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02月18日-01号

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  1. 松阪市議会 2016-02-18
    02月18日-01号


    取得元: 松阪市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    松阪市 平成28年  2月 定例会(第1回)議事日程第1号 平成28年2月18日 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第1号 平成28年度松阪市一般会計予算 日程第4 議案第2号 平成28年度松阪市競輪事業特別会計予算 日程第5 議案第3号 平成28年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算 日程第6 議案第4号 平成28年度松阪市介護保険事業特別会計予算 日程第7 議案第5号 平成28年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第8 議案第6号 平成28年度松阪市簡易水道事業特別会計予算 日程第9 議案第7号 平成28年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算 日程第10 議案第8号 平成28年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算 日程第11 議案第9号 平成28年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第12 議案第10号 平成28年度松阪市ケーブルシステム事業特別会計予算 日程第13 議案第11号 平成28年度松阪市水道事業会計予算 日程第14 議案第12号 平成28年度松阪市公共下水道事業会計予算 日程第15 議案第13号 平成28年度松阪市松阪市民病院事業会計予算 日程第16 議案第14号 平成27年度松阪市一般会計補正予算(第7号) 日程第17 議案第15号 平成27年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第18 議案第16号 平成27年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算(第4号) 日程第19 議案第17号 平成27年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号) 日程第20 議案第18号 平成27年度松阪市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第21 議案第19号 平成27年度松阪市ケーブルシステム事業特別会計補正予算(第2号) 日程第22 議案第20号 平成27年度松阪市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第23 議案第21号 平成27年度松阪市公共下水道事業会計補正予算(第3号) 日程第24 議案第22号 平成27年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算(第4号) 日程第25 議案第23号 松阪市行政不服審査条例の制定について 日程第26 議案第29号 松阪市情報公開条例の一部改正について 日程第27 議案第30号 松阪市個人情報保護条例の一部改正について 日程第28 議案第31号 松阪市行政手続条例の一部改正について 日程第29 議案第32号 松阪市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について 日程第30 議案第33号 松阪市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について 日程第31 議案第34号 松阪市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について 日程第32 議案第35号 松阪市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について 日程第33 議案第36号 松阪市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について 日程第34 議案第37号 松阪市職員の給与に関する条例の一部改正について 日程第35 議案第38号 松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 日程第36 議案第24号 松阪市住民協議会条例の制定について 日程第37 議案第51号 松阪市過疎地域自立促進計画について 日程第38 議案第25号 松阪市子ども発達総合支援センター条例の制定について 日程第39 議案第41号 松阪市放課後児童クラブ施設条例の一部改正について 日程第40 議案第26号 松阪市旧学校施設条例の制定について 日程第41 議案第28号 松阪市三雲軟式テニスコート条例の廃止について 日程第42 議案第47号 松阪市立学校設置条例の一部改正について 日程第43 議案第48号 松阪市立幼稚園条例の一部改正について 日程第44 議案第27号 松阪市飯南林業総合センター条例の廃止について 日程第45 議案第52号 財産の無償譲渡について 日程第46 議案第39号 松阪市税条例の一部改正について 日程第47 議案第40号 松阪市手数料条例の一部改正について 日程第48 議案第46号 松阪市建築審査会条例の一部改正について 日程第49 議案第54号 市道路線の認定について 日程第50 議案第55号 市道路線の変更について 日程第51 議案第42号 松阪市国民健康保険税条例の一部改正について 日程第52 議案第43号 松阪市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部改正について 日程第53 議案第44号 松阪市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準条例の一部改正について 日程第54 議案第45号 松阪市農林水産業振興事業分担金徴収条例の一部改正について 日程第55 議案第49号 松阪市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について 日程第56 議案第50号 松阪市民病院使用料及び手数料条例の一部改正について 日程第57 議案第53号 松阪市公の施設に係る指定管理者の指定について(松阪市リバーサイド茶倉) 日程第58 議案第56号 公平委員会委員の選任について 日程第59 選挙第1号 三重県後期高齢者医療広域連合議会の議員(補充)選挙について本日の会議に付した事件 議事日程と同じ出席議員(28名)    1番  楠谷さゆり君     2番  西口真理君    3番  米倉芳周君      4番  深田 龍君    5番  沖 和哉君      6番  松岡恒雄君    7番  坂口秀夫君      8番  植松泰之君    9番  堀端 脩君     10番  野呂一男君   11番  中村良子君     12番  山本芳敬君   13番  山本 節君     14番  川口 保君   15番  大平 勇君     16番  大久保陽一君   17番  濱口高志君     18番  海住恒幸君   19番  永作邦夫君     20番  松田俊助君   21番  中島清晴君     22番  今井一久君   23番  久松倫生君     24番  西村友志君   25番  松田千代君     26番  田中 力君   27番  水谷晴夫君     28番  前川幸敏君欠席議員(0名)議場出席説明者 市長          竹上真人君   副市長         小林益久君 副市長         山路 茂君   総務部長        中出 繁君 危機管理室長      鈴木政博君   経営企画部長      加藤正宏君 税務部長        大山睦夫君   環境生活部長      川口日出一君 健康ほけん部長     山敷敬純君   福祉部長        薗部 功君 産業経済部長      杉山正樹君   都市整備部長      谷口保司君 教育長         東 博武君   教育委員会事務局長   村林謹一君 嬉野地域振興局長    向井政幸君   三雲地域振興局長    鈴木 修君 飯南地域振興局長    廣田美恵子君  飯高地域振興局長    寺脇 充君 上下水道事業管理者   向井克志君   市民病院事務部長    内田寿明君 消防団事務局長     水井 寛君事務局出席職員     事務局長    佐藤 誠   次長      白藤哲央     調査担当監   松本 健   議事担当主幹  三木 敦     総務係長    上西伸幸   兼務書記    北畠和幸     兼務書記    橋本尚由-----------------------------------                         午前10時0分開会 ○議長(大平勇君) おはようございます。これより平成28年2月第1回松阪市議会定例会を開会いたします。 議案説明のため、市長以下関係者の出席を求めましたから、御報告いたします。 本日の議事は、お手元に配付いたしました議事日程第1号により進めることにいたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大平勇君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において、7番 坂口秀夫議員、20番 松田俊助議員を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(大平勇君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 会期につきましては、去る2月9日に議会運営委員会を開催し、協議を願いましたので、この際、議会運営委員長より御報告を願います。 ◆27番(水谷晴夫君) 去る2月9日、議会運営委員会を開催いたしまして、今期定例会の会期について協議いたしました結果、本日から3月24日までの36日間とすることに決定いたしました。なお、議事予定につきましては、お手元に配付されております議事予定表のごとく進めることに決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(大平勇君) お諮りいたします。ただいまの議会運営委員長の報告どおり、今期定例会の会期は本日から3月24日までの36日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 御異議なしと認めます。よって、会期は36日間と決定いたしました。 △日程第3 議案第1号 平成28年度松阪市一般会計予算 日程第4 議案第2号 平成28年度松阪市競輪事業特別会計予算 日程第5 議案第3号 平成28年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算 日程第6 議案第4号 平成28年度松阪市介護保険事業特別会計予算 日程第7 議案第5号 平成28年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第8 議案第6号 平成28年度松阪市簡易水道事業特別会計予算 日程第9 議案第7号 平成28年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算 日程第10 議案第8号 平成28年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算 日程第11 議案第9号 平成28年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第12 議案第10号 平成28年度松阪市ケーブルシステム事業特別会計予算 日程第13 議案第11号 平成28年度松阪市水道事業会計予算 日程第14 議案第12号 平成28年度松阪市公共下水道事業会計予算 日程第15 議案第13号 平成28年度松阪市松阪市民病院事業会計予算 ○議長(大平勇君) 日程第3 議案第1号平成28年度松阪市一般会計予算、日程第4 議案第2号平成28年度松阪市競輪事業特別会計予算、日程第5 議案第3号平成28年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算、日程第6 議案第4号平成28年度松阪市介護保険事業特別会計予算、日程第7 議案第5号平成28年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算、日程第8 議案第6号平成28年度松阪市簡易水道事業特別会計予算、日程第9 議案第7号平成28年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算、日程第10 議案第8号平成28年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算、日程第11 議案第9号平成28年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、日程第12 議案第10号平成28年度松阪市ケーブルシステム事業特別会計予算、日程第13 議案第11号平成28年度松阪市水道事業会計予算、日程第14 議案第12号平成28年度松阪市公共下水道事業会計予算、日程第15 議案第13号平成28年度松阪市松阪市民病院事業会計予算、以上、議案13件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 竹上真人君登壇〕 ◎市長(竹上真人君) おはようございます。ただいまから、平成28年度当初予算説明における基本的な考え方について述べさせていただきます。 昨年10月、市民の皆様の負託を受け、松阪市政のかじ取りを任されてから、4カ月が過ぎました。この間、議員の皆様を初め市民の皆様から多くの励ましをいただきましたこと、深く感謝申し上げます。 市の行政は、まさしく市民のため、公共のサービスを提供するためにあります。日ごろから、誰のため、何のためなのかと市行政にかかわる皆様に申し上げておりますが、特に大事なことは、より公平で公正なサービスを市民に受けていただけるかという視点です。ややもすれば、行政サービスについて知っている人は知っていますが、知らない人は全く知らないということが日常です。いかに市民に知ってもらい、より良い行政サービスを提供できるかという点、そしてそれがより公平で公正なサービスとなっていくように変えていく姿勢を持つことが重要です。 後ほど事業の説明をしますが、例えばがん検診をより多くの市民が受診できるよう制度改正するほか、市営住宅の入居者が不公平感を持たないよう長期の滞納者に明け渡しを促すなど、公平・公正を土台とした基本的な考え方のもとに、さまざまな取り組みを開始したいと思っています。 平成28年度は合併から12年目を迎える年です。海岸部から山間部、中心市街地という幅広い特徴のある、個性を持つまちがある中で、合併後のまちづくりの効果が短期間に形となってあらわれることは簡単でないかもしれません。しかし、同じ市に住む市民が異なる行政サービスを受ける状態は、正していかなければなりません。平成27年4月に稼働した松阪市クリーンセンターにおいて市内全域のごみの処理を統一して行うなど、一つ一つ、あるべき姿に向けて進めていきたいと考えています。今後においても、合併により生み出された連携や交流をさらに拡大し、市の一体性の向上及び均衡ある発展の取り組みを着実に進めていきます。 まず、都市の将来像を示す都市計画マスタープランの作成、旧市町単位で建設されてきた公共・公用施設のオール松阪で見た全体最適化を進めます。そして、平成28年度を松阪市の新しい挑戦の第一歩の1年としていきます。 平成28年度を初年度とする新しい松阪市総合計画において、まちづくりの基盤を形づくるとともに社会情勢の変化を的確に捉え、未来へつなぐ松阪市の方向性をしっかりと定めていきます。総合計画の策定に当たっては、3月に実施する市民5000人アンケート結果の検証を行うとともに、総合計画審議会の開催、本庁、各地域振興局管内で開催する地域懇談会での地域住民との意見交換会、さらにはパブリックコメントなどを行い、市民の声を十分反映した総合計画となるよう努めていきます。 財政運営については、市税の大きな伸びが見込めない一方、合併後10年を経て普通交付税が平成27年度から段階的に10億円程度減額されていくため、財政事情は厳しさが増していく状況です。このような中、平成28年度予算では、次の世代を担う子どもたちに負の遺産を背負わせることのないよう、市の借金をふやすことなく予算編成をしました。また、健全な財政を確保する中で高齢化等に伴う社会保障関連経費などの増加にも対応しつつこの後に説明する各種事業に投資し、新しい取り組みを始めたところです。 平成28年度予算は、私の公約実現に向けた第一歩の予算です。まず、種をまくところから始め、種が大きく成長するようさまざまな施策に取り組み、新しい挑戦をしていきます。 それでは、主要事業の概要について、「安全で安心なまちづくり」「子どもの学力向上」「子育て環境の充実」「健康づくり」「個性を生かしたまちづくり」「産業振興」の6つの柱に沿って御説明申し上げます。 1つ目は、「安全で安心なまちづくり」です。 行政が行う基本的な役割は、市民の生命・財産を守ることです。自然災害に強いまちづくりを目標に、地域住民や関係機関等と連携して防災の取り組みを進めます。災害用備蓄品の配備や防災行政無線のデジタル化等を計画的に行い、災害に対する備えを行っていきます。特に、床上浸水対策では三重県との連携を強化し、床上浸水ゼロを目指し、10年で成果が出せるような即効性の高い河川改修や下水道整備に取り組みます。 交通安全対策については、昨年12月に交通死亡事故多発警報を発令するなど、依然として続く厳しい状況を重く受けとめ、これまでの市内の交通事故の状況を分析し、今までの取り組みに加え、白線等の路面標示に力を入れ車両運転者の視認性を高めるなど、ソフト・ハードの両面から交通事故発生の抑止に取り組んでいきます。 2つ目は、「子どもの学力向上」です。 学力向上については、昨年度より実施している松阪市標準学力調査の対象を小学校2年生からに拡大するとともに、新たに学力向上プロジェクトチームを編成し、児童生徒の実態に応じた教職員の授業改善、補充学習のあり方などについて検討を進めていきます。また、学力向上に係る先進地である福井市に教職員を派遣するとともに、授業づくりのスペシャリストを招聘し、教職員の指導力向上を図り、子どもの学力向上に向けた取り組みを進めます。全国的にも高く評価され成果を上げているICT教育は、導入校のそれぞれ地域性のある特色を生かしつつ、アクティブ・ラーニングなどICT機器を活用した教育実践の先行研究を進めていきます。あわせて、図書館から小学校・中学校へ司書を派遣し、地域の読書ボランティアの育成や、家庭・地域・学校での読書活動を推進することで、子どもたちの読む力、書く力、表現力等の育成に努めます。 3つ目は、「子育て環境の充実」です。 安心して子育てができるような環境づくりとして、妊娠から出産、子育て期にわたるさまざまな市民のニーズに対して、途切れのない支援を行う松阪版ネウボラとして、健康センター内の子育て世代包括支援センターにおいて推進の第一歩としていきます。 放課後児童クラブについては、児童が急増する中川小学校区に3カ所目となるクラブを開設するほか、新たに米ノ庄小学校区に放課後児童クラブを開設します。また、保育園については、嬉野・三雲地域における私立認可保育園の定員をふやし、待機児童の解消を図ると同時に保育環境の充実に努めていきます。 平成28年10月に開設する松阪市子ども発達総合支援施設では、心身の発達の状況に合わせた療育・訓練の支援プログラムを実施し、専門機関等との連携・協働により心身の発達が気になる、または障害のある子どもの育ちを支援していきます。 鎌田中学校の校舎改築事業については、平成31年度の新校舎完成を目指して、基本設計及び実施設計を行っていきます。 松阪図書館は、平成30年4月のリニューアルに向けて改修設計業務を実施し、中学生・高校生にお薦めの図書を集めたティーンズコーナーや、育児や生活に役立つ図書をそろえたママ友コーナーなどを設け、交流と創造をキーワードに、本を通して子育てを支援する新しい図書館を目指します。 4つ目は、「健康づくり」です。 現在、建設を進めている新・健康センターは、健康診査や健康相談等の機能を充実し、市民ニーズに対応した保健活動の拠点施設として、また松阪地区医師会等との連携をさらに強化し、休日夜間応急診療所の充実強化を図った一次救急医療の拠点施設として平成29年4月の開設を目指し、市民主体の健康づくりを進めていきます。また、がん検診の受診推奨年齢における受診自己負担金を無料とし、受診率を向上させるとともに、特定健診等の推進により生活習慣病の早期発見、早期治療につなげていきます。 今年はリオデジャネイロオリンピックの開催年です。地元出身のオリンピック出場選手の応援を市を挙げて行い、市民に元気・勇気を与えるとともに、オリンピックや平成33年開催の三重とこわか国体を目指す子どもたちの関心を高めていきます。そして、現在4種目の市長杯を16種目にふやし、スポーツの裾野を広げていきます。また、平成29年度から10年間の松阪市スポーツ推進計画を策定します。 高齢者の健康づくりをさらに進めるため、宅老所・サロンや老人クラブといった身近な集いの場などに参加すると、参加の程度に応じて一定の特典が得られるお元気応援ポイント事業を開始し、介護予防の機会を広げていきます。 5つ目は、「個性を生かしたまちづくり」です。 地域を包括する住民協議会においては、身近な地域の課題解決やそれぞれの地域の特性を生かしたさまざまな活動が行われています。今議会において、松阪市住民協議会条例を上程させていただきますが、条例において住民協議会の基本的事項を定め、住民協議会の自律した運営や取り組みを支援していきます。 松阪市全域の将来都市像や土地利用の方向、まちづくりの方針を示す松阪市都市計画マスタープランについて、社会経済状況等の変化に対応した見直しを行います。あわせて、今後の人口減少と高齢化の課題に対応するため都市構造を見直し、住宅及び医療施設、福祉施設、商業施設などの都市機能の増進に寄与する施設の立地適正化を図る計画を作成します。 松阪駅を中心とした中心市街地のまちづくりについては、20年後を見据えたまちづくりの方向性を示しながら、区域内の公共施設等の統廃合を初め、具体的な施設配置及び土地利用について、地域住民のニーズ等を踏まえた実効性のある計画として、豪商のまち松阪中心市街地土地利用計画を新たに作成します。 6つ目は、「産業振興」です。 松阪市の産業振興は、その多様で豊富な資源を生かした地域産業を育成し、地域経済の発展に努めていくことが大切です。 このような視点に立ち、松阪市では初となる航空機産業の進出を地域経済の活性化のチャンスと捉え、新たな基幹産業として発展成長するよう取り組んでいきます。 企業誘致については、県内外の優良企業をトップセールスで松阪市に誘致するほか、地域の既存企業への支援や企業間連携といった内側の地域にも着目した複合的な誘致活動を展開し、既存企業の成長戦略も含んだ誘致活動を展開していきます。 雇用については、このような産業振興や企業誘致戦略により新たな雇用の場の創出に努めるとともに、慢性的な人材不足が市民生活に不安を及ぼすおそれのある看護師、介護士、保育士を対象にその就労促進を行い、雇用環境の整備に努めます。 障害者の就労相談を初め生活全般の相談については、窓口の体制を強化していきます。 さらに、市内産業がより活性化するよう、事業所が持つ課題の相談に応じ、その成長を支援していけるよう産業支援センターの創設に向けて調査していきます。 5月に開催される伊勢志摩サミットは松阪市の魅力を国内外に情報発信する絶好の機会となります。松阪牛では、サミットの食材として特産松阪牛の使用を積極的にアピールしていきます。そして、米国などの海外で特産松阪牛のPRに努め、将来の本格輸出への布石を打っていきます。また、外国人観光客誘致については、受け入れ体制の整備を進めるとともに、商談会等へ参加するなどの取り組みを継続して行います。 松阪茶については、老朽化した防霜ファンの改修を行い品質確保に努めるとともに、首都圏での販路拡大に向けた取り組みなどを関係機関と連携して進めます。また、地域の農林水産物をふるさと納税のお礼産品として積極的に取り入れ、農産物のブランドの普及・PRを推進します。 林業については、森林組合を核に森林の集約化や森林内の作業道整備を進め、木材生産性の効率化を図っていきます。 以上、平成28年度の主要事業の概要を申し上げましたが、このほか、医療、福祉、環境、文化など、市民生活や市民活動を支えるためのさまざまな施策を着実に進めていきます。また、市民サービス向上の一つとして、戸籍住民課において現在、毎週月曜日に行っている時間外窓口を毎日20時まで延長し、市民の利便性の向上を図ります。 松阪市の市政を託された自治体の長として、市民のための行政としての責務をしっかりと果たしていきます。市職員が一丸となって、新しい挑戦の第一歩を始めますので、議員の皆様、市民の皆様の温かい御支援、御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。     〔市長 竹上真人君降壇〕     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) それでは、平成28年度各会計予算議案につきまして御説明を申し上げます。 初めに、平成28年度松阪市一般会計予算書の1ページをお願いいたします。 議案第1号平成28年度松阪市一般会計予算でございますが、第1条は歳入歳出予算で、第1項は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ622億3357万4000円とするものでございます。第2項は、款項の区分等の金額を2ページ以降にございます第1表歳入歳出予算のとおり定めるものでございます。第2条は債務負担行為、第3条は地方債でございます。第4条は一時借入金で、最高額を40億円とするものでございます。第5条は歳出予算の流用の特例を定めるものでございます。 6ページをお願いいたします。第2表債務負担行為は、電子入札認証・公証システム改修分担金など18件でございます。 7ページから9ページの第3表地方債は、防災行政無線整備事業など41件でございまして、9ページの合計欄にございますように、限度額を43億4750万円とするものでございます。 12ページ、13ページをお願いいたします。歳入歳出予算事項別明細書総括の歳出でございますが、本年度予算額の財源内訳は、13ページの歳出合計欄にございますように、国庫支出金95億9120万3000円、県支出金41億9716万1000円、地方債26億4750万円、その他財源31億1697万6000円、一般財源426億8073万4000円となっております。 このうち、一般財源の主なものといたしましては、市税、地方消費税交付金、地方交付税、財政調整基金繰入金、及び、臨時財政対策債等でございます。なお、財政調整基金繰入金については、前年度と同額の10億円とする一方、臨時財政対策債については、前年度を2億円下回る17億円としたところでございます。 それでは、歳入歳出予算について御説明申し上げますので、14ページ、15ページをお願いいたします。 歳入でございますが、歳入の中心となります第1款市税は214億1806万7000円で、対前年度比2億6792万円、1.3%増となっております。これは主に、個人市民税が賃上げの動きの拡大等により1億666万円余りの増、固定資産税が家屋の新増築等により1億6948万円余りの増となることなどによるものでございます。 次に、第2款地方譲与税から16ページ、17ページにわたります第10款地方特例交付金までの各種交付金及び18ページ、19ページにございます第12款交通安全対策特別交付金につきましては、過去の交付実績や地方財政計画見込み等を勘案し、計上しております。 16ページ、17ページの第11款地方交付税につきましては、本市における基準財政需要額、基準財政収入額の見込み及びこれまでの交付実績等から141億100万円、対前年度比1.8%減を計上しております。内訳は、19ページの説明欄に記載のとおり、普通交付税129億1800万円、特別交付税11億8300万円でございます。 次に、第13款分担金及び負担金につきましては、9億5520万7000円、対前年度比7.3%減で計上しております。内容は、それぞれの事業等に対する地元分担金、自己負担金、保育料などで、内訳は説明欄に記載のとおりでございます。 次に、第14款使用料及び手数料につきましては8億5111万2000円、対前年度比1.3%減を計上しております。内容は、各施設等の使用料やそれぞれの事務等手数料で、内訳は19ページから25ページの説明欄に記載のとおりでございます。 24ページ、25ページをお願いいたします。第15款国庫支出金及び次の第16款県支出金は、社会保障関連事業や一般公共事業など所定の負担金、補助金等を見込んでおります。 まず、第15款国庫支出金につきましては95億9120万3000円、対前年度比7億9384万6000円、9.0%増を計上しております。この増の主な要因は、27ページ中段の第1節社会福祉費補助金の3高齢者年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業費補助金5億7300万円の新規計上によるものでございます。その他につきましては、歳出予算に計上いたしておりますそれぞれ関係の補助対象事業費に係る負担金・補助金等でございましては、説明欄に記載のとおりでございます。 30ページ、31ページをお願いいたします。第16款県支出金につきましては、42億716万1000円、対前年度比2億7136万4000円、6.1%減で計上しております。県支出金の内訳は、国庫支出金同様に、歳出予算に計上いたしておりますそれぞれ関係の補助対象事業費に係る負担金・補助金等でございまして、31ページから39ページの説明欄に記載のとおりでございます。 38ページ、39ページをお願いいたします。第17款財産収入につきましては、土地・建物の貸付収入や基金の運用益等で9471万9000円、対前年度比269万3000円、2.8%減を計上しております。主に、利子及び配当金の増並びに不動産売払収入の減によるものでございます。 40ページ、41ページをお願いいたします。第18款寄附金につきましては、科目設定として、1000円を前年度と同様に計上しております。 次に、第19款繰入金は、財政調整基金及び特定目的基金の取り崩しによるもので17億9465万3000円、対前年度比3億3287万9000円、15.6%減を計上しております。この減の主な要因は、42ページの第9目保健・医療・福祉施設整備基金繰入金4億561万8000円が前年度に比べ大幅に減ったこと等によるものでございます。 44ページ、45ページをお願いいたします。第20款繰越金につきましては、平成27年度の収支見込みの中で1億8691万円を計上しております。 次に、第21款諸収入につきましては、延滞金、貸付金元利収入、受託事業収入、雑入など6億6274万1000円、対前年度比1億6016万2000円、31.9%増を計上しております。主に、49ページの4衛生費雑入、6クリーンセンター発電電力売電収入の増によるものでございます。 50ページ、51ページをお願いいたします。第22款市債は43億4750万円、対前年度比8億9130万円、25.8%増、市債依存度は7.0%となっております。この増の主な要因は、51ページ中下段、第3目衛生債、第1節保健衛生債、及び第2節清掃債の増によるものでございます。市債の内訳の主なものとして、臨時財政対策債は17億円、合併特例事業債は25件で21億9300万円、公共事業等債は8件、2億6870万円、過疎対策事業債は6件で1億3080万円でございます。 なお、現時点での平成28年度末の一般会計市債残高見込額は、予算書の最後、220ページを御参照ください。平成28年度残高見込み478億9475万4000円と、平成27年度末残高見込みより1億2280万円減少する見込みでございます。 以上、歳入でございます。 次に、歳出でございますが、54ページ、55ページにお戻りいただきたいと思います。 第1款議会費3億7585万9000円につきましては、議員報酬及び議会運営並びに議会活動に要する経費等でございます。主に負担率の減等による議員共済会負担金の減により、対前年度比3523万5000円、8.6%の減となっております。 56ページ、57ページをお願いいたします。第2款総務費55億4897万7000円につきましては、全般的な行政管理費を初め、税務・戸籍事務・選挙・統計調査・監査の一般行政経費等でございます。退職者数の減、国勢調査期間の終了、三重県知事・県議会議員選挙費の皆減等により対前年度比1億9891万3000円、3.5%の減となっています。 主な事業でございますが、第1目一般管理費の説明欄28公共施設マネジメント基金積立金1億666万9000円は、公共施設等の集約化・複合化等に必要な経費の財源に充てるため、クリーンセンター発電電力売電収入及び基金利子を積立するものです。 第2目広報費の2ホームページ管理運営事業費1722万4000円は、前回平成24年に更新しておりますが、さまざまな御意見をいただく中でシステムバージョンアップ等も行われるタイミングに合わせ見直すものです。 60ページ、61ページをお願いいたします。第7目財産管理費の5新地方公会計導入事業費3210万8000円は、新たな全国統一的な基準による新地方公会計の導入を進めるため、固定資産台帳整備等を行うものです。 62ページ、63ページをお願いいたします。第9目企画費の3総合計画策定事業費827万6000円は、平成28年度を初年度とする総合計画を策定するに当たり、市民意識調査、総合計画審議会等を開催し、市民の意見を反映した計画策定を進めるものです。 第10目IT推進費の4庁内ネットワーク構築事業費1億4859万7000円は、ネットワーク機器の契約終了に伴い機器の更新とともに、セキュリティの向上対策としてインターネット分離を行います。 66ページ、67ページをお願いいたします。第14目防災対策費の9防災行政無線整備事業費2億152万円は、三雲管内の親局及び、子局のデジタル化等と、本庁管内での子局の増設を行うものです。 70ページ、71ページをお願いいたします。第19目諸費の2防犯対策事業費1205万円は、犯罪防止のため松阪警察署、生活安全協会等の関係機関、団体と連携し、広報啓発活動を通じて防犯意識の高揚を図るものです。今回、ドライブレコーダーを青色回転灯防犯パトロール団体等へ支給し、動く防犯カメラとして犯罪抑止、交通安全意識の向上を図るものです。 86ページ、87ページをお願いいたします。第3款民生費273億3465万9000円につきましては、社会生活を保障するための福祉経費等でございます。対前年度比8億8015万4000円、3.3%の増となっていますが、この要因としましては臨時給付費、放課後児童クラブ活動事業費、保育園管理運営事業費、国民健康保険事業特別会計繰出金、後期高齢者医療事業特別会計繰出金、介護保険事業特別会計繰出金の増額等でございます。 主な事業でございますが、88ページ、89ページをお願いいたします。第3目障害者総合支援費の2の(6)障害者相談支援事業費2944万3000円は、障害者が地域で支援を受けながら自立した生活を送るため、県指定一般相談支援事業所に相談業務を委託するもので、今回、相談希望者の増加及び多様化・複雑化する相談に対応するために相談員を増員するものです。 92ページ、93ページをお願いいたします。第10目臨時給付費の1高齢者臨時福祉給付金支給事業費5億8924万8000円は、賃金引き上げの恩恵が及びにくい低所得の高齢者への支援のため、平成29年度から実施される年金生活者支援給付金の前倒し的な位置づけとして給付を行うものでございます。2臨時福祉給付金等支給事業費2億974万5000円は、消費税の引き上げに際し、平成26年度から引き続いて臨時的に給付措置を行うとともに、賃金引き上げの恩恵が及びにくい低所得の障害・遺族基礎年金受給者への支援のため、平成29年度から実施される年金生活者支援給付金の前倒し的な位置づけとして給付を行うものです。 94ページ、95ページをお願いいたします。第1目老人福祉総務費の6の(7)高齢者等活力推進事業費1625万6000円は、地域での介護予防と、生活支援を推進するための仕組みづくりを委託するものです。介護予防に積極的に取り組む高齢者に対してお元気応援ポイントを付与し、景品交換ができる特典と連動させ、高齢者の元気づくりにつながる仕組みを導入、実施するものです。 98ページ、99ページをお願いいたします。第1目児童福祉総務費の10放課後児童クラブ施設整備事業費5510万7000円は、米ノ庄小学校敷地内に放課後児童クラブ専用施設を新築する経費等でございます。 第2目私立保育園費の6私立保育園施設整備費補助金2億1336万7000円は、三雲管内への私立認可保育園の新築に要する経費の一部を補助するもので、定員増により待機児童の解消を図ろうとするものでございます。 104ページ、105ページをお願いいたします。第10目子ども発達総合支援センター費の3子ども発達総合支援センター管理事業費7632万2000円は、現在下村町にて建設中の子ども発達総合支援センターに係る運営事業費です。当施設は、本年10月1日に開設され事業開始するもので、就学前、就学期のそれぞれの時期に適切な療育・訓練等を実施するとともに就学後において地域で生活するための支援を行う事業所等への引き継ぎをサポートすることで途切れない支援を提供することを目的とするものです。 110ページ、111ページをお願いいたします。第4款衛生費67億1885万4000円につきましては、市民の健康づくりや生活環境を保持するための経費等でございます。ごみ処理基盤施設建設事業費及び新健康センター建設事業費の年度組み替え等により、対前年度比9億97万8000円、15.5%の増となっております。 主な事業でございますが、第4目火葬場墓地費の113ページ説明欄、11火葬場整備基本計画策定事業費475万2000円は、老朽化や機能低下が進む市内の火葬場の整備内容、利用実態等を把握整理し、既存施設の整理統合など適正配置について検討を行うものです。 第6目母子保健費の1母子保健事業費1億6608万4000円は、母子保健法に基づく母子の健康管理事業、子育て支援事業を行うもので、本年においては平成27年度から開始した子育て世代包括支援センター事業を担当する保健師の充実を図り、途切れのない支援を行う松阪版ネウボラを推進させるものです。 114ページ、115ページをお願いいたします。第8目保健センター費の2新・健康センター建設事業費10億2402万1000円は、平成29年4月1日の開設を目指して建設中の新健康センター建設に係るもので、建設期間の中断に伴う事業進捗状況のおくれを勘案し、年度間の予算を組み替えるものです。これに伴い財源構成を見直し、一部合併特例債を充当することとしております。 116ページ、117ページをお願いいたします。第10目休日夜間応急診療所費の5地域医療安定化対策支援補助金506万円は、市内唯一の看護師養成の専門学校である松阪地区医師会松阪看護専門学校の運営を補助することで経営を安定させ、市内の病院及び診療所の看護師確保を図ることにより、地域住民の社会福祉増進につなげていくことを目指すものです。 124ページ、125ページをお願いいたします。第5款労働費1億2865万6000円につきましては、労働者の福祉や雇用対策に要する経費等でございます。対前年度比136万9000円、1.1%の増となっています。 主な事業でございますが、第1目労働諸費の9潜在専門職トレーニングプロジェクト事業費103万円は、結婚、育児等で離職している期間が長期となるにつれ、最新の知識・技術に対する不安や精神的な不安のために、資格を持ちながらも再就職できないといった潜在専門職の復職を支援しようとするものでございます。平成28年度は、看護師、介護士に加え新たに保育士を対象とするものです。 126ページ、127ページをお願いいたします。第6款農林水産業費19億2679万4000円につきましては、農業委員会の運営経費や、農林水産業の振興対策に要する経費等でございます。県営基幹水利施設ストックマネジメント事業負担金及び飯南希望の森づくり事業育林事業費、飯高ふるさとの森管理事業費の配分金の増額計上等により、対前年度比2億219万5000円、11.7%の増となっています。 主な事業でございますが、第3目農業振興費の129ページの説明欄、6茶防霜ファン改修事業費1000万円は、設置から30年以上が経過し老朽化している防霜ファンを改修することで被害を未然に防止し、継続した茶の生産量の安定及び品質向上につなげるものです。 第4目畜産振興費の4松阪牛PR推進事業費300万円は、5月に開催される伊勢志摩サミットで主要国首脳に対して特産松阪牛を提供し、それを通じて世界へ松阪牛の魅力を発信するものです。また、国内外でPRイベントを開催し、松阪牛のよさを多くの人に知ってもらい松阪牛を通じ本市への誘客につなげていくことを目指すものです。7特産松阪牛緊急支援補助金750万円は、近年、子牛の価格が急騰しており、特産松阪牛の素(もと)牛となる兵庫県産子牛を導入する市内肥育農家に緊急補助し、伝統である長期肥育の負担を軽減し、松阪牛ブランドの維持発展を推進するものです。 130ページ、131ページをお願いいたします。第8目農地費の2公共事業等附帯事業費220万円は、多発する交通事故の未然防止のため、経年劣化の進むふるさと農道における道路施設を補修するものです。8多面的機能支払交付金事業費1億9501万9000円は、農業・農村が有する多面的機能の維持・発揮を図るための地域活動を実施している組織に対して支援を行い、地域資源の適切な保全管理を推進しようとするものでございます。昨年からの増加分は主に農地・農業用施設の多面的機能を支える共同活動を支援する組織が10組織、農業用施設の長寿命化のための共同活動を支援する組織が7組織ふえたことによるものです。 140ページ、141ページをお願いいたします。第7款商工費7億8674万7000円につきましては、商工業振興、観光及び企業誘致に要する経費等でございます。観光施設整備事業費の減等により、対前年度比5692万1000円、6.7%の減となっています。 主な事業でございますが、第2目商工振興費の13産業支援センター調査事業費59万1000円は、市内商工業事業者が課題としている商品開発、販路拡大、海外展開、並びに創業者への支援に関する先進事例等を調査、研究し、新たな支援施策の検討を行うものです。 142ページ、143ページをお願いいたします。第4目観光費の10豪商のまち松阪プロモーション事業費1163万3000円は、これまで首都圏で継続的に開催してきました松阪経営文化セミナーや近鉄エリアキャンペーンのノウハウをもとに、これまで蓄積してきた情報発信や観光客誘致の手法を観光協会など関係機関と連携して展開するものです。 第5目交通政策費の3交通施設バリアフリー化設備整備補助金3243万3000円は、鉄道事業者による松阪駅のバリアフリー化に要する経費の6分の1を補助するもので、平成28年度は、JR松阪駅3番線ホームに設置する障害者対応型エレベーターの工事、近鉄松阪駅駅舎コンコース整備、ホーム段差解消等に対し補助するものでございます。4伊勢鉄道基盤強化等対策事業負担金1446万7000円は、第三セクター伊勢鉄道株式会社に対し、その施設・設備老朽化に対処するために進める中期安全設備整備計画に対し、県、沿線3市及びワイドビュー南紀と快速みえ停車主要駅所在の市町が支援を行うものです。 146ページ、147ページをお願いいたします。第8款土木費61億7929万2000円につきましては、都市基盤の整備や、道路・河川・公園・市営住宅などの維持管理に要する経費等でございます。松阪公園桜町線道路整備事業費及び総合運動公園建設事業費の減等により、対前年度比3116万9000円、0.5%の減となっています。 主な事業でございますが、148ページ、149ページをお願いいたします。第2目道路維持費の11道路事故対策緊急整備事業費1000万円は、交通死亡事故の増加により、昨年末に交通死亡事故多発警報を発令しました。これを受け予想される交通事故を最小限に抑えるよう道路施設の事故対策緊急整備を行うものです。 158ページ、159ページをお願いいたします。第1目都市計画総務費の5都市計画マスタープラン策定事業費595万9000円は、平成20年3月(訂正前 平成30年3月)に作成された松阪市都市計画マスタープランについて、その後の社会経済状況等の変化に即した見直しを行うもので、あわせて人口減少、高齢化など今日的な課題に対応できるよう都市構造を見直し、都市機能の増進につながるさまざまな種類の施設に関する立地適正化計画を作成するものです。 第2目中心市街地活性化推進費の2「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画作成事業費1532万円は、松阪駅を中心とした中心市街地におけるまちづくりについて、土地利用の現況、公共施設等の状況整理を行い、20年後のまちづくりの方向性を示す土地利用計画作成を行うものです。 166ページ、167ページをお願いいたします。第9款消防費23億55万9000円につきましては、広域消防組合分担金や消防団・消防施設に要する経費等でございます。対前年度比9721万3000円、4.1%の減となっています。主に広域消防組合職員の退職者の減等により、松阪地区広域消防組合分担金が8532万2000円の減額になったことによるものでございます。 168ページ、169ページをお願いいたします。 第10款教育費59億2461万円につきましては、後ほど教育長から詳しく御説明申し上げますが、対前年度比2503万7000円、0.4%の減となっています。 198ページ、199ページをお願いいたします。第11款災害復旧費750万円は、災害によって生じた被害の復旧に要する経費で、前年度と同額を計上させていただいております。198ページから201ページにわたり、それぞれ予算科目に計上しました災害復旧事業費につきましては応急的な災害復旧で、内訳は記載のとおりでございます。 202ページ、203ページをお願いいたします。第12款公債費49億7106万7000円(訂正前 49万7106万7000円)につきましては、市債の年次償還費及び資金繰りに要する一時借入金等利子で、対前年度比2億669万5000円、4.0%の減となっております。 204ページ、205ページをお願いいたします。第13款予備費3000万円につきましては、予期せぬ事案に係る支出として、前年度と同額を計上させていただいております。 207ページ以降の給与費明細書等の説明につきましては省略させていただきますので、御了承いただきますようお願いします。 以上、一般会計予算につきまして、第10款教育費を除く説明でございます。この後、教育長と交代させていただきます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(大平勇君) 説明の途中ですが、暫時休憩をいたします。午前11時5分、本会議を再開いたします。                         午前10時54分休憩                         午前11時5分開議 ○議長(大平勇君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 山路副市長より発言を求められていますので、これを許可いたします。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) 大変申しわけございません。先ほどの私の説明の中で、2点、間違いがございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。 158ページ、159ページの第8款土木費の都市計画マスタープランの作成時期でございますが、「平成30年3月」と申し上げたようでございます。正しくは、「平成20年3月」でございます。 もう1点、202ページ、203ページの第12款公債費の金額を「49万7106万7000円」と申し上げたようでございますけれども、正しくは「49億7106万7000円」の誤りでございます。 どうも申しわけございません。訂正のほう、よろしくお願いいたします。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 ○議長(大平勇君) お聞きのとおりであります。御了承願いたいと思います。 続いて説明をお願いします。     〔教育長 東 博武君登壇〕 ◎教育長(東博武君) それでは、教育費につきまして、新規事業を中心に、主なものについて御説明を申し上げます。 予算書168ページ、169ページをお願いいたします。第10款教育費は、59億2461万円をお願いしております。 第1項教育総務費、第2目事務局費の6バスセンター運営事業費1458万3000円は、飯高管内における通学のためのスクールバス運行に係る経費を従来から計上しておりますが、平成28年度より飯高管内中学校2校が統合し、飯高中学校となることに伴い、より遠距離通学となる生徒をスクールタクシーで送迎するための経費を新たに追加しております。11松阪市立小学校プールのあり方検討委員会事業費75万2000円は新規事業で、小学校に設置されているプールの一部が老朽化が進んでいることから、今後のあり方について検討委員会を開催するための経費等でございます。 次に、170ページ、171ページをお願いいたします。第3目教育指導費の12学力向上推進事業費1052万1000円は、新たに学力向上プロジェクトチームを編成し、児童生徒の実態に応じた教職員の授業改善、補充学習のあり方などについて検討を進めるものでございます。また、全国学力・学習状況調査から明らかになった課題解決に向けて早期に対応するため、小学校2年生から5年生、中学校1年生、2年生に標準学力検査を実施するとともに、小中学校へ授業力向上アドバイザーと学級経営マイスター、幼稚園へ教育アドバイザーを派遣し、学力向上に向けた授業改善や教職員の質の向上を図ってまいります。13新たな学びの創造事業費4896万9000円は、三雲中学校、殿町中学校、飯高中学校の現在のICT環境を維持し、アクティブ・ラーニングなどの教育実践の先行研究を進めるものでございます。また、あわせて、他の小中学校のICT環境の整備を行うものでございます。 次に172ページ、173ページをお願いいたします。第5目人権教育費の1外国人児童生徒いきいきサポート事業費1554万2000円は、日本語指導が必要な児童生徒のための初期適応支援教室いっぽの運営や、各小中学校の巡回指導に母語スタッフの派遣を行うものでございます。2外国人児童生徒受入促進事業費518万3000円は、三重大学などの関係機関の協力を受け、各学校における外国人児童生徒の受け入れ態勢や日本語指導、教科指導を充実させるため、調査研究を行うものでございます。 次に、174ページ、175ページをお願いいたします。第2項小学校費、第3目学校建設費の1第三小学校校舎大規模改造事業費2210万9000円は新規事業で、築40年が経過し、老朽化が著しい校舎の大規模改造工事とバリアフリー化推進のためのエレベータ設置工事に向けて実施設計、地質調査を行うものでございます。2粥見小学校校舎改築事業費5097万7000円は、築56年が経過し、老朽化が著しい校舎の改築に向けた実施設計、地質調査を行うものでございます。3天白小学校校舎増築事業費1億1793万7000円は、児童数増加に伴う教室不足を解消するために行う校舎増築工事とバリアフリー化推進のためのエレベータ設置工事等に係る経費でございます。 次に、176ページ、177ページをお願いいたします。第3項中学校費、第3目学校建設費の1鎌田中学校校舎改築事業費3170万3000円は、教育環境の整備と生徒増に伴う教室不足を解消するための校舎改築に向けて、地元の校舎改築推進委員会等との連携を図り、改築事業のための基本設計、実施設計等を行うものでございます。 次に、180ページ、181ページをお願いいたします。第5項社会教育費、第2目公民館費の5公民館施設整備事業費4695万9000円は、松阪公民館の耐震化及び改修工事に係る設計業務委託と、昨年度から2カ年で進めてまいりました嬉野生涯学習センターの空調設備の改修工事費でございます。 第3目図書館費の2図書館施設整備事業費3520万8000円は、松阪図書館改修工事に係る設計業務委託でございます。4学校読書室等支援事業費6791万円は、小中学校への司書派遣と図書システムの導入により、学校読書室の環境整備や地域ボランティア育成などを図り、子どもたちの読書活動を推進するものでございます。 次に、182ページ、183ページをお願いいたします。第4目文化振興費の2本居宣長記念館補助金1億4435万9000円は、開館から45年が経過した本居宣長記念館の耐震補強工事及びリニューアルに向けた展示改修工事等に係る経費でございます。 第5目文化財保護費の2歴史的建造物公開事業費4027万4000円は、御城番屋敷と原田二郎旧宅及び旧長谷川邸の公開に係る維持管理経費でございます。16松坂城跡保存整備事業費881万円は、石垣や土塁等遺構に損傷を与えるおそれのある樹木や、繁茂により眺望の妨げとなっている樹木等の調査及び伐木を行い、保存整備に努めるものでございます。17松阪歴史文化塾事業費45万2000円は新規事業で、市内にある本物の歴史・文化を学び、理解と関心を高める取り組みとして、松阪の歴史や文化を題材とした講座等を開催するものでございます。 次に、184ページ、185ページをお願いいたします。第6目文化センター費の3松阪市民文化会館施設整備事業費9041万8000円は、主に市民文化会館ホールのつり天井の補強工事費等でございます。 次に、186ページ、187ページをお願いいたします。第9目松浦武四郎記念館費の6松浦武四郎誕生地保存整備活用事業費7120万6000円は、松浦武四郎が生誕200年を迎える平成30年2月の公開に向け、主屋と離れの改修工事、及び庭園整備等の実施設計を行うための経費でございます。 次に、190ページ、191ページをお願いいたします。第6項保健体育費、第2目学校給食費の7学校給食センター備品等整備事業費2665万7000円は、飯南学校給食センターへの空調設備設置工事費等で、学校給食センターにおける作業能率及び衛生管理の向上を図るものでございます。9北部学校給食センター建設事業費600万円は、11月議会で議決いただきました造成設計業務委託における債務負担分の計上でございます。 第3目社会体育振興費の3全国大会等出場派遣支援事業費521万6000円は、スポーツの全国大会やオリンピック等に出場する選手に対して激励金を贈るとともに、優秀な成績をおさめた選手を表彰し、市民のスポーツの振興を図るものでございます。また、今夏8月にブラジルで開催されるリオデジャネイロオリンピックに出場の地元選手の応援を市を挙げて行います。4スポーツ大会等運営事業費327万9000円は、現在4種目の市長杯を16種目にふやし、スポーツの裾野を広げ、市民が気軽にスポーツに参加する機会の提供を図るものでございます。 192ページ、193ページをお願いいたします。9松阪市スポーツ推進計画策定事業費36万1000円は、市民がスポーツを通じて豊かな生活を過ごすため、平成29年度から10年間を計画期間とする松阪市スポーツ推進計画を策定する経費でございます。13第76回国民体育大会準備事業費31万9000円は、平成33年に三重県で開催の三重とこわか国体の準備に係る経費でございます。 第4目体育施設費の2体育施設整備事業費779万8000円は、嬉野体育センターカーテン改修工事などスポーツ施設の環境整備を図るものでございます。 第5目中部台運動公園施設費の3中部台運動公園施設整備事業費3703万6000円は、さんぎんアリーナ照明設備及びテニスコートの改修工事費でございます。 以上、第10款教育費の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔教育長 東 博武君降壇〕     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) 続きまして、特別会計について御説明申し上げますので、別冊、特別会計予算書の3ページをお願いいたします。 議案第2号平成28年度松阪市競輪事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ97億9997万円とさせていただくものでございます。前年度と比較し3億926万4000円、3.3%の増となっております。 第2条は一時借入金で、最高額を80億円とさせていただくものでございます。 競輪事業の主な事業内容でございますが、包括業務と施設整備業務を委託しながら、年15開催、46日間、市営競輪を開催するほか、他場の特別競輪・記念競輪等延べ87開催分の臨時場外発売と、併売臨時場外10開催分を予定しているものでございます。 歳入でございますが、10ページ、11ページをごらんください。第1款第1項事業収入、第2目勝者投票券売上金93億円は、市営競輪の売上金で、対前年度比3億円、3.3%の増となっております。主に記念競輪開催時期を売り上げが期待できる時期に変更したこと、及びFI競輪開催の際に委託する臨時場外発売場数がふえる見込みによるものです。 次に、歳出でございますが、主に包括業務委託を実施しながら競輪事業運営を行うためのものでございます。 16ページ、17ページをごらんください。第2款第1項第1目事業費93億2887万円、対前年度比2億3249万6000円、2.6%の増、及び第2目臨時場外事業費3億6406万円、対前年度比6150万円、20.3%の増は、歳入で説明しました投票券売上増に伴うもの、及び臨時場外発売場数の増が見込まれることによるものでございます。 次に、33ページをごらんください。議案第3号平成28年度松阪市国民健康保険事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ211億8405万5000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し4797万1000円、0.2%の増となっております。 第2条は一時借入金で、最高額を22億円とさせていただくものでございます。 第3条は歳出予算の流用の特例を定めさせていただくものでございます。 40ページ、41ページをごらんください。歳入でございますが、第1款国民健康保険税39億5856万2000円は、対前年度比4億9901万円、11.2%の減となっております。これは、被保険者数の減少や所得の減少、制度改正による軽減判定所得の拡充などによるものでございます。 なお、今定例会に国民健康保険税条例の一部改正として御提案申し上げますように、安定した国保運営が継続できるよう平成28年度から課税限度額を81万円から85万円に引き上げることを前提として見込んでおります。 44ページ、45ページをごらんください。第9款繰入金、第1項第1目一般会計繰入金、第1節保険基盤安定繰入金12億5614万8000円は、対前年度比3億3738万1000円、36.7%の増となっております。これは保険税の法定軽減分等を一般会計から繰り入れるもので、平成27年度保険制度改正において低所得者数に応じた保険者への財政支援が拡充され、対象範囲の拡大、補助率の引き上げ、算定方式が変更されたことによるものでございます。 次に、歳出でありますが、国民健康保険事業の主な事業内容は、国民健康保険加入者に対する保険給付並びに被保険者の健康保持、増進、重症化予防及び医療費の適正化を図るため保健事業を実施するものでございます。 56ページ、57ページをごらんください。第2款保険給付費126億2889万3000円は、平成27年度の保険給付対象者数の推計をもとに、医療費動向による推移を勘案の上、保険給付費を見込んだものでございます。 次に、97ページをごらんください。議案第4号平成28年度松阪市介護保険事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ170億8197万8000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し6億2798万8000円、3.8%の増となっております。 第2条は一時借入金で、最高額を15億円とさせていただくものでございます。 第3条は歳出予算の流用の特例を定めさせていただくものでございます。 104ページ、105ページをごらんください。歳入でございますが、第1款保険料33億1957万8000円は、対前年度比2305万円、0.7%の増となっております。 一方、歳出でありますが、122ページ、123ページをごらんください。第2款保険給付費164億4082万4000円は、対前年度比6億9415万5000円、4.4%の増となっております。 次に、140ページ、141ページをごらんください。第3款地域支援事業費、第2項包括的支援事業・任意事業費、第1目地域包括支援センター事業費1億4034万3000円は、対前年度比2503万9000円、15.1%の減となっておりますが、生活支援コーディネーターに関する事業の明確化のため、次のページにあります第4目生活支援体制整備事業費2750万円を新たに設けたことによるものでございます。 次に、159ページをごらんください。議案第5号平成28年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億8226万4000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し1億1086万1000円、3.3%の増となっております。 第2条は一時借入金で、最高額を13億円とさせていただくものでございます。 後期高齢者医療事業の主な事業内容でございますが、後期高齢者医療広域連合への保険料や療養給付費に係る負担金の納付等を行うものでございます。保険料につきましては、2年に1度見直され、平成28年度から適用する保険料率、賦課限度額と軽減措置のもとで、また療養給付費につきましては、被保険者数と1人当たり医療給付費の伸び率等を見込み、それぞれ算出しております。 次に、187ページをお願いします。議案第6号平成28年度松阪市簡易水道事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億8701万1000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し6188万円、11.3%の減となっております。 第2条は地方債で、190ページをごらんください。第2表にございますとおり、飯高西部簡易水道施設更新事業に係る起債の限度額を1億8930万円とさせていただくものでございます。 もう一度、187ページをお願いします。第3条は一時借入金で、最高額を1億円とさせていただくものでございます。 簡易水道事業の主な事業内容でございますが、朝見・飯高地区の簡易水道施設の維持管理、飯高簡易水道施設整備及び市債償還等を行うものでございます。施設整備費につきましては、主に一般国道166号改良事業に伴う配水管布設替工事費及び飯高西部簡易水道施設更新事業費でございます。 次に、215ページをごらんください。議案第7号平成28年度松阪市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億6862万9000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し517万9000円、2.0%の増となっております。 第2条は地方債で、218ページをごらんください。第2表にございますとおり、生活排水処理施設整備事業に係る起債の限度額を3290万円とさせていただくものでございます。 もう一度、215ページをお願いします。第3条は一時借入金で、最高額を5000万円とさせていただくものでございます。 戸別合併処理浄化槽整備事業の主な事業内容でございますが、飯南・飯高地区の市町村設置型生活排水処理施設の維持管理、施設整備及び市債償還等を行うものでございます。施設整備費につきましては、合併処理浄化槽50基の設置を見込んでおります。 次に、241ページをごらんください。議案第8号平成28年度松阪市農業集落排水事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6998万1000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し121万7000円、1.8%の増となっております。 農業集落排水事業の主な事業内容でございますが、小野、高木、須賀・川北地区の農業集落排水処理施設の維持管理及び市債償還等を行うものでございます。 次に、265ページをごらんください。議案第9号平成28年度松阪市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1861万7000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し241万9000円、11.5%の減となっております。 主な事業内容でございますが、住宅新築資金等貸付金の管理徴収事務及び市債償還等を行うものでございます。 次に、283ページをごらんください。議案第10号平成28年度松阪市ケーブルシステム事業特別会計予算でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9733万1000円とさせていただくものでございます。前年度と比較し639万円、6.2%の減となっております。 主な事業内容でございますが、飯南・飯高地区への有線テレビジョン放送サービスの提供、放送通信センターの管理運営、行政情報番組の制作及び市債償還等を行うものでございます。 以上、一般会計及び9件の特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕     〔上下水道事業管理者 向井克志君登壇〕 ◎上下水道事業管理者(向井克志君) それでは、議案第11号平成28年度松阪市水道事業会計予算について御説明申し上げます。 水道事業につきましては、その供給施設が市民生活を支えるライフラインとして欠かせないものであることから、安全安心で良質な水道水の安定供給を目指し、施設や管路の耐震化などの計画的な整備を進めるとともに、給水体制の充実に努めてまいりました。 平成28年度につきましては、収入面では、給水人口の減少や大口需要者の使用水量の減少などにより、給水量の減少傾向が続きまして、給水収益は減少するものと見込んでおります。一方、支出面では、水道事業費用において経費の削減を継続しながら、建設改良事業につきましては、老朽化した水道施設の更新工事や、管路の耐震管への布設替えなどを引き続いて進めてまいります。これらを加味した損益の見込みでございますが、当予算においての収益的収支は、2億3436万3000円程度の純利益を見込んでおります。 それでは、予算書に基づきまして御説明申し上げます。3ページをお願いいたします。 まず、予算第2条業務の予定量でございますが、第1号給水戸数は前年度より200戸増の6万9300戸、第2号年間総給水量は前年度より54万立方メートル減の1852万6千立方メートル、第3号一日平均給水量は5万756立方メートル、第4号建設改良事業は14億8901万5000円を予定しております。 予算第3条収益的収入及び支出でございますが、収入の第1款水道事業収益の予定額は39億6335万7000円で、前年度比1億6282万8000円の減となり、給水収益及び水道新設分担金並びに他会計補助金などの減によるものでございます。このうち給水収益は1億4071万6000円の減を見込んでおりますが、これは平成27年度の給水量が当初予算に対して実績見込みが大きく落ち込んだことと、引き続き人口減少の影響や大口需要者の給水量の減少等を見込んだことによるものです。 次に、支出でございますが、第1款水道事業費用の予定額は36億5963万8000円で、前年度比4086万4000円の減でございます。これは、営業費用においては主に原水及び浄水費の減、営業外費用においては主に支払利息の減によるものでございます。 4ページをお願いいたします。予算第4条資本的収入及び支出でございますが、資本的収入の予定額は9億2831万1000円で、前年度比1億7630万円の増、資本的支出の予定額は20億8940万2000円で、前年度比5651万1000円の増でございます。これは主に配水及び給水施設費の配水管布設替工事、及び企業債償還元金の増によるものでございます。 次に、予算第5条債務負担行為は、電子入札システム改修に係る分担金について、期間、限度額を記載のとおり定めるものでございます。 5ページをお願いします。予算第6条の企業債につきましては、建設改良事業において総額8億円の限度額で起債を予定するものでございます。 予算第7条は一時借入金でございますが、借入限度額を3億円と定めるものでございます。 予算第8条予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、第1項営業費用と、第2項営業外費用と定めるものでございます。 予算第9条議会の議決を経なければ流用することができない経費につきましては、記載のとおり職員給与費でございます。 6ページをお願いします。予算第10条他会計からの補助金は1528万1000円で、飯南管内の統合水道に係る企業債償還利子の2分の1及び児童手当に関しての補助金でございます。 予算第11条たな卸資産の購入限度額は、4000万円と定めるものでございます。 以上、簡単ではございますが、平成28年度松阪市水道事業会計予算の提案説明とさせていただきますので、よろしく御審議賜りますようお願いします。 続きまして、議案第12号平成28年度松阪市公共下水道事業会計予算について御説明申し上げます。 公共下水道事業につきましては、平成26年度末での普及率が50.2%、水洗化率は78.0%となっております。平成28年度も、居住環境の改善や公衆衛生の向上を図り、また公共用水域の水質を保全するため汚水整備事業を推進するとともに、雨水による浸水被害に対処するため、大口ポンプ場の増築工事を初めとする雨水整備事業を実施してまいります。 平成28年度の経営状況につきましては、汚水整備事業が建設途上であり、まだまだ多額の建設投資が必要な状況から、費用の回収が下水道使用料だけではできないため、一般会計からの繰入金に依存しながらの経営となります。このことから、当予算においての収益的収支は1億431万3000円の純損失を見込んでおります。 それでは、予算書に基づきまして御説明申し上げます。37ページをお願いいたします。 まず、予算第2条、業務の予定量でございますが、第1号排水戸数は前年度より580戸増の2万8500戸、第2号年間総排水量は前年度より18万9000立方メートル増の743万立方メートル、第3号一日平均排水量は2万356立方メートル、第4号主要な建設改良事業につきましては、管渠布設費で24億1384万9000円、ポンプ場築造費で3億6398万3000円、流域下水道建設負担金で1億3247万円を予定しております。なお、管渠布設費の整備面積といたしましては、汚水施設整備で32.4ヘクタール、雨水施設整備で0.3ヘクタールを予定しています。 予算第3条収益的収入及び支出でございますが、収入の第1款下水道事業収益の予定額は40億8063万6000円で、前年度比5326万4000円の減でございます。下水道使用料は排水量の増により増収を見込んでおりますが、一般会計からの繰り入れとなる営業収益の負担金及び営業外収益の他会計補助金の減のほか、受託工事収益、県補助金の減により、収益減となったものでございます。このうち下水道使用料につきましては、前年度比3418万6000円増の14億418万9000円を見込んでおります。 支出の第1款下水道事業費用の予定額は41億2648万円で、前年度比6147万8000円の減でございます。これは主に営業費用で受託工事収益の減及び減価償却費の増、企業債利息の減によるものでございます。 38ページをお願いいたします。予算第4条資本的収入及び支出でございますが、収入の第1款資本的収入の予定額は37億7505万3000円で、前年度比3億2313万9000円の増で、企業債、他会計補助金、受益者負担金の増及び他会計負担金、国庫補助金の減などによるものでございます。 また、支出の第1款資本的支出の予定額は51億7788万5000円で、前年度比2億8845万円の増でございます。主なものといたしまして、管渠布設費、企業債の償還元金の増、ポンプ場築造費の減でございます。 次に、予算第5条債務負担行為は大口ポンプ場増設工事に係る契約、水洗便所等改造資金融資あっせんに伴う利子補給金、及び電子入札システム改修分担金について、期間、限度額を記載のとおり定めるものでございます。 39ページをお願いいたします。予算第6条企業債につきましては、中勢沿岸流域下水道建設負担金、公共下水道事業において総額16億6700万円の限度額で起債を予定するものでございます。 予算第7条一時借入金でございますが、借入限度額は15億円と定めるものでございます。 予算第8条予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、第1項営業費用と第2項営業外費用と定めるものでございます。 予算第9条議会の議決を経なければ流用することができない経費につきましては、記載のとおり職員給与費でございます。 40ページをお願いいたします。予算第10条他会計からの補助金は23億8135万9000円で、前年度比5918万7000円の増となりますが、これは主に企業債償還金の増加に対する補助金の増によるものでございます。 以上、簡単ではございますが、平成28年度松阪市公共下水道事業会計予算の説明とさせていただきますので、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。     〔上下水道事業管理者 向井克志君降壇〕     〔市民病院事務部長 内田寿明君登壇〕
    ◎市民病院事務部長(内田寿明君) それでは、議案第13号平成28年度松阪市松阪市民病院事業会計予算について御説明申し上げます。 平成28年度におきましては、診療報酬改定が行われる年度でございまして、去る2月10日に、中央社会保険医療協議会から厚生労働大臣に答申があったところでございます。これを受けて厚生労働省は、3月上旬に新点数などの告示、関連通知を行う見込みとなっております。当院への影響などにつきましては、これら詳細な資料が入手され次第、分析したいと考えております。なお、今回答申の内容は、前回同様、2025年を見据えたものとなっており、地域包括ケアシステムの推進とともに、医療機能の分化・強化、連携を図る内容となっております。 また、新たに地域包括ケア病棟を導入いたします。この病棟は、急性期治療を経過した患者の受け入れ、在宅・生活復帰支援、地域からの緊急時の患者の受け入れなど地域包括ケアシステムを支える役割を有するとともに、厳格化される7対1入院基本料の算定要件をクリアすることにもつなげることができる病棟です。 建設改良事業といたしまして、導入から10年が経過した電子カルテシステムの更新などを行い、患者さまに信頼される病院づくりに努め、地域の中核病院として良質な医療を提供し、経営の健全性の確保に努力してまいります。 それでは、予算書に基づきまして御説明申し上げます。69ページをお願いいたします。 予算第2条業務の予定量でございますが、第1号病床数は、一般病床のうち急性期病床で267床と緩和ケア病床で20床、地域包括ケア病床で39床及び感染症2類病床で2床を予定しております。 第2号年間患者数につきまして、入院患者数は急性期病床で8万4315人、緩和ケア病床で6570人、地域包括ケア病床で1万2775人、外来患者数で15万3090人を見込み、また第3号一日平均患者数では、入院患者のうち急性期病床で231人、緩和ケア病床で18人、地域包括ケア病床で35人、外来患者で630人を見込んでおります。 第4号建設改良事業では、医療機械器具等整備事業6億3750万3000円、建物附帯設備整備事業9971万円を予定しております。 予算第3条収益的収入及び支出でございますが、収入で、第1款病院事業収益92億9411万4000円は対前年度比3.3%の増となっており、これは主に患者数及び診療単価の増による入院収益及び外来収益の増によるものでございます。 70ページをお願いいたします。支出でございますが、第1款病院事業費用91億5283万円は対前年度比3.3%の増となっており、これは主に医業費用において、職員数の増加等に伴う給与費の増、診療収益の増に伴う材料費の増及び医療機器保守料等の増に伴う経費の増によるものでございます。 予算第4条資本的収入及び支出でございますが、資本的収入の予定額を10億8171万3000円、資本的支出の予定額を15億7913万5000円と定めまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億9742万2000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。 予算第5条企業債につきましては、医療機械器具整備事業5億5720万円、建物附帯設備整備事業4300万円の限度額で起債を予定するもので、起債の方法、利率及び償還の方法は記載のとおりでございます。 71ページをお願いいたします。予算第6条一時借入金の限度額は5億円と定めるものでございます。 予算第7条予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、記載のとおりでございます。 予算第8条議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましても記載のとおりでございます。 予算第9条他会計からの補助金は、病院事業費用に一般会計から補助を受けるもので、3億295万3000円を予定しております。 予算第10条たな卸資産の購入限度額は、27億円と定めるものでございます。 以上で、平成28年度松阪市松阪市民病院事業会計予算の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔市民病院事務部長 内田寿明君降壇〕 ○議長(大平勇君) 暫時休憩をいたします。午後1時、本会議を再開いたします。                         午前11時47分休憩                         午後1時0分開議 ○議長(大平勇君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △日程第16 議案第14号 平成27年度松阪市一般会計補正予算(第7号) 日程第17 議案第15号 平成27年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第18 議案第16号 平成27年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算(第4号) 日程第19 議案第17号 平成27年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号) 日程第20 議案第18号 平成27年度松阪市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第21 議案第19号 平成27年度松阪市ケーブルシステム事業特別会計補正予算(第2号) 日程第22 議案第20号 平成27年度松阪市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第23 議案第21号 平成27年度松阪市公共下水道事業会計補正予算(第3号) 日程第24 議案第22号 平成27年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算(第4号) ○議長(大平勇君) 日程第16 議案第14号平成27年度松阪市一般会計補正予算第7号、日程第17 議案第15号平成27年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算第2号、日程第18 議案第16号平成27年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算第4号、日程第19 議案第17号平成27年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計補正予算第2号、日程第20 議案第18号平成27年度松阪市簡易水道事業特別会計補正予算第3号、日程第21 議案第19号平成27年度松阪市ケーブルシステム事業特別会計補正予算第2号、日程第22 議案第20号平成27年度松阪市水道事業会計補正予算第2号、日程第23 議案第21号平成27年度松阪市公共下水道事業会計補正予算第3号、日程第24 議案第22号平成27年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算第4号、以上、議案9件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました一般会計補正予算及び特別会計予算について、私から提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第14号平成27年度松阪市一般会計補正予算第7号について、御説明申し上げます。 例年秋の臨時国会において審議される人事院勧告に係る国家公務員の給与改定法案が、今回は年明けの通常国会での審議となり、平成28年1月20日に可決し、26日に公布されました。今回の補正予算につきましては、これを受けた議案第37号松阪市職員の給与に関する条例の一部改正による人件費の調整等に係るものでございます。人件費について、細部の各科目にわたる説明は省略させていただきますので、御了承いただきたいと存じます。 1ページをごらんください。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8665万3000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ624億9941万1000円とさせていただくものでございます。 第2条の債務負担行為の補正につきましては、関係個表で御説明申し上げますので、5ページをごらんください。第2表債務負担行為補正の追加、公の施設の指定管理者による管理に係る協定(松阪市リバーサイド茶倉)は、今定例会において御提案申し上げます公の施設の指定管理者による管理に係る協定に関連するもの1件について、債務負担行為の期間及び限度額を記載のとおり定めさせていただくものでございます。 10ページ、11ページをお願いいたします。歳入でございますが、第19款繰入金、第1項基金繰入金、第1目財政調整基金繰入金8665万3000円の増は、今回の補正に伴う一般財源の財源調整として増額させていただいたものでございます。 次に、歳出でございますが、12ページから63ページと給与費明細書64ページから65ページに記載のとおりでございます。これらは一般職職員1312人に対するもので、国家公務員に準じ給料等の改定を行うものでございます。一般職職員の給与改定につきましては、給与改定率0.20%、職員手当では、期末勤勉手当の12月期分を0.1月引き上げ、年間支給月数を4.10月から4.20月とするものでございます。 以上、給与改定に伴う人件費は8218万1000円の増額でございます。 また、この給与改定に伴う特別会計への繰出金で合計447万2000円を追加させていただいております。その内訳としましては、国民健康保険事業特別会計繰出金184万3000円、介護保険事業特別会計繰出金170万5000円、後期高齢者医療事業特別会計繰出金40万円、簡易水道事業特別会計繰出金29万2000円、ケーブルシステム事業特別会計繰出金23万2000円のそれぞれ追加でございます。 なお、国におきましては、平均給与改定率0.4%で勧告どおり平成27年4月1日から実施するところでありますが、本市においても同様に平成27年4月1日から適用となるものでございます。 続きまして、議案第15号、別冊でございます。平成27年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算第2号について御説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。今回の補正につきましては、184万3000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ211億2856万1000円とさせていただくものでございます。 次に、8ページ、9ページをお願いいたします。歳入でございますが、第9款繰入金、第1項一般会計繰入金、第1目一般会計繰入金184万3000円は、一般会計からの繰出基準に基づく人件費の追加でございます。 次に、10ページ、11ページをお願いいたします。歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の1一般職員給184万3000円は、一般会計の人件費補正と同様でございまして、この会計に所属する職員28人に対しての人事院勧告に基づく給与改定分でございます。 なお、内訳は歳出及び給与費明細書に記載のとおりでございます。 続きまして、議案第16号平成27年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算第4号について、御説明申し上げます。 15ページをお願いいたします。今回の補正につきましては、175万1000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ166億307万7000円とさせていただくものでございます。 次に、22ページ、23ページをお願いいたします。歳入でございますが、第7款繰入金、第1項一般会計繰入金、第5目その他一般会計繰入金170万5000円は、今回の補正に伴う財源として一般会計から繰り入れるものでございます。 第9款諸収入、第3項受託事業収入、第1目認定審査受託事業収入4万6000円は、審査判定事務に関する人件費相当分の増でございます。 次に、24ページ、25ページをお願いいたします。歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の1一般職員給154万5000円は、一般会計の人件費補正と同様でございまして、この会計に所属します職員のうち18人に対しての人事院勧告に基づく給与改定分でございます。 次に、26ページ、27ページをお願いいたします。第3項介護認定審査会費、第1目認定審査会費の1認定審査会運営事業費20万6000円は、当事業に属する職員5人に対しての人事院勧告に基づく給与改定分でございます。 なお、内訳は歳出及び給与費明細書に記載のとおりでございます。 続きまして、議案第17号平成27年度松阪市後期高齢者医療事業特別会計補正予算第2号について、御説明申し上げます。 31ページをお願いいたします。今回の補正につきましては、40万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億6877万2000円とさせていただくものでございます。 38ページ、39ページをお願いいたします。歳入でございますが、第3款繰入金、第1項一般会計繰入金、第1目事務費等繰入金40万円は、今回の補正に伴う財源として一般会計から繰り入れるものでございます。 次に、40ページ、41ページをお願いいたします。歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の1一般職員給40万円は、一般会計の人件費補正と同様でございまして、この会計に所属する職員6人に対しての人事院勧告に基づく給与改定分でございます。 なお、内訳は歳出及び給与費明細書に記載のとおりでございます。 続きまして、議案第18号平成27年度松阪市簡易水道事業特別会計補正予算第3号について、御説明申し上げます。 45ページをお願いいたします。今回の補正につきましては、29万2000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億6024万5000円とさせていただくものでございます。 次に、52ページ、53ページをお願いいたします。歳入でございますが、第4款繰入金、第1項一般会計繰入金、第1目一般会計繰入金29万2000円は、今回の補正に伴う財源として一般会計から繰り入れるものでございます。 次に、54ページ、55ページをお願いいたします。歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の1一般職員給29万2000円は、一般会計の人件費補正と同様でございまして、この会計に所属する職員4人に対しての人事院勧告に基づく給与改定分でございます。 なお、内訳は歳出及び給与費明細書に記載のとおりでございます。 続きまして、議案第19号平成27年度松阪市ケーブルシステム事業特別会計補正予算第2号について、御説明申し上げます。 59ページをお願いいたします。今回の補正につきましては、23万2000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9764万8000円とさせていただくものでございます。 次に、66ページ、67ページをお願いいたします。歳入でございますが、第3款繰入金、第1項一般会計繰入金、第1目一般会計繰入金23万2000円は、今回の補正に伴う財源として一般会計から繰り入れるものでございます。 次に、68ページ、69ページをお願いいたします。歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の1一般職員給23万2000円は、一般会計の人件費補正と同様でございまして、この会計に所属する職員4人に対しての人事院勧告に基づく給与改定分でございます。 なお、内訳は歳出及び給与費明細書に記載のとおりでございます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕     〔上下水道事業管理者 向井克志君登壇〕 ◎上下水道事業管理者(向井克志君) それでは、議案第20号平成27年度松阪市水道事業会計補正予算第2号について、御説明申し上げます。 今回の補正につきましては、一般会計の人件費補正と同様、人事院勧告に基づく給与改定分に係る補正でございます。 それでは事業会計補正予算書の1ページをお願いいたします。初めに、補正予算第2条業務の予定量でございますが、第4号建設改良事業を85万6000円増額し、14億4737万9000円とするものでございます。 次に、補正予算第3条収益的収入及び支出でございますが、支出で第1款水道事業費用を147万6000円増額し、36億9259万8000円とするものでございます。 補正予算第4条の資本的収入及び支出でございますが、支出において第1款資本的支出を85万6000円増額し、20億3031万1000円とするものでございます。これにより、補正後の資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は12億7830万円となり、予算第4条本文括弧書きを記載のとおり改め、財源を補填するものとさせていただくものでございます。 2ページをお願いします。補正予算第5条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費である第1号職員給与費を233万2000円増額させていただくものでございます。 補正予算の詳細につきましては、いずれも人件費の調整に係るもので、給与費明細書及び補正予算基礎資料に記載のとおりでございます。 以上、簡単ではございますが、平成27年度水道事業会計補正予算第2号の説明とさせていただきますので、よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議案第21号平成27年度松阪市公共下水道事業会計補正予算第3号について、御説明申し上げます。 今回の補正につきましては、一般会計の人件費補正と同様、人事院勧告に基づく給与改定分に係る補正でございます。 それでは、事業会計補正予算書の13ページをお願いいたします。初めに、補正予算第2条業務の予定量でございますが、第4号主要な建設改良事業のうち、管渠布設費の予定量を129万2000円増額し、20億9655万1000円とするものでございます。 次に、補正予算第3条収益的収入及び支出でございますが、支出で第1款下水道事業費用を74万7000円増額し、41億4406万円とするものでございます。 14ページをお願いします。補正予算第4条の資本的収入及び支出でございますが、支出において第1款資本的支出を145万8000円増額し、50億4597万4000円とするものでございます。これにより、補正後の資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額、14億1242万円は、13ページのとおり予算第4条本文括弧書きを記載のとおり改め、財源を補填するものとさせていただくものでございます。 次に、補正予算第5条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費である第1号職員給与費を220万5000円増額させていただくものでございます。 補正予算の詳細につきましては、いずれも人件費の調整に係るもので、給与費明細書及び補正予算基礎資料に記載のとおりでございます。 以上、簡単ではございますが、平成27年度公共下水道事業会計補正予算第3号の説明とさせていただきますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔上下水道事業管理者 向井克志君降壇〕     〔市民病院事務部長 内田寿明君登壇〕 ◎市民病院事務部長(内田寿明君) それでは、議案第22号平成27年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算第4号について、御説明申し上げます。 今回の補正につきましては、一般会計の人件費補正と同様、人事院勧告に基づく給与改定分に係る補正でございます。 補正予算書の23ページをお願いいたします。予算第2条収益的収入及び支出でございますが、支出で第1款病院事業費用を3086万9000円追加し、90億92万2000円とするものでございます。 次に、予算第3条議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、第1号職員給与費を記載のとおり改めさせていただくものでございます。 詳細につきましては、いずれも人件費の調整に係るもので、給与費明細書及び補正予算基礎資料に記載のとおりでございます。 以上、平成27年度松阪市松阪市民病院事業会計補正予算第4号の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔市民病院事務部長 内田寿明君降壇〕 △日程第25 議案第23号 松阪市行政不服審査条例の制定について 日程第26 議案第29号 松阪市情報公開条例の一部改正について 日程第27 議案第30号 松阪市個人情報保護条例の一部改正について 日程第28 議案第31号 松阪市行政手続条例の一部改正について 日程第29 議案第32号 松阪市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について 日程第30 議案第33号 松阪市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について 日程第31 議案第34号 松阪市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について 日程第32 議案第35号 松阪市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について 日程第33 議案第36号 松阪市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について 日程第34 議案第37号 松阪市職員の給与に関する条例の一部改正について 日程第35 議案第38号 松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第25 議案第23号松阪市行政不服審査条例の制定について、日程第26 議案第29号松阪市情報公開条例の一部改正について、日程第27 議案第30号松阪市個人情報保護条例の一部改正について、日程第28 議案第31号松阪市行政手続条例の一部改正について、日程第29 議案第32号松阪市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について、日程第30 議案第33号松阪市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、日程第31 議案第34号松阪市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について、日程第32 議案第35号松阪市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、日程第33 議案第36号松阪市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について、日程第34 議案第37号松阪市職員の給与に関する条例の一部改正について、日程第35議案第38号松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、以上、議案11件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔総務部長 中出 繁君登壇〕 ◎総務部長(中出繁君) ただいま上程されました議案11件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第23号松阪市行政不服審査条例の制定についてでございますが、議案書の1ページ及び本日お配りいたしました政策等の説明資料の1ページもあわせてお願いいたします。 行政不服審査法が全部改正され、平成28年4月1日から施行されることとなりました。同法の主な改正点は3つでございます。1つ目として、審理員による審理手続及び第三者機関への諮問手続を導入したこと、2つ目として、不服申し立ての手続を審査請求に一元化したこと、3つ目として、審査請求をすることができる期間を現行の60日から3カ月に延長したことでございます。 本議案につきましては、第三者機関への諮問手続の導入により、同法第81条第1項の規定に基づき設置する松阪市行政不服審査会の組織及び運営並びに同法の施行について必要な事項を定めるため、条例を制定するものでございます。 この条例は15条による構成で、第3条、第4条では、審理員による審理手続や行政不服審査会に提出された書類に係る閲覧手数料や写しの交付等の実費負担等について規定しています。 また、第5条から第13条までの規定では、松阪市行政不服審査会の組織及び運営に関する事項について規定しています。 当該審査会につきましては、5人の委員で組織し、案件ごとに3人の委員で構成する合議体により、調査審議を行うものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行すると規定させていただくものでございます。 続きまして、議案第29号松阪市情報公開条例の一部改正についてでございますが、議案書の14ページ及び本日お配りいたしました新旧対照表の1ページもあわせてお願いいたします。 本議案につきましては、行政不服審査法の全部改正に伴い、不服申し立ての手続が審査請求に一元化されたため、第19条から第29条までの規定において、「不服申し立て」という用語を「審査請求」という用語に改めるもののほか、所要の改正を行うものでございます。 議案書の19ページ中段の第19条をお願いいたします。情報公開条例では、公文書公開請求に係る決定等に対する不服申し立てについては、情報公開審査会に諮問しなければならないと規定され、当該審査会では、従来から審理員による審理手続と同等の審理を行っていることから、第19条において審理員による審理手続を適用除外とするものでございます。 このほか、情報公開制度関係法令に準拠した条文構成に見直しを図るため、所要の改正を行うものでございます。大幅な改正となっておりますので、新旧対照表もお示ししてございますが、改正の内容が、松阪市情報公開審査会規則等の規定を条例に明文化するほか、条の繰り上げや繰り下げ等を行うものであり、情報公開制度に対する運用や手続につきましては、これまでと同様であり、変更点はございませんので、条文ごとの説明は省略させていただきます。 22ページをお願いいたします。附則といたしまして、第1項では、この条例の施行期日を平成28年4月1日からと、第2項では経過措置を規定させていただくものでございます。 続きまして、議案第30号松阪市個人情報保護条例の一部改正についてでございますが、議案書の23ページ及び新旧対照表の18ページもあわせてお願いいたします。 本議案につきましては、行政不服審査法の全部改正に伴い、不服申し立ての手続が審査請求に一元化されたため、第29条から第32条の8までの規定において、「不服申し立て」という用語を「審査請求」という用語に改めるもののほか、所要の改正を行うものでございます。 議案書の33ページ中段の第29条をお願いいたします。個人情報保護条例では、個人情報の開示請求に係る決定等に対する不服申し立てについては、個人情報保護審査会に諮問しなければならないと規定され、当該審査会では、審理員による審理手続と同等の審理を行っていることから、第29条において審理員による審理手続を適用除外とするものでございます。 このほか、個人情報保護制度関係法令に準拠した条文構成に見直しを図るため、所要の改正を行うものでございます。大幅な改正となっておりますので、新旧対照表もお示ししてございますが、改正の内容が、松阪市個人情報保護審査会規則等の規定を条例に明文化するほか、条の繰り上げや繰り下げ等を行うものであり、個人情報保護制度に対する運用や手続につきましては、これまでと同様であり、変更点はございませんので、条文ごとの説明は省略させていただきます。 35ページをお願いいたします。附則といたしまして、第1項では、この条例の施行期日を平成28年4月1日からと、第2項では経過措置を規定させていただくものでございます。 続きまして、議案第31号松阪市行政手続条例の一部改正についてでございますが、議案書の36ページをお願いいたします。 本議案につきましては、行政不服審査法の全部改正に伴い、不服申し立ての手続が審査請求に一元化されたため、条例第3条第1項第10号中の文言について改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行すると規定させていただくものでございます。 続きまして、議案第32号松阪市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてでございますが、議案書の37ページをお願いいたします。 本議案につきましては、行政不服審査法の全部改正に伴い、第10条、第11条において、固定資産評価審査委員会に提出された書類に係る閲覧手数料や写しの交付等の実費負担等について規定するもののほか、不服申し立ての手続が審査請求に一元化されたため、審査申出書の記載内容やこれら審査の手続などの規定を整備するための改正を行うものでございます。 附則といたしまして、第1項では、この条例の施行期日を平成28年4月1日からと、第2項では適用区分を規定させていただくものでございます。 続きまして、議案書40ページの議案第33号松阪市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について及び46ページの議案第37号松阪市職員の給与に関する条例の一部改正についてでございます。これら2議案につきましては、関連がございますことから、一括して御説明を申し上げます。 まず、議案書46ページの議案第37号松阪市職員の給与に関する条例の一部改正についてでございますが、平成27年人事院勧告に基づく国家公務員の給与改正法案が平成28年1月20日に可決、26日に公布されたことに伴い、本市におきましても、人事院勧告に準じて職員の給与改正を実施しておりますことから、職員給料表等の改正を行うもの及び地方公務員法の改正等に伴う所要の改正を行うものでございます。 改正内容でございますが、施行期日が異なることから、1議案で同一の条例を第1条、第2条に分けて行う改正方式とさせていただくものでございます。 第1条の改正につきましては、平成27年4月1日から適用するものでございまして、第19条は勤勉手当の改正で、平成27年12月の支給割合を、主として0.10月分引き上げるものでございます。 附則第11項は、55歳を超える職員で、医療職の医師を除く課長級以上の職員の給与からの減額の規定が適用されている間における、再任用職員を除く職員について、勤勉手当の総額から減額分を算出する規定でございます。 また、別表第1から別表第3までの給料表の改正につきましては、行政職給料表一表において平均0.4%を引き上げ、他の給料表においても行政職給料表一表との均衡を基本として改正を行うもので、議案書の47ページから62ページまでに記載のとおり改めるものでございます。 63ページをお願いいたします。第2条の改正につきましては、第1条の改正とは施行期日が異なり、平成28年4月1日から施行するものでございます。 主な改正内容でございますが、地方公務員法の一部改正に伴い、第3条及び第5条では、職務給原則を徹底するために、地方公共団体は給与条例で「等級別基準職務表」を定めることとされたため、これまで松阪市職員の初任給、昇格、昇給等の基準に関する規則第3条に規定していたものを、今回条例にて規定するとともに、別表第4として、それぞれの職務の内容を加えるものでございます。 第18条の3は、行政不服審査法の全部改正に伴い、不服申し立ての手続が審査請求に一元化されたため、改正を行うものでございます。 第19条は勤勉手当の改正で、先ほどの第1条による改正において、平成27年12月分として引き上げた支給割合を、平成28年度以降、6月と12月で同一の割合とするものでございます。 附則第11項の減額の規定についても、6月と12月を同一の割合とするものでございます。 64ページ下段から65ページをお願いいたします。附則といたしまして、第1条は施行期日を定めるもので、第1項でこの条例は公布の日から施行するものとし、第2条による改正規定は平成28年4月1日から施行するものとしています。第2項で、第1条の改正規定による改正後の規定は平成27年4月1日から適用するものとしています。 第2条は、改正前の規定に基づいて支給された給与は、改正後の規定による給与の内払とみなす規定でございます。 第3条は、規則に委任する規定でございます。 前後して申し訳ございません。お戻りいただきまして、議案書40ページをお願いいたします。議案第33号松阪市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてでございます。本議案につきましても、議案第37号とおおむね同様でございまして、平成27年人事院勧告に基づく改正、地方公務員法の一部改正等に伴う改正につきまして、一般職の任期付職員にも適用させるものでございます。内容の説明は省略させていただきます。 続きまして、議案第34号松阪市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正についてでございますが、議案書43ページをお願いいたします。 本議案につきましては、地方公務員法の一部改正に伴い、同法第58条の2第1項に規定する人事行政の運営等の状況の公表事項について、勤務評定が削除され、人事評価及び退職管理が追加されることとなったことから、第3条を記載のとおり改めるもの、また、行政不服審査法の全部改正に伴い、不服申し立て手続が審査請求に一元化されたため、第5条を記載のとおり改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行すると規定させていただくものでございます。 続きまして、議案第35号松阪市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてでございますが、議案書44ページをお願いいたします。 本議案につきましては、地方公務員法の一部改正により、引用条項に項のずれが生じることから、改正を行うものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行すると規定させていただくものでございます。 続きまして、議案第36号松阪市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてでございますが、議案書の45ページをお願いいたします。 本議案につきましては、地方公務員災害補償法施行令の一部改正が平成28年4月1日に施行されることに伴い、地方公務員災害補償法による年金たる補償の傷病補償年金または休業補償と同一の事由により、厚生年金保険法による障害厚生年金等が併給される場合の調整率が0.86から0.88に改正されたことに伴い、本条例においても同様の改正を行うものでございます。 附則といたしまして、第1項では、この条例の施行期日を平成28年4月1日からと、第2項では経過措置を規定させていただくものでございます。 続きまして、議案第38号松阪市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について御説明を申し上げますので、議案書の66ページ、新旧対照表の42ページ及び政策等の説明資料の7ページから10ページまでもあわせてお願いいたします。 本議案は、複数の部局におきまして、委員の追加、廃止、一部改正を行う必要が生じましたことから、条例別表を議案書、及び、新旧対照表に記載のとおり、改正を行うものでございます。 具体的には、総務部におけます行政不服審査会委員の追加、選挙管理委員会におけます投票所立会人に係る日額報酬の改正、福祉部におけます広域隣保活動相談員の廃止、環境生活部におけます環境影響評価委員会委員の追加でございます。 まず、行政不服審査会委員の追加でございますが、行政不服審査法第81条第1項の規定に基づき、執行機関の附属機関として、同法の規定によりその権限に属させられた事項を処理するために設置する行政不服審査会の委員報酬、日額7000円を新たに定めさせていただくものでございます。 行政不服審査会につきましては、委員5人のうち3人で構成する合議体により案件の審査に当たるもので、審理員による審理結果の妥当性について、第三者機関として客観的な審査を実施するものでございます。 続きまして、投票所の投票立会人、及び、期日前投票所の投票立会人の一部改正でございますが、現在、当日投票所及び期日前投票所の投票立会人につきましては、報酬が日額のみの定めであることから、報酬支払いの都合上、交代できない仕組みになっており、実際に10時間を超えて従事していただいている状況であり、幾つかの投票所から交代制導入に係る要望が出されておりました。このため、当該日額報酬に加えて、当日投票所では7時間以下、期日前投票所では6時間以下の立会いの場合にあっては、半額を支払う旨の規定を追加するための一部改正をお願いするものでございます。 続きまして、広域隣保活動相談員の廃止でございますが、広域隣保活動相談員につきましては、隣保館は設置されておりませんが隣保活動を必要とする地域において、地域住民の生活上の相談に応じたり、また、その地域を含む中学校区を拠点として、関係行政機関と緊密な連携を保ちながら必要な業務を行ってまいりましたが、平成27年1月に相談員が死去されて以降、後任者を任命できない状況が続いており、現段階では相談員をお願いできる方が地域にお見えでないことから、条例別表から広域隣保活動相談員を削除させていただくものでございます。 続きまして、環境影響評価委員会委員の追加でございますが、環境影響評価法及び三重県環境影響評価条例の規定に基づき実施される環境影響評価に関し、市長が環境の保全の見地から意見書を提出するに当たり、専門的な知見から調査審議し、市長意見書に反映させるために設置する松阪市環境影響評価委員会の委員報酬、日額7000円を新たに定めさせていただくものでございます。 附則といたしまして、施行期日を議案書に記載のとおり規定させていただくものでございます。 以上、議案11件に係る提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔総務部長 中出 繁君降壇〕 △日程第36 議案第24号 松阪市住民協議会条例の制定について 日程第37 議案第51号 松阪市過疎地域自立促進計画について ○議長(大平勇君) 日程第36 議案第24号松阪市住民協議会条例の制定について、日程第37 議案第51号松阪市過疎地域自立促進計画について、以上、議案2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔経営企画部長 加藤正宏君登壇〕 ◎経営企画部長(加藤正宏君) それでは、ただいま上程されました議案2件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第24号松阪市住民協議会条例の制定についてでございます。議案書の4ページ、5ページ、また本日お配りいたしました政策等の説明資料2ページもあわせてお願いします。 本条例につきましては、これまで松阪市住民協議会規則により運用してまいりました住民協議会の基本的事項につきまして、条例を制定するものでございます。 本条例を上程させていただくに当たっての経過といたしまして、竹上市長が就任され、昨年の12月18日に住民協議会と市長との意見交換会を開催させていただく中で、住民協議会に特化した条例の制定についての御要望を受けております。また、9つの住民協議会の代表者で構成されます松阪市住民協議会連絡会の発足に向けた世話人会からも、昨年12月21日付で文書で条例制定についての要望書をいただいております。加えて、平成24年11月議会における住民協議会の活動の根拠となる条例を速やかに制定するよう強く要望する旨の決議もされていることも重く受けとめる中で、今議会に上程させていただいたものでございます。 さらに、条例の内容を精査するに当たりましては、市議会におきましては全員協議会を開催していただくとともに、市民意見聴取会の開催やパブリックコメントを実施してきたところでございます。 それでは、条例の内容につきまして御説明申し上げます。 第1条では、本条例の目的を、まちづくりを行う住民協議会に関する事項や、市と住民協議会の役割について定め、まちづくりの推進に資することを目的とすることを規定しております。 第2条では、住民協議会の認定要件等について定めており、これらの要件に適合していると認められる団体を、住民協議会として市長が認定することができることなどを規定しております。 第3条では、住民協議会の役割について定めており、まちづくりを行うに当たって、構成員の参画のもと、地域の課題の解決や地域の特性を生かした活動にみずから積極的に取り組むものと規定しております。 第4条では、市の役割について定めており、身近な地域課題の解決については、住民協議会との間で適切に役割分担を図ることや、活動に関する必要な支援措置を講ずることについて規定しております。 第5条では、住民協議会が行ってはならない活動について規定しております。 第6条では、地域におけるまちづくりを推進するに当たり、事務の一部を委任することができることを規定しております。 第7条では、この条例の施行に関し、必要な事項について市長が定めることができることを規定しております。 附則として、施行期日は公布の日からと規定するものでございます。 続きまして、議案第51号松阪市過疎地域自立促進計画につきまして御説明申し上げますので、議案書118ページ及び本日お配りいたしました政策等の説明資料の12ページを、あわせて別冊資料松阪市過疎地域自立促進計画をお願いいたします。 過疎対策につきましては、昭和45年に過疎地域対策緊急措置法が10年間の時限立法として制定されて以来、昭和55年に過疎地域振興特別措置法、平成2年に過疎地域活性化特別措置法、平成12年に過疎地域自立促進特別措置法と、過疎に対する法律が施行され、平成22年に、平成28年3月31日を期限とする過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律が施行されております。 その後、平成23年3月の東日本大震災の発生により、被災市町村において、過疎対策事業の進捗に大幅なおくれが生じることが想定されることなどから、過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律が平成24年6月27日に施行されたことに伴いまして、同法の失効期限が5年間延長され、平成33年3月31日とされました。現在の松阪市過疎地域自立促進計画の計画期間が平成28年3月31日までであることから、引き続き、松阪市の過疎地域の自立促進を図るため、法の期限に合わせた松阪市過疎地域自立促進計画を策定するものでございます。 なお、本計画に基づき、引き続き過疎対策事業債を有効に活用した事業の推進に努めていきたいと考えております。 松阪市における過疎地域は、過疎地域自立促進特別措置法第33条第2項の規定によりまして、引き続き、旧飯南町及び旧飯高町を過疎地域とみなすこととされております。 それでは、別冊の松阪市過疎地域自立促進計画をごらんいただきたいと思います。この計画書は43ページに及んでおりますが、その主な内容について御説明を申し上げます。 まず、表紙をめくっていただきまして、目次でございます。1基本的な事項から10その他地域の自立促進に関し必要な事項まで、10項目に分けてあります。1基本的な事項につきましては、市の概況、人口及び産業の推移と動向、市行財政の状況、地域の自立促進の基本方針、計画期間について記述しております。また、2産業の振興から10その他地域の自立促進に必要な事項までにつきましては、それぞれ施策の現況と問題点、その対策、事業計画に区分して記述しております。なお、これらの分類につきましては、法により定められた基準によるものであります。 それでは、1ページをお願いします。1基本的な事項としまして、(1)松阪市の概況でございます。松阪市の位置、面積、気候、合併の状況などを記述しております。また飯南管内、飯高管内における地域の自然的、歴史的、社会的、経済的諸条件の概要、また地域における過疎の状況、社会経済的発展の方向を示しております。 松阪市の人口は、平成22年国勢調査において16万8017人で、このうち過疎地域である飯南・飯高管内の人口は9643人で、市域の人口に対して5.7%でございます。過疎地域の面積は、総面積の50.9%を占めております。 飯南管内におきましては、市町合併以前から、道路整備や林道の整備、眼科診療所の設置、地域集会所の整備、交流施設としてリバーサイド茶倉や富士見ヶ原、茶業伝承館、産業文化センター、道の駅茶倉駅などの整備、情報通信施設としてケーブルテレビの導入や移動通信用鉄塔の整備、人口減少に伴う統合中学校や統合保育園の建設などを進め、地域の生活環境や福祉、教育環境の整備を進めてきたところでございます。 また、飯高管内におきましても、市町合併以前から道路整備や林道整備のほか、福祉施設として飯高老人福祉センター、飯高保健センター、高齢者生活福祉センターの建設、産業振興のための飯高林業総合センター、農産物加工施設、道の駅飯高駅などの整備、交流施設としてホテルスメール、グリーンライフ山林舎などの整備、情報通信施設としてケーブルテレビの導入や移動通信用鉄塔の整備などを行ってきたところでございます。 両管内とも人口の減少が進むとともに、耕作放棄地の増加や後継者不足などの課題を有しており、その対策が一層求められております。また、管内の道路網は関西方面と伊勢志摩方面を結ぶ交通の要衝であり、交流人口の増加に大きな期待が寄せられており、地域資源を生かした産業の振興や観光交流をさらに進めていく必要があると考えております。 次に、7ページをお願いいたします。(3)市行財政の状況でございますが、ここでは市全体の財政状況のほか、合併前の旧飯南町、旧飯高町の財政状況も記述しております。 次に、9ページをお願いします。(4)地域の自立促進の基本方針でございますが、飯南管内における基本方向としましては、自然や歴史・文化的資源を生かした交流と連携を進めていくこととし、①豊かな自然環境や歴史・文化的資源を活用した交流と連携による地域振興を初めとして、7項目の施策を推進しようとするものであります。 また、10ページには、飯高管内における基本方向を示しております。ここでは、豊かな自然環境を生かした地域産業の活性化や、他の地域との交流と連携を進めていくこととし、①豊かな自然環境や文化的資源を活用した観光と交流によるまちづくりを初めとして、7項目の施策を推進しようとするものであります。 (5)の計画の期間でございますが、この計画は平成28年4月1日から平成33年3月31日までの5カ年とするものでございます。 続きまして、2産業の振興について御説明申し上げます。11ページから18ページにかけまして、①基盤整備として農業・林業・水産業について、また、②地場産業の振興、③商業、④観光・レクリエーションについて、現況と問題点、その対策、事業計画を示しております。 まず、①基盤整備の農業でございますが、耕作放棄地の発生を未然に防止するために鳥獣害対策を進めるとともに、農業の持つ多面的機能の発揮と最適な土地利用を促進するための取り組みを進めていきます。林業につきましては、持続可能な森林経営の推進、木材自給率の向上及び環境保全のため、林道整備を進めるとともに、施業集約化、地域材のブランド化などを進めるとともに、地場産業である林業の振興を図っていきます。水産業につきましては、アユ漁、アメゴ釣り、川との触れ合いを中心に観光事業を推進するとともに、美しい川づくりを積極的に展開していきます。 次に、14ページの②地場産業の振興でございますが、地域資源を生かした特産品の開発や需要の拡大を目指してまいります。 次に、③商業でございますが、地域の商業者との連携や交通システムとの融合を図り、生活基盤の向上を図っていきます。また、飯高管内の道の駅飯高駅に訪れる方のニーズに合わせた商品開発を進め、需要の拡大を図ってまいります。 次に、④観光・レクリエーションでございますが、森林と渓谷美の自然環境を活用した誘客を図り、地場産業などと連携した観光交流事業を進めてまいります。 なお、産業の振興に係る具体的な事業計画につきましては、18ページに掲載しておりますので、説明は省略させていただきます。 続きまして、19ページから25ページにかけまして、3交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進について御説明申し上げます。ここでは、①市道、②林道、③電気通信施設等情報化のための施設、④自動車等、⑤地域間交流について、現況と問題点、その対策、事業計画を示しております。 まず、19ページの①市道でございますが、幅員の狭い区間の早期改良を進めるとともに、橋梁については耐震補強工事等を進めてまいります。 次に、②林道でございますが、林道の開設や改良等の基盤整備を進めてまいります。 次に、③電気通信施設等情報化のための施設でございますが、防災行政無線の整備等を行い、住民へ迅速かつ的確な情報伝達を図ってまいります。 次に、20ページの④自動車等でございますが、地域住民の利便性の向上に努め、生活交通の充実を目指してまいります。 続きまして、⑤地域間交流でございますが、道の駅などの観光施設と連携しながら交流促進事業等を行い、地域交流を進めてまいります。 具体的な事業計画につきましては、22ページから25ページに掲載しておりますので、説明は省略させていただきます。 続きまして、25ページから29ページでございますが、4生活環境の整備について御説明申し上げます。ここでは、①水道施設、②下水処理施設、③廃棄物処理施設、④消防施設、⑤その他に区分し、現況と問題点、その対策、事業計画を示しております。 まず、①水道施設でございますが、飯南管内におきましては、水道施設の更新や耐震化を進めます。飯高管内におきましては、簡易水道事業については、上水道事業との統合を進め、安全で良質な水の安定供給に努めてまいります。 次に、26ページの②下水処理施設でございますが、合併処理浄化槽の設置を進め、水質の改善を図ってまいります。 次に、③廃棄物処理施設でございますが、循環型社会を目指す中で、ごみの減量と資源化の啓発活動等に努めてまいります。 次に、④消防施設でございますが、消防団員と飯南・飯高分署の連携を密にし、消防活動の強化と住民への啓発活動を行うとともに、消防機械器具等の更新を行ってまいります。 次に、27ページの⑤その他でございますが、河川や排水路の整備を行うとともに、防災対策として、木造住宅の耐震診断や家具の転倒防止などの啓発や自主防災組織の結成促進に努め、地域住民の防災意識を高めてまいります。 生活環境の整備についての具体的な事業計画は、29ページに掲載しております。 続きまして、30ページから34ページでございますが、5高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進について御説明申し上げます。ここでは、①高齢者福祉施設、②介護老人保健施設、③児童福祉施設、④その他と区分し、現況と問題点、その対策、事業計画を記述しております。 まず、①高齢者福祉施設でございますが、住みなれた地域で安心して生活できるような体制づくりを進め、福祉支援の充実や地域の支え合いを推進していきます。 次に、②介護老人保健施設でございますが、高齢化の進展により介護を必要とする高齢者がますます増加することから、既存施設で行っている介護サービスなどを引き続き行っていくとともに、充実に努めていきます。 次に、31ページの③児童福祉施設でございますが、家庭や地域における児童健全育成対策の強化や、子育て支援センターや放課後児童クラブなどで児童の健全な育成を図ってまいります。 次に、32ページの④その他として、障害をお持ちの方が住みなれた地域で安心して生活ができるよう、関係機関と連携し、さまざまな生活支援を行っていくとともに、高齢者の生活支援として、日常の買い物支援や移動支援、見守り活動の推進等を図ってまいります。 なお、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進に係る具体的な事業計画につきましては、34ページに掲載しております。 続きまして、34ページをお願いします。6医療の確保について御説明申し上げます。ここでは、34、35ページに①診療施設、②特定診療科に係る診療施設について、現況と問題点、その対策、事業計画を記述しております。 まず、①診療施設でございますが、飯南・飯高管内の医療施設と3カ所の総合病院や関係機関との連携を密にし、医療のネットワーク体制の整備を進めてまいります。また、地域ぐるみの触れ合いやつながりを大切にした健康づくりの輪を広げる活動を推進するとともに、地域医療設備の充実に努めてまいります。具体的な事業計画は、35ページに掲載しております。 続きまして、36ページをお願いします。7教育の振興についてでございますが、36ページから39ページにかけて、①学校教育関連施設、②集会施設・体育施設等に区分し、現況と問題点、その対策、事業計画を記述しております。 まず、①学校教育関連施設でございますが、過疎化や少子化による児童生徒数の減少に伴い、特色ある教育活動の充実や、小中連携教育を推進するなどして地域の課題に対応していきます。また、スクールバスの更新を行ってまいります。 次に、38ページの②集会施設・体育施設等でございますが、飯南体育センターなどの老朽化施設の修繕を行ってまいります。 具体的な事業計画は、39ページに掲載しております。 続きまして、40ページをお願いいたします。8地域文化の振興等についてでございますが、ここでは、①地域文化振興施設等について、現況と問題点、その対策、事業計画を記述しております。 飯南管内におきましては、飯南産業文化センターを文化芸術活動や地域の交流拠点として位置づけ、地域の文化的活動を支援してまいります。また、飯高管内におきましては、文化財の保存・継承に努め、地域の文化的活動を支援していくとともに、老朽化した設備を整備してまいります。 具体的な事業計画は、41ページに掲載しております。 続きまして、9集落の整備について御説明申し上げます。ここでは、①過疎地域集落再編整備について記述しております。 急激な少子高齢化の進展や若者の都市部への流出により、将来は集落の維持が十分に行われなくなることが危惧されます。過疎地域の集落再編整備として、若者定住促進住宅の整備とともに田舎と都市の移住交流や地域の活性化につなげるため、移住コーディネーターを設置する等、空き家の有効活用の取り組みを進めてまいります。 具体的な事業計画は、41ページに掲載しております。 続きまして、42ページをお願いいたします。10のその他地域の自立促進に関し必要な事項について御説明申し上げます。 両管内の急速な少子高齢化や人口流出などにより、地域活力の低下や地域コミュニティの機能の維持が問題となっているところでございます。これらの地域は豊かな自然環境に恵まれた地域であり、地域が有するすぐれた資源を生かした交流・連携を通じて、地域の魅力を多方面へ情報発信し、両管内が元気になるための取り組みを進めてまいります。 以上、議案2件の説明とさせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。     〔経営企画部長 加藤正宏君降壇〕 ○議長(大平勇君) 暫時休憩をいたします。午後2時10分、本会議を再開いたします。                         午後2時0分休憩                         午後2時10分開議 ○議長(大平勇君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △日程第38 議案第25号 松阪市子ども発達総合支援センター条例の制定について 日程第39 議案第41号 松阪市放課後児童クラブ施設条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第38 議案第25号松阪市子ども発達総合支援センター条例の制定について、日程第39 議案第41号松阪市放課後児童クラブ施設条例の一部改正について、以上、議案2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔福祉部長 薗部 功君登壇〕 ◎福祉部長(薗部功君) ただいま上程されました議案2件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第25号松阪市子ども発達総合支援センター条例の制定についてでございます。議案書の6ページをお願いいたします。あわせて、本日配付されました政策等の説明資料の3ページもお願いいたします。 本施設は、平成25年度に障がい児療育施設整備事業に関する基本計画を策定し、平成26年度には公開設計競技によって設計業者を選定、平成27年7月から子ども発達総合支援施設新築工事を着工し、今年度末には施設本体の完成、そして平成28年9月末までに外構、標識板の設置等の工事を完了し、同年10月1日に開設を予定しているところでございます。 また本施設は、児童福祉法に定める障害児及び心身の発達に心配がある満18歳未満の子どもたちを、その家族等のもとから通所させ、日常生活における基本的動作の指導、自立に必要とする知識技能の付与、集団生活への適応のための訓練及び必要とする支援を提供することを目的とする施設として設置するもので、ついては本施設の設置等に関する条例を制定しようとするものでございます。 主な内容としましては、第1条に、設置の目的、名称及び位置を定めており、名称は松阪市子ども発達総合支援センターとし、第2条に、本支援センターが児童福祉法に定める事業及び松阪市単独事業の内容を、また議案書7ページにあります第6条には、支援センターに通所する児童の定員を条例施行規則で定める旨明示しております。定員につきましては、就学前の児童が利用する児童発達支援事業を30人、就学期の児童が利用する放課後デイサービス事業を10人とする予定でございます。 次に、第8条では、感染症にかかっていると認められる場合や施設設備の損傷のおそれなどの理由により利用制限をする旨を定め、第9条では、児童福祉法に定める事業を利用するときは利用者負担額を徴収することを定めております。 8ページの第12条では、施設の管理運営に指定管理制度の導入ができる旨を明示しております。 附則といたしまして、この条例は本施設が開設します平成28年10月1日から施行するものとしています。 続きまして、議案第41号松阪市放課後児童クラブ施設条例の一部改正について、御説明を申し上げます。 議案書の91ページをお願いいたします。松阪市放課後児童クラブ施設条例第2条では、名称及び位置を別表に定めるとおりとしており、今回の改正は、この別表に豊地小学校区放課後児童クラブ施設を追加しようとするものでございます。 豊地小学校区放課後児童クラブは平成23年4月に開設がされ、施設としましては開設当時より豊地小学校に隣接します松阪市豊地農構センター2階の一室をお借りし活動してまいりましたが、利用児童の増加等に対応するため、平成27年度事業におきまして、現在豊地小学校の敷地内に延床面積99.37平方メートルの専用施設を整備しているところでございます。 工事の完成は 平成28年3月で、4月1日から供用を開始したいと考えております。 附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行するものとしています。 以上、議案2件の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔福祉部長 薗部 功君降壇〕 △日程第40 議案第26号 松阪市旧学校施設条例の制定について 日程第41 議案第28号 松阪市三雲軟式テニスコート条例の廃止について 日程第42 議案第47号 松阪市立学校設置条例の一部改正について 日程第43 議案第48号 松阪市立幼稚園条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第40 議案第26号松阪市旧学校施設条例の制定について、日程第41 議案第28号松阪市三雲軟式テニスコート条例の廃止について、日程第42議案第47号松阪市立学校設置条例の一部改正について、日程第43 議案第48号松阪市立幼稚園条例の一部改正について、以上、議案4件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔教育長 東 博武君登壇〕 ◎教育長(東博武君) ただいま上程されました議案4件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第26号松阪市旧学校施設条例の制定についてでございます。 議案書9ページから11ページ、あわせて松阪市議会基本条例第9条第1項関係の政策等の説明資料4ページをお願いいたします。 今回、御審議をいただきます議案につきましては、平成28年度から飯高東中学校と飯高西中学校を統合し、新しく飯高中学校としてスタートするに当たり、廃校とする飯高西中学校の施設を旧学校施設として、市民の社会教育の活動の場として開放するため、必要な事項を定めるものでございます。 条文の主な内容といたしましては、第1条は条例制定の趣旨、第2条では設置の目的を規定しております。 第3条は設置する施設の名称と位置、第4条では施設の使用時間、第5条では施設の許可について、あらかじめ教育委員会の許可を受けなければならないことを規定しています。 第6条では使用許可の基準、第7条では使用の不許可について規定しています。 第8条は施設の使用料を別表に記載のとおり定めるものでございます。 第9条では使用者の遵守すべき事項を定め、第10条では、使用許可の取り消し等を規定しています。 第11条では原状回復の義務、第12条では使用者の損害賠償について、第13条において、許可書の譲渡等の禁止を規定しており、第14条は委任規定でございます。 附則といたしまして、第1項はこの条例の施行期日を規定するもので、平成28年4月1日から施行するとしています。 第2項では経過措置を、第3項では、この条例に基づく旧学校施設の使用については、当該施設の長期的な用途を検討し、その結果に基づき必要な措置を講ずるまでの暫定的な使用であることを定めております。 次に、議案第28号松阪市三雲軟式テニスコート条例の廃止についてでございます。 議案書13ページ、あわせて松阪市議会基本条例第9条第1項関係の政策等の説明資料6ページをお願いいたします。 三雲軟式テニスコートは、曽原町の旧天白小学校跡地に所在するクレーコート2面のテニスコートでございます。近年は利用がない状況であること、さらに近隣にはハートフルみくもテニスコートがあり、利用者への影響も少ないと考えられることから、施設を廃止し、条例を廃止するものでございます。 附則といたしまして、第1項は、この条例の施行期日を平成28年4月1日からと規定し、第2項では、経過措置としまして、この条例の施行の日前にこの条例による廃止前の条例の規定により課した、または課すべきであった使用料等の取り扱いについて規定するものでございます。 次に、議案第47号松阪市立学校設置条例の一部改正についてでございます。議案書114ページをお願いいたします。 本議案は、平成28年度から飯高東中学校と飯高西中学校を統合し、飯高東中学校の校舎を使用し、新しく飯高中学校を設置するにあたり、松阪市立学校設置条例の一部改正を行うものです。 改正内容としましては、別表中の「松阪市立飯高東中学校」を「松阪市立飯高中学校」に改め、「松阪市立飯高西中学校」の項を削るものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、議案第48号松阪市立幼稚園設置条例の一部改正についてでございます。議案書115ページをお願いいたします。 本議案は、園児数の減少により休園としている東黒部幼稚園と阪内幼稚園を平成27年度で廃園とするため、松阪市立幼稚園設置条例の一部改正を行うものです。 現在、休園している東黒部幼稚園の園舎は放課後児童クラブとして、阪内幼稚園の園舎は子育て支援センターとしてそれぞれ活用しており、今後も引き続き、その用途でこども未来課が活用してまいります。 改正内容としましては、別表中の松阪市立東黒部幼稚園及び松阪市立阪内幼稚園の項を削るものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。 以上、議案4件に係る提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔教育長 東 博武君降壇〕 △日程第44 議案第27号 松阪市飯南林業総合センター条例の廃止について 日程第45 議案第52号 財産の無償譲渡について ○議長(大平勇君) 日程第44 議案第27号松阪市飯南林業総合センター条例の廃止について、日程第45 議案第52号財産の無償譲渡について、以上、議案2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔飯高地域振興局長 寺脇 充君登壇〕 ◎飯高地域振興局長(寺脇充君) ただいま上程されました議案第27号松阪市飯南林業総合センター条例の廃止について及び議案第52号財産の無償譲渡についての議案2件につきましては、関連がございますので、一括して提案理由の御説明を申し上げます。 議案書にあわせて、本日お配りしました政策等の説明資料の5ページもごらんください。まず、議案書の119ページをお願いいたします。議案第52号財産の無償譲渡につきましては、松阪市飯南林業総合センターを松阪飯南森林組合に無償で譲渡しようとするものでございます。当施設につきましては、築後20年が経過し、管理運営については同組合が供用開始時から管理業務委託を受け現在は指定管理者として行われております。この間において、恒常的な森林所有者・林業者に対する振興施策が実現され、公の施設としての設置目的は一定の成果が得られたものと捉えております。 今後は同組合が施設を所有することにより迅速な管理運営を実現することができること、また近年における公共施設のあり方の状況を鑑み、同組合へ無償譲渡しようとするものでございます。 続きまして、議案書の12ページをお願いいたします。松阪市飯南林業総合センター条例の廃止につきましては、先ほど御説明を申し上げましたとおり、当施設を無償譲渡しようとすることから、条例の廃止を行うものでございます。 以上、議案2件の提案説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔飯高地域振興局長 寺脇 充君降壇〕 △日程第46 議案第39号 松阪市税条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第46 議案第39号松阪市税条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔税務部長 大山睦夫君登壇〕 ◎税務部長(大山睦夫君) ただいま上程されました議案につきまして、提案理由を御説明いたします。議案書の67ページをお願いいたします。 本議案は、法律の改正及び総務省通知に伴い、市税条例の一部を改正するものでございます。 まず、第18条の2ですが、これは行政不服審査法の全部改正において、不服申し立ての手続が審査請求に一元化されたことに伴い、市税条例においても同様の改正を行おうとするものでございます。 次に、第51条及びその次の第139条の3ですが、平成27年12月18日付、総務省自治税務局各課長連名通知、地方税分野における個人番号利用手続の一部見直しについてにおいて、一部の手続における個人番号の利用の取り扱いを見直す方針が示され、納税義務者の負担を軽減する観点から、市民税及び特別土地保有税の減免申請において、個人番号の記載をしないことされたため、市民税の減免申請を規定している第51条及び特別土地保有税の減免申請を規定している第139条の3につきまして、個人番号を記載することとなっていた部分を削除し、所定の改正をするものでございます。 最後に、附則においてこの条例の施行期日を定めております。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔税務部長 大山睦夫君降壇〕 △日程第47 議案第40号 松阪市手数料条例の一部改正について 日程第48 議案第46号 松阪市建築審査会条例の一部改正について 日程第49 議案第54号 市道路線の認定について 日程第50 議案第55号 市道路線の変更について ○議長(大平勇君) 日程第47 議案第40号松阪市手数料条例の一部改正について、日程第48 議案第46号松阪市建築審査会条例の一部改正について、日程第49 議案第54号市道路線の認定について、日程第50 議案第55号市道路線の変更について、以上、議案4件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔都市整備部長 谷口保司君登壇〕 ◎都市整備部長(谷口保司君) ただいま上程されました議案4件について、提案理由の説明を申し上げます。 議案第40号松阪市手数料条例の一部改正についてでございますが、建築に関連する法令の改正に伴いまして、新たに法律に基づく認定事務等に要する手数料を追加するため、松阪市手数料条例を一部改正するものでございます。なお、追加する手数料の額につきましては、県内の所管行政庁で格差が生じないよう調整を行い、県下統一の金額としています。 改正の主な内容について説明させていただきます。議案書は68ページから90ページでございます。第1条ですが、3点の内容があります。1点目として、議案書68ページから72ページをお願いいたします。長期優良住宅普及促進法の認定申請において、既存住宅の増改築に伴う認定が可能となったことに伴い、手数料を追加するものでございます。制度開始の平成21年より、新築住宅のみが認定の対象となっていましたが、平成28年4月1日より既存住宅も増改築等を行い基準を満たす場合に認定を取得することが可能となります。 2点目として、議案書72ページ下段から79ページ中段をお願いいたします。都市の低炭素化促進法の認定申請において、非住宅建物の簡易な計算方法が平成28年4月1日より適用可能となることに伴い、手数料を追加するものでございます。 3点目として、議案書79ページ中段から89ページをお願いいたします。建築物のエネルギーの消費性能の向上に関する法律が公布されたことに伴い、手数料を追加します。平成28年4月1日に同法の一部が施行されることに伴い、新たな認定申請制度が始まることによるものでございます。 次に、90ページをお願いいたします。第2条は、建築基準法が改正され、これまで確認申請の対象外であった小荷物専用昇降機が確認申請の対象になることに伴い、手数料を追加するものです。事故事例等を受けて制度改正されるものであります。 附則といたしまして、第1条は平成28年4月1日より、第2条は平成28年6月1日より施行するものでございます。 続きまして、議案第46号松阪市建築審査会条例の一部改正についてでございますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第5次地方分権一括法による建築基準法の一部改正に鑑み、松阪市建築審査会条例を一部改正するものでございます。 改正の主な内容について説明させていただきます。議案書の113ページをお願いいたします。第2条の2は、建築審査会の委員の任期の条例委任について、建築基準法が改正され平成28年4月1日に施行されることに伴い、建築審査会の委員の任期に係る条例を整備するものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日より施行するものでございます。 次に、市道路線にかかわります議案2件について、御説明申し上げます。 まず初めに、議案第54号市道路線の認定について御説明させていただきます。議案書の121ページをお願いいたします。認定路線につきましては、121ページから122ページにかけて記載しておりますので、よろしくお願いいたします。 道路法第8条第1項の規定に基づき路線を新しく認定しようとするもので、同条第2項の規定に基づき提案させていただくものでございます。 添付の参考資料で御説明をさせていただきますので、資料1をお願いします。新しく認定をしようとする路線は、水色で着色しております。資料1の中央部分に図示しております川井町地内の高皿3号線と図面左下の川井町地内の上大坪1号線は開発行為により建設された道路を認定しようとするものでございます。 次に、資料2をお願いします。図面左側の大黒田町地内の大黒田新田道13号線、図面上部の新町1号線、図面右下の久保町の狭間道7号線と下村町の下村団地16号線・下村山ノ浦2号線の5路線は開発行為により建設された道路を認定しようとするもので、同じく右下の久保町地内の久保深泥1号線と下村町地内の苗張13号線の2路線は、寄附された道路を認定しようとするものでございます。 続きまして、資料3をお願いします。図面の中央部分にあります山室町・久保町地内の山室品ノ谷1号線・ひまわり団地1号線から4号線までの5路線は、寄附された道路を認定しようとするものでございます。また、右上の久保町地内の久保道久4号線は開発行為により建設された道路を認定しようとするものでございます。 続きまして、資料4をお願いします。図面の中央部分にある射和町地内の射和室ノ林1号線は開発により建設された道路を認定しようとするものでございます。 続きまして、資料5をお願いします。嬉野地域振興局管内になります。図面の右側部分の嬉野中川町地内の中川南17号線は、維持管理引き継ぎにより道路を認定するもので、嬉野権現前町地内の権現前16号線は、開発行為により建設された道路を認定しようとするものでございます。 以上18路線を認定しようとするものでございます。 続きまして、議案第55号市道路線の変更について、御説明させていただきます。 議案書の123ページをお願いします。道路法第10条第2項の規定に基づき路線を変更しようとするもので、同条第3項において準用する第8条第2項の規定に基づき提案させていただくものであります。 図面資料1をお願いします。黒色が旧路線で、赤色の路線に変更しようとするものでございます。図面右側にあります石津町地内の砂子通り4号線は、開発により造成された道路を組み入れ、終点を変更して認定をしようとするものでございます。 図面資料2をお願いします。図面左側にあります大黒田町地内の大黒田新田道10号線も開発により造成された道路を組み入れ、終点を変更して認定をしようとするものでございます。 図面資料5をお願いします。図面左側にあります嬉野下之庄町地内の豊地小学校線は、一部学校用地のため、終点を変更して認定するものでございます。 以上、3路線を変更しようとするものでございます。なお、今回認定と変更の2議案の議決をいただきますと、18路線がふえ合計6279路線に、延長が1802.9メートルふえ、総延長1838キロメートルとなります。 以上、議案4件の御説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔都市整備部長 谷口保司君降壇〕 △日程第51 議案第42号 松阪市国民健康保険税条例の一部改正について 日程第52 議案第43号 松阪市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部改正について 日程第53 議案第44号 松阪市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第51 議案第42号松阪市国民健康保険税条例の一部改正について、日程第52 議案第43号松阪市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部改正について、日程第53 議案第44号松阪市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準条例の一部改正について、以上、議案3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔健康ほけん部長 山敷敬純君登壇〕 ◎健康ほけん部長(山敷敬純君) ただいま上程されました議案3件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まずは、議案第42号松阪市国民健康保険税条例の一部改正について、提案理由の御説明申し上げます。議案書の92ページをお願いします。 本議案は、地方税法施行令第56条の88の2に規定する国民健康保険税の課税限度額が改正されたことに伴い、基礎課税分、後期高齢者支援金等課税分及び介護納付金課税分の課税限度額を引き上げるものです。 それでは、条例改正の内容につきまして御説明申し上げます。 まず、第2条につきましては、課税額の規定でございますが、第2項の基礎課税限度額を51万円から52万円に、第3項の後期高齢者支援金等課税限度額を16万円から17万円に、第4項の介護納付金課税限度額を14万円から16万円にそれぞれ改めるものです。 第23条につきましては、国民健康保険税の減額の規定でございますが、第2条の改正と同様に、基礎課税限度額を51万円から52万円に、後期高齢者支援金等課税限度額を16万円から17万円に、介護納付金課税限度額を14万円から16万円にそれぞれ改めるものです。 附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行させていただき、第2項で、改正後の松阪市国民健康保険税条例の規定は、平成28年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、平成27年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるとするものでございます。 次に、議案第43号松阪市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部改正につきまして、提案理由を御説明申し上げます。議案書93ページをお願いいたします。あわせまして、本日お配りいたしました新旧対照表の43ページをごらんいただきたいと思います。 今回の一部改正は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が平成28年2月5日に公布されたことに伴い、本条例を国の基準に準拠させるための一部改正を提案させていただくものでございます。 主な改正の内容は、地域密着型通所介護の新設でございます。これまで県に指定権限・指導監督権限があった通所介護、いわゆるデイサービスのうち、利用定員が19人未満の小規模な通所介護については、新たに地域密着型通所介護という新設の事業に移行されることになり、市に指定権限・指導監督権限が移されます。この移行に当たり、本条例に地域密着型通所介護の規定を第3章の2として追加するものでございます。 主な内容としまして、新旧対照表は47ページからになるわけでございますが、第59条の2は、地域密着型通所介護事業の基本方針を規定したものでございます。 議案書94ページをお願いいたします。第59条の3は、事業所に置くべき従業者の職種、具体的には、生活相談員、看護師または准看護師、介護職員、機能訓練指導員についての配置すべき員数と配置要件の規定でございます。 95ページをお願いいたします。第59条の4は、事業所の管理者に関する規定で、専従常勤でなければならないとされております。 第59条の5は、事業所に備えなければならない設備及び備品に関する規定でございます。食堂、機能訓練室、便所、洗面設備、静養室、相談室、事務室、消火設備などを設けなければならない規定のほか、食堂及び機能訓練室については、その合計した面積が3平方メートルに利用定員を乗じた面積以上としなければならないとされております。 議案書96ページをお願いいたします。第59条の6から第59条の20は、地域密着型通所介護事業の運営に関するさまざまな規定でございます。特に99ページでございますが、第59条の17、地域との連携の中で、運営推進会議の開催が義務付けられております。運営推進会議とは、利用者、利用者の家族、地域住民の代表者、市の職員または事業所が所在する区域を管轄する地域包括支援センターの職員、当該介護について知見を有する者等により構成される協議会でございます。この運営推進会議を、おおむね6月に1回以上開催しなければならないという義務規定や、会議において協議・報告すべき事項、会議の記録作成とその公表などに関する規定を定めるものでございます。 101ページをお願いいたします。地域密着型通所介護の中でも、難病やがん末期の者で常時看護師による観察が必要な者を対象とする事業については、療養通所介護という事業に区分されます。第5節第1款から第4款におきまして、この療養通所介護に係る規定を追加したものでございます。 第59条の21は、療養通所介護という区分を設ける趣旨でございます。第59条の22は、療養通所介護に関する基本方針でございます。第59条の23は、療養通所介護事業所に置くべき看護職員または介護職員の員数と配置要件に関する規定でございます。介護従業者のうち1人以上は常勤の看護師でなければならないとされております。 102ページをお願いいたします。第59条の24は、療養通所介護事業所の管理者に関する規定でございます。管理者は看護師でなければならないとされております。第59条の25は、利用定員に関する規定で、9人以下とされております。第59条の26は、療養通所介護事業所に備えなければならない設備・備品に関する規定で、療養通所介護を行うのにふさわしい専用の部屋を有し、その部屋は6.4平方メートルに利用定員を乗じた面積以上としなければならないとされております。 第59条の27から第59条の38は、療養通所介護の運営に関するさまざまな規定でございます。特に105ページでございますが、第59条の35、緊急時対応医療機関については、療養通所介護事業所と同一敷地内または隣接もしくは近接していなければならないとされております。 さらに、もう一つの改正の主なものとしまして、107ページになりますが、第80条の準用規定の中で、認知症対応型通所介護において、運営推進会議の開催が新たに義務づけられました。さきの地域密着型通所介護と同様に運営推進会議の開催に関する規定を定めるものでございます。 その他の改正は、主に文言等の整理でございます。 なお、附則といたしまして、施行日につきましては、国の改正と同様、平成28年4月1日とさせていただくものでございます。第2項では経過措置を規定するものでございます。 次に、議案第44号松阪市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準条例の一部改正について、提案理由を御説明申し上げます。議案書110ページをお願いいたします。あわせまして、新旧対照表の84ページをごらんください。 本議案につきましても、さきの議案第43号と同様に、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が平成28年2月5日に公布されたことに伴い、本条例を国の基準に準拠させるための一部改正を提案させていただくものでございます。 主な改正の内容は、さきの議案第43号と同様に、介護予防認知症対応型通所介護においても運営推進会議の開催が義務づけられたことに伴い、運営推進会議の開催に関する規定を追加するものでございます。 第39条において、運営推進会議の構成員、会議の開催頻度とその内容、記録作成とその公表などに関する規定を定めるものでございます。 その他の改正は、主に文言等の整理でございます。 なお、附則といたしまして、施行日につきましては、国の改正と同様、平成28年4月1日とさせていただくものでございます。また、第2項では経過措置を規定するものでございます。 以上、議案3件の提案理由とさせていただきますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔健康ほけん部長 山敷敬純君降壇〕 △日程第54 議案第45号 松阪市農林水産業振興事業分担金徴収条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第54 議案第45号松阪市農林水産業振興事業分担金徴収条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔産業経済部長 杉山正樹君登壇〕 ◎産業経済部長(杉山正樹君) ただいま上程されました議案第45号松阪市農林水産業振興事業分担金徴収条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。議案書の112ページをお願いします。 本議案につきましては、農業振興事業を推進していく上で、受益者から分担金を徴収する必要が生じたため、条例の一部改正を行うものでございます。 平成28年度から平成29年度にかけて、茶業振興を図るため国の農業基盤整備促進事業により、老朽化している茶防霜ファン改修に伴い、受益者に対し分担金の負担をお願いするもので、負担割合といたしましては、国庫補助金55パーセントで、その残額に当たる45パーセントの2分の1、50パーセントを分担金として御負担していただくものでございます。 改正内容といたしましては、条例の別表中に農業振興事業「補助残の50パーセント」を追加するものでございます。 附則といたしまして、施行期日を平成28年4月1日としております。 以上、提案説明とさせていただきますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔産業経済部長 杉山正樹君降壇〕 △日程第55 議案第49号 松阪市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第55 議案第49号松阪市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔上下水道事業管理者 向井克志君登壇〕 ◎上下水道事業管理者(向井克志君) ただいま上程されました議案第49号松阪市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。議案書は116ページ、また政策等の説明資料は11ページをお願いします。説明の中で、合併前の松阪市、嬉野町、三雲町については、それぞれ旧松阪市、旧嬉野町、旧三雲町と表現させていただきますので、よろしくお願いいたします。 今回の一部改正は、公共下水道整備地区の方々に御負担いただく受益者負担金にかかわるもので、本庁管内と三雲管内において受益者負担金の単位負担金額を新たに定める改正等を行うものございます。 まず、本庁管内に係る改正理由について御説明を申し上げます。当管内では本年3月に公共下水道事業計画区域の拡大を予定しており、区域の拡大は平成28年度から32年度までの5年間で下水道整備を行う予定区域等で、その面積は216.2ヘクタールとなります。受益者負担金の賦課の取り扱いについては、こうした事業計画区域の拡大ごとに、その範囲を新たな負担区として設定し、面積割方式の1平方メートル当たりの単位負担金額を定めてきたことから、今回拡大される区域を松阪第5負担区として設定し、その単位負担金額を定める改正を行うものでございます。 次に、三雲管内に係る改正でございますが、改正の背景・理由をこれまでの経過も含めて少し説明をさせていただきます。 1市4町の合併に当たり、新市における受益者負担金の賦課事務について事務調整を図るため、松阪地方合併協議会において、賦課方式の統一に向けたすり合わせ協議が行われましたが、統一には至りませんでした。合併協定書においては、概略ですが、受益者負担金について、旧松阪市と旧嬉野町は賦課方式を面積割とし合併時に統一を図る、旧三雲町は平成27年度まで現行のとおりとするということで合意がなされております。 この旧三雲町の期限である平成27年度は整備工事の実施年度であり、整備工事が完了した翌年度に賦課を行うことから、平成27年度の翌年度の28年度が一戸割方式で賦課を行う最終年度であり、条例で規定しているところでございます。このことから、三雲管内においては、平成29年度賦課から賦課方式をどのようにするのかを決定する必要があり、検討協議を進めてまいりました。 三雲管内は、合併以降においても、住宅団地等の宅地化が一層進み、平成24年5月には都市計画の市街化区域と市街化調整区域の区域区分を行う、いわゆる線引きが行われております。三雲管内の市街化区域では、更地や農地等の都市的未利用地が多く存在しております。こうした更地や農地等にも受益者負担金の賦課決定が必要であり、旧三雲町の一戸割方式では負担金額の決定ができないことから、市街化区域の更地や農地等への賦課対応、また、公平な賦課方式を考慮した上で、面積割方式を平成29年度賦課から採用しようとするものでございます。これに合わせて、三雲管内においても本庁管内と同様に負担区制を導入し、既存の事業計画区域に、本年3月に区域拡大する76.9ヘクタールを含めた404ヘクタールの区域を三雲第1負担区として設定し、当該負担区の面積割方式の単位負担金額を今回提案させていただくものでございます。 また、当条例の一部改正には直接関係ありませんが、面積割方式に今回見直すことに伴い、一戸割方式の賦課において、合併後に告示を行った1712戸を対象として、1戸当たりの単位負担額を10万円とするため、平成21年度より基金からの財源補填を行ってきており、補填は28年度までとなっておりますが、平成29年度からはこうした基金からの財源補填を取りやめ、基金残額については、将来の三雲管内の公共下水道事業整備財源として活用を図りたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、条例改正の内容について御説明申し上げます。 議案書116ページの第4条第1項ただし書の改正は、改正後の条例において、三雲第1負担区は平成28年度まで一戸割方式を適用することを規定するもので、その内容は従来どおり別表第2のとおりと規定するものでございます。 次に、同条第2項の改正は、第2項の規定内容が変わるものではありませんが、第4条第1項ただし書きの改正により、所要の字句改正が必要となり議案書のとおり改正を行うものでございます。 次に、別表第1の改正は、本庁管内の新たな負担区である松阪第5負担区について、1平方メートル当たりの単位負担金額を530円、三雲管内の負担区見直しをした三雲第1負担区については、1平方メートル当たりの単位負担金額を469円と定め、表中に追加するものでございます。 それぞれの単位負担金額については、前回の松阪第4負担区の場合と同様、過去3年以内に実施した工事のうち、新負担区の地形等に類似している区域の事業を引用して、その引用事業の末端管渠整備費相当額や賦課面積の実績をもとに算出をしたものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものとさせていただいております。 以上、説明とさせていただきますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔上下水道事業管理者 向井克志君降壇〕 ○議長(大平勇君) 暫時休憩をいたします。午後3時10分、本会議を再開いたします。                         午後3時2分休憩                         午後3時10分開議 ○議長(大平勇君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △日程第56 議案第50号 松阪市民病院使用料及び手数料条例の一部改正について ○議長(大平勇君) 日程第56 議案第50号松阪市民病院使用料及び手数料条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市民病院事務部長 内田寿明君登壇〕 ◎市民病院事務部長(内田寿明君) ただいま上程されました議案第50号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。議案書117ページをお願いいたします。 松阪市民病院使用料及び手数料条例の一部改正についてでございますが、本議案は、歯科による診療のうち健康保険算定額によらない使用料を改正しようとするものでございます。今回の改正により、抗菌処理することで義歯等の雑菌を除菌し、さらに義歯そのものに抗菌力を持たせることで雑菌の繁殖を防ぐ効果が得られるものでございます。 改正の内容といたしまして、第7条の表中、「義歯クリーニング(専用液洗浄及びPMDC)」の項の次に、種別として「抗菌処理」、単位として「1回につき」、使用料として「3240円」を追加し、改正しようとするものでございます。 また、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行させていただくものでございます。 以上、簡単ではございますが、議案第50号の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔市民病院事務部長 内田寿明君降壇〕 △日程第57 議案第53号 松阪市公の施設に係る指定管理者の指定について(松阪市リバーサイド茶倉) ○議長(大平勇君) 日程第57 議案第53号松阪市公の施設に係る指定管理者の指定について(松阪市リバーサイド茶倉)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔飯南地域振興局長 廣田美恵子君登壇〕 ◎飯南地域振興局長(廣田美恵子君) ただいま上程されました議案第53号松阪市公の施設に係る指定管理者の指定について、提案理由の御説明を申し上げます。議案書の120ページをお願いいたします。 公の施設の名称及び位置は、松阪市リバーサイド茶倉、松阪市飯南町粥見1084番地1であります。 指定管理者となる団体は、伊勢市一色町1500番地4、株式会社アーリー・バード、代表取締役 三田泰久でございます。指定の期間は、平成28年4月1日から平成29年3月31日までの1年間といたしております。 松阪市リバーサイド茶倉は、森林の持つ公益的機能への認識を高め、森林資源等を活用し、観光、経済、文化及びスポーツの発展に資するとともに、都市との交流を積極的に行い、観光情報の発信及び地域物産品振興を図ることを目的に設置された施設でございます。また、平成24年度からは橋でつながる道の駅茶倉駅と合わせて1つの指定管理者としているところでございます。 この施設につきましては、平成18年度から指定管理者制度を導入し、これまでリバーサイド茶倉組合を指定管理者として、施設管理、事業運営を行ってまいりました。平成26年3月の飯南・飯高観光施設のあり方検討委員会の答申を尊重する中、27年度は協議する期間として1年間の指定管理を行ってまいりました。 平成28年3月31日に現在の指定管理期間が終了することから、飯南地域におきましては、28年度以降のリバーサイド茶倉の方向性を模索するため、6月にリバーサイト茶倉を考える集いを開催し、また地域の方から成るリバーサイド茶倉のこれからを考える地域委員会を立ち上げ、地域の皆様とともに考えてまいりました。 その中で民間からの幅広い提案をいただこうと地域との合意形成を図る中で、平成27年7月27日から9月11日まで、リバーサイド茶倉及び道の駅茶倉駅の再生に向けた民間提案及び経営者の募集を行い、28年度以降の茶倉の経営を担っていただく経営者及び民間提案を幅広く公募したところ、3社の応募がありました。 その後、市民公開の場でプレゼンテーション審査を実施し、学識経験者、市長、副市長及び市関係職員、そして地域代表者から成る審査委員による審査の結果、株式会社アーリー・バードの1年間の指定管理者制度による管理運営を行っていくという提案を採用しました。その結果を受けて、12月16日に庁内の松阪市民間委託等検討委員会、28年1月13日開催の松阪市公の施設に係る指定管理者審査選定委員会の審査を受け、指定管理者の候補者とすることは適当と判断されたことから、株式会社アーリー・バードを指定するものであります。 指定管理期間を1年間とした理由については、新規候補者団体であることから、リスク回避の観点や、今後の安定した長期経営を想定した際の施設の劣化状況等を新規候補者団体みずからが管理運営を通して検証する必要があることから、1年間とさせていただきました。 なお、債務負担行為につきましては、今議会で上程させていただきました松阪市一般会計補正予算第7号で設定をさせていただいております。 以上、議案の提案説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔飯南地域振興局長 廣田美恵子君降壇〕 △日程第58 議案第56号 公平委員会委員の選任について ○議長(大平勇君) 日程第58 議案第56号公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 竹上真人君登壇〕 ◎市長(竹上真人君) ただいま上程されました議案第56号公平委員会委員の選任について、提案理由を説明させていただきます。本日配付いたしました人事案件議案書の1ページをお願いします。 現在、公平委員会委員をお務めいただいています菊池理夫さんの任期が平成28年3月23日に満了となりますので、後任として、村田裕さんを新たに選任しようとするものでございます。 経歴等につきましては、2ページに記載のとおりでございます。本市の公平委員会委員として適任と考え、提案しますので、よろしくお願い申し上げます。     〔市長 竹上真人君降壇〕 ○議長(大平勇君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第56号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論、採決を行います。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第56号について、同意することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大平勇君) 起立全員であります。よって、議案第56号は同意することに決しました。 △日程第59 選挙第1号 三重県後期高齢者医療広域連合議会の議員(補充)選挙について ○議長(大平勇君) 日程第59 選挙第1号三重県後期高齢者医療広域連合議会の議員(補充)選挙についてを上程いたします。職員より朗読いたします。     〔職員朗読〕 ○議長(大平勇君) 本件につきましては、三重県後期高齢者医療広域連合規約第8条及び第9条の規定により、同広域連合議会議員2名のうち、前副市長の辞職に伴い、同広域連合議員が欠員となっており、1名を選挙するものであります。 選挙の方法はいかようにいたしますか、お諮りをいたします。 ◆27番(水谷晴夫君) 指名推選でお願いしたいと思います。 ○議長(大平勇君) ただいま27番議員より、指名推選により行われたいとの発言がありました。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 三重県後期高齢者医療広域連合議会議員に、副市長山路茂氏を指名いたします。 お諮りいたします。山路茂氏を三重県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 御異議なしと認めます。よって、副市長山路茂氏が三重県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選いたしました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。明2月19日から23日の5日間を休会したいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平勇君) 御異議なしと認めます。よって、明2月19日から23日の5日間を休会することに決しました。2月24日午前10時、本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでございました。                         午後3時22分散会...