桑名市議会 2013-06-26
平成25年建設水道常任委員会 本文 開催日:2013-06-26
これより、お手元に配付の建設水道
委員会現地視察案のとおり現地視察を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、現地視察を行います。
それでは、ただいまから現地視察を行いますので、
委員の皆さん、現地視察に同行していただく理事者の方は、1階の南玄関に御参集願います。
なお、
委員の皆さんは、お手許に配付の現地視察資料を持参願います。
よろしくお願いいたします。
(現地視察)
午前11時08分 休憩
午前11時18分 再開
5:
委員長(
倉田明子)
休憩前に引き続き建設水道
委員会を再開いたします。
各
委員並びに理事者の皆さんにお願いします。
発言する際は、必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の氏名、当局においては職名を告げ、
発言してください。
傍聴の届け出が出ておりますので、許可したいと思います。
それでは、これより、都市整備部に関する議案の審査を行います。
───────────────────────────────────────
○議案第52号
6:
委員長(
倉田明子)
議案第52号 平成25年度桑名市一般会計補正予算(第1号)第1条 歳入歳出予算中 所管部門を議題といたします。
当局より説明を求めます。
7:
都市整備部長(
水谷信昭)
都市整備部長の水谷です。よろしくお願いいたします。
都市整備部といたしましては、引き続き計画的な都市基盤整備に努めるとともに、施設の長寿命化など維持管理に重点を置いて事業を推進してまいりたいと考えます。
具体的には、今回の補正予算におきまして、総合運動公園のサッカー場、桑名駅西土地区画整理事業、桑名駅東周辺整備事業、市営住宅の計画的な改修、また、道路関係では、蛎塚益生線、江場安永線の整備費を計上させていただきました。
また、新規に狭隘道路整備等促進事業費を計上させていただきました。
詳細につきましては、所管の課長等から御説明申し上げます。
8:
土木課長兼
伊勢湾台風記念館長(
内山勝博)
それでは、議案第52号 平成25年度桑名市一般会計補正予算(第1号)第1条 歳出予算中 土木課所管部門について御説明させていただきます。
それでは、ページ32、33をお開きください。
款8.土木費、項1.土木管理費、目1.土木総務費、説明欄6.建築指導費につきましては、指定道路管理システム機能追加事業費と建築基準法に基づく指定道路図の公開事業費の増でございます。説明欄10.狭隘道路整備等促進事業費につきましては、狭隘道路に接した敷地の建築主または権利関係者が4メートルの幅員を確保する際に要する費用等の一部を助成する事業費でございます。
次に、34、35をお開きください。
款8.土木費、項2.道路橋りょう費、目1.道路橋りょう総務費、説明欄2.道路台帳整備費でございますが、道路台帳システムを適切に運用するために管理用サーバーを更新するとともに、システム及びデータの移行作業を行う業務委託費でございます。
次に、目2.道路維持費、説明欄2.道路施設維持補修費、道路ストック対策事業費は、道路舗装、道路付属物の老朽化対策の調査でございます。
次に、目3.道路新設改良費、説明欄2.道路改良事業費のうち、坂井多度線は、交通量の増加に伴い、路盤の損傷も激しく、補助事業において舗装の打ちかえを行い、安全で安心な道路を確保いたします。次に、桑名北部東員線は、多度力尾土地区画整理事業に合わせて、区画整理区域内の都市計画道路桑名北部東員線の整備でございます。続きまして、上之輪嘉例川線、先ほど車中から見ていただいた路線でございますが、本路線につきましても、交通量が増加し、舗装の損傷が激しく、補助事業にて道路改良に取り組み、安全で安心な道路を確保いたします。
次に、市道改良事業費増は、市道の道路利用者の安全確保を推進するため、市内各所の道路改良工事及びこれに伴う調査設計業務、事業用地購入費、登記費用等を計上しております。
次に、目4.橋りょう維持費、説明欄2.橋りょう維持補修費、橋りょう長寿命化修繕計画策定事業費は、予防的な修繕及び計画的な架け替えを実施するため、昨年度に引き続き、15メーター未満の橋梁の長寿命化修繕計画を作成いたします。
それでは、36、37ページをお開きください。
款8.土木費、項3.河川費、目3.河川新設改良費、説明欄1.河川改良事業費は、降雨時の道路の冠水、また、宅地への浸水を防ぐため、河川施設の整備改良を図るものでございます。
続きまして、款8.土木費、項4.都市計画費、目2.街路事業費、説明欄2.街路整備事業費のうち、蛎塚益生線は、昨年度、養老鉄道をまたぐ橋梁工事も完成し、この橋梁の両側の道路改良工事を行い、完成を目指します。続きまして、江場安永線は、国道23号に接道することから国道の交差点改良が必要となり、国土交通省に工事委託いたします。
なお、関連いたしまして、恐れ入りますが、ページ戻りまして、5ページをお開きください。
第2表、債務負担行為補正1、追加でございますが、江場安永線建設事業の国道23号交差点改良工事の国土交通省委託が2カ年間にまたぐことから、期間を平成25年度から26年度の2カ年間、限度額3億2,450万円を計上いたします。
以上で一般会計補正予算の説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
9:
都市整備課長(
伊藤恒之)
都市整備課長の伊藤です。よろしくお願いいたします。
私からは、都市整備課、まちづくり景観室、桑名駅周辺整備事務所、建築住宅課が所管いたします歳出補正予算につきまして御説明させていただきます。
恐れ入りますが、36ページ、37ページをごらんください。
款8.土木費、項4.都市計画費、目1.都市計画総務費、37ページの説明欄中、4、都市計画推進事業費、密集市街地防災まちづくり支援事業費につきましては、国の重点密集市街地に指定されました赤須賀地区内の老朽家屋住宅等の除去に対します補助金でございます。
5、桑名駅周辺施設管理費増につきましては、桑栄ビルの給排水工事負担金でございます。
次に、38ページ、39ページをごらんください。
目3.公園費、39ページの説明欄中、7、公園整備事業費のうち、総合運動公園は、サッカー場の人工芝張り工等に要します費用でございます。バリアフリー化等公園整備事業は、公園内に時計塔の設置に要します費用でございます。くすのき園運動防災公園整備事業は、グラウンド部、植栽部の概略設計に要します費用でございます。
次に、目4.土地区画整理事業費、39ページの説明欄中、5、桑名駅西土地区画整理事業費のうち、換地諸費等業務費は、事業を推進するための実施設計、測量業務及び審議会等運営補助などに要します費用でございます。用地取得費は、桑名市土地開発公社より取得するために要します費用でございます。土地区画整理事業費は、暫定駅前広場等の工事及び5件の建物等移転調査並びに9件の建物移転補償に要します費用でございます。
7、桑名駅周辺整備事業費のうち、まちづくり関連業務費につきましては、桑名地区の都市再生整備計画の進捗管理及び検証を行い、変更計画書の作成に要します費用でございます。桑名駅周辺施設整備事業費につきましては、桑名駅東周辺整備事業基本設計修正業務に要します費用でございます。
次に、40ページ、41ページをごらんください。
款8.土木費、項5.住宅費、目1.住宅管理費、41ページの説明欄中、4、市営住宅整備費につきましては、芳ケ崎市営住宅6号棟12戸及び築地町公営住宅2棟6戸の改修整備費でございます。
次に、目2.小集落改良住宅管理費、41ページの説明欄中、3、改良住宅整備費につきましては、桜木町改良住宅3棟7戸の改修整備費でございます。
次に、恐れ入りますが、戻っていただきまして、5ページをごらんください。
第2表、債務負担行為補正1、追加事項の欄中、桑名駅西土地区画整理事業、期間平成25年度から平成26年度まで。限度額4億7,249万6,000円は、12カ月を超える大規模な物件等の移転補償費でございます。
以上で都市整備部所管の平成25年度桑名市一般会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
10:
委員長(
倉田明子)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
11:
委員(
愛敬重之)
ページは、35ページの上之輪嘉例川線の件についてちょっと御質問をしたいと思います。
今回、平成25年度、600メートルということで舗装をするということなんですけれども、きのう、施工済みのところを見てまいりました。早いうちに、もうこのようにひび割れが発生をしているんですけれども、この辺の工事の状態というか、工事終了後、こんなに早くひびが来ているということが、やはり、県もそうなんですけれども、市もそうなんですけれども、あれだけの交通量が把握できていなかったのかなというような少し不安があり、もしかしたら、昨年行っていた護岸工事、県のほうなんですけれども、僕もちょっと写真を撮ってきたんですけれども、護岸のほうの老朽化が問題でもしかしたら底の部分から水が浸水して道路のほうにというようなことも考えられるのではないかななんて前から思っていたんですけれども、その辺の市の見解というか、ちょっと教えていただきたいなと。もしそれがそうであれば、護岸の点検も含めて県のほうに要望していただきたいなというような思いがあるんですが、その辺、どういうふうに桑名市のほうは考えているのかなというふうにちょっとお聞きしたいなと思います。
12:
委員長(
倉田明子)
当局の説明を求めます。
13:
土木課長兼
伊勢湾台風記念館長(
内山勝博)
土木課課長、内山でございます。
市道上之輪嘉例川線、平成23年度施工箇所においてひび割れが見受けられるということで、当該舗装工事は、CBR試験といって、舗装構成をCBR試験を行って決定し、設計が行われ、また、施工時においては、アスファルト舗設前にプルーフローリングといって重機をちょっと走らせて路盤の確認をし、舗設を行ったところでございますが、議員御指摘のひび割れにつきましては、CBR試験が面的に行われていないことから、一部にCBR試験の結果と違ったというか、そぐわない箇所があったことによるのと、想定以上の交通量が発生しておるかということが考えられます。
それと、今後また、ことしも舗装工事を発注するんですけど、今回も機械的にCBR試験を行っていくんじゃなくて、本当に、今でも非常に悪いところを抽出して、できる限り状態の悪い箇所での試験を行って設計に反映して、よりよい施工に努めたいと思っております。
また、先ほど堤体のほうはどうなのかという中で、やはり大山田川の護岸も老朽化して、浸水があるのかどうかというのも含めて、安心・安全のために河川管理者である県のほうへ、堤体の調査、点検を要望してまいりたいと思いますので、よろしく御理解いただきたいと思います。以上です。
14:
委員(
愛敬重之)
多分、三重県のほうも、部分部分でやっているということは、ここが絶対にいかれているという確信のもとで多分やられていると思うんですけれども、ここだけではなく、多分、そのほかの部分もイコールだと、僕は素人考えでは思っているんですけれども、そういうことも考えて、三重県のほうに強く要望をしていただきたいなというふうには思っておりますので、よろしくお願いします。
15:
委員長(
倉田明子)
答弁をお願いいたします。
16:
土木課長兼
伊勢湾台風記念館長(
内山勝博)
土木課課長、内山でございます。
委員言われるように、県のほうへ強く点検、調査を要望してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
17:
委員長(
倉田明子)
ほかには何か質疑はありませんか。
18:
委員(
市野善隆)
数点、まず1点目なんですが、まず狭隘道路のことを聞かせていただきます。
33ページの狭隘道路整備等促進事業費なんですが、消防、救急とか災害とかということで、こういった事業に関しての必要性は十分理解しますけれども、建築確認申請とか、これらの一連のことの中できちっとこれを実行させるということが非常に重要であるというふうに思っておるんですけれども、その点のことに関して、予算と絡めて説明をお願いします。
19:
委員長(
倉田明子)
当局の説明を求めます。
20:
建築開発課長(林 孝夫)
建築開発課長の林と申します。
狭隘道路のことなんですが、建築基準法、法が施行されて、昭和25年に施行です、それからずっと4メーター未満の、建築基準法第42条2項の道路に関して中心から後退という文言がずっとあるわけなんですわ。それがなかなか、建築確認のときには守られているわけなんですが、2、3年たってから、やっぱり所有が個人所有ということもありまして、その後に塀とか、もとに戻ってしまうというのが多く、建築基準法でいう4メーター道路というのはなかなか確保されないというのが今までの現状でありました。その中で、やはり後退した部分に関して、測量とか分筆の補助とか、あと、2面道路以上のものに関しては、報償費という形で、1面に関しては土地の対価を補助するというような形で、土地に関して市のほうへ帰属していただくような形の補助を考えております。
それで、実際にこの補助はことし初めてで、どういうふうな形で皆さんに浸透していくかわからないんですが、県下でも大体他市、今9市町が事業をやっております。その中で、四日市、鈴鹿が以前からやってはおるんですけど、やはり10年、15年かかって市民の方に浸透していくということで、桑名市においても、初年度ではありますけど、十分市民の皆さん方に浸透しながら、幅員を確保するような事業をやっていきたいと思っております。
試算的には、桑名市全長として約180キロ、事業年度として約300年ぐらいはかかるんじゃないかなというふうな思いをしております。そのぐらいの長い年月をかけて桑名市の狭隘道路を整備していきたいと思っております。以上でございます。
21:
委員(
市野善隆)
先ほどの件は理解しました。もう1点聞きます。
駅西土地区画整理事業、39ページなんですけれども、本年度は補償件数が9件ということで、5億2,384万7,000円、これは説明資料のほうにもこうやって書いてあるんですが、なかなか事業が進まないというのが実態だろうかと思います。例えば民間のスイミングクラブがあったり、大きな物件もあるんですが、特に民間のスイミングクラブとか、それらに関してどのようになっているんでしょうか。今回の補償の中に入っているのか入っていないのか、お願いします。
22:
委員長(
倉田明子)
当局の説明を求めます。
23: 桑名駅周辺整備事務所長(根本秀雄)
桑名駅周辺整備事務所の根本でございます。
個人情報に関する内容につきましてはお控えをさせていただきたいんですけれども、今回、補償費として要求させていただいております5億2,384万7,000円、この件数9件の中に、仮換地が完了して地権者さんにお返しをするという補償が7件ございまして、あと、暫定広場等々の整備に係る補償として2件上げさせていただいております。
ちなみに、今回債務負担で上げさせていただいたものにつきましては、12カ月以上を要する物件のものにつきまして債務負担で上げさせていただいておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。
24:
委員長(
倉田明子)
ほかに何か質問はありませんか。
25:
委員(倉本崇弘)
倉本です。
道路改良に関連をしてお聞きしたいんですが、市で順次必要な道路について改良をしてもらっているわけなんですけど、市が直接やる開発行為ではなくて、民間の、今回特にお聞きをしたいのは、ショッピングセンターを新設するイオンタウン桑名西別所店がオープンするということで、先日、地元説明会を行ったみたいなんですが、私もこの説明会に出席をさせていただきました。それで、道路について説明をお聞きしたんですが、現状信号機がついていないところに大量の車が流れ込むであるとか、そういった道路構造上結構いろんな問題が発生するのではないかということを私としては大変危惧をしているんですけど、所管課としてはこれについてどのような考えを持っているのかというのを教えていただけますか。
26:
委員長(
倉田明子)
当局の説明を求めます。
(「議案には直接は関係ないので」と呼ぶ者あり)
じゃ、後ほどその他のほうでお願いいたします。
では、ほかに。
27:
委員(
市野善隆)
市野ですけれども、桑名駅周辺整備事業の例のバリアフリー、その問題についてお尋ねをしたいというふうに思います。
いろんな経緯があって、いろんな団体からバリアフリー化ということで、そのことが予算が出てついておるわけです。今回もこうやって上程をされております。一方、27年4月から供用開始をするということはほぼ決定というか、事業推進は決定されておるわけです。一方、三重国体までに自由通路を完成させるということは、自由通路は、自由通路、駅の橋上化、バリアフリー、これは三位一体で事業推進されて、恐らく60億円ぐらいの総事業費になるというふうに思います。そうすると、27、28、29、30、31、32、6年間で実質的な用途廃止がされるということは、当然補助金の適正化の法律とか、あるいは近鉄の事業負担の残存価格の返還を求められることが極めて高いというふうに思っています。私は、このバリアフリー化に関しては、いろんな経緯から先行してやらなきゃいけないということは認識して、反対をするものではないのですが、一方、これとやはり短期間での二重投資をすると、例えば地方公営企業法の水道なんかのエレベーターなんかですと、17年が償却期間と。残存価格が5%ということを考えたら、単純にこれを適用するのであれば、3分の2の残存価格の補助金と近鉄に対する事業費の返還をしなきゃいけないというふうになるんですけど、この事業の絡みと密接に関係ありますから、そこをバリアフリーということで説明してほしいんですが、お願いします。
28:
委員長(
倉田明子)
このバリアフリーの事業費のことに関して。
29:
委員(
市野善隆)
事業費をやるけれども、一方は、場合によっては、この補助金の返還があり得ますよね。この事業費のことに関しては理解もするし、けど、この補助金が将来的に返還を求められると、短期間の間に。それはどういうふうになるんだという整合性のことが聞きたいんですけれども。事業費の返還を求める場合があるということやで、可能性があるかないか、まず。
30:
委員長(
倉田明子)
では、この補助金に絡んで、当局の返答を求めます。
31: 都市整備課まちづくり景観室長(山下芳樹)
まちづくり景観室の室長の山下です。よろしくお願いします。
先ほど
委員の御指摘のように、バリアフリーというのは、近々で必要ということで近鉄のほうで行うんですけれども、その後の自由通路ということがありますけれども、それについてですけれども、自由通路が整備されると、当該施設というのは不要となるかと思われます。しかし、物資搬入といった業務用途、いろいろ考えまして、ほかの利用ができないかということで近鉄とのいろいろ協議をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
32:
委員(
市野善隆)
協議中ということで、補助金の返還の可能性があるのかないのか。近鉄から求められる可能性があるのかないのか。ちょっとそこだけはっきりしてほしいんですけれども。
33:
委員長(
倉田明子)
当局の説明を求めます。
34: 都市整備課まちづくり景観室長(山下芳樹)
まちづくり景観室長の山下です。
それについては、まだ今のところ、ほかの用途をいろいろできないかという模索中ですのでよろしくお願いします。
35:
委員(
市野善隆)
現段階ではないとは言えないという感じですか。
36:
都市整備部長(
水谷信昭)
都市整備部長の水谷です。
国の補助金をいただいて都市の施設をつくった場合に、その償還年数、耐用年数が過ぎていないと、残存価格に対して補助金を返還しなければならないというのが基本のルールです。しかしながら、これまでの施設の例でいきますと、ある施設、バリアフリー施設があって、仮に新たな要因でバリアフリー施設を建てかえた場合には、補助金を返還しなくてもいい場合もあることもありました。それは、国のほうの担当官の指示と指導に基づくものでありまして、今、バリアフリーを近鉄が事業主体として補助申請を行った時点で、その協議をすることは全く意味のないことでもあるし、その協議はなされていません。ですから、近鉄としても、桑名としても、補助金の返還については考えてもおりませんし、協議もしておりません。
その先に見えています自由通路の整備というのは、これは計画的なものとして位置づけられているわけでありまして、今、国に対して、これに対する補助事業をどうするんだという相談もしておりません。当然、それをすれば、バリアフリーはどうするんだという議論になりますので、桑名には計画があるにとどめてありますので、とにかく今桑名にとって最も必要なバリアフリーを早くしよう。その先に計画されている自由通路については、今後、桑名のいろんな事情も踏まえた中で考えていこうというスタンスになっております。
もう一つ踏み込んで、補助金はというところですが、仮に自由通路が計画されたときに残存価格が発生しておるのであれば、補助金の返還という協議もしなければならないんですが、今室長が申しましたように、用途の目的を変えた形で利用する方法を鉄道事業者のほうにも求めておりまして、それにつきましては今後施行していかなければならないということになりますので、現段階では補助金の返還については考えておりませんので、よろしくお願いいたします。
37:
委員(倉本崇弘)
倉本です。
先ほどの議論を聞いていると、結局、事の発端は、市野
委員がそういう質問をしなければならなくなった発端というのが、市長が、ある会合において、国体までに自由通路を整備したいということを
発言されたということに起因をしているんだろうなと思うんですが、そのあたりは所管との打ち合わせというか、調整は完全に済んでいるんでしょうかね。
38:
都市整備部長(
水谷信昭)
都市整備部長、水谷です。
近鉄の桑名駅のバリアフリー化につきましては、事業主体が補助申請もしており、議会でも説明させてもらったとおり、これは実行される事業であります。一方、自由通路を含む桑名駅東、駅の整備につきましては、これまでの総合計画の中では、そういう計画があるというところの表現にとどめてあります。そういった中で、今後、桑名のまちづくりの中におきましても、桑名駅の整備ということは必ず必要になってくる。
もう一つ、駅西の土地区画整理事業、東西の自由通路、東側の広場の整備、これは、駅西の土地区画整理事業におきましても、仮換地の計画の中で橋上駅、自由通路ができるということで仮換地がしてあります。当然西側の方たちにも東へは自由通路で行けますよという中で事業が始まっておりますので、これは決められたことでありますので、必ず実行していかなければならない。
自由通路をいつ実行するのかというところで、今、倉本
委員がおっしゃられた、市長は平成33年の国体ぐらいまでには何とかしたいという思いを申されたということでありますが、そのことも事業課としては聞き及んでいるわけですが、やはりそういった市民の思い、また、市長さんのお考えというところが実行可能なものにできるかどうかというところを、今、都市整備部のほうで検討しております。
そのことにつきまして、先ほどの市野
委員の質問された項目も含めまして、そういったいろんな諸問題についてちゃんと整理できるのかという今作業をしておりますので、もうしばらくお待ちいただければ、今後、新たな総合計画もつくられるわけですので、その中で本当にやるのかどうかというところも議論した中で表現していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
39:
委員(
市野善隆)
結果的に見ると、今のバリアフリー化事業が、エレベーター、具体的にであれば。それが本当に三重国体までに自由通路をつくってしまったと。違った用途変更ができなければ、結果的には補助金の返還はあり得るということやね。そういうふうに理解しやなあかんね。そこだけはっきりしてください。
40:
都市整備部長(
水谷信昭)
これまでの国との補助事業でつくった施設のやりとりの中で建てかえたものもございます。例えば、甚内ポンプ場とか多度の排水機場、香取でしたね。香取は、たしか農林事業でつくって、国土交通省の所管の補助金を使って建てたものです。そういった施設の場合に、残存価格が残っている場合が結構ございます。そのときには、そのときの国との協議によって、その担当官の御判断によって取り扱いが決定される。ですから、今、市野
委員が言われた、用途の目的を変えてやればいいのかということとか、いやいや、もうこれはいろんな事情の中で桑名の駅というのは建てかえなければ、自由通路をつくらなければならない、その中でまた新たなバリアフリーに置きかえたという場合がありますので、このことにつきましては、やはり国との協議が必要であって、桑名のほうで判断することはできませんので。
かつ、現段階で国のほうに桑名は自由通路をやりたいからバリアフリーの近鉄さんの補助金はどうなるんですかなんていう協議もできるはずはありませんので、このことについては、今後、先ほど申しましたように、次の総合計画に載せる事業なのかどうかということもありますので、そういったことを加味しながら判断していきたいと思いますので、もうしばらくお待ちいただければ答えが出ようかと思いますので、よろしくお願いいたします。
41:
委員長(
倉田明子)
ほかには。
42:
委員(南澤幸美)
このバリアフリーに国の補助というのはどのぐらい予定しておるの。これ、何か出ておったのかな。
43: 都市整備課まちづくり景観室長(山下芳樹)
まちづくり景観室長の山下です。
事業費については、今回の近鉄バリアフリーについては約6億弱というお答えをしたと思います。
44:
委員(南澤幸美)
国の分については3分の1か。
45: 都市整備課まちづくり景観室長(山下芳樹)
3分の1です。
46:
委員長(
倉田明子)
ほかにはいかがでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ほかにないようですから、以上で質疑を終結いたします。
本議案につきましては、上下水道部の所管部門の説明及び質疑終了後に上下水道部の所管部門も含めて討論、採決を行いますので、よろしくお願いいたします。
───────────────────────────────────────
○議案第64号
47:
委員長(
倉田明子)
それでは、次に、議案第64号 市道の認定についてを議題といたします。
当局より説明を求めます。
48: 用地監理課長(岡本 浩)
用地監理課長の岡本です。よろしくお願いいたします。
議案第64号 市道の認定について御説明申し上げます。
議案第64号をお開きください。
道路法第8条第2項の規定に基づき、市道の路線認定を行うものであります。
2枚めくっていただき、駅西地区認定路線図をごらんください。
当路線は、現在事業中の駅西土地区画整理事業区域内における認定路線、駅西10号線でございます。
次のページをお開きください。
長島町押付地区認定路線図をごらんください。
当路線は、開発行為の完了に伴う新規路線の1路線、かおるヶ丘10号線でございます。
2路線の合計としまして187.1メートルであります。
よろしくお願いいたします。以上です。
49:
委員長(
倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論はないようですから、以上で討論を終結します。
これより採決いたします。
議案第64号 市道の認定については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、原案のとおり決しました。
以上で都市整備部に関する付託議案の審査は終了いたしました。
ここで暫時休憩といたします。
午前11時58分 休憩
午後1時30分 再開
50:
委員長(
倉田明子)
休憩前に引き続き建設水道
委員会を再開いたします。
各
委員並びに各理事者の皆様にお願いいたします。
発言する際は、必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の氏名、当局においては職名を告げ、
発言してください。
これより、上下水道部に関する議案の審査を行います。
───────────────────────────────────────
○議案第52号
51:
委員長(
倉田明子)
議案第52号 平成25年度桑名市一般会計補正予算(第1号)第1条 歳入歳出予算中 所管部門を議題といたします。
当局より説明を求めます。
52: 上下水道事業管理者(石川雅己)
きょうは
委員会、お世話になります。よろしくお願いします。
本日は、議案については4議案を御審議いただくこととしております。特に議案第55号につきましては、新病院の建設に関連いたしました水道事業の工事関係の補正予算でございますので、よろしく御審議ください。
それでは、説明につきまして、企画総務課長の永田から御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
53: 企画総務課長(永田裕一)
企画総務課長、永田でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、一般会計の補正予算(第1号)の31ページをごらんいただきたいと存じます。説明は30ページからさせていただきます。見開きでごらんいただきたいと思います。
款6.農林水産業費、項1.農林水産業費、目4.農地総務費、節28.繰出金605万9,000円につきましては、31ページの説明欄12にありますとおり、農業集落排水事業特別会計の補正によります繰出金の増額でございます。なお、事業の詳細につきましては、議案第53号の農業集落排水事業特別会計のほうで御説明をさせていただきたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。
以上でございます。よろしく御審議のほどお願いをいたします。
54:
委員長(
倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。
議案第52号については、本
委員会の所管部門の説明、質疑が全て終了いたしましたので、これより都市整備部の所管部門も含め議案に対する討論を行います。
討論はありませんか。
55:
委員(
市野善隆)
議案第52号に関して、賛成の立場から討論させていただきます。
道路等の生活基盤整備については必要なものであるというふうに考えています。また、駅西土地区画整理事業についても必要であると考えています。これらについては、延滞なく事業推進を図られたいというふうに考えております。
一方、補正予算中の桑名駅周辺整備事業費中、桑名駅バリアフリー化事業については、関係団体に要望を出され、喫緊の課題であることは十分認識の上に事業推進され、27年4月の供用開始が市民から期待されているものと判断しております。
また、自由通路についても必要性は感じております。駅橋上化、バリアフリー化を含み、これら60億円余の事業費を伴う一体の施策でありますが、これらの要望、先ほどの関係団体からの要望を喫緊の課題として本補正予算のバリアフリー化事業は先行して推進された経緯があります。33年の三重国体までに自由通路の完成の市長のビジョンは、極めて短期間に今回上程中のバリアフリー化補正予算に伴う事業により整備されたものが用途廃止となり、二重投資などと判断され、補助金や事業者からの残存価格の返還を求められる可能性があると判断しております。
よって、本補正予算のバリアフリー化事業の予算執行に当たり、これらを認識して事業推進を図るとともに、市民の要望を重く受けとめて事業推進を図られたい。以上です。
56:
委員長(
倉田明子)
ほかに討論はありませんか。
57:
委員(倉本崇弘)
倉本です。
私も、本補正予算については賛成の立場で討論をさせていただきます。
基本的に、行っていただく事業についてはおおむねその必要性は認められるものの、1点だけ、駅のバリアフリー化については、先ほど市野
委員も指摘をされていたように、自由通路との関係の中で、ある意味では自由通路をどの時期にやっていくかということを市長が国体までにということを明言したことによって、議会としては非常に議論が難しくなったと思っております。市野
委員も指摘をしていたように二重投資といった危険性をはらんでいるものであると私も思っております。
また、それに伴って補助金を返還しなければならなくなった場合というのは、その責任は私は市長にあると、その点は重々感じていただいて、今後の執行に努めていただきたい、このように思います。
このようなことを申し上げた上で賛成をさせていただきたいと思います。以上です。
58:
委員長(
倉田明子)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決します。
議案第52号 平成25年度桑名市一般会計補正予算(第1号)第1条 歳入歳出予算中 所管部門は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
ありがとうございました。
挙手多数と認め、原案のとおり決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第53号
59:
委員長(
倉田明子)
では、次に、議案第53号 平成25年度桑名市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
当局より説明を求めます。
60: 企画総務課長(永田裕一)
企画総務課長の永田でございます。
続きまして、議案第53号 平成25年度桑名市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の概要を説明させていただきます。
農業集落排水事業特別会計の予算、53号の1ページめくっていただきまして、2ページ、3ページで御説明をさせていただきます。12ページにわたる補正予算書でございますが、歳入歳出が見開きでわかりますので、この2ページと3ページを使いまして御説明をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。
3ページ、歳出の款1.事業費、項2.建設改良費の補正額2,710万円につきましては、嘉例川地区機能強化改修工事に2,200万円、及び城南地区河川防災センターに伴う管路施設工事に510万円となっております。
嘉例川地区機能強化改修工事につきましては、農業集落排水設備の機能診断調査及び最適整備機構に基づきまして、嘉例川地区の汚水処理施設の機能強化と機能保全を行うものでございます。補助事業の内示が当初予算に間に合わず、内示の確定を受けてからの補正予算としての計上でございます。
2ページをごらんいただきたいと思います。
歳入の款3.繰入金、項1.繰入金605万9,000円、款5.県支出金、項1.県補助金1,100万円及び款6.市債、項1.市債990万円を主な財源とするものでございます。
なお、款1.分担金及び負担金、項1.分担金14万1,000円につきましては、本件補正に伴いまして精査を行ったものでございます。
よろしく御審議のほどお願いをいたします。
61:
委員長(
倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
62:
委員(
市野善隆)
市野ですけど、確認したいんですが、嘉例川が2,200万、城南地区の防災センターの510万と言われましたよね。この防災センターまで要するに本管を延ばすという意味の510万という意味ですね、確認ですが。そう理解してよろしいんでしょうか。
63: 工務課長(松田幸寿)
工務課の松田でございます。
今先ほど市野
委員から本管ですかというお問い合わせでございますが、本管でございます。予定としまして、管径150ミリ、延長120メーターを事業と整合を図りながら布設をして、城南の河川防災センターの汚水を処理させるという管路工事でございます。以上でございます。
64:
委員(
市野善隆)
布設する場所ですね、本管の。堤防道路か、いわゆる幹線排水路ののり面に入れていくのか、どういうふうになるんですか。ちょっとイメージが湧かないんですが。
65: 工務課長(松田幸寿)
工務課の松田でございます。
堤防には入れない予定をしております。堤防と反対側、対面になった市道に本管を布設する予定にしております。以上でございます。
66:
委員長(
倉田明子)
ほかにはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決します。
議案第53号 平成25年度桑名市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、原案のとおり決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第55号
67:
委員長(
倉田明子)
次に、議案第55号 平成25年度桑名市水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
当局より説明を求めます。
68: 企画総務課長(永田裕一)
企画総務課の永田でございます。
それでは、議案第55号をごらんいただきたいと存じます。
議案第55号 平成25年度桑名市水道事業会計補正予算(第1号)の概要について説明をさせていただきます。
第1ページをごらんいただきたいと思います。
第2条の業務の予定量でございますが、建設改良費の排水及び給水施設費の増額によりまして、これを3億7,801万3,000円に改めるものでございます。
次に、第3条に定める資本的支出の予定額の補正は、支出第1款、資本的支出で6,328万4,000円増額の15億2,560万1,000円でございます。
2ページをごらんいただきたいと存じます。
2ページの平成25年度桑名市水道事業会計補正予算(第1号)実施計画でございますが、こちらにつきましては、後ほど6の実施計画明細のほうで説明をさせていただきたいと思います。
次に、3ページをごらんください。
平成25年度桑名市水道事業会計補正予算(第1号)資金計画でございます。今回の補正に伴う現金収支をあらわすものでございます。
一番下の差し引きの欄をごらんいただきたいと存じます。補正後の現金残高予定額は15億766万2,000円と見込んでおります。
次に、4ページ、5ページをお願いいたします。
平成25年度桑名市水道事業予定貸借対照表でございます。
今回の補正予算を含めた今年度末の財政状況を平成26年3月31日現在で予測したものでございます。今回の補正は建設改良費だけとなりますので、4ページをごらんいただきたいと思います。1、固定資産、(1)有形固定資産、ウ、構築物だけが増加いたしまして、大きい2番、流動資産、(1)現金預金が減少となっております。下の段でございますが、資産合計は278億3,459万9,000円となる予定でございます。
次に、6ページをお願いいたします。
平成25年度桑名市水道事業会計補正予算(第1号)実施計画明細でございます。
資本的収入及び支出でございます。款1.資本的支出、項1.建設改良費、目2.排水及び給水施設費、節35.工事請負費、補正予定額の6,328万4,000円は、桑名市総合医療センター整備に伴い、周辺の水道管路を耐震化にかえ、同施設や周辺家庭への安定給水を図るための配水管布設替工事費用でございます。
以上、平成25年度桑名市水道事業会計補正予算(第1号)の概要でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
69: 上下水道事業管理者(石川雅己)
1点、きょう、当日お配りさせていただきました資料に工事の概要がございますので、御参照いただきたいと思います。よろしくお願いします。
70:
委員長(
倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
71:
委員(
市野善隆)
市野です。
議場でも
発言があったんですが、新病院建設に伴う周辺の都市機能としての機能整備、これに伴うものと判断してよろしいですか。答弁をお願いします。
72: 工務課長(松田幸寿)
工務課の松田でございます。
市野
委員の申されるとおりでございます。以上でございます。
73:
委員(
市野善隆)
今後、ここに書いてあったプラスアルファの工事は、今年度以降、26年度以降も続くのか、一旦ここでおしまいなのかということと、今回の布設される710メートルについては、いわゆる部内で設計をするのか、あるいは委託をするのかどちらでしょうか。
74: 工務課長(松田幸寿)
工務課の松田でございます。
部内で委託するのかという……。
75:
委員(
市野善隆)
部内でやるか委託するか、どっちでするのか、設計を。
76: 工務課長(松田幸寿)
工務課の松田でございます。
設計、積算ともに発注をする予定でございます。以上です。
77:
委員(
市野善隆)
今回の布設替えは第1期というものなのか、また今後も続くのかということについてもお願いします。
78: 工務課長(松田幸寿)
工務課の松田でございます。
これは新病院というスケジュールに整合させた布設替えということでございますが、私ども、今現在、水道の基本計画というものを策定中でございます。これも25年度に仕上げまして、基幹の配水路であるとか送水管であるとか、重要なところは順次進めていきたいなというふうに考えておりますが、まだ実施計画まで策定していないというのが現状でございまして、当面は他の事業に関連したところを必要性があれば即やるというようなことで進めております。26年度以降については計画的なところをつくっていきたいなという段階でございますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。以上でございます。
79:
委員長(
倉田明子)
ほかにはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですから、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論を行います。
討論はありませんか。
80:
委員(
市野善隆)
市野です。
賛成の立場で討論に参加いたします。
桑名市の最重要課題である新病院建設整備ということに関して付随する今回の補正予算でありますので、賛成をいたします。
81:
委員長(
倉田明子)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですから、以上で討論を終結いたします。
これより採決します。
議案第55号 平成25年度桑名市水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
ありがとうございました。
全員一致ということで、挙手多数と認め、原案のとおり決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第63号
82:
委員長(
倉田明子)
では、次に、議案第63号 桑名市水道水源保護条例の一部改正についてを議題といたします。
当局より説明を求めます。
83: 企画総務課長(永田裕一)
企画総務課の永田でございます。
それでは、議案第63号、ページで言いますと条31になりますので、ごらんいただきたいと存じます。
それでは、議案第63号 桑名市水道水源保護条例の一部改正についてでございます。
桑名市水道水源保護条例の一部改正につきましては、上下水道部の機構改革によりまして、事業担当部署が工務課と施設課に再編されましたことから、水道水源保護審議会の庶務担当を水道課から施設課に名称を改めるものでございます。
よろしく御審議のほどお願いをいたします。
84:
委員長(
倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決します。
議案第63号 桑名市水道水源保護条例の一部改正については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
異議なしと認めます。よって、原案のとおり決しました。
以上で上下水道部に関する付託議案の審査は終了いたしました。
ここで暫時休憩します。
午後1時53分 休憩
午後2時01分 再開
85:
委員長(
倉田明子)
では、
委員会を再開いたします。
上下水道部の所管事務に関して質問等はありませんか。
86:
委員(
市野善隆)
市野です。御理解いただきましてありがとうございます。
3月議会で意見を付して上下水道部料金改定の条例改正案を可決した経緯がございます。改定の7月を間近に控えて、3カ月間で具体的にどういった啓発、周知をしてきたのか。
それから、大口径メーターについては、使用水量に料金のそれが出てくるということでありました。これらに関しての周知は具体的にどのようにされたのか、確認のため質問させていただきます。
87: 営業課長(伊藤保雄)
営業課の伊藤でございます。
4月から本日まで、どのような料金改定に対する御説明をさせていただいたかという御質問だと思います。
広報的内容といたしましては、5月1日号の広報に料金改定の案内記事を掲載させていただきました。同じく5月1日に市のホームページにもアップさせていただきました。同じく5月1日にお客様センターに相談用のフリーダイヤルを設置させていただきました。それと、6月の水道検針から、検針の際に料金改定の折り込みチラシを同時に配布させていただきました。6月15日号のお知らせ号で新料金と使用量の早見表を折り込みさせていただいたのが広報的内容でございます。
また、個別対応による説明といたしましては、5月14日から5月31日にかけまして、大口需要家、大口径のお客様でございますが、50ミリ以上のお客様で料金が5.5%以上アップするだろうと想定されるお客様75件ございました。多度が6件、長島は11件、桑名地区58件というところに訪問させていただきまして、最新の料金でこれぐらいになりますというものを提示して説明させていただきました。これは、料金の請求先が市内のお客様ということでございます。市外のお客様に郵送するところもございますが、そこのお客様につきましては、同様なものを郵送で封書で配布させていただいたのが90件ございます。
それと、口径30から40のお客様で、同様に料金が5.5%以上アップすると想定されるお客様に対しまして、396件でございますが、案内のはがきを送付させていただきました。
それと、6月4日には、集合住宅――マンション、アパート等でございますが――の管理人さんに対しまして、新しい料金表を個別で327件送付させていただいたところでございます。
こういった説明をさせていただきますと、1回で御理解いただけるところも当然ございますが、いろいろと御質問をいただくところもございますので、そこらあたりにつきましては、2回、3回と御説明に上がらせていただいて、おおむね現在のところ、いろいろ課題をいただいたものにつきましては了解をいただいておるようなところでございます。
そういったことにつきまして、口径変更が課題になってくるわけですが、一応口径変更の相談は46件ございました。
あと、施設内に私設の消火栓があるところの扱いがちょっと問題になってきましたが、それについても別途メーターをつけていただくということで私設消火栓の扱いをさせていただくということで了解をいただいております。
もう1点、フリーダイヤルを設置させていただきまして、49件のお問い合わせがございました。それにつきましては、当初は、集合住宅の管理人さんから、新しい料金表が欲しいというのがほとんどでございましたが、後からになって、料金改定で実際に自分のところがどれぐらいになるのという御照会が20件、半数近くございました。あとは、わずかですけれども、いろいろと御不満をいただいたのもございました。以上でございます。
88:
委員(
市野善隆)
十分やっていただいたと思っていますので、結構です。
89:
委員長(
倉田明子)
ほかはよろしいですね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、質問を終了いたします。
この件に関しては以上で終了いたします。
理事者の方、お疲れさまでございました。ありがとうございました。
(理事者退室)
───────────────────────────────────────
○所管事務調査について
90:
委員長(
倉田明子)
それでは、本
委員会の所管事務調査を議題といたします。
これは
委員会が閉会中に特定事件の調査を実施するに当たり、必要な議決をお願いするものであります。本
委員会の閉会中の特定事件としての所管事務調査事項は、お手元に配付のとおり1番から6番までに決定したいと思いますが、これに御異議はありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
続きまして、調査研究の関係ですが、当
委員会の視察日程及び視察先につきましては、さきにお伝えさせていただきましたとおり、8月1日木曜日、2日金曜日の1泊2日で、茨城県水戸市、東京都府中市の2市で、視察事項につきましては、水戸市が上水道の耐震化について、府中市が道路、橋梁、下水道の長期的マネジメントについてとなっております。また、視察内容につきましては、お手許に配付の資料のとおりとさせていただき、正・副
委員長においてあらかじめ幾つか質問項目を考えましたので、御確認いただけますでしょうか。
なお、ここに記載した項目以外にも、あらかじめ先方に説明していただきたい事項がございましたら、7月3日水曜日までにお手許の様式により事務局宛て御提出いただきますようよろしくお願いいたします。それで、府中市からこちらのほうに、府中からの説明が30分程度なので、質疑をたくさんいただきたいという申し入れがありましたので、よろしくお願いいたします。
詳細な行程表につきましては、後ほど事務局より報告させますのでよろしくお願いいたします。
次に、行政視察を終えた後の
委員会開催日を決めたいと思いますが、次回開催についてですけれども、8月23日金曜日午後、議員研修会があるのは皆さん御承知いただいていると思いますけれども、例えばこの日の午前中というのはいかがですか。よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
では、その日に決めさせていただきます。
それでは、行政視察終了後の
委員会開催は、8月23日金曜日、10時からとさせていただきます。
───────────────────────────────────────
○閉会中の継続調査について
91:
委員長(
倉田明子)
次に、閉会中の継続調査についてお諮りいたします。
ただいま決定いたしました所管事務調査については、議長に対し、それぞれ閉会中の継続調査の申し出をしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
───────────────────────────────────────
○閉会中の
委員派遣について
92:
委員長(
倉田明子)
次に、閉会中の
委員派遣についてお諮りいたします。
閉会中の調査案件の調査を行う場合、議長に対し
委員派遣承認要求を行うこととし、その手続を正・副
委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
───────────────────────────────────────
○
委員会審査報告書及び
委員長報告について
93:
委員長(
倉田明子)
それでは、本
委員会の
委員会審査報告書及び
委員長報告につきましては、いかが取り計らわせていただきましょうか。
(「正・副
委員長一任」と呼ぶ者あり)
正・副
委員長一任とのお声がありましたので、そのように決定させていただいてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
それでは、正・副
委員長に御一任願います。
以上で建設水道
委員会を閉会いたします。
午後2時12分 閉会
委員会条例第31条の規定により、ここに署名する。
平成25年6月26日
委 員 長 倉 田 明 子
副 委 員 長 畑 紀 子
発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...