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02月17日-01号

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  1. 松阪市議会 2020-02-17
    02月17日-01号


    取得元: 松阪市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    松阪市 令和 2年  2月 定例第1回)議事日程第1号 令和2年2月17日 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第1号 令和2年度松阪市一般会計予算 日程第4 議案第2号 令和2年度松阪市競輪事業特別会計予算 日程第5 議案第3号 令和2年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算 日程第6 議案第4号 令和2年度松阪市介護保険事業特別会計予算 日程第7 議案第5号 令和2年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第8 議案第6号 令和2年度松阪市簡易水道事業特別会計予算 日程第9 議案第7号 令和2年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算 日程第10 議案第8号 令和2年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算 日程第11 議案第9号 令和2年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第12 議案第10号 令和2年度松阪市水道事業会計予算 日程第13 議案第11号 令和2年度松阪市公共下水道事業会計予算 日程第14 議案第12号 令和2年度松阪市松阪市民病院事業会計予算 日程第15 議案第13号 松阪市森林環境譲与税基金条例の制定について 日程第16 議案第26号 松阪市農林水産業振興事業分担金徴収条例の一部改正について 日程第17 議案第14号 松阪市児童養護施設退所者等奨学基金条例の制定について 日程第18 議案第15号 松阪市立認定こども園設置に伴う関係条例の整備について 日程第19 議案第22号 松阪市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第20 議案第16号 松阪市支所及び出張所設置条例の一部改正について 日程第21 議案第17号 松阪市地域集会所条例の一部改正について 日程第22 議案第31号 財産の無償譲渡について 日程第23 議案第32号 財産の無償譲渡について 日程第24 議案第18号 松阪市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について 日程第25 議案第19号 松阪市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について 日程第26 議案第20号 松阪市委員の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 日程第27 議案第23号 松阪市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第28 議案第28号 松阪市公民館条例の一部改正について 日程第29 議案第29号 松阪市教育集会所条例の一部改正について 日程第30 議案第21号 松阪市手数料条例の一部改正について 日程第31 議案第27号 松阪市営住宅条例の一部改正について 日程第32 議案第34号 市道路線の認定について 日程第33 議案第35号 市道路線の変更について 日程第34 議案第24号 松阪市国民健康保険税条例の一部改正について 日程第35 議案第25号 松阪市印鑑条例の一部改正について 日程第36 議案第30号 松阪市過疎地域自立促進計画の変更について 日程第37 議案第33号 損害賠償の額の決定及び和解について 日程第38 選挙第 1号 三重県後期高齢者医療広域連合議会の議員(補充)選挙について本日の会議に付した事件 議事日程と同じ出席議員(27名)    1番  橘 大介君      2番  中村 誠君    3番  松本一孝君      4番  赤塚かおり君    5番  谷口 聖君      6番  殿村峰代君    7番  市野幸男君      9番  栗谷建一郎君   10番  楠谷さゆり君    11番  西口真理君   12番  米倉芳周君     13番  深田 龍君   14番  沖 和哉君     15番  松岡恒雄君   16番  坂口秀夫君     17番  植松泰之君   18番  堀端 脩君     19番  野呂一男君   20番  中村良子君     21番  山本芳敬君   22番  山本 節君     23番  大平 勇君   24番  濱口高志君     25番  海住恒幸君   26番  中島清晴君     27番  久松倫生君   28番  西村志君欠席議員(1名)    8番  田中正浩君議場出席説明者 市長          竹上真人君   副市長         山路 茂君 副市長         永作寛君   総務部長        三宅義則君 企画振興部長      家城斉和君   危機管理特命理事    鈴木政博君 防災担当参事      舩木精二君   地域振興担当理事    野呂隆生君 税務担当理事      松名瀬弘己君  環境生活部長      村林 篤君 清掃行政担当理事    谷口昌由君   健康福祉部長      小山 誠君 福祉事務所長      片岡 始君   こども局長       薗部 功君 産業文化部長      内山次生君   農林水産担当理事    竹岡和也君 建設部長        長野 功君   教育長         中田雅喜君 教育委員事務局長   青木俊夫君   上下水道事業管理者   西川昌宏君 市民病院事務部長    武田裕樹君   消防団事務局次長    松本芳昭君事務局出席職員 事務局長        白藤哲央    次長          刀根 薫 議事担当主幹      北河 享    総務担当主幹      池田博紀 調査係長        北川信助    兼務書記        梶間正也 兼務書記        橋本尚由-----------------------------------                         午前10時0分開会 ○議長(大平勇君) おはようございます。これより令和2年2月第1回松阪市議会定例を開会いたします。 議案説明のため、市長以下関係者の出席を求めましたので、御報告いたします。 本日の議事は、お手元に配付しました議事日程第1号により進めることにいたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大平勇君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において、14番 沖和哉議員、28番 西村志議員を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(大平勇君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 会期につきましては、去る2月10日に議会運営委員を開催し、協議を願いましたので、この際、議会運営委員長より御報告を願います。 ◆26番(中島清晴君) 去る2月10日に議会運営委員を開催いたしまして、今期定例の会期につきまして協議いたしました結果、本日から3月24日までの37日間とすることに決定いたしました。なお、議事予定につきましては、お手元に配付されております議事予定表のごとく進めることに決定いたしましたので、御報告申し上げます。 以上です。 ○議長(大平勇君) お諮りいたします。ただいまの議会運営委員長の報告どおり、今期定例の会期は本日から3月24日までの37日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 御異議なしと認めます。よって、会期は37日間と決定いたしました。 △日程第3 議案第1号 令和2年度松阪市一般会計予算 日程第4 議案第2号 令和2年度松阪市競輪事業特別会計予算 日程第5 議案第3号 令和2年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算 日程第6 議案第4号 令和2年度松阪市介護保険事業特別会計予算 日程第7 議案第5号 令和2年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第8 議案第6号 令和2年度松阪市簡易水道事業特別会計予算 日程第9 議案第7号 令和2年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算 日程第10 議案第8号 令和2年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算 日程第11 議案第9号 令和2年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第12 議案第10号 令和2年度松阪市水道事業会計予算 日程第13 議案第11号 令和2年度松阪市公共下水道事業会計予算 日程第14 議案第12号 令和2年度松阪市松阪市民病院事業会計予算 ○議長(大平勇君) 日程第3 議案第1号令和2年度松阪市一般会計予算、日程第4 議案第2号令和2年度松阪市競輪事業特別会計予算、日程第5 議案第3号令和2年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算、日程第6 議案第4号令和2年度松阪市介護保険事業特別会計予算、日程第7 議案第5号令和2年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算、日程第8 議案第6号令和2年度松阪市簡易水道事業特別会計予算、日程第9 議案第7号令和2年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算、日程第10 議案第8号令和2年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算、日程第11 議案第9号令和2年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、日程第12 議案第10号令和2年度松阪市水道事業会計予算、日程第13 議案第11号令和2年度松阪市公共下水道事業会計予算、日程第14 議案第12号令和2年度松阪市松阪市民病院事業会計予算、以上議案12件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 竹上真人君登壇〕 ◎市長(竹上真人君) おはようございます。令和2年2月定例におきまして、令和2年度当初予算を提案するに当たり、基本となる私の考え方を述べさせていただきます。 今年は市長として松阪市政を担う2期目の最初の年であり、また新元号での初めての予算編成となります。さらに、12月には松阪初となるフルマラソン大会みえ松阪マラソン2020」を開催させていただく年度となります。 市長に就任し4年が過ぎましたが、私はこれまで「原点に返ろう」「誰のため、何のため」という信念のもとに市政運営を行ってまいりましたが、これからの4年間につきましても、その考えは変わることなく、市民の皆様方とお約束した公約を着実に進めていくことを決意しております。 昨年は、松阪市総合運動公園スケートパークや、豪商のまち松阪観光交流センターもオープンすることができ、市民の皆様を初め松阪市へ来ていただいた方々にも大変好評をいただいております。 また、市内の公立小中学校普通教室等へのエアコン導入により松阪市の将来を担う子どもたちの学習環境も整えることができました。 このように今後も、市民の皆様が喜ばれる施策、求める施策を継続しつつ、さらに進化も図りながら、今市民の皆様が望んでいるものは何なのかを常に意識しながら、スピード感を持って、松阪市がより「元気なまち」「住んで良かったまち」になるよう努力精進していく所存でございます。 それでは、新年度の予算編成に当たっての4つのポイントを申し上げます。 まず1つ目は、新たな総合計画の策定です。人口減少や超高齢社会を迎え、多方面からの効率的で有用な事業展開を目指していく必要が、これまで以上に求められております。限られたお金と人材をどこに投入するのか、新たな市民ニーズは何なのかを十分検討するとともに、昨年より専門的な見地から検討をいただいております超高齢社会対策検討委員での意見も取り入れ、継続プラス進化のもと計画の策定を行ってまいります。 2つ目は、超高齢社会対策です。現在の松阪市の高齢化率は29%を超え既に超高齢社会になっております。新年度は、その対応としまして、成年後見センターの設置を初め、認知症高齢者等個人賠償保険高齢ドライバー運転能力自己診断などさまざまな方向からの対策を行ってまいります。 3つ目は、みえ松阪マラソン2020です。私はこれまで、市長杯の競技種目を4種目から21種目へふやしたり、入場者数が2万人を突破したスケートパークをオープンするなど、スポーツライフを確立することにより、健康寿命や健康増進にもつながるとしてスポーツの普及を推進してまいりました。その次へのステップアップとして松阪初となるフルマラソンを開催します。スポーツと連動したまちづくりとして、松阪の魅力を全国へ発信できるチャンスと捉え取り組んでまいります。必ず成功をおさめるように頑張る所存でございますが、市議会におかれましても御協力を賜りますようお願いいたします。 最後4つ目は、子育て対策です。私は就任以来、「子育て一番宣言!」を中心に据えておりますが、今後もハードとソフトの両面でさまざまな取り組みを行ってまいります。まず新年度は、3人目応援プロジェクトワンモアベイビー」として、3人目以降の認可保育園、幼稚園等に係る保育料や給食の副食材料費を免除し、より子育てにかかる経済的な軽減を図ってまいります。 なお、予算外ではありますが、令和2年度には、住民自治のあり方及び市民病院のあり方についても、一定の方向性を定めたいと考えております。 次に令和2年度当初予算の編成に当たっての考え方について御説明させていただきます。 この予算は、これまでの4年間を踏まえ、冒頭にもお話しましたが、令和2年度は新たな元号での初めての予算編成、またフルマラソンの開催、さらに2期目のスタートの予算でありますことから、始まりと進化の予算として編成したところです。 また、今回の予算編成に当たりましては、これまで行ってきました各部局に対して一律のシーリングは行わず、PDCAサイクルを取り入れた施策評価システム施策達成度や寄与度を予算と連動させるとともに、スクラップ・アンド・ビルド、選択と集中を念頭に置き策定しております。 例えば、西部農林水産事務所においては、飯高林業総合センターの受変電施設の改修に合わせ、高圧電力から低圧電力に切りかえることにより、施設維持のコストの削減を図ったり、また、保護課においては、適切に債権管理を実施することで、生活困窮や行方不明などの理由で不納欠損処分となった場合でも、4分の3の国庫負担金について収入が見込めるなど、新たな削減や財源確保のため、職員一人一人が知恵を出すとともに、今やっていることを見直しました。その限られた財源の中で市民の皆様が何を求め、今何が必要かを考え予算編成を行っております。 歳入につきましては、市税は景気動向の影響等により2年連続の増収を見込んでおります。地方交付税は令和元年度で合併算定替え終了後、5年間設けられた激変緩和措置による縮減期間が終了し、以降加算のない一本算定となりますが、令和2年度は令和元年度に借り入れる合併特例事業債の短期償還による増額を見込んでおり、普通交付税としては増額となると見込んでおります。 各種譲与税県税交付金など一般財源を構成する市税以外の財源は、経済情勢により交付額が上下するものでございますが、消費税率変更や、幼児教育・保育無償化の財源として増額されるものもあり、全体としては増額になるものと見込んでおります。 財政調整基金繰入金については、短期償還対応分を合わせ30億円となり、財政調整基金残高は、令和元年度11月補正後時点の残高約69億円余りを基本とすると、令和2年度末残高は約39億円となります。また、今期中に追加上程する補正予算において、財政調整基金繰入金が減額となることは確実でありますので、基金残高50億円以上は確保されると思います。 次に歳出については、先ほども申しましたが、予算編成において、従来は各部局への配分額について、一律のシーリングを実施しておりましたが、施策評価システムによる結果に基づいたシーリング率によることとしました。評価結果は施策達成度、寄与度を基に0.5%から9%の範囲でシーリングを実施しました。ただし、効果的な見直しを実施した事業に対し再配分要望を認めることとし査定を実施する中、目に見えて効果が示された6事業がその対象となりました。 公債費については平成30年度、令和元年度に引き続き短期償還を実施いたします。令和元年度に借り入れる予定の合併特例事業債のうち46億円を短期間に返済を行うことから、通常の償還分と合わせて99億円余りとなります。令和2年度で集中投資期間中の起債についてはその大半を償還し終えたこととなります。 かねてより、私は任期中の借金をふやさないとお約束してきたところでございますが、2期目におきましても同様に臨時財政対策債を除いたところの借金を増やさないことを引き続きお約束させていただくとともに、これまでは平成26年度末の一般会計残高490億円を基準にしておりましたが、今後は平成30年度末の残高477億円、臨時財政対策債を除いた290億円を基準といたします。 それでは、総合計画につきましては新年度に策定を行いますが、継続の視点に立って現行の7つの政策体系に沿って、令和2年度から新たに取り組む事業を中心に説明させていただきます。 まず政策1の「輝く子どもたち」です。 私はこれまで「子育て一番宣言!」のもとに施策を進めてまいりましたが、これは今後も同様でございます。 まず、子育て支援の推進として冒頭にもお話しましたが「ワンモアベイビー支援事業」です。18歳までの兄、姉がいる3人目以降の子どもに対して、市内の公立及び私立の認可保育園及び幼稚園にかかる保育料や給食の副食材料費を免除し経済的負担を軽減いたします。開始時期については、9月からを予定しております。 次に、病児・病後児保育の送迎事業です。これは、公立及び私立の認可保育園で子どもが体調不良となった際、保護者が仕事の都合などで迎えに行くことができない場合に、病児・病後児保育施設の看護師または保育士が保護者にかわり迎えに行き、併設医療機関で受診後、保護者が迎えに来るまで病児・病後児保育を提供する事業でございます。また、病児・病後児保育施設の利用時間も18時までに延長し、利便性の向上を図ります。 松阪版ネウボラの充実としまして、妊婦が抱える不安等について語り合える交流の場として「はるる妊婦カフェ」や多胎児の子育てへの不安や困難感の解消や相談ができる「ふたごちゃん・みつごちゃんサロン」を新たに開催します。さらに、これまで土曜日のみ開催してきました「はるる遊ぼうDAY」を、日曜日にも開催するとともに、内容の充実も図ります。 任意予防接種費用の助成では、骨髄移植手術等の治療などで、既に接種した定期予防接種の効果が期待できないと判断された20歳未満を対象に、再接種に係る費用の一部助成を実施します。 子どもとその家庭及び妊産婦を対象に、相談全般から訪問等による継続的な支援、関係機関との連絡調整等までを行う機能を担う拠点として、令和2年1月1日に松阪市こども家庭総合支援センターこども支援課に設置しましたが、今後も関係機関との協働体制を推進します。また、児童虐待防止のため、職員を児童相談所へ派遣することにより、さらなる連携を図るとともに専門性の高い人材育成を図ります。 次に、待機児童対策としましてハード面では、令和2年4月の春日保育園新園舎完成に伴う定員の増と、ソフト面としては潜在保育士を含めた保育人材確保事業を継続して実施するとともに、私立保育園保育士確保のための勤続報奨金や就職準備金の拡充を図ります。 3歳児保育の開始により園児が増加している鎌田幼稚園(訂正前 鎌田保育園)の遊戯室として、鎌田中学校へ移転する第四公民館を改修し、施設環境の改善を図ります。 学校教育の充実ですが、まずハード的な部分として老朽化した嬉野中学校校舎の内外装の大規模改修や、バリアフリー化に対応するためのエレベーター設置を行うため実施設計を行います。 次にソフト面ですが、小学校英語指導助手を3名増員することにより、全ての小学校に週1回以上派遣し、実際のコミュニケーションの場面を充実させ、英語学習に対する意欲の向上を図ります。 外部有識者等で構成する学校規模適正化等に関する検討委員を設置し、小中学校の現状と課題を整理するとともに、今後の人口や児童生徒数の推移等を踏まえ、学校規模適正化及び適正配置に関する基本方針の策定を行います。 不登校対策として、不登校児童生徒支援員4人を新たに配置し、中学卒業後も途切れのない支援を行うとともに、訪問相談や保護者からの相談、関係機関への橋渡しなどを行い、社会的自立に向けた支援を行います。 放課後児童クラブですが、新年度は新たに2校区で設立されますことから、市内36校区中35校区となります。また、支援員の待遇改善により、保育の質の向上を図るとともに、学校とクラブの連携を図るため、退職教職員を雇用し特別な支援等が必要な児童への対応も行います。 原田積善の寄附により、高校生を対象とした原田二郎奨学金制度を設置し、勉学に意欲があり、みずからの夢の実現に向かって努力する生徒に給付し、将来社会に貢献する有為な人材を育成いたします。 障害のある子どもたちの自立と社会参加に向け、県立松阪あゆみ特別支援学校との交流及び共同学習の推進を図るとともに、地域とつながる仕組みを構築し、居住地交流モデル校において研究実践を進めてまいります。 高校卒業後に県外の大学等へ進学をする生徒が多いことから、大学誘致等の可能性の基礎調査として、県内外の高校生等に対してアンケート調査を行います。 ふるさと納税を活用した新たな取り組みとして、クラウドファンディングにより、ユニバーサルデザインの公園遊具の設置や児童養護施設退所者等が進学する際の家賃等の助成への寄附を募ります。 次に、政策2の「いつまでもいきいきと」です。 まず、最初にも述べましたが、今年12月20日に開催いたします「みえ松阪マラソン2020」です。三重県で唯一となるフルマラソンで、全国各地から約1万人のランナーやその家族の皆様が松阪に来ていただきます。松阪市の歴史や文化、食などの魅力を知っていただく大切な大会であり、大きいチャンスであり、チャレンジだと思っております。地域の団体や企業を初め多くのボランティアの皆様の参加により、おもてなしや沿道での応援など、市民の皆様や地域、企業、行政がワンチームとなって大会を盛り上げ、交流人口の増加や観光客の誘客など、スポーツと連動したまちづくりにつなげるべく、松阪の魅力を全国へ発信してまいります。 フルマラソンの関連としまして、水道事業創設70周年記念がコラボレーションしたPR用の松阪の水ボトルドウォーターの製作や、コースの路面補修、保育園、幼稚園、小学校で応援グッズの作成など全庁的に取り組み、大会を盛り上げてまいります。 また、令和3年に開催する「三重とこわか国体三重とこわか大会」に向け、リハーサル大会の実施及びカヌー競技会場の整備工事を行うなど、万全の体制で実施できるよう準備を進めます。 次に、超高齢社会対策です。成年後見センターを設置し、成年後見制度の普及啓発、相談業務及び申立支援業務の充実を図るとともに、後見人候補とのマッチングも行います。また、認知症の方による事故やトラブル等での第三者への損害を補償するために、市が認知症高齢者等個人賠償保険に加入し、もしもの際に備え、認知症になっても安心して暮らせる取り組みの一つとして実施いたします。 また、障害者日常生活用具の給付対象として、新たに暗所視支援眼鏡等の3種類を追加し、障害のある方の生活の質の向上を支援いたします。いずれの用具も、県内で初めて支給の対象とするものです。 次に、政策3の「活力ある産業」です。 まず、農業の振興につきまして、特に新規就農者への経営の安定化や規模拡大に向けた支援のほか、昨年の田植え時期に大量発生しましたジャンボタニシ駆除に係る支援も引き続き取り組んでまいります。 また、担い手農家において、農業機械の導入など先進的な農業経営の実現のため、国の事業などを活用し引き続き支援いたします。 林業振興では、木材の高付加価値化による松阪産材の新たな需要拡大に向け、松阪飯南森林組合が取り組む液体ガラス加工の生産体制構築への支援を行っていきます。 また、公共建築物への積極的な松阪産材の利用促進として、新年度に建築を開始する小野江公民館を木造平家建てとし、木の香りや温かみに触れることのできる新たな地域の生涯学習の拠点といたします。 なお、昨年度より始まった森林環境譲与税が前倒しで増額されることになりましたことから、森林経営管理制度に伴う意向調査や整備されていない環境林の間伐を実施してまいります。 昨年4月にオープンした豪商のまち松阪観光交流センターは、市街地に点在する観光施設へのアクセスの起点となっておりますが、さらに観光客の周遊性を高めるため、まち歩きルート上に案内看板の整備やタペストリーを掲げます。 また、国際交流員を新年度からは観光振興を主業務として活用し、外国人目線を取り入れたブランディングやSNS等を活用した情報発信、プロモーションを行い、インバウンドも含めた観光客数の増加を目指します。 松阪市以南の6市10町で設立した南三重地域就労対策協議を実施主体として、若者のUターン就職による地元就職及び定着など、若者定住に向けた一体的な就労支援を継続して取り組みます。 次に、政策4の「人と地域の頑張る力」です。 令和2年度は、船形埴輪等の宝塚1号墳出土品が出土して20年を迎えることから、夏季に企画展を開催します。また秋季には、長谷川家より寄贈後初めての公開となる国指定重要文化財、伊孚九筆の掛け軸である「離合山水図」をメインとした特別展を開催し、さらなる文化振興を図ります。 重要文化財の保存管理に適した環境整備を行うため、文化財センターはにわ館の空調設備等の実施設計に着手します。また、旧長谷川治郎兵衛家等の8万点以上の資料を適切に保存していくための収蔵庫の建築に係る実施設計にも着手します。 松浦武四郎記念館は、日本で唯一の松浦武四郎に関する博物館として、重要文化財等に指定された資料を安全に保存管理できる環境に整えるとともに、よりわかりやすい展示により武四郎の魅力と功績を伝えるため、施設の改修を含めたリニューアル設計業務の策定に着手します。 次に、政策5の「安全・安心な生活」です。 まず、津波避難タワーの整備ですが、令和3年度までに津波避難困難地域2地区を解消するため、新年度は用地買収、実施設計、造成設計を行い完成に向けて整備を進めてまいります。 また、木造住宅で耐震診断の結果、倒壊する可能性が高い住宅の除去に対する補助件数を昨年当初予算の50戸から200戸にふやし、災害時の避難経路の確保を図ります。 総合雨水対策10か年戦略事業では、新年度より愛宕川流域の雨水管渠整備工事に着手するとともに、引き続き、三渡川・百々川・愛宕川・名古須川の4河川流域における床上浸水ゼロに向けた浸水被害対策に取り組みます。 道路事故対策として、道路部局による全市道をチェックした結果をもとに、外側線やセンターライン等が消えている、または、消えかけている、集落間の主要市道に対して、引き直しができる予算として、昨年比の11倍の1億1000万円を計上し、路面表示の改善を実施し、視認性の向上・注意喚起を図り、交通事故の減少に向け取り組みます。 高齢者による交通事故を防止するため、ドライブレコーダーに自分の運転状況を記録し、自動車教習所の教習指導員のアドバイスを受け、家族とともに自己の運転を見直す運転能力自己診断を県内では初めて実施するとともに、交通安全教育指導員とまとーずによる高齢者交通安全教室へ認知機能検査の一部を取り入れ、認知機能の低下を早期に発見する機会としていきます。 空き家対策としては、継続して危険な空き家の除去に対する補助金の支援を行うとともに、新たに、まちなか空家利活用促進制度により、関係団体とも連携を図り、利用可能な空き家等の所有者と希望者との流通を支援する利活用の取り組みを進めていきます。 次に、政策6の「快適な生活」です。 まず、来年度はこれまで三重県が行っていた都市計画法に基づく開発許可の権限移譲を受け、松阪市が行うこととなります。それにより、より効率的で快適なまちづくりを行ってまいります。 また、狭あい道路整備促進事業として、昨年度の狭あい道路整備促進補助金の対象路線について、道路後退用地の舗装などを行い、日常生活に利用する道路の利便性向上を図ります。 地方創生道整備事業では、間伐材の輸送の効率化を図るため、運搬ルートである市道2路線について、走行安全性が長期間維持できるよう、舗装の耐用年数を延ばす道路改良工事を行います。 また、橋りょう長寿命化事業は、幹線道路、避難路、緊急輸送路を優先し、橋梁の計画的な修繕と耐震化を進め安全性の確保を図っていきます。 中山間地域の振興については、移住促進及び空家バンクに関する業務を包括して行うまつさか移住交流センターを飯南産業文化センターに設置し、移住相談、体験イベント、セミナー等を充実させていくとともに、新たに地域おこし協力を1名採用し、移住促進体制の強化を図ります。また、香肌峡エリアにある山々と豊かな自然を登山客に楽しんでもらえるよう、まつさか香肌イレブンと称して11の山を選定し、登山道へのアクセスや駐車場等の情報の整理、縦走ルート・周回ルートの調査と整備を行い、香肌峡エリアの交流人口の増加を図っていくなど、より一層、中山間地域の振興、活性化に向けた取り組みを進めていきます。 廃棄物を取り巻く情勢や、リチウムイオン電池の混入によるクリーンセンターやパッカー車の火災防止への対応など、新たに周知すべき必要があることから、日本語と5カ国語に対応した「ごみ分別ガイドブック」の改訂を約5年ぶりに行い、今年度中に発表予定の松阪市公式アプリとの連携も図るとともに、廃棄されるものを最小限に抑える社会の構築を目指します。 また、以前から要望のあったクリーンセンターの日曜日の開場を毎月第3日曜日に実施し、市民サービスの向上に努めます。 最後、政策7の「市民のための市役所」です。 新たな取り組みとして、おくやみコーナーのサービスの経験を生かし、結婚や出生、引っ越しに伴う住所の変更、証明書の発行等、お客様が申請書へ記入することなく職員の聞き取りにより申請書の作成を行う書かない窓口を開設します。申請書の記入が不要となり迅速な窓口対応を目指し、利便性の向上を図ります。 また、住民の利便性・サービスの向上のため、戸籍住民課と市民税課の窓口で電子マネーによるキャッシュレス決済を導入します。県内では初めての導入となります。 現在、松阪市のマイナンバーカードの取得率は、1月1日現在19.14%ですが、新年度に実施されるマイナポイントによる消費活性化策や、令和3年3月より実施される健康保険証としての利用開始に伴い、企業やショッピングモール等への出張申請を実施します。 庁舎本館の駐車場につきましては、市民の皆様がより利用しやすいように、区画線の引き直しを行うとともに、おもいやり駐車場への屋根設置やスロープへの手すりの設置を行い、利便性の向上を図ります。 また、駐車場拡幅のために、新たに取得した庁舎北側用地を公用車駐車場として整備し、現在の公用車駐車場を来庁者駐車場として使用することにより、庁舎本館の来庁者駐車場の台数の拡大を図ります。 公共施設マネジメントにおいては、公共施設マネジメントシステムを導入し、公共施設に係る情報を一元的に管理することや、今後必要となる公共施設の維持管理や更新に係るコストを把握することで、効率的な予算配分や個別施設計画の策定等に活用していきます。 以上、令和2年度の主な事業について概要を申し上げましたが、今後も、もっと市役所を市民の皆様のための存在にしていくことを初めとし、「原点に返ろう」「誰のため、何のため」という初心を忘れることなく、これからも誠心誠意努力してまいります。 また、「松阪市はもっと進化する!」を常に念頭に置き、長期的な視点に立って知恵と工夫を凝らし、市民の皆様との対話をもとに、スピード感を持って市政運営を行う所存でございますが、どんな施策や理想も、私ひとりの力では成し得ることはできませんので、よりよい松阪をつくるため、議員の皆様を初め市民の皆様の温かい御支援、御協力をよろしくお願いいたします。     〔市長 竹上真人君降壇〕     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) それでは続きまして、令和2年度各会計予算案につきまして御説明を申し上げますが、議案の説明に入ります前に、お手元にお配りしております令和2年度当初予算説明資料に基づきまして、その概要を御説明申し上げます。令和2年度当初予算説明資料の1ページをお願いいたします。 令和2年度予算額調でございますが、この表は、松阪市全体の当初予算額を会計ごとにあらわしたものでございます。一般会計・特別会計・企業会計の総合計が、一番下でございますが、1549億1185万8000円、前年度と比較しまして0.4%増となっております。会計ごとの内訳といたしましては、一般会計は713億6510万4000円、対前年度比2.6%減、特別会計は550億8695万8000円、対前年度比3.3%増、企業会計は中ほどにございますが、284億5979万6000円、対前年度比2.7%増となっております。 次に、6ページ、7ページをお願いいたします。こちらは令和2年度から新たに掲載させていただく資料で、6ページには都市計画税が充てられている事業とその財源内訳の一般財源に都市計画税が占める金額を記載しております。7ページには地方消費税交付金のうち社会保障財源化分が充てられております事業とその財源内訳に占める金額を同様にお示ししております。国からは使途を公表するよう指示があり、ホームページへは掲載しておりましたが、今年度から予算説明資料にも添付させていただくことにいたしました。 10ページからは、一般会計歳入の主な一般財源等の概要となっております。また、14ページから最終ページまでは、一般会計・特別会計の歳出予算の主な事業内容となっておりますので、御参照いただきたいと思います。 それでは、令和2年度各会計予算議案につきまして御説明申し上げます。 初めに、令和2年度松阪市一般会計予算書の1ページをお願いいたします。 議案第1号令和2年度松阪市一般会計予算でございますが、第1条は歳入歳出予算で、歳入歳出予算の総額をそれぞれ713億6510万4000円とするものでございます。 第2条は債務負担行為、第3条は地方債でございます。第4条は一時借入金で、最高額を40億円とするものでございます。第5条は歳出予算の流用の特例を定めるものでございます。 6ページ、7ページをお願いいたします。第2表債務負担行為は、軽貨物車賃貸借に係る契約など19件でございます。 8ページから10ページの第3表地方債は、地区市民センター施設整備事業など55件でございまして、10ページの合計欄にございますように、限度額を59億1260万円とし、起債の方法、利率、償還の方法を記載のとおり定めさせていただくものでございます。 次に、歳入歳出予算事項別明細書でございますが、12ページ、13ページの歳出をお願いいたします。本年度予算額の財源内訳は、13ページの合計欄にございますように、国庫支出金99億6051万7000円、県支出金47億9147万9000円、地方債32億1260万円、その他財源31億1937万6000円、一般財源502億8113万2000円となっております。このうち、一般財源の主なものといたしましては、市税、地方消費税交付金、地方交付税財政調整基金繰入金及び臨時財政対策債でございます。 それでは、歳入歳出予算の内容について御説明申し上げます。 14ページ、15ページをお願いいたします。まず歳入でございますが、歳入の中心となります第1款市税は222億4432万円で、対前年度比1.9%増となっております。これは主に、個人市民税は景気の緩やかな回復基調もあり、給与所得額が増加傾向にあると推測されること等により1億9891万1000円の増、固定資産税は既存家屋の価格の見直しがないこと、設備投資の増加が見込まれることもあり、2億3599万2000円の増となること等によるものでございます。 次に、第2款地方譲与税から16ページ、17ページの第10款地方特例交付金までの各種交付金、及び18ページの第12款交通安全対策特別交付金につきましては、過去の交付実績や地方財政計画見込み等を勘案し計上しております。 第11款地方交付税につきましては、本市における基準財政需要額・基準財政収入額の見込み及びこれまでの交付実績等から、170億6600万円、対前年度比7.1%増を計上しております。内訳は、説明欄に記載のとおり、普通交付税160億1500万円、特別交付税10億5100万円でございます。平成30年度、令和元年度に引き続き、合併特例事業債の短期償還を実施することにより、加算される部分を32億円余りと算定しております。 次に、第13款分担金及び負担金につきましては、4億2572万1000円、対前年度比54.8%減で計上しております。内容は、それぞれの事業等に対する地元分担金、自己負担金、保育料などで、内訳は説明欄に記載のとおりでございますが、幼児教育・保育無償化により保育料が大きく減少しております。 第14款使用料及び手数料につきましては、8億1174万9000円、対前年度比3.7%減で計上しております。内容は、各施設等の使用料やそれぞれの事務等手数料で、内訳は21ページから25ページの説明欄に記載のとおりでございます。 24ページ、25ページをお願いいたします。第15款国庫支出金につきましては、99億6051万7000円を計上し、対前年度比4.0%の増となっております。国庫支出金の内訳は、歳出予算に計上いたしておりますそれぞれ関係の補助対象事業費に係る負担金・補助金等でございまして、説明欄に記載のとおりでございます。 30ページ、31ページをお願いいたします。第16款県支出金につきましては、48億1147万9000円を計上し、対前年度比9.6%の増となっております。県支出金の内訳は、国庫支出金と同様に歳出予算に計上いたしておりますそれぞれ関係の補助対象事業費に係る負担金・補助金等でございます。 40ページ、41ページをお願いいたします。第17款財産収入につきましては、土地・建物の貸付収入や基金の運用益等で3374万8000円、対前年度比2.4%減で計上しております。 42ページ、43ページをお願いいたします。第18款寄附金につきましては、4億5000万5000円、対前年度比50%増を計上しておりますが、ふるさと応援寄附金の増を見込んでおります。 次に、第19款繰入金は、財政調整基金及び特定目的基金の取り崩しによるもので、40億402万1000円、対前年度比33.7%減で計上しております。主なものといたしましては、第1目財政調整基金繰入金30億円、44ページ、45ページの第15目ふるさと応援基金繰入金7億8960万円などでございます。 48ページ、49ページをお願いいたします。第20款繰越金につきましては、令和元年度の収支見込みの中で、2億4703万2000円を計上しております。 次に、第21款諸収入につきましては、8億3043万6000円、対前年度比20.5%増を計上しております。 54ページ、55ページをお願いいたします。次に、第22款市債は、59億1260万円を計上し、対前年度比28.3%の減、市債依存度は8.3%となっております。減の主な要因は、北部学校給食センター建設事業の皆減、及び鎌田中学校校舎改築事業、松阪地区広域消防組合分担金の減によるものでございます。市債の内訳の主なものとして、臨時財政対策債27億円のほか、合併特例事業債は30件で22億5410万円、公共事業等債は10件、4億4040万円、過疎対策事業債は16件、2億4470万円、及び緊急自然災害防止対策事業債は2件で1億4200万円でございます。なお、現時点での令和2年度末の一般会計市債残高見込額は、予算書の最後、227ページをごらんいただきますと、右下の令和2年度末残高見込みは434億4800万6000円となり、令和元年度末残高見込みより38億261万4000円減少する見込みでございます。 以上が歳入でございます。 続きまして、歳出の説明をさせていただきます。 60ページ、61ページをお願いいたします。第1款議会費3億7804万6000円につきましては、議員報酬及び議会運営や議会活動に要する経費等でございます。主に議会設備整備事業費の増により、対前年度比400万円、1.1%の増となっております。 62ページ、63ページをお願いいたします。第2款総務費59億4594万7000円につきましては、全般的な行政管理費を初め、税務・戸籍事務・選挙・統計調査・監査の一般行政経費等でございます。対前年度比8億340万9000円、11.9%の減となっており、主に庁舎等整備事業費、一般職退職手当、防災行政無線整備事業費の減によるものでございます。 88ページ、89ページをお願いします。第3款民生費282億2773万8000円につきましては、社会生活を保障するための福祉経費等でございます。対前年度比2億5969万5000円、0.9%の減となっておりますのは、主に春日保育園移転改築事業費、生活保護扶助費、児童扶養手当支給事業費の減、及び新福祉会館施設整備事業費の皆減によるものでございます。 続きまして、112ページ、113ページをお願いいたします。第4款衛生費53億2146万3000円につきましては、市民の健康づくりや生活環境を保持するための経費等でございます。主に新最終処分場施設整備事業費、ごみ処理事業費、及び予防接種事業費の増により、対前年度比5094万7000円、1.0%の増となっております。 126ページ、127ページをお願いいたします。第5款労働費1億3426万9000円につきましては、労働者の福祉や雇用対策に要する経費等で、主にワークセンター松阪施設整備事業費の減により、対前年度比1469万7000円、9.9%の減となっております。 128ページ、129ページをお願いいたします。第6款農林水産業費21億3172万1000円につきましては、農業委員の運営経費や、農林水産業の振興対策に要する経費等でございます。主に湛水防除施設整備事業費、森林資源管理事業費の増、及び県営ため池等整備計画事業費の皆増により、対前年度比3億681万1000円、16.8%の増となっております。 142ページ、143ページをお願いいたします。第7款商工費24億660万7000円につきましては、商工業振興、観光、企業誘致、及び文化振興に要する経費等でございます。主にふるさと特産品PR事業費、松阪コミュニティ文化センター施設整備事業費の増、及び文化財センター施設整備事業費の皆増により、対前年度比4億8436万1000円、25.2%の増となっております。 次に、154ページ、155ページをお願いいたします。第8款土木費67億5493万3000円につきましては、都市基盤の整備や、道路・河川・公園・市営住宅などの維持管理に要する経費等でございます。道路事故対策白線等整備事業費、総合雨水対策10か年戦略事業費、橋りょう長寿命化事業費の増等により、対前年度比2億7897万1000円、4.3%の増となっております。 174ページ、175ページをお願いいたします。第9款消防費26億104万8000円につきましては、広域消防組合への分担金や消防団・消防施設に要する経費等でございます。主に消防指令台更新に係る松阪地区広域消防組合分担金の減により、対前年度比3億6854万5000円、12.4%の減となっております。 176ページ、177ページをお願いいたします。第10款教育費74億7460万7000円につきましては、教育委員事務局所管の事業については後ほど教育長から御説明申し上げますが、対前年度比22億6008万3000円、23.2%の減となっています。 204ページ、205ページをお願いいたします。第12款公債費99億4672万5000円につきましては、例年の市債の年次償還費及び資金繰りに要する一時借入金等利子に加えまして、短期償還実施分46億6800万円を計上することで、対前年度比7億412万6000円、7.6%の増となっております。 209ページをお願いいたします。給与費明細書について、令和2年度からの会計年度任用職員制度導入に伴い、非常勤職員の賃金の支出科目でありました賃金は廃止され、労務形態により、報酬または給料から支給することになりましたことから、給与費明細書について様式の一部を変更しておりますので、御承知おきいただきたいと思います。 以降の給与明細書等の説明につきましては省略させていただきますので、御了承いただきますようお願い申し上げます。 以上、一般会計予算につきまして、第10款教育費の一部を除く説明でございます。教育長と交代をいたします。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(大平勇君) 竹上市長より発言を求められておりますので、これを許可します。     〔市長 竹上真人君登壇〕 ◎市長(竹上真人君) 先ほどの説明の中で、鎌田幼稚園の遊戯室として第四公民館を改修することについて、「鎌田幼稚園」を「鎌田保育園」と言い間違えております。おわびして訂正をいたします。     〔市長 竹上真人君降壇〕 ○議長(大平勇君) お聞きのとおりですので、御了承願います。     〔教育長 中田雅喜君登壇〕 ◎教育長(中田雅喜君) それでは、第10款のうち第4項幼稚園費を除く教育費につきまして御説明申し上げます。 一般会計予算書の176ページから199ページに記載させていただいております教育費は、現在、先の見通せないこれからの世の中を子どもたちがみずからの言葉でみずからの夢を語るための学力を整備するための教育環境の充実を図りつつ、市民の皆さんが学び続ける、そういった予算を計上させていただきました。先ほど副市長からも御説明いただきました23.2%の減は、北部学校給食センター建設事業費の皆減及び鎌田中学校校舎改築事業等の減によるものでございます。 それでは、主なものについて御説明申し上げます。 一般会計予算書の176ページ、177ページをお願いいたします。原田二郎奨学金給付事業費は、時代のニーズに適合した返済義務のない給付型の奨学金制度として、子どもたちの夢をしっかりと後押しするために新たに原田二郎奨学金制度を創設するものでございます。 続いて、178ページ、179ページをお願いいたします。いじめ等対策事業費は、不登校児童生徒の将来の社会的自立に向け、将来の自分を見据えた未来を切り拓く力を育成するため、途切れない支援と組織的な訪問支援等を行う不登校児童生徒支援員を新たに設置し、児童生徒・保護者・学校・関係機関とのつながりを連携強化することで、不登校児童生徒の減少を図るとともに、既に卒業した生徒の支援もあわせて行っていくものでございます。 次に、190ページ、191ページをお願いいたします。これは、私ども教育委員が今年度しっかりと力を入れていきたいと思う事業の一つでございます。みえ松阪マラソン事業費は、三重県で唯一となるフルマラソンみえ松阪マラソンを令和2年12月20日に開催し、全国から多数のランナーやその家族をお招きし、地域の団体、企業の皆様を初め、多くのボランティアの参加により、おもてなしや沿道での応援など市民の皆様や地域が一つになって大会を盛り上げていただき、スポーツと連動したまちづくりを進めるものでございます。 以上、第10款のうち、第4項幼稚園費を除く、教育費の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔教育長 中田雅喜君降壇〕     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) 続きまして、特別会計について御説明申し上げますので、別冊の特別会計予算書の3ページをお願いいたします。 議案第2号令和2年度松阪市競輪事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ150億9470万4000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し13億6882万円、10.0%の増となっております。 競輪事業の主な事業内容でございますが、包括業務と施設整備業務を委託しながら、年19開催、58日間、市営競輪を開催するうち、ミッドナイト競輪を8開催、24日間開催するもので、令和2年度は前年の共同通信社杯にかわり同格のGⅡウィナーズカップを開催するとともにFⅠ企画競輪の西日本カップを開催することとなります。あわせて他場の特別競輪・記念競輪等延べ108開催分の臨時場外発売を予定しているものでございます。 歳入でございますが、10ページ、11ページをお願いいたします。第1款事業収入は146億5171万7000円で対前年比14億4955万8000円、11.0%の増で、主にウィナーズカップ等の開催に伴う売上増の見込みによるものです。 次に、歳出でございますが、14ページ、15ページをお願いいたします。第2款事業費150億4793万1000円、対前年度比13億7466万5000円、10.1%の増は、歳入で説明しましたように、ウィナーズカップ等の開催に伴う事業の増が見込まれることによるものでございます。 次に、29ページをお願いいたします。議案第3号令和2年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ167億6319万1000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し3億8302万8000円、2.2%の減となっております。 第2条は一時借入金で、最高額を18億円とさせていただくものでございます。 第3条は、歳出予算の流用の特例を定めさせていただくものでございます。 国民健康保険事業の主な事業内容は、国民健康保険加入者に対する保険給付並びに被保険者の健康の保持増進、重症化予防及び医療費の適正化を図るため保健事業を実施するものでございます。 36ページ、37ページをお願いいたします。歳入でございますが、第1款国民健康保険税30億2235万4000円は、対前年度比1億6257万6000円、5.1%の減となっております。これは、主に被保険者数の減少によるものでございます。 第3款県支出金119億2179万7000円は、対前年度比1億931万1000円、0.9%の減となっております。主に39ページの一番上にございます普通交付金の減によるもので、療養給付費等の減によるものでございます。 48ページ、49ページをお願いいたします。歳出でございますが、第2款保険給付費117億7730万1000円は、対前年度比で1億3815万7000円、1.2%の減で、主に一般被保険者の減による一般被保険者療養給付費負担金の減によるものです。 58ページ、59ページをお願いいたします。第3款国民健康保険事業費納付金44億2525万3000円は対前年度比2億5612万9000円、5.5%の減で被保険者の減による一般被保険者医療給付費納付金の減によるものでございます。 次に、89ページをお願いいたします。議案第4号令和2年度松阪市介護保険事業特別会計予算でございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ189億6857万3000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し5億2237万5000円、2.8%の増となっております。 第2条は一時借入金で、最高額を15億円とさせていただくものでございます。 第3条は、歳出予算の流用の特例を定めさせていただくものでございます。 介護保険事業の主な事業内容は、被保険者が介護や支援が必要となった場合に、要介護状態に応じた保険給付並びに介護予防事業を実施するものでございます。 96ページ、97ページをお願いいたします。歳入でございますが、第3款国庫支出金47億3897万4000円は、対前年度比1億3643万8000円、3.0%の増、第4款支払基金交付金49億2,951万8000円は、対前年度比1億4253万5000円、3.0%の増となっております。また、第5款県支出金26億628万9000円は、対前年度比7279万8000円、2.9%の増でございます。これらの増は、主に歳出の保険給付費の増によるものでございます。 次に、歳出でありますが、114ページ、115ページをお願いいたします。第2款保険給付費178億4228万2000円は、対前年度比5億4487万5000円、3.2%の増となっております。この増の主な理由は、実績に基づき各サービス給付費の増を見込んだものでございます。 次に、157ページをお願いします。議案第5号令和2年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ38億9596万9000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し2億4307万3000円、6.7%の増となっております。 第2条は一時借入金で、最高額を13億円とさせていただくものでございます。 後期高齢者医療事業の主な事業内容でございますが、後期高齢者医療広域連合への保険料や療養給付費に係る負担金の納付等を行うものでございます。 次に、187ページをお願いします。議案第6号令和2年度松阪市簡易水道事業特別会計予算でございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ591万3000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し3万8000円、0.6%の増となっております。 簡易水道事業の主な事業内容でございますが、朝見地区の簡易水道施設の維持管理を行うものでございます。 次に、203ページをお願いいたします。議案第7号令和2年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億6735万7000円(訂正前 2億7635万7000円)とさせていただくものでございます。前年度と比較し374万円、1.4%の増となっております。 第2条債務負担行為、第3条地方債については、関係個表で御説明申し上げますので、206ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為は戸別合併処理浄化槽整備事業法適用化支援業務に係る契約で、債務負担行為の期間及び限度額を記載のとおり定めさせていただくものでございます。 207ページをお願いいたします。第3表地方債は生活排水処理施設整備事業に係る起債の限度額、起債の方法、利率、償還の方法を記載のとおり定めさせていただくものでございます。 もう一度203ページにお戻りいただきたいと思います。第4条は一時借入金で、最高額を5000万円とさせていただくものでございます。 戸別合併処理浄化槽整備事業の主な事業内容でございますが、飯南・飯高地区の市町村設置型生活排水処理施設の維持管理、施設整備及び市債償還等を行うものでございます。施設整備費につきましては、合併処理浄化槽40基の設置を見込んでおります。 216ページ、217ページをお願いいたします。第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の説明欄5地方公営企業会計導入事業費412万5000円は新規計上で、令和5年度までに導入を義務づけられている地方公営企業会計適用拡大に向けた取り組みでございます。 次に、235ページをお願いいたします。議案第8号令和2年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8602万7000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し208万9000円、2.5%の増となっております。 第2条債務負担行為については関係個表で御説明申し上げますので、238ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為は農業集落排水事業法適用化支援業務に係る契約で、債務負担行為の期間及び限度額を記載のとおり定めさせていただくものでございます。 農業集落排水事業の主な事業内容でございますが、小野、高木、須賀・川北地区の農業集落排水処理施設の維持管理及び市債償還等を行うものでございます。 244ページ、245ページをお願いいたします。第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の説明欄3地方公営企業会計導入事業費526万9000円は新規計上で、令和5年度までに導入を義務づけられている地方公営企業会計適用拡大に向けた取り組みでございます。 次に、259ページをお願いいたします。議案第9号令和2年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ522万4000円とさせていただくものでございます。対前年度比217万6000円、29.4%の減となっております。 主な事業内容でございますが、住宅新築資金等貸付金の管理徴収事務及び市債償還等を行うものでございます。 以上、一般会計及び8件の特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 先ほど私の説明の中で、203ページの議案第7号令和2年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算の総額の予算額を言い間違えたということでございます。正しくは「2億6735万7000円」でございます。おわびして訂正をさせていただきます。よろしくお願いします。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(大平勇君) 暫時休憩をいたします。午前11時25分、本会議を再開いたします。                         午前11時16分休憩                         午前11時25分開議 ○議長(大平勇君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。     〔上下水道事業管理者 西川昌宏君登壇〕
    上下水道事業管理者(西川昌宏君) それでは、議案第10号令和2年度松阪市水道事業会計予算について御説明申し上げます。 水道事業につきましては、市民の生活に不可欠なライフラインとして日々継続して安全で安心な水道水の供給が図れるよう、地震等の災害に備えた施設の耐震化、また老朽化に伴う管路の更新など計画的な整備を行い、給水体制の充実に取り組んでおります。 令和2年度予算につきましては、昨年度と同様に老朽管の更新、また管路の耐震化を主体的に組み込んだ予算編成を行っております。また一方で、給水人口の減少に伴う収益の減は、経営環境をますます逼迫させるものと考えており、経費の削減についても十分に配慮しながら事業の進展を図りたいと考えております。 それでは、企業会計予算書に基づきまして御説明申し上げます。 3ページをお願いいたします。第2条業務の予定量でございますが、第1号給水戸数は前年度より500戸減の7万2500戸、第2号年間総給水量は前年度より28万6989立方メートル減の1881万7620立方メートル、第3号一日平均給水量は5万1555立方メートル、第4号建設改良事業は、13億1412万6000円を予定しております。 第3条収益的収入及び支出でございますが、収入第1款水道事業収益40億5039万9000円、支出第1款水道事業費用38億2774万6000円を記載のとおり計上しております。 4ページをお願いいたします。第4条資本的収入及び支出でございますが、収入第1款資本的収入9億8108万7000円、支出第1款資本的支出20億8372万4000円を記載のとおり計上し、資本的収入が資本的支出に対して不足する額11億263万7000円は本文括弧書きのとおり、過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。 第5条企業債は、建設改良事業において7億3430万円を限度額として起債を予定するものでございます。 5ページをお願いします。第6条一時借入金は、借入限度額を3億円と定めるものでございます。 第7条予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、記載のとおりでございます。 第8条議会の議決を経なければ流用することができない経費につきましても、記載のとおりでございます。 第9条他会計からの補助金1595万5000円は、一般会計からの補助金でございます。 予算第10条たな卸資産の購入限度額は、4000万円と定めるものでございます。 以上、簡単ではございますが、令和2年度松阪市水道事業会計予算の提案説明とさせていただきます。 続きまして、議案第11号令和2年度松阪市公共下水道事業会計予算について御説明申し上げます。 公共下水道事業につきましては、令和2年度も引き続き、居住環境の改善や公衆衛生の向上、また公共用水域の水質保全を目的として汚水整備事業を推進するとともに、雨水整備事業として沖スポンプ場の増設工事、また床上浸水ゼロに向けた取り組みとして、愛宕川流域の雨水幹線管渠の改良工事などを予定いたしております。 それでは、企業会計予算書に基づきまして御説明申し上げます。 35ページをお願いいたします。第2条業務の予定量でございますが、第1号排水戸数は、前年度より1000戸増の3万2500戸、第2号年間総排水量は前年度より21万1000立方メートル増の811万5000立方メートル、第3号一日平均排水量は2万2233立方メートル、第4号主要な建設改良事業につきましては、管渠布設費25億2280万8000円ほか記載のとおり予定をしております。 第3条収益的収入(訂正前 資本的収入)及び支出でございますが、収入第1款下水道事業収益43億6835万5000円、支出第1款下水道事業費用43億7475万8000円を記載のとおり計上しております。 36ページをお願いいたします。第4条資本的収入及び支出でございますが、収入第1款資本的収入38億2971万2000円、支出第1款資本的支出54億7797万9000円を記載のとおり計上し、資本的収入が資本的支出に対して不足する額16億4826万7000円は、本文括弧書きに記載のとおり補填するものでございます。 第5条債務負担行為は、沖スポンプ場増設工事に係る契約のほか2件について、期間、限度額を記載のとおり定めるものでございます。 37ページをお願いいたします。第6条企業債につきましては、中勢沿岸流域下水道建設負担金及び公共下水道事業に16億5970万円を限度額として起債を予定するものでございます。 第7条一時借入金は、借入限度額を15億円と定めるものでございます。 第8条予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、記載のとおりでございます。 第9条議会の議決を経なければ流用することができない経費につきましても、記載のとおりでございます。 38ページをお願いいたします。第10条他会計からの補助金25億2924万円は、一般会計からの補助金でございます。 以上、簡単ではございますが、令和2年度松阪市公共下水道事業会計予算の説明とさせていただきます。 下水道事業費の中で、第3条「収益的収入」というところを「資本的収入」というふうに言い間違えてしまいましたので、謹んでおわびをさせていただきます。申しわけございません。 以上2議案、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。     〔上下水道事業管理者 西川昌宏君降壇〕     〔市民病院事務部長 武田裕樹君登壇〕 ◎市民病院事務部長(武田裕樹君) それでは、議案第12号令和2年度松阪市松阪市民病院事業会計予算について御説明申し上げます。 説明に入ります前に、平成30年8月7日に設置し、約1年半にわたり議論をしていただきました第2次地域医療構想をふまえた松阪市民病院の在り方検討委員でございますが、提言がまとまりましたので、去る2月13日に市長に提言書を提出いただきました。今後は、提言を踏まえて、市民の皆様はもとより、病院職員とも話し合い、考えながら、松阪市民病院の姿を示してまいりたいと考えています。 それでは、予算書に基づき御説明申し上げます。 予算書の67ページをお願いいたします。第2条業務の予定量でございますが、第1号病床数は合計328床で、内訳は記載のとおりでございます。第2号年間患者数でございますが、入院患者数は、急性期病床9万155人、緩和ケア病床6570人、地域包括ケア病床1万1680人、外来患者数14万5314人を見込みました。第3号一日平均患者数でございますが、入院患者のうち急性期病床247人、緩和ケア病床18人、地域包括ケア病床32人、外来患者598人を見込みました。第4号建設改良事業でございますが、医療機械器具整備事業2億9513万円、建物附帯設備整備事業1億4132万9000円を予定いたしております。 第3条収益的収入及び支出でございますが、収入第1款病院事業収益114億863万9000円、68ページをお願いいたします。支出第1款病院事業費用113億9038万7000円と定めさせていただくものでございます。 第4条資本的収入及び支出でございますが、収入第1款資本的収入8億3652万3000円、支出第1款資本的支出13億520万2000円と定めまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億6867万9000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。 第5条債務負担行為でございますが、事項に記載の契約につきまして、複数年度にわたり契約が必要な業務に係る債務負担行為を設定させていただくものでございます。 69ページをお願いいたします。第6条企業債でございますが、限度額を医療機械器具整備事業2億3040万円、建物附帯設備整備事業1億3930万円、起債の方法、利率及び償還の方法は、記載のとおり定めるものでございます。 第7条一時借入金の限度額を5億円と定めるものでございます。 第8条予定支出の各項の経費の金額の流用でございますが、記載のとおり定めるものでございます。 第9条議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございますが、記載のとおりでございます。 第10条他会計からの補助金でございますが、事業助成のため一般会計から補助を受けるもので、3億444万1000円を予定しております。 第11条たな卸資産購入限度額でございますが、45億円と定めるものでございます。 70ページをお願いいたします。第12条重要な資産の取得でございますが、記載のとおり、医療機械器具を取得するものでございます。 以上で、令和2年度松阪市松阪市民病院事業会計予算の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔市民病院事務部長 武田裕樹君降壇〕 △日程第15 議案第13号 松阪市森林環境譲与税基金条例の制定について 日程第16 議案第26号 松阪市農林水産業振興事業分担金徴収条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第15 議案第13号松阪市森林環境譲与税基金条例の制定について、日程第16 議案第26号松阪市農林水産業振興事業分担金徴収条例の一部改正について、以上議案2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔農林水産担当理事 竹岡和也君登壇〕 ◎農林水産担当理事(竹岡和也君) それでは、議案第13号松阪市森林環境譲与税基金条例の制定について提案理由の説明を申し上げます。議案書の1ページ、あわせまして政策等説明資料の1ページをお願いいたします。 本議案は、今年度より本市に譲与される森林環境譲与税を本市における森林整備及びその促進に関する事業の実施に必要な財源の確保を目的に積み立てる基金を設置するものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案第26号松阪市農林水産業振興事業分担金徴収条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。議案書の33ページ、あわせまして政策等の説明資料の4ページをお願いいたします。 本議案は、令和2年度の新規事業を災害からライフラインを守る事前伐採事業の実施に際して、電力会社から事業費の50%の分担金徴収について定めるものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例の一部改正は令和2年4月1日から施行するものでございます。 以上、議案の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔農林水産担当理事 竹岡和也君降壇〕 △日程第17 議案第14号 松阪市児童養護施設退所者等奨学基金条例の制定について 日程第18 議案第15号 松阪市立認定こども園設置に伴う関係条例の整備について 日程第19 議案第22号 松阪市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第17 議案第14号松阪市児童養護施設退所者等奨学基金条例の制定について、日程第18 議案第15号松阪市立認定こども園設置に伴う関係条例の整備について、日程第19 議案第22号松阪市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、以上議案3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔こども局長 薗部 功君登壇〕 ◎こども局長(薗部功君) ただいま上程されました議案3件につきまして提案理由の説明を申し上げます。 まず、議案第14号松阪市児童養護施設退所者等奨学基金条例の制定についてでございます。議案書の2ページ、あわせて政策等の説明資料の2ページをお願いいたします。 本議案は、市内の児童養護施設を退所する者及び里親への委託措置を解除される者を対象に、大学等に進学する際の家賃等を助成する事業の財源として、この事業に共感いただいた方から寄附を募るクラウドファンディング制度を活用した寄附金の適正な充当と管理を図ろうとするものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものとしております。 続きまして、議案第15号松阪市立認定こども園設置に伴う関係条例の整備についてでございます。議案書の4ページをお願いいたします。 本議案は、令和2年4月から、飯南ひまわり保育園、飯南たんぽぽ保育園、やまなみ保育園の3保育園が認定こども園に移行することに伴い、条文の字句の整理が必要であることから、2本の条例を一括して改正するものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものとしております。 最後に、議案第22号松阪市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございます。議案書の19ページをお願いいたします。 本議案は、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の公布により、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 主な改正内容としまして、条例全体の条文の字句の整理によるもの及び令和元年10月から始まりました幼児教育無償化に伴う給食の副食材料費(訂正前 副材料費)徴収に関すること、また所得内容による徴収免除については、令和元年10月施行の国の基準を条例で定めたものとみなし、1年間の経過措置にて対応ができるとされておりますことから、経過措置期間内に整理をするため、議案書の21ページにございます第13条第4項第3号食事の提供に要する費用にて定め、今議会において改正をさせていただくものでございます。 議案書の25ページをお願いいたします。また、市内には現在特定地域保育事業の事業者はございませんが、国において特定地域型保育事業に関する規制緩和の改正がされたことにより、第42条の第2項から第5項までの4つの項を新たに加え、改正をさせていただくものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものとしております。 以上、議案3件の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔こども局長 薗部 功君降壇〕 △日程第20 議案第16号 松阪市支所及び出張所設置条例の一部改正について 日程第21 議案第17号 松阪市地域集会所条例の一部改正について 日程第22 議案第31号 財産の無償譲渡について 日程第23 議案第32号 財産の無償譲渡について ○議長(大平勇君) 日程第20 議案第16号松阪市支所及び出張所設置条例の一部改正について、日程第21 議案第17号松阪市地域集会所条例の一部改正について、日程第22 議案第31号財産の無償譲渡について、日程第23 議案第32号財産の無償譲渡について、以上議案4件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔地域振興担当理事 野呂隆生君登壇〕 ◎地域振興担当理事(野呂隆生君) それでは、ただいま上程されました4議案について御説明申し上げます。 初めに、議案第16号松阪市支所及び出張所設置条例の一部改正について御説明申し上げます。議案書の5ページをお願いいたします。 本議案は、飯高地域振興局森出張所を飯高保健センターへ移転することに伴い、出張所の所在地番の変更が必要となりますことから、松阪市支所及び出張所条例第2条の表、松阪市飯高地域振興局森出張所の項中、1255番地を1410番地に改めるものでございます。 附則としまして、移転後の業務開始予定日であります令和2年4月1日をこの条例の施行日としております。 次に、議案書の6ページをお願いいたします。議案第17号松阪市地域集会所条例の一部改正について御説明申し上げます。 富永上集会所は、過疎対策事業の一環として整備したもので、その財源である地方債の償還が令和元年9月をもって完了いたしました。このほど、集会所を管理する地元自治から譲渡について要望書が提出されたことを受け、無償譲渡し、本集会所を廃止しようとすることから、本条例別表から削除させていただくものでございます。 附則といたしまして、この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に議案書の43と44ページをお願いいたします。議案第31号及び議案第32号財産の無償譲渡について御説明申し上げます。 議案第31号の嬉野新田集会所、及び議案第32号の富永上集会所の両集会所を管理する地元自治より無償譲渡の要望があり、起債の償還も完了し、また、補助金においても問題ないことから、今後の利用状況等を鑑み、無償譲渡を行うものでございます。 名称、所在地等につきましては、議案書に記載のとおりでございます。 以上で提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔地域振興担当理事 野呂隆生君降壇〕 ○議長(大平勇君) 薗部こども局長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。     〔こども局長 薗部 功君登壇〕 ◎こども局長(薗部功君) 先ほど私が提案させていただきました議案第22号松阪市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての中で、私、「副食材料費」と御説明しなければならないところを、「副材料費」と説明をしてしまいました。謹んでおわびを申し上げるとともに、訂正のほどよろしくお願い申し上げます。     〔こども局長 薗部 功君降壇〕 ○議長(大平勇君) お聞きのとおりであります。御了承願います。 △日程第24 議案第18号 松阪市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について 日程第25 議案第19号 松阪市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第24 議案第18号松阪市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について、日程第25 議案第19号松阪市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について、以上議案2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔総務部長 三宅義則君登壇〕 ◎総務部長(三宅義則君) ただいま上程されました議案2件について提案理由の説明を申し上げます。 まず初めに、議案第18号松阪市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてでございますが、議案書の7ページをお願いいたします。 地方公務員法第31条の規定に基づく職員の服務の宣誓に関する制度を整備するものでございます。令和2年4月1日から施行されます会計年度任用職員制度に伴うもので、条例第2条において、会計年度任用職員の任用形態や任用手続がさまざまであることに鑑み、服務の宣誓をそれぞれの会計年度任用職員にふさわしい方法で行うことができるよう規定を新たに整備するものでございます。 続きまして、議案第19号松阪市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてでございますが、議案書の8ページをお願いいたします。 地方公務員災害補償法第69条及び第70条の規定に基づく議会の議員その他非常勤の職員に対する公務上の災害等に対する補償に関する制度を整備するものでございます。令和2年4月1日から施行されます会計年度任用職員制度に伴うもので、条例第5条において、報酬で定められている職員の補償基礎額の規定に加え、給料を支給される職員の補償基礎額について、常勤職員の公務災害補償に係る平均給与額の例によることとする規定を新たに整備するものでございます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔総務部長 三宅義則君降壇〕 △日程第26 議案第20号 松阪市委員の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 日程第27 議案第23号 松阪市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第28 議案第28号 松阪市公民館条例の一部改正について 日程第29 議案第29号 松阪市教育集会所条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 次に、日程第26 議案第20号松阪市委員の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、日程第27 議案第23号松阪市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、日程第28 議案第28号松阪市公民館条例の一部改正について、日程第29 議案第29号松阪市教育集会所条例の一部改正について、以上議案4件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔教育長 中田雅喜君登壇〕 ◎教育長(中田雅喜君) ただいま上程されました議案4件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 まず、議案第20号松阪市委員の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでございます。議案書の9ページ、あわせて政策・事業等説明資料の29ページをお願いいたします。 本議案は、返済義務のない給付型の奨学金制度として、将来社会に貢献する有益な人間を育成することを目的に、新たに原田二郎奨学金制度を創設することに伴い、奨学生の公平・公正な選考を行うための原田二郎奨学金奨学生選考委員を令和2年度に組織するため、委員報酬、日額7000円を新たに定めさせていただくものでございます。この追加に伴い、別表中の号番号についても所要の調整を行うものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 続きまして、議案第23号松阪市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございます。議案書の30ページをお願いいたします。 本議案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が公布されたことにより、放課後児童健全育成事業に従事する職員の専門資格である放課後児童支援員認定資格を取得するための認定資格研修実施の事務・権限について、地方自治法第252条の19第1項の指定都市市長も実施できることに改正されたことから、市条例においても指定都市市長が実施する放課後児童支援員認定資格研修を修了した者も、放課後児童支援員として認めることができるよう第10条第3項に「指定都市の長」を加えるとともに、所要の改正を行うものでございます。 また、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」が公布されたことにより、条例で基準を定めるに当たっては、全ての事項について省令基準が「従うべき基準」から「参酌すべき基準」に改められ、地域の実情に合わせて省令基準と異なる内容を条例で定めることが可能となったことから、条例附則第2条職員の経過措置を3年間延長し、令和5年3月31日までとするものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。 続きまして、議案第28号松阪市公民館条例の一部改正についてでございます。議案書の35ページをお願いいたします。 本議案は、松阪市第四公民館、松阪市三雲公民館、松阪市天白公民館の移転に伴い、松阪市公民館の名称及び位置を定めている条例の別表第1におきまして、公民館の位置をそれぞれ改めるものでございます。 第四公民館につきましては、鎌田中学校内に移転することにより、学校における地域づくりの拠点として、学校と地域の連携の強化を目指すものでございます。 また、三雲・天白公民館につきましては、老朽化や台風被災により、三雲地域振興局2階を改修し移転するものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 続きまして、議案第29号松阪市教育集会所条例の一部改正についてでございます。議案書の36ページをお願いいたします。 本議案は、従来より地域の集会施設として活用されておりました久保二町会教育集会所につきまして、老朽化や台風被災により、地域自治と協議の上、解体を行ったことから第2条の表、松阪市久保二町会教育集会所の項を削除するものでございます。 以上、議案4件に係る提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔教育長 中田雅喜君降壇〕 △日程第30 議案第21号 松阪市手数料条例の一部改正について 日程第31 議案第27号 松阪市営住宅条例の一部改正について 日程第32 議案第34号 市道路線の認定について 日程第33 議案第35号 市道路線の変更について ○議長(大平勇君) 日程第30 議案第21号松阪市手数料条例の一部改正について、日程第31 議案第27号松阪市営住宅条例の一部改正について、日程第32 議案第34号市道路線の認定について、日程第33 議案第35号市道路線の変更について、以上議案4件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔建設部長 長野 功君登壇〕 ◎建設部長(長野功君) ただいま上程されました議案4件について、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第21号松阪市手数料条例の一部改正について御説明申し上げます。議案書の10ページから18ページをお願いいたします。 本議案につきましては、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)の一部を改正する法律が令和元年11月16日に施行されたことに伴い、建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の一部を改正する省令及び都市の低炭素化の促進に関する法律の規定に基づく告示の一部改正が同日に施行されたため、松阪市手数料条例を一部改正するものでございます。 低炭素建築物新築等計画認定申請手数料、低炭素建築物新築等計画変更認定申請手数料、建築物エネルギー消費性能向上計画認定申請手数料、建築物エネルギー消費性能向上計画変更認定申請手数料、建築物エネルギー消費性能に係る認定申請手数料に伴う、備考欄、表の改正、文言の改正を行うものであります。なお、手数料の額の変更はございません。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものとしております。 続きまして、議案第27号松阪市営住宅条例の一部改正について御説明申し上げます。議案書の34ページをお願いいたします。 本議案につきましては、民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が平成29年6月2日に公布されたことにより、公営住宅法の一部が改正され、令和2年4月1日から施行されます。これに伴い、本市でも運用できるよう所要の条例改正を行うものでございます。 今回の条例改正は、市営住宅へ不正な行為により入居した者に対して明け渡し請求を行う場合、入居日から請求日までの支払い済み家賃と近傍同種家賃との差額に合わせて請求する利息の利率につきまして、公営住宅法第32条第3項が年5分の割合から法定利率へ改正されたことに伴い、同様に松阪市営住宅条例第40条第3項を改正するものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものとしております。 続きまして、議案第34号市道路線の認定について御説明を申し上げます。議案書46ページ、47ページをお願いいたします。 道路法第8条第1項の規定に基づき、市道路線を新たに認定しようとするもので、同条第2項の規定に基づき提案させていただくものでございます。 新たに認定しようとする路線は、路線名大平尾5号線外12路線、記載のとおりでございます。 路線の位置につきましては、参考資料の資料1から資料5で、対象路線の位置を示させていただいているとおりでございます。 認定する理由は、開発行為により建設された道路、及び新県道六軒鎌田線の供用開始に伴い移管を受ける旧県道部分を認定しようとするものでございます。 続きまして、議案第35号市道路線の変更について御説明を申し上げます。議案書の48ページをお願いいたします。 道路法第10条第2項の規定に基づき、市道路線を変更しようとするもので、同条第3項において準用する第8条第2項の規定に基づき提案させていただくものでございます。 変更しようとする路線は、路線名大黒田新田道15号線と下村足太3号線の2路線でございます。 変更しようとする路線の位置につきましては、参考資料の資料2及び資料4で示させていただいているとおりでございます。 変更の理由といたしましては、開発行為により建設された道路を組み入れるものでございます。 以上、議案4件に係る提案説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔建設部長 長野 功君降壇〕 △日程第34 議案第24号 松阪市国民健康保険税条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第34 議案第24号松阪市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔健康福祉部長 小山 誠君登壇〕 ◎健康福祉部長(小山誠君) ただいま上程されました議案第24号松阪市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について提案理由を御説明申し上げます。議案書の31ページをお願いします。 本議案は、平成31年3月29日に地方税法施行令等の一部を改正する政令が公布され、地方税法施行令第56条の88の2に規定する国民健康保険税の課税限度額が改正されたことに伴い、条例の一部を改正するものでございます。 改正内容といたしましては、第2条第2項及び第23条で基礎課税分の課税限度額を58万円から61万円に改めるものです。 附則といたしまして、この条例は、令和2年4月1日から施行し、改正後の松阪市国民健康保険税条例の規定は、令和2年度分以後の国民健康保険税について適用し、令和元年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるものでございます。 以上、提案理由とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔健康福祉部長 小山 誠君降壇〕 △日程第35 議案第25号 松阪市印鑑条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第35 議案第25号松阪市印鑑条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔環境生活部長 村林 篤君登壇〕 ◎環境生活部長(村林篤君) ただいま上程されました議案第25号松阪市印鑑条例の一部改正につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。議案書の32ページをお願いいたします。 本議案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、印鑑登録証明事務処理要領の一部が改正されたため、松阪市印鑑条例の一部を改正するものでございます。 主な改正内容は、第2条第2項第2号の印鑑登録を受けられない者について、「成年被後見人」から「意思能力を有しないもの」に改正させていただくものでございます。 附則といたしまして、この条例は、交付の日から施行するとしております。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔環境生活部長 村林 篤君降壇〕 △日程第36 議案第30号 松阪市過疎地域自立促進計画の変更について ○議長(大平勇君) 日程第36 議案第30号松阪市過疎地域自立促進計画の変更についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔企画振興部長 家城斉和君登壇〕 ◎企画振興部長(家城斉和君) ただいま上程されました議案第30号松阪市過疎地域自立促進計画の変更につきまして提案理由の御説明を申し上げます。議案書の37ページから42ページを、また、本日お配りいたしました政策等の説明資料の5ページ及び別冊の松阪市過疎地域自立促進計画変更案をお願いいたします。 現行の松阪市過疎地域自立促進計画は、平成28年第1回市議会定例におきまして議決をいただいておりますが、令和2年度から飯高林業総合センター施設整備事業、公営住宅の解体事業、学校施設の解体事業の3事業に新たに取り組むこととしており、また、その財源として過疎対策事業債を充当することとしております。 しかし、現行の計画には、この3事業の記載がないことから、事業名及び事業内容等の追加をする必要が生じましたことから、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項において準用する同条第1項の規定により、松阪市過疎地域自立促進計画を変更することについて議会の議決を求めるものでございます。 なお、過疎地域自立促進計画の変更につきましては、あらかじめ県との協議を行った後、議会の議決をいただくことになっておりますが、事前協議につきましては令和2年1月23日付で整いましたことから、今議会へ提案させていただくこととなった次第でございます。 次に、変更内容の御説明をいたします。恐れ入りますが、議案書38ページから42ページの新旧対照表の変更後の欄で御説明申し上げますので、そちらを御参照いただきますようお願いいたします。 議案書の38ページの(3)事業計画の表では、飯高林業総合センター施設整備事業の実施に伴い、変更案の20ページに事業名及び事業内容等を下線部分のとおり追記するものでございます。 次に、⑤公営住宅では、公営住宅の解体事業の実施に伴い、変更案の29ページから30ページに現況と問題点を追記するものでございます。 次に、議案書の39ページの⑤公営住宅は、変更案の31ページに問題点に対する対策を、32ページには、(3)事業計画の表に事業名及び事業内容等を下線部分のとおり追記するものでございます。 次に、議案書40ページの(その他)では、学校施設の解体事業の実施に伴い、変更案の43ページに現況と問題点を、44ページには問題点に対する対策を追記しております。 次に、議案書41ページ(3)事業計画の表では、変更案の45ページに事業名及び事業内容等を下線部分のとおり追記しております。 最後に、議案書42ページ事業計画過疎地域自立促進特別事業分では、変更案の50ページの表に自立促進施策区分、事業名、事業内容等を下線部分のとおり追記しております。 以上、簡単な説明ではございますが、議案第30号松阪市過疎地域自立促進計画の変更についての説明とさせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。     〔企画振興部長 家城斉和君降壇〕 △日程第37 議案第33号 損害賠償の額の決定及び和解について ○議長(大平勇君) 日程第37 議案第33号損害賠償の額の決定及び和解についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔福祉事務所長 片岡 始君登壇〕 ◎福祉事務所長(片岡始君) ただいま上程されました議案第33号損害賠償の額の決定及び和解について提案理由の御説明を申し上げます。議案書の45ページをお願いいたします。 本議案は、令和元年11月15日に発生しました公務上の物損事故について、損害賠償の額を定め、和解したいことから、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 相手方につきましては、議案書に記載のとおりでございます。 事故の内容につきましては、令和元年11月15日午後4時ごろ、本市職員が松阪市朝日町1区地内の駐車場において公用車を駐車しようとバックしたところ、既に駐車中でありました相手方車両のフロントバンパー及び右ヘッドランプ等に接触し損傷を与えたものでございます。 和解の概要は記載のとおりで、市が加入しております公益社団法人全国市有物件災害共済が共済契約に基づき、相手方と示談交渉を行い、損害賠償の額として111万6104円を支払うことで内諾をいただいております。 今回このような事故を起こし、相手の方に大変御迷惑をおかけしましたことについて謹んでおわび申し上げます。今後においては、より一層の交通安全に向けて取り組む所存でございます。 以上、簡単な説明ではございますが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔福祉事務所長 片岡 始君降壇〕 ○議長(大平勇君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。議案第33号は、環境福祉委員に付託をいたします。 △日程第38 選挙第1号 三重県後期高齢者医療広域連合議会の議員(補充)選挙について ○議長(大平勇君) 日程第38 選挙第1号三重県後期高齢者医療広域連合議会の議員(補充)選挙についてを上程いたします。 本件につきましては、三重県後期高齢者医療広域連合規約第8条及び第9条の規定により、同広域連合議会議員の2名のうち副市長の任期満了に伴い同広域連合議会議員が欠員となっており、1名を選挙するものであります。選挙の方法はいかようにしますか、お諮りをいたします。 ◆26番(中島清晴君) この選挙の方法につきましては、指名推選でお願いしたいと思います。 ○議長(大平勇君) ただいま26番 中島議員より指名推選により行われたいとの発言がありました。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 三重県後期高齢者医療広域連合議会の議員に副市長 山路茂氏を指名します。 お諮りいたします。山路茂氏を三重県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 異議なしと認めます。よって、副市長 山路茂氏が三重県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選いたしました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。明2月18日から21日の4日間を休会したいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 御異議なしと認めます。よって、明2月18日から21日の4日間を休会することに決しました。なお、2月22日から24日の3日間は休日となっておりますので、御了承願います。また、本日本会議終了後、議案第33号を審査するための環境福祉委員を開催いたしますので、御了承願います。2月25日午前10時、本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。大変お疲れさまでございました。                         午後0時19分散会...