桑名市議会 2003-10-01
平成15年第3回定例会(第6号) 本文 開催日:2003-10-01
まず、審査の結果から申し上げます。
議案第69号の所管部門、議案第75号、議案第76号、議案第82号、議案第84号、議案第85号、議案第86号、議案第89号、議案第90号、議案第91号の10議案につきましては、全会一致をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、審査の概要について申し上げます。
まず最初に、議案第69号 平成15年度桑名市一般会計補正予算(第2号)の所管部門について申し上げます。
委員から、款2の総務費中、入札監視委員会について、意見交換の場を持ってはどうかとただしたところ、当局から、民間の専門分野の方々の御意見や御提言を監視制度に反映していく必要があり、年4回程度開催する中で意見交換の場を構成していきたいとの答弁がなされました。続いて、他の委員から、この監視委員会の役割等についてただしましたところ、当局から、監視という言葉の中には、一つは今までの入札の過程のあり方と、これからは電子入札、あるいは郵便入札に向けての御意見等をいただくという二つの側面でお願いし、専門家の立場で御意見をいただいて、改善するところはしていきたいとの答弁がなされました。さらに、他の委員から、役割や事後だけでなく、今後の入札監視委員会のあり方を具体的にする必要があるとの意見が述べられました。
次に、議案第75号、議案第76号、議案第82号、議案第84号の4議案につきましては、特段の意見はございませんでした。
そのほか、所管事務に関係して、今回のRDF発電所の爆発事故に伴う防災対策室の役割、6月議会での答弁に関連して事故防止マニュアル、命令責任、幹部の勉強不足等について、また、収納特別対策委員会の今後の取り組み状況について、特に、茨城租税債権管理機構への視察を踏まえ、納税意識が低いという現状と今後の対策についてそれぞれ意見等が述べられました。
次に、議案第69号の一般会計補正予算、款9の消防費について申し上げます。
委員から、公務災害補償費の負担割合についてただしましたところ、当局から、これまでに例がないが、それぞれの町の規模等によって割り当てて請求するのが妥当であり、現在、検討中だとの答弁がなされました。
次に、今回のRDF爆発事故について、委員から事故後の職員の安全管理体制及び放水の要請はどこから出たのかなどについて、当局に考えをただしました。当局から、今回の場合は、消防法上の指定がないということから、本来、指定がある安全管理が全くされていない、例えば、高温に上がってきたときの冷却装置及び消火装置、それから、全体で30メーターほどあるタンクの中にRDFがどれだけ入っているのかというゲージすらない、それは法律上はつけなくても安全管理上は、消防の問題じゃなくてみずからの問題として、そういう対応がぜひ必要ではなかったのかと説明がございました。また、こうした痛ましい事故を2度と起こさないため、今回の事故を教訓に、安全管理の重要性について真剣に取り組んでまいりたいとの答弁がなされました。
さらに、委員から、捜索途中なので一切の発表はできないと思うけれども、捜査が一区切りした段階で、桑名の消防本部として見解を出される御予定があるかどうか、また、このことが今後の貴重な反省資料になると思うがどうかについてただしました。当局から、決めていただくのは第三者で、私どもが決めるべきものでもないし、それぞれの立場で意見を出してもらった見解にしたがって対応していかざるを得ないと。ただし、消防としての一つの考えは持っておりますとの答弁がなされました。また、放水の要請については、メーカー側の要請によって放水されたとの答弁がございました。
次に、議案第85号、議案第86号の2議案につきましては、特段の意見はございませんでした。
次に、議案第89号、議案第90号、議案第91号の3議案に関係して、委員から、消防車は難しいと思うけれども、救急車は一般競争入札するとか、他市との合同での入札など、いろんなケースを考えた物品購入についてただしましたところ、当局から、仕様書が異なってつくられるなど、定番がないというのが消防車両の高額になる一つの要素ではないかと。そういう中で、一緒にというのはなかなか難しい部分がありますけれども、将来的に全国規模で対応できる部分については検討していきたいとの答弁がなされました。そのほか、消防の所管事務に関係して、消防団の消火栓の維持管理、消防力の強化、市消防と各分団の責任のあり方などについて意見等が述べられました。
以上、審査の概要を申し上げ、総務政策委員会の審査報告といたします。
何とぞ議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
5:
議長(
吉良勇蔵)
次に、
環境福祉常任委員長の報告を求めます。
14番
成田正人議員。
6:
環境福祉常任委員長(
成田正人)(登壇)
環境福祉常任委員会の審査結果の御報告を申し上げます。
今期
定例会に上程になりました各案件のうち、当委員会に付託されました関係7議案につきましては、去る24日に委員会を開催し、清掃センター新築工事現場ほか1カ所の現地視察を行うとともに、担当理事者より詳細なる説明を受け、慎重に審査を行いました。その結果は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりであります。
すなわち、議案第69号の所管部門、議案第72号及び議案第83号の3議案については賛成多数で、議案第70号、議案第77号、議案第78号及び議案第81号の4議案について、全会一致をもっていずれも原案のとおり可決、認定すべきものと決しました。
次に、今回提出の平成15年請願第1号 知的障害者授産施設(通所)建設の認可に関する請願書につきましては、慎重に審査を行いました結果、全会一致をもって採択すべきものと決したところであります。したがいまして、採択したことに伴う意見書の処理につきましては、
議長の手元で処理願うよう申し出を行いましたので、あわせて御報告申し上げます。
なお、審議において、議案第69号 平成15年度桑名市一般会計補正予算(第2号)につきましては、精神障害者福祉費に計上されております精神障害者居宅生活支援事業費増の内容について、担当者より詳細な説明を受けた次第であります。これに関連して、措置制度から支援費制度に移行されたことに伴い、行政も保護者の意見等を十分聞き、この制度の主旨に基づいて円滑に実施されるよう要望した次第であります。
議案第70号 平成15年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第72号 平成14年度桑名市桑名市民病院事業会計決算の認定について、議案第77号 桑名市社会福祉事業基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正について、議案第78号 桑名市交通遺児対策事業基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正について、議案第81号 和解及び損害賠償の額の決定について、議案第83号 桑名広域清掃事業組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更についての6議案につきましては、別段の意見はありませんでした。
ただし、審査の過程におきまして、三重RDF発電所貯蔵槽爆発事故以後、ごみ処理先の確保が三重県を通し行われているものの、ごみ処理が遅延している現状にかんがみ、三重県にさらに一層のごみ処理先の確保に努めるよう要望いたしたところであります。
以上をもちまして、簡単ではございますが、環境福祉常任委員会の審査結果の御報告といたします。
何とぞ議員各位の御賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。
7:
議長(
吉良勇蔵)
次に、
教育産業常任委員長の報告を求めます。
5番
伊藤惠一議員。
8:
教育産業常任副
委員長(
伊藤惠一)(登壇)
教育産業常任委員会に付託されました関係議案につきまして、当委員会における審査結果の御報告を、飯田一美
委員長欠席のため、副
委員長の
伊藤惠一が申し上げます。
去る9月24日に委員会を開催し、下深谷排水機場施設のほか1カ所の現地視察を行うとともに、議案第69号 2003年、平成15年度桑名市一般会計補正予算(第2号)の所管部門、議案第87号 桑名市、桑名郡、員弁郡視聴覚ライブラリーに関する事務の委託に関する規約の廃止についての2議案について、担当理事者より詳細なる説明を受け、慎重に審査を行いました。
両議案とも、別段の異議は無く、いずれも全会一致で可決すべきものと決した次第であります。
次に体育指導委員の定年60歳、任期10年及び採用40歳以下の確認がなされました。
また、今回提出の2003年、平成15年請願第2号 教育基本法「改正」に反対する国への意見書採択を求める請願につきましては、賛成意見もございましたが、現段階では国の方でも意見集約ができていない状況であり、もう少し研究すべきとの意見が多数を占め、採決の結果、賛成多数をもって、今後も引き続き調査研究を要するものとして、閉会中の継続審査とすべきものと決しました。
これをもちまして、
教育産業常任委員会の審査結果の御報告といたします。以上でございます。
9:
議長(
吉良勇蔵)
最後に、
建設企業常任委員長の報告を求めます。
12番 佐藤 肇議員。
10:
建設企業常任委員長(佐藤 肇)(登壇)
建設企業常任委員会に付託されました議案第69号 平成15年度桑名市一般会計補正予算(第2号)の所管部門を初めといたします関係6議案につきまして、当委員会における審査経過並びに結果を御報告申し上げます。
去る24日に委員会を開催し、理事者より詳細なる説明を聞き、慎重に審査を行いました。
まず、議案第69号 平成15年度桑名市一般会計補正予算(第2号)の所管部門中、市営住宅管理事業費については、住民の意向を踏まえてもっと早期に対応すべきではなかったのかという指摘がありました。
続いて、議案第79号 桑名市法定外公共物管理条例の制定について、理事者側の説明がありました。その中で、平成16年、県から桑名市に譲渡される法定外公共物については、管理方針等を決めるべきではないかとの意見がありました。
続きまして、議案第80号 桑名都市計画下水道事業受益者負担金条例の一部改正についてですが、これまでの条例では排水区域の規定が何を指すのか明確さに欠けることや、事業費の算定の時点設定等条例が実情にそぐわないということから、今回見直すとの説明がありました。そのほか、流域下水道の排水区域について質問等がありました。
次に、議案第88号 工事請負契約について(甚内ポンプ場築造工事(基礎工))で、ポンプ場ができることにより、駅西地区が浸水に対してどの程度改善できるのかとの質問がありましたが、理事者側から、排水能力は今までの約3倍の能力があり、解消されるだろうとの説明がありました。
議案第73号 平成14年度桑名市水道事業会計決算の認定については、企業債の明細書の中で、利率の高いのは残っており、水道会計も苦しい状況の中で、この利息も負担になってきているのではないか、借りかえはできないのかとの意見がありました。理事者側の説明によりますと、国は借換え債の取り扱いについて基準を設けており、その中で、当市はそれに対して資本比、給水原価が下回っているため、該当しないとのことでした。
また、水道料金の未収金対策についてのこれまでの取り組みや、今後の方向についての質問がありましたが、高額滞納者については、今年より事情によりますが給水停止を行い、成果も出てきている、もう少し状況を見ていきたいとの理事者側の説明がありました。
議案第74号 平成14年度ガス事業会計決算の認定についてですが、ガスについて、財務省からの起債の借りかえが可能かとの意見がありました。理事者の説明によりますと、水道のように特段の借りかえの基準は設けていないが、借りた利率によっては、財務省が、経営規模、経営状況、事業内容等を審査されますが、借りかえの実情は難しいとの説明がありました。
また、3月の入札調査対策特別委員会がガス、水道部において、その後どう生かされているのかとの意見がありましたが、理事者側からは、予定価格の公表、あるいは今回補正予算でお願いしております入札監視委員会には、ガス、水道の工事発注についてもその範疇に入ることから、監視体制をチェックしていただきながら、職員一人一人がそれぞれ制度等の主旨を十分把握しながら、現在取り組んでいるとのことです。
以上の経過によりまして、当委員会に付託されました議案第69号中の所管部門、議案第79号、議案第80号及び議案第88号の4議案は全会一致、議案第73号及び74号の2議案は賛成多数をもって可決、認定すべきものと決した次第であります。
以上をもちまして、建設企業常任委員会の審査報告といたします。
何とぞ議員各位の御賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。
11:
議長(
吉良勇蔵)
以上で、各常任
委員長の報告は終了いたしました。
これより
委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、
発言を許します。
18番
伊藤研司議員。
12: 18番(
伊藤研司)(登壇)
伊藤研司でございます。
まず、議案第69号 平成15年度桑名市一般会計補正予算と、議案第83号 桑名広域清掃事業組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更についてのところで反対討論をいたします。
議案第69号 平成15年度桑名市一般会計補正予算については、大枠としては認めるのでありますが、総務費の委託料、戸籍住民基本台帳について反対でございます。なぜならば、2点問題が出てきます。
まず、人権問題といわゆる天下りの問題ということでございます。また、現在では地方自治をいいながら、国家が1個人を一つのカードで支配するということは許されないことであります。私は、これまでにも本議会におきましても何度も申し上げていますように、住基ネットの先進諸国と言われる国々では病歴等まで、また、財産等まで含んで記載されるということが出てきております。一方で、国あるいはまた桑名市は、人権問題をこちらでいいながら、こちらでは病歴等まで記載される危険がある。そのことについて、私は納得できないのであります。
当局の説明では、高齢者の方々がパスポート等とか、自分を照会するものとして必要なんだから推進しているんだということでございますが、それだったら、それ用のカードを桑名市としてつくればいいわけでございます。しかも、委員会の9月12日段階では30数名の方しか申し込まれなかったという事実。まさに人権問題を無視し、全くむだな住民基本台帳の問題であります。
さらにはまた、これは委託料として自治体衛星通信機構というところ、多分国の天下り機関なんだと思うんですが、そこに委託をしてやっていただくということです。天下りを認めることは、私は反対であります。いっぱいそのようなものをつくっていってる。そこに頼まないとできない。これは、町屋橋の問題でもそうであります。何でもそういうことについてやらなきゃできないという、こういうことについては私は反対であります。
以上のことから、議案第69号 平成15年度桑名市一般会計補正予算にも反対いたします。
次、議案第83号 桑名広域清掃事業組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更についてでございます。
これも議案を見ますと、「いなべ市の人口は、旧員弁町の区域の人口とする」を加え、「住民基本台帳の人口による」の次に、「ただし、いなべ市の人口は、旧員弁町区域の人口」としてつけ加えるとあります。私はこれまでのごみ行政におけることは、当局からは桑名市とすると。兄貴分の桑名市だけが市であると。1市5町で市であると。何で桑名市が全部引き受けているんだということに対して、当局のこれまでの説明では、桑名市はいわゆる兄貴分だと、だから桑名市が引き受けるんだというような私は説明を聞いております。員弁町さんは今度合併されていなべ市さんになられるわけであります。それだったら、いなべ市としてどうされるかという問題でございます。いいところどりはだめなのであります。
私はまた、東員町についてもそう思います。合併されるされないは東員町の問題でありますから、3分の1ずつ負担するというのが、私はそれが基本じゃないかなと思います。私は、当局がなぜゆえにいなべ市の人口は旧員弁町の人口をすると、そのようなことをなぜ納得されたのか全く理解に苦しむのであります。いなべ市さんと桑名市さんと東員町さんは、完全に平等なはずなのであります。
今までは桑名市は、先ほども申しましたが、桑名市だけが人口11万の市でした。だから、桑名市が兄貴分として引き受けるんだということで、私はそれはそれで納得しておりましたが、皆さん、もうこれは平等になったわけです。だったら、なぜそのようにされないのか。私は桑名市の市会議員でございますから、桑名市の財政を立て直すためにも、きちんとこれまでの当局の説明のように、平等になったんなら相応分の負担をしていただくのが私の考えでございます。
以上をもって、議案第83号に反対いたします。以上でございます。
13:
議長(
吉良勇蔵)
次に、7番
石田正子議員。
14: 7番(
石田正子)(登壇)
日本共産党の
石田正子でございます。日本共産党桑名市議団を代表しまして、2003年第3回定例議会に上程されました諸議案のうち、4議案に対して反対討論を行います。
議案第69号 平成15年度桑名市一般会計補正予算(第2号)中、款2.総務費、項3.戸籍住民基本台帳費、目1.戸籍住民基本台帳費、行政情報化事業費、住民情報システム事業費増についてです。
電子政府、電子自治体の方向へ推進することは、個人情報の漏えいや悪用などが指摘されており、市民の不安解消できる対応はこれという決め手がありません。財政的負担をする割には、自治体にも市民にもメリットが少なく、国の統括することが明らかなこの住基ネットシステムには反対するものです。
款10.教育費、項1.教育総務費、目4.教育研究諸費、学力フォローアップ推進事業費です。
子供たちの学力低下のことが問題になってきておりますが、学校5日制の導入なども含めまして、ゆとりある教育と銘打ちながらも学力格差を生み出し、どの子もわかる教育ということから大きくかけ離れてきている実態があります。塾通いをする子が大半を占めてきているというのも、そのあらわれではないでしょうか。日常に教育の場で、どの子もわかる授業展開が望まれることであり、学力テストで子供をランクづけて、学校、教師のランクづけにつながるやり方には賛成できません。
議案第72号 平成14年度桑名市桑名市民病院事業会計決算の認定、議案第73号 平成14年度桑名市水道事業会計決算の認定、議案第74号 平成14年度桑名市ガス事業会計決算の認定は、いずれも消費税を市民生活にかかわるところに負担を負わせているということを問題点としまして、認定できないものといたします。
以上をもって反対討論とします。
15:
議長(
吉良勇蔵)
以上で、通告による討論は終了しました。
これにて討論を終結いたします。
ただいまの討論の結果、議案を分割して採決いたします。
まず、議案第70号、議案第75号ないし議案第82号、議案第84号ないし議案第91号の17議案、並びに平成15年請願第1号及び平成15年請願第2号の請願2件を一括採決いたします。
議案第70号、議案第75号ないし議案第82号、議案第84号ないし議案第91号の17議案、並びに平成15年請願第1号及び平成15年請願第2号の請願2件は、
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第70号、議案第75号ないし議案第82号、議案第84号ないし議案第91号の17議案、並びに平成15年請願第1号及び平成15年請願第2号の2件は、
委員長の報告のとおり決しました。
───────────────────────────────────────
○
教育産業常任委員長から閉会中の継続審査の申し出
16:
議長(
吉良勇蔵)
次に、
教育産業常任委員長から、目下、委員会において審査中の事件につき、会議規則第101条の規定により、お手元に配付いたしました申し出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。
教育産業常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、
教育産業常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第69号、議案第72号~議案第74号 議決
17:
議長(
吉良勇蔵)
次に、議案第69号を起立により採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は可決であります。
本案は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。よって、議案第69号は原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第72号ないし議案第74号の3議案を起立により採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は認定であります。
本案は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。よって、議案第72号ないし議案第74号の3議案は、原案のとおり認定することに決しました。
次に、議案第83号を起立により採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は可決であります。
本案は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。よって、議案第83号は、原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第71号 特別
委員長報告・質疑・討論・議決
18:
議長(
吉良勇蔵)
次に、日程第26、議案第71号 平成14年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本件に関し、決算特別
委員長の報告を求めます。
13番
加藤正一議員。
19: 決算特別副
委員長(
加藤正一)(登壇)
それでは、決算特別委員会に付託されました議案第71号 平成14年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、去る9月26日及び29日の2日間にわたり委員会を開催いたし、慎重に審査をいたしましたので、その結果と経過について、
委員長にかわりまして私から御報告をさせていただきます。
まず、審査の結果から申し上げます。
議案第71号、一般会計並びに9件の特別会計歳入歳出の決算については、多数をもって原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。
続いて、審査の概要について申し上げます。
まず、市長公室及びに総務部他の関係部分について申し上げます。
一般会計の歳入については、市税で長引く景気低迷の影響などにより、前年度比1.3%の減、利子割交付金が金利の低下により前年度比71%減、地方交付税につきましても、特に普通交付税の減は、13年度より普通交付税の振りかえ分として新たに創出された臨時財政対策債発行により前年度比5.9%の減など、厳しい財政状況の中、一般会計の歳入全体では、前年度比6.7%増となりました。これは、13年度に比べて歳出の面で生活保護費、児童扶養手当等の扶助費の増、また、桑名広域清掃組合、広域連合への補助費等の増に加えて、普通建設事業の単独分で図書館等複合公共施設建設用地の取得経費等により増大したものであるとの説明がありました。
それから、収入未済額については、今後の新しい取り組みについて、納税環境の充実のための一環として試行的に職員の時差出勤による夜間の窓口業務の開設、16年度からスタート予定の三重地方税管理回収機構への参画などにより、収納率の向上に努めていきたいとの説明がありました。収納率の向上対策に関しましては、徴収体制の見直しの検討など滞納者に対する強い姿勢で臨まれるように指摘がありました。
このほか、歳入につきましては、委員から、財産収入のうちアンクの駐車場と常磐町の棟割店舗の取り扱いについてただしましたところ、当局から、棟割店舗の取り扱いは非常に難しい問題で、特別会計的な要素も強いので、現在苦慮しているとの答弁がありました。
次に、歳出の第2款、総務費について申し上げます。
委員から、行政改革について、現場も見ないで机上論の話ではないかとただされ、当局から、現場を見るというのは大切なことで、今、ワーキンググループ等でもやっておりますので、どういう視点で物を見ていくのかということも含め、今後、行政改革推進委員会等で申し上げていきたいとの答弁がございました。
また、同委員から、旧東海道沿道修景事業についてただしましたところ、当局から、この事業費は歩道修景し、旧東海道から橋を引き込んで連続性を持たせようと考えているので、事業名は旧東海道沿道修景事業の一環であるので、このままでお願いしたいという答弁でございました。
さらに、ほかの委員から、理想的には歩車道は完全に分離すべきではないか、また、桑名の交流、観光というところから考えて、必然性があるというのであれば町屋橋の復元については、可能性として残していただきたいとの意見が述べられました。
次に、委員から、納税貯蓄組合は時代に合わなくなってきたのではないか、組合をなくしていく方向で考えていってはどうかということについて、当局から、自主納税の啓発をやっていくためには、このような外郭団体も必要と考えておりますので、当分の間は続けていきたいと答弁がございました。そのほか、住民情報システム事業費について、個人情報保護の観点から反対意見がありました。
次に、第9款、消防費について申し上げます。
委員から、消防職員の健康管理についてただされました。当局から、深夜勤務者は年2回の健康診断、予防接種などの安全管理面からの対策と、RDF事故後は、体調管理の把握など健康チェックを行っているとの答弁がありました。
次に、委員から、もうそろそろ救急の搬送について、海南病院と四日市市民病院に決めたらどうかとただされました。当局から、救急については、救命士が判断を的確にしてくれるようになってきており、管内を越えて海南病院、四日市等に患者さんを搬送しておりますという御答弁がございました。
次に、市民部、環境部の関係分について申し上げます。
委員から、第1項、総務管理費中、地域生活安全対策助成金の効果等についてただされました。当局からは、近年の犯罪情勢は非常に厳しく、平成14年中につきましては3,555件の刑法犯が発生し、前年比15%増、本年は7月末のデータでは、前年に比べて371件の減少となっており、防犯パトロールによる活動が功を奏したのではないかと説明がございました。
次に、委員から、同和事業のあり方、団体への助成金等の見直しについてただされ、当局から、段階的に減額をいたしておりますけれども、現状を十分見極めながら補助金等も考えていく必要があるとの答弁がございました。また、ほかの委員から、同和問題については長い間の歴史があって、現実的には差別は残っており、一歩進んだ啓発活動をしていくことが必要ではないかとの意見が述べられました。
次に、住宅新築資金等貸付事業特別会計及び福祉資金貸付特別会計については、委員から、悪質滞納者に対し法的な措置を講ずるようただしたところ、当局から、使用料とか税を含めてこれからの対策をどうするかについては、この件も対象になっておりますことから、最善の手を打つよう努力してまいりたいとの答弁がございました。
次に、保健福祉部の関係部分について申し上げます。
委員から、第3項、民生費中、地域福祉計画策定事業費について、アンケートや住民懇談会だけでは、施策として反映するには見えてこないのではないかとただされ、当局から、関係団体へのヒアリングも予定しておりますので、その中で、今、桑名障害連絡協議会とのヒアリング、またそれ以外にも母子寡婦連絡協議会など、いろんな御意見をいただきながら、中間的にホームページ等を利用しながら積極的にこちらからも情報としてお伝えして、そして、その中に盛り込んでいるものは施策として位置づけているように考えているとの答弁がありました。
さらに、同委員から、清風園について、社協を含めて民間委託を考えられないかとただされ、当局から、自立に向けての大きな訓練の場でありますが、民間に移すかどうかについては、四日市に例がありますが、老人ホームだけの問題ではないのだろうし、いろいろ行政と民間との役割とか、総合的な面から検討しなければならないとの答弁がありました。
次に、委員から、婦人相談員について、夜間対応などに対する対応が多くなってきているので、正規職員の配置を考えていただきたいとの意見が述べられました。
また、同委員から、人権保育推進事業費についてただされ、当局から、乳幼児期の人間形成の時期の中で、人権保育を取り入れるということは非常に大切であると思っておりますので、そういう中で、法切れまでは同和保育を大きく取り入れておりましたが、法切れの後、人権保育の方にウエートを置いた保育を行っております。また、県では、人権保育の基本方針の中で乳幼児の人権保育がいかに大切かがうたわれておりますので、現在、人権保育については桑名市としても取り組んでいきたいとの答弁がございました。
そのほか、同委員から、国保会計について、元気老人対策、不況による減免対策などについて意見が述べられました。
次に、委員から、国保の未済額について、分納にならない分納を認めていてはふえていくばかりなので、転出した場合などの実態を洗い出して、課税課と相談し、もう一つ工夫していただきたいとの意見が述べられました。
次に、産業振興部の関係部分について申し上げます。
委員から、第1項、総務管理費中、コミュニティバスの運行事業費について、これだけの実績があるのであれば、今後ふやすべきではないかとただされ、当局から、コミュニティバスについては、3年間を実験的に、本格的に運行する中で検証するということで、現在、委員会を設置し、いろいろな御意見をいただいております。また、交通空白地帯もあり、バス事業者によるバス路線の変更、廃止の問題など、こういったものの新たな対応も出てまいりますので、御指摘を踏まえて、できれば財政の許す範囲で増便をお願いしていきたいと答弁がございました。続いて、他の委員から、もっと利用しやすいように改善されていくものと期待しているとの意見がございました。そのほか、緊急地域雇用創出特別交付金事業費について、地場振興対策の取り組みなどについて意見等が述べられました。
次に、教育委員会の関係部分について申し上げます。
委員から、第10款、教育費中、埋蔵文化財について、高塚山古墳と庚申塚、特に庚申塚は東海地方でも最大級の価値があると思っておりますので、早く調査をしていただきたい。また、高塚山古墳に関しても公園化を図るなどして整備し、残していただきたいとの意見が述べられました。そのほか、心の教育相談委員の活動状況、コミュニティプラザの業務内容などについて意見等が述べられました。
次に、委員から、トイレ改修及び耐震事業の見通しについてただされ、当局から、耐震事業については、国の方へ17年度までに1年に3校ということで計画を上げさせていただいておりますのでという答弁でございました。トイレ改修についても、学校等の意見を聞きながら進めていきたいとの答弁でございました。そのほか、学校図書館の現況、園児移送事業の状況などについて意見が述べられました。
次に、委員から、少年補導活動費について、地区ごとに行っている補導についてただされ、当局から、地区補導のあり方については、協議会がありますのでその席で協議させていただくとの答弁がございました。そのほか、学校評議員の現状について意見等が述べられました。
次に、建設部及び都市整備部の関係部分について申し上げます。
委員から、住宅使用料の収入未済額の内容についてただされ、当局から、平成14年度の決算の収入未済額は、一般の地域改善向け以外の未収が3,280万9,000円、地域改善向けが5,696万8,000円余との答弁がありました。市営住宅の空き家が多いのではないかとただされ、地元の自治会長さんと協力してそういうことがないように努めておりますとの答弁がございました。そのほか、桑名駅西土地区画整理事業費の現況と、今後の取り組み状況について意見等が述べられました。
次に、委員から、下水道事業特別会計について、将来的な会計の見通しについてただされ、当局から、今、起債残高が283億円余、昨年より3億円余の増、ピークが平成25年前後と予想されているところから、借り入れを15億前後で事業を進めていきたいとの答弁がございました。
以上、審査の概要を申し上げ、決算特別委員会の審査報告といたします。
何とぞ議員各位の御賛同を賜りますように、お願いを申し上げます。
20:
議長(
吉良勇蔵)
以上で、決算特別
委員長の報告は終了いたしました。
これより
委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、
発言を許します。
5番
伊藤惠一議員。
21: 5番(
伊藤惠一)(登壇)
リベラルの
伊藤惠一でございます。
議案第71号 2002年、平成14年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、本日ここに判断を求められております。
しかし、残念ながら、私は当予算の成立並びに執行に直接関与いたしておらぬ関係上、賛否の討論をいたすことはいかがなものかとの御指摘もちょうだいいたしましたが、これまで一市民としてのかかわりを持ってまいったのと同時に、きょう、市民の代表としての判断を求められております以上、かつ、今年度並びに来年度予算、施策へと影響が及ぼされること等にかんがみ、少々お時間を賜りたいと存じます。
さて、皆様方も御記憶であることと思いますが、数年前にどこからともなく盛んに聞こえてまいったのが、戦後は終わりだとのかけ声でありました。私はそれを聞いて非常に恐ろしい、永遠に戦後であってほしいと心の中で祈りました。戦後に次に待っているのは、戦前と戦中しかないのであります。私は、桑名市とともに歩んではや45年になります。平生、ふだんの生活をしておりますだけで、この40年近くの戦後の世界の中の日本、その中の桑名市の変遷は何も考えなくとも、皆様方と同様、自然と理解、認識できておるわけでございます。
例えば、私は商売を営んでおりますから、桑名市の商業を例にとれば、2000年6月に商業の独占禁止法であります大規模小売店舗法が廃止、共存共栄策は葬り去られ、競争の激化で店舗の床面積、営業時間、休日日数等は野放し状態となり、ジャスコ、マイカル、アピタ等の進出に伴い、寡占独占が進み、小売商店数は30%の減、商店街は歯抜けの惨状に陥り、活気とにぎわいのあるまちづくりの最大の障壁の一つになっているのであります。
一方、桑名市から日本全体に目を移しますと、1991年以降に約180の金融機関が破綻し、合併による合併で寡占独占が進み、平和産業のみならず軍需産業を経由させた利潤の獲得だけでは飽き足らず、ことしの6月にりそな銀行が約2兆円もの公的資金を引き出すことに成功するまで、計約6兆円を超える血税が金融資本に注入されたのであります。
かくして、この事実が証明いたすように、金融資本は日本における資本主義の歯どめなき競争社会のピラミッドの頂点に君臨し、直接、税をわしづかみできるほどの支配力を高め、実質、独占禁止法を発揮したのであります。そして、今もなお、その資本の集中のピラミッドを強固なものとするためになお一層のさまざまな人的、組織的、法的な仕掛けを着々と構築しているのであります。
以下、その1番目はアメリカ軍並びに自衛隊等、戦争の実行部隊であります。資本の論理から申せば、利子、利潤の追求が目的でありますから、資本主義という大きなくくりの中で申せば、平和産業も軍需産業も全く同じ、平たく言えば同じ金もうけであります。しかし、同じ金もうけでも、平和産業よりも軍需産業の方が優先されるわけは、もうけの大きさ並びに回転の速さの違いであります。茶わんや自動車は壊れなければ買いかえによって利潤を生み出してはくれませんが、軍需は壊れるのを待たずに、みずから、時に他国まで押しかけて破壊し、また、MDミサイル等役に立たない兵器の導入でも利潤を生み出すことが可能なのであります。
すなわち、演習、訓練よりも実践を行なう方が、少人数の部隊よりも大人数の方が、時々よりも常時の方が、近くへの派兵よりも遠くへの方が、また、戦闘規模も大にするほどもうかるのであります。そして、相手はだれなのか。アフガニスタンでもイラクでも中国でも北朝鮮でもアメリカでもよく、かつその大義名分は何でもオーケーで、例えば、WMD、大量破壊兵器……。
(「
議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
生物化学兵器、大東亜共栄圏、テロ、支援国家、テポドン、人権、共産主義でもよく、ダム建設目的が利水から治水へと七変化するように、途中で理由を変更しても、また、イラク戦争の情報操作疑惑等から明らかなように、理由はなくてもつくり出すのであります。
22:
議長(
吉良勇蔵)
5番議員に申し上げます。
討論は案件に対する賛否を具体的にかつ明快に述べるものでありますから、討論の範囲を逸脱しないよう、注意をしてください。
23: 5番(
伊藤惠一)
進行の中できちっと出てまいりますので、よろしくお願いいたします。
軍需はもうかるのであります。ぬれ手にアワであります。アメリカ軍は戦費として14万人規模の駐留経費として1カ月に約40億ドル、約4,500億円、桑名市がそれを1週間引き受けるだけで900億円の借金を完済して、なおかつおつりが来るという利潤を生み出す打ち出の小づち、これが戦争の実態でありますが、悲しいかな、軍隊は金もうけの道具でありますから、実際役には立たないのであります。世界の軍事費の約43%を使う世界ナンバーワンであっても、貿易センタービル一つ守れないのであります。これが資本の回転であります。
そのピラミッドを支える2番目として、旗振り役の政権、政党が必要となってまいりますが、現在、厳然と存在いたしております。3番目として、公務と称し、法整備等の補佐をする官僚も同様であります。4番目として、軍需産業の存在。5番目として、これらに人材を送り込む機構。すなわち、かつて戦犯大学と呼ばれた東大を頂点とする学校制度のミニピラミッドであります。
(「
議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
もうしばらくお待ちください。出てまいります。
24:
議長(
吉良勇蔵)
5番議員に申し上げます。
討論は簡潔に願います。
25: 5番(
伊藤惠一)
まさしく戦後を安全に終結させ、戦争の泥沼へ一歩、また一歩と足を踏み入れているのであります。
ここで改めて、2002年、平成14年度桑名市一般会計決算案を拝見いたしますと、2点、前述の戦争を遂行するための予算が含まれております。
まず1点は、自衛隊に関連する予算10万5,000円であります。もう1点は、住基ネット関連予算、1,074万4,319円であります。市民は大変不安であります。どうぞ市民を不安にさせる施策並びに予算はおやめいただきたい。市民を代表いたしまして、心よりお願い申し上げます。
さきの5月20日、国会におきまして、小泉純一郎内閣総理大臣も自衛隊は実質的に軍隊、いずれ憲法でも自衛隊を軍隊と認めと答弁。みずから憲法違反、すなわち第98条により無効と証言いたしてるのであります。
(「
議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
26:
議長(
吉良勇蔵)
5番議員、簡潔に願います。
27: 5番(
伊藤惠一)
我々桑名市民の子供たちもその戸籍を自衛隊に流され、再び戦場に送り出されようとしているのであります。
(「
議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
市内約11万人のうち、住基カードを受け取っているのは約0.000318%、統計的に言えば0%、すなわち桑名市民はだれも住基ネットを支持していないのであります。11けたの数字は人格の否定であり、人権の無視であります。家畜や罪人につけるブランド、すなわち焼印、烙印と同様であります。
(「
議長、議事進行」と呼ぶ者あり)
今、私どもは知恵を出し合い、市民の皆様方のために仕事に励み、桑名市を心底愛していただくことができますよう、日夜努力をいたしておるわけでございます。市長が願われる恒久平和を保ってこそのものであると思いますが、皆様はいかがお考えでしょうか。現在、それに反する方向へ1歩、2歩進んだ。2歩進んだら2歩下がればよいのであります。まだ戻れるのであります。
28:
議長(
吉良勇蔵)
5番議員、賛成か反対か簡潔に述べてください。
29: 5番(
伊藤惠一)
21世紀に入ってやまることのない戦火を桑名市からとめていく。恒久平和の見識を示していく。もし、前述の2点に関する予算とその他の予算とに分割して採決いたすのであれば、是々非々に対応できるのでありますが、残念ながら決算案は一括でございます。ここで皆様が賛成して是と申せば、それらの関連予算も是となり、新たな戦争施策を生む可能性を容認したとして歴史に市長の名前をとどめてしまうのであります。それは市長の不名誉であります。そのようになってもよろしいとお考えでしょうか。私は否であります。市長の名誉を守るために、私は議案第71号 2002年、平成14年度一般会計等決算の認定について、賛成して起立いたすことはできないのであります。以上でございます。御清聴、まことにありがとうございました。
30:
議長(
吉良勇蔵)
次に、10番 水谷英生議員。
31: 10番(水谷英生)(登壇)
市民クラブの水谷英生でございます。
議案第71号 平成14年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、
委員長の報告のとおり、認定に賛成の立場から討論を行います。
平成14年度予算の地方財政は、依然として長引く景気の低迷による……
(
発言する者あり)
32:
議長(
吉良勇蔵)
発言中ですから、静粛に願います。
33: 10番(水谷英生)
平成14年度予算の地方財政は、依然として長引く景気の低迷による税収減や、景気対策に伴う公債費負担の増加などにより、極めて厳しい状況にありました。このような状況の中、市長は市民生活に直結する課題の解決に向けて、市民とのコラボレーション、協働によって第四次総合計画の着実な推進を図るため、積極予算を組み、市民と行政の協働のもとで予算遂行をされました。
厳しい財政状況の中、一般会計の歳入は361億6,706万円余、歳出は347億8,115万円余で、翌年度繰越財源2億9,513万円余を控除した実質収支10億9,077万円余で計上しております。その結果、一般会計並びに特別会計は厳しい中にも実質収支は、老人保健事業特別会計を除きほかの会計については黒字となり、おおむね健全財政が維持されていることに評価するものであります。質、量、スピードともに大きくなっております。このような状況のもと、簡素で効率的な行政システムを確立するため、時に応じた市民要望の実現に力を注がれました。
以下、若干の意見を述べさせていただきますと、財政支出等を見たとき、13年度決算と比較しますと、経常収支比率が91.8%と前年度に比べ7.5ポイント増加し、平成10年以来4年ぶりに90%の大台に乗り、財政構造の硬直化が進行しております。これは、投資的経費において、総合運動公園、播磨中央公園などの公園整理事業、駅西土地区画整理事業、日物谷改良住宅建設事業、図書館等複合公共施設用地取得費等の増によりやむを得ない面もあると理解いたしますが、財政構造の弾力性を判断する指標であります。十分な配慮が望まれるところであります。
次に、地方自治体によってますます厳しい経済環境でありますが、市税の不納欠損額並びに収入未済額が相変わらずよくありません。また、負担金、手数料など収入未済額も増加しております。このような現状から、税、税外を含めた滞納対策は厳しさを増しております。徴収体制の見直しの検討など、滞納者に対する強い姿勢で臨まれることを大いに期待するところであります。これからも財政状況は、依然として厳しい状況となっており、引き続き財源確保に努め、常に問題意識と明確な目標を持って行政課題に対応していただくことをお願いし、賛成の討論といたします。ありがとうございました。
34:
議長(
吉良勇蔵)
次に、7番
石田正子議員。
35: 7番(
石田正子)(登壇)
2003年第3回
定例会に上程されました議案第71号 平成14年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党桑名市議団を代表しまして反対討論を行います。日本共産党の
石田正子でございます。
相次ぐリストラ、倒産で職を失う人がふえて、完全失業率は5.4という最悪の数字が発表されました。市はワークシェアリングを行うなど、取り組みが進められましたが、職員の時間外手当を削減しての取り組みであり、財源の捻出については問題がありました。財政の確保を行い、正規の職員を積極的に雇用拡大をしていくべきだというふうに考えます。
平成14年度は、人事院勧告では初めて公務員の給与のマイナス勧告が行われました。それを受けての一般職給が大きく減額補正されたことは特徴的でありました。経済の大半を占める個人消費は落ち込み、税収入にも減が大きく、減収入となり、大変厳しいものになってきています。国民健康保険の加入者がふえ、生活保護を求める人がふえてきています。医療改悪で国民負担が大きくなってきております。市民の生活を守る自治体の本来の役割を果たさなければなりません。開発型から市民生活優先の市政に切りかえることを期待し、次の項目を指摘し、反対討論といたします。
まず、平成14年度一般会計歳入歳出ですが、款2.総務費、項1.総務管理費、目7.企画費、PFI推進事業費です。PFI事業は公的責任があいまいで、特に図書館建設に関しては行政が責任を持って運営に当たるべきです。
次に、市町村合併推進事業費、任意合併協議会負担金、法定合併協議会負担金についてです。今、推し進められようとしている合併は、住民自治の主体者である地域住民の意思から生まれたものではなく、まさに国からの押しつけであります。市民の意思を反映せずに先取りをして進めていくやり方には納得がいきません。
款2.総務費、項1.総務管理費、目14.諸費、自衛官募集事務費です。自衛官募集事務が市で行うことになりまして、その事務の内容をお聞きして大変驚きました。個人情報をいかにして守るかという論議が起きているときに、自衛官適齢者名簿をつくり、国に提出をしているという点です。情報を守る立場を貫くのであれば、名簿の提出は拒否すべきであります。積極的に名簿を作成して提出する必要はないはずです。
款2.総務費、項3.戸籍住民基本台帳費、目1.戸籍住民基本台帳費、行政情報化事業費であります。電子自治体・政府にと準備が始まり、第1稼働を14年度に行ったわけですが、今年度8月に本格運用されましたが、コンピュータからの接続の問題、情報の漏えいが心配されております。国民背番号制にして、国の統制を強めることにつながり、これには同意できません。
款4.衛生費、項2.清掃費、目1.清掃総務費、桑名広域清掃事業組合負担金であります。RDF施設に関して技術的な問題が解決されていないことは、今までも指摘をしてきたとおりであります。ごみの分別、ごみの減量からしても逆行している点で反対であります。
同和事業にかかわることですので、まとめて挙げていきたいと思います。
同和事業は法が切れて終結の方向に動きつつある中で、桑名市は人権の名のもとで、事業の終結を図るどころか、内実的には継続されております。款1.議会費、款2.総務費、款3.民生費、款4.衛生費、款7.商工費、款8.土木費、款10.教育費などには、人権啓発費がそれぞれ含まれております。款2.総務費、項1.総務管理費、目13.人権センター費中、啓発事業費、差別撤廃審議会運営費も、この経費については課題だというふうに考えます。款.3民生費、保育所費、人権保育推進事業費、これも同和保育に引き続いて、人権保育という形で評価されているとも考えます。款.3民生費、同和総務費についても1億7,508万円余、この金額は大変過大であります。款10.教育費、項1.教育総務費、学校人権同和教育推進事業費、款10.教育費、項5.社会教育費、社会人権同和教育推進事業費、款10.教育費、項5.社会教育費、教育集会所費、社会人権同和教育指導員活動費などがありますけれども、この費用についても削減を考えるべきです。
加えまして、隣保館におきましては、団体が事務所として長期にわたり常駐している実態を解消すべきです。電話を引いているという実態は、公的施設を特定の団体に優遇させているという点で問題であります。早期の解決を求めるものです。加えて、団体への補助金も課題であり、年々減らすということでありますが、きっぱりと廃止をすべきです。
駅西土地区画整理事業につきましては、地元の方の不安が強い中で、減歩、精算、換地などの事業の肝心なところが不明朗で、しかも市債180億円、2014年度まで長期となる事業は大き過ぎます。巨額な費用を投じる事業には反対をするものです。
特別事業会計についてですが、平成14年度桑名市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算。保険税を滞納した人に保険証取り上げや短期保険証、資格証を発行するというペナルティを課すことは、市民の医療を受ける権利を奪うものです。このようなシステムの導入は認められません。前年度計算では収入減になった当月からは支払えないという実態もあり、制度の改善が必要です。だれもが安心して医療にかかれる制度にすべきであります。
平成14年度桑名市住宅新築資金等貸付等事業特別会計歳入歳出決算は、繰入金が9,171万余と毎年約1億円もの費用が一般会計から繰り入れをするということは問題です。国への償還金を賄えない事態を洗い直すべきではないのでしょうか。借り入れをしている方の生活実態をしっかりと見て、返済計画を持って特別会計の改善を図るべきです。
平成14年度桑名市福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算も、返済が悪く、事業の正常な運営をすべくチェックが必要です。現状では改善が図られたとは言いがたいため、反対をします。
平成14年度桑名市市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算、平成14年度桑名市下水道事業特別会計歳入歳出決算、平成14年度桑名市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算は、いずれも消費税が転嫁されることで認定できないものといたします。以上で反対討論といたします。
36:
議長(
吉良勇蔵)
次に、2番 小川満美議員。
37: 2番(小川満美)(登壇)
無所属の小川満美です。それでは、討論を始めます。
議案第71号 平成14年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論します。
まず、総務費中。平成14年10月1日に、桑名市の男女平等を進めるための条例が施行されました。この条例は、市民の自主的な学習会を重ね、約2年間をかけて条文案をつくりました。中学生にも理解できる平易で親しみやすい、です・ます調の文章になっております。この市民がつくったものが審議会で協議の結果、条例案として採用され、その後、関係部署とも話し合いがなされ、修正を重ね、議決を経て条例となりました。
このように市民参画で条例をつくるというのは、全国的にも先進的な取り組みとして大変高く評価されました。このことは、桑名市民としても大変誇りに思っております。この条例の理念を実現するために、14年度一般会計においては、男女共同参画プラン助成施策推進計画の策定と男女平等推進事業が行われました。このことは大変高く評価いたします。
また、民生費においては、久米地区に学童保育所が新設され、放課後の子供たちの居場所が一つふえたこと。そして、ファミリーサポート事業の開始により、子育て支援が一歩進んだことは評価いたしますが、まだまだ女性が子育てをしやすい環境とは言いがたいのが現状です。今後、市民のニーズを掘り起こしながら、さらなる進んだ保育の充実を目指していただきたいものです。
また、衛生費では、資源物拠点回収場所として、スーパー駐車場5カ所が増設されました。市民の便宜が図られ、ごみの減量、再資源化につながったことは大変高く評価いたします。次年度予算においては、ぜひ、ごみの減量、再資源化を進める事業がもう一段と盛り込まれることを期待いたします。
このように全体としては評価できる決算ではありますが、一部について少し私の意見を述べさせていただきます。
まず、歳入の市税及び国民健康保険税の滞納繰越分の収納率の低さです。特に、市民税、国民健康保険税の医療給付分の過年度の収納率は約11%から13%しかありません。また、公営住宅使用料の収入未済額は昨年より1,270万円も増加しています。長引く不況、リストラなどで生活困窮者が増加していることが一因とは聞いておりますが、納税モラルの低下を招かないためにも、悪質な滞納者に対しては厳しい態度で臨んでいただきたいものです。税収の自然増が望めない現状では、徴収率を上げていくしかないのであります。
38:
議長(
吉良勇蔵)
2番議員、賛否を明確にしてください。
39: 2番(小川満美)
また、総務費基本台帳費中の住民情報システム事業費については、住基ネットワークシステムにかかる経費として5,739万2,600円ですが計上されております。住基ネットはセキュリティー面でも不安がある上、住民にとってもメリットが少ないため、費用対効果という点から見ると本当に疑問があります。また、自衛官募集事務についても、行政側の負担で行わなければならないのは疑問に思っています。
民生費のうち、同和総務費、住宅新築資金等貸付事業並びに土木費中、都市計画総務費、下水道事業特別会計繰出金についても、毎年このように一般財源から繰り出すことは財政的見地から根本的な見直しが早急に必要だと思います。
以上の点を御考慮いただきながらも、全体としては決算として認定いたしますので、以上をもって私の賛成討論といたします。
40:
議長(
吉良勇蔵)
これにて討論を終結いたします。
これより議案第71号を起立により採決いたします。
本案に対する
委員長の報告は認定であります。
本案は
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。よって、議案第71号は、原案のとおり認定することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第92号 議案説明・質疑・討論・議決
41:
議長(
吉良勇蔵)
次に、日程第27、議案第92号 教育委員会委員の任命につき同意を求めるについてを議題といたします。
書記をして議案を朗読いたさせます。
42: 議会事務局次長(山下三千男)
───────────────────────────────────────
議案第92号
教育委員会委員の任命につき同意を求めるについて
桑名市教育委員会委員に、次の者を任命しようとする。
このことについて同意を求める。
平成15年10月1日提出
桑名市長 水 谷 元
桑名市大字増田121番地
服 部 醇
昭和20年6月28日生
───────────────────────────────────────
43:
議長(
吉良勇蔵)
市長から提案理由の説明を求めます。
市長。
44: 市長(水谷 元)(登壇)
御上程の議案第92号 教育委員会委員の任命につき同意を求めるについて、御説明申し上げます。
平成10年6月以来、本市教育委員として御尽力いただいております服部 醇氏には、来る10月16日をもって任期が満了いたします。
同氏は、御承知のように、資性温厚にして人格、識見高く、教育行政に御造詣が深く、最適任者であると存じますので、引き続いて教育委員会委員に任命いたしたいと存じます。
よろしく御同意賜りますよう、お願い申し上げます。
45:
議長(
吉良勇蔵)
以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。
これより上程議案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第92号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第92号は、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第92号 教育委員会委員の任命につき同意を求めるについては、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第92号は、これに同意することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第93号 議案説明・質疑・討論・議決
46:
議長(
吉良勇蔵)
次に、日程第28、議案第93号 固定資産評価員の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。
書記をして議案を朗読いたさせます。
47: 議会事務局次長(山下三千男)
───────────────────────────────────────
議案第93号
固定資産評価員の選任につき同意を求めるについて
桑名市固定資産評価員に、次の者を選任しようとする。
このことについて同意を求める。
平成15年10月1日提出
桑名市長 水 谷 元
桑名市大字東方1366番地5
伊 藤 照 夫
昭和2年10月16日生
───────────────────────────────────────
48:
議長(
吉良勇蔵)
市長から提案理由の説明を求めます。
市長。
49: 市長(水谷 元)(登壇)
御上程の議案第93号 固定資産評価員の選任につき同意を求めるについて、御説明申し上げます。
平成2年から、本市固定資産評価員として御在任いただいております
伊藤正雄氏には、このたび一身上の都合により退任いたしたい旨の申し出がありましたので、御意志のほどを尊重いたしまして、これを受理することにいたしました。つきましては、その後任として
伊藤照夫氏を選任いたしたいと存じます。
同氏は、中部経済連合会の税制・財政委員会委員、また、国税、相続路線価における精通者として専任されるなど、評価業務における専門的知識を有せられ、固定資産評価員として最適任者であると思料いたしまして御提案申し上げました。
よろしく御同意賜りますよう、お願い申し上げます。
なお、御退任いただくことになりました
伊藤正雄氏には、長年にわたり固定資産評価員としての多大の御尽力に対し、深甚なる敬意を表しますとともに、厚く御礼申し上げる次第であります。
50:
議長(
吉良勇蔵)
以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。
これより上程議案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第93号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第93号は、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第93号 固定資産評価員の選任につき同意を求めるについては、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第93号は、これに同意することに決しました。
───────────────────────────────────────
○発議第7号~第9号 議案説明・質疑・討論・議決
51:
議長(
吉良勇蔵)
次に、日程第29、発議第7号 桑名市議会会議規則の一部改正についてないし日程第31、発議第9号 「義務教育費国庫負担制度の存続」を求める意見書の発議3件を一括議題といたします。
本案につきましては、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、提出者の説明、質疑及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、発議3件は、提出者の説明、質疑及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認めます。
これより、発議第7号ないし発議第9号の発議3件を一括採決いたします。
お諮りいたします。発議第7号ないし発議第9号の発議3件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、発議第7号ないし発議第9号の発議3件は、原案のとおり決しました。
───────────────────────────────────────
○発議第10号 議案説明・質疑・討論・議決
52:
議長(
吉良勇蔵)
お諮りいたします。
先ほど、知的障害者授産施設(通所)建設の認可に関する請願書が採択されましたので、この際、発議第10号 知的障害者授産施設(通所)建設の認可に関する意見書を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、この際、発議第10号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
日程追加いたしました発議第10号 知的障害者授産施設(通所)建設の認可に関する意見書を議題といたします。
本案につきましては、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、提出者の説明、質疑及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、発議第10号は、提出者の説明、質疑及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認めます。
これより発議第10号を採決いたします。
お諮りいたします。発議第10号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、発議第10号は、原案のとおり決しました。
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○閉会の宣告
53:
議長(
吉良勇蔵)
以上をもって、本
定例会の日程は全部終了いたしました。
会議を閉じます。
なお、この際、市長からあいさつがあればお伺いいたします。
市長。
54: 市長(水谷 元)(登壇)
お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今期
定例会におきましては、去る9月10日から本日まで、議員の皆様方には終始御熱心に御審議を賜り、提案させていただきました議案すべてを議了いただきましたことを、心から厚く御礼を申し上げる次第であります。
また、先ほどは人事案件につきましても御同意を賜りまして、重ねて感謝をいたしているところでございます。
今議会中に議員各位からいただきました貴重な御意見、御提言等につきましては十分尊重し、検討いたしまして市政運営の参考とさせていただきますので、今後とも御協力、御指導のほどをよろしくお願いを申し上げる次第であります。
さて、近ごろ頻繁に起こっております地震発生状況は、去る5月には宮城県沖で、また、9月26日には十勝沖で発生するなど、発生の可能性は年々高まり、予断を許さない状況にあります。安全、安心なまちづくりの基本目標として、予防、避難、復興等それぞれの観点から防災対策を最重要課題の一つと位置づけ、より一層備えに万全を期してまいる所存でございますので、議員各位には御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
時節柄、どうぞ議員の皆様方におかれましてはお体を十分に御留意いただきまして、さらに御健勝で御活躍されますことを御祈念申し上げまして、簡単ではございますが、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
55:
議長(
吉良勇蔵)
これをもって、平成15年第3回桑名市議会
定例会を閉会いたします。
午後2時42分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
平成15年10月1日
議 長 吉 良 勇 蔵
署 名 議 員 渡 邉 清 司
署 名 議 員 杉 浦 繁 生
平成15年10月16日
桑名市議会
議長
吉 良 勇 蔵 様
教育産業委員会
委員長
飯 田 一 美
委員長報告の訂正申し出について
10月1日の本会議における
委員長報告(副
委員長が報告)に言い誤りがありました
ので、訂正を願いたく申し出ます。
記
1.議場で
発言した形
……担当理事者より詳細なる説明を受け、慎重に審査を行いました。
両議案とも、別段の異議は無く、いずれも全会一致で可決すべきものと決した
次第であります。
次に体育指導委員の定年60歳、任期10年及び採用40歳以下の確認がなされまし
た。
また、今回提出の平成15年請願第2号『教育基本法「改正」に反対する国への
意見書採択を求める請願』につきましては……。
2.訂正すべき形
……担当理事者より詳細なる説明を受け、慎重に審査を行いました。
両議案とも、別段の異議は無く、いずれも全会一致で可決すべきものと決した
次第であります。
次に体育指導委員の定年60歳、任期10年及び採用40歳以下の要望がなされまし
た。
また、今回提出の平成15年請願第2号『教育基本法「改正」に反対する国への
意見書採択を求める請願』につきましては……。
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