桑名市議会 2011-09-28
平成23年議会運営委員会 本文 開催日:2011-09-28
それでは、これより質疑を行います。なお、質疑を行うに当たりましては、私見ですね、みずからの意見を述べるのではなく、請願の趣旨を外れないように質疑をしていただきますようによろしくお願いいたします。
それでは、御質疑があれば。請願者の方も、紹介
議員の方に対しての質疑ですので、私見ではなく質疑をお願いしたいと思います。
質疑があればお伺いをいたします。
5:
委員(
伊藤真人)
伊藤真人ですけれども、
議員定数に関して、関西方面では結構
議員を減らしているんですけれども、私たち、視察に行った先で必ず確かめてくるのが、何でこの人数なのということでお聞きしてくるんですけれども、結構人口密度というのがあるんですね。同じような人口規模でいくと、大体少ないところでも22人というのがあったわけですけれども、小川
議員の、今、定数の趣旨、根拠の説明の中に、人口密度というのはお考えにはありますか、入っていますか。
6:
議員(
小川満美)
人口密度は調べていないんですけれど、市域の面積については割り戻しているので計算はしています。例えば津市は、710平方キロメートルで
議員1人当たり19平方キロメートルあります。桑名は、それに比べて
議員1人当たり4.55平方キロで、随分やっぱり市域は狭い部類に属していますし、人口密度といえば、その分、面積に対しての人口というのは、やっぱり密度は高いほうだというふうに思っています。
7:
委員長(
安藤寛雅)
ほかに質疑があれば。
8:
委員(
飯田尚人)
小川
議員から、今、人口大体7,000人に1人というのが一番妥当ではないかと言われましたけれども、大体7,000人、その7,000人が妥当であるという根拠はどこにありますか。
9:
議員(
小川満美)
小川です。
先ほども言いましたように、津市が
議員1人当たり7,832人、四日市は8,470人、鈴鹿が6,075人ということで、桑名の4,600人に比べて、随分やっぱり市民1人当たりというか、
議員1人当たりの市民の数というのに大きく違いがありますので、その平均といったら変ですけれど、市の面積も勘案して、四日市市が
議員1人当たり5.71平方キロで、桑名が4.55平方キロなので、四日市よりも人口密度は高いわけですよね。ただ、20人を切るようなことがあれば、
委員会も3
委員会とか2
委員会とか、町議会のときが22人でしたね、たしか。に減ってしまいますので、20人ぐらいでということですけど。
10:
委員(
飯田尚人)
今お伺いしたのは、人口密度、土地の広さじゃなくて、7,000人という数の根拠がどこにありますかとお伺いしたんですけれども。今、小川
議員おっしゃったのは、他市も大体そんなんだから、それがいいんじゃないかという、それじゃなくて、確固たる、7,000がベストだという根拠を教えていただきたいんですけれども。
11:
議員(
小川満美)
議員1人当たり1万人という極端な御意見もある中、やはりそれほど定数を減らしているのは三重県内にはありませんので、7,000人が妥当な線といったら変ですけど、津や四日市よりはまだ少なく、でも、鈴鹿よりは、鈴鹿は6,075人ですから、まあ、そういうところですね。
12:
委員(
飯田尚人)
そうしますと、個人的な意見で7,000が適当だよというふうに私は考えるということでおっしゃってみえるということでよろしいですか。
13:
議員(
小川満美)
個人的な意見というよりは、市民の方が7,000人が妥当だというふうに考えている。四日市が8,000人、津が7,800人ということです。
14:
委員(
飯田尚人)
1点だけ確認させてください。
7,000が正当であるという理論的な根拠というのは持ってみえないわけですね。
15:
議員(
小川満美)
理論的なというのはどういう意味でしょう。
16:
委員(
飯田尚人)
その言葉のとおり、何らかの明確な理論があって7,000だというのか。
17:
委員長(
安藤寛雅)
7,000の根拠を聞いているんですから、7,000の根拠をもう一度説明いただければと思いますが。
18:
議員(
小川満美)
三重県内の他市の状況を考えて、面積案分とか人口密度とかもあわせて7,000人ということです。今が4,600人ですから、1万人というと半分になってしまいますので、それはちょっと極端じゃないかということで。
19:
委員(
飯田尚人)
そうしますと、7,000というのは周りが、近隣の都市が7,000ぐらいだから、そこが適当なんじゃないかということで数字を出されたということでいいわけですね。
20:
委員長(
安藤寛雅)
ほかに質疑がある方は。
21:
委員(
飯田一美)
飯田ですけど、先ほどから面積のこともこだわってみえるわけなんですけど、津市、一つ例に挙げますと、2市8町で合併して、ほとんど山ばっかしですよ、あそこ。私は、美里村へよく行きますんですけれども、周りはほとんど山ばっかしで、人口的なあれが本当にあれになるので、面積を比較にしてもらうのはちょっとどうかなと思います。その辺はどういう考えで言ってみえるのか教えていただきたいですね、根拠を。
22:
委員長(
安藤寛雅)
面積についての根拠だそうです。
23:
議員(
小川満美)
やっぱり合併して面積が広くなっているということで、津なんかも28万人ですけれど、1カ所に28万人固まっているわけではなく、ばらばら点在しているところは、やはりそれなりの人数がいないことにはカバーできないという意味で面積も参考にしました。そういう意味では、四日市市は、205平方キロですけれど、30万人で、
議員1人当たり5.7平方キロで、桑名が4.55で比較的近いなという感じはしています。松阪は、ちなみに合併して623平方キロになっているんです。それでも人口16万人で30人だから、松阪みたいにすごく面積が広くなってしまったところを、じゃ、人口が16万人だからといって急激に減らすと、やっぱり飯高とか離れたところに住んでいるところにも影響が出るのではないかという意味で面積を参考にしました。
24:
委員(伊藤文一)
そうしたら、今、割かし大都市ばっかりのことをおっしゃってみえるんですが、いなべ市なんかも相当な面積を持っておると思いますが、あそこでいくと1,000人ちょっとじゃないかなと。それと、それだけでなく、四日市は、給料が1人当たり60万とか、桑名は46万、そういう計算もされて7,000人が適当であるのか。本当にそれだけ人件費が、今の10人を削減してそれだけ浮いてくるのか。ただ、20人にしたら、やっぱり四日市並みに給料も上げるのか、その辺もお考えをお持ちなのか、ちょっとお聞かせ願えませんか。
25:
議員(
小川満美)
小川です。
市民の方から出された請願ですので、給料のことについては現状維持というだけで、上げるとかということは、それこそ議会のほうで御議論いただくというだけで、市民のほうから上げてくださいという請願の趣旨ではございません。
26:
委員(伊藤文一)
先ほど言いましたいなべ市のことについてはいかがですか。それと伊勢市、それから、言うたらあれなんですが、確かに市民の声と言われますけど、市民の方も46万もらっておるということは十分知っておられるし、この請願者の方も元
議員でございますので、十分そういうことも認知してみえると思いますので、十分その辺の考え方も入れてお話をしていただけませんか。
27:
委員長(
安藤寛雅)
いなべ市の件はどうでしょうか。
28:
議員(
小川満美)
済みません、いなべについては調べていない。隣といっても人口が少ないので。
29:
委員長(
安藤寛雅)
ほか、質疑。調べていないそうですので、それ以上は。
30:
議員(
小川満美)
一応、人口規模とか財政規模とか似た団体と比較しないと余り意味がないのではないかなというふうには思っています。それで、桑名市の場合は、三重県下でも名張市に次いで、やはり将来負担率が高いし、実質公債費比率も高いところです。四日市は、桑名に比べればまだ財政状況も、伊勢や松阪は、はっきり言って、実質公債費比率が、これ、きのうの朝日新聞にも載っていたんですけれど、8.8%とか10%切っているんですね。桑名は11です。将来負担比率に至っては、伊勢は36、松阪は56、桑名は147というふうになっていますので、その辺の財政状況も少しは勘案してという意味です。
31:
委員長(
安藤寛雅)
今の件に対して引き続き質疑があればお受けしますが。今の件ですね。
32:
委員(伊藤文一)
いなべ市が調べていないというのはちょっとおかしいと私は思いますので、やはり一番近くであるし、面積的にいっても相当な面積をお持ちだと思っておりますし、また、伊勢市のことは一言も、定員とかそういう、
議員1人当たり幾らというのも出ておりませんし、もし
議員を10人削減したとしても約7,000万。7,000万なら桑名市の今から財政の見直しとか、そういうものによって十分補っていける部分だと思います。また、30人おれば……。
33:
委員長(
安藤寛雅)
質疑してください。質疑をお願いします。
34:
委員(伊藤文一)
そういうことですので、十分その辺も考えておられるのか、一遍お聞きしたいと思っています。
35:
委員長(
安藤寛雅)
削減の効果ということですか。削減の効果がどうかということですね。
36:
委員(伊藤文一)
両方ね。伊勢市もあれもね。どういうような状態。
37:
議員(
小川満美)
ちょっと意味がわからなかったんですが。
38:
委員長(
安藤寛雅)
伊勢市の現況と、それから、削減の効果をどう考えるかということだと思いますが。
39:
議員(
小川満美)
伊勢市は桑名と似たような状況です。人口13万人で28人です。面積も132平方キロと比較的近くなっていますが、先ほども言いましたように、財政状況がやっぱり、伊勢市の場合は将来負担比率も36と大幅に違いますので、じゃ、面積や人口が同じぐらいだから
議員の数が同じでいいのかといっても、個々の自治体の状況とかも個別なので、それはそれで、桑名は一体幾らにしたらいいのか、何人にしたらいいのかというのは別に考えるほうがいいというふうに思っています。あくまでも参考にはなるとは思いますが。
40:
委員長(
安藤寛雅)
削減の効果については。
41:
議員(
小川満美)
削減の効果についてはどういうふうに。
42:
委員長(
安藤寛雅)
今さっき質問がありましたでしょう。削減。
43:
委員(伊藤文一)
10人削減しても7,000万でしょう。そしたら、それ、どこにあったら、まだ幾らでも削減の方法はあると思うよ。それより市民の声が届くように、10人の人がおったほうが効果が出てくると私は思っていますよ。
44:
議員(
小川満美)
行革を進めれば7,000万ぐらいの経費が削減できるという根拠は何なんでしょうか。わかりません。
(
発言する者あり)
45:
委員長(
安藤寛雅)
削減の効果についてはもうよろしいですか、これで。
46:
委員(
飯田尚人)
紹介
議員、
小川満美議員にお伺いします。
この内容は熟知され、理解されて紹介されたということでよろしいですよね。
47:
議員(
小川満美)
はい。
48:
委員(
飯田尚人)
そうしますと、今おっしゃいました、ほかの近隣の同レベルの都市に合わせなさいと、合わせるのがベストですよというのは、それは小川
議員の意見でよろしいわけですか。
49:
委員長(
安藤寛雅)
それはちょっと、個人的意見ではなくて、質疑の範疇にしてください。
50:
議員(
小川満美)
そうです。
51:
委員長(
安藤寛雅)
あくまでも請願書に対する質疑でお願いいたします。
ほかに。
52: 副
委員長(市野善隆)
市野です。
20人の定員の根拠について、桑名市の産業構造とかまちづくり全般からお尋ねをしたいと思います。
桑名市は、非常に伊勢湾という海もあり、川もあり、平地もあり、丘もあり、山もありということで、ある意味、農林水産業、商工業、多度の多度山再生を林業と見れば、すべての産業がそろっている極めて全国的にも特異なまちであるというふうに思っております。また、工業団地もあれば、かつてのいわゆる伝統的な工芸である鋳物とかそういったもの、ずっと続いております。農業に関しても、例えばトラクターで大規模をやっている方もあれば、そうでない方もいらっしゃいます。例えば漁業に関しても、大型の機械を取り入れて、例えばノリなんかをやられている方もあれば、そうでない方もあると。かつ防災の面から見れば、海抜ゼロメートル地帯が極めてこれだけ市内の面積を含める地域というのも、全国的に非常に厳しい防災面でのまちづくりが求められる地域であります。
20人という定数で、産業構造とかまちづくり、防災の面から見て、住民の声をこれで酌み取れる人数であるというふうにお考えかお尋ねをいたします。
53:
議員(
小川満美)
これから
議員はどういった仕事をしていくのか、議会は何をしていくのかということを考えたときに、地方分権が進んでいる中、やはり住民の声というのは直接
議員がお伺いに行って、それを市のほうに届けるというのではなく、逆に行政のほうが住民参加を進めていって、住民の声は直接それぞれのその地域に必要なこと、必要な施策というものは市役所のほう、行政のほうが直接住民の声を取り入れる仕組みを構築していく時代に変わってきたというふうに思います。
議員は、やはり全体的に全市的に財政状況を見るとか、将来計画を立てるとか、そういうことに特化していくのも一つの方向かなというふうに思っていますので、産業構造ですとかというよりは、20人で全体的なところを見ていけるということも含まれています。
54: 副
委員長(市野善隆)
そういう意見もないことはないというふうには理解をしますが、この20人の根拠ということに関して言うのであれば、先ほどの答弁といいますか、それに関しては、いわゆる行政そのもののことに関しての仕組みのことであって、議会は二元代表制という前提がありますので、少しいかがなものかなと私は感じるんですが、その点はどうでしょうか。
55:
議員(
小川満美)
少しいかがなものというのはどういう意味。
56: 副
委員長(市野善隆)
二元代表ですから、行政と議会は、市長ですけれども、市長部局になるかと思うんですが、それぞれがきちっと対等する立場にあってやるというふうにあろうかと思います。議決機関でありますので、確かに行政が市民に意見を求めるということも大変重要かと思いますけれども、我々
議員がそれぞれの支援者、あるいは支持者の皆様、市民の方から声を受けるということは、私自身は非常に大事だと思うんですが、私、それの、先ほどの意見は一定の理解はしますが、今の仕組みそのものから少しずれるのではないかと私は思うんですが、いかがでしょうか。
57:
議員(
小川満美)
それは市野
委員の個人的な考えで、質疑の範疇を超えているのではないでしょうか。
58:
委員長(
安藤寛雅)
ほかに質疑は。
59:
委員(渡邉清司)
渡邉でございます。
まず、この請願を出されたということに関しては、強い信念をお持ちで出されたと思っておりますので、まず、その強い信念のほうを一遍聞かせてください。
60:
議員(
小川満美)
これから議会改革検討会のほうで
議員の歳費や、それから、定数、広報のあり方、そういうことを話し合っていくということを聞いています。それで、これはあくまでも市民からの提案、一つの御意見として20人というのが出てきていますので、これも参考にして議論していただきたいということも含んでおります。
61:
委員(渡邉清司)
強い信念というのはそういう意味じゃないんですけどね。附帯意見の決議で恐らくこれを出してきたと思いますから、我々に、なるほど、そうだというようなきちんとした理論の根拠を持ってきてもらわないと、市民が言っていたから出してきたとか、そんなんだったら、みんなほかに市民が。おれのところ、もっともっとふやしてもいいんじゃないかと言う人もおるよ。そうでしょう。だから、そうじゃなくて。もういいです、これで。
それで、いろんな社会保障の増大とかなんかもおっしゃってみえる。これは国がやること。我々地方がやることじゃないと思います、私は。それから、経費の削減とか、経営政策を求めていく必要がありますというのは、これは我々議会人がやることであって、やっぱり少ないより多いほうが多くの意見を聞けると思う。私は思いますが、小川
議員はどう思いますか。
62:
議員(
小川満美)
多くいれば多くの意見を本当に吸えるんでしょうかというところも、仕組みの問題だというふうに思います。やはりきちっと行政のほうから出されてきた政策を見、将来のことも考え、議論していくには、20人あれば足りるというふうに考えています。
63:
委員(渡邉清司)
また後で討論しやいいんですけど、あなたの考えも。それから、一つ、今の多ければいいんでしょうか、まとまるんでしょうかというのは、それは今までの議長に対して失礼ですよ。まとめてみえたんですから、34人のときでも。それは撤回してください。
64:
委員長(
安藤寛雅)
渡邉
委員、質疑。質疑をお願いします。
65:
委員(渡邉清司)
今から行くやないの。
66:
委員長(
安藤寛雅)
質疑をまずして。
67:
委員(渡邉清司)
今から行くがな。
68:
委員長(
安藤寛雅)
渡邉
委員、質疑をお願いします。
69:
委員(渡邉清司)
それから、政務調査費が5万円から2分の1に削減されたいということをおっしゃってみえますが、私はまだ足らんと思っておるんです。いろんなところを調査するのにね。これをそうやられた、これとしての今の根拠を言っていただきたい。
70:
委員長(
安藤寛雅)
調査費の根拠でいいですね。
71:
委員(渡邉清司)
そうですわ。半分にするね。
72:
委員長(
安藤寛雅)
その根拠をお願いします。
73:
議員(
小川満美)
たしか刈谷市も月額5万ではなく、年額60万より少なかったというふうに思っています。非常に財政状況のいい刈谷市が。やはり政務調査費の使い方に対しては問題がある部分もあり、本当に5万円必要なのかなというところも考えなければならないというふうに思っています。松阪市も月額2万5,000円、半分でやっています。伊勢も3万です。それでも松阪市は、市民のほうから、北海道や九州に視察研修に行くのはいかがなものかというふうに住民訴訟も起こされている時代ですので、一度やはりここはきちっとした使い方を示した上での、一たん下げて、必要であれば増額というのも方法かなというふうに思っています。昨年、ちなみに半分ぐらい返したところもありましたので、昨年の政務調査費を半額ぐらい返納しているところもありますので。
(
発言する者あり)
74:
委員長(
安藤寛雅)
今は質疑ですので、あくまでも質疑をお願いいたします。
(「やりとりはやらせてもらえんのやね」と呼ぶ者あり)
やりとりはないです。開陳はするけれども、やりとりはないでしょう。紹介
議員とのやりとりはないでしょう。それはなしですので、質疑で、今、小川
議員に対する質疑を。意見開陳というのは
委員だけですので、そこだけ御理解いただいて、お願いします。
質疑はよろしいですかね。
75:
委員(
伊藤真人)
政務調査費の半減に関してですけれども、今、小川
議員言われたように、現在でも調査費を利用される方、そうでない方、すごい差があるんですよね。差があって、実際に、私は、年間予算の何%を使われておるのか把握していませんけれども、こういう議会改革を進めていく中で、だんだん
議員も調査能力とか立案能力とか高めていくのには、大事な調査費だと私自身は思うんですけれども、半分になると、例えば会報を1回出しても、議会報を、30万、40万とかかりますよね。それだけでもうこの予算というのは足りませんよね。そうすると、すべて、あと足らん分は
議員個人が負担してやれというお考えでよろしいんでしょうかね。
76:
議員(
小川満美)
議員報酬もいただいていますし、
議員活動については、政務調査費も2万5,000円あれば何とかできるというふうには思っています。現在、実際、今使われている使われ方が、やはり遠いところへの視察研修旅費というのが大幅に占めています。定期的に会報を出されている方も少ないので、会報については、やはり後援会だよりと議会報の区別というものも、もう少しつけなければならないのではないかというふうには思っていますので、政治活動と
議員活動の区別ということも含めて、やはり議会活動としての政務調査費は月額2万5,000円で十分だというふうに思っています。
77:
委員(渡邉清司)
この二つの請願の事項なんですが、聞かせてください。なぜ今出してみえたのか。
78:
議員(
小川満美)
なぜ今かというのは、これから議会改革検討会のほうで
議員定数についての削減とか、ほかの議会改革も含めて話し合われるということですので、決まる前に、市民としての意見というか、請願を出しました。決まってから出したのではちょっと遅いなというのが、今出す理由です。議論のテーブルにのせていただきたいんですけど。
79:
委員長(
安藤寛雅)
ほかに質疑は。大体質疑はよろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
どうしましょう。質疑はないようですので、ここで終結をしようと思うんですが、昼になりましたが、引き続き行うか、それとも休憩して午後から行うか。どうします。
(「このまま引き続きやられたらどうですか」と呼ぶ者あり)
引き続きという声がありますが、どうですか。
(「
委員長の判断で、長引きそうやったら昼からで」と呼ぶ者あり)
暫時休憩をして、午後から再開しますので、よろしくお願いします。
午前11時54分 休憩
午後1時00分 再開
80:
委員長(
安藤寛雅)
それでは、休憩前に引き続き質疑を行います。
質疑があればお伺いをいたしますが。
(「なし」と呼ぶ者あり)
なければ、私から1点よろしいですか。
請願のほうで、行政改革の観点からということで書いてあるんですが、私どもは行政改革につきましては十分理解をしておりますが、行政改革の部分と議会の機能、権能ということは大事だと思うんですけれども、ここについて、議会の機能のところ、権能とかそういう表記がないんですが、そこについてはどのようなお考えがあるのか、議会の機能、権能についてのお考えをお聞かせください。
81:
議員(
小川満美)
済みません、議会の権能に関しては、請願の趣旨には入っていませんので。
82:
委員長(
安藤寛雅)
ほかに御質疑はありませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、それでは、以上で質疑を終了いたします。
次に、意見開陳を行いますので、開陳といいますのは、御自分の意見の表明、討論も踏まえたことになります。ですので、各会派なり、各
委員さんの御意見、また、討論も含めての御意見等があればお伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。
意見のある方は
発言を願います。
順番に行きましょうか、いいですか。
(
発言する者あり)
じゃ、会派としての代表の意見があれば。
83:
委員(
飯田一美)
桑風クラブの
飯田一美でございます。
この問題については、桑名市議会の中に議会改革検討会というのを設けまして、そこで議長さんのほうから付託を受けて、2点の問題を提議されました。
それは、1点目は、議会だよりを発行するかどうかということと
議員の削減ですね。
議員数を削減すると。その2点を議題として前回から取り組んでおるところでございまして、まず、私が座長をやらさせていただいておりますので、そのときに皆さんに諮ったのは、どちらから先に進んだらええかということでございましたので、皆さんは、議会だよりが予算が伴うので、できたら議会だよりのほうから先に取り組んでいただきたいということでございまして、それで、議会だよりのほうを取り組んで、それが終わり次第、
議員の削減について討議をしたいということでございますので、ここで、はっきり言って、どうのこうのということは私は控えさせていただいて、我々の4日にまた議会改革検討会を開かさせていただきまして、そういう場でまた真剣に皆さんから御意見等を聞いて決めていきたいと、そのように思っております。
84:
委員長(
安藤寛雅)
ありがとうございました。
飯田
委員、済みません、先ほど議会改革検討会の中で
議員定数の削減ということを言われたんですが、議長のほうからは、
議員定数のあり方というふうに聞いておりますので、そこだけちょっと、もしあれば訂正をお願いしたいんですが。
85:
委員(
飯田一美)
あり方についてでございます。
86:
委員(渡邉清司)
渡邉でございます。新自由クラブでございますが、個人的な意見にさせていただきます。
今のこの削減を求めるのと政務調査費に関しては、総論は反対はいたしません。必要なことだろうなという思いはいたしております。しかしながら、今、桑名市議会30名ということで、合併というのを60名から30名までになりました。そして、またすぐこれから20名という、そういう三段跳びというのか、ホップ・ステップ・ジャンプがかなり長いなと、そんな気がいたしております。そして、
議員の勉強会でしたか、あのときに江藤先生をお呼びしたときに、江藤先生が余り
議員を削減しても民意が届かないぞ、そして、政務調査費についても、十分利用できるものは利用して、しっかりと議会に反映させたらどうだというような勉強会をさせていただいて、大変感銘を受けた覚えがございます。したがいまして、そうそう簡単に大幅に削減したりなんかするのに大した……。それから、政務調査費というのを、やはり誤解を招いている部分があるのであれば、それをしっかりと皆さんが正せばいい話で、これについては各論反対ということで私は思っております。以上です。
87:
委員長(
安藤寛雅)
渡邉
委員、反対はしないけれども、各論反対というのは。
88:
委員(渡邉清司)
今これをすぐやるのは反対。この請願に対しては反対。
89:
委員(
伊藤真人)
フォーラムの
伊藤真人でございます。
まず、持論からいきますと、もともと私は、当局に対しまして、人件費の20%削減を訴えているということで、議会の
議員定数にもそれを当てはめて、20%の削減、よって、24名ということで訴えてはおりますけれども、その根拠としましては、桑名市議会のように、本議会じゃなくて
委員会重視の議会は、
委員会の中で討議をするのに最低6人から10人の人数が要るというような学識者の話でございますので、その最低人数に当てはめて、現在の4
委員会で6名で24名という持論を持っております。
そんな中で、ただいま飯田
委員もおっしゃいましたけれども、議会改革検討会におきまして、議長から諮問を受けています
議員定数のあり方の中で現在議論されております。その中でアンケート調査を各会派、
議員にしたところ、ほとんどの方が削減には賛成であるということから、削減には賛成をいたしますが、議会の大切さが問題になっているこの御時世の中で、議会のパワーアップということも問題になってきていると思います。そんな中で、20人という、減らし過ぎという感覚があるんですが、その20人が妥当かどうかはちょっとわかりませんので、この請願自体には反対をいたします。ただし、請願の趣旨であります定数の削減には賛成でございます。
90: 副
委員長(市野善隆)
市野です。会派で意見を取りまとめ、そのまま話させていただきます。
請願の趣旨はわからないわけではありませんが、基本的に反対という立場で、この請願に関しては、3点から述べさせていただきます。
まず、1点目ですが、議会は、社会の多様化に伴いさまざまな意見を集約しなければなりません。そして、桑名市に置きかえるなら、多様な産業構造、形態のこと、これらいわゆる防災、まちづくり、さまざまな面から考える必要があるかと思います。20名の定員に関しては、根拠がまだ十分定かでないというふうに感じております。
2点目、政務調査費に関しては、
議員の資質の向上とかそういったものは必要であると思いますし、政務調査をすることによって、さまざまなまちの施策が実現できたこともあろうかと思います。安易に削減というのはいかがなものかと感じております。
3点目ですが、皆さん申されましたとおり、議会改革検討会において、
議員定数のあり方等が議論をされております。意見を集約した段階では何らかの削減が必要であろうというのが議会の中の半分以上の意見であるというふうに認識をしております。これらに関しては、議会改革検討会の中で議論して、一定の市民の皆さんに説明を果たしてすべきものであるというふうに考えています。以上です。
91:
委員長(
安藤寛雅)
ありがとうございました。
もしそれ以外の
委員さんで御意見があればお伺いしますが、よろしいですか。
92:
委員(倉田明子)
会派の代表として、うちの会の渡邉会長が言ってくださったのでそれでいいんですけど、補足としまして、この請願に関しましては、3点、行革の視点ではあったんですけれども、議会改革の視点が入っていなかったということと、それから、20人という人数の理論的根拠がなかったということ、そして、地域民主主義では、やっぱり住民代表というのが
議員ですので、その点に関して安易に減らすということに対して、ちょっと疑問があるということがあるんですけれども、民意の中に、
議員定数を減らすという声が上がってきているという声も多々聞きますので、さきの
議員さんがおっしゃったように、今、この議会の中では議会改革検討会がありますので、そちらで慎重に諮っていただくということが望ましいと思います。以上です。
93:
委員長(
安藤寛雅)
ありがとうございました。
ほかにもし御意見があればお伺いいたしますが、よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
大体意見も出されたようで、大体集約できるのかなという気はするんですが、改めて、もう一回、御意見があれば。よろしいですね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
大体御意見を伺いましたので、それでは、挙手により採決に移りたいと思いますが、それでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
それでは、挙手により採決をいたします。
請願第5号 桑名市議会
議員の定数及び政務調査費の削減を求める請願書を原案のとおり採択することに賛成の方は挙手を願います。
(賛成者挙手)
ありがとうございました。
挙手なしと認め、不採択と決しました。
これで、本
委員会に付託された請願の審査は終了いたしました。
なお、今回のこういう請願があった趣旨は、各
議員さんもよく理解をされていると思いますので、今後のことにつきましては、いろんな御意見が市民の方からあろうかと思いますが、この件につきましては、議長に報告の上、議会改革検討会のほうで御議論いただくというふうに理解をしております。それでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
そういうことで、以上で
議会運営委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
午後1時14分 閉会
委員会条例第31条の規定により、ここに署名する。
平成23年9月28日
委 員 長 安 藤 寛 雅
副 委 員 長 市 野 善 隆
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