桑名市議会 > 2013-01-11 >
平成24年第4回定例会(第4号) 本文 開催日:2013-01-11
平成24年第4回定例会(第4号) 名簿 開催日:2013-01-11

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  1. 桑名市議会 2013-01-11
    平成24年第4回定例会(第4号) 本文 開催日:2013-01-11


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2013-01-11: 平成24年第4回定例会(第4号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 295 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  議長(飯田一美) 選択 2 :  議長(飯田一美) 選択 3 :  議長(飯田一美) 選択 4 :  5番(松田正美) 選択 5 :  議長(飯田一美) 選択 6 :  市長(伊藤徳宇) 選択 7 :  議長(飯田一美) 選択 8 :  5番(松田正美) 選択 9 :  議長(飯田一美) 選択 10 :  市長(伊藤徳宇) 選択 11 :  議長(飯田一美) 選択 12 :  5番(松田正美) 選択 13 :  議長(飯田一美) 選択 14 :  市長(伊藤徳宇) 選択 15 :  議長(飯田一美) 選択 16 :  5番(松田正美) 選択 17 :  議長(飯田一美) 選択 18 :  市長(伊藤徳宇) 選択 19 :  議長(飯田一美) 選択 20 :  5番(松田正美) 選択 21 :  議長(飯田一美) 選択 22 :  市長(伊藤徳宇) 選択 23 :  議長(飯田一美) 選択 24 :  5番(松田正美) 選択 25 :  議長(飯田一美) 選択 26 :  市長(伊藤徳宇) 選択 27 :  議長(飯田一美) 選択 28 :  5番(松田正美) 選択 29 :  議長(飯田一美) 選択 30 :  市長(伊藤徳宇) 選択 31 :  議長(飯田一美) 選択 32 :  5番(松田正美) 選択 33 :  議長(飯田一美) 選択 34 :  教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎) 選択 35 :  議長(飯田一美) 選択 36 :  5番(松田正美) 選択 37 :  議長(飯田一美) 選択 38 :  教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎) 選択 39 :  議長(飯田一美) 選択 40 :  5番(松田正美) 選択 41 :  議長(飯田一美) 選択 42 :  教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎) 選択 43 :  議長(飯田一美) 選択 44 :  5番(松田正美) 選択 45 :  議長(飯田一美) 選択 46 :  教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎) 選択 47 :  議長(飯田一美) 選択 48 :  5番(松田正美) 選択 49 :  議長(飯田一美) 選択 50 :  保健福祉部長(伊藤治雄) 選択 51 :  議長(飯田一美) 選択 52 :  5番(松田正美) 選択 53 :  議長(飯田一美) 選択 54 :  保健福祉部長(伊藤治雄) 選択 55 :  議長(飯田一美) 選択 56 :  5番(松田正美) 選択 57 :  議長(飯田一美) 選択 58 :  16番(星野公平) 選択 59 :  議長(飯田一美) 選択 60 :  市長(伊藤徳宇) 選択 61 :  議長(飯田一美) 選択 62 :  16番(星野公平) 選択 63 :  議長(飯田一美) 選択 64 :  市長(伊藤徳宇) 選択 65 :  議長(飯田一美) 選択 66 :  16番(星野公平) 選択 67 :  議長(飯田一美) 選択 68 :  市長(伊藤徳宇) 選択 69 :  議長(飯田一美) 選択 70 :  16番(星野公平) 選択 71 :  議長(飯田一美) 選択 72 :  市長(伊藤徳宇) 選択 73 :  議長(飯田一美) 選択 74 :  16番(星野公平) 選択 75 :  議長(飯田一美) 選択 76 :  市長(伊藤徳宇) 選択 77 :  議長(飯田一美) 選択 78 :  16番(星野公平) 選択 79 :  議長(飯田一美) 選択 80 :  市長(伊藤徳宇) 選択 81 :  議長(飯田一美) 選択 82 :  16番(星野公平) 選択 83 :  議長(飯田一美) 選択 84 :  市長(伊藤徳宇) 選択 85 :  議長(飯田一美) 選択 86 :  16番(星野公平) 選択 87 :  議長(飯田一美) 選択 88 :  市長(伊藤徳宇) 選択 89 :  議長(飯田一美) 選択 90 :  16番(星野公平) 選択 91 :  議長(飯田一美) 選択 92 :  市長(伊藤徳宇) 選択 93 :  議長(飯田一美) 選択 94 :  16番(星野公平) 選択 95 :  議長(飯田一美) 選択 96 :  市長(伊藤徳宇) 選択 97 :  議長(飯田一美) 選択 98 :  上下水道事業管理者(石川雅己) 選択 99 :  議長(飯田一美) 選択 100 :  16番(星野公平) 選択 101 :  議長(飯田一美) 選択 102 :  市長(伊藤徳宇) 選択 103 :  議長(飯田一美) 選択 104 :  16番(星野公平) 選択 105 :  議長(飯田一美) 選択 106 :  市長(伊藤徳宇) 選択 107 :  議長(飯田一美) 選択 108 :  16番(星野公平) 選択 109 :  議長(飯田一美) 選択 110 :  市長(伊藤徳宇) 選択 111 :  議長(飯田一美) 選択 112 :  16番(星野公平) 選択 113 :  議長(飯田一美) 選択 114 :  市長(伊藤徳宇) 選択 115 :  議長(飯田一美) 選択 116 :  16番(星野公平) 選択 117 :  議長(飯田一美) 選択 118 :  市長(伊藤徳宇) 選択 119 :  議長(飯田一美) 選択 120 :  16番(星野公平) 選択 121 :  議長(飯田一美) 選択 122 :  議長(飯田一美) 選択 123 :  25番(竹石正徳) 選択 124 :  議長(飯田一美) 選択 125 :  副市長(三浦 明) 選択 126 :  議長(飯田一美) 選択 127 :  経済環境部長(森下充英) 選択 128 :  議長(飯田一美) 選択 129 :  教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎) 選択 130 :  議長(飯田一美) 選択 131 :  総務部長(城田直毅) 選択 132 :  議長(飯田一美) 選択 133 :  25番(竹石正徳) 選択 134 :  議長(飯田一美) 選択 135 :  保健福祉部長(伊藤治雄) 選択 136 :  議長(飯田一美) 選択 137 :  25番(竹石正徳) 選択 138 :  議長(飯田一美) 選択 139 :  保健福祉部長(伊藤治雄) 選択 140 :  議長(飯田一美) 選択 141 :  25番(竹石正徳) 選択 142 :  議長(飯田一美) 選択 143 :  経済環境部長(森下充英) 選択 144 :  議長(飯田一美) 選択 145 :  25番(竹石正徳) 選択 146 :  議長(飯田一美) 選択 147 :  総務部長(城田直毅) 選択 148 :  議長(飯田一美) 選択 149 :  11番(小川満美) 選択 150 :  議長(飯田一美) 選択 151 :  市長(伊藤徳宇) 選択 152 :  議長(飯田一美) 選択 153 :  総務部長(城田直毅) 選択 154 :  議長(飯田一美) 選択 155 :  11番(小川満美) 選択 156 :  議長(飯田一美) 選択 157 :  市長(伊藤徳宇) 選択 158 :  議長(飯田一美) 選択 159 :  11番(小川満美) 選択 160 :  議長(飯田一美) 選択 161 :  市長(伊藤徳宇) 選択 162 :  議長(飯田一美) 選択 163 :  11番(小川満美) 選択 164 :  議長(飯田一美) 選択 165 :  市長(伊藤徳宇) 選択 166 :  議長(飯田一美) 選択 167 :  11番(小川満美) 選択 168 :  議長(飯田一美) 選択 169 :  市長(伊藤徳宇) 選択 170 :  議長(飯田一美) 選択 171 :  11番(小川満美) 選択 172 :  議長(飯田一美) 選択 173 :  保健福祉部理事(加藤洋士) 選択 174 :  議長(飯田一美) 選択 175 :  11番(小川満美) 選択 176 :  議長(飯田一美) 選択 177 :  市長(伊藤徳宇) 選択 178 :  議長(飯田一美) 選択 179 :  11番(小川満美) 選択 180 :  議長(飯田一美) 選択 181 :  教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎) 選択 182 :  議長(飯田一美) 選択 183 :  11番(小川満美) 選択 184 :  議長(飯田一美) 選択 185 :  教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎) 選択 186 :  議長(飯田一美) 選択 187 :  11番(小川満美) 選択 188 :  議長(飯田一美) 選択 189 :  教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎) 選択 190 :  議長(飯田一美) 選択 191 :  11番(小川満美) 選択 192 :  議長(飯田一美) 選択 193 :  総務部長(城田直毅) 選択 194 :  議長(飯田一美) 選択 195 :  11番(小川満美) 選択 196 :  議長(飯田一美) 選択 197 :  総務部長(城田直毅) 選択 198 :  議長(飯田一美) 選択 199 :  11番(小川満美) 選択 200 :  議長(飯田一美) 選択 201 :  保健福祉部長(伊藤治雄) 選択 202 :  議長(飯田一美) 選択 203 :  11番(小川満美) 選択 204 :  議長(飯田一美) 選択 205 :  保健福祉部長(伊藤治雄) 選択 206 :  議長(飯田一美) 選択 207 :  11番(小川満美) 選択 208 :  議長(飯田一美) 選択 209 :  保健福祉部長(伊藤治雄) 選択 210 :  議長(飯田一美) 選択 211 :  11番(小川満美) 選択 212 :  議長(飯田一美) 選択 213 :  保健福祉部長(伊藤治雄) 選択 214 :  議長(飯田一美) 選択 215 :  11番(小川満美) 選択 216 :  議長(飯田一美) 選択 217 :  議長(飯田一美) 選択 218 :  27番(岡村信子) 選択 219 :  議長(飯田一美) 選択 220 :  市長(伊藤徳宇) 選択 221 :  議長(飯田一美) 選択 222 :  27番(岡村信子) 選択 223 :  議長(飯田一美) 選択 224 :  27番(岡村信子) 選択 225 :  議長(飯田一美) 選択 226 :  市長(伊藤徳宇) 選択 227 :  議長(飯田一美) 選択 228 :  27番(岡村信子) 選択 229 :  議長(飯田一美) 選択 230 :  27番(岡村信子) 選択 231 :  議長(飯田一美) 選択 232 :  市長(伊藤徳宇) 選択 233 :  議長(飯田一美) 選択 234 :  27番(岡村信子) 選択 235 :  議長(飯田一美) 選択 236 :  27番(岡村信子) 選択 237 :  議長(飯田一美) 選択 238 :  27番(岡村信子) 選択 239 :  議長(飯田一美) 選択 240 :  27番(岡村信子) 選択 241 :  議長(飯田一美) 選択 242 :  市長(伊藤徳宇) 選択 243 :  議長(飯田一美) 選択 244 :  27番(岡村信子) 選択 245 :  議長(飯田一美) 選択 246 :  27番(岡村信子) 選択 247 :  議長(飯田一美) 選択 248 :  16番(星野公平) 選択 249 :  議長(飯田一美) 選択 250 :  議長(飯田一美) 選択 251 :  議会運営委員長(渡邉清司) 選択 252 :  議長(飯田一美) 選択 253 :  27番(岡村信子) 選択 254 :  議長(飯田一美) 選択 255 :  市長(伊藤徳宇) 選択 256 :  議長(飯田一美) 選択 257 :  27番(岡村信子) 選択 258 :  議長(飯田一美) 選択 259 :  市長(伊藤徳宇) 選択 260 :  議長(飯田一美) 選択 261 :  27番(岡村信子) 選択 262 :  議長(飯田一美) 選択 263 :  市長(伊藤徳宇) 選択 264 :  議長(飯田一美) 選択 265 :  27番(岡村信子) 選択 266 :  議長(飯田一美) 選択 267 :  市長(伊藤徳宇) 選択 268 :  議長(飯田一美) 選択 269 :  27番(岡村信子) 選択 270 :  議長(飯田一美) 選択 271 :  市長(伊藤徳宇) 選択 272 :  議長(飯田一美) 選択 273 :  27番(岡村信子) 選択 274 :  議長(飯田一美) 選択 275 :  市長(伊藤徳宇) 選択 276 :  議長(飯田一美) 選択 277 :  27番(岡村信子) 選択 278 :  議長(飯田一美) 選択 279 :  市長(伊藤徳宇) 選択 280 :  議長(飯田一美) 選択 281 :  27番(岡村信子) 選択 282 :  議長(飯田一美) 選択 283 :  27番(岡村信子) 選択 284 :  議長(飯田一美) 選択 285 :  27番(岡村信子) 選択 286 :  議長(飯田一美) 選択 287 :  市長(伊藤徳宇) 選択 288 :  議長(飯田一美) 選択 289 :  27番(岡村信子) 選択 290 :  議長(飯田一美) 選択 291 :  副市長(三浦 明) 選択 292 :  議長(飯田一美) 選択 293 :  27番(岡村信子) 選択 294 :  議長(飯田一美) 選択 295 :  議長(飯田一美) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午前10時00分 開議  ○開議の宣告 議長(飯田一美)  出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程及び議事説明員は、お手元に配付のとおりでございますので、御了承願います。  これより日程に従い取り進めますので、よろしくお願いします。    ───────────────────────────────────────  ○会議録署名議員の指名 2: 議長(飯田一美)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、倉本崇弘議員及び飯田尚人議員を指名いたします。    ───────────────────────────────────────  ○一般質問 3: 議長(飯田一美)  次に、日程第2、一般質問を昨日に引き続き行います。  それでは、通告がありますので、発言を許します。  5番 松田正美議員。 4: 5番(松田正美)(登壇)  おはようございます。フォーラム新桑名の松田正美です。ただいまから一般質問を大きく2点、市長と関係部長にいたします。一問一答式で行いますので、よろしくお願いいたします。  初めに、1、新市長の市政運営についてお尋ねいたします。
     市長の7つのビジョンと提案説明から、1)といたしまして、「桑名をまもる」、それから、2)市長が出向き、直接対話する場について具体的にお聞かせくださいということですが、いつ、どのような方法で実施するのか。2)につきましては、昨日の答弁で理解いたしましたので、割愛させていただきます。  市長の「桑名をまもる」、このことについてお尋ねいたします。市長の今選挙のマニフェスト記載事項も含めましてお聞きいたしたいと思います。  いわゆる市長の討議資料──マニフェストといいます、俗に言う──の中に、「新・桑名市7つのビジョン」という横書きのフレーズと、「桑名をまもる。市政をかえる。」と題しました縦書きの言葉が大きく記載されていました。そこで、「桑名をまもる」とはどういう趣旨か御説明いただきたいと思います。市政を変える、これは具体的にどうかは別として、言葉としてわかるわけでございますが、「桑名をまもる」というのは、何かから桑名の何かを守るということだということはわかる気がいたします。市長が守りたい、「桑名をまもる」、その趣旨は一体何なんでしょう。  1問目は以上でございます。よろしくお願いいたします。 5: 議長(飯田一美)  当局の答弁を求めます。  市長。 6: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  おはようございます。松田議員の一般質問1、私の市政運営についての(1)市長の7つのビジョンと提案説明からの1)「桑名をまもる」とはについて御答弁申し上げます。  私が今回の市長選挙の中で市民の皆様にお示しした中のフレーズの一つが「桑名をまもる」であります。このフレーズにつきましては、私の桑名に対しての思いを示したものであり、具体的には、まず、7つのビジョンの中の一つである命を守るでございます。これは、行政の最大の使命でもある市民の皆様の生命と財産を守るということでもあり、医師を確保して、市内で安心して医療を受けられる地域医療体制を構築することであります。  また、東日本大震災以降の災害意識の高まりから、防災、減災への取り組みも上げられます。  そして、次に、桑名の歴史や伝統文化を守ることであります。桑名市には、東海道の宿場町として、また、木曽三川の下流に位置する交易の要衝として栄えた歴史があり、今も歴史、文化がしっかりと根づいているまちです。私たちは、この伝統・文化を継承し、次の世代に貴重な財産として確実に伝えていかなければならないというふうに思っています。  そして、三つ目は、この桑名市を守るということであります。少子・高齢化の進展によって、日本全体では人口減少期に突入しており、地域の活力の低下など、地方自治体を取り巻く環境も非常に厳しくなっております。このような中でも、本市が未来に向けて、夢と希望が持てるまちとして発展をし、次の世代につないでいくことが私たちの使命であります。  以上の点などが私が考える「桑名をまもる」であります。よろしくお願いをいたします。                   (5番議員挙手) 7: 議長(飯田一美)  5番 松田正美議員。 8: 5番(松田正美)(登壇)  再質問いたします。  「桑名をまもる」ということについて、市長の趣旨はよくわかりました。ただ、私が思いますに、昨日、いろいろ各議員から意見が寄せられたわけなんですが、この1番目の命を守る、よくわかります。今回の選挙で何が争点になったかというと、ほとんど私は、前市長と伊藤市長のマニフェストを見てもかわりばえがしないというか、言葉は悪いんですけど、中身の政策論争でこの選挙が戦われたのならいいんですけれど、昨日もそういった指摘がありました。そこが私は非常に残念な今回の市長選挙だったなというふうに思います。この点、市長はどうですか、そこら。所見といいますか。そういった指摘が現にあるわけなんですが。 9: 議長(飯田一美)  市長。 10: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  松田議員の再質問にお答えをさせていただきます。  私としましては、この選挙戦で、自分の掲げる7つのビジョンというものを掲げて選挙戦を活動させていただきました。しかしながら、松田議員が御指摘いただいたように、非常に政策論争ではない部分での選挙戦になったのではないかということを言われたことも、私も承知をしていることでもございます。  しかしながら、私どもの陣営としても、1対1という選挙であったために、やはりわかりやすさが必要だということで、選挙戦の中で自分の政策は訴えながらも、やはり市政を変えるという部分が前面に出ていた部分はあるというふうに認識をしています。                   (5番議員挙手) 11: 議長(飯田一美)  松田正美議員。 12: 5番(松田正美)(登壇)  再質問します。  私は、議員時代に伊藤市長とお話ししたことがあります。そのときに、しがらみということについて私が、覚えていらっしゃるかどうか。私も60年近く生きている。しがらみは当然あります。市長は、しがらみのない、そういった市政をつくるんだ。それは非常にいいことだと思います。ただ、しがらみといいましても、いいしがらみと悪いしがらみとがやっぱりある。何十年か生きてくると、いろんな方、もう既に市長は3週間、就任されて。ですから、そこで、いろんな方が訪ねてきて、市長との接触点、コンタクトをとろうという方がみえると思うんですね。ですから、私は、これからやっぱり市政運営されるときに、守るということをおっしゃったんですが、少なくともこの地域医療に関しては、前市長についてはいろいろ賛否両論ありますが、長年苦労されて、私もその下で働いておりましたが、市長なりのいわゆるしがらみですね、人脈です。それで、お隣に座っていらっしゃる副市長も、やっぱりその延長線上で来られたのかなという気は私はしています。ここでそのことをお答えいただくつもりはないんですけれど。ですから、そういったことで今日まで築き上げられてきた先輩の市長さん、それから、関連の部長さんなり県会、国会の方が努力されて今日までの病院の統合という形につながったんだと思います。そこをしっかり認識していただいて、これからもまた市政運営を一生懸命やっていただきたいなと思います。答弁は結構です。  次に、大きく2番目でございます。桑名をまちごと「ブランド」に及び世界に向けて開かれたまちについて。初めに、1)の外国語教育について、それから2)桑名城・桑名学についてお尋ねいたします。  外国語教育なんですが、私は、私自身、中学校での英語教育以来、英語の学習に相当の時間を費やしてまいったと思っています。しかし、全く今、英語をしゃべれといってもしゃべれません。その割に成果をいまだに見出せなかったというのが、これは私自身の非常に反省点でもあるんですが、それは、もう一つ、私はずっと中学校のころから思っておった思いがあるんですが、持っていました。日本の英語教育のあり方そのものに対する疑念というものがございます。この国の外国語教育、いわゆる日本の外国語教育が本当に実のある有効なものなのか、今も疑問に思っています。  ですから、例えば今、昨日、けさも報道がされていました東京都のオリンピック、知事の、誘致の競争がございますね。これに対するディベートですか。やっぱり英語を中心とした外国語の言語表現能力というものが思いのほかに、そういった言語の力というものが、差が大きく影響しているように思えるわけですね。あと、中国、韓国、北朝鮮、やっぱりそこらのいろんな交渉がございます、領土交渉といった。やはりこれも政治的ないろんなことは作用していますが、言語の力というのがやっぱり大きいと思います。  そこで、市長がおっしゃる世界に向けて羽ばたく桑名人を養成したいという、その趣旨は理解できるわけなんですが、市としてそうしたら、具体的に外国語教育というものに対してどういった関与ができるんだと。どのような方法で展開するんだという点についてお聞きいたします。  次に、桑名城・桑名学ですが、私は、桑名城再建には、大きく二つの問題をクリアする必要があると思います。その一つは、桑名城には当時の資料が全く残っていないということでございます。これは御存じかと思いますが、城の形状が全く不明でございます。再建するのなら、やはり歴史上できるだけあった、歴史上存在した形、これを忠実に再現していただきたいと思います。  もう一つ、こっちのほうが大事なんですが、再建費用をどう捻出するかという問題がございます。市長は寄附でというふうにおっしゃったんですが、掛川の例がございますが、掛川は、たしか御婦人が数億という金を、全部であそこは22億か、たしか24億かいずれかだったと思います、再建の費用が、天守閣の、寄附をされたと。だから、そのことをきっかけに市民が、それじゃということで、市長さんの強いイニシアチブはあったわけなんですが、リードがあったわけなんですが、というふうに聞いています。果たしてそれは桑名で可能なんでしょうかね。その点、以上、お聞きします。 13: 議長(飯田一美)  市長。 14: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  御質問いただきました一般質問1、新市長の市政運営について、(2)桑名をまちごと「ブランド」に及び世界に向けた開かれたまちについて、2点御質問をいただいております。  まず、外国語教育についてでございますが、グローバル化がますます進む現在社会において、我がまち桑名で、国際的な視野に富み、さまざまな国の人々と積極的にコミュニケーションを行い、協働していける人材を育むことは非常に重要な課題でございます。そして、このためには、未来を担う子供たちに対して、学校における英語教育に力を注ぐことは不可欠と考えます。しかし、従来のように、文法の習得のみに終始するのではなく、英語を窓口として国際的な視野を獲得し、言葉を媒介とした心情の通い合いを行い、みずからの思いを発信していく姿勢を育むことを大切にしていくべきというふうに考えています。  桑名市には、グローバルに活躍されている方、豊かな海外経験をお持ちの方が数多くいらっしゃいます。こうした方々の力もかりて、子供たちが学んだ表現を使って意思疎通できる喜びを味わい、さらに、積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢を養っていきたいと考えております。  続いて、2)桑名城・桑名学についてでございますが、桑名には、日本や世界に誇れるすばらしい物、人、事がたくさんあります。それらを発掘して磨き上げた上で、これまで築いてきた人脈をフル活用してトップセールスを実施していきたいと考えています。その大きな素材として取り組んでいきたいと考えているのが桑名城再建プロジェクトでございます。  確かに、先ほど議員の御説明のとおり、桑名城に関する資料は少ないのが現状です。私としても、ただお城を建てればいいと考えているわけではありません。まず、さまざまな資料を集め、どこまで復元が可能なのかも含めて検討をしていきたいというふうに考えています。また、その上で、広く市民や関係団体の御協力も得ながら寄附などを集め、税金を使わないで建てる方法を模索していきたいと考えております。  プロジェクトを進めていく上で課題が多いことも認識しておりますが、時間をかけて取り組んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。                   (5番議員挙手) 15: 議長(飯田一美)  5番 松田正美議員。 16: 5番(松田正美)(登壇)  再質問といいますか、桑名学については、私はちょっと明確に質問の中で申しませんでしたが、桑名学というのはよくわからないということで、外国語教育についても、今、具体的にどうするのかというのがよくわかりません。ですけれど、恐らく、多分市長も、現時点でこれを具体的にどうこうということは、わかっていらしたらまた答弁願いますが、どうなんでしょう。そこら具体的に何かあるのかということです。とりあえずお願いします。 17: 議長(飯田一美)  市長。 18: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  松田議員の再質問にお答えをさせていただきます。  松田議員からの質問から考えるに、私が外国語教育をしっかりしていきたいのはどういうことを具体的にするのかということですが、まず、学校教育の分野できちんと外国語教育に取り組んでいきたいというふうに考えております。当然、子供たちのコミュニケーションをとる姿勢というのを大事にしていきたいというふうに考えておりますので、具体的な部分につきましては今後検討させていただきたいと思います。よろしくお願いします。                   (5番議員挙手) 19: 議長(飯田一美)  5番 松田正美議員。 20: 5番(松田正美)(登壇)  再質問いたします。  教育委員会は独立したものでございますので、大阪で問題になっていますが、外国語教育をするという点は、私も、多分市民の方も異論はないと思うんですが、そこらはやっぱり慎重にやっていただきたいなというふうに思います。  お城のことでちょっと質問いたします。  慶長20年、1615年、江戸幕府が一国一城令を発しました。それまで数万あった城が一気に170まで激減したと。それから、桑名城もそういうことでございます。ただ、桑名城は、途中で、江戸時代が始まって、1603年ですね、江戸幕府が、100年ぐらい経たところで焼失していますね。江戸時代がその後終えんを迎えると、幕藩体制が終わるわけですね。そこでお城をどうするかということが非常に問題になったそうでございます。明治6年、1873年ですか、廃城令が発令されて、ほとんどの城は売却されたり、撤去されたということでございます。まことに惜しい話でございます。それはどうなったのかということをちょっと私も調べましたら、まきになったり、木材として売り払われたということでございます。  姫路城の例があって、今、全国で残っている城が12だそうでございます。例えば、姫路城とか彦根城とかいった城がございます。犬山城もそうですね。姫路城はなぜ残ったかということを私も調べてみましたら、撤去費用がなかったと。撤去費用がなかって、長らく風雨にさらされて放ってあったそうでございます。そのうちに、明治も時間がたって、年数がたって、やっぱりそれを残さなあかんやないかということで議論が起こってきた。それで幸い命拾いをしたといいますか。  話は変わるんですが、大坂城を今建て直すと、今あるものと一緒の部分を、昔のもので再建すると780億かかるそうでございます。これはある方が見積もりしています。  今、静岡市で100億の駿府城の天守閣の建設が、これは市民、それからプロジェクトチーム、市長さん以下かけてやっていらっしゃいます。ただ、100億のお金がどうしても集まらないということで、この計画は今頓挫しています。そういうことです。  だから、ここら、今、全国で60ちょっと城があるそうでございますが、費用の点、これは優先する医療の問題とかいろいろある中で、市長さんも慎重に進めていただきたいなというふうに思います。これは要望でございます。  次に、(3)に移ります。桑名市の総合計画の後期基本計画についてお尋ねいたします。  桑名市では恐らく初めてだったと思いますが、総合計画の期間途中における見直しというものを行いました。それはいわゆる後期計画という形で今回実施されたわけでございます。このところ急変する社会経済情勢への対応が一番の理由であったと。また、同時に、桑名市を取り巻きます地域医療の現状と、そのことに対する市民の切なる要望というものが背景にあったように思います。また、大震災後に高まった防災対策など、当然の結果として、総合計画での扱いが新たに見直しが求められる課題となったからでございます。  私は、平成23年3月議会におきまして、その際、市長任期が切りかわる時期に行われる計画の見直しについて、前の市長に向けて尋ねました。もし市長さんがかわられたらどうするんだということで、それは仮定の話でお聞きしたわけです。だから、改選を控えた微妙な時期における見直しというのは、後になって新たな課題を生むと。今そうだと思うんですよね。そのときに答えられたのは公室長でしたが、私は市長に求めましたが公室長が答えられました。また、今、桑名市で、総合計画における基本構想、基本計画についての議会での議決案件としての扱いが明確ではありません。これは、基本計画は、今回の見直しで議会での議決案件ということで決まりました。ところが、基本構想はそうじゃない。その点、これから、恐らく、昨日、市長は、基本構想の部分について見直しをするんだということをおっしゃいましたよね。じゃ、このことをどういうふうにされるのかということについてお伺いいたします。  それから、2)、同じく総合計画に関連しまして、新病院建設に向けて。桑名市の総合医療センターにおける新病院建設に向けた諸作業の中で最も重要で難しい、これは医師確保でございます。医師確保についての、市長が、割合、昨日も指摘がありましたけど、簡単に、三重大からとか全国からとかおっしゃってみえますが、私は、これは多分難儀な作業だと思います、本当に。だから、そこらの市長の所見を伺いたい。  もう1点、新病院において、9月議会で前市長に私は尋ねました。前向きに実施に向けて作業を始めるということをおっしゃいましたドクターカー、これについて、新市長についてはどのような所見をお持ちなのかお伺いいたします。  3)健康増進施設でございます。  旧多度町で温泉に関する地下電磁波調査に始まった健康増進施設整備事業、ことしで11年目です。しかし、4億5,000万円余の予算を投入したわけですが、かねてから市長はそのことについては反対をされていたように思います。今後、この事業をどうやって、どのように取り扱われるおつもりか、その点。  以上3点をお伺いいたします。 21: 議長(飯田一美)  市長。 22: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  松田議員の一般質問1、新市長の市政運営についての(3)桑名市総合計画後期基本計画についての御質問をいただきましたので、御答弁をさせていただきます。  昨日も答弁申し上げましたが、基本計画のうち、まちづくりの方向性を示す基本構想につきましては、私のまちづくりの理念や方向性、また、私が示しました7つのビジョンとの整合性を図る必要があるというふうに考えています。なので、今後、もう少し時間をかけて策定方針などを決定し、いつ、どのように見直しを行うかを検討していかなくちゃいけないというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。  また、さきにも申し上げましたように、現在の総合計画の基本構想を策定した平成17年度当時とは、地方自治法の改正に伴い、基本構想の策定や議決に関する条項が削除されておりますことから、総合計画の位置づけや市議会の議決についての根拠条例の制定が必要となってまいります。そこで、どのような条例を設定して市の最上位計画として位置づけるのかを検討して、議会の皆様にもお示しをしてまいりますので、御理解いただきますようよろしくお願いします。  それから、2)の新病院建設に向けてということで御質問いただきました。  桑名市総合医療センターの新病院については、提案説明にも示させていただきましたとおり、これまでの方針を変えることなく、平成27年4月に、桑名東医療センター及びその周辺地に新病院を開設いたします。現在、建設工事の基本的な事項を決定いたします基本設計の作成を進めているところでございます。  当然、医師の確保が一番大事な課題であるというふうに私も認識をしております。この医師の確保につきましては、桑名地域に必要な医療を提供していく上で、三重大学との連携が非常に重要なものと考えておりますので、まずは、これまで同様、三重大学との連携を密にして医師招聘をお願いしてまいります。それとともに、必要に応じて全国的にアプローチをかけ、全方位外交による医師獲得に取り組んでいきたいというふうに考えております。  次に、新病院におけるドクターカーの導入についてでございますが、現在、平成27年4月の新病院開院に向けて全力で取り組んでいるところでございます。新病院では救急科を設置し、ER、救急室で初期診療を行い、地域住民の方々が安全で安心に暮らせる救急医療体制を早急に構築してまいりたいと思っております。  ドクターカーの導入については、その状況を見ながら、桑名市総合医療センターとともに専門家を交えて協議を行っていきたいと考えております。  次に、3)健康増進施設についてでございますが、本事業は、合併時の多度地区の重点事業であり、多度地区地域審議会等においても要望の強い事業であることから、今まで延期されつつも進められてきたことは十分承知をしております。一方、健康増進施設につきましては、私が議員時代に事業の凍結を求めてきたことは御承知のことと思います。一方、多度地区の方からは、合併しても何も変わらないといった声があることも承知しているところであります。したがって、現在までの事業の経過等も踏まえ、多度地域全体の将来像、地域振興の方策を考えていく中で、健康増進施設についても判断してまいりたいと考えております。  このようなことから、検討を行う中で、総合計画との整合性を図りつつ、必要に応じて見直しを行っていきたいと考えておりますので、よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。                   (5番議員挙手) 23: 議長(飯田一美)  5番 松田正美議員。 24: 5番(松田正美)(登壇)  再質問いたします。総合計画についてお尋ねいたします。  基本計画は、残すところ、あと実質4年です。この4年を見据えて基本構想をなぶる、あるいは基本構想の中をどうにかされるわけですね。基本計画というのは、庁内でいろいろと各課、各部長、市長以下の作業でこれは事が済みます。ですけど、基本構想というのは、市民のアンケート、基本計画にもこれは関連するんですが、そういった作業を経て、それと、あるいは公聴会を経て、あといわゆる委員会を立ち上げて、そういったことになるわけですね。時間的にそれをやっていたら、次の計画の時期になっちゃうんじゃないですかね。時間的なことでそういった作業ができるのかどうかということを私は非常に市長の昨日の答弁を聞いて思いましたので、その点、いかがですか。 25: 議長(飯田一美)  当局の答弁を求めます。  市長。 26: 市長(伊藤徳宇)(登壇)
     松田議員の再質問にお答えをさせていただきます。  基本構想という部分は、まちづくりの方向性、桑名というまちの将来像を示す上で、やはり今回の私の考え方と合うように変えていかなくてはいけないというふうに思っております。当然、どのように変えていくのかという部分につきましてはさまざまな手法を考えていかなくちゃいけないですし、当然時間がかかるということも私も承知をしております。しかし、今回、選挙によって市民の方から負託をいただきましたこのビジョンについて、構想に盛り込むことは必要だというふうに考えています。そして、この基本計画については、次の基本計画というスタート時点というのは私が決めることができるようになりましたので、その部分、御理解いただきますようよろしくお願いします。                   (5番議員挙手) 27: 議長(飯田一美)  5番 松田正美議員。 28: 5番(松田正美)(登壇)  再質問いたします。  市長の討議資料、マニフェストを見る限り、対抗された候補さんとほとんど変わりがなかった。そこで、私は、基本構想をどうやって変えるのかなというふうに思うんです。基本計画の個々具体的なところの、健康増進施設の進め方とかそういったものについては、これはもう手続上の話といいますか、そういった市長の判断でということになります。基本構想、果たして違いがないのになぜ変えるのかなというところを答弁していただけますか。 29: 議長(飯田一美)  市長。 30: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  松田議員の再質問にお答えをさせていただきます。  先ほど、マニフェストの中身にそれほど違いがないということをおっしゃいましたけれども、基本的に私のまちづくりの方向性ということで言いますと、今回掲げているのは全員参加型市政というものでございます。この形を具現化するために基本構想を変えていきたいというふうに思っております。ただ、基本計画の部分は、先日も申し上げたとおり、私も委員として携わったこともございますので、それほど変えずにいきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。                   (5番議員挙手) 31: 議長(飯田一美)  5番 松田正美議員。 32: 5番(松田正美)(登壇)  再質問します。  趣旨はよくわかりました。ただ、まちづくりの手法というのはソフト的なことですね。ソフトの部分。ですから、わざわざ基本構想を変えて、お金をかけてやらなくても、この4年間は、まあ4年間かわかりません、当分の間は、さきの基本構想をもとに進められて、しかるべき時期にきちっとした形でされたら私はいいかなというふうに思います。今から予算を投じてということについては、私はいかがなものかというふうに思います。これについての答弁は結構でございます。  次に、大きく2番目、就学前教育についてお尋ねいたします。  教育委員会と保健福祉部、両サイドにお尋ねするわけなんですが、本題に入ります前に、桑名市におきます公立幼稚園の成り立ちについて、ちょっと確認をいたしたいと思います。  桑名市における公立幼稚園の歴史をたどっていきますと、1919年、大正8年の桑名幼稚園の設立にその源流が確認できます。この桑名幼稚園といいますのは、諸戸清六さんから、当時の桑名町に寄附されたものでございます。後にそれが現在の精義幼稚園というふうになります。まさしく明治、大正の時代に、幼児期の教育の大切さに目を向けられた桑名の先人の高い志、これが100年の時を経て現在に至っているというふうに思います。  しかしながら、近年の少子化、あるいは社会構造の変化に伴いまして、公立幼稚園の園児数は年ごとに減っております。この園児数減少は、子供たちの育ちにとっても望ましい状況ではございません。また、桑名市の幼稚園の運営の視点からも放置できる状態ではないと思います。そこで、新たな観点から桑名の公立幼稚園の枠組みについての再考が迫られておるわけです。  こうした状況を踏まえて、桑名市の長い歴史に培われてきました、地域との連携など多くの特色を備えた公立幼稚園の特色を生かしつつ、子供や家庭の状況に合わせて保護者の方が多様な選択肢から選ぶことができた、これまでの桑名市の幼稚園教育の枠組みを私は可能な限り残す観点から、公立幼稚園の意義についてまず確認をいたしたいと思います。  さらに、公立幼稚園側からは、保護者のニーズや時代の動きに呼応した対応が必要となってまいります。その一つに保育時間の延長ないし預かり保育の実施といった具体的な対応が求められているかと思います。  また、認定こども園も、桑名市として当然、国の動きがございますが、視野に入れるべき時期に来ております。  以上のことを踏まえまして、今回、昨年答申が出されましたが、そういった答申のスケジュールも含めて3点お伺いいたします。  就学前施設再編実施計画について、1)桑名市における公立幼稚園の意義について、2)保護者ニーズへの対応について、3)今後のスケジュールについて。以上3点についてよろしくお願いいたします。 33: 議長(飯田一美)  教育長職務代理者。 34: 教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎)(登壇)  おはようございます。所管いたします事項、2の就学前教育についての(1)就学前施設再編実施計画について、先ほど3点御質問をいただきましたので、順次御答弁申し上げます。  まず、1点目の公立幼稚園の意義についてどのように考えているのか、あるいは就学前施設の一つとしてこれから残していくのかどうかということでございますが、先ほど松田議員のほうからも、これまでの桑名市の幼稚園教育の枠組みを可能な限り残すとのお話もございました。私どもといたしましても、地域との連携や幼小の接続など、先ほどありましたように、これまでの長い歴史の中で培われてきた公立幼稚園の特色を生かしながら、今後も就学前施設の選択肢の一つとして考えていく必要がある、このように捉えているところでございます。  次に、2点目の預かり保育の実施や認定こども園の設置など、多様化する保護者ニーズへの対応についてどのように考えているのかというお尋ねでございますが、先ほど議員からお話もありましたように、預かり保育の実施や認定こども園の設置など、保護者のニーズや国の動向に合わせた新たな対応が求められております。昨日の市野議員にもお答え申し上げましたように、保護者からの強い御要望やこれまでの幼小の合同保育の取り組みなどを十分に踏まえつつ、これらを尊重しながら実施計画として仕上げてまいりたいと、このように考えておる次第でございます。  3点目の今後のスケジュールについてでございます。今後、実施計画案について議員の皆様方に御説明を申し上げ、2月から3月にかけましてパブリックコメントを実施するなど広く市民の皆様方等の御意見をお聞きする中で、今年度中をめどに実施計画として策定してまいりたいと考えております。その後、地域説明にも入っていきたいと、このように考えておる次第でございます。  いずれにいたしましても、子供の笑顔と保護者の安心につながるよう今後の取り組みを進めていきたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。                   (5番議員挙手) 35: 議長(飯田一美)  5番 松田正美議員。 36: 5番(松田正美)(登壇)  再質問いたします。  公立幼稚園を今後も選択肢として残すというふうな答弁がございましたが、昨年夏に出された答申案は、11園案と5園案、まことに11園案と5園案という非常に開きがあるんですが、実施計画の中で、こちらの11園、5園とある中でどういうふうに扱われるのか。これは相当大変なことだと思いますが、その点、いかがですか。 37: 議長(飯田一美)  教育長職務代理者。 38: 教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎)(登壇)  松田議員の再質問にお答えいたします。  今後の方向といたしましては、5園を将来構想として掲げています。そして、第1段階として、平成29年度まで5カ年で11園に再編するという方向で進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 39: 議長(飯田一美)  5番 松田正美議員、どうですか。                   (5番議員挙手)  5番 松田正美議員。 40: 5番(松田正美)(登壇)  再質問します。  平成29年度までは11園ですか。その後5園。だから、その後の部分というのはどういった手続といいますか、今考えていらっしゃいますか。 41: 議長(飯田一美)  教育長職務代理者。 42: 教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎)(登壇)  松田議員の再質問にお答えいたします。  先ほど申し上げたように、第1段階として11園ということでございまして、その後については、また皆さんの御意見を頂戴する中で十分な検討を重ねていきたいと、このように考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (5番議員挙手) 43: 議長(飯田一美)  5番 松田正美議員。 44: 5番(松田正美)(登壇)  再質問します。  ということは、当面、11園案で考えられるということですね。そういうことでございますね。  次に、預かり保育、これについて、先ほど質問の中で私もちょっとよくわからなかったんですが、預かり保育を実施する考えというのは、教育委員会としては実際おありなのかどうかということをちょっと確認します。 45: 議長(飯田一美)  教育長職務代理者。 46: 教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎)(登壇)  再質問にお答えいたします。  預かり保育の実施につきましては、以前から、保護者の方々から強い御要望をいただいているところでございます。また、答申後実施いたしました、未就園の保護者の方々の聞き取り調査の中でも、強い望む声が多くございました。  今後の方向性ということでございますが、公立幼稚園の再編に伴いまして、このような時代のニーズもあわせて、子育て支援を目的とした預かり保育を実施する方向で進めていきたいと、このように考えておるところでございます。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。                   (5番議員挙手) 47: 議長(飯田一美)  5番 松田正美議員。 48: 5番(松田正美)(登壇)  最後の質問に入ります。2番目の公立保育所の今後についてお尋ねいたします。  今後の公立保育所のあり方と、昨年から実施されています幼稚園との、実施といいますか、具体的な実施はこの4月からというふうにお聞きしておるんですが、人事交流、いわゆる人事研修について、保健福祉部長にお聞きしたいと思います。  公立保育所の今後は、公立幼稚園の再編に向けての動きと密接に絡んでまいります。目指すべき方向は、桑名市在住の対象となります子供、保護者の求めるところ、ニーズに合ったものになるべきなんですが、それと同時に、公立保育所の職員にとって働く意欲が十分に保てる施策展開を進めていただきたい。この観点から、今後実施されようとしております公立保育所の行方、公立幼稚園との人事交流もしくは人事研修について、保健福祉部の考え方をお聞きいたします。 49: 議長(飯田一美)  保健福祉部長。 50: 保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)  おはようございます。所管いたします事項、(2)公立保育所の今後について、1)今後のあり方と幼稚園との人事交流(研修)について御答弁申し上げます。  現在、市内には26カ所の保育園、保育所があり、12月現在、2,790名の園児をお預かりいたしております。公立保育所は、旧市内に7園、多度、長島地域に各1園、合計9園ございます。9園中6園が延長保育を行っており、また、拠点園ではありますが、休日保育、一時保育等を行い、保護者の多様なニーズに対応しているところでございます。  公立保育所の今後につきましては、平成24年8月に提出されました桑名市就学前施設の再編に関する答申を踏まえ、再編実施計画を策定する中で、幼保一元化について鋭意検討を進めてきたところでございます。一方、国におきましては、8月に交付された子ども・子育て関連3法により、幼児期の学校教育、保育、地域の子供・子育て支援を総合的に推進していくため、平成25年にニーズ調査を行い、その調査結果をもとに26年度中に計画を策定、27年度から本格実施というスケジュールが示されております。このことから、桑名市の再編実施計画とあわせ、認定こども園を含めた公立保育所の位置づけをその時点で明確にしていくべきものと考えております。  こうした大きな動きの中、公立保育所としてこれまで培ってまいりました子育ての知識、経験を生かし、子育て不安、その延長線上にある児童虐待の予防など、今以上に保護者の子育てのパートナーとなり、市民のニーズに応えていけるよう取り組んでまいりたいと考えております。  今後は、新しい制度に対応していくために、保健福祉部といたしましても、認定こども園等幼保一元化を視野に入れながら、公立保育所、幼稚園職員の研修交流を考えており、平成25年4月からの開始を予定しているところであります。  これまでに2回、公立保育所職員対象に説明会を行いましたが、今後もこの取り組みについては職員の意向をお聞きしながら進めていかなければならないと考えております。公立保育所、幼稚園が積み上げてきたものを十分に発揮できるための環境づくりを研修課題とし、ともに桑名の就学前施設として、幼児期の教育、保育内容の充実を図り、保護者の多様なニーズに応え、安心して子供を預けられる施設づくりのために取り組みを進めていきたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。                   (5番議員挙手) 51: 議長(飯田一美)  5番 松田正美議員。 52: 5番(松田正美)(登壇)  1点だけお伺いします。  話が少し横道にそれますが、関連ですので。部長は、かつて社会福祉協議会勤務がありますね。そのときに、いわゆる福祉施設、主に障がい者施設を中心に職員を全員研修に出させ、じかに障がい者の現場、障がいを持つ方の現場へ出向いて研修をされた。まず、福祉に携わる者の一つの原点といいますか、要は現場職員との接触を非常に重要視された。その後、私ごとですが、私は後任の同じ職につきまして、やはり私も同じようにさせていただきました。私が言いたいのは、やっぱり現場とそういったことを重ねるうちに、職員が、多少なりとも福祉というもの、いわゆる障がいという部分は非常に難しい。私も、正直言って、福祉の仕事に何年か携わっていましたが、わかりません。はっきり言って、真の部分、それは多分、障がいを持つ親御さんなり本人なり、それぞれの部分でしかわからんと思うんですね。今でもわからない部分はいっぱいあります。ですから、私が言いたいのは、保育所の部分ですが、やっぱり働く職場、現場の職員というのは、ともすれば視野が狭くなりがちです。市の大きな動き、流れというものが、自分に関連があってもなかなかつかみにくいような。これは本人の資質にもあるんですが、真摯にやっぱり対応していただきたいという、これは私が単に議場で何も根拠がなくて申し上げているのではないので、現場の職員からじかにそういう声が上がっておるので私は言っておるのであって、そのことについて何かあればお願いします。 53: 議長(飯田一美)  保健福祉部長。 54: 保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)  再質問いただきましたので、御答弁させていただきます。  御指摘の点につきましては、実は一昨日も、組合からの要請がございまして、私も参加させていただいて現場の声を聞かせていただいたところでございますが、今後につきましても、やはり出席する必要のある会議については積極的に出席し、御意見を賜ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。
    55: 議長(飯田一美)  5番 松田正美議員、ありますか。 56: 5番(松田正美)(登壇)  私の質問は以上で終わります。私たちの仕事は、やっぱりまずは市民の方、それと、市民の方に対していい仕事ができるというのは職員のモチベーションです。職員のモチベーションが低下することがないように、伊藤市長を初め、皆さん、理事の方、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  以上でございます。 57: 議長(飯田一美)  次に、通告により16番 星野公平議員。 58: 16番(星野公平)(登壇)  おはようございます。日本共産党桑名市議団の星野公平です。  まずは、伊藤徳宇市長、古い水谷体制を終わらせていただいたことに敬意を表したいと思います。しかしながら、私たち日本共産党市議団の立場を明確にしておきたいと思います。  立候補されるに当たって、私たちのつくった7章、100項目にわたる桑名市政への提言に対して御意見を伺いました。当時の伊藤市長候補からは、人員削減を含む行革プラン、指定管理者制度、図書館PFIの容認の推進の態度を言われておられました。また、現在、先ほどの質問にありましたように、進められようとしている幼稚園の統廃合についても推進される御意見でありました。もう一つ、住民負担の問題について、近く予定されていると聞く上下水道料金の値上げや、多くの市民の要求である有料駐輪場の無料化、公共施設の利用料無料化には冷たい態度でありました。不祥事が続いた水谷前市政を刷新するのには賛成であります。協力できるところは協力してまいります。しかし、このような行革や住民負担増の市民いじめには反対であります。まず最初にはっきりとこのことを表明しておきたいと思います。  一問一答方式で質問を行います。  1、伊藤徳宇新市長の市政運営方針について。  伊藤新市長御自身に質問いたします。市長以外の理事者の答弁は要りません。(1)水谷前市長からの交代について、1)前市長と引き継ぎを行われたと聞きました。行われたのならば、引き継ぎの中で今後重要と思われる事柄を幾つか紹介していただきたいと思います。引き継ぎ書の公開を今求めておりますが、おくれていますのでお願いしたいと思います。特に、前市長の十数年にわたる市政への思いと、選挙戦終盤には医療センターは自分の手で完成させたいと言っていたように聞こえてまいりました。新市長の思うところを答弁願いたいと思います。  二つ目、所信表明の中で、緊急に対処すべき課題が山積と言われましたが、これから市政運営をしていく中で、これらの課題をオープンにし、問題点を市民の皆さんと共有すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。  ところで、さきの議員の答弁で、市民の命を守るという大役があることがわかってまいりましたけれども、1月2日午後に、市民が赤尾地区での市道から用水に転落していた死亡事故について、道路管理者としての責任を感じられたのかどうかを伺いたいと思います。そして、何らかの対応をされたのでしょうか、答弁願います。こういうところに市民が落ちて亡くなられたんですよね。  3)一連の汚職、不正、不祥事の究明はもう終わったのでしょうか。事実の究明はもう行われないのでしょうか。水道関連での上層部の関与の問題や旧環境部の体質的な問題等、解決しなければならない問題がまだまだあるように思われます。そして、今後の入札のあり方についても、入札制度の再検討、変更は考えておられるのかどうか御答弁をお願いします。 59: 議長(飯田一美)  市長。 60: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員からは、私の市政運営について御質問を頂戴しております。所信表明でも申し上げましたとおり、市民の皆様との信頼関係を構築し、全員参加型市政を目指すとともに、私の公約である7つのビジョンをもとに行政運営をしてまいります。なお、議員御案内のとおり、日本共産党桑名市議団からは、今回の市長選挙に当たり、100項目にわたる御提言を頂戴しております。今回の議員からの御質問につきましては、この提言に沿ったものであるとの認識をしており、私の公約である7つのビジョンに照らし合わせてよく検討してまいりますが、行政改革の推進や住民負担の問題につきましても、市の現状を勘案して適切に判断をしてまいります。  それでは、(1)水谷前市長からの交代について御答弁申し上げます。  まず、1)前市長と具体的な引き継ぎは行われたのかでありますが、水谷前市長とは、私の就任日である昨年の12月19日に、文書に署名、捺印をした上で引き継ぎを行いました。引き継ぎの内容としましては、現在の市の課題を部局単位でまとめていただき、必要なものには詳細な資料を添付していただきました。  議員からは、今後重要とされる内容について数点御紹介をとの御質問を頂戴しておりますが、部局の課題としましてはどれも重要なものと認識をしております。このことから、その内容について十分に検証を行う必要があると考えているところではありますが、特に重要な課題としましては、やはり地域医療の問題であると考えております。特に桑名市総合医療センターにつきましては、経緯を踏まえて、前市長と同じ考えで、引き続き27年4月の開院を目指して取り進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、2)の緊急に対処すべき課題について具体的に示し、市民等と共有すべきではないかとの御質問でありますが、議員御指摘のとおり、市の諸課題を全面的にオープンにして、市民の皆様と共有する必要があります。そのためには、所信の中でも申し上げましたとおり、まず市民の皆様と行政の距離を少しでも近づけ、信頼関係を構築していかなければならないと考えています。課題が山積している中で、しっかりと検証、認識をした上で一つ一つ適切に対応してまいります。  また、議員からは、この1月2日に久米地区の赤尾で起きました用水路への転落事故を御案内いただいたところであります。亡くなられた方につきましては、非常にお気の毒であり、ここに慎んで哀悼の意を表するものでありますが、道路管理者としましては適切な管理がなされていたものと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。  次に、3)汚職、不正、不祥事の究明は終わったと理解しているのかについて御答弁申し上げます。  職員の不祥事にかかわる調査は、水道部関連につきましては、平成22年に弁護士による調査が行われ、報告も頂戴しております。また、平成23年に発覚した競売入札妨害につきましても、昨年、弁護士による調査を行いました。昨年の調査では、刑事記録の閲覧、関係職員への聞き取りなどが行われ、その調査報告書は、議員の皆様にも直接弁護士から御報告申し上げたところでございます。私も議員として伺いました。これらの調査によって一つの区切りはついたものと考えておりますが、再発防止に向けての取り組みは中断することなく継続していく必要があります。報告書では、改善が求められる事項として、リスクの想定と対策、組織内のコミュニケーションの形成、公益通報制度の運用、特別扱いの排除と人事制度の透明化の4点を御指摘いただきました。現在、この改善事項の実現に向け、全庁で取り組んでいるところでございます。特に、組織内のコミュニケーションの形成につきましては、重要なことと捉え、私も、今月から各職場の朝礼に参加しているところであります。  また、桑名市職員倫理条例が12月1日から施行されました。職員は市民全体の奉仕者であり、一部に対する奉仕者ではないことを自覚し、常に公正な職務の執行に当たる必要があります。全職員がこの条例を正しく理解し、正しく運用されるために、施行前の11月には管理職員を対象に研修を行い、職員向けにQアンドAを作成するなど、職員に浸透するように対応を行っております。  また、入札制度につきましては、最低制限価格制度を変動型に改正してから約1年が経過したところですので、近々にその実績を検証していきたいと考えております。  今後も、常に継続的な見直しを行い、透明性、公平性の確保に努め、不正行為の防止に取り組んでまいります。いずれにいたしましても、今後も、管理監督職員が中心となって不祥事再発防止のためにさまざまな取り組みを行うことで、市民の皆様の信頼にお応えできるよう努めてまいります。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (16番議員挙手) 61: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 62: 16番(星野公平)(登壇)  どうも御答弁ありがとうございました。何点か再質問させてもらいたいと思います。  まず、地域医療の問題で、病院の関係でありますけれども、これは、平成27年4月に開業させるというのは、前市長と同じことを言っておられるわけなんですけれども、私は、特別委員会、現市長が前議員のときに同じだったんですけれども、平成27年4月に完成させるというのはかなり無理な計画だというふうに考えております。早かろう、安かろう、悪かろうであってはならないと思っていますけれども、その辺、どのように認識されておられるか、答弁願います。 63: 議長(飯田一美)  市長。 64: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の再質問にお答えさせていただきます。  新病院の建設につきましては、平成27年4月の開院を目指して引き続き取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。                   (16番議員挙手) 65: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 66: 16番(星野公平)(登壇)  どう考えても難しいと思うんですよね。本当に立派な、市民の要求される病院をつくるためには、やはりもっと立ちどまって、せっかく市長さんがかわられたんだから、英断をもって考え直す時間もあってもいいんじゃないかというふうに思っております。答弁は要りません。  それから、次ですけれども、先ほど、赤尾のところで亡くなられた事件を報告させてもらったんですけれども、道路管理者として適切な管理がなされたというふうに判断されているようなんですけれども、私は現場を見てきたんですけれども、非常に危険というか、人がどれだけ通るかもわからないんですけれども、その辺、本当に道路管理者としての適切な管理がされたとは思えないんですけれども、どういったところで適切な管理がされているというふうに判断されたのか。  それから、桑名市の対応ですね。実は、これ、1月4日に私が役所に来たときに職員に話したら、職員は誰も知らなかったんですよね。余りにも職員の方の感度が悪いと思うんですけれども、その辺についてどう思われるか、答弁願います。 67: 議長(飯田一美)  当局の答弁を求めます。  市長。 68: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の再質問にお答えをさせていただきます。  御指摘の事故が起こった現場につきましては、先日も、副市長に現場に行っていただきまして現地確認をしていただいたところでもございます。現地の状況を見ても、きちんと草等も刈られておりますし、道路管理者としては適正な対応をしてきたというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。                   (16番議員挙手) 69: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 70: 16番(星野公平)(登壇)  そういうふうに判断されるんだったらそうだと思いますけど、私はそう思いません。  次に、市長さん、今月から各職場の朝礼に参加されているということなんですけれども、まだ日は浅いんですけれども、出られた範囲で感じられたことがありましたら御報告願います。 71: 議長(飯田一美)  市長。 72: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の再質問にお答えをさせていただきます。  ことしに入って、1月7日から、各課の朝礼に現在参加をさせていただいているところであります。現在、私が回った率直な感想ということですが、職員の皆さんのコミュニケーションは、中ではきちんととれているのではないかというふうに考えています。あとは、そのコミュニケーションを外、例えば私であるとか部外の方とのコミュニケーションを次はどのようにつくっていくのかということを考えていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。                   (16番議員挙手) 73: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 74: 16番(星野公平)(登壇)  ぜひ現場に出ていただいて、朝礼にも参加してもらい、朝礼だけではなくて、平時でもぜひ職場を回ってもらいたいと思います。  この項目の最後ですけれども、入札問題ですけれども、入札について、今、変動型が導入されているんですけれども、この変動型というのは、これから実績を検証するというお話だったんですけれども、一番頑張って安く出したところが外れてしまう、努力したところが報われない、こういう制度であるわけですけれども、ぜひ今度決められるときは、議会の意見も聞きながら、有識者だけの意見だけでなくて、議会の意見も聞きながら行っていただきたいと思いますけれども、その辺どのように考えておられますか。 75: 議長(飯田一美)  当局の答弁を求めます。  市長。 76: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の再質問に答弁をさせていただきます。  先ほど御指摘いただいたように、入札制度について、1年間経過したところではございますけれども、さまざまな方から御意見をいただきながら実績については検証していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。                   (16番議員挙手) 77: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 78: 16番(星野公平)(登壇)  次、(2)に移ります。情報公開について。  1)所信表明で行政が持っている情報をできる限りオープンにすると市長はおっしゃられました。具体的に、今までオープンされておらず、今後オープンにしようとしている情報はどんな情報なのか、市長の答弁をお願いします。  2)私は、事実を知りたいために情報公開をたびたび行ってきましたが、現在、情報公開されない理由のベストスリーは、1番目に個人情報だということ、2番目に政策形成過程だということ、そして、3番目には、存否を答えること自体行われない、こういうことであります。これでは情報公開の意味が全然なく、真実がなかなかわかりません。これからは、改めてどんどんこういったことも公開されていくのでしょうか。さらには、予算の要求段階から作成過程、決定までの情報公開についてどのように考えておられるのか、市長の答弁をお願いします。  3)市長みずからが地域に出向いて市民の皆様と対話するどこでも市長室、さまざまな活動をしている団体の皆さんと市長が意見交換する仮称市長カフェを早急に実施したいと思います。行政から積極的に情報を発信していきますと述べられました。今までにない、前市長にはない積極的な市長の姿勢がうかがわれますが、毎月定例的に行われている部長会の公開、市民への市長の直接的な呼びかけ、市民の直接的な市長への意見具申は行わないのでしょうか。一般市民が自由に市長に会って話し合える機会はつくられるのでしょうか。お忙しいと思いますが、時間の許す限り頑張ってお願いしたいと思いますけれども、市長の見解を伺います。 79: 議長(飯田一美)  市長。 80: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の質問にお答えをさせていただきます。  1番、私の市政運営方針について、(2)情報公開についてということでお答えをさせていただきます。  御質問いただきました、今回オープンにしようとしている情報はということでございますが、私が申し上げました行政が持っている情報をできる限りオープンにということは、開示請求を受けての公開ということよりは、行政から積極的に情報を発信していくということでございますので、よろしくお願いをいたします。  次に、情報公開されない理由として先ほど御指摘のあった各事項についてですが、原則開示との基本的考え方に立ちつつ、個人、あるいは法人に関する情報、また、意思形成過程情報、あるいは行政運営情報など条例で非開示情報と規定しているものにつきましては、今後におきましても、法令等に基づき適切に対応してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと思います。  しかしながら、市民参加のまちづくりを進めていくためには、市政に関する情報の公開や政策決定過程の透明性の確保、説明責任の履行は非常に重要であると考えておりますので、積極的な情報発信に努めてまいります。特に、先ほど具体的なこととして御質問の中にありました予算の要求から作成過程の情報公開に関してですが、現在でも既に議会審議を終え、成立した予算につきましては、その編成の各段階の情報について市のホームページで公開しているところですが、今後は、さらに、公開の時期や範囲について検討してまいりたいと存じます。  続いて、3)部長会の公開、市民への市長の直接的な呼びかけ、市民の直接的な市長への意見具申はについて御答弁を申し上げます。  まず、部長会の公開についてでありますが、議員からは、以前より、部長会議の公開についての御質問を頂戴しておったと聞いております。御存じのとおり、部長会議につきましては、各部の課題提案について会議で発表し、意見を交換することで、部局間での調整や問題点を共有することでスムーズな事業の進捗を図ることなどを目的に開催をしています。  会議を全面的に公開することについては、会議の資料や中での発言が、本来、意思形成過程の情報として非開示とすべきものが多いことから、事業の進捗に支障を来すおそれがあるということで見合わせてまいりました。しかしながら、行政が持っている情報を積極的に公開して、市民の皆様との信頼関係を構築するとの方針のもと、その手法を検討していかなければならないと考えております。  そこで、まず、会議資料や会議概要などについて積極的に公開できるよう作業を進めてまいりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。                   (16番議員挙手) 81: 議長(飯田一美
     16番 星野公平議員。 82: 16番(星野公平)(登壇)  3)の後のほうがなかったと思うんですけれども、答えたくないのかもしれませんけれども、再質問させていただきます。  1)ですけれども、行政が持っている情報を積極的にどんどん発信していくということで期待しておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、情報公開の問題ですけれども、決して個人情報を知りたいからやっているわけではなくて、事実を知りたいから情報公開をやるわけなんですよね。それについて、法令に基づき適切に対応していくということなんですけれども、情報開示している人が事実がわかるような方向で対応していっていただけるのかどうか、市長の見解を教えてください。 83: 議長(飯田一美)  市長。 84: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の再質問にお答えさせていただきます。  情報公開につきましては、当然、個人情報についてはプライバシーにかかわることですので開示することができません。当然、今後も法令等に基づいて適切に対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。                   (16番議員挙手) 85: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 86: 16番(星野公平)(登壇)  質問の趣旨がわかってもらえなかったみたいであれなんですけれども、私が言っているのは、情報公開している人が事実がわかるような形でやってもらいたいということを言っておりますので、多分市長もわかってくれておると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。  それから、予算の問題ですけれども、予算要求から作成過程の情報公開に関してですけれども、ホームページで公開されていると言いますけれども、部長決済の金額、それから、市長の最後の金額が出るだけで、具体的に中身が何もわからないんですよね。それをわかるようにしてほしいと思うんですけれども、この辺についてどう思っておられますか。 87: 議長(飯田一美)  市長。 88: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の再質問にお答えをさせていただきます。  私の情報に関する考え方としましては、市の行政機関が収集をして管理する情報は、市民の皆さんとの共有財産であるとの認識を持って積極的に情報発信をし、説明責任を果たしていくという理念を示しているものであると考えております。  今後の予算の情報発信の取り組みにつきまして、市が実施する施策や事業については、市民の皆さんの理解と協力を得ることが大切でありまして、市民と行政とのパートナーシップの推進を図るためにも積極的な財政情報の提供が必要であると考えております。  このことから、予算編成過程の公表は、引き続き先進事例の取り組み状況を調査研究し、現在の本市のシステムで導入可能な事例については積極的に取り入れてまいりたいと考えております。  また、本市の財務会計システムの更新にあわせて予算編成公開システムの導入も検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。                   (16番議員挙手) 89: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 90: 16番(星野公平)(登壇)  よろしくお願いしますね。  それから、この項目の最後ですけれども、部長会については、その手法を検討していくということですので、ひとつよろしくお願いいたします。  それと、答弁漏れのところですけれども、一般市民が自由に市長に会って話し合える機会はつくられるのかどうか、このことについて一言お願いします。 91: 議長(飯田一美)  市長。 92: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の再質問にお答えをさせていただきます。  市民の皆様からの声を聞くという手法につきましては今後検討してまいりますので、よろしくお願いをいたします。                   (16番議員挙手) 93: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 94: 16番(星野公平)(登壇)  次に、(3)ですけれども、住民負担の拡大について質問させていただきます。  1)所信表明にある納税者の視点で次世代に責任ある財政とはどういうことなのかという問題であります。既にずっと前の議員からの質問がありますので、大体わかっておりますので省略されても結構なんですけれども、私は、ここで、特に桑名市でこれから一番費用がかかると思われる駅西土地区画整理事業についてお尋ねしたいと思います。  これから先、200億円近くの支出が見込まれるわけでありますけれども、この支出に桑名の財政は耐えられるのかどうか、見直しを行う考えはあるのかどうか、答弁願います。  二つ目、所得、年金もそうですけれども、減る中で、消費税増税も予定されようとしているわけであります。来年度予定されておると聞く上下水道料金の値上げについては、予定どおり実施していくのでしょうか。現在、水道部局では莫大なお金をかけて水道の事業計画策定をしていますが、市長はこのことについて御存じで、理解されているのかどうか答弁願いたいと思います。  3)、もう一つは、有料駐輪場や公共施設の利用料の無料化についてでありますけれども、市長は、現在の姿勢を変えて、積極的に市民の福祉向上の意味からも無料化に踏み切る意思はお持ちであるかどうか答弁願いたいと思います。 95: 議長(飯田一美)  市長。 96: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の質問の(3)住民負担の拡大についてのうち、1)の納税者の視点で次の世代に責任ある財政とはについて御答弁申し上げます。  今後の桑名市政を全員参加で行うためには、まず、本市の財政状況がいかに厳しいかの認識を全員で共有する必要があります。そして、納税者の視点で市政を考えることを重要視しつつ、全事業を前例にとらわれず、ゼロベースで、事業の必要性に立ち返って見直しを行います。また、公民連携を推進し、官と民との役割分担の最適化により、効率的、効果的な財政運営を行い、市民サービスの維持を目指します。このほか、公共施設の維持管理コストの抑制には、公共施設を全体的にマネジメントできる仕組みの導入も考える必要があります。また、市債につきましては、少子・高齢化の中、社会保障費が増大する一方、市税の大幅な増収は見込めないことから、次の世代に過剰な負担とならないよう借り入れの抑制を図ります。こうした積み重ねを行うことにより、後年度の財政負担を減らしていこうとするものでございます。  なお、議員お尋ねの桑名駅西土地区画整理事業の今後につきましては、厳しい財政状況を踏まえつつも、計画段階から地権者の方々と取り組み、現在に至っている経緯を考え、国の補助金の活用など、できる限りの財源の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解いただきますようお願いいたします。 97: 議長(飯田一美)  上下水道事業管理者。 98: 上下水道事業管理者(石川雅己)  星野公平議員の御質問のうち、私からは、(3)の住民負担の拡大の中で上下水道料金の値上げについて御答弁いたしたいと存じます。  この料金の値上げ等に関しましては、新市長のレクチャーの中で、私どもからその趣旨を御説明いたしまして御理解いただいたところでもございます。地方公営企業につきましては、企業としてのまさに経済性を発揮するとともに、その本来の目的でございます公共の福祉の増進を図ることが地方公営企業法に示されているところでございます。  また、地方財政法には、公営企業の経費は、その経営に伴う収入をもって充てるという、いわゆる独立採算制の原則に基づき運営を行うものと規定されております。市一般会計からの独立性を確保しつつ、市民目線に立った経済性、迅速性、柔軟性を発揮することが何より求められているところでございます。  こうしたことを踏まえ、本市の上下水道事業につきましては、安全・安心で、かつ経済的な運営に努めている中、諸先輩の御尽力によりまして、一般家庭の平均的な使用料では、水道、下水道ともに全国平均よりも安価な料金を設定して、それを実現してまいったところでございます。しかし、現状では、ここ数年の水需要の減少傾向、あるいは水洗化家庭の節水機器の普及などによりまして、料金収入が低迷いたしております。事業体の経営環境が大変悪化しているという状況にもございます。この結果、両事業とも厳しい経営状況となっていることは近年の決算状況からも御報告のとおりでございます。今後、老朽化施設の対応、あるいは大規模な地震に備えた耐震化など大きな財政支出を伴う事業が控えております。引き続き安全・安心な上下水道サービスを確保するためには、水道料金、下水道使用料の見直しが避けられない状況となっているところでございます。  このようなことから、議員からも御指摘いただきました、昨年度策定をいたしました上下水道事業計画、あるいは平成23年度から25年度に向けて策定いたしております水道事業基本計画等に基づいてしっかりした事業を運営してまいりたいと考えておりまして、その中では、平成25年度には料金改定を実施させていただくよう準備を進めているところでございます。新料金等の設定に当たりましては、高齢者・低所得者世帯のほか、商工業事業者等への影響にも十分に配慮した上で考慮、決定をしてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りたいと存じます。                   (16番議員挙手) 99: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 100: 16番(星野公平)(登壇)  私は市長に答弁を求めているのであって、理事者からの答弁は要りませんので、ちょっとここで再質問させてもらいます。  伊藤市長にお尋ねしますけれども、本市の財政状況がいかに厳しいかの認識を全員で共有すると言われているわけなんですけれども、このことについては、前の議員からのあれもあるわけですけれども、その後で、市民サービスの維持を目指してと言われたんですけれども、やはり新しく新市長になられて、ぜひ市民サービスの向上、これをお願いしたいと思うんですけれども、どこかに向上のところはあるのかどうか、何点か教えてください。 101: 議長(飯田一美)  市長。 102: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員への再質問にお答えをさせていただきます。  先ほど、市民サービスの維持ではなく向上ということをいただきました。私としましても、当然、市民サービスの向上を目指したいというふうに思っております。しかし、今後、少子・高齢化が進み、社会保障費が増大する一方、市税の大幅な増収は見込めません。その中で、今後、現在の桑名市の市民へのサービスの維持をきちんと目指していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。                   (16番議員挙手) 103: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 104: 16番(星野公平)(登壇)  駅西土地区画整理事業の問題ですけれども、厳しい財政状況を踏まえつつと言われたんですけれども、見直す考えはないんですね。今の駅西土地区画整理事業、これから200億かかるわけですけれども、この事業全体を見直すとか一部縮小するとか、そういうことはあるのかないのか、それだけ教えてください。 105: 議長(飯田一美)  市長。 106: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の再質問にお答えをさせていただきます。  現時点で見直すということは考えておりません。                   (16番議員挙手) 107: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 108: 16番(星野公平)(登壇)  非常に残念です。ぜひ都市整備部長、駅西からまたレクチャーを受けて、勉強し直してもらいたいと思います。  それから、上下水道に関して管理者のほうからレクチャーを受けられたようでありますけれども、地方公営企業、今も申されたように、公共の福祉の増進を図るのが目的であるわけですので、これと水道料金、下水道料金の値上げですね、一生懸命宣伝されているのが、他の市町に比べて三重県の中で桑名市は安いと。だから、上げるんだということが聞こえてくるんですよね。こんな姿勢でいいんですかね。  この上下水道については、市長がかわろうと誰がかわろうと、管理者というか、職員の仕事は変わらないわけですけれども、この値上げだけは阻止、やめるということは市長の判断でできると思うんですよね。その辺をもう一度、市長の声でお願いします。 109: 議長(飯田一美)  市長。 110: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員の再質問にお答えをさせていただきます。  先ほど上下水道事業管理者からも申し上げたとおり、公営企業の経費というのは、いわゆる独立採算性の原則に基づいて運営を行うものとして規定をされています。現在、上下水道事業については、単年度赤字が生じている現状から、次の世代に過剰な負担が生じることがないように、適切な料金改定が必要と考えております。よろしくお願いいたします。                   (16番議員挙手) 111: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 112: 16番(星野公平)(登壇)  この項目の最後ですけれども、市長さんに伺いたいんですけれども、再度。再度というのは、御意見を伺ったときには、有料駐輪場無料化とか公共施設の無料化、こういうのは考えていないということなんですけれども、市民の福祉向上の意味で積極的に取り組んでいくつもりがあるのかどうか、そのことだけお答え願います。 113: 議長(飯田一美)  市長。 114: 市長(伊藤徳宇)(登壇)
     星野議員の再質問にお答えをさせていただきます。  駐輪場や公共施設利用の無料化についてでございますが、今後も、受益と負担の公平性を確保するという観点に立ち、継続的な運営改善努力と適正な受益者負担の設定を図ってまいりますので、御理解いただきますようよろしくお願いをいたします。                   (16番議員挙手) 115: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。 116: 16番(星野公平)(登壇)  私の一番議員になって嫌いな言葉は、受益者負担という言葉なんです。そんなに、言われるほど益を受けているわけじゃないんですよね、この言葉でいくと。その辺の考えをぜひまた論議したいと思いますので、よろしくお願いします。  最後、(4)の桑名の自然を守るためについてです。  市長は、7つのビジョンの中の4点目のビジョンの中で、子供を3人育てるまちにを言われています。その中で、桑名は、名古屋通勤圏の他の自治体に比べれば、地価も安く、自然も多く、ここですね、自然も多く、子育てするには最高のまちですと言っておられます。自然の多さを認識されておられますが、桑名の緑はどんどん減っているという報告がさきの議会の答弁であったわけであります。  最後に、桑名の自然を守るために質問します。これは、以前より私が何度も前の市長に質問していることですので内容は十分に理解されていることと思いますが、新市長の見解を求めたいと思います。  1)桑名市に都市計画というものがあると思われますか。これ、あるかないかだけ答弁願います。  二つ目、緑を破壊する土地開発や住環境を破壊する高層マンション等の建設は、規制する御意向はありますか、ありませんか。イエスかノーだけで答弁願います。  三つ目、特にリニア新幹線は最大の環境破壊だとも言われております。桑名市の地下数十メートルのところを名古屋から亀山、亀山から名古屋に走っていきます。桑名には一つもメリットがないと思います。考えられるのはデメリットだけであります。推進する立場に立たれるのでしょうか。三重県の首長さんたちでつくっている期成同盟をどのように考えておられますか。この中にどっぷり浸かっていくのか、桑名市は際立って、リニア新幹線は要りません、堂々と言われるのかどうか、それだけ答弁願います。  4番目、愛知県名古屋市の首長さんが取り上げている長良川河口堰の開門調査の問題ですけれども、今、岐阜を中心に大きな運動が起こっているわけであります。この開門の問題について、伊藤新市長の考えを一言だけ、イエスかノー、推進する、いやしない、それだけをお答えください。  この四つはイエス、ノーで結構ですので、よろしくお願いします。 117: 議長(飯田一美)  市長。 118: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  星野議員からの一般質問にお答えをさせていただきます。  (4)桑名の自然を守るために、1)桑名に都市計画はあると思われるかにつきましては、あるというふうに認識をしております。  次に、2)緑を破壊する土地開発や住環境を破壊する高層マンション等の建設は規制しないのかについてでございますが、自然と住環境を守りつつ開発等を許容するという相矛盾する課題につきましては、都市計画法や建築基準法のほか、関係法令の規定に基づき適切に指導していくことが基本と考えております。  また、規制の強化についても必要かと考えますが、関係法令の趣旨から逸脱しないことはもとより、必ずしも一律的な強化が適当とは考えられないため、地域の実情を十分勘案するとともに、事業者への過度な負担を強いることなく、当市の執行体制を含め、関連するさまざまな要素を総合的に整理した上で判断していく必要があると考えております。  いずれにいたしましても、市民の皆様との対話を通じ、地域の実情や把握に努め、既存の制度を踏まえながら適正な緑の確保や住環境の保全に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  次に、3)リニア中央新幹線は、最大の環境破壊だがについてですが、平成19年12月、JR東海は、リニア中央新幹線の建設に関して、まずは名古屋まで建設し、その後、最終目的の大阪までの開業を目指す2段階方式として進めていくという考えを表明されております。リニア中央新幹線によって、東京-名古屋-大阪間の時間距離を……。        (「推進するのかしないのかだけでいいです」と16番議員の声あり)  この桑名の地域経済や市民生活、観光等さまざまな分野で波及効果が期待できると思っております。  また、県下で結成しておりますリニア中央新幹線建設促進期成同盟会については、今後も、加盟自治体と連携をしながら一員として活動を続けてまいりたいと考えております。  次に、4)長良川河口堰の開門調査の実施についてでございますが、現在、三重県知事は、昨年の県議会で、開門すれば塩水が遡上することとなり、塩害の防止や工業用水等の取水に支障が出るなど極めて大きな影響があると言わざるを得ないので、開門調査の必要があるとは判断していませんと答弁されております。また、岐阜県知事も、長良川や沿線に塩害が発生しない範囲で河口堰のさらなる弾力的な運用を検討するよう、国や水資源機構に強く申し入れを行っていると議会で答弁をされております。この案件に関しまして、長良川河口堰は、治水及び利水の面で大きく役立っており、私も同様の考えであります。  また、愛知県の検討状況については今後も注視をしていきたいと考えておりますので、よろしく御理解いただきますようお願いを申し上げます。                   (16番議員挙手) 119: 議長(飯田一美)  16番 星野公平議員。  時間がないので、簡単にお願いします。 120: 16番(星野公平)(登壇)  ありがとうございました。  今の桑名の駅前の状況を見て、桑名に都市計画があると言われる学者さんは多分いないと思います。学者好きの伊藤市長、ぜひ都市計画を勉強していただきたいと思います。  それから、もう一つ、今の建築基準法と都市計画法、これはちょっとおかしいんじゃないかというので見直しを行っているというグループがありますので、その辺のこともぜひ理解をお願いします。  以上で終わります。ありがとうございました。 121: 議長(飯田一美)  暫時休憩いたします。                                     午前11時44分 休憩                                     午後1時00分 再開 122: 議長(飯田一美)  休憩前に引き続き会議を開きます。  通告により25番 竹石正徳議員。 123: 25番(竹石正徳)(登壇)  皆さん、こんにちは。公明党の竹石正徳でございます。議長のお許しをいただき、平成24年度第4回定例会に発言の機会を頂戴いたしました。この神聖な議場をおかりいたしまして、一言御礼を申し上げます。  市長選においては、多くの市民の期待を担っての伊藤新市長誕生でございます。市長が提案説明の中で、行政と議会のそれぞれが改革を競い合い、切磋琢磨しながら、二元代表制のもとで桑名市が日本の地方自治のモデルとなるようなまちにしたいと思いますと話されました。私も同感であります。議会としては、一昨年、議会基本条例を制定し、鋭意議会改革に取り組んでいるところであります。当局におかれましても、桑名市の最高規範となる自治基本条例を制定されることを期待するところであります。  話は変わりますが、江戸末期、備中松山藩、現在の岡山県でございますが、財政再建をメーンとする藩政改革に着手し、上杉鷹山をもしのぐ足跡を残した人物がいました。その名を山田方谷といい、幕末期を代表する陽明学者であり、財政家でもありました。山田方谷は、松山藩が当時抱えていた10万両の借財と、これに付随する利子の全てを返済し、さらに、10万両の余剰金を残すという偉業をわずか8年でなし遂げたのであります。  方谷の財政改革の思想をまとめた論文に「理財論」があります。この「理財論」で指摘されている点は、今日の財政再建、本四公団を初めとした特殊法人、さらには第三セクター等の再建にも通じる普遍的な原則を含んでいるとは、PHP総合研究所がまとめた「山田方谷の財政改革」であります。詳細については省略させていただきますが、今日の財政改革、行政改革に取り組むに当たって、江戸時代末期の先哲が残した教訓は、時代を超えて今なお新鮮な輝きに満ちていると思い、参考になればと思い紹介をさせていただきました。  効率的な行政運営、そして、市民生活の安全・安心のためのその観点から質問してまいりますので、当局の前向きな御答弁を御期待いたします。  それでは、通告に従い、簡潔に進めてまいります。  初めに、児童虐待についてお伺いをいたします。  昨年の9月20日、愛知県豊橋市で4歳の女児が十分な食事も与えられずに放置され、死亡が確認されるという痛ましい事件が起きました。発見時の女児は体重が8キロしかなく、4歳児の平均体重の約半分しかない状態だったといいます。また、同時に保護された7歳の長男は、外見上、体格的に衰弱した様子は見られないが、おむつをつけており、先天性の病である口唇口蓋裂の症状があるにもかかわらず、治療した形跡はなく、言葉のおくれも見られ、保育園や幼稚園、小学校にも通っておらず、日常的な育児放棄が行われていたことがうかがわれます。  このようなネグレクトや暴力などの児童虐待が深刻さを増しております。昨年、上半期に全国の警察が摘発した児童虐待事件は、一昨年同期比62.1%の増の248件、被害児童数は同55.6%増の252人に上り、統計の残る2000年以降最多だったことが明らかになっております。児童虐待に対する住民の意識が高まり、通報がふえたことも一因と見られますが、多くの子供たちが苦しんでいる事態を重く受けとめなければなりません。虐待は、発見が早ければ早いほど事態の悪化を抑えることができます。地域はもちろんのこと、虐待に気がつきやすい学校や医療機関など、児童相談所との連携を一段と強めていくことが重要であります。  この事件で残念なのは、女児が2008年6月に1カ月乳児健診を受けたが、4カ月、1歳6カ月、3歳の健診は未受診で、その都度市担当職員が訪問していたということですが、不在だったり、引っ越しした後だったりして家族に会えなかったことから、所在不明と判断していたことであります。一方、その長男が入学前の健診を受けなかったことから、学区の小学校が3、4回訪問したが、誰も住んでいなかったことから、やはり所在不明と市教委に報告していたということであります。  ところが、両親は、2人の子供の児童手当や子ども手当を2008年10月分から受け取っていました。当然ながら、受け取るには年1回、現況届に保健証の写しを添えて担当課に申請する必要があります。保険証の写しには保護者の勤務先が記されていたため、転居先を確認できるすべはあったはずであります。  この事件の背後には、これは豊橋市でございますが、こども保健課、学校・教育委員会、そして、子育て支援課と、同じ市役所の担当でありながら情報が共有されない縦割り行政の弊害が浮かび上がっております。  また、今回の事件のように、住民票を残したまま行方不明になり、学校に行っているかどうかわからない子供、居所不明児童生徒もふえております。文部科学省が、平成23年度に行った学校基本調査によれば、1年以上所在不明の小・中学生は、全国で1,191人という衝撃的な数字が発表されております。その理由は、経済的な困窮や、DV被害で母子ともに身を隠してしまうケースなど、さまざまだといいます。  当市においても、昨年の8月、まことに残念な事件が発生いたしましたが、児童虐待、消える子供たちという悪循環を断ち切るためにも、子供を社会全体で育てる仕組みが今ほど重要なことはありません。社会の宝であり、未来の使者である子供たちの笑顔が輝く日々のためにお伺いをいたします。  1点目、当市における居所不明児童生徒の実態と対応について。  2点目、当市における児童虐待の実態と対応について。  3点目、庁内における横の連携、情報共有の取り組みについて。  4点目、地域、学校、医療機関、児童相談所、警察との連携について。  以上4点についてお伺いをいたします。  次に、消費者教育についてお伺いをいたします。  さきの通常国会で消費者教育推進法が成立いたしました。この法律が成立した背景には、年々悪質化し、巧妙化している振り込め詐欺や未公開株など架空の投資話を持ちかける利殖勧誘事犯、悪質リフォームなど特定商取引事犯などの一般消費者を狙った悪質商法の蔓延があります。オレオレ詐欺、架空請求詐欺、還付金詐欺などの振り込め詐欺は、ピーク時より減少しているものの、2011年には6,233件の発生を認知しております。中でもオレオレ詐欺はむしろ増加しており、被害総額は127億円を超えております。携帯電話などの有料サイト利用料の請求などを装った架空請求詐欺は、認知件数は減少傾向にあるものの、1件当たりの被害額はむしろ増加しております。また、オレオレ詐欺の被害者は60歳以上の高齢者が9割を占めておりますが、架空請求詐欺は30歳以下が4割近くに上るなど、全世代で被害を受けている実態がうかがえます。このため、若い世代から消費者教育が必要になっております。  また、2011年の利殖勧誘事犯の被害額は590億円、特定商取引事犯の被害額は207億円を超えております。消費者教育推進法は、巧妙化する詐欺や悪質商法から消費者みずからが身を守り、合理的に行動する知識と能力を養う教育を幅広い年代、場所で行うのが狙いであります。そのために、学校や地域、事業所及び事業者団体などにおける消費者教育の推進、そのための先進的な取り組みなどの情報を収集、提供するとともに、収集した情報を消費者教育の内容に的確、迅速に反映するとしております。また、有識者や消費者代表が消費者教育の効果的な推進方法について話し合う場として、消費者庁に消費者教育推進会議、地方自治体に消費者教育推進地域協議会を設置するとしております。  悪徳商法から消費者である市民を守るためにお伺いをいたします。  1点目、当市における振り込め詐欺、架空請求詐欺、利殖勧誘事犯、特定商取引事犯などの被害の実態についてお伺いいたします。  2点目は、学校現場における消費者教育の推進、そのための教職員への研修についてお伺いをいたします。  3点目は、地域における消費者教育の推進、特に高齢者や障がい者についてお伺いいたします。  4点目は、事業者及び事業者団体による消費者教育の支援についてお伺いをいたします。  5点目は、地方自治体に努力義務と規定された消費者教育推進地域協議会の設置と今後の展開について。  以上5点についてお伺いいたします。  次に、公共施設へのLED照明の導入についてをお伺いいたします。  東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、エネルギー政策の大きな転換が課題となり、それはまた、電力分野だけの問題ではなく、社会全体で考えなければならないテーマとなっております。電力多消費の我が国において、逼迫する電力事情を背景に、省エネ対策として、公共施設へのLED照明の導入は積極的に検討すべき課題と言えます。また、LED照明の導入は、電気料金値上げによる財政負担の軽減を図ることにもつながります。しかし、LED照明への切りかえとなると、照明器具が高価なため、予算確保に時間がかかることが予想されます。また、導入できても、初期費用は重い負担とならざるを得ません。逼迫する電力事情と省エネ対策を推進するためにこうした事態を打開したいところであります。  その一つの手法として、民間資金を活用したリース方式によって公共施設へのLED照明導入を進める動きがあります。リース方式を活用することによって、新たな予算措置をすることなく、電気料金の節減相当分でリース料金を賄うことを可能とするものであります。東日本大震災をきっかけとした電力事情などから、多くの自治体が一昨年から去年にかけて実施し始めております。  一例を挙げますと、神奈川県箱根町は、節電と低炭素社会づくりを推し進めるため、町役場本・分庁舎と町立郷土資料館内にある大半の照明を発光ダイオード、LEDに交換したそうであります。導入にはリース方式、7年間を採用し、約2,000万円の費用は電気料金などのコストダウンの総額とほぼ同じとなります。また、リース期間終了後は町に無償で譲渡されるため、引き続き使用が可能であり、さらに、今回の取りかえにより、以前と比べ、年間約62%の消費電力量と二酸化炭素排出量の削減効果が見込まれております。新たに取りつけられたLEDは、直管型と電球型で計1,700個、あわせて、一部の照明で使われていた、ひもを引っ張ることで個別に点・消灯でき、電気の無駄使いを防げる装置を事務室などに増設したということであります。  リース方式にすれば、初期費用が抑制され、自治体の財政負担が軽減されます。さらに、導入後の電力消費量も抑えられ、節電とコストダウンを同時に実現できることが期待できます。  そこでお伺いをいたします。  1点目、当市におけるLED切りかえへの取り組みについて。  2点目、市有施設におけるLEDに切りかえた場合の電力削減効果について。  3点目、リース方式によるLED照明の導入について。  以上3点についてお伺いをいたします。  以上をもちまして、一般質問を終了させていただきます。当局の簡明な御答弁をよろしくお願いいたします。 124: 議長(飯田一美)  当局の答弁を求めます。  副市長。 125: 副市長(三浦 明)(登壇)  竹石議員の一般質問の1、児童虐待について4点御質問をいただいておりますので、順次御答弁を申し上げます。  まず、(1)当市における居所不明児童の実態と対応についてであります。  ただいま議員から、昨年豊橋で発生いたしました大変痛ましい事件を御紹介いただきながら、関係機関の情報共有化の重要性について御指摘をいただきました。  初めに、当市の居所不明児童の実態把握についてであります。  本市におきましては、出生後3カ月以内の全ての赤ちゃんを保健師が訪問する赤ちゃん訪問や、児童手当交付申請の受け付け、保育園、幼稚園、小・中学校からの要保護児童の登校報告などを通じまして、気になるお子さんを見かけた際には職員が事前調査を行うよう努めております。何か不審なところがあれば子ども総合相談センターに連絡が入りますが、センターでは、当該児童のこれまでの相談経歴の確認や最新の情報把握を行い、集めた情報を庁内の関係部局担当職員などの関係者間で情報共有を行いながら電話確認や家庭訪問を行うなど、虐待の未然防止につなげております。  一方、住所を残したまま帰国する外国籍の方やアパートなどの転居などを繰り返す方など、行政におきましてどうしても把握が困難な事例というものも見受けられます。地区の民生児童委員の方々に対して、機会あるごとに気になるお子さんなどについて積極的なかかわりや協力をお願いしているところでありまして、その結果、必要があれば、行政上の手続をとっていただくよう促しておるところでございますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。  次に、(2)当市における児童虐待の実態と対応についてであります。  桑名市の平成23年度における虐待に関する延べ相談件数は897件、実相談者数は203人となっております。平成22年度の数字と比べますと、延べ相談件数は22年度では534件。ですので、比較しますと、363件、約68%の増加となっております。このような増加の背景といたしましては、議員が御紹介いただきましたとおり、虐待への理解、あるいは社会的な認知が進んできているということも考えられましょうが、当市におきましても、社会状況、家族構成の変化といったものに伴いまして、周囲からのサポートが乏しい中で不安を抱えながら子育てを行う親御さんがふえてきていることが推察されるところであります。  このため、子ども総合相談センターでは、専門の相談員や臨床心理士など虐待対応経験のある職員を配置し、虐待をしてしまいそうだという保護者については継続した相談に応じており、また、市民から何らかの通報がございますれば、その都度、当該家庭の訪問を行っているところであります。  なお、命の危険に及ぶような緊急事態には、法令などに基づき、強制的な立ち入りのできる児童相談所職員や警察と連携しながら速やかな対応を講じているところであります。
     また、御承知のとおり、昨年8月、市内で保護責任者遺棄致死事件が発生いたしました。大変痛ましい事故であり、心より哀悼の意を表したいと思います。本市としては、同様の事件が再発することを防止するため、県の主催する検証会議への資料提供や事情聴取への協力を行うとともに、桑名地域生活安全協会と連携をいたしまして、市内のパチンコ店、大型小売店に対し、啓発看板、ポスターなどの設置、チラシなどへの啓発記事の掲載、店内におけるアナウンス、見回りなどの実施指導を行ったところであります。  自分の立場や保護者の心情への配慮に気持ちを奪われて、まさかあの保護者に限ってという思いから起こる通告のちゅうちょ、ためらいを克服していただくことこそ虐待の早期発見につながることと考えており、市民一人一人が虐待が身近に起きているかもしれないとの認識を持ち、日ごろから地域の子供たちを地域住民みずからが積極的に見守っていただくことが一番大切であり、継続的に虐待に関する啓発に努め、多くの方の御協力をお願いしてまいりたいと考えておるところであります。  次に、(3)庁内における横の連携、情報の共有の取り組みについてと、(4)地域、学校、医療機関、児童相談所、警察との連携については、相関連いたしますので、一括して御答弁を申し上げます。  桑名市では、地域や児童相談所、警察等庁外の組織の代表者の方に、保健福祉部、教育委員会といった庁内の関係部局の職員を交えた桑名市要保護児童及びDV対策地域協議会を設けるとともに、庁内関係部署で構成いたします庁内連携会議を設け、要保護児童の支援に向けた情報共有や連携強化を図っております。  まず初めに、桑名市要保護児童及びDV対策地域協議会について御紹介を申し上げます。  この組織は、平成14年6月に立ち上げました桑名市子育て支援・子どもの虐待防止ネットワーク会議が発展してきたものであります。当初より、市役所内外関係者の情報共有と連携強化を図るために設けられております。児童福祉法では、平成20年4月から、地方公共団体に要保護児童対策協議会を設けることが努力義務とされました。本市におきましては、これに先駆けて取り組みを行ってきたところであります。協議会は、議員が示された、地域、学校、医療機関、児童相談所、警察等に加え、庁内外の合計34団体の代表の方にその委員となっていただいており、要保護児童の早期発見と適切な保護、または要支援児童もしくは特定妊婦への適切な支援とドメスティック・バイオレンスへの適切な対応を行うこととしております。  また、内部には代表者会議と実務者会議という二つの会議体を設けております。代表者会議は、行政を含めた参加団体の代表者37名で構成され、要保護児童の支援に関する仕組みにかかわる検討をお願いしております。  また、実務者会議は、参加団体において実際に要保護活動に携わっている、行政を含めた合計39名で構成されておりまして、代表者会議での検討からさらに踏み込んだ議論ですとか、虐待の実態把握、情報交換を行うとともに、課題となった個別事案について関係者間で御検討いただくなど児童の継続的な支援に努めております。  個別事案の中で、特に連携、情報共有を必要とするものにつきましては、庁内の福祉、保健、教育の所管部門と、関係機関であります主任児童委員、北勢児童相談所、桑名警察署の方が一堂に会する会議を別に設けまして、2カ月ごとに1度、1回50件前後の要保護、要支援ケースの進捗状況の把握とその対応の検討を行っております。定期的に会議を開催し、さまざまな御意見をお伺いする中でお互いが情報共有し、児童一人一人に対する継続した見守りを図っており、また、緊急性がある児童に対しては迅速、適切に対応できるよう心がけているところであります。  なお、繰り返しになりますが、これらの会議には庁内関係部局の担当職員が参加をしており、庁内外にかかわる情報共有や連携推進の役割も担っているところであります。  さらに、(3)でお尋ねの庁内の連携体制につきましては、教育・保健福祉部局に加え、総合支所の代表者で構成をいたします庁内連携会議というものを設けております。子供の総合相談の実態報告、要保護児童の確認や個別事案から考えられる連携策、各所管それぞれの立場からの支援策など、お互いの情報の共有を図りながら協議検討を進めております。内容によりましてはさきに述べた部局以外からも出席を求め、市としてどう対応していくのかといった総合的な支援体制の協議も行っております。  今後におきましても、協議会を中心に、個別ケース対応の充実や虐待の未然防止のための講演会など、さまざまな啓発事業、施策の展開を図ってまいります。  子供が社会の宝であり、その笑顔のためにという議員が示されました思いにつきましては、私も大いに共感するところであります。児童虐待の未然防止に関しましては、御指摘がありましたように、連携と情報の共有が最も大切となるかと思いますので、市民と行政が一丸となって体制を整えてまいりたいと、かように考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。 126: 議長(飯田一美)  経済環境部長。 127: 経済環境部長(森下充英)(登壇)  それでは、所管をいたします2の消費者教育についての中で、(1)と(3)から(5)につきまして、所管をいたしておりますので順次御答弁を申し上げます。  まず、(1)当市における振り込め詐欺、架空請求、利殖勧誘事件、特定商取引事犯などの被害実態についてでございますが、本市におきましては、消費生活に関する相談窓口を平成18年度に開設いたしましてから、その後、順次相談体制の充実を図りまして、平成22年度からは週5日体制とし、消費生活専門相談員や消費生活アドバイザーなどにより、悪徳商法による被害への対応、購入した商品やサービスへの苦情、支払いや契約でのトラブル、架空請求や多重債務などの消費生活に関する相談を受け付け、解決に向けたアドバイスを実施しているところでございます。  平成23年度の相談件数でございますが、全体で440件でございます。相談種類別で見てみますと、主なものといたしましては、通信販売に関するものが98件で22.3%と最も多く、訪問販売が42件で9.5%、電話勧誘販売が32件で7.3%となっております。これらのうち、架空請求、不当請求に関するものは43件で、全体の9.8%でございます。また、商品、役務別で見てみますと、運輸、通信サービスに関するものが95件で21.6%、金融保険サービスが94件で21.4%と多くなっております。なお、桑名警察署管内の振り込め詐欺等による届け出被害件数は、平成24年1月から12月の1年間で、オレオレ詐欺が2件、架空請求が1件、融資保証金詐欺が1件で、計4件と伺っております。  議員が言われますとおり、桑名警察署管内におきましても、被害件数は減少傾向にあるものの被害額は増加をしているといった傾向というふうに伺っております。  続いて、(3)地域における消費者教育の推進、特に高齢者や障がい者の方々についてでございますが、消費者庁の発表によりますと、全国の消費生活センターに寄せられる消費生活相談の総件数は、平成19年度から平成23年度までの5年間で約2割近く減少した一方で、70歳以上の高齢者からの相談件数は3割強と増加をしておる状況でございます。このような状況から、議員御発言のとおり、昨年12月13日に施行されました消費者教育の推進に関する法律では、高齢者、障がい者の方々を含めまして、消費者教育の推進について国及び地方公共団体等に必要な措置を求めているところでございます。  本市におきましても、全国的な傾向と同様に高齢者の方々の消費者被害が多いことから、昨年度は、高齢者の安全な消費生活と題し、高齢者と家族の方々を対象に講座を行い、高齢者の方々の消費トラブルを未然に防ぐよう啓発を行ったところでございます。  高齢者の方々の消費者被害は、核家族化や高齢化による高齢者世帯の増加といった消費生活について、家庭内での相談機会、こういったものの減少が一因と考えられますので、今後とも、引き続き高齢者や障がい者の方々への支援のための研修、情報提供など啓発を行ってまいりたいと考えております。  続いて、(4)の事業者及び事業者団体による消費者教育の支援についてでございますが、これも、先ほど申し上げました法律におきまして、事業者等に対し、消費生活の知識の提供、従業員の研修、消費者教育の推進に対する資金の提供等が努力義務として規定をされているところでございます。近年、企業における消費者啓発講座への講師派遣などが社会貢献活動の一環として実施をされてきております。本市におきましても、このような活動を有効に活用して、協働して消費者啓発に当たるほか、県、あるいは関係機関と協力をして、事業者等による消費者教育の支援を促していきたいと考えております。  続きまして、(5)の消費者教育推進地域協議会の設置と今後の展開についてでございますが、これも、法律におきまして、都道府県及び市町村は消費者教育推進地域協議会を組織するよう努めなければならないと規定をされております。本市におきましては、先ほども申し上げましたように、相談体制を充実してきているということでもございますが、今後、県、あるいは他市の状況等を注意してまいりたいと、このように考えております。  このたび施行されました消費者教育の推進に関する法律の趣旨にのっとりまして、消費者教育の推進、市民の消費生活の安定及び向上に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いをいたします。 128: 議長(飯田一美)  教育長職務代理者。 129: 教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎)(登壇)  所管いたします一般質問2、消費者教育について、(2)の学校現場における消費者教育の推進、そのための教職員への研修について御答弁を申し上げます。  まず、学校現場における消費者教育の推進でありますが、議員も先ほどおっしゃっていただいたとおり、消費者教育につきましては、学校教育において適切にその機会を確保していくことが必要であろうと考えております。この点につきましては、これまでも、小・中学校における各教科の学習指導要領にのっとり、発達段階に応じた消費者教育を推進してきたところでございます。また、社会科や学級活動、あるいは総合的な学習の時間等を通しまして、実際に買う活動を体験的に学ばせたり、修学旅行や校外学習でのお小遣いの使い方などを話し合わせたりして、お金を適切に扱う態度を身につけるよう指導しております。  続いて、消費者教育の推進のための教職員への研修についてでございますが、消費者教育推進法の周知徹底とあわせて、各地で開催される消費者教育にかかわるフォーラムやフェスタ等の紹介をし、研修の場を提供しております。また、三重県総合教育センターには、ネットで見られる消費者教育の講座が開設されております。こうした紹介もしておるわけでございますが、実際には、いささか多忙感もございまして、十分な活用にまでは至っていないのが現状でございます。それだけに、いつでも見られるネット研修、今申し上げた県の総合教育センターの研修でございますが、今後積極的に進めてまいりたいと考えております。  消費者教育は、環境教育やキャリア教育等々とさまざまな教育とも深くかかわっているわけでございますが、いわば新しい分野の教育でございます。子供たちにどうお金と向き合ったらよいのかを考えさせ、他者や社会とのかかわりにおいて、偽りに惑わされることなく真実を見抜く力をつけ、倫理観を持って意思決定をしていくことが、これからの時代を生き抜いていく子供たちにとって必要な力になると、このように考えておる次第でございます。  教育委員会といたしましても、消費者教育は生き方教育であると受けとめ、今後も学校現場での充実を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 130: 議長(飯田一美)  総務部長。 131: 総務部長(城田直毅)(登壇)  それでは、所管いたします事項3の公共施設へのLED照明の導入について、順に御答弁を申し上げます。  まず、(1)の当市における取り組みについてでございますが、議員御紹介のとおり、LED照明は、従来の蛍光灯や白熱灯に比べ、長寿命で消費電力を大幅に削減することができ、省エネルギー対策に有効な手段であると考えております。  施設等の維持管理業務につきましては、それぞれの所管課において実施をしているところでありますが、本庁舎のLED照明導入の取り組み状況につきましては、現在、24時間点灯の廊下、階段などに80本を設置しているところでございます。  また、長島総合支所では、ロビーの白熱灯8カ所をLED照明に交換しております。  なお、市内の防犯灯は、LED設置のための市の補助金制度を利用し、現在、300灯程度がLED化されております。  今後新設の公共施設につきましては、積極的にLED照明の設置を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、(2)の市有施設における電力消費量削減効果についてでございますが、本庁舎には40ワットの直管型蛍光灯が約5,200本ございます。1年間の消費電力量を1日10時間の使用とし、稼働日を年間240日として試算をいたしますと、約50万キロワットアワーとなり、LED照明では約27万キロワットアワーとなっております。したがいまして、LED照明に切りかえた場合の削減電力量は約23万キロワットアワー、削減率は約46%となります。なお、削減金額は、電気代を1キロワットアワー当たり12円とすると、年間で約280万円となり、CO2削減量は約100トンとなる見込みでございます。  また、多度町総合支所でのLED削減効果は、併設の公民館を含めまして、110ワット蛍光灯約160本と、40ワット蛍光灯約700本を取りかえた場合、年間約5万キロワットアワー、金額で約60万円、CO2では約24トンの削減となります。  次に、長島町総合支所につきましては、40ワット蛍光灯約1,300本を取りかえますと、年間では約6万キロワットアワー、金額では約70万円、CO2では約27トンの削減効果が見込めるところであります。  次に、(3)リース方式によるLED照明の導入についてでございますが、本庁舎につきましては、耐震補強工事がプロポーザルによる設計施工によって行われております。その中で、一部LED化の提案が提出をされております。このことから、リース方式の導入につきましては、工事完成後の本庁舎の未設置部分や他の公共施設とあわせて環境面や費用対効果などを考慮し、調査研究を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。                   (25番議員挙手) 132: 議長(飯田一美)  25番 竹石正徳議員。 133: 25番(竹石正徳)(登壇)  当局の懇切丁寧な御答弁ありがとうございました。  それでは、数点再質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  まず、児童虐待でございますが、(2)の命の危険に及ぶ緊急事態には法令に基づきというふうな答弁がございましたが、実際にそのような事件があったのかなかったのか、その点についてお伺いをいたします。 134: 議長(飯田一美)  保健福祉部長。 135: 保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)  再質問いただいていますので、御答弁申し上げます。  議員お尋ねの命の危険に及ぶような緊急事態への強制立ち入りについて、桑名市では現在起こっておりません。しかし、いつ発生するかもしれない緊急事態時への対応のため、子ども総合相談センターでは、日ごろから、北勢児童相談所及び桑名警察署生活安全課と虐待通告や相談の情報を相互で共有することにより、連携を密にしているところでございます。  また、早期に状況確認を必要とする場合や一時的に保護が必要と考える場合等、実態把握や家庭訪問を協働して実施しており、速やかに対応できる体制を構築してまいりますので、よろしく御理解賜りたいと思います。  以上でございます。                   (25番議員挙手) 136: 議長(飯田一美)  25番 竹石正徳議員。 137: 25番(竹石正徳)(登壇)  ありがとうございます。よろしくお願いをいたします。  それでは、(3)同じところでございますが、庁内における横の連携のところで、桑名市要保護児童及びDV対策地域連絡協議会の中に、代表者会議と実務者会議という二つの会議体を設けておるという御答弁だったんですが、実務者会議というのは実働部隊でよくわかるんですが、代表者会議というのをもうちょっと詳しく御説明していただけますでしょうか。 138: 議長(飯田一美)  保健福祉部長。 139: 保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)  再質問いただいておりますので、御答弁申し上げます。  代表者会議では、児童虐待の未然防止、早期発見に関する共通認識を持ち、情報交換をするとともに、他機関の活動内容を共有することで、必要なときに必要な支援をどの機関が担当し、リーダーシップを持って支援に当たっていけばよいのかを明確にする機会となっております。具体的には、年度当初に各機関の要保護、要支援、児童支援にかかわる活動内容の抽出を行うとともに、実務者会議で検討した年間計画の確認、助言、承認を行い、年度末には、虐待の未然防止、早期発見、また、迅速な対応、連携に関しての助言等、次年度計画に反映できるよう活動の内容の検証を行っているところであります。また、場合によっては、代表者会議と実務者会議を合同で行っているような場合もございます。  以上でございます。                   (25番議員挙手) 140: 議長(飯田一美)  25番 竹石正徳議員。 141: 25番(竹石正徳)(登壇)  ありがとうございました。いずれにいたしましても、副市長の御答弁の中で、連携と情報の共有が最も大事だというふうなこともおっしゃられました。縦割り行政の弊害がこのようなところに出ないように、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  次でございますが、消費者教育につきましては御答弁いただいたんでございます。いずれにいたしましても、消費者保護という観点から相談体制を充実させておるというふうなことで、ただ、消費者教育推進地域協議会、これは努力規定でございますが、こういう形のものもやはりつくって、今どのようなことがあるのかというのもやはり掌握していっていただきたいと思います。その点について、ちょっと御答弁をお願いいたします。 142: 議長(飯田一美)  経済環境部長。 143: 経済環境部長(森下充英)(登壇)  再質問にお答えをさせていただきます。  先ほどお答えさせていただきましたように、私どもがお受けをしておる相談業務というものについては充実をさせていただいております。ただ、法の趣旨等によれば、これも教育、あるいは啓発といった部分での充実というところも含まれておるというふうに思っておりますので、そういった観点からの御指摘のような協議会というものの努力規定ということだと思っております。  先ほどもお答えさせていただいたように、まだまだこの法律は施行されたばかりでございますので、他市等の状況等につきましても十分参考にしながら検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。                   (25番議員挙手) 144: 議長(飯田一美)  25番 竹石正徳議員。 145: 25番(竹石正徳)(登壇)  桑名市ではそのような被害が1件もないような形で取り組みをお願いいたしたいと思います。  それでは、公共施設へのLED照明の導入についてでございますが、(3)のリース方式によるLED照明の導入についてということで、先ほど、本庁舎は現在耐震補強工事中で、その一部にはLEDが取り入れられておるということでございますが、長島・多度総合庁舎については、改築の予定も今のところないわけでございますので、リース方式によるLEDのせめて見積もりなどをとって、今先ほど言われましたように、確実に電気代、節減ができるというふうなことでございまして、その取り組みを一遍していただきたいと思います。その点についてはいかがでしょうか。 146: 議長(飯田一美)  総務部長。 147: 総務部長(城田直毅)(登壇)  再質問にお答えいたします。  LED照明のリース方式につきまして、各総合支所について積極的に採用してはどうかという御質問でございますが、LED照明のリースを扱う業者も最近ふえてきていると聞いておりますので、議員からいただきました御提言につきましては、早速見積書をとるなどしてそのような調査研究を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 148: 議長(飯田一美)  25番 竹石議員、どうですか。
              (「ありがとうございました」と25番議員の声あり)  次に、通告により11番 小川満美議員。 149: 11番(小川満美)(登壇)  皆さん、こんにちは。市民クラブの小川満美です。  それでは、通告に従い、一問一答で一般質問を始めます。  1、市長所信表明より、(1)7つのビジョンのなかで、「事業に対して例外を設けることなくゼロベースで徹底した見直しを行います。」とあることに関して、2点お尋ねいたします。  1)補助金について。  二つ目のビジョン、納税者の視点で次の世代に責任ある財政にの中で、全ての事業に対して例外を設けることなく、ゼロベースで徹底した見直しを行います。また、一つ目のビジョンの中では、中央集権型から全員参加型の市政にとあります。このビジョンを言葉どおりにとると、市民参加で徹底した事業の見直しを行うというふうに読めるのですが、いかがでしょうか。補助金も事業の一つです。実際にはどのように行うのか、具体的にお聞かせください。  例えば、先進事例として、千葉県我孫子市では、以前から市民参加で補助金の見直しをしております。事業仕分けも実施しています。また、桐生市では、補助金を客観的かつ公平に評価する仕組みをつくっています。桑名市はどうしていくのかお考えをお願いいたします。  2)健康増進施設について。  健康増進施設は、今年度、温浴施設に健康づくり、防災機能を付加させる設計変更を行いました。このままこの事業を継続していくのでしょうか。それとも、以前、市長が市議だったころに自身のブログや蒼誠会の会報などさまざまな場面で、子供にツケを回さないために健康増進施設の建設には反対というふうにおっしゃってきました。その主張を貫かれて、健康増進施設の建設は一旦白紙に戻して、それこそ市民参加でゼロから考え直すんでしょうか。市長のお考えをお聞かせください。 150: 議長(飯田一美)  当局の答弁を求めます。  市長。 151: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  小川議員の一般質問1、市長所信表明よりの(1)7つのビジョンのなかで、「事業に対して例外を設けることなくゼロベースで徹底した見直しを行います。」とあることに関してのうち、2)の健康増進施設の建設について御答弁申し上げます。  健康増進施設に関しては、さきの議員の御質問にお答えさせていただきましたとおり、多度地域の活性化など将来像を総合的に考えていく中で判断をしてまいりたいと考えておりますので、いましばらくお時間を頂戴したいと考えております。よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。 152: 議長(飯田一美)  総務部長。 153: 総務部長(城田直毅)(登壇)  それでは、大項目1の市長所信表明より、(1)の7つのビジョンのなかで、「事業に対して例外を設けることなくゼロベースで徹底した見直しを行います。」とあることに関しまして、1)の補助金について御答弁を申し上げます。  市長の所信表明に掲げる7つのビジョンの中では、納税者の視点で市政を考えることを重要視しつつ、全事業を前例にとらわれず、ゼロベースで事業の必要性に立ち返って見直しをすることとしております。  そこで、本市の補助金につきましては、補助金等交付規則及び補助金交付基準により運用をしているところでございます。このうち、補助金交付基準は、一定の基準をもとに補助の必要性や妥当性を検証することにより、公平性及び透明性を確保し、より適正な補助金の交付を図るために策定をしたものであります。  また、その中では、補助金の有効性を検証し、公平性を確保するため、同一事業に対する補助金の交付は全て3年以内の周期を設定し、更新が必要な場合には必ず見直しを行うこととしております。  今年度は、多くの補助金が3年の周期を迎える年度に当たりますことから、交付基準に基づく所管課の聞き取りを実施し、見直しを進めているところでございます。  なお、聞き取りを行ったのは、平成24年度当初予算に計上されている補助金310件、8億8,500万円余の事業でございます。  また、補助金の公平性及び透明性を確保するため、平成22年度からは、予算資料の一部として補助金一覧表を作成し、市のホームページで公表をしております。  今後も、補助金一件一件について、交付基準に基づくさらなる見直しを行うとともに、議員から御紹介いただきました他市の先進的な取り組み事例を参考にするなど、補助金の継続的な見直しを図る仕組みづくりの調査研究をしてまいりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。                   (11番議員挙手) 154: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 155: 11番(小川満美)(登壇)  それでは、1)の補助金から再質問します。  先ほど総務部長がお答えいただいたのは昨年まで実際にやっていたことで、新たなこととしては、仕組みづくりを調査研究するという一文だったかなというふうに思います。実際、補助金の規定に沿って3年ごとに見直しということをしているんでしょうけど、現実的には何も変わらず、漫然と補助金が支払われてきたという状況があります。だから、規則に沿ってやっているとは言っても、できていない現状があるというふうに思っています。それで、私は、せっかく新しい市長が、市民参加で、それから、ゼロベースで事業を見直すというふうにビジョンを掲げていらっしゃるので、それを踏まえて今後どうするのかということをお聞きしたいので、よろしくお願いいたします。市長にお答えをお願いします。 156: 議長(飯田一美)  市長。 157: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  小川議員の再質問に答弁させていただきます。  今、小川議員がおっしゃっていただいた現状の認識と私の認識は同じだというふうに思っています。そのためにどのように見直すことが一番いいのかということを含めて、今検討するようにという指示を出しているところでございます。先ほど小川議員から御紹介いただいた我孫子市であったり、桐生市ですか、という事例も踏まえて調査研究に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。                   (11番議員挙手) 158: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 159: 11番(小川満美)(登壇)  先進事例を研究していくということなんですけれど、当然ですけれど、思いとして、本当に市民参加で、市民の目線で見直しをしていくのかどうか、そこだけお願いいたします。 160: 議長(飯田一美)  市長。 161: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  小川議員の再質問にお答えさせていただきます。  当然そのようなことも含めて検討させていただきますので、よろしくお願いいたします。                   (11番議員挙手) 162: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 163: 11番(小川満美)(登壇)  それでは、2番目の健康増進施設について再質問します。  先ほど、多度地域の活性化を考え、また、必要に応じて見直していくというお答えだったんですけれど、この健康増進施設については本当に意見が真っ二つに割れているというふうに私も思っています。必要だというふうにおっしゃる方もあれば、やはり運営も赤字が出、それこそ、温浴施設を建てれば、毎年毎年運営赤字に対して税金を投入しなければならないということになれば、まさに子供にツケを回す施設になってしまいます。ですから、これをどうするのか。地元の意見は尊重するのか、あるいはせめて子供にツケを回さない、運営赤字が出ないようなものにしていくのか、その辺、御自身の主張を貫かれるのかどうか、お願いいたします。 164: 議長(飯田一美)  市長。 165: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  小川議員の再質問にお答えをさせていただきます。  これは繰り返しになってしまうかもしれませんが、さきの議員にも御答弁させていただきましたが、私が、以前から、議員時代に、この健康増進施設について凍結などを求めていたことについては事実でございます。そして、それと同時に、多度の地域の振興という部分についてはきちんと考えていかなくちゃいけないということも現在考えております。そこで、その二つをきちんと勘案させていただいて、少しお時間をいただいて判断をさせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。                   (11番議員挙手) 166: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 167: 11番(小川満美)(登壇)  それでは、今年度設計変更した温浴施設については、これは子供にツケを回す施設になるのかならないのか、どのようにお考えか、お願いいたします。これはツケを回す施設になるのかならないのか。 168: 議長(飯田一美)  市長。 169: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  小川議員の再質問に答弁をさせていただきます。  先ほど申し上げておりますように、私は、この健康増進施設につきましては、子供にツケを回すということで反対、また、建設凍結ということを議員時代に申し上げてきたことは事実でございます。そして、それと同時に、多度の地域の活性化全体のことを考えた上で判断をさせていただこうと思っておりますので、しばらくお時間をいただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。                   (11番議員挙手) 170: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 171: 11番(小川満美)(登壇)  それでは、確認ですけれど、今年度設計変更したものは、一旦凍結する、凍結して考え直していくということでしょうか。 172: 議長(飯田一美)  保健福祉部理事。 173: 保健福祉部理事(加藤洋士)(登壇)  小川議員の設計に関する再質問をいただいておりますので、御答弁を申し上げます。  本年度当初予算で計上しております施設の設計につきましては、現時点では完成をいたしておりません。今後につきましては、事業の検討をしていく中で対応させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。                   (11番議員挙手) 174: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 175: 11番(小川満美)(登壇)  設計変更もまだできていないということですけれど、年度末にはきちっとできるんでしょうが、ということは、一旦、これは新年度予算には盛り込まず、凍結というお考えでしょうか。 176: 議長(飯田一美)  市長。 177: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  小川議員の再質問に御答弁させていただきます。  当然その際には、そのタイミングでしかるべき判断をしたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。                   (11番議員挙手) 178: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 179: 11番(小川満美)(登壇)  それこそこの多度の温泉施設については、まさにゼロベースで、市民参加で徹底的な見直しを図っていただきたいというふうにお願いいたします。  それでは、次に、質問に移ります。  2、学校図書館司書配置事業の拡充についてお尋ねします。  (1)すべての小・中学校への学校図書館担当職員の配置について。  桑名市では、平成21年度から、市内の学校のうち6校ずつ、学校図書館司書配置事業を実施しています。この事業は、図書館流通センターへの業務委託で、1日2時間、月2回で図書の整理を行っています。1年間の配置事業では図書の整理で終わってしまい、読書活動への支援、指導までは実施できていません。また、全ての学校への配置が終わる平成27年度以降の継続も決まっていません。  学校図書館法第4条には、学校図書館の運営として、読書会、研究会、鑑賞会、映写会、資料展示会等を行うこと、他の学校の学校図書館、図書館、博物館、公民館等と緊密に連絡し、及び協力すること、第5条には、学校には学校図書館の専門的職務をとらせるため、学校司書を置かなければならないとあります。このように、12学級以上の学校には司書教諭を配置しなければならず、各学校には司書教諭が配属されていますが、担任を持っているため、学校図書館の運営が十分できない状況になっています。学校図書館が学校図書館法の趣旨を実践できるためには、担任を持たない専任の司書教諭が必要です。
     また、学校図書館が設置されている目的は、学校の教育課程の展開に寄与することと児童・生徒の教養の育成に寄与することです。司書は、単に図書の貸し出しや整理を行う者ではありません。教師と連携して教育課程を展開し、子供の読書活動を支援、指導しなければなりません。また、地域の図書館として他の学校図書館や公民館とも連携することも明記されています。  現在実施している学校図書館司書配置事業は、各学校からの継続の要望が大変強くあります。要望が強いということは、専任の学校図書館司書の必要性が高いことを裏づけているというふうに考えます。  1)学校図書館司書配置事業の効果はどれほどありますか。  2)平成24年度から、学校図書館担当職員の配置に要する経費については交付税措置が講じられるようになりましたが、この事業について桑名市の交付税基準財政需要額は幾らありますか。  3)学校図書館担当職員を全ての小・中学校に配置するのですか。  よろしくお願いいたします。 180: 議長(飯田一美)  教育長職務代理者。 181: 教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎)(登壇)  所管いたします一般質問2、学校図書館司書配置事業の拡充について、(1)のすべての小・中学校への学校図書館担当職員の配置について、3点御質問いただいておりますので、順次答弁を申し上げます。  まず、1)の学校図書館司書配置事業についてでございますが、この事業は、実は今21年度とおっしゃいましたが、18年度から民間業者と委託契約を交わして、毎年、今、御案内のような市内の小・中学校6校程度を対象に、順次、図書館司書を派遣しているものでございます。  配置校には年間20回、2人の図書館司書を派遣するということで、先ほどおっしゃっていただいたような状況でございますが、これは学校の状況に合わせまして、いわゆる図書の整理ということでは考えていないわけでございまして、いわゆる図書館の環境づくり、そして、蔵書の整備の指導、そして、読書指導、調べ学習の指導、そして、図書委員への指導、あるいはボランティアの育成等を学校の現状に合わせて進めているというところでございます。  議員御質問の本事業の効果についてどうかということでございますが、子供たちの読書活動の推進に十分な成果を上げていると自負をしているところでございます。とりわけ図書館の環境づくり、蔵書の整備の指導につきましては、明るく本が読みやすい、本を読みたくなる図書館に生まれかわったということなど、図書館の利用者数や図書の貸出数が大きく伸びている状況でございます。さらには、児童・生徒を本にどのように触れさせ、紹介していくのかといった視点から研修を実施するなど、教職員はもとより、幾つかの学校でボランティアの方にお願いしておるんですが、ボランティアの方々へのスキルアップということにも努めていただいておるところでございます。  次に、2)の学校図書館担当職員の配置に係る桑名市の交付税基準財政需要額についてでございますが、小学校で1,350万4,000円、中学校で467万2,000円と積算しております。  最後に、3)の全ての小・中学校への図書館担当職員の配置についてでございますが、現在のところ、全ての学校への配置予定はございません。先ほど申し上げましたとおり、現在の巡回型の配置でかなりの成果を上げているものと考えております。  子供たちの読書活動につきましては、今後も、学校、家庭、図書館、あるいは地域社会等がしっかりと連携していただいて、あらゆる機会を捉えてその充実を図っていくよう、今現在行っております朝読書の継続、あるいは家庭読書の勧め、調べ学習の充実といった具体的な取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。                   (11番議員挙手) 182: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 183: 11番(小川満美)(登壇)  本当に、6校ずつの巡回型であっても、ボランティアの育成をしたり、図書館の環境づくりに努めたりして、十分に成果を上げているというふうにありました。でも、子供って、小学校で6年間、中学校はたった3年間しかいないわけです。ですから、この図書館司書がいるときに当たればいいですけど、当たらないときもありますよね。やっぱり不公平感も出てきますし、成果が十分上がっているというのであれば、今ある制度を拡充することはできないのでしょうか。例えば、基準財政需要額で、小学校で1,358万円、中学校でも500万円弱あるわけですから、これらのお金を使えば、今、たしか200万ちょっとでこの司書派遣事業をやっているので、もっと多くの学校に拡充できるんじゃないかというふうに考えるんですけど、その辺はいかがでしょうか。 184: 議長(飯田一美)  教育長職務代理者。 185: 教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎)(登壇)  小川議員の再質問にお答えいたします。  現在、今おっしゃっていただいたような形は当然とらせていただいておるわけでございますけれども、不公平感がという御指摘でございますけれども、それぞれの学校でかなり交流をしていただいて、先ほどお話にありました司書教諭はほとんどの学校に配置がございますので、この職員あたりを中心に読書活動、それから、調べ活動、そして、いわゆる子供たちの読書を奨励するような形とか、あるいはできるだけ子供たちがなじみやすい形での読書環境づくりというものを、それぞれの成果を交流しながら今働きかけていただいておるところでございますので、現状では今のスタイルで行かせていただこうと、このように考えておりますので、よろしく御理解をいただきますようお願いいたします。                   (11番議員挙手) 186: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 187: 11番(小川満美)(登壇)  せっかく平成24年度から学校図書館担当職員の配置事業というのは交付税算入されるようになったんです。これは使わないということですか。 188: 議長(飯田一美)  教育長職務代理者。 189: 教育長職務代理者兼教育部長(近藤久郎)(登壇)  小川議員の再質問にお答えさせていただきます。  先ほども申し上げましたけれども、できるだけ効率よく進めていきたいということもございますし、子供たちへの効果がどれだけあるかということを見据えながら考えていきたいと思いますので、現在のところ、先ほど申し上げたような形で進めさせていただきたいと考えておりますので、よろしく御理解いただきますようお願いいたします。                   (11番議員挙手) 190: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 191: 11番(小川満美)(登壇)  全国的に見ても、学校図書館の担当職員を配置している市町はたくさんありますし、三重県内でも、やっぱり四日市市もやっていますし、たしか東員町、木曽岬町、こういったところでもやっています。ですから、せっかく交付税算入措置があるのにこれを使わないというのは本当にもったいないというふうに思うんですけど、じゃ、なぜ今の形を継続して、子供たちのためにお金を使わない理由は何でしょうか。 192: 議長(飯田一美)  総務部長。 193: 総務部長(城田直毅)(登壇)  再質問にお答えいたします。  基準財政需要額に算入されておる経費についての御質問でございますが、基準財政需要額に算入されている、それで示されているそれぞれの経費につきましては、標準的な団体に対する一つのサービス水準の目安として示されておるものでございまして、強制力のあるものではございません。しかしながら、本市の予算編成時における参考資料としては今後活用してまいりたいと思っております。そのことにつきましてもさらに予算編成の中では検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。                   (11番議員挙手) 194: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 195: 11番(小川満美)(登壇)  予算編成の中では十分に参考にしていくということは、多少なりともこれを使って事業を行っていくということに受け取ってよろしいんでしょうか。 196: 議長(飯田一美)  総務部長。 197: 総務部長(城田直毅)(登壇)  再質問にお答えいたします。  まさに今、予算編成をしているところでございますので、財政全体を見ながら最適配分をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。                   (11番議員挙手) 198: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 199: 11番(小川満美)(登壇)  ぜひ無駄な箱物をやめて、子供たちの学習というソフト面の事業に手厚い予算配分をよろしくお願いいたします。  それでは、次の3番目の質問に行きます。  3、国民健康保険団体連合会のレセプトデータの活用についてお尋ねします。  (1)国保連が所有するレセプトデータをデータベース化してジェネリック医薬品への切り替え促進や、健康推進事業への活用を行うことについてお伺いします。  今後、高齢化していくと、同じように医療費も増加していくことが十分見込まれてきます。桑名市の国保会計は、国保税が県下で一番高いこともあって、今のところ安定しています。しかし、医療費がふえたからといって、国保税を上げればよいというものではありません。医療費の削減には絶えず取り組まなければならないというふうに考えます。  呉市では、国保連が所有するレセプトデータを独自にデータベース化して、ジェネリック医薬品への切りかえ促進通知事業を行った結果、1カ月で1,000万円ほど、年間で約1億2,000万円も医療費を削減しています。実績を出しています。また、調布市も、来年度から独自にレセプトデータをデータベース化して、健康指導や医療費削減に取り組むそうです。  レセプトデータを活用することは、厚生労働省も取り組んでいます。これからは、ジェネリックへの切りかえ促進だけでなく、医療、健康診断、介護のデータもあわせてデータベース化することで地域の特徴が明確になり、効果的に健康指導に活用できます。患者の動向を把握することで、地域全体の医療資源の適正化にも活用できます。病気になりにくい、また、重症化させないことが医療費の削減につながっていきます。これからは健診などの予防医療が重要となってきます。そのためにはこのデータの活用は不可欠です。  1)国民健康保険の医療費の桑名市の現状はどのようですか。  2)レセプトデータを活用して、医療費の削減に取り組むのですか。  よろしくお願いいたします。 200: 議長(飯田一美)  保健福祉部長。 201: 保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)  3、国民健康保険団体連合会のレセプトデータの活用について、(1)国保連が所有するレセプトデータをデータベース化してジェネリック医薬品への切り替え促進や、健康推進事業への活用を行うことについて御答弁申し上げます。  まず、1)の国民健康保険の医療費の桑名市の現状はどうかについてのお尋ねでございますが、桑名市国民健康保険の加入状況につきましては、平成24年9月末現在の加入者数は3万2,456人で、全市民に対する割合は22.7%、加入世帯数では1万8,412世帯で、全世帯に対する割合は33.3%となっており、約3分の1の世帯が桑名市国民健康保険に加入しているという状況でございます。  このような中で、国民健康保険加入者の高齢化や医療の高度化により、医療費が増加するなどの構造的な問題を抱えております。桑名市国民健康保険におきます保険給付費につきましては、過去2年間を決算ベースで申し上げますと、平成22年度が約81億1,000万円、平成23年度は約84億3,000万円となっており、年々増加している状況にございます。また、1人当たりの年間診療費は、平成23年度においては、29市町中16番目に位置し、県平均の31万5,665円より1,084円安い、31万4,581円となっております。1人当たりの年間医療費も、年代によりさまざまであり、中身を申し上げますと、未就学児の被保険者につきましては、1人当たり15万6,576円となっており、県内の市町平均の16万559円より3,983円低くなっております。また、前期高齢者と言われる65歳から74歳の被保険者については、1人当たり45万6,613円であり、県内の市町平均の46万8,836円より1万2,223円低くなっており、その他一般被保険者、退職被保険者の全てにおいて、1人当たりの医療費は県内の市町平均を下回っているのが現状であります。  しかし、年齢階層が上がるにつれて医療費は確実に増加していきますので、少子・高齢化が急速に進展する中、桑名市国民健康保険が将来にわたって持続可能な制度として安定的に運営され、医療における市民の安心が図られるよう、その抑制に苦慮しているのが現状でございます。  次に、2)レセプトデータを活用して医療費の削減に取り組むのかについてお尋ねでございますが、御指摘のとおり、国民皆保険制度を維持するためには、医療費の削減に向けた取り組みが極めて重要な課題であると認識しております。近年、被保険者の生活様式や社会構造の変化、高齢化社会等による生活習慣病が疾病全体の多くを占めておりまして、医療費増大の要因の一つとなっております。  現在、市といたしましては、特定健康審査及び特定保健指導等の保健事業を実施し、被保険者の健康増進や生活の質の向上を図るとともに、中長期的な医療費の削減に取り組んでいるところでございます。  また、ジェネリック医薬品の利用促進による医療費削減につきましても、ジェネリック希望カードを保険証更新時に加入者全員へ配付しており、国民健康保険の新規加入者にも市役所窓口で随時配付しており、医療機関等の窓口で本人から意思表示しやすいように普及促進を図っております。  御紹介がありました呉市は、レセプトのデータ化をいち早く実施し、そのデータをもとに医療費削減に向けた先進的な取り組みを実施しており、テレビの報道に取り上げられてから全国から視察が殺到しているとのことです。その中で、ジェネリック医薬品使用促進通知サービスについては、全国医師会、地元医師会から反発があり、患者さんの理解促進や周知のためのPR方法の検討のほか、医師会や薬剤師会の皆さんとも十分協議するなど、相当な時間を要したとのことでございます。  現在、三重県においては、国民健康保険団体連合会が中心となり、ジェネリック医薬品の差額通知の実施に向けて県医師会と調整中であり、国民健康保険の県単位での広域化、一本化についての中でも議論されているところです。  また、現在、国民健康保険団体連合会より提示されておりますデータにつきましては、レセプトデータの中でも生データの提供はしていないものの、連合会が保有するレセプト情報、特定健診や事業年報情報をもとに、地区別情報、被保険者情報のデータを付加したデータベースとして連合会独自のシステムを構築しております。その提供されるデータから、被保険者の、異なる病院に同じ病気でかかる重複受診や病院に何度もかかる頻回受診、同じ医薬品を複数の医療機関で受ける重複投薬などの把握等を行っております。  今後、重複受診者や頻回受診者に対して、保健師による自宅訪問等による保健指導を行い、適正な受診や疾病の重症化予防のための日常における生活習慣の改善支援、診療方法等の保健指導を行い、国民健康保険の運営を安定的に進めていくために医療費の抑制に役立てていきたいと考えております。  また、国民健康保険中央会では、保険者を支援する新たな国保データベースシステムを構築中であり、平成25年10月に、三重県国民健康保険団体連合会による国保データベースシステムが稼働予定であると聞き及んでおりますので、本市においても、所管課であります保険年金課や特にニーズの高い保健師の利活用を図るため、保健衛生部門である健康づくり課へのデータ提供を検討しております。新システムは国保連合会が保有する健診・保健指導、医療、介護等の各種データを利活用し、必要な人に必要な予防サービスを提供できるシステムとして、生活習慣病の予防対策の充実により、国保や介護保険の安定的運営ができるよう、地域の健康状況の把握、健康づくり・保健活動の支援、疾病別医療費分析の充実を図ろうとするものであります。  本市においても、本システムが導入されれば、今以上に地域の健康に関する統計データが、医療費分析や保健事業への活用などさまざまな効果があるものと考えており、医療費の削減に向けて有効に活用してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。  以上でございます。                   (11番議員挙手) 202: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 203: 11番(小川満美)(登壇)  それでは、再質問します。  県でやるという新システムですね、あれは何年からというふうにおっしゃったでしょうか。もう一回、済みません。  統合するのが5年後でしたね。県単位で国保が一緒になるというのは。                   (発言する者あり)  決まっていないの。新システムはいつからか、お願いします。 204: 議長(飯田一美)  保健福祉部長。 205: 保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)
     再質問いただいていますので、御答弁申し上げます。  県のシステムはたしかMIOASと申しまして、平成21年4月1日より稼働しているというふうに伺っております。  以上でございます。                   (11番議員挙手) 206: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 207: 11番(小川満美)(登壇)  平成21年から動いているそれは、全般的なと言ったら変なんですけど、一般的なデータみたいなところで、今私が言っているのは、やっぱり桑名市のことが詳細にわかるデータ分析をして、それを医療費削減に活用してほしいということを言っているんですけど。特にジェネリックへは、積極的に通知を行うということはしないということでしょうか。県が進めている差額の費用を出す程度にとどめておくということでしょうか。 208: 議長(飯田一美)  保健福祉部長。 209: 保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)  再質問いただきましたので、御答弁申し上げます。  ちょっとピント外れだったら、また御指摘いただきたいと思いますが、現在、県が出しているこのようなシステムにつきましては、具体的にいろんな、例えば特定健康指導等に関する計画書づくり、こんなような面にこのデータの資料を活用させていただいております。それ以外については、今後、やっぱり国の、平成25年10月に出されます中央会からの新しいデータベースシステム、ここら辺の内容も見極めながら、やはり桑名市で取り入れるものについては取り入れていきたいと。ただ、やっぱりマンパワーが必要になってくると思いますので、特に保健指導のマンパワー、ここら辺の問題もあろうかと思いますので、やはりそこら辺の整理をしながら検討していきたいというふうに考えております。                   (11番議員挙手) 210: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 211: 11番(小川満美)(登壇)  やっぱり今、レセプトデータを解析するような民間会社というのもたくさんあります。それを使って活用しているところも本当にこれからはどんどんふえてくるというふうに思っています。確かにお金もかかることですから、平成25年10月の新しいやつがどんなになるかというのは見極めてからでもおそくはないのかなと思うんですけれど、先ほど、マンパワーのほうもちょっと不足しているようなことをおっしゃっていましたので、両方合わせて、保健指導のほうも十分できるような体制をとっていただきたいんですけど、平成25年10月に向けて、そのデータを活用した保健指導ができるように人のほうもあわせてふやしていくんでしょうか。 212: 議長(飯田一美)  保健福祉部長。 213: 保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)  再質問いただきましたので、御答弁申し上げます。  議員御指摘の呉市の事例を見ましても、やはり必要となる経費というものが約半分ぐらいもうかかっているわけなんですよね。ですから、そこら辺、費用対効果といったものも、マンパワーの部分も含めまして十分検討しなければならないと考えておりますので、よろしくお願いいたします。                   (11番議員挙手) 214: 議長(飯田一美)  11番 小川満美議員。 215: 11番(小川満美)(登壇)  それでは、全国的な時流に乗りおくれないように調査研究を十分していただきたいというふうにお願いします。  以上です。 216: 議長(飯田一美)  答弁はよろしいか。                (「はい」と11番議員の声あり)  暫時休憩いたします。                                     午後2時32分 休憩                                     午後2時47分 再開 217: 議長(飯田一美)  休憩前に引き続き会議を開きます。  通告により27番 岡村信子議員。 218: 27番(岡村信子)(登壇)  皆さん、こんにちは。                (「こんにちは」と呼ぶ者あり)  ありがとうございます。これは公職選挙法は関係ございません、私はまだ、もう2年前ですから、選挙は。それで、今、同僚議員の皆さんとか、会派は違いますけど、皆さんが、信子さん、これだけの多くの方がおみえになるから、品位を持って話をするようにという忠告を受けてこちらに上がっております。多分、私は、60分の間に2、3回はちょっと不適切な発言が出てくるかもわかりませんけれども、御容赦いただきたいと思います。流れがございますから。  それでは、桑風クラブ・無会派の岡村信子でございます。議長のお許しをいただきましたので、一問一答で質問をさせていただきます。  もう私は事実関係を確認しておりますので、あえて実名で発言をさせていただきます。  市議時代及び首長伊藤徳宇君の政治姿勢について、平成18年市議時代及び今期、市長に当選後までの発言及び行動に対しての信を問わせていただきます。これですと、発言通告書の中にもありますように、現在までのことを私はしゃべらせていただきます。  皆さん御存じのように、きのうの新聞で、ここに、中日新聞、公職選挙法、おそれですね。中日新聞をたくさん見ておみえになる方が多いと思います。ですから、ここでは伊勢新聞。ネットに出陣式案内。桑名市長選で伊藤市長陣営公選法に抵触か。ブログやツイッター、選管確認。市議会一般質問で、市野君の質問に対して選管の委員長が、本当にわかりやすく、きっちり御答弁いただきました。ありがとうございます。これが今の伊勢新聞ですね。  毎日新聞。桑名市の市長選、事前運動に当たる。伊藤氏陣営のネット利用、市選管、議会で答弁。昨年12月の桑名市長選で初当選した伊藤徳宇市長の陣営が、同市長選などで行ったインターネットを利用した選挙運動について、同市選管は、10日、公選法に抵触するとの考えを示した。市選管の伊藤清隆委員長が同市議会の一般質問に答え、公選法に違反する事前運動に当たると考えられると述べた。  読売新聞です。伊藤桑名市長がネットで選挙運動、公選法で禁止。桑名市選挙管理委員会は、10日、きのうですね、昨年12月の市長選で初当選した伊藤徳宇市長が公職選挙法で禁止されているインターネットを活用した選挙運動を計10回行っていたことを明らかにした。同日の市議会定例会で市野善隆議員の一般質問に答えたと。ここですね。  あと、朝日新聞ですね。朝日新聞は、この公職選挙法の違反に関して、伊藤研司議員が議事進行を出されました。それは、この選挙運動に違反するという、公職選挙法に違反とか、おそれとか、はっきり抵触と書いてございますね。それに関して、議会で全員協議会を開催して、市長、それから、その選挙に関係した人たちを呼んで議会で質疑応答をしたいと、そういうことを申し出をしました。それで、議長さんのほうで諮っていただき、後日、この議会中でございますけれども、桑名市議会は、10日、昨年12月にあった市長選で初当選した伊藤徳宇市長の陣営に公職選挙法違反の疑いがあるなどとして、全員協議会を開くことの検討に入った。近く代表者会議を開催し、正式に決める。同日の一般質問で、市野善隆市議が市長選について質問した。伊藤市長陣営のインターネットを利用した選挙運動や、後援団体が配付したチラシが公選法などに違反するのではと指摘したのに対し、伊藤市長は公選法の範囲内だと答弁。一方、選挙管理委員長が、一部の指摘について、公選法違反のおそれがあると認めるなどとし、別の市議が全員協議会開催を求めた。こういうことでございます。  また、皆様方のほうに、この新しい首長は、透明性を持って、情報をどんどんと市民の皆さんに公開していくというのが公約でございます。逐一説明があると思いますので、市民の皆様、どうぞお楽しみにしておいてください。  それでは、これに続きまして、発言に対することについて、現在までの発言について、きのうも水谷義雄議員さんがおっしゃいましたけど、ここに、2010年11月6日の伊藤徳宇日記というのがございます。ここの公職選挙法の中で11回違反があるという、これを認められている、私はこの書類でございます。その中に書いてございます。読みます。これは伊藤徳宇君の日記でございます。  私たち大人は、次の世代を担う子供たちによりよい社会を手渡す責任があります。この桑名市議会選挙で投票できるのは、桑名市在住の二十以上の大人だけです。私たちの投票という行為が、これから桑名で生まれ、育つ子供たちの将来を左右するのです。私たち桑名市民がその責任を感じて投票できるのかどうかが桑名の未来を決めるといっても過言ではありません。これまで、まるまるさんにお願いされたから、地域の自治会の推薦があるからという理由で投票していた方も多いことでしょう。残念ながら、このような投票を繰り返してきたことが、勉強をしない、怠惰な議員を生み出し、行政をチェックできず、どんどん借金だけがふえ続け、桑名市の借金総額は1,300億円を超えるようになってしまったのです。この悪循環を今断ち切らなければなりません。今のまま、だらだらと子供にツケを回し続けるのか、子供にツケを回さない市政に改めるのか、ぜひ御自身の頭で考えて、投票に挑んでください。  次に、11月5日です。その前です。告示まであと2日。ここまで来ると、事務作業は特にありません。ただひたすら多くの人とお会いすることに集中するだけです。最近、胸に、子供にツケを回さないバッジをつけているのですが、この言葉に賛同していただける方が多く、とてもうれしく思います。世代を問わず共感していただけることが本当にうれしいのです。  次ですね。前水谷市長のことが書いてございます。水谷市長は、次の3月議会で、平成22年の3月ですね、税金を使って温泉をつくる予算を必ず出してきます。子供にツケを回してまで風呂に入りたいですかと尋ねると、ほとんどの方が要らないと答えていただけます。これは多度町の方に尋ねても同じです。多くの有権者の方々は気づき始めています。つまり、自分たちが選挙前だけお願いに来る議員に投票してきたことが、どれだけの悪政を許し、子供たちにツケを回し続けてきたのだと。そして、このままではいけないと思い始めています。では、どうすればいいのか。この答えを有権者に伝える7日間にしたいと思います。これは、議員の皆さんの中で、きのう、水谷義雄議員さんが20分ほどこのようなことをおっしゃっていただいております。そのことの続きでございます。  それでは、私は、質問に入らせていただきます。  1番です。前市長、水谷 元氏に対する無礼な態度に対し、首長である伊藤徳宇氏に謝罪を要求いたします。私のこの1番のほうの質問は、7項目ありますか、これ、全て伊藤徳宇君に答弁を求めます。  君は、辻内議員と蒼誠会をつくっておりましたね。                   (発言する者あり)  伊藤徳宇君は、辻内議員と蒼誠会をつくってみえましたね、2年間。その時代に、前市長に対して、水谷市長に対して、あんたなんか、おまえなんかすぐ市長をやめよ、あんたなんか市長にはふさわしない、何回私たちはこの議場で聞いたことでしょう。このことに対して、まず、謝罪をするのかどうか確認いたしておきます。 219: 議長(飯田一美)  当局の答弁を求めます。  市長。 220: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  岡村議員の一般質問1、市議時代及び首長である私の政治市政について、(1)前市長に対する無礼な態度に対して謝罪を要求するについてでありますが、私は、議員時代におきまして、桑名市の持つ魅力をさらに磨き上げ、潜在能力を最大限に引き伸ばし、活気にあふれ、誇りを感じるまちにしたいとの強い思いから、議会人として議場で議論を闘わせてまいりました。その中で、不快に思われる言動に受けとめられたとすれば、本意でございません。  (「発言はお聞きしたことだけにしてください。時間がありませんわ」と27番議員の声あり)  受けとめ方の違いもございますが、桑名市民が桑名を誇りに思えるまちとしたいとの思いからの言動でございますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。                   (27番議員挙手) 221: 議長(飯田一美)  27番 岡村信子議員。 222: 27番(岡村信子)(登壇)  それでしたら、そういう気持ちであるなら、その首長に対してどのような言葉でもいいんですね。私が先ほど、あなたが謝罪するかどうかわからないから、君ということを言いましたな。それだけで、君と言ったことに対して、誰やな、あかんというような言い方をした。伊藤徳宇君と変えましたけど、君であかんのかな。私は、市長に対して答弁を求めていると言っているから、君以外、伊藤徳宇君以外の答弁者はいないんですよ。だったら、君でいいでしょう。誰やね、あかんと言ったのは。もう一回、謝罪するかどうか、何を言ってもよろしいんですな、じゃ、私たちは。私たちも市政に対して一生懸命頑張っていますよ。怠惰な、勉強もしないこの29人が、その中にあなたの仲間も何人かおりますから25人か6人としましょうか。その人たちに対して、勉強もせん、そういう人間がツケを回してきたと、1,300。桑名市のツケはわしらに全部責任があるんやと、俺には責任がないんやとか、そういうことでこれから進んでいくんですか。それでノーサイドですか。それでやっていけるんですか。申しわけないけど、桑名の市民の皆さんに私も言わせていただきます。首長がこういう形で前市長というか、いいですか、節度をわきまえない若輩者に桑名市民14万人余の生命と財産を預けることがいかんから、私はそれをまず正してからいろんなことに質問に入ろうと思っているんですよ。これが間違いですか。答弁を求めます。 223: 議長(飯田一美)  発言者に申し上げます。発言は冷静にひとつお願いいたしたいと思います。                   (27番議員挙手)  岡村信子議員。 224: 27番(岡村信子)(登壇)  議長、申しわけないですけど、私の言っておることは冷静に言っております。ただ、言葉が本当に、ちょっと声が大きいのと言葉使い、悪いことはないと思いますけど、声が大きいだけですから心配しないでください。 225: 議長(飯田一美)  当局の答弁を求めます。  市長。 226: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  岡村議員の再質問にお答えをさせていただきます。  私が謝罪をしないのかということでございますが、私は、議員時代に議場において不適切な発言として発言の取り消しを求められたことが2回ほどあります。いずれも会議規則等の手順に基づいて真摯に反省もし、発言の取り消しの手続をとっておりますので、殊さら謝罪をする必要はないものと考えております。                   (27番議員挙手) 227: 議長(飯田一美)  27番 岡村信子議員。 228: 27番(岡村信子)(登壇)  はい、わかりました。こんなところで時間をとっておるわけにいきません。私は、私の発言する中で、首長に対して、あんた、おまえ発言は許されたと思ってこれから発言させていただきます。ありがとうございます。                 (傍聴席で発言する者あり) 229: 議長(飯田一美)  御静粛に。 230: 27番(岡村信子)(登壇)  じゃ、よろしいですか。これに関連して、きょうまでの発言に対してのことを今言うといって私は最初から言っておりますから。ここに、26日の最初の議会があったときに、もはや役所任せ、他人任せでまちづくりが成り立つ状況にはない。市民に桑名人としての矜持を持ってまちづくりにかかわっていただきたいと、これを説明してください。  矜持という言葉は、私の考える中では、自分に対して、私はこの質問に対して、矜持を持って、自分の誇りを持って質問をさせていただきますよ、これからずっと。あなたは、市民に対して、もはや役所任せ、他人任せでまちづくりが成り立つ状況にはない。市民に桑名人としての矜持、市民に、あなたは、首長、自分がトップの目線で市民に、市民は一生懸命働いて税金を納めさせていただいて、一生懸命行政に協力をしている。そういう人に対して、市民に桑名人としての矜持を持ってまちづくりにかかわっていただきたい、どういうことですか。 231: 議長(飯田一美)  市長。 232: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  岡村議員の再質問にお答えをさせていただきます。  桑名人としての矜持を持ってということについての質問だと思いますが、矜持という言葉は、辞書によれば、自負という言葉と置きかえられると思います。桑名に対して、桑名をより知りたいという思い、また、桑名に対して誇りを持って桑名にかかわりたいという思いを皆さんに持っていただきたいという思いから、桑名人としての矜持という言葉を使わせていただきましたので、よろしくお願いをいたします。                   (27番議員挙手)
    233: 議長(飯田一美)  27番 岡村信子議員。 234: 27番(岡村信子)(登壇)  あなたに言われんでも桑名の市民は矜持を持っていますよ、誇りを。桑名市民としての。あなたに言われることないでしょう。あなたが首長目線で市民に矜持を持てって、それはね、自負、自負にしたって何にしたって、桑名市の市民は、みんなお一人お一人が市民としてちゃんと生活させていただきながら、協力しながら、皆さん方と自治会活動も、いろんな活動も含めて、全ての皆さんが本当にここに生まれたから、桑名市に生まれた、桑名市に引っ越してきた。だからここの人間になりたいといって、ずっと皆さん頑張っていますよ。あなたに言われんでも済みますよ。そういうおごったような言い方はしないでください。これ以上言っておったってどうしようもないから、これは終わります。  だから、自分の中で自分に矜持を持ってくださいよ。自分に誇りを持ったら、そんなこと、市民に向かって、市民に向かって矜持を持て、自負を持て。自負を持って生きていますよ、みんな市民は。何を言っているんですか。何年も桑名におりもせんとおって。何年おったんやね、桑名に。年配者やそういう人に御無礼やと思わんかい、本当に。 235: 議長(飯田一美)  発言者、余りあれですので、冷静にひとつよろしくお願いします。 236: 27番(岡村信子)(登壇)  でも、これも一般質問の一問一答のいいところですよ。  次に入ります。  たまたま私が11月9日に選挙のポスティングをさせていただいておるときに、高塚町のところである市民の方にお会いさせていただきました。その人が、岡村さん、今の徳宇候補のほうにある建設会社の人間が行っていると。これとこれとこれやと。私の頭の中に入って、全部名前は言えますけど、そういうふうなことがありました。それで、私は、帰ってきてから同僚議員に調べていただきました。そうしたら、ネットで、ここに出てきました。フェイスブックです。11月初旬。  伊藤徳宇、友達の中に、三重県同愛建設協同組合専務理事、森部幸泰さんの名前が入っております。この人との関係をお聞きいたします。なぜかといいますと……。 237: 議長(飯田一美)  発言者に申し上げます。固有名詞はできるだけ言わないようにひとつお願いいたしたいと思います。 238: 27番(岡村信子)(登壇)  議長、これは、私が先ほど言わせていただきましたように、本人がフェイスブックで公表しているんですよ、固有名詞を自分から。何がだめなんですか。何がだめなんですか。じゃ、本人が名前を出さなきゃいいでしょう。言わせていただきます。 239: 議長(飯田一美)  悪いとは言っていませんけど、できるだけ議場では固有名詞は避けていただきたいということでございます。 240: 27番(岡村信子)(登壇)  議長、わかりました。議長、言います。だけど、新聞の引用はさせていただきます。  今のこの人は専務理事ですわ、同愛建設の。専務理事の方ですけれども、ここの会社が2009年の6月ですね、愛知県警は、3日、解体工事の下請に参入させるように土木会社支店長らをおどしたとして、暴力行為違反の疑いで三重県桑名市下深部、団体役員森部容疑者らを逮捕した。県警によると、2人は、話したがおどしてはいないと否認している。逮捕容疑は、3月11日と4月22日、名古屋市名東区の土木会社支店を訪れ、市内のビル解体工事に関するアスベスト責任解体工事に参入させるよう支店長らに要求。断られたため、同和団体を名乗って机をたたき、なめとるのかなどとおどしたとしております。  それで、この専務理事との関係を現在の、それから、ここの会社は、桑名での3カ月の指名停止を桑名からも受けております。こういうことを一番嫌っていたのは、こういう建設業界との癒着をどうのこうのと言って、不正どうのこうの、不祥事、そういうことを一番嫌っていたのが、今の徳宇君、君じゃないですか。答えてください、この友達関係。 241: 議長(飯田一美)  当局の答弁を求めます。  市長。 242: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  岡村議員の一般質問1、市議時代及び首長である私の政治姿勢について、(2)過去に指名停止を受けた業者との関係を聞くについてでありますが、私は、先ほど御紹介いただいたように、議員時代から広く市民の皆様を初めとする方々との間で情報共有と情報交換を目的にインターネットでソーシャルネットワークサービスを活用してまいりました。私が利用していますサービス、先ほどおっしゃっていただきましたが、フェイスブックでは、利用者が実名を掲載して個人間のコミュニケーションの輪を広げていくものであり、国内のみならず海外の方とも交流が促進できるものであります。  私としましては、幅広い視野を持ち、さまざまな意見が得られますようにと、アプローチしていただいた方に対しては全て門戸を開いております。つまり、先方から申請があれば、全て友達として承認をしております。仮にその中に本市と取引のある業者の方や議員御指摘の指名停止を受けた方が登録されているとしても、あくまでもソーシャルネットワークサービス上の、のみのつながりであります。当然、岡村議員から申請があったら、私は申請を受けさせていただきます。今後も政治的な中立性や公平、公正な立場を貫いてまいりますので、御理解いただきますようよろしくお願いをいたします。                   (27番議員挙手) 243: 議長(飯田一美)  27番 岡村信子議員。 244: 27番(岡村信子)(登壇)  それでしたら、前市長の時代でも、そういう前市長の答弁もたくさん私たちは聞いております。あなたは、それに対して何回異議を申し立てましたか。そういうことの発言に対して、市長に対して。だけど、あなたがそうやって誰でも受け入れますと。結構でございましょう、それも。やってください。やってください。責任はあなたですから。責任はあなたですから、どうぞおやりください。この話もここで終わります。責任はあなたということだけ頭に入れておいてくださいよ。  では、次に入ります。  新しい桑名をつくる会・旧リコールの会のメンバーとの関係について伺います。  本会は、旧リコールの会ですね、この旧リコールの会の中には、旧市議、元大学教授、元民生委員、現在市議として1番席に座ってみえます、これは名前を言います、松浦祥子さんです。この人たちが、あなたに対して11月13日に推薦状をお持ちしていますね。私は、元市議と10月15日にお会いしました。そのときにその方に言いました。あなたたちは、本来、○○○○○○をして市長選挙に推薦状を出すのは倉本君と違うのかと。倉本君と一緒にやってきたのと違うかということを尋ねました。そうしましたら、その元市議は、勝つほうにつくんやと。何が悪いんや、信ちゃんって。勝たんほうについたってしゃあないと。かわいそうに倉本君も本当に。情けないです。だけど、途中でやめたで余計あんたはあかんよ、それは。だけれども、これは、やはりリコールの会としては、そのリコールは成立しなかった時点でも、自分たちはちゃんと……。                 (「動議」と呼ぶ者あり) 245: 議長(飯田一美)  発言者に申し上げます。  ただいま動議が出ておりますので。 246: 27番(岡村信子)(登壇)  どうぞ。 247: 議長(飯田一美)  ただいま動議がありました。  星野議員から動議が提出されました。  登壇していただいて、動議の趣旨を簡潔、明瞭に説明を願います。 248: 16番(星野公平)(登壇)  星野公平です。今の岡村議員の発言の旧リコールの会についての認識が違います。発言を全て取り消してください。         (「じゃ、聞きます。議長、いいですか」と27番議員の声あり) 249: 議長(飯田一美)  議員から提出された本動議の賛同者を挙手により確認いたしたいと思います。  ただいまの星野議員の動議について、賛成の方の挙手を願います。                    (賛成者挙手)  ありがとうございます。  賛同者がございますので、本動議は成立いたしました。  暫時休憩いたします。                                     午後3時17分 休憩                                     午後3時55分 再開 250: 議長(飯田一美)  休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告をお願いいたします。  渡邉清司議員。 251: 議会運営委員長(渡邉清司)(登壇)  先ほどの星野議員の動議について、議会運営委員会で協議をいたしました結果について御報告申し上げます。  岡村議員の発言において、旧リコールの会の推薦があったとの発言がございましたが、そのような事実はございませんので、取り消していただくよう決定をいたしました。  以上でございます。 252: 議長(飯田一美)  委員長の報告は終わりました。  私から岡村議員に申し上げます。  先ほどの動議に対して、議場における不適切な発言について、議会運営委員会に諮問した結果、その議会運営委員会の決定を尊重し、会議録から削除いたします。なお、議場の秩序維持の観点から、傍聴者も含めて、拍手、私語を慎んでいただきますようお願いを申し上げます。                   (27番議員挙手)  27番 岡村信子議員。 253: 27番(岡村信子)(登壇)  削除してください。  それで、私は、リコールの会の市会議員の人に、民生委員をそのときに松浦祥子さんはやっておりましたから、リコール運動はだめであると、民生委員を辞任するかリコールをやめるかということを進言させていただいたことがございます。そのように私は言っておりますので、ここで市長に伺います。  市長は、11月13日に新しい桑名を作る会から推薦状を受けておられますね。これはもちろん新聞紙上で発表されておりますので、そのことに対しては、それで私は受けたということで納得させていただいてよろしいですね。11月13日の件です。推薦状をいただいたということで。  だから、新しい桑名を作る会から推薦状を11月13日に受けられたということは新聞紙上でもありますから、その件に関しては、その推薦の中には旧リコールの会の方たちも入っているということを確認しておきます。推薦をされた方の中には旧リコールの会の方も入っておられましたということは確認しておきます。それは御存じですね、あなたが。それを答弁してください。 254: 議長(飯田一美)  当局の答弁を求めます。  市長。 255: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  岡村議員の質問にお答えをさせていただきます。  一般質問1、市議時代及び首長である私の政治姿勢について、(3)新しい桑名をつくる会・旧リコールの会のメンバーとの関係についてということでお伺いをしております。今、岡村議員から御案内いただいたように、新しい桑名を作る会からは、市長選挙に際して、私の市議時代としての実績と、「新・桑名市7つのビジョン」に掲げました政策面での評価をいただきまして、団体から御推薦をいただきました。その推薦をいただいたときに何名かの方とお会いしましたが、その方たちがリコールの運動をされた方というふうに、同じ人がおったことは認めます。                   (27番議員挙手) 256: 議長(飯田一美)  27番 岡村信子議員。 257: 27番(岡村信子)(登壇)  次に移ります。  4問目、市職員OBの天下り(天下り的再就職)についてお伺いいたします。  当然のことでありますが、伊藤徳宇君一人で市政を担当されるわけではありません。当然、あなたの方針のもとで市職員の優秀な方たちが運営を担当されていきますね。これは、あなたの市政が前市長の市政と大きな違いがあるとも思いません。私は、あなたが、現場の声を聞くとかいろいろ事業仕分けをするとかと言っておられます。これは結構でしょう。しかし、それをやるのはあなた一人では絶対できません。やはり職員が、若手の職員から全ての人間が市長のもとで動くんですよ、これは。  だから、そういうことでいきますと、今回私が質問させていただきますのは、市長、トップは変わったが周りは一緒ということでは、あなたが言う刷新ではないと思いますよ。あなたは、外郭団体とか天下りはいけないということを常々言っておられました。こういうことに関して、今、ここにおみえになります、ここの中で、例えば、上下水道の管理者とか、消防長とか、常勤の監査委員とか、桑名市文化スポーツ振興公社の常務理事とか、○○団体でいけば桑名商工会議所、それから、桑名医師会の事務長ですね、こういう人たちが外郭団体も含めて市のOBがなっていると思うんですね。この人たちは、前市長の片腕として、まさに前市長の頭脳として市政に携わってこられました。仮に有能な人材であったとしても、あなたが言う市政の刷新というのには当たらないと思うんですよね。やはり一度、副市長とか教育長のように辞表を出していただいて、あなたが有能やと思われるのなら、もう一度お願いをするという方法があるんじゃないですか。  そういうことも含めて、やはりこの中にはもう何年も何年もそこに、役職についておる人がみえると思います。そしてまた、この人たちは、今も言いましたけど、前市長の推薦、あるいは同意をされて就任されておりますから、ここには大なり小なり補助金や委託金も行っております。市との関連が深いんです。あなたは、特別職の刷新も、それから、外郭団体の刷新についても、あなたの今までの意見では、私は当然一度辞表を取りつけるのがあなたの道だと思います。答弁を。 258: 議長(飯田一美)  市長。 259: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  岡村議員の質問(4)市職員OBの天下り(天下り的再就職)についてお答えをいたします。  先ほど岡村議員からさまざまな役職の方を上げられましたが、それぞれに重要な職責を担っていただいているわけでございますので、それぞれの方に市民のために職務を全力で遂行していただきたいというふうに考えております。  また、さまざまな外郭団体につきましては、それぞれの機関の事業を推進するために、これまでに培った知識や経験を持った人材を求められており、直接退職者本人との交渉をされ、合意のもとで雇用をされております。したがいまして、退職者の再就職のあっせんというものは今までしていないと聞いておりますが、今後も当然することはございませんので、よろしくお願いをいたします。                   (27番議員挙手) 260: 議長(飯田一美
     27番 岡村信子議員。 261: 27番(岡村信子)(登壇)  ということは、あなたが今おっしゃったようなことでいきますと、今、こちらにおみえになる方は、本人さんが辞表を出さない限りはこのまま続行ということですね。あなたが、要は職員を40%切るとか、そういうことを市民に約束されたかされやんかわかりません。同僚の議員たちにもそんな話をしておりますけれども、そういうふうなことを言っていたら、やっぱり若い人たちにそういうポストを与えるのも、私は、それは一つの方法やと思いますよ。それは五つ、六つといいますけど、もっと調べればもうちょっとあるかもわかりませんけど、もう65歳前後の方たちには、ありがとうございましたと。有能でしたけど、だけど、私が今言いましたやろう。皆さん有能ですよ、それぞれ。そこの職につけば、そのような働きをされます。ですから、あなたが、今、そんな有能な人材を失うわけにいかないというのは、それはあなたの、若い市長の言うことではないと思いますよ。手短に答弁をお願いします。若い人に、次の世代の人にポストをあけるのも一つの手やということをあなたは考えてください。ちょっと答弁をお願いします。 262: 議長(飯田一美)  市長。 263: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  岡村議員の再質問にお答えをさせていただきます。  先ほど、岡村議員からの御提案があった、若い方にというのも一つの御意見として参考にさせていただきたいというふうに思っておりますが、現在、今、それぞれの責務についていただいている方につきましては、それぞれ重要な職務を担っていただいておりますので、市長がかわったからという理由で私から辞職を促すようなことはございませんので、よろしくお願いをいたします。                   (27番議員挙手) 264: 議長(飯田一美)  27番 岡村信子議員。 265: 27番(岡村信子)(登壇)  あなたの言い分はわかりました。自分からは辞職を促さないと。ただし、その方たちが辞表を出すというときには、提出されましたときは、あなたは受け取るというふうに受け取っても、そのように解釈してもよろしいですね。あなたからは辞意を促さない。ただし、その人たちが、やはり前市長に仕えてきた身だから、新しい市長はあなたで、僕たちの後を選んでくださいと。そうしたら、若い人たちが幾らでもおります。私が推薦してもいいぐらいです。だから、そういうことはもっと議会のほうでも考えることができるのなら、そういう方向性も情報公開してくださいよ、これから。あなたの殻を破っていかなあかんのだから、そういう意味では。そうでしょう。初めからそういうことをやっていくことによって、私も怒っていますけど、ノーサイドということはそういうことなんですよ。やっぱり私も大分長いこと、あなたのお母ちゃんらよりうんと生きていますけど、やっぱりそういうことを少しぐらい聞いてください。よろしくどうぞ。  次に入ります。  平成25年度の予算編成について、市政運営についてお伺いいたします。  先ほどまで、8番までの議員さんがそれぞれ市政について伺っておみえになります。私は、ここで1問お伺いいたしたいのは、補助金の問題です。補助金が、私はここに資料を持っていますけれども、補助金団体が270あります。それから、例えばこれから質問する中で、自治会の組織ですね、自治会の組織がもうすごいんですわ。桑名の自治会の組織が。桑名の地区が3,335、多度地区は236、長島地区は325、これほど、4,000に近い自治会に、桑名市は皆さんにいろんな市政運営をお願いいたしております。この中で、今言いました、私が言うのは、270から300近い補助金関係がございます。あなたがゼロベースという話でいきますと、やはりここの、あなたが今までに発言していたことで一番私が気になるのは、特に、自治会は市長の政治団体、推薦団体であるから、だから、補助金団体は全て市長の推薦団体だから、もう補助金はなしにしようと、それから行こうとおっしゃってみえます。  しかし、私もいろいろと発言してはきておりますけれども、だけれども、ここにあります、幾らゼロベースとあなたが発言して、今訂正もされておりますけれども、しかし、やっぱり一回私は聞いておきたいです。自治会の補助金を適切、自治会の組織は、これは本当に今自治会の組織をゼロにしてしまったらどういうふうになるかと。14万2,500人、14万3,000人の人たちが、その中で皆さんが桑名市民として、それこそ皆さんが自負を持って市政に当たってみえますよ、あなたに言われなくたって、皆さんは。ですから、私たちは本当に皆さんにいろんなことをお願いしながら、私も住民の一人として自治会に、組織に、一人の自治会員として参入もさせていただいております。皆さんそれぞれお金も、自治会費を払っていろいろやっています。小さい子から大きい人までのことを、それこそいい組織ですよ。これをやっぱりあなたの直接的な言葉で言ったら要らないというんだから。でも、ここは本当に地域のコミュニティーを醸成したり、まちづくりの、もうよくわかった話ですよ。だから、これは本当にあなたがこれからどういう、本当に要らん補助金もあります、今いろんな話がありましたから。だから、本当に精査をして、本当に大きいので、もうここで言いませんけど、また総務政策委員会の中でも言うと思いますけど、そういうところで本当に刷新をできるものはする。要るものは要る、そういうところをはっきり議会でもっとやっていきましょう。それが桑名市民に対する私たち市会議員の務めでもありますし、トップのあなたを初めとした行政マンのこれは使命ですよ。  ですから、もう私も、こうやって動議を出されて、ちょっとおかしい発言をしたとか、まあまあ、なるべくせんように、今しゃべっておるような感じで最初は言おうと思っていたけど、やっぱり私のカラー、ちょっと自分のカラーを出してしまってあれですけど、私は、こういう形であなたとこれから対峙していきたいと思っております。ですから、この予算編成についても、ちゃんと本当に議会の意見を聞いてやってくださいよ。いろんなところへ行っていただくのは結構。結構やけど、本当にノーサイドでやりたいんやったら、本当に議員さんたちに最後にお願いしてほしいと思いますわ。最後に。この自治会のほうのことに関して、ちょっとでよろしい。ほんのちょっとでいいですから答弁をください。 266: 議長(飯田一美)  市長。 267: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  岡村議員からの質問に御答弁をさせていただきます。  まず、25年度の予算編成ということで、私は、所信表明のときに申し上げましたが、まずこの3月議会には骨格予算ということで、経常的な経費を上げさせていただきます。そして、6月議会に肉づけ予算ということで政策的な経費を上げさせていただこうと思っております。  この3月の部分は、経常的な経費ということで、先ほど岡村議員から御指摘されたような補助金の部分も、まずはそのまま上がってくると思いますが、今後、さらに徹底した見直しを図っていきたいというふうに思っております。当然、今、岡村議員がおっしゃっていただいたような自治会のさまざまな補助金の団体があるわけでございますが、私がゼロベースでと申し上げているのは、ゼロにするということではありません。先ほどの小川議員への答弁でも申し上げましたが、前例にとらわれず、もう一度本当に必要なのかどうかという部分に立って補助金全てを見直していきたいというふうに思っております。その手法についてはもう少し時間をいただいて、岡村議員から御提言いただいたような、議会ともきちんと議論させていただきながら、本当に必要なのか、本当は必要でないのかという部分も含めてしっかりとした見直しをしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。                   (27番議員挙手) 268: 議長(飯田一美)  27番 岡村信子議員。 269: 27番(岡村信子)(登壇)  あなたの答弁、わかりました。わかりましたけれども、全てあなたの言うとおりになるとは、そういうわけにはいきませんからね。いろんなことを、それはそうですよな。それはもう、はいはい、そうですか、私が言ったことにえらい素直に私の顔を見て、目を見てしゃべってくれますから。私、目を真っすぐ見られると本当は嫌なんですわ。目を真っすぐ見られるということを本当に、本当に、私、目をそらしてふんと言っておるやつにはけんか行きますけど、目を見られてばっちりとしゃべられると心が弱ってくるんですわ。本当言うと、これは、ここで私は、市長、あなた、本当にあなたが年配の女性に人気があるというらしい。それはわかる気がしますな。こんな怒っておる私が目を見られて、質問から外れるかわからんけど、これは質問の中の話ですよ、これは。そういうことも含めて、議会というのはいかにあるべきかということを、あなたは今までの市議じゃないんですよ。だから、それを皆さんがこれから、議員の人たちも質問していくんですから。予算の件に関しては、また総務政策委員会でいろいろと発言させていただきます。  それでは、次に行きます。  桑名市の総合医療センターについてでございます。  これは、平成27年4月1日、あなたのマニフェストでは4月1日が開院になっておりますね。ここであなたに整備状況を示していただこうと思いましたけれども、整備状況を示していただく前に、既に私の耳の中にはいろんな人の話が入ってきております。いろんな人の話が入ってきているから、私は、前市長のときにはそういうようなことはありませんでした。きっちりと進んでおりました、粛々と。しかし、なぜか最近になって、その粛々と動いておるあれが、何か本当に全て、全て、もうこれは私が今ここでは余り言いません。また機会を見て、私も一応特別委員会の委員長をさせていただいておりますので、この中で自分だけが知り得たことをここで爆弾発言するというほど私もばかやないと思います。ですから、腹の中におさめておりますけれども、やはり私が腹の中におさめておることに関しては、特別委員会だけやなしに、全議員さんに私は、議長に言って、特別委員会の招集をして、その上で特別委員会の了解のもと、全員協議会を開いていただいて、そして、病院関係者を全て呼んで、私がそこで知り得た話は皆さんの前でさせていただこうと思っております。その点について、市長は、病院は独法でございますけど、しかし、お金も出している、人も出しているんですよ、桑名市は。だから、そういうことを考えれば、議会としても言う権利はあるんです。こんな言い方はおかしいですけど。だから、まともに病院が建設できるようにしたいということは私の思いです。だけど、一つだけあなたに伺っておきます。  あなたは、常々、病院は、最初のころは売っちゃえと。山本総合病院に売ってしまえという話から、今、一応、平成24年の3月賛成で、賛成討論もしていただきました。一緒にやってきました。その中で、あなたは賛成ではありますけど、ただ、あなたが言っていることで、入札の件ですよ、今までどういう入札でも、随意契約はだめ、競争入札でいきましょうと言っているんですよ。これに関して言えば、やっぱり今度の病院が27年4月1日に開院にこぎつける、その手続の前に、もう既にいろんなところでぎくしゃくしているから、これはまた後で言います。ぎくしゃくしている、その状態で開院を迎えるということは、恐らく難しい部分があると思います。あなた、たまたまあなたの市長の御挨拶というので裏原稿みたいなものを見たときに、あなたは、たまたま、27年度末開院予定というようなところをちょっと見たことがあるんです。これは、あなたが、いやいや間違いですと言えばそれまでのことですけど、もうあなたの中には、難しい、1年延ばしてほしいというような気持ちがあるかわかりません。そういうことを考えると、あなたは本当に振り回されずに、年寄りに振り回されずにきっちりやってもらいたいと思いますよ。随意契約ということに関してだけあなたの答弁を求めます。絶対随意契約はだめですよ。基本計画があります、今度の実施設計に対して、それに対して随意契約をやるということは、私は認めませんから。答弁を。 270: 議長(飯田一美)  当局の答弁を求めます。  市長。 271: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  岡村議員の質問(6)に対して御答弁を申し上げます。  私は、岡村議員のもとで特別委員会の委員として病院についての議論をさせていただきました。ここまでの議論、経緯を踏まえて、平成27年4月にきちんと桑名市総合医療センターをオープンできるように頑張っていくつもりでございます。  そして、随意契約についての御質問をいただきましたけれども、私は、全ての随意契約が悪いということを言っているわけではありません。恐らく岡村議員がおっしゃっているのは、私が自動交付機の質問をした際に随意契約はだめだということを言っているというところからだと思うんですが、私は、競争原理が働く部分については、随意契約ではなく、一般競争入札のほうがいいというふうに思っております。その部分は御理解いただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。                   (27番議員挙手) 272: 議長(飯田一美)  27番 岡村信子議員。 273: 27番(岡村信子)(登壇)  答弁はわかりました。答弁はわかりましたけれども、私たちは、特別委員会で、この件に関してはもっともっといろんなことがございます。この件に関しては、入札も、随契も含めて、どういうふうにやっていくのがいいかということは、粛々と特別委員会で議論させていただきます。その上でどのようになるかは、あなたの責任のもとでやってください。あなたの責任のもとで、27年4月1日にきっちりと桑名市民と約束した病院をつくるんですよ。議会がぐじゅぐじゅ言ったから、議会が反対したから、だから、病院ができなかったということは言わせませんからね。それだけ言っておきますよ。よろしいですね。 274: 議長(飯田一美)  市長。 275: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  岡村議員の再質問にお答えをさせていただきます。  もちろん私としても精いっぱい頑張らせていただきますし、ここまで特別委員会の委員長として岡村議員も御尽力いただいている事業でございます。ぜひとも御協力をいただいて、平成27年4月に桑名市総合医療センターをきちんとオープンできるようにしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。                   (27番議員挙手) 276: 議長(飯田一美)  27番 岡村信子議員。 277: 27番(岡村信子)(登壇)  あなた、私は、特別委員会の委員長として頑張っておるという、それはそうですよ。ちょうど2月に特別委員会の委員長を指名していただいてありがとうございます。私も3月5日に乳がんということで左胸切除だと。それで、4月1日の合併の日まで、私はそれを延ばして、そして、4月4日に手術しておりますよ。それで、今まで生かされております。だから、ぜひ病院はやらせていただきたい。だけど、これは、前市長の何年にも及ぶ、水谷前市長が何年にも及んで交渉の結果、いろいろと苦労された結果、ここへ来ておるんですよ。だから、私はこれに自分でも命をかけているんです。だから、私は、ほかの人が、信ちゃん大丈夫か、体はと言うけど、別に、これでここでばたんといったら格好ええわな。格好ええと思うよ、私がここでばたんといったら。でも、それぐらいの気持ちで私は病院にはかかわらせてもらいたいと思っていますよ。よろしいですか。議会に責任を負わせたらだめですよ。  次に移ります。  それでは、民生委員はどういう基準で選ばれるのか、また、その人物が起こした不祥事に対してあなたはどう対処していくのか言ってください。  現在、桑名市には民生委員が248名、三重県に4,039名、全国に22万9,510名の民生委員さんがございます。お世話になっております。その民生委員の選び方についてあなたがどこまでわかっているか聞いてみたいです。どうぞ答弁を。 278: 議長(飯田一美)  市長。 279: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  岡村議員の一般質問(7)民生委員はどういう基準で選ばれるのか、又、その人物が起こした不祥事に対する対処につきまして御答弁を申し上げます。  そもそも民生委員発足の由来は、地域住民の福祉向上のための相談、指導、調査などの自主的な活動や福祉事務所などへの協力活動を行う民間奉仕者として、1917年に岡山県に設けられた済世顧問制度で、1946年、民生委員令で民生委員と改称、1948年、民生委員法が施行され、現在に至っております。  委員委嘱につきましては、市町村に設置されている民生委員推薦会が推薦した者について、都道府県に設置されている地方社会福祉審議会の意見を聞いて、都道府県知事の推薦により、厚生労働省がこれを委嘱することとなっております。  また、民生委員を推薦する基準は、当該市町村議会議員の選挙権を有する者のうち、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、かつ社会福祉の増進に熱意のある者であって、児童委員としても適当である者と規定されております。  職務につきまして、民生委員法では、第1条において、民生委員は、社会奉仕の精神を持って、常に住民の立場に立って相談に応じ、及び必要な援助を行い、もって社会福祉の増進に努めるものとすると規定されています。  具体的にその職務を申し上げますと、5点ほどあり、住民の生活状態を必要に応じて適切に把握しておくこと、援助を必要とする者が、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように生活に関する相談に応じ、助言その他の援助を行うこと、援助を必要とする者が福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供その他の援助を行うこと、社会福祉を目的とする事業を経営する者、または社会福祉に関する活動を行う者と密接に連携し、その事業または活動を支援すること、福祉事務所その他の関係行政機関の業務に協力することなどであります。  このようなことを踏まえ、現在、桑名市におきましては248名の方が厚生労働大臣からの委嘱を受け、活動いただいております。  次に、不祥事に関する御質問でありますが、民生委員は、当然ながら、法令順守を常に心がける必要があり、市民の疑惑や不審を招くような行動は慎むよう努めなければならないと考えます。そのため、民生委員としての職務に携わる身であるということを自覚し、常に緊張感を持ち、不祥事に対しましては、法に基づき、事実に応じて対処すべきであると考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。                   (27番議員挙手) 280: 議長(飯田一美)  27番 岡村信子議員。 281: 27番(岡村信子)(登壇)  そこであなたに伺います。実は、私ごとで申しわけございません。私は、4年前に市長選挙に落ちまして、それで、2カ月ほど鬱状態になっておりました。そのときに、地域の近くの人たちが、岡村さん、どうしたのって、あなたがどうかなるとあかんからということで、民生委員さん、そのとき、松浦祥子さんでした。民生委員さんに鍵を渡したらということで、民生委員だった松浦祥子さんに鍵を預けました。そして、今回、リコール運動がことし1月に終わったときに、松浦さんに鍵を返してくれと言いました。その鍵がいまだに返っておりません。そして、その不祥事を、彼女は選挙で前市長の不祥事、不祥事と言っておりますけど、この自分の不祥事を棚に上げて、元民生委員というマニフェストもつくって、そうやって市会議員に上ってきたことに対して、今ここの1番席に座っておられて、市民のために発言するということに対して、私の鍵は返ってきておりませんし、私のところのドアはがたがたですから、鍵を変えたぐらいではだめなんですよ。ですから、どうしていただければよろしいですかね。そして、あなたが推薦を受けた人ですよ、松浦祥子さんは。その人が、今、現実に、こういう形にある。 282: 議長(飯田一美)  発言者に申し上げます。  先ほどの発言は……。 283: 27番(岡村信子)(登壇)  はいはい、わかりました。だから、どうですか、あなた。やっぱりこの鍵がいまだに戻ってきていないということに対してどうしたらいいんですか。だから、私は今から言っておきますよ、ここで。もう時間がないですから。248名の桑名市の民生委員さんの皆さん方に本当にお世話になっております。お世話になっておりますけれども、どうかその人たちがどういう動きをしてみえるか、ちゃんと調査してください。よろしくお願いいたします。                   (発言する者あり) 284: 議長(飯田一美)  先ほどの発言は、議員個人の問題であり、議会と直接関係がないものと考えます。発言には気をつけていただきたいと思います。  市長。                   (発言する者あり) 285: 27番(岡村信子)  もう1回言いましょうか。ですから、私は、248名の民生委員さん、本当にお世話になっておりますよ。しかし、名古屋でも通帳をどうのこうのといって事件がございましたね。ですから、やはり桑名の民生委員さんの皆さんのこの2、3年の動きをぜひ調査をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。                   (発言する者あり)  これは答弁してください、市長。市長に答弁をお願いしたい。市長に頼んでいるんです。それをしますかしませんかって。 286: 議長(飯田一美)  市長。  時間がないので、簡潔にひとつお願いします。 287: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  岡村議員の再質問に御答弁をさせていただきます。  現在、私どもは、民生委員の方々にはしっかりと職務に取り組んでいただいているというふうに考えておりますので、そのような調査を現在するつもりはございませんので、よろしくお願いをいたします。                   (27番議員挙手) 288: 議長(飯田一美)  27番 岡村信子議員。 289: 27番(岡村信子)(登壇)  じゃ、あなたは、推薦を受けた元民生委員さんの件に関しても何もなしですな。そういうことはありですか。  じゃ、お伺いいたします。副市長、厚生労働省の副市長、こういう事例があったときはどうされるんでしょうね。御答弁をお願いします。
    290: 議長(飯田一美)  副市長。  時間がありませんので、簡潔にお願いいたします。 291: 副市長(三浦 明)(登壇)  岡村議員の再質問にお答えをいたします。  今、御指摘をいただきました方は、現在、民生委員ではないというふうにお聞きしておりますので、何かしらのことをするということは考えておりません。  以上であります。                   (27番議員挙手) 292: 議長(飯田一美)  27番 岡村信子議員。  もう時間がありませんので、簡潔にお願いします。 293: 27番(岡村信子)(登壇)  議長、私は、あと、選管の委員長にお聞きしようと思っていた2点をちょっと残しております。伊藤清隆委員長、本当にきのうのところで、私は、きょうはそういう、ちょっと削除しようと思っておったところでございます。いろいろありがとうございました。 294: 議長(飯田一美)  岡村議員に申し上げます。  先ほどの発言につきましては、後刻議事録を精査の上、議長において措置したいと思いますので、御了承願います。    ───────────────────────────────────────  ○散会の宣告 295: 議長(飯田一美)  本日はこの程度にとどめ、あとの方は来る15日にお願いすることにいたします。  来る15日は、午前10時に会議を開きます。  本日は、これにて散会いたします。                                     午後4時35分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   平成25年1月11日        議     長       飯 田 一 美        署 名 議 員       倉 本 崇 弘        署 名 議 員       飯 田 尚 人 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...