△日程第7 議案第19号
松阪市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第7 議案第19
号松阪市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第19号は、
総務企画委員会に付託いたします。
△日程第8 議案第20号 松阪市委員会の委員等の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第8 議案第20号松阪市委員会の委員等の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第20号は、
文教経済委員会に付託いたします。
△日程第9 議案第21号 松阪市
手数料条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第9 議案第21号松阪市
手数料条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第21号は、
建設水道委員会に付託いたします。
△日程第10 議案第22号 松阪市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第10 議案第22号松阪市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第22号は、
環境福祉委員会に付託いたします。
△日程第11 議案第23号 松阪市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第11 議案第23号松阪市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第23号は、
文教経済委員会に付託いたします。
△日程第12 議案第24号 松阪市
国民健康保険税条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第12 議案第24号松阪市
国民健康保険税条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第24号は、
環境福祉委員会に付託いたします。
△日程第13 議案第25号 松阪市
印鑑条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第13 議案第25号松阪市
印鑑条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第25号は、
環境福祉委員会に付託いたします。
△日程第14 議案第26号 松阪市
農林水産業振興事業分担金徴収条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第14 議案第26号松阪市
農林水産業振興事業分担金徴収条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第26号は、
文教経済委員会に付託いたします。
△日程第15 議案第27号
松阪市営住宅条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第15 議案第27
号松阪市営住宅条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第27号は、
建設水道委員会に付託いたします。
△日程第16 議案第28号 松阪市
公民館条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第16 議案第28号松阪市
公民館条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第28号は、
文教経済委員会に付託いたします。
△日程第17 議案第29号 松阪市
教育集会所条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第17 議案第29号松阪市
教育集会所条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第29号は、
文教経済委員会に付託いたします。
△日程第18 議案第30号 松阪市
過疎地域自立促進計画の変更について
○議長(大平勇君) 日程第18 議案第30号松阪市
過疎地域自立促進計画の変更についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第30号は、
総務企画委員会に付託いたします。
△日程第19 議案第31号 財産の
無償譲渡について
○議長(大平勇君) 日程第19 議案第31号財産の
無償譲渡についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第31号は、
総務企画委員会に付託いたします。
△日程第20 議案第32号 財産の
無償譲渡について
○議長(大平勇君) 日程第20 議案第32号財産の
無償譲渡についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第32号は、
総務企画委員会に付託いたします。
△日程第21 議案第34号
市道路線の認定について
○議長(大平勇君) 日程第21 議案第34
号市道路線の認定についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第34号は、
建設水道委員会に付託いたします。
△日程第22 議案第35号
市道路線の変更について
○議長(大平勇君) 日程第22 議案第35
号市道路線の変更についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第35号は、
建設水道委員会に付託いたします。
△日程第23 議案第36号
令和元年度松阪市
一般会計補正予算(第5号)
○議長(大平勇君) 日程第23 議案第36号
令和元年度松阪市
一般会計補正予算第5号を議題とし、これより質疑を行います。質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。14番 沖 和哉議員。 〔14番 沖 和哉君登壇〕
◆14番(沖和哉君) おはようございます。沖和哉でございます。議長のお許しをいただきまして、
令和元年度松阪市
一般会計補正予算第5号につきまして質疑をしたいと思います。 代表質問から引き続きのテーマになりますが、
補正予算書126ページ、第10款教育費における新たな学びの
創造事業費について質疑を行います。 3日の私の代表質問で御答弁もいただきましたけれども、この事業は国の
補正予算第1号で成立いたしました
ギガスクール構想の実現に向けた
補助事業の活用だと理解をしております。小中学校の
校内インターネット環境の整備を抜本的に強化するということで、より一層の教育の情報化、
ICT環境の拡充が図られるものと期待するところでございます。 そこでまず、市内の小中学校のどの学年、何クラス分の整備をするのか、全校全クラスの整備が可能となるのか、お伺いしたいと思います。 また、この整備の完了の時期と、いつごろから新たな
インターネット環境の運用ができるようになるのか、その時期もお伺いしたいと思います。 〔
教育委員会事務局長 青木俊夫君登壇〕
◎
教育委員会事務局長(
青木俊夫君) おはようございます。ただいま御質問いただきました
ギガスクールの
補正予算について御答弁させていただきます。 第5号補正で計上しております
校内通信ネットワーク整備では、全ての小中学校で高速大容量通信に対応できる
ネットワーク環境を構築することを目指しております。御質問いただきました学年、クラスにつきましては、全ての学年、全てのクラスを対象としております。
整備対象校でございますが、小学校は36校、中学校につきましては、9校を対象といたしております。対象外といたします2中学校でございますが、1つは先般改築が完了いたしました
鎌田中学校につきましては、新校舎に同等の
ネットワークを整備済みのため対象外といたしております。それから、
飯高中学校につきましては、平成27年度に
ギガピット通信に対応した
ネットワークを整備しております。想定されます
同時接続数から、もうこれ以上整備・増強する必要はないと判断したため、2校につきましては、対象外といたしております。 それから、完了また
運用開始の
スケジュールでございますが、今後の
スケジュールの見通しにつきましては、令和3年4月からの
運用開始を予定しております。
運用開始までの大まかな予定について御説明をさせていただきますと、令和2年4月に入札公告を行い、5月に契約を予定しております。その後6月から7月にかけて現地調査とか設計を行い、8月から令和3年1月にかけて、
アクセスポイントや配線等の
ネットワーク整備を実施したいと考えております。以降につきましては、受け入れの検査を実施いたしまして、令和3年4月からの
運用開始を予定しております。 以上でございます。 〔
教育委員会事務局長 青木俊夫君降壇〕
◆14番(沖和哉君) 全校の配備で、令和3年4月からの
運用開始ということで、1年かけて全校に配備するということでございました。期待をしていきたいと思っております。 その中で、今回腑に落ちないのは、新たな学びの
創造事業費の中で気になるのは、なぜ
ネットワーク環境のみの整備なのかという点でございます。
ネットワーク環境の整備、要は、高速の
インターネット通信が可能になるような設備の配備だと思うんですけれども、今回の国の
補助事業、せんだっても御紹介いたしましたけれども、
ギガスクール構想の文科省から出ている資料もありますけれども、
ネットワークの整備とあわせて、
児童生徒用の端末、松阪市が導入しているのはアップルのiPadでございますが、
タブレットを1人1台使用するための導入費用というものも
補助メニューとして設計をされています。これまで学校の
ICT環境整備に係る
地方財政措置ということで、導入分の費用を後々財政措置されるという仕組みにプラスして、追加で補助してもらえるという、いわばお値打ちの
補助メニューというか事業だと思っております。なぜ
端末整備も同時に活用しなかったのかというところが気になるところでございます。現にお隣の津市では、
ネットワーク整備とともに、生徒1人1台の端末の補助申請するという方向で進めていると聞いております。端末の導入についての補助申請を見送った市の見解をお伺いしたいと思います。
◎
教育委員会事務局長(
青木俊夫君) まず、このギガ構想の中の
補助事業につきましては、
端末整備につきましては、
ネットワーク環境が整っているという条件がございます。まだ松阪市においては、その補正において
ネットワーク環境を整備するという形でございますので、制度上で申し上げますと、
端末整備の申請にまだ至っていないというような状況でございます。国が示します
ロードマップの中で、令和2年度からの
端末整備が示されております。津市を初め多くの自治体が、例えば1学年とか2学年といった一定の数量の学習端末を令和2年度に整備するという計画をしております。 しかし、
ネットワーク整備が伴わない環境で端末をせっかく導入しても使えないとか、
ネットワークがつながらないとか、そういうふうな事態になることも予想されます。 そこで、本市におきましては、より確実に
ICTの利活用を図っていくために、まずインフラの
ネットワーク環境を令和2年度、補正において繰り越しをさせていただきますが、令和2年度に整備をいたしまして、令和3年度から5年度にかけまして段階的に
学習用端末の充実を図ることを予定しております。令和2年度には従来から計画しております小中学校への
学習用端末の整備を国の
地方財政措置の範囲で進めつつ、さらに、やま
ゆりプロジェクトや
校内研修会等を通じまして、教職員への
ICTの利活用の浸透を図る準備期間として活用していきたいと考えております。 なお、補助制度を活用した
学習用端末の拡充につきましては、令和3年度の早期の導入ができるように準備を進めていきたいと考えております。 以上でございます。
◆14番(沖和哉君) 端末の
補助事業は
ネットワークが前提ということでございました。であれば、本来松阪市も高速大容量の
ネットワークではないけれども、もともとの
ネットワークがある中で、もうちょっとうまく反映できたらよかったのになというのが正直なところでございますが、そういう仕組みだと言われれば仕方がないのかなという気もしております。 手元に持ってくるのを忘れましたけれども、松阪市の教育の
情報化指針というものがあろうかと思っています。5年前に策定されたものでございますが、改めて精読をいたしました。平成23年の
三雲中学校における
モデル事業の評価に始まって、1人1台の
タブレットを
三雲中学校では活用しておりますけれども、そういった授業での
ICTの推進であるとか、全国学力・
学習状況調査の結果に反映されるような学力の向上が見られたというような、
ICTの活用と
子どもたちの学びというものが有効に連動しているんだよというふうな表現もございました。また、
子どもたちの主体的な学びであるとか、いわゆるアクティブ・ラーニングを後押ししてくれる重要な取り組みなんだという文言がうたわれていたと記憶しております。その中でも、端末だけがあってもうまく機能できないし、
ネットワーク環境だけがあっても、結局は過剰な整備になってしまうという表現もありましたので、
ネットワークの整備と端末の配備というものは同時に進めていかなき
ゃいけないのかなという理解をしているところです。局長から今
インフラ整備という話もありましたけれども、道路だけつくっても、そこを通る車がなければ道路が無駄になるんじゃないかという話になるんですよね。実際、
子どもたちは今、グループで1台の端末を使っていると思います。そうすると、道はいっぱいついているけれども、車に乗るために待たなきゃいけないという状況になるんですよね。ですので、端末の導入がおくれればおくれるほど、
子どもたちのより深い新たな学びの機会というものは逸してしまうんじゃないかという懸念があるんです。要は、松阪市の小学校において1人1台の
タブレットの配備というものがいつ完了するのか、改めてお尋ねしたいと思います。
◎教育長(中田雅喜君) まず、議員御案内いただきました教育の
情報化指針でございます。当然これは環境が随分設定当時、いわゆる平成27年に策定されたものから、社会情勢が大きく変わっています。例えば、
ギガスクール構想であるとか、コンピューターを用いて試験を行う、学力・
学習状況調査の英語の部分であるとか、そういった社会情勢等も大きく変わってまいりましたので、当然教育の
情報化指針は今後見直していきたいなと考えています。 また、どの程度までにという部分でございますけれども、基本的には令和3年4月に1人1台の環境での整備をしていきたい。先ほど局長が御説明したとおりでございます。まだそこへ行くまでに、そういう道はできたけれども、走る車がないというお話をいただきました。当然、環境が整って、そういうふうな1人1台用の
タブレットが入って、車が走るようになっても、それがきちっと子どもに返っていかなくてはいけない。そういう意味で、私どもは今、この整備に伴いまして幾つかの研究課題を持っています。1つは、以前議員の御質問にもお答えさせていただきましたけれども、学習履歴を活用し、個別の最適化学習の形成、いわゆる学びがきちっと蓄積されて、それが個別に有効に活用できる方法、いわゆる本市の場合、今さら三雲でやっていたように、
ICTを使ってどう授業をするのかというレベルではないと思います。それからさらに一歩先を行きたいと思っています。例えば、議員も御質問いただきました大学・民間と連携した遠隔授業、こういったものも進めていく。 それともう1つの大きな研究テーマではあるんですが、1人1台の
学習用端末を整備した場合、5年後とか6年後に機器の更新が必要になります。今回、議員も御案内いただいたように、かなり有利な補助制度でございます。これで1人1台の環境を整えても、5年後には新たな更新時期を迎える。そのときになったら非常に莫大な市費の投入が必要となります。じゃそのときどうするのか。新しい松阪モデルとして、情報機器の購入であるとか、あるいは民間企業や大学との連携を図りながら、そういったものの導入方法にも新たな松阪モデルとしてぜひ研究を進めていきたいと考えております。
◆14番(沖和哉君) 承知をいたしました。局長から、令和3年から5年にかけてという話もあって、逆に令和3年の早い時期にという話もありましたので、一体いつ配備されるのかと思ったので、改めて聞かせていただいたところでございます。 また、
情報化指針の中には、学校現場における教職員の先生だったりとか、事務職員も含めて、校務の
ICT化の重要性も強調されておりました。学校全体を支える事務職員の負担軽減だけではなくて、教室運営で膨大な事務を抱える先生方の業務効率も含めると、そこを改善することで、より
子どもたちと向き合う時間であるとか、授業案であったり、授業の質の向上を図ることができるなど多大なメリットが想定されると思っています。今回の事業において、大容量の
ネットワークが配備されることで、校務の
ICT化も図れるのかどうか、そこはいかがでしょうか。
◎教育長(中田雅喜君) 現在、小中学校におきましては、議員御指摘いただいたように、出席日数や成績の処理、あるいはさまざまな授業記録の蓄積等、非常に多くの活用がされています。そういった部分で、教職員がこれを使うことによって、例えば授業の工夫ができたり、あるいは校務が円滑にいく、それには環境とともにソフトも必要になってまいります。このソフトについては、例えば費用をかければどれだけでもできますが、できたら教職員の中から、そのことについて研修をしたいという教職員もおりますので、そういったあたりも含めて、いろんな企業と連携を図りながら、ソフトの構築なんかも研究をしてまいりたいと考えております。 議員御指摘いただいたように、非常にきれいな大きな道と、よく走る車がありますので、それを多様に使っていきたい。不登校であったり、学習の個別化であったり、そういったこととあわせて、教職員の働き方改革にもつなげればと考えております。
◆14番(沖和哉君) 承知をいたしました。 この指針について、先ほど教育長からも、5年前で少し古い状態になっているという話もありました。5年前の指針は、平成32年度、今年度に児童生徒1人1台の
タブレットを整備するんだという国の指針に合わせて策定されたものだと思っています。端末は少し時期はずれておりますけれども、すぐそこに来ているのかなと思っています。それを活用するための環境整備、道もつながるということで、この指針の策定から5年がたちまして、変えていかなければいけないという教育長の話もありましたけれども、
子どもたちに求められるものであるとか、現場に期待されるものも変化している中で、この指針の新たな策定というのは早期にされるのか、少し先になるのか、その辺を改めてお伺いしたいと思います。
◎教育長(中田雅喜君) 先ほども少し触れさせていただきましたが、平成27年につくりました。その当時もある程度、こういう社会の想定のもとであります。個々に大きく変えていかなあかんところはありますし、見直すところも当然あります。でも本質の部分を見てみますと、私どもが今進めていることの基本となっていることですので、そんなに大きくぶれているものではない。そういったこともありますので、もちろん研究をしながら、どういう時点で大きく変えていくか、ある程度5年後の導入機器の方向性とか、そういったあたりの一定の方向性もいただきたいと思いますので、当然研究はさせていただきます。
◆14番(沖和哉君) 承知しました。 大きな幅の広いきれいな道ができて、よく走る車ができて、そこにはどういった乗り方をするとか、どういう走り方をするか、どこに向かって走るかというコードを設定しないといけないなと思いますので、指針についても早期の研究をお願いしたいと思います。 最後に、本事業の高速大容量
インターネット環境の整備をすることによって、るる聞かせていただきましたけれども、要は、何ができるかという話です。本市はもともと
ネットワーク環境は一定程度整備しているわけです。それにあわせて、国庫補助も含めて4億8000万円を超える事業として経費をかけていくことは、ある種見方によっては、なかなかイメージしにくいというか、御理解いただきにくいところもあるのかなと思います。個人的にはこれだけ12月から再三質問もしているので、超高速の
ICT環境の整備を進めて、1人1台の
タブレットを導入して、近い将来というよりも、今目の前に来ているSociety5.0に向けて、本市の場合はトップランナーとして、高度な情報教育であったりとか、新たな学びというものを
子どもたちに実現していただきたいなと思うんですけれども、これは私の先走りなのか、それとも市の方向性と通じるものがあるのか、この情報
ネットワーク整備によってどんな教育を実現してくのか、市の情報化推進における目当て等も含めて、教育長の御見解をいただけたらと思います。
◎教育長(中田雅喜君) 御案内いただいたように、大きな道ができて、高性能な車ができて、どっちに向かうか。ただそのときの走り方も、単にスピードを上げるだけではなくて、効果的に必要なところへ寄りながらも、そこへ行く最短の方法というのは当然必要だと思います。例えば、今これが一番大きいかなと思うのは、どんどんデジタル教科書化されます。デジタル教科書化されるということは、例えば社会科で、どこかの国の写真が出て、それをクリックすることによってインターネット上へ飛んでいきます。そこからまたいろんなところへ広がっていきます。高速大容量になると、全ての
子どもたちが一斉に動いてもそれが可能となる。それは1学年が動くだけではなくて、全ての学年、全てのクラスで活用したとしても、それがパンクをしない。残念ながら、今の私どもの環境で、同じように電子教科書を使ってやり出したら、先進的に進めていた
三雲中学校であっても、全学年というと非常に厳しいものがあります。そういったあたりで、クラス全員で大きな動画を視聴できるとか、個別に対応できるとか、そういったことが可能となります。また、もう1つは、きちっと学んだことを蓄積していく。それが、例えば家庭でも取り出せるとか、あるいは学校内においても、学びを中心とする自己の方向性がわかるとか、そういうような活用を研究してまいります。 ただ、もう少し早く進めたかったなというか、あとちょっと先やったらなと思ったのは、今回のコロナウイルスの関係で、
子どもたちが今自宅学習をしています。この自宅学習のときに、例えば今
三雲中学校の先生方がアップしてもろている授業風景なんかをどんどん載せていけば、例えばうちにあってそれを見て学習ができるとか、1人1台の環境であれば、持ち帰って対応できるとか、幾つかの
ネットワーク環境の問題もありますけれども、そういった問題なんかも可能となる。いわゆる学びの場が、指針にもありましたけれども、学校だけではなくて、さらにそれが地域での活動であったり、家庭での活動であったり、あるいは個別の
子どもたちが持つ課題に対しての広がりがあったり、そういった意味での活用場面とか活用方法は大きく変わってくるのではないかなと思います。また、そういう方向性とか可能性は、せっかく
三雲中学校で8年間の蓄積があり、
三雲中学校で学んだ先生方が今それぞれの中学校へ散っています。一定基準はできていると思いますので、さらに次の段階を研究していきたいと思っています。
◆14番(沖和哉君) 力強い御答弁をいただいたと思っています。大容量
インターネット環境の整備をしていただいて、教育現場であったり、
子どもたちの学びの実現が無限に広がるのかなと、大きな期待を込めまして、質疑を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。 〔14番 沖 和哉君降壇〕
○議長(大平勇君) 次に、6番 殿村峰代議員。 〔6番 殿村峰代君登壇〕
◆6番(殿村峰代君) おはようございます。日本共産党の殿村峰代でございます。
令和元年度松阪市
一般会計補正予算第5号について、通告どおり5点について質問させていただきます。 1つ目は、財政の動きについてです。
補正予算書の29ページに書かれていましたが、最終補正での財政調整基金について確認をさせていただきたいと思います。昨年12月の4号補正で69億5000万円を基金残高見込みとされました。その際、三宅部長が「最終補正において、これまで同様、入札差金とか事業費の精算見込み等により繰越金の差し戻しが想定される」と言われていました。今回財源調整として約14億円の財政調整基金繰入金が差し戻しとなっていますが、この時点で財調は84億円ぐらいかと思いますが、これは予定どおりの金額と言えますでしょうか。 2つ目、教育費についてです。 これは137ページに書かれていました第76回の国体のことです。国体準備事業費が当初予算1800万何がしだったと思いますが、1000万円減額で、半分以下となっています。これはなぜでしょうかということです。 3つ目、このことについては先般も質問させていただきましたが、数字で詳細に出ておりましたので、こども医療費助成事業と一人親家庭等医療費助成事業について、67ページ、69ページに書かれていましたが、8433万円と559万円で約9000万円の減額補正となったのはなぜかということをお聞かせください。 4番目、69ページに書かれていました子ども発達総合支援センター管理運営事業費についてです。2276万7000円の減額はどういったことから減額になったか、教えてください。 最後に5番目、97ページに書かれていましたプレミアム付商品券発行事業費についてです。国庫支出金でプレミアム付商品券の事業補助金がマイナス2559万円、プレミアム付商品券事業費補助金が1億265万円減額になっております。昨年2月の定例会で久松議員が質問したかと思いますが、業務量の負担がふえると言ってみえたので大変だっただろうと思われましたが、これだけ減額補正されたということは一体どうだったのか。 この5点を質問させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 〔総務部長 三宅義則君登壇〕
◎総務部長(三宅義則君) 私から、財政調整基金の残高ということで御答弁を申し上げたいと思います。 今年度の補正の流れということで、順に説明をさせていただきたいと思います。まず平成30年度末の財政調整基金残高は98億5900万円余りでございました。本年度の当初予算において財政調整基金繰入金を50億円計上しておりましたが、4号補正では繰入金を9億2600万円減額をいたしました。それからさらに今回5号補正において13億9000万円を減額いたしました。この3月補正での繰入金の減額につきましては、例年5億円から6億円程度でございますので、14億円近くが減額となったのは、思いのほか大きな数字であったというふうに捉えているところでございます。 財政調整基金繰入金は、補正後におきまして26億8200万円となり、積立金11億6700万円を加味しますと、令和元年度末におけます財政調整基金の残高は83億4000万円余りとなる見込みでございます。 なお、令和元年度におけます財政調整基金の最終的な残高の確定は、専決予算も予定をしているところでございますので、その後になります。御承知おきをいただきたいと思います。 以上、御答弁とさせていただきます。 〔総務部長 三宅義則君降壇〕 〔
教育委員会事務局長 青木俊夫君登壇〕
◎
教育委員会事務局長(
青木俊夫君) 私のほうからは、2点目の第76回国民大会の準備事業費の減額について御答弁をさせていただきます。 今年度の当初予算に1940万4000円を計上させていただきました。この内訳を先に申し上げますと、事務費が61万円、松阪市実行委員会に1026万1000円、カヌー競技に係ります多気町松阪市実行委員会へ853万3000円(訂正前 85万3000円)を計上させていただいたところでございます。このたびの減額補正でございますが、主にこの実行委員会、特にカヌー及びアーチェリーの競技の施設整備補助金が県のほうから直接実行委員会のほうに補助されるということが決定いたしました。そのことから、市の実行委員会への負担金を補助金相当額を減額させていただくという措置をとらせていただきました。 なお、今年度予定しておりました国体準備に係る事業につきましては、おおむね計画どおりに執行させていただいております。 1039万5000円の減額の内訳でございますが、この中ではカヌーの競技会場の設計業務委託の補助金が754万8000円ございました。こちらは多気町と案分をしておるという形でございます。続いて、アーチェリー競技の会場の実施設計業務委託の補助金が44万円ございました。その他といたしましては、アーチェリーの的4脚の製作費191万2000円を計上いたしておりましたが、アーチェリー競技につきましては、アーチェリー競技のリハーサル大会が令和2年7月18日、19日に開催が決定いたしております。そういった関係から、元年度に整備するよりも令和2年度に整備することによって、県の補助金も受けられるということから、この191万2000円につきましては、令和元年度から令和2年度に予算を執行するという形に変更させていただいたわけでございます。またそれ以外には、アーチェリー及び高等学校の軟式野球競技の実施設計業務委託料の入札差金もございまして、そちらが49万5000円でございます。 以上が今回の大幅な減額に至った経緯でございます。 申しわけございません。先ほど私、多気町松阪市の実行委員会の負担金「853万3000円」を「85万3000円」と間違って答弁をしました。訂正させていただきます。申しわけございませんでした。 〔
教育委員会事務局長 青木俊夫君降壇〕 〔
福祉事務所長 片岡 始君登壇〕
◎
福祉事務所長(片岡始君) それでは私のほうから、こども医療費助成事業、一人親家庭等医療費助成事業についての今回の補正の減額理由について御答弁を申し上げます。 このたびの補正に当たりまして、こども医療費助成事業につきましては、8443万円、一人親家庭等医療費助成事業につきましては、559万円の減額を計上させていただいております。このうち主な減額につきましては、扶助費でこども医療費は6800万円の減額、一人親家庭等医療費は500万円の減額を計上させていただいております。 なお、本年度の当初予算におきまして、平成31年4月診療分から未就学児に対して医療機関窓口での負担が軽減となる現物給付、一時給付を導入させていただいたこと、それから、こども医療費助成の受給資格を満15歳年度末から満18歳年度末、いわゆる高校世代まで拡大したことにより医療費の増加が見込まれる、ここらを想定させていただきまして、扶助費をこども医療費で5000万円、一人親家庭等医療費で190万円を当初予算で増額させていただいております。こども医療費全体の本年度の現状でございますが、令和元年6月助成から令和2年1月までの8カ月間で約2億7690万円であります。平成30年度の同月間の実績である約2億4814万円と比べて約2881万円、11.61%の増となっております。同じ期間の未就学児の助成期間としましては、約1億1661万円であり、平成30年度の同月間の実績である約1億1497万円と比べて約164万円、1.43%の増となっており、ここの部分につきましては、ほぼ横ばいの状況でございます。また、一人親家庭等医療費の未就学児の助成状況としましては、約432万円であり、平成30年度の同月間の実績である約408万円と比べて24万円、5.8%の増となっており、これにつきましてもほぼ横ばい状態でございます。 また、高校生世代の子どもを持つ保護者の経済的負担の軽減を目的とした受給資格年齢の拡大による助成状況としましては、平成30年度は医療費助成が存在していなかったことから、新規で約2208万円の純増という形になっております。 殿村議員から御質問いただきました減額の理由はなぜかということでございます。こども医療費の予算は医療費の動向が毎年異なりますことから、当初予算において一定度の扶助費を大枠で確保しております。例年この時期に減額補正を実績見込みにより行っており、ちなみに例として平成30年度はこの時期に扶助費約5200万円を減額させていただいておるという状況になっております。加えて、今年度から未就学児の医療機関窓口での負担が軽減となることから、医療費が増大する、このように私ども見込んでおりましたが、未就学児の方々が適正受診に努められたこと、また昨今の新型コロナウイルスの発生により市民の方々の感染予防の意識が高まったことに伴って、インフルエンザ等流行性感冒が余り流行しなかったこと、このような理由により、当初予算で想定したときよりも医療費が少なくて済むと見込めるため、助成金の大幅な減額補正を計上させていただいたものでございます。 以上、御答弁とさせていただきます。 〔
福祉事務所長 片岡 始君降壇〕 〔
こども局長 薗部 功君登壇〕
◎
こども局長(薗部功君) それでは私からは、4点目の子ども発達総合支援センター管理運営事業費の2276万7000円の減額の理由ということでございます。 この理由といたしましては、主に非常勤職員の雇用実績の見込みによる共済費293万7000円及び賃金1631万8000円の減額によるものでございます。非常勤職員につきましては、当初19人を見込んでおりましたが、結果としまして現在11人となっており、8人の減になったものでございます。この8人を職種別に申し上げますと、児童発達支援管理責任者及び児童指導員が各1人、保育士が6人となっております。なお、保育士につきましては、今年度から正規職員を1人増員しております。また、非常勤職員につきましては、子ども発達総合支援センターのホームページ並びにハローワークにて随時募集を行っておりますが、採用には結びつかないケースがあるのが現状でございます。 本年度の非常勤職員の採用ですが、保育士は6人の応募がございました。採用は1人となっております。また、児童発達支援管理責任者及び児童指導員はそれぞれ2人の応募がございましたが、各1人ずつの採用となっているところでございます。 以上、御答弁とさせていただきます。 〔
こども局長 薗部 功君降壇〕 〔
産業文化部長 内山次生君登壇〕
◎
産業文化部長(内山次生君) それでは5番目の質問のプレミアム付商品券発行事業の減額についてでございます。 まず最初に、この事業の目的につきましては、プレミアム付商品券を発行することで、令和元年度10月からの消費税、地方消費税の値上げが低所得者や子育て世代の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起・下支えすることを目的としたものでございまして、事業の対応といたしましては、事業の対象者を平成31年1月1日現在において松阪市に住民票がある方で、令和元年度の住民税非課税者でかつ住民税課税者と生計同一の配偶者、扶養親族並びに事業専従者(訂正前 事業従事者)、生活保護受給者を除く方と、平成28年4月2日から令和元年9月30日までの間に生まれたお子様が属する世帯主の方を対象としております。発行した商品券につきましては、額面500円券の商品券を10枚つづり1セットとして4000円で販売いたしました。販売限度額につきましては、対象者1人当たり5セットまでで、最大券面額2万5000円分を2万円で購入できるものとしております。 実績でございますが、非課税者向けのプレミアム付商品券につきましては、対象と思われる3万1720人に申請書を送付し、そのうち1万3544人から申請をいただきました。課税状況等の変化により対象とならない方もあり、商品券の購入引きかえ券は1万3260人の方に交付いたしました。その申請書は個別に送付いたしましたが、広報や自治会回覧、アイウエーブまつさかなどさまざまな方法で周知してまいりましたが、松阪市の申請率につきましては42.7%、全国的にも申請率は低いと聞いておりますし、三重県の平均申請率は38.7%でした。 また、子育て世帯につきましては、対象のお子様4161人分の購入引きかえ券を交付しております。 そこで、実際に購入されたプレミアム付商品券は6万5824冊で、購入率は75.3%でありましたので、対象と思われる非課税世帯と子育て世帯全体における利用率は約36.7%でした。このような実績により、今回の補正で減額を行うことにしたものでございます。 以上でございます。 先ほど購入対象者の説明の中で、「事業専従者」と言わなければならないところ、「事業従事者」と発言しました。訂正をお願いいたします。申しわけありませんでした。 〔
産業文化部長 内山次生君降壇〕
◆6番(殿村峰代君) 財政については確認をさせていただきました。財政調整基金は83億4000万円余りあるということで確認させていただきました。 続きまして、教育費のほうですが、減額された1000万円何がしの中のカヌー競技の設計業務委託に伴うお金が大体750万円ちょっとということでよろしかったでしょうか。国体はいけないということではありませんけれども、設計だけで750万円ということは、その工事費や設備費はさぞかし高いかなというふうに思われるんですけれども、このお金は県の補助金だろうが国の補助金だろうが、私たちの納めた税金でなされることに変わりはないと思いますので、この話はどこかでされておられましたでしょうか、お聞かせください。
◎
教育委員会事務局長(
青木俊夫君) 三重とこわか国体・三重とこわか大会において、カヌー競技は多気町と松阪市の実行委員会を組織して計画を進めております。実際の実行委員会の事務局は多気町が持っております。令和元年度につきましては、このカヌー競技の会場の設計業務という形で契約をいたしております。その額が1509万7000円で、その2分の1を補助金でいただくという形でございます。カヌー競技の会場の設計というのは、射和地区のほうで櫛田川のところでカヌーの会場をつくっていく上で、櫛田川の水で流速とか流量を確保していくにはどうするかとか、それから、平場を設けて、そこに仮設のテントであるとか、駐車のスペースであるとか、そういうふうなことをやっていく。また、撤去についても、雨量が多い時期であったりとか、いろんなことが想定されますので、即時の撤去ができるか、そういうふうなものを含めた会場設計業務委託を行っております。国体は令和3年度でございますので、会場設営の工事費というのは令和2年度からの予算に計上させていただいておるという形になります。 以上でございます。
◆6番(殿村峰代君) 先ほど聞かせてもらったところでは、平場の仮設、そしてまた撤去ということです。つくってまた壊すと、きれいに戻さなあかんということで、射和地区であるということです。この点については、どこかで説明されていたかどうかお聞きしたかったことと、そして、どれぐらいの事業になるという予測になっているんでしょうか、教えてください。
◎
教育委員会事務局長(
青木俊夫君) カヌーの会場設営事業費自体、今手元に持ち合わせておりませんが、このカヌー競技のことにつきましては、予算説明であるとか、今も地元のほうでの説明をさせていただいております。三重とこわか国体の会場種目として、松阪市についてはアーチェリーを基本とした競技でございますが、多気町のほうではカヌーという形で、松阪市との共同開催するという経緯の中で事業を進めてきたわけでございます。それから、河川を管理する国土交通省とのこともございまして、そちらのほうへは松阪市、多気町からも出向いて、国土交通省との協議、また射和地区住民との協議を重ねており、着実に準備を進めておるところでございます。
◆6番(殿村峰代君) どれぐらいの事業になるかということをお聞きしたんですけれども、またお答えがなかったので、答えていただけたらと思うんですが、それは難しいことなんでしょうか。
◎
教育委員会事務局長(
青木俊夫君) まず、カヌーの特設会場工事では、設計工事委託料として3458万7000円を予定しております。それから、通常の工事という形で、会場をつくる上で2172万3000円、それから、荒天時のときの対応という形で1286万4000円、こういったものを令和2年度の予算に計上させていただいておるところでございます。
◆6番(殿村峰代君) ざっと見て7000万円ぐらいということで、もろもろ考えると億を超えてしまうような事業ということでしょうか。ちょっとわかりませんが。これは先ほど射和地区の櫛田川と聞かせていただきましたが、職員の方も張りついて一生懸命仕事をされていると思うんですけれども、飯高なんかでカヌーはよくされているので、そちらのほうかなと思っていたら、射和でされるということを聞かせてもらったことと、それから、松阪市の環境に手を入れる工事になると思うんですが、多気も一緒ですが、1級河川の櫛田川に何かをつくられて、また元に戻すということで、その下のところでは浄水場というか、水を取るところ、採水場がありますね。多分櫛田川の岩盤の下を通っている水をくみ上げているというふうに以前水道局のほうで説明を聞かせていただきましたので、その辺への影響はないかどうか、いわゆる環境に影響がないかということも含め、こういうことはちゃんと説明をしていただくというか、どこかで言っていただくような場が要るんじゃないかなと思いましたので、質問させていただきました。
◎
教育委員会事務局長(
青木俊夫君) まず、先ほど御質問いただきました工事費のところで少し訂正をさせていただきたいと思います。令和2年度では4473万5000円を予定しております。 それから、このカヌー競技でございますが、日程は令和3年10月1日から10月4日(訂正前 令和3年4月24日から4月25日)を開催日といたしております。そういった関係で、今回の予算の中で債務負担の設定もさせていただいておるわけでございますが、多気町、松阪市を合わせまして、令和3年の事業費を約1億5000万円と見込んでおります。そういった中でカヌー特設会場を設置し、また早期の荒天時等の対応も考えながら、予算を計上させていただいているところでございます。 それから、先ほどの水量といいますか、浄水場への影響でございます。水流といいますか、塞いで工事をするということで、浄水場への影響はないというように確認をさせていただいております。また、先ほど御意見がございましたように、こういった河川に影響が出るということ等も含めまして、地元のほうへは説明という形を、漁協を通じてでございますが、再三、発案させていただいてから繰り返しをさせていただいたわけでございますが、議員の皆様方への御説明が少し不足しておったなという反省もございますので、適当な時期といいますか、そんなところではお示しをさせていただきたいと考えております。 申しわけございません。先ほど申し上げましたカヌーの日程でございますが、令和3年4月24日、25日はプレ大会でございます。本体会につきましては、令和3年10月1日から10月4日に予定しております。1年度の間にリハーサルと本体会をやるという形でございます。 以上でございます。
◆6番(殿村峰代君) 済みません、数字があちこちするのでよくわからなくなったので、また詳しく後で説明をしていただけたらと思います。これは1億5000万円を超える事業ということで確認させていただきました。そういうようなことはまた議会でもきちっと説明をしていただきますよう、よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、3番目のこども医療費助成事業と一人親家庭等医療費助成事業のことですが、過剰受診があるだろうといって大きく予算を見積もってみえたところが、実際はなかったということで理解させていただきました。以前にも申し上げましたけれども、ひとり親や未就学児の親が、病気の子どもを連れて病院受診といったことは大変です。未就学の子どもは早い時期での治療が早く治る秘訣だと思います。親御さんが躊躇せずに受診できる状況をつくることは、子ども子育ての支援事業計画のもとにされたアンケートで親御さんが要望された上位の児童手当の拡充の部分や、安心医療体制の部分でも応えることになると思いますが、いかがでしょうか。
◎
福祉事務所長(片岡始君) 安心医療体制ということですが、まず今回御質問いただきましたこども医療費の関係で、ひとり親家庭の子どもには非常に負担があるという御質問がございましたので、その部分について御答弁させていただきます。 ひとり親家庭につきましては、今回の医療費助成の関係について、未就学の児童については全て窓口無料という対応の状況になっておりますので、ひとり親家庭の部分について議員から御質問がありましたように、医療にかかるのが厳しい状況については、それ相当の効果があったのかなというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。
◆6番(殿村峰代君) 未就学の子を持つ親御さんからの声ですけれども、結局戻るお金なのに一旦支払わなければならないのは、ありがたみをわからせるためなどと聞いたことがありますが、これこそいじめの発想かと思ったという言葉を聞きました。ある若いお母さんが言われていましたが、私もそう感じます。不安が強い時期のお母さんに対して、ペナルティーのように自己負担を求めることで抑制するのではなく、安心感を持っていただいてから、教育による意識の向上で適正化されるようにすることが大切だと思いますので、またお考えください。 では4番目の子ども発達総合支援センター管理運営事業費について再質問させていただきます。 先ほど保育士8名減で、やはり雇えなかったと。以前私も質問させていただきましたけれども、保育士がなかなか来ないという実情があるということは本当に理解できました。また、保育士が6人来られていても採用が1人しかできなかったということについて、理由はどういったことと思ってみえるのか。集まらない理由、定着しない理由はどういうことか分析されているかと思いますが、もしわかりましたら教えてください。
◎
こども局長(薗部功君) そだちの丘でございますが、議員もよく御存じだと思いますが、心身の発達に心配がある、また障害を持ったお子様が通われる、療育、訓練を受けられるということで、やはりそういった施設でございますので、非常勤職員とはいえ、一定の経験を踏まえた方でないというふうに我々思っているところでございます。そして採用するときには面接を我々2人、課長級と主幹級の職員が、面接をされる方にいろんな話を聞かせていただきながら、その方がセンターで働いていただくべきかどうかということもしっかりと聞かせていただいておるところでございます。 そうした中で、ちょっとこれは御質問の意に沿うかどうかあれですけれども、現在は6名保育士がいないというところでございますが、令和2年度に向けて、その6名のうち3名を確保する予定をしております。児童指導員も1名、今いろいろと面接をする中で、2年度は元年度よりは充実した形でスタートが切れるのかといったところでございます。 以上です。
◆6番(殿村峰代君) 確保できてくることを願っているんですけれども、保育士の確保が難しい、そして就職されてもやめていかれる方が多くなっているということは、就業の中身、いわゆる普通のお子さんではなく、障害を持った方ですので、医療を受ける方、保育の部分だけではなく医療的な部分もサポートしていかなくてはいけないことがたくさんあると思います。その辺に関して、私も地域スクールなどでそういう方々と接しているのでよくわかります。医療的な部分というので、いわゆる保育プラス医療が加味された仕事になってくると思います。仕事内容が普通のところよりは難しいということが大きな要因になってくるのではないかと思います。この
子どもたちは小さいころから支援を受けることで生活しやすくなったら、それだけ生きやすくなる可能性が高くなりますので、早い時点で支援が受けられるような体制をとることが大切だと思います。これについて横断的な調整が必要ではないか。いわゆる賃金になってくるかと思うんですけれども、これはこども局だけではなく、ほかのところの調整も必要になってくるかなと思うのですが、いかがでしょうか。
◎総務部長(三宅義則君) 保育園・幼稚園に勤務する保育士職の非常勤職員につきましては、平成29年度より職務の経験年数に応じた賃金制度を導入してまいりました。しかし、それ以外の職種の非常勤の方につきましては、これまでそういった賃金制度は導入していなかったという状況がございます。しかしながら、令和2年4月から始まります会計年度任用職員の制度におきましては、第1種、第2種の会計年度任用職員につきましては、職種によりまして上限は異なりますけれども、引き続き任用される場合には毎年昇給をしていくということになります。第1種、第2種の会計年度任用職員につきましては、期末手当も支給される予定でありまして、こういった処遇改善を通じまして、このことにより、よりすぐれた人材の確保に寄与できるものというふうに考えているところでございます。
◆6番(殿村峰代君) 先ほど三宅部長がすぐれた人材の確保とおっしゃったので、昇給についてはどなたも一緒ということで考えます。そこで働かれることの意義を考えていただいて、支給ということを再考していただけるようにお願いして、次のプレミアム商品券の発行事業費についての質問に移りたいと思います。 先ほど聞き取りにくかったんですけれども、低所得者の方と子育て世帯の方のいわゆる消費税増税に伴って消費に与える影響を緩和するための、地域における消費を喚起・下支えする目的というのは達成できたと思われますでしょうか、お聞かせください。
◎
産業文化部長(内山次生君) 消費税引き上げに伴い、国のキャッシュレス決済等、消費税対策が実施されましたが、プレミアム付商品券はキャッシュレス決済の恩恵を受けづらい低所得者に対する対策として一定の効果はあったものと考えております。
◆6番(殿村峰代君) これは話をしても多分堂々めぐりだと思いますので、低所得者の方の一つの言葉を御紹介して終わりたいと思います。 所得が低いであろうということで、例えば非正規の女性の所得は年収150万円から200万円ぐらいが多くだと思います。住民税非課税世帯でない低所得の方から見ても、使える場所が制限されたプレミアム付商品券2万円を先払いするような余裕はありません。4000円を払ってやっと5000円の券が買えるということで、その4000円を払うのも大変だとおっしゃる方もあります。これは低所得者の生活を知らないお金持ちが考えたお粗末なアイデアにしか思えない。結局、プレミアム付商品券を買うのは、お金に余裕のある子育て世帯だけではないでしょうか。2010年の消費税増税のときもプレミアム付商品券が販売されましたけれども、私の周りであれを買っていたのは、経済的に余裕のある人たちばかりでしたという言葉を聞かせていただきました。まさにそうだと思います。 もうこれ以上はお答えなくても結構ですので、以上で私の質問を終わります。 〔6番 殿村峰代君降壇〕
○議長(大平勇君) 以上で通告による質疑は終わりました。他に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第36号は、各常任委員会に付託いたします。
△日程第24 議案第37号
令和元年度松阪市
競輪事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(大平勇君) 日程第24 議案第37号
令和元年度松阪市
競輪事業特別会計補正予算第2号を議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第37号は、
文教経済委員会に付託いたします。
△日程第25 議案第38号
令和元年度松阪市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(大平勇君) 日程第25 議案第38号
令和元年度松阪市
国民健康保険事業特別会計補正予算第1号を議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第38号は、
環境福祉委員会に付託いたします。
△日程第26 議案第39号
令和元年度松阪市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)
○議長(大平勇君) 日程第26 議案第39号
令和元年度松阪市
介護保険事業特別会計補正予算第4号を議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第39号は、
環境福祉委員会に付託いたします。
△日程第27 議案第40号
令和元年度松阪市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(大平勇君) 日程第27 議案第40号
令和元年度松阪市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算第1号を議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第40号は、
環境福祉委員会に付託いたします。
△日程第28 議案第41号
令和元年度松阪市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(大平勇君) 日程第28 議案第41号
令和元年度松阪市
簡易水道事業特別会計補正予算第2号を議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第41号は、
建設水道委員会に付託いたします。
△日程第29 議案第42号
令和元年度松阪市
戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(大平勇君) 日程第29 議案第42号
令和元年度松阪市
戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算第2号を議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第42号は、
環境福祉委員会に付託いたします。
△日程第30 議案第43号
令和元年度松阪市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(大平勇君) 日程第30 議案第43号
令和元年度松阪市
農業集落排水事業特別会計補正予算第2号を議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第43号は、
文教経済委員会に付託いたします。
△日程第31 議案第44号
令和元年度松阪市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(大平勇君) 日程第31 議案第44号
令和元年度松阪市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第1号を議題とし、これより質疑を行います。 質疑の通告がありましたので、発言を許可いたします。27番 久松倫生議員。 〔27番 久松倫生君登壇〕
◆27番(久松倫生君) それでは、議長のお許しを得まして、議案第44号
令和元年度松阪市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第1号について質疑をいたします。 何で今、住宅新築資金の質疑をするのかとお思いの方もたくさんいらっしゃるかと思います。予算額そのものを見ますと、もともと1000万円規模の予算ですし、今回の補正も100万円単位の、全体の予算から見れば額としては少額でありますけれども、今回の補正の動きを含めて、幾つかの重要な経過といいますか、ある意味では歴史があるものなので、この時期に聞いておきたいと思います。 住宅新築資金等貸付事業特別会計というのは、令和3年度で終了する、令和4年3月にはこの会計は終結するんだというふうに認識しております。その中で、松阪市の住宅新築資金がどのように動いているかという、今回も端的な、特に一番わかりやすいのは、
補正予算そのものが滞納繰越金、それも過年度分の滞納繰越金の収納が一定の額でふえておって、歳出のほとんどが予算説明資料の一番後ろのページですけれども、一般管理費の説明がありまして、500万円余りがふえているわけですけれども、実に剰余金の増によるという説明の記載になっているわけです。要するに、収納して、剰余金が生まれて、それを基金に積み立てている、あらゆる予算がありますけれども、その基金もいわゆる支払準備基金、国保とか、財調にしても使うための基金ですけれども、要するに使わない剰余金ということでお金があるという、極めてまれに見る会計であるということもありまして、今回これをどう扱うのかということで聞いておきたいと思います。 先ほど申し上げましたように、令和3年度、4年3月で終了する事業でありますけれども、実は始まりは恐らく昭和50年当時だったと思います。やがて半世紀を経るわけでありますけれども、今回の補正で基金積み立て500万円少しがあります。今まで基金は恐らく、私は資料で見て間違いがあれば御指摘いただきたいですが、7200万円程度この基金があるだろうと思います。これで7700万円ぐらいになるのかなと思います。たまったお金はどう扱うのかということであります。単年度で見ても、今まで貸したお金が返済されてきて、そして公債費で償還をしておりますけれども、償還してもお金がたまるということになっているわけです。こういう流れは、恐らく終結する令和4年3月まで変わらないと思います。この基金はどういうふうに扱うのか、どう生かすのか、検討が必要だと思います。一言言っておきますと、一時期、この基金をためるのではなくて、一般会計へ差し戻すという形で、私が記憶しておるのでは6000万円とか5500万円とかいう金額が単年度でやられたことがありますが、恐らく1億数千万円、返却していた経過があるわけです。こういう経過を含めて、今後これをどうするのか、まずお聞きをしておきたいなと思います。 〔建設部長 長野 功君登壇〕
◎建設部長(長野功君) 住宅新築資金等貸付事業基金の取り扱いについて御質問をいただきましたので、御答弁をさせていただきます。 住宅新築資金等貸付事業基金につきましては、住宅新築資金等貸付事業における借入金の償還を円滑に行うため、預貯金の積み立てを行うもので、基金の残高でございますが、令和元年度末においては、今回
補正予算で上程させていただきました基金積立金を含めまして約7800万円となる見込みでございます。今後の基金の取り扱いにつきましては、起債、長期債の最終償還が先ほどもおっしゃいましたように令和3年度であることも含めまして、市財政当局と調整をいたしまして検討してまいりたいと、そのように考えております。 以上、御答弁とさせていただきます。 〔建設部長 長野 功君降壇〕
◆27番(久松倫生君) さっきちょっと聞いたのが間違っていたので、確かにそれはそうなんです。償還が済むまで基金を置いておくというのはそうなんですけれども、最後に基金がたまって残ったときに、当時は、言葉は悪いですが、国に持っていかれると困るから、一時期一般会計へ差し戻したことがあるんです。山路副市長はそのとき総務部長だったので知っていると思うけれども、そういうことがあったでしょう。1回そういう措置もしたよということは、確認しておかなあかん。答弁があらへん。
◎建設部長(長野功君) ただいま議員おっしゃったように、平成22年から25年当時に一般会計のほうに返還金として入れておる経過があります。今後について、一般財源化していくのか、特定財源化していくのかという話になろうかと思いますけれども、その件につきましては、令和3年度ということもありますので、先ほども申しましたように、市財政当局のほうとも調整をしながら検討してまいりたいと思います。
◆27番(久松倫生君) そういうことも可能だったわけです。可能だったというか、事実を確認しておかないと、そういう扱いもできるということです。この基金を支払いといいますか、長期債と言われますけど、年々長期債を返しておって、この予算については、あとは剰余金、公債費は公債費でちゃんと返還しておった上で、剰余金があるという。 なぜこんなことを言うかというと、全国1700の自治体でどれだけのところが住宅新築資金、これは地域改善事業からやっていることですので、その事業を特別措置でやっている自治体しかないですけれども、こういうすごいといいますか、こういう財政状況をこの住宅新築資金で運営できている自治体というのは、私ははっきり言ってオンリーワンじゃないかと思うぐらいです。だから例がないんですよ。ですから、多くは、多くと言ったら語弊があるかもしれませんが、少なくない自治体で、なかなか返済が滞っておるところが多くて、償還ができなくて一般会計から繰り入れている。そんなに時間を使ったら悪いんだけど、私若いころに、あるよその自治体から、「一体松阪市は住宅新築資金の返済に一般会計からどんだけ繰り入れておるのや」と聞かれたことがある。一回もないんですよ。1円もない。ちゃんとした返還があってきちっと償還しておるからね。これは何ですごいかというと、恐らく今金額として数億円残っていると思います。いわゆる未償還、未返済というのが。しかし、事業規模が違うんですよ。恐らく償還率というか、返済率は96%、多少ずれることはありますが96%を超えている。事業規模は2000件超えているわけです、貸付規模は。5件貸して5件返ってきて100%、そういう少ない数字じゃなくて、2000件以上の事業規模をやって、96%ぐらいの償還があって、きちっと財政が運営できている。これは県下ではないですし、全国でも数少ないか、本当にオンリーワンというぐらいの到達ではないかと思います。終結に向かって、そういう事業の到達があるということに確信を持って、その上で、この基金を大事に扱っていくという、そういう考え方をぜひ持っていただきたい。 意見を言ってはいかんので、最後に市長に、こういうことはいいことですので聞いておきますが、そういう意味では、令和4年3月、一般会計にするのかどうするのか再検討があると思いますが、地域改善事業として始まった住宅新築資金貸付事業は、松阪市は理想的な終結を遂げることができると、このように思って、その準備をして、そういう意味では大いに発信してもいいのではないかと思うんです。その点の理想的な終結ができると思いますが、市長の御見解だけ聞いて終わりたいと思います。
◎市長(竹上真人君) 一つ確認というか、来年度、令和3年に我がほうの償還は終わるんですが、まだお返しいただいている方が存在をしておりまして、分納という形でずっとまだ返していただいておりますので、事業自体が全くなくなるということでもないだろうと感じております。この基金の取り扱いをどうするかというところは、これから相談をしながら決めていくことになっておりまして、実は今そういう協議もしているところでございます。議員御指摘のとおり、事業としてはスムーズに国のほうへの償還ができるということでございます。 以上です。
◆27番(久松倫生君) 感想を言ったら悪いんですけど、もっと自信を持って堂々と言ってもらっていいと思います。終わります。 〔27番 久松倫生君降壇〕
○議長(大平勇君) 以上で通告による質疑は終わりました。他に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第44号は、
建設水道委員会に付託いたします。
△日程第32 議案第45号
令和元年度松阪市
水道事業会計補正予算(第2号)
○議長(大平勇君) 日程第32 議案第45号
令和元年度松阪市
水道事業会計補正予算第2号を議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第45号は、
建設水道委員会に付託いたします。
△日程第33 議案第46号
令和元年度松阪市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)
○議長(大平勇君) 日程第33 議案第46号
令和元年度松阪市
公共下水道事業会計補正予算第2号を議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第46号は、
建設水道委員会に付託いたします。
△日程第34 議案第47号
松阪市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第34 議案第47
号松阪市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第47号は、
総務企画委員会に付託いたします。
△日程第35 議案第48号 松阪市市長、副市長及び教育長の給料、旅費等に関する条例の一部改正について
○議長(大平勇君) 日程第35 議案第48号松阪市市長、副市長及び教育長の給料、旅費等に関する条例の一部改正についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第48号は、
総務企画委員会に付託いたします。
△日程第36 議案第49号
宮川福祉施設組合規約の変更に関する協議について
○議長(大平勇君) 日程第36 議案第49号
宮川福祉施設組合規約の変更に関する協議についてを議題とし、これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第49号は、
環境福祉委員会に付託いたします。
△日程第37 議案第50号
工事請負契約の締結について(
松阪市立鎌田中学校校舎解体工事)
○議長(大平勇君) 日程第37 議案第50号
工事請負契約の締結について(
松阪市立鎌田中学校校舎解体工事)を議題とし、これより質疑を行います。 質疑の通告がありますので発言を許可いたします。7番 市野幸男議員。 〔7番 市野幸男君登壇〕
◆7番(市野幸男君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、議案第50号の
鎌田中学校校舎解体工事について質疑を行いたいと思います。 通告を行ってから、先日の夕刊三重に、きょうの質疑とほとんど重複するような記事が掲載されていました。既に通告済みでしたので、簡潔に確認の意味で聞かせていただきます。よろしくお願いいたします。 現在、
鎌田中学校はすばらしい校舎が完成し、先日内覧会も済ませていただきました。あと旧校舎の解体や、外構、校舎周りの整備が残っております。そこで、
鎌田中学校の校舎解体工事の件で、予定価格1億7820万円の工事が入札において税抜きで1億5090万円にて業者決定しておりますが、当初は校舎解体及び屋外附帯工事3億4900万円の設計価格の入札でしたが、このようになった経緯をお尋ねいたします。よろしくお願いします。 〔契約・
検査統括参事 岡野 浩君登壇〕
◎契約・
検査統括参事(岡野浩君) それでは、
松阪市立鎌田中学校校舎解体工事の入札経緯等を御説明いたします。 公告第1回目の入札結果は、不調となりました。そのときの入札参加要件は、令和元年10月24日の第9回入札及び契約審査会において、営繕課より提案され、審査の結果承認されております。解体工事は、国土交通省建設業許可業務ガイドラインの解体工事において、それぞれの専門工事において建設される目的物について、総合的な企画、指導、調整のもとに建築物を解体する工事はそれぞれ土木一式工事や建築一式工事に該当するとあります。以上のことから、
松阪市立鎌田中学校校舎解体工事の工事内容は総合的な企画、指導、調整をもとに、機械器具の取り外し、そして内装材の撤去、柱、はり、床等を順次解体し、アスベストやPCB、フロンガス等の廃棄物の処理を実施する建築物の解体工事であり、施設の渡り廊下等外構工事も含む建築一式工事になります。公告1回目の入札参加資格要件は、先ほど説明いたしました工事内容から発注基準の建築一式工事F等級とし、単独参加の市内・準市内業者は資格総合点数1000点以上、JVの参加は代表構成員が県内で資格総合点数1200点以上、他の構成員は市内業者で資格総合点数780点以上、過去15年間に官公庁発注の同種同規模以上の工事を元請として履行した実績を入札参加要件とし、令和元年11月25日に発注公告いたしましたが、応札者がなく、入札不調となりました。 このことから、令和元年12月26日に第11回入札及び契約審査会を開催し、営繕課の再提案について入札参加資格要件を再審査いたしました。下位の業者でも施工可能な工事内容とするため、外構工事を別発注とした解体工事のみとし、設計金額の減額と技術者の配置がしやすくなるように工期を短縮し、発注基準の建築一式工事E等級を基準にして、単独参加の市内・準市内業者は資格総合点数850点以上、JVの参加は代表構成員が県内で資格総合点数1000点以上とし、他の構成員は市内業者で資格総合点数750点以上、過去15年間に官公庁発注の同種同規模以上の工事を元請として履行した実績を入札参加要件とし、入札参加要件を拡大して令和2年1月20日に再度、発注公告をいたしました。 以上が入札経過でございます。 〔契約・
検査統括参事 岡野 浩君降壇〕
◆7番(市野幸男君) 御丁寧に御説明いただきました。 では、当初の校舎解体及び屋外附帯工事の3億4900万円の設計価格の入札が不調となったんですが、主な原因はどのように考えられますか。
◎契約・
検査統括参事(岡野浩君) 不調原因でございますが、当初発注当時の入札参加業者は市内大手の業者でございます。入札参加の理由を聞き取りしましたところ、業者の受注範囲が県内や県外、そして他の市町及び民間工事を対象としており、各業者が受注計画を検討した結果、今回松阪市が発注した工事に技術者を割り当てるのが困難であったということでございます。 以上でございます。
◆7番(市野幸男君) わかりました。金額ではないという感じです。業者の技術者の割り当てが困難という点が主な要因で入札不調になったということですが、少しハードルも高かったのかなという気もしないでもないですが。 再入札に関しては、3社の業者が入札に参加されたわけですが、3社で競争性は担保できるとお考えでしょうか。
◎契約・
検査統括参事(岡野浩君) 競争性の確保でございますが、入札結果につきましては、単独参加の市内業者が結果として3社でございました。一般的な建築構造物の解体で積算も国や三重県の積算基準によって積算され、条件付き一般競争入札として広く公募者を募り、複数の入札参加者が見込める状況であったことからも、公平公正で透明性や競争性は確保され、落札率も84.68%となっており、適正な入札が行われた結果と判断しておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
◆7番(市野幸男君) 当初の入札は資格総合点数1000点、またJVにおいては代表業者は1200点で、構成業者780点で不調となり、それで分割入札という形になったと思うんですが、当初の一括入札から分割入札になったことで、当然トータルコストの差が出てくるんじゃないかなという気がするんですが、そこら辺はどのように変わっているんでしょうか。
◎建設部長(長野功君) 工事発注に係る御質問ですので、私のほうから御答弁をさせていただきます。 当初の入札では、一括入札で設計価格は税抜きで3億4900万円でございました。分割したことにより、解体工事は設計価格税抜きで1億8000万円で入札を行っております。残りの屋外附帯工事につきましては、これから詳細に積算していきますが、設計価格税抜きで約1億7000万円ぐらいでございます。解体工事の設計価格税抜き1億8000万円と合わせますと、一括入札の場合の設計価格と同等程度になるものと考えております。
◆7番(市野幸男君) ありがとうございます。ほぼ同等ということで少し安心いたしました。 当初の屋外附帯工事は、今まで一括入札から分割になったことによって、これから入札という形になるんだと思いますが、その時期と工期、当初の完成予定の時期に問題はないんでしょうか。
◎建設部長(長野功君) 屋外附帯工事につきましては、4月下旬に入札を予定して、今発注準備を進めているところでございます。今後の
鎌田中学校の整備工事、全体の流れといたしまして、校舎解体工事の工期が令和2年3月から令和2年8月まで、そして屋外附帯工事の工期は令和2年8月から令和2年12月を予定しております。また、最終工事のグラウンド整備工事につきましては、令和2年8月から令和3年2月を予定しておりまして、当初の工程に合わせた形で組みかえて発注準備をしておるところでございます。
◆7番(市野幸男君) わかりました。私の知っている限りの工期とほぼそんなに遜色なく完成するということだと思います。 私の疑問に思っていたことはみんなわかりましたので、これで終わりたいと思います。ありがとうございました。 〔7番 市野幸男君降壇〕
○議長(大平勇君) 以上で通告による質疑は終わりました。他に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第50号は、
文教経済委員会に付託いたします。
△日程第38 議案第51号
令和元年度松阪市
一般会計補正予算(第6号)
○議長(大平勇君) 日程第38 議案第51号
令和元年度松阪市
一般会計補正予算第6号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 〔副市長 山路 茂君登壇〕
◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第51号
令和元年度松阪市
一般会計補正予算第6号について提案理由の御説明を申し上げます。
補正予算書の1ページをお願いいたします。 第1条歳入歳出予算の補正でございますが、
補正予算第5号で計上させていただいた国の
補正予算に伴う事業について国庫補助金の内示額が示されたのを受け財源を調整させていただくものでございます。 第2条地方債の補正につきましては、関係個表で御説明申し上げますので、3ページをお願いします。 第2表地方債補正の変更でございますが、新たな学びの創造事業の限度額の変更でございます。これにより、現時点での令和元年度末市債現在高は、予算書の最終ページ、12ページの補正調書、右下に記載のとおり、480億4286万5000円となる見込みでございます。 続きまして、歳入でございますが、8ページ、9ページをお願いします。第16款国庫支出金、第2項国庫補助金、第7目教育費国庫補助金7806万6000円の減は、国の令和元年度
補正予算第1号の内示に伴うものでございます。 第20款繰入金、第1項基金繰入金、第1目財政調整基金繰入金6万6000円の追加は、今回の補正に伴う財源調整でございます。 第23款、第1項市債、第8目教育債7800万円の追加は、今回の補正に伴う財源組み替えによるものでございます。 次に、歳出でございますが、10ページ、11ページをお願いします。第10款教育費、第1項教育総務費、第3目教育指導費の国庫補助金の内示額に合わせ減額し、市債と一般財源に組み替えるものでございます。 以上、
一般会計補正予算第6号の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 〔副市長 山路 茂君降壇〕
○議長(大平勇君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第51号は、
文教経済委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。明3月11日から3月23日までの13日間を休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大平勇君) 御異議なしと認めます。よって、明3月11日から3月23日までの13日間を休会することに決しました。なお、明3月11日午前10時、
環境福祉委員会と
文教経済委員会、3月12日午前10時、
総務企画委員会と
建設水道委員会を開催いたしますので、御了承願います。3月24日午前10時、本会議を開催します。本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでございました。 午前11時48分散会...