松阪市 令和 2年 9月 定例会(第5回)議事日程第1号 令和2年9月4日 午前10時開会 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第109号 令和元年度松阪市一般会計及び各
特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第4 報告第25号 令和元年度決算に基づく
健全化判断比率等の報告について 日程第5 議案第110号 令和元年度松阪市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について 日程第6 議案第111号 令和元年度松阪市
水道事業決算の認定について 日程第7 報告第26号 令和元年度決算に基づく松阪市水道事業の
資金不足比率の報告について 日程第8 議案第112号 令和元年度松阪市
公共下水道事業決算の認定について 日程第9 報告第27号 令和元年度決算に基づく松阪市
公共下水道事業の
資金不足比率の報告について 日程第10 議案第113号 令和元年度松阪市
松阪市民病院事業決算の認定について 日程第11 報告第28号 令和元年度決算に基づく松阪市
松阪市民病院事業の
資金不足比率の報告について 日程第12 議案第114号 令和2年度松阪市
一般会計補正予算(第5号) 日程第13 議案第115号 令和2年度松阪市
一般会計補正予算(第6号) 日程第14 議案第116号 令和2年度松阪市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第15 議案第117号 令和2年度松阪市
松阪市民病院事業会計補正予算(第1号) 日程第16 議案第118号 松阪市堀坂山の家条例の廃止について 日程第17 議案第124号 松阪市
教育集会所条例の一部改正について 日程第18 議案第119号 松阪市職員の給与に関する条例等の一部改正について 日程第19 議案第120号 松阪市手数料条例の一部改正について 日程第20 議案第121号 松阪市手数料条例の一部改正について 日程第21 議案第125号 市道路線の認定について 日程第22 議案第126号 市道路線の廃止について 日程第23 議案第127号 市道路線の変更について 日程第24 議案第122号 松阪市
指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部改正について 日程第25 議案第129号 訴えの提起について 日程第26 議案第123号 松阪市
森林公園条例の一部改正について 日程第27 議案第128号 区域外における公の施設の設置に関する協議について 日程第28 発議第6号
松阪市議会特別委員会の設置について 日程第29 選挙第12号
松阪市議会特別委員会の委員選任について 日程第30 議案第114号 令和2年度松阪市
一般会計補正予算(第5号)本日の会議に付した事件 議事日程と同じ出席議員(28名) 1番 橘 大介君 2番 中村 誠君 3番 松本一孝君 4番 赤塚かおり君 5番 谷口 聖君 6番 殿村峰代君 7番 市野幸男君 8番 田中正浩君 9番 栗谷建一郎君 10番 楠谷さゆり君 11番 西口真理君 12番 米倉芳周君 13番 深田 龍君 14番 沖 和哉君 15番 松岡恒雄君 16番 坂口秀夫君 17番 植松泰之君 18番 堀端 脩君 19番 野呂一男君 20番 中村良子君 21番 山本芳敬君 22番 山本 節君 23番 大平 勇君 24番 濱口高志君 25番 海住恒幸君 26番 中島清晴君 27番 久松倫生君 28番
西村友志君欠席議員(0名)
議場出席説明者 市長 竹上真人君 副市長 山路 茂君 副市長 永作友寛君 総務部長 松名瀬弘己君
環境生活部長 村林 篤君
健康福祉部長 薗部 功君 産業文化部長 内山次生君
農林水産担当理事 砂子祐一君 建設部長 伊藤 篤君 教育長 中田雅喜君
教育委員会事務局長 鈴木政博君
上下水道事業管理者 西川昌宏君
市民病院事務部長 武田裕樹君 監査委員 西村和浩君 会計管理者 久世 徹君
事務局出席職員 事務局長 白藤哲央 次長 北河 享
総務担当主幹 池田博紀
議事担当主幹 中口真理子 調査係長 北川信助 兼務書記 梶間正也 兼務書記 田中
智----------------------------------- 午前10時0分開会
○議長(西村友志君) 皆さん、おはようございます。これより令和2年9月第5回
松阪市議会定例会を開会いたします。 議案説明のため、市長以下関係者の出席を求めましたから、御報告いたします。 本日の議事は、お手元に配付いたしました議事日程第1号により進めることにいたします。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(西村友志君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において、4番
赤塚かおり議員、19番
野呂一男議員を指名いたします。
△日程第2 会期の決定
○議長(西村友志君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 会期につきましては、去る8月28日に
議会運営委員会を開催し、協議を願いましたので、この際、
議会運営委員長より御報告をお願いします。
◆23番(大平勇君) 去る8月28日に
議会運営委員会を開催いたしました。今期定例会の会期について協議いたしました結果、本日から10月9日までの36日間とすることに決定いたしました。なお、議事予定につきましては、お手元に配付されております議事予定表のごとく進めることに決定いたしましたので、報告をいたします。 以上でございます。
○議長(西村友志君) お諮りいたします。ただいまの
議会運営委員長の報告どおり、今期定例会の会期は本日から10月9日までの36日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西村友志君) 御異議なしと認めます。よって、会期は36日間と決定いたしました。
△日程第3 議案第109号 令和元年度松阪市一般会計及び各
特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第4 報告第25号 令和元年度決算に基づく
健全化判断比率等の報告について
○議長(西村友志君) 日程第3 議案第109号令和元年度松阪市一般会計及び各
特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第4 報告第25号令和元年度決算に基づく
健全化判断比率等の報告について、以上、議案1件、報告1件を一括議題といたします。 執行部の説明を求めます。 〔市長 竹上真人君登壇〕
◎市長(竹上真人君) おはようございます。ただいま上程されました議案第109号令和元年度松阪市一般会計及び各
特別会計歳入歳出決算を御審議いただくに当たり、概要を御説明申し上げます。 冒頭、令和元年度を振り返りますと、5月1日に新元号が制定され、新しい時代が幕開けしました。また、日本で初めて開催された
ラグビーワールドカップは大いに盛り上がり、スポーツの持つ一体感や感動、勇気という言葉を私たちに与えてくれました。松阪市でも、初めてのフルマラソン「
みえ松阪マラソン」の開催に向けて、市民一丸となってワンチームで臨む態勢を整えていましたが、
新型コロナウイルスの影響により、誠に残念ですが大会の開催延期を決定しました。そして今なお、
新型コロナウィルスは社会全体に大きな影響を与えており、先行きの不透明な状況が続いています。 しかし、こんなときだからこそ、私たち行政として、何ができるのか、どんな施策が効果的でタイムリーなのか、市民が必要としていることを素早く察知し、全力で考え、
ウィズコロナ対策、さらには未来を切り開く施策をスピーディかつ慎重に実行しなければならないと考えております。そのためには、過去の事業を振り返り、時代の変化・ニーズに対応できているのかしっかりと評価・検証する必要があります。 まず初めに、健全な財政運営に向けては、
財政調整基金の有効活用と市債残高の抑制に努めました。平成29年度から令和元年度の3カ年を集中投資期間として、教育施設を中心とした大型事業や
課題懸案事業に取り組んできましたが、普通交付税に算入される
合併特例事業債の短期償還を実施し、公債費増加の影響を短期間に抑えました。
財政調整基金は、短期償還等の財政需要に対応するため、前年度末98億5900万円から14億7600万円減の83億8300万円、市債残高は前年度末476億8300万円から8600万円減の475億9700万円となりました。 それでは、私が平成31年度当初
予算提案説明における基本的な考え方で述べさせていただきました4つの視点をもとに、令和元年度に実行した主な施策の概要を説明させていただきます。 1点目は、「人口及び人口動態」に対する視点として、若者の定住と超
高齢社会対策です。 若者の定住については、南三重
地域就労対策協議会と連携して若者のUターンによる地元就職及び定着に取り組みました。また、国道166号でつながる奈良県との連携による交流の促進や、
総合運動公園スケートパークは、県内外から多くの若者や家族連れが当市にお越しいただき、都市と地方の交流の輪が広がりました。 超
高齢社会対策については、令和元年度から多様な外部有識者による超
高齢社会対策検討委員会を組織し、長期的な視点に立った持続可能な施策について、次期総合計画への反映も含めて議論を続けています。 2点目の「削るべきところは削る」という視点では、持続可能な行財政運営に真剣に取り組む中で、
公共下水道事業の全体計画区域の見直しを決断いたしました。この見直しにより整備期間が短縮されるとともに推定で総額520億円の削減となることから、将来世代への負担を抑えることにつなげました。一方で、市民の命を守る事業や少子化対策としての子育て支援などには積極的に投資するなど、選択と集中の考えのもと、めり張りを持って事業を実施しました。 3点目の「市民の安全を守る」という視点では、
津波避難困難地域の解消に向けて
津波避難タワーの施設整備へ着手するとともに、浸水被害の解消に取組、災害に強い森林づくり、
スポーツ施設のつり天井の改修などを進めました。 また、幼児のおたふく風邪や安心して妊娠できるように風疹のワクチン接種の助成を始めるとともに、
子ども医療費助成の対象を高校生世代まで拡大しました。 4点目の「政策評価」の視点では、施策の達成度や寄与度を予算編成と連動させる取組を進めました。今後も
ブラッシュアップを重ね、よりよいシステムへの改良を図りつつ、誰のため、何のため、本当に市民や地域のためになっているのか、
PDCAサイクルにより事業の改善や見直しを行い、選択と集中につなげてまいります。 以上、令和元年度決算についての概要を説明いたしました。 決算書の内容については、引き続き会計管理者が説明するとともに、事業の詳細につきましては、各分科会において各部局から説明いたします。 よろしく御審議いただき、御認定くださいますようお願い申し上げます。 〔市長 竹上真人君降壇〕 〔会計管理者 久世 徹君登壇〕
◎会計管理者(久世徹君) 令和元年度松阪市一般会計・
特別会計歳入歳出決算書につきまして御説明申し上げます。4ページ、5ページの令和元年度松阪市一般会計・
特別会計歳入歳出決算総括表を御覧ください。 初めに、一般会計でございますが、収入済額749億3613万1898円、支出済額727億2644万5808円となりました。 次に、特別会計の競輪事業は、収入済額167億3451万539円、支出済額160億7373万6514円となりました。
国民健康保険事業は、収入済額173億6299万1527円、支出済額167億9310万2549円となりました。
介護保険事業は、収入済額187億778万2113円、支出済額182億8166万2671円となりました。
後期高齢者医療事業は、収入済額38億643万3515円、支出済額37億7117万1690円となりました。
簡易水道事業は、収入済額505万880円、支出済額469万8827円となりました。
戸別合併処理浄化槽整備事業は、収入済額2億6171万3631円、支出済額2億5506万6128円となりました。
農業集落排水事業は、収入済額7826万4556円、支出済額7816万5473円となりました。
住宅新築資金等貸付事業は、収入済額1220万4533円、支出済額1173万4382円となりました。 不納欠損額につきましては、総額で2億6381万8623円でございます。法令に照らして適切に処分いたしました。 収入未済額につきましては、総額で57億8186万1329円となりました。事業ごとの収入未済額の説明は割愛させていただきますが、それぞれの事業の特性や未収の状況に応じ、公正かつ適正な取扱いに努めました。 翌年度繰越額は、総額で22億1721万2079円となりました。事業の繰越しの詳細につきましては、6月定例会で報告させていただいたとおりでございます。 12ページから85ページにかけましては、総括表の各会計の歳入・歳出について、款・項別に表したものでございます。 続きまして、
歳入歳出決算事項別明細書につきまして御説明申し上げます。 92ページから175ページにかけましての一般会計の歳入でございますが、第1款市税の収入済額は、220億8934万4512円となりました。 94、95ページの第2款地方譲与税から、98、99ページの第13
款交通安全対策特別交付金の収入済額は、記載のとおりでございます。 第14款分担金及び負担金の収入済額は、6億9167万8855円となりました。 100、101ページ、第15款使用料及び手数料の収入済額は、8億8344万5094円となりました。 110、111ページ、第16
款国庫支出金の収入済額は、99億9586万3902円となりました。120、121ページ、第17款県支出金の収入済額は、44億8583万8567円となりました。 132、133ページ、第18款財産収入の収入済額は、4621万1459円となりました。 134、135ページ、第19款寄附金の収入済額は、12億1710万6346円で、
うちふるさと応援寄附金が11億7159万7000円です。 136、137ページ、第20款繰入金の収入済額は、35億1611万3414円で、
うち財政調整基金繰入金は、26億4300万8000円です。 144、145ページ、第21款繰越金の収入済額は、25億9441万7122円となりました。 146、147ページ、第22款諸収入の収入済額は、9億6866万8368円となりました。 166、167ページ、第23款市債の収入済額は、84億5138万3000円となりました。 以上で、歳入の説明を終わります。 続きまして、178ページから303ページにかけましての歳出を御説明いたします。詳細につきましては、別冊の令和元年度松阪市主要施策の成果及び実績報告書に事業内容を記載しておりますので、各款別の支出済額と主な事業を簡潔に説明させていただきます。 178、179ページ、第1款議会費の支出済額3億5822万1029円は、議会運営費や広報費などでございます。 第2款総務費の支出済額66億3790万9320円の主なものは、一般職員給、181ページ、
広報松阪発行事業費、185ページ、
庁舎等整備事業費、187ページ、
庁内ネットワーク管理事業費、191ページ、
防災行政無線整備事業費です。 204、205ページ、第3款民生費の支出済額270億1957万7746円の主なものは、
国民健康保険事業特別会計繰出金、207ページ、
自立支援給付事業費、209ページ、新
福祉会館施設整備事業費、211ページ、
後期高齢者医療事業特別会計繰出金、213ページ、
介護保険事業特別会計繰出金、215ページ、
児童手当支給事業費、217ページ、
私立保育園運営事業費、225ページ、
生活保護扶助費です。 224、225ページ、第4款衛生費の支出済額49億1397万3245円の主なものは、227ページ、
予防接種事業費、229ページ、
母子保健事業費及び
健康診査事業費、231ページ、休日
夜間応急診療所管理運営事業費、233ページ、
水道事業会計及び
松阪市民病院事業会計への繰出金、235ページ、
塵芥収集事業費、237ページ、
松阪地区広域衛生組合分担金です。 236、237ページ、第5款労働費の支出済額1億4918万4841円の主なものは、
ワークセンター松阪管理運営事業費です。 238、239ページ、第6
款農林水産業費の支出済額17億5138万9980円の主なものは、241ページ、
水田活用推進対策補助金、245ページ、
多面的機能支払交付金事業費、247ページ、
湛水防除施設管理事業費、249ページ、
森林資源管理事業費です。 252、253ページ、第7款商工費の支出済額27億8610万3485円の主なものは、255ページ、
プレミアム付商品券発行事業費、257ページ、豪商の
まち松阪観光・
文化施設管理事業費、259ページ、
地域公共交通システム事業費、
ふるさと特産品PR事業費です。 266、267ページ、第8款土木費の支出済額62億8179万9074円の主なものは、
道路維持修繕事業費、269ページ、
橋りょう長寿命化事業費、275ページ、
都市公園維持管理事業費、277ページ、
公共下水道事業会計繰出金です。 278、279ページ、第9款消防費の支出済額27億9607万4059円の主なものは、
松阪地区広域消防組合分担金です。 280、281ページ、第10款教育費の支出済額99億4007万7451円の主なものは、287ページ、
鎌田中学校校舎改築事業費、289ページ、
幼稚園管理運営事業費、291ページ、三雲・
天白公民館移転事業費、295ページ、
北部学校給食センター建設事業費、299ページ、
放課後児童クラブ活動事業補助金です。 300、301ページ、第11
款災害復旧費の支出済額1億4366万2500円の主なものは、農地等、林業施設、道路橋りょう及び河川に係る
災害復旧事業費です。 302、303ページ、第12款公債費の支出済額87億8647万3078円は、
長期債償還元金と
長期債償還利子です。 第14款諸支出金の支出済額11億6200万円は、
財政調整基金積立金です。 以上で、一般会計の説明を終わります。 続きまして、特別会計につきまして御説明申し上げます。 308ページから315ページの競輪事業について、歳入の主なものは、308、309ページ、
勝者投票券売上金です。歳出の主なものは、313ページ、
普通競輪開催事業費、
共同通信社杯競輪開催事業費です。 320ページから339ページの
国民健康保険事業について、歳入の主なものは、320、321ページ、一般被
保険者国民健康保険税、322、323ページ、
保険給付費等交付金、
一般会計繰入金です。歳出の主なものは、331ページ、一般被
保険者療養給付費負担金、333ページ、一般被
保険者医療給付費納付金です。 344ページから369ページの
介護保険事業について、歳入の主なものは、344、345ページ、第1号被
保険者保険料、国庫支出金の
介護給付費負担金、346、347ページ、
支払基金交付金の
介護給付費交付金、県支出金の
介護給付費負担金、
一般会計繰入金です。歳出の主なものは、353ページ、
認定調査等事業費、357ページ、
各種介護サービス給付費負担金です。 374ページから381ページの
後期高齢者医療事業について、歳入の主なものは、374、375ページ、
後期高齢者医療保険料、
一般会計繰入金です。歳出の主なものは、379ページ、
後期高齢者医療広域連合への負担金です。 386ページから389ページの
簡易水道事業について、歳入の主なものは、
簡易水道使用料です。歳出の主なものは、389ページ、
朝見簡易水道管理事業費です。 394ページから401ページの
戸別合併処理浄化槽整備事業について、歳入の主なものは、
浄化槽使用料、396、397ページ、
一般会計繰入金です。歳出の主なものは、399ページ、
施設維持管理事業費です。 406ページから409ページの
農業集落排水事業について、歳入の主なものは、
農業集落排水処理施設使用料と
一般会計繰入金です。歳出の主なものは、409ページ、各施設の維持管理費です。 414ページから417ページの
住宅新築資金等貸付事業について、歳入の主なものは、貸付金収入の元金・利子です。歳出の主なものは、417ページ、基金積立金及び
長期債償還元金です。 以上で、各特別会計の説明を終わります。 続きまして、422、423ページの実質収支に関する調書につきまして御説明申し上げます。 一般会計の歳入総額から歳出総額を差し引いた
歳入歳出差引額は22億968万6000円となり、この額から翌年度へ繰り越すべき財源2億570万6000円を差し引いた実質収支額は20億398万円となりました。 各特別会計につきましては、説明を省略させていただきます。 428、429ページ、財産に関する調書につきまして、行政財産の土地及び建物の主な増加の要因は、
総合運動公園用地の買戻し、鎌田中学校の建設等、減少の要因は、三雲・天白公民館の取り壊しによるものです。 430、431ページの普通財産の土地及び建物の主な増加の要因は、三雲・天白公民館の用途廃止による用地の普通財産への変更等によるものです。 次に、443ページ、4.基金の決算年度中の増減高は、積立て及び繰入れによるもので、令和2年3月31日現在、決算年度末現在高の総計は、163億4882万9000円となりました。 以上、令和元年度松阪市一般会計・
特別会計歳入歳出決算書の説明を終わらせていただきます。 なお、決算書に併せて提出いたしました地方自治法第233条第5項及び同法第241条第5項の規定によります、令和元年度松阪市主要施策の成果及び
実績報告書等の説明は省略させていただきますので、御了承いただきたく存じます。よろしく御審議いただき御認定くださいますようお願い申し上げます。 〔会計管理者 久世 徹君降壇〕 〔副市長 山路 茂君登壇〕
◎副市長(山路茂君) 続きまして、私からは、報告第25号令和元年度決算に基づく
健全化判断比率等について御説明申し上げます。議案書の7ページをお願いいたします。また、参考資料してとA3版の1枚もので令和元
年度決算健全化判断比率という資料をお配りしておりますので、また後ほど御参照いただきたいと思います。 それでは、説明させていただきます。
健全化判断比率は普通会計を基準として算定しているもので、松阪市におきましては一般会計と
住宅新築資金等貸付事業特別会計を合計したものでございます。 まず、
実質赤字比率と
連結実質赤字比率につきましては、実質赤字額がございませんので、バー表示としております。 次に、
実質公債費比率3.1%は普通会計が負担すべき市債の
元利償還金相当額の比重を示すもので、3カ年の平均により算出するものです。短期償還による元利償還金の増加により、昨年と比較すると、0.9ポイント悪化しておりますが、
早期健全化基準の25%は大きく下回っております。 将来負担比率につきましても昨年に引き続き数値がマイナスとなったことから、バー表示とさせていただいております。これは、市債残高等の将来負担額を
充当可能財源等が上回ったことによるものでございます。 次に、
資金不足比率ですが、本市におきまして、地方公営企業法の財務規定を適用しない公営企業は
簡易水道事業、
戸別合併処理浄化槽整備事業、
農業集落排水事業の3つであり、いずれも資金の不足額がございませんので、これもバー表示とさせていただいております。 以上のように、本市はいずれの比率におきましても、法令で定められている基準を下回り、問題はないものと考えております。 以上、令和元年度決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率についての報告とさせていただきます。 〔副市長 山路 茂君降壇〕 〔監査委員 西村和浩君登壇〕
◎監査委員(西村和浩君) ただいま上程されております議案第109号の決算審査意見につきまして報告させていただきます。令和元年度松阪市歳入歳出決算等審査意見書を御覧ください。 1ページをお願いします。審査の対象、期間、方法は、記載のとおりでございます。 第4の審査の結果ですが、審査に付された令和元年度松阪市一般会計・
特別会計歳入歳出決算書及び政令で定める附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、かつ、計数は証拠書類と符合し、予算の執行はおおむね適正であったと認めました。 2ページ以降の総括、一般会計・特別会計は、記載のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。 62ページをお願いします。財産に関する調書のうち基金ですが、令和2年3月末で
財政調整基金外24基金で、現在高は、現金161億6279万円、土地1億8604万円、総額163億4883万円です。基金は出納整理期間中の増減があるため、令和2年5月末の基金現在高は総額で168億478万円となっております。 63ページをお願いします。松阪市土地開発基金運用状況審査意見でございます。 第4の審査の結果ですが、審査に付された基金運用状況調書の計数は正確で、適正に作成されているものと認めました。基金の状況につきましては、表のとおりでございます。 64ページをお願いします。むすびにつきましては朗読いたします。 決算状況について。一般会計と特別会計を合わせた決算額は、歳入1319億508万円、歳出1279億9578万円で、差引き39億930万円の残額を生じたが、この中には翌年度へ繰り越すべき財源2億571万円が含まれており、これを控除した実質収支額は37億359万円となった。 一般会計の収支を見ると、実質収支額は20億398万円である。実質単年度収支額は17億7814万円のマイナスとなっている。これは
合併特例事業債の短期償還を行ったためである。 一般会計の決算額は過去最大の規模となったが、その要因は公債費が
合併特例事業債を短期間で償還するため、前年度に比べて約30億円増えたことや3カ年の集中投資期間の最終年度に当たり、教育施設を中心とする大型継続事業等に取り組んできたことによるものである。 普通会計を基準にした財政構造の状況について、経常収支比率は86.0%で、前年度と比べ4.6ポイント低下した。この主な要因は、収入では、地方交付税や臨時財政対策債が増加したこと、支出では、物件費や扶助費が増加したものの公債費の元金は、短期償還に伴う支出を臨時的経費の扱いとしたことで、全体の経常一般財源等の支出額が減少したことによるものである。 なお、短期償還により、公債費負担比率は17.5%で、前年度に比べ4.9ポイント上昇している。
財政調整基金について。令和元年度末(令和2年5月末)の
財政調整基金の残高は83億8307万円となり、前年度末残高より14億7588万円減少した。これは、主に
合併特例事業債の短期償還分などの財政需要に対応するために活用されたものである。 市債について。市債残高は一般会計及び特別会計を合わせて484億706万円で、前年度に比べ1億3171万円減少している。 臨時財政対策債は、発行上限額の23億3098万円を借り入れており、前年度より5億3098万円増加している。
合併特例事業債の短期償還分は、発行額が51億8650万円、償還額が41億260万円で、元年度末残高は59億6860万円となっている。 市債については、社会資本の整備等の財源として有効である。引き続き、財政運営の健全性とのバランスを配慮しつつ、計画的な発行に努められたい。 65ページをお願いします。 市税について。市税の収入済額は220億8934万円で、前年度と比較し5497万円増加している。収入未済額は、13億5505万円で前年度と比較して1億2024万円減少している。収納率は93.7%で前年度に比べ0.6ポイント上昇した。 納税者にとって利便性の高いコンビニ支払い、公金クレジット支払い、スマートホンアプリによる納付に加え、令和元年10月からは、電子納税が始まったほか、納付相談、滞納整理等の取組を強化してきたことにより収納率は年々向上している。 不納欠損額は、1億3886万円で、前年度と比較して911万円減少している。 引き続き、未収金について効率的・効果的な収納対策を実施されたい。 国民健康保険について。国民健康保険税の収入済額は32億8414万円で、前年度と比較して1億4510万円減少している。これは、主に被保険者数の減少によるものである。収入未済額は、17億5330万円で前年度と比較して1億8087万円減少している。 収納率については、現年度分は90.9%で年々改善を続けているが、滞納繰越分を入れると63.9%となる。不納欠損額は、1億18万円で前年度と比較して860万円増加している。 引き続き、被保険者間の公平性を確保するため、課税部署と収納部署が連携し、収納率の向上に努められたい。 以上、令和元年度一般会計及び各特別会計等の決算審査の結果に基づいて述べてきた。 超高齢社会や人口減少という社会情勢に対応した行政サービスを提供するには、確実に財政負担が増加する。現状の事業についての検証・評価・見直しをし、先を見据えた効率的かつ効果的な行財政運営を推進されることを期待する。 以上で決算審査意見書の説明を終わります。 続きまして、報告第25号の
健全化判断比率等について説明いたします。 初めに、
健全化判断比率ですが、令和元年度松阪市財政健全化審査意見書の1ページを御覧ください。 審査の結果ですが、審査に付された
健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。 個別意見ですが、
実質赤字比率と
連結実質赤字比率については、資金剰余であることから、算定されません。
実質公債費比率は3.1%で、前年度と比較すると0.9ポイント上昇しております。2ページになります。将来負担比率は、将来負担額に対して充当可能財源が上回っておりますことから、算定されません。 是正改善を要する事項につきましては、特に指摘すべき事項はございません。 以上で、財政健全化審査意見の説明を終わります。 続きまして、
資金不足比率について説明いたします。令和元年度松阪市公営企業経営健全化審査意見書の1ページを御覧ください。 審査の結果ですが、審査に付された
資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。 個別意見ですが、各会計の
資金不足比率は、資金剰余であることから、算定されません。 是正改善を要する事項につきましては、特に指摘すべき事項はございません。 以上で、
健全化判断比率等の審査意見の説明を終わります。 〔監査委員 西村和浩君降壇〕
△日程第5 議案第110号 令和元年度松阪市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について 日程第6 議案第111号 令和元年度松阪市
水道事業決算の認定について 日程第7 報告第26号 令和元年度決算に基づく松阪市水道事業の
資金不足比率の報告について
○議長(西村友志君) 日程第5 議案第110号令和元年度松阪市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について、日程第6 議案第111号令和元年度松阪市
水道事業決算の認定について、日程第7 報告第26号令和元年度決算に基づく松阪市水道事業の
資金不足比率の報告について、以上、議案2件、報告1件を一括議題といたします。執行部の説明を求めます。 〔市長 竹上真人君登壇〕
◎市長(竹上真人君) ただいま上程されました議案第111号令和元年度松阪市
水道事業決算の認定について御説明申し上げます。 令和元年度の水道事業の概要でございますが、給水戸数7万2419戸、給水人口は16万398人となりました。年間配水量においては2127万6347立方メートル、年間有収水量は1904万9754立方メートルで、有収率は89.5%となりました。 経営状況につきましては、事業収益37億5086万3846円、事業費用34億404万1257円で、収支決算は3億4682万2589円の純利益となりました。 以上が、令和元年度における水道事業の概要であります。 今後も効率的で健全な事業の運営に努め、松阪市水道事業ビジョンにある末永く市民に信頼され続ける安全で安定した水道事業を目指し事業に取り組んでまいります。 詳細につきましては、
上下水道事業管理者より説明をいたしますので、よろしく御審議いただき、御認定くださいますようお願い申し上げます。 〔市長 竹上真人君降壇〕 〔
上下水道事業管理者 西川昌宏君登壇〕
◎
上下水道事業管理者(西川昌宏君) それでは、令和元年度松阪市
水道事業決算書に基づき御説明申し上げます。 なお、議案第110号令和元年度松阪市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分につきましては、決算と関連がありますことから、決算書の説明の中において併せて説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 決算書の2ページ、3ページをお願いします。収益的収入及び支出でございますが、消費税込みの決算額で、収入第1款水道事業収益の決算額は40億4156万6879円でございます。次に、支出第1款水道事業費用の決算額は36億1399万6771円でございます。 4ページ、5ページをお願いします。資本的収入及び支出でございますが、消費税込みの決算額で、収入の第1款資本的収入の決算額は6億5979万4545円、支出第1款資本的支出の決算額は17億4005万6410円でございます。 地方公営企業法第26条の規定による繰越額でございますが、4億2219万4000円で、建設改良費におきまして第1-6号京町配水管布設替工事外14件の事業を繰越しております。 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額10億8026万1865円は、欄外に記載のとおり補填いたしました。なお、棚卸資産の購入限度額の執行額は1646万151円で、これに伴う仮払消費税及び地方消費税は133万5969円でございます。 7ページをお願いします。損益計算書でございますが、消費税抜きの決算額で表示しております。令和元年度の水道事業に係る収支決算額は3億4682万2589円の純利益となりました。 8ページ、9ページをお願いします。剰余金計算書でございますが、資本合計の当年度末残高は140億448万4895円となりました。 11ページをお願いします。剰余金処分計算書でございますが、当年度末残高の未
処分利益剰余金4億9871万5952円は、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、減債積立金を取り崩して戻った額1億5189万3363円を資本金へ組入れ、令和元年度の事業活動で発生しました利益剰余金3億4682万2589円は減債積立金として、全額を処分することを提案させていただきます。 この部分が、議案第110号に係る部分でございます。 12ページをお願いします。貸借対照表についてでございます。まず、資産合計は351億1375万279円でございます。 13ページをお願いします。負債合計は211億926万5384円でございます。次に、資本合計は140億448万4895円となります。負債資本合計は351億1375万279円となり、資産合計と一致しております。 以上が令和元年度における
水道事業決算の説明とさせていただきます。 なお、14ページから15ページには6重要な会計方針等に関する注記について、また、29ページにはキャッシュ・フロー計算書を掲載しております。 以下、附属資料の説明は省略させていただきまして、
水道事業決算の説明とさせていただきます。よろしく御審議を賜りまして、御認定いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、報告第26号令和元年度決算に基づく松阪市水道事業の
資金不足比率の報告について御説明申し上げます。議案書の9ページをお願いします。 本表は、水道事業に係る令和元年度
資金不足比率及び算定基礎資料で、この報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき御報告させていただくものでございます。 表中(1)の流動負債aから控除企業債等bを除いた金額3億6648万471円に対し、表中(3)の流動資産gを基に算定された金額40億4466万269円が大きく上回っており、令和元年度の松阪市水道事業においては資金不足が生じておらず、
資金不足比率は算定されないことを御報告させていただきます。 〔
上下水道事業管理者 西川昌宏君降壇〕
○議長(西村友志君) 監査委員の報告を求めます。 〔監査委員 西村和浩君登壇〕
◎監査委員(西村和浩君) ただいま上程されております議案第111号の決算審査意見につきまして報告させていただきます。令和元年度松阪市公営企業決算審査意見書を御覧ください。 意見書の1ページをお願いします。審査の結果でございますが、審査に付された松阪市水道事業の決算及び決算附属書類は関係法令の諸規定に準拠して作成され、会計帳簿、証書類等と照合点検したところ、計数は正確であり、当年度の経営成績、財政状態をおおむね適正に表示しているものと認めました。なお、決算審査の参考とした例月現金出納検査につきましても、適正に処理されていましたことを併せて報告いたします。 それでは、3ページをお願いします。事業概況以下ですが、記載のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。 15ページをお願いします。むすびにつきましては朗読いたします。 経営状況について。令和元年度末における給水戸数は7万2419戸、給水人口は16万398人で、前年度に比べそれぞれ190戸増加、1189人減少している。年間有収水量は1904万9754立方メートルで、前年度に比べ50万171立方メートル増加している。 事業決算は、事業収益が37億5086万円、事業費用が34億404万円で、3億4682万円の純利益となった。前年度と比べ1億9493万円の増益である。 収益は、前年度に比べ7231万円増加した。これは平成30年10月から隔月検針・隔月請求を導入したことにより、前年度の有収水量の一部が本年度の収入になったことが影響している。一方、費用においては、1億2262万円減少している。これは、上下水道等営業関連業務に係る委託料や給料手当等、企業債利息が減少したことなどによるものである。 受水費について。本年度は、次期受水費(令和2年度~令和6年度)見直しに向け、三重県と折衝がなされ、南勢志摩水道は据え置きとなったが、北中勢水道については令和2年度から基本料金の基本水量1立方メートル当たりの月額が20円引き下げられることになった。次年度以降も受水費の引き下げについて要望を続けられたい。 施設の耐震化等について。基幹的な管路の耐震適合率のある管の割合(耐震適合率)は、令和元年末37.2%で、全国平均40.3%(平成30年度末)を下回っている。南海トラフ巨大地震等に備えた災害に強い施設整備を着実に推進し、令和2年3月策定の松阪市水道ビジョンに示された業務指標の目標値44.5%(令和11年度)達成に向け努力されたい。 総括。給水人口の減少や節水意識の高まりから有収水量は減少傾向にあり、今後料金収入の大幅な増収が期待できない状況にある。さらに、老朽化する水道施設の更新、管路の耐震化など取り組むべき課題も多い。このような状況の中、受水費削減のための配水区域のエリア変更や、将来的な経費削減のための送水ポンプ場の統合などの取組が進められている。今後も経営の効率化によるコスト削減等に努め、安全・安心で良質な水の供給に取り組まれたい。 以上で、松阪市
水道事業決算審査意見書の説明を終わります。 続きまして、報告第26号の
資金不足比率につきまして報告させていただきます。令和元年度松阪市公営企業経営健全化審査意見書を御覧ください。 1ページをお願いいたします。審査の結果ですが、審査に付された
資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。 個別意見ですが、令和元年度においては、資金不足を生じていないため、
資金不足比率は発生していません。 是正改善を要する事項につきまして、指摘すべき事項は特にございません。 以上で、説明を終わらせていただきます。 〔監査委員 西村和浩君降壇〕
○議長(西村友志君) 暫時休憩いたします。午前11時5分、本会議を再開いたします。 午前10時56分休憩 午前11時5分開議
○議長(西村友志君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。
△日程第8 議案第112号 令和元年度松阪市
公共下水道事業決算の認定について 日程第9 報告第27号 令和元年度決算に基づく松阪市
公共下水道事業の
資金不足比率の報告について
○議長(西村友志君) 日程第8 議案第112号令和元年度松阪市
公共下水道事業決算の認定について、日程第9 報告第27号令和元年度決算に基づく松阪市
公共下水道事業の
資金不足比率の報告について、以上、議案1件、報告1件を一括議題といたします。執行部の説明を求めます。 〔市長 竹上真人君登壇〕
◎市長(竹上真人君) ただいま上程されました議案第112号令和元年度松阪市
公共下水道事業決算の認定について御説明申し上げます。 令和元年度の
公共下水道事業の概要でございますが、令和元年度末の処理区域面積は2010.9ヘクタール、処理区域内人口は9万4822人で、普及率は58.2%、また、水洗化率は79.4%になりました。排水戸数につきましては3万1691戸、年間総排水量は803万1113立方メートルとなりました。 経営状況につきましては、事業収益41億6981万2632円、事業費用41億8613万3690円で、収支決算は1632万1058円の純損失となりました。 以上が、令和元年度における
公共下水道事業の概要であります。 今後も、より安全で快適な生活環境を実現するため、雨水排除による浸水の防除及び公共用水域の水質の保全を推進するとともに、安定的にサービスを提供することに取り組んでまいります。 詳細につきましては、
上下水道事業管理者より説明をいたしますので、よろしく御審議いただき、御認定くださいますようお願い申し上げます。 〔市長 竹上真人君降壇〕 〔
上下水道事業管理者 西川昌宏君登壇〕
◎
上下水道事業管理者(西川昌宏君) それでは、令和元年度松阪市
公共下水道事業決算書に基づき御説明申し上げます。 決算書の2ページ、3ページをお願いします。収益的収入及び支出でございますが、消費税込みの決算額で、収入第1款下水道事業収益の決算額は43億2838万2938円、支出第1款下水道事業費用の決算額は42億6500万5841円でございます。 4ページ、5ページをお願いします。資本的収入及び支出でございますが、消費税込みの決算額で、収入の第1款資本的収入の決算額は38億5332万2204円、支出第1款資本的支出の決算額は55億1273万5465円でございます。 地方公営企業法第26条の規定による繰越額でございますが、13億9153万3000円で、建設改良費におきまして松阪第1処理分区松阪1-5号汚水幹線外汚水管渠工事外21件の事業を繰越しております。 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額16億5941万3261円は、欄外に記載のとおり補填いたしました。 6ページをお願いします。損益計算書でございますが、消費税抜きの決算額で表示しております。令和元年度の
公共下水道事業に係る収支決算額は1632万1058円の純損失となり、前年度繰越欠損金2億4917万8821円を合わせた2億6549万9879円を当年度未処理欠損金として処理させていただきます。 次に、7ページをお願いします。剰余金計算書でございますが、資本合計の当年度末残高は56億5158万2081円となりました。 9ページをお願いします。欠損金処理計算書でございますが、表中の当年度末残高の未処理欠損金2億6549万9879円を翌年度繰越欠損金として処理させていただくものでございます。 10ページをお願いします。貸借対照表についてでございます。まず、資産合計は868億991万4167円でございます。 11ページをお願いします。負債合計は811億5833万2086円でございます。 次に、資本合計は56億5158万2081円でございます。負債資本合計は868億991万4167円となり資産合計と一致しております。 以上が令和元年度における
公共下水道事業決算の説明とさせていただきます。 なお、12ページから13ページには6重要な会計方針等に関する注記について、また26ページにはキャッシュ・フロー計算書を掲載しております。 以下、附属資料の説明は省略させていただきまして、
公共下水道事業決算の説明とさせていただきます。よろしく御審議を賜りまして、御認定いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、報告第27号令和元年度決算に基づく松阪市
公共下水道事業の
資金不足比率の報告について御説明申し上げます。議案書の11ページをお願いします。 本表は、
公共下水道事業に係る令和元年度
資金不足比率及び算定基礎資料で、この報告につきましては、水道事業と同じく地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき御報告させていただくものでございます。 表中(1)の流動負債aから控除企業債等bを除いた金額2億9846万775円に対し、表中(3)の流動資産gを基に算定された金額10億9546万2129円が上回っており、令和元年度の松阪市
公共下水道事業においては資金不足が生じておらず、
資金不足比率は算定されないことを御報告させていただきます。 〔
上下水道事業管理者 西川昌宏君降壇〕
○議長(西村友志君) 監査委員の報告を求めます。 〔監査委員 西村和浩君登壇〕
◎監査委員(西村和浩君) ただいま上程されております議案第112号の決算審査意見につきまして報告させていただきます。令和元年度松阪市公営企業決算審査意見書を御覧ください。 意見書の1ページをお願いします。審査の対象は、令和元年度松阪市
公共下水道事業決算でございます。審査の結果につきましては、先ほど松阪市
水道事業決算で申し上げたとおり、内容は同様でありますので、説明は省略させいいただきます。 それでは、30ページをお願いします。事業概況以下、記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。 41ページをお願いします。むすびにつきましては朗読いたします。 経営状況について。令和元年度末の処理区域面積は2010.9ヘクタールで、前年度と比べ38.8ヘクタール増加、処理区域内人口は9万4822人で、前年度と比べ910人増加している。人口普及率は58.2%となり、前年度から1.0ポイント上昇した。 事業決算は、事業収益が41億6981万円、事業費用が41億8613万円で、1632万円の純損失となった。 事業収益において、下水道使用料は前年度に比べ9844万円増加した。これは、水道事業と同様、隔月検針・隔月請求導入による影響もあるが、衛生センターや大規模な団地の接続などが寄与したと推察される。営業外収益は1670万円増加している。特別利益は986万円減少している。 事業費用においては、営業費用が5872万円増加し、営業外費用が39万円減少している。営業費用が増加した要因は、下水道整備の進捗に伴い新たな稼働資産の減価償却費や流域下水道費が増加したことである。
一般会計繰入金について。本年度の一般会計からの繰入れは28億8698万円で、前年度に比べ1739万円増加している。そのうち、基準外繰入れは9億6250万円で、4037万円増加した。今後しばらくは下水道整備に係る企業債元利償還金が増えると考えられるが、下水道使用料等の自主財源の確保、経費節減などにより、一般会計からの繰入金の削減に努められたい。 水洗化率について。本年度の水洗化率は79.4%で、前年度に比べて0.9ポイント高くなり、3年連続の上昇となった。これは、未接続世帯への訪問・啓発や各種補助金制度の周知等の取組成果も現れてきているものとうかがえる。下水道使用料の収入確保のために引き続き水洗化率の向上に努められたい。 42ページ、総括。下水道事業は、快適で衛生的な生活や大雨等による浸水被害を防止するなど市民の安全安心な暮らしに欠くことのできない重要なサービスを提供している。 今後も下水道使用料の確保や事業運営に係るコスト削減により、健全な経営基盤強化と計画的、効率的な下水道整備に取り組まれたい。 以上で、松阪市
公共下水道事業決算審査意見書の説明を終わります。 続きまして、報告第27号の
資金不足比率につきまして報告させていただきます。令和元年度松阪市公営企業経営健全化審査意見書を御覧ください。 2ページをお願いします。審査の概要以下、記載のとおりでございます。先ほど松阪市
水道事業会計経営健全化審査意見で申し上げた内容と同様で、指摘すべき事項は特にございません。 以上で、説明を終わらせていただきます。 〔監査委員 西村和浩君降壇〕
△日程第10 議案第113号 令和元年度松阪市
松阪市民病院事業決算の認定について 日程第11 報告第28号 令和元年度決算に基づく松阪市
松阪市民病院事業の
資金不足比率の報告について
○議長(西村友志君) 日程第10 議案第113号令和元年度松阪市
松阪市民病院事業決算の認定について、日程第11 報告第28号令和元年度決算に基づく松阪市
松阪市民病院事業の
資金不足比率の報告について、以上、議案1件、報告1件を一括議題といたします。執行部の説明を求めます。 〔市長 竹上真人君登壇〕
◎市長(竹上真人君) ただいま上程されました議案第113号令和元年度松阪市
松阪市民病院事業決算の認定について御説明申し上げます。 まず初めに、令和元年度の病院事業の決算概要でございますが、病院事業収益は108億437万9853円、病院事業費用は107億1613万2210円となり、8824万7643円の純利益で、11年連続の黒字となりました。 また、入院延べ患者数は10万6303人で、前年度比634人の増加、一方、外来延べ患者数は13万9035人で、前年度比7277人の減少となりました。 さて、令和元年度におきましては、令和2年2月13日に約1年半に及び議論が行われてきました第2次地域医療構想をふまえた松阪市民病院の在り方検討委員会から提言書を受け取りました。 提言書の主な内容は、次の2つでありました。 1つは、松阪市民病院は、地域包括ケア病床を中心とした病院に機能転換し、高度急性期、急性期、慢性期、在宅医療をつなぐ地域医療の架け橋となるべきである。 もう1つは、松阪中央総合病院、または済生会松阪総合病院のいずれかを指定管理者とする指定管理者制度の活用が望ましいとされたところです。 その後、提言書に示された留意事項の1つであります市民への説明として、職員が各地域に出向き、提言書の内容について説明を行っていましたが、
新型コロナウイルス感染症の影響により、取りやめざるを得ない状況となりました。 現在、松阪市民病院は、日本赤十字社伊勢赤十字病院とともに南勢志摩二次医療圏における感染症指定医療機関として、その役割と責任を果たすために、職員一丸となって取り組んでいるところです。 引き続き、休日夜間の2次救急医療体制の維持・継続などを前提としつつ、少子高齢化や疾病構造の変化、さらには、感染症を踏まえた、望ましい医療提供体制の構築を進めてまいります。 以下、詳細につきましては、事務部長から説明いたしますので、よろしく御審議いただき、御認定くださいますようお願い申し上げます。 〔市長 竹上真人君降壇〕 〔
市民病院事務部長 武田裕樹君登壇〕
◎
市民病院事務部長(武田裕樹君) それでは、令和元年度松阪市
松阪市民病院事業決算書に基づき御説明申し上げます。 決算書の2ページ、3ページをお願いします。収益的収入及び支出でございますが、表頭の決算額で御説明させていただきます。 収入第1款病院事業収益は、108億2585万2419円でございます。支出第1款病院事業費用は、103億7781万8950円でございます。 4ページ、5ページをお願いします。資本的収入及び支出でございますが、表頭の決算額で説明させていただきます。 収入第1款資本的収入は、9億2926万1000円でございます。支出第1款資本的支出は、13億9244万1538円でございます。 なお、棚卸資産の購入限度額の執行額は38億2697万2092円で、これに伴う仮払消費税及び地方消費税は3億1656万2968円でございます。 6ページ、7ページをお願いします。損益計算書でございますが、これは消費税抜きで表示しております。 医業から居宅介護支援事業までに係る経常利益は1億3404万6273円で、経常利益から第9項特別損失4579万8630円を差し引きました当年度の純利益は8824万7643円でございます。 8ページ、9ページをお願いします。剰余金計算書でございます。資本合計は20億5007万7339円となっております。 10ページをお願いします。欠損金処理計算書でございますが、(表頭)未処理欠損金39億658万510円を翌年度繰越欠損金として処理をさせていただくものでございます。 12ページをお願いします。貸借対照表でございます。資産の部でございますが、資産合計は107億2255万6613円でございます。 決算書13ページをお願いします。負債の部でございますが、負債合計は86億7247万9274円でございます。 次に、資本の部でございますが、資本合計は20億5007万7339円でございます。 負債・資本合計といたしましては、107億2255万6613円でございます。 以上が病院事業決算の概要でございます。 なお、14ページ、15ページに重要な会計方針等に関する注記を、26ページにキャッシュ・フロー計算書を掲載してございます。 以下、附属諸表につきましては説明を省略させていただきまして、病院事業の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りまして、御認定いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、報告第28号令和元年度決算に基づく松阪市
松阪市民病院事業の
資金不足比率の報告について御説明申し上げます。議案書の12ページから13ページをお願いします。
松阪市民病院事業におきましては、(1)の流動負債aから控除企業債等bを除いた金額9億8422万1966円に対し、(3)の流動資産g37億2632万8949円が上回っていることから、令和元年度
松阪市民病院事業においては資金不足が生じておらず、
資金不足比率は算定されないことを報告いたします。 以上、報告とさせていただきます。 〔
市民病院事務部長 武田裕樹君降壇〕
○議長(西村友志君) 監査委員の報告を求めます。 〔監査委員 西村和浩君登壇〕
◎監査委員(西村和浩君) ただいま上程されております議案第113号の決算審査意見につきまして報告させていただきます。令和元年度松阪市公営企業決算審査意見書を御覧ください。 意見書の1ページをお願いいたします。審査の対象は、令和元年度松阪市
松阪市民病院事業決算でございます。審査の結果につきましては、先ほど松阪市
水道事業決算で申し上げたとおり、内容は同様でありますので、説明は省略させていただきます。 それでは、57ページをお願いします。事業概況以下、記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。 69ページをお願いします。むすびにつきましては朗読いたします。 経営状況について。令和元年度の入院・外来患者数は、入院患者延べ数で10万6303人、前年度に比べ634人増加、外来患者延べ数で13万9035人、前年度に比べ7277人減少している。 事業決算は、事業収益が108億438万円、事業費用が107億1613万円で、8825万円の純利益となった。前年度と比べ2566万円の減益である。 事業収益においては、医業収益は前年度に比べ入院収益が1億3823万円増加し、外来収益も2億6009万円増加している。入院患者数が増加し、外来患者数は減少したが、全体の医業収益は増加している。一般病床稼働率も89.1%で0.3ポイント上昇している。 事業費用においては、医業費用は前年度比4億8533万円増加した。これは高額薬剤の使用量が増加したため薬品費が2億8037万円増加したことが主な要因である。 医師等の確保について。安定した経営を維持するには、良質な医療サービスを提供する医師・看護師等医療スタッフの確保が重要である。令和元年度末の職員数は、前年度に比べ14人増で、うち医師数は5人増となっている。今後も診療体制に見合った十分な医師及び看護師の確保と定着に向けた取組を講じられたい。 総括。松阪市民病院が11年連続の黒字を確保している背景には、呼吸器部門が強みを発揮していることがあると考える。 今後、地域の医療ニーズの変化に的確に対応し、効率的な病院経営に取り組まれたい。 以上で、松阪市
松阪市民病院事業決算審査意見書の説明を終わります。 続きまして、報告第28号の
資金不足比率につきまして報告いたします。令和元年度松阪市公営企業経営健全化審査意見書を御覧ください。 3ページをお願いします。審査の概要以下、記載のとおりでございます。先ほど松阪市
水道事業会計経営健全化審査意見で申し上げた内容と同様で、指摘すべき事項は特にございません。 以上で、説明を終わらせていただきます。 〔監査委員 西村和浩君降壇〕
△日程第12 議案第114号 令和2年度松阪市
一般会計補正予算(第5号)
○議長(西村友志君) 日程第12 議案第114号令和2年度松阪市
一般会計補正予算第5号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 〔副市長 山路 茂君登壇〕
◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第114号令和2年度松阪市
一般会計補正予算第5号について御説明を申し上げます。 今回の補正予算では、
新型コロナウイルス感染症への対策に要する事業といたしまして、これからインフルエンザの流行時期を迎える中で、
新型コロナウイルスとインフルエンザが同時期に感染拡大することを回避するために、インフルエンザワクチン接種費用の一部を助成する事業を実施すること、及び
新型コロナウイルス感染症対策を踏まえ、修学旅行の日程や旅行先を変更したことにより発生している宿泊費等のキャンセル料について、公費による支援を実施するためのものでございます。 インフルエンザワクチン接種につきましては、早期の周知と流行時期に対応できるよう10月1日から実施するため、また、修学旅行につきましては、日程や旅行先を変更し9月に実施する学校もあることから、早期の事業実施に向けて、本日、審議及び議決をお願いするものでございます。 それでは、
一般会計補正予算第5号の1ページをお願いいたします。 第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2274万3000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ897億3498万4000円とさせていただくものでございます。 8ページ、9ページをお願いいたします。歳入でございますが、第19款繰入金、第1項基金繰入金、第1目
財政調整基金繰入金の追加は、財源調整によるものでございますが、今後、実施事業に対する国の承認が得られましたら、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金への財源の振替を予定しております。 次に、歳出でございますが、10ページ、11ページをお願いいたします。第4款衛生費は、高齢者インフルエンザ定期予防接種の自己負担を2000円から1000円に変更するものと、新たに生後6カ月以上、中学3年生以下の方でインフルエンザワクチンを接種された方に1回2000円の助成を実施するものでございます。 12ページ、13ページをお願いいたします。第10款教育費は、修学旅行の日程や旅行先を変更したことにより発生するキャンセル料について、公費による支援を行い、当該児童生徒の保護者の経済的負担の軽減を図るためのものでございます。 以上、議案第114号令和2年度松阪市
一般会計補正予算第5号についての提案説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 〔副市長 山路 茂君降壇〕
○議長(西村友志君) 説明が終わりました。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
◆8番(田中正浩君) 自席でやらせていただきます。 まず、インフルエンザワクチン接種費用臨時助成金です。これは子どもたちと高齢者ですが、基礎疾患のある方の補助というのは考えが及ばなかったんでしょうか。いかがでしょうか。 それと、修学旅行のキャンセル料等支援事業費ですが、補正予算の説明書を見せていただきますと、事業スケジュールの中で令和2年6月の時点でキャンセル料等の発生状況の把握とあります。このときの把握状況を教えていただきたい。また、キャンセルが発生したとしたら、例えば行き先を変えるわけですから、業者との値引き交渉はなかったんでしょうか。 あと、中学校は3校、小学校は20校になっており、ほかの学校は持ち出しのお金がなくキャンセルが発生していますが、なぜ中学校3校、小学校20校はキャンセル料が発生したのか、その辺をお聞きします。本来なら文教経済委員会のほうですが、今回コロナの関係で私たちは出ませんので、それをお聞きしたいのですが、よろしくお願いします。
◎
健康福祉部長(薗部功君) それでは、基礎疾患のある方に関してはどうかということでございますが、特に我々、インフルエンザの枠を決めさせていただきましたが、65歳以上の高齢者ということで、これは御存じのように、定期接種対象ということで、予防接種法に定められております。その中でも65歳以上でなくても、60歳から65歳未満の方であっても、「心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する者」などは対象となっているところでございます。そういったところにおきまして、まず予防接種法に基づきまして対応させていただきたいと考えているところでございます。 以上です。
◎教育長(中田雅喜君) 3点御質問をいただいたと思います。順次お答えをさせていただきたいと思います。 まず、修学旅行というのは子どもたちが非常に楽しみにしているもので、それぞれの年齢で体験しておかなければいけないことの大きな1つであります。教育委員会としては、コロナ禍の中にあっても、それを中止することではなくて、場所を変えるとか、やり方を変えるとか、そういったことで実施していただくよう各学校を支援しています。 御存じのように、修学旅行というのは学校行事であります。教育内容であります。ですので、それは学校長が子どもたちの実態とか実情とか状況を踏まえて、保護者とか地域の方と一緒になって決めていくものであります。 少し経緯をお話しさせていただきますと、私どもこのことについては非常に関心を持っていました。コロナが出た2月の後半から、修学旅行については議論をし、関係者の方に御意見を聞いたり、保護者の方の御意見を聞かせていただきました。そういう中で、3月12日、修学旅行の延期とか、そういったあたりの状況を確認させていただきました。申し訳ありませんが、今手持ちにその資料はございませんので、また後ほど届けさせていただきます。その後、5月7日、あるいは4月の最初の臨時校長会のときに、私のほうから、今コロナがこういう状況であり、修学旅行を4月に予定していたものを、3月の段階で、10月、11月に延ばすよう依頼をしました。全ての学校でそういうふうに計画していたものは延ばされました。4月の段階で、多くは奈良・京都でありましたが、いろんな方々の状況を聞くと、奈良・京都も非常に厳しいのではないか。例えば県内の、まだそのときにコロナが発生していなかった伊勢志摩であるとか、あるいは熊野、あるいは上野であるとか、そういったあたりも視野に入れて、各学校長に修学旅行の変更を検討するよう指示を出しました。当然その中には、保護者との話をしっかりとしてほしい。しっかりとした話の上で決めていただきたい。そういう経緯があって、6月初め頃に全ての学校が県内に変わることになりました。ただ、そうなりますと、いろいろ問題が発生してきます。奈良・京都の旅館は非常に安価でありますが、県内になると、伊勢志摩の旅館はその約2倍の旅館代が発生したりしています。そういったこともあり、市長にも御相談をさせていただき、南三重活性化の補助金を使えるように、それが余りにも枠が少なかったので、拡大を市長のほうから知事に要望していただき、その段階で確保していただきました。多くの学校はそれによって助かりました。 ただ、ここで1つ御説明をさせていただきたいのは、京都の旅館は契約をした段階でキャンセルをすれば20%、あるいは6カ月前で50%、3カ月前で80%とか、既にそういうふうなキャンセル料が発生するという約款が旅行社と交わされておりました。そういったあたりで、その段階で変えたときに、今言ったようなことから、旅館のキャンセル料、一般的には20日ぐらい前になるとキャンセル料は発生しないという通常の概念がございますけれども、修学旅行のように多くの子が特定のところに予約して取り合いになっているようなところは、そういうことがあります。そういったことから、キャンセル料が発生した。 業者と対応していないのかということですけれども、これはしっかりと対応させていただきました。いろんな方のお話も聞かせていただきました。旅行業者が大変だということも聞かせていただきました。伊勢志摩の旅館が非常に大変やということ。また、保護者の心配であったり、キャンセル料のことについても非常に関心を持っているということも聞かせていただきました。しっかりと対応してお話をさせていただきました。 それと、キャンセル料の部分ですが、自己都合によりキャンセルをする、例えば病気で入院するからキャンセルをする場合はキャンセル料をしっかり頂きます。しかし、今回の場合は、コロナ禍の中にあって、子どもたちの安全安心を見ていくとき、それともう1つは、例えばユースホステルのように公共施設のような旅館はキャンセル料が発生していません。だけども、ある保護者にはキャンセル料が発生して、ある方には発生していない。そのキャンセルの原因が、私的都合ではなくて学校という教育活動の中で安全安心を図るという都合、また旅館の都合によってキャンセル料を払う方と払わん方とのそごが出てはいけないということから、国のほうも
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用について文部科学省の初等中等教育局児童生徒課からの通知もあり、私どもは今回補正に上げさせていただきました。していないところとしているところの差は、先ほど御説明させていただいたように、旅館のそういうふうな約款があるところによります。業者としっかり話をして、本来ならば80%かかるところを20%にまけていただいたり、そういうふうなことをさせていただきました。ただ、京都の旅館は非常に厳しいです。三重県内の多くの学校が全てキャンセルをしています。そういったところの声も私どもには届いています。払うべき必要があるもの、なおかつ保護者や地域や子どもたちの思いがその中にあるのであれば、しっかりとそれを支えていきたいなと、あるいは一番弱いところへ寄り添うことができたらなと、そういう思いで今回予算計上をしました。 今言っていただいた3つの御質問にお答えをさせていただきました。以上です。
◆8番(田中正浩君) ありがとうございます。 まず、インフルエンザワクチンですが、60歳から65歳の基礎疾患のある方は受けられるということでよろしいですね、分かりました。 続きまして、修学旅行のキャンセルの件ですが、丁寧な御説明ありがとうございます。私ちょっと聞き取りさせていただいたときに、小中学校の指定業者が5社あるとお聞きしました。その業者によって多分キャンセル料が発生するのではないかなと推測しております。だから、キャンセルができる業者とできない業者があるということです。 今回、コロナ禍で修学旅行のキャンセルというのは確かに初めてですけれども、コロナの問題は、今年1月、2月から始まっておりまして、春の修学旅行が秋に延びたという経緯もあります。教育委員会の事務局が、その辺のキャンセル料が発生するのかどうかというのをしっかりとフォローしていれば、最大で4400円を保護者が負担することは発生しなかったと思うんです。父兄に負担させることはできませんから、私は負担すること自体は反対ではないのですが、これからまた同じようなことが起こるか分かりませんので、5社の業者のうちどこか分かりませんけれども、キャンセル料が発生する業者は契約の段階でその辺も全部チェックしながら業者選定をしてもらったほうがよかったと思います。 この件に関しては以上です。ありがとうございました。
○議長(西村友志君) 他に質疑はありませんか。
◆14番(沖和哉君) 端的に1点お伺いしたいと思います。 インフルエンザワクチン接種費用臨時助成金についてでございます。この助成については、事業の意義も必要性も十分理解するところでございますので、その上でお伺いしたいのですが、助成の対象者が生後6カ月から中学3年生までというふうに区切っている理由をお伺いしたいと思います。生後6カ月というのはよろしいですが、中学3年生までに区切った理由ですね、どこかで線を引かなあかんというのは重々分かるんですが、高校生であっても必要であろうと思いますし、小中学生よりも高校生のほうが活動範囲も広いと思います。その辺を含めて理由を教えていただきたいと思います。 以上です。
◎市長(竹上真人君) 私のほうから今回どうしてこうなったかみたいな話を申し上げておきたいと思います。 インフルエンザのワクチン接種は、かなり早い段階から、この秋は相当厳しいことなるだろうということで、実は当初、一番初めの構想段階では、16万人市民全ての方に無料で受けていただくことができないかという検討から始まりました。残念ながら、インフルエンザのワクチンというのは、すぐに2倍、3倍にでき上がるものかというと、決してそういうものではございませんでして、今年の分のワクチンの量は年度当初あたりで既に決まっている。
新型コロナウイルスの世界的な感染というのはその後に始まっております。実は、国のほうから都道府県を通じて、大体のワクチンの量が8月中頃には各地方に通知されるんですけれども、いまだに届いておりません。国のほうでも、どれだけの量が確保できるかというのをまだ製薬会社等と協議をしているのではなかろうかと思います。 私どもに届くワクチンは、昨年度の実績に基づいて一定量が大体今までのルールということになります。そんな中でも頑張って、ある程度のワクチンを確保できる範囲の中で、皆さん方に、特に65歳以上の高齢の方が重篤化する可能性が高いということもございますので、例年2000円という額でさせていただいて、約6割の方がワクチンを接種していますが、これをもう少し上げていくために半額の1000円とさせていただきました。 そしてもう1つ、何とか頑張ってというところで考えたのは、本来であれば64歳以下の皆さん方にも受けていただきたいところでありますけれども、特に義務教育課程の私たちの市で責任がある子どもたちについては、臨時休業等もございまして、授業時間の確保が非常に厳しいという状況もございます。これでもってまたインフルエンザで学級閉鎖等々で授業時間がなくなっていくことは非常に問題があろうということで、まずは15歳という線を引かせていただいた。こちらについては大体ワクチンの接種費用は1人4000円前後ということで、任意でございますので各クリニックによって値段が違いますが、大体そこら辺ということで半額を目指して2000円を助成させていただくということでございます。これも推定でもって、多分この状況下では、なかなか一回に全てのワクチンが入ってくるわけではございませんでして、やはり年内はかなり不足することが予想されております。だんだん冬場を過ぎてくると、ワクチンの供給がなくなってくると聞いております。例年そういう状況でございます。ですので、高齢者の方であるとか基礎疾患をお持ちの方は、早めに予約をされて、かかりつけ医でワクチンの接種をお願いしたい。そういうわけで、例年なら10月半ばからワクチンの接種をしていただくところでございますが、今回は10月当初からワクチン接種という形で、ある面では早い者勝ちというところもあるとお聞きしておりますので、早いうちから皆さんに接種をしていただこうということで制度設計をさせていただきました。その関係で、周知もありますので、今回初日に議決をいただきたいということでお願いしているところでございます。 以上、ざっくりとした話でございますけれども、制度としてはそういう形で制度設計をさせていただきました。以上です。 〔14番議員より「終わります」という声あり〕
○議長(西村友志君) 他に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。議案第114号は、環境福祉委員会及び文教経済委員会に付託いたします。
○議長(西村友志君) 暫時休憩をいたします。午後1時、本会議を再開いたします。 午前11時54分休憩 午後1時0分開議
○議長(西村友志君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。
△日程第13 議案第115号 令和2年度松阪市
一般会計補正予算(第6号)
○議長(西村友志君) 日程第13 議案第115号令和2年度松阪市
一般会計補正予算第6号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 〔副市長 山路 茂君登壇〕
◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第115号令和2年度松阪市
一般会計補正予算第6号について提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正予算では、主に
新型コロナウイルス感染症への対策に要する事業を計上いたしております。感染症を予防するための保健衛生用品の充実や密状態を避け、感染を防止するためのオンラインによる事業実施等、また、松阪市の地域経済が一刻も早く回復するように、観光客誘致事業の実施や地元特産品を活用した事業の実施等を行うためのものでございます。 加えて、令和2年度の普通交付税額が決定いたしましたことから、普通交付税額の変更、及び、臨時財政対策債の発行可能額の変更を計上させていただきますとともに、令和2年度から交付されることとなった法人事業税交付金を歳入予算、第23款として新規計上させていただくものでございます。
一般会計補正予算書、第6号の1ページをお願いいたします。 第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億8344万3000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ903億1842万7000円とさせていただくものでございます。 次に、第2条の地方債の補正につきましては、関係個表で御説明申し上げますので、5ページをお願いいたします。 第2表地方債補正の変更でございますが、臨時財政対策資金の発行可能額の決定に伴い限度額を減額させていただくものでございます。 10ページ、11ページをお願いいたします。歳入でございますが、第11款地方交付税の減額は、交付決定によるものでございます。 第15
款国庫支出金、第16款県支出金につきましては、歳出に係る特定財源をそれぞれ計上させていただくものでございます。 第18款、第1項寄附金、第1目総務費寄附金の追加は、指定寄附金8件分でございます。 第19款繰入金、第1項基金繰入金、第1目
財政調整基金繰入金の追加は、財源調整によるものでございますが、今後、実施事業に対する国の承認が得られましたら、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金への財源の振替を予定しております。 第20款繰越金の追加につきましても、財源調整によるものでございます。 12ページ、13ページをお願いいたします。第21款諸収入、第5項、第1目雑入、第8節土木費雑入は、スケートパークTシャツ販売収入の新規計上によるものでございます。 第22款、第1項市債、第9目臨時財政対策債の減額は、4ページの第2表地方債補正で御説明申し上げたとおりでございます。 第23款、第1項、第1目法人事業税交付金は新規計上で、地方法人特別税・譲与税制度の廃止に伴う市町村分の法人住民税法人割の減収分の補填措置として、令和2年度から法人事業税の一部が都道府県から市町村に交付されるものでございます。 次に、歳出でございますが、14ページ、15ページをお願いいたします。 第1款議会費は、
新型コロナウイルス感染症対策のための財源確保に係る6月定例会における条例改正に伴う政務活動費補助金の減額によるものでございます。 16ページから19ページの第2款総務費は主に、
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策といたしまして、Web会議実施のためのタブレット端末の購入経費、避難所で使用する間仕切りや簡易ベッドの購入経費等の追加、マイナンバーブースにおける3密対策といたしまして、受付番号発券機の設置に伴う追加などでございます。 また、感染症収束後の誘客対策といたしまして、まつさか香肌イレブンの整備を早期に実現するため次年度以降に実施予定であった整備事業を前倒して実施するための追加でございます。 20ページ、21ページをお願いいたします。第3款民生費のうち、第1項社会福祉費につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響による受注減等により生産活動が縮小している現状に鑑み、就労継続支援B型事業所を利用する障害者の工賃の維持を図ることを目的に給付金を追加するものでございます。 22ページ、23ページをお願いいたします。第2項老人福祉費は、介護施設等における
新型コロナウイルス感染拡大防止対策支援事業といたしまして、簡易陰圧装置を設置する事業者を補助するための新規計上などでございます。 24ページ、25ページをお願いいたします。第3項児童福祉費は主に、私立保育園における感染症拡大防止対策、職員への慰労激励金、給食に松阪市の特産品である松阪牛を使用するための購入経費に対する補助金の新規計上及び公立保育園における感染症拡大防止対策、使用済紙おむつ回収に係る備品購入、給食に松阪牛を使用するための購入経費の追加などによるものでございます。 26ページ、27ページをお願いいたします。第4款衛生費は、感染症予防のために使用する保健衛生用品の購入、オンライン母子健康相談・教室の実施による追加及び
新型コロナウイルス対策の強化として、二次救急医療を担う民間2病院に対し地域医療を支える支援金の追加でございます。 30ページ、31ページをお願いいたします。第6
款農林水産業費は主に、地域産業への経済対策といたしまして、松阪の木を使用して木造住宅を新築される方や施工事業者の方を支援するための松阪の木利用促進緊急対策事業補助金の新規計上などでございます。 32ページ、33ページをお願いいたします。第7款商工費のうち、第1目産業振興センター費は、感染症収束後の誘客向上対策といたしまして、「豪商のまち松阪」情報発信コーナーの整備・充実を行うための新規計上でございます。 第4目観光費は、松阪市を訪れる観光客に市内での宿泊や飲食を促すためのクーポン券の発行や松阪をテーマにした顔ハメ看板を市内観光施設等に設置し、デジタルスタンプラリー等を実施するための新規計上でございます。 第6目ブランド推進費は、地域特産品である松阪茶の普及と消費拡大を図るため、市内小中学校の児童生徒に松阪茶のティーバッグを配付する費用を追加するものでございます。 第8目文化振興費は、地元の文化資源を活用した感染症収束後の誘客対策といたしまして、歴史民俗資料館に小津安二郎の常設展示室設置及び紹介映像制作、ゆかりの地の整備等を行うための新規計上でございます。 第10目文化センター費は、松阪市民文化会館等で使用する非接触式温度測定システムを購入するための追加でございます。 34ページから39ページをお願いいたします。第8款土木費は、寒冷地域への職員派遣による職員手当等の追加と松阪市
総合運動公園スケートパークにおけるPR用Tシャツ作成による追加及びスケートパーク利用者管理システムの導入による追加でございます。 40ページ、41ページをお願いいたします。第9款消防費は、松阪地区広域消防組合で使用する消防用資機材購入等による分担金の追加及び松阪市消防団で使用する保健衛生用品の購入による追加等でございます。 第10款教育費のうち、第4項幼稚園費以外につきましては、後ほど教育長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 48ページ、49ページをお願いいたします。第4項幼稚園費は、第3款民生費の第3項児童福祉費と同様に、幼稚園における感染症拡大防止対策や給食に松阪牛を使用するための購入経費の追加及び預かり保育に係る備品購入費の追加でございます。 56ページ、57ページをお願いいたします。第11
款災害復旧費は、林業施設災害復旧費の追加でございます。 以上、第10款教育費のうち教育委員会所管とする部分を除く説明とさせていただきます。 なお、58ページ以降の補正予算給与費明細書等につきましては、説明を省略させていただきます。 以上、議案第115号令和2年度松阪市
一般会計補正予算第6号についての提案説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 〔副市長 山路 茂君降壇〕 〔教育長 中田雅喜君登壇〕
◎教育長(中田雅喜君) それでは、第10款のうち第4項幼稚園費を除く教育費につきまして御説明申し上げます。
一般会計補正予算書、第6号の42ページ、43ページをお願いします。 第10款教育費の主なものでございますが、教育総務費につきましては、子どもたちの心の状態をより的確に調査するために、学級満足度尺度調査のアンケート項目を追加することによるものございます。 44ページから47ページをお願いします。小学校費及び中学校費は主に、感染症発生時に校舎の消毒作業を実施するためのものでございます。 50ページ、51ページをお願いします。社会教育費は、公民館で使用する保健衛生用品購入に係る消耗品の追加によるものでございます。 52ページ、53ページをお願いします。保険体育費は、学校給食に松阪牛を使用するための購入経費の追加によるものでございます。 54ページ、55ページをお願いします。青少年教育費は主に、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、新成人のつどいを分散開催するために必要な消耗品費等の追加及び放課後児童クラブ職員への激励金支給によるものでございます。 以上、第10款のうち第4項幼稚園費を除く教育費の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 〔教育長 中田雅喜君降壇〕
△日程第14 議案第116号 令和2年度松阪市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(西村友志君) 日程第14 議案第116号令和2年度松阪市
国民健康保険事業特別会計補正予算第2号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 〔副市長 山路 茂君登壇〕
◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第116号令和2年度松阪市
国民健康保険事業特別会計補正予算第2号について御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の1ページをお願いいたします。 第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ46万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ167億6525万1000円とさせていただくものでございます。 8ページ、9ページをお願いいたします。歳入でございますが、第6款、第1項繰越金、第1目その他繰越金46万円の追加は、今回の補正予算に伴う財源調整でございます。 10ページ、11ページをお願いいたします。歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の説明欄1弁護士委託事業費46万円は、平成27年7月26日に発生しました交通事故における第三者行為損害賠償金請求を行うに当たり、訴訟の提起に伴う弁護士費用等を新規計上させていただくものでございます。 以上、議案第116号令和2年度松阪市
国民健康保険事業特別会計補正予算第2号についての提案説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 〔副市長 山路 茂君降壇〕
△日程第15 議案第117号 令和2年度松阪市
松阪市民病院事業会計補正予算(第1号)
○議長(西村友志君) 日程第15 議案第117号令和2年度松阪市
松阪市民病院事業会計補正予算第1号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 〔
市民病院事務部長 武田裕樹君登壇〕
◎
市民病院事務部長(武田裕樹君) ただいま上程されました議案第117号令和2年度松阪市
松阪市民病院事業会計補正予算第1号について御説明申し上げます。 企業会計補正予算書の1ページをお願いいたします。 第2条資本的収入及び支出の補正でございますが、収入第1款資本的収入は、4593万2000円を追加し8億8245万5000円とするものでございます。支出第1款資本的支出は、5522万4000円を追加し13億6042万6000円とするものでございます。 補正理由につきましては、補正予算基礎資料に基づき御説明させていただきますので、補正予算書8ページをお願いいたします。 収入でございますが、第1款資本的収入、第1項企業債480万円は、建物附帯設備整備事業で、停電時に重要機器等に電源供給が途絶えるというような瞬間的な停電が起こらないようにするための装置(CVCF無停電電源装置)の改修設計業務委託料に充てるものございます。 第5項国・県補助金4113万2000円は、県補助金でございまして、
新型コロナウイルス感染症への対応として緊急的に整備する医療機器等の資産購入費に係る補助金で、補助率は10分の10でございます。 次に、支出でございますが、第1款資本的支出、第1項建設改良費、第1目建設改良費1409万2000円は、CVCF(無停電電源装置)の改修に係る設計業務委託料及び空調熱源設備改修工事に係る基本設計業務委託料でございます。第2目資産購入費4113万2000円は、
新型コロナウイルス感染症への対応として緊急的に整備する医療機器等の資産購入費でございます。 第3条債務負担行為の補正でございますが、空調熱源設備の改修において、令和3年度に引き続き実施設計業務を行うに当たり、2カ年度にわたる契約が必要となることから、債務負担行為を設定させていただくものでございます。 第4条企業債の補正につきましては、記載のとおり改めさせていただくものでございます。 以上、令和2年度松阪市
松阪市民病院事業会計補正予算第1号の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 〔
市民病院事務部長 武田裕樹君降壇〕
△日程第16 議案第118号 松阪市堀坂山の家条例の廃止について 日程第17 議案第124号 松阪市
教育集会所条例の一部改正について
○議長(西村友志君) 日程第16 議案第118号松阪市堀坂山の家条例の廃止について、日程第17 議案第124号松阪市
教育集会所条例の一部改正について、以上、議案2件を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。 〔教育長 中田雅喜君登壇〕
◎教育長(中田雅喜君) ただいま上程されました議案2件につきまして御説明を申し上げます。 まず初めに、議案第118号松阪市堀坂山の家条例の廃止についてでございます。議案書の14ページをお願いします。併せて、政策等の説明資料の1ページをお願いします。 本議案は、研修施設堀坂山の家につきまして、平成17年度に実施した耐震診断により倒壊の危険ありとの診断がなされたことから、平成23年度に研修施設として機能を閉じ、以降、地元自治会等の皆様と今後について継続的に協議をしておりましたが、このたび、解体する方向で御理解をいただいたことから、解体撤去工事を実施しました。このことに伴い、松阪市堀坂山の家条例を廃止するものであります。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。 続きまして、議案第124号松阪市
教育集会所条例の一部改正についてでございます。議案書の21ページをお願いします。 本議案は、地域の集会施設として活用されておりました新房教育集会所につきまして、以前より老朽化による施設の劣化等が顕著であったところ、台風発生時に瓦の落下等があったことから、地域自治会から解体してほしいとの要望を受け、地域住民の安全確保のため解体を行ったことにより、第2条の表、松阪市新房教育集会所の項を削除するものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。 以上、議案2件に係る提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 〔教育長 中田雅喜君降壇〕
△日程第18 議案第119号 松阪市職員の給与に関する条例等の一部改正について
○議長(西村友志君) 日程第18 議案第119号松阪市職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。 〔総務部長 松名瀬弘己君登壇〕
◎総務部長(松名瀬弘己君) ただいま上程されました議案第119号松阪市職員の給与に関する条例等の一部改正について提案理由の御説明を申し上げます。議案書の15ページをお願いいたします。 本議案は、職員に支給する手当として「寒冷地手当」を新たに創設しようとするもので、関係する3本の条例の一部改正を1つの議案として提案させていただくものでございます。 改正の理由でございますが、国においては、寒冷積雪地域に勤務する職員に対して、冬の期間における暖房用燃料費等の生計費が温暖な地域に在職する職員に比べて著しく増加すること等を考慮して、寒冷地手当が設けられております。また、国の寒冷地手当支給対象地域となっている多くの地方公共団体においても、国の規定を参考に寒冷地手当が支給されております。 本市は温暖な地域であり、国の寒冷地手当支給対象地域ではないため、これまで給与条例に寒冷地手当の規定はございませんでした。 今回、寒冷地手当の創設を提案させていただきますのは、令和元年台風第19号災害復旧事業のため、被災地域である長野県長野市と長野県上田市に今年4月より本市職員を1名ずつ派遣しており、これらの地域が国の寒冷地手当支給対象地域に含まれることから、当該地域に勤務する国家公務員や地方公務員との権衡を考慮し、当該派遣職員に対して、また、今後寒冷積雪地域に派遣される職員に対して、国等と同様の手当を支給できるようにするためでございます。 主な内容でございますが、第1条が松阪市職員の給与に関する条例の一部改正で、職員に支給する手当の種類に寒冷地手当を加え、第19条の5を新たに追加して、寒冷地手当の支給時期、支給対象職員及び上限額を規定し、詳細を規則で定めることとしております。 第2条が松阪市現業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正で、現業職員に支給する手当の種類に寒冷地手当を加える所要の改正を行うものでございます。 16ページの第3条が松阪市上下水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正で、上下水道企業職員に支給する手当の種類に寒冷地手当を加え、第17条の2を新たに追加して、寒冷地手当の支給時期等を規定するものでございます。 附則といたしまして、施行期日を公布の日と規定してございます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 〔総務部長 松名瀬弘己君降壇〕
△日程第19 議案第120号 松阪市手数料条例の一部改正について
○議長(西村友志君) 日程第19 議案第120号松阪市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。 〔
環境生活部長 村林 篤君登壇〕
◎
環境生活部長(村林篤君) ただいま上程されました議案第120号松阪市手数料条例の一部改正について提案理由の御説明を申し上げます。 議案書の17ページをお願いいたします。 本議案は、松阪市手数料条例第2条、別表第1につきまして、松阪市印鑑条例施行規則及び住民基本台帳法の一部改正、並びにデジタル手続法の施行に伴い、文言の修正、追加、項目の削除及び号番号の繰上げの改正を行うものでございます。 なお、手数料の額の変更はございません。 附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものとしております。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 〔
環境生活部長 村林 篤君降壇〕
△日程第20 議案第121号 松阪市手数料条例の一部改正について 日程第21 議案第125号 市道路線の認定について 日程第22 議案第126号 市道路線の廃止について 日程第23 議案第127号 市道路線の変更について
○議長(西村友志君) 日程第20 議案第121号松阪市手数料条例の一部改正について、日程第21 議案第125号市道路線の認定について、日程第22 議案第126号市道路線の廃止について、日程第23 議案第127号市道路線の変更について、以上、議案4件を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。 〔建設部長 伊藤 篤君登壇〕
◎建設部長(伊藤篤君) ただいま上程されました4議案のうち、初めに、議案第121号松阪市手数料条例の一部改正について提案理由の御説明を申し上げます。議案書の18ページをお願いいたします。 都市再生特別措置法等の一部を改正する法律が令和2年9月7日に施行され、その中で建築基準法の一部改正が行われます。 本議案は、松阪市手数料条例について、建築基準法の一部改正に該当する部分を追加するもので、松阪市手数料条例別表3その1の表中に、当該特例許可に関する申請手数料を追加し、手数料の額を従来から定めております特例許可申請手数料と同額の16万円とするものでございます。 また、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものとしております。 以上、議案第121号に係る提案説明とさせていただきます。 続きまして、市道路線に関わります議案第125号、議案第126号、議案第127号の議案3件について提案理由の御説明を申し上げます。 それでは、議案第125号市道路線の認定について御説明を申し上げます。議案書22ページ、23ページを、併せて別紙参考資料の資料1から資料2と資料4から資料5をお願いいたします。 道路法第8条第1項の規定に基づき市道路線を新たに認定しようとするもので、同条第2項の規定に基づき提案させていただくものでございます。 新たに認定しようとする路線は、久保田10号線外14路線、記載のとおりでございます。 路線の位置につきましては、参考資料の資料1から資料2と資料4から資料5で、対象路線の位置を示させていただいているとおりでございます。新たに認定しようとする路線は、各資料の右下の凡例のとおり、青色の矢印で記載しております。 認定する理由は、開発行為により建設された道路を認定しようとするものでございます。 続きまして、議案第126号市道路線の廃止について御説明を申し上げます。議案書の24ページを、併せて参考資料の資料3をお願いいたします。 道路法第10条第1項の規定に基づき路線を廃止しようとするもので、同条第3項において準用する第8条第2項の規定に基づき提案を行うものでございます。 廃止する路線は、松尾神社道線でございます。路線の位置につきましては、添付参考資料、資料3で示させていただいているとおりでございます。廃止しようとする路線は、右下の凡例のとおり、オレンジ色の矢印で記載しております。 廃止する理由といたしましては、道路としての機能を有しなくなったことにより廃止しようとするものでございます。 続きまして、議案第127号市道路線の変更について御説明を申し上げます。議案書の25ページを、併せて参考資料の資料1と資料3から資料4をお願いいたします。 道路法第10条第2項の規定に基づき市道路線を変更しようとするもので、同条第3項において準用する第8条第2項の規定に基づき提案させていただくものでございます。 変更しようとする路線は、牛之藪1号線外3路線、記載のとおりでございます。変更しようとする路線は、添付参考資料、資料1と資料3から資料4で示させていただいているとおりでございます。右下の凡例のとおり、旧認定路線が黒色の矢印で、変更後の路線を赤色の矢印で記載しております。 変更の理由といたしましては、開発行為により建設された道路を組み入れるもの及び終点側の大部分が道路としての機能を有しなくなったことによるものでございます。 以上、議案4件に係る提案説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 〔建設部長 伊藤 篤君降壇〕
△日程第24 議案第122号 松阪市
指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部改正について 日程第25 議案第129号 訴えの提起について
○議長(西村友志君) 日程第24 議案第122号松阪市
指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部改正について、日程第25 議案第129号訴えの提起について、以上、議案2件を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。 〔
健康福祉部長 薗部 功君登壇〕
◎
健康福祉部長(薗部功君) ただいま上程されました議案2件につきまして提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第122号松阪市
指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部改正についてでございます。議案書の19ページをお願いいたします。 本議案は、厚生労働省令の「
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準及び指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令」の一部が改正されたことを受けて、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容といたしましては、指定居宅介護支援事業所の管理者要件を規定する第6条第2項について、経過措置の満了に伴い、いずれの事業所でありましても令和3年4月1日以降、管理者は主任介護支援専門員であることとなりますが、同項にただし書きを追加し、主任介護支援専門員の確保が著しく困難である等やむを得ない理由がある場合について、主任介護支援専門員を管理者としない取扱いを可能とするものでございます。 附則第2項の改正及び附則第3項の追加でありますが、附則第2項において管理者を主任介護支援専門員とする要件の適用を令和3年3月31日まで猶予する旨規定されておりましたが、令和3年3月31日時点で主任介護支援専門員でない者が管理者である居宅介護支援事業所については、当該管理者が管理者である限り、管理者要件の適用を令和9年3月31日まで猶予する規定に改めるものでございます。 管理者要件につきましては、介護保険法第81条第3項第1号の規定により、厚生労働省令で定める基準に従って条例を定めなければならないことから、国の基準に準じた内容により整備させていただいております。 なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものとし、第6条第2項にただし書きを加える改正は、令和3年4月1日から施行するものとしております。 次に、議案第129号訴えの提起についてでございます。議案書の29ページをお願いします。 次のとおり訴訟を提起したいので、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 訴訟の内容でございますが、平成27年7月、津市桜橋三丁目の国道23号バイパスの歩道にて発生した交通事故で、被害者の治療のため国民健康保険法に基づき行われた医療保険給付分について、被告に対し支払いを数度にわたり求めたところ支払いがないことから、訴えを提起しようとするものであります。 それでは、事故の経過について御説明申し上げます。 議案にありますように、平成27年7月26日の正午過ぎ、津市桜橋の国道23号沿いの店舗から出てこられた被害者と自転車に乗車していた被告が国道沿いの歩道にて衝突したものです。被害者はその後、直ちに三重大学医学部付属病院に救急搬送され、急性硬膜下血腫、頭蓋骨骨折等の診断がされ、数度の転院を経て現在も入院中とのことでございます。 国民健康保険法第64条において、給付の事由が事故など第三者の行為により生じた場合、その給付額を限度に加害者である第三者に対して被害者が有する損害賠償の請求権を保険者である市が代位取得するものとされております。 通常、第三者行為に伴う損害賠償請求に当たりましては、三重県国民健康保険団体連合会(以下「国保連」とします。)に事務を委託しており、本案件においても平成27年8月11日に国保連へ求償事務依頼を行っております。 国保連は議案にもございますように、平成29年5月に1242万2742円、平成30年4月に869万7092円、令和2年7月に679万7774円の3回にわたり計2791万7608円の支払請求を行っております。 被告からは請求に対し、いまだに一切の支払いがされておらず、また、加害者との協議の場を設定する依頼に対しても回答がないことから、事務委託先の国保連からも令和2年3月に求償困難案件として通常の催告等の対応ではらちが明かないとの報告を受け、令和2年度に入り数回弁護士相談を行いました。 弁護士からの指示のもと様々な資料を入手し検討を進めたところ、訴訟以外の解決手法はないとの結論に至り、訴えの提起をさせていただくこととなったものでございます。 以上、議案2件の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 〔
健康福祉部長 薗部 功君降壇〕
△日程第26 議案第123号 松阪市
森林公園条例の一部改正について
○議長(西村友志君) 日程第26 議案第123号松阪市
森林公園条例の一部改正についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。 〔
農林水産担当理事 砂子祐一君登壇〕
◎
農林水産担当理事(砂子祐一君) ただいま上程されました議案第123号松阪市
森林公園条例の一部改正につきまして提案理由の御説明を申し上げます。議案書の20ページ、併せて政策等の説明資料2ページをお願いいたします。 今回の改正内容は、松阪市森林公園の施設利用料金について、市内外の同種施設と比べ、低い設定であることから、他の施設と同程度の料金に改めさせていただくものでございます。 これは、次期指定管理を検討する中で実施しました民間事業者から広く意見・提言を求めるサウンディング調査の結果を踏まえ、施設運営のあり方を検討した結果、施設の健全な運営と利用者ニーズに合ったサービスの提供につながるよう、施設利用料金の上限額を見直したことによるものでございます。 改正の内容ですが、議案書に記載のとおりでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 〔
農林水産担当理事 砂子祐一君降壇〕
△日程第27 議案第128号 区域外における公の施設の設置に関する協議について
○議長(西村友志君) 日程第27 議案第128号区域外における公の施設の設置に関する協議についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。 〔産業文化部長 内山次生君登壇〕
◎産業文化部長(内山次生君) ただいま上程されました議案第128号区域外における公の施設の設置に関する協議につきまして提案理由の御説明を申し上げます。議案書の26、27ページをお願いいたします。 本議案は、津市が令和3年度に導入を検討しています津市コミュニティバスの松阪市内への乗り入れ及び松阪市民がこれを利用することについて、両市で協議を行おうとするときは、あらかじめ議会の議決を必要とすることから、地方自治法第244条の3の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 津市コミュニティバスの松阪市内への乗り入れにつきましては、津市が利用者の利便性の向上を図るため、現在、一志地区で運行しているコミュニティバスを、地域住民の生活実態に合わせ、嬉野管内にあるスーパー等を経由し、近鉄伊勢中川駅まで延長するという提案が津市よりございました。 このことに伴い、これまでコミュニティ交通の整備がされていなかった嬉野平生町、嬉野宮古町を含む近鉄伊勢中川駅までの間に停留所6カ所を設置することで、松阪市民も利用することができるようになるため、津市と協議をするものでございます。 協議の内容につきましては、議案書に記載のとおりでございます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 〔産業文化部長 内山次生君降壇〕
△日程第28 発議第6号
松阪市議会特別委員会の設置について
○議長(西村友志君) 日程第28 発議第6号
松阪市議会特別委員会の設置についてを議題といたします。 本発議は、上程されました議案第109号、議案第110号、議案第111号、議案第112号及び議案第113号を審査するための特別委員会を設置しようとするものであります。 お諮りいたします。本発議について、26人の委員で構成する決算調査特別委員会を設置することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西村友志君) 御異議なしと認めます。よって、発議第6号は可決されました。
△日程第29 選挙第12号
松阪市議会特別委員会の委員選任について
○議長(西村友志君) 日程第29 選挙第12号
松阪市議会特別委員会の委員選任についてを上程いたします。 本件は、ただいま設置されました決算調査特別委員会の委員26名を選任するものであります。 お諮りいたします。委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、裏面に記載の名簿のとおり、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西村友志君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員を決算調査特別委員会の委員に選任することに決しました。 付託されました関係常任委員会開催のため、暫時休憩いたします。 午後1時46分休憩 午後2時50分開議
○議長(西村友志君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。
△日程第30 議案第114号 令和2年度松阪市
一般会計補正予算(第5号)
○議長(西村友志君) 日程第30 議案第114号令和2年度松阪市
一般会計補正予算第5号を議題とし、これより関係常任委員長の報告を求めます。 初めに、環境福祉委員長 松岡恒雄議員。 〔15番 松岡恒雄君登壇〕
◆15番(松岡恒雄君) 環境福祉委員会に付託されました案件の審査の結果の御報告を申し上げます。 議案第114号令和2年度松阪市
一般会計補正予算第5号のうち、歳入と歳出第4款衛生費についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、本案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、環境福祉委員会に付託されました案件の審査の結果の報告を終わります。 〔15番 松岡恒雄君降壇〕
○議長(西村友志君) 続きまして、文教経済委員長 山本節議員。 〔22番 山本 節君登壇〕
◆22番(山本節君) 文教経済委員会に付託されました案件の審査の結果の御報告を申し上げます。 議案第114号令和2年度松阪市
一般会計補正予算第5号のうち、歳入と歳出第10款教育費についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、本案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、文教経済委員会に付託されました案件の審査の結果の報告を終わります。 〔22番 山本 節君降壇〕
○議長(西村友志君) 以上で委員長報告を終わります。 これより、先ほどの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西村友志君) これにて質疑を終わります。 これより、議案順に議員間討議、討論、採決を行います。 なお、議員間討議の通告はございませんでしたので、あらかじめ御報告いたします。 これより、議案第114号令和2年度松阪市
一般会計補正予算第5号について討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西村友志君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第114号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(西村友志君) 挙手全員であります。よって、議案第114号令和2年度松阪市
一般会計補正予算第5号は原案どおり可決されました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。明9月7日及び8日の2日間を休会したいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西村友志君) 御異議なしと認めます。よって、9月7日及び8日の2日間を休会することに決しました。なお、明9月5日及び6日の2日間は休日となっておりますので御了承願います。9月9日午前10時、本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。 午後2時53分散会...