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11月30日-02号

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  1. 松阪市議会 2009-11-30
    11月30日-02号


    取得元: 松阪市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    松阪市 平成21年 11月 定例会(第6回)議事日程第2号 平成21年11月30日 午前10時開議 日程第1 議案第131号 松阪職員給与に関する条例等の一部改正について      議案第133号 松阪市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について      議案第134号 松阪教育委員会教育長給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について      議案第135号 松阪常勤監査委員給与等に関する条例の一部改正について      議案第142号 松阪上下水道企業職員給与種類及び基準に関する条例の一部改正について本日の会議に付した事件 議事日程と同じ出席議員30名)     1番  植松泰之君      2番  中瀬古初美君     3番  川口寿美君      4番  堀端 脩君     5番  野呂一男君      6番  中村良子君     7番  山本芳敬君      8番  田中祐治君     9番  山本 節君     10番  川口 保君    11番  大平 勇君     12番  大久保陽一君    13番  濱口高志君     14番  佐波 徹君    15番  海住恒幸君     16番  永作邦夫君    17番  松田俊助君     18番  中島清晴君    19番  今井一久君     20番  山本登茂治君    21番  中森弘幸君     22番  小林正司君    23番  久松倫生君     24番  西村友志君    25番  野口 正君     26番  松田千代君    27番  田中 力君     28番  水谷晴夫君    29番  前川幸敏君     30番  中出 実君欠席議員0名)議場出席説明者 市長          山中光茂君   副市長         中川 昇君 総務部長        中村明雅君   総合政策部長      山口隆範君 税務部長        宮本正道君   生活部長        道瀬茂昭君 環境部長        橋本昭彦君   保健部長        竹林文平君 福祉部長        山路 茂君   農林水産部長      小牧豊文君 商工観光部長      村田長稔君   建設部長        稲垣喜生君 会計管理者       池田直実君   教育委員長       御堂武二君 教育長         小林壽一君   嬉野地域振興局長    加藤宗信君 三雲地域振興局長    堀 隆行君   飯南地域振興局長    松岡正道君 飯高地域振興局長    山口天司君   上下水道事業管理者   松尾茂生君 市民病院事務部長    吉岡 理君   消防団事務局長     堀出忠夫君 監査委員        土本 勲君事務局出席職員     事務局長      坂口秀夫   次長        松名瀬弘己     議事係長      三木 敦   調査係長      中西雅之     兼務書記      北畠和幸   兼務書記      沼田雅彦-----------------------------------                         午後1時0分開議議長水谷晴夫君) 午後の開催で御苦労さまでございます。これより本会議を開きます。本日の議事は、議事日程第2号により進めることにいたします。 △日程第1 議案第131号 松阪職員給与に関する条例等の一部改正について 議案第133号 松阪市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について 議案第134号 松阪教育委員会教育長給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について 議案第135号 松阪常勤監査委員給与等に関する条例の一部改正について 議案第142号 松阪上下水道企業職員給与種類及び基準に関する条例の一部改正について ○議長水谷晴夫君) 日程第1 議案第131号、議案第133号から議案第135号まで、及び議案第142号の以上議案5件を一括議題とし、これより関係常任委員長報告を求めます。 総務生活委員長 田中祐治議員。     〔8番 田中祐治登壇〕 ◆8番(田中祐治君) それでは、総務生活委員会に付託されました案件審査経過並びに結果の御報告を申し上げます。 まず、議案第131号松阪職員給与に関する条例等の一部改正についてでありますが、「月60時間以上の時間外勤務をしている職員はどれくらいいるのか」との質疑に対し、「平成20年度の時間外勤務状況で、年間137人である」との答弁。「137人は全職員の割合からすると比較的多いように感じるが、どのような人事配置をしているのか」との質疑に対し、「行財政集中改革プランの中で、時間外勤務抑制は大きな命題としているが、月60時間を超える時間外勤務が続くと健康を損なうおそれもあり、時間外勤務の多い部署に対しては適正な人事配置人員の補充などの配慮をしているが、さらに、できる限り仕事改善や適正な人事配置を進めていきたい」との答弁。「137人の内訳で多い部署はどこか」との質疑に対し、「1年以内で1カ月でも60時間を超える時間外勤務をした人数で、市民税課17人、保険年金課11人、資産税課10人、こども未来課6人、収納課6人が主なところである」との答弁。「残業を解消していくには、残業をしなければならない原因を職員から聞き取ることや、他の部署からの応援などの連携などの方策を考えていく必要があるのではないか」との質疑に対し、「部内異動であったり、全庁的な応援体制を整えて、随時各部署が考え、円滑に業務が遂行できる方法をとっている」との答弁。「月60時間を超える職員は、週休日に時間外勤務をした場合、代休は取得できる状況にあるのか」との質疑に対し、「職員は、代休にするか、また、代休が取得できない場合、割り増しした時間外手当を受け取るか、いずれかの選択制となる」との答弁。「松阪市の給与は、県内他市に比べどれくらいの水準にあるのか」との質疑に対し、「平成20年度のラスパイレス指数で比較すると、松阪市は上から5番目の水準にある」との答弁。「土日などのイベントなどで職員ボランティアで手伝っているということであるが、ボランティア仕事をどう認識しているのか」との質疑に対し、「職務かボランティアであるかは、業務仕分けの中で判断されるべきであると考える」との答弁。「強制的にボランティアで手伝ってもらうのではなく、仕事との仕分けを十分に精査していただきたい」との意見。「住居手当廃止理由とその背景は」との質疑に対し、「住居手当自体が、国家公務員の制度に沿って創設してきたもので、したがって、今回も人事院勧告の中で廃止されたことに基づくものである」との答弁。「人事院調査の中で、国家公務員給与民間に比べて高かったということで、減額勧告を行なったが、松阪市でも同様の実態により減額を行なうという認識でよいのか」との質疑に対し、「松阪市では従来から人事院勧告に沿って給与改正をしてきており、当市の民間との給与の比較は行なってはいないが、本来人事院勧告というものは、労働基本権が制約されており、代償措置として国家公務員に対しなされているものであり、一般社会情勢に適応した適正な給与を確保する機能を有するものであり、勧告された給与額は、民間事業従業員給与水準と均衡されたもの、民間を準拠されたものが基本となっている」との答弁。「公務員給与全体が引き下げられたら、公務員購買力が低下し、デフレスパイラルに陥っていくことになるが、そのあたりをどのように考えているのか」との質疑に対し、「少なからずとも経済影響を及ぼすと考えるが、松阪市としては、今まで人事院勧告に準拠してきたことから、今回の内容についても国では、民間賃金の準拠ということで精査されており、人事院に沿った考え方で行うものである」との答弁。「人事院勧告は理解できるが、平均年間12万9000円職員の所得が減るということは、購買力が減るだけにとどまらず、来年の春闘にも影響を及ぼし、結果、民間給与にも影響を与え、さらに、デフレが進んでいくと懸念されるが、その点についてはどう考えるのか」との質疑に対し、「デフレについては全国的な問題であり、同感するところではあるが、国が経済成長率を向上させるための施策を打ち出すことを強く望むものである」との答弁。「県の人事委員会勧告では、住居手当のカットはないとしているが、その判断をどのようにとらえているのか。また、松阪市の職員持ち家率状況は」との質疑に対し、「持ち家住居手当を受給している職員は、平成21年10月現在で約100人である。また、人事院勧告に基づく住居手当廃止については、これまでの流れの中で組合とも十分真摯に話し合いをしながらきたという経過もあり、今後もそのような過程を基本的な考え方としていく」との答弁。「市として、今は給与を引き下げることより、景気を上昇させるために、雇用を確保するような経済対策をすべきではないのか」との質疑に対し、「自主財源である市税も落ち込み、また、依存財源である交付税も今後どのようになっていくかわからない状況下で、財源確保を考え、国の経済政策を見定めながら、今後を考えていきたい」との答弁があり、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第133号松阪市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第134号松阪教育委員会教育長給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第135号松阪常勤監査委員給与等に関する条例の一部改正についてでありますが、審査を行い、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、総務生活委員会に付託されました案件審査経過並びに結果の報告を終わります。     〔8番 田中祐治君降壇〕 ○議長水谷晴夫君) 次に、建設水道委員長 中森弘幸議員。     〔21番 中森弘幸登壇〕 ◆21番(中森弘幸君) それでは、建設水道委員会に付託されました案件審査結果の御報告を申し上げます。 議案第142号松阪上下水道企業職員給与種類及び基準に関する条例の一部改正について審査を行いました。 続いて討論に入り、委員より「この改正は、人事院勧告に基づいていることを確認した上で、今回の人事院勧告そのもの労働基本権代償措置としての機能を発揮したということに対しては非常に疑問があること、また、今後、多くの企業等賃下げにつながる問題点を残すことから反対である」との発言があり、採決の結果、挙手多数、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、建設水道委員会に付託されました案件審査結果の報告を終わります。     〔21番 中森弘幸君降壇〕 ○議長水谷晴夫君) 以上で委員長報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長水谷晴夫君) これにて質疑を終わります。 これより討論採決を行います。 まず、議案第131号について討論はありませんか。     〔19番 今井一久登壇〕 ◆19番(今井一久君) 議案第131号松阪職員給与に関する条例等の一部改正について反対討論をいたします。 今回の給与改定は、一つには、前自公政権のもとの8月11日に出された人事院勧告に従い、第1に、給与を0.17%マイナス、ただし初任給中心にした若年層医療職を除く、第2に、賞与を年間0.35カ月の過去最高の幅の削減、第3に、住居手当持ち家分2500円を廃止するものである。 本会議答弁でも、平均給与12万9000円の引き下げ、一般会計から特別会計企業会計などを合わせて市の総額約3億1000万円となります。 この一部改正反対する理由には、今回の人事院勧告が、この間の総選挙でも大敗した自公政権が財界による雇用破壊賃金抑制のもとでの総人件費抑制政策人事院に押しつけたものであり、本来、市長も認められている労働基本権代償措置を放棄する不当なものであります。 第2に、2009年春闘でも国民春闘会議5052円、1.81%アップ、連合4848円アップ日本経団連大手5787円、1.81%アップ、中小3486円、1.38%アップなど、基本給引き上げ傾向にあり、国家公務員定昇率1.06%を考慮しても、基本給削減は意図的につくり出されたものであると言わざるを得ません。 第3に、また三重県の人事委員会は、企業規模50人以上、かつ事業規模50人以上の県内682の民間事業所のうち147事業所を抽出し、職種別民間給与実態調査して、三重県は職員給与民間事業所を下回るということで、人事院勧告に準じて給与表を引き下げることは適当でないと給与表改定を見送りました。 松阪市の場合は、そのような具体的な調査もせず、ただ人事院勧告に従うということだけで、官民格差の是正という点からも、具体的な根拠が示されていない妥当性を欠くものになっています。 第4に、国会でも原口総務大臣が、民間で働く人たちが苦しいから公務員も同じように給与を減らすべきだという単純な議論は危険と答弁しているように、この公務員賃下げは、さらに民間賃金削減の悪循環を加速するものにならざるを得ないということであります。 第5に、総額約3億1000万円の賃金削減地域経済への影響を免れないものであり、また、松阪市はその削減に見合う地域経済に対する手だて政策も何も示されず、無策という状況であると言わざるを得ません。このことは、地域購買力や消費を抑えるデフレスパイラルをより加速し、松阪市の経済をより冷え込ますものにならざるを得ないということであります。 第6に、住居手当国家公務員の場合は広域移動などを前提として約4割の職員の居住している職員官舎借家手だてに特化する住居保障とするものであり、地方自治体の場合は、国と違い、職員持ち家が多く、廃止することは適当でないということであります。 第7に、60時間以上の時間外手当の増額には賛成をしますが、一方、代休措置がとられた場合には増額しないということであります。総務委員会でも平成20年度で対象者が137人いるということが示されましたが、特に80時間以上は63名ということであります。1カ月80時間以上ということは、労働基準監督署では過労死基準を超えるものとなることであります。特に代休措置をとることが今の人員削減の中でできるのか、この点での改善も必要であります。よって、反対討論といたします。     〔19番 今井一久君降壇〕 ○議長水谷晴夫君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長水谷晴夫君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第131号に対する委員長報告可決であります。委員長報告どおり決するに賛成議員挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長水谷晴夫君) ありがとうございました。挙手多数であります。よって、議案第131号は原案どおり可決されました。 次に、議案第133号について討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長水谷晴夫君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第133号に対する委員長報告可決であります。委員長報告どおり決するに賛成議員挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長水谷晴夫君) ありがとうございました。挙手全員であります。よって、議案第133号は原案どおり可決されました。 次に、議案第134号について討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長水谷晴夫君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第134号に対する委員長報告可決であります。委員長報告どおり決するに賛成議員挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長水谷晴夫君) ありがとうございました。挙手全員であります。よって、議案第134号は原案どおり可決されました。 次に、議案第135号について討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長水谷晴夫君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第135号に対する委員長報告可決であります。委員長報告どおり決するに賛成議員挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長水谷晴夫君) ありがとうございました。挙手多数であります。よって、議案第135号は原案どおり可決されました。 次に、議案第142号について討論はありませんか。 ◆19番(今井一久君) 自席から失礼します。 議案第131号と同じ理由反対いたします。
    議長水谷晴夫君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長水谷晴夫君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第142号に対する委員長報告可決であります。委員長報告どおり決するに賛成議員挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長水谷晴夫君) ありがとうございました。挙手多数であります。よって、議案第142号は原案どおり可決されました。以上で本日の日程は全部終了いたしました。明12月1日午前10時、本会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。                         午後1時20分散会...