伊勢市議会 > 2020-12-23 >
12月23日-07号

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  1. 伊勢市議会 2020-12-23
    12月23日-07号


    取得元: 伊勢市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-14
    伊勢市 令和 2年 12月 定例会       令和2年12月伊勢市議会定例会会議録議事日程               令和2年12月23日(水)午前10時開議日程第1 議案第118号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第9号)外7件一括日程第2 議案第126号 伊勢市市税条例の一部改正について外3件一括日程第3 議案第130号 伊勢市立公民館指定管理者の指定について外13件一括日程第4 議案第144号 伊勢市児童発達支援センター鳥羽市民の利用に関する協議について外6件一括日程第5 議案第151号 タブレット端末充電保管庫の取得について日程第6 議案第152号 市道の路線の認定について日程第7 議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)日程第8 議案第162号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第11号)日程第9 令和2年請願第2号 政府に消費税減税を求める意見書提出に関する請願日程第10 発議第29号 伊勢市議会委員会条例の一部改正について日程第11 発議第30号 伊勢市議会議員政治倫理条例の一部改正について本日の会議に付した事件 1.令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第9号)外7件一括 1.伊勢市市税条例の一部改正について外3件一括 1.伊勢市立公民館指定管理者の指定について外13件一括 1.伊勢市児童発達支援センター鳥羽市民の利用に関する協議について外6件一括 1.タブレット端末充電保管庫の取得について 1.市道の路線の認定について 1.令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号) 1.議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)に対する附帯決議 1.令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第11号) 1.令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第11号) 1.政府に消費税減税を求める意見書提出に関する請願 1.伊勢市議会委員会条例の一部改正について 1.伊勢市議会議員政治倫理条例の一部改正について出席議員(24名)      1番  宮崎 誠君      2番  久保 真君      3番  中村 功君      4番  井村貴志君      5番  上村和生君      6番  北村 勝君      7番  楠木宏彦君      8番  鈴木豊司君      9番  野崎隆太君     10番  吉井詩子君     11番  世古 明君     12番  野口佳子君     13番  岡田善行君     14番  福井輝夫君     15番  辻 孝記君     16番  吉岡勝裕君     17番  品川幸久君     18番  藤原清史君     20番  西山則夫君     21番  小山 敏君     22番  浜口和久君     23番  山本正一君     24番  宿 典泰君     25番  世古口新吾欠席議員(0名)      なし職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長       中村昌弘君   事務局次長      中居 渉君  議事係長       中野 諭君   調査係長       倉井伸也君  書記         森田晃司君説明のため出席した者  市長         鈴木健一君   副市長        藤本 亨君  副市長        福井敏人君   病院事業管理者    佐々木昭人君  会計管理者      藤井良輝君   総務部長       江原博喜君  危機管理部長     堀  毅君   情報戦略局長     浦井 出君  資産経営部長     東浦 弘君   環境生活部長     藤本 宏君  健康福祉部長     鳥堂昌洋君   産業観光部長     須崎充博君  国体推進局長     岡 康弘君   都市整備部長     森田一成君  上下水道部長     中村高弘君   病院経営推進部長   西山正裕君  消防長        中芝育史君   総務部参事      中川雅日君  健康福祉部参事    岩佐 香君   総務課長       中世古克規君  教育長        北村 陽君   事務部長       鈴木光代君  学校教育部長     植村法文君   監査委員       畑 芳嗣君  選挙管理委員会委員長 竜田節夫君 △開議 午前9時58分 △開議の宣告 ○議長(浜口和久君) ただいまから市議会定例会継続会議を開きます。 本日の出席者は全員でありますので、会議は成立いたしております。 本日の会議録署名者及び議案等説明者は、開会当初決定あるいは御報告申し上げたとおりであります。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 それでは、会議に入ります。----------------------------------- △議案第118号外7件一括の上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) 日程第1、「議案第118号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第9号)外7件一括」を議題といたします。 本件につきましては、去る12月14日の本会議におきまして関係常任委員会審査付託となっているものです。 各委員会の審査結果について、委員長の報告を求めます。 始めに、産業建設委員会から報告をお願いいたします。 6番・北村議員。 ◆6番(北村勝君) ただいま上程されました8件一括の議案中、産業建設委員会審査付託を受けました「議案第118号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第9号)」中、産業建設委員会関係分、「議案第122号 令和2年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第2号)」「議案第124号 令和2年度伊勢市水道事業会計補正予算(第1号)」及び「議案第125号 令和2年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第1号)」については、去る12月17日に産業建設委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 次に、教育民生委員会から報告をお願いいたします。 10番・吉井議員。 ◆10番(吉井詩子君) 上程中の8件一括の議案中、教育民生委員会審査付託を受けました「議案第118号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第9号)」中、教育民生委員会関係分、「議案第119号 令和2年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」「議案第120号 令和2年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」「議案第121号 令和2年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号)」及び「議案第123号 令和2年度伊勢市病院事業会計補正予算(第1号)」については、去る12月18日に教育民生委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(浜口和久君) 次に、総務政策委員会から報告をお願いいたします。 21番・小山議員。 ◆21番(小山敏君) 御報告申し上げます。 上程中の8件一括の議案中、総務政策委員会審査付託を受けました「議案第118号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第9号)」中、総務政策委員会関係分については、去る12月21日に総務政策委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(浜口和久君) ただいまの各委員会からの報告に対しまして御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御発言もないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、議案第118号外7件一括に対する討論に入りますが、通告はありません。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第118号外7件一括を採決いたします。 本件につきまして、各委員会の報告のとおり原案を可決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) ありがとうございました。 起立全員と認めます。 よって、「議案第118号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第9号)」「議案第119号 令和2年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」「議案第120号 令和2年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」「議案第121号 令和2年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号)」「議案第122号 令和2年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第2号)」「議案第123号 令和2年度伊勢市病院事業会計補正予算(第1号)」「議案第124号 令和2年度伊勢市水道事業会計補正予算(第1号)」及び「議案第125号 令和2年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第1号)」、以上8件は、いずれも原案どおり可決確定いたしました。----------------------------------- △議案第126号外3件一括の上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第2、「議案第126号 伊勢市市税条例の一部改正について外3件一括」を議題といたします。 本件につきましては、去る12月14日の本会議におきまして所管常任委員会審査付託となっているものです。 各委員会の審査結果について、委員長の報告を求めます。 始めに、教育民生委員会から報告をお願いいたします。 10番・吉井議員。 ◆10番(吉井詩子君) ただいま上程されました4件一括の議案中、教育民生委員会審査付託を受けました「議案第128号 伊勢市介護予防拠点施設なごみのやかた条例の廃止について」は、去る12月18日開会の教育民生委員会において慎重に審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(浜口和久君) 次に、総務政策委員会から報告をお願いいたします。 21番・小山議員。 ◆21番(小山敏君) 御報告申し上げます。 上程中の4件一括の議案中、総務政策委員会審査付託を受けました「議案第126号 伊勢市市税条例の一部改正について」「議案第127号 伊勢市税外収入金の督促、延滞金及び滞納処分に関する条例等の一部改正について」及び「議案第129号 伊勢市火災予防条例の一部改正について」は、去る12月21日に総務政策委員会を開催し、慎重に審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(浜口和久君) ただいまの各委員会からの報告に対しまして御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(浜口和久君) 続いて、議案第126号外3件一括に対する討論に入りますが、通告はありません。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第126号外3件一括を採決いたします。 本件につきまして、各委員会の報告のとおり原案を可決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) ありがとうございました。 起立全員と認めます。 よって、「議案第126号 伊勢市市税条例の一部改正について」「議案第127号 伊勢市税外収入金の督促、延滞金及び滞納処分に関する条例等の一部改正について」「議案第128号 伊勢市介護予防拠点施設なごみのやかた条例の廃止について」及び「議案第129号 伊勢市火災予防条例の一部改正について」、以上4件は、いずれも原案どおり可決確定いたしました。----------------------------------- △議案第130号外13件一括の上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第3、「議案第130号 伊勢市立公民館指定管理者の指定について外13件一括」を議題といたします。 本件につきましては、去る12月14日の本会議におきまして所管常任委員会審査付託となっているものです。 各委員会の審査結果について、委員長の報告を求めます。 始めに、産業建設委員会から報告をお願いいたします。 6番・北村議員。 ◆6番(北村勝君) ただいま上程されました14件一括の議案中、産業建設委員会審査付託を受けました「議案第138号 伊勢市二見健康管理増進センター指定管理者の指定について」「議案第142号 伊勢市神社海の駅の指定管理者の指定について」及び「議案第143号 伊勢市中村会館指定管理者の指定について」は、去る12月17日の開会の産業建設委員会におきまして慎重に審査を行いました結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 次に、教育民生委員会から報告をお願いいたします。 10番・吉井議員。 ◆10番(吉井詩子君) 上程中の14件一括の議案中、教育民生委員会審査付託を受けました「議案第130号 伊勢市立公民館指定管理者の指定について」「議案第131号 伊勢市学習等供用施設指定管理者の指定について」「議案第132号 伊勢市福祉健康センター指定管理者の指定について」「議案第133号 伊勢市ハートプラザみそのの指定管理者の指定について」「議案第134号 伊勢市児童館の指定管理者の指定について」「議案第135号 伊勢市放課後児童健全育成施設指定管理者の指定について」「議案第136号 伊勢市おひさま児童園の指定管理者の指定について」及び「議案第137号 伊勢市みなとふれあいセンター指定管理者の指定について」は、去る12月18日開会の教育民生委員会において慎重に審査を行いました結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(浜口和久君) 次に、総務政策委員会から報告をお願いいたします。 21番・小山議員。 ◆21番(小山敏君) 御報告申し上げます。 上程中の14件一括の議案中、総務政策委員会審査付託を受けました「議案第139号 伊勢市地区コミュニティセンター指定管理者の指定について」「議案第140号 伊勢市矢持会館指定管理者の指定について」及び「議案第141号 伊勢市朝熊ふれあい会館の指定管理者の指定について」は、去る12月21日に総務政策委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(浜口和久君) ただいまの各委員会からの報告に対しまして御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御発言もないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、議案第130号外13件一括に対する討論に入りますが、通告はありません。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第130号外13件一括を採決いたします。 本件につきまして、各委員会の報告のとおり原案を可決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) ありがとうございました。 起立全員と認めます。 よって、「議案第130号 伊勢市立公民館指定管理者の指定について」「議案第131号 伊勢市学習等供用施設指定管理者の指定について」「議案第132号 伊勢市福祉健康センター指定管理者の指定について」「議案第133号 伊勢市ハートプラザみそのの指定管理者の指定について」「議案第134号 伊勢市児童館の指定管理者の指定について」「議案第135号 伊勢市放課後児童健全育成施設指定管理者の指定について」「議案第136号 伊勢市おひさま児童園の指定管理者の指定について」「議案第137号 伊勢市みなとふれあいセンター指定管理者の指定について」「議案第138号 伊勢市二見健康管理増進センター指定管理者の指定について」「議案第139号 伊勢市地区コミュニティセンター指定管理者の指定について」「議案第140号 伊勢市矢持会館指定管理者の指定について」「議案第141号 伊勢市朝熊ふれあい会館の指定管理者の指定について」「議案第142号 伊勢市神社海の駅の指定管理者の指定について」及び「議案第143号 伊勢市中村会館指定管理者の指定について」、以上14件は、原案どおり可決確定いたしました。----------------------------------- △議案第144号外6件一括の上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第4、「議案第144号 伊勢市児童発達支援センター鳥羽市民の利用に関する協議について外6件一括」を議題といたします。 本件につきましては、去る12月14日の本会議におきまして教育民生委員会審査付託となっているものです。 教育民生委員会の審査結果について、委員長の報告を求めます。 10番・吉井議員。 ◆10番(吉井詩子君) ただいま上程されました7件一括の議案中、教育民生委員会審査付託を受けました「議案第144号 伊勢市児童発達支援センター鳥羽市民の利用に関する協議について」「議案第145号 伊勢市児童発達支援センター志摩市民の利用に関する協議について」「議案第146号 伊勢市児童発達支援センター明和町民の利用に関する協議について」「議案第147号 伊勢市児童発達支援センター玉城町民の利用に関する協議について」「議案第148号 伊勢市児童発達支援センター度会町民の利用に関する協議について」「議案第149号 伊勢市児童発達支援センターの大紀町民の利用に関する協議について」及び「議案第150号 伊勢市児童発達支援センター南伊勢町民の利用に関する協議について」は、去る12月18日開会の教育民生委員会において慎重に審査を行いました結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(浜口和久君) ただいまの報告に対しまして御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御発言もないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、議案第144号外6件一括に対する討論に入りますが、通告はありません。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第144号外6件一括を採決いたします。 本件につきまして、教育民生委員会の報告のとおり原案を可決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) ありがとうございました。 起立全員と認めます。 よって、「議案第144号 伊勢市児童発達支援センター鳥羽市民の利用に関する協議について」「議案第145号 伊勢市児童発達支援センター志摩市民の利用に関する協議について」「議案第146号 伊勢市児童発達支援センター明和町民の利用に関する協議について」「議案第147号 伊勢市児童発達支援センター玉城町民の利用に関する協議について」「議案第148号 伊勢市児童発達支援センター度会町民の利用に関する協議について」「議案第149号 伊勢市児童発達支援センターの大紀町民の利用に関する協議について」「議案第150号 伊勢市児童発達支援センター南伊勢町民の利用に関する協議について」、以上7件は、いずれも原案どおり可決確定いたしました。----------------------------------- △議案第151号の上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第5、「議案第151号 タブレット端末充電保管庫の取得について」を議題といたします。 本件につきましては、去る12月14日の本会議におきまして教育民生委員会審査付託となっているものです。 教育民生委員会の審査結果について、委員長の報告を求めます。 10番・吉井議員。 ◆10番(吉井詩子君) ただいま上程されました「議案第151号 タブレット端末充電保管庫の取得について」は、去る12月18日開会の教育民生委員会において慎重に審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(浜口和久君) ただいまの報告に対しまして御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御発言もないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、議案第151号に対する討論に入りますが、通告はありません。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第151号を採決いたします。 本件につきまして、教育民生委員会の報告のとおり原案を可決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) ありがとうございました。 起立全員と認めます。 よって、「議案第151号 タブレット端末充電保管庫の取得について」は、原案どおり可決確定いたしました。----------------------------------- △議案第152号の上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第6、「議案第152号 市道の路線の認定について」を議題といたします。 本件につきましては、去る12月14日の本会議におきまして産業建設委員会審査付託となっているものです。 産業建設委員会の審査結果について、委員長の報告を求めます。 6番・北村議員。 ◆6番(北村勝君) 御報告申し上げます。 ただいま上程されました「議案第152号 市道の路線の認定について」は、去る12月17日開会の産業建設委員会におきまして慎重に審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(浜口和久君) ただいまの報告に対しまして御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御発言もないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、議案第152号に対する討論に入りますが、通告はありません。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第152号を採決いたします。 本件につきまして、産業建設委員会の報告のとおり原案を可決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) ありがとうございました。 起立全員と認めます。 よって、「議案第152号 市道の路線の認定について」は、原案どおり可決確定いたしました。----------------------------------- △議案第160号の上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第7、「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」を議題といたします。 本件につきましては、去る12月14日の本会議におきまして関係常任委員会審査付託となっているものです。 各委員会の審査結果について、委員長の報告を求めます。 始めに、教育民生委員会から報告をお願いいたします。 10番・吉井議員。 ◆10番(吉井詩子君) ただいま上程されました「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」中、教育民生委員会関係分は、去る12月18日開会の教育民生委員会において慎重に審査を行いました結果、賛成多数をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 なお、討論の場において、伊勢市駅前保健福祉拠点施設の整備については、まだ議論の最中であり、抱える問題を解決してから議案として提出すべきであることから反対との意見。一方、市民の利便性につながるものであり、最少の経費で最大の効果を上げ、中心市街地の活性化に努めるよう願うものである。議会、行政それぞれの立場は違うが、住民福祉の向上のために議会としても進めていくべきである。今後、議会に対して適切に報告を頂き、福祉だけでなく伊勢市駅前周辺を一丸となって発展させていくことを願い、賛成との意見がありました。 ただし、原案を可決した後、附帯決議案が出され、採決の結果、賛成多数で可決いたしております。 ○議長(浜口和久君) 次に、総務政策委員会から報告をお願いいたします。 21番・小山議員。 ◆21番(小山敏君) 御報告申し上げます。 上程中の「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」中、総務政策委員会関係分については、去る12月21日に総務政策委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果、賛成多数をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(浜口和久君) ただいまの各委員会からの報告に対しまして御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御発言もないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、議案第160号に対する討論に入ります。 発言通告が参っておりますので、順次許可いたします。 始めに、7番・楠木議員。 ◆7番(楠木宏彦君) 「令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」について、日本共産党として反対討論を行います。 この補正予算は、伊勢市駅前B地区保健福祉拠点施設について、対象施設の賃借料の債務負担行為及び内装工事に係る設計委託料を計上するものです。つまり、この複合施設に伊勢市が入居することを是とするか非とするかの判断を議会に求めるものであります。 現在、福祉課題は複合化しており、市長はその点を何とか解決しなければいけないと熱く語られています。それはまさにそのとおりで、その点につきましては敬意を表したいと思います。そのことに関して、私は一般質問で質問をしましたけれども、介護、障がい、経済的困難、家族のひきこもりなど複数の悩みを持って相談にいらっしゃる市民が増えている。あるいは隣り近所で支え合うことが困難になり、どこへ相談していいか分からない、このような状況から、総合的な相談支援ができる拠点施設が必要である。このような課題意識は、市当局も議会も、そして市民にも共通のものだと考えます。しかし、そのような拠点施設をどこに造るか、ましてや民間のビルに入居するかどうか、こういうことについては全く別の問題だと思います。 駅前B地区再開発事業は、都市再開発法に基づき、国及び市の補助金の交付により民間事業者が進める事業です。当初、9階建てのビルを建設する事業として構想されました。しかし、そのビルの三つのフロアに伊勢市の保健福祉拠点施設が入居したいと申し出て、12階建てで設計され直したものです。その1階は医療・商業施設が入居、2階、3階、4階は駐車場、そして5階、6階、7階に伊勢市の保健福祉拠点施設が入り、8階は別の公益施設、その上の二つのフロアはサービス付き高齢者住宅、さらにその上の11階、12階は賃貸住宅の当初は予定でした。しかし、サービス付き高齢者住宅は、新型コロナ感染症の広がりのため経営が不振に陥り、撤退をすると。その結果、上の四つのフロアが賃貸になることになりました。全部で44戸です。また、8階の別の公益施設についてはハローワークだというふうに決まっております。 駅前は公共交通の便がいいという基調ですけれども、今の社会は車社会、恐らく福祉拠点施設の利用者の多くは車で来訪するものと考えられます。駐車場が129台分、これは絶対数が不足しているのではないかと思います。また収支計画では、駐車場1台分から相場をはるかに超える額が、収益を上げるものだと想定されております。それは当然、月ぎめでは借りてもらえない額ですから、時間貸しを考慮するものだと、このように説明をしておりますけれども、この計画どおりにいくかどうかは非常に不安です。需要について不明確で、事業者とコンサルタントの計画だけに依拠して進めていいのでしょうか。この129台分のうち、伊勢市は60台分を確保すると言っています。しかし、それも今後の協議に委ねられています。当局の説明によれば、一時的に足りなくなるのではないかと考えているが、その都度調整していくということでしたけれども、これは非常に納得ができるものではありません。 また、1階の医療・商業施設についてもまだ白紙の状態です。賃貸住宅についても市当局の答弁は、事業者においてニーズ等を考慮して計画をされておると考えている、というふうに曖昧な答弁です。また、この拠点施設に入居する部署の多くは福祉健康センターから移転するものですけれども、現在そこを利用しておられる方々の意見を聴いていない、こういう点も大きな問題です。 本補正予算案では、債務負担行為として20年間で22億円強の税金の使い道が提案されています。この先20年間、市民の税金を毎年1億円ずつ支払うことが決められてしまうものです。 以上、整理しますと、第1に、駐車場の確保など健康福祉拠点施設を利用する市民の利便性が確保されるかという点がまず問題です。第2に、ビルそのものの経営、つまり1階のテナント、上層階の賃貸住宅、駐車場、これらの収支が実際どうなるのか。事業者からの収支計画は出ているにしても、それが本当に可能なのかどうか市は調査をしていません。独自の計算が出ていません。伊勢市が税金を使って入居する以上、これらについても事業者やコンサルタント、あるいは金融機関の数字だけではなくて、伊勢市で独自の調査も必要なのではないでしょうか。そして3番目に、利用者の意見が反映されていないという点も問題です。 これらの問題がある以上、この事業に伊勢市が加わっていくことには大きなリスクが伴います。現在の伊勢市民にとって、そして将来の伊勢市民にとって大丈夫だと確信できない以上、この補正予算案に共産党としては賛成することはできません。 ○議長(浜口和久君) 次に、8番・鈴木議員。 ◆8番(鈴木豊司君) 議長のお許しを頂きましたので、上程中の「令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」につきまして、賛成の立場で議論をさせていただきます。 伊勢市駅前市街地再開発事業並びに保健福祉拠点施設の整備につきましては、平成28年6月13日の産業建設委員会及び翌14日の教育民生委員協議会で協議が始まり、既存の福祉健康センターなど関連します公共施設のマネジメントにおきましても、平成30年9月に策定されました施設類型別計画でその方向性が示されたところであります。そして、令和2年7月8日には産業建設委員会教育民生委員会連合審査会が設置され、駅前再開発事業と保健福祉拠点施設の整備の審査が同時に進められてまいりました。私は、総務政策委員会に所属しており、直接審査に加わることはなかったわけでございますが、至って冷静に皆さんの議論を拝聴させていただくことができたと思っております。 令和元年11月8日に開催されました全員協議会で申し上げたことがありますが、当局からは今日までに節目節目での報告を受け、議員側には一部釈然としない部分がうかがわれたと受け止めましたが、その都度しっかりとした議論が展開をされてきておりまして、自分なりには十分理解をしてきたつもりでございます。 そのような中で、令和元年11月26日には伊勢まちなか開発株式会社と基本合意書を締結し、また令和2年2月4日には伊勢商工会議所会頭から伊勢市議会議長宛てに、伊勢市駅前B地区第一種市街地再開発事業への伊勢市の福祉部門の進出に関する要望書が提出をされております。 一方、国におきましては、地域共生社会の実現のための社会福祉法等の一部を改正する法律が本年6月12日に公布され、各地方公共団体に対しまして重層的支援体制の整備を強く求めてきております。この重層的支援体制の整備につきましては、高齢、障がい、子育て、虐待、生活困窮などの課題を重層的に抱える世帯が増加しつつある中で、伊勢市がこれまでに準備を進められてきました事業そのものでありまして、社会福祉法、介護保険法、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律、いわゆる旧の障害者自立支援法であります、それと子ども・子育て支援法、生活困窮者自立支援法の各法律に基づき、地域生活課題を抱える住民世帯に対する支援体制及び地域住民等による地域福祉の推進のために必要な環境という課題に対しまして、一体的、重層的な支援体制の整備を行おうとする内容となっております。 さきの質疑、一般質問では、保健福祉拠点施設の整備につきまして様々な意見が出され、大変厳しい議論が交わされたことは承知をいたしております。平成28年から幾度も協議を重ねてきておりますが、そのたび重なる協議の過程におきましては、特段、拠点施設設備事業をやめるべきというような反対をする意見はお聞きすることはなく今日に至っていると私は認識をしているところであります。 そのような今日までの議論の流れや今回の法改正の趣旨を踏まえますと、伊勢市がこれまでに取り組んでこられた総合的な相談及び支援体制を早期に立ち上げ、確立し、断らない福祉、切れ目のない福祉サービスの実現とともに、伊勢市駅前がにぎわい、活力あふれるまちが再現できることを強く願望しまして、「令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」につきましては賛成することをここに表明いたします。 どうぞ議員の皆さんにおかれましては、市民の皆さんがひとしく幸せになること、そして伊勢市が掲げます先進的な取組を成就し、他の自治体の模範となることの実現のために特段の御理解、御賛同を賜りたくよろしくお願いを申し上げ、賛成の討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(浜口和久君) 次に、17番・品川議員。 ◆17番(品川幸久君) 議長許可を頂きましたので、反対の立場で討論に参加をさせていただきます。 私は地元の議員として中心市街地の活性化は悲願であり、大賛成であります。しかし、それが福祉の拠点ということに大きな疑問を持っております。まして、相手先の計画が甘かったことにより、ここまで大きな問題になってしまったことは非常に残念であります。 政策については、相談業務において、苦しみ、悩みを持った方を駅前に集めてにぎわいを創出することは私には考えられません。一般質問でも、利用する人たちにアンケートを取ったかとただしましたが、取っていないとのことでありました。福祉は利用者の気持ちが大切であると考えます。 この定例会の一般質問でも、教育で苦しむ方の相談は教育委員会で、障がいを持つ方は障害サポートセンターが3か所ある、高齢者の相談は6か所に配置された包括支援センターとの答弁であったと思います。今まで伊勢市になかったものであれば仕方がないと思いますが、あるのであれば、相談を受け、割り振ることだけになってしまわないか危惧するところであるし、そんなに簡単に済む問題ではないと考えております。まずすることは、今ある相談所がお互いに連携を取ることであります。これからという答弁を言うなら、今まで何をしていたということになります。 また、これからなかなか洗い出しにくい悩みを持つ方々のことを考えると、相談業務は静かなところでじっくりと向き合ってほしい。果たして駅前に相談に来てもらえるかも疑問であります。電話相談が主になるのではないかと思います。もしこれから市長の政策で、悩みを持つ人、仕事のない人をなくし、健康な人を増やしていただけるのであれば、こんなありがたいことはないと思うが、そこに集まる人が逆に減ってしまい、中心市街地活性化を目的としているために、難しい問題となっております。 今、新たな商売で駅前を活性に向かっている方々も期待をしているのは、商業、観光であります。子育て支援センターも、市長の思いで7か所つくるとのことでありますが、果たして、立体駐車場を上り、エレベーターに乗り、お子さんを抱いて大きな荷物を持って来てくれるのかと思うと、現在あるところのほうが便利で使い勝手がいいと思います。駐車場の問題も、利用者のことを考えると台数は足りないのではないかと推測されます。さらなる経費負担がかかることも十分考えられます。 家賃の問題も、市長、副市長も交渉に臨んでもらいましたが、いい結果は得られませんでした。20年の債務負担行為は、相手方にとっては保証になりますが、伊勢市にとってはリスクにしかなりません。交渉の機会をたくさん得て、議会のチェックもできるよう、5年、10年を望むものであります。 以上のことにより、今回の議案は反対としたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(浜口和久君) 次に、12番・野口議員。 ◆12番(野口佳子君) 私は、「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」について、賛成の立場から討論をいたします。 福祉拠点施設は、困っている方に寄り添い、伊勢市の社会福祉などの専門職の方が連携、協働し、迅速にその方に合ったサービスにつなげ、また、妊娠・出産期から子育て期、成長期、高齢期まで、健康づくりから福祉サービスまで様々な課題に対して支援を行う拠点であり、生まれ育った地域で誰もが安心して暮らしていける地域共生社会の実現を目指しております。介護や障がい、経済的な問題など幾つも困り事を抱える世帯に対して、それぞれの分野の専門職が一体で必要な対応を協議し、総合的に必要なサービスにつなげていくものと聞いております。そして、令和3年度から重層的支援体制整備事業が開始され、相談支援や地域に係る事業も一体的に行うこととされています。市長の言われる、創意工夫した人づくりや場づくりに取り組んでいただけることと、そして、赤ちゃんから高齢者まで、健康づくりから福祉サービスまで総合的に相談と支援が充実し、断らない福祉の実現を期待しております。 以上のような理由から、賛成討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(浜口和久君) 次に、24番・宿議員。 ◆24番(宿典泰君) 政友会の宿であります。 「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」に対して、反対の立場で討論に参加させていただきたいと思います。 この件は、もともと私、産業建設委員会のメンバーでありまして、駅前をいかににぎわいがあり、また再開発をしていくかということで、中心市街地活性化に関する事項として、伊勢市駅前の市街地開発事業が計画をされました。私はその時点では大いに、民間事業の事業者が参加をされて事業が推進されることについて、大いに賛成をしてまいりました。中心市街地の活性化ということでありますから、当然、民間事業者が参加をしてビルを建てて、その中にまた民間事業者を呼び込み、そういった事業が展開されるものであろうということであります。ですから、そのために伊勢市は、国と伊勢市から18億7,400万円の補助金を出しております。全体からいくと48億3,300万円でありますから、残り大体30億円弱の事業を展開するわけでありますけれども、残念ながら一転二転して、その財源・資金不足というのが明らかになっておるわけであります。 私は、駅前でそういった個人、民間事業者が事業を展開するということについては賛成でありますけれども、わざわざ伊勢市が公共の立場で参加をしていく、入居を決めるということについては大変リスクを感じますし、20年間、22億6,000万円からの支出がされるということは、それすらもリスクになってくるんではないかなと、こんなことを思います。 連合審査会の前の産業建設委員会でも、連合審査会でも、一般質問でも申し上げたわけでありますけれども、そのたびにいろいろ私としては、やはり市民の方に納得をしていただくためには、数字ということが財源の根拠であったり、また経費がどれぐらいかかるものなのかということを知りたいために質問もさせていただきましたけれども、その答弁、説明というのは、いまだに納得するような状況ではありません。 家賃一つにとっても、副市長からも一般質問の中で御答弁いただきましたけれども、不動産鑑定やコンサルタントからの示された額というのは最大の賃貸料であって、不動産鑑定であったりコンサルタントに指示をもらうというのは、大体土地を購入するというときに大きな役割を示すんではないかなと。賃貸で、それも20年間賃料を払うということについては、どうしても私は似つかわしくない状況であるし、その最大限の努力をされたということは、非常にそれは疑わしい問題であろうと思います。 一般質問でも言いましたけれども、地代家賃が、927.7平米以上あるわけでありますから、100円、200円、300円の違いで随分、20年間また年間費用も変わってくるということをやっぱり御認識いただいて、20年間の負担行為が本当にこれで合うのかどうかというようなことも確認をしていただきたいと思います。 地代家賃についても、何か3年、5年で交渉していくということであります。契約はそういうことで組まれるんでしょう。しかしながら、それはどなたがやっていくんでしょう。20年間、我々が、この議会のメンバーがもうほとんどいないんではないかなというような状況の中で、誰が確認をして未来に負担を残す、リスクを残すようなことのないような状況をつくっていくんだろうと、こんなことを思うわけであります。 今は、国からの重層的な云々でやり始めることは、まあそれはできるんでしょう。しかしながら20年先は、今12万4,000人の人口でありますけれども、約10万5,000人になる、1万8,000人から人口が少なくなるということでありますから、もう当然その業務についても縮小を迫られることもあり得るんだろうと思います。 私が知りたいのは、市民の方に、やはり全体事業費としてどれぐらいかかるんだと、今回の事業費だけでも、賃貸料、設計費、管理委託料、内装工事費、什器・備品の購入費、また引っ越し費用、駐車料金など総事業費が示されました。これが33億300万円ということであります。このことも、実は一般質問をした後にその比較表というものが出てきて、保健福祉センターはそれ以上かかるんだというようなことで示されました。 保健福祉センターは34億円かかるということでありますけれども、この中には20年先の大規模改修費の3億2,400万円を入れたりしております。ですから、当然、伊勢市が保有する資産をつくるのか、賃貸で賄うかというようなことが、やはりきちっとした行政の中で財源も含めて図られていないということが僕は非常に問題だと思うんです。それを何か類型別の中で議論してこの4年間やってきたんだというような話をされても、質問の中ではいつも小出しで、何かあって詰めていくと。それは、今検討中やら計算中というようなことで、もう全体がこんな状況の中であります。 地代家賃にしても、やはり私も一般質問で申し上げましたけれども、いろいろ環境のことを全部知りながら、一月当たり幾らかかるんやということは普通の状況であります。でも、今、駐車場の台数が本当に60台近く欲しいんだという伊勢市の希望がかなえられるかというと、全然そういう状況ではない。それにもきちっと答えが出ない。駐車料金についても、月額がまだ不確定な状況であります。便利な拠点だ、拠点だと言いながら、駐車場がないという状況も目に浮かぶわけであります。そんな状況からすると、やはり公共が3フロアに入って、キーテナントと称して入ること自体がどうかということであります。 まちなか開発の計画を見たら、令和元年8月22日には我々に示された事業計画があります。それとは雲泥の差で、これも二転三転して、今現状になっておる。途中では、12億円資金が足りないんだとか、階高が6,000万円必要なんだとか、そういったことが次から次に出てくるということになると、本当にこの事業がこの20年間安定して、本当にリスクなくやれるのかどうかということが全然不確定な状況であります。この不確定な状況の中でなぜ伊勢市は入居を決めたんだという話を申し上げると、これはどうも1月に建屋のほうの支払いもあって、早く入居を決めないと銀行融資が受けられないということであります。これこそ僕は事業としては、前回から言うておりますけれども、事業計画はもうほとんど破綻をしておるわけです。伊勢市に頼った状況の中でこういうことが示されておるということに同意をする、賛同するということにはもうおおよそならないということを申し上げたいと思うんです。 また、今回ポンチ絵で思いやら理念というのを市長から伺いました。確かにあれは全国的な問題でもあり、伊勢市だけが特化しとる問題でもないし、国の動きもよく理解はするわけでありますけれども、あのポンチ絵を示しながら思いや理念を示されたけれども、33億300万円かかったその事業のほかに、福祉部門が、85人がこちらへ移るということ、それとプラスアルファ、新設をしますから、当然20人か30人はその基幹事務としてセンターに当たるんだろうと思います。100名から成る方がそこへ行くにしても、そこの事業費は一体幾らで、どういう試算をしとるのかというようなこと。また、先ほど費用対効果の話もありましたけれども、それから見たら、それだけの効果が出るのかどうかも非常に私は疑問に思うわけであります。 こういった大きな補正予算を組むということであれば、来年のその予算に、令和3年度の予算にもう一度やる状況というのは立てられるんじゃないかなと、こんなことを思います。今、補正予算を組んだところで来年4月から、4月1日の入居というのはもうほとんど無理であります。今の状況からすると来年の10月ですか、10月から地代家賃が始まるということとすると、そんな状況の中でわざわざ、全体の33億円からかかる予算が必要になる、これも全部が一般財源でありますから、その状況の中でスタートをするということについてはあまりに乱暴でありますし、福祉という重要な点についてももっともっときちっと吟味をしなくてはならないかなと、こんなことを思います。 実際にはもう今、何かまちなか開発さんと考え方を同じにして進んでおるというような状況で、我々も来年になると、市長もそうでありますけれども、選挙の改選であります。そのときにはきっとこの問題というのが問われて、本当にきちっと順風にいくのかどうかということも問われるんではないかなと、こんなことを思います。 そういった中で、先ほど報告もありました。教育民生委員会で附帯の決議がされましたけれども、僕はあれを読ませていただいて、大体、附帯の決議というのは法的な拘束力はないわけでありますから、何かその中には、私が今申し上げたようなことが実行してくれということを書いてあります。もう賛成するための附帯決議ではないかなというような捉え方をさせてもらいました。それはもう提出された方の思いと私は違うかも分かりませんけれども、そんな思いで読ませていただきました。 私は、まだまだ不確定な要素があって、当局としては20年間のことを思うならばもう少し慎重にやっていくべきだし、開発事業というのは開発者が責任を持ってやるべき話であります。そこへ何か入居を早く決めて、銀行融資を早く受けられるようにするということ自体がもうナンセンスであります。こういったことについては大いに私は猛省を促したいなと、こんなことを思います。 そういった状況の中で、私は、この議案について反対を表明申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(浜口和久君) 会議の途中ですが、11時15分まで休憩いたします。 △休憩 午前11時04分 △再開 午前11時13分 ○議長(浜口和久君) 休憩前に引き続き討論を続けます。 次に、3番・中村議員。 ◆3番(中村功君) それでは、議長に発言のお許しを頂きましたので、上程中の「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」について、賛成の立場から討論に参加したいと思います。 伊勢市駅前B地区保健福祉拠点施設整備について、施設の賃借料と内装工事に係る設計委託料が今回計上されました。保健福祉拠点の整備につきましては、平成28年6月の教育民生委員協議会に初めて当局から考え方が示され、それ以降、教育民生委員協議会、全員協議会、連合審査会など、4年余りの長期間にわたり市当局と議論を重ねてまいりました。令和元年11月には市当局と施行者の間で基本合意の締結がされ、その後、賃料等の入居条件についての報告も受けてまいりました。 また一方、駅前の再開発事業として位置づけられている再開発ビルについては、都市計画審議会、産業建設委員会の審議を踏まえ、事業の認可は平成30年7月に公告され、令和元年6月に工事着工し、完成を間近に迎えている時期となりました。 このまま入居がなかったら伊勢市駅前はどうなるのかを考えたとき、やはりまたかつてのような廃墟ビルが建っているだけのものになってしまうのではないだろうかと考えるのは私だけでしょうか。かつての伊勢市駅前は、前身を岡田屋とするジャスコがA館、B館と参道入口にそびえ建ち、三交百貨店を核とするジョイシティの商業施設があり、大変にぎわったものでありました。しかしながら、その後は都市機能が郊外へと拡散、空きビル状態が続き、にぎわいは失われてしまいました。平成25年の御遷宮を契機に伊勢市駅前のにぎわいが戻ってきている今、今後のさらなるにぎわいについてどのようにつなげていくのかがまちづくりにとって大変重要であります。 せっかくここまで進めてきた再開発事業が、現在うまくいっている三交インホテルや参道伊勢神泉への影響が出ないだろうか。ようやく活気づいてきたこの伊勢市駅前の勢いが止まらないのだろうか。伊勢市駅周辺のにぎわいは、伊勢市駅と外宮を結ぶ参道を中心に、昼夜を問わず随分にぎやかになったと感じています。駅周辺には宿泊施設もここ数年増えてまいりました。今後、駅前再開発事業のB地区やC地区、さらには周辺道路の整備を進めていけば、さらににぎわい、中心市街地の活性化を図れるのではないかと考えます。そのためにも今回の入居は必要と考えます。 家賃については不動産鑑定士によって鑑定評価額として算出されています。通常、公共事業の用地取得は不動産鑑定士によって算出される鑑定評価額で買収されます。それは、行政が行う公共事業として、感覚論ではなく、客観性に妥当性を持った根拠に基づくものであるからです。したがって、同じ公共事業として鑑定評価額に基づき算定した今回の家賃は適正であると考えます。 福祉の充実は非常に重要な政策課題であります。聞くところによると、少子高齢化に伴い、これまでの相談事例などから、幾つもの困り事を抱えておられる方々がお見えになるとのことであります。保健福祉拠点施設を設置することによって、複合化した課題を抱えて苦しんでおられる方々に対し、相談に対応する支援の質をさらに向上させられるのではないかと考えます。 また私は、この保健福祉拠点施設が周辺の観光業、飲食業への効果や影響だけではなく、福祉関連の業種が周りに張りつき、増えていくのではないかとも期待しております。この流れを止めることなく、B地区、C地区のさらなるにぎわいを創出していただき、そして銀座新道商店街への発展へとつなげていただき、期待するものであります。 保健福祉拠点施設の整備については、年間約1億円を超える家賃がかかることになりますが、福祉部局は1億円をかけるだけの仕事を肝に銘じ、その効果を市民にお返しすることにより、さらなる福祉の充実を期待したいと思います。 福祉に終わりはないと言われますが、まちづくりについても終わりはありません。市長には、コロナ禍の大事な時期、今後この伊勢のまちが、伊勢の玄関口が、魅力ある、コロナに負けない、出会いがある、住みやすい、元気あふれるまちをつくっていただくことを期待し、賛成討論とさせていただきます。議員の皆様におかれましても御賛同していただくよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(浜口和久君) 次に、25番・世古口議員。 ◆25番(世古口新吾君) 議長の発言許可を頂きましたので、ただいま上程中の「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」に対し、会派勢風会を代表して、賛成の立場で討論をいたしたいと思います。 本補正予算は、伊勢市駅前B地区保健福祉拠点施設について、再開発ビルに入居する施設の20年間の賃借料22億6,330万円の債務負担行為及び内装工事に係る設計の委託料1,530万円を計上しているものであります。この補正予算につきましては、一般質問等におきまして多くの質問があり、市長をはじめ市当局から説明がありました。 保健福祉施設の整備については、先ほどから各議員が言われておりますように、平成28年6月の教育民生委員協議会以降今日まで、全員協議会、連合審査会での説明がされてまいりました。私もこれまで、賃料が高いのではないかという観点から、市民の皆さんの税金を使わせていただく事業でありますので、少しでも安価に事業が実施できるよう委員会等で御質問もさせていただきました。この点について当局からは交渉の過程において説明は受けましたが、交渉による金額が高く、その金額も何度も変わっておりました。そのため、施行者であるまちなか開発株式会社への不信感とともに、納得のいきにくい状況でありました。 当局から連合審査会において最終的に示されたのは、賃金と共益費を合わせた金額は、不動産鑑定評価、コンサルティング業務により検証するという、適正であるとの報告がございました。行政においてはこれが確認できる限界であることを理解した次第であります。しかしながら、今後も交渉を進める中で少しでも経費の節減をできるよう、引き続き交渉を進めていただくことを強く申し上げておきたいと思います。 また、保健福祉施設につきましては市長から、子供から高齢者までが幸せに暮らしていけるまちづくりをしてきたい、妊娠・出産から高齢者となるまで必要とされる福祉を切れ目なくつなげていくという考えを聞きました。そのために、乳幼児の子育て支援が高齢者まで、健康づくりから福祉サービスまで、総合的な相談と支援の充実により、断らない福祉を実現し、住み慣れた郷土伊勢市で安心して暮らしていけるよう、地域共生社会を目指していくとのことでございました。 伊勢市もこれから人口減少、少子高齢化が進行していきますので、市長の考えには共感できるものがございます。将来、市のことを考えると当然必要な施策であり、市の10年後、20年後、市民にとって暮らしやすいまちづくりは必要なことであります。大切なことは、市民にとって将来にわたり安心して暮らせるまちであるかどうかでございます。 これまで様々な議論はしてまいりましたが、既にビルも建ち上がり、現実を無視できないような状況でございます。また、随所に市長が政治生命をかけているということがうかがえますので、将来を見据えた市民への福祉サービスのさらなる充実を期待し、「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」に対する賛成の討論といたします。市民の将来の幸せを目指して、皆さん方の御賛同を頂けますように、一つよろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(浜口和久君) 次に、1番・宮崎議員。 ◆1番(宮崎誠君) 新政いせの宮崎誠でございます。 議長に発言の許可を頂きましたので、私は、新政いせを代表いたしまして、現在上程中の「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」について、賛成の立場から討論に参加いたします。 今回の補正予算は、伊勢市駅前保健福祉拠点施設の内装工事に係る設計業務委託に関するものであり、入居に向けた予算であることは明白と思います。今日まで伊勢市駅前再開発ビルへの保健福祉拠点施設整備については、全員協議会、連合審査会及び常任委員会の場で市当局から説明及び報告を受け、市議会としても議論を重ねてまいりました。 現在、人口減少、少子高齢化が進む中、子育て支援をはじめ、介護や障がい、高齢者への福祉に関する支援の必要性が顕在化していることは皆さんも御存じかと思っております。この状況の中、市民サービス向上と行政上の縦割りを排し、重層的支援体制の整備に取り組む市の保健福祉政策だけでなく、これまでの経緯を総合的に判断し、賛成を表明いたします。 重層的な支援体制の下、市民サービスの向上の実現につながることを御期待申し上げ、新政いせとしての賛成討論とさせていただきます。 ○議長(浜口和久君) 次に、9番・野崎議員。 ◆9番(野崎隆太君) 議長のお許しを頂きましたので、通告に基づき、「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」に賛成の立場で討論に参加をいたします。 まず始めに、本議案において既に3名の方が反対の討論を行っておりますが、本議案において反対者が出ることは当然であると私は思っております。当局よりは、平成28年から議論をしてきたと答弁の中でもたびたび触れられておりましたが、答弁ではそのようにお話をされるものの、議会ではそれぞれの議員からの指摘や質問、要求に応えられない様子が散見をされましたし、本来考えてこられてきたスケジュールからは遅れに遅れ、幾たびも計画は遅延を重ね、私も何度も市は本当にやる気があるのかと疑った次第であります。 事実として、ビルの検査完了が1月に終わり、4月からは供用が開始できるという状況にもかかわらず、5階から8階は、今後計画どおりに進んでも1年以上は供用が開始されず、空っぽのままという状況を生んでしまっております。 それぞれに思いや言いたいこともあるとは思いますが、この状況に陥ったことそのものは市民不在と言われても仕方のない状況であり、私を含め行政当局、議会、施行者、それぞれの立場でこれまでの反省を行うべきであるし、大きな課題を露呈させたことも事実であります。 しかしながら、今、完成を目前とする再開発ビルが、伊勢市駅周辺整備の中核を担う施設であることも事実であります。また、質問でも青年という言葉を使わせていただきましたが、我々青年世代にとっては、既に整備をされたビルが安定的に運用され、そのことによって伊勢市駅周辺のさらなる整備、ひいては南北問題、鉄道高架、踏切の拡幅や道路の整備、JR所有の旧車両整備地をどのように活用するかという未来を描く議論につながることを期待しております。 議会からは、施行者に対し信頼ができないなどの意見も出ておりましたが、地権者が中心となる伊勢まちなか開発株式会社の中核メンバーがいたからこそ、旧三交は解体をされ、現在の姿があることを忘れてはならないと私は考えております。その中心市街地再開発への協力には最大限の敬意と感謝を表すべきでもありますし、議会と当局の議論が遅れ、スケジュールの遅延がした事実を見れば、施行者からすると、最も二転三転したのは我々のスケジュールであり、そのことを無視して施行者を責めることは我々の責任の棚上げになりません。 にもかかわらず、本来であれば、市が仮押さえとも言うべきこの状況で議案自体の採決が行われるという状況であるにもかかわらず、そのフロアについては供用開始から半年間、実質的に施行者の協力で家賃を免除されている状況、これも事実であります。審査のためにビルの内部を見てきましたが、設計からは公への貢献、その思いを感じたことも申し添えます。 これらの事実を顧み、また中心市街地の未来を創造し、再開発ビルの供用開始により伊勢市駅周辺地区がさらに発展することを願い、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(浜口和久君) 以上で発言通告のありました討論は終わりました。 これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第160号を採決いたします。 本件につきまして、各委員会の報告のとおり原案を可決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) ありがとうございました。 起立多数と認めます。 よって、「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」は、原案どおり可決確定いたしました。     〔「議長、動議です」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 上村議員。 ◆5番(上村和生君) ここでいいですか。 ○議長(浜口和久君) はい。そこでちょっと動議の内容を説明してください。 ◆5番(上村和生君) ただいま可決されました「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」に対する附帯決議案を提出させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) ただいま上村議員から動議の提出があり、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしております。 附帯決議案がありましたら提出をお願いいたします。----------------------------------- △日程の追加について ○議長(浜口和久君) ただいま上村議員から「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)」に対する附帯決議案が提出されましたので、これを本日の日程に追加し、日程順序を変更して直ちに議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時36分 △再開 午前11時39分 ○議長(浜口和久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案を配付させます。     〔議案の配付〕 ○議長(浜口和久君) 配付漏れはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕----------------------------------- △発議第31号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) それでは、日程第8、「発議第31号 議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)に対する附帯決議」についてを議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 提案者の説明を求めます。 5番・上村議員。 ◆5番(上村和生君) それでは、「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)附帯決議案」について、提案理由を説明させていただきます。 伊勢市駅前B地区再開発ビルへの保健福祉拠点施設整備については、これまで市当局からの説明を受け、市議会としても議論を重ねてきたところである。保健・福祉・雇用などの関係機関が縦割りを排し、重層的支援体制の整備に取り組む市の保健福祉施策については、市議会も賛同するものである。しかしながら、課題は残されていると考える。 また、駅前ビルの施行者においては、基本合意締結以降、入居条件交渉の中で条件提示が二転三転したことは非常に残念であり、信頼性を欠くことになっており、資金面での問題や他の階層への入居状況においても不透明である。 よって、予算執行に当たっては以下の点に十分留意されることを強く求める。 一つ、拠点施設の機能、費用対効果について。 保健・福祉・雇用の機能を一か所に集約することで事務効率を上げ、全世代型「気づく・つなぐ・支える」の支援体制を構築すること。 ハローワークとの連携については、就職の相談支援など、新たな事業にも取り組むことで施設のメリットを最大限に引き出すこと。 二つ、駅前ビルの将来的な健全経営について。 将来的な健全経営が住民福祉の推進に繋がることから、常時、経営全般について状況を確認し、指導・監督するとともに議会に報告すること。 三つ、利用者駐車場の確保について。 利用状況を見ながら、保健福祉拠点施設利用者が困ることのないよう今後も検討するとともに、利便性の良いこの地を選定したことから公共交通の利用を促すこと。 四つ、市民の理解を得るよう事業内容や費用対効果などの説明を十分行うこと。 五つ、上記の事柄を達成するため、国・県・関係機関との連携を図ること。 以上、提案とさせていただきます。十分御議論の上、御賛同いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。 24番・宿議員。 ◆24番(宿典泰君) 先ほど私は反対という立場で申し上げましたけれども、このやはり附帯決議の意味というのが、私は、もうまるっきりやっぱり法的な拘束力がないので、希望を申し上げるだけやと思うんですけれども、大変多額の費用がかかって、これを推進するに当たってこの発議をする人の気持ちも分からんこともないわけでありますけれども、2番の駅前ビルの将来的な健全経営というのは、これはもう行政側に申し上げても、なかなか資金不足のときは金貸したるわというわけにいかんので、その辺りのことがどういう捉え方をしておるのかということと、4点目の事業内容や費用対効果というのは、説明を十分という話でありますけれども、どの場所で市民にその説明をされるのか。もう実際には今、投資の費用、全体的には分かったわけで、今後発生するであろう事業のことなのか、その辺りのことを教えてください。 ○議長(浜口和久君) 上村議員。 ◆5番(上村和生君) まず、先ほどの質問に対して御回答させていただきたいと思います。 まず、2番の部分でございますけれども、もちろん民間の事業者にそのことを言うわけでありません。これは、行政として常時監視、また指導もしていけというようなことを求めるものでございます。 また、四つ目については、市民の理解を得るようということでありますけれども、これのやり口については、市当局にもこれからいろんなやり口ということでは議論もさせていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。よろしく御理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(浜口和久君) 24番・宿議員。 ◆24番(宿典泰君) 今答えていただいたわけであります。2点目については、これはもうほとんど行政側にこういうことを委ねてもどこまでできるかということが、限界があります。毎月定例で月1回の決算書を持ってこいということであれば、それはそれで確認はするんでしょう。でも、それ以上のことは、私は今の段階ではできないと思うので、そういうことから私も反対しておるわけでありますから、この辺りは希望的な話であって、書いたぞという話に収まってしまうのかなと、こんなことを思います。 市民の理解を得るということで4点目にあるわけでありますけれども、この今の事業内容や費用対効果ということになってくると、私は、85人から今の現健康福祉部の人たちが向こうへ移るんだということは聞きました。プラスアルファ、新しく事業について、20人になるのか30人になるのか、増員が必要になってくるだろうというようなおおよそのことも聞きましたけれども、その人件費等々だけではなくて、全体の総事業費がどう移り変わっていくのかというようなことはこの費用対効果に当たってくると思うんですけれども、その辺りはどういう認識の中でこの4点目を挙げたのかをお教えいただきたいと思います。 ○議長(浜口和久君) 上村議員。 ◆5番(上村和生君) 御質問にお答えしたいと思います。 費用対効果ということでありますけれども、その部分についてはこれから示されるものもあろうかと思います。そんなことも十分判断をさせていただきながら説明をしていただくということでございますので、今の段階でそれ以上のことを言えないと思いますので、御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(浜口和久君) 宿議員。 ◆24番(宿典泰君) 私は、やはりこれはもう議会として提案をされるわけでありますから、相当具体的な、4点目であったら、市民に説明をするということであったら、どういう場所を設けながらどうしていけというところまで具体的に挙げないと、その説明もどういう形でやったのか、また費用対効果がどうであるかというようなことが具体的に評価もされないし、我々にとってもそれが毎年の報告を受けた中で議論していくんだと思いますよ、議会側がね。そうなったときにどこまでできるんだというようなことをやはり知りながらこういう附帯決議というのが必要ではないかなと、こんなことを思います。 これは、やるべきことをやれということで承ったらそのようなことだと思いますので、説明者の方も全体的な議会の流れの中でこういう文書を作られたんだとは思うので、その部分について理解をし、あと内容について、私はちょっといかがかなと思っておるので、判断を言う必要はないと思いますので、以上で終わっておきます。 ○議長(浜口和久君) 他に御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 他にないようですので、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 発議第31号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。 それでは、討論は反対からというふうな形でございますので、それでは、9番・野崎議員。 ◆9番(野崎隆太君) 議長のお許しを頂きましたので、ただいま上程をされました「議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)附帯決議案」に対して、反対の立場で討論に参加をいたします。 教育民生委員会におきましても、同決議に文言の修正を願い出た上、反対をさせていただきました。本決議案には、市民に誤解を与える大きな誤りがございます。 まず、本附帯決議では、事業者の条件が二転三転したとありますが、そもそも我々市議会は、出された条件をさらによいものにするよう市に要求をしてまいりましたし、市はその努力をしてきたと考えております。一方には条件の改善を望みながら、他方には条件の固定化を求めるということは全くフェアではありませんし、ダブルスタンダードと言わざるを得ません。 また、議会と当局の議論停滞による入居スケジュールの1年以上の延期や、新型コロナウイルス感染症など条件の変更については考慮すべき誰にでも明らかな事情もございます。何よりも、相手は民間であり、本来はどのような条件を出すことも、県への許認可を除けば入居を断ることすら自由なはずです。議会としても、いつでも破棄ができるとの文言の要求をしてきた経緯があることは皆さんも御存じのとおりです。いつでも破棄ができるというようなことを我々が要求しておきながら、交渉中の変化をもって信頼性を欠くとの文言での非難は正しい認識とは言えません。 また、施設の管理、安定的な運営においてテナントの話も書かれておりますけれども、それでは、我々議員は施行者に対してどのような協力をしてきたのか。1階のテナントが抜け、ないというときに、では紹介をするというような動きをしてきたのか。9階、10階のサービス付き高齢者住宅がいざなくなったとき、12億円の欠損が出るという話をしたとき、施行者に対してこんな形で我々は協力をするという、そういった話をしてきたのか。そういったこともぜひともそれぞれ省みていただければと思います。少なくとも私は施行者とは協議をしてまいりました。 最後に、第160号賛成討論でもお話をしましたが、地権者と現在の伊勢まちなか開発の中核メンバーが三交跡地の問題を前進させたことは紛れもない事実であり、そのことには敬意と感謝で接するべきであります。市民である地権者や、同じく市民であり、大きなリスクを取りながら事業を進める伊勢まちなか開発株式会社のこれまでの思いや苦労を顧みず、議会や自らの反省に触れることのない本決議案には賛成ができないということを申し上げ、反対の討論といたします。 ○議長(浜口和久君) 次に、7番・楠木議員。 ◆7番(楠木宏彦君) 私は、先ほどこの補正予算案に反対の討論をし、そして実際反対もしましたけれども、今実際に可決されてしまった以上、今後この予算が執行されることになります。その際にどのようにしていくべきなのかということについて意見を表明することは大切なことだと思います。 この附帯決議案は、私が懸念していたことについて、その改善を求めるものとなっております。実際、拘束力はありませんけれども、当局に議会の意思を申し上げるものです。その方向で努力をしていただきたいと思います。 ということで、私はこの附帯決議案には賛成をさせていただきます。 ○議長(浜口和久君) 以上で討論を終わります。 ただいまから発議第31号を採決いたします。 本件につきまして、原案を可決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) ありがとうございました。 起立多数と認めます。 よって、「発議第31号 議案第160号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)に対する附帯決議」につきましては、原案どおり可決確定いたしました。 会議の途中ですが、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時59分 △再開 午後0時59分 ○議長(浜口和久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △議案第162号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第9、「議案第162号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第11号)」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第162号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第11号)」について御説明申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の影響を特に大きく受けています児童扶養手当受給世帯等の独り親世帯に対しては、ひとり親世帯臨時特別給付金を支給しているところでございます。 今回の補正予算につきましては、国において、独り親世帯の生活実態が依然として厳しい状況にあることを踏まえ、年末年始に向け給付金の再支給を行うことが決定されましたことから、その必要経費を計上したものでございます。 それでは、議案第162号、補正予算書の10ページをお願いいたします。 歳出でございますけれども、款3民生費、項3児童福祉費、目3父母子福祉費6,858万3,000円の増額は、児童扶養手当の受給者等に対してひとり親世帯臨時特別給付金の支給に要する経費を計上したもので、支給額については1世帯当たり5万円、第2子以降1人につき3万円を加算するものでございます。 この財源として、歳入におきまして、8ページになりますが、国庫支出金を充てることとしております。 以上、補正後の歳入歳出総額は、それぞれ720億5,575万2,000円となるものでございます。 以上、「議案第162号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第11号)」について御説明申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(浜口和久君) それでは、質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第162号につきましては、関係常任委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 常任委員会開会のため暫時休憩いたします。 △休憩 午後1時02分 △再開 午後1時18分 ○議長(浜口和久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程の追加について ○議長(浜口和久君) お諮りします。 休憩前の本会議におきまして関係常任委員会審査付託となっておりました議案第162号につきまして、それぞれ審査を終了した旨の報告がありましたので、これを本日の日程に追加し、日程順序を変更して直ちに議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。----------------------------------- △議案第162号の上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) それでは、日程第10、「議案第162号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第11号)」を議題といたします。 本件につきましては、本日の本会議におきまして関係常任委員会審査付託となっているものです。 各委員会の審査結果について、委員長の報告を求めます。 始めに、教育民生委員会から報告をお願いいたします。 10番・吉井議員。 ◆10番(吉井詩子君) ただいま上程されました「議案第162号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第11号)」中、教育民生委員会関係分は、本日、本会議休憩中に教育民生委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(浜口和久君) 次に、総務政策委員会から報告をお願いいたします。 21番・小山議員。 ◆21番(小山敏君) 御報告申し上げます。 ただいま上程されました「議案第162号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第11号)」中、総務政策委員会関係分は、本日、本会議休憩中に総務政策委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(浜口和久君) ただいまの各委員会からの報告に対しまして御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御発言もないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、議案第162号に対する討論に入りますが、通告はありません。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第162号を採決いたします。 議案第162号につきまして、各委員会の報告のとおり原案を可決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) ありがとうございました。 起立全員と認めます。 よって、「議案第162号 令和2年度伊勢市一般会計補正予算(第11号)」は、原案どおり可決確定いたしました。----------------------------------- △令和2年請願第2号の上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第11、「令和2年請願第2号 政府に消費税減税を求める意見書提出に関する請願」を議題といたします。 本件につきましては、去る12月7日の本会議におきまして総務政策委員会審査付託となっているものです。 総務政策委員会の審査結果について、委員長の報告を求めます。 21番・小山議員。 ◆21番(小山敏君) 御報告申し上げます。 ただいま上程されました「令和2年請願第2号 政府に消費税減税を求める意見書提出に関する請願」については、去る12月21日に総務政策委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果、全会一致をもって不採択にすべしと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(浜口和久君) ただいまの報告に対しまして御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御発言もないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、令和2年請願第2号に対する討論に入ります。 発言通告が参っておりますので、順次許可いたします。 7番・楠木議員。 ◆7番(楠木宏彦君) 「請願第2号 政府に消費税減税を求める意見書提出に関する請願」について、採択すべきであるという立場で討論をさせていただきます。 この請願は、消費税の税率引下げと、それに伴って起こる地方財政の変革への影響を緩和すべく、地方自治体への財政措置を求める、その趣旨の意見書を政府に出してくださいと、そういうものです。請願者は、新型コロナウイルス感染症の広がりによって新しい生活様式が求められる中で、国民の中に雇用の悪化、所得の低下、営業不振が広がり、特に低所得者層を直撃しています。そして消費税減税は、国民の購買力を高め、ひいては経済の好循環をもたらす上で大きな意義を持っている。このような内容のことを訴えておられます。 今の経済情勢の低迷は、そもそも5年半前に消費税率を5%から8%に引き上げたときから始まり、その景気が回復する前に再度税率引上げが行われました。そしてまた、さらにその上に新型コロナ感染症が重なり、ますます景気は低迷するばかりです。景気の回復と、経済的な困難に陥っている国民への支援という二重の意味で、今、消費税減税が求められています。 このような消費税減税への市民の切実な訴えを国に届けることが、伊勢市議会に託されています。私は、そのような市民の声をぜひとも国に届けるべきだと思い、紹介議員を引き受けさせていただきました。議会の皆さんがこの市民の気持ちを受け止め、ぜひともこの請願に賛同いただくことをお訴えいたします。 ○議長(浜口和久君) 以上で発言通告のありました討論は終わりました。 これをもって討論を終わります。 ただいまから令和2年請願第2号を採決いたします。 本件につきまして、総務政策委員会の報告は不採択であります。 採択することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) ありがとうございました。 起立少数と認めます。 よって、「政府に消費税減税を求める意見書提出に関する請願」は、不採択とすることに決定いたしました。----------------------------------- △発議第29号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第12、「発議第29号 伊勢市議会委員会条例の一部改正について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 提案者の説明を求めます。 5番・上村議員。 ◆5番(上村和生君) ただいま上程されました「発議第29号 伊勢市議会委員会条例の一部改正」につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 これは、令和2年9月市議会定例会におきまして伊勢市議会議員定数条例が改正されたことに伴い、委員会条例を改正する必要が生じたため改正するものでございます。 改正内容につきましては、総務政策委員会委員定数を9人から8人に、教育民生委員会の委員定数を9人から8人に改めようとするものでございます。 なお、この条例は、令和3年4月1日以後初めてその期日を告示される一般選挙において選出される伊勢市議会の議員の任期が始まる日以後初めて招集される伊勢市議会の招集の日から施行しようとするものでございます。 以上、簡単ではございますが、提案理由の説明といたします。何とぞよろしく御審議の上、御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 質疑なしと認めます。 発議第29号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 討論なしと認めます。 ただいまから発議第29号を採決いたします。 本件につきまして、原案を可決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) ありがとうございました。 起立全員と認めます。 よって、「発議第29号 伊勢市議会委員会条例の一部改正について」は、原案どおり可決確定いたしました。----------------------------------- △発議第30号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第13、「発議第30号 伊勢市議会議員政治倫理条例の一部改正について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 提案者の説明を求めます。 14番・福井議員。 ◆14番(福井輝夫君) ただいま上程されました「発議第30号 伊勢市議会議員政治倫理条例の一部改正」につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 これは、議会の公正な運営と市政に対する市民の信頼を確保するため、条例の改正を行おうとするものでございます。 改正の内容でございますが、地方自治法第92条の2の規定の趣旨を尊重し、議員、その配偶者若しくは親族、この親族は1親等内の血族及び姻族をいいます。又はこれらの者が実質的に経営に携わる法人その他の団体は、市との工事等の請負契約、業務委託契約及び物品購入契約を辞退しなければならないとする条文を第3条の2として加えるものです。 なお、この条文は、令和3年11月27日から施行しようとするものでございます。 以上、簡単ではございますが、提案理由の説明といたします。何とぞよろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 質疑なしと認めます。 発議第30号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。 21番・小山議員。 ◆21番(小山敏君) それでは、議長のお許しを頂きましたので、ただいま上程されました「発議第30号 伊勢市議会議員政治倫理条例の一部改正について」に反対の立場から討論をさせていただきます。 この条例の改正案が、議会のあり方調査特別委員会条例等検討分科会に提起された経緯を顧みますと、議員政治倫理の名を借りて特定の議員を排除することが目的であることは明らかです。議会の公正な運営と市政に対する市民の信頼を確保することは重要ですが、この改正案は問題点があり過ぎます。 この改正案は、議員本人のみならず、その配偶者や親族にも言及しております。であるならば、親族は1親等内とするのではなく2親等内とすべきと考えます。しかし、この改正案は、その親族は1親等にとどまっています。同族会社の場合、長男が社長で次男が副社長や専務ということが多く、兄弟はセットで考えるべきです。当然、議員本人だけでなくその親族にも言及するのであれば、2親等内とすべきであると考えます。 また、この改正案には、市との工事請負や業務委託について受注限度額の規定がありません。1円たりとも受注してはならないことになっております。その会社の売上げの大半を市から受注することは問題外ですが、当該年度の前年度の売上げ額の10%程度なら、倫理上何ら問題はないと考えます。最高裁の判例でも、50%未満の取引であれば兼業禁止規定に該当しないと判断されております。全く受注できないとするのはいかがなものかと思います。 全国市議会議長会においても、今回の条例の改正案の内容の前提となっている地方自治法第92条の2の規定について、現行制度を見直し、請負禁止要件が立候補の過度な規制とならないよう所要の措置を求める決議を行っております。また、政府の地方制度調査会や総務省の地方議会・議員のあり方研究会においても、議員の成り手不足への対応として、請負禁止の緩和について言及されております。これらのことを勘案しますと、今回の改正案は世の中の動きに逆行していると言わざるを得ません。 以上の理由により、この条例改正には反対するものであります。 ○議長(浜口和久君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 他にないようですので、以上で討論を終わります。 ただいまから発議第30号を採決いたします。 本件につきまして、原案を可決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) ありがとうございました。 起立多数と認めます。 よって、「発議第30号 伊勢市議会議員政治倫理条例の一部改正について」は、原案どおり可決確定いたしました。----------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(浜口和久君) それでは、これをもって本日の会議を閉じ、市議会定例会を閉会いたします。 なお、議長の手元に陳情が2件参っておりますので、印刷、配付いたしておきましたから御了承ください。 どうも御苦労さまでございました。 △閉会 午後1時37分 会議の顛末を録し、ここに署名する。   令和2年12月23日        伊勢市議会議長     浜口和久        伊勢市議会議員     品川幸久        伊勢市議会議員     西山則夫...