブランド推進、公共施設マネジメントを進め、市民のための行政サービスをどんどん削ろうとしております。市民に対して公共の福祉に徹すべきであります。市民の暮らしを守る市政を求めながら、来年度予算の問題点を指摘していきたいと思います。  まず、コンビニでの住民票、印鑑証明等の交付サービスを導入する債務負担行為です。情報の漏えいがどこでも可能になってまいります。また、生まれてから死ぬまで1つの番号で管理されるマイナンバー制度の導入は、これもやはり漏えい等問題がたくさんあります。  同和関連予算は相変わらずで、各所に見られるわけです。伊藤市長に同和事業の終結宣言を求めます。  ブランド推進事業には納得性がありません。公民連携、PPPなどと言って行財政改革が推進され、ますます拡大される業務の民間委託は問題であります。桑名市が本来なすべき仕事は何なのでしょうか。代表されるのが図書館のPFIであります。指定管理者制度は、住民の福祉を増進する目的を持って、公の施設について民間事業者等が有するノウハウを活用することにより住民サービスの向上を図っていくことにある、このように言われておりますけれども、本当にそうなっているのでしょうか。官製ワーキングプアにつながっているのではないでしょうか。  保育所、小学校、療育センターの給食やごみの収集業務等の民間委託には問題があります。公のやるべきことを民間にやらせることは、責任の所在が不明確になるという大きな問題点があります。今こそ見直しが必要だと考えます。  自衛官募集に協力する事務費、開催するかどうかわからない国民保護事業費、税の徴収強化と滞納者から有無を言わせず取り立てる、そして、差し押さえを強行する三重地方税管理回収機構負担金は認められません。  桑名駅西土地区画整理事業や桑名駅の自由通路などは、大幅な計画の変更と予算の見直しが必要ではないでしょうか。  子育て支援の名のもとで実施されている公立幼稚園の再編統合、4月から始まる子ども・子育て支援法は、財源を消費税に依存しており、国の言いなりに実施する方向であります。医療と介護の改悪路線、社会保障の切り捨てにつながる地域包括ケアシステムの構築等、国の税と社会保障の一体改革の中でやられようとしていますが、社会保障の充実どころか、市民生活、地域経済をも崩壊させるものであります。教育予算の学校図書の購入費の皆減は論外であります。市民の暮らしを守り、温かい市政運営を望むものであります。  なお、先ほど提出されました修正案は、小手先の修正であり、賛成できません。  2番目、議案第2号 平成27年度桑名市国民健康保険事業特別会計予算。  マイナンバー制度導入関連予算があります。改定される国保税は、払える国保税にはなっておりません。がん検診が無料化されると言いますが、一般会計から国保特会に負担が回されてきており、国保税の値上がりにつながっていくものだと思われます。  三つ目、議案第3号 平成27年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算。  同和事業の終結に向けて早急に会計を整理すべきであります。毎年継続して行われる一般会計からの繰り入れはやめるべきであります。  4番目、議案第4号 平成27年度桑名市市営駐車場事業特別会計予算。  指定管理者制度が導入されていることと、導入されながら臨時雇用の人件費が計上されているという矛盾を含んでおりますので、反対であります。  5番目、議案第6号 平成27年度桑名市介護保険事業特別会計予算。  法の改悪により、介護保険制度が4月から大きく変わります。要支援1、2の介護保険外し、利用料の負担増、特養への入所の制限等があるわけであります。  マイナンバー制度導入関連予算があること、1号被保険者に対する介護保険料の10%の値上げが行われること、特別給付等の新設により、今まで一般会計で面倒を見てもらっていたのを介護特会で負担すること、これは介護保険料の値上がりにもつながります。  4月から強引に始める総合事業は、事業者や利用者の皆さんに不安を与えております。特命の副市長の進める地域包括ケアシステムの構築は、介護労働者の支持が得られておりません。  6番目、議案第7号 平成27年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計予算。  マイナンバー制度導入関連予算があること、三重県の連合議会に被保険者の意見が反映されにくくなっております。後期高齢者医療制度は、医療を利用すると保険料がどんどん上がっていくシステムになっており、制度そのものにも問題があります。  7番目、議案第8号 平成27年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計予算。  新病院建設への具体的計画・スケジュールが不明なこと、返ってくるかどうかわからないところに貸し付けるべきではありません。行く行く市民の借金になります。住新が本当にいい例であります。  8番目、議案第9号 平成27年度桑名市水道事業会計予算。  使ってもいない長良川の水を長良川系と言って会計上高く買っていること、検針や集金業務、さらには修繕の受け付け等を民間に委託しております。  9番目、議案第10号 平成27年度桑名市下水道事業会計予算。  下水道の普及は、環境保全、生活の利便性から多くの市民が望んでおります。新しく、普及を早く、大幅に拡大すると言いますが、見えてきません。  10番目、議案第13号 桑名市人権センター条例の一部改正について。  確かに民間から借りるのをやめて自前の施設に入ることは経費節減につながりそうでありますけれども、この場合、PFI関連施設に入ることによってセンターの負担が高くなることは、PFIの問題が特出してきたものであります。家賃負担の高いところに移転するのは経費節減と矛盾しないのでしょうか。  11番目、議案第16号 桑名市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について。  教育委員の報酬を月額から日額に変えることは、教育委員を普通の審議会等の委員のように見るようであります。桑名の教育を引っ張っていき、また、公式に議論してもらう教育委員の方々には、手当のような形ではなく、十分調査活動できるように保障すべきではないでしょうか。みっともない日額制、日当制はやめるべきであります。それよりも、桑名で教育委員の公選制でも始めたらいかがでしょうか。これこそ桑名ブランドであります。  12番目、議案第17号 桑名市職員給与条例の一部改正について。  職員の給与表が引き下げられていることはほかにも影響してまいります。職員に不安を抱かせています。地域経済にも影響してまいります。  13番、議案第18号 桑名市職員退職手当支給条例の一部改正について。  一時的な優遇を餌に早期退職を誘導すべきではありません。働く意欲にも影響してまいります。  14番、議案第19号 桑名市みえ森と緑の県民税市町交付金基金条例の制定について。  今年度より始まり、強制的に取られるみえ森と緑の県民税には反対であります。基金をつくる必要はありません。  15番目、議案第21号 桑名市敬老祝金条例の一部改正について。  桑名市には、高齢者を祝いとうとぶ気持ちがないのでしょうか。祝い金のほとんどを廃止することは、お年寄りの楽しみを奪うものであり、市長の言う桑名ブランドの低下につながるのではないでしょうか。お年寄りに優しい福祉を桑名のブランドにしてはいかがでしょうか。  16番、議案第22号 桑名市保育所条例の一部改正について、17番、議案第23号 桑名市保育の実施に関する条例の廃止について。  4月から施行される子ども・子育て支援法は、財源を消費税増税に依存しております。子ども・子育て新制度は、認定こども園を誘導していくような多くの問題があります。  18番、議案第24号 桑名市子ども・子育て会議条例の一部改正について。  前の2つと同様に、消費税増税に依存した子ども・子育て新制度に反対であります。また、会議に公募の委員が入るのかどうか不明確であります。  19番目、議案第26号 桑名市介護保険条例の一部改正について。  来年度より1号被保険者の介護保険料を10%も値上げすることに反対であります。減らされ続ける年金生活者の年金から有無を言わせず特別徴収します。物価が上がり、消費税が増税され、どうやって生活しろと言うのでしょうか。また、特別給付や保健福祉事業の新設により、介護保険特会に余分な負担をかけることは、介護保険料値上げへの一つの原因でもあります。使われ方は不明確でありますけれども、消費税増税分を一部財源にすることにも反対であります。  20番目、議案第32号 桑名市市民農園条例の一部改正について。  土に親しみ、植物の成長を楽しんでおられる市民の方々の市民農園の使用料の値上げはすべきではありません。  21番目、議案第34号 桑名市教育委員会の教育長の給与等に関する条例の一部改正について。  4月から変わる教育委員会制度、首長の権限を強め、教育委員会の公平性、独立性の危機であります。教育行政のありようを変えようとするものであり、賛成しかねます。  22番目、議案第36号 桑名市幼稚園条例の一部改正について。  消費税増税に依存した子ども・子育て新制度に反対であり、今後、利用者負担額の変更もあり得るために反対であります。  23番、議案第37号 桑名市小学校給食調理業務等委託業者選定委員会条例の制定について。  小学校給食の業務の民間委託に反対であります。子供たちへの給食は、安心・安全の見地からも直営で行うべきであります。偽装請負の可能性もあります。  24番、議案第38号 桑名市生涯学習推進計画策定委員会条例の制定について。  教育委員会の所管部門が総務に移管されること、桑名市にとって大変重要な生涯学習計画の作成が民間委託されること、庁内にワーキンググループなどをつくって汗をかくべきではないでしょうか。  25番目、議案第39号 桑名市立図書館条例の一部改正について。  利用者がいないわけでもなく、閉館時間の短縮はすべきではありません。行政サービスの低下であります。  26番、議案第41号 桑名市プレイルーム条例の一部改正について。  市内、市外の人で料金に差別をすべきではありません。  27番、議案第42号 桑名市スポーツ推進審議会条例等の一部改正について、28番、議案第43号 桑名市体育施設条例の一部改正について。  教育委員会の所管部門を総務に移管することは、教育に悪い影響を与えていきます。  29番、議案第45号 平成26年度桑名市一般会計補正予算(第7号)。  マイナンバー制度に反対であります。マイナンバー制度導入予算の繰越明許はするべきではありません。執行残が整理されていますが、特に病院整備、駅西土地区画整理、除塩用水事業は問題です。いずれも計画性がありません。特に駅西土地区画整理事業は、国の交付金の問題なのか、住民との話し合いの問題なのか、明らかにしていくべきです。  30番目、議案第46号 平成26年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、31番目、議案第49号 平成26年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)、32番目、議案第50号 平成26年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)。  マイナンバー制度に反対であり、マイナンバー制度導入予算の繰越明許はするべきではありません。なお、後期高齢者医療制度は、年齢で医療を差別し、利用すればどんどん保険料が高くなっていくシステムであります。  33番目、議案第51号 平成26年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計補正予算(第1号)。  新病院建設に見通しがなく、貸したお金が返ってくるかわかりません。いずれは市民の負担になるのです。  34番、議案第52号 平成26年度桑名市水道事業会計補正予算(第4号)。  来年度の検針や集金業務、修繕の受け付け等を随契で行ったことに反対であります。業者の選定は、当初のようにちゃんとプロポーザルでやるべきであり、公平な委員を入れて委員会を設置してやるべきだと考えます。  35番目、最後です。議案第54号 平成26年度桑名市一般会計補正予算(第8号)。  まさに、地域消費喚起・生活支援型はばらはき予算であり、地方創生先行型は緊急性がない伊藤市長の好きなブランド推進の予算であります。プレミアム商品券については決まっていないところが多くあります。これで議決しろとは無理があるのではないでしょうか。誰もがどこでも使え、均等に国の予算の恩恵が受けられるように検討していくべきではないでしょうか。  地方創生先行型の地方版総合戦略策定は、業務委託で国のコピーづくりであります。一部のコンサルに金が流れるだけではないでしょうか。ブランド推進に桑名の未来があるとは思えません。桑名市民の生活に直結したところに予算は使うべきではないでしょうか。これでは地域の再生は図れません。  以上、議員の皆さん方の御賛同をお願いしまして、35議案に対する反対の討論を終わります。 23: 議長(渡邉清司)  次に、通告により1番 箕浦逸郎議員。 24: 1番(箕浦逸郎)(登壇)  無会派の箕浦です。今回は、2つの議案に関しまして反対の立場から討論させていただきます。  一つ目は、議案第38号 桑名市生涯学習推進計画策定委員会条例の制定についてです。  私、議員になってから、幾つかの委員会や審議会を見させていただいたんですけれども、議論が活発に行われているかなというような疑問を持っております。
     さらに、今回、この条例につきましては生涯学習推進ということで、私は、委員会を設置しなくても十分に市のほうで作成ができるのではないかという、その委員会についてのあり方というのも含めて今回は反対させていただきます。  そして、二つ目の議案第41号の桑名市プレイルーム条例の一部改正についてです。  このプレイルームは、くわなメディアライヴにあります託児所のことでありまして、そこで市外の利用者の方の使用料を1.5倍に上げるというものです。私は、今の少子化の世の中で、子供は社会で育てていく必要もあると思いますし、利用率もお聞きしたところ、それほど平均の利用率は高くない。そしてまた、この増額分の総収入もそれほど大きくないということで、今回は反対させていただきます。以上です。 25: 議長(渡邉清司)  次に、通告により16番 伊藤惠一議員。 26: 16番(伊藤惠一)(登壇)  伊藤惠一です。  まず、議案第1号 2015年度桑名市一般会計予算に対する修正案に対して反対討論をさせていただきたいと存じます。  本会議、それから委員会で申し上げましたように、図書館費に関しては何ら問題はないと考えております。  また、防犯灯に関しましても、自治会長等から、もしこれが出てこなければ反対してくれと、本来市がやるべきことだと、広報とかをもうまかないぞと、赤十字の募金も集めませんというようなことをおっしゃってみえましたが、このように修正されておりますので、この点に関しては問題はございません。  問題点を2点指摘させていただきたいと存じます。  まず、1点目でございます。国際化の関係でございます。予算が減額されておりますが、私は、国際化、非常に大事なことと思っております。特に日本、桑名市も含めてですが、海に囲まれて「井の中の蛙」でありまして、日本の常識が世界の非常識になってはいけない。多少予算を残したじゃないかと言われるんですが、やっぱり現地に行き、そして、道筋をつける等々、お金は要るものであると思っております。削減すべきところはもっとあるのではないかとも考えております。  続きまして、もう1点目は、自由通路に関してでございます。これも減額をされておりますが、私は、この予算自体に反対をいたしております。  まず、一体何万人の方がこの自由通路を必要とおっしゃってみえるのでしょうか。私は一人も聞いておりません。  それから、ほとんど何も説明がないと言ったら語弊はあるかもしれませんけれども、10年ほど前に鉄道の高架化を断念してから、それから、西桑名駅の延伸というようなことも一向に議論されておりませんし、非常にころころとよく計画が変わって、何が一体どうしていくのかということが我々議員に対しても示されていない、わからないということでございます。  それから、この事業は駅西事業などと一体的に考えられると思うんですけれども、駅西事業は、申し上げておるように、5メートルの浸水域でございますし、マグニチュード8の桑名断層の上に20軒家が建つというような計画でございまして、このようなずさん、ずさんと言ったら怒られますけれども、もっと修正すべき事業計画と一体となっているという点で、やはり全て賛成というわけにはまいりません。これに関しては以上でございます。  続きまして、修正以外の議案、1議案に対しましては賛成、26議案に対しましては反対の理由を申し述べたく存じます。  賛成の27号は後回しにさせていただきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  まず、第1号、2015年度桑名市一般会計予算でございます。十数点理由を申し述べさせていただきたいと存じます。  まず、1点目、債務負担行為でございます。これは、多年度にわたる契約を結んでいくわけですけれども、1年ごとのペナルティーのない契約内容にしてくださいということをたびたび申し上げております。これは、毎年議会が議決をしていくわけでございますから、その議決を上回るような契約は認められないということで申し上げておりましたら、委員会で非常に前向きな、これを修正していくというような立派な答弁がございましたので、理由からは外させていただきたいと存じます。  次に、学校の関連でございますが、米ですね。小学生、それから幼稚園児が食べる米についてでございます。これは、ジオキサンという発がん性物質が埋められているところの刈り米を小学生、幼稚園児に食べさせております。どうしてこのようなリスクのあるお米を、桑名市のお米でございますけど、食べさせるのかということで、たびたび申し上げております。  ところが、これもまた委員会等で非常に前向きな、考えていくというような答弁が出てきておりまして、非常に頼もしく思っております。ですから、この契約が変わるまでは認められないという点ではございますが、期待はいたしております。  ただ、この部分のエリアの米を外せと言えばいいわけですから、何も総量の7万2,000トンの契約は変えなくてもいいわけですから、非常に期待をいたしております。変わるまでは、ジオキサン米と通称言われておりますが、この米は認めたくないと思っております。  続きまして、同じく胚芽米に関して、これは保育園児ですね。保育園児に食べさせている米ですけれども、これは東北の米ですけれども、3・11の福島第一原発の爆発以前の約53万倍放射能が積算しているところの米を食べさせていると。以前は伊賀市の米を食べさせていたんですが、どうしてあちらのほうの米を食べさせなければならないかということでございます。桑名市並びにより積算値の低いエリアの米を保育園児に食べさせたいと思っております。  これも、委員会で非常に検討していくという前向きないい答弁が出てくるようになりました。非常に期待をいたしておりますが、これが変わるまでは決して賛成はできないと思っております。ぜひ早急な対策をよろしくお願いいたしたいと存じます。  続きまして、学童保育に関してでございます。これもたびたび申し上げておりますが、学童保育所、耐震性のない、それから、防火設備のない設備での学童保育所は困ります。多度の第2うりんこも、横5メートル、それから5.5メートル、15メートルの間に挟まれた桑名断層、マグニチュード8の桑名断層に囲まれた耐震性のない、防火設備のない、そのような学童保育所で学童保育をしようとするという事例がございました。  ぜひ、これも委員会答弁でございまして、学校等への誘導を図っていくという非常に前向きのいい答弁がございました。ぜひ早急にこれを誘導していっていただきたいです。それまでは認められない。非常に子供たちの命は大切でございます。よろしくお願い申し上げます。  それから、水道でございます。これも申し上げております。木曽川の水道は要りません。これも本会議で申し上げましたように、元岐阜大学の粕谷志郎先生の論文を引きで申しましたが、長良川でさえも放射能や環境ホルモンが非常に流れてきておる。長良川河口堰に堆積しておる。木曽川はさらにひどいであろうと類推される中で、ぜひ自前の水源をさらにふやしていっていただきたい。多度なんかもいいお水が出るんだろうと思うんですが、2、30メートルでは出てこないということで、2、300メートル掘っていただきたい。  これも頑張るというようなお話をいただいております。本当にいい答弁が出てきております。木曽川の水を使わなくなるまで反対をいたします。期待をいたしております。  続きまして、養老線、それから北勢線でございます。北勢線で失敗いたしましたが、現在も相変わらず、予算、お金を払っております。  養老線、このたび、これにも足、首を突っ込んでおりまして、ますます養老鉄道の経営に首を突っ込んでいこうというふうな姿勢が見られます。これは、本来鉄道の責任で全て解決すべき問題でありますが、北勢線と同じように、やっぱりこれは桑名市がかかわっていくことではないと思っております。また失敗することが目に見えております。  続きまして、給食業務に関してでございます。給食は、安心・安全、おいしいものを食べていただくということが第一であろうと思っております。ぜひ入札はやめていただきたい。お金を減額して入札していただくということはやめていただきたいと思っております。適切な利益を得た予算で、それ以上いいものを出していただくというような競い合いの中で給食業務を発注するなら発注していただきたいと存じます。それまで入札が行われるということでしたら、その部分に関しては反対でございます。  それから、大定信展でございます。大定信展に関しましては、白河という放射線管理区域からこちらへ、またそれらのものを持ってくるということに関しては認めるわけにはいきません。  それから、教育委員会の部局を市長部局へ移すというところに関しましては、平和の憲法体系を崩していくということでございますので、これも認められないと思っております。  それから、図書館のプレイルーム、先ほど討論がありましたとおりでございまして、他市町村とバーターで値上げはする必要はないと思っております。これもいい答弁が出てきておりますので、期待はいたしております。  続きまして、音楽療法でございます。これに関しても、非常に全国に誇れる立派な事業でございますが、予算を削っていくということでございましたが、アピタのパート代より低い報酬で頑張っていらっしゃるわけですから、やはり本当はこれをふやしていかなければならない。包括ケアの一環でございます。ですから、減額していくということに対しましては反対でございます。  それから、修学旅行、東京へ連れていくということも、まだ放射能が福島からどんどんトリチウム、口、鼻、それから皮膚から入ってくる。そのようなリスクのある方向へ連れていくということはあり得ないと思っております。  また、PFI事業でございます。これは最後でございますが、PFI事業は、委員会で申し上げましたとおり、施設整備、それから、維持管理費に税金を投入しないということでございましたけれども、非常に税金を投入するということでございます。アドバイザリー契約、それから、土地温泉使用料は無料、それから、集客は市、事業終了時、途中頓挫時、市から施設を時価で買い取る等々でござまして、ぜひ応援する、応援したい、公務員の方からも応援してくれと言われておるんですけれども、応援できるような水準にまで引き上げていただいて、北勢線の二の舞にならないよう、利益は確実に民間に差し上げます。しかし、リスクは不要です。全部公共が取りますということのないようにいけば私も賛成させていただいておりますが、まだそのような要求水準には達しておりませんので、反対をいたしたいと存じます。  続きまして、議案第2号でございます。これに関しましては、マイナンバー、それから、保険料の値上げということに関して反対でございます。これは、6号、7号も全く一緒でございます。  それから、第8号の医療センターに関してでございますけれども、これは予算計画、返済計画の破綻ということを申し上げております。  前年度、既に3億の赤字が出始めました。今年度も多分そのくらい出るだろうと、これから貸し付けをしていくとますます出ていくだろうと。いい先生が果たして来るのか。6年、8年で赤字を黒字に立て直した足立先生、前理事長を解任されたということで、いい先生が集まらない状況がある中で、その他、立地とか多々問題がございます。そのような理由でございます。余りにも問題が多過ぎます。  続きまして、議案第11号、情報公開の関連でございますが、この条例でございますが、駐留軍等の、そのような働いている方々の職、それから、名前等々は秘密にするというようなことで、戦争推進法案、条例ということで反対でございます。  続きまして、第16号に関しましては、これはやはり平和の憲法体系の破壊であるというようなことでございます。  続きまして、第21号は、先ほど委員会の委員長報告がありましたように、脳死を人の死と認めるということに関しましては反対でございます。  それから、議案第22号から第24号に関しましては、委員長報告、それから他議員の討論のとおりでございます。  続いて、議案第26号は、議案第6号に同じでございます。  27号は後ですね。  それから、議案第36号に関しても、先ほどの委員長報告のとおりでございます。  それから、議案第37号に関しまして、小学校の給食調理業務に関しましては、やはり51%の業務は公共で行っていただきたい、そのような原則の欠如でございます。ガスでも失敗しております。市民生活に必要不可欠なそのようなものは、やはり51%公共で手当をしていく。全て民間に任せては、もう民間に何も物を申せないということで、民主主義を破壊していくということであると思っております。  続きまして、議案第38号は、これも16号に同じでございます。  議案第39号、図書館の、これは開館時間を短縮していくということでございますが、市民奉仕への逆行ということであると思っております。サッカー場、テニス場は時間を延長するわけですが、図書館はもっと大事であるはずですので、どうして短縮をするのでしょうか。  そして、議案第41号、プレイルームの関係でございますが、先ほど申し上げましたように、他市町村とのバーターで値上げせずともよろしいのではないかと思っております。  議案第42号、43号は、議案第16号と同じでございます。  議案第44号、市道の認定及び変更についてでございます。これは、もうもともと述べさせていただいておりますが、従来より都市計画の欠如ということで、やはり電柱は地下に埋めていくということは必要であると思っております。  それから、今度の市道認定の箇所もゼロメートルに近い地域でございます。非常に広い地域でございまして、これは社宅があったところだと思っておりますけれども、地盤を上げずにこのような市道をつくって、あるいは区画整理をしていくということです。この大チャンスを逃してはいけないと思っております。都市計画が、ぜひ上げていく、ゼロメートル地帯でこのような場合は上げていくという計画を立てていただきたい。どうしてこのような大企業とか資本に対して物を申せれないのかなと前から言っております。頑張っていただきたいと思います。  それから、議案第45号から50号に関しましては、マイナンバーの繰り越しでございます。  議案第51号は、議案第8号に同じでございます。  そして、反対の最後でございますが、議案第54号 2014年桑名市一般会計補正予算(第8号)でございますが、これは子供たちを白河へ派遣していくということで反対でございます。  白河のお城の跡で、年間大体4ミリシーベルト、内部被曝等も含めると5ミリシーベルトを超えるんじゃないかと思うんですけれども、チェルノブイリで言えば、移住の義務ゾーン、人間が入ってはいけないというゾーンへ子供たちを連れていくということはあり得ない。  それから、このプレミアム商品券等々は、何も結構なことだと思いますけれども、15%分に関しては認められない。というのは、国家財源の15.2%分が公債費分です。これを認めれば、次の世代に10倍返ししていただくかとか、そういうことになってくるということで、85%でやっていただきたいということでございます。  最後に、賛成の部分、議案第27号、桑名市地域包括ケアシステムの関係でございます。これは前々から私、賛成いたしておりますが、もともと50年ほど前に岩手県の沢内村が始めたことでございます。それを桑名市はようやく50年おくれで健康増進、それから予防、健診、治療、福祉、社会復帰まで一貫してやっておる、頑張っている。これからどんどん軌道に乗っていくというところでございまして、本当に御苦労さまでございます。頑張っていただきたいと思います。  ただ、各論では、まだまだこれからこうしなければならない、ああしなければならないという部分はあると思いますので、その部分は議論して直していっていただければと思っております。  これに尽力いただきました田中謙一副市長、ありがとうございました。ダンケシェーン。 27: 議長(渡邉清司)  次に、通告により14番 小川満美議員。 28: 14番(小川満美)(登壇)  無会派の小川満美です。  それでは、議案第1号 平成27年度桑名市一般会計予算原案について、反対の立場で討論します。  平成25年度決算において、桑名市は、経常収支比率が三重県下14市中ワースト1位、財政調整基金の残高が少なく財政状況が厳しいために、総額で歳出削減を行うと言っていた割には、過去最高の予算規模に膨れ上がっています。  また、市長は、子供にツケを回さないと常々おっしゃっていますが、借金はふえています。  平成27年度予算は、なぜこの予算が削減されなければならないのか、もっとほかに削減するところがあるのではないかと多くの方々が疑問に感じています。  例えば、学校図書購入費をゼロにし、防犯灯設置補助金を半減し、多度、長島の大運動会運営事業費を削減しています。しかし、その一方で、多額の借金をして星見ヶ丘中学校用地に防災施設を建設することや、桑名駅東西自由通路整備事業を進めています。  これから訪れる人口減少社会に備えて公共施設全体を減らしていこうとするときに、このように新たに施設をつくる場合は、本当に必要な施設かどうか、もっと慎重に議論すべきです。それこそ市長お得意の全員参加型市政を実践して、住民も交えて議論すべきです。  それでは、個別の事業について、反対の理由を述べていきます。  まず、1番目、款2.総務費、項1.総務管理費、目7.企画費中、ブランド推進事業費、パブリックリレーション事業費1,231万円。  雑誌などに桑名市のことが取り上げられ、広告換算費で6,100万円になるとのことでしたが、実際に観光客が増加したのかなど、どれだけ桑名市にとって効果があったのかよくわかっておりません。インターネットが発達した今、本物であふれる桑名市ならば、桑名から世界に向けて発信しても十分通用するはずです。東京からPRする必要はありません。  次に、同じ企画費中、国際化推進事業費、姉妹都市提携調査費120万円。  平成26年度、90万円、この予算項目で使っています。課題の整理を行ったとのことですが、その成果物はまだ出てきていません。続けて、27年度は、桑名市の魅力や強み、課題を調査し、歴史、文化、産業振興、教育など、さまざまな切り口から交流の可能性を検討するということですが、27年度中に姉妹都市が決まるわけでもなく、場合によっては5、6年かかることもあるということでした。また、姉妹都市提携を行いながら交流がなくなってしまった事例も全国には数多くあるということも聞いております。  市内には多くの外国人が住んでいます。その方たちともっと積極的に交流するほうが先ではないでしょうか。桑名市内の事業者が既に海外に進出したり、また、海外留学が珍しくない状況で、行政主導で海外の都市と姉妹都市提携する必要が本当にあるのかどうか、全く理解できません。  次に、款8.土木費、項4.都市計画費、目4.土地区画整理事業費中、ブランド推進事業費、桑名駅周辺施設整備事業費4,000万円。  今回のこの4,000万円は、近鉄の橋上駅舎の設計を修正する費用です。東西自由通路橋状駅舎化事業の全体の総事業費は概算で65億円です。東北の復興や東京オリンピックが終わるまでは建設物価は上昇傾向にあるので、実際の工事費は80億から90億円になるかもわかりません。  これから公共施設のファシリティマネジメントを行わなければなりません。既に桑名市は、人口規模や財政規模から見て施設が多いことがわかっています。今ある建物を統廃合しなければならないときに、このような多額の費用をかけて施設をつくる場合は、市民の理解を得るためにももっと慎重に議論すべきです。そうでなければ、既存の施設を廃止したり、学校の統廃合を進めるなど、市民に不便をかけることに対して説明がつかず、ファシリティマネジメントなどできません。合併特例債が使えるうちにとか、三重国体までに駅をきれいにしたいからというのは説得力に欠けます。  常任委員会においても、通行量を調査したのかという問いかけに対して答えはありませんでした。自由通路より新病院の建設が先だという意見も出されました。本当に自由通路が必要なのかがはっきりわかる根拠を示すべきです。  合併特例債は、有利な借金とは言え、30億円を超える額をこの事業のために借金することになります。子供にツケを回さないことに反するのではないでしょうか。今は、自由通路よりも新病院の建設と駅西土地区画整理事業を推進することにもっと力を注ぐべきです。現状のままでは通行量が見込めないので、予算は削減すべきです。  次に、款9.消防費、項1.消防費、目8.災害対策費中、防災施設整備費、防災拠点施設事業費19億4,307万1,000円。  この土地開発公社が所有する星見ヶ丘中学校用地は、売却しようと思えば売ることができる土地です。簿価と時価の差額が大きいとは言え、売却価格分だけ確実に借金が減ります。  また、民間で活用してもらうことで固定資産税や市民税が入ってきます。三セク債より合併特例債のほうが有利な借金だと言いますが、合併特例債の場合は事業化しなければなりません。防災拠点施設整備事業は広域避難者のための施設であり、災害時の救援物資の集積地になるとのことです。そのため、大型車両が進入できるように南側ののり面を削って道路を拡幅し、進入路をつくる計画です。コストがかからない事業を行うというふうに以前は言っていましたが、擁壁工事が必要なかなり大がかりな工事になりそうです。全体の総事業費や毎年の管理費用などを提示して、売却がいいのか、防災施設整備がいいのか議論すべきです。  また、星見ヶ丘の住民の方々は、以前からこの土地の活用方法については大変大きな関心を持っていらっしゃいます。しかし、住民には全く説明がされていません。市長が言う全員参加型市政とは、計画段階からの住民参加というのは含まれていないのでしょうか。住民にも情報提供し、桑名市の将来について市政の方向性を一緒に考えることこそ全員参加型市政なのではないでしょうか。  行政側からやってほしいことだけを一方的にお願いして担っていただくばかりでは住民は動きません。都合のいいときだけ全員参加型市政を使わないでいただきたいというふうに思います。  一旦白紙にして、本当に売却するのかも含めて住民参加で土地の活用方法から考えるべきなので、反対いたします。以上の理由により1号議案に反対いたします。 29: 議長(渡邉清司)  ほかに修正案に対する討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  ただいま討論がありましたので、議案を分割して採決いたします。  まず、議案第1号 平成27年度桑名市一般会計予算に対する市野善隆議員外2名から提出されました修正案について、起立により採決いたします。  本修正案に賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数であります。よって、修正案は可決することに決しました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、起立により採決いたします。
     修正部分を除くその他の部分を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数であります。よって、修正議決した部分を除くその他の部分は原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第2号 平成27年度桑名市国民健康保険事業特別会計予算、議案第6号 平成27年度桑名市介護保険事業特別会計予算ないし議案第8号 平成27年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計予算、議案第16号 桑名市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第21号 桑名市敬老祝金条例の一部改正についてないし議案第24号 桑名市子ども・子育て会議条例の一部改正について、議案第26号 桑名市介護保険条例の一部改正について、議案第36号 桑名市立幼稚園条例の一部改正について及び議案第37号 桑名市小学校給食調理業務等委託業者選定委員会条例の制定について、議案第39号 桑名市立図書館条例の一部改正について、議案第42号 桑名市スポーツ推進審議会条例等の一部改正について及び議案第43号 桑名市体育施設条例の一部改正について、議案第45号 平成26年度桑名市一般会計補正予算(第7号)及び議案第46号 平成26年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第49号 平成26年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)ないし議案第51号 平成26年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計補正予算(第1号)、議案第54号 平成26年度桑名市一般会計補正予算(第8号)の21議案を一括して起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。  本件は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議案第3号 平成27年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算及び議案第4号 平成27年度桑名市市営駐車場事業特別会計予算、議案第9号 平成27年度桑名市水道事業会計予算及び議案第10号 平成27年度桑名市下水道事業会計予算、議案第13号 桑名市人権センター条例の一部改正について、議案第18号 桑名市職員退職手当支給条例の一部改正について及び議案第19号 桑名市みえ森と緑の県民税市町交付金基金条例の制定について、議案第32号 桑名市市民農園条例の一部改正について、議案第34号 桑名市教育委員会の教育長の給与等に関する条例の一部改正について、議案第52号 平成26年度桑名市水道事業会計補正予算(第4号)の10議案を一括して起立により採決をいたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。  本件は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議案第11号 桑名市情報公開条例の一部改正について及び議案第44号 市道の認定及び変更についての2議案を一括して起立により採決をいたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。  本件は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議案第17号 桑名市職員給与条例の一部改正についてを起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。  本件は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議案第38号 桑名市生涯学習推進計画策定委員会条例の制定について及び議案第41号 桑名市プレイルーム条例の一部改正についての2議案を一括して起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。  本件は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議案第5号 平成27年度桑名市農業集落排水事業特別会計予算、議案第12号 桑名市行政手続条例の一部改正について、議案第14号 桑名市職員定数条例の一部改正について及び議案第15号 桑名市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、議案第20号 桑名市手数料条例の一部改正について、議案第25号 桑名市共同浴場条例の一部改正について、議案第27号 桑名市地域包括ケアシステム推進協議会条例等の一部改正についてないし議案第31号 桑名市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の制定について、議案第33号 桑名市教育委員会の委員の定数を定める条例の制定について、議案第35号 桑名市教育委員会の教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定について、議案第40号 くわなメディアライヴ条例の一部改正について、議案第47号 平成26年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第48号 平成26年度桑名市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第53号 平成26年度桑名市下水道事業会計補正予算(第2号)、議案第55号 桑名市上下水道事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についての18議案を一括して採決をいたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。  本件を委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○閉会中の継続調査について 30: 議長(渡邉清司)  次に、日程第3、閉会中の継続調査についてを議題といたします。  各常任委員長及び副委員長からは、所管事務調査について、会議規則第102条の規定により、お手元に配付いたしました申請書のとおり、それぞれ閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。各常任委員長及び副委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び副委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議案第56号 31: 議長(渡邉清司)  次に、日程第4、議案第56号 教育長の任命につき同意を求めるについてを議題といたします。  これより市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 32: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  ただいま上程となりました議案第56号 教育長の任命につき同意を求めるについて御説明を申し上げます。  本市教育長として御尽力をいただいております伊藤茂一氏には、3月31日をもって退任いたしたい旨の申し出がありましたので、御意思のほどを尊重いたしまして、これを受理することといたしました。  つきましては、その後任として、近藤久郎氏を任命いたしたいと存じます。近藤久郎氏は、桑名市の教員及び教育委員会事務局職員として長年にわたり勤務され、学校教育課長、久米小学校校長、教育部長などの重責を担われ、現在、大成小学校校長として御活躍されております。教育行政各般に精通されるとともに、桑名市の状況にも詳しく、本市教育長として最適任者であると存じますので、御提案を申し上げました。  よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。  なお、伊藤茂一氏には、教育長御在任中の功績に対しまして深甚なる敬意と感謝の意を表するとともに、引き続き教育委員として御尽力賜りたいと存じます。以上でございます。 33: 議長(渡邉清司)  以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                   (18番議員挙手)  18番 星野公平議員。 34: 18番(星野公平)(登壇)  日本共産党の星野です。  現教育長は、任期が1年余りあります。申し出があったということなんですけれども、理由は一体何なのでしょうか。勝手に推測はできると思います。聞いても多分答えてもらえないと思いますけれども、任命された以上はちゃんと任期を全うすべきだと私は考えております。議案に上がっている、予定されている方は、任期4年間、大丈夫なのかを伺いたいと思います。 35: 議長(渡邉清司)  答弁を求めます。  市長。 36: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の質疑に御答弁を申し上げたいというふうに思います。  先ほど申し上げたところでございますけれども、伊藤茂一氏におきましては、3月31日をもって退任をいたしたい旨の申し出がありましたので、その御意思を尊重いたしまして、受理をさせていただいたというところで御理解をいただきたいというふうに思います。  また、このたび御提案をさせていただきます近藤久郎氏におきましては、この桑名市の教育長として最適任者であると存じましたので、御提案をさせていただいたところでございますので、御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。             (「教育長を全うしてくれよ」と呼ぶ者あり) 37: 議長(渡邉清司)  それでは、ほかに質疑はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第56号は、議会運営委員会の御了承を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第56号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結いたします。  議案第56号 教育長の任命につき同意を求めるについては、これに同意することの賛成議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数であります。よって、議案第56号はこれに同意することに決しました。  近藤久郎氏に申し上げます。ただいま議会は、あなたを教育長に任命することに同意いたしました。御挨拶があればお伺いいたします。 38: 近藤久郎(登壇)  皆様、こんにちは。近藤久郎でございます。  ただいま教育長の任命につきまして、皆様の御同意をいただくことに深く御礼を申し上げます。私といたしましては、重責に身の引き締まる思いでございます。  教育を取り巻く環境は非常に厳しいものがあり、大きく変化をいたしております。もとより微力ではございますが、しっかりと桑名市の未来を見据え、次代を担う子供たちのために新しい教育委員会制度のもとで教育長として精いっぱい務めさせていただく所存でございます。  議員の皆様方には、今後、御指導、御鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。(拍手)    ───────────────────────────────────────  ○議案第57号 39: 議長(渡邉清司)  次に、日程第5、議案第57号 監査委員の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。  これより市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 40: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  ただいま上程となりました議案第57号 監査委員の選任につき同意を求めるについて御説明申し上げます。  本市監査委員として御尽力をいただいております橡尾健三氏には、3月31日付をもって退任いたしたい旨の申し出がありましたので、御意思のほどを尊重いたしまして、これを受理することといたしました。  つきましては、その後任として城田直毅氏を選任いたしたいと存じます。城田直毅氏は、長年にわたり本市に奉職せられ、総務部財務課長、市長公室政策課長、総務部長の要職を歴任され、現在、市長公室長に就任されております。城田氏は、行政運営について豊富な経験を有され、人格識見高く責任感が極めて強い方ですので、本市監査委員として最適任者であると存じますので、御提案を申し上げました。よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。
     なお、退任されます橡尾健三氏には、御在任中、市政全般における適切な監査運営に多大な功績を上げてこられた、その御尽力に対しまして深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。以上でございます。 41: 議長(渡邉清司)  以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                   (18番議員挙手)  18番 星野公平議員。 42: 18番(星野公平)(登壇)  日本共産党の星野公平です。  先ほどと同じ質問になるわけですけれども、現監査委員もまだ任期が1年余っております。申し出があったということでありますけれども、理由が何であるかは皆さん方も大体推測できるんじゃないかと思っております。  任命された以上は、ちゃんと期間任務を全うしていただきたい、このように考えております。理由は何であろうとも、やめるというのは無責任であります。今度の方についても、このようなことがないのかあるのか、大丈夫なのか、市長の見解をお伺いしたいと思います。 43: 議長(渡邉清司)  答弁を求めます。  市長。 44: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の質疑に対しまして御答弁を申し上げたいというふうに思います。  先ほど申し上げたところではございますけれども、橡尾健三氏におかれましては、3月31日をもって退任したい旨の申し出がありましたので、御意思のほどを尊重いたしまして、これを受理したところでございますので、そのように御理解をいただきたいというふうに思います。  また、今回提案をさせていただきます城田直毅氏におかれましては、本市監査委員として最適任者であると存じましたので、御提案をさせていただいているところでございますので、どうか御理解のほどをよろしくお願いいたします。以上でございます。 45: 議長(渡邉清司)  星野公平議員、再質疑はございますか。               (「ないです」と18番議員の声あり)  ほかに質疑はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより起立により採決をいたします。  お諮りいたします。議案第57号 監査委員の選任につき同意を求めるについては、これに同意することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数であります。よって、議案第57号はこれに同意することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○委員会提出議案第1号 46: 議長(渡邉清司)  次に、日程第6、委員会提出議案第1号 桑名市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。  これより委員会提出議案第1号の提案理由の説明を求めます。  21番 南澤幸美議員。 47: 21番(南澤幸美)(登壇)  それでは、ただいま議題となりました委員会提出議案第1号 桑名市議会委員会条例の一部改正について、委員会を代表して提案理由の説明を申し上げます。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、桑名市議会委員会条例においても、所要の改正を提出するものでございます。  本改正の内容としては、お手元に配付させていただきました関係条文対照表のとおり、教育委員会の委員長となっておりますのを教育委員会の教育長に改めるものでございます。  以上、委員会提出議案の提出理由といたします。議員の皆さんの御賛同をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 48: 議長(渡邉清司)  以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております委員会提出議案第1号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託をいたしません。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより委員会提出議案第1号 桑名市議会委員会条例の一部改正についてを採決いたします。  お諮りいたします。委員会提出議案第1号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、委員会提出議案第1号は原案のとおり可決することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議員提出議案第1号 49: 議長(渡邉清司)  次に、日程第7、議員提出議案第1号 「危険ドラッグ」の根絶に向けた総合的な対策の強化を求める意見書を議題といたします。  これより議員提出議案第1号の提案理由の説明を求めます。  23番 竹石正徳議員。 50: 23番(竹石正徳)(登壇)  「危険ドラッグ」の根絶に向けた総合的な対策の強化を求める意見書につきまして申し述べさせていただきます。案文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。  昨今、「合法ハーブ」等として販売される薬物(いわゆる「危険ドラッグ」)を吸引し、呼吸困難を起こしたり、死亡したりする事件が全国で相次いで発生している。特に、その使用によって幻覚や興奮作用を引き起こしたことが原因とみられる重大な交通事故の事案が度々報道されるなど、深刻な社会問題となっている。  危険ドラッグは、「合法」と称していても、規制薬物と似た成分が含まれているなど、大麻や覚せい剤と同様に、人体への使用により危険が発生するおそれがあり、好奇心などから安易に購入したり、使用したりすることへの危険性が強く指摘されている。  厚生労働省は、省令を改正し一昨年3月から「包括指定」と呼ばれる方法を導入し、成分構造が似た物質を一括で指定薬物として規制した。また、昨年4月には改正薬事法が施行され、指定薬物については大麻や覚せい剤と同様に、単純所持が禁止された。  しかし、指定薬物の認定には数か月を要し、その間に規制を逃れるために化学構造の一部を変えた新種の薬物が出回ることにより、取り締まる側と製造・販売する側で「いたちごっこ」となっている。また、「危険ドラッグ」の鑑定には簡易検査方法がないため、捜査に時間がかかることも課題とされている。  よって、本市議会は国に対して、下記の事項について取り組み、「危険ドラッグ」の根絶に向けた総合的な対策の強化を強く要望する。  記。  一つ、インターネットを含む、国内外の販売・流通等に関する実態調査及び健康被害との因果関係に関する調査研究の推進、人員確保を含めた取締体制の充実を図ること。  二つ、簡易鑑定ができる技術の開発をはじめ、鑑定時間の短縮に向けた研究の推進、指定薬物の認定手続の簡素化を図ること。  三つ、薬物乱用や再使用防止のために、「危険ドラッグ」の危険性の周知及び学校等での薬物教育の強化、相談体制・治療体制の整備を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成27年3月20日、桑名市議会。  議員各位の御賛同を賜りますことを心よりお願い申し上げる次第でございます。以上でございます。 51: 議長(渡邉清司)  以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                   (16番議員挙手)  16番 伊藤惠一議員。 52: 16番(伊藤惠一)(登壇)  ただいま提出されました意見書の議案に関しまして、質疑をさせていただきたいと存じます。  まず、このような問題におきまして、痛ましい事故でお亡くなりになられました方々に対しまして哀悼の意を表したいと存じます。  それでは、竹石氏に通告させていただきましたとおり、質疑をさせていただきたいと存じます。  まず、表記等、どういう方法でということに関しまして、数点お伺いさせていただきたいと存じます。  中ほどより下、2番目、3番目、技術の開発、それから、研究の推進、学校等での薬物教育の強化等に関しては非常に結構なことと存じております。それ以外で疑義のある点に数点質疑させていただきたいと存じます。  まず、意見書の中ほどですが、危険ドラッグの根絶に向けたという、根絶ということに関しましてお伺いしたいと思っておるんですけれども、果たして本当に根絶ができるのでございましょうか。道路交通法を厳罰化して道路事故がなくなったでしょうか。売春禁止法でもって売春がなくなったでしょうか。簡単にできないこと、それから、なかなか無理なことを求めると、人権の侵害、それから、職権の濫用等が起こってくるのではありませんか。そして、善意の出来心の市民の人が法律にひっかかって、意見書にも書いてありますように、イタチごっこ、すなわち悪党は法律をすり抜けるのであります。  それから、1番目、記1としまして、「人員確保を含めた取締体制の充実を図ること」と書いてございます。本当に現在、人員の確保が不足しているのでしょうか。それを証明していただかないと、足りているのに人員の確保を、取り締まり体制の充実を図れということになりますと、いたずらに税がふえるばかりでございます。そして、取り締まり体制の充実を図るということは、すなわち、これは議会の敗北ではありませんか。政治の本来の目的は、この取り締まり体制の根絶こそが仕事ではないのでしょうか。以上、よろしく御説明をお願い申し上げます。 53: 議長(渡邉清司)  ただいまの質疑についての答弁を求めます。  竹石議員。 54: 23番(竹石正徳)(登壇)  伊藤惠一議員の質疑に対して御答弁を申し上げたいと思います。  質問の意味がよくわかりませんが、まず、危険ドラッグの根絶という話でございますが、なくなっていないことに対して、このことを根絶に向けた取り組み、努力をしてほしいというふうなことでございますので、その点、御理解賜りたいと思います。  また、2点目の人員確保、実際に足らないのかと、これだけ事件が頻発しているということ自体が、もう人員が足らないというふうに私は思っておりますので、そのように御理解を賜りたいと思います。これは、決して議会の敗北ではございません。議会からこのような声を大きくすることによって国も動かしていけれると、私はそのように思っておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。以上でございます。 55: 議長(渡邉清司
     これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第1号は、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議員提出議案第1号 「危険ドラッグ」の根絶に向けた総合的な対策の強化を求める意見書を採決いたします。  お諮りいたします。議員提出議案第1号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議員提出議案第2号 56: 議長(渡邉清司)  次に、日程第8、議員提出議案第2号 2016年主要国首脳会議の三重県開催を求める決議を議題といたします。  これより議員提出議案第2号の提案理由の説明を求めます。  21番 南澤幸美議員。 57: 21番(南澤幸美)(登壇)  2016年主要国首脳会議の三重県開催を求める決議案、朗読をもって提案理由とさせていただきます。  主要国首脳会議(サミット)は、世界の主要国の首脳が毎年、国際的な政治、経済問題について議論をする重要な会議であり、現在では、地球環境問題や平和問題など国際社会が直面する多種多様なテーマを話し合う場として、その重要性がますます高まっている。  2016年のサミットは我が国での開催が予定されており、現在、政府において開催地の選定作業が進められている。  こうした中、三重県は、伊勢志摩地域でのサミットの開催を目指し、「2016年みえ伊勢志摩サミット誘致推進協議会」を設立し、官民一体となって誘致に向けた取組を強力に推進している。  伊勢志摩地域は、「伊勢神宮」など日本を代表する観光資源と歴史・伝統文化に恵まれているほか、警備上の優位性とこれまでの国内外の要人警護の豊富な経験を有しており、各国の首脳を迎えるのにふさわしい条件が調っている。  「みえ伊勢志摩サミット」が実現すれば、本市が有する産業、特産品、観光資源等の魅力を国内外に発信する絶好の機会となり、多大な経済効果等が見込まれることから、「みえ伊勢志摩サミット」の実現は、本市においても、大きな意義を有するものである。  よって、本市議会は、2016年主要国首脳会議の三重県における開催を強く要望する。  以上、決議する。  平成27年3月20日、桑名市議会。  各議員の御賛同をよろしくお願いします。 58: 議長(渡邉清司)  以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。  これより上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                   (20番議員挙手)  20番 石田正子議員。 59: 20番(石田正子)(登壇)  日本共産党の石田正子でございます。  ただいま上程となりました議員提出議案第2号 2016年主要国首脳会議の三重県開催を求める決議案について、2点質問をさせていただきます。  国際社会が直面する多様多種なテーマがあり、話し合う場が必要ということは理解するところでございますけれども、物産品、観光資源などの発信を国内外にするということですが、三重県で行うことの意義はどこにあるのでしょうか。  二つ目に、サミット開催について、どの程度の費用がかかると見込んでおられますか。  以上、2点質問させていただきます。 60: 議長(渡邉清司)  答弁を求めます。  南澤幸美議員。 61: 21番(南澤幸美)(登壇)  石田正子議員の質疑に対して答弁を申し上げます。  1点目の産業特産品、これが反映できるかということですが、先ほど述べたように、本市も産業、特産品、いろんな観光資源等を国内に発信できると思っております。  それから、2点目の費用ですが、国の費用はわかりませんけど、聞いたところによりますと、三重県の県会では、2月の補正でサミット関連事業として1億円が計上されております。  以上、答弁とします。 62: 議長(渡邉清司)  石田議員、再質疑はございますか。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第2号は、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                   (20番議員挙手)  20番 石田正子議員。 63: 20番(石田正子)(登壇)  日本共産党桑名市議団の石田正子です。会派を代表して、反対討論をさせていただきます。  国際的な政治、経済問題など、議論する重要な会議、地球環境問題や平和問題など、国際社会が直面する多種多様なテーマがあり、話し合う場が必要だということは理解するところであります。  県民の置かれている状況は、経済の低迷により貧困と格差が広がっています。県民の生活を支援する対策、例えば子供の医療費など、福祉医療費の助成など、窓口で無料にすることが望まれています。多額の費用をかけてサミットを開催するよりも、暮らしに直結する施策を最優先ですべきであります。その立場から同意できないものといたします。以上です。 64: 議長(渡邉清司)  これをもって、討論を終結いたします。  これより議員提出議案第2号 2016年主要国首脳会議の三重県開催を求める決議を起立により採決いたします。  お諮りいたします。議員提出議案第2号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  起立多数であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決することに決しました。  お諮りいたします。今期定例会において議決されました議案中、条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任いただきたいと思います。これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○閉会の宣告 65: 議長(渡邉清司)  以上をもって、本定例会の日程は全部終了いたしました。  会議を閉じます。  この際、田中副市長から発言を求められておりますので、これを許します。  田中副市長。 66: 副市長(田中謙一)(登壇)  議長のお許しをいただきましたので、皆様に御礼の御挨拶を申し上げます。  私は、このたび、一身上の都合により、市長のお許しをいただいて副市長の職を辞することとなりました。新病院の整備や地域包括ケアシステムの構築が道半ばである中で桑名市を去ることは大変残念です。  しかしながら、この2年の間、さまざまな現場を見せていただくとともに、多くの方々とお話しさせていただいたことは、私にとってまたとないであろう貴重な勉強の機会となりました。  これもひとえに、市長、市役所職員の皆さん、地域住民の皆様、とりわけ市議会議員の皆様のおかげでございます。この場をおかりし、深く感謝を申し上げます。  結びになりますが、桑名市のさらなる御発展と皆様のますますの御健勝を心より祈念して、私の退任の言葉といたします。まことにありがとうございました。(拍手) 67: 議長(渡邉清司)  また、伊藤教育長から発言を求められておりますので、これを許します。  伊藤教育長。 68: 教育長(伊藤茂一)(登壇)  議長のお許しを得ましたので、教育長退任に対し、おわびと御礼を申し上げたいと思います。  任期途中で私の一身上の都合で、教育委員会で先般、私の意を御理解いただき、教育長の辞任を認めていただきました。  任期途中でありますが、私自身、開かれた教育委員会、そして、子供たちがみずから学び、みずから実践し、みずから考え行動する、そして、三つ目、学校あるいは公民館等、教育関係機関の職員、そして、教育委員会の職員がやりがいのある職場というふうな三つを大事にして、私、短い期間でありますけれども、私の目標はそれなりに達成したと思っております。  まだまだこのものを十分していくためには、先ほど新しい教育長を皆さんが御同意いただきました。その新しい教育長がこのことを推進していただけると思っております。  皆さんも、今後とも教育に関しまして御協力をいたしていただくようよろしくお願いし、本日、皆さんに御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。(拍手) 69: 議長(渡邉清司)  市長、この際、御挨拶があれば伺います。  市長。 70: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  議長のお許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。  本年第1回の今定例会におきましては、去る2月25日の開会以来、本日まで24日間にわたり、議員の皆様方には終始熱心に御審議を賜りました。提案いたしました諸議案についてお認めをいただきまして、厚く御礼を申し上げます。また、先ほどは、人事案件につきましても原案どおり御同意を賜り、重ねて御礼を申し上げます。
     特に、平成27年度当初予算案につきましては、本会議及び各常任委員会において、幅広い観点からさまざまな御意見、御提言を賜ったところでございます。平成27年度は、新しい総合計画のスタートの年であります。新年度予算の執行に当たりましては、審議を通じて賜りました御意見や御提言をしっかりと受けとめ、一層の工夫を重ねながら市政各般にわたる施策を推進するとともに、財政健全化に向けた継続的な取り組みを全力で実行してまいります。本市のさらなる発展のため、議員の皆様のなお一層の御指導と御協力をいただきますようお願い申し上げます。  最後になりますが、寒さもようやく緩み、季節は春らしくなってまいりましたが、まだまだ寒暖の差が大きい季節の変わり目でございます。議員の皆様には、公私とも何かとお忙しい時期かと存じますが、くれぐれも健康には御留意をいただき、さらなる御健勝と御活躍を御祈念申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 71: 議長(渡邉清司)  これをもって、平成27年第1回桑名市議会定例会を閉会いたします。                                     午後4時14分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        議     長       渡 邉 清 司        署 名 議 員       中 村 浩 三        署 名 議 員       大 森   啓 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...