松阪市議会 > 2020-09-10 >
09月10日-03号

  • PTA(/)
ツイート シェア
  1. 松阪市議会 2020-09-10
    09月10日-03号


    取得元: 松阪市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    松阪市 令和 2年  9月 定例会(第5回)議事日程第3号 令和2年9月10日 午前10時開議 日程第1 議案第115号 令和2年度松阪市一般会計補正予算(第6号) 日程第2 議案第116号 令和2年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第3 議案第117号 令和2年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算(第1号) 日程第4 議案第118号 松阪市堀坂山の家条例の廃止について 日程第5 議案第119号 松阪市職員の給与に関する条例等の一部改正について 日程第6 議案第120号 松阪市手数料条例の一部改正について 日程第7 議案第121号 松阪市手数料条例の一部改正について 日程第8 議案第122号 松阪市指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部改正について 日程第9 議案第123号 松阪市森林公園条例の一部改正について 日程第10 議案第124号 松阪市教育集会所条例の一部改正について 日程第11 議案第125号 市道路線の認定について 日程第12 議案第126号 市道路線の廃止について 日程第13 議案第127号 市道路線の変更について 日程第14 議案第128号 区域外における公の施設の設置に関する協議について 日程第15 議案第129号 訴えの提起について 日程第16 請願第1号 子ども一人一人を大切にし、感染症にも強い少人数学級の推進を求める請願 日程第17 請願第2号 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書 日程第18 請願第3号 義務教育費国庫負担制度の充実を求める請願書 日程第19 請願第4号 教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求める請願書 日程第20 請願第5号 防災対策の充実を求める請願書 日程第21 請願第6号 文化財収蔵庫建設計画の情報公開と建設地の再検討を求める請願書 日程第22 請願第7号 介護保険計画の更新年度にあたり、議会として、閉会中を含め、当該常任委員会が中心となって、介護保険料の現状と課題について調査研究に努めていただき、次期計画に反映していただくこと等を求める請願 日程第23 請願第8号 工事等入札制度における最低制限価格の見直しを求める請願本日の会議に付した事件 議事日程と同じ出席議員(28名)    1番  橘 大介君      2番  中村 誠君    3番  松本一孝君      4番  赤塚かおり君    5番  谷口 聖君      6番  殿村峰代君    7番  市野幸男君      8番  田中正浩君    9番  栗谷建一郎君    10番  楠谷さゆり君   11番  西口真理君     12番  米倉芳周君   13番  深田 龍君     14番  沖 和哉君   15番  松岡恒雄君     16番  坂口秀夫君   17番  植松泰之君     18番  堀端 脩君   19番  野呂一男君     20番  中村良子君   21番  山本芳敬君     22番  山本 節君   23番  大平 勇君     24番  濱口高志君   25番  海住恒幸君     26番  中島清晴君   27番  久松倫生君     28番  西村友志君欠席議員(0名)議場出席説明者 市長          竹上真人君   副市長         山路 茂君 副市長         永作友寛君   総務部長        松名瀬弘己君 地域振興担当理事    野呂隆生君   健康福祉部長      薗部 功君 産業文化部長      内山次生君   農林水産担当理事    砂子祐一君 市民病院事務部長    武田裕樹君事務局出席職員 事務局長        白藤哲央    次長          北河 享 総務担当主幹      池田博紀    議事担当主幹      中口真理子 調査係長        北川信助    兼務書記        梶間正也 兼務書記        田中 智-----------------------------------                         午前10時0分開議 ○議長(西村友志君) これより本会議を開きます。 本日の議事は、議事日程第3号により進めることにいたします。 △日程第1 議案第115号 令和2年度松阪市一般会計補正予算(第6号) ○議長(西村友志君) 日程第1 議案第115号令和2年度松阪市一般会計補正予算第6号を議題とし、これより質疑を行います。 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。初めに、27番 久松倫生議員。     〔27番 久松倫生君登壇〕 ◆27番(久松倫生君) おはようございます。朝一の質問ですけれども、明日も朝一番で、毎日顔を見たくないと言わんといてくださいね。 まず、今日は一般会計補正予算第6号について、2つの質問をいたします。全然角度が違う、内容も違いますので恐縮ですけれども、1つは、この補正予算の編成の基本的な方針、考え方がどこにあるのかということでお聞きをしておきたいと思います。 7月の補正第3号の議論をさせていただいた中で、ウィズコロナアフターコロナということが言われましたし、特に市長も終息を見た後の経済再開を見た予算だと言われたと思います。中身としては、命と経済の両立ということが言われました。そのときは7月初旬でありましたから、第1波の4月の感染がかなり収束して、しかし松阪でいえば7月15日から第2波といいますか第2次感染が増えたというときだったと思います。その時期的にも、都市部、特に首都圏なんかで増えかかったというところであって、新たな感染拡大、人の移動による危険性ということを私も指摘いたしました。 7月以降、7月15日に市内6例目、その後、最近まで28例と思っておりますけれども、そのようになっております。今後の感染拡大の見通しは予断を許しません。しかし、私は県下の動きを見ていても、松阪管内はかなり頑張って感染拡大を防止している、拡大が広がるのをかなり抑制しているんではないかなという思いを持っております。 本予算には、感染拡大防止と経済優先というあり方が同居したような編成ではないかなという思いがいたします。 一昨日の広域消防組合議会などでは、これは本予算でいえば市の分担金となるわけですけれども、実際の内容は消防救急の喫緊の課題が大いに盛り込まれて、非常に重要予算編成だったと思っております。 他方で、これが果たしてコロナ対策と言えるのかどうかなという分野もあるんではないかなと思います。予算編成の基本的な考えについてお聞きしたいと思います。 これがどうかなと思う点は2つあるんですけれども、1つは、小津安二郎ネットワーク関係の事業であります。これはコロナ対策となっておりますけれども、これは果たしてどうなのかという1つの提起だけしておきます。 もう一つは、介護関係にもあるんですけれども、これは後ほど同じ会派で恐縮ですけれども、殿村議員が専門的見地から質疑をさせていただくということで、私は小津関係の問題に絞って聞きたいと思います。 小津安二郎の関係事業ですけれども、これがコロナ対策かどうかということは置いておきまして、この予算措置そのものが、私が昨年提起をさせていただいて、部長には悪いんだけれども、研究するということになったのに、研究の割にはえらい早く結果が出たではないかという、具体的措置が出たんだなということでは受け止めております。ちょうど今日の質問を見ておりましたら、昨日、夜10時半からNHKで小津安二郎さん、御覧になった方もたくさんあると思います。特集番組、非常に中身のある番組だったと思いますけれども、松阪の青春館なども随分紹介されておりました。今回の予算措置は、それだけ青春館のあり方などが大きな課題だったと言えるのかなと思います。 私はその中で、特に聞きたいことは、委託料というものがあります。どんな内容をどこへ委託するのかということを特に聞きたいと思います。その中で、専門的知見がどれほど生かされるかというのが大事だと思いますけれども、先々問われることのないように、ひとつどういう内容なのか、お聞きしたいと思います。 以上で1回目の質問といたします。     〔市長 竹上真人君登壇〕 ◎市長(竹上真人君) おはようございます。まず、予算編成の基本的な方針ということでございますので、私のほうから答弁をさせていただきます。 まず、補正予算につきましては、この年度が開始した当初から、5月1号補正というところで、今まで皆様方に5号補正まで議決をいただいております。その中には、そのときそのときの喫緊の課題を基本的なものとして補正予算は計上させていただいております。 新型コロナウイルス感染対策に寄せる基本的な考え方ですが、現下においては命と経済の両立を図ることが大切と考えています。そのために、地域の実情に応じてきめ細かに必要な事業を実施できるよう迅速に取り組んでいるところであります。 例えば、議会初日に議決をいただきました5号補正のインフルエンザワクチン接種などは、いわゆる命を守る、同時の拡大感染を防ぐ意味合いから、早急に可決をいただいたところであります。 今回の補正予算でも、命の面では保育園・幼稚園や放課後児童クラブに関連した感染防止対策事業、経済の面では松阪産の材木、お茶、食材などを利用した事業や観光施策など、両方の側面で計上し、両立を図っているところでございます。 基本姿勢として、特に経済対策では、波及効果が見込めるものを念頭に置いてきたところでございまして、これまでも商品券や観光施策、持続化支援事業などに取り組んできています。新型コロナウイルスの感染状況や国県の対応状況などは日々変化する情勢であり、状況を見極めながら独自の施策となるものを重点的に松阪市の実情に応じた予算編成を行っていく必要があるものと考えています。今回もそういった方針で補正予算の編成をさせていただきました。 以上です。     〔市長 竹上真人君降壇〕     〔産業文化部長 内山次生君登壇〕 ◎産業文化部長(内山次生君) 私からは、「小津安二郎青春のまち松阪等魅力磨き上げ事業」についてお答えさせていただきます。 本予算は、主に委託料と企画展に係る経費となっており、委託につきましては4つの事業から成っております。 1つ目は、歴史民俗資料館の展示装飾台の作製に係るもの。これにつきましては、松阪市に登録のある事業者に委託を予定しております。 2つ目は、安二郎と松阪の関係などを紹介する映像作成に係るものでございます。これは、過去の映像の権利や著作権、肖像権などの関係することから、これらを有する制作会社、親族の方々に相談をしながら進めてまいります。 3つ目は、安二郎にゆかりのある場所へのサインや説明板の設置に係るもので、こちらも松阪市に登録のある業者に委託を予定しております。 4つ目は、プロモーション事業のための特設ウェブサイトの制作に係るもので、こちらは観光交流課インフォメーションサイトとの連携によることから、実績のある専門業者への委託を予定しております。 いずれの委託におきましても、資料の選択や構成、制作の意図などの部分には市の職員も関わり、また安二郎を研究されている方々に御相談や御協力をいただきながら進めてまいります。 なお、整備後の管理運営につきましては直営とし、文化課並びに歴史民俗資料館職員が担当することとなります。 以上、答弁させていただきます。     〔産業文化部長 内山次生君降壇〕 ◆27番(久松倫生君) まず1点目の、市長から基本的な御説明といいますかお考えをいただきました。その点は共有できることが随分あるんですけれども、その中で、少し通告が不十分だったかもわかりませんけれども、その中で命と経済の両立と言われることと、経済波及効果がどういう結果に出るかというのは今後の検証が要ると思いますけれども、今回の予算の中で報道資料に実施状況と延期についてがありまして、一旦補正で議決されています幾つかの事業が、延期あるいは見直しになったかと思います。 その説明の中に、現状の新型コロナウイルス感染症の拡大状況を考慮し、実施を再検討することにいたしました。それぞれの現在の実施状況、実施予定は以下ですということで、一つ一つがどうこうという説明は要りませんけれども、この原則にある現状の新型コロナウイルス感染症の拡大状況を考慮するという、この拡大状況の考慮という点の現状認識の部分だけ、大まかですけれども、それがないと後の是非ということが分かりませんので、それだけ聞かせてください。 ◎市長(竹上真人君) さきのこの補正予算の記者発表の中で、資料として、皆様にもお配りさせていただいていると思いますけれども、6月補正で上げさせていただいたものに、いわゆるアフターコロナの観光対策、「きてきて松阪観光キャンペーン」のような形のたくさんの皆様方に松阪に訪れていただく事業を盛り込んでおります。これにつきましては、基本的にアフターコロナという収束後のための事業。残念ながら、6月の時点ではある程度収束を見込んで、その後の事業展開の準備を、すぐにできませんから、それなりの準備期間が必要でございますので、それを見越して補正予算を計上しておりますけれども、特に8月、全国的に第2波が訪れている状況でありまして、10月から予定していた事業については延期すると発表させていただいております。 ですので、そのときそのときの状況に応じながら事業の実施は図っていかざるを得ないというところでございます。しかしながら、全く何の用意もせずにこのウィズコロナアフターコロナということを迎えるというわけでもございませんので、そこについてはきちんと予算を計上しながら次に備えていくということでございます。 ◆27番(久松倫生君) そういうことで、市長のほうから第2波の感染拡大と、そのぐらいの危機感ということで今いただきましたので、その辺は非常に大事であると思います。 そういう意味では、現実に即した対応といいますか、その都度その都度の事業執行を判断するということでございましたので、その辺は政策判断といいますか、実施判断、行政判断の基準に置かれるということで、これはそのように受け止めさせていただいておきます。 2つ目の小津安二郎の事業でありますけれども、これがコロナ対策かどうか、これは収束後の経済効果を見るということだということで置いておいて、幾つかの、特に私が申し上げました中で4つの事業、大半を占める委託事業について御説明をいただきました。 今の答弁の中でもありましたけれども、大事なことは今度直営にするということで、17年前ですか青春館がオープンした頃の状況をもし説明があればですけれども、松阪小津組へ委託するという形になった。その後、直接、館の所有者の方とのいろんな経過もあった。それを一々説明せよとかではないですけれども、その辺の教訓を十分生かしてもらって、この直営の中でどうやって展開するかということになると思うんです。これはまた1つ新たな展開だと思います。 そういう中で、この4つの事業で特に映像とか出版物、宣伝物、そういうものをやったときに専門業者ですけれども、その内容をどう精査していくかというのは非常に大事になってくるわけです。言葉は悪いですけれども、ただ人気取りとか情報発信すればいいというだけじゃなくて、小津安二郎の場合は、私はオンリーワンだと思いますので、そういう方々とこの松阪との関わりの内容だとか、今後これを契機に松阪そのものの発信にもつながるような非常に重要な中身をつくっていかなければ意味がないという思いがいたします。 それでお聞きするわけですけれども、映像関係ということで、制作会社とか親族とか、御答弁ですからそういうことですけれども、これはまだ小津の肖像権なんかは松竹がしっかり持っているわけでありますし、いろんな文章等に関してもきちっとした著作権はまだたしか松竹が持っていると思うんですけれども、そういうところとの連携といいますか、協議といいますか、それらをきちっとした上で進められるのかどうか。それと御親族、関係者の御意見は十分聞いて、それらを生かしていくというのは非常に大事やと思いますけれども、その点の手だてといいますか、今の進捗状況についてはお聞きしておきたいと思います。 ◎産業文化部長(内山次生君) 議員お尋ねのとおり、肖像権等につきましては権利の問題が多く関わってきますので、制作会社等、当然しっかり協議をしていくことになると思います。 また、それ以外にも親族の方々ともきっちり相談、協議をさせてもらいながらつくっていきたいと思っております。 今の映像のほうの関係でございますが、今私どもで想定しておりますのは、5分程度のものを3本ぐらいつくりたいと考えております。その中で、テーマといたしましては、小津安二郎と松阪の関係性、例えば映画作品に見られる松阪の影響とエピソード、あと3つ目として、宮前での安二郎という形の3つぐらいのテーマを想定して、今協議を進めていきたいと考えております。 以上です。 ◆27番(久松倫生君) 要望は言えませんけれども、幾つにしろとかいうことはないですけれども、その点でのお互いの信頼感といいますか、直営でやられるということですから、松阪市と関係者との信頼感を十分持っていただきたいと思いますけれども、その辺は今、経過として十分押さえられているのかどうか、そこだけもう一度お願いします。 ◎産業文化部長(内山次生君) 私どもといたしましても、直営で予定しておりますので、言われますように専門的な見地、知識を持ってみえる方からの助言、権利の関係者の方と必要な団体との対話をすることで、信頼関係を築きながら事業を進めていきたいと考えております。 ◆27番(久松倫生君) 最後にちょっと、細かいことだけ聞いて申し訳ないんですけれども、こういうことがせんだって新聞報道でもいろんな各紙載っております。1つだけ心配なことで、事実関係なんですけれども、小津さんが出た学校が第二小学校、それから宇治山田中学というのは皆さん御承知のとおりですけれども、報道で第二小学校が垣鼻町と書いてあったのがありました。それは、今ではそうなんだけれども、小津安二郎が出たときは今の五十鈴公園にあった第二小学校で、ちょっとそれは誤った事実認識になるといかんと思うので、その点の確認だけお願いします。 ◎産業文化部長(内山次生君) 小津さんが行かれた第二小学校については、議員言われたとおり、五十鈴公園にあった旧のほうの学校だということで私も認識しております。     〔27番議員より「終わります」という声あり〕     〔27番 久松倫生君降壇〕 ○議長(西村友志君) 次に、24番 濱口高志議員。     〔24番 濱口高志君登壇〕 ◆24番(濱口高志君) おはようございます。24番 濱口高志でございます。 それでは、議案第115号令和2年度松阪市一般会計補正予算第6号のうち、予算書17ページの過疎地域魅力アップ整備事業費及び32ページの商工費についてお伺いをいたします。 過疎地域魅力アップ整備事業費の内容は、まつさか香肌イレブン整備及びPRによる登山道整備業務委託料等の追加とあります。また、商工費の中で、今と昔をつなぐ豪商のまち松阪魅力磨き上げ事業費、あと、先ほど久松議員から質疑のありました小津安二郎青春のまち松阪等魅力磨き上げ事業費等があります。あとまだソフト事業があるわけですが、一応政府では7月からGo Toトラベルキャンペーンがスタートしました。この影響とは言い切れませんが、先ほど市長も言われましたように、第2波がその後ピークを迎えて、このGo Toトラベル、時期尚早であったのではないかと思います。 これらの事業については、完成予定が3月、年度末ですので、このGo Toトラベル終了後なので、これを意識したものではないと思いますが、観光といえば、今までインバウンドと盛んに言われていました。この方針というのは継続なのか、それとも国内観光客へターゲットをシフトしているのか。そして、これら豪商のまちと小津安二郎等の政策はウィズコロナ、新しい生活様式と盛んに言われていますが、観光政策も同様なのか。この補正はそのウィズコロナ、新しい生活様式を意識したものなのか、まずお伺いいたします。     〔産業文化部長 内山次生君登壇〕 ◎産業文化部長(内山次生君) 御質問を3点ぐらいいただいたんですが、まず最初のキャンペーンを意識していないのかということについて御回答させていただきます。 このことにつきましては、松阪市の観光誘客についての施策につきましては、松阪へ直接誘客する事業と、将来松阪に来ていただくために観光コンテンツを磨き上げるという2つの事業に分けることができると考えております。今回質問いただきました商工費の3事業につきましては、市内の周遊促進キャンペーン事業は誘客を直接誘導するような事業であり、今と昔をつなぐ豪商のまち松阪魅力磨き上げ事業小津安二郎青春のまち松阪等魅力磨き上げ事業観光コンテンツを磨き上げる事業となります。 Go Toキャンペーンとの連動という点では、本市に観光客を誘導するという意味からいえば、市内周遊促進キャンペーン事業が対象となりますが、新型コロナウイルスの感染状況を注視しつつ、慎重に事業の実施については考えていきたいと考えております。 過疎地域魅力アップ整備事業につきましては、後ほど地域振興担当理事から答弁させていただきます。 続きまして、インバウンドの関係でございますが、今回の新型コロナウイルス感染の影響を受けてインバウンド事業が深刻な影響を受けており、しばらくの間は海外からの観光客は見込めない状況になっております。そのことから、観光誘客の対象というのは国内の観光客という形で考えております。観光誘客の促進に当たっては、先ほどのコロナウイルスの感染状況を注視しつつ、慎重な対応を求められますが、取組自体は必要であると考えております。また、誘客の対象としては、県外の方はもちろん、コロナ禍の中でありますので、県内や近隣を巡るマイクロツーリズムという新しい観光のあり方も提唱されていることから、県民や市民も対象としたいと考えております。 なお、インバウンド市場の回復を見据えた取組につきましても引き続きしていくことは必要であると思っておりますので、受入体制等の整備は取り組んでまいりたいと思っております。 あと、観光施策が今回の予算に沿ったものかということでございますが、市民の安心安全を守るポイントは観光客も同様と考えておりますので、観光施策においてもウィズコロナや新しい生活様式に即することが大切であろうと考えております。 今回の市内周遊促進キャンペーン事業は、ウィズコロナ、新しい生活様式に沿った事業で市内を周遊することで観光客を分散させ、密にならないようにすること。また、スタンプラリーをデジタル化することで、感染リスクの軽減を図るという工夫を凝らした誘客の事業でございます。 以上、答弁させていただきます。     〔産業文化部長 内山次生君降壇〕     〔地域振興担当理事 野呂隆生君登壇〕 ◎地域振興担当理事(野呂隆生君) 過疎地域魅力アップ整備事業についてお答え申し上げます。 この中で取り組みますまつさか香肌イレブンは、Go Toトラベルキャンペーンを見越したものではございませんが、登山はソーシャルディスタンスを保ちながら楽しめる野外活動ですので、ウィズコロナの段階からアフターコロナまで、登山を中心として誘客を図っていけるものと考えております。 なお、飯南・飯高地域の宿泊施設でキャンペーンに登録を予定しているところもあると聞いておりますので、結果として宿泊された方がトレッキングや山登りを楽しめる可能性もあると考えております。 以上でございます。     〔地域振興担当理事 野呂隆生君降壇〕 ◆24番(濱口高志君) 分かりました。それでは、再質問に入っていきたいと思います。 まず、最初のまつさか香肌イレブンですが、これは全体の事業としてはどういうもので、今回の補正で何をするものなのか、詳細を教えてください。
    地域振興担当理事(野呂隆生君) では、まつさか香肌イレブン、全体としてどういう事業か、今回の補正でどういうことをしていくのかというところをお答えさせていただきます。 飯南・飯高の香肌峡県立自然公園には、台高山脈と日本300名山に選定されている高見山や三峰山など、標高1000メートル級の山々があり、近年のアウトドアブームを背景に、初心者から上級まで幅広く登山者が訪れております。 先ほども申し上げましたけれども、登山はソーシャルディスタンスを保ちながら楽しめる野外活動ですので、ウィズコロナの段階からアフターコロナまで、こうした登山を中心として誘客を図っていけるものと考えています。 まつさか香肌イレブンの整備につきましては、このエリアにあります11の山を選定いたしまして、豊かな自然を楽しみながら安全に歩けるよう、登山道整備や駐車場標識の設置を行い、登山者の安全性や利便性、満足度を向上させるとともに、情報発信に努めていくことで香肌峡の知名度を向上させていこうとするものでございます。 今回の補正予算で何をしていくかというところでございます。今年度の予算で既に局ヶ岳から奈良県に接する高見山を経て、台高山脈の明神岳までの縦走ルートの整備を実施しております。一部の区間を除いておおむね完了しているところではございますが、今回の補正予算におきましては、台高山脈に連なる明神岳から迷岳までの稜線の縦走ルート及び補完する周回ルートの整備を行い、初心者の方でも気軽に11の山々に登れるよう整備を行っていくものでございます。 また、整備と完了後につきましては、山岳誌とのタイアップ広告、またオンライン広告を行い、広くPRするとともに、安全で安心に登山ができるよう登山マップの作成も行ってまいります。 以上でございます。 ◆24番(濱口高志君) 一応完了というのは、この3月末で完了するんでしょうか。 ◎地域振興担当理事(野呂隆生君) 3月末の完了を目指して取り組ませていただきたいと思っております。 ◆24番(濱口高志君) ありがとうございます。市長のフェイスブックに登山が載っていましたけれども、ひいひい言いながら登られたのが、その1つですね。はい、分かりました。 県内に鈴鹿セブンマウンテンというのがあるんですけれども、名前の響きがよく似ていますけれども、これを意識したものなのか、これを超えようとしているものなのか、ちょっとお伺いします。 ◎地域振興担当理事(野呂隆生君) セブンマウンテンということでございます。鈴鹿セブンマウンテンは鈴鹿山脈にあります三重と滋賀の県境、南北60キロの間にある御在所岳などの7つの山のことで、名古屋方面からのアクセスも非常にいいために、特に中京圏の方々、登山者に人気がありまして、全国的な登山大会も開催されたことから、知名度が高くなっております。 同じ三重県内にある香肌峡の山々も鈴鹿山脈と同等の魅力があると思っております。ただ、アクセスであったり情報発信、集客といった点においては、現在のところ同等であるとは言い難いと思っております。これからまつさか香肌イレブンと銘打ってPRを行ってまいります。登山客の誘致に取り組んでまいりますが、鈴鹿セブンマウンテン、まつさか香肌イレブンとも県内にございますので、共に楽しんでいただくことがまずであります。相乗効果が生まれるような取組も考えていきたいと考えております。 以上でございます。 ◆24番(濱口高志君) 分かりました。PRを十分していただきたいと思うんですけれども、こんなルート166マップというのが作られているんですけれども、このようなPR資料はこの予算には入っているんでしょうか。 ◎地域振興担当理事(野呂隆生君) PRマップの予算はどうかということでございます。 今回の補正予算におきましては、安全に分かりやすく、安心して登山を楽しんでいただくために国土地理院の2万5000分の1の地図を基に、登山口へのアクセス、駐車場、水場の情報などを入れるとともに、登山の際に利用していただける宿泊施設や香肌峡の観光情報も掲載した登山マップを作成する予定でございます。 先ほどルート166のマップをお示しいただきましたけれども、奈良県宇陀市、東吉野村と共同して作成したルート166のマップでございますが、今後利用者にもお話を聞かせていただいて、広域的な地図でございますので、観光情報、登山情報を併せて掲載した地図についても検討してまいりたいとは思います。また、様々なGPSのアプリを使われる方が非常に多いので、そうしたデジタルマップも検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ◆24番(濱口高志君) 分かりました。 次に、商工費のほうですけれども、豪商のまちの前に、今と昔をつなぐという冠詞がついているんですけれども、これはどういう意味なのか、お伺いします。 ◎産業文化部長(内山次生君) 本事業につきましては、松阪の商人の魅力を発信する情報発信コーナーを産業振興センターの1階に充実させ、周遊観光との連携したプロモーション事業を展開していきたいと考えております。 本コーナーでは、江戸時代から明治、大正、昭和、平成、そして令和と続く豪商のまち松阪を象徴とする三井家をはじめ松阪にゆかりのある日本橋かいわいの老舗企業の情報を発信するコーナーとして、観光交流センターとは展示内容をすみ分けて発信していきたいと考えております。 具体的には、射和商人をルーツとする国分グループ、ちくま味噌、松阪商人をルーツとする小津商店、日本橋三越の社屋などを紹介することで松阪の商人の現在を伝える意味で、今と昔をつなぐというフレーズをつけさせてもらったものでございます。 以上です。 ◆24番(濱口高志君) ありがとうございます。今現在の商品というのは、販売とかされるんですか。 ◎産業文化部長(内山次生君) この産業振興センターの構内におきましては、商品の紹介、展示等をさせていただくことになりまして、販売につきましては横の観光交流センターでさせていただくことになると思っております。 ◆24番(濱口高志君) 分かりました。今と昔をつなぐというのは、そういう意味かということで理解しました。 もう一つ、この豪商のまちと小津安二郎の両方、魅力磨き上げというふうに名前がついておるんですけれども、この磨き上げというのはどういう意味があるんでしょうか。 ◎産業文化部長(内山次生君) 磨き上げということでございますが、磨き上げとはコロナウイルス感染症の収束を観光客の誘客とか交流人口の増加を図るため、今のものをさらに充実、ブラッシュアップを行っていくということでございます。 これは、新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金の活用事例というところに、地域の魅力の磨き上げ事業というのがございまして、それに該当していくと考えておりますので、その事業名として磨き上げという部分を使用させていただいたものでございます。 ◆24番(濱口高志君) 分かりました。政府の補助金のメニューの中の名前を取られたということですね。了解しました。 あと、小津安二郎青春のまち松阪の話は、先ほど久松議員への答弁でおおむね理解しましたので、割愛します。 あと、市内周遊促進キャンペーンですが、これは松阪市民も対象なのか。それと、説明資料の中にあったデジタルスタンプラリーというのは具体的にどういうものなのか、お伺いします。 ◎産業文化部長(内山次生君) 市内周遊キャンペーン事業を簡単に御説明させていただきますと、市内の観光スポット等に顔はめパネルの看板を設置して、そちらで撮影していただきまして、それをデジタルスタンプという形でラリーを開催したいと考えております。その顔はめパネルの設置場所につきましては、分散させるということで、市内を周遊させる効果も考えておりますし、また密をつくらない。それと、スタンプラリーをデジタル化することで感染リスクの低減も図れるということで工夫を凝らしているところでございます。 具体的には、松阪の観光スポット約10カ所ぐらいに設置して、この12月中頃から2月中旬にかけて、そういうスタンプラリーを開催したいと思っております。スタンプラリーの参加者には、松阪市の特産品を抽せんで差し上げるというふうに考えております。また、情報の発信とか拡散していくために、インスタグラムのキャンペーンも実施していきたいと思っております。 このことから、参加者の対象は市民を含めた観光客という形で考えております。ですので、市民の方にもスタンプラリーに参加していただくことで、市内の周遊を楽しんでいただく機会の提供というふうに思っております。 デジタルスタンプラリーとはどのようなものかということでございますが、デジタルスタンプラリーは、紙の台紙を使うものに代わり、顔はめパネルを展示したところにQRコードをつけさせていただく中で、スマートフォンで読み取り、専用のウェブサイトにアクセスすることでスタンプを取得する。その取得されたスタンプは、システム上で集計できますので、参加状況等の把握にもつながりますし、それを一定数集めることで松阪の特産品が当たる抽せんにも応募できるという形で考えております。 以上です。 ◆24番(濱口高志君) ありがとうございました。大体分かりました。10カ所ぐらいのところをスタンプラリーするということです。市民も対象ということで、期間も2カ月ぐらいですので、ぜひとも参加したいと思います。 先ほどのまつさか香肌イレブン、ここも11カ所あるんですけれども、こちらにはスタンプラリー、もしくは今言われたデジタルスタンプラリーはできないのか。先ほどのルート166マップは、温泉巡りスタンプラリーは6カ所、この中で紙であるわけですけれども、まつさか香肌イレブンについてのスタンプラリーは何か検討されているのか、お伺いします。 ◎地域振興担当理事(野呂隆生君) まつさか香肌イレブンのデジタルスタンプラリーをするかというところでございますが、現在のところ、山でもございますので、デジタルスタンプラリーは考えておりませんが、いわゆるSNS、会員制交流サイトを活用して、まつさか香肌イレブンの11の山を登頂、制覇された方に記念のバッジを贈ったり、温泉入浴券を贈ったりといった取組は考えていきたい、検討していきたいと考えております。     〔24番議員より「終わります」との声あり〕     〔24番 濱口高志君降壇〕 ○議長(西村友志君) 次に、6番 殿村峰代議員。     〔6番 殿村峰代君登壇〕 ◆6番(殿村峰代君) 日本共産党の殿村峰代でございます。議案第115号令和2年度松阪市一般会計補正予算第6号、予算書の22ページ、老人福祉費への質問を1つさせていただきたいと思います。1つの質問ですけれども、マスクを外しておきたいので、ここでさせていただきます。 老人施設福祉事業費の公的介護施設等整備費補助金7776万円についてです。特定財源地方医療介護総合確保基金事業補助金ということで、数ある介護施設の中で唯一手を挙げたということですが、非常に高額な予算となっています。国3分の2、県3分の1でなされる事業と聞いていますが、この対象施設ですと、この事業の必要性が非常に説明しにくい事業となっています。 その理由は、高齢者のグループホームの入居者は、もともと単独で外出などはされません。コロナ禍の今、家族の面会すらも制限があって、そもそもその感染源が介護者である職員であることは間違いありません。媒介者は職員なので、その職員の1回の勤務で、少なくともワンユニット9人全員の方が濃厚接触者となってしまいます。 仮に入居者に症状があって、陽性が疑われて陰圧装置のある部屋に隔離したとしても、それぞれのお部屋につけるということですので、その方のお部屋にいて、隔離装置を稼働したとしても、検査6時間後に陽性が確定した場合は、松阪ではこれまで全員入院となっていますので、陽性中はこの個室は使用されなくなります。要は、二、三週間ずっと、その方が感染を広げる可能性がある間は入院になってしまいますので、何のための陰圧装置か分からないことになります。 陽性者は全員入院隔離される現在の松阪においては、この補助金制度はそぐわないものであるかと思いますけれども、どのような理由でこの補助金がこの対象に支給されることになったか伺いたいと思います。     〔健康福祉部長 薗部 功君登壇〕 ◎健康福祉部長(薗部功君) それでは、先ほど簡易陰圧装置の設置に対する御質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。 まず、御紹介のありました公的介護施設等整備費補助金7776万円の追加をお願いしているものでございますが、この補助金は三重県から令和2年6月2日付にて、令和2年度の地域医療介護総合確保基金の事業量調査についての紹介があり、介護施設等における簡易陰圧装置の設置並びに換気設備の設置に係る整備について補助事業の対象となる入所系の介護施設に周知を図りましたところ、1法人が簡易陰圧装置の設置を希望されましたことから、追加補正をお願いするものでございます。 希望されました法人に対するヒアリングでは、認知症高齢者グループホームに対する簡易陰圧装置の設置の理由について先ほど御指摘をいただきましたように、介護職員を感染源とする新型コロナウイルスの感染拡大を警戒されております。 具体的には、感染した介護職員と接触した入居者に対する検査結果が出るまでの期間や、陽性が確認された入居者が入院に至るまでの期間並びに検査結果が陰性であった場合における健康観察期間において、施設内の感染拡大を防ぎつつ介護の継続を図ることを目的としまして、各居室への簡易陰圧装置を設置することを計画されております。 さらに、法人では徹底した感染症対策としまして、簡易陰圧装置の設置だけではなく、併せて居室内の除菌効果を高めるため、各居室に低濃度オゾン発生装置を備えるとともに、共用部分である食堂においては、高機能換気設備を整備し、換気の徹底を行うことを計画され、既に先ほど申し上げました低濃度オゾン発生装置や高機能換気設備については他の補助金を活用するために手続を進めていただくなど、この新型コロナウイルス感染症の脅威に備え、入居者及び介護に携わる職員の健康や安全を守ろうと、今回申し出がありましたことから、対応をさせていただいたところでございます。 以上、御答弁とさせていただきます。     〔健康福祉部長 薗部 功君降壇〕 ◆6番(殿村峰代君) その施設の方がコロナに対する様々な対処の一つとしてこの装置をつけることをされたということは理解できました。 しかし、先ほど久松議員も指摘されましたように、いろんなコロナに対しての支援が本当にそれでいいのかということです。先月、議員全員で松阪市民病院の畑地先生の講義を受けて、本件についても私は質問させていただきました。コロナに対しての感染拡大防止は、ハードよりもソフト面、介護者への防護、予防のための教育や十分な備品などのほうが大切という回答をいただいたと思います。グループホームの入居者の方々は、環境をころころ変えないほうがいいということはよく知られておりますので、この施設で介護したいというお気持ちはよく理解できますが、さきに申しましたように、陽性者は全員入院隔離となります。さらに、この装置をつけたことが職員の慢心につながらないように留意していただきたいとお伝え願いたいと思います。 最後に、これら補助金は全て国民の血税です。コロナに乗じてのばらまきとなってはいけません。今後も本当に必要な補助であるかどうか、しっかり精査して、結局使えなかったなどという無駄遣いにならないようにしていただきたいとお願いして、私の質問を終わります。 以上です。     〔6番 殿村峰代君降壇〕 ○議長(西村友志君) 以上で通告による質疑は終わりました。他に質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第115号は、各常任委員会に付託いたします。 それでは、暫時休憩いたします。午前11時、本会議を再開いたします。                         午前10時51分休憩                         午前11時0分開議 ○議長(西村友志君) 休憩前に引き続きまして本会議を再開いたします。 △日程第2 議案第116号 令和2年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(西村友志君) 日程第2 議案第116号令和2年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算第2号を議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第116号は、環境福祉委員会に付託いたします。 △日程第3 議案第117号 令和2年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算(第1号) ○議長(西村友志君) 日程第3 議案第117号令和2年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算第1号を議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。8番 田中正浩議員。     〔8番 田中正浩君登壇〕 ◆8番(田中正浩君) 通告していませんけれども、よろしくお願いいたします。令和2年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算第1号について質問いたします。 今回、債務負担行為の中で施設改修工事に至る設計業務委託で、令和3年度の工事らしいんですが、3991万9000円の金額が上がっています。これ、説明のときに空調機器か電気工事かと言われたと思うんですけれども、ちょっと詳しいことをもう少し教えていただきたいのと、その施設自体がかなり老朽化しておるので、一括で替えるような感じの工事なんでしょうか、よろしくお願いします。     〔市民病院事務部長 武田裕樹君登壇〕 ◎市民病院事務部長(武田裕樹君) お答えさせていただきます。 債務負担行為につきましては、空調設備、もう建設から28年が経過しておりまして、いろんな点検の中で不具合の指摘も受けております。そういった中で、本年度空調設計の基本設計を行いまして、引き続き実施設計をしていきたいといった中で、債務負担行為を設定させていただいたところでございます。 基本的には、設計につきましては全館の空調設備に関わる設計業務というふうに考えてございます。 以上でございます。     〔市民病院事務部長 武田裕樹君降壇〕 ◆8番(田中正浩君) この約4000万円が基本設計ということですけれども、これはどうなんですか。基本設計という意味が余りよく分からないんですけれども、青写真で、例えばどれどれの機械をどこに置くか配置を考えるような感じの設計なんでしょうか。 ◎市民病院事務部長(武田裕樹君) 今回の基本設計につきましては、基本構想をまず組み立てていきたいと思います。空調工事につきましても、28年の間にいろいろ設備等が変わっていったり、部屋も変わっていったり、いろんなことがありますので、そういった基本理念であったり規模といったものを基本設計の中で設計していただき、その後、それを基に細かい実施設計にかかっていきたいと考えております。 以上でございます。 ◆8番(田中正浩君) そうすると、いつも私は電気かガスかということをお聞きしておるんですけれども、まだその辺も方向性が決まっていないということでよろしいんでしょうか。 ◎市民病院事務部長(武田裕樹君) その辺は、今申し上げられることは、電気で考えているところでございますが、その辺も28年前と今の現状では変わっておりますので、いろんな部分を含めて検討していきたいと考えております。 以上でございます。 ◆8番(田中正浩君) ありがとうございます。確かに昔の機械と今の機械は、配管の太さ、導管の厚みも全部変わってきますので、必要やと思いますので、分かりました。ありがとうございました。 これで質問を終わります。     〔8番 田中正浩君降壇〕 ○議長(西村友志君) 他に質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第117号は、環境福祉委員会に付託いたします。 △日程第4 議案第118号 松阪市堀坂山の家条例の廃止について ○議長(西村友志君) 日程第4 議案第118号松阪市堀坂山の家条例の廃止についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第118号は、文教経済委員会に付託いたします。 △日程第5 議案第119号 松阪市職員の給与に関する条例等の一部改正について ○議長(西村友志君) 日程第5 議案第119号松阪市職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第119号は、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第6 議案第120号 松阪市手数料条例の一部改正について ○議長(西村友志君) 日程第6 議案第120号松阪市手数料条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第120号は、環境福祉委員会に付託いたします。 △日程第7 議案第121号 松阪市手数料条例の一部改正について ○議長(西村友志君) 日程第7 議案第121号松阪市手数料条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第121号は、建設水道委員会に付託いたします。 △日程第8 議案第122号 松阪市指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部改正について ○議長(西村友志君) 日程第8 議案第122号松阪市指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第122号は、環境福祉委員会に付託いたします。 △日程第9 議案第123号 松阪市森林公園条例の一部改正について ○議長(西村友志君) 日程第9 議案第123号松阪市森林公園条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。5番 谷口聖議員。     〔5番 谷口 聖君登壇〕 ◆5番(谷口聖君) 松政会の谷口でございます。議案第123号松阪市森林公園条例の一部改正について、大きく2つに分けてお聞きしたいと思います。 まず、森林公園のバンガローの築年数と、昨年度の利用実績、また現在の利用料金についてお教えください。 それから、この条例改正に当たって、どうして今のタンミングなのか。それから、この料金設定は何を基準に設定されたのかということについてお聞かせください。     〔農林水産担当理事 砂子祐一君登壇〕 ◎農林水産担当理事(砂子祐一君) 初めに、森林公園のバンガローの築年数についてお答えさせていただきます。 昭和62年に建築し、築年数33年となっております。 次に、昨年度の利用実績ですが、松阪市森林公園にはバンガローが6棟、テントサイトが20サイトあり、昨年度の利用実績は、バンガローが247回、持込みテントが180回、貸出しテントが60回、合計487回でございます。 現在の利用料金につきましては、バンガロー1万1230円、持込みテント1430円、貸出しテント2860円となっております。 次に、どうしてこのタイミングで条例改正をするのかについてですが、松阪市森林公園の次期指定管理者の公募につきましては、この秋を予定しております。指定管理料の算定には、施設の利用料を含めた歳入と歳出により運営経費を算定する必要があることから、公募前の今議会にお諮りをさせていただきました。 次に、この料金設定は何を基準にしたのか、なぜ2万円なのかというところですが、これまでの経緯の中で、公募に先駆け、次の指定管理に係る運営方法などについて、民間事業者から様々な角度でアイデアや提言をいただくサウンディング調査を実施しました。6社の参加をいただき、その大部分から、料金設定が低く、新しいサービスを展開していくことは難しいとの御意見をいただきました。また、県内の他の施設の料金と比較しても低いことから、今回、利用料金の上限額を改めることとしました。 次に、上限額を2万円にした理由ですが、森林公園のバンガローと同じ設備を有していますリバーサイド茶倉の利用料金を参考とさせていただきました。上限額の設定を上げることにより、その範囲内において指定管理者がサービスに合った料金を自由に設定することができ、利益率の向上につながるものと考えます。     〔農林水産担当理事 砂子祐一君降壇〕 ◆5番(谷口聖君) バンガローの築年数、利用実績等確認が取れました。ありがとうございます。 1つ、確認ですけれども、現在の利用料金についてですが、条例にある金額、例えばバンガロー1万1230円、持込みテント1430円、貸出しテント2860円となっておりますが、現在はこの上限額の目いっぱいで営業されているということで確認したいんですが、よろしいでしょうか。お願いします。 ◎農林水産担当理事(砂子祐一君) 条例の設定金額につきましては、テントが上限3140円でありまして、バンガローが1万1440円ということで、上限いっぱいということにはなっておりません。その範囲内というふうに現在はなっております。 以上です。 ◆5番(谷口聖君) ありがとうございます。現在の利用料金について承知いたしました。 また、料金設定については、事業展開するに当たって、上限設定を上げることによって指定管理者のサービス向上だったり、今後の指定管理の応募に参加しやすくなるということも理解しているつもりです。 ですけれども、最初の質問に対しての御答弁にあったように、バンガローの築年数が33年を経過しているということで、今後改修等の費用負担などの課題も生じてくると思います。このことについては、また別の機会をいただいてお伺いしたいと思いますので、今回はこれで質疑を終わらせていただきます。 ありがとうございます。     〔5番 谷口 聖君降壇〕 ○議長(西村友志君) 以上で通告による質疑は終わりました。他に質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第123号は、文教経済委員会に付託いたします。 △日程第10 議案第124号 松阪市教育集会所条例の一部改正について ○議長(西村友志君) 日程第10 議案第124号松阪市教育集会所条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第124号は、文教経済委員会に付託いたします。 △日程第11 議案第125号 市道路線の認定について ○議長(西村友志君) 日程第11 議案第125号市道路線の認定についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第125号は、建設水道委員会に付託いたします。 △日程第12 議案第126号 市道路線の廃止について ○議長(西村友志君) 日程第12 議案第126号市道路線の廃止についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第126号は、建設水道委員会に付託いたします。 △日程第13 議案第127号 市道路線の変更について ○議長(西村友志君) 日程第13 議案第127号市道路線の変更についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第127号は、建設水道委員会に付託いたします。 △日程第14 議案第128号 区域外における公の施設の設置に関する協議について ○議長(西村友志君) 日程第14 議案第128号区域外における公の施設の設置に関する協議についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第128号は、文教経済委員会に付託いたします。 △日程第15 議案第129号 訴えの提起について ○議長(西村友志君) 日程第15 議案第129号訴えの提起についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第129号は、環境福祉委員会に付託いたします。 △日程第16 請願第1号 子ども一人一人を大切にし、感染症にも強い少人数学級の推進を求める請願 ○議長(西村友志君) 日程第16 請願第1号子ども一人一人を大切にし、感染症にも強い少人数学級の推進を求める請願を議題といたします。 紹介議員の補足説明を求めます。27番 久松倫生議員。 ◆27番(久松倫生君) それでは、請願第1号につきまして、紹介議員を代表して補足説明を申し上げたいと思います。 本請願は、新型コロナウイルスの感染拡大の中で、特に5月14日以降の学校再開というのがございましたけれども、その中の登校する子どもたちの数を制限する分散登校という形が取られました。分散登校によっては、いつもと違う少人数クラスが実現することになりました。それがいわゆる40人を半分にする20人学級ということでございました。その中で、一人一人に言葉がかけやすく、勉強もじっくり見られるとか、生徒の様子がよく見えて、生徒も見られているという意識から集中力が高まっているとか、20人学級がスタンダードになれば指導の効率が上がるなど、少人数での学習や指導での効率効果を再認識したということが広く明らかにされたところでございます。 そういうことを踏まえて、子どもたちの学びを保障し、今の感染拡大を防げるという意味からも、少人数学級を目指す方向をぜひとも意見書としてお上げいただきたいということでございます。 ここにも書きましたけれども、全国知事会、市長会、町村会、あるいはPTA連合会の一部等からもこの実施が求められております。最近の私どもの情報では、安倍首相が辞任されましたので、どういう内閣の構成になるか分かりませんけれども、萩生田文部科学大臣もいろんな形でこの少人数学級の方向性を発言されているとも伺っておりますし、いわゆる骨太の方針、経済財政諮問会議の方向でも少人数学級が打ち出されるということも伺っております。そういう中で、1つの動きであります。 請願項目は、20人学級を展望しということでありますけれども、これは現在の制度の中で、実際分散登校の中で20人ということが実践された中で出てきている1つの数字であり、このためにもし20人ということを目指すのでありますと、約10万9000人の教員、国・地方合わせて8600億円という莫大な予算がかかります。しかし、OECDのそれぞれの国々の今の平均値で、日本の教育費に占める公費の割合を示せば、OECD加盟国の平均の負担をすれば、20人をしてもまだ余裕があるという、単純な計算でありますけれども、そういう数字が出ております。そういう意味からも、教育に本当に力を入れるということであれば、この方向性を今取ることがコロナの危機から新たな社会をつくる意味でも有効な手段かと思います。 ひとつ御審議いただきまして、御採択賜りますようお願い申し上げまして、補足説明とさせていただきます。以上であります。 ○議長(西村友志君) これより紹介議員に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。請願第1号は、文教経済委員会に付託いたします。 △日程第17 請願第2号 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書 ○議長(西村友志君) 日程第17 請願第2号子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書を議題といたします。 紹介議員の補足説明を求めます。10番 楠谷さゆり議員。 ◆10番(楠谷さゆり君) 失礼します。請願第2号について、紹介議員を代表して補足説明を申し上げます。 この請願は、昨年、全会一致で御採択いただいたものですが、子どもの貧困問題は解決できておらず、経済格差が教育格差に結びついて、貧困の連鎖が断ち切れないケースがまだまだ後を絶っておりません。 第2期三重県子どもの貧困対策計画という資料がございます。これは、2020年3月発行のものですけれども、この中にアンケートがあります。対象は、児童扶養手当の受給者とその子ども、学習支援事業を利用する子どもとその保護者、こども食堂を利用する子どもとその保護者、父子家庭とその子どもだと載っております。 この中で、子どもに心配事を聞いた設問では、家にお金がないことを心配している子どもが20.4%もございます。これは複数回答です。それから、保護者に聞いた子育てをする上でどのような支援が充実するとよいと思うかという設問。これも複数回答ですが、その中で子どもの就学にかかる費用の削減という項目に89.1%の方が印をしてみえます。多くの子どもたちが家にお金がないことを心配しているという事実には、心が痛むものでございます。 子どもたちが安心して教育を受けられ、家庭の経済状況によって夢を諦めなくていいよう、子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願を御採択いただきますよう、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(西村友志君) これより紹介議員に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。請願第2号は、文教経済委員会に付託いたします。 △日程第18 請願第3号 義務教育費国庫負担制度の充実を求める請願書 ○議長(西村友志君) 日程第18 請願第3号義務教育費国庫負担制度の充実を求める請願書を議題といたします。 紹介議員の補足説明を求めます。10番 楠谷さゆり議員。 ◆10番(楠谷さゆり君) それでは、続きまして請願第3号について補足説明をさせていただきます。これも、昨年、御採択いただいたものでございます。 義務教育は、教職員の確保や適正配置、資質向上、教育環境の整備が大きな影響力を持っております。昨日の新聞でも報じられたところですけれども、2017年の国内総生産に占める小学校から大学までの教育機関向けの公的支出の割合が、OECD加盟国の中で日本は38カ国の中で37番目という結果が載っておりました。これは、大学までのことですから、ここでいう義務教育とは同じではございませんけれども、それにしても少な過ぎる支出です。 また、教員のデジタルスキルに関する能力向上のための投資が、他国に比べて低いという指摘などは、無視することはできないものだと思います。 また、GIGAスクール構想において、1人1台のタブレットが整備されることになりましたが、現在は一般財源となっている教材費等も、義務教育については国の責務で必要な財源を措置すべきであります。 義務教育については、国が責任を果たすとの理念に立ち、教育の地域間格差が生じないように、必要な財源を確保するこの制度のさらなる充実を求めるこの請願に、今年も御採択いただけますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(西村友志君) これより紹介議員に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。請願第3号は、文教経済委員会に付託いたします。 △日程第19 請願第4号 教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求める請願書 ○議長(西村友志君) 日程第19 請願第4号教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求める請願書を議題といたします。 紹介議員の説明を求めます。10番 楠谷さゆり議員。 ◆10番(楠谷さゆり君) 続きまして、請願第4号について補足説明を申し上げます。これも、昨年、御採択いただいたものでございます。 現在、小学校1年生だけが1クラス35人定員、あとは中学3年生までは40人を限度としたクラス編成になっております。学校の規模により、また学年によって数にばらつきがあるため、例えば今年4月1日の資料ですけれども、その後転校生などがあれば変わってまいりますが、松阪市のある小学校の2年生は43人ですから、2クラスに分かれて22人と21人、5年生は39人であるために1クラスです。ですから、多いクラスは39人、少ないクラスは21人と、かなりばらついております。 松阪市には、小規模の学校もありますので、全体で平均すると1クラスは20人に近い数字となっているようです。しかしながら、40人ぎりぎりのクラスもあるわけで、先生の目が子どもたちに行き渡り、また子どもたちの心に寄り添うためには、まだまだ人数が多過ぎるクラスも多数あります。 少人数クラスを実現するためには、教職員定数を多くすることが必要であり、子どもたちの豊かな学びを保障できるよう、今年も教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求める請願を御採択いただけますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(西村友志君) これより紹介議員に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。請願第4号は、文教経済委員会に付託いたします。
    △日程第20 請願第5号 防災対策の充実を求める請願書 ○議長(西村友志君) 日程第20 請願第5号防災対策の充実を求める請願書を議題といたします。 紹介議員の補足説明を求めます。10番 楠谷さゆり議員。 ◆10番(楠谷さゆり君) 請願第5号について補足説明を申し上げます。これも、昨年、御採択いただいたものでございます。 大きな災害が多くなった昨今、避難所についての心配は絶えません。さらに、本年度は新型コロナウイルスによる感染症の心配が加わりました。このような状況下で、避難所指定を受けている学校において、有事の際を想定した防災対策の改善すべき課題はまだまだ多いのが現状です。 そこで、これは政府の責任において、安心して被災者が避難できるよう、巨大地震等の災害を想定した防災対策の充実を進めることを強く求める請願であります。 特に、子どもたちの安全安心が確保されますよう、請願の趣旨を御理解いただきまして、御採択いただけますよう、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(西村友志君) これより紹介議員に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。請願第5号は、文教経済委員会に付託いたします。 △日程第21 請願第6号 文化財収蔵庫建設計画の情報公開と建設地の再検討を求める請願書 ○議長(西村友志君) 日程第21 請願第6号文化財収蔵庫建設計画の情報公開と建設地の再検討を求める請願書を議題といたします。 紹介議員の補足説明を求めます。25番 海住恒幸議員。 ◆25番(海住恒幸君) 請願第6号文化財収蔵庫建設計画の情報公開と建設地の再検討を求める請願の補足説明を行います。 請願者は、子どもを中心とした自由な遊び場をつくる活動を鈴の森公園で行っているまつさかプレーパークをつくる会代表と、今から20年前に開園した鈴の森公園を造るに当たって、当初既に完成していた設計を、市民とアマチュアの専門家のワークショップに行政も加わるよう求め、2年間かけて設計を変更するなど、市役所とのコラボ、協働で現在の公園にし、公園の名称を公募し、うたたねの森、地球のタネなど、219通あった応募の中から鈴の森を選ぶまで関わった、カネボウ跡公園を考える市民の会代表を含む4人の方々です。 本請願は、20年前に公園を誕生させた人と、今では立派に成人し、多くの市民に愛されるようになった公園鈴の森を利用している若い世代の共通の思いを表したものです。 文化財収蔵庫は、鈴の森のはにわ館北東の広場に約4億円もかけて、建築面積335平方メートルの鉄筋コンクリート2階建てとなる計画です。この計画どおり建設が進められると、森の中のへそである広場が、すっぽりと建物となってしまいます。 そこで、本請願は、文化財収蔵庫の建設場所の再検討を求めるのが請願項目となっています。 請願の理由にもありますよう、現在の鈴の森公園は、生活圏内で自然遊びを楽しむことができる貴重な場所です。特に収蔵庫建設が計画されているエリアは、森そのものです。現場は、噴水広場や総合遊具のある場所、芝生広場に比べ、少し薄暗く静かな印象はあります。しかし、その秘密基地のような感じこそが子どもたちが自由に遊ぶことのできるお気に入りの場所なので、未来を支える子どもたちの遊び場、自然の大切さを学ぶ場として、非常に大切な空間です。 子どもたちが大好きな場所、わくわくできる場所を壊さない方法を検討してください。そういう建設地の再検討を求めることが主な内容となっています。 議員の皆様方におかれましては、この請願についてしっかり御審議いただき、趣旨並びに理由をお酌み取りいただき、御可決いただきますようお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(西村友志君) これより紹介議員に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。請願第6号は、文教経済委員会に付託いたします。 △日程第22 請願第7号 介護保険計画の更新年度にあたり、議会として、閉会中を含め、当該常任委員会が中心となって、介護保険料の現状と課題について調査研究に努めていただき、次期計画に反映していただくこと等を求める請願 ○議長(西村友志君) 日程第22 請願第7号介護保険計画の更新年度にあたり、議会として、閉会中を含め、当該常任委員会が中心となって、介護保険料の現状と課題について調査研究に努めていただき、次期計画に反映していただくこと等を求める請願を議題といたします。 紹介議員の補足説明を求めます。25番 海住恒幸議員。 ◆25番(海住恒幸君) 少し長い表題となっておりますが、請願第7号介護保険計画の更新年度にあたり、議会として、閉会中を含め、当該常任委員会が中心となって、介護保険料の現状と課題について調査研究に努めていただき、次期計画に反映していただくこと等を求める請願について、紹介議員から補足説明を行います。 請願の趣旨にありますよう、請願者において、県内市の介護保険料を比較してみたところ、本人が住民税課税となる所得階層各層においては、いずれも県内各市と比較して松阪市が最も高い水準にあることが確認できました。ちょうど現在、年末にかけて次期介護保険事業策定の骨格をつくる検討が行われている折から、是正を求める方向について、当該委員会が中心になって調査研究をしていただき、その調査結果が松阪市に反映されるよう、取組を求める内容です。 請願の5つの項目は、ぜひ行っていただきたい具体的な中身でございます。ぜひ環境福祉委員会における審査に付していただき、よろしく御審議いただき、御可決いただきますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(西村友志君) これより紹介議員に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。請願第7号は、環境福祉委員会に付託いたします。 △日程第23 請願第8号 工事等入札制度における最低制限価格の見直しを求める請願 ○議長(西村友志君) 日程第23 請願第8号工事等入札制度における最低制限価格の見直しを求める請願を議題といたします。 紹介議員の補足説明を求めます。18番 堀端脩議員。 ◆18番(堀端脩君) 失礼します。請願第8号について、紹介議員を代表して補足説明をさせていただきます。 本請願は、松阪市の建設産業が非常に厳しい状況に立たされている実態が、松阪地域の経済界を代表する松阪商工会議所会頭名で提出された請願であります。非常に重く受け止めざるを得ません。 建設産業は、地域住民の安全安心な生活を支える地域基盤であり、様々な災害の発生においても、復旧、復興の際にも大きな役割を担っていただいております。業界を堅持していく上では、適正な制度、適正な収益が確保されて初めて事業が継続されるわけでございます。 そこで、このたび、松阪市における入札制度におきましては、平成14年4月に本格導入されて以来、17年にわたり見直しがなされてこなかった現行の最低制限価格の見直しを求める請願が提出されたわけでございます。 平成14年当時は、県下においても平均落札率が85%と、県内で高い数字が設定されておりましたが、現在では県内において最も低く、三重県内13市の平均が約90%となっていることから、大きな差が開いております。 松阪商工会議所建設部会では、平成24年1月からこれまで計10回近くの入札制度に対しての意見交換会、またより課題実務の面から一歩踏み込んだ形での意見交換会を重ねてみえるとお聞きしております。 この1年の動きを見ますと、昨年の8月5日に松阪市議会議長名で意見書が出され、8月6日には松阪商工会議所建設部会から竹上市長に、工事等入札制度に関する要望書が出されております。また、今年6月5日には、松阪市入札等監視委員会より、入札制度及び運用に関する意見書が提出されました。 その中で、本市の最低制限価格においては、工事は85%、業務委託は75%に設定されておりますが、本市では、国の働き方改革や担い手3法の改正などで公共事業の発注者の責務として、適正な予定価格の設定による適正利潤の確保や、低入札価格調査制度の係るダンピング受注の排除なども示しており、他市との均衡や落札状況、公契連モデルや三重県モデルを参考にしながら、本市が分析した結果と合わせて、最低制限価格を引き上げる方向とするのも一つの有力な方法であるとしております。 また、結びとして、本市における入札及び契約業務において、より適正な制度を確立するため、課題を明確にするとともに、制度の改善を十分に検討されることを期待するものとありました。 今後、新型コロナウイルス感染症の影響により、建設業界をはじめ各界の事業分野の多くが減収・減益となり、事業継続も困難な状況が想定されます。地域社会資本整備の要でもある建設業界が衰退しないように対策を考えていくべきであり、地域建設業界の企業力を高めていくことが大事であります。 皆様方におかれましては、この請願の御趣旨に御理解をいただき、全会一致で御賛同いただくことをお願い申し上げ、請願の補足説明とさせていただきます。 以上です。 ○議長(西村友志君) これより紹介議員に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。請願第8号は、総務企画委員会に付託いたします。 以上で、本日の日程は終了いたしました。 明9月11日午前10時、本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                         午前11時40分散会...