伊勢市議会 > 2020-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 伊勢市議会 2020-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 伊勢市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-14
    伊勢市 令和 2年  3月 定例会       令和2年3月伊勢市議会定例会会議録議事日程                令和2年2月25日(火)午前10時開会日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 議案第2号 令和2年度伊勢市一般会計予算日程第4 議案第3号 令和2年度伊勢市国民健康保険特別会計予算日程第5 議案第4号 令和2年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算日程第6 議案第5号 令和2年度伊勢市介護保険特別会計予算日程第7 議案第6号 令和2年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算日程第8 議案第7号 令和2年度伊勢市観光交通対策特別会計予算日程第9 議案第8号 令和2年度伊勢市土地取得特別会計予算日程第10 議案第9号 令和2年度伊勢市病院事業会計予算日程第11 議案第10号 令和2年度伊勢市水道事業会計予算日程第12 議案第11号 令和2年度伊勢市下水道事業会計予算日程第13 議案第12号 令和元年度伊勢市一般会計補正予算(第7号)日程第14 議案第13号 令和元年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第15 議案第14号 令和元年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)日程第16 議案第15号 令和元年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第4号)日程第17 議案第16号 令和元年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)日程第18 議案第17号 令和元年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第2号)日程第19 議案第18号 令和元年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)日程第20 議案第19号 令和元年度伊勢市病院事業会計補正予算(第2号)日程第21 議案第20号 令和元年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)日程第22 議案第21号 令和元年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号)日程第23 議案第22号 伊勢市簡易水道事業を伊勢市水道事業に統合することに伴う関係条例の整備について日程第24 議案第23号 伊勢市行政組織条例及び伊勢市子ども・子育て会議条例の一部改正について日程第25 議案第24号 伊勢市監査委員条例の一部改正について日程第26 議案第25号 伊勢市附属機関条例の一部改正について日程第27 議案第26号 市長等の伊勢市に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について日程第28 議案第27号 伊勢市一般職の任期付職員の採用等に関する条例等の一部改正について日程第29 議案第28号 伊勢市職員の修学部分休業に関する条例の制定について日程第30 議案第29号 伊勢市職員の自己啓発等休業に関する条例の制定について日程第31 議案第30号 伊勢市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について日程第32 議案第31号 伊勢市職員定数条例等の一部改正について日程第33 議案第32号 伊勢市職員給与条例の一部改正について日程第34 議案第33号 伊勢市森林環境譲与税基金条例の制定について日程第35 議案第34号 伊勢市立保育所条例の一部改正について日程第36 議案第35号 伊勢市重度身体障害者デイサービスセンター条例の廃止について日程第37 議案第36号 伊勢市国民健康保険条例の一部改正について日程第38 議案第37号 伊勢市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について日程第39 議案第38号 鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について日程第40 議案第39号 志摩市との定住自立圏形成協定の変更について日程第41 議案第40号 玉城との定住自立圏形成協定の変更について日程第42 議案第41号 市有財産の無償譲渡について日程第43 議案第42号 おおぞら児童園新築工事(建築工事)の請負契約について日程第44 議案第43号 市道の路線の認定について日程第45 議案第45号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて日程第46 議案第46号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて本日の会議に付した事件 1.会議録署名議員の指名について 1.会期の決定について 1.令和2年度伊勢市一般会計予算 1.令和2年度伊勢市国民健康保険特別会計予算 1.令和2年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算 1.令和2年度伊勢市介護保険特別会計予算 1.令和2年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 1.令和2年度伊勢市観光交通対策特別会計予算 1.令和2年度伊勢市土地取得特別会計予算 1.令和2年度伊勢市病院事業会計予算 1.令和2年度伊勢市水道事業会計予算 1.令和2年度伊勢市下水道事業会計予算 1.令和元年度伊勢市一般会計補正予算(第7号) 1.令和元年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 1.令和元年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 1.令和元年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第4号) 1.令和元年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号) 1.令和元年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第2号) 1.令和元年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号) 1.令和元年度伊勢市病院事業会計補正予算(第2号) 1.令和元年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号) 1.令和元年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号) 1.伊勢市簡易水道事業を伊勢市水道事業に統合することに伴う関係条例の整備について 1.伊勢市行政組織条例及び伊勢市子ども・子育て会議条例の一部改正について 1.伊勢市監査委員条例の一部改正について 1.伊勢市附属機関条例の一部改正について 1.市長等の伊勢市に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について 1.伊勢市一般職の任期付職員の採用等に関する条例等の一部改正について 1.伊勢市職員の修学部分休業に関する条例の制定について 1.伊勢市職員の自己啓発等休業に関する条例の制定について 1.伊勢市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について 1.伊勢市職員定数条例等の一部改正について 1.伊勢市職員給与条例の一部改正について 1.伊勢市森林環境譲与税基金条例の制定について 1.伊勢市立保育所条例の一部改正について 1.伊勢市重度身体障害者デイサービスセンター条例の廃止について 1.伊勢市国民健康保険条例の一部改正について 1.伊勢市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について 1.鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について 1.志摩市との定住自立圏形成協定の変更について 1.玉城との定住自立圏形成協定の変更について 1.市有財産の無償譲渡について 1.おおぞら児童園新築工事(建築工事)の請負契約について 1.市道の路線の認定について 1.人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて 1.人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて出席議員(23名)      1番  宮崎 誠君      2番  久保 真君      3番  中村 功君      4番  井村貴志君      5番  上村和生君      7番  楠木宏彦君      8番  鈴木豊司君      9番  野崎隆太君     10番  吉井詩子君     11番  世古 明君     12番  野口佳子君     13番  岡田善行君     14番  福井輝夫君     15番   孝記君     16番  吉岡勝裕君     17番  品川幸久君     18番  藤原清史君     20番  西山則夫君     21番  小山 敏君     22番  浜口和久君     23番  山本正一君     24番  宿 典泰君     25番  世古口新吾君欠席議員(2名)      6番  北村 勝君     26番  中山裕司君職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長       中村昌弘君   事務局次長      中居 渉君  議事係長       中野 諭君   調査係長       倉井伸也君  書記         森田晃司君説明のため出席した者  市長         鈴木健一君   副市長        藤本 亨君  病院事業管理者    佐々木昭人君  会計管理者      藤井良輝君  総務部長       江原博喜君   危機管理部長     堀  毅君  情報戦略局長     浦井 出君   環境生活部長     藤本 宏君  健康福祉部長     鳥堂昌洋君   産業観光部長     須崎充博君  国体推進局長     岡 康弘君   都市整備部長     森田一成君  上下水道部長     中村高弘君   病院経営推進部長   西山正裕君  消防長        中芝育史君   総務部参事      中川雅日君  教育長        北村 陽君   事務部長       大西要一君  学校教育部長     植村法文君   監査委員       畑 芳嗣君  選挙管理委員会委員長 竜田節夫君 △開会 午前9時59分 △開会の宣告 ○議長(世古明君) ただいまから市議会定例会を開会いたします。 本日の出席者は23名であり、議員定数の半数以上です。よって、会議は成立いたしております。----------------------------------- △諸報告 ○議長(世古明君) 本議会の議案等説明のため、市長、教育委員会教育長選挙管理委員会委員長農業委員会会長、監査委員の出席を求めましたところ、市長から副市長、病院事業管理者、会計管理者、各部長、各局長、各総合支所長、消防長、各次長、各参事、各課長、各室長、各副参事、各消防署副署長を、教育委員会教育長から各部長、各課長、室長、所長、各副参事を、また選挙管理委員会委員長農業委員会会長、代表監査委員からそれぞれ事務局長を、説明補助員として議場に出席承認の方、申し出がありましたので、これを承認いたしておきましたから御報告申し上げます。----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(世古明君) 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。 それでは、会議に入ります。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(世古明君) 日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 本議会の会議録署名者は、会議規則第87条の規定により、議長において、1番・宮崎議員、2番・久保議員の御両名を指名いたします。----------------------------------- △会期の決定 ○議長(世古明君) 次に、日程第2、「会期の決定について」を議題といたします。 お諮りいたします。 本議会の会期は、本日から3月23日までの28日間と決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 よって、本議会の会期は本日から3月23日までの28日間と決定いたしました。----------------------------------- △議案第2号外9件一括の上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、審議の都合により、日程第3、「議案第2号 令和2年度伊勢市一般会計予算」から、日程第12、「議案第11号 令和2年度伊勢市下水道事業会計予算」に至る10件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、令和2年3月市議会定例会の開会に当たり、市政運営についての所信の一端、そして、令和2年度予算案を始めとする諸議案について御説明を申し上げます。 昨年は平成から令和へと時代が移り、天皇陛下の御譲位と御即位に際しては、市を挙げて感謝と奉祝の意をお伝えすることができ、心に残る1年でありました。皇室と縁の深い伊勢神宮は注目を浴び、参拝者数は前年に比べて15%増加し、過去3番目に多い973万人に達するなど、市内は大いににぎわいました。 市政におきましては、念願の新市立伊勢総合病院、豊浜・北浜中学校の統合校桜浜中学校、また、御薗地区においては子育て支援センターぷらむを新設し、社会実験として環状バスを運行するなど、市民の皆様の健康、子育て支援、生活環境の整備に係る諸施策を進めることができた1年でもありました。 そして、本年は世界的なスポーツの祭典東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催をされます。本市におきましては、4月8日に聖火リレーをお迎えし、ムードはいよいよ高まってくるものと思います。また、三重とこわか国体・とこわか大会の前年として、全日本中学校陸上競技選手権大会などのリハーサル大会が市内で開催をされ、国体に向けた機運の高まりも引き続き期待できるところでございます。 さて、国内の社会経済情勢に目を移しますと、本年1月に発表された内閣府の月例経済報告では、景気は緩やかに回復しているとされ、先行きについては当面弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続くことが期待されるとされておりますが、通商問題をめぐる動向、中国経済の先行き、英国のEU離脱、中東地域をめぐる情勢等の海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に加え、消費税率引き上げ後の消費者マインドの動向に留意する必要があるとされております。 また、訪日外国人旅行者数は増加の一途をたどり、昨年は過去最高の3,188万人となりました。観光立国を目指し、国は2020年訪日観光客数4,000万人、観光消費額8兆円の目標を掲げておりますが、日韓関係の悪化や、特に新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、厳しい予測がされております。 その新型コロナウイルス感染症については、経済活動にも大きく影響が出ておりますので、感染症対策ととともに、国や県の動向に注視をし、対応してまいりたいと考えております。 一方、昨年の出生者数は86万4,000人と、初めて90万人を下回り、また、出生数が死亡数を下回る自然減も51万2,000人と、初めて50万人を超えました。さらに、東京圏では転入が転出を15万人近く上回る転入超過が続いており、まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、国と地方が総力を挙げ、地方創生、人口減少の克服に取り組んでおりますが、歯止めがかかっていない状況であります。 本市も同様の傾向にあり、今後、人口構造の変化に伴う社会保障費の増加、税収減、学校・保育園の建設、老朽化に伴う公共施設等の更新、そして、令和2年度をもって地方交付税の合併算定替が終了する影響などで、これまで以上に厳しい財政運営が予測されますので、職員一同さらに気を引き締めて業務に当たってまいりたいと存じます。 それでは、総合計画基本構想に掲げる「つながりが誇りと安らぎを育む魅力創造都市 伊勢」、そして前期基本計画の取組方針「笑子・幸齢化のまちづくり」を目指し、令和2年度において特に重点的に取り組む施策について申し上げます。 まず、1点目が「共生社会の実現」であります。 年齢、性別、障がいの有無、国籍等に関わらず、互いの個性や価値観の違いを認め合う多様性や人権が尊重される社会こそ、全ての市民にとって暮らしやすい社会だと考えます。 本市では、人権尊重都市宣言を行い、誰ひとり取り残さない社会の実現を目指し、これまで障がいや障がいのある人に対する市民の理解を促進するため、障がい者サポーター制度の推進や交通バリアフリー基本構想の策定、バリアフリー観光、手話言語条例の推進、また、障害者差別解消法に基づく合理的配慮として、ヘルプカード、ヘルプマークの配布、聴覚障がいのある人とのコミュニケーションツールの配置など、共生社会の実現に向けた先駆的な取り組みを進めてまいりました。 こうした取り組みも評価をされ、昨年、東京オリンピックパラリンピックに向けて国が進める共生社会ホストタウンに、ラオス人民民主共和国を相手国として登録されましたので、これを契機として、共生社会の実現を加速していく所存でございます。 新年度においては、昨年に引き続き、ラオスパラ陸上チームの事前合宿の受け入れ及び交流事業の実施、障がい者サポーター制度の推進、バリアフリーマスタープランの策定、また、三重とこわか国体・とこわか大会を翌年に控え、スポーツと人権をテーマとした講演会の開催など、心のバリアフリー、ユニバーサルデザインのまちづくりを進めてまいります。 共生社会を実現していくためには、市民一人一人が一丸となって、自らが社会の構成員としての責任を持ち、人権を尊重することの大切さを認識していくことが必要だと考えております。 次は、「スマートシティの推進」であります。 急速に進展するAI、IoTなどのICTの技術革新は、これまでの生活や経済社会全体を画期的に変えようとしております。 このため、産業や地域づくり、行政活動など様々な分野において、最新のデジタルテクノロジーの活用を積極的に推進し、市民サービスの向上と業務の効率化を図ってまいります。 ICTの活用を推進するため、今年度、情報政策課を設置し、RPAの試験導入、タブレット等を活用したスマート保育や学校教育での実証研究、また、全国初めてであるLINEを活用した一時保育予約の手続などに取り組んでまいりました。中でも、LINEの一時保育予約手続については、利用者の皆様には、子育てで時間がない中で並ばなくてよくなったと、こういった御満足もいただいており、また、現場の保育士や受付事務につきましても、電話での問い合わせが減少し、事務負担の軽減が図られたところでございます。 新年度は、Society5.0の実現のため、ICTやデータを最大限に活用することで市民サービスの向上、効率的な組織運営、地域課題の解決を図るためのスマートシティ推進の取り組みを行ってまいります。 変革の速度が速い時代ですが、不易流行の思いを胸に、思いやり、助け合いの気持ちなど大切なことを見失うことなく、時代とともに変化する新しい潮流を取り入れながら、市民の暮らしに寄り添う市役所運営を心がけてまいりたいと思います。 続いて、総合計画に掲げる七つの課題に沿って、主な取り組みを御説明申し上げます。 まず、「子どもを産み育てやすい環境づくり」でございます。 本市においても少子化が進行しており、平成25年には出生者数が1,000人を下回り、その後も減少が続いており、少子化対策はまちの存続に関わる重要かつ喫緊の課題であります。引き続き、出会いから結婚、妊娠、出産、子育て期までの切れ目のない支援や教育環境の充実を行い、子供を安心して産み育てられる環境づくりを進めてまいります。 出会いの場の創出等につきましては、いせ出会い支援センターにおいて相談や情報提供を行うとともに、従業員の結婚支援を行う企業のサポートやネットワーク化を進めるなど、官民連携の取り組みも引き続き進めてまいります。 また、子育て世代包括支援センターを拠点として、産前・産後のサポートや産後の母体ケア等の妊産婦等に対する支援、乳幼児等への健康診査、保健指導など切れ目のない支援を行います。 保育所の待機児童対策として、官民合同で保育士の確保を図るほか、津波浸水区域内にある二見地区の保育園を統合し、高台への移転を進めてまいります。 そのほか、放課後児童クラブの拡充、児童養護施設の退所者等社会的養護が必要な児童への自立支援も行ってまいります。 また、障がい児支援のさらなる充実を図るため、重度身体障がいのある児童にも対応できるようショートステイの体制整備を進めるほか、こども発達支援施設おおぞら児童園について、作業療法士に引き続き、言語聴覚士を新たに配置するとともに、児童発達支援センターとして新築をいたします。なお、完成後の運営につきましては、伊勢志摩定住自立圏の取り組みとして、関係市町2市4と連携をして進めてまいります。 そして、子供の育つ環境整備をより一層推進していくため子育て応援課を、また、就学前の教育・保育全般を担う保育課を健康福祉部に新設をし、関係施策を推進してまいります。 教育面では、来年4月の開校に向けみなと小学校、また、令和5年4月の移転に向け二見浦小学校と二見中学校の一体的整備を進めるほか、ソフト面では、新たに豊かな心を育む体験交流活動を実施するとともに、引き続き、タブレット端末等を活用したICT教育の推進、小学生の英語体験、中学生のスピーチコンテスト、年1回の英語検定受験料の全額補助、就学前の英語活動などによる英語教育の推進を図ってまいります。 なお、小学校でのタブレット端末を活用した授業や、家庭への持ち帰り学習の実証研究においては、子供の取り組みに合わせて学び直す内容をドリルのアプリケーションソフトが提案をし、学習意欲を高めるとともに、子供たちの学習履歴を把握し、教員が指導に生かすこととしております。 また、英語教育の取り組みにおいては、英検受験料の補助により、学んだことを生かした資格取得の機会が広がったことと、ALTとのコミュニケーションの機会を多くすることで、早期からの学習意欲向上につながっており、今年度の中学3年生の英検3級以上の取得者の割合は、補助実施前の平成28年度に比べて1.6倍の26.8%となっております。 そのほか、民間プール施設を活用した学校水泳の実施及び検証を進めるとともに、読書活動の推進、いじめ防止・不登校対策について、引き続き力を入れてまいります。 次に、「超高齢社会への対応」でございます。 5年後の2025年には、第1次ベビーブームに生まれた団塊の世代の方々が全て75歳以上となり、超高齢社会は新たな局面を迎えます。市民の皆様の関心も高く、地域包括ケアシステムの構築を中心に、誰もが安心して年を重ね、長寿を心から喜び合えるまちづくりを進めてまいります。 日本人の死因第1位であるがんの早期発見、早期治療につなげるため、各種がん検診を実施しておりますが、市が行う集団検診において、インターネット予約サービスを導入し、利用者の利便性を高め、受診率の向上を図ってまいります。 活動量に応じたポイントを付与し、運動の動機づけを行う健幸ポイント事業については引き続き実施し、健康寿命の延伸を図ってまいります。 また、認知症の方やその家族を見守る認知症サポーターの養成や、行方不明になるおそれがある認知症高齢者等のネットワークいせ見守りてらす登録制度の運営など、認知症に関する支援を行ってまいります。 昨年開院した市立伊勢総合病院において、良質で切れ目のない医療を提供し、市民の皆様の健康を守ってまいります。引き続き、医師の確保と健全経営に努めてまいります。 次に、「地域のつながりの再生」でございます。 身近な地域課題を自主的に解決し、地域の特性を生かした自立的なまちづくりを行う「ふるさと未来づくり」については、本格稼働から5年が経過をいたします。この間の社会情勢の変化を踏まえ、ふるさと未来づくり資金の活動事業費について、来年度から世帯規模に応じた金額にするなどの見直しを行ったところでございます。 各地区のまちづくり協議会では、防災・防犯活動、健康づくり、地域学習や環境美化など多岐にわたる活動が展開をされております。中でも、防災の取り組みにおきましては、浜郷地区まちづくり協議会様がみえの防災大賞を受賞されるなど、その取り組みが評価をされております。 なお、自治会の活動を促進するため、集会所やコミュニティ放送の整備に対する支援等も引き続き行ってまいります。 また、困り事を抱えた方の声なき声を発見し、寄り添い、孤立させずに地域ぐるみの支援の輪を広げていくいせライフセーフティネット事業につきましては、地域の皆様と引き続き連携をして推進をいたします。 次に、「集約型都市構造の促進と公共交通体系の整備」でございます。 人口減少、高齢化が進行する中で、都市機能や居住誘導と移動の利便性の向上及び交通ネットワークを強化し、持続可能で暮らしやすい集約型都市構造の構築を図るとともに、引き続き伊勢市駅前市街地再開発事業の支援を行い、中心市街地の活性化を図ってまいります。 伊勢市駅前につきましては、大型商業施設の撤退後、まちのにぎわいが低下をしておりましたが、ホテル等の民間資本の進出、また、せんぐう館の開館などにより人の流れも戻り、商業地として再生しつつあります。 そして、交通の結節点であるこの場所において、保健福祉拠点を設置し、市民の暮らしを向上してまいりたいと考えております。来年度竣工予定のB地区への保健福祉拠点施設の整備については、生活サポートセンターあゆみの相談件数も年間3,000件を超え、その内容は、障がい、就労、8050問題など多岐にわたり、また、課題を複合的に抱えた世帯も増加をしているなど、総合相談に対するニーズは大きくなっております。国においては、制度の縦割りをなくし、相談窓口の一本化を図る取り組みを進めているところであり、整備を予定している保健福祉拠点施設においては、相談事を漏れなくしっかりと受け止める機能を果たしてまいりたいと考えており、引き続き議会の皆様方と議論を重ね、実現をしていきたいと考えております。 公共交通の体系の整備につきましては、昨年1月4日から第1期、9月からは第2期として市内環状バスを社会実験運行してまいりました。その結果、第1期に比べ第2期は約50%乗客が増加し、また、利用者アンケート調査では大半の方が満足していると回答され、さらに未利用者のアンケートにおいても、多数の方から運行継続をしたほうがよいとの回答をいただきました。市内環状バスについては、社会実験が終了をする4月から本格運行を実施してまいりたいと考えております。今後も利用状況等を検証するとともに、市民の皆様の御意見、議会での御意見を反映し、利便性の向上に努めてまいります。 そのほか、公共交通の取り組みとしては、現在、沼木まちづくり協議会様で自主運行いただいている沼木バスに加え、新たな取り組みとして、7月からは進修まちづくりの会様において、地域主体による乗合タクシーが運行される予定でございます。 宇治地区の交通渋滞対策として、県の道路改良事業に併せ中村楠部17-1号線を、また、老朽化している宮川橋を架け替え、度会橋の渋滞緩和を図るため、高向小俣線等の道路整備を行うほか、遮断時間が長く道路交通量が多い踏切道の交通誘導等の対策を行い、交通の円滑化を図ってまいります。 次に、「選ばれるまちづくり」でございます。 市民アンケートでは、市に対して「愛着、魅力を感じている」「暮らしやすい」「住み続けたい」という割合は年々増加傾向にありますが、その一方で、転出の超過が続いていることから、定住・移住の促進は本市の大きな課題であります。 そこで、暮らしの豊かさにつながる産業振興のうち、商業振興については、創業の支援や地域おこし協力隊制度を活用した中心市街地の活性化、市内事業所の経営力の向上支援を行います。 就労支援としては、南三重地域16市町による若者の地元定着に向けた取り組みや、県外大学生等を対象とした企業説明会を開催し、地元企業への就労を促進してまいります。 農業振興については、青ネギ、イチゴ、トマト、カボチャ、蓮台寺柿、横輪芋の農産物6品目のブランド力を高め、地域農業の振興や農業者の所得向上を図り、バラを始めとした花卉や野菜などのハウス栽培におけるICTを活用した生産システムの導入など、施設の近代化に向けた取り組みを支援いたします。また、近年増加をしておりますジャンボタニシの防除支援を行い、水稲被害の軽減を図るとともに、近年深刻化している獣害対策についても取り組みを進めてまいります。 観光につきましては、外務省の海外情報発信拠点であるジャパンハウスロンドン等への出展を視野に入れ、欧米をターゲットとした情報発信を推進いたします。また、二見ビーチについては、参加型のイベント等を実施し、夏場の海水浴シーズンだけではなく、1年を通じて誘客を図ってまいります。また、引き続きバリアフリー観光、国体競技別リハーサル大会をきっかけとしたリピーター獲得への取り組みも行ってまいります。 暮らしの安心については、地域における自主的な防犯活動を推進するため、自治会が設置をする防犯カメラに対して補助を行います。また、再犯防止推進計画の策定などの再犯防止に向けた取り組みを推進いたします。 食品ロスや雑紙の排出を抑制し、天然資源の抑制と環境負荷が低減される循環型社会を推進し、また、伊勢広域環境組合清掃工場の老朽化、損傷が進んでいることから、構成市町で連携をし、建て替えも含め取り組みを進めてまいります。 市の魅力については、デジタル発信を強化するとともに、移住体感プログラムを実施し、移住・定住の促進をいたします。また、5月ごろに交付をされます自動車の伊勢志摩ナンバープレートについて、定住自立圏の関係市町と連携をし、PR等を行ってまいります。 次に、「自然災害への備え」でございます。 昨年の台風第19号は、本市を含め全国各地に大きな傷跡を残すなど、地球温暖化で100年に一度と言われる気象災害が常態化をしてまいりました。また、本年1月には、南海トラフ地震の想定震源域の沖合側で、プレート境界が揺れを伴わずに動くゆっくりすべりと呼ばれる現象が観測をされ、災害に対する備えはこれまで以上に重要になってきております。 浸水対策については、河川のしゅんせつや排水施設の改良及び機能の更新などを行うとともに、ポンプ場の長期補修計画等に基づく整備により、地域の治水に対する安全性、信頼性の確保を図ります。 また、勢田川流域の浸水対策に加え、汁谷川流域の浸水対策についても、国・県・市で設立をしております勢田川流域等浸水対策協議会において策定をした実行計画に基づき、引き続き三者で連携をし、取り組んでまいります。 命をつなぐ取り組みとして、避難生活施設に多目的トイレ、マンホールトイレを設置し、避難所環境の改善を図るほか、備蓄物資に乳幼児用の液体ミルクの導入をいたします。 そのほか、昨年制度を見直した避難行動要支援者に係る対応、被災された方に対する住宅の早期復旧、生活再建の支援、また、県と連携し、桜浜中学校を主会場として総合防災訓練を実施いたします。 次に、「有形・無形の歴史的・文化的資産の継承と活用」でございます。 伊勢市の歴史的・文化的資産につきましては、長い歴史の中で連綿と培われてきた先人の営みを知り、現在、未来に伝える貴重な財産であり、それらがまちのイメージをつくり、人を引きつける魅力となっております。 歴史的・文化的資産を保存、継承し、市民や観光客等に対する教育、啓発を行うほか、観光資源としても活用を図ってまいります。 平成29年に改正施行されました文化芸術基本法においては、文化芸術と観光、まちづくり、産業施策等との有機的な連携も求められていることから、施設類型別計画に沿って市民活動センターを(仮称)郷土資料芸能館として整備してまいりたいと考えております。 国の重要文化財旧賓日館については、文化財としての価値を守り、安全に公開活用するため、昨年に引き続き耐震診断を行い、補強案を策定してまいります。 文化財案内板に英訳文の読み取り用のQRコードつきのステッカーを貼り、増加する外国人観光客の文化財、旧跡に対する理解促進を図ってまいります。 以上、新規・重点事業を中心に七つの課題に対する施策を申し上げましたが、これら以外の全体的な取り組みとして、公共施設等総合管理計画、施設類型別計画、そして、第2期伊勢市まち・ひと・しごと創生総合戦略を推進してまいります。 なお、施設類型別計画の推進に当たっては、新たに資産経営部を設置し、公共施設マネジメントに係る企画、資産管理、営繕部門が連携して取り組み、スピード感を持って進めてまいります。 そのほか、来年に迫った三重とこわか国体・とこわか大会について、県ともしっかり連携をし、開催準備を進めてまいります。 これら施策を推進するための土台となる行財政改革に引き続き取り組み、行財政改革プランに基づく事務事業の整理、効果的・効率的な組織運営、ふるさと納税の拡充など歳入の確保も図りながら、健全な財政運営を図ってまいります。 以上、令和2年度に向けた所信の一端を申し述べさせていただきました。 私の3期の任期の折り返しに当たります令和2年度、決意を新たに伊勢市の将来あるべき姿を見据え、全力で市政運営に取り組んでまいります。 議員並びに市民の皆様のより一層の御指導、御支援、御協力を賜ることをお願い申し上げ、所信表明とさせていただきます。 続きまして、予算編成方針について御説明を申し上げます。 始めに、令和2年度国予算編成及び地方財政についての概要を申し上げます。 国においては、令和2年度予算編成の基本方針に基づき編成された予算案が、本年1月20日国会に提出されたところでございます。この基本方針によれば、国財政の厳しい状況を踏まえ、引き続き、歳出全般にわたり聖域なき徹底した見直しを推進し、地方においても、国の取り組みと基調を合わせ徹底した見直しを進めることとしております。 このような方針のもとに編成された国の令和2年度一般会計予算案については102兆6,580億円、対前年比で1兆2,009億円、1.2%の増となっております。 また、令和2年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度においては、令和2年度の国内総生産は570.2兆円程度、実質成長率は1.4%程度、名目成長率は2.1%程度となるものと見込まれております。 令和2年度の地方財政への対応としては、経済財政運営と改革の基本方針2018を踏まえ、国の一般歳出の取り組みと基調を合わせつつ、地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源は、平成30年度の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとしております。 次に、本市の令和2年度の予算編成でございます。 国・地方ともに、依然厳しい財政事情であることを認識し、行財政運営を進める上で、予算編成に当たっての基本的な考え方を申し上げます。 まず、歳入でございますが、人口減少に比例をし、市税収入の減少が見込まれ、普通交付税につきましても合併算定替特例加算が令和2年度で終了し、臨時財政対策債を合わせた、いわゆる広義の普通交付税についても減少が見込まれます。また、有利な財源として活用してきた合併特例債につきましても、借入れ可能期間が令和2年度で終了し、地方債の発行抑制に努めることが必要であります。 一方、歳出につきましては、小学校・中学校の統合校の継続的な整備による財政負担に加え、社会保障費が右肩上がりで増加をしており、公共施設の集中更新時期を迎え多額の更新経費も見込まれています。 令和2年度は、これらの状況を念頭に置きながら、第3次伊勢市総合計画に掲げた政策、施策を着実に進め、各政策分野が目指す目標の実現及び七つのまちづくりの主要課題の解決を図るとともに、第2期伊勢市まち・ひと・しごと創生総合戦略におけるSociety5.0の実現に向けた技術の活用、女性、高齢者、障がい者、外国人等が共生するまちづくりといった、新たな視点を取り入れた施策についても取り組んでいきたいと考えております。 また、市民生活の利便性や安心・安全に関わるものについては、早期の進捗を図り、必要なサービスの提供を行ってまいります。 以上、所信の一端、経済動向及び予算編成に当たっての考え方を申し上げました。 続いて、これら諸施策を遂行するための新年度予算を始めとする各議案について御説明を申し上げます。 まず、「議案第2号 令和2年度伊勢市一般会計予算」について御説明を申し上げます。 一般会計予算総額は548億9,087万円となり、前年度予算と比較をすると、金額で39億8,292万円、率にして7.8%の増となっております。 以下、歳出の主なものについて、順を追って御説明を申し上げます。 まず、総務費ですが、企画費において、シティプロモーション推進事業及びICTの活用推進に要する経費を計上しております。地域自治推進費において、まちづくり協議会及び自治区振興に要する経費を計上しております。防犯活動推進費において、防犯カメラの設置推進に要する経費を計上し、交通対策費においては、コミュニティバスの運行に要する経費を計上しております。 次に、民生費ですが、社会福祉総務費において、健幸ポイント事業及び再犯防止の推進に要する経費を計上しております。障害者福祉費においては、地域生活及び自立支援に要する経費を計上し、医療支給費においては、障がい者、子供、ひとり親家庭等の医療費助成に要する経費を計上しております。地域福祉推進費においては、生活困窮者の自立支援、小地域活動の推進、子供の学習支援に要する経費を計上しております。児童福祉費においては、保育業務へのICTの導入、保育士の確保、子育ての応援、二見地区統合園整備、こども発達支援施設の整備に要する経費を計上しております。 次に、衛生費ですが、保健衛生費において、地域医療体制の確保、生活習慣病対策、妊娠から出産・育児までの包括的な支援に要する経費を計上しております。清掃費において、ごみの減量、資源化の推進に要する経費を計上しております。 次に、労働費ですが、若者、障がい者、女性の就労サポートに要する経費を計上し、農林水産業費においては、農産物のブランド化の推進、水田等の環境改善、排水機の機能更新、獣害対策、森林の経営管理、漁港の機能保全に要する経費を計上しております。 次に、商工費ですが、商店街等の振興対策を始め、地域産品、地域産業の振興に要する経費を計上し、観光費については、観光客の受入れ強化、旅客誘致、宣伝、インバウンドの取り組みに要する経費を計上しております。 次に、土木費ですが、まず、道路橋梁関係として、市民の皆様から多くの御要望をいただいている生活関連道路、側溝改良のほか、高向小俣線を始めとした道路整備事業に要する経費を計上しております。河川関係として、浸水・排水対策のため、排水施設の整備、ポンプ場の機能更新に要する経費を計上しております。都市計画関係として、中心市街地の活性化の取り組み、街路整備に要する経費を計上し、住宅関係として、住宅・建築物の耐震改修の促進及び空き家対策に要する経費を計上しております。 次に、消防費ですが、消防関係として、高規格救急車の更新に要する経費を、災害対策として、避難生活施設の環境整備に要する経費を計上しております。 次に、教育費ですが、教育振興として、学校水泳における民間プール活用の検証、体験交流活動の推進、外国語学習の充実、統合校整備、ICTを活用した学力向上の実証研究に要する経費を計上しております。社会教育関係として、賓日館の保存に向けた調査に要する経費を計上しております。保健体育関係として、三重とこわか国体・とこわか大会開催準備のほか、東京2020オリンピック・パラリンピック関連事業に要する経費を計上しております。 以上、歳出の主なものについて御説明申し上げましたが、これらに要する財源として、市税163億2,000万円、地方交付税101億1,000万円、国・県支出金107億1,500万3,000円、市債70億6,700万円等をそれぞれ充当することとしております。 なお、歳入歳出予算のほか、債務負担行為、地方債、一時借入金及び歳出予算の流用についてもそれぞれ計上しておりますので、御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 次に、「議案第3号 令和2年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」については、総額128億834万8,000円となり、前年度当初予算と比較し0.4%の増で、保険給付費及び保険事業費納付金等を計上しております。その他、一時借入金についても計上しております。 次に、「議案第4号 令和2年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算」については、総額31億8,227万6,000円となり、前年度当初予算と比較すると5.8%の増で、後期高齢者医療広域連合納付金及びこれに関連する事務費等を計上しております。そのほか、一時借入金についても計上しております。 次に、「議案第5号 令和2年度伊勢市介護保険特別会計予算」については、総額144億1,957万1,000円となり、前年度当初予算と比較をすると3.0%の増で、保険給付費及び地域支援事業等を計上しております。その他、一時借入金についても計上しております。 次に、「議案第6号 令和2年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」については、総額397万7,000円となり、貸付金元利金の収入、公債費及び事務費を計上しております。 次に、「議案第7号 令和2年度伊勢市観光交通対策特別会計予算」については、総額5億9,603万3,000円となり、前年度当初予算と比較をすると1.7%の増で、駐車場管理運営経費等を計上しております。ほか、一時借入金についても計上しております。 次に、「議案第8号 令和2年度伊勢市土地取得特別会計予算」については、総額14億6,933万2,000円となり、土地開発基金からの繰入金を財源とし、公共事業促進のため、用地の先行取得に要する経費を計上いたしております。 次に、「議案第9号 令和2年度伊勢市病院事業会計予算」については、業務の予定量として、1日平均、入院患者255人、外来患者520人、健診・ドック受診者53人と見込み、収益的収支に所要の経費を計上しております。 資本的収支においては、器械備品購入、企業債償還金、医師及び看護師の奨学金の支給に要する経費等を計上しております。ほか、企業債、一時借入金及び支出予算の流用等についてもそれぞれ計上しております。 病院事業につきましては、医師不足や国の医療費抑制方針もあり、収支状況は非常に厳しいものと予測をされますが、医療の質の向上に努めるとともに、さらなる合理化、健全経営に努めてまいりたいと考えております。 次に、「議案第10号 令和2年度伊勢市水道事業会計予算」については、業務の予定量として、給水戸数5万7,521戸、年間総給水量1,570万4,000立方メートルを見込み、収益的収支に所要の経費を計上しております。 資本的収支においては、水源地施設更新事業、送配水管・施設の新設・更新事業、老朽管の更新事業、加圧施設の新設・更新事業等の建設改良費を主なものとして計上しております。ほか、債務負担行為、企業債、一時借入金及び支出予算の流用等についてもそれぞれ計上をしております。 次に、「議案第11号 令和2年度伊勢市下水道事業会計予算」については、業務の予定量として、排水戸数2万5,306戸、年間総排水量683万5,000立方メートルを見込み、収益的収支に所要の経費を計上しております。 資本的収支においては、流域関連公共下水道事業、宇治・中村特環公共下水道事業、雨水管渠敷設事業、ポンプ場更新事業等の建設改良費を主なものとして計上しております。ほか、債務負担行為、企業債、一時借入金及び支出予算の流用等についてもそれぞれ計上しております。 水道・下水道事業につきましても、より一層経営の合理化を推進し、企業としての独立採算制を堅持し、健全経営に努めてまいりたいと考えております。 以上、新年度の各予算について概要を申し上げました。詳細については、副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(世古明君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第2号 令和2年度伊勢市一般会計予算」外9件について補足の御説明を申し上げます。 まず、議案第2号について御説明申し上げます。 説明の便宜上、歳出から、その主なものについて御説明申し上げます。 52ページをお願いします。 款2総務費、項1総務管理費、目7企画費では、1の5、シティプロモーション推進事業として3,043万8,000円を計上しております。これは、定住人口及び交流人口の増加を図るため、東京オリンピックパラリンピックを契機とした共生社会ホストタウンの推進のほか、移住希望者に向けた現地体験型の伊勢市紹介プログラムを実施するものでございます。 次に、5の2、ICT活用推進事業として2,676万5,000円を計上しております。これは、人工知能やパソコン上の作業を自動化するソフトウェア・ロボット、いわゆるAIやRPAを導入し、市民サービスの向上及び業務の効率化を図るものでございます。 次に、58ページをお願いします。 目18地域自治推進費では、1の1、地域自治推進事業として1億8,291万3,000円を計上しております。これは、地域主体のまちづくりを目指すため、まちづくり協議会に対して支援を行い、活発な地域活動を促進するものでございます。 次に、60ページをお願いします。 目21防犯活動推進費では、1の3、防犯カメラ設置推進事業として600万円を計上しております。これは、犯罪のない安全で安心なまちを目指し、防犯カメラを設置する自治会に対して支援を行うものでございます。 次に、目22交通対策費では、2の1、コミュニティバス運行事業として1億4,567万1,000円を計上しております。これは、実証実験を行っております市内環状バスの本格運行を実施するとともに、コミュニティバスの路線、ダイヤの再編を行い、公共交通の利便性を図ろうとするものでございます。 次に、74ページをお願いします。 款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費では、12の1、健幸ポイント事業として2,140万円を計上しております。これは、ウォーキング等の活動をポイント化することで健康づくりに関心の薄い方の参加を促すもので、来年度からは参加対象年齢を引き下げ、さらに健康増進を広く推進するものでございます。 次に、15の1、再犯防止推進事業として270万8,000円を計上しております。これは、検挙者に占める再犯者の割合が上昇しており、全国的な課題となっていることから、再犯防止推進計画の策定を行い、安全で安心な社会の構築を目指すものでございます。 次に、76ページをお願いします。 目2障害者福祉費では、1の1、障害者地域生活支援事業として1億7,148万4,000円を計上しております。これは、障がいのある方が自立した日常生活、社会生活を営むことができるよう、障害者相談支援センターの運営、日常生活用具の給付のほか、成年後見制度の利用支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、1の3、障がい者サポーター事業として957万5,000円を計上しております。これは、小学生を対象に講座等を開催し、障がいへの理解を深めるキッズサポーター事業のほか、サポート企業や団体を募集し、就労や活動などの社会参加の促進に要する経費を計上したものでございます。 次に、78ページをお願いします。 目5地域福祉推進費では、1億3,888万6,000円を計上しております。これは、既存の個別の制度では対応が困難なケースに対しても、地域全体で支えていくいせライフセーフティネット事業を行うもので、コミュニティソーシャルワーカーの配置、断らない窓口の設置、生活困窮家庭の児童生徒への学習支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、82ページをお願いします。 項3児童福祉費、目1児童福祉総務費では、2の4、スマート保育、ICT導入事業として3,931万7,000円を計上しております。これは、保育士の業務負担の軽減及び保護者の利便性の向上を図るため、ICTを活用した業務支援システムの本格導入のほか、AIによる保育所入所選考システムの検証並びにICTの導入を行う民間保育所等の支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、2の5、保育士確保事業として3,653万5,000円を計上しております。これは、保育士確保を図るため、民間保育所と合同で、新卒保育士、潜在保育士に向けた就職フェアを開催するほか、保育士業務の負担軽減を図るため、民間保育所における保育補助者等の雇用支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、3、子育て応援事業として4,013万円を計上しております。これは、子育て経験者が家庭を訪問し、育児不安の解消に向けた相談・支援を行う養育支援訪問事業や、子供の居場所を兼ねた個別指導型の学習塾を実施する学習サポート事業に要する経費等を計上したものでございます。 次に、5、民間保育施設各種補助事業として1億8,639万7,000円を計上しております。これは、民間保育所の運営のほか、特別支援、低年齢児保育等に関して、保育士の加配、確保に要する経費を助成し、入所待機児童の発生を防ごうとするものでございます。 次に、84ページをお願いします。 目4児童福祉施設費の18億3,262万1,000円は、伊勢市立の保育所及び認定こども園における各種保育事業、施設の管理運営のほか、二見地区統合園整備に向けた用地購入及び建築設計に要する経費を計上したものでございます。 次に、86ページをお願いします。 目6こども発達支援費の3億4,895万2,000円は、発達障がい児の相談・支援等のほか、保育所等への訪問支援の実施など児童発達支援センターとしての機能を拡充し、こども発達支援の充実を図るため、おおぞら児童園の新たな園舎の建設に要する経費を計上したものでございます。 次に、94ページをお願いします。 款4衛生費、項1保健衛生費、目2保健センター費では、97ページになりますが、6の1、病院事業会計繰出金として14億3,530万円を計上しております。これは、病院事業の経営基盤の強化を図り、安定した経営の下、公立病院としての役割を担うため、基準に基づく繰り出し及び経営改善のための繰り出しを行うものでございます。 次に、7の1、連携リハビリテーション医学講座設置事業として2,400万円を計上しております。これは、継続的な医師派遣の仕組みを構築するとともに、伊勢志摩サブ保健医療圏のリハビリテーション環境の充実を図るものでございます。 次に、7の2、公的病院支援事業補助金として3,000万円を計上しております。これは、地域医療体制の確保を図るため、市内で唯一小児医療病床及び周産期医療病床を保有する伊勢赤十字病院へ、その運営経費の一部を助成するものでございます。 次に、98ページをお願いします。 目5母子保健推進費では、1の1、妊娠出産支援事業として1,470万7,000円を計上しております。これは、子育て世代包括支援センターママほっとテラスにおいて、妊娠から出産、子育て期にわたる切れ目のない支援を行うための経費を計上したものでございます。 次に、102ページをお願いします。 項2清掃費、目2資源循環推進費では、1の4、もったいない(MOTTAINAI)推進事業として276万8,000円を計上しております。これは、廃棄される未利用食品、いわゆる食品ロスの削減や雑紙のリサイクルを促進し、燃えるごみの減量化を図るものでございます。 次に、106ページをお願いします。 款5労働費、項1労働諸費、目1労働諸費では、1の3、就労支援事業として354万円を計上しております。これは、出産・育児等により離職した女性の再就職の支援や、障がい者の雇用促進のほか、UIJターン希望者に向けた企業説明会など、市内での就労を促進しようとするものでございます。 次に、108ページをお願いします。 款6農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費では、111ページになりますが、2の5、農産物ブランド化推進事業として298万9,000円を計上しております。これは、市が振興を進めております農産物6品目の生産者に対して支援を行い、認知度向上や販路拡大を目指すものでございます。 次に、2の7、水田等環境改善事業として890万円を計上しております。これは、水田におけるスクミリンゴガイ、いわゆるジャンボタニシの増加により収穫量の減少被害が発生していることから、予防、駆除に要する支援経費を計上したものでございます。 次に、112ページをお願いします。 目7湛水防除事業費では、2の3、排水機維持管理経費機能更新として1億598万6,000円を計上しております。これは、老朽化による機能低下が危惧される排水機場について、長寿命化計画に基づく補修、更新に要する経費を計上したものでございます。 次に、114ページをお願いします。 項2林業費、目2林業振興費では、4の1、獣害防止事業として1,059万円を計上しております。これは、定期的なパトロールによる動向把握調査のほか、地域が主体で行う捕獲、追払い活動の支援に要する経費等を計上したものでございます。 次に、6の1、森林経営管理事業として1,818万円を計上しております。これは、担い手不足や所有者の不明などにより適切な管理ができていない森林について、森林環境譲与税を活用し、森林資源の管理計画の策定や調査等を行うものでございます。 次に、116ページをお願いします。 項3水産業費、目3漁港管理費では、1の3、水産物供給基盤機能保全事業として8,700万円を計上しております。これは、大淀漁港及び松下漁港の護岸、防波堤の保全に要する経費を計上したものでございます。 次に、118ページをお願いします。 款7商工費、項1商工費、目2商工業振興費では、2、中小企業振興対策事業として9,481万3,000円を計上しております。これは、商店街の活性化のほか、中小企業の負担軽減及び創業者支援を行うものでございます。 次に、4の2、商品力・販売力向上支援事業として2,247万1,000円を計上しております。これは、新商品の開発や販売手法を習得するため、専門家から指導を受ける機会を設け、さらに、開発された商品の認知度の向上と販路拡大を図り、持続的な商品力・販売力の向上の支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、5の1、商業活性化推進事業として2,752万1,000円を計上しております。これは、商業の魅力アップに取り組む商業団体等への支援のほか、中心市街地における居住人口の減少、商店街等のにぎわいの創出などの課題の解決に向けて、地域外から人材を誘致し、地域活動に従事する地域おこし協力隊に要する経費を計上したものでございます。 次に、122ページをお願いします。 款8観光費、項1観光費、目1観光総務費では、3の3、外国人観光客受入強化事業として1,848万7,000円を計上しております。これは、観光案内所における外国語対応や外国人観光客の実態調査を行い、インバウンドの利便性、満足度の向上を図ろうとするものでございます。 次に、6の4、二見ビーチ活性化事業として1,063万2,000円を計上しております。これは、二見浦海水浴場の管理運営のほか、継続的にイベント等を実施し、1年を通じ観光資源としての活用を図ろうとするものでございます。 次に、目2旅客誘致費では、1の1、ターゲット戦略推進事業として5,323万9,000円を計上しております。これは、取り組みごとにターゲットを定め、公共交通機関への広告掲載やSNSを活用した情報発信のほか、旅行商品の造成を行い、誘客を図ろうとするものでございます。 次に、1の4、外国人観光客誘致推進事業として4,005万1,000円を計上しております。これは、外務省が海外で開設する情報発信拠点ジャパンハウスと連携し、伊勢の魅力発信を行うほか、皇学館大学と連携した外国人短期留学生による情報発信を行い、外国人観光客の誘致を図るものでございます。 次に、128ページをお願いします。 款9土木費、項2道路橋梁費、目2道路維持費では、生活道路の維持に要する経費2億3,873万6,000円を、目3道路新設改良費では、道路及び側溝の改良に要する経費6億7,092万6,000円を計上しております。 次に、130ページをお願いします。 目6道路整備事業費では、1、道路整備事業として5億864万9,000円を計上しております。これは、交通の円滑化、安全・安心の確保を図るため、中村楠部17-1号線、一之木5丁目16号線、高向小俣線等の整備に要する経費を計上したものでございます。 次に、2の1、通学路整備事業として9,753万円を計上しております。これは、通学路交通安全プログラムにおける要対策箇所などの対策を重点的に実施し、危険箇所の解消を図り、安全・安心な歩行空間の確保を図るものでございます。 次に、3の1、中心市街地活性化整備事業として1億6,929万2,000円を計上しております。これは、伊勢市駅周辺の道路や駐輪場を整備し、利便性向上及び中心市街地の活性化を図ろうとするものでございます。 次に、132ページをお願いします。 項3河川費、目3河川改良費では、集中豪雨及び台風時の浸水被害を防止するため、護岸改良等に要する経費3,800万円を、目4排水路維持費では、ポンプ場の長期補修計画に基づく予防保全、機能更新に要する経費3億2,151万5,000円を、目5排水路整備費では、河川費と同様に浸水被害等の防止を図るため、ポンプ場の更新及び排水路改良に要する経費3億912万1,000円を計上しております。 次に、136ページをお願いします。 項5都市計画費、目2まちづくり推進費では、1の1、中心市街地再生事業として12億911万円を計上しております。これは、伊勢市駅周辺のにぎわいを創出し、中心市街地の活性化を図るため、民間事業者が実施する市街地再開発事業に支援を行うものでございます。 次に、1の4、バリアフリー化推進事業として800万円を計上しております。これは、高齢者や障がい者に配慮し、誰もが安全・安心に過ごせるまちづくりの実現に向けたバリアフリーマスタープランの策定に要する経費を計上したものでございます。 次に、140ページをお願いします。 項6住宅費、目2住宅対策費では、1の2、空家等対策事業として3,914万1,000円を計上しております。これは、空き家バンク制度を活用する市外からの移住者等に対して、改修費用及び家賃の一部を助成し空き家の利活用を図るほか、老朽化等による危険空き家の除去の支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、1の3、被災住宅復旧事業として200万円を計上しております。これは、大雨等により床上浸水被害を受けた住宅に対して、復旧費用の一部助成に要する経費を計上したものでございます。 次に、142ページをお願いします。 款10消防費、項1消防費、目1常備消防費では、各種資機材の購入のほか、高規格救急車の更新に要する経費等を計上したものでございます。 次に、144ページをお願いします。 目5災害対策費では、147ページになりますが、4、防災基盤整備事業として3億1,146万6,000円を計上しております。これは、南海トラフ地震等の災害に備えるため、備蓄物資、資機材の整備のほか、避難生活時の環境改善を目的とした災害時用トイレの整備等に要する経費を計上したものでございます。 次に、148ページをお願いします。 款11教育費、項1教育総務費、目3教育振興費では、151ページになりますが、1の13、学校水泳民間プール施設活用事業として477万9,000円を計上しております。これは、民間の屋内プールを活用し、授業における水泳指導の充実及び熱中症予防対策について、引き続き検証を行うものでございます。 次に、1の14、豊かな心を育む体験交流活動推進事業として444万8,000円を計上しております。これは、児童生徒の豊かな心を育む活動を推進するため、自然体験活動、福祉体験活動、赤ちゃんとのふれあい体験等を通した命の学習等の実施に要する経費を計上したものでございます。 次に、7の1、エンジョイイングリッシュ事業として1,416万5,000円を計上しております。これは、小中学生を対象とした英語検定料の助成のほか、市内の保育所・幼稚園等に外国語指導助手を派遣し、外国語によるコミュニケーション能力の素地を養うほか、異文化理解教育の推進を行うものでございます。 次に、9の1、二見地区小中学校整備事業として7億7,925万6,000円を計上しております。これは、二見浦小学校及び二見中学校の一体的な整備に向け、土地取得特別会計からの用地購入及び造成工事に要する経費を計上したものでございます。 次に、目4教育研究所費では、153ページになりますが、4の5、ICT活用実証研究事業として4,653万円を計上しております。これは、小学校において、タブレットパソコンを利用した家庭学習の取り組みや授業での活用を通じて、ICT機器の利用による成果と課題を抽出し、学力や学習習慣等への影響について、引き続き検証を行うものでございます。 次に、154ページをお願いします。 項2小学校費、目3小学校建設費の23億8,738万9,000円は、神社小学校・大湊小学校の統合校整備に要する経費を計上したものでございます。 次に、162ページをお願いします。 項5社会教育費、目3文化振興費では、2の9、賓日館保存事業として1,308万5,000円を計上しております。これは、国の重要文化財に指定されている賓日館の文化財価値の保全と安全な公開活用を図るため、耐震診断及び耐震補強計画の策定に要する経費を計上したものでございます。 次に、170ページをお願いします。 項6保健体育費、目4体育振興費では、6の1、国民体育大会等準備経費として1億8,600万円を計上しております。これは、2021年開催の三重とこわか国体・三重とこわか大会の円滑な運営に向けたリハーサル大会の開催に要する経費を計上したものでございます。 次に、7の1、東京2020オリパラ関連事業として247万8,000円を計上しております。これは、オリンピック聖火リレー及びパラリンピックの採火式のほか、パブリックビューイングの実施に要する経費を計上したものでございます。 次に、給与費明細書でございますが、189ページをお願いします。 会計年度任用職員制度の開始に伴い、会計年度任用職員の給与費についても給与費明細書に記載しておりまのすので、御高覧を賜りたいと存じます。 次に、歳入でございますが、14ページをお願いします。 款1市税については、市税全体で163億2,000万円を計上しております。 次に、款2地方譲与税から、18ページの款14交通安全対策特別交付金に至る歳入については、地方財政計画等を参考にし、予算計上したものでございます。 次に、款15分担金及び負担金から、26ページの款18県支出金に至る歳入については、いずれも説明欄に記載のとおりでございまして、それぞれ条例に定める額及び補助要綱等に基づき算出し、計上したものでございます。 次に、42ページをお願いします。 款24市債については、それぞれ説明欄に記載のとおりでございます。 以上で歳入についての説明を終わらせていただきます。 次に、債務負担行為及び地方債について御説明申し上げます。 8ページをお願いします。 第2表債務負担行為でございますが、行政情報システム更新業務委託外8件について、債務負担行為を設定しております。 次に、9ページをお願いします。 第3表地方債でございますが、令和2年度の事業について限度額等を計上しております。 次に、1ページをお願いします。 第4条では一時借入金の限度額を55億円としております。 以上で一般会計予算の説明を終わらせていただきます。 ○議長(世古明君) 副市長、すみません。 会議の途中ですが、11時20分まで休憩いたします。 △休憩 午前11時10分
    △再開 午前11時19分 ○議長(世古明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) 次に、203ページをお願いします。 「議案第3号 令和2年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」について御説明申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げます。 224ページをお願いします。 款2保険給付費では、項1療養諸費で79億4,354万4,000円、226ページに移りまして、項2高額療養費で11億5,825万円を計上しております。 次に、234ページをお願いします。 款3国民健康保険事業費納付金で32億5,746万9,000円を計上しております。これは、医療給付費、後期高齢者支援金及び介護納付金に要する経費を三重県に支出するものでございます。 次に、240ページをお願いします。 款4保健事業費、項1特定健康診査等事業費で1億7,290万7,000円を計上しております。これは、医療保険者に義務づけられた生活習慣病に関する特定健康診査及び特定保健指導を実施するものでございます。 次に、歳入でございますが、210ページをお願いします。 款1国民健康保険料では、保険料の収納率を一般被保険者現年賦課分で95%を見込み、23億552万7,000円を計上したものでございます。 次に、212ページをお願いします。 款4県支出金では、保険給付費等交付金等で93億4,286万5,000円を計上しております。 次に、款6繰入金、項1他会計繰入金では、一般会計からの繰り入れ9億1,592万5,000円を計上し、214ページに移りまして、項2基金繰入金では、保険料負担の軽減を図るため2億円を財政調整基金から繰り入れるものでございます。 以上で国民健康保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、259ページをお願いします。 「議案第4号 令和2年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算」について御説明申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げます。 272ページをお願いします。 款2後期高齢者医療広域連合納付金31億2,203万7,000円は、制度の運営主体であります三重県後期高齢者医療広域連合への負担金でございます。 次に、歳入でございますが、266ページをお願いします。 款1後期高齢者医療保険料では、保険料の賦課を行う三重県後期高齢者医療広域連合の算定に基づき、13億5,472万7,000円を計上しております。 次に、款2繰入金18億2,522万8,000円は、三重県後期高齢者医療広域連合への負担金及び市における事務費等に要する財源として一般会計から繰り入れるものでございます。 以上で後期高齢者医療特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、285ページをお願いします。 「議案第5号 令和2年度伊勢市介護保険特別会計予算」について御説明申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げます。 304ページをお願いします。 款2保険給付費134億4,392万6,000円は、第7期介護保険事業計画のサービス量を勘案し、所要額を計上したものでございます。 次に、306ページをお願いします。 款3地域支援事業費、項1地域支援事業費、目1介護予防・日常生活支援総合事業費3億3,358万9,000円は、地域の実情に応じた支え合いの体制づくりを推進し、要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援を行う経費を計上したものでございます。 次に、目2包括的支援事業・任意事業費3億2,701万7,000円は、地域包括支援センターの運営に要する経費を計上したものでございます。 次に、歳入でございますが、292ページをお願いします。 款1保険料27億5,230万8,000円は、第7期介護保険事業計画に基づき設定された保険料を基本に、65歳以上の第1号被保険者に納めていただく保険料を計上したものでございます。 次に、款2国庫支出金35億7,971万2,000円は、保険給付に係る国の負担分及び保険者間の財政力格差を調整するための交付金等を計上したものでございます。 次に、款3支払基金交付金37億1,992万9,000円は、保険給付及び地域支援事業に係る第2号被保険者の負担分を計上したものでございます。 次に、294ページをお願いします。 款6繰入金、項1一般会計繰入金22億1,257万円は、介護給付費及び事務費等に要する財源として一般会計から繰り入れるものでございます。 次に、項2基金繰入金3億7,470万3,000円は、第1号被保険者の負担軽減を図るため、介護給付費準備基金から繰り入れるものでございます。 以上で介護保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、325ページをお願いします。 「議案第6号 令和2年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」について御説明申し上げます。 まず、歳入について御説明申し上げます。 332ページをお願いします。 款1事業収入では、貸付者からの返済金を計上しております。 次に、歳出でございますが、334ページをお願いします。 款1総務費で貸付金の徴収等に要する事務費、336ページに移りまして、款2公債費で償還年次表に基づく元利償還金をそれぞれ計上しております。 以上で住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、343ページをお願いします。 「議案第7号 令和2年度伊勢市観光交通対策特別会計予算」について御説明申し上げます。 歳出について御説明申し上げますので、352ページをお願いします。 款1観光交通対策事業費、項1管理費、目1管理費では、2の1、駐車場管理運営経費として5億5,248万円を計上しております。これは、駐車場の管理運営に要する経費、伊勢地域観光交通対策協議会への負担金のほか、駐車場整備に要する経費を計上したものでございます。 次に、4の1、一般会計繰出金2,320万円は、一般会計で実施する内宮周辺道路の整備に対して繰り出すものでございます。 次に、歳入でございますが、350ページをお願いします。 款1事業収入5億3,301万円は、駐車場使用料を計上しております。 次に、款3繰入金5,775万5,000円は、観光対策、渋滞緩和対策の推進を図るため、観光交通対策基金から繰り入れるものでございます。 以上で観光交通対策特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、361ページをお願いします。 「議案第8号 令和2年度伊勢市土地取得特別会計予算」について御説明申し上げます。 歳入について御説明申し上げますので、368ページをお願いします。 款2繰入金9億1,460万2,000円は、公有地確保を推進するため、土地開発基金から繰り入れるものでございます。 次に、歳出でございますが、372ページをお願いします。 款1用地取得事業費、項2事業費において、公共事業用地及び公共事業代替用地の先行取得に要する経費を計上しております。 以上で土地取得特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、377ページをお願いします。 「議案第9号 令和2年度伊勢市病院事業会計予算」について御説明申し上げます。 まず、第2条、業務の予定量でございますが、年間患者数、1日平均患者数等を記載のとおり予定しております。 次に、380ページをお願いします。 収益的収支でございますが、収入においては、款1病院事業収益、項1医業収益では、入院収益、外来収益等で63億499万4,000円、項2健診収益では、健診センターにおける人間ドック等の公衆衛生活動収益等で3億3,725万円、項3医業外収益では、他会計補助金、他会計負担金、長期前受金戻入等で13億9,814万8,000円を計上し、これらを含め病院事業収益として80億4,049万2,000円を予定しております。 次に、支出でございますが、款1病院事業費用、項1医業費用では、事業運営に必要な給与費、材料費、経費、減価償却費等で78億5,440万5,000円、381ページに移りまして、項2健診費用では、健診センターの運営に必要な給与費、経費等で1億9,937万5,000円、382ページに移りまして、項3医業外費用では、企業債利息等で2億858万5,000円を計上し、これらを含め病院事業費用として82億6,346万5,000円を予定しております。 以上により、収益的収支における当年度純損失は、消費税を除き3億4,568万5,000円となる見込みでございます。 次に、資本的収支でございますが、収入においては、款1資本的収入、項1負担金では、一般会計からの負担金で4億6,537万円、項2企業債では、医療器械整備事業で1億円、項4基金繰入金では、医師及び看護師奨学基金からの繰入金5,652万円を計上し、これらを含め資本的収入として6億2,714万円を予定しております。 次に、支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費では、器械備品の購入費で2億5,000万円、項2企業債償還金では6億9,665万3,000円、項3投資では、医師及び看護師奨学金で5,652万円を計上し、これらを含め資本的支出として10億6,494万3,000円を予定しております。 以上により、資本的収支においては4億3,780万3,000円の不足となる予定でございますが、当年度分損益勘定留保資金等で補填することとしております。 次に、378ページをお願いします。 第5条以降に企業債等の必要事項についても定めております。 また、383ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書等の関係附属資料にそれぞれ必要事項を記載しておりますので、御高覧賜りたいと存じます。 以上が令和2年度の病院事業会計予算の概要でございますが、新病院建設に伴う企業債償還金、減価償却費の増加などにより、病院経営が厳しくなることが予測されますが、引き続き、医師確保に努めるとともに、医療体制の充実強化、質の高い医療の提供、地域医療の推進及び病院経営の健全化に取り組む所存でございますので、御了承のほどよろしくお願い申し上げます。 次に、403ページをお願いします。 「議案第10号 令和2年度伊勢市水道事業会計予算」について御説明申し上げます。 まず、第2条、業務の予定量でございますが、過去の実績と昨今の状況を勘案し、給水戸数、年間総給水量、一日平均給水量を記載のとおり予定しております。 主要な建設改良事業としては、送配水管、施設の新設事業を始め、老朽管更新事業等を予定しております。 次に、406ページをお願いします。 収益的収支でございますが、収入においては、款1水道事業収益、項1営業収益では、給水収益等で25億3,302万4,000円、項2営業外収益では、長期前受金戻入等で2億9,692万4,000円を計上し、これらを含め水道事業収益として28億2,994万8,000円を予定しております。 次に、407ページをお願いします。 支出でございますが、款1水道事業費用、項1営業費用では、事業運営に必要な給与費、委託料、受水費及び減価償却費等で23億8,570万7,000円、409ページに移りまして、項2営業外費用では、企業債利息等で1億1,345万9,000円を計上し、これらを含め水道事業費用として25億916万6,000円を予定しております。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き2億2,208万5,000円となる見込みでございます。 次に、410ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入においては、款1資本的収入、項1企業債では、加圧施設事業等に伴う企業債で5億1,300万円、項2負担金では、工事負担金等で1億5,876万7,000円を計上し、これらを含め資本的収入として7億7,076万7,000円を予定しております。 次に、支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費では、配水本管の布設、更新を始め、水源地施設の更新等で16億5,198万7,000円、411ページに移りまして、項2償還金で3億6,592万7,000円を計上し、これらを合わせました資本的支出として20億1,791万4,000円を予定しております。 以上により、資本的収支においては12億4,714万7,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填することとしております。 次に、404ページをお願いします。 第5条以降に債務負担行為等の必要事項についても定めております。 また、412ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書等の関係附属資料にそれぞれ必要事項を記載しておりますので、御高覧賜りたいと存じます。 以上が令和2年度の水道事業会計予算の概要でございます。 給水人口及び使用水量が減少傾向にあり、一方では配水本管等の更新事業が不可欠となっておりますが、水道事業ビジョンに基づき、効率的で健全な事業の継続に努め、給水サービスの向上に努力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、433ページをお願いします。 「議案第11号 令和2年度伊勢市下水道事業会計予算」について御説明申し上げます。 まず、第2条、業務の予定量でございますが、現在の下水道への接続実績と流域関連公共下水道の供用区域拡大に伴う新規接続見込みを勘案し、排水戸数、年間総排水量、一日平均排水量を記載のとおり予定をしております。 主な建設改良事業としては、汚水管渠敷設事業及びポンプ場更新事業等を予定しております。 次に、436ページをお願いします。 収益的収支でございますが、収入においては、款1下水道事業収益、項1営業収益では、下水道使用料及び他会計負担金等で14億8,324万円、項2営業外収益では、他会計負担金、他会計補助金及び長期前受金戻入等で23億1,604万7,000円を計上し、これらを含め下水道事業収益として37億9,928万7,000円を予定しております。 次に、437ページをお願いします。 支出でございますが、款1下水道事業費用、項1営業費用では、事業運営に必要な給与費、委託料、流域下水道維持管理負担金及び減価償却費等で30億6,945万5,000円、439ページに移りまして、項2営業外費用では、企業債利息等で5億951万9,000円を計上し、これらを含め下水道事業費用として35億8,897万4,000円を予定しております。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き4,878万2,000円となる見込みでございます。 次に、440ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入においては、款1資本的収入、項1企業債では、流域関連公共下水道事業等に伴う企業債で18億9,420万円、項2負担金では、他会計負担金等で3億7,614万1,000円、項3国庫補助金で9億2,915万円を計上し、これらを合わせた資本的収入として31億9,949万1,000円を予定しております。 次に、441ページをお願いします。 支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費では、汚水未普及対策として汚水管渠の整備、浸水対策として雨水幹線及びポンプ場の基本設計等、そのほか、下水道ストックマネジメント計画に基づく詳細設計等で32億2,187万円、442ページに移りまして、項2企業債償還金では15億9,380万2,000円を計上し、これらを含め資本的支出として48億1,722万2,000円を予定しております。 以上により、資本的収支においては16億1,773万1,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 次に、434ページをお願いします。 第5条以降に債務負担行為等の必要事項についても定めております。 また、443ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書等の関係附属資料にそれぞれ必要事項を記載しておりますので、御高覧を賜りたいと存じます。 以上が令和2年度の下水道事業会計予算の概要でございます。 流域関連公共下水道の供用区域の拡大を進めるとともに、勢田川流域等浸水対策実行計画に基づく浸水対策に取り組み、事業の健全経営になお一層の努力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。 以上、「議案第2号 令和2年度伊勢市一般会計予算」外9件について補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第2号外9件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日、さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。----------------------------------- △議案第12号外10件一括の上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、審議の都合により、日程第13、「議案第12号 令和元年度伊勢市一般会計補正予算(第7号)」から、日程第22、「議案第21号 令和元年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号)」に至る10件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま一括上程されました「議案第12号 令和元年度伊勢市一般会計補正予算(第7号)」外9件について御説明申し上げます。 今回の補正は、通常の最終的な計数整理に伴う補正予算計上を行ったものでございます。以下、今回補正をお願いしています各会計について御説明申し上げます。 まず、「議案第12号 令和元年度伊勢市一般会計補正予算(第7号)」につきましては、10億5,332万1,000円の減額となっております。 歳入において追加する主なものは、法人市民税、固定資産税、地方交付税、特定教育・保育施設型給付費負担金、基金一括運用利子、ふるさと応援寄附金、臨時財政対策債等でございます。減額する主なものは、個人市民税、生活保護費国負担金、プレミアム付商品券事務費国補助金、財政調整基金繰入金、ふるさと創生基金繰入金、市町村合併特例事業債、地方道路等整備事業債等でございます。 以上が歳入の概要で、以下、順を追って主なものについて御説明申し上げます。 まず、総務費においては、早期退職者等の退職手当の支給に要する経費、基金利子積立事業では追加、自治区振興事業では減額を行っております。 民生費においては、特定教育・保育施設型給付事業では追加、障害者介護給付等事業、児童扶養手当支給事業では減額を行い、そのほか社会福祉費、老人福祉費、児童福祉費、生活保護費等の経費については、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 衛生費においては、予防接種事業では追加、合併処理浄化槽整備事業補助金では減額を行っております。 農林水産業費においては、林業振興一般経費、森林整備事業では追加を、担い手対策事業、県営事業負担金では減額を行い、そのほか農業費、林業費、水産業費の経費について、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 商工費においては、プレミアム付商品券発行事業で減額を行っており、観光費においては、外国人観光客誘致推進事業で減額を行っております。 土木費においては、街路整備事業では増額、排水施設整備事業、中心市街地再生事業では減額を行い、そのほか河川・都市計画事業等の経費について、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 消防費においては、常備消防、非常備消防、災害対策等の経費について、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 教育費においては、神社小学校・大湊小学校統合校整備事業、観光文化会館施設維持補修経費で減額を行い、そのほか小学校、中学校、保健体育等の経費について、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 公債費においては、市債償還元金で追加を、市債利子で減額を行っております。 なお、歳出予算に関連し、継続費、繰越明許費、債務負担行為及び地方債についてもそれぞれ補正しております。 次に、「議案第13号 令和元年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」につきましては、1億805万1,000円の追加となっております。これは、歳入歳出とも計数精査を行い、主に保険給付費の実績見込みにより追加補正を行ったものでございます。 次に、「議案第14号 令和元年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」については、8,642万6,000円の追加となっております。これは、歳入歳出とも計数精査を行い、主に後期高齢者医療広域連合負担金及び一般会計への償還金の追加補正を行ったものでございます。 次に、「議案第15号 令和元年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第4号)」については、7,676万3,000円の減額を行っております。これは、歳入歳出とも計数の精査を行い、保険給付費、地域支援事業費の実績見込みにより補正を行ったものでございます。なお、歳出予算に関連し、債務負担行為についても補正をしております。 次に、「議案第16号 令和元年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」については、住宅新築資金等貸付事業基金への積み立て等により42万円の追加となっております。 次に、「議案第17号 令和元年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第2号)」については、2,825万6,000円の追加となっております。これは、歳入歳出とも計数精査を行い、主に観光交通対策基金への積立金の追加補正を行ったものでございます。なお、歳出予算に関連し、繰越明許費について設定を行っております。 次に、「議案第18号 令和元年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)」については、事業費の実績見込みにより5億7,066万9,000円の減額となっております。なお、歳出予算に関連し、繰越明許費について設定を行っております。 次に、「議案第19号 令和元年度伊勢市病院事業会計補正予算(第2号)」については、収益的収支及び資本的収支において、それぞれ実績等に基づき、必要額及び不用額の補正を行っております。そのほか、事業費に関連し、支出予算の流用等についても補正を行っております。 次に、「議案第20号 令和元年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)」につきましては、収益的収支及び資本的収支において、それぞれ実績等に基づき、必要額及び不用額の補正を行っております。そのほか、事業費に関連し、企業債についても補正を行っております。 次に、「議案第21号 令和元年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号)」については、収益的収支及び資本的収支において、それぞれ実績等に基づき、必要額及び不用額の補正を行っております。そのほか、事業費に関連し、債務負担行為等についても補正を行っております。 以上、「議案第12号 令和元年度伊勢市一般会計補正予算(第7号)」外9件について御説明を申し上げました。 詳細については副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(世古明君) 会議の途中ですが、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時51分 △再開 午後0時59分 ○議長(世古明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第12号 令和元年度伊勢市一般会計補正予算(第7号)」外9件について補足の御説明を申し上げます。 まず、議案第12号について御説明申し上げます。 歳出から主なものについて御説明申し上げますので、令和元年度補正予算書の38ページをお願いします。38ページでございます。 款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費3,208万5,000円の追加は、早期退職等に伴う退職手当及び退職手当組合負担金並びに他会計への退職手当負担金を追加するものでございます。 次に、40ページをお願いします。 目14基金管理費1億121万7,000円の追加は、財政調整基金、減債基金及び特定目的基金の運用に伴う利子積み立てに要する経費を計上したものでございます。 次に、42ページをお願いします。 目19地域自治推進費2,923万円の減額は、自治区振興事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、58ページをお願いします。 款3民生費、項1社会福祉費、目2障害者福祉費1億285万3,000円の減額は、障害者介護給付等事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、62ページをお願いします。 項2老人福祉費、目1老人福祉推進費5,299万6,000円の減額は、後期高齢者医療特別会計繰出金及び介護保険特別会計繰出金を減額するものでございます。 次に、64ページをお願いします。 項3児童福祉費、目2児童措置費3,691万8,000円の追加は、特定教育・保育施設型給付事業の実績見込みに基づき、必要経費を計上したものでございます。 次に、目3父母子福祉費3,051万5,000円の減額は、児童扶養手当支給事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、74ページをお願いします。 款4衛生費、項1保健衛生費、目2保健センター費331万7,000円の追加は、ふるさと応援寄附金のうち、医学生、看護学生に対する奨学金への活用希望分について、病院事業繰出金を計上したものでございます。 次に、目3予防費1,164万7,000円の追加は、予防接種事業の実績見込みに基づき、必要経費を計上したものでございます。 次に、82ページをお願いします。 款6農林水産業費、項1農業費、目6農地費2,871万3,000円の減額は、県営事業の事業費変更に伴い、県営事業負担金を減額するものでございます。 次に、86ページをお願いします。 項2林業費、目2林業振興費1,397万6,000円の追加は、森林環境譲与税及びみえ森と緑の県民税市町交付金を財源に、それぞれ森林環境譲与税基金及び森林づくり基金への積立金を計上したものでございます。 次に、90ページをお願いします。 款7商工費、項1商工費、目2商工業振興費1億5,425万4,000円の減額は、プレミアム付商品券発行事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、92ページをお願いします。 款8観光費、項1観光費、目2旅客誘致費2,922万7,000円の減額は、各事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、98ページをお願いします。 款9土木費、項3河川費、目5排水路整備費2,249万1,000円の減額は、排水施設整備事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、102ページをお願いします。 項5都市計画費、目2まちづくり推進費6,047万9,000円の減額は、中心市街地再生事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、目5街路事業費900万円の追加は、県営事業の事業費変更に伴い、県営事業負担金を増額するものでございます。 次に、114ページをお願いします。 款11教育費、項2小学校費、目3小学校建設費4,111万8,000円の減額は、神社小学校・大湊小学校統合校整備事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、120ページをお願いします。 項5社会教育費、目6観光文化会館費4,366万1,000円の減額は、観光文化会館の施設維持補修経費の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、128ページをお願いします。 款13公債費、項1公債費、目2利子2,473万6,000円の減額は、平成30年度借り入れの地方債を、予算計上時の想定利率より低利で借り入れたことによる償還利息の減額でございます。 次に、歳入でございますが、14ページをお願いします。 款1市税では、項1市民税で6,000万円を減額、項2固定資産税で1億200万円、項3軽自動車税で600万円、項6都市計画税で200万円を追加することから、全体では5,000万円を追加し、164億5,000万円とするものでございます。 次に、款3利子割交付金で2,600万円を減額、16ページに移りまして、款12地方交付税で3億3,260万9,000円を追加しておりますが、これは、収入実績等を勘案したものでございます。 次に、20ページをお願いします。 款16国庫支出金で3億3,249万8,000円、22ページに移りまして、款17県支出金で3,721万円の減額をそれぞれの事業実績に基づいて行っております。 次に、26ページをお願いします。 款18財産収入で7,774万6,000円を追加しておりますが、これは、基金運用に伴う利子収入の増額によるものでございます。 次に、28ページをお願いします。 款19寄附金で2,602万9,000円を追加しておりますが、これは、ふるさと応援寄附金の増額によるものでございます。 次に、款20繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金では、今回の補正予算の計数を整理し、その他の財源確保を図った結果7億2,500万円の減額としております。 次に、32ページをお願いします。 款23市債では4億3,550万円を減額しております。これは、事業費の実績見込みに合わせて、市町村合併特例事業債、地方道路等整備事業債等を減額するものでございます。 次に、6ページをお願いします。 第2表継続費補正でございますが、排水機場維持管理経費ほか5事業について、令和元年度事業費の実績見込みに基づき、事業費総額及び年割額を変更するものでございます。 次に、7ページをお願いします。 第3表繰越明許費補正でございますが、老人福祉施設等整備事業ほか18事業を追加、8ページに移りまして、河川災害復旧事業の限度額を変更するものでございます。繰り越しの主な理由としては、地元及び関係機関との調整に不測の日数を要したことなどによるもので、事業の推進になお一層努力をしてまいりたいと存じます。 次に、第4表債務負担行為補正でございますが、備蓄計画策定業務委託を廃止し、観光客実態調査業務委託について限度額を変更するものでございます。 次に、9ページをお願いします。 第5表地方債補正でございますが、防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債ほか1件を追加、農村地域防災減災事業債ほか1件を廃止、市町村合併特例事業債ほか12件について限度額を変更するものでございます。 次に、「議案第13号 令和元年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」について御説明を申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げますので、154ページをお願いします。 款2保険給付費1億1,330万円の追加は、一般被保険者療養給付費及び一般被保険者高額療養費の給付見込みによるものでございます。 次に、歳入でございますが、148ページをお願いします。 款1国民健康保険料1,723万7,000円の追加は、収納額の見込みによるものでございます。 次に、「議案第14号 令和元年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げますので、182ページをお願いします。 款2後期高齢者医療広域連合納付金では、本市の負担金の額が増額となったことに伴い、5,004万6,000円を追加しております。 次に、184ページをお願いします。 款4諸支出金3,935万7,000円の追加は、療養給付費負担金等の過年度精算金を一般会計へ償還するものでございます。 次に、歳入でございますが、176ページをお願いします。 款4諸収入3,475万5,000円の追加は、療養給付費負担金の過年度精算による広域連合からの返還金等でございます。 次に、「議案第15号 令和元年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第4号)」について御説明を申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げますので、208ページをお願いします。 款2保険給付費、210ページに移りまして、款3地域支援事業費では、実績見込みによりそれぞれ不用額を減額しております。 次に、歳入でございますが、196ページをお願いします。 款1保険料、款2国庫支出金、款3支払基金交付金及び款4県支出金の増減は、それぞれ実績見込み及び変更の交付見込額を計上したものでございます。 次に、198ページでございますが、款6繰入金、項2基金繰入金1億7,014万4,000円の減額は、今回の計数整理により、その他の財源確保を図った結果、取り崩しを予定しておりました介護給付費準備基金を減額するものでございます。 次に、192ページをお願いします。 第2表債務負担行為補正でございますが、記載のとおりそれぞれ追加、変更を行うものでございます。 次に、「議案第16号 令和元年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明を申し上げます。 221ページをお願いします。 今回の補正は42万円の追加でございまして、228ページ、歳入において、住宅新築資金等貸付金元利収入及び繰越金を追加し、これに伴い、230ページになりますが、歳出において、住宅新築資金等貸付事業基金積立金の追加を行うものでございます。 次に、「議案第17号 令和元年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第2号)」について御説明を申し上げます。 歳出から御説明申し上げますので、244ページをお願いします。 款1観光交通対策事業費2,825万6,000円の追加は、駐車場管理運営経費で1,825万3,000円を減額し、観光交通対策基金への積立金で4,641万5,000円を追加するものでございます。 次に、歳入でございますが、242ページをお願いします。 款1事業収入3,510万8,000円の追加は、市営宇治駐車場の収入増によるものでございます。 次に、款3繰入金5,068万8,000円の減額は、今回の計数整理により、その他の財源確保を図った結果、取り崩しを予定しておりました観光交通対策基金を減額するものでございます。 次に、238ページをお願いします。 第2表繰越明許費でございますが、観光交通対策管理事業ほか1事業について設定するものでございます。 次に、「議案第18号 令和元年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 249ページをお願いします。 今回の補正は5億7,066万9,000円の減額でございまして、補正後の予算額を8億7,697万7,000円としております。これは主に260ページ、款1用地取得事業費、項2事業費において、実績見込みに基づき、6億2,723万6,000円を減額することによるものでございます。 次に、252ページをお願いします。 第2表繰越明許費でございますが、公共用地・代替地取得事業について設定するものでございます。 次に、「議案第19号 令和元年度伊勢市病院事業会計補正予算(第2号)」について、実施計画に基づき御説明申し上げますので、267ページをお願いします。 今回の補正は、実績等に基づき、最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収支でございますが、収入では、款1病院事業収益、項1医業収益1,432万7,000円の追加は、目1入院収益で、診療単価の増加により4,107万7,000円を追加、目2外来収益で、診療単価の減少により3,951万6,000円を減額することによるものでございます。 次に、項3医業外収益2,458万8,000円の追加は、目4長期前受金戻入の追加によるものでございます。 次に、支出でございますが、款1病院事業費用、項1医業費用3,467万1,000円の減額は、目1給与費、目2材料費の追加及び目4減価償却費の減額によるものでございます。 次に、268ページをお願いします。 項3医業外費用4,859万5,000円の追加は、雑損失の追加によるものでございます。 以上により、収益的収支における当年度純損失は、消費税を除き5億7,247万7,000円となる見込みでございます。 次に、資本的収支でございますが、収入では、款1資本的収入、項4基金繰入金2億3,970万円の追加は、新病院建設事業に要する経費の財源に充てるため、伊勢市新病院整備基金から繰り入れるものでございます。 次に、269ページをお願いします。 支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費1,138万円の減額は、器械備品購入費の減額によるものでございます。 次に、項4基金積立金1,953万2,000円の追加は、医師及び看護師奨学基金及び伊勢市新病院整備基金への積み立てを行うものでございます。 以上の結果、資本的収支においては、不足額は発生をしておりません。 以上により、第3条、第4条の収益的収支及び資本的収支を補正し、それに関連して、第2条の業務の予定量を始め、第5条、第6条において、それぞれ必要額等の補正をしております。 次に、「議案第20号 令和元年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)」について、実施計画に基づき御説明申し上げますので、281ページをお願いしますので、 今回の補正は、実績等に基づき、最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収支でございますが、収入では、款1水道事業収益、項1営業収益1,121万9,000円の減額は、目1給水収益の減収によるものでございます。 次に、支出でございますが、款1水道事業費用、項1営業費用116万5,000円の減額は、目1原水費における委託料、目2配水及び給水費における修繕費では減額し、目5減価償却費、目6資産減耗費で追加したことによるものでございます。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き3億852万2,000円となる見込みでございます。 次に、282ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入では、款1資本的収入、項1企業債で1,730万円、項2負担金で1,029万円、項3出資金で330万円を追加しております。これは、対象事業の実績見込みにより調整を行うものでございます。 次に、支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費3,000万円の減額は、目1原水施設費における工事請負費の減額によるものでございます。 以上の結果、資本的収支において10億7,888万4,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 以上により、第3条、第4条の収益的収支及び資本的収支を補正し、それに関連して、第2条の業務の予定量及び第5条の企業債について、それぞれ必要額等の補正をしております。 次に、「議案第21号 令和元年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号)」について、実施計画に基づき御説明申し上げますので、295ページをお願いします。 今回の補正は、実績等に基づき、最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収支でございますが、収入では、款1下水道事業収益、項1営業収益3,212万9,000円の減額は、目1下水道使用料の減収によるものでございます。 次に、項2営業外収益2,096万9,000円の追加は、目2他会計負担金で2,669万円を減額、目3他会計補助金で4,630万8,000円を増額しておりますが、これは、対象経費の実績見込みにより調整を行うものでございます。 次に、支出でございますが、款1下水道事業費用、項1営業費用2,888万6,000円の減額は、目5処理場費における委託料、296ページに移りまして、目9汚水減価償却費の減額によるものでございます。 次に、項2営業外費用2,096万5,000円の減額は、企業債利息の減額によるものでございます。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き7,020万3,000円となる見込みでございます。 次に、資本的収支でございますが、収入では、款1資本的収入、項2負担金で198万8,000円を追加しておりますが、これは、実績見込みにより調整を行うものでございます。 次に、支出でございますが、款1資本的支出、項2企業債償還金4,885万8,000円の減額は、平成30年度の企業債借入額の減少によるものでございます。 以上の結果、資本的収支において16億1,423万1,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 以上により、第3条、第4条で収益的収支及び資本的収支を補正し、それに関連して第2条の業務の予定量を始め、第5条、第6条において必要額等の補正をしております。 以上、「議案第12号 令和元年度伊勢市一般会計補正予算(第7号)」外9件について補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第12号外9件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日、さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。----------------------------------- △議案第22号外15件一括の上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、審議の都合により、日程第23、「議案第22号 伊勢市簡易水道事業を伊勢市水道事業に統合することに伴う関係条例の整備について」から、日程第38、「議案第37号 伊勢市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について」に至る16件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) ただいま一括上程されました「議案第22号 伊勢市簡易水道事業を伊勢市水道事業に統合することに伴う関係条例の整備について」外15件について御説明を申し上げます。 まず、「議案第22号 伊勢市簡易水道事業を伊勢市水道事業に統合することに伴う関係条例の整備について」は、簡易水道事業を水道事業に統合するため、関係する条例の改正及び廃止をしようとするものでございます。 次に、「議案第23号 伊勢市行政組織条例及び伊勢市子ども・子育て会議条例の一部改正について」は、資産経営部を設置するとともに、総務部及び情報戦略局の所掌事務について改めるほか、機構改革に伴う所要の規定の整備を行うため、関係する条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第24号 伊勢市監査委員条例の一部改正について」は、地方自治法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第25号 伊勢市附属機関条例の一部改正について」は、附属機関を新たに設置するため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第26号 市長等の伊勢市に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について」は、地方自治法の改正により免責条例制度が創設されたことに伴い、市長等の損害賠償責任の一部免責について条例で定めようとするものでございます。 次に、「議案第27号 伊勢市一般職の任期付職員の採用等に関する条例等の一部改正について」は、会計年度任用職員制度の導入に伴い、服務の宣誓及び公務災害補償等の補償基礎額について定めるほか、所要の規定の整備を行うため、関係する条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第28号 伊勢市職員の修学部分休業に関する条例の制定について」は、職員の修学部分休業について必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、「議案第29号 伊勢市職員の自己啓発等休業に関する条例の制定について」は、職員の自己啓発等休業について必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、「議案第30号 伊勢市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について」は、職員の配偶者同行休業について必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、「議案第31号 伊勢市職員定数条例等の一部改正について」は、職員の修学部分休業、自己啓発等休業及び配偶者同行休業の制度を導入することに伴い、職員定数上の取り扱い、企業職員の給与等に関し必要な事項を定めるため、関係する条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第32号 伊勢市職員給与条例の一部改正について」は、地域手当に関する特例措置の適用期間を延長するため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第33号 伊勢市森林環境譲与税基金条例の制定について」は、森林整備及びその促進に関する施策に要する経費の財源に充てることを目的とした伊勢市森林環境譲与税基金を設置するため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、「議案第34号 伊勢市立保育所条例の一部改正について」は、伊勢市立高城保育園及び伊勢市立保育所あけぼの園を廃止するため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第35号 伊勢市重度身体障害者デイサービスセンター条例の廃止について」は、伊勢市重度身体障害者デイサービスセンターについて、民間事業者へ移管するに当たり、条例を廃止しようとするものでございます。 次に、「議案第36号 伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料の基礎賦課額及び介護納付金賦課額の限度額並びに減額賦課に係る所得判定基準を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第37号 伊勢市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について」は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律により、成年被後見人等に係る欠格条項その他の権利の制限に係る措置の見直しが行われたことに伴い、印鑑の登録資格を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 詳細については副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第22号 伊勢市簡易水道事業を伊勢市水道事業に統合することに伴う関係条例の整備について」外15件について補足の御説明申し上げます。 まず、議案第22号について御説明申し上げます。条例関係の議案書の2ページをお願いします。 これは、矢持を給水区域とする簡易水道事業を水道事業に統合することに伴い、関係する条例の改正と廃止を行うものでございます。 第1条から第4条までの伊勢市行政組織条例等の改正では、簡易水道事業に係る規定を削除し、水道事業の給水区域に矢持を加える改正を行い、3ページ中ほどの第5条では、簡易水道事業に係る2本の条例を廃止しようとするものでございます。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第23号 伊勢市行政組織条例及び伊勢市子ども・子育て会議条例の一部改正について」御説明申し上げますので、15ページをお願いします。 これは、令和2年4月実施として、機構改革を行おうとするものでございます。 まず、第1条の伊勢市行政組織条例の一部改正でございます。 改正の内容でございますが、一つ目は、公共施設マネジメントの推進を図るため、新たに資産経営部を設置することといたします。資産経営部には、現在、総務部で行っております財産管理及び契約に関する事務、情報戦略局で行っております公共施設マネジメントに係る事務、都市整備部で行っております市所有の建物の建築に関する事務を移管しようとするものでございます。 二つ目は、ICTの活用をさらに推進するため、現在、総務部で行っております情報システムの整備及び管理に関する事務を情報戦略局に移管しようとするものでございます。 次に、第2条の伊勢市子ども・子育て会議条例の一部改正についてでございます。 これは、現行のこども課の担当事務について、子育て環境の整備や相談支援などを行う子育て応援課と就学前の教育・保育全般を担う保育課の2課体制とすることに伴い、子ども・子育て会議の庶務の担当課について改める必要が生じますことから、この際、附属機関に関する事項について、条例で定めるもの、規則で定めるものの整理を行おうとするものでございます。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第24号 伊勢市監査委員条例の一部改正について」御説明申し上げます。21ページをお願いします。 これは、条例に引用しております地方自治法の条項が移動するため、規定の整備を行おうとするものでございます。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第25号 伊勢市附属機関条例の一部改正について」御説明申し上げます。24ページをお願いします。 これは、伊勢市創業・移転促進補助金の交付対象者の選定についての審査または調査審議を行う伊勢市創業・移転促進事業審査委員会を設置しようとするものでございます。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第26号 市長等の伊勢市に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について」御説明申し上げます。31ページをお願いします。 住民訴訟等現行の法制度では、長や職員等の地方公共団体に対する損害賠償責任は、原則民法の規定に従って、軽過失しかない場合にも、相当因果関係のある損害の全額について追及されることとなっております。 このため、軽過失の場合にも、長や職員等が個人責任としては多額の損害賠償責任を負うことがあり、これによって、長や職員等が大きな心理的負担を抱えることにより、職務の執行においての萎縮、また、厳しい財政状況の中、積極果敢な取り組みも求められる中において、適切な行政運営に弊害が生じるとの見方もあるところです。 こうした課題を解決するため、会社法等の他の法令における役員等の損害賠償責任を軽減する制度を参考に、長や職員等の損害賠償責任を軽減する措置を講じることとして、このたびの地方自治法改正により、条例により損害賠償責任を一部免責する制度、免責条例制度が設けられました。 本件は、この法改正を受け、免責条例を制定しようとするものでございます。 免責条例の内容は、長や職員等がその職務を行うにつき、善意でかつ重大な過失がないときは、賠償責任額から条例で定める額を控除して得た額について免責される旨を定めるというもので、この条例で定める額が、免責後に長や職員等が実際に負担することとなる賠償額、最低責任負担額となります。 最低責任負担額の設定に当たりましては、政令で参酌基準等が定められておりまして、一定の算定方法により求めた給与の年額に長や職員等の職責等に応じた区分ごとに定められた数を乗じて得た額とすることとなっております。本市においては、乗じる数を市長を6とするなど、政令の規定のとおり長や職員等の区分に応じ、それぞれ議案に記載のとおり定めることとしております。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものですが、実際に免責条例の適用があるのは、条例の施行日以後の行為に基づく損害賠償責任に限られることが、改正法の附則において定められております。 次に、「議案第27号 伊勢市一般職の任期付職員の採用等に関する条例等の一部改正について」御説明申し上げます。34ページをお願いします。 これは、令和2年4月から会計年度任用職員制度を導入することに伴い、関係する条例を改正しようとするものでございます。 改正の主な内容でございますが、第2条の伊勢市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正については、職員が採用時に行う服務の宣誓に関し、会計年度任用職員の任用の形態や手続に応じた取り扱いとすることができるようにするものでございます。 次に、引き続き勤務する期間が1年以下のフルタイムの会計年度任用職員については、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の対象となることから、休業補償等の基礎となる補償基礎額について、給料を基に算定する規定を追加するため、第4条において同条例を改正しようとするものでございます。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第28号 伊勢市職員の修学部分休業に関する条例の制定について」御説明申し上げますので、40ページをお願いします。 修学部分休業は、大学等の教育施設において、自主的な多方面にわたる広い知識の習得による職員の能力の向上を目的とした休業制度でございます。 この制度は、公務の運営に支障がなくかつ公務に関する能力の向上に資すると認めるときは、勤務成績等を考慮の上、大学等における修学のために、1週間の勤務時間の2分の1を超えない範囲内で勤務しないことを任命権者が承認するものでございます。 休業の期間については最長で2年とし、勤務しない時間に係る給与については減額することとしております。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第29号 伊勢市職員の自己啓発等休業に関する条例の制定について」御説明申し上げます。 44ページをお願いします。 自己啓発等休業は、自主的な幅広い能力開発や自発的な国際ボランティアへの参加の機会を提供するための休業制度でございます。 この制度は、公務の運営に支障がなくかつ公務に関する能力の向上に資すると認められるときは、勤務成績等を考慮の上、大学等における修学または国際貢献活動のために休業することを任命権者が承認するものでございます。 休業の期間については最長で3年とし、給与については休業中の支給はございません。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第30号 伊勢市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について」御説明申し上げます。50ページをお願いします。 配偶者同行休業は、有為な人材が離職することなく継続して勤務することができるようにするため、公務に支障がないと認める場合に、勤務成績等を考慮の上、外国で勤務等をする配偶者と生活を共にするための休業することを任命権者が承認する制度でございます。 休業の期間については最長で3年とし、休業中の給与の支給はございません。 また、配偶者同行休業をしている職員の代わりに当該職員の業務を処理するため、任期を定めて職員を採用することができることとするものでございます。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第31号 伊勢市職員定数条例等の一部改正について」御説明申し上げますので、56ページをお願いします。 これは、議案第28号から議案第30号までで御説明申し上げました各休業制度の導入に伴い、関係する条例を改正しようとするものでございます。 改正の内容でございますが、まず、第1条の伊勢市職員定数条例の改正は、配偶者同行休業をしている職員を職員の定数に含まないこととするものでございます。 第2条の伊勢市職員の育児休業等に関する条例の改正は、配偶者同行休業をしている職員の代わりに任期を定めて採用された職員は、育児休業及び育児短時間勤務をすることができないこととするものでございます。 次に、第3条及び第4条の上下水道企業職員及び病院企業職員に係る給与の種類及び基準に関する条例の改正は、休業中の企業職員について、修学部分休業をしている間の勤務しない時間に係る給与を減額することとし、自己啓発等休業及び配偶者同行休業については、休業中の給与の支給をしないこととするものでございます。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第32号 伊勢市職員給与条例の一部改正について」御説明申し上げますので、66ページをお願いします。 これは、条例で地域手当の支給割合を4パーセントと定めておりますが、令和2年度においても地域手当を支給しないこととする特例措置の適用期間を延長するものでございます。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第33号 伊勢市森林環境譲与税基金条例の制定について」御説明申し上げますので、69ページをお願いします。 森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保する観点から、今年度から、国から地方公共団体に対して森林環境譲与税が譲与されることとなりました。 このことを受け、譲与された森林環境譲与税を計画的な森林整備、木材利用の促進等の事業に要する経費の財源として積み立てるため、基金を設置しようとするものでございます。 なお、この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第34号 伊勢市立保育所条例の一部改正について」御説明申し上げますので、72ページをお願いします。 これは、二つの保育所の廃止に係るものでございます。 まず、高城保育園は、令和5年4月に二見浦保育園及び五峰保育園と統合し、高台へ移転することとしておりましたが、園児数の減少が著しいことから、統合に先立ち廃止しようとするものでございます。 次に、保育所あけぼの園は、伊勢市の就学前の子供の教育・保育に関する整備方針等に沿って民間事業者へ移管するに当たり、廃止しようとするものでございます。移管先については公募を行い、社会福祉法人むげんのかのうせいを選定いたしました。 なお、この条例は、令和3年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第35号 伊勢市重度身体障害者デイサービスセンター条例の廃止について」御説明申し上げます。75ページをお願いします。 伊勢市重度身体障害者デイサービスセンターは、重度の障がいのある方へのデイサービス事業、重度障がい児への日中一時支援事業を実施してまいりました。 今回、同じ建物内に設置しておりますこども発達支援施設のおおぞら児童園の移転整備の進捗に合わせ、施設類型別計画に基づき、民間事業者へ移管することとして条例を廃止しようとするものでございます。 移管に当たっては、現在の事業を継続しつつ、不足する重度障がいのある方へのショートステイ事業の実施を公募の条件として、移管先を選定しようとするものでございます。 なお、この条例は、令和3年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第36号 伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」御説明申し上げます。77ページをお願いします。 国民健康保険法施行令の改正に伴い、国民健康保険料の基礎賦課額に係る賦課限度額を「61万円」から「63万円」に、介護納付金賦課額に係る賦課限度額を「16万円」から「17万円」に引き上げるとともに、保険料の軽減対象となる世帯を拡大するため、所得判定基準額の見直しを行おうとするものでございます。 なお、この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第37号 伊勢市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。81ページをお願いします。 成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう、成年被後見人等を資格、職種等から一律に排除する欠格条項等を設けている制度について、欠格条項を廃止するなどの法律の改正が行われました。 このたび、国の印鑑登録に係る事務処理要領が改正され、これまで印鑑の登録資格がないものとされていた成年被後見人について見直しがありましたため、本市においても、国の事務処理要領の改正と同様に条例を改正しようとするものでございます。 なお、この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。 以上、「議案第22号 伊勢市簡易水道事業を伊勢市水道事業に統合することに伴う関係条例の整備について」外15件について補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第22号外15件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日、さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定しました。 なお、議案第26号については、地方自治法の規定により、監査委員の意見を求めることとし、議長から監査委員へ意見聴取いたします。監査委員から意見の提出があり次第、全議員へ配付させていただきますので、御承知おきください。----------------------------------- △議案第38号外2件一括の上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、審議の都合により、日程第39、「議案第38号 鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について」から、日程第41、「議案第40号 玉城との定住自立圏形成協定の変更について」に至る3件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま一括上程されました「議案第38号 鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について」外2件について御説明を申し上げます。 これは、鳥羽市、志摩市及び玉城との間において締結をしました定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更するため、伊勢市議会の議決すべき事件に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 詳細については副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第38号 鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について」外2件について補足の御説明を申し上げます。 84ページをお願いします。 議案第38号から議案第40号までは、いずれも定住自立圏形成協定の変更に係るものでございます。 このたびの協定変更は、関係市町との形成協定に生活機能の強化に係る政策分野の取り組みを追加するものでございます。 その内容の一つ目は、一次救急医療体制の維持運営の取り組みでございまして、圏域住民に安心な医療環境を提供するため、歯科の休日・夜間応急診療所を開設していない鳥羽市及び志摩市との間において、伊勢市休日・夜間応急診療所の歯科運営を連携して行おうとするもので、両市においては歯科運営に必要な経費を負担することとしております。 92ページをお願いします。 二つ目は、発達障がい児に対する支援を提供する児童発達支援センターの設置、運営を広域的に取り組もうとするもので、今回、玉城と協定を締結しようとするものでございます。 以上、「議案第38号 鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について」外2件について補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第38号外2件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日、さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。----------------------------------- △議案第41号の上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、日程第42、「議案第41号 市有財産の無償譲渡について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) ただいま上程されました「議案第41号 市有財産の無償譲渡について」御説明を申し上げます。 これは、市有財産を無償で譲渡するにつき、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 詳細については副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(世古明君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第41号 市有財産の無償譲渡について」補足の御説明を申し上げます。議案書の96ページをお願いします。 これは、国・県・市が一体となって取り組んでいる勢田川・桧尻川流域の浸水被害軽減対策の一つとして、国土交通省の桧尻川排水機場についてポンプを増強する等の工事が計画され、市の所有する旧桧尻排水機場がその用地とされましたことから、国において行われる事業の用に供するものとして、土地、建物及び附属設備を無償で譲渡しようとするものでございます。 土地の概要としては、伊勢市船江2丁目1616番44ほか2筆、地目は雑種地、面積は公簿面積で452平方メートルでございます。 建物の概要としては、ポンプ棟、管理人棟ともに鉄筋コンクリート造り平屋建て、面積はそれぞれ84平方メートル、35平方メートルでございます。いずれも今回無償譲渡する土地の上に建っているものでございます。 附属設備は、排水用のポンプ等排水設備一式でございます。 無償譲渡先は、国土交通省中部地方整備局三重河川国道事務所、所長秋葉雅章でございます。 以上、「議案第41号 市有財産の無償譲渡について」補足の御説明を申し上げました。 参考として、物件の明細、位置図等を添付しておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第41号の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日、さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。----------------------------------- △議案第42号の上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、日程第43、「議案第42号 おおぞら児童園新築工事(建築工事)の請負契約について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第42号 おおぞら児童園新築工事(建築工事)の請負契約について」御説明を申し上げます。 これは、おおぞら児童園新築工事(建築工事)について、このたび契約の運びとなりましたので、伊勢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 詳細については副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(世古明君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第42号 おおぞら児童園新築工事(建築工事)の請負契約について」補足の御説明を申し上げます。議案書の101ページをお願いします。 本件は、要件付一般競争入札により1月20日に入札公告を行いましたところ、10者の入札参加があり、2月12日に開札を行ったものでございます。 開札の結果、入札金額1億9,400万円が最低価格でございまして、伊勢市下野600番地13、株式会社西邦建設、代表取締役西口竜也に落札決定しましたので、消費税及び地方消費税を含み2億1,340万円で契約を締結しようとするものでございます。 建物の概要としては、鉄骨造り平屋建て、延べ面積772.47平方メ-トルでございます。 施設については、集団療育を行う療育室や遊戯室、個別で訓練を行う作業療法室や言語指導室等のほか、利用者との相談に使用する相談室や会議や研修を実施する会議室を配置しました。 この工事については、令和2年11月中旬の完了を予定しております。 以上、「議案第42号 おおぞら児童園新築工事(建築工事)の請負契約について」補足の御説明を申し上げました。 参考として、入札結果調書、位置図等を添付しておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第42号の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日、さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。----------------------------------- △議案第43号の上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、日程第44、「議案第43号 市道の路線の認定について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第43号 市道の路線の認定について」御説明申し上げます。 これは、市道の路線を認定するにつき、道路法の規定により、あらかじめ議会の議決を経ようとするものでございます。 詳細については副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第43号 市道の路線の認定について」補足の御説明を申し上げます。議案書の106ページをお願いします。 これは、5路線を認定しようとするものでございます。 小俣明野令1-29号線から神久3丁目令1-32号線までの4路線は、いずれも民間事業者の宅地造成により設置された路線でございまして、市道として認定し、管理を行おうとするものです。 次に、楠部令1-33号線は、三重県から河川用地の占用許可を受け、主に児童の通学路の確保を目的とした歩道を市道として認定し、管理を行おうとするものでございます。 以上、「議案第43号 市道の路線の認定について」補足の御説明を申し上げました。 参考として、位置図を添付しておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第43号の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日、さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。 全員協議会開会のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時00分 △再開 午後2時09分 ○議長(世古明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △議案第45号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(世古明君) 日程第45、「議案第45号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第45号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」御説明申し上げます。 これは、本市区域の人権擁護委員のうち、加藤幹子委員の任期が本年6月30日に満了となりますので、その後任として、再度、加藤幹子さんを推薦するにつき、議会の御意見をお聞きするものでございます。 それでは、加藤幹子さんの略歴について申し上げます。 加藤さんは、昭和26年1月13日生まれ。現住所は、伊勢市上野3420番地。学歴は、昭和46年3月桜井女子短期大学児童教育科卒業。主な経歴として、昭和46年4月東大阪市立長瀬東小学校教諭として奉職され、昭和52年4月同市立大蓮東小学校、昭和56年4月南勢町立迫間小学校、以降、県内の小学校教諭を歴任され、平成21年3月退職、同年4月伊勢市立佐八小学校講師、同年9月退職、平成22年12月主任児童委員、平成29年7月人権擁護委員就任、現在に至っておられますが、主任児童委員についても、現在も御就任をいただいております。 加藤さんにおかれましては、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方であるため、お願いしたいと考えております。 何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第45号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 討論なしと認めます。 ただいまから議案第45号を採決いたします。 本件につきまして、同意することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(世古明君) 起立全員と認めます。 よって、「議案第45号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」は、同意することに決定いたしました。----------------------------------- △議案第46号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(世古明君) 次に、日程第46、「議案第46号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第46号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」御説明申し上げます。 これは、本市区域の人権擁護委員のうち、櫻井久子委員の任期が本年6月30日に満了となりますので、その後任として、新たに前田麗子さんを推薦するにつき、議会の御意見をお聞きするものでございます。 それでは、前田麗子さんの略歴について申し上げます。 前田さんは、昭和26年2月9日生まれ。現住所は、伊勢市小俣元町98番地3。学歴は、昭和48年3月三重大学教育学部卒業。主な経歴として、昭和48年4月桑名市立明正中学校教諭として奉職され、以降、県内の小中学校教諭を歴任され、平成14年4月鳥羽市立弘道小学校教頭、平成16年4月玉城町立外城田小学校教頭、平成18年4月志摩市立成基小学校長、平成19年4月度会町立一之瀬小学校長、平成20年4月玉城町立下外城田小学校長、平成22年3月退職、平成23年4月社会福祉法人宮山理事及びみややま保育園長、平成27年3月社会福祉法人宮山みややま保育園長退職、平成28年2月社会福祉法人宮山評議員、平成29年5月社会福祉法人宮山理事退任、社会福祉法人宮山評議員につきましては、現在も御就任をされております。 前田さんにおかれましては、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方であるため、お願いしたいと考えております。 何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 質疑に入ります。 御発言はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第46号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 討論なしと認めます。 ただいまから議案第46号を採決いたします。 本件につきまして、同意することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(世古明君) 起立全員と認めます。 よって、「議案第46号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」は、同意することに決定をいたしました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(世古明君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 議案の精読のため、明26日から28日までの3日間を休会といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 よって、明26日から28日までの3日間を休会とすることに決定をいたしました。 継続会議は、来る3月2日午前10時から開きます。 それでは、本日はこれをもちまして散会といたします。 なお、本日御出席の皆様には開議通知を差し上げませんから、御了承をお願い申し上げます。 ありがとうございました。 △散会 午後2時16分 会議の顛末を録し、ここに署名する。   令和2年2月25日        伊勢市議会議長     世古 明        伊勢市議会議員     宮崎 誠        伊勢市議会議員     久保 真...